5. 2018年8月09日 19:59:44 : M9bYhAc1HA : Jx6ycjSyYlI[1]
>通常、ニュース等で報道される消費者物価上昇率や物価が○%上がった、といった
>値は全国総合指数が使われる。
>インフレーション、デフレーション基調の度合いを見るときには、
>生鮮食品の価格は天候等の条件によって大きく変わるため、
>生鮮食品を除いた指数「コアCPI」が使われる。
>また、エネルギー価格の変動がコアCPIに影響を与えるため、
>食料及びエネルギーを除いた指数「コアコアCPI」が2006年より統計として加わった。
このように、コアコアCPIとは物価指数から、エネルギーと、生鮮食料を除いている。こんな指標を使っている奴は、はっきり言って馬鹿だと断言しても良い。
つまり、物価の中から、光熱費と食料品の価格を除いた指標である。その指標が物価に対して無意味なことは説明しなくても、実生活している者なら、誰にでもわかるだろう。生活において最も重要なのは、エネルギーと食料だからだ。他は本来なら別になくても良い。
特に、衣食住のうち衣と住がほぼ達成されている先進国では、そういう面が強くなる。
では、なぜコアコアCPIなどという、まがい物を用いるかというと、
第一に、物価上昇を誤魔化しやすい。誤魔化しやすいから、年金などに反映しなくてすむ、という、政府にとって、お得な事情があるので使っている。
第二に、企業指標であると言うこと。多くの先進国企業では、1次産業が占める割合は少ない。企業にとっては、自社の利益が最優先なので、自社の利益に直接影響がある指標として、より自社に関係がある指標が好まれる。ゆえに、企業にとっていい指標と言う意味以外の意味は無い。もちろん、本当の物価にもあまり関係ない。
第三に、通常の物価指数では乱動が激しいので、大雑把に捉えるには便利、と言うメリットで使われている。
コアコアCPIを、自身の説明の根拠にしている奴と言うのは、大馬鹿か、企業の回し者と考えて差し支えない。
そういうものに限って、日銀の本来の役割を脳みそから、完全に欠落させて話している。そんな狂人の話は、聞く耳持たない。単なる数字遊びとディベート遊びをしているだけだからだ。そんなに数字遊びがしたいなら、実世界から離れて、ゲームでもやってろと言いたい。
そんな狂人だから、安易にお札をすれば、全てが好転すると、安易に考えてしまう、黒田のようなゲーム脳になるのである。
http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/148.html#c5