19. 2017年3月16日 17:17:14 : xvDJjqYPdz : k5RjkdDItkY[1]
<社説>ニュース女子続編 検証に値せず偏見を助長 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-461488.html
番組の問題を審議する放送倫理・番組向上委員会(BPO)には改めて厳しい審査を求めたい。
放送倫理のチェックを免れるネット配信で、市民の抗議行動に関する事実誤認や偏見がさらに拡大再生産されかねない。
BPOは審議入りを決めた際に「明らかに事実の間違いが報じられている。(テレビの)考査の段階で見逃されたことが問題になり得る」との見解を示している。
これを看過してはBPOを中心とする放送界の自律的な規制が揺らぎかねない。公正な報道の基盤がモラルハザード(倫理崩壊)の危機に直面している。放送、メディア界の自浄能力が問われている。
BPOの毅然(きぜん)とした対応とともに放送、新聞などメディア各社にも「沖縄ヘイト」を助長する番組の検証報道を期待したい。
ニュース女子「検証」番組を検証する 沖縄報道 6つの論点 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/88556
http://www.okinawatimes.co.jp/mwimgs/8/9/-/img_89eff2782c64f4daff66b61e31dc0f22299830.jpg
http://www.okinawatimes.co.jp/mwimgs/8/9/-/img_89011c9a6581b401b967cefb212ab49081779.jpg
今回の検証番組は地上波で放送せず、ネット配信だけだった。現在、放送倫理・番組向上機構(BPO)で番組が審議されているが、どんな結論が出たとしても「ネット配信だけなら問題ない」と虚偽や捏造(ねつぞう)を事実として繰り返し配信することも考えられる。
こんなやり方がまかり通れば、放送界全体に対する信頼が失われかねない。テレビジャーナリズムの危機であり、業界の自浄能力が必要だ。
番組は「審議入り」は軽いものだと紹介していたが、とんでもない。放送倫理違反となれば局によっては番組の打ち切り、関係者の処分に踏み切りかねない深刻な事態だ。
沖縄への基地集中という構造的差別があり、それに抗議する人々を傷つけたという本質を理解できていない。
尊厳を懸けた必死の抗議を笑いものにして、娯楽として消費する。安倍晋三首相が国会答弁で質問者をやゆする態度とも共通する。改めて病んだ風潮だと感じる。
ニュース女子:続編「主張の正当化」「偏見を増幅」 専門家が批判 /沖縄 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20170315/rky/00m/040/001000c
ニュース女子検証番組 すり替え、メディア批判… 「巧妙に主張正当化」 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-461173.html
http://ryukyushimpo.jp/archives/002/201703/large-68a061063aaa2d8c028d9938c196c312.jpg
上智大学新聞学科の水島宏明教授は「『自分たちが正しい』という姿勢は全く変わっておらず、居直っている。番組をインターネット上に流すこと自体、BPO(放送倫理・番組向上機構)の権威を認めていない」と指摘。その上で「トランプ政権の影響で、何が真実か分からない『ポスト真実』時代になっている。沖縄の問題もその次元に突入しているというのがよく分かる番組だ」と述べた。
http://www.asyura2.com/17/senkyo222/msg/390.html#c19