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h5lqJmTWXfo コメント履歴 No: 100000
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[政治・選挙・NHK225] <事実誤認>安倍総理の発言を文科省が否定!総理「教科書に『自衛隊が違憲である』と書いてある」⇒文科省「そんな教科書はない 赤かぶ
10. 未来のTOW[106] lqKXiILMVE9X 2017年5月14日 13:59:11 : RA2U45Pofs : h5lqJmTWXfo[1]

「断定的に」自衛隊は違憲であると言ってないだけで、
自衛隊違憲の可能性はどこも書いてあるだろう。

というか、自衛隊合憲説は政府の解釈なのだし、教科書はそれに触れているに過ぎない。
あくまで歴史的事実として、自衛隊は合憲だという政府解釈があると書いてあるだけだ。
そもそも、中学の教科書が学術本みたいに結論を明言するわけがない。

大学の憲法学の本であれば、自衛隊違憲説は憲法学の通説として明記されている。
憲法制定時から現在まで、一貫した憲法学の通説、それが自衛隊違憲説だ。

日本社会党もそうだったし、日本共産党もそうだが、
最近では毛色が悪いと見たのか、自衛隊合憲説に転向する奴がいて困る。
憲法学者や左派も右傾化しているということなのだろう。

安倍首相の言う、「教科書」が何を指しているかは不明だが、
大学の憲法学の学術本であれば、自衛隊違憲説が通説であることは間違いない。
中学の教科書は学術本ではないし、議論が割れている問題に対し、「これが結論だ!」と明言するものではないことは明らかだろう。

安倍首相の言う通り、自衛隊は憲法問題を避け続けて運用されてきた。
憲法9条の条文に違反するかどうか、自民党のみならず社会党や民主党、共産党に至るまで、
ほとんど国民すべてが「自衛隊の違憲性は考えない」というスタンスでいたのは明らかだ。

「中学の教科書にはない!」だの、揚げ足取りにしか見えない。
どうせ、自分たちが今まで自衛隊の違憲論議を放棄し続けてきたことを、認めたくないだけだろう。
http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/654.html#c10

[政治・選挙・NHK225] 安倍首相の改憲宣言を批判した日本テレビの衝撃  天木直人 赤かぶ
24. 未来のTOW[107] lqKXiILMVE9X 2017年5月14日 14:34:31 : RA2U45Pofs : h5lqJmTWXfo[2]

憲法9条1項、2項はそのままに、3項を追加しろという人は安倍首相をはじめ一定数いるが、
3項を追加したからと言って憲法問題が解決するわけではない。

現在の自衛隊違憲論は、
9条2項の「戦力」とは「軍隊およびそれに相当する実力部隊」と解釈していることから始まっている。
この解釈に従えば、自衛隊は戦力であり憲法違反、という結論になるだろう。

例えば、3項で自衛隊の存在を明記したとしよう。
2項であらゆる戦力の保持を禁じているにも関わらず、3項で自衛隊の存在を明記してしまうと、3項は2項に違反しないのか、という問題が生じる。

また、9条2項には「国の交戦権はこれを認めない」という条文もある。
自衛隊の「交戦」は、9条2項に反しないのか、という問題も生じるだろう。

結局、すべてが中途半端なのだ。3項を追加したところで、2項を変えなければ条文同士の整合性が保てない。

また、
「諸国民の公正と信義に信頼」という憲法前文の理念に反しないのか、
憲法66条の「文民」条項に自衛隊員は該当するのか、(自衛隊員は「軍人」なのか?)
自衛隊の「戦争」は9条1項の「戦争の放棄」に反しないのか、
という、今まで憲法学者が挙げてきた憲法問題を解決できない。

自衛隊の違憲説を払拭したければ、9条3項を追加するだけでは不十分だ。
憲法前文や9条1項ないし2項、66条その他の条文も改正を検討すべきだろう。

http://www.asyura2.com/17/senkyo225/msg/622.html#c24

   

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