16. 2019年1月04日 21:19:00 : WrUoxuNnjI : ED7qUz0ZFHk[1]
>いくら日本人はものごとを忘れやすいと言っても、有名なタレントの存在を消し去る
>ことは不可能である。
重箱の隅を突くようで申し訳ないのですが、
「日本人はものごとを忘れやすい」はウソだと思います。
「忘れやすい」のではなく「忘れたフリ」をするのです。
これは日本人が、昔の狭い村社会で暮らしてきたなごりのようなものであって、
例えば、なにか村の中の住民同士でトラブルになったときに、
その当事者の一方が、
「この前は、言い過ぎたよ。ゴメンね」と謝った時に、その相手方が
「え?なんのこと?すっかり忘れていたよ」と対応するような因習に由来する
ものだと思うのです。
つまり狭い村社会で生きていくための知恵のようなものだったのでしょう。
そもそも日本人が本当に忘れやすい民族であるならば、様々な洗練された伝統工芸は
存在していなかったことでしょう。
確かにテレビなどのマスメディアで「日本人は忘れっぽい」と、
ずっと言われ続けてきましたが、
これもマスメディアの人間たちが本当に日本人が忘れっぽいと考えている訳ではなく、
このメッセージの裏に「いつまでも過去のことを言ったり、蒸し返したりすることは
野暮で格好悪いことなんだぞ」というメッセージが隠れているのだと思います。
そのようなマスメディアのメッセージと古い因習に毒された多くの日本人が
「忘れたフリ」をしているのでしょう。
ただ、この「忘れたフリ」も江戸時代のような平和で自然と調和した文化の中で
あれば無害なものですが、いまの時代のように放射性物質や、その他の危険な
化学物質で満ちた世界で生きていくにあたっては「忘れたフリ」は、我々を生命の
危険に曝すことになるでしょう。
実は権力側も、本当は、日本人は忘れっぽいのではなく、忘れたフリをしている
だけだということを知っているのだと思うのです。
なぜ、そう思うかというと、
1951年の全国統一地方選挙で、大規模な不正選挙が発覚して、
6万人が検挙され、日本中を騒がせたことがありましたが、
その後の選挙においては、結構、大物と言われる政治家が落選することも
多々、あったからです。
つまり、この不正選挙事件では多くの逮捕者が選挙権や被選挙権を停止
されています。選挙権の停止は政治家にとって一番怖いことです。
なので1951年の不正選挙発覚以降、しばらくは、大規模な不正選挙は
行なわれていなかったのだと思います。
ただ2012年には、この不正選挙の事件当時に成人年齢だった人達がみな
80歳を越えました。
もう、あの日本全国を騒ぎの渦にした大規模な不正選挙を知る人達は少なく
なってきた、ということで不正の再稼働が始まったのだと思います。
(もちろん2012年以前に、既に準備は進められていたのでしょう)
最高裁判決 昭和30年2月9日 不正選挙事件
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/754/054754_hanrei.pdf
明るい選挙推進運動のあゆみ「2.公明選挙の起こり」
(不正選挙で6万人の検挙者)
http://www.akaruisenkyo.or.jp/030history/