7. 阿快[147] iKKJ9Q 2017年10月23日 12:41:26 : mvfhiKiiv6 : gaoxGyIRcYI[1]
昨夜は台風がわが地方を直撃した。
深夜2時頃が一番すさまじく、斜め向かいの解体したばかりの
大きな邸宅のブリキ製バリケード衝立が、一晩中バリバリと大音響を立てて
ドラムのように風に吹かれて鳴り響き、その大音響にとても眠れない。
大雨と暴風のなか、だれかがなんとかしなければ近所中、朝まで不眠を
余儀なくされるだろう。
しかし、だれも動かない。文句をいおうにもいうあてもないし、
修理を要請しようにもさら地にはなんの連絡先もない。
だれかがそのうちなんとかするだろうと、みなが息をひそめているようだった。
これでは結局、朝まで眠れないとおもい、暴風雨のなか、外へ出て、
問題のさら地のブリキ製バリケードを点検にゆくと、一枚だけ、固定杭に
つながれておらず、バンバンと風に煽られてゆれている。
わたしは家にもどって針金を持ち出し、一時間ほどかかってすべてのバリケード
を杭に縛り付けた。
ブリキ板が風に煽られてバリバリ鳴り響く大音響はウソのように止んで、
ただ風雨の音がするだけになった。
わたしは家に戻るとずぶ濡れになった身体を拭き、泥だらけの足を洗って、
ベッドに入った。ブリキ音はしなくなり、風雨がすこし鳴るだけの
とても静かな夜になった。
わたしは朝までぐっすり眠った。
いまの日本人はだれかがやってくれると考えてみずから動こうとしない。
わたしがあえて真夜中に出向かなければ朝までたいへんだった。
朝起きて思ったことは、いまの日本人は戦後の飽食平和がしみついて
「だれかが、なんとかしてくれるだろう」という甘えたお任せ感にどっぷりつかっている。
自民党に入れた層も、立憲に入れた層も、同じメンタリティだ。
どうしょうもなく、他人まかせである。
このままでは日本人は政治的にはなにひとつ自分から動こうとせず、
軍事大国であり独裁国家である中国に飲み込まれてしまうだろう。
一党独裁軍事大国、侵略主義中国の脅威を立憲も自民も訴えなかった。
これでは政党などないに等しい。
むかし日本愛国党という党があったが、あの党が第一党になるような
世の中になることを日本は必要としている。
しかしそんなことはありえないだろう。
この国は、いずれ沈没する。それが概定路線だ。
いまのうちに中国語でも習って、将来にそなえるほうがいいかもしれない。