1. 晴れ間[1302] kLCC6orU 2016年11月29日 20:22:55 : xni5yVaf3k : Fxfse0RTtHo[425]
賢明な方は解っているだろうが、「阿修羅屈指の陰謀論者」である「あっしら」氏の投稿には、気をつけられたい。
紹介ないし引用されている記事のみを参考にし、あっしら氏個人の「解釈」は無視することだ。同氏の解釈は「妄想」と「空想」で出来ている。同氏はフランスのことなど何も知らない。
「陰謀論者」の常として(よくあるように)、あっしら氏は「極右」をよく持ち上げる。当記事でも、従前からのお気に入りの「マリーヌ・ルペンさん」と「安倍首相」を共に持ち上げている。(ルペンを「さん」付けで呼ぶとは、私の人権感覚と政治感覚を逆撫でするものでしかないが、あっしら氏が「親極右」であることを証明するものであろう。)
*----------------------------
> [...] 仏オランド政権にしろ、表立ってはプーチン露批判を繰り返しているが、真意は反露ではない。
⇒このような事実は存在しない。オランドは心底から「反ソ・反ロシア」だ。オランドは名前だけの「自由社会主義者」で、本来の社会主義の片鱗も持ち合わせていない。「反共主義者」と呼ぶのが正しい。1970年代-1980年代の(ミッテラン政権の誕生をもたらした)「共同政府綱領」と社共協力関係について、その歴史的意味さえ完全に否定している。
⇒一般に、フランスの中道左派も左翼も、反ソ・反ロシア感情には歴史的に根強いものがある。オランドはその代表だと思ってよい。(政治家やインテリには、若い頃に共産党歴のあった人が多いが、オランドの場合はそれもない。根っからの反共なのだ。)
⇒オランドが「アサド政権とロシア」に対する姿勢を多少和らげたのは、2015年11月のパリ同時多発テロの後に、サルコジに諄々と説得されたからだ。多発テロの衝撃のためであり、単なる「状況の産物」だ。
-------------------------------
>ウクライナ政府のデフォルトに伴う欧州銀行危機とロシアが取り返したいクリミア半島の交換“密約”を隠すための小芝居だからである。
⇒そういう「密約」があるなどという情報を、あっしら氏はどこで得たのか? あっしら氏お得意の「単なる妄想」だろう。
------------------------------*
フィヨンは伝統的なブルジョワだが、経済界が対ロシア政策の変更を望んでいることが、その政治的選択の背景にある。
極右政党「国民戦線」は、以前からプーチンのロシアに選挙資金の融資を頼む関係であった。
共に、政治理念やイデオロギーではなく、プラグマテックな次元の話だ。
フィヨンは、富裕層と企業に対しては減税、一般大衆には消費税(付加価値税)の増税、公務員の大量削減を公約に掲げているので、労働争議が再活性化するだろう。