17. 冷笑者[28] l@KPzo7S 2017年8月04日 22:54:47 : VUD9QR5asU : hrz7jKavbg8[1]
南京での捏造日本軍美化ホラ話は極右(保守ではない!)の専売特許。世界公知の大虐殺事件で外務省も少し前まで事件の深刻さを世界に宣明していた(被害者数そのものはぼやかしていたが)。もちろん欧米メディアも犠牲者30万前後と認知して発表している(ロンドンBBCnews 11April 2005など)。
「事実あった」では常識過ぎて面白くないので、「もっと少なかった」からエスカレートして「まったくなかった(典型は渡部小1)」と「南京業」なるショーバイが生まれたのである。松井大将の秘書の田中正明による松井日記数百か所改ざんに始まり、文芸春秋の「南京事件の幻」(鈴木某)が評判をとってこのショウバイがすっかり軌道に乗った。小林ヨシノリは巧みに漫画家の手腕を活用して全くのウソ話をでっち上げ、いまでもその害毒が残っている。
もちろん本物の歴史研究者(たいていちゃんとした大学に籍をおく)らは問題にせず、海外の大学研究機関と連携して事実を追及してきた。
さて、「南京業」で飯をくってきたものはウソでもそれなりにオベンキョーをしたのだろうが、自民党から民主党のセンセーらはもっと単細胞の阿呆な説を得意になったまき散らし、大恥を晒してきた。
敗戦当時南京にいた父親が中国の報復を受けなかったのだから、事件はなかったはずだという名古屋の〇村市長、毛沢東が事件に言及してないからあったはずはないという松×民進党議員(日本会議)、事件2か月後の国民党の軍事報告で蒋介石が事件に具体的に言及してないからあったはずがないというネトウヨ教祖(日本会議のテキスト「再審」のメンバー、国際連盟への中国代表の訴えの数字が少ないから、30万はあり得ないという某自民党議員etc.
これらの共通点はたったの一つの理由だけで判断するというド素人特有のやりかたである。
事件は東京都〜神奈川県〜埼玉県を含む大南京市へ進撃した20万の殺気立ち、統制の利かなくなった集団による非行で、住民保護に当たった「善良なナチ党員」ラーベのセリフでは日本中の犯罪者らが軍服を着て南京に集まっており、その野蛮さは13世紀中ごろドイツに暴れ込んで住民皆殺しをしでかしたモンゴル兵以上だということだった。
育鵬社の教科書でウソで日本美化を企てても、海外は歴史修正主義者による詐欺的教育が日本人の異質性を表面化させていると評価されるばかりである。頭隠しても尻が世界にバレバレなのに、何たる愚かさ。
もちろん中国側は「戦後日本人を寛大に処したのが河△発言を誘発した」のならば、何をか言わんと思うばかりだろう。自国民が10名死ぬと100名殺して示しを付けるのが米国流正義であるが、あれに倣えというのか?連中の悔しさを挑発する愚行は、事実をちゃんと知ることにより避けられる。
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