32. 2018年2月05日 10:40:26 : HffYE7kXLQ : foLT3E8BsbM[1]
●2018.2.4 22:35更新
名護市長選、安倍政権支援の渡具知氏が初当選確実 稲嶺氏の3選阻む 辺野古移設加速へ
http://www.sankei.com/politics/news/180204/plt1802040020-n1.html
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の同県名護市辺野古移設問題が最大の争点となった名護市長選は4日、投開票され、無所属新人で元市議の渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏(56)=自民、公明、維新推薦=が、3期目を目指した無所属現職の稲嶺進氏(72)=民進、共産、自由、社民、沖縄社大推薦、立民支持=を破り、初当選が確実となった。
安倍晋三政権が全面支援した渡具知氏の勝利で、辺野古移設を加速させる環境が整い、移設の早期実現へ大きく前進しそうだ。
投票率は76・92%で、前回(76・71%)を0・21ポイント上回った。
名護市長選は、辺野古移設を着実に進めたい安倍政権と、反基地を貫く「オール沖縄」勢力の象徴、翁長雄志(おなが・たけし)知事による「代理戦争」の構図だった。
今秋に控える知事選の前哨戦にも位置づけられ、両陣営は国政選挙並みの総力戦を展開した。
移設阻止を訴えてきた稲嶺氏が敗北したことで、翁長氏がこれまで移設反対の大義としてきた「民意」が崩れた格好。
安倍政権にとっては、秋の県政奪還に向けて大きな弾みとなった。
渡具知氏は自民党の推薦に加え、前回の市長選で自主投票とした公明党の推薦を受けた。
市議時代には辺野古移設推進の立場をとってきたが、同党内の移設への慎重論に配慮し、市民生活の向上や経済振興などを争点として強調。
政府との協調路線を打ち出し、稲嶺市政時代に停止されていた米軍再編交付金も活用した新たな名護市づくりに取り込むと訴えた。
稲嶺氏は共産党はじめ革新勢力の組織的な支援を背に、告示前には渡具知氏に先行していた。
選挙戦でも「辺野古に基地は造らせない」と移設反対を前面に掲げていたが、展望なき移設阻止に偏り過ぎた「空白の2期8年間」に対する不満が市民に徐々に浸透。
国と対立し、市民の暮らしや地元振興などが置き去りにされた現状の打開を望む「民意」に退場を突きつけられた。
市民の間に「辺野古移設は止められない」というムードが広がっていることも敗因となったとみられる。
稲嶺氏の敗北により「オール沖縄」勢力の瓦解の流れも強まりそうだ。
稲嶺氏と二人三脚で辺野古阻止を主導してきた翁長氏は、次期知事選への態度を明言していないが、再選出馬への戦略の見直しが迫られる。
政府は昨年4月、辺野古沿岸部の護岸埋め立て工事に着手した。
県は工事差し止めを求めて提訴したが、政府は工事を進めている。
●2018.2.4 22:55更新
【名護市長選】
安倍政権支援の渡具知氏が初当選 「名護を変えての思い」
http://www.sankei.com/politics/news/180204/plt1802040021-n1.html
米軍普天間飛行場=沖縄県宜野湾(ぎのわん)市=の同県名護市辺野古移設問題が最大の争点となった名護市長選は4日、投開票され、無所属新人で元市議の渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏(56)=自民、公明、維新推薦=が、3期目を目指した無所属現職の稲嶺進氏(72)=民進、共産、自由、社民、沖縄社大推薦、立民支持=を破り、初当選を決めた。投票率は76・92%で、前回(76・71%)を0・21ポイント上回った。
安倍晋三政権が全面支援した渡具知氏の勝利で、辺野古移設を加速させる環境が整い、移設の早期実現へ大きく前進しそうだ。
初当選を決めた渡具知氏は
「当選は『名護を変えて、もっと発展させてくれ』というみなさんの思いだと思う。これからが大事だ」
と強調。
普天間飛行場の名護市辺野古への移設については
「国と県が係争中なので注視していく」
と述べた。
名護市長選は、辺野古移設を着実に進めたい安倍政権と、反基地を貫く「オール沖縄」勢力の象徴、翁長雄志(おなが・たけし)知事による「代理戦争」の構図だった。
今秋に控える知事選の前哨戦にも位置づけられ、両陣営は国政選挙並みの総力戦を展開した。
移設阻止を訴えてきた稲嶺氏が敗北したことで、翁長氏がこれまで移設反対の大義としてきた「民意」が崩れた格好。
安倍政権にとっては、秋の県政奪還に向けて大きな弾みとなった。
渡具知氏は自民党の推薦に加え、前回の市長選で自主投票とした公明党の推薦を受けた。
市議時代には辺野古移設推進の立場をとってきたが、同党内の移設への慎重論に配慮し、市民生活の向上や経済振興などを争点として強調。
政府との協調路線を打ち出し、稲嶺市政時代に停止されていた米軍再編交付金も活用した新たな名護市づくりに取り込むと訴えた。
稲嶺氏は共産党はじめ革新勢力の組織的な支援を背に、告示前には渡具知氏に先行していた。
選挙戦でも「辺野古に基地は造らせない」と移設反対を前面に掲げていたが、展望なき移設阻止に偏り過ぎた「空白の2期8年間」に対する不満が市民に徐々に浸透。
国と対立し、市民の暮らしや地元振興などが置き去りにされた現状の打開を望む「民意」に退場を突きつけられた。
市民の間に「辺野古移設は止められない」というムードが広がっていることも敗因となったとみられる。
稲嶺氏の敗北により「オール沖縄」勢力の瓦解の流れも強まりそうだ。
稲嶺氏と二人三脚で辺野古阻止を主導してきた翁長氏は、次期知事選への態度を明言していないが、再選出馬への戦略の見直しが迫られる。
政府は昨年4月、辺野古沿岸部の護岸埋め立て工事に着手した。
県は工事差し止めを求めて提訴したが、政府は工事を進めている。
●2018.2.4 23:13更新
【名護市長選】
維新・馬場幹事長「多数の民意を得たことは喜ばしい。わが党は沖縄の基地負担軽減を進める」
http://www.sankei.com/politics/news/180204/plt1802040023-n1.html
日本維新の会の馬場伸幸幹事長は4日夜、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点となった名護市長選で、無所属新人の渡具知武豊氏=自民、公明、維新推薦=が初当選したことを受け、
「(推薦した渡具知氏が)多数の民意を得たことは喜ばしい。地域の活性化と振興に向けて頑張ってほしい」
との談話を出した。
また、馬場氏は沖縄の基地問題に関し
「日本の安全保障をいかに守り、高めるかという国政マターの課題だ。わが党は長年過剰な負担を強いられている沖縄の方々の基地負担軽減に向けた取り組みを進めていきたい」
と強調した。
●2018.2.4 23:21更新
【名護市長選】
米政府は辺野古移設を加速 沖縄県知事選も注視
http://www.sankei.com/politics/news/180204/plt1802040026-n1.html
4日の沖縄県名護市長選で安倍政権が支援した新人渡具知武豊氏が初当選し、米政府は日米合意に沿って米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画を加速させる方針だ。県民世論の動向には引き続き強い関心を寄せており、知事選も注視している。
日米合意は普天間返還の時期を「2022年度またはその後」と明記。
海兵隊の配備計画をまとめた最新の「海兵隊航空計画」によると、運用に必要な輸送機オスプレイなどの格納庫整備は25年9月までずれ込むことになっている。
米軍側は、建設の遅れは北朝鮮や中国への対処能力に悪影響を与える可能性があるとして、避けたい考え。
米政府当局者は
「米軍による事件・事故に対する地元の懸念は理解している。良き隣人であるように努める」
と語り、知事選に向けて反基地感情が高まらないよう注意を払う必要があるとの認識を示した。(共同)
●2018.2.4 23:28更新
【名護市長選】
「普天間移設も計画通り進める」自民党・塩谷立選対委員長「沖縄県知事選に大きな影響」
http://www.sankei.com/politics/news/180204/plt1802040028-n1.html
自民党の塩谷立選対委員長は4日夜、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点となった名護市長選で、移設推進の安倍晋三政権が全面支援した無所属新人の渡具知武豊氏=自民、公明、維新推薦=が初当選したことを受け、12月に任期満了を迎える沖縄県知事選に影響があるとの認識を示した。
「名護市長選は知事選に向けた大きなポイントとなっており、大きな影響がある」
と語った。
党本部で記者団の質問に答えた。
同時に
「渡具知候補は基地の対応だけではなく、地元の経済、教育・福祉を強く訴えた。基地の対応と経済、教育・福祉を両立させようとしたことが市民に理解されたのと思う」
と勝因を分析した。
今後の基地問題への対応については
「今までの計画通り進めていくことになる」
と述べた。
政府は昨年4月に着手した辺野古沿岸部の護岸埋め立て工事を加速させる方針だ。
●2018.2.4 23:38更新
【名護市長選】
稲嶺進氏が敗戦の弁「市民の選択。真摯に受け止める」 翁長雄志知事は「忸怩たる思いだ」
http://www.sankei.com/politics/news/180204/plt1802040030-n1.html
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点となった名護市長選で、新人候補に敗れた無所属現職の稲嶺進氏=民進、共産、自由、社民、沖縄社大推薦、立民支持=は4日夜、
「市民の選択の結果なので真摯に受け止めないといけない」
と敗戦の弁を述べた。
敗因については
「残念ながら辺野古移設問題が争点となり得ず、はぐらかされてしまった」
と振り返った。
市内の後援会事務所で記者団に語った。
稲嶺氏を支持した翁長雄志沖縄県知事も
「自民党中央の組織戦が大きな威力を発揮した。じくじたる思いだが、結果なのでしっかり受け止めたい」
と語った。
秋に控える県知事選への影響については
「一日一日だ。その時々の判断になる」
と述べるにとどめた。
●2018.2.4 23:52更新
【名護市長選】
公明党・斉藤鉄夫選対委員長「8年間停滞した市政を転換したいとの市民の思い」
http://www.sankei.com/politics/news/180204/plt1802040032-n1.html
公明党の斉藤鉄夫選対委員長は4日夜、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点となった名護市長選で、推薦した無所属新人の渡具知武豊氏=自民、公明、維新推薦=が初当選したことを受け
「8年間で停滞した市政を転換したいという市民の思いと、渡具知氏の『活気あふれる名護』という訴えが重なった結果だ」
とのコメントを発表した。
米軍ヘリコプターによる相次ぐ事故や松本文明前副大臣の失言など選挙戦への影響が懸念されたが、
「迅速な米軍への申し入れや、副大臣更迭などの措置で負の影響を最小限に食い止められた」
とした。
沖縄県知事選などへの影響については
「各種の地方選挙に大きな弾みとなるだろう」
と評価した。
●2018.2.5 00:51更新
【名護市長選】
「秋の知事選も一気に行くよ」 初当選の渡具知武豊氏の事務所、歓喜の渦
http://www.sankei.com/politics/news/180205/plt1802050010-n1.html
まさに“革命”が起きたかのような歓喜の渦に包まれた。
4日午後10時半ごろ、沖縄県名護市長選で新人の渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏(56)の「当確」がテレビで速報されると、市役所前の選挙事務所でかたずをのんで開票の行方を見守っていた支持者たち約300人は快哉を叫んだ。
「やったー」「よかった、よかった」…。
だれそれ構わず握手し、抱き合った。
「この8年は長い、長いトンネルでした。立春を迎えたきょう、名護に本当に春が来ました」。
30代の主婦は、涙を浮かべながら相好を崩した。
渡具知氏が
「みなさん、本当にありがとう」
と深々と頭をたれると、拍手が鳴り止まなかった。
4年前の前回市長選に出馬し、現職の稲嶺進氏(72)に敗れた末松文信選対本部長は
「新しい市長のもとで名護を変え、沖縄を変えていこう」
と声を張り上げた。
渡具知氏にとっては険しい道だった。
自民党県連名護市支部は当時市議の渡具知氏擁立で動いたが、安倍晋三政権の沖縄問題の司令塔、菅義偉官房長官が「勝てる候補」への“差し替え”を命じ白紙となった。
しかし結局、さしたる候補者が見当たらず渡具知氏に舞い戻った。
「やれば、できる!!」−。
一時は“だめ出し”した菅氏は昨年11月、首相官邸を訪れた渡具知氏にそうハッパをかけた。
菅氏の言葉は、渡具知氏が名刺やチラシに掲げるキャッチフレーズとなった。
昨秋にはダブルスコアとされた稲嶺氏との差も日に日に縮め、ついに市長の座を射止めた。
前回市長選で自主投票とした公明党から推薦を受けた。
政府・自民党は昨年12月から、菅氏や二階俊博幹事長ら重鎮が続々と名護市入りし、組織・団体の票固めに動いた。
選挙中には全国的な知名度がある小泉進次郎筆頭副幹事長を一地方選挙で2度投入するという異例の態勢で支援した。
米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の辺野古移設問題の争点化は避け、市民生活の向上や地元経済の振興に力点を置いた。
「今回が市政奪還の最大のチャンス。これで負けたら名護も沖縄も変わらない」。
そう思い抱く多くの市民の期待に渡具知氏は応えた。
自民党県連幹部は、渡具知氏の勝利に沸く支援者たちに目を細めながら力を込めた。
「天王山の秋の知事選も一気に行くよ」
●2018.2.5 01:07更新
【名護市長選】
茫然自失の稲嶺氏 陣営到着と同時に敗北確定 「移設問題がはぐらかされた…」
http://www.sankei.com/politics/news/180205/plt1802050011-n1.html
激しい選挙戦を繰り広げた沖縄県名護市長選。約3400票差で新人候補に敗れた無所属現職の稲嶺進氏=民進、共産、自由、社民、沖縄社大推薦、立民支持=は4日夜、
「名護市民の選択の結果なので真摯に受け止めないといけない…」
と言葉を詰まらせた。
稲嶺氏は4日午後10時半ごろ、事務所に到着した。
駆け付けていた翁長雄志沖縄県知事と笑顔で握手を交わし、集まっていた支持者らに手を振った。
しかし、会場から挙がったのは歓声ではなく、悲鳴だった。
「ん!?」
けげんな表情で稲嶺氏が振り返ると、テレビモニターは対立候補の渡具知武豊氏の「当確」情報を伝えていた。
茫然自失。
そのままパイプ椅子に座り込むと、渡具知陣営の万歳三唱を突きつけられた。
稲嶺氏はほとんど微動だにしなかったが、一度だけ目頭を押さえるしぐさを見せた。
2期8年にわたる稲嶺市政に終止符が打たれた瞬間だった。
稲嶺氏は
「残念ながら移設問題が争点となり得ず、はぐらかされてしまった」
と声を振り絞る。「護岸工事は進んでいる状況だが、埋め立て面積はまだ1%に満たない。まだとめることができる。あきらめる必要は絶対にない」
と強調すると、支持者からは拍手が巻き起こった。
だが稲嶺氏に移設工事を止める市長権限はもうない。
「子ども達の未来に基地はいらない」
そう記された旗が、冷たい夜風にむなしくたなびいていた。
今後の政治活動についての質問には答えず、選挙スタッフに抱えられながらの退場となった。
●2018.2.5 05:53更新
【名護市長選】
選管最終確定 3458票差で渡具知武豊氏が勝利
http://www.sankei.com/politics/news/180205/plt1802050012-n1.html
▽名護市長選開票結果
当 20389渡具知武豊 無新
16931稲嶺 進 無現
(選管最終)
●2018.2.5 05:59更新
【名護市長選】
米政府、辺野古移設を加速 建設遅れ、中朝への対処能力に悪影響を懸念
http://www.sankei.com/world/news/180205/wor1802050002-n1.html
4日の沖縄県名護市長選で安倍政権が支援した新人、渡具知武豊氏が初当選し、米政府は日米合意に沿って米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を加速させる方針だ。
県民世論の動向には引き続き強い関心を寄せており、知事選も注視している。
日米合意は普天間返還の時期を「2022年度またはその後」と明記した。
一方、海兵隊の配備計画をまとめた最新の「海兵隊航空計画」によると、運用に必要な輸送機オスプレイなどの格納庫整備は25年9月までずれ込むことになっている。
米軍側は、建設の遅れは北朝鮮や中国への対処能力に悪影響を与える可能性があるとして、避けたい考え。
米政府当局者は
「米軍による事件・事故に対する地元の懸念は理解している。良き隣人であるように努める」
と語り、知事選に向けて反基地感情が高まらないよう注意を払う必要があるとの認識を示した。(共同)
●2018.2.5 07:05更新
【名護市長選】
秋の沖縄県知事選へ弾み 与党
http://www.sankei.com/politics/news/180205/plt1802050017-n1.html
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先がある沖縄県名護市の市長選で4日、移設工事を進める安倍政権が支援した新人が当選を決めたことで、与党内には
「有権者が経済や暮らしを重視する訴えに耳を傾けた。秋の沖縄県知事選に弾みがつく」(自民党幹部)
と歓迎する声が広がった。
国政での足並みの乱れを乗り越え、移設反対の現職支援で共闘した野党は
「力及ばなかった」(民進党の篠原孝選対委員長)
と悔しさをにじませた。
自民党の塩谷立選対委員長は記者団に
「基地への対応と、地元の経済、教育、福祉を両立させようという訴えが市民に理解された」
と勝因を分析。
名護市辺野古への移設工事を「計画通り進めていく」と明言した。
公明党の斉藤鉄夫選対委員長はコメントで
「『活気あふれる名護』という候補の訴えに、8年間停滞した市政を転換したいという市民の思いが重なった」
と強調した。
●2018.2.5 08:20更新
【名護市長選】
「市長公約、責任持って応援」安倍晋三首相
http://www.sankei.com/politics/news/180205/plt1802050020-n1.html
安倍晋三首相は5日午前、沖縄県名護市長選で自民、公明、維新が推薦する渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏(56)が当選したことについて
「現職市長を破るのは難しいと思っていたが良かった。(渡具知)市長が公約したことを国としても責任を持って応援していきたい」
と述べた。
首相官邸で記者団に語った。
米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に関しては
「市民の皆さんのご理解をいただきながら、最高裁の判決に従って進めていきたい。県民の気持ちに寄り添いながら、さらなる沖縄の発展に全力で支援する」
と主張した。
●2018.2.5 08:25更新
【名護市長選】
安倍首相「本当に勝ってよかった」「基地移設進めていきたい」記者団のやりとり全文
http://www.sankei.com/politics/news/180205/plt1802050022-n1.html
安倍晋三首相は5日午前、沖縄県名護市長選で自民、公明、維新が推薦する渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏(56)が当選したことについて
「現職市長を破るのは難しいと思っていたが良かった。(渡具知)市長が公約したことを国としても責任を持って応援していきたい」
と述べた。首相官邸で記者団に語った。
首相と記者団とのやりとり全文は次の通り。
◇
ーー名護市長選の結果についての受け止めは
「最も強いといわれている3選目の現職市長を破るのは難しいと思っていましたが、本当に勝ってよかったと思っています。
自民党、公明党、そして日本維新の会が推薦した渡具知候補を選んでいただいた、名護市の市民の方に感謝したいと思います。
これからは落ち着いた政治を行って、市民の生活を良くするために経済や雇用を良くして、そして教育や福祉や環境にしっかりと力を入れてもらいたいという市民の声に、新しい市長に応えていっていただきたいと思います。
市長が公約したことについては、国としても責任をもって応援していきたいと思います。
そして、基地問題については市民の皆さまのご理解をいただきながら、最高裁の判決に従って進めていきたい。
危険と市街地に囲まれている普天間基地の移設についてはその方針で進めていきたいと思っております。
いずれにせよ、県民の皆さまのお気持ちに寄り添いながら、さらなる沖縄の発展に全力で支援してまいります」
●2018.2.5 00:11更新
【名護市長選】
立憲民主・福山哲郎幹事長「移設方針に理解は得られていない」
http://www.sankei.com/politics/news/180205/plt1802050004-n1.html
立憲民主党の福山哲郎幹事長は4日夜、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点となった名護市長選で、同党が支持した現職の稲嶺進氏(72)=民進、共産、自由、社民、沖縄社大推薦、立民支持=が敗れたことを受け、
「結果に結び付けられなかったことは極めて残念だ」
との談話を発表した。
その上で、安倍晋三政権が進める移設計画に関して
「選挙結果を踏まえれば、政府・与党の移設方針に対して名護市民、沖縄県民の多くが反対の意思を表明し、その方針が決して理解が得られていないことも明白だ。政府・与党は沖縄の現実をしっかりと直視すべきだ」
と訴えた。
引き続き安倍政権と対峙していく姿勢も示した。
●2018.2.5 00:23更新
【名護市長選】
自由党・小沢一郎代表「沖縄の民意を踏みにじる安倍晋三政権を一日も早く終わらせる」
http://www.sankei.com/politics/news/180205/plt1802050008-n1.html
自由党の小沢一郎代表は4日夜、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点となった名護市長選で、自由党などが推薦した現職の稲嶺進氏(72)が、元市議で新人の渡具知武豊氏(56)=自民、公明、維新推薦=に敗れたことを受け
「重く受け止めている。選挙結果に繋がらなかったことは誠に残念だ」
との談話を発表した。
一方で
「基地問題などへの取り組みなどを見ても、安倍晋三政権が沖縄に寄り添うどころか、沖縄の皆さんの民意を踏みにじっていることは明らかだ」
と指摘し、
「沖縄のみならず地域のことが全くわかっていない安倍政権を一日も早く終わらせるために、引き続き全力で闘う」
と訴えた。
●2018.2.5 00:23更新
【名護市長選】
社民党・又市幹事長「残念ながら苦杯…安倍政権は沖縄への冷淡な対応を刷新せよ」
http://www.sankei.com/politics/news/180205/plt1802050006-n1.html
社民党の又市征治幹事長は4日夜、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点となった名護市長選で、推薦した無所属現職の稲嶺進氏=民進、共産、自由、社民、沖縄社大推薦、立民支持=が敗れたことを受け、
「残念ながら稲嶺氏は及ばず、苦杯を飲んだ。稲嶺氏を支持していただいた名護市民の皆さま、支援団体に心から感謝と敬意を表する」
とのコメントを発表した。
その上で、安倍晋三政権に対し
「沖縄に対する冷淡かつ不当な対応を刷新し、沖縄県民が平和に生きる権利の具体化の実現に努めるべきだ」
などとして、普天間飛行場の移設計画の見直しを求めた。
http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/440.html#c32