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HJlYz4UYAmk コメント履歴 No: 100000
http://www.asyura2.com/acas/h/hj/hjl/HJlYz4UYAmk/100000.html
[国際21] イスラエルに貢献するトランプ外交政策(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
2. 2018年1月31日 21:03:45 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[1]

トランプ氏が就任式前に、好ましからざる国ロシアと接触を持ったと非難されている。

 岡目からすれば、濃密な関係を持った国はイスラエルであった。その後のUS内での展開を見るに、ロシアとUSのチャンネルが細るなか、イスラエルはUSとロシア相手に、あの国はこんなだあんなだと、おしゃべり女を演じている。

 USとロシアの関係のパイプが詰まれば詰まるほど、イスラエル首相は頻回にクレムリンを訪問し、自国と汚職の嫌疑にさらされている自身の価値を高めようとするであろう。

 USの対ロシア外交能力はますます低下するのだろう、職業外交官は外力に抗してま口を挟めない、そのような状況かと想像している。


http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/760.html#c2

[国際21] “クレムリン報告”で新たな狂気の高みに達したワシントン(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
3. 2018年2月03日 21:10:43 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[2]

 Paul Craig Robertsさんはおそらく、まだUS国籍なのであろう。ひしひしとUSへの愛が伝わってくる。

 USは変わらないし、ロシアも祖国防衛の大義から踏み出ることはない、したがってこのままの愚かしい情勢が続く。

 劇的な変化はUSに於いて徴兵制が復活した時であろう。軍事訓練を受けた、自由なる個人がUS中に散らばる、その時であろう。

 かくして、USでの徴兵制のきっかけとなる、そのような、大規模の軍事紛争は起こりえない、そのように理解している。

 ひとたび、軍事的な必要にかられて、徴兵制を復活するならば、その帰結はUS内戦であろう。

 伝え聞くところでは、ロシアも民間傭兵会社の設立を認める方向にシフトしている。

 要するに、US、ロシア間で傭兵による衝突が頻繁に起きる可能性が高い。このときには、ロシア民間傭兵会社への支払いはロシア政府ではなく中国政府となる可能性が高いのではないかと想像する。

 
http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/772.html#c3

[政治・選挙・NHK239] 有権者の44%が期日前投票! 名護市長選  赤かぶ
21. 2018年2月04日 22:48:43 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[3]

 現職が選管を握っている事と、双方の監視員が立ち会っている事を踏まえると、不正はしづらい。

 国政選挙と同時に投票があれば、機械に数えさせれば都合よいのだろうが、今回は単独選挙なので、そうはいかない。

 チョービン氏が当選した南城市では選管を対立候補が握っていただろうと想定されるが僅差で勝利している。今回の名護市長選では選管は中立を維持したであろうと想像している。

 結果は選挙運動の優劣?に依存したか民意に依存したか、であろう。


http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/429.html#c21

[国際21] ロシア幹部三人がアメリカ合州国訪問(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
3. 2018年2月10日 23:38:04 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[4]

情報機関のトップ3人の訪米後に、イスラエルが趣向を凝らしている。

 ネオコンの一部の軍事関係者とその利益享受者には、承服しがたい、やり取りであったのではないかと想像する。

 レバノン発のミュースサイトによれば、消息筋の情報として、ロシア、シリア、ヒズボラ、イランで構成される、共同指令室、united operation room はイラン製のドローンはイスラエルとその支配地域には立ち入っていないとの声明を出しており、イスラエルサイドによるシリア、ダマスカス周辺へのミサイル攻撃を正当化するフェイクニュースであると断じている。

 ミサイル攻撃後の顛末はというと、ほぼブロックされたらしく、心理的な効果不十分、即ち対シリア政府へのダメージとイスラエル支援テロリスト集団への鼓舞になっていない、と判断したらしく、更にイスラエル機による越境空爆をしたが確実に一機は地対空ミサイルにて撃墜されている。

 その後、イスラエル国防相はこれ以上の野放図なエスカレーションはないとの声明を出している。2月10日。

 ロシアはsputnikにおいては、公表された事実を追っての報道しかされていない。

 しかしビジネス面において、USネオコンに近い研究財団に属する人物の、ノルド・ストリーム2に対する論説を紹介している。引用によれば、長らくUSはブリュッセルを通じて上記パイプラインの建設に反対し種々の工作をしてきたが、情勢は変化しており、むしろ認める方向が好ましいとの趣旨となっている。

 その根拠はロシアートルコ経由のパイプラインがヨーロッパに供給されるであろうから、仮にノルド・ストリーム2プロジェクトを阻止するなら、ヨーロッパへのロシア産エネルギー供給の通過国がドイツ、トルコになり、既存のノルド・ストリームのみでは、トルコの影響力が大きくなりすぎる、好ましくないとの分析である。経済的に現状の国際情勢の変化を的確にとらえている。

 大前提としてUS産のLPGは価格面でロシア産天然ガスとは競争できない上に、ロシア産のLPGも国際市場に登場しUS産LPGとの価格競争が始まり、US産のLPGをもってロシア産の天然ガスを駆逐するには価格的に無理すぎるとの現状と将来の展望を述べている。

 USの大きな戦略は、ロシア産天然ガスのヨーロッパへの通過国であるウクライナをロシアから切り離し、ロシア産天然ガスの価格決定をロシアから奪う、と同時にシリアを侵略し中東親US国の天然ガスをヨーロッパへ供給するというものであった。当然、この戦略はイスラエルにとっては渡りに船である。シリア侵略の過程でシリア政府の要請をうけてのロシアの参戦でシリアで親US政権の樹立のメドは不可能となってしまった。軍事的な敗北を受け入れられずに、クルド政府の独立を画策しているが、そのことでトルコの離反を招いている。結果としてヨーロッパへのエネルギー供給においてUSによるコントロールがしずらいトルコの影響力が強まる可能性がたかまっている。

 トルコがS−400を導入した時点が今から考えるにUSがクルド独立に戦略変更したときであろう。

 

 
http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/828.html#c3

[経世済民125] どうするニッポン・・・量子コンピューティングのための大規模な研究センターを新設する中国(FUJITSU JourNal) 怪傑
2. 2018年2月12日 21:58:36 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[5]

この手の技術は軍事技術そのものと見たほうが良い。従って、日本国は開発しようとしても種々の邪魔が入って完成しない。

 流通している情報を読み解く方策を有することを至上命題としている国からの妨害工作と無縁の国、例えば中国のほうが開発スピードは速いだろうと想像する。中国の能力の高い低いには無関係だろうことは申し添えておく。


http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/859.html#c2

[戦争b21] 国家安全保障補佐官が率いる米政府の代表団がトルコを訪問したが、問題解決は難しい(その2)(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
1. 2018年2月13日 23:40:59 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[6]

 軍事部門を掌握しているクルド勢力≒イスラエルとみてよい。  

 イスラエルをとるか?トルコをとるか?答えは自ずと明らかであろう。

 クルド独立阻止の為ならば、トルコは悪魔であっても契る。

 ロシアへのイスラエルの泣き言に対しては、定型文、トルコ・イラン・ロシアの3国協調はシリアの政治的な解決には必要だ、が繰り返されている。

 USは本格的に参戦したくても、出撃基地はどこになるのであろうか?

 トルコからか?イラクからか?

 クルド支配地域にあるUS基地からとして、その基地にどこから兵員を継続的におくりだせるのだろうか?

 ヨルダンは巻き込まれたくないであろうから丁寧に断るであろう。

 可能性として残るのはイスラエルとS・アラビアとなってしまうが、この両国は他人の褌でしか闘わない。

 US参戦は軍事的に考えれば可能性はない。

 したがって、USはトルコに対して曖昧な二枚舌を使うしか方策はない。

 例によって化学兵器を使用しシリア政府に責めを負わせ、政治的に優位に立とうとの目論見は進行中らしい、ロシア外相、13日。

 USは自分で蒔いた種を刈り取らねばならない。

 


http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/648.html#c1

[国際21] 照準が定められているロシア(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
4. 2018年2月16日 20:01:53 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[7]

互いにノックアウトできる相手ではない。一方はできると踏んでいるらしいが…

 中東地域に限って云えば、クルド支配地域のUS軍は誰もが知っている、日陰の存在であって、シリアに駐留するロシア軍は軍隊を名乗れる存在である。

 周辺国からすれば、いくら親US国であっても、軍隊を駐留させている国と日陰者を駐留させている国とでは、軍隊を駐留させている国をそれなりに遇せねばならないであろう。日陰者であるが故に弱いのか本当に弱いのかは別として。

 中東地域でロシアのプレゼンスが高まってしまった。

 ロシアはシリア参戦で、得るものを得ている。第三次世界大戦を防ぎながら、親US地域(≒反ロシア地域)に対して中立的な振る舞いを求める事が可能になっている。

 ロシアはS・アラビア国営石油のIPOへ、中国と組み5%程度を購入予定であると云われている。石油価格への決定権については、ロシア、S・アラビア、そして最大の消費国である中国の関与がたかまる。平行して中国はドルを離れ金を裏付けとする取引をS・アラビアと交渉している。

 小生にはロシアがS・アラビアに大量のS−400を売りつけようとしているようにしか思えない…US製の装備はUSの為に購入しているならば、ロシア製も買え!

 


http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/864.html#c4

[国際21] 照準が定められているロシア(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
9. 2018年2月17日 21:42:16 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[8]
 
 4です。

 8氏の述べられている見解に全面的に賛成です。

 S・アラビアがUSの圧力をかわしてSー400を購入できるか、は見ものだと思ってます。

 仮に購入した、圧力をかわして購入できたならば、世界に与えるそのインパクトは大きい。

 特に、極東の島国のエスタブリッシュメントが感じる戦慄きは筆舌に尽くせないだろうと思っている、敗戦後のコース、江戸末期〜明治期にまで辿る政策の源泉への自信が揺らがざるを得ないでしょうから。



http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/864.html#c9

[戦争b21] トルコとシリアは直接衝突へ? クルド勢力にアサド政権側民兵が援軍(ロイター) 赤かぶ
1. 2018年2月23日 00:38:22 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[9]

ここに行きつくまで、色々な情報が錯綜していた。現在の状況は、親シリア政府の民兵組織がアフリンに入った、映像あり、なおかつ、クルド勢力がアレッポ北部にあって、自らが支配している都市、Tell Rifaat をシリア政府に手渡した、この2点である。

 錯綜していた情報の中に、シリア政府とクルド勢力との話し合いで、シリア政府はアフリンでのクルド勢力の武装解除を求めていた。武装解除がなされれば政府軍がアフリンに進行する、というものであったらしい。レバノンのサイトによる。

 以上を勘案すると、シリア政府は条件が満たされていないが故に政府軍を派遣しないが、民兵組織の派遣となり、クルドはアフリン全地域での武装解除ではなく、上記一部都市を手渡すことになったように思える。

 トルコは自国が接するクルド支配地域アフリンとの国境沿いに大部分に軍隊を駐留させることに成功し、USが計画を発表したクルド支配地域でのクルド主体での国境警備のための組織創出を阻止できている。したがって、シリア民兵への攻撃は控えると思われる。

 ロシアはアフリンに関しては激しい調子での避難を避けていたが、鋭い言説でシリアからのUS軍の撤退を要求していた。面の皮の厚い輩を対象としていたが故に、まわりまわっての駐留を認めているクルドへの批難であったろう。駐留を認めている、そのことでロシア人はUS攻撃で死んでいる、認めながらシリア、ロシア政府に助けを求めるとは何たる行為であるか、そのように想像している。

 今後はシリアに居住するクルド人を代表しるのがYPGであり続けるのか? それともYPGの戦略が修正されるのか?どちらかであろう。


http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/687.html#c1

[戦争b21] シリア東グータ、政府軍空爆7日連続 死者500人に(AFP) 赤かぶ
4. 2018年2月25日 02:08:16 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[10]

 シリア政府軍はグータ攻略の為の戦力動員を終えている、その動きへの対抗策は総攻撃を効率的に防ぎようがないので、例によってホワイトヘルメッツの登場シナリオを画策したが、ロシア外相が事前に計略の進行を暴露してしまった。地上戦の場での交戦がなければ化学兵器は使用する当てもないだろうと、空爆を盛んにして地上戦の下ごしらえをしているのが、現状の戦況。その空爆への対抗手段が現在進行中のキャンペーン。

 グータ住民への避難路は確保されているようなので、避難路を利用しての避難が確保できるような合意に達するならば、停戦の可能性はある、しかし、合意は順守されないだろうから時期を待たずに停戦は破棄され総攻撃はやはり始まるであろう。

 グータ地域はもともとはアストナ和平交渉の前提としての停戦地域であったが、US連合が、アストナ交渉を妨害し、ジュネーブ交渉をメインにしようと画策し反政府派を焚き付け、その行き着いた先が今の状態である。

 シリア政府の軍事力は反政府派のそれを凌駕しており、US連合側の対抗手段はこのたびのキャンペーンしかなく、遠からず、ロシア大統領選挙の前には、アレッポ陥落が再現されると思われる。

 US連合はロシア大統領選が控えていて、ロシアは宣伝戦にひるんで、強くはでないであろうとの読みでの行動であろうが、むしろ控えているが故にアレッポの再現をロシアは目指すとと判断している。

http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/700.html#c4

[戦争b21] シリア政府軍、新たに空爆 国連の停戦決議後(AFP) 赤かぶ
1. 2018年2月25日 20:36:26 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[11]

 国連決議には、ISILとアル・ヌスラは除外されている。

 グータに立てこもる反政府派は、なんとままあ、自分等のエリアにいるアル・ヌスラ兵士と戦ったりせずに食客として遇いている。

 AFPのいう空爆はアル・ヌスラを対象としており、大きく決議からは外れてはいない。

 決議の成果として、トルコからするとシリア政府系の民兵との戦闘をしなくて済んだということであろう。さらには、クルドはアレッポ地方の雑多なエスニックが住むマンビジをシリア政府に手渡す決定をし、トルコのオリーブの木作戦の目的が消え去ってしまい、トルコの作戦終了に行き着くと思われる。

 アストナ和平交渉への攪乱要因はグータ地域のみとなりロシアにとっては、見通しは良くなっている。

 


http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/701.html#c1

[戦争b21] シリア 弾圧に曝される市民に寄り添うフリをしてきた欧米諸国の無力と敗北(ニューズウィーク) 赤かぶ
3. 2018年2月28日 22:11:09 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[12]
 
 弾圧に曝される市民に寄り添うフリ この一節、意味不明。

 反体制武装勢力の弾圧に曝される市民に寄り添いたくとも、MSMは方向転換できない

 或いは

 政府軍の弾圧に曝される市民に寄り添うには、ホワイトヘルメッツとシリア人権何とかしかなくて、みーんながスルーしてしまう

 どちらなんだろう。

 加害者を表示しない受身形での表現は、売文家としては、秀逸である。

 不明なものは、いくら読んでも現状の判断への足しにはならない。

 シリアで進行している事柄は枝葉を全部省いて記せば、US連合による内政干渉が実らず、武力侵略をしている。その武力侵略に対し、シリア政府は正式にイランとロシアに軍事介入を要請している。

 トルコはNATOから除名されようが、クルド独立は認めない。大事な点は以上であろう。

 トルコ軍のシリア駐留はUS軍のそれと同じように国際法に違反している。

 クルドサイドがアフリン地区への政府軍の進行を要請したがシリア政府は地区にシリア国旗をクルド勢力が掲げることを要求しクルドは受け入れなかった、そのため民兵部隊の派遣となっている。その後クルドはマンビジを政府側に手渡している。この一連の過程にロシアの関与はあったであろうが、トルコ対策というよりも対クルド、対USへのメッセージのほうが重要であろう。一体としてのシリアをクルドが受け入れなければ、ユーフラテス以東北部へのトルコの侵略がありうる。この際には、YPG以外の親シリア政府のクルド部隊が突如として登場するのであろう。この親シリア政府の部隊を援護するのは、イランとイラクの民兵となる。そしてこの部隊は軍事組織としてのYPGの無力化を目的に行動するであろう。

 要するにUSがクルド独立を捨てないで、より強固にしようと動き出せば、トルコによるロシア、イランが協調しての偽装侵攻が待っていよう。


 

 

http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/715.html#c3

[国際22] 独自外交政策をさせてよいと信じるに足りるほどワシントンは知的だろうか?(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
1. 2018年3月04日 16:59:12 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[13]

 Paulさんの悲しみは痛いほどわかる、状況は既に、汚れちまった悲しみの域に達している。とは云え、USにも全うな空間と論説は存在しているらしい。sputnikにofficial journal of the US Army combined Arms Centre (USACAC)military educational investimentの3月ー4月号の論説の梗概が掲載されたいる。4日。

 そこでは、シリアでのUSの軍事・外交的なへまを率直に認め、対ISIL攻略に於いてUS−ロシアの協調路線をとり、この過程でウクライナ問題を一体的に協調・解決に至るコースを選択しなかったと控えめな記載がなされている。

 思うにコースを違えていなければ、対ロ経済制裁も止み、ヨーヨッパ諸国の混乱は今よりは少なくて済んだであろう。極東に於いても、同一民族を相戦わせんと云う、土台無理なシナリオをもちだす必要もなかった。

 死んだ子の歳を数えてもなんとかであるが。

 プーチン演説のありうる解釈の一つとしてロシアが協調したいこととして、やはり、sputnikにおいて、トルコの退役軍人の見方を紹介している。トルコ内にはNATOの核が存在するが、この核をNATOに属する任意の国がトルコを破壊する目的を持って第三国に向けて発射したとしても、第三国は対抗可能な最新軍事技術を有しており、発射地のトルコへの核攻撃ではなく核の引き金を引いた国を攻撃する。要するに自国にある、NATO核はトルコへの恐怖でななくなっている、そのようにプーチン演説を解釈している。トルコはNATOから距離をとりやすくなっている。

 


http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/202.html#c1

[戦争b21] 北朝鮮の「非核化」は実現されるか 悲観的結末を予想する理由(ロイター) 赤かぶ
2. 2018年3月11日 00:58:17 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[15]
  
1氏のコメントへ

日本国が頑なに国交正常化を拒むのは、米国に強固な敵視政策維持の意思があるからであって、米国にその意思がなくなれば、日本国の対応は変わる。

 小生はそのように理解している。日本国が周辺国に対して独自の外交政策をするためには、エスタブリッシュメントの強固な意志が必要であるが、底流にあるとしても、小生を含め底辺でその日暮らしをしている者には、感知できない。わかりやすく外形的に見える形として云うならば、国会に議席を有する政党からは日本国の外交政策へのオルタナティブな提案を見ない。

 遠因としては、左翼の担い手がグローバリズムにシフトし、受け狙いの表現をするなら、独自の外交政策なるものを掲げる全うな集団は一水会だけになってしまった。 

 朝鮮半島の安定化において、日本国は当事者ではない、したがって周辺国としてふるまうことになるが、日本国では絶対的な人材の不足による想像力の欠如があるとみている。

 さかのぼれば、代々木が独自路線を歩み、反代々木系が反米反スタをスローガンとしてかかげていたが、ソ連邦崩壊後のロシア復活に直面して、日本国内ではロシアとの関係を再構築しようにも、なにからはじめてよいのかわからないのが実情であろう。中国、ノースコリア、サウスコリア、USとの関係性のみでは、周辺国としてUSによる圧倒的な制約下でなんらかの役割は果たせない、ロシアとの関係回復がなければ日本国の対朝鮮半島外交は半島の人々にとっては邪魔なだけであろう。

 
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/736.html#c2

[国際22] ロシア・スパイへの毒ガス攻撃: ノルド・ストリーム 2が、より大きな標的なのか?(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
1. 2018年3月11日 17:03:08 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[16]

 毒ガス攻撃というのはMSMを巻き込んで形成を逆転するには、もってこいのアイテムなのだろうか?

 現在、ロシア政府、シリア政府はシリア、イドリブ地域でホワイトヘルメッツがスタンバイを終えあとは実行するのみになっていると警告している。

 それはそれとして、ノルド・ストリーム2案件についてであるが、ロシア産天然ガスのパイプラインによるヨーロッパへの供給を制限せんとの思惑は常にあって、ブリュッセル官僚はUSの意向に沿って動いている。独、オーストリーは推進派であるが、EUは結論を先送りしている。

 計画中止の決定はEU内部の亀裂を拡大するであろうから、先送りを持続させるしか、US、UKには方策はない。だとしても状況は有利には転ばないであろう。

 ロシアサイドは天然ガスを液化して輸出する次善策を取ったとしても、US産の液化ガスよりも価格競争力はある。

 従って、この問題を先送りをすればするほど、EU諸国においてMSMが極右とラベリングする政治勢力が力をつけてくるのを助ける結果になるであろうと、思慮する。経済原則ほど庶民にわかりやすいものはないのだから。

 流れをせき止め続けるのは簡単であるが、他に流す方策がなければいつかは堤防は決壊する。愚に愚を重ねることになろう。


http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/247.html#c1

[国際22] 人類は狂ったワシントンを切り抜けて生き残れるだろうか?(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
2. 2018年3月18日 16:41:42 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[17]

 Paulさんとは異なる見方をしているので記す。

 UK、USの言動はカタストロフィーを目指したものではなく、新たな冷戦構造を一時的に演出するのが目的かと読んでいる。

 UKの国内事情、EUからの離脱への目くらましとの論説も散見されるが、USも他の方法で強硬路線を敷いている点から、上記のように判断している。

 端的に云えば、シリアに於ける敗北がショックとして世界中に広まるのを防ぐのを目的とした一時的な冷戦構造の演出による、別の報道アイテム提供でのMSMへの報道規制であろう。

 アレッポ、ラッカ、グータでの戦闘をみてほしい。アレッポとそのうちに解放されるであろうグータでは住民の被害が最小限になるように、作戦が遂行されていたし、されている。住民の避難経路を確保する努力がなされ、機能している。

 さて、ラッカはどうか?

 廃墟にしてしまったではないか!アラブ系の住民は帰る場所がない。アラブ系の住民の帰還によりラッカ統治が困難となるのを見こしての廃墟化であったであろう。
 もとの住民であるアラブ系の部族は親政府の武装集団を形成を計画している。おそらくは、グータの陥落後にはUS支配地域で同様な流れがでるであろう。
 
 堰を切ったような流れに対して、クルド勢力がUSの代理行為をするずもなく、USの直接的な関与しか、せき止めようはない。

 US連合はシリアの流れを掉ささずに過ごすのか、直接介入に踏み切るのか、重大な決断を迫られよう。

 冷戦構造の演出によりロシアからのシリアでの妥協を引き出そうとの思いかと察するが、時は既に遅しで、もはやロシアは妥協するほどの国力ではなくなっている。
 
 チキンレースを演出しつつ掉さす間もなく大勢は決するのであろう。

 ベトマム戦争敗北の再来ショックを時間によって緩和する、そのような結末であろうと見ている。


http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/284.html#c2

[戦争b21] 偽旗作戦を実行する前に武装勢力は化学兵器を政府軍に押さえられたが、米海軍は戦争体制(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
2. 2018年3月22日 23:08:01 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[18]

ラブロフ、ロシア外相の発言、US、UK、仏などの特殊部隊がシリアに云々は、解釈は色々であろうが、一つの見方を示しておく。

 東グータ地域はUS連合から見れば、息も絶え絶えで、もはや陥落に近い。包囲され陥落を待つ領域には、US、UK、仏などの国の特殊部隊の成員が少なからず存在する。そのような存在を充分に我々は把握している。現地、即ち、東グータの軍事的な進展によっては、彼等の存在、即ち所属国の認識票と本人の写真を公開しても、よろしいか?との問いかけと解釈している。

 イドリブ地域への転送に際して、見逃すこともできるし、見逃さない手段もあるが、という事であろう。

 彼の発言後、東グータからのテロリスト集団へのUS連合からの圧力が強まり
イドリブへの島送りが加速しているように思える。
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/764.html#c2

[戦争b21] シリア政府軍、東グータ最後の反体制派の町ドゥマに攻撃強化へ(AFP) 赤かぶ
1. 2018年4月01日 23:12:23 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[19]

AFPの記事を赤かぶさんが投稿してもねえ、とは思うが、言っておくべきこともあるのでコメントする。

 例のUKの仕立て屋だが、ここはUKの情報機関の出先と思ったほうがよい、発表数字は膨れたり縮んだりするようだが。

 Doumaの反体制武装勢力は、Jeish al-Islamを名乗り、S・アラビアが後援者となっている。すでにイドリブに島送りとなった反政府武装集団とは後援者が異なる。先にこの集団が支配地域をシリア政府に明け渡すことは合意していたが、移動先の細部が未定であった。彼らの願望は仕立て屋さんによれば、ダマスカスより北のレバノンに近いQalamoun、ないしはヨルダン国境に近い南部であった。現在シリア政府より合意事項が発表されているが、それによると、負傷者はイドリブへその他の者はトルコ国境の近いユーフラテス川西岸の街、Jarablusに決まった。

 トルコ政府の監視下に入るように強いられたと解釈してよいかと思っている。S・アラビア後援のテロリスト集団であるが、US連合から少なくはない特殊部隊が混じっており、彼らを救うためには望む地域での再武装計画を断念せざるを得なかったのだろうと判断している。

 軍事的にはシリア国内で人口密集地の75%近くを開放されており、反政府勢力との将来をめぐる政治協議が予定されているが、反政府を名乗る勢力はダマスカス周辺の武装勢力が存在しなくなれば自動的に発言力もパラレルに低下する。

 政治協議はロシア主導で決着がつくのが確定した、そのように判断している。

 どのような形になるかは未定だが、極論をいうと、シリアの政治システム云々をUS連合は口にするが、周辺の中東諸国、例えばS・アラビアと比較してシリアの政治システムのどこが問題なのだろうか?

 現状の憲法のもとで大統領選挙をしたとして、シリア人にとって何か問題はあるのだろうか?  

 あるとしても、それをシリア以外のものが云う筋合いのものであろうか?!

 
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/780.html#c1

[国際22] ウソは、ワシントンが支配する為に選んだ道(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
1. 2018年4月10日 02:09:40 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[20]
 
 ゴリアテの件はロシアが物事を珍しくストレートに表現しており、その後、シリア情勢は急展開している。ロシアサイドがUS内での強硬策を感知し、強い警告であった可能性がある。

 USは24−48時間以内にシリア、ダマスカス郊外のDouma地区での化学兵器攻撃の主犯者を特定し、人道への罪の故に裁きを行うと宣告している。

 実行者はホワイトヘルメッツだが、彼等以外の誰かがしたことにしたいのならば、確かに時間はかかるのであろう。

 ロシア、イラン、シリアの反応をみる限り、幾ら時間を与えても妥協をひきだせない。 
 
 ゴリアテを引き合いにだしている意味を一両日の間、USは思案せねばなるまい。
 

 

 
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/397.html#c1

[国際22] シリアに関する対決: トランプ 対 将軍(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
1. 2018年4月11日 13:07:20 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[21]

ロシアサイドの将軍が発言している。

 現役の軍人は政治に口出しできない、すべきでないであろう。したがって、議員である、ロシア下院国防部会委員長の退役軍人が会見し次のように述べている。

 USの二重基準が規矩を大きく超え、軍事的な行動を許すに至るならば、ロシアはその軍議的行動に対してかならずや軍事的行動をとる。

 対抗的に軍事行動がなされたならば、ロシア大統領と国防大臣が声明を発表するであろうが、そうでなければ、武力衝突に至ってなければ、この会見がロシアの正式な立場表明と云うことになろう。

 会見の中で、二重基準なるタームを用いている、ここに注目すべきかと理解している。

 UKでは、労働党党首ジェレミー・コルビン潰しが上手くいっておらず、開戦となれば、UK内での不協和音は激しくなる。US内においても、先のイラン侵攻後に事前報道の怪しげな破壊兵器はなかった、その事との関連性でMSMが一糸乱れずに報道できるかについて疑問が残る。

 仏大統領は国内政治での評判の悪さもあってか、さっさと退却路を準備しはじめ、仏軍はシリア内の化学兵器工場を空爆のターゲットにすると云いだしている。

 シリア政府軍が既に明らかにした、地下に設置されたテロリスト集団の化学兵器工場をシリア政府のものだと云って?空爆するのであろうか。

 木登りは降りる時が難しいとは色恋沙汰ではよく云われるが、さてさて

 USの将軍等は自分の領域にあって、木登り巧者を自認しているであろうが、ひとたび木に登れば、木は無事には降りるのを許さないであろう、少なくても、舌にはダメージを受けるであろう。

 

 
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/405.html#c1

[戦争b21] アサドはトランプの「レッドライン」を越えた(ニューズウィーク) 赤かぶ
7. 2018年4月12日 23:42:21 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[22]

時系列を並べると、まず1、シリア政府軍による東グータ総攻撃、2、唐突にUKでの二重スパイで現在はUK籍の人物への化学物質攻撃、3、ホワイトヘルメッツ参加偽旗作戦、4、US大統領のシリア攻撃の予告となる。

 1と2の間には、シリア軍の作戦中に逃げ遅れたUK兵士の数十人がシリア軍に捕らえられていたとの報道が昨日から、イランとロシアのニュースサイトに流れている。

 UK兵士の解放はなされているのか?

 穿った見方をすると、2の自作自演行為でロシア経由での捕虜の解放のための交換条件づくりだったかもしれない。

 取引が不成立

 3が引き起こされたが、この時にイスラエルがそこにイラン民兵がいるとの理由づけでパルミアに近いシリア空軍基地へレバノン空域からミサイルを発射している。UK兵士であるとUK政府は主張するであろうが、ロシア語に堪能なイスラエル兵士が混在しているのではないか?

 偽旗作戦とイスラエルの行為にはシリア、ロシアともに怒り心頭であろうから、偽旗作戦の手打ちと捕虜の交換は不成立

 おそらく、シリア政府が捕虜交換の対価として要求しているのは、ヨルダンとイスラエル国境に巣くうテロ集団のイドリブ移送であったろう。

 現在は4のUSの口先攻撃とUS連合の大合唱。しかし、独は空爆に不参加を表明、UKは国会の議決をえようとすれば、圧倒的な票差で否決されるといわれており、国会の議決なくUS作戦への参加表明に踏み切れるか不確定。

 両サイド、兵力を寄せ合ってはいるが、シリア内のUS、ロシア現地軍は互いに交戦を避けるために情報を今までと同じようにやり取りしている。

 見えてくるのは、ショーはそろそろ何事もなく収束に向かうだろという結末であろう。先のイラク侵攻とは軍事的な布置が圧倒的に異なる点に留意すれば、そのように結論してよいのではないか?イラクにはロシア軍は駐留していなかった、イラク進攻で味わった思いを再び味わうことは不可能であろう。

 あり得るとすればUS連合によるヒットアンドラン作戦であろうが、それをさせてくれとAFPは懇願しているかのように読んでしまうのは小生だけであろうか?

 UK捕虜はいまだ解放されていないのであろうが、両者の対峙は今が極であって、ゆっくりと潮はひいてゆくだろとみている。

 
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/796.html#c7

[国際22] トランプ政権、対ロシア追加制裁見送り これ以上の関係悪化を懸念(ロイター) 赤かぶ
3. 2018年4月17日 20:44:00 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[23]

昨日の東京市場では、大阪.東邦チタニウムの2社が高値追いであったが、本日は一転大きく売り込まれている。

 クリミアでの住民投票の結果を受け入れ(このとき、選挙監視団として、日本国からは一水会が参加していた)再編入をうけいれたが、これにケチつけて経済制裁がUS主導でなされ、それに対してロシアは、対抗措置をとった。このとき、ロシアはUS内において圧倒的なシェアを占めるロシア産のチタニウム、宇宙産業用のエンジンを禁輸していなかった。

 今回のUSの経済制裁への対抗措置として、上記2項目が予定として含まれており、依然として優位を保つUS製造業にはダメージが大きいのであろう。

 上記2項目が対抗手段とならぬような経済措置が新国務長官のもとで策定されるだろうと考えている。

 まあ、経済制裁が繰り返されながら行きつくところまで行くか?すなわちUS−ロシア関係が実体的に冷却状態に至ったかの判断としては、上記2項目をロシアが禁輸するに至るか否かがリトマス紙になると考えている。



http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/452.html#c3

[国際22] シリア国民の声(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
5. 2018年4月21日 21:08:57 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[24]

 3国のシリア空爆後のダマスカス市民の様子を見ると、例えば,AMN-al-Masdar Newsなど、ジーンズをはき肩を露出した女性を含む一団が箱乗りしてシリア国旗を掲げシリア政府によるミサイル迎撃の成功を祝っていた。

 シリアは製薬業が盛んであった国であったが、化学兵器工場を標的にしたと云って、わずかに残った医薬品工場を破壊している、シリアのインフラストラクチャーを破壊していくという戦略は常に保持されている。

 私たちはそろそろ呪縛から目を覚ますべきであろう。

 仮に、Aなる国で選挙で選ばれた行政機関が当該の住民に対して化学兵器を使用したとして、武力干渉する権利はあるのか?

 証拠があれば権利はあるのか?

 私は証拠があっても武力介入は少なくとも国連安全保障理事会の承認がなければ、国際法上は違法行為であると考えている。

 人道への侵略行為、人権への侵害を指摘して、法をはみ出るならば、法により守られている多くの事柄が瓦解してしまう。

 証拠があれば武力行使は当然であって、善であるという論法の見直しが必要であろう。よく考えてほしいが、力のないものは武力行使を云わない、もし云うならばその背後に力のあるものがいるであろう。まわりまわれば、力のあるものが力を背景にしてあらゆる物事を己の意向で運ぶ状況が現出してしまう。

 現在のシリアはデープステイトなる圧力団体による利権獲得の渦中にあって、利権集団が不利な情勢になっている、そのようにみている。


 

 
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/481.html#c5

[国際22] シリア大統領 仏にレジオンドヌール勲章を返還(Sputnik日本) 絶(PC)
2. 2018年4月22日 22:16:25 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[25]

仏はシリアに兵員を派遣した。勿論シリア政府の了解を得ていない。派遣地はUSが支援するクルド主体のSDF支配地域のデリゾール地方、石油の潤沢な地帯に近接する場所である。

 現シリア大統領がレジョンドヌール勲章を返還しないならば、それこそブラックジョークであろう。

 現仏大統領は若い世代だが、その行動は帝国主義路線の復活とは時代錯誤もはなはだしい。彼は常々、シリア政府が化学兵器をしたならば、空爆をすると明言していたが、なんのことはない、その頃からのシナリオであったのだろう、どさくさ騒ぎをつくりだして、派兵している、仏軍派兵のための煙幕が意味不明の空爆の一つの説明かもしれない。

 US連合は、東グータ地域が予想に反して早く陥落してしまい偽旗作戦の適切な機会を逃してしまった。空爆は東グータ地域がテロリスト勢力の支配下にあるときに決行する予定であったろうし、連動しての空爆でテロリスト勢力を鼓舞しシリアのあちらこちらを破壊し、ジュネーヴ和平交渉を主たる交渉場所にする予定だったかと想像する。この辺のところはUK、US、仏、ヨルダンの4か国による今年初めのスモール会議録なるものがUK外交連絡文書として流出している。

 流出後にシリアによる東グータ攻略がおそらくはロシア特殊部隊の参加が大きく寄与したであろうが、一気呵成に進行した。

 US連合の計画は頓挫し、さっそうと登場するはずの仏軍はこそこそとした進軍となっている。

 国連のシリア和平交渉で特使を務める人物は仏人だが、今後、彼の信任への疑問が提出されなくとも。辞任したならば後任はおらず、留任しつづけても、ジュネーヴェ交渉は有名無実化するように思われる。

 仏のクルド地域への派兵が呼び起こすものは、トルコが時に言及しているトルコシリア国境のシリア北東部のハサカ地域への侵攻かもしれない。トルコは仏との直接対峙ならば一戦を交える可能性はあろう。

 


http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/487.html#c2

[戦争b21] シリアを軍事力で侵略することに失敗したフランスだが、帝国主義的な野望は捨てていない(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
2. 2018年4月24日 20:52:33 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[26]

 US、UK、仏3国の思惑は単純に見れば、シリアにおいて、ISIL、アル・カイーダ、種々の反政府武装勢力の衰退が消滅へと向かう前に、こじつけてシリアに軍事進攻をするというものであろう。代理侵略の失敗をみて本体の進軍へと至ったとも云える。

 帝国主義的、植民地主義的な行動そのものである。植民地運営が長かった国では、普通の光景なのであろうか?国内での反対が少ないのであろう?

 シリアに駐留するロシア将兵への危険度が増す、自軍への防衛に手間暇がとられる、その結果シリア政府軍への3国による帝国主義的な攻撃がロシア駐留によっては阻止しづらい。そのようにロシアが先を見通すならば、その一つの解決策として、シリアの防衛力の増強を計ろうとするであろう。

 シリアの防衛力の増大を隣国イスラエルは脅威に感じるであろう。このことはロシアは認識してはいるが、イスラエルへの行動への不信感が増大しており、隣国への配慮は今回はないであろう。

 ロシア外相はS−300のシリアへの供与を考慮するとのコメントを出している。コメントを出したからと言って仏軍が引き上げるはずもないであろうから、供与は時間の問題であろう。

 コメント後には早速にUS高位の軍人がイスラエルに足を運んでいる。

 どうも数合わせの仏軍駐留によってイスラエルが脅威にさらされる上に尚且つ、想定としてあったシリアへのイスラエルからの空爆、ミサイル攻撃が完全に抑制されるだろうから、収支決算はロシアとシリアに分があるように思われる。

 3国の行動は後手にまわっての行動なのであろう、その行動のもたらす反応までうまくシュミレーションしてないのではないかと思われる節がある。

 
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/853.html#c2

[国際22] 朝鮮戦争「終戦協定」は中国が不可欠──韓国は仲介の資格しかない(ニューズウィーク) 赤かぶ
2. 2018年4月27日 20:13:22 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[27]

 ノース・コリア、サウス・コリア両国は中国を脅威とはみていない、よって、両国が決めることにたいしてUSは口出しするなという共通認識であろう。

 このUSはずしに対して、日本国はUSの意を受けて妨害するなと云う点で発言に注意せねばならない。

 もっと実際的な事実を強調しておく。

 ノース、サウス国籍の半島出身者は日本国に居住している。国籍故に、両者がいかに政治的に激しく対立しようとも、対立を乗り越える心情がなくなっているわけではない。


 
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/525.html#c2

[国際22] マクロン大統領は救世主の仮面を付けた妨害工作者(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
6. 2018年4月28日 00:24:24 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[28]

デープステートにとっての、希望の星であって、庶民には鼻もちのならない人物となろう。

 UKでコルビーが支持を集める状況と、メルケルの対ロシア政策、特にノルド・ストリーム2支持に見て取れるEUのエネルギー政策への不満が、彼をそれこそ救世主としたい思いの理由であろうと想像する。

 彼のレトリックに満ちたその言葉の意味の同定には、対象としているイランやシリアの当局者による論評と彼がしている事との分析とが役立つ。(ロシア、中国は自国に害がなければ彼を表面的には非難せずに捨て置く対応をとるだろうと予想している)

 例示するならば、シリアの将来はシリア人が決めると逃げ口上を云いつつ、新しいシリアをつくるために仏(仏軍の侵攻)は行動するとのたまっている。植民地の支配者は力の存在を背景にして、植民地の人々の自主性と幸福を願っていると対外的にかつ自国民にたいして述べていた。シリア政府の答えは明白であろう。

 多国間協調は各国がドルの支配的の役割を認めて協調するのか、ドルの支配的な役割を軽くして協調するのか、具体的には述べていない。前者を意図しているとロシア中国はみているであろう。

 マクロンとはMSMのうしろだてがあっての仏大統領であって、そのような人物とみて間違いはないであろう。


http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/530.html#c6

[国際22] 米、朝鮮半島からの米軍撤退を北朝鮮と議論の用意(Sputnik日本) 絶(PC)
1. 2018年4月28日 23:19:36 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[29]

 ゆくゆくはUSは対中国のための軍事基地を、サウス・コリアに置くのか日本国に置くのかの選択となろう。サウス・コリアは駐留経費の支払いを拒否するであろうから、日本国になる可能性が高い。日本国民は選挙で政府を選ぶ権利はあるが、現状、EU諸国民と同様に、国民の意思がストレートに反映されえないシステムが構築されている。

 日本のエスタブリッシュメント(☆)は駐留経費を支払い、自らの権力の維持をはかるように行動するであろう。

 岡目から見れば、周辺国とは摩擦がはげしくなるわ、軍事費が増大するわ、しかし安全には程遠いわという状況が予想される。

 ☆:彼らは、US一極構造が持続するとの予想のもとで行動しており、したがって、いつの間にか、地政学的な想像力を失っている。

 


http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/551.html#c1

[国際22] サウジアラビアのサルマーン皇太子は改革者ではなく、ただの専制君主に過ぎない(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
1. 2018年4月30日 15:16:50 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[30]

何度でも云うが、KSAとシリアを比べてみるのもよいであろう。

 どんな理由でアサドマストゴーなのか?

 人道的観点なり、人権なりを挙げて云うのであれば、KSA国内の実体と比較して、具体的にご教示願いたい。

 それはさておき、

 MBSなる人物はUK皇太子が雇った広報戦略会社と契約し、好ましいイメージを作り上げてMSMに流している。彼のUS内での行動も会社からのアドバイスを受けてのことであろう。この辺のところは、極東の某国に於ける煎餅屋さんが諸外国での持参金による接待で、有名人とお写真を一緒に採ってもらう行為と変わらないが、さすがスケールが違う。

 KSBの先行きに関しては、創業者を継いで、最後にドラ息子が社長となり、周りを自分の遊び仲間で固め、会社をつぶしてしまうだろうとみている。

 石油価格が上がらなければ、国家財政を支えきれないが、石油価格が上がれば、対中国からの輸出代金は実物金を担保としたメカニズムでの受け取りとなる。石油価格が上がれば、実物金価格が上がるシステムが導入されている。

 従って、実物金の上昇で自国の通貨発行権が棄損されるが故に、石油価格の上昇を手放しでは望まない国があるであろうから、石油価格の上昇はロケットのようにはならない。加えるに国営石油会社の半数近くの株式を売却する予定であろうが、一定の割合を中国が所有するはずで、石油価格は思ったような価格にならない。かくして、国家財政の悪化に歯止めがかからないだろうとみる。

 人口比でみて、底辺層にはシーア派集団がある程度存在し、国内経済がたちゆかなくなれば、対立は顕在化しよう。

 熟柿が落ちるのをみることになろう。


http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/573.html#c1

[国際22] 在韓米軍、北朝鮮との平和協定締結後も韓国に引き続き駐留(Sputnik日本) 絶(PC)
1. 2018年5月03日 12:31:38 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[31]

 和平協定が確立するまでも、そのあとも、このようなスタンスでよいだろうと思う。

 確立後は、韓国軍の装備増大をなんだかんだとせず、駐留経費の支払いをケチり、US軍人の特別な地位協定を例えば独なみにしてゆく。

 焦らず、20年程度のスパンで行動すれば未来は待っている。

 USはサウスコリアに自国予算で駐留する経済力はなくなっているであろうから、自ずと撤収せざるを得ない。

 周辺の中国、ノースコリア、ロシアには未来が待っているであろう。

 小生は日本国のことは見通せない。


http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/598.html#c1

[国際22] 朝鮮半島に平和の兆しが見えているが、アメリカが我を通せば、そうは行かないかも知れない。(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
3. 2018年5月03日 15:10:08 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[32]

USがいつものように行動する、ニュージーランドに住むジャーナリストの言に従えば、USが我を通すのは、分断国家であることが、機能して、困難だろうとみている。

 彼も述べているように、USを除く外部環境として、巨大化した中国、スリム化し筋肉質となったロシアの存在と、心情的に祖国が相争うことの無意味さの力のほが勝っているとみている。サウスコリア、ノースコリアが中ロのアドバイスに、ということは、情報機関が密に連絡を取りあえば、情報戦に敗北はなく、軍事的な衝突は回避可能とみる。

 統一ドイツはNATOに加盟しており、NATO経由でUS軍の増強となったが、サウス、ノースともに集団的な安全保障機構にはともに参加していない。

 考えられるのは、二つの半島国家、中国、ロシアが何らかの集団安全保障機構を形式的に構築する、そのようにロシアは行動しUSの予想可能な子供じみた行動を縛るのではないかと予想している。

 かりにこのように進行したならば、日本国は邪魔をせずに、折を見て、その機構に日米安全保障条約を存続させつつ参加すればよいと考えている。

 参加後は日米安保は存続させるが、軍備の増強をせず、駐留経費を削減しつつ、行動するのが理に適っている。

 日本国の対外的な脅威なるものは、US権益の都合上描かれた仮想脅威であって、実際的には、パラダイムの変化に対応可能な外交的なプロセスを確立できれば、地政学的にある、本来的な脅威に対しては、対応可能とみている。


http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/600.html#c3

[戦争b21] ハマやアレッポにあるシリア軍の軍事施設が滑空型のミサイルで攻撃された模様(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
7. 2018年5月03日 21:44:19 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[33]

 迎撃しそこなったとの解釈は決して消去できないが、撃たせるに任したと解釈している。

 イスラエルによるX国&その他の国によるイランとの実質的な開戦への強い誘導が、この一件で、減速しているように思うのは小生だけであろうか?

 シリアは当然のことながら、主権の侵害と云って非難するが、ロシア、イランは沈黙を守っている。叩かれた方が沈黙しているのは、叩いた方には無言の圧力となろう、特に力の差が叩いたほうにわずかに不利ならば、なおのことであろう。

 独はイラン核合意のUSによる破棄に強く反対しており、この一件の後にはUSサイドの隊列が整わない方向により向かうように思える。

 ロシアはシリア南部ヨルダンとの国境の町、アルタンフにてUSは反政府ゲリラに軍事教練を施しているとの非難を再びしており、ミサイル発射場所はアルタンフ基地なりシリアに近いヨルダン国内かと想像している。アルタンフとの情報は親反政府武装勢力が早くから、流しており、深読みすれば、ヨルダンを守っている可能性は捨てられない。

 今後はヨルダンによる反政府派への支援は表立ってはしずらくなるであろう、イスラエル、ヨルダン、シリア国境に位置する反政府武装勢力はロシアからの圧力が強まれば、武装解除に追い込まれると予想している。

 
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/872.html#c7

[国際22] ダマスカスは、21世紀のサラエボ?(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
3. 2018年5月04日 22:39:39 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[34]

シリア国内の現状をどう見るかであるが。小生は以下のように見ている。

 シリア政府の申し出を受けて、ロシア政府軍による空爆が始まったが、その後、アレッポとデリゾール、パルミラはシリア政府軍の、ラッカはUS連合の手に落ちた。

 シリア首都ダマスカス周辺は現在進行中でシリア政府軍が確保するであろう。ロシア参戦以前に占めていた反政府武装勢力、即ち代理戦争を担った武装勢力は北部イドリブ県に武装解除の後に転封となっている。シリア政府軍はレバノン国境をほぼ全面的に確保し、ヨルダン国境とイラク国境を一部回復している。

 ロシア参戦後に起きたこととして、ユーフラテス東部については、描写の仕方は立場により異なるであろうが、小生はこのようにみている。ユーフラテス東部の北部は元来はクルド人の居住者が多く、そのため、クルド政治組織とその武装集団が実行支配をしていた。言い換えると、ISILはクルド人実行支配地域を侵略することなく、双方は武力衝突を避けていた(ラッカの解放に際して、クルド人勢力が血を流すことは少なく、US連合の空爆が街を瓦礫の山にしただけであろう)。

 ISIlはユーフラテス東部のクルド人居住地以外の地をイラク国境まで支配していたがシリア政府軍のデリゾール攻略に合わせて、クルド勢力に支配地域を明け渡すこととなった。

 クルド支配地域が石油の豊富な地域をISILから譲りうけたのをみて、

 USによる、クルド国成立の画策がより明瞭となり、トルコによるトルコ国境のクルド居住地であるシリア国内アフリン地区へのトルコの侵攻が始まった。現状アフリン地区はトルコ政府が実行支配している。

 USとその連合が画策しているのは、クルド国の成立による、シリア領土の切り取りと、その地の傀儡政権によるイランへの圧力であったであろうが、クルド傀儡政権樹立がほぼ消え去り、クルド支配地域の維持をし続ける目的が難しくなってしまった。その為にフランス軍がクルド支配地域に進攻し、アラブ連合国軍の侵攻が画策されている。何もしなければクルド国は自然消滅の運命にあり、応急処置として、クルド国の樹立の代わりにUS連合による当該地域の占拠の持続を狙っている。この占拠は対イラン効果が主たる目的であって、シリア攻略の意味は失っている。

 US連合とロシア、イラン、シリアとの地上戦での軍事的な交戦の可能性は、もはや、クルドが支配していると云われる、ユーフラテス東部のみになっている。

 連合が本格的な空爆をシリア政府支配地域にできない文脈になっており、クルド支配地域を発火点としようと目論んだとしても、戦略的な重要性はなく拡大できない。シリアサイドはクルド支配地域が軍事的に強大になったとしても傍観する方針を取り、その他の地点の反政府勢力の駆逐に勢力を注ぐと思われる。実際のところ、KSA軍が侵攻駐留したとしていかほどの軍事的なインパクトとなるのだろうか?ヨルダンはシリアと国境を接するがゆえにアラブ連合国軍には参加しないであろう。

ただし、トルコはトルコ国境に接するハサカ県への侵攻をフランスの侵攻に合わせて強化すると思われる。

 近い将来にシリアでの色分けが、シリア政府支配地域、トルコ政府支配地域、クルド勢力(US連合支配地域)となるが、その見取り図のもとでの政治交渉となろう。

 その時点では、首都ダマスカスはロンドン、パリ程度には安全な都市となっており、シリア政府の支配地域の人口は75%近くになっている。

 この政治交渉においては、もはや、シリア反政治勢力は発言力となる支配地域はなく、クルド勢力とトルコ、シリアとの交渉となろう。

 サラエボの繰り返しはないと判断している。

 
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/609.html#c3

[国際22] 米国務省、ホワイトヘルメットWHの資金援助を打ち切る。(THE HILL) 絶(PC)
1. 2018年5月04日 23:13:10 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[35]

ホワイトヘルメッツへの援助打ち切りとほぼ同時の記事として、

 チェコ大統領がロンドンで使用されたとする化学兵器をチェコがかつて所有していたことを認めた。しかしUKからの論評はない。

 US情報機関がユーフラテス東岸のUS支配地域をテロ集団に明け渡し、その地での化学兵器使用での偽旗作戦を画策している。これは、スプトニクアラビア語版にて報道されている。farsnewsによる。

 以上、関連ニュースをふたつ。


http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/618.html#c1

[国際22] ロシア各地で反プーチンデモ 野党指導者ら1600人拘束(AFP) 赤かぶ
5. 2018年5月06日 13:20:11 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[36]

 メーデーの当日、、連帯のデモ行進は世界中で開催された。モスクワではそのようなデモ行進はメインストリートで開催されたのであろう。

 RTはパリでの5月5日の反マクロンデモを実況中継していた。放水車と催涙ガスが登場する、激しい抗議行動となったが、そこでは女性リポーターは身の安全の為にヘルメットを着用したほうがよかった?のかな?

 ヘルメットの色は勿論、ホワイトではなく、ブラックであった。


 

 
http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/631.html#c5

[戦争b22] イスラエル首相が露国の戦勝記念日式典に参加した直後、イスラエルとシリアがミサイルの撃ち合い(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
2. 2018年5月11日 22:37:24 : SHmxpx51d2 : HJlYz4UYAmk[37]

イスラエル国家は、ロシア戦勝記念日には、国家を代表してしかるべき人物が常に参列しているはず。旧ソ連邦、赤軍の対ナチズム戦への貢献に関しては、イスラエル国家は歴史の書き換えをしていない。従って、無名戦士の墓碑へのイスラエル首相によるロシア大統領とともにする献花には今現在への政治的な意味合いはない。表敬会談を設定するのは可能であったし、リリースされた会見写真にはロシア国防相の姿とイスラエルからは軍属と思われる人物が写っている。

 訪ロ中に、イスラエル首相がロシアに強く求めているのは、S−300のシリアへの配備の阻止であろうが、ロシアはイスラエルによるシリア空爆をまたぐこの数日で表現が微妙に変化している。現在は交渉はしていないとの表現が配備の必要性によっては可能性はあるに変化している。

 シリアでのイスラム過激派と戦っているのはシリア政府であって、シリア政府軍の戦闘能力をイスラエルが阻害するならば、配備するとのメッセージになっている。

 ゴラン高原にイラン云々が口実なのは双方は重々承知の上であろう。

 シリア、ヨルダン、イスラエル占拠ゴラン高原に接して位置する反体制派へのシリア政府軍の攻撃はそのうちに始まるが、その時にイスラエルは露骨には反体制派をシリア空爆によっては支援できない、そのような状況であろう。
 
 レバノンに関しては、選挙が終わりヒズボラの勝利となっている、現首相の続投の可能性は低くなっており、KSAの影響力は低下する。ヒズボラの勢力拡大はつまるところ、イスラエルが種をまいた結果とも云える。

 イスラエルロビーに近いトランプ政権がネオコンを抱え込む布陣をとり、対イラン強硬策を明確にした。イスラエルからすれば、US連合のシリア攻略の失敗をイラン強硬策をUSにとらせて戦場を拡大しようとの目論見と思われるが、ロシアはシリア戦況とイランーUS間の対立をリンケージさせないように行動する。イスラエルによる計略が度を越せば、リンケージさせない為に、ロシアによるシリア政府軍への支援が強まる方向に働きシリア戦況が一気にシリア政府軍に有利になるのではないかとみている。

 
 
 
 

 
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/112.html#c2

   

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