4. 2017年9月28日 12:57:58 : NR3zWgfkgY : jryo9Jk0iFk[1]
そもそも、かつて自民党の内部にもいた「保守」の位置が今や共産党なんですよ。
一部の人が欲張って富を独占するのではなく、ともかく、皆が食えるような、安定したら世の中にしましょうよ、という点でね。「戦略的」な意味で組む組まないというだけの話ではありません。
その点、今の自民や、前原が行きたがる小池の新党なんてのは、あれは一体、何なんだってことです。
あれはもう「保守」とかじゃないね。保守ってのは「極右」じゃありません。まして「弱肉強食の競争・格差社会の中でも各自、自己責任で生きていけ」みたいな「経済極右」とは全く方向性が違う。
そして悪いことに日本の戦前回帰右翼が目指す「全体主義的独裁体制」と「経済極右の新自由主義」は実はとても相性が良いのです。
新自由主義の最初の実験場がクーデターで実権を握って恐怖政治を敷いたチリのビノチェト政権で行われたのは少しは知られた話だが、以来、世界のどこでも、どんな体制の元であれ、民衆の反対を押し切って「大金持ちや大企業の自由」を実現する政策を強行するために、あの手この手で「民意の無効化」つまり「民主主義の形骸化」が行われてきたのですよ。
それへの反発が、ついにアメリカでもエスタブリュシュメントの嫌うトランプを当選させ、欧州でもEU離脱や「保護主義的極右政党」(TPPに賛成するような日本の「極右」とは異なる)の出現を招いて混乱しているのは事実ではあるが、だからと言って民衆が馬鹿なのではない。人々には自分たちの本当の味方を探す権利がある。
こうしたことがわかってないと、選挙やったって自分たちのための政党選択、間違ってしまいますからね。
http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/120.html#c4