6. 2017年12月26日 13:50:56 : EXKoFhSvU4 : JIPpi5z2utE[1]
欧米国と「不平等条約」を締結した江戸幕府に憤激した下級武士が『尊王攘夷』を唱え、立ち上がったと
いう“志”は、賞賛すべきであるが、倒幕してから維新までの過程を見ていると、色んな疑問が生じます。
一般庶民の為ではないな!?とも感じます。幕府に対する不平不満で行動を起こすことは良い事でしょう。
だが、維新後の新政府は税収を維持するように地租が定められた。農民の負担が軽くならず、諸負担の
増加により“農民一揆”を引き起こす。「小作人」は相変わらず、土間に跪き『寄生地主』の訓示を聞く。
一方の政治家たる旧公家と官僚たる旧武士層、「大名」たちは西洋の貴族を真似る『華族』として変身…。
<西郷隆盛>も“錦の御旗”を掲げる新政府(官軍)薩長両軍の一員だ。≪征韓論≫主張の真偽よりも、
<朝鮮を清の冊封体制から解き放ち、独立させねばならない…>という。「日露戦争」や『韓国併合』も
同様な論理が語られている。日本が韓国の植民地化と中国侵略は、欧米列強と同様の帝国主義国でした。
“冊封国”がそのまま中国の領土となったと言う意味ではない。冊封国の義務は多くが理念的なもので
あり、実利的な理由としては、中国から軍事的圧力を回避できること。冊封関係は外交関係とも言える。