4. 2017年6月26日 11:35:56 : G1C1WKyOOw : HPjZbccIZbI[1]
中田さん>「都議選での主張を比べて見ると。自公と都民ファーストはまったく同じ。「自民・公明 対 共産党」という真の対決構図がよくわかります。危ない豊洲移転を中止し築地を再開発・・・と言っているのは共産党だけです」
東京に空を取り戻したんは、昭和40年代の美濃部都政3期だった。高度成長の悪しき副産物を、自然も暮らしも福祉も、相当改善した。美濃部都政の登場は、戦後東京の高度成長の弊害の流れの中では、いわば必然じゃった。平成10年代の石原都政4期は、当初はデイージェル規制など意欲的だったが次第に既得権益層に取り込まれ、新銀行東京の失政・豊洲濫開発と移転などで、尻つぼみに終わった。石原都政とは、パイを大きくして分け前を増やすつう成長路線が終滅した時代のメルクマールであり、ゼロサムで分け前を99%と1%が奪い合う時代の1つのシンボルであった。しかし、石原都政時代は、幻想でもパイの残滓が未だ匂っていた時代だった。
平成20年末期からの小池都政は、最早そのパイの匂いさえ霞のように消し飛び、あとはフエイクとリップの詐術で都民を惑わすしかないつう、時代の象徴である。退潮の自民は最早表面に立てず、自らの影と分身を、狐狸がやるようにお色直しして、見世物小屋から引き出すしかない、つう事情があるからである。小池都政の基調は幻想とイメージ戦略である。都民フアーストなんちゅう言葉を聞くと、かっての美濃部都政みてえに、都民の暮らしと福祉を優先度第一にやる都政かと、多くの都民が錯覚する。じゃけん、目に一丁字あるもんは、既にそのパイは無いつうか、1%が抱え込んでしまい、99%へはポトンポトンとすら垂れ落とすこともやんねえつうことを、見抜いちょる。
数日前の小池の、豊洲と築地の双方を同時にやるつう会見発表に、幻想とイメージ戦略つう小池都政の特色が表われている。豊洲に移転するが、その跡の築地は再開発するつうことは、正に既得権益層・利権層の年来の主張そのものであり、自民分身の小池都政はその声を150%受け入れることをダミーの本領発揮で、内外に明らかにした。アメリカ・フアーストなんちゅう砂糖のような甘いコト言葉きくと、多くの白人貧困層は、パンケーキの上ににさらに極上蜂蜜をタップリ混ぜ込んだスイーツが食えるかと錯覚したが、それとおんなしで、都民フアーストなんちゅう甘っちょろい言葉に多くの都民は、幻想を抱いた。
しかし、そのフアーストの基になるパイが、既に東京にはほぼない。あとは、分け前の時代に入ってるんだ、1%の取り分を少しでも剥ぎ取るきゃあ99%はええ思いできない。じゃけん、同時開発みれば分るように、小池にはそれは出来ないだろう。6/18の阿修羅サイト“共産党、全面広告の衝撃”に下記コメ載sたので、再掲する。
「 “利権フアースト”と改名しました、
流れを変えるつうが、共産党の最大のセールスポイントはカネの流れを変える点にある。都議会共産党議員団を大きく伸ばして、議会内で主導権とらせれば、豊洲に突っ込む何百億の都民のゼニは、回避されるかも。最早小池は豊洲に決めている、何百億のゼニは決定的だ、こいを共産党伸ばして食い止めよう。加えて、食の安全だ。豊洲は、前いた東京ガスは、20年間燃焼の際の白い有毒ガスを毎日発生し続け、それが雨となり地上に降り続き、かっては豊洲雨として有名じゃったが、それにより豊洲の土は砒素その他有毒物質が滲み込み、毒物のデパートとなっちょるんだ。そげん土の上へ、海産物の市場造るじゃと、冗談もほどほどにせい。
豊洲移転強行の背景には、ドス黒い利権の問題があるんだ。移転はハナから決まっておったんだ。小池登場の理由は、利権問題をカムフラージュして、時間を稼ぎ、頃合いみて移転を押し切る、その理由作りにあったんだ。小池に期待しおる都民も多いが、最大の理由は、反安倍のポーズにあるようだ。そのポーズが、実は小泉以来の抵抗勢力を僭称し、安倍に対抗するかを偽装してるとしたら、またまた中々のお芝居じゃぞ。一度騙され、二度もあるとしたらバカダつうことだ。ここは、共産党伸ばして、何としても、カネの流れを変えよう。共産党も今回全面広告を二紙、一紙2000万円として約4000万円じゃあ、勝負に出たよ。しかも共産党のカネは、自民その他党のカネとは違うんだ。自民は、助成金つう原資は国民の税金を何百億ヲプールし、それを使って選挙となると新聞・テレビ等にバンバン遣ってくる。共産党のカネは、助成金は一切貰らわないし、企業献金も一切ない、文字通り貧者の一灯つうか、新聞販売代金と支援者からの百円・二百円つうカンパが集まったカネなんだ。その共産党が、なけなしのカネを使って勝負に出た、共産党に応えようではねえか」
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/164.html#c4