2. taked4700[6311] dGFrZWQ0NzAw 2017年7月06日 15:52:23 : XzpWs3C9Po : fudqzay3DH0[1]
>>01
>確かに、この両隣における地震のエネルギー蓄積は心配の種ではある。しかし、貞観の時は、この両隣での地震はなかったようなので、ことさら指摘することでもなかろう。千葉県沖の大地震津波は、それから600年以上ものことだった。
それ、誤解です。そういった考え方が出来るということについて、自分は気が付いていなかったので、コメントしていただき、助かりました。
貞観地震の時は、それまで盛んに沈み込んでいた太平洋プレートの沈み込みが止まったはずなのです。多分、最初は徐々に沈み込み速度が遅くなり、やがて数百年後以降は完全にストップしたはずです。そして、311大地震で、約1000年間止まっていた三陸沖からの東日本の陸域の地下への田併用プレートの沈み込みが再開したのです。
つまり、貞観地震の時は、三陸沖からの太平洋プレートの沈み込みは停止したので、その後、その南北の両隣での大地震発生がないのは当然なのです。
なお、
>千葉県沖の大地震津波は、それから600年以上ものことだった。
これも、多分、誤解です。多分、延宝房総半島沖地震のことを指しているのであると思われますが、これは、海溝から太平洋プレートが沈み込んだ地震ではなく、海溝よりもハワイ側の海底で太平洋プレートが逆断層型地震を起こすことで、跳ね上がった太平洋プレートが海面を押し上げ、大津波になるようです。陸のプレートの下で太平洋プレートが動くわけではないため、陸域での揺れはあまりないという特徴があります。
311大地震では、三陸沖から太平洋プレートの陸域の地下への沈み込みが1000年以上ぶりに再開されたため、その南北の両隣の太平洋プレートが西へ大きく引っ張られているのです。これが近い将来、大地震が起こると考えられる根拠です。
延宝房総半島沖地震
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%B6%E5%AE%9D%E6%88%BF%E7%B7%8F%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/107.html#c2