10. 未来のTOW[118] lqKXiILMVE9X 2017年5月25日 01:52:07 : kVJrbeX8Ds : JRUGVv_Dstk[1]
憲法9条を信奉するのは勝手だが、憲法9条が今でも守られていると思っているのかね?
憲法9条
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」
誰でも目にしたことのある条文だろうが、誰でも抱く疑問がある。
自衛隊は憲法違反ではないのか? 日米安保条約は憲法違反ではないのか?
PKO法案は憲法違反ではないのか?集団安全保障体制の国際連合加入は憲法違反ではないのか?
政府解釈は吉田茂内閣以降、解釈変更に解釈変更を重ね続け、自称「護憲派」もそれを追認し続けてきた。
もはや、過去の社会党のように、「自衛隊絶対反対」と唱える自称「護憲派」なぞ皆無だろう。
まあ、社会党もどれだけ本気で言っていたのか怪しいものだが。
立憲主義と言うのなら、解釈改憲を重ね続けることは立憲主義に反する。
国会決議や国民投票なしにいくらでも解釈変更できるからだ。
同時に、その解釈改憲を追認し、「これこそが正しい解釈」と言わんばかりの自称護憲派にも違和感しかない。
その憲法解釈は、過去の自民党政権の解釈と全く同じなことに、どうやら気づきたくないらしい。
共産党にしろ、「自衛隊合憲」というのにはいまだに抵抗感がある自称護憲派も多いだろう。
日本社会党は間違っていたと言っているようなもんだし、左派の「右傾化」、自民党政権の追認と同義だからだ。
しかし、「自衛隊の違憲性は放置する」ことは、果たして立憲主義に則った行為なのだろうか。
「政府を縛るのが憲法の役割」という立憲主義なら、自衛隊の存在を曖昧にし続けることは、政府を縛っていると言えるのだろうか。
そもそも、違憲状態を放置することは「憲法を守っている」と言えるのだろうか。
自称護憲派と言うのには理由がある。
護憲派とデカイ顔しながら、していることは解釈改憲の追認と、違憲状態の放置に過ぎない。
こんなものは護憲派とは呼ばない。憲法を軽んじているのと同じことだ。
自分には、「解釈改憲された憲法を守りたい派」が、「解釈改憲を更に繰り返したい派」を非難したところで、
目クソが鼻クソを笑っているようにしか見えない。しかも、当人は「護憲派」とさも当然のように言うのだから、なおさら救いがない。
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