★阿修羅♪ > DbsSfawrpEw > 100226
 
g検索 DbsSfawrpEw  
 前へ
DbsSfawrpEw コメント履歴 No: 100226
http://www.asyura2.com/acas/d/db/dbs/DbsSfawrpEw/100226.html
[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
227. 中川隆[-13112] koaQ7Jey 2019年1月09日 13:50:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
経済格差をめぐる誤解、原因は移民や安い輸入品ではなかった 「デジタル経済の嘘とホント」(ダイヤモンド・オンライン)
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/496.html
 

2019.1.9 岩本晃一:経済産業研究所/日本生産性本部 上席研究員 ダイヤモンド・オンライン

 2019年も年初から「米国第一」を掲げるトランプ政策で振り回されることになりそうだ。

 1月には日米物品貿易協定(TAG)交渉が始まり、また、米国が25%追加関税実施の期限を3月末に延期して「一時停止」状態にある米中貿易戦争も、中国側の改善努力が足りないと米国が判断すれば、さらなる泥沼に入り込む可能性がある。

トランプ大統領は
IT化の「真実」語らず

 トランプ大統領は、米国人の失業や中流層の賃金低下による所得層の二極化、いわゆる経済格差が拡大した原因は、流入する移民や中国などから輸入される安い製品が米国人の雇用を奪っているからだと主張している。

 それで移民の流入を防ぐためにメキシコ国境に「壁」を作り、一方で中国などには貿易不均衡を迫って強硬な姿勢を続けている。

 だが、これは政治的な意図を持った宣伝に過ぎず、経済格差の発生原因はそこにはない。

 トランプ大統領が誕生したのは、工場の閉鎖や海外移転でさびれた「フローズンベルト」と呼ばれる中西部の、職を失ったり賃金が下がったりした白人労働者らの支持があったからだというのはよく知られたことだ。

 こうした白人中流層らの根強い支持は、昨年秋の中間選挙でも同じだった。

 こうした地域と対極にあるのが、IT企業が集まるカリフォルニアのシリコンバレーだろう。

 また聞きなので、どこまで正確かわからないが、今、シリコンバレーに立地する企業に勤める社員の平均賃金は約1300万円だと、知人の米国人研究者は話していた。

 先日、放映されたNHKのフェイスブック社の特集番組のなかでも同社の社員の平均賃金は2300万円と説明していた。

 シリコンバレーは、不動産価格や賃料も高騰し、それはかつての日本のバブル期をはるかにしのぐ状態で、大学生の中にはアパートも借りられず、ホームレスになる学生もいると聞く。

 ワシントンDC本拠のシンクタンク「Institute for Policy Studies(IPS)」が先日、発表したレポートによれば、米国のお金持ち上位400人である「フォーブス400」にランク入りするための最低資産額は上昇が続いている。

 1982年の最低資産額は1億ドルだった。今年の最低資産額は過去最高の20億ドル(約2260億円)に達している。

「この状況が続けば、過去数十年続いている一部の人々に富が集中する流れは、さらに強まっていく」とレポートの共同執筆者のJosh Hoxieは述べている。

 IPSの報告によるとフォーブス400に登場する富豪らの合計資産額は、米国の下位64%の人々の合計資産額を上回っている。下位64%の人々の人口は“メキシコやカナダの人口の合計よりも多い”という。(出典;2017/11/10フォーブスジャパン)

政治的プロパガンダで
移民や中国を「敵」に

 米国における経済格差の推移を見る最も簡単な指標は、ジニ係数である(図表1)。

 米国はジニ係数が上昇し続けており、しかもOECD諸国と比べても水準は高く、国内での経済格差が拡大し続けていることがわかる。

 しかし一方で、図表2を見れば、アメリカのジニ係数のもう1つの特異さがわかる。

 図表の横軸は、所得再分配前のジニ係数であり、縦軸は所得再分配後のジニ係数だ。

 所得再分配というのは、例えば、税制や社会保障政策で、所得の高い人から低い人に政策的に所得を再分配することだ。金持ちほど税金が高くなる所得税の累進税率や税収による低所得者への住宅や教育費の補助などが典型だ。

 この図表を見ても、米国政府には所得再分配を行う意思がほとんどないように見える。一方、ドイツは、強力な再分配を実施することで、稼いだ人の富を他者に分配している。これを求めて移民・難民がドイツに殺到しているのである。

 もしトランプ大統領が米国内の経済格差が問題というのなら、富裕層から貧困層への富の分配をすればよい。この図からもわかるように、米国もドイツのように強力な所得再分配策を実施すれば、国内の経済格差はかなりの程度、緩和される。

 それをしないで、移民や対米貿易黒字国の中国や日本などを非難するという、外に「敵」を作って攻撃しているところに、トランプ大統領の政治的意図を見ることができる。

格差の原因は情報化投資
雇用・所得の二極化を生み出す

 では、経済格差が拡大してきた「ホント」の原因は何なのか。それは国内の活発な情報化投資だ。

 以下に紹介するのは、デイビッド・オーター(David H. Autor、1967年生まれ)がJournal of Economic Perspectives, Volume 29, Number 3, Summer 2015 に投稿した論文“Why Are There Still So Many Jobs? The History and Future of Workplace Automation”である。

 同氏は、ハーバード大で修士号・博士号を得て、現在、MITで教授をしている。労働経済学が専門で、これまで、Econometric Society (2014)、American Academy of Arts and Sciences (2012)、Society of Labor Economists (2009)などで賞を得ている著名な研究者だ。

 将来、ノーベル賞を受賞してもおかしくないくらい経済学会での存在感は大きい。

 オーターが本論文で解明しようとした課題は、古くは機械の導入やロボット、ITなどと雇用や格差の関係だ。

 すなわち、過去2世紀にわたって新しい技術の出現は多くの職業を奪ってしまうと警告され続けてきた。19世紀には、英国で、織機を打ち壊すラッダイト運動も起こった。雑誌TIMEは1961年2月24日号で「オートメーションが職を奪う」とのタイトルで特集記事を組んだ。

 だが現実にはそうはなっていない。2世紀経った今でも多くの職業が存在している。それは、「嘘」だったのか。いやそうでもない。

 彼は、独自の計算方法で、米国における1つひとつの職(ジョブ)に対して、「スキル度」(例えば、当該職業で働く大卒比率やその他要因などを加味して計算)を算出し、横軸にスキル度0%の職(ジョブ)から順に100%に向けて、左から右に向かって並べた。

 例えば、低スキルの職とはトイレの清掃員、中スキルの職とは企業の経理職員、高スキルの職とは企業コンサルタントやアナリストなどである。

 そしてそれぞれの職(ジョブ)ごとに、縦軸に雇用比率の変化をプロットした。それが次に示した図だ。

 つまり、1979年から1989年、1989年から1999年、1999年から2007年、さらに2007年から2012年まで、それぞれの変化率を4本の折れ線で示した。

 恒常的にマイナスになっている部分は、1979年から2012年まで恒常的に雇用者が減少していることを示している。

「スキル度」の計算は、オーター独自のものだが、図自体が示す各職種のスキルによって雇用比率が、米国で1979年から2012年までにどう変わってきたかという傾向は、歴然たる事実である。

 この図から次のことが言える。

 第1に、中スキルの職業の労働者が、情報化投資によって機械に代替され、過去、継続的にずっと減少を続けている。

 オーターは、過去、職を失ってきた労働者は、機械に代替されてきた「ルーティン業務」であるとしている。

「ルーティン業務」は、どんなに難しい仕事であったとしても、また人間が仕事をするために長年の訓練が必要であってとしても、ロジックに基づいているので、簡単にプログラム化できるからである。

 一方、オーターは、中スキルであったとしても、プログラム化できない対人関係業務の労働者は増えてきたとしている。

 第2に、低スキルの職業の労働者が過去、継続的にずっと上昇を続け、かつ、上昇スピードが加速している。

 第3に、高スキルの職業の労働者が過去、継続的にずっと上昇を続けているが、上昇スピードが減速している。

 技術が進むほど高スキル者に対する企業の需要はますます強くなるが、それに応えられる人材の市場への供給がますます難しくなるため、労働者の伸びは鈍化し、高スキル者の賃金は上昇してきた。

 第4に、雇用が失われる境界が、より高スキルの職の方に移動している。

 そして、第5に、職を失った中スキルの労働者が移動する先は、高スキルか、または低スキルのどちらかだが、これまで記したように、技術が進むほど企業が求める高スキルのレベルは高くなり、中スキル者だった人がいくら自己投資しても高スキルに移行していく人はとても少ない。

 例えば、そこそこの大学を出て年収300万円くらいで経理業務をしていた人が、いくら自己投資をしても、情報機器を使いこなしてさまざまなビッグデータを分析し、数千万円を稼ぐ企業コンサルタントやアナリストになることは難しい。

 そのため、大部分の中スキルだった人は、低スキルに落ちていったことがうかがえる。

 低スキルの仕事がほとんど増えないなかで、中スキル者が低スキルに落ちていって低スキルの総労働者数が増えているため、賃金は低いままに据え置かれ、かつ雇用がますます不安定化している。

 これが米国で言われている「高学歴ワーキングプア」であり、そこそこの大学を出ても、企業経理のような仕事もなく、低スキル者がするような低賃金の不安定な仕事しかない、という状態である。

 第6に、情報通信技術の進歩が、いまの米国の経済格差を発生させている大きな要因であることだ。

 このことは、次に示したOECDによる日独米が世界に占めるICT投資割合の調査結果を見ればわかる(図表4)。

 2000年後半以降、中国におけるICT投資が急増したにもかかわらず、米国の比率が増加している。これは、米国におけるICT投資の絶対金額が急増していることを示している。

 これに対して、日米独のICT投資を比較すると、 日本のGDP・人口は、ドイツの約1.5倍なので、GDP原単位当たり・人口1人当たりのICT投資はドイツの約2/3と考えられる。米国には圧倒的に及ばない。

「誤解」「うのみ」は
社会をおかしくする

 つまり、オーターの分析によればここ40年、米国では、IT化によって、例えば、工場の生産ラインの調整・管理や、オフィスでのデータ管理や会計などの業務がITに置き換わり、かつ海外への外注が進んだ。

 そのために、そうした仕事をしていた人が失業したり賃金が下がったりする一方で、GAFAに象徴されるITビジネスの成功者が巨額報酬を得るという経済格差発生のメカニズムが起きたのである。

 具体的に経理業務を例に挙げると、電卓が出現し、経理ソフトが出現し、いまはRPAの出現により、経理課の人員はますます少人数化している。

 一方で、いま企業が最も欲しがっているデータサイエンテイストはごく少数であるため、巨額の報酬を得ている。

 そしてその原因が活発な情報化投資だということがわかる。

 このことは、米国の経済学者の間ではほぼ合意されている。移民の流入や中国・日本からの輸入の増加は、経済格差とはほとんど関係ない。

 ここにITと経済格差、雇用をめぐる「ホント」がある。

 トランプ大統領はそのことを知っているはずである。

 もしトランプ政権が国内の経済格差を本当に深刻な問題だと認識するなら、(1)国内の情報化投資を抑え、かつ(2)富の再分配を強力に実行することである。富の強力な再分配はドイツやフランスなどは実行しているのだから、米国政府もやる気になればできるはずだ。

 それを全くしないで、関係のない外敵を攻撃しても、図表1からわかるように、これから米国の経済格差はますますものすごい勢いで拡大するだろう。

 そうなったら、今のままでは米中の対立は、収まるどころか、もっと激しさを増していく、そして日本も大きな影響を受ける。それが私の予想であり懸念だ。

ライフスタイルへの影響が大きいのに
社会科学研究の専門家少ない

 IoT、AIなどに象徴されるデジタル化は、急速に経済社会を変え始めているが、メディアなどからは、こうした政治的プロパガンダがそのままの形で伝えられ、その情報をうのみにしてしまうという例が少なくない。

 それはなぜなのかといえば、日本にはデジタル化について社会科学的なアプロ―チで研究する専門家が少ないことが一因だ。

 この分野に、研究時間の1〜2割程度を使っている人は、最近、やっと出てきたが、この分野が主専門という人は私の知る限り、日本には他にいない。

 社会科学とは、経済学、経営学、商学、社会学、ビジネスマネンジメント、テクノロジーマネンジメント等の分野を指す。

 IoT、AIなどデジタル分野では、人間のライフスタイルに与える影響が大きく、単に進んだ技術だけを開発してもだめで、自然科学と社会科学の両分野の専門家同士が、車の両輪のごとく協力しあいながら、開発を進めることがとても重要なのだ。

 このことはAIの研究・開発だけでなく、応用がいかに人間の生活を変えるかを考えればわかりやすい。

 日本はかなり以前から、「技術で勝って商売で負ける」と言われてきた。

 単に、先端的な技術を開発するだけではだめで、それを企業の商品やサービスとして販売し、グローバル競争に勝たなければ意味がない。

 最近の事例で言えば、有機ELがそうだ。日本人の偉大なる発明であり、その研究開発費に多額の公費が投じられた。だがそれを商品化して利益をがっぽり得たのは韓国企業だ。

 それは、有機ELを商品化して世界で売るための社会科学研究が日本では全くなされてこなかったからだ。

 そしてこのことは、企業の競争に限らず、日本社会全体にとって大きなマイナスになっている。

 日本には、IoT、AIなどデジタル化の社会科学分野の専門家がほとんどいないため、さまざまな分野で、誤解したり、誤った情報をうのみにしたりという現象がみられる。今回はその一例を書いてみた。

 これから、折に触れ、デジタル経済の「定説」と考えられているものが、いかに

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c227

[近代史02] 竹中平蔵物語 中川隆
88. 中川隆[-13111] koaQ7Jey 2019年1月09日 14:52:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

経済財政諮問会議2人の新顔にちらつく“竹中平蔵人脈”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/245001
2019/01/09 日刊ゲンダイ


利権のあるところにこの人の影(右は、上から東大大学院の柳川範之教授、慶応大大学院の竹森俊平教授)/(C)共同通信社

 7日、政府が発表した経済財政諮問会議の新人事。8日で任期満了となる民間議員4人のうち2人に代わって、慶応大大学院の竹森俊平教授(62=国際経済学)と東大大学院の柳川範之教授(55=経済学)が新たに起用される。

 驚きなのが、2人ともあの竹中平蔵東洋大教授(67)とつながっていることだ。

 竹森教授は、「日経ビジネスオンライン」(2009年7月22日)に「竹中氏は日本経済の恩人である」と題された文章を寄せ、竹中氏に関するエピソードを紹介している。それによると、雑誌の座談会に出席した際、竹中氏の評判について<悪いんじゃないか>と言った他の出席者に対し、2000年代前半に銀行の不良債権問題を解決した竹中氏の手腕を次のようにベタ褒めしたという。

 <そこで筆者(竹森教授)は思わず、「え、それはおかしい。今の日本経済の唯一の救いは銀行問題がないことです。竹中さんはその問題の解決に貢献したんだから、恩人というべきじゃないでしょうか」と叫んだのである>

 “竹中人脈”をにおわせる事実はこれだけじゃない。

 柳川教授は昨年8月、竹中氏が会長を務める人材派遣会社パソナグループの「パソナ総合研究所」で「働き方改革」をテーマに講演。今後の会社のあり方や「40歳定年制」について提言した。

■新人事発表の夜、安倍首相と会食

 加えて、柳川教授は、竹中氏が理事長を務める「SBI大学院大学金融研究所」の研究員だ。さらに、一般社団法人「G1」のシンクタンク「G1政策研究所」では、顧問を務める竹中氏とともに、幹事として名を連ねている。

 ノンフィクション作家の森功氏がこう言う。

「竹中氏は政府の有識者会議に影響力を行使し続けてきました。小泉政権時代から構造改革の名の下で民営化事業を推進してきた張本人ですからね。今回の人事は、今年4月から施行される改正入管法や改正労働基準法を見据え、法律の中身を詰めていきたいということなのでしょう。そこで、竹中氏が、政府の諮問会議でトップに位置する経済財政諮問会議に、自分に近しい人物を送り込んだのではないか」

 新人事が発表された当日の8日の夜、竹中氏と安倍首相は、赤坂のふぐ料理屋で会食した。今度は何を企んでいるのやら……。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html#c88

[近代史02] プーチン大統領は神の申し子_____小沢一郎先生はこういう人になって欲しかった 中川隆
137. 中川隆[-13110] koaQ7Jey 2019年1月09日 16:32:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

【馬渕睦夫】ウクライナ問題から見る国際情勢[桜H26-7-24] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=sDnbkelk0fs

2014/07/24 に公開

外交官時代に、ウクライナ兼モルドバ大使を務められ、当地の事情に明るい馬渕睦夫氏をお迎えし、旅客機撃墜事件で高まるロシア非難から距離を置いて、オレンジ革命に遡るアメリカの「プーチン潰し」と、その裏にある「ナショナリズムvsグローバリズム」の対立構造、今後の事態終息への予想などについてお聞きしていきます。


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c137

[近代史3] 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 朝鮮戦争も東西冷戦もアラブの春も対テロ戦争もすべてヤラセだった 中川隆
13. 中川隆[-13109] koaQ7Jey 2019年1月09日 16:35:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

【馬渕睦夫】ウクライナ問題から見る国際情勢[桜H26-7-24] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=sDnbkelk0fs


2014/07/24 に公開

外交官時代に、ウクライナ兼モルドバ大使を務められ、当地の事情に明るい馬渕睦夫氏をお迎えし、旅客機撃墜事件で高まるロシア非難から距離を置いて、オレンジ革命に遡るアメリカの「プーチン潰し」と、その裏にある「ナショナリズムvsグローバリズム」の対立構造、今後の事態終息への予想などについてお聞きしていきます。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/105.html#c13

[近代史3] 内閣官房参与をクビにされた藤井聡先生、遂に本音を語る 中川隆
1. 中川隆[-13108] koaQ7Jey 2019年1月09日 17:26:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]


2019年1月9日 安倍内閣は、「コンクリートから人へ」継続内閣である。
From 藤井聡(京都大学大学院教授)
https://38news.jp/default/13030


安倍内閣は、民主党政権の
「コンクリートから人へ」から大きく舵を切って、
公共事業を拡充させた・・・
という論調が新聞各社では書かれています。
(例えば http://archive.gohoo.org/alerts/131229/

ですから、多くの国民、
そして多くの政治家は、素朴に

「安倍内閣は公共事業を拡大させた」

と思っていると思いたり、場合によっては、

「安倍内閣は公共事業バラマキ内閣だ」


とすら思っているものと思います。

・・・が!!

このグラフを見てください。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1635339379900332&set=a.236228089811475&type=3&theater

このグラフは、
政府の公共事業関係費の推移を示したものですが、
特に、2010年以降の推移に着目ください。

2010年〜2012年の予算は、
民主党政権が主導して作った予算です。
一方、2013年以降は、安倍政権が主導して作った予算。

ご覧のように、
当初予算と補正予算の合計値に着目すれば、
安倍政権の公共事業費は民主党政のそれよりも低いのです!

その背景には、
2011年と2012年の補整予算が、
東日本大震災の関係で大きかったということがありますが、

結果的には、安倍内閣が、
コンクリートから人へと主張した政権よりも
「少ない」インフラ投資しかしていない
というのが、実態なのです。

もちろん、「当初予算」に着目すれば、
2012年の、民主党政権の末期の「野田政権」時よりも、
安倍内閣のそれの方が「幾分高い」水準になってはいますが、

それでも、「コンクリートから人へ」と言って、
過激に公共事業を削減した「鳩山政権」時と比べれば、
安倍政権の方が、低いのです!

そもそも、安倍内閣における
公共事業関係費の「当初予算」の水準は、
民主党政権が誕生する前のどの政権よりも低い水準。

ピークに比べれば半分以下、
民主党政権直前の麻生内閣の時に比べても、
1兆円近く低い水準になっています。

こうした状況を全て加味すれば、
安倍内閣は決して「公共事業を拡大した内閣」などではなく、
「コンクリートから人へ」路線を、
明白に継続、あるいは、加速している内閣なのです。

ではなぜ、世間に、安倍内閣は
公共事業を拡大したというイメージが
流布されてしまっているのでしょうか?

その重要な原因が
「統計の取り方の変更」にあります。

実は、安倍政権になって二年目の2014年に、
それまで公共事業費にはカウントされていなかった「社会資本特会」が、
公共事業費にカウントされるようになったのです!

その結果、安倍内閣は、
2014年に公共事業を増やしたと
「見える」ようになってしまったのです。

ですが、社会資本特会は、
昔から存在しているものですから、
別に、公共事業が実態上増えたわけでもなんでもなかったわけです。

にもかかわらず
その「統計マジック」のせいで、

安倍内閣の公共事業は、民主党時代よりも
高い水準であるかのような印象が
世間に流布されてしまうようになったわけです。

上で紹介したグラフは、
その影響を除去して作ったもので、
世間に流布されているものとは違って
「本当の公共事業の増減」が見て取れるようになっているものですが、

それを見れば、安倍内閣が、
「コンクリートから人へ」継続内閣であることが、

さらに言うなら、トータルの事業費は縮小していることを勘案するなら、
「コンクリートから人へ」加速内閣ですらある、という真実が、
はっきりと分かるようになったという次第です。

これは大変に深刻な問題です。

なぜなら、安倍内閣が終わった時に、

「安倍内閣は、公共事業バラマキ政権だった」

という完全に事実とは「正反対」の
間違ったフェイク・イメージが残っていれば、
次の政権は間違いなく、
公共事業をさらに過激に削減することになるからです。

そうした最悪の未来を回避するためにもまずは、
少なくとも現時点における安倍内閣が、

コンクリートから人へ「継承」内閣

あるいは

コンクリートから人へ「加速」内閣

である事をしっかりと、
ご認識頂きたいと思います。

そして、国民の生命を守る防災減災を進めたり、
地方の疲弊を食い止めるためには、
公共事業費を拡充し、適切なインフラ投資を安倍内閣が加速させるべきなのだ

という「当たり前の認識」を、
しっかりとお持ち頂きたいと思います。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/140.html#c1

[リバイバル3] 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 中川隆
41. 中川隆[-13107] koaQ7Jey 2019年1月09日 17:43:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
277: SAT-IN :2018/12/01(土) 09:56:08 HOST:195.net211007085.libmo.jp

AXIOM80 も一口にオリジナルと復刻版に分けられなくなってますね。

元々時代によってマイナーチェンジが有ったのと復刻版にオリジナルの残存パーツを使った物が有ったらしいということです。

一般的にはマグネットに貼られたシールで WENBLEY MIDDX がオリジナルで HAVANT HANTS が復刻版です。(無銘も有り)

が、しかし、オリジナルのフレームに復刻版と同じコーンが使われた個体が時折り出現します。

こういったものは古びたフレームに真新しいコーンであることから交換されたものと推測されます。

カンチレバーの厚さの違いは石アンプに対応するためという説が有ります。
理由はともあれ仕様の変更ですから、これをもって貶めるのは筋違いかと思われます。

薄いほうがフラフラして低域が出るというイメージは有りますけどね。

一番注目するのはコーンの縁の折り返しです。
切りっぱなしの復刻版より剛性が高くフレームとの隙間がせまくなり低域に有利な可能性が有ります。

この辺の検証は未だにハッキリとした形で成されていませんね。

278: SAT-IN :2018/12/13(木) 18:43:47 HOST:dcm2-118-109-190-4.tky.mesh.ad.jp

ついうっかりというなれば訳ではないけど、別スレに書き込んでしまいました。

オリジナルとされる個体のカンチレバーの厚さは約0.45mmです。
復刻版とされる手持ちのは情報からみて約0.5mmくらい。
くらい、と言うのは外さないで安全に測定するのは困難だからです。

何れにしてもカンチレバー単体ではそれほどの差は無いですね。
ダンパーとの相乗作用で違いが出るものと思われます。

コーンの剛性と折り返しの効果はチャンスを逃した為に確認出来ないでいます。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1417941619/l50
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c41

[番外地6] エリオット波動 中川隆
33. 中川隆[-13106] koaQ7Jey 2019年1月09日 20:44:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

パウエル議長のハト派発言で米株市場大幅反発!しかし、エリオット波動が示す未来は…=今市太郎 2019年1月7日
https://www.mag2.com/p/money/618132


先週末、パウエル議長が利上げ中断の可能性を示して米株市場は大幅に反発しました。しかし、エリオット波動のエキスパートは天井の可能性を指摘しています。(『今市太郎の戦略的FX投資』今市太郎)

パウエルが緩和しても、米株は既に暴落に突き進む可能性について

NYダウはエリオットの上昇波動の最終段階を打ってしまったのか

先週金曜日、パウエルの利上げ中断、緩和を中心としたパウエルプット発動の可能性をご本人が直接口にしたことから株式市場は大幅に買戻しが進み、恐らく週明けの東京市場でも日経平均が連動する形で上昇することが期待されます。

しかし、米株を長期で分析しているエリオット波動のエキスパートによれば、NYダウは昨年末段階ですでに上昇5波動目の最終段階である5ポイント目を打ってしまった可能性が極めて高く、下手をすればもう下落3波の波動の中に入り込んでいるリスクすらあるわけで。今の相場での下落ポイントが押し目であると考えるのは極めてリスクが高くなりそうです。

エリオット波動を利用した投資運用はかなり難しい

そもそもエリオット波動論というのはかなりカウントを見極めるのが難しく、さらに間違った場合にはカウントしなおすことでいくらでもやり直しが効くという妙にフレキシビリティの高い分析法です。そのため、分析した本人は間違っても諦めがつくのかも知れませんが全くの第三者が人の分析を真に受けて投資するのは相当難易度が高いものと言えます。

実際この分析法を使って長者になったのは1987年のブラックマンデーのときに逆張りに使って大儲けしたポールチューダージョーンズくらいしか存在しないとも言われており、よほどの目利き感をもっていないと利用するのは相当難易度が高いのが実情となっています。

すでに最終波動をつけて下落局面入りの可能性も

足元では、多くのエリオット波動のエキスパートが米国でもNYダウがかなりロングレンジで、あるいは2008年のリーマンショック以降から見ても最終波動の5波動目の5のポイントを打った可能性を指摘し始めており、これが間違いなかった場合すでに米株相場に残されているのは下げ3波だけの可能性も高まることになります。

先週末に、パウエル議長が利上げの後ずれと緩和措置を再度市場に持ち出すようなことを示唆したことからかなり株価は買い戻されており、エリオット波動のカウントにも影響を及ぼしかねない状況にもなってきています。しかし、すでに10年以上上昇した相場ですから、一定の大幅調整がでてもまったくおかしくはないこともまた事実。2018年にピークアウトしたということを覆すことができないリスクも高まりつつあります。

こうなると、下落局面は必ずしも押し目買いのチャンスとはならなくなる危険性が相当に高まりますから、慎重な対応が必要になるのは言うまでもありません。リーマンショック後の直後もそうでしたが、押し目と勘違いして早めにポジションをつくり大失敗した人をこれまで随分見てきていますので、拙速な判断は禁物です。

相場下落は突然、かつ上昇より加速度的に早い

正月早々ドル円がフラッシュ・クラッシュに見舞われたことで、改めて暴落相場の恐ろしさを認識させられた次第。下落する相場は突然にやってきますし、なにより上昇よりも飛躍的にスピードが速いのも大きな特徴といえます。

いつ相場が暴落するかなどまったく予想はつかないわけですが、少なくとも米株についてはすでに120か月近い景気拡大を経て、下方向に転換するタイミングが近づいていることだけは相当意識する必要があり、リセッションの予測が後ずれしても相場の下落が先に起きる危険性もかなり考えておく必要がありそうです。

バフェット指数のウォーレン・バフェットもアップル株で大損害

直近ではアップル株が大きく値を下げ、投資資金のかなりの部分を現金化して暴落を待っていたと言われるウォーレン・バフェットも相当な含み損を喰らってしまったようで、まさに猿も木から落ちるような状況が展開中です。

とにもかくにも個人投資家は、迂闊な投資をして証拠金を減らさないことに細心の注意を払うべきで、危ない時間帯にあえて相場に乗り込む必要もないのではないでしょうか。

この辺りはまさに個別の投資家の意識や感性次第の部分もありますが、今は決して無理をするタイミングではないと思われます。

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/591.html#c33

[番外地6] エリオット波動 中川隆
34. 中川隆[-13105] koaQ7Jey 2019年1月09日 20:53:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

石原順の米国株トレンド5銘柄 の記事一覧

資産運用に不可欠な米国株を動かす要因を分析し、個別銘柄の選択、売買手法、運用ノウハウをご紹介します。マーケットの底流と先端で何が起こっているのか?世界市場の同期性をとらえ、時代を先取りする独創的な視点で情報を発信していきます。
https://media.monex.co.jp/category/us-trend

エリオット波動分析とNYダウの下落相場
石原 順 2018/12/25
https://media.monex.co.jp/articles/-/10709


エリオットの波動カウントはカウントする人によって違うので、様々な解釈が存在することを最初に断わっておく。

下のNYダウの週足チャートは、筆者の周辺の運用者のカウントだが、現在のNYダウは2009年から始まった長期上昇相場の最終波動、すなわち、第5波動の5、つまり天井を付けたようにも見える。


NYダウ(週足)とエリオット波動の波動カウント

出所:筆者作成

1波や3波の上げ相場で売り損ねても、その後の上げでお迎えが来てポジションを利食いすることは可能だ。しかし、5波のトップ(天井)は大天井であり、その後のA-B-C波の急激な下げに巻き込まれる危険性が高くなる。相場の「5波=相場の最終波動」にはしがみつかないということが大切だ。たとえ、最後の上げを取り損ねることになっても……。最後の買い手になってはいけない。

5波の天井を付けた後の日足の波動カウントが以下のチャートだ。すさまじい急落相場である。


NYダウ(日足)とエリオット波動の波動カウント
https://media.monex.co.jp/articles/-/10709
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/591.html#c34

[番外地6] エリオット波動 中川隆
35. 中川隆[-13104] koaQ7Jey 2019年1月09日 21:18:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

前記の米国株のカウントを纏めると


>>34
エリオット波動分析とNYダウの下落相場
石原 順 2018/12/25

現在は

cycle X波, primary (A)波

(NYダウ は primary (5)波を終了か ⇒ 下降トレンド primary (A)波 進行中

____

>>26
日本エリオット波動研究所によるNYダウの長期エリオット波動カウント
March 30, 2017 By 小泉
http://jewri.org/post-1409/

現在は

cycle X波, primary (A)波

NYダウ は primary (5)波を終了か


______

>>32
S&P500のエリオット波動 宮田直彦 2018 年12月14日

現在は

supercycle X波, cycleT波, primary (4)波

(S&P500 は primary(4)波を終了か ⇒ primary (5)波は最高値を更新へ)

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/591.html#c35

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
171. 中川隆[-13103] koaQ7Jey 2019年1月09日 21:22:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

石原順の米国株トレンド5銘柄 の記事一覧
資産運用に不可欠な米国株を動かす要因を分析し、個別銘柄の選択、売買手法、運用ノウハウをご紹介します。マーケットの底流と先端で何が起こっているのか?世界市場の同期性をとらえ、時代を先取りする独創的な視点で情報を発信していきます。
https://media.monex.co.jp/category/us-trend


エリオット波動分析とNYダウの下落相場
石原 順 2018/12/25
https://media.monex.co.jp/articles/-/10709


エリオットの波動カウントはカウントする人によって違うので、様々な解釈が存在することを最初に断わっておく。

下のNYダウの週足チャートは、筆者の周辺の運用者のカウントだが、現在のNYダウは2009年から始まった長期上昇相場の最終波動、すなわち、第5波動の5、つまり天井を付けたようにも見える。


NYダウ(週足)とエリオット波動の波動カウント

出所:筆者作成

1波や3波の上げ相場で売り損ねても、その後の上げでお迎えが来てポジションを利食いすることは可能だ。しかし、5波のトップ(天井)は大天井であり、その後のA-B-C波の急激な下げに巻き込まれる危険性が高くなる。相場の「5波=相場の最終波動」にはしがみつかないということが大切だ。たとえ、最後の上げを取り損ねることになっても……。最後の買い手になってはいけない。

5波の天井を付けた後の日足の波動カウントが以下のチャートだ。すさまじい急落相場である。


NYダウ(日足)とエリオット波動の波動カウント
https://media.monex.co.jp/articles/-/10709



▲△▽▼

前記の米国株のカウントを纏めると

エリオット波動分析とNYダウの下落相場
石原 順 2018/12/25

現在は

cycle X波, primary (A)波

(NYダウ は primary (5)波を終了か ⇒ 下降トレンド primary (A)波 進行中

____

日本エリオット波動研究所によるNYダウの長期エリオット波動カウント
March 30, 2017 By 小泉
http://jewri.org/post-1409/

現在は

cycle X波, primary (A)波

NYダウ は primary (5)波を終了か


______


>>153
S&P500のエリオット波動 宮田直彦 2018 年12月14日

現在は

supercycle X波, cycleT波, primary (4)波

(S&P500 は primary(4)波を終了か ⇒ primary (5)波は最高値を更新へ)

_____


NYダウ (NYダウ) 【0800】 株価 チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0800

NASDAQ (NASDAQ) 【0802】 株価 チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0802

S&P 500 Stock - Yahoo Finance
https://finance.yahoo.com/chart/%5EGSPC#eyJzaG93QXJlYSI6ZmFsc2UsInNob3dMaW5lIjpmYWxzZSwibXVsdGlDb2xvckxpbmUiOmZhbHNlLCJzaG93Q2FuZGxlIjp0cnVlLCJib2xsaW5nZXJVcHBlckNvbG9yIjoiI2UyMDA4MSIsImJvbGxpbmdlckxvd2VyQ29sb3IiOiIjOTU1MmZmIiwibWZpTGluZUNvbG9yIjoiIzQ1ZTNmZiIsIm1hY2REaXZlcmdlbmNlQ29sb3IiOiIjZmY3YjEyIiwibWFjZE1hY2RDb2xvciI6IiM3ODdkODIiLCJtYWNkU2lnbmFsQ29sb3IiOiIjMDAwMDAwIiwicnNpTGluZUNvbG9yIjoiI2ZmYjcwMCIsInN0b2NoS0xpbmVDb2xvciI6IiNmZmI3MDAiLCJzdG9jaERMaW5lQ29sb3IiOiIjNDVlM2ZmIiwibGluZVR5cGUiOiJjYW5kbGUiLCJyYW5nZSI6IjF5IiwiYWxsb3dDaGFydFN0YWNraW5nIjp0cnVlfQ%3D%3D

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c171

[近代史3] ロスチャイルドの番頭で殺人鬼だったジョージ・ソロスがやった事 中川隆
1. 中川隆[-13102] koaQ7Jey 2019年1月09日 22:33:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

無敵の太陽 偽装保守派のユダヤ人 - 反トランプのベン・シャピロ

ニューヨーク市大学教授のピーター・ベイナートは、シャピロが蒙った反ユダヤ攻撃に触れ、『アトランティック』誌に記事を寄稿している。ベイナートもユダヤ人で、様々な知識人(主にユダヤ系学者)の言葉を引用し、アメリカ社会に現れる反ユダヤ的言動について述べていた。彼も異人種、とくに中南米からの移民を罵るトランプを憎み、大統領の発言を厳しく批判していた。

  トランプは単なる移民規制論者ではない。彼は人を人間とは思わず、陰謀を口にし、不吉な規制を求めている。彼はラテン系移民を強姦魔とか野獣と呼んでいる。そして、移民はアメリカの主権や独立を脅かす侵入者と述べていたのだ。

  ユダヤ人には左翼が多いから仕方ないけど、マスコミ業界には驚くほどトランプ嫌いが多い。例えば、ニューズサイトの『Vox』で代表編集員を務めるエズラ・クライン(Ezra Klein)は筋金入りのリベラル派で、「トランプを弾劾せよ!」とまで述べていた。ちなみに、彼の夫人であるアン・ローウリー(Ann Lowrey)は『アトランティック』誌で政治経済を担当する記者。ユダヤ人は配偶者を通して人脈を広げているから、まさしく蜘蛛の巣のようにお互いが見えない糸で繋がっている。


  ベイナートはアメリカの保守派白人に潜む反ユダヤ主義を指摘するが、ユダヤ人批判者が彼らのネットワークを危険視するのも当然だ。

例えば、大富豪ユダヤ人のジョージ・ソロスを父に持つアレックス・ソロス(Alex Soros)は、ベイナートの研究に対して献金を行っていた。(ベイナート自身が告白している。)

ユダヤ人はよく人権屋のNGOとか研究機関に献金するけど、それは純粋なチャリティーではない。手短に言えば、飼い犬を増やしているだけ。

大抵の知識人はお金に飢えているから、気前の良い“旦那衆”に出逢うと、羞じらいも無くペコペコし、後で“お礼”の提灯記事を書いたりする。所詮、知識人なんか口先だけの輩に過ぎない。手懐けようと思えば簡単だ。

ベイナートはジョージ・ソロスを叩き出したハンガリーを非難して、恩人に感謝の意を表した。

これだから、賤民のユダヤ人は異国に住みつくと真っ先に銭儲けを始めようとする。彼らはどんなに蔑まれようともジっと我慢し、札束ビンタの夢が実現するまで耐えに耐え抜く。生き恥に耐えきれず、日本刀を抜いて特攻を企てる日本人とは根本的に違うのだ。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68748922.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/148.html#c1

[近代史3] 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 朝鮮戦争も東西冷戦もアラブの春も対テロ戦争もすべてヤラセだった 中川隆
14. 中川隆[-13101] koaQ7Jey 2019年1月09日 22:34:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

無敵の太陽 偽装保守派のユダヤ人 - 反トランプのベン・シャピロ
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68748922.html


「ブライトバート」を去った編集員

  昨年の年末、チャンネル桜で討論番組が放送され、「オールド・メディア/ 反日の現在」というタイトルで議論がなされていた。その討論に筑波大学の掛谷英紀准教授が招かれ、彼は米国の保守言論界について触れていた。掛谷氏は米国の保守派知識人による動画が興味深いので、字幕を附けて日本でも流してみてはどうか、と勧めていた。しかし、彼が紹介した保守派知識人というのがベン・シャピロ(Benjamin Aaron Shaprio)だったので、少々がっかりした。確かに、掛谷氏の提案は良いと思うが、その前にシャピロがどんなタイプの言論人なのかよく説明すべきだ。なぜなら、アメリカの言論界に疎い日本人は、その意見を鵜呑みにしてしまう危険性があるからだ。

Ben Shapiro 2(左 / ベン・シャピロ)

  このシャピロはユダヤ人社会でよく見かける典型的な早熟の秀才である。彼は第三学年と第九学年を飛び級し、16歳でLAヤシヴァ大学附属高校を卒業した。そして、カルフォルニア大学(UCLA)へと進み、まだ20歳なのに最優秀の成績(summa cum laude)で卒業したという。さらに、彼はハーヴァード・ロー・スクールに通い、そこでも優秀な成績を収めていた。しかし、もっと刮目すべきは、21歳で直ぐさま本を出版できたことだ。2004年に『洗脳されて(Brainwashed)』と『ポルノ世代(Porn Generation)』を書き上げたシャピロは、2011年にハリウッドの内幕を暴く『プライム・タイム・プロパガンダ(Prime Time Propaganda)』を出版する。以前から、筆者はこの若いユダヤ人に興味を抱いていたので、さっそく彼の本を購入して読んだのを覚えている。

  シャピロの家庭を知れば、なぜ若年のユダヤ小僧がハリウッドの内情を詳しく調査できたのかが解る。ベンの両親はハリウッドの業界人で、父親は作曲家、母親はTV局の重役であるという。(Sabrian Tavernie, "Ben Shapiro, a Provocative, Gladiator Battles to Win Young Conservatives", The New York Times, November 23, 2017.) また、彼の従兄弟も業界人で、ある従兄弟は俳優で、その妹も役者となっているそうだ。(Ben Shapiro, Prime Time Propaganda : The True Hollywood Story of How the Left Took Over Your TV, Broadside Books, New York, 2011, prologue, p.ix.) ベンが『プライム・タイム・プロパガンダ』を書くことが出来たのは、親の人脈というお陰もあろうが、やはりユダヤ人という出自が大きい。もし、彼がアイダホ州やインディアナ州からやって来た西歐系の保守派で、何のコネを持たない若造なら門前払いで、誰も会ってくれないだろう。ユダヤ人は宗族を重要視する支那人と似ているから、同じ宗教と血筋を持つ身内には親切だ。

  シャピロは17歳の頃からコラムを書いていた、というから相当ませた少年だったのだろう。彼がメディア界に進んだのも当然である。彼は故・アンドリュー・ブライトバート(Andrew Breitbart)が創設したインターネット・ニュースサイトの「ブライトバート」で編集者となり、若手の「保守派」論客として脚光を浴びることになった。(謎の急死を遂げたブライトバートについては、以前、当ブログで述べたから、そちらを参照してもらいたい。) ところが、ドナルド・トランプが大統領選挙に出馬したことで、シャピロの人生が劇的に変わってしまった。「ブライトバート」の主幹であるスティーヴ・ヴァノンがトランプのアドヴァイザーになり、古巣の「ブライトバート」はトランプ寄りの記事を多数掲載するようになった。一方、トランプに反対するシャピロは信念を貫くため職場を去ることにしたという。(これについては以前の記事を参照。)

Andrew Breitbart 1Steve Bannon 1


(左: アンドリュー・ブライトバート / 右: スティーヴ・バノン)

  「ブライトバート」を辞めて別のインターネット・ニュースサイト「デイリー・ワイヤー」に移ったシャピロは、移籍の理由を述べていた。彼がトランプに投票しないのは、自分の政治理念と相容れないからだという。つまり、彼は小さな政府と自由市場、宗教的自由、個人の責任を信条としているが、トランプはその総てに反しているそうだ。この不動産王は、産児制限や妊娠中絶を肯定する「プランド・ペアレントフッド(Planned Parenthood)」や貿易規制に賛成する。そして、政敵を狙うと攻撃を加え、道徳に反する外政を行う。さらに、政府が宗教を支配することさえ厭わない。そのうえ、こっそりと人種差別を臭わせ、無制約の権力を渇望するから嫌いだという。「私は保守主義の側に立ち、トランプは反対の立場に立っている」とシャピロは述べた。

  シャピロは保守主義者の立場からトランプを批判したが、「ブライトバート」を支持する白人の保守派はそう考えなかった。オバマの八年間を苦々しく思っていた保守派にとって、トランプの登場はまさしく「救い」だった。南部や中西部の白人なら、本質的に民衆党と変わらないジェブ・ブッシュなど吐き気がする。その点、トランプは共和党のエスタブリッシュメントに叛旗を翻す庶民の味方だった。とりわけ、中南米からの不法移民を徹底的に批判する姿勢は鮮やかだ。密入国者を忌々しく思っていた白人保守派は、トランプに拍手喝采。本来、代議士は民衆の声を代弁するはずなのに、共和党の候補者はどいつもこいつもマスコミを恐れ、左翼メディアに媚びてばかり。ところが、トランプはNBCやCNNと全面対決。前代未聞の出来事だ。しかも、彼らの報道を「フェイク・ニューズ」と断罪して、絶対に怯まない。まるで、拳銃を抜いたカーボーイみたいだ。民衆は専門的な議論は苦手だが、本質的な物事なら解る。「よく言ってくれた!」というのが保守派の本音なんじゃないか。

  民衆党の左翼姿勢に飽き飽きしていた白人層は、そのリベラル政策をひっくり返そうとするトランプに拍手を送り、熱狂的に反主流派の共和党大統領を支持した。だが、ユダヤ人はひと味もふた味も違う。彼らは保守主義を標榜しても、トランプのような露骨で教養の無い「荒くれ者」が大嫌い。とりわけ、人種思想をちらつかせる白人には敏感で、本能的に懼れる。ユダヤ人はいくら「アメリカ人」を自称しても、根本的に自分達が「よそ者」であることを解っているから、排外主義の台頭は絶対に見過ごせない。いくら愚鈍なユダヤ人だって、アメリカ合衆国を築いたのはイギリス系国民で、東歐で燻っていた賤民ではないと判っている。だから、彼らは西歐系白人が国家の神髄に触れると、背中に戦慄が走ってしまうのだ。「アメリカは世界市民の国ではなく、イングランドの元臣民が先祖代々受け継ぐ権利を守るために作った国である」という認識は実に恐ろしい。「ユダヤ人が“なぜ”アメリカに住みついたのか」という歴史を調べると、彼らが西歐移民に紛れて入国した異分子であり、歐洲を追い出された難民であることは疑いない。ちゃんと勉強すれば、ヨーロッパ系アメリカ人はユダヤ人がタカリ屋だと気付く。

  ユダヤ人は自分の国を作ることを嫌う民族である。彼らは迫害されてもイェルサレムに帰らず、必ずキリスト教徒の国家に寄生して安泰を図る。居心地の良いスペインから追放されるとアムステルダムやアントワープを目指し、機会(クロムウェル時代)を見つければイングランドに再上陸しようとした。そして、アメリカ大陸にビジネス・チャンスがあると知れば、ネーデルラントやイングランドから新大陸に移住する。第19世紀にロシアでポグロムが頻発すると、オーストリアやドイツ、フランス、アメリカに逃れるし、ナチスが台頭してドイツから叩き出されると、イングランドやアメリカ、オーストラリア、カナダへと流れ出す。しかし、戦争が終わっても引き揚げない。優しい同胞が住むイスラエルより、異教徒の西歐人が住むアメリカの方がいいと思っている。ユダヤ人は“ユダヤ人だらけ”の社会が嫌いで、西歐白人と一緒じゃないと嬉しくない。だから、何としても居坐る“根拠”が必要だった。「異民族との共存」とか「寛容の精神」、あるいは「多民族混淆社会の肯定論」というのはユダヤ人の方便だ。

仲間と群れるユダヤ人

  シャピロは色々と理屈を並べていたが、トランプに反撥を覚えるのは、彼がアメリカの主流民族じゃないからだ。このユダヤ人は南米移民を排除するドイツ系白人大統領を生理的に嫌っており、それを隠すために高邁な理念を掲げていたに過ぎない。シャピロはトランプ排除の根拠として、合衆国憲法や自由の理念を持ち出していたけど、彼がアメリカ的な理由を述べていたのは、それが抽象的だからである。「憲法」には文字だけが記されており、人間の具体的な姿は描かれていない。ユダヤ人は肉体を基にするナショナリズムに戦(おのの)く。彼らは人種的容姿に囚われない透明人間、すなわち、どの種族とも判別できない「地球的浮浪者(世界市民)」を理想とする。ヨーロッパ人とは違う肉体を持つがゆえに、ドイツで迫害されたユダヤ人は、血と肉を基本にする民族主義に警鐘を鳴らす。彼らは迅速に初期段階で徹底的な撲滅を図ろうとする。ユダヤ人がマスメディアや教育界、および政財界などを牛耳るのは、地元民を洗脳するために他ならない。

Jesse Signal 1(左 / ジェシー・シグナル)
  日本でも「類は友を呼ぶ」と言うが、ユダヤ人は同胞で助け合う精神に満ちている。何処に住んでも「鼻つまみ者」となるユダヤ人は、互いに助け合って障碍を取り除く。仲間が貧乏なら財政的に助けるし、会社でポストが空けば友人を連れ込む。裕福な者はシナゴーグに献金し、公権力を得た者は同胞の待遇を改善しようとする。だから、攻撃された仲間がいれば、スズメバチのように敵に群がり、みんなで抹殺しようと考えてしまうのだ。トランプ批判を行ったシャピロは、白人保守派から叩かれ、「ユダ公」とか「ニセ保守(cuckservative)」と罵られた。こうなるとユダヤ人仲間は黙っていられない。『ニューヨーク・マガジン』誌の上級編集員を務めるジェシー・シグナル(Jesse Signal)は早速シャピロ擁護記事を書き、“邪悪”な白人どもを非難した。彼はスティーヴ・バノンを「いじめっ子(bully)」と評し、「ブライトバート」で編集員を務めるマイロ・ユナポロス(Milo Yiannopoulos / 本名Hanrahan)を批判した。(Jesse Signal, "Explaining Ben Shapiro's Messy, Ethnic-Slur-Laden Breakup with Breitbart", New York Magazine, May 26, 2016) このユナポロスはオルタ右翼の新星で、トランプ支持派に廻った同僚だ。彼は小癪なシャピロをこっぴどく批判し、彼の民族性まで持ち出して馬鹿にした。

Milo Yiannopoulos 2(左 / マイロ・ユナポロス )
  ところが、そのユナポロスもユダヤ人だった。彼は保守派のカトリック信徒を名乗っているが、母親の血筋でユダヤ人となっている。もっとショッキングなのは、彼がゲイで性的小児愛を一部容認したことだ。例えば、13歳の少年が大人の男に強姦されるのは犯罪だが、両者の同意があれば問題なしと発言し、それが大きく取り上げられブレイトバートを辞職する破目になった。さらに、彼はサイモン&シュースターから『Dangerous』という回顧録を出版する予定だったが、これも世間からの非難でキャンセルとなった。(もう、ユダヤ人の保守派なんてロクな奴しか居ないんだから。) ユナポロスの思考形態はどうなっているのか謎である。自分は同性愛者なんだが、フェミニストやアホなレズビアンには容赦が無かった。民衆党のフェミニストなんてボロクソに貶していたという。しかし、こうした批評家も一連のスキャンダルで没落したようだ。マイロにはもう保守派からの招待は無いだろう。

  話しを戻す。ニューヨーク市大学教授のピーター・ベイナートは、シャピロが蒙った反ユダヤ攻撃に触れ、『アトランティック』誌に記事を寄稿している。ベイナートもユダヤ人で、様々な知識人(主にユダヤ系学者)の言葉を引用し、アメリカ社会に現れる反ユダヤ的言動について述べていた。彼も異人種、とくに中南米からの移民を罵るトランプを憎み、大統領の発言を厳しく批判していた。

  トランプは単なる移民規制論者ではない。彼は人を人間とは思わず、陰謀を口にし、不吉な規制を求めている。彼はラテン系移民を強姦魔とか野獣と呼んでいる。そして、移民はアメリカの主権や独立を脅かす侵入者と述べていたのだ。(Peter Beinart, "How Trumpian Nativism Leads to Anti-Semitism", The Atlantic, November 2, 2018)

Ezra Klein 1Ann Lowrey 2(左: エズラ・クライン / 右: アン・ロウリー)
  ユダヤ人には左翼が多いから仕方ないけど、マスコミ業界には驚くほどトランプ嫌いが多い。例えば、ニューズサイトの『Vox』で代表編集員を務めるエズラ・クライン(Ezra Klein)は筋金入りのリベラル派で、「トランプを弾劾せよ!」とまで述べていた。ちなみに、彼の夫人であるアン・ローウリー(Ann Lowrey)は『アトランティック』誌で政治経済を担当する記者。ユダヤ人は配偶者を通して人脈を広げているから、まさしく蜘蛛の巣のようにお互いが見えない糸で繋がっている。

Peter Beinart 1Alex Soros 2(左: ピーター・ベイナート / 右: アレックス・ソロス )
  ベイナートはアメリカの保守派白人に潜む反ユダヤ主義を指摘するが、ユダヤ人批判者が彼らのネットワークを危険視するのも当然だ。例えば、大富豪ユダヤ人のジョージ・ソロスを父に持つアレックス・ソロス(Alex Soros)は、ベイナートの研究に対して献金を行っていた。(ベイナート自身が告白している。) ユダヤ人はよく人権屋のNGOとか研究機関に献金するけど、それは純粋なチャリティーではない。手短に言えば、飼い犬を増やしているだけ。大抵の知識人はお金に飢えているから、気前の良い“旦那衆”に出逢うと、羞じらいも無くペコペコし、後で“お礼”の提灯記事を書いたりする。所詮、知識人なんか口先だけの輩に過ぎない。手懐けようと思えば簡単だ。ベイナートはジョージ・ソロスを叩き出したハンガリーを非難して、恩人に感謝の意を表した。これだから、賤民のユダヤ人は異国に住みつくと真っ先に銭儲けを始めようとする。彼らはどんなに蔑まれようともジっと我慢し、札束ビンタの夢が実現するまで耐えに耐え抜く。生き恥に耐えきれず、日本刀を抜いて特攻を企てる日本人とは根本的に違うのだ。

Max Boot 1Bill Kristol 2Irvin Kristol 22

(左: マックス・ブート / 中央: ビル・クリストル / 右: アーヴィン・クリストル)

  日本にも偽装保守とか左翼からの転向保守、グルリと廻って左翼戻り、という知識人は少なくない。アメリカの保守派だって色々ある。「ネオコン」のユダヤ人などは、単に「新保守派」という看板を掲げる元民衆党員で、タカ派の左翼に等しい。トランプの登場はまるでリトマス試験紙のようだった。共和党ユダヤ人のマックス・ブート(Max Boot)や『ウィークリー・スタンダード(The Weekly Standard)』誌を創刊したビル・クリストル(William Kristol)は、部外者のトランプが共和党候補になったことに激怒し、民衆党に投票するとまで言い出した。前者のブートはロシアからやって来たユダヤ移民で、軍事や政治を専門とするジャーナリスト。『クリスチャン・サイエンス・モニター』紙や『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙の編集員を歴任し、ブッシュ政権の支持者でもあった。が、その「保守主義」は見るからに怪しい。彼はLGBTQや妊娠中絶、移民の受け容れに賛成で、パレオ・コンサーヴァティヴ(伝統的保守派)の白人とは真っ向から対峙する。ビル・クリストルは親爺(アーヴィン)の代から民衆党リベラル派で、イスラエル擁護のために共和党員になっただけ。ちなみに、「保守派雑誌」と称していた『ウィークリー・スタンダード』誌は凋落の勢いが止まらず、赤字が累積して去年の12月に廃刊したそうだ。まぁ、偽装保守の内容じゃあ読者離れは必然で、雑誌を印刷しても誰を対象にしているのか判らない。結局、ユダヤ人の保守主義なんて“まやかし”なんだろう。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68748922.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/105.html#c14

[昼休み54] 世界を救うトランプ _ ディープステート vs. ドナルド・トランプ 中川隆
11. 中川隆[-13100] koaQ7Jey 2019年1月09日 22:35:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

無敵の太陽 偽装保守派のユダヤ人 - 反トランプのベン・シャピロ
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68748922.html


「ブライトバート」を去った編集員

  昨年の年末、チャンネル桜で討論番組が放送され、「オールド・メディア/ 反日の現在」というタイトルで議論がなされていた。その討論に筑波大学の掛谷英紀准教授が招かれ、彼は米国の保守言論界について触れていた。掛谷氏は米国の保守派知識人による動画が興味深いので、字幕を附けて日本でも流してみてはどうか、と勧めていた。しかし、彼が紹介した保守派知識人というのがベン・シャピロ(Benjamin Aaron Shaprio)だったので、少々がっかりした。確かに、掛谷氏の提案は良いと思うが、その前にシャピロがどんなタイプの言論人なのかよく説明すべきだ。なぜなら、アメリカの言論界に疎い日本人は、その意見を鵜呑みにしてしまう危険性があるからだ。

Ben Shapiro 2(左 / ベン・シャピロ)

  このシャピロはユダヤ人社会でよく見かける典型的な早熟の秀才である。彼は第三学年と第九学年を飛び級し、16歳でLAヤシヴァ大学附属高校を卒業した。そして、カルフォルニア大学(UCLA)へと進み、まだ20歳なのに最優秀の成績(summa cum laude)で卒業したという。さらに、彼はハーヴァード・ロー・スクールに通い、そこでも優秀な成績を収めていた。しかし、もっと刮目すべきは、21歳で直ぐさま本を出版できたことだ。2004年に『洗脳されて(Brainwashed)』と『ポルノ世代(Porn Generation)』を書き上げたシャピロは、2011年にハリウッドの内幕を暴く『プライム・タイム・プロパガンダ(Prime Time Propaganda)』を出版する。以前から、筆者はこの若いユダヤ人に興味を抱いていたので、さっそく彼の本を購入して読んだのを覚えている。

  シャピロの家庭を知れば、なぜ若年のユダヤ小僧がハリウッドの内情を詳しく調査できたのかが解る。ベンの両親はハリウッドの業界人で、父親は作曲家、母親はTV局の重役であるという。(Sabrian Tavernie, "Ben Shapiro, a Provocative, Gladiator Battles to Win Young Conservatives", The New York Times, November 23, 2017.) また、彼の従兄弟も業界人で、ある従兄弟は俳優で、その妹も役者となっているそうだ。(Ben Shapiro, Prime Time Propaganda : The True Hollywood Story of How the Left Took Over Your TV, Broadside Books, New York, 2011, prologue, p.ix.) ベンが『プライム・タイム・プロパガンダ』を書くことが出来たのは、親の人脈というお陰もあろうが、やはりユダヤ人という出自が大きい。もし、彼がアイダホ州やインディアナ州からやって来た西歐系の保守派で、何のコネを持たない若造なら門前払いで、誰も会ってくれないだろう。ユダヤ人は宗族を重要視する支那人と似ているから、同じ宗教と血筋を持つ身内には親切だ。

  シャピロは17歳の頃からコラムを書いていた、というから相当ませた少年だったのだろう。彼がメディア界に進んだのも当然である。彼は故・アンドリュー・ブライトバート(Andrew Breitbart)が創設したインターネット・ニュースサイトの「ブライトバート」で編集者となり、若手の「保守派」論客として脚光を浴びることになった。(謎の急死を遂げたブライトバートについては、以前、当ブログで述べたから、そちらを参照してもらいたい。) ところが、ドナルド・トランプが大統領選挙に出馬したことで、シャピロの人生が劇的に変わってしまった。「ブライトバート」の主幹であるスティーヴ・ヴァノンがトランプのアドヴァイザーになり、古巣の「ブライトバート」はトランプ寄りの記事を多数掲載するようになった。一方、トランプに反対するシャピロは信念を貫くため職場を去ることにしたという。(これについては以前の記事を参照。)

Andrew Breitbart 1Steve Bannon 1


(左: アンドリュー・ブライトバート / 右: スティーヴ・バノン)

  「ブライトバート」を辞めて別のインターネット・ニュースサイト「デイリー・ワイヤー」に移ったシャピロは、移籍の理由を述べていた。彼がトランプに投票しないのは、自分の政治理念と相容れないからだという。つまり、彼は小さな政府と自由市場、宗教的自由、個人の責任を信条としているが、トランプはその総てに反しているそうだ。この不動産王は、産児制限や妊娠中絶を肯定する「プランド・ペアレントフッド(Planned Parenthood)」や貿易規制に賛成する。そして、政敵を狙うと攻撃を加え、道徳に反する外政を行う。さらに、政府が宗教を支配することさえ厭わない。そのうえ、こっそりと人種差別を臭わせ、無制約の権力を渇望するから嫌いだという。「私は保守主義の側に立ち、トランプは反対の立場に立っている」とシャピロは述べた。

  シャピロは保守主義者の立場からトランプを批判したが、「ブライトバート」を支持する白人の保守派はそう考えなかった。オバマの八年間を苦々しく思っていた保守派にとって、トランプの登場はまさしく「救い」だった。南部や中西部の白人なら、本質的に民衆党と変わらないジェブ・ブッシュなど吐き気がする。その点、トランプは共和党のエスタブリッシュメントに叛旗を翻す庶民の味方だった。とりわけ、中南米からの不法移民を徹底的に批判する姿勢は鮮やかだ。密入国者を忌々しく思っていた白人保守派は、トランプに拍手喝采。本来、代議士は民衆の声を代弁するはずなのに、共和党の候補者はどいつもこいつもマスコミを恐れ、左翼メディアに媚びてばかり。ところが、トランプはNBCやCNNと全面対決。前代未聞の出来事だ。しかも、彼らの報道を「フェイク・ニューズ」と断罪して、絶対に怯まない。まるで、拳銃を抜いたカーボーイみたいだ。民衆は専門的な議論は苦手だが、本質的な物事なら解る。「よく言ってくれた!」というのが保守派の本音なんじゃないか。

  民衆党の左翼姿勢に飽き飽きしていた白人層は、そのリベラル政策をひっくり返そうとするトランプに拍手を送り、熱狂的に反主流派の共和党大統領を支持した。だが、ユダヤ人はひと味もふた味も違う。彼らは保守主義を標榜しても、トランプのような露骨で教養の無い「荒くれ者」が大嫌い。とりわけ、人種思想をちらつかせる白人には敏感で、本能的に懼れる。ユダヤ人はいくら「アメリカ人」を自称しても、根本的に自分達が「よそ者」であることを解っているから、排外主義の台頭は絶対に見過ごせない。いくら愚鈍なユダヤ人だって、アメリカ合衆国を築いたのはイギリス系国民で、東歐で燻っていた賤民ではないと判っている。だから、彼らは西歐系白人が国家の神髄に触れると、背中に戦慄が走ってしまうのだ。「アメリカは世界市民の国ではなく、イングランドの元臣民が先祖代々受け継ぐ権利を守るために作った国である」という認識は実に恐ろしい。「ユダヤ人が“なぜ”アメリカに住みついたのか」という歴史を調べると、彼らが西歐移民に紛れて入国した異分子であり、歐洲を追い出された難民であることは疑いない。ちゃんと勉強すれば、ヨーロッパ系アメリカ人はユダヤ人がタカリ屋だと気付く。

  ユダヤ人は自分の国を作ることを嫌う民族である。彼らは迫害されてもイェルサレムに帰らず、必ずキリスト教徒の国家に寄生して安泰を図る。居心地の良いスペインから追放されるとアムステルダムやアントワープを目指し、機会(クロムウェル時代)を見つければイングランドに再上陸しようとした。そして、アメリカ大陸にビジネス・チャンスがあると知れば、ネーデルラントやイングランドから新大陸に移住する。第19世紀にロシアでポグロムが頻発すると、オーストリアやドイツ、フランス、アメリカに逃れるし、ナチスが台頭してドイツから叩き出されると、イングランドやアメリカ、オーストラリア、カナダへと流れ出す。しかし、戦争が終わっても引き揚げない。優しい同胞が住むイスラエルより、異教徒の西歐人が住むアメリカの方がいいと思っている。ユダヤ人は“ユダヤ人だらけ”の社会が嫌いで、西歐白人と一緒じゃないと嬉しくない。だから、何としても居坐る“根拠”が必要だった。「異民族との共存」とか「寛容の精神」、あるいは「多民族混淆社会の肯定論」というのはユダヤ人の方便だ。

仲間と群れるユダヤ人

  シャピロは色々と理屈を並べていたが、トランプに反撥を覚えるのは、彼がアメリカの主流民族じゃないからだ。このユダヤ人は南米移民を排除するドイツ系白人大統領を生理的に嫌っており、それを隠すために高邁な理念を掲げていたに過ぎない。シャピロはトランプ排除の根拠として、合衆国憲法や自由の理念を持ち出していたけど、彼がアメリカ的な理由を述べていたのは、それが抽象的だからである。「憲法」には文字だけが記されており、人間の具体的な姿は描かれていない。ユダヤ人は肉体を基にするナショナリズムに戦(おのの)く。彼らは人種的容姿に囚われない透明人間、すなわち、どの種族とも判別できない「地球的浮浪者(世界市民)」を理想とする。ヨーロッパ人とは違う肉体を持つがゆえに、ドイツで迫害されたユダヤ人は、血と肉を基本にする民族主義に警鐘を鳴らす。彼らは迅速に初期段階で徹底的な撲滅を図ろうとする。ユダヤ人がマスメディアや教育界、および政財界などを牛耳るのは、地元民を洗脳するために他ならない。

Jesse Signal 1(左 / ジェシー・シグナル)
  日本でも「類は友を呼ぶ」と言うが、ユダヤ人は同胞で助け合う精神に満ちている。何処に住んでも「鼻つまみ者」となるユダヤ人は、互いに助け合って障碍を取り除く。仲間が貧乏なら財政的に助けるし、会社でポストが空けば友人を連れ込む。裕福な者はシナゴーグに献金し、公権力を得た者は同胞の待遇を改善しようとする。だから、攻撃された仲間がいれば、スズメバチのように敵に群がり、みんなで抹殺しようと考えてしまうのだ。トランプ批判を行ったシャピロは、白人保守派から叩かれ、「ユダ公」とか「ニセ保守(cuckservative)」と罵られた。こうなるとユダヤ人仲間は黙っていられない。『ニューヨーク・マガジン』誌の上級編集員を務めるジェシー・シグナル(Jesse Signal)は早速シャピロ擁護記事を書き、“邪悪”な白人どもを非難した。彼はスティーヴ・バノンを「いじめっ子(bully)」と評し、「ブライトバート」で編集員を務めるマイロ・ユナポロス(Milo Yiannopoulos / 本名Hanrahan)を批判した。(Jesse Signal, "Explaining Ben Shapiro's Messy, Ethnic-Slur-Laden Breakup with Breitbart", New York Magazine, May 26, 2016) このユナポロスはオルタ右翼の新星で、トランプ支持派に廻った同僚だ。彼は小癪なシャピロをこっぴどく批判し、彼の民族性まで持ち出して馬鹿にした。

Milo Yiannopoulos 2(左 / マイロ・ユナポロス )
  ところが、そのユナポロスもユダヤ人だった。彼は保守派のカトリック信徒を名乗っているが、母親の血筋でユダヤ人となっている。もっとショッキングなのは、彼がゲイで性的小児愛を一部容認したことだ。例えば、13歳の少年が大人の男に強姦されるのは犯罪だが、両者の同意があれば問題なしと発言し、それが大きく取り上げられブレイトバートを辞職する破目になった。さらに、彼はサイモン&シュースターから『Dangerous』という回顧録を出版する予定だったが、これも世間からの非難でキャンセルとなった。(もう、ユダヤ人の保守派なんてロクな奴しか居ないんだから。) ユナポロスの思考形態はどうなっているのか謎である。自分は同性愛者なんだが、フェミニストやアホなレズビアンには容赦が無かった。民衆党のフェミニストなんてボロクソに貶していたという。しかし、こうした批評家も一連のスキャンダルで没落したようだ。マイロにはもう保守派からの招待は無いだろう。

  話しを戻す。ニューヨーク市大学教授のピーター・ベイナートは、シャピロが蒙った反ユダヤ攻撃に触れ、『アトランティック』誌に記事を寄稿している。ベイナートもユダヤ人で、様々な知識人(主にユダヤ系学者)の言葉を引用し、アメリカ社会に現れる反ユダヤ的言動について述べていた。彼も異人種、とくに中南米からの移民を罵るトランプを憎み、大統領の発言を厳しく批判していた。

  トランプは単なる移民規制論者ではない。彼は人を人間とは思わず、陰謀を口にし、不吉な規制を求めている。彼はラテン系移民を強姦魔とか野獣と呼んでいる。そして、移民はアメリカの主権や独立を脅かす侵入者と述べていたのだ。(Peter Beinart, "How Trumpian Nativism Leads to Anti-Semitism", The Atlantic, November 2, 2018)

Ezra Klein 1Ann Lowrey 2(左: エズラ・クライン / 右: アン・ロウリー)
  ユダヤ人には左翼が多いから仕方ないけど、マスコミ業界には驚くほどトランプ嫌いが多い。例えば、ニューズサイトの『Vox』で代表編集員を務めるエズラ・クライン(Ezra Klein)は筋金入りのリベラル派で、「トランプを弾劾せよ!」とまで述べていた。ちなみに、彼の夫人であるアン・ローウリー(Ann Lowrey)は『アトランティック』誌で政治経済を担当する記者。ユダヤ人は配偶者を通して人脈を広げているから、まさしく蜘蛛の巣のようにお互いが見えない糸で繋がっている。

Peter Beinart 1Alex Soros 2(左: ピーター・ベイナート / 右: アレックス・ソロス )
  ベイナートはアメリカの保守派白人に潜む反ユダヤ主義を指摘するが、ユダヤ人批判者が彼らのネットワークを危険視するのも当然だ。例えば、大富豪ユダヤ人のジョージ・ソロスを父に持つアレックス・ソロス(Alex Soros)は、ベイナートの研究に対して献金を行っていた。(ベイナート自身が告白している。) ユダヤ人はよく人権屋のNGOとか研究機関に献金するけど、それは純粋なチャリティーではない。手短に言えば、飼い犬を増やしているだけ。大抵の知識人はお金に飢えているから、気前の良い“旦那衆”に出逢うと、羞じらいも無くペコペコし、後で“お礼”の提灯記事を書いたりする。所詮、知識人なんか口先だけの輩に過ぎない。手懐けようと思えば簡単だ。ベイナートはジョージ・ソロスを叩き出したハンガリーを非難して、恩人に感謝の意を表した。これだから、賤民のユダヤ人は異国に住みつくと真っ先に銭儲けを始めようとする。彼らはどんなに蔑まれようともジっと我慢し、札束ビンタの夢が実現するまで耐えに耐え抜く。生き恥に耐えきれず、日本刀を抜いて特攻を企てる日本人とは根本的に違うのだ。

Max Boot 1Bill Kristol 2Irvin Kristol 22

(左: マックス・ブート / 中央: ビル・クリストル / 右: アーヴィン・クリストル)

  日本にも偽装保守とか左翼からの転向保守、グルリと廻って左翼戻り、という知識人は少なくない。アメリカの保守派だって色々ある。「ネオコン」のユダヤ人などは、単に「新保守派」という看板を掲げる元民衆党員で、タカ派の左翼に等しい。トランプの登場はまるでリトマス試験紙のようだった。共和党ユダヤ人のマックス・ブート(Max Boot)や『ウィークリー・スタンダード(The Weekly Standard)』誌を創刊したビル・クリストル(William Kristol)は、部外者のトランプが共和党候補になったことに激怒し、民衆党に投票するとまで言い出した。前者のブートはロシアからやって来たユダヤ移民で、軍事や政治を専門とするジャーナリスト。『クリスチャン・サイエンス・モニター』紙や『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙の編集員を歴任し、ブッシュ政権の支持者でもあった。が、その「保守主義」は見るからに怪しい。彼はLGBTQや妊娠中絶、移民の受け容れに賛成で、パレオ・コンサーヴァティヴ(伝統的保守派)の白人とは真っ向から対峙する。ビル・クリストルは親爺(アーヴィン)の代から民衆党リベラル派で、イスラエル擁護のために共和党員になっただけ。ちなみに、「保守派雑誌」と称していた『ウィークリー・スタンダード』誌は凋落の勢いが止まらず、赤字が累積して去年の12月に廃刊したそうだ。まぁ、偽装保守の内容じゃあ読者離れは必然で、雑誌を印刷しても誰を対象にしているのか判らない。結局、ユダヤ人の保守主義なんて“まやかし”なんだろう。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68748922.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/347.html#c11

[昼休み54] ユダヤ人は悪い 中川隆
27. 中川隆[-13099] koaQ7Jey 2019年1月09日 22:35:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

無敵の太陽 偽装保守派のユダヤ人 - 反トランプのベン・シャピロ
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68748922.html


「ブライトバート」を去った編集員

  昨年の年末、チャンネル桜で討論番組が放送され、「オールド・メディア/ 反日の現在」というタイトルで議論がなされていた。その討論に筑波大学の掛谷英紀准教授が招かれ、彼は米国の保守言論界について触れていた。掛谷氏は米国の保守派知識人による動画が興味深いので、字幕を附けて日本でも流してみてはどうか、と勧めていた。しかし、彼が紹介した保守派知識人というのがベン・シャピロ(Benjamin Aaron Shaprio)だったので、少々がっかりした。確かに、掛谷氏の提案は良いと思うが、その前にシャピロがどんなタイプの言論人なのかよく説明すべきだ。なぜなら、アメリカの言論界に疎い日本人は、その意見を鵜呑みにしてしまう危険性があるからだ。

Ben Shapiro 2(左 / ベン・シャピロ)

  このシャピロはユダヤ人社会でよく見かける典型的な早熟の秀才である。彼は第三学年と第九学年を飛び級し、16歳でLAヤシヴァ大学附属高校を卒業した。そして、カルフォルニア大学(UCLA)へと進み、まだ20歳なのに最優秀の成績(summa cum laude)で卒業したという。さらに、彼はハーヴァード・ロー・スクールに通い、そこでも優秀な成績を収めていた。しかし、もっと刮目すべきは、21歳で直ぐさま本を出版できたことだ。2004年に『洗脳されて(Brainwashed)』と『ポルノ世代(Porn Generation)』を書き上げたシャピロは、2011年にハリウッドの内幕を暴く『プライム・タイム・プロパガンダ(Prime Time Propaganda)』を出版する。以前から、筆者はこの若いユダヤ人に興味を抱いていたので、さっそく彼の本を購入して読んだのを覚えている。

  シャピロの家庭を知れば、なぜ若年のユダヤ小僧がハリウッドの内情を詳しく調査できたのかが解る。ベンの両親はハリウッドの業界人で、父親は作曲家、母親はTV局の重役であるという。(Sabrian Tavernie, "Ben Shapiro, a Provocative, Gladiator Battles to Win Young Conservatives", The New York Times, November 23, 2017.) また、彼の従兄弟も業界人で、ある従兄弟は俳優で、その妹も役者となっているそうだ。(Ben Shapiro, Prime Time Propaganda : The True Hollywood Story of How the Left Took Over Your TV, Broadside Books, New York, 2011, prologue, p.ix.) ベンが『プライム・タイム・プロパガンダ』を書くことが出来たのは、親の人脈というお陰もあろうが、やはりユダヤ人という出自が大きい。もし、彼がアイダホ州やインディアナ州からやって来た西歐系の保守派で、何のコネを持たない若造なら門前払いで、誰も会ってくれないだろう。ユダヤ人は宗族を重要視する支那人と似ているから、同じ宗教と血筋を持つ身内には親切だ。

  シャピロは17歳の頃からコラムを書いていた、というから相当ませた少年だったのだろう。彼がメディア界に進んだのも当然である。彼は故・アンドリュー・ブライトバート(Andrew Breitbart)が創設したインターネット・ニュースサイトの「ブライトバート」で編集者となり、若手の「保守派」論客として脚光を浴びることになった。(謎の急死を遂げたブライトバートについては、以前、当ブログで述べたから、そちらを参照してもらいたい。) ところが、ドナルド・トランプが大統領選挙に出馬したことで、シャピロの人生が劇的に変わってしまった。「ブライトバート」の主幹であるスティーヴ・ヴァノンがトランプのアドヴァイザーになり、古巣の「ブライトバート」はトランプ寄りの記事を多数掲載するようになった。一方、トランプに反対するシャピロは信念を貫くため職場を去ることにしたという。(これについては以前の記事を参照。)

Andrew Breitbart 1Steve Bannon 1


(左: アンドリュー・ブライトバート / 右: スティーヴ・バノン)

  「ブライトバート」を辞めて別のインターネット・ニュースサイト「デイリー・ワイヤー」に移ったシャピロは、移籍の理由を述べていた。彼がトランプに投票しないのは、自分の政治理念と相容れないからだという。つまり、彼は小さな政府と自由市場、宗教的自由、個人の責任を信条としているが、トランプはその総てに反しているそうだ。この不動産王は、産児制限や妊娠中絶を肯定する「プランド・ペアレントフッド(Planned Parenthood)」や貿易規制に賛成する。そして、政敵を狙うと攻撃を加え、道徳に反する外政を行う。さらに、政府が宗教を支配することさえ厭わない。そのうえ、こっそりと人種差別を臭わせ、無制約の権力を渇望するから嫌いだという。「私は保守主義の側に立ち、トランプは反対の立場に立っている」とシャピロは述べた。

  シャピロは保守主義者の立場からトランプを批判したが、「ブライトバート」を支持する白人の保守派はそう考えなかった。オバマの八年間を苦々しく思っていた保守派にとって、トランプの登場はまさしく「救い」だった。南部や中西部の白人なら、本質的に民衆党と変わらないジェブ・ブッシュなど吐き気がする。その点、トランプは共和党のエスタブリッシュメントに叛旗を翻す庶民の味方だった。とりわけ、中南米からの不法移民を徹底的に批判する姿勢は鮮やかだ。密入国者を忌々しく思っていた白人保守派は、トランプに拍手喝采。本来、代議士は民衆の声を代弁するはずなのに、共和党の候補者はどいつもこいつもマスコミを恐れ、左翼メディアに媚びてばかり。ところが、トランプはNBCやCNNと全面対決。前代未聞の出来事だ。しかも、彼らの報道を「フェイク・ニューズ」と断罪して、絶対に怯まない。まるで、拳銃を抜いたカーボーイみたいだ。民衆は専門的な議論は苦手だが、本質的な物事なら解る。「よく言ってくれた!」というのが保守派の本音なんじゃないか。

  民衆党の左翼姿勢に飽き飽きしていた白人層は、そのリベラル政策をひっくり返そうとするトランプに拍手を送り、熱狂的に反主流派の共和党大統領を支持した。だが、ユダヤ人はひと味もふた味も違う。彼らは保守主義を標榜しても、トランプのような露骨で教養の無い「荒くれ者」が大嫌い。とりわけ、人種思想をちらつかせる白人には敏感で、本能的に懼れる。ユダヤ人はいくら「アメリカ人」を自称しても、根本的に自分達が「よそ者」であることを解っているから、排外主義の台頭は絶対に見過ごせない。いくら愚鈍なユダヤ人だって、アメリカ合衆国を築いたのはイギリス系国民で、東歐で燻っていた賤民ではないと判っている。だから、彼らは西歐系白人が国家の神髄に触れると、背中に戦慄が走ってしまうのだ。「アメリカは世界市民の国ではなく、イングランドの元臣民が先祖代々受け継ぐ権利を守るために作った国である」という認識は実に恐ろしい。「ユダヤ人が“なぜ”アメリカに住みついたのか」という歴史を調べると、彼らが西歐移民に紛れて入国した異分子であり、歐洲を追い出された難民であることは疑いない。ちゃんと勉強すれば、ヨーロッパ系アメリカ人はユダヤ人がタカリ屋だと気付く。

  ユダヤ人は自分の国を作ることを嫌う民族である。彼らは迫害されてもイェルサレムに帰らず、必ずキリスト教徒の国家に寄生して安泰を図る。居心地の良いスペインから追放されるとアムステルダムやアントワープを目指し、機会(クロムウェル時代)を見つければイングランドに再上陸しようとした。そして、アメリカ大陸にビジネス・チャンスがあると知れば、ネーデルラントやイングランドから新大陸に移住する。第19世紀にロシアでポグロムが頻発すると、オーストリアやドイツ、フランス、アメリカに逃れるし、ナチスが台頭してドイツから叩き出されると、イングランドやアメリカ、オーストラリア、カナダへと流れ出す。しかし、戦争が終わっても引き揚げない。優しい同胞が住むイスラエルより、異教徒の西歐人が住むアメリカの方がいいと思っている。ユダヤ人は“ユダヤ人だらけ”の社会が嫌いで、西歐白人と一緒じゃないと嬉しくない。だから、何としても居坐る“根拠”が必要だった。「異民族との共存」とか「寛容の精神」、あるいは「多民族混淆社会の肯定論」というのはユダヤ人の方便だ。

仲間と群れるユダヤ人

  シャピロは色々と理屈を並べていたが、トランプに反撥を覚えるのは、彼がアメリカの主流民族じゃないからだ。このユダヤ人は南米移民を排除するドイツ系白人大統領を生理的に嫌っており、それを隠すために高邁な理念を掲げていたに過ぎない。シャピロはトランプ排除の根拠として、合衆国憲法や自由の理念を持ち出していたけど、彼がアメリカ的な理由を述べていたのは、それが抽象的だからである。「憲法」には文字だけが記されており、人間の具体的な姿は描かれていない。ユダヤ人は肉体を基にするナショナリズムに戦(おのの)く。彼らは人種的容姿に囚われない透明人間、すなわち、どの種族とも判別できない「地球的浮浪者(世界市民)」を理想とする。ヨーロッパ人とは違う肉体を持つがゆえに、ドイツで迫害されたユダヤ人は、血と肉を基本にする民族主義に警鐘を鳴らす。彼らは迅速に初期段階で徹底的な撲滅を図ろうとする。ユダヤ人がマスメディアや教育界、および政財界などを牛耳るのは、地元民を洗脳するために他ならない。

Jesse Signal 1(左 / ジェシー・シグナル)
  日本でも「類は友を呼ぶ」と言うが、ユダヤ人は同胞で助け合う精神に満ちている。何処に住んでも「鼻つまみ者」となるユダヤ人は、互いに助け合って障碍を取り除く。仲間が貧乏なら財政的に助けるし、会社でポストが空けば友人を連れ込む。裕福な者はシナゴーグに献金し、公権力を得た者は同胞の待遇を改善しようとする。だから、攻撃された仲間がいれば、スズメバチのように敵に群がり、みんなで抹殺しようと考えてしまうのだ。トランプ批判を行ったシャピロは、白人保守派から叩かれ、「ユダ公」とか「ニセ保守(cuckservative)」と罵られた。こうなるとユダヤ人仲間は黙っていられない。『ニューヨーク・マガジン』誌の上級編集員を務めるジェシー・シグナル(Jesse Signal)は早速シャピロ擁護記事を書き、“邪悪”な白人どもを非難した。彼はスティーヴ・バノンを「いじめっ子(bully)」と評し、「ブライトバート」で編集員を務めるマイロ・ユナポロス(Milo Yiannopoulos / 本名Hanrahan)を批判した。(Jesse Signal, "Explaining Ben Shapiro's Messy, Ethnic-Slur-Laden Breakup with Breitbart", New York Magazine, May 26, 2016) このユナポロスはオルタ右翼の新星で、トランプ支持派に廻った同僚だ。彼は小癪なシャピロをこっぴどく批判し、彼の民族性まで持ち出して馬鹿にした。

Milo Yiannopoulos 2(左 / マイロ・ユナポロス )
  ところが、そのユナポロスもユダヤ人だった。彼は保守派のカトリック信徒を名乗っているが、母親の血筋でユダヤ人となっている。もっとショッキングなのは、彼がゲイで性的小児愛を一部容認したことだ。例えば、13歳の少年が大人の男に強姦されるのは犯罪だが、両者の同意があれば問題なしと発言し、それが大きく取り上げられブレイトバートを辞職する破目になった。さらに、彼はサイモン&シュースターから『Dangerous』という回顧録を出版する予定だったが、これも世間からの非難でキャンセルとなった。(もう、ユダヤ人の保守派なんてロクな奴しか居ないんだから。) ユナポロスの思考形態はどうなっているのか謎である。自分は同性愛者なんだが、フェミニストやアホなレズビアンには容赦が無かった。民衆党のフェミニストなんてボロクソに貶していたという。しかし、こうした批評家も一連のスキャンダルで没落したようだ。マイロにはもう保守派からの招待は無いだろう。

  話しを戻す。ニューヨーク市大学教授のピーター・ベイナートは、シャピロが蒙った反ユダヤ攻撃に触れ、『アトランティック』誌に記事を寄稿している。ベイナートもユダヤ人で、様々な知識人(主にユダヤ系学者)の言葉を引用し、アメリカ社会に現れる反ユダヤ的言動について述べていた。彼も異人種、とくに中南米からの移民を罵るトランプを憎み、大統領の発言を厳しく批判していた。

  トランプは単なる移民規制論者ではない。彼は人を人間とは思わず、陰謀を口にし、不吉な規制を求めている。彼はラテン系移民を強姦魔とか野獣と呼んでいる。そして、移民はアメリカの主権や独立を脅かす侵入者と述べていたのだ。(Peter Beinart, "How Trumpian Nativism Leads to Anti-Semitism", The Atlantic, November 2, 2018)

Ezra Klein 1Ann Lowrey 2(左: エズラ・クライン / 右: アン・ロウリー)
  ユダヤ人には左翼が多いから仕方ないけど、マスコミ業界には驚くほどトランプ嫌いが多い。例えば、ニューズサイトの『Vox』で代表編集員を務めるエズラ・クライン(Ezra Klein)は筋金入りのリベラル派で、「トランプを弾劾せよ!」とまで述べていた。ちなみに、彼の夫人であるアン・ローウリー(Ann Lowrey)は『アトランティック』誌で政治経済を担当する記者。ユダヤ人は配偶者を通して人脈を広げているから、まさしく蜘蛛の巣のようにお互いが見えない糸で繋がっている。

Peter Beinart 1Alex Soros 2(左: ピーター・ベイナート / 右: アレックス・ソロス )
  ベイナートはアメリカの保守派白人に潜む反ユダヤ主義を指摘するが、ユダヤ人批判者が彼らのネットワークを危険視するのも当然だ。例えば、大富豪ユダヤ人のジョージ・ソロスを父に持つアレックス・ソロス(Alex Soros)は、ベイナートの研究に対して献金を行っていた。(ベイナート自身が告白している。) ユダヤ人はよく人権屋のNGOとか研究機関に献金するけど、それは純粋なチャリティーではない。手短に言えば、飼い犬を増やしているだけ。大抵の知識人はお金に飢えているから、気前の良い“旦那衆”に出逢うと、羞じらいも無くペコペコし、後で“お礼”の提灯記事を書いたりする。所詮、知識人なんか口先だけの輩に過ぎない。手懐けようと思えば簡単だ。ベイナートはジョージ・ソロスを叩き出したハンガリーを非難して、恩人に感謝の意を表した。これだから、賤民のユダヤ人は異国に住みつくと真っ先に銭儲けを始めようとする。彼らはどんなに蔑まれようともジっと我慢し、札束ビンタの夢が実現するまで耐えに耐え抜く。生き恥に耐えきれず、日本刀を抜いて特攻を企てる日本人とは根本的に違うのだ。

Max Boot 1Bill Kristol 2Irvin Kristol 22

(左: マックス・ブート / 中央: ビル・クリストル / 右: アーヴィン・クリストル)

  日本にも偽装保守とか左翼からの転向保守、グルリと廻って左翼戻り、という知識人は少なくない。アメリカの保守派だって色々ある。「ネオコン」のユダヤ人などは、単に「新保守派」という看板を掲げる元民衆党員で、タカ派の左翼に等しい。トランプの登場はまるでリトマス試験紙のようだった。共和党ユダヤ人のマックス・ブート(Max Boot)や『ウィークリー・スタンダード(The Weekly Standard)』誌を創刊したビル・クリストル(William Kristol)は、部外者のトランプが共和党候補になったことに激怒し、民衆党に投票するとまで言い出した。前者のブートはロシアからやって来たユダヤ移民で、軍事や政治を専門とするジャーナリスト。『クリスチャン・サイエンス・モニター』紙や『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙の編集員を歴任し、ブッシュ政権の支持者でもあった。が、その「保守主義」は見るからに怪しい。彼はLGBTQや妊娠中絶、移民の受け容れに賛成で、パレオ・コンサーヴァティヴ(伝統的保守派)の白人とは真っ向から対峙する。ビル・クリストルは親爺(アーヴィン)の代から民衆党リベラル派で、イスラエル擁護のために共和党員になっただけ。ちなみに、「保守派雑誌」と称していた『ウィークリー・スタンダード』誌は凋落の勢いが止まらず、赤字が累積して去年の12月に廃刊したそうだ。まぁ、偽装保守の内容じゃあ読者離れは必然で、雑誌を印刷しても誰を対象にしているのか判らない。結局、ユダヤ人の保守主義なんて“まやかし”なんだろう。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68748922.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/102.html#c27

[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
228. 中川隆[-13119] koaQ7Jey 2019年1月10日 07:48:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]


「誰でもできる仕事」をやっているのだとしたら、それは危険なことなのだ2019.01.10

日本ではバブル崩壊以後に非正規雇用が急拡大し、働いても働いても生活が楽にならずに追い込まれる人が増えてきた。2000年以後、こうした非正規雇用で働く若年層の経済格差が社会問題化した。

その次代の流れの中で何があったのかはこちらに書いた。(ダークネス:1971年〜1974年生まれは、自分たちは過酷な時代に生きる世代だと認識せよ)

非正規雇用の若年層は必死で働いているのだが、低賃金なので生活を支えることができない。こういった人たちのことを「ワーキング・プア」と呼ぶが、これはアメリカから直輸入された言葉だ。

低賃金労働者というのは真っ先に挙げられるのはファーストフードの店員や、ピザの配達員である。あるいは、ウェイターやウェイトレスや皿洗い等の外食産業に関わる人たちもまた低賃金の代表でもある。

それ以外にも日雇いの土木建設業、工場の組み立て工員に見られる単純労働、清掃作業員、レジ係も、どんなに真剣に働いても賃金が低くて生活が豊かになることはない。こういった労働者は失業者とは違うので、「仕事がないよりはマシ」だと言われている。

しかし、病気やリストラや職場の倒産によって、翌日から生活破綻の可能性もある。どんなに必死で働いても、底辺ギリギリの生活しかできない。身体を壊せば、生活も吹き飛ぶ。(鈴木傾城)


ワーキング・プアを量産する社会に

アメリカの貧困層はすでに5000万人を超えている。この5000万人の貧困層が既存の政治家を激しく憎んでドナルド・トランプという異色の大統領を生み出したのだが、トランプ政権になって彼らが豊かになったという話は聞かない。

今も依然として貧困層は下の生活レベルに落ちている。

最初は貧困層であっても、努力や才能で成り上がることを「アメリカン・ドリーム」と言う。

実際のところアメリカン・ドリームをつかめる栄光の人はとても少なくて、多くの人は逆にアメリカン・ナイトメア(アメリカの悪夢)の方に落ちているというのは統計を見ても分かる。

アメリカ自体は別に貧困国になっているわけではないのだが、国内の格差はあまりにも凄まじいものになっていて、景気が回復しようが株価が上がろうが、金融市場とはまったく何の縁のない国民の多くは追い込まれたままである。

景気回復で雇用は増える。しかし、貧困層の就ける仕事の多くが最初に挙げたファーストフードの店員のようなものばかりである。こうした職業では地道に働いても食べていくだけで精一杯の賃金でしかない。

現代の資本主義社会はワーキング・プアを量産する社会になっている。貧困層は貧困から抜け出せないまま人生を終える可能性が高まっている。

アメリカは身分制度などないのだから、努力したらアメリカン・ドリームをつかめるはずだという理想論はいまだにアメリカ人に根付いている。

確かにアメリカン・ドリームをつかめる人は少数であっても存在するから、その理想論は嘘ではない。宝くじは買っても一等が当たらないが、それでもどこかで当たっている人がいるのと同じである。しかし、大多数の人には、それは関係のない話だ。

スキルのいらない、つまらない仕事

日本もアメリカと同様に資本主義社会なのだから、アメリカと同じ状況にある。

資本主義社会の中では、すべての企業が競争に晒される。そのため、競争に打ち勝つには商品やサービスの価格は常に切り下げられる方向にある。

それは、すなわちコストの削減をするということであり、コストの削減のためには人件費の削減をするのが最も効果的なアプローチになる。賃金が常に最小に向かっていく理由はここにある。

企業が利益を出すためには、余計な出費を減らすのだ。すなわち利益の拡大のためには、従業員の賃金を引き下げるのが最も効果的なのである。

では、誰の賃金を引き下げるのか。もちろん、切り捨てても代わりがいくらでもいる人間の賃金を引き下げる。つまり、誰でもできる仕事をしている人の賃金を引き下げていく。

賃金が安いと言って辞めていったとしても、生活に困っている人をまた雇って、その人が潰れたらまた違う人を雇う。

だから、誰にでもできる仕事であるウェイトレス、皿洗い、レジ係、工場の単純労働、清掃員、小売り店の販売店等の仕事はどんどん最低賃金に近づき、場合によっては最低賃金以下の賃金に落ちていく。

そして、働いても働いても生活は楽にならず、黙って自分の手を見つめて「どうなっているのだ」と呆然とする。

職業に貴賎はない。しかし、誰にでもできるワーキング・プアの仕事というのは価値が低く、世間はその仕事を評価していない。つまり、「つまらない仕事」であると思われている。

もちろん、皿洗いにもスキルが要るが、そのスキルは世の中に重要なスキルではなく、言わば「時代遅れのスキル」と世間は見なす。

「スキルがない」「あっても時代遅れ」というのは、資本主義の社会では価値がない。それがゆえに「時代遅れ」を続けていると、どんどん困窮してしまう。


やればやるほど貧困になっていく

国が最低賃金を引き上げてワーキングプアの人々を救おうとしても、企業は機械化・ロボット導入・効率化・途上国の外国人雇用などの方法で対抗するので、最低賃金が引き上げられたらすべてが解決するわけではない。

むしろ、効率化することによって職場が消えることさえもあり得る。

「誰でもできる仕事」を続けていたら、それ以上の発展性はまったくない。どんどん追い込まれて窮地に落ちていく。

非正規雇用の若年層の他にも、高齢者やシングルマザーも追い込まれている。生活保護受給者の大半は彼らで占められているのだ。彼らは仕事が必要だ。しかし、その仕事は「誰でもできる仕事」である可能性が高い。

それは、貧困から抜け出せる足がかりになるだろうか。恐らく、ならない。

「誰でもできる仕事」は、やればやるほど貧困になっていく。なぜなら、「誰でもできる仕事」は価値がないと社会は見ているからだ。そして、価値がないものは叩き売られるのだ。

そんなところで長く時間を潰していれば、どんどん人生を消耗してしまう。それが資本主義の残酷な一面だ。

唯一そこから抜け出す方法があるとすれば、高度なスキルを身につけて、そのスキルを売り込んで生き残るしかない。誰でもできる仕事を一生懸命にするのではなく、スキルを磨く時間を増やして稼げる仕事にシフトする方向に一生懸命になるべきなのである。

しかし、ワーキングプアに陥っている人々は、いくつも仕事を掛け持ちして長時間労働を余儀なくされていることも多い。

スキルを身につけようにも、そうした時間的余裕もなければ精神的余裕もない。そのために、日々の暮らしに汲々としているうちに歳をとってますます這い上がれなくなる。

もし、「誰でもできる仕事」をやっているのだとしたら、それは危険なことなのだ。今はそうではなくてもワーキング・プアに落ちていく要因がそこにある。「誰でもできる仕事」は、やればやるほど貧困になっていく。

もし、そうした仕事についているのであれば、全力でそこから脱却しなければならないのである。(written by 鈴木傾城)
https://blackasia.net/?p=10861
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c228

[リバイバル3] 廃墟と化した水上温泉 中川隆
127. 中川隆[-13118] koaQ7Jey 2019年1月10日 08:11:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
もはや先進国ではない。なぜ、日本経済はスカスカになったのか?
https://www.mag2.com/p/news/382054
2019.01.09 冷泉彰彦『冷泉彰彦のプリンストン通信』 まぐまぐニュース


一部報道などでは日本経済の好調さが伝えられていますが、実感として受け止められないというのが正直なところではないでしょうか。なぜこのような事態に陥っているのでしょうか。米国在住の作家・冷泉彰彦さんはメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』でその理由を「日本の産業構造がおかしくなったため」とし、この「負のトレンド」を反転させなければ国の繁栄と個人の成功はありえないと結んでいます。

スカスカになった日本経済、どうしてこうなったのか?

経済新聞や安倍政権の周囲では、日本経済は絶好調だとか、多くの企業が史上空前の利益を上げているという声があります。ですが、そんな好況感は、日本全国を見渡すと全く感じられません。

国全体の「購買力」は弱り切ったままです。観光ブームということもありますが、結局はインバウンド、つまり訪日外国人が支えています。例えば、星野リゾートの場合は、価格帯によってブランドを分けていますが、フラッグシップブランドの「星のや」の場合は、一泊二食で4万とか5万という強気の価格設定ですが、お客の多くはインバウンドです。

同じく北海道のリゾート産業の雄である「鶴雅グループ」は、支笏湖に「碧の座(あおのざ)」という超高級旅館を建設中ですが、同じく価格帯は4万から6万でこれもインバウンドがメインでしょう。

JR九州が「ななつ星」という予約制の豪華寝台列車を走らせて話題になりましたが、もっと豪華なJR西日本の「瑞風」などは、シンガポールからビジネスクラスで往復するパッケージツアーなども組んでいます。

とにかく景気がいい話は、インバウンド向けぐらいで、国内の需要向けについては、相変わらず、オールバイキング形式で一泊二食7,800円とかが主流です。コンビニなどの弁当や牛丼の価格はワンコイン以下の安いままであり、それはそのまま多くの人の「昼食代の予算」を反映しています。

花火大会やパレードなど、「無料のイベント」が行われると、空前の人出になるので、結局は警備費がかさんで大会が中止になったりしますが、では有料化すればどうかというと、いきなりパタンと客足は途絶えるわけです。

購買力の衰えということでは、例えば「若者のお金離れ」などという言い方があって、世代間格差が原因だという声もあります。また「非正規差別」が原因であり、派遣労働の規制緩和をしたのが悪いという論調も相変わらず多いわけです。

多くの専門職が「それだけでは生活できなくなっている」と言われています。例えば、タクシーのドライバーは、ウーバーやリフトがまだ上陸したわけでもないのに、需要低迷と供給過剰のために苦しんでいます。また、バスの運転手の給与も低くなっています。電車の運転手に至っては、自動運転(実際は遠隔操作に近いので心配は要らないのですが)を本格化させる話も出ています。

例えば、安倍総理は毎年春になると財界に対して「もっと給与を上げてくれ」という要求をしていますが、財界サイドは総理に頼まれてもなかなか賃上げに応じようとはしません。

報道では「史上最高の決算」とか「アベノミクス株高」などと言っているのに、どうして各企業は国内での賃上げを渋るのでしょうか?どうして昔はちゃんと生活できていた職が、非正規になったり、給与が極端に安くなっているのでしょうか?

一部にはグローバルな労働市場が発達したからだという意見がありますが、海で囲まれた日本の場合に、モノは出入りしますが、サービス業に関しては、世界の安い賃金に影響されて日本も賃金が下がるというのは、説明として納得感はありません。

何が問題なのでしょうか?

各企業が20世紀や昭和の時代と比べて、著しく強欲になっていて、一部の管理職や重役だけが巨額の報酬を独り占めしていて、給与を切り下げているからなのでしょうか?

そうではない、ということをしっかり理解することがまず必要です。

問題は日本の産業構造が「おかしく」なっているということです。もっといえば「スカスカ」になっているのです。

現在の日本には、昔のように「世界の市場で大きなシェアを持っているエレクトロニクス製品」とか「集中豪雨的輸出だとして怒られるぐらい世界で売れている自動車」などの製造業はほとんど残っていません。

では、何が残っているのかというと具体的には日本の主要産業は3つ、

・部品産業
・日本語による非効率な事務仕事
・観光がらみのサービス産業

があるだけです。勿論「だけ」というのはやや言い過ぎで、日本国内向けの医療や福祉、サービス業はあるし、自動車の場合は一部は完成車も作っています。ですが、主要な産業といえば、この3つになっているのです。

例えばスマホというビジネスがあります。世界の主要なシェアは、アップル、サムソン、LGそして元ノキアのマイクロソフト、元モトローラのグーグルなどがあります。

そして日本は部品産業に転落しています。液晶、半導体、アンテナ周りの複雑でミクロの部品など、日本の製造業がなくては世界のスマホは成立しません。

ですが、どんなに技術力を誇っても、部品産業はしょせん部品産業なのです。最終メーカーが価格も発注量も握っており、部品産業はベンダーとして受け身のビジネス、薄利かつリスクのあるビジネスになってしまいます。

その昔、ソニーがウォークマンで世界の若者文化を席巻したように、パナソニックが「性能の良すぎる」テレビやビデオ機器で世界から怒られたりしながら、物凄い収益を上げていたように、最終製品を作るということはしていないのです。

例外としては、B2Bつまり法人や政府向けがありますし、パナソニックの場合もこちらに逃げていますが、消費者向けの最終製品ということでは、日本のエレクトロニクスの場合は見る影もありません。東芝の場合は、何と言っても半導体やハードディスクですが、それすらも売ってしまいました。

事務ということでは、とにかく「原本」「ハンコ」「ファックス」「稟議書」「ファイリング」などといった昭和の化石のような日本語文書の管理ということが、今でも官庁でも、民間でも行われています。そこで職を得ている人は猛烈な数になり、そのコストも膨大ですが、どういうわけか日本の企業や政府はこれが止められないわけです。

ですが、ここ数年、銀行業務がフィンテック化して、人も紙も支店も不要になって来ています。同じような革命が全業種と行政に波及しなくては、この非効率な作業が日本経済を滅ぼすと思います。

観光業ですが、すでにGDPへの貢献ということでは自動車産業を超えたと言われています。それ自体は結構なことで、プラスアルファの経済として成立するのであれば、それはそれで良いことです。訪日外国人年間3,000万が実現し、政府目標の4,000万が視野に入ったというのも良いことです。

ですが、問題は観光業というのは労働集約型であるし、低付加価値かつ固定費が高いビジネスだということです。それが主要産業だというのは、その国の経済としては決して立派ではありません。

つまり、産業構造として日本は先進国から滑り落ちそうになっているのです。

何がいけなかったのでしょう。理由は次のようなことです。

・自動車の次として宇宙航空に本格進出できなかった
・コンピュータ時代に合わせてOSやアプリなどソフトの分野で負けた、どころかコンピュータ関連の人材をバカにして育成もしなかった
・バイオや製薬で世界のトップを走るだけの人材育成や投資をしなかった
・金融のグローバル化に全く対応しなかった
・英語での事務仕事ができず、香港やシンガポールにアジアのビジネスセンターの座を完全に奪われ、そのことを恥じてすらいない

ということです。つまり全体の戦略が全く違っていたということです。

勿論、企業単位では例えばトヨタやホンダ、ソニー、コマツなど、多国籍企業として優良な企業はたくさんあります。ですが、その多くは、製造販売だけでなく、研究開発や設計も海外でやっているのです。そうした数字は日本のGDPにはなりません。

史上空前の利益というのも、その多くは海外の収益であり、連結決算では円安のおかげで膨張して見えるかもしれませんが、カネ自体は海外で再投資されています。

いやいや、日本企業は好業績で、配当もしているという反論もあるかもしれませんが、そもそも優良な多国籍企業の場合は、外国の株主が多いわけで、配当も海外でグルグル回るだけです。

今でも、経済新聞には「海外の企業を買収」とか「日本製品が某国の交通システムで採用」とか、「某社の車がアメリカで人気ナンバーワン」といった記事が出ると、何となく嬉しいニュースということになります。

ですが、これはマジックであり、日本国内のGDPにも税収にも、そしてトリクルダウンという形での好影響も「全くない」のです。

私は、トランプ流の「経済ナショナリズム」は大嫌いですし、経済というのは国際分業によるグローバリズムが「最適解」になるし、それをねじ曲げると、最終的には経済はダメになると思っています。

ですからこの日本流の空洞化について、税制や規制でなんとかしようとは思いません。ですが、これは明らかに敗北であり、敗北ゆえに貧しくなっているというのは厳然たる事実です。そのことから目を背けるというのは、やはり政治としても財界としても、あるいは世論としても間違っていると思います。

部品製造と、日本語文書による事務文書と、そして観光業が産業の柱などというスカスカな経済はもはや「先進国クオリティ」ではありません。そのこと自体が失敗であり、敗北であり、歯を食いしばって、その負のトレンドを反転させることにしか、国の繁栄と個人の成功はないのではないでしょうか?

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/624.html#c127

[リバイバル3] 修善寺温泉「あさば」 にはもう泊まってはいけない 中川隆
221. 中川隆[-13117] koaQ7Jey 2019年1月10日 08:12:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
もはや先進国ではない。なぜ、日本経済はスカスカになったのか?
https://www.mag2.com/p/news/382054
2019.01.09 冷泉彰彦『冷泉彰彦のプリンストン通信』 まぐまぐニュース


一部報道などでは日本経済の好調さが伝えられていますが、実感として受け止められないというのが正直なところではないでしょうか。なぜこのような事態に陥っているのでしょうか。米国在住の作家・冷泉彰彦さんはメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』でその理由を「日本の産業構造がおかしくなったため」とし、この「負のトレンド」を反転させなければ国の繁栄と個人の成功はありえないと結んでいます。

スカスカになった日本経済、どうしてこうなったのか?

経済新聞や安倍政権の周囲では、日本経済は絶好調だとか、多くの企業が史上空前の利益を上げているという声があります。ですが、そんな好況感は、日本全国を見渡すと全く感じられません。

国全体の「購買力」は弱り切ったままです。観光ブームということもありますが、結局はインバウンド、つまり訪日外国人が支えています。例えば、星野リゾートの場合は、価格帯によってブランドを分けていますが、フラッグシップブランドの「星のや」の場合は、一泊二食で4万とか5万という強気の価格設定ですが、お客の多くはインバウンドです。

同じく北海道のリゾート産業の雄である「鶴雅グループ」は、支笏湖に「碧の座(あおのざ)」という超高級旅館を建設中ですが、同じく価格帯は4万から6万でこれもインバウンドがメインでしょう。

JR九州が「ななつ星」という予約制の豪華寝台列車を走らせて話題になりましたが、もっと豪華なJR西日本の「瑞風」などは、シンガポールからビジネスクラスで往復するパッケージツアーなども組んでいます。

とにかく景気がいい話は、インバウンド向けぐらいで、国内の需要向けについては、相変わらず、オールバイキング形式で一泊二食7,800円とかが主流です。コンビニなどの弁当や牛丼の価格はワンコイン以下の安いままであり、それはそのまま多くの人の「昼食代の予算」を反映しています。

花火大会やパレードなど、「無料のイベント」が行われると、空前の人出になるので、結局は警備費がかさんで大会が中止になったりしますが、では有料化すればどうかというと、いきなりパタンと客足は途絶えるわけです。

購買力の衰えということでは、例えば「若者のお金離れ」などという言い方があって、世代間格差が原因だという声もあります。また「非正規差別」が原因であり、派遣労働の規制緩和をしたのが悪いという論調も相変わらず多いわけです。

多くの専門職が「それだけでは生活できなくなっている」と言われています。例えば、タクシーのドライバーは、ウーバーやリフトがまだ上陸したわけでもないのに、需要低迷と供給過剰のために苦しんでいます。また、バスの運転手の給与も低くなっています。電車の運転手に至っては、自動運転(実際は遠隔操作に近いので心配は要らないのですが)を本格化させる話も出ています。

例えば、安倍総理は毎年春になると財界に対して「もっと給与を上げてくれ」という要求をしていますが、財界サイドは総理に頼まれてもなかなか賃上げに応じようとはしません。

報道では「史上最高の決算」とか「アベノミクス株高」などと言っているのに、どうして各企業は国内での賃上げを渋るのでしょうか?どうして昔はちゃんと生活できていた職が、非正規になったり、給与が極端に安くなっているのでしょうか?

一部にはグローバルな労働市場が発達したからだという意見がありますが、海で囲まれた日本の場合に、モノは出入りしますが、サービス業に関しては、世界の安い賃金に影響されて日本も賃金が下がるというのは、説明として納得感はありません。

何が問題なのでしょうか?

各企業が20世紀や昭和の時代と比べて、著しく強欲になっていて、一部の管理職や重役だけが巨額の報酬を独り占めしていて、給与を切り下げているからなのでしょうか?

そうではない、ということをしっかり理解することがまず必要です。

問題は日本の産業構造が「おかしく」なっているということです。もっといえば「スカスカ」になっているのです。

現在の日本には、昔のように「世界の市場で大きなシェアを持っているエレクトロニクス製品」とか「集中豪雨的輸出だとして怒られるぐらい世界で売れている自動車」などの製造業はほとんど残っていません。

では、何が残っているのかというと具体的には日本の主要産業は3つ、

・部品産業
・日本語による非効率な事務仕事
・観光がらみのサービス産業

があるだけです。勿論「だけ」というのはやや言い過ぎで、日本国内向けの医療や福祉、サービス業はあるし、自動車の場合は一部は完成車も作っています。ですが、主要な産業といえば、この3つになっているのです。

例えばスマホというビジネスがあります。世界の主要なシェアは、アップル、サムソン、LGそして元ノキアのマイクロソフト、元モトローラのグーグルなどがあります。

そして日本は部品産業に転落しています。液晶、半導体、アンテナ周りの複雑でミクロの部品など、日本の製造業がなくては世界のスマホは成立しません。

ですが、どんなに技術力を誇っても、部品産業はしょせん部品産業なのです。最終メーカーが価格も発注量も握っており、部品産業はベンダーとして受け身のビジネス、薄利かつリスクのあるビジネスになってしまいます。

その昔、ソニーがウォークマンで世界の若者文化を席巻したように、パナソニックが「性能の良すぎる」テレビやビデオ機器で世界から怒られたりしながら、物凄い収益を上げていたように、最終製品を作るということはしていないのです。

例外としては、B2Bつまり法人や政府向けがありますし、パナソニックの場合もこちらに逃げていますが、消費者向けの最終製品ということでは、日本のエレクトロニクスの場合は見る影もありません。東芝の場合は、何と言っても半導体やハードディスクですが、それすらも売ってしまいました。

事務ということでは、とにかく「原本」「ハンコ」「ファックス」「稟議書」「ファイリング」などといった昭和の化石のような日本語文書の管理ということが、今でも官庁でも、民間でも行われています。そこで職を得ている人は猛烈な数になり、そのコストも膨大ですが、どういうわけか日本の企業や政府はこれが止められないわけです。

ですが、ここ数年、銀行業務がフィンテック化して、人も紙も支店も不要になって来ています。同じような革命が全業種と行政に波及しなくては、この非効率な作業が日本経済を滅ぼすと思います。

観光業ですが、すでにGDPへの貢献ということでは自動車産業を超えたと言われています。それ自体は結構なことで、プラスアルファの経済として成立するのであれば、それはそれで良いことです。訪日外国人年間3,000万が実現し、政府目標の4,000万が視野に入ったというのも良いことです。

ですが、問題は観光業というのは労働集約型であるし、低付加価値かつ固定費が高いビジネスだということです。それが主要産業だというのは、その国の経済としては決して立派ではありません。

つまり、産業構造として日本は先進国から滑り落ちそうになっているのです。

何がいけなかったのでしょう。理由は次のようなことです。

・自動車の次として宇宙航空に本格進出できなかった
・コンピュータ時代に合わせてOSやアプリなどソフトの分野で負けた、どころかコンピュータ関連の人材をバカにして育成もしなかった
・バイオや製薬で世界のトップを走るだけの人材育成や投資をしなかった
・金融のグローバル化に全く対応しなかった
・英語での事務仕事ができず、香港やシンガポールにアジアのビジネスセンターの座を完全に奪われ、そのことを恥じてすらいない

ということです。つまり全体の戦略が全く違っていたということです。

勿論、企業単位では例えばトヨタやホンダ、ソニー、コマツなど、多国籍企業として優良な企業はたくさんあります。ですが、その多くは、製造販売だけでなく、研究開発や設計も海外でやっているのです。そうした数字は日本のGDPにはなりません。

史上空前の利益というのも、その多くは海外の収益であり、連結決算では円安のおかげで膨張して見えるかもしれませんが、カネ自体は海外で再投資されています。

いやいや、日本企業は好業績で、配当もしているという反論もあるかもしれませんが、そもそも優良な多国籍企業の場合は、外国の株主が多いわけで、配当も海外でグルグル回るだけです。

今でも、経済新聞には「海外の企業を買収」とか「日本製品が某国の交通システムで採用」とか、「某社の車がアメリカで人気ナンバーワン」といった記事が出ると、何となく嬉しいニュースということになります。

ですが、これはマジックであり、日本国内のGDPにも税収にも、そしてトリクルダウンという形での好影響も「全くない」のです。

私は、トランプ流の「経済ナショナリズム」は大嫌いですし、経済というのは国際分業によるグローバリズムが「最適解」になるし、それをねじ曲げると、最終的には経済はダメになると思っています。

ですからこの日本流の空洞化について、税制や規制でなんとかしようとは思いません。ですが、これは明らかに敗北であり、敗北ゆえに貧しくなっているというのは厳然たる事実です。そのことから目を背けるというのは、やはり政治としても財界としても、あるいは世論としても間違っていると思います。

部品製造と、日本語文書による事務文書と、そして観光業が産業の柱などというスカスカな経済はもはや「先進国クオリティ」ではありません。そのこと自体が失敗であり、敗北であり、歯を食いしばって、その負のトレンドを反転させることにしか、国の繁栄と個人の成功はないのではないでしょうか?

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html#c221

[昼休み54] 日本の物価はいくらなんでも安過ぎる 中川隆
31. 中川隆[-13116] koaQ7Jey 2019年1月10日 08:13:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
もはや先進国ではない。なぜ、日本経済はスカスカになったのか?
https://www.mag2.com/p/news/382054
2019.01.09 冷泉彰彦『冷泉彰彦のプリンストン通信』 まぐまぐニュース


一部報道などでは日本経済の好調さが伝えられていますが、実感として受け止められないというのが正直なところではないでしょうか。なぜこのような事態に陥っているのでしょうか。米国在住の作家・冷泉彰彦さんはメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』でその理由を「日本の産業構造がおかしくなったため」とし、この「負のトレンド」を反転させなければ国の繁栄と個人の成功はありえないと結んでいます。

スカスカになった日本経済、どうしてこうなったのか?

経済新聞や安倍政権の周囲では、日本経済は絶好調だとか、多くの企業が史上空前の利益を上げているという声があります。ですが、そんな好況感は、日本全国を見渡すと全く感じられません。

国全体の「購買力」は弱り切ったままです。観光ブームということもありますが、結局はインバウンド、つまり訪日外国人が支えています。例えば、星野リゾートの場合は、価格帯によってブランドを分けていますが、フラッグシップブランドの「星のや」の場合は、一泊二食で4万とか5万という強気の価格設定ですが、お客の多くはインバウンドです。

同じく北海道のリゾート産業の雄である「鶴雅グループ」は、支笏湖に「碧の座(あおのざ)」という超高級旅館を建設中ですが、同じく価格帯は4万から6万でこれもインバウンドがメインでしょう。

JR九州が「ななつ星」という予約制の豪華寝台列車を走らせて話題になりましたが、もっと豪華なJR西日本の「瑞風」などは、シンガポールからビジネスクラスで往復するパッケージツアーなども組んでいます。

とにかく景気がいい話は、インバウンド向けぐらいで、国内の需要向けについては、相変わらず、オールバイキング形式で一泊二食7,800円とかが主流です。コンビニなどの弁当や牛丼の価格はワンコイン以下の安いままであり、それはそのまま多くの人の「昼食代の予算」を反映しています。

花火大会やパレードなど、「無料のイベント」が行われると、空前の人出になるので、結局は警備費がかさんで大会が中止になったりしますが、では有料化すればどうかというと、いきなりパタンと客足は途絶えるわけです。

購買力の衰えということでは、例えば「若者のお金離れ」などという言い方があって、世代間格差が原因だという声もあります。また「非正規差別」が原因であり、派遣労働の規制緩和をしたのが悪いという論調も相変わらず多いわけです。

多くの専門職が「それだけでは生活できなくなっている」と言われています。例えば、タクシーのドライバーは、ウーバーやリフトがまだ上陸したわけでもないのに、需要低迷と供給過剰のために苦しんでいます。また、バスの運転手の給与も低くなっています。電車の運転手に至っては、自動運転(実際は遠隔操作に近いので心配は要らないのですが)を本格化させる話も出ています。

例えば、安倍総理は毎年春になると財界に対して「もっと給与を上げてくれ」という要求をしていますが、財界サイドは総理に頼まれてもなかなか賃上げに応じようとはしません。

報道では「史上最高の決算」とか「アベノミクス株高」などと言っているのに、どうして各企業は国内での賃上げを渋るのでしょうか?どうして昔はちゃんと生活できていた職が、非正規になったり、給与が極端に安くなっているのでしょうか?

一部にはグローバルな労働市場が発達したからだという意見がありますが、海で囲まれた日本の場合に、モノは出入りしますが、サービス業に関しては、世界の安い賃金に影響されて日本も賃金が下がるというのは、説明として納得感はありません。

何が問題なのでしょうか?

各企業が20世紀や昭和の時代と比べて、著しく強欲になっていて、一部の管理職や重役だけが巨額の報酬を独り占めしていて、給与を切り下げているからなのでしょうか?

そうではない、ということをしっかり理解することがまず必要です。

問題は日本の産業構造が「おかしく」なっているということです。もっといえば「スカスカ」になっているのです。

現在の日本には、昔のように「世界の市場で大きなシェアを持っているエレクトロニクス製品」とか「集中豪雨的輸出だとして怒られるぐらい世界で売れている自動車」などの製造業はほとんど残っていません。

では、何が残っているのかというと具体的には日本の主要産業は3つ、

・部品産業
・日本語による非効率な事務仕事
・観光がらみのサービス産業

があるだけです。勿論「だけ」というのはやや言い過ぎで、日本国内向けの医療や福祉、サービス業はあるし、自動車の場合は一部は完成車も作っています。ですが、主要な産業といえば、この3つになっているのです。

例えばスマホというビジネスがあります。世界の主要なシェアは、アップル、サムソン、LGそして元ノキアのマイクロソフト、元モトローラのグーグルなどがあります。

そして日本は部品産業に転落しています。液晶、半導体、アンテナ周りの複雑でミクロの部品など、日本の製造業がなくては世界のスマホは成立しません。

ですが、どんなに技術力を誇っても、部品産業はしょせん部品産業なのです。最終メーカーが価格も発注量も握っており、部品産業はベンダーとして受け身のビジネス、薄利かつリスクのあるビジネスになってしまいます。

その昔、ソニーがウォークマンで世界の若者文化を席巻したように、パナソニックが「性能の良すぎる」テレビやビデオ機器で世界から怒られたりしながら、物凄い収益を上げていたように、最終製品を作るということはしていないのです。

例外としては、B2Bつまり法人や政府向けがありますし、パナソニックの場合もこちらに逃げていますが、消費者向けの最終製品ということでは、日本のエレクトロニクスの場合は見る影もありません。東芝の場合は、何と言っても半導体やハードディスクですが、それすらも売ってしまいました。

事務ということでは、とにかく「原本」「ハンコ」「ファックス」「稟議書」「ファイリング」などといった昭和の化石のような日本語文書の管理ということが、今でも官庁でも、民間でも行われています。そこで職を得ている人は猛烈な数になり、そのコストも膨大ですが、どういうわけか日本の企業や政府はこれが止められないわけです。

ですが、ここ数年、銀行業務がフィンテック化して、人も紙も支店も不要になって来ています。同じような革命が全業種と行政に波及しなくては、この非効率な作業が日本経済を滅ぼすと思います。

観光業ですが、すでにGDPへの貢献ということでは自動車産業を超えたと言われています。それ自体は結構なことで、プラスアルファの経済として成立するのであれば、それはそれで良いことです。訪日外国人年間3,000万が実現し、政府目標の4,000万が視野に入ったというのも良いことです。

ですが、問題は観光業というのは労働集約型であるし、低付加価値かつ固定費が高いビジネスだということです。それが主要産業だというのは、その国の経済としては決して立派ではありません。

つまり、産業構造として日本は先進国から滑り落ちそうになっているのです。

何がいけなかったのでしょう。理由は次のようなことです。

・自動車の次として宇宙航空に本格進出できなかった
・コンピュータ時代に合わせてOSやアプリなどソフトの分野で負けた、どころかコンピュータ関連の人材をバカにして育成もしなかった
・バイオや製薬で世界のトップを走るだけの人材育成や投資をしなかった
・金融のグローバル化に全く対応しなかった
・英語での事務仕事ができず、香港やシンガポールにアジアのビジネスセンターの座を完全に奪われ、そのことを恥じてすらいない

ということです。つまり全体の戦略が全く違っていたということです。

勿論、企業単位では例えばトヨタやホンダ、ソニー、コマツなど、多国籍企業として優良な企業はたくさんあります。ですが、その多くは、製造販売だけでなく、研究開発や設計も海外でやっているのです。そうした数字は日本のGDPにはなりません。

史上空前の利益というのも、その多くは海外の収益であり、連結決算では円安のおかげで膨張して見えるかもしれませんが、カネ自体は海外で再投資されています。

いやいや、日本企業は好業績で、配当もしているという反論もあるかもしれませんが、そもそも優良な多国籍企業の場合は、外国の株主が多いわけで、配当も海外でグルグル回るだけです。

今でも、経済新聞には「海外の企業を買収」とか「日本製品が某国の交通システムで採用」とか、「某社の車がアメリカで人気ナンバーワン」といった記事が出ると、何となく嬉しいニュースということになります。

ですが、これはマジックであり、日本国内のGDPにも税収にも、そしてトリクルダウンという形での好影響も「全くない」のです。

私は、トランプ流の「経済ナショナリズム」は大嫌いですし、経済というのは国際分業によるグローバリズムが「最適解」になるし、それをねじ曲げると、最終的には経済はダメになると思っています。

ですからこの日本流の空洞化について、税制や規制でなんとかしようとは思いません。ですが、これは明らかに敗北であり、敗北ゆえに貧しくなっているというのは厳然たる事実です。そのことから目を背けるというのは、やはり政治としても財界としても、あるいは世論としても間違っていると思います。

部品製造と、日本語文書による事務文書と、そして観光業が産業の柱などというスカスカな経済はもはや「先進国クオリティ」ではありません。そのこと自体が失敗であり、敗北であり、歯を食いしばって、その負のトレンドを反転させることにしか、国の繁栄と個人の成功はないのではないでしょうか?

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/126.html#c31

[リバイバル3] 「マイ電柱」は効果が有るのか? 中川隆
10. 中川隆[-13115] koaQ7Jey 2019年1月10日 08:43:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
自宅システムの電源ラインが落ち着いて来た - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2019年01月10日

最近はどんよりとした空で冷たい風が吹く日が多くなった。毎日1万歩目指して2時間ほどはウォーキングをしている。健康こそが「音楽を楽しむ」余裕を作ってくれる。

オリンパスシステムは主に昼間に炬燵に寝そべって聴きます。2時間くらい聴き続けますので、ゆったり出来る姿勢が良いです。毎日、CD、MD、DAT、チューナーとソースを変えて楽しんでいます。昨年交換したケーブルの効果も出て来ていますので、音楽を聴くのが楽しくなっています。

夕方5時過ぎには自宅に帰ります。帰ったら直ぐに自宅システムの電源を入れ、夕食やTV・風呂を済ませ、音楽を聴き始めます。

自宅システムの電源ラインを分電盤から取り、専用化してから約1週間が経過した。接続当初「けばけばしい音」で不快な音が有りましたがそれも消えてしまいました。非常に歯切れがよく、エネルギー感も有り、セパレーションもよくなり・・・と殆どの面で良くなり、「馴染み」も出て来て「滑らかさ」も出てきました。最近はこの自宅システムで音楽を聴くのを楽しみに出来るようになりました。

以前オリンパスシステムに比べて2/5(20から40%)程度の出来だと云っていましたが、現在は4/5(80%)程度にまで上がっています。最低再生周波数帯域も45Hzくらいまで下がって来ました。毎日4時間以上鳴らし込みを続けています。パワーアンプが交換後やっと半年になりました。あと半年ほどは「活性化」の為にかかると思っています。その頃には40Hzくらいまで下がってくれるでしょう。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/9c539eba65f5a8bacae87a22adaec126
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/759.html#c10

[リバイバル3] 中川隆 _ 売国政治家・御用学者 関係投稿リンク 中川隆
41. 2019年1月10日 09:02:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
大蔵官僚のノーパンしゃぶしゃぶ事件 _ 日本の国益を考える官僚は全員追放される
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/149.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/461.html#c41
[リバイバル3] 中川隆 _ 売国政治家・御用学者 関係投稿リンク 中川隆
42. 2019年1月10日 09:11:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
天下りをやらせて文科省をクビになった前川喜平が騒いでいる理由は「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/150.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/461.html#c42
[近代史3] 天下りをやらせて文科省をクビになった前川喜平が騒いでいる理由は「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事 中川隆
1. 中川隆[-13114] koaQ7Jey 2019年1月10日 09:28:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

2017年06月29日 加計騒動とは 内閣人事局を巡る官僚と首相の人事権闘争

官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。
引用:http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201405/__icsFiles/afieldfile/2014/05/30/30jinjikyoku1.jpg


加計騒動を支援している「闇の天皇」

安倍首相周辺と加計学園を巡る騒動は一向に治まる気配が無く、7月2日の東京都議会選でも惨敗が予想されている。

前川前文部科学次官がマスコミにしゃべっている間は「怪文書」だと言っていたが、文部科学省の内部調査で同じ文書が出てきた。

文書は日付や作成者の署名がない匿名で、これでは公式文書ではないが、萩生田官房副長官が安倍首相の名前を出して働きかけをしていた。

          

萩生田氏は事実無根だとしていたが、今度は萩生田氏と文部官僚との録音テープなるものが出てくると言われている。

仮にこれらが事実だとすると一連の出来事が一つにつながり、その出所は萩生田官房副長官だった事になる。

まず萩生田氏が文部科学省に押しかけて家計学園獣医学部の新設を認可するよう働きかけ「総理の意向だ」と言って期日を区切って要求した。


萩生田氏の要請に基づいて恐らく文部科学省の次官か局長が、『官邸の最高レベル』からの要請だというメールを作成し送信した。

『総理は平成30年(2018年)4月開学とおしりを切っていた』という文面があり、文部省では今年8月までに認可の判断を行う。

加計学園獣医学部は戦略特区制度によって愛媛県今治市が新設を希望し、用地を無償で提供した上、認可を強く希望している。


いったい四国の田舎の獣医学校の何が重要なのか、どうでも良いような気がするが、前川前次官と文部省にとっては重大事件だった。

加計学園騒動が始まる半年前の2017年2月に文部科学省の天下りが発覚し、前川喜平次官が責任を取らされて辞任した。

前川氏と文部官僚はこの懲罰を不満に思って官邸と全面戦争を始めるのだが、その背後には「闇の天皇」と呼ばれる財務省の後押しがあった。


本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。


そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。

石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。

こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/71561248.html



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/150.html#c1

[リバイバル3] 中川隆 _ 売国政治家・御用学者 関係投稿リンク 中川隆
43. 2019年1月10日 09:41:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
財務省は何故日本を滅ぼそうとしているのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/151.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/461.html#c43
[近代史3] 財務省は何故日本を滅ぼそうとしているのか? 中川隆
1. 中川隆[-13113] koaQ7Jey 2019年1月10日 09:53:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

2017年4月8日財政均衡主義の正体
From 青木泰樹@京都大学レジリエンス実践ユニット・特任教授


財政健全化に向けてとるべきは、「先憂後楽」。


財政制度等審議会(吉川洋会長)は、半年ごとに財務大臣に建議をしていますが、直近の建議の中で、財政健全化の基本的考え方としてこの故事を使っています。

元来の意味から若干離れますが、「先に苦労・苦難を体験すれば、後で楽になれる」と言いたいのでしょう。

もちろん、その含意は「少しでも早く増税および歳出削減を断行し、財政健全化を図れば将来不安は払しょくされる」ということです。

恒例行事のように、毎回毎回、2020年度までの基礎的収支(PB)バランスの達成、すなわちプライマリー赤字の解消を唱え続けています。

さらに今回はハードルを上げて、PBに利払い費も加えた財政収支のバランスを目標にすべしとの提言も加えております。

まさに財務省の意を忖度(そんたく)した建議と言えましょう。

財制審を主導するのは著名な経済学者たちですが、彼らはなぜこれほどまでに財政均衡にこだわるのでしょうか。

今回は、財政均衡の経済学的論拠について考えます。

結論から言えば、彼らは主流派経済学の論理に縛られ、現実が見えなくなっているということです。
もしくは意図的に見ようとしないのかもしれません。

経済学者は「経済学の見地からすれば・・」という前置きをよく使いますが、この常套句を聞いたときは「現実には当てはまらないが・・」と彼らが言っていると解釈するのが適切です。

今回、彼らの言うことを真に受けてはならない理由を具体的にお話ししましょう。

一般論として「現実経済が景気変動を免れないとすれば、財政運営は中長期的視点からなされるべきだ」と考えることは、誰にも受け容れられる極めて自然な見解に思えます。

ここから話を始めましょう。

ただし主たる財政観は二つありますので、各々の考え方の違いを先に示しておきます。

第一に、景気変動によって税収が変動する一方、政策経費は固定されているものが多いため、「出」と「入」のギャップを中長期的にならすべきだという財政観。
これは個人の家計運営にも同通するため、一般に普及している財政観です。
それをここでは、「伝統的財政観」としておきます。

第二に、景気変動によって国民経済は健全な状態から乖離(かいり)するため、そのギャップを埋めるように財政運営をすべきだという現代貨幣理論(MMT)に基づく財政観。

例えばデフレ不況、インフレの高進、金利の高騰といった好ましくない経済状況から脱却すること、すなわち「経済の健全化」を財政運営の目的とし、その達成手段として税と政策経費を用いるという考え方です。

具体的には、景気状況に応じた増減税、財政出動の実施および金融市場への介入等です。

この場合、「出」と「入」のギャップをならすこと、すなわち財政の健全化はもはや目的とはなりません。
それを「機能的財政観」としておきましょう。

財制審の経済学者は、伝統的財政観を主流派経済学の論理に当てはめることによって、短期的な財政均衡を目指すPB目標を掲げています。


彼らの論理を、順を追って説明しましょう。

新古典派経済学の後継の諸学説、マネタリズム、新しい古典派、ニュー・ケインジアン等を主流派経済学と呼びますが、その特徴を一言で言えば、「個人(ミクロ)の主観的満足を求める合理的行動が全体(マクロ現象)を決める」ことです。

逆から見れば、マクロ状況とは全ての個人(合理的経済人)が満足した状態である、と考えているのです。

「この経済学の見地からすると・・、現実経済は常に理想状態にある」ことになります。

学説によって「景気変動は生じない」、「景気変動下においても個人は満足している」、「景気変動に対して何もしなくとも、すぐに理想状態に復帰する」と三通りありますが、本質は変わりません。

すなわち主流派学者は、景気変動が存在しない、もしくは存在しても考慮する必要のない状況を前提に財政均衡を考えているのです。

現実には「景気変動→税収の変動→PB(もしくは財政)赤字や黒字の発生」という因果の連鎖があるのですが、主流派学者は「理想状態=PB(財政)均衡」としか考えません。

景気状況が原因で、結果的にプライマリー不均衡が生じたことを考慮しないのです。

財制審の学者たちは、現実のPB赤字の発生に直面して機械的に増税と歳出削減を唱えていますが、そうした施策がマクロ経済にどれほどの悪影響を及ぼすかについて論じません。

彼らの想定するマクロ経済が、常に完全雇用の達成された理想状態だからです。
つまり、「経済学の見地からすると・・、悪影響は出ない」と考えているのです。

現在の日本経済は未だデフレから脱却しておりませんが、その原因が2014年の消費税増税にあることは衆目の一致するところです。

当時、彼らは全員、PB赤字解消のための消費税増税に大賛成でしたが、それもこの主流派経済観に基づくものです。

財制審の学者の建議どおりに増税した結果、「先憂後苦」になってしまいました。
先に苦難を経験して、後でも苦しんでいるのが日本経済の現状なのです。

さらに主流派学者が、経済の健全化を最優先に考える機能的財政観を軽視する理由も同じです。

彼らが経済の健全化の達成された状態から議論を始めているためです。
機能的財政観の「目的」は、彼らの「前提」なのです。
経済の健全化など考慮の埒外(らちがい)なのです。

それでは、彼らはなぜ財政均衡を唱えているのでしょう。
それは理想状態を示す理論モデルと整合性を保つためです。
単に学問的理由から発しているのです。

以前から論じているように、財政均衡主義が機動的な財政運営より優れていることは論証されていませんし、今後もできません。

なぜなら、それは新古典派の経済モデルの前提である「政府の予算制約式」にすぎないからです。

モデル構築に際して初めから決まっているのですから、証明のしようがないのです。

その辺りの事情を見ておきましょう。

主流派モデルの目的は、予算制約下で、個人が最も満足した状態に達する条件(もしくは最適経路)を示すことです。

予算制約がない、すなわち無限に予算があるならば経済問題は生じません。
好きなだけ買えるわけですから経済学の入り込む余地はないのです。

個人の一生の予算制約を決めるのに用いられるのが、生涯所得(Yp)です。
ただし個人が自由に使える所得は、生涯所得から生涯に支払う税金総額(Tp)を控除した可処分所得です。

それが、個人の予算制約である「恒常所得(Yp−Tp)」です。

ここで「恒常」という用語は、ミルトン・フリードマンの「恒常所得仮説」に由来するもので、予想される全期間の合計額(正確にはその現在割引価値)を示す概念です。

例えば、恒常消費(Cp)は生涯を通じての消費総額、政府支出の恒常水準(Gp)は将来にわたる政府支出の総額といった具合です。

合理的な個人は恒常所得を使い切って生涯を終えます(もしも、使い残しがあれば悔いが残るため)。

所得を使い切ることを横断性条件と言い、それが個人の合理性を担保する条件です。

ここでは「Yp−Tp=Cp」で示されます。

これが個人の予算制約式です。


他方、生涯所得(Yp)はどのように得られるのでしょう。

所得とは生産(量)の分配面を示す概念で、生産(量)は市場の需給均衡(一致)で決定されます。

ここでの市場均衡式は、「Yp=Cp+Gp」となります。

個人の予算制約式と市場均衡式から、「Tp=Gp」が得られます。

これが政府の予算制約式で、「税収総額と政府支出総額は一致しなければならない」ことを意味します。

これが財政均衡なのです。

この政府の予算制約式は、個人の予算制約式から導かれたものですから、最大満足を目指す個人の合理的行動と整合的なものです。

全ての個人が満足した状態が理想状態ですから、そのために財政均衡が必要になるというのが主流派モデルの想定です。

こうした予算制約に従う、すなわち個人の合理的行動の妨げにならないように、財政均衡を図る政府を「リカード型政府」と呼びます。

リカードは、

「政府が政府支出を増加(ΔG)させても、個人は将来の増税(ΔT)を予想するので消費を増やさない」

という中立命題で有名な経済学者です。

恒常所得仮説に従えば、恒常所得(Yp−Tp)に変化がなければ消費は変わらないということです。

最近話題の「物価水準の財政理論(FTPL)」は、政府がこの予算制約に従わない場合(非リカード型政府と言います)にどうなるかという話なのですが、詳細は別の機会に譲りましょう。

さて、この主流派モデルに立脚すれば、財政政策は無効となります。

一時的な減税や財政出動をしても将来を見通せる(完全予見と言います)合理的経済人には通用しません。

それでは、政府支出の恒常水準(Gp)を引き上げた場合はどうでしょう。
継続的な財政出動の場合です。

しかし、それも無駄です。財政均衡に阻まれるからです。

確かに市場均衡式から、Gpの増加分だけYpは増加します。

しかし、政府の予算制約式より「Gpの増加=Tpの増加」とならねばなりません。

すると可処分所得(Yp−Tp)はTpの増加分だけ減少しますから、元の木阿弥になるのです。

主流派学者が財政出動に対して冷淡なのは、ひとえに彼らの理論モデルに基づくものです。

主流派経済学、財政均衡、財政政策の否定は、セットなのです。

しかし、その論理は極めて厳しい仮定に基づくものですから現実に適用することは不適切です。

現実経済が理想状態だとしたら、不平不満を言う人は一人もいないはずです。

不確実性がある以上、個人は将来を見通すことはできません。
それゆえ自分の恒常所得をわかる人は誰もいません。


最後に、この主流派モデルの奇妙な構造を指摘しておきましょう。

それは個人の寿命と政府の存続期間が一致していることです(「個人の寿命」を「一族の寿命」に置き換えただけの世代重複モデルも本質は同じ)。

究極の個人と政府の同一視。

個人の家計と政府の財政を同一視することから、財政問題に関するさまざまな誤解が生じているのですが、その本源は主流派モデルにあるということです。

「現実経済」を「経済学の世界」と混同する経済学者ほど、罪深い存在はありません。
https://38news.jp/economy/10315

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/151.html#c1

[近代史3] 財務省は何故日本を滅ぼそうとしているのか? 中川隆
2. 中川隆[-13112] koaQ7Jey 2019年1月10日 09:54:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

経済コラムマガジン 17/4/17(935号)シムズ理論と「バカの壁」
http://www.adpweb.com/eco/eco935.html


日本の「バカの壁」

日本でシムズ理論に批判的なのは、主に財政均衡派、つまり財政再建派である。財務省がその中心となっているのか不明であるが、その周辺の経済学者やエコノミストがシムズ理論に猛反発している。いわゆる御用学者が「シムズ理論はいい加減」と決め付けている。

財政再建派はこれまでも日本政府が国債を財源にすることに反対してきた。また彼等は消費増税を推進し、各種の保険料を上げるよう政府に働きかけてきた。とにかく国の借金さえ減れば(無くなれば)日本の将来はバラ色と吹聴している。


彼等は、国債の増発によって大きな問題が生じると人々を脅し続けてきた。その主な問題とは「国債価格が暴落し金利が高騰する」と「ハイパーインフレを引き起す」である。しかし日本の国債発行残高は増えているが、一向に金利は上がらない(それどころかゼロ金利やマイナス金利で這っている)。これに対して彼等は日銀が国債を買い続けているからと苦しい言い訳をする。しかし日銀が異次元の金融緩和を始める前から、日本の金利は世界で一番低い水準で推移していたことに彼等は触れない。また一方で日本の家計の金融資産が1,800兆円にも達することも無視する。

つまり「金利高騰うんぬん」の脅し文句はもう使えないのである。したがって財政再建派に残る武器は「ハイパーインフレへの警戒」となる。ところがここに来てシムズ理論が登場し「インフレが起ってもかまわないじゃないか。むしろ物価上昇によって財政は良くなる」と言い始めた。しかもシムズ教授等は、彼等の信仰対象である200年前のリカードの中立命題を使ってこれを説明した。さらにシムズ理論が政治を動かし、現実の経済政策にも影響を及す可能性が出てきたのである。


17/4/3(第933号)「シムズ理論の裏」
http://www.adpweb.com/eco/eco933.html


で述べたように、財政再建派のシムズ理論への批判は、シムズ理論に沿った政策は「インフレを起こす力が全くない」か、あるいは「ハイパーインフレを招く」かのどちらかと非論理的で支離滅裂である。しかも一旦ハイパーインフレが起ると制御不能と意味不明なことを言う。しかしバブル景気のピーク時の物価上昇率がたった3%だったことを考えると、ハイパーインフレなんて有り得ないことである。また財政・金融政策など物価を制御する方法はいくらでもある。

そもそも筆者は、日本経済がおかしくなった原因は、大平政権辺りから始まった財政再建運動だと昔から指摘してきた。つまりシムズ理論を否定する人々が唱える政策(具体的には国債の新規発行を制限しプライマリーバランス回復を目指す財政運営)が採用されたり影響し、これが常に日本経済の足を引張ってきたと筆者は見ている。


過去40年くらいを振返っても、財政再建派が主導した経済運営はことごとく失敗してきた。大平・鈴木政権から始まった財政均衡路線で日本経済は過度に外需依存となり、最終的にはプラザ合意によって超円高になった。この円高不況の対策として過度の金融緩和が実施されバブルが発生し、その次にはバブルの崩壊である。バブル崩壊の影響が残るのに、橋本政権は財政再建に走り財政支出を絞り消費増税を強行した。これによる経済悪化で金融機関の経営危機が表面化し資産価格の下落が止まらなくなった。

小泉政権では再び緊縮財政に転換したため、日本経済は外需への依存度をさらに高めた。特に財政当局は35兆円もの常軌を逸した為替介入を行いこの動きをサポートした。しかしその後この反動が起り、民主党政権下では為替は1ドル75円程度の超円高がずっと続くことになった。12年暮れに安倍政権が発足し、13年度に積極財政と日銀の異次元の金融緩和が実施され、日本経済は回復を見せた。ところが安倍政権の3年目の14年度には、補正予算の大幅減額と消費増税によってアベノミクスは失速した。


筆者は財政再建派を「バカの壁」と思っている。その典型例を示すのが財政制度等審議会会長に最近就いた榊原経団連会長の「19年10月の消費再増税は絶対に必要だ」発言である。まさに「バカの壁」である。


米国の「バカの壁」

米国にも「バカの壁」がいる。「フリーダム・コーカス」と呼ばれている40名程度の下院共和党内の保守強硬派がその一つである。また彼等は「茶会パーティー」とも呼ばれ狂信的な「小さな政府」の信奉者でもある。トランプ政権はオバマケアの代替案を提示したが、オバマケアの廃止を唱える「フリーダム・コーカス」の賛同が得られず撤回に追込まれた。

トランプ大統領の目玉政策はインフラ投資と大型減税である。「小さな政府」を唱えるフリーダム・コーカスは、減税に賛同するかもしれないが財政出動によるインフラ整備には猛反発するであろう。この調整に手間取り具体的な経済政策の策定は、年後半まで大幅に遅れる模様である。トランプ政策を見越し上がって来た米株価は冷や水を掛けられた。このようにトランプ政権の財政運営の前途は多難である。


「フリーダム・コーカス」とは富豪実業家のコーク兄弟の支援を受けた政治家の集りである。なお兄弟は石油関連事業などを反共主義者の先代から受継いだ。彼等の資産は各々220億ドル(一説では二人で800億ドル)と米国有数の大富豪である。ハイエクに影響を受け、反共思想を持ち経済活動への政治介入を徹底的に嫌うコーク兄弟は、コーク財団を創り活発に政治活動を行っている(以前はリバタリアンという政党を創り自ら政治活動を行っていた)。

財団の政治活動の一つは保守色の強い色々なシンクタンク等への経済的支援である。また直接的な資金援助には法的な限度があるので、同じ思想の富豪達のネットワークを構築し保守強硬派の政治家を経済的にサポートしている。つまり「茶会パーティー」は、一見草の根運動と思われがちであるが実態は正反対である。一般の米国民の中には、彼等は選挙上手なエゴイステックな金持ちの手先と見る向きがある。


トランプ氏は、経済的に余裕があるのでコーク財団に関係なく大統領選を戦った。しかし政治運営を考えると「フリーダム・コーカス」の存在を無視する訳には行かない。どうも

17/2/27(第928号)「トランプ大統領のパリ協定離脱宣言」
http://www.adpweb.com/eco/eco928.html

で取上げた「パイプラインの建設や原油開発などにゴーサイン」もコーク兄弟への懐柔策という見方ができる。

ところがオバマケアの代替案は「フリーダム・コーカス」によって潰されたのである。頭から妥協を拒むこの「フリーダム・コーカス」に対し、トランプ大統領は怒り「次の中間選挙は、民主党だけでなく彼等との戦い」と漏らしているほどである。今後、両者がどれだけ歩み寄れるか注目される。


また小さな政府を指向するフリーダム・コーカスはFRBの金融政策にも反対している。もちろんFRBによる国債などの債券の買入れ政策(QE)はとんでもないと言う。またフリーダム・コーカスとは別に、米議会には教条的な財政均衡主義者や中央銀行(FRB)の金融政策を否定する分権主義者がいる。

したがってシムズ理論を米国で実践しようとしてもこれらの「バカの壁」が立ちはだかる。シムズ理論沿った政策は、せいぜい政府が「将来の増税はない」と宣言するといった意味不明なものになる。おそらくシムズ教授の本心はシニョリッジやヘリコプター・マネーによる財政拡大と筆者は見ている。要するに解る者が解れば良いとシムズ教授は考えているのであろう。また少なくともFRBの協力が難しいとしたなら、米国でのシニョリッジと言った場合は政府紙幣ということになる。

むしろ日銀が政府に協力している日本の方がシムズ理論の実行は容易い。既に日銀が400兆円もの日本国債を買っているのだから、後は財政支出を拡大させれば良い。しかしこの前に立ちはだかっているのも例の「バカの壁」である。
http://www.adpweb.com/eco/eco935.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/151.html#c2

[近代史3] 天下りをやらせて文科省をクビになった前川喜平が騒いでいる理由は「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事 中川隆
2. 中川隆[-13111] koaQ7Jey 2019年1月10日 09:56:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

「株式日記」では、森友学園問題や加計学園問題は、官僚と安倍総理との権力闘争であると書いてきました。官僚たちは人事権を事務次官が持つことによって政治家には介入させなかった。それが内閣人事局が人事権を持つことによって、官僚の権力の源泉が失われて、これが官僚には面白くないことだった。

だから官僚たちにとっては、安倍総理は敵であり、第一次安倍内閣は官僚たちによるマスコミへのスキャンダルリーク作戦で退陣に追い込んだ。それがまさかの第二次安倍内閣の発足によって、官僚たちへの「内閣人事局」による報復が始まった。文科省の天下り問題はその一例に過ぎない。

組織の論理から言えば、官僚の人事は行政のトップである総理大臣や各省の大臣が持つのが当たり前ですが、以前は各省の事務次官が人事権を持っていた。だから官僚たちは、内閣の言うことよりも事務次官の言うことを聞いて、内閣総理大臣の言うことは面従腹背だった。

それが「内閣人事局」ができたことで、内閣総理大臣の権力は非常に大きくなった。それが官僚たちには面白くない。だからまたしてのスキャンダルリーク作戦で安倍総理の足を引っ張り出した。政治家のスキャンダルは警察や検察庁の官僚が握って持っている。豊田真由子議員もそうだし、中川俊直議員もそれでやられている。

いずれも二回生議員で安倍チルドレンとマスコミは呼んでいる。安倍総理がどこまで巻き返せるかは国民の支持率次第ですが、マスコミは連日安倍ネガティブキャンペーンを張っている。やらせているのが財務省官僚たちであり、籠池騒動の元は財務省官僚の安倍総理への裏切りにある。

このような官僚たちの裏切り行為に対して、安倍総理が「内閣人事局」を使っての報復人事が行われるだろう。まさに中堅官僚にとっては安倍総理につくか事務次官につくかの選択を迫られる事態となっている。安倍総理が踏ん張りきれれば官僚のスキャンダルリーク作戦も収まるのでしょうが、マスコミも官邸につくか官僚につくかで分かれている。

もっとも、政界でも反安倍の動きが有り、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部の動きが怪しくなっている。ここでも反安倍に舵を切った石破氏もいれば、安倍政権を支えるかで処遇も違ってくるだろう。問題は安倍政権への支持率であり、共謀罪強行採決では大きく支持率を下げた。

文科省の前川前次官が告発の記者会見を開いて抵抗しているのも、官僚と官邸との権力闘争が主体であり、人事権を取り上げられた官僚の抵抗は続くだろう。しかし安倍政権が長期化すれば官僚への人権発動で、反安倍の官僚たちは飛ばされるから官僚たちも必死だ。
http://2013tora.jp/kabu387.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/150.html#c2

[近代史3] 財務省は何故日本を滅ぼそうとしているのか? 中川隆
3. 中川隆[-13110] koaQ7Jey 2019年1月10日 10:02:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

2019年01月02日
クレジットカード手数料 日本は欧米の10倍取られていた


日銀や財務官僚は退官後に金融機関に天下りし、下っ端はサラ金やカード会社に就職します。

このため政府はカード会社間に競争が起きないようにし、全社横並び手数料にしました。

これが世界で日本だけ、加盟店カード手数料が10倍になっている仕組みです。


ところが世界ではキャッシュレス化が進み、一部の国では非現金決済が9割にも達しています。

日本は現金払いが5割近くあり、このままでは現金払いのコストで国際競争に負ける恐れがでてきた。

今まで天下りのために競争をさせなかった財務省は急に慌てだし、手数料を下げろと言い始めました。

日本の金融政策や財政政策の多くは、この程度の理由で決められているのです。

こんなに取られているのは世界で日本だけ

この金額は店が払うが、価格に上乗せされて消費者が払っています


画像引用:決済 | 主流のクレジットカード決済!知っておくべき手数料など | NP通信https://np-news.netprotections.com/payment/5444

超ぼったくりカード大国

政府は消費増税の経済対策としてクレジットカード加盟店手数料引き下げを業界に要請しています。

さらに消費増税後もこの手数料引き下げを続けるよう要請していて、将来は制度化するもようです。

現在取り放題の加盟店手数料の上限を3%などに設定し、クレジットカードの普及を目指すとしている。

聞いたことがある人も多いと思いますが、客がクレジットカードで支払うと、店はカード会社に手数料を支払っています。

この手数料はチェーン店など大きな店では安いが、個人商店では5%以上など多額の手数料を取られています。

個人事業主レベルだと断られたり10%以上もの手数料を要求される場合もあるとの事です。


個人経営のレストランとかで少額だとカード払いを断られたり、カード利用で割増料金を取る場合があります。

店の利益率5%の飲食店で、カード払いで5%の手数料を取られたら店はタダ働きになるので、カード払い不可も多い。

実はこんなことをしているのは世界で日本だけで、少なくとも先進国では日本だけです。


財務官僚が天下りするため手数料を高くした

アメリカや欧州では加盟店のクレジットカード手数料は0.3%程度、日本の3%以上の10分の1以下となっています。

なぜ日本だけ高いのかは競争がないからで、全員一致で横並びにしたほうがカード会社が儲かるからです。

カード会社の胴元は銀行でその胴元はメガバンクだったりし、メガバンクのケツ持ちは政府と日銀です。


日銀や財務官僚は退官後に金融機関に天下りし、下っ端はサラ金やカード会社に就職します。

このため政府はカード会社間に競争が起きないようにし、全社横並び手数料にしました。

これが世界で日本だけ、加盟店カード手数料が10倍になっている仕組みです。


ところが世界ではキャッシュレス化が進み、一部の国では非現金決済が9割にも達しています。

日本は現金払いが5割近くあり、このままでは現金払いのコストで国際競争に負ける恐れがでてきた。

今まで天下りのために競争をさせなかった財務省は急に慌てだし、手数料を下げろと言い始めました。


日本の金融政策や財政政策の多くは、この程度の理由で決められているのです。
http://www.thutmosev.com/archives/78594303.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/151.html#c3

[リバイバル3] スキー場の選択は雪質だけで決めよう 中川隆
157. 中川隆[-13109] koaQ7Jey 2019年1月10日 11:03:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]


全国 スキー場積雪天気情報 ‐ SURF & SNOW
https://snow.gnavi.co.jp/search/list/spl_snow.php?sort=snow

気象庁|最新の気象データ 積雪の深さ一覧表(12月4日) 19時00分現在
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/snc_rct/alltable/snc00.html

Powder Search (新雪情報)
http://powdersearch.jp/


スキー場積雪ランキング 2019年1月10日更新
https://weather.goo.ne.jp/ski/ranking/


1ロッテアライリゾート

新潟 積雪量 399cm
.

2湯殿山

山形 積雪量 350cm
.

3シャルマン火打

新潟 積雪量 340cm
.

4夏油高原

岩手 積雪量 320cm
.

5GALA湯沢

新潟 積雪量 310cm
.

6キューピットバレイ

新潟 積雪量 305cm
.

7かぐら

新潟 積雪量 300cm
.

8関温泉

新潟 積雪量 300cm
.

9赤倉温泉

新潟 積雪量 290cm
.

10ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ

道央 積雪量 280cm
.

11NASPAスキーガーデン

新潟 積雪量 270cm
.

12野沢温泉(やまびこゲレンデ)

長野 積雪量 265cm
.

13キロロスノーワールド

道央 積雪量 260cm
.

14石打丸山

新潟 積雪量 260cm
.

15舞子スノーリゾート

新潟 積雪量 260cm
.

16池の平温泉

新潟 積雪量 260cm
.

17妙高スキーパーク

新潟 積雪量 260cm
.

18ニュー・グリーンピア津南

新潟 積雪量 260cm
.

19斑尾高原

長野 積雪量 260cm
.

20ニセコビレッジスキーリゾート

道央 積雪量 250cm
.

21八甲田

青森 積雪量 250cm
.

22十日町市松代ファミリー

新潟 積雪量 250cm
.

23湯沢高原

新潟 積雪量 250cm
.

24シャトー塩沢

新潟 積雪量 250cm
.

25さかえ倶楽部

長野 積雪量 250cm
.

26野沢温泉

長野 積雪量 245cm
.

27札幌国際

道央 積雪量 240cm
.

28森吉山阿仁

秋田 積雪量 240cm
.

29谷川岳天神平

群馬 積雪量 240cm
.

30赤倉観光リゾート

新潟 積雪量 240cm
.

31竜王スキーパーク

長野 積雪量 235cm
.

32松之山温泉

新潟 積雪量 230cm
.

33サッポロテイネ

道央 積雪量 220cm
.

34安比高原

岩手 積雪量 220cm
.

35一本杉

新潟 積雪量 220cm
.

36上越国際

新潟 積雪量 220cm
.

37六日町八海山

新潟 積雪量 220cm
.

38HAKUBA VALLEY 白馬八方尾根

長野 積雪量 215cm
.

39HAKUBA VALLEY 白馬コルチナ

長野 積雪量 215cm
.

40神立高原

新潟 積雪量 210cm
.

41たんばらスキーパーク

群馬 積雪量 200cm
.

42水上高原スキーリゾート

群馬 積雪量 200cm
.

43川場

群馬 積雪量 200cm
.

44ムイカスノーリゾート(旧六日町スキーリゾート)

新潟 積雪量 200cm
.

45黒姫高原スノーパーク

長野 積雪量 200cm
.

46湯沢パーク

新潟 積雪量 195cm
.

47HAKUBA VALLEY エイブル白馬五竜

長野 積雪量 195cm
.

48秋田八幡平

秋田 積雪量 190cm
.

49天元台高原

山形 積雪量 190cm
.

50白山千丈温泉セイモア

石川 積雪量 190cm
.

51奥志賀高原

長野 積雪量 190cm
.

52HAKUBA VALLEY Hakuba47ウィンタースポーツパーク

長野 積雪量 190cm
.

53富良野

道北 積雪量 187cm
.

54ニセコアンヌプリ国際

道央 積雪量 185cm
.

55岩原

新潟 積雪量 185cm
.

56妙高杉ノ原

新潟 積雪量 185cm
.

57花笠高原

山形 積雪量 180cm
.

58ホワイトワールド尾瀬岩鞍

群馬 積雪量 180cm
.

59宝台樹

群馬 積雪量 180cm
.

60水上高原藤原

群馬 積雪量 180cm
.

61苗場

新潟 積雪量 180cm
.

62戸狩温泉

長野 積雪量 180cm
.

63HAKUBA VALLEY 白馬乗鞍温泉

長野 積雪量 180cm
.

64タングラムスキーサーカス

長野 積雪量 180cm
.

65HAKUBA VALLEY 栂池高原

長野 積雪量 175cm
.

66グランデコスノーリゾート

福島 積雪量 170cm
.

67丸沼高原

群馬 積雪量 170cm
.

68大穴

群馬 積雪量 170cm
.

69湯沢中里スノーリゾート

新潟 積雪量 170cm
.

70志賀高原 焼額山

長野 積雪量 170cm
.

71星野リゾート トマム

道北 積雪量 163cm
.

72カムイスキーリンクス

道央 積雪量 160cm
.

73ルスツリゾート

道央 積雪量 160cm
.

74稲川

秋田 積雪量 160cm
.

75Asahi自然観スノーパーク

山形 積雪量 160cm
.

76羽黒山

山形 積雪量 160cm
.

77スノーパーク尾瀬戸倉

群馬 積雪量 160cm
.

78かたしな高原

群馬 積雪量 160cm
.

79立山山麓(極楽坂・らいちょうバレー)

富山 積雪量 160cm
.

80志賀高原中央エリア 高天ヶ原マンモス

長野 積雪量 160cm
.

81村上市ぶどう

新潟 積雪量 155cm
.

82黒伏高原スノーパーク ジャングル・ジャングル

山形 積雪量 150cm
.

83八海山麓

新潟 積雪量 150cm
.

84五日町

新潟 積雪量 150cm
.

85志賀高原中央エリア 一の瀬ダイヤモンド

長野 積雪量 150cm
.

86志賀高原中央エリア 一の瀬山の神

長野 積雪量 150cm
.

87志賀高原中央エリア 一の瀬ファミリー

長野 積雪量 150cm
.

88志賀高原中央エリア タンネの森 オコジョ

長野 積雪量 150cm
.

89かもい岳

道央 積雪量 140cm
.

90ニノックススノーパーク

新潟 積雪量 140cm
.

91IOX-AROSA

富山 積雪量 140cm
.

92夕張リゾート マウントレースイ

道央 積雪量 135cm
.

93桂沢国設

道央 積雪量 130cm
.

94山形蔵王温泉(中央ゲレンデ)

山形 積雪量 130cm
.

95片品オグナほたか

群馬 積雪量 130cm
.

96ホワイトバレー

群馬 積雪量 130cm
.

97奥利根スノーパーク

群馬 積雪量 130cm
.

98糸魚川シーサイドバレー

新潟 積雪量 130cm
.

99たいら

富山 積雪量 130cm
.

100志賀高原中央エリア 寺小屋

長野 積雪量 130cm


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/782.html#c157

[近代史3] 内閣官房参与をクビにされた藤井聡先生、遂に本音を語る 中川隆
2. 中川隆[-13108] koaQ7Jey 2019年1月10日 15:43:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

「日本の未来を考える勉強会」ー今後三年間の成すべき国政方針ー平成30年12月20日 
講師:内閣官房参与・京都大学大学院教授 藤井 聡氏 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=w99I-HEfQxQ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/140.html#c2
[近代史3] 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 朝鮮戦争も東西冷戦もアラブの春も対テロ戦争もすべてヤラセだった 中川隆
15. 中川隆[-13107] koaQ7Jey 2019年1月10日 17:50:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

馬渕睦夫 今、明らかになる、金正男を生かしていたのは誰だったのか、金正男を●したのは誰なのか - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=j6frQ1TIC30


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/105.html#c15

[近代史3] 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 朝鮮戦争も東西冷戦もアラブの春も対テロ戦争もすべてヤラセだった 中川隆
16. 中川隆[-13106] koaQ7Jey 2019年1月10日 17:51:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

馬渕睦夫 馬風のごとく脳でニュースを疾走する ch - YouTube動画
https://www.youtube.com/results?search_query=+%E9%A6%AC%E6%B8%95%E7%9D%A6%E5%A4%AB+%E9%A6%AC%E9%A2%A8%E3%81%AE%E3%81%94%E3%81%A8%E3%81%8F%E8%84%B3%E3%81%A7%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%92%E7%96%BE%E8%B5%B0%E3%81%99%E3%82%8B+ch+
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/105.html#c16
[近代史3] ケネディはヤラセの東西冷戦体制を終わらせようとしたのでユダヤ金融資本に殺された 中川隆
3. 中川隆[-13105] koaQ7Jey 2019年1月10日 18:23:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
利害の対立が強まっているアメリカへの従属を続けるEU 《櫻井ジャーナル》 2019.01.10
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201901100000/


 アメリカとEUとの利害対立が強まっている。エネルギー源の問題は特に顕著だ。例えば、現在ロシアとEUは新たなパイプライン、ノード・ストリーム2の建設計画を進めているが、アメリカはこの計画を潰そうとしている。イランからの石油輸入も止めるために圧力を加えてきた。

 本ブログでは何度も指摘してきたように、アメリカやイギリス、つまりアングロ・サクソン系の支配層はユーラシア大陸の周辺部、つまり西ヨーロッパ、パレスチナ、アラビア半島、インド、東南アジア諸国、朝鮮半島をつなぐ地域を支配して内陸部を締め上げようというのだ。この地域をハルフォード・マッキンダーは内部三日月帯と名付けた。

 その西端の外側にあるのがイギリス、東端の外側が日本。こうしたイギリスの世界制覇戦略において日本は重要な意味を持っている。19世紀にイギリスは中国(清)を略奪するためにアヘン戦争を仕掛けたが、内陸部を支配するための地上部隊が圧倒的に不足、そこで日本が目をつけられたのだ。国家神道の日本を作り上げた明治維新もその後の日本の大陸侵略もそうした視点から見直す必要がある。

 内部三日月帯という包囲網を築くためにはパレスチナとアラビア半島を支配する仕組みが必要だが、その仕組みとして機能しているのが1948年に作られたシオニストの国であるイスラエルと1932年に作られたワッハーブ派の国であるサウジアラビアだ。

 この海の包囲網を機能させる上で1869年に完成したスエズ運河の役割も重要。この運河は1875年にイギリス系企業の所有になり、82年にイギリス軍は運河周辺の地域を占領する。この運河が存在しないなら、船はアフリカ大陸の南端を回らなければならない。

 第1次世界大戦(1914年から18年)と第2次世界大戦(1939年から45年)でヨーロッパ、ソ連/ロシア、中国などは破壊と殺戮で疲弊、イギリスやアメリカの支配層が世界に君臨する時代に入った。(詳細は割愛)

 第2次世界大戦の終盤にイギリスのウィンストン・チャーチル首相がイギリス軍、アメリカ軍、ドイツ軍でソ連を奇襲攻撃しようとしていたことも本ブログで繰り返し指摘してきた。ドイツ軍との戦闘でソ連は消耗、侵略のチャンスだと考えたのだろう。

 つまり、大戦後、ソ連が軍事侵攻してくるような状況にはなかった。そこで組織されたNATOの主要な目的はヨーロッパの支配。NATOが組織される前から「NATOの秘密部隊」は編成され、そのひとつがイタリアで爆弾テロを繰り返したグラディオだ。

 イタリアと同じようにコミュニストの力が強かったフランスでも米英は秘密工作を実行している。フランスで1947年に社会党政権が誕生すると、その内部大臣だったエドアル・ドプは右翼の秘密部隊が創設されたと語っているが、これがフランスにおける「NATOの秘密部隊」。その年の夏、アメリカとイギリスの情報機関は秘密部隊を使い、クーデターを目論む。そのクーデターでシャルル・ド・ゴールを暗殺しようとしたという。

 この計画は成功しなかったが、1961年になるとOAS(秘密軍事機構)という秘密組織が作られた。ド・ゴールに反発する軍人らによって構成されていたが、その黒幕はCIAの破壊工作(テロ)部門。OASはこの年の4月にマドリッドで開いた会議でクーデターを計画する。

 この年、アメリカではジョン・F・ケネディが大統領に就任していた。この計画を知ったケネディはジェームズ・ガビン駐仏大使に対し、必要なあらゆる支援をする用意があるとド・ゴールへ伝えるように命じた。選挙期間中、ケネディは「タカ派」だと見られていたが、実際は違った。

 ケネディの発言はクーデター軍がパリへ侵攻してきたならアメリカ軍を投入するということを意味しているわけで、CIAは驚愕する。その後、ド・ゴール大統領は計画に参加していたと見られるフランスの情報機関SDECEの長官を解任、SDECEの暗殺部隊と化していた第11ショック・パラシュート大隊を解散させた。

 それでも諦めないOASの一派は1962年8月にパリでド・ゴール大統領の暗殺を試み、失敗している。暗殺計画に加わったメンバーは9月にパリで逮捕され、全員に死刑判決が言い渡されたが、実際に処刑されたのはジャン-マリー・バスチャン-チリー大佐だけ。ド・ゴールを救ったケネディ大統領は1963年11月に暗殺された。

 ド・ゴール大統領は暗殺未遂から4年後の1966年にフランス軍をNATOの軍事機構から離脱させ、翌年にはSHAPE(欧州連合軍最高司令部)をパリから追い出した。ド・ゴールはNATOの正体を熟知していた。

 フランスがNATOの軍事機構へ一部復帰すると宣言したのはソ連消滅の4年後、1995年になってからのこと。完全復帰はその14年後だ。

 その間、2003年にアメリカのジョージ・W・ブッシュ政権はイラクを戦争攻撃した。大量破壊兵器を口実に使っていたが、これが嘘だということは攻撃前から指摘されていた。この攻撃にフランスやドイツは参加していない。

 当時、フランス大統領としてアメリカ政府の姿勢を批判していたジャック・シラクはド・ゴールの流れをくむ政治家だという。そのシラクは大統領を退任した直後、2007年からスキャンダル攻勢にあい、職員架空雇用の容疑で起訴されて2011年には執行猶予付きながら禁固2年が言い渡された。

 現在、EUはイランとの貿易を継続する方策を検討しているらしいが、アメリカ支配層の圧力で前に進んでいない。その間、イランはロシア、中国、トルコ、イラク、インドなどの国々との関係を強めている。

 2014年にバラク・オバマ政権がウクライナでネオ・ナチを使ったクーデターを進めた際、ビクトリア・ヌランド国務次官補とジェオフリー・パイアット駐ウクライナ大使との電話での会話がインターネット上に公開された。その中でヌランドは話し合いでの解決を模索していたEUへの不満を「EUなんかくそくらえ(F*ck the EU)」という表現で表している。イランやノード・ストリーム2の問題でもアメリカ側は同じようなことを口にしているかもしれない。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/126.html#c3

[近代史02] 竹中平蔵物語 中川隆
89. 中川隆[-13104] koaQ7Jey 2019年1月10日 18:50:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
【水島聡】パソナ・竹中平蔵氏の恐るべき実態‼ 2018年12月26日 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=LPbIW8F_Deg

三橋TV第21回【官僚を利用する民間人 竹中平蔵の悪の手口】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=dEuBOqqmt8M

【三橋貴明】日本人を金ずるにする竹中平蔵の企みを大暴露!『農業解体』“日本の風” - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=m7p40R2bsAg

竹中平蔵発狂www三橋貴明&青山繁晴が完全撃破w - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=PTQXExOqb7s
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html#c89

[昼休み54] ゴーン逮捕で仏マクロンの謀略を潰した日本政府 中川隆
130. 中川隆[-13103] koaQ7Jey 2019年1月10日 18:57:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
渡邉哲也☆衝撃過ぎるゴーンの行末!!底の見えない罪数!! - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=vRjld1Rxzok
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/323.html#c130
[近代史3] 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 朝鮮戦争も東西冷戦もアラブの春も対テロ戦争もすべてヤラセだった 中川隆
17. 中川隆[-13102] koaQ7Jey 2019年1月10日 19:25:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

【平成30年 新春特別対談】馬渕睦夫氏に聞く[桜H30-1-2] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=UiH6n-vvsnI

2018/01/02 に公開
ゲスト:馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
聞き手:水島総

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/105.html#c17

[近代史02] プーチン大統領は神の申し子_____小沢一郎先生はこういう人になって欲しかった 中川隆
138. 中川隆[-13101] koaQ7Jey 2019年1月10日 19:27:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

プーチンは共産主義者ではなく国粋主義の愛国者


【平成30年 新春特別対談】馬渕睦夫氏に聞く[桜H30-1-2] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=UiH6n-vvsnI


2018/01/02 に公開
ゲスト:馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
聞き手:水島総

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c138

[リバイバル3] 修善寺温泉「あさば」 にはもう泊まってはいけない 中川隆
222. 中川隆[-13100] koaQ7Jey 2019年1月10日 19:41:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
星野リゾートってどうですか?|リゾートホテル@口コミ掲示板・評判


578 匿名さん 2018/11/30 21:03:57

 じゃらんの口コミなどを読むと、皆さん大絶賛で
 食事も地産のもので素晴らしいと言ってますね。

 一人5万円や6万円出さないと満足できないよということ
 なんですかね?



580 マンション比較中さん 4時間前

何年か前まで働いてたけど、東京の営業担当がじゃらんに口コミ投稿してたぞ。
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/290317/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html#c222

[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
271. 中川隆[-13099] koaQ7Jey 2019年1月10日 19:51:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

2019年01月10日
北朝鮮が占い師を大量逮捕した理由


北朝鮮では占い師がマスコミの役割を果たしている(北朝鮮のヤミ市場)


画像引用:http://image.cine21.com/resize/cine21/still/2008/0417/M0020009__MG_2238[S750,750].JPG

韓国を支配した占い師親子

2018年末から2019年にかけて、北朝鮮が占い師を大量処罰したという報道が伝わってきた。

もちろん北朝鮮のことなので「処罰」は減給や罰金ではなく、収容所行きか命までなくなる。

北朝鮮の大規模収容所は全土に数か所あり、一度入ったら最低10年は出所できない。



また一度収容所に入ると一生涯監視対象で、社会階層のもっとも下から抜け出せなくなる。

北朝鮮がどうして占い師を取り締まらざるを得なかったかを知るのは、現在の北朝鮮を知るうえで有益です。

韓国では朴槿恵前大統領が友人の占い師に操られて重要な国家の意思決定に参加させていました。


崔順実の父は祈祷師の崔太敏で、朴正煕大統領を操って政治に影響力を行使していた。

つまり崔順実と崔太敏の占い師父娘は、朴槿恵と朴正煕の大統領父娘を2代に渡って操っていた。

きっかけは朴正煕の妻つまり朴槿恵の母がテロ事件でなくなったことで、崔太敏は「なくなった夫人の霊と対話できる」と称して親子に近づいた。


もちろん霊との対話は嘘八百だが、20世紀や21世紀になっても韓国ではこうした迷信が信じられている。

陸英修夫人の霊を呼び出せる仲介者として朴親子を支配下に置き、特に朴槿恵はマインドコントロールされてしまった。

その占い師にコントロールされた人が大統領になり、韓国という国をも支配するようになった。


崔順実と崔太敏は過激な反日思想の持ち主で、朴親子の反日政策は占い師の指示だったとされている。

北朝鮮の占い事情

比較的近代化されている韓国ですらこのありさまなので、北朝鮮で迷信や占いがどれだけ信じられているか分からない。

北朝鮮が突然占い師を取り締まり始めたのは2018年10月で、もちろん最高指導者金正恩の命令でしょう。

罪状は迷信を流布した行為で、全国で数十人もの占い師が摘発され、どこかに消え去った。


この「迷信」の内容が『2019年に金正恩は滅びる』というもので、庶民だけでなく軍人や警察官の間も広まっていた。

迷信は2016年ごろには広まり始め、いよいよ予言の2019年を前に当局は犯人捜しを始めた。

迷信を流布した犯人として捕まったのが占い師達だが、噂なので真相は確かめようがない。


北朝鮮は指導者や上層部の気分次第で首が飛ぶ社会なので、人々の身分は非常に不安定であり恐怖に満ちている。

そこで人々は何をするにも占い師に占ってもらい、精神の安定を得ようとします。

警官や軍人や党幹部も占い師に頼っており、金正恩自身も占いに頼っているとされる。


北朝鮮にはマスコミが存在しないが、占い師がマスコミの役割を演じ人々の思想にまで影響を与える。

金正恩や上層部にとって、占い師は危険な存在と映ったのでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/78677907.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c271

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
133. 中川隆[-13098] koaQ7Jey 2019年1月10日 19:52:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

2019年01月10日
北朝鮮が占い師を大量逮捕した理由


北朝鮮では占い師がマスコミの役割を果たしている(北朝鮮のヤミ市場)


画像引用:http://image.cine21.com/resize/cine21/still/2008/0417/M0020009__MG_2238[S750,750].JPG

韓国を支配した占い師親子

2018年末から2019年にかけて、北朝鮮が占い師を大量処罰したという報道が伝わってきた。

もちろん北朝鮮のことなので「処罰」は減給や罰金ではなく、収容所行きか命までなくなる。

北朝鮮の大規模収容所は全土に数か所あり、一度入ったら最低10年は出所できない。



また一度収容所に入ると一生涯監視対象で、社会階層のもっとも下から抜け出せなくなる。

北朝鮮がどうして占い師を取り締まらざるを得なかったかを知るのは、現在の北朝鮮を知るうえで有益です。

韓国では朴槿恵前大統領が友人の占い師に操られて重要な国家の意思決定に参加させていました。


崔順実の父は祈祷師の崔太敏で、朴正煕大統領を操って政治に影響力を行使していた。

つまり崔順実と崔太敏の占い師父娘は、朴槿恵と朴正煕の大統領父娘を2代に渡って操っていた。

きっかけは朴正煕の妻つまり朴槿恵の母がテロ事件でなくなったことで、崔太敏は「なくなった夫人の霊と対話できる」と称して親子に近づいた。


もちろん霊との対話は嘘八百だが、20世紀や21世紀になっても韓国ではこうした迷信が信じられている。

陸英修夫人の霊を呼び出せる仲介者として朴親子を支配下に置き、特に朴槿恵はマインドコントロールされてしまった。

その占い師にコントロールされた人が大統領になり、韓国という国をも支配するようになった。


崔順実と崔太敏は過激な反日思想の持ち主で、朴親子の反日政策は占い師の指示だったとされている。

北朝鮮の占い事情

比較的近代化されている韓国ですらこのありさまなので、北朝鮮で迷信や占いがどれだけ信じられているか分からない。

北朝鮮が突然占い師を取り締まり始めたのは2018年10月で、もちろん最高指導者金正恩の命令でしょう。

罪状は迷信を流布した行為で、全国で数十人もの占い師が摘発され、どこかに消え去った。


この「迷信」の内容が『2019年に金正恩は滅びる』というもので、庶民だけでなく軍人や警察官の間も広まっていた。

迷信は2016年ごろには広まり始め、いよいよ予言の2019年を前に当局は犯人捜しを始めた。

迷信を流布した犯人として捕まったのが占い師達だが、噂なので真相は確かめようがない。


北朝鮮は指導者や上層部の気分次第で首が飛ぶ社会なので、人々の身分は非常に不安定であり恐怖に満ちている。

そこで人々は何をするにも占い師に占ってもらい、精神の安定を得ようとします。

警官や軍人や党幹部も占い師に頼っており、金正恩自身も占いに頼っているとされる。


北朝鮮にはマスコミが存在しないが、占い師がマスコミの役割を演じ人々の思想にまで影響を与える。

金正恩や上層部にとって、占い師は危険な存在と映ったのでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/78677907.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c133

[昼休み54] 朝鮮人は頭がおかしい 中川隆
23. 中川隆[-13097] koaQ7Jey 2019年1月10日 19:52:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

2019年01月10日
北朝鮮が占い師を大量逮捕した理由


北朝鮮では占い師がマスコミの役割を果たしている(北朝鮮のヤミ市場)


画像引用:http://image.cine21.com/resize/cine21/still/2008/0417/M0020009__MG_2238[S750,750].JPG

韓国を支配した占い師親子

2018年末から2019年にかけて、北朝鮮が占い師を大量処罰したという報道が伝わってきた。

もちろん北朝鮮のことなので「処罰」は減給や罰金ではなく、収容所行きか命までなくなる。

北朝鮮の大規模収容所は全土に数か所あり、一度入ったら最低10年は出所できない。



また一度収容所に入ると一生涯監視対象で、社会階層のもっとも下から抜け出せなくなる。

北朝鮮がどうして占い師を取り締まらざるを得なかったかを知るのは、現在の北朝鮮を知るうえで有益です。

韓国では朴槿恵前大統領が友人の占い師に操られて重要な国家の意思決定に参加させていました。


崔順実の父は祈祷師の崔太敏で、朴正煕大統領を操って政治に影響力を行使していた。

つまり崔順実と崔太敏の占い師父娘は、朴槿恵と朴正煕の大統領父娘を2代に渡って操っていた。

きっかけは朴正煕の妻つまり朴槿恵の母がテロ事件でなくなったことで、崔太敏は「なくなった夫人の霊と対話できる」と称して親子に近づいた。


もちろん霊との対話は嘘八百だが、20世紀や21世紀になっても韓国ではこうした迷信が信じられている。

陸英修夫人の霊を呼び出せる仲介者として朴親子を支配下に置き、特に朴槿恵はマインドコントロールされてしまった。

その占い師にコントロールされた人が大統領になり、韓国という国をも支配するようになった。


崔順実と崔太敏は過激な反日思想の持ち主で、朴親子の反日政策は占い師の指示だったとされている。

北朝鮮の占い事情

比較的近代化されている韓国ですらこのありさまなので、北朝鮮で迷信や占いがどれだけ信じられているか分からない。

北朝鮮が突然占い師を取り締まり始めたのは2018年10月で、もちろん最高指導者金正恩の命令でしょう。

罪状は迷信を流布した行為で、全国で数十人もの占い師が摘発され、どこかに消え去った。


この「迷信」の内容が『2019年に金正恩は滅びる』というもので、庶民だけでなく軍人や警察官の間も広まっていた。

迷信は2016年ごろには広まり始め、いよいよ予言の2019年を前に当局は犯人捜しを始めた。

迷信を流布した犯人として捕まったのが占い師達だが、噂なので真相は確かめようがない。


北朝鮮は指導者や上層部の気分次第で首が飛ぶ社会なので、人々の身分は非常に不安定であり恐怖に満ちている。

そこで人々は何をするにも占い師に占ってもらい、精神の安定を得ようとします。

警官や軍人や党幹部も占い師に頼っており、金正恩自身も占いに頼っているとされる。


北朝鮮にはマスコミが存在しないが、占い師がマスコミの役割を演じ人々の思想にまで影響を与える。

金正恩や上層部にとって、占い師は危険な存在と映ったのでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/78677907.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/235.html#c23

[昼休み54] 世界を救うトランプ _ ディープステート vs. ドナルド・トランプ 中川隆
12. 中川隆[-13096] koaQ7Jey 2019年1月10日 20:24:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
トランプと米民主党
2019年1月8日   田中 宇
https://tanakanews.com/190108dem.htm


2016年の大統領選以来ドナルド・トランプは、米国を隠然支配してきた軍産複合体(諜報界とその傘下のマスコミ界など)に対して果たし合いの戦いを挑んでいる。それまでの米政界は、共和党も民主党も軍産の支配力が強かったが、トランプは大統領選で共和党の軍産系などの他候補たちを打ち破り、その後は民主党の統一候補となった軍産系のヒラリー・クリントンと戦って勝ち、大統領になった。その後も軍産は、マスコミによる中傷記事の嵐や、諜報界(FBI、司法省)による捏造であるロシアゲートなどによってトランプを攻撃し続けた。だがトランプは意外に強く、軍産が側近として送り込んできていたティラーソンやケリーやマティスを次々と辞めさせ、代わりに言うことを聞くポンペオやボルトンを側近に据え、やりたかった覇権放棄や隠れ多極主義を進めている。11月の中間選挙では、共和党内にトランプ支持議員が増えた。 (トランプ政権の本質) (米中間選挙の意味)

このような流れの中で、米2大政党の片割れである民主党は、これまで軍産の片棒をかつぎ、マスコミと一緒になってトランプを中傷して攻撃・弾劾してきた。だが最近、そうした民主党のあり方が変化している。その一つは先日、次回20年の大統領選に立候補すると宣言した民主党の上院議員であるエリザベス・ウォーレンが、外交政策において、それまでの軍産系の立場を捨てて左派に転じ、トランプのシリアやアフガニスタンからの米軍撤退を支持すると宣言したことだ。ウォーレンは、左派・リベラル派の牙城であるマサチューセッツ州を代表する上院議員で、これまで、表向きはバリバリのリベラル左派だが、中身は軍産傀儡だった。彼女は、リベラルっぽく中東和平を支持する一方で、イスラエルのパレスチナ弾圧を自衛行為として支持し、イランや露中に対する過剰な敵視も軍産的だった。連邦議員に当選し続けるためには、軍産イスラエルの傀儡になることが必要だった。 (Elizabeth Warren Moves Left—On Foreign Policy) (Warren aligns with Trump on Afghanistan and Syria, signaling a potential shift among Democrats)

18年5月にトランプがイラン核協定を離脱したあたりまでは、トランプに反対を表明して「核協定があった方がイランの核開発を抑止できる」と言うことが合理的であり、トランプ敵視とリベラル姿勢と軍産傀儡であることの3者間に矛盾がなかった。だが最近、トランプがシリアとアフガニスタンから撤兵することを決めると、民主党支持者のリベラル市民たちが「トランプの移民規制とかは好きじゃないが、世界からの撤兵は良いじゃないか」と考えるようになり、ウォーレンら議員たちがトランプ敵視や軍産イスラエルへのおもねりに執心していると、有権者が離れていく事態が予測され始めた。このためウォーレンは今回、大統領選に立候補するに際し、それまでの軍産傀儡的なトランプ敵視のあり方を捨て、シリアアフガンからの撤兵に関してトランプを支持する立場を取り始めた。 (Elizabeth Warren and the Military Industrial Complex)

私はウォーレンの立候補表明を知ったとき「クリントンの代わりに、また別の軍産系が立候補してくるんだな。民主党はいつまで軍産傀儡を続けるんだ??」とマイナスな印象を持ったが、ウォーレンが撤兵支持を打ち出してきたのをみて驚き「米政界は根本的に変わりつつある」「トランプが軍産を打破したから民主党も軍産傀儡から抜け出さざるを得なくなった」と考え直した。この驚きが、今回の記事の基盤だ。 (Elizabeth Warren 2020: Where does progressive senator stand on Palestine?)

ウォーレンは、民主党の有力候補として一番手に立候補を表明した。次回の大統領選は、いつもより展開が早く、1月中に民主党の候補が出そろいそうだと言われている。今後、他の有力候補がどんどん出てきて、それらの人々はいまだに軍産傀儡として選挙に勝とうとする姿勢かもしれない。しかし、それを加味してもなお、軍産から自立した方が勝てそうだ、軍産の傀儡として立候補しても勝てない、と民主党の有力候補が考えるようになったことは大きな変化だ。ウォーレンの姿勢が意外と有効だということになると、民主党の他の候補も左傾化していく。左傾化するほど、世界からの米軍撤退を主張するようになる。この点でトランプとの齟齬が少なくなり、軍産が入り込む余地がなくなり、軍産は2大政党の両方から外されていく。 (Elizabeth Warren’s first 2020 interview shows Democrats in bind over Syria)

▼反面教師になったあわれなヒラリー

民主党候補が軍産から距離を置くという今回の変化の背景にありそうなことの一つは、前回16年の大統領選におけるヒラリー・クリントンの敗北、負け際の悪さだ。クリントンは軍産に支援されたのに負け、その後、軍産のロシア敵視とトランプ敵視を合体した歪曲情報・「事実」として報道されることの捏造である「ロシアがネットでニセ情報(フェイクニュース。プロパガンダ)をばらまいた結果、勝つはずのクリントンが負け、トランプを勝たせた。トランプはロシアの傀儡だ」という「ロシアゲート」のスキャンダルがでっち上げられた。(「フェイクニュースだ」と指摘する報道自体がフェイクニュースだという入れ子の構造)。この構図に巻き込まれた(もしくは、この構図を自らでっち上げた)クリントンは、負けたのに「私は負けていない。トランプとロシアによる不正の被害者だ」と突っ張り続ける役柄にはまり込んだ。 (Former NY Times Boss Slams Newspaper Over Anti-Trump Coverage) (偽ニュース攻撃で自滅する米マスコミ)

当初は、民主党支持の有権者たちはロシアゲートを捏造と思わず軽信していたが、そのうち、司法省やFBIが検挙するトランプ側近たちの罪状が本筋と関係ない「別件」ばかりだったので、ロシアゲートの捏造性が露呈していった。ロシアゲートの基盤にある「スティール報告書」が、クリントン陣営の資金を使って英国の諜報機関MI6が作ったものであり、しかも書かれていることの多くが無根拠なでっち上げで、質の悪い報告書であることもわかってきた。16年の米大統領選で起きていた事実は、ロシアがトランプを勝たせようと不正介入したことでなく、英国がクリントンを勝たせようとしてトランプをロシアのスパイとしてでっち上げる不正介入をしていたことだった。ロシアゲート自体が英国製の不正介入だった(米諜報界が、一心同体である英諜報界にやらせたこととも考えられる)。 (Russian Suing BuzzFeed Over Steele Dossier Wins Major Court Decision) (British Government's Covert Anti-Russian Propaganda & The Skripal Case)

クリントンは、まだ大統領になりたいという気持ちが残っていることを表明したが、民主党の上層部は、もうクリントンに出てきてほしくないと思っている。軍産のプロパガンダに乗ったクリントンは、政治生命を失った。これを見て民主党の他の政治家たちは、軍産の傀儡になると、敗北した挙げ句に負け際が悪い人を演じさせられて政治生命を失うと認識するようになり、軍産への敬遠が強くなっている。軍産はトランプとの政争に負けて弱体化した。そのため、民主党の政治家は軍産の傀儡になりたがらなくなった。プロパガンダ新聞のワシントンポストでさえ「ウォーレンはクリントンに似ているので勝てないのでないか」などと書いている。こうした状況を作ったのは、軍産に勝ったトランプである。民主党議員たちは、大嫌いなトランプのおかげで軍産の傀儡状態から解放された。民主党は、次期大統領選を戦う前からトランプの影響を受けている。 (After Asking Hillary To Stay Away, Desperate Democrats Court Two-Time Loser) (Before you run against Trump, you have to run against Hillary (if you’re a woman) ) (Hillary Clinton will run again in 2020: Former adviser)

今回の動きが、大統領選に絡んで起きている点も意味が深い。米大統領選は「民意」だけで決まるものでなく、米上層部の覇権運営者たちによる暗黙の人選(お墨付き)が入っているからだ。米国の覇権運営層(諜報界)は一枚岩でない。「帝国と資本の相克」「米国覇権の永続を画策する筋と、多極化を画策する筋との暗闘」がある。相対する両者のバランスで人選が決まる。トランプは、資本・多極の側であり、左傾化して軍産からの自立を標榜し始めたウォーレンも同じ傾向だ。覇権運営層の暗闘で軍産(米覇権永続派。帝国)の側が負け、資本・多極の側が強くなっている。これもトランプが軍産を打ち負かしているので起きている現象だ。 (田中宇史観:世界帝国から多極化へ) (Clinton Foundation Donations Plummet 90%)

共和党内では最近、前回大統領選の予備選でトランプに負けたミット・ロムニー上院議員が、党内のトランプ敵視派の主導役になることをめざし、ワシポス紙にトランプを批判する論文を載せた。だが党の内外からはさっそく「ロムニーはこれまで何度も、トランプ支持とトランプ敵視の間を行ったり来たりして姿勢が揺れ、一貫性がない。今回も単に人気取りのためにトランプ敵視に回ったのだろう。信用できない」と揶揄されている。トランプが軍産に打ち勝ち、昨秋の中間選挙も乗り切った今、反トランプ派(軍産系)は共和党内で少数派になりつつある。今回のロムニーの「決起」は、共和党内の軍産の、トランプに対する最後の反撃になるかもしれない(甘いかな?)。 (Mitt Romney: The president shapes the public character of the nation. Trump’s character falls short.) (Romney asserts his independence — and Trump’s GOP critics see an opening) (Mitt Romney positions himself as leading Trump critic)

▼イスラエルサウジ、EU、韓国日本の順に米軍が出て行く・・・

トランプ(共和党)と民主党の両方が「世界からの撤兵」に傾いたことは今後、世界各地で米国の軍事覇権にぶら下がってきた同盟諸国が振り落とされていくこと(その加速)につながる。その筆頭はイスラエルだろう。これまでイスラエルを(傀儡的に)断固支持してきた前出の民主党ウォーレンが大統領選への出馬に際し、イスラエルを危うくする米軍シリア撤退を支持すると表明したことが、その象徴だ。民主党内では、軍産傀儡的な「イスラエルがテロと戦うことを支持する」との立場が弱くなり、対照的に、左派的な「パレスチナ人を弾圧するイスラエルをボイコットすべき」という立場が強くなる。イスラエルの歴史的正当性を支えてきたホロコーストや死海古文書などの誇張性・捏造性が少しずつ露呈していく(まだ今のところ、この一文は「まっとうな言論人が言うべきでないこと」の範疇だが、いずれそうでなくなる)。 (Dems want to block pro-Israel bill over Trump shutdown: Report)

イスラエルは米国に頼れなくなり、中東の新しい覇権国であるロシアに頼る傾向を強める。カショギ事件を機に、サウジアラビアも米国を頼れなくなっている。イスラエルやサウジがロシアに接近するほど、米国は中東覇権を放棄する傾向を強める。トランプは最近「これまで米国が中東での覇権を維持せねばならなかったのは、イスラエルの安全を保障する必要があったからだ」と発言した。シリア内戦が終わり、トランプがイスラエルとサウジをくっつけ、独自の中東和平を提案することで、米国がイスラエルの安全を保障する必要性が減っており、中東から米軍を撤退できるようになった、というのがトランプの理屈だ。ウォーレンら民主党側も、それに賛同しつつある。 ( Trump ignoring Tel Aviv’s demands about Syria: Israeli report) (Elizabeth Warren to Run for President, What’s her Israel Record?)

そもそも、トランプ以前の民主党オバマ前大統領が、中東からの米軍撤退を提唱し、軍産の反対を押し切ってイラクからの撤兵を挙行した。軍産は、その仕返しに、シリアやリビアを内戦状態に陥れ、米軍を泥沼の占領に誘い込んで中東に貼り付けようとした。だかオバマは、シリアをロシアに任せるとともに、リビアは無政府状態の内戦を放置して、米軍を出さず、中東からの撤兵傾向を堅持した。トランプは、こうしたオバマの戦略を継承した。トランプとオバマは相互に批判しあっているが、2人の相違点は「やり方」「政治スタイル」だけであり、戦略の方向性はほぼ同じだ。トランプは、オバマの後継者だ。イスラエルの軍事関係者たちは、そのように見ている。(私から見ると、トランプはチェイニーやブッシュ政権の後継者でもある。だからトランプはネオコン出身のボルトンを重用している) (How Israeli intelligence deals with an unpredictable Trump) (中東大戦争を演じるボルトン)

イスラエルのネタニヤフ首相は、(トランプから圧力を受けて)史上初のサウジ訪問を検討しているという。イスラエルとサウジがくっつくほど、米国が中東から出ていく。中東からの撤退が一段落すると、次は欧州と東アジアからの撤兵だ。トランプがロシアとのINF条約を離脱し、米露の核兵器の対立が激化し、それに巻き込まれたくない欧州EUが、対米従属やNATOから距離を置き、対米自立するためにEUの軍事統合を加速していく。軍産傘下のマスコミはそれを直視したくないので、できるだけ報じず、多くの人々は事態の変化に今後も気づかない。軍産がウクライナ政府をけしかけてロシアとの戦争を再燃させようとしていることも、欧州の安保的な対米自立に拍車をかける。 (Will Netanyahu Go to Riyadh?) (Germany would oppose new nuclear missiles in Europe - Foreign Minister)

他方、東アジアでは、韓国と北朝鮮の安保的な和解の加速、在韓米軍の不必要化、その傾向が定着した後に米国が韓国に喧嘩を売り、韓国側が在韓米軍に出ていってほしいと思う傾向を強める、そして撤兵の実現、次は在日米軍、という順番になる。だからこそ安倍晋三は、対米自立せねばならなくなることを見越し、早くロシアと和解せねばと考えている。米民主党が「軍産傀儡のトランプ敵視」から「軍産からの自立、トランプの世界撤兵は支持」に転換していくと、米政界での軍産の居場所が減り、中東から日本までの米国の世界撤兵に拍車がかかる。 (自衛隊「いずも」空母化の意味)

▼トランプが壁の建設にこだわるのは民主党を譲歩させられそうだから

最近、トランプと民主党が絡み合っているもう一つの案件は、移民政策・政府財政・政府閉鎖の話だ。トランプは大統領になる前から、メキシコから米国への違法移民の流入を止めることを重要政策に掲げてきた。これまで米国は、安価な労働力の供給を望む経済界からの圧力を受け、違法移民の流入を野放しにしてきたため、貧困層の米国民の雇用が改善しにくかった。トランプはこの点を突き、米墨国境に「壁」を建設して違法移民の流入を阻止し、米国民の雇用を改善することを公約にして当選した。民主党はリベラル思想に基づく「人権擁護」を理由に、違法移民の流入放置を主張してきたが、実際の支持理由は、違法移民の流入放置を主張すると財界から政治献金がもらえるからだった。トランプ就任まで、民主党も共和党も、献金目当てで違法移民の流入を放置してきた。 (続くトランプ革命) (Trump On Shutdown: "Whatever It Takes We're Going To Have A Wall")

トランプは、移民流入阻止のための米墨国境の壁の建設を強硬に主張し続け、政府予算の編成に際しても、壁の建設費50億ドルが計上されない限り、予算を発効させる署名をしないと表明し、12月22日から米政府の予算が切れ、政府閉鎖の状態が続いている。米政府予算は、予算を審議する米議会において、小さな政府を求める傾向が強い共和党と、社会福祉充実の観点から大きな政府を容認する民主党の対立が続き、毎年、政府予算が可決できず、次善の策として3か月ごとの暫定予算を組んでつないでいる。 (Trump: Shutdown could last ‘months or even years’ if border wall not funded)

昨年11月の中間選挙の結果、今年1月から議会下院の多数派が共和党から民主党に替わって「ねじれ議会」になり、政府予算案が通りにくくなった。トランプは、わざわざこの時を選んで壁の建設費の予算計上に対する頑固な姿勢を加速し、意図的に民主党に喧嘩を売った。なぜトランプは喧嘩を売る戦略を採ったのか。それほどに強く、壁の建設を望んでいるのか。たぶん違う(ゼロヘッジも「トランプは急に強気になった。政治的バイアグラでも飲んだのか」といぶかっている)。年末にトランプに首席補佐官を解任された軍産系のジョン・ケリーは、辞任時のインタビューで「国境に壁を建設しても違法移民の流入が止められないことは、すでに調査して大統領府内の共通認識になっている」と暴露した。壁の建設は、移民流入阻止の決定打でない。トランプが壁の建設に固執するのは、それが民主党や軍産エスタブと喧嘩する格好の材料だからでないか。 (Did Someone Slip Donald Trump Some Kind Of Political Viagra?) (Kelly, on His Way Out, Says Administration Long Ago Abandoned Idea of Concrete Wall)

従来の米国が採ってきた、違法移民の流入放置や、合法移民の積極受け入れという政策は、米国の人口を増やし、世界から商品を旺盛に輸入して大量消費する「経済覇権国」としての米国をテコ入れするためでもあった。覇権放棄屋のトランプは、軍事覇権の放棄だけでなく、自由貿易体制からの離脱や、移民受け入れの縮小といった経済覇権の放棄もやっている。移民を阻止する壁の建設は、トランプの覇権放棄策の一つの象徴でもある。米国の違法移民の放置は、経済界を喜ばす安い労働力の増加と、覇権維持になる消費人口増加の2面から成る、米国の覇権維持勢力の策だった。トランプは、これを阻止する姿勢を打ち出し、移民に雇用を奪われてきたと怒る貧困層の有権者を味方につけるポピュリスト(兼・覇権放棄)の戦略を採ってきた。 (経済覇権国をやめるアメリカ)

民主党は、リベラルな人権擁護の立場から違法移民の流入を放置してきたが、違法な存在の放置を正当化し続けるには無理がある。しかも、米政府の財政政策に関しては、トランプと民主党は「大きな政府」を容認する点で同じ立場だ。共和党は「大きな政府」をいやがる傾向だが、トランプ自身は、自分が大統領をしている間は予算の大盤振る舞いをやって人気を保持し、自分が辞めた後に米政府が財政破綻して覇権が失墜すればよいと考えている。トランプと民主党は、政府予算の肥大化で同意できる。これは「ねじれ議会」だからこそできる隠れ技だ。しかし、トランプと民主党が壁の建設で対立して政府予算を成立させられず、政府閉鎖が長引いて予算執行ができなくなると、それは事実上の「緊縮財政」になってしまい、経済面と社会福祉の両面でマイナスの事態になりかねない。こうした事態を民主党は歓迎しない。 (Peter Schiff Warns A Divided Congress Means Even Bigger Deficits)

民主党が壁の建設費に関して譲歩すれば、トランプと組んで政府支出を増やしていける。表向き民主党は絶対譲歩しない姿勢をとっているが、実のところ、何とか早くトランプと和解したいと考えている。トランプは、こうした民主党の本音を知っているので、ことさら「壁の建設費が認められなければ、絶対に予算を通さない」と強気を強調している。壁の建設にこだわる方がトランプに対する有権者の支持が強まると、トランプ敵視なワシポスが認めている。民主党は意外に不利だ。今後、民主党が壁の建設費で譲歩すると、それはトランプの政治的勝利になり「ねじれ状態」を乗り越え、今後の議会対策がやりやすくなる。トランプと民主党のドタバタ劇はまだまだ続く。 (Trump won’t lose in a long shutdown)
https://tanakanews.com/190108dem.htm
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/347.html#c12

[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
272. 中川隆[-13095] koaQ7Jey 2019年1月10日 21:10:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

韓国、「文大統領」日本は過去の不幸な時代に謙虚になれと「説教」 2019年01月10


新年早々、韓国文大統領が記者会見で、「日本は過去の不幸な時代に謙虚になれ」と説教した。韓国は、過去を怨念の対象でしか捉えられない国であることを宣言したようなものだ。この発言は、日本関係者に長く記憶されるであろう。韓国が経済危機に陥って、日本へ支援を求めて来たときに、「韓国は日本に対して謙虚になれ」と言い放ち、要請を拒否すべきである。

韓国の大統領たる者は、こういう席で日本批判を封印すべきであった。この一言で、日韓関係はさらに「凍結状態」へ進むであろう。過去の清算は日韓基本条約(1965年)で終わっているはずだ。こうして、際限なく過去の問題を持出し「不幸な時代に謙虚になれ」と説教することが、韓国に外交的に何のメリットがあるだろうか。当然、日本は反発するに違いない。「謙虚になれ」とまで言われて、「ハイ、そうですか」では済まされない。

   


文氏は、日韓併合時代を不幸な時代と一方的に切り捨てている。だが、旧李朝の外交的な無能力が、英米などから日本の保護国にさせた理由である。日韓併合はその延長上に生まれた問題だ。日本は、朝鮮の近代化のために多大の財政負担を負ってきた。

朝鮮は、日本の植民地として利益収奪対象でなかった。逆に、多大の出費を余儀なくされた。日本国内では、植民地放棄論が「小日本論」として、東洋経済新報(週刊東洋経済)社説として大きく取り上げられた。現在の韓国が、経済発展できた理由は、日韓併合時代の近代化と戦後の日本が技術と資本で支援した結果である。その答えが、「日本は過去の不幸な時代に謙虚になれ」である。


『中央日報』(1月10日付)は、「文大統領新年記者会見、日本、過去の不幸だった歴史に謙虚な立場を持つべき」

(1)「韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が10日10時から青瓦台(チョンワデ、大統領府)で内外信記者200人が参加した中で記者会見した。文在寅大統領は記者会見文の発表後、内外信記者と質疑応答の時間を設けた。文大統領は、韓日関係と強制徴用に関する大法院(最高裁)判決問題を尋ねる記者の質問に、『過去、韓国と日本間の不幸だった歴史があった。その歴史のために韓国と日本が新しい外交関係を樹立して韓日基本協定を締結したが、それですべてが解決されたわけではないと思われる問題がまだ少しずつ続いている』として『日本政府がそれに対してもう少し謙虚な立場を持つべきだ』と述べた」

これほど過去にこだわる民族は珍しいであろう。英国は第二次世界大戦まで、世界中に植民地を持ち文字通り、利益を収奪してきた。インドでは綿花の栽培をさせたが、織物加工を厳禁して経済発展を阻止する「暴挙」を重ねていた。こういう植民地経営と比べれば、日韓併合は「天国」である。産業の発展を奨励し、高等教育を実現して「京城帝国大学」(現・ソウル大学)まで創設している。

日本から見た英国植民地経営は、非道そのものに映る。だが、豪州やニュージーランドの国旗には、英国国旗が取り入れられている。これら国は、今なお英連邦一員であることを誇りにしているようにも見える。韓国による日本への恨みとは、全くの別次元である。

(2)「また、『そのような問題に対して日本政治家と指導者が、度々それを政治争点化し、問題をさらに論争の的にして拡大させていくのは正しい態度ではないと考える』として、『日本が韓国裁判所の判決に対して不満は示すことはできるが、韓国政府は司法府の判決を尊重しなければならない』と話した」

政治家は、国民の代表である。日韓基本条約が破棄されるような事態に遭遇すれば、日本の政治家が所見を述べるのは責務である。現に、文大統領自身がこういう場で発言している。政治家とはそういう立場にある。問題は、対立から解決に向ける調整能力の発揮である。

文氏は、自分の発言で気付いていないようだが、日韓基本条約に対して双方の最高裁で違う解釈を下した以上、調整すべき義務がある。「日本が韓国裁判所の判決に対して不満は示すことはできるが、韓国政府は司法府の判決を尊重しなければならない」とは、韓国大統領として発言すべきでない。要するに、文氏は大統領として軽率である。日韓関係の悪化を楽しんでいるようにも見えるのだ。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14907433.html

じっくり学ぼう!日韓近現代史【CGS 宮脇淳子】 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%98%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A%E5%AD%A6%E3%81%BC%E3%81%86%EF%BC%81%E6%97%A5%E9%9F%93%E8%BF%91%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E5%8F%B2%E3%80%90CGS+%E5%AE%AE%E8%84%87%E6%B7%B3%E5%AD%90%E3%80%91


【東京発信・cool eyes】歴史学者・宮脇淳子氏 朝鮮半島と満州の「なぜ」 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=xb2imC_A2Co

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c272

[昼休み54] 朝鮮人は頭がおかしい 中川隆
24. 中川隆[-13094] koaQ7Jey 2019年1月10日 21:21:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

韓国、「文大統領」日本は過去の不幸な時代に謙虚になれと「説教」 2019年01月10

新年早々、韓国文大統領が記者会見で、「日本は過去の不幸な時代に謙虚になれ」と説教した。韓国は、過去を怨念の対象でしか捉えられない国であることを宣言したようなものだ。この発言は、日本関係者に長く記憶されるであろう。韓国が経済危機に陥って、日本へ支援を求めて来たときに、「韓国は日本に対して謙虚になれ」と言い放ち、要請を拒否すべきである。

韓国の大統領たる者は、こういう席で日本批判を封印すべきであった。この一言で、日韓関係はさらに「凍結状態」へ進むであろう。過去の清算は日韓基本条約(1965年)で終わっているはずだ。こうして、際限なく過去の問題を持出し「不幸な時代に謙虚になれ」と説教することが、韓国に外交的に何のメリットがあるだろうか。当然、日本は反発するに違いない。「謙虚になれ」とまで言われて、「ハイ、そうですか」では済まされない。

   


文氏は、日韓併合時代を不幸な時代と一方的に切り捨てている。だが、旧李朝の外交的な無能力が、英米などから日本の保護国にさせた理由である。日韓併合はその延長上に生まれた問題だ。日本は、朝鮮の近代化のために多大の財政負担を負ってきた。

朝鮮は、日本の植民地として利益収奪対象でなかった。逆に、多大の出費を余儀なくされた。日本国内では、植民地放棄論が「小日本論」として、東洋経済新報(週刊東洋経済)社説として大きく取り上げられた。現在の韓国が、経済発展できた理由は、日韓併合時代の近代化と戦後の日本が技術と資本で支援した結果である。その答えが、「日本は過去の不幸な時代に謙虚になれ」である。


『中央日報』(1月10日付)は、「文大統領新年記者会見、日本、過去の不幸だった歴史に謙虚な立場を持つべき」

(1)「韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が10日10時から青瓦台(チョンワデ、大統領府)で内外信記者200人が参加した中で記者会見した。文在寅大統領は記者会見文の発表後、内外信記者と質疑応答の時間を設けた。文大統領は、韓日関係と強制徴用に関する大法院(最高裁)判決問題を尋ねる記者の質問に、『過去、韓国と日本間の不幸だった歴史があった。その歴史のために韓国と日本が新しい外交関係を樹立して韓日基本協定を締結したが、それですべてが解決されたわけではないと思われる問題がまだ少しずつ続いている』として『日本政府がそれに対してもう少し謙虚な立場を持つべきだ』と述べた」

これほど過去にこだわる民族は珍しいであろう。英国は第二次世界大戦まで、世界中に植民地を持ち文字通り、利益を収奪してきた。インドでは綿花の栽培をさせたが、織物加工を厳禁して経済発展を阻止する「暴挙」を重ねていた。こういう植民地経営と比べれば、日韓併合は「天国」である。産業の発展を奨励し、高等教育を実現して「京城帝国大学」(現・ソウル大学)まで創設している。

日本から見た英国植民地経営は、非道そのものに映る。だが、豪州やニュージーランドの国旗には、英国国旗が取り入れられている。これら国は、今なお英連邦一員であることを誇りにしているようにも見える。韓国による日本への恨みとは、全くの別次元である。

(2)「また、『そのような問題に対して日本政治家と指導者が、度々それを政治争点化し、問題をさらに論争の的にして拡大させていくのは正しい態度ではないと考える』として、『日本が韓国裁判所の判決に対して不満は示すことはできるが、韓国政府は司法府の判決を尊重しなければならない』と話した」


政治家は、国民の代表である。日韓基本条約が破棄されるような事態に遭遇すれば、日本の政治家が所見を述べるのは責務である。現に、文大統領自身がこういう場で発言している。政治家とはそういう立場にある。問題は、対立から解決に向ける調整能力の発揮である。

文氏は、自分の発言で気付いていないようだが、日韓基本条約に対して双方の最高裁で違う解釈を下した以上、調整すべき義務がある。「日本が韓国裁判所の判決に対して不満は示すことはできるが、韓国政府は司法府の判決を尊重しなければならない」とは、韓国大統領として発言すべきでない。要するに、文氏は大統領として軽率である。日韓関係の悪化を楽しんでいるようにも見えるのだ。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14907433.html


じっくり学ぼう!日韓近現代史【CGS 宮脇淳子】 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%98%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A%E5%AD%A6%E3%81%BC%E3%81%86%EF%BC%81%E6%97%A5%E9%9F%93%E8%BF%91%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E5%8F%B2%E3%80%90CGS+%E5%AE%AE%E8%84%87%E6%B7%B3%E5%AD%90%E3%80%91


【東京発信・cool eyes】歴史学者・宮脇淳子氏 朝鮮半島と満州の「なぜ」 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=xb2imC_A2Co



http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/235.html#c24

[昼休み54] ゴーン逮捕で仏マクロンの謀略を潰した日本政府 中川隆
131. 中川隆[-13093] koaQ7Jey 2019年1月11日 09:33:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

ルノー副社長に「隠し報酬」 書簡にゴーン前会長サイン


1/11(金) 5:00配信

朝日新聞デジタル

ルノー副社長に「隠し報酬」 書簡にゴーン前会長サイン


仏ルノーのムナ・セペリ副社長


 日産自動車前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)の側近で仏ルノー副社長のムナ・セペリ氏に、3社連合を組む日産、ルノー、三菱自動車の統括会社「ルノー・日産B・V」から不透明な報酬が支払われていたことが10日わかった。セペリ氏はオランダ・アムステルダムにある統括会社の取締役を兼ねるが、2012〜16年の5年間に役員報酬とは異なる非公表の報酬として計約50万ユーロ(約6200万円)を受け取っていた。

【写真】隠し報酬の構図

 統括会社内に設けられた「ガバナンス(企業統治)・人事・報酬委員会」の委員でもあるセペリ氏に対し、委員の報酬として年10万ユーロが支払われており、統括会社のトップを務めるゴーン容疑者が支給を承認していた。3社連合の関係者が、支給を認めたゴーン容疑者らの直筆のサインが入った書簡や、セペリ氏に約50万ユーロが支払われたことを示す証明書を入手し、その内容を明らかにした。

 ゴーン容疑者が日産における自身の報酬を隠しただけでなく、ルノー幹部への「隠し報酬」に関与した疑いも明るみに出たことで、ゴーン容疑者の会長兼CEO(最高経営責任者)職の解任を見送っているルノーの判断に影響を及ぼす可能性もある。

 書簡は13年3月26日付。役員報酬の虚偽記載の疑いで逮捕されたゴーン容疑者と日産前代表取締役のグレッグ・ケリー被告の署名が末尾に直筆で記されていた。報酬の支払いを示す証明書には、ゴーン容疑者の役員報酬の過少記載などに加担したとされる日産の秘書室幹部の直筆サインがあった。

 統括会社の取締役には日産の西川(さいかわ)広人社長兼CEOらも名を連ねるが、統括会社から役員報酬を受け取っている取締役はいないとされる。同委員会はゴーン容疑者、ケリー被告とセペリ氏の3人のみで構成され、セペリ氏だけが委員報酬を受け取っていたとみられる。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/323.html#c131

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
172. 中川隆[-13092] koaQ7Jey 2019年1月11日 09:53:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

2019 年 1月 9日 宮田直彦 《当面の底値に達した米国株》


現在は

supercycle (X)波, cycleT波, primary (4)波

(S&P500 は primary(4)波を終了か ⇒ primary (5)波は最高値を更新へ)

S&P500 は今後2-3 ヵ月で底値を固め、新たな強気トレンド入りを見込む
S&P500 は 2018 年1 月高値を起点とする primary 第(4)波の調整にあり、パターンは「拡大フラット」(A-B-C)とみられる。

12 月に付けた安値は、A 波とC 波が下げ幅において黄金比(1:1.618)をほぼ反映しており、これも底入れ見通しをサポートしている。

このように、水準面で S&P500 は底入れした可能性がある。しかし波動構成上、C 波すべてが終わったとはいえない。その理由は 2018 年 9 月から12 月までの下落が 3波構成にとどまっていることにある。

拡大フラットにおける C 波 は 5 波構成になる。

おそらく今後 2-3 ヵ月の間はリバウンドと下落を交えながら、徐々に底値を固める展開ではないか。しかし早ければ春先から、S&P500 は primary 第(5)波の上昇トレンドに入る可能性がある。

また今年は、フィラデルフィア半導体株指数(SOX 指数)の第 5 波上昇入りが想定さ
れる。投資家の期待が著しく低下した半導体セクターだが、その復活にも注目して
みたい。


マーケットは韻を踏む

「歴史は同じようには繰り返さないが、韻を踏む」というのはマーク・トウェインの
言葉だが、それはマーケット動向にも当てはまる。1960 年代後半から80 年代前半にかけての supercycle 第(V)波 cycle 第W波「拡大三角形」の後には、ダイナミックかつ長期にわたる強気相場が続いた。

また 2000 年から09 年にかけての supercycle 第(W)波「拡大フラット」は、その後の強気相場に先行するものだった。

それぞれの時代背景・調整の規模は異なるが、S&P500 が拡大型の調整パターンの後に上昇したという点では同じだった。今回の「拡大フラット」も「韻を踏む」動きとなるかを注目している。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c172

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
173. 中川隆[-13091] koaQ7Jey 2019年1月11日 10:22:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

>>172 に出て来る『韻を踏む』というのは

先物市場のテクニカル分析 ジョン J.マーフィー (著)
https://www.amazon.co.jp/%E5%85%88%E7%89%A9%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%AE%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%AB%E5%88%86%E6%9E%90-%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3-J-%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC/dp/4322218911/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1547168955&sr=8-1&keywords=%E5%85%88%E7%89%A9%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%AE%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%AB%E5%88%86%E6%9E%90+-%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%88


の P.184 で『韻を踏んだ動き(measured move)』として説明されているもので

チャート分析で

フラッグ、ペナント等のトレンドの一事休止を表す短期保合いパターンはトレンドの中間位置で形成される事が多い


という内容で、ポイント&フィギュアの売買シグナルとして良く知られています:


ポイント&フィギュア P&F その2 売買サイン メジャード・ムーヴ
https://www.fxtechnical.net/2008/03/_pf_fx53.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c173

[近代史3] 天下りをやらせて文科省をクビになった前川喜平が騒いでいる理由は「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事 中川隆
3. 中川隆[-13090] koaQ7Jey 2019年1月11日 10:39:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。

最近では日韓合意がありますが、これも密約のようなものですが正式な外交条約ではない。だから守らなくてもいいのですが紳士協定のようなものであり、日本は密約を守る国であり韓国は密約を守らないというだけの事だ。外交的に難しい交渉をする時には表向きの条約と裏側の密約とに分かれていることが多く、国民には密約は公開されない。

外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html




http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/150.html#c3

[近代史3] 天下りをやらせて文科省をクビになった前川喜平が騒いでいる理由は「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事 中川隆
4. 中川隆[-13089] koaQ7Jey 2019年1月11日 10:55:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

日本の官僚の方が総理大臣より身分が上である理由


日本の官僚の上司はアメリカ軍人 _ 日本の官僚に指示を与えているのは政治家ではなく日米合同委員会のアメリカ軍人だった


憲法を超える存在とされる「日米合同会議」・・・「日本は本当に主権国家なのか?」とプーチンに皮肉られるわけだ!! 
http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/372.html
2018年12月23日 くろねこの短語


 辺野古埋め立てに抗議するホワイトハウス署名は17万筆を超える勢いだそうで、いかにたまりにたまった怒りが渦巻いているかということだ。でも、そのはけ口がこの国にはない。どんなに民意が「NON」を叫んでも、ペテン政権は聞く耳持ちませんから。それどころか、「全力で埋め立てを進める」なんて官房長官が国民に宣戦布告しちまうんですから、暴動が起きないのが不思議なくらいだ。

 だからこそのホワイトハウス署名なんだろうけど、でもよく考えてみるとこれって結局のところ日本に主権はないってことを暗に証明しているようなものなのかもね。見方によっては宗主国のアメリカに直訴しているようなものだと言えなくもない。

 実際、憲法を超える存在と言われる非公開の「日米合同会議」なんてのがありますからね。月2回開かれているとされるこの会議は鳩山ポッポもその存在を知らされず、結局は煮え湯を飲まされたとも噂されている。そりゃあ、プーチンに「日本は本当に主権国家なのか?」と皮肉られるわけだ。

・【痛烈】露プーチン氏が「辺野古基地建設強行」に触れ、安倍政権に苦言!「日本は本当に主権国家なのか?」…領土交渉のマズさに日本政府は”完全沈黙”!
※下段に全文転載

 いわばタブーとも言える「日米合同会議」について、なんとテレビ朝日『報道ステーション』がリポートしている。

 1日早いクリスマスプレゼントということで、見逃した方は是非ご視聴ください。自民党政権の歴史はアメリカの傀儡政権の歴史でもあることがよくわかる。


憲法を越える存在!?非公開の日米合同委員会 20161206 houdoustation

【痛烈】露プーチン氏が「辺野古基地建設強行」に触れ、安倍政権に苦言!「日本は本当に主権国家なのか?」…領土交渉のマズさに日本政府は”完全沈黙”!
https://yuruneto.com/putin-henoko/?fbclid=IwAR1P-PUlVVOsuwOxvJLna2Fcwc7Uk5ouDwySCXTjCVdUqcQxa9t_ruoTfgE
2018年12月22日 ゆるねとにゅーす

※キャプチャー


プーチン大統領「在日米軍問題抜きに最終決定難しい」

【モスクワ大前仁】プーチン露大統領は20日の記者会見で、日本との平和条約と在日米軍の問題について「平和条約を結んだ後にどうなるのかは分からないが、この問題を抜きにして最終的な決定を下すことは非常に難しい」と述べた。ロシアは日ソ共同宣言(1956年)に基づき歯舞群島や色丹島を日本に引き渡す場合でも、米軍が両島に展開しないという保証を求めており、プーチン氏がこの点を改めて強調した形だ。

プーチン氏は対日問題に関する発言の最後に「日本との平和条約を結べるよう真摯(しんし)な努力を続けていく」との原則も繰り返した。

日本が配備する米国製のミサイル防衛(MD)システムに関し、プーチン氏は「防衛目的だと(いう日本の説明)は信じていない。システムは攻撃能力を備えている」と語った。ロシアは、日本が配備予定の陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」にも懸念を表明している。

また、沖縄県の玉城デニー知事や住民の反対にもかかわらず、米軍普天間飛行場の移設計画に伴い同県名護市辺野古沿岸への土砂投入が始まったことについて「日本の主権のレベルを疑ってしまう」と批判的な見解を示した。

【Yahoo!ニュース(毎日新聞) 2018.12.20.】


安倍政権の急所突く プーチン「辺野古問題」に言及の衝撃

「日本は本当に主権国家なのか」――。

ロシアのプーチン大統領から仰天発言が飛び出した。20日に開いた年末恒例の大規模記者会見で、北方領土を日本に返した場合に米軍基地が置かれる可能性について、「日本が決められるのか、日本がどの程度主権を持っているのか分からない」と指摘したのだ。

驚いたのはその先で、基地問題で主権を行使できていない実例として、ナント、米軍普天間飛行場の辺野古移設についてこう言及した。

「知事が基地拡大に反対しているが、(日本政府は)何もできない。人々が撤去を求めているのに、基地は強化される。みんなが反対しているのに計画が進んでいる」

〜省略〜

21日の会見でプーチン発言について聞かれた菅官房長官は「コメントは控える」と逃げた。情けないことに、日本政府は反論もできず、ダンマリを決め込んでいる。

「1月に日ロ首脳会談を控え、下手に反論してロシア側を刺激したくないのでしょう。北方領土問題を抱える一方で日米同盟は崩せず、立ち往生している。しかし、本当にトランプ大統領と世界一仲がいいのなら、『武器をたくさん買うのだから、辺野古基地建設はやめよう』と言えば済む話です。それで、北方領土には米軍基地を置かないと明言してもらえば、ロシアとの交渉も進められます。ロシア疑惑で急所を握られているトランプ大統領は乗ってくる可能性がある。それができないのなら、首相が誇る米ロ首脳との信頼関係はマヤカシということです」(天木直人氏)

〜省略〜

【日刊ゲンダイ 2018.12.20.】


北方領土交渉方針 明らかにしない考え 菅官房長官

北方領土交渉をめぐりロシアのプーチン大統領が日本はアメリカの意向を考慮せざるをえないのではないかという認識を示したことに関連し、菅官房長官は記者会見で、日本政府の方針を交渉の場以外で発言すれば悪影響が懸念されるとして、明らかにしない考えを示しました。

〜省略〜

そのうえで、菅官房長官は、「わが国の交渉方針や考え方について、交渉の場以外で発言することは交渉に悪影響を与えるおそれがあるので、お答えすることは差し控えたい」と述べました。

【NHK NEWS WEB 2018.12.21.】

▲△▽▼


2017.11.01
米軍の動き 横田基地ー六本木ヘリポートーニューサンノー米軍センター @
http://golden-tamatama.com/blog-entry-america-army-roppongi-newsanno.html


さて、選挙というのは単なるショー。
自民が勝っただの、立憲君主が躍進しただの。

選挙とは、ちゃんと国民主権でやってますよ〜
国民様の意見を聞いてますよ〜というポーズ。
プロレス中継とほぼ変わらないのです。

でも、バカな一般市民はプロレスの方に一喜一憂して、その裏のプロモーターについてはスルーしてるのです。

まぁ、良く言うことですが、
真実の動きを知りたければ、ヒト、モノ、カネの動きを追え。

例えばカネについては巨額の年金ファンドがどこを買ってるのか。
そこに着目すれば、だいたい未来が予測できてしまう。
先日ブラックロックが軍需産業株をしこたま買ってると書きました。

では一方、例えばヒト、モノはどうでしょう。
例えば軍隊。
多くのヒト、物資が動くのは軍隊でしょう。

どこかの国の政治を理解するのにはテレビの政治ショーではなく、軍隊の動きを見る。
それでその国の政治が分かってしまうのです。

以下の本は最近ベストセラーになってる本でした。

在日米軍の動きを書いてる本です。


知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書)
矢部 宏治 講談社 2017-08-17
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4062884399/asyuracom-22/


読んだ人も多いのじゃないでしょうか。

著者がこう言ってます。

今、日本に住んである程度生活に満足してる高齢者はこの本は読まない方が良いでしょう。
なぜならこの国に対する幻想が根底から崩れ絶望してしまうからだ。

日本の未来を知る必要のある若者だけが読んだ方が良い。
そう言ってます。

ワタスもそう思います。

この本の書評欄には、著者の命が心配と書いてありましたが、確かに結構危ない線まで書いてます。

まぁ、とにかく、元も子もないことが書いてあるのです。

日本は独立国だって?
ブハハハハ! アホか!
あんた、まだそんなこと信じてるの?

そんなことは幻想だよ。


日本の国会も単なるお飾り単なる政治ショーだよ。
在日米軍の動きを見たらわかるでしょ。

本当にこの日本を治めてるのは月2回開かれる米国軍人会議だよ。

毎月横田基地からヘリが飛んで来る。
そこにアメリが軍人が7名乗って来る。
そして日本の官僚が6名が呼び出されて、これからこの国をどう動かすかが決定されてるんだよ。

それを日米合同委員会と言うんだよ。
その仕組みは戦後70年間変わってないよ。

それなのに政治がどうのこうの。何党が勝っただの。バカなの?

と言ってる本でした。

うーん。。なんとも。。これは。。

ワタスが面白いと思ったのは横田基地からのルートですね。

毎月2回、横田基地から7名のアメリカ軍人が軍用機で六本木ヘリポートに降り立つ。

そこからニューサンノー米軍センターというところに移動するそうです。
車で5分だそうです。

六本木ヘリポートとは、六本木トンネルの上にあるヘリポートですね。
一度に2台もヘリが飛んで来ることもあるようです。

六本木ヒルズの横。ちゃんと米軍基地という立て看板があります。

うーん。こんなとこに米軍基地があったのか。


六本木トンネルは青山一丁目の交差点から青山霊園の脇を抜けて六本木六丁目の交差点に行くトンネルです。
この上にヘリポートがあるようです。

これは動画。こんな感じでヘリが六本木と、横田基地を行き来しています。


東京桜散歩 六本木に米軍基地が 米軍ヘリコプターが飛び立つ 2014.4.5 Roppongi - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=q-dXO6WAJ5o

20120322ヘリ23区唯一の米軍施設麻布米軍基地.3GP - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=A8ejBfzC0dI


ヘリが低空を飛ぶので住民たちがうるさい!返還デモが起きてるようでした。
ここは別名赤坂プレスセンターと呼ぶようです。

で、ヘリで降り立ったアメリカ軍人たち。
ニューサンノー米軍センターというところに向かいます。

ニューサンノー米軍センターとはこんな場所。別名ニューサンノーホテルです。


こんな感じで会議が開かれるようです。

隔週木曜日の午前11時前、横田基地から米軍軍人7名が、軍用ヘリで六本木にある米軍基地六本木ヘリポートに降り立つ。

そこから会議室がある南麻布の米軍施設ニューサンノー米軍センターに到着する。

そこには日本側6人の各省庁の官僚が呼ばれている。
アメリカ側は全員軍人。中に1人だけアメリカ大使館公使がいる。

この秘密会議で決められた内容は国会に報告する義務も外部に公表する義務もまったくない。
事実上ノーチェックで実行できる。

その秘密会議は、日本の国会や憲法より上位の存在なのです。

これが日米合同委員会と呼ばれる会議です。

以下は組織図。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-america-army-roppongi-newsanno.html

ここに出席する日本側6名は、外務省なら北米局長、法務省なら大臣官房長、農林水産省経営局長、財務相大臣官房審議官・・等々のトップ官僚たち。

で、この組織図の上司が米軍になるのです。
つまり日本の官僚達のトップが忠誠を誓ってるのは米軍ということです。

安倍ちゃんや政治家などお飾りということです。

以下は、この本に載ってた漫画。

http://book-sp.kodansha.co.jp/topics/japan-taboo/ より

この漫画でも描いてるように。
実は、今までこの日米合同委員会についてはアメリカ側からもたびたび批判が来ていた。
米軍の軍人たちが日本の官僚に直接指示を与えるなんておかしい。
駐日公使が駐日大使に報告しているのです。
公使とは大使のすぐ下の立場の人です。

というわけで、日本政府は毎月2回、横田幕府からお使いが来て、
下々が命令をきく仕組みで動いていた。
それは戦後もずーっと変わってなかった。

ちゃんちゃん。

元も子もないお話ですね。

この本は、他に日本の空域が完全、日本人のものではなく在日米軍で使われてるとも書いてます。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-america-army-roppongi-newsanno.html



▲△▽▼
 


なぜ、日本では国会議員が地方議員の仕事をしているのか 2015年6月15日
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991

日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。

それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。

そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。

さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。

今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。

そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。

ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。

日本はなぜ帰途と原発を止められないか

「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。

しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。

とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」


日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。

米側代表は在日米軍司令部副司令官である。

代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。


日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である

代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。


これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。

そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。

また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。


日米合同委員会1日米合同委員会2

下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。

<参考資料>

(*週プレNews 2014年12月16日より)

「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!


矢部宏治

鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論

<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897

の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。

このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>


首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体

―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?

鳩山  正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。

矢部  鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?

鳩山  物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。

矢部  在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?

鳩山  お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。

 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。

矢部  日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。

 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。

鳩山  それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。

矢部  ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。

―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山  日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。


矢部  このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?

鳩山  私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。

 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。

日本全土が「米軍の基地」という現実

矢部  「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。

鳩山  私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。

 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。

矢部  飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。

 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。

 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。

 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない

鳩山  矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。

矢部  そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。

 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。


米軍の占領状況を米国民に訴えろ!

鳩山  矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。

 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。

矢部  情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。

 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。


鳩山  そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。

ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。

*2015.03.16 NEWSポストセブンより

「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」

東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。

入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。


 在日米軍関係者は、

「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」

と説明する。

 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。

※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 

そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。

かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 

日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。

 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。

 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。

「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」

 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。

 だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。

 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。

 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。

「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」

※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。

 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」

 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991  



▲△▽▼

「「日米合同委員会」「国会を関与させないための仕掛けだったんです」吉田敏浩氏インタビュー:岩上安身氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/21239.html
2016/12/6 晴耕雨読

https://twitter.com/iwakamiyasumi

12月2日(金)「岩上安身による『日米合同委員会の研究』著者・吉田敏浩氏インタビュー」の実況を行います。

戦後日本社会における最大のタブーとも言える「日米合同委員会」の実態について、岩上安身が吉田氏にお話をお聞きします。

岩上「吉田さんは今はフリーのジャーナリストですけれど、どういった所から取材を始めましたんですか?」

吉田氏「大学在学中からビルマ(現・ミャンマー)のことを取材を始めました。これまでに新聞社などの社員になったことはなく、ずっとフリーです」

岩上「まず、そもそも日米合同委員会とはいったい何か?といったところから入っていきたいと思います。日米合同委員会は、港区南麻布のニューサンノー米軍センターというところで開催されているんですね」

吉田氏「最寄り駅では地下鉄広尾駅です」

吉田氏「日米合同委員会について本格的に調査した記事や本はほとんどありません。ここで密約を作り、国会での審議を通すことなく、米軍に有利な取り決めが次々と作られているのです」

吉田氏「ニューサンノー米軍センターには、銃を持った日本人警備員がいます。本来は日本人は銃刀法違反になるので銃を持ってはいけないんです。しかし、日米合同委員会での密約で持ってよいことになっているんですね」

岩上「米国と日本の関係というよりも、在日米軍と日本の関係になっているんですね。日本は米軍の下部組織にすぎないと」

吉田氏「日米合同委員会で話し合われている内容は、在日米軍から本国の統合参謀本部まで上がっています」

岩上「基本的には、在日米軍の利益を図ることが最優先になっているんですね」

吉田氏「辺野古新基地建設について、キャンプ・シュワブの水域を立ち入り禁止にしたのも、日米合同委員会での決定によります。しかし、どう話しあわれたかは分からないのです」

吉田氏「既存大手メディアの中でこの日米合同委員会について報じたのは、1957年の読売新聞の記事くらいです。やはり文書が出てこないということと、メディアまでもが日米同盟を神聖不可侵なものと捉えているからではないでしょうか」

岩上「この、黒塗りになっている『日米合同委員会議事録インデックス』とは何ですか?」

吉田氏「私の開示請求に対して、表紙だけが出されました。つまり表紙があるということは、中身があるということですよね。しかし、肝心のその中身はすべて不開示です」

岩上「さて、次のチャプターに移りたいと思います。なぜ、在日米軍兵士は正当に裁かれないのか。その背景には、日米合同委員会で合意された『裁判権放棄密約』『身柄引き渡し密約』『民事裁判権密約』がある、と」

吉田氏「『裁判権放棄密約』とは、米軍兵士の公務外の犯罪を日本が裁くな、というものです。その理由は『兵士の士気の維持』と『部隊の人員充足』というもの」

岩上「ちょっと、呆れ返るような理由なんですけど」

吉田氏「米兵犯罪者は、不起訴が多いんです。その一件一件の報告書が存在するはずです。しかしこれを法務省に情報開示請求をしても、文書が出てこないし、出てきたとしても黒く塗りつぶされているんです。これでは、検証のしようがありません」

吉田氏「民主党政権の時、岡田克也外相のもとで外務省の密約調査が行われました。その時に、この『裁判権放棄密約』に関する文書が部分的に出てきたんですね」

岩上「しかしこういうことがあったため、民主党政権はつぶされたのだとも言えるでしょう」

吉田氏「この『裁判権放棄密約』に関しては、法務省から『米軍関係者を特別扱いしますよ』という通達が出されています」

岩上「日本の司法が在日米軍に完全に従属してしまっている、ということですね」

岩上「その結果、日本の裁判が今どうなっているか、ということです。この密約は今も生き続けている、と」

吉田氏「公務外の米軍人・軍属の刑法犯は起訴率17.4%。一方で、全国の一般刑法犯は起訴率45.4%です。明らかな違いがあるのです」

岩上「さらなる驚きの事実です!なんと最高裁にも在日米軍のための裏マニュアルがあったと」

吉田氏「これは、最高裁判所の事務総局が作成したものです。民事裁判で、米軍は証拠提出も証人出頭もしなくてもよい、という内容です」

吉田氏「日米合同委員会での密約文書には、『合衆国の利益を害すると認められる場合には、かかる情報を公表し、又は使用に供することができない』と書かれています。これが、最高裁判所の裏マニュアルに書かれているのです」

岩上「これはショックです」

岩上「この『民事裁判権密約』が事件の真相解明を阻んだ事例が、1977年9月27日の横浜米軍機墜落事件なんですね」

吉田氏「この裁判では、米軍関係者は最後まで出廷せず、事故調査報告書の提供も行われませんでした」

岩上「さて、次のチャプターが米軍による航空管制の問題です。米軍の横田基地上空は『横田ラプコン』と呼ばれ、日本の民間航空機が入れないようになっていますね」

吉田氏「はい、これもまた日米合同委員会での密約にもとづいています」

吉田氏「これも密約文書そのものは不開示なのですが、外務省の裏マニュアル『日米地位協定の考え方』からその内容は分かります。それによると横田空域について『合同委員会の合意のみしかなく、航空法上積極的な根拠規定はない』などと書いてあります」

吉田氏「日米合同委員会の密約文書では『事実上の問題として委任した』となっています。つまり法的根拠はなにもないけれど、既成事実を合同委員会が追認する、ということなんです」

岩上「つまり占領体制が、今も既成事実として今も続いているということですね」

岩上「こうした空域は、横田だけではなく沖縄にもありますね。それが嘉手納ラプコンです。これは一応、2010年に日本側に移管されました。しかし実態は、新たに『アライバル・セクター』というものが設置されていたと」

岩上「密約というものは、1950年代に生まれたものだと思われてきました。ところがこの嘉手納ラプコンの問題でも分かるように、今も日米合同委員会の中でドンドン密約が生まれているんですね!? これは本当に驚きです」

岩上「ここまでは沖縄の空域に関する話だったんですけど、実はこうした空域制限は全国に拡大されていると。それが『アルトラブ』ということだというのですが」

吉田氏「移動型と固定型がありますが、日本列島を縦断するかたちで米軍専用に設定されています」

岩上「さて、最後のチャプターです。いったい、この日米合同委員会はそもそも何のために作られたのか、という点です」

吉田氏「日米合同委員会の前身に予備作業班というものがありました。これが、国会を関与させないための仕掛けだったんです」

吉田氏「そしてその上で、米軍の特権を保障するための国内立法措置が次々と講じられていくことになります。例えば国有財産管理法では、米軍基地のために国有地を無償で提供できることになっています。他にも土地等使用特別措置法では、民有地の強制収用も」

吉田氏「なんでこんなことになってしまっているかというと、日本には『安保法体系』と『憲法体系』の2つが存在しているからだと思います。そして、前者が後者を侵食している。そのことを可能にする装置として機能しているのが日米合同委員会なのです」

岩上「そしてこの、『安保法体系』の前身が『占領管理法体系』であると。天皇による勅令のうえに、連合国最高司令官(マッカーサー)の指令や覚書が位置していたと」

岩上「長時間となりましたが、最後にまとめをお願いします」

吉田氏「戦後の日本には、『憲法体系』の外に『安保法体系』と日米合同委員会の『密約体系』がある。そしてそれが、今も米軍の占領体制を継続させているのではないでしょうか」

以上で「岩上安身による『日米合同委員会の研究』著者・吉田敏浩氏インタビュー」

の実況を終了します。動画アーカイブは準備が整い次第、IWJのホームページ(http://iwj.co.jp/ )にアップいたします。




▲△▽▼

「米側の代表者が軍人であることは、現在も日本がGHQの占領継続下にあることの象徴です:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/21257.html
2016/12/9 晴耕雨読

https://twitter.com/hyodo_masatoshi

日米合同委員会。


米側の代表者が軍人であることは、現在も日本がGHQの占領継続下にあることの象徴です。


日本もいずれ「制服組」がこの場に出席することになるでしょう。


日本には、すでに文官統制も文民統制(シビリアンコントロール)も、ありません。


観念の「制服組」(安倍晋三)が、武器輸出を可能にしました。


集団的自衛権行使を可能にし、これからアフリカ・中東に参戦し、改憲もやるでしょう。


制服を着ているか否かの違いだけであって、この国の軍事は「背広を着た制服組」(安倍政権)にすでにとって代わられています。


日米合同委員会。


米日1%は、植民地を永続化するために、日本を軍事国家に変えます。


軍人の権力を拡大し、最終的には日米合同委員会を、宗主国の軍人と植民地の軍人とで仕切ることになるでしょうね。


>矢部宏治日米合同委員会を特集した報道ステーションに拍手。こうした形でジワジワと事実が国民に広まっていく。しかしなぜメイン・コメンテーターに、安保村代表の後藤謙次などを使っているのか。「日米合同委員会は単なる手続き機関」というコメントは全くの虚偽。それなら協議内容を完全非公開にする筈がない 


日米合同委員会。


米側代表は在日米軍司令部副司令官。


これは戦勝国にして宗主国の軍人が、まだ占領の延長上であることを威圧的に示していますね。


同時に、実際の政治的な権力者が出席しているのだと思います。


軍人の位置づけが米国は高いですからね。


>Tad #報ステ 日米合同委員会 鳩山元総理「日本側は高級官僚が出席しても、アメリカ側は高級官僚ではなく軍人が出席する。まさに占領されているのに等しいと思います」

日米合同委員会からは多くの検事総長を出しています。


つまり、日米合同委員会には官僚の最高のエリートが出席しています。


実質的な日本の重要な政策はここで決められます。


ここで決められたことが官僚によって法案化され、政府に降ろされるのです。


>萩原 一彦 見てない人は見たほうがいい。今の日米政府がとっても不均衡な力関係にあることがわかる。国民の代表ではない日本の高級官僚と、米国民の代表ではなく高級官僚ですらない米軍人が日本の運命を決める。→報ステ特集「日米合同委員会と日米地位協定」憲法を越える存在!?非公開の日米合同委員会20161206houdoustation @gomizeromirai より - http://www.dailymotion.com/video/x54jwia_%E6%86%B2%E6%B3%95%E3%82%92%E8%B6%8A%E3%81

日本の現実は、上位法として、日米合同委員会で作る不可視の「密約法体系」があります。


続いて安保法体系が存在しています。


その後に下位法として憲法が存在しているのです。


これが植民地日本の現実です。


>徳永みちお 官僚が服従を誓う相手は国民でもなく、政治家でもなく、日米合同委員会だ。日本の政治、行政、司法の歪さの原因の一端は日米合同委員会という存在にある。


実は、自民党がいくら気張って新しい憲法を作ったとしてもあまり意味はないのです。


憲法の上に安保法体系が存在し、さらにその上位に日米合同委員会などの不可視の密約法体系が存在するからです。


日本は大きな虚妄の上に成り立った国家なのです。


>よーすけ 鳩山由紀夫のこの証言により日本の基本政策が、日米合同委員会で決められてる事が明らかになったと言える。いわばGHQの延長がこれである。これに逆らったために鳩山氏も嘗ての田中角栄も総理の座を追われたとも言える。許しがたい仕組みである。


安倍晋三が、極端なまでに軍事国家建設に走っています。


これは、背広を着た制服組(安倍晋三)が、背広組のトップに立っているのと同じです。


すでに文民統制(シビリアンコントロール)は、実質的な制服組(安倍晋三)に奪われているのです。


いずれ日米合同委員会に、自衛隊の幹部が出席するようになるでしょうね。


つまり植民地を永続化するために、日本を軍事国家に変える。


軍人の権力を拡大し、日米合同委員会を、宗主国の軍人と植民地の軍人とで仕切る。


その可能性が強くなっています。


安倍晋三は、12月の26、27両日、ハワイでオバマに会うが、プレゼントに「カジノ法案」を強行採決する。


宗主国でのカジノが斜陽になった現在、自国にうじゃうじゃといるギャンブル依存症には目をつぶり、わずか6時間の審議で衆議院可決させた。


安倍晋三が真珠湾を訪れる。


保守の反発を恐れて、首相周辺は、首相は訪問に際して謝罪は予定していない、と必死だ。


「犠牲者の慰霊のための訪問だ」。


バカである。


戦争のできる国へと日本を堕落させ、軍拡に努め、南スーダンにも派兵している。


矛盾したその場しのぎを平気で口にする。


安倍晋三がハワイの米国記者たちに「謝罪はしない」といえるかといえば、とてもおぼつかない。


しかし、こういうことは明確にいわねば、米国では一方的に謝罪にきた、と喧伝され、その見方が定着するだろう。


相手がどう受け取るか。


これが、かれの世界では一貫して欠如している。


「主観の嘘」ばかりだ。


太平洋戦争は、米国に開戦へと追い込まれた、強いられた戦争であった。


真珠湾攻撃も、事前に米国は知っており、参戦の大義を得るために、あえて日本に奇襲させたのである。


このことは米国ばかりか、すでに世界の共通理解になっている。


日本国民だけが米日1%に都合の悪い歴史を知らされていないのだ。


@米国の言い分は、太平洋戦争は日本の宣戦布告なしのパールハーバー急襲から始まり、広島・長崎への原爆投下によって終わった、というものだ。


原爆投下は、戦争を終わらせるためにやむを得ないものであった、とする。


オバマの広島見物はこのストーリー強化の第一幕だった。


A卑怯な真珠湾奇襲、のストーリーを完成させるためには、第二幕として日本の首相にパールハーバーを訪問させ謝罪させなければならない。


そこで初めて米国は太平洋戦争の贖罪意識を払拭できるのだ。


パールハーバーによって広島・長崎を相対化するのだ。


広島とパールハーバーを両国の首脳が相互訪問する戦略は、 1 米国の広島・長崎への贖罪意識の払拭 2 米日軍事同盟の強化 の2点から成っている。


行き着く果ては米日軍事同盟の強化なのだ。


第一幕はすでに上がった。


オバマの広島見物で日本が失ったものは大きい。


相当に国民の暮らしが苦しくなり、生活保護の受給者が増えてきています。


「死ね死ね団」安倍晋三の悪政が、追い詰めているのです。


結局は社会コストの増大になって跳ね返っています。


安倍には自分のやっていることの意味がわかっていませんね。





▲△▽▼

なぜ日本はアメリカの「いいなり」なのか?知ってはいけないウラの掟 内閣改造でも絶対に変わらないこと
2017.08.05 矢部 宏治  現代ビジネス
http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/292.html

私たちが暮らす「戦後日本」という国には、国民はもちろん、首相でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が数多く存在し、社会全体の構造を大きく歪めてしまっているという。

たとえば2016年、安倍晋三首相による「北方領土返還交渉」が、大きな注目を集めたが、日本での首脳会談が近づくにつれて事前交渉は停滞し、結局なんの成果もあげられなかった。なぜ、いつまでたっても北方領土問題は解決しないのか。はたして、この国を動かしている「本当のルール」、私たちの未来を危うくする「9つの掟」とは?

『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』の著者・矢部宏治氏が、「戦後史の闇」を解き明かす。

■事実か、それとも「特大の妄想」か

それほどしょっちゅうではないのですが、私がテレビやラジオに出演して話をすると、すぐにネット上で、「また陰謀論か」「妄想もいいかげんにしろ」「どうしてそんな偏った物の見方しかできないんだ」などと批判されることが、よくあります。

あまりいい気持ちはしませんが、だからといって腹は立ちません。自分が調べて本に書いている内容について、いちばん「本当か?」と驚いているのは、じつは私自身だからです。「これが自分の妄想なら、どんなに幸せだろう」いつもそう思っているのです。

けれども、8月17日発売の新刊『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』をお読みになればわかるとおり、残念ながらそれらはすべて、複数の公文書によって裏付けられた、疑いようのない事実ばかりなのです。

ひとつ、簡単な例をあげましょう。

以前、田原総一朗さんのラジオ番組(文化放送「田原総一朗 オフレコ!」)に出演し、米軍基地問題について話したとき、こんなことがありました。ラジオを聞いていたリスナーのひとりから、放送終了後すぐ、大手ネット書店の「読者投稿欄」に次のような書き込みがされたのです。

<★☆☆☆☆〔星1つ〕 UFO博士か?
なんだか、UFOを見たとか言って騒いでいる妄想ですね。先ほど、ご本人が出演したラジオ番組を聞きましたが(略)なぜ、米軍に〔日本から〕出て行って欲しいというのかも全く理解できないし、〔米軍〕基地を勝手にどこでも作れるという特大の妄想が正しいのなら、(略)東京のど真ん中に米軍基地がないのが不思議〔なのでは〕?>

もし私の本を読まずにラジオだけを聞いていたら、こう思われるのは、まったく当然の話だと思います。私自身、たった7年前にはこのリスナーとほとんど同じようなことを考えていたので、こうして文句をいいたくなる人の気持ちはとてもよくわかるのです。

けれども、私がこれまでに書いた本を1冊でも読んだことのある人なら、東京のまさしく「ど真ん中」である六本木と南麻布に、それぞれ非常に重要な米軍基地(「六本木ヘリポート」と「ニューサンノー米軍センター」)があることをみなさんよくご存じだと思います。

そしてこのあと詳しく見ていくように、日本の首都・東京が、じつは沖縄と並ぶほど米軍支配の激しい、世界でも例のない場所だということも。

さらにもうひとつ、アメリカが米軍基地を日本じゅう「どこにでも作れる」というのも、残念ながら私の脳が生みだした「特大の妄想」などではありません。

なぜなら、外務省がつくった高級官僚向けの極秘マニュアル(「日米地位協定の考え方 増補版」1983年12月)のなかに、

○ アメリカは日本国内のどんな場所でも基地にしたいと要求することができる。
○ 日本は合理的な理由なしにその要求を拒否することはできず、現実に提供が困難な場合以外、アメリカの要求に同意しないケースは想定されていない。

という見解が、明確に書かれているからです。

つまり、日米安全保障条約を結んでいる以上、日本政府の独自の政策判断で、アメリカ側の基地提供要求に「NO」ということはできない。そう日本の外務省がはっきりと認めているのです。


六本木ヘリポート(googlemapより)

■北方領土問題が解決できない理由

さらにこの話にはもっとひどい続きがあって、この極秘マニュアルによれば、そうした法的権利をアメリカが持っている以上、たとえば日本とロシア(当時ソ連)との外交交渉には、次のような大原則が存在するというのです。

○ だから北方領土の交渉をするときも、返還された島に米軍基地を置かないというような約束をしてはならない。*註1

こんな条件をロシアが呑むはずないことは、小学生でもわかるでしょう。

そしてこの極秘マニュアルにこうした具体的な記述があるということは、ほぼ間違いなく日米のあいだに、この問題について文書で合意した非公開議事録(事実上の密約)があることを意味しています。

したがって、現在の日米間の軍事的関係が根本的に変化しない限り、ロシアとの領土問題が解決する可能性は、じつはゼロ。ロシアとの平和条約が結ばれる可能性もまた、ゼロなのです。

たとえ日本の首相が何か大きな決断をし、担当部局が頑張って素晴らしい条約案をつくったとしても、最終的にはこの日米合意を根拠として、その案が外務省主流派の手で握り潰されてしまうことは確実です。

2016年、安倍晋三首相による「北方領土返還交渉」は、大きな注目を集めました。なにしろ、長年の懸案である北方領土問題が、ついに解決に向けて大きく動き出すのではないかと報道されたのですから、人々が期待を抱いたのも当然でしょう。

ところが、日本での首脳会談(同年12月15日・16日)が近づくにつれ、事前交渉は停滞し、結局なんの成果もあげられませんでした。

その理由は、まさに先の大原則にあったのです。

官邸のなかには一時、この北方領土と米軍基地の問題について、アメリカ側と改めて交渉する道を検討した人たちもいたようですが、やはり実現せず、結局11月上旬、モスクワを訪れた元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長から、「返還された島に米軍基地を置かないという約束はできない」という基本方針が、ロシア側に伝えられることになったのです。

その報告を聞いたプーチン大統領は、11月19日、ペルー・リマでの日ロ首脳会談の席上で、安倍首相に対し、「君の側近が『島に米軍基地が置かれる可能性はある』と言ったそうだが、それでは交渉は終わる」と述べたことがわかっています(「朝日新聞」2016年12月26日)。

ほとんどの日本人は知らなかったわけですが、この時点ですでに、1ヵ月後の日本での領土返還交渉がゼロ回答に終わることは、完全に確定していたのです。

もしもこのとき、安倍首相が従来の日米合意に逆らって、「いや、それは違う。私は今回の日ロ首脳会談で、返還された島には米軍基地を置かないと約束するつもりだ」などと返答していたら、彼は、2010年に普天間基地の沖縄県外移設を唱えて失脚した鳩山由紀夫首相(当時)と同じく、すぐに政権の座を追われることになったでしょう。

■「戦後日本」に存在する「ウラの掟」

私たちが暮らす「戦後日本」という国には、国民はもちろん、首相でさえもよくわかっていないそうした「ウラの掟」が数多く存在し、社会全体の構造を大きく歪めてしまっています。

そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。


日米安全保障条約:外務省外交史料館で展示されている署名(1960年1月19日・Photo by World Imaging creativecommons)

私が『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』を執筆したのは、そうした「ウラの掟」の全体像を、「高校生にもわかるように、また外国の人にもわかるように、短く簡単に書いてほしい」という依頼を出版社から受けたからでした。

また、『知ってはいけない』というタイトルをつけたのは、おそらくほとんどの読者にとって、そうした事実を知らないほうが、あと10年ほどは心穏やかに暮らしていけるはずだと思ったからです。

なので大変失礼ですが、もうかなりご高齢で、しかもご自分の人生と日本の現状にほぼ満足しているという方は、この本を読まないほうがいいかもしれません。

けれども若い学生のみなさんや、現役世代の社会人の方々は、そうはいきません。みなさんが生きている間に、日本は必ず大きな社会変動を経験することになるからです。

私がこの本で明らかにするような9つのウラの掟(全9章)と、その歪みがもたらす日本の「法治国家崩壊状態」は、いま沖縄から本土へ、そして行政の末端から政権の中枢へと、猛烈な勢いで広がり始めています。

今後、その被害にあう人の数が次第に増え、国民の間に大きな不満が蓄積された結果、「戦後日本」というこれまで長くつづいた国のかたちを、否応なく変えざるをえない日が必ずやってきます。

そのとき、自分と家族を守るため、また混乱のなか、それでも価値ある人生を生きるため、さらには無用な争いを避け、多くの人と協力して新しくフェアな社会をいちからつくっていくために、ぜひこの本を読んでみてください。

そしてこれまで明らかにされてこなかった「日米間の隠された法的関係」についての、全体像に触れていただければと思います。


本書の内容をひとりでも多くの方に知っていただくため、漫画家の、ぼうごなつこさんにお願いして、各章のまとめを扉ページのウラに四コマ・マンガとして描いてもらいました。全部読んでも3分しかかかりませんので、まずは下に掲げたマンガを読んでみてください。
http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/292.html






▲△▽▼

現在も日本は米軍支配の下にある。
 
これは、実質上アメリカ支配の下にあるという比喩的な意味ではない。

今なお日本は米軍の直接支配の下にあるという衝撃的内容である。そのことを明らかにした

矢部宏治氏の著書『「知ってはいけない」〜隠された日本支配の構造〜』
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4062884399/asyuracom-22


から要約引用したい。


@日本の空は米軍に支配されている。

横田空域(東京都西部から伊豆半島に及ぶ)、岩国空域(山口、島根、広島、愛媛の4県にまたがり、日本海から四国北部に及ぶ、嘉手納空域(沖縄全域に及ぶ)。これらの上空は米軍が定めた空域(高さ以外)、日本の旅客機は飛行することは許されない。またこの空域では米軍はいかなる軍事演習を行うことが出来、日本政府の許可を得る必要もない。2020年には横田空域に墜落事故の多い悪名高きオスプレイの配備が決定されており、沖縄と同様、低空飛行による演習も可能になる。

特定空域だけではない米軍はこのような優先空域を日本全土の上空にいつでも設定できる権利を持っている。事実、航空法(飛行機の安全な運行のための43条に及ぶ規制)は、航空法特例法によって全て米軍機には適用されない。


A米軍は日本全域において治外法権

大使館の敷地や、米軍基地の敷地内は勿論のこと、日本の全域において米軍には日本の警察の捜査は及ばない。

「日本国の当局は、所在地のいかんを問わず、米軍の財産について、捜索、差し押さえまたは検証を行う権利を行使しない」
(「日米合同委員会=日米安保や在日米軍の運用について決定する委員会」議事録より)
といった合意に基づく。

従って墜落事故はもとより交通事故に至るまで一切日本警察は捜査出来ない。


B米軍は日本全土(及びその周辺)に軍を配備できる

「アメリカ合衆国は、その陸軍、空軍及び海軍が日本国において施設及び区域を使用することを許される。」(日米安全保障条約6条)

「日本は安保条約の遂行に必要な基地を提供する。具体的内容は日米合同委員会で定める」(地位協定2条)「アメリカは米軍基地の中で絶対的な権限を持つ。米軍基地の外でも必要な権力を持つ。具体的には日米合同委員会で協議する」(地位協定3条)

「合同委員会の議事録や合意文書は原則として公開しない「合同委員会にて決定した日米合意は、日本の国会の承認を必要としない」(日米合同委員会での合意


C自衛隊は米軍の指揮下にある。

「吉田氏はすぐに、有事の際に単一の司令官は不可欠であり、現状ではその司令官は合衆国によって任命されるべきであることに合意した。」(占領終了後の1952年7月、吉田茂首相とクラーク大将が合意した密約の統合参謀本部への機密報告書)
現在に至るもこの合意を覆す日米間の合意事項はない。

これらの事項は、いまだに米軍の占領下にあるということを超えて、占領下における戦争協力体制といえる。
これほど米軍に従属的な協定は日本と韓国の安全保障条約及び地位協定だけである。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=329076





▲△▽▼

知らなきゃよかった…日本の空は「実はアメリカのもの」だった エリート官僚も見て見ぬふりの真実
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52721
2017.09.06 矢部 宏治 現代ビジネス

みなさんは、東京都の西部――たとえば世田谷区や中野区、杉並区、練馬区、武蔵野市などの上空が、「日本のものではない」ということをご存じですか?  「なにをバカなことを……」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。 しかし、これらは複数の公文書によって裏付けられた、疑いようのない事実なのです。

北朝鮮ミサイルの脅威が迫るいまこそ、考えておきたい「日本の空」の真実とは?


『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』
https://www.amazon.co.jp/%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84-%E9%9A%A0%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%94%AF%E9%85%8D%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4062884399/ref=as_li_ss_tl?_encoding=UTF8&qid=&sr=&linkCode=sl1&tag=gendai_asyuracom-22&linkId=7b93ea9ab99059f0c7be060bcf86fb04


の著者・矢部宏治氏による論考。

■とんでもない歪みの正体

おかしい。不思議だ。どう考えても普通の国ではない。みなさんは、ご自分が暮らす「戦後日本」という国について、そう思ったことはないでしょうか。

おそらくどんな人でも、一度はそう思ったことがあるはずです。アメリカ、中国に次ぐ世界第3位の経済大国であり、治安のよさや文化水準の高さなど、誇るべき点もたしかに多い私たちの国、日本。しかしその根っこには、どう隠そうとしても隠しきれない、とんでもない歪みが存在しています。

たとえば私が本を書くたびに触れている「横田空域」の問題です。下の図1のように、じつは日本の首都圏の上空は米軍に支配されていて、日本の航空機は米軍の許可がないとそこを飛ぶことができません。いちいち許可をとるわけにはいかないので、JALやANAの定期便はこの巨大な山脈のような空域を避けて、非常に不自然なルートを飛ぶことを強いられているのです。


図1 首都圏の上空に広がる「横田空域」

図を見るとわかるように、とくに空域の南側は羽田空港や成田空港に着陸する航空機が密集し、非常に危険な状態になっています。また緊急時、たとえば前方に落雷や雹の危険がある積乱雲があって、そこを避けて飛びたいときでも、管制官から、「横田空域には入らず、そのまま飛べ」と指示されてしまう。

6年前に、はじめてこの問題を本で紹介したときは、信じてくれない人も多かったのですが、その後、新聞やテレビでも取り上げられるようになり、「横田空域」について知る人の数もかなり増えてきました。それでもくどいようですが、私は今回もまた、この問題から話を始めることにします。

なぜならそれは、数十万人程度の人たちが知っていればそれでいい、という問題ではない。少なくとも数千万単位の日本人が、常識として知っていなければならないことだと思うからです。

■エリート官僚もよくわかっていない「横田空域」

もちろんこの「横田空域」のような奇怪なものが存在するのは、世界を見まわしてみても日本だけです。では、どうして日本だけがそんなことになっているのでしょう。

私が7年前にこの事実を知ったときに驚いたのは、日本のエリート官僚と呼ばれる人たちがこの問題について、ほとんど何も知識を持っていないということでした。

まず、多くの官僚たちが「横田空域」の存在そのものを知らない。ごくまれに知っている人がいても、なぜそんなものが首都圏上空に存在するかについては、もちろんまったくわかっていない。これほど巨大な存在について、国家の中枢にいる人たちが何も知らないのです。日本を普通の独立国と呼ぶことは、とてもできないでしょう。

「いったい、いつからこんなものがあるのか」「いったい、なぜ、こんなものがあるのか」

その答えを本当の意味で知るためには、今回上梓した『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』を最後まで読んでいただく必要があります。じつは私自身、上のふたつの疑問について、歴史的背景も含めて完全に理解できたのは、わずか1年前のことなのです。

■世田谷区、中野区、杉並区の上空も「横田空域」

まず、たしかな事実からご紹介しましょう。横田空域は、東京都の西部(福生市ほか)にある米軍・横田基地が管理する空域です。

もう一度、図1を見てください。大きいですね。いちばん高いところで7000メートル、まさにヒマラヤ山脈のような巨大な米軍専用空域が、日本の空を東西まっぷたつに分断しているのです。

ここで「米軍基地は沖縄だけの問題でしょう?」と思っている首都圏のみなさんに、少し当事者意識をもっていただくため、横田空域の詳しい境界線を載せておきます(図2)。


図2 東京都心部(23 区内)の「横田空域」の境界線

東京の場合、横田空域の境界は駅でいうと、上板橋駅、江古田駅、沼袋駅、中野駅、代田橋駅、等々力駅のほぼ上空を南北に走っています。高級住宅地といわれる世田谷区、杉並区、練馬区、武蔵野市などは、ほぼ全域がこの横田空域内にあるのです。

この境界線の内側上空でなら、米軍はどんな軍事演習をすることも可能ですし、日本政府からその許可を得る必要もありません。2020年(米会計年度)から横田基地に配備されることが決まっているオスプレイは、すでにこの空域内で頻繁に低空飛行訓練を行っているのです(富士演習場〜厚木基地ルートなど/オスプレイの危険性については『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』第2章で詳述しています)。

むやみに驚かすつもりはありませんが、もしこの空域内でオスプレイが墜落して死者が出ても、事故の原因が日本側に公表されることはありませんし、正当な補償がなされることもありません。

そのことは、いまから40年前(1977年9月27日)に同じ横田空域内で起きた、横浜市緑区(現・青葉区)での米軍ファントム機・墜落事件の例を見れば、明らかです。

このときは「死者2名、重軽傷者6名、家屋全焼1棟、損壊3棟」という大事故だったにもかかわらず、パラシュートで脱出した米兵2名は、現場へ急行した自衛隊機によって厚木基地に運ばれ、その後、いつのまにかアメリカへ帰国。裁判で事故の調査報告書の公表を求めた被害者たちには、「日付も作成者の名前もない報告書の要旨」が示されただけでした。

■いまも中国・四国地方を覆う岩国空域

こうした米軍が支配する空域の例は、日本国内にあとふたつあります。中国・四国地方にある「岩国空域」と、2010年まで沖縄にあった「嘉手納空域」です。


図3 「岩国空域」

上の図が、これまであまり取り上げられることのなかった「岩国空域」です。「横田空域」と同じくこの「岩国空域」もまた、山口県、愛媛県、広島県、島根県の4県にまたがり、日本海上空から四国上空までを覆う、巨大な米軍管理空域です。

この空域内の松山空港に向かう民間機は、米軍・岩国基地の管制官の指示どおり飛ばなければなりませんし、空域のすぐ西側にある大分空港へ向かう民間機も、高度制限など大きな制約を受けています。

岩国空域に関して印象に残っているのは、2016年にオバマ大統領(当時)が広島を訪問したときのワンシーンです。アメリカ大統領による初めての「歴史的な」広島訪問に際して、オバマ大統領は中部国際空港から大統領専用機で米軍・岩国基地に移動したあと、この岩国空域を通って、海兵隊の軍用ヘリで原爆ドームへ向かったのです。

車で行けばわずか40キロ、たった1時間で行ける距離をわざわざ軍用機で、しかも4機のオスプレイに先導されるかたちで移動した。さらに同行する大統領付きの武官は「フットボール」と呼ばれる核兵器の「発射キット」を携行していました。

アメリカ大統領とは、すなわち核兵器を世界戦略の中心に据えた世界最強の米軍の最高司令官であり、彼は日本の上空を事実上自由に、自国の軍用機を引き連れて移動することができる──皮肉にも、そうした歪んだ現実世界の姿をまざまざと見せつけた、ノーベル平和賞受賞大統領の広島訪問となりました。

■見せかけにすぎない「独立」と「安保改定」

「日本の空」がすべて戦後70年以上経ったいまでも、完全に米軍に支配されているということは、じつは日本の法律の条文に、はっきり書かれている「事実」です。

下は1952年、占領終結と同時に、新たに制定された日本の国内法(航空法特例法)の条文です。そこにはまさに、身もフタもない真実が書かれているのです。

航空法特例法 第3項
「前項の航空機〔=米軍機と国連軍機〕(略)については、航空法第6章の規定は(略)適用しない」

ここで重要なのは、右の条文で「適用しない」とされている「航空法第6章」とは、航空機の安全な運行について定めた法律だということです。つまり、「離着陸する場所」「飛行禁止区域」「最低高度」「制限速度」「飛行計画の通報と承認」など、航空機が安全に運行するための43ヵ条(第57〜99条)もの条文が、すべて米軍機には適用されないことになっているのです。

要するに、もともと米軍機は日本の上空において、どれだけ危険な飛行をしてもいい、それは合法だということなのです。この条文のもとで米軍は、1952年に占領が終わったあとも変わらず日本の上空で、なんの制約も受けずに飛ぶ権利を持ち続けました。

そして、それから60年以上たった現在に至るまで、この条文はひと文字も変更されていません。そのことだけを見ても1952年の「独立」や、1960年の「安保改定」が、いかに見せかけだけのものだったかがわかるのです。


             

                 ***

本稿は、『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』の第1章を再構成したものです。同書の特設サイトでは、第1章のほか、「はじめに」「あとがき」「追記」、各章のまとめとしてのわかりやすい四コマまんが(計9本/商業目的以外であればマンガの使用・拡散は自由です)を無料で公開していますので、ぜひご覧ください。





▲△▽▼

55年体制崩壊後の変化

 E 政治が国民の手から離れて遊離していると先程から論議になっているが、55年体制のもとで自民党VS社会党だった時期とも様変わりしている。あの時期は、財界が自由経済への保険などといって自民党にテコ入れし、それに対して社会党側に労働組合などがつくという構造だった。支配の枠組みとしては右と左の二刀流だ。しかし、1989年に冷戦が終結し、91年にソ連が解体するというなかで55年体制も必然的に崩壊していった。労働運動も下火になり、連合は労資協調路線で企業の利益を代弁する装置に成り下がった。いまや見る影もない。下関の連合などまるで安倍派の別働隊だ。自民党も組織崩壊は著しいが、これに対決していた格好の野党側も変質して、有権者に見捨てられた。従って、圧倒的な国民は依存したり支持する政党がなくなった。それが国内で大半を占める「支持政党なし」の無党派層として存在している。


 B ただ、実はこの無党派層が選挙において決定的な力を握るようにもなった。政党組織の固定票だけでは勝てないし支持基盤は乏しいので、選挙で人為的に風を作り出すようになった。メディア依存の劇場型が多様されるのはそのためだ。


 A 90年代初頭といえばバブル崩壊の時期にも重なるが、米ソ二極構造が崩壊して、財界としては何が何でも自民党を政権与党にし続けなければならない理由もなくなった。そのなかで、利益誘導の族議員がいたり、旧い自民党体質は経団連にとって商売の邪魔にもなった。そして財界が「政権交代のある民主主義」とか「政治改革」を求め始めた。転機になったのは1988年のリクルート事件だ。佐川急便事件もあった。そうした混乱のなかで、93年には自民党を飛び出した小沢一郎らが新生党や新党さきがけを結成し、非自民連立政府で細川が首相になった。しかしこれも佐川急便に1億円借金していたことが発覚して総辞職に追い込まれ、その後は自民党が社会党をとり込んで自社さ政権が成立した。そして村山富市が首相になった。


 かつて55年体制で非和解的な政党のように見なされていた自民党と社会党が連立政権をつくるのだから、世間を大いに驚かせたし、社会党の裏切りに批判世論は高まった。そして、社会党は今日の社民党を見ればわかるように泡沫政党になっていった。ちょうど与党願望でとり込まれていく、今の民進党みたいなものだ。土井たか子といっても議長ポストを持ってこられたら飛びついていった。支配の枠組みのなかで立ち回っていたに過ぎないことを自己暴露した。いわゆる左とかいうものが自民党批判勢力のガス抜き装置みたいな役割を果たしていたわけだ。55年体制はある意味、冷戦構造のもとでの二刀流だった。支配の側にとっては、それが都合よく機能して政治の安定を保っていた関係だ。


 B これは世界的にも共通している。ソ連や中国の変質とともに左翼も変質してしまい、「労働党」などと名乗りながら支配層の代弁者となったり、政権を持たされると裏切ったりして、大衆から見限られている。その結果、新自由主義による強欲な搾取に対して、まるで対抗する力を持ち合わせていない。大衆が困難に見舞われているのに、現実の外側に机を置いて評論したり、眺めている傾向も強い。観念の世界を彷徨っているのもいる。しかし大衆的な反抗もすごいから、イギリスでコービンが熱烈に支持されたり、アメリカでサンダースが脚光を浴びたりという動きにつながっている。


 D 55年体制は保守VS革新といわれたが、元をたどれば総評も占領軍がつくったものだ。共産党や社会党の存在を合法化したのもGHQで、意図をもってしたことだ。GHQは意識的に労働組合をつくらせ、左翼も台頭させて、今につながる支配の枠組みをつくった。戦後の政治を見るときに、決して財界の意向だけで事は動いていないこと、対米従属構造のもとで、その支配を犯さない限りにおいて、自民党であれ革新であれ飼い慣らされてきたことを見ないわけにはいかない。


 そして結局のところ、政党政治の劣化とか腐敗堕落というけれど、政治家や官僚が実行しているのはアーミテージレポートなり年次改革要望書というだけではないか。自分で何かを考えて実行しているわけではない。
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/4953





▲△▽▼



▲△▽▼

知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書) 矢部 宏治 本
カスタマーレビュー
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4062884399/asyuracom-22/


ここに書かれている内容については薄々感づいてはいた。全ては日米安保条約である。この条約が曲者。通常の条約とは異なり法的拘束力は日本国憲法よりも上位に位置する。何故そうなったかは最高裁の砂川判決による。それは米軍基地の違法性を憲法で判断する事ができないという特殊性を認めたからである。つまり日本国憲法で安保条約を裁く事はできない。これはアメリカの圧力が掛かった判決である事が判明している。

この最高裁判決により今日まで安全保障に関連した問題には憲法が正常に作用しない。その安保条約に付随させた様々な案件が法律や憲法の適用除外項目とされ、日本に措けるアメリカの軍事行動を有利に導く形で機能している。それを執り仕切っているのが日米合同委員会という秘密会議である。基本は密約であり国会承認は不要。その主導権はアメリカが握り、その判断はアメリカ軍人に任されている。これにより日本は軍事的にアメリカに支配される。

だが時の政府もこの秘密会議を利用して安保条約を拡大解釈する傾向が強まった。つまり軍事面以外でも様々な適用除外項目を設けて法律や憲法に制限を加え、これを安全保障としての名目で括れば砂川裁判と同じで違憲判決できない。原発も実は電力ではなく核兵器技術開発の一環と見做した安全保障分野となりアメリカが決定権を握る。従って日本は口出しできない。

最近では放射性廃棄物の扱いである。これは環境汚染に関する様々な法律からは全て適用除外とされている。その結果、福島県住民の被害の訴えは悉く却下される。その土台となる原子力基本法には安全保障という文言が入っている。

【雑感】
戦後から今日に至るまで日本は軍事的安全保障という側面から見るとアメリカの51番目の州であるという捉え方は正しい。 

@裁判権(治外法権) 
A基地権(米軍基地を自由に作れる) 
B指揮権(有事の際、自衛隊は米軍指揮下に入る) 

という日米合同委員会の密約が存在する限り日本は米軍の支配下にある。そういう意味でこの秘密会議は安保条約を利用したWGIPのようにも見えてくる。

また基地権に関していえば北方領土問題は解決できない。ロシアが北方領土を返還しても、そこに米軍基地ができる可能性を排除しない限り返還には応じない。それはTHAAD配備に反対する立場を見ただけで解る。つまり領土問題は少なくとも日米露の3カ国首脳会議で軍事的利害関係を調整できない限り無理である。




▲△▽▼

知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書) 矢部 宏治 本
カスタマーレビュー
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4062884399/asyuracom-22/

日米安保体制の産みの親、ジョン・フォスター・ダレスの呪い。(基地権・指揮権の密約)
投稿者M まさベスト500レビュアー2017年10月4日


いつも矢部氏の著書を読んで感心しているが、膨大な資料から難題課題を我々に解りやすく纏めあげ提供してくれるのは非情に有難い、今回もメジャーメディアでは、タブーされている課題に切り込み、現在の日本国民に相当重要な内容がある。簡単に纏めて起きます。

外務省がつくった高級官僚向けの極秘マニュアル(「日米地位協定の考え方増補版)の中に、○アメリカは日本国内のどんな場所でも基地にしたいと要求することができる。○日本は合理的なしにその要求を拒否することはできず、現在に提供が困難な場合以外、アメリカの要求に同意しないケースは想定されていない。日米安全保障条約を結んでいる以上、日本政府の独自の政策判断で、アメリカ側の地位協定に「NO」ということはできない。

2016年、安倍晋三首相による「北方領土変換交渉」は、「変換された島に米軍基地を置かないという約束は出来ない」という方針が、ロシア側に伝えられ、プーチン大統領は、11月19日、ペルー・リマ日露首脳会議の席上で、「島に米軍基地が置かれる可能性がある」それでは交渉は終わると述べている。もし、安倍晋三が「返還された島には米軍基地を置かないという約束」をしていたら、2010年に普天間県外移設を唱えて失脚した鳩山由紀夫首相(当時)と同じになっただろう。

「戦後日本」には、首相ですらよくわからない「ウラの掟」が数多く存在し、社会全体の構造を大きく歪めて、残念なことに、そういう掟の殆どは、日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としている。

1977年9月27日に、横浜市緑区(現・青葉区)でのファントム機・墜落事件は、「死者2人、重軽傷6人、家屋全焼1棟、損壊3棟」という大事故だったが、パラシュートで脱出した米兵2名は、自衛隊機によって厚木基地に運ばれ、その後、いつのまにかアメリカへ帰国、裁判で事故の調査報告書には、「日付も作成者の名前もない報告書の要旨」が示されただけだった。

実は、「横田空域」「岩国空域」「嘉手納空域」米軍が管理する巨大な空域があり、「日米合同委員会」という密室で合意されたことから、空域については、いまだに何の国内法の根拠もない、ただ占領時代から続く米軍支配の状態がそのまま継続している。米軍は上空に設定したような優先空域を日本全土の上空にいつでもどこでも設定できる権利を持っていて、米軍機は日本の上空において、どれだけ危険な飛行をしても合法なのである。

アフガニスタンで実践に使われた海兵隊の航空機は、全体平均飛行時間3,747時間(約5ヶ月相当)に1度事故をおこしたのに対して、オスプレー(MV22)はなんと、90時間(約4日相当)に1度事故を起こした事が報告されていて、2020年からは、よりいっそう危険とされる空軍仕様のオスプレー(CV22)も、横田基地に10機配備される。すでに、オスプレーは、10月には横田基地、11月には東富士演習場(静岡県)、12月には岩国基地(山口県)に飛んでいて、12月13日の夜、沖縄で空中給油訓練中に墜落した。米軍ヘリやオスプレーの墜落事故のケースを見てもわかるように、敗戦後70年以上たってもなお、事実上、国土全体が米軍に対して治外法権下にある。

日本国内で米軍の飛行機が墜落して市民が命を落としても、交通事故でけが人が出ても、日本の警察は米軍が勝手に張った規制ロープの中に入れず、証拠物件を捜索したり事故の原因を調べる法的な権利がない。こんな奇妙な国は、世界中どこにも存在しない。

サンフランシスコ講和条約(平和条約)と旧安保条約は、どちらも1951年9月に調印され、翌1952年4月に発効し、旧安保条約第1条には、「平和条約および安保条約の効力が発生すると同時に、米軍を日本国内およびその周辺に配備する権利を、日本は認め、アメリカは受け入れる」その時から日本はアメリカに対して、非常に大きな軍事上の特権を与えることになる。

アメリカとイラクがむすんだ「イラク・アメリカ地位協定」イラクがアメリカが提案してきた地位協定の草案に、110ヶ所の訂正を求め、中でも、「イラクに駐留する米軍が、イラクの国境を超えて周辺国を攻撃することを禁じる」という条文を加えている。

日本人は、世界一戦争をよくする米軍に対して、「国内に自由に基地を置く権利」と、「そこから飛びたって、自由に国境を超えて他国を攻撃する権利」を両方与えてしまい、これは明らかな「主権喪失条項」この協定を結んでいる国は、世界中の中に、日本と韓国、台湾で、台湾は、1979年に米中が国交を樹立したときにアメリカとの国交が断絶し条約も同じ年に失効している。

日米合同委員会は、「米軍が『戦後日本』において、占領期の特権をそのまま持ち続けるためのリモコン装置」であり、この本会議には、日本側六人、アメリカ側七人が出席し、月にだいたい二回、隔週木曜日の午前中の11時前に、横田基地から、軍用ヘリで六本木にある米軍基地から、南麻布にある米軍施設「ニューサンノー米軍センター」の会議室で開かれている。日本側メンバーがすべて各省のエリート官僚であるのに対して、アメリカ側メンバーは、たった一人をのぞいて全員が軍人である。ようするに日本では、アメリカ大使館がまだ存在しない占領中にできあがった、米軍と日本の官僚とのあいだの異常な直接関係が、いまだに続いているということてある。

つまり、「戦後日本」という国は、「在日米軍の法的地位は変えず」「軍事面での占領体制がそのまま継続した」「半分主権国家」として国際社会に復帰したということである。

私たち日本人がこれから克服しなければならない最大の課題である「対米従属」の根幹には、軍事面での法的な従属関係がある。つまり、「アメリカの従属」というよりも、それは「米軍への従属」であり、しかもその本質は精神的なものではなく、法的にガッチリと押さえこまれているものである。

鳩山首相時代、普天間基地の移設問題で、外務省、防衛省から幹部を二人ずつ首相官邸に呼んで秘密の会合をもち、以前から温めていた「徳之島移設案」という最後のカードを示して、協力を求めた、このメンバーが互いに情報交換しながら、それを外部に漏らさない、漏れた瞬間、この話は潰されてしまう恐れがあった、この連中はやってくれるんじゃないか、期待していたが、4月7日、朝日新聞の夕刊一面に、その機密会合の内容がそのままリークされた。当時の鳩山首相の精神的なダメージは大きかった。

日米合同委員会の実態がわかってくるにつれて、背景が徐々に明らかになり、協議といっても、最終決定権は米軍側が握っていて、「それはすでに米軍の上級司令官[大平洋軍司令官]が決定したことなので、日本政府が承認するかどうかは問題でない」などとスレートに発言しているケースもある。

法務省から合同委員会のメンバーとなる大臣官房長は、その後、かなりの確率で検事総長に就任している。検事総長を出す権利を握っているわけだから、日本の法的な権力構造のトップには、この日米合同委員会が位置している。

1957年群馬県で、21歳の米兵が、41歳の日本人農婦を基地の中で遊び半分に射殺した「ジラード事件」では、秘密合意事項として、日本の検察がジラードを殺人罪ではなく、傷害罪で起訴すること、日本の裁判所に対して可能なかぎり軽くするように勧告することが合意されていた。それを受けて前橋地方裁判所は、「懲役三年、執行猶予4年」という、判決を出す、判決の2週間後には、ジラードはアメリカへの帰国が認められてしまった。

「米軍関係者が日本の法によって裁かれない権利」(裁判権)も、「米軍が日本の国土全体を自由に使用できる権利」(基地権)も、最初は旧安保条約と行政協定の中に書かれていた。

米軍関係者の犯罪について、なぜ行政協定の条文が改善されても実態が変わらなかったかというと、その裏側で、日米合同委員会の秘密協議によって、
○「裁判権放棄密約」〈日本側はいちじるしく重要な事件以外は、裁判権を行使しない〉○「身柄引き渡し密約」〈米軍関係者による犯罪が、公務中に行われたものかどうかわからないときは、容疑者の身柄を米軍に引き渡す〉このふたつの密約が日米合同委員会で結ばれていた。「いちじるしく重要か」、「重要でないか」は、米軍側が決定権を持つ日米合同委員会である。

日本の裁判権を事実上放棄するこの密約について、外務省が真正面からそれを認めるコメント(報道ステーション)をだしている。

「行政協定」=「地位協定」+「密約」という非常に大きな基地権密約について、「公式」が生まれ、そこから無数の密約が生み出されていくことになった。

とてつもない歪みを隠すために、この国は、国家のもっとも重要なセクションにそれぞれ裏マニュアルを必要とするようになった。@最高裁の「部外秘資料」A検察の「実務資料」B外務省の「日米地位協定の考え方」@とAどちらも、米軍関係者に「治外法権」を与え、Bは「裁判権」と「基地権」のあり方について、方針をまとめた、それぞれの裏マニュアルである。

戦後を考える上で、1954年の造船疑獄事件で、当時与党自民党の幹事長だった佐藤栄作の逮捕を、犬養健法務大臣が検事総長に対して指揮権を発動し、止めさせた、犬養はその後責任をとり辞任し、結局、吉田茂内閣の退陣までつながった。

検察裏マニュアルには、米軍関係者の犯罪については、「全ての起訴と起訴猶予について、必ず法務大臣が指揮する」と、「部外秘の通達」が、前年に、法務省検事局から全国の検察庁にあてて通達されていた。たった1度、実行されただけで、法務大臣を失脚させ、内閣を崩壊させ、その後も長く「戦後政治における最大の汚点」と目されて指揮権の発動。それが米兵犯罪については日々つねに「発動」されているという、いかにそれが深刻な状態で有るか、わかると思う。

なぜ福島で原発被害にあったみなさんが、正当な補償を受けられなかったか、法的な構造問題が沖縄基地問題と同じだった。日本には環境汚染を防止する立派な法律はあるが、放射性物質はその「適用除外」条項があり、大気汚染防止法、土壌汚染対策法、水質汚濁防止法、それぞれ、放射性物質を適用しないまたは、除くと、ある。

1959年「砂川裁判」は、東京都・立川にあった米軍基地拡張工事をめぐる裁判で、東京地裁の伊達秋雄裁判長が、「憲法9条2項に違反」として、旧安保条約を違憲とする判決を下すが、翌日、マッカーサー駐日大使が日本の藤山外務大臣を呼び出し、指示を与えた経緯から、マッカーサー在日大使が最高裁の長官(田中耕太郎)と密会して、日本の司法の歴史における最大の汚点、「司法破壊」を行った。

「安保条約は日本国憲法の上位にある」ことが最高裁の判例として、事実上、確定してしまった。

「安保条約のような重大で高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしなくていい」まさに、「法治国家崩壊」をもたらした大事件が、最高裁の法廷で起きてしまった。

ほとんどの人が、1945年8月15日に「第二次大戦を終えた」(終戦記念日)は、世界の常識とは違い、米国や英国の外交官は、必ず9月2日と答えが返ってくる。「降伏」ではなく「終戦」という言葉を使うことで、戦争に負けた日本のきびしい状況について、目をつぶりつづけてきた、日本の戦後だった。

ミズーリ号の調印式(9月2日)には、重光葵、梅津美治郎(よしじろう)が二人が出席し、天皇の姿は意図的に隠されることになった。

この降伏文章の受け入れから、7年後の1952年4月に独立回復するまで、日本政府や昭和天皇が自分だけの判断にもとづいて、何か重要な文章を作成したり、発表したりすることなど全くなかった。

日本人をうまく誘導するためにつくられる、イメージ操作用のオモテのストーリー(絵本のような歴史)の裏側には、すべて分厚い研究の裏付けがある。もともと、「占領」とは、戦闘行為は、終わっているが、平和条約を結んで国と国の関係が法的に決着するまでには、法的にも政治的にもまだ
「武器を使わない戦争」が続いていて、日本に決定権がないのは当然のことなわけである。

「降伏文書」→「人間宣言」→「戦争放棄」と重大な政策はすべて、まず、天皇自身に宣言させ、それから日本人に受け入れさせるという基本方針があった。

国連憲章のどの条文にルーツがあるのか、さらにその国連憲章の条文はそれぞれどこにルーツをもっているかについて、調べる必要がある。

@大西洋憲章(米英で基本文書作成・1941年4月) A連合国共同宣言(26ヵ国参加・1942年1月) Bダンバートン・オークス提案(米英ソ中で基本文書作成・1944年10月) C国連憲章(50ヵ国参加作成・1945年6月)
非常に理論的かつ戦略的なやり方で、米英は第二次大戦に勝利し、そのまま「戦後世界」を支配し続けた。

憲法9条とは、完全に国連軍の存在を前提として書かれたもので、自国の武力も交戦も放棄したということである。

指揮権密約「戦争になったら、自衛隊は米軍の指揮のもとで戦う」という密約が、1981年に、「朝日ジャーナル」がアメリカの公文書から発見して、発表している。

戦争になったら、誰かが最高指令官になるのは、現状ではその人物が米軍司令官で有ることに異議はない。という表現で、吉田茂は日本の軍隊に対する米軍の指揮権を認め、「指揮権密約」が成立することになる。軍隊の指揮権をあらかじめ他国が持っているとなると、これはなんの言い訳もできない完全な「属国」であり、絶対に公表は出来なかった。

1951年9月8日、「吉田・アチソン交換公文」という条約は、朝鮮戦争の開始以来、占領軍からの指示によって行っていた米軍への 兵站(へいたん)活動(後方支援)を独立後も続ける。という意味だった。

日米の間には「日本占領下で行っていた米軍への戦争協力」を今後もずっと継続するという法的な関係が21世紀のいまもなお存在している。日本の歪みの根っこにあったのは、「占領体制の継続」ではなく、「占領下の戦争協力体制の継続」であった。

1950年6月に朝鮮戦争が始まり、劣勢を強いられ、米軍はどうしても日本の軍事力を利用しなければならなくなり、憲法9条2項の破壊が、日本国民にその実態を完全に隠したまま行われた再軍備への道であった。朝鮮半島に出撃した米軍部隊のかわりに、からになった米軍基地に配備するために、「軍隊そのもの」だったが、「警察予備軍」が発足された。

対米従属の正体に、旧安保条約があり、「戦後日本」という国がもつ大きな歪みの正体が、すべて条文に収縮されている。

「自衛隊と米軍基地は合憲で、海外派兵は違憲」という憲法解釈が続いてきた。

米軍が書いたこの旧安保条約の原案には、指揮権・基地権について、非常にリアルな日米安保の本質が記されていて、軍事面からみた「戦後日本」の歴史とは、つまりは米軍が朝鮮戦争のさなかに書いた安保条約の原案が、多くの密約によって少しずつ実現されていく、長い一本のプロセスだった。

安保条約での集団的自衛権を拒否し続けていたのがアメリカ側で、基本的に個別的自衛権にもとづいて協力しあう関係「相互防衛条約」とはいいながら、相手国への最終的な防衛義務は負わない条文を、意図的に安保改定交渉の真っ最中に意図的に考え出していた。

安保関連法を強引に可決させた安部首相は、日本が集団的自衛権を行使できれば、アメリカと「互いに血を流して守りあう」対等な関係になれると幻想を抱いているが、日米安保条約が、集団的自衛権にもとづく対等な相互防衛条約となることは、今後も絶対にありえなく、指揮権密約を見れば解る。つまり集団自衛権というのは、現在の日米安保条約とは基本的に関係ない概念である。

「戦後世界の歴史は、法的支配の歴史」であり、「国際法→条約→国内法」という法体系でしばっておけば、自分たちは何もしないで、その国の警察や検察が、都合の悪い人間を勝手に逮捕し、アメリカはコストゼロで他国を支配出来る。戦後世界においては、軍事力ではなく、国際法こそが最大の武器になる。詐欺同然のダレスのグランドデザインが、70年近くの時を経て、すべて現実のものになろうとしている。

公平な目で世界を見わたせば、世界大戦の可能性がほぼ消滅した地球上において、国民の平和の配当を還元することなく、突出した軍事力を維持し続け、国連憲章を無視した他国への軍事介入を繰り返しているのは、ただ一カ国アメリカだけである。

「戦後の日本」という国は、アメリカ政府ではなく、アメリカ軍部(日本を占領した米極東軍を編入した米大平洋軍)によって植民地支配されている。
そしてアメリカ外交のトップである国務長官でさえ、日本がなぜそんな状態になっているのか、その歴史的経緯や法的構造がさっぱりわかっていない。

サンフランシスコ・システムの法的構造は、安保法体系→日米合同委員会→基地権密約・裁判密約・指揮権密約となっている。これから、「解決策を探す旅」のヒントに、○大国と従属関係に合った国が、どうやって不平等条約を解消したのか、○アメリカの軍事支配を受けていた国が、どうやって脱却したのか、○自国の独裁政権を倒した人たちは、どのような戦略を立てていたのか、を、急いで調べる必要があると、締めている。

素晴らしい、ここまでよく調べあげている、私は改憲や集団的自衛権等の論争で、何時も欠けている論点が有ると感じていて、国連の集団的自衛権の行使の議決権を取り戻さなければ、只、利用される自衛隊になるだけで、ここの問題は大きいと、しかし、矢部氏が指摘している様に、最も重要な論点、「指揮権密約」の問題は深刻で、日本国民の為の自衛隊なら歓迎だか、訳の解らない組織に利用される自衛隊には勘弁してもらいたい。正直、改憲や憲法解釈等の著書を幾つか読んだか、この著書は郡を抜いて素晴らしい内容になっている今後の矢部氏の活動に注目したい。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4062884399/asyuracom-22/



16. 中川隆[-6032] koaQ7Jey 2017年11月03日 13:48:42: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼

知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書) 矢部 宏治 本
カスタマーレビュー
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4062884399/asyuracom-22/

米軍に支配された真の日本の姿をあぶり出す全国民の必読書
投稿者本格派ベスト500レビュアー2017年8月23日


本書は、著者が『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』などの自著、または企画編集した「知の再発見」シリーズ等の、米軍による日本支配の構造を知るために極めて重要な本で紹介してきた内容を簡潔にまとめて読みやすい新書版にしたものである。著者の7年間に渡る研究成果の集大成である。

初めてこれらの情報に触れる人にとって、本書はまさに衝撃以外の何物でもないだろう。なおかつ堪らなく面白い。

帯に「9つの掟」とある。その9つとは恐らく9つの章を指しており、それぞれの章で取り上げられているのは以下の内容である。


1.日本上空に設定された飛行禁止区域

2.日本の全国土は米軍の治外法権下にある

3.米軍にとって日本との境界はない

4.米軍幹部と日本の官僚が月2回話し合う日米合同委員会が在日米軍の在り方を決めている、

5.日本国民に示せない内容は密約にし、それを実行するための裏マニュアルを作成し運営する

6.日米安保条約は憲法の上位にある

7.降伏文書、憲法など重要な文書の原案はアメリカが英語で作る

8.自衛隊の指揮権は米軍にある

9.在日米軍は「国連軍の代わり」という詐欺的論理で駐留し続ける


いずれも大多数の国民にとっては初耳の驚くべき内容であろう。しかし、これまでの在日米軍と日本政府との異常な関係性を見聞きして感じてきたであろう様々な疑問にものの見事に応えてくれる内容でもあるはずだ。

ここで詳細を語るには「話せば長い」内容なので、ごく簡単にエッセンスだけ書き出す。詳細については本書をぜひ読んで欲しい。


・日本の上空には、未だに米軍が制空権を握る空域が首都圏を含めていくつかある

・米軍は日本のどこにでも好き勝手に基地を置ける

・「砂川裁判」により、最高裁は在日米軍や原発などの「高度に政治的な内容」に関しては判断をできなくなっている。つまり日米安保条約は憲法の上にある。

・自衛隊の指揮権は米軍が握っている

・憲法9条の戦力放棄は、実現しなかった国連軍が世界の警察として機能することを前提として書かれた

・在日米軍に関する取り決めはすべて、日米安保条約などの「表の取り決め+密約」で構成されている

・軍事に関しては、未だに米軍が日本の官僚に直接指示を出す「日米合同委員会」という仕組みを通じ、占領下そのものの仕組みが続いている


この本を読むと、昨年制定されて国民の大きな反発を受けた安保法案とはどのような意味合いを持つものだったのかがはっきりと理解できるようになっているはずだ。

本書は、公開されたアメリカの公文書を元に構築された紛れもない事実によって構成されている。これが日本の真の姿である。

従って本書は国政を率いて行く政治家及び官僚には必須の知識である。日米関係に関する密約の中身を知らずに在日米軍に関する対米交渉を行なったり憲法改正を行おうとするのは、著者の言う通り極めて危険であり、無益なことである。

我々国民も、この本の内容を知った上で、憲法改正の是非、沖縄基地問題、選挙の投票先などを判断するようになれば、時間は掛かるだろうが、日本も本来あるべき姿へと近づいて行くことができるのではないかと思う。



17. 中川隆[-6031] koaQ7Jey 2017年11月03日 14:00:36: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼

元防衛大臣石破さんと著者矢部宏治さんがBS番組で討論、事情通の田原総一朗も知らない情報だらけでした。
投稿者1967ADJ2017年9月23日

2017年9月23日のBS激論クロスファイヤーで、番組司会の田原総一朗さん、知ってはいけない 隠された日本支配の構造作者矢部宏治氏と「戦後日本は在日米軍に事実上支配され続けている…!? 知られざる驚愕実態の真偽を元防衛大臣の石破茂衆院議員に直撃! 」

こんな討論番組がありました。

こんな検索で見つかるかもしれません。孫コピーで未来に残したい動画です。
「激論クロスファイア最新 2017年9月23日 石破茂に直撃」
流石に重要情報なので、2日後の9月25日(月)には消されています。

大抵は「君の言ってる事は、事実や資料は一切無い」とか対立しますが・・・
今回は違いますね。

元防衛大臣で軍事オタク、慶応法学部卒の石破さんは流石に戦後の政治家、米側のバックボーンまで知っています。
実際政治の現場では、大臣が、「日米地位協定はどうなっている?」とか言い出すと、防衛庁、省庁の役人、側近などに「そこは語ってはいけない」と圧力が掛かります。
と石破さんが話しています。
田原総一朗さんもこの本まで知らなかった日米合同委員会。この裏側もかなり語っています。

必見でしょう。陰謀論とか思う人は実態を知らないだけです。
陰謀論と馬鹿にしているありえない様な状態が日本では現実だって事ですね。

番組中に「この手の話は驚くほど議員や役人を含みこの話は知らない」と石破さんは番組で言っています。

著者のツイート
矢部宏治‏ @yabekoji 9月20日
田原総一郎さんの「激論!クロスファイア」(BS朝日/23日10時予定)で、元防衛大臣の石破茂さんと対談しました。次期首相の呼び声も高い石破さんですが、密約や地位協定、日米合同委員会について驚くほど率直に内情を語って頂きました。必見です

そうそう、番組司会の田原総一朗さんが石原慎太郎さん都知事時代に横田基地の空港、横田空域を日米で民間機乗り入れ空港。
横田空域返還しようとしましたが・・・・
圧力で結局実現しなかったと言っていましたね。

2017年9月には、NHKスペシャル「スクープドキュメント沖縄と核」
これも密約の話です。1959年米国統治下の沖縄で米軍が那覇空港付近に配備した広島と同等の威力の20キロトンの核兵器を装着した地対空ミサイル、ナイキを核兵器装着のまま点検していると、整備ミスで発射され点検した兵士死亡。水平発射され那覇の海に落ちました。これがもし爆発していたら那覇が吹き飛んでいた。
このレベルの事件は隠されます。

以前ですが・・・・
政界の暴れん坊と言われた喧嘩ハマコー、浜田 幸一さん(元衆議院予算委員長、自由民主党広報委員長、自由民主党副幹事長、2012年没)国会で椅子を投げて暴れてる動画がよく出る人。バラエティにもよく出ていた。
若い頃は「千葉でヤクザをしていた」と本人が語り「木更津のダニ」と言われ、相手を差し懲役刑になる。
尊敬する人は関東の大物組長。
その後、議員になるが、ラスベガスでバカラ賭博をして1晩に4億5000万円負け、ロッキード事件絡みの大物右翼が肩代わりした。

そんな浜田 幸一さんは「アメリカは怖いですか?」と番組で質問を受けました。
回答は、「何言ってんだ、アメリカは怖いに決まってる」「アメリカ様様だ・・・・」と回答していましたが・・・

私は当時やばい事言ってると思いましたが・・・
本当の意味を解る人は殆どいなかったでしょう。

もし、石破さんがこの先スキャンダルや自殺、急病で亡くなる。
こんな場合は、今回の件が引き金で諜報機関関与を疑うべきでしょう。

因みに、私が子供の頃から住んでいたエリアはこの本の舞台です。
地元ネタ含みで・・・
東京タワーから六本木方面に歩いて行くと・・・
坂がある途中の飯倉に戦前、水交社のビルがありました。
ここは帝国海軍の将校専用クラブで、山本五十六海軍元帥が戦死した時の国葬時このビルから出発しています。
戦後にアメリカ軍が占拠し当時からフリーメーソンのグランドロッジになっています。(ここに引っ掛かる人もいるかもしれませんが・・)
マッカーサー元帥は、フィリピンのメイソンの最高位と言われています。
不法占拠で裁判にもなったそうですが・・・現在もメソニックビルとしてあります。

鳩山由紀夫総理の弟の鳩山 邦夫さん(元大臣、自民党議員、東大法学部を首席で卒業、2016年没)は・・・
戦後に首相になった祖父、鳩山一郎(政治家、弁護士。1954年(昭和29年)-1956年(昭和31年)第52・53・54代内閣総理大臣)。
鳩山一郎総理本人を含め大臣の半分がメーソン会員だったとテレビ番組で答えています。

坂を下りると機動隊バスが待機しています。

左側に会員制のアメリカンクラブ(世界の諜報機関が集まると言われている)

その先には、ソビエト大使館(現在はロシア大使館)ここは諜報機関関係者が当然います。
監視もするでしょう。

ポルシェがあるミツワモータース。
ここの交差点にも機動隊バスが待機し、右翼の街宣車が来ると道路を封鎖します。

六本木交差点近くにあった国際歯科に通っていましたが・・・
実はここにソビエト大使館関係者がよく治療に来ていました。
一緒になる事が小学生時代にありましたし・・・
ここの待合室には、防衛関係の日本語の兵器専門書が沢山置かれていました。
SDI関連とか・・・かなり勉強させてもらいました。

現在のミッドタウンには、防衛庁、防衛施設庁がありました。
この周りには、地元の小学生なら誰でも知っている刑事が常駐していました。
特徴があり、コートを着た刑事はイヤフォンを付けているので、即判ります。

当時は、防衛庁外部をテレビカメラで監視していて、中では派手な外人の女性等が防衛庁周囲を歩いていると、練習としてテレビカメラで追っかけ続けたなんて話を、現場の関係者から聞いています。

ミッドタウンから星条旗通り方面に進んでいくと・・・
右手にアメリカ軍施設が六本木にあります。
星条旗新聞(米軍向け新聞社)やヘリポートが入っていたので、有名ですが・・
ここにスノーデンがいた諜報機関もあるそうです。

これ以外にも氷川神社の横にはアメリカ大使館の職員施設があり、かなり広いエリアですね。
昔はハロウィン時は入れましたので、地元の子供は入った事があります。

今回の本に出てくる広尾駅から歩いて5分程の山王ホテルは、親戚が米国軍人の家族だった為に、90年代に何度か訪れたことがあります。ここは、六本木で飲んでいる米軍関係者の定宿です。

「どこに泊まっているの?」「ニュー山王だよ」なんて話はよくある話。
当時から日米合同委員会の事は知っていましたが・・・


追記
2017年10月に沖縄の高江でヘリコプターが炎上、落下場所は自宅から300mの農家の私有地。

ここで警察も沖縄県、沖縄県知事も手を出せない。
理由はこの本を読んでる人はすぐ理解できますが・・・
地上波では、現在までこの裏側、理由を取り上げていません。
マスコミの忖度、圧力がありますね。



18. 中川隆[-6030] koaQ7Jey 2017年11月03日 14:35:47: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼

「戦後日本」に存在する「ウラの掟」を明らかにする―アメリカとの異常な「基地権密約」「指揮権密約」「裁判権密約」
投稿者仮面ライターVINEメンバー2017年9月4日
  
 私の住む北海道では、2016年9月1日付けの日米合同委員会合意(沖縄の訓練負担の軽減等)に基づき、8月10日から28日まで日米共同訓練(ノーザンヴァイパー)が実施され、8月5日にオーストラリアで事故を起こしたMV−22オスプレイなども飛来した。ティルトローター機であるオスプレイの安全性等については、以前から様々な場面で指摘されているところであり、実際、道(庁)や関係自治体などが懸念を示したが、米側は意に介さず強行参加させた(そして8月29日、またもや大分空港に緊急着陸している!)。こうした在日米軍の傍若無人ぶりに、私たち道民や国民は“ごまめの歯ぎしり”状態にある訳だけれども、「なぜ、こうした状況が続いているのか?」を簡潔明瞭に解き明かしているのが、この矢部宏治さん(書籍情報社代表)の著述である。当書は、一人でも多くの日本国民が目を通した方が良いと思われる一冊だ。

 矢部さんは既に

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル 2014年)
https://www.amazon.co.jp/日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか/dp/4797672897/ref=cm_cr_getr_d_rvw_txt?ie=UTF8


『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』(同 2016年)
https://www.amazon.co.jp/日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか/dp/4797673281/ref=cm_cr_arp_d_rvw_txt?ie=UTF8


などの著書を世に出し、前者では主にアメリカとの「基地権密約」を、後者では主に「指揮権密約」を、それぞれ公開された既存の文書等を読み解く中で明らかにしてきた。本書は、これらの書物の、いわば要約版(ダイジェスト版)と言える内容であるけれども、私自身改めて知った事実もあった。それは後者で存在を指摘した「横田空域」のほか、「岩国空域」もある、ということであった。まさに「「横田空域」と同じくこの「岩国空域」もまた、山口県、愛媛県、広島県、島根県の四県にまたがり、日本海上空から四国上空までを覆う、巨大な米軍管理空域」(pp.23~24)であるのだ(あと一つが2010年に返還されたが、未だ事実上米軍管理下にある「嘉手納空域」である)。

 さて、日本の「戦後論」について、例えば政治思想史を考究する白井聡さん(京都精華大学専任講師)は「敗戦の帰結としての政治・経済・軍事的な意味での直接的な対米従属構造が永続化」などされている状況を「永続敗戦論」と論結している。確かに、戦後の日本人の「歴史認識(歴史的意識)」は、まさしくその通りであろう。だが、最も肝要なことは、矢部さんが摘示しているように「「戦後日本」とは、そのスタート時点から現在までずっと、米軍の戦争を支援する法的な義務を負った国なのだということ」(p.205)である。つまり「日本の歪みの根っこにあったのは、「占領体制の継続」ではなく、それよりもっと悪い、「占領下の戦争協力体制の継続」だった」(p.206)という事実である。その文脈に沿いつつ、アメリカとの異常な「基地権(全土基地方式)密約」「(統一)指揮権密約」そして「裁判権(放棄)密約」が導き出されるのである。

 本書では、各章扉ページの裏に漫画家ぼうごなつこさんの四コママンガが配され、上述した「密約群」=「日米間の隠された法的関係」がかなり分かり易く解説されている。冒頭に「日米合同委員会」の名を出したが、この在日米軍と各省にまたがる文官で構成され、「密約」等を処理する機関の存在も尋常ではない(実際、アメリカの外交官も「きわめて異常なもの」と指摘しているらしい!(p.90))。同じくオスプレイの事例を挙げたけれど、米軍機(国連軍機)に関しても、日本の国内法(航空法)は原則適用されない。それらは「占領下の戦争協力体制の継続」という視点から見るとスッキリするのである。「永続敗戦論」とは「アメリカへの従属」と言うより「米軍への従属」がより本質的であり、「「対米従属」の根幹には、軍事面での法的な従属がある」(p.94)という点を、私たち日本人はしっかり押さえ、見据えなければならないだろう。

 終わりに、安倍晋三らは2012年の第46回衆議院議員総選挙や2013年の第23回参議院議員通常選挙などにおいて「日本を、取り戻す。」などと喚いていた。ならばまず、安倍の選挙区のある山口県の一部を覆う前出の「岩国空域」や、首都東京を南北に走る「横田空域」を“取り戻す”ことから始めるべきではないのか?そして次に、憲法9条の“加憲”を目指すならば、第3項に「国内に外国軍基地を置かないこと」を明記するのが先決ではないのか?これこそ「日本を、取り戻す」ということであろう。ただし、9条改正によらずとも米軍基地問題解決の手法がある。それは木村草太さん(首都大学東京教授)の『憲法という希望』(講談社現代新書 2016年)の中で述べられており、具体的には憲法41条、92条及び95条の適用だ。米軍基地の設置を内閣の判断のみで決めること(閣議決定)には疑義があり、それを「法律事項」に改めるのである。



19. 中川隆[-6029] koaQ7Jey 2017年11月03日 14:51:02: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼

なぜ日本はアメリカの「いいなり」なのか?知ってはいけないウラの掟
内閣改造でも絶対に変わらないこと
矢部 宏治
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52466


私たちが暮らす「戦後日本」という国には、国民はもちろん、首相でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が数多く存在し、社会全体の構造を大きく歪めてしまっているという。

たとえば2016年、安倍晋三首相による「北方領土返還交渉」が、大きな注目を集めたが、日本での首脳会談が近づくにつれて事前交渉は停滞し、結局なんの成果もあげられなかった。なぜ、いつまでたっても北方領土問題は解決しないのか。はたして、この国を動かしている「本当のルール」、私たちの未来を危うくする「9つの掟」とは?

『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4062884399/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&linkCode=sl1&tag=gendai_asyuracom-22&linkId=2abaf902da235672989d2af729b5a43a


の著者・矢部宏治氏が、「戦後史の闇」を解き明かす。

事実か、それとも「特大の妄想」か

それほどしょっちゅうではないのですが、私がテレビやラジオに出演して話をすると、すぐにネット上で、「また陰謀論か」「妄想もいいかげんにしろ」「どうしてそんな偏った物の見方しかできないんだ」などと批判されることが、よくあります。

あまりいい気持ちはしませんが、だからといって腹は立ちません。自分が調べて本に書いている内容について、いちばん「本当か?」と驚いているのは、じつは私自身だからです。「これが自分の妄想なら、どんなに幸せだろう」いつもそう思っているのです。

けれども、8月17日発売の新刊『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』をお読みになればわかるとおり、残念ながらそれらはすべて、複数の公文書によって裏付けられた、疑いようのない事実ばかりなのです。

ひとつ、簡単な例をあげましょう。

以前、田原総一朗さんのラジオ番組(文化放送「田原総一朗 オフレコ!」)に出演し、米軍基地問題について話したとき、こんなことがありました。ラジオを聞いていたリスナーのひとりから、放送終了後すぐ、大手ネット書店の「読者投稿欄」に次のような書き込みがされたのです。


<★☆☆☆☆〔星1つ〕 UFO博士か?
なんだか、UFOを見たとか言って騒いでいる妄想ですね。先ほど、ご本人が出演したラジオ番組を聞きましたが(略)なぜ、米軍に〔日本から〕出て行って欲しいというのかも全く理解できないし、〔米軍〕基地を勝手にどこでも作れるという特大の妄想が正しいのなら、(略)東京のど真ん中に米軍基地がないのが不思議〔なのでは〕?>

もし私の本を読まずにラジオだけを聞いていたら、こう思われるのは、まったく当然の話だと思います。私自身、たった7年前にはこのリスナーとほとんど同じようなことを考えていたので、こうして文句をいいたくなる人の気持ちはとてもよくわかるのです。

けれども、私がこれまでに書いた本を1冊でも読んだことのある人なら、東京のまさしく「ど真ん中」である六本木と南麻布に、それぞれ非常に重要な米軍基地(「六本木ヘリポート」と「ニューサンノー米軍センター」)があることをみなさんよくご存じだと思います。

そしてこのあと詳しく見ていくように、日本の首都・東京が、じつは沖縄と並ぶほど米軍支配の激しい、世界でも例のない場所だということも。

さらにもうひとつ、アメリカが米軍基地を日本じゅう「どこにでも作れる」というのも、残念ながら私の脳が生みだした「特大の妄想」などではありません。

なぜなら、外務省がつくった高級官僚向けの極秘マニュアル(「日米地位協定の考え方 増補版」1983年12月)のなかに、

○ アメリカは日本国内のどんな場所でも基地にしたいと要求することができる。
○ 日本は合理的な理由なしにその要求を拒否することはできず、現実に提供が困難な場合以外、アメリカの要求に同意しないケースは想定されていない。

という見解が、明確に書かれているからです。

つまり、日米安全保障条約を結んでいる以上、日本政府の独自の政策判断で、アメリカ側の基地提供要求に「NO」ということはできない。そう日本の外務省がはっきりと認めているのです。


六本木ヘリポート(googlemapより)

北方領土問題が解決できない理由

さらにこの話にはもっとひどい続きがあって、この極秘マニュアルによれば、そうした法的権利をアメリカが持っている以上、たとえば日本とロシア(当時ソ連)との外交交渉には、次のような大原則が存在するというのです。

○ だから北方領土の交渉をするときも、返還された島に米軍基地を置かないというような約束をしてはならない。*註1

こんな条件をロシアが呑むはずないことは、小学生でもわかるでしょう。


そしてこの極秘マニュアルにこうした具体的な記述があるということは、ほぼ間違いなく日米のあいだに、この問題について文書で合意した非公開議事録(事実上の密約)があることを意味しています。

したがって、現在の日米間の軍事的関係が根本的に変化しない限り、ロシアとの領土問題が解決する可能性は、じつはゼロ。ロシアとの平和条約が結ばれる可能性もまた、ゼロなのです。

たとえ日本の首相が何か大きな決断をし、担当部局が頑張って素晴らしい条約案をつくったとしても、最終的にはこの日米合意を根拠として、その案が外務省主流派の手で握り潰されてしまうことは確実です。

2016年、安倍晋三首相による「北方領土返還交渉」は、大きな注目を集めました。なにしろ、長年の懸案である北方領土問題が、ついに解決に向けて大きく動き出すのではないかと報道されたのですから、人々が期待を抱いたのも当然でしょう。

ところが、日本での首脳会談(同年12月15日・16日)が近づくにつれ、事前交渉は停滞し、結局なんの成果もあげられませんでした。

その理由は、まさに先の大原則にあったのです。

官邸のなかには一時、この北方領土と米軍基地の問題について、アメリカ側と改めて交渉する道を検討した人たちもいたようですが、やはり実現せず、結局11月上旬、モスクワを訪れた元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長から、「返還された島に米軍基地を置かないという約束はできない」という基本方針が、ロシア側に伝えられることになったのです。

その報告を聞いたプーチン大統領は、11月19日、ペルー・リマでの日ロ首脳会談の席上で、安倍首相に対し、「君の側近が『島に米軍基地が置かれる可能性はある』と言ったそうだが、それでは交渉は終わる」と述べたことがわかっています(「朝日新聞」2016年12月26日)。

ほとんどの日本人は知らなかったわけですが、この時点ですでに、1ヵ月後の日本での領土返還交渉がゼロ回答に終わることは、完全に確定していたのです。

もしもこのとき、安倍首相が従来の日米合意に逆らって、「いや、それは違う。私は今回の日ロ首脳会談で、返還された島には米軍基地を置かないと約束するつもりだ」などと返答していたら、彼は、2010年に普天間基地の沖縄県外移設を唱えて失脚した鳩山由紀夫首相(当時)と同じく、すぐに政権の座を追われることになったでしょう。


「戦後日本」に存在する「ウラの掟」

私たちが暮らす「戦後日本」という国には、国民はもちろん、首相でさえもよくわかっていないそうした「ウラの掟」が数多く存在し、社会全体の構造を大きく歪めてしまっています。

そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。


日米安全保障条約:外務省外交史料館で展示されている署名(1960年1月19日・Photo by World Imaging creativecommons)

私が『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』を執筆したのは、そうした「ウラの掟」の全体像を、「高校生にもわかるように、また外国の人にもわかるように、短く簡単に書いてほしい」という依頼を出版社から受けたからでした。

また、『知ってはいけない』というタイトルをつけたのは、おそらくほとんどの読者にとって、そうした事実を知らないほうが、あと10年ほどは心穏やかに暮らしていけるはずだと思ったからです。

なので大変失礼ですが、もうかなりご高齢で、しかもご自分の人生と日本の現状にほぼ満足しているという方は、この本を読まないほうがいいかもしれません。

けれども若い学生のみなさんや、現役世代の社会人の方々は、そうはいきません。みなさんが生きている間に、日本は必ず大きな社会変動を経験することになるからです。


私がこの本で明らかにするような9つのウラの掟(全9章)と、その歪みがもたらす日本の「法治国家崩壊状態」は、いま沖縄から本土へ、そして行政の末端から政権の中枢へと、猛烈な勢いで広がり始めています。

今後、その被害にあう人の数が次第に増え、国民の間に大きな不満が蓄積された結果、「戦後日本」というこれまで長くつづいた国のかたちを、否応なく変えざるをえない日が必ずやってきます。

そのとき、自分と家族を守るため、また混乱のなか、それでも価値ある人生を生きるため、さらには無用な争いを避け、多くの人と協力して新しくフェアな社会をいちからつくっていくために、ぜひこの本を読んでみてください。

そしてこれまで明らかにされてこなかった「日米間の隠された法的関係」についての、全体像に触れていただければと思います。

本書の内容をひとりでも多くの方に知っていただくため、漫画家の、ぼうごなつこさんにお願いして、各章のまとめを扉ページのウラに四コマ・マンガとして描いてもらいました。全部読んでも3分しかかかりませんので、まずは下に掲げたマンガを読んでみてください。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52466?page=4


*註1 原文は次の通り。「このような考え方からすれば、例えば北方領土の返還の条件として「返還後の北方領土には施設・区域〔=米軍基地〕を設けない」との法的義務をあらかじめ一般的に日本側が負うようなことをソ連側と約することは、安保条約・地位協定上問題があるということになる」(「日米地位協定の考え方 増補版」1983年12月/『日米地位協定の考え方・増補版──外務省機密文書』所収 2004年 高文研)






20. 中川隆[-6048] koaQ7Jey 2017年11月05日 17:24:42: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼



▲△▽▼

日本が囚われ続ける「米国占領下の戦争協力体制」の正体 
矢部宏治氏 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ) 2017年11月20日 日刊ゲンダイ
http://www.asyura2.com/17/senkyo236/msg/117.html
  
   著書で日本の歪んだ現実を指摘した矢部宏治氏/(C)日刊ゲンダイ
 敗戦後70年以上経ってもなお、日本は米軍の治外法権下にある「半分主権国家」だ――。歴代政権が米軍と交わした密約の数々から、国民にひた隠す「ウラの掟」を告発したベストセラー「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」の著者でノンフィクション作家の矢部宏治氏は、この国の行く末を憂える。これからも極めて異常な対米隷属関係を続けるのか、と。

■トランプ来日が見せつけた屈辱的取り決め

  ――先週来日したトランプ米大統領が、矢部さんが最新刊で指摘していた「日本の歪んだ現実」をまざまざと見せつけましたね。

 トランプ氏は訪日の初日、東京都下の米軍・横田基地から「入国」し、その後も埼玉県のゴルフ場、六本木にある軍事へリポートと、米軍専用の「横田空域」内を中心に各地を飛び回りました。その間、日本の法的コントロールはいっさい受けていない。ただ、多くの識者がその様子を見て、「主権国家に対して失礼じゃないか」と激怒していましたが、そこには根本的な認識不足がある。実は軍部だけでなく、米政府関係者は日米地位協定(第5条1項)によって、ノーチェックで日本に入国できる法的権利を持っているのです。だから日本人はトランプ氏に対してではなく、そうした屈辱的取り決めを結んでいる自国の政府と、その現状に対して激怒すべきなのです。

  ――大統領選中は在日米軍撤退をほのめかしていたトランプが、来日時には日米同盟を「宝」と持ち上げました。

 就任後、現在の日米の軍事的な取り決めが、いかに並外れて自国に有利なものか、よく理解したのでしょう。米軍は事実上、日本全土を基地として使える条約上の権利(基地権)を持っています。

 一方、例えば、かつてアメリカの本当の植民地だったフィリピンは、戦後独立した際に、米軍が基地を置けるのはこの23カ所に限ると、具体名を基地協定に明記しています。また、2003年にたった1カ月で米軍に完敗したイラクでさえ、駐留米軍に対し、イラク国境を越えて他国を攻撃することを禁じるという地位協定を結んでいます。他国の軍隊に対して「国内に自由に基地を置く権利」と、「そこから自由に国境を越えて他国を攻撃する権利」の両方を与えているのは、世界で日本だけなのです。

  ――米軍にすれば、まさに「宝」の関係です。

 そうした状況について、よく「戦争に負けたから仕方がない」と言う人がいますが、それは完全な間違いです。先ほどの、イラクが敗戦後に米国と結んだ地位協定の内容を見れば、そのことがよく分かります。

 ではなぜ日本だけが、そんなおかしな状態になってしまったのか。私もそれが疑問でずっと調べてきたのですが、最近ようやく理由が分かりました。最大の原因は朝鮮戦争(1950〜53年)にあったのです。52年の日本の独立を挟んだ3年間、すぐ隣の朝鮮半島で起きていたこの激しい戦争が、その後の日米の軍事的関係や、ひいては「戦後日本」の在り方に、決定的な影響を及ぼすことになったのです。

  ――最悪な時期に、独立の交渉をしていたのですね。

 旧安保条約や行政協定(現・地位協定)は、朝鮮戦争で苦境に立ったアメリカの軍部が、日本に独立後も全面的な戦争協力をさせるため、自分で条文を書いた取り決めなのです。たとえば旧安保条約の原案には、「日本軍が創設された場合、国外で戦争はできない。ただし米軍の司令官の指揮による場合はその例外とする」と書かれています。

  ――今の自衛隊の立場が、その米軍の原案通りになりつつあることに驚きます。

 旧安保条約についての日米交渉が行われたのは、憲法9条ができてから、まだ4年しか経っていない時期です。だからさすがに国民に見える形では条文化できず、当時の吉田茂首相が米軍司令官との間で、「戦争になったら自衛隊は米軍の指揮下で戦う」という「指揮権密約」を口頭で結ぶことになったのです。

  ――これほど重要な取り決めを国民に60年以上も隠してきたのですね。

 加えて問題だったのは1960年の安保改定です。「対等な日米関係を」というスローガンの下、米国との交渉にあたった岸信介首相がウラ側の「基地権密約」で、朝鮮戦争勃発時に生まれた「占領下の戦争協力体制」を法的に固定してしまった。ですから私たちが今生きているのは、安倍首相がよく口にする「戦後レジーム」ではなく、祖父である岸首相が固定した「朝鮮戦争レジーム」の中なのです。

  
   危険な関係はいつまで続くのか(C)AP


戦後初めて対米隷属が生命の危機を生む

  ――こんなおかしな体制が、どうして60年以上も続いてきたのですか。

 日本は戦後、数多くの米軍の戦争を支援してきましたが、そのことで日本国民が生命や財産を脅かされる心配はなかった。いくら米軍の爆撃機が日本から飛び立って北朝鮮やベトナム、イラクを攻撃しても、相手国には日本を攻撃する能力がなかったからです。しかも、米軍の戦争に全面協力することで日本が手にした経済的な見返りは、非常に大きかった。

  ――今は金正恩委員長とトランプとの挑発合戦が過熱する中、北朝鮮は日本に200発の中距離弾道ミサイルを向けています。

 だから今、戦後初めて日本人は、米国への軍事的隷属体制によって、自らの生命が危険にさらされるという全く新しい現実を生きているのです。なのに安倍首相にはその自覚がなく、北朝鮮に対する強硬姿勢を崩さない。極めて危うい状況にあります。

  ――とくに自衛隊の「指揮権」の問題については、ほとんどの国民が知らないと思います。

 この問題で日本と全く同じ状況にあるのが韓国です。でも韓国の人々は皆、米軍が韓国軍の指揮権を持っていることを知っている。朝鮮戦争が開戦した翌月、李承晩大統領がマッカーサー元帥に対して、公式に指揮権を移譲したという歴史的経緯があるからです。だから大統領選の時には、この指揮権の問題が必ず争点になるのです。

  ――日本は密約でその権利を認めてきたため、国民はカヤの外です。

 最大の問題は、米軍が「戦時における指揮権」だけでなく、事実上の「開戦の決定権」も握っているということ。韓国の例を見ると、実際に戦争が始まるはるか以前の段階で、韓国軍は米軍の指揮下に入ることになっています。もちろん日本も同じ状況にある。ただ違うのは、韓国では国民がその問題をよく理解しているために、文在寅大統領も国民の危機感を背景に、「韓国の了承なしに朝鮮半島で戦争を始めることは許さない」と、米国に対して意思表明をすることができた。

 ところが安倍首相は、世界中の指導者が韓国と日本で起きる巨大な被害を懸念して、「北朝鮮問題に軍事的解決などあり得ない」と述べる中、「異次元の圧力が必要だ」などと言っている。自国が攻撃される可能性を全く考えていない、恐ろしい状態にあるのです。

■朝鮮戦争の終焉こそ真の独立の始まり

  ――日本がこれから、特に注意すべきことはなんでしょうか。

 北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)が、遠からず米本土を射程内に収めることは既定事実となっています。そうした状況の中、米軍は日韓両国に「核兵器の地上配備」を強烈に求めてくると思う。1980年代に米国がソ連の中距離核ミサイルに対抗して、欧州の同盟国に中距離核ミサイルを持たせたのと同じ。日韓を前面に立たせ、自分たちは核の撃ち合いの外側にいて危険を避けるという状況をつくろうとするはずです。しかし、北朝鮮に対する日韓の核配備は自動的に、中国との間でも核を撃ち合いかねない「恐怖の均衡」を成立させてしまう。超大国・中国との間で、永遠に続く軍事的緊張が待ち受けています。

  ――自民党防衛族の石破茂元幹事長が「非核三原則」見直しに言及しているだけに不気味です。

 それを防ぐためにも、日本はいまだに休戦中の朝鮮戦争の平和裏な終結に協力すべきです。朝鮮半島で平和条約が結ばれれば、「朝鮮戦争レジーム」に基づいた日本のおかしな対米隷属状況も、終息へ向かう可能性があるのですから。

 (聞き手=本紙・今泉恵孝)

▽やべ・こうじ 1960年、兵庫県生まれ。慶大文学部卒。株歯堂マーケティング部を経て、87年から書籍情報社代表。2010年の鳩山政権の崩壊を機に日本戦後史の共同研究を始める。「日本はなぜ、『戦争ができる国』になったのか」など著書多数。

▲△▽▼

知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた (講談社現代新書) – 2018/11/14
矢部 宏治 (著)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/406513949X/ref=as_li_qf_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=gendai_biz-22&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=406513949X&linkId=4b028c28dde8be90c104ecbc2ba452e0

えっ!? いまのままでは日本が世界平和に「貢献できない」ワケ アメリカに支配されたこの国の宿命
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58289
2018.11.09 矢部 宏治 現代ビジネス


軍拡を要求されている日本

いまから3年前の2015年8月、「平和学の父」と呼ばれ、その最高権威とされるヨハン・ガルトゥング博士(ノルウェー出身)が来日し、横浜で講演会を行った。ちょうど国会前では、安保法制反対のデモが連日、多くの参加者を集めていた時期のことである。

日本は今後、どうやって世界の平和に貢献していくべきなのか。2組の若者代表が、博士の講演に先がけて真摯な思いをスピーチし、会場からは大きな拍手がわきおこった。しかしそのあと、ガルトゥング博士が口を開いて最初に語ったのは、次のような、聴衆全員を凍りつかせるような言葉だったのである。

「現在の日本は、世界平和に貢献することはできません。その理由は、外交政策がアメリカの意向で決まり、自分で決定できないからです。アメリカが関心のあるのは、自国の〔軍事的〕勝利であって、平和ではありません。彼らはNATOについては思い通りに動かせないので、なんでも言うことを聞く日本に、いま〔安保法制で〕軍拡を求めているのです」

ガルトゥング博士は、書斎型の学者ではなく、紛争の最前線で問題解決にあたる現場の人≠セ。「横田空域」や「六本木ヘリポート」など、日本における異常な米軍支配の実態にも詳しい。いつも思うのだが、本当に分厚い現場の知識を持った人は、実に簡単な言葉で問題の本質を語ることができる。

その意味では、日本という国家と米軍の関係について、その本質をもっともストレートに語れる人物は、歴代の沖縄県知事をおいて他にないだろう。たとえば今年の8月に亡くなった翁長雄志前知事は、最後の記者会見でこう語っている。

「いまの日本のアメリカに対する従属は、日本国憲法の上に日米地位協定があって、国会の上に日米合同委員会がある。その2つの〔基本的な構造の〕なかで、日本はアメリカに何も言えない状況にあります。(略)いまアジアは大きくかわりつつあり、世界のどの地域よりも経済発展しているが、いまのままでは、〔やがて〕日本はアジアから閉め出されてしまうんじゃないか」

2018年現在の日本のおかれた状況と課題を、短い言葉で語って余すところがない。今回当選した玉城デニー新知事も、もちろんその一人だが、沖縄はその政治的苦難の中から、こうした優れた政治的リーダーを何人も生み出し続けているのである。

そんなバカな約束があるか!?

ふり返ってみると翁長前知事は、4年前の就任直後から、「戦後史の謎」を解くための非常に重要な手がかりを私たちに伝えてくれていた。(以下、TBSラジオ『荻上チキ・Session-22』2014年11月18日からの要約)

〈沖縄の基地の返還協定には、よく読むと「〇〇年に返還する」という言葉に加えて、すべて「またはその後」という言葉が書かれている。たとえば那覇軍港なら「2028年またはその後」に返還すると書かれている。ほかの基地も全部同じ。そんな約束がありますか。「結婚しましょう」と言って、「来年またはその後にね」と言ったら、約束にならないでしょう〉

〈危険なオスプレイの飛行にしても、沖縄防衛局(防衛省の担当部局)は、「市街地は飛びません。夜10時以降は飛びません。そう〔米軍側と〕決めたから安心ですよ」と言ってくるが、よく取り決めを読んでみると、市街地や夜10時以降は「できる限り(飛ばない)」と書いてある。「ふざけんじゃないよ、そんな馬鹿な約束あるか」と思うけど、これが本土の方々にはなかなか伝わらない〉

まったくその通りなのだ。私もかつて沖縄で米軍基地を取材していたとき、一番不思議だったのがこのことだった。危険な低空飛行や騒音について、米軍は住民の抗議に応じてよく取り決めを結ぶ。しかし守らない。翌日から守らないことさえある。いったいなぜ、そんなことが許されるのか。

今回、『知ってはいけない2ーー日本の主権はこうして失われた』(講談社現代新書)を書くことで、その理由がはっきりわかった。

まずそもそもの原因は、現在の安倍晋三首相の祖父である岸信介首相が、安保改定に先駆けてアメリカと発表した共同声明(1957年6月21日)にある。そこには、

〈米軍の日本における軍事行動については、(協議が)実行可能なときはいつでも協議する〉

という合意内容が、はっきり書かれているのだ。

つまり、米軍が「協議したくない」ときは、日本政府に相談しなくていい。だから、大規模な住民の抵抗運動さえ起こらなければ、米軍は日本の国内でなんだってできるということなのだ。

これが、安保改定の大前提となった日米合意であり、現在の日本における米軍の法的権利の本質である。その後、数多く結ばれた条約や協定、取り決め、密約の数々は、すべてこの1行を細かく具体的にのべたものにすぎない(本書の特設サイト〈ウェブ立ち読み〉で無料公開している第3章を参照)。

日米安保の本質

たとえば、新安保条約・第6条を見てほしい。そこには日本における米軍の軍事行動は、

〈日米地位協定と、その他の合意される取り決め〉(英文からの筆者訳)

によって運用すると書かれている。さきほどの翁長前知事の言葉にある「またはその後」と、まったく同じ形のトリックだ。くわしくは本書を読んでいただきたいが、この〈その他の合意される取り決め〉のなかに、いまではすっかり有名になった米軍と日本の官僚の密室の協議機関、「日米合同委員会」で毎月2度結ばれる秘密合意が、旧安保時代のものもあわせてすべて含まれているのである。だから米軍は、地位協定の条文を、まったく守らず行動することができるのだ。

これが翁長前知事の言葉にある通り、国会も最高裁も米軍にはいっさいタッチすることができないという、旧安保条約時代から受け継がれる日米安保の本質なのである。

翁長前知事の命をかけた政治活動によって、今年の7月、全国知事会で「日米地位協定の抜本的見直し」が採択され、同知事の死去後、8月14日に日米両政府に提言された。

しかしここまで説明してきた通り、それが「日米地位協定の条文の改定」にとどまっては、ほとんど意味がない。最低でも「日米合同委員会」と「砂川裁判・最高裁判決」という2つの大問題の解決を視野に入れつつ、新安保条約・第6条から〈その他の合意される取り決め〉という文言を削除する必要がある。

その意味で、私たち日本人がこれから本格的に議論すべき問題は、「憲法の改正」でも「地位協定の改定」でもなく、「安保再改定」にほかならないのである。



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/150.html#c4

[近代史3] 天下りをやらせて文科省をクビになった前川喜平が騒いでいる理由は「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事 中川隆
5. 中川隆[-13088] koaQ7Jey 2019年1月11日 11:14:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった理由


1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。

米中密約の内容

1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない

この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。
http://dwellerinkashiwa.net/?p=2976


▲△▽▼

ここに1971年7月、米国キッシンジャー国家安全保障問題担当大統領特別補佐官が中国周恩来と交わした秘密会談の内容がある。2002年7月公開された外交文書である。40年近くも以前から米国と中国は裏で繋がっていたことは周知の事実ではあるが、今の日本の立場を見極める意味からも大変重要である。

二人の秘密会談の内容の1/4は日本に関することであったという。当時より経済大成長した日本に対し、米中とも非常に警戒心をもっていた。

 米中の日本に対する見方は今も昔も同じである。この事を踏まえて、対米、対中外交方針を決定しないと、何時まで経っても日本は米中の「お財布さん」でしかない。また、両国が一番恐れているのは日本の再軍備であり、日本の核保有である。相手の嫌がることをし、カードとするのが外交の基本である。日本のある首相は、「相手の嫌がることはしない」で通したが・・・。

 北朝鮮の核保有を米中が嫌がるのは、これを認めると日本の核武装化を止められないからで、6ヵ国協議と称して北朝鮮をなだめるのに必死のふりであるが、真の目的は日本の核保有を阻止する為に他ならない。

 以下の会談の一部を見ると、この流れがここ40年間、めんめんと流れていることがよく理解できる。いつまでも米国に頼っていると大変なことになることを、我々は自覚しなければならない。

(「敵国になり得る国米国」青木直人著より)


日本人観

周恩来 「ものの見方が狭く、とても変わっている。島国の国民だ。」

キッシンジャー「中国は伝統的に普遍的な視野があるが、日本は部族的な視野しかない。日本人はほかの国民がどう感じるかに何の感受性もない。日本には何の幻想ももっていない。」


日本経済

周恩来 日本は第2次大戦の賠償も払わず、戦争から利益を得た。経済拡大は軍事拡大につながる。米国は日本を今の状態に太らせた。」

キッシンジャー「日本を経済的に発展させたことをいまでは後悔している。」


日本の防衛政策

周恩来 「日本は過去二十五年あまり、防衛に必要以上の金を使ってきた。いまや羽が生え、飛び立とうとしている。一度日本が軍事拡大に走れば、どこまでいくかわからない。」

キッシンジャー「日本が米軍撤退を希望すればいつでも出てゆく。日本が自主防衛すれば周辺の国にとって危険だ。米国が日本のために核兵器を使う可能性は実際には小さい。米軍が撤退すれば、日本は平和利用計画で得た充分なプルトニウムで核兵器を作ることが出来る。日本が大規模な再軍備に走るような事態になれば、伝統的な米中関係が再びものをいう。米国は日本の拡張を抑えるために、他国と協調できることをする。日本について我々は同じ方向の利害を持っている。」
http://isukeya.iza.ne.jp/blog/entry/977743/


そして米中が組んでやった事は:

中国は当面は軍事力よりも外交で影響力を強めてきている。PKO活動もその一環ですが、日本は金だけ出して自衛隊の活動には消極的だ。米中の見えない同盟関係は日本に対するものであり、アメリカは日本の円は360円から80円にまで4倍に吊り上げて、中国の元は1ドル=2元から8元にまで4分の1に引き下げを認めた。これは対ドル相場なのだからアメリカが認めなければ出来ない事だ。

アメリカの90年代からの中国に対する経済的支援は、日本の弱体化と中国の台頭を促した。80年代の日本経済はアメリカに脅威を与えるほどになったからですが、日本の弱体化はアメリカにとって国益になったのだろうか? 普通ならば中国が世界一の黒字大国になったのだから人民元が上がるのが常識だ。しかしアメリカはそれ元安を容認してきた。

この事によって中国は西村眞悟氏が言うように世界に「失業」を輸出しているのであり、世界的に労働者の賃金を引き下げさせてきた。それに対して日本は人民元の安さに対抗する為に中国に工場を進出させて雇用を輸出している。職を失った日本の若者は結婚も出来なくなり少子化が進むようになった。これらは米中の思惑通りの結果なのでしょうが、アメリカは同盟国の日本の弱体化はプラスであるとどうして考えたのだろうか?

それに対して日本の政治家は見えない米中同盟に気がつくのが遅すぎた。アメリカは露骨に日本に対しては政治介入してくるのに、中国の人権問題や人民元安には口を出さずに寛容だ。アメリカ自身の国力の衰退がそうさせていると見えますが、その穴を中国が埋めている。そうなれば日本には小沢一郎のような政治家が出てきて、アメリカと距離を置いて中国の属国になろうという政治家が出て来る。そうなる事はアメリカの利益なのだろうか?
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu208.htm


▲△▽▼


米中同盟

中国は当面は軍事力よりも外交で影響力を強めてきている。PKO活動もその一環ですが、日本は金だけ出して自衛隊の活動には消極的だ。米中の見えない同盟関係は日本に対するものであり、アメリカは日本の円は360円から80円にまで4倍に吊り上げて、中国の元は1ドル=2元から8元にまで4分の1に引き下げを認めた。これは対ドル相場なのだからアメリカが認めなければ出来ない事だ。

アメリカの90年代からの中国に対する経済的支援は、日本の弱体化と中国の台頭を促した。80年代の日本経済はアメリカに脅威を与えるほどになったからですが、日本の弱体化はアメリカにとって国益になったのだろうか? 普通ならば中国が世界一の黒字大国になったのだから人民元が上がるのが常識だ。しかしアメリカはそれ元安を容認してきた。

この事によって中国は西村眞悟氏が言うように世界に「失業」を輸出しているのであり、世界的に労働者の賃金を引き下げさせてきた。それに対して日本は人民元の安さに対抗する為に中国に工場を進出させて雇用を輸出している。職を失った日本の若者は結婚も出来なくなり少子化が進むようになった。これらは米中の思惑通りの結果なのでしょうが、アメリカは同盟国の日本の弱体化はプラスであるとどうして考えたのだろうか?

それに対して日本の政治家は見えない米中同盟に気がつくのが遅すぎた。アメリカは露骨に日本に対しては政治介入してくるのに、中国の人権問題や人民元安には口を出さずに寛容だ。アメリカ自身の国力の衰退がそうさせていると見えますが、その穴を中国が埋めている。そうなれば日本には小沢一郎のような政治家が出てきて、アメリカと距離を置いて中国の属国になろうという政治家が出て来る。そうなる事はアメリカの利益なのだろうか?
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu208.htm


▲△▽▼

1995年 オーストラリアを訪問した李鵬は、豪首相との首脳会談中に、 「 日本など20年も経てば地球上から消えてなくなる 」と発言
李鵬の発言はまるでオカルトのようにも聞こえるが、平成9年当時の国会でも取り上げられた発言である。

武藤国務大臣

「そのオーストラリアへ参りましたときに、オーストラリアの当時のキーティング首相から言われた一つの言葉が、日本はもうつぶれるのじゃないかと。

実は、この間中国の李鵬首相と会ったら、李鵬首相いわく、

君、オーストラリアは日本を大変頼りにしているようだけれども、まああと三十年もしたら大体あの国はつぶれるだろう、こういうことを李鵬首相がキーティングさんに言ったと。

非常にキーティングさんはショックを受けながらも、私がちょうど行ったものですから、おまえはどう思うか、こういう話だったのです。」
http://hanzibakuro.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/20-ea32.html


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/150.html#c5

[リバイバル3] 中川隆 _ 経済、ビジネス関係投稿リンク 中川隆
56. 2019年1月11日 11:36:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
政府批判するとブラックリストに載せられて買い物もできなくなるキャッシュレス社会がやってくる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/367.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/813.html#c56
[昼休み54] ゴーン逮捕で仏マクロンの謀略を潰した日本政府 中川隆
132. 中川隆[-13087] koaQ7Jey 2019年1月11日 11:41:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

日産販促費、後付け資料を作成 ゴーン前会長指示か
1/11(金) 8:34配信 共同通信



 私的な投資損失を日産自動車に付け替えたなどとして、会社法違反(特別背任)の疑いで前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が再逮捕された事件で、サウジアラビア人の知人の会社に支出した約16億円の一部に関し、日産の担当者が東京地検特捜部の調べに「ゴーン容疑者の指示で、販売促進費名目の後付け資料を作成した」と説明していることが11日、関係者への取材で分かった。

 別の担当者が特捜部に、知人の会社が当初、自動車販売業とは無関係だったため「強引に市場調査を名目にした」と説明していることも判明。特捜部は、支出が付け替えを巡る謝礼だったことを示す証言とみている。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/323.html#c132

[リバイバル3] 中川隆 _ 日本文化関係投稿リンク 中川隆
90. 2019年1月11日 13:10:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
性欲を満たすために行く場所ではなかった!? 意外と知られていない吉原の実態
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/152.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/466.html#c90
[昼休み54] 中国企業が欧米や日本の最先端技術を手に入れる手口 中川隆
53. 中川隆[-13086] koaQ7Jey 2019年1月11日 13:50:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

中国、「日本で諜報」米軍や自衛隊動向監視で基地周辺の「土地購入」2019年01月11日


中国は、世界覇権の野望を膨らませている。日本へも触手を延ばし始めたという。米軍基地や自衛駐屯地の周辺に土地を購入して、動向を探る動きが見られ始めたようだ。日中友好も大事だが、日本侵略を目指し「紅い手」が伸び始めていることに気を付ける段階になった。

   

米国では、中国企業から自国留学生の寄宿舎建設案を提案される一件があった。その金額が巨額で、地元は大歓迎した。先方が指定してきた場所は、米軍基地に近い所であり疑惑が持たれ、このプロジェクトは立ち消えになった。また、中国人留学生の進学希望先が、すべて軍事機密に関する学科であったということも発覚するなど、米国の中国に対する警戒観は極めて強い。

米国の監視が厳しくなっている結果、狙いは日本へ移っている。米軍基地や自衛隊駐屯地付近の土地が狙われている。かつては、中国資本が、水源地の買収を行い、中国の水不足緩和ビジネスが関心を呼んだ。「中国が日本の水資源を抑える」という報道が相次いだもの。今や一歩進んで、日本の安全保障を脅かす事態になっている。中国の存在自体が、厄介なものになってきた。


『日本経済新聞 電子版』(1月11日付)は、「米、ハイテク覇権死守へ先手」と題する記事を掲載した。筆者は、高坂哲郎編集委員。

(1)「中国は2017年の国家情報法の施行など、米国から軍事面での優位を奪うため、通信機器を経由したり人的情報収集を大規模に実施したりするなど、複合的な諜報活動を展開している。米国が18年8月に成立させた19年度国防権限法はこの対抗策の集大成と言える。中国製通信機器の締め出しはその一端にすぎない。人工知能(AI)兵器や極超音速飛翔体など最新兵器に巨額の投資をすると同時に、そうした米国製の最新技術を競合国に盗まれることのないよう、何重にもわたる防御策を講じた」

中国の国家情報法は、企業や個人でも国家の要請に従って情報提供の義務を負うという一種の「国民総スパイ法」である。習近平氏が始めた「軍事国家戦略」である。ここまでやって、米国を軍事的に打倒しようというのだ。ドイツのヒトラー並の野望である。彼をここまで追い立てる動機は何か。毛沢東を上回りたいという願望とすれば、人類の「敵」に位置づけられる。

米国も、中国の「国民総スパイ法」に対抗して、最新技術をすべて流出させないように体制を固めている。こうやって、中国の科学技術の発展速度は遅くなるのだが、それは自業自得であり、「自力更生」で賄うしか道はない。

(2)「投資と輸出の規制強化は、中国が米国に投資という道具で侵入し、その技術を輸出という形で中国に持ち出すのを『入り口と出口』で封じ込める対策だ。その対象には既にある安全保障関連の輸出管理の対象だけでなく、今はまだ開発段階にあるが将来登場することが見込まれる新興技術も含めることにした。新興の技術はこれまで、技術革新のスピードが速いため、商務省などが管轄する「輸出規制品リスト」に入っていなかった。対象分野はなお検討が続くが、指定されれば米国外に輸出する場合、米商務省の許可が必要になる。さらに投資規制では米軍を含む政府の施設に隣接する土地の購入・賃貸案件も対象となる」

中国は、すでに米国の仮想敵に位置づけられた。「投資と輸出」の規制対象国である。中国は先進国への投資が、著しく狭められている。これは、国際収支面で投資収益を上げられず、経常黒字を減らす要因になる。中国が、国際社会で生きて行くには、一定の経常黒字が不可欠である。その点、ドイツや日本は、その模範国である。中国が世界覇権など狙わず、「普通の国家」であれば、国民も幸せな生活を送れるはずだ。習氏の個人的な野望が、それが不可能にさせている。

(3)「日本政府も今回米国が打ち出したさまざまな技術流出防止策と同様の策を日本国内でも講じるため立法措置をとる必要が生じている。国防権限法が米軍基地周辺の土地の購入や賃借に目を光らせ始めたが、日本国内の自衛隊や米軍の基地周辺でも外国関係者が監視に便利な土地や建物を取得するケースが相次いでいるもようだ」

日本の米軍基地や自衛隊駐屯地の機密情報が、中国の諜報機関に渡ったのでは、日本の安全保障が危険にさらされる。ここ2年ほど、日本の安全保障環境は急激に悪化している。これは、思想上の左右を問わず認識すべきことだ。習近平氏や金正恩氏は、なぜ自己の野望達成のために軍拡をするのか。自己の身が安全でないから、軍拡に突き進むのであろう。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14915800.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/283.html#c53

[昼休み53] 日本は近い将来、中国小日本省になる 中川隆
40. 中川隆[-13085] koaQ7Jey 2019年1月11日 13:51:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

中国、「日本で諜報」米軍や自衛隊動向監視で基地周辺の「土地購入」2019年01月11日


中国は、世界覇権の野望を膨らませている。日本へも触手を延ばし始めたという。米軍基地や自衛駐屯地の周辺に土地を購入して、動向を探る動きが見られ始めたようだ。日中友好も大事だが、日本侵略を目指し「紅い手」が伸び始めていることに気を付ける段階になった。

   

米国では、中国企業から自国留学生の寄宿舎建設案を提案される一件があった。その金額が巨額で、地元は大歓迎した。先方が指定してきた場所は、米軍基地に近い所であり疑惑が持たれ、このプロジェクトは立ち消えになった。また、中国人留学生の進学希望先が、すべて軍事機密に関する学科であったということも発覚するなど、米国の中国に対する警戒観は極めて強い。

米国の監視が厳しくなっている結果、狙いは日本へ移っている。米軍基地や自衛隊駐屯地付近の土地が狙われている。かつては、中国資本が、水源地の買収を行い、中国の水不足緩和ビジネスが関心を呼んだ。「中国が日本の水資源を抑える」という報道が相次いだもの。今や一歩進んで、日本の安全保障を脅かす事態になっている。中国の存在自体が、厄介なものになってきた。


『日本経済新聞 電子版』(1月11日付)は、「米、ハイテク覇権死守へ先手」と題する記事を掲載した。筆者は、高坂哲郎編集委員。

(1)「中国は2017年の国家情報法の施行など、米国から軍事面での優位を奪うため、通信機器を経由したり人的情報収集を大規模に実施したりするなど、複合的な諜報活動を展開している。米国が18年8月に成立させた19年度国防権限法はこの対抗策の集大成と言える。中国製通信機器の締め出しはその一端にすぎない。人工知能(AI)兵器や極超音速飛翔体など最新兵器に巨額の投資をすると同時に、そうした米国製の最新技術を競合国に盗まれることのないよう、何重にもわたる防御策を講じた」

中国の国家情報法は、企業や個人でも国家の要請に従って情報提供の義務を負うという一種の「国民総スパイ法」である。習近平氏が始めた「軍事国家戦略」である。ここまでやって、米国を軍事的に打倒しようというのだ。ドイツのヒトラー並の野望である。彼をここまで追い立てる動機は何か。毛沢東を上回りたいという願望とすれば、人類の「敵」に位置づけられる。

米国も、中国の「国民総スパイ法」に対抗して、最新技術をすべて流出させないように体制を固めている。こうやって、中国の科学技術の発展速度は遅くなるのだが、それは自業自得であり、「自力更生」で賄うしか道はない。

(2)「投資と輸出の規制強化は、中国が米国に投資という道具で侵入し、その技術を輸出という形で中国に持ち出すのを『入り口と出口』で封じ込める対策だ。その対象には既にある安全保障関連の輸出管理の対象だけでなく、今はまだ開発段階にあるが将来登場することが見込まれる新興技術も含めることにした。新興の技術はこれまで、技術革新のスピードが速いため、商務省などが管轄する「輸出規制品リスト」に入っていなかった。対象分野はなお検討が続くが、指定されれば米国外に輸出する場合、米商務省の許可が必要になる。さらに投資規制では米軍を含む政府の施設に隣接する土地の購入・賃貸案件も対象となる」

中国は、すでに米国の仮想敵に位置づけられた。「投資と輸出」の規制対象国である。中国は先進国への投資が、著しく狭められている。これは、国際収支面で投資収益を上げられず、経常黒字を減らす要因になる。中国が、国際社会で生きて行くには、一定の経常黒字が不可欠である。その点、ドイツや日本は、その模範国である。中国が世界覇権など狙わず、「普通の国家」であれば、国民も幸せな生活を送れるはずだ。習氏の個人的な野望が、それが不可能にさせている。

(3)「日本政府も今回米国が打ち出したさまざまな技術流出防止策と同様の策を日本国内でも講じるため立法措置をとる必要が生じている。国防権限法が米軍基地周辺の土地の購入や賃借に目を光らせ始めたが、日本国内の自衛隊や米軍の基地周辺でも外国関係者が監視に便利な土地や建物を取得するケースが相次いでいるもようだ」

日本の米軍基地や自衛隊駐屯地の機密情報が、中国の諜報機関に渡ったのでは、日本の安全保障が危険にさらされる。ここ2年ほど、日本の安全保障環境は急激に悪化している。これは、思想上の左右を問わず認識すべきことだ。習近平氏や金正恩氏は、なぜ自己の野望達成のために軍拡をするのか。自己の身が安全でないから、軍拡に突き進むのであろう。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14915800.html
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/888.html#c40

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
145. 中川隆[-13084] koaQ7Jey 2019年1月11日 14:45:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
市場が混乱すると円高になるのは「円が安全資産」だからではない理由
https://diamond.jp/articles/-/190576
2019.1.11 塚崎公義:久留米大学商学部教授 ダイヤモンド・オンライン


円が安全だから
買われるというわけではない

 昨年12月から年初にかけて、世界的に株価が暴落したが、同時に円高となった。世界的な株安と円高の同時進行は今回に限ったことではなく、世界の金融市場が動揺すると「投資家のリスク回避のために、安全資産である円が買われた」という報道とともに円高になることが多い。

 しかし、円が安全資産だという説明には、違和感を持たざるを得ない。世界最強の軍事力を持つ米国に守られている国であり、政府の借金が巨額で財政破綻を心配している人もいるという国の通貨が、ドルやユーロより安全だとは到底思えないからだ。

 リーマンショックのときには円高となり、「安全通貨の円が買われた」と説明されても、違和感はなかった。当時は、米国と欧州が金融危機に苦しんでいる一方、日本の銀行は相対的に健全で、日本は金融危機には陥らなかったからだ。恐らくそのときの「成功体験」を引きずった人々が、同じ表現をその後も使い続けているのだろう。

 そうした人の中には、金融危機などで円高になる本当の理由を知らない人も、知っているけれども説明が長くなるのを避けたい人も、両方いると思われる。

輸出企業の持ち帰った
ドルを買うのは誰か

 日本は、数十年にわたって経常収支の黒字が(若干の例外を除けば)続いてきた。その間、輸出企業などが持ち帰ったドルを銀行に売りに行ったが、それを買ったのは誰だろう。一部は輸入企業などが買ったが、経常収支が黒字だということは、それだけでは買い手が足りないということだからだ。

 典型的なのは、「米国債の方が、日本国債より金利が高い。米国債を買うためには円をドルに替える必要があり、そうすると為替リスクを抱えることになるから、うれしくはないが、リスクを取ってでも高い金利を受け取ろう」という投資家だ。

 そうした投資家たちは、気分によって「多少のリスクはあっても儲けを狙いたい」と考えるときと、「儲からなくてもいいからリスクを避けたい」と考えるときがある。前者は「リスクオン」と呼ばれ、特に心配事がないときに多く出現する。前者は「リスクオフ」と呼ばれ、何か悪いことが起きそうな予感のするときに多く出現する。

 リスクオフになると、過去に円をドルに替えて米国債を購入していた日本人投資家たちが米国債を売却し、ドルを売却して資金を日本に持ち帰り、じっと静かに嵐が通り過ぎるのを待つ。この過程におけるドル売りが円高の主因なのだ。

 米国の銀行からドルを借りて米国株式に投資している投資家が、邦銀から円を借りた方が金利が安いので、邦銀から円を借りてドルに替えて米国株式を購入することがある。これを「キャリートレード」と呼ぶが、原理としては同じことだ。

「円高になると、邦銀に返済するときの負担が重くなる(多くのドルを円に替えないといけない)のでリスクはあるが、低い金利で借りられるメリットを享受しよう」ということだからだ。

 こうした投資家は、リスクオンのときは増加し、リスクオフのときは減少するので、市場全体がリスクオフになると円高が進むのだ。

 キャリートレードの場合には、円高が進むと貸し手の銀行が、借り手の返済能力を不安に感じるようになって返済を要請するといったことも起き得る。そうなると、円高がさらなる円高を招くといったことにもなりかねない。

「美人投票」が
円高を加速させる

 戦争や金融危機が起きるかもしれないといったとき、投資家たちはリスクオフになってドルを円に戻す。それが円を高くすることを知っている他の人々(例えば普通の米国人投資家)は、あらかじめドルを円に替えておくことで利益を得ようとする。

 為替や株式の短期売買においては、「他の投資家が何をしそうか」ということを皆が考えながら行動しているので、「皆が円高を予想していると、皆が円を買うので実際に円高になる」ということが起きるのだ。これは、「美人投票」といわれる現象だ。

 彼らもリスクオフではあるのだが、確率的に円高になる確率が十分高いと判断すれば、「円安になるリスクを取っても、円高になるチャンスを狙おう」とするわけだ。

 こうした動きは、投機家といわれる人々に限られるものではない。例えば日本の輸入企業は、円高を予想するので海外に送金するドルをギリギリのタイミングまで待ってから買うであろうし、場合によっては銀行からドルを借りて海外に送金するだろう。

 ドルを借りた場合の銀行に払う金利は高めだが、銀行に返済するときまでに円高になっていれば、結局、トータルの返済負担は小さいことになるからだ。

経常収支黒字国の
金利が低い理由を考える

 ここからは余談だが、日本政府は巨額の財政赤字を続けていて、将来は破産するかもしれないと考えている人も多いようだ。だが、極めて低い金利で国債が発行できている(借金することができている)。なぜだろうか。

 それは、もしも日本国債の利回りが、米国債と同じだった場合に何が起きるかを考えてみれば理解できよう。日本人投資家は、日本国債を買っても米国債を買っても同じ利回りが得られるので、米国債を買うインセンティブがない。米国債を買うためにドルを買うと、為替リスクを負うからだ。

 日本政府が破産する可能性は、長期的には否定できないが、短期的にはその可能性は極めて低いから、投資家はドルを買うことによる為替リスクの方を嫌う。

 そうなると、輸出企業などが持ち帰ったドルが売れ残ってしまうので、結局は「投資家たちが米国債を買いたくなるまでドルが値下がりし、日本国債の利回りは、米国債の利回りを下回る」のだ。

 将来、日本国債の利回りが、米国債の利回りを上回る可能性としてはいくつかのケースが考えられる。

「日本の経常収支赤字が続き、日本政府が外国から借金をしなければならなくなった場合」「日本政府が近日中に破産するかもしれないと多くの投資家が真剣に考えた場合」「資本逃避が本格化して、投資家たちが円をドルに替えて資金を外国に持ち出そうとした場合」などだ。

 もっとも、いずれも近いうちには決して起きないと思われる。「南海トラフ大地震が起きます」という警報が出た場合はこの限りではなかろうが。

 本稿は以上である。なお、金融取引には上記の他にもさまざまなものがあるが、金融関係者ではない一般読者におかれては、「いろいろあるようだが、本質的には同じものだ」と考えて大きな問題はないといえる。



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c145

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
174. 中川隆[-13083] koaQ7Jey 2019年1月11日 14:58:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

宮田直彦さんの三菱UFJモルガン・スタンレー証券エリオット波動マーケット分析レポートは


ネット証券会社【カブドットコム】
https://kabu.com/default.html


に口座を作れば無料で読む事ができますが、宮田直彦さんのカウントが当たった事は過去一度も無いと言われているので、ご注意下さい。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c174

[番外地6] エリオット波動 中川隆
36. 中川隆[-13082] koaQ7Jey 2019年1月11日 15:00:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
2019 年 1月 9日 宮田直彦 《当面の底値に達した米国株》

現在は

supercycle (X)波, cycleT波, primary (4)波

(S&P500 は primary(4)波を終了か ⇒ primary (5)波は最高値を更新へ)


S&P500 は今後2-3 ヵ月で底値を固め、新たな強気トレンド入りを見込む
S&P500 は 2018 年1 月高値を起点とする primary 第(4)波の調整にあり、パターンは「拡大フラット」(A-B-C)とみられる。

12 月に付けた安値は、A 波とC 波が下げ幅において黄金比(1:1.618)をほぼ反映しており、これも底入れ見通しをサポートしている。

このように、水準面で S&P500 は底入れした可能性がある。しかし波動構成上、C 波すべてが終わったとはいえない。その理由は 2018 年 9 月から12 月までの下落が 3波構成にとどまっていることにある。

拡大フラットにおける C 波 は 5 波構成になる。

おそらく今後 2-3 ヵ月の間はリバウンドと下落を交えながら、徐々に底値を固める展開ではないか。しかし早ければ春先から、S&P500 は primary 第(5)波の上昇トレンドに入る可能性がある。

また今年は、フィラデルフィア半導体株指数(SOX 指数)の第 5 波上昇入りが想定さ
れる。投資家の期待が著しく低下した半導体セクターだが、その復活にも注目して
みたい。


マーケットは韻を踏む

「歴史は同じようには繰り返さないが、韻を踏む」というのはマーク・トウェインの
言葉だが、それはマーケット動向にも当てはまる。1960 年代後半から80 年代前半にかけての supercycle 第(V)波 cycle 第W波「拡大三角形」の後には、ダイナミックかつ長期にわたる強気相場が続いた。

また 2000 年から09 年にかけての supercycle 第(W)波「拡大フラット」は、その後の強気相場に先行するものだった。

それぞれの時代背景・調整の規模は異なるが、S&P500 が拡大型の調整パターンの後に上昇したという点では同じだった。今回の「拡大フラット」も「韻を踏む」動きとなるかを注目している。




▲△▽▼

>>172 に出て来る『韻を踏む』というのは
先物市場のテクニカル分析 ジョン J.マーフィー (著)
https://www.amazon.co.jp/%E5%85%88%E7%89%A9%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%AE%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%AB%E5%88%86%E6%9E%90-%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3-J-%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC/dp/4322218911/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1547168955&sr=8-1&keywords=%E5%85%88%E7%89%A9%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%AE%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%AB%E5%88%86%E6%9E%90+-%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%88


の P.184 で『韻を踏んだ動き(measured move)』として説明されているもので

チャート分析で

フラッグ、ペナント等のトレンドの一事休止を表す短期保合いパターンはトレンドの中間位置で形成される事が多い


という内容で、ポイント&フィギュアの売買シグナルとして良く知られています:


ポイント&フィギュア P&F その2 売買サイン メジャード・ムーヴ
https://www.fxtechnical.net/2008/03/_pf_fx53.html





▲△▽▼

宮田直彦さんの三菱UFJモルガン・スタンレー証券エリオット波動マーケット分析レポートは

ネット証券会社【カブドットコム】
https://kabu.com/default.html


に口座を作れば無料で読む事ができますが、宮田直彦さんのカウントが当たった事は過去一度も無いと言われているので、ご注意下さい。


http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/591.html#c36

[リバイバル3] 中川隆 _ 経済、ビジネス関係投稿リンク 中川隆
57. 2019年1月11日 16:20:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
第25代日本銀行総裁(1984-1989年) 澄田智がやった事
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/153.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/813.html#c57
[近代史3] 第25代日本銀行総裁(1984-1989年) 澄田智がやった事 中川隆
1. 中川隆[-13081] koaQ7Jey 2019年1月11日 16:30:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

国際金融資本の指示で日本をバブルにした澄田智と小沢一郎


『1980年代から1990年代にアメリカは、日本に対しすさまじいばかりの金額の内需拡大要求をしています。その要求を丸呑みした小沢一郎は、元祖媚米派というべき存在です。  

アメリカは、80年代から90年代にかけては、アメリカ企業の需要拡大のために「内需拡大」を唱えていたものの、アメリカ企業の体たらくに匙を投げて、今度は日本企業そのものをアメリカ資本のものにしようという作戦に転じたのかもしれません。  

アメリカ大好きの自称保守は、80年代から90年代にかけてのアメリカの理不尽とも思える「内需拡大要求」についてはどう弁明するつもりでしょうか。 』


▲△▽▼


石原慎太郎都知事「日本をバブルにした小沢一郎の正体」を暴く
https://www.youtube.com/watch?v=MERTrcik8CU


▲△▽▼


上のアメリカが小沢・金丸に八年間で四百三十兆円も公共事業に使わせた理由の推測は完全に間違っていますね。

真実は、純真な小沢信者さんが信じているより遥かに恐ろしかったのです:

現在(2005年後半時)の日本の株価はバブルではないか?

最近、株価が上昇してますが、日本経済に株価が上昇するようなファクターがあったっけかな?と不思議に思っていました。


GENDAI NETに気になる記述を見つけました


2005年11月30日 掲載


『改革はペテン 5年たったら元の木阿弥の小泉政治』
>1万5000円を突破する勢いの株価上昇の要因に、小泉政権の改革の成果と見る向きが多いが、それはペテンだ。

>日本企業の労働生産性も利益率も米国に比べれば圧倒的に低いのに、株価だけが上がっているのはバブルの再燃をたくらむ投機筋のしわざに過ぎない。

>それは世界中にだぶついているカネが日本になだれ込んできているだけで、小泉改革など全然関係ない。改革、改革と叫んでいるだけで、日本の構造も企業も何も変わらず、小泉政権が5年も続けば、元の木阿弥…。

なるほどそうかもしれない、と思いました。

今年1−10月の3市場の現物取引の売買シェアをみると、外国人投資家が46%、個人投資家が37%で、両者で8割超を占めます。主に年金勘定を表す信託銀行が9%のシェアで3位につけていますが、投信、銀行、生損保といった国内機関投資家のシェアは3%以下…。

'89年のバブルの時期と比べると、個人投資家のシェアが30.3%から37.0%に上昇しているのに対して、海外投資家の割合は、89年当時の11.3%から、今年10月にはなんと46.7%にまで上昇しています。

個人投資家が増えている、といのは最近よく話題になっています。その背景には、ネットで株式の取引を行う投資家の増加があるのは周知の事実でしょう(一日で何回も取引を繰り返して収益を狙う“デイトレーダー”と呼ばれる人たちが増えているようです。もちろんIT商取引のインフラや規制緩和などの背景にはアメリカの圧力があります98566)。

10月23日(日)の「がっちりマンデー!!」という民放番組を見ていると、ゲストに当時の竹中蔵相を招いて「竹中大臣の新日本経済入門U」みたいなのをやっていました(リンク)。

その番組中で竹中前蔵相は、「それを私の口から言ってしまうと問題がある」とは言いつつもニヤニヤしながら“これから投資の時代ですよ〜”、みたいなニュアンスを醸し出していました。民放とつるんで、朝からTV漬けの主婦など(竹中氏曰く“IQが低い”←リンク)の層を個人投資家として株式市場に参加させ、バブルを起こさせようというのが狙いか?と疑ってしまいます。それでも個人投資家のシェアは15年前から7%程伸びただけというのが実情。

注目はやはり、15年間で4倍にも跳ね上がって、いまやシェアの半分になろうとしている外国人投資家の方でしょう。日本の株式市場なのに、国内機関投資家のシェアがたったの3%以下(信託入れても12%)なのに、外国人投資家が46.7%もあるというのも、いかにも異常な感じがします。

国内機関投資家は、体力が無いのと前回のバブルでひどい目にあったので“羹に懲りて膾を吹く”みたいなことでシェアが少ないのかもしれませんが、個人投資家はしっかり37%のシェア。

もしかして彼らは、バブルを経験していない(orその当時ひどい目に遭わなかった?)新興の勢力なのかもしれません。

だとしたら、ゴールドマン・サックスにとっては、投資にそれほど慣れていない(でも、「もうからへんかいな〜」と甘い夢を見ている)連中は恰好の“カモ”に映っているのではないでしょうか(実際、投資経験の浅い学生や主婦がデイトレを始める中心層とよく聞きます)。

もしそうだとすると、いやな予感が脳裏をよぎります。

彼らの投資資金は、ゴールドマン・サックスに揺さぶりをかけられて丸ごと持っていかれる…というシナリオなのではないでしょうか。

1994年:メキシコをはじめとする中南米バブル、1997年:東南アジアバブル、1998年ロシア金融危機など、次々と各地でバブルを演出し、そのたびに自分達だけがっぽり儲けて、地元の経済や社会をボロボロに破壊し、そこに付けこんでIMFを介して世界各国の経済支配を強化してきた勢力(中川注 ロスチャイルドとジェイ・ロックフェラー)がいます。

今回は、小泉首相をはじめ官庁やマスコミまでがグルになって旗を振って、国民を道連れにバブルに突き進もうとしているかのように見えます。私達は、それらの勢力やエコノミストたちの戯言に惑わされて、前回のバブル崩壊や中南米・アジアと同じ轍を踏むようなことはあってはならないと思います。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=101985


▲△▽▼


1929年10月24日、ニューヨーク・ウォール街では、世界大恐慌の引き金となって、株式大暴落が起こりました。そして、あれから60年後、今度は日本を叩き潰す為に、1990年2月、巨大な経済の逆回転が始まり、平成バブル経済が崩壊しました。

 平成バブルが崩壊するバブル・ピーク時、CIA(Central Intelligence Agency/アメリカ大統領直属の中央情報局)は、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦後の次の敵は、日本だと考え始めていました。

事実、1989年秋から始まった、アメリカ系証券会社の株価動向は不気味な動きをし始めました。バブルと、その崩壊に携わったのは、ユダヤ系の金融機関であるソロモン・ブラザーズという証券会社でした。

 ソロモン・ブラザーズは資本主義の歴史に詳しく、また日本の昭和初期の経済にも精通していて、1989年11月、ニューヨークで「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という『プット・ワラント』のデリバティブ商品を機関投資家や大口投資家に大量に売り始めたのでした。それ以来、ソロモン・ブラザーズが中心になって、債券、為替、株価のトリプル安が始まります。これがバブル崩壊の裏側に隠れたメカニズムだったのです。

 バブル崩壊のシナリオは、どのようにして仕組まれたのか、その筋書きを追ってみましましょう。

 バブル絶頂期は、1989年にそのピークを迎え、株価は天井でした。この時、多くの日本人は、株価の高騰並びに地下の高騰に、湧きに湧き、怕(こわ)いもの知らずで、日本の投機家達は今迄になく傲慢になっていました。そしてこの頃、事実CIAは、アメリカの敵は日本であると考え始めていました。

 CIA経済部門のスペシャリスト達は、アメリカ系証券会社のソロモン・ブラザーズと手を組み、日本経済の崩壊作戦に向けて本格的に動き出しました。これが今日の不況を長引かせる要因を作ったのです。これが日本株式市場に於ける下落のシナリオ「バブル崩壊作戦」でした。

ソロモン・ブラザーズは、1989年当時の沸き立つような好景気も、60年前のアメリカ・ニューヨーク.ウォール街での大恐慌と同一のものであると、そのバブル崩壊を予測したのです。

 かつて、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの配下であったロックフェラーやデュポン(世界最大の化学メーカー)らは、この大恐慌を利用して天文学的な巨富を手にしていました。ソロモン・ブラザーズはこれに因み、バブル崩壊を企てる研究に取りかかったのです。

 「どうしたら一儲けできるか」からはじまり、「どうしたら日本経済を徹底的に叩く事が出来るか」という結論を導き出し、日本経済崩壊に向けて模索し始めたのです。
 60年前のウォール街での「暗黒の木曜日」の立役者は、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの息の掛かる東部のエスタブリュシュメント達(ロックフェラーを筆頭に、デュポン、ケネディ、オナシス、アスター、バンディ、コリンズ、フリーマン、ラッセル、ファンダイン、リー・クアンシューの超大富豪十二家)でした。

 この者達は手持ち株を売り捲り、その結果、下落に下落を重ね、二束三文になった株式を買い叩いたのです。それで巨万の富を手にしたのですが、今日とは情況が違うことに気付きます。この難題に、しばらく苦慮しますが、ついに糸口を掴んだのです。

 その糸口とは、「何が株価を暴落させる要因になるか」と言うものでした。つまり株価が暴落する切っ掛けを作ればよいのです。そして、「下落によって、下がった株で大儲けできる商品を持っていればよい」ということに行き当たったのです。それが「デリバティブ」でした。

 デリバティブとは、金融派生商品(通貨・金利・債券・株式・株価指数などの金融商品を対象とした先物取引)のことで、「先物取引」という意味合いを持っています。
次の研究課題は「どうやったら大暴落を人工的に作り出し、然も、そのタイミングに合わせて、自分達の狙うポイントに、総てを集約することが出来るか」という研究に取りかかったのです。

 人工的に大暴落を作り出す場合、60年前の大恐慌では、アメリカの大富豪達による「大量売浴せ」という手法が使われました。

 大量売浴せとは、売方が買方の買数量より、多量の売物を出して買方を圧倒し、相場を押し下げようとすることで、「売り崩し」とも言われます。

 しかし、それでは巨額な資金が必要であり、当時と違って、それほど経済構造は単純なものではなくなっていました。研究に研究を重ねた結果、巧妙な手口を考え出します。

 それは、「膨らんだ風船を、更に膨らませる手口」だったのです。
 風船は、空気を送り込んで膨らませれば、それだけ膨らみますが、その実体は「バブル」です。膨らむものは、いつか破裂して、大爆発を起こす物理的法則に制約されます。経済とて、この法則下に制約されているのです。彼等はこれに気付いたのでした。

 彼等はそのシナリオを、綿密なストーリーで組み立てました。徐々に膨らみを見せる風船に、意図的に、頃合いを見計らって、更に膨らませ、次に急激に膨らませるという巧妙なストーリーを演出したのです。風船は、今まで徐々に、周囲の状態に馴染みながら膨らんでいたのですが、これに急激な吹圧を掛け、パンパンの膨張状態を作っておいて、一挙に破裂させるという巧妙な演出を画策したのでした。

 彼等は、この原理を東京株式市場に応用して、バブル崩壊を目論んだのです。

 そして彼等は「デリバティブ」という、風船を一突きにする「針」を手に入れ、膨張し過ぎて破裂状態になったところで、一突きにする演出を手がけたのでした。

1989年当時、日本人エコノミスト達は「デリバティブ」という「先物」の実体を知りませんでした。経済や金融の専門家でも、この実体が何なのか、未だに分からず仕舞いでした。またこの事が、バブル崩壊の悲劇を大きくし、当時の日本経済界は全く無防備であったと言えます。

ソロモン・ブラザーズは裁定取引を使って、意図的に、無防備な日本経済に先制攻撃を仕掛けたのです。

「梃子の原理」(レバレッジ)を利用して、なるべく少ない資金で、効果的にバブル崩壊に導く人工爆発の状態を作り上げる研究をしたのです。

次に、バブル崩壊に導く為に、彼等は日経平均の株価操作の研究に没頭しました。

 彼等は、この二つの研究から面白い現象に気付きます。それは日経平均株価が単純平均で作られた「指数」から出来ている事と、もう一つはこれらの指数の分析から、品薄な銘柄を意図的に買うと、少ない資金で日経平均株価を持ち上げることができるという経済現象に気付いたのです。

 こうして研究の成果を、実行に移した時期が1989年の秋から冬に掛けての事でした。日経平均株価は瞬く間に膨らみ、バブルは天井へと向かっていました。

 その頃、日本の話題はベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦構造が終焉を迎えれば、世界市場に進出できる等と、日本人経営者の多くが高を括っていた頃で、日本人の思い上がりの裏側では、こうした巧妙な仕掛けが、水面下で仕掛けられていたのです。
 大蔵官僚も、エコノミストも、この仕掛けには全く気付いていなかったのです。

ソロモン・ブラザーズの真の狙い

 当時の多くの日本人投資家は、「日経平均株価は10万円に到達する」と信じて疑わない人が多くいました。誰もが強気で、今こそ、この好景気に乗って、買いに転じる時機だと確信していたのです。その結果、バブルは急速な加速度をつけて、瞬く間に膨らみ始めました。

 この時、ソロモン・ブラザーズは信じられない事をニューヨーク・ウォール街で展開していました。

 1989年11月、彼等は「東京株式大暴落の図式」に則り、『プット・ワラント』という金融派生商品を売り始めていたのです。

 『プット・ワラント』とは、「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という新商品であり、この商品をアメリカの大口機関投資家に大量売り込みを図っていたのです。また、これには大口投資家も飛びついたのです。

 彼等の新商品に対するキャッチ・フレーズは

「年末から年始に掛けて、日本の株式は大暴落するから、60年前の《1929年10月24日の暗黒の木曜日》の時と同じくらいの大儲けが出来ますよ」

でした。 1990年1月2日、ニューヨーク・ウォール街では、日本とは逆に、信じられない現象が起こっていました。突然、為替が円安へと向かったのです。この円安はソロモン・ブラザーズが『プット・ワラント』販売に因み、債券や為替や株価の「トリプル安」を企てたものでした。

 そして1月が過ぎ、2月に入り、その月は既に中旬に入っていました。この頃、日経株価はジリ安でしたが、大暴落の兆しは現われていませんでした。

 日本人はまだ、この時にも何も気付いていなかったのです。そして日本経済が、瀕死の重傷に陥っている自覚症状すら、エコノミスト達は感じ取ることが出来なかったのです。

 当時の政治背景としては、自民党の政治家は2月中旬の衆議院選挙で大勝したことに祝杯を上げていた頃で、政界も財界も危機管理意識はなく、全く無防備でした。  日本人は、まさに「ライオンに、餌を差し出す為に手を伸す呑気な兎」でした。腕ごと食いちぎられるか、体ごと丸呑みされるかの、こうした危険すら感じる事もなく、呑気な行動をとっていたのです。

 日本人投資家が、株を買いに奔走している頃、アメリカの金融の裏側ではソロモン・ブラザーズの売り攻勢が激化を極め、これまでジリ安で状態であった株価は、一挙に大暴落へと転じました。バブル崩壊の引き金はこの時に引かれたのです。

ついに1990年2月末には、膨らむだけ膨らんだバブルは、日経平均15,000円台を大幅に割れ込みました。一挙に大暴落が起こったのです。

 ソロモン・ブラザーズの秘密兵器はデリバティブでした。

 デリバティブは現物と先物との価格差を狙った「サヤ取り」であり、「裁定取引」と「オプション」で、日本の株価は下落したら大儲けという派生商品です。この派生商品を、至る処に仕掛けておいて、株価を自由に操ったのです。バブル崩壊の大暴落は証券会社のみならず、大蔵省までを翻弄の渦に巻き込んだのです。

 この巧妙な仕掛けでソロモン・ブラザーズは、僅か三年の研究とその実行で、一兆円にも昇る莫大な利益を手にしたのです。

 そしてこの後、日本では更に悲惨な状態が続くことになります。

 日経平均株価の大暴落は、株式市場の株価下落だけに止まらず、不動産の分野にも悪影響が及びます。この悪影響は、政府が不動産融資へのマネー供給を停止するという事から始まり、今まで高騰を見せていた大都市の不動産の資産価値が急速に下落したことでした。

 この現象は大都会だけに止まらず、地方にまで波及していきます。不動産の資産価値が下落するとは、それを担保にしていた金融機関の担保価値も大幅に減少したということになります。こうして不良債権の波及が表面化するのです。

 これに対して政府の後手政策は、次から次へと傷口を広げ、日本の資産とマネーの急速な収縮は、今日に見る不景気と連動し始めることになります。

 昇り詰めたものは、いずれ落ちる。これは物事の道理です。この道理に随い、ソロモン・ブラザーズは、次のプロセスへと準備にかかります。 ソロモン・ブラザーズの真の目的は、ただ単に、日経平均株価を下落させて大儲けすることだけではなかったのです。

彼等の真の目的は、日本人の個人金融資産の1300兆円にも上る郵貯(郵便局で取り扱う国営の貯金事業で、元金・利子の支払いは国によって保証される)の食い潰しでした。日本のエコノミスト達は、この事すらも見抜けなかったのです。

 ソロモン・ブラザーズが研究の末に計画した事は、こうした下落が生じた時、政治家はもとより、財界人を始めとして、証券会社等が「これを何とかしろ」と、政府に詰め寄り、殺到することを計算に入れていたのでした。これこそ彼等の真の目的であり、ここに「日本発世界大恐慌」を画策した真の狙いが、ここにあったのです。
http://www3.ocn.ne.jp/~saigouha/paper03/kinyukeizainobokkou02.html


▲△▽▼


平成バブル崩壊と ソロモン・ブラザース証券
http://jcoffee.g2s.biz/retsuden3.html#soromon

私にとって、最もつらい経験は、1990年の平成バブルの崩壊です。発表しようとも思いますが、なかなかその気にはなれません。

ところが、この年、空前の利益をあげた証券会社があります。野村でも大和でもありません。外資系のソロモン・ブラザース証券が、巧みな方法で日本の市場を舞台に、安全かつ巨額の利益を手中に収めたのです。

同社のこの勝負を、振り返って見ましょう。

1989年11月9日、偶発的に、国境に押し寄せた東独市民により、ベルリンの壁が崩壊します。資本主義が社会主義より優れていることが、誰の目にも明らかになります。

株価の先高感が強まり、12月にはいり、日経平均先物と現物との差がなんと1000円以上開いてしまうのです。この先物高と現物安の異常格差が大問題だったのです。

ブラック・マンデーなどで裁定取引の経験を深め、鍛え上げた外資系証券会社と比較して、日本の証券会社や投資家は、知識不足で無防備でした。

ソロモンのトレーダーは、千載一遇のチャンスを逃さず、大きな勝負にでます。

1989年12月上旬、同社は、現物買いの先物売り(3月限)の裁定取引をなんと1900億円分実施します。ソロモンの現物買いでバブルは、ますます膨らみます。 1989年12月末、日経平均は、38916円の史上最高値となります。この瞬間がピークだったのです。

裁定取引は、株が上がろうが下がろうが利益には、影響を与えません。
現物と先物の差がどう変化するかで勝負が決まるのです。

1990年大発会以来、株価の不振が続きます。この値動きから、同証券のトレーダーは、日本株バブルの崩壊を確信します。

1900億円分の裁定取引から、最大の儲けを引き出すにはどうしたらよいか?思案を重ねます。

◆◆そして、バブル崩壊を促進するための秘策を思いつきます。◆◆
◆◆ 1990年1月11日、その秘策は実行に移されます。◆◆

ソロモン証券は、日本株の暴落へ備え、大量のプット(株を一定価格で売る権利)を買います。そして、ほぼ同時期の、1990年1月11日、不人気の国債の入札に参加、600億円分を購入します。

同社は、大証で購入した日経平均のプットの一部をもとに、アメリカ中の顧客に「日本株売りファンド」を販売します。(簡単にいうと一定金額を払い、日経平均が下がると下がった分だけ利益の出るファンドです。)

これで、準備完了です。

1月16日、ソロモン証券は、買って間もない大量の国債を、損を承知で投売りします。国債価格は暴落して、金利は暴騰します。
日経平均と長期国債の金利のグラフの90年1月を見ると、両者の関係がよくわかります。

金利の上昇をきっかけに株価は下落、先安感が支配的になります。国債で損をしても、株がそれ以上に暴落すれば、同社は儲かるのです。

そして、運命の2月26日が巡ってきます。

先安感が強くなると、現物より先物のほうが早く下がる傾向があります。この日、日経先物は、ストップ安になります。

ソロモン証券は、この機を逃さず、大量の裁定取引を解消して巨額の利益を確定します。
下がりきった先物を買い戻し、大量の現物を売ったのです。

1990年2月26日同社の大量の現物売りが、東京市場に衝撃をもたらします。
日経平均は、34891円から33322円へとたった一日で4.5%も暴落します。

当時、日本の投資家(私もその一人)は、裁定取引についての知識がありませんでした。
翌日の朝刊には、外資系証券会社の裁定取引が暴落の原因、と書いてあります。

「なにか得体の知れない、ヌエのようなアメリカの怪物が
コンピュータを使って暴れまわり、日本市場を破壊している。」
そんな印象でした。

ソロモンと同社から「日本株売りファンド」を買ったアメリカ国民は、日本株の暴落で膨大な利益をあげます。

◆◆無知で未開な市場は、◆◆
◆◆先進技術を持ったアメリカ人に収奪されてしまうのですね。◆◆
◆◆ 二度とこうしたことがないことを、日本人として望みます。◆◆

▲△▽▼


外国人投資家の正体と350兆円のゆくえ


1991年から輪郭が見え始めた日本の経済崩壊は、兜町を土台から大きく揺るがした。92年の4月からの暴落に続いて、7月にかけて東証第一部の平均株価が1万5000円台に突入し、ついに8月10日には一万4000台を記録した。いつまでも続く最安値の更新が、日本の国全体を震え上がらせた。そして外国人勢力による上場企業の買収・合弁へと、事態が急速に展開し始めた。

もはや投資家の損害どころか、日本経済が土台から崩壊しようとしていた。日本株式会社の中枢部が、が一句人投資家によって買い占められるところまで株価が急落し、安い株券が誰か特定の金融ファミリーに集中していたのである。果たしてこれらの暴落が、マーケットの自然な経済原理によってたまたま起こったものだったのか。

日本がこれまで利益を守ってこられたのは、国際金融マフィアが悔しがる『系列会社』の株の持合によるものだった。三井グループ、三菱グループ、住友グループ等はもちろんのこと、富士銀行〜安田財閥は丸紅と連携し、三和銀行〜日本生命〜東洋信託の三水会は日商岩井と連盟を組み、第一勧業は伊藤忠と、それぞれがチームで利権を守るように動いてきた。ところがこの相互持合い方式は、国際金融マフィアが、内部からトロイの木馬方式で侵入してくると、逆に一挙に乗っ取られ大変危ない構造であることがわかり始めた。つまり芋づる式にあっという間に買収されてしまうからである。

今までは株式会社日本独特の『株の系列持ち合い制度』があるため、外国人ブローカーはまるで歯が立たなかった。ところが金融マフィアが巧みに仕組んだ『バブル』という名の時限爆弾によって、兜町の上場株の内の四分の一近くを握っていた銀行業界が、不良債権の焦げつきで、これまで宝物だった手持ち株を大放出せざるを得ない羽目に陥ってしまったのだ。仕組まれた『バブル』の崩壊によって、株価・地価の暴落→銀行の不良債権の急増→融資不能→経済危機→更なる株価・地価の暴落という悪循環に陥った日本経済は、坂道を転げ落ちるように谷底へと転落していった。

その上さらに駄目押しをするかのごとく、国際金融マフィアによる残虐な圧力が日本の大手金融機関に加えられた。88年6月、スイスのバーゼルで開かれた“バーゼル・クラブ”こと国際決済銀行(BIS)の銀行規制会議において、今では知らない者がいない「銀行は、自分が持っている資本金の8%以上を貸し出してはいけない」と定められたのである。これは日本経済にとって、結果的に第2の時限爆弾となった。それほど国際金融マフィアにとって、70年代〜80年代に海外に大々的に進出し始めた日本の金融資本の力が、目の上のたんこぶだったわけなのだ。

この規制のよって、『バーセル・クラブ』の謀略通り、日本の銀行の手足を縛ることが可能となった。むやみに国民から預金を取れなくなった日本の銀行は、増資のよって自己資本を大きくし、この壁を何とか打ち破ろうとした。そして自己資本が運用されている不動産やノンバンク等の資金回収に必死になって走り回った。折から、地価の暴落が始まり、起こるべくして起こった不良債権に青ざめた銀行が貸し出しを渋るようになると、その融資に頼っていた経済界がガタガタになり、それに連鎖して兜町の株がみごとに下降線を描き始めた。

そして最後に、これを見越していたかのように、劇的な92年4月の『外国人投資家による銀行株の大放出』という第3の時限爆弾が、ついに仕掛けられたのだ。ソロモン・ブラザースやモルガン・スタンレーなどが一斉に投売りを始めて、まるで絨毯爆撃のような攻撃を日本の銀行に向かって開始したのだ。彼ら国際金融マフィアは、かなり以前からアメリカ・ヨーロッパ等の経済紙に、『日本のバブル』という言葉をすでに頻繁に紙面に載せていて、いつの日か近いうちに、このシャボン玉に針を刺されて経済崩壊が瞬く間に起こることを、すでに予告していたのだ。

では、このバブル崩壊で、兜町に出入りしていた外国人投資家は、いくら儲けたのか。92年の経済白書によると、株の暴落だけでほぼ350兆円が吹き飛んでいる。金融取引の世界はあくまでゼロサムの世界だから、その莫大な消えた金額とまったく同額のお金を、闇に隠れて誰かがまんまと手に入れたことになる。世界的な株価の変化に目をやってみると、不思議なことが起きている。

年初から8月までの株価の暴落率は、日本だけがダントツで、32・8%という急激な下げ幅を記録している。ロンドン、ニューヨーク、フランクフルト、パリ等はほとんど変化なしで、全体としてはわずかに上昇である。香港では、天安門事件後の反動で中国経済特区が急成長したために、逆に35・8%の急騰である。その中心にある香港上海銀行は、ロスチャイルド・ファミリーの創業した銀行である。

この時期世界の銀行界では、日本が断崖絶壁に立たされていたにもかかわらず、アメリカの巨大銀行が、チェース・マンハッタン、J・P・モルガンを筆頭に、その第二・四半期で恐ろしいほどの利益急上昇を達成したことを、UPI電が7月に伝えた。日本の証券会社が、全国210社合計で3600億円の経常赤字を記録したというのに、日本で活動している外国証券50社合計で、なんと前期の5・6倍という馬鹿げた収益を記録していた。

ちなみに外資系の1位がソロモン、2位がゴールドマン・サックス、3位がモルガン・スタンレー、4位がソシエテ・ジェネラルとなっている。ソロモンとゴールドマンは、すでに大和を抜いて、野村に次ぐ兜町の2位と3位に入っている。メリル・リンチのの純利益は53%増加と、前年と比べると過去最高を打ち立て、6月に入ってモルガンもまた東証株式の「売買高」の部門で兜町の3位に入り、四大証券のうち大和、日興を抜いてしまったのだ。

ここで彼ら外資系証券の開発した巧妙な手口のひとつ、裁定取引と呼ばれるまことに不思議な手口を挙げてみよう。裁定取引( arbitrage)とは、辞書で調べると『ピンハネ』と書いてある。売り買いをする商品には、目の前で取引する『現物』と、何ヶ月か先の取引を扱う『先物』がある。もし何ヶ月か先の株価を知っていれば、現物を先物とのあいだに出る差額(サヤ)をあらかじめ計算して、買いだめでも、売り逃げでも、コンピューターの操作だけで好きなように利益をあげられる。

今回最大の利益をあげたソロモンなどは、ずっと先の株価を知っているものと見え、このシステムでぼろ儲けしたのだ。日本の証券会社は、裁定取引に熱中すると証券取引所が混乱して自滅するという理由から、手控えてきた。しかし外資系にとって兜町の運命なんかどうでもいいのである。ウォール街の大スキャンダルとなったアメリカ国際不正入札事件の犯人、それが兜町を揺るがした同じソロモン・ブラザースである。 今まであえてはっきり書かなかったけれど、彼らは、何ヶ月先の株価を知っているわけはなく、未来の株価を、自作自演のインチキで上下させてきたのだ。つまり集団でつるんで物音ひとつ立てずに、一気に売る。理由は後で何とでもつけられる。チャートや実勢価格なんかまるで無視して、人工的に平然と株価を操作してきたのだ。はっきり言えばインサイダー取引であり、詐欺である。

このとき、チームで株価を完璧にコントロールできるだけの『巨大な資金』と『秘められた実行力』が戦略のキーワードとなる。そのチームを、日本の証券業界では「外国人投資家」と簡単に呼んで、なぜか曖昧なままの存在にしてきた。彼ら数百年の伝統を持つ金融業のプロに対して、あまりに幼稚な認識と言えないか。

日本人が初めて世界の金持ちの仲間入りをしたと言われながら、その実、投機のテクニックとして使われたのは、財テクと呼ばれる一般的な株券・政権の購入に過ぎなかった。要するに、知的な金融能力とはまったく無縁のものだったのだ。

そして今も、日本には本当の金融のプロは存在していない。
http://www.chibalab.com/news_otoshiana/documents/20031025.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/153.html#c1

[リバイバル3] 最近のオーディオ業界の状況 中川隆
75. 中川隆[-13080] koaQ7Jey 2019年1月11日 18:40:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

431名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 08:08:01.60ID:ckrUXS8O

マーケット規模的にはメーカーが多過ぎ

432名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 11:46:35.51ID:tiMRzbIS

只でやると言われても断るダメ・スピーカー

B&W
JBL
タンノイ
マジコ
YGアコーステックス


オーディオ南海西田辺店の店員のなんとか大佐が必死で ぼったくりアンプ FMアコーステックスの宣伝してたり

オーディオ関係者はデマ流すだけだから出入り禁止にして欲しい

433名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 11:48:16.29ID:tiMRzbIS>>437

今考えると、昔の QUAD、 NAIM 、ミュージカル・フィディリティー とか C.R.Develppments は安い値段でいい音のアンプを出していたね

ステレオサウンドやオーディオ関係者はそういう良心的な製品を目の敵にして嫌がらせしたから、輸入代理店の成り手がいなくなったんだ
何とかの KRELL とかいうのも ぼったくり製品ばかり宣伝してたね

日本人のオーディオ熱はこういう詐欺師が潰したんだ

政治でもオーディオでも専門家の言う事は殆どがデマで
金呉れる所を褒めて、金呉れないとこは貶す

しかし、そういう事実に気付く人は殆ど居ないし
俺みたいに真実を明らかにする人間は嫌われて排斥される


434名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 11:51:22.06ID:tiMRzbIS

音楽ファンがいい音だと思うスピーカーは

ローサー
グッドマン
ワーフェデール
ジョーダンワッツ
QUAD ESL57
ソナスファーベル ガルネリ・オマージュ
ハーベスHLコンパクト オリジナル
スペンドール BCU

の様なあまり高くないものばかりだよ。

435名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 12:02:01.76ID:tiMRzbIS

一番不思議なのは、ハーベスでもソナスファーベルでも QUAD でもすべて同じだけど

最初安い値段で物凄いいい音の製品を出していたのに、アホ評論家に箱庭的だとか、周波数レンジが狭いとか、すぐ壊れるとか、滅茶苦茶な言い掛かりを付けられ袋叩きにされ、段々平凡で普通の音に変わっていった事だ

コストダウンだけが原因ではなく、同業他社に部品供給を断られたり、嫌がらせされるんだろうな

436名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 12:04:39.49ID:tiMRzbIS

因みに QUAD の静電型スピーカーは振動膜を頑丈なものに変えてから聴くに堪えない酷い音になった

437名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 12:14:50.31ID:TeYDDGbr
>>433
まあ当たらずと言えども遠からず、騙す悪党も居れば、騙されるバカもタ−クさんいる現実はどう
しようもない。悪党を暴けば腹を立てるのが騙される奴、こういうバカも経済を回す「お客さん」
だから、あんまり腹立てないで大事にしてやろうじゃないの。

438名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 14:10:22.01ID:TeYDDGbr>>441

オカルト商品なんか皆これ。親切に「これはインチキ」と教えてやっても反対に怒り出し、悪徳商人擁護の狼煙を挙げる。「ケーブル論争」見れば明らかじゃないか、馬鹿が多い事、そういうバカ程 真実を認めず猛り狂うのだ。

441名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 14:20:03.96ID:ttC8OJdf
>>438
理解できないからといって否定すな低脳、更に未来がなくなる


439名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 14:13:13.91ID:TeYDDGbr

こういうバカ相手にしてれば「ピュアオーディオの将来」なんて真っ暗!

440名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 14:19:42.80ID:tiMRzbIS

魅惑の「オーディオ実験」〜純銀製SPケーブル〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2019年01月07日

昨年末のこと、「仕事中なのでゆっくり試聴できませんが」と、慌ただしくお見えになりすぐに去っていかれたオーディオ仲間のYさんが置いていかれたのが新品の「純銀製のSPケーブル〜2m〜」だった。

「100時間ほどエージングが必要とのことですが、試聴してみてください。」

      

左側が容れてあった箱で、右側が現物(片チャンネル分だけ撮影)。

アメリカからわざわざ取り寄せたというもので定価47万円を年末セールで2割引きで手に入れられたとのこと。おっと、「2割引き」は言わずもがなかな(笑)。

「へえ〜、ケーブルにそんなに大枚のお金をつぎ込むなんて世の中にはもの好きがいるもんだねえ。」と、本心を押し隠して(笑)、試聴してみると驚いた。

中高音域に独特の艶というのか「あでやかさ」が出てきて、ことにヴァイオリンの音色が瑞々しくて振るいつきたくなるほど色気がある。

こんなに音が良くなるのなら「同じものを絶対買わねばと」思ったほどだが、1週間以上経った今日においてはやや衝撃が和らいできて「もっと安ければ購入するんだが」と、諦念に変わっていった(笑)。

そもそもアンプの出力端子からSPユニットの端子までがすべて銀線コードで統一できればいいのだが、SPユニットの端子(半田付け)から箱に付属したSPターミナルまでは銅の単線を使っているので単に部分的な効果に過ぎないことも一つの理由だ。

逆に言えば、部分的な接続にもかかわらず純銀製ケーブルの効果があったことを認めざるを得ないのも事実。

我が家のSPケーブルについてはこれまでは安物の「銅の単線」(直径0.8mm)を使っており、ついぞ不満を感じなかったものの、今回の純銀線ケーブルによって大いにショックを受けてしまった。

SPケーブルの効果恐るべし!
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec750452941438c3cebedf413a733107

442名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 14:25:11.84ID:tiMRzbIS

アンプの音色は内部配線のケーブルですべて決まるというのが定説だよ

上杉アンプみたいに安物ケーブルを使っていたらまともな音にならない:

もう故人となられた某管球アンプメーカーのアンプの内部配線を自分なりに考えて見ると、材料(ケーブル・半田材等)については全くのど素人だと感じました。

「何も疑問を持たない電気技術者」を地で行っている様に感じた。

具体的に、アンプ内部の「グランドライン」は綺麗に見せる為に、むき出しの単線を多用されている。

しかし、材料や方法の分野ではほとんどど素人状態である。

何も実験をしなかったのか?疑問に思わなかったのか?・・・技術者の基本が出来ていないと感じる。

そんな方の作ったアンプが雑誌でもてはやされ、高額な値段で取引されている。

名も無い方の非常に考えて作られたアンプの方がよっぽどましだと「管球アンプ」を触っていた時に思った。

一つの機械を作る時は、4M(マン・マシン・メソード・マテリアル)で考えるのが鉄則である。その鉄則を守らない技術者がいくら見かけの良いモノを作っても「本質」は良く成らない。

オーディオの本質は「音質」である。「音質」に目標グレードを置いて開発しなければ無意味な機器を生産する事になる。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8daa45309d2187061973c9c764ceb058

443名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 14:26:32.14ID:tiMRzbIS

上杉アンプみたいに安物ケーブルを使っていたらまともな音にならない _ 2:

新藤ラボラトリー 300Bsingle が製作された当初は電源部への物量の贅沢さが半端では無く、

スピーカーターミナルは米クルカ製、配線材や電源コードは米ベルデンで、

何処かの評論家の名前だけ有名な真空管アンプのように針金だけのご粗末配線では無く、人間の血管のように、適材適所の太さのより線や単線を用いて、米シカゴ・キースター製のハンダで製作されております。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p635868031

444名無しさん@お腹いっぱい。2019/01/11(金) 14:32:01.99ID:tiMRzbIS

上杉アンプみたいな値段だけ高い粗悪アンプを推薦していた菅野沖彦とかステレオサウンドの評論家を誰も糾弾しなかったのは何故かな?

日本のガレージメーカーでウエスギみたいな酷いアンプ作っている所は一つもないよ
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1497707977/l50
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/845.html#c75

[昼休み54] 政府批判するとブラックリストに載せられて買い物もできなくなるキャッシュレス社会がやってくる 中川隆
1. 中川隆[-13079] koaQ7Jey 2019年1月11日 19:16:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

低ランクだと結婚できない…中国人に聞いた「信用スコア社会」の実態と芝麻信用の影響力=岩田昭男 2019年1月10日
https://www.mag2.com/p/money/619879


日本でもヤフーの「信用スコア」やソフトバンクの「Jスコア」など、信用をめぐるサービスが脚光を浴びています。信用スコア社会としてはるか先を行く中国の実情はどうなのか。中国と日本を行き来する中国人のAさん(35歳)に話を伺いました。(『達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』岩田昭男)

これは日本の未来なのか? すべての国民がランク付けされる日

スコア社会・中国の実態は…

日本でもヤフーの「信用スコア」やソフトバンクの「Jスコア」など、信用をめぐるサービスが脚光を浴びています。

そして、いつも引き合いに出されるのが中国の芝麻(中国名:ジーマ)信用です。金融だけでなく、毎日の生活にも影響があるといわれるこのサービスですが、その実態は、杳(よう)として知れません。出回っているのは、ブログなどで拡散された当たり障りのない情報ばかりです。

これではいまの中国人が何を感じているのか、どう対処しているのかの真実を知ることはできません。

そこで知り合いのツテを頼って、中国人の生の声を聞き出しました。今回はそのインタビューをお届けします。

中国の信用スコアをめぐる状況はどうなっているのか。日本と中国を行き来しながら、中国人旅行者向けに日本の情報を発信する事業を手掛けている、中国人のAさん(35歳)に話を聞きました。

個人の信用度を表す芝麻信用

──中国の人たちは芝麻(ゴマ)信用の点数を高くするのに必死になっていると聞きましたが、実際はどうなのですか?

A:ゴマ信用はアリペイのなかに組み込まれたサービスのひとつです。アリペイはペイメント(支払い)システムだけではなくクレジット機能も付いた電子版クレジットカードと考えていただくといいと思います。なので、ゴマ信用は個人の社会信用度を計る物差しの1つになっています。

ゴマ信用の点数が一人ひとりの信用度を表しており、点数が一定値を超えたり、下回ったりすると優れているとか劣っていると評価されることになります。

具体的には、
350〜500「あまりよくない」
500〜600「中等」
600〜650「良好」
650〜700「優秀」
700〜950「最高に良い」
という具合にランク付けされます。ちなみに私は現在、693ですから「優秀」です。

──点数はみんなで見せあったりするのですか?

A:ふつうは見せないですね。というのは、ゴマ信用の点数によってアリババのクレジットの利用限度額やシェアリング、買い物、ホテルの予約、携帯料金などにも影響してくるからです。

携帯料金の支払い方法は日本と中国で少し違っていて、中国ではプリペイド方式が一般的で、プリペイドの残高がなくなるとすぐに電話ができなくなってしまいます。でも、ゴマ信用の点数が高い人は、通話の限度額を超えても一定額までは携帯を利用することができます。



つまりゴマ信用の点数が高い人は信用度が高いため優遇されており、限度額を超えた分はあとから支払えばいいのです。

それから、日本でいう4Gのスマホは5ギガ〜7ギガぐらいの容量がありますが、スマホでゲームをするときなどその容量を超えてしまっても使えたり、キャンペーンのときには利用料金がタダになったりすることもあります。

──ゴマ信用の点数次第でいろいろなところで差が生まれるわけですね。ホテルを利用する場合はどんな違いがありますか?

A:中国ではホテルに宿泊する際にはあらかじめ現金や電子マネーでお金を入れておき、それを会計時に清算するのですが、そのデポジットが要らなくなります。シェアリングでカメラやiPhoneを借りるときも600点以上ならデポジットは不要です。

ちなみに、iPhone8を借りる料金は1日120円〜130円(約7元。iPhone10は9・9元)です。

スマホを通していろいろな商品の購入を勧められますが、衣類なら実際に商品を送ってもらい、試着して、もし気に入らなければ返送するという一連のサービスが無料です。ネットのショッピングモールのクーポンもたくさんもらえます。


点数が高いと日常生活で様々なメリットが受けられる

──日常生活のいろいろな場面でメリットがあるわけですね。

A:中国の場合、ほとんどの人がアリペイとウィーチャットペイを使って生活していますので、私も中国に帰ると、スマホと充電器があればお財布がいらないんです。道端でリンゴ1個買うのでも、「アリペイかウィーチャットペイで払ってください」といわれます。

一方で、ゴマ信用の信用度が低くなるとペイメントにも悪い影響が出てしまいます。500点以下になるとちょっと心配になります。住宅ローンやクルマのローンを組みたいときにローンを断られることもあります。

水道や電気などの公共料金の支払いもすべてアリペイで、しかも先ほどお話したホテルの予約と同じようにデポジット方式なので、残高がなくて支払いが滞るとすぐに供給がストップされてしまいます。信用度が高い人は自動的にチャージされる仕組みがつくこともあるので、そうした心配はしなくてすみます。

──少し前までは中国では個人の信用を担保するものがなかったので、デポジットが多いのですね。

A:そうですね。供給する側と消費者の間になかなか信頼が生まれなかったのですが、いまではアリペイなりゴマ信用が信用を数値化する役割を果たしているわけです。

私は事業をしていますが、個人だけではなく、会社の信用度も点数化されます。点数が高いとパソコンをただで貸してくれたり、安く貸してくれたりします。ちなみに、領収書は日本と違って中国の国税局から発行されるのですが、それもアリペイが代行してくれますので便利です。会社が政府に払う税金もアリペイで納付できます。

──デポジットがいらなくなって生活が格段に便利になったわけですね。

A:ホテルをチェックアウトするときにフロントに並んで精算する必要がなくなり、キーを置いてそのまま出ていけばいいというようになりました。

──アメリカにはFICOスコアというのがあって、その点数と銀行の住宅ローン金利や預金金利が連動していますが、ゴマ信用も同じですか?

A:現時点では中国ではまだFICOスコアと同じではありませんが、これからそうなっていくだろうと思います。

──就職のときにゴマ信用の点数を見せることはあるのですか?

A:それはありません。あくまで個人情報ですから。

──点数が高いと女性にモテるということはありますか?



A:さあ、どうでしょうか。自分でアピールする人はいるかもしれませんが。

──点数をあまり人に見せないということですが、アリペイが情報として企業に売ることはないのですか?

A:正直に言って、中国では個人情報はどんなに注意してもどこからか漏れてしまうものです。情報を売っているかどうかは何ともいえません。証拠がないのですから、わからないとしかいいようがありません(笑)。

会社を経営していると、本当なら公的機関しかわからないはずの電話番号が流通してしまっているようで、「クルマ、いりませんか」とか「ローンはいりませんか」とかいろいろな電話がかかってきます。ですから、どこかで情報が売り買いされているのかもしれません。あくまで推測ですが。

都市部の若者にとって欠かせないゴマ信用

──ゴマ信用のようなものができて、中国社会全体が活気づいているという人もいます。

A:それはないと思いますが、最初にお話ししたように、みなさんが社会的信用度を評価する手段として注目しているのは確かです。とくに若い人がそうです。

──先ほどお聞きしたように、点数はわからないわけですね。

A:本人とアリババ以外はわかりません。友人や知り合いが何点なのかは気にはなりますが。何を気にしているかというと、どの大学を出たか、クルマを持っているか、不動産を持っているかなどで、これらを証明するたとえば運転免許証、自動車交通許可証、不動産取引の許可証をゴマ信用に提供すると点数が上がります。

不動産をたくさん持っていれば点数はグーンと高くなります。銀行からローンを受けるときと同じで、不動産が担保になるからです。

──ということはアリババは銀行のようなものですね。

A:お金を回しているという意味で金融機関になっています。

──多くの人が点数をアップするために、こうした個人情報をゴマ信用に提供しているわけですね。

A:生活を便利にしたいと考える人はそうです。昔のままでいいという人、たとえばお年寄りの方は、ペイメント(支払い)はアリペイやウィーチャットペイを使いますが、金融商品やローンに関心がなければ個人情報をゴマ信用に提供しようとは思いません。 

都市部に稼ぎに来ている若い人たちにとって結婚の前提条件のひとつはマンションを持っていることですが、手持ちの資金や親が援助してくれるお金で足りなければ、ローンを組まなければなりません。ですからゴマ信用の点数に関心を持たざるをえません。

──結婚を考える若者にとって、とても大事なものなわけですね。

A:いまの中国ではお金がなければ結婚はできません。中国は物価が上がっていますから、普通の人がマンションを買おうとすればローンを利用するしかありません。銀行にローンを申し込むときにゴマ信用を使っていて点数が高ければ、手続きに必要な書類を出さなくてもすむ場合もあります。

──そうしたことが行われるようになったのはいつ頃からですか?

A:現在の中国は新しいものを受け入れやすい社会になっています。ゴマ信用はアリババグループの信用管理機構という会社が行っている事業です。信用管理機構の設立は2015年1月です。



──まだ4年しかたっていないわけですが、あっという間に広まったのですね。

A:日本で住民票を移すとなると、前の住所を書いて役所に届け出なければならないはずですが、中国の場合、ゴマ信用を利用していれば前の住所もその前の住所も登録されているので、わざわざ公的機関に行って手続きする必要はありません。

高収入・マナー順守が高得点の秘訣

──ゴマ信用が政府のお墨付きを得ているわけですね。ゴマ信用の点数化の基準について伺いたいのですが、点数が高い人はどんな人なのでしょうか。たとえばローンの返済で滞納がないとか。

A:返済履歴はファクターのひとつにすぎませんが、毎月の返済額が5,000円だとして、それを毎月きちんと返していくと月に1ポイントずつ上がっていきます。上限があるのかどうかはわかりませんが。あとは公共料金や光熱費などをちゃんと払っているか、安定した収入源を得ているかなどが、点数に反映されます。

──サラリーマンは有利ですね。フリーターはだめですか。

A:中国の場合、フリーターだから貧乏とは限らないのです。フリーターだからお金持ちという人がいる。いいクルマや不動産を持っていて点数が高い人が多いのではないでしょうか。フェラーリどころかもっとすごいクルマを持っています。

──シェアリングの自転車をちゃんと返す、というのはいかがですか。

A:公共に対して面倒なことをしない人、つまり公共のマナーに反したことをしない人には点数をプラスしています。そうして点数が上積みされて信用度が高くなった人は、デポジットや予約なしでも身分証明書を持って駅に行けばすぐに切符を買えます。ものすごく急いでいるときはスマホを改札にかざせばそのまま入れます。あとで代金を払えばいいのです。

無人のコンビニもあってそこはまさに顔パスで商品を買って(持って)店を出ることができます。

──そんな中国と比べると、日本での暮らしが不便だと感じることはないですか?

A:コンビニで現金で支払うのは大変ですね。最近はできるだけアリペイを使って買い物をして、クレジットカードが使えるところではカード決済にしています。

日本と中国の両方で事業をしているので、中国にしばらくいて日本に帰ってくると、「あれっ、財布を忘れた」ということもよくあります。

──中国から観光で来られた方は大変ですね。

A:いまはマツキヨ、ドン・キホーテなどはアリペイが使えるなど、アリペイかウィーチャットペイのどちらかが使える店が増えています。食事や電車に乗るはまだまだですが。私は日本ではインバウンド関連の仕事もしているのですが、Suica(カード)をつくってチャージすることを勧めています。Suicaは日本でつくって中国に送ることもできますし、空港で渡すこともできます。

──日本での移動にはSuicaがあったほうが絶対便利です。そのほかに日本で困ることはありますか。

A:日本と中国の大きな違いは、「マイナンバーカード」です。日本にもマイナンバーができましたが、中国ではずっと以前からあって身分証明書になっています。マイナンバーカードのなかICが入っているので、カードをタッチすれば電車にも乗れます。マイナンバーカードが乗車券にもなるわけです。

──タイプA/Bの非接触ICが使われているわけですね。欧米でも同じようにクレジットカードで電車に乗れようになっていますが、SuicaはタイプA/Bではなくフェリカを採用しているので、それができません。

A:中国ではアリペイと身分証明がつながっているのでチケットを買って改札を通ることができます。

消費意欲が旺盛な中国人富裕層

──中国の方は、アリペイとウィーチャットペイはどちらかひとつを選んで使っているのですか?

A:99.9%の人が両方持っていて、どちらかをメインにして使っています。ただ、ウィーチャットペイは中国のスマホには100%入っています。ウィーチャットペイは友だち同士のお金のやりとりが簡単にできるというアプリとしてスタートしました。その後、アリペイと同様、決済手段となりました。

──中国初のクレジットカードとして登場した銀聯カードは、QRコード決済の影響が大きいのではないですか。

A:スマホ決済のための施策はいろいろと考えているようですが、銀聯カードがシェアを確保するのはおそらく難しいと思います。使う人がいないのですから。もちろん中国のクレジットカードには必ず銀聯がついているので、VISAやマスターと同じ国際ブランドとして残っています。非常に高価な買い物をするときには銀聯カードを使うようです。

──何千万円もする超高級腕時計を買うときに銀聯カードを使うと聞いたことがあります。

A:アリペイなどですと、それだけの金額はチャージしていませんから。ただし、銀行口座と紐づけられてもいるので、その場でチャージすることもできます。ちなみに、銀行からアリペイにチャージするときはタダですが、お金を銀行に戻すときは手数料をとられます。

──日本のヨドバシカメラで100万円くらいの腕時計を買いたいと思えば、店頭でチャージできるわけですね。

A:日本に観光に来る中国人なら200万円くらいならあらかじめチャージして入っていると思います。日本人も海外に出かけるとお土産をたくさん買いますが、中国人も同じです。東アジア圏の国の共通の文化なのではないでしょうか。ヨーロッパの人は体験にはお金を払いますが、お土産はまったく買いません。

ペイペイの「100億円あげちゃうキャンペーン」失敗のワケ

──日本ではPayPayが「100憶円キャンペーン」をやって話題になりましたが、肝心の使える店がコンビニのファミリーマートと家電のビックカメラくらいで、利便性を感じません。

A:あのくらいの規模のキャンペーンはアリペイでは珍しくありません。たしか昨年(2018年)は国慶節のときに、アリペイのイベントで全員ではないのですが、日本に旅行した方からランダムに選んで、買い物した金額をゼロにするというキャンペーンを行いました。

私も一度当たったことがあって、数千円だったのですが、会計をするときに「アリペイで支払います」というと、いくらいくらですとなったのですが、そのあとすぐに「あっ、ゼロです」といわれました。つまり全額返金してくれるのです。

それからアリペイを使えるところでも、その場でスキャンすると場合(ユーザースキャン)によってはランダムで5%割引、10%割引、人によっては15%割引されます。ですから、その場で請求金額が目に見えるかたちで減るので好評です。

──ソフトバンクはアリペイのことをよく知っているので似たようなキャンペーンをやったのでしょう。ただし、4カ月やることにしていたキャンペーンがたった10日で終了してしまいました。100億円を突破してしまったからです。

A:中国ではそういうことはないと思います。アリペイは国慶節の間はやるといえば、途中で打ち切ることはありません。あるいは期間を設けずに「早い者勝ち」と最初に決めておけばいいのです。



──使おうと思ってペイペイのアプリを入れていた人も、トラブルがあると躊躇する人もいるでしょう。

A:すでに金融機関になっているアリババとそうではないソフトバンクの違いかもしれません。

──楽天はそのあたりはうまいですね。「山分けキャンペーン」といっても結局、いくらで山分けしたかは絶対にいいません。ペイペイは100憶円にずいぶんこだわっていましたが。

A:「1兆円」キャンペーンにしたらインパクトが違ったかもしれません。ペイメントに限れば、いかに最初に使わせるかです。

──日本企業のなかでQRコード決済をいち早く始めたのはLINEやオリガミペイですが、これらをどう見ていますか。

A:オリガミペイはアリペイとウィーチャットペイの代理店になっています。私がロフトで買い物をするときはすべてアリペイを使いますが、それを可能にしているのはオリガミペイです。


リーマン・ショックの教訓を踏まえて対策を進めるアリババ

──ところで、これまでは信用スコアの光の部分についてお伺いしましたが、信用スコアには、陰の部分もあると思います。よい例がサブプライムローンの問題でしょう。アメリカで起きたリーマンショックは、信用スコアが低いサブプライムといわれる人にどんどん住宅ローンを貸し付けたからだといわれています。ゴマ信用もそういう心配があるのではないですか。

A:おそらくリーマン・ショックのようなことが起きないための対策は十分にとっていると思います。ある点数だとこのローンは下りるけれどもこのローンはダメとかいうようにです。あるいは利率何%と決めて無理な融資が行われないようにするということです。

──アリババグループが金融および信用情報機関として、これからいよいよ本格的に中国をクレジットスコア社会に変えていきそうですね。非常に興味深いお話を聞くことができました。どうもありがとうございました。

まとめ

中国社会には、長い間、国民の信用度を計る物差しがなかったので、リスクを担保するためプリペイドとかデポジットという煩わしい手続きが必要になっていました。

しかし、芝麻信用で信用偏差値(スコア)が出るようになると、その面倒な手続きを省略できるようになります。また若い人たちには、自分の優秀さを示すこともできるチャンスとなります。

それが魅力に映るのでしょう。一部で熱狂的に迎えられています。その代わりに、リーマン・ショックのようなことが起こる可能性については、ほとんど気にしていないのが実情です。インタビューでは、十分な手を打っていると言っていますが、庶民レベルでは意に介していないというのが現状でしょう。

というのも、リーマン・ショックの原因になったサブプライム・ローン自体、本来貸し込むことのできない層に向けて貸し込んだ悪意あるマーケティングでしたから、防ぎようがなかったのです。その意味では、いまの中国でも、そうした悪意のマーケティングを事前に防げるかどうか怪しいといえます。

そうした部分が日本とは違うところです。日本では信用のネットワークがしっかり築かれていますから、スコアの導入も返済履歴の判断くらいで、十分なのでしょう。それに人々の関心もサブプライム・ローンについて注意が向く傾向にあります。

ただ、今後はヤフー信用のように素行や趣味・嗜好までチェックできるようになると、芝麻信用のように国民一人一人の生活行動をみるために普及する可能性もあります。しかし、実際にそこまでいくかは、少々疑問です。

マイナンバーカードが息を吹き返して使われるようになると、その方向に進みそうですが…。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/367.html#c1

[昼休み54] 中国 _ 悪夢の監視社会 中川隆
18. 中川隆[-13078] koaQ7Jey 2019年1月11日 19:17:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

低ランクだと結婚できない…中国人に聞いた「信用スコア社会」の実態と芝麻信用の影響力=岩田昭男 2019年1月10日
https://www.mag2.com/p/money/619879


日本でもヤフーの「信用スコア」やソフトバンクの「Jスコア」など、信用をめぐるサービスが脚光を浴びています。信用スコア社会としてはるか先を行く中国の実情はどうなのか。中国と日本を行き来する中国人のAさん(35歳)に話を伺いました。(『達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』岩田昭男)

これは日本の未来なのか? すべての国民がランク付けされる日

スコア社会・中国の実態は…

日本でもヤフーの「信用スコア」やソフトバンクの「Jスコア」など、信用をめぐるサービスが脚光を浴びています。

そして、いつも引き合いに出されるのが中国の芝麻(中国名:ジーマ)信用です。金融だけでなく、毎日の生活にも影響があるといわれるこのサービスですが、その実態は、杳(よう)として知れません。出回っているのは、ブログなどで拡散された当たり障りのない情報ばかりです。

これではいまの中国人が何を感じているのか、どう対処しているのかの真実を知ることはできません。

そこで知り合いのツテを頼って、中国人の生の声を聞き出しました。今回はそのインタビューをお届けします。

中国の信用スコアをめぐる状況はどうなっているのか。日本と中国を行き来しながら、中国人旅行者向けに日本の情報を発信する事業を手掛けている、中国人のAさん(35歳)に話を聞きました。

個人の信用度を表す芝麻信用

──中国の人たちは芝麻(ゴマ)信用の点数を高くするのに必死になっていると聞きましたが、実際はどうなのですか?

A:ゴマ信用はアリペイのなかに組み込まれたサービスのひとつです。アリペイはペイメント(支払い)システムだけではなくクレジット機能も付いた電子版クレジットカードと考えていただくといいと思います。なので、ゴマ信用は個人の社会信用度を計る物差しの1つになっています。

ゴマ信用の点数が一人ひとりの信用度を表しており、点数が一定値を超えたり、下回ったりすると優れているとか劣っていると評価されることになります。

具体的には、
350〜500「あまりよくない」
500〜600「中等」
600〜650「良好」
650〜700「優秀」
700〜950「最高に良い」
という具合にランク付けされます。ちなみに私は現在、693ですから「優秀」です。

──点数はみんなで見せあったりするのですか?

A:ふつうは見せないですね。というのは、ゴマ信用の点数によってアリババのクレジットの利用限度額やシェアリング、買い物、ホテルの予約、携帯料金などにも影響してくるからです。

携帯料金の支払い方法は日本と中国で少し違っていて、中国ではプリペイド方式が一般的で、プリペイドの残高がなくなるとすぐに電話ができなくなってしまいます。でも、ゴマ信用の点数が高い人は、通話の限度額を超えても一定額までは携帯を利用することができます。



つまりゴマ信用の点数が高い人は信用度が高いため優遇されており、限度額を超えた分はあとから支払えばいいのです。

それから、日本でいう4Gのスマホは5ギガ〜7ギガぐらいの容量がありますが、スマホでゲームをするときなどその容量を超えてしまっても使えたり、キャンペーンのときには利用料金がタダになったりすることもあります。

──ゴマ信用の点数次第でいろいろなところで差が生まれるわけですね。ホテルを利用する場合はどんな違いがありますか?

A:中国ではホテルに宿泊する際にはあらかじめ現金や電子マネーでお金を入れておき、それを会計時に清算するのですが、そのデポジットが要らなくなります。シェアリングでカメラやiPhoneを借りるときも600点以上ならデポジットは不要です。

ちなみに、iPhone8を借りる料金は1日120円〜130円(約7元。iPhone10は9・9元)です。

スマホを通していろいろな商品の購入を勧められますが、衣類なら実際に商品を送ってもらい、試着して、もし気に入らなければ返送するという一連のサービスが無料です。ネットのショッピングモールのクーポンもたくさんもらえます。


点数が高いと日常生活で様々なメリットが受けられる

──日常生活のいろいろな場面でメリットがあるわけですね。

A:中国の場合、ほとんどの人がアリペイとウィーチャットペイを使って生活していますので、私も中国に帰ると、スマホと充電器があればお財布がいらないんです。道端でリンゴ1個買うのでも、「アリペイかウィーチャットペイで払ってください」といわれます。

一方で、ゴマ信用の信用度が低くなるとペイメントにも悪い影響が出てしまいます。500点以下になるとちょっと心配になります。住宅ローンやクルマのローンを組みたいときにローンを断られることもあります。

水道や電気などの公共料金の支払いもすべてアリペイで、しかも先ほどお話したホテルの予約と同じようにデポジット方式なので、残高がなくて支払いが滞るとすぐに供給がストップされてしまいます。信用度が高い人は自動的にチャージされる仕組みがつくこともあるので、そうした心配はしなくてすみます。

──少し前までは中国では個人の信用を担保するものがなかったので、デポジットが多いのですね。

A:そうですね。供給する側と消費者の間になかなか信頼が生まれなかったのですが、いまではアリペイなりゴマ信用が信用を数値化する役割を果たしているわけです。

私は事業をしていますが、個人だけではなく、会社の信用度も点数化されます。点数が高いとパソコンをただで貸してくれたり、安く貸してくれたりします。ちなみに、領収書は日本と違って中国の国税局から発行されるのですが、それもアリペイが代行してくれますので便利です。会社が政府に払う税金もアリペイで納付できます。

──デポジットがいらなくなって生活が格段に便利になったわけですね。

A:ホテルをチェックアウトするときにフロントに並んで精算する必要がなくなり、キーを置いてそのまま出ていけばいいというようになりました。

──アメリカにはFICOスコアというのがあって、その点数と銀行の住宅ローン金利や預金金利が連動していますが、ゴマ信用も同じですか?

A:現時点では中国ではまだFICOスコアと同じではありませんが、これからそうなっていくだろうと思います。

──就職のときにゴマ信用の点数を見せることはあるのですか?

A:それはありません。あくまで個人情報ですから。

──点数が高いと女性にモテるということはありますか?



A:さあ、どうでしょうか。自分でアピールする人はいるかもしれませんが。

──点数をあまり人に見せないということですが、アリペイが情報として企業に売ることはないのですか?

A:正直に言って、中国では個人情報はどんなに注意してもどこからか漏れてしまうものです。情報を売っているかどうかは何ともいえません。証拠がないのですから、わからないとしかいいようがありません(笑)。

会社を経営していると、本当なら公的機関しかわからないはずの電話番号が流通してしまっているようで、「クルマ、いりませんか」とか「ローンはいりませんか」とかいろいろな電話がかかってきます。ですから、どこかで情報が売り買いされているのかもしれません。あくまで推測ですが。

都市部の若者にとって欠かせないゴマ信用

──ゴマ信用のようなものができて、中国社会全体が活気づいているという人もいます。

A:それはないと思いますが、最初にお話ししたように、みなさんが社会的信用度を評価する手段として注目しているのは確かです。とくに若い人がそうです。

──先ほどお聞きしたように、点数はわからないわけですね。

A:本人とアリババ以外はわかりません。友人や知り合いが何点なのかは気にはなりますが。何を気にしているかというと、どの大学を出たか、クルマを持っているか、不動産を持っているかなどで、これらを証明するたとえば運転免許証、自動車交通許可証、不動産取引の許可証をゴマ信用に提供すると点数が上がります。

不動産をたくさん持っていれば点数はグーンと高くなります。銀行からローンを受けるときと同じで、不動産が担保になるからです。

──ということはアリババは銀行のようなものですね。

A:お金を回しているという意味で金融機関になっています。

──多くの人が点数をアップするために、こうした個人情報をゴマ信用に提供しているわけですね。

A:生活を便利にしたいと考える人はそうです。昔のままでいいという人、たとえばお年寄りの方は、ペイメント(支払い)はアリペイやウィーチャットペイを使いますが、金融商品やローンに関心がなければ個人情報をゴマ信用に提供しようとは思いません。 

都市部に稼ぎに来ている若い人たちにとって結婚の前提条件のひとつはマンションを持っていることですが、手持ちの資金や親が援助してくれるお金で足りなければ、ローンを組まなければなりません。ですからゴマ信用の点数に関心を持たざるをえません。

──結婚を考える若者にとって、とても大事なものなわけですね。

A:いまの中国ではお金がなければ結婚はできません。中国は物価が上がっていますから、普通の人がマンションを買おうとすればローンを利用するしかありません。銀行にローンを申し込むときにゴマ信用を使っていて点数が高ければ、手続きに必要な書類を出さなくてもすむ場合もあります。

──そうしたことが行われるようになったのはいつ頃からですか?

A:現在の中国は新しいものを受け入れやすい社会になっています。ゴマ信用はアリババグループの信用管理機構という会社が行っている事業です。信用管理機構の設立は2015年1月です。



──まだ4年しかたっていないわけですが、あっという間に広まったのですね。

A:日本で住民票を移すとなると、前の住所を書いて役所に届け出なければならないはずですが、中国の場合、ゴマ信用を利用していれば前の住所もその前の住所も登録されているので、わざわざ公的機関に行って手続きする必要はありません。

高収入・マナー順守が高得点の秘訣

──ゴマ信用が政府のお墨付きを得ているわけですね。ゴマ信用の点数化の基準について伺いたいのですが、点数が高い人はどんな人なのでしょうか。たとえばローンの返済で滞納がないとか。

A:返済履歴はファクターのひとつにすぎませんが、毎月の返済額が5,000円だとして、それを毎月きちんと返していくと月に1ポイントずつ上がっていきます。上限があるのかどうかはわかりませんが。あとは公共料金や光熱費などをちゃんと払っているか、安定した収入源を得ているかなどが、点数に反映されます。

──サラリーマンは有利ですね。フリーターはだめですか。

A:中国の場合、フリーターだから貧乏とは限らないのです。フリーターだからお金持ちという人がいる。いいクルマや不動産を持っていて点数が高い人が多いのではないでしょうか。フェラーリどころかもっとすごいクルマを持っています。

──シェアリングの自転車をちゃんと返す、というのはいかがですか。

A:公共に対して面倒なことをしない人、つまり公共のマナーに反したことをしない人には点数をプラスしています。そうして点数が上積みされて信用度が高くなった人は、デポジットや予約なしでも身分証明書を持って駅に行けばすぐに切符を買えます。ものすごく急いでいるときはスマホを改札にかざせばそのまま入れます。あとで代金を払えばいいのです。

無人のコンビニもあってそこはまさに顔パスで商品を買って(持って)店を出ることができます。

──そんな中国と比べると、日本での暮らしが不便だと感じることはないですか?

A:コンビニで現金で支払うのは大変ですね。最近はできるだけアリペイを使って買い物をして、クレジットカードが使えるところではカード決済にしています。

日本と中国の両方で事業をしているので、中国にしばらくいて日本に帰ってくると、「あれっ、財布を忘れた」ということもよくあります。

──中国から観光で来られた方は大変ですね。

A:いまはマツキヨ、ドン・キホーテなどはアリペイが使えるなど、アリペイかウィーチャットペイのどちらかが使える店が増えています。食事や電車に乗るはまだまだですが。私は日本ではインバウンド関連の仕事もしているのですが、Suica(カード)をつくってチャージすることを勧めています。Suicaは日本でつくって中国に送ることもできますし、空港で渡すこともできます。

──日本での移動にはSuicaがあったほうが絶対便利です。そのほかに日本で困ることはありますか。

A:日本と中国の大きな違いは、「マイナンバーカード」です。日本にもマイナンバーができましたが、中国ではずっと以前からあって身分証明書になっています。マイナンバーカードのなかICが入っているので、カードをタッチすれば電車にも乗れます。マイナンバーカードが乗車券にもなるわけです。

──タイプA/Bの非接触ICが使われているわけですね。欧米でも同じようにクレジットカードで電車に乗れようになっていますが、SuicaはタイプA/Bではなくフェリカを採用しているので、それができません。

A:中国ではアリペイと身分証明がつながっているのでチケットを買って改札を通ることができます。

消費意欲が旺盛な中国人富裕層

──中国の方は、アリペイとウィーチャットペイはどちらかひとつを選んで使っているのですか?

A:99.9%の人が両方持っていて、どちらかをメインにして使っています。ただ、ウィーチャットペイは中国のスマホには100%入っています。ウィーチャットペイは友だち同士のお金のやりとりが簡単にできるというアプリとしてスタートしました。その後、アリペイと同様、決済手段となりました。

──中国初のクレジットカードとして登場した銀聯カードは、QRコード決済の影響が大きいのではないですか。

A:スマホ決済のための施策はいろいろと考えているようですが、銀聯カードがシェアを確保するのはおそらく難しいと思います。使う人がいないのですから。もちろん中国のクレジットカードには必ず銀聯がついているので、VISAやマスターと同じ国際ブランドとして残っています。非常に高価な買い物をするときには銀聯カードを使うようです。

──何千万円もする超高級腕時計を買うときに銀聯カードを使うと聞いたことがあります。

A:アリペイなどですと、それだけの金額はチャージしていませんから。ただし、銀行口座と紐づけられてもいるので、その場でチャージすることもできます。ちなみに、銀行からアリペイにチャージするときはタダですが、お金を銀行に戻すときは手数料をとられます。

──日本のヨドバシカメラで100万円くらいの腕時計を買いたいと思えば、店頭でチャージできるわけですね。

A:日本に観光に来る中国人なら200万円くらいならあらかじめチャージして入っていると思います。日本人も海外に出かけるとお土産をたくさん買いますが、中国人も同じです。東アジア圏の国の共通の文化なのではないでしょうか。ヨーロッパの人は体験にはお金を払いますが、お土産はまったく買いません。

ペイペイの「100億円あげちゃうキャンペーン」失敗のワケ

──日本ではPayPayが「100憶円キャンペーン」をやって話題になりましたが、肝心の使える店がコンビニのファミリーマートと家電のビックカメラくらいで、利便性を感じません。

A:あのくらいの規模のキャンペーンはアリペイでは珍しくありません。たしか昨年(2018年)は国慶節のときに、アリペイのイベントで全員ではないのですが、日本に旅行した方からランダムに選んで、買い物した金額をゼロにするというキャンペーンを行いました。

私も一度当たったことがあって、数千円だったのですが、会計をするときに「アリペイで支払います」というと、いくらいくらですとなったのですが、そのあとすぐに「あっ、ゼロです」といわれました。つまり全額返金してくれるのです。

それからアリペイを使えるところでも、その場でスキャンすると場合(ユーザースキャン)によってはランダムで5%割引、10%割引、人によっては15%割引されます。ですから、その場で請求金額が目に見えるかたちで減るので好評です。

──ソフトバンクはアリペイのことをよく知っているので似たようなキャンペーンをやったのでしょう。ただし、4カ月やることにしていたキャンペーンがたった10日で終了してしまいました。100億円を突破してしまったからです。

A:中国ではそういうことはないと思います。アリペイは国慶節の間はやるといえば、途中で打ち切ることはありません。あるいは期間を設けずに「早い者勝ち」と最初に決めておけばいいのです。



──使おうと思ってペイペイのアプリを入れていた人も、トラブルがあると躊躇する人もいるでしょう。

A:すでに金融機関になっているアリババとそうではないソフトバンクの違いかもしれません。

──楽天はそのあたりはうまいですね。「山分けキャンペーン」といっても結局、いくらで山分けしたかは絶対にいいません。ペイペイは100憶円にずいぶんこだわっていましたが。

A:「1兆円」キャンペーンにしたらインパクトが違ったかもしれません。ペイメントに限れば、いかに最初に使わせるかです。

──日本企業のなかでQRコード決済をいち早く始めたのはLINEやオリガミペイですが、これらをどう見ていますか。

A:オリガミペイはアリペイとウィーチャットペイの代理店になっています。私がロフトで買い物をするときはすべてアリペイを使いますが、それを可能にしているのはオリガミペイです。


リーマン・ショックの教訓を踏まえて対策を進めるアリババ

──ところで、これまでは信用スコアの光の部分についてお伺いしましたが、信用スコアには、陰の部分もあると思います。よい例がサブプライムローンの問題でしょう。アメリカで起きたリーマンショックは、信用スコアが低いサブプライムといわれる人にどんどん住宅ローンを貸し付けたからだといわれています。ゴマ信用もそういう心配があるのではないですか。

A:おそらくリーマン・ショックのようなことが起きないための対策は十分にとっていると思います。ある点数だとこのローンは下りるけれどもこのローンはダメとかいうようにです。あるいは利率何%と決めて無理な融資が行われないようにするということです。

──アリババグループが金融および信用情報機関として、これからいよいよ本格的に中国をクレジットスコア社会に変えていきそうですね。非常に興味深いお話を聞くことができました。どうもありがとうございました。

まとめ

中国社会には、長い間、国民の信用度を計る物差しがなかったので、リスクを担保するためプリペイドとかデポジットという煩わしい手続きが必要になっていました。

しかし、芝麻信用で信用偏差値(スコア)が出るようになると、その面倒な手続きを省略できるようになります。また若い人たちには、自分の優秀さを示すこともできるチャンスとなります。

それが魅力に映るのでしょう。一部で熱狂的に迎えられています。その代わりに、リーマン・ショックのようなことが起こる可能性については、ほとんど気にしていないのが実情です。インタビューでは、十分な手を打っていると言っていますが、庶民レベルでは意に介していないというのが現状でしょう。

というのも、リーマン・ショックの原因になったサブプライム・ローン自体、本来貸し込むことのできない層に向けて貸し込んだ悪意あるマーケティングでしたから、防ぎようがなかったのです。その意味では、いまの中国でも、そうした悪意のマーケティングを事前に防げるかどうか怪しいといえます。

そうした部分が日本とは違うところです。日本では信用のネットワークがしっかり築かれていますから、スコアの導入も返済履歴の判断くらいで、十分なのでしょう。それに人々の関心もサブプライム・ローンについて注意が向く傾向にあります。

ただ、今後はヤフー信用のように素行や趣味・嗜好までチェックできるようになると、芝麻信用のように国民一人一人の生活行動をみるために普及する可能性もあります。しかし、実際にそこまでいくかは、少々疑問です。

マイナンバーカードが息を吹き返して使われるようになると、その方向に進みそうですが…。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/181.html#c18

[近代史02] ドイツの女性達が体験した悲劇(2007年05月08日ミクシイ日記再録)    西岡昌紀 西岡昌紀
7. 中川隆[-13077] koaQ7Jey 2019年1月11日 19:20:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

オーストリア:大晦日、痴漢された女性が相手を殴ったとして起訴された!
痴漢は移民でギャングの一員! 2019年01月11日
https://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12432004990.html


国境線を自宅の塀まで後退させ自分たちだけを防衛する政治家や金持ちと違い、

野蛮人との共存を強いられている“守られない”庶民は辛いですね。泣く

痴漢を止めさせようと平手打ちをして移民の鼻を折った女性が暴行罪で起訴されました。

新年のお祝いがオーストリアの首都ウイーンの市庁舎で行われました。

通りでのパーティーにいた21歳のスイス人女性はそこでアフガニスタン人の移民による痴漢被害に遭いました。

ウィーン警察によると、彼女はアフガン移民に撫でまわされたことに怒って反応し、アフガン人の顔面に平手打ちを喰らわせ鼻を折ったということです。

目撃者が警察に連絡したのが午前1時半ごろです。それと同時にアフガン人も鼻が折れて警官のところに行きました。

彼は病院へ運ばれ、痴漢行為で起訴されました。

そして、被害者のスイス人女性も相手に重傷を負わせたとして刑事告訴されました。

オーストリアの法律では、申し立てられた犯罪が、検察官が追及する以外に選択がないこのような重大な場合、警察は刑事告訴する義務があります。

この事件が報道されると、スイスの実業家が彼女に手を差し伸べ罰金を払うと申し出ました。

かつての国会議員でSwiss People’s Party (SVP) スイス国民党の実力者Christoph Blocher氏(写真下)です。

引退後もスイス政界に影響力のある彼は、「もしこの女性が罰せられるならば、自分が喜んで罰金を払う」と述べたのです。またこう言いました。

「これが許されないならば、女性はどうやって自分を守るべきなのか?」

そして自分が財布を盗まれそうになったら同じようなことをするであろうことを認めました。

地元紙によると、20歳のアフガン人容疑者は新年のお祝いの群衆の中で女性たちを暴行した移民ギャングの一員だとしています。

クリップhttps://gellerreport.com/2019/01/swiss-sex-assault-vicitm-charged.html/

クリップhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-6565315/Swiss-woman-charged-assault-slapping-Afghan-migrant-kept-groping-her.html


https://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12432004990.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/808.html#c7

[近代史02] 間違いなく日本の朝鮮統治は全てが悪 中川隆
30. 中川隆[-13076] koaQ7Jey 2019年1月11日 19:26:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

『ある日赤紙が来て』 真鍋元之著  1981

1942年頃、平陽鎮の軍専用慰安所
つねに満員だったと言う。

「私の馴染んだ慰安婦は、職業用の日本名をミサオと呼んでいた。生家は江原道のもっとも貧しい農家だったが、ある日突然村長がやってきて

「軍の命令だ。お国への御奉公に、娘を差し出せ」

という。御奉公の意味がすぐに分かったので、父母は手を合わせ声の限りに哀号を繰り返したが、村長は耳を貸さない。この面(村)へ8名の割り当てが来たが、面には娘は5人しかいないから、ひとりも容赦はならぬ、とニベもなく言い放つ。村長の背後では、刀を吊った日本人の巡査(警官)が、肩をそびやかせている。

5名の村娘が、石ころのようにトラックに乗せられ、村境の土橋を渡ったのが、故郷との別れであった。文字が書けないので、家族の安否を、手紙で問い合わせる事もできない。・・・」
http://d.hatena.ne.jp/kounodanwawomamorukai/20121208/1354914020


子供を抱いていれば二三人がかりで赤ん坊をもぎ取って、女を引きずってトラックに押し込む。

そういう場合は、赤ん坊だけでなく、三歳四歳・・三歳か五歳ぐらいの子供が母­親を奪われる現場では、泣き叫んで命がけで母親にとりすがる。それを突き飛ばし蹴飛ばし・・


慰安婦強制連行は一週間にわたり、10人の武装した兵隊と憲兵に護衛された徴発隊によりおこなった。その徴発隊は島を縦横にかけめぐり、泣叫ぶ若い朝鮮人女性を狩りたて、片はしからトラックに積み込みこんだ。役得としてトラック上で強姦する兵もいた。

女工たちは竹かごの中から貝殻を、手早く鉄わくの中へ入れ、足踏み機械を操作すると、一銭銅貨より小さなボタンを同時に十個ばかり作っていた・・・・隊員たちがすばやく工場内の二か所の出入り口を固め、木剣の先を突きつけて、女工たちを起立させた。

「体格の大きな娘でないと、勤まらんぞ」

と山田が大声で言うと、隊員たちは笑い声をあげて、端の女工から順番に、顔とからだつきを見つめて、慰安婦向きの娘を選びだした。

 若くて大柄な娘に、山田が「前へ出ろ」とどなった。娘がおびえてそばの年取った女にしがみつくと、山田は・・・・台をまわって行って娘の腕をつかんで引きずりだした・・・・

女工たちはいっせいに叫び声を上げ、泣き声を上げていた。隊員たちは若い娘を引きずり出すのにてこずって、木剣を使い、背中や尻を打ちすえていた。・・・・女工の中から慰安婦に徴用した娘は十六人であった。

____


日本軍「慰安婦」生活を強要されたキム・デイル女性の証言を聞いてみよう。

 「平壌が故郷だという、“ハナコ”と呼ばれた女子が妊娠したが、田中は酒をひどく飲んで入ってきて、彼女を倒して容赦なく腹を蹴り飛ばし、次に彼女の腹から胎児を取り出して投げ飛ばした。

 そして、朝鮮女性をみな集めてからそのはらわたを刃先で引き出して「慰安婦」の首にかけ、部屋の床の血をなめろと言った。

この時、多くの女子は気絶し、心臓が破裂して死んだ女子もいた。

 ある日、田中は大きい犬一匹を引いて入ってきて、犬に

「俺もしたから、お前もやれ」

とそそのかし、私に×××させた。

私が気を失って倒れると、冷水を浴びせて狂ったように襲いかかり、獣欲を満たした。

 さらに奴らは麻薬を吸わせた後、タバコにガソリンをつけて口や鼻、子宮に突っ込み、火をつけて火傷させた」

 日本兵は、ある「慰安婦」少女が必死に反抗したため、5匹の馬に彼女の腕と脚と首をくくり、引きちぎって殺したという。

かと思えば、ある女性が自分たちの要求に応じないため、「乞食」に「しつけ」をしてやるといい、彼女を木に逆さにぶら下げ、無理矢理襲いかかって銃卓で殴打した後、乳房をえぐり取って残忍に虐殺したという。

 日本兵は「慰安婦」が伝染病にかかれば、彼女らがいる「慰安所」に火を放ち、死体を川や山中に捨て、戦闘に敗れて追われる時には「慰安婦」を一列に並び立たせ、順に首を切り落とした。

http://www.piks.or.tv/date/japan/20040826.htm


『沈黙の叫び 日本軍「慰安婦」出身のおばあさんの声』


耐えかねて逃げようとした女を日本兵達が見せしめに縛り上げて乳房を短剣で
切り落とすと傷口から真っ白な脂肪が溢れ出してきて、やがてそこから血が流れ出した。
http://www.eigaseikatu.com/imp/14905/152813/


日本兵は彼女の首を切り、その煮汁を飲めと強要しました

 私は4人兄弟の長女で、弟3人がいました。

ところが、両親は私たちを残して死んでしまい、一番下で乳飲み子だった弟もお母さんに続いて死んだのです。

  住む家もないので橋の下で雨露をしのぎながら、乞食をしたり農家の手伝いをして弟たちを養いました。
 
私が数え年で17歳の夏、住んでいた小屋に帰って来ると、巡査か兵隊なのかわからない日本人の2人の男が現れたのです。

彼らは私の髪の毛をつかんで、放り投げるように大きなトラックに乗せました。

弟たちが「お姉ちゃん行くな」と泣き叫んだの で私は振り返ろうとしたのですが、男たち に蹴られてトラックに押し込められました。

その中には、幼い少女から20歳前後までの娘たちでいっぱいで100人くらいいました。
男たちは、泣き叫ぶ私たちを殴ったり蹴ったりして黙らせたのです。

  水原(スウォン)の駅から汽車に乗せら松中国の大連へ連れて行かれました。

私たちが列車の外をのぞこうとすると、「何を見ている」 と兵隊は髪を引っ張ったり足で蹴ったりしました。

私は、弟たちのことも心配だしこれから何が起きるかという不安で泣き出したのですが、そしたらまた殴られたのです。

兵隊たちは、途中のハルビンや牡丹江などで娘たちの一部を汽車から次々と降ろして行きました。

私は東寧県で汽車を降ろされ、20人くらいの女性たちとトラックでプチャゴルに連れて行かれました。

到着すると将校が

「天皇と軍の命令だ。 言うことを聞かないと殺す」

と言いました。

私は5号室に入れられ、着いたその日から強姦されたのです。

あちこちの部屋からも悲鳴が聞こえてきました。

それからは、少ない日でも30人くらいの日本兵の相手をしなければなりませんでした。
 

ある日、2人の女性が兵隊の相手をするのを拒否したということで、両手を縛られて庭に引っ張られて来ました。

兵隊たちは、 私たちを呼び集めて2人を高い木に吊るしたのです。

その娘たちは兵隊に

「犬のようなお前たちの言うことなんか聞かない」

と言いました。

そうしたら、奴らは刀で彼女たちの乳房をえぐり取ったのです。

血が吹き出ました。あまりにも残酷なので私は気絶してしまいました。

  彼女たちが死ぬと兵隊たちは首を切って沸いた湯の中に入れました。

そして、その煮汁を私たちに飲めと強要しました。

拒否 すれば私たちも殺されるので、生きるために仕方なく飲んだのです。

  女性たちの数はいつも20人くらいで、病気で死んだり逃亡に失敗して殺されたりすると新しい女性が補充されました。

ある時、 私は逃げようとして捕まってしまいました。

板にくぐり付けられて何十人もの兵隊に犯され逃げ出せないように足の神経を切られてしまったのです。

  そして、別の部隊に移されて砂地に天幕を張っただけの所に入れられました。

私は、 鉄条網の下をくぐって逃げようとしましたが、鉄条網に鈴が付いていたのを知らなかったので再び捕まってしまいました。

すると、兵隊たちは赤く焼いた鉄棒とドラのような鉄板を私のお尻に押しつけたのです。

この時の火傷はケロイドになってしまったので今でも歩くのが困難で、痛くて横になることもできないほどです。


  ある時、奴らは私たちの食事に毒薬を入れました。

私は火傷のために早く歩けなかったので食事に遅れたのですが、私が行った時には先に食べていた女性たちがすでに死んでいたのです。

私は、這って逃げ出して、その村の中国人にかくまってもらいました。

私はここの「慰安所」に8年間いました。

  体の火傷の跡を見てください。正視できないほどです。

1947年に帰国しましたが、 故郷には帰れませんでしたし、子どもを生むこともありませんでした。
http://www6.ocn.ne.jp/~kitanisi/knews/knews0109.html


日本軍はどのように慰安婦の秩序を保ったか:


A. 韓国人慰安婦の1人は、なぜ1日に40人もの男にサービスしなければならないのかと尋ねたために、日本軍指揮官の命令によって、他の慰安婦の面前で、刀でたたかれ、裸にされて、たくさんの釘の突き出た板の上を転がされ、血だらけになった後に首を切られた。

さらに、日本軍指揮官の1人は、それを見ていた人々の前で

『あなたたち全員を殺すのは、犬を殺すよりも簡単だ』

と述べ、死んだ女性の死体を煮て食べるように強要した。


B. 韓国人慰安婦の1人は、他の40人とともに蛇だらけの水溜りに入るよう命令され、そのうち数人は、無理やり水中に押し込まれ、その後、土をかぶせて生き埋めにされた。


C. 兵士に噛み付いた新入りの慰安婦は、他の慰安婦の面前、慰安所の中庭で首を切られ、ぶつ切りにされた。


D. 激しく抵抗した慰安婦の1人は、胴体と頭を別々の馬に縛り付けられ、他の慰安婦の面前で引きちぎられて殺された。


E. 多くの慰安婦は、中国兵捕虜の頭を煮た水の残りを飲むように強要された。


F. 性病にかかり、50人の日本兵に病気を移した韓国人慰安婦の1人は、灼熱の鉄棒で膣を消毒された。


G. 性的サービスを逃れようと入浴を拒んだ慰安婦は、木に逆さに吊るされ、ライフルで殴られ、乳首を切り取られて、最後に膣から銃で撃ち抜かれて殺害された。


筆者が最近傍聴した集会にも、元慰安婦が招かれ、体験談を語ったが、その上品で温和な顔立ちの元慰安婦が、

「慰安所の天井から赤ん坊の頭で作ったモビールのような飾りが吊るされていた」

と語ったとき、会場は一瞬息を呑んだ。
http://www.cmht.com/casewatch/civil/comfort.html
http://www.geocities.com/lordfreeza88/esytesti.htm


朝鮮人「慰安婦」の証言


12歳で「慰安婦」に 李京生

 私は3歳で母を亡くし、6歳のときには父を亡くし、育ててくれた祖母とも死に別れた。孤児となった私は、地主の家の子守や下女として一人で生きてきた。

 12歳になったある日、区長が呼んでいるというので行ってみたら、既にキム・グワンソン、パク・スボク、ユン・チュンソンの3人がきていた。みんな私と年齢が前後する女の子たちであった。区長は、私に「お前は哀れな星の下に生まれて苦労している。きょうからお前の人生を変えてやろう。良い所へ連れていってあげるがどうだ」と言った。

 私はそれまでのみじめな境遇が辛かったので、今より良い暮らしがあるのなら「行きましょう」と答えた。区長は、「私が呼び出したら朝でも夜でもすぐくるんだよ」と言った。幼い私は、「はい、すぐきます」と答えた。

 夜になって区長の家から使いがきたので、私は急いでいった。区長は立派な日本人が迎えにきたといった。見ると長い刀を腰にさした男が3人きていた。私たちは怖くなって「アッー」と声をだしてしまった。それを見た区長は、「お前たちを良い所へ連れていってくれるのに怖がるな」といった。そしてその男たちに私たちを引き渡すと、村の外まで見送ってくれながら、「きょうからお前たちの運命が変わるのだ。いい所にいけよ」と励ますようにいって家に帰ってしまった。どうしていいのかわからないままに、私たちはその男たちの後についていった。

 男たちの後についていくとやがて駅前に出た。そこで汽車の貨車に乗せられた。良い所に連れていってくれるとは言われてみても、そこは子供だから、次第に心細くなり、4人してめそめそしたりしていた。

 明け方近くなって降りろというので降りたら、駅前に車が迎えにきていた。車には2人の日本人が乗っていた。私たちは、見知らぬ3人の日本人についてくるだけでも怖かったのに、また2人ふえたのでもっと怖くなった。しり込みする私たちをみて、男たちはまるで豚のしっぽをとって車に乗せるように、私たちを5人がかりでほうり上げて乗せた。

 どれくらい行ったのか記憶に残っていないが、まわりが明るくなったころ、やがて山の中に到着した。彼らは「降りろ」といったが、私たちはおじけづいてじっとしていたら、ひきずり降ろされた。そして、「ここが良い所だから入れ」と言って家の中に連れ込まれた。そこが慶尚道・昌原にあった軍の秘密工場であることは、ずっと後で知った。

 指定された部屋の中でしばらくじっとしていると、日本の着物を一抱え持った看護婦が入ってきて、「朝鮮服を脱いでこれに着替えなさい」と命令した。もじもじしているとむりやり脱がされて裸にされ、浴衣を着せられて胸に「ミイコ」という名札を付けられた。そして、「お前はきょうから朝鮮人ではなく日本人だ。日本帝国の天皇陛下のために働かなければならない。お前の名前はミイコだ、朝鮮語を使ってはならない」といった。それからは約半月の間、雑穀の入った食事を三度与えられるだけで、仕事はさせなかった。苦労ばかりしてきた私は、区長が言っていたように良い所へきたのかな、と単純に思ったりした。

 やがて半月が過ぎると今度は将校がやってきて「足を洗え」「つめを切れ」などと命令するだけで、仕事らしいことは何もなかった。ただ、「風呂に入れ」とか「身体検査」と言われれば体重計に乗ったりして、言われるままに行動していた。そんなことでまた半月が過ぎた。

 ある日の朝、前庭に集まれというので行ってみたら、少女たちが20名くらいいた。その少女たちと一緒に私たちも一列に並ばされた。私たちの前に将校たちがやってきた。その中で星が4つ着いた将校が、一列に並んだ少女たちをなめるように見回していたが、一番背が低いので端っこにいた私を、自分のそばに引っ張りだした。次に少しくらいの低い将校が、同じようにして他の少女を選んだ。

 こうして順番に将校が気に入った少女を選びだし、自分の部屋に連れていった。私はその時、8号室に入れられた。私と一緒にきたユン・チュンソンは隣の9号室であった。やがて昼食がすむと、工場から800メートルほど離れたところにある場所に連れていかれた。そこでも8号室に入れられた。そこは将校が入る部屋だと後で聞いた。

 夜になって男が部屋に入ってきたが、それは朝、私を選んだ将校であった。その将校の名前は「トウギョウ」といった。彼は、12歳の私を暴行した。あまりにも幼い体なので膣が引き裂かれてしまった。翌朝の8時か9時ころ、医者と看護婦がやってきて治療してくれた。そんな状態にもかかわらず、その将校は毎夜のように襲ってきた。

 それは、私だけではなく他の部屋でも同じであった。9号室のユン・チュンソンは恐怖と嫌悪感から拒否して叫んだので、口をふさいで窒息死させられてしまった。

 こうした行為を強いられて1か月もしたころ、トウギョウという将校は「もうお前に飽きた。好きにしろ」と言ってこなくなった。それからは毎日のように7、8人くらいの兵士がやってきた。こうして、この秘密工場での私の「慰安婦」生活が始まった。

 これは、慶尚北道安東出身の多くランという18歳の女性のことである。彼女は襲ってきた兵士に反抗して、相手にかみついたり、ひっかいたりしたというので、裸にされて工場の電信柱に一日中逆さつりにされた。ほとんど瀕死の状態の彼女に対して、「これでもお前は反抗するのか」と威嚇する兵士に、彼女は「言いなりになるくらいなら死んだ方がましだ」といって抵抗し、ついに他の「慰安婦」たちの前で見せしめになぶり殺された。死体はバラバラにされてカマスに入れて川に放りこまれた。

 忠清北道のキム・サムニョという20歳前後の女性は美しい人であった。彼女のところには数十人の兵士たちが列をなしていた。この屈辱的な暴行に耐えられなくなった彼女は、死を覚悟して抵抗した。日本軍は、見せしめだといって、彼女を板の上に仰向けにさせて両手両足をしばり身動きできないようにした。そして30人くらいの兵士たちが馬とびのようにして輪姦した。彼女もまたついに命を落とした。こうして、3人もの女性が殺されるのを見せられた私たちは、恐怖のために抵抗も逃げ出すこともできなかった。

 16歳になった私は、知らぬ間に妊娠していた。それを知った将校は、軍医に診察させて妊娠を確認すると、「天皇に忠誠をつくさない朝鮮人の子供は必要ない」と言って、私を部屋に閉じ込めてお腹を裂き、数カ月経っている胎児を引きずりだして殺した。その時に受けた傷が今でも残っている。


○彼女は襲ってきた兵士に反抗して、相手にかみついたり、ひっかいたりしたというので、裸にされて工場の電信柱に一日中逆さつりにされた。ほとんど瀕死の状態の彼女に対して、「これでもお前は反抗するのか」と威嚇する兵士に、彼女は「言いなりになるくらいなら死んだ方がましだ」といって抵抗し、ついに他の「慰安婦」たちの前で見せしめになぶり殺された。死体はバラバラにされてカマスに入れて川に放りこまれた。

○将校は、軍医に診察させて妊娠を確認すると、「天皇に忠誠をつくさない朝鮮人の子供は必要ない」と言って、私を部屋に閉じ込めてお腹を裂き、数カ月経っている胎児を引きずりだして殺した

○日本軍は、見せしめだといって、彼女を板の上に仰向けにさせて両手両足をしばり身動きできないようにした。そして30人くらいの兵士たちが馬とびのようにして輪姦した。彼女もまたついに命を落とした


 それから間もなくであったと思う。そこで賄い婦をしている朝鮮人のシン・ファジャというおばさんが私たちのところに忍んできて、「お前たちはみんな可愛い顔しているね。こんな可愛い子たちがここで朽ち果てるのはかわいそうだ」「ここは秘密工場だから、ここにきた女性たちは生きてでられないよ」といって「何とかして逃げなさい」と教えてくれた。それから一緒にきた私たち3人は逃げ出す方法を計画した。

 当時の兵士たちは将校と違って思い通りに酒を飲めなかった。お酒を飲みたがっている彼らの弱みを知っている私たちは、酒を与えて酔いつぶす計画をたてた。私たちは、将校が飲み残した酒やつまみをこっそりとっておいて集めて3本分の酒を用意した。

 土・日曜日は将校たちが家族のもとに帰っていく。その日をねらって門番の兵士に酒を与えた。酒につられた彼らは、私たちの計画にはまり、私たちはやっとの思いで逃げ出すことができた。私たちは3人がバラバラになって逃げた。それっきり私は同郷の友人たちの消息を知らない。

 私は電線のない深い山奥をめざして逃げた。そこでひっそりと住んでいる老人夫婦の家をみつけて、かくまってもらい、老人夫婦の好意でそこに住みついた。

 18歳の時に、山村の人々の世話で、身寄りのない若者と所帯をもった。結婚式も何もない貧しい者が寄り添った暮らしには、家財道具も何もなかった。周辺の人々が持ち寄ってくれた必要最低限の道具で2人の生活は始まった。しかし、私は常に追手の影におびえていた。私は夫に哀願を繰り返し、中国に逃げようとせっついた。そして中国の瀋陽に渡っていったのである。

 解放は中国で迎えた。祖国の解放を知った私は、今度は故郷に帰りたくて、また「朝鮮に渡ろう」と夫に哀願した。夫は「お前は、前には中国にいこうとせっつき、今度は朝鮮に帰ろうと騒ぐ。いったいなぜなんだ」と聞いたが、私は過去のことは一切いわなかった。

 1960年代に祖国に帰国した。祖国では協同農場の一員として夫婦で働いてきた。私たちの農場は稲作を主としてやっている。私は農民として働ける暮らしがうれしくて、本当に良く働いた。

 ことしの3月27日にただ一人の身内である夫を亡くし、一人ぽっちになってしまった。夫にも過去を隠して暮らしてきた自分の半生がなんであったかを考えると、涙にくれるばかりであった。むなしかった。

 今までにも、「慰安婦」時代を思い出して夜中に飛び起きて胸の締めつけられる思いを何度したことか。黙ってしまってきた過去を告発して楽になりたい、と思った。何日も考えた末に、みずから平壌中央テレビを訪ねていき、「私が元慰安婦です」と最初に名乗りをあげた。


(リ・ギョンセン 1917年6月29日生 咸鏡北道魚郎郡出身)
http://tabakusoru.hahaue.com/ianhu.syougen.1992101200.html
http://sikoken.blog.shinobi.jp/Entry/51/


拷問の後遺症に苦しむ日 李福汝


 私は4人兄弟の長女として生まれたが、両親は弟3人と私を残して亡くなった。乳飲み子の弟は、母の死後まもなく死んでしまった。私は6歳と7歳の幼い二人の弟の面倒を見なければならなかった。

 住む家もなかったので、橋の下で雨露をしのぎながら、もらい乞食をしたり、農家の手助けをして生きるだけの食べ物を得て弟たちを養っていた。

 私が数え17歳の夏であった。弟の一人が風邪気味なので、居住していた小屋に寝かせておいて食べ物をもらって帰ってきたら、日本人の、巡査なのか兵士なのか区別ができない男が二人あらわれて、いきなり有無を言わせずに、私の髪の毛をつかんで大きなトラックに放り上げるように乗せた。弟たちが驚いて「お姉ちゃん行くな」と泣き叫ぶ声に振り返ろうとしたが、男たちに蹴られて車に押し込められた。弟たちの「行くな」という声だけが聞こえてきて、姿は見ることができなかった。

 トラックには、既に大勢の女性が乗っていた。幼い少女から20歳前後の娘たちでいっぱいであった。100人くらいはいたと思う。彼女たちは泣きわめいていたが、男たちは泣き叫ぶ私たちに蹴る殴るの暴行を加えながら黙らせた。周囲をうかがおうとしたら、「何を見ている」と言って足で蹴られた。

 水原の駅から汽車に乗せられてソウルを経て大連に連行された。途中、鴨緑江のペネンという所で汽車が途中で止まったので、こっそり外をのぞいたら、鉄橋が二つに分かれて上がっていて川を横切る船が過ぎ去っていくのが見えた。そんな私を見とがめた男が、「何を見ている」と言って髪の毛をつかんで殴った。私は弟のことも心配だったし、これから何が起きるかもわからないので不安で泣きだしたら、また殴られた。

 途中で娘たちの一部を降ろして行きながら、ハルピン、ボンチョン、牡丹江などを経由して東寧県北満州に到着した。そこで汽車を降りた。そこからはトラックに乗せられてプチャゴルに連れて行かれた。

 プチャゴルには20人くらいの娘たちが連れて行かれた。到着すると将校がでてきて、「天皇と軍の命令だ。言うことを聞かないと殺す」と言って私たちを脅した。私は5号室に入れられたが、やがてあちこちの部屋から悲鳴が聞こえてきた。私はその日のうちに暴行された。

 私は訳がわからないままに慰安婦にされてしまった。

 それからは慰安婦として毎日2、30人の相手をされた。拒否すると見せしめに庭に引きづり出され木につるされ、「降参しろ」と迫った。

 私たちが到着して間もなくのある日、2人の女性が慰安婦を拒否したというので木につるされていた。軍人たちは「慰安婦」たちを全員呼び集めた目前で「降参しろ」と迫った。しかし、彼女たちは「おまえら犬のようなやつに降参するか」と抵抗した。たけり狂った軍人は、私たちの目の前で乳房をえぐり、なぶり殺しにした。私は余りの残酷さに気絶してしまった。

 鬼のような軍人たちは、2人の慰安婦の首を切り取り、それを、かまゆでにして、その煮汁を私たちに飲めと強要した。しかし、それを拒否すれば、私たちも殺される。殺されては生き延びる手立てもない。仕方なしに私たちは、それを飲んだ。こうしたことを、私たちは何度か体験した。

 「慰安婦」たちは、常に20人くらいいた。病気で死亡したり逃亡に失敗して殺されたりした欠員は補充されていた。

 ここの慰安所には8年いたが、そこにいた軍の部隊の名称はわからない。タカシマという名前と、イケダという50歳過ぎの眼鏡をかけたひげを生やした将校(大将)がいたことは記憶している。このイケダは、逃亡に失敗した私に拷問を命令した男である。

 あるとき私は逃亡しようとして失敗した。捕らえられた私は、板にくくり付けられて何十人もの男たちに犯されて、2度と逃げ出さないようにするといって、足の神経を切られた。それがために現在の、この不具の体になった。

 それから私は東寧県に連れて行かれ、そこで騎馬隊−騎兵隊に引き渡された。そこでは、砂地に天幕を張っただけの所に入れられた。そこには鉄条網が張られていたが、私は、そこ多くぐって、またも逃亡しようとして失敗した。その鉄条網に鈴がついていたのを知らなかったのである。

その時には、火で焼いたドラのような鉄板でお尻の右側に火傷をおわされる拷問を受けた。その時の火傷がケロイド状態で今でも残っている。(調査団のメンバーが肉眼で確認済み)。その火傷のために足がつって歩行困難になってしまった。いまだに、食をするのにもキチンと座ることができない。

 それでも、はってでも逃げようと、私は逃亡することだけ考えていた。

 ある時、チシャ(サラダ菜)に包んでご飯を食べていた慰安婦たちが、2口ほど食べたところで次々と倒れて死亡した。私は、歩行が不自由なので食事に遅れたが、それが幸いして、そのチシャを食べずにすんだ。

 私は、はってそこを逃げ出した。その私を村の中国人が助け出してかくまってくれた。それが1944年であったと思う。中国人は朝鮮に逃げなさいと教えてくれた。1947年清津に帰国した。

 私は、私の青春時代に、花の年齢に、私を拉致して「慰安婦」にし、こんな障害者にした日本軍人を許さない。

(リ・ポクニョ 1919年4月18日生 京畿道出身)
http://tabakusoru.hahaue.com/ianhu.syougen.1992101202.html


12年間の「慰安婦」生活 金大日


 私の実家は余りにも貧しかった。数え12歳のときに、わずかな米と引きかえに金持ちの家に下女として連れて行かれた。そこから日本人の経営する紡績工場に売られた。1932年、数え16歳のある日、今度はフクダという日本人がやってきて、「食べ物に困らないところに連れて行く」と言った。私は、またもや売られてのである。

 私は、フクダと一緒に汽車に乗って釜山港に連れて行かれた。そこには朝鮮女性が20人くらい、あちこちから連れてこられていた。自分がどこへ連れて行かれるのか理解できないままに船に乗せられ、下船したのは下関であった。下関に上陸すると同時に、フクダという男は、「これからは朝鮮語を使ってはいけない。もし使ったら殺す」と脅し、そして「これからお前の名前はシズエだ」と行った。そこから連れて行かれたのが大阪の病院であった。

 病院では雑用をさせられた。地で汚れた包帯やガーゼ、患者の大小便で汚れた衣類の洗濯など、日本人が嫌ってしない汚い仕事は全部させられた。

 来る日も来る日もべっ視と屈辱的な扱いの中で、長時間の労働を強いられ、外出する機会も与えられず、病院の雑用を押し付けられていた。

 数え18歳になったお正月の夜、病院の院長だと名乗った男が、私の部屋に入ってきてナイフを突きつけ、「私の言いなりにならなければ殺す」と脅して、叫び声をあげた私の口を手で押さえて暴行した。その日まで、私は院長の顔も知らなければ会ったこともない。院長は「お前は美しいので、前から目をつけていた」と言った。

 それから、しばらく経ったある日、院長が「お前のこの病院で2年も奉公したから、今度はもっと良いところに行かせてあげよう」と言って、見知らぬ日本人の男に私を引き渡した。

 その男は、私を東京に連れて行った。そして、日本の軍隊に「挺身隊」として送り込んだ。そこには朝鮮女性が30人くらいいた。1934年のことである。現在では「従軍慰安婦」と言っているが、私が当時、言われたのは「挺身隊」とはっきり記憶している。

 そこで、軍隊と一緒に連れて行かれたのが旧満州である。まず、東京から船で釜山へ行き、釜山から汽車で新京、それからハルピン、チチハル、牡丹江であった。そこで私のほかに数人の女性が選ばれて、船に乗せられて連れて行かれたのが上海であった。

 上海には既に朝鮮女性が大勢いた。その女性たちは、「あなたはどうしてこんな所にきたの」と言いながら私を哀れんだ。私は、「お姉さんたちと同じように無理やり連れてこられました」と答えるしかなかった。

 上海では中国人の民家の2畳くらいの部屋に入れられた。部屋の前には番号が40くらいふってあって、私は12番に入れられた。その夜、将校たちが私を暴行した。それからは1日4、50名もの日本兵が私の部屋の前に列をなし、「早く早く」とせかして先を争い、入れかわるとすぐにのしかかってきた。私は起き上がる暇もなかった。

 私が最初に従わせられた軍隊は12師団で、その師団の移動に伴って私たちは引きずり回された。上海の次にはハンカオへ連れて行かれた。そこから南京、トウヨウ、キショウと、転戦する軍隊に従って中国各地を連れ回された。

 日本の軍隊のなかでも九州6師団が一番悪かった。他の日本軍は胸に標識をつけていたが、九州6師団はそでに標識をつけていた。

 私はこうして12年間も慰安婦生活を強いられたが、中でも6師団に加えられた数々の暴行は、決して忘れられない。彼らは酒に酔ってやってきて短刀を突きつけて、「おれの言うことを聞かないと殺す」と身体を傷つけたりした。「この朝鮮ピー」とさげすみながら私たちを威嚇した。彼らはまた、ほかの兵士が先に入っていても、「早く出てこい」と言って脅し、先の者がまだいるのに押し入ってきて性行為を強要した。

 私は、こんな「慰安婦」生活がのろわしくなって自殺を2度も図った。2度ともすぐに発見され、生き返らされてしまった。生かしたのはアキカワという大隊長で、「この女は見殺しにするのは惜しい、使い道があるから生かせ」と言った。私には死を選ぶ自由もなかった。

 私は、何か言うと「殺す」と言って脅していた6師団の兵士に、ある日、覚悟を固めて「私も朝鮮人だ。朝鮮人の女の心意気を見せてやる。殺すなら殺せ」と反抗したために縛られて、ひどい拷問を加えられた。それを見ていたアキカワ大隊長が、「それ見ろ。この女は度胸がある。使い物になるから、殺すな」と言って止めた。そのために、私は地獄のような「慰安婦」生活を続けなければならなかった。

 ある時、私は50人もの兵士を相手にして気絶してしまった。その私に彼らは「ノーシン」という薬を飲ませて意識を回復させて行為を継続させようとした。しかし、私がもうろうとして使い物にならないとわかると、たばこに火をつけて鼻や口に押し付けるなどの屈辱を加えた。

 めったなことではたじろがない私が、恐怖に震えたことがある。それは6師団の兵士の蛮行であった。6師団の一将校が、「おれは、飽きたからお前がやれ」と連れてきたセパード犬を私にけしかけたのである。その時はあまりにもの恐怖で、さすがの私も「助けて」と大声で叫び、周囲の部屋から「慰安婦」たちが飛び出してきたほどである。

 こうした屈辱は、私ばかりでなく他の朝鮮人「慰安婦」たちも同じくあじ合わされたばかりか、短刀で傷つけられたり、中には殺された者もいる。

 こんなことがあった。私の隣の部屋にいた全羅道出身の知らぬ間に妊娠した。彼らは妊娠しているのもかまわず性行為を強要し、ついには性行為の最中に流産した彼女のおなかを日本刀で切り裂き、出てきた胎児をごぼう剣で刺し殺し、妊婦までも殺したのである。

 日本の敗戦も濃厚になってきたころ、軍人たちは、私たちが朝鮮語で話したりすると神経質になって、「日本が負けると言っただろう」と執拗に迫り、日本が負けることになったら「お前ら皆殺しにする」と言って脅した。


○火のついた煙草を鼻や子宮に入れる

○将校が「おれは、飽きたからお前がやれ」と言ってシェパードをけしかける

○戦闘で負けた腹いせに慰安婦に銃を乱射して殺したり、穴を掘って入れ、手榴弾を投げ込む

○妊婦の腹を裂き胎児を刺し殺した後、妊婦も殺す

○慰安婦150人を並ばせて斬首


 日本の敗戦が決定的になったころ、血迷った彼らは、朝鮮人と中国人の慰安婦ら150名くらいを2列に並ばせて、「かかれ」と小隊長が号令をかけた。両端から日本刀を振りかざした兵士らが襲いかかり、皆殺しを始めた。飛び散る血の雨に私は意識を無くして倒れた。私には3、4日くらい時間が過ぎたように思う。意識を取り戻してみたら、その血の海の中で、私のほかに2名が生き残っていた。

 はうようにして近くの中国人の家に助けを求めに行った。「私は朝鮮人です。助けてください」と必死に叫んだ。

 中国人は数日間かくまってくれて、中国服を一着くれた。それを着て朝鮮人の家を探して行き、そこでしばらく世話になった。8月15日の解放は、その朝鮮人に教えられた。

 9月になってどうしても故郷の両親に会いたくて、世話になった朝鮮人の家族に旅費を借りてやっとの思いで故郷に帰ってきた。しかし、両親は既に死亡していた。

 私が日本人からもらったものは病気だけ。子宮はメチャメチャにされ、心臓は悪くなり、腸も悪くて下痢ばかりして、今でも病院に通っている。


 日本軍の通った中国大陸の隅々には、犠牲になった朝鮮女性の血がしみこんでいる。このことを知ってもらいたい。

 日本人に問いたい。立場を変えて、あなた方の娘も姉妹、妻や母が私のような体験をさせられたとしたらどう思いますか。

(キム・デイル 1916年11月5日生 黄海道沙里院市出身)
http://tabakusoru.hahaue.com/ianhu.syougen.1992101204.html
http://sikoken.blog.shinobi.jp/Entry/51/


使い捨てにされた朝鮮女性 金英実


 両親、祖母と妹2人、弟1人の7人家族の長女として生まれた。家庭が貧しかったので数え13歳のとき、咸鏡北道の会寧に住んでいた父の妹のところにいった。

 会寧は、私の故郷に比べれればそれでも働き口があるというので、叔母の家で世話になりながら、近所の雑用をして働いた。数え18歳のとき居酒屋で雑用係をしていた。

 1941年のある日、そこに背広を着た日本人があらわれて「条件の良い仕事をあっせんしてやろう」と話しかけてきた。「条件の良い仕事」なら故郷の家族に仕送りができるので、家計を助けるためにもやってみたいと思った。故郷を離れたといっても叔母のそばで働いていたので、見知らぬ土地にいくことには不安があった。しかし、少しでも条件の良い仕事をして故郷に仕送りできればと考えていたので、集合場所に指定されていた村の日本人区長の家にいった。いって見ると私と同世代の女性が、既に14、5 人集まっていた。

 区長の家の前にはトラックが迎えにきていた。それに乗って会寧駅にいき、そこで昼食時に汽車に乗り換えてアオヂを経由してウンドクに到着したのは夕刻であった。そこからチョンアクドンにいくと、ほろ付きのトラックが待機していた。それに乗せられて30分ばかり走ったところの山中に連れていかれた。

 その山中には日本の軍人がいっぱいいた。

 私たちは中国と旧ソ連の国境地帯の、少し奥地に入ったところに連れていかれたが、到着してみるとそこには既に、10人位の朝鮮女性がいた。女性たちは私たちに、「なぜこんなところにきてしまったのか。ここからは生きてでることはできないのに」と悲しげに話しかけてきた。私には何のことかわからなかった。

 軍人がやってきて私たちを最初に倉庫に連れていった。今まで着ていた朝鮮服を脱いで和服に着替えろと強制した。私は恐怖と羞恥から拒否すると殴る蹴るの暴行を受け、むりやり裸にされて着替えさせられた。そして、「ここでは朝鮮語を使うと殺す」と脅かされた。

 その日、一緒にきた女性たちの一部は他所へ連れていかれ、彼女たちがどこへ行ったのか、どうなったのか一切わからない。私は人間2人が入ればいっぱいになるような部屋に入れられた。

 夜、麦御飯とスープだけの粗末な夕食をだされたが、恐怖でのどをとおらなかった。ただどうにかして逃げ出さなければとばかり考えていた。そんなことを考えていたときに、私たちを連行してきた男が軍服を着て入ってきた。将校(肩に星が3つ付いていた)の軍服を着てきた。将校はいきなり入ってきて有無をいわさず私を強姦した。この将校は、それからも和服に着替えてどこかにでかけていっては、朝鮮女性を連れてきて「慰安婦」にした。そればかりか、ここにいた女性をどこかへ連れ去りもした。

 最初の日の夜は、その将校の外に7人もやってきて私に暴行を働いた。私が7人という数字を記憶しているのは、それまで想像もできなかったつらい暴行を受けて、この後何人にこんな思いをさせられるのかと思い詰めていたからである。厳しい監視の中で私は逃げ出す方法も考えられないままに、そのままそこで「慰安婦」を強いられることになってしまった。

 食料事情は悪く、ろくな食べ物はなかった。そのために栄養失調と過労のために病気になるものが多かった。重病のために役に立たないものとわかると、病死者も含めてどこかに連れ去られた。彼女たちがどうなったかはわからない。ただ、行って見たことはないが、豆満江がすぐ近くを流れていたので、そこが墓場になったのではないだろうか。

 この周辺のアオヂ、チョンアクドン、クロン、サフェなどには付設の慰安所があったが、ホンイリにはなかった。

 慰安所のないところには私たちが派遣させられて奉仕させられた。そこには週に1〜2回いかされ、朝から翌朝まで奉仕させられた。時には1泊2日で夜中に帰ってくることもあった。

 私たちのグループは常に14、5 人で、欠員がでるといつのまにか必ず補充されていた。

 ある日、「トキコ」と呼ばれていた私より幼い女性が朝鮮語を使ったという。それをみとがめた将校が私たち全員を呼び集め、その前で見せしめに、幼い「トキコ」の首を日本刀ではねて殺した。あまりの恐ろしさに泣き叫ぶ者、気絶する者もいた。私はただうつむいて声をだすこともできなっかた。それからは、日本語のよくわからない私たちは、ただ目と目で語り合うことしかなかった。

 また、「ジュンコ」と呼ばれていた女性は、妊娠に気付かぬうちにいつしか臨月に近くなっていた。軍人たちは、「ジュンコ」が出産する直前まで「慰安婦」として利用していた。ある日、彼女が出産した。彼女の部屋に入っていった将校は、生まれた乳児を布で包んでどこかに連れ去った。そして、衰弱した「ジュンコ」が役に立たないと思ったのか、彼女をどこかに連れ去っていった。それっきり私たちは、彼女の消息を聞いていない。

 ここにいたらいつか私も殺されると思った。

 1945年8月13日、軍人たちが、「日本に帰るから、お前たちも一緒に連れていく」といった。ここでもこんなに辛い思いをさせられいるのに、日本にいけばどうなるのか見当がつかない。そこで皆と話し合い逃げることに決めた。一緒だと捕まるのでバラバラに逃げようと約束した。

 その夜、私はトウモロコシ畑にひそみ、明け方、山に登っていった。山の中で2日くらい隠れていて、そこから山のふもとの人家を探していき、そこで食べ物をもらった。祖国の解放はその時聞いたが、信じられず捕まることを恐れて、ずっと山の中に潜んでいた。

 秋になって清津にでてきた。


(キム・ヨンシル 1923年10月21日生 両江道普天郡出身)
http://tabakusoru.hahaue.com/ianhu.syougen.1992101201.html


チョン・オクスン(ChongOkSun)


現在74歳のチョン・オクスン(ChongOkSun)の証言は、日本帝国陸軍の兵士による性的暴行と日々の強姦に加えて、これらの女性が耐えなければならなかった残酷で苛酷な取り扱いを、とくに反映している。


「私は1920年12月28日、朝鮮半島北部咸鏡南道のプンサン郡フアバル里で生まれました。

13歳の時の6月のある日、私は畑で働いている両親のために昼食の用意をしなければならなかったので、村の井戸に水を汲みに行きました。そこで一人の日本 の守備兵が私を不意に襲い、連れて行きました。ですから両親には自分の娘に何が起きたか分かりませんでした。私はトラックで警察に連れて行かれ、数人の警 官により強姦されました。私が叫ぶと彼らは口に靴下を押し込み強姦を続けました。私が泣いたので警察署長は私の左目を殴りました。その日、私は左目の視力 を失いました。

10日ほどして私はヘイサン市の日本陸軍守備隊の兵営に連れて行かれました。私といっしょに約400人の朝鮮の若い娘がいて、毎日性奴隷として5000人以上の日本兵の相手をしなければなりませんでした――一日に40人もです。

その度に私は抗議しましたが、かれらは私を殴ったり、口にぼろきれを詰め込んだりしました。あるものは、私が抵抗をやめるまで秘所にマッチの棒を押し当てました。私の秘所は血まみれになりました。

一緒にいた一人の朝鮮の少女が、どうして一日に40人もの大勢の相手をしなければならないのかを尋ねたことがあります。質問したことを罰するため、日本の 中隊長ヤマモトはこの少女を剣で打つように命じました。私たちが見ていると、

彼らは少女の衣類をはぎとり、手足を縛り、釘の出た板のうえを、釘が血と肉片 で覆われるまで転がしました。

最後に、彼らは彼女の首を切りました。別の日本人ヤマモトは、

「お前たちみんなを殺すのは簡単だ。犬を殺すよりもっと簡単 だ」

と語りました。彼はまた

「こいつら朝鮮人少女は食べ物がないといって泣いているから、この人肉を煮て食べさせてやれ」

とも言いました。


ある朝鮮人少女は、頻繁に強姦されたため性病にかかり、そのために50人以上の日本兵が病気にかかりました。病気の蔓延を防ぎその朝鮮人少女を「無菌化」 するため、彼らは焼けた鉄棒を彼女の秘所に突き刺しました。

あるとき彼らは私たちのうち40人を、トラックに乗せて遠くの水たまりに連れて行きました。水 たまりは水と蛇でいっぱいでした。兵隊たちは数人の少女を水のなかに突き落とし、水たまりに土をどんどん盛り、彼女たちを生き埋めにしました。


○「兵隊一〇〇人の相手ができるのは誰か」と刀を下げた兵隊が聞いた。その時に手を上げなかった一五人の女性は、他の女性への見せしめとして殺された。その方法は、裸にした女性たちの頭と足を兵隊たちがつかみ、一面に釘を打った板の上をゴロゴロと転がしたのだ。噴水のように血が噴きだし、釘には肉片がこびりついた。

○鄭さんたちが泣いているのを見た中隊長は、「慰安婦たちは肉を食っていないので、肉が食いたくて泣いているんだ」と言った。兵隊たちは、殺した頭を釜で煮始めた。そして、鄭さんたちを木刀で叩いて、無理やりその汁を飲ませた

○オ・チョンヘという女性が、将校によって子宮に鉄の棒を押し込まれて殺された

○オ・ズンイとう女性が、梅毒にかかったことを知らせなかったため将校にうつったという理由で殺された。彼女は口に布を詰められ、焼いた鉄の棒を子宮に入れられて即死。引き抜いた棒には肉がこびりついていた

○鄭さんの口にゴムホースが押し込まれ、水が注がれた。膨れ上がったお腹の上に板が乗せられ、兵隊がシーソーのように踏みつけた

○鄭さんたちは、足首を縄で縛られて逆さに吊り下げられた。兵隊は、針がたくさんついた拳大の黒い塊を持って来てそれに墨をつけた。そして、鄭さんや他の女性たちの口をこじ開けて強く押し込んだのである。鄭さんの前歯は折れ、激しい痛みで再び気を失った

○口だけでなく全身に刺青がおこなわれた。兵隊たちは、殺す前に女性たちの肉体に落書きをしたのだ

○兵隊たちは数人の少女を水のなかに突き落とし、水たまりに土をどんどん盛り、彼女たちを生き埋めにしました


守備隊の兵営にいた少女たちの半分以上が殺されたと思います。二度逃亡を企てましたが、いつも数日で捕まってしまいました。私たちはいっそうひどく拷問を うけ、私はあまりに多く頭を殴られたので、どの傷もまだ残っています。

彼らはまた私の唇の内側や胸、腹、体に入れ墨をしました。私は気絶しました。気が付いてみると、私は恐らく死体として捨てられて山の蔭にいました。私といっしょにいた二人の少女のうち、私とク・ハエ(KuHae)が生き残りました。山の なかに住んでいた50歳の男が私たちを見つけ、衣服と食べるもの多くれました。彼はまた朝鮮に帰るのも助けてくれました。私は、日本人のための性奴隷とし て5年間使役されたのち、18歳のときに、傷つき子を産めない体で、言葉を話すのも難かしいありさまで帰国しました」。
http://sengosekinin.peacefully.jp/data/data5/data5-5kumarasuwami.html
http://sikoken.blog.shinobi.jp/Entry/51/


ファン・ソギョン(HwanSoGyun)


77歳のファン・ソギョン(HwanSoGyun)の証言は、大勢の娘たちを軍事的性奴隷に誘い込んだ詐欺的方法による徴集方法の証拠となる。

「私は、1918年11月28日に日雇い労働者の次女として生まれました。私どもは平壌市カンドン区のタエリ労働者街に住んでいました。17歳のとき、1936年のことですが、部落の長がやってきて私に工場の仕事を世話すると約束しました。私の家はたいへん貧しかったので、私は喜んでその 収入の良い仕事を引き受けました。私は日本のトラックで、すでに20人ほどの朝鮮の娘たちが待っている停車場に連れていかれました。私たちは汽車と、その 次にはトラックに乗せられ、数日間の旅ののち中国の牡丹江のほとりにある大きな家につきました。私はそれが工場だと思いましたが、工場などないことが分か りました。少女たちは、わらの布団があり、ドアに番号がついている部屋を、一人に一室ずつ割り当てられました。

何が身に降りかかるかも知らず二日間待った後、軍服をきて帯剣した日本兵が一人私の部屋にやってきました。彼は「自分の言うことを聞くかどうか」と尋ね、 私の髪の毛をつかんで床のうえに倒し、足を開くようにいいました。彼は私を強姦しました。彼が離れたとき、私は外で20人か30人の男たちが待っているの を見ました。全員がその日私を強姦しました。それ以来、私は毎晩15人か20人の男たちに襲われました。

私たちは定期的に医学的検査を受けなければなりませんでした。病気にかかっているとわかると、殺されてどこか分からない所に埋められました。

ある日、新し い娘が私の隣の部屋に入れられました。彼女は男たちに抵抗を試み、そのうちの一人の腕に噛み付きました。

そのあと彼女は中庭にひきだされ、我々全部の見て いる前で刀で首を切り落とされ、体を切り刻まれました」。

ァン・ソギュン(HwangSoGyun)は、性奴隷として7年間日本兵の相手をさせられた後、1943年に「慰安所」から逃げることができた。その後39歳のとき結婚することができたが、家のものに過去を語ったことはなかった。心理的肉体的な傷と婦人科的問題のため、子供をもつ ことはできなかった。
http://sengosekinin.peacefully.jp/data/data5/data5-5kumarasuwami.html


ファン・クムジュ(HwanKumJu)


現在73歳で、韓国永登浦区のドンチョン洞に住んでいるファン・クムジュ(HwanKumJu)の証言は、陸軍が慰安所を運営した際の規則類を例示している。


「17歳のとき、日本人の村の指導者の妻が、未婚の朝鮮人少女全員に日本軍の工場に働きに行くように命じました。そのとき私は労働者として徴用されたのだ と思いました。3年も働いたころ、ある日一人の日本兵が自分のテントについてこいと要求しました。

かれは着物を脱げと私にいいました。たいへん怖かったの で抵抗しました。私はまだ処女でした。しかし彼は銃剣の付いている銃で私のスカートを引き裂き、下着を体から切り離しました。そのときに私は気を失いまし た。そしてふたたび気が付いたときには毛布を掛けられていましたが、あたり一面に血が付いていました。

そのときから最初の1年間は、いっしょにいた全ての朝鮮の少女たちと同様に高級将校の相手をするように命令されましたが、時がたち私たちがますます「使役」されるのにしたがい、私たちはもっと下級の将校の相手をするようになりました。もし誰かが病気になれば、その人は消えてしまうのが普通でした。また私 たちは「606号注射」を与えられましたが、それは妊娠しないようにするためや、妊娠したときにいつも流産するようにするためでした。

衣類は一年に2回しか与えられず、食べ物も足りず、餅と水だけでした。私たちの「サーヴィス」には、支払いはありませんでした。私は5年間「慰安婦」とし て使われましたが、そのことで一生苦しめられてきました。私の内臓は何度も病におかされるたび、手術で取り除かれており、苦痛と恥にみちた経験のために、 性交渉を持つことはできません。私はミルクや果汁を吐き気を催さずには飲むことができません。彼らが私に押し付けた汚らしい事柄をあまりにもたくさん思い 出させるからです」。

ファン・クムジュ(HwangkumJu)が特別報告者に語ったところでは、中国の吉林省の慰安所での最初の日に、日本兵からこ こには従わなければならない五つの命令があり、従うか死ぬかだといわれたという。

第一、天皇の命令。
第二、日本政府の命令。
第三、彼女が所属している陸軍 中隊。
第四、中隊のなかの分隊。
そして最後に彼女が自分に仕えているテントの持ち主としての彼の命令。
http://sengosekinin.peacefully.jp/data/data5/data5-5kumarasuwami.html


キム・ボクスン (KimBokSun)

また別の生存者、韓国のキム・ボクスン (KimBokSun)は、性奴隷としての自分の生活は、軍により直接に統制されていたと証言した。

毎日午後3時から9時は下士官の相手をしなければならず、

午後9時以後の夜は将校のためにとっておかれた。

また大部分の兵隊たちはその使用を拒否したが、全ての女性は兵隊たちを性病から守るため、コンドームを支給された。
http://sengosekinin.peacefully.jp/data/data5/data5-5kumarasuwami.html


朴永心(パク・ヨンシム)

朴永心の証言

『女性国際戦犯法廷の全記録・ 第5巻 日本軍性奴隷制を裁く-2000年女性国際戦犯法廷の記録』http://www.ryokufu.com/books/ISBN4-8461-0206-8.html


−−どのようにして日本軍「慰安婦」として連行されたのですか。


朴証人:私は四人兄弟の三番目です。上に兄が二人、下に妹が一人いました。幼い頃母を亡くし継母に育てられました。家はとても貧乏でした。一四歳のとき南浦に行き洋服店の女中として働きました。

 一七歳のときでした。一九三八年三月だったと思います。ある日、日本の巡査が軍服に帯剣のいでたちで洋服店に現れました。彼はいい金儲けの口があるが行かないかというので、そのままついて行きました。そうして私は日本軍の性奴隷になったのです。

−−「慰安婦」として連れ回された経路について。

朴証人:はじめ、ほかの娘と一緒に平壌に連れて行かれました。二二歳の女性でした。車に乗せられしばらく走り続けました。数日後着いてみると見たこともない所でした。最初に連れられて行ったのが南京でしたが、そこの「キンスイ楼」に入れられました。私はそこで歌丸という日本名で呼ばれました。そこで三年ほど性奴隷の生活を強要されたと思います。

 たしか一九四二年頃だったと思います。ある朝、表へ呼ばれました。出てみると七名の別の女性たちもいました。皆朝鮮女性たちでした。一緒に行こうと言うのでしたが二名の日本人兵士がいました。その二名が私たちを監視しながら慰安所を後にしました。別の慰安所に行くというのです。

 私たちは南京で汽車に乗りました。上海に行きました。船に乗り換えシンガポール経由でビルマのラングーンに着きました。ラングーンからラシオにある「イッカク楼」へ行きました。慰安所の名前です。そこでまた性奴隷の生活をすることになりました。慰安所の〔経営者が私に名前を付けました。若春という日本名でした。ラシオには二年ほどいました。私がその時相手をしていた二名は今でも名前を憶えています。オオタミノルという将校とタニという軍曹です。

 一九四三年〔正しくは四四年〕春だったと思います。日本軍は私たちを再び車に乗せビルマと中国の境にある拉孟(ラモウ)へ連れてゆきました。日本軍はそこを松山と呼んでいました(中国側の呼称が松山)。その時から連合軍の捕虜になるまでそこにいました。日本軍の性のなぐさみものとしてだけ生かされました。

 松山に来て間もなく猛攻撃が始まりました。連合軍の爆撃でした。私たちがそこで相手をさせられたのは日本軍第五六師団でした。主に歩兵と戦車兵の相手をさせられました。毎日数十名の日本軍から性行為を強いられました。その合間を縫っては握り飯を作り、爆撃の中を運びました。日本軍の戦闘壕へ運んで行ったのです。そこには初め一二名の朝鮮女性が連れられて来ましたが、八名が爆撃で死に私たち四名が残りました。

−−その後、生き残った「慰安婦」たちはどうなったのですか。

朴証人:私たちは……日本軍が日本国民を乗せるということを[……]。日本が敗れたのです。日本軍は、戦争に敗れると何の知らせもなく自分たちだけで逃げました。私たち朝鮮女性四名は、怖くなって防空壕に隠れましたが、中国軍にみつかりました。それで外へ出ましたが、私たちを取り調べたのは米軍将校でした。米将校があれこれと質問しました。

−−ここに一九四四年九月三日、米軍が朝鮮人「慰安婦」を捕虜にしたという写真があります。ここにあなたはいますか。

朴証人:これが私です。この服装で裸足で、……髪も編み下げ〔おかっぱのことと思われる〕にして、確かに私です。連合軍の捕虜になった時、妊娠していました。

−−捕虜になった後どうなりましたか。

朴証人:トラックに載せられ昆明の収容所へ行きました。収容所で捕虜として扱われました。そこには日本軍捕虜がいました。収容所にいってから、おなかがカチカチに張ってきてとうとう出血しました。収容所内の病院に入院しました。中国人医師が注射をし手術しました。妊娠した後も日本軍に絶えず性行為を強いられたのが原因だったと思います。胎児が死んだのです。

 収容所には一年ほどいたと記憶しています。
http://d.hatena.ne.jp/noharra/11001201/p2


李桂月(イ・ゲウォル)


1922.9.6、黄海南道碧城郡に生まれる。5歳の時、父の死亡と共に家を追い出され、2年間乞食生活を送る。8歳の時、面(※地方行政の最下級機関)の書記の家に子守りに入り、13歳の時、書記に旅館の下働きに売り渡される。15歳になった年、村の区長に「よい仕事を斡旋する」と言われ、ハルピン近くにある日本軍の慰安所に連れて行かれる。1939年、日本軍の将校に酒を飲ませて酔わせ、隙をみて逃亡した。


十五歳になった年の3月頃のことです。ある日、村の区長が訪ねて来て旅館の主人に何か話し、私を呼んで「ここで苦労をしなくてもいいように仕事を斡旋するから、いい所に行こう」と言いました。私は住み慣れた所がいいと思い、行かないと言ったのですが、区長は私の腕を掴み、旅館から少し離れた駅に無理やり私を連れて行きました。十五歳といっても私は背が低く、体も弱かったので、私は区長にひっぱられるままでした。

 駅には二人の日本軍人がいました。一人は肩章に星がついた将校で、「タナカ」という名前の男でした。彼らは私を引き取ると無理やり有蓋貨車(屋根のある貨車)に押し込んだのです。貨車の中にはすでに二人の娘が乗せられていましたが、二人は私より年下の十四歳と十三歳の少女でした。

 翌日、中国のハルビンに着いて、私たちは汽車から降ろされました。〜(中略)〜着いた所は民家一つない日本軍の駐屯地でした。「タナカ」は私たちを駐屯地の建物に監禁したのです。

私は住み慣れた所がいいと思い、行かないと言ったのですが、区長は私の腕を掴み、旅館から少し離れた駅に無理やり私を連れて行きました。〜(中略)〜駅には二人の日本軍人がいました。一人は肩章に星がついた将校で、「タナカ」という名前でした。彼らは私を引き取ると無理やり有蓋貨車(屋根のある貨車)に押し込んだのです。〜(中略)〜日本兵は私たちが逃げるのを恐れて貨車に鍵を掛けたので、私たちは外に出ることができませんでした。


 ○私は部屋に入って来た将校に「体の調子が悪い」と言って相手をすることを拒絶したのですが、〜(中略)〜将校は私を押し倒して腹や胸を蹴り、しまいには軍刀のさやで額を殴りました。私のあばら骨は折れ、額からは血が流れ、とうとう私は気を失ってしまいました。

 ○「死んでない」と言いながらたばこに火をつけて私の腹に押し付けました。私の体が熱さと痛さでひくひくとするのを見て、「タナカ」は「おもしろい」と言い、たばこを取り替えながら更にあちこちにたばこの火を押し付けたのです。

 ○日本兵は「皇軍のために頑張れ」と言い、「100人でも200人でも入って来るだけ奉仕しろ」と命令しました。

 ○日本兵は妊娠している女は不必要だと言って軍刀で彼女の腹を切り裂きました。

 ○ある日、日本兵は泣き出すイ・プニの頭を石にぶっつけて殺してしまいました。

 ○五人の女性が逃亡して捕まえられたことがありましたが、日本兵は見せしめのつもりで「慰安婦」たちを全員集合させ、彼女たちを裸にして縛って井戸の中に投げ込んで殺しました。

 ○私は夢中で葦原を抜け出し、どこともわからないまま川辺を走っていきました。すると、川辺で釣りをしている朝鮮人が目に入り、私は彼に助けを求めたのです
http://sikoken.blog.shinobi.jp/Entry/27/


郭金女(カク・クムニョ)


1923.1.8(注)、忠清南道天安郡(チョナングン)生まれ。生活は苦しく、14歳の時、日本人の家の子守りをし、16歳の時、日本人が経営する製紙工場で女工として働く。1939年10月頃、工場経営者が「ソウルの食品工場で働くことになった」と言って日本人に引渡した。中国牡丹江穆稜(ソ連国境地帯)にある慰安所に入れられる。2年後、警備の歩哨の隙を見て慰安所から逃げ出す。


私の故郷は、南朝鮮の忠清南道天安です。兄が一人、姉二人に妹一人の五人兄弟でした。私が八歳の時に父は亡くなり、母が地主の家で働きました。炊事をしたり、衣類を縫ったりという仕事です。もちろん、子供たちは学校には行けませんでした。

 私は全羅南道順天の日本人の家で子守りとして働いた後、一六歳の時に全羅南道光州の製糸工場へ働きに行きました。ここは日本人の経営でした。カイコから糸を取るのが仕事で、お腹が空いている時にマユの中のサナギを食べたこともあります。

 ここで一年間働いた時、呼ばれて事務所に行くと刑事らしい日本人の男がいました。私が刑事だと思っている理由は、後に列車の中で拳銃を持っているのを見たからです。

 「パンや飴を作る『京城』(現在のソウル)の食料工場で働くと、お腹がいっぱりになるので行くように」と言われたんです。私を含めた娘たちの名簿が、会社から刑事に渡されました。

 ソウルまで汽車で行き、旅館に泊まりました。その翌日になると、「牡丹江に行こう」と刑事が言い出したんです。「なぜ中国に行くのか?私は行かない!」と抗議したところ、「朝鮮は植民地なので、どっちみちお前たちは死ぬのだ!」と言われ、列車に無理やり乗せられました。

 そして翌々日の朝、牡丹江に着きました。駅の待合室に二〇分ほどいると、幌のついた車のトラックがやってきました。降りてきた憲兵に、「長谷川さん、二〇人連れて来ました」と刑事は言っていました。そのトラックに乗せられ、「満州」(中国東北地方)とソ連の国境地帯にある穆稜という所に着きました。

 私たちは、憲兵隊が駐屯している三階建ての建物に連れて行かれ、畳の部屋に入れられて鍵をかけられました。出されたご飯も食べず、その夜はみんなで泣いていたんです。

 翌日、医者と看護婦が私たちを診察しました。今考えれば、病気を兵隊にうつさないためです。連れて来られた女性の一人は、顔がまっ黄色でした。そのため地下室に入れられてしまい、後に亡くなりました。

 大きな建物の中は仕切られていて、一〜二〇番までの部屋があり、私は「一番」の部屋をあてがわれました。中はタタミ二畳ほどの二人がようやく横になれるくらいの広さでした。大切な髪を短く切られ、来ていたチマ・チョゴリを浴衣に着替えさせられたんです。このチマ・チョゴリは母が作ってくれたものなので、くやしくて泣きました。日本人に「レイコ」という名前をつけられました。

 部屋にいると、憲兵の将校が入ってきました。彼は刀を壁に立てかけてから服を脱ぎ、私にのしかかりました。その当時の私は何も知らない娘でしたから、その日本兵を虎よりも恐ろしく思いました。私は泣き叫んで、将校の手を噛みました。すると血を流した将校は、麻酔の注射を私にしました。一分も経たずに気を失った私は、将校に犯されたんです。〜(中略)〜

 一日に二〇〜三〇人もの相手をさせられました。抵抗した私に、「子宮を取ってしまうぞ!」と言って小さなナイフで切りつけてきた将校もいました。刀で刺された太股の傷痕は今も残っています。むこうずねは刀でえぐり取られました。私の体は刀傷だらけです。

 「言うことは聞かない」と言って、兵隊が私の腕をねじり上げたことがあります。骨折して腕が動かなくなってしまい、二ヵ月間ぐらいギブスをして生活しました。髪をつかんで引きずられたこともありました。痛いというよりは悔しい思いだけでした。

 こうしたことをされたのは、私だけではありません。私と一緒に連行された李春心という娘がいました。日本兵は彼女を犯そうとしましたが、彼女は泣き叫びながら激しく反抗しました。

すると将校は、彼女の乳首を歯で噛み切ってしまったんです。そこから血が吹き出し、彼女は気絶しました。彼女はその傷で破傷風にかかり、死んでしまったんです。子宮を蹴られて、二日後に死んだ女性もいます。


 「言うことを聞かないと地下室へ入れるぞ!」

と日本兵は言い、私たちをそこへ連れて行きました。その地下室には、ここで殺された娘たちの死体が捨てられていました。腐った匂いが充満し、少しでもそれを嗅げば頭が痛くなるほどひどい所でした。

 逃げようとして捕まった女性がいました。私たちが見ている前で日本兵は、皮のベルトで彼女を叩いたんです。「私たちは逃げないから、その女性をこれ以上叩かないで!」と頼みました。ですが、その女性は一週間後に亡くなり、その地下室へ捨てられたんです。このようにして殺された女性は一〇人ほどになります。


 ○みな処女であり、初めてのことだから恥ずかしくて検診を拒んだのですが、軍医は「言うとおりにしなければ殺す」と脅しました。

 ○私は必死で抵抗したため、日本兵は怒って私を殴ったり蹴ったりしました。そして「子宮を切り取ってやる」と言い、刀で切りつけました。私は血だらけになって気を失ってしまいました。

 ○私と同じ工場からひっぱられて来た「エイコ」と呼ばれていた金徳女(キムトンニョ)は、乳首を噛み切られ、破傷風になって死んでしまいました。

 ○慰安所の建物には地下室がありましたが、日本軍人は死んだ「慰安婦」を山に葬るのではなく、地下室に投げ込んでおいたのです。そして、軍人に反抗したり、逃亡しようとする女性たちを、その地下室に閉じ込めました。


 「これでは自分も殺される」と思った私は逃げる決意をしました。一一月頃のある日曜日。歩哨が居眠りをしている隙に、小さな門から一人で逃げ出したんです。朝の四時でした。

 八キロメートルほど行った所に「朝鮮病院」と書かれた建物がありました。私は朝鮮語の文字を少しは知っていました。それは朝鮮人が経営する個人病院でした。「助けてください。私は『慰安婦』にされていました」と言うと、医者の妻がごはんを炊き始めたんです。「食事どころではない」と思った私は食べずにいました。すると、「何とか匿ってあげるので、この病院にいなさい」と言ってくれたんです。金という名の医者は咸鏡南道出身で、三五歳くらいでした。
http://sikoken.blog.shinobi.jp/Entry/27/


金英淑(キム・ヨンスク)


1927.1.24、平安北道秦川郡(テチョングン)生まれ。10歳の時、地主の妾の家で奉公をする。1940年、13歳の時、日本人の巡査に「お金が稼げる仕事がある」とだまされ、中国の瀋陽にある憲兵隊専用の慰安所に入れられる。五年間後の1945年3月頃、慰安所を脱出してモンゴルに逃れる。


今は平安南道温泉郡で暮らす金英淑さんは、平安北道泰川郡で生まれた。あまりにも生活は貧しく、母親は家族を捨てて逃げ出した。父親は日本人が経営する金鉱山で働いていたが、日本人の現場監督からひどい暴行を受けて死亡。金さんと弟の二人が残された。その時一〇歳だった金さんは、地主の三番目の妾の家で働くことになった。「水瓶を割ってしまった時など激しい叱責を受けました。夜明けから夜空に星が輝くまで私の涙は乾くことがなかったんです」。

 こうした苦しい生活を続けていた時に、心ひかれる話がきた。

 「一三歳の時、やって来た日本人の巡査に

『ここでそんな苦労をせず、お金の稼げる所へ行こう。おいしい物を食べ、きれいな服も着られるよ』

と言われたんです。

 この巡査に連れて行かれたのは瀋陽です。そこには日本兵がいっぱいいて、巡査は私を『ナカムラ』という名の将校に引き渡しました。私はだまされたんです」

 「慰安所」が谷間に建っていて、高さ五メートルほどの塀で囲われていた。建物は木造平屋で、三〇ほどの部屋が通路の両側に並んでいるという構造だった。途切れることなく金さんの話は続く。

 「その日の夜に私の部屋へやって来た『ナカムラ』は、私を押し倒して覆いかぶさってきました。だけど私が若すぎて欲望を満たせなかったため、私の性器をナイフで切り開いたんです。私は気を失いました」。

「 将校に殺されそうになったこともある。「カネムラ」という将校に従わなかった金さんは、

「言うことを聞かないと肝を取り出して食べるぞ」

と脅された。その言葉にひるまず将校を力一杯に突き飛ばしたところ、日本刀で胸を切りつけられたのだ。「傷を見てください!」と金さんは私に言うやいなや、チマチョゴリを脱いで上半身裸になった。

 胸から腹にかけて、縦に二〇センチほどの鮮明な傷痕がある。かなり深い傷だったようだ。金さんは、全身に残る他の傷も次々と説明する。肩と尻には短刀で突き刺されたいくつもの傷痕、右足の膝には兵隊に軍靴で何度も蹴られて骨が折れた痕が残っている。

 「一日に二〇〜三〇人の兵隊の相手をさせられました。妊娠したために腹を切り裂かれたり、軍犬にかまれたりして、ここの女性たちが次々と殺されて行くようすを見ました」

と金さんは叫ぶように語った。〜(中略)〜


 ○彼の性欲を満たすためには私はあまりに幼かったのです。しばらくしてそれに気がついた「ナカムラ」は刀を取り出し、私の陰部に刀を差し込みました。その瞬間、私は「ぎゃあ!」と悲鳴を上げて気を失ってしまいました。

 ○するとその軍人はかんかんに怒り、私の髪を掴んで部屋の床に打ちつけ、靴で全身を蹴り、私の足を踏みつけました。全身にあざができて、私は気を失ってしまいました。そのとき、奴の乱暴で足の骨が折れたのですが、まともな治療も受けられなかったため元に戻らず、結局、障害者になってしまいました。

 ○日本兵は、私が反抗すると「朝鮮人のくせに帝国の将校を冒涜するのか」とどなり、「日本軍人を慰安できない者は殺してもいい。私の言うことを聞かないとおまえの肝を取り出して食べてしまうぞ」と脅かしました。

 ○野蛮な日本軍人は「慰安婦」たちが苦しむ姿を見て快楽を覚えたのか、「慰安婦」たちを裸にしては刀で刺したり、噛みついたり、火のついたたばこを押し付けるなど、さまざまな残虐なことをしました。

 ○日本兵は「慰安婦」が妊娠すると、容赦なく殺しました。そのような女性の中に、ボンニョという女性がいました。

ある日、日本兵は「慰安婦」たちをみな庭に集合させ、みんなの見ている前でボンニョを木に吊るし、軍刀で彼女の腹を切り裂いたのです。そして、出てきた腸や胎児をめった切りにして、私たちの首に掛けたのです。

 ○そうして、五年の年月が過ぎました。非人間的な虐待や病魔、栄養失調のため、初めの頃は二〇人余りいた「慰安婦」は、五年のあいだに大勢亡くなり、残ったのは数人だけでした。


 この「慰安所」には、金さんが連行されて行った時には二五人の女性がいた。その中には中国人と白人が一人ずついて、他は朝鮮人だった。その鼻が高い白人とは言葉が通じなかった。この場所が中国東北地方ということを考えるとロシア人だろう。

 部隊の中には何人からの朝鮮人軍属がいた。一九四五年三月、金さんはその中の金・サングクさんと死を覚悟してここを脱出。その時点で、「慰安所」で生き残っていた女性はわずか五人だった。
http://sikoken.blog.shinobi.jp/Entry/27/



▲△▽▼


従軍慰安婦強制連行 _ 吉田清治の話はやっぱり事実だった

経済ジャーナリスト・今田真人「従軍慰安婦・吉田証言否定論を検証するページ」
http://masato555.justhpbs.jp/newpage113.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/392.html#c30

[リバイバル3] 朝鮮人が反日になった理由 中川隆
37. 中川隆[-13075] koaQ7Jey 2019年1月11日 20:53:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
『ある日赤紙が来て』 真鍋元之著  1981

1942年頃、平陽鎮の軍専用慰安所
つねに満員だったと言う。

「私の馴染んだ慰安婦は、職業用の日本名をミサオと呼んでいた。生家は江原道のもっとも貧しい農家だったが、ある日突然村長がやってきて

「軍の命令だ。お国への御奉公に、娘を差し出せ」

という。御奉公の意味がすぐに分かったので、父母は手を合わせ声の限りに哀号を繰り返したが、村長は耳を貸さない。この面(村)へ8名の割り当てが来たが、面には娘は5人しかいないから、ひとりも容赦はならぬ、とニベもなく言い放つ。村長の背後では、刀を吊った日本人の巡査(警官)が、肩をそびやかせている。

5名の村娘が、石ころのようにトラックに乗せられ、村境の土橋を渡ったのが、故郷との別れであった。文字が書けないので、家族の安否を、手紙で問い合わせる事もできない。・・・」
http://d.hatena.ne.jp/kounodanwawomamorukai/20121208/1354914020


子供を抱いていれば二三人がかりで赤ん坊をもぎ取って、女を引きずってトラックに押し込む。

そういう場合は、赤ん坊だけでなく、三歳四歳・・三歳か五歳ぐらいの子供が母­親を奪われる現場では、泣き叫んで命がけで母親にとりすがる。それを突き飛ばし蹴飛ばし・・


慰安婦強制連行は一週間にわたり、10人の武装した兵隊と憲兵に護衛された徴発隊によりおこなった。その徴発隊は島を縦横にかけめぐり、泣叫ぶ若い朝鮮人女性を狩りたて、片はしからトラックに積み込みこんだ。役得としてトラック上で強姦する兵もいた。

女工たちは竹かごの中から貝殻を、手早く鉄わくの中へ入れ、足踏み機械を操作すると、一銭銅貨より小さなボタンを同時に十個ばかり作っていた・・・・隊員たちがすばやく工場内の二か所の出入り口を固め、木剣の先を突きつけて、女工たちを起立させた。

「体格の大きな娘でないと、勤まらんぞ」

と山田が大声で言うと、隊員たちは笑い声をあげて、端の女工から順番に、顔とからだつきを見つめて、慰安婦向きの娘を選びだした。

 若くて大柄な娘に、山田が「前へ出ろ」とどなった。娘がおびえてそばの年取った女にしがみつくと、山田は・・・・台をまわって行って娘の腕をつかんで引きずりだした・・・・

女工たちはいっせいに叫び声を上げ、泣き声を上げていた。隊員たちは若い娘を引きずり出すのにてこずって、木剣を使い、背中や尻を打ちすえていた。・・・・女工の中から慰安婦に徴用した娘は十六人であった。

____


日本軍「慰安婦」生活を強要されたキム・デイル女性の証言を聞いてみよう。

 「平壌が故郷だという、“ハナコ”と呼ばれた女子が妊娠したが、田中は酒をひどく飲んで入ってきて、彼女を倒して容赦なく腹を蹴り飛ばし、次に彼女の腹から胎児を取り出して投げ飛ばした。

 そして、朝鮮女性をみな集めてからそのはらわたを刃先で引き出して「慰安婦」の首にかけ、部屋の床の血をなめろと言った。

この時、多くの女子は気絶し、心臓が破裂して死んだ女子もいた。

 ある日、田中は大きい犬一匹を引いて入ってきて、犬に

「俺もしたから、お前もやれ」

とそそのかし、私に×××させた。

私が気を失って倒れると、冷水を浴びせて狂ったように襲いかかり、獣欲を満たした。

 さらに奴らは麻薬を吸わせた後、タバコにガソリンをつけて口や鼻、子宮に突っ込み、火をつけて火傷させた」

 日本兵は、ある「慰安婦」少女が必死に反抗したため、5匹の馬に彼女の腕と脚と首をくくり、引きちぎって殺したという。

かと思えば、ある女性が自分たちの要求に応じないため、「乞食」に「しつけ」をしてやるといい、彼女を木に逆さにぶら下げ、無理矢理襲いかかって銃卓で殴打した後、乳房をえぐり取って残忍に虐殺したという。

 日本兵は「慰安婦」が伝染病にかかれば、彼女らがいる「慰安所」に火を放ち、死体を川や山中に捨て、戦闘に敗れて追われる時には「慰安婦」を一列に並び立たせ、順に首を切り落とした。

http://www.piks.or.tv/date/japan/20040826.htm


『沈黙の叫び 日本軍「慰安婦」出身のおばあさんの声』


耐えかねて逃げようとした女を日本兵達が見せしめに縛り上げて乳房を短剣で
切り落とすと傷口から真っ白な脂肪が溢れ出してきて、やがてそこから血が流れ出した。
http://www.eigaseikatu.com/imp/14905/152813/


日本兵は彼女の首を切り、その煮汁を飲めと強要しました

 私は4人兄弟の長女で、弟3人がいました。

ところが、両親は私たちを残して死んでしまい、一番下で乳飲み子だった弟もお母さんに続いて死んだのです。

  住む家もないので橋の下で雨露をしのぎながら、乞食をしたり農家の手伝いをして弟たちを養いました。
 
私が数え年で17歳の夏、住んでいた小屋に帰って来ると、巡査か兵隊なのかわからない日本人の2人の男が現れたのです。

彼らは私の髪の毛をつかんで、放り投げるように大きなトラックに乗せました。

弟たちが「お姉ちゃん行くな」と泣き叫んだの で私は振り返ろうとしたのですが、男たち に蹴られてトラックに押し込められました。

その中には、幼い少女から20歳前後までの娘たちでいっぱいで100人くらいいました。
男たちは、泣き叫ぶ私たちを殴ったり蹴ったりして黙らせたのです。

  水原(スウォン)の駅から汽車に乗せら松中国の大連へ連れて行かれました。

私たちが列車の外をのぞこうとすると、「何を見ている」 と兵隊は髪を引っ張ったり足で蹴ったりしました。

私は、弟たちのことも心配だしこれから何が起きるかという不安で泣き出したのですが、そしたらまた殴られたのです。

兵隊たちは、途中のハルビンや牡丹江などで娘たちの一部を汽車から次々と降ろして行きました。

私は東寧県で汽車を降ろされ、20人くらいの女性たちとトラックでプチャゴルに連れて行かれました。

到着すると将校が

「天皇と軍の命令だ。 言うことを聞かないと殺す」

と言いました。

私は5号室に入れられ、着いたその日から強姦されたのです。

あちこちの部屋からも悲鳴が聞こえてきました。

それからは、少ない日でも30人くらいの日本兵の相手をしなければなりませんでした。
 

ある日、2人の女性が兵隊の相手をするのを拒否したということで、両手を縛られて庭に引っ張られて来ました。

兵隊たちは、 私たちを呼び集めて2人を高い木に吊るしたのです。

その娘たちは兵隊に

「犬のようなお前たちの言うことなんか聞かない」

と言いました。

そうしたら、奴らは刀で彼女たちの乳房をえぐり取ったのです。

血が吹き出ました。あまりにも残酷なので私は気絶してしまいました。

  彼女たちが死ぬと兵隊たちは首を切って沸いた湯の中に入れました。

そして、その煮汁を私たちに飲めと強要しました。

拒否 すれば私たちも殺されるので、生きるために仕方なく飲んだのです。

  女性たちの数はいつも20人くらいで、病気で死んだり逃亡に失敗して殺されたりすると新しい女性が補充されました。

ある時、 私は逃げようとして捕まってしまいました。

板にくぐり付けられて何十人もの兵隊に犯され逃げ出せないように足の神経を切られてしまったのです。

  そして、別の部隊に移されて砂地に天幕を張っただけの所に入れられました。

私は、 鉄条網の下をくぐって逃げようとしましたが、鉄条網に鈴が付いていたのを知らなかったので再び捕まってしまいました。

すると、兵隊たちは赤く焼いた鉄棒とドラのような鉄板を私のお尻に押しつけたのです。

この時の火傷はケロイドになってしまったので今でも歩くのが困難で、痛くて横になることもできないほどです。


  ある時、奴らは私たちの食事に毒薬を入れました。

私は火傷のために早く歩けなかったので食事に遅れたのですが、私が行った時には先に食べていた女性たちがすでに死んでいたのです。

私は、這って逃げ出して、その村の中国人にかくまってもらいました。

私はここの「慰安所」に8年間いました。

  体の火傷の跡を見てください。正視できないほどです。

1947年に帰国しましたが、 故郷には帰れませんでしたし、子どもを生むこともありませんでした。
http://www6.ocn.ne.jp/~kitanisi/knews/knews0109.html


日本軍はどのように慰安婦の秩序を保ったか:


A. 韓国人慰安婦の1人は、なぜ1日に40人もの男にサービスしなければならないのかと尋ねたために、日本軍指揮官の命令によって、他の慰安婦の面前で、刀でたたかれ、裸にされて、たくさんの釘の突き出た板の上を転がされ、血だらけになった後に首を切られた。

さらに、日本軍指揮官の1人は、それを見ていた人々の前で

『あなたたち全員を殺すのは、犬を殺すよりも簡単だ』

と述べ、死んだ女性の死体を煮て食べるように強要した。


B. 韓国人慰安婦の1人は、他の40人とともに蛇だらけの水溜りに入るよう命令され、そのうち数人は、無理やり水中に押し込まれ、その後、土をかぶせて生き埋めにされた。


C. 兵士に噛み付いた新入りの慰安婦は、他の慰安婦の面前、慰安所の中庭で首を切られ、ぶつ切りにされた。


D. 激しく抵抗した慰安婦の1人は、胴体と頭を別々の馬に縛り付けられ、他の慰安婦の面前で引きちぎられて殺された。


E. 多くの慰安婦は、中国兵捕虜の頭を煮た水の残りを飲むように強要された。


F. 性病にかかり、50人の日本兵に病気を移した韓国人慰安婦の1人は、灼熱の鉄棒で膣を消毒された。


G. 性的サービスを逃れようと入浴を拒んだ慰安婦は、木に逆さに吊るされ、ライフルで殴られ、乳首を切り取られて、最後に膣から銃で撃ち抜かれて殺害された。


筆者が最近傍聴した集会にも、元慰安婦が招かれ、体験談を語ったが、その上品で温和な顔立ちの元慰安婦が、

「慰安所の天井から赤ん坊の頭で作ったモビールのような飾りが吊るされていた」

と語ったとき、会場は一瞬息を呑んだ。
http://www.cmht.com/casewatch/civil/comfort.html
http://www.geocities.com/lordfreeza88/esytesti.htm


朝鮮人「慰安婦」の証言


12歳で「慰安婦」に 李京生

 私は3歳で母を亡くし、6歳のときには父を亡くし、育ててくれた祖母とも死に別れた。孤児となった私は、地主の家の子守や下女として一人で生きてきた。

 12歳になったある日、区長が呼んでいるというので行ってみたら、既にキム・グワンソン、パク・スボク、ユン・チュンソンの3人がきていた。みんな私と年齢が前後する女の子たちであった。区長は、私に「お前は哀れな星の下に生まれて苦労している。きょうからお前の人生を変えてやろう。良い所へ連れていってあげるがどうだ」と言った。

 私はそれまでのみじめな境遇が辛かったので、今より良い暮らしがあるのなら「行きましょう」と答えた。区長は、「私が呼び出したら朝でも夜でもすぐくるんだよ」と言った。幼い私は、「はい、すぐきます」と答えた。

 夜になって区長の家から使いがきたので、私は急いでいった。区長は立派な日本人が迎えにきたといった。見ると長い刀を腰にさした男が3人きていた。私たちは怖くなって「アッー」と声をだしてしまった。それを見た区長は、「お前たちを良い所へ連れていってくれるのに怖がるな」といった。そしてその男たちに私たちを引き渡すと、村の外まで見送ってくれながら、「きょうからお前たちの運命が変わるのだ。いい所にいけよ」と励ますようにいって家に帰ってしまった。どうしていいのかわからないままに、私たちはその男たちの後についていった。

 男たちの後についていくとやがて駅前に出た。そこで汽車の貨車に乗せられた。良い所に連れていってくれるとは言われてみても、そこは子供だから、次第に心細くなり、4人してめそめそしたりしていた。

 明け方近くなって降りろというので降りたら、駅前に車が迎えにきていた。車には2人の日本人が乗っていた。私たちは、見知らぬ3人の日本人についてくるだけでも怖かったのに、また2人ふえたのでもっと怖くなった。しり込みする私たちをみて、男たちはまるで豚のしっぽをとって車に乗せるように、私たちを5人がかりでほうり上げて乗せた。

 どれくらい行ったのか記憶に残っていないが、まわりが明るくなったころ、やがて山の中に到着した。彼らは「降りろ」といったが、私たちはおじけづいてじっとしていたら、ひきずり降ろされた。そして、「ここが良い所だから入れ」と言って家の中に連れ込まれた。そこが慶尚道・昌原にあった軍の秘密工場であることは、ずっと後で知った。

 指定された部屋の中でしばらくじっとしていると、日本の着物を一抱え持った看護婦が入ってきて、「朝鮮服を脱いでこれに着替えなさい」と命令した。もじもじしているとむりやり脱がされて裸にされ、浴衣を着せられて胸に「ミイコ」という名札を付けられた。そして、「お前はきょうから朝鮮人ではなく日本人だ。日本帝国の天皇陛下のために働かなければならない。お前の名前はミイコだ、朝鮮語を使ってはならない」といった。それからは約半月の間、雑穀の入った食事を三度与えられるだけで、仕事はさせなかった。苦労ばかりしてきた私は、区長が言っていたように良い所へきたのかな、と単純に思ったりした。

 やがて半月が過ぎると今度は将校がやってきて「足を洗え」「つめを切れ」などと命令するだけで、仕事らしいことは何もなかった。ただ、「風呂に入れ」とか「身体検査」と言われれば体重計に乗ったりして、言われるままに行動していた。そんなことでまた半月が過ぎた。

 ある日の朝、前庭に集まれというので行ってみたら、少女たちが20名くらいいた。その少女たちと一緒に私たちも一列に並ばされた。私たちの前に将校たちがやってきた。その中で星が4つ着いた将校が、一列に並んだ少女たちをなめるように見回していたが、一番背が低いので端っこにいた私を、自分のそばに引っ張りだした。次に少しくらいの低い将校が、同じようにして他の少女を選んだ。

 こうして順番に将校が気に入った少女を選びだし、自分の部屋に連れていった。私はその時、8号室に入れられた。私と一緒にきたユン・チュンソンは隣の9号室であった。やがて昼食がすむと、工場から800メートルほど離れたところにある場所に連れていかれた。そこでも8号室に入れられた。そこは将校が入る部屋だと後で聞いた。

 夜になって男が部屋に入ってきたが、それは朝、私を選んだ将校であった。その将校の名前は「トウギョウ」といった。彼は、12歳の私を暴行した。あまりにも幼い体なので膣が引き裂かれてしまった。翌朝の8時か9時ころ、医者と看護婦がやってきて治療してくれた。そんな状態にもかかわらず、その将校は毎夜のように襲ってきた。

 それは、私だけではなく他の部屋でも同じであった。9号室のユン・チュンソンは恐怖と嫌悪感から拒否して叫んだので、口をふさいで窒息死させられてしまった。

 こうした行為を強いられて1か月もしたころ、トウギョウという将校は「もうお前に飽きた。好きにしろ」と言ってこなくなった。それからは毎日のように7、8人くらいの兵士がやってきた。こうして、この秘密工場での私の「慰安婦」生活が始まった。

 これは、慶尚北道安東出身の多くランという18歳の女性のことである。彼女は襲ってきた兵士に反抗して、相手にかみついたり、ひっかいたりしたというので、裸にされて工場の電信柱に一日中逆さつりにされた。ほとんど瀕死の状態の彼女に対して、「これでもお前は反抗するのか」と威嚇する兵士に、彼女は「言いなりになるくらいなら死んだ方がましだ」といって抵抗し、ついに他の「慰安婦」たちの前で見せしめになぶり殺された。死体はバラバラにされてカマスに入れて川に放りこまれた。

 忠清北道のキム・サムニョという20歳前後の女性は美しい人であった。彼女のところには数十人の兵士たちが列をなしていた。この屈辱的な暴行に耐えられなくなった彼女は、死を覚悟して抵抗した。日本軍は、見せしめだといって、彼女を板の上に仰向けにさせて両手両足をしばり身動きできないようにした。そして30人くらいの兵士たちが馬とびのようにして輪姦した。彼女もまたついに命を落とした。こうして、3人もの女性が殺されるのを見せられた私たちは、恐怖のために抵抗も逃げ出すこともできなかった。

 16歳になった私は、知らぬ間に妊娠していた。それを知った将校は、軍医に診察させて妊娠を確認すると、「天皇に忠誠をつくさない朝鮮人の子供は必要ない」と言って、私を部屋に閉じ込めてお腹を裂き、数カ月経っている胎児を引きずりだして殺した。その時に受けた傷が今でも残っている。


○彼女は襲ってきた兵士に反抗して、相手にかみついたり、ひっかいたりしたというので、裸にされて工場の電信柱に一日中逆さつりにされた。ほとんど瀕死の状態の彼女に対して、「これでもお前は反抗するのか」と威嚇する兵士に、彼女は「言いなりになるくらいなら死んだ方がましだ」といって抵抗し、ついに他の「慰安婦」たちの前で見せしめになぶり殺された。死体はバラバラにされてカマスに入れて川に放りこまれた。

○将校は、軍医に診察させて妊娠を確認すると、「天皇に忠誠をつくさない朝鮮人の子供は必要ない」と言って、私を部屋に閉じ込めてお腹を裂き、数カ月経っている胎児を引きずりだして殺した

○日本軍は、見せしめだといって、彼女を板の上に仰向けにさせて両手両足をしばり身動きできないようにした。そして30人くらいの兵士たちが馬とびのようにして輪姦した。彼女もまたついに命を落とした


 それから間もなくであったと思う。そこで賄い婦をしている朝鮮人のシン・ファジャというおばさんが私たちのところに忍んできて、「お前たちはみんな可愛い顔しているね。こんな可愛い子たちがここで朽ち果てるのはかわいそうだ」「ここは秘密工場だから、ここにきた女性たちは生きてでられないよ」といって「何とかして逃げなさい」と教えてくれた。それから一緒にきた私たち3人は逃げ出す方法を計画した。

 当時の兵士たちは将校と違って思い通りに酒を飲めなかった。お酒を飲みたがっている彼らの弱みを知っている私たちは、酒を与えて酔いつぶす計画をたてた。私たちは、将校が飲み残した酒やつまみをこっそりとっておいて集めて3本分の酒を用意した。

 土・日曜日は将校たちが家族のもとに帰っていく。その日をねらって門番の兵士に酒を与えた。酒につられた彼らは、私たちの計画にはまり、私たちはやっとの思いで逃げ出すことができた。私たちは3人がバラバラになって逃げた。それっきり私は同郷の友人たちの消息を知らない。

 私は電線のない深い山奥をめざして逃げた。そこでひっそりと住んでいる老人夫婦の家をみつけて、かくまってもらい、老人夫婦の好意でそこに住みついた。

 18歳の時に、山村の人々の世話で、身寄りのない若者と所帯をもった。結婚式も何もない貧しい者が寄り添った暮らしには、家財道具も何もなかった。周辺の人々が持ち寄ってくれた必要最低限の道具で2人の生活は始まった。しかし、私は常に追手の影におびえていた。私は夫に哀願を繰り返し、中国に逃げようとせっついた。そして中国の瀋陽に渡っていったのである。

 解放は中国で迎えた。祖国の解放を知った私は、今度は故郷に帰りたくて、また「朝鮮に渡ろう」と夫に哀願した。夫は「お前は、前には中国にいこうとせっつき、今度は朝鮮に帰ろうと騒ぐ。いったいなぜなんだ」と聞いたが、私は過去のことは一切いわなかった。

 1960年代に祖国に帰国した。祖国では協同農場の一員として夫婦で働いてきた。私たちの農場は稲作を主としてやっている。私は農民として働ける暮らしがうれしくて、本当に良く働いた。

 ことしの3月27日にただ一人の身内である夫を亡くし、一人ぽっちになってしまった。夫にも過去を隠して暮らしてきた自分の半生がなんであったかを考えると、涙にくれるばかりであった。むなしかった。

 今までにも、「慰安婦」時代を思い出して夜中に飛び起きて胸の締めつけられる思いを何度したことか。黙ってしまってきた過去を告発して楽になりたい、と思った。何日も考えた末に、みずから平壌中央テレビを訪ねていき、「私が元慰安婦です」と最初に名乗りをあげた。


(リ・ギョンセン 1917年6月29日生 咸鏡北道魚郎郡出身)
http://tabakusoru.hahaue.com/ianhu.syougen.1992101200.html
http://sikoken.blog.shinobi.jp/Entry/51/


拷問の後遺症に苦しむ日 李福汝


 私は4人兄弟の長女として生まれたが、両親は弟3人と私を残して亡くなった。乳飲み子の弟は、母の死後まもなく死んでしまった。私は6歳と7歳の幼い二人の弟の面倒を見なければならなかった。

 住む家もなかったので、橋の下で雨露をしのぎながら、もらい乞食をしたり、農家の手助けをして生きるだけの食べ物を得て弟たちを養っていた。

 私が数え17歳の夏であった。弟の一人が風邪気味なので、居住していた小屋に寝かせておいて食べ物をもらって帰ってきたら、日本人の、巡査なのか兵士なのか区別ができない男が二人あらわれて、いきなり有無を言わせずに、私の髪の毛をつかんで大きなトラックに放り上げるように乗せた。弟たちが驚いて「お姉ちゃん行くな」と泣き叫ぶ声に振り返ろうとしたが、男たちに蹴られて車に押し込められた。弟たちの「行くな」という声だけが聞こえてきて、姿は見ることができなかった。

 トラックには、既に大勢の女性が乗っていた。幼い少女から20歳前後の娘たちでいっぱいであった。100人くらいはいたと思う。彼女たちは泣きわめいていたが、男たちは泣き叫ぶ私たちに蹴る殴るの暴行を加えながら黙らせた。周囲をうかがおうとしたら、「何を見ている」と言って足で蹴られた。

 水原の駅から汽車に乗せられてソウルを経て大連に連行された。途中、鴨緑江のペネンという所で汽車が途中で止まったので、こっそり外をのぞいたら、鉄橋が二つに分かれて上がっていて川を横切る船が過ぎ去っていくのが見えた。そんな私を見とがめた男が、「何を見ている」と言って髪の毛をつかんで殴った。私は弟のことも心配だったし、これから何が起きるかもわからないので不安で泣きだしたら、また殴られた。

 途中で娘たちの一部を降ろして行きながら、ハルピン、ボンチョン、牡丹江などを経由して東寧県北満州に到着した。そこで汽車を降りた。そこからはトラックに乗せられてプチャゴルに連れて行かれた。

 プチャゴルには20人くらいの娘たちが連れて行かれた。到着すると将校がでてきて、「天皇と軍の命令だ。言うことを聞かないと殺す」と言って私たちを脅した。私は5号室に入れられたが、やがてあちこちの部屋から悲鳴が聞こえてきた。私はその日のうちに暴行された。

 私は訳がわからないままに慰安婦にされてしまった。

 それからは慰安婦として毎日2、30人の相手をされた。拒否すると見せしめに庭に引きづり出され木につるされ、「降参しろ」と迫った。

 私たちが到着して間もなくのある日、2人の女性が慰安婦を拒否したというので木につるされていた。軍人たちは「慰安婦」たちを全員呼び集めた目前で「降参しろ」と迫った。しかし、彼女たちは「おまえら犬のようなやつに降参するか」と抵抗した。たけり狂った軍人は、私たちの目の前で乳房をえぐり、なぶり殺しにした。私は余りの残酷さに気絶してしまった。

 鬼のような軍人たちは、2人の慰安婦の首を切り取り、それを、かまゆでにして、その煮汁を私たちに飲めと強要した。しかし、それを拒否すれば、私たちも殺される。殺されては生き延びる手立てもない。仕方なしに私たちは、それを飲んだ。こうしたことを、私たちは何度か体験した。

 「慰安婦」たちは、常に20人くらいいた。病気で死亡したり逃亡に失敗して殺されたりした欠員は補充されていた。

 ここの慰安所には8年いたが、そこにいた軍の部隊の名称はわからない。タカシマという名前と、イケダという50歳過ぎの眼鏡をかけたひげを生やした将校(大将)がいたことは記憶している。このイケダは、逃亡に失敗した私に拷問を命令した男である。

 あるとき私は逃亡しようとして失敗した。捕らえられた私は、板にくくり付けられて何十人もの男たちに犯されて、2度と逃げ出さないようにするといって、足の神経を切られた。それがために現在の、この不具の体になった。

 それから私は東寧県に連れて行かれ、そこで騎馬隊−騎兵隊に引き渡された。そこでは、砂地に天幕を張っただけの所に入れられた。そこには鉄条網が張られていたが、私は、そこ多くぐって、またも逃亡しようとして失敗した。その鉄条網に鈴がついていたのを知らなかったのである。

その時には、火で焼いたドラのような鉄板でお尻の右側に火傷をおわされる拷問を受けた。その時の火傷がケロイド状態で今でも残っている。(調査団のメンバーが肉眼で確認済み)。その火傷のために足がつって歩行困難になってしまった。いまだに、食をするのにもキチンと座ることができない。

 それでも、はってでも逃げようと、私は逃亡することだけ考えていた。

 ある時、チシャ(サラダ菜)に包んでご飯を食べていた慰安婦たちが、2口ほど食べたところで次々と倒れて死亡した。私は、歩行が不自由なので食事に遅れたが、それが幸いして、そのチシャを食べずにすんだ。

 私は、はってそこを逃げ出した。その私を村の中国人が助け出してかくまってくれた。それが1944年であったと思う。中国人は朝鮮に逃げなさいと教えてくれた。1947年清津に帰国した。

 私は、私の青春時代に、花の年齢に、私を拉致して「慰安婦」にし、こんな障害者にした日本軍人を許さない。

(リ・ポクニョ 1919年4月18日生 京畿道出身)
http://tabakusoru.hahaue.com/ianhu.syougen.1992101202.html


12年間の「慰安婦」生活 金大日


 私の実家は余りにも貧しかった。数え12歳のときに、わずかな米と引きかえに金持ちの家に下女として連れて行かれた。そこから日本人の経営する紡績工場に売られた。1932年、数え16歳のある日、今度はフクダという日本人がやってきて、「食べ物に困らないところに連れて行く」と言った。私は、またもや売られてのである。

 私は、フクダと一緒に汽車に乗って釜山港に連れて行かれた。そこには朝鮮女性が20人くらい、あちこちから連れてこられていた。自分がどこへ連れて行かれるのか理解できないままに船に乗せられ、下船したのは下関であった。下関に上陸すると同時に、フクダという男は、「これからは朝鮮語を使ってはいけない。もし使ったら殺す」と脅し、そして「これからお前の名前はシズエだ」と行った。そこから連れて行かれたのが大阪の病院であった。

 病院では雑用をさせられた。地で汚れた包帯やガーゼ、患者の大小便で汚れた衣類の洗濯など、日本人が嫌ってしない汚い仕事は全部させられた。

 来る日も来る日もべっ視と屈辱的な扱いの中で、長時間の労働を強いられ、外出する機会も与えられず、病院の雑用を押し付けられていた。

 数え18歳になったお正月の夜、病院の院長だと名乗った男が、私の部屋に入ってきてナイフを突きつけ、「私の言いなりにならなければ殺す」と脅して、叫び声をあげた私の口を手で押さえて暴行した。その日まで、私は院長の顔も知らなければ会ったこともない。院長は「お前は美しいので、前から目をつけていた」と言った。

 それから、しばらく経ったある日、院長が「お前のこの病院で2年も奉公したから、今度はもっと良いところに行かせてあげよう」と言って、見知らぬ日本人の男に私を引き渡した。

 その男は、私を東京に連れて行った。そして、日本の軍隊に「挺身隊」として送り込んだ。そこには朝鮮女性が30人くらいいた。1934年のことである。現在では「従軍慰安婦」と言っているが、私が当時、言われたのは「挺身隊」とはっきり記憶している。

 そこで、軍隊と一緒に連れて行かれたのが旧満州である。まず、東京から船で釜山へ行き、釜山から汽車で新京、それからハルピン、チチハル、牡丹江であった。そこで私のほかに数人の女性が選ばれて、船に乗せられて連れて行かれたのが上海であった。

 上海には既に朝鮮女性が大勢いた。その女性たちは、「あなたはどうしてこんな所にきたの」と言いながら私を哀れんだ。私は、「お姉さんたちと同じように無理やり連れてこられました」と答えるしかなかった。

 上海では中国人の民家の2畳くらいの部屋に入れられた。部屋の前には番号が40くらいふってあって、私は12番に入れられた。その夜、将校たちが私を暴行した。それからは1日4、50名もの日本兵が私の部屋の前に列をなし、「早く早く」とせかして先を争い、入れかわるとすぐにのしかかってきた。私は起き上がる暇もなかった。

 私が最初に従わせられた軍隊は12師団で、その師団の移動に伴って私たちは引きずり回された。上海の次にはハンカオへ連れて行かれた。そこから南京、トウヨウ、キショウと、転戦する軍隊に従って中国各地を連れ回された。

 日本の軍隊のなかでも九州6師団が一番悪かった。他の日本軍は胸に標識をつけていたが、九州6師団はそでに標識をつけていた。

 私はこうして12年間も慰安婦生活を強いられたが、中でも6師団に加えられた数々の暴行は、決して忘れられない。彼らは酒に酔ってやってきて短刀を突きつけて、「おれの言うことを聞かないと殺す」と身体を傷つけたりした。「この朝鮮ピー」とさげすみながら私たちを威嚇した。彼らはまた、ほかの兵士が先に入っていても、「早く出てこい」と言って脅し、先の者がまだいるのに押し入ってきて性行為を強要した。

 私は、こんな「慰安婦」生活がのろわしくなって自殺を2度も図った。2度ともすぐに発見され、生き返らされてしまった。生かしたのはアキカワという大隊長で、「この女は見殺しにするのは惜しい、使い道があるから生かせ」と言った。私には死を選ぶ自由もなかった。

 私は、何か言うと「殺す」と言って脅していた6師団の兵士に、ある日、覚悟を固めて「私も朝鮮人だ。朝鮮人の女の心意気を見せてやる。殺すなら殺せ」と反抗したために縛られて、ひどい拷問を加えられた。それを見ていたアキカワ大隊長が、「それ見ろ。この女は度胸がある。使い物になるから、殺すな」と言って止めた。そのために、私は地獄のような「慰安婦」生活を続けなければならなかった。

 ある時、私は50人もの兵士を相手にして気絶してしまった。その私に彼らは「ノーシン」という薬を飲ませて意識を回復させて行為を継続させようとした。しかし、私がもうろうとして使い物にならないとわかると、たばこに火をつけて鼻や口に押し付けるなどの屈辱を加えた。

 めったなことではたじろがない私が、恐怖に震えたことがある。それは6師団の兵士の蛮行であった。6師団の一将校が、「おれは、飽きたからお前がやれ」と連れてきたセパード犬を私にけしかけたのである。その時はあまりにもの恐怖で、さすがの私も「助けて」と大声で叫び、周囲の部屋から「慰安婦」たちが飛び出してきたほどである。

 こうした屈辱は、私ばかりでなく他の朝鮮人「慰安婦」たちも同じくあじ合わされたばかりか、短刀で傷つけられたり、中には殺された者もいる。

 こんなことがあった。私の隣の部屋にいた全羅道出身の知らぬ間に妊娠した。彼らは妊娠しているのもかまわず性行為を強要し、ついには性行為の最中に流産した彼女のおなかを日本刀で切り裂き、出てきた胎児をごぼう剣で刺し殺し、妊婦までも殺したのである。

 日本の敗戦も濃厚になってきたころ、軍人たちは、私たちが朝鮮語で話したりすると神経質になって、「日本が負けると言っただろう」と執拗に迫り、日本が負けることになったら「お前ら皆殺しにする」と言って脅した。


○火のついた煙草を鼻や子宮に入れる

○将校が「おれは、飽きたからお前がやれ」と言ってシェパードをけしかける

○戦闘で負けた腹いせに慰安婦に銃を乱射して殺したり、穴を掘って入れ、手榴弾を投げ込む

○妊婦の腹を裂き胎児を刺し殺した後、妊婦も殺す

○慰安婦150人を並ばせて斬首


 日本の敗戦が決定的になったころ、血迷った彼らは、朝鮮人と中国人の慰安婦ら150名くらいを2列に並ばせて、「かかれ」と小隊長が号令をかけた。両端から日本刀を振りかざした兵士らが襲いかかり、皆殺しを始めた。飛び散る血の雨に私は意識を無くして倒れた。私には3、4日くらい時間が過ぎたように思う。意識を取り戻してみたら、その血の海の中で、私のほかに2名が生き残っていた。

 はうようにして近くの中国人の家に助けを求めに行った。「私は朝鮮人です。助けてください」と必死に叫んだ。

 中国人は数日間かくまってくれて、中国服を一着くれた。それを着て朝鮮人の家を探して行き、そこでしばらく世話になった。8月15日の解放は、その朝鮮人に教えられた。

 9月になってどうしても故郷の両親に会いたくて、世話になった朝鮮人の家族に旅費を借りてやっとの思いで故郷に帰ってきた。しかし、両親は既に死亡していた。

 私が日本人からもらったものは病気だけ。子宮はメチャメチャにされ、心臓は悪くなり、腸も悪くて下痢ばかりして、今でも病院に通っている。


 日本軍の通った中国大陸の隅々には、犠牲になった朝鮮女性の血がしみこんでいる。このことを知ってもらいたい。

 日本人に問いたい。立場を変えて、あなた方の娘も姉妹、妻や母が私のような体験をさせられたとしたらどう思いますか。

(キム・デイル 1916年11月5日生 黄海道沙里院市出身)
http://tabakusoru.hahaue.com/ianhu.syougen.1992101204.html
http://sikoken.blog.shinobi.jp/Entry/51/


使い捨てにされた朝鮮女性 金英実


 両親、祖母と妹2人、弟1人の7人家族の長女として生まれた。家庭が貧しかったので数え13歳のとき、咸鏡北道の会寧に住んでいた父の妹のところにいった。

 会寧は、私の故郷に比べれればそれでも働き口があるというので、叔母の家で世話になりながら、近所の雑用をして働いた。数え18歳のとき居酒屋で雑用係をしていた。

 1941年のある日、そこに背広を着た日本人があらわれて「条件の良い仕事をあっせんしてやろう」と話しかけてきた。「条件の良い仕事」なら故郷の家族に仕送りができるので、家計を助けるためにもやってみたいと思った。故郷を離れたといっても叔母のそばで働いていたので、見知らぬ土地にいくことには不安があった。しかし、少しでも条件の良い仕事をして故郷に仕送りできればと考えていたので、集合場所に指定されていた村の日本人区長の家にいった。いって見ると私と同世代の女性が、既に14、5 人集まっていた。

 区長の家の前にはトラックが迎えにきていた。それに乗って会寧駅にいき、そこで昼食時に汽車に乗り換えてアオヂを経由してウンドクに到着したのは夕刻であった。そこからチョンアクドンにいくと、ほろ付きのトラックが待機していた。それに乗せられて30分ばかり走ったところの山中に連れていかれた。

 その山中には日本の軍人がいっぱいいた。

 私たちは中国と旧ソ連の国境地帯の、少し奥地に入ったところに連れていかれたが、到着してみるとそこには既に、10人位の朝鮮女性がいた。女性たちは私たちに、「なぜこんなところにきてしまったのか。ここからは生きてでることはできないのに」と悲しげに話しかけてきた。私には何のことかわからなかった。

 軍人がやってきて私たちを最初に倉庫に連れていった。今まで着ていた朝鮮服を脱いで和服に着替えろと強制した。私は恐怖と羞恥から拒否すると殴る蹴るの暴行を受け、むりやり裸にされて着替えさせられた。そして、「ここでは朝鮮語を使うと殺す」と脅かされた。

 その日、一緒にきた女性たちの一部は他所へ連れていかれ、彼女たちがどこへ行ったのか、どうなったのか一切わからない。私は人間2人が入ればいっぱいになるような部屋に入れられた。

 夜、麦御飯とスープだけの粗末な夕食をだされたが、恐怖でのどをとおらなかった。ただどうにかして逃げ出さなければとばかり考えていた。そんなことを考えていたときに、私たちを連行してきた男が軍服を着て入ってきた。将校(肩に星が3つ付いていた)の軍服を着てきた。将校はいきなり入ってきて有無をいわさず私を強姦した。この将校は、それからも和服に着替えてどこかにでかけていっては、朝鮮女性を連れてきて「慰安婦」にした。そればかりか、ここにいた女性をどこかへ連れ去りもした。

 最初の日の夜は、その将校の外に7人もやってきて私に暴行を働いた。私が7人という数字を記憶しているのは、それまで想像もできなかったつらい暴行を受けて、この後何人にこんな思いをさせられるのかと思い詰めていたからである。厳しい監視の中で私は逃げ出す方法も考えられないままに、そのままそこで「慰安婦」を強いられることになってしまった。

 食料事情は悪く、ろくな食べ物はなかった。そのために栄養失調と過労のために病気になるものが多かった。重病のために役に立たないものとわかると、病死者も含めてどこかに連れ去られた。彼女たちがどうなったかはわからない。ただ、行って見たことはないが、豆満江がすぐ近くを流れていたので、そこが墓場になったのではないだろうか。

 この周辺のアオヂ、チョンアクドン、クロン、サフェなどには付設の慰安所があったが、ホンイリにはなかった。

 慰安所のないところには私たちが派遣させられて奉仕させられた。そこには週に1〜2回いかされ、朝から翌朝まで奉仕させられた。時には1泊2日で夜中に帰ってくることもあった。

 私たちのグループは常に14、5 人で、欠員がでるといつのまにか必ず補充されていた。

 ある日、「トキコ」と呼ばれていた私より幼い女性が朝鮮語を使ったという。それをみとがめた将校が私たち全員を呼び集め、その前で見せしめに、幼い「トキコ」の首を日本刀ではねて殺した。あまりの恐ろしさに泣き叫ぶ者、気絶する者もいた。私はただうつむいて声をだすこともできなっかた。それからは、日本語のよくわからない私たちは、ただ目と目で語り合うことしかなかった。

 また、「ジュンコ」と呼ばれていた女性は、妊娠に気付かぬうちにいつしか臨月に近くなっていた。軍人たちは、「ジュンコ」が出産する直前まで「慰安婦」として利用していた。ある日、彼女が出産した。彼女の部屋に入っていった将校は、生まれた乳児を布で包んでどこかに連れ去った。そして、衰弱した「ジュンコ」が役に立たないと思ったのか、彼女をどこかに連れ去っていった。それっきり私たちは、彼女の消息を聞いていない。

 ここにいたらいつか私も殺されると思った。

 1945年8月13日、軍人たちが、「日本に帰るから、お前たちも一緒に連れていく」といった。ここでもこんなに辛い思いをさせられいるのに、日本にいけばどうなるのか見当がつかない。そこで皆と話し合い逃げることに決めた。一緒だと捕まるのでバラバラに逃げようと約束した。

 その夜、私はトウモロコシ畑にひそみ、明け方、山に登っていった。山の中で2日くらい隠れていて、そこから山のふもとの人家を探していき、そこで食べ物をもらった。祖国の解放はその時聞いたが、信じられず捕まることを恐れて、ずっと山の中に潜んでいた。

 秋になって清津にでてきた。


(キム・ヨンシル 1923年10月21日生 両江道普天郡出身)
http://tabakusoru.hahaue.com/ianhu.syougen.1992101201.html


チョン・オクスン(ChongOkSun)


現在74歳のチョン・オクスン(ChongOkSun)の証言は、日本帝国陸軍の兵士による性的暴行と日々の強姦に加えて、これらの女性が耐えなければならなかった残酷で苛酷な取り扱いを、とくに反映している。


「私は1920年12月28日、朝鮮半島北部咸鏡南道のプンサン郡フアバル里で生まれました。

13歳の時の6月のある日、私は畑で働いている両親のために昼食の用意をしなければならなかったので、村の井戸に水を汲みに行きました。そこで一人の日本 の守備兵が私を不意に襲い、連れて行きました。ですから両親には自分の娘に何が起きたか分かりませんでした。私はトラックで警察に連れて行かれ、数人の警 官により強姦されました。私が叫ぶと彼らは口に靴下を押し込み強姦を続けました。私が泣いたので警察署長は私の左目を殴りました。その日、私は左目の視力 を失いました。

10日ほどして私はヘイサン市の日本陸軍守備隊の兵営に連れて行かれました。私といっしょに約400人の朝鮮の若い娘がいて、毎日性奴隷として5000人以上の日本兵の相手をしなければなりませんでした――一日に40人もです。

その度に私は抗議しましたが、かれらは私を殴ったり、口にぼろきれを詰め込んだりしました。あるものは、私が抵抗をやめるまで秘所にマッチの棒を押し当てました。私の秘所は血まみれになりました。

一緒にいた一人の朝鮮の少女が、どうして一日に40人もの大勢の相手をしなければならないのかを尋ねたことがあります。質問したことを罰するため、日本の 中隊長ヤマモトはこの少女を剣で打つように命じました。私たちが見ていると、

彼らは少女の衣類をはぎとり、手足を縛り、釘の出た板のうえを、釘が血と肉片 で覆われるまで転がしました。

最後に、彼らは彼女の首を切りました。別の日本人ヤマモトは、

「お前たちみんなを殺すのは簡単だ。犬を殺すよりもっと簡単 だ」

と語りました。彼はまた

「こいつら朝鮮人少女は食べ物がないといって泣いているから、この人肉を煮て食べさせてやれ」

とも言いました。


ある朝鮮人少女は、頻繁に強姦されたため性病にかかり、そのために50人以上の日本兵が病気にかかりました。病気の蔓延を防ぎその朝鮮人少女を「無菌化」 するため、彼らは焼けた鉄棒を彼女の秘所に突き刺しました。

あるとき彼らは私たちのうち40人を、トラックに乗せて遠くの水たまりに連れて行きました。水 たまりは水と蛇でいっぱいでした。兵隊たちは数人の少女を水のなかに突き落とし、水たまりに土をどんどん盛り、彼女たちを生き埋めにしました。


○「兵隊一〇〇人の相手ができるのは誰か」と刀を下げた兵隊が聞いた。その時に手を上げなかった一五人の女性は、他の女性への見せしめとして殺された。その方法は、裸にした女性たちの頭と足を兵隊たちがつかみ、一面に釘を打った板の上をゴロゴロと転がしたのだ。噴水のように血が噴きだし、釘には肉片がこびりついた。

○鄭さんたちが泣いているのを見た中隊長は、「慰安婦たちは肉を食っていないので、肉が食いたくて泣いているんだ」と言った。兵隊たちは、殺した頭を釜で煮始めた。そして、鄭さんたちを木刀で叩いて、無理やりその汁を飲ませた

○オ・チョンヘという女性が、将校によって子宮に鉄の棒を押し込まれて殺された

○オ・ズンイとう女性が、梅毒にかかったことを知らせなかったため将校にうつったという理由で殺された。彼女は口に布を詰められ、焼いた鉄の棒を子宮に入れられて即死。引き抜いた棒には肉がこびりついていた

○鄭さんの口にゴムホースが押し込まれ、水が注がれた。膨れ上がったお腹の上に板が乗せられ、兵隊がシーソーのように踏みつけた

○鄭さんたちは、足首を縄で縛られて逆さに吊り下げられた。兵隊は、針がたくさんついた拳大の黒い塊を持って来てそれに墨をつけた。そして、鄭さんや他の女性たちの口をこじ開けて強く押し込んだのである。鄭さんの前歯は折れ、激しい痛みで再び気を失った

○口だけでなく全身に刺青がおこなわれた。兵隊たちは、殺す前に女性たちの肉体に落書きをしたのだ

○兵隊たちは数人の少女を水のなかに突き落とし、水たまりに土をどんどん盛り、彼女たちを生き埋めにしました


守備隊の兵営にいた少女たちの半分以上が殺されたと思います。二度逃亡を企てましたが、いつも数日で捕まってしまいました。私たちはいっそうひどく拷問を うけ、私はあまりに多く頭を殴られたので、どの傷もまだ残っています。

彼らはまた私の唇の内側や胸、腹、体に入れ墨をしました。私は気絶しました。気が付いてみると、私は恐らく死体として捨てられて山の蔭にいました。私といっしょにいた二人の少女のうち、私とク・ハエ(KuHae)が生き残りました。山の なかに住んでいた50歳の男が私たちを見つけ、衣服と食べるもの多くれました。彼はまた朝鮮に帰るのも助けてくれました。私は、日本人のための性奴隷とし て5年間使役されたのち、18歳のときに、傷つき子を産めない体で、言葉を話すのも難かしいありさまで帰国しました」。
http://sengosekinin.peacefully.jp/data/data5/data5-5kumarasuwami.html
http://sikoken.blog.shinobi.jp/Entry/51/


ファン・ソギョン(HwanSoGyun)


77歳のファン・ソギョン(HwanSoGyun)の証言は、大勢の娘たちを軍事的性奴隷に誘い込んだ詐欺的方法による徴集方法の証拠となる。

「私は、1918年11月28日に日雇い労働者の次女として生まれました。私どもは平壌市カンドン区のタエリ労働者街に住んでいました。17歳のとき、1936年のことですが、部落の長がやってきて私に工場の仕事を世話すると約束しました。私の家はたいへん貧しかったので、私は喜んでその 収入の良い仕事を引き受けました。私は日本のトラックで、すでに20人ほどの朝鮮の娘たちが待っている停車場に連れていかれました。私たちは汽車と、その 次にはトラックに乗せられ、数日間の旅ののち中国の牡丹江のほとりにある大きな家につきました。私はそれが工場だと思いましたが、工場などないことが分か りました。少女たちは、わらの布団があり、ドアに番号がついている部屋を、一人に一室ずつ割り当てられました。

何が身に降りかかるかも知らず二日間待った後、軍服をきて帯剣した日本兵が一人私の部屋にやってきました。彼は「自分の言うことを聞くかどうか」と尋ね、 私の髪の毛をつかんで床のうえに倒し、足を開くようにいいました。彼は私を強姦しました。彼が離れたとき、私は外で20人か30人の男たちが待っているの を見ました。全員がその日私を強姦しました。それ以来、私は毎晩15人か20人の男たちに襲われました。

私たちは定期的に医学的検査を受けなければなりませんでした。病気にかかっているとわかると、殺されてどこか分からない所に埋められました。

ある日、新し い娘が私の隣の部屋に入れられました。彼女は男たちに抵抗を試み、そのうちの一人の腕に噛み付きました。

そのあと彼女は中庭にひきだされ、我々全部の見て いる前で刀で首を切り落とされ、体を切り刻まれました」。

ァン・ソギュン(HwangSoGyun)は、性奴隷として7年間日本兵の相手をさせられた後、1943年に「慰安所」から逃げることができた。その後39歳のとき結婚することができたが、家のものに過去を語ったことはなかった。心理的肉体的な傷と婦人科的問題のため、子供をもつ ことはできなかった。
http://sengosekinin.peacefully.jp/data/data5/data5-5kumarasuwami.html


ファン・クムジュ(HwanKumJu)


現在73歳で、韓国永登浦区のドンチョン洞に住んでいるファン・クムジュ(HwanKumJu)の証言は、陸軍が慰安所を運営した際の規則類を例示している。


「17歳のとき、日本人の村の指導者の妻が、未婚の朝鮮人少女全員に日本軍の工場に働きに行くように命じました。そのとき私は労働者として徴用されたのだ と思いました。3年も働いたころ、ある日一人の日本兵が自分のテントについてこいと要求しました。

かれは着物を脱げと私にいいました。たいへん怖かったの で抵抗しました。私はまだ処女でした。しかし彼は銃剣の付いている銃で私のスカートを引き裂き、下着を体から切り離しました。そのときに私は気を失いまし た。そしてふたたび気が付いたときには毛布を掛けられていましたが、あたり一面に血が付いていました。

そのときから最初の1年間は、いっしょにいた全ての朝鮮の少女たちと同様に高級将校の相手をするように命令されましたが、時がたち私たちがますます「使役」されるのにしたがい、私たちはもっと下級の将校の相手をするようになりました。もし誰かが病気になれば、その人は消えてしまうのが普通でした。また私 たちは「606号注射」を与えられましたが、それは妊娠しないようにするためや、妊娠したときにいつも流産するようにするためでした。

衣類は一年に2回しか与えられず、食べ物も足りず、餅と水だけでした。私たちの「サーヴィス」には、支払いはありませんでした。私は5年間「慰安婦」とし て使われましたが、そのことで一生苦しめられてきました。私の内臓は何度も病におかされるたび、手術で取り除かれており、苦痛と恥にみちた経験のために、 性交渉を持つことはできません。私はミルクや果汁を吐き気を催さずには飲むことができません。彼らが私に押し付けた汚らしい事柄をあまりにもたくさん思い 出させるからです」。

ファン・クムジュ(HwangkumJu)が特別報告者に語ったところでは、中国の吉林省の慰安所での最初の日に、日本兵からこ こには従わなければならない五つの命令があり、従うか死ぬかだといわれたという。

第一、天皇の命令。
第二、日本政府の命令。
第三、彼女が所属している陸軍 中隊。
第四、中隊のなかの分隊。
そして最後に彼女が自分に仕えているテントの持ち主としての彼の命令。
http://sengosekinin.peacefully.jp/data/data5/data5-5kumarasuwami.html


キム・ボクスン (KimBokSun)

また別の生存者、韓国のキム・ボクスン (KimBokSun)は、性奴隷としての自分の生活は、軍により直接に統制されていたと証言した。

毎日午後3時から9時は下士官の相手をしなければならず、

午後9時以後の夜は将校のためにとっておかれた。

また大部分の兵隊たちはその使用を拒否したが、全ての女性は兵隊たちを性病から守るため、コンドームを支給された。
http://sengosekinin.peacefully.jp/data/data5/data5-5kumarasuwami.html


朴永心(パク・ヨンシム)

朴永心の証言

『女性国際戦犯法廷の全記録・ 第5巻 日本軍性奴隷制を裁く-2000年女性国際戦犯法廷の記録』http://www.ryokufu.com/books/ISBN4-8461-0206-8.html


−−どのようにして日本軍「慰安婦」として連行されたのですか。


朴証人:私は四人兄弟の三番目です。上に兄が二人、下に妹が一人いました。幼い頃母を亡くし継母に育てられました。家はとても貧乏でした。一四歳のとき南浦に行き洋服店の女中として働きました。

 一七歳のときでした。一九三八年三月だったと思います。ある日、日本の巡査が軍服に帯剣のいでたちで洋服店に現れました。彼はいい金儲けの口があるが行かないかというので、そのままついて行きました。そうして私は日本軍の性奴隷になったのです。

−−「慰安婦」として連れ回された経路について。

朴証人:はじめ、ほかの娘と一緒に平壌に連れて行かれました。二二歳の女性でした。車に乗せられしばらく走り続けました。数日後着いてみると見たこともない所でした。最初に連れられて行ったのが南京でしたが、そこの「キンスイ楼」に入れられました。私はそこで歌丸という日本名で呼ばれました。そこで三年ほど性奴隷の生活を強要されたと思います。

 たしか一九四二年頃だったと思います。ある朝、表へ呼ばれました。出てみると七名の別の女性たちもいました。皆朝鮮女性たちでした。一緒に行こうと言うのでしたが二名の日本人兵士がいました。その二名が私たちを監視しながら慰安所を後にしました。別の慰安所に行くというのです。

 私たちは南京で汽車に乗りました。上海に行きました。船に乗り換えシンガポール経由でビルマのラングーンに着きました。ラングーンからラシオにある「イッカク楼」へ行きました。慰安所の名前です。そこでまた性奴隷の生活をすることになりました。慰安所の〔経営者が私に名前を付けました。若春という日本名でした。ラシオには二年ほどいました。私がその時相手をしていた二名は今でも名前を憶えています。オオタミノルという将校とタニという軍曹です。

 一九四三年〔正しくは四四年〕春だったと思います。日本軍は私たちを再び車に乗せビルマと中国の境にある拉孟(ラモウ)へ連れてゆきました。日本軍はそこを松山と呼んでいました(中国側の呼称が松山)。その時から連合軍の捕虜になるまでそこにいました。日本軍の性のなぐさみものとしてだけ生かされました。

 松山に来て間もなく猛攻撃が始まりました。連合軍の爆撃でした。私たちがそこで相手をさせられたのは日本軍第五六師団でした。主に歩兵と戦車兵の相手をさせられました。毎日数十名の日本軍から性行為を強いられました。その合間を縫っては握り飯を作り、爆撃の中を運びました。日本軍の戦闘壕へ運んで行ったのです。そこには初め一二名の朝鮮女性が連れられて来ましたが、八名が爆撃で死に私たち四名が残りました。

−−その後、生き残った「慰安婦」たちはどうなったのですか。

朴証人:私たちは……日本軍が日本国民を乗せるということを[……]。日本が敗れたのです。日本軍は、戦争に敗れると何の知らせもなく自分たちだけで逃げました。私たち朝鮮女性四名は、怖くなって防空壕に隠れましたが、中国軍にみつかりました。それで外へ出ましたが、私たちを取り調べたのは米軍将校でした。米将校があれこれと質問しました。

−−ここに一九四四年九月三日、米軍が朝鮮人「慰安婦」を捕虜にしたという写真があります。ここにあなたはいますか。

朴証人:これが私です。この服装で裸足で、……髪も編み下げ〔おかっぱのことと思われる〕にして、確かに私です。連合軍の捕虜になった時、妊娠していました。

−−捕虜になった後どうなりましたか。

朴証人:トラックに載せられ昆明の収容所へ行きました。収容所で捕虜として扱われました。そこには日本軍捕虜がいました。収容所にいってから、おなかがカチカチに張ってきてとうとう出血しました。収容所内の病院に入院しました。中国人医師が注射をし手術しました。妊娠した後も日本軍に絶えず性行為を強いられたのが原因だったと思います。胎児が死んだのです。

 収容所には一年ほどいたと記憶しています。
http://d.hatena.ne.jp/noharra/11001201/p2


李桂月(イ・ゲウォル)


1922.9.6、黄海南道碧城郡に生まれる。5歳の時、父の死亡と共に家を追い出され、2年間乞食生活を送る。8歳の時、面(※地方行政の最下級機関)の書記の家に子守りに入り、13歳の時、書記に旅館の下働きに売り渡される。15歳になった年、村の区長に「よい仕事を斡旋する」と言われ、ハルピン近くにある日本軍の慰安所に連れて行かれる。1939年、日本軍の将校に酒を飲ませて酔わせ、隙をみて逃亡した。


十五歳になった年の3月頃のことです。ある日、村の区長が訪ねて来て旅館の主人に何か話し、私を呼んで「ここで苦労をしなくてもいいように仕事を斡旋するから、いい所に行こう」と言いました。私は住み慣れた所がいいと思い、行かないと言ったのですが、区長は私の腕を掴み、旅館から少し離れた駅に無理やり私を連れて行きました。十五歳といっても私は背が低く、体も弱かったので、私は区長にひっぱられるままでした。

 駅には二人の日本軍人がいました。一人は肩章に星がついた将校で、「タナカ」という名前の男でした。彼らは私を引き取ると無理やり有蓋貨車(屋根のある貨車)に押し込んだのです。貨車の中にはすでに二人の娘が乗せられていましたが、二人は私より年下の十四歳と十三歳の少女でした。

 翌日、中国のハルビンに着いて、私たちは汽車から降ろされました。〜(中略)〜着いた所は民家一つない日本軍の駐屯地でした。「タナカ」は私たちを駐屯地の建物に監禁したのです。

私は住み慣れた所がいいと思い、行かないと言ったのですが、区長は私の腕を掴み、旅館から少し離れた駅に無理やり私を連れて行きました。〜(中略)〜駅には二人の日本軍人がいました。一人は肩章に星がついた将校で、「タナカ」という名前でした。彼らは私を引き取ると無理やり有蓋貨車(屋根のある貨車)に押し込んだのです。〜(中略)〜日本兵は私たちが逃げるのを恐れて貨車に鍵を掛けたので、私たちは外に出ることができませんでした。


 ○私は部屋に入って来た将校に「体の調子が悪い」と言って相手をすることを拒絶したのですが、〜(中略)〜将校は私を押し倒して腹や胸を蹴り、しまいには軍刀のさやで額を殴りました。私のあばら骨は折れ、額からは血が流れ、とうとう私は気を失ってしまいました。

 ○「死んでない」と言いながらたばこに火をつけて私の腹に押し付けました。私の体が熱さと痛さでひくひくとするのを見て、「タナカ」は「おもしろい」と言い、たばこを取り替えながら更にあちこちにたばこの火を押し付けたのです。

 ○日本兵は「皇軍のために頑張れ」と言い、「100人でも200人でも入って来るだけ奉仕しろ」と命令しました。

 ○日本兵は妊娠している女は不必要だと言って軍刀で彼女の腹を切り裂きました。

 ○ある日、日本兵は泣き出すイ・プニの頭を石にぶっつけて殺してしまいました。

 ○五人の女性が逃亡して捕まえられたことがありましたが、日本兵は見せしめのつもりで「慰安婦」たちを全員集合させ、彼女たちを裸にして縛って井戸の中に投げ込んで殺しました。

 ○私は夢中で葦原を抜け出し、どこともわからないまま川辺を走っていきました。すると、川辺で釣りをしている朝鮮人が目に入り、私は彼に助けを求めたのです
http://sikoken.blog.shinobi.jp/Entry/27/


郭金女(カク・クムニョ)


1923.1.8(注)、忠清南道天安郡(チョナングン)生まれ。生活は苦しく、14歳の時、日本人の家の子守りをし、16歳の時、日本人が経営する製紙工場で女工として働く。1939年10月頃、工場経営者が「ソウルの食品工場で働くことになった」と言って日本人に引渡した。中国牡丹江穆稜(ソ連国境地帯)にある慰安所に入れられる。2年後、警備の歩哨の隙を見て慰安所から逃げ出す。


私の故郷は、南朝鮮の忠清南道天安です。兄が一人、姉二人に妹一人の五人兄弟でした。私が八歳の時に父は亡くなり、母が地主の家で働きました。炊事をしたり、衣類を縫ったりという仕事です。もちろん、子供たちは学校には行けませんでした。

 私は全羅南道順天の日本人の家で子守りとして働いた後、一六歳の時に全羅南道光州の製糸工場へ働きに行きました。ここは日本人の経営でした。カイコから糸を取るのが仕事で、お腹が空いている時にマユの中のサナギを食べたこともあります。

 ここで一年間働いた時、呼ばれて事務所に行くと刑事らしい日本人の男がいました。私が刑事だと思っている理由は、後に列車の中で拳銃を持っているのを見たからです。

 「パンや飴を作る『京城』(現在のソウル)の食料工場で働くと、お腹がいっぱりになるので行くように」と言われたんです。私を含めた娘たちの名簿が、会社から刑事に渡されました。

 ソウルまで汽車で行き、旅館に泊まりました。その翌日になると、「牡丹江に行こう」と刑事が言い出したんです。「なぜ中国に行くのか?私は行かない!」と抗議したところ、「朝鮮は植民地なので、どっちみちお前たちは死ぬのだ!」と言われ、列車に無理やり乗せられました。

 そして翌々日の朝、牡丹江に着きました。駅の待合室に二〇分ほどいると、幌のついた車のトラックがやってきました。降りてきた憲兵に、「長谷川さん、二〇人連れて来ました」と刑事は言っていました。そのトラックに乗せられ、「満州」(中国東北地方)とソ連の国境地帯にある穆稜という所に着きました。

 私たちは、憲兵隊が駐屯している三階建ての建物に連れて行かれ、畳の部屋に入れられて鍵をかけられました。出されたご飯も食べず、その夜はみんなで泣いていたんです。

 翌日、医者と看護婦が私たちを診察しました。今考えれば、病気を兵隊にうつさないためです。連れて来られた女性の一人は、顔がまっ黄色でした。そのため地下室に入れられてしまい、後に亡くなりました。

 大きな建物の中は仕切られていて、一〜二〇番までの部屋があり、私は「一番」の部屋をあてがわれました。中はタタミ二畳ほどの二人がようやく横になれるくらいの広さでした。大切な髪を短く切られ、来ていたチマ・チョゴリを浴衣に着替えさせられたんです。このチマ・チョゴリは母が作ってくれたものなので、くやしくて泣きました。日本人に「レイコ」という名前をつけられました。

 部屋にいると、憲兵の将校が入ってきました。彼は刀を壁に立てかけてから服を脱ぎ、私にのしかかりました。その当時の私は何も知らない娘でしたから、その日本兵を虎よりも恐ろしく思いました。私は泣き叫んで、将校の手を噛みました。すると血を流した将校は、麻酔の注射を私にしました。一分も経たずに気を失った私は、将校に犯されたんです。〜(中略)〜

 一日に二〇〜三〇人もの相手をさせられました。抵抗した私に、「子宮を取ってしまうぞ!」と言って小さなナイフで切りつけてきた将校もいました。刀で刺された太股の傷痕は今も残っています。むこうずねは刀でえぐり取られました。私の体は刀傷だらけです。

 「言うことは聞かない」と言って、兵隊が私の腕をねじり上げたことがあります。骨折して腕が動かなくなってしまい、二ヵ月間ぐらいギブスをして生活しました。髪をつかんで引きずられたこともありました。痛いというよりは悔しい思いだけでした。

 こうしたことをされたのは、私だけではありません。私と一緒に連行された李春心という娘がいました。日本兵は彼女を犯そうとしましたが、彼女は泣き叫びながら激しく反抗しました。

すると将校は、彼女の乳首を歯で噛み切ってしまったんです。そこから血が吹き出し、彼女は気絶しました。彼女はその傷で破傷風にかかり、死んでしまったんです。子宮を蹴られて、二日後に死んだ女性もいます。


 「言うことを聞かないと地下室へ入れるぞ!」

と日本兵は言い、私たちをそこへ連れて行きました。その地下室には、ここで殺された娘たちの死体が捨てられていました。腐った匂いが充満し、少しでもそれを嗅げば頭が痛くなるほどひどい所でした。

 逃げようとして捕まった女性がいました。私たちが見ている前で日本兵は、皮のベルトで彼女を叩いたんです。「私たちは逃げないから、その女性をこれ以上叩かないで!」と頼みました。ですが、その女性は一週間後に亡くなり、その地下室へ捨てられたんです。このようにして殺された女性は一〇人ほどになります。


 ○みな処女であり、初めてのことだから恥ずかしくて検診を拒んだのですが、軍医は「言うとおりにしなければ殺す」と脅しました。

 ○私は必死で抵抗したため、日本兵は怒って私を殴ったり蹴ったりしました。そして「子宮を切り取ってやる」と言い、刀で切りつけました。私は血だらけになって気を失ってしまいました。

 ○私と同じ工場からひっぱられて来た「エイコ」と呼ばれていた金徳女(キムトンニョ)は、乳首を噛み切られ、破傷風になって死んでしまいました。

 ○慰安所の建物には地下室がありましたが、日本軍人は死んだ「慰安婦」を山に葬るのではなく、地下室に投げ込んでおいたのです。そして、軍人に反抗したり、逃亡しようとする女性たちを、その地下室に閉じ込めました。


 「これでは自分も殺される」と思った私は逃げる決意をしました。一一月頃のある日曜日。歩哨が居眠りをしている隙に、小さな門から一人で逃げ出したんです。朝の四時でした。

 八キロメートルほど行った所に「朝鮮病院」と書かれた建物がありました。私は朝鮮語の文字を少しは知っていました。それは朝鮮人が経営する個人病院でした。「助けてください。私は『慰安婦』にされていました」と言うと、医者の妻がごはんを炊き始めたんです。「食事どころではない」と思った私は食べずにいました。すると、「何とか匿ってあげるので、この病院にいなさい」と言ってくれたんです。金という名の医者は咸鏡南道出身で、三五歳くらいでした。
http://sikoken.blog.shinobi.jp/Entry/27/


金英淑(キム・ヨンスク)


1927.1.24、平安北道秦川郡(テチョングン)生まれ。10歳の時、地主の妾の家で奉公をする。1940年、13歳の時、日本人の巡査に「お金が稼げる仕事がある」とだまされ、中国の瀋陽にある憲兵隊専用の慰安所に入れられる。五年間後の1945年3月頃、慰安所を脱出してモンゴルに逃れる。


今は平安南道温泉郡で暮らす金英淑さんは、平安北道泰川郡で生まれた。あまりにも生活は貧しく、母親は家族を捨てて逃げ出した。父親は日本人が経営する金鉱山で働いていたが、日本人の現場監督からひどい暴行を受けて死亡。金さんと弟の二人が残された。その時一〇歳だった金さんは、地主の三番目の妾の家で働くことになった。「水瓶を割ってしまった時など激しい叱責を受けました。夜明けから夜空に星が輝くまで私の涙は乾くことがなかったんです」。

 こうした苦しい生活を続けていた時に、心ひかれる話がきた。

 「一三歳の時、やって来た日本人の巡査に

『ここでそんな苦労をせず、お金の稼げる所へ行こう。おいしい物を食べ、きれいな服も着られるよ』

と言われたんです。

 この巡査に連れて行かれたのは瀋陽です。そこには日本兵がいっぱいいて、巡査は私を『ナカムラ』という名の将校に引き渡しました。私はだまされたんです」

 「慰安所」が谷間に建っていて、高さ五メートルほどの塀で囲われていた。建物は木造平屋で、三〇ほどの部屋が通路の両側に並んでいるという構造だった。途切れることなく金さんの話は続く。

 「その日の夜に私の部屋へやって来た『ナカムラ』は、私を押し倒して覆いかぶさってきました。だけど私が若すぎて欲望を満たせなかったため、私の性器をナイフで切り開いたんです。私は気を失いました」。

「 将校に殺されそうになったこともある。「カネムラ」という将校に従わなかった金さんは、

「言うことを聞かないと肝を取り出して食べるぞ」

と脅された。その言葉にひるまず将校を力一杯に突き飛ばしたところ、日本刀で胸を切りつけられたのだ。「傷を見てください!」と金さんは私に言うやいなや、チマチョゴリを脱いで上半身裸になった。

 胸から腹にかけて、縦に二〇センチほどの鮮明な傷痕がある。かなり深い傷だったようだ。金さんは、全身に残る他の傷も次々と説明する。肩と尻には短刀で突き刺されたいくつもの傷痕、右足の膝には兵隊に軍靴で何度も蹴られて骨が折れた痕が残っている。

 「一日に二〇〜三〇人の兵隊の相手をさせられました。妊娠したために腹を切り裂かれたり、軍犬にかまれたりして、ここの女性たちが次々と殺されて行くようすを見ました」

と金さんは叫ぶように語った。〜(中略)〜


 ○彼の性欲を満たすためには私はあまりに幼かったのです。しばらくしてそれに気がついた「ナカムラ」は刀を取り出し、私の陰部に刀を差し込みました。その瞬間、私は「ぎゃあ!」と悲鳴を上げて気を失ってしまいました。

 ○するとその軍人はかんかんに怒り、私の髪を掴んで部屋の床に打ちつけ、靴で全身を蹴り、私の足を踏みつけました。全身にあざができて、私は気を失ってしまいました。そのとき、奴の乱暴で足の骨が折れたのですが、まともな治療も受けられなかったため元に戻らず、結局、障害者になってしまいました。

 ○日本兵は、私が反抗すると「朝鮮人のくせに帝国の将校を冒涜するのか」とどなり、「日本軍人を慰安できない者は殺してもいい。私の言うことを聞かないとおまえの肝を取り出して食べてしまうぞ」と脅かしました。

 ○野蛮な日本軍人は「慰安婦」たちが苦しむ姿を見て快楽を覚えたのか、「慰安婦」たちを裸にしては刀で刺したり、噛みついたり、火のついたたばこを押し付けるなど、さまざまな残虐なことをしました。

 ○日本兵は「慰安婦」が妊娠すると、容赦なく殺しました。そのような女性の中に、ボンニョという女性がいました。

ある日、日本兵は「慰安婦」たちをみな庭に集合させ、みんなの見ている前でボンニョを木に吊るし、軍刀で彼女の腹を切り裂いたのです。そして、出てきた腸や胎児をめった切りにして、私たちの首に掛けたのです。

 ○そうして、五年の年月が過ぎました。非人間的な虐待や病魔、栄養失調のため、初めの頃は二〇人余りいた「慰安婦」は、五年のあいだに大勢亡くなり、残ったのは数人だけでした。


 この「慰安所」には、金さんが連行されて行った時には二五人の女性がいた。その中には中国人と白人が一人ずついて、他は朝鮮人だった。その鼻が高い白人とは言葉が通じなかった。この場所が中国東北地方ということを考えるとロシア人だろう。

 部隊の中には何人からの朝鮮人軍属がいた。一九四五年三月、金さんはその中の金・サングクさんと死を覚悟してここを脱出。その時点で、「慰安所」で生き残っていた女性はわずか五人だった。
http://sikoken.blog.shinobi.jp/Entry/27/


▲△▽▼

従軍慰安婦強制連行 _ 吉田清治の話はやっぱり事実だった

経済ジャーナリスト・今田真人「従軍慰安婦・吉田証言否定論を検証するページ」
http://masato555.justhpbs.jp/newpage113.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/706.html#c37

[リバイバル3] 朝鮮人が反日になった理由 中川隆
38. 中川隆[-13074] koaQ7Jey 2019年1月11日 21:06:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

今田真人「従軍慰安婦・吉田証言否定論を検証するページ」_ 吉田清治の話はやっぱり事実だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/132.html

従軍慰安婦問題で詐欺師 西岡力と櫻井よしこが流した悪質な嘘とデマ
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/133.html

吉田清治が詐欺師だというデマを広めた秦郁彦は歴史学会では誰にも相手にされない、資料改竄・捏造の常習犯だった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/136.html

従軍慰安婦は売春婦として認可されない 13才、14才から働き始めているので売春婦では有り得ない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/137.html


▲△▽▼


日本は多民族国家で

縄文系日本人と弥生系日本人は温かく優しいが社会の底辺層

日本の支配層になった朝鮮からの渡来人は残虐で極悪非道

なんですね。戦争中に滅茶苦茶やったのは朝鮮からの渡来系日本人でしょう。

____


弥生人は長江から来たが、極少数ですぐに縄文人の嫁を貰って混血した

縄文人も弥生人も二重瞼

一重瞼の朝鮮人は弥生後期から昭和まで連続して日本に移民して来た:


大阪鶴橋に済州島住民が多い理由 仁徳天皇が渡来人歓迎
http://www.thutmosev.com/archives/78516496.html


●日本人Y-DNAハプログループ比率 (2013 徳島大 佐藤等 サンプル数2390)

D1b--32% : 縄文人、漢民族と混血していなければ二重瞼

O1b2-32%(旧表記O2b): 長江の稲作民・弥生人、漢民族と混血していなければ二重瞼

O2---20%(旧表記O3) : 漢民族、縄文人・長江の稲作民・弥生人と混血していなければ一重瞼

C2----6% : 縄文人、漢民族と混血していなければ二重瞼

C1----5% : 縄文人、漢民族と混血していなければ二重瞼

O1b1--1%(旧表記O2a): 長江の稲作民・弥生人、漢民族と混血していなければ二重瞼

O1a---1% : 長江の稲作民・弥生人、漢民族と混血していなければ二重瞼

N1----1%

D1a,Q1--1%未満

▲△▽▼

詳細は

天皇一族の様な一重瞼・奥二重瞼は華北に居た漢民族にしかみられない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/103.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/706.html#c38

[近代史02] 間違いなく日本の朝鮮統治は全てが悪 中川隆
31. 中川隆[-13073] koaQ7Jey 2019年1月11日 21:07:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

日本は多民族国家で

縄文系日本人と弥生系日本人は温かく優しいが社会の底辺層

日本の支配層になった朝鮮からの渡来人は残虐で極悪非道

なんですね。戦争中に滅茶苦茶やったのは朝鮮からの渡来系日本人でしょう。

____


弥生人は長江から来たが、極少数ですぐに縄文人の嫁を貰って混血した

縄文人も弥生人も二重瞼

一重瞼の朝鮮人は弥生後期から昭和まで連続して日本に移民して来た:


大阪鶴橋に済州島住民が多い理由 仁徳天皇が渡来人歓迎
http://www.thutmosev.com/archives/78516496.html

●日本人Y-DNAハプログループ比率 (2013 徳島大 佐藤等 サンプル数2390)

D1b--32% : 縄文人、漢民族と混血していなければ二重瞼

O1b2-32%(旧表記O2b): 長江の稲作民・弥生人、漢民族と混血していなければ二重瞼

O2---20%(旧表記O3) : 漢民族、縄文人・長江の稲作民・弥生人と混血していなければ一重瞼

C2----6% : 縄文人、漢民族と混血していなければ二重瞼

C1----5% : 縄文人、漢民族と混血していなければ二重瞼

O1b1--1%(旧表記O2a): 長江の稲作民・弥生人、漢民族と混血していなければ二重瞼

O1a---1% : 長江の稲作民・弥生人、漢民族と混血していなければ二重瞼

N1----1%

D1a,Q1--1%未満


▲△▽▼


詳細は

天皇一族の様な一重瞼・奥二重瞼は華北に居た漢民族にしかみられない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/103.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/392.html#c31

[昼休み54] 中国企業が欧米や日本の最先端技術を手に入れる手口 中川隆
54. 中川隆[-13072] koaQ7Jey 2019年1月11日 21:25:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

ポーランド当局、ファーウェイ幹部を逮捕 スパイ容疑
1/11(金) 19:36配信 産経新聞

 【ベルリン=宮下日出男】ポーランド情報当局は11日、同国に対するスパイ活動を行っていた疑いで、中国人1人とポーランド人1人を逮捕したと明らかにした。ポーランドの国営テレビによると、中国人は中国通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」の現地支店の幹部で、当局は2人が中国情報機関のために活動していたとみている。

 現地の報道によると、逮捕されたポーランド人はかつて同国の情報機関に所属しており、最近はポーランドの通信会社に勤務していた。同国当局はすでに華為事務所や通信会社などに対する家宅捜索を実施し、関連の文書や電子データなどを押収した。

 同国の規定では、有罪の場合、最大10年の禁錮を科せられる。ロイター通信によると、ポーランド人が勤務していた通信会社のオレンジは11日、家宅捜索を認めた上、捜査に協力する方針を示した。

 華為をめぐっては、機密情報漏洩(ろうえい)の懸念から米国が製品の政府調達を禁止し、昨年12月には米国の要請を受けたカナダが孟(もう)晩舟(ばんしゅう)副会長兼最高財務責任者(CFO)を逮捕。欧州でも、欧州連合(EU)欧州委員会やチェコのサイバー当局が華為製品の使用が治安上の脅威となると表明するなど警戒が強まっている。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/283.html#c54

[昼休み54] 日本の中枢は既に在日朝鮮人に乗っ取られている 中川隆
12. 中川隆[-13071] koaQ7Jey 2019年1月11日 22:23:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

日本は多民族国家で

縄文系日本人と弥生系日本人は温かく優しいが社会の底辺層

日本の支配層になった朝鮮からの渡来人は冷酷で極悪非道

なんですね。

____


弥生人は長江から来たが、極少数ですぐに縄文人の嫁を貰って混血した

縄文人も弥生人も二重瞼

一重瞼の朝鮮人は弥生後期から昭和まで連続して日本に移民して来た

朝鮮人移民が日本に大量に入って来たのも、日本の中枢を在日が支配したのも日韓併合以降ではないのです:

大阪鶴橋に済州島住民が多い理由 仁徳天皇が渡来人歓迎
http://www.thutmosev.com/archives/78516496.html

●日本人Y-DNAハプログループ比率 (2013 徳島大 佐藤等 サンプル数2390)

D1b--32% : 縄文人、漢民族と混血していなければ二重瞼

O1b2-32%(旧表記O2b): 長江の稲作民・弥生人、漢民族と混血していなければ二重瞼

O2---20%(旧表記O3) : 漢民族、縄文人・長江の稲作民・弥生人と混血していなければ一重瞼

C2----6% : 縄文人、漢民族と混血していなければ二重瞼

C1----5% : 縄文人、漢民族と混血していなければ二重瞼

O1b1--1%(旧表記O2a): 長江の稲作民・弥生人、漢民族と混血していなければ二重瞼

O1a---1% : 長江の稲作民・弥生人、漢民族と混血していなければ二重瞼

N1----1%

D1a,Q1--1%未満


▲△▽▼


詳細は

天皇一族の様な一重瞼・奥二重瞼は華北に居た漢民族にしかみられない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/103.html

被差別同和部落の起源 _ 朝鮮からの渡来人が先住の縄文人・弥生人をエタ地域に隔離した
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/113.html


http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/232.html#c12

[近代史02] 間違いなく日本の朝鮮統治は全てが悪 中川隆
32. 2019年1月11日 22:48:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

朝鮮からの渡来人は冷酷で極悪非道だった

在日の日本人への拷問 2016-01-18 17:25:43 | 日記

北九州監禁事件では


大便排泄を1日1回に限定し

全裸のままトイレに座らせることなく、がに股で排便させてそれを観察した

勝手に漏らした場合、大便は口で食わせた

言うことを聞かなければ通電といって性器に電極を取り付け電機拷問を行った

一瞬で皮膚が熱傷で破れ脳まで衝撃が来て記憶を失うほどの拷問であったそうだ


朝鮮民族はこういうことを好むのである

ゆえに、監禁されれば飲尿食糞を余儀なくされ、監禁された日本人は
拷問されながら大小便を食べるという地獄の監禁拷問生活をおくる羽目になります


朝鮮人が残酷なのは当然で大陸の人は日本人とは文化背景が違います

チンギスハーンの拷問好きは有名ですし、中国も拷問文化でした朝鮮人の李氏朝鮮もそうです。よって在日に監禁されると大変なことになります


殴る蹴るの基本的なものから、

タバコの火を押し当てる、

ハンダコテで体中焼く、

尿道にマッチ入れて火をつける、

在日が起こした北九州監禁事件のように電撃を与える

大小便を食べさせる


など拷問の種類には事欠きません


女性であれば、激しく輪姦・撮影されたあげく、

全身にピアスを通され

穴という穴は拡張され、


在日が起こした女子コンクリ事件では

鉄アレイを膣と肛門にいれ蹴飛ばしていた有様です


在日を日本人と同じと思ってはいけません、農耕民族と大陸の殺戮民族では文化が違うのです


かわいい娘がいるとこうなります

全裸首輪で性奴隷家畜便器として完全監禁

少しでも反抗したらタバコの火を押し当てたりしていうことを聞かせます

何回も犯されてガバガバになり腕が入るまで広がりきります

尻の穴もそうなります、

栗には太いピアスがされるでしょう

SMビデオやスカトロビデオ撮影もあるでしょう、

厳しい拷問生活で かわいい娘は大便と小便を喜んで四つん這いのまま食べるようになります

こうして肉便器になり、最後は利用価値がなくなったらスナッフビデオといって
拷問して殺すところを撮影してお金にしますので、それからドラム缶でコンクリ詰めにします


【尼崎大量殺人】角田美代子4【コンク李ドラム缶死体】


角田美代子

これだけの凶悪事件を起こした重大犯罪人にしては、こいつの過去が一つも晒されていない。

犯人が日本人の場合は、親戚、何十年も前の同級生、会社関係、全てを晒して追及するハズ。

主犯格に韓国籍の李正則がいることから在日犯罪である事は間違いない。
報道機関、特にテレビメディアは印象操作や犯人隠避の罪で放送免許を剥奪するべき。


民事不介入を盾に見て見ぬ振りをしてきた警察もだらしないけど
所謂『被差別者』に対して強行な捜査をすると、人権派やマスコミがうるさいんだよね
こういう事件が発生するようなシステムが着々と作り上げられてきた


日本人なら微罪でも逮捕するのに、ZやBなら殺人などの重罪でも野放しって
なんかおかしくない?

この国は異常だと思う。


自分が住む部屋でよく殺すよなあ
その辺の神経がやっぱり日本人じゃないって感じ


一部報道では、女性親族が

「女の私からは言えないような猥褻な格好をさせられていた」

と言っていたな。


北九州監禁事件でも、松永太が、嫁の母親や、妹を 嫁の父や、妹の旦那の前で犯して、そのときに、

「私は、松永の性奴隷です。松永のチンポが欲しくてたまりません」

と何回も言わせていたらしいからな。

親族同士の暴力、性行為というのは、マインドコントロールの常套手段なんだろう。


尼崎のコンクリート殺人で捕まってだいぶたってるのに主犯の情報がほとんどでてこない

いつもなら犯人の過去を喜んで暴くマスゴミに在日か同和団体から圧力がかかってるのだろう

もう法律で本当の国籍、本名で報道するようにしないといけないな


☆在日につかまったら若い娘は、舌をかんで自殺するしかないのですね。
http://blog.goo.ne.jp/kimutamako1212/e/96a6656d746c7425de9a2d31c0b09e19


北九州一家監禁殺人事件では、松永太が、嫁の母親や、妹を 嫁の父や、妹の旦那の前で犯して、そのときに、

「私は、松永の性奴隷です。松永のチンポが欲しくてたまりません」

と何回も言わせていたらしい。

親族同士の暴力、性行為というのは、マインドコントロールの常套手段なんだろう。
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/ms/1350881970/


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/392.html#c32

[リバイバル3] 朝鮮人が反日になった理由 中川隆
39. 中川隆[-13070] koaQ7Jey 2019年1月11日 22:48:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]


朝鮮からの渡来人は冷酷で極悪非道だった

在日の日本人への拷問 2016-01-18 17:25:43 | 日記

北九州監禁事件では


大便排泄を1日1回に限定し

全裸のままトイレに座らせることなく、がに股で排便させてそれを観察した

勝手に漏らした場合、大便は口で食わせた

言うことを聞かなければ通電といって性器に電極を取り付け電機拷問を行った

一瞬で皮膚が熱傷で破れ脳まで衝撃が来て記憶を失うほどの拷問であったそうだ


朝鮮民族はこういうことを好むのである

ゆえに、監禁されれば飲尿食糞を余儀なくされ、監禁された日本人は
拷問されながら大小便を食べるという地獄の監禁拷問生活をおくる羽目になります


朝鮮人が残酷なのは当然で大陸の人は日本人とは文化背景が違います

チンギスハーンの拷問好きは有名ですし、中国も拷問文化でした朝鮮人の李氏朝鮮もそうです。よって在日に監禁されると大変なことになります


殴る蹴るの基本的なものから、

タバコの火を押し当てる、

ハンダコテで体中焼く、

尿道にマッチ入れて火をつける、

在日が起こした北九州監禁事件のように電撃を与える

大小便を食べさせる


など拷問の種類には事欠きません


女性であれば、激しく輪姦・撮影されたあげく、

全身にピアスを通され

穴という穴は拡張され、


在日が起こした女子コンクリ事件では

鉄アレイを膣と肛門にいれ蹴飛ばしていた有様です


在日を日本人と同じと思ってはいけません、農耕民族と大陸の殺戮民族では文化が違うのです


かわいい娘がいるとこうなります

全裸首輪で性奴隷家畜便器として完全監禁

少しでも反抗したらタバコの火を押し当てたりしていうことを聞かせます

何回も犯されてガバガバになり腕が入るまで広がりきります

尻の穴もそうなります、

栗には太いピアスがされるでしょう

SMビデオやスカトロビデオ撮影もあるでしょう、

厳しい拷問生活で かわいい娘は大便と小便を喜んで四つん這いのまま食べるようになります

こうして肉便器になり、最後は利用価値がなくなったらスナッフビデオといって
拷問して殺すところを撮影してお金にしますので、それからドラム缶でコンクリ詰めにします


【尼崎大量殺人】角田美代子4【コンク李ドラム缶死体】


角田美代子

これだけの凶悪事件を起こした重大犯罪人にしては、こいつの過去が一つも晒されていない。

犯人が日本人の場合は、親戚、何十年も前の同級生、会社関係、全てを晒して追及するハズ。

主犯格に韓国籍の李正則がいることから在日犯罪である事は間違いない。
報道機関、特にテレビメディアは印象操作や犯人隠避の罪で放送免許を剥奪するべき。


民事不介入を盾に見て見ぬ振りをしてきた警察もだらしないけど
所謂『被差別者』に対して強行な捜査をすると、人権派やマスコミがうるさいんだよね
こういう事件が発生するようなシステムが着々と作り上げられてきた


日本人なら微罪でも逮捕するのに、ZやBなら殺人などの重罪でも野放しって
なんかおかしくない?

この国は異常だと思う。


自分が住む部屋でよく殺すよなあ
その辺の神経がやっぱり日本人じゃないって感じ


一部報道では、女性親族が

「女の私からは言えないような猥褻な格好をさせられていた」

と言っていたな。


北九州監禁事件でも、松永太が、嫁の母親や、妹を 嫁の父や、妹の旦那の前で犯して、そのときに、

「私は、松永の性奴隷です。松永のチンポが欲しくてたまりません」

と何回も言わせていたらしいからな。

親族同士の暴力、性行為というのは、マインドコントロールの常套手段なんだろう。


尼崎のコンクリート殺人で捕まってだいぶたってるのに主犯の情報がほとんどでてこない

いつもなら犯人の過去を喜んで暴くマスゴミに在日か同和団体から圧力がかかってるのだろう

もう法律で本当の国籍、本名で報道するようにしないといけないな


☆在日につかまったら若い娘は、舌をかんで自殺するしかないのですね。
http://blog.goo.ne.jp/kimutamako1212/e/96a6656d746c7425de9a2d31c0b09e19


北九州一家監禁殺人事件では、松永太が、嫁の母親や、妹を 嫁の父や、妹の旦那の前で犯して、そのときに、

「私は、松永の性奴隷です。松永のチンポが欲しくてたまりません」

と何回も言わせていたらしい。

親族同士の暴力、性行為というのは、マインドコントロールの常套手段なんだろう。
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/ms/1350881970/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/706.html#c39

[近代史02] 間違いなく日本の朝鮮統治は全てが悪 中川隆
33. 中川隆[-13069] koaQ7Jey 2019年1月12日 08:00:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

戦前・戦中の軍隊・官僚の上層部、政治家、資産家、貴族、皇族は全員朝鮮からの渡来系日本人だった

南京大虐殺や慰安婦強制連行をやらせたのも朝鮮からの渡来系日本人という事になります。

在日朝鮮人は戦後 GHQの分断統治政策で日本の中枢を支配する様になりましたが、実は戦前・戦中もその前も日本の支配階級は一貫して朝鮮からの渡来人だったのです。


昔の朝鮮からの渡来系日本人は農耕民(弥生人)ではありません.

朝鮮からの渡来人は元々韓国ソウルの近くに住んでいた百済の支配階級の一員で漢民族です。

最初は弥生時代後期に北九州伊都国に植民市を作って日本と朝鮮との交易で稼いでいたのですが、弥生時代末期に天孫降臨と呼ばれる征服戦争で瀬戸内、畿内の縄文・弥生人を征服・支配したのです。

朝鮮からの渡来人はその後も引っ切り無しに朝鮮から日本に移住してきて、畿内は殆ど朝鮮からの渡来人に乗っ取れ、先住民はエタ部落に押し込められ現在まで被差別同和部落民として社会の底辺の生活をしています。


詳細は


大阪鶴橋に済州島住民が多い理由 仁徳天皇が渡来人歓迎
http://www.thutmosev.com/archives/78516496.html

日本人と日本古来の文化を滅ぼそうとしているクリスチャンでグローバリストの天皇一族 _ 天皇は何人で何処から来たのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/102.html

天皇一族の様な一重瞼・奥二重瞼は華北に居た漢民族にしかみられない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/103.html

天皇家の中国鏡を神体とする太陽信仰と天孫降臨
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/104.html

日本を支配する漢民族は収奪と悪徳の限りを尽くした
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/850.html


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/392.html#c33

[リバイバル3] 朝鮮人が反日になった理由 中川隆
40. 中川隆[-13068] koaQ7Jey 2019年1月12日 08:01:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

戦前・戦中の軍隊・官僚の上層部、政治家、資産家、貴族、皇族は全員朝鮮からの渡来系日本人だった

南京大虐殺や慰安婦強制連行をやらせたのも朝鮮からの渡来系日本人という事になります。

在日朝鮮人は戦後 GHQの分断統治政策で日本の中枢を支配する様になりましたが、実は戦前・戦中もその前も日本の支配階級は一貫して朝鮮からの渡来人だったのです。


昔の朝鮮からの渡来系日本人は農耕民(弥生人)ではありません.

朝鮮からの渡来人は元々韓国ソウルの近くに住んでいた百済の支配階級の一員で漢民族です。

最初は弥生時代後期に北九州伊都国に植民市を作って日本と朝鮮との交易で稼いでいたのですが、弥生時代末期に天孫降臨と呼ばれる征服戦争で瀬戸内、畿内の縄文・弥生人を征服・支配したのです。

朝鮮からの渡来人はその後も引っ切り無しに朝鮮から日本に移住してきて、畿内は殆ど朝鮮からの渡来人に乗っ取れ、先住民はエタ部落に押し込められ現在まで被差別同和部落民として社会の底辺の生活をしています。


詳細は


大阪鶴橋に済州島住民が多い理由 仁徳天皇が渡来人歓迎
http://www.thutmosev.com/archives/78516496.html

日本人と日本古来の文化を滅ぼそうとしているクリスチャンでグローバリストの天皇一族 _ 天皇は何人で何処から来たのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/102.html

天皇一族の様な一重瞼・奥二重瞼は華北に居た漢民族にしかみられない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/103.html

天皇家の中国鏡を神体とする太陽信仰と天孫降臨
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/104.html

日本を支配する漢民族は収奪と悪徳の限りを尽くした
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/850.html

日本の中枢は既に在日朝鮮人に乗っ取られている
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/232.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/706.html#c40

[近代史02] 間違いなく日本の朝鮮統治は全てが悪 中川隆
34. 中川隆[-13067] koaQ7Jey 2019年1月12日 08:02:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

日本の中枢は既に在日朝鮮人に乗っ取られている
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/232.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/392.html#c34
[近代史02] 間違いなく日本の朝鮮統治は全てが悪 中川隆
35. 中川隆[-13066] koaQ7Jey 2019年1月12日 08:06:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

被差別同和部落の起源 _ 朝鮮からの渡来人が先住の縄文人・弥生人をエタ地域に隔離した
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/113.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/392.html#c35
[リバイバル3] 朝鮮人が反日になった理由 中川隆
41. 中川隆[-13065] koaQ7Jey 2019年1月12日 08:06:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

被差別同和部落の起源 _ 朝鮮からの渡来人が先住の縄文人・弥生人をエタ地域に隔離した
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/113.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/706.html#c41
[お知らせ・管理21] 2019年01月 削除依頼・投稿制限・等管理スレ。突然投稿できなくなった方も見てください。 管理人さん
37. 中川隆[-13064] koaQ7Jey 2019年1月12日 08:15:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
阿修羅で工作員だと確定してるのは、中国工作員の赤かぶだけだよ
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/544.html#c37
[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
229. 中川隆[-13063] koaQ7Jey 2019年1月12日 08:34:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
北朝鮮は「国全体が監獄」と国連の人権調査!
https://85280384.at.webry.info/201901/article_115.html

2019/01/11 22:34 半歩前へ

▼北朝鮮は「国全体が監獄」と国連の人権調査!

 韓国で北朝鮮からの脱北者らと面会し、北朝鮮の国全体が監獄問題に関する情報を収集した国連のキンタナ特別報告者は11日、ソウルで記者会見し、北朝鮮には政治犯収容所が存在したままで一般市民が厳しい統制を受けており「国全体が監獄だと聞いた」と述べた。3月の国連人権理事会で報告書を公表する予定。  (以上 共同通信)

***********************

 日本のマスコミが北朝鮮の招かれて撮った動画がテレビで流れる。知らないだろうが、あれはすべて「北朝鮮が許可した」ものだけだ。

 首都、ピョンヤンの広場で着飾って踊っているのはすべてヤラセである。外国メディアが撮影するための「儀式」だと、覚えておいた方がいい。

 それより何より、首都に住めるのは外交官のほかは外国からのビジネスマン、共産党(北朝鮮では朝鮮労働党と呼ぶ)や政府の関係者に限られている。

 北朝鮮は徹底した階級社会。共産党幹部を頂点に何段階にも階層が細かく細分化されている。私は階層分布図というものを見せてもらったことがある。かなり分厚い資料だった。

 北朝鮮を訪れた日本メディア。通訳と称して日本語が堪能な公安関係者が日本人報道関係者に1人づつ密着する。勝手な行動は許されないのである。言葉遣いは丁寧だが、滞在中は四六時中監視されている。

 下手に許可なく撮影したらたちまち「スパイ」の嫌疑をかけられひどい目に遭う。日本と同じに考えたら大間違いだ。

 それほど北朝鮮は監視社会なのである。いつ密告されるか分からない。人民は毎日ビクビクしながら生きている。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c229

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
134. 中川隆[-13062] koaQ7Jey 2019年1月12日 08:34:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

北朝鮮は「国全体が監獄」と国連の人権調査!
https://85280384.at.webry.info/201901/article_115.html

2019/01/11 22:34 半歩前へ

▼北朝鮮は「国全体が監獄」と国連の人権調査!

 韓国で北朝鮮からの脱北者らと面会し、北朝鮮の国全体が監獄問題に関する情報を収集した国連のキンタナ特別報告者は11日、ソウルで記者会見し、北朝鮮には政治犯収容所が存在したままで一般市民が厳しい統制を受けており「国全体が監獄だと聞いた」と述べた。3月の国連人権理事会で報告書を公表する予定。  (以上 共同通信)

***********************

 日本のマスコミが北朝鮮の招かれて撮った動画がテレビで流れる。知らないだろうが、あれはすべて「北朝鮮が許可した」ものだけだ。

 首都、ピョンヤンの広場で着飾って踊っているのはすべてヤラセである。外国メディアが撮影するための「儀式」だと、覚えておいた方がいい。

 それより何より、首都に住めるのは外交官のほかは外国からのビジネスマン、共産党(北朝鮮では朝鮮労働党と呼ぶ)や政府の関係者に限られている。

 北朝鮮は徹底した階級社会。共産党幹部を頂点に何段階にも階層が細かく細分化されている。私は階層分布図というものを見せてもらったことがある。かなり分厚い資料だった。

 北朝鮮を訪れた日本メディア。通訳と称して日本語が堪能な公安関係者が日本人報道関係者に1人づつ密着する。勝手な行動は許されないのである。言葉遣いは丁寧だが、滞在中は四六時中監視されている。

 下手に許可なく撮影したらたちまち「スパイ」の嫌疑をかけられひどい目に遭う。日本と同じに考えたら大間違いだ。

 それほど北朝鮮は監視社会なのである。いつ密告されるか分からない。人民は毎日ビクビクしながら生きている。


http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c134

[リバイバル3] ケーブル(電線)の世界 中川隆
67. 中川隆[-13061] koaQ7Jey 2019年1月12日 08:58:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

「音楽&オーディオ」の小部屋 2019年01月01日

純銀製SPケーブル


DAコンバーターからプリアンプ、あるいはプリアンプからパワーアンプに繋ぐコード類(RCAコード)、次にパワーアンプからスピーカに繋ぐコード(SPコード)などはその線材の種類によって音質が変わることはよく知られています。

しかし、コード類がもたらす効果についてはあまりにも安易なところがあり、邪道のような気がしてこれまであまり興味がなかったのですが、つい最近オーディオ仲間が海外から取り寄せたという「定価47万円の銀線コード」(アメリカ製)を持参してくれましたので聴いてみたところ驚くべき効果がありました。

ヴァイオリンの音色が「まるで濡れたように聴こえる」のです。

これは素晴らしい!

これに関しては次回以降で述べてみましょう。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0cbbc3cc1d1feb64d69d46dcfc86b533

魅惑の「オーディオ実験」〜純銀製SPケーブル〜 2019年01月07日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec750452941438c3cebedf413a733107


元旦(2019年)に投稿した「今年の音楽&オーディオの展望」のアクセス数がいまだに落ちない。通常は投稿して2日も経てばガクッと減って見る影もなくなるのだが・・・。

「お米」の評価は「炊いてすぐよりも冷めた時に定まる。」というが、ブログもそうかもしれないなあ(笑)。

いずれにしても、きっと読者の興味を惹くことが書かれていたに違いない。もしかして「純銀製のSPケーブル」のことかな・・・。

やっと遅ればせながら「純銀製のSPケーブル」について記録しておきましょう。

昨年末のこと、「仕事中なのでゆっくり試聴できませんが」と、慌ただしくお見えになりすぐに去っていかれたオーディオ仲間のYさんが置いていかれたのが新品の「純銀製のSPケーブル〜2m〜」だった。

「100時間ほどエージングが必要とのことですが、試聴してみてください。」

      

左側が容れてあった箱で、右側が現物(片チャンネル分だけ撮影)。

アメリカからわざわざ取り寄せたというもので定価47万円を年末セールで2割引きで手に入れられたとのこと。おっと、「2割引き」は言わずもがなかな(笑)。

「へえ〜、ケーブルにそんなに大枚のお金をつぎ込むなんて世の中にはもの好きがいるもんだねえ。」と、本心を押し隠して(笑)、試聴してみると驚いた。

中高音域に独特の艶というのか「あでやかさ」が出てきて、ことにヴァイオリンの音色が瑞々しくて振るいつきたくなるほど色気がある。

こんなに音が良くなるのなら「同じものを絶対買わねばと」思ったほどだが、1週間以上経った今日においてはやや衝撃が和らいできて「もっと安ければ購入するんだが」と、諦念に変わっていった(笑)。

そもそもアンプの出力端子からSPユニットの端子までがすべて銀線コードで統一できればいいのだが、SPユニットの端子(半田付け)から箱に付属したSPターミナルまでは銅の単線を使っているので単に部分的な効果に過ぎないことも一つの理由だ。

逆に言えば、部分的な接続にもかかわらず純銀製ケーブルの効果があったことを認めざるを得ないのも事実。

我が家のSPケーブルについてはこれまでは安物の「銅の単線」(直径0.8mm)を使っており、ついぞ不満を感じなかったものの、今回の純銀線ケーブルによって大いにショックを受けてしまった。

SPケーブルの効果恐るべし!

そこで少しジタバタ騒いでみることにした(笑)。

まずは10年以上も前に購入した「PADのSPケーブル」二組(計8本)を倉庫から引っ張り出した。

当時は結構な「お値段」だったんですよ〜。

このSPケーブルは端子が「Yラグ」になっているので、改造前のウェストミンスターに使っていたのだが、改造後はすっかり縁がなくなりずっと使わずじまいだった。

今回の件でスパっと閃いたねえ!

「Yラグをバナナプラグに換えてくれませんか。」と、真空管工房を開設されているKさん(大分市)に泣きついた。

現物を持ち込んで検分してもらったところ(2日)、「うん、何とかできそうですね。バナナプラグは常備していますから大丈夫です。」

そして、3日後の5日(土)に完了報告を受けて取りに行った。理想的な見事な出来栄えだった。完成品が次の画像。

   

今どきには珍しいプラス線、マイナス線の各1本づつで、これで片チャンネル分だが、見るからに線が太いでしょう!まるで蛇がとぐろを巻いているみたい。

何も線が太いから性能がいいとは限らないが、さっそく自宅で試聴してみた。スピーカーはグッドマンの「トライアクショム」だったが、アッと驚くほどの変わりようで情報量が段違いだし音の粒立ちも見事だった。何よりも音が瑞々しい。

従来の銅の単線(0.8mm)をはるかに凌駕しており、純銀製ケーブルにも負けず劣らずの勢いでまったくうれしい悲鳴(笑)。予想だにしない見事な復活だった。

実を言うと2ペア分のケーブル(8本)だったので1ペア分(4本)はオークションに出そうと思っていたが「こんなにいい音がするケーブルを出すのはもったいない。当面、使う当てはないが持っておくことにしよう。」とアッサリ心変わりして出さないことにした。

それに、まったく縁もゆかりもない赤の他人が「さしたる苦労」もせずにこのケーブルで「いい音」を出すのが癪に障るのも理由の一つ(笑)。

しかし、このいかにも「狭〜い料簡」が後になって功を奏するとは、その時はまったく知る由もなかった。

さて、もう一つ忘れてはならないのが「純銀線」へのこだわりだ。

オークションで物色したところ恰好の獲物が見つかった。

「KIMBER KABLE 8AG 純銀線 スピーカーケーブル 2.0mペア」。

    

ネット画像がこれだが、定価47万円の純銀線ケーブルに比べると月とスッポンほどのお値段の開きがあったが(笑)、これも無事ゲットした(5日に落札)。

さあ、これでいよいよPADのケーブルとの一騎打ちの始まり始まり〜。

と、ここまで書いたところで、本日(7日)現在まだ現物が到着していないので続きは次回へと持ち越し〜。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec750452941438c3cebedf413a733107

魅惑のオーディオ実験〜盲点だったSPケーブル〜 2019年01月12日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/eecbf12acc5aa26175abaddab81d7636


新年早々から「嬉しさ半分、口惜しさ半分」といったところかなあ。いきなりの話だが、何しろSPケーブルのことである。

通常、オーディオに対するイメージといえば音響を大きく左右する部屋の形状は別として、まずはスピーカーであり、次にアンプが来て最後に前段機器の出番というところだろう。

これらに比べると各機器を接続するケーブル類は「異質=異端者」のような気がしてこれまでほとんど無関心だった。

なぜなら細かい「工夫の余地」があまり無いし、高級品ともなると法外なお値段で贅沢趣味のイメージが付いて回るから。

ところが、オーディオ仲間が持参した「純銀製SPケーブル」の音に腰を抜かさんばかりに驚いたのが昨年末のこと。

それからはいつものように「のぼせもん」(博多弁)になって、まっしぐら(笑)。

否応なく開眼させてくれたオーディオ仲間には心から感謝している。

10年以上も倉庫に直し込んでいた「PURIST AUDIO DESIGN」(PAD)のSPケーブルがバナナプラグへの変更によって見事に蘇ったのだ。

  

何しろ低音域の力強さに驚いた。ずっと以前のこと、購入先のショップの担当が「PADは何と言っても低音の迫力です。」と言ってたが、そのとおり。それかといって、中高音域の独特の艶にも背筋がゾクゾクっと来るほどでまったく不満なし。

こればかりは実際に聴いてもらわないと実感できそうもないのがもどかしい(笑)。

自分で言うのも何だが、真空管アンプもスピーカーもかなりのハイレベルにあったところ、その能力の発揮を阻害していたのがほかならぬこれまでのSPケーブル(銅の単線)だったということになるのだろう。

逆に言えば、マイナス要素を最小限に食い止めるのが良いケーブルとしての役割かもしれない。

こんな優れものをよくもまあ10年以上も倉庫の中にほったらかしにて「馬鹿だなあ」と「口惜しさ半分」で自分の頭を小突いてやった(笑)。

それにしても「Yラグ端子」から「バナナプラグ端子」への交換作業を快く引き受けていただいたオーディオ仲間のKさん(大分市)には感謝の言葉しかない。

Kさんは現在真空管アンプ工房を開設されており、50年近いベテランだが、そのKさんにまたもや「あつかましい」お願いをした。

「我が家にはウェストミンスター用としてJBLのネットワークを使っていますがSP端子が実に貧弱なものが付いています。これをしっかりしたSPターミナルに交換できませんかね。するともう一組余ったPADのケーブルが使えるようになります。別府方面に来る用事がありましたら寄っていただけるとありがたいです。」

下記の画像がその見るからに古色蒼然としたJBLのネットワークだがご覧のようにまことに貧弱なSP端子が付いている。これらをすべて「ちゃんとしたターミナル」に変えようという算段である。
   
  

スペース的にみてちょっと無理かもしれないが「ダメでもともと」の話である。

とにかく一組余った「PADのSPケーブル」(4本)を使いたい一心で思いついたアイデアである。 

ところが、とても親切なKさんのこと、翌日になってわざわざお見えになっていただいたのでさっそく現物を検分してもらった。

「ああ、これなら出来そうですよ。以前にも取り扱ったことがあります。2日もあれば十分でしょう。」と持ち帰っていただいた。

あなうれし!

そして翌々日の9日(水)のこと、「完成したので持っていきます。」

   

見事な仕上がりで、これでバナナプラグ同士の抜き差しができる!

さっそく、PADのSPケーブルをパワーアンプ端子からネットワークの「INPUT端子」に繋いで試聴に移った。

パワーアンプは相性のいいPX25シングルにしてみた。スピーカーはもちろん「ウェストミンスター」(改)。

   

我が家に限ってのことだろうが、どうもJBL「175」だけだと高音不足を感じてしまうのでJBL「075」ツィーターをマイカコンデンサー(0.075μF×2)でローカットして繋いでいる。

ポイントは「175」をムンドルフの無抵抗コイル(0.15mh:画像の赤バンド)でハイカットしていることで、これがあるのとないのとではかなりの違いがある。

KさんともどもCD盤を数枚聴いてみたが、以前よりも音の密度というのか粒子が細かくなって音響空間が凄く豊かになっている。

これは素晴らしい!

何よりも「費用 対 効果」が抜群なのがビンボー人にはありがたい。

今年は幸先のいいスタートでメチャ運が良さそうだが「好事魔多し」という言葉もあるので用心しなくっちゃ〜(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/eecbf12acc5aa26175abaddab81d7636

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c67

[近代史3] 勝又壽良 _ 中国・朝鮮ヘイトでグローバリズム礼賛のアホ経済評論家 中川隆
5. 中川隆[-13060] koaQ7Jey 2019年1月12日 09:28:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
勝又壽良がまたド素人丸出しの見当外れの事書いてたからコメントしといたけど、削除されるかな?

日本、「円高」今年はそろそろ1ドル=100円説「その影響は?」
勝又壽良のワールドビュー 2019年01月12日

円高基調に転じてすでに6年3ヶ月目を迎えている。安倍第二期政権が発足する2ヶ月前からだ。これだけ長期の円安基調が続いているのは、日本のマイナス金利で米国との金利差が拡大していることが上げられている。

実際は、米国の利上げで日米金利差が拡大しているにもかかわらず、じりじりと円高方向に動き始めている。こうなると、金利差を無視する動きが為替相場に出ているわけで、海外から「今年は円高」という声が、現実味を帯び始めてきた。

   


為替相場を動かす要因として、次の点が指摘されている。

1.テクニカル要因

2.投機要因

3.ファンダメンタルズ要因

日々の為替相場の動きは、ほとんど金利などの景気指標のファンダメンタルズ要因に左右されるが、長期的にはテクニカル要因も無視できない。為替需給の均衡点を表わしているからだ。その均衡点は、購買力平価である。

1985年のプラザ合意以降の円=ドル相場の実勢を見ると、日米両国の企業物価・輸出物価から計算された購買力平価(1ドル=100円)の動きと非常に相関度が高いと指摘されている。その時々の円=ドル相場は乖離して変動するが、長期的に見ると日米購買力平価に収斂している。

こういう長期的な円=ドル相場の流れの中で見ると、ファンダメンタルズ要因を強調し過ぎても正しい為替相場の動きを予測できないことになろう。投機要因も加味しなければならなくなるのだ。


『ブルームバーグ』(1月11日付)は、「今年こそ1ドル100円か無理な水準ではないとの見方も」と題する記事を掲載した。

(1)「円は2019年、衝撃のスタートを切った。年末年始の連休中のフラッシュクラッシュ的な動きでドルに対して短時間に4%近く上昇した。ファンドマネジャーらは1ドル=100円まで円高が進む可能性を受け入れつつある。ジャナス・ヘンダーソン・インベスターズのマネーマネジャー、ライアン・マイアーバーグ氏は『世界の成長が減速し、米金融当局が利下げをし、ボラティリティーが高まる。そんな環境になれば、円はファンダメンタル的には割安なので、1ドル=100円の水準も無理なものには思われない』と述べた。

年初の隙間をつくような突然の円高であった。これまでの円安相場修正への前兆のような動きであったが、国際的には1ドル=100円を無理な相場でないという認識が出ていることに注目すべきだ。購買力平価の100円に接近する相場であれば、円高でも円安でもない適温相場水準と言える。

(2)「ドイツ銀行は円が年内に1ドル=100円に達するとの見通しを示した。ジョージ・サラベロス氏らストラテジストはリポートで、『フラッシュクラッシュ的な動きは薄れたが、円高の原動力はそれだけではないと考える』とし、『日本人投資家の行動の構造的シフト』が今年の円を支えると予想した。このほか、ラッセル・インベストメンツとクレディ・アグリコルは20年に1ドル=100円に達するとみている」

ドイツ銀行は、年内に100円相場があり得ると見ている。その背景には、日本の投資家がすでに円高に備えた投資行動を取っていることを上げている。「渡辺夫人」と言えば、日本の為替投資家の代名詞だ。この渡辺夫人の出動が、為替相場の一大「投機集団」と見られて注目されている。円高への投機要因が、日本国内にある。そういう意味で、為替相場を動かす要因2で上げた投機要因がテコとなりそうだ。

株式市場では、円高=企業業績悪化=株安というパターンである。確かに、国内からの輸出にはブレーキとなるが、日本経済全体にとっては、円高による交易条件の改善効果がある。ただ、円高で輸入物価が下落することで消費者物価が頭打ちとなり、日銀の物価目標2%がさらに遠くなるというジレンマを抱える。

このように、円高のもたらす悲喜こもごもの情景はあるが、日銀は金利政策のターゲットを物価目標2%に置かない兆候を見せている。すでに、米国のFRB(連邦準備制度理事会)の金利政策は、中立金利(自然金利=均衡金利=潜在成長率)に置かれていることが明言されている。日本もこれに倣う様子が窺えるのだ。日本の中立金利は、0.8〜1%程度(潜在成長率)と推測されている。日本もこのような状況になれば、無理に1ドル=100円に向けた円相場を阻止する必要はない。静観すれば良い。ここでさらに、金利政策に小細工することをやるべきでないだろう。

日本では、円高になって輸出が減るとしても、経常黒字には大きな影響が出ない構造的な変化が起っている。2017年度の国際収支速報では、経常収支の黒字は21兆7362億円と、前年度より3.4%増えて過去3番目の水準になった。4年連続で黒字は拡大した。最大の要因は、第1次所得収支の伸びである。企業が海外子会社から得る配当金などを示す2017年度の第1次所得収支では、海外子会社による稼ぎを示す直接投資収益は前年度から1割増え、8兆9459億円だった。かつては貿易黒字が稼ぎ頭だった。今は海外の直接投資収益が、経常黒字額の4割を占めるまでになっている。国内でモノを作って輸出する形態から、海外への投資で稼ぐ姿に変わりつつある。この変化こそ、日本の国際収支構造が高度化した証拠である。

為替相場の動向は、重要であることは事実としても、円高=株安という点だけで受け止めるべき時期を過ぎた。


コメント

1 中川隆:円安は金利とは関係ないです 2019年01月12日 09:24 id:yMs1T.fC0

アベノミクスで円安になったのは

日本の銀行が日本国債を日銀に売って得た円をドルに替えてアメリカ国債を買ったからですよ

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/142.html#c5

[昼休み53] 風俗嬢「涙の極貧物語」 中川隆
37. 中川隆[-13059] koaQ7Jey 2019年1月12日 09:46:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]


先日、私は歌舞伎町でひとりの女性に会った。冷たい風が吹きすさむ中で、じっと売春する相手を探している女性だった。しかし、彼女は途中で怖気づき「やっぱり止めます」と言った。

後でいろいろ考えてみたのだが、彼女はネットカフェの住民だったのではないかと私は思ったのだった。その理由は記事の中で書いた。(ブラックアジア:ストリート売春をしていた女性が「やっぱり止めます」と震えて言った)

歌舞伎町を注意深く歩いている人間は誰もが気づくはずだ。その日本最大の歓楽街には、あちこちにネットカフェが林立している。

そして、そこにホームレス寸前の若い女性が大量に居着いていて、彼女たちの少なからずが売春をしていたり、風俗の仕事についていたりする。

さらに、激安デリヘルの待機場もまたネットカフェになっている。激安デリヘルで働く女性にはネットカフェ暮らしの女性もいるのだから、業者は待機場を用意する必要がない。

____

日本でホームレスが減っているのを単純に喜んではいけない理由とは?2019.01.

日本では1990年のバブル崩壊以後に企業が不良債権を抱えて身動きが取れなくなり、1990年代後半から求人を極度に減らし、非正規雇用をじわじわと増やす動きを加速させていた。

これを加速させたのが小泉政権なのだが、この時期にまともな仕事に就けない若年層が爆発的に増えていき、それが「格差問題」として認識されるようになった。

本来であれば、無収入の彼らは家賃すらも払えないので住所を失うところだったのだが、そんな彼らを親が自分の家に住まわせて養ったので、彼らはかろうじて路頭に迷う状況をまぬがれた。

親に頼れない若年層は、かろうじて見つかった日雇いの仕事を転々としながらネットカフェで生活するようになっている。

しかし、仕事が見つからない時はどうするのか。そんな時、彼らはマクドナルドで100円のコーヒーだけを注文してそこで寝るか、もしくは公園のベンチや駅の片隅や高速道路の下や河川敷のようなところで夜を過ごす。

まさに、ホームレスである。しかし、彼らは仕事が見つかればネットカフェに戻っていくので、「一時的ホームレス」であって「長期間ホームレス」ではない。そのため、なかなか行政に補足できないという点がある。(鈴木傾城)

貧困層は増えたがホームレスは減った

厚生労働省によって行われているホームレス調査によると、ホームレスはどんどん減っている。

2007年の調査では、厚生労働省の職員の目視でカウントされたホームレスは1万8564人だった。これが2017年には5534人にまで減少している。ざっと見ても、約70%もの減少だ。

格差がどんどん開き、日本人全体が収入が減り、貧困層が増えているのだが、あからさまなホームレス自体は減っている。これは、体感としても東京都や大阪府に住む人々には感じるかもしれない。

かつて大都市の地下通路は、ホームレスのねぐらになっていた。ところが、現在ではこういったホームレスは非常に徹底した追い出しが行われている。

それでも、地下通路に集まって段ボールで寝ているホームレスの姿もあるのだが、その姿は以前とは比べものにならないほど減ったことを感じるはずだ。

都市公園や河川で寝ているホームレスも「憩いの場を不法占拠している」という理由で追い出されている。しかし、追い出されたら、ホームレスは自立に向けて立ち上がっていったのだろうか。

いや、そうではない。自治体の職員は、こうしたホームレスを今、片っ端から「緊急一時宿泊場」や「ホームレス自立支援センター」に押し込んでいる。そのため、統計に記録されないようになっている。

さらに、かつてのドヤ街であった東京の山谷、横浜の寿町、そして大阪のあいりん地区のようなところでもホームレスが減っているのだが、なぜなのか。

それは彼らが豊かになったのではなくて、実は貧困ビジネスが定着したからである。

ホームレスを「メシの種」にする

今の日本では、ホームレスを「メシの種」にする貧困ビジネスが横行するようになっている。

ホームレスを無理やりドヤに収容し、彼らに生活保護を受けさせる。ドヤに住まわせる代わりに、その生活保護費のほぼすべてを毟り取る。このようなビジネスがスタンダードになったのだ。

2014年以後、私は東京の「山谷地区」、大阪の「あいりん地区」、横浜の「寿町」と言ったドヤ街を繰り返し訪れているのだが、どのドヤ街も宿泊施設をよく見れば、そういった貧困ビジネスを手がける宿が林立していることに気づいた。

昨今の生活保護受給者の増加は、もはや半分以上が高齢者になっているのだが、この中には高齢ホームレスを無理やりドヤに詰め込んで生活保護を略奪する貧困ビジネスがドヤ街を席巻していたのだ。

現代はホームレスでさえ金儲けの手段にされていて、骨までしゃぶられている。何のことはない、かつて路上で寝ていたホームレスは、カネのために貧困ビジネスをする業者が引き取っていたのである。

これらの業者はホームレスが餓死しない程度に生活保護受給金からわずかな金額だけを与えて、残りは自分たちのものにする。ドヤのひとつの部屋に押し込めるだけ押し込んでコストを削減し、どんどん頭数を増やして儲ける。

ホームレスはそういったところに吸収されて、数を減らしていた。

ホームレスが減ったという厚生労働省の統計をそのまま「良いことだ」と思ってはいけないのは、こうした「あこぎな貧困ビジネス」の結果としてホームレスが減少している事情が、いっさい考慮されていないからだ。

「日本は豊かだからホームレスが減っているのだ」と言っているアナリストもいた。あまりにも無邪気だ。アンダーグラウンドの恐ろしさを分かっていない。ホームレスが減っているのは、生活保護というシステムを食い物にしている業者がいるからなのである。


厚生労働省の統計が正確になる時

先日、私は歌舞伎町でひとりの女性に会った。冷たい風が吹きすさむ中で、じっと売春する相手を探している女性だった。しかし、彼女は途中で怖気づき「やっぱり止めます」と言った。

後でいろいろ考えてみたのだが、彼女はネットカフェの住民だったのではないかと私は思ったのだった。その理由は記事の中で書いた。(ブラックアジア:ストリート売春をしていた女性が「やっぱり止めます」と震えて言った)

歌舞伎町を注意深く歩いている人間は誰もが気づくはずだ。その日本最大の歓楽街には、あちこちにネットカフェが林立している。

そして、そこにホームレス寸前の若い女性が大量に居着いていて、彼女たちの少なからずが売春をしていたり、風俗の仕事についていたりする。

さらに、激安デリヘルの待機場もまたネットカフェになっている。激安デリヘルで働く女性にはネットカフェ暮らしの女性もいるのだから、業者は待機場を用意する必要がない。

このネットカフェには、日雇いで暮らしている男たちもまた大量に住み着いているのだが、彼らもまた繁華街のど真ん中でホームレスになるかならないかの瀬戸際のところで生きている。

地代の高い歓楽街でネットカフェの経営が成り立ち、しかもそれが林立していることから「ホームレスになる一歩手前で踏みとどまっている人間」がいかに多いのかを私たちは気づくべきだ。

極貧の若年層は、今やみんなネットカフェという「特殊な寝泊まり場所」を転々としている。

彼らは今でこそ「若年層」という括りだが、すでに30代を超えている人も多いわけで、年齢がいけばいくほど綱渡りが厳しくなって、どうにもならなくなっていく。

彼らもまた、将来の「生活保護予備軍」である。いずれ貧困ビジネスに絡み取られて、確実に生活保護費を搾取されることになる。

こうした状況を俯瞰すると、日本のホームレスが減っているのは「生活保護というシステムが今はまだ機能しているから」ということに気づくはずだ。

もし日本政府が膨れ上がる社会保障費に悲鳴を上げて、食い物にされている生活保護費から貧困ビジネスを排除するようになったらどうなるのか。

あるいは生活保護というシステムが根幹から破綻したりすると、私たちは何を見ることになるのか。信じられないほどのホームレスが街に溢れるのを見ることになる。ホームレスで溢れかえることになる。

よく世界を見て欲しい。生活保護というシステムが成り立っていない国は、ホームレスだらけではないか。日本も生活保護が破綻したら当然そのようになる。皮肉なことだが、その時こそ厚生労働省のホームレス調査の統計は正確になる。(written by 鈴木傾城)

厚生労働省によって行われているホームレス調査によると、ホームレスはどんどん減っている。2007年の調査では、厚生労働省の職員の目視でカウントされたホームレスは1万8564人だった。これが2017年には5534人にまで減少している。
https://blackasia.net/?p=10891
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/286.html#c37

[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
273. 中川隆[-13058] koaQ7Jey 2019年1月12日 09:53:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

韓国、「噓で固める」レーダー照射の証拠付合わせ拒否する「韓国軍」2019年01月12日

   
今回の韓国駆逐艦のレーダー照射問題は、韓国人の本質に関わる問題である。国際問題でも平気で噓を言うとしたら、信用失墜も甚だしいのだ。この裏には、根深い「反日」がある。韓国政府のすべてが、日本に対して何をしても許されるという思い上がりがあることを証明したのも同然だ。10日の文大統領による日本に対する高姿勢な態度は、日韓関係を改善する意向が全くないことを示している。この姿勢が、韓国政府全体を支配しているようだ。

韓国大統領府の秘書官の6割は、元学生運動家出身である。火炎瓶を投げつけるなど、派手な闘争をやってきた連中である。いわゆる「86世代」の50歳台だ。彼らが、学生時代を過ごした1980年代は、朝鮮半島が南北に分断された責任を、すべて日本と米国に帰させる風潮が強かった時期である。彼らは、当時の雰囲気をそのまま、現在まで持ち続けているグループである。その集団が、そっくり大統領府へ移ったので、「反日」は確信犯的な行動と言える。韓国に革新政権が続く限り、この「86世代」が大統領府に居残るはずだ。

日韓関係の改善は、革新政権が続く限り不可能と見るべきである。ただ、日本にも「チャンス」はある。革新政権が続くかぎり、経済政策で失敗して韓国経済が「再起不能」に陥る懸念が極めて大きいことだ。そうなれば否が応でも、日本に頼らざるを得なくなる。日本は、「十年一剣を磨く」という心情で、機会がくるのを待つのだ。


『日本経済新聞 電子版』(1月11日付)は、「韓国レーダー照射問題、長期化の兆し、米国静観」と題する記事を掲載した。

(1)「2018年12月20日に海自機がレーダー照射を受けてから3週間が経過した。自民党内などで韓国への不満が高まっている。レーダー問題を巡る主な論点は(1)レーダー照射の有無(2)哨戒機の飛行方法(3)哨戒機からの呼びかけ――の3つだ。日本政府は火器管制レーダー特有の電波を複数回照射されたのを確認したとの立場。韓国側は『カメラで追尾しただけで電波は出していない』と言い張る」

韓国海軍の対応を見ていると、「子どもの喧嘩」の言い分と同じである。最初は、北朝鮮の遭難船捜索のためにレーダー照射していた、としていた。それが今度は、照射していなかったに変っている。自衛隊哨戒機の低空飛行を問題にしているが、米軍の元パイロットによる映像分析では、何ら問題はない(テレビ朝日)と太鼓判を押している。ともかく、「ああ言えば、こう言う」で責任逃れに終始している。その上、日本に謝罪を求めるという「盗人に追い銭」の状態だ。

(2)「哨戒機の飛行に関しては、韓国側は哨戒機が駆逐艦上空を低空で飛ぶ『特異な行動』を取ったと主張し謝罪を求め、日本側は否定している。哨戒機が3つの周波数帯を使い呼びかけたことについても、韓国側は『雑音がひどく聞こえなかった』と言い返す。昨年12月末に防衛省が哨戒機の撮影した映像を公表し、韓国の主張は揺らいだ。今月4日に韓国側が反論の動画を公開した。防衛省は4日に統合幕僚監部から米国のインド太平洋軍に状況を報告した。米側は韓国にあきれているとされるが、仲裁には慎重だ」

防衛省は、ハワイのインド太平洋軍に状況を報告したが、呆れていたという。韓国軍の信頼を落とす事件だ。ただ、米軍は日韓の間に立っての仲裁には慎重という。それぞれの同盟軍だけに、立入たくないのだろう。

(3)「日本政府がカードとして残すのはレーダーの電波情報の提示だ。電波の情報と韓国側の艦艇のデータを照合すれば決定的な証拠になる。防衛省が昨年12月下旬の韓国側とのテレビ電話による協議でデータの交換を提案したものの、韓国側は拒否したという」

日本は、韓国に対してレーダーの電波情報を出し合って照合する案を出したが、韓国の拒否にあっている。自らの誤りが証明されるからだ。ここまで来ると、もはや何を言っても無駄という感じがする。「これが韓国人の正体か」という絶望的な気持ちで後味の悪い話になってきた。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14937590.html


http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c273

[昼休み54] 中国企業が欧米や日本の最先端技術を手に入れる手口 中川隆
55. 中川隆[-13057] koaQ7Jey 2019年1月12日 10:36:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

中国サイバー攻撃、巧妙化…ミサイル情報も盗む
1/12(土) 7:10配信 読売新聞


 【ワシントン=大木聖馬】中国による米政府機関や米軍、民間企業に対するサイバー攻撃の手口が巧妙化している。大量の個人情報を集めてビッグデータの解析を行っているほか、サイバーセキュリティーの弱い企業を標的にするケースもある。米国の安全保障に関する情報も狙われており、米政府は摘発を強化している。

■作戦

 米司法省は昨年12月、「APT10」と呼ばれる中国のハッカーグループに所属していた2人を起訴した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどによると、APT10は、情報通信機器などの運用・管理を企業や政府の代わりに行う事業者「マネージド・サービス・プロバイダー」(MSP)を標的に、「クラウドホッパー」という作戦名の攻撃を長期間にわたって実行してきたという。

 起訴状によると、APT10は遅くとも2014年から、複数のマルウェア(悪意あるプログラム)を世界中のMSPのコンピューターに仕掛け、少なくとも12か国で企業や金融などの情報を不正に取得していた。ローゼンスタイン司法副長官は、「MSPにアクセスすれば、(企業の)競合相手を有利にする機密情報を盗むことができる。重大な事案だ」と危機感を示した。

■個人情報

 米ホテル大手マリオット・インターナショナルは昨年11月、傘下のホテルの予約システムがハッカー攻撃を受け、最大約5億人の利用者の個人情報が流出した可能性があると発表した。この問題については、中国の情報機関にあたる国家安全省が関与したサイバー攻撃との見方が強まっている。

 米政府や米軍関係者は、マリオット系列のホテルを利用することが多い。米国の専門家は米紙ニューヨーク・タイムズに対し、国家安全省が米国のスパイを識別するために大量の個人情報を集めている可能性を指摘した。

■脆弱

 政府や軍と取引のある企業も標的となっている。

 ウォール・ストリート・ジャーナルによると、この1年間で、米海軍の請負業者や下請け業者らが中国のハッカー集団によるサイバー攻撃を多数受け、極超音速対艦ミサイルなど最先端兵器の技術情報が盗まれた。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6309870
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/283.html#c55

[近代史3] 勝又壽良 _ 中国・朝鮮ヘイトでグローバリズム礼賛のアホ経済評論家 中川隆
6. 中川隆[-13056] koaQ7Jey 2019年1月12日 14:34:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
>>5 の続き


2 勝又壽良 2019年01月12日 12:57 id:RCi4F4Ky0

そういう解釈は、現象面を見ているだけで、その底にある構造要因に無関心なだけでしょう。私とは、視点が異なります。


4 円安は金利とは関係ないです 2019年01月12日 14:32 id:yMs1T.fC0
>>2
>そういう解釈は、現象面を見ているだけで、その底にある構造要因に無関心なだけでしょう。私とは、視点が異なります。


アベノミクスで円安になった構造要因というのは
アメリカが金融緩和を止めるので日銀に肩代わりさせたという事ですね
それで日本の銀行にアメリカ国債を買わせてアメリカの景気と米株の値段を維持させたのですね。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/142.html#c6

[昼休み54] 高利貸 中国が低開発国の資産を乗っ取る手口 中川隆
21. 中川隆[-13055] koaQ7Jey 2019年1月12日 15:22:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

中国、「一帯一路」汚職まみれの思いつき計画で破綻する運命 2019年01月12日


習近平氏が、旗を振ってきた「一帯一路」プロジェクトは、壮大な計画でなく汚職まみれの性格を浮き彫りにしている。この計画を始めた理由は、国内の過剰生産に陥っていた鉄鋼やセメントの販売先確保と、当時の外貨準備高が4兆ドル接近という高水準にあったことにある。

中国は、「第二のマーシャルプラン」という触れ込みであった。米国が、第二次世界大戦で荒廃した欧州の復興を支援すべく始めた「マーシャルプラン」になぞらえたもの。だが、実態はマーシャルプランとはほど遠く、中国の利益確保を最優先する「まやかしもの」であった。前述のような汚職や、相手国を債務漬けにして担保を取り上げるという「国際高利貸し」とでも言うべき事実が暴露されている。

「一帯一路」は不採算工事が圧倒的である。中国が貸し付けた資金が返済されないために、中国の外貨資金繰りが悪化している。相手国を籠絡するために始めた「一帯一路」が、皮肉にも中国を苦しめる事態を招いている。こうした資金的な行き詰まりによって、日本へ「一帯一路」参加を求めてきた。日本は、「一帯一路」の杜撰な内容を熟知しているので、この名称を使わず「第三国市場協力」という曖昧なものにした。しかも、日本独自の基準で融資すると宣言。「一帯一路」と切り離した。


『ブルームバーグ』(1月12日付)は、「深謀遠謀というより大混乱の一帯一路」と題する記コラムを掲載した。

(1)「壮大なインフラ整備のビジョンか、それとも不正資金の温床か。中国が進める広域経済圏構想『一帯一路』の実像は何なのだろうか。マレーシア政界を巻き込む汚職事件の舞台となった政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)を巡り、中国高官が救済に手を貸すとマレーシア側に2016年に申し出ていたと米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。マレーシア側は見返りとして一帯一路に絡んで中国に鉄道・パイプライン事業の権益をオファーしたという」

マレーシアの「1MDB」は、国際的な汚職事件として米国司法も捜査対象にするほどの規模になっている。中国が、この「1MDB」救済名目で「一帯一路」計画を持ちかけたと報道された。この一件こそ、「一帯一路」の政治的な策略を鮮明にしている。

(2)「これが本当なら、一帯一路と1MDBスキャンダルとのつながりをこれまでで最も明確に示すことになる。習近平国家主席肝いりの外交政策である一帯一路は、欧米の投資家が二の足を踏む新興アジアおよびアフリカでのインフラ事業に巨額の資金を投じるという野心的な計画だというのが一般的な認識だ。アングルを変えれば、マキャベリズム的な世界戦略とも考えられる。スリランカのハンバントタ港湾事業のケースに見られるように新興国の政府を『債務のわな』に陥れ、対中債務を抱えた国を網羅し、海外で軍事的野心を推し進めるとの見方も可能だ」

中国が、相手国を「融資の罠」に陥れて、目的の担保を手に入れる手法は、マキャベリズム的な世界戦略と指摘している。マキャベリズムとは、政治目的を達成するために、反道徳的な行為も浄化されるという思想だ。そう言えば、中国の行なっている技術窃取、産業スパイ、サイバー攻撃などすべてが反道徳的行為である。中国は、世界覇権を達成する目的の前に、許されると考えているに違いない。


(3)「世界での中国の影響力を高めるための首尾一貫したマスタープラン(基本計画)というより、幾分混乱したブランド戦略あるいはフランチャイズづくりだとの見立てがより正確なようだ。数限りない地方当局者や国有企業がどんなプロジェクトであろうと国家主席からのお墨付きがあると名乗る上で格好の手段になるというわけだ。米戦略国際問題研究所(CSIS)のジョナサン・ヒルマン上級研究員は、昨年の分析報告で『中国政府のグランドデザインに沿ったものとは程遠く、一帯一路のこれまでの活動はばらばらで場当たり的だ』と指摘している」

「一帯一路」の中身を見ると、グランドデザインに沿ったものでなく、場当たり的であると指摘している。となると、マキャベリズムというほどの緻密な計画に基づくものでないことが分る。手法だけが、マキャベリズムということかもしれない。中国は、紛れもなく反道徳国家の烙印が押される。人権弾圧や少数民族浄化がそれだ。

(4)「中国雲南省とミャンマーの港湾を結ぶ石油・ガスパイプラインは稼働後5年してもほとんど使われず、インドネシアではジャカルタとバンドンを結ぶ高速鉄道建設のスケジュールが少なくとも2年遅れており、やっと着工したばかりだ。本来は想定されていなかったナイジェリアやアルゼンチンなどが一帯一路の対象とされる一方で、マレーシアやスリランカに加え、モルディブでも中国に疑念を抱く政権が誕生した。バングラデシュでのダッカとチッタゴンを結ぶ高速鉄道計画のように大風呂敷を広げても、全く掛け声倒れになりそうなプロジェクトの代名詞が一帯一路だということにもなりかねない」

中国雲南省とミャンマーの港湾を結ぶ石油・ガスパイプラインが、完成後5年してもほとんど使われないのはなぜか。超長距離のパイプラインは、その間で膨大な量の石油やガスが未使用の在庫となるので、非経済的であると指摘されている。中国政府の粗略な計画の破綻である。「一帯一路」の本質的な欠陥を象徴しているプロジェクトだ。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14949266.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/281.html#c21

[近代史3] 勝又壽良 _ 中国・朝鮮ヘイトでグローバリズム礼賛のアホ経済評論家 中川隆
7. 中川隆[-13054] koaQ7Jey 2019年1月12日 15:33:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
続き

5 通りすがり 2019年01月12日 14:42 id:pFeXHdvS0

>>4の方
世界中、無数の個人投資家から、名だたる銀行、ヘッジファンドが、
国家の意思と関係なく資産運用(株もそうですし、為替も例外ではありません)を行う、という視点がすっぽ抜けているように思いますが。
金利が高くなった、安くなった、という「構造要因」というのは、水が低きへ流れるかの如くに投資家が大移動を行う、
その結果、円安・円高が進行する、ということですよ。


6 円安は金利とは関係ないです 2019年01月12日 15:31 id:yMs1T.fC0
>>5
金利が高くなった、安くなった、というのは「構造要因」にはなりません。

日本が貿易黒字で沢山儲けたドルを円に換えたので超円高になった

とか

日本の投資資金を、国内が不景気な為に、アメリカに投資したので超円安になった

というのが「構造要因」です。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/142.html#c7

[リバイバル3] 酒を飲むとバカになる 中川隆
33. 中川隆[-13053] koaQ7Jey 2019年1月12日 16:34:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

のどに刺激のある強い酒 飲み続けた人の末路は?
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO35216910R10C18A9000000?channel=DF140920160927

日経Gooday 2018/9/23


ウイスキーやウオッカなどをストレートで飲む人は、チリチリっと焼けるような刺激が“食道を降りていく”感覚が好きな人が多いだろう。だが、この飲み方にはあるリスクが…。(c)Donato Fiorentino-123RF

食道がんは胃がんなどより数は多くないものの、進行すれば手術が難しくなる“怖いがん”だ。この食道がんが、お酒と密接に関係していることをご存じだろうか。さらに、お酒の飲み方やその人の体質によりリスクが大きく変わるというから聞き捨てならない。そこで酒ジャーナリストの葉石かおりが、今回は昭和大学江東豊洲病院消化器センター長・教授の井上晴洋さんに、食道がんと飲酒の関係について聞いた。


◇  ◇  ◇

■スピリッツをストレートで飲み続けた知人は…

アルコール度数の高いウイスキーやウオッカをストレートで飲むと、チリチリっと焼けるような刺激がある。その刺激が“食道を降りていく”感覚は、左党ならほとんどの方が体験済みだと思う。あの何とも言えない刺激が「飲んでるな〜」という感じで、たまらなかったりする。実際、私の周囲の左党にも「ウイスキーはストレートじゃなきゃ」という方が結構な割合で多い。

この飲み方、私ももちろん好きなのだが、食道がんで若くして亡くなった二人の知人を思い出す。

お二人とも“ほぼアルコール依存症”といってもいい飲み方で、カロリーをアルコールで摂取するような生活だった。夕方早くからウイスキーをストレートで飲み、ご家族によると「日にボトル一本空けていた」という。

このお二人、どちらも50代半ばで食道がんとなり、あっという間に他界されてしまった。

いずれも似たようなお酒の飲み方で、同じ食道がんになったことから、高アルコールのお酒をストレートで飲み続けるという飲み方が食道がんにつながったのではないかと私はかねがね疑っていた。

食道がんといえば、世界的指揮者の小澤征爾さんやサザンオールスターズの桑田佳祐さんなどがなったことがニュースなどで報じられている。俳優の岡田眞澄さんなど、食道がんで亡くなった著名人も少なくない。

食道がんは胃がんや肺がんなどに比べると数は多くないというが、著名人が罹患していることをニュースなどで聞くと、自分は大丈夫だろうかと不安に思う。また、食道がんは手術が難しいという話も耳にする。

お酒の飲み方は食道がんと関係あるのだろうか。き、気になる…。

私自身、イタリアンやドイツ料理を食べに行った際、「消化を促す」という言い訳で、グラッパやシュナップスといったアルコール度数の高い蒸留酒を必ずといっていいほど飲んでいる。そしてあの喉が焼ける「チリチリ」がたまらないと思う…。

これは因果関係を解明せねばならない。そこで今回は、消化器内視鏡診断・治療のプロフェッショナルで、食道がんに詳しい昭和大学江東豊洲病院消化器センター長・教授の井上晴洋さんに話を伺った。

■食道がんの最大の原因は「飲酒」だった

先生、食道がんを起こす原因は何なのでしょうか? やはり飲酒が関係しているのでしょうか?

「飲酒をする方の食道がんの罹患リスクは圧倒的に多いですね。日本人が食道がんになる最大の原因はアルコールです」(井上さん)

うわー、力を込めて言い切られてしまった…(涙)。消化器内視鏡診断・治療の専門医として35年のキャリアを持ち、多くの食道がん患者を診てきた井上さん故、その一言の説得力たるや半端ない。

「私は、食道がんで来院されてきた方に、ライフスタイルや食生活、そして飲酒習慣について事細かに話を聞きます。長年、多くの食道がんの患者を診ていますが、共通するのはやはり『飲酒の習慣がある』ということ。私の経験上、食道がんに罹患した方のおおむね95%くらいは飲酒の習慣がある方、残り5%は熱い物を好む人、という傾向があります」(井上さん)

95%!!! 何とそこまで関連性があるとは思わなかった。確かにここまでくれば食道がんの主たる原因は「飲酒」だということは間違いない…。

実際、井上さんによると、食道がんの患者は7〜8割が男性なのだという。「これは仕事の付き合いでお酒を飲む機会が多いことが影響していると考えられます」(井上さん)

以前、大腸がんの記事(「大腸がんのリスク、酒が確実に高める では許容量は?」)でも紹介したが、国立がん研究センターでは、日本人を対象とした、がんと生活習慣との関係を評価している。

最新の研究結果を基に、がんのリスク評価を、部位別にホームページで公開している。このリスク評価では、「データ不十分」⇒「可能性あり」⇒「ほぼ確実」⇒「確実」の順に科学的根拠としての信頼性が高くなる。


https://style.nikkei.com/article/DGXMZO35216910R10C18A9000000?channel=DF140920160927&page=2


国立がん研究センターの「科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究」の「エビデンスの評価」の一部。(国立がん研究センターのホームページより一部抜粋)
この評価で食道がんの項目を見ると、飲酒のリスクは喫煙と並んで「確実」となっている。そして、熱い飲食物が「ほぼ確実」となっている。まさに、井上さんが話した通りだ。

■アルコールや熱い物による「やけど」ががんにつながる

しかし何故、お酒や熱い物を好むと、食道がんに罹患するリスクが高まるのだろう?

「食道がんを誘引する原因は『粘膜のやけど』です。お酒の場合はエタノール(アルコール)によって、粘膜の炎症、つまり“化学的なやけど”が起こっているのです。ウイスキーやウオッカなど高濃度のアルコールをストレートで飲んだ際、喉がチリチリっと焼けるような感じがする。それこそが粘膜の炎症なのです」(井上さん)

「もちろん、一回程度の急性の炎症なら、きちんとリカバリーされ、がんになることはまずありません。しかし、こういった炎症を日々繰り返し、慢性的な炎症になると、細胞組織が再生する過程で遺伝子のコピーミスが起きやすくなり遺伝子が傷つく機会が増え、がんにつながるのです」(井上さん)

「一方、熱い食べ物・飲み物は、高温による粘膜のやけどです。食道が高い頻度で熱い飲み物などにさらされると、慢性的な炎症状態になります。やはりこれががんにつながるのです。湯気が立っている味噌汁、お茶じゃないと飲んだ気がしないという方は注意が必要です」(井上さん)

あの「チリチリ」が粘膜のやけどだったとは。「喉が焼ける〜」なんて、キャッキャッと喜んでいる場合ではない。本当に焼けているのだから…(しかもやけど)。

井上さんによると、胃の粘膜に比べ、食道の粘膜を覆う「扁平上皮(へんぺいじょうひ)」は非常に薄く、エタノールや温度によるやけどを繰り返すことで、扁平上皮のがんを引き起こす要因になるという。

■毎日2合以上飲む人は、飲まない人より4.6倍もリスクが高い

アルコール度数が高いお酒で、食道にやけどが起こり、それが続くと食道がんのリスクが高まることはよく分かった。では、ビールやワインといった食中酒として選ばれる低〜中程度のアルコール度数のお酒をチョイスすればいいのだろうか。

「ビールやワインなどアルコール度数がそこそこのお酒でも、飲み過ぎたらリスクは高くなります。トータルの酒量も問題となるのです。あるビール好きの患者さんに量を聞いてみたら、『一日に10缶くらいですかねえ』という返事がきたこともありました。いくらアルコール度数が低いビールでも大量摂取すれば同じことです」(井上さん)

なるほど。「低アルコールだから、いっぱい飲んでいい」というワケではないのか。国内のコホート研究でも、毎日日本酒換算で2合以上の飲酒習慣がある人は、飲まない人に比べ、食道がんの罹患率リスクが4.6倍高まるという報告も出ている(下のグラフ)。アルコール度数が低いからといって、安心はできないのだ。


https://style.nikkei.com/article/DGXMZO35216910R10C18A9000000?channel=DF140920160927&page=2


国内の多目的コホート研究における飲酒と食道がんリスクの関係。40〜69歳男性約4万5000人を対象に追跡調査したもの。飲酒しないを1とした相対リスク。酒量は1日当たりの日本酒換算量(Cancer Letters. 2009;275:240-246.)

■顔が赤くなる人は要注意!! アルデヒドの影響がここにも

井上さんによると、アルコールによる食道がんリスクについて最も注意しなくてはならない人がいるという。それが「フラッシャー」、つまり飲むと顔が赤くなるタイプの人である。

「実は、食道がんは、お酒をたくさん飲む人より、フラッシャーの人が発症しやすい傾向があるのです」(井上さん)

以前の記事でも解説したが、お酒に強いかどうか(アルコールの耐性)に関わるのがアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)の活性だ。この活性が弱い人は、強い毒性を持つアセトアルデヒドがなかなか分解されずに体内に長く残る。このアセトアルデヒドは発がん性物質で、体内に長く残ると、がんにつながる。

顔が赤くなるフラッシャーの人とは、両親から活性が高い遺伝子と、活性が低い遺伝子をそれぞれ引き継いだタイプで、まったく飲めなくはないが、酒は基本的にあまり強くない。(※詳しくは「お酒で赤くなる人、ならない人 がんのリスクも違う」を参照)

お酒を飲むと顔が赤くなる人は、飲酒による食道がんのリスクが高い。営業的な付き合いが多い人は要注意だ。(c)PaylessImages-123RF

井上さんによると、一番危険なのは、「以前はすぐに顔が赤くなってあまり飲めなかったのに、長年、付き合いなどで酒が鍛えられ、飲めるようになった人」だという。

「長年の飲酒による酵素誘導で、アルコールが飲めるようになっても、遺伝子によって決められたALDH2のタイプは変わりません。つまりアセトアルデヒドに長くさらされることになるわけです。飲めることをいいことに慢性的な飲酒を続けていると、食道がんに罹患するリスクが高くなります」(井上さん)

これを聞いて「ドキッ」とされた方も少なくないだろう。食道がんは「働き盛り」といわれる40〜50代の男性に多い。「元来、お酒には強くないのに、営業的な付き合いが長年続いたことで強くなった」という方はなおさら注意が必要である。

井上さんによると、お酒をまったく飲めない人(ALDH2の活性が低い遺伝子を2つ持っている人)は、お酒を飲めないため食道がんにはあまりならないという。一方、ガンガン飲める酒豪タイプの人(ALDH2の活性が高い遺伝子を2つ持っている人)は、アセトアルデヒドの分解能力が高く、やはり食道がんになることは少ないという。怖いのはフラッシャーの人、特にフラッシャーなのに鍛えて飲めるようになった人だ。

そして、井上さんはこう続ける。

「また、アセトアルデヒドは肝臓で代謝され、血液を介して全身を巡ります。そして唾液にも入ってきます。これは『酒臭い』状態を指します。唾液中のアセトアルデヒド濃度は血中濃度よりも高く、これにより食道の粘膜がアセトアルデヒドの毒性にさらされます。つまり、アルコールによる粘膜やけどとのダブルパンチとなるわけです」(井上さん)

アルコールとアルデヒドのダブルパンチ。考えただけでも喉がヒリつく。「酒臭い」と言われる時、食道がそんな危険にさらされていたなんて…。

■濃い酒注意! 酒量も抑える、休肝日も大事

では、食道がんのリスクを下げるためには、何をどう注意したらよいのだろう?

「まず大前提として、アルコール度数の高いお酒をストレートで飲むのを避けることです。ウイスキーやウオッカのように、アルコール度数が40度以上あるお酒を好んで飲む方は『頸部食道がん』といって、食道の入り口近くにがんができやすい傾向にあります」(井上さん)

とにもかくにも喉が「チリチリ」となるアルコール度数の高いお酒は、最も危険ということである。

そして上述したように、酒量もきちんと抑える必要がある。

「聞き慣れたセリフだと思いますが、まずは酒量のトータル量を見直し、適量(純アルコール換算で20g=日本酒換算で1合)を守ること。ほろ酔い程度でやめておくことです。やけ酒、痛飲はもってのほか。リラックスして、楽しんで飲みましょう」(井上さん)

水分の摂取も重要なポイントだと井上さんは話す。「お酒を飲む際は必ず水を飲むよう心がけてください。水によって、アルコールによる食道への刺激を緩和し、カラダの中のアルコールを希釈することが大事です。また、アルコール摂取により脱水が進みますので、水分を補給する必要があります」(井上さん)

日本酒造組合中央会でも、日本酒や本格焼酎などを飲む際、水を飲むことを推奨している。確かに水をきちんと飲んでいると、トイレの回数が増えるし、翌朝も酒臭いことはまずない。

「また週1回でいいので休肝日を設けることも大切です。24時間、しっかりと肝臓を休ませ、細胞の再生を促しましょう。慢性的にお酒を飲む習慣がある方は、大して飲みたくもないのに『惰性』で飲んでしまうことが多々あります。カラダが欲していない時は無理に飲まずともいいのです」(井上さん)

最近こそなくなったけれど、私も「惰性」で飲んでいた。日が傾き、料理を作りながら無意識に缶ビールをカシュッと開けていたっけ。この惰性飲みをやめ、休肝日を設けるようになってから、すこぶる体調がいいし、血液検査の数値も改善した。やはり細胞、肝臓を休ませることは大切なのだ。

このほか、野菜や果物も意識的にとってほしいと井上さんは話す。

国内のコホート研究でも野菜と果物を多く摂取するほど食道がんのリスクが低いと報告されている(Int J Cancer. 2008;123:1935-1940.)。国立がん研究センターの「がんのリスク・予防要因 評価一覧」でも、野菜や果物の摂取が食道がんのリスクを下げるのは「ほぼ確実」としている。

上記のコホート研究では、キャベツ・大根・小松菜などの十字花科の野菜で統計学的に有意な関連が見られた。これらの野菜には、実験研究などで発がんを抑制するとされるイソチオシアネートという成分を含んでいる。

井上さんは、「抗酸化作用の高い果物なども同時にとるといいでしょう。ただし野菜と果物だけをとるのではなく、たんぱく質や食物繊維などをバランスよく食べるようにしてください」とアドバイスする。

■50歳を過ぎたら、年に一度は内視鏡検査を!

飲酒などの生活習慣を改善すると同時に、必須となるのが、定期的な検査である。井上さんは「年に一度は内視鏡検査を!」と話す。

「食道がんは初期の場合、痛みなどの自覚症状がありません。ですので『無症状であっても、定期的に内視鏡検査を行う』ことが早期発見のカギとなります。粘膜でとどまる早期のがんであれば内視鏡を使っての手術になるので、カラダの負担もさほどありません」(井上さん)

「そのためには、一般の内科や人間ドックなどで、胃の内視鏡検査(上部消化管内視鏡検査)を自主的に受ける必要があります。この検査をすれば、咽頭、食道、胃、十二指腸までをひと通りチェックできます」(井上さん)

内視鏡検査は「おえぇ!」となるので恐れる人も少なくないが、井上さんによると、昔に比べ、今は格段に楽になっているという(実際には病院にもよるそうだが)。井上さんの患者の中には「え、もう終わったんですか?」と話す人もいるのだそうだ。

「食道がんは進行すると、外科的手術となり、患者さんの身体的負担もかなり大きくなります。50歳を過ぎたら人間ドックのオプションなどで、年に一度は内視鏡検査をされることをお勧めします」(井上さん)

外科的手術となると、肋骨の間を切開し、肺や心臓の奥にある食道のがんやリンパ節を切除して、胃を持ち上げて食道とつなぐという大掛かりなものになる。聞いているだけで患者の負担が大きいのが分かる。もし食道がんに罹患しても、初期の段階で見つかるよう、定期的な検査は欠かせないのだ。

私もそうだが、酒好きの人は酒を飲む機会が多いのだから、食道がんのリスクは通常の人より確実に高くなる。内視鏡検査は毎年欠かさず実行するとして、そもそも酒の飲み方を一考すべきだろう。「高濃度のお酒をストレートで飲む時の喉のチリチリした刺激がたまらない」なんて言っていてはダメ。一生長〜く酒を飲み続けるためにも、酒には刺激ではなく、癒やしや楽しさを求めてほしい。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/723.html#c33

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
244. 中川隆[-13052] koaQ7Jey 2019年1月13日 08:33:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

米国、「中国渡航者に警告」中国通信アプリで事件に「巻き込まれる」2019年01月13日
   

中国政府は、昨年から米国籍者の中国渡航に厳重注意をしてきたが、新年に入っても警告を続けている。中国は、カナダでファーウェイ副会長が逮捕(現在、保釈)された報復として、カナダ人二人を拘束している。「人質」という意味だ。

米国政府は、中国政府が「恣意的」に外国人を拘束するケースが多いので、米国籍保有者に中国渡航のリスクを告知しているもの。まだ、被害者は出ていないが、中国政府は何をするか分らない不気味さがある。米カリフォルニア大が、中国渡航者に次のような警告を出している。

『共同通信』(1月12日付)は、「米大学、中国で通信アプリ自粛要請 教授らに警告」と題する記事を掲載した。

(1)「米カリフォルニア大が学術交流などで中国に渡航する教授や学生らに対し、滞在中『ワッツアップ』や中国の『微信(ウェイシン)』などの通信アプリを使わないよう警告するメールを12日までに送っていたことが判明した。やりとりが当局に悪用される恐れがあるためとしている。米CNNテレビなどが報じた。カナダ当局が米国の要請で中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の女性幹部を拘束して以降、米国内で中国による報復に警戒が強まっている実態が改めて浮き彫りになった形」

中国へ渡航する学者や学生が、中国アプリを使用する場合、その通信内容はすべて当局に監視されていると見なければならない。その際、中国を批判するような通信記録があれば、それを理由に拘束され、中国のスパイにさせられる危険が高い。

日本人記者でも、中国の落し穴に引っかけられるリスクがあるので、中国旅行中でも手荷物は手元に置いているという。網棚に上げて居眠りでもしていると、その間に機密資料を鞄に入れられ、それを理由に逮捕・拘留される危険性が高いのだ。要するに、専制国家ゆえに危険な国であることを認識すべきである。


(2)「同大学はロサンゼルス、バークリー、サンフランシスコなどにキャンパスを持つ全米最大規模の研究機関。ほかの大学などでも同様の措置を取っている可能性がある。報道によると、メールは7日、大学のリスク対策部門の担当者が送信。米国務省も3日、中国に渡航する米国民向けの安全情報を更新し、中国当局による『恣意的な法執行』に注意が必要だと警告した」

米国務省は、昨年12月1日、華為技術(ファーウェイ)副会長がカナダで逮捕された問題を受け、中国に渡航する米国民への新たな注意喚起を検討してきた。昨年1月に更新された最新の国務省の海外渡航情報によると、中国の注意レベルは4段階で下から2番目。中国への渡航者は、「恣意的な法の運用や、米・中国の二重国籍者への特別な制限があるため、十分な注意」を求めていた。

米国務省は1月3日、正式に中国への渡航者に安全情報を提供し、同国内での恣意的な取り締まりへの警戒を強めるよう呼びかけた。渡航に伴う危険度の区分は、「普段以上の注意」が必要なレベル2で従来通りとなっている。

日本でも、中国への渡航は要注意である。中国人で日本へ帰化した人の場合は、特に中国でマークされている。日本で教師を務める「某氏」は、帰化しており日本名になっている。中国の親族に会うため中国へ帰ったところ、二度も「中国名」で呼び止められたという。中国渡航情報が、完全に中国側へ漏れているのだ。日本側に、中国へ通報する「協力者」がいるのだ。

中国を批判する投稿やメールを送っている人は、絶対に中国へ行ったら危険である。かく言う私は、最も危険な立場におかれているので、海外旅行を控えている。中国でなくても、どこに「その筋の人間」が隠れているか分らないのだ。中国は、それほど危険な国に堕している。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14959669.html
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c244

[近代史3] 中国は何時から日本でマスコミ工作・ネット工作をしているのか? _ 赤かぶ氏は中国の工作員グループ 中川隆
5. 中川隆[-13051] koaQ7Jey 2019年1月13日 08:34:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

米国、「中国渡航者に警告」中国通信アプリで事件に「巻き込まれる」2019年01月13日
   

中国政府は、昨年から米国籍者の中国渡航に厳重注意をしてきたが、新年に入っても警告を続けている。中国は、カナダでファーウェイ副会長が逮捕(現在、保釈)された報復として、カナダ人二人を拘束している。「人質」という意味だ。

米国政府は、中国政府が「恣意的」に外国人を拘束するケースが多いので、米国籍保有者に中国渡航のリスクを告知しているもの。まだ、被害者は出ていないが、中国政府は何をするか分らない不気味さがある。米カリフォルニア大が、中国渡航者に次のような警告を出している。

『共同通信』(1月12日付)は、「米大学、中国で通信アプリ自粛要請 教授らに警告」と題する記事を掲載した。

(1)「米カリフォルニア大が学術交流などで中国に渡航する教授や学生らに対し、滞在中『ワッツアップ』や中国の『微信(ウェイシン)』などの通信アプリを使わないよう警告するメールを12日までに送っていたことが判明した。やりとりが当局に悪用される恐れがあるためとしている。米CNNテレビなどが報じた。カナダ当局が米国の要請で中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の女性幹部を拘束して以降、米国内で中国による報復に警戒が強まっている実態が改めて浮き彫りになった形」

中国へ渡航する学者や学生が、中国アプリを使用する場合、その通信内容はすべて当局に監視されていると見なければならない。その際、中国を批判するような通信記録があれば、それを理由に拘束され、中国のスパイにさせられる危険が高い。

日本人記者でも、中国の落し穴に引っかけられるリスクがあるので、中国旅行中でも手荷物は手元に置いているという。網棚に上げて居眠りでもしていると、その間に機密資料を鞄に入れられ、それを理由に逮捕・拘留される危険性が高いのだ。要するに、専制国家ゆえに危険な国であることを認識すべきである。


(2)「同大学はロサンゼルス、バークリー、サンフランシスコなどにキャンパスを持つ全米最大規模の研究機関。ほかの大学などでも同様の措置を取っている可能性がある。報道によると、メールは7日、大学のリスク対策部門の担当者が送信。米国務省も3日、中国に渡航する米国民向けの安全情報を更新し、中国当局による『恣意的な法執行』に注意が必要だと警告した」

米国務省は、昨年12月1日、華為技術(ファーウェイ)副会長がカナダで逮捕された問題を受け、中国に渡航する米国民への新たな注意喚起を検討してきた。昨年1月に更新された最新の国務省の海外渡航情報によると、中国の注意レベルは4段階で下から2番目。中国への渡航者は、「恣意的な法の運用や、米・中国の二重国籍者への特別な制限があるため、十分な注意」を求めていた。

米国務省は1月3日、正式に中国への渡航者に安全情報を提供し、同国内での恣意的な取り締まりへの警戒を強めるよう呼びかけた。渡航に伴う危険度の区分は、「普段以上の注意」が必要なレベル2で従来通りとなっている。

日本でも、中国への渡航は要注意である。中国人で日本へ帰化した人の場合は、特に中国でマークされている。日本で教師を務める「某氏」は、帰化しており日本名になっている。中国の親族に会うため中国へ帰ったところ、二度も「中国名」で呼び止められたという。中国渡航情報が、完全に中国側へ漏れているのだ。日本側に、中国へ通報する「協力者」がいるのだ。

中国を批判する投稿やメールを送っている人は、絶対に中国へ行ったら危険である。かく言う私は、最も危険な立場におかれているので、海外旅行を控えている。中国でなくても、どこに「その筋の人間」が隠れているか分らないのだ。中国は、それほど危険な国に堕している。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14959669.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/122.html#c5

[昼休み54] 中国 _ 悪夢の監視社会 中川隆
19. 中川隆[-13050] koaQ7Jey 2019年1月13日 08:34:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

米国、「中国渡航者に警告」中国通信アプリで事件に「巻き込まれる」2019年01月13日
   

中国政府は、昨年から米国籍者の中国渡航に厳重注意をしてきたが、新年に入っても警告を続けている。中国は、カナダでファーウェイ副会長が逮捕(現在、保釈)された報復として、カナダ人二人を拘束している。「人質」という意味だ。

米国政府は、中国政府が「恣意的」に外国人を拘束するケースが多いので、米国籍保有者に中国渡航のリスクを告知しているもの。まだ、被害者は出ていないが、中国政府は何をするか分らない不気味さがある。米カリフォルニア大が、中国渡航者に次のような警告を出している。

『共同通信』(1月12日付)は、「米大学、中国で通信アプリ自粛要請 教授らに警告」と題する記事を掲載した。

(1)「米カリフォルニア大が学術交流などで中国に渡航する教授や学生らに対し、滞在中『ワッツアップ』や中国の『微信(ウェイシン)』などの通信アプリを使わないよう警告するメールを12日までに送っていたことが判明した。やりとりが当局に悪用される恐れがあるためとしている。米CNNテレビなどが報じた。カナダ当局が米国の要請で中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の女性幹部を拘束して以降、米国内で中国による報復に警戒が強まっている実態が改めて浮き彫りになった形」

中国へ渡航する学者や学生が、中国アプリを使用する場合、その通信内容はすべて当局に監視されていると見なければならない。その際、中国を批判するような通信記録があれば、それを理由に拘束され、中国のスパイにさせられる危険が高い。

日本人記者でも、中国の落し穴に引っかけられるリスクがあるので、中国旅行中でも手荷物は手元に置いているという。網棚に上げて居眠りでもしていると、その間に機密資料を鞄に入れられ、それを理由に逮捕・拘留される危険性が高いのだ。要するに、専制国家ゆえに危険な国であることを認識すべきである。


(2)「同大学はロサンゼルス、バークリー、サンフランシスコなどにキャンパスを持つ全米最大規模の研究機関。ほかの大学などでも同様の措置を取っている可能性がある。報道によると、メールは7日、大学のリスク対策部門の担当者が送信。米国務省も3日、中国に渡航する米国民向けの安全情報を更新し、中国当局による『恣意的な法執行』に注意が必要だと警告した」

米国務省は、昨年12月1日、華為技術(ファーウェイ)副会長がカナダで逮捕された問題を受け、中国に渡航する米国民への新たな注意喚起を検討してきた。昨年1月に更新された最新の国務省の海外渡航情報によると、中国の注意レベルは4段階で下から2番目。中国への渡航者は、「恣意的な法の運用や、米・中国の二重国籍者への特別な制限があるため、十分な注意」を求めていた。

米国務省は1月3日、正式に中国への渡航者に安全情報を提供し、同国内での恣意的な取り締まりへの警戒を強めるよう呼びかけた。渡航に伴う危険度の区分は、「普段以上の注意」が必要なレベル2で従来通りとなっている。

日本でも、中国への渡航は要注意である。中国人で日本へ帰化した人の場合は、特に中国でマークされている。日本で教師を務める「某氏」は、帰化しており日本名になっている。中国の親族に会うため中国へ帰ったところ、二度も「中国名」で呼び止められたという。中国渡航情報が、完全に中国側へ漏れているのだ。日本側に、中国へ通報する「協力者」がいるのだ。

中国を批判する投稿やメールを送っている人は、絶対に中国へ行ったら危険である。かく言う私は、最も危険な立場におかれているので、海外旅行を控えている。中国でなくても、どこに「その筋の人間」が隠れているか分らないのだ。中国は、それほど危険な国に堕している。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14959669.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/181.html#c19

[昼休み54] 中国企業が欧米や日本の最先端技術を手に入れる手口 中川隆
56. 中川隆[-13049] koaQ7Jey 2019年1月13日 09:56:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

経団連を標的、中国人ハッカー集団 ウイルスは2年潜伏
1/13(日) 8:00配信 朝日新聞デジタル

中国のハッカー集団「APT10」の関与が疑われるサイバー攻撃被害が発覚した、経団連


 経団連が被害を受けた不正アクセス事件に、米司法省が「中国の国家安全省と関連している」と断定した中国人ハッカー集団「APT10」が関与していた疑いがあることが、朝日新聞社の取材で分かった。経団連に仕掛けられたウイルスの種類や外部通信先が、ハッカー集団を追跡している英国政府機関などの調査結果と一致した。

【写真】中国人ハッカー集団「APT10」と経団連への不正アクセスの構図

 米司法省は昨年12月、APT10に所属する中国人2人が、2006年から米国にある45以上の企業や研究所などから大量の情報を盗み取ったとして訴追した。さらに日本など12カ国以上のネットワークに侵入し、「中国の国家安全省と協力している」として中国の「国家ぐるみ」のハッキングと断定した。日本政府もこれを受け、APT10による攻撃を批判する談話を出したが、国内の被害の詳細は公表されておらず、攻撃対象が明らかになるのは初めて。

 米司法省による訴追のきっかけの一つとなったのは、英国防関連企業のBAEシステムズ、コンサルティング大手PwCが英国立サイバーセキュリティーセンターと協力してまとめた調査。17年4月に公表された報告書では、14年以降、計15カ国でAPT10による被害が確認されたとして、使用されていたウイルスや外部の通信先も明示した。

 一方、日本の経団連が被害を受けた事件は16年11月に公表された。朝日新聞が入手した内部資料によると、日中間の経済協力を担当する部署が狙われ、14年7月に外部から届いたメールを開いた職員のパソコンがウイルスに感染。それから2年以上にわたり、パソコンやサーバーに感染を広げながら潜伏していた。サーバーに保管されていた、日本政府とのやりとりに関するファイルなどにウイルスがアクセスした痕跡があったが、情報が実際に盗まれたかどうかは、特定に至らなかった。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/283.html#c56

[近代史3] 勝又壽良 _ 中国・朝鮮ヘイトでグローバリズム礼賛のアホ経済評論家 中川隆
8. 中川隆[-13048] koaQ7Jey 2019年1月13日 11:35:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

朝鮮ヘイトのアホに真実を教えてやったけど怒るかな?

韓国、「気楽」文氏は会見で成長・革新50回使うが「政策変更なし」2019年01月13日


文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、国民生活に責任を持たない主義のように見える。昨年と今年で最低賃金を約30%も引き上げ、それが韓国経済にどのような負の衝撃を与えているか。とんと、関心を持たないようだ。ただ、言葉の上では、それらしきことを述べているが、実際には何らの政策変更もない。ただ、国民に「我慢してくれ」と言うだけ。こういう不思議な為政者が、韓国に現れたのだ

『中央日報』(1月11日付)は、「文大統領新年記者会見、雇用状況は極めて残念、『話す言葉なくなった』」と題する記事を掲載した。一問一答を示す。

(1)「(質問)雇用政府を標ぼうしてスタートしたが、雇用状況が良くない。

(答弁)極めて残念な点だ。話す言葉がなくなった。しかしいくつかプラスの効果もあった。全般的に家計の所得が高まったこと、日雇い労働者の比率が減ったのはプラスの指標だ。もちろん全体的に雇用が期待ほど増えなかったため、国民が感じる雇用は依然として厳しいはずだ。これを克服するのが我々の課題だ」

文氏の答弁は、雇用悪化について、「極めて残念な点だ。話す言葉がなくなった」と自覚はしているが、その対策がないどころか、今年も大幅な最低賃金引き上げを行なって、「涼しい顔」をしている。自らの責任を感じていない風である。

一方では、「全般的に家計の所得が高まったこと、日雇い労働者の比率が減ったのはプラスの指標だ」と言い逃れしている。これは、最賃の大幅引上げが組織労働者の賃金を引上げた結果だ。日雇い労働者が減ったのは、財政資金で救済して正規職員化したもの。民間の就業者は大幅に減っている。雇用の受け皿は民間企業である。それが減少したのでは、言い訳にもならない。


(2)「(質問)雇用状況悪化の原因は?

(答弁)最低賃金の急激な引き上げに原因があると言われているが、根本的には製造業が構造調整を進めながら持続的に雇用が減っている。それで強調するのが革新だ」

ここでも、言い逃れしている。重厚長大産業が不振であることは確かだが、最低賃金の大幅引き上げが、100万にも及ぶ自営業者の廃業をもたらしている。ここで働いていた人々が職を失った。最低賃金引き上げは、もちろん必要である。だが、2年間で約30%にもなる引上は異常である。労働組合は、最賃の引き上げによってさらに賃金を押上げるので歓迎しているが、自営業者にとっては人件費増で経営が立ちゆかないのだ。文氏は、韓国全体の大統領でなく、組織労働者の味方に過ぎない偏った位置にある。

『中央日報』(1月11日付)は、「文大統領新年記者会見、成長・革新50回使ったが政策基調維持」と題する記事を掲載した。

(3)「多くの経済界人々が、「文在寅政府の新年経済政策基調が過去と大きく変わるとは思えない」。文大統領による10日の新年記者会見を見て下した結論だ。今回の新年の挨拶で、文大統領は現政権の経済路線のトーレードマーク『所得主導成長』と、所得主導成長を支える核心政策である『最低賃金引き上げ』はそれぞれ1回ずつ言及した。『最低賃金引き上げは韓国経済の体質を変える意味のある決定であり、家計所得を高めて所得主導成長の基盤になる』という昨年の新年の挨拶とは温度差がかなりあった。その空席を埋めたのは経済(35回)・成長(29回)・革新(21回)などだった。典型的な保守の話題だ。総合的には『革新的包容国家』を成し遂げると締め括った」

今年の新年の挨拶では、経済(35回)・成長(29回)・革新(21回)が主なフレーズである。言葉は踊ったが、中身の政策は聞かれずじまいだ。結論は、「革新的包容国家」である。成長よりも分配を重視するという「陳腐」な内容である。

韓国経済は、今年の経済成長率予測で2.5%が多数説になっている。これは、楽観的に過ぎる。昨年の4〜6月期と7〜9月期が前期比0.6%成長である。これは、年率換算で2.5%成長である。

昨年の成長率では、前記四半期の内需(総需要から純輸出と在庫を除いたもの)が、すでにマイナスになっている。純輸出が減少すれば、マイナス成長に落込む際どい所まで追い込まれている。この現実を無視していると、「どんでん返し」を受けて、マイナス成長もあり得る。それほど危険な局面に立たされている。文大統領にその認識はゼロだ。

コメント


1 名無しさん 2019年01月13日 08:05 id:EeugkeDI0

元駐韓大使 武藤正敏さんが、『韓国人に生まれなくてよかった』と言ったそうですが、私も日本人に生まれて、本当につくづくよかったと思います。でも私が朝鮮人として生まれたのなら、朝鮮人バンザイと叫ぶのかな。日本は恵まれた国だなと思います。


2 中川隆:日本の支配層は昔から朝鮮からの渡来人ですけどね 2019年01月13日 11:23 id:FCT7gnGD0


記紀には天皇家はソウル出身だと書かれていて、そこから北九州の伊都国に移住してきたのですね。

八咫の鏡もアマテラスの墓も既に見つかっています。


3 中川隆:日本の支配層は昔から朝鮮からの渡来人ですけどね 2019年01月13日 11:31 id:FCT7gnGD0

中共はアメリカが毛沢東を支援して作らせた国だし、朝鮮戦争は八百長戦争で
韓国と北朝鮮の対立はヤラセだというのが定説ですね。

というより、大東亜戦争はスターリンとルーズベルトが組んで世界を共産化する為に行ったというのが有力な説で、
天皇一族や蒋介石は反共だったのでアメリカに潰されたのですね。

文在寅はインテリでそういう過去の経緯を良く知っているので、北朝鮮や中国と関係を深めたいのです。

ただ、その後共産主義は上手くいかないのがわかったので、現在は移民政策で世界を一つにする方向に変わってきたのです。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14960940.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/142.html#c8

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
175. 中川隆[-13047] koaQ7Jey 2019年1月13日 13:07:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

2019年01月13日
著名投資家が株式投資を勧める理由 株以外は儲からない


過去200年で伸び率が高かったのが株式で、ドル預金はマイナスだった


画像引用:https://www.avocado-fes-thought.com/myimg/investment_longterm/img1.png

過去200年で最良の投資とは

資産が兆単位の成功した著名投資家のインタビューでは、必ず株式投資を行っていると思います。

アマゾンなど事業を起こした成功者もいるが、彼らも資産の大半は所有株式の値上がりで築いた。

株以外の為替や先物やオプション、土地投資でそれほどの資産を築いた人は居ない。



投資の世界でとても有名なグラフがあり、1802年から2013年までの株・債券・金・預金・ドルの値上がり率を示しています。

グラフではすべての投資対象の価値は1800年時点で1ドル前後だが、株は213年後に93万ドルに値上がりしている。

2018年までに米株式市場はさらに高騰したので、現在は100万ドルを優に超えているでしょう。


もっとも値上がり率が低かったのは預金で、200年銀行に預けっぱなしだとインフレで価値が20分の1に減少しました。

2番目にダメだったのは金で、意外にも200年以上かけて3倍に値上がりしただけでした。

定期的に金投資ブームが起きていますが、投資結果はいつも惨憺たる結果に終わっている筈です。


株式に次いで良かったのは長期債券だが株が93万ドルに対して僅か1000ドルにすぎず、やはり負け組に入った。

短期債権は300ドルほどと長期債券の3分の1の値上がり率しかなく、買うなら長期債券に限ります。

このように投資の中では株式投資が圧勝であり他の投資は損なのだが、これは自分が米国民でドル資産を持っている場合です。

日本人は株を持っているだけではダメ

日本人は円で給料をもらい円資産を持っているので、投資も円ですることになるが世界の市場はドルで動いています。

円は為替レートの変動に左右され、困ったことに円は時間が経つとドルに対して値上がりします。

1950年に1ドル360円だったのが現在は110円以下なので、円の価値は60年で3倍以上値上がりしました。


結構なことですが問題があり、円高になると国内のすべての市場価値が下落してしまいます。

日本株、日本の土地、日本企業の業績などあらゆる相場が円高で下落し、円安だと上昇します。

超円高が発生した90年代と2000年代は失われた20年になり、経済はゼロ成長で日本はGDP2位から3位に転落した。


円高では日本から見て国内市場も外国市場も全て値下がりするので投資しても無駄、こんな国に住んでいる人はアメリカ人と違う投資戦略をとる必要があります。

アメリカ人は「株を買いさえすれば100%値上がりする」ので、Wバフェットはこの手法で5兆円も儲けました。

日本人は持っているだけではだめで、円高進行時のダメージを防がなくてはならない。

1ドル120円が80円になったら外国株を持っていても国内株を持っていても、40%は資産が目減りします。


そこで円安の頂点を過ぎて円高に転換し始めたら、いったん保有株式を整理する必要があります。

デフレ不況時や円高局面ではさきほど切り捨てた国債の減少率が最も少なく、僅かですが利益も望めます。

そのまま株式を保有すればいつか値上がりするので保有し続ける方法もありますが、それは20年後かも知れません。


1991年のバブル崩壊ではほとんどの日本人は「すぐ景気は回復して元通りになる」と考えたが、25年以上経っても株価は回復していません。
http://www.thutmosev.com/archives/78707239.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c175

[リバイバル3] 起業するより多国籍企業に投資する(現物株を買う)方がギャンブル度は遥かに低い 中川隆
8. 中川隆[-13046] koaQ7Jey 2019年1月13日 13:08:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

2019年01月13日
著名投資家が株式投資を勧める理由 株以外は儲からない


過去200年で伸び率が高かったのが株式で、ドル預金はマイナスだった


画像引用:https://www.avocado-fes-thought.com/myimg/investment_longterm/img1.png

過去200年で最良の投資とは

資産が兆単位の成功した著名投資家のインタビューでは、必ず株式投資を行っていると思います。

アマゾンなど事業を起こした成功者もいるが、彼らも資産の大半は所有株式の値上がりで築いた。

株以外の為替や先物やオプション、土地投資でそれほどの資産を築いた人は居ない。



投資の世界でとても有名なグラフがあり、1802年から2013年までの株・債券・金・預金・ドルの値上がり率を示しています。

グラフではすべての投資対象の価値は1800年時点で1ドル前後だが、株は213年後に93万ドルに値上がりしている。

2018年までに米株式市場はさらに高騰したので、現在は100万ドルを優に超えているでしょう。


もっとも値上がり率が低かったのは預金で、200年銀行に預けっぱなしだとインフレで価値が20分の1に減少しました。

2番目にダメだったのは金で、意外にも200年以上かけて3倍に値上がりしただけでした。

定期的に金投資ブームが起きていますが、投資結果はいつも惨憺たる結果に終わっている筈です。


株式に次いで良かったのは長期債券だが株が93万ドルに対して僅か1000ドルにすぎず、やはり負け組に入った。

短期債権は300ドルほどと長期債券の3分の1の値上がり率しかなく、買うなら長期債券に限ります。

このように投資の中では株式投資が圧勝であり他の投資は損なのだが、これは自分が米国民でドル資産を持っている場合です。

日本人は株を持っているだけではダメ

日本人は円で給料をもらい円資産を持っているので、投資も円ですることになるが世界の市場はドルで動いています。

円は為替レートの変動に左右され、困ったことに円は時間が経つとドルに対して値上がりします。

1950年に1ドル360円だったのが現在は110円以下なので、円の価値は60年で3倍以上値上がりしました。


結構なことですが問題があり、円高になると国内のすべての市場価値が下落してしまいます。

日本株、日本の土地、日本企業の業績などあらゆる相場が円高で下落し、円安だと上昇します。

超円高が発生した90年代と2000年代は失われた20年になり、経済はゼロ成長で日本はGDP2位から3位に転落した。


円高では日本から見て国内市場も外国市場も全て値下がりするので投資しても無駄、こんな国に住んでいる人はアメリカ人と違う投資戦略をとる必要があります。

アメリカ人は「株を買いさえすれば100%値上がりする」ので、Wバフェットはこの手法で5兆円も儲けました。

日本人は持っているだけではだめで、円高進行時のダメージを防がなくてはならない。

1ドル120円が80円になったら外国株を持っていても国内株を持っていても、40%は資産が目減りします。


そこで円安の頂点を過ぎて円高に転換し始めたら、いったん保有株式を整理する必要があります。

デフレ不況時や円高局面ではさきほど切り捨てた国債の減少率が最も少なく、僅かですが利益も望めます。

そのまま株式を保有すればいつか値上がりするので保有し続ける方法もありますが、それは20年後かも知れません。


1991年のバブル崩壊ではほとんどの日本人は「すぐ景気は回復して元通りになる」と考えたが、25年以上経っても株価は回復していません。
http://www.thutmosev.com/archives/78707239.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/826.html#c8

[リバイバル3] 優良株の長期投資以外はすべてギャンブル 中川隆
5. 中川隆[-13045] koaQ7Jey 2019年1月13日 13:08:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

2019年01月13日
著名投資家が株式投資を勧める理由 株以外は儲からない


過去200年で伸び率が高かったのが株式で、ドル預金はマイナスだった


画像引用:https://www.avocado-fes-thought.com/myimg/investment_longterm/img1.png

過去200年で最良の投資とは

資産が兆単位の成功した著名投資家のインタビューでは、必ず株式投資を行っていると思います。

アマゾンなど事業を起こした成功者もいるが、彼らも資産の大半は所有株式の値上がりで築いた。

株以外の為替や先物やオプション、土地投資でそれほどの資産を築いた人は居ない。



投資の世界でとても有名なグラフがあり、1802年から2013年までの株・債券・金・預金・ドルの値上がり率を示しています。

グラフではすべての投資対象の価値は1800年時点で1ドル前後だが、株は213年後に93万ドルに値上がりしている。

2018年までに米株式市場はさらに高騰したので、現在は100万ドルを優に超えているでしょう。


もっとも値上がり率が低かったのは預金で、200年銀行に預けっぱなしだとインフレで価値が20分の1に減少しました。

2番目にダメだったのは金で、意外にも200年以上かけて3倍に値上がりしただけでした。

定期的に金投資ブームが起きていますが、投資結果はいつも惨憺たる結果に終わっている筈です。


株式に次いで良かったのは長期債券だが株が93万ドルに対して僅か1000ドルにすぎず、やはり負け組に入った。

短期債権は300ドルほどと長期債券の3分の1の値上がり率しかなく、買うなら長期債券に限ります。

このように投資の中では株式投資が圧勝であり他の投資は損なのだが、これは自分が米国民でドル資産を持っている場合です。

日本人は株を持っているだけではダメ

日本人は円で給料をもらい円資産を持っているので、投資も円ですることになるが世界の市場はドルで動いています。

円は為替レートの変動に左右され、困ったことに円は時間が経つとドルに対して値上がりします。

1950年に1ドル360円だったのが現在は110円以下なので、円の価値は60年で3倍以上値上がりしました。


結構なことですが問題があり、円高になると国内のすべての市場価値が下落してしまいます。

日本株、日本の土地、日本企業の業績などあらゆる相場が円高で下落し、円安だと上昇します。

超円高が発生した90年代と2000年代は失われた20年になり、経済はゼロ成長で日本はGDP2位から3位に転落した。


円高では日本から見て国内市場も外国市場も全て値下がりするので投資しても無駄、こんな国に住んでいる人はアメリカ人と違う投資戦略をとる必要があります。

アメリカ人は「株を買いさえすれば100%値上がりする」ので、Wバフェットはこの手法で5兆円も儲けました。

日本人は持っているだけではだめで、円高進行時のダメージを防がなくてはならない。

1ドル120円が80円になったら外国株を持っていても国内株を持っていても、40%は資産が目減りします。


そこで円安の頂点を過ぎて円高に転換し始めたら、いったん保有株式を整理する必要があります。

デフレ不況時や円高局面ではさきほど切り捨てた国債の減少率が最も少なく、僅かですが利益も望めます。

そのまま株式を保有すればいつか値上がりするので保有し続ける方法もありますが、それは20年後かも知れません。


1991年のバブル崩壊ではほとんどの日本人は「すぐ景気は回復して元通りになる」と考えたが、25年以上経っても株価は回復していません。
http://www.thutmosev.com/archives/78707239.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/907.html#c5

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
35. 中川隆[-13044] koaQ7Jey 2019年1月13日 13:09:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

2019年01月13日
著名投資家が株式投資を勧める理由 株以外は儲からない


過去200年で伸び率が高かったのが株式で、ドル預金はマイナスだった


画像引用:https://www.avocado-fes-thought.com/myimg/investment_longterm/img1.png

過去200年で最良の投資とは

資産が兆単位の成功した著名投資家のインタビューでは、必ず株式投資を行っていると思います。

アマゾンなど事業を起こした成功者もいるが、彼らも資産の大半は所有株式の値上がりで築いた。

株以外の為替や先物やオプション、土地投資でそれほどの資産を築いた人は居ない。



投資の世界でとても有名なグラフがあり、1802年から2013年までの株・債券・金・預金・ドルの値上がり率を示しています。

グラフではすべての投資対象の価値は1800年時点で1ドル前後だが、株は213年後に93万ドルに値上がりしている。

2018年までに米株式市場はさらに高騰したので、現在は100万ドルを優に超えているでしょう。


もっとも値上がり率が低かったのは預金で、200年銀行に預けっぱなしだとインフレで価値が20分の1に減少しました。

2番目にダメだったのは金で、意外にも200年以上かけて3倍に値上がりしただけでした。

定期的に金投資ブームが起きていますが、投資結果はいつも惨憺たる結果に終わっている筈です。


株式に次いで良かったのは長期債券だが株が93万ドルに対して僅か1000ドルにすぎず、やはり負け組に入った。

短期債権は300ドルほどと長期債券の3分の1の値上がり率しかなく、買うなら長期債券に限ります。

このように投資の中では株式投資が圧勝であり他の投資は損なのだが、これは自分が米国民でドル資産を持っている場合です。

日本人は株を持っているだけではダメ

日本人は円で給料をもらい円資産を持っているので、投資も円ですることになるが世界の市場はドルで動いています。

円は為替レートの変動に左右され、困ったことに円は時間が経つとドルに対して値上がりします。

1950年に1ドル360円だったのが現在は110円以下なので、円の価値は60年で3倍以上値上がりしました。


結構なことですが問題があり、円高になると国内のすべての市場価値が下落してしまいます。

日本株、日本の土地、日本企業の業績などあらゆる相場が円高で下落し、円安だと上昇します。

超円高が発生した90年代と2000年代は失われた20年になり、経済はゼロ成長で日本はGDP2位から3位に転落した。


円高では日本から見て国内市場も外国市場も全て値下がりするので投資しても無駄、こんな国に住んでいる人はアメリカ人と違う投資戦略をとる必要があります。

アメリカ人は「株を買いさえすれば100%値上がりする」ので、Wバフェットはこの手法で5兆円も儲けました。

日本人は持っているだけではだめで、円高進行時のダメージを防がなくてはならない。

1ドル120円が80円になったら外国株を持っていても国内株を持っていても、40%は資産が目減りします。


そこで円安の頂点を過ぎて円高に転換し始めたら、いったん保有株式を整理する必要があります。

デフレ不況時や円高局面ではさきほど切り捨てた国債の減少率が最も少なく、僅かですが利益も望めます。

そのまま株式を保有すればいつか値上がりするので保有し続ける方法もありますが、それは20年後かも知れません。


1991年のバブル崩壊ではほとんどの日本人は「すぐ景気は回復して元通りになる」と考えたが、25年以上経っても株価は回復していません。
http://www.thutmosev.com/archives/78707239.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c35

[近代史3] 勝又壽良 _ 中国・朝鮮ヘイトでグローバリズム礼賛のアホ経済評論家 中川隆
9. 中川隆[-13043] koaQ7Jey 2019年1月13日 14:06:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
>>8 の続き


4 名無しさん 2019年01月13日 13:22 id:nqzl1nGi0

騎馬民族征服王朝説は考古学的に見て支持に値しないファンタジーとして、学会では葬り去られていますよ。
「記紀には天皇家はソウル出身だと書かれていて」とはおっしゃいますが、
端的に、じゃあどうして記紀に、馬に乗った英雄が全く出てこないんでしょう。
おかしな陰謀論を振りまくのもおやめになった方がよろしいかと。


5 日本の支配層は昔から朝鮮からの渡来人ですけどね 2019年01月13日 14:02 id:FCT7gnGD0

>>4
騎馬民族征服王朝説とは関係ないです。
日本は多民族国家で民族によって宗教が全く違うのですね:

鏡信仰は漢民族
鳥信仰は長江人
蛇信仰は縄文人

天皇家は鏡信仰なので漢民族、弥生人は長江人

になります。そもそも、当時高価な中国製の鏡を何百枚も持って居たり、漢文を書いていた天皇一族が日本人の訳ないですね。

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/142.html#c9

[議論31] 狂った宗教 イスラム教 _ 頭がおかしいのは中国人と朝鮮人だけではない 中川隆
164. 中川隆[-13042] koaQ7Jey 2019年1月13日 14:45:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

オーストリア:ブルカを被らず外出した妻を子供たちの眼前で刺し殺したイスラム原理主義トルコ移民! !2019年01月13日
https://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12432012326.html


女性蔑視の「平和な宗教」という集団が教え込まれる一節です。


男は女の擁護者(家長)である。それはアッラーが、一方を他よりも強くなされ、かれらが自分の財産から(扶養するため)、経費を出すためである。それで貞節な女は従順に、アッラーの守護の下に(夫の)不在中を守る。あなたがたが、不忠実、不行跡の心配のある女たちには諭し、それでもだめならこれを臥所に置き去りにし、それでも効きめがなければこれを打て。それで言うことを聞くようならばかの女に対して(それ以上の)ことをしてはならない。本当にアッラーは極めて高く偉大であられる。(コーラン4:34)

それで言うことを聞くようならば・・・ 

言うことを聞かないとどうなるんでしょうか?

こうなるようです。下矢印叫び


ブルカを被らず外出する妻をムスリム夫が子供たちの眼前で刺し殺す!


私はいつも彼は時限爆弾だって言っていました。彼は完全に訳がわからなくなっていました。絶えずイスラムのことを話していました。すべての非信者を改宗させたいって。

ショックを受けた近所の人はkrone(メディア)の取材にこう答えました。

オーストリアAmstetten(アムシュテッテン)のGreinsfurth(グラインスフルト)で1月8日、トルコ生まれの自営業Senol D(37歳)が4人の子供たち(1歳、3歳、9歳、19歳)の目の前で妻を刺し殺しました。Senol Dはキッチンナイフを持ち出して逃げようとする妻を刺しました。

全部で38ヶ所の刺し傷がありました。

1人の隣人(写真下)は、Senol Dがいつどのように改宗した妻を苦しめていたのかをリストにしていました。虐待の記録です。

事件後、長男が救急に通報しましたが母親は助かりませんでした。

警察のCobra特殊部隊が現場(写真下)に急行し立てこもる犯人を逮捕しました。

事実として・・・

「非常に強引にイスラムへの改宗を勧める」ことで彼は近所で有名でした。

隣人の家を毎日尋ねてきて会話しようとすることもありました。

彼はクリスマスマーケット、ショッピングセンター、パブなど所かまわず通行人や近所の人に対して「真実の信仰」へ勧誘し、自分の妻Aurelia Sch.がどうやって改宗したかを話すので、当局も既に彼に目をつけていました。

彼の妻Aurelia Sch.はScheibbs(シャイプス)の出身で4児の母、何年も濃いブルーのニカブが当たり前でした。

彼については既に苦情や報告が、例えば警察などに届けられていましたが、攻撃的ではなかったためどうしようもなかったようです。

近所の人が匿名で取材に答えたところでは、その彼女(殺された妻)がベールを取り、数日前には引っ越しの用意をしているようで、電話でザルツブルクの親類のところに引っ越したいと話しました。これは明らかに死刑に値するものでした。

Senol Dは妻が突然、ブルカを被らずに外出するようになったことを嫌っていました。

犯人の取り調べが続いていますが完全黙秘のため動機は今のところ推測しかできません。

https://www.jihadwatch.org/2019/01/austria-muslim-ticking-time-bomb-stabs-wife-to-death-in-front-of-their-children-she-went-out-without-burqa

https://vaaju.com/austriaeng/woman-wanted-to-dress-then-hit/


https://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12432012326.html
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/332.html#c164

[お知らせ・管理21] 管理人さんへ 天橋立の愚痴人間
59. 中川隆[-13041] koaQ7Jey 2019年1月13日 15:11:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

二枚舌の詐欺師 天橋立の愚痴人間氏の正体


ついでに管理人さんへ 天橋立の愚痴人間
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/490.html

34. 中川隆[-6958] koaQ7Jey 2017年8月03日 11:17:22: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

糾弾掲示板に多数の音楽リンクを貼っていたのですが、
糾弾掲示板に満ち溢れている嘘や悪質なデマを一つづつ指摘していったら
音楽リンクも含めてすべて天橋立の愚痴人間さんに削除されてしまいました。


糾弾掲示板も天橋立の愚痴人間さんも 逝かれていますね。

関わらない方がいいです。



35. 中川隆[-6951] koaQ7Jey 2017年8月03日 15:19:16: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼

今見たら
[1816] 楽しく糾弾しましょう (音楽がダウンロードできます)

Re: 楽しく糾弾しましょう ( No.425 )
日時: 2017/07/09 21:03名前: topics editor ID:rjXCt806
久しぶりにUPします。
グッキーさんお勧めの音楽を聴いてください。
楽しく行きましょう。
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1816


今朝このスレは僕が音楽のリンクを幾つか投稿して一番上に上がっていたのに、それをすべて削除した後で、スレが誰も見ないまま何週間も下に有った様に嘘を付いてますね。


天橋立の愚痴人間さんは二重人格の詐欺師なんですね。




36. 中川隆[-6668] koaQ7Jey 2017年8月15日 20:41:19: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼

糾弾掲示板で管理人をやっていて、自分に都合の悪い投稿を削除しまくっている天橋立の愚痴人間氏とのやりとり
[2708] 糾弾掲示板をご覧の皆様へ
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=2708


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.3 )
日時: 2017/08/11 12:12名前: 天橋立の愚痴人間 ID:RX7eeMZE

だんだんと投稿してくださる方が減ってきました。

糾弾掲示版は、確かに政治の事が中心の様になっていますが、特にその様なもので無ければならないとは思っていません。

皆さんの身近な話題でも、趣味の事でも、せっかくネットが発達して入ますの他の方との交流も楽しまれては如何でしょう。

適当なスレッドがないと思われるなら、どのスレッドへお越しになっても、私が話を聞き、お好みのスレッドを立ち上げる事もします。

ROMされている皆さん、どうかお気軽に投稿してみて下さい。


___


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.4 )
日時: 2017/08/11 16:54名前: 白川 与夫禰 ID:Qw6br/EI

少し前から拝見して居ますが、あまり面白くありません。と言うより何故か投稿の意欲が湧かないのです。

何故でしょうねェ? 

天橋立の愚痴人間さん、貴方はこの掲示板の如何言う立場のお方でしょうか? 板の持主でもなさそうだし、管理人でもなさそうですし、何だか良く判らないのです。

そして貴方のスタンスも、です。ある時は保守的な言辞を弄するかと思えば、ある時は多少リベラルな事を書く時も有り、時には共産党を容認する様な事を言って見たり、或る時は共産党を全否定して見たり、

その掴み所の無さは鵺の様で、何処か怪しいのです。

その証拠に、この掲示板は歴然とした「政治糾弾掲示板」なのに、「身近な事でも」「趣味の事でも」等と言う事を仰る。

で、其れも徹底して居なくて、「中川隆」氏の如きはこの板から追い出されましたねェ。

べつに「中川氏」の肩を持つのではないけれど、何かこの板は少数の人物が羽場を利かし過ぎに見えますね。

ですから私も書かないし、他の方の投稿も少ないのではないでしょうか?! この意見を以って貴方の姿勢を捻じ曲げる積りは有りません。 貴方のお思いの通りに為さって下されば良いのです。


___


白川 与夫禰 様へ ( No.5 )
日時: 2017/08/13 07:42名前: 天橋立の愚痴人間 ID:M8fivw6k

耳の痛いご意見をありがとうございます。
貴方の様に思われている方がおられることが解っただけでも参考になります。


>天橋立の愚痴人間さん、貴方はこの掲示板の如何言う立場のお方でしょうか? 板の持主でもなさそうだし、管理人でもなさそうですし、何だか良く判らないのです。

私は、ここへ顏を出してから10年以上になる最古参であり、また5年、6年と投稿された方ともお付き合いしていました。
糾弾掲示版を立ち上げられたのやヨーロッパに永住されている日本人で私とほぼ同じ年頃です。
その頃は、細川内閣が崩壊した時代であり、自民党政治にうんざりしながらも、希望も持てた時代です。
管理人さんはヨーロッパに住みながら、日本の事を憂いておられ、このサイトを立ち上げられました。

掲示板はサイトの一部であり、HPの看板は「日本の政治改革」ですが、管理人さん自身、堅苦しい言ばかりでは人が集まってくれないと「気ままコラム」とか「趣旨と提言」「何でもデータ」なども作っておられます。
最初のころ、2年ほどは、管理人さんもほとんど、サイトに張り付き、掲示場の投稿者の相手もしていました。

ですが、余程の事がない限り10年も続けることは出来ません。
私が参加して、ほとんど毎日見るようになり、投稿も多くやってきました。
その頃は先輩の方に「怒人」と言うHNで5年近く投稿されている方がいて、互いに励ましながら投稿していたものです。

最後の頃は、くたびれて引退すると言い去って行かれました。
公開された掲示版の有り様はさまざまです。
主に政治だけに拘っているのは、糾弾掲示版と老人党掲示板くらいですね。
後は、政治カテゴリーもありますが、結構楽しみながらやっているところが多いですね。
政治問題の発言は、地位立場にも、知識の多寡などにも、言葉使い、長短に関係なくどの様な言葉も意味があるものと思っています。
私などが書く文章は、論理に走り長文になり堅苦しく思われていると思いますが、皆さんが日常で政治に対する愚痴などでも十分真摯なご意見であると思い、そういう投稿者を決しておろそかにはしていません。

申し遅れましたが、掲示板を続けていますと、中には「荒らし」とか「ひやかし」「絡みを主と投稿者」が出てきます。

公開された掲示板では、やはり全体を管理する人間が必要です。
そこで毎日は見られなくなった管理人さんに変り古参の私が掲示板の問題処理に当たっている訳です。もちろん管理人さんの希望を受けてです。


>そして貴方のスタンスも、です。ある時は保守的な言辞を弄するかと思えば、ある時は多少リベラルな事を書く時も有り、時には共産党
>容認する様な事を言って見たり、或る時は共産党を全否定して見たり、
>その掴み所の無さは鵺の様で、何処か怪しいのです。

こういう事を言えば、また誤解されるかも知れませんが、物事には常に両面性があり、片方の認識に囚われすぎることは良くはありません。
日本共産党の現実は、マルクス主義政党でして、それならば私は絶対否定しますが、共産党がマルクス主義を捨てて政治、経済を考えられれば、組織、人材共に信頼できる政党になれる事も解っているから、期待もしているのです。
他の事象でも、私は、そういう論理を多く使っている事も認めます。
世のことわざに「雨降って地が固まる」というのがあります。

論理的に言えば、否定の否定。
一旦否定して、またそれを否定する事によって、元に戻っただけの様に思われますが、問題点も把握できるので、最初の考えよりも勝っているはずと言う意味です。


>その証拠に、この掲示板は歴然とした「政治糾弾掲示板」なのに、「身近な事でも」「趣味の事でも」等と言う事を仰る。
>で、其れも徹底して居なくて、「中川隆」氏の如きはこの板から追い出されましたねェ。
>べつに「中川氏」の肩を持つのではないけれど、何かこの板は少数の人物が羽場を利かし過ぎに見えますね。


身近な事、趣味の事も投稿して欲しいと言うのは本当の気持ちです。
私自身「息抜き投稿欄」など、楽しむだけのスレッドを立ち上げています。
何も堅苦しく政治の事だけを話さねばならない必要もないでしょう。
私の郷土の祭りの動画もUPしました。

皆さんに知って欲しいからです。

「中川氏」は阿修羅掲示板でも名うての嫌われもので、記事の削除を受ける嵌めに陥っていました。

ですが、彼は荒らしをする一方で、まともな投稿もしていました。

私はそれを見て、彼の見識の高さに感心し、阿修羅掲示版の管理人から受けている処置の不当性に疑問をもち、ここへ来るように誘いました。

「楽しく糾弾しましょう」スレッドの彼はたくさんの音楽の紹介を(600曲を超える)してくれました。

その真摯さに、やはり彼を誘ってよかったと思っていたところ、イントさんを相手に、またぞろ悪い癖がはじまりました。

私は彼に私のスレッドで言いたい放題言えば良いと言いましたが、聞き入れません。

過去10年の間、形は違いますが、掲示板が荒れてしまうことを経験しました。
その時は主に管理人さんが出てきて削除どころか出入り禁止処置をしていました。
遂犯無罪さんが取り扱っておられる「柏市戸籍改竄事件」と言うのがあります。
そこに登場するいわゆる事件屋と言われる癖の悪い、行儀の悪い連中が近寄ってきた事があります。

彼等は私が応接してこなくなるようにしました。
このように公開された掲示板はある程度管理していなければ荒れ放題になり、大人しい投稿者は出て行ってしまいます。
しかしながら、管理の程度の問題もあります。

「中川氏」の場合、結果として彼が去ったのですが、私としてももう少し様子を見た方がよかったかな、とも思っています。

以上、ご指摘の内容について言い訳けさせていただきます。
でも、まあ、貴方が受け取られた印象は事実でしょうし、今後はより一層気を付ける事に致します。
投稿をされる気持ちがないと言われていますが、それならばROMでも、この掲示板を宜しく御願いします。

最後に
私の独断場の様になっている事についてずっと以前から気にしています。
ですが投稿していただける人が少ないですがROMしていただける人はある程度はおられます。
何とか新しい記事を出そうと頑張って書き続けている結果が、この様になっているのです。

私の名が出ないように 「topics editor」などと言うHNも使って誤魔化しているです。

また、私自身の経験から、掲示板への投稿も、それだけで終わらず誰かが応接してくれると嬉しいものです。
ですので、初めての投稿者には、必ず私が出て行きレスをすることにしています。
それより先に他の投稿者が出られた場合は別ですが。
常連の方の記事でも、出来るだけ応接するように心がけていますが、そういう行為も掲示版を自分のものと思っている様に誤解されかねないことも承知しています。
投稿者同士で、もう少し議論が活発になれば良いのですが。


___


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.9 )
日時: 2017/08/13 08:17名前: 中川隆 ID:39JQeFmw

>もっと顔を出して、糾弾掲示版を賑わかしたら如何なものか。


バカの相手をしていると こっちまで同レベルのバカになるからね

だから まともな人間はバカの居る所には絶対に近づかないんだ


___


糾弾掲示板をご覧の皆様へ 中川さんへ ( No.10 )
日時: 2017/08/13 09:06名前: 天橋立の愚痴人間 ID:M8fivw6k

ハッハッハ

です。


___


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.11 )
日時: 2017/08/13 12:34名前: 天橋立の愚痴人間 ID:M8fivw6k

NO4の 白川 与夫禰さんが指摘された様な雰囲気が、糾弾掲示版にはあると思います。

その様に受け止められては立つ瀬がありません。

多くの皆さんに投稿していただいて、私などの陰が薄くなることを願っているのです。

でも、ここ10年のあいだ、なかなか、そうは参りません。

それでも最近は1日に5000くらいのページビューがあります。

多くは一元の御客様で、通りすがりの人と思います。

そうではなく、参加していただく事を御願いします。

私の立場は、皆様が気持ち良く投稿していただくために気を使う立場です。

どうか、一言でも二言でも、何か言ってください。

それをきっかけに、出来れば、私は話しを発展させたいと思います。


___


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.12 )
日時: 2017/08/13 17:38名前: 天橋立の愚痴人間 ID:M8fivw6k

今日、13日分の糾弾掲示板にアクセスされた方の数をページビューとして数えてみました。

糾弾掲示板の1ページの、アクセスが多いと思われる20スレッドについてカウントしたところ5160のアクセスがありました。
糾弾掲示板には、10ページまで含めると1000のスレッドがあります。
10ページ目のスレッドでも200くらいのアクセスがあります。
合計すれば、今日は10000近いアクセスがあったものと思います。

通常は6000〜10000までと思っています。
これは糾弾掲示板の特徴で随分と古いスレッドでも容易に検索出来るようになっているからと思います。
糾弾掲示版のスレッド名でヤフー、グーグルなどの検索に乗るからです。
ですので、糾弾のHPを通さず、直接アクセスされる人が圧倒的に多く、糾弾サイトの玄関から入ってこられる人は数十名にすぎないと思っています。

何はともあれ、これだけ多くの人が見ていてくださることはありがたいことと思います。
しかしながら、多くの方は偶然に該当のスレッドを開かれるだけで、熱心に読んでいてくださる方は非常に少ないものと思います。
それでも1000のアクセスくらいは、何とか文章を読んでいてくださるものと期待しております。

糾弾掲示板のスレッドは、長い間、アクセスが続くと言う性格がありますので、大切に育てていきたいものです。


___


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.13 )
日時: 2017/08/14 01:50名前: アリサ ID:ypKYCcdA参照: https://plaza.rakuten.co.jp/yukibuy/

ご情報ありがとうございます。


___


しかし、天橋立の愚痴人間さんも空気が全然読めないオメデタイ人だなあ(呆れ) ( No.14 )
日時: 2017/08/14 06:45名前: 中川隆 ID:remj4nHk

しかし、天橋立の愚痴人間さんも空気が全然読めないオメデタイ人だなあ(呆れ)

そもそも ここは個人の掲示板じゃないんだから、管理人は基本的には投稿禁止なんだよ

一般向け掲示板というのは話の場を作るのが目的だから、いちいち管理人がしゃしゃり出て来て、中身の無い長文を書いていたら、会話する場を壊してしまうんだ

この糾弾掲示板に誰も寄り付かなくなったのは天橋立の愚痴人間さんが原因なんだよ


___


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.15 )
日時: 2017/08/14 07:37名前: 白川 与夫禰 ID:eZib27Xg

空気が読めないのではなく、物の道理が判って居ないのです。

2チャンネル のネトウヨの様に“ワン・フレーズ嫌味投稿”も困るけど、投稿は長ければ良いと言う物ではありません。

更に、投稿文の構文にも変な所が多い、もう少し文章力を付けては如何でしょうか。

愚痴人間さん、貴方は掲示板の持主でも管理人でも無いと仰りながら、

「私は他人の投稿を削除した事は無い!」等と言う意味の事をお書きに成る。貴方のその権利が無いのだから当然です。

全く以て、思い上がりも甚だしい!  その所為で投稿者が増えないのでは?


___


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.16 )
日時: 2017/08/14 14:02名前: 天橋立の愚痴人間 ID:j0DWt/fk

お二方、

それは困りましたなあ!

空気が読めないとは、具体的にどのような事を指して言っておられるか。

どんな空気を読めばよいのか。

道理が解ってないとは、これも具体的に現されては如何なものか。

何の道理であるのか。

要するに私の出番が多すぎ目立ちすぎに対して快く思ってないだけではないか。

私の文章力を云々されているが、他のサイト、投稿者にも、そんな意味で点数をつけておられるのか。

それだけの事ではありませんか。

私の立場はきちんと申し上げているはず。

管理人は意見を出すべきではないといわれているが、公的なサイトでもないし、実際に老人党掲示板でも管理している人が自分のHNで意見を述べている。

るいネットでも同じ。

阿修羅掲示板では赤かぶが管理人代理としてスレッドの90%近くを立ち上げている。

また個人のブログでもブログの持ち主と、記事にコメントする人との間で活発に意見交換がなされている事もある。

かたちは何であれ、互いの交流ができれば良いのではないか。

もちろん、管理の姿勢は、個人ブログと公開された掲示板とは異なるものである事は必要ではあるが。

文章の長短は、それこそ投稿者の意志、他の人からとやかく言われるものではない。

自信を持って書いている書き様を、思い上がっていると解釈されるのは、解釈される人の力量の問題。

貴方方の様に私が出しゃばっている事に反感を持たれる人もいるでしょうが、それがすべてでもない。

しかしながら、その様にみられている事を指摘され、参考にすると申し上げていたはず。

この上、なにを要求される。

貴方方が意欲的に投稿されれば、その分、私の出番は減ってくる。

御二人とも、結構積極的に意見を表明されることが出来る様だ。

私に絡む暇があれば、投稿されればいかがなものか。

ただし、私の管理の姿勢は理解されたし。

決して貴方方が言われる様な、横暴なそれではないはず。


___


本当にわからない KY な人だな ( No.17 )
日時: 2017/08/14 10:13名前: 中川隆 ID:remj4nHk

天橋立の愚痴人間さんが書くとそこで前後が完全に途切れてしまって、スレが続かなくなるんだよ

コメントするのは自分の得意分野だけに しといた方がいいよ


___


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.18 )
日時: 2017/08/14 11:12名前: 白川 与夫禰 ID:eZib27Xg

貴方は、この板の管理人では無いのに、

>ただし、私の管理の姿勢は理解されたし、

等とご自分の板の様に仰る、その厚顔無恥さが分からないの?

此れは貴方に向けてではないけれど、「馬鹿は自分の馬鹿が自覚できないから、馬鹿を遣る」 のです。

昔から貴方の様な“田舎紳士”をチョイチョイ見かけます。

知性・教養を兼ね備えた、某知識人と書き込みの遣り取りをして、教養あるその人からヘンテコな論旨を指摘されないから、

自分が対等に渡り合えると錯覚して小鼻を蠢かしているだけ! その滑稽さが判らないのです。

田舎紳士は、“股覗き”すれば綺麗に見える“幻の楼閣”でも設計しておれば良いのです。

此れにて投稿を終わり、以後書き込みませんからどうぞご安心を!


___


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.19 )
日時: 2017/08/14 11:54名前: 天橋立の愚痴人間 ID:j0DWt/fk

10年来、小さな掲示板であるけれども、真摯に投稿し続けて糾弾掲示板は私にとって大切な発信源である。

その掲示版を大切に思い、守ろうとする姿勢の何処が悪い。

他の方の投稿が少ない事も嘆きながら、常に参加を促してきた、その姿勢について悔い改める事の必要性は認めない。

それをして、自分の掲示板の様に思っているとは、その様にみる者の勝手である。

幾ら、その事を説明しても、最後は私への人格攻撃で終わるとは、何の為の口出しであったか。

中川氏

>天橋立の愚痴人間さんが書くとそこで前後が完全に途切れてしまって、スレが続かなくなるんだよ

貴方は、それくらいの力量であったか。

何故、私の後を続けられない!

それが問題ではないか。


___


この掲示板にはもう未来は無いよ ( No.20 )
日時: 2017/08/14 12:24名前: 中川隆 ID:remj4nHk

僕だけでなく、どんな人でも中身の無い長文は読む気がしないんだよ

だから、そういうのが書かれていただけでみんなパスして逃げて行ってしまう

それが この糾弾掲示板に誰も寄り付かなくなった理由

せめて罵詈雑言のぶつけ合いでも見られた面白いんだけど、そういうのはすぐに削除しちゃうしね

この掲示板にはもう未来は無いよ


___


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.21 )
日時: 2017/08/14 12:29名前: 天橋立の愚痴人間 ID:j0DWt/fk

中川さんへ

貴方に長文の事を言われたくないが。

私の文章が長文であり、論理に走りすぎるのは私自身の認めるところ。

ツイッター等に慣れている若い人たちのみならず、最近の人は片言語より読む気がないようだ。

そんなことで自分の主張が現せるかね。

また、この掲示板のすべての投稿者がそういう訳ではない。

まあ、しかし

それならば貴方が短い文章の投稿をされれば良いだけ。

それを期待してお誘いした。

もう、前置きは止めて

投稿されたし。

意外と自信がないの!

そんなことはない。

私は認めている。


___


何度言ったらわかるのかな? ( No.22 )
日時: 2017/08/14 12:28名前: 中川隆 ID:remj4nHk

>もう、前置きは止めて投稿されたし。


投稿するには、まずその前に他の人が書いているコメントを読まないといけないだろ

しかし、中身の無い長文コメントは読む気が起きないから、自分のコメントも書けなくなるんだよ


___


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.23 )
日時: 2017/08/14 12:32名前: 天橋立の愚痴人間 ID:j0DWt/fk


それは、あんたの事情であり、勝手でしょう。

私に文句を言う筋合いのものではない。

そんな事情に迎合して何が主張できる。

ここは糾弾掲示板。


___


ここに居た人がみんな僕と同じ様に感じていたから誰もこの掲示板に寄り付かなくなったんだよ ( No.24 )
日時: 2017/08/14 12:38名前: 中川隆 ID:remj4nHk

>それは、あんたの事情であり、勝手でしょう。


だから、僕だけでなくここに居た人がみんな僕と同じ様に感じていたから

誰もこの掲示板に寄り付かなくなったんだよ


___


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.25 )
日時: 2017/08/14 12:55名前: 天橋立の愚痴人間 ID:j0DWt/fk

>誰もこの掲示板に寄り付かなくなったんだよ

これは10年来の課題であり、私が参加する前からの事です。

しかしながら、糾弾掲示板で常連として参加していただいていた人は、多い時で10名を超えていた。
最近は亡くなられたり、くたびれて引退された方が続き、5〜6名となっている。

この人数の程度について、老人党掲示板でも常連と言われる人は10人足らず。
阿修羅の政治板でも、馬鹿なコメントを出す人間は結構いるが、自分でスレッドを立ち上げる人は、これも十数名。
十数名と言ってもコピペで済ませる人が大半で、自分の意見を出している人は5〜6人と見ている。

掲示板の規模から言って、貴方に馬鹿にされることは無いのであるが、それとは別に出来るだけ多くの方の参加を願って行動している。

いい加減で不毛なやり取りは止めていただこう。

貴方は自分の意見を言いたいのか

他人に絡みたいから顏を出しているのか。

その辺を整理してから投稿されるべし。

絡みたいだけならば私がどの様に応対するかは御存知のはず。


___


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.26 )
日時: 2017/08/14 12:56名前: 中川隆 ID:remj4nHk

そういう事を言ってるから誰にも相手にされなくなるんだよ


___


Re: 糾弾掲示板をご覧の皆様へ ( No.27 )
日時: 2017/08/14 13:00名前: 天橋立の愚痴人間 ID:j0DWt/fk

私は管理人から依頼されて掲示板上の問題処理に当たっている。

つまり「荒らし」「ストーカー」「不真面目な投稿」が蔓延しないように管理している。

この話については十分に聞いた。

打ち切りである。

まだ続けられるならば、意趣があるものとみなす。


___


糾弾掲示板をご覧の皆様へ  中川氏へ ( No.28 )
日時: 2017/08/14 13:07名前: 天橋立の愚痴人間 ID:j0DWt/fk

貴方の意見も聞いたし、私の意見も言った。

どちらにしても掲示板の成り行きは二人で決められるものではない。

この問題は問題として継続して考えるが、

貴方自身の投稿姿勢は貴方で決められる。

そうかと言って、私が言ったからと言って素直に考えられるほど単純な御方でもないだろう。

だが、私は従来の方針通りこの掲示板の秩序を守っていく。

記事の内容に留意されて投稿されることだ。
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=2708

上記のやり取りの後、糾弾掲示板に以下の文面の新スレを建てたら即刻、天橋立の愚痴人間氏に削除されました:


糾弾掲示板の住人は本質が全然見えないから見当外れの政府批判をしているんだ


反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html

反原発派は知恵遅れ
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html





37. 中川隆[-6346] koaQ7Jey 2017年9月25日 06:51:16: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼

頭にきたぞ 阿修羅管理人、赤かぶ
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/767.html
投稿者 天橋立の愚痴人間 日時 2017 年 9 月 24 日 18:22:12



38. 阿快[38] iKKJ9Q 2017年10月09日 05:14:40: sTsQnEiHLg : EgBXVt97Mfc[2]

▲△▽▼

天橋立愚痴人間さんよ、
こんな、ガイキチの集まる妄想板でとやかくいっても
しょうがないでしょ。理も義も信もない。
気に入らなければ平気で人さまのコメントを削除するようなところだ。
まともじゃないところで、まともを求めても不毛であることくらい
わかるべきですよ。



39. 中川隆[-6040] koaQ7Jey 2017年11月02日 08:06:29: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼

自分に都合が悪いコメントをアラシ扱いして排除しているのは阿修羅掲示板と
糾弾掲示板の二つ位だよ
個人掲示板では管理人の気に入らないコメントは削除しても構わないけど、
一般公開しているネット掲示板ではそれは NG


阿修羅にも投稿しているダブルスタンダードの詐欺師 天橋立の愚痴人間氏 が管理しているアホ陰謀論掲示板

糾弾掲示板
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/kyudan.cgi

で管理人をやっている天橋立の愚痴人間氏は、俺が間違いを指摘したら俺のそれまでに投稿していた大量のコメントをすべて削除して、俺を投稿禁止にした




40. 中川隆[-13504] koaQ7Jey 2018年10月02日 10:51:21: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18964] 報告
▲△▽▼

糾弾掲示板に 777、会員番号121 の名前で安倍擁護、原発再稼働擁護の投稿をしたら、すぐに削除されました。

天橋立の愚痴人間は口先だけの二枚舌の詐欺師だと実証されましたね:


▲△▽▼


[3055] 糾弾掲示板を御覧の皆様に御断りします。
日時: 2018/09/30 14:14 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:yGU1Ap.Q
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=3055


777氏、会員番号121氏(同一人物)の記事の乱発は、糾弾掲示板としては到底受け入れられるものではありません。

意見であれば、どの様な意見も尊重しますが、彼のは意見が言いたいのではなく、極右の宣伝工作が目的と理解する。

度が過ぎれば、彼のスレッドを全て削除します。

自由と言うものは、多くの皆さんが受け入れて成り立つもの。

自分勝手な自由など認める事は出来ない。


糾弾掲示板を管理を任されている者(管理人ではない)として、777氏、会員番号121氏には、それなりの敬意も示したつもり。

これ以上は許せません。


777氏、会員番号121氏、今までの分は意見として残してやるが、これ以上続けると全て削除されるものと思うべし。
メンテ


▲△▽▼


Re: 糾弾掲示板を御覧の皆様に御断りします。 ( No.1 )
日時: 2018/09/30 14:42名前: 天橋立の愚痴人間 ID:yGU1Ap.Q

777氏、会員番号121氏の記事お中には、多方面の多くの情報が盛り込まれている。

その内容も、それなりにしっかりしたものが多い。

彼はかなりの識者であると思う。

私とも本気で議論も出来るであろう。

しかしながら、彼の投稿の目的は別にある。

安倍晋三の擁護、原発再稼働、憲法改正して核武装をするなど、狂信的な右翼思想と宣伝する事である。

彼が例えに出しいる、宮脇とかいう女性評論家も櫻井よしこと同じ系列の右翼、さくらチャンネル、くららチャンネルで喋っていれば良いもの。

で、あるので、その活動の広報の一貫として糾弾掲示板に乗り込んできたのであろう。

何故、阿修羅へ行かないか、それは阿修羅は流れが速すぎて目立つことは出来ないから、糾弾掲示板であれば、小さいがこのように居座れる。

最近、迷惑(宣伝)投稿が増えています。

宣伝と言っても、その実、宣伝効果などこの掲示版では望めないが、十年ちかく、殆ど同じような書き込みが続いている。

明らかに、何らかの組織が意図的にやっているもの。

777氏、会員番号121氏の投稿も、巧妙に仕組まれてはいるが、この一連の動きと思う。

一般の人間であれば、極右思想と言っても、この様にしつこく、多面的に仕掛けてくるものではない。

このような掲示板まで、手を出してくるとは、困ったもの、許せないものである。


▲△▽▼


まだ気付かないの?、 777 = 会員番号121 = 阿修羅掲示板の中川隆 だよ ( No.2 )
日時: 2018/10/02 10:40名前: 会員番号121 ID:N2s0KZdc

>何故、阿修羅へ行かないか、それは阿修羅は流れが速すぎて目立つことは出来ないから、糾弾掲示板であれば、小さいがこのように居座れる。


まだ気付かないの?


777 = 会員番号121 = 阿修羅掲示板の中川隆 だよ


中川隆 阿修羅掲示板投稿集
http://amezor-iv.net/book/170708133329.html


ここの管理人の知能レベルを確認する為に投稿してただけさ。

ここの管理人の知能では世間では通用しないよ。


_____


最近の僕の阿修羅への投稿は


毛沢東気取りの習近平の近況
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/277.html

ヴォルテールの言葉 「僕は君の意見には反対だ。しかし、君がそう主張する権利は、僕が命をかけて守る」
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/106.html

スタジオジブリ 『火垂るの墓』 1988年 東宝
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/104.html


まあ、ここの無知蒙昧な知恵遅れ管理人が読んでも理解できないだろうけど(嘲笑い)


▲△▽▼


777こと中川氏へ ( No.3 )
日時: 2018/09/30 14:52名前: 天橋立の愚痴人間 ID:yGU1Ap.Q

中川氏か

アンタなら、これくらいは書けるだろう。

ただね、

今回はこれくらいにしておく事だ。


>ここの管理人の知能レベルを確認する為に投稿してただけさ。

たいしたものだろう(自画自賛)

>ここの管理人の知能では世間では通用しないよ。

それはアンタの事ではないか。

知識はあるが精神がねじ曲がっている、もしくは、思想、信念と言うものに欠けているので、誰にも相手にされない。


▲△▽▼


俺は掲示板をメモ帳代わりに使ってるだけだからね、他人に見て貰っても仕方無いんだよ ( No.4 )
日時: 2018/09/30 14:57名前: 会員番号121 ID:NZwjv2.2

俺は掲示板をメモ帳代わりに使ってるだけだからね
他人に見て貰っても仕方無いんだよ

この掲示板はリンクを5ケまでしか貼れないし、連続投稿できないから使い物にならないんだ

それにアホ管理人が勝手に削除するから安心して投稿できない。


この掲示板はもうお終いさ。
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=3055



41. 中川隆[-13359] koaQ7Jey 2018年10月12日 03:45:08: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19126] 報告
▲△▽▼


糾弾掲示板


[3060] おや、おや、777とか 会員番号121とか の妨害投稿がキレイに削除されましたねェ
日時: 2018/10/12 00:39 名前: 日本貧民党 ID:c65hO6Yg


尤も、此の二つのH・Nは“中川ナニガシ”の変名のH・Nだそうですが、管理人さんの御労作によるものと推察いたします。

此の“中川ナニガシ”と云う奴、嫌がらせに事欠いて、態々スペースを開けて書くなど、実に根性のねじ曲がった奴です。

更に此奴、酢だの蒟蒻だのと愚にも就かぬ事を書き連ねる“似非インテリ”で、中国人を「コーカソイド」の一派などと言うに至っては彼の知性の底が知れようと言うもの。誠に噴飯ものです。

ま、折りを見てまた妨害に這入って来るかもしれませんが、面倒でも片っ端から削除されるが宜しかろうと存じます。

本当にご苦労様でした。
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=3060


42. 中川隆[-13546] koaQ7Jey 2018年12月23日 10:00:04: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

糾弾掲示板に投稿したのですが、管理人の天橋立の愚痴人間氏に削除される可能性が高いので転記しておきます。
[3075] 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた
日時: 2018/12/23 09:26 名前: 本質が何もわからないアホ糾弾者を憂える者 ID:lUR8SIuY
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=3075


馬渕睦夫 deep state の世界を語る


・太平洋戦争も朝鮮戦争も東西冷戦もアラブの春も対テロ戦争もすべてユダヤ資本のヤラセだった
・日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた


馬渕睦夫さんが明らかにしていますが


左翼=リベラル=グローバリズム=ユダヤ
=国際金融資本、軍産複合体、ネオコン、CIA、FBI、マスコミ、ソ連共産党、中国共産党、天皇一族、日本の官僚
=マクロン、メルケル、ヒラリー・クリントン、オバマ、レーニン、スターリン、ボリス・エリツィン、小泉純一郎、竹中平蔵、小沢一郎、橋下徹、枝野幸男、日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力


右翼・民族主義=反リベラル=反グローバリズム=反ユダヤ
=プーチン、チェ・ゲバラ、カストロ、J.F.ケネディ、トランプ、ヒトラー、サダム・フセイン、カダフィ、アサド、ウゴ・チャベス、 ロドリゴ・ドゥテルテ、田中角栄、安倍晋三、日本共産党


なんですね。


安倍晋三は調整型の政治家で権力基盤が弱く、IQ も随分と低いので、官僚や自民党のグローバリストに引き摺られているのですが、本来はプーチンやトランプと同じナショナリストなのです。

民族主義、反リベラル、反ユダヤのヒトラーやサダム・フセイン、カダフィは今迄ずっと極悪人扱いされてきましたが、

ユダヤ資本が支配しているマスコミが現在でもシリア毒ガス兵器の様な悪質な捏造ニュースばかり流している事を考えると、
ヒトラーやサダム・フセイン、カダフィについても、有る事無い事 根も葉も無い嘘とデマを撒き散らした可能性が高いですね。

そうでなければ、ドイツでのヒトラー崇拝やサダム・フセイン、カダフィの国民からの圧倒的支持を説明できないですね:

第一次湾岸戦争時の「ナイラ証言」

アメリカ政府もメディアも、イラク攻撃の世論作りのために露骨な捏造と情報操作をおこなった。世界が、みごとに嵌められてしまった。

「ナイラ証言」というのは、完璧な捏造であることがはっきりしている。ナイラというクウェートの少女が、米公聴会で「イラクの兵士がクウェートの産院の乳飲み子を保育器からだし、次々と床に叩きつけて殺したのを見た」と涙ながらに証言した。

しかし、後にこの少女は、駐米クウェート大使の娘で、ずっとアメリカにいたことが分かった。つまり、証言は真っ赤なウソだった。この証言は、アメリカの広告代理店がシナリオを作り演出したものだった。リハーサルもきちんとしていた。もちろん、スポンサーはアメリカ政府以外にない。ただし、捏造がニューヨークタイムズで暴かれたのは、1年3ヶ月後のことだ。

この「ナイラ証言」が出るまでは、アメリカの世論は反戦が多数を占めていた。しかし、この証言で世論は一気に会戦へと転じた。周到に準備された、たったひとつの捏造が、世論を完璧に逆転させてしまった。しかも、素人の少女のウソ泣きによって。


クウェートから逃げてきたとされる少女の証言だ。そのクウェート人少女は、アメリカ議会の公聴会でこう証言した。

「サダム・フセインの軍隊が病院に乱入して、保育器から赤ん坊を取り出し、床に叩きつけて殺した。私はこの目で目撃した」

 と、少女は涙を流しながら証言した。

 ところが、この公聴会での少女の証言は、真っ赤なウソだった。
 事前にアメリカの広告代理店が綿密なシナリオをつくり、何度もリハーサルをした上での証言だった。当の少女が後に暴露した。


 
▲△▽▼


【日いづる国より】馬渕睦夫、フィデル・カストロと日本人の幸福論[桜H27-5-8] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=eoq6pRXoBBA&app=desktop

2015/05/08 に公開

日本の伝統と文化を尊重し、真に国益を考える数多くの志士達が、自らが国政に臨むことで日本再生に懸けようと奮起している。その志と問題提起を、じっくりとお聞きしていく対談番組。偉大な作曲家にして真の愛国者・すぎやまこういちによるプロデュースでお送りします。

聞き手:中山恭子(参議院議員)・すぎやまこういち(作曲家)
ゲスト:馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)


▲△▽▼


アメリカは日本へのキリスト教布教には失敗したが、戦争犯罪者という原罪を植え付けるのには成功した

【日いづる国より】馬渕睦夫、現代の「三国干渉」を打破せよ![桜H27-5-1] - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=YxGqLyB3rmQ


2015/05/01 に公開

日本の伝統と文化を尊重し、真に国益を考える数多くの志士達が、自らが国政に臨むことで日本再生に懸けようと奮起している。その志と問題提起を、じっくりとお聞きしていく対談番組。偉大な作曲家にして真の愛国者・すぎやまこういちによるプロデュースでお送りします。

聞き手:中山恭子(参議院議員)・すぎやまこういち(作曲家)
ゲスト:馬渕睦夫(元ウクライナ兼モルドバ大使)

▲△▽▼


【大道無門】馬渕睦夫と国難の正体を暴く[桜H25-5-24] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Rl7oyG4ebwk&app=desktop

2013/05/24 に公開

司会:渡部昇一(上智大学名誉教授)
ゲスト:馬渕睦夫(元駐ウクライナ大使)


東西冷戦も朝鮮戦争もユダヤ金融資本が仕組んだヤラセだった
ユダヤ金融資本がヤラセの冷戦体制を終わらせようとしたケネディを暗殺した


▲△▽▼


ノンフィクション作家・河添恵子#4-1
「馬渕睦夫氏と語る最新世界情勢」前編・グローバリスト&共産主義勢力 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Z7syO3BhDdQ

ノンフィクション作家・河添恵子#4-2
「馬渕睦夫氏と語る最新世界情勢」後編・北朝鮮問題の行方 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Z4Ot9KiWPV8

収録日:2018年4月25日


https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=3075



43. 中川隆[-13512] koaQ7Jey 2018年12月24日 07:10:42: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

[3075] 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた
の続き


Re: 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた ( No.1 )
日時: 2018/12/23 14:05名前: 天橋立の愚痴人間 ID:KQuRFd.w

本質が何もわからないアホ糾弾者を憂える者さん、こんにちは


アホ糾弾者とは、誰を指すのか解りませんが、馬渕睦夫 を取り上げられている事は意見として尊重します。

実は、馬淵という姓でかつての民主党の腰抜け馬淵澄夫と勘違いしましたが、全く別人の様ですね。

ネットで調べたところ、何と私の居住地から直線距離で30kmと言う近いところの出身の様です。

馬淵氏の意見は殆ど知りませんが、ザット見たところ、西欧民主主義、資本主義の有り様に疑問を呈しておられる様です。

この点、私と同じような基本的考えの持ち主のように思われます。

その馬淵氏は、何故か「桜チャンネル」などを通して意見を出されている様ですが、私は、その事には賛成しかねます。

「桜チャンネル」などの既成右翼は、国体の事ばかりに拘り、本当の日本のあるべき姿(方向性)を明確に提示している訳ではありません。

精神抜きの街宣右翼と変わりはないと認識しています。

でも、馬淵氏の思想の中身は、グローバル化(世界標準化)反対であり、民主主義、市場主義とともに我が国国民がそのまま受け入れて幸せ

なものかに疑問を提示されています。

西欧の社会の仕組みの奥底に巣食うユダ菌の暗躍を指摘する事で歴史を語られれいます。

西欧主義に浮かれている現在、その暗部を見ようとしない国民が殆どであることは事実でしょう。

また、グローバル化の精神を共産主義の理想と重ね合わせて説明していますが、それは間違いでしょう。

結果、国体に視点を置いて語るものだから「桜チャンネル」などの取り込まれていると思います。

しかしながら反グローバル主義の精神の拠りどころは、その様なものではなく哲学的(精神的)な帰結でなければならないと思います。

純粋に西欧民主主義、資本主義の精神に我々社会のすべてを委ねる危険性を指摘し、別の観点からも考える必要の重要さを指摘するべきではありませんか。

私は、このような意味で自分を真正右翼と自認しています。

馬淵氏の存在は、私には心強く思いますが、ゴシップなどの領域に捉われず、純粋な理論の展開を望みたいと思います。


▲△▽▼


馬渕睦夫さんの論を完全に誤解してますね ( No.2 )
日時: 2018/12/23 18:08名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:lUR8SIuY

>>1
>グローバル化の精神を共産主義の理想と重ね合わせて説明していますが、それは間違いでしょう。


馬渕睦夫さんの論を完全に誤解してますね

馬渕睦夫さんが明らかにしたのは

・ロシア革命を行ったレーニン、スターリン、トロツキー等は全員ユダヤ人とそのシンパだった

・ロシア革命に資金援助や支援していたのはアメリカやイギリス・ドイツの金融資本家と政治家だった


・毛沢東と中国共産党を支援していたのもアメリカ金融資本と政治家だった

・ルーズベルトとその周辺の人間は全員社会主義者でスターリンと同盟関係にあった

・GHQ は戦後の日本を共産化しようとした

・エリツインはソ連崩壊後に国有財産を民営化して、すべてユダヤ資本に二束三文で払い下げた


要するに、ユダヤ資本は

昔は共産化によって世界各国のグローバル化を進めようとした

現在は移民を大量に受け入れさせて世界各国のグローバル化を進めようとしている


▲△▽▼


馬渕睦夫氏とグローバル化の問題 ( No.3 )
日時: 2018/12/23 19:13名前: 天橋立の愚痴人間 ID:KQuRFd.w

グローバリズムとは、一言で言えば世界標準化であり、世界の多くの民族の多種多様な価値観のうち共有できるものを共有しようと言うものである。

だが、現在使われているグローバル化とは、経済において民族、国家間の垣根を取り払おうとする意味が強い。

要するに世界の大企業がその販路を広げるために使っている。
世界の大企業が販路を広げることに執着するのは、生産技術の発達で有り余る商品の生産が可能になり、企業の業績拡大を使命として活動している企業群は経済のグローバル化を進めざるを得なくなってきている。

現代社会のグローバル化とは、このようなものであるのだが、 馬渕睦夫氏は、グローバル化の意味を、人間社会の均一化の様に捉えてしまっている。

マルクス共産主義は、すべての経済活動を資本と労働者という図式で把握することによる社会像を作り上げようとした。
共産主義の本分は、生産手段を共有化することで、国民が幸せな社会を作ると言うものであるが、なるほど共有化の概念で人間社会がグローバルになると考えがちであるが、マルクス共産主義は、人間活動の内、生産、需要と言う経済の領域のことより言及していない。

経済のシステムが共有化すれば、民族間の他の習性も共有化できるとするには無理がある。
ある意味、それは民主主義下で言われている個人の自由、権利の問題にも抵触し、結局は、それが原因でマルクス共産主義は挫折せざるを得なかった。

要するにマルクス共産主義がグローバル化の形であると言う認識は、全く間違っているのである。

右翼の宣伝文句に、共産主義が蔓延すれば、国家がなくなると言うことがある。

それは経済的に共産主義を採ったからでなく、マルクス主義においては統治のシステムが一党独裁であり、他の考えを受け入れないことからくる結果であり、それは自然とグローバル化が進んだ結果ではない。

グローバル化とは、本来はそのようなものではなく、グローバル化を語るにマスクス共産主義の有り様を一方の形に挙げることは間違った認識であるのである。

グローバル化(世界標準化)とは、馬渕氏の様な観点から見てはならないのであるが、なぜか馬淵氏は、このような迷路にはまってしまっている。

日本でもアイヌ民族などとの軋轢はほぼなくなっているように、すっと将来社会(数百年)は、自然とグローバル化が進んだ社会となっているであろう。

問題は、経済面だけのグローバル化が資本の都合で先行していて、その弊害(格差)があらわになってきていることである。

このことに歯止めをかける意味での反グローバルの考えが必要である。

その代表的なのが、経済のグローバル化の牽引力となっている西欧合理主義を見直すことが必要ではないのではないか。
経済というものは、人間自身が持つ我欲に基づいているので、これを経済の領域のみでコントロールするのは至難のことである。

人間活動において経済は大きな領域を占めるが、そのすべてでもない。
求められるのは、人間活動の内、経済以外の面、それは倫理、道徳であったり宗教、文化の世界である。

我が国には、儒教、仏教の教えが行きわたっており、文化もその影響下で発展してきた。
その価値を見直すことで、現代の西欧キリスト教的価値観から、少しは離れることができるのではないか。

この様な思想を抱くものを右翼(保守)と思っている。
馬渕睦夫氏も右翼を自認されているらしいが、いささか歪で、矮小ではないか。

(追申)

右翼と言ったが、現代社会は西欧合理主義が中心であるから、古い日本を見直そうと言う考えは、逆にリベラル(左翼)とも言えるのではないか。

いずれにしてもマルクス共産主義などは、一過性の奇形児に過ぎない存在であるが、既成の右翼も馬淵氏も考えすぎというか、古すぎるようである。

ユダ菌の暗躍は、知る人は知るところであり珍しくもないが、問題はユダ菌の存在を意識して、それに直接対抗しようとしていては社会は変えられないと言うこと。


▲△▽▼


馬渕睦夫さんの話が全く理解できていないですね ( No.4 )
日時: 2018/12/23 19:49名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:lUR8SIuY

>>3
>グローバリズムとは、一言で言えば世界標準化であり、世界の多くの民族の多種多様な価値観のうち共有できるものを共有しようと言うものである。


それはグローバリズムではなく唯の国際化でしょう。
馬渕睦夫さんの話が全く理解できていないですね

馬渕睦夫さんは唯の国際化とグローバリズムとは全く違う概念だと何度も言っています。

馬渕睦夫さんがグローバリズムと言っているのは
ユダヤ国際金融資本はユダヤ教の精神に基づいて、世界を国境の無い文化も同じ一つの国にしようとしているという事ですね。

ユダヤ教は人類で最後に救われるのはユダヤ人だけで、他民族はすべて滅ぼされるという教義です。

すべて滅ぼすのは無理なので、ユダヤ人が目指す現実性のある理想の社会は
1%のユダヤ人が資産や権力を独占して、99%の他民族は被支配者として搾取される世界なんですね。

北朝鮮みたいな共産国家なら大体その通りになっていますよね。

それから中国では都市籍の人間が農民籍の人間を支配搾取する体制になっていますよね。
中国の経済発展は都市籍の人間が農民籍の人間をタダ同然で働かせる事ができたからだというのが定説ですね。


マルクス主義で言う平等というのは 99% の被支配者の間では階級差別が全く無いというだけの話です。

竹中平蔵さんが、

派遣社員と正社員と待遇が違うのは平等の精神に反するから、正規社員も非正規社員と同待遇にしろ

と言っているのも 99% の被支配者の間では階級差別が有ってはいけないという主張ですね。


だから、ユダヤ人は最初は共産化で 1% 対 99% の世界を作ろうとしたのです。

▲△▽▼


Re: 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた ( No.5 )
日時: 2018/12/24 01:47名前: 天橋立の愚痴人間 ID:NqrH6rFM

ユダヤ資本の悪行は、解りきったこと。

かつてキリスト教がユダヤ人を迫害していたことの理由が解る。

しかしながら、そのユダヤ人も、ルター、カルビンなどの教改革を経てキリスト教世界で市民権を得た。

中心となったのはアメリカへ渡った連中。

その後のアメリカの発展をみれば良い。

ヨーロッパに残ったユダ菌は、ロスチャイルド家を中心にまたたくまに金融を支配し、馬渕氏も指摘する様に戦争を左右し国家を操ってきた。

いまから思えばヒットラーがユダ人の根絶を図った意図も理解できる。

ユダヤ資本はキリスト教の偽善の裏の顔。

そのような現実をグローバル化という世界の必然の流れに重ね合わすなど、なんと言う欺瞞。

貴方は、馬渕睦夫を尊敬しているようであるが、貴方こそ、馬淵氏の存在自体を貶めるもの。

失礼であるが、貴方は経済も、思想の流れもまるで理解できていないのではないか。

それでいて、

>本質が何もわからないアホ糾弾者を憂える者


よくも、このようなことが言えるもの。

その後、馬淵氏の話を動画で見たが、聞けば聞くほどに認識の歪さに閉口する。


▲△▽▼


天橋立の愚痴人間さんは文章の読解力がゼロなのかな? ( No.6 )
日時: 2018/12/24 07:05名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:.sHb2w8Q

>>5
>そのような現実をグローバル化という世界の必然の流れに重ね合わすなど、なんと言う欺瞞。


天橋立の愚痴人間さんは文章の読解力がゼロなのかな?

何度も言ってるけど、国際化とグローバリズムとは全く違う概念なんですね。

それは航空機で欧米に数時間で行ける時代だから、海外との輸出入も旅行も技術交流や留学も簡単になった。
コカコーラやネスカフェやマクドナルドは世界中どこでも手に入る様になった。

しかし、それはあくまでも国際化であってグローバリズムとは関係ない

移民を入れたらチャイナタウンとかモスクを中心とするイスラム人居住区みたいな国家内に別国家ができてしまうので、唯の国際化とは次元が違うものなんですね。

ユダヤ資本は利潤を最大化したいだけなので、

・言語はすべて英語に統一して、それ以外のローカルな諸言葉はすべて廃止する
・民族ごとに違う習慣や伝統はすべて止めさせて、世界標準の生活様式に統一する
・賃金は民族によらず、すべて同一作業同一賃金にする

という環境を作りたいのです。


グローバリズム=共産主義

というのは、どちらも 1% 対 99% の世界を作って、

99%の中では民族による賃金や福祉等の差別はしない、中国人でも日本人でも賃金はすべて同一にする(賃金は安い方に統一する)

という事なのですね。

それで、レーニンやスターリンやトロツキーの様な反民族主義のユダヤ系のグローバリストが共産革命を起こし
ユダヤ資本が共産国家を支援した

馬渕睦夫さんはそういう歴史的事実を信頼できる資料と客観的事実に基いて具体的に指摘したというだけです。

チャンネル桜で公演した云々は本筋とは全く関係ないどうでもいい事ですね。
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=3075





44. 中川隆[-13500] koaQ7Jey 2018年12月24日 11:03:25: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼


グローバリゼイションとは ( No.7 )
日時: 2018/12/24 10:31名前: 天橋立の愚痴人間 ID:NqrH6rFM
グローバリゼーションの傾向が認められる現象は多くあるが、現代の「グローバリゼーション」では3つの流れがある。(1)第二次世界大戦後に地球規模化した現象、(2)世界恐慌最中の1930年代前半に失われたが、現在に復活している現象、(3)米ソ冷戦終結後の1990年代に地球規模化した現象:の3つである。これらの現象には、ヒト・モノ・カネと情報の国際的な流動化が含まれる。また科学技術、組織、法体系、インフラストラクチャーの発展がこの流動化を促すのに貢献した。一方で、様々な社会問題が国家の枠を超越し、一国では解決できなくなりつつある。

より明確にいうと、地球規模化が認められるものには:

世界経済の融合と連携深化。
貿易の発展。
直接投資を含む資本の国際的流動の増加。
国際金融システムの発展。
多国籍企業による世界経済の支配割合の高まり。
世界で最適な調達・販売を行なうサプライチェーン・マネジメントの発達。
航空と海運の航路増大による物流ネットワークの発達。
インターネット、通信衛星、電話などの技術を使った国境を越えるデータの流れの増大。
地球規模的に適用される標準、基準などの増加。(例:著作権法)

異文化交流の機会増加。
増大する国際的な文化の交換。文化の同化、融合、欧米化、アメリカ化(アメリカナイゼーション)、日本化及び中華化を通じての文化差異の減少。
増加する海外旅行、観光。
不法入国者・不法滞在者を含んだ移住者の増加。

政治主体の一元化
世界貿易機関(WTO)などの組織への国際的取り決めを通じての国家支配権と国境(の重要さ)の衰退。
国民国家の枠組みにとらわれないNGOなどの組織拡大。
WTO、WIPO、IMFなどの国際的組織の役割の増大。

経済的格差の世界化
世界的な富裕層の増大、発展途上国における中流階級の成長、先進国の中流階級の没落・貧困化
社会問題の世界化
疫病の世界的流行。
犯罪の世界規模化。
地球全体の環境問題。
紛争への世界的関与。
※上記のすべての項目に地球規模化が認められるかどうかについては議論の余地がある。

賛否

グローバリゼーションの進展については、賛同して推進しようとする意見もある一方で、批判も強く、反対して撤廃しようとする意見が、様々な分野においてその功罪につき議論されている。

国家経済的視点では、ジョセフ・E・スティグリッツは、グローバリゼーションの利点を認めつつも、現状の市場・制度の下では二極化が進む欠点の方が多いと述べる。 またポール・クルーグマンは主に覇権国家や多国籍企業の利益追求を肯定・促進する(新自由主義)ために広められるドグマの一種であると書いている[要出典]。ただしその著書『グローバル経済を動かす愚かな人々』からも分かるように、クルーグマンはグローバリゼーションそのものに反対しているわけではない。

近年、グローバリゼーションが教育に及ぼす影響も議論が盛んになりつつ中、以下の参考文献(『FD改革における語学教員への7人の新提案』)では、大学外国語教育におけるグローバリゼーションの学際的捉え方も提案されている。

以下でグローバリゼーションに対する賛成・反対双方の意見を載せる。ただしここに載せた意見が経済学的に正しいとされているものとは限らない。貿易#貿易に関する誤解も参照の事。

賛同

国際的分業(特化)が進展し、最適の国・場所において生産活動が行われるため、より効率的な、低コストでの生産が可能となり、物の価格が低下して社会が豊かになる。
投資活動においても、多くの選択肢から最も良いものを選択することができ、各企業・個人のニーズに応じた効率的な投資が可能となる。
全世界の様々な物資、人材、知識、技術が交換・流通されるため、科学や技術、文化などがより発展する可能性がある。また、各個人がそれを享受する可能性がある。
各個人がより幅広い自由(居住場所、労働場所、職種などの決定や観光旅行、映画鑑賞などの娯楽活動に至るまで)を得る可能性がある。
密接に各国が結びつくことによって、戦争が抑制される可能性がある。
環境問題や不況・貧困・金融危機などの大きな経済上の問題、人権問題などの解決には、国際的な取り組みが必要でありこれらに対する関心を高め、各国の協力、問題の解決を促す可能性がある。

反対

安い輸入品の増加や多国籍企業の進出などで競争が激化すると、競争に負けた国内産業は衰退し、労働者の賃金の低下や失業がもたらされる。
投機資金の短期間での流入・流出によって、為替市場や株式市場が混乱し、経済に悪影響を与える。
他国の企業の進出や、投資家による投資によって、国内で得られた利益が国外へと流出する。
他国のシステム、特にアメリカのシステムの流入によって、自国のシステムや文化が破壊される。
厳しい競争の中で企業を誘致したり国内産業を育成しようとするため、労働基準や環境基準が緩められ、社会福祉が切り捨てられるようになる(底辺への競争)。

(引用終り)

良いも悪いも、この流れが止まりません。
グローバリゼイションとは情報、交通、流通を含む科学技術の発達により人間活動の範囲が広まってくることを言い、それは人間社会における自然のながれ。

ただし、グローバル化の問題として挙げられているおは、そのうちの経済の分野。
また世界経済は金融支配が蔓延し、世界の金融界を支配するユダ菌が、己の利潤を得るために、強いてグローバル化を煽っているのが事実。

需要と供給(生産と消費)という資本主義システムの理論的原則、昔はこの関係が地域毎に成立していたが、グローバル化により地域の環境を超越し、需要と供給のバランスが取れない地域が多くなってきている。

生産技術の発達で雇用の位階が減ってきている事と共に、これが格差を生み反グローバル化の流れが生まれてきているが、便利さを求め、より安価なものを欲しがる人間の欲望が、この流れを妨げている。

要するに西欧で生まれ理想的に見えた資本主義、民主主義のシステムも行き詰まりが懸念されている。

グローバリゼイションの問題は、このようなものであり、共産主義を念頭に論じるものでは決してない。
馬淵氏の反グローバルの考えには賛成するが、その考えの根源は、全く見当違い甚だしいものである。

ユダ菌の存在を経済のグローバル化の問題の根源ととらえていることは良いとしても
また経済の世界でユダ菌が如何に暗躍しているかについて一般的には知られていないことを、人々の無知と指摘しても何の解決にもつながらない。

ましてや現代社会の大きな問題であるグローバル化という問題を、マルクス共産主義の有り様にかこつけるなど、間違った方向へ誘引していることに気が付いていない。


>天橋立の愚痴人間さんは文章の読解力がゼロなのかな?

断っておきますが、論旨を展開するために不必要なあなたの言葉に一々反応していないことをして、文章が読海できないとされるのは勘違いですよ。


▲△▽▼


何も知らないド素人が自分で勝手にグローバリズムの定義をしても世間では通用しないですね ( No.8 )
日時: 2018/12/24 11:00名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:.sHb2w8Q

>>7
何も知らないド素人の天橋立の愚痴人間さんが自分で勝手にグローバリズムの定義をしても世間では通用しないですね


だから、馬渕睦夫さんがグローバリズムと言ってるものは天橋立の愚痴人間さんが自分で勝手にグローバリズムだと思っているものとは全然違うんだよ

プロの外交官で防衛大学で教授をやっていた馬渕睦夫さんの定義の方が正しいのは当然だけどね。



45. 中川隆[-13499] koaQ7Jey 2018年12月24日 11:44:38: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼


Re: 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた ( No.10 )
日時: 2018/12/24 11:36名前: 天橋立の愚痴人間 ID:NqrH6rFM

>だから、馬渕睦夫さんがグローバリズムと言ってるものは天橋立の愚痴人間さんが自分で勝手にグローバリズムだと思っているものとは全然違うんだよ


グローバリズムの定義!
あなたこそ文章を読んでいないのでは、私が書いたグローバリズムの定義はウイキペディアのものです。

>プロの外交官で防衛大学で教授をやっていた馬渕睦夫さんの定義の方が正しいのは当然だけどね。

肩書に弱いお方のようだ。

プロの外交官とは、最も胡散臭い連中のこと。
防衛大学の教授→若いころから学究一筋の人間ではなく、高級公務員の天下り先に大学教授はたくさんいる。そのような連中の見識などに権威があると思われるか。

その程度の見識であるから「桜チャンネル」で意見を言うか、自費出版より聞いてくれる人間がいないのでは。
最初に言ったように、馬淵氏がグローバル化を批判していることには大いに賛同するが、そもそも共産主義がグローバル社会と定義付けしたことから歪な発想が始まった。
共産主義社会をグローバル化の典型としたの馬淵氏が初めてではないのか。まあ一片の屁理屈はあるが、そのようなものを論旨の中心に据えると、このように陳腐な意見となる典型のようなもの。

これじゃ、チンピラ右翼以外の賛同は得られない。


▲△▽▼


こういうポジショントークを真に受けるアホは困るんだな ( No.11 )
日時: 2018/12/24 11:42名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:.sHb2w8Q

>>10
>私が書いたグローバリズムの定義はウイキペディアのものです。


こういうポジショントークを真に受けるアホは困るんだな

ヨーロッパでは移民受け入れ反対派を極右、ヘイトと呼んで非難、排斥しているんだ

勿論、グローバリストが自分達に都合が良い様に勝手に右翼の定義をしているだけ

それと同じ類の話だよ



46. 中川隆[-13496] koaQ7Jey 2018年12月24日 13:23:35: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

天橋立の愚痴人間さんの話は全部見当外れなんだな ( No.16 )
日時: 2018/12/24 13:21名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:.sHb2w8Q
>>14
天橋立の愚痴人間さんの話は全部見当外れなんだな


グローバリズムというのは19世紀の帝国主義と同じものだというのが定説

国家より金融資本の力が上になっている状態の事

19世紀と今の違いは、植民地を作って直接支配するのを止めて、傀儡政権を作って経済支配だけする方向に変わった事

民主主義は国家がないと成り立たないから、グローバリズムは民主主義とは相容れない
それでマスコミ操作で天橋立の愚痴人間さんみたいな単純な一般人を洗脳して騙す手口を実行しているんだ



47. 中川隆[-13481] koaQ7Jey 2018年12月24日 19:07:05: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

天橋立の愚痴人間さんの話は全部見当外れなんだな ( No.16 )
日時: 2018/12/24 19:05名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:.sHb2w8Q
>>14
天橋立の愚痴人間さんの話は全部見当外れなんだな


グローバリズムというのは19世紀の帝国主義と同じものだというのが定説

国家より金融資本の力が上になっている状態の事

19世紀と今の違いは、植民地を作って直接支配するのを止めて、傀儡政権を作って経済支配だけする方向に変わった事

民主主義は国家がないと成り立たないから、グローバリズムは民主主義とは相容れない
それでマスコミ操作で天橋立の愚痴人間さんみたいな単純な一般人を洗脳して騙す手口を実行しているんだ

アホは平和、友愛とか多文化共生という言葉に弱いから、騙すのが簡単なんだ:


【馬渕睦夫】メディアは「意図的」に洗脳している。マスコミの正体を暴露しよう - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=1UVE71XxbHk
___

【馬渕睦夫 河添恵子】「NHKは人事まで中国大使館の支配下にある」と馬渕睦夫 河添恵子氏が暴露! NHK内部にまで浸透済みだ! 2018年12月17日 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=SGKFLrySAHs

2018/12/16 に公開
馬渕睦夫 河添恵子氏の解説から
「NHKは人事まで中国大使館の支配下にある」と馬渕睦夫 河添恵子氏が暴露!
NHK内部にまで浸透済みだ!
朝日、毎日をはじめとする新聞、NHK、TBSといった地上波テレビなど、既存メディアは、真実を見せなくなっているのではないでしょうか?
___

馬渕睦夫★日本のテレビから外国人スパイを淘汰しろ!
なぜ天皇陛下が農業するのか?その意味と譲位日程の秘密 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=DPaPO66OWBk&app=desktop

2017/12/07 に公開

____

deep state と中国共産党

河添恵子#8-1 ゲスト:馬渕睦夫★リアルに存在するスパイ&工作員の実態 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ukhGim45GB0


河添恵子#8-2 ゲスト:馬渕睦夫★ディープステートが支配する世界 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Pxqk80onq6I

収録日:2018年9月11日

"ディープステート"
この世界を操り、歴史を作ってきたとされる影の政府、真の実力者、アメリカの"奥の院"の存在が明らかに・・・。

_____

アホは自分がマスコミやネットで洗脳されているのに全然気付かないからなあ



48. 中川隆[-13477] koaQ7Jey 2018年12月25日 08:46:05: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

メンテ

天橋立の愚痴人間さんの話は全部見当外れなんだな ( No.16 )
日時: 2018/12/24 19:05名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:.sHb2w8Q

>>14
天橋立の愚痴人間さんの話は全部見当外れなんだな


グローバリズムというのは19世紀の帝国主義と同じものだというのが定説

国家より金融資本の力が上になっている状態の事

19世紀と今の違いは、植民地を作って直接支配するのを止めて、傀儡政権を作って経済支配だけする方向に変わった事

民主主義は国家がないと成り立たないから、グローバリズムは民主主義とは相容れない
それでマスコミ操作で天橋立の愚痴人間さんみたいな単純な一般人を洗脳して騙す手口を実行しているんだ

アホは平和、友愛とか多文化共生という言葉に弱いから、騙すのが簡単なんだ:


【馬渕睦夫】メディアは「意図的」に洗脳している。マスコミの正体を暴露しよう - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=1UVE71XxbHk
___

【馬渕睦夫 河添恵子】「NHKは人事まで中国大使館の支配下にある」と馬渕睦夫 河添恵子氏が暴露! NHK内部にまで浸透済みだ! 2018年12月17日 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=SGKFLrySAHs

2018/12/16 に公開
馬渕睦夫 河添恵子氏の解説から
「NHKは人事まで中国大使館の支配下にある」と馬渕睦夫 河添恵子氏が暴露!
NHK内部にまで浸透済みだ!
朝日、毎日をはじめとする新聞、NHK、TBSといった地上波テレビなど、既存メディアは、真実を見せなくなっているのではないでしょうか?
___

馬渕睦夫★日本のテレビから外国人スパイを淘汰しろ!
なぜ天皇陛下が農業するのか?その意味と譲位日程の秘密 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=DPaPO66OWBk&app=desktop

2017/12/07 に公開

____

deep state と中国共産党

河添恵子#8-1 ゲスト:馬渕睦夫★リアルに存在するスパイ&工作員の実態 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ukhGim45GB0


河添恵子#8-2 ゲスト:馬渕睦夫★ディープステートが支配する世界 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Pxqk80onq6I

収録日:2018年9月11日

"ディープステート"
この世界を操り、歴史を作ってきたとされる影の政府、真の実力者、アメリカの"奥の院"の存在が明らかに・・・。

_____

アホは自分がマスコミやネットで洗脳されているのに全然気付かないからなあ


▲△▽▼
▲△▽▼


Re: 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた ( No.17 )
日時: 2018/12/25 00:53名前: 天橋立の愚痴人間 ID:b/O28gao

馬渕睦夫という奴、本当に馬鹿だねえ。

「桜チャンネル」を使い10回近く動画を流しているようだが、あのようなことを繰り返し恥ずかしくはないのか。

彼が言っていることはいわゆる陰謀論。

そりゃ、ね。

陰謀論というのは絵に描いたように進んでいる訳ではないが、そのような動きはあったであろう。

ニクソンの失脚についても影の勢力の暗躍を言っているが、リークなどは権力の周りには常に存在する。
安倍について森計学園問題でも相当なリークが乱れ飛んだ。

通貨発行権を巡ってケネディーを始めアメリカ大統領が3人も暗殺されている。
最近のニューヨークの大テロ、9.11事件もアメリカ自身の陰謀が言われている。
キリストを陥れたユダの話まで遡る陰謀論。
そのようなものを幾ら集めてみても始まらない。
怖いもの見たさの人びとの興味をそそるだけ。
グローバリズムの問題でも識者を自認するならば正面から堂々と述べない。

民主主義だの三権分立などい言及しているか、これがまた教科書の様な解釈よりできていない。

人間社会のシステム(法則)など、元々目安として存在しているだけで、ルールを決めたら100億の人間が従順に従うと言うそうな前提が、すでに間違っている。

どのような時代でも、どのような地域でも、ルールを無視する人間もいるし、よこしまな人間、邪悪な組織もそんざいするものだ。
そのようなものを一々並び立てて何がしたいのか、言いたいのか。

平和ボケした現代の日本人は平和は神様が与えてくれるように思っているが、平和などは自力で勝ち取らねばならない。
個人の自由権利もそうである。
自由であるため、権利を得るためには努力が必要なのだ。

そうであっても、すべての人々が均等に成果を上げられるものではなく、平和の問題も、司法の公平さの問題も、社会正義の問題も、100点満点で言えば70点与えられるのは、極、瞬間的で、60点でも満足せざるを得ないのが現実の社会である。

馬渕睦夫氏は陰謀論を説く一方で、あるべき社会のシステムにおいては小学生のごとく80点は貰えるものと思っている。
政治評論家、社会評論家としては、レベルが低すぎるのではないか。

そのような人間に現代社会の最大の問題、グローバリズムについて、何が言える。
私が書いたことを見て、彼の動画をみられたら、かれが如何に幼稚であるか解るでしょう。

せいぜい、右翼の「桜チャンネル」の広告塔になるのが関の山であろう。


▲△▽▼
▲△▽▼

悔しかったら、陰謀論とか抽象的で安易なレッテル貼りをするのではなく、具体的に間違いを指摘するしかないね: ( No.18 )
日時: 2018/12/25 08:44名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:tx6wobr2


悔しかったら、陰謀論とか抽象的で安易なレッテル貼りをするのではなく、具体的に間違いを指摘するしかないね

馬渕睦夫さんは正しい資料と客観的な事実だけに基いて論を展開しているから陰謀論ではないよ


【馬渕睦夫】グローバリズムの罠 国難の正体 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=64Sclci4EVg
https://www.youtube.com/watch?v=d9BwAEI82Fw


2013/08/06 に公開

講師:馬渕 睦夫 氏(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
演題:グローバリズムの罠 国難の正体
日時:平成25年7月28日(日)午後2時〜
会場:栃木県護国神社 護国会館


▲△▽▼


ひとりがたり馬渕睦夫 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/playlist?list=PL7MaEu9i584fGdp78r27h-eH0rmWLioEC

2018/06/22 に公開
待望の馬渕睦夫大使の新番組がスタート!激動する世界、今の日本に必要なのは何か?どんな危機が訪れているのか?マスメディアでは伝えられない世界の真実と、馬渕睦夫の「眼」をお届けいたします。


▲△▽▼


馬渕睦夫さんが明らかにしていますが


ロシア革命も毛沢東の中国支配も朝鮮戦争も東西冷戦もアラブの春も対テロ戦争もすべてユダヤ資本のヤラセだった


左翼=リベラル=グローバリズム=ユダヤ
=国際金融資本、軍産複合体、ネオコン、CIA、FBI、マスコミ、ソ連共産党、中国共産党、天皇一族、日本の官僚
=マクロン、メルケル、ヒラリー・クリントン、オバマ、レーニン、スターリン、ボリス・エリツィン、小泉純一郎、竹中平蔵、小沢一郎、橋下徹、枝野幸男、日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力


右翼・民族主義=反リベラル=反グローバリズム=反ユダヤ
=プーチン、チェ・ゲバラ、カストロ、J.F.ケネディ、トランプ、ヒトラー、サダム・フセイン、カダフィ、アサド、ウゴ・チャベス、 ロドリゴ・ドゥテルテ、田中角栄、安倍晋三、日本共産党


なんですね。




49. 中川隆[-13473] koaQ7Jey 2018年12月25日 10:18:58: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

Re: 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた ( No.19 )
日時: 2018/12/25 09:22名前: 天橋立の愚痴人間 ID:b/O28gao
投稿者自身の意見を言わず

馬渕睦夫の動画をしつこく展開するのを見ていると、どうらや投稿者は「桜チャンネル」筋の回し者のようだ。

そうであれば、

この様な宣伝投稿は、当掲示板では受け入れない。



50. 中川隆[-13472] koaQ7Jey 2018年12月25日 10:30:58: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

中身ゼロの抽象論はもういいから、具体的に馬渕睦夫さんの論の間違いを指摘してみろよ ( No.20 )
日時: 2018/12/25 10:29名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:tx6wobr2
>>19
中身ゼロの抽象論はもういいから、具体的に馬渕睦夫さんの論の間違いを指摘してみろよ

偉そうな事言ったんだからそれくらい簡単にできるだろ


51. 中川隆[-13471] koaQ7Jey 2018年12月25日 15:30:34: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

本質がわからない糾弾者を憂える者氏へ ( No.21 )
日時: 2018/12/25 11:42名前: 天橋立の愚痴人間 ID:b/O28gao
>中身ゼロの抽象論はもういいから、具体的に馬渕睦夫さんの論の間違いを指摘してみろよ


私が書いていることの全てが指摘である。

具体的に言うほどの内容のないものに具体的に応じるほど間抜けではない。

言葉で吊ろうとしても無理である。


後になるほど、貴方の投稿はイチャモンをつけるだけの内容になってきた。

これは議論でも掲示板上の交流でもない。

「荒らし」に類する。


▲△▽▼


この際、まとめてユダヤの陰謀→実態 ( No.22 )
日時: 2018/12/25 14:14名前: 天橋立の愚痴人間 ID:b/O28gao

18世紀の後半ロスチャイルドのマイヤーはフランス革命、ナポレオン戦争を利用して巨額の富を蓄積し、彼の息子5人には、それぞれ別の国に分家させ勢力の拡大を図った。
明治維新までも含め、その後の世界の戦乱には必ず顔をだし戦争を糧に世界に冠たる金融網を作っていく。

ロスチャイルドに関わらず多くのユダヤ資本が成長し今や次の様な状況である。

>世界経済を牛耳っているのは、ロスチャイルド・ロックフェラー・サッスーン・ クーンロエブ・モルガン・ベクテル・ザハロフの7大財閥がある。この中で、ロスチャイルド財閥とロックフェラー財閥が群を抜いている。

>ロックフェラー財閥はもともとはユダヤ人財閥ではなく、WASPだった。だがユダヤ財閥との緊密な関係が出来上がる中で融合し、ユダヤ化した。これら7の巨大財閥の特徴は、以下の通りである。

>ユダヤ財閥の総本家・ロスチャイルド財閥(ロンドン、パリ)は、「究極の世界支配を目論む」

>サッスーン財閥は、ロスチャイルドの支家の一つで本家は、イラクのバクダッドに根を張る商人で英国に移り、分家=サッスーンが、麻薬を商いしてインドから中国・上海に進出して銀行を支配、中国を完全占領した。

>クーン・ロエブ財閥は、ロスチャイルド財閥のアメリカ支店(クーン、ロエブ、 ウォルフの三人のユダヤ人が1875年にニューヨークに設立した「クーン・ロエブ・エンド・カンパニー」 銀行に発祥)で「ロシア革命に深くかかわり、資本主義と共産主義の両方建てて世界支配」を狙う。

>モルガン財閥は、ロンドン・ロスチャイルド家が1871年にジョン・ピアモント・モルガンをアメリカ総支配人として送り出して金融業を開始、設立。ウォール街を占領し、大富豪となり、「アメリカの産業支配」を図ってきた。

>ベクテル財閥は「ユダヤ・アメリカの世界軍事支配の先兵」

>ザハロフ財閥 は「武器を扱う軍需財閥」

>そして、ロックフェラー財閥は「石油王からのし上がり世界統一支配をめざす」
(リンク)

金融、軍需、石油などの多くが、ユダヤ系資本に牛耳られている。

ちなみに、穀物メジャーはカーギル、コンチネンタル・グレイン、ルイ・ドレフュス、ブンゲ・ガーナック、ADM(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド)の5大商社を指すが、ADM,カーギルを除く全社がユダヤ系企業である。

※この中で人間の生命線である石油、食料の分野の寡占化が進んでいることは憂慮しなければならない。

また具体的には次の企業群を支配している。
アメリカの大企業の50%の株はユダヤ系資本が握っているとも言われている。


ロスチャイルド支配下の企業

【通信】
タイムズ(新聞)
ザ・サン(新聞)
ロイター通信(通信社)、AP(通信社)※世界の情報はこの2社から発信。
ABC・NBC・CBS放送(アメリカ三大ネットワーク)

【石油】
ブリテッシュ・ベトロリアム(石油会社)
ロイヤル・ダッチ・シェル(石油会社)

【金属・重工業】
ビッカース (兵器)
ダッソー(兵器)
アームストロング(兵器)
シュットーデル(兵器)
ミノルコ(金属)
モンド・ニッケル
モンド社(アルカリ)

【その他】
フィリップ・モリス(米最大のタバコメーカー)
ローマ・プーラン(仏最大の総合科学・製薬メーカー)
デビアス(鉱物会社=ダイヤモンドを独占)
リオ・チント・ジンク(鉱物会社=金・ウランをほぼ独占)

【食品】
ネッスル(コーヒー)
ユニリーバ(食品)
ブルックボ ンド(紅茶)

【銀行・保険】
フランス銀行
イングランド銀行
パリ国立銀行
スエズ金融
香港上海銀行
ウェストミンスター銀行
ルイ・ドレフェス商会
ソロモン・ブラザーズ
ラザール・フレール
ゴールドマン・サックス
リーマン・ブラザーズ
カナダロイヤル銀行
アラブ投資銀行
モントリオール銀行
ジェネラル銀行
ブリュッセル・ランベール
ウェストバンク


【ロックフェラー一族の保有企業】

通信 NBCテレビ、AP通信、USNEWS
石油 テキサコ、エクソンモービル(2016年株式売却)
軍事 ボーイング
食品 ペプシ
IT IBM、ウェスティングハウスエレクトロニクス
建設 ベクテル、ロックフェラーセンター
金融 モルガンスタンレー、チェース・マンハッタン銀行、ファースト・ナショナル、シティバンク
交通 GM・フォード・クライスラー
その他 GE

最近は企業統合の話が続いているが、大きな企業統合の多くにユダ菌は入り込み、日本の企業の多くも知らぬ間にユダ菌の支配下に置かれている。

冒頭に示した様に、ユダ菌と言って数は多い。
フリーメイソンとかイルミナティという言葉を聞くことがあるでしょう。
どちらも16世紀後半に生まれたとされている。
西欧でユダヤ人が台頭してきた時期にあたり、ロスチャイルド、ロックフェラーなどのユダ菌が、これを利用して互いの交流をはかり意思の統一をしているものとされ、陰謀説の根拠となっている。

実態はともかくこれらの組織は表向きは温厚な顔をもち、英国女王も我が国の鳩山由紀夫首相もフリーメイソンの会員となっている。

最後に、このようなユダ菌が実際は、どのように動いているかについて、
田中角栄とロックフェラージュニアの交流は周知の事実。
その裏で何があったかは想像に任せる。
また郵政民営化に絡んで、アメリカでユダヤ資本系列の人物と日本の関係者が出会っていることも目撃されている。

小泉が言ったような郵政民営化の必要性とは別に、アメリカのユダヤ資本にとって、巨額の郵便貯金を自由に使えるようにしたかったのである。

田中角栄が中国との国交を再現したのも、ロックフェラーが関与してなかった保障はない。

陰謀とは何であろう。
些細なことまで取り上げていては、この世の動向はすべて陰謀となる。

だが、やはりユダヤの世界金融(経済)支配は異常であると言える。


▲△▽▼


天橋立の愚痴人間氏が根拠無しで書いてるのがアホ陰謀論と呼ばれているものだよ ( No.23 )
日時: 2018/12/25 15:28名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:tx6wobr2

>>22
天橋立の愚痴人間氏が根拠無しで書いてるのがアホ陰謀論と呼ばれているものだよ

馬渕睦夫さんはそのレベルの根拠ゼロのいい加減な事は一切言っていないよ




52. 中川隆[-13465] koaQ7Jey 2018年12月25日 17:34:24: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

Re: 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた ( No.24 )
日時: 2018/12/25 17:30名前: 天橋立の愚痴人間 ID:b/O28gao
>馬渕睦夫さんはそのレベルの根拠ゼロのいい加減な事は一切言っていないよ

何を言っておられるか。

ユダ菌の陰謀の話を馬淵氏が一々資料を取って調べたとでも仰りたいのか。

馬淵氏が言っていることなどネットで調べればゴマンと出てくる、馬淵のオリジナルではなく、それらをつまみ食いしているだけ。

私もかなり知っている方なので、馬淵氏が言うユダ菌の陰謀の話は、それなりに受け取っている。

問題は、馬淵氏のユダ菌の陰謀とグローバリゼイションの問題の捉え方である。

しかるに右翼と連携するためか、共産主義をグローバルゼイションの究極の形ととらえようとしている。

確かにね、こんなバカげた発想は馬淵独自のものであろう。

結局のところ、馬淵氏が言いたいのは、何だと思われる!

グローバリゼイションに深く言及する訳でもなく

陰謀説を振りかざし政治の暗部を指摘しているだけのこと。

要するに右翼が台頭しユダ菌の負けない国体を作れとでもいいたのであろう。

でも右翼などは簡単にユダ菌に籠絡されるはず。

まあ、戯言を言っているだけであろう。

右翼思想を語るだけなら良いが、識者らしく自分の言い分にメリハリをつけるために、グロバリゼイションなどの問題を取り上げ、無

理して重ね合わそうとするから、グローバリゼイションの本来の姿さえ歪な形でとらえることになっている。

そこの馬鹿らしさを言っているのだ。

>共産主義がグローバリゼイションの究極の形!

ヘソが茶を沸かすではないか。


貴方ね、私の言うスタンスから、もう一度、馬淵氏の後援を見て御覧。

随分と貧相で色あせて見えるでしょうね。


▲△▽▼

要するに、天橋立の愚痴人間さんは読解力がゼロという事だね ( No.25 )
日時: 2018/12/25 17:33名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:tx6wobr2

>>24
要するに、天橋立の愚痴人間さんは読解力がゼロという事だね



53. 中川隆[-13461] koaQ7Jey 2018年12月25日 18:33:48: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

Re: 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた ( No.26 )
日時: 2018/12/25 18:26名前: 天橋立の愚痴人間 ID:b/O28gao
貴方の言う読解力とは、次の様な角度で文章を見てほしいと言うことか。

(添削)
他人の詩歌・文章・答案などを、書き加えたり削ったりして、改め直すこと。
(校正)
文字・文章を比べ合わせ、誤りを正すこと。印刷物の仮刷りと原稿を照合し、誤植や体裁の誤りを正すこと。
(校閲)
文書や原稿などの誤りや不備な点を調べ、検討し、訂正したり校正したりすること。
…校正は、誤字脱字や文法の誤りを正すこと。校閲は、内容が間違っていないか検査しつつ、修正まで加えること。添削は、文章の構成や表現を含めて書き加えたり削ったり改めること。


他人の文章を読む場合でも、上の様な作業はしないし、些細な文言は読み飛ばす。

饒舌を一々検証し、意味を見つけるなど、わたしゃ、そんなに気が長くはない。

大筋を理解して、駄目なものは駄目!

幾ら途中の文章で誤魔化しても大筋を読む。

それが読解力と言わないか。

馬淵氏の言い分も、そのようなもの。

結論として、駄目!


▲△▽▼


天橋立の愚痴人間さんは文章をキチンと読むというのがどういう事か知らないんだな ( No.27 )
日時: 2018/12/25 18:31名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:tx6wobr2

>>26

天橋立の愚痴人間さんは文章をキチンと読むというのがどういう事か知らないんだな


数学や物理の本をきちんとチェックしながら読んだ経験が有る人なら誰でもわかる事なんだけど、

文章の読解力というのは、1行、1行をすべて正しいかどうか確認しながら読む事だよ

天橋立の愚痴人間さんはそういう経験が無いから、文章をキチンと読むというのがどういう事か知らないんだな



54. 中川隆[-13453] koaQ7Jey 2018年12月26日 10:25:31: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

文章の読解力というのは、1行、1行をすべて正しいかどうか確認しながら読む事だよ ( No.28 )
日時: 2018/12/26 09:34名前: 天橋立の愚痴人間 ID:U9sbdNgw
>天橋立の愚痴人間さんはそういう経験が無いから、文章をキチンと読むというのがどういう事か知らないんだな


アッハッハ、御教授有難う。

私はね、かつてギリシャからサルトルまでの哲学書を読み漁ったもの。

この時期はさすがに一言一句おろそかにするわけにはいかなかった。

ヘーゲルの大論理学などは、もう、何回読み返しても次には進めない。

最も、これは途中でギブアップしたがね。

それからね、馬淵氏の講演も、共産主義とグローバリズムを語っているところは少しは注意してみてみたものだ。

語っている文言は、なるほど確かな物言いでいかにも信頼がおけそうであるが、全体の論旨から見ると作為的な文言を並べている。

私は、共産主義とグローバリズムが同根と言われた時点で、それをどのように証明するつもりか注意を払って聞いている。

馬淵氏の言い分は、とても私を納得させるものではなかった。

と言うよりも、全くなかった、出来なかった。

この様なところに馬淵氏の盲点があるのだが、メディアの問題など一般的な事象を解説している分については、明確に説明してくれる論客と、映るかもしれない。

上辺だけだがね!

貴方も、その口か。


試しに、その一般的な解説で気がついたことを紹介しておきましょう。

馬淵氏はテレビの報道番組で芸能人が政治問題でコメントしていることについて、芸能人では無理であると断定していた。

私に言わせると、頭でっかちで思想的に偏向した知識人よりも、よほど誠実さが見える。

政治の問題など井戸端会議のレベルでも、政治学者のレベルでも、言っていることの本質は変わらない。

テレビ番組の様相をみて、日本人が劣化していると言っているが、テレビのせいと決めつける前に、スマホに興じる大の大人の多いことを嘆くべきではないか。

この様に馬淵氏の発言は、どれも、これも中途半端に並べたてているだけ。

それから、もう一つ

グローバリズムの後にはナショナリズムが台頭するとも断言している。

何という愚かさ、こじつけ!
グローバリズムの本質を理解できてないから、この様な事が言えるのである。
否、解らないのではなく、単にグローバリズムという言葉を利用しているだけである。

経済におけるグローバリズムの弊害を避けるには政治が経済に影響を与えられる様になることが必要で、すでに地球規模でグローバル化が進んでいる現在は、それも世界的転換(政治の復活)がなければならない。

政治を動かすのは民意であり文化、慣習でなければならない。

この場合、文化、慣習と言っても、それは決してナショナリズムではないのである。

結局のところ馬淵氏が誘引したいのは右翼と同じ皇国思想なのであろう。
馬淵氏の講演には国体という言葉が多く使われていることからも読み取れる。
馬淵氏は、共産主義とグローバルリズムなどのテーゼを立ち上げ、読者の注目を引きながら、実際は陰謀論や現代社会の世情の劣化を憂い、巧妙に右翼的な発想へ誘導する意図で講演しているだけである。
私も最初はグロバルリズムを否定する氏の文言に注目をしたが、よく見るとこのようなものであり馬淵氏を侮蔑している。

また「桜チャンネル」の動画で司会の女性の言葉は、まるで右翼の立場からのもの、それに応じる馬淵氏の様などは、うさん臭くて見ておれない。

如何かな、一々言わなくても見るところは見ているでしょうが。

私は右翼を自認しているが、国体などと言う言葉を念頭に置くような似非右翼ではない。

最後に

>数学や物理の本をきちんとチェックしながら読んだ経験が有る人なら・・・

この言葉からは、貴方が理科系の人と推察できる。

普通は文章をよく読むと言う場合、思想書などの論理を読み取る場合に使われる。

読解力とはこのようなことも含む。


▲△▽▼


馬渕睦夫氏に関して総括する ( No.29 )
日時: 2018/12/26 10:09名前: 天橋立の愚痴人間 ID:U9sbdNgw

明治時代、西欧文明の氾濫の中、新渡戸稲造はそれに対して武士道を近代的に見直すこと(キリスト教精神との融合を図った)で日本の文化を守ろうとした。

その心は解るが結果は新渡戸稲造の意に反して軍部などにより皇国思想の方向へ流れてしまった。

馬淵睦夫氏が言わんとするところは、グローバリゼイションという現象を、西欧的と捉え、それに対抗する方策として日本の伝統文化(精神)の興隆を求めるものである。

確かにすべてに合理的なことを是とする西欧文明が人間社会にとって唯一の価値観とすることに矛盾が多くなってきている現在、そのような(反西欧的なもの)啓蒙、提議をすることは意義あることで賛成する。

だが、それを「桜チャンネル」と連携するような右翼思想としてとらえることは、かつて新渡戸稲造の試みが失敗したことに通じる愚となるであろう。

馬淵睦夫には日本の再生を語るには本物の情熱がない。


ナチス(ヒットラー)が台頭したのは第一次大戦後疲弊するドイツで国民に対して安易な言葉でドイツの復興を訴え熱狂的な支持を勝ち得たことによるが、ナチスの危険性に気付かなかったことにある。


▲△▽▼


この現代に、右翼・左翼とか言ってる事自体が時代錯誤なんだよ ( No.30 )
日時: 2018/12/26 10:24名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:hF.c3wJM

>>29
>だが、それを「桜チャンネル」と連携するような右翼思想としてとらえることは、かつて新渡戸稲造の試みが失敗したことに通じる愚となるであろう。


この現代に、右翼・左翼とか言ってる事自体が時代錯誤なんだよ

現在ヨーロッパでは

移民受け入れ派=極右、ヘイト

という捉え方だよ。

その定義だと日本共産党が典型的な極右政党という事になる。

馬渕睦夫さんか信頼できる資料だけを使って論証した様に

ロシア革命も毛沢東の中国統一も朝鮮戦争も東西冷戦もアラブの春も対テロ戦争もすべてグローバル勢力のヤラセだった

それで、馬渕睦夫さんは右翼・左翼という時代錯誤の分類を否定して、19世紀の帝国主義時代以降、世界はずっと


左翼=リベラル=グローバリズム=ユダヤ
=国際金融資本、軍産複合体、ネオコン、CIA、FBI、マスコミ、ソ連共産党、中国共産党、天皇一族、日本の官僚
=マクロン、メルケル、ヒラリー・クリントン、オバマ、レーニン、スターリン、ボリス・エリツィン、小泉純一郎、竹中平蔵、小沢一郎、橋下徹、枝野幸男、日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力


右翼・民族主義=反リベラル=反グローバリズム=反ユダヤ
=プーチン、チェ・ゲバラ、カストロ、J.F.ケネディ、トランプ、ヒトラー、サダム・フセイン、カダフィ、アサド、ウゴ・チャベス、 ロドリゴ・ドゥテルテ、田中角栄、安倍晋三、日本共産党


という体制側・反体制側の対立状態にある事を実証したんだ。




55. 中川隆[-13452] koaQ7Jey 2018年12月26日 10:38:02: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

この現代に、右翼・左翼とか言ってる事自体が時代錯誤なんだよ ( No.30 )
日時: 2018/12/26 10:37名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:hF.c3wJM
>>29
>だが、それを「桜チャンネル」と連携するような右翼思想としてとらえることは、かつて新渡戸稲造の試みが失敗したことに通じる愚となるであろう。


この現代に、右翼・左翼とか言ってる事自体が時代錯誤なんだよ


現在ヨーロッパでは

移民受け入れ反対派=極右、ヘイト

という捉え方だよ。


その定義だと日本共産党が典型的な極右政党という事になる。


馬渕睦夫さんか信頼できる資料だけを使って論証した様に

ロシア革命も毛沢東の中国統一も朝鮮戦争も東西冷戦もアラブの春も対テロ戦争もすべてグローバル勢力のヤラセだった

それで、馬渕睦夫さんは右翼・左翼という時代錯誤の分類を否定して、19世紀の帝国主義時代以降、世界はずっと


左翼=リベラル=グローバリズム=ユダヤ
=国際金融資本、軍産複合体、ネオコン、CIA、FBI、マスコミ、ソ連共産党、中国共産党、天皇一族、日本の官僚
=マクロン、メルケル、ヒラリー・クリントン、オバマ、レーニン、スターリン、ボリス・エリツィン、小泉純一郎、竹中平蔵、小沢一郎、橋下徹、枝野幸男、日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力


右翼・民族主義=反リベラル=反グローバリズム=反ユダヤ
=プーチン、チェ・ゲバラ、カストロ、J.F.ケネディ、トランプ、ヒトラー、サダム・フセイン、カダフィ、アサド、ウゴ・チャベス、 ロドリゴ・ドゥテルテ、田中角栄、安倍晋三、日本共産党


という体制側・反体制側の対立状態にある事を実証したんだ。


▲△▽▼


ひとりがたり馬渕睦夫 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PL7MaEu9i584fGdp78r27h-eH0rmWLioEC

2018/06/22 に公開
待望の馬渕睦夫大使の新番組がスタート!激動する世界、今の日本に必要なのは何か?どんな危機が訪れているのか?マスメディアでは伝えられない世界の真実と、馬渕睦夫の「眼」をお届けいたします。


▲△▽▼

しかし、ここの管理人は自分に都合の悪い投稿はすべて削除しているね。

あくど過ぎるな(呆れ)
 



56. 中川隆[-13450] koaQ7Jey 2018年12月26日 11:02:50: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

この現代に、右翼・左翼とか言ってる事自体が時代錯誤なんだよ ( No.30 )
日時: 2018/12/26 11:01名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:hF.c3wJM
>>29
>だが、それを「桜チャンネル」と連携するような右翼思想としてとらえることは、かつて新渡戸稲造の試みが失敗したことに通じる愚となるであろう。


この現代に、右翼・左翼とか言ってる事自体が時代錯誤なんだよ


現在ヨーロッパでは

移民受け入れ反対派=極右、ヘイト

という捉え方だよ。


その定義だと日本共産党が典型的な極右政党という事になる。


馬渕睦夫さんか信頼できる資料だけを使って論証した様に

ロシア革命も毛沢東の中国統一も朝鮮戦争も東西冷戦もアラブの春も対テロ戦争もすべてグローバル勢力のヤラセだった

それで、馬渕睦夫さんは右翼・左翼という時代錯誤の分類を否定して、19世紀の帝国主義時代以降、世界はずっと


左翼=リベラル=グローバリズム=ユダヤ
=国際金融資本、軍産複合体、ネオコン、CIA、FBI、マスコミ、ソ連共産党、中国共産党、天皇一族、日本の官僚
=マクロン、メルケル、ヒラリー・クリントン、オバマ、レーニン、スターリン、ボリス・エリツィン、小泉純一郎、竹中平蔵、小沢一郎、橋下徹、枝野幸男、日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力


右翼・民族主義=反リベラル=反グローバリズム=反ユダヤ
=プーチン、チェ・ゲバラ、カストロ、J.F.ケネディ、トランプ、ヒトラー、サダム・フセイン、カダフィ、アサド、ウゴ・チャベス、 ロドリゴ・ドゥテルテ、田中角栄、安倍晋三、日本共産党


という体制側・反体制側の対立状態にある事を実証したんだ。


▲△▽▼


ひとりがたり馬渕睦夫 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PL7MaEu9i584fGdp78r27h-eH0rmWLioEC

2018/06/22 に公開
待望の馬渕睦夫大使の新番組がスタート!激動する世界、今の日本に必要なのは何か?どんな危機が訪れているのか?マスメディアでは伝えられない世界の真実と、馬渕睦夫の「眼」をお届けいたします。


▲△▽▼

しかし、ここの管理人は自分に都合の悪い投稿はすべて削除しているね。

あくど過ぎるな(呆れ)

IQ低いだけなら兎も角、詐欺師的なんだよ。
 



57. 中川隆[-13440] koaQ7Jey 2018年12月26日 14:28:59: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

Re: 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた ( No.31 )
日時: 2018/12/26 13:55名前: 天橋立の愚痴人間 ID:U9sbdNgw
おや、投稿者のHNから、アホが消えた。その分だけ、私が昇格したと言うことか。

さて、

>待望の馬渕睦夫大使の新番組がスタート!激動する世界、今の日本に必要なのは何か?どんな危機が訪れているのか?マスメディアでは伝えられない世界の真実と、馬渕睦夫の「眼」をお届けいたします。

この動画ですが、少しだけ垣間見た。

馬淵氏の語りには、一般的な文言だけで迫力がない。

代わりに解説させていただこう。

>激動する世界

グローバル化が進んだ現在、世界の何処の国でも経済的格差が広まり、失業率が上がっている。
ために、労働移民を受け入れた国などで移民の排斥運動が始まっている。
グローバル化しすぎた経済は、さらなる統合を繰り返し市場の確保に懸命でTPP、ユーロ圏設定など蠢いているが、それでは何の解決にもならず、巨大な自己市場を誇る中国のみが意気盛んで、中国の動向をにらみ政治も巻き込む騒動を起こしている。
確かに資本主義の登場以来、200年、市場主義経済のシステムの将来が問われる時代になった。

>今の日本に必要なのは何か?

その中で、日本に何が必要かとは、自民党政府は、世界の激動の中で日本の企業が勝ち残ることばかり考えているが、それは徒労に終わること請け合い。
仮に勝ち残ったとしても問題は解決できない。
日本に何が必要かという事を置き換えると、日本の国民の為に何が必要かと言うことになる。
で、あるならば、それは明快になる。
日本の国民の福祉を維持することである。

要するに日本にとどまらず世界の各国は増大する福祉の財源確保に困っている。
税収で賄うことは、もはやどこの国でも不可能で新たな手法が必要ではあるが、いまだに消費税値上げよりも思いつかないのが現状である。
だがね、通貨発行権を取戻し、国家が政策に必要な財源を増刷すれば事たりるが、それに踏み切ることができないのが現状である。
要するに日本に必要なのは金であるのだ。

>どんな危機が訪れているのか

どんな危機と言っても、さしあたり重大な危機などない。
少子高齢化を危惧する向きがあるが、少子高齢化で何が問題なのだ。
一つはGDPが25%減ると騒いでいるが、そのようなものは減っても問題はなく、一人当たりのGDPを増やすことが肝要である。

電力などのエネルギー対策は、今後脱CO2で進んでいくであろう。
危機と言えば、日本人の活力低下である。
平和ボケした日本人は安全保障でも食料自給の問題でも他人任せで自己責任感がない。
劣化した精神で、今後の日本を維持できるであろうか。


>マスメディア

盛んにメディアの劣化を言っておられるが、メディアが社会をリードしたような時代はほとんどなく、逆に独裁者に利用されてきた。
メディアを非難する前に、日本の庶民の現状を嘆くべき。
スマホに興じ、テレビの馬鹿を売り物にする番組を喜ぶ日本人は天下泰平を味わっている。
満ち足りた証拠であり、満ち足りたと思う庶民が陥るのは無気力、無節操である。
現代社会で、テレビを始めネットの情報でも、本当に価値あるものに興味を持とうとしない。

この様な環境で次に来るのは新たな刺激を求める感情であり、それが訳の分からない犯罪の多発、麻薬の増加につながっている。
すでに、その兆候があるのではないか。

一つの文章を紹介しましょう。

ヘレニズム社会(紀元1〜3世紀)の批評家の一言を再掲させていただく。文明の崩壊前夜の様相が良く解る。

<< 現代に生まれた人間の精神生活の癌の一つは、精神的緊張の低下であって、ごく少数の選ばれた人びとを除き、我々はみな、弛緩した日々を送っている。仕事においても、気晴らしにおいても、我々がもっぱら目標にしているのは、人気取りと享楽である。全心を自分のしている事に打ち込み、本当に手に入れる価値のある承認を勝ち取ることのうちに見いだされる、真の精神的財宝を得ることに、少しも関心をもたない >>

この様に日本と言わず世界共通で、文明史的危機に瀕しているとは言えるでしょう。


今では参加者が少なくなっているが、当掲示板は他のサイトに先駆けて、このような記事を扱ってきた。
糾弾掲示板に参加していただくことは喜ばしく歓迎するが、
馬鹿にされる謂れはないと思うが。


▲△▽▼

天橋立の愚痴人間さんは経済のイロハが全然わかってないんだよ ( No.32 )
日時: 2018/12/26 14:26名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:hF.c3wJM

>要するに日本にとどまらず世界の各国は増大する福祉の財源確保に困っている。
税収で賄うことは、もはやどこの国でも不可能で新たな手法が必要ではあるが、いまだに消費税値上げよりも思いつかないのが現状である。


天橋立の愚痴人間さんは経済のイロハが全然わかってないんだよ


・税金はあくまでも物価調整の為にだけ徴収するもの
・予算が足りなければどんどん国債発行すればいい

というのが経済の常識

日本政府が消費税を取っているのは
日本の景気を意図的に悪くして、日本の投資資金を欧米に流すのが目的だよ


ド素人向きの解説はこの人がやってるよ:


「日本の未来を考える勉強会」ー貨幣と経済成長ー 
平成30年3月7日 講師: 中野剛志 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=PIVG7XDGrH4


第2回「日本の未来を考える勉強会」ー貨幣と租税ー 
平成29年4月27日 講師:中野剛志 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Zc9-Y5jiIO4




58. 中川隆[-13439] koaQ7Jey 2018年12月26日 14:51:54: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

メンテ
Re: 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた ( No.33 )
日時: 2018/12/26 14:43名前: 天橋立の愚痴人間 ID:U9sbdNgw

>天橋立の愚痴人間さんは経済のイロハが全然わかってないんだよ

貴方ね、どうしてこのようなことから始めるのだ。

経済のことなら次のスレッドを読めるものなら読んでご覧。

http://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1711

「経済の話し」


中野剛志!

異端の評論家の様だね。

彼が言っていることも含めて、先のスレッドは展開しているよ。

ピットコインのことなら、こちら

http://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?mode=view&no=1892

馬淵氏と同じ、中野氏もこじつけが過ぎるようだね。

もっと正攻法で将来を案じるべきなのでは。

こんな異端を幾ら集めても何も動きませんよ。

徴税に関することも詳細は省くが、解らないからではないよ!


▲△▽▼


アホが書いた長文を読むのは時間の無駄だから中野氏のどこが間違いかをここで書いてみろよ ( No.34 )
日時: 2018/12/26 14:48名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:hF.c3wJM

>>33

アホが書いた長文を読むのは時間の無駄だから

中野氏のどこが間違いかをここで書いてみろよ




59. 中川隆[-13438] koaQ7Jey 2018年12月26日 15:02:19: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22207] 報告
▲△▽▼

Re: 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた ( No.35 )
日時: 2018/12/26 14:58名前: 天橋立の愚痴人間 ID:U9sbdNgw
どちらかと言えば

貴方こそ、政治、経済の深層のことは理解できてないようだ。

まあ、暇なときには要請に応じて、自分の意見を言う機会として書くが(このスレッドでも大層書かせていただいた)、今回はもう止めにする。

断っておきますが、中野氏の言い分についても相当の文章でお相手する用意はあるよ。


▲△▽▼


そんなに知識が有るなら 2分も有れば書けるだろ、早く書けよ ( No.36 )
日時: 2018/12/26 15:01名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:hF.c3wJM

そんなに知識が有るなら 2分も有れば書けるだろ

早く書けよ



60. 中川隆[-13340] koaQ7Jey 2018年12月29日 13:00:13: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22210] 報告
▲△▽▼

Re: 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた ( No.37 )
日時: 2018/12/26 15:31名前: 天橋立の愚痴人間 ID:U9sbdNgw

最近は、この掲示板にも随分と御無沙汰になっている。

書きたい政治の話題はほとんどなく。せめて経済論でも論じたいところであり、中野氏の金融論に乗じて久しぶりに書いてもよいが(貴方との関係は別にして)、この2日ほど予想に反して書きすぎた。

とりあえず、お誘いは断る。


追申

中野氏の金融論!

まあ正統を気取る経済専門家は言わないことだから、裏口の手法として一読の価値はあると思うよ。

同じ様な経済論を展開している方がいるので紹介しておく

http://noranekoma.blogspot.com/

「猫でも解る経済問題」


▲△▽▼


馬淵氏の動画解説 ( No.38 )
日時: 2018/12/28 12:27名前: 天橋立の愚痴人間 ID:Ww1SneVc

馬淵氏の動画を改めて解説しましょう。


【日いづる国より】馬渕睦夫、フィデル・カストロと日本人の幸福論[桜H27-5-8] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=eoq6pRXoBBA&app=desktop

>キューバの人の生活環はカストロの主導により物質的繁栄が必ずしも幸せとは言えないと思っている。

と言う下りは同感するが、実際は、キューバを脱出する人も多く、キューバの貧困を憂うキューバ人自身が多いことも事実。
他の共産主義国と違い、過酷な弾圧は経験してないが、独裁国家であることは間違いなく、弾圧が少なかったのは国家として小さな国であったからである。

またこの動画の中で日本における台湾、韓国などの植民地支配は、その国の発展を願ってのことで成果を挙げていて、これは西欧における植民地支配ではあり得なかった美点と称賛しているが、このような発想を、どうして受け入れられるものか。
台湾は一地域であり国家としての反感はないが、朝鮮の現状を見れば良い。

>【大道無門】馬渕睦夫と国難の正体を暴く[桜H25-5-24] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Rl7oyG4ebwk&app=desktop

この内容は右翼思想、そのもの。かつての民主党政権を評するに、あれは1/3はコリアン系統の政権であったと切り捨てている。
見ても不快感を得るだけ。


>ノンフィクション作家・河添恵子#4-1
「馬渕睦夫氏と語る最新世界情勢」前編・グローバリスト&共産主義勢力 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Z7syO3BhDdQ

共産主義、グローバリズム、ロスチャイルド支配など、すべて倒錯した理屈を述べていて、これば見れば見るほどに騙されるので危険である。

>ノンフィクション作家・河添恵子#4-2
「馬渕睦夫氏と語る最新世界情勢」後編・北朝鮮問題の行方 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Z4Ot9KiWPV8

かつての事件の裏側を解説し、日本におけるテロ発生の危険性が言いたいのである。
同時に安倍自民党の政策を支持している。

まあ、事件の裏側に関心があれば見られると良い。

>河添恵子#8-2 ゲスト:馬渕睦夫★ディープステートが支配する世界 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Pxqk80onq6I

ユダ菌の暗躍の歴史を、おどろおどろしく言っているが、知らなかった人には新鮮ではあり一読の価値はあるが、知っている人には何のことはない。


※ 以上、この様に馬淵氏の言葉は、部分的に聞けば同感すべきものがちりばめられているが、総括して我々の進むべき方向を右翼的国家と想定しているところに欺瞞がある。

馬淵氏に同感する部分は、自然の感情に近いものであるが、人類の歴史的発展、科学技術の発達による恩恵を強引に無視できるものではなく(共産主義というものは、それを強引に無視して成り立っている)、別の方策によって乗り切らねばならないのである。

この部分をすべて右翼的思想につなげているところに馬淵氏の限界であり、大きな間違いである。
馬淵氏の言った言葉の中で、同感できる内容は馬淵氏に関わらず多くの人の指摘するところでもあるのである。
まあ、その事例として、その部分のみを聞くことには弊害はない。

何のことはない、桜田淳子が統一教会の広告塔である様に、馬淵氏は右翼の広告塔なのである。

それに引き替え、中野氏の経済論の方が、まだ見るところがある。


▲△▽▼

何も知らないド素人の嘘八百は見苦しいよ ( No.39 )
日時: 2018/12/29 12:38名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:2RWPz6X6

>>38
>またこの動画の中で日本における台湾、韓国などの植民地支配は、その国の発展を願ってのことで成果を挙げていて、これは西欧における植民地支配ではあり得なかった美点と称賛しているが、このような発想を、どうして受け入れられるものか。
台湾は一地域であり国家としての反感はないが、朝鮮の現状を見れば良い。


戦前の日本は台湾・朝鮮の近代化に国家予算のかなりをつぎ込んでいたのを知らないんだね(呆れ)

何も知らないド素人の嘘八百は見苦しいよ

当時の朝鮮は欧米に経済支配されて搾取されていたんだけど、欧米の悪事まで日本の責任にされたんだよ。

朝鮮人は儒教信者で事大主義だから

欧米人や中国人がどんな酷い事をやっても何一つ非難しない。

どんな事でもすべて目下の日本人の責任にする。

詳細は


じっくり学ぼう!日韓近現代史【CGS 宮脇淳子】 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%98%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A%E5%AD%A6%E3%81%BC%E3%81%86%EF%BC%81%E6%97%A5%E9%9F%93%E8%BF%91%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E5%8F%B2%E3%80%90CGS+%E5%AE%AE%E8%84%87%E6%B7%B3%E5%AD%90%E3%80%91


【東京発信・cool eyes】歴史学者・宮脇淳子氏 朝鮮半島と満州の「なぜ」 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=xb2imC_A2Co


▲△▽▼


“朝鮮統治”という1つのビジネス・モデルこの問題は余りにも複雑であり、単純化して述べてしまってはその本質を見誤る危険性がある。

しかし同時に、あくまでも冷静に、普通の目線で当時の朝鮮における“日常”を見つめることで、新たな発見をすることが必要でもあるのだ。


たとえば、過去における朝鮮統治の問題を考える時、次のような質問をされたならば、読者の皆さんはどのように答えるだろうか。


「日本による植民地統治下にあった朝鮮半島で、石油を売っていたのは誰なのか。

そこにも日本人による現地住民に対する“搾取”という絵柄が見て取れるのか」。


恐らく答えに窮する読者が多いに違いない。

「第2次世界大戦へと突入する直前まで、朝鮮半島で石油を独占的に販売していたのは、日本勢ではなく、英米勢だった」

というのが、この問いに対する正解なのである。


朝鮮統治が行われた1910年以降の大部分の時期において、現地での石油販売を独占していたのは米系のスタンダード社、そして英系のライジングサン社(後のシェル)なのであった。

なぜこれら2社が朝鮮マーケットを独占できたのかといえば、これらいわゆる「外油」に対しては、輸入に際して特例関税が課されていたからである。

具体的には、当時、日本のいわゆる「内地」に石油を輸入するにあたっては高額の輸入税が課せられていたのに対し、朝鮮という「外地」については消費者に安い石油を使わせるべしという理由で、無税に近い税率が設定されていたからである。

そのため、外国から輸入した石油を朝鮮へと転売する日本の石油企業は著しく不利な立場に置かれていたわけなのだ。


満州(現在の中国東北部)における鉄道などについてもいえるのだが、日本の大陸進出を巡るビジネス・モデルには、常にこれと全く同じ1つのパターンが見え隠れする。

すなわち、表向き「進出」していくのは紛れもなく日本である。

だが、その一方で目立たないが重大なセクター(インフラストラクチャー)で広く、着実に収益を上げていたのは米国勢、そして英国勢なのであった。


もちろん、第2次世界大戦の足音が響き始めると同時に、これら英米勢は駆逐され、日本勢が代わりに入っていくことにはなる。

しかし、だからといって「朝鮮統治」というビジネス・モデルは日本が単独で担ったものではなく、むしろステルス(透明)で、より狡猾な形でそれによって莫大な利益をあげていたのは他ならぬ英米勢だったのである。

そして問題なのは、こうした単純な「史実」であっても、私たち=日本人が学校で学ぶ機会はほぼ100パーセント無いという現実なのである。


確かに、過去の一時期において「不幸な出来事」が日朝間で生じたことは否定できない。

しかし、だからといって朝鮮統治というビジネス・モデルの展開によって現地が被った全ての償いを日本に対して求める一方、いわば“本当の黒幕”だった英米に対しては何も問わないという主張は、全く肯んずることはできないのである。

そして、こうしたダブルスタンダード(二重の基準)自身に見え隠れする虚構こそ、今の日本、そして東アジア・マーケットを見る私たち=日本の個人投資家の眼を曇らせる最大の要因でもあるのだ。
http://money.mag2.com/invest/kokusai/2009/03/post_105.html

李氏朝鮮は1895年清国冊封体制から離脱により、迎恩門での土下座の礼拝は終焉した。

その後、列強各国は利権を求め李氏朝鮮に殺到した。


1900年頃の李氏朝鮮が奪われた利権


ロシア (金鉱採掘権、石炭採掘権、森林伐採件、海関管理権、捕鯨権)

アメリカ(ソウルー仁川鉄道施設権、金鉱採掘権、電車、電燈、水道経営権)

イギリス(海関管理権、金鉱採掘権)

ドイツ (金鉱採掘権)

日本  (ソウルー釜山鉄道施設権、金鉱採掘権、漁業権) 


当時独立は風前の灯火、史実は日本による併合(植民地ではない)

列強に対して独立を保つ事は現実不可能と思える状況なんだが

いったい李氏朝鮮はどこに支配されたかったんだ。

李朝末期には森林伐採権・関税徴収権・漁業権・鉱山採掘権・鉄道敷設権などあらゆる利権を欧米に奪われてしまい, 財政が破綻し破産状態でした:


1896年
ロシアへ咸北・慶源・鐘城の金鉱採掘権
鐘城の石炭採掘権 豆満江・鴨緑江上流地域と鬱陵島の森林伐採権
アメリカには京仁鉄道敷設権
雲山金鉱(平北)採掘権
イギリスには財閥顧問の派遣と海関管理権
フランスには京義鉄道敷設権

1897年
ロシアへ財政顧問の派遣と海関管理権
軍隊の教育訓練権
ドイツに江原・金城、金鉱採掘権

1898年
アメリカにソウルの電車・電灯・水道経営権
日本へ京釜鉄道敷設権
イギリスに平南・殷山金鉱採掘権

1899年
ロシアへ東海岸における捕鯨権

1900年
ロシアへ慶南・馬山浦の栗九味租借忠北・稷山金鉱採掘権
日本に京畿道沿海の漁業権

1901年
フランスに平北・昌城金鉱採掘権
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:3EzcXDEIEAEJ:mobile2ch.net/news2/1114521477/%3Fguid%3DON+%E6%98%A5%E7%AA%AE&cd=27&hl=ja&ct=clnk&gl=jp


▲△▽▼


儒教が朝鮮人をダメにした:


儒教の最大の欠点は「士太夫」は(肉体的に)働かない。むしろ働いてはいけないという価値観を造ってしまったところにある。

だから儒教の優等生である中国・朝鮮人は「働かなくても喰っていける」のが理想だと考えている。

かつては、ことさらに爪を伸ばして「食事(という労働)すら自分ではしない(出来ない)」という境遇を自慢したりもした。

今でもその傾向はある。
だから成功した老後は働かないのが当たり前で、はやく働かなくても良くなるように(今は我慢して)働いているだけなのだ。
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/859.html#c5  


▲△▽▼

ダメダメ家庭の目次録 05年4月22日
韓国の高校の歴史教科書


歴史を眺めていると、ちょっとおもしろいことがあったりします。

ある国が滅んだ後で、別の体制となるわけですが、その滅んだ国の形式的後継者と、実質的というか心理的な後継者が違っていたりする事態が発生することもあります。

たとえば、最近の例では、ナチスドイツの形式的な後継者は、昔の西ドイツという国でした。正式な名称はドイツ連邦共和国・・・今の統一ドイツがこの国です。しかし、実質的にはナチスドイツの後継者は東ドイツの方でしたよね?

ナチスドイツと東ドイツは、権威主義だったり、秘密警察が暗躍する恐怖社会だったり、反米というスタイルにおいても同じと言えるかも?
ナチスドイツは共産主義に反対する立場の政府で、東ドイツは共産主義社会という意味では、本来は全く反対の統治システムになるはずですが、実質的には同じ社会。

同じようなことが、日本でも言えます。

現在の日本は、かつての大日本帝国の形式上の後継者であると言えますし、元首である天皇は共通していますが、その統治形態としては実質的にはかなり違っています。

かつての大日本帝国の実質的な後継者は、むしろ韓国だったり、北朝鮮だったりするわけ。

それこそ、言論弾圧の統制社会だし、権威主義だったり、妙な民族主義があったりするでしょ?それに反米だし、秘密警察が大活躍。

それにコンプレックスが強く、ムダに「大」の字を使いたがるところとか。

「日本が大嫌い!」の韓国や北朝鮮は、大日本帝国の統治システムを十分に受け継いでいるわけです。

さて、メールマガジン「ダメダメ家庭の目次録」では、一種の総集編として、「作品の中に描かれたダメダメ家庭」というカテゴリーで、種々な「作品」の中に描かれているダメダメ家庭の具体的事例をピックアップしたりしています。

今回はその「作品」として「韓国の高校の歴史教科書」を取り上げます。

「オイオイ!!教科書が『作品』かよ?」
と思われる方も多いでしょう?

しかし、これがまた目眩がするぐらいに、ダメダメなスタイルが詰まった「作品」なんですね。

よく韓国や中国が、日本の歴史教科書についてイチャモンをつけて来ますよね?
まあ、どうしてそこまで「人のすること」に関心を持ったりするのでしょうか?これって典型的なクレーマーの所業でしょ?クレーマーは「自分がやらなければいけないこと」には関心がなく、「人のやっていることに文句をつける。」そのような習性があるわけ。

では、日本の歴史教育に文句を付けてくる韓国の方は、どのように歴史を教えているのでしょうか?
何も「あら探し」と言うわけではないにせよ、韓国の歴史教科書を読んでみるのも悪くはないでしょう。

ちなみに、歴史的事件に限らず、事件を記述するのには、一種の定石があります。
よく言う「5W1H」というヤツです。「いつ(=WHEN)」、「どこで(=WHERE)」、「誰が(=WHO)」、「何故に(=WHY)」、「何を(=WHAT)」、「どのように(=HOW)」の6つを中心に記述していくものです。

たとえば、日本の有名な歴史的事件である戦国時代の長篠の合戦を例にしてみましょう。

「いつ」は1575年。「どこで」は今の愛知県の長篠の地で。「誰が」は織田信長と武田勝頼が。「何故に」は、織田家と武田家の領土争いで。「何を」は、合戦をした。「どのように」は武田家の側は、伝統的な騎馬軍で、織田軍は先進的な鉄砲部隊で・・・という記述になります。

また、歴史的事件だったら、上記の記述の他にも、「その影響」という事項も付け加える必要があります。長篠の合戦においては、織田家は最大のライバルを打ち破って、天下付武への強力な前進となりました。勿論のこと、軍事的戦法の革新という影響もあります。

と同時に、歴史的事件の記述に際しては、重要なことがあります。
資料名です。

たとえば、織田家では正式な記録として「信長公記」という記録があります。当然のこととして武田家にも正式な記録があり、その資料に、この長篠の合戦の公式の記録が収められているわけです。

そのような正式な記録だけでなく、部下たちによる非公式な日記のようなものもあるわけです。それらの資料をつきあわせることによって、歴史的事件の全貌がわかってくることになる。

だから、歴史的事件をまとめた、いわゆる歴史書では、上記の「5W1H」だけでなく、その結果と影響に関する記述や、資料名についての記述も必要なわけです。それは歴史教科書のような類の歴史書でも全く同じです。

何もこれは日本だけでなく、世界の文明国には共通の発想です。文章の言語自体は違っていても、歴史を記述する文章の記述の仕方、考え方には大きな違いはありません。

ところが韓国の国定歴史教科書では、そんな文明国の基本的スタイルとは無縁なんですね。

たとえば、例に挙げた長篠の合戦を記述する場合では、片や鉄砲部隊という最新鋭の戦法。片や騎馬戦という伝統的な戦法。その違いを記述することが不可欠でしょ?

ところが、韓国の歴史教科書では、そのような歴史的事件を記述する際に「どっちの側に愛国心があったか?」と言った記述だったり、「どっちが正義なのか?」と言った記述ばかりで、事件についての5W1Hのような具体的で客観的な記述が少ないわけ。

「どっちが正義だったか?」なんて、判断する人によりけりでしょ?人にはそれぞれの立場があるわけですからね。それこそ長篠合戦で、織田軍は武田軍を「敵」だと思っていたのは当然ですが、「悪」だとは思ってはいませんよね?
その点は、武田軍だって同じ。織田軍を「悪」だとは思ってはいないでしょ?
ただ、己の使命と野心に従って戦っただけでしょ?
それが「もののふ」の生き様であり、死に様でしょ?

韓国の国定歴史教科書の記述は、まるで「スポーツ根性モノのマンガの原作」のような趣なんですね。客観的な記述ではなく、ひたすら「ウヮー!」という叫び声が聞こえてくるよう。

客観的に事実を記述するというより、作者の「思い」を伝えることに主眼があるわけ。そんな「作品」なんですね。

まあ、そんな本で歴史を勉強させられていたら、バカになるのも当然ですよ。

では、そのような作者の「思い」に満ちた、韓国歴史教科書という「作品」を、具体的に、客観的に検証してみましょう。

検証に当たっては、「教科書の記述の問題点」というカテゴリーと、「教科書の記述から浮かび上がる韓国人のメンタリティー」そんな感じで分類して記述してみます。

【教科書の記述の問題点】

1.年号が出てこない・・・この韓国歴史教科書では年号の登場が実に少ない。何ページにもわたって、○○年と言う具体的な年号が出てこないわけ。事件の羅列があっても、その事件が西暦何年のことなのか?記述されていないわけです。チョット日本の方には信じられないことでしょうね。だって「なくよウグイス平安京」で794年・・・なんて年号をゴロで覚えるのに苦労しましたものね。年号が出てこない歴史教科書なんてこの世に存在すること自体、不思議でしょ?

韓国の歴史教科書でも、ほんの少しは年号が出てきたりしますが、後で年表の形でまとめられていて、今現在記述している歴史的事件が何年に起こったのか?分らないようにできているわけ。

年号というものは、覚えるのは面倒ですが、歴史的事件の客観的指標としては重要でしょ?年号を覚えていると事件の順番が明確になると同時に、外国の同時期の事件と比べることもできる。この時代に外国はこんなことをやっていたのに「我々の国は遅れているなぁ・・・」などと感想を持つこともあるでしょう。しかし、年号が記述されないと「我々は先進的だ!」と記述されていると、思慮の浅い人は盲目的に信じてしまうんですね。

2.資料名が出てこない・・・この韓国国定歴史教科書では、出典の資料名がほとんど出てきません。もしかしたら朝鮮半島では、資料を作るという習慣がないのかもしれません。データーを取るという習慣の欠落については、後で触れます。この韓国歴史教科書では出典の資料名もなく、「我々は正しい!」の一点張り。まるでカルト宗教のような趣になっている。資料名が無いので、疑問を持った読者が自分自身で調べ直すこともできないわけ。

3.差別用語の乱発・・・高校生が勉強するというこの教科書には、意図的な差別用語が乱発されています。日本を「倭」とか言うのはともかく、ヨーロッパ人を西洋蛮人と書いたり、清を建国した女真族をオランゲという差別用語で呼んだり・・・まあ、こんな差別意識丸出しの本は、日本だったら発禁処分でしょうし、当然のことに、他の一般の文明国でも発禁処分は確実でしょう。そんなアングラ本程度の本が教科書なんですね。そもそも、ヨーロッパ人を示したいのなら、西洋蛮人と書くのではなく、単に西洋人とでも表記すればいいだけですよ。しかし、わざわざ「蛮」を入れて勝手に喜んでいるんですね。

4.漠然とした記述・・・たとえば、上記で年号が出てこないと書きました。しかし、歴史書なんだから当然のこととして、時期に関する記述もあります。そのような場合では10世紀中葉とかの記述になっていて、漠然としてあいまいな記述になっています。しかし、10世紀中葉なんて書かなくても941年とか明確に年号を書けばいいじゃないの?しかし記述が漠然としているので、作者が意図的に読者を誘導することができているわけです。

年号の問題だけでなく、資料名も「ある民政文書」とかの表記になっている。そんな表記にするより、「△△が○○年にまとめた、☆☆という資料」と記述するのが文明国の歴史書のスタイルでしょ?
それこそ「1920年代のはじめ、全国の青年運動は100余りあり」・・・などと記述されています。しかし、文明国の歴史書だったら「政府による1922年の統計では、全国の青年運動は105団体あった。」と記述するものです。どうしてそんなにあいまいに記述するのかなぁ?

5.政治家がなかなか登場しない・・・歴史書だったら、当然のこととして多くの政治家が登場するだろう・・・と思われるでしょ?ところが韓国の歴史教科書では政治家の登場が実に少ない。その代わりに政治論者が実に多く登場するわけ。「国家はこうあるべきだ!」とワイワイ論じる人は多く登場しても、実際に政治を運営する人が出てこない。

6.やたら「べき」論・・・上記の実際の政治家より政治論者の数が多いことと関係していますが、この韓国歴史教科書はやたら「べき」論が多い。「こうすべき」「ああすべき」と、やたら説教くさい。

7.法律名が出てこない・・・具体的な人名は多く出てきますが、法律名は出てこない。上記のようにすべて「べき」論で片付けているので、具体的な法律を制定するという形で、実際的に国家を運営する気がないわけですね。

8.個人的感想がいっぱい・・・教科書と言うものは客観性が第一と考えてしまうのは、文明国の常識でしょう。しかし、さすがに韓国の教科書は作者の主観的な「思い」が詰まっている。

たとえば「高麗時代の石塔は安定感が不足し、造形感覚面では新羅時代の石塔に比して多少劣る気がする。」なる記述があったりする。しかし、執筆者が「気がする」のは勝手だけど、教科書の記述として書かれても、読んだ側は何を理解すればいいの?

あるいは後に中国で清王朝を作った女真族との戦争では「意外にも」負けた・・・との記述があります。アンタが「意外」に思うのは勝手だけど、そんなことは教科書に書く内容ではないでしょ?
それとも「気がする」とか「意外にも」とかが、試験に出たりするのかな?

9.ヴィジュアルが少ない・・・上記の石塔に関する記述だって、文章にするより、それぞれの写真を載せればいいじゃないの?ところが韓国の歴史教科書はヴィジュアルが実に少なく、文字ばかり。まあ、その文字による文章も、やたら説教くさいわけです。画家についてウダウダ説明するより、その画家の作品を載せればいいじゃないの?しかし、そのような客観的な記述を放棄して、ひたすら作者の「思い」を書き込んでいく・・・それが韓国の歴史教科書のスタイルなんですね。

10.やたら民族意識・・・この教科書には「民族意識」という言葉が実に多く出てきます。逆に日本だとそんな民族意識なんて出てこないでしょ?まあ、大日本帝国の教科書なら出てくるかもしれませんが・・・
韓国の歴史教科書では「民族意識」「民族文化」・・・そんな言葉ばかり。
しかし、ではその「民族意識」って具体的にどんな意識なの?

教科書を読んでいても、さっぱりわからないんですね。

どうやら、私がよく書いていますが「集団的被害者意識」と「オレたちはすごいんだ!」というエリート意識の混じったもののようです。しかし、「オレたちはすごいんだ!」と思うのはいいとして、具体的に見てどの辺りがスゴイのか全然書いていないわけです。まさにカルト宗教のような趣になっている。

「オレたちはすごいんだ!」「オレたちはすごいんだ!」「オレたちはすごいんだ!」と連発するだけ。

そして、そんな「本来はスゴイはずの我々がうまくいかないのは、全部○○のせいだ!」と被害者意識になるわけでしょうね。

11.経済に関する記述が少ない・・・この教科書には経済的なマターに関する記述が実に少ない。やたら「べき」論をぶつ政治論者がワイワイ言うだけ。使用していた貨幣とか税制とか、生産技術など実際的な問題についてほとんど触れていないわけ。だから読んでいても当時の人の暮らしぶりなど全然わからないわけです。

12.都合の悪いことは書かない・・・「朝鮮半島の進んだ文物が日本に伝えられた。」この韓国の歴史教科書に頻発する文言です。しかし、先進的な文物って、具体的には何なの?それが書いていないんですね。しかし、ちょっと離れた箇所で貿易に関する文言があって、朝鮮から日本への輸出品は米、木綿、人参だったとか書いてある。米、木綿、人参かぁ・・・たしかに『先進的』だねぇ・・・。しかし、先進的という言葉と米、木綿、人参という具体例が離れて記載されているので、「素朴」な韓国の高校生だったらダマされてしまうんでしょうね。

あるいは豊臣の朝鮮半島の侵攻のあと、朝鮮がロシアと戦争して朝鮮の鉄砲部隊が大活躍したとの記述があります。その鉄砲はどこから来たの?そんなことも書いていないわけ。あるいは、その豊臣軍の侵攻の後の時期に、朝鮮の農業技術が飛躍的に向上したらしい・・・この韓国の教科書では、いつものように「農民の民族意識」云々で片付けられてしまっています。

しかし、現実的に考えると違うでしょ?豊臣軍の中で農民出身の足軽が、朝鮮半島の遅れた農業技術に見るに見かねて実地でレクチャーした、と考えるのが現実的な思考でしょ?違うのなら、データーとか資料を出さないとね。農民の民族意識がどのように農業技術の発展に貢献したのか?とかの資料があるとでも言うのかな?しかし、この韓国歴史教科書ではそんなマトモな疑問には答えてくれないわけ。

13.データーが載っていない・・・この教科書にはそれぞれの時代の人口とか、生産量とかのデーターがほとんど出て来ません。これは前記のように政治を運営する気がなく、政治を論じることにしか興味がないので、データーを取る習慣がないのでしょうね。

しかし、韓国の歴史で突然に豊富なデーターが出てくる時期があります。それは日本統治時代。この時代になると、韓国の人口とか生産量の詳細なデーターが出てくるばかりではなく、事件における年号や被害などの詳細なデーターも記録されている。この時代になって初めて「政治」が行われていたことがわかるわけ。

14.判断が先に来る・・・たとえば、韓国人による伊藤博文の暗殺事件がありました。日本だと「暗殺」という言葉で記述されますよね?ところが韓国の教科書では「処断」という言葉になっている。「悪をやっつけた!」というわけでしょう。この手の価値判断を伝えるのが教科書の役目と認識しているようです。しかし、それは文明国の歴史教科書ではないでしょ?読者が自由に考えることができなくなりますよね?

しかし、この手の判断が先に来る歴史教科書は、大日本帝国の歴史教科書がそうだったはずです。たとえば足利尊氏と後醍醐上皇が争った南北朝時代の記述において、足利尊氏は一方的に「悪」にされていたそう。
文明国の歴史書のスタイルだったら足利尊氏の政策と、後醍醐上皇の政策を記述することに重点が置かれることになります。まあ、こんな感じで判断が先に来るような教科書で歴史を学んでいたので、大日本帝国の人間はバカになってしまったのでしょうね。

15.具体例が乏しい・・・たとえば「ハングルは優秀だ!」そんな記述が多く出てきます。しかし、ハングルで書かれた「おもしろい文章」の作品名は中々出てこない。ひたすら「ハングルは優秀だ!」「ハングルは優秀だ!」それだけ。文明国の書物だったら、ハングルで書かれたおもしろい作品の写真でも載せるでしょ?ひたすら判断を押しつける形なんですね。美術でも文学でも具体的作品名がなかなか出てこないわけ。

16.感情的表現・・・教科書は作者の「思い」を伝えることが韓国での常識なので、作者の感情的な表現が頻発している。・・・日帝の悪辣な・・・とかの言葉が頻発。しかし、その日帝が何年にどんな法律を作ったのか?とは記述していない。ただ「悪辣」とか「冷酷」とかの扇情的で感情的な文言が並ぶだけ。


【教科書から浮かび上がる韓国人のメンタリティー】

1.内輪もめ・・・それこそ新羅、高句麗、百済以降も、半島の人はやたら内輪モメをしている。いつの時代もこの内輪もめの記述がいっぱい。それだけ、「小山の大将」になりたがるようです。以前にも書きましたが、会話のできない人間は「手下はいても、味方がいない。」もの。どうしても「自分が大将」になりたがるわけです。

2.情報軽視・・・当事者として政治を進める人よりも、傍観者として政治を論じる政治論者が威張っていられるのは、やっぱり当事者意識の欠如が社会に蔓延しているからですね。実際に政治を進めるとなると、情報を集めて、情報を分析して、政策を立案して、法律化して、周知させ、実行する・・・そんなプロセスが必要でしょ?単なる「べき」論では片付きませんよ。地道な作業が必要なんですね。

朝鮮の歴史では情報というかデーターを集めている様子がない。情報もないのに、どうやって政策を立案するの?この韓国歴史教科書では「儒教の教えに従って、『○○のような政策をすすめた』・・・」なる記述が多くあります。しかし、マトモな政府だったら儒教の教え以前に、国家の人口とか生産量とか周辺国に関する情報を集めるものでしょ?そんな情報軽視の姿勢だからこそ、歴史のデーター資料も少ないわけでしょうね。

3.原理主義・・・当事者意識がなく、傍観者然なので、現実無視で原理原則を押し通そうとする。そしてうまく行かなくなったら、「アイツが悪い!」と他者に原因を押しつけることになってしまう。しかし、現実を無視して自分の原理原則を押し通してしまっても、うまくいかないのは当たり前でしょ?

4.対抗心が強い・・・ダメダメ家庭ではやたら対応心が強く「アンチ○○」なんて発想をしがちであることは以前にも書いています。韓国人が「アンチ日本」の発想をするのは勝手ですが、韓国人同士でもやたら対抗心が強いわけ。儒教の流派同士で対抗したり、儒教と仏教で対抗したりと、そんな記述ばかり。対抗する以前に、民衆のことを考えてみるとかそんな発想が全然ないんですね。

政治対立、学問対立、宗教対立、地域対立、身分対立・・・そのような記述ばかりが多くなる。自分自身を主張する方法として、まず最初に「私はあの○○に対立している!」と一声あげるのが、韓国人の流儀のようです。スグに排除の論理が出てきて、「お互いが、得意分野で一緒に協力してやっていこう!」とは行かないわけ。

5.排他的な愛国心・・・民族意識という言葉がやたら頻発するのに、では「その民族意識って、具体的には何?」という質問には答えられない。しかし、そのように強圧的に民族意識を押しつけるので、どうしても排他的な発想になってしまうことになる。20世紀になってアメリカなどの海外に移住した韓国人もいたそう。それはそれで結構ですが、その移住した人は韓国に対する強い愛国心を持ち続けたそう。

韓国にシンパシーを持つのは当然として、そんなに強い愛国心を持つのならアメリカに移住しなければいいでしょ?海外でそんな、「オレたちはスゴイんだ!」というような排他的な愛国心を持っているから、関東大震災やアメリカのロス暴動で焼き討ちにあうわけでしょ?アメリカに移住したらアメリカに忠誠を誓えばいいじゃないの?ねっ?

6.身分秩序・・・・ダメダメ人間は人間を序列化することが大好きのようです。まあ、カルトではこの手の序列化が好きなのはオウム真理教でもありましたよね?韓国もオウム真理教と同じように、やたら細かく身分が別れている。それにその身分間の移動が不可能のようです。妾腹の子供は絶対に出世できないとかが、あったそう。あるいは男尊女卑なども・・・そのような秩序を「倫理的」措置などとも記述してある。そんな身分体系は制度かもしれないけど、倫理とは言えないでしょ?

7.理屈をこねくり回す・・・現実を無視して理屈をこねくりまわすことが大好き。そしてその理屈も、権威主義で、おまけにすべて善悪で片付けてしまうので、思考に広がりがないわけ。教科書におもしろい記述があります。李氏朝鮮時代の農民の離脱に関するものです。
「農民の離脱は名分上、民生を安定させなければならないという儒教の王道政治論にあわないだけでなく、現実的にも、国家の財政を危うくするものであった。」
・・・しかし、一般の文明国だったら、記述の順序が逆でしょ?儒教の名分などより、国家財政の方が重要でしょ?

8.知識欲が乏しい・・・理屈をこねくり回すことは好きでも、新たな知識を得ようとはしない。まあ、目新しい学説には興味を持つようですが、知識って学説だけではないでしょ?たとえば世界地図を韓国が入手したのは17世紀末。しかし、日本にはイエズス会の宣教師より16世紀には入手していますよね?だから豊臣軍による朝鮮侵攻は、最新鋭の軍事設備と、世界全体に対する豊富な知識を持つ日本軍と、軍事的にも知識的にも乏しく、ただ「オレたちはスゴイんだ!」と自画自賛しているだけの朝鮮軍の戦いだったわけ。20世紀での太平洋戦争では、日本の立場は全く逆になってしまいましたが・・・戦争の善悪はともかく、何事でも事前準備は重要でしょ?

9.何でも反対・・・今のイラクのように何でも悪く取り、反対するのが韓国人。日本統治時代に貨幣の共通化をやろうとしたら、それに反対し、ブチブチ文句を言っている。勿論デメリットもあるでしょうが、本来は韓国人自身で貨幣の共通化なんてやらないといけないでしょ?他人にやってもらって感謝するどころか、文句を言う始末。
それに、そんなに貨幣の共通化がイヤだったのなら、今からでも元のバラバラの状態に戻せばいいじゃないの?
反対することには熱心でも、「で、結局は、どうしたいのか?」という点は何も考えていないんですね。

10.危機意識が乏しい・・・自分自身を自分で守ろうという当事者意識がないので、危機意識もない。だから周辺国の情勢にも気を配らない。だから簡単に侵略されてしまう。中国とか日本にスパイくらい派遣して情報収集するのが、マトモな国でしょ?そんな当然のこともやっているそぶりもないんですね。それに危機感がないので、優秀な人間を抜擢する必要がない。だから社会も停滞する。

11.ダメダメの連鎖・・・根拠のない「オレたちはスゴイんだ!」という思いこみや被害者意識だけの人・・・それに人の話を聞き、相手に自分の意向をわかりやすく伝える意欲のない人間を相手にしてくれる人って、一体全体誰がいるの?結局は、相手をしてくれるのは自分の子供・・・というか子孫だけになってしまうわけ。だからこんな教科書を作って子供たちをダメにしたがるわけです。
もし韓国人の子孫がマトモな発想をしてしまったら、こんな教科書を疑問もなく読んでいるような祖先は相手にしませんよ。
ダメダメな人間は、そのダメダメな集団から脱却しようとする人間の行動を妨害するものなんですね。この教科書はそのような効果があるわけ。

12.クレーマー・・・具体的にモノを考える習慣がないし、他者に対して具体的な説明をする習慣が身に付かないので、他者と上手に会話することができないわけ。その上に被害者意識が加わるので、どうしてもクレーマーになってしまう。

「一体、どうして欲しいの?」
「一体、アナタたちはどうしたいの?」

そう聞いても答えられないものでしょ?

そもそもそのような具体的な思考をするようには訓練されていないわけ。
しかし、こんな教科書で勉強した人たちが、他者とどのようにコミュニケートするの?
まさにこの教科書のように、感情的なスタイルで文句を言うだけで終わってしまうわけ。だってクレームをつけることくらいしかネタもないでしょ?


【トホホな記述】

韓国の教科書には結構トホホな記述が多くあります。まあ、狙ったユーモアではないでしょうが、笑えますよ。

1.新羅の王様の記述・・・「王が自ら藩田を耕して農事の規範を示したりした。」・・・今でも将軍様が何かと模範をお示しになりますよね?

2.16世紀頃の農民の食料に関する記述・・・・「政府は雑穀、ドングリ、木の皮などを加工して食べる方法を提示した。」・・・今でもやっていますよね?

3.陽明学に関する記述・・・「理屈をこねくり回す」だけではダメだ!これからは知行合一(知識と行動が一体になること)の陽明学だ!と言うことで、李氏朝鮮時代に陽明学の研究が始まり、結果的に立派な陽明学の学問体系が完成したとのこと。しかし、そんな立派な学問体系に意味はないというのが知行合一の陽明学じゃあないの?日本の大塩平八郎のように実践してみたら?

4.文盲率・・・日本が統治を始めた頃の、韓国の文盲率は80%だったそう。日本統治前までそんな統計も無かったようです。しかし、80%が字を読めないのなら、日本語で教えるのも理にかなっていますよね?ちなみに日本が韓国人に行ったとされる創氏改名だって、それ以前はほとんどの韓国人は苗字がなかったのだから、当然といえば当然ですよね?それに強制ではないわけですし。だからこの教科書では、その法律名も年号も出てこないわけ。

5.税制・・・16世紀頃の韓国の税制は「租庸調」を基礎にしていたらしい。それって日本だと大化の改新で制定された制度でしょ?韓国人が経済的な面を全然考えていない人間であることが実によくわかります。1000年も進歩がないわけ。

6.満州開拓についての記述・・・韓国人は満州の開拓を行ったらしい。その記述が秀逸です。「現地土着民から圧迫を受けながらも、荒蕪地を開拓した・・・」とのこと。しかし、これって、まさに侵略じゃあないの?それこそ現地土着民に謝罪しないとね。


私は何も偏見を持って、この「韓国国定歴史教科書」を読んだわけではありませんよ。

この教科書は図書館などで借りることができると思いますので、読者の方々も一度、虚心坦懐にお読みになられると、興味深いと思います。

何でも韓国では教科書は、この国定教科書一種類しかないそうです。まさに大日本帝国そのものですよね?

こんな教科書で歴史を学んでいる韓国人が、「ああ」なってしまったのも当然と言えば当然。そんな「おバカ」な韓国人が選んだ大統領のノ・ムヒョン氏が「おバカ」なのも当然と言えば当然。

だいたい大統領になる前に一度もアメリカに行ったことがない、なんて文明国では考えられないことでしょ?

しかし、今まで検討してきた韓国の教科書から見て、そのような人間が大統領になってしまうことも理解できますよね?それに、私が提示したこの教科書の特徴を思い起こすとノ・ムヒョン氏の発言が実に理解しやすいでしょ?

この教科書を読んでいると、「作者」が頭から湯気を出して怒って書いているのはわかりますが、何が言いたいのかさっぱりわからない。それに・・・この本からどうやって試験問題を作るのかな?だってこの教科書には「客観」がなく「主観」だけなんですからネ。

他者に対して物事を伝えるのは、客観的な5W1Hを伝えることが先で、次に個人的見解でしょ?そのようなスタイルでないと、聞いている側の人間は、「この人・・・いったい何が言いたいの?」となってしまいますよね?
まさにこの教科書はダメダメの聖典と言えるくらいです。

この教科書は人にわかりやすく伝えようとする意欲そのものが無く、ただ自分の思いを勝手に言い放しているだけの本なんですね。

実際のダメダメ家庭に育った読者の方の中には、ご自分の両親の「語り口」を思い出す人もいらっしゃるでしょう。

この教科書の文章と、ダメダメ家庭でのおなじみのセリフ

「一体誰のためにこんな苦労をしたと思っているんだ?!」とか

「オマエのために人生を棒に振ってしまった・・・」

とは実に近い位置にあります。あるいは、「悪いのは全部○○のせいだ!」という犯人認定にも近い。まあ、そのグチや犯人認定を言う対象がどこになっているのか?

この点は、日本人には悲劇的なことですね。

日本の会話不全のダメダメ人間が往々にして、韓国にシンパシーを持っている例が多く見受けられるでしょ?会話のできない人は、会話ができなくてグチばかり言っている人間と一緒になって、自分自身もグチを言いたがるもの。

まあ、私がよく書いていますが、それってハエやゴキブリが腐臭に吸い寄せられるようなもの。

グチを言うことが、一時的な楽しみになっていることはわからないでもありませんが、自分自身の尊厳を大切にすることが、ダメダメからの脱却の第一歩でしょ?こんな「人の話を聞くつもりもない」人たちと一緒にいて何が楽しいのかな?

いずれにせよ、図書館で借りて、実際にお読みになってみることを是非お勧めいたします。

まあ、読んで不快になることは・・・請け合いますが・・・
韓国を考える際に参考になるだけでなく、日本のダメダメ家庭を考える際にも非常に参考になると思います。

(終了)
***************************************************
発信後記

メルマガの文章作成には、結構準備時間がかかったりします。
今回の文章だって、そもそもこの教科書自体が、日本語で500ページもあって読むのも大変。
ということで、取りかかった頃には中国や韓国での反日デモもまだ起きてはいませんでした。

今回のお題は、良くも悪くもグットタイミングになってしまいました。

多分、中国の教科書も、韓国と同じように異常な教科書なんだろうと思います。
だって、卒業した生徒があのザマなんですからね。

何も日本の教科書に問題が無いというわけではありませんが、韓国の教科書は100%の異常と言えると思います。というか、日本だったらこの執筆者は変質者扱いですよ。変質的なクレーマーが執筆した教科書で勉強?させられている韓国の生徒は、ある意味お気の毒ですが、そのうっぷんを日本に向けてくるのは、はた迷惑ですね。

以下に管理者による追加文章 (10年12月21日 アップ)

さて、本文においては、韓国の歴史教科書に表れている、韓国人のメンタリティーについて考えております。

私としては、何も韓国人の問題そのものを指摘したいと思っているわけではありません。

韓国人というスクリーンに映っているダメダメのメンタリティーを考えているだけです。

韓国人なり韓国の歴史教科書そのものに意味があるわけではなく、ダメダメの問題を映すのにあたって出来がいいスクリーンというだけです。

だから、今回言及したメンタリティーに近い様相は、別のところでも見えたりするもの。

それこそ、インターネットの掲示板において湯気を出しながら書き込んでいるような人間のメンタリティーと共通しているわけですし、別の国との共通性もあったりする。

それこそ、別のところでまとめておりますが、ヨーロッパのポーランドのメンタリティーとも実に近い。

あるいは、日本だと、茨城県の歴史を調べてみたら、なんとも、同じようなことをやっている。

ここで、その共通性をピックアップしてみましょう。

ちなみに、このようなメンタリティーは、水戸藩に関わる幕末での大事件である「天狗党事件」では典型的に見出されたりします。この「天狗党事件」については、皆さんも、例のウィキペディアでも使ってチェックしてみてくださいな。

ということで、茨城県と韓国の歴史において共通してみられるダメダメの様相をピックアップしてみましょう。

1. 対抗心・・・何かと言うと、スグに「あの○○に対抗する!」と息巻く。そして、それこそ平安時代の平将門のように乱をおこしたり、論争を起こしたりする。

2. 身近なものを否定・・・それこそ、「尊皇攘夷」だって、長州や薩摩のような外様の大名が言うのなら分りますが、御三家が尊皇攘夷というのはヘンでしょ?

しかし、自分の父親が嫌いなことを自分で認めたくない人間が、「お祖父さんは立派な人だった・・・」と過剰に言ったりする例があることを考えれば、その尊皇攘夷の心理的な意味も理解できるようになるわけです。より遠くのものを肯定することで、目の前のものを否定しているわけです。

3. 政治家よりも、政治論者・・・水戸藩には色々な政治論者が出てきますが、実際の政治家はほとんどいない。実際に出てくる政治家も、「善政を行った。」とかの漠然とした記述になって、「どんなデーターをもとに、どのような施策を進め、どのような効果を得たのか?」という点が出てこない。「べき論」を用い、現実を否定しているだけの学者さんが多いんですね。そして、現実否定的な主張をすると改革派とか言われてしまう。そんな流れは、韓国の歴史教科書ではおなじみのもの。

4. 各派対立・・・それぞれの考え方について、データーを取って検証するという発想がないので、「議論のための議論」になるばかり。だから、政治論者の各派対立が深刻になってしまう。だって、主義主張の有効性を検証しようがないんだから、論争になったら収まりようがありませんよ。

5. 内輪もめ・・・ということで、内部対立が頻発することになる。水戸藩の前の時代から、やたら内輪もめが多い。

6. 報復・・・内部対立が深刻化するので、自分の側が被害者だと確認する儀式としての報復行為が頻発し、その規模も過激になってしまう。親類縁者を皆殺しするという凄惨な報復行為が習慣化してしまう。

7. 芸術の不在・・・自分の内面を見るよりも、対立している相手方を見てしまうので、自己逃避が進行してしまう。だから、自分の内面を厳しく見つめた成果といえる芸術作品が生まれない。まあ、茨城県出身で有名な芸術家となると画家の横山大観くらいとなるわけですが、その名前の大観の中の「大」の字は、当人のコンプレックスを示すことが多いもの。大きいことを肯定したのではなく、「小さい自分がイヤ。」という二重否定的な心理状態につながることも多いんですね。そもそも、その大観の作品も、芸術的に見ると「悪くはない」と言った二重否定的な価値でしょ?

目の前の現実を踏まえ、自分の意向を自覚して、異なった見解を持つもの同士でも、会話によって合意形成を進めていくという発想がない。

現実無視のご高説を「べき論」で連呼するだけ。

そして、気に入らない相手に対しては、スグに武力に訴えることになる。
そして、武力に訴える自分に酔ってしまう。

それこそ、「桜田門外の変」もその典型と言えます。
茨城の歴史は、犯人認定と報復行為ばかりの歴史なんですね。

それこそ、「尊皇攘夷」だって、「悪いのは全部、今の江戸幕府のやつらだ!」とか「外国のヤツらが諸悪の根源だ!」という発想でしょ?
それはいいとして、「では、結局は、アンタたちはどうしたいの?」となってしまうでしょ?

まあ、そんなことばかりしているから、水戸藩は尊皇が実現された明治政府に対して人材を提供できなかったわけでしょ?敵が共通となっている時点では一緒にやれていても、達成目標を共有することはできないわけです。

クレームを付けることには優秀であっても、自分たちの理想を実現させるという肯定方向には何も貢献できない。

まるで、革命家チェ・ゲバラのできそこないが集まったような人物ばかりが登場してくる歴史なんですね。

ちなみに、私としては、何も茨城県の方を蔑視しているわけではありませんよ。
幸か不幸か、ダメダメを映すにあたって、優秀なスクリーンというだけです。
そして、その点について自覚できれば、現在茨城県にお住いの方がコケないように注意することができるわけですし、芸術家も出てくることにもなるでしょう。
R.10/12/21



61. 中川隆[-13335] koaQ7Jey 2018年12月29日 15:17:36: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22210] 報告
▲△▽▼


投稿者へ ( No.40 )
日時: 2018/12/29 14:52名前: 天橋立の愚痴人間 ID:RU/sHrFQ

最初に私のことを無知蒙昧とけなし、あとは膨大なコピー記事を連ね、紙面を攪乱する手法は、中川隆ではないか。

彼は掲示板で意見の交換すると言うよりも、掲示板の流れを邪魔する目的で投稿を繰り返す。

このレスも、いろいろな記事を貼り付け、投稿者が何が言いたいのか解らない。

このスレッドの初めから、私への誹謗中傷がしたいことは解るが、他の意見はまるでない。

記事、そのものは他人が書いたもので、それなりに完結していても、貼り付けの目的は別にある。

要するに「荒らし」と認定できる。

為に、中川氏の場合、阿修羅掲示板で顰蹙を買っている。

日本における朝鮮統治の問題について、ここに書かれていることも周知の事実であり、また別の見方も存在するが、このように元々意見の交換を目的としない投稿者にまじめに応対することはしない。

このスレッドも、その様相が見えてきた。

この掲示板でも、かつて中川氏の投稿をすべて削除したように、

この投稿者が、この様な投稿を続けるならば、片端から削除する。
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=3075


掲示板というのは別に意見の交換や対話するのが目的じゃないんだけどね。

要するに、天橋立の愚痴人間さんは IQ 低過ぎて長文は理解できないという事ですね。

単純な政府批判しているのはこういう知恵遅ればかりですね。


62. 中川隆[-13333] koaQ7Jey 2018年12月29日 17:07:43: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22210] 報告
▲△▽▼

[3076] アインシュタインさん、ちょっと教えてください
日時: 2018/12/29 15:06 名前: 長屋修 ID:tqeA0YLU メールを送信する 参照: http://st-nagaya.jp/
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10200996645
を御覧ください。すると、アインシュタインをはじめ、権威・権力者の思考レベルが手に取る様に、読み取れます(洗脳教育の証明)。


▲△▽▼

Re: アインシュタインさん、ちょっと教えてください ( No.1 )
日時: 2018/12/29 15:14名前: 天橋立の愚痴人間 ID:RU/sHrFQ

長屋修さん

何の意図で投稿されたのですか。

もしかして、貴方も中川隆氏では!


▲△▽▼


アインシュタインの思考レベルは単純だよ ( No.2 )
日時: 2018/12/29 17:04名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:2RWPz6X6

>>1
アインシュタインの思考レベルは単純だよ


特殊相対論というのは力学と電磁気学を同じ座標変換性を持たせる様にしたというだけ

要するに、数学的に綺麗に統一化された定式化をしようとしただけ

具体的には4次元ベクトルを使ったテンソル表示で力学と電磁気学を同じ様に定式化しただけ。


天橋立の愚痴人間さんみたいな無知蒙昧な人は何でもすぐに哲学的な背景みたいな抽象的な一般論を考えてしまうけど、物理学者に哲学的思考なんか全く無いよ


天橋立の愚痴人間さんは細部を正確に理解しようとしないから、観念論みたいないいかげんな雰囲気だけで判断してしまうんだ。
それでは本質とは程遠い見当外れの浅い理解になってしまう。

https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=3076




63. 中川隆[-13332] koaQ7Jey 2018年12月29日 17:41:02: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22210] 報告
▲△▽▼

加筆
アインシュタインの思考レベルは単純だよ ( No.2 )
日時: 2018/12/29 17:35名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:2RWPz6X6

>>1
アインシュタインの思考レベルは単純だよ


特殊相対論というのは力学と電磁気学を同じ座標変換性を持たせる様にしたというだけ

光速度不変の原理とか、何も知らないアホは重要な哲学原理だとか思ってるけど、実際は論文を読む人が理解し易くなる様に便宜上入れただけで、そんなのは有っても無くても同じどうでもいい事なんだ。

要するに、数学的に綺麗に統一化された定式化をしようとしただけ

具体的には4次元ベクトルを使ったテンソル形式で力学と電磁気学を同じ様に定式化しただけ。


天橋立の愚痴人間さんみたいな無知蒙昧な人は何でもすぐに哲学的な背景みたいな抽象的な一般論を考えてしまうけど、物理学者に哲学的思考なんか全く無いよ


天橋立の愚痴人間さんは細部を正確に理解しようとしないから、観念論みたいないいかげんな雰囲気だけで判断してしまうんだ。
それでは本質とは程遠い見当外れの浅い理解になってしまう。




64. 中川隆[-13329] koaQ7Jey 2018年12月30日 08:27:26: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22210] 報告
▲△▽▼

アインシュタインの思考レベルは単純だよ ( No.2 )
日時: 2018/12/30 08:19名前: 本質がわからない糾弾者を憂える者 ID:NZwjv2.2
>>1
アインシュタインの思考レベルは単純だよ


特殊相対論というのは力学と電磁気学を同じ座標変換性を持たせる様にしたというだけ

光速度不変の原理とか、何も知らないアホは重要な哲学原理だとか思ってるけど、実際は論文を読む人が理解し易くなる様に便宜上入れただけで、そんなのは有っても無くても同じどうでもいい事なんだ。

アインシュタインは一般相対論が光速度不変の原理と矛盾すると指摘された時に

光速度不変の原理は単に判りやすくする目的で方便として書いたもので、それ以上の意味は無い

と答えている。


要するに、数学的に綺麗に統一化された定式化をしただけ

具体的には4次元ベクトルを使ったテンソル形式で力学と電磁気学を同じ様に定式化しただけ。

この現代でもまだ、相対性理論は間違っている とか言ってるアホが居るけど、相対論の意味は素粒子衝突の散乱断面積や崩壊確率を自分で実際に何度も計算した人でないとわからないよ。


天橋立の愚痴人間さんみたいな無知蒙昧な人は何でもすぐに哲学的な背景みたいな抽象的な一般論を考えてしまうけど、物理学者に哲学的思考なんか全く無いよ


天橋立の愚痴人間さんは細部を正確に理解しようとしないから、観念論みたいないいかげんな雰囲気だけで判断してしまうんだ。
それでは本質とは程遠い見当外れの浅い理解になってしまう。



65. 中川隆[-13318] koaQ7Jey 2018年12月30日 10:50:31: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22210] 報告
▲△▽▼

Re: アインシュタインさん、ちょっと教えてください ( No.3 )
日時: 2018/12/30 10:48名前: 天橋立の愚痴人間 ID:ZpKXiMRg
不誠実な文章は、糾弾掲示板では受け付けない。

そういう環境を守るために

いずれすべて削除する。

これはヨーロッパに在住される管理人の方針である。
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=3076


66. 中川隆[-13303] koaQ7Jey 2018年12月30日 16:07:52: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22210] 報告
▲△▽▼

今見たら、糾弾掲示板の上記2スレ

[3075] 馬渕睦夫 deep state の世界を語る _ 日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力はユダヤ資本に動かされていた
日時: 2018/12/23 09:26 名前: 本質が何もわからないアホ糾弾者を憂える者 ID:lUR8SIuY
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=3075


[3076] アインシュタインさん、ちょっと教えてください
日時: 2018/12/29 15:06 名前: 長屋修 ID:tqeA0YLU
http://st-nagaya.jp/
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10200996645


は両方共削除されていました。


>不誠実な文章は、糾弾掲示板では受け付けない。


不誠実というのは天橋立の愚痴人間さんの間違いを指摘する事だったのですね。


糾弾掲示板
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/kyudan.cgi?





67. 中川隆[-13302] koaQ7Jey 2018年12月30日 16:31:03: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22210] 報告
▲△▽▼

[3078] 糾弾掲示板を荒らす目的で投稿する者へ
日時: 2018/12/30 16:10 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:ZpKXiMRg
糾弾掲示板は昔から不誠実な投稿、読者に不快感を与える様な記事、宣伝の為の記事などは全て削除することで、

荒らし、ストーカーなどは寄せ付けず、気持ちの良い環境を守ってきました。

この方針は糾弾掲示板の信念であり、続ける限り変わりはありません。

今回も、不埒な思いで書き込まれたスレッドを数点、削除しました。

不埒な人間に警鐘を与えるとともに、迷惑をおかけした皆様にお詫び申しあげます。

なを、この醜いスレッドも時間が経てば削除いたします。
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/kyudan.cgi?



68. 中川隆[-13301] koaQ7Jey 2018年12月30日 16:36:37: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22210] 報告
▲△▽▼

反原発、護憲、反安倍の自称正義の味方は天橋立の愚痴人間さんみたいなクルクルパーばかりですね
こんなんで世の中渡っていけるのかな


69. 中川隆[-13294] koaQ7Jey 2018年12月31日 07:25:45: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22210] 報告
▲△▽▼

Re: 糾弾掲示板を荒らす目的で投稿する者へ ( No.1 )
日時: 2018/12/31 03:46名前: 天橋立の愚痴人間 ID:BuT2tewA
一連の投稿者は阿修羅掲示板においても問題児として嫌われている者、

中川隆であったことを報告します。

彼は結構な知識も持っており、そのために最初のころは騙されることが多い為、対応が遅くなってしまった。

どこの掲示板でも自分勝手な言い分というよりも、掲示板の邪魔をすることが目的の荒らしの常習者である。
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/kyudan.cgi?


自分の間違いを指摘されるとアラシだと判断するのがこの人の知能の限界ですね

そもそも掲示板というのは自分とは違う色々な意見を知る為のものなんですけどね。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/490.html
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/328.html#c59

[リバイバル3] やはりこの国は随分と壊れて来ました 中川隆
4. 中川隆[-13040] koaQ7Jey 2019年1月13日 15:46:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
止めようのない中国の勃興を、日本はなぜそれほど苦々しく思うのだろう?
2019年1月11日 Andre Vltchek New Eastern Outlook
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/post-4b9d.html

 小説の閃きを得ようとして、早足の散歩したものだが、三重県の古い田舎の寺院からほど遠くない所に子供用の美しいブランコがあった。二年前、ブランコが錆び、放置され、手入れされていないのに気が付いた。昨日、ブランコ施設を囲んで、場所を閉鎖する黄色いテープを見た。遊び場を無くすという取り返しがつかない決定が既にされたように思える。

 一日前、豊かな名古屋駅で、贅沢なレストラン街を宣伝する大きな広告のすぐ下で、年がいったホームレスの男が眠っているのに気が付いた。

 約350,000人の住民がいる四日市市では、極めて一部を除く、ほとんど全てのバス路線がなくなった。市のまさに中心、近鉄駅真正面の大理石プロムナードに彫られた、優雅で、ユニークな、輝く十二宮図も消えていた。四日市を、名古屋と、実際ほとんど中部日本全体のために機能しているセントレア国際空港とを接続する湾の高速フェリーは、市の助成金が干上がり、操業停止した。今人々が飛行機に乗るには、湾を巡る有料道路約70キロを、燃料を費やしてドライブし、通行料と空港駐車料金を支払わなければならない。公共地、あるいは稲田だったものは、急速に憂うつな駐車場に換えらつつある。中部でも、遥か南西の長崎市でも、北の根室でもそれは起きている。

 ホームレスがいたるところにいる。急速に価値を失うにつれ、自動車(今日本には一人当たりアメリカより多くの自動車がある)は適切に処分するには多くの費用がかかるので、稲田の真ん中や、かつて美しかった森の端で朽ちている。田舎の村全体が、実際ゴーストタウンに変わり、人口が減少している。国じゅう至る所、錆び、まずい都市計画と公共施設の深刻な欠如がある。

 日本は衰退しつつある。日本は、惰性で、地球上最も金持ちの国々の首位にしがみついていたので、何年も、目を半分閉じて、それを無視するのは可能だった。しかしもはやそうではない。悪化は今や余りに目立っている。

 衰退は、フランスやアメリカやイギリスの一部の地域で目にするほど徹底的なものではない。だがそれは衰退だ。楽天的な、意気揚々とした国造りの日々は終わっている。自動車産業や他の企業は、そのライフスタイルを要求して、文字通り国を共食いしている。小都市では、運転者は、もはや横断歩道の歩行者に配慮しない。都市計画者にとっては、自動車が最優先で、一部の都市計画者は、自動車業界から賄賂を得ている。多くの場所が今や自動車以外では行けない。ほとんど何の公共運動具もなく、新しい公園もない。最も洗練された食物生産を誇りにしていた日本は、今や健康に良くない食料だらけの、いくつかのコンビニエンスストア・チェーンに完全に圧倒されている。

 何世代もの間、人々は、繁栄する、強力な、社会的に均衡した日本を築くため、彼らの暮らしを犠牲にしてきた。今、国民は、主に強力な企業、要は、大企業を支持するために生きていることは疑いようがない。日本には、独自の別のモデルがあったものだったが、今ライフスタイルは北米やヨーロッパで見られるものとさほど変わらない。日本は歴史上、二度、「世界に開き」(つまり、西側権益と、グローバル資本主義経済に対して)、アジア文化にとって徹底的に異質な概念を受け入れることを強いられた。結果は速やかに現れたが、要するに、徹底的に破滅的だった。

*

 第二次世界大戦後、日本は占領を受け入れなければならなかった。憲法はアメリカによって書かれた。敗北したが、再建し、地球上最も豊かな国々に加わろうと固く決意して、日本は、まず朝鮮への残忍な侵略を支援して(いわゆる「朝鮮戦争」)欧米との協力を始めた。日本は、独立を完全に断念し、欧米全般、特にアメリカの外交政策と区別するのが次第に不明瞭になった外交政策に完全に身をゆだねた。終戦から現在に至るまで、マスコミは東京の政権に支配され、検閲されている。日本の国営放送局NHK同様、主要な日本の新聞は、少なくともアメリカかイギリスの主流放送局の一社が「属」国マスコミが、どのように報じるべきかという基調の例を示さない限り、重要な海外記事の一つたりも、放送したり、掲載したりしないのだ。この点に関し、日本のマスコミは、インドネシアやケニアのような国々のマスコミと同じだ。もし「民主主義」が、人々による支配を意味するなら、日本は確かに「民主主義国家」ではない。伝統的に、日本人は、国に仕えるために暮らしてきたが、おそらく、これはさほど悪い概念ではなかったろう。それは少なくとも大多数にとって機能していたのだ。だが今、国民は、大企業の利益のために、自らの暮らしを犠牲にするよう期待されている。

 日本人は支配者に強奪される時でさえ反抗しない。彼らは衝撃的なほど従順だ。

 日本は衰退しているだけではない。日本は自分の失敗を、伝染病のように広めようとしている。日本は実際、その従順で従属的な外交、国内政策を広め、それを美化している。奨学金を通して、日本は継続的に貧しい東南アジア諸国や世界の他の地域からの何万人もの熱心な学生を洗脳し、知性的に効果的に去勢している。

*

 その間、文字通り「隣の」中国は科学研究、都市計画と社会政策でリードしている。今やその憲法の一部の「生態学的文明」で、中国は有機食糧生産と同様、代替エネルギー源や、公共輸送機関を発展させる上で、日本より遥かに先行している。2020年までに、中国の広大な領土全てで、極端な極貧地域はなくなるだろう。

 中国で、それはすべて共産党の赤旗の下で行われるが、日本の大衆は、それを嫌悪し、拒絶するよう教えられている。

 途方もない中国の決意、熱意、非凡な才能や社会主義精神は、現代日本や、日本を操る欧米支配者連中の、硬直化した、保守的で失地回復論精神と比較すれば明らかに優れている。この対照は実に衝撃的で、慣れない目で見ても極めて明らかだ。

 国際舞台では、日本企業が、国中を略奪し、政府を堕落させている一方、中国は、古き良き共産主義の国際主義的理想で、大陸全体の立ち直りを支援している。欧米は、中国と、その素晴らしい努力をけがすべく最善を尽くし、日本は新しい侮辱さえ発明して、同じことをしているが、真実を隠蔽するのは一層困難になっている。アフリカ人と話をすれば、何が起きているかすぐにわかる。中国を旅すれば、全てが一層明確になる。物事を見ないよう、たんまり金をもらっていない限りは。

*

 学んで、経済、社会システムを完全に変えると決めるのではなく、日本は負けっぷりの悪い国に変わっている。日本は、独立した政策、共産主義の看板の下で成功した中国が嫌いなのだ。人々のために設計された新しい美しい都市を造ったがゆえに中国が嫌いなのだ。地方や、環境を救うべく最善を尽くすことに対してさえ中国を憎んでいる。中国が、政治的に、社会的に、学問的にさえ、完全に独立しているので、中国が嫌いなのだ。

 中国は、欧米学界と裏取引をしようとしたが、ゲームはほとんどイデオロギー的侵入と中国の知的独立崩壊に近い状態に至り、命取りになった。だが少なくとも危険は確認され、欧米による破壊活動は、手遅れになる前、いわば真夜中5分前に素早く止められた。

 日本では、欧米グローバル帝国主義政権への服従と協力が、一種道徳的名誉の印になる。様々なアメリカやイギリス大学の日本人卒業生が、ほとんど地球丸ごと惑星を破壊しているシステムに協力しながら、自分の成功の大きい証明を象徴するかのように、大学卒業証書を額に入れ壁に掛けている。

*

 私はおよそ15年前、中国人観光客が、日本中いたる所で、新幹線のプラットホームに立って、カメラを用意して、夢見ていたのを覚えている。新幹線が通過すると、彼らはため息をついたものだ。

 今、中国には世界で最も大規模な最高速新幹線ネットワークがある。中国の列車は日本やフランスのものより快適で、比較にならないほど安い。皆が旅行できるよう、値段が付けられているのだ。

 中国人女性は、日本のデパート商品を、悲しげに注視したものだった。中産階級は、iPhoneを所有することを夢見ていた。中国人の日本観光客が、日本人と同様、優雅に服を着ている今、iPhoneは贅沢とは思われておらず、実際、ファーウェイや他の中国メーカーは今アップルより良い電話を製造している。

 私は同様に中国人の日本観光客が、近代建築や国際コンサートホールや優雅なカフェやブティックでどれほど感銘を受けたかを覚えている。

 今、北京や上海の文化的生活は、東京や大阪と比較にならないほど豊かだ。中国の近代建築はより立派で、中国の都市と地方両方の生活には、まだ日本での実施からほど遠い新しいアイデアがある。

 日本で公共遊び場が放棄されたり、駐車場に換えられたりしている間に、中国は川や湖地域を埋め、公共地に変え、巨大あるいは小さな新公園を建設している。

 日本の遍在する広告の代わりに、中国では、地下鉄でさえ、社会主義の美徳、団結、深い思いやりと平等について語る機知に富んだ教育的な漫画が多くの幹線に置いてある。エコロジー文明が基本的に至る所で「広告されている」。

 日本人は一層憂うつになるが、中国では確信ある微笑を全ての各段階で見ることができる。

 中国は上昇しつつある。それは止めようがない。中国の経済成長(政府は、もはや実際、余り経済成長に興味を持っていない)ゆえではなく、中国市民の生活の質が着実に向上しているためだ。

 それこそ、本当に重要な全てではあるまいか? 我々は、寛容で近代的な共産主義制度の下で、人々の生活を改善することが明らかに可能だ。人々が微笑えんでいる限り、人々が教養を身につけ、健康で幸せである限り、我々は明らかに勝っている!

*

 一部の人々は、いまだに自然のままの日本の森や湖という魔法のイメージを追いかけている。そう確かに、懸命に探索すれば、そういうものはまだある。喫茶店や木々、素晴らしい小川。だが人は懸命に努力しなければならず、日本の都市も地方も、醜い電線が至る所に架けられ、腐朽した自動車や、奇妙な鉄塔や、手入れされていない公共地で一杯な中、完ぺきな場面を捜して、編集しなければならない。金が貯まる限り、利益がある限り、何でもありなのだ。

 日本人は、この主題に関して、自分たちの感情を、系統立てて説明するのは難しい。だが要約すればこうだ。日本人は、かつて占領し、苦しめた国が、自分たちよりずっとうまくやっていることに落胆を感じているのだ。日本の帝国主義者にとって、中国人は単に「人間より劣る連中」だった。決して明言されてはいないが、日本は、欧米文化と欧米の力だけを尊重していたのだ。今や中国の「人間より劣る連中」は、大洋底を探検し、飛行機を作り、地球上で最高速の列車を運用し、素晴らしい芸術映画を制作している。

 一方、日本は何をしているだろう? 自撮り、ビデオゲーム、ばかばかしい無意味な虚無的な漫画、愚かなソーシャルメディア、創意皆無のポルノや、装飾「芸術」のなだれ、ポップ音楽や大量生産の自動車。日本の人々は意気消沈している。私は日本で30年暮らした経験があり、日本を親密に知っており、日本が好きだ。日本の多くのことが好きだが、明らかにそれが実際崩壊し、変化しているのを目にしているのだ。日本はそれを認めて、変わることを拒否している。

 私はその方向が好きなので、中国と働いている。私は近代的共産党モデル(私は決して「四人組」や、連中のカルトや貧困美化の熱心な支持者ではなかった)が好きだ。まもなく全ての中国人を金持ちにし、虐げられた世界全部を、同様に裕福にするのだ!

 だが、それは日本が欲するものではない。しばらくの間、日本は「独特だ」と感じていた。日本はアジアの唯一の金持ち国だった。欧米に、金持ちであることを許されている唯一のアジアの国だった。アパルトヘイト時代、日本人は南アフリカで「名誉白人」だと定義されていた。それは日本が欧米文化を受け入れたからだ。日本は、征服された国を助けるのではなく、ヨーロッパ人と北アメリカ人と一緒に、世界を略奪することに決めたからだ。色々な意味で、それは一種の政治的、道義的な売春だったが、それはうまみがあった。実にうまみがあった。それでその倫理観は全く論じられなかったのだ。

 今中国は、共産党の賢明な指導体制と、中央計画組織の下で、勇気、努力、人々と、全ての才能で勃興している。まさに、日本人が嫌うよう洗脳されたものの下で。

 これはいらだたしい。恐ろしい。すると、帝国に対する、あらゆる服従や、屈辱やお辞儀は無駄だった野田ろうか? 結局、勝利するのは中国だ。人間性に対して、最も素晴らしい奉仕をしている共産主義だ。

 そう、日本はいらだっている。最近、世論調査では、日本人のおよそ80%が中国人が嫌いだと言っている。

 私は日本のあらゆる地域の人々と話す中、日本人は潜在意識で、何十年間も「負け馬」に賭けていたと感じていると確信している。日本人は、それを言葉で表現するには余りに誇り高い。日本人は、それをじっくり熟考するのを余りに恐れている。だが日本の生活は、少なくとも多くの人々にとって、明らかに無意味で、陰鬱で、憂うつになっている。国が成功裏に非政治化される中、革命は地平線上に見えないままでいる。

 中国は、友人に囲まれ、独立して、自信を持って、建設し、発明し、苦闘し、前進している。

 日本は拘束され、自由を奪われている。日本は動くことができない。日本は、もはや動き方や、抵抗方法さえ分からない。

 それが、日本が中国が嫌いな理由だ!

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査ジャーナリスト。彼は Vltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、Revolutionary Optimism, Western Nihilism含めて多くの本を書ている作家。オンライン誌 「New Eastern Outlook」独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/01/11/why-is-japan-so-bitter-about-unstoppable-rise-of-china/

----------

 大相撲が始まる。どういうことになるのだろう。いよいよ引退だろうか。

 大本営広報部を通して、我々は、中国のみならず、韓国、北朝鮮、ロシア、隣国全てを憎悪するよう日々教育されている。一方で、宗主国を好きになるように?孫崎享氏の今日のメルマガ題名は以下。大本営広報部はこの史実に触れず、触れる方々を出演させない。


露外務省「南クリル諸島(北方領土)の露主権を含め、大戦結果を日本が完全に認めることが問題解決の主要条件になる」と主張。我々は国後・択捉を露が不法占拠と思っているが、桑港講和条約で千島を放棄、吉田全権代表は国後択捉は南千島と演説を認識すべき

 岩波書店の月刊誌『世界』2月号を読んでいる。毎号、大本営広報部の呆導番組では決して触れない読みごたえある話題満載。電車の中吊り広告を出す愚民製造雑誌ではなく、こういう情報雑誌こそ読まれて欲しいもの。「大旱魃に襲われるアフガニスタン」は中村哲氏による記事。

 日刊IWJガイドで紹介されている今話題の疑惑に関するインタビュー、拝聴したような気がするが、再度見てみよう。


日刊IWJガイド・日曜版「東京五輪招致をめぐる贈収賄疑惑でJOCの竹田恒和会長がフランス検察当局の正式な捜査対象に!岩上安身による電通社員へのインタビューを再配信!」2019.1.13日号〜No.2313号〜(2019.1.13 8時00分)

ゴーン逮捕に対する反撃という説があるようだ。本当だろうか。一方、黄色いベスト、巨大資本の銀行で、とりつけ騒ぎをおこす計画だという。マクロンに決してひけをとらない庶民搾取政策を推進している売国傀儡政権に、同じような非暴力大衆行動起きて当然と思うのだが。本記事筆者が指摘される通りの現状。


日本は拘束され、自由を奪われている。日本は動くことができない。日本は、もはや動き方や、抵抗方法さえ分からない。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/post-4b9d.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/674.html#c4

[近代史3] 勝又壽良 _ 中国・朝鮮ヘイトでグローバリズム礼賛のアホ経済評論家 中川隆
10. 中川隆[-13039] koaQ7Jey 2019年1月13日 17:03:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
続き


6 名無しさん 2019年01月13日 16:08 id:nqzl1nGi0
>>5
最初におっしゃっていた「ソウル出身」というのは、どこに行っちゃったんですか?
即ち、ソウルに居た漢民族が日本に渡って来た、ということなのでしょうか。


7 日本の支配層は昔から朝鮮からの渡来人ですけどね 2019年01月13日 16:23 id:FCT7gnGD0

民俗学的考古学的に調査を行った話としては、天皇のルーツは朝鮮半島の38°線付近の小さな集落に、風習がとても似た村があると指摘されていて、それらは紛争地帯であるために容易に近づく事は出来ないだろう、

同行した当時KCIA局員の話としては、そうした天皇の由来について何らかの事情を知っていたらしく、意見を聞かれ
「知らない方が良いこともあるのだ」と答えたという研究者の話が伝わっています。

この話はあるメディアに流れました。


8 日本の支配層は昔から朝鮮からの渡来人ですけどね 2019年01月13日 16:23 id:FCT7gnGD0


天降りの神話です。そこで『古事記』(上巻)に[史料1]

「故爾に天津日子番能邇邇藝命に詔りたまひて、天の石位を離れ、天の八重多那雲を押し分けて伊都能知岐知和岐弓、天の浮橋に宇岐土摩理、蘇理多多斯弖、竺紫の日向の高千穂の久士布流多気に天降りまさしめき」。

高千穂の峰と書けばいいのにわざわざ古事記は「久士布流」という形容をしている。亀旨と同じです。高千穂の峰にクシという言葉がついている。

 「此地は韓國に向ひ、笠沙の御前を眞来通りて、朝日の直刺す國、夕日の日照る國なり。故、此地は甚吉き地。」

という言葉があります。

 高千穂伝承には[史料2]

「筑紫の日向の高千穂の槵觸峰」

「日向の槵日の高千穂の峰」

「日向の襲の高千穂の槵日の二上峰」。

いずれもクシという字があります。

朝鮮の神話と日本の神話に類似性があることを教えてくれます。

それだけではなく

「日向の襲の高千穂の添山峰」。

それを『日本書紀』(巻第二)[史料3]では「曾褒理能耶麻」と云ふ。
わざわざ「そほりの山」と読むと書いてある。

朝鮮半島では聖なる場所のことを「ソホリ」と言う。
韓国の都をソウルというのは聖なる場所という意味なんです。

『三国史記』には百済の最後の都・泗沘(シヒ)のことを所夫里(ソホリ)といっています。
高千穂の聖なる山ということが朝鮮の言葉のソフルと記されています。

天から神が降りてくる、その場所をクシとかソホリという言葉を使っていることに注目して下さい。


9 日本の支配層は昔から朝鮮からの渡来人ですけどね 2019年01月13日 16:28 id:FCT7gnGD0

高天原故地碑(たかまがはらこちひ)は、大韓民国慶尚北道高霊郡の加耶大学校内にある石碑。日本神話の天津神が住む高天原は、ここであると記されている。

慶尚北道 高霊郡 地図
https://map.konest.com/daddr/4783034032

高天原は実在の地域を反映しているとする説は古くから存在し、第二次大戦後は主としてアマチュア研究家によって朝鮮半島説も唱えられることがあった。当初その比定地とされたのは、戦前から一部の研究家によってスサノオが立ち寄ったという新羅のソシモリの候補とされた、『冬のソナタ』のロケ地として知られる江原道春川市であって、慶尚北道高霊郡ではなかった。

春川に代わって名乗りをあげたのが高霊郡であった。加耶大学校の李慶煕総長がこの説の主唱者で、1999年6月28日に「高天原故地」と記された石碑が建立された。
李慶煕総長によると

高皇産霊尊は、高と霊の字が含まれるので、高霊郡で誕生した[1]。

東国與地勝覧に書かれている伽耶の天神夷毗訶の次男伊珍阿豉(イジンアシ)はイザナミと発音が似ている。そのため、伊珍阿豉はイザナミである。

任那の任は現代の韓国語で「主人」「母」を意味する。そのため、任那は『主人の国』や『母なる国』を意味する。

高千穂の添山(そおりやま)は韓国の首都ソウルと発音が似ている。そのため、添山はソウルを指す。
と、いうことだそうである。

これらの主張は、2001年に訪韓した筑波大学の馬渕和夫名誉教授らの賛同を得ている。このとき、馬渕教授は李総長の主催する学会で「朝鮮民族が日本を征服し大和王朝を建てた」と発表している

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/142.html#c10

[リバイバル3] 中川隆 _ 美術・文芸関係投稿リンク 中川隆
96. 2019年1月13日 18:54:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

昔の日本映画は熱かった _ 山本薩夫 皇帝のいない八月 (松竹 1978年)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/154.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/452.html#c96
[リバイバル3] 中川隆 _ 美術・文芸関係投稿リンク 中川隆
97. 2019年1月13日 19:11:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
昔の日本映画は熱かった _ 溝口健二 赤線地帯 (大映 1956年)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/155.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/452.html#c97
[近代史3] 昔の日本映画は熱かった _ 溝口健二 赤線地帯 (大映 1956年) 中川隆
1. 中川隆[-13038] koaQ7Jey 2019年1月13日 19:14:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

こんな女に誰がした(パンパン編)__天皇陛下を恨んでね

終戦わずか2週間後「東京の慰安婦」は米軍のいけにえにされた 「次から次へ、体じゅう痛くて…」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56962

2018.08.15 貴志 謙介 元NHKディレクター・プロデューサー 現代ビジネス
ようやく見えた「戦後ゼロ年」の真実

今年も8月15日がめぐってきた。だが、73年前の敗戦をめぐる記憶は日々確実に薄れている。

とりわけ記憶の劣化が著しいのは、敗戦直後の一年間、いわゆる「戦後ゼロ年」であろう。みじめな焼け跡暮らし、占領の屈辱、飢え、虚脱感、思い出したくもないヤミ買い。高度成長という威勢の良い華やかなサクセス・ストーリーの陰で、暗い役回りを押し付けられたせいかもしれない。

だがもっと本質的なことは、敗戦直後の時代には、その時代を経験した人であっても知ることのできなかった秘密がたくさんあるということだ。

占領軍は、情報をコントロールしていることを悟られないような巧妙なやり方で検閲をおこない、メディアを支配する情報戦を仕組んでいた。その結果、占領政策にとって都合の悪い出来事や情報は隠されたまま、いわばブラックホールのなかへ姿を消してしまった。

「戦後社会の原点」とみなされる時代であるにもかかわらず、多くの真実が欠落し、核心がぼやけたまま風化してしまったのである。

ところがここへ来て、思いがけず、戦後ゼロ年をめぐる新しい視野がもたらされようとしている。原動力のひとつは、機密資料の公開である。たとえば、2007年に機密解除された10万ページのCIA文書があり、150万点に達するGHQの検閲記録がある。A級戦犯に対するIPS(国際検察局)の尋問記録やアメリカ戦略爆撃調査団の調査報告も公開された。

こうした極秘文書を多くの証言とつきあわせていくと、驚くべき真実が続々と浮かび上がってくる。まず、時計の針を敗戦から3日後の1945年8月17日にあわせてみよう。

日本政府がつくった「性の防波堤」

この日、組閣された東久邇内閣の国務大臣に就任した近衛文麿がなによりも急いだことは何だったか。

実は近衛は入閣直後、ただちに警視総監の坂信弥を呼びつけ、米軍相手の売春施設を作るよう要請したのである。

40万人の占領軍上陸を2週間後に控え、日本の戦争指導者がもっとも恐れたことは、兵士による性犯罪であった。そして「性の防波堤」と位置づけられたのが、「国策売春組織」、すなわち「特殊慰安施設協会(RAA)」であった。

RAAをめぐる公式記録『R・A・A協会沿革誌』はこう述べている。

〈R・A・A協会が、その使命を忠実に達成する為、真先に開業したのは慰安所である。進駐軍将兵にとって、何よりも先ず慰安すべき面はセックスの満足であった〉

電光石火のごとく霞が関が動いた。外務省・内務省・大蔵省・運輸省・東京都・警視庁など、主要官庁がこぞって協力。座長役を務めたのは、大蔵省の主税局長・池田勇人(のちの首相)である。池田の号令で大蔵省がポンと3300万円を出す。現在の価格に換算すれば10億円を超える。

占領が始まる前に、政権の中枢にいた政治家や軍人、そして官僚が何を置いても、外国の軍隊による性暴力にこれほど強い恐怖感を抱いたのは、なぜだろう。国家が主導した売春施設を準備した警視総監・坂信弥は、内務省の資料のなかでこう証言している。

「東久邇さんは南京に入城されたときの日本の兵隊のしたことを覚えておられる。(略)それで、アメリカにやられたら大変だろうなという頭はあっただろうと思います」(大霞会編『続内務省外史』、地方財務協会)

軍国主義者がおびえていたのは、結局のところ、来るべき占領軍の蛮行というよりも、鏡に映った己の姿、日本軍の影だったのではあるまいか。

「からだじゅうが痛くて…」

8月28日、午前9時、RAAの幹部20名が皇居前広場に集合した。『R・A・A協会沿革誌』によれば、ここで全員が宮城に向かい宣誓式を行ったという。宣誓の主旨はこうである。

〈(RAA協会は)戦後処理の国家的緊急施設の一端として、駐屯軍慰安の難事業を課せらる。(略)『昭和のお吉』幾千人かの人柱の上に、狂瀾を阻む防波堤を築き、(略)「国体護持に挺身せんとするに他ならざることを重ねて直言し、以て声明となす〉

敗戦国であるドイツやイタリア、あるいはソ連に占領された東ヨーロッパの国々にも、占領軍を相手にする売春婦は大勢いた。しかし、国家が号令を発して、莫大な予算を投じ、官僚がプロジェクトを組み、「国体護持」のために女性を犠牲にするという“理想”を高らかに掲げた国はほかにない。

8月27日、RAAは、占領軍の上陸地点に近い品川の大森海岸に「慰安所第一号」として、「小町園」を開店した。ポツダム宣言の受諾からわずか2週間しかたっていない。

50人の女性、それも大半はシロウトの女性が送り込まれ、10畳、20畳の大部屋をカーテンや屏風で仕切り、30ほどの部屋が作られた。待ちかねたように、米兵がどっと押し寄せ、障子や襖を蹴破って、土足のまま押し入ってくる。女たちは恐怖のどん底へ投げ込まれた。

「恐怖におびえるまもなく、兵隊が入ってくるなり私を抱くと、しびれるほど唇を吸う。(略)入れ替わりに、つぎの兵隊がくる。(略)つぎからつぎへと抱いては送り、送っては抱き、(略)からだじゅうが痛くて……。」(『東京闇市興亡史』より)


RAAが横須賀に設けた慰安施設「安浦ハウス」(米軍資料)

女とみると、手あたりしだい

『R・A・A協会沿革誌』によれば、小町園を皮切りに、立川「キャバレー富士」、調布「調布園」、福生「福生営業所」、北多摩「ニューキャッスル」、築地「宮川」、人形町「花家」、向島「迎賓館大蔵」、若林「R・A・Aクラブ」が次々とオープン。

東京だけで33か所。従業員は450人。ダンサー2000人。350人の「慰安婦」。ひとりの女性が最高で一日60人を相手にした、との証言もある。


銀座松坂屋近くにRAAがつくったキャバレー“Oasis of Ginza”(Photo by gettyimages)

一方、RAAの幹部連中は何をしていたか。戦前に吉原で遊郭を経営していた経歴を持つRAA営業所長・岡本清次の談。

「RAAの仕事は国家の肝煎りですから、国から給料もらっているような身分でした。基本給千百円、手当て千百円の計二千二百円というのは、当時としてはそうとうな高給取り」

「食事のほうは、米兵からの土産もあったし、なにしろ警視庁から食券がきていましたから。(略)兵隊がもってくる牛肉は、ブ厚くてスキヤキにするとほんとうにうまかった」

当時、警視総監であった坂は、「RAAがあったおかげで占領軍兵士による強姦事件はほとんどなかった」と主張している。しかし、近年公開された米軍の極秘資料は、それがまぎれもなく“虚偽の申告”であり、実態はむしろ逆であったことを示唆している。

米兵による暴行事件は、8月30日にはじまり、RAAの営業によっても止むことがなかった。1945年11月中に発生した米兵の犯罪は、婦女暴行、強姦、盗み、おどし、たかりなど、554件に達している。報道が禁止されていたゆえ、一般に知られなかっただけなのである。

特に強姦事件や強盗事件が多かったのは、小町園に近い大森海岸であった。売春婦の紹介業を務めていた菅原道雄は、その理由をこう証言している。

「大森で、強盗・強姦事件が頻繁におきたのも慰安所と関係ありますね。タバコや洋服を『金にかえてくれ』といってくるヤツが多かったし、それもないヤツは強盗をしてまで女を抱く金を得ようとする。慰安所にはGIが行列をなしていてあぶれちゃうヤツがでるんですよ。そうなると、手あたりしだい、女とみると襲いかかるのです。

夜の八時ころだったでしょうか。大森から大森海岸へ行くまっ暗な道で女の人の悲鳴をきいたことがあります。たぶん素人の人でしょうが強姦されていたんです。私は一目散に逃げましたよ。だって、アメちゃんは刃物をもってましたからね」

RAAの組織と人脈から、占領終了後、赤線や基地売春が生まれた。国家がつくりだした巨大売春施設こそ、戦後の売春産業の源泉であったのである。

いまも残る「東京ブラックホール」

戦後ゼロ年のブラックホールに迷い込んだのは、国家の「いけにえ」となった女性ばかりではない。占領下の東京には、いたるところに、ブラックホールが存在していた。

あらたに発掘された映像からも、その痕跡がみつかる。たとえば、東京湾から引き揚げられた大量の金塊の映像。数兆円にもおよぶ日本軍の隠匿物資の一部である。もとはといえば、本土決戦のために軍が国民から徴用した物資であり、こうした莫大な財産は国民には返還されず、高級軍人や官僚など特権階級に横領されて、ヤミ市に横流しされていたのである。

戦後ゼロ年、飢餓やインフレは、戦争中より深刻だった。もし、隠匿物資が国民を救うために使われていたら、どれほど多くの戦災者が救われていたことだろう。

人々を苦しめた敗戦直後の地獄は、物資の隠匿に狂奔したエリートの不正によってもたらされたのである。その事実を、私たちの記憶のなかに、あらためて刻み込んでおかなくてはならない。

膨大なCIA文書から、戦後ゼロ年にどのような権力構造が生まれていたかを知ることもできる。たとえば、占領軍は、表向きは「日本を民主化し、軍国主義者を追放する」政策を推進したが、裏では大本営の参謀を戦犯の訴追から外し、対ソ諜報戦の手先にしていた。

米軍の諜報機関に囲い込まれた軍や特務機関の残党は、アメリカの後ろ盾を利用して密輸や謀略を重ね、密かに影響力を拡大していく。軍国主義の残党、ヤミ成金、官僚や政治家を問わず、占領軍に深く食い込んだ者だけが権力を確保し、利権を得た。

こうして戦後ゼロ年を出発点として、アメリカの秘密工作に積極的に協力した日本の支配層との合作で「世界最大の親米国家ニッポン」が造られていく。そのときできあがった権力構造のDNAは、いまも日本を支配している。

戦後ゼロ年は、戦前のしがらみを断ち切った年ではなく、むしろそれを温存し、戦争を推進した旧支配層を取り込んで、アメリカの国益に沿った日本社会の改造が開始された年だったのである。

『戦後ゼロ年 東京ブラックホール』という本では、いままで視界から失われていた闇を見つめ、わたしたちの記憶の欠落を埋めていくことを試みた。復元された戦後ゼロ年の姿を現在の日本と重ね合わせれば、いまの日本を呪縛する仕掛けも見えてくるにちがいない。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56962


▲△▽▼


こんな女に誰がした(パンパン編)__天皇陛下を恨んでね

 『新日本女性に告ぐ!
 戦後処理の国家的緊急施設の一端として、駐屯軍慰安の大事業に参加する新日本女性の率先協力を求む。女事務員募集。年齢十八歳以上二十五歳まで。宿舎、被服、食糧当方支給。』


 敗戦直後の昭和20年8月22日、この広告が新聞などに張り出される。「新日本女性に告ぐ!」などと勇ましいことを書いているが、これは単なる事務員の募集の求人広告ではない。

 この前日、近衛文麿国務相が「婦女子を性に飢えた占領軍兵士から守る」という狙いのもと「特殊慰安施設協会(RAA)」の設置を決めた。上の広告はこの施設で占領軍相手の売春をする女性を集めるものであった。大抵の女性は、はじめからこれがただの事務の仕事ではないことは気付いていたようだが、中にはやはり単なる事務の仕事だと思って応募してくるものや、慰安とは「歌でも歌えばいい」と思って応募してきた良家の子女もいたと言う。

 この売春施設の目的は性のハケ口を設けることによって、占領軍がレイプ事件などを起こさないためにという「性の防波堤」とも言うべきものであった。が、実際は占領軍によるレイプ事件は日常茶飯事であった。

 さてRAAであるが、東京の大森を皮切りに各地に作られ全盛期にはそこで働く「パンパン」と呼ばれた女性は7万人を数えるようになった。しかしその後占領軍兵士が持ち込んだ性病が蔓延し、GHQは21年3月10日慰安所への兵士の立ち入りを禁止し、RAAは崩壊する。パンパンの彼女たちの多くは私娼となって街で客を求めるようになる。

 そのころ吉原はというと、戦時中に東京大空襲で焼け野原になるも政府の援助によってすぐに復興。そして終戦を迎えると、前述のRAAの慰安施設となる。

 GHQは占領軍のRAAの立ち入りを禁止すると同時に、日本政府に対して公娼廃止を求める。日本政府はこれを受けて公娼を廃止するが、実際は特殊飲食街を指定しその地域内での売春行為は取り締まらないようになった。これが「赤線」の始まりである。

 赤線地帯は吉原や新宿二丁目など戦前は貸座敷があったところが指定され、風俗営業取締法(以下風営法)によって「カフェー喫茶」などが営業されていた。この「カフェー喫茶」であるが、もちろん「喫茶」といってもただ単にお茶を飲むのではない。かつて花魁として働いていた女性が今度は女給という呼称で売春をしていたのである。その後赤線は朝鮮戦争の特需景気により営業する店が急増した。そのころの泊まりの料金は1000〜3000円。

 赤線が一応風営法というかたちで許可をとっていたのに対し、その許可を取らないで売春行為をしていたのが青線である。青線は表向き料理屋の形をとっているが客と交渉が成立したときは店を閉め売春をする。青線のほうが基本的に価格は安く、比較的所得・階層の低い人が利用していたと言う。

 しかし、赤線・青線地帯もやがて崩壊する。昭和33年4月1日売春防止法(以下売防法)が施行される。これはこれまで黙認してきた売春行為を禁止するものであった。なぜこの次期に売防法が公布・施行されたのか。それは日本が国連に加盟するためである。国連は昭和24年「人身売買及び売春行為の搾取禁止のための条約」を決議しており、国連に加盟するためには娼婦をなくすことが必要であったからである。

 売防法について、赤線で働いていた女性は猛反対していた。もし赤線がなくなれば彼女達は生きる術を失うことになる。政府は何も生活の保障や仕事の斡旋などはしてくれない。東京では「東京都女子従業員組合連合会」を結成し、売防法に反対するビラまきなどを行った。

 しかしながら売防法は施行され、そして吉原をはじめとする赤線地帯は消えていったのである。職を失った女性たちは、厚生施設に通い手に職をつけようとした者もいたが、白線・黒線と呼ばれる結婚相談所の形をとった売春組織で働く者もいたし、それ以外の性風俗で働く者もいた。 
http://www.hit-press.jp/column/shakai/shakai26.html

怒れる占領軍を親日家に変えたこの手腕__昭和天皇は偉大だった


昭和天皇は主席検事キーナンに戦争の責任は全部東条ら陸軍軍人におっかぶせるからよろしく、との意向を女を抱かせることで狙った(?)。女優・原節子がマッカーサーに提供されたという噂は、噂ではあるが、当時から根強くあったのは有名である。おそらくそういう悲劇が多数あったのだろう。http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/bd61d9d5c3085df3fddc6adf68c4c7d2


田中隆吉は、すぐに、主席検事キーナンに親しいボディーガードとなった。二人は、両者に共通するフランス語を使い、田中はバーボンをあたかも「特級酒」ように楽しむことを覚えた。田中が出版した回顧録によれば、キーナンは田中を日本暮らしのガイドのように使った。

もし、キーナンが女性関係を望んだ時は、彼はただ会話に「Je suis fort. (私は強い)」 とだけ言えば、田中は電話をかけてその段取りをととのえた。

実際、田中は何事にも明るく、靴を脱ぐのを嫌うキーナンが、靴のまま畳の間に入り込んでも問題を起こさないような、そんなくつろぎの場をも手配した。キーナンは、アメリカ人将校と日本の上流婦人との間の関係を良しとしていなかった。彼はよく言った。

「私もちょっとしたあそびは好きだが、素人に手を出したりはしない。それはよくない。」
http://www.retirementaustralia.net/rk_tr_emperor_13_3_4.htm


マッカーサーの部下職員の宿泊所として徴用された旧東京記者クラブでは、22人のメイドと電話交換手が、夜、そうした職員の部屋で過ごしているところを発見された。占領後半年までに、少なく見積もっても、半分以上のアメリカ軍将校たちが日本人の愛人を持つと見られていた。

 10月、幣原内閣が発足しようとする頃、特殊慰安協会はその供給について、下士官と将校を分離し、50万人の占領軍全体がすべて同じように魅力的なサービスが受けるのは難しいと強調し始めた。そしてその日より、下士官には下級のホステスバーが、兵卒には「ウィロウ・ラン」となり、上等な老舗旅館は将校向けとなった。つまり、もはやだれもが十分に満足しえるものではなくなっていた。

みごとな庭園を持つ豪奢な別荘の幾つかにはアメリカ式浴室が設けられ、そして人々の視界からは消えた。米軍士官にもっとも人気のあったのは、東京中心部のネオン街にある、招待客のみを受け入れる、プライベートクラブだった。

 そうしたクラブの筆頭が「大安」で、裕仁の弟、海軍大佐の高松宮の親友、安藤明が経営しており、戦時に便乗して暴利を稼いできていた。

トラック運送あるいは建設業界のボスとして、最初の占領軍の着陸に際し、厚木基地のまたたくうちの修復工事を成し遂げて名を売っていたのが安藤だった。

そのクラブ「大安」では、米軍の高級将校に、活発で英語の話せる貴婦人を紹介し、夜ごと、その記念にと、御木本の真珠のネックレスが贈呈されていた。

彼の気前の良い商風は、幾度も彼を倒産の崖淵に追い込んでいたが、地下商売で大当たりを上げては再起していた。そして最後に短期の刑務所暮らしをした後は、引退して安楽な生活を楽しんだ。

 そうしたクラブとは別に、内閣官房楢橋渡や東久邇元首相の別荘では、極めて興味深い享楽が繰り広げられていた。東久邇のパーティーの様は余り記録に残されていないが、楢橋のそれは、見るからに露骨な誘惑そのもので、今日。老いたアメリカ人将軍たちが当時を思い出して顔を赤らめるものとなっている。

楢橋は熱海に別荘をもっていた。熱海の入江や山々、そして名高い温泉やホステスたちと、当地はその持ち味をあえて強調する必要もなく、かつ、楢橋は名うてのもてなし上手だった。その裕福な弁護士は、戦争中、北京で最大かつ最も儲けの良い情報収集源ホテル〔北京飯店〕を経営していた。

その彼の部下の鳥尾〔鶴代〕子爵夫人が、コトニー・ウィットニー准将に仕える将官〔民政局次長チャールス・ケーディス〕の愛人となった。ウィットニーは、連合軍最高司令部民政局を動かし、日本の法制改革の草案作りをしていた。その元ホテル経営者の楢橋は、自分と自分の「貴婦人」たちが、最後にはウィットニーの部下たちすべてを「とりこ」にするだろうと豪語していた。

 性的わいろに加えて、さらに特異な投資機会も存在していた。

マッカーサーの会計担当ハロルド・R・・ルース大佐は、占領軍将兵たちは、毎月、支払われる給料より800万ドルも余計に故国に送金をしているとの報告を行った。

日本人が中国から略奪してきた数々の骨董品は、日本産の秘蔵品とともに、米国へ送られる雑のうの中に入れられていた。

天皇の叔父、東久邇宮自身も骨董業を手がけ、後になって、要職にあるアメリカ軍士官たちに安売りし過ぎて破産したと、よく語っていた。http://www.retirementaustralia.net/rk_tr_emperor_13_3_1.htm


8月15日の降伏の日、近衛宮は警視庁長官、伴信也を呼んで言った。「我々は日本の娘たちを守らなければならない。特に君にはそれを理解してもらいたい」。用意周到な中産階級の人々は、女たちを山中に隠れさせ、いざという時のために青酸カリ剤を持たせていた。

スラム街には、貞淑であろうとする権利も、国を思って自ら愛国者であろうと考える暇すらも与えられたことのない数千人の女たちが残されていた。今や、そうした女たちの出番であった。

伴長官は、東京の主要な娯楽業界――旅館、レストラン、麻雀荘、お茶屋、バー、売春宿など――の代表を招集した。

8月23日、こうしたお歴々によって、連合軍下士官のための「特殊慰安施設協会」が設立された。この団体は、勧業銀行による二百万ドル相当の株発行を資本とし、その株券は天皇の友人たちに販売された。数週間のうちに、同協会は、東京で33個所、地方で5個所、そして二つの婦人専門病院での事業を始めた。 

また同協会の別事業として、東京下町にあった軍需品工場がホテルに改造された。刀を鍬に作り直す事業などより、はるかに儲かるビジネスだった。

後にこの施設が最終的に廃止されるまでに、 「ウイロー・ラン」 と呼ばれたその工場は、250人の女たちによる生産ラインを持ち、一日に平均3,750人の兵士たちを受け入れるという生産高をあげた。

 特殊慰安施設協会とその付属組織は、 「一年一円」衆と称して天皇に仕える工業界人団体によって支援され成長した。

この団体は、化学、海運業界の重鎮であり、過去十ヶ月、和平派に属し、木戸内大臣と幾度も会談を重ねてきた、山下太郎によって組織、統率されていた。山下とその賛同者は、二億円、およそ1,400万ドルの基金を集め、天皇に献上した。

この贈呈が、その受け入れに木戸内大臣が二日を要したところからみて、何らかの見返りが要求されていたことが伺える。


 山下と 「一年一円」衆が引き受けた仕事のうち、最も難しかったものは、マッカーサー及びその側近との間の連絡業務であった。

宮中のご婦人たちの助言によれば、無能な国内警察による通訳用務が放棄され、外国語に通じたそうした国際経験ある婦人たちがそれを代行するようになれば、連合軍司令部との関係ははるかに円滑になる、というものであった。そこで、パリやロンドンに暮らしたことのある王妃や侯爵夫人たちの一団は、米国での良好なコネを持つビジネスマンの一団と協力し合うことに同意した。折角の貯蓄も目減りして見る影もない戦争未亡人には、新しい着物を買うための資金も用意された。名家の別荘は、その品格と遊興施設の程度によってランク付けされた。西洋の首都で見られるようなものをまねて、会員制のクラブが作られた。

裕福な才女たちのグループは名うての芸者を招き、男たちをもてなす芸に取り組んだ。

 日本は、マッカーサーが自分の兵隊たちに予測していた気の緩みにつけ込むための準備を万全に整えていた。和平派の特殊慰安施設協会は、まさしくその目的のために、国をあげての娼婦力を動員していた。

最初に米軍の機動部隊が東京に到着し、所定の兵営や工場に収まり、そこに検問所を設置した時より、兵員たちは、幾台ものトラックに満載されてきた女たちが検問所前で下車して準備が整い、通訳から「特殊慰安施設協会からの御挨拶です」と説明されてびっくり仰天した。

この最初の進呈は受け取りを拒絶され、そのトラック満載の贈り物は未開封のまま返品された。だが数週間のうちに、それが日本側の騙し打ちではないと判ると、アメリカ人たちはそれに打ち解け始めた。そしてすぐににマッカーサーは、「広がっていると報じられる占領軍メンバーと不品行な日本女性との間の乱れた関係に大きな懸念と深い困惑」を表すこととなった。

 戦前、日本の売春婦は、その小柄さ、その恥じない快楽主義、そして彼女たちの自尊と誠実さを込めた甘美なサービスで、国際的な評判を得ていた。

彼女たちは、主要都市の街外れにある、壁で囲まれ、飾り立てられた街区に住み、働いていた。その最も著名なものは、東京の吉原で、きらめく提灯とごった返す小路を持つ40エーカー〔16万m2〕ほどの治安の良い一画を形成し、金張りの龍と朱塗りの門、着飾った客引きや曲芸師と砂糖菓子売り、格子を通して垣間見える池や庭と縁側や格子窓の向こうの女たちといった、集積された東洋の魅惑と悪徳の場であった。

 空襲を生き延びたそうした女たちは、首都圏全体に霧散していた。少しでも英語が話せるものは、特殊慰安施設協会に雇われ、郊外の古びた宿屋や、同協会が下町に作ったキャバレーや売春宿で、そのサービスを提供するのを待ち構えていた。

アメリカ人による需要は、ついには、横浜の「ビック・ティッツ〔「大きなおっぱい」の意〕・バー」や。東京の「ハード・オン〔「勃起した」の意〕・カフェ」のような目立った歓楽場所を生みだし、占領が始まって1ヶ月も経たない時点で、歓迎されるとみられる所では、目立たないようにながら、あたかも偶然を装い、そうした女たちが商売を始めていた。

 米兵のうちには、まるで麻薬の幻覚であるかのような、そうした初期の出来事を経験したものがいる。日本の地方で、武器の隠し場所を捜索していた元第8軍団の軍曹が、1945年10月末のある日の経験を述べている。


 彼と同僚は、その日、東京の東方にある小さな海辺の町のほこりっぽい広場に、彼らの乗るジープを止めた。そこで彼らが、昼食のためにK号携帯糧食を開こうとしていた時、シルクハットを被り、黒く盛装した一人の紳士がやってきて、たどたどしい英語で、粗末な場所だがその屋根の下で、食事を摂ったらいかがかと申し出てきた。彼は、ジープの後方バンパーに立ち、海を見下ろす崖の上へと、砂利道を案内した。竹藪の前で車を止めさせ、崖の淵にある、古い宿屋へと小道を下った。

その玄関では、着物を着た四人の麗しい娘が、彼らの靴を脱がせ、二階の、漆塗りの食卓の置かれた畳敷きの部屋へと通した。座布団が差しだされ、ふすまが開けられると、素晴らしい景色がそこに広がり、眼下では波が磯に砕け散っていた。女中が、K号携帯糧食に加えるべく、ビール、おひつに入ったほかほかのご飯、数々の前菜を持って入ってきた。娘たちは、間違った英語をにぎやかにしゃべり、はしを使って米兵たちにそれを食べさせた。そして、指やマッチ棒やビール瓶をもちいた接客ゲーム――言葉を超越した遊び――を彼らに教えた。とっくり入りの燗のついた酒も出され、それを杯で飲んだ。

やがて、食事と歓談に満腹したところで、娘たちが言った。「お風呂に入りましょう」。

 折り返した階段を下りて、崖下のほら穴状の部屋へと案内された。その岩の床はおだやかに傾斜し、一方の壁は海に向かった開口部だった。その床の中央に、タイル張りの湯気をあげる浴槽があった。

娘たちは着物を取り、男たちの服を脱がせ始めた。娘たちは、手おけで火傷しそうなその熱いお湯を自らあびた。その行為は繰り返され、兵士たちは大喜びしてそれをまねた。皆がそうして洗い終わった時、娘たちは浴槽の中に身を沈めた。男たちは、それに従い、その40度を越える熱いお湯に体を入れ、ゆっくりと首までつかったが、火傷はしないようだった。彼女たちは、兵士たちの顔を手ぬぐいでふいて、女中が運んできたビールを小さなグラスで飲ませた。遠くでは、崖の影が、海面の上に長く延びていた。

 皆がよく浸かった頃、女中が清潔な木綿の浴衣を持ってきて、男たちはそれを着て、その帯を前で結び、その結び目を背に回すことを教わった。そして娘たちは、彼らを、二階の個室へと案内した。そこでは、畳の床の上に厚い布団が敷かれ、またしても、ビールが幾本か、食膳の上に並べられていた。

一人の娘が、「アメリカ風の愛し方をして」と、軍曹に手を巻きつけながら言った。軍曹は、一瞬息をのみ、圧倒され、夢中となって、そして、それを拒むには自分が余りに誇らしくなっているのを感じていた。

翌朝、彼は一人で眼を覚ました。隣の部屋の仲間を起こし、そのぜいたくな遊びの代金を請求された場合を心配して、彼らの手持ちの金をかき集めた。

女中がお茶とご飯をもってきた。朝食の後、彼らは、その黒の盛装の男にそれでよいかを尋ねた。その男は、その代金は、一人につき、煙草二箱で結構と言った。玄関では、昨夜の相手をしてくれた娘たちが、靴べらを手にして待っており、満面の笑みをうかべて礼をして、彼らが帰途につくのを見送った。


 そのような、初期の接触がもたらした体験や物語は、親密関係無しといった公式占領政策をアメリカのMPによって徹底させることを不可能にした。ジャングルで闘ってきた精鋭部隊が、すべて「米国内」に帰還し終わるまでに、そうした女たちは、米国人宿泊所や定期的な一掃取締についてのあらましを知っていた。

連合軍隊員によって占められたかつての日本軍兵舎や武器改造工場は、消灯時ともなると、ヒールの音や漂う香水の香り、溜息や何かのきしみ音などが響く、不可思議な時間帯となった。http://www.retirementaustralia.net/rk_tr_emperor_13_3_1.htm


「米軍の本隊がまもなく到着する。宿舎は内村旅館である。

どのくらいの期間滞在するかわからないが、
署長は米軍から知覧の町民を守るようにとの中央の命令を受けている。

一番怖いのは婦女暴行であるが、これについては各方面の協力を得て、
彼らに当てがう女たちを確保した。

その女たちは、いわゆる慰安婦である。
 (赤羽礼子 石井宏著「ホタル帰る」草思社p188)

      ..,,,,,ll,,,,,,,|||Illllla,,_
    : .,,,illlllll゙゙¬゙|ll|l》゙|ト砲,、
   、,llllll゙゙`″  : : `:   ``ミi、
  .:ll感l″        ..,゙lL  
  ..,,,l巛゙l,!:      、 i、    法
  .i'フ,,l,゙l": .:igl絲!llト:″|: .,,,,iig,,,,永
  .`;ll,lト  : ]″_,,,,,┐._ .,i´  .゙て″
  : ;,lレ-・''゙‐'ゼ゙゙”`,ア~`゚゙|,゙゙゙゙lト,レ⊥
 广'i、ァ   ゙゙‐'‐'" : :::  ゚"ー'″ .|i
. ;ヒ'::;,il|      _.:::::::  .=@  ||
 .'fi,;゙l;ヒ  : : ;:  :":・lll゙l,.'l・!°   |
   ゙'!,,,い:    ,‐ .,!.gl,,|i,,j,,\  .,l 私のせいで多くの女性が犠牲になった?
    .”゙l   /゜,,,,,lwew-ii,, ゝ ,l゙
     ll,  ゜,,l゙`:;,,,,l,ll,,、.゚ト.,,i   あ、そう! だから何?
    ,,,i'llr゚''ri,,,,,_ : :   : : _,r°
  ,,,iilllli,゙h,、`゚゙゙゙lllllllllilllllll"】 


米兵は日本の「慰安婦」を常用していた

エリック・タルマッジ
AP通信 2007年4月25日18時44分

http://c.fc2.com/imgsa/http%3A%2F%2Fblog-imgs-13.fc2.com%2Fr%2Fe%2Fd%2Fredfox2667%2F51064_640x480.jpg/

この日付のない写真は横須賀市によって公開された。東京の南に位置する横須賀の安浦遊郭前に集まる米水兵。日本の降伏後米兵に売春を提供するために日本側によって設置された多くの慰安所の一つ(提供:AP通信/横須賀市)

【AP通信:東京】 第二次大戦中、軍のために女性を奴隷化した日本の忌まわしい行いには、余り知られていない続編がある。降伏後日本は米兵に対しての同様な「慰安婦」を提供したのである。米占領当局の黙認の下に。

 これまで英訳されてなかったものを含むAP通信の史料再調査は、女性が売春を強要されていると言う内部報告に関わらず、米当局が公的な売春システムを許可していたことを明らかにした。またアメリカ側は、日本が戦時中に占領したアジア諸国で女性に残忍な扱いをしていた事も熟知していた。

 1946年春にダグラス・マッカーサー司令官が売春宿を閉鎖させたが、それまでに何万人もの女性が安値で米軍相手の売春婦として雇われていた。1945年8月に米軍の日本進駐を期に多くの売春宿が営業を開始した事が記録には書かれている。

 東京の東北に位置する茨城県警の公式記録には「遺憾ながら、我々警察は占領軍のために慰安所を設けなければならなかった。それが経験豊富な女性の特別任務であったのは、一般の女性や少女を守るための防波堤とする目的であった」とある。

 日本の降伏と占領に関して協議するため日本の代表団がフィリピンに発つ前日の1945年8月18日に、内務省の指令があった。茨城県警は直ちに準備に取りかかったが、丁度良い施設は独身警察官の寮であり、それはすぐに売春慰安所に模様替えされた。20人の慰安婦と共に海軍施設から寝具が運び込まれた。慰安所は9月20日に営業を開始した。


売春宿は大繁盛
http://c.fc2.com/imgsa/http%3A%2F%2Fblog-imgs-13.fc2.com%2Fr%2Fe%2Fd%2Fredfox2667%2F2007050102564097_1.jpg/


記録には「慰安所が開設されて以降予想通りに大繁盛だった。慰安婦たちは...昨日の敵に自らを売ることに抵抗があり、言語や人種の違いなど彼女達にも最初は大きな戸惑いがあった。しかし彼女達は高額の賃金を受け取り、徐々にその仕事を受け入れるようになった」と書かれている。

 政府の財源で運営された「保養慰安協会」(RAA) の援助の下に、警察と東京の業者は売春宿のネットワークを設立した。1945年8月28日、東京の南隣の厚木へ進駐軍の先行隊が到着、その日の夕暮れまでに軍は最初の売春宿を見つけることになる。

 RAAの情報課長だった鏑木清一氏は「私はRAA幹部と共にそこに急いで向かったが、路上に500-600人の米兵が列を作っているのを見て驚いた。アメリカの自治警察が兵達をコントロール出来ない状態だった」と1972年の回想録でそう書いている。

 警察と民間によって運営されていたとしても、このシステムは戦時中の海外の日本軍によって設立された慰安所を手本にしている。

 鏑木氏はまた「進駐軍の兵は前払いでチケットとコンドームを与えられた」と書いている。最初のRAAの売春宿「小町園 - The Babe Garden」は当初38人の売春婦だったが、必要に迫られててすぐさま100人に増員した。女性一人当たりが一日に15-60人を相手にした。

 アメリカ人の歴史学者ジョン・ダウアー氏の著書『敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本』によると、売春婦との一回が15円で、タバコ一箱の半額であり、「突然の高需要のために売春宿の運営者は、認可された売春婦でない女性をやむなく公募した」とある。

 戦争で身内を失った小町園の滝田ナツエさん (当時19) は、事務職募集広告で応募したが、空いてる唯一の職が慰安婦であると言われ、仕事につくように説得された。1952年の占領終了後に出版された鏑木氏の回想録によると、滝田さんは売春宿開業の数日後に列車に身を投げたとのことだ。「最悪の犠牲者は...『新日本女性』の広告に応募して来た、未経験の女性であった」とダウアー氏は書いている。

 鏑木氏によると、1945年の末までに35万人の米軍が日本に駐留し、米兵のためにRAAは最高時7万人の売春婦を雇っていたとある。そのためにそこに日本人以外の慰安婦が海外から来たと言う説があるが、それに関する明確な証拠はない。

 広島歴史研究所の田中利幸教授は、鏑木氏の提示した数字は根拠に乏しいとしているが、RAAはそのごく一部であり、公式記録に載っていない民間売春業者の数は更に多いであろうとしている。田中氏が発見した記録によると、米駐留軍幹部は、進駐軍の相手をする慰安婦のためにペニシリンを日本政府に提供し、RAAの売春宿のそばに予防施設を作り、兵隊達に使用を許可したとある。

 旧日本軍のための慰安婦と、進駐軍のために募集された慰安婦の類似性を駐留軍幹部は見過ごさなかった。GHQ衛生福祉厚生部のヒュー・マクドナルド上級士官の1945年12月6日の回想録によると、日本の慰安婦はしばしば強要されていたことを米進駐軍は把握していたと言う。「貧困の極致の両親に促され少女は契約を無理強いされた。時には自ら進んで家族のために犠牲になったとあるが、しかしながらそれは情報提供者の主観であり、かつてよりは一般的ではなくなったにせよ、都市部では少女の奴隷化の習慣はまだ存在している」と書いている。


RAAの崩壊

 従軍牧師達の苦情と、売春宿の発覚が米国に帰国後の進駐軍に不名誉となる懸念から、1946年3月25日、マッカーサーは全ての売春宿や慰安所その他の売春所への立ち入り禁止を指令し、間もなくRAAは解散した。

 マッカーサーの主な心配事はモラルの問題ではなかった。田中氏によると、進駐軍の米兵の1/4以上がその時点までに性病に感染していたとのことだ。「全国規模の立ち入り禁止令は、15万人以上の日本人女性を突然失職させた」と田中氏は2002年の性奴隷に関する著書でそのように書いている。元慰安婦の大半が兵士相手の違法ビジネスを続けたが、その多くが性病を持ち貧困であったとある。
http://redfox2667.blog111.fc2.com/?mode=m&no=2


 アメリカの朝鮮戦争時における慰安婦施設について

 朝鮮戦争が始まると横浜、大阪(のち奈良)、小倉の三カ所に日本人女性の売春婦(慰安婦)を集めた米軍管理の「センター」を設置した。

朝鮮の戦場から一定期間毎に交代で米軍の兵隊が送られてきた。
 (中川八洋「歴史を偽造する朝鮮」徳間書店p225) 
http://www.tamanegiya.com/iannfudoitu18.5.302.html


「国体護持」へ国策売春

『新日本女性に告ぐ!
 戦後処理の国家的緊急施設の一端として、駐屯軍慰安の大事業に参加する新日本女性の率先協力を求む。女事務員募集。年齢十八歳以上二十五歳まで。宿舎、被服、食糧当方支給。』


 敗戦直後の昭和20年8月22日、この広告が新聞などに張り出される。「新日本女性に告ぐ!」などと勇ましいことを書いているが、これは単なる事務員の募集の求人広告ではない。


 この前日、近衛文麿国務相が「婦女子を性に飢えた占領軍兵士から守る」という狙いのもと「特殊慰安施設協会(RAA)」の設置を決めた。上の広告はこの施設で占領軍相手の売春をする女性を集めるものであった。大抵の女性は、はじめからこれがただの事務の仕事ではないことは気付いていたようだが、中にはやはり単なる事務の仕事だと思って応募してくるものや、慰安とは「歌でも歌えばいい」と思って応募してきた良家の子女もいたと言う。
 http://www.hit-press.jp/column/shakai/shakai26.html


 1945年8月18日、俗に言う終戦の日の三日後、内務省警保局長は進駐軍用に慰安施設を整備するように全国に無電を発した。9月4日には内務省保安課長も同様の命令を出している。内務省警保局というのは今日で言う警察庁のような物であり、全国の警察の元締めである。

「これを受けて各警察は慰安所の設置や慰安婦確保に奔走する。その模様を詳述しているのが『神奈川県警察史』だ。それによると空襲で焼けた花街に女性は残っておらず、警察が業者に公務乗車証明書を発給し、疎開先を回って勧誘させた。また、慰安所の布団や衣類、化粧品、消毒薬などの手配や運搬には、直接警察官が携わったという。」
とある。

 東京では警視総監坂信弥が指示して売春業者と飲食店経営者に「特殊慰安施設協会」を作らせ対応したという。この特殊慰安施設協会には、後に吉原などのソープランド経営者に連なる者達が沢山いたという。更に当時の大蔵省主計局長池田勇人(後の総理大臣)が日本勧業銀行に指示を出して資金を提供した。

「警察と大蔵省がバックの国策事業ゆえ、協会は堂々と新聞広告まで出して慰安婦を募っている。」

「進駐軍売春作戦の発案者とされる坂は、国務大臣近衛文麿から国体護持のために婦女子対策をと指示され、慰安所設置を決めたと生前語っている」
のである。占領下では米兵による強姦事件なども多かったために、反米感情が爆発して折角天皇制を存続させることに成功したのにそれが元の木阿弥となることを未然に防ぐためである。花街の女性を強姦に対する防波堤とした訳だ。

 で、特殊慰安施設協会に参加した売春業者達が戦時中に何をしていたかというと、当然の話であるが大日本帝国陸海軍の将兵相手に商売をしていた訳である。つまり従軍慰安婦=戦時性奴隷の手配に手を染めていたものも多数いた。

米軍相手に政府機関が売春婦を斡旋するという政策を取った背景には、日本軍将兵の間に強姦事件によって性病が蔓延したり占領地での人心掌握に支障が出ないように配慮した経験が生かされていた。

実際には日本軍の士気やモラルは非常に劣悪で、強姦殺人は日常茶飯事であった。毎日のこの記事だけでは従軍慰安婦=戦時性奴隷に日本政府や軍部が関わっていたことに対する状況証拠でしかないが、軍人に女性をあてがうという発想が、当時の日本人の感覚として極々普通の物であったことが分かるだろう。 
http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2007/08/post_cfe5.html


「江東区女性軍」強制連行……。
「本土決戦が叫ばれた昭和二十年(一九四五年)に、国土防衛軍である「江東区女性軍」の編成にくりこまれた女性青年団埼玉第一中隊の百三人は、終戦の日に帰してもらえなかった。

「耐えがたきを耐えて、全日本婦人の楯となるべき……」

 と、お上が手早くつくった「国際親善協会RAA」(占領軍慰安婦)のうち、都内の四カ所に強制連行され、やみくもに米軍との交接を強いられた。
 そのことは埼玉らず、広島の女子青年団、そして川崎のM軍軍需工場など、他地区にも多くみられた。
 当時−−天皇のために捧げてたてまつると、血の宣紙を捧げてあった娘たちは、

「血書を捧げた君たちの忠誠を、天はみそなわしたもうたものであろう。君たちでなければ、日本人の操を、進駐軍の手から守り通すことはできない」

 占領軍慰安婦の持ちかけがお上からだされたのは敗戦直後の八月二十一日、RAAの誕生とともに二十六日には慰安婦の徴募がなされ、二十八日はRAAが宮城前で誓詞をなし、同日は厚木進駐の米兵に横浜の小町園が開所した。
 RAA発表による占領軍慰安婦は、昭和二十年十一月まで二万人、最盛期七万、閉鎖時の昭和二十一年(一九四六年)三月二十七日、五万五千であり、閉鎖は性病兵が増えたという米軍側の主張によった。」


横須賀……。

「横須賀に上陸した兵は、バイラーと呼ばれる客引きに案内された。−略−
 街は建物のかげ、ボートの中、神社、学校、いたるところで性行為が見られた。
「外人が船に乗ってくるから、パンパンがよってくる。横須賀へ来た船の着くところをこわした方がいい」(『日本の売春問題』神崎清)」

子どもたちが目撃して、作文にしている……。
−−小泉はこんな環境で育ったのだろうか?

自己責任は小泉政権のスローガンでしたね。直接は関係ですが……。

「閉鎖までの慰安所料金は、ショートで百円、オールナイトで三百円であり、RAAは充分にもうかっていた。政府融資の国策事業なのに、慰安婦たちからは部屋代、食費、衣裳、雑品、化粧品などと、昔からの廓のしきたりをむしろ越えるほど取り上げ、揚句の果てに、病気や怪我も、慰安婦の自己払いであった。」


閣議より前に、業者たちを集めたという。
「前述の慰安婦指令は、閣議よりも四日も早く、広尾小学校の警視庁保安課より出されてたのだ。高橋保安課長と大竹風紀係長らが、さっそく業者を集めてかたりかけた。」


調布、三鷹……。
「RAAの仕事では、立石は黒人用慰安所とされた。
 調布の日本楽器の建物は「調布園」として、九月十日に慰安婦三十人で開店し、三鷹はキャバレー慰安所として、ニューキャッスルが開所した。」

「娘を売る光景」
「人売は昭和二十三、四、五年と、売春婦に売られたが一番多いとされている(労働省婦人少年局の調査による)。」

http://blog.goo.ne.jp/ryuzou42/e/0b9d55f0b563f7420ee0432b3a409d22


              |ノ ヽ         .|::::| |
       {     !|::::| |  _,, -ェェュ、 |::::|__|
ィ彡三ミヽ  `ヽ   |::::| |ハミミミミミミミミミ| ..|_
彡'⌒ヾミヽ   `ー |::::|__|ハilミilミliliミliliミ| ..|
     ヾ、       |二二二二二二二| ..|
  _    `ー―' | ..|.:.\\_::::::::::::::|_||
彡三ミミヽ       | ..|ヽ:.:.:.:冫': : :::/,,∠|    裕仁・・・・・
彡' /| ヾ、    _ノ|_|: ̄二ー:: : ::::ソ ・ ,|
  / ./|.  `ー '    {ヘラ' ・_>シ;テツ"''''"|    ぜったい許さない
 ,ィ| |::|ニミヽ   __.ノ ヽヘ`" 彡' 〈     |
彡'| .:|:::|   ` ̄       `\   ー-=ェっ |    
  | .|:::|   _  __ ノ  {ミ;ヽ、   ⌒   |
.  | |:::|,ィ彡'   ̄        ヾミミミミト-- '  |  
三ミ| |:::|        /⌒ / ̄ ̄ | : ::::::::::|  
.   | |:::|  ィニニ=- '     / i   `ー-(二つ 
   | |::|彡'          { ミi      (二⊃
   /| |::|        /  l ミii       ト、二)
 彡 | |::|    __,ノ   | ミソ     :..`ト-'
.    | |::| /          | ミ{     :.:.:..:|
    | |::|       ノ / ヾ\i、   :.:.:.:.:|
.    | |::| .ィニ=-- '"  /  ヾヾiiヽ、 :.:.:.:.::::|  
     | |:::|     ./  `/ ̄ ̄7ハヾヾ : .:.:.|   
   ノ .| |:::|  _/   /   /  |:. :.:.:.:.:.:.:|


確かに売春婦ですが一般の女性を米兵によるレイプから守るためでもありました。
進駐軍がモラルがあったから日本は幸せだったというのはGHQの報道管制のたまもの
白人は昔から現地の女性をレイプし生まれた混血児をその植民地の支配層にするという政策を取り続けていました
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1430857764


進駐軍犯罪史

 読売新聞の調べによる昭和32年の国内10大ニュースのトップはジラード事件。これはちゃんとした世論調査に基くものなので、当時の国民が最も関心を示したニュースが直接、反映されるものだ。ジラードとは進駐軍の兵士の名前である。ジラード事件とは進駐軍の兵士が村議夫人を射殺したという事件であった。
 
 進駐軍犯罪といえば大規模なものでは松本清張が「黒地の絵」で描いた、小倉の黒人兵大量脱走劇に伴う地域住民への大規模なレイプ、暴力沙汰がある。昭和25年7/11、およそ160人の黒人兵による祗園祭の日の犯罪事件は進駐軍によって厳重な報道規制が行われ、事件をうかがわせるような記事は当時の在京各紙にはまるで見えない。結局、この事件は7/15に進駐軍による鎮圧で市街戦となるまで続いた。この市街戦についても徹底した報道規制が行われた。
 
 昭和20年8/15から昭和27年4/28の平和条約発効までの間、日本はアメリカ進駐軍の支配下にあった。この間、都内での進駐軍犯罪被害の届出は318件、全国では2万5500件であったが、この数字は「氷山の一角」とされていた。なぜなら進駐軍犯罪被害の届出は非常に困難だったので、実際の犯罪被害は届出件数の数倍はあったのではないかと当時の人の生活感覚では感じられていたのである。
 
 進駐軍犯罪被害で役所に届出を出すと、まず加害者が本当に進駐軍という証明書を要求される。さらに市町村長の証明書、警察の証明書正副5通を要求され、少しでも不備があれば受理されない。これをようやく揃えて、やっと届出が受理される。その数字が全国で2万5500件であった。つまり届け出なかった、書類に不備がありつき返された、揉み消されたなどの犯罪被害の件数は2万5500件の中には入っていないのである。
 
 届出が受理されても、その審理は粗末なものだった。子供が酔っ払いのアメリカ兵のジープに轢殺された母は被害届をようやくCID(陸軍犯罪調査部)に受理されるも、何の連絡もなく放置され、呼び出されて「裁判でお前が負けた」と言い渡されて終わり。裁判があったのかなかったのか、あったとしたらどんな審理がされたのか何も伝えられないというシロモノだった。さらには仕事帰りにアメリカ兵にジープに拉致されて走行中に道に飛び降りて死んだ娘は「身元不明の売春婦」として処理され、家族が訴え出てもまともにとりあってもらえぬという酷さ。他にも道路を横断しているのが誰の目にも明らかなのに、アメリカ兵の運転するトラックがスピードを落さずにそのままその歩いて道を渡っている日本人をひき殺すという事もあった。あるいは突然、理由なくアメリカ兵に射殺されたり、道を歩いていて殴り殺されたり、強姦されたりなどの犯罪被害は総計3万4000件と言われたが、うち2万件は泣き寝入りしたとされている。
 
 終戦直後、進駐軍の到着に備えて政府は婦女子に警戒を呼びかけてはいた。「婦女子は淫らな服装をせぬこと、また人前で胸をあらはにしたりすることは禁物である。外國軍人が『ハロー』とか『ヘイ』とかあるいは片言まじりの日本語で呼びかけても、婦女子は相手にならず避くること」。
 
 しかしアメリカ兵によるレイプ事件は昭和20年8/30、占領部隊の日本上陸第1日目にすでに発生している。これはワシントンの米政府機関が保管していた当時の日本の内務省警保局「米兵の不法行為」に記載されており、8/30午後1時30分には神奈川の横須賀市旭町で車運転手の家にアメリカ兵2人が押し入り、留守番をしていた運転手の妻(36)と長女(17)をピストルを手にレイプした事件が起きている。このアメリカ兵2人は午前11時30分に件の家を下見しており、中に女性しかいないのを確認して犯行に及んだのだった。また同日午後6時には横須賀市の鎮守府正門にあったガラス商の家で、女中(34)が1人で留守番をしていたところをアメリカ兵2人にレイプされている。アメリカ兵は交互に見張りに立ってレイプしたという。
 
 アメリカ兵の上陸したところにレイプ事件あり。9/1にはアメリカ兵による日本人女性レイプは房総に飛び火した。千葉の安房郡の漁村の漁師の家に3人のアメリカ兵が押し入って、出征中に戦死した漁師の息子の妻(28)が留守番中に輪姦されたのをはじめ、同じ村では押し入ったアメリカ兵4人のうちの1人が別の漁師の妻(36)をレイプする事件が起きた。同日午後6時には横浜市中区でアメリカ兵2人と日本人2人に連れ出された女中(24)が野毛山自然園の中の米軍宿舎でアメリカ兵27人に輪姦される事件が起きている。この女中は翌日、意識不明となっているのを元の家へと送り返されている。
 
 アメリカ兵の理不尽な暴力の被害に遭ったのは女性ばかりではない。9/15午後10時30分には川崎市木月の国民酒場で、店主の田中(47)と長男(16)が酔ったアメリカ兵3人によって射殺される事件が起きている。特に深い理由もなくアメリカ兵に突然、射殺されて泣き寝入りという実例となる事件であるが、こうした事件はほとんどが表沙汰となる事はなかったのである。
 
 アメリカ兵による犯罪が公に報じられたのは、9/9に事もあろうに葉山の御用邸に乱入して略奪の限りを尽くしたというニュースが最後であった。9/10よりGHQの報道管制が始まったため、それ以降は進駐軍のレイプ、強盗、暴行殺人などの犯罪は全く報じられず、こうした犯罪に対しては日本警察も手が出せないという状態が続いた。政府は性の防波堤としてRAA(特殊慰安施設協会=進駐軍相手の売春公社)を設置したが、当の進駐軍から廃止にされて街頭には米兵相手のパンパン(売春婦)が溢れるようになった。こうしたパンパンは蔑視の対象にされたが、米兵の一般婦女子への際限ないレイプへ歯止めをかけた功績は大きい。
 
 このようにしてアメリカ兵による犯罪はどんな些細な事件でも新聞での報道は厳禁とされたので、総じて日本人のアメリカ進駐軍への感情は悪くはなっていない。占領中のアメリカ進駐軍犯罪には損害賠償法令がなかったため、日本独立後の昭和31年5/22、進駐軍被害者連盟が結成されて政府に補償とそれまで報道が控えられていたアメリカ兵の犯罪事実の公表へ向けて活動するなどとした。
 
 ジラード事件は昭和32年であるから進駐軍犯罪への報道はタブーではなくなっていたものの、日本の裁判管轄権が進駐軍には通用しないという構図が日本国民の前にさらされてこうした事が反米感情などに火をつける事となっていく。
 
 1/30の事であった。アメリカ軍の群馬県相馬ヶ原演習場はアメリカ軍が演習中には立ち入り禁止区域となっていて、それを破った者には刑事特別法による懲役1年以下、罰金2000円以下という罰則規定まであった。しかしこの相馬ヶ原は地元住民らが地べたに落ちている銃弾の薬莢を拾って生計の足しとするのが慣わしで、この日も相馬村議の妻、坂井なか(46)が仲間らと薬莢拾いのために相馬ヶ原に立ち入っていた。
 
 なかと一緒にいた男性(30)ら5人の証言によれば、なかは米兵に追われて逃げる最中に突然、撃たれてそのまま絶命した。この事件は当初、伏せられていたものの、2/2に5人の目撃者の中から社会党の茜ヶ久保重光衆院議員に相談を持ちかけた者があり、一気に政治問題化していく。一般の国民が事件の概要を知ったのは2/3の新聞報道によってであった。
 
 なかを撃った米兵は第1騎兵師団第8連隊第2大隊のウィリアム・S・ジラード特務三等兵(21)で、なかには2発銃弾を浴びせていた事も判明。1発目が外れて2発目を発射したというから、事故などではなく完全な確信犯である事は明らかであった。
 
 事件が表に出されて慌てたアメリカ進駐軍は2/4、熊谷の籠原キャンプの憲兵隊から群馬県警へジラードが事件を自供したと報告、その後、ジラードは地裁に告発されたものの、日米行政協定がネックとなってジラードは公務中なので裁判権はアメリカにあるというアメリカ軍の主張に押し切られそうになる。日本の反米感情の激化を恐れたアメリカが結局は裁判権不行使という裏技で、ようやく日本側の手でジラードは起訴された。これが5/18である。アメリカではジラードの日本への身柄引き渡しを認めないよう訴訟が起こされ、7/11にアメリカ最高裁によってようやく日本での裁判権が認定された。11/19に前橋地裁は傷害致死で懲役3年、執行猶予4年の判決を下し、控訴されずに12/6、ジラードはアメリカへ帰国して事件は日本国民に割り切れない感情を残したまま幕を下ろした。
 
 ジラードがなかを撃つ前にも別の弾拾いの住民に向けて発砲していた事や、なかと小野関英治に「パパサン大丈夫、ママサン大丈夫」と話しかけて近くの壕を指して「ママサン、タクサンネ」と言っていた事が明らかになったのは公判によってであった。ジラードは発砲時にはビクター・ニール・ニクル特務三等兵と一緒におり、最初は小野関に向けて空砲を発砲、続けて「ゲラルヒヤ」となかを誘い、逃げたところを背中から撃っていた。さらになかが倒れた後、ジラードはなかに近寄って触っており、なかを殺害した事は認識していたものと思われた。
 
 ジラードは7/5に日本人女性と結婚、帰国の際には同伴しており、味噌樽を土産にアメリカに持ち帰った。昭和33年4月にオタワのジラード邸を訪問した松田ふみ子によれば、ジラード邸はペンキが剥げ落ちて板は腐って2間きりの狭い家だったが、当時、日本では珍しいテレビ、電気冷蔵庫、ガスレンジが完備していた。ジラードは帰国後、工場で荷物運びをしていたが失業し、妻のハルは英語が下手なのでジラードと意思疎通が出来ず、さらに5ヶ月でわずか5ドル(1800円)しか貯金がたまらない事もあり日本に手紙も出せない状態だったという。
 
 相馬ヶ原は榛名山の南側に広がる原野で大正9年に陸軍の演習場となり、周辺住民の薬莢拾いはその頃から軍に黙認された「権利」であった。周辺住民の土地を一部強制収容して演習場にしたため、周辺住民の生計の足しのための薬莢拾いについて陸軍でもとやかく言えなかったのである。演習場は戦後はアメリカ進駐軍に接収されたが、旧日本陸軍時代と違って実弾射撃で農家の萱などに被害が出るようになり、戦前よりかえって周辺住民の生活は圧迫されてしまう。
 
 相馬村の上新田地区では地域住民全員が薬莢拾いを主な収入源としており、桃井村住民と合わせ3、400人が薬莢拾いを行っていた。1日に2、3貫(7.5キロから11キロ)を拾い、週に1度来る鉄くず屋に1貫(3.75キロ)を7、800円で売り、いい稼ぎとなっていた。月平均で1人あたま2万円の収入となったという。勢い、薬莢拾いにも熱が入り、演習の最中に演習場の中に立ち入ったり、演習場の中に穴を掘って潜み、演習中の砲弾の爆発を待つ者までいた。こんな事をすれば生命の危険にさらされるのは無理もなく、1月には砲弾の破片で薬莢拾いの住民に死者が出ている。アメリカ軍側では再三にわたって危険だからと地域住民の演習場立ち入り規制を日本側に求めていたが、地域住民は送検されても過去に起訴された事はなかった。
 
 薬莢拾いは相馬ヶ原だけの風習ではなく、演習場のある地域ではどこでも行われていた普通の事であった。静岡の御殿場にあるアメリカ軍の東富士演習場の狐塚でも昭和31年9/7午前7時30分に地元の農婦(31)が演習中のアメリカ兵に撃たれて重傷を負っている。農婦が立ち入り禁止区域にいた事から農婦側の過失として事件は処理されていたが、ジラード事件では被害者女性が死んでしまった事や社会党が政治問題化した事から一気に国民の反米感情に火をつける事となったのである。ところが相馬村ではジラード事件調査に訪れた社会党県議団には非協力的な姿勢で、今回の騒動で薬莢拾いの「特権」が奪われる事を村民らは恐れていた事も当時の報道には記されている。事件後も相馬ヶ原では地域住民ら100人が毎日、薬莢拾いを続けていた。
 
 ジラードがなぜ薬莢拾いの村議夫人を撃ったのかは、演習の最中に手袋をはめてまだ熱い薬莢を拾ったりする地元住民らの姿をジラードの所属する部隊の中でどのように感じてどういう話題にしていたかがわかれば、その理由のいくばくかが見えてきそうな気はする。禁止された区域に立ち入ってくるのだから非は向こうにあるという意識がジラードの中にはなかったか。或いは薬莢拾いの地元住民だって家に戻れば人並みの暮らしをする普通の人間であるというところまでジラードの意識が思い及ばなかったか。
 
 このジラード事件で日本の対米世論が硬化する最中の昭和32年8/2午後3時、茨城の那珂湊市前浜の県道で工員の北条清(24)が母親のはる(63)を自転車に乗せて走行中、突然、低空飛行の飛行機が2人に接触してはるは胴体を真っ二つにされ即死、清は重傷を負った。この飛行機の正体はアメリカ軍水戸補助飛行場から飛来したL22型連絡機で、2人は尾翼に引っかけられたのだった。
 
 目撃者の男性(35)の証言によれば、アメリカ軍機は機首を落として畑すれすれに飛んできてそこで曲がりかけた後、再び地面すれすれを超低空飛行、尾翼を芋畑でバウンドさせて上昇する最中に2人を引っかけたのだという。2人は阿字ヶ浦に向かう途中であった。
 
 このアメリカ軍機を操縦していたのはジョン・L・ゴードン中尉(27)、ほかに下士官も同乗していたとされる。現場に飛来する直前にこのアメリカ軍機は近くの海水浴場でも低空飛行をして海水浴客が驚くさまを楽しんでいるかのようだったというから、故意に危険な飛行をしていたのは明らかであった。しかしアメリカ軍側は異常気流で操縦不能になったための事故と主張、茨城県警ではこのアメリカ軍側の主張を斥けて8/8、ゴードンを書類送検としたが8/21には不起訴となっている。
 
 ゴードンはなぜ危険な低空飛行をしたのか?実は類似の事件は戦前にもあった。操縦士が無意味な低空飛行を地上に人がいる場所で試みて、飛行機に人を引っかけて死なせてしまう事件である。昭和2年10/21、東京の芝区愛宕小学校で運動会が行われている最中、下志津飛行学校生徒の操縦する飛行機が低空飛行をして校庭の小学生のうち3人が引っかけられて1人が死亡した。この件では操縦士は後に不時着を試みたなどと弁明している。ゴードンの例も、この飛行学校生徒の例も、自らの操縦の腕を得意がっていたのではないか。衆人環視の場所で低空飛行を繰り返して地上の人たちが騒いだり驚くのを面白がる、そういう心理から危険極まりない行為に及んだのではないか。
 
 ジラード事件、低空飛行殺傷のゴードンの事件の記憶さめやらぬ昭和33年9/7午後2時、西武線下りの飯能行き列車が埼玉の狭山市入間川ジョンソン基地内の武蔵藤沢−稲荷山公園間を走行中、1両目に銃弾が飛び込み、乗客の武蔵野音大絃楽科1年の宮村祥之(21)の背中に命中、午後3時に運ばれた基地内の病院で死亡した。列車を撃ったのはジョンソン基地憲兵隊臨時勤務のピーター・E・ロングブリー三等航空兵(19)で、「空射ちの練習をしていたところ実弾が入っているのを忘れて撃った」としたがすぐさまアメリカ軍に逮捕された。
 
 宮村は母子家庭で、母は郷里の熊本の荒尾で日雇人夫をしながら女手一つで宮村を育て、音楽家を夢見ていた息子を東京の大学へと進ませていた。宮村は昭和30年に上京、初めは東洋音楽短大に通っていた。事件の直前にはコントラバスのバイトが見つかり、母に仕送りをもう受けなくても大丈夫と連絡があったばかりであったという。
 
 アメリカ軍では当初、公務中の出来事で事故だとしたものの、いくら空射ちのつもりだったと主張しても列車に向けて発砲したのでは言い逃れのしようがなく、公務時間中の出来事ではあるが列車を撃ったのは公務とは到底認められないという見解を出した。早速埼玉県警はロングブリーを書類送検、昭和34年5/11に地裁で禁固10ヶ月の判決が出ている。
 
 アメリカ進駐軍がらみの事件ではこうして全国的な話題になった事件以外にも無数の犯罪が起きているが、それらは公にされる事は稀であった。昭和34年4月には青森の上北郡六ヶ所村で三沢基地の米軍機が訓練に際して爆弾を誤って落としていく事が頻繁となり、東京でも報道されている。六ヶ所村は米軍三沢基地の天ヶ森演習場と高瀬川を隔てた場所にあり、以前より米軍機が爆弾を誤って落としていたが、およそ3ヶ月に1発の割合だったので特に問題化していなかった。3ヶ月に1発のレベルでは報道すらされていなかったという事で当時はこの手の米軍の無法ぶりが基地の近くでは日常的だった事がわかる。
 
 しかし昭和33年9月より米軍ジェット機の練習用爆弾が昭和34年4月までに六ヶ所村に30発落下しており、うち10発は民家から2、30メートル以内の場所で爆発していた。米軍機の速度が向上して爆弾を標的に当てにくくなり誤爆しやすくなったらしい。昭和33年12月には125キロ爆弾が六ヶ所村倉内の農家の近くに落下し馬小屋に穴が開いて山火事となったほか、昭和34年3月下旬には農作業中の男性の3、4メートルの場所に爆弾が落ちて男性は気絶、さらに3/20、同じ男性の水田に爆弾が落下し爆発して5、6メートル四方の穴が開く出来事があった。米軍は模擬爆弾なので大丈夫だなどと説明していたが、死傷者が出ないのが不思議なほどであった。六ヶ所村では米軍機が爆弾を落とす標識を海上にするように陳情していた。
 
 昭和35年3/10午前10時、沖縄の伊江島の伊江村の米軍演習場の立ち入り禁止区域で弾拾いをしていた農業の島袋武盛(20)と大城敏一(19)が、米空軍ジェット機から機関砲で砲撃されて島袋は右足を銃創貫通、大城は右腕切断という重傷を負った。米軍演習場での弾拾いは沖縄に限らず内地でも付近の農民の「特権」として暗黙の了解事項になっており、伊江島ではそのための信号旗を持って農民は弾拾いをしていたが砲撃されたのだった。
 
 昭和36年11/20午後3時30分には茨城の那珂湊市釈迦町の旅館など民家8軒が、アメリカ軍水戸射撃場からの機関砲弾13発を浴びた。米軍機の誤射によるもので、旅館では窓ガラスが撃ちぬかれて座布団に直径20センチ、長さ75センチの砲弾が突き刺さっていた。ほかにも家の中や庭先などに被弾しており、旅館の女将は寝ていたら音がして、座布団や畳から煙が出ていたという。過去にも被弾事件は200件起きていた。
 
 昭和37年5/5午前3時30分、神奈川の横須賀市汐入町巡査派出所に私服の米兵5人が酔って市民を暴行していると通報があり巡査2人が駆けつけたが、うち遠藤寛巡査(37)が米兵1人に蹴られ倒れそうになったので警棒で押し返したところ、警棒を奪われたのでピストルで威嚇しながら交番へと連れて行こうとした。しかし50メートルの途中で遠藤巡査は5人の米兵に組み伏せられ、奪われたピストルで頭と右腕を撃ち抜かれて死亡、犯人の米兵はそのまま逃走した。午後7時30分、在日米海軍は20歳4人、19歳1人の二等水兵が遠藤巡査殺害の際の5人であったと発表、いずれも横須賀港に入港していたLST(戦車揚陸艦)トモグリー号の乗員で、裁判は日本で行われるとされた。
 
 昭和39年7/20午前1時30分には静岡の御殿場市中畑の米海兵隊キャンプ・フジで近所の農家の妹、勝又(45)が立ち番中の米兵に小銃で下腹部を撃たれ死亡する事件があった。この女性は酔っており、うずくまっていて米兵の日本語、英語の呼びかけに答えなかった。3回呼んでも返事がない時は撃ってもいいという管理規則だった。この女性は独身で知恵遅れ、酔うと放浪癖があったという。アメリカ軍は撃った兵士は不明であるとし、また公務中なので裁判管轄権はアメリカにあるとした。この事件については報道はなされたものの、ジラード事件と違って社会問題化せず、実際に事件自体について知らない人がほとんどである。
 
 昭和47年9/20午後には沖縄の米海兵隊基地キャンプハンセンで、米海兵隊第4師団第3大隊のジェームス・S・ベンジャミン上等兵(25)の部屋で靴を磨いていた基地従業員の栄野川盛勇(37)にベンジャミンが10ドル紙幣が消えたと難癖を付けて口論となり、ベンジャミンがライフル銃で栄野川を射殺した事件があった。9/21に警察庁がベンジャミンは公務中ではないと見解を出してアメリカ軍に犯人引き渡しを要求したが、アメリカ軍は公務中として応じなかった。9/22、インガソル米駐日大使は1次裁判権は日本にあるとし、在沖縄米海兵隊基地司令部もベンジャミンは公務中ではなかったと認め、9/23午後11時50分、沖縄県警はベンジャミンを書類送検した。10/3、ようやくベンジャミンの身柄は日本に渡されて殺人罪での起訴となった。しかしその後、ベンジャミンには心神喪失で無罪の判決が出ている。

http://www.geocities.jp/showahistory/history04/32c.html


占領時、米軍も「慰安婦」調達を許可 

【ワシントン=古森義久】終戦直後の日本国内で占領米軍の許可により売春施設が多数、開かれ、日本人「慰安婦」数万人が米軍に性の奉仕をして、その中には強制された女性もいたことが米側にいまになって伝えられ、米議会下院に慰安婦問題で日本を糾弾する決議案を出したマイク・ホンダ議員は4日、議会調査局に調査を依頼した。しかし同議員は戦争中の日本の慰安婦は旧日本軍が政策として一様に拘束し、強制した女性ばかりだった点が米軍用慰安婦とは異なると述べた。

 AP通信の4日の報道によると、終戦直後の1945年9月、日本当局が占領米軍からの許可で東京都内などに多数の米軍用の売春施設を開き、合計数万人の日本人「慰安婦」が雇用、あるいは徴用されたことを証する日本側書類が明るみに出て、ホンダ議員は米軍用慰安婦に関して米軍自体がどんな役割を果たしたかなどの調査を議会調査局に依頼したという。

 AP通信は4月26日、東京発で米占領軍が進駐直後、日本の政府や旧軍当局に売春婦の調達や売春施設の開設を許可した一連の日本語書類が発見されたと報じ、その内容として(1)1945年8月末から9月にかけ、米軍の命令を受けて日本政府の内務省などが東京はじめ茨城県などの地方自治体に「慰安婦」集めを指示し、合計7万人以上の女性が売春に従事した(2)米軍当局はそれら女性の一部は強制徴用されたという報告があることを知りながら、慰安所開設を認め、連日連夜、米軍将兵が詰めかけることを許した−と報道した。同報道はこの米軍慰安所にかかわって当時の日本側関係者数人を実名で紹介し、その談話をも引用した。しかしこれら日本の米軍用慰安所は連合軍最高司令官のマッカーサー元帥の命令で1946年3月末には閉鎖されたという。

 日本側でも終戦直後に米軍から売春施設開設を許可されたことについては旧日本軍が米軍進駐受け入れの準備組織として結成した「有末機関」のメンバーたちの証言が残っている。
(19/05/06 03:21)
http://tamezou.at.webry.info/200705/article_1.html


1945年9月28日、進駐軍は都衛生課に慰安施設の開設を要求した
『占領秘録』 中公文庫 住本利男著

坂信弥氏の話

それから婦女子の問題は内閣でも非常に心配した。私は内閣に呼ばれ近衛公から

『日本の娘を守ってくれ、この問題は一部長に任せず君が先になってやるように』

と言われた。一般の婦女子を守るために防波堤を築くことも考えました。慰安施設を作り、そうしたところで働く女性を集める。こう言う矢面に立とうという人があったればこそ、あとの若い人たちが救われたのだと思う。

なにしろ、米軍が進駐したその晩に、早くも左官級の人々がジープを飛ばして東京にきた。そして丸の内警察署を警視庁と間違えてか、入ってきて、女を世話しろという。そういうものはないと答えると、あの辺に大勢いるではないかといって、日比谷辺りを歩いている女の人たちを指さした。あれは良家の子女だといって納得させるのに骨が折れたようだった。

良家の子女が間違われる心配は多かったのです。

とにかく警視庁で、この際国民のためになるならという人を集め、向島や大森などに設備をした。それからすぐに特殊慰安施設協会(RAA)というものが料亭SやYの主人達によって作られ、資金は三百万円を勧銀から借り出して経営したわけです。


ペニシリン 東京へ

都衛生課が一番はじめに受けた命令は、「女」の問題だった。

九月二十八日に総司令部に来い、というので、与謝野博士がでかけてゆくと、軍医総監のところへつれてゆかれた。総監は、大きな東京の地図を前にしていて、女の問題を持ち出したのだった。その時に公衆福祉局長のサムス准将(当時は大佐)に紹介され、それから同氏との交渉がはじまった。

赤坂は焼けてしまい、新橋は休業、柳橋はない、という有様で、都内の花柳界で残っていたのは五ヶ所きりだった。それに特飲街が十七ヶ所あったが、博士は先方の要求で進駐軍用としての割ふりをやった。

葭町は将校用とか、向島はなに、というふうに決めたのだが一番困ったのは黒人兵の割当てであった。与謝野博士は、業者からやみ打ちをうける覚悟で、五、六ヶ所を考えて相談した。初めは女たちも泣いて嫌がったようだが、黒人兵のほうからすれば、日本人は「白人」の部類に入る。だから女に対しては親切をきわめ、サーヴィスにつとめたものだった。それでニ、三日すると、黒人兵大歓迎ということになり、博士も心配していただけにホッとしたものである。
その時の命令は、

「都知事の責任において進駐軍の兵隊を性病にかからせてはならない。だから都の責任で検診を厳重にやるように・・・」

ということだった。週一回の検診では不足だという。「花柳病予防法」というものがあったが、それではやれないので、すぐに「性病予防規則」を作り、花柳界、特飲街、それから「特殊慰安施設協会」(RAA)などに検診や治療をやったのである。もっとも都側は、日本には治療するにも薬がない、完全に命令を履行するため薬をもらいたい、と申し出た。その結果、ダイヤジンやペニシリン、梅毒のマハルゾールの三種の薬品が大量に与えられたのであった。ただその代償として女から治療費などをとってはならぬ、無料でやれ、ということだった。

こうして、進駐軍用に、焼け残った都内の花柳界、特飲街が割りあてられてしまい、日本人用はたった一つ特飲街の千住があるだけだった。

引揚者や家族を疎開させた単身者が多かったので、風紀上何か問題が起きはしないかと心配されたのだが、事故も起こらなかった。ニ、三ヶ月後には千住だけでなく、ニ、三の場所もよいことになったが、こんどは、日本人の客があまり歓迎されない、という妙な現象が起こった。

翌年の四月ごろになると、進駐軍兵士で性病にかかるものが多くなってきた。これが理由で、総司令部は全部の花柳界を「立ち入り禁止」(オフ・リミット)にしてしまった。

病気のことも原因だが、花柳界のことが米国の新聞特派員によって本国に報道されたため、兵士の母親や家族では大問題となったからであった。我々の師弟が、そういういかがわしい特飲街に行っているのは怪しからん、という非難がサムス准将のところへ殺到したものだった。花柳病は実際はそんなに多くはなく、むしろ減っていたのだが、これを口実にして、サムス准将は政策の切りかえをやったのである。


「パンパン」の発生

占領下にできた新しい社会現象は「パンパン」であろう。軍隊の後には女が行進する、ということは歴史が語る事実である。進駐してから形もかわり、場所も移ったが、いつも軍隊の後を追っていた。
米国の軍人や軍属などが日本に落とす金は一億八千五百万ドルといわれるが、「パンパン」のかせぐドルは、その半ばに達するだろうという。

パンパンの発生は二十一年の夏頃であった。最初は立川、東京市内の日本劇場の周り、有楽町などで、数も五百人ぐらいだったが、そえがまたたく間に二千人、三千人になろうという有様だった。「パンパン・ガール」は健康診断を受けないから性病の罹患率が高くなってきた、と言うので、進駐軍の方が困ってしまった。

東京都が性病予防規則をつくった時、厚生省は、自治体だけでああいう規則をつくるのはけしからん、というので叱ったことがあった。しかし、都側は進駐軍から命ぜられたから仕方がない、という立場をとっていた。与謝野課長はハーグの陸戦法規に、「出先官憲は占領軍の命令を守らなければならない」と書いてあるのを見て、厚生省に説明し、そこで初めて厚生省は、花柳行予防特例によって、全国府県知事の責任で検診をやることにした。占領軍当局は、進駐軍を相手とするダンスホールのダンサー、ビャホールの従業員まで検診をやれ、といいだした。ダンサーも気の毒だったが、ビヤホールの従業婦などは、年少の人たちが多くて、ひどい飛ばっちりを受けたものだと、関係者は言っている。

特例の規定にしたがって、検診をしたものは、写真入のカードを持たせたが、これを思っていれば安全、というわけで、ヤミ屋がカードを売り出すような始末となった。そこで進駐軍はカード制はだめだといいだし、特例はすぐに廃止するわけにも行かないので、「申合せ」で発行を中止してしまった。

「パンパン」に対しては無検診だからというので進駐軍は一斉検挙を日本側に申し入れた。日比谷にあった憲兵司令官とか軍医関係のものがやればよかったのだが、東京には十一の憲兵分隊があり、分隊では下士官が命令し、警察官が協力して逮捕したものだから、場合によっては行きすぎもあった。とうのは何人捕まえたという報告を出さなくてはならなかったので、数をあげようとする傾向があった。

社会的な問題となったのは、東上線大山駅で、電車をとめて、乗っていた若い女たちを全部引っ張った事件だった。日本の警察官がついていたのだから、これはそうじゃない、といえばよかったのだし、またその意見もきけばよかったのだが、先方は日本の警察はヤミ取引があるのではないかと疑う。それで商売女でないことが判っていながら、みすみす吉原病院に送るというようなことがあった。病院のほうは、きたものは検査する義務を持っていたから、送られて来たものはすべて検査した。普通のお嬢さんがそうした目にあうことはしばしばだった。警視庁に、負けたとはいえ日本は法治国家ではないか、という抗議がいくたびかきた。


与謝野光氏の話

「我々のほうは進駐軍の命令にしたがった、国際公法によってやったのだとい理屈はある。しかし、これはやり方の問題で、やはり警官が弱かった。私は、なるべく前によく聞きただせ、といっておいたし、幾人かは帰しもしたけれど、ひどい目にあった人が相当あったと思う。米軍は自分の国の兵隊を守ることに急なため、日本の女性に迷惑をかけることになった。

進駐軍が性病を持ち込んだこともあったろう。しかし特に悪性のものもでなかった。むしろ米兵から、どこで遊んだら病気になったというような報告が多かったので、日本側は信用されず、米軍の軍医が直接検診に乗り出したこともある。

たとえば日本橋のどこで、目が黒いとか、背丈がどのくらいだが、というだけで名前も判らない。これを探すのは容易ではなかった。

 『パンパン狩り』は、狩り込みを先方がやってこちらが検診するというやり方だったが、後に、二十六年の九月からは、先方が検挙するのはやめて、日本側でやることになった。総司令部の公安課から、日本の法務府検務局長に対して、今後は日本でやること、ただし今までの成績を落とすようなことがあったら、責任者を即刻クビにする、という強い命令がでた。検務局長と警視庁、それに私が総司令部によばれて、依頼をうけた。しかしどうして検挙するかが問題だった。私のほうでやるには性病予防法の第十一条でやるほかない。

第十一条というのは、常習売淫の疑いあるものは、地方長官が検診の命令を出すことができる、というものでした。私は検務局長に対し、私のほうでやれといっても、第十一条は検診の命令で、検挙してもよいとは書いていないがいいのか、と聞いたものです。いいからやってくれ、というので警視庁は暴力で妨害するものを防ぐために『売春班』をつくった。ところで警察のほうは、検挙すると調書をとらなくてはならない。事務手続きが厄介で、そうしないと人権蹂躙になる。とにかく、今でも周一回、警視庁、私のほう、それから混成の三種類でやっていますが、私たちのほうはやめたいのです。

おかしなことに総司令部も二つに意見が分かれていた。公衆衛生局と憲兵司令官は病気をなくしたいといって我々に強く要求してくるが、法務局のアップルトン検務局長は、私をよびつけて、

『怪しからん、人権蹂躙ではないか。君は連れて行く権限は無い。第十一条は禁止命令で、lつれていく権限は書いていない。文化国家のやるべきことではない。また常習淫売というのは、一回だけではだめで、二回以上行わなければなりたたない。しかも現行犯だけをつかまえること、また検診命令も即刻出頭なんていう命令ではいけない。四十八時間のうちに出頭するように命じ、納得ずくでやれ』というのだが、四十八時間内に出頭しろといっても、来るものではないのです。

検務局長の意見に従っていても、たとえば立川基地などの現地の司令官は軍人なのだから、こちらのいうことなどはききはしません。週一回やらない限り、『立入禁止』(オフ・リミット)にするという。業者などは、これをやられると困るので、我々のほうになんとかやってくれ、といってくる。占領下では先方の命令でやられたのだが、独立したこれからは、法律的な根拠がなければやれないのであって、法の改正を厚生省などに要望してもなかなか実現しないのです。

性病が増えたように思う人が多いが、戦前に比べるとぐんと減っています。性病についての統計は今までは発表してはいけないというので公にされていないが、減少しています。東京だけをみても終戦当時に比べて四分の一位に減っている。これからもますます減ると思います。パンパンのよな野放しのものも減っているのです。初め彼女らの罹病率は60パーセントくらいだったが、今は10−15パーセントくらい。まして花柳界は減っている。いずれにしろ、占領行政のうちで、我々公衆衛生に関係した部門は一番めぐまれていたといえましょう。積極的に援助を受け、総司令部が先にたってやってくれたので、業績は大いにあがったのでした。」
http://urara225.iza.ne.jp/blog/entry/203155/


堕ちた大和撫子たち

 パンパンが街を闊歩する

 アメリカ軍が進駐して来て、大方の兵隊は市民には危害を加えないということが分かってくると、ようやく街も落ち着きを取り戻し、市民の表情にも安心感が現れ始めた。

 この頃、パンパンという言葉が流行った。パンパンというのは、進駐軍の兵士を相手にして、春を売る日本女性のことである。これには、オンリーというのがあって、兵隊の中でも上級階級専属で、このクラスになると住居も与えられ、いわゆるダンナから手当てをもらい、アメリカの、当時の一般の日本人がとても手にすることの出来ない衣食物を供与されて、贅沢な生活をしていた。

そうでない、不特定多数の下級の兵士を相手にするクラスの彼女らは、街角に立ってアメリカ兵の袖を引いていた。当時は、小倉には米軍の24師団が駐屯していたので、街にはアメリカ兵が多く、商売相手には事欠かなかったらしい。小倉の真ん中を流れる紫川にかかる常盤橋(当時)のたもとには、夜になると彼女たちがズラリと並んでいたものである。

 彼女たちの化粧や服装は、完全にアメリカナイズされていた。今なら普通と言えるかも知れないが、当時、人々は目をみはった。茶色に染めた髪、真赤な口紅、ピンクや紫などの手足の爪、肩をあらわにしたドレス、踵の高いカラフルなハイヒール、どれをとっても昨日まで、「撃ちてし止まむ」と化粧気もなく、耐乏生活に耐えていたモンペ姿の日本女性だとは思えなかった。

 人々は「大和撫子も堕ちたもんよ」と眉をひそめた。しかし、中には「あれらのおかげで、普通の家庭の娘が、アメ公(アメリカ兵の蔑称)どもに悪さをされなくて済んでるんだから」とそれなりの評価をする大人もいたが、ほとんどは陰で「パン助」と言って白い目でみていた。

 しかし、彼女たちは、そんな視線を尻目に、ハイヒールの音を響かせて、アメリカ兵の片腕にすがって街を闊歩した。それは夜だけでなかった。昼間も堂々としていた。敗戦という現実に心身ともに打ちひしがれた市民のなかにあって、彼女たちだけが生き生きとしていた。

 パンパンの語源は定かでないそうである。英語のpompom(これは性交という意味があるそうだが)が基になったという説もあるし、単純にペンペンという三味線の音、つまり芸者を意味しているというのもあったりする。しかし、広辞苑には原語不詳とあるが、「第二次大戦後の日本で、街娼、売春婦のことを指した」とある。

 私は、最初に彼女たちを目の当たりに見た時にはとても驚いた。それまで接してきた女性と言えば、母であり、姉、近所のおばさんたち、学校の教師などの通常の女性であったから、まるで異国人を見る思いがしたものである。しかし、それにはすぐに慣れた。彼女たちは、戦後の風俗となって、一時期世間に定着していた。

 確かに売春というのは、道徳的ではない。しかし、終戦を境に、彼女たちは自分の女体を武器にして、それまで鬼畜と喧伝されてきたアメリカの兵士といち早く関わり、その持てる金やモノを吸い取って、人々が一夜にして変わった混乱の中で、空腹を抱えて打ちひしがれている時に、図太く生きていた。大人たちは、彼女たちを口では軽蔑していながら、心のどこかで羨望していた。一見しただけで、その服装や持ち物が違っていた。物資の豊富なアメリカがそこにあったのである。

 常盤橋の両側には、靴磨きが多く並んで客待ちをしていた。中には、戦災孤児と言われた少年もいたが、戦闘帽を目深に被った白衣の傷痍軍人も多くいた。その中には義手を着けた人もいて、椅子に座って客が片方づつ履いたまま磨き台に載せる靴をかがみ込んで器用に磨いている。客のほとんどは、アメリカ兵や彼らと手を組んで歩くパンパンたちであった。日本の大人たちには、金を払って靴を磨かせる余裕などなかったということだ。

 あの白衣の傷痍軍人たちは、昨日まで誇り高き天皇陛下の軍隊として、日の丸の下で、聖戦完遂に命を賭けて鬼畜アメリカ兵と戦っていたに違いない。それが今日はその元敵兵の足元に膝を屈して靴磨きをせねばならないように、一夜にして世の中が変貌してしまった、ということだ。同時に私は、少年の幼い心情ではあったかも知れないが、そのアメリカ兵が磨き終わり、交替して椅子に座ったパンパンが、その元軍人の鼻先に足に履いたままの真っ赤なハイヒールを突き出して磨かせる光景に、何かしら義憤めいたものを覚えたものである。

 彼女は、普通では手に入らない洋モク(当時、憧憬を込めて外国のタバコをこう呼んだ)を、チュウインガムを噛みながら紅い唇に咥えてくゆらし、隣のアメリカ兵と何やら片言の英語を交わしながら、時にキャッ、キャッと甲高い笑い声を発している。その靴磨きは、下を向いたまま、黙々と彼女の靴を磨いている。私は、こんな光景に出くわす度に、なんだかこのような元軍人が可哀想で、同国人にいささかの遠慮もなく、思いやりを示さないそのパンパンが心から嫌いになった。
http://enjoynaming.cocolog-nifty.com/sudou34/2008/11/post-f3d2.html


パンパン狩り

性病が蔓延したため、強制検査のために街娼の狩込みを強化する警察やMP。有病者は強制入院させられる。池袋でもよく行われた西口闇市での取締りの光景。

RAA慰安所(米兵相手の慰安施設)や花柳街・特殊飲食街では GHQの要請で米兵を性病から保護するため 公娼や私娼に強制検診が行われていた 公娼制度廃止でRAAの慰安婦たちが何の補償もなく解雇されると 街娼(戦後自然発生)が急増 性病罹患数も増え
 強制検査のために「パンパン(米兵相手の街娼)狩り」が行われるようになる
http://com-support.co.jp/war_and_peace/after_johoku-daikusyu/index7.html


パンパンの狩り込みは、昭和二十一年(一九四六年)一月二十八日から東京ではじまった。GHQの要請でだが、占領軍の性病防止のためといえた。

京都は昭和二十三年の検挙者は二千四百二十二名であった。年齢は大正生まれが七十八名、昭和生まれがほとんどで、彼女のように十九歳から二十四歳ぐらいまでが百三十六名と一番多かった。(国家地方警察本部防犯課の資料による)


昭和21年、パンパンの一斉手入れ。こんな女に誰がした?

昭和21年の朝日新聞に、品川駅付近のホテルに出没する売春婦、いわゆるパンパンの一斉取り締りが報じられているそうです。

全部で300人が検挙されたが年齢は16歳から38歳までいた。けっこう若いじゃんと思われるかもしれません。暮らしに困って売春をなさる方の中には、恐ろしいほどの年配の方もいます。 専業は少なく、官庁や会社の事務職の者も混ざっていた。 参考資料によれば、「ダンサー、女給」など、売春業に手を染めやすい方々もおいでですが、「女工や会社の事務職、公務員」など、いわゆる堅気の女性もいたらしい。

300人のうち、性病にかかっていた者が60人いた。2割ほどの確率で病気をもらって帰るのでしょうか。当時、一番恐れられていたのは梅毒です。HIVと比べれば可愛い病気かもしれません。

「どうせ日本は負けたのだから、私たちが好きなことをするのは勝手だ」と取調べで煙草を吸う女もいた。
http://blog.q-q.jp/200702/article_17.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/155.html#c1

[リバイバル3] 中川隆 _ 美術・文芸関係投稿リンク 中川隆
98. 2019年1月13日 19:31:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]
溝口健二 雨月物語 (大映 1953年)
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/156.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/452.html#c98
[近代史3] 昔の日本映画は熱かった _ 山本薩夫 皇帝のいない八月 (松竹 1978年) 中川隆
1. 中川隆[-13037] koaQ7Jey 2019年1月13日 19:37:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22222]

自称正義の味方の GHQ とマッカーサーがやった事

日本共産党はマッカーサーが創設した
http://www.thutmosev.com/archives/71957109.html#more


マッカーサーのこうした写真は全部ヤラセで、俳優のように何度もポーズを取っては撮り直した
引用:http://learnlearn.net/Historie,religion,kunst/res/Default/ESS_PasteBitmap02329.png


マッカーサーの歪んだ人格

連合軍総司令官として日本に乗り込んできたダグラス・マッカーサーには多くの知られていない逸話があり、その一つは事実上「日本共産党」の創設者だという事です。

日本共産党と名乗る団体は戦前から存在し、日本をソ連の植民地にするため活動していたが、非合法テロ組織という位置づけでした。

日本の統治者として君臨したマッカーサーには人格上の欠陥があり、『ニセ写真』作りを趣味にしていた。

         

硫黄島に米国旗を立てる写真とか、マッカーサーがフィリピンの海岸に上陸した写真などは全部”やらせ写真”でした。

マッカーサーは映画監督のように戦場で写真や動画撮影を指示し、気に入った構図で自分がヒーローに見えるように報道させていました。

厚木飛行場の輸送機からコーンパイプを咥えて降りてくる写真も、専属カメラマンに映画撮影のように撮影させました。


この時日本軍は武装解除されていたが、襲われるのではないかという恐怖心から、マッカーサーは小便を漏らしていました。

日本に到着してからも彼は、あらゆる写真で自分が格好良く見えるように撮影するため、専属の撮影スタッフを周囲に置いていました。

昭和天皇とマッカーサーが面会した有名な写真があり、マッカーサーは作業服のような軍服のズボンに手を突っ込んでいます。


正装ではなく平服で、胸のボタンを全部止めず、身体を斜めにして立っていたのも計算しつくした『構図』でした。

昭和天皇が自分よりかなり背が低いのが目立つように、昭和天皇を直立不動にさせ、自分がくつろいでいるように撮らせました。

当時新聞を統制していたのはGHQなので、新聞に掲載する写真も記事も、GHQが決めていました。


「マッカーサーが日本の支配者であって、天皇はこれほどみすぼらしい」と日本人に見せ付けて天皇を貶める目的でした。


GHQは何の根拠で日本を占領していたのか

マッカーサーについて70年間一度も議論されず、タブーになっている事は、実は正式な資格が無いのに日本を統治していたという事実です。

マッカーサーは連合軍司令長官だったが、一体何ゆえに日本の支配者となったのか、この根拠が曖昧なままなのです。

日本が1945年8月15日に停戦したとき「ポツダム宣言を受諾し、占領地を放棄する」と言いましたが、アメリカが日本本土を占領して良いとは誰も言っていません。


アメリカ大統領や国連事務総長、あるいは国連安保理が任命したからと言って「だから何?」という事です。

降伏したら占領されるのが当たり前という主張もあるが、それなら日本はロシアを占領できるし、朝鮮や中国の占領は正しかった事になります。

1945年9月2日に東京湾の米戦艦ミズーリ上で、連合国各国と日本代表団が日本の降伏文書に署名調印しました。


文書には連合国軍最高司令官の指示に基づき、日本政府は日本軍と日本国民を従わせると書かれているが日本占領には触れていない。

8月15日の玉音放送でも、9月2日の降伏文書でも連合軍が日本を占領できるとは書かれていない。

日本軍の武装解除については書かれているが、連合軍の日本占領には、天皇や他の誰も合意していない。


マッカーサーが小便を漏らしながら厚木飛行場に降りたのは8月30日、連合軍先遣隊が厚木に到着し武装解除したのは8月28日だった。

9月2日に降伏文書に調印し、9月15日にGHQ本部が日比谷に設置され、GHQによる日本統治が始まった。

だがマッカーサーは武装解除までは良いとして、一体どのような条約や合意に基づいて「日本占領」をしたのだろうか。


この写真も自分は立派に見え、天皇は「みすぼらしい小男」に見えるよう計算されている
mig


日本国憲法はアルバイトに書かせ脅迫して成立させた

法的根拠がないのに一介の軍人が日本を占領して独裁者になった事が、その後の日本の70年に大きな悪影響を与えた。

例えばマッカーサーは日本政府に憲法改正を命令し、政府が帝国憲法の改正案を示すと、これを拒絶して独自の憲法を創作させました。

マッカーサーはGHQのアルバイト職員に命じて適当な憲法草案を書かせて、日本政府に無断で新聞に発表しました。


東久邇宮(ひがしくにのみや)内閣は新憲法が非民主的だとして辞職し、マッカーサーは「もう一度東京を空襲してやろうか」と言って議会を脅迫しました。

日本人は新聞に書いてあるからには日本政府が作ったのだろうと思い込んだが、実際にはマッカーサーがアルバイトに書かせた落書きでした。

東京大学などの法学者もこのやり方に怒り、新憲法反対の立場を取ったが、GHQは反対するものを「戦争犯罪人」として逮捕していきました。


新憲法に反対するものは戦犯になり処刑されるか刑務所に入れられると分かり、反対する人間は居なくなりました。

こうしてできたのが現在の「日本国憲法」であり、日本人は一切関わっていないし、民主主義とは正反対の経緯で成立しました。

マッカーサーが日本を統治するために優遇したのが共産主義者で、特に逮捕歴がある共産主義者を好んで重用しました。


GHQを創設するとすぐに、共産主義者や反政府主義者を釈放させ、労働組合や政党を結成させました。

こうして誕生したのが日本共産党と日本社会党で、事実上GHQが合法化し創設したのです。

マッカーサーの意図は日本の「犯罪者」である天皇や旧時代の権力者に対抗させるため、反政府主義者に力を持たせる事でした。


マッカーサーの共産党優遇

マッカーサー自身は共産主義者ではなかったが、それ以上に日本の「右翼」を嫌っていたので、共産主義者を重用しました。

GHQは主要な新聞社に共産主義者を雇用するよう圧力を掛け、応じなければ事実上活動できなくしました。

こうして日本の新聞社やNHKの上層部は共産主義者や戦前の逮捕者、反政府主義者になり、今日まで続いています。


マスコミだけではなく銀行や企業にもこうした圧力が掛けられ、自動車で有名な「日産」などは特に酷かったとされている。

日産は戦前には三菱や三井以上の最大の財閥だったが、戦争に協力したとしてほとんど解体されました。

自動車生産も認められなかったが、朝鮮戦争勃発で軍事生産が必要になり、共産主義者を経営に参加させる条件でようやく認められました。


こうしたGHQの共産党優遇は1948年まで続いたが、1949年になると米ソ冷戦が始まり、米本国は日本を再軍備させる方針に突然変わりました。

その変化は急激なもので、それまで日本人をわざと飢えさせては笑いものにして楽しんだり、なるべく日本経済が破綻するように仕向けていました。

ところが1949年のある日から、本国は「日本軍を再結成させろ」「日本の産業を立て直せ」と命令してきました。


マッカーサーは最初本国からの指示を無視していたが結局従わざるを得なくなり、1950年には朝鮮戦争が勃発しました。

マッカーサーの間違いは誰の目にも明らかになり、その後アメリカは何度も日本軍を再建しようとしては、日本政府と対立する事になります。

この後日本ではマッカーサーの後遺症で反日カルト政党が大ブームになり、今も日本を破壊するために”日々努力”しているようです。


マッカーサーの占領下では日本を貶めたり日本を破壊する事が正しいとされ、日本の為に貢献する人は戦犯や右翼と決め付けられました。

マスコミは全てGHQの統制下にあったので「日本国民はマッカーサー様を心から慕っています」などの気持ち悪い記事が量産された。

北朝鮮の新聞が金正恩を褒めるのと同じで、これほど気持ち悪い事はない。


そして当時GHQの為に報道していた新聞やテレビは、当時の本当の事を決して話そうとしない。


▲△▽▼


醜い戦後 終戦後とはどんな世界だった?

空襲でホームレスになり上野駅に避難した人達
引用:http://livedoor.blogimg.jp/abechan_matome/imgs/3/d/3df4faa4-s.jpg


アメリカはわざと日本人を飢えさせた

テレビや映画や小説では「戦後」は美しいものの同義語で語られていて、まるで理想郷のように描かれている。

そこでは貧しいながらも人々は協力して生き、戦後の復興をなしとげたとされている。

またGHQは困窮した日本人に食料を支給して助け、民主主義を与えたとも言われている。

          
こうした物語は映画やドラマの中だけで十分であり、事実とは程遠いか、正反対だった。

GHQは日本人に食料を与えるどころか奪い取ってわざと飢えさせて、日本人を従わせる手段に用いていた。

戦争前後は食糧難だったのはよく知られているが、戦時中に日本国内で(朝鮮台湾でも)飢えて亡くなった人や、その危険はなかった。


都会の人は空襲で疎開したが、農村には食べるものがあり、十分ではなかったが飢餓状態などではなかった。

それが戦争が終わって平和になり、アメリカ軍が占領したら食料が足りなくなり、「来年は1000万人が食糧不足で亡くなる」と総理大臣が警告する事態になった。

多くの要因があるが最大のものはアメリカ合衆国自体で、戦争の報復としてわざと日本人を飢えさせていました。


占領軍による妨害で日本は食糧の輸入ができなくさせられ、生産活動も制限され、経済破綻しました。

農業も経済の一部なので、国が経済破綻すると農業生産が停止して、食糧不足に陥ります。

終戦の昭和20年から昭和25年まで、日本はほとんどの工業生産を禁止され、前近代社会になりました。


経済破綻するように仕向けた

戦前から存在する設備を更新することは出来ず、農業生産に支障を来たし、外地に出兵した男達は中々帰ってきませんでした。

「戦争が終わって平和になった」と書いたが、そのこと自体が日本経済を破綻させる原因を作り出しました。

戦争中はあらゆる兵器をフル生産していたが、それが8月15日を境に全面停止になり、一切の生産活動が停止した。


困った日本政府は紙幣を印刷して「金融緩和」したが、激しいインフレを引き起こしました。

物を生産していないのにお金だけばらまいたからだが、当時の日本政府は他にどうする事もできなかった。

あらゆる工場が全て操業停止、鉄道は空襲で破壊しつくされ交通網が分断され、労働者たる男達は外地に居るか戦犯として逮捕されていた。


空襲によって東京など都市部の多くの人は家を失ってホームレスになっていて、路上や公園などで生活していました。

この頃アメリカ本国では、日本人のこうした窮状を伝えては「楽しんでいた」のが分かっています。

自分たちが倒した敵が飢えて苦しんでいるのを見て面白がっていたのが、本当の戦後の世界でした。


一例として占領軍は広島や長崎の被爆者を診療したが、治療をせずに「治療するふり」をして、どのように悪化するか観察しました。

生産活動が禁止され輸入も禁止されているので、復興が進まずホームレスが溢れているのも、無論そうなるように仕向けていました。

さらに占領軍は日本人同士が憎み会うように、心を破壊する政策を実行していました。


アメリカは日本人の食料を絞り上げた上で、自分の手で少し援助した。
援助を受け取った人達はアメリカに感謝し日本を憎むよう仕向けられた。
enjo
引用:http://blog.nihon-syakai.net/blog/wp-content/uploads/img2011/enjo.jpg


美しくない戦後

NHKというラジオ放送局(当時唯一のラジオ)で「真相はこうだ」という日本軍や戦前の日本の暴露番組を放送させました。

内容は日本軍がいかにアジア人や欧米人に酷い事をしたかという物だったが、内容は全て嘘だったのが分かっています。

だが当時の日本人はこうした「真相」を信じ、日本人同士で憎みあったり攻撃するようになりました。


愚かなことに「こんな酷い日本を倒してくれて有難う」「原爆を投下してくれて感謝します」とアメリカ軍に感謝する連中すら大勢居た。

人々は最初アメリカ軍を鬼畜だと思っていたが、食料を恵んでくれるので、感謝するようになっていった。

実は占領軍はわざと食料を絞り、日本人を飢えさせてから、犬を手なずけるように「餌」を与えていきました。


学校では子供たちに「日本は悪の国」「アメリカは正義の国」と教え込み、拒否する教師は戦犯として逮捕しました。

じゅうたん爆撃や原爆で数百万人が犠牲になり、本来なら犯人であるアメリカ人を憎むべき所なのだが、次第に日本のせいだと思い込むようになった。

終戦時に外地には日本軍数百万人が存在したが、ソ連や中華民国の捕虜になった日本兵は、洗脳した順番から帰国を許された。


集団学習や反省、謝罪(今日使われるような軽い意味ではない)などで日本は悪の国と教え込み、拒否したものは永遠に帰国できなかった。

アメリカ軍の捕虜になると多少ましだったが、戦犯として裁かれ、やはり徹底して「日本は悪の国」と教え込んだ。

こうして「日本に原爆を落としてくれて有難う」などと言う日本人が大量生産され、この人達が現在の左翼になっていきます。


この状況が1948年まで続き、1950年に朝鮮戦争が勃発して、急にアメリカは日本の工業力や日本軍の軍事力を必要とするようになります。

ここから日本側の発言力が強まって復興へと繋がっていくのだが、戦後数年間の占領が長く日本を蝕むことになります。
http://www.thutmosev.com/archives/72011631.html

▲△▽▼


2017年05月04日
安倍首相、2020年まで憲法改正表明 日本国憲法の暗黒面

マッカーサーは尿漏れしながらタラップを降り、独裁者になった
img_0
引用:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-fa-95/naojyi/folder/1134515/20/15427020/img_0


憲法改正の日程

安倍首相は憲法記念日の5月3日、憲法改正推進のフォーラムにビデオメッセージを寄せて改憲を訴えました。

首相はメッセージで、新憲法が2020年に施行されるようにしたいと具体的な年限を示した。

また憲法9条について、自衛隊の存在が明記されるように追加し、位置づけを明確にしたいと語った。


自民党総裁の任期は3年で2回まで続けて就任できるので2018年までだったが、3回に延長されたので2021年9月まで可能になった。

日本国総理大臣には期限がないので、理論上は自民党の総裁でなくなっても、総理を続けることは出来る。

改正には衆議院参議院が別々に3分の2以上の賛成を得た上で、国民投票で過半数の賛成を得る必要がある。


国民投票の過半数は憲法の日本語で定義されておらず、護憲派は有権者の過半数だと主張していたが、これだと絶対に憲法改正はできない。

日本国憲法は英語で書いた文章を日本語に翻訳したので英語の原文が存在し、一応「日本語から翻訳した」事にしている。

GHQの原文では「投票者の過半数」と書かれているので、日本人の半分しか投票に行かなくても改正可能だという解釈になった。


2020年に改正憲法施行とすると1年前には国民投票が必要で、その1年前には衆参両院の法案審議を始める必要がある。

その前に改正憲法の条文を明確に決定して国民に示す必要があり、2017年か遅くとも2018年には示されなくてはならない。

2012年に自民党から示された憲法改正案は、はっきり言えば稚拙の印象があり、架空戦記小説に似ている。


日本国憲法の根本的矛盾

2012年自民党案は改正内容が多岐に渡っていて、個別の議論だけで数年を要し、その間に政権が交代したら白紙になってしまう。

緊急に必要なのは「戦争の権利」あるいはもっと穏やかに「自衛権の明記」、それと憲法改正手続きの簡素化の2点だけです。

衆参両院でそれぞれ3分の2が必要なのは、当時のアメリカ軍が日本を敵国と見なしていたため、憲法を改正できないようにしたのです。


世界のどの国でも多数決の原則に基づいて議会の過半数で改正できるのが当たり前で、両院それぞれの3分の2としているのは全世界で日本だけです。

この制度では衆議院で100%の議員が改正賛成でも、参議院の3分の1の議員が反対したら憲法改正はできません。

少数意見が通り多数意見が排除される仕組みで、こういう制度を「独裁政治」と言います。


なぜ独裁を奨励するのかといえば、日本国憲法が成立した1946年の日本は、1人の軍人が全ての権限を握る「独裁国家」だったからです。

この軍人とは東条英機ではなく米軍人のダグラス・マッカーサーで、公式な資格がないのに勝手に憲法を作って議会に承認させました。

誰もこれを指摘しないので自分で書くが、マッカーサーは連合軍総司令官で、トルーマン大統領から日本占領を命じられた。


だが一体何故、「ただのアメリカ軍人」が日本を占領して議会や政府に命令し、憲法を勝手に作り変える権限を。アメリカ大統領が与えるのだろうか?

連合国(=国連)が任命したというが、日本は国連加盟国ではないので、そいつらに指図される筋合いがない。

1945年8月に日本が受け入れたのはポツダム宣言だけであって、米軍の日本占領に合意しても居ない。

トルーマン大統領は「天皇の処遇」「憲法を自由に作る」「戦争裁判を開く」などの権限を与えたが、なぜアメリカ大統領にこうした権利があると考えるのかも謎です。


独裁者になった尿漏れ男

1945年8月28日、帝国海軍厚木飛行場に米軍第一陣が到着し、8月30日にマッカーサーがパイプを咥えて降り立った。

マッカーサーは写真にはこだわりがあり、硫黄島の有名な写真や、厚木に降り立った写真など、すべて演出させた「やらせ写真」でした。

厚木の輸送機から降りるマッカーサーは、日本軍人から襲撃される恐怖から、尿を漏らしながらタラップを降りました。


マッカーサーは開戦時にフィリピンにいたが、部下を置き去りに逃げ出し、沖縄や本土では民間人への空襲を命令した、そんな人間でした。

マッカーサーは軍事法廷や天皇の処罰などをチラつかせながら憲法(帝国憲法)改正を命じ、帝国議会は現行憲法(帝国憲法)の改正案を示した。

1945年(昭和20年)10月4日、マッカーサーは日本政府に憲法改正を命令したが、日本側はマッカーサーの命令を拒否し、時間を掛けて改正すると回答しました。


1946年1月、日本政府はGHQに憲法改正案を提出したが、GHQは却下し独自の憲法を作成する事にした。

特にマッカーサーを激怒させたのが天皇の身分を存続させる点で、彼は天皇を「犯罪者」として定義させたがった。

イラクやアルカイダの首謀者をアメリカは犯罪者と定義したが、あれと同じ事を日本でもやりたかったようです。


脅迫で可決した日本国憲法

マッカーサーはGHQのアルバイト職員に、7日間でで英語の憲法草案を書かせ、日本語に翻訳して新聞社に直接掲載させた。

GHQによる憲法発表が先であって、国会議員や総理大臣は新聞を読んで初めて「GHQ憲法」の存在を知らされた。

ここで駆け引きに使われたのが「昭和天皇処遇と戦争再開」で、GHQ側は公然と、「議会が承認しないならもう一度空襲してやる」と言ったそうです。


ここで日本の国会議員らは、もう一度アメリカと玉砕戦争をするか、それともGHQ憲法を承認するかの二者択一を迫られました、

GHQ憲法は3月7日に発表され、1946年8月24日に衆議院可決、10月6日に貴族院(後の参議院)でも圧倒的多数で可決成立した。

若干の審議と修正がおこなわれたものの、1946年の時点では昭和天皇を初めとして大半の政治家や有力者が、戦犯として裁判に掛けられる恐れがあった。

東京裁判はアメリカ軍側の証拠や証人だけが採用され、被告側の証人や証拠は一切認めないので、最初から有罪が確定していたイカサマ裁判でした。


例えば東京大学(当時唯一の最高学府で最高権威)はGHQ憲法は違法だと主張していたが、GHQは教授らを連行して戦争裁判に掛けると脅迫した。

東大は新憲法容認に立場を変えて「憲法学」という珍妙な学問を考案し、以来日本国憲法を擁護している。

日本国憲法はその成立過程において、民主的な手続きを一切経ておらず、憲法自体が無効だと考えられるが、安倍首相はあくまで正式な改正手続きを踏みたいようです。

リサイクルも良いが、ゴミはゴミ箱に捨てるべきでは無いだろうか。
http://www.thutmosev.com/archives/70762817.html


▲△▽▼


2016年08月19日
日本国憲法を作ったのは軍隊のアルバイト
http://thutmose.blog.jp/archives/65117879.html

マッカーサーはやらせ写真を作るのが大好きで、こういう写真を撮らせてはマスコミに掲載させた。

http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/c/8/c8d8b55f.jpg


日米両国の高官が「日本国憲法を作ったのは我が国だ」と主張している。


日本国憲法の珍論争

日本国憲法を作ったのは誰かという珍論争が日米の政府当局者で勃発し、互いに牽制している。

8月15日に大統領候補ヒラリークリントンの応援演説をした、副大統領のバイデンが次のように発言した。

「日本が核兵器を持てないように、我々が日本の憲法を書いたのを、トランプ候補は知らないのではないか」


この前に対立候補のトランプは様々なヒラリー批判や民主党批判をしていて、その中に次のような演説があった。

「日本には米軍駐留陽を負担してもらう。あるいは米軍に頼らず核武装して自分で守ってもらう」という趣旨の発言だった。

バイデンはトランプへの反論として、日本が核武装出来ないことを指摘し、そうなるように我々が憲法を作ったと話した。


実際はどうかというと、日本国憲法に核武装を禁止した条文はないし、軍隊の保有も軍事行動も禁止するとは書かれていない。

「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」

「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」


「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。」と憲法に書いてあるのに陸海空軍が存在するのは周知の事実で、これは次の理由による。

『国権の発動たる戦争』は先制攻撃『武力による威嚇又は武力の行使』は侵略戦争という意味で書かれていた英語の日本語訳だとされている。

国の主権者による戦争の禁止、恫喝行為と武力行使禁止、それらを行うための軍事力禁止と書かれています。


終戦後に軍事政権樹立した日本

ひっくり返すと侵略戦争や先制攻撃以外の戦争は認められているし、軍事力による反撃も、核保有も禁止していません。

集団的自衛権もミサイル防衛も、安保法制も、もちろんどこにも禁止とは書いてありません。

バイデン副大統領の発言の半分は誤解ですが、もう半分の「我々が憲法を作った」の部分はどうでしょうか。


英語の原文があり、それを日本語に訳したから「変な日本語」になっているのですが、そもそも英語の原文が存在するのが奇妙です。

時間を追って経緯を見るために1945年(昭和20年)8月15日に戻ってみます。

8月30日に帝国海軍厚木飛行場にマッカーサーが降り立って、パイプを咥えた有名な写真を撮ったが、このポーズはやらせだった。


マッカーサーという男はこういう記念写真が大好きで、硫黄島に旗を立てる写真などを作っては見せびらかしていた。

それはともかく10月4日、マッカーサーは日本政府に憲法改正を命令したが、軍による独裁には従わないとして東久邇宮内閣は総辞職しました。

マッカーサーは連合軍という軍隊の司令官にすぎず、日本政府や議会に命令する立場に無いのに、勝手に軍事政権を作った事になる。


日本側はマッカーサーの命令を拒否し、憲法調査会を組織して、時間を掛けて改正すると回答しました。

1945年11月に憲法改正のための委員会が発足し、1946年1月にGHQに提出しました。

日本側の案は現行憲法(帝国憲法)に米国の要望を取り入れて改正する案だったが、マッカーサーは拒絶しました。


アルバイトに適当な憲法を書かせて「拒否するなら何発でも原爆を落す」と議員らを脅迫した。


軍事政権が作った憲法

マッカーサーは民政局長のコートニー・ホイットニーに憲法作成を命令し、ホイットニーはアルバイト職員らに草案を書かせた。

こうして約7日間で書き上げたのが「日本国憲法」の原文の英語版でした。

当時日本の新聞はGHQの支配下にあったので、マッカーサーは日本政府に伝える前に、勝手に新聞で発表してしまいました。


先に日本政府に伝えるとまたゴネだして、内容を変更したり無効になると考えたからでした。

日本の国会議員らは新聞を読んで初めて憲法の内容を知り、激怒して絶対反対の態度を取りました。

するとマッカーサーは「新憲法を承認しなければもう一度戦争だ、原爆をまた落す」と言って脅迫しました。


東京大学などの法学者は新憲法を違法だと言い、反対の態度を取ったが、これも「認めなければ戦犯にしてやる」と脅迫して認めさせました。

当時マッカーサーはA級戦犯、B級戦犯などランク付けし、連合軍に反抗的な公務員や学者らを逮捕しては処刑していました。

GHQを恐れた東京大学は「憲法学」という学問を作り、日本国憲法は日本国民が作ったと言い出しました。


これが今日に残っている「憲法学」で、マッカーサーが「戦犯になるか憲法を認めるか」と脅迫して作らせた学問です。

GHQ支配下の新聞、NHKはこぞって「国民が新憲法を作った」という嘘の報道を繰り返し、やがて嘘の方が事実として広まりました。

帝国議会は「もういちど原爆を落とされたいか」と脅迫され、ほとんど審議せず新憲法を承認しました。


新憲法は「国民が作った」という宣伝の後で、1947年(昭和22年)5月3日に施行され、今日に至っている。

これを誰が作ったと考えるかはその人の考え次第だが、少なくとも日本の総理大臣や国会議員はまったく関与していない
http://thutmose.blog.jp/archives/65117879.html


▲△▽▼


NHKスペシャル 戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945−1946 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%88%A6%E5%BE%8C%E3%82%BC%E3%83%AD%E5%B9%B4+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB+1945%EF%BC%8D1946


初回放送 2017年8月20日(日) 午後9時00分〜9時59分

終戦直後の東京を記録した鮮明な映像が、次々に発掘されている。さらには、極秘扱いだった10万ページに及ぶCIA文書が情報公開法によって続々と公開され、敗戦直後の東京をめぐる新たな真実が明るみに出てきた。浮かび上がってきたのは、ヒト・モノ・カネをブラックホールのようにのみ込んでふくれあがる東京の姿。

焼け跡に最初に出現したブラックホールは「闇市」だった。日本軍や米軍のヤミ物資が大量に横流しされ、大金を手にした野心家が、新しいビジネスを興す。六本木や銀座には、治外法権の「東京租界」が生まれた。占領軍を慰安するショービジネスから、戦後の大衆文化を担う人材が生まれた。

連合軍による占領からはじまった戦後ゼロ年の東京。それは、今の東京を生み出した原点である。俳優の山田孝之が、21世紀の若者にふんし、時空を超えて当時のフィルムの中に入り込み、東京ゼロ年を追体験していく。それは、まもなくオリンピックを迎える東京の足下を照らし出す、確かな道しるべとなるはずである。


▲△▽▼

朝鮮戦争は八百長だった

ノンフィクション作家・河添恵子#4-1
「馬渕睦夫氏と語る最新世界情勢」前編・グローバリスト&共産主義勢力 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Z7syO3BhDdQ


ノンフィクション作家・河添恵子#4-2
「馬渕睦夫氏と語る最新世界情勢」後編・北朝鮮問題の行方 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Z4Ot9KiWPV8


収録日:2018年4月25日


今回はゲストに馬渕睦夫氏(元駐ウクライナ大使兼モルドバ大使)をお招きし、2018年の世界情勢を語っていただきました。馬渕氏曰く「今、世界は100年に1度の地殻変動」が起こっています。

アメリカ、中国、北朝鮮問題を中心に、マスメディアでは得られることがない、最先端の世界の見方がここにあります。この100年、世界はいかに作られてきたのか、どうぞしっかり掴んでください!


ゲスト馬渕睦夫氏の後半!北朝鮮問題の行方を中心に、朝鮮戦争の真実・そして終焉、グローバル勢力の影響下にあるNHK、世界の反ロシア・反プーチンの動き、マレーシア・マハティール首相の反中国、金融や企業スキャンダルに潜む外資企業の動き、テロに無自覚な日本、求められる日本国民の自衛・・・等、初対談となった今回、両先生も手応えをつかんだご様子。


<ゲスト>
馬渕睦夫(まぶち むつお)1946年1月21日生まれ
吉備国際大学客員教授 元駐ウクライナ大使兼モルドバ大使 
1946年京都府生まれ 世界情勢を視る眼差しは超一級品


==========================

ノンフィクション作家、河添恵子さんの番組が林原チャンネルで配信中!中国問題の専門家として知られる河添さんの、実はそれだけじゃ無い!本当の姿をお届けします。
「中国のことは好きでも嫌いでもなく、私はただ、ありのままの中国を見ているだけ・・・」
決してブレることなく燃え上がる、ノンフィクション作家としての河添恵子魂をどうぞキャッチしてください!


▲△▽▼

2018年12月14日
日産の本当の問題は政府の過干渉 GHQからフランスまで

プリンス自動車乗っ取りに成功した日産は、人気車を利用しプリンス社員は下請けや派遣のように扱った

今同じことをルノーにやられている


画像引用:https://pbs.twimg.com/media/C9nhPEGVwAAasKg.jpg


日産はなぜ混乱するのか

日産のゴーン逮捕から企業統治問題が発生し、フランス国営化するか独立かということになっています。

最初に国営化をしかけたのはフランスのマクロン大統領で、今後半年以内に国営化の手続きをするつもりだった。

ゴーンは当初反対していたものの、自分の地位の保証と引き換えに、ルノー日産国有化に合意しました。

こうしたタイミングで日産が東京地検に告発して逮捕した事は、やはり関係があると推測します。

ところで日産は90年代に経営破綻してルノーが買収したが、どうしてこうなったのでしょうか。

1991年から98年にかけて確かに日本は不況だったが、他の自動車メーカーは破綻していません。


有名な逸話として日産では社長や経営陣にモデルチェンジの決定権がなく、工場長が決めていました。

座間工場など有力な工場長は労働組合幹部を兼ねていて、労働組合の合意がないとモデルチェンジできませんでした。

日産マーチは8年間モデルチェンジしないと労組と約束し、他の車も老朽化したまま放置されました。


トヨタは4年ごとにモデルチェンジしていたのに日産は6年か8年ごとなので、その差は販売に現れました。

こうして日産はホンダにも抜かれて国内3位メーカーになり、海外でも売れず経営破綻に至りました。

日産の労働組合が強大な力を持つに至ったのは、GHQ(連合軍総司令部)の命令で、日本軍に協力した懲罰でした。


各国政府が都合よく日産を利用した

日産は戦前満州や朝鮮の軍事輸送に深くかかわり、陸軍の軍用車の大半を生産していました。

GHQはこれを問題視して財閥解体したうえに、自動車の生産を禁止しました。

禁止しただけでなくGHQは日産を「戦犯企業」と定義し、戦前の逮捕者や共産党員、在日韓国人を経営に参加させるよう強要しました。


この強要は戦前軍部に協力した朝日新聞などの新聞にも行われ、日本の新聞は共産党員や左翼活動家らが支配することになりました。

日産の自動車生産は数年後に許されたがトヨタと大差がついていて、本格的に再開されたのは1950年の朝鮮戦争以降でした。

皮肉なことに米軍は朝鮮での戦争協力を日本に依頼して、日産にも軍事協力を求めてきました。


戦前は日本軍べったりだったが、戦後も米軍の軍事企業として再開を許されたのです。

朝鮮戦争は終わったが続いて高度成長時代になり、日産の自動車生産は順調に増えました。


ここで襲い掛かったのはオートバイや自動車メーカーの乱立で、日本政府はメーカー統合を強要しました。


GHQは日産労組や幹部に共産党や左翼活動家を採用させ、大混乱に陥れた

GHQが指名した人物なので日産は絶対に解雇できない


1953_Nissan_Labor_Dispute
引用:http://agora-web.jp/cms/wp-content/uploads/2017/07/1953_Nissan_Labor_Dispute.jpg


フランス対日本になった理由

スカイラインなどを生産していたプリンス自動車を日産が吸収合併したのが、これが後に禍根となった。

プリンス側は対等合併と聞いていたのに実際は合併すると日産側の社員が威張り散らし、プリンス社員は解雇されたり苛めで辞めされられた。

日産はスカイラインという美味しいブランドだけを利用し、GTRなどの人気車を生み出しました。


このプリンス統合も労組や経営陣に激しい対立を生み、経営破綻につながっています。

1990年に日本はバブル崩壊し車の売れ行きが急減、日産が得意とした若者向けスポーツカーは全滅しました。

ここでまた日本政府とフランス政府がちょっかいを出してルノーに買収させ、事実上ルノーの子会社になりました。


ルノーは実は日産以上のダメ会社で、フランス政府は手を焼いて「日産とくっつけて国営化しよう」と考えました。

これがマクロンのルノー日産三菱国営化で、工場も本社も日本から奪い取ってやると宣言していました。

いわば日本への宣戦布告であり、日本側はゴーン逮捕という「真珠湾攻撃」で報復しました。


ここまで見てきて日産を混乱させている本当の原因は、戦前から続いている政府の過干渉だと考えられます。
http://www.thutmosev.com/archives/78424019.html

▲△▽▼


ユダヤ国際金融資本と GHQ は日本を共産化しようとして農地改革と人為的インフレ生成・金融封鎖を行った

フランクリン・ルーズベルト大統領やニューディール派は親共産主義だったので、戦後の日本を階級か無い疑似共産社会にしようと計画していた。


それで平等主義的な日本国憲法を制定、

農地改革で地主の土地を取り上げて貧民にタダ同然で分配、
貧民が土地を買う金を出せる様に人為的なインフレを起こし
預金封鎖で資産家の資産を取り上げた

戦後の人為的なインフレはそういう背景で起こされた


 

株も不動産も奪われる! 預金封鎖よりも怖い「財産税」の傾向と対策=東条雅彦 2016年9月25日
http://www.mag2.com/p/money/23235


メルマガのQ&Aコーナーで「過去に不動産や株式に資産課税が実施された事例がありましたか?」という質問を受けました。「はい、あります!」……それは日本です。

以前に解説したキプロスの預金封鎖では銀行預金だけが対象でしたが、我が国で起きた1946年の預金封鎖・財産税では、株式も不動産もあらゆる資産が課税の対象となりました。

本稿では、できるだけ歴史的・客観的な事実をベースに、様々な諸事情で新聞、テレビ、他メディアでは積極的に報道しにくい領域に踏み込んでいきます。特に財産税の課税手順については、どこよりもわかりやすく解説したつもりです。2013年に発生したキプロスの預金封鎖との違いに注意しながら、読み進めてください。

一体いくら奪われる? 資産課税の手順を知り危機を乗り越えよ

預金封鎖、2つの目的

預金封鎖の目的は、「資産課税」と「取り付け騒ぎを起こさせないこと」の2つです。2013年のキプロスの預金封鎖では、10万ユーロより多い預金が没収されました。

もし預金封鎖の情報が事前に漏れると、取り付け騒ぎが発生します。

銀行の経営者は少しの現金を手元に置いておけば、十分だということを知っています。預金残高の一定比率の金額しか保有していなくて、この比率を「預金準備率」と呼びます。

預金準備率は預金の種類や金額によって様々ですが、概ね1%程度です。残りの資金は企業への貸し付けや債券や株式への投資に回しています。そのため、大勢の人々が一気に預金の引き出しをしようとすると(取り付け騒ぎが起きると)、その銀行は倒産してしまいます。

預金封鎖の情報が事前に漏れて、国民全員が一気に銀行に押し寄せて、預金を引き出そうとすると、その国の銀行が全て破綻するリスクがあるのです。取り付け騒ぎになる前に、預金封鎖を実施しなければいけません。

銀行休業日が危ない

キプロスでは2013年3月16日に預金封鎖が発表されました。この日は土曜日で銀行は営業していません。預金封鎖の発表は土曜日、日曜日、祝日など、銀行の窓口が営業していないタイミングを狙います。

土日に営業している銀行でも、現金の取り扱いはどこも行っていません。365日、休みなしで銀行に営業を許可している国はありません(営業時間が最も長いと言われている米国でも、日曜日はお休みです)。どの国も過去の歴史から、預金封鎖・資産課税に備えて、銀行には休業日が必要であることを知っているからです。

日本でも1946年に預金封鎖が実施された!

1946年2月17日、日本で預金封鎖、新円切り替えが実施されました。政府が発表したのは、前日の2月16日土曜日でした。

キプロス預金封鎖と同じで、やはり銀行の窓口が休んでいる時に発表されます。繰り返しになりますが、事前に情報が漏れて取り付け騒ぎが起こると全てが水の泡です。

1946年の日本の預金封鎖も、2013年のキプロスと同様、事前に情報が漏れずに実施できた、預金封鎖の成功例となりました。

預金封鎖では引き出しが完全にできなくなるのではなく、引き出し額を大幅に制限されました。銀行預金からの新円での引き出し可能な月額は、世帯主で300円、世帯員は1人各100円でした。

預金封鎖と呼ぶより、「出金制限」と言う方が実態に沿っています。

1946年の国家公務員大卒初任給が540円だったので、現在の貨幣価値に換算すると、世帯主が11万円前後、世帯員が1人各4万円弱まで引き出せました。

そして、封鎖預金中に引き出されたお金は全て「新円」でした。このとき、1946年3月3日からは「旧円」の市場流通を停止すると、同時に発表されていました。

これが「新円切り替え」と呼ばれる政策で、その目的は市場でのお金の流通量を制限して、急激なインフレを抑止するためだとされていました。

ところが、国民は逆に3月3日までに旧円を使い切ろうとしたために、インフレが加速してしまいました。

インフレを抑制するという意味では、預金封鎖&新円切り替えは大失敗でした。しかし、実は、この預金封鎖の目的はインフレ抑制ではなかったことが明かされたのです。


69年後に明かされた預金封鎖「真の目的」とは?

2015年2月16日、NHKの報道番組「ニュースウオッチ9」にて、「『預金封鎖』もうひとつのねらい」という特集が組まれました。(※参考動画 – YouTube)

放送では、当時の大蔵大臣である渋沢敬三氏と、大蔵官僚である福田赳夫氏(後、総理大臣)の証言記録が公開されました。

福田氏:「通貨の封鎖は、大臣のお考えではインフレーションが急激に進みつつあるということで、ずっと早くから考えていられたのでございますか?」

渋沢大臣:「いや、そうではない。財産税の必要からきたんだ。まったく財産税を課税する必要からだった」

証言記録では、「インフレを抑制させるためですか?」という質問に対して、渋沢大臣は「そうではない(インフレ抑制ではない)」と明確に否定しています。

しかし、当時、政府は国民に向けてインフレ抑制のためだと説明していました。やむを得ないことですが、こういうことは往々にして起こります。

財産税を課税するには出金制限(預金封鎖)が必須だった

日本では1944年、日本国債の発行残高が国内総生産の2倍に達したために、償還が不可能となっていました。

1945年に第二次世界大戦が終わり、その翌年の1946年、政府は最後の手段、資産課税(財産税)で国債を償還する(借金を返済する)しか方法がなかったのです。

今、日本では「国債は国の借金ではなく政府の借金である」「国民は政府の債務者ではなく債権者だ」と主張する論者もいます。

残念ながら、それは俗論です。

政府が財政破綻した場合、国内の個人も法人も、政府に対して請求権はありません。一方、政府は国内の個人、法人への徴税権を持っています。このことは日本だけではなく全世界共通のことなので、俗論に惑わされずに、正確に把握しておくことが重要です。

結局、この預金封鎖(出金制限)は1948年6月まで続きました。2年以上も出金制限が続いたのです。銀行預金から出金を制限することが極めて重要でした。

1946年2月17日から約2週間後の3月3日に財産税が実施されます。それは、1946年3月3日午前0時における個人の財産全額を対象に課税するというものでした。

財産全額なので、銀行預金だけではなく、株式、不動産、ゴールド(金)等も含まれます。

3月3日午前0時において、政府が把握できる国民の銀行預金を減らさないため、預金封鎖をして、出金制限をかけておく必要があったのです。

月額あたり世帯主で300円、世帯員1人につき100円までの出金制限は、当時「500円生活」と呼ばれていたそうです。500円は現在の貨幣価値で25万円前後です。

一見、十分な金額に見えますが、インフレが急激に進行しており、当時の生活はかなり厳しい状況になりました(1946年の物価上昇率は300%強でした)。


いくら奪われたのか?「最高税率90%」財産税の中身

財産税の税額は次の通りです。

<財産税 当時の課税価格と税率>

課税価格 税率
10万円超-11万円以下 25%
11万円超-12万円以下 30%
12万円超-13万円以下 35%
13万円超-15万円以下 40%
15万円超-17万円以下 45%
17万円超-20万円以下 50%
20万円超-30万円以下 55%
30万円超-50万円以下 60%
50万円超-100万円以下 65%
100万円超-150万円以下 70%
150万円超-300万円以下 75%
300万円超-500万円以下 80%
500万円超-1,500万円以下 85%
1,500万円超 90%

「ええーっ、1500万円を持っていたら、85%も取られちゃうの?」とビックリしてしまった人もいるでしょう。ところが、この財産税には2つの誤解があります。
1.上記の課税価格は当時の資産価値であり、今の価値とはまったく異なる
2.各段階でスライスされた資産に対して課税される

つまり実際には、1500万円を超えた金額に90%、500万円を超えた金額に85%、300万円を超えた金額に75%…というように、段階的に課税されました。

上記の課税価格のままでは、当時の状況が少しイメージにくいので、これを現在の価値に換算して説明していきましょう。

当時の財産税を現在の価値に換算すると

終戦直後は激しいインフレに見舞われており、1946年の貨幣価値を現在の価値に換算する際に何を基準にすべきかには諸説あります。

1946年の大卒初任給は400〜500円程度なので、今の大卒初任給20万円から計算すると、400〜500倍ぐらいの物価上昇が発生しています(計算しやすいように本稿では500倍を採用します)。

当時の財産税を現在の価値になおすと、次のようなイメージになります。

<現在の価値に置き換えた課税価格と税率>

課税価格 税率
5000万円超-5500万円以下 25%
5500万円超-6000万円以下 30%
6000万円超-6500万円以下 35%
6500万円超-7500万円以下 40%
7500万円超-8500万円以下 45%
8500万円超-1億円以下 50%
1億円超-1億5000万円以下 55%
1億5000万円超-2億5000万円以下 60%
2億5000万円超-5億円以下 65%
5億円超-7億5000万円以下 70%
7億5000万円超-15億円以下 75%
15億円超-25億円以下 80%
25億円超-75億円以下 85%
75億円超 90%

次ページではこの表を元に、さらに詳しく資産課税の手順を説明します。


資産課税の流れ

財産税は、次の手順で確定されました。

<Step1>

各個人が保有する資産額(銀行預金、株式、不動産、ゴールド等)を合算する。この金額を課税対象価格とする。一緒に住んでいる家族全員の課税対象価格を合計する。

<Step2>

合計の課税対象価格に応じて、段階的に上記の税率を適用する。

【具体例】
父の資産額:4,200万円、母の資産額:1,800万円、合計の資産額(=これが課税対象価格となる)が6000万円だった場合:

5000万円×25%=1,250万円
1000万円×30%=300万円

課税対象価格6000万円に対する財産税額は、1,550万円となります。

<Step3>

Step2で算出された財産税額を、家族の保有資産額に応じて按分して各個人が納税する。

【具体例】
父の資産額:4,200万円 按分率70%
母の資産額:1,800万円 按分率30%

財産税額1,550万円×70%=1,085万円…父の財産税額
財産税額1,550万円×30%=465万円…母の財産税額

このように、財産税のポイントは「同居家族の資産を合算して、後で各個人に按分する」という点にあります。現在の価値では最低ボーダーラインが5000万円ほどとなりますが、同居家族の合計資産額がこの金額に達していれば、課税されていたのです。


キプロスと日本、預金封鎖の共通点と相違点

キプロスの預金封鎖との相違点を探っていくと、我が国で起きた預金封鎖がより鮮明にイメージできるようになります。

<共通点>

いずれのケースでも、少額預金者は保護された。
キプロス:10万ユーロ(当時のレートで約1130万円)未満の資産には課税されなかった。
日本:現在の価値で5000万円未満の資産には課税されなかった。

<相違点>

キプロス:資産課税の対象は銀行預金だけだった(株式、不動産等は関係なし)。
日本:銀行預金だけではなく、不動産、株式、ゴールド(金)等の資産も対象になった。また、個人毎の資産ではなく、同居家族の合計資産が対象になった。

日本の国債は「内国債だから安心」という俗論に要注意!

日本政府の負債は、1941年3月の310億円から、1946年3月には2,020億円に膨張しました。当時のGDPの2倍を超えたあたりで、事実上のデフォルトとなったのです。

現在の政府財務残高対GDP比は、230%を超えています。戦後の状況と今の状況は、とても似通っていると言えます。

キプロスの場合、EUとIMFから10億ユーロの支援が約束されていたため、銀行預金のレイヤーを侵食するだけで済みました。

銀行預金は資産額の査定が簡単で、最も浸食されやすいレイヤーです。このレイヤーに多額のポジションを取っていると、被害が大きくなります。

内国債を抱えて財政破綻に向かう場合、対外的な支援者がいないことが、逆にデメリットになりえます。1946年に起きた日本の預金封鎖&資産課税では、銀行預金のレイヤーだけではカバーできませんでした。

対外的な支援者がいない場合、銀行預金レイヤーを突き破って、純資産レイヤー(株式、不動産、ゴールド)まで侵食されてしまうという見本になってしまったのです。

「日本の国債は内国債だから安心」というのは俗論です。むしろ逆で、ギリギリまで財政ファイナンスができるため、政府の負債額が大きくなって、ダメージも増幅される側面があることを忘れてはなりません。
http://www.mag2.com/p/money/23235  


▲△▽▼


戦争体験者は、敗戦後はアメリカの占領の下で、「さらにひどい食糧難」を経験したことを語っている。
コメの遅配、欠配が続き、どこの家庭でも買い出しに出て、「闇米」を手に入れなければ食べていけない状況が続いたのは、いうまでもなくアメリカの占領政策によるものであった。


 ▼マッカーサーは、GHQに到着してすぐの1945(昭和20)年9月22日、「日本は産業、通商、軍事その他いかなる部門においても、完全に壊滅の状態にある。食糧供給はほとんど止まり、破局寸前の状況にある。日本が犯した罪に対する懲罰は、始まったばかりであり、長く厳しいものになるであろう」と公言し、懲罰としてこの様な状態を強いる意図を隠さなかった。GHQが貿易を全面的に禁止したことは、日本人の食糧事情を戦前の水準以下におしとどめるためでもあった。

 ▼名古屋に駐留した米第25師団長モラン少将は「連合国軍の日本占領を成功させる手段としては、まず日本の食糧不足を利用し、当面は食糧を封鎖して、日本人の抵抗意欲の抑止を第一目標とする。つまり、食糧攻めにすることだ」とのべた(中西薫著『名古屋戦乱物語』)。

 ▼モランはさらに、「(日本の)軍国主義体制を崩壊させ、武装解除が完了した段階で、徐々に米国の余剰農産物を活用し、無償・有償援助を実施して日本人に恩義を感じさせる。それまではたとえ日本農業の米麦が増産されたとしても、配給量を増加する許可を絶対に日本政府に与えてはならない」と訓示していた。名古屋では、熱田造兵廠に備蓄されていた大量の古米、小麦がすべて没収された。それは日本国内の食料難に供するのではなく、「損害賠償物資」として国外に流された。

 ▼GHQは、「闇米が出回るから、遅配・欠配が続く」などといって、買い出し列車に警察官を乗り込ませるなど、「闇米」の徹底的な取り締まりとともに、直接ジープで農家に乗りこみ、強制的に供出させることまでやった。


[戦後余剰農作物を日本に押しつけ]

 ▼こうしたなかで1946(昭和21)年、元大統領フーバーが食糧事情調査団として来日。予定どおり「食糧援助」への布石を打った。そしてこの年11月30日「ララ物資」第一便としてミルク・衣類・薬品など450トンが横浜港に到着した(写真あり:学校給食用の脱脂粉乳などの「ララ物資」第一便の歓迎に動員された横浜の子供たち)。戦後、学校給食に使われた脱脂粉乳はこの「ララ物資」によるものであった。

 ▼マッカーサーは「経済的扼殺」の成果を踏まえて、1947年2月23日、「飢餓は社会不安、混乱、暴動を生み出すに違いない。国民はどんなに邪悪な思想だろうが、食べ物を与えてくれるものに、安易に走るのだ」と「食糧援助」を本国に要請した。

 ▼こうして11月6日、「アメリカに感謝いたしましょう」と放出された輸入食糧の多くは、もともと家畜飼料で栄養値に劣るコーリャンやトウモロコシであった。それはアメリカでの市場買付け価格の二倍の高値で日本国民に押しつけられたが、「我慢して食べてもたちまち胃腸をこわす」という悪質なものであった。

 ▼「米価審議会委員」「食品流通審議会委員」などを歴任した岸康彦氏は著書『食と農の戦後史』のなかで、「フーバーは単なる慈善のために食糧援助に力を入れたわけではない。第一次大戦後、米国は大量の余剰小麦を抱え込んだ。食糧援助は飢餓救済と合わせて、米国の倉庫から、余剰小麦をへらして国際市況の低落を防ぐこと、さらには共産主義の浸透に対する防壁として農産物を利用することも狙っていた」と指摘している。

 ▼国会での感謝決議をおこなって受け入れたこれらの「援助物資」は、ガリオア・エロア基金という「見返資金制度」によるものであった。それは、物資に相当する金額を日本側が積み立てて、その30%は在日米軍基地の費用にあてるなど、資金の運用はすべてアメリカの許可を必要とした。

 ▼アメリカはそのうえに1953年、「ガリオア・エロア返済」を日本政府に要求した。そして60年「安保改訂」後の1962年、「日本はアメリカの妾(めかけ)みたいなものだから、だんなのご機嫌をとるのは当然だ」と放言した池田勇人が首相となって、4億9000万ドルの返済を実行したという屈辱的な事実も消し去ることはできない。
http://electronic-journal.seesaa.net/article/252217217.html

▲△▽▼


戦後の日本のインフレは戦時中の借金とは何の関係もない

米軍に国土を焼け野原にされ、供給能力が極端に落ち込んだ1946年の日本であってさえ、物価が6倍「程度」のインフレでしかなかったのだ。

 当時の我が国の供給能力は、戦前と比較して実に2割の水準にまで落ち込んだと考えられている。供給能力の8割を喪失してさえ、インフレ率が500%程度で済むわけだから、日本国の生産力や技術、さらには「人材」の蓄積は凄まじい限りだ。


戦後、物が不足したのは米軍が意図的に物資を市場に出さなかったから。

別に需要が生産量より多かったからではないですね。


戦争体験者は、敗戦後はアメリカの占領の下で、「さらにひどい食糧難」を経験したと語っている。

コメの遅配、欠配が続き、どこの家庭でも買い出しに出て、「闇米」を手に入れなければ食べていけない状況が続いたのは、アメリカの占領政策によるもの。

終戦直後は大したインフレは起きなかった。

円がその後安くなったのはアメリカの命令で戦時国債を踏み倒す為に意図的に紙幣をそれまでの何十倍も発行したからだ

アメリカが日銀にやらせたのは、それまでの 1円札を100円札に名称変更して、戦時国債の額面だけは昔と同じままにしておいた。


戦後の農地解放と同じで、アメリカは地主の金を貧農・小作人に再分配させる為に円の額面を変えたんだ。 だからハイパーインフレとは全く違う。
その結果、農民はすべて自民党支持層になって日本が共産化する可能性がなくなったたんだ。

ドイツやジンバブエのハイパーインフレとは中身が全然違うよ


因みに、日本が一億総中流、世界で一番成功した社会主義国と言われる様になったのは

・GHQ の農地改革で富農の土地をインフレ前に強制買い取り、小作農にインフレ後にインフレ前の金額と同額(タダ同然)で売ってその金額だけ売主に渡した

・意図的なインフレと預金封鎖で富裕層の預金を没収


が原因

要するに、日本を共産化させない為にブルジョアジーの持つ農地と銀行預金・国債を没収してプロレタリアートに再分配したんだ

一億総中流の無階級社会になったらもう共産革命を起こす必要がなくなるからね

損したのは預金を没収された資産家と農地改革で農地を昔の地価と同じ額面のままインフレで安くなった新円札で売らされた大地主だけ

農地を地主からタダ同然で買わせて貰った小作人は一気に土地持ちの資産家になって、それ以降自民党とアメリカの支持者になった

それが自民党一党独裁が今迄ずっと続いた理由

▲△▽▼


戦後のインフレと言われているのはアメリカの指示で戦時国債を返さなくても良くする為に、意図的に円の価値を下げて、借金の額面だけ据え置いただけの話
デノミの逆をやって資産家の財産を取上げたんだ

インフレは供給より需要が大きい場合にしか起きない
日銀がいくら金融緩和しても株式市場や海外投資に廻るだけで物価は上がらない


そもそも日本は常に供給過剰な国でハイパーインフレになった事は一度もない

ハイパーインフレーションとはフィリップ・ケーガンにより、「インフレ率が毎月50%を超えること」と定義されている。毎月のインフレ率50%が継続すると、一年後には物価が130倍に上昇することになる。すなわち、インフレ率13000%である。


戦後の日本は確かにインフレ率が高まったが、別にハイパーインフレになどなっていない。

米軍に国土を焼け野原にされ、供給能力が極端に落ち込んだ1946年の日本であってさえ、物価が6倍「程度」のインフレでしかなかったのだ。

戦後、物が不足したのは米軍が意図的に物資を市場に出さなかったから。

別に需要が生産量より多かったからではない。

戦時中も終戦後しばらくも大したインフレにならなかったんだから、農業が再開されれば食料不足は有り得ない、

従って戦後のインフレはアメリカが意図的に作った偽りのインフレという事

元々日本は供給能力が高かったから輸入と上手く組み合わせればインフレになる訳ないんだよ

米軍は食料の流通と配給制度を破壊した上で、ララ物資という食料を配給し、アメリカに恩義を感じさせる政策をとったんだよ。

GHQは小麦や脱脂粉乳などのアメリカの余剰農産物を大量に日本に輸出したかったので、日本の農業を壊滅させる占領政策を取ったんだ。
それが農家には食料が有り余っていたにもかかわらず餓死者が出た理由

 東京の小売物価は、全国平均と比べて高く推移する傾向があった。その東京の小売物価指数で見てさえ、1946年のピーク時のインフレ率は500%「程度」に過ぎない。


▲△▽▼


米国の食糧輸出戦略
(1)、ガリオア、エロア、ララ援助
ちなみに敗戦後の小学校では、昭和二十一年(1946年)十二月から、米国産の脱脂粉乳を中心とする学校給食が始まりました。

それが米国産小麦粉から作るパンを主食とする完全給食になったのは、大都市では昭和二十五年(1950年)二月からで、全国の都市部では翌年二月からでした。

この給食はガリオア = GARIOA(Government Account for Relief In Occupied Areas)占領地救済資金、及びエロア = EROA(Economic Rehabilitation in Occupied Areas)占領地経済復興基金、からの援助プログラムによる米国産の小麦の払い下げを受けて発足したもので、ガリオア援助には食糧以外にも原綿、肥料、燃料、医薬品もふくまれていました。

日本に対する援助はこれ以外に国連が管理したララ=LARA(Licensed Agency for Relief of Asia)アジア救済機関による援助があり、これにより米国産の粉ミルクが日本全国の小学校児童に配給されました。

ガリオアによる援助は昭和二十三年(1948年)にエロア援助に吸収されましたが、基金の性格、その目的(米国における余剰農産物の処理)から、本来占領地域に対する無償援助の「はず」でした。


(2)、だまし、と脅し(Bluff)の手法

これは欧州に対する対共産主義政策の一環としての無償援助であるマーシャル・プラン(注:1)に対応したもので、日本に対しても当初は無償援助と言っておきながらサンフランシスコ講和条約締結を前に、昭和23年(1948年)1月に米国政府が突然総額二十億ドル(注:2、当時の為替レートで七千二百億円)の援助の立て替え代金(?)を請求したので、日本政府は「寝耳に水」と驚きました。


無償援助ではなく有償でもない、貸与したとする口実を米国は考えついたのです。

品質、鮮度が商品価値を左右する農産物について、大量の現物貸与などという話はこれまで聞いたことがありません。

しかも日本政府はそれまで援助は無償であると信じていて、占領中には国会で「米国の援助に対する感謝決議」までして来たのです。


もし仮に貸与であるとするならば、政府間の貸借契約書があるはずですが、そのような書類は存在しませんでした。

また小麦や脱脂粉乳の援助が有償、つまり売買契約に基づくものであるならば、その売買契約書が存在し、売買金額(トン当たりいくら、または総額いくら)が当然その契約書に記載されているはずです。


ところがガリオア、エロア援助に関する公文書には売買契約に関する文書やそれに関する条項がなく、金額の記載も全くありませんでした。

値段も決めずに何千億円もの品物を買う愚か者など、たとえ占領下でもいるはずがありません。

日本は米国から詐欺に遭ったのです。


最初に巨額な金額を要求して交渉相手をひるませるブラフ(Bluff、脅し)と呼ばれる交渉テクニックは、アメリカでは弁護士の常套手段です。

相手をひるませて交渉の主導権を握り、次に要求を少し減額して譲歩の姿勢を相手に示し、交渉解決に誠意のあるような振りをするのです。


それにより交渉を有利に進め、最後には目的とした金額を相手に支払わせる、とする戦術です。

交渉は難航しましたが、昭和三十七年(1962年)一月に、米国が援助の経緯を勘案した結果、当初請求した金額を定石通りに四億九千万ドル(千七百六十四億円)に減額して交渉成立に誠意を示した(?)ので、日本は十五年の年賦での返済に応じることとなり、後にはそれを完済し解決しました。


かなり減額したように思えますが、それまでに日本は占領に要する経費である終戦処理費として、五十億ドルもの大金を占領軍の為に支出したのです。

あたかも刑務所の看守の給料を、囚人が負担したようなものです。

その一方でマーシャル・プランによる経済援助を受けたヨーロッパの国々で、債務(?)返済に応じた国はありませんでしたが、アメリカ政府は赤子の手をひねるが如く簡単に、支払い義務の無い大金を日本から巻き上げました。


(3)、パン食導入計画、その影響

昭和二十九年(1954年)には学校給食法が国会を通過し、「小麦の粉食形態を基本とした学校給食の普及拡大をはかること」が明文化されて、米作地帯の農村までもコッペパンによる学校給食の普及が進められました。

当時米国の小麦栽培農家連盟の資金で作られた、パン食普及協議会が作成した小冊子「学校給食とパン」には、


コメを食べていると身体が弱く、頭が悪くなり、ガンや脳溢血になり易い
と書かれていました。

実は米国からの農産物援助には米を主食とする日本人を、子供の頃からパン食に慣れさせて、自国産小麦の輸出を図るアメリカ政府の遠大な戦略があったのです。

敗戦後の学校給食のパン食で育った子供が増加、成長し、親になるにつれて、日本人の食生活にも次第にパン食が普及して、その計画は見事に成功しました。


昭和三十九年(1964年)にマクガバン上院議員が米国上院に提出した報告書によると

米国がスポンサーとなった学校給食プログラムによって、日本の子供達が米国のミルクとパンを好むようになり、日本が米国農産物の最大の顧客となった

と書かれています。


具体的には米国産小麦の日本への輸入量は昭和二十八年度(1953年)の百六十八万トンから、昭和三十九年度(1964年)には三百五十九万トンと二倍以上に増加しました。

それ以来パン食が普及するのに伴い主食である米の需要が次第に減少して行き、米の生産過剰の状態が長年続いています。

その結果政府が保有する米の在庫や備蓄については、適正備蓄量百六十万トンのところ、平成十二年度では二倍近い二百八十万トンにも達していて、食糧倉庫には古米(生産後一年以上経過したもの)、古々米(二年前以上経過したもので、長期保存のために味が落ち、米飯には使用されず、せんべいなどの加工用や家畜のエサに振り向ける)が溢れています。

それにもかかわらず日本は米国をはじめ、オーストラリア、カナダから、毎年六百万トンを超える小麦を輸入していて世界最大の小麦輸入国となっていますが、その小麦の七割は米国産です。

つまり米国は自分のカネではなく、日本人の税金を使ってパン食普及の確固たる基盤を日本に作り上げて、大量の小麦の、しかも恒久的輸出先を確保したのです。


(4)、食糧自給率の低下

その後、昭和三十一年(1956年)には「米国余剰農産物に関する日米協定」を結ばせ、農産物輸入義務化により、大きな市場を米国農業に提供しました。

それ以来日本は米国にとって農産物の最大の輸出先となりましたが、その結果、主食の米離れが進み、日本の農業は衰退し、食糧自給率の試算を始めた昭和三十五年度(1960年)の七十九パーセントから、平成十四年度(2002年)ではカロリー換算で四十パーセントまで低下しています。

これほど低い自給率の国は フランスの百三十五パーセント、米国の百二十五パーセントなどに比べて先進国では日本だけですが、小麦をはじめ、牛肉、大豆など食糧に関する限り、日本は米国の「五十一番目の州」になり下がったと言えます。
http://homepage3.nifty.com/yoshihito/hp-1.htm


▲△▽▼


「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活 – 2003/2 鈴木 猛夫 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%B0%8F%E9%BA%A6%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%80%8D%E3%81%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E9%A3%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB-%E9%88%B4%E6%9C%A8-%E7%8C%9B%E5%A4%AB/dp/4894343231

より抜粋


■昭和20年代(1945年〜)---アメリカで農産物の過剰生産、過剰在庫

 戦後日本人の食生活が急速に欧米化した裏にはアメリカの存在があった。
アメリカは昭和20年代、小麦、大豆等の過剰生産、過剰在庫が深刻化し、その余剰農産物のはけ口として標的にされたのが日本である。


■昭和29年(1954年)---余剰農産物処理法(PL480)成立。

 昭和29年、アメリカは余剰農産物処理法 (PL480)を成立させ、日本に対する農産物輸出作戦に官民挙げて本格的に乗り出した。

当時の日本側栄養関係者も欧米流の栄養学、食生活の普及、定着が必要だとしてパン、畜産物、油脂類などの普及を意図した「栄養改善運動」に取り組み、日米共同の食生活改善運動が推進された。


■アメリカ小麦戦略

 活動資金の多くがアメリカ側から提供されたが、そのことは当時も今もタブーとして長く伏されてきた。 

これを一般に「アメリカ小麦戦略」という。


■昭和30〜40年代(1955〜1975年)---フライパン運動、学校給食など

 パンの原料である強力小麦は日本では産出できず、日本人がパン食を始めれば永久的に日本はアメリカのお得意になる。

戦前まで少なかった油料理を普及させるためにフライパン運動を展開し、油の必要性を強調する栄養指導が熱心に行なわれた。

トウモロコシ、大豆は家畜のエサであると同時に油の原料でもある。
余剰農産物処理の観点から欠かせない重要な戦略であった。

学校給食ではパンとミルクが無償援助され、子供のうちから洋食嗜好の下地を作ることにも成功した。


■昭和52年(1977年)マクガバンレポート(アメリカは気が付いた)

 アメリカ合衆国政府は1977年に

『ガン、心臓病、脳卒中などの現代病は食生活の間違いで起こる"食源病"である』(マクガバンレポート)

と解明して、欧米型の食生活の改善を促した。

欧米型とは、脂肪と動物性たん白質、砂糖の過剰摂取。ビタミン・ミネラルや食物繊維の減少のこと。


■食料自給率たった四割

 「アメリカ小麦戦略」の成功で、小麦、大豆、トウモロコシの九割以上がアメリカをはじめとする輸入品。
食糧自給率は四割以下で先進国中最低。


■問題は命にかかわる

 ここまでは、食生活が変わった〜。美味しい食べ物のバリエーションが拡がった〜。程度の認識でいいかもしれない。

しかし、問題は・・・別にある。


■子供が糖尿病にかかり、アレルギー疾患が蔓延している

 問題は、欧米型食生活にともなって病気もまた欧米型となり、日本人の健康状態が非常に懸念される状況になってきたことである。

戦前まで少なかったガン、糖尿病、動脈硬化、心臓病、痛風などのいわゆる欧米型疾患は子供にまで広がり、アトピー、花粉症、喘息などのアレルギー疾患も増加の一途である。

糖尿病は予備軍を含めて1620万人にのぼり糖尿病に子供が苦しむという前代未聞の事態になってしまった。痛風患者も予備軍を含めて560万人とも言われる。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=124643&g=132107

▲△▽▼


真珠湾アリゾナ記念館での安倍総理の演説

総理は米国の寛容さを示すエピソードとして、終戦直後の食料援助に言及している。本文は
「日本が見渡す限りの焼け野原、貧しさのどん底の中で苦しんでいた時、食べるもの、着るものを惜しみなく送ってくれたのは、米国であり、アメリカ国民でありました」

である。

終戦直後の米国の援助物資はララ物資(LaRa・・Licensed Agencies for Relief in Asia(アジア救援公認団体))と呼ばれている。これによって命を助けられた日本人は多数いる。またこのララ物資が発端となり学校給食が始まったという話がある。


日本人は、長い間、ララ物資を100パーセント米国民の自主的な善意の援助と思っていた。しかしこの裏には浅野七之助氏という日系米国人の大きな働きがあった。浅野氏は岩手・盛岡出身のジャーナリスト(サンフランシスコ邦字紙「日米時報」を発刊)である。氏は終戦直後の日本の惨状にいたたまれず、「日本難民救済会」を設立し日系人に声を掛け祖国日本に救援物資を送ることに奔走した(ブラジルの日系人からも寄付を募った)。

浅野氏は、食料などの援助品を米軍に掛け合い日本に送ってもらったのである。戦後間もない頃の日本人は、これを米国の善意のプレゼントと勘違いしていた。たしかにその後、金額的に見てもララ物資は大きくなりとても日系人の寄付だけではとうてい賄えないものになっている。おそらく米国の援助部分が大きくなったと思われる。しかしララ物資の先鞭をつけたのはこの浅野七之助氏という事実を忘れてはいけない。

この話は決して米国民の寛容さを否定するものではない。米国民の対日感情が非常に悪かった時代に、米軍が日本に援助物資を届けてくれたことはむしろ画期的なことである。むろん日系ではない米国人の大きな協力もあった。ただララ物資の裏に浅野氏等の日系人の働きがあったことは戦後長い間伏せられていた。安倍総理の演説を聞き、この話を思い出したしだいである。
http://www.adpweb.com/eco/


▲△▽▼


日本の農地改革

一般的には1947年(昭和22年)、GHQの指揮の下、日本政府によって行われた農地の所有制度の改革を指す。

もともと日本の官僚の間には農村の疲弊を除くために地主制度を解体する案はもとよりあったが、財界人や皇族・華族といった地主層の抵抗が強く実施できなかったものをGHQの威を借りて実現したといえる。

1945年(昭和20年)12月9日、GHQの最高司令官マッカーサーは日本政府にSCAPIN-411「農地改革に関する覚書」を送り、「数世紀にわたる封建的圧制の下、日本農民を奴隷化してきた経済的桎梏を打破する」ことを指示した。これ以前に日本政府により国会に提案されていた第一次農地改革法はこの後GHQに拒否され、日本政府はGHQの指示により、より徹底的な第二次農地改革法を作成、同法は1946年(昭和21年)10月に成立した。

この法律の下、以下の農地は政府が強制的に安値で買い上げ、実際に耕作していた小作人に売り渡された。

不在地主の小作地の全て

在村地主の小作地のうち、北海道では4町歩、都府県では1町歩を超える全小作地
所有地の合計が北海道で12町歩、都府県で3町歩を超える場合の小作地等

また、小作料の物納が禁止(金納化)され、農地の移動には農地委員会の承認が必要とされた。

農地の買収・譲渡は1947年(昭和22年)から1950年(昭和25年)までに行われ、最終的に193万町歩の農地が、延237万人の地主から買収され、延475万人の小作人に売り渡された。

しかも、当時の急激なインフレーションと相まって、農民(元小作人)が支払う土地代金と元地主に支払われる買上金はその価値が大幅に下落し、実質的にタダ同然で譲渡されたに等しかった。

譲渡された小作地は、1945年(昭和20年)11月現在の小作地(236万町歩)の8割に達し、農地に占める小作地の割合は、46%から10%に激減し、耕地の半分以上が小作地である農家の割合も約半数から1割程度まで減少した。

この結果、戦前日本の農村を特徴づけていた地主制度は完全に崩壊し、戦後日本の農村は自作農がほとんどとなった。

このため、農地改革はGHQによる戦後改革のうち最も成功した改革といわれることがある。

一方で、水田、畑作地の解放は実施されたが、林野解放が行われなかったことから、不徹底であったとされる。

この農地改革を巡っては、施行されたばかりの日本国憲法の第29条3項(財産権の保障)に反するとして、一部の地主が正当な価格での買取を求め訴訟を起こしたが、第29条3項で言う正当な補償とは、市場価格とは異なるという解釈がされ請求は棄却された。

また、この農地改革は当事者によればナチス・ドイツの世襲農場法も範とした反共政策として意図されており、政府や GHQ もその勢力拡大を警戒していた日本共産党の力を大幅に削ぐことになった。

従来、賃金労働者と並んで共産党の主要な支持層であった水田および畑作地の小作人の大部分が自作農、つまり土地資本を私有財産として持つようになり、その多くが保守系政党に取り込まれたためである

(当時の共産主義諸政党の政策方針では集団化(農地は自給用の田畑のみがコルホーズの協同組合経営として認められ、残りはソフホーズとして国有化され、農業従事者は国から土地を借りて耕作するという形)を目指していたため)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%B2%E5%9C%B0%E6%94%B9%E9%9D%A9

▲△▽▼

旧華族没落の引き金を引いた財産税の話です。

Jcoffee さんの株式投資日誌に面白い記事がありました。
旧華族没落の引き金を引いた財産税の話です。

(2003/2/17) 華族の話

1869年(明治2年)、維新政府は大名の支配する土地と人民を朝廷に奉還させます(版籍奉還)。何の代償もなく、大名が手放すはずはありません。大名には、軍事力があります。


大名と藩士の主従の関係をどう断ち切ったか?

つまり、300諸侯といわれた大名を華族として特権を与え、藩士を士族として遇することにより、維新政府は封建身分制度の解消に成功します。
華族は、近代日本の黎明期に、こうして誕生したのです。


5摂家などの公家も同時に、華族に叙せられます。

1884年(明治17年)に、華族に対し、公・侯・伯・子・男の5つの爵位が与えられます。

当時、最高位の公爵は、徳川家、島津家(2人)、毛利家の4人だけでした。
加賀100万石の前田家は、侯爵にすぎません。薩長の藩閥政治の影響でしょう。


この年に注目されるのが、明治維新の立役者が新華族になったことです。

伊藤博文、山県有朋、黒田清隆、松方正義、井上馨、西郷従道、大山巌などは、伯爵に叙せられました。

旧華族は、新参者の新華族を嫌い、対立したそうです。

学習院は、昔は、華族学校といって、皇族と華族の子供を教育する学校でした。平民でも、財閥の子供は、特別に入学が認められました。

侯爵と伯爵は、皇族とともに、貴族院の終身議員の地位が保証されていました。伯・子・男爵についても、一度議員に選出されると、7年間は解散がありません。

華族は、80年間、日本の上流社会を形成してきたのです。
そして、玉音放送・・・太平洋戦争が終結。

1948年5月、日本国憲法の制定とともに、華族制度は廃止されます。
しかし、多くの華族を苦しめ没落させた、政府の施策は、華族制度廃止のニ年前に断行されました。

1947年(昭和21年)11月、戦後の財政の行き詰まりを打開するため、GHQの指導に基づき、政府は、「財産税法」を制定して、財産税が徴収されることとなります。
財産税は、10万円以上(今の価値に直すと約5000万円以上)の財産を保有する個人に課せられ、税率は次のとおりでした。


財産税の税率

財産額 税率
10万円を超える金額 5%
11万円を超える金額 30%
12万円を超える金額 35%
13万円を超える金額 40%
15万円を超える金額 45%
17万円を超える金額 50%
20万円を超える金額 55%
30万円を超える金額 60%
50万円を超える金額 65%
100万円を超える金額 70%
150万円を超える金額 75%
300万円を超える金額 80%
500万円を超える金額 85%
1500万円を超える金額 90%


すなわち、膨大な資産を持っていた華族達は、全財産の90%近くを税金として支払う必要がありました。戦後の混乱期とはいえ、個人財産の約9割を取上げる累進課税は、過酷だと思います。

現金で支払うか、物納するか、利息を払って延納するか?
広大な屋敷、別荘、土地、先祖伝来の絵画、掛け軸などの骨董品を直ぐに換金することは出来ません。

多くのケースで、財産が物納されました。
物納された骨董品の買い手は、日本国内には、いません。
国宝級の美術品が、海外に流出していきました。

このとき延納を選び土地を温存し、ドッジデフレ時代の資金繰りを凌いだ華族は、土地価格の高騰で大金持ちとして、生き残れたそうです。

1948年春に発表された財産税の納税番付のトップは、天皇家です。
37億4300万円を納め、残りの財産は、国有財産になりました。

秩父宮、高松宮、三笠宮を除く、11家51人の皇族が財産税を支払った上に皇籍を離脱します。彼らに対しては、わずかの一時金が、支払われますが、直ぐに底をつきます。

ある内親王は、鶏を飼い、卵の生産・販売をしたり、プラステック加工の内職をして、元軍人で失業中の夫を助けたそうです。

皇族でさえ、この状況です。多くの華族が、この瞬間に致命的な打撃を受けて、没落し、路頭に迷います。

1950年1月、絶世の美女といわれた伯爵令嬢・堀田英子さんが、戦後の成金・小佐野賢治さん(国際興業社主)と結婚します。結納金は、なんと400万円。財産税がなかったら、二人は結ばれなかったと思います。

◆◆華族達を犠牲にした財産税は、日本の財政再建と復興に役に立ちました。◆◆
http://www.asyura.com/2003/hasan22/msg/288.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/154.html#c1

   前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > DbsSfawrpEw > 100226  g検索 DbsSfawrpEw

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。