3. 2017年12月03日 12:35:05 : Mphob41tvA : JaI@e9d6BVE[1]
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初めに断っておけば、私自身は犯人たちの実名や顔に興味はない。見るには見たが、すぐに忘れてしまった。たとえ、目の前に現れても気がつかないだろう。
ただ、これだけの凶行を行った青年たちが、なんの咎めも受けないのなら、山口敬之氏と詩織さんの事件と並んで、この国のの「モラル崩壊」や女性蔑視の風潮を助長するようで心配だ。
そもそも彼らの実名や顔写真までが明らかになったのは、彼ら自身が犯行をスマホで知人に実況したり、動画まで送っていたからではないのか?
通常の犯罪者は隠れて犯行を行うものだが、彼らはその残酷な犯行現場を友人とはいえ共犯者でもない第三者に自慢するように見せつけた。
幼児性の現れかも知れないが、被害女性の気持ちやその後の人生を更に深く傷つける残忍な行為だ。学内で噂になるのは当然で、そんな彼らがその後も警察からだけでなく、大学当局からも咎めを受けずに平然としていたら、違和感や嫌悪感、強い恐怖感さえ抱く人々が彼らの周辺に既にいたことと思う。
加害者の中に未成年者がいるなら、その名は伏せるべきだというのはわかるが「魔女狩り」という言葉はこの場合、当てはまらないと私は思う。
「魔女狩り」というのは、本来、「無実の人々」が狩られることだからだ。
この世に魔女など存在しない。魔女として狩られ、処刑されたのは、少々風変わりだったり、男の言いなりにならなかったり、キリスト教以前から伝わるまじないや薬草治療を行っていた女たちだ。
彼女らは魔女などではないにも関わらず、魔女として告発され、しばしばサディスティックな性的拷問を受けて殺された。
そんな彼女らと、自らの凶行を動画に撮って友人たちに見せつけまでした強姦犯人たちを同じ立場になぞらえるのは相応しくはないだろう。
問題になっているのは彼ら自身が犯行時の動画という証拠さえ残しているのに、なぜ起訴されないのかという事実である。
強姦罪が非親告罪化されたのは今年からなので、それ以前の事件ではあるが、証拠もあり、示談が成立していないのなら、不起訴はおかしい。
一つ考えられるのは、彼らの全員が、ひどい精神疾患にかかっているか、あるいは偏った生育環境のために、心理的欠陥を持っていて「善悪の判断」をつけることが出来ず、「責任能力がない」とみなされたとううことだろう。もし、そうであるならば当局はそう発表すべきだ。
そして彼らを厳重な保護観察下に置いて治療、更生に専念させるべきである。(もちろん、その場合、彼等も「保護されるべき人々」なので、たとえ成人であっても、その名は伏せられるべきであろうが)
第二、第三の被害者を出さないためにも、それが彼らを不起訴にした人々のつとめである。彼らが当時、「未成年者」であったとして、「少年」として保護するということなら尚更だろう。
なのに、それすらもせずに、犯行青年たちの実名を曝すという世間のリンチ(私刑)を引き起こしたことは当局にも責任があると思う。
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