2. 2018年5月17日 10:59:27 : wxJSGkqtKU : iwmlhV4EG3Q[1]
ボルトンが主張したとする「リビア方式による圧力」発言は、完全にトランプ政権の意向を踏まえないものだったことが明らかとなった。ではこれまでのメディアによる情報拡散によって、この度の北朝鮮の会談中止示唆した理由として挙げられているこの「ボルトン発言」に原因があるとするなら、それを勝手な憶測で情報源をぼかし、まるで「公式アナウンス」であるかのごとく拡散してきたメディアに大きな責任があるのではないか。一体誰がそう情報を主導してきたのか見つけることは簡単だろう。日本国内では誰が率先して首謀者となっていたか。
こうして国際情勢に緊張感を与える「誤った情報」がメディアを通じてネット上で「ひとり歩き」してるということ自体を我々は取沙汰すべき。緊張感のまるでない情報発信のあり方、態度、姿勢に、誰がどのように意図して、また意図せず、その拡散の手伝いをすることになっているのかをそれぞれがきちんと理解した方がいい。
日本のメディアが自分たちの流した情報をまったく「人ごとであるかのような態度」で取り扱うことになっていることは以下の記事からも見受けられる。
>>北朝鮮に一定の配慮をした可能性がある。
などと結ばれている箇所がそれであるが、これは完全に、自分たちが報じた内容に対して一切の責任を否定するかのような文言となっている。何の反省も落ち度も無く責任転嫁し、ただ情報を横流しで拡散すれば良いといったことで、情報というものが飛び交っているのである。そうした話にただ乗って、最近酷く痛い目を見た連中が居る事を知らないとでも言うのだろうか。
これら公式の発表を遮るかのようにして勝手な憶測だけをもって先流しするといった内容の記事拡散には必ずその責任が付きまとうことをメディアに携わる人間なら当たり前に理解していて良さそうなものだが。
トランプ氏「北の対応注視」
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-029253/
2018年05月17日 06時31分 時事通信
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米大統領、北朝鮮の出方注視=「リビア方式」検討否定
【ワシントン時事】トランプ米大統領は16日、北朝鮮が6月12日に予定される米朝首脳会談の再考を警告したことについて、ホワイトハウスで記者団に「まだ何も知らされていない。注視する必要がある」と述べ、北朝鮮側の出方を見守る考えを示した。また、北朝鮮に非核化を求める姿勢に変わりはないと強調した。
北朝鮮は、制裁緩和より核放棄を優先する「リビア方式」適用を主張するボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)に反発している。これについて、サンダース大統領報道官は記者団に「われわれが利用している方式ではない」と述べ、リビア方式の検討を否定した。北朝鮮に一定の配慮をした可能性がある。 サンダース氏はFOXニュースのインタビューで米朝首脳会談に関し、「開催されることに期待を抱いているし、引き続きその方向に進む」と表明。一方で、会談を通じた非核化を拒絶するなら「われわれは最大限の圧力をかけ続ける」とけん制した。 また、会談に向け「厳しい交渉への備えはある」と語り、今後の調整が難航する可能性も視野に入れていることを明らかにした。 【時事通信社】
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/766.html#c2