41. 宇宙の塵[240] iUaSiILMkG8 2017年6月03日 10:56:16 : cxgTBcc9Bo : II@vacRNCew[1]
>>29さん
こんな感じで、何の問題もなくないではないか?
ある日、殿様のお世話係がやってきて、村人たちを集めて言いました。
「これから殿の横車がお通りである。皆の者、道を開けておけ。」
これを聞いた村の名主が、お城へあたふたと駆けつけ殿様に拝謁を願い出ました。
「殿のご近習の方がこのような話をされておりましたが、これは真のことでございましょうか。」
「なぜそのようなことを余に聞くのか。」
「はい、恐れながら、ここに道はございません。ございませんが、殿の横車のためであれば道なき道でもお通り頂けるようにするのが私どもの務めでございます。それでお聞きしたのでございます。」
「そうか。村のことは家老に一切を任せておるのでな。大義であった。下がってよいぞ。」
この名主は、帰り道の途中で追剥ぎに襲われて、切り捨てられたんだとさ。くわばらくわばら。
http://www.asyura2.com/17/senkyo226/msg/661.html#c41