27. 2018年3月13日 13:43:01 : FB48uA6hJQ : iLBrnCf@evg[1]
Taked4700氏は無闇と森友と神道の関係を否定しておられるようだ。
>なぜなら、神道を唱導する小学校というもののニーズがほとんどなかったことが明らかだからです。神道関連の団体からの後援も協賛もなく、また、籠池夫妻に、過去、神道関係の活動をしたという話はありません。
>そもそも、神道は日本の今の社会でほとんど意識されていません。お寺と神社の区別でさえ、一般市民はほとんどしていません。意識される数少ない機会は神前結婚式という結婚式の時の選択肢があるぐらいでしょう。その時でさえ、単に会場として神社を選ぶと言うだけであり、神道を信じるということではないはずです。それほど、今の日本人は宗教意識が希薄です。その意味で、神道関連の小学校を作るという発想そのものがあり得ないことであったのです。
しかし、日本会議や神道議員連盟の存在などを見れば、神道はけしてこの国でマイナーな宗教ではない。むしろ、政界に限定すれば、自民をはじめとする保守系議員の多くが、神道に傾倒し、靖国に参拝し、その信徒であることを明言していると言ってもよいだろう。
と言っても、それは古代から続く自然崇拝を原点とする(古)神道のことではない。明治期に作られた「国家神道」という、大日本帝国の政治体制と深く結びついたものなのだが。
そして、その国家神道は太平洋戦争(第二次世界大戦)に敗れるまでは日本の「国教」だった。たとえキリスト教徒であっても、学校行事の中で神社に参拝することを強要されたし、徴兵されて戦死すれば英霊として靖国神社に祀られることを拒否できなかった。
日本会議の目的は、一言で言えば国教としての国家神道を復活させることだろう。そして森友の理事長だった籠池氏はその日本会議の会員であり、また神道系の新興宗教である生長の家の信徒でもあった。
生長の家本体は今は政治活動を停止しているが、本体から離れた元活動家たちが日本会議を事務局として仕切っていると菅野完氏の『日本会議の研究』にある。
森友の塚本幼稚園では戦前の国家神道に基づくような「愛国教育」をすでに行っていた。だからこそ、日本会議の広告塔のような右翼系文化人たちもしばしばそこを訪れて講演し、森友の教育方針を賛美していたのだろう。そして、その最大の大物は総理夫人の昭恵氏だった。森友学園が小学校を作りたいと言えば、両手をあげて賛同するのは当然である。