6. 2018年9月17日 02:21:30 : h4W2kmN4Gk : DgY_UH61sb0[1]
アストナ合意はロシア、イラン、トルコの3国によって、支持維持されることになっている。
シリアはロシア、イランとは良好な関係を築いているが、トルコに対しては、トルコ軍のシリア内での存在は主権の侵害であると言い続けている。
イドリブ総攻撃はシリアからすれば当然の権利である。
現在、シリア政府はロシア政府経由でのトルコ政府からの要望、シリア政府は攻撃を控えてほしい、そような要望に沿い総攻撃はひかえている。その間にトルコサイドは、何らかの形でアルカイーダとISIL部分を切り離して親トルコ派の反政府勢力を温存できる形を出現させたがっている。
シリア政府としては、イドリブ地域への支配権が確立できなければ、トルコ政府の筋書きを受け入れないであろう。
支配権の確立とは、トルコ政府の云う穏健な勢力の武装解除と警察権を含む地域行政権の確立があっての穏健勢力が生活し続けることの容認である。シリア政府が他地域の解放の際に恩赦を受けるか去るかの選択を強いたが、イドリブにあっては去る選択肢の行き先はトルコ領内しかない、この条件での合意があれば、シリア、ロシア両政府からテロリスト集団へ総攻撃が始まる。
シリア政府の妥協はない、トルコ政府が親トルコ勢力の武装温存を求めるならば、時間切れとなっての総攻撃となる。
どちらにしても、US、Uk、仏は偽旗作戦を起こし、空爆を行うであろう。空爆したい場所としては色々とあろうが、デリゾールなりパルミラを再びISILの掌中に戻す戦略を採るだろうとみている。