12. 2017年10月12日 06:15:53 : nqgeNANawQ : FaG4PogCnCY[1]
共同通信とNHKの選挙予想数字が同じということは、NHK独自のものでなく、共同の予想数字をNHKも使ったということだろう(NHKは一応、共同の加盟社。従って、NHKが共同の数字を自社ものとして使用することはあるが、共同がNHK独自の予想を使用することはない)。
共同の予想には共同加盟社の地方紙の協力を得て出される。つまり北海道の予想は北海道新聞の協力を得るとか、沖縄の予想は沖縄タイムスと琉球新報の協力を得るとか…。東京視点でなく、現地の情勢に則っている。ということは、現時点の情勢は残念ながら、自民が圧倒的に有利と言うことなのだろう。
発足当時の希望のブームは明らかに去ったと見ていい。これは小池の明らかな失策(前原も同罪)。おそらくは若干は持っていただろう「打倒安倍」の態度を曖昧にし、多くの民意が望んだ野党共闘を壊したことから、野党なのか、改憲勢力としての与党の補完勢力なのかが分からなくなり、失速した。
このままの姿勢で選挙戦を展開し、結果、希望が大敗すれば、安倍を取り逃がした戦犯として小池も前原も政治生命を失う。希望に行った民進勢力も徐々に消える。
小池と前原が自民大勝の原因をつくった。
選挙戦期間中の劇的変化を期待しているが、早々と総括めいたことも言いたくなる。
立憲民主に期待したが、いかんせんタマが少ない。それに尽きる。反改憲勢力として3分の1を超える当選者が見込めなければ、野党第一党としても情けない。少なからずの共産アレルギーがあるのも残念だ。
おとなの対応を示している共産にはおのずと限界がある。最も民主的で、ある意味保守であるいまの共産だが、日本人に長年の間刷り込まれた「共産主義」の負のイメージが付いて回る。
旧ソ連の前の旧ロシア時代の共産主義革命の中で、ロマノフ王朝を倒し、皇帝らの殺害にも至った過去の歴史が、日本でも「共産」の名前に恐怖を抱かせるのだろうか。暴力革命は過去の亡霊なのに、教育、メディア…等、さまざまな形での「共産怖い」の刷り込みは、逆の意味でホントに怖い。
いまは最も民主的な政党なのだから、党名の再考を始めてもいい時期に来ているのではないだろうか。彼らが、いや、違うんだ、われわれの目指す「共産主義」は違うんだと言うならば、もっとわれわれを啓もうする必要がある。志位さん、小池さんのイメージはいいし、信用度も高いのだから…。確かに存在するような教条主義的な古参の“排除”がこの党にあってもいい気がする。
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