2. 2018年12月28日 12:28:35 : cTlDjvRrmo : GkKKTuaMb9Y[1]
トランプ支持は、白人中流層あるいは貧困白人間で、侮りがたい。選挙時に比して、決して減ってない。こうした層は、表面はさておき、内心ではトラに賛同で、腹の中では喝采しちょる。大衆の動向を読み取ることでノシアガッてきたトラは、こんたな風向きは決して見逃さない。白人大衆の不満をいかに選挙の票にかえるか、最近のトラは乾坤一擲勝負の時と思っちょるようだ。こんたな状況では、トラは沖縄ウチナンチュウの動向も決して見逃さない。朝鮮からも沖縄からも米軍を引き揚げたくってたまらないトラにとって、ウチナンチュウの怒りを白人大衆の不満へうんまく繋げるこつがでいれば、米軍を引き揚げにとっては渡りに舟と、ほくそえんでる。いずれにせよ、ウチナンチュウが動き出した今、勘のいいデイーラーのトラにとった拱手傍観しちょる場面でない、状況を身を乗り出して観察し、動きを模索は事実だろう。8月06日付阿修羅サイト”岸田離れの先に安倍離れ”で、」下記コメを掲載したので、関連あるので再掲する。
< 安倍は間もなく、歴史の舞台から退場する
トランプについて、群盲象を論ずる如く百論あるが、よく言われちょる、本質はトレーダーちゅうんが、まあ妥当なとこでは。コスト対成果で、そんたな結果で判断するちゅう考え方、その結果も最終的にはお金の量で判断するちゅう考え方、こいがトラおっさんの本質では。ある意味ではこいは合理的な考え方であり、こんたなゲージを当てて物事を見るとき、物事の本当の姿がよく見える場合がヨーケある。
湾岸戦争以来、米はおよそ20年間で投入したドルは数千億ドル、米兵というアメリカの若者の犠牲8000人、そして何を得たか? そこにはただ風が吹いてるだちゅうんでは、トランプではなくても、誰もが怒り心頭となるよ。サンベルトに象徴される米經濟の現状、中下流ホワイト層の更なる苦境と生活水準低下、戦費負担からくる切りのない増税、こうしたことへのホワイト層の怒りが、政治や経済をちゃぶ台返しするちゅうトラおっさんの政治の原点にあるのでは。朝鮮問題もオンナシだ。80年弱も休戦状態にしておいて、半島や沖縄に米軍を張り付け、ドル撒布ばっかしで、アメリカは何を得てきたんだ。この間に、中や途上国に経済・貿易の主導権を奪われ、米は衰退の一途、トラおっさんが朝鮮問題にケリ付けたくなるよ。
戦前の明治憲法下の戦争国家・軍事大国に憧れる安倍と、トラおっさんとの違いは何か。安倍政治の下で、防衛費急増やポンコツ米兵器買い漁りなど、軍事費が膨れる一方で、経済力は衰退し防災・治水体制など劣化一方ちゅうんは、国民承知の事実であろう。安倍は、大砲や軍艦を揃えることが強い国と錯覚しおるが、トンチンカンもええとこじゃ。軍事費に国民生産の主要部分を振り向ければ振り向けるほど、国力は劣化しおる。国民生産あるいは国力の発展は、T部門(消費財生産)とU部門(生産財生産)間の素材補填・価値補填の相互関係の中でなされるちゅんは、マルクスがヨーケ説明しおるとこじゃあ。じゃけん軍事費の本質は、投入すればするほど国民経済拡大のサイクルから素材補填が脱落し、価値補填がそれも多くは紙の紙幣ちゅう形態の価値補填がなされるだけで、結局はタコ配みてえに国力を弱めていくだけになる。Q1〜3の米経済の実態をみよだ。国家予算の8割や9割を軍事費にも投入した、戦前の我が国軍事大国の崩壊が、そげんこつヨーケ示しおる。
安倍は経済学の知識ないから、軍事化路線の行き着く先の判断の見極めも朦朧としおり、結果としてわが国をとんでもない方向へ向けようとしおる。トラおっさんは、結果としてのお金の量で判断するちゅう、ある意味では合理的な考え方を持ちおると指摘してきたが、こいは言い換えれば、進歩的ちゅうか歴史を前へ進める立場に立つともいえるだろう。対して安倍は、戦前軍事大国路線に憧れる立場、いわば歴史を後に戻そうとする立場と言えるだろう。」
トラおっさんと安倍を比した時、水と油、180度方向が違うんが両者の関係だ。どちらに未来があるかは明らかだ。安倍は歴史の舞台から間もなく退場していくちゅんは、歴史の必然である。つうより、最早終わっちょるわけだろうが、まあ、レームダックを三選で担ぐつうんもご苦労なことじゃな。意識は現実に遅れる。
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