4. 2018年11月04日 20:50:43 : z9sJ9tITR2 : hsaWePgUuEE[1]
なんか頭痛くなる論理だな。
まず、インフレやデフレを善悪で捉えるのは止めろ。馬鹿にしか見えない。
インフレもデフレも経済の一状態であって、善悪はない。
効用もあれば、不効用もある。
次に、インフレ目標を立てたら、なぜ失業率が下がるのか?
いくらなんでも、飛躍しすぎだろう。失業率が下がったのは、
単に団塊の世代が大量退職したからだけという説明すらある。
それだけが、すべてとは思わないが、仮説としては同じか
それ以下だろう。
そして、デフレが悪なのではなく、不況が悪なのをすり替えすぎている。
不況とは消費不況だ。
そして、その消費不況を作ったのが、異常税制を押し付けた政治家と官僚どもだ。
デフレ状態はその結果に過ぎない。
その脱出には、日銀の緩和策だけでは脱出できない。
それはもう、ゼロ金利時代からそういわれている。
消費がない=投資先がないのにいくら緩和しても、
緩和マネーは外国に逃げてしまうからだ。
これはもう何度も指摘されている。
それと、リーマンショック後、大規模緩和したのは、失業率の上昇を恐れてではない。
失業率上昇なんかで政治家は動かない。
緩和したのは資産価格下落を防ぐために、大規模な緩和マネーでジャブジャブにして、
マネーそのものの価値を下げて、資産価格暴落を薄めるためにやったのだ。
サブプライムなどで焦げ付いた金融証券機関のバランスシートを
守るためにそうしたんだ。
失業率上昇を恐れてやったんじゃない。
相対的に痛みの少なかった日本は、やる必要がなかったというより、
当時の常識としては、緩和アクセルべた踏み状態だったので、
それ以上緩和できなかっただけだ。
まさか、中央銀行としては、とてもいかがわしい行為である
財政ファイナンスをやっても責められない日銀が登場するなんて
当時の常識では誰も思わなかった。
いうなれば、犯罪行為をしなかった者を責めているに等しい。
不況に苦しむ人はあっても、円高や円安やデフレやインフレ
そのもので苦しむ人は居ない。
なぜエコノミストは、こういうどうしようもない勘違いをしてしまうのか?
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/287.html#c4