16. 2016年12月16日 10:17:09 : R7Xm1Au3DQ : kAOd2fDFx5o[1]
プーチンは当然のこと言っている。
日本は、「日本の領土は北海道、本州、四国、九州に限るそれ以外の島々の領有権は連合軍が決める」とした1945年7月のポツダム宣言を受け入れ、1945年9月2日ミズリー号上で降伏文書にサインした。
そして1951年サンフランシスコ講和条約で千島列島の放棄を認め当時の国会もそれを承認した。条約締結のとき吉田茂は「国後、択捉は南千島である」と演説して両島は千島列島に属するとした。
この時点で国際法上、千島列島は日本の領土では無くなりそれは今日まで続く。
また千島列島は、ソ連が敗戦直前対日参戦し関東軍を攻撃することを頼んだ米国が、その見返りとして米国がソ連にやるとしたものである。
したがって、国後、択捉を含む千島列島の取り扱いの主導権はロシアにあるのは仕方がないのである。ロシアが「返す」と言えば幸いだが「返さない」と言えば残念ながらそのことに文句を言える立場ではない。これが歴史的経緯からの現実だ。
以上の現実を顧みず、北方領土問題を勝ち取るなど大見栄切ってプーチンと会談し軽くあしらわれた安倍ポチと害務省のバカさ加減は言うまでもない。