1. 2019年1月11日 14:45:24 : BK5M0zkKqg : eKxWpbduFOw[1]
台湾は先日も習近平氏の「統一を妨げる者に対しては武力行使を含むあらゆる措置を排除しない」発言を受けているので、軍事的な脅威は少なくなったわけではない。
そのような状況下で徴兵制を廃止するのは、実は日本にとっても大きな意味を持つのである。
それは現代の軍事作戦では高度な操作を必要とするハイテク兵器を満足に扱えない素人は要らない、という事実である。よく日本のネトウヨが好戦的な文章を書きこむのを目にするが、それでは実際に戦場で何ができるのかと聞くとまともに答える事ができない。現代戦においてはもはや万歳突撃しかできないような兵士はお荷物にしかならない事実を日本の国民も理解すべきではないのか。2〜3年しか訓練を受けないような者はせいぜい憲兵隊にしか使えないのである。国民皆兵が有効だったのはナポレオン戦争から第一次大戦までで、第二次大戦ですら非熟練兵は戦死率ばかり高くて戦勝に貢献する事はなかった。
つまり、軍隊の強さはプロの職業軍人を国家が何人養えるかにかかっており、いざとなれば国民みんなで竹やりを持って突撃などは通用しないのである。日本の国力からして、または政府の財政力からしてどれくらいの規模のプロ自衛官を長期にわたって養えるのか。それが日本の自衛力の限界なのであり、それ以上を望むならば財政に過剰な負担がかかる事を覚悟すべきである。
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