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[原発・フッ素48] 3号機巨大建屋カバー搬入=プール燃料取り出しで―福島第1(6/27 時事通信) 怪傑
5. 2017年7月07日 22:46:02 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[1]
> 福島第1原発3号機の使用済み燃料プールに保管されている核燃料の取り出しに向け、
> 原子炉建屋上部に設置する巨大なカバーの搬入を始めた。
> 燃料取り出し用の機器を風雨から守るとともに、放射性物質の飛散を防ぐ狙いがある。
> 8月には建屋への設置を開始する。

周辺の設備についての報道ばっかりで、
肝心の、燃料550体が小瓦礫群で埋れて目視できない(取っ手さえ見えない)状態が解消されたのか
の報道が全くない。
小瓦礫群撤去の進捗報告は、「撤去に着手」と1年半前(2015年末)に報告されて以来、一切ない。
http://fukushimadisasternote.1apps.com/
を見ればわかるとおり、「撤去に着手」と報告したっきりダンマリ。
(小瓦礫群とは「その他瓦礫」のことです。大型瓦礫とCUW/FDハッチ蓋以外はすべて「その他」だろう!)

こう言うと、
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images1/d160526_08-j.pdf#page=17&zoom=50
が進捗報告だと言って来る人が居そうだけど、
撤去完了の小瓦礫と、残ってる「床狭隘部残留小瓦礫」を、何を基準に振り分けてるのがはっきりしない。
それまでの進捗報告に「床狭隘部残留小瓦礫」なんてものは無かったのですよ。
燃料550体を覆い隠してる小瓦礫を全部「床狭隘部残留小瓦礫」と呼ぶようにしたんじゃないか?
着手の宣言だけして、実際には何もせずに、燃料550体が埋れた状態を今も放置してるんじゃないのか?

ここまで隠し続けるのは、
東電自身が、プール内燃料の何割かが大気中に飛散してプール内から無くなってる、
と思ってるからじゃないのか!

違うというのなら、現状をありのまま撮影して、公開してみろ!
周辺の設備についての発表ばかりしてないで!

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/372.html#c5

[原発・フッ素48] 3号機巨大建屋カバー搬入=プール燃料取り出しで―福島第1(6/27 時事通信) 怪傑
7. 2017年7月08日 22:44:12 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[2]
>>6.
> >>5.
> > 撤去完了の小瓦礫と、残ってる「床狭隘部残留小瓦礫」を、何を基準に振り分けてるのがはっきりしない。
> > それまでの進捗報告に「床狭隘部残留小瓦礫」なんてものは無かったのですよ。
> > 燃料550体を覆い隠してる小瓦礫を全部「床狭隘部残留小瓦礫」と呼ぶようにしたんじゃないか?
>
> 読めないの?プールのラックには、下側に水の循環に必要な隙間が有るし燃料の間にも隙間が有る
> その隙間に挟まった状況で有る小さな瓦礫って事ですよ。
> ちゃんと日本語を勉強したら中共の工作員君よ。

「呼ぶようにした」と書かれてとおり、
覆い隠してる物を、
本来は「床狭隘部残留小瓦礫」と呼んではならないのに、
強引に「床狭隘部残留小瓦礫」と呼ぶようにした、
という意味に決まってるじゃん!
「ようにした」という言い回しに、他にどんな意味がある?

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images1/d160526_08-j.pdf#page=17&zoom=50
が、あなたの説明した通りの基準で振り分けて報告した物なら、いいんですけどね。
そうなっていない疑いがある、という話をしてるんでしょう。

例えば、あの連中は、
燃料550体のあった場所を覆い隠してる小瓦礫群を放置してて、後でそれがバレたとき、
「燃料と燃料の隙間に挟まってる破片(小瓦礫ではない!)は、燃料取り出しのとき一緒に行う。
 そこで、燃料取り出しのとき一緒に行う物をすべて「床狭隘部残留小瓦礫」と再定義した。
 その後、覆い隠してる小瓦礫も、燃料取り出しのとき一緒に行うことにした。
 だから、覆い隠してる小瓦礫も「床狭隘部残留小瓦礫」に含まれてしまっただけだ。成り行きで...」
とか屁理屈を言って、言い逃れしそうです。
というか、覆い隠してる小瓦礫を燃料取り出しまで手を付けないことが至上命令で、
その命令を、後でバレても自分が処罰されないように実行するために、こういう屁理屈を捻り出して、
変な基準で振り分けて実態とかけ離れた報告をされている疑いがある、という話をしてるのです。

本当に、「床狭隘部残留小瓦礫」が、文字通り、燃料と燃料の隙間に挟まってる破片だけだというのなら、
現状をありのまま撮影して公開すれば済む話なのです。
2015年秋までは、燃料が一部でも姿を現した場所だけは、撮影して公開してたでしょう。
2016年以降、なぜ、その撮影と公開を全くしなくなったんだ?
まだ10〜20体分しかしていないんだから、2015年秋で打ち切っていいわけないでしょう。


> 君の言う事が出鱈目だったら、君はどう責任を取ってくれるのかな?

未公開分550体について、
一切飛散せずに全部そこにあるのか、
何割か飛散してそこから無くなってるのか
どちらなのかわからないから画像の公開を求めるんでしょう。
2015年秋までしてた当然の公開を求めてるだけなのに、
「一切飛散せずに全部そこにあった場合、公開を求めたことに対して責任をとれ!
 それが嫌なら公開を求めずに、自分や家族の命を政府や東電に丸投げにしろ」
ってか?
2015年秋までしてた当然の公開、それを求めてどう責任なんだ!

あなた方が、
「瓦礫撤去後の画像を見るまでもなく、一切飛散せずに全部そこにあるに決まってる」
と根拠もなく日本中に言って回ってるから、
瓦礫撤去後の画像を見ない限りわからないと説明してるだけです。

瓦礫撤去後の画像を見ない限りわからないと言っただけで、
「不安を煽るな! 責任をとれ!」ですか?
瓦礫撤去後の画像をずっと隠蔽し続けながら、そんなこと言うのはおかしだろう。

必要だと主張してるのは画像の公開だけです。
移住費用を出すことではない!(移住費用を出すかどうかは瓦礫撤去後の画像を見てから決めればいい)

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/372.html#c7

[原発・フッ素48] 3号機巨大建屋カバー搬入=プール燃料取り出しで―福島第1(6/27 時事通信) 怪傑
8. 2017年7月09日 23:00:49 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[3]
>>6.
> 2003年4月10日に起こったハンガリーのPaks原子力発電所事故を調べて見たら
> 30体の使用済み燃料が崩壊して、温度も1000度を超えたのに君の言うような
> 飛散には至ってないし、単にタンクの中に崩壊して落ちただけ
> 再臨界だの爆発だの起こってたらタンクの蓋は吹き飛んでるはず
> 希ガス放出以外は起こってないですよ

Paksの事故がそれで済んだ理由は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80
「放射性の使用済ウラン燃料ペレットが燃料体から洗浄タンクの底に崩落している」
とあるとおり、
ゆっくりバラバラになって真下に落ちて、底にシャーベット状に薄く拡がった結果、集まった
という集まり方をしてくれたからでしょう。
福島3号機プール内で2011年爆発時に起きたと推測される集まり方と全然違うじゃん!

下図の、=をプールの底、@を燃料ペレット、矢印を水の動いた方向とすると、

Paksで起きた、燃料の集まり方

 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
 ==============================

福島3号機プール内で2011年爆発の瞬間に起きたと推測される、燃料の集まり方

 ・・・・・・爆心
 @@@←←←←→→→→@@@
 @@@←←←←→→→→@@@
 @@@←←←←→→→→@@@
 @@@←←←←→→→→@@@
 @@・@←←←←→→@・@@
 @・@・@←←→→@・@・@
 ==============

福島では、
例えば、水素爆発による圧力で水面が凹んで、水が水平に動いて、水流の圧力で押されるとか、
正確な動きはわからないけど、
とにかく、
あの一瞬で、燃料棒が集まる際には、バラバラになって底に落ちて薄く拡がってから集まる、
なんて集まり方をしてくれるわけがない。
集まったすれば、ほとんど棒状のまま集まった筈(あの一瞬ならそうなるだろう)だから、
つまり塊状になってしまった(塊状と言っても隙間に水はあるよ。塊状はあくまで傾向)から、
核分裂が他の核分裂を誘発する増え方の倍率が×1を超えてしまったとしても、おかしないのです。

燃料棒の設計では、もし壊れても×1を超えないよう、集まったとしても薄く拡がって集まるよう、
損傷したらバラバラになる対策(ぺレットを縦に並べて巻いて棒状にする)が施されてるけど、
プールの水面での水素爆発により瞬時に壊された場合、そんな対策、役に立たない。
あなたは、わざわざPaksを引き合いに出したのだから、
「たとえ水素爆発で壊れても、連鎖反応が起きるような集まり方はしない」という意味で言ってるんですよね。
Paks引き合いに対して「それは違う」と言ってるのです。水素爆発で壊れるか否かを議論してるのではない。

密集したら連鎖反応を起こすような危険な物を入れてるプールの水面で水素爆発が起きるなんて、
燃料棒の設計の際、想定してたと思いますか?
想定してなかったけど、壊れたときの集まり方は想定通りになってくれるに決まってる
とでも言うのですか?
何が起こるか、2011年爆発で何が起こったか、わかりはしないんですよ。
未公開分の550体を置いてた場所の、瓦礫撤去後の画像を見ない限り、わかりはしないんですよ。


> 飛散しただの有り得ない事を言うばかりじゃないでしょうよ

連鎖反応が起きることが理論上あり得るからこそ、
損傷したらバラバラになる対策(ぺレットを縦に並べて巻いて棒状にする)が施されてるんでしょう。
連鎖反応を防ぐため以外に、わざとバラバラになりやすく作る理由があるのか?

その対策が効く筈だから有り得ない、という意味であり得ないと言ってるのなら、
プールの水面での水素爆発により瞬時に壊された場合は違う、という上の説明を読んでください。

プールの底にシャーベット状に薄く拡がる集まり方以外の集まり方をされたら、アウト!なんですよ

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/372.html#c8

[原発・フッ素48] 作業員の内部被曝量、100ミリシーベルト台 大洗事故(朝日新聞) 赤かぶ
9. 2017年7月12日 19:10:41 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[4]
> このプルトニウムが239だとすると半減期は24100年だから
> 10,000ベクレルの不溶性酸化物を吸入した時の実効線量は83ミリシーベルト
> だから、発表は妥当な線だと思うがね。
> ただ、娘や孫の放射性物質がどの程度含まれて居たかは疑問点として残るがね

プルトニウムが
肺に点在して各々に大量に集まったままの状態と、
身体全体に分散した場合では、
癌発症率、つまり癌細胞が増殖を始める確率が桁外れに違うと思うのだけれど...

肺では、プルトニウムの集まってる所の周辺ばかり極端に偏って
癌化した細胞が密集して発生する(α線によって癌化させられる)のだから、
同じ癌細胞が発生するにしても、
狭い範囲に密集して発生させられた方が、
癌細胞が増殖を始める確率が遥かに高いような気がする。

内部被曝の話のときでさえ、
全身のシーベルトの総量で決まるという外部被曝の理論に固執して、
話を広めてるような気がする、大手マスコミもグルになって。

肺に何ベクレルか、で説明しないと嘘だ。

大手マスコミは、
それをすると、
22000ベクレルを途轍もない量と報道しながら、
10000ベクレル以下としかわからないものを少量であると報道してしまったことがバレて
嘘つきだとバレるから、
未だに、検出限界の話は曖昧、肺から目を逸らす、
等おかしな説明をしている。

プルトニウムは肺にとって脅威なのだ。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/391.html#c9

[原発・フッ素48] 3号機巨大建屋カバー搬入=プール燃料取り出しで―福島第1(6/27 時事通信) 怪傑
13. 2017年7月12日 23:02:25 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[5]
>>10.

> >密集したら連鎖反応を起こすような危険な物を入れてるプールの水面で水素爆発が起きるなんて、
> >燃料棒の設計の際、想定してたと思いますか?
>
> 設計以前に、水中に有る物質が空中の爆発で被害を受ける方が可笑しいと思うけど。
> 潜水艦を攻撃するのに触発信管の爆弾を落としても被害はないから爆雷を使うんですからね

青天井の海とは状況が違うでしょう。なぜ関係のない話を持って来る?

プール水面と壁と天井で囲まれた狭い密封空間で、
そこにあるガスの何割かが一気に3000℃超になる、
そこにあるガスの何割か一気に10気圧になるのですから
(絶対温度で3000℃は常温の10倍くらいだから圧力も10倍)、
爆心の真下の水面が、水を水平方向に押しのけながら凹むでしょう(周りの水面が盛り上がる)。

つまり、プール内の水が突然水平に動かされるのです。
ラックの間には隙間もあるし、ラックの上面が凸凹だから、
どんなふうに乱流が起こるかまではわからないないけど、
水流の圧力で破壊されてもおかしくないでしょう。

プール水面と壁と天井で囲まれた狭い空間は狭く、そこが密封されてるのです。
プールの外でプールより下との間に穴があるとは行っても、
10気圧になるのは一気なのだから、圧力がその穴を通って逃げる前に水面が凹むよ。

こういうと、10気圧は水面全体にかかるから水面が凸凹になることはない
というかもしれないけど、
爆心で燃焼を始めてから、その燃焼が水面の他の所まで拡がるのにも、
爆心で出来た10気圧の気体が、水面の他の所(1気圧)に拡がるのにも、
時間ゼロでは無理なのだから、
均一化されるまでの一瞬、水面が凹むのことは、充分あり得るんですよ。

水面全体で燃焼が始まって、水面全体で同じよう進行して同時に3000℃超になる、
なんてあり得ないのだから、一瞬とはいえ、水面には、場所よって差異の圧力がかかるのです。


> >燃料プールにある使用済燃料は、原子炉にある燃料と同じものなのです。
>
> 使用済み核燃料の場合はね、ウラン235の燃え残りは0.5パーセント程度
> プルトニウムは239が約0.5パーセント、全プルトニウム(15種類)でも1パーセント
> 程度しかないものね、このうち半減期1日未満なのが6種類、核分裂性なのが3種類です

同じ原子炉だって、運転を始めて何ヶ月も経ったら燃料交換した直後よりウランの純度は下がってる。
ウランの純度の差は決定的な差ではないですよ。

使用済燃料は純度の低いものだけ持って来てるから、ずっと低いように思うかもしれないけど、
それでも決定的な差ではないので。
燃料プールは、平常時でさえ、核分裂が他の核分裂を誘発するときの増え方の倍率が×0.95あることは、
東電も政府も認めているのです。
燃料プールへの詰め方を変える際、規制を×0.95から×0.98に緩める改変をしたのです。
そのとき東電も政府も改正前は×0.95あったことは認めている。
東電は、詰め方を変えると×0.95を超えるけど、×1までの余裕で充分だ、
という答え方をしてるのです。

平常時で×0.95だったら、
燃料同士の間隔が、縦7%、横7%短くなっただけで
×1.1くらいになってしまうよ。

だから、
> 同じって言ってるみたいだけど、3パーセント濃縮と同じって無茶言ってるよ

無茶じゃないんですよ。
純度が低いとは言え、即発臨界が起きないほど、低くはないのです。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/372.html#c13

[原発・フッ素48] 3号機巨大建屋カバー搬入=プール燃料取り出しで―福島第1(6/27 時事通信) 怪傑
14. 2017年7月14日 22:54:29 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[6]
>>10.
> >燃料プールにある使用済燃料は、原子炉にある燃料と同じものなのです。
>
> 使用済み核燃料の場合はね、ウラン235の燃え残りは0.5パーセント程度
> プルトニウムは239が約0.5パーセント、全プルトニウム(15種類)でも1パーセント
> 程度しかないものね、このうち半減期1日未満なのが6種類、核分裂性なのが3種類です

そうであったとしても、平常時でさえ×0.95ある状態で、純度の差では救われなのです。
根拠は以下の資料(関電のだけど。東電のを示せたら明快なんだけどネットからは見つけ出せなかった)。
詰め方を変える前の×0.938は、どの電力会社も似たようなものですから、
東電も×0.938かそれ以上ある、ということだけはわかる(実際には詰めてて×0.95超えてると思うけど)
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/takahama3_kenkai101213.pdf#page=2
https://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/27340470.html

なお、これは遮断板で仕切っていてもこれくらいあという意味で、もし遮断板が無かったらもっと酷い。

それと、後者のリンク先にある「臨界の恐れあり」とは、
ラックが壊れず間隔が狭くなることがなくてもこのザマ、という意味で、
ラックが壊れて間隔が狭くなってしまったらアウト!です。

ここで「×0.95あると連鎖が起きて熱が出て来て溶ける筈だ」と思う人のために、説明しておきます。
燃料プールであっても、自発的核分裂が常に起っていますが、
×0.95あると、確かにそれでは済まず、自発的核分裂の発生頻度の20倍の核分裂が常に起った状態になっています。
それでも、自発的核分裂の発生頻度があまりにも低いため、その20倍でも出て来る熱の量がほぼゼロで済むのです。
連鎖が起きているけど、連鎖による増え方が20倍で頭打ちになるからほぼゼロで済んでいるのです。

それに対し、例えば×1.1だと、
即発中性子だけで×1.089になる、つまり0.0001秒ごとに×1.089超(遅発中性子分,加算されるから超)で増えて行く
から、0.05秒で 1.089の500乗 = 3265426兆倍 になる。
つまり、20倍か3265426兆倍かの差なのです(常に連鎖はしてる。収束して頭打ちになるけど)。

燃料プールでは、連鎖してるわけがないと思うのは勘違い。連鎖が収束するからというだけのことなのです。
平常時の間隔で、既に×0.938くらいで連鎖してるのです。

ちょっとしたことで、×1.1になって、20倍が3265426兆倍に膨れ上がることはわかると思います。

■なお、×0.95だと20倍になる理由は、
例えば、自発的核分裂の発生頻度が、ある質量あたり1秒間に10000個だとすると、
その自発的核分裂のせいで分裂する個数の総数は、
  10000 + 10000×0.95 + 10000×0.95の2乗 + 10000×0.95の3乗 + ‥‥
= 10000×(1 + 0.95 + 0.95の2乗 + 0.95の3乗 + ‥‥)
そこで、(1 + 0.95 + 0.95の2乗 + 0.95の3乗 + ‥‥) を求めると...
  (1 + 0.95 + 0.95の2乗 + 0.95の3乗 + ‥‥)×(1 - 0.95)
= 1 + 0.95 + 0.95の2乗 + 0.95の3乗 + ‥‥
- (1 + 0.95 + 0.95の2乗 + 0.95の3乗 + ‥‥)×0.95
= 1 + 0.95 + 0.95の2乗 + 0.95の3乗 + ‥‥
- 0.95 - 0.95の2乗 - 0.95の3乗 - 0.95の4乗 - ‥‥
= 1(1以外、打ち消しあって消えるから)
だから、
(1 + 0.95 + 0.95の2乗 + 0.95の3乗 + ‥‥) = 1/0.95 = 20

P.S.
「同じ原子炉だって、運転を始めて何ヶ月も経ったら燃料交換した直後よりウランの純度は下がってる」
だとわかりにくいので、言い方を変えます。

プール内にある、その、純度0.5%の使用済燃料は、
燃料交換直前までは、発電中の原子炉で、他の純度の燃料に混じって連鎖反応していた物なのです。
原子炉内で、純度0.5%の燃料が、他の純度の燃料に混じって連鎖反応していたのです。

純度についての、原子炉とプールの違いは、
原子炉は純度の高い物と低い物が混在しているけれど、
プールは純度の低い物だけ。

この差は決定的に思えるかもしれませんが、
現実には、純度の低い物だけであっても、
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/takahama3_kenkai101213.pdf#page=2
https://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/27340470.html
のとおり、間隔を狭くすれば連鎖反応してしまうのです。
というか、連鎖反応しないぎりぎりを狙って詰め方を決めてるのだから、そうなるよ。

ここで言ってる連鎖反応の意味は、個数が発散するような連鎖という意味ね。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/372.html#c14

[原発・フッ素48] 3号機巨大建屋カバー搬入=プール燃料取り出しで―福島第1(6/27 時事通信) 怪傑
16. 2017年7月15日 23:02:55 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[7]
> >>14.
> > 現実には、純度の低い物だけであっても、
> > http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/takahama3_kenkai101213.pdf#page=2
> > https://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/27340470.html
> > のとおり、間隔を狭くすれば連鎖反応してしまうのです。
>
> はー疲れる
> 反応度が1を超えない限り、ほっとけば自然に停止する訳、連鎖反応は起こしてるとは
> 言えないのだよ、何で理解出来ない訳ですか?

この箇所は、
「平常時の反応度が極端に低いから、爆発で間隔が狭くなっても(反応度は1を超えず)連鎖反応しない」
と、はっきり嘘を言って来たことに対して、
「平常時でも反応度は0.95あるから、爆発で間隔が狭くなったら(反応度は1を超え)連鎖反応する」
と正した箇所です。

「間隔を狭くすれば」とは、
水素爆発による破損で、平常時の間隔からさらに間隔が狭くなったときの話に、決まってるじゃん!

反応度が1を超える理由を説明して「反応度が1を超える」から連鎖反応すると言ってる相手に、
「反応度が1を超えない限り、停止する」とレスするのは、おかしいでしょう。

2011/3/11、3号機で、
まず、プール水面と天井と壁の狭い密封空間で水素爆発が起き、水面に凸凹が出来て水が水平に動いた、
その際、水流に圧力でラックが壊れて燃料の間隔が狭くなって、反応度が1を超えて連鎖反応した疑いがある
と説明したことに対して、
使用済燃料は
「間隔をどれほど狭くしても絶対に連鎖反応しない」という嘘を言って来たから、
「間隔を狭くしたら連鎖反応する」と正した箇所なのです。
実質的には、
「間隔をどれほど狭くしても絶対に反応度は1を超えない」という嘘を言って来たから、
「間隔を狭くしたら反応度は1を超える」と言ってるのです。

「1を超えない」と言われて「1を超える」と反論してる相手に、
「反応度が1を超えない限り、停止する」とレスするのは、おかしいでしょう。

そんな大前提、9.を読めばわかるでしょう。
>>9.
> 原発では燃料は絶対爆発しないとされてるけど、
> それは、
> 核分裂が他の核分裂を誘発する増え方の倍率が×1.01未満を死守できるよう制御できる
> という意味で言ってるのであって、燃料自身がそういう意味じゃなのです。
> ×1.01未満を死守できれば、99%を占める即発中性子が×1未満になるので、
> 増え方はゆっくり、熱も大して出ない、とういう意味で、絶対爆発しないと言ってるだけ。
>
> また、使用済だから連鎖反応を起こす能力が無くなってるという説明も嘘。
> 燃料プールは平常時でさえ×0.95あることは政府も東電も認めている。
> 以前、燃料プールでの規制を×0.95を×0.98に緩めた際に、住民との応酬があった記録がある。
を見ればわかるとおり、

最初から最後まで、ずっと、反応度が1.01を超える(即発臨界)か否かを論じていて、その過程で
「使用済だから1.01を超えない」と言って来て、その根拠が「純度が0.5%だから」みたいなので、
「純度が0.5%でも反応度が0.95ある」と説明した、9.では。

「反応度が0.95ある」を、でっち上げだと言って来そうだから、14. で、その証拠を示した。
この 14. は、9.の「平常時でも0.95」の証拠を示しただけの場所なのです。

だいたい、あなた、自分自身が、
> >ラックが壊れず間隔が狭くなることがなくてもこのザマ、という意味で、
> >ラックが壊れて間隔が狭くなってしまったらアウト!です。
>
> だからさ、ペレット自体がバラバラに落ちても連鎖反応は起こさない訳\\\
と書いている、
「ラックが壊れて間隔が狭くなってしまったら」を引用している。

あなた、「間隔を狭くすれば」とは、
水素爆発による破損で、平常時の間隔からさらに間隔が狭くなったときの話だと知ってて、
わざと曲解してレスつけてるだろう!


> 不可能を可能には出来ませんし、君のは無意識の悪意と言うんだよ
> 原発村より福島で復興に努力している人たちにとっては迷惑な話だからね。

毒の粉を吸わされて殺される人達の心配をしてるのですよ。


http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/372.html#c16

[原発・フッ素48] 3号機巨大建屋カバー搬入=プール燃料取り出しで―福島第1(6/27 時事通信) 怪傑
18. 2017年7月16日 22:38:49 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[8]
> >「爆発で間隔が狭くなっても」を、でっち上げだと言って来そうだから、14. で、その証拠を示した。
> >この 14. は、9.の「平常時でも0.95」の証拠を示しただけの場所なのです。
>
> だからだ、0.95では爆発も臨界も起こらないです、だから崩壊熱以外は有りません
> そもそも、核反応自体が理解できてない君が何が分かってると言うのですか?

0.95で爆発が起きるなんて誰も言ってないだろう!

あなたの引用してる箇所は、
「水素爆発による破損で、間隔が狭くなって反応度が上がっても、元々の反応度が低いから1を超えない」
と言い張ってる奴に対して、
「元々の反応度が低い」というのは嘘だ、
元々の反応度は本当は0.95あるから、もし間隔が狭くなったら1を超える、
と説明してる箇所です
(間隔が前後方向3%、左右方向3%短くなっただけで密度が6%くらい上がって反応度は1を超えるだろう)。

この箇所は、
「もし反応度が上がったときに1を超えるくらい、元々の反応度が高いか否か」
という話をしてるに、決まってるじゃん!

だいたい、あなた自身が、
> >あなた、「間隔を狭くすれば」とは、
> >水素爆発による破損で、平常時の間隔からさらに間隔が狭くなったときの話だと知ってて、
>
> 知ってますよ、だけど、起こり得ない現象を議論したいわけですか?
と書いている。

破損で間隔が狭くなって反応度が0.95から1.xxに上がったときの話を書いてると知っていながら、
まるで私が「0.95のままで爆発が起きる」と寝ぼけたことを書いてるかのように、
「だからだ、0.95では爆発も臨界も起こらないです」と書くのは、おかしいだろう!

もし、破損で間隔が狭くなることは起こり得ないから意味がないと言いたいのなら、
「破損で間隔が狭くなる、なんて事は絶対にないから、爆発も臨界も起こらない」
と書くべきです。


> 核分裂が発生する条件って分かってますか、熱中性子が核分裂物質に当たる事です。
> これは臨界を起こすことを前提に作られた原子炉とは違います
> 分裂で出る中性子は全てが高速中性子です、この中性子が水分子に5回前後衝突した
> 後で原子核に衝突する事です。
> 間隔が広くても狭くても、気泡が有っても無理ですよ、出た中性子は核反応を起こせない訳ですよ。
> だから1を下回って居るんですね

プール内にも水はあるのだから、
「中性子が水分子に5回前後衝突した後で原子核に衝突する事」はプール内でも起こってる。
原子炉とプールの違いを説明するのに、なぜそんな関係のない話を、持って来るんだ?
無視するよ(2者で差異の無いこと書かれても意味が無い)。
そこで次の話に移るけど、
「間隔が広くても」「気泡が有っても」はわかるけど、
「間隔が狭くても、核反応を起こせない」は一体何を根拠に言ってるのかわからない。


■恐らく同一人物と思われる人間と、
私の説明を曲解した無意味なレスや無関係なレスばかりされて、
それは曲解、それは無関係、という対処ばかりしてる、長々とした応酬があるけど、
閲覧者の皆様、そんな応酬読んで、時間の無駄です。

閲覧者の皆様におかれまして、これから書くことだけじっくり読んでください。

まず、私がしようとしてることは、
3号機プール内の未公開分550体の目視可能になった画像の公開を求める世論を巻き起こすこと、それだけ。
それで、その、恐らく同一人物と思われる人間は、それをされたら迷惑だ、
今の、画像の公開を誰も求めないままにしておかないといけないと言ってる。

それから、私が様々な説明を書いているのは、
私が、起こっていそうな推測に対して、
あやふやな根拠で「絶対に起こるわけが無い」と言って騙して、
何が何でも「その画像を公開する必要はない」という結論に持って行って
その画像の公開を求める世論を潰そうとされたから、
その画像を公開しない限りどちらかわからないと説明しないといけなくなって書いてるだけ。

すべては、
3号機プール内の未公開分550体の目視可能になった画像の公開を求める世論を巻き起こすこと、
のためだけ。

あと、


http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/372.html#c18

[原発・フッ素48] 3号機巨大建屋カバー搬入=プール燃料取り出しで―福島第1(6/27 時事通信) 怪傑
21. 2017年7月17日 22:45:10 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[9]
>>17. の続き。
閲覧者の皆様におかれまして、これから書くことだけじっくり読んでください。

燃料プール内の、核分裂が他の核分裂を誘発するときの倍率が、
平常時でさえ ×0.95 くらいあることは、動かせない事実です。
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/takahama3_kenkai101213.pdf#page=2
https://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/27340470.html
前者の資料なんて関電の資料ですよ。関電でさえ自分の資料で ×0.95 くらいあると言っている。
福島第1原発の3号機プールも似たようなものです(東電だけ×0.10とか、そんなことあり得ない)。

「ウラン純度が0.5%の物ばかりだから×0.95もあるわけない」とか、
「ラックにホウ酸(飛んでる中性子を減らす)が入ってるから×0.95もあるわけない」とか、
言って来る奴が居るかもしれないけれど、相手にしなくていい。
この資料は、それらの努力をしても ×0.95 くらいにはなってしまう、ということを示している。

それから、間隔が前後方向7%、左右方向8%狭くなるなりして燃料の密度が15%上がったら、
その倍率もだいたい15%上がる、これもほぼ間違えない(正確に比例してなくても大筋ではそう)。

水に気泡が発生して水(中性子を減速)の密度が下がって倍率も下がって行くのは確かだけど、
×0.95がら15%上がった×1.1だと、燃料自身が気化するまで0.05秒しか掛からないから、
水の密度がちょっとしか下がっていないうちに、倍率がちょっとしか下がっていないうちに、
もう気化してるよ。
気泡が出来るにしても、周りの水を押し除けながらだから、時間ほぼゼロでは出来ないと思うが...
仮に時間ほぼゼロで出来たとしても、気泡は高い圧力で出来て密度は高いままでは?
(周りの水をまだ押し除けてない、まだ空間を確保できていないうちに出来るとすれば、そうなる)

■だから、
使用済燃料の一部が自分自身を気化するほどの連鎖反応を起こしたか否かは、
水素爆発の外力で何らかのメカニズムが働いてラックの一部が壊れたか否か、
正確には、ただ壊れただけでなく、燃料の密度が15%上がるような壊れ方で壊れたか否かの、
の一点に掛かっている。

プール水面での水素爆発は、プール内の水を、圧縮できなくても、動かすことはできるからな。
爆発が、プール水面全体で同時に始まるなんてことは、あり得ない。
ある地点で爆発が始めり、その爆発が拡がってプール水面全体の圧力が均一になるにしても、
爆発で出来た圧力の高い気体が膨張してプール水面全体の圧力が均一になるにしても、
時間ゼロでは無理なのだから、
爆発が始まった瞬間は、場所によって圧力は不均一。
圧力の高い箇所の真下の水面が、下の水の水平方向に押しのけながら凹む。
代わりに圧力の低い箇所の真下の水面が盛り上がる、ということが起きそうでしょう。
一瞬だけだけど、プール内で水は水平方向に動くのです。

爆発は密封空間で起こったのだから、
圧力差も大きく、一瞬とはいえ、水を急激に動かした可能性があるでしょう。
水の流れの圧力で、ラックが壊れそうじゃないですか?

閲覧者の皆様、その変のことも考えてみてください。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/372.html#c21

[原発・フッ素48] 3号機に潜水ロボット投入へ 7/19(水) 6:35配信 Fuji News Network 知る大切さ
4. 2017年7月19日 23:01:43 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[10]
格納容器内の燃料が今も全部そこにあるか目視確認できない問題より、
燃料プールの燃料が今も全部そこにあるか目視確認できなかった(瓦礫で覆い隠されて)問題が
どうなったかを、先に発表すべき。

燃料プールの燃料の話になった途端に、
2015年秋に10〜20体が今もそこにあることが目視確認できたと発表して以来、一切発表がない。
566体の中550体も、つまり大半について、未だに目視確認できたのか否かの発表がない。

■燃料プールの方が格納容器より簡単にケリが付くと言ってるくせに、
燃料プールの燃料の大半について、今も全部そこにあるか目視確認できたのか一切発表せずに、
格納容器内の話ばっかりしてるのは、おかしいだろう!

「燃料プールの燃料の方は、目視確認しなくても気化して飛散した本数はゼロに決まってるから」
といくら説明されても、その真偽を国民は判断できない上、
しかも、プール全体をありのまま撮影して画像を公開、という国民が一目瞭然で判断できる方法がある
のだから、その一目瞭然で判断できる方法を避け続けて、説明だけでごり押しするのは、おかしいだろう!

この暴挙に対抗する最も有効な手段は、
3号機プール内の未公開分550体の目視可能になった画像の公開を求める世論を巻き起こすことです。
閲覧者の皆様、ご協力ください。

その画像を見ない限り、どちらなのかわかりはしない。それが正しい認識。

燃料プール内の、核分裂が他の核分裂を誘発するときの倍率が、
平常時でさえ ×0.95 くらいあることは、動かせない事実です。
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/takahama3_kenkai101213.pdf#page=2
https://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/27340470.html
前者の資料なんて関電の資料ですよ。関電でさえ自分の資料で ×0.95 くらいあると言っている。
福島第1原発の3号機プールも似たようなものです(東電だけ×0.10とか、そんなことあり得ない)。

「ウラン純度が0.5%の物ばかりだから×0.95もあるわけない」とか、
「ラックにホウ酸(飛んでる中性子を減らす)が入ってるから×0.95もあるわけない」とか、
言って来る奴が居るかもしれないけれど、相手にしなくていい。
この資料は、それらの努力をしても ×0.95 くらいにはなってしまう、ということを示している。

また、
間隔が前後方向7%、左右方向8%狭くなるなりして燃料の密度が15%上がったら、
その倍率もだいたい15%上がる、これもほぼ間違えない(正確に比例してなくても大筋ではそう)。

水に気泡が発生して水(中性子を減速)の密度が下がって倍率も下がって行くのは確かだけど、
×0.95がら15%上がった×1.1だと、燃料自身が気化するまで0.05秒しか掛からないから、
水の密度がちょっとしか下がっていないうちに、倍率がちょっとしか下がっていないうちに、
もう燃料は気化してるよ。
気泡が出来るにしても、周りの水を押し除けながらだから、時間ほぼゼロでは出来ないと思うが...
仮に時間ほぼゼロで出来たとしても、気泡は高い圧力で出来て密度は高いままでは?
(周りの水をまだ押し除けてない、まだ空間を確保できていないうちに出来るとすれば、そうなる)

■だから、
使用済燃料の一部が自分自身を気化するほどの連鎖反応を起こしたか否かは、
水素爆発の外力で何らかのメカニズムが働いてラックの一部が壊れたか否か、
正確には、ただ壊れただけでなく、燃料の密度が15%上がるような壊れ方で壊れたか否かの、
の一点に掛かっている。

プール水面での水素爆発は、プール内の水を、圧縮できなくても、動かすことはできます。
爆発が、プール水面全体で同時に始まるなんてことは、あり得ない。
ある地点で爆発が始めり、
その爆発が拡がってプール水面全体の圧力が均一になるにしても、
爆発で出来た圧力の高い気体が膨張してプール水面全体の圧力が均一になるにしても、
時間ゼロでは無理なのだから、
爆発が始まった瞬間は、場所によって圧力は不均一。
圧力の高い箇所の真下の水面が、下の水の水平方向に押しのけながら凹む。
代わりに圧力の低い箇所の真下の水面が盛り上がる、ということが起きそうでしょう。
一瞬だけだけど、プール内で水は水平方向に動くのです。

爆発は密封空間で起こったのだから、
圧力差も大きく、一瞬とはいえ、水を急激に動かした可能性があるでしょう。
水の流れの圧力で、ラックが壊れそうじゃないですか?

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/425.html#c4

[原発・フッ素48] 3号機に潜水ロボット投入へ 7/19(水) 6:35配信 Fuji News Network 知る大切さ
13. 2017年7月21日 22:59:33 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[11]
格納容器内の燃料が今も全部そこにあるか目視確認できない問題より、
燃料プールの燃料が今も全部そこにあるか目視確認できなかった(瓦礫で覆い隠されて)問題が
どうなったかを、先に発表すべき。

一瞬かすって行っただけで鉄骨,数十トン(1トンや2トンじゃない)を1000℃上げたほどの、
膨大な熱量を持った高温ガスが、建屋内で発生した状況証拠があるのだから、
プール内の燃料の何割か連鎖反応を起こして気化したと疑われて当然でしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77

鉄骨の曲がった箇所は全体に点在している。
曲がった箇所に集中的に熱が移ってそれらの箇所だけ1000℃になった、なんてあり得ないのだから
(曲がった箇所が1箇所だけなら熱がそこに集中もあり得るが、曲がった箇所は全体に点在している)、
鉄骨,数十トン全体が1000℃になったと考えるのが自然。

政府見解通り建屋内に水素ガスが600kg溜まっていて、
水素ガス600kgが全部燃焼して、それで出来たガスの熱が鉄骨にあの一瞬で全部移ることができたとして、
ようやく鉄骨,数十トンの温度を1000度上げることができる。
水素600kg=0.6トンが燃焼するには、その8倍の質量の酸素(4.8トンの酸素)が必要だが、
4.8トンの酸素には、その3.5倍の質量の窒素(16.8トンの窒素)が漏れなく付いて来る(空気は酸素と窒素の混合気)。
空気中で水素0.6トンが燃焼すると、5.4トンの水蒸気が、16.8トンの窒素と混ざった状態で出来上がる。
つまり、22.2トンの水素と窒素の混合気が出来上がり、そのときの温度は元の温度の3600度増。
要するに、3600℃の混合気22.2トンが出来上がる(元の温度は10℃以下で0℃と変わらないから3600度増なら3600℃)。
鉄骨を1000度上げるのに移れる熱量は、1000℃との差分の2600度だけ。
この混合気の大半は窒素だから比熱は窒素に従う(水蒸気に従うわけではない)。
窒素22.2トンの2600度分の熱を鉄骨に移せば、鉄骨,数十トンがだいたい1000度上がるとわかるでしょう。

しかし、水素ガスが全部燃焼することも、ガスの熱が一瞬で全部移ることもあり得ないので、
鉄骨,数十トンを1000度上げるなんて出来ないのです。

■600kg全部が建屋内で燃焼できるわけがない。
水素ガスは、比重が空気の14分の1しかなく、水素ガスと空気は上下に分離して存在していた筈で、
水素ガスと空気が混ざることが出来るのは2者の境界付近だけ。だから、建屋内で燃焼できたのは精々60kgくらい。
爆発の衝撃で混ざるとは言っても、

|水素ガス|
|水素ガス|
|_水蒸気_|
|__空気__|
|__空気__|

上図のように、燃焼で出来た水蒸気が水素ガスと空気を仕切ったまま膨張して、
水素ガスを建屋の外に押し出すのだから、
水素ガスの大半は、酸素と結合できないまま、建屋の外に出て燃焼するか、燃焼せずに拡散するかして、
鉄骨に熱を与えるのに寄与しない。
●この理由だけでも、水素爆発で鉄骨,数十トンの温度を1000度上げるには、熱量が1桁足りない。

■また、その燃焼で出来た高温ガスは鉄骨を一瞬かすって通り過ぎるのだから、
熱は、鉄骨に精々10分の1くらいしか移らない。

下図が爆発時の建屋天井の断面図で、■が鉄骨、↑が通り過ぎる高温ガスとすると、

  ■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■

鉄骨から離れたガスの大半が、鉄骨に熱を与えないまま、高温のまま、
建屋の外(上側)に出て行ってしまうことはわかると思う。
鉄骨近くのガスが鉄骨に熱を与えてしまって温度が下がったら、すぐ周りから熱が補充されて温度が復活する
とは言っても、時間ゼロでは無理なのだから、その一瞬ではほとんど補充されずに通り過ぎて行ってしまう。

鉄骨に熱を移すのは、鉄骨近くを通ったガスの熱だけ、しかも一瞬で通り過ぎるのだから移せる熱量も僅か。
●この理由だけでも、水素爆発で鉄骨,数十トンの温度を1000度上げるには、熱量が1桁足りない。
上に書いた理由と合わせると、熱量は2桁足りない。

水素ガス600kgの燃焼だけでは全然足りないことが、わかるでしょう?

あの状況で他に熱を出した可能性があるのは、プール内の使用済燃料の連鎖反応だけなのです
(もし格納容器の中味が大量に飛散していたら、
 半減期の短い、強烈なγ線を出す物を含んだガスが膨大な量ばら撒かれていた筈だが、
 実際には空間線量が跳ね上がらなかったので否定される。となると高温ガスはプールから)。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/425.html#c13

[原発・フッ素48] 福島第1原発3号機 格納容器内部にデブリ 初めて確認、写真9枚公開 東京電力 赤かぶ
15. 2017年7月24日 21:05:06 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[12]
これと同じ問題、燃料が今も全部そこにあるのか何割か漏れたのかという問題は、
燃料プールについてもあるだろう。
破損したときに燃料が連鎖反応を起こして溶けたり気化したりする危険性は、
原子炉も燃料プールも対して変わらないのだから、
格納容器とプールは同レベルで問題視すべきで、
問題が同レベルなら、今すぐ目視確認して断定できるプールの方を先に発表すべきです。
しかも、プールの方は大気中にばら撒かれたこともあり得る(格納容器の、漏れた懸念より問題大)。
格納容器の方は目視確認できないことに大騒ぎするのに、プールの方は無視というのはおかしい。

使用済燃料の「使用済」という言葉に騙されていないか?

燃料プール内の、核分裂が他の核分裂を誘発するときの倍率が、
平常時の時点ですでに ×0.95 くらいあることは、動かせない事実です。
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/takahama3_kenkai101213.pdf#page=2
https://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/27340470.html
前者の資料なんて関電の資料ですよ。関電でさえ自分の資料で ×0.95 くらいあると言っている。
福島第1原発の3号機プールも似たようなものです(東電だけ×0.10とか、そんなことあり得ない)。

「ウラン純度が0.5%の物ばかりだから×0.95もあるわけない」とか、
「ラックにホウ酸(飛んでる中性子を減らす)が入ってるから×0.95もあるわけない」とか、
言って来る奴が居るかもしれないけれど、相手にしなくていい。
この資料は、それらの努力をしても ×0.95 くらいにはなってしまう、ということを示している。
使用済であっても、×1まで5%しか余裕がないのですよ。
こんなの、間隔が前後方向7%、左右方向8%狭くなるなりして燃料の密度が15%上がったら、
その倍率もだいたい15%上がり、×1.1になって、0.05秒で×1.1になった使用済燃料が気化する。

水に気泡が発生して水(中性子を減速)の密度が下がって倍率も下がって行くのは確かだけど、
×0.95がら15%上がった×1.1だと、燃料自身が気化するまで0.05秒しか掛からないから、
水の密度がちょっとしか下がっていないうちに、倍率がちょっとしか下がっていないうちに、
もう燃料は気化してるよ。
気泡が出来るにしても、周りの水を押し除けながらだから、時間ほぼゼロでは出来ないと思うが...
仮に時間ほぼゼロで出来たとしても、気泡は高い圧力で出来て密度は高いままでは?
(周りの水をまだ押し除けてない、まだ空間を確保できていないうちに出来るとすれば、そうなる)

■水素爆発の外力で何らかのメカニズムが働いてラックの一部が壊れたことを
否定できる根拠がないのだから、
格納容器で問題にしている目視確認を、プールの方で先にやらないといけないのだ。
何体、目視確認できたかという発表が一切無いまま。目視確認してないんですよ。
550体を覆い隠してる瓦礫を未だに放置して、取出し設備の話ばっかりして誤魔化してる。

ラックが壊れるメカニズムなんて、いろいろあり得るじゃん!
あり得ないと言い切る方がどうかしてる。

プール水面での水素爆発は、プール内の水を、圧縮できなくても、動かすことはできます。
爆発が、プール水面全体で同時に始まるなんてことは、あり得ない。
ある地点で爆発が始めり、
その爆発が拡がってプール水面全体の圧力が均一になるにしても、
爆発で出来た圧力の高い気体が膨張してプール水面全体の圧力が均一になるにしても、
時間ゼロでは無理なのだから、
爆発が始まった瞬間は、場所によって圧力は不均一。
圧力の高い箇所の真下の水面が、下の水の水平方向に押しのけながら凹む。
代わりに圧力の低い箇所の真下の水面が盛り上がる、ということが起きそうでしょう。
一瞬だけだけど、プール内で水は水平方向に動くのです。

爆発は密封空間で起こったのだから、
圧力差も大きく、一瞬とはいえ、水を急激に動かした可能性があるでしょう。
水の流れの圧力で、ラックが壊れそうじゃないですか?

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/447.html#c15

[原発・フッ素48] 福島第1原発3号機 格納容器内部にデブリ 初めて確認、写真9枚公開 東京電力 赤かぶ
16. 2017年7月24日 21:07:52 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[13]
[誤] 0.05秒で×1.1になった使用済燃料が気化する。
[正] ×1.1になった使用済燃料が0.05秒で気化する。
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/447.html#c16
[原発・フッ素48] 福島第一原発3号機、核燃料が原子炉の底をブチ破る!メルトスルーを初確認!宇宙線調査  赤かぶ
7. 2017年7月26日 17:49:09 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[14]
> 1号機から3号機で溶けた核燃料は
> 内部の構造物と混じり合って燃料デブリと呼ばれる塊になり、
> 原子炉の底を突き破って、その下の格納容器に落ちているものもあると見られていますが、強い放射線に阻まれ、
> どこにどのような状態であるのか、事故から6年以上たったいまも詳しくわかっていません。

どこにどのような状態であるのか今もわかっていないのは、
溶け落ちた燃料だけじゃない、
3号機プール内に置いてた使用済燃料も同じだろう!

■住民説明会に参加する立場の方々、デモの人員を集める力を持った方々、どうかお願いします、
燃料放出有無の確認状況の発表と報道が、
格納容器ばっかりで、燃料プールについて一切無いことに抗議してください
(燃料プールの話になった途端、周辺設備(燃料取り出し装置)の話ばっかりして、はぐらかすな!)。

報道が、格納容器の方ばっかりである異常さを、感じ取ってください。

確認のしやすさ(現状をありのまま撮影して確認し画像を公開するだけ。もし今も瓦礫を残してるのならそう発表すべき)
被害の大きさ(格納容器が隙間から液体で漏れただけ。燃料プールは燃料が気化して飛散し、粉に戻って200km圏内に浮遊)
のどちらについても、まず燃料プールを先に確認して、発表すべきです。

破損したときに燃料が連鎖反応を起こして気化する危険性は、
原子炉も燃料プールも大して変わらないのだから、
格納容器とプールは同レベルで問題視すべきで、
問題が同レベルなら、今すぐ目視確認して断定できるプールの方を先に発表すべきです。
しかも、プールの方は大気中にばら撒かれたこともあり得る(格納容器の、漏れた懸念より問題大)。
格納容器の方は目視確認できないことに大騒ぎするのに、プールの方は無視というのはおかしい。

使用済燃料の「使用済」という言葉に騙されていないか?

燃料プール内の、核分裂が他の核分裂を誘発するときの倍率が、
平常時の時点ですでに ×0.95 くらいあることは、動かせない事実です。
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/takahama3_kenkai101213.pdf#page=2
https://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/27340470.html
前者の資料なんて関電の資料ですよ。関電でさえ自分の資料で ×0.95 くらいあると言っている。
福島第1原発の3号機プールも似たようなものです(東電だけ×0.10とか、そんなことあり得ない)。

「ウラン純度が0.5%の物ばかりだから×0.95もあるわけない」とか、
「ラックにホウ酸(飛んでる中性子を減らす)が入ってるから×0.95もあるわけない」とか、
言って来る奴が居るかもしれないけれど、相手にしなくていい。
この資料は、それらの努力をしても ×0.95 くらいにはなってしまう、ということを示している。
使用済であっても、×1まで5%しか余裕がないのですよ。
こんなの、間隔が前後方向7%、左右方向8%狭くなるなりして燃料の密度が15%上がったら、
その倍率もだいたい15%上がり、×1.1になって、0.05秒で使用済燃料が気化する。

水に気泡が発生して水(中性子を減速)の密度が下がって倍率も下がって行くのは確かだけど、
×0.95がら15%上がった×1.1だと、燃料自身が気化するまで0.05秒しか掛からないから、
水の密度がちょっとしか下がっていないうちに、倍率がちょっとしか下がっていないうちに、
もう燃料は気化してるよ。
気泡が出来るにしても、周りの水を押し除けながらだから、時間ほぼゼロでは出来ないと思うが...
仮に時間ほぼゼロで出来たとしても、気泡は高い圧力で出来て密度は高いままでは?
(周りの水をまだ押し除けてない、まだ空間を確保できていないうちに出来るとすれば、そうなる)

■水素爆発の外力で何らかのメカニズムが働いてラックの一部が壊れたことを
否定できる根拠がないのだから、
格納容器で問題にしている目視確認を、プールの方で先にやらないといけないのだ。
何体、目視確認できたかという発表が一切無いまま。目視確認してないんですよ。
550体を覆い隠してる瓦礫を未だに放置して、取出し設備の話ばっかりして誤魔化してる。

ラックが壊れるメカニズムなんて、いろいろあり得るじゃん!
あり得ないと言い切る方がどうかしてる。

プール水面での水素爆発は、プール内の水を、圧縮できなくても、動かすことはできます。
爆発が、プール水面全体で同時に始まるなんてことは、あり得ない。
ある地点で爆発が始めり、
その爆発が拡がってプール水面全体の圧力が均一になるにしても、
爆発で出来た圧力の高い気体が膨張してプール水面全体の圧力が均一になるにしても、
時間ゼロでは無理なのだから、
爆発が始まった瞬間は、場所によって圧力は不均一。
圧力の高い箇所の真下の水面が、下の水の水平方向に押しのけながら凹む。
代わりに圧力の低い箇所の真下の水面が盛り上がる、ということが起きそうでしょう。
一瞬だけだけど、プール内で水は水平方向に動くのです。

爆発は密封空間で起こったのだから、
圧力差も大きく、一瞬とはいえ、水を急激に動かした可能性があるでしょう。
水の流れの圧力で、ラックが壊れそうじゃないですか?

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/433.html#c7

[原発・フッ素48] 福島第一原発3号機、核燃料が原子炉の底をブチ破る!メルトスルーを初確認!宇宙線調査  赤かぶ
13. 2017年7月28日 23:01:55 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[15]
>>9.
> > 水素ガスは、比重が空気の14分の1しかなく、水素ガスと空気は上下に分離して存在していた筈で、
> > 水素ガスと空気が混ざることが出来るのは2者の境界付近だけ。だから、建屋内で燃焼できたのは精々60kgくらい
>
> 対流って解らないのかな?その程度で講釈垂れるなと思うけど。
> 条件を整理して論理的に考えないと、まあ無理なのは判るけどね
> 建屋内は普通に言考えても対流を起こす条件を備えてるはずだけど。

対流が起こらないとは、ひと事も書いていないのですが...
2者の境界付近で混ざると、書いてあるでしょう!

対流によって混ざるにしても、比重差が極端(1:14)だから、境界付近でしか混ざれないだろう、
という話をしてるのです。
扇風機で掻き回してるわけじゃなく、少しの温度差で起こる対流だけなのだから。

引用から、
「水素ガスは、比重が空気の14分の1しかなく...上下に分離して存在していた筈」を外して、
閲覧者達に比重差が極端だと感ずかれないような、切り取り方をしてる点に、悪意を感じる。

> > ■水素爆発の外力で何らかのメカニズムが働いてラックの一部が壊れたことを
> > 否定できる根拠がないのだから、
>
> > プール水面での水素爆発は、プール内の水を、圧縮できなくても、動かすことはできます。
> > 爆発が始まった瞬間は、場所によって圧力は不均一。
> > 圧力の高い箇所の真下の水面が、下の水の水平方向に押しのけながら凹む。
> > 代わりに圧力の低い箇所の真下の水面が盛り上がる、ということが起きそうでしょう。
> > 一瞬だけだけど、プール内で水は水平方向に動くのです。
> > 水の流れの圧力で、ラックが壊れそうじゃないですか?
>
> だからさ、物理学は否定してるよ、、水は圧縮できない、圧力差のない物は
> 壊れないです。爆発で壊れるのは水中気中問わず、圧力差で壊れる訳ですからね。

水が圧縮されるとも、水の圧力で壊れるとも、ひと事も書いていないのだが...
明確に「圧縮できなくても、動かすことはできます」「水の流れの圧力で、ラックが壊れ」
と書いてあるでしょう!

引用から、わざと「圧縮できなくても、動かすことはできます」「流れの圧力で」を外して、
元々の説明に、まるで「圧縮できる」「水の圧力で壊れる」と書かれているかのように
閲覧者達に思い込ませて騙そうとしてる点に、悪意を感じる。


■あのね、
「燃料566体が今も全部プール内にあるか何割か無くなってるか、画像を見ない限りわからない」
と広められて風評被害が起きていると思ってて、風評被害を本気で防ぎたいと思ってるのなら、
その画像を見せれば簡単に防げる話なんですよ。
その画像を見せないことこそ、風評被害の原因なんですよ。

「理論上が絶対に起きない。画像を見なくても断定できる」と理屈で言われても、
相手が「圧縮できなくても、動かすことはできます」「水の流れの圧力で、ラックが壊れ」と説明してるのを、
わざと「圧縮できる」「水の圧力で壊れる」と説明してるかのように捻じ曲げて話を摩り替えたり、
比重差が極端(1:14)である点をわざと隠して、窒素と酸素の比重差(14:16)と同レベルに扱ったり、
その理屈には怪しい点が多い。
そんなあやふやな物に、数百万人の命を掛けろ、というのですか?

10〜20体を撮影して公開したときと同じように、残り550体を置いてた箇所を撮影して公開するだけ。
そんな簡単にできることを、なぜ必死に避け続けて、理屈だけでうやむやに終わらせようとするのか
さっぱりわからない。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/433.html#c13

[原発・フッ素48] 福島第一原発3号機、核燃料が原子炉の底をブチ破る!メルトスルーを初確認!宇宙線調査  赤かぶ
18. 2017年7月30日 22:36:30 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[16]
>>16.
> >その画像を見せれば簡単に防げる話なんですよ。
>
> だから、結構詳細に撮った映像公開されてるやん
> 瓦礫が有っても君の言う様に爆発だの起こってたらアルミラックが耐えるかい
> 不可能だろうが、アフォかお前は
> もういい加減したら馬鹿さ加減に呆れるよ

その、「アルミラックが耐えた」様子が566体分,全部について映ってる
という話自体が、でっち上げです。

公開されてる映像とは、これのことでしょうけど
http://photo.tepco.co.jp/cat2/04-j.html
http://fukushimadisasternote.1apps.com/

燃料を置いてた場所の大半が瓦礫で覆い隠され、
覆い隠してる瓦礫の下にある物が、
ラックなのか、瓦礫(プールの底まで全部瓦礫)なのか、目視できない。

覆い隠してる瓦礫の隙間からラックが見える個数と
覆い隠してる瓦礫の隙間から燃料の取っ手が見えてラックが無事と推測される個数を
合わせても、10〜20体分しかない。
こんな映像を566体分だと言い張るのは、無理があるんですよ。

因みに、2015年秋の大型瓦礫撤去で姿を現したラックが30体分ほどありますが、
これらは中味が空っぽ。つまり燃料を置いてなかった場所で566体分の状況にはカウントできない。

それとも、ラックが、10〜20体分無事だったら、残り550体分も無事に決まってる
と言い切れる根拠でもあるのですか?

無事が、10〜20体分しか確認されていないのを、566体分全部確認された
と摩り替える手口はやめてほしい。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/433.html#c18

[原発・フッ素48] 福島第一原発3号機、核燃料が原子炉の底をブチ破る!メルトスルーを初確認!宇宙線調査  赤かぶ
30. 2017年8月02日 22:52:26 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[17]
3号機プール内の燃料の一部が連鎖反応を起こして気化した疑惑について。
>>19.
> http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/decommissioning/committee/osensuitaisakuteam/2015/pdf/1224_3_2c.pdf
> よく見ると各所に燃料が映ってるけどね、しかもラックは健全で
> もし何か爆発など有れば吹き飛んでしまうような小瓦礫に覆われてますね。

あなたの言う「燃料が映ってる」や「ラックは健全」は、
画像が公開されている狭い範囲(面積にしてたった1割)がそうだ、というだけの話でしょう
それも、その範囲の全部がじゃなく「各所」がそうだ、というだけの話でしょう。

面積にして1割が画像公開されていて、
その1割のうち、燃料を置いてた箇所は20〜30体分ほどで(残りは元から燃料を置いてなかった箇所)、
その20〜30体分のうち、瓦礫の隙間から一部でもいいから見えてる燃料が10〜20体分あることは
最初から認めてるだろう。

最初からずっと、見えてる燃料が10〜20体分あることを大前提にして、
その10〜20体分以外の箇所がどうなってるかわからないままだ、という議論をしてるのだから、
その10〜20体分の燃料が映っていようが、そこのラックが健全であろうが、関係ないじゃん!
関係ない話を持って来て誤魔化さないでください。

私は最初からずっと、その10〜20体分の燃料が映っててそこのラックは健全だと言ってるのだから、
その10〜20体分が健全なら
その10〜20体分以外の箇所(550体分)も健全に決まってる
と言い切れる根拠理屈だけ書けばいいんですよ。

それで、あなたが根拠に挙げてることですが...
> >無事が、10〜20体分しか確認されていないのを、566体分全部確認された
> >と摩り替える手口はやめてほしい。
>
> 水中で君の言う様に即発臨界が起こって、燃料が飛び出すような事態が起これば
> プール全体に被害が及ぶってのが分からんのかな?

プール全体に被害が及ぶかどうかなんて、わからないでしょう。
あなたが、何の根拠もなく、何となくの感じで言ってるだけです。

燃料が気化するだけの熱量と、核兵器の出す熱量の間には、何桁もの開きがある。
燃料が気化するだけの熱量なら、その燃料とその周辺だけ被害が及ぶだけかもしれないでしょう。

燃料集合体は自分自身が熱源だから、きっかり3千数百℃で気化するけど、
そこから離れた燃料やプールの底は、
燃料が気化して出来た高温ガスが一瞬触れてすぐそこから居なくなるのだから、
表面しか溶けなくても不思議は無い。
燃料が気化すると、即,膨張が始まるし、大気中に拡散してそこから居なくなる。
高温ガスが触れてる時間は一瞬なんですよ。

大した根拠もない、何となくの感じに、
200km圏に住む数百万人の命を掛けてたまるか!

東電叩きなんて、どうでもいい。
200km圏に住む数百万人の命を、そんな理屈に掛けられるかという問題。
200km圏に住む数百万人の命を掛けていいのは、566体全部を目視確認した結果だけです。


> プールの中で約250kgの燃料を打ち上げたり粉砕するぐらいの圧力波が起れば

この言い方もおかしい。
燃料集合体は自分自身が熱源だから自分自身が気化して拡散する。
燃料が固体のまま打ち上げれられなくても、拡散するんですよ。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/433.html#c30

[原発・フッ素48] 福島第一原発3号機、核燃料が原子炉の底をブチ破る!メルトスルーを初確認!宇宙線調査  赤かぶ
31. 2017年8月02日 23:03:56 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[18]
> >その画像を見せれば簡単に防げる話なんですよ。
>
> だから、結構詳細に撮った映像公開されてるやん
> 瓦礫が有っても君の言う様に爆発だの起こってたらアルミラックが耐えるかい
> 不可能だろうが、アフォかお前は
> もういい加減したら馬鹿さ加減に呆れるよ

リンク先を見たら、関係ない物が大半を占める、500個以上の膨大な数のリンクの一覧ですが、
500個中、関係のあるリンク、プール水面下が見えるリンク、以下のものくらいです。

http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201510-j/151016-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201508-j/150804-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201508-j/150802-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201409-j/140901_01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201408-j/140830-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201408-j/140829-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2013/201302-j/130221-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2013/201302-j/130213-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201210-j/121015-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201210-j/121003-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120926-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120925-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120924-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120913-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201204-j/120416-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201204-j/120413-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2011/201105-j/110510-02j.html

プール内を映した画像は、「その他瓦礫撤去」に着手する前の画像しかないのですが...
大型瓦礫とCUW/FD ハッチ蓋しか撤去してない、小瓦礫をほとんど残ったままの頃の画像を
いくら見せられたって、
瓦礫の隙間から見えてる10〜20体分以外のことは、一切わからない。

小瓦礫撤去が完了したと言うのなら、それが完了した後の画像を公開しろ!

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/433.html#c31

[原発・フッ素48] 福島第一原発3号機、核燃料が原子炉の底をブチ破る!メルトスルーを初確認!宇宙線調査  赤かぶ
32. 2017年8月04日 22:07:29 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[19]
>>31.

打ち間違え訂正。

[誤]
リンク先を見たら、関係ない物が大半を占める、500個以上の膨大な数のリンクの一覧ですが、
500個中、関係のあるリンク、プール水面下が見えるリンク、以下のものくらいです。

[正]
結構詳細に撮った映像とは東電サイトのこれのことですよね。
http://photo.tepco.co.jp/cat2/04-j.html

リンク先を見たら、関係ない物が大半を占める、150個以上の膨大な数のリンクの一覧ですが、
150個中、関係のあるリンク、プール水面下が見えるリンク、以下のものくらいです。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/433.html#c32

[原発・フッ素48] <重要作業>福島第一原発3号機で核燃料撤去用の巨大カバー設置へ!組み立て作業を開始!  赤かぶ
3. 2017年8月04日 23:03:39 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[20]
周辺設備の方ばっかり報道するのはおかしい。
肝心の、使用済燃料の破損状況の調査が、2015年秋の、
「その他瓦礫撤去作業」に着手する前の、クレーン(FHM)とCUW/FDハッチ蓋しか撤去していない状態で、
10〜20体しか目視できない、残り550体はプール内にあるのかさえ目視確認できない状態で、
打ち切られています。

瓦礫撤去の進捗報告は
http://fukushimadisasternote.1apps.com/tepco_schedule4_ex.gif
のにある2015年11月の、「その他瓦礫撤去作業」の着手の宣言を最後に打ち切られ、
宣言だけして実際にはほとんど撤去せず、未だにその他瓦礫をほとんど放置したままである疑いがあります
(もし少しでも撤去して未公開分550体の一部でも姿を現したら画像を公開する筈)。

2015年11月より後に
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images1/d160526_08-j.pdf#page=17&zoom=50
という資料が出て来ましたが、
その他瓦礫を勝手に「小瓦礫」と「床狭隘部残留小瓦礫」に分けて、
「小瓦礫」は撤去完了、
「床狭隘部残留小瓦礫」は未着手
と発表していますが、
その他瓦礫のほとんど、燃料置いてた場所を頭からすっぽり覆い隠している瓦礫を含めて全部、
「床狭隘部残留小瓦礫」と呼んで残している可能性がある。
燃料置いてた場所を頭からすっぽり覆い隠している瓦礫を、
屁理屈並べて「床狭隘部残留小瓦礫」に分類している可能性があります。
そういう手を平気で使う連中です。
小瓦礫撤去が完了した後の画像を公開しないことに対して、皆様、抗議しましょう。
周辺設備の話だけして誤魔化すな!と。


http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/510.html#c3

[原発・フッ素48] 福島第一原発3号機 核燃料撤去へ巨大カバー設置開始 NHK NEWS WEB (まるでモスラの繭) 4号機とは違うん 知る大切さ
5. 2017年8月07日 23:03:36 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[21]
猛毒を含んでる爆発物(使用済燃料)の保管場所(燃料プール)あたりで爆発が起こったのだから、
水素爆発の際その爆発物も爆発してそれに含まれてた猛毒がばら撒かれたか今もそこにあるか
の確認を真っ先にすべきで、その確認をしないまま爆発物の取出しの話をするのは順序が逆。
むしろ、状況証拠を見ると
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77
爆発物(使用済燃料)も爆発した可能性大(理由は後述)で、確認しないのは未必の故意の殺人です。

その確認は、2015年秋に10〜20体の存在だけ目視確認できたのを最後に、打ち切られています。
瓦礫撤去作業の予定と進捗の発表が
http://fukushimadisasternote.1apps.com/tepco_schedule4_ex.gif
の2015年11年の、その他瓦礫撤去に着手したという報告を最後に、全く行われていないことと
(その他瓦礫とは、大型クレーン(FHM)とCUW/FD ハッチ蓋以外のほぼすべての瓦礫。瓦礫のほぼすべて)、
その後,出て来た資料
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images1/d160526_08-j.pdf#page=17&zoom=50
で、「床狭隘部残留小瓦礫」は残してると発表してることを合わせて考えると、
その他瓦礫撤去の着手の宣言だけして、実際には撤去せず、
燃料の頭からすっぽり覆い隠してる瓦礫を含め、瓦礫のほぼすべてを
「床狭隘部残留小瓦礫」に分類して未だに撤去していないと思われます
(もしあの後,少しでも撤去していて燃料が新たに姿を現していたら画像を公開してる筈)。
燃料取出し装置には瓦礫を撤去する機能も付いているので、
燃料取出しのとき一緒に撤去するという口実で、放置しているのです。

そんなことをする理由は、もし燃料がばら撒かれてそこから無くなってたときに発覚を遅らせるためです。

瓦礫を撤去する機能は、本来、本当の「床狭隘部残留小瓦礫」の撤去に適用するためものですが、
発覚を遅らせるために、燃料の頭からすっぽり覆い隠してる瓦礫の撤去にも適用することにしたのです。

燃料の頭からすっぽり覆い隠してる瓦礫まで「床狭隘部残留小瓦礫」に分類して、
燃料取出しのときまでわざと残し、もし燃料がばら撒かれていたときに発覚を遅らせる、
そんな暴挙を許してはなりません。

■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、
どうか、小瓦礫の撤去が完了したと言いながら撤去後の画像を見せない行為に、抗議してください。


■なお、爆発物(使用済燃料)も爆発した可能性大と言える理由は...

一瞬かすって行っただけで鉄骨,数十トン(1トンや2トンじゃない)を1000℃上げたほどの、
膨大な熱量を持った高温ガスの発生が発生した証拠があるからです。
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77
鉄骨の曲がった箇所は全体に点在している。
曲がった箇所に集中的に熱が移ってそれらの箇所だけ1000℃になった、なんてあり得ないのだから
(曲がった箇所が1箇所だけなら熱がそこに集中もあり得るが、曲がった箇所は全体に点在している)、
鉄骨,数十トン全体が1000℃になったと考えるのが自然。

政府見解通り建屋内に水素ガスが600kg溜まっていて、水素ガス600kgが全部燃焼すると、
3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来(理由は後述)、
22.2トンの全部から、1000℃の差分の2600℃分の熱量が全部、鉄骨に移って、
ようやく鉄骨,数十トンの温度を1000度上げることができますが、
現実には、燃焼できるのは精々1/10ですし、あの一瞬で移る熱量も精々1/10ですから(理由は後述)、
水素爆発だけの熱量では2桁足りないのです。

■3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来る理由は、
水素600kg=0.6トンが燃焼するには、その8倍の質量の酸素(4.8トンの酸素)が必要だが、
4.8トンの酸素には、その3.5倍の質量の窒素(16.8トンの窒素)が漏れなく付いて来る(空気は酸素と窒素の混合気)。
空気中で水素0.6トンが燃焼すると、5.4トンの水蒸気が、16.8トンの窒素と混ざった状態で出来上がる。
つまり、22.2トンの水素と窒素の混合気が出来上がり、そのときの温度は元の温度の3600度増。
要するに、3600℃の混合気22.2トンが出来上がる(元の温度は10℃以下で0℃と変わらないから3600度増なら3600℃)。

■600kg全部が建屋内で燃焼できるわけがない理由は、
水素ガスは、比重が空気の14分の1しかなく、水素ガスと空気は上下に分離して存在していた筈で、
水素ガスと空気が混ざることが出来るのは2者の境界付近だけ。だから、建屋内で燃焼できたのは精々60kgくらい。
爆発の衝撃で混ざるとは言っても、

|水素ガス|
|水素ガス|
|_水蒸気_|
|__空気__|
|__空気__|

上図のように、燃焼で出来た水蒸気が水素ガスと空気を仕切ったまま膨張して、
水素ガスを建屋の外に押し出すのだから、
水素ガスの大半は、酸素と結合できないまま、建屋の外に出て燃焼するか、燃焼せずに拡散するかして、
鉄骨に熱を与えるのに寄与しない。
●この理由だけでも、水素爆発で鉄骨,数十トンの温度を1000度上げるには、熱量が1桁足りない。

■現実には、燃焼できるのは精々1/10で、あの一瞬で移る熱量も精々1/10である理由は、

その燃焼で出来た高温ガスは鉄骨を一瞬かすって通り過ぎるのだから、
熱は、鉄骨に精々10分の1くらいしか移らない。

下図が爆発時の建屋天井の断面図で、■が鉄骨、↑が通り過ぎる高温ガスとすると、

  ■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■

鉄骨から離れたガスの大半が、鉄骨に熱を与えないまま、高温のまま、
建屋の外(上側)に出て行ってしまうことはわかると思う。
鉄骨近くのガスが鉄骨に熱を与えてしまって温度が下がったら、すぐ周りから熱が補充されて温度が復活する
とは言っても、時間ゼロでは無理なのだから、その一瞬ではほとんど補充されずに通り過ぎて行ってしまう。

鉄骨に熱を移すのは、鉄骨近くを通ったガスの熱だけ、しかも一瞬で通り過ぎるのだから移せる熱量も僅か。
●この理由だけでも、水素爆発で鉄骨,数十トンの温度を1000度上げるには、熱量が1桁足りない。
上に書いた理由と合わせると、熱量は2桁足りない。


■水素ガス600kgの燃焼だけでは全然足りないことが、わかるでしょう?

あの状況で他に熱を出した可能性があるのは、プール内の使用済燃料の連鎖反応だけなのです
(もし格納容器の中味が大量に飛散していたら、
 半減期の短い、強烈なγ線を出す物を含んだガスが膨大な量ばら撒かれていた筈だが、
 実際には空間線量が跳ね上がらなかったので否定される。となると高温ガスはプールから)。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/508.html#c5

[原発・フッ素48] 福島第1原発事故 3号機、圧力容器の燃料ほぼ残らず(毎日新聞) 赤かぶ
3. 2017年8月09日 22:56:54 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[22]
3号機では、
猛毒を含む爆発物の保管場所あたりで、水素爆発ではあり得ない規模の爆発が起こったのですから、
水素爆発だけでなく、その爆発物も爆発して、それに含まれる猛毒が大気中に飛散していないかの確認、
つまり保管場所の目視確認を真っ先にすべきで、格納容器の目視確認の話ばかりしてるのはおかしい。

爆発物とは使用済燃料、保管場所とは燃料プールのことです。

もし猛毒が大気中に飛散していた場合、200km圏に住む数百万人の肺に猛毒が溜まり続けて、
10年過ぎたあたりから数百万人が一斉に肺癌を発症し始める、移住させないとそういう恐ろしい事態になる
のですから、燃料プールの目視確認の方が緊急課題です(移住要否の判断はそこの目視確認でしかできない)。

なのに、その目視確認は、2015年秋に10〜20体の存在だけ目視確認できたのを最後に、打ち切られています。
瓦礫撤去の進捗報告は、2015年11年に、その他瓦礫撤去に着手したと報告されたのを最後に、音沙汰なしです。
http://fukushimadisasternote.1apps.com/tepco_schedule4_ex.gif
(その他瓦礫とは、大型クレーン(FHM)とCUW/FD ハッチ蓋以外のほぼすべての瓦礫。瓦礫のほぼすべてが手付かず)

その後、出て来た資料で
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images1/d160526_08-j.pdf#page=17&zoom=50
「小瓦礫」の撤去は完了、
「床狭隘部残留小瓦礫」の撤去は未着手
と発表してるところを見ると、
撤去の着手の宣言だけして、実際には撤去せず、
その他瓦礫のほぼすべてを「床狭隘部残留小瓦礫」に分類して、
使用済燃料取出しの時期まで先送りすることに変更したと思われます
(もしあの後,少しでも撤去していて燃料が新たに姿を現していたら画像を公開してる筈)。

燃料取出し装置には瓦礫を撤去する機能も付いているので、
燃料置いてた場所を頭からすっぽり覆い隠してる瓦礫までもが、
燃料取出しのとき一緒に撤去するという口実で、燃料取出しの時期まで放置されるのです。
たとえ使用済燃料の大半が飛散してそこから無くなって居ても、燃料取出しの時期まで発覚しません。
燃料取出しの時期を延期し続ければ、永久に発覚しません。

あの連中が、なぜ、そこまで汚い手を使って発覚を先送りし続けようとしてるのかと言うと、
あとで使用済燃料の何割かが飛散済だと発覚したときに
「飛散済だと自分も知らなかったから自分は悪くない」と言い逃れできるようにするためです。
そのとき、あの連中は、
「燃料プールの目視確認が完了したなんてひと事も言ってない。
 格納容器の目視確認の話ばかりしてるのを見て、
 燃料プールの目視確認が完了したと勝手に思った住民の方が悪い」
と責任転嫁して来ます。
格納容器の目視確認の話ばかりするのは、
燃料プールの目視確認が完了したと言わずに「完了した」と思い込むように騙すための手口なのです。

もし、「小瓦礫」の撤去が本当に完了し、未着手名のが文字通りの「床狭隘部残留小瓦礫」だけなら、
使用済燃料566体の全部について、そこにあるのか無いのかくらいは、目視確認できる状態になってる筈です。
なのに、東電は、それを撮影した画像を公開しない。

■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、
どうか、小瓦礫の撤去が完了したと言いながら撤去後の画像を見せない行為に、抗議してください。


■なお、水素爆発ではあり得ない規模の爆発と言える理由は...

一瞬かすって行っただけで鉄骨,数十トン(1トンや2トンじゃない)を1000℃上げたほどの、
膨大な熱量を持った高温ガスが発生した状況証拠があるからです。
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77
鉄骨の曲がった箇所は全体に点在している。
曲がった箇所に集中的に熱が移ってそれらの箇所だけ1000℃になった、なんてあり得ないのだから
(曲がった箇所が1箇所だけなら熱がそこに集中もあり得るが、曲がった箇所は全体に点在している)、
鉄骨,数十トン全体が1000℃になったと考えるのが自然。

政府見解通り建屋内に水素ガスが600kg溜まっていて、水素ガス600kgが全部燃焼すると、
3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来(理由は後述)、
22.2トンの全部から、1000℃の差分の2600℃分の熱量が全部、鉄骨に移って、
ようやく鉄骨,数十トンの温度を1000度上げることができますが、
現実には、燃焼できるのは精々1/10ですし、あの一瞬で移る熱量も精々1/10ですから(理由は後述)、
水素爆発だけの熱量では2桁足りないのです。


■まず、あの一瞬で移る熱量は精々1/10くらいしかない理由は、
建屋内で出来た高温ガスは鉄骨を一瞬かすって通り過ぎて行くからです。
移る熱量が少ししかない理由は、細かい理屈はわからなくても、肌で感じるくらいあたり前過ぎる話です。

下図が爆発時の建屋天井の断面図で、■が鉄骨、↑が通り過ぎる高温ガスとすると、

  ■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■

鉄骨から離れたガスの大半が、鉄骨に熱を与えないまま、高温のまま、
建屋の外(上側)に出て行ってしまうことはわかると思う。
鉄骨近くのガスが鉄骨に熱を与えてしまって温度が下がったら、すぐ周りから熱が補充されて温度が復活する
とは言っても、時間ゼロでは無理なのだから、その一瞬ではほとんど補充されずに通り過ぎて行ってしまう。
鉄骨に熱を移すのは、鉄骨近くを通ったガスの熱だけ、しかも一瞬で通り過ぎるのだから移せる熱量も僅かです。


■3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来る理由は、
水素600kg=0.6トンが燃焼するには、その8倍の質量の酸素(4.8トンの酸素)が必要だが、
4.8トンの酸素には、その3.5倍の質量の窒素(16.8トンの窒素)が漏れなく付いて来る(空気は酸素と窒素の混合気)。
空気中で水素0.6トンが燃焼すると、5.4トンの水蒸気が、16.8トンの窒素と混ざった状態で出来上がる。
つまり、22.2トンの水素と窒素の混合気が出来上がり、そのときの温度は元の温度の3600度増。
要するに、3600℃の混合気22.2トンが出来上がる(元の温度は10℃以下で0℃と変わらないから3600度増なら3600℃)。


■600kg全部が建屋内で燃焼できるわけがない理由は、
水素ガスは、比重が空気の14分の1しかなく、水素ガスと空気は上下に分離して存在していた筈で、
水素ガスと空気が混ざることが出来るのは2者の境界付近だけ。だから、建屋内で燃焼できたのは精々60kgくらい。
爆発の衝撃で混ざるとは言っても、

|水素ガス|
|水素ガス|
|_水蒸気_|
|__空気__|
|__空気__|

上図のように、燃焼で出来た水蒸気が水素ガスと空気を仕切ったまま膨張して、
水素ガスを建屋の外に押し出すのだから、
水素ガスの大半は、酸素と結合できないまま、建屋の外に出て燃焼するか、燃焼せずに拡散するかして、
鉄骨に熱を与えるのに寄与しない。


■水素ガス600kgの燃焼だけでは全然足りないことが、わかるでしょう?

あの状況で他に熱を出した可能性があるのは、プール内の使用済燃料の連鎖反応だけなのです
(もし格納容器の中味が大量に飛散していたら、
 半減期の短い、強烈なγ線を出す物を含んだガスが膨大な量ばら撒かれていた筈だが、
 実際には空間線量が跳ね上がらなかったので否定される。となると高温ガスはプールから)。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/474.html#c3

[原発・フッ素48] 避難指示解除の浪江町、進まぬ帰還、増える転出者(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
4. 2017年8月13日 22:38:26 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[23]
猛毒を含む爆発物の保管場所あたりで爆発があったのに、
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77
「その他瓦礫」(大型クレーン,CUW/FDハッチ蓋以外のすべて)の撤去に着手する前の画像しか、
保管場所の97%が瓦礫で覆い隠されて目視確認できない頃の画像しか、公開してくれない、
という態度をとり続けられると、
未公開の97%の爆発物の何割かが爆発して飛散し、それに含まれる猛毒もばら撒かれたのでは?
と不信感を抱いて当然でしょう。

爆発物とは使用済燃料、保管場所とは燃料プールのことです。

「もし一部でも保管場所から無くなっていたら作業員が騒ぎ出す筈なのに騒ぎ出していないから、
 全部、保管場所に残ってるに決まってる」
と思うかもしれませんが、
保管場所の97%が瓦礫で覆い隠されて目視確認できない状態が、今もずっと放置されているために、
作業員にもわからないだけ(見えないから)という可能性もあります。

瓦礫撤去の進捗報告は、2015年11年に、その他瓦礫撤去に着手したと報告されたのを最後に、音沙汰なしです。
http://fukushimadisasternote.1apps.com/tepco_schedule4_ex.gif
(その他瓦礫とは、大型クレーン(FHM)とCUW/FD ハッチ蓋以外のほぼすべての瓦礫。瓦礫のほぼすべてが手付かず)

その後、出て来た資料で
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images1/d160526_08-j.pdf#page=17&zoom=50
「小瓦礫」の撤去は完了、
「床狭隘部残留小瓦礫」の撤去は未着手
と発表してるところを見ると、
撤去の着手の宣言だけして、実際には撤去せず、
その他瓦礫のほぼすべてを「床狭隘部残留小瓦礫」に分類して、
使用済燃料取出しの時期まで先送りすることに変更したと思われます
(もしあの後,少しでも撤去していて燃料が新たに姿を現していたら画像を公開してる筈)。

燃料取出し装置には瓦礫を撤去する機能も付いているので、
燃料置いてた場所を頭からすっぽり覆い隠してる瓦礫までもが、
燃料取出しのとき一緒に撤去するという口実で、燃料取出しの時期まで放置されるのです。
たとえ使用済燃料の大半が飛散してそこから無くなって居ても、燃料取出しの時期まで発覚しません。
燃料取出しの時期を延期し続ければ、永久に発覚しません。

あの連中が、なぜ、そこまで汚い手を使って発覚を先送りし続けようとしてるのかと言うと、
あとで使用済燃料の何割かが飛散済だと発覚したときに
「飛散済だと自分も知らなかったから自分は悪くない」と言い逃れできるようにするためです。
そのとき、あの連中は、
「燃料プールの目視確認が完了したなんてひと事も言ってない。
 燃料プールの件が燃料取出し装置の方に移り、目視確認の件が格納容器の方に移ったのを見て、
 燃料プールの目視確認が完了したと、勝手に思い込んだ住民の方が悪い」
と責任転嫁して来ます。
燃料プールの件を燃料取出し装置の方に移し、目視確認の件を格納容器の方に移してるのは、
燃料プールの目視確認が完了したと言わずに「完了した」と思い込ませる、騙すための手口なのです。

もし、「小瓦礫」の撤去が本当に完了し、未着手が文字通りの「床狭隘部残留小瓦礫」だけなら、
使用済燃料566体の全部について、そこにあるのか無いのかくらいは、目視確認できる状態になってる筈です。
なのに、それを撮影して公開しないということは、目視確認できる状態になっていないといことです。

■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、
どうか、最低限の公開を未だにしてくれない行為に、抗議してください。


■なお、これを書くと、必ず、
東電サイトへのリンク
http://photo.tepco.co.jp/cat2/04-j.html
を示して、「公開済の映像だけで、566体が全部、保管場所に残ってることは一目瞭然だ」
と言って来る人が現れます。
これは、閲覧者の方々がリンク先を見て確認することはないと見越したハッタリです。

リンク先を見たら、関係ない物が大半を占める、150個以上の膨大な数のリンクの一覧ですが、
150個中、関係のあるリンク、プール水面下が見えるリンク、以下のものくらいです。
http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201510-j/151016-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201508-j/150804-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201508-j/150802-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201409-j/140901_01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201408-j/140830-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201408-j/140829-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2013/201302-j/130221-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2013/201302-j/130213-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201210-j/121015-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201210-j/121003-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120926-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120925-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120924-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120913-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201204-j/120416-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201204-j/120413-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2011/201105-j/110510-02j.html

566体の燃料集合体のうち一部でも見える物を全部合わせても、10〜20体分(3%)しかありません。
残り550体(97%)は、瓦礫に覆い隠されてるせいで、そこにあるのか無いのかわからないままです。

また、その人は、
「瓦礫の山の表面に凹んだところが無いから、ラックや燃料集合体は全部残ってるに決まってる」
とか、おかしなことを言って来るかもしれませんが、
瓦礫の下にある物がラックや燃料集合体とは限りません。
場所によっては、プールの底まで全部瓦礫、という場所があるかもしれません。
瓦礫の下に何があるかなんて、見えないのだから、わかるわけがないのです。

それに、公開されてる画像は面積にして1割だけなのですから、
そもそも「瓦礫の山の表面に凹んだところが無い」という前提が嘘なのです。
未公開分の9割に凹んだところがあるかもしれません。あるかないかなんて、わからないのです。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/536.html#c4

[原発・フッ素48] 避難指示解除の浪江町、進まぬ帰還、増える転出者(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
5. 2017年8月13日 22:42:49 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[24]
補足。3号機プールの使用済燃料飛散済疑惑について。
>>4

いくら「溜まった水素が爆発しただけだ」と説明されても、
一瞬かすって行っただけで鉄骨,数十トン(1トンや2トンじゃない)を1000℃上げたほどの、
膨大な熱量を持った高温ガスが発生した状況証拠があるのですから、そんな説明、信用できません。
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77
鉄骨の曲がった箇所は全体に点在している。
曲がった箇所に集中的に熱が移ってそれらの箇所だけ1000℃になった、なんてあり得ないのだから
(曲がった箇所が1箇所だけなら熱がそこに集中もあり得るが、曲がった箇所は全体に点在している)、
鉄骨,数十トン全体が1000℃になったと考えるのが自然。

政府見解通り建屋内に水素ガスが600kg溜まっていて、水素ガス600kgが全部燃焼すると、
3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来(理由は後述)、
22.2トンの全部から、1000℃の差分の2600℃分の熱量が全部、鉄骨に移って、
ようやく鉄骨,数十トンの温度を1000度上げることができますが、
現実には、燃焼できるのは精々1/10ですし、あの一瞬で移る熱量も精々1/10ですから(理由は後述)、
水素爆発だけの熱量では2桁足りないのです。

■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、
どうか、最低限の公開を未だにしてくれない行為に、抗議してください。


■まず、あの一瞬で移る熱量は精々1/10くらいしかない理由は、
建屋内で出来た高温ガスは鉄骨を一瞬かすって通り過ぎて行くからです。
移る熱量が少ししかない理由は、細かい理屈はわからなくても、肌で感じるくらいあたり前過ぎる話です。

下図が爆発時の建屋天井の断面図で、■が鉄骨、↑が通り過ぎる高温ガスとすると、

  ■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■

鉄骨から離れたガスの大半が、鉄骨に熱を与えないまま、高温のまま、
建屋の外(上側)に出て行ってしまうことはわかると思う。
鉄骨近くのガスが鉄骨に熱を与えてしまって温度が下がったら、すぐ周りから熱が補充されて温度が復活する
とは言っても、時間ゼロでは無理なのだから、その一瞬ではほとんど補充されずに通り過ぎて行ってしまう。
鉄骨に熱を移すのは、鉄骨近くを通ったガスの熱だけ、しかも一瞬で通り過ぎるのだから移せる熱量も僅かです。


■3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来る理由は、
水素600kg=0.6トンが燃焼するには、その8倍の質量の酸素(4.8トンの酸素)が必要だが、
4.8トンの酸素には、その3.5倍の質量の窒素(16.8トンの窒素)が漏れなく付いて来る(空気は酸素と窒素の混合気)。
空気中で水素0.6トンが燃焼すると、5.4トンの水蒸気が、16.8トンの窒素と混ざった状態で出来上がる。
つまり、22.2トンの水素と窒素の混合気が出来上がり、そのときの温度は元の温度の3600度増。
要するに、3600℃の混合気22.2トンが出来上がる(元の温度は10℃以下で0℃と変わらないから3600度増なら3600℃)。


■600kg全部が建屋内で燃焼できるわけがない理由は、
水素ガスは、比重が空気の14分の1しかなく、水素ガスと空気は上下に分離して存在していた筈で、
水素ガスと空気が混ざることが出来るのは2者の境界付近だけ。だから、建屋内で燃焼できたのは精々60kgくらい。
爆発の衝撃で混ざるとは言っても、

|水素ガス|
|水素ガス|
|_水蒸気_|
|__空気__|
|__空気__|

上図のように、燃焼で出来た水蒸気が水素ガスと空気を仕切ったまま膨張して、
水素ガスを建屋の外に押し出すのだから、
水素ガスの大半は、酸素と結合できないまま、建屋の外に出て燃焼するか、燃焼せずに拡散するかして、
鉄骨に熱を与えるのに寄与しない。


■水素ガス600kgの燃焼だけでは全然足りないことが、わかるでしょう?

あの状況で他に熱を出した可能性があるのは、プール内の使用済燃料の連鎖反応だけなのです
(もし格納容器の中味が大量に飛散していたら、
 半減期の短い、強烈なγ線を出す物を含んだガスが膨大な量ばら撒かれていた筈だが、
 実際には空間線量が跳ね上がらなかったので否定される。となると高温ガスはプールから)。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/536.html#c5

[原発・フッ素48] 避難指示解除の浪江町、進まぬ帰還、増える転出者(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
6. 2017年8月13日 22:43:34 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[25]
補足。3号機プールの使用済燃料飛散済疑惑について。
>>4

爆発物とは使用済燃料、保管場所とは燃料プールのことで、
「使用済」だから爆発しないと思ってるおられる方は、「使用済」という言葉の響きに騙されています。

燃料プールにある使用済燃料は、原子炉にあると燃料と同じ物です(原子炉から持って来たのだから当然)。
原子炉で、すべての制御棒が抜き去られると、連鎖反応が強烈になり核分裂の数が一瞬で急増して爆発しますが、
燃料プールでも、使用済燃料同士の間隔が狭くなると、それと同じことが起きます(核分裂の数の急増→爆発)。

■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、
どうか、最低限の公開を未だにしてくれない行為に、抗議してください。


使用済燃料は、ウランの純度が低いのは確かですが、その低い純度でさえ、
■燃料プール内の、核分裂が他の核分裂を誘発するときの倍率が、
平常時の時点ですでに ×0.95 くらいあり、
即発臨界爆発を起こす ×1.01 までの余裕が 6% しか無いことは、動かせない事実です
(純度が低くても,その分,間隔が狭くなれば×0.95や×1.1や×1.2になる程度の、連鎖反応の能力は残ってる)。
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/takahama3_kenkai101213.pdf#page=2
https://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/27340470.html
前者の資料なんて関電の資料ですよ。関電でさえ、×0.95 くらいはあることを認めています。
福島第1原発の3号機プールも似たようなものです(東電だけ×0.10とか、そんなことあり得ない)。
「ウランの純度が0.5%の物ばかりだから×0.95もあるわけない」とか、
「ラックにホウ酸(飛んでる中性子を減らす)が入ってるから×0.95もあるわけない」とか、
言って騙そうとする連中が湧いて来ますが、全くの出鱈目です。
この資料は、それらの努力をしても ×0.95 くらいにはなってしまう、ということを示しています。

間隔が狭くなったときに、ぎりぎり ×1.01 になっただけなら、
核分裂する個数の増え方が緩やかなため、中性子を減速する水に気泡が発生して増殖の倍率が下がるのが間に合い、
使用済燃料が気化する前に、増殖の倍率が×1を切って、使用済燃料が気化せずに済むかもしれませんが、
それが ×1.1 くらいになると、
即発中性子による誘発だけで ×1.089 に、つまり 0.0001 秒ごとに 1.089 倍ずつ増殖して行く事態になり、
核分裂する原子核の個数は、わずか 0.05秒 で 1.089の500乗 = 3265426兆倍になります。

倍率が ×1.1 に変わってから、火種となる中性子が当たるまでの時間は 0.001秒以内で無視できますから、
(燃料集合体1個の中では、自発的核分裂により 0.001秒(理由は後述)間隔で中性子が放出されるから)、
0.05秒の間に、少なくとも 3265426兆個 が分裂することになります。
ウラン235が1個分裂したときに出て来る熱量は 0.000000000032J ですから、
0.05秒の間に、少なくとも 0.000000000032J×32654260000億 = 1億J の熱が出て来ることになります。

燃料集合体1個に含まれるウランは、ウラン238を含め170kg、ウランの比熱は 117J/kg度 ですから、
燃料集合体1個のウラン部分の温度上昇は、1億J/(170kg×117J/kg度) = 5027度 です。
ウラン以外の部分に逃げる熱量は、0.05秒では僅かですから、ウラン部分は気化してしまいます。

■それで、×1.1 になる可能性があるかですが、水素爆発で水が動かされて水流の圧力でラックが壊れ、
使用済燃料の間隔が前後方向7%、左右方向8%狭くなっただけで、燃料の密度が15%上がり、そうなります。

ですから、使用済燃料が気化して飛散する可能性の有無は、
ラックが壊れる可能性があるか否かの一点に懸かっているのです。

ラックが壊れるメカニズムなんて、いろいろあると思います。
あり得ないと言い切る方がどうかしてます。
プール水面での水素爆発は、プール内の水を、圧縮できなくても、動かすことはできます。

プールの水面は10m×10mくらいの広さはあるのですから、
水面全体で爆発が全く同じように進行して、水面を押し下げる圧力も水面全体でずっと均一、
なんてことはあり得ない。
水面上の、爆発時の気体の状態は激しく変動し、水面を押し下げる圧力も不均一。

圧力の高い箇所の真下の水面が、下の水を水平方向に押しのけながら凹む。
代わりに圧力の低い箇所の真下の水面が盛り上がる、
そういうことが起こりそうです。
つまり、プール内で水が水平方向に動くことが起こり得るのです。

これが海のように上の開いた場所なら、圧力がすぐに逃げられるので、少しは緩和されますが、
天井が破裂するまで密封空間だった燃料プールでは、圧力差がモロに掛かって来ます。

ラックを壊すほどの水流が起こる可能性を、肯定も否定もできない筈です。

だから、覆い隠してる瓦礫を撤去して、目視確認する必要がある、と言っているのです。
根拠もなく否定して、目視確認する必要は無いと言い張るのは、政治的な理由によるごり押しです。

■なお、燃料集合体1個の中では、自発的核分裂により 0.001秒間隔で中性子が放出される理由は、
ウラン238の自発的核分裂の発生確率は 6.76回/秒kg、燃料集合体1個にウラン238は 160kg 含まれるから、
燃料集合体1個の中で自発的核分裂が起こる平均間隔は 1/(160kg×6.76回/秒kg) = 0.001秒 だからです。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/536.html#c6

[原発・フッ素48] 福島第1原発事故 3号機、圧力容器の燃料ほぼ残らず(毎日新聞) 赤かぶ
12. 2017年8月18日 22:32:16 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[26]
>>10.
> > 言って騙そうとする連中が湧いて来ますが、全くの出鱈目です。
> >
> > 間隔が狭くなったときに、ぎりぎり ×1.01 になっただけなら、
> > 核分裂する個数の増え方が緩やかなため、中性子を減速する水に気泡が発生して増殖の倍率が下がるのが間に合い、
> > 使用済燃料が気化する前に、増殖の倍率が×1を切って、使用済燃料が気化せずに済むかもしれませんが、
> > それが ×1.1 くらいになると、
> > 即発中性子による誘発だけで ×1.089 に、つまり 0.0001 秒ごとに 1.089 倍ずつ増殖して行く事態になり、
> > 核分裂する原子核の個数は、わずか 0.05秒 で 1.089の500乗 = 3265426兆倍になります。
> 0.05秒の間に、少なくとも 0.000000000032J×32654260000億 = 1億J の熱が出て来ることになります。
>
> 1を越えたら爆発を起こすって出鱈目言ってる自分は良いの

「1を越えたら爆発を起こす」なんて、ひと言も言ってないのですが...
ちゃんと
「ぎりぎり ×1.01 になっただけなら...気化せずに済むかもしれませんが、それが ×1.1 くらいになると」
と書いてあるでしょう!
最初からずっと
「平常時の時点で ×0.95 もあるんだから、ラックが壊れたら ×1.1 くらいになる」という話をしてる。


> > ウラン235が1個分裂したときに出て来る熱量は 0.000000000032J ですから、
> > 0.05秒の間に、少なくとも 0.000000000032J×32654260000億 = 1億J の熱が出て来ることになります。
> >
> > ウラン以外の部分に逃げる熱量は、0.05秒では僅かですから、ウラン部分は気化してしまいます。
>
> 実際に運転中の原子炉では最高2427度に達してる訳、その状態で毎秒66万キロカロリーの熱を発生してます。
> でもね、冷却水が有る限り蒸発やメルトダウンを起こしてません。分かってるかい

そりゃ、原子炉圧力容器内には、2427℃でも沸騰しなように何百気圧という高い圧力を掛けてあるし、
物凄い速さで循環冷却(熱交換器との間でまわしてる)もしているけど、

燃料プールは1気圧しかないから100℃で沸騰するし、
1億Jの熱を0.05秒で除去できるほどの循環冷却もしてない(除去が何桁も遅すぎて間に合わない)。
1億Jの熱が0.05秒で出て来るときの話をしてるのだから、0.05秒で除去できないといけないだろう...


> じゃ聞く、稼働中の原子炉の中は1を超えてるけど爆発を起こしてるんかい?

爆発しないのは×1.01未満を死守しているからですよ。
だから、ちゃんと
「ぎりぎり ×1.01 になっただけなら...気化せずに済むかもしれませんが、それが ×1.1 くらいになると」
と書いてあるでしょう!

核分裂が他の核分裂を誘発するときの比率は、
即発中性子による誘発が99% (0.0001秒で誘発)
遅発中性子による誘発が1% (0.1秒で誘発)。

増え方の倍率が×1.01未満だと、
誘発に0.0001秒しか掛からない即発中性子による増殖は×1未満であり、
誘発に0.1秒も掛かる遅発中性子の後押しによってようやく×1を超える状態になるから、
核分裂の数の増え方が緩やかで済み、×1.01未満だと、制御棒による抑制が間に合う、
というだけの話です。

爆発しないのは、飽くまで×1.01未満を死守できている場合の話です。

爆発しない理由が、本当に×1.01未満が死守されてるからだけなのか疑うかもしれませんが、
例えば、核分裂が次の核分裂を誘発したときの数の増え方が×1.001だと、
核分裂の数の増殖速度が1秒間に2.45倍(理由は後述)にしかならないのです。
理由は、0.0001秒間の増殖率が1.00009倍だからです(1.00009倍の10000乗=2.45倍)。

なぜ0.0001秒間に1.00009倍になるかというと、
100000個の原子核が核分裂した場合を例に説明すると、
250000個中性子が放出されますが、増え方が×1.001ですから
100100個の中性子が他の原子核の当たります。
内訳は、
100100×0.99=99099が即発中性子で
100100×0.01= 1001が遅発中性子です。

遅発中性子は0.1秒後に当たるので、
即発中性子が当たる工程が1000回起こったときに、ようやく当たるのです。

当てられる原子核達の立場から見ると、
即発中性子は0.0001秒前の核分裂で放出された物であり、
遅発中性子は0.1000秒前の核分裂で放出された物ですから、
当てられる個数、分裂する個数は、
 0.0001秒前に分裂した個数×1.001×0.99
+0.1000秒前に分裂した個数×1.001×0.01 個
になっている筈です。

もし0.0001秒間に1.00009倍ずつ増える状態なら、
0.0000秒 100000
0.0001秒 100009
‥‥‥‥‥‥‥‥
0.0999秒 109407
0.1000秒 109417
という増え方をし、
109407×1.001×0.99
+100000×1.001×0.01 個
=109422 個
となり、
0.0001秒間に1.00009倍ずつ増えるという条件から求めた
109417 個
とだいたい同じになります。
誤差はありますが、
真の値も 1.00009倍 に近い値になることはわかると思います。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/474.html#c12

[原発・フッ素48] 避難指示解除の冨岡町、祭は戻れど住民は戻らず(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
2. 2017年8月18日 22:37:53 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[27]
猛毒を含む爆発物の保管場所あたりで爆発があったのに、
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77
「その他瓦礫」(大型クレーン,CUW/FDハッチ蓋以外のすべて)の撤去に着手する前の画像しか、
保管場所の97%が瓦礫で覆い隠されて目視確認できない頃の画像しか、公開してくれない、
という態度をとり続けられると、
未公開の97%の爆発物の何割かが爆発して飛散し、それに含まれる猛毒もばら撒かれたのでは?
と不信感を抱いて当然でしょう。

爆発物とは使用済燃料、保管場所とは燃料プールのことです。

「もし一部でも保管場所から無くなっていたら作業員が騒ぎ出す筈なのに騒ぎ出していないから、
 全部、保管場所に残ってるに決まってる」
と思うかもしれませんが、
保管場所の97%が瓦礫で覆い隠されて目視確認できない状態が、今もずっと放置されているために、
作業員にもわからないだけ(見えないから)という可能性もあります。

瓦礫撤去の進捗報告は、2015年11年に、その他瓦礫撤去に着手したと報告されたのを最後に、音沙汰なしです。
http://fukushimadisasternote.1apps.com/tepco_schedule4_ex.gif
(その他瓦礫とは、大型クレーン(FHM)とCUW/FD ハッチ蓋以外のほぼすべての瓦礫。瓦礫のほぼすべてが手付かず)

その後、出て来た資料で
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images1/d160526_08-j.pdf#page=17&zoom=50
「小瓦礫」の撤去は完了、
「床狭隘部残留小瓦礫」の撤去は未着手
と発表してるところを見ると、
撤去の着手の宣言だけして、実際には撤去せず、
その他瓦礫のほぼすべてを「床狭隘部残留小瓦礫」に分類して、
使用済燃料取出しの時期まで先送りすることに変更したと思われます
(もしあの後,少しでも撤去していて燃料が新たに姿を現していたら画像を公開してる筈)。

燃料取出し装置には瓦礫を撤去する機能も付いているので、
燃料置いてた場所を頭からすっぽり覆い隠してる瓦礫までもが、
燃料取出しのとき一緒に撤去するという口実で、燃料取出しの時期まで放置されるのです。
たとえ使用済燃料の大半が飛散してそこから無くなって居ても、燃料取出しの時期まで発覚しません。
燃料取出しの時期を延期し続ければ、永久に発覚しません。

あの連中が、なぜ、そこまで汚い手を使って発覚を先送りし続けようとしてるのかと言うと、
あとで使用済燃料の何割かが飛散済だと発覚したときに
「飛散済だと自分も知らなかったから自分は悪くない」と言い逃れできるようにするためです。
そのとき、あの連中は、
「燃料プールの目視確認が完了したなんてひと事も言ってない。
 燃料プールの件が燃料取出し装置の方に移り、目視確認の件が格納容器の方に移ったのを見て、
 燃料プールの目視確認が完了したと、勝手に思い込んだ住民の方が悪い」
と責任転嫁して来ます。
燃料プールの件を燃料取出し装置の方に移し、目視確認の件を格納容器の方に移してるのは、
燃料プールの目視確認が完了したと言わずに「完了した」と思い込ませる、騙すための手口なのです。

もし、「小瓦礫」の撤去が本当に完了し、未着手が文字通りの「床狭隘部残留小瓦礫」だけなら、
使用済燃料566体の全部について、そこにあるのか無いのかくらいは、目視確認できる状態になってる筈です。
なのに、それを撮影して公開しないということは、目視確認できる状態になっていないといことです。

■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、
どうか、最低限の公開を未だにしてくれない行為に、抗議してください。


■なお、これを書くと、必ず、
東電サイトへのリンク
http://photo.tepco.co.jp/cat2/04-j.html
を示して、「公開済の映像だけで、566体が全部、保管場所に残ってることは一目瞭然だ」
と言って来る人が現れます。
これは、閲覧者の方々がリンク先を見て確認することはないと見越したハッタリです。

リンク先を見たら、関係ない物が大半を占める、150個以上の膨大な数のリンクの一覧ですが、
150個中、関係のあるリンク、プール水面下が見えるリンク、以下のものくらいです。
http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201510-j/151016-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201508-j/150804-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201508-j/150802-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201409-j/140901_01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201408-j/140830-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201408-j/140829-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2013/201302-j/130221-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2013/201302-j/130213-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201210-j/121015-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201210-j/121003-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120926-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120925-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120924-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120913-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201204-j/120416-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201204-j/120413-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2011/201105-j/110510-02j.html

566体の燃料集合体のうち一部でも見える物を全部合わせても、10〜20体分(3%)しかありません。
残り550体(97%)は、瓦礫に覆い隠されてるせいで、そこにあるのか無いのかわからないままです。

また、その人は、
「瓦礫の山の表面に凹んだところが無いから、ラックや燃料集合体は全部残ってるに決まってる」
とか、おかしなことを言って来るかもしれませんが、
瓦礫の下にある物がラックや燃料集合体とは限りません。
場所によっては、プールの底まで全部瓦礫、という場所があるかもしれません。
瓦礫の下に何があるかなんて、見えないのだから、わかるわけがないのです。

それに、公開されてる画像は面積にして1割だけなのですから、
そもそも「瓦礫の山の表面に凹んだところが無い」という前提が嘘なのです。
未公開分の9割に凹んだところがあるかもしれません。あるかないかなんて、わからないのです。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/548.html#c2

[原発・フッ素48] 避難指示解除の冨岡町、祭は戻れど住民は戻らず(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
3. 2017年8月18日 22:41:22 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[28]
補足。3号機プールの使用済燃料飛散済疑惑について。
>>2

いくら「溜まった水素が爆発しただけだ」と説明されても、
一瞬かすって行っただけで鉄骨,数十トン(1トンや2トンじゃない)を1000℃上げたほどの、
膨大な熱量を持った高温ガスが発生した状況証拠があるのですから、そんな説明、信用できません。
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77
鉄骨の曲がった箇所は全体に点在している。
曲がった箇所に集中的に熱が移ってそれらの箇所だけ1000℃になった、なんてあり得ないのだから
(曲がった箇所が1箇所だけなら熱がそこに集中もあり得るが、曲がった箇所は全体に点在している)、
鉄骨,数十トン全体が1000℃になったと考えるのが自然。

政府見解通り建屋内に水素ガスが600kg溜まっていて、水素ガス600kgが全部燃焼すると、
3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来(理由は後述)、
22.2トンの全部から、1000℃の差分の2600℃分の熱量が全部、鉄骨に移って、
ようやく鉄骨,数十トンの温度を1000度上げることができますが、
現実には、燃焼できるのは精々1/10ですし、あの一瞬で移る熱量も精々1/10ですから(理由は後述)、
水素爆発だけの熱量では2桁足りないのです。

■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、
どうか、最低限の公開を未だにしてくれない行為に、抗議してください。


■まず、あの一瞬で移る熱量は精々1/10くらいしかない理由は、
建屋内で出来た高温ガスは鉄骨を一瞬かすって通り過ぎて行くからです。
移る熱量が少ししかない理由は、細かい理屈はわからなくても、肌で感じるくらいあたり前過ぎる話です。

下図が爆発時の建屋天井の断面図で、■が鉄骨、↑が通り過ぎる高温ガスとすると、

  ■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■

鉄骨から離れたガスの大半が、鉄骨に熱を与えないまま、高温のまま、
建屋の外(上側)に出て行ってしまうことはわかると思う。
鉄骨近くのガスが鉄骨に熱を与えてしまって温度が下がったら、すぐ周りから熱が補充されて温度が復活する
とは言っても、時間ゼロでは無理なのだから、その一瞬ではほとんど補充されずに通り過ぎて行ってしまう。
鉄骨に熱を移すのは、鉄骨近くを通ったガスの熱だけ、しかも一瞬で通り過ぎるのだから移せる熱量も僅かです。


■3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来る理由は、
水素600kg=0.6トンが燃焼するには、その8倍の質量の酸素(4.8トンの酸素)が必要だが、
4.8トンの酸素には、その3.5倍の質量の窒素(16.8トンの窒素)が漏れなく付いて来る(空気は酸素と窒素の混合気)。
空気中で水素0.6トンが燃焼すると、5.4トンの水蒸気が、16.8トンの窒素と混ざった状態で出来上がる。
つまり、22.2トンの水素と窒素の混合気が出来上がり、そのときの温度は元の温度の3600度増。
要するに、3600℃の混合気22.2トンが出来上がる(元の温度は10℃以下で0℃と変わらないから3600度増なら3600℃)。


■600kg全部が建屋内で燃焼できるわけがない理由は、
水素ガスは、比重が空気の14分の1しかなく、水素ガスと空気は上下に分離して存在していた筈で、
水素ガスと空気が混ざることが出来るのは2者の境界付近だけ。だから、建屋内で燃焼できたのは精々60kgくらい。
爆発の衝撃で混ざるとは言っても、

|水素ガス|
|水素ガス|
|_水蒸気_|
|__空気__|
|__空気__|

上図のように、燃焼で出来た水蒸気が水素ガスと空気を仕切ったまま膨張して、
水素ガスを建屋の外に押し出すのだから、
水素ガスの大半は、酸素と結合できないまま、建屋の外に出て燃焼するか、燃焼せずに拡散するかして、
鉄骨に熱を与えるのに寄与しない。


■水素ガス600kgの燃焼だけでは全然足りないことが、わかるでしょう?

あの状況で他に熱を出した可能性があるのは、プール内の使用済燃料の連鎖反応だけなのです
(もし格納容器の中味が大量に飛散していたら、
 半減期の短い、強烈なγ線を出す物を含んだガスが膨大な量ばら撒かれていた筈だが、
 実際には空間線量が跳ね上がらなかったので否定される。となると高温ガスはプールから)。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/548.html#c3

[原発・フッ素48] 避難指示解除の冨岡町、祭は戻れど住民は戻らず(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
4. 2017年8月18日 22:43:22 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[29]
補足。3号機プールの使用済燃料飛散済疑惑について。
>>2

爆発物とは使用済燃料、保管場所とは3号機燃料プールのことで、
「使用済」だから爆発しないと思ってるおられる方は、「使用済」という言葉の響きに騙されています。

燃料プールにある使用済燃料は、原子炉にあると燃料と同じ物です(原子炉から持って来たのだから当然)。
原子炉で、すべての制御棒が抜き去られると、連鎖反応が強烈になり核分裂の数が一瞬で急増して爆発しますが、
燃料プールでも、使用済燃料同士の間隔が狭くなると、それと同じことが起きます(核分裂の数の急増→爆発)。

■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、
どうか、最低限の公開を未だにしてくれない行為に、抗議してください。


使用済燃料は、ウランの純度が低いのは確かですが、その低い純度でさえ、
■燃料プール内の、核分裂が他の核分裂を誘発するときの倍率が、
平常時の時点ですでに ×0.95 くらいあり、
即発臨界爆発を起こす ×1.01 までの余裕が 6% しか無いことは、動かせない事実です
(純度が低くても,その分,間隔が狭くなれば×0.95や×1.1や×1.2になる程度の、連鎖反応の能力は残ってる)。
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/takahama3_kenkai101213.pdf#page=2
https://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/27340470.html
前者の資料なんて関電の資料ですよ。関電でさえ、×0.95 くらいはあることを認めています。
福島第1原発の3号機プールも似たようなものです(東電だけ×0.10とか、そんなことあり得ない)。
「ウランの純度が0.5%の物ばかりだから×0.95もあるわけない」とか、
「ラックにホウ酸(飛んでる中性子を減らす)が入ってるから×0.95もあるわけない」とか、
言って騙そうとする連中が湧いて来ますが、全くの出鱈目です。
この資料は、それらの努力をしても ×0.95 くらいにはなってしまう、ということを示しています。

間隔が狭くなったときに、ぎりぎり ×1.01 になっただけなら、
核分裂する個数の増え方が緩やかなため、中性子を減速する水に気泡が発生して増殖の倍率が下がるのが間に合い、
使用済燃料が気化する前に、増殖の倍率が×1を切って、使用済燃料が気化せずに済むかもしれませんが、
それが ×1.1 くらいになると、
即発中性子による誘発だけで ×1.089 に、つまり 0.0001 秒ごとに 1.089 倍ずつ増殖して行く事態になり、
核分裂する原子核の個数は、わずか 0.05秒 で 1.089の500乗 = 3265426兆倍になります。

倍率が ×1.1 に変わってから、火種となる中性子が当たるまでの時間は 0.001秒以内で無視できますから、
(燃料集合体1個の中では、自発的核分裂により 0.001秒(理由は後述)間隔で中性子が放出されるから)、
0.05秒の間に、少なくとも 3265426兆個 が分裂することになります。
ウラン235が1個分裂したときに出て来る熱量は 0.000000000032J ですから、
0.05秒の間に、少なくとも 0.000000000032J×32654260000億 = 1億J の熱が出て来ることになります。

燃料集合体1個に含まれるウランは、ウラン238を含め170kg、ウランの比熱は 117J/kg度 ですから、
燃料集合体1個のウラン部分の温度上昇は、1億J/(170kg×117J/kg度) = 5027度 です。
ウラン以外の部分に逃げる熱量は、0.05秒では僅かですから、ウラン部分は気化してしまいます。

■それで、×1.1 になる可能性があるかですが、水素爆発で水が動かされて水流の圧力でラックが壊れ、
使用済燃料の間隔が前後方向7%、左右方向8%狭くなっただけで、燃料の密度が15%上がり、そうなります。

ですから、使用済燃料が気化して飛散する可能性の有無は、
ラックが壊れる可能性があるか否かの一点に懸かっているのです。

ラックが壊れるメカニズムなんて、いろいろあると思います。
あり得ないと言い切る方がどうかしてます。
プール水面での水素爆発は、プール内の水を、圧縮できなくても、動かすことはできます。

プールの水面は10m×10mくらいの広さはあるのですから、
水面全体で爆発が全く同じように進行して、水面を押し下げる圧力も水面全体でずっと均一、
なんてことはあり得ない。
水面上の、爆発時の気体の状態は激しく変動し、水面を押し下げる圧力も不均一。

圧力の高い箇所の真下の水面が、下の水を水平方向に押しのけながら凹む。
代わりに圧力の低い箇所の真下の水面が盛り上がる、
そういうことが起こりそうです。
つまり、プール内で水が水平方向に動くことが起こり得るのです。

これが海のように上の開いた場所なら、圧力がすぐに逃げられるので、少しは緩和されますが、
天井が破裂するまで密封空間だった燃料プールでは、圧力差がモロに掛かって来ます。

ラックを壊すほどの水流が起こる可能性を、肯定も否定もできない筈です。

だから、覆い隠してる瓦礫を撤去して、目視確認する必要がある、と言っているのです。
根拠もなく否定して、目視確認する必要は無いと言い張るのは、政治的な理由によるごり押しです。

■なお、燃料集合体1個の中では、自発的核分裂により 0.001秒間隔で中性子が放出される理由は、
ウラン238の自発的核分裂の発生確率は 6.76回/秒kg、燃料集合体1個にウラン238は 160kg 含まれるから、
燃料集合体1個の中で自発的核分裂が起こる平均間隔は 1/(160kg×6.76回/秒kg) = 0.001秒 だからです。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/548.html#c4

[原発・フッ素48] 避難指示解除の冨岡町、祭は戻れど住民は戻らず(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
15. 2017年8月21日 23:02:19 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[30]
>>9
> > 間隔が狭くなったときに、ぎりぎり ×1.01 になっただけなら、
> > 核分裂する個数の増え方が緩やかなため、中性子を減速する水に気泡が発生して増殖の倍率が下がるのが間に合い、
> > 使用済燃料が気化する前に、増殖の倍率が×1を切って、使用済燃料が気化せずに済むかもしれませんが、
> > それが ×1.1 くらいになると、
> > 即発中性子による誘発だけで ×1.089 に、つまり 0.0001 秒ごとに 1.089 倍ずつ増殖して行く事態になり、
>
> 倍率が下がるって??意味不明な事を又言って騙そうとしてる、
> まだ言ってることが信じられん。
> まず、核分裂が起ったとしよう、1.1だの2でもいい、中性子は増えて行くね
> だけど、高速中性子は核分裂は起こせない事は知ってる?
> 水が有ってこそ核分裂反応や臨界は起こる、つまり熱中性子に減速する減速材だよ。
> 燃料が気化する温度に達してるとしよう、水はその温度で存在できるのか?
> 子供でも判る、その温度で水は液体の状態では存在し得ないだろう。
> 水が液体の状況で存在できない場所で中性子を減速する方法はない、むろん

「水が液体の状況で存在できない場所で中性子を減速する方法はない」ですと!
何、頓珍漢なこと、言ってるんですか!
液体か気体か関係なく、水の原子が存在する密度だけで決まるんでしょう。
定常状態なら、
水の原子の存在する密度が、気体では液体の1000分の1しかないから中性子を減速できないけど、
今話してるのは、液体が気体に変わる瞬間の話をしてるんですよ。

水のところどころに気泡が出来ても、
それが膨らむにはすぐ周りにある水を押し退けながら膨らまないといけない。
気化する温度になった瞬間に、いきなり1気圧の気泡が出来るわけじゃないんですよ。
気化する温度になってから1気圧の気泡が出来るまで僅かながらも時間がかかるでしょう。
×1.01くらいなら、それだけ時間が掛かっても間に合うかもしれないけど、
×1.1 くらいになると気化するまで0.05秒しかないから間に合わない、
という話をしてるのです。


> 事実、スリーマイル原発でも炉心燃料の崩壊で一時期、中性子束の数値が跳ね上がっている時期が有った
> ただし、しばらくすると落ち着いた、何故か、水の中に大量の気泡が発生したから
> 中性子の減速不足で核分裂が維持できなくなったわけです。

スリーマイル事故では、×1.01未満で済んだ、というだけの話でしょう。
あのね、福島では、使用済燃料のすぐ近くで水素爆発が起きたのです。
水の中にあったとはいえ、何らかのメカニズムが働いて、
水素爆発の外的要因でラックが破壊されたかもしれないんですよ。
破壊されるような爆発の外的要因がなかった、スリーマイルとは違うじゃん!


> 事実、スリーマイル原発でも炉心燃料の崩壊で一時期、中性子束の数値が跳ね上がっている時期が有った
> ただし、しばらくすると落ち着いた、何故か、水の中に大量の気泡が発生したから
> 中性子の減速不足で核分裂が維持できなくなったわけです。

気化する温度になった瞬間に、いきなり1気圧の気泡が出来るわけじゃない。
気化する温度になってから1気圧の気泡が出来るまで僅かながらも時間がかかる。
0.05秒では間に合わないという話をしてるんでしょう!

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/548.html#c15

[原発・フッ素48] 避難指示解除の冨岡町、祭は戻れど住民は戻らず(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
20. 2017年8月23日 19:02:01 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[31]
>>19.

3号機プールに置いてた猛毒(プルトニウム)がばら撒かれてた、公害の話をしてるんでしょう。

住民が帰還しない理由は、
猛毒を含む爆発物の保管場所あたりで爆発があったのに、
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77
「その他瓦礫」(大型クレーン,CUW/FDハッチ蓋以外のすべて)の撤去に着手する前の画像しか、
保管場所の97%が瓦礫で覆い隠されて目視確認できない頃の画像しか、公開してくれない、
という態度を見て、
未公開の97%の爆発物の何割かが爆発して飛散し、それに含まれる猛毒もばら撒かれたのでは?
と不信感を抱いているからです。

そこの画像は、帰還していいか否かを判断するためには、絶対に見ないといけない画像なのです。
だから、
住民説明会で「瓦礫撤去後の目視確認可になった画像を、なぜ公開してくれないんだ!」と追及したり、
「瓦礫撤去後の目視確認可になった画像を公開しろ! 隠蔽するな!」とデモを起こしたりする等して、
その画像の公開を一日も早く実現しなければいけない、重大なことなのです。

「その画像を見るまでもなく、そんなこと起きていないに決まってる。画像が公開されなくても放っといていい」
と騙すための様々な嘘が拡散されてるから、
すでに拡散されてるそれら嘘の一つ一つに対して、
「その画像を見てみない限りわからない」とわかるように説明を書いてるだけです。

その猛毒(プルトニウム)がばら撒かれたか否か、それ程の公害が起きてるか否かは、
3号機プールに置いてた使用済燃料が連鎖反応を起こして気化したか否かの一点に掛かってるのだから、
それが起きた可能性がそこそこあることを説明するしか、やりようがないでしょう。
住民説明会での追及やその画像の公開を求めるデモが必要だと正しい認識をしてもらうためには...

現状をだたありのまま撮影して公開するの簡単なことなのだから、
まず、これをやらせようではないですか!

みんなが黙ってるから実現しないだけで、
みんなが声を上げたら一瞬で実現することなのだから、
他の運動の邪魔にはならないでしょう。

やればすぐ終わる公開を、なぜ潰そうとする。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/548.html#c20

[原発・フッ素48] 避難指示解除の川俣町山木屋、商業施設開業1ヶ月で帰還は10人(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
8. 2017年8月23日 22:46:25 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[32]
住民が帰還しない理由は...

猛毒を含む爆発物の保管場所あたりで爆発があったのに、
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77
東電と政府が、未だに、
「その他瓦礫」(大型クレーン,CUW/FDハッチ蓋以外のすべて)の撤去に着手する前の画像しか、
保管場所の97%が瓦礫で覆い隠されて目視確認できない頃の画像しか、公開してくれない、
という態度を見て、
未公開の97%の爆発物の何割かが爆発して飛散し、それに含まれる猛毒もばら撒かれたのでは?
と不信感を抱いているからでしょう。

爆発物とは使用済燃料、保管場所とは3号機燃料プールのことです。

帰還して大丈夫か否かは、瓦礫をどけて目視確認可になった画像を見ない限り、絶対にわからない。
帰還して大丈夫か否かの判断には、絶対に、その画像の公開が必要なのです。

今の状態をありのまま撮影して公開する、
こんな、やろうと思えば簡単にできて、やれば一目瞭然で白黒付く、最低限の公開を、
このままずっと先延ばしし続けていいわけがないのです。
この公開の結果は、200km圏内の数百万人の生死を左右するのですから、道義上、絶対に必要なのです。

■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、
どうか、最低限の公開を未だにしてくれない行為に、抗議してください。


瓦礫撤去の進捗報告は、2015年11年に、その他瓦礫撤去に着手したと報告されたのを最後に、音沙汰なしです。
http://fukushimadisasternote.1apps.com/tepco_schedule4_ex.gif
(その他瓦礫とは、大型クレーン(FHM)とCUW/FD ハッチ蓋以外のほぼすべての瓦礫。瓦礫のほぼすべてが手付かず)

その後、出て来た資料で
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images1/d160526_08-j.pdf#page=17&zoom=50
「小瓦礫」の撤去は完了、
「床狭隘部残留小瓦礫」の撤去は未着手
と発表してるところを見ると、
撤去の着手の宣言だけして、実際には撤去せず、
その他瓦礫のほぼすべてを「床狭隘部残留小瓦礫」に分類して、
使用済燃料取出しの時期まで先送りすることに変更したと思われます
(もしあの後,少しでも撤去していて燃料が新たに姿を現していたら画像を公開してる筈)。

燃料取出し装置には瓦礫を撤去する機能も付いているので、
燃料置いてた場所を頭からすっぽり覆い隠してる瓦礫までもが、
燃料取出しのとき一緒に撤去するという口実で、燃料取出しの時期まで放置されるのです。
たとえ使用済燃料の大半が飛散してそこから無くなって居ても、燃料取出しの時期まで発覚しません。
燃料取出しの時期を延期し続ければ、永久に発覚しません。

あの連中が、なぜ、そこまで汚い手を使って発覚を先送りし続けようとしてるのかと言うと、
あとで使用済燃料の何割かが飛散済だと発覚したときに
「飛散済だと自分も知らなかったから自分は悪くない」と言い逃れできるようにするためです。
そのとき、あの連中は、
「燃料プールの目視確認が完了したなんてひと事も言ってない。
 燃料プールの件が燃料取出し装置の方に移り、目視確認の件が格納容器の方に移ったのを見て、
 燃料プールの目視確認が完了したと、勝手に思い込んだ住民の方が悪い」
と責任転嫁して来ます。
燃料プールの件を燃料取出し装置の方に移し、目視確認の件を格納容器の方に移してるのは、
燃料プールの目視確認が完了したと言わずに「完了した」と思い込ませる、騙すための手口なのです。

もし、「小瓦礫」の撤去が本当に完了し、未着手が文字通りの「床狭隘部残留小瓦礫」だけなら、
使用済燃料566体の全部について、そこにあるのか無いのかくらいは、目視確認できる状態になってる筈です。
なのに、それを撮影して公開しないということは、目視確認できる状態になっていないといことです。


■なお、これを書くと、必ず、
東電サイトへのリンク
http://photo.tepco.co.jp/cat2/04-j.html
を示して、「公開済の映像だけで、566体が全部、保管場所に残ってることは一目瞭然だ」
と言って来る人が現れます。
これは、閲覧者の方々がリンク先を見て確認することはないと見越したハッタリです。

リンク先を見たら、関係ない物が大半を占める、150個以上の膨大な数のリンクの一覧ですが、
150個中、関係のあるリンク、プール水面下が見えるリンク、以下のものくらいです。
http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201510-j/151016-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201508-j/150804-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201508-j/150802-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201409-j/140901_01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201408-j/140830-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201408-j/140829-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2013/201302-j/130221-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2013/201302-j/130213-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201210-j/121015-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201210-j/121003-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120926-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120925-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120924-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120913-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201204-j/120416-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201204-j/120413-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2011/201105-j/110510-02j.html

566体の燃料集合体のうち一部でも見える物を全部合わせても、10〜20体分(3%)しかありません。
残り550体(97%)は、瓦礫に覆い隠されてるせいで、そこにあるのか無いのかわからないままです。

また、その人は、
「瓦礫の山の表面に凹んだところが無いから、ラックや燃料集合体は全部残ってるに決まってる」
とか、おかしなことを言って来るかもしれませんが、
瓦礫の下にある物がラックや燃料集合体とは限りません。
場所によっては、プールの底まで全部瓦礫、という場所があるかもしれません。
瓦礫の下に何があるかなんて、見えないのだから、わかるわけがないのです。

それに、公開されてる画像は面積にして1割だけなのですから、
そもそも「瓦礫の山の表面に凹んだところが無い」という前提が嘘なのです。
未公開分の9割に凹んだところがあるかもしれません。あるかないかなんて、わからないのです。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/564.html#c8

[原発・フッ素48] 避難指示解除の川俣町山木屋、商業施設開業1ヶ月で帰還は10人(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
9. 2017年8月23日 22:57:25 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[33]
爆発のあったすぐ下にある、猛毒を含む爆発物の保管場所を、
(爆発物とは使用済燃料、保管場所とは3号機燃料プールのことです)、
保管場所の97%が瓦礫で覆い隠されて目視確認できない頃の画像しか、公開してくれない、
「小瓦礫撤去、実施済」と発表しながら、瓦礫撤去後の目視確認可になった画像を未だに公開しない、
こんな態度をとり続けられると、

いくら口先で
「溜まった水素が爆発しただけだから、保管場所の爆発物は爆発していないに決まってる」
と説明されても、信用できないだろう。
そんな説明を、瓦礫撤去後の目視確認可になった画像を隠蔽し続けながら言うな!
と誰でも思う。

実際、その説明は、全くの出鱈目です。
保管場所の爆発物は爆発したか否かは、贔屓目に見ても五分五分です。決まっていないのです。

瞬かすって行っただけで鉄骨,数十トン(1トンや2トンじゃない)を1000℃上げたほどの、
膨大な熱量を持った高温ガスが発生した状況証拠があるのですから、そんな説明、信用できません。
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77
鉄骨の曲がった箇所は全体に点在している。
曲がった箇所に集中的に熱が移ってそれらの箇所だけ1000℃になった、なんてあり得ないのだから
(曲がった箇所が1箇所だけなら熱がそこに集中もあり得るが、曲がった箇所は全体に点在している)、
鉄骨,数十トン全体が1000℃になったと考えるのが自然。

政府見解通り建屋内に水素ガスが600kg溜まっていて、水素ガス600kgが全部燃焼すると、
3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来(理由は後述)、
22.2トンの全部から、1000℃の差分の2600℃分の熱量が全部、鉄骨に移って、
ようやく鉄骨,数十トンの温度を1000度上げることができますが、
現実には、燃焼できるのは精々1/10ですし、あの一瞬で移る熱量も精々1/10ですから(理由は後述)、
水素爆発だけの熱量では2桁足りないのです。

■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、
どうか、最低限の公開を未だにしてくれない行為に、抗議してください。


■まず、あの一瞬で移る熱量は精々1/10くらいしかない理由は、
建屋内で出来た高温ガスは鉄骨を一瞬かすって通り過ぎて行くからです。
移る熱量が少ししかない理由は、細かい理屈はわからなくても、肌で感じるくらいあたり前過ぎる話です。

下図が爆発時の建屋天井の断面図で、■が鉄骨、↑が通り過ぎる高温ガスとすると、

  ■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■

鉄骨から離れたガスの大半が、鉄骨に熱を与えないまま、高温のまま、
建屋の外(上側)に出て行ってしまうことはわかると思う。
鉄骨近くのガスが鉄骨に熱を与えてしまって温度が下がったら、すぐ周りから熱が補充されて温度が復活する
とは言っても、時間ゼロでは無理なのだから、その一瞬ではほとんど補充されずに通り過ぎて行ってしまう。
鉄骨に熱を移すのは、鉄骨近くを通ったガスの熱だけ、しかも一瞬で通り過ぎるのだから移せる熱量も僅かです。


■3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来る理由は、
水素600kg=0.6トンが燃焼するには、その8倍の質量の酸素(4.8トンの酸素)が必要だが、
4.8トンの酸素には、その3.5倍の質量の窒素(16.8トンの窒素)が漏れなく付いて来る(空気は酸素と窒素の混合気)。
空気中で水素0.6トンが燃焼すると、5.4トンの水蒸気が、16.8トンの窒素と混ざった状態で出来上がる。
つまり、22.2トンの水素と窒素の混合気が出来上がり、そのときの温度は元の温度の3600度増。
要するに、3600℃の混合気22.2トンが出来上がる(元の温度は10℃以下で0℃と変わらないから3600度増なら3600℃)。


■600kg全部が建屋内で燃焼できるわけがない理由は、
水素ガスは、比重が空気の14分の1しかなく、水素ガスと空気は上下に分離して存在していた筈で、
水素ガスと空気が混ざることが出来るのは2者の境界付近だけ。だから、建屋内で燃焼できたのは精々60kgくらい。
爆発の衝撃で混ざるとは言っても、

|水素ガス|
|水素ガス|
|_水蒸気_|
|__空気__|
|__空気__|

上図のように、燃焼で出来た水蒸気が水素ガスと空気を仕切ったまま膨張して、
水素ガスを建屋の外に押し出すのだから、
水素ガスの大半は、酸素と結合できないまま、建屋の外に出て燃焼するか、燃焼せずに拡散するかして、
鉄骨に熱を与えるのに寄与しない。


■水素ガス600kgの燃焼だけでは全然足りないことが、わかるでしょう?

あの状況で他に熱を出した可能性があるのは、プール内の使用済燃料の連鎖反応だけなのです
(もし格納容器の中味が大量に飛散していたら、
 半減期の短い、強烈なγ線を出す物を含んだガスが膨大な量ばら撒かれていた筈だが、
 実際には空間線量が跳ね上がらなかったので否定される。となると高温ガスはプールから)。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/564.html#c9

[原発・フッ素48] 避難指示解除の川俣町山木屋、商業施設開業1ヶ月で帰還は10人(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
10. 2017年8月23日 23:00:34 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[34]
使用済燃料は水の中にあれば爆発物です。
爆発のあったすぐ下にある、猛毒を含む爆発物の保管場所(3号機プール)を、
保管場所の97%が瓦礫で覆い隠されて目視確認できない頃の画像しか、公開してくれない、
「小瓦礫撤去、実施済」と発表しながら、瓦礫撤去後の目視確認可になった画像を未だに公開しない、
こんな態度をとり続けられると、

いくら口先で
「原発燃料は、どんな状態になっても、原理的に爆発しない」
と説明されても、信用できないだろう。
そんな説明を、瓦礫撤去後の目視確認可になった画像を隠蔽し続けながら言うな!
と誰でも思う。

実際、その説明は出鱈目です。

燃料プールにある使用済燃料は、原子炉にあると燃料と同じ物です(原子炉から持って来たのだから当然)。
原子炉で、すべての制御棒が抜き去られると、連鎖反応が強烈になり核分裂の数が一瞬で急増して爆発しますが、
燃料プールでも、使用済燃料同士の間隔が狭くなると、それと同じことが起きます(核分裂の数の急増→爆発)。

■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、
どうか、最低限の公開を未だにしてくれない行為に、抗議してください。


使用済燃料は、ウランの純度が低いのは確かですが、その低い純度でさえ、
■燃料プール内の、核分裂が他の核分裂を誘発するときの倍率が、
平常時の時点ですでに ×0.95 くらいあり、
即発臨界爆発を起こす ×1.01 までの余裕が 6% しか無いことは、動かせない事実です
(純度が低くても,その分,間隔が狭くなれば×0.95や×1.1や×1.2になる程度の、連鎖反応の能力は残ってる)。
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/takahama3_kenkai101213.pdf#page=2
https://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/27340470.html
前者の資料なんて関電の資料ですよ。関電でさえ、×0.95 くらいはあることを認めています。
福島第1原発の3号機プールも似たようなものです(東電だけ×0.10とか、そんなことあり得ない)。
「ウランの純度が0.5%の物ばかりだから×0.95もあるわけない」とか、
「ラックにホウ酸(飛んでる中性子を減らす)が入ってるから×0.95もあるわけない」とか、
言って騙そうとする連中が湧いて来ますが、全くの出鱈目です。
この資料は、それらの努力をしても ×0.95 くらいにはなってしまう、ということを示しています。

間隔が狭くなったときに、ぎりぎり ×1.01 になっただけなら、
核分裂する個数の増え方が緩やかなため、中性子を減速する水に気泡が発生して増殖の倍率が下がるのが間に合い、
使用済燃料が気化する前に、増殖の倍率が×1を切って、使用済燃料が気化せずに済むかもしれませんが、
それが ×1.1 くらいになると、
即発中性子による誘発だけで ×1.089 に、つまり 0.0001 秒ごとに 1.089 倍ずつ増殖して行く事態になり、
核分裂する原子核の個数は、わずか 0.05秒 で 1.089の500乗 = 3265426兆倍になります。

倍率が ×1.1 に変わってから、火種となる中性子が当たるまでの時間は 0.001秒以内で無視できますから、
(燃料集合体1個の中では、自発的核分裂により 0.001秒(理由は後述)間隔で中性子が放出されるから)、
0.05秒の間に、少なくとも 3265426兆個 が分裂することになります。
ウラン235が1個分裂したときに出て来る熱量は 0.000000000032J ですから、
0.05秒の間に、少なくとも 0.000000000032J×32654260000億 = 1億J の熱が出て来ることになります。

燃料集合体1個に含まれるウランは、ウラン238を含め170kg、ウランの比熱は 117J/kg度 ですから、
燃料集合体1個のウラン部分の温度上昇は、1億J/(170kg×117J/kg度) = 5027度 です。
ウラン以外の部分に逃げる熱量は、0.05秒では僅かですから、ウラン部分は気化してしまいます。

■それで、×1.1 になる可能性があるかですが、水素爆発で水が動かされて水流の圧力でラックが壊れ、
使用済燃料の間隔が前後方向7%、左右方向8%狭くなっただけで、燃料の密度が15%上がり、そうなります。

ですから、使用済燃料が気化して飛散する可能性の有無は、
ラックが壊れる可能性があるか否かの一点に懸かっているのです。

ラックが壊れるメカニズムなんて、いろいろあると思います。
あり得ないと言い切る方がどうかしてます。
プール水面での水素爆発は、プール内の水を、圧縮できなくても、動かすことはできます。

プールの水面は10m×10mくらいの広さはあるのですから、
水面全体で爆発が全く同じように進行して、水面を押し下げる圧力も水面全体でずっと均一、
なんてことはあり得ない。
水面上の、爆発時の気体の状態は激しく変動し、水面を押し下げる圧力も不均一。

圧力の高い箇所の真下の水面が、下の水を水平方向に押しのけながら凹む。
代わりに圧力の低い箇所の真下の水面が盛り上がる、
そういうことが起こりそうです。
つまり、プール内で水が水平方向に動くことが起こり得るのです。

これが海のように上の開いた場所なら、圧力がすぐに逃げられるので、少しは緩和されますが、
天井が破裂するまで密封空間だった燃料プールでは、圧力差がモロに掛かって来ます。

ラックを壊すほどの水流が起こる可能性を、肯定も否定もできない筈です。

だから、覆い隠してる瓦礫を撤去して、目視確認する必要がある、と言っているのです。
根拠もなく否定して、目視確認する必要は無いと言い張るのは、政治的な理由によるごり押しです。

■なお、燃料集合体1個の中では、自発的核分裂により 0.001秒間隔で中性子が放出される理由は、
ウラン238の自発的核分裂の発生確率は 6.76回/秒kg、燃料集合体1個にウラン238は 160kg 含まれるから、
燃料集合体1個の中で自発的核分裂が起こる平均間隔は 1/(160kg×6.76回/秒kg) = 0.001秒 だからです。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/564.html#c10

[原発・フッ素48] 「政治的圧力、常にあった」退任前に規制委・田中委員長(朝日新聞) 赤かぶ
4. 2017年8月25日 21:11:49 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[35]
田中よ、どのような内容の脅しを受けていたか、公表しろよ!
例えば、
「私自身と殺すと脅されただけなら抵抗したけど、私の家族を殺す脅された。
 それも、読売に、私の家族をテロリストに仕立て上げる報道をさせて、
 裁判官に、私の家族をテロリスト認定させて、
 警察官に堂々と射殺させると脅された。
 そのやり方が上手く行かなくても、殺し屋に頼んで殺すと脅された」
とか。
官僚トップや安倍晋三やその側近達がして来た脅しが、どのような内容かわからない限り、
「圧力があったから仕方ないなあ」なんて、思えるか!

官僚トップや安倍晋三やその側近達が性根が腐り切っているから、
あなた自身を殺すなんて脅し方はしないだろう。
あなたの大切な人達を殺す、それも人間のくずに仕立て上げて(裁判、報道ともに)殺す
という脅し方をしていたことは、想像が付く。

田中よ、今こそ罪の償いをするときだ。
どのような内容の脅しを受けていたかを公表するしかない!

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/586.html#c4

[原発・フッ素48] 福島原発事故、トモダチ作戦に参加した米兵などが東電を提訴!約5450億円の損害賠償を請求!  赤かぶ
12. 2017年8月25日 23:00:33 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[36]
http://www.huffingtonpost.jp/2014/10/31/sailors-suit-fukushima_n_6080078.html
「「東電が日本政府の了解をとった上でアメリカに嘘の情報を提供したか」が争われたが、
 これが同裁判所の権限を超えたと判断されたためだ」
にあるとおり、
東電がアメリカに嘘の情報を提供したせいで被曝したことは、争う余地のない事実なのです。
(争う余地が残っているのは、「日本政府の了解をとった上で」か否かの部分だけ)。

日本政府と癒着してる連中が大挙して、「東電が嘘の情報を提供した」の部分を隠して、
「筋違いだ。訴える先は米軍やアメリカ政府だ」と騒ぎ立てて誤魔化そうとしてるけど、
アメリカ政府も米軍も、東電に騙されたから、間違った指令を出してしまったわけで、
騙されて指令を出してしまった人達をスキップして、
被曝すると知りながら故意に騙した東電の人間を訴えるのも、一つのやり方だと思います。
東電の人間は米兵を故意に殺そうとした、殺してかわまないという悪意があったわけですから...

だたし、民事ではなく、未必の故意による殺人として、傷害罪・殺人罪で訴えるべきです。

前々からずっと思っていたのだけれど、
放射性物質をばら撒いただけでは傷害・殺人にはならない、
ばら撒かれたのに「ばら撒かれていない」と騙して吸わせるから傷害・殺人になるのです。

ところが、ネットを見てると、
問題点をばら撒いた行為の方に不自然に捻じ曲げ、騙して吸わせる行為から目を逸らそう
とする連中が跋扈しています。

重要なのは、今回の原発事故によって
どれくらいの規模の公害(毒のばら撒かれた量)が起きてるのかで、
その規模を判断できる画像(例えば瓦礫撤去後の3号機プール)を公開させることなのに、
「事故を起こした」という曖昧な言い方に捻じ曲げて、公害の話から目を逸らし、
何の根拠も無く政治的に「公害の規模はこれくらいに決まってる」とごり押しされています。

この訴訟は、1号機爆発による公害の規模しか関係ないけれど、
裁判の過程で、3号機爆発による公害の規模の話に飛び火してくれると、
200km圏内に住む、騙されて毒の粉を吸わされ続けてる数百万人の命が少しは救われるかもしれない。
今からでも発覚して移住した方が、肺癌を発症する人が少しは減るから、ずっと移住しないよりまし。

3号機爆発による公害の規模の話に飛び火してくれると、なぜ命が救われるかというと、
3号機の方は一目瞭然で白黒付く物的証拠が残ってるからですよ。
瓦礫撤去後の燃料プールを写した画像が公開されれば一目瞭然です。
(猛毒を保管していた場所の画像を、未だに公開しないままが通用してることの方がおかしい)

1号機爆発には、物的証拠に採用できるものが見当たらないので真相を暴きにくい。

一目瞭然の物的証拠が残ってる方に、飛び火してほしい。

なお、公害の規模は放射線量を見ればわかると思うのは、全くの間違え。
プルトニウムは放射線量に現れない。
それだけでなく、たとえ途轍もない汚染があっても、測定器では見つけられない。
理由は、粉だからとびとびに偏って点在してるのに、α線は数cmしか飛んでくれないからです。
測定器が、点在してる場所の数cm以内にたまたま行かない限り反応してくれないから。

ほとんどセシウムしか飛散していない、格納容器隙間から漏れただけの場合と、
セシウムと一緒にプルトニウムも大量ばら撒かれた、使用済燃料が気化した場合とでは、
公害の規模が桁違いに違う。

セシウムとプルトニウムが同じくらいのベクレル数あっても、
肺の一点に集中して溜まるプルトニウムの方が、癌細胞の増殖が始まるリスクが桁違いに大きい。
(そもそも、α線がγ線の20倍しかないとするベクレル数の決め方がおかしい。
 一点に集中と全身に点在とでは、癌細胞の増殖が始まるリスクは違うだろう。一緒にするな!)

一目瞭然で白黒付く物的証拠がずっと隠蔽されてるのに、
住民説明会で誰一人,追及しないし、公開を求めるデモを起こす人が一人も現れないのが悔しい。
(それとも、現れてるのに報道されないから、わからないだけなのか?)
あれが公開されれば一目瞭然なのに...

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/583.html#c12

[原発・フッ素48] 福島原発事故後の安全宣言や強制帰還政策は国家の犯罪行為である理由。(お役立ち情報の杜(もり)) 赤かぶ
11. 2017年8月30日 22:52:15 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[37]
山本太郎氏には、是非、

猛毒を含む爆発物の保管場所(3号機プール)あたりで爆発があったのに、
東電と政府が、未だに、その保管場所の画像を公開してくれないことも、追及してもらいたい
(小瓦礫が邪魔で見えない頃の(見えるのは3%)画像だけ公開して、小瓦礫撤去後の画像は完全隠蔽)。
爆発物とは使用済燃料です。水の中にあれば爆発物です(間隔が狭くなっとき連鎖反応を起こす)。

ネットでは「溜まった水素が爆発しただけで、保管場所の爆発物は爆発していないに決まってる」
という説明が蔓延してるようですが、その説明は、状況証拠と完全に矛盾しています。
小瓦礫撤去後の画像を見るという簡単に出来て100%確実な判別方法があるのに、
それをわざとやらずに、
わざわざ状況証拠と矛盾する説明に、200km圏に住む数百万人の生死を賭けていいわけないでしょう!

画像を見もせずに説明だけで判断する前に、状況証拠を見てください。

一瞬かすって行っただけで鉄骨,数十トン(1トンや2トンじゃない)を1000℃上げたほどの、
膨大な熱量を持った高温ガスが発生した状況証拠があり、その説明は現実と矛盾しているのです。
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77
鉄骨の曲がった箇所は全体に点在している。
曲がった箇所に集中的に熱が移ってそれらの箇所だけ1000℃になった、なんてあり得ないのだから
(曲がった箇所が1箇所だけなら熱がそこに集中もあり得るが、曲がった箇所は全体に点在している)、
鉄骨,数十トン全体が1000℃になったと考えるのが自然。

政府見解通り建屋内に水素ガスが600kg溜まっていて、水素ガス600kgが全部燃焼すると、
3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来(理由は後述)、
22.2トンの全部から、1000℃の差分の2600℃分の熱量が全部、鉄骨に移って、
ようやく鉄骨,数十トンの温度を1000度上げることができますが、
現実には、燃焼できるのは精々1/10ですし、あの一瞬で移る熱量も精々1/10ですから(理由は後述)、
水素爆発だけの熱量では2桁足りないのです。

■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、
どうか、最低限の公開を未だにしてくれない行為に、抗議してください。


■まず、あの一瞬で移る熱量は精々1/10くらいしかない理由は、
建屋内で出来た高温ガスは鉄骨を一瞬かすって通り過ぎて行くからです。
移る熱量が少ししかない理由は、細かい理屈はわからなくても、肌で感じるくらいあたり前過ぎる話です。

下図が爆発時の建屋天井の断面図で、■が鉄骨、↑が通り過ぎる高温ガスとすると、

  ■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■

鉄骨から離れたガスの大半が、鉄骨に熱を与えないまま、高温のまま、
建屋の外(上側)に出て行ってしまうことはわかると思う。
鉄骨近くのガスが鉄骨に熱を与えてしまって温度が下がったら、すぐ周りから熱が補充されて温度が復活する
とは言っても、時間ゼロでは無理なのだから、その一瞬ではほとんど補充されずに通り過ぎて行ってしまう。
鉄骨に熱を移すのは、鉄骨近くを通ったガスの熱だけ、しかも一瞬で通り過ぎるのだから移せる熱量も僅かです。


■3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来る理由は、
水素600kg=0.6トンが燃焼するには、その8倍の質量の酸素(4.8トンの酸素)が必要だが、
4.8トンの酸素には、その3.5倍の質量の窒素(16.8トンの窒素)が漏れなく付いて来る(空気は酸素と窒素の混合気)。
空気中で水素0.6トンが燃焼すると、5.4トンの水蒸気が、16.8トンの窒素と混ざった状態で出来上がる。
つまり、22.2トンの水素と窒素の混合気が出来上がり、そのときの温度は元の温度の3600度増。
要するに、3600℃の混合気22.2トンが出来上がる(元の温度は10℃以下で0℃と変わらないから3600度増なら3600℃)。


■600kg全部が建屋内で燃焼できるわけがない理由は、
水素ガスは、比重が空気の14分の1しかなく、水素ガスと空気は上下に分離して存在していた筈で、
水素ガスと空気が混ざることが出来るのは2者の境界付近だけ。だから、建屋内で燃焼できたのは精々60kgくらい。
爆発の衝撃で混ざるとは言っても、

|水素ガス|
|水素ガス|
|_水蒸気_|
|__空気__|
|__空気__|

上図のように、燃焼で出来た水蒸気が水素ガスと空気を仕切ったまま膨張して、
水素ガスを建屋の外に押し出すのだから、
水素ガスの大半は、酸素と結合できないまま、建屋の外に出て燃焼するか、燃焼せずに拡散するかして、
鉄骨に熱を与えるのに寄与しない。


■水素ガス600kgの燃焼だけでは全然足りないことが、わかるでしょう?

あの状況で他に熱を出した可能性があるのは、プール内の使用済燃料の連鎖反応だけなのです
(もし格納容器の中味が大量に飛散していたら、
 半減期の短い、強烈なγ線を出す物を含んだガスが膨大な量ばら撒かれていた筈だが、
 実際には空間線量が跳ね上がらなかったので否定される。となると高温ガスはプールから)。


■この説明を読めば、
小瓦礫撤去後の画像を見るという簡単に出来て100%確実な判別方法があるのに、
それをわざとやらずに説明だけで判断することが、如何に恐ろしいことか、わかると思います。
その画像の公開は、絶対にやらせないといけないのです。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/593.html#c11

[原発・フッ素48] 福島原発事故後の安全宣言や強制帰還政策は国家の犯罪行為である理由。(お役立ち情報の杜(もり)) 赤かぶ
12. 2017年8月30日 23:03:58 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[38]
山本太郎氏には、
爆発が起きた場所あたりにある、猛毒を含む爆発物の保管場所(3号機プール)の画像を、
東電と政府が、未だに公開してくれないことも、追及してもらいたい
(小瓦礫が邪魔で見えない頃の(見えるのは3%)画像だけ公開して、小瓦礫撤去後の画像は完全隠蔽)。
爆発物とは使用済燃料です。水の中にあれば爆発物です(間隔が狭くなっとき連鎖反応を起こす)。

ネットでは、
「原発燃料は、どんな状態になっても、原理的に爆発しない」
という嘘が蔓延しているようですが、
その説明は、核兵器並の爆発が起きないだけのことを、爆発が起きないことに捻じ曲げています。
(核兵器は、核分裂の誘発に0.000001秒しか掛からないから、連鎖が全部に行き渡り、100%核分裂する。
 原発燃料は0.0001秒かかるから、連鎖が一部にしか行き渡らないうちに連鎖反応が停まり、
 ほんの一部しか核分裂しないし威力も小さいけど燃料は気化する。それが起こることを無視してる)。
小瓦礫撤去後の画像を見るという簡単に出来て100%確実な判別方法があるのに、
それをわざとやらずに、
わざわざ状況証拠と矛盾する説明に、200km圏に住む数百万人の生死を賭けていいわけないでしょう!

燃料プールにある使用済燃料は、原子炉にあると燃料と同じ物です(原子炉から持って来たのだから当然)。
原子炉で、すべての制御棒が抜き去られると、連鎖反応が強烈になり核分裂の数が一瞬で急増して爆発しますが、
燃料プールでも、使用済燃料同士の間隔が狭くなると、それと同じことが起きます(核分裂の数の急増→爆発)。

■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、
どうか、最低限の公開を未だにしてくれない行為に、抗議してください。


使用済燃料は、ウランの純度が低いのは確かですが、その低い純度でさえ、
■燃料プール内の、核分裂が他の核分裂を誘発するときの倍率が、
平常時の時点ですでに ×0.95 くらいあり、
即発臨界爆発を起こす ×1.01 までの余裕が 6% しか無いことは、動かせない事実です
(純度が低くても,その分,間隔が狭くなれば×0.95や×1.1や×1.2になる程度の、連鎖反応の能力は残ってる)。
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/takahama3_kenkai101213.pdf#page=2
https://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/27340470.html
前者の資料なんて関電の資料ですよ。関電でさえ、×0.95 くらいはあることを認めています。
福島第1原発の3号機プールも似たようなものです(東電だけ×0.10とか、そんなことあり得ない)。
「ウランの純度が0.5%の物ばかりだから×0.95もあるわけない」とか、
「ラックにホウ酸(飛んでる中性子を減らす)が入ってるから×0.95もあるわけない」とか、
言って騙そうとする連中が湧いて来ますが、全くの出鱈目です。
この資料は、それらの努力をしても ×0.95 くらいにはなってしまう、ということを示しています。

間隔が狭くなったときに、ぎりぎり ×1.01 になっただけなら、
核分裂する個数の増え方が緩やかなため、中性子を減速する水に気泡が発生して増殖の倍率が下がるのが間に合い、
使用済燃料が気化する前に、増殖の倍率が×1を切って、使用済燃料が気化せずに済むかもしれませんが、
それが ×1.1 くらいになると、
即発中性子による誘発だけで ×1.089 に、つまり 0.0001 秒ごとに 1.089 倍ずつ増殖して行く事態になり、
核分裂する原子核の個数は、わずか 0.05秒 で 1.089の500乗 = 3265426兆倍になります。

倍率が ×1.1 に変わってから、火種となる中性子が当たるまでの時間は 0.001秒以内で無視できますから、
(燃料集合体1個の中では、自発的核分裂により 0.001秒(理由は後述)間隔で中性子が放出されるから)、
0.05秒の間に、少なくとも 3265426兆個 が分裂することになります。
ウラン235が1個分裂したときに出て来る熱量は 0.000000000032J ですから、
0.05秒の間に、少なくとも 0.000000000032J×32654260000億 = 1億J の熱が出て来ることになります。

燃料集合体1個に含まれるウランは、ウラン238を含め170kg、ウランの比熱は 117J/kg度 ですから、
燃料集合体1個のウラン部分の温度上昇は、1億J/(170kg×117J/kg度) = 5027度 です。
ウラン以外の部分に逃げる熱量は、0.05秒では僅かですから、ウラン部分は気化してしまいます。

■それで、×1.1 になる可能性があるかですが、水素爆発で水が動かされて水流の圧力でラックが壊れ、
使用済燃料の間隔が前後方向7%、左右方向8%狭くなっただけで、燃料の密度が15%上がり、そうなります。

ですから、使用済燃料が気化して飛散する可能性の有無は、
ラックが壊れる可能性があるか否かの一点に懸かっているのです。

ラックが壊れるメカニズムなんて、いろいろあると思います。
あり得ないと言い切る方がどうかしてます。
プール水面での水素爆発は、プール内の水を、圧縮できなくても、動かすことはできます。

プールの水面は10m×10mくらいの広さはあるのですから、
水面全体で爆発が全く同じように進行して、水面を押し下げる圧力も水面全体でずっと均一、
なんてことはあり得ない。
水面上の、爆発時の気体の状態は激しく変動し、水面を押し下げる圧力も不均一。

圧力の高い箇所の真下の水面が、下の水を水平方向に押しのけながら凹む。
代わりに圧力の低い箇所の真下の水面が盛り上がる、
そういうことが起こりそうです。
つまり、プール内で水が水平方向に動くことが起こり得るのです。

これが海のように上の開いた場所なら、圧力がすぐに逃げられるので、少しは緩和されますが、
天井が破裂するまで密封空間だった燃料プールでは、圧力差がモロに掛かって来ます。

ラックを壊すほどの水流が起こる可能性を、肯定も否定もできない筈です。

だから、覆い隠してる瓦礫を撤去して、目視確認する必要がある、と言っているのです。
根拠もなく否定して、目視確認する必要は無いと言い張るのは、政治的な理由によるごり押しです。

■なお、燃料集合体1個の中では、自発的核分裂により 0.001秒間隔で中性子が放出される理由は、
ウラン238の自発的核分裂の発生確率は 6.76回/秒kg、燃料集合体1個にウラン238は 160kg 含まれるから、
燃料集合体1個の中で自発的核分裂が起こる平均間隔は 1/(160kg×6.76回/秒kg) = 0.001秒 だからです。


■この説明を読めば、
小瓦礫撤去後の画像を見るという簡単に出来て100%確実な判別方法があるのに、
それをわざとせずに説明だけで判断することが、如何に恐ろしいことか、わかると思います。
その画像の公開は、絶対にやらせないといけないのです。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/593.html#c12

[原発・フッ素48] 復興大臣は福島への教育旅行を呼びかけ、でも止めた方が!(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
1. 2017年9月01日 22:58:39 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[39]
> 復興大臣が8月26日に第65回日本PTA全国研究大会で
> ・「放射線への正しい理解が乏しく、風評被害が続いている」
> ・「復興に取り組む人の声を聞くことはかけがえのない経験になる。」
> との理由から福島への教育旅行を呼びかけた

猛毒を含む爆発物の保管場所(3号機プール)あたりで爆発があったのに、
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77
未だにその保管場所の画像を見せずに、実害はなく風評被害だけだと言って来ることに、
抗議した参加者は誰も居ないのか?
見もせずに実害は無いと断言していいと本気で信じているのか?
(小瓦礫が邪魔で見えない頃の(見えるのは3%)画像だけ公開して、小瓦礫撤去後の画像は完全隠蔽)。

爆発物とは使用済燃料です。水の中にあれば爆発物です(間隔が狭くなっとき連鎖反応を起こす)。

猛毒含む燃料が一切飛散していないか、何割かが飛散したのかは、贔屓目に見ても五分五分なのだから、
どちらなのかは、目視確認しない限り、絶対にわからない。
燃料が今も全部そこにあるのか、何割かがばら撒かれて無くなってるのか、目視確認しない限り...

この公開は、やろうと思えば簡単にできて、やれば一目瞭然で白黒付く公開で、
しかも、200km圏内の数百万人の生死を左右する公開なのだから、
絶対にやらせないといけない。

■この系統の会に参加する方々には、是非、小瓦礫撤去後の画像を公開しないことに抗議してもらいたい。

瓦礫撤去の進捗報告は、2015年11年に、その他瓦礫撤去に着手したと報告されたのを最後に打ち切られてる。
http://fukushimadisasternote.1apps.com/tepco_schedule4_ex.gif
(その他瓦礫とは、大型クレーン(FHM)とCUW/FD ハッチ蓋以外のほぼすべての瓦礫。瓦礫のほぼすべてが手付かず)

その後、
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images1/d160526_08-j.pdf#page=17&zoom=50
「小瓦礫」の撤去は実施済み、
「床狭隘部残留小瓦礫」の撤去は未着手
と報告されてるけど、こんな報告見ても、目視確認できる状態になったのかわからない
なぜなら、
撤去の着手の宣言だけして、実際には撤去せず、
その他瓦礫のほぼすべてを「床狭隘部残留小瓦礫」に分類して、
使用済燃料取出しの時期まで先送りすることに変更したのかもしれないから。
(もしあの後,少しでも撤去していて燃料が新たに姿を現していたら画像を公開してる筈)

燃料取出し装置には瓦礫を撤去する機能も付いているので、
燃料置いてた場所を頭からすっぽり覆い隠してる瓦礫までもが、
燃料取出しのとき一緒に撤去するという口実で、燃料取出しの時期まで放置されるのです。
たとえ使用済燃料の大半が飛散してそこから無くなっていても、燃料取出しの時期まで発覚しません。
燃料取出しの時期を延期し続ければ、永久に発覚しません。

あの連中が、なぜ、そこまで汚い手を使って発覚を先送りし続けようとしてるのかと言うと、
あとで使用済燃料の何割かが飛散済だと発覚したときに
「飛散済だと自分も知らなかったから自分は悪くない」と言い逃れできるようにするためです。
そのとき、あの連中は、
「燃料プールの目視確認が完了したなんてひと事も言ってない。
 燃料プールの件が燃料取出し装置の方に移り、目視確認の件が格納容器の方に移ったのを見て、
 燃料プールの目視確認が完了したと、勝手に思い込んだ住民の方が悪い」
と責任転嫁して来ます。
燃料プールの件を燃料取出し装置の方に移し、目視確認の件を格納容器の方に移してるのは、
燃料プールの目視確認が完了したと言わずに「完了した」と思い込ませる、騙すための手口なのです。

もし、「小瓦礫」の撤去が本当に完了し、未着手が文字通りの「床狭隘部残留小瓦礫」だけなら、
使用済燃料566体の全部について、そこにあるのか無いのかくらいは、目視確認できる状態になってる筈です。
なのに、それを撮影して公開しないということは、目視確認できる状態になっていないといことです。

■なお、これを書くと、必ず、
東電サイトへのリンク
http://photo.tepco.co.jp/cat2/04-j.html
を示して、「公開済の映像だけで、566体が全部、保管場所に残ってることは一目瞭然だ」
と言って来る人が現れます。
これは、閲覧者の方々がリンク先を見て確認することはないと見越したハッタリです。

リンク先を見たら、関係ない物が大半を占める、150個以上の膨大な数のリンクの一覧ですが、
150個中、関係のあるリンク、プール水面下が見えるリンク、以下のものくらいです。
http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201510-j/151016-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201508-j/150804-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2015/201508-j/150802-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201409-j/140901_01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201408-j/140830-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201408-j/140829-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2013/201302-j/130221-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2013/201302-j/130213-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201210-j/121015-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201210-j/121003-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120926-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120925-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120924-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201209-j/120913-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201204-j/120416-02j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2012/201204-j/120413-01j.html
http://photo.tepco.co.jp/date/2011/201105-j/110510-02j.html

566体の燃料集合体のうち一部でも見える物を全部合わせても、10〜20体分(3%)しかありません。
残り550体(97%)は、瓦礫に覆い隠されてるせいで、そこにあるのか無いのかわからないままです。

また、その人は、
「瓦礫の山の表面に凹んだところが無いから、ラックや燃料集合体は全部残ってるに決まってる」
とか、おかしなことを言って来るかもしれませんが、
瓦礫の下にある物がラックや燃料集合体とは限りません。
場所によっては、プールの底まで全部瓦礫、という場所があるかもしれません。
瓦礫の下に何があるかなんて、見えないのだから、わかるわけがないのです。

それに、公開されてる画像は面積にして1割だけなのですから、
そもそも「瓦礫の山の表面に凹んだところが無い」という前提が嘘なのです。
未公開分の9割に凹んだところがあるかもしれません。あるかないかなんて、わからないのです。


■上に書いた説明を読めば、
小瓦礫撤去後の画像を見るという簡単に出来て100%確実な判別方法があるのに、
それをわざとやらずに理屈だけで実害無しと断言することが、如何に恐ろしいことか、わかると思います。
その画像の公開は、絶対にやらせないといけないのです。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/615.html#c1

[原発・フッ素48] 復興大臣は福島への教育旅行を呼びかけ、でも止めた方が!(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
2. 2017年9月01日 22:59:07 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[40]
猛毒を含む爆発物の保管場所(3号機プール)あたりで爆発があったのに、
未だにその保管場所の画像を見せずに、実害はなく風評被害だけだと言って来ることに、
抗議した参加者は誰も居ないのか?
見もせずに実害は無いと断言していいと本気で信じているのか?
(小瓦礫が邪魔で見えない頃の(見えるのは3%)画像だけ公開して、小瓦礫撤去後の画像は完全隠蔽)。

爆発物とは使用済燃料です。水の中にあれば爆発物です(間隔が狭くなっとき連鎖反応を起こす)。

ネットでは「溜まった水素が爆発しただけで、保管場所の爆発物は爆発していないに決まってる」
という説明が蔓延してるようですが、その説明は、状況証拠と完全に矛盾しています。
小瓦礫撤去後の画像を見るという簡単に出来て100%確実な判別方法があるのに、
それをわざとやらずに、
わざわざ状況証拠と矛盾する説明に、200km圏に住む数百万人の生死を賭けていいわけないでしょう!

■この系統の会に参加する方々には、是非、小瓦礫撤去後の画像を公開しないことに抗議してもらいたい。

画像を見もせずに説明だけで判断する前に、状況証拠を見てください。

一瞬かすって行っただけで鉄骨,数十トン(1トンや2トンじゃない)を1000℃上げたほどの、
膨大な熱量を持った高温ガスが発生した状況証拠があり、その説明は現実と矛盾しているのです。
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
http://c23.biz/eV77
鉄骨の曲がった箇所は全体に点在している。
曲がった箇所に集中的に熱が移ってそれらの箇所だけ1000℃になった、なんてあり得ないのだから
(曲がった箇所が1箇所だけなら熱がそこに集中もあり得るが、曲がった箇所は全体に点在している)、
鉄骨,数十トン全体が1000℃になったと考えるのが自然。

政府見解通り建屋内に水素ガスが600kg溜まっていて、水素ガス600kgが全部燃焼すると、
3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来(理由は後述)、
22.2トンの全部から、1000℃の差分の2600℃分の熱量が全部、鉄骨に移って、
ようやく鉄骨,数十トンの温度を1000度上げることができますが、
現実には、燃焼できるのは精々1/10ですし、あの一瞬で移る熱量も精々1/10ですから(理由は後述)、
水素爆発だけの熱量では2桁足りないのです。

■住民説明会に参加される方か、デモの人員を集める力を持った方が、いらっしゃいましたら、
どうか、最低限の公開を未だにしてくれない行為に、抗議してください。


■まず、あの一瞬で移る熱量は精々1/10くらいしかない理由は、
建屋内で出来た高温ガスは鉄骨を一瞬かすって通り過ぎて行くからです。
移る熱量が少ししかない理由は、細かい理屈はわからなくても、肌で感じるくらいあたり前過ぎる話です。

下図が爆発時の建屋天井の断面図で、■が鉄骨、↑が通り過ぎる高温ガスとすると、

  ■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■↑↑↑↑↑↑■

鉄骨から離れたガスの大半が、鉄骨に熱を与えないまま、高温のまま、
建屋の外(上側)に出て行ってしまうことはわかると思う。
鉄骨近くのガスが鉄骨に熱を与えてしまって温度が下がったら、すぐ周りから熱が補充されて温度が復活する
とは言っても、時間ゼロでは無理なのだから、その一瞬ではほとんど補充されずに通り過ぎて行ってしまう。
鉄骨に熱を移すのは、鉄骨近くを通ったガスの熱だけ、しかも一瞬で通り過ぎるのだから移せる熱量も僅かです。


■3600℃の混合気(質量比で窒素:水蒸気=7:2)が22.2トン出来る理由は、
水素600kg=0.6トンが燃焼するには、その8倍の質量の酸素(4.8トンの酸素)が必要だが、
4.8トンの酸素には、その3.5倍の質量の窒素(16.8トンの窒素)が漏れなく付いて来る(空気は酸素と窒素の混合気)。
空気中で水素0.6トンが燃焼すると、5.4トンの水蒸気が、16.8トンの窒素と混ざった状態で出来上がる。
つまり、22.2トンの水素と窒素の混合気が出来上がり、そのときの温度は元の温度の3600度増。
要するに、3600℃の混合気22.2トンが出来上がる(元の温度は10℃以下で0℃と変わらないから3600度増なら3600℃)。


■600kg全部が建屋内で燃焼できるわけがない理由は、
水素ガスは、比重が空気の14分の1しかなく、水素ガスと空気は上下に分離して存在していた筈で、
水素ガスと空気が混ざることが出来るのは2者の境界付近だけ。だから、建屋内で燃焼できたのは精々60kgくらい。
爆発の衝撃で混ざるとは言っても、

|水素ガス|
|水素ガス|
|_水蒸気_|
|__空気__|
|__空気__|

上図のように、燃焼で出来た水蒸気が水素ガスと空気を仕切ったまま膨張して、
水素ガスを建屋の外に押し出すのだから、
水素ガスの大半は、酸素と結合できないまま、建屋の外に出て燃焼するか、燃焼せずに拡散するかして、
鉄骨に熱を与えるのに寄与しない。


■水素ガス600kgの燃焼だけでは全然足りないことが、わかるでしょう?

あの状況で他に熱を出した可能性があるのは、プール内の使用済燃料の連鎖反応だけなのです
(もし格納容器の中味が大量に飛散していたら、
 半減期の短い、強烈なγ線を出す物を含んだガスが膨大な量ばら撒かれていた筈だが、
 実際には空間線量が跳ね上がらなかったので否定される。となると高温ガスはプールから)。


■上に書いた説明を読めば、
小瓦礫撤去後の画像を見るという簡単に出来て100%確実な判別方法があるのに、
それをわざとやらずに理屈だけで実害無しと断言することが、如何に恐ろしいことか、わかると思います。
その画像の公開は、絶対にやらせないといけないのです。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/615.html#c2

[原発・フッ素48] 復興大臣は福島への教育旅行を呼びかけ、でも止めた方が!(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
3. 2017年9月01日 22:59:19 : h1xJj2FV8w : L3aQrPKRNdE[41]
爆発が起こった場所あたりにある、猛毒を含む爆発物の保管場所(3号機プール)を未だに見せずに、
実害はなく風評被害だけだと言って来ることに、
抗議した参加者は誰も居ないのか?
見もせずに実害は無いと断言していいと本気で信じているのか?
(小瓦礫が邪魔で見えない頃の(見えるのは3%)画像だけ公開して、小瓦礫撤去後の画像は完全隠蔽)。

爆発物とは使用済燃料です。水の中にあれば爆発物です(間隔が狭くなっとき連鎖反応を起こす)。

ネットでは、
「原発燃料は、どんな状態になっても、原理的に爆発しない」
という嘘が蔓延しているようですが、
その説明は、核兵器並の爆発が起きないだけのことを、爆発が起きないことに捻じ曲げています。
(核兵器は、核分裂の誘発に0.000001秒しか掛からないから、連鎖が全部に行き渡り、100%核分裂する。
 原発燃料は0.0001秒かかるから、連鎖が一部にしか行き渡らないうちに連鎖反応が停まり、
 ほんの一部しか核分裂しないし威力も小さいけど燃料は気化する。それが起こることを無視してる)。
小瓦礫撤去後の画像を見るという簡単に出来て100%確実な判別方法があるのに、
それをわざとやらずに、
わざわざ状況証拠と矛盾する説明に、200km圏に住む数百万人の生死を賭けていいわけないでしょう!

燃料プールにある使用済燃料は、原子炉にあると燃料と同じ物です(原子炉から持って来たのだから当然)。
原子炉で、すべての制御棒が抜き去られると、連鎖反応が強烈になり核分裂の数が一瞬で急増して爆発しますが、
燃料プールでも、使用済燃料同士の間隔が狭くなると、それと同じことが起きます(核分裂の数の急増→爆発)。

■この系統の会に参加する方々には、是非、小瓦礫撤去後の画像を公開しないことに抗議してもらいたい。

使用済燃料は、ウランの純度が低いのは確かですが、その低い純度でさえ、
■燃料プール内の、核分裂が他の核分裂を誘発するときの倍率が、
平常時の時点ですでに ×0.95 くらいあり、
即発臨界爆発を起こす ×1.01 までの余裕が 6% しか無いことは、動かせない事実です
(純度が低くても,その分,間隔が狭くなれば×0.95や×1.1や×1.2になる程度の、連鎖反応の能力は残ってる)。
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/takahama3_kenkai101213.pdf#page=2
https://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/27340470.html
前者の資料なんて関電の資料ですよ。関電でさえ、×0.95 くらいはあることを認めています。
福島第1原発の3号機プールも似たようなものです(東電だけ×0.10とか、そんなことあり得ない)。
「ウランの純度が0.5%の物ばかりだから×0.95もあるわけない」とか、
「ラックにホウ酸(飛んでる中性子を減らす)が入ってるから×0.95もあるわけない」とか、
言って騙そうとする連中が湧いて来ますが、全くの出鱈目です。
この資料は、それらの努力をしても ×0.95 くらいにはなってしまう、ということを示しています。

間隔が狭くなったときに、ぎりぎり ×1.01 になっただけなら、
核分裂する個数の増え方が緩やかなため、中性子を減速する水に気泡が発生して増殖の倍率が下がるのが間に合い、
使用済燃料が気化する前に、増殖の倍率が×1を切って、使用済燃料が気化せずに済むかもしれませんが、
それが ×1.1 くらいになると、
即発中性子による誘発だけで ×1.089 に、つまり 0.0001 秒ごとに 1.089 倍ずつ増殖して行く事態になり、
核分裂する原子核の個数は、わずか 0.05秒 で 1.089の500乗 = 3265426兆倍になります。

倍率が ×1.1 に変わってから、火種となる中性子が当たるまでの時間は 0.001秒以内で無視できますから、
(燃料集合体1個の中では、自発的核分裂により 0.001秒(理由は後述)間隔で中性子が放出されるから)、
0.05秒の間に、少なくとも 3265426兆個 が分裂することになります。
ウラン235が1個分裂したときに出て来る熱量は 0.000000000032J ですから、
0.05秒の間に、少なくとも 0.000000000032J×32654260000億 = 1億J の熱が出て来ることになります。

燃料集合体1個に含まれるウランは、ウラン238を含め170kg、ウランの比熱は 117J/kg度 ですから、
燃料集合体1個のウラン部分の温度上昇は、1億J/(170kg×117J/kg度) = 5027度 です。
ウラン以外の部分に逃げる熱量は、0.05秒では僅かですから、ウラン部分は気化してしまいます。

■それで、×1.1 になる可能性があるかですが、水素爆発で水が動かされて水流の圧力でラックが壊れ、
使用済燃料の間隔が前後方向7%、左右方向8%狭くなっただけで、燃料の密度が15%上がり、そうなります。

ですから、使用済燃料が気化して飛散する可能性の有無は、
ラックが壊れる可能性があるか否かの一点に懸かっているのです。

ラックが壊れるメカニズムなんて、いろいろあると思います。
あり得ないと言い切る方がどうかしてます。
プール水面での水素爆発は、プール内の水を、圧縮できなくても、動かすことはできます。

プールの水面は10m×10mくらいの広さはあるのですから、
水面全体で爆発が全く同じように進行して、水面を押し下げる圧力も水面全体でずっと均一、
なんてことはあり得ない。
水面上の、爆発時の気体の状態は激しく変動し、水面を押し下げる圧力も不均一。

圧力の高い箇所の真下の水面が、下の水を水平方向に押しのけながら凹む。
代わりに圧力の低い箇所の真下の水面が盛り上がる、
そういうことが起こりそうです。
つまり、プール内で水が水平方向に動くことが起こり得るのです。

これが海のように上の開いた場所なら、圧力がすぐに逃げられるので、少しは緩和されますが、
天井が破裂するまで密封空間だった燃料プールでは、圧力差がモロに掛かって来ます。

ラックを壊すほどの水流が起こる可能性を、肯定も否定もできない筈です。

だから、覆い隠してる瓦礫を撤去して、目視確認する必要がある、と言っているのです。
根拠もなく否定して、目視確認する必要は無いと言い張るのは、政治的な理由によるごり押しです。

■なお、燃料集合体1個の中では、自発的核分裂により 0.001秒間隔で中性子が放出される理由は、
ウラン238の自発的核分裂の発生確率は 6.76回/秒kg、燃料集合体1個にウラン238は 160kg 含まれるから、
燃料集合体1個の中で自発的核分裂が起こる平均間隔は 1/(160kg×6.76回/秒kg) = 0.001秒 だからです。


■上に書いた説明を読めば、
小瓦礫撤去後の画像を見るという簡単に出来て100%確実な判別方法があるのに、
それをわざとやらずに理屈だけで実害無しと断言することが、如何に恐ろしいことか、わかると思います。
その画像の公開は、絶対にやらせないといけないのです。

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/615.html#c3

   

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