2. 2018年11月05日 07:17:53 : PNI0tW3b27 : F@7AZwm@wZk[1]
かの有名な罵愚の一見まともな文章に驚いたが、おそらく彼は「華氏119」を観ていない。観ていないから「(映画は)暗に民主党を擁護している…」と記述できるのだろうし、ムーアの論じていない中国を意識した自由主義経済VS共産主義経済の対立にも言及したのだろう。。
罵愚氏は自説の開陳のため、ここにもっともらしいコメントを書き込んだ。違いますか?
ムーアが言いたかったのは「21世紀のファシズム」に対する恐怖だと思う。トランプ大統領の出現で、それは警告、警鐘の域を超え、現実のものになっている。
日本における安倍一派と同様、トランプはアメリカ政府の構造自体を破壊し、解体し(人事権の掌握などで…)、ファシズム体制を築いた(築き始めた)。
ヒトラーの演説場面の映像を挿入し、その声がトランプ。
トランプにちょび髭をはやすようなおちゃらけた映像を使わないところがムーア流。トランプはヒトラーみたいじゃなくて、ヒトラーはトランプそのものだと強調したかったのだと思う。投稿記事にあるような「なぞらえた」レベルを超え、ファシズムの恐怖を強調したかった表現だと、わたしは解釈した。
と言っても、トランプは選挙で大統領に選ばれた。一定の大衆がトランプを支持するに至った(投票するに至った)現実があり、ムーアは原因を民主党の既存勢力と決めつけている。投稿記事にあるよう、明らかに批判と思える描写はトランプよりも、クリントン夫妻、オバマに向けられている印象を持った。
罵愚氏がこの映画を観ていない最大の根拠になる。
翻って、わが日本を考える。
クリントン夫妻、オバマに該当するのは旧民主党勢力(民進、立憲、国民民主etc)なのか? いや違う。旧民主はアメリカの民主党ほど長期間の政権を担当していない。いろいろな陰謀策略が旧民主を貶め、民意をがっかりさせた一面はあるが…。
じゃぁ、自民?
地元の民意を得ていた昔の土着自民党が実際は解党されていて、自民という名を名乗った“安倍党”とこれまでの自民党に分かれてしまっていて、これまでの土着自民党に飽き足らない民意が“安倍党”の台頭を許したと考えれば、当てはまる。旧土着自民と今の自民は違う。
前述した陰謀策略に乗ったメディアによって、確かに民意は混乱し、結果、公明と合体した“安倍党”というファシズム政党の台頭が日本に実現している。そして、トランプと同じようなソシオパス(社会病質者)である“立法府の長”の出現も許している。
「華氏119」を観ると、幾つかの場面でいまの日本にも重なる。
11月6日の米中間選挙、共和党の大敗北を願う。トランプが傷つけば、日本に対する風向きも少しは変わる。日本のソシオパスの放逐を願う勢力にも追い風になる。
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/284.html#c2