6. 2018年8月16日 01:32:04 : ZpF5weOHnE : JOpiE4j1Pk0[1]
トルコ危機問題の本質は、もっと別のところにあるんですね。
トランプと言う男は、今までも、経済制裁をカードと見做していない節があったのが、
今回、間違いなく武器と解釈していると、証明されたわけです。
普通の脳みそを持っている大統領なら、経済制裁はカードなので、脅しとしてチラつかせるわけですが、トランプは短絡脳なので、すべてすっ飛ばして”高関税発動!”とやっちゃうわけです。
普通は、発動前に何段階もの表裏の交渉があって、メリットデメリット、デメリットには対策を講じて、有利なときに発動するのですが、
トランプは馬鹿なので、そんなこと知ったこっちゃありません。
頭にきたらすぐに発動してしまうのです。
これが、大国ロシアや中国、EU相手ならば、お互い、関税競争などをすればいいわけですが、小国や経済に欠陥を抱えている国などに同じ感覚でやられたら、小国はたまったもんではないんですね。
暴力横綱が、子供相手に本気でルール無視の相撲をとるようなもんです。
大関や横綱級なら何とか技でいなせても、子供には無理なんですね。
それを大々的にやっちゃったのが、トランプなんです。
今回のトランプを見て、世界中の小国は戦々恐々としたことでしょう。
もちろんリスクをとって小国に投資している投資家たちも、今までとは、
計り知れないリスクに晒されていることに、気付いたに違いありません。
そういう意味でのリラ・ショックです。
それが、まあ、いわゆる”トランプリスク”なのです。
スイッチを渡された呆けた猿が、いつ巨大爆弾のスイッチを押すか解らないリスクです。
今後は、投資がやばくなる小国は、ボコボコデフォルトしていくかもしれません。
さしあたっては、スペイン危機で、EUがまた騒がしくなるんじゃないかと思います。
http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/181.html#c6