6. 2017年10月29日 19:34:50 : ICrSOQmy2c : I7MkqcPtpaw[1]
私が広瀬隆氏を知ったのは「東京に原発を」という本を読んでです。
氏の主張
「原発が安全なのが本当なら、東京に作ればいいだろう!
東京から遙か彼方に作っているのは、原発推進派自身が危険だと認識している証拠だ」
は、もっともな話で、
原発推進派は、やってることが、自分の言ってることと矛盾している。
この、自分の言ってることと矛盾したことやる行為は、絶対に許してはならない。
福島第一原発の3号機では、
天井の鉄骨が1000℃になったとしか思えない爆発が起きた。
燃料プール内の使用済燃料が連鎖反応を起こして、
使用済燃料の一部が気化し、それに含まれる猛毒がばら撒かれた疑い、
公害の度合いが、政府説明より桁外れに酷い疑いが、
200km圏に住む数百万人が10年後に肺癌を発症して死んで行く疑いがある(移住させなければ)。
常識で考えて、燃料プール内の使用済燃料の保管場所を見せる義務があるのです。
なのに、未だに見せない
(3%だけ見せたけど、97%は見せないままなのだから、見せてないのと同じです)。
「その疑いがあるから見せろ!」と言うと、
恐怖感を煽って金儲けをしようとしていると批判して来る。
もし、恐怖感を煽って金儲けをするために「疑いがある」と言ってると
本当に思ってて、その金儲けを阻止したいのなら、
早く、使用済燃料の保管場所を見せて恐怖感を煽れないようにすれば済む話なのに、
使用済燃料の保管場所を見せる必要はないと言い張りながら、
恐怖感を煽って金儲けをするなと批判して来る。
矛盾しているんですよ。
その批判をしてる人間自身が、
燃料プール内の使用済燃料が連鎖反応を起こして
公害の度合いが、政府説明より桁外れに酷い
かもしれないと思ってるからこそ、
使用済燃料の保管場所を見せる必要はないと言い張ってるとしか思えない。
福島第一原発の3号機では、
https://www.youtube.com/watch?v=OiZmLqWnjgc
が起き、その結果の画像
http://c23.biz/eV77
を見たら、
鉄骨が内側に曲がってるから自重で曲がったことはわかるし(爆風が原因なら外側に曲がる)、
そのことから、鉄骨の強度が落ちた、つまり鉄骨が1000℃になったことはわかるし、
そうなった天井の鉄骨は数十トンもあるのだから、
「建屋内に溜まった水素ガスが爆発しただけだ」と思って安心して、居られるわけがない。
例えば、天井の鉄骨が60トンで、爆発で建屋内に4000℃のガスが20トン出来たとして、
ガス20トンが4000℃→1000℃になって出て来る熱が鉄骨に移って、
鉄骨60トンが十数℃→1000℃になった(3000度分あるから20トンで60トンを1000度上げられる)。
と思えるか、というと、
鉄骨同士の間隔は広くスカスカで、そこを一瞬で通り過ぎて行ったのだから、
建屋内で出来た高温ガスの大半が、鉄骨に熱を与えることなく、高温のまま外に出て行った
ことがイメージされる。
爆発で出来た建屋内に高温ガスが4000℃なら、10倍の200トンくらい出来ないと、
1000℃にできるほどの熱を鉄骨に与えられるわけがないことは、
理屈ではなく、感覚的にわかる。肌で感じる話です。
鉄骨同士の間隔は広くスカスカで、そこを一瞬で通り過ぎて行ったにもかかわらず、
http://c23.biz/eV77
になった画像を見れば...
東電は、
その他瓦礫撤去前の、3%しか見えない頃の画像は撮影できて公開したのだから、
その画像を撮影したとき同じ方法で、今の画像も、撮影できて公開できる筈です。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images1/d160526_08-j.pdf#page=17&zoom=50
公開しないところを見ると、3%しか見えない頃から瓦礫を全く撤去しておらず、
故意にずっと、3%しか見えないままにしている、
当事者なら疑うよ。自分が死ぬのだから...
この公開は、やろうと思えば簡単にできて、やれば一目瞭然で白黒付く公開で、
しかも、200km圏内の数百万人の生死を左右する公開なのだから、絶対にやらせないといけない。
技術的には、それをやるのは一瞬(現状をありのまま撮影して公開。瓦礫に見えないままならその様を公開)。
バイオアッセイ法をやらせる運動の邪魔にも、脱原発運動の邪魔にも、ならない。
私達が要求してから実現するまで一瞬なのだから。要求しても実現しなかったらその態度からおかしいと皆気づく。
だから、まず、この、公開の実現を、他の重要な実現の前に、挟もうではないですか。
プルトニウムを大量に含む燃料が一切飛散していないか、何割かが飛散したのかは、贔屓目に見ても五分五分なのだから、
どちらなのかは、目視確認しない限り、絶対にわからない。
燃料が今も全部そこにあるのか、何割かがばら撒かれて無くなってるのか、
目視確認しない限り絶対にわからない。
東電がこれまでやって来たことを見ると、わざと隠蔽し続けているとしか思えない。
瓦礫撤去の進捗報告は、2015年11年に、その他瓦礫撤去に着手したと報告されたのを最後に打ち切られています。
http://fukushimadisasternote.1apps.com/tepco_schedule4_ex.gif
(その他瓦礫とは、大型クレーン(FHM)とCUW/FD ハッチ蓋以外のほぼすべての瓦礫。瓦礫のほぼすべてが手付かず)
その後、
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images1/images1/d160526_08-j.pdf#page=17&zoom=50
「小瓦礫」の撤去は実施済み、
「床狭隘部残留小瓦礫」の撤去は未着手
と報告されてるけど、こんな報告見ても、目視確認できる状態になったのかわからない
なぜなら、
撤去の着手の宣言だけして、実際には撤去せず、
その他瓦礫のほぼすべてを「床狭隘部残留小瓦礫」に分類して、
使用済燃料取出しの時期まで先送りすることに変更したのかもしれないから。
(もしあの後,少しでも撤去していて燃料が新たに姿を現していたら画像を公開してる筈)
燃料取出し装置には瓦礫を撤去する機能も付いているので、
燃料置いてた場所を頭からすっぽり覆い隠してる瓦礫までもが、
燃料取出しのとき一緒に撤去するという口実で、燃料取出しの時期まで放置されるのです。
たとえ使用済燃料の大半が飛散してそこから無くなっていても、燃料取出しの時期まで発覚しません。
燃料取出しの時期を延期し続ければ、永久に発覚しません。
あの連中が、なぜ、そこまで汚い手を使って発覚を先送りし続けようとしてるのかと言うと、
あとで使用済燃料の何割かが飛散済だと発覚したときに
「飛散済だと自分も知らなかったから自分は悪くない」と言い逃れできるようにするためです。
そのとき、あの連中は、
「燃料プールの目視確認が完了したなんてひと事も言ってない。
燃料プールの件が燃料取出し装置の方に移り、目視確認の件が格納容器の方に移ったのを見て、
燃料プールの目視確認が完了したと、勝手に思い込んだ住民の方が悪い」
と責任転嫁して来ます。
燃料プールの件を燃料取出し装置の方に移し、目視確認の件を格納容器の方に移してるのは、
燃料プールの目視確認が完了したと言わずに「完了した」と思い込ませる、騙すための手口なのです。
もし、「小瓦礫」の撤去が本当に完了し、未着手が文字通りの「床狭隘部残留小瓦礫」だけなら、
使用済燃料566体の全部について、そこにあるのか無いのかくらいは、目視確認できる状態になってる筈です。
なのに、それを撮影して公開しないということは、目視確認できる状態になっていないといことです。
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/825.html#c6