42. 2017年1月09日 08:43:21 : FusRg8iH5A : jH90wkToLfM[3]
連投すいません、
問題は、民進党が自分達の思うように良い返事を返してくれないからといって、その疑問を元にして、何故はっきり態度で示さないのだろうと、待ちに転じてしまう事。
この膠着状態は、即ち足元を見られるという事であり、それをやった時点で、瞬間的に主導権を民進党か握る事になるのです。
意向を伝えたならば、その返答を待つ迄は良い。相手ありきの事だから。
しかし、そこで止まってはいけません。
何故なら交渉事でそれは主導権を握られる事を意味するから。ここに拘るのは民進党が主導権を握る政権交代では浮遊層は動かないから。それと、こうなってしまうと自らの意思では中々物事が動かせなくなり、相手の意思によって自らが動く事に転じてしまいます。
誠意を持って明確にその意思を明確に伝えたのならば、待ちながら止まるのではなく、前に進みながら待つ方が良いのです。
これならば大義ある3野党に依然として主導権が残り、国民が期待するのは正にここ。
この形であれば、何かが変わるかもしれないという期待値が膨らみ、浮遊層は動きます。
それが出来るのは小沢一郎しかいないが、少し民進党に期待し過ぎなのではないか。
この、前に進むという決断が出来るのは共産党と民進党の立ち位置を上手く調整している小沢一郎がやるしかないですね。
小沢一郎が動けば、共産党が動き、小沢一郎と共産党が動けば社民党が動くのです。
そして、この3野党が動けば、市民連合が動き、3野党+市民連合が動けば、一般市民が動き、この段階を経て初めて民進党が動くのです。
この流れは当然の帰結なのですが、此れまでの経過を見てきた人であれば実際に物事がそのように動いていた事を既に目の当たりにしている筈です。
そして、3野党+市民連合+一般市民+民進党が動く時、その時に初めて浮遊層が動く事に繋がるのです。
その為には主導権こそが大事であり、この順番を履き違えると何も物事は進まない。
大事なのは何かが起こるかもしれないという期待感、それには勝つかもしれないという可能性を秘める必要があり、それに関して最も重要な事が、主導権の所在なのです。
民進党が動いてから、3野党側が動くのではこの相乗効果は最後の段階まで完結する事は無く、当然の流れとして浮遊層を取り込めず、結果として自公に負けますね。
決断能力の無い民進党という政党が此れまでどういう経過を経て動いてきたのかを考察すればそれは明らかな事。
連合の顔色を伺い、組織の呪縛に縛られて自ら動けないサラリーマン政党なのですから、動かないなら動かせば良いのです。
自ら動かないサラリーマン政治家を動かすのもある意味旗振り役、先輩議員の腕の見せ所かと思いますが、肝心な事な肯定的な相乗効果を生み出す為の種とは、一番最初の駒をどう動かすか、どう動くかという事。
最初が民進党では駄目ですね。
また、この最初の駒を動かすのはある意味、我々国民の後押しなのかもしれません。
国民が民進党を押しては駄目ですし、何を押すべきかを理解しないと中々難しい。
先の一手が好手であるならば、後は自動的に物事は動いていくでしょう。
全体に関わる必要などなく、最初が肝心。
よく小沢一郎を押すべきと書くと、どうもその意味を誤解される事が多々あるが、これは支持者云々の問題などでは無く、目的達成の為の手段の問題に過ぎません。それは民進党に対しても同じだが、この政党が必要なのでは無く、この政党が有する頭数が目的達成の為に必要なのです。
注力を注ぐべきは肝心要の最初の一手であり、それが出来得る可能性を持ち合わせている政治家が単に小沢一郎というだけの事。
そして、政治家を動かす事が出来るのも、やはり我々国民の役目なのかもしれませんね。