105. 中川隆[-13582] koaQ7Jey 2018年9月18日 12:48:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18619]
積み立て投資で損する人の行動パターン
含み損は苦痛なので、本能に従って売ってしまうと負けます
画像引用:https://www.matsui.co.jp/service/margin/image/img_margin_03.png
肉は値下がりしたら買う
積み立て投信はほとんど負けるリスクのない安全な投資とされているが、現実には多くの投資家が負けている。
負ける理由は「積み立て投資」を理解していないからで、損をすると解約して辞めてしまう。
リーマンショックの時Wバフェットが「肉が安ければ買うでしょう。今買いなさい」と言っていました。
安ければ買い高ければ売る、当たり前のことをバフェットのような勝者は実行していて、負け組になる人はしていない。
投信に限らず定額積み立て投資は毎月同じ金額を買うことで、安い時大量に買うことができます。
仮に半分に下落したら含み損が50%も出ているが、その時は半額で買えているのです。
下落したから安く買えるのに、多くの人は含み損に目が行って「損をしているから辞めよう」と考えて解約します。
これは行動心理学で「痛みは快楽の数倍大きく感じる」と説明されています。
50%の含み損の痛みを、50%安く買える快楽の数倍大きく感じるので、本能に従って売ってしまうのです。
こうして「高く買って安く売る」典型的な負け組投資家になってしまいます。
肉が安くなると売る人たち
証券会社の統計では積み立て投資をする人の平均継続期間は2年未満で、長続きしていない。
積み立て投資が威力を発揮するのは中期から長期なので、美味しい部分を取り損ねている。
始めるときは長期投資をしようと思っても、少し含み損が出るとみんな解約しているのです。
解約する理由はさきほど書いたように「痛みは快楽の数倍大きく感じる」からで要するに本能です。
理性的に考えているように思っても、実際は動物的本能に従って「痛いから逃げているる」だけです。
こういう人は反対に含み益が出ていると嬉しくなり、積み立て金額を増やしたりしています。
だが積み立て投資で「利益が出ている」のは「高く買っている」事なので、実はこのとき損をしているのです。
利益が出ているときに売るべきなのにせっせと買い付けて、損をしているときは安いから買うべきなのに売ってしまっています。
下げ相場で負けた人が「肉が安ければ買いなさい」さえできていれば、負けることはなかったでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/77518143.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c105