5. 母系社会[1260] leqMbo7Qie8 2016年12月12日 03:23:47 : ctxRlo1fOc : DVgN11pj2B8[1]
●確かに、ロシアが介入するなら、民衆を巻き込む爆撃よりも、肉眼で確認して攻撃する地上部隊の投入の方がマシではある。
しかし、政府軍の守備範囲は広いので、1000人程度では、既にシリアに介入している欧米諸国やトルコの特殊部隊と同じレベルであり、やはり、直接的に戦闘をする部隊ではなく、教導部隊のような役割ではないだろうか?
あるいは、地上で上空の戦闘爆撃機と連絡をとり、爆撃を誘導する米軍の前線航空管制官のような役割をする部隊かもしれない。あるいは、シリア内戦に介入したチェチェインの反ロシアゲリラ部隊用の専門部隊の可能性も高い。
●しかし、イスラム世界にロシアなど外部が介入すると、内戦を複雑化して、その副作用=反動も大きくなる。
日本の戦国時代の争いに、どこかの外国が介入したら、どんなに外国勢力を招き入れた勢力の政治理念の方が優れていても、外国勢力を招き入れたということだけで、その勢力に対する憎悪は増幅される。
アルカイダ系にせよ、IS系にせよ、献金したり兵士になる戦闘的イスラム主義のシンパは、世界に数百万人もいると言うし、サラフィ―主義者はサウジアラビア・アラブ首長国連邦・バーレーン、モスレム同胞団はカタールが支援している。
だから、武力で潰せるような勢力ではない。彼らは世界中の優れたイスラム学者が説得して、彼ら特有の終末思想や復古主義を放棄させるしかない。
一方で、そのイスラム学者たちも、イスラム主義のイスラム教徒の統一共同体=ウンマか、あるいは世俗的なイスラム教徒の統一国家・連邦国家のどちらかの結成に努力するしかない。(どちらにするかは、彼ら自身が決めるべきことで、我々が口出しすべきことではない)
だから、ロシアも欧米諸国も、イスラム世界から手を引くべきである。イスラエルは、広い土地がある米国に引っ越しさせれば良い。
http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/275.html#c5