35. 中川隆[-13827] koaQ7Jey 2018年7月29日 05:59:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]
AIT LABO DAC/プリ/パワーの試聴評価
http://aitlabo.net/blog/?c=005
● DAC/プリ/パワー一体型購入者様の感想
この方の購入機はスピーカー端子のremote sensingを搭載しております。DSD1024対応です。
一体型と言ってもパワー回路はAITパワー専用機と同等以上の回路を使用し性能も引けを取りません。
プリ部の音量調節は乗算型DACを使用(アキュフェーズ社のAAVAと同様方式)ですので音痩せ、ギャングエラーは皆無です。DACチップの出力可変機能を使用していませんので小音量時の音質劣化が無く外部入力時にも音量調整できます
昨日から本製品を接続しての音出しを開始いたしました。
安定するまで数日掛かるとの事でしたが、音を出した瞬間からグレードの高い
素晴らしい音が聞こえてきました。凄いです。
CDプレーヤーからのデジタル信号を本体CH1に接続しただけです(勿論、電源とSP端子にも)。
グライコが要らないくらいのバランスです。
今日も朝から発熱の状況を確認しながら慣らし運転をしています。
取り合えず、この状態で音楽を色々聞くつもりです。どのような音になっていくのか楽しみです。
(もう、これでいいんじゃない?って感じでもありますが)
全域がスカッと抜け、今までカマボコ型の周波数レスポンスだった私のシステムが全くフラットになり、各楽器が見えるように鳴っております。
音楽がより素晴らしく感じられて、実にいいですね。この曲、こんなにいい曲だったっけ?なんて。
素晴らしいアンプ、本当に有難うございました。
リモコンの設定はもう少しあとにしようかと思っております。
2018/07/05 AM 06:41:09
● DC直結PHONOEQの購入後感想
DC直結PHONOEQを購入された方の感想です。
MC/MM切り換え、MC時は入力抵抗値を3段階切り換えられます。
この方の場合100Ω/30Ω/7Ωとしており、以下の感想は7Ω設定となります。カートリッジ内部抵抗は3Ωです。
またAIT PHONOEQはbalance回路ですが、XLR=>RCA変換すればunbalance接続も可能です。
この抵抗値は、私にすごくマッチしています。
そしてSNが一段と良く感じます。
まずハムが無い、そしてコンディションの良いレコードなら
曲間でも針音を全く感じず無音なのでソースが何なのかふと
解らなくなる様な感覚を覚えます。
DAC、プリがすこぶる快調なのでネットから落とした音源を
聴く事が多いのですがこのバランス・フォノイコライザーで
またレコードを聴く楽しみが加わりとても嬉しいです。
2018/06/23 PM 09:08:25
● DACプリパワー一体型購入後感想
DACプリパワー一体型購入者樣の感想です。
ES9038PROと有りますが、正しくはES9018K2Mとなります。
DSD1024搭載のため錯誤したと思われます。
そして本機はまさにES9038PROの音を最大限に引き出したと思います。
ジッタをよく抑えた効果かUD-503より音場と解像度がともに上がり、聴き慣れている曲を再生するとUD-503でも聞こえなかった細かい音が聞こえるようになります。
DSD1024アプコンのおかげで音の密度も前より濃くなり、特にビデオ鑑賞など音源がよくない時に効果がより感じやすいです。
広い音場でありながら密度も高く、力強い低域と明るい高域と相まって、とても豊かな音だと思います。
2018/06/22 AM 02:18:48
● スピーカーのremote sensing後感想
AIT MONOアンプでスピーカーBOX端子からremote sensingした方の感想です。
この方は今までBIWIREでスピーカーを駆動し、DAC,PREもAIT製を使用しています。
NILS LOFGLENのKeith Don\'t Goの曲で試聴しました。
音が出た瞬間の低音の空気感と弦の倍音が包み込んでくる感じは衝撃です。
一聴した感じは音を押し出しでる感じがしますが、よく聴き込むとクリアになった空間に生々しく音が浮かび上がっているのがよくわかります。
バイワイアリングよりも音質の密度、鮮度感が格段に上がっています。
もう元には戻れません。
2018/06/19 PM 08:52:37
● AIT_ES9038DACと業務用DACの比較
音楽スタジオ経営者(AIT DAC購入済み)の方複数が楽器販売店で他社業務用DACと比較試聴した結果です。
使用感につきましてですが、やはり素晴らしかったです。
今回
・Prizm sound / Titan
・AIT LABO
・RME ADI-2Pro
3つ使わせていただきました。
モニターはAnphionのOne18です。
■解像度
AIT LABO
100点
とてもフラットで解像度がとても高かったです。
RME ADI-2 Pro
100点
少々音がダイナミック寄りに再生されますが、解像度がとても高かったです。
Prizm sound / Titan
97点
フラットで、上記二つより少々解像度が落ちます。
ProToolsを使用する上でPrism soundのTaitanは必須になるので、
知人さんのスタジオで、DACはIFの中のもの、そのままを使うことになりそうです。
しかしやはり素晴らしいDACです。
2018/06/17 PM 08:46:46
● AIT PREの感想
AIT PRE AMPに簡易PHONO EQを追加装着された方の感想です。
高音質モードも搭載しました。
これまでフォノ入力のない、初期の旧型基板のAITプリアンプを使用していまして、フォノ入力付きの新型基板、高音質モードへの改修を依頼しました。
10kΩ入力、バランス接続でハイレゾ音源やCDを聞きましたが、とにかく静かで弱音が明瞭に聞こえます。穏やか音で、音楽に没頭できます。
音場が広く、奥行感もしっかりわかります。各楽器の存在をリアルに感じることができます。
高音質モードですが、たしかにより静寂な雰囲気が増し、音のディテールが丁寧に感じました。高音質モード中はリモコンや本体での操作をすることができない状態ですが、本体スイッチで解除することができます。(高音質モードは解除できます)
フォノイコライザーですが、内蔵ですので、それほど期待はしていなかったのですが、今回音の良さに一番驚きました。今までbenz micro pp1 を使用していましたがもう元には戻れなくなりました。
鮮烈で力感があり、ピアノなどダイナミックレンジの広い楽器なども本当に見事に演奏します。弦楽器やボーカルも艶やかで美しいです。今まで集めたレコードをもう一度聞き直したくなる、素晴らしいフォノイコライザーです。
まだ、新しい基板ですので、音については変化していくでしょうが、今回の改修については大成功だったと思います。
2018/06/10 PM 09:19:19
● プリの高音質化対応後感想
プリを高音質化した後の感想です。
より一層細かい音が再現される様になりました。
一聴すると、音がおとなしくなり、自然な穏やか感じになりますが、
良く聴いてみると、滑らかになっていながら、解像度自体は良くなっています。
改造前に有った、飾りみたいな音が取れる事により、今まで、隠れていた、音の素肌が聴き取れるようになりました。
その為に、楽器や声質によっては、かなり雰囲気が変わります。
ふくよかで豊かな音になり、小さな残響音なども、とても綺麗で、
楽器や人の声が持つ色々な、かすかな音色までが表現される様になったと思います。
只、飾りが取れたことにより、華やかさが後退した分、人によっては、物足りなさを感じるかもしれませんが、
自分は改造後の方がはるかに好きです。
特に、弦楽器、女性ボーカル、ドラムスのブラッシュワーク等の改善が著しいと思います。
2018/06/01 PM 09:46:51
● ES9038PRO DAC購入後感想
先日、DC直結PHONOEQを試聴された方の感想です。
ES9038PRO DACを購入されています。
DACも良いですねー。まだそれほど聴きこんではいませんが、
やはりイコライザー同様、聴き疲れがしないナチュラルな音楽が
聴こえてきます。
オーディオ機器は完成度が上がると言葉の選択が悪いですが
「普通の機器」的に感じるものが多い様に思います。
ピークやディップが穏やかで、クラシックだろうとジャズだろうと
歌謡曲だろうとすっと自然に出音する。レスポンスが良い(応答が早い)
のでしょうね。
技術的には相当難解でも結果はあっけらかんと普通に聴こえる。
しかしよく聴いていくと下から上まで綺麗に出てる。
歪感が無い。無理がない。こういう出音の機器はそんなに多くは無いと
思います。
2018/05/28 PM 08:38:10
● パワーアンプremote sensing後の感想
AIT stereo パワーアンプにremote sensing改修を実施した方からの感想です。
昨日まとまった時間が取れたので、じっくり聴きました。remote sensingはONですが、スピーカーボックスまでの配線はしていません。気のせいではなく、明らかに音が良くなっています。楽器の音が聴いていて気持ちがよく、時間を忘れて、室内楽から協奏曲、交響曲までたくさんの音源を聴き直してしまいました。既に購入したアンプに対して、開発の成果を反映してくださるというのはユーザにとって大変うれしいことです。今後も、現状に留まることなくバージョンアップの開発をしていただけることを期待いたします。
2018/05/27 AM 01:21:07
● DC直結PHONOEQの試聴感想
AIT PHONO EQ の試聴感想です。
試聴機は希望者に貸し出ししております。
仕様
MC/MM共DC直結動作(DCサーボ不使用)
入力;MC/MM切り替え、balance/unbalance入力可
MC入力抵抗可変(終端によるS/N劣化無し)
以下はお送りいただいた感想です。
早速、フォノイコライザーを試聴させて頂きました。
これは良いですね。すぐに解りました。
バランス入力で聴かせて頂きました。
ハムが無い、SN比が良い、歪がとても少ない。
なので楽曲の見晴らしが良いと言いましょうか
耳あたりがよいので疲れないです。
これは良い製品かと思います。
私も是非購入したいです。
販売開始を心待ちにしています。
もう少しお借りして聴かせてください。
AIT追記
この方はES9038PRO DACに基板差し替え更新しております。
2018/05/23 PM 09:08:25
● AITプリのさらなる音質向上
AITプリのさらなる音質対策を施した方の報告です。
今まで効果が不明でしたので一部の方にのみお知らせし音質を確認していただいていました。
複数の方が同様な評価でしたのでお送りいただいた感想を掲載します。
尚、対応ご希望の方は当方に連絡ください。
試聴機も用意しております。
この1週間じっくり毎日聴いていましたが感じるのは空間位相が正確になったこと、歪みが減ったこと、
背景が静かになったこと、低域が柔らかいのだけれど軽やかに弾む、絃楽器で弦を擦る感触が出てきたと
いうようなところですね。大編成のオーケストラ付きの合唱曲を聴くとこの変化が如実に実感されます。
58年前に録音されたエイドリアン・ボールト指揮のヘンデル メサイアをレコードの時から所有していますが、
こんなに美しい音で録音されていたとは思わなかったです。この歌手の歌はあまり好きじゃないなと
思っていた部分もずーっと聴き続けてしまうぐらいの魅力が出てきました。
プリアンプの格が数段変わりましたね。
2018/05/20 AM 05:52:29
● ES9038PRO使用DACの購入後感想
購入後2か月程度経過後の感想です。
貴AIT-DACを購入して、2か月が経ちました。
最近では、x-spdif2 からI2S接続で使用しています。
かって経験したことの無い大変美しい音楽を楽しんでいます。
2018/05/19 PM 08:52:37
● AIT PREの感想
AITプリアンプ購入者様の感想です。
この方はAITSTEROパワーとDACを既に購入済みです。
実機の導入から一ヶ月を経過しましたので簡単ですが音質等の報告をしたいと思います。
試聴時との違いは下記の二点です。
(1) 電流伝送での再生。
(2) cable類は今迄のunballanceからfull ballanceへ変更。
兎に角試聴機の時でも音場感は感じていましたが実機になると一層の音場感を感じます。
特に感じるのはnatieve DSD再生時です。
そして音の立体感はpower amp直結時には余り感じられませんでしたが、今回このpre ampを通すとそれが一層際だって感じます。
当方,pink froidの代表的アルバムであります「The Dark Side of The Moon」の2ch & 5.1ch用のDSD2.8Mhzの音源を所有しているのですがこの音源を再生しますと部屋全体が立体的な音に包まれます。
立体音を感じるのは当該アルバムだけではないのですがDSD音源には多々見受けられます。
たかがpreampなのですがこれをsystem内に追加しただけでこれだけ音源が持つ情報量を引き出すpreampは特異な存在ではないかと思う次第です。(これはあくまでも個人的な意見ですが・・・)
それは今回採用しました「電流伝送&fullballance化」も少なからず音質に奇与しているのではないかと思います。
気がつけばaitlabo製機器は,「DAC,poweramp,そして今回のpreamp」と合計3台になりました。
やはり角田氏の技術に裏打ちされた機器の音質のレベルはそのcost performanceからみたら相当のlevelではないかと
思う今日この頃です。
2018/05/07 PM 10:03:06
● ES9038DAC、AITパワー、プリアンプの試聴感想
ES9038PRO DAC、AITパワー、プリアンプ3機種同時貸し出しの試聴感想です。
状況によっては複数機を貸し出しています。
まず自宅システムでの9018と9038の比較ですが、9038の方が音が濃く
力強い印象を受けました。それでいてキレイに聞こえます。
ハッキリと違いが分かりますが、ソースによっては差が少なく感じるものもありました。
アンプもaitに変更したところ、明らかに個々の楽器の音の出方が
明確になりました。これは今回最も期待していた部分であり、今まで聞きなれた曲も新鮮な気持ちで聴くことができました。
視聴機システムの印象はフラットで特に低音は締まりがあり、自宅システムでは
ボワついていた部分がスッキリと聞こえるようになりました。
これはトレードオフで以前より迫力が減った曲もありました。
全体の感想は非常に素晴らしく、限られた時間でしたが、音楽を聴く楽しさを再認識することができました。
本当はもっといろいろと機器の組み合わせやdsd変換による違いも
確認したかったのですが、ait セパレート+dac9038(dsd1024変換)の出音が心地よく、ほぼこの組み合わせで視聴させていただきました。
なおdsd1024と無変換では明らかにdsd1024の方が好みです。
aitlaboについてはネット等で高評価を受けており、興味を持ったのがきっかけです。
Dacの性能に満足したためアンプについても興味を持ちました。
2018/03/27 AM 01:21:07
● MONOパワーアンプ購入後感想
昨年MONOパワーアンプを購入された方の感想です。
スピーカーは、ディナウディオのC4を使用しております。
(インビーダンスは、4オームです。)
MONOパワーアンプは、土日の週末のみ音楽を聞いておりますので、
100時間を超えたあたりと思います。(音も安定しました。)
使用していたアンプ(中古で購入しましたが、海外製のそれなりの物です。)
に比較し、高音の伸びと響きが圧倒的に良く、低音の制御も効いております。
音像もフオーカスが明確です。一音一音がとても綺麗で聞き疲れしません。
男性ボーカルの領域は、使用していたアンプの方が温かみがあるように
感じましたが、音質自体は、相当グレードアップされ非常に満足しています。
DAC、プリアンプ同様、驚きの性能です。
2018/03/21 AM 07:32:52
● リモートセンシングの評価
以前リモートセンシングについてお知らせし、一部の方はパワーアンプ内でセンシング動作するよう改造対応しております。
一方センシング位置をスピーカーボックスの端子に接続すればより大きな効果が期待できます。
当方でもその確認をしており、リモートセンシングするとスピーカーコードの線種による影響が殆ど無くなり音質が向上しました。
AITのパワーアンプはBTLですので、リモートセンシングした場合の回路動作は、従来と比べて安定で異常発振等は起こりません。
以下は、同じ事をお客様(B/W 802をBIAMPで駆動)に実施して頂き、その音質評価報告です。
スピーカーまでの接続により、かなり効果があります。
箇条書きにします。
・ノイズ、歪感が減り、音がよりクリアーになる。
・音像がよりコンパクトになり、定位も良くなり、結果として音場の雰囲気も良く出る。
・音の立ち上がり・立下りが良くなり、明るく、リズミカルなみずみずしい感じになる。
・静かな所がより静かになる。
・音像そのものが、平面から立体感を持った感じになる。
・ピアノ・ビブラフォーン・ギター等の響きが凄く綺麗になる。
・バイオリンの音が、滑らかになる。
・音の解像度がさらにアップするが、決して耳ざわりになる事はない。
・ボーカルの声の質感が更にハッキリと聴き取れる。
・録音による、音の違いが更に明確に判る。
リモートセンシングをoffにすると、『がっかり』 してしまいます。
もう、元には戻れません。
多少、面倒は有っても、絶対に有効です。
2018/03/16 AM 02:58:52
● AIT プリアンプの感想n
AITプリアンプの試聴感想です。
従来より音質改善しております。
詳しくは問い合わせて下さい。
以下はお送り頂いた感想です。
当方の再生システムを以下記載します。
(1) apu2c4 x 2台使いlightmpd/upnpgwのイーサーネット分離方式で再生。
(2) Nasはsynology製をリニア電源に変更。
(3) DACはaitlabo製(ESS9018S)にてDDCはUSDA_mini基板を内部でI2S接続。
(4) power ampはaitlabo製(stereo型)x1基。
(5) 接続ケーブル類は全てアンバランス。
* 音の粒子密度が一層細かく音数が増えた印象。
* 音の鮮度感が際だつ。
* 音場感が上下左右に一層拡がります。
* 音質が際だって柔らかく長時間聴いていても耳障りが殆ど無くずっと聴いていられる。
* 音質に色づけがなく原音再生に特化している様に感じます。
私は所謂PC audioと言われる再生に約8年程やっています。
windowsでの再生はsub systemでmainはLinuxでの「lightmpd/upnpgw」をOSとして家庭内LanにてNetwork再生しています。
個人的にこのPC audioは間に余り機器を挟まないで聴くというのをずっとやって来ました。
事実現在もDACからpower amp直結で現在もシステムを組んでいます。
現状これだけの機器だけでも充分に満足出来るレベルです。
今回このpre ampを通した時の音質の変化を確認したのですが上記に記載している様にこれ程変化するとは予想出来ません
でした。
特にDSD再生時の音場感では音が立体的に感じられてそれが恰も三次元的な鳴り方もする音源等もあり少々驚きました。
そして音質が柔らかいというと中高音が抜かれている感じがするのですが恐らく音の粒子が細かい為に非常に心地良い
音質に変化したのではと思います。
又よく言われる事ですが音源の良し悪しがこのpre ampを通すとより顕著にあぶり出されます。
そして今回pre ampを試聴しまして良い意味で期待を裏切られました。
ait製pre ampの価格帯で選択に悩んでおられる方は一度試聴されると良いと思います。
当該pre ampを返却後既存のシステムで再度再生しますとこれまた音が痩せている様に聞こえます。
全く同じ経験を過去aitlabo DAC試聴時にも感じました。
これは恐らくpre ampを通した場合に音数が増えた再生となり、pre ampを外したらその増えた音数が消滅する事により音が
痩せて聞こえるのではないかと思っています。
何れにしましても当方のシステムでDAC,Power Amp共ait製品になっていますが将来のバイアンプ化に備えて期待が持てる
今回の試聴でした。
2018/03/15 AM 12:37:45
● ES9038PRO_DAC購入後感想14
購入者樣の到着直後の感想です。
デフォルト設定で聞いております。
今までのDACと交換して未だ5時間くらいしかたっておりませんが、
だんだんと魅力的な音になってきております。
今までにないような音の広がりと躍動感に感激しております。
声には新しい生命が吹き込まれ、全く新しい曲を聴いているようです。
2018/03/13 PM 08:36:30
● 電流駆動と電圧駆動の比較
AITDAC,プリアンプには電流駆動機能を搭載しております。
この音質比較はあまり公表しておりませんでしたが、購入者様にお願いして評価を送って頂きました。
電流駆動と電圧駆動の比較について
数年前にプリで両者の比較をしました。
幾つかのディスクを用いました。
*マーラー7番の第2楽章、バッハ シャコンヌ等
当時の比較試聴では、
プリを電圧駆動から電流駆動に変えることによって、
以下の変化がありました。
・音場が左右、奥行きともに拡大した
・楽器の響きがよりリアルになった
DACの電流駆動/電圧駆動の比較については、厳密な比較試聴は行っていませんが、改造後のDACの音質向上は明らかでした。
2018/03/09 AM 02:06:21
● ES9038PRO_DAC購入後感想12
ES9038PRO_DAC購入者樣の着荷後1週間の感想です。
試聴機と比較がありますが、この方はAITプリとMONOパワー購入済みですので電流駆動を搭載し利用しています。
試聴機は電流駆動を対応しておりません。(他機器破損防止のため)
以下はお送り頂いた感想です。
udp-205を所有していまして、ES9038proが搭載されていますので、試聴機、購入機、udp-205の比較をしました。
udp-205は試聴機と比べるとボーカルは中央に定位するが情報量が少なく、微細なニュアンスが聴こえません。
ボーカル以外はスピーカーに音がまとわりついて音離れが悪く音の密度がないです。音場は霞んでいます。
試聴機はものすごい透明な音場で広がりの中につるつるに磨きあげた音像が第一印象です。決してキラキラになってわけではないです。
購入機は驚きました、試聴機より音の密度が上がりリアリティが凄く出て、音の分離ががはっきりしてます。
音の分離がいいことで音の奥行きが深くなっています。
あとピアノの響きが綺麗なのが印象のこりました。
知り合いのアキュフェーズマニアの人がこの音を聴いて衝撃を受けていました。(笑)
2018/02/26 PM 09:14:49
● MONOパワーアンプ試聴感想3
MONOパワーアンプを購入された方の感想です。
音が出た瞬間にのけ反りました。 DACプリパワー一体型のイメージがあったので、このプリアンプとモノラルパワーアンプの圧倒的な中高域の透明度は凄すぎます。これが部屋の空気が変わるっていう事かと思いました。低域もかなりの分解能で、いままで気が付かなかった音が聴き分けられます、あとAITLaboの DACがくわわれば滑らかさもプラスされて完璧なんですけどね。
ES9038proのDAC試聴予約したいです。
2018/02/15 AM 12:37:45
● ES9038PRO使用DAC試聴感想19
ES9038PRO使用DAC試聴感想です。
この方の感想にあるように、設置する状態によって音質が変化することは当方でも確認しております。
市販の音響用棚などを用い、パワーアンプとは距離を置いた方が良いようです。
電子部品は少なからず機械電気変換特性がありますので、良い音質で鑑賞するには振動対策は必要です。
以下は感想です。
初めに設置した際は、設置環境が悪かったせいか、
音の分離が悪く、重心も腰高になって良い音がしませんでした。
しかし、インシュレータ等で設置環境を整えると、
音の分離が格段に良くなり、音場が拡大、重心も下がってDAC本来の音が出てきました。
特に、高域の伸びと弾力のある低域に、他のDACにはない魅力を感じました。
ここまで設置環境で変わる機器は初めてで、
さらに詰めれば、より良くなるかもしれません。
それだけ潜在能力が高いDACなのだと思います。
2018/02/10 PM 09:19:19
● ES9038PRO_DAC購入後感想11
ES9038PRO使用DAC購入者樣の2週間経過後の感想です。
先日納品していただいたES9038PRO DACですが、
だいぶ音が安定してきまして、いい音で鳴っております。
2018/02/06 AM 04:12:42
● ES9038PRO_DAC購入後感想10
ES9038PRO使用DACを購入させた方の到着直後の感想です。
この方はES9018S機は継続使用しています。
昨日から鳴らしこんでいますが
やはり9018S機に比べると
音場がかなり広くなっている印象です。
音が安定するまでは電圧駆動で鳴らしてみて
それから電流駆動での音質の違いを確認する予定です。
2018/01/22 AM 02:18:48
● DAC/プリ/パワーの音質改善後感想
DACとプリとパワーアンプ全てに音質改善策を施した方の感想です。
パワーアンプはAITstereoパワーをBiAMP接続されています。
AITのクリアーな音が、さらにグレードアップして戻ってきた感じです。
音のキレが非常に良くなって、生き生きとスピーカーを鳴らしてくれます。
細かいニュアンスの違いが更に一層聴き分けられ、マイクと演奏者との距離感が以前よりも、ハッキリと判ります。
また、録音の違いも更に克明に表現される様になり、全体として非常に満足しております。
2018/01/17 PM 08:46:46
● AIT MONOパワー購入者様の感想
AITMONOパワーアンプ購入者様の購入直後感想です。
昼からずっとパワーアンプを使用しておりますが、
時間と共に音が安定してくるのが判り、鳴らし始めと
比べると雲泥の差となっています。
どこまで良くなるのか楽しみです
2017/12/24 PM 10:58:22
● DACプリパワー一体型感想
DACプリパワー一体型を試聴された方の感想です。
試聴機ありがとうございます。もう届きましたか?とてもアキュレイトな音に感動しました。
2017/12/19 PM 08:52:37
● ES9038DAC音質改良後の感想
ES9038PRO使用DACの音質改良を施した方の感想です。
S/PDIF入力での評価です。
AITDACがない間、CHORDのMo**を据置きで使っていましたが、音は全く平板で、聴く気がしませんでした。AITDACは音ではなく、まさに音楽を聴くことができ、何時間聴いても飽きることがありません。
DSD1024は音が前にせり出してくる感じでとても生々しく感じられました。私はPCMの落ち着いた感じが好きなのですが、しばらく、交互に使ってみます。
2017/12/12 PM 10:48:07
● 音質改善後感想
DAC、プリ、STEROパワーの音質改善を施した方の感想です。
改良された機器、大進化です。
自分の稚拙な文章表現力では、上手く語れないので、箇条書きにします。
・低域から高域までのすべてにおいて、音像がよりクリアーでタイトになり立体感、リアリティが増しました。
・音のキレが良くなり、その粒立ちがハッキリわかる様になりました。
・ボーカルの声の出し方など、より細かいニュアンスが感じられる様に変わりました。
・音像の分離がさらに良くなり、定位が良くなりました。
・音の出ていない所の静寂感が増しました。
・低域については、音に張りが出て、力強さが増し、より リズミカルかつダイナミックな感じになります。
・中高域の解像度が増し、よりきめ細かく再現されるようになりました。
・今まで、聴き取れなかった演奏者の動きなどの微小な音がさらにハッキリと判るようになり、驚きました。
44.1kHz、16bit のフォーマットの音とは思えず、まるでCD音源がハイレゾに変わったみたいな変化です。
正直、前回のプリの改良の結果から、この様な傾向は有る程度予測がつきましたが、これほどの大きな変化が有るとは思いませんでした。
何処をどの様に変えると、こんな風になるのか判りませんし、伺っても理解できないと思いますが、感激です。
今まででも、以前のシステムに比べ、凄くよい音だったのですが、
改めて、オーディオ奥深さを思い知らされた感じです。
大変有難うございました。
2017/12/06 AM 04:12:42
● DACの音質改善後感想
前ブログで紹介されているES938PRO DACの音質改善後感想です。
早速鳴らし込んでいますが、慣らし運転なしでも音が一段と良くなっていることに驚きました。
具体的には分離がさらに向上し、中高域の立体感と低域の制動が明確に改善されています。
これにより主旋律の裏に隠れがちな副旋律、余韻や響きがさらに分解され、音の前後感がより知覚しやすくなりました。
同時に各音の力強さも増しており、分離が良くなった、でも音がスカスカに・・・といったことは皆無です。
逆に音が濃くなって聴き疲れするのでは・・・ということも皆無です。
今回の音質改善で元々圧巻だった性能がさらに一段上に行ったかのような印象を持ちました。
9038機をお持ちの方は是非ともお問い合わせしてみることをお勧めします。
2017/12/05 AM 06:41:09
http://aitlabo.net/blog/?c=005
● 音質比較
AIT ES9038DAC購入者様がDAVEとの音質比較した記事です。
2017/12/04 AM 06:43:12
● AITプリ音質改善後感想2
AITプリの音質改善を実施した方の感想です。
プリアンプの改善していただきましたが、全く別物のような音になりましたね。
音の余韻が非常に長くなり、ニュアンスやが更に良く聴こえるようになりました。また、音の立ち上がりが鮮明で、押し出しにも凄みがあります。
まさに目の前で演奏しているような印象です。
2017/12/04 AM 06:30:36
● AITプリ音質改善後感想
AITプリ所有者様の音質改善後感想です。
これは、月並みの表現ですが、本当に一つ上のランクへ変貌しており、
プログにコメントされた方の仰る通り、音の見通しが良くなり、
ベールが一枚剥がれたようです。
特に中低音が締まり(音圧はむしろ上がり)クッキリ、高温の余韻(ひびき)も
クリアーでとても綺麗な音を奏でております。
ボーカルも定位が更に向上し、音質も心地よい語りかけているように
変化しました。
交響曲も一つ一つの楽器が、楽器本来の音を出している事が明瞭に
確認が可能で、その迫力と繊細さが際立って聞こえてきます。
一方、録音の悪いものは、良い録音との差がより明らかになり、
少し違和感を感じてしまう事もありました。
尚、上記と矛盾しますが、録音が「いまひとつ」と感じていたCDでも、
これ良いねとの再評価となるソースもあり、録音された本来の音が
さらけ出されているのでしょうか。
(あるいは、まだ、エージング不足で安定していないのかもしれません。)
何れにせよ、AITブリをお持ちの方は、是非、改良依頼をされる事を
強く推薦いたします。
2017/12/02 PM 10:04:01
● ES9038PRO_DAC購入後感想9
音楽を流しながらゆっくりと200時間強の鳴らし込みを終えましたので、より詳細な感想を送らせていただきます。
結論から言えばES9038PROを搭載したDACを検討している方は真っ先に聴くべきDACですね。
今回も長期に渡って使っていけそうな非常に良い仕上がりかと思います。
個人的な印象ではES9038PROというDACは超大規模な構造ゆえか、とにかく音が落ち着くのに時間がかかる!という一言につきます。
何故なら今回の感想は200時間までですが、今もなお音が整っていっているのがわかります。
1)差替について
実は差替にするか新規で買うかを直前まで迷っていました。
差替の際に旧電源基板と9038用電源基板で性能や音質面の差異についての質問をした所、どちらも差異はないと即答。
この回答から旧電源基板のメンテナンス及びDAC基板差替の方向で行くことを決意。
2−1)通電直後の音質
通電していきなり情報量の増大、微細な強弱、空間表現に優れた極めて立体感のある音が飛び出しきました。
この時点で9018機の基本性能を上回ったことを確認できました。
ただ鳴らし始めということもあり,この時点では高域の硬さや刺激を感じられます。
2−2)50時間後の音質
40時間を過ぎた頃に最初の大きな変化が出てきます。
高域の刺激が一気に取れ、中高域の耳あたりの良い滑らかさが出てきます。
それ以降は徐々に残響音や微細音が更に出てくるようになり、今まで気付かなかった音やニュアンスがどんどん出てきます。
ただ50〜100時間までは音質の上下が一番激しく、全体的に音が良くなったが故に些細な音質変化が耳につく時期です。
2−3)100時間後の音質
100時間を超えてくると本領発揮といわんばかりにあらゆる面で高水準にまとまってきます。
音数や分離はさらに良くなり、それでいて全ての音が丁寧に表現されます。
さらに直接音は圧倒的にコンパクトにまとまり、間接音も長く立体的に拡散するようになります。
エージングを進めた今だからこそいえますが、ここでようやく折り返しでしょうか。
2−4)200時間後の音質
150時間を過ぎたところでようやく音の性格を変えずに音が柔らかくかつ整っていきます。
細かい音の出方が100時間後から比べても格段に丁寧になりますし、硬質と思っていた部分もしっかりと柔らかい音に変わっていきます。
さらにNBWであっても豊かな余韻を感じられるようになり、Lowestであっても精緻さを感じられるようになります。
ここまでくると特定の組み合わせが正解というわけではなく、個々の好みに合わせて設定を詰めていくのが最適解といえます。
ジッタ抑圧モード、LPF設定、DSD変換といったそれぞれの設定で音が変わりますが、どの組み合わせでも素性の良さはそのままです。
9018機と比べて音が安定するまでに2倍かそれ以上の時間を要する印象ですので気長に見守る気持ちが重要。
3)DSD変換について
まず9038機のDSD変換は音数や分離を一切犠牲にしません。
最終的に9018機ではPCMを選び、その後一度もDSDに戻さなかった私が隅々までアラ探しをしたのですがデメリットらしいデメリットがありません。
その上で供給クロックが専用に切り替わるDSD1024が圧倒的に良いのです。
9018機はDSD変換こそ選びませんでしたが、いくつかのデメリットはあってもDSD128は躍動感、DSD256は滑らかさという美点があったと思います。
今回のDSD1024はデメリット無しで躍動感、滑らかさを兼ね備えた上で実在感や空気感を面で押し出すような独特の圧をさりげなく与えてくれます。
矛盾するようですがDSD変換が大幅に進化した裏でPCM再生の魅力は不変です。
9038機でも直接音の鋭さ、静寂を最も正確に描けるのがPCM再生モードだと思っています。
さらに追加されたデジタルフィルタにより更に音を詰めていけます。
どの設定を選んでも圧倒的な基礎力に下支えされていますので、自分の好みに合わせてパラメーターを試行するのも楽しみなのかなと感じます。
4)その他
AFPC:音の厚み、滑らかさに優れている。
APC:モニター的な音。音像がよりコンパクトにまとまる。
HOLD:抑揚表現が他に比べて弱いが音量を上げたときの歪み感が最も少ない。
音質変化はかなり大きい。個人的な印象では上記。
FIRf:高域の伸びが良く、バランスが取れている音。
IIRf:音像、特に直接音が剥き出しになる感じがあり、PCM再生モードでは非常に好ましい。
音質変化は全体から見れば軽微であるが肉声と打楽器で小さくない変化が現れる。
個人的に好印象だった物のみまとめています。
JT ON/OFF:ONにすると滑らかさが増すが音像が肥大する。間違いなくOFFが好ましい。
NBW:音像がコンパクトで付帯音を全て剥いだかのような精細さ。
Lowest:豊かな余韻や響きを持った上質な音。
どちらもエージングが進行するに従ってお互いの特徴を備えていきます。
先人の方々が評価しているとおり差が狭まります。自分は精緻さに優れたNBWを優先しました。
NBW DSD1024 FIRf AFPC(デフォルト)
NBW DSDOFF IIRf APC(音像の小ささ等を突き詰めた設定)
各種パラメーターを試行した結果、私は上記を使い分けています。
2017/11/28 PM 08:38:10
● ES9038PRO使用DAC試聴感想18
ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
通常F-1→Dac X-20の経路にて、JPLAY Dac Link700HzでDSDメインで聴いています。
当方の環境ではamaneroだとDac Linkが20Hzが限界で、いつもの音との比較はできなかったのですが、音の粒立ちの向上、特に音場が広くなった点が個人的に非常に好ましく感じました。
X-20は同様に20Hzにすると当方の観点では聴けたようなレベルではなく論外、700Hzと比較してもAIT Dacが一聴して上回っているようです。
700Hzで試聴できないのが残念ですが、試聴期間中に聴き込んでみようと思います。
TVにもSPDIFで繋げたのですがDSDに変換すると低音部が滑らかながらも強調された感じになり、その分音場が広く感じる反面、若干の聴き疲れを感じました。
※オーディオ用途ではDSD変換でも聴き疲れなどのマイナス面はなくプラス面のみ享受できる感じでした
DSD変換せずに聴くと全く問題ないので、この辺りも設定を変えながら試していきたいと思います。
2017/11/27 AM 01:21:07
● DACプリパワー一体型購入後感想
DACプリパワー一体型を購入された方の感想です。
AITの一体型は外部アナログ入力が可能で当然音量も調節できます。
音量調節は16bit高性能乗算型DACを用いていますので、DACチップのデジタルボリューム方法と異なり、音質劣化はありません。
パワーアンプ部はエミッタ抵抗無しの完全BTL、bias可変classA動作、remote sensing付regurator搭載の回路構成です。
デジタル入力はS/PDIF×4、USB、HDMI迄拡張できます。
以下は試聴感想です。
1.音源:CDプレーヤー
スピーカーNS-1000M
PCM→DSD変換に よる比較 をしてみました。
プレイヤーソフト:FOOBAR2000
PCM→DSD変換の変換数値が多くなるほど
色々聞いてみましたところ中高音が安定して聞こえます、
DSD変換で連続音の欠けたが部分が補間されるように思えます。
DSDによる補間の為とパワーアンプの内部のフィードバックも影響して
低域ではドラム等のインパクト的な音が力強くなってきます。
資料例
キースジャレットのザケルンコンサートの試聴ではびっくりしました。
30年近くも前にLive録音したとのことですが。
今までも聞いていましたがこの一体型のセットでは
音量を上げると強烈な音で迫ってきました。
今までにピアノだけでこんな臨場感は感じたことがありませんでした。
PCM→DSD変換1024
2.今回はPCの音源でDSD変換数値を変化させましたが、
あまり変化は感じられませんでした。
foobarがDSD変換している為でしょうか。
3.まとめ
一体になって外部の配線がなくたった為にオーディオルームがすっきりしました。
さらにDAC,プリ、メインアンプがそれぞれ進化しています。
軽量で消費電力50Wでこんな重烈な音が聞こえていいのでしょうか。
今までの常識ではありえません。 重いセットがいい音になると言われてきましたが嘘でした、
力ずくの技術だったのでしょうか。
2017/11/26 PM 09:14:49
● ES9038PRO使用DAC試聴感想17
ES9038PRO 使用DACの試聴感想です。
当方オーディオ初心者で駄耳の持ち主ではありますが、
現在所有するシステムと較べてはっきりとした音質の向上を感じました。
背景の静寂さが増して、音がほぐれて分解が増した結果、
大変聞きやすく音量を上げてもまったくうるさくないこと。
また、ウーファーが正確に動いてくれるおかげで低音が引き締まり
聞いていて大変心地よく感じました。
現行のシステムは音がスピーカーに張り付いているように鳴っていますが
上流を変更するとここまで変わることに感動してしまいました。
これは、DACよりもAMPの能力によるものでしょうか。
DSD変換は512になったあたりから急に滑らかさや力強さを感じました。
2017/11/25 PM 09:50:23
● AITプリアンプについて
AITプリアンプの音質向上策を施した方の感想です。
今まで十分な音質と思っていましたが、他社の超高級プリと比較して多少劣るとの評価を受けましたので、回路を調査し改良しました。
以下はその改良後の音質評価感想です。
購入者様でご希望の方は改修しますので問い合わせてください。
音の見透しが非常に良くなりました。
その結果、音の粒立ちがとても、クリアーになり、さらに細かいニュアンスが聴き取れるようになり、
リアリティが増しました。
気が付かなかったのですが、今までは、やはり、薄い霧のようなものが有って、それが取り払われた景色のようです。
今回の改修結果については、自分の耳で聴き分ける事が出来るか自信が無かったのですが、
かなり、大きな変化だったので、直ぐに判りました。
もしかしたら、静寂感の違いとは、この当たりなのかもしれませんが・・・
感激です。有難うございました。
2017/11/23 PM 09:08:25
● ES9038PRO使用DAC購入後感想8
ES9038PRODAC購入者様の感想です。
主にPCM音源をDSD1024に変換して鑑賞されています。
ES9018S機を基板差し替え更新しています。
音は肌触りというか楽器の細かいニュアンスを表現して、バックの楽器の
表現力も抜群なのでどの楽器に注目して聴いても大変楽しめます。
今までに経験したことのない表現力です。
持っているソースを全て聴きなおすようそそのかす能力だと思います。
2017/11/09 AM 02:06:21
● ES9038DAC、プリ、パワーの評価
AIT製ES9038PRO DAC、プリアンプ、パワーアンプを購入された方の使用後感想です。
9038ProDAC、パワーアンプ、プリアンプともに
快適に使わせて頂いております。
アンプについては様々なアンプを試してきましたが、
今はAIT様のパワー・プリばかり使っており、もうこれで
ゴールで良いと思っています。
良い品物をご提供いただき、ありがとうございました。
2017/11/04 AM 06:30:36
● DSD1024の評価
ES9038PROに搭載しているPCM=>DSD1024についての評価です。
エージングはまだ20時間前後とスローペースですが、
実は現時点でも9038機のDSD1024は高評価です。
9018機では最終的に解像度が最も高いPCMを選択しましたが、
9038機では只ならぬ滑らかさと空気感を得られるDSD1024を標準としました。
今回は相当厳しくアラ探しをしても解像度の低下等のデメリットがなく、
現時点でもDSD変換で得られるメリットのみを享受できる印象です。
以下AITコメント
AITのPCM=>DSDrealtime変換はPCM及びDSD入力をFPGAでrealtimeにDSDに変換する機能です。
受信可能なPCM,DSD信号をDSD128/256/512/1024/OFFに瞬時切り替え若しくはPON設定で使用できます。
ES9038PRO使用DACとDAC一体型プリパワーアンプに搭載しています。
LOCK外れ、異音発生等は一切ありません。
2017/11/02 PM 10:04:01
● ES9038PRO購入後感想7
AIT製ES9018S機を所有され、ES9038PRO DACへ差し替え更新された方の感想です。電源部は従来基板を使用しています。
9018機と同様に圧倒的に迅速な対応をしていただき、誠にありがとうございます。
DACに関してはいまだ通電したての状態ではございますが、
とにかく情報量が多く、微細な強弱や空間表現に優れた極めて立体感のある音です。
9018機を4年近く聴いてきていますが、通電直後から全てにおいて明確に上回ってくるとは・・・という印象です。
200時間通電した後、どういった高みに到達するのか非常に楽しみです。
2017/10/30 PM 08:50:21
● ES9038DACの試聴感想16
ES9038DACの試聴感想です。
週末でみっちり20時間以上は聴かせていただきました。
正にDSDの原器と言っていいほどの完成度だと思います。
2017/10/23 PM 09:08:25
● スピーカーのremote sensing
DAC一体型プリパワーアンプを購入され、その後スピーカー出力のremote sensing回路を追加搭載した方の感想です。
リモートセンシングの追加効果はすばらしいです。
まだ、あまり多くの曲を聴いていませんが、全体的に
以下のような印象です。
・S/Nがさらに良くなった。
・フォーカスがピシッと合った感じがする。
・楽器が生き生きとした鳴り方をする。
・バイオリン等の弦楽器のピチカートの
はじけるような感じが生々しい。
AIT追記
このスピーカー出力のremote sensingはsensing線をスピーカーの入力端子に接続することも可能で、この場合最大の効果を発揮します。(スピーカー配線材による音質差が無くなる)
また当機種はパワーアンプの電源もremote sensing しており、1Aの電流変化で1mV程度の電圧変動になっています。
2017/09/06 AM 04:12:42
● AIT プリとパワーアンプの試聴感想
AIT ES9038PRO DAC購入者樣のAITプリ パワーアンプ使用での試聴感想です。
プリアンプとパワーアンプをお借りして試聴しました。
主に sdtrans384 --- ait dac9038 ---- ait pre&power --- vividaudio k-1
のシステムでジャズ、特にecmレーベルを中心に聴きました。
うわさに違わず、素晴らしい音です。
特にプリアンプでは、今まで音源から聴けなかった、ギターアンプのかすかなハム音、
ライブ会場での食事でのお皿に置くフォークのわずかな音まで聴こえました。
正確に再生している証しですね。その解像度に驚きました。
ただ、音像があまりに鮮明なので、音源の録音の良し悪しがはっきり出て、いままで、聞き馴染んでいた曲が、少し魅力に欠けて聞こえてしまうこともあります。
パワーアンプを、真空管アンプに変えて聴いたところ、解像度が少し下がり、
真空管の柔らかな音が加わり、音楽を楽しむことができました。
聴く音楽のジャンルにをよると思いますが、人の好みに大きく左右されますね。
どのように組み合わせるか、少し考えたいと思います。それがオーディオの楽しみですね。
今回は、大変ありがとうございました。
これからも、素晴らしい機器の開発、期待しています。
2017/08/16 AM 02:58:52
● ES9038PRODACとAITプリの試聴感想
ES9038PRODACとAITプリの試聴感想です。
プリアンプは電子ボリュームの音(リレーの動作音=AIT注釈)は気になるものの、音には問題なく聴けました。
低域は元気よく鳴り、中域は大人しめ、高域が少し強めに鳴るとの印象でした。
音の味付けは殆どなく、私の好みの感じでした。
音源の録音の良し悪しがわかりやすいプリですね!
DACは繋ぎ方がわからず、ラスト3日の試聴だけでした。今使っているDACより良い事だけはわかりました(笑)
アップコンバートは面白い結果も出たりして楽しいですね。
ダイレクトのDSD再生が最後まで出来なくて残念でしたが楽しく試聴させていただきました。
ちなみに、プリにフォノアンプを乗せると価格はいくらぐらいになるのでしょうか?
教えていただければ幸いです。
今回は本当にありがとうございました。
2017/08/07 PM 10:03:06
● パワー、プリアンプ試聴感想
AIT専用パワー、専用プリを同時試聴された方の感想です。
プリ、パワーアンプとも大変気に入りました。
ヌケの良いしっかりした音で、空気感、繊細さがあり、パワーアンプだけと思ってましたが、両方欲しくなりました。
しかしながら、両方一度にとなると金銭的にも厳しいため、色々悩んでいるところです。
プリ付パワーアンプ、DACプリパワーアンプ一体型…
今回、プリ、パワーアンプ貸し出してもらって良かったです。
ありがとうございました。
2017/07/01 PM 09:46:51
● ES9038PRO_ DAC購入後感想
ES9038PRO使用DAC購入から8ヶ月程経過した方からお送り頂いた感想です。
ES9038DACを購入してから音楽を聴く時間がかなり増えました。
女性ボーカルを聞くことが多いのですが高音部がどうしても音量調整しないと聞けない事が多く音量を下げると低音に迫力が無くなり困っていました。
ES9038DACを使うようになりすべて解決しました。
腹にずっしりと響く音が好きなのですが、本当に低音から高音まで良く伸びます。
できれば、PCMのアップサンプリング機能もあったらどのように違うのか
興味を持つところです。
2017/06/29 PM 09:42:41
● ES9038DACの試聴感想15
ES9038DACの試聴感想です。
BR>デフォルト(AFPC,LPF FIRf1、JT OFF、Sy NBW、PCM→DSD1024)設定の時の感想です。
音場は高さは低めに定位するが、左右、前後には広く立体感があります。
試聴記で良く評される解像度、音数も突出する程ではないが高い水準にあります。
音質はニュートラル。現有機と比較すると、ある種の曲で聞かれるトロリとした甘い響きやデュプレのチェロの独特の響きは失われるが、(甘さや情感は、前面には出さないが、ちゃんと陰影は感じさる)、代わりに全体にわたって極めて自然な響きが得られます。
コンサートへ行くとトゥッティでのフォルテシモでも決して煩くなく空間に音が充満するが、このDACはそういう鳴り方をします。
そして、私を最も惹きつけたのは全周波数帯において時間軸が揃っていること。まるでタイムドメインのシステムを聴いているようです。
この時間軸のズレに私は敏感でCDが世の主流になって以来、ヴァイオリン協奏曲などを聴くといつも違和感を感じていました。
これまで、オーディオ的な解像度や音場感、音質とタイムドメインの両立は、私には経済的に不可能な事と思っていましたが、AITLABOのDACが初めて現実的な解決策を提供してくれたと感じました。
尚、設定の変更は色々試しましたが、私のシステムと聞く曲では上記ディフォルトが一番良かったです。
2017/06/22 AM 02:18:48
● DAC付き/プリ/パワー試聴感想
DAC付き/プリ/パワーの試聴感想です。
音のにじみがなくなり、一音々々がくっきり聞こえます。
低域については、制動が効いた弾力とキレのある音が新たに出るようになった。
2017/06/12 PM 10:48:07
● ES9038DACの試聴感想14
ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
この方はES9018S機購入後ES9018K2M機に変更しています。
やはり、予想に違わぬ素晴らしさで、感服致しました。
AIT-DACの音質・性能の素晴らしさは、これまでにも縷々申し述べて来た通りで、
今更繰り返す必要も無いわけですが、
私の環境において、正直ここまで良くなっているとは本当に驚きました。
定位・音像の確かさ、音場のリアリティ、パースペクティブの拡大、音数・音色の豊富、
これらがAIT-DACの誇るべき特長と思っているわけですが、
それらがES9018使用機よりも確実に2段階ほどは向上しているのには本当に感嘆しました。
私は過去、NBW動作による音象・定位の向上を優先して、あえて9018S機から9018K2M機に変更したわけですが、
正直、引き換えに、ごくわずかな低域と音自体の厚みを手放したことも自覚しておりました。
それが、この9038PRO搭載機では、全てが解決・更なる向上となっていたと云うことです。
本当に素晴らしかったです、有難うございました。
2017/05/23 PM 09:08:25
● AIT プリアンプの感想
この方はES9038PRODACを購入決定済みですがまだ納入していませんので、ES9018SDAC、AITプリ、パワーの評価感想となります。
すべてAITのもので
DAC プリアンプ入力1 パワーアンプ1へ
全てバランス接続としました。
真空管プリや光プリなどいくつかプリを使って
ますが、すべてバランス構成のためなのか、
アンバランスの他のシステムよりS/Nが優れて
おり、一聴して上だとわかりました。
やはり噂に違わぬ優れたプリアンプだと思いました。
2017/05/22 AM 02:18:48
● ES9038DACの試聴感想13
ES9038PRO使用DACを購入され、音質対策を施した後の感想です。
この対策は2017/1月以降購入機には全て対応しております。
未対応機所有者様にはPCM=>DSD1024更新を含めて無償で実施しておりますので問い合わせて下さい。
昨日DACが戻りまして、電源を入れた直後は音量が下がったのかと思うくらい眠たい音だったのですが、今日になってからは早く改修を依頼するべきだったと後悔する程の音が出ております。
以前の状態でも音に関しては私の聴いた範囲では過去最高でしたので、伸び代が残っているのか疑問でしたが、確かに以前よりもさらに音の分離が良くなり、それぞれの音の存在感が増しています。
以前より音量を下げてもニュアンスがはっきりと聴き取れるので耳が良くなったかのような感覚です。
基板を見ても特に変化は感じませんが、音の変化は初めてAIT機を試聴した時の感覚を思い出す程で本当に驚きました。
是非これからも音響機器の開発を続けていって頂きたいと強く願っております。
本当にありがとうございます。
2017/05/15 AM 12:37:45
● ES9038DACの試聴感想12
ES9038PRO使用DAC購入者様の着荷第一報です。
この方はオークションでAITDACを購入しこれを基板差し替えで注文頂きました。
市販のSACDPを改造しHDMI接続でSACDとCDがAITDACで再生できるようになっています。
USBでのUDA基板の再生も問題なく機能しています。
まだ2時間ほどしか聞いておりませんが、9018に比べ、更にスケール感が広がり
十分に満足できるアップグレードです。
SACDでの再生も予想以上の音質です。通常のCD再生でもHDMI経由で信号がでる
とは思っていいませんでしたので得をした感じです。
この度は、色々ご無理を申し上げ有難うございました。
これで、システムのことは考えなくてよさそうです。
2017/05/05 AM 06:41:09
● ES9038DACの試聴感想11
ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
この方はES9018S機、AITプリ、AITパワーアンプを所有しております。
1.ES9018SとES9038PROと の比較
試聴CD曲:MARI KUMAMOTO J.S BACH ピアノ
PCM→DSD変換はOFF
18Sに比べて38PROは音に
安定感があり、美しい音色に感じます、特に倍音を含んでいる音がきれい です。
倍音の位相が揃っているのでしょうか。(勝手な想像です)
はじめ38PROをPCM→DSD変換1024で比較しましたが、あまりに違うので
同じ条件としました。
2.38PROでPCM→DSD変換に よる比較
ハイレゾ音源:PCM 96k 24bit
プレイヤーソフト:FOOBAR2000
PCM→DSD変換の変換数値が多くなるほど
リアリティ、迫力及び臨場感が増します。
音が滑らかになり音の粒子がはっきりして行くように感じます。
AD変換で発生する分解能以下の違和感が無くなる為でしょうか。
片方のチャンネルだけでなく、チャンネル間位相が揃ってくる様に聞こえ ます。
周波数特性が変わったわけではなのに低音はしっかりしていきます。
また高音楽器の音像が明確になり、反射した高音の綺麗さが増します。
気になっていた音のアタック時の棘が少なくなっていきます。
あ まり参考にはなりませんが、妻に聞かせたところありきたりの言い方ですが、
オーケストラのそれぞれの楽器がまるで目の前で演奏されているかのような
素晴らしい音に心を奪われました。
2017/05/04 AM 06:30:36
● ES9038DACの試聴感想10
ES9038PRO使用DACを試聴された方の感想です。
繊細でバランスが大変素晴らしく、音ではなくて音楽を聴く、と言われる意味を体感させていただきました。
2017/04/29 PM 09:42:41
● ES9038DACの試聴感想9
ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
この方は試聴後購入されています。
試聴感想ですが、基本的にはこれまで使用していたES9018Sと同じ設定
(Async、PLL幅=Lowest、ジッタリダクションOFF、ジッタ抑圧=HOLD)
の場合には少し良くなったのかなという感じで、買い替える程では無いかなと思っていました。
期待していたNBWも、個人的にはスッキリし過ぎてAsyncモードのほうが良いと思いました。
が、NBWでジッタ抑圧モードをAPCにした時のみ全くの別次元でした。
これまで僅かに不満であったアタックのキツさが解消され、
ほぼ完全にCD再生の不満が無くなったと思います。
低音は沈みこみかつ弾力があり、ES9038PRO DACの設定はこれが正解と確信しております。
PCM→DSD変換はES9018Sの時はあまり魅力を感じませんでしたが、
DSD1024は副作用が少なく音圧感が得られ、再生するソフトによっては有効かと思いました。
ただDSD変換モードを使うとフィルタ設定がリセットされてしまうので
これが無くなると更に使いやすくなると思いました。
2017/04/05 AM 06:41:09
● ES9038DACの試聴感想8
ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
9038dac、いま使っている9018dacより一段上の音楽を聞くことができました。
音の広がりは、高域から低域まで素晴らしく、音像がしっかりしていて、
あたかも目の前で演奏してるかのようです。
普段聴く音楽が、ジャズのECMレーベルが多いので、ミュージシャン同士のインプロが手に取るよう聴き取れます。
リアルタイムでの1024DSD変換は素晴らしいです。
2017/03/27 AM 01:21:07
● ES9038PRO使用DAC購入後感想6
ES9038PRO使用DAC購入者様の感想です。
AITから9038pro使用のDACが発売された。
9018Sを使っている身としては目の上のたんこぶというか、気になるけど
そんなに変わらないだろう、とずっと自分に言い聞かせていた。
ところが、親しいオーディオ仲間が二人(一人はK2M)とも9018から9038に鞍替えし、9018を聞かなくなっている状況を目の当たりにし、これはもう買うしかないと毎日呪文のように繰り返していたら、結局注文してしまった。
人間勝手なもので、いざ買ったのだから、前の機器(9018)よりも明確な差があって欲しいと願いながら試聴した。
その願いは杞憂に終わったと言わざるを得ない。
つまり9018との差が想像以上にあったのだ!
まず、圧倒的な静寂感だ。背景が黒くなる等と表現するのが今風のレビューに
なるのか、ともかく無響室に居るのかと思うくらい音の間に静寂が訪れるのだ。
この静寂は副作用をもたらす。そう、ローレベルの再現性に圧倒的な効果を発揮する。
バイオリンの弱音の消え入るような響き、シンバルのとてつもない残響音の長さ、音の表現がまるで違って聞こえる。
そして前後の情報や奥行きも9018と大いに違う部分だ。ホログラフィックな音像がスピーカ中央や周辺に出現し、前後左右広大な音場がまるで球体のように眼前に広がるのである。こんな音はかつて聞いたことが無い!
一瞬、左右の位相を間違えたのかと思うぐらいだ。
これほどハイレベルな進化を遂げているのに更に嬉しい誤算?があった。
音色がすこぶる良いのである。中低域にエネルギーバランスの中心が備わっており、これ見よがしな高域の伸びは感じられない。実に自然でウォームな帯域バランスなのである。
以上はDSD1024モードだが、PCMモードでも上記の感想はそこまで変わらず、
もう少しストレートな感触になる。好みで使い分けるのが良いのかもしれない。
9018を使っていて、9038の出現で迷っている方が居たら是非こう言いたい。
迷っている場合じゃないです、と。
2017/03/24 PM 10:58:22
● ステレオパワー試聴感想
AITステレオパワーアンプの試聴感想です。
SP:ATC SCM100
PRE:LINN akurate kontrol/k
PW: ayre v-3
cdp:maranz sa-14s1
現行のパワーアンプとの比較ですがS/Nの良さに驚きました。
弱音時の表現力が卓越していて、音量を絞っても音が痩せません。
20万円台で購入できるアンプの音でないと感じました。
中低音に関しては量感は減ったように感じましたが、ジャズやロックのベースラインが
明瞭に聞こえ、好ましく感じられました。
音場に関しては広くはないものの、SPの間に正確に展開するようで
クラシック音楽を聞く際には、このパワーアンプの美点が顕になるようです。
発熱は現在使用中のアンプに比べると大したことはありません(ほのかに温かい程度)
使用中クリップすることなく日常的な音量では十分なパワーです。
大変コストパフォーマンスに優れたアンプだと感じました。
2017/03/23 PM 09:08:25
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=30
● ES9038DACの試聴感想7
ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
ESS9038PROの感想としましては、
9018Sよりさらに音が前面にでてきて、低音の力強さも増しており
かつ、滑らかな印象です。有難うございました。
2017/03/20 AM 05:52:29
● ES9038PRO試聴感想
掲題の試聴報告とAITステレオパワーの感想です。
S機のときも感動しましたが、ES9038PRODACは、さらに大きな改善を感じました。解像度が上がり、音場も広がりました。また、バイオリンやピアノの音色がさらに美しくなりました。
いろいろなDACを聞いてきましたが、このDACは圧倒的です。
使用システム
B&W802SD、エソテリックA-02orAITlaboパワー、AITlaboプリアンプ
パワーアンプ:
試聴させていただきありがとうございました。
こちらも、以前聞いたバージョンからだいぶ変わったと感じました。
具体的には、解像度と静寂感が向上していました。
2017/03/13 PM 08:36:30
● DSD1024の感想2
ES9038PRO使用DACをDSD1024に更新した方の感想です。
当初バグがあり十分な音質になっていませんでしたが修正した後の評価です。
尚、DSD1024への更新及び改修は暫くの間無償にしております。
DAC改良して頂いてから10日程経過しました。
音は、もう落ち着いています。
DSD1024の音ですが、以前から滑らかで聴きやすかったのですが、わずかでは有りますが、華やかになる色付けがあり、
曲によっては少し耳障りに聞こえる場合もありました。
今回の改良では、それが解消され、DSD OFF から DSD1024 まで統一されたナチュラルな音色で、1024へ向かっていくほどに、音の粒が小さく滑らかになり、
分解能、定位感が向上し、高域まで綺麗に伸びて、より聴きやすくなりました。また、音場も三次元的に広くなった気がします。
改良前に、DSD OFF では長時間聴いて無いので、確かな事は言えませんが、DSD OFF の時でも音の改善が見られ、音のにじみが減り、上記と同じ様な傾向を感じました。
全体として、改良によりかなり音が変わり、その変化というか進化に驚きました。
正直、「一体何をしたのだろう??」 と言う感じです。
とにかく、嬉しい大きな進化です。
2017/02/22 AM 02:18:48
● DSD1024の感想
先日お知らせしましたPCM=>DSD1024変換の感想です。
最初に音を出した瞬間から、驚きました。
余分な付帯音がそぎ落とされた感じで、音像は小さく、音がこの上なく滑らかになり、とても聴きやすくなります。
だからと言って、解像度が下がったり、響きが減ったりと云う訳では有りません。
音の出ていない所の静寂感が増すので、定位はさらに良くなり、空間に音が『ポッ!』 と浮かびます。
録音の良し悪しに関わらず、全て聴きやすくなると思いますが、かといって録音の差は確実に描き分けます。
128→256→512→1024とこの傾向が強くなりますが、1024は圧巻です。
特に録音の良い、女性ボーカルを聴いた時は、その実在感に圧倒され、本当に鳥肌が立ちました。
とにかく、聴きやすくなるので、曲によっては刺激が足りなく感じる時もあるかもしれませんが。
その時は、DSD変換をOFFにすれば、音に迫力が出ますが、やはり、高域が伸び切らずに、少しつぶれた様に感じます。
最終的には、音源・好みによって使い分けは、有りだと思います。
とにかく、1024の効果は絶大です。
ES9038PROというチップは1024で本当の実力を発揮するというか、その為に作られたのでは・・・
と思ってしまいました。
以下はAITのコメント
最近DSD512/DSD1024 対応と記載されている記事を散見します。
DSD信号はDSD64/128/256のままでSCK周波数のみDSD512/1024(22.5792MHz/45.1584MHz)相当に変更して動作するかの様にありますが、この場合特性はDSD64/128/256となりDSD512/1024ではありません。
AITのDSD512/1024は、PCM(DSD)入力を512/1024倍(22.5792MHz/45.1584MHz)のΔΣ変調しDSDとして出力しています。
2016/12/23 PM 09:08:25
● ES9038PRO使用DAC購入後感想5
AITのDAC/プリ/パワー(Biamp)を購入されています。
以下はES9038PRO使用DACとパワーアンプの音質改善後の評価です。
まず、パワーアンプの改良後の感想ですが、
・低域の量感と力強さの増大には、目を見張るものがあります。
・ノイズフロアーが下がったというか、無くなった様に感じます。
・音像の芯が安定して、定位が向上しました。
・定格出力は、変わらない筈ですが、パワーアップした様に感じられます。
今回の改良は、凄い効果です!!
AIT−DAC9038PROについては、今まで使用していたES9018Sとの比較になります。
・全体的に解像度が向上して、定位が更に良くなりました。
・低域の量感・質感が改善。
・解像度が増したにも関わらず、聴きやすく、芯のしっかりとした力強い音になり、相対的にES9018Sが、線が細く、神経質に感じられます。
・音の出方が、非常にスムーズで滑らかになった。
・PCM-DSD変換については、DSD変換した方が明るく感じれられますが、PCMのすっきり感も捨てがたくソースや好み次第だと思います。
こう書いてしまうと、面白くもなんとも無い感想ですが、現状のシステム全体としての感想は次のとおりです。
一聴すると、チョットおとなしくなった感じがしたのですが、それは、歪やノイズが激減し、刺激的な音が出なくなった為で、非常に解像度が高いにも関わらず、
音の肌触りが、とても滑らかで、神経質になりがちなバイオリンの高域なども、破たんする事無く、最後まで綺麗に伸び切り、感動的です。
また、定位感も格段に向上し、ひとつひとつの音像が手に取る様に解り、且つ、力強くて切れの有る低音の出方が素晴らしく、音の厚みがハンパでは無い。
残響音の響きが良くなり、音数が多く幾重にも重なり合っていても、見事に再生してくれる。音の見通しが良くなり、冬の澄み切った景色の様です。
改造して頂いた、SACDプレーヤーからのDSD再生などは、マスターが違うのかな?と思うほどの激変です。今まで、少しきつく感じられた箇所なども、
非常に綺麗に再生される様になり、気持ちよく音楽に浸れる。
ES9018Sを初めて聞いた時は、これでDACはOK!と思いましたが、数年の年月が流れ、9038PROとなり、改めて技術の進歩を実感しました。
そして、ここに来て初めて、CDのフォーマットを、真にきちんと再生出来るDACに出会った気がします。
改めて、角田さんの技術力には敬服致しました。
一般的に、良くも悪くも『アナログ的な音』、『デジタル的な音』などと表現されていますが、AITのシステムで聴く音に対しては、アナログとかデジタルとかの括りによる表現は、
もはや存在しない気がします。
只々、『有りのままの音楽』がそこに有る気がします。
2016/12/09 AM 02:06:21
● ES9038DACの試聴感想6
ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
試聴した感想としては、最初から皆さんの言われるベールの剥がれたという言葉の意味がわかります。
個人の印象では低域から中域の音を非常に分厚く感じました。
困ったことに、これまで投資してきたスーパーウーハーなどは、本機を用いれば不要というくらい低域がハッキリ聞こえます。
もし、これらかオーディオを始める友人がいれば、本機を最初に買うべき機器として、そこから各種の機器を追加するほうが、結果的にコストがかからないと言いたいです。
私の部屋では、本機のパフォーマンスを生かすにはアンプからのスピーカまでのセッティングや、部屋の音響についても手を入れないとダメとも感じました。
しかしながら、次期購入のDACの本命であることは間違いありません。
最後に、試聴機に電源ケーブルが付属しておらず慌てました。
考えてみればメーカー品ではないので付属しないほうが当然かもしれませんが、私のような慌て者が他にもいるかもしれませんので、電源ケーブルについては付属しない旨を試聴機を貸し出す際にお知らせると良いかもしれません。
(以前は添付していましたが、返却されないことが多くありましたので現在は添付していません、AITコメント)
ちなみに私はスーパーウーハー用のプロセッサーのケーブルを流用しました。つまり上記の「低域から…分厚い」という感想はスーパーウーハー無しでの感想です。
それくらい、力強いです。
2016/11/27 AM 01:21:07
● ES9038PRO使用DAC購入後感想 4
ES9038PRO使用DACの購入者様の感想です。
この方はAIT DAC(2機種)、プリ、パワー(BiAMP使用)を購入されています。またSACDPはHDMIケーブルでAITDACに接続しSACDをDSD64として再生できるようになっています。
9038pro DACを1週間以上連続運転させて、エージングしじっくり聞きましたので、SACDPとあわせて感想を報告します。
9018sと比較してびっくりしたことが、音の定位が今まで以上にはっきりしたことです。低高音域の濃さと躍動がさらに良くなり、目の前のカーテンが取れた感じで、予想以上の進化と感じました。
これはSACDP(定価20万クラス)をプリアンプに直接繋げた場合と9038pro DACに通した場合を比較しても同様に感じ、DACやSACDPトランスポートとしての性能の高さとリーズナブルな価格は9018sと同様に非常にお得です。
またDACとは別ですが、SACDPのフロントUSBを外して音質向上を行った改造でも大きな音質向上を確認でき、大変満足できました。
機能面では、所有している9018Sや以前所有していた他メーカ(DA-06)と異なり、ネットワークプレイヤーによるUSB再生でDSDや各々の周波数のPCM音源を組み合わせても、切り替え時に音切れなくスムーズに切り替わる点が非常に気に入りました。
他にもリモコン操作が非常に便利です。
(リモコンはAITプリ用と共用できます、AIT追記)
2016/11/22 AM 02:18:48
● 試聴機貸し出し
現在ES9038PRO使用DAC試聴機は比較的待ち時間が少なく貸し出しできます。
またAIT プリアンプ、パワーアンプ等も用意しておりますのでホームページからメールにて申し込み下さい。
往復の送料(送付時着払い、返送時元払い)のみの負担で1週間程度貸し出ししております。
2016/11/21 AM 07:32:52
● ES9038DACの試聴感想5
ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
現在使用中のAITDAC-ES9018Sとの比較試聴になります。(ヘッドホン環境)
最初に結論から書きますと、ES9018Sから確実に音質は向上しています。
特にわかりやすいのが女性ヴォーカルのソプラノ部分で、分解能及びS/Nの向上によりES9018Sとは比べ物にならないぐらい音の粒が細かく滑らかに、そして深くなっており、最初一音目が鳴った瞬間はちょっとびっくりしたぐらい高域の質感が美しく生々しくなっています。
ES9038の全体的な傾向は大よそES9018Sの延長という感じですが、高域部分だけはES9018Sとはちょっと別な質感に変化しているように感じたりも。
AITDAC9038独自の機能面では、当方のES9018S機にはなかった液晶ライトのON/OFFが出来るようになっていたり、各種設定が簡単に記憶できるようになっていたりと痒いところに手が届く仕様に更新されていました。
リアルタイムのDSD変換は変換無しのPCMの方が音像がくっきりと出て音離れも良く好みでしたが、ボリュームを上げた時はDSD変換した方が迫力があってこれはこれでありかなとは思いましたが、音響特性的には無変換のPCMの方が優れているとES9018Sの頃から思ってたりします。
当方は現所有機のES9018Sでは今は無変換でしか使っておりません。
※試聴機器※
ヘッドホン:ベイヤーT1-1st(バランス改造)、HiFiMAN HE1000
CDプレイヤー:Simaudio MOON Neo 280D
DAC:AIT ES9018S(所有機)、ES9038PRO(試聴機)
ヘッドホンアンプ:Simaudio MOON Neo 430HA
2016/11/19 PM 08:52:37
● ES9038DACの試聴感想4
ES9038PRO DACの試聴感想です。この方はAIT ES9018S DACを購入されています。
ES9018S DACと比較しての感想です。
STAX SR-009ヘッドホンでの試聴です。
高音域の歪み感が減り、
特に女性ボーカルが自然で聴きやすくなりました。
低音は解像力が上がり、ジャズやロックのベースラインが
はっきり聴き取れます。
再現できる周波数レンジが低い方に広がり、
電源が強化された影響か、重低音の迫力が増しました。
サンサーンス交響曲第3番「オルガン付き」では、
9018S DACではうまく再現出来ていなかったオルガンの重低音が聴き取れます。
すぐにでも基板をアップグレードしたいところですが
高価なものですので、来年以降で考えたいと思います。
9018S DACも十分クオリティの高い音がしますので。
2016/11/01 PM 09:46:51
● ES9038PRO使用DAC購入後感想 3
ES9038PRO使用DAC購入者様の感想です。
バーンイン40時間での試聴感想です。
@全体的に音がおとなしくなったと感じました。無音部分が本当に無音に感じられ、SNが良く付帯音が少ないと感じられました。高音から低音まで音が整理され、特に低音は音のボヤつきが無くなったことにより中低音が明確に聴こえるようになりました。
A音の立ち上がりが良くなりました。バックロードホーンスピーカーの宿命ですが、低音に締りがなくポップス音楽等の再生が苦手でしたが、低音がすっきりと立ち上がるようになりかなり改善されました。
B音が繊細でスッキリとした表現になりました。シェリングのバッハ無伴奏ヴァイオリンを聴いたところ、弦は繊細ながらもキツイ表現とはならず艶がありヴァイオリンの音色がリアルに再生されるようになりました。
C音像に奥行が感じられるようになりました。聴くソフトによって違いますが、今までと比較して音場の見通しがよく奥行感が増し、より立体的に再生されるようになりました。
・Sync/Asyncの差についてですが、我が家の再生システムにおいては、ポップス音楽等についてはSyncの設定の方がスッキリと再生されて好ましく思え、クラシック音楽の弦の響き等はAsyncの方が滑らかに再生されて好ましく思えました。
・PCM⇒DSD変換については、PCMのままでも十分に良い音で再生されており、DSD変換の方が滑らかに再生されるものの、好みの問題であると感じました。
・リモコン付のものを購入したのですが、非常に便利であり購入される方にはリモコン付をおすすめします。
このDACを導入して一番驚いたことは音像の奥行感・立体感が出たことでした。繊細な音と高解像度も気に入りました。バーンインがこれから進んでいけば更に音質の向上が見込めるのではと期待しています。
2016/10/17 PM 08:46:46
● ES9038DACの試聴感想3
ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
この方はAIT製ES9018SDAC/プリ/パワーを購入されています。
ES9038PRO DACの試聴機が届きましたので、現在使用しているAIT製ES9018 DACの上に置いてAITプリアンプとは、バランスケーブルをつなぎ変えて聴き比べてみました。
なお、プリの出力はCR型のチャンデバを経由してAIT製パワーアンプと自作アンプで3WAYスピーカーをドライブしています。
最初ボーカル曲をいくつか聴いてみると、あまり違いが分からなかったのですが、
「モーツアルト K218」、ムターのバイオリンで聴いてみると、実にみずみずしい音で細部まで聴こえます。
そこで、次々にクラシックのアルバムを聴いてみましたが、今までに比べて、特に細かい低音が良く聴こえるようになり、生演奏の雰囲気が増します。音のバランスも下がって聴こえます。
ボーカル曲を少し大きな音で聴いてみると、今まで聴こえなかった表情や環境音まで聴こえることが分かりました。
JAZZ演奏物でも、細かい音がより良く聴こえ小さな音量でも楽しめます。
ES9018 DACに戻すと、線が細くなり、高域が少しうるさい感じになります。
ES9038PRO DAC を使うとCDの音源が、ハイレゾに近づくような効果が有るようです。
次にリモコンでボリューム調整を行ってみましたが、細かな調整も出来、なかなか便利です。
ES9018 DACを購入して、まだ3年ですが、技術の進歩と音の進化に驚いていま
す。
2016/10/13 PM 08:36:30
● ES9038PRO使用DAC購入後感想 2続報
前回掲載した、購入者様の続報です。
結論から言いますと、昨日くらいから、前回報告の内容が全域にわたってさらにワンランク滑らかに、温かく、アナログのような音になってきました。
以前は、音を聞いていたように思いますが、 AIT DAC導入により、音楽を聴くことに集中できるようになったと思います。
ジャズやフュージョンでは、その曲の躍動感に
感動し、自然に体が動きます。大満足しています。
「DSDを直接入力時L/Rが入れ替わっていた様ですので、DIPSW操作で正常にした後の評価です(AIT追記)」
ここまで来ますと、 PCMの音は、明るさ、シャープさがありますが、 DSDではより滑らかで落ち着いた音で、シャープさは若干落ちるものの、低域の量感、躍動感とのバランスが良くアナログのような音になりますね。
もちろん、PCMのままでも十分満足できるレベルで、 AITDACの実力の高さがうかがわれます。また、 PCMを DSD変換すれば、まさに DSDの音になり、私にははっきりとは区別がつきません。
とにかく、どんなデータでも音楽を聴く楽しさ、感動を感じられます。
2016/10/05 AM 06:41:09
● ES9038PRO使用DAC購入後感想 2
ES9038PRO使用DAC購入者様の感想です。
いままでのセットで、音楽を聴くことに対し、かなり満足できるレベルにあると自負していました。
しかし、 AIT DACの導入により状況は大幅に向上しました。
まずは、全域で情報量が増え、解像度、臨場感が大きく向上しています。
高域は、耳障りな刺激が一切無くなり、艶のある、柔らかい音で、しかし、シャープさも失っていません。
低域は、ふくよかな量感があり、温かさを持ちながら弾むような弾力性を感じる音で、しかし、濁りも無く、特にウッドベースの音程も他の音に埋もれることなく聞こえます。
全体として、今までは、高域での耳に対する刺激や低域の濁り、よどみが所々感じられて、音楽に没頭できなかった部分のありましたが、そういうことが無くなり、音楽そのものを楽しめ、かつ、演奏者のテクニックや各楽器のアンサンブルの綺麗さも楽しめるようになりました。
とにかく、圧倒的な音質、解像度の向上で、他の方の試聴結果からある程度予想はしていましたが、それ以上で驚いています。
しかし、まだ、トータル通電時間は30時間程度ですから、数日後にはどこまで更なる向上があるのか楽しみです。
コストパフォーマンスに圧倒的に優れた DACであることは間違いなく、超高額の DACも多くなってきている中、 角田さんの設計、開発能力に感謝するとともに、AIT DACが世の中に広まっていって欲しいと思います。
試聴せずにもかかわらず購入決断したこと、まったく正解でした。
2016/10/01 PM 08:46:44
● ES9038DACの試聴感想2
ES9038使用DACの試聴感想です。
この方はAIT ES9018S使用DACを既に購入され、
ヘッドフォン(HD800)で試聴しています。
音の輪郭が明瞭になり、ステージが20%ほど広がった印象を受けました。
この効果により音の分離がよくなり、音量を上げても耳に痛くないです。
以前では音源のピークに音量をフォーカスしていましたが、新作DACではステージの大小を操作する印象のためと感じます。
あまり変化を感じない打ち込み系の音源を除く、以下全ての音源で良好な結果です。
クラッシク〜現代音楽〜電子音楽〜ジャズ〜ロック〜ファンク〜民族音楽
※年代:1940~2000年くらいまで
※フィールド録音の優秀盤、DSD音源、リマスターを優先
一番驚いたのは、グールドのリマスター音源のピアノが美しくなりました。
ソースのLPから取り切れないヒスノイズがかなり抑制され、ピアノの輪郭がはっきりしました。これは音楽が楽しく聞けるどうかにかかわる非常に重要な変化です。
他にもチュードアのヴァリエーション2のようなピアノフィードバック装置をコンタクマイクで取ったリアライゼーションはその暴力的なノイズの迫力、単音のマテリアルの造形美などを十分に鑑賞させます。
この時点でES9018 DACより買い換える方向は決定的となりました。
海童道祖のフィールド音源も素晴らしいものでした。
道祖の吹定前に聞こえる換気扇の位置が右斜上の方向にしっかり定位しました。
法具をして実践する修行の一貫から到達された前衛哲理の世界観はオーディオとして冷静に鑑賞するよりも、哲理実践の深浅をうかがう作用を確かめることに重点が置かれていました。
しかし、このDACでは道祖の吹上が美しく聞こえてしまう現象を体験しました。
前衛哲理の世界では「音を切る」という境地があり、音を聴かせぬことが親切となる場合が多くなるの常です。
その意味でこのDACは道祖の吹上でさえ鑑賞できてしまう稀有なものと感じました。
2016/10/01 PM 09:46:51
● フォノイコライザーの感想
以前、MCフォノイコライザー製作のブログヲ掲載しましたが、
その評価が届きましたのでお知らせします。
CDみたいな音、、、アナログの音を表現する手法としてよく用いられる文節である。
言われた方がどう思うかは別として、誰もがシャープネスでレンジの広い所謂”良質なデジタル”
な音を想像するに違いない。
アナログオーディオを極めようとしているのに、結果としてデジタルな音に近づけていることに矛盾を感じるが、デジタルオーディオの世界では、相変わらずアナログな音(滑らかさ)に近づけようと躍起になっている。両者は永遠に交わることは無いが、互いに意識し続ける存在なんだなと思う。
さて、今回AITから単体のフォノイコライザーが出来たとの知らせを受け、自宅試聴をさせて貰える
機会を得た。
筐体はいつも通りの通称AITサイズ。液晶パネルは無く、代わりにLEDが付く。左右二個のスイッチは左がバッテリーチャージスイッチで右がアンプ動作スイッチである。
そう、このフォノイコライザーはバッテリー動作が可能なのだ。
バッテリー動作時間は約3時間程だが、チャージしながらAC駆動することも可能。チャージ中はLEDが赤く点灯、バッテリー動作中はLEDが青く点灯する。
基板のディップピンでインピーダンスやゲインの調整が可能だ。
回路構成はフルバランスなのでフォノケーブルの改造や専用品が必要。尚、出力はアンバランスも備えてあるので様々なプリアンプに対応出来る所は嬉しい。
自分のアナログシステムだが、デノンのDDドライブターンテーブルとオーディオテクニカのMCカートリッジという極々オーソドックスな布陣だ。
フォノケーブルは専用に用意し本機に接続、これにアンバランス出力でプリアンプに送り込む。
勿論きっちりチャージしたのでバッテリー動作である。
さて、、、、
一聴して耳を疑った、、、その音はAITのDACに恐ろしく似ているのだ!
レコードの溝の複雑な山谷を針でトレースして紡ぎだすまごうことなきアナログ音が常用しているAIT9018Sの音とそっくりなのだ。
これは一体どうしたモノだろう、恐ろしく静寂なバックに突如として浮かび上がる音像、広大な音場の中で縦横無尽に動き回る楽器達、、、、
まさに前述したCDみたいな音、いやそれ以上と言える。
デジタルのハイフィディリティにアナログの安心感のようなモノが備わったというか、とにかく
今までの常識では考えられないアナログサウンドである。
次世代アナログとでも言っておこうか。
これはバランス出力にしても変わらず、アナログシステムからのフルバランスの恩恵が得られる。
特筆すべきはS/Nの高さである。アナログなんだから物理的に80dBもいかない筈なのに、聴感上は
120dBくらいありそうなのだ。
こんなフォノイコライザーは今まで聞いたことが無い。
レビンソンのテフロン基板使用の高級機や国産の物量投入の高級機等を使ってきたが、ここまでの
凄みを出してくるフォノイコライザーは無かった。
間違いなく現在購入出来るフォノイコライザーの中では最高の性能を持った機種の一つと言えるだろう。
2016/09/24 PM 10:58:22
● ES9038DACの試聴感想
ES9038PRO使用DAC試聴機の試聴感想です。
<試聴環境>
スピーカー B&W803D3
プリアンプ ジェフローランド シナジー2i
パワーアンプ ALTEC1569A改
NAS DELA N1A改
ネットワークプレーヤー マランツNA8005
<試聴感想>
N1A→USB→AIT DAC
@音の輪郭が鮮明。特に低音部分の彫りが深いです。
A立体感がある。奥行が明確。音の分離が良い。特に大合奏の書き分けが明快。
Bピアノがきれい。
C女性ボーカルちょっと色気がない。
DしょぼいUSBケーブルでも結構音が良い。
N1A→LAN→NA8005→AIT DAC
@マランツっぽい音になる。当然NA8005よりグレードは上がる。
A女性ボーカルちょっとだけ色気出る。
ケーブル等々の問題がありますがUSB接続の方が生っぽい感じがしていい音でした。
全体的に非常に魅力的な音でした。特に大編成の曲はものすごく見晴らしが良かったです。
大変貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。
2016/09/20 AM 05:52:29
● ES9038PRO使用DAC購入後感想続編
前回9/5掲載方したからES9038PRO使用DACの感想続編が届きました。(( ))内はAITコメントです。
9038PRO DAC感想 続編
最初にこのDACから出て来る音を聴いた瞬間、『おぉ!』と感じるものがある筈。
もしそうでない場合はあなたは「縁無き衆生」なので解散して宜しい。
以上報告終わり! 帰ります! 廻れ右。サッ サッ サッ サッ・・・・
>でお終いにしたいところですが、これだとエージング後の音はどうなった?という声が聞こえて来そうなので、蛇足ながら、
間に10時間の電源断時間を除いて通算通電150時間強での感想。
何しろ音が滑らか。このDACの感触をビロードに例えれば9018Sはシルク、K2Mは木綿という位の差が有ります。
そして歪み感が更に減って弦の高域に感じられた所謂デジタル臭さと云われたものはないですね。
チェロが艶めかしく鳴るようにバランスを取ると、バイオリンが得てして耳に付く様になりがちなんですが、このDACではそれがなくどちらも絶妙な鳴り方になります。所謂高域をロールオフさせてバランスを取る必要が無い。高域は何処までも抜け切って伸びているのですがこれが馥郁たる響きを持って鳴るのです。
録音してCDに入れた時点ではこの音が入っているので再生する側で細工する必要が無い。
このポイントだけでもこのDACの存在価値があると言えます。
これが9038PROチップのお陰なのかAIT DACの技術なのかは未だ私には判りません。後続の他社製のDACが今後出て来た時の比較が興味深いです。
このDACはデルタシグマ型の欠点と云われたものは解消しているのではないかと思います。
ES9018Sの時から云われていた解像度が高いと言う事についてですが、9038PROでは更に分解能が上がって各楽器の鳴っている音が明瞭になります。
言葉面で分解能が高いと聞くとモニター調で味気ないどうたらとか、音楽性がこうたらという一知半解の言説が連想され勝ちなんですが、実際にこのDACで起こっている現象はこういう連想と全く逆なんですね。
ブランデンブルクの6番は私の好きな曲で何百回聴いたか判りませんが、CaffeZimmermannの演奏ではヴィオラとヴィオラ・ダ・ガンバ2台が通奏低音をバックに主題を繰り返しながら追いかけっこしていくのですが、左からのヴィオラの響きと右からのヴィオラ・ダ・ガンバの響きが空間に於いてアンサンブルを形成し渾然一体となって得も言われぬ響きで空間を満たすのです。
ヴィオラも素晴らしいのですが、この漂うようなヴィオラ・ダ・ガンバの柔らかい響きはこのDACで聴くと幸福感に包まれます。
脈略無く次のテーマに行きます。
エージングに関してです。最初エージング時間と共に変わる変化量は今迄の経験から予想するより余り大きいものでは無かったです。
しかし150時間経った今の時点で最初の鳴り方と較べると、矢張り歴然と激しく変わりました。何が違うかというと感動のレベルが違います。
今の時点では50年前に録音された音楽ソースを聴いてもその美しさに、響きの深さに心がのめり込んでいきます。
私が1週間前までに使っていた9018SDACはNoBandWidthでも再生可能で (24秒に1回スクラッチノイズが入りますが^^)、それでLowestとNBWを比較すると、その差は凄まじく有って9038PROのNBWに多大の期待を持って待機していたのですが、9038PROで今回 Sync(NBW)とAsync(Lowest)を比較するとSyncモードの音が随分と良くなっていてSync/Asyncの差は予想した程大きくないですね。と言うより端的に言って差は非常に小さい。
しかしながら矢っ張り違いはあります。
編成の小さな曲を普通の音量で聴いている限りAsyncの方がむしろ高域のしゃくれた感じがあったり、全体に美しい響きがあって聴いてて楽しいと感じます。
しかし、編成の大きな曲や4,50年ぐらい前に録音された古い音源を音量を上げて聴くとSyncの方が中低域から低域に掛けての良質な下支え感があって無駄な響きも付加されずこちらの方がまともだと思えます。Asyncの方は歪み感によって味付がされて(結果として)響きが載って良い音に感じるという事のように思えます。
でもこれは聴く音楽のジャンルや好みもあって好きな方を選択する話に帰着するのでしょう。
DSD変換機能とかありますが、必要ないです。44.1k/16bit で何の不足もないです。
私の9018SDACは1週間前までは最強であるという自信があったのですが、過去1年に亘って常時通電の火を守ってきたCLKも落として電源群も全部外して外してしまいました。
AIT 9038PRO DACのみ常時通電状態にしました。
最後に感想ではなく事実経緯に関して書き残しておきたいと思います。
私の機体では最初、Async=Lowestモード時は曲間でミュートが1秒弱問答無用で掛かり従ってトラック間移動の時間がそれ以下の場合頭欠けが起きたのですが、その後これはソフトのバグと分かり修正((従来は0.7秒=>fs変化で0.2秒,その他切り換えmax0.3秒になります))して今はこの問題は解決しました。ネットで取りざたされている事もあり「頭欠けは無いですよ。」と言うことをこの際念を押して起きます。
ES9018SをきっかけにDAC環境は可成り変わりましたが、更に5年経過して今ES9038PROの出現で又歯車が廻ったと思います。
嘘か誠か知りませんが、旭化成の新DACチップも良いと言う評判があるようなので、仮に本当だとしてガチで競争が発生すれば明るい展望が開けるかもしれません。
2016/09/11 AM 01:28:16
● ES9038PRO使用DAC購入後感想
ES9038PRO使用DAC購入者の感想です。
この方はES9018S機にデュカロンを使用して高CNクロックでTP,DACを同期動作させています。
また先日AC社のES9038PRO使用DAC,TPの試聴会に参加しました。
以下はAIT製ES9038PRO使用DACにS/PDIF入力しての感想です。
昨日9/4午前11時に基板が到着し、あらかじめ準備してあった外装加工済みのケースに組み込みました。ディスプレイの装着やレギュレータの組み付け等いつもより大変な思いで若干のトラブル込みで最終的に20時30分作業完了、音出し開始。
エージングスタートにもかかわらず今迄と違う雰囲気。通常最初の200時間は色々音が変化(特に帯域バランス)するので真の姿は最初は判らないものですが、これは明らかに別物の次元で鳴り始めました^^。 今現在通電してから20時間弱で、この時間帯は通常は一度変なバランスで鳴る時間帯なんですが実に馥郁たる響きで感動的な音楽を奏でています。
私は例の9018S基板に9038PROを載せ替えた試作版を無理遣り借りて、自宅で自分のDACと切替比較試聴しました。その時は、18Sから38PROの変化で大きく良くなった事は実感したものの、うーむしかしこんなもんかなー、と思って酷評の感想と共に返却しましたがこの本番用になって全く別次元に生まれ変わりました。
特にアナログ回路のGNDパターンを新規描き直し、回路的にも大幅に強化された部分の寄与が相当効いているようです。この感想文の最初の方で書いた〈トラブル〉というのはオリジナルから私の場合若干変更してアースの落とし方をするのですが、この部分をミスってその結果、最初の音出しでは『?試作機と大して変わらないな』という感想を持ったのですが暫くしてその配線ミスに気付いて修正した結果、椅子から転げ落ちるような音が出て来たのです。そのミスをすると回路機能的には大雑把な話 IV回路は試作機に近い形になるので成る程と納得した次第。
NBWとかDSD変換とか音量変化とか面白い話に色々気付きましたが、詳細な感想は改めて100時間又は200時間当たりで書こうと思います。
もし今の段階でAITのこのDACを購入しようという方がおられるなら、ぜひとも『リモコン付き』のオプションにした方が良いですよ、ということを取りあえず言っておきます。色々便利です。
このDACの素晴らしい内容にふさわしい外観を、と言うことでAIT支給のタカチ謹製ケースに外装を施したので参考に添付します。シャンパンゴールドで仕上げてみました。デジカメがしょぼく、室内撮影なので色温度が若干低めですが現物と色は略同じに出て居ます。機械強度的には変わらないですけどね^^;; 取りあえず音出し優先という事でディスプレイ部にはスモークのアクリルパネルが入ったり、リモコン受光部LEDやパワーインジケータ用のLEDが未実装(写真は後日掲載します AIT)ではあります。
最後になって書き忘れていた部分を追加しておきます。トラポとはSPDIFの同軸接続、ケーブル等は取りあえずそこいらにあった安物の既製品。さりげなく100Vのコンセントを差し込んだだけと言う状態での結果です。
2016/09/05 AM 06:41:09
● パワーアンプ試聴報告15
AIT stereoパワーとプリを同時に試聴された方の感想です。
試聴後パワーアンプを購入頂きました。
感想を以下に転載します()内はAITのコメントです。
DACにD-07X、アンプにアキュフェーズのE460、スピーカーにB&W CM9を使用している者です。音質向上のために、セパレート化、バイアンプ化を考えておりましたが、リビングのラックに十分なスペースがありません。そこで今回、薄型だが音が良いというネット上の評判が気になり、AITのプリアンプ、ステレオパワーアンプを試聴させていただきました。
1.AITプリアンプ+E460パワー部
E460のPRE INはアンバランス接続になります。E460プリメイン使用時に比べて、明らかに音が明瞭に聞こえるようになりました。
2.D-07X+E460パワー部 直結
1とほぼ同じです。DACでのボリュームは音質劣化があるとも言われているようですが、D-07Xの場合は32bit処理のせいかそれを感じません。(処理が32bitでもDA変換実力は20bit程度ですのでこれはありません)逆に、直結と比較しても音に劣化が感じられないAITプリアンプは優秀と思いました。
3.D-07X+AITパワーアンプ直結
1,2に比べて、さらに音の鮮度、生々しさが増したように感じます。残響も美しい。2と3を交互に聴き比べようと思ったのですが、明らかに良かったので、ずっとそのまま聴いてしまいました。ベートーヴェンの交響曲第2番の第3楽章冒頭、交響曲第3番の4楽章冒頭など、オケがトゥッティで鳴るところが混濁せず、ティンパニも歯切れよく聴こえて好ましいです(アーノンクール/ヨーロッパ室内管の演奏で聴いています)。
また、アルバン・ベルクによるベートーヴェンの弦楽四重奏を聴いていても、強奏部が耳障りになりません。例えばラズモフスキー第1番の第2楽章。E460で聴いている時には、音量を上げると弦の音がトゲを持ったように感じられて心地よくなかったのですが、AITのパワーアンプではそのようなことはなく、心地よく聴けました。心地よく味付けしているのではなく、自然に生々しく心地よいのです。こういう音を、歪のない音というのでしょうか。
AITのステレオパワーアンプの購入を決意いたしました。今回お貸しいただいたステレオパワーアンプは、最新の音質改善策が入っていないものと伺っています。いったいどんな音を聴かせてくれるのか、今から大変楽しみです。
2016/08/09 AM 02:06:21
● パワーアンプ試聴報告14
AIT STEREO パワーアンプの音質評価感想が届きました。
この方は当初よりAIT機器を使用され、技術的にも判断できる方です。文中記載のreguratorはAITとしては4種(TR型、TR型remote付き、OPA型、OPAremote付き)作製し音質評価しました。
制御素子は全てNchMOSFETです。
以下が記事の抜粋です、( )内はAITのコメント。
最初のヴァージョン、即ち出力段のレギュレータなしのものでも超広帯域、低歪みであって、完全バランス、クラスA動作、BTL構成というアンプの理想形の力は圧倒的で、特にスピーカに対するアンプの支配力/制御力が特筆ものだなと感じました。
その後モノラルパワーアンプのリリースとその試聴結果から得られた知見をステレオ版にフィードバックして、出力段にレギュレータver1(TR型)が挿入され、出力廻りの実装や受動素子に若干の変更も追加されました。
これにより低歪み、音の分解能と密度が上がって音の厚みが増えました。
今回のver2(OPA型remote付き)はレギュレータの精度を更に上げるため、MOSFETをドライブする段をTrからOPアンプに変更し、リモートセンシングが追加されました。
ver2になっての音の変化の傾向はver1と全く同じですがその量的変化量がとても大きい。
ver1の時の音の密度が更にムヮーと2倍ぐらいに増えます。音楽ソースに同期して電源/GNDにノイズが乗って高域成分が潰れて再生されていなかったところが、今回ノイズが>なくなったためにちゃんと再生出来るようになり空気感とか響きの部分が音として鳴るようになったのだと思われます。
例えば弦楽四重奏を聴いた時センターのチェロと右側のビオラの間隔が2m位に今迄感じていたものが、その間隔の隙間に空気が埋まって間隔が1m位に小さくなりその分奥行き感が出て音の密度が上がった分、音の厚みが出てくる感じ。
直感として納得出来る変化の仕方なのです。
歪み感に関しても明らかに減っていてver1では2時ぐらいのボリューム位置まで上げるとさすがに歪み感が感じられ、それ以上は滅多に音量上げませんでしたが、2時の位置は標準の位置になりました。
もっと具体的に分かる別のケースを挙げます。Cafe Zimmermannの演奏でドンキホーテというオペラコミックの曲が出ていますが、この曲はメゾソプラノの歌手が大きな声でシャウトするところが数カ所あって、そこで今迄音が割れていたのですがこれが破綻しなくなりました。
音が割れたとしてもそう言うものだと思っていればたいした問題ではないのですが、今迄破綻していたものが破綻しなくなるというのは不安要素が一つ消滅したと言うことなので精神衛生上は矢張り影響あります。
パルス追従性能が上がったという証左です。
2016/08/01 PM 09:46:51
● ES9038PRO使用DAC感想
先日ES9038PRO使用DACを試聴頂きその感想が届きました。
ES9018S基板を改造してES9038PROを搭載しておりますが、現在新規に基板を開発しております。
以下が感想です。
9018から切り替えて音だしした瞬間から、その音の純度と細やかさに驚きました。
細かく観察すると、大きな変化点は3つります。
一つは、中域の付帯音が減り膨らみが9018に比べ抑えられて、スッキリとした音色に変化したこと
これはDACアナログ出力の高周波が大幅に減っている、その影響もあるんでしょうか?
二つ目は、解像感とSNの向上。
リモートセンシングにパワーをしたときも感じた変化に似ていますが、分解能が上がり情報の粒がぎゅっと小さくなり、圧倒的に繊細になりました。何も音がしない瞬間と、暗騒音がある瞬間の描き分けが更に素晴らしくなりました。
そして3つ目は、音の立ち上がりとたち下がりの鋭敏さです。
立ち上がりたち下がりが鋭くなり、非常に歯切れよくなります。
特に低音の変化が顕著で、立ち上がる低音の力感が力強く、なおかつ波形が崩れずに再現されるような輪郭のスッキリ感があります。
また先程のSNの良さにも関係しますが、なにも音がない時と打楽器の立ち上がった瞬間とのダイナミックコントラストが素晴らしく、まるでアンプの駆動力が倍増したかのような鳴りっぷりでした。9038は、DACの出力電流が9018に比べ何倍かになっているということでしたが、この変化はその点も関係してるんでしょうか?
アンプに注ぎ込まれるDAC出力の低音の成分がエネルギーに満ちており、素晴らしい躍動感でした。
ソースとしてはボーカルやクラシックはスピーカーを変えたような奥行感と静かな鳴りに感動しっぱなしで、唯一ロックだけは少し大人しい、音像がスッキリとしすぎて勢いが減ってしまっていましたが、素晴らしい音に感激しました。
尚、この内容は以下のURLに詳しく記載されていますので参考にして下さい。http://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/2092437.html
2016/07/30 PM 08:50:21
● ES9038PRO使用DACの評価第一報
ES9038PRO使用DAC試作機の評価が届きました。
通電時間が殆ど無いにも拘わらず、ES9018S/K2M機の音質を超えているようです。(同時に3機種を比較しています)
高域が柔らかく、透明感があり、ゆとりがある印象でさらに高級機にふさわしい音質の様です。
2016/07/25 PM 09:50:23
● パワーアンプ試聴報告12
AITDAC、プリアンプを既に所有しており、AIT stereoパワーアンプをさらに2台購入されBiAMPで使用されている方の感想です。
この方の購入機は最新のOPA,remote sensing型reguratorを搭載しております。
100時間程エージングが進みましたので、感想の方をご報告したいと思います。
環境としては、スピーカーに805sd、dac,プリアンプはAIT製を使用。パワーアンプの比較としては、
@L-550AX
AAITステレオアンプ1台
BAITステレオアンプ2台(左右別バイアンプ)
すべて電流駆動で比較しています。
まず、@とAの比較ですが、出力は同じ20W8Ωはずですが、高域、低域の伸びが大分Aの方が全然良い印象でした。
しかしBは圧倒的で、@やAは霞んでしまいました。Bは高域、低域の伸びだけでなく、中心に音が集まり、重心が下がり、定位が大きく改善しました。
以前、比較したことがあった同価格帯以上のプリメインアンプでこれほどまで、音質を改善することはできなかったので、大変満足しています。
2016/07/13 PM 08:36:30
● 試聴感想130
DACを試聴後、直ちに購入された方の感想です。
早速視聴をはじめて、現有機との比較をしようと交互に視聴しようとしましたが
音質が非常に違うため現有機に切り替えてもすぐにAIT機を聞きたくなり
楽しく音楽を聞きいってしまい比較検討の余地はありませんでした。
非常に優れた製品を提供していただきましてありがとうございます
大変満足しております
末永く良品を創りだしていただきたいです
音質について
◉楽器が楽器らしい音で鳴り、生演奏を感じられます
楽しくなかった楽曲でも楽器の表情を楽しめるようになりました
◉音楽を聞いていて眠気を誘われることが多くなったようです
生の演奏を聞いていてウトウトすることが有るのですが
それを再現しているのかもしれません
◉艶のある高域でキラキラと言うよりはツルツルという印象です
それでいて耳につく音は一切出てきません
◉引き締まった低域で膨らんでしまうことはありません
打楽器、弦楽器の表現が良いです
◉分解能に非常に優れています
声、楽器の表現力が素晴らしいです
◉購入後1週間たちました
3時間、3日後とだんだん開いてきています
まだ試聴機ほどの高さ、表現が出ていませんが今後が楽しみでもあります
機器について
◉飾りっ気はありません 所有欲を満たすものではありませんが
音質を気に入ってるせいでしょうか、レーシングマシンのような
余分なものはいらない、ただポテンシャルを発揮するための外装を纏った
機能美とも思えるようになってきました
操作も電源を入れてトグルスイッチを上下に動かして設定するだけで
後は音楽を楽しむだけです
2016/06/01 PM 09:46:51
● 試聴感想129
ES9018S搭載DACの試聴感想です。
色々な音源を試聴させて頂いたのですが、一貫して感じた音の歪みの少なさに感銘を受けました。
そのおかげか音数が多く重なるパートでも音が潰れたり混濁した塊にならず
全ての音を見通しよく聞き取ることができ、以前はあまり好きではなかった音源でも
印象が随分と変わり楽しく聴けるようになったものが幾つか出てきました。
またジャズのウッドベースの音の生々しさがとても印象的でした。
普段使っているDACでは、漠然とベースが鳴っていることしか感じることができないのに対し
AITのDACでは個々の楽器の音色の差や奏者の弦の弾き方の癖まで聞き取ることができます。
音の切り際や余韻の残り方など、スピーカーは同じにも関わらずDACだけでアーティキュレーションがここまで改善されるとは思っていませんでした。
2016/05/30 PM 08:50:21
● 試聴感想128
AIT製DAC購入後、パワーアンプ(プリ機能付き)を購入頂いた方の感想です。
*購入から一ヶ月以上経過して音質もだいぶこなれて来ましたのでimpressionを送らせて頂きます。
(1) speakerを通して出てくる音がsilkyというか柔らかく耳に心地よい。(所謂歪感を感じない)
(2) 以前使用していましたE社のPower ampが押し出し感が強いのとは全く正反対の音質。
(3) 音が柔らかい為に聴き疲れがありません。(女性のVocal物は本当に鳥肌ものです)恐らく歪みのなさから
来る音質ではと思います。
(4) 音質は柔らかいのですが,低域も十分な音が出ます。
(5) 音の重心が低いにも係わらず音場感が一層増して細かい音が良く聞こえます。
(6) DACを変えた時にも感じたのですが音質の粒子が兎に角細分化されて様に感じます。
又今回このAmpを導入して一層音質が「silky touch」に変わったのが感じられます。
長時間聴いていても聴き疲れが本当にありません。
(7) 当方DSD再生には主に「SACD」をiso化してそれを「scarletbook」というsoftで「DSD64化」して聴いて
います。がAit製「DAC,Amp」は良くも悪くもこのSACD化された音源の善悪を顕在化させてくれます。
本当に素晴らしい機器構成だと今回改めて感じた次第です。
2016/05/26 PM 09:14:49
● 試聴感想127
4年前に当方DACを購入された方の、mclk45M、DSD512対応に更新後の感想です。
マスタクロックの変更で一番感じたのは、定位感の向上です。録音にもよりますが、
オケの中のソロがまさしくピンポイントにソロとして聞こえます。
DSD512変換すると、これになめらかさが加わります。
4年前に購入したDACが、買い替えることなく、音質向上でき、非常に感謝しています。
2016/05/25 PM 09:50:23
● 試聴感想126
ES9018K2M使用DACの感想です。
この方はES9018S搭載DAC機を購入済みで、DAC基板のみを差し替えて試聴しています。
連休中に、友人宅でゆっくり試聴させていただきましたが、
その高音質に全員感心しておりました。
私個人としても、角田さんのお話の通り、
今回の方がさらに良い音になっており(エージングによるものと思われる)、
具体的には、NBWで、現使用中のES9018S機よりも一段と音のにじみがなくなっており、
音が磨かれ純度が上がった印象です。
したがってピアノの響きの消え行くさまなど、実に見事です。
またそれに伴い、当然、音像のリアリティ、演奏空間の再現性なども向上しており、
一層迫真のプレイバックに唸るばかりです。
ちょっと悔しいですが、K2M機の方が優れていると、私は感じました。
2016/05/14 AM 05:01:32
● MJ誌
本日発売のMJ(無線と実験)誌
2016/6月号にES9018S搭載DACが紹介されています。
型名AIT-DACzn1は販売協力店zionote様の命名ですが、機能性能は変わりありません。
角田郁雄様と柴崎功様が評論しておりますので、
興味のある方は御覧下さい。
2016/05/10 PM 09:19:19
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=60
● パワーアンプ試聴報告11
AITモノパワーアンプの試聴感想です。
お送り頂いた2通をまとめて掲載します。
1回目
試聴機(モノパワー)の音のよさに驚きました。
プリ同様に音の鮮度感が高く、また中音から高音域の
SNと情報量、透明感は特筆モノでした。
現在、私がつかっているアンプはかなり強力な電源部を
もっており(1600VAのトロイダルトランス) さすがに
余裕感みたいなところや低域の沈み込み具合はそちらに
分がありそうですが、全体的にはAITアンプとくらべると、
どこかもっさり感があり、総合的には音楽の躍動感で
AITアンプがはっきり勝ると感じました。
2回目
アンプとDACをご返却して、手持ちのアンプに戻して
セッティングも見直してかなりいい感じで鳴ってはいるものの
AITアンプの自然でさりげない切れ味の鋭さにはおよばす、
どうやらAITアンプは私が一番大切にしたいところをズバリ
ついているようです。
これは買い換えるしかないと改めて確信しました。
2016/05/03 AM 05:23:30
● パワーアンプ試聴報告10
前掲載の方のAIT STEREO POWER試聴報告です。
先日DACをアップグレードした為今までと若干帯域バランスが違うようで最適なスピーカー位置を探すのに少し苦労しましたが
一言で言うと素晴らしいアンプだと思います。
また改めてバージョンアップのDACの凄さを感じました。
この価格帯でこの音が手に入るのはDAC同様本当に価値があると感じます。
下から上まで全く自然な誇張感のない落ち着いた優しい音でオーディオ的な解像度や分離といった領域は完全に超えており、結果として音楽そのものに没頭でき、指揮者や演奏者が意図したものを感じ取る事ができると思いました。
音質については最高点と思います。個人的には文句をつけるところはありません。
分離された音が再度ハーモニーとなり音が幾重にも重なるクラッシックはホールの音にまた確実に大きく近づきました。
素晴らしく手に取るように生々しいジャズ、歌い手の微妙な声の変化も余さず伝えてくれるボーカル等々、
ここまで表現できるのか!といった印象です。
残念だったのは個人的にはパワーが足りずスピーカーを駆動しきっていないと感じるところがあった部分です。
あと望めるならもう少しゲインが欲しかったです。
(当方のプリのゲインを絞ったセッティングになっているため)
多分モノパワーを使えば解決するどころがさらに高みまで到達
する事が可能だと感じました。
音質は私が今使っているアンプよりも勝るとも劣る事はありません。
もう少しスピーカー位置等を追い込むとAITのアンプのほうが良いかもしれません。
今回スピーカー位置をかなり追い込みましたが、もう少し調整した後、モノアンプに挑戦したいと思います。
2016/04/30 PM 08:50:21
● 試聴感想125
購入後4年程度経過したES9018S機を2回目の更新でDSD512/PCMfs384kHz対応した方の報告です。
この方はSACDPを改造しSACDをDSD64としてAITDACで再生しています。
DACに二回目のバージョンアップを施していただきました。
SACDフレーヤーからDSDのビットストリーム入力です。
DSDはダイレクトでの試聴です。
音だしをして数秒で、グレードが上がった時に感じる、あのゆったりした音を聞いた時に
これは、、、と思いましたが、予想以上の違いに正直衝撃を受けました。
音の分離、音の鮮度、解像度、空間の広さ、音の濃さや陰影、微妙なテンポの違い空気感など今まで録音が余り良くないなあ〜と思っていたCDが激変しました。
その場に居合わせたかのように、ステージや指揮者の張りつめた緊張感がひしひしと伝わってきます。汗が飛んできそうな勢いです。ホントに凄いですね、、、
あの音の先にまだこんな音が出せるのかと思うと、驚く以外にないです。
次にDSD256と512と切り替えて聴いていきますが、個人的な印象だと128はPCMに近い印象、そして512と上がっていくほど、まろやかな自然な音になっていく感想です。
何ていうか突っ張ったところがない自然な音です。安らぐ音です。
良い例かどうかわかりませんが、ダイレクトの時は指揮台の後ろで聴いているような鮮烈な音、512は二階の中央で聴いているような良い意味での馴染のある音の出方になりました。
で、皆さんの感想とは違って私はダイレクトの音がとても良いと感じました。何と言っても鮮度がいい!
これは、CDでも同じです。CDの場合は盤によってPCMが良かったりDSD変換が
良かったりとありますが、総じて変換しないほうが鮮度が高いキレのある実体感の強い音がします。
ただし、これだけ音の出方が違うと厳密にはスピーカーの位置も変えないと本当のところの実力はわからないと思いますし1日聞いただけの感想ですから参考程度にしてください。
今回はダイレクトの位置が、今の私のシステムに合っていた。という事かもしれません。
またHDMIケーブルを変えたので、その影響も多少あるかもしれません。ただダイレクトと
DSD変換は同じケーブルでの感想ですからケーブルの影響はそれほど大きくはないと思います。
どこがどう変わったから良く私は分かりませんが、全体として性能が底上げされた印象があります。
もしかしたらどこかにあった組み付け上のボトルネックが解消されたのかもしれません。
とにもかくにも、ここまで性能アップですから超満足です。
既に何年も使っているのに、わずかな金額でアップグレードしてもらえる、、、それも凄まじい性能アップを伴って、、、本当に貴重であり、感謝です。
アップサンプリングなしのDSD128や256を是非聞いてみたいものですねえ〜。
本当にありがとうございました。
2016/04/18 AM 12:02:25
● 試聴感想124
ES9018S使用DACの試聴感想です。
●AIT DACの音質について
1 解像力、ダイナミックレンジ、SN比、歪率などの基本性能が高い。
2 音の情報量が多い。音の密度感、厚みがある。
3 全帯域フラットで癖がない。かなり低い周波数の低音もはっきり聴き取れる。
4 音に力感、エネルギー感があり、音楽に躍動感が感じられる。
1音1音に存在感がある。
5 微細な音も再現されており、オーケストラの複雑な音のテクスチャーや弦楽器の質感がはっきり聴き取れる。
6 クラシック、ポップスともに各楽器の音色の違いが表現される。
7 クラシックでのホールの響きや、ポップスのライブ録音の雰囲気が伝わってきて聴いていて気持ちがいい。
今回AIT DACを試聴させていただき、
今まで聞いていたCD音源にこれだけの情報量が
はいっていたのかという驚きがありました。
普段は意識しないような倍音や、
超低域まで再現されているようで、
音楽自体の表現力が2段階くらい上がった印象です。
ラヴェルや坂本龍一に代表されるように音楽家はメロディーの背後に複雑な音符を重ねてテクスチャーを作り、様々な音色を組み合わせることでオリジナリティーのある音楽をつくりあげます。
なのでDACやアンプで色付けせずに、音楽家が意図したそのままの音で聴きたいのです。
とにかくすばらしいDACだと思います。
お金持ちのオーディオマニアなら100万円でも買うのではないでしょうか。
現在国内有名メーカーの30万円クラスのDACを使用していますが明らかにAIT DACの方が実力が上でした。
2016/04/11 AM 01:28:16
● パワーアンプ試聴報告9
STEREOパワーアンプを高音質化改修を実施した方の感想です。
改造されたパワーアンプですが、想像以上の
効果がありました。これまででも満足していましたが、
家に持ち帰りシステムに繋げて音出しした瞬間に
前よりもより澄んだ音になり、フワッと拡がる音に
感動しました。
DACだけでなく、パワーアンプも購入後に安価に
バージョンアップしていくというのは
オーディオマニアには堪らないです。
今後も楽しまさせていただきます。
2016/03/24 PM 10:58:22
● STEREO パワーの音質
以前公表しましたSTEREO パワーのさらなる音質改善を施した方からの感想です。この方はAITパワーを2台使用しBiAMP接続しております。
バージョンアップ後、最初に聴いた瞬間、解像度がアップした事が感じられました。
音像の奥行き方向の定位が良くなり、中高域の表現力がより一層増しました。
低域のパワーがまして、より躍動感がでるようになりました。
角田さんのおっしゃるとおり、最初はギラギラした音で疲れましたが、
4日目位から大分落ち着きました。
3週間ほど経過した現在の感想は、
今回のバージョンアップは、新製品に匹敵すると思えるほどの効果です。
全域に渡って、解像度のアップが認めれら、さらにノイズフロアが一段と下がり、
低音域押し出しが強くなっていながら、中高音の響きがとても豊かになり、
音像が一層リアルに感じられます。
以前の状態でも、これ以上何を望むのだろう?・・・と思っていたのですが、
今の音を聴いてしまうと、まだまだ改善の余地があったのだ・・・
こうなってしまうと、モノラルを4台使った、音も聴いてみたくなってしまった。
まぁ、先立つものが無いので無理なのですが
人間とは、実に欲深い生き物なんだなぁ〜
2016/02/28 PM 08:38:10
● 試聴感想123
2012年にES9018S使用DACを購入され、この度最新の仕様に更新された方の報告です。
AITは仕様追加、音質性能向上策を公表した後、既販売機種についてもできるだけ搭載できるようにしております。
本ブログの方のDACは3年以上前に購入ですが、機能更新の外に電源コンデンサ、OPEAMPも変更し最新仕様とほぼ同様になっています。
以下は感想です。
DACが届きました。改修されたDACで音楽を聴くと、改めてこのDACにして良かったなと思いました。
言葉ではうまく言えませんが、音楽を楽しく聞くことができます。
USBの方はまだ聞いていません。エージングでどこまで音が良くなるのか楽しみです。
2016/02/02 PM 10:04:01
● MONOパワーアンプ試聴感想2
MONOパワーの試聴感想です。
これまでも試聴頂いておりましたが、回路的に検討不足の箇所があり十分な特性が出ておりませんでした。
基本性能は2015/07/13掲載ブログ内容と同様です。
ようやく原因が把握でき修正した状態のアンプを購入頂きました、その評価感想となります。
同様仕様に修正した試聴機を用意しております。
第一音が出た瞬間に部屋の空気が変わったのが分かった。
傾向としてはステレオ機の音に近いのだが、低域に骨格のようなモノが現れ、最低域まで深く沈みこむ。
かといってゴリゴリとは違う弾力性のある豊かな低域である。
音離れが抜群に良く滑らか且つ丁寧な音だ。
ステレオ機には無い厚みやパワー感も兼ね揃えている。
圧巻は高域で更に木目が細かく、微粒子感を超えて水分でも含んでそうな極めてフレッシュな音がコンプレッションドライバーから弾け、空気と混じったように聞こえる。
その空気の混じりようが怖いくらいに自然で、今までのアンプとは根本的にに違う音である。
うまく表現できないが、アンプによる音の変化量を超えてしまっているのだ。
よくある表現方法として、スポーツカー比較にF1カーを持ってきたような、、、、つまり規格外の存在としてF1カーを持ち出すことがあるが、それに準えばF1カーではなく戦闘機を持ってきちゃった感じである。
確かにアンプだが他と同じアンプとゆうカテゴリーに入れてはいけない気になってしまう音なのだ。
次世代アンプとでも言っておこうか。
ステレオ機の単なるハイパワー版とは思えない、恐ろしく完成度の高いモノアンプの誕生だ。
このアンプを手に入れてしまうと、他のアンプは個性を楽しむ為の道具に成り下がってしまう。
自作アンプもレベルが違いすぎて自作する意味すら分からなくなっている所だ。
それまでは市販アンプに無い所云々で自作してきたが、本物のプロが作った極上アンプには全く勝ち目が無いようだ。
ここまでの音を出すアンプを40万/2台以下で手に入るのはガレージメーカーならではの有難さではないだろうか。
普通に考えたら、FPGAで制御してるハイテクアンプなんて出したら100万以上はすると思うが、、、
AITはやはりDACで名声を得た会社であることは間違いないが、モノーラルパワーアンプは、DAC以上のエポックメイキングな製品であると同時に、最も他社製品とかけ離れた性能と音を持つ製品だと思う。
自作アンプを楽しんでる方や、海外ハイエンドアンプ等を使っている方にも是非聞いてもらいたいと思う。
そしてこのモノアンプを使って初めてフルAITシステムがその能力を発揮し、桁違いのサウンドを味わえると思う。
次世代オーディオシステムの完成である。
2015/11/28 PM 08:38:10
● 試聴感想122(S/K2M)
ES9018SとK2M機の同時試聴感想です。
尚、複数機の同時試聴は可能な限り対応しますのでご希望の場合問い合わせて下さい。
・試聴音源
アーノンクール指揮/ロイヤル・コンセルトヘボウ
ベートーヴェン交響曲第2番 第2楽章
9018K2M 搭載機は、低音がよく出ており、音もはっきりしているので1分43秒付近でオケがトゥッティで鳴るところなどが大変立派に聴こえます。初めは聴き映えするK2Mがよいなと感じていたのですが、落ち着いて聴いてみると冒頭の弱奏は9018S搭載機がうっとりするほど細やかで品があり、比較すると9018K2M搭載機は弦楽器の音がわずかですが毛羽立って聴こえます。映像に例えるならば、少しアパコンが効いたような感じでしょうか。トゥッティの部分でも、9018S搭載機の方が、各楽器の音がホールの響きで一つのオケの音にまとまる様子がよく感じられ、実際のコンサートホールで聴く音に近いです。
まとめると、私のアンプとスピーカーとの組み合わせにおいては、9018S搭載機の方が繊細で品があり、ゆったり鳴るのでこのような曲では私の好み、でした。もっと柔らかい音のアンプ・スピーカーとの組み合わせでは違った印象になるかもしれません。
D-07Xとの比較ですが、解像感や透明度は若干御社DACが上回ると思います。D-07XにはDDCや電源のノイズ対策、外部クロックなどいろいろ対策をしているせいか、期待したよりも差が開きませんでした。より上のクラスのアンプ・スピーカーであれば、さらに違いが感じられたのかもしれません。
D-07Xへの外部クロック入力なしの場合は、御社9018S搭載機の方が明らかに良かったです。
2015/11/24 PM 10:58:22
● AITプリの感想
AITプリ購入者様の感想です。
まずこのプリアンプを使用して感じたことは、低域と高域の伸びがスッキリしたことです。これはご試聴機でも感じたことですが、音に角がない感じで、所有しているプリメインアンプ590axやE470のプリ部と比較しても、一聴して音の変化、進化がわかりました。
他のプリアンプと比較しても、十分遜色無く、環境によると思いますが、E社のプリアンプの音の傾向に似ている感じがしました。非常にコストパフォーマンスに優れていると思います。
2015/11/21 AM 07:32:52
● ES9018SとK2M機の感想
ES9018SとK2M機を試聴された方の感想です。
どちらの機種も今まで聞いたことがないほどS/N比が高く、どの音域も音に雑味とよべるものが少ないことに驚きました。
長時間の試聴においても聞き疲れもほとんどせず、気がつけば数時間経っていることも多かったです。
また高域の表現能力が非常に高く、女性ボーカルの声やハンドベル、シンバルの音などがキレイ伸びていく様子と余韻を感じられたのがとても心地よかったです。
ただ一点だけ残念だったのが手持ちの一つであるPSAUDIO製のNuwaveDACよりも音場の表現が少し狭かったことです。
(他のどのDACと比べても広いので、このメーカー製のDACが異常に音場が広いと言った方が正しいのかもしれませんが)
先人たちの試聴結果どおりS機、K2M機とも素晴らしい出来であり、聞く曲によって選択すればよいことが解りました。
2015/11/01 PM 08:46:44
● パワーアンプ試聴報告8
AIT STEREOパワーアンプ購入者様の報告です。
パワーアンプはエージングがすすみいい音になって満足しています。
私よりいい耳を持っている出入りの鍼灸師が小音量時で細かい音が出ていて
すばらしいといっています。
2015/11/01 PM 09:46:51
● AIT PREの感想
AIT PREキット購入者様の感想です。
昨夜AIT PREをPhonoで試聴した感想です。CDでも試聴しましたがほぼ同様の印象でした。
最初のうちは中高域の分解能の優秀さと低域の量感には乏しいが分離の良い音だと感じました。
しかし、分解能の良さが仇となって聴き疲れのする音という印象がありました。
ところが2時間もすると分解能はそのままに中高域の角が取れて耳に心地よい聴き疲れのしない音となり、さらにスピーカーを意識させない音の広がり、低域は量感も増して、しかも団子状態にはならない分解能の良い、締りのある音に変化してきました。そのため、深夜3時頃まで聴き続けてしまいました。
Phono入力でもボリュームを上げても全く雑音が入らないのもすごいと思います。(今時当たり前かもしれませんが)
組み合わせたパワーアンプが真空管のため立ち上がりが遅いのかもしれませんが、AIT PREでもやはりエージング効果はあるようですね。今後が楽しみです。
2015/10/22 AM 02:18:48
● パワーアンプ試聴報告7
AITステレオパワーを2台購入頂き、BiAMP接続された方の報告です。
駆動力があり他のアンプとの一番の違いは音数が増える事だと思います。
小音量でもラウドネス等の処理をしなくても高音も低音もしっかり音を出してくれます。
BiAMPはかなり違います。
今までステレオで使っていましたがバイアンプにすることで、ウーハー側の逆起電流がツイーター側に回らない事により
高音がとても綺麗になり、透き通る事によって低音もくっきりとした輪郭を描く様になりました。
追い込める状態にある人はチャンデパの方が良いかもしれませんが、殆どの人は特性を図ったりするのは難しいと思います。
それに比べてバイアンプは既存のシステムに組み込むだけなので楽に導入出来ます。
お勧め出来る簡単アップグレードだと思います。
2015/10/21 AM 07:32:52
● ES9018K2M/S使用DAC評価
ES9018K2MとES9018S使用DACの比較評価感想です。
両DAC機を購入頂いております。()内は当方追記)
ES9018SとES9018K2MのDSD512のアップグレードについてです。
これはK2Mが圧倒的に有利でS/Nも低下しません。
P2D(AITのPCM=DSDrealtime変換)で512にした時にK2M機にS機が追いつくには基板を改造してやっと追いつくほどです。
K2Mはモバイル用とスペックだけ見ている方がいらっしゃるみたいですが、出てくる音が全てだと思います。
両方を試聴機で是非比べてみて欲しいです。
2015/10/20 AM 05:52:29
● DSD512感想
ES9018S機にDSD512/PCMfs384kを追加搭載された方の感想です。
昨日の感想です。
今朝ボリュームを上げてみましたが、もはやPCMが良いのかDSDが良いのかよく分からなくなっています。
DSD512も角が丸い音かなと思うこともあったのですが、改めてPCMと比較してみるとそこまで丸い訳ではなく。どうも先入観が邪魔しているような気がしています。自分の中では甲乙つけれない状況になりました
1日経過後の感想です。
音の密度はやはり512ですね。
スッキリ、サッパリ、鋭い音のPCM
DSDは生クリームみたいな音ですが、音のキレも充分鋭いです。
空間の広さはPCMでも充分ですがDSDの方が包容力があるように感じられます。
当面はDSD512で運用してみます。
2015/09/23 PM 09:00:54
● PRE,POWERの使用感想
AIT,DAC,PRE,POWERを購入された方の感想です。
DACは3年程前に購入しその後DAC基板を更新し、数ヶ月前にPRE,POWERを購入されています。
PRE、POWERは、大変良い音で気に入っております。
音の立ち上がり、空気感、低域のドライブ能力がみごとです。
今まで聴いたどのアンプよりも癖がありません。
音源の特徴や違いを正確に出してくれる信頼できる優れたアンプだと思います。
すべての音源で、音源の美しさやアンサンブルの面白さを表現してくれます。
特にコーラスの清楚な美しさは特筆ものです。
以下余談ですが、配線材とケーブルについての影響に付いて、補足致します。
内部配線材やACインレット、XLRコネクタ.スピーカー端子を見直しましたが、オリジナルに比べて音の厚みが増し、リアリティが向上しました。
ケーブル類も大幅に見直しましたが、AIT DACとプリ間のケーブルは安価なケーブルでも高級ケーブルでも音の傾向が違うケーブルでも、不思議なことに音がほとんど変わりません。
しかし、プリーパワー間のケーブルは、ケーブルの違いをはっきり出しますので、なるべく、ハイエンドなバランスケーブルを選ぶことをお勧めします。
2015/09/23 PM 09:08:25
● ES9018SのDSD512感想
ES9018S機にDSD512を搭載した方の感想です。
この方はAITのDAC,PREを使用し,AIT POWERを2台でBiamp接続されております。
まず、一聴して、音が明るく感じられました。
音のエッジがより明確となり、フォーカスがはっきりします。
この場合は一般的に、きつい音になりがちですが、
その様な事は全くなく、音の表面がより一層、綺麗に磨かれ、
非常にスムーズかつ明瞭に再生される事に驚かされました。
音像はよりコンパクトとなり、その結果、分離と定位が良くなります。
また、細かい音を今まで以上にはっきりと聴き取ることができ、
特に、高域の細かい音に対しての効果は絶大です。
ボーカルにおいても、声の出し方の微妙なニュアンスの違いを実に良く表現します。
これは、通常のCDフォーマットのみならず、ハイレゾのPCMやSACDの再生でも、
基本的にすべてのフォーマットにおいて同様です。
今までの、PCM→DSD128/256でも、効果はありましたが、
128と256の差は余り感じられなかったのですが、512では、その違いは顕著です。
只、余りにもスムースな再生音なので、
ゴリゴリのパワフルな音が好みの方には少し物足りないかもしれませんが・・・
音源によっては、まさに、目の前の演奏者の音が、部屋中に広がり、
身体全体が音に包み込まれる様な、不思議な感覚になります。
DSD512による再生音を一度体験したら、もう元には戻れません。
今回、バージョンアップして本当に良かったです。
有難うございました
2015/09/09 AM 02:06:21
● ES9018K2M購入者樣の感想
ES9018K2M使用DAC購入者樣の組立直後の感想です。
DACは3日前に組み上がり、使用しています。配線を予め挿して頂いていて助かりました。有り難うございました。
PCからHDDに貯めている音楽ソフトをfoobar2000、Audiogate v3、Audacityなどの再生ソフトを使って、UBS経由で音楽を楽しんでいます(内部配線用USBケーブルは間に合わせで使っています)。少し、エージングが進んで来たと思われます(計約5時間使用)。高音部から低音部まで素晴らしい解像と音楽性で再生してくれるようになって来ています(PCM無変換)。
2015/09/08 PM 02:52:22
● パワー試聴感想
STEREOパワーアンプの試聴感想です。
この方の場合、出力が不足していたようです。
A級動作で音量を最大にしたときの音質は噂どおり大変に素晴らしいものであると感じました。特筆すべきはまず圧倒的なノイズフロアの低さでしょうか。背景の黒さのようなものを感じます。音場の広がり、空間表現、そして解像度の高さも素晴らしいものがあると感じました。今まで聴き取れなかった音に気づくことができ、感銘を受けました。
「上はclassA動作のため、安全装置が働き動作停止しましたので、下は出力小さく、classAB動作に設定した後の評価です」
動作についてですが、当方は以前に購入させていただいた御社のDACをつないでいますので、バランス接続です。biasが常に6以下になるような音量にしますと、ボリュームの位置がだいたい13時くらいの位置になってしまい、これですと完全に音量不足となります。ロータリースイッチの位置を1にすることも試してみましたが、そうするとややS/Nが損なわれてしまうような印象ですね。
2015/09/06 AM 04:12:42
● MONOパワーアンプ試聴感想
先日公表しましたMONOパワーアンプの試聴感想です。
この方はAIT DAC、PREを既に購入されています。
音質は、御社のDAC、プリアンプ同様に入力された信号を色づけ無く
丁寧に出力されているとの印象であります。
現在使用しているアンプに比較しますと、細かな音も奇麗に再生し
解像度も高く、低音もしまった音で高音も伸びている印象です。
反面、ソースの粗も素直に現している様です。
(但し、DAC、プリよりは、柔らかく優しいかと思います。)
意識しておりませんでしたが、手持ちのアンプは、色づけ
(若干、暖かめの音) があったのだと感じさせられました。
ちょい置きでこの実力ですので、電源を含めたセッティングを
詰めれば、深みも出てくるのではと思います。
2015/09/01 PM 09:46:51
● ES9018S機購入者樣の感想
ES9018S機購入者樣の到着第一報感想です。
音質の安定には数日必要との事ですが
既にして以前使用していたDAC機より良いです
一度しか視聴していなかったため若干不安でしたがまったくの杞憂でした。
2015/08/23 PM 09:00:54
● DSD512及びPCM384評価感想
DSD512/PCMfs384kHz対応に改造したDACの感想です。
2年半前の購入でしたが改造できるようにしました。
第一印象は、「音楽がゆっくりしたテンポになった」でしたが、
時間と共に、自然な広がりが出だし、解像度も若干上がった様です。
クリアーになったとの感じは小さかったのですが、自然で滑らか、
小さな音も聞き取りやすいので、やはりクリアーになったんだと思います。
(判りにくい変な表現でありますが)
尚、音質の向上以上に、自然さと心地良さが大きく向上したとの感じました。
HPの評価に記載されました様に、SACDでの効果が大きい様です。
また、IC、プログラムの変更による効果なのでしょうか、PCM、DSD256も
改修前より、音が良くなったように感じます。
特にPCMは、明確な強い音がより進んだようで、良い意味で特徴があり
非常に驚きました。ロック等は、この音が好きな人が多いだろうなと思います。
(私のイメージのクリアーな音と言う意味では、PCMでの変化が大きかったです。
ただ、DSDの「滑らかな、自然な音」の方が、個人的には好みですが)
何れにせよ、改修は、大満足との結果である事を合わせて報告致します。
今後とも、新しい商品を楽しみにお待ちしております。
2015/08/23 PM 09:08:25
● DSD512評価
ES9018S搭載AIT DAC購入者でrealtimePCM=>DSD512変換機能を追加された方の感想です。
特にSACDをDSD512で再生させたときのきめ細かい音がすっかり気に入りました。
特に、例えばDG ムラヴィンスキー、レニングラードフィルのチャイコフスキー4,5,6番のような古い録音のSACDに効果が大きいように感じました。
ありがとうございました。
2015/08/05 AM 06:41:09
● 試聴感想121(K2M)
ES9018K2M機の試聴感想です。
試聴中に購入決定頂きました。
お借りしたAIT DACは、PC → JAVS X-DDC Reserver → AIT DAC で
接続して試聴しました。
主に現在使用中のDA-06(LUXMAN)との比較ですがとにかく解像度が高く、非常にクリアで今まで聞こえてこなかった音が聞こえてきました。
試聴したDACはES9018K2Mでしたが電話にてお話があった通り、ロックやポップス等は非常に心地よく聞くことができ、DAC以外が同じ機材なのか不思議に思うほどでした。私自身クラシック等も聞くのであれば、ES9018Sも試聴してみたかったのですが、今はES9018K2Mの躍動感のある音のファンになってしまいました。
現在は試聴機を返してしまったので以前のDA-06で音楽を聞いて
いますが、非常に残念な音に感じて仕方がありません。
DA-06のほうが勝っている部分は見た目の高級感ぐらしかないように思ってしまいます。ただDA-06もAIT DACを試聴前でしたら、それなりに満足して聞けていましたので、悪い機種ではないと思います。
しかし、AIT DAC試聴後はもう物足りない気持ちがいっぱいで、
購入依頼したDACが届くのが待ち遠しく思っています。
今回は短い期間でしたが、AIT DACを試聴させていただきありがとう
ございました。大手メーカー品では電気店での試聴はできても、実際に
自宅での環境で試聴できるわけではないので、今回のように試聴機を
借りて自宅の機材に接続して確認できる機会が持てることは非常に
ありがたいことだと思っています。
2015/07/03 AM 05:23:30
● パワーアンプ試聴報告6
AITパワーアンプの試聴感想です。
AIT DAC(ES9018S機)所有されています。
現使用機
CDP(トランスポート)ONKYO C-7000R
DAC AIT 9018S
プリアンプ cello encore1MΩ / AR limited model2
パワーアンプ counterpoint SA-220BTL / PASS ALEPH0
スピーカー PIONEER EXCLUSIVE 2251
プリアンプはcello encore1MΩ(バランス接続)で固定してパワーアンプを比較試聴した。
まずアンプの大きさだが、他のAIT製品と同じタカチケースの例のサイズだ。
前面中央にトレードマーク?の液晶パネルが有り、レベルメーターが表示される。
技術的には素人が口を挟むものでは無いが、基本的には20W出力A級BTLのDCアンプみたいだ。
面白いのがバイアス調整で、電流を検出しFPGAで電力量を即座に演算しバイアスを調整している。
グランド処理もかなり凝ってるみたいで、チャンネルセパレーションやS/Nも超高度。
バイアスは固定も出来るみたいだが本試聴はオートバイアスにて行った。
一聴してその滑らかさに驚いた。とにかく高域が今まで聞いたことのないような美しい音なのだ。
それでいて有機的であり、いつまでも聞いていたくなるフレンドリーな音だ。
低域も程よく伸びており、弾力性のある音階豊かな質の高い低域である。
癖などは無く超普遍的。HIFIサウンドだが所謂音楽性も兼ね揃えている。
圧巻は小音量再生だ。夜中に小音量で聞いてもまったく音痩せは無く、帯域や情報量も寸分違わず音量だけが小さくなるだけなのだ。これはちょっと経験したことが無い。
そしてステレオアンプなのに広大な音場が広がる。ALEPHやSA220等のモノラル機と比べても負けていない。ステレオアンプなのにスピーカーの周りにふわっと出る音にはかなり驚いた。
使用スピーカーの2251は能率が93dBで部屋のサイズは約7.5畳だが、お隣さんから苦情が来るんじゃないか位の音量でも1Wもいっていなかった。アメリカ製のアレな曲者スピーカーとかで無ければ常識的な音量ならばパワー不足は感じないと思う。
最初はサイズ的にどうなのかなと思ったがパワーは過不足は無いし、A級BTL、高度な可変バイアス調整、モノラルアンプ並みのチャンネルセパーレーションとAIT流の技術がたっぷり注ぎ込まれたこのアンプは現代アンプの形を変える何かを持っていると思う。
2015/06/27 AM 01:21:07
● 試聴感想120
ES9018S搭載DACの試聴感想です。
簡単で申し訳ありませんが試聴した感想です。
とてもSNがよい感じで静けさがよく出ていると思いました。
また低音が力強くてとてもよかったです。
楽しく試聴できました。
それから、現在使用中のDAC(ES90108シングル)だとDDCの
電源をいれた直後ではハイレゾで音飛びが数分発生していますが、
AIT DACでは音飛びがなくてよかったです。
2015/06/25 PM 09:50:23
● 試聴感想119
ES9018K2M試聴機の感想です。
音が一歩前に出て、スピーカーの外側に拡がる。低域の解像度、スピード感が優れており、高域・中域と音質全体に好影響を与えているように感じる。
低域がしっかりと出るので、低域パートだけボリュームを上げることがなかった。
PCMが最も解像度が高く、音の密度も濃い。DSDに変換されたものも自然で聴きやすくDSD中心に試聴した。
古いもの、高音質のものソフトによってPCM・DSDと使い分けができるのが楽しい。CECのCDPとの相性が良く、静けさが良く出ていて、音のない空間表現に長ける。
全てのCDを聞き直してみたくなった。
電源立ち上げ時に、終了前の設定が保存されていると有り難い。(対応可能です、AITからのコメント)
2015/06/18 AM 12:02:25
● AIT PREの感想です
AIT PREを購入頂いた方の到着後感想です。
土曜日に受け取って昨日から鳴らしていますが素晴らしいアンプです。
見た目はシンプルなもので物量投入もされていないのになぜ
こんなに音がいいのか、卓越した設計思想やコロンブスの卵的な
ことがあるのか、、、ともかくエイジング前から大変なポテンシャルを
感じます。
2015/05/17 PM 08:46:46
● 試聴感想118
ES9018SDACの試聴感想です。
この方からキットの組立難易度を尋ねられました。
AITのキットはプラモデル組立程度で、ハンダこてを使用しないでも組み立てられます。購入者様全員が正常に組立てております。
昨日、試聴機を返送させて頂きました。ありがとうございました。
非常に優れた解像度を持ちながら、高音の刺さりもなく、
音場の広さも損なっていない素晴らしいDACだと感じました。
2015/05/14 AM 05:01:32
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=90
● 試聴感想117
ES9018S使用DACの試聴感想です。
一週間と短い試聴でしたが、心地よく音楽を楽しむことが出来ました。
お世辞抜きで素晴らしいDACでした。
極めて高いS/N、御社独自のジッター除去技術
PCMからDSDリアルタイム変換等等からの結果か!
聞き疲れの少ない、力強い低音から繊細それでいて硬さが感じられない高音まで、
けっして派手さはありませんが、癖になるような味が感じられます。
ライブ感のある音楽が楽しめそうです。
2015/04/13 PM 08:36:30
● 試聴感想116
ES9018S使用DACを購入され、AITプリとAITパワーを試聴された方の感想です。
音の感想ですが、音像がピシッとして、音場もひろいです。
音の鮮度が高く、余韻が綺麗です。
音も薄くならず、演奏者の動きまでよくわかります。
それでいて、低音の切れも量もしっかり、バランスもとても良いと思います。
情報がきちんとスピーカーに届いている感じです。
2015/04/12 PM 10:48:07
● 試聴感想115
AITプリの試聴感想です。
所有しているプリアンプからAIT PREに替えて音を出した瞬間にその違いに気づきました。
情報量の増加、音場の拡大、立ち上がりやS/Nの大幅な改善、定位の明瞭化など、他の方が書かれている感想と同感です。
特に、質の良い音源を大音量で再生すると音の洪水といった感じで圧倒されます。
所有プリアンプは包み込まれるような響きがあり聴き疲れしない音質で気に入っていたのですが、
その響きの裏に細かい音が埋もれていたことが分かりました。
機能の面でも大変優れたプリアンプです。
私は小音量で聴くことが多いため、リモコンでの細かな音量調節が困難だったのですが、
AIT PREはリモコンでの音量の微調整が極めて容易です。
また、バランス調整、入力の直接切り替えも便利です。
2015/04/07 PM 10:03:06
● 試聴感想114
ES9018S使用DACの試聴感想です。
とても全域でエネルギッシュ且つ各楽器の分離もよく、音場感も最高です。
いままで、うるさくて聞きたくなかったソースもうまく聞かせてくれます。
マランツ機(SA-14S1)とは雲泥の差です。
友人宅のLINN アキュレィトよりもよいかも知れません。
入口の重要性を改めて感じました。
2015/04/06 AM 04:12:42
● PREAMP試聴感想8
プリとパワーアンプの試聴感想です。
プリアンプ、パワーアンプともにとても素晴らしい機器と感じました。
特にプリアンプは、音の一つ一つがが明瞭、かつ定位が明確で、目をつぶって音楽を聴いていると容易にステージの情景が浮かび上がってくるようでした。
またこれまで埋もれていた高音域、低音域の情報が掘り起こされ、華やかでかつ広大な音場をを形成し、とても心地良く音楽に浸ることが出来ました。
パワーアンプについては、SNに優れ、特に高音域を美しく鳴らせてくれますね。
音色も色付けのない、透明度の高いモノでした。
2015/03/09 AM 02:06:21
● 試聴感想113
以前パワーアンプを購入頂き、新たにBIAMP用に試聴機で検討した結果追加購入頂いた方の報告です。
この方の他に数名の方から、AITパワーアンプをBI AMPで使用し音質が大幅に向上したとの報告を頂いております。
試聴機からつなぎ替えると試聴機の方がまろやかなので、これはエージング待ちです。
試聴機を1週間近く聴いた感想はこのアンプは思ったより遙かに良いアンプでした。ホーンドライバを駆動する能力がとても高く、高域のSPのレベルを上げても耳に刺さることがありません。JBL4343Bを35年前に買ってから初めての経験です。このSPを 通算すると10種類以上のアンプで鳴らしてきましたが常に高域のホーンドライバを騙し騙し鳴らすのが常でした。このアンプは完全にホーンSPをねじ伏せています。
2015/02/20 AM 05:52:29
● 試聴感想112
ES9018S機の試聴感想です。今後ES9018K2M機も試聴予定しています。
AKURATE DSも音楽を聴かせるタイプで、オールラウンドに使えお気に入りなのですが、
試聴機で聴いた美空ひばりは次元の違う音楽でした。
なんと言うか、美空ひばりの上手さ、凄みを改めて感じるほど音楽の本質に迫った音でした。
分解能に優れ空間表現も大変素晴らしい印象でした。
余計な残響もなく、変に色付けされていない点も好印象です。
これだけで驚きの大満足でしたが、改めて御社HPを拝見するとES9018K2Mも試聴させて頂きたくなりました。
私は、JazzやPopsの女性ボーカルや、ビートルズ、ストーンズなどの60,70年代Rock、Jazzを中心に聴いています。
皆様の試聴感想で"音の押出感"、"低音"、"迫力のある音楽"とありますと、是非こちらも聴いてみたくなります。
できればES9018K2Mも試聴させて頂いてから購入を決めたいと思います。
2015/02/15 AM 12:37:45
● 試聴感想111
DAC、PRE、POWER×2を購入頂いた方の一ヶ月経過後感想です。
SACDPは当方が改造しHDMIケーブルでSACDをDSDとしてAITDACで再生できるようになっています。
BiAMP構成による音質向上は理論的にも説明できます。この方のスピーカーはB&W M802の様です。
今回、20年以上使用していた、パワーアンプが故障したので、以前から気になっていた、AITのアンプを購入しました。
電流駆動で使用したいと考えていたので、パワーアンプは電流駆動対応として頂き、思い切ってプリアンプも同時購入としました。
従って、この感想はあくまでも、プリ&パワーアンプセットでの感想という事になります。
AIT DAC➡AIT プリ➡AITパワー の接続は全てバランスとしました。
接続して最初に音を出したときの印象は、目が覚めたばかりの眠たげな音でしたが、ノイズレベルの低さと歪の少なさはすぐに感じられました。
また、音の出ていない所が非常に静かです。
S/N比が良くかつ定位&音場感が良いので、前面に広がる音場に対して、この様な印象を受けたのだと思います。
現在、一か月以上が経過しての印象としては
・音にハリと艶が出てきて説得力が凄い
・低域の量感と切れの良さ
・高域の分解能がハンパでは無い
・とにかく歪感が無く、非常になめらかな音ついついボリュームを上げ過ぎてしまう
・古い余り録音の良くないCDも、かなり聴きやすくなる
・音の粒立ちを良く再現し、非常に綺麗で定位も抜群に良い
・細かな小さい音まで実によく再生してくれる
・楽器の響きが良く、残響音の出方が綺麗で、特にピアノなどでは音の重なり合いすごく良く表現されていて、
まるで目の前で演奏している様に感じられます。
・忠実な再現力のため、録音の良し悪しがまともに出る
とう事で、皆さんの試聴感想と余り変わりませんが・・・・・
また、音色が以前のアンプと同じで、アンプを変えても全く違和感がなく、只々、再生能力が向上したことが予想外の収穫です。
只、それ以外の感想としては、録音の悪い音源であろうが、良い音源であろうが以前のアンプと比べると、再生音のクオリティは確実に上がりますが、
特に、良い録音の場合はその伸びしろが大きいです。
以前ではそれほどの優位性を感じられなかった、SACDプレイヤー(AIT改)からのHDMI出力による、DSD音源の再生では、
いくらボリュームを上げても全く刺激的な音にはならず、ライブ録音では、まるで自分が会場に居る様な雰囲気にさせてくれます。
今は、パワーアンプをもう一台追加して、バイアンプ駆動としていますが、
その効果は予想以上で、より一層の歪低減に加え、音の立ち上がりがスムーズになり、音に余裕が出ます。
スピーカーがバイワイヤリング対応ならば、思い切ってバイアンプ駆動をお勧めします。効果絶大です。
自分は今まで、モノラルパワーアンプを各スピーカーの横に置いていたので、レイアウトの関係もあり、一般的な、低音用に1台、中高音用に1台という使い方をせずに、右用、左用それぞれ1台づつ使っています。
色々試した結果、自分のシステムでは、低音・高音と分けるより左・右で使用した方が音に厚みが出て、全体のバランスも良いという事もあり、変則的な使用をしています。
皆様が書かれている様に、良いことばかりですが、本当に購入して良かったと思います。
2015/01/27 AM 01:21:07
● 試聴感想110
ES9018K2M搭載DACの試聴評価です。
当方の環境ですが、
トラポにWin7PC、DDCはortho spectrum、アンプはAccuphaseのプリメイン、スピーカーはDynaudioのトールボーイです。
聞くジャンルはJazz系主体です。
御社DACは、音の輪郭がくっきりとしていて、各パートがはっきりと聞こえます。定位も良く、各パートの位置関係も見える様です。時折入るパーカッションなどで空中に目を向けてしまいます。
DSD変換機能は最初はぼやけて聞こえ、無変換の方が良いと感じましたが、暫く聞いていると無変換時にくらべ音の広がりが良く、僅かに暖かみがでてどちらも良いと思いました。
DDCへ接続するUSBケーブルの傾向がそのまま反映されるので、無変換時は暖色系、変換時は寒色系のケーブルにするとどちらのバランスも良くなると感じました。
色付け感は感じないものの、録音の悪い70年代のニューミュージックもそれなりに聴けたのは意外でした。
2015/01/18 AM 12:02:25
● 試聴感想109
ES9018S使用DAC,PRE,POWERを同時試聴した方の感想です。
(同時試聴は可能であれば対応します)
到着直後の報告
実を言うとDACはES9018を使用したH**Cというメーカーのものをすでに使用していましてそれほど違いはなかろうと高をくくっていました。しかし電源投入してすぐの状態で一聴して音の違いがわかりました。同じチップを同じくデュアルで使用してもこれほどの違いが出るのですね。驚きました。
1週後の感想
音に関しては、プリもDACも多少分析的な傾向はあるのでしょうが細部が潰れないので音楽の美しさに圧倒されてしまいます。
音の一つ一つがよく分離して、キラキラ輝いていて素晴らしかったです。
プリとDACは一緒に使ったほうが相性が良かったですが、コンポーネントへの影響力はDACが一番大きかったです。
プリはノイズフロアが一気に下がり、上流の音をそのままパワーに伝えるといった印象です。
パワーアンプに関しては見た目とは裏腹に駆動力がありました。我が家のスピーカーでの仕様ではクリップすることはないようです。
2015/01/14 AM 05:01:32
● 試聴感想108
パワーとプリアンプの試聴感想です。
評判の高価格スピーカーでの評価です。
両方とも楽しく試聴させていただきました。
特にパワーアンプのドライブ力は素晴らしかったです。
私のdynaudio consequenceはアンプ喰いで有名で、生半可なアンプでは鳴ってくれませんが、
AITさんのパワーアンプをつなぐと、しっかりと低域をドライブして、音に躍動感が出てきました。
現在のシステムでは、その点でジャズをご機嫌に演奏するのが不得手と感じていましたが、
試聴機ではそれが見事に払拭されていました。
現在のシステムの音には、ある程度満足していましたが、若干の不安もありました。
あらためてconsequenceのすばらしさと、今の方向性の正しさを再確認しました。
2015/01/09 AM 02:06:21
● ES9018K2M使用DAC試聴評価3
ES9018K2M使用DACを再度試聴された方の評価です。
今回お借りしたエージングの後の(エージングの進んだ)K2M-DAC、
やはり、と言うか、想像以上にと言うか、音の進化・深化、磨き込みが進み、
正直ES9018機との差は、(私には)限りなくゼロに近くなったと言う印象です。
最初のまったくの新品基板を聞かせていただいた時も、大変完成度が高く9018S機との差はほとんど感じられないくらいでしたが、
それでも、わずかでは有ってもハッキリとした違いが有り、
それが9018S機との個性の違いと思っておりました。
今回の試聴で、それはごく初期の硬さ・生硬さによるものだったのかと思い至りました。
今回もシンクロナス伝送によるノー・バンド・ワイズ(NBW)の音の良さは傑出していて、正直K2M機を選ぶ場合は、これ以外の設定は考えられないと思いました。
(心穏やかならぬものが有るのですが、この設定で聞くジャズやポップスは、
9018S機で聞くそれらを上回っているかも知れません。)
試聴は、私を含め5名で行ったのですが、
1名はK2M機が大変気に入ったようで、購入も真剣に考えているようです。
また別の一人は、ほとんど違いは無いと感じながらも、音の濃さ・厚みで、9018S機にわずかに分が有ると言っていました。
いずれにしても、本当に素晴らしいDACであるということは、全員の一致した感想です。
2015/01/06 AM 04:12:42
● 試聴感想107
ES9018K2M搭載DAC購入者様の感想一報です。
一言のみで当方DACの特徴を簡潔に述べられています。
DAC届きました。
あまりの高音質にCDを聞き直しています。
今後ともよろしくお願いします。
2014/12/28 PM 08:38:10
● チャネルデバイダー評価
チャネルデバイダー試作基板を検討した方の報告です。
この方はES9018SのDACとES9018K2のDAC、及びプリ、パワーアンプもご購入頂いております。DACはK2M基板に若干手を加え改造してお使いで、感想は「K2Mの方が1ランク上の音です」とのことです。
以下はそれらを含んだ評価となっています。
以下にチャンデバ + パワーアンプ込みの音の感想を適当に列挙。
音色や音の全体バランスは今迄と略同じになりました。今迄は最適点が1ヶ所しかない感じで調整がクリティカルでしたが、AITのチャンデバはクロスオーバーとレベル合わせが非常に正確で変数を変える事による音質の変化もないので調整がとてもスムーズに出来ます。
音質的にも上がっていますが、パワーアンプの寄与が2/3ぐらいあるかなという感じ。低域が伸びてコントラバスの音階がよりクリアになりました。
チェロのエンドピンから床を伝わって奏者の気合いが伝わってくる感じもリアル。
通奏低音のチェンバロがシンシンと右後方から空間に浮かぶ感じは今迄と同様(と言うか、そうなるように低音のバランスを合わせている訳ですが)チャンデバの左右特性が正確なので音の定位が今迄より正確になりました。
4343Bは元々定位を云々するSPではないのですが有意差が有ります。
(色々GND系統を調整する前の一番最初の段階ではBBCモニターのLS3/5aで確認していたのですがその時点でもこの位相性能の差は感じました。)
ボリュームを上げた時の余裕度が増えたのはパワーアンプの特性が良いのかチャンデバの寄与なのかは
未だはっきり分かりませんが、300Hz近辺がスッキリしたのでチャンデバの可能性かなと見ています。
LPFのクロスオーバー周波数は320か330かどちらかだろうと思うのですが、330の方は今暫定的にチップ抵抗で鳴らしているのでスルーホール型の金皮が届いてから最終確認します。
チップ抵抗だと音質的には矢張り劣化すると思います。
320と340の金皮の方が音質的には良いと言うのが耳で分かりますから。
あと、チャンデバのエージング効果はやっぱり有るようですね。4343Bで鳴らし始めてから1週間の辺りで変わった感じがします。
チャンデバはデジタル方式だとDAC部がまともなものがないし、アナログ方式は既に絶滅状態だし、そもそもチャンデバを必要とする需要がほとんどないのでメーカが見向きもしないしで八方ふさがりでしたが、
今回のAITチャンデバは特性、性能的には一切の妥協がないので最高峰を目指す(達成出来るかどうかは別問題としてw)
数少ないユーザーにとっては渾身の一品になっていると思います。私の長年の懸案事項でありましたがやっと乗り越えることが出来ました。ユーザーは他にいない可能性がとても高いですがw
2014/12/26 PM 09:14:49
● 試聴感想106
ES9018S機の試聴感想です、試聴中に購入決定しています。
CD?と疑うような心地よい音がスピーカーから奏でられました。比較したのはシグマ・デルタDACを6つ並列駆動(1チャンネルあたり)させ ている機器です。試聴したCDはジャズ(ピアノ、テナーサックス、ボーカル)を中心に、クラシック(室内曲、交響曲)、童謡、フォークソン グ、歌謡曲、カントリーなどです。CDの一部はSACDとのハイブリッド版で、所有する機器の場合SACD層の音のほうが好ましく感じてい る、そういう音のサンプルです。今回は同じCD信号を同時に両方のDACから出力してプリアンプに入力し、プリアンプ側の操作でソース信号を 適宜変えて、スピーカーが奏でる音を試聴しました。
AIT-DACからの音は違うことがすぐにわかりました。音の角が除かれていて、スピーカーがいっそうまろやかに鳴っていました。この傾向は PCMをDSD変換する機能を作動させると際立つようです。音量を上げて試聴すると、楽曲の音量が低い時に聞こえてくる「サー」という雑音 が、AIT-DACのほうがより低レベルでノイズが小さいことが好ましかったです。
オーディオは嗜好品だと思いますので人それぞれだとは思いますが、どちらの機器の音が好きかと聞かれると、AIT-DACに手をあげたいで す。毎日夕食後に試聴しましたが、演奏音が心地よく時間を忘れて深夜になることしばしばでした。SACD音源ならまだしもCD音源ではあまり 経験しなかったことであり、これには驚きました。休みの日に一日中試聴しましたが、CDの音楽鑑賞疲れがありません。このせいかわかりません が睡眠の質が良くなったように思います。
AIT-DACの存在を知ったきっかけは、あるオーディオ専門ネット記事を読んだことです。ハイレゾ音源とネットワークオーディオに興味を持 ち、調べていたときでした。ウェブサイトを拝見すると、電子回路を独自に開発されている様子に大変興味を持ちました。今回はその製品を試聴さ せていただきましたが、大変すばらしかったです。何よりも人を楽しませてくれる力のある製品であることがすばらしいです。このAIT-DAC の音をもっと聞きたいと思いました。
2014/12/22 AM 02:18:48
● 試聴感想105
プリとパワーアンプを試聴された方の感想です。
スピーカーとヘッドフォンそれぞれ報告頂いています。
(スピーカー視聴)プリアンプ+パワーアンプ
TP: Solid run, Cubox-i4 (Voyage-Mubox ver3.14)
↓(USB)
DDC: Audiophilleo, Audiophilleo2
↓(S/PDIF同軸)
DAC: Audio-GD, NFB-7
↓(アンバランス)
PRA: AIT LABO, プリアンプ
↓(バランス)
POA:AIT LABO, パワーアンプ
↓
SP:自作バックロードホーン
・一つ一つの音に密度感があり、それぞれ空間中に丁寧に置いていく感じがしました。
・S/Nの高さや定位の良さが一聴してわかります。
(ヘッドホン視聴)プリアンプ+他社ヘッドホンアンプ
PRA: AIT LABO, プリアンプ
↓(アンバランス)
HPA:STAX, SRM-727A ダイレクトモード
↓
HP: STAX, SR-507
・ヘッドホンアンプ内蔵のボリウムに比べて、細かい音がよく聞こえます。
また、帯域も広がってモヤがとれた気持ちの良い音になりました。
・アッタネーターで音量の調整(LR調整も)が細かくでき、使いやすいと思います。
2014/12/21 AM 01:50:25
● 試聴感想104
ES9018S使用DACキット購入者様の感想です。
CHORDのDACとの試聴比較です。
1:音場が広大。部屋いっぱいに空間が広がる感じ。そしてノイズレスで逆に違和感が有るほど
2:実在感が凄い。
CHORDのDACはオーディオ的で聞いていて気持ちいい。
AITDACではそういったオーディオ的な気持ちよさは薄いが、印象としてはアナログレコードのような「そこ」に「いる」「ある」感が強い
3:ヴォーカルがしっかり前に出る。個人的にはここが最重要ポイントでした。
CHORDだとヴォーカルがバックに少し埋もれてしまい、もう少しヴォーカルが「前」にでて欲しかったのですが、AITDACではバックに埋もれることなくしっかり、かついい意味でヴォーカルが主張してくれる
2014/12/21 AM 07:32:52
● 試聴感想103
プリとパワーアンプを試聴された方の感想です。
今回プリアンプとパワーアンプを試聴させてもらいましたが、もともとの本命はDACの買い替えでした。
ただ現在の環境がDAC複合機→パワーアンプ→スピーカーと言う構成なので、先にプリアンプを導入すべきかと思い試聴申込をさせてもらいました。
まずプリアンプの感想ですが、DACを変更していないのでそれほど大きく変わらないかと思いながら聴き始めましたが、思っていたより変化を感じました。
S/N比が上がる・定位が良くなるといったオーディオ的要素の向上を感じましたが、特に音の実在感が強くなるのを感じました。
また、環境的に小音量で聞くことも多いのですが、音量を絞ったときでも音痩せやギャングエラーの発生といった弊害を感じることがなかったのでストレス無く聞くことが出来ました。
市販リモコンによる使い勝手もとても良かったです。
次に、同時に試聴させてもらいましたパワーアンプですが、こちらはあまり時間が取れず聴き込めなかったので詳しい感想は書けませんが、プリアンプの長所を更に伸ばす印象を受けました。
自宅で視聴できると比較もしやすく、導入のイメージもつかめるので大変参考になりました。
2014/12/17 PM 08:46:46
● 試聴感想102
ES9018S機を試聴された方の感想です。
試聴した感想ですが、初期設定のDSD128が一番聞きやすいと思いました。
主にPCからDAC-10(KORG)それからお借りした試聴機(同軸)と接続してヒーリング系の音楽を主に聴きました。
アンプ マッキンMA−6900 スピーカーJBL4428リボンツイター追加
今まで他のDACでPCMをDSDに変換すると音の描写が鮮明になる一方、どうも音が全体的に薄くなって音が軽く綺麗な音なんですが聞いて楽しくありませんでした。
しかしこの試聴機では音は力強く鮮明でした。
PCオーディオ初心者ですが、DACがキモになると実感しました
2014/12/16 AM 02:58:52
● 試聴感想101
プリアンプの試聴感想です。
パワーアンプと同時貸し出しも受け付けております。
圧倒的な特性のよさを実感できる、再生帯域は超ワイドレンジであり、広大な空間の広がりがある。
低域の量感、駆動、制動、分解能のすべてが本当に最高。そのクオリティーは過去最高水準にある。
広帯域なのにとても厚みのある音で、硬質な音質です。アタック(輪郭)も強靭で実体感があり力強い。
無色透明な色付けのない音ですが、生気に欠けた大人しい(暴れがない)昨今のハイエンドの音とは異なり、非常にパンチがあり、とても生命感があって生々しい。
好みにより濃厚(色付け)さ、色付けタップリな音が好きだという方は他の機器やケーブルで調整可能だと思います。
特にプリアンプは古いものは新しいものに勝てないと思うので・・・・・AIT DACが一番売れているようですが、PREの実力はそれに比肩すると思います。
もっと興味を持たれる方が増えてほしいと思いました。このプリと比較すると90年代の複数の名機たちがくすんで曇った音に感じられたのは驚異的な経験でした。
20数年前の200万クラスのプリアンプより断然音が良い。
優れた設計、正しい設計が曖昧な音楽感性やオカルトを吹き飛ばす痛快さ!小規模メーカーは多々あれど、
まさに玉石混淆といえる現状ですが、AIT研究所は本物中のホンモノ。オーディオやってるとダマされた、
こんなはずじゃなかったという経験は沢山あると思いますが、往復送料のみで貸出が可能ですから、
眉唾と思っている方は借りてみると良いですね。
久しぶりにエキサイティングな経験ができるのではないでしょうか。
2014/12/11 AM 01:28:16
● 試聴感想100
ES9018K2M機の後、ES9018S機を試聴された方の比較感想です。
マークレビンソンのアンプ、ラックスマンのCDP、ウィルソンオーディオのスピーカーを使い試聴しました。個々の楽器の直接音と響きがきれいに分離されて聴こえる事、それによって得られる見通しの良い音場などは、K2M、S型両機に共通する美点と感じました。以前お借りしたK2M型と比べると、音楽の持っている空気感や音場感はS型が優れているように感じます。その一方で打楽器などの音は若干おとなしくなる感じです。
他の方も書かれていますが、クラシック主体に聴かれるならばS型、ジャズならK2M型が楽しく聴けるように感じました。ポピュラーだと好みに合わせてという事になりそうです。私個人はS型かなぁ…と考えているところです。
2014/12/08 PM 02:52:22
● 試聴感想99
AITパワーとプリアンプを試聴された方の感想です。
AITDACは既に購入頂いております。
2回目のプリアンプとメインアンプをお借りさせていただき大変ありがとうございます。
1度目の時はあまりのS/Nと情報量に困惑して今まで聞いてた音は何だったんだろうと微笑してしまいました。
それから機材を取っ替え引っ替えしてAITの音を越えようとしてきまして今回の2回目の試聴となりました。
結果的に言いますと今月買ったばかりのアンプではもう聞く気が起きないという悔しい結果に終わりました。
素直に最初からAITで固めておけば良かったと後悔しております。
プリは良くも悪くもアッテネーターの音でフラット正確無比!
メインアンプは音の広がり、高さ、奥行きが異常で一切の汚れがありません。
今まで大金叩いて歪んだ音に慣れた人は文字通り耳を塞ぎたくなる音です。
自分達で音に味付けしなくても良いなと素直に思えました。
購入時にメインアンプにはヘッドホン出力を付けてもらう予定ですのでそちらも大変楽しみです。
試聴機ありがとうございました。
2014/11/27 AM 01:21:07
● 試聴感想98
ES9018K2M搭載機購入者様の1ヶ月経過後感想です。
ソースはUSB入力(COMBO384経由)がメインで、主にクラシックのCDをリッピングしたPCMが多いですが、DSDや96kHz/24bitのハイレゾ音源もあります。
いろいろとモードを切り替えてみましたが、今のところ下記の設定に落ち着いています。
PCM→DSD変換は128倍、ジッター抑圧モードはAPCが最も自然に思います。
AFPCは余韻が長めに感じ、一聴するとこちらの方が良いように思うときもありますが、長時間聴くと少し疲れる感じです。
録音状態の良いソースでは、コンサートホールで聴く楽器の質感と違和感がなくなりました。
これまではコンサートやオペラの生演奏を聴いた後しばらくは自宅で音楽を聴く気になれませんでしたが、このDACではそのようなことはありません。
DVD/SACDプレーヤからのSPDIF入力は同軸、光のどちらでも大差はないようですが、同軸のほうが少し良いかな、という感じです。
これまではDVDでオペラを鑑賞するときに、映像はともかく音質は期待できませんでしたが、このDACでは音楽も楽しめます。
ハイレゾ音源では、DSD2.8MHzと5.6MHzの差や96kHz/24bitと192KHz/24bitの差もはっきりわかります。
ハイレゾ音源がもう少し安く入手できるようになれば、もっと増やして楽しみたいと思います。
2014/11/25 PM 09:50:23
● 試聴感想97
ES9018S機の試聴感想です。
一般的な感想ではありません。
この方の所有機器は以下のようです。
CDP;エソテリックP0s
CLK;DCS 992-2
OSC;FS-725電源改
CLK系ケーブル;エソテリック メクセル
DAC;DCS デリウス1394 日本オーディオDA-2000クロック改
AMP;STAX SRM-717
SP;STAX SR-007
ADC DAC;RME 802
PC;Intel系Windows7 64bit 自作
ADCキャプチャ;SoundForge10
CD-W;シナノケンシ SCSI型PX-W4012TS(通常1xで書き込み)
以下試聴目的等お送り頂いた内容を記載します。
発端はアナログオープンテープのデジタル化保存です。
まずはPC再生系が決まらないと保存開始にたどり着きません。
CD再生系はワードクロックとルビジウム発信機の導入で何とか目標に近づきましたが、PC再生系では試行錯誤です。
クロック系をCD再生系と同等にしても、PCの電源・ハードディスク・USBポートの位置・RAMディスク・再生ソフトなどの変更により音質・音色(帯域バランス)が変わってしまい機器構成が決まらないのです。
R社8機のジッタ抑圧は-30db、1ns程度なので、聴感に影響を与えない50ps以下にするためにはさらに-30db位の抑圧が必要です。
既存保有のDACではここまで抑圧できません。
また非同期DACのES9018のLowestでは-30dbくらいなので何とかギリギリです。
保存する形式の24bit再生のためにはさらにジッタを抑圧する必要もありそうで、
今回のAIT研試聴機のヒアリングとなりました。
<構成について>
試聴構成はPC--USB--R社8機--S/PDIF(光)--試聴機、です
その結果、ハードディスク・USBポートの位置・RAMディスク・再生ソフトなどの変更・R社8機の内部PLL・外部ワードクロック・ルビジウム発信機の有無により音色・音質が変わらないことを確認でき、
今までの試行錯誤の原因はほぼジッタだったということができます。
<音色(帯域バランス)について>
音質は問題ないのですが、初期電源投入後、5分でもゆっくり音色が変化していて通電2時間くらいで音色が安定してきました。
(郵送時の振動が影響したかもしれません)
音質は合奏の際大きな音に隠れてた小さな音が良く聞こえます。
また、年代の違いによるCD作成プロセスの違い(16bit切り捨て、ディザの導入、など)もよく分かります。
一方、今までCD再生系で使用していたDACが古いものなので、その音色の違いに戸惑いました。
2014/11/19 PM 08:52:37
● 試聴感想96
ES9018K2M搭載DACキット購入者様の感想です。
組立も完了し現在音出ししてます。
電源を入れて2時間程度ですが、いやいや素 晴らしい。
これなら完全に我が家のレギュラーDACになります。
これから慣らしが完了して音が変わっていくのが楽しみです。
2014/11/16 AM 02:58:52
● 試聴感想95
ES9018S使用DAC試聴機の感想です。
ES9018K2Mも試聴希望受けております。
現在使用中のConclusion C-D1もかなり良い出来で、正直、大きな差はないのでは?と感じておりましたが、ヴォーカルが三次元的に浮かぶ様は皆さんの感想通りで素晴らしいものでした。
リアルタイムDSDは結構な変化が得られますね。これならUSBは不要かも知れません。
低音の量感はC-D1の方がありますが、AITの方がレンジが下まで綺麗に伸びて強調感がありません。
解像度は単体で聴けばC-D1も素晴らしいですが、AITには負けますね。
クラシックを聴くには最適と感じました。C-D1の良さもあり、ジャズ、クラで切り替えて聴くのも良いかも知れません。
S機で決めたいところですが、皆さんの試聴感想を見るに小生にはK2M機の方が適しているようにも思えます。
2014/11/05 AM 06:41:09
● 試聴感想94
当方のプリとパワーアンプの試聴感想です。
頒布機と異なり試聴用プリは入力抵抗が300Ωと低いため若干音量不足を感じられた様です。当方DACでしたら支障ないのですが、貸し出し日程が合わずプリとパワーアンプの評価になっています。
まず一聴してS/Nの高さに関心しました。
ホール録音などCDを聴くとエコーの消えていくが
それは見事にすぅーーーという感じです。
音色はニュートララルでソースのありのままを
でもモニター的にならない美音で暖かみもあります。
スピーカーがフルレンジということもあり
ステージの広さや楽器の立ち位置などもよく表現されていました。
2014/11/04 AM 06:43:12
● 試聴感想93
ES9018K2M使用DAC機の試聴感想です。
自宅のCDプレイヤー DCD−SA1から同軸接続で試聴。山下達郎のベストアルバムから好きな曲「蒼氓」で聴き比べました。
この歌にはバックコーラスでサザンオールスターズの桑田佳祐さんと原由子さんが参加されています。CDプレイヤーから直接音を出した時は2人の声が何となく聴こえる感じだったのが、DACを通しての音でははっきりと、誰がどの位置でどんな声で歌っているのかがわかるようになりました。曲に込められた情報が余すところなく表現されることで、歌い手やレコーディングにあたった人々の意図や気持ちが、より繊細に伝わってきます。これまで何度も聞いてきた曲から、新鮮な感動をもらいました。
噂には聞いていましたが、実際に使ってみて想像以上の高性能に驚いています。こうなると兄弟機の「S」の音も聴いてみたい!そしてどちらか気に入った方を自分の物にしたい!という気持ちがとても強くなっています。
貸し出しいただいて、貴重な体験ができました。ありがとうございました。
2014/11/03 AM 05:23:30
● 試聴感想92
先日、ES9018K2M採用DAC基板を購入された方の着荷直後感想です。
この方はES9018S機をキット購入し組立、K2M基板を同じケースに差し替えて使用しています。
9018K2M基板が手元にあるとそちらがすぐに聞きたくなり、こちらの方をじっくり聞いております。
他の方の表現どおり、9018S基板より確かに一聴して押し出し感やメリハリ感が強く、別の言い方をすると、録音レベルの高いパート(主役)を更にはっきり描く感じがしました。
具体的には、ピアノの中低域、ベース、バスドラムや打楽器は9018Sより実体感が感じられシンバルの響きの解像度、微小になるまで余韻が続くような美しさは9018Sの方があると思います。
これで シンバルまで輝くような響きに聴こえるようになったら、ジャズ系には最高ですね。
ただし、2年も使ってきた9018S基板とは条件的に今すぐ比較にならないかもしれませんが。
9018Sよりも躍動的に感じられる音質で、演奏や録音の良い音源によってはより臨場感があるような気がして、9018Sよりも音楽が楽しめました。
たぶん、9018K2M基板で聴く方が今後多くなるのではないかと思います。
エージングで細部の解像度が高まり、第1印象を保ちつつ、より背景の音も存在感を主張するような感じになったら、スリリングな、より手に汗握るようなサウンドになり、私の嗜好のテクニカルなジャズ系の音源には最適になると思います。
9018K2M基板を購入して良かったと思います。
2014/10/26 PM 09:14:49
● 試聴感想91
ES9018S使用DAC機購入後1ヶ月の感想です。
音質をさらに向上させるため、OPAの交換を希望していましたので当方の検討案をお知らせしています。
自分の機械になったから…という事はないと思いますが試聴機より、ロックも安定しているようですし(むしろ、まだ一度も外れた事が無い)
音も不安定さが微塵もなく、堂々としています。
音楽を聞きながら、DATAを切り替えても、PCM/DSD128/DSD256の切り替えだけは一瞬音が止まるもののそれ以外は音が途切れる事もありません。
何かUPGRADEされているのかな?と思いました。
音は、古めのCDを楽しく聞けると思って選択した通りの音です。
DSDでUpsampleするのが良いのかどうかは分かりませんが、空気感が出てくるのが素晴らしいです。
今まで聞いた最高のCDPでも、録音の悪いCDはあまり楽しめなかったのですが(録音機材を含めた入れ物の限界を知るような感じで)このDACでは古いCDでも、今まで以上に楽しめます。
また、CD Playerもそれ程選ばないような気がしました。
これらは、角田さんのデジタル部分の設計の良さならなのだろうなぁと感心して聞かせてもらっています。
一方、良く録音されたCDでの、最高のCDPでの音質は、品があるというか音の後ろの空間が見えるような、そんな感じを受けていました
2014/10/21 AM 07:32:52
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=120
● 試聴感想90
ES9018S機の試聴感想です。
一部割愛しています。
約一週間の試聴で、多くの方がレビューされているように
素晴らしい音を堪能させていただきました。
ーーー中略ーーー
さて音を出すと、一聴にてその質の高さに驚かされました。
音の広がり、明確な音像定位、ボーカルは当HAP比でやや
太ましく、時に力強く時に繊細に息づかいまで聴こえてきて、
音楽に引き込まされました。響きがなにより美しい。
情報量や音数が多いとの評も見ていましたが、なるほど
納得です。
SP交換時の衝撃と、また別の意味でこれも衝撃でした。
ソースはCDをリッピングしたWAVがほとんどですが、
PCMはリアルなものの音が出過ぎるように感じ、DSD128が
個人的には好みでした。特にボーカルものにおいて、より
ボーカルが明瞭になり周囲が滑らかに抑えられる感じで、
出色に感じました。半日聴き入って疲れない心地の良い音
になりました。
そして少し気になっていたLowestでロックの件も、同軸・光共、
ロック外れはなく極めて安定して聴けた事も収穫でした。
音質面は当然として、諸々作業をさせながらでも44.1←→48
KHzの切り替わり時以外は頭の音欠けもなく、PC作業中の
サウンドカードとしての役割も無難にこなしました。
(PCはオーディオ専用でなく、普段使いの自作機です)
今回の試聴で、ES9018Sというチップの力と、それを発揮させる
AITさんの造りに感心しました。本当はすぐにでも欲しいところ
ですが、懐具合を鑑み冬ボDAC新調計画の候補筆頭として
検討していきます。
K2Mも他の方のレビューを見るに良好そうなので、試したい
ところではあります。
2014/10/20 AM 05:52:29
● 購入者様の感想
ES9018S使用DACキット購入者様の感想です。
USB(COMBO384)とSACDP(SA8004)とHDMIケーブル接続可能仕様です。
試聴機と異なりUSBとHDMIを主体で楽しんでいますが、こちらはcoaxialと異なり音が非常に透き通る感じで心地の良い音が楽しめます。
特に改良したSA8004から出る音は、数十万を越えるSACDPを凌駕する解像度というか表現力に感じ、オーディオベテランの友人もこれにはびっくりしたようです。
CD音源での同時比較を行いましたが、明らかに私のネットワークオーディオを凌駕する音像とS/N比に感じました。
2014/10/19 PM 08:52:37
● 試聴感想89
ES9018K2M機の試聴感想です。
小生はオーディオ経験が浅い素人でありますが、視聴の率直な感想を申し上げさせて頂きます。
所有するSACDプレーヤー(DENON DCD-SA1)をトランスポート機とし光ケーブルにて本機へ入力致しました。
音像が低域から広域まで非常にくっきり・はっきりと再生され、これまでの曇った感じから、霧が晴れこれがまさに自分が求めていた再生音だと初めて感じることが出来ました。
また、色付けが無いという評判もよく理解できました。
同じCDをオーディオ専用機で再生した場合とテレビ録画用のHDD&DVD再生機からの再生音の比較では、音色は似ていましたが、
音の濃さや音圧が大きく異なっていたことは想定外でした。
設定では、DSDへコンバートOFFの状態が解像度高くが小生の好みだと感じました。
2014/10/13 PM 08:36:30
● 試聴感想86
ES9018K2M使用DACとPREを同時に試聴された方の感想です。
DACは、高い評判が納得させられました。
私は、音場感といいますか、その場の雰囲気の再現を重視する一方、
できるだけ、アーティストの存在感も感じたいというタイプですが、
お貸しいただいたDACは、その要求を十分満たしてくれました。
私のパワーアンプはバッテリー駆動でSN比はとても良いと思いますが、
そのような試聴システムに組み入れても、全くノイズ感は感じられませんでした。
情報量も十分で、ワンポイントマイクで収録されたような音源は、空間の奥に音が消えていく様が感じられるようでした。
また、オンマイクで収録されたボーカルなどでは、きわめてリアルな感じを受けました。
存在感十分で、ボーカル好きにはたまらない音質です。
また、動機動作やDSD変換等の設定によっても、微妙に変化し、
聴く音楽に合わせるのも楽しそうです。
この傾向は、一緒にお借りしたプリアンプと組み合わせると、より魅力が増すようです。ぜひ、一緒に使いたいところですね。
パッシブプリと交換しても、ノイズの増加は認められませんでした。
大変なことだと思います。
2014/09/30 PM 08:50:21
● 試聴感想85
AIT製DAC(ES9018S及びK2M)、PRE AMP、POWER AMPを購入された方の感想です。
詳しく評価して頂いております。
試聴環境
メインスピーカー : DALI EPICON8
サブウーファー : FOSTEX CW25A
インコネ : DH Labs REVELATION
スピーカーケーブル : DH Labs REVELATION SP
トランスポーター : APU.1D4(MPD)
その他、電源関係・ルームチューニング
DAC.PRE.MAINは電流伝送
AIT DAC
ES9018SとES9018K2Mを比較してみました。
単純なチップの比較は出来ないと感じました。
出てくる音は結構違い環境に合わせて選ぶのがいいかと思います。
ES9018S
ソースを忠実に再現し、まさに現在のDACチップです。
低音から高音まで滑らかに音が出てホール収録のソースを聴くと
その場で再現してくれるかの様に他のDACには無い味付け無しの臨場感を醸し出してくれます。
逆にソースに忠実な為、状態の悪い収録のソースはそのまま出すため私の場合はこの様なソースはDSD変換で聴きます。
これによりかなり緩和され、ソースのあらを誤魔化してくれます。
PCMが一番解像度が高いと思いますが、DSD125 256 と音が滑らかになっていき耳障りの無いスムーズな音が得られます。
音源・ジャンルにより使い分けると一層楽しめるかと思います。
ピュアにこだわり、Hi-Fiが欲しいと思われる方はこちらの方がいいかと思います。
ES9018K2M
NBWが選べる様になったのが一番大きな違いかと思います。
ES9018Sとの相対評価になるのですが、
音の押出感が凄いです。そして相乗効果なのか分かりませんが低音が増します。
これにより迫力のある音楽を聴くことが出来ます。
そしてこれはAVでも活躍します。
BDを見ると凄い音の迫力に液晶が小さく小さく感じます。
フルオケなどはまるでホールに居るが如く音が出てきます。
それでいて聴き疲れのしない優しい音です。
ES9018Sではあまり違いの感じられなかったAFPC/APC/HOLDの変化が大きいのも特徴です。
音楽もピュアで聞きたい。でもAVも欲しいと言う方はこちらを選べば間違いはないかと思います。
総合評価
悩ましい選択です。今のところES9018Sを選ばれる方が多いとお聞きしましたが
ES9018K2Mも大変良い音でなってくれます。ソースによってはES9018Sよりも良い結果が出る事があります。
購入を考えられてる方はES9018Sだけを視野に入れるのでは無く、両方を是非とも試聴してみてください。
どちらにも素晴らしい所があるので環境によって選ばれると良いかと思います。
最近はPCでの再生をされる方も多いと思います。32bit/384kHzに対応も検討していただければなと思います。
AIT PRE
現在手持ちのパッシブとくらべてみました。
アルプス RK-50 4連
L-Pad
プリアンプは通常のメーカーですと音色をつける為に工夫を凝らしています。
その為DACからの音を忠実に再現はしてくれません。
そこで原音忠実優先で取り入れていたのが上記の物ですが音質ではRK-50はL-Padにはかないません。
ですが、AIT PREだとかなり肉薄した違いしかありません。
パッシブではセレクターはもちろんまずリモコンが使えません。
このプリだとアッテネーターとほぼ互角の音を出してくれて、更にプリとしての機能も充実しています。
ケーブルで言えばMOGAMIの2803でDACとパワーをつないでいる感じです。
AIT DACをお持ちの方だと必須だとも思えます。通常のプリアンプではどうしても
音色をつける為ストレートに音を出してくれません。
正確さではとても比べ物にならないと感じます。
空間定位も抜群で前後左右の楽器の位置が手に取るように分かります。
この2つは合わせて使って初めてAITの実力を発揮してくれると思います。
AIT MAIN
コンフィギュ変更により最低バイアスが2になるように設定しています。
PREと同様に音色を付けずそのまま増幅してくれます。
通常のA級アンプと違いFPGAで常時バイアスを変更してくれるので熱を過度に心配しないで良いところもあります。
歪が少なく下から上まで全て綺麗に増幅してくれ、なおかつ大音量から小音量まで音色を均一に保ってくれます。
小音量でも音痩せがないのはA級の強みですね。
驚いたのがフルオケを聴いた時に音が増えた事です。
これは初めての体験でパワーアンプで音が増えるのはどうしてなのか聴きながら唸っていました。
コンフィギュ変更により色々と変更出来るのとPRE搭載も出来るそうなので
角田氏に相談されて試聴してみるといいかもしれません。
AITフルセット評価
電流伝送:
専用の部屋をお持ちで電源がクリーンな状態だと電流伝送はいらないかと思います。
色々と試した結果、電源が汚れていると朝、昼、晩で音が変わり、特に低音が躊躇に変化するのがわかると思います。
音色はまさに原音再生。マスタリングのCD-Rを現場で聴かせてもらい(私のスピーカーは音色があるスピーカーなのでそこは加味して)
そのデータを自宅で聴いたのですがさすがです。
DACで原音をそのまま再現し、PREで音をいじらず音量だけ変え、MAINでスピーカーをフルに活かしてくれます。
ですが、いつもPCMで高解像度で聴いてるとたまにはリラックスして聴きたくなります。
その場合はDSDへ変換して聴いたり、私の場合は真空管のバッファアンプに切り替えて聴いたりしています。
これからもAIT Labo進化を期待しています。
2014/09/21 AM 07:32:52
● 試聴感想84
ES9018S採用DACの試聴感想です。
これより前当方製PREを購入され、DACを試聴後購入決定しています。
パワーアンプはエソテリックA−02、スピーカーはB&W802diamond と伺っています。
わたしはクラシックのコンサートに出かけるのが好きで、自宅でコンサートに近い音を出すことを目指してきました。これまで、いろいろ試してきてなかなかうまくいきませんでしたが、AITLABOさんのDACとプリに出会って、ついに目指す領域に到達できました。この出会いに感謝しています。
角田さんやAITファンの皆さんのブログ等をみると、AITさんの製品の良音は、高価な部品によるものではなく、回路設計によるものであるようですね。
ES9018使用のDACをほかにも持っていますが、AITさんのDACのほうが、はるかにハイレベルで次元の違う音を聴かせてくれます。
2014/09/07 PM 10:03:06
● パワーアンプ試聴報告5
パワーアンプの試聴感想です。
AIT DAC、PREを購入されています。
土曜日に受け取りまして土日は半日、平日は夜中に毎日2〜3時間程度使用していました。スピーカーは主に平面型の卓上タイプ(2.1ch)を使用していました。
音に関しては大変気に入りました。
手持ちのものと比べて、高音にざらつきがなく、情報量が多い音が素直に出てくる、という印象でした。このように言葉にすると陳腐な表現で大したことは無いようなのですが、聴いているときの気持ち良さが格別です。
特に音量を上げた際の音の生々しさに驚きました(隣の部屋の迷惑になるので常には出せない音量ですが…)
2014/09/05 AM 06:41:09
● 試聴感想83
ES9018S機の試聴感想です。
使用目的は、CD再生用の単純なDACとしてで、フィリップスメカ使用のトップローディング式の欧州製CDPを送り出しに、同軸接続です。
DACの違いは微妙という先入観がありましたが、ここまでクオリティに開きがあると判別は容易でした。
CD音源だとこの辺が限界だろうという情報量と空間表現で、作為的な色付けゼロの、ストレートな音調です。
CD音源を色付けゼロで再生するとCD臭が強くて聞いていられなくなるものですが、DSD変換がこの点で非常に有効に機能しており、大音量で2日間聴いていましたがCD臭を全く意識しませんでした。DSD変換offにすると、音場感など忠実な感じはしましたが、長時間は無理でした。
設置やケーブルが仮設状態で、送り出しドライブも上記レベルですのでどこまでがDACの影響か判りませんが、部分的に気になったのは低域が少し団子状に感じられたのと、ヴォーカルが遠くなってバックに埋もれがちになる点、あと人声が何となく不自然に感じる事はありましたが、録音に忠実なだけかもしれません。
しかし試聴機でフルオケを聴く爽快感は病み付きになりそうでしたので購入を検討いたします。
2014/07/30 PM 08:50:21
● ES9018_K2M使用DAC試聴評価3
ES9018K2M搭載DACの試聴報告です。
長期間試聴頂き、詳細に報告頂いております。
【ES9018 K2M LOWEST vs ES9018 S LOWEST】
同条件でのチップの単純比較ですと
[K2M LOWEST]<[S LOWEST]
となる気がします。
流派は同じESSですが、出てくる音が同ラインナップ上ではない気がします。
音圧感やエッジの立ち方は[K2M LOWEST]の方がはっきりしてます。
まとめればダイナミックな躍動感。
対してDレンジ深度は[S LOWEST]が優ると感じます。
まとめれば染み入る躍動感。
ただし解像度やS/Nをそこまで要求しないシステムだと、
[K2M LOWEST]の音の立ち上がりの方が
好ましく聞こえる(聴きやすい)場合もあると思います。
【ES9018 K2M NBW 単体の印象】
K2MをNBW(同期モード)に切り替えると、
比較がどうのという以前に、出てくる音がガラリと変わる印象があります。
MID-LOW→LOWESTなどよりも明確に差が出ます。
[K2M LOWEST]より明らかに音の密度が濃くなります。
そして「音のまとまり感」という点でも[K2M LOWEST]より優れていると思います。
K2M機で[LOWEST]を選ぶ理由は感じられません。
[NBW]一択です。
【ES9018 K2M vs ES9018 S 相対評価】
[K2M NBW]では外部クロックで同期(Sync)動作させることによる影響なのか、
音の表現がひとつの方向にまとまるような印象を受けます。
(ちょうどスピーカーのバイワイヤをシングルワイヤに戻した時のような??)
そして[K2M NBW]と[S LOWEST]
それぞれに優れる要素があると感じてます。
[K2M NBW が優れると感じる点]
・音の押し出し感
・音楽性(条件によってはS/LOWESTよりも高い)
・音のまとまり
・位相が整った印象
・まろやかさ
・いい意味で(Sと比較して)奔放な鳴り
・A級パワーアンプのような低域表現(太い)
[S LOWEST が優れると感じる点]
・音場感
・ハイエンド感
・Dレンジ深度(S/N・数値上もこちらが上)
・音の分離と空間性の表現
・響きの消え際の繊細さや解像感
・ローエンドの深さ
・AB級パワーアンプのような低域表現(潔い)
上記比較は恐らく[NBW(同期)]/[LOWEST(非同期)]の駆動方式の違いによる差よりも、
SとK2Mが持っているチップ性能そのものの音質差(特徴)の方が影響が大きい気がします。
NBWは音質そのものを向上させるというより、
ES9018K2Mというチップ性能を最高にまで引き出したモードという印象です。
ただし外部クロックと同期させるという点で、
音質は搭載クロックにある程度依存すると思います。
【総評】
システムや環境、鳴らすジャンルによっては好ましく感じる部分も多く、
こればかりは「どちらを選択するか?」という結論に終始する気がします。
仲間との試聴時もシステムやジャンルで評価が割れる面もありました。
K2Mを支持していた方は、元々S機の音をあまり好んでいなかったのですが、K2Mにはかなり関心を持たれたようでした。
K2Mは低域表現に厚み(太さ)を感じ、Sは解像感(ダンピング)を感じますので、その差がジャンルによって好みの差となる面も多くありました。
マルチチャンネルであるES9018S、
ステレオ版であるES9018K2M、
それぞれの特徴が出ていると思います。
音の好みは千差万別・多種多様・有象無象ですので、
両機種を同時比較して、好みのモノを選ぶという形がベストかと思います。
K2MはAITの新しいラインナップとして捉えています。
【AIT依頼のテスト結果】
> 1 PCM=> LPのFAST、SLOW、IIRの音質差がどの程度か?
FIRのFAST ROLL OFF、SLOW ROLL OFF、そしてIIRの差ですが、
IIRはやはり音源が持つアタックの正確追従に優れていると感じます。
SLOW ROLL OFFは個人的に違和感しか感じませんので使用してません。
試聴時、基本はIIRフィルタを通してます。
ポストエコーの弊害も余り感じません。
デジタルフィルタによる音の表現変化は僅かですが、主に音の鳴り出しに変化が現れます。
FASTとIIRは差をあまり感じないという人もいるかもしれません。
独自フィルタで差を付けるという選択を取っているDACが多い中、
個人的にはAITにフィルタによる味付けは必要ないと感じています。
しかしAIT独自フィルタの適用が可能なのであれば、
ぜひ[Liner Phaseフィルタ]を通したAITの音も聴いてみたいとは思います。
> 2 UDA等外部入力時sy,NBWで
> FPGA MODEをAFPC/APC/HOLDで音質が変化するか否か
やはり[S LOWEST機]と同じく[K2M NBW機]でも変化を感じます。
[AFPC]は音の明瞭度・定位感・アタック感・音のまとまりに優れます。
DSD変換を通す場合は[AFPC]で聴くことが多いです。
S/PDIF環境下で最も好適と感じます。
[APC]は外部PLLに依存する音質です。
所有しているUDA2基板のPLLと同期させると拙宅では若干ですが
AFPCよりも音のメリハリが後退し、響きが強くなる傾向です。
Combo384ではまた出てくる音が変わってきます。
DDCなど外部基板によっても音は変化しますが、
その変化を最も感じやすいのが[APC]です。
[HOLD]はメリハリが若干後退し、音場方向へ向かう感じになります。
ただし音の粒子・空間性は[AFPC]よりも細かく感じます。
また突出している音が無く柔らかいため、音量を上げて聴きたい時に選んでます。
AITに搭載されているPLLに依存する音と言えるかと思います。
※個人的にはFIR/IIRなどデジタルフィルタによる変化よりも、
AITジッタ抑圧方式による変化の方が音の違いを感じ取りやすいです。
> 3 S/PDIF入力でasy Lowestとsy,NBWの差あるか否か
こちらは上記(1と2)の変化よりも更に明確です。
AIT基板ではLOWESTとNBWの差が最も大きいです。
2014/07/21 AM 01:50:25
● 試聴感想82
試聴感想、ES9018S機です。
・音について
・耳につくような いやな音がない。いつまでも聞いていられる。
・奥行き感や、広がりがあり、立体感をより感じる。
・気づかなかった細かい音が聞こえる。
(演奏者の声や、弦のはじかれる音等)
・音がぼやける感じもなく、低音〜高音のどこでもフォーカスがあったような感じ
・その他
・SPDIFは音が良くないのではと、何となく先入観を持っていまして、
試聴機がSPDIFしか無いのが、最初少し残念に思いましたが、
音を聞いてそれが間違いだと気づきました。
SPDIFでも ここまでの音が出るのですね。
・今まで サ行の耳につく音をどうにかしたいと ずっと悩んでいましたが、まさかDACを変えるだけで、これが解消するとは思いもしませんでした。
2014/07/07 PM 10:03:06
● ES9018K2M使用DAC試聴評価2
引き続いてES9018K2Mを使用したDAC」の試聴評価です。
この方はS/PDIF(光)入力しています。
これまでのDACもそうですが、ノイズ感は皆無と言っていいです。
あらゆる音が、とてつもない滑らかさと響きを放ち押し寄せてきます。
一切の迷いのない音と申しましょうか、一音一音精緻で分離され圧倒されます。
音の間の静かなところから、音が立ち上がる様は言葉で形容できません。
また、NoBandWidth(sy)とLowest(asy)の比較で最も顕著に感じられたのは、音の広がりです。
NoBandWidthのどこまでも広く伸びていく音は、Lowestでは味わえない空間を作っているように思えます。
既存基板のLowestと新基板のLowest(asy)の比較においては、前者の方が音の押し出し(キレ)が強いかなという印象です。
結論、新基板が奏でる音楽は大変心地のよいもので、聴いているだけでとても幸せな気持ちになれました。
新基板の正式リリースが心から待ち遠しくなるDACです。
試聴環境:Cubox-i4(Mubox)→ifi iUSB Power→ifi DDC(光接続)→AIT DAC(ES9018_K2M使用DAC基板)
2014/07/06 PM 10:43:01
● ES9018K2M使用DAC試聴評価
先日公表しました「ES9018K2Mを使用したDAC」の試聴評価です。
この方は内蔵COMBO384からPCM/DSDを入力しています。製作直後に試聴していますので、通電時間はあまり多く無い状態からの評価となります。
全体の音質、ES9018S機(以降S機とします)との比較について、
DACチップ以外、回路等すべて同一とお聞きしたとおり、
まさしくAIT-LABO dacの音、ほとんど変わりは無いかと思われます。
正直この音をパッと聞かされて、これがK2M機かS機かを直ぐに判断できる自信は有りません。
凝視するような感じで、音に耳を凝らし聞き続けるうち、
あぁ、やはり、ちょっと違う、差は有る、と感じ・理解した次第です。
5〜10%ほどもS機と異なるだろうか、といったところですが、
その差は人によって決定的なものかも知れません。
それについては、後述します。
K2M機の特筆すべき点は、その音の磨かれ方、練りこまれた感じで、
滑らかで実に肌合いの良い触感。
大変耳馴染みが良く、また全帯域にわたりバランスの取れた音の出方で、
直ぐに音楽そのものに集中でき、非常に魅力的です。
通電時間はごく短いとのことですので、これで時間が経てばどうなるのか
大いに期待されるところです。
sync、async共に、LPFのfast、slowの違いは判りませんでした。
(PCM、DSD変換offにて)
違ったような気がする時も有りましたが、正直私には聞き取れませんでした。
それに対し、sync、asyncの違いは、はっきりと感じられました。
私には、明らかにsyncモードが優れているように思われ、
具体的には、音像の実体感が増し、音場が拡がり、音(色)そのものも濃くなる印象です。
解像度が上がり、フォーカスが絞り込まれ、さらにピントが合ってきた画像といえば良いでしょうか。
さて、それでは、S機との違いはということになるのですが、
音出し当初、正直、心中穏やかならぬ状態でいたのですが、
聞き進むにつれその違いが明確となり、落ち着きを取り戻すに至りました。
先に、違いはわずか、と書きましたが、私が感じたその違いは具体的には、
1.音像の実在感・実体感の程度の差、であり、
S機に比べK2M機はやや薄く、軽くなるように感じ、まさにそこに奏者がいるという
ホログラフィックな体験は、幾分後退します。
(定位が悪くなるということではありません。)
2.音場(サウンドステージ)の展開がやや小さくなる、ということや、
バランスは取れているのですが、左右、後方への広がりが少し抑えられ、
全体がこじんまりとまとまる印象です。
3.音(色)の描き分け、音の濃さが幾分淡い方向となる、といったことです。
S機が、例えば、クラリネット・オーボエ・イングリッシュホルンの音色の違いを
明確に描き分け、瞠目させるのに対し、K2M機はやや同色に近い感じです。
以上述べた違いは、必ずしも欠点・劣っているということにはならず、
再生の環境によっては、むしろ好ましいと思われることもあるのではないかと思います。
最初に書いた通り、K2M機の音の肌合いの良さ、バランスの良さは大変に魅力で
いわゆるウェルバランスの名器と言って良いと思うのですが、
その突き出たところの無い、バランスの取れたまとまりが、
オーディオ的には、逆に、弱点・不満と感じられてしまうのも事実です。
S機は、良い意味で破天荒・野放図といった感が有り、
すべてを綺麗にバランスよく聞かせるということは無い代わりに、
時折、肌を粟立たせるスリリングな体験をさせてくれる得難い魅力を有しています。
私としては、やはりS機を格上、軍配を挙げたいと思います。
2014/07/06 AM 04:12:42
● パワーアンプ試聴報告4
パワーアンプの試聴感想です。当方PREと組み合わせています。
メインアンプはプリと同様に情報量が多く、歪みのない素直な音だと感じました。
今まで使っていたアンプの悪いところを痛感させられました。
低域の締まり、音の広がり、奥行き間もよく出ています。
特にフルオケは音が混濁することなく分離され、
こういう風に演奏していたのかとはっとさせられました。
2014/06/27 AM 01:21:07
● パワーアンプ試聴報告3
パワーアンプの試聴報告です。
当方のオーディオ環境等はトランスポートのSDtrans384とAITLABOのDACをI2s接続によりCDリッピング音源をFUSEでアップサンプリングした上でDSD256化した音源を再生し、AITLABOのプリとパワーアンプはヤマハB-1を使用し、住宅事情からスピーカー再生でなく、パワーアンプのスピーカー端子からSTAXのSRD-7mk2というヘッドホンアダプターに接続しSTAXのSR-507というヘッドホンで現代のジャズ等を聴いています。
当方のB−1はかなり最近の部品に交換されておりオリジナルではなく、音の重心が低く、かつフラットに解像度の高さを併せ持つ感じで気に入っておりますが、AITラボのパワーアンプ試聴機は更に解像度が高く、細かい音がよく聞こえヘッドホン環境なのでスピーカー試聴で聴くと違うかもしれませんが、遠くまで見通せるうような音と言うか、脳内に音像が広がっていくような今までにない体験が出来ました。
2014/06/20 AM 05:52:29
● 試聴感想81
購入者様の報告です。
前回試聴時にはSPDIFのみの再生でしたが当該DAC導入後は殆ど「DSD & wav,flac」等全てI2S接続での再生をしています。
音出し側は今回新たにcuboxの新機種であります「cubox-i2 + voyage mubox + UDA3基板」での再生になります。
私の場合はどうしてもdsd再生をメインにしています。
DSDの音源はその殆どがSACD-ISOを「scarletbook」というアプリケーションにてdsd64へ変換して音源fileを作成しています。
所謂dsd natieveとは言えませんがSACDに内蔵されている音質がこのaitlabo DACでは音場感の拡がりと共に音圧が1〜2段階程上がって再生されます。
懸念していましたDSD再生時での音飛び等も殆ど無く高品位な音質を楽しめる環境になりました。
正に今回DSD再生をmainにすえI2S接続を導入した事が正解でした。
DSD再生時での音の情報量が格段に違って来ます。
一度このDACの音質を試聴体験されるのが私の駄文よりもより説得力があると思います。
2014/06/17 PM 08:46:46
● 試聴感想80
DACキット購入者様の感想等です。
小生アンプ同好会に参加しており、去る5月25日に公開試聴会が開かれました。会員の自作したアンプを来場の皆様に聞いていただき評価していただく催しです。
音源にはCDと今回は新しくハイレゾ音源を使用しその再生には貴社のDACを使用させていただきました。
ハイレゾ音源を初めて聞く方も多いようでしたがその再生音は大変好評で今回のハイレゾの再生はお陰様で成功裏に終わりました。
話は変わりますが以下は小生のDACの製作記録です。参考までお送りします。
購入はケース以外基板完成の状態で購入、ケースは指定のタカチのケースで追加工と文字の印刷を秋葉の奥澤に依頼しました。
最近文字の印刷はインクジェツトプリンターで可能で費用もシルクに比べると随分安く上がりました。
やはり文字を入れると見栄えはたいへん良くなります。
2014/06/16 AM 04:33:08
● 試聴感想79
DACの試聴感想です。
一週間、大変楽しませていただきました。ありがとうございました。
言うべきことはたくさんありますが、あえてまとめてしまえば高精度かつ自然な出力をしてくれる、良い変換器だなという印象です。新しいソースだけでなく古い録音でも、あらを目立たせることなく、良いところを引き出してくれるように感じました。もちろん、いまいちなソースは(新旧問わず)いまいちなままで出てきますが。
オーディオ的に前のめりで聴き込めるのはもちろんですが、小音量でBGM的に流すのも意外と心地よく、あらためて音楽を聞く楽しみをふくらませてくれる感じです。変に演出を加えるのではなく、特性を追求した結果がこのようになるというのが面白いというか、技術好きには嬉しいところです。
2014/06/16 AM 02:58:52
● パワーアンプ試聴報告2
パワーアンプの試聴報告です。この方ご自身のブログにも同様内容が掲載されています。
また当方ホームページに仕様を掲載しましたので参照して下さい。
AIT DAC,AITプリ、AIT POWERとは全てバランスケーブルで接続しました。
これでフルバランス構成の音を聴くことが出来ます。
電源投入直後の音は、少し硬さもありましたが、自作アンプのような歪感は無く、十分に楽しめる音です。1〜2時間程暖機をして、ボーカル曲、JAZZ演奏、クラシック(バイオリン協奏曲、交響曲)などを聴いてみました。
女性ボーカルは、自作アンプと同様に柔らかく自然で、それほどの違いは無いようですが、低音の力感があり、いままで以上にしっかりと出ている感じがします。
JAZZの演奏では、ブルーベックトリオのTime Fiveを大音量で聴いてみました。
いままで、2Fの床が響くほどの音は出したことが無かったのですが、凄い迫力です。
LCD表示を見る限りでは1W程度なので、自作アンプでも出そうなものですが、これほどの音は出ませんでした。2Fで聴くには十分すぎるパワーです。
クラシックの曲では、ムターのバイオリン曲を聴いてみました。CD,ハイレゾとも従来以上に艶やかで、歪の少なさが分かります。
そして、交響曲(シューベルトの9番やサンサーンスの3番)では、音の分離と滑らかさが際立っていて、これなら十分に楽しめる音です。
いままで、交響曲を聴いても今一つだったのは、自作アンプの再生上の問題だったようです。
DACからパワーアンプまで、バランス構成にして、音場や音像の出方に変化があるかどうか聴いてみましたが、あまり変化は無いようです。
2014/06/07 PM 10:03:06
● 試聴感想78
キット購入者様から頂いた感想です。
AIT DACの前に所有していたのは入門〜中級機として人気のあった機種ですが、
当方環境では中低域が豊かな反面、解像度や音場感には不満がありました。
今回AIT DACに切り替えたことによって、
ヴェールが何枚も剥がれたような、明らかに次元の高いクリアな音になりました。
高域がスムーズに伸びたのは想定内だったのですが、
それ以上に、深いところまでフラットに伸びた低音が印象的で、
歪み感の少なさと相まって、安心感と心地良さを持って音楽を聴くことが出来ます。
キット購入前に試聴機も貸し出していただいたのですが、
購入品は試聴機よりも低域の伸びと歪感の低さが優れているような気がします。
マスタークロック変更の影響でしょうか?
入力方法は、CDプレーヤーからの同軸デジタルと、
外付けDDCを経由した光入力、さらにUSB入力(Amanero Combo384)を試しました。
パソコンはMac Mini (Audirvana Plus)です。
当方の環境では全ての面においてUSB入力が同軸を上回っているように感じました。
特に、USB入力でDSD Native再生すると別世界とも言える体験が出来ました。
USB入力オプションを選択して良かったと思います。
外付けDDC経由の光入力では、低域が薄くなり高域にも若干神経質な音色が付くような気がします。
他の方の感想では光入力が優秀で、I2SとS/PDIFの差が小さいようですので、
当方が感じた差は、DDCやトランスポートのキャラクター(クセ)かもしれないと思っています。
ソースの質の違いもよく分かるようになりました。
質の高いソースですと異次元の体験が出来ますが、
今後は、あまり質の高くないソースをより楽しく聴けるような設定を見い出すべく
試行錯誤していこうと考えています。
USB入力はPCM(192 KHzまで), DSDとも問題なく再生できているようですが、
当初、DSDファイルを再生すると左右チャンネルが反転する現象に悩まされました。
結果的に、Windows PC上にインストールしたAmanero社の設定ツール(oem tool)を用い、
「DSD Channels SWAP」という設定を書き込むことで完全に解決しました。
2014/06/04 AM 06:30:36
● パワーアンプ試聴報告
パワーアンプの試聴感想です。
現状、パワーアンプの試聴は事前に連絡頂いた方から順にお送りしております。
ご希望があればホームページから当方に確認して下さい。
以下が感想です。(試聴感想58と同じ方です)
早速当方のシステムに組み込んでみました。
これは・・素晴らしいとしか表現できません。
DACやプリと同様、極めて安定かつ正確であることは言うまでもありませんが、すべての周波数帯域で音質が均質なことは、特筆すべき特徴かと思います。
たとえ振幅周波数特性がフラットでも、一般的には帯域によってトランジェントの収束や、ノイズを含めた歪の性質が帯域によって変化するためか、音質も帯域によって変化するのが従来のアンプの宿命でした。相当に高価な有名アンプでも、ここまでの均質性は確保できていなかったと思います。
聴感上のノイズと歪の少なさも驚異的で、結果、どこまでも見通せるような細部まで描き切る高解像な音でありながら、刺激的な非協和音の付帯がほぼなく、楽器音も歌唱も本来持っていた美しさを良く発揮でき、十分すぎるほどに見事にハモリます。
ハーモニーの美しさも特筆すべきかと思います。大編成のオーケストラがこれほど良好に美しく再現出来たのは、初めての経験です。
トランジェントも強調されず自然で、低音楽器の軽さと弾力性がよく表現され、よく弾む低音が小気味良く再現されます。
突然の強奏部も、突き抜けるような起始部の天井知らずな響きが再現でき、20Wのアンプとはとても思えない力強い表現力です。
空間定位は実に見事。3次元的に奥行き方向の定位も良く表現できていると思います。
どこか改善点を提案することで試聴のお役に立ちたいと思っていますが、あまりにも素晴らしい再生音に、あら探しができていません。申し訳ありません。
2014/06/01 PM 09:46:51
● 試聴感想77
DACの試聴感想です。
現在使用中のBarkleys Audio Design Alpha DACは音数が多い方と思いますが、本機も互角かそれ以上と感じました。以前試聴した他ガレージメーカーさんのES9018シングル機では低域の厚みが不足している印象がありましたが、本機では十分豊かなズシンと来る低域を楽しめました。また高域の伸びやかさ、音量を上げても煩さを感じさせない滑らかな響きも素晴らしいものがあります。
ボーカルも以前聴いたシングル機ではやや線が細く感じたのですが、AITさんのモデルは十分エネルギー感を味わうことが出来ました。空間表現も見事で、特にオーケストラものではしっかりと三次元的な奥行きをもった音場が再現されています。
使用した機器構成は下記の通りです。
トランスポート 自作Mini ITX PC
Windows 7 64bit
再生ソフト JRIVER Media Center17+JPLAY
DDコンバーター BRAINSTORM
DCD-8(ルビジウム10Mhz基準信号入力)にてIEEE1394→S/PDIFへ変換
プリアンプ アキュフェーズC-2810
パワーアンプ アキュフェーズA-45
スピーカー B&W Signature Diamond
主に使用したソースはHD Tracksから購入した24/96音源を含むクラシック、70年代ロックのリマスター盤、柴田淳、岩崎宏美、大貫妙子などの女性ボーカル等です。
驚いたのは10Mhz基準信号を使用してリクロックした時と、DCD-8の内蔵クロックを使用した時とで、音質に有為の差が感じられなかったことです。Alpha DACの場合は、10Mhzを使用した方が明らかにフォーカスが向上します。
AIT DAC自体のクロック精度が優秀であることの証左なのでしょう。
2014/05/31 AM 05:11:02
● PREAMP試聴感想7
DACを購入頂いた方のPREの試聴感想です。
電流伝送での評価です。
当方、AIT DACを愛用しており、その音の精度は充分熟知していたつもりです。
しかしAIT PREを使う事によって、「これほどまでにAIT DACの音が埋もれていたのか」と思うほどの変化を見せました。
DACの持つ音色を全て描き切っているという表現が合います。
無味無臭、高解像度でS/Nも高く、絶品とも言えるトランジェント。
現在使用中であるプリアンプも味付けは少ない方だという評価ですが、こと正確再現という点においてはAITプリの方が上回ります。
かといってモニター基調に終始するわけでもありません。
音は明るめで精巧に描くため、手に取るように音像を感じることができます。
音質や定位、音場感に誇張がなく、音源のそのままをストレートに伝達しているのでしょう。
通常プリは音色を好みの方向へ調整するために使いますが、AIT PREはまるでケーブルの一部のように存在を消してくれます。
ボリュームとしてシステムの中に徹している雰囲気です。
例えばプレーヤーやDACから直接パワーアンプに接続し、デジタルボリュームでの音量調節をしているような環境にも抜群に合うと思います。
中身は完全に「超高精度電子ボリューム」です。
定抵抗切替という方式は昔からありますが、代表 角田氏による独自の追求によって素晴らしい躍進を遂げたと言えるのではないでしょうか。
以前試聴させていただいたDAC方式とは一線を画しております。
自作派で音にうるさいオーディオ仲間も、出てくる音と出来映えに唸っておりました。
何とも言えない世界観を描くAITワールドに、しばし没頭してしまいました。
プリは持ってるから要らないという人も、DACと組み合わせて試聴されると考えが一変するかもしれません。
正直、ベタ褒めする以外に言葉がありません(笑
試聴となると、どこかしらあら探ししてしまうのですが、DACと同様、
その性能に耳が支配されてしまいました。
2014/05/30 PM 08:50:21
● 試聴機貸し出しについて
現在試聴機はDAC2台、PRE1台を手当てし、申し込み順にお貸し出ししております。
DACは希望者が多く1ヶ月以上お待ち頂いておりますが、PREは余りお待ち頂くことはありません。
メインアンプ試聴機も準備できつつありますので、ご希望であれば住所、氏名、電話番号を記載しメールでお申し込み下さい。
貸し出しの条件は往復の送料(送付時着払い、返却時元払い)を負担して頂くことです。これ以外の条件はありません。
今までは、返却時感想を送り頂き当方にとって参考になりましたが、
最近何もコメントして頂けないケースが多くなっています。
返却時は感想等お送り頂くよう御願いします。
2014/05/22 AM 02:18:48
● 試聴感想76
キット購入者様の感想です。
数日聞いた感想です。
みなさんコメントされてるように、第一印象は”あまり差がわからない”でしたが
徐々に差を感じ、3日目くらいから飽和しています。
粒が細かく、位置感がありますね。
HD800とのバランス接続では、うひょーって感じです
買ってよかったと思いました。
ソースの違いがよくわかります
CDでもいいのは良いし、ハイレゾでもダメなのはダメですね。
これからDSDにも挑戦して、色々聞いてみたいと思います。
2014/05/01 PM 09:46:51
● 試聴感想75
DACキット購入者樣の感想です。
音質については
エージングが進まないと本来の良さが出てこないようで、最初は透明度や分離感に優位性があるもののうすっぺらな感じで戸惑いました。
しばらく鳴らしているうちに、音の厚みやアタックの切れの良さ、なめらかさ、交響曲のハイライトが感動的に再現される感じが徐々に高まってくるのがわかってきました。もうしばらく鳴らしこめば、流通品の多くを凌ぐ素晴らしい音色に化けてくれそうです。
所有するアンプが真空管アンプですので、ファーストインプレッションとしてはこのような感想となりましたが、そこそこの解像力を備えた半導体アンプとの組み合わせでは、このDACの持ち味である、解像力、分離感、透明感、なめらかさ、アタックの切れの良さなどに半導体アンプ特有の量感が加わり、感動的な味わいが再現されると思います。
久しぶりに押入れから半導体アンプを引っ張り出して繋ぎ換えてみたくなりました。
2014/04/29 PM 09:42:41
● 試聴感想74
DAC購入者様の到着直後の感想です。
早速LUXMAN P-700uにつないで聞いてみました。
分離の良い爽やかな音でまさにES9018の音です。
キレのある低音、どこまでまでも突き抜ける高音素晴らしいです。
私はES9018シングル構成のDACを持っており
そのDACでES9018の音を知ったのですが
どうしてもES9018デュアル構成DACの音を聞いててみたくなり
aitlabo様のDACを選んだのですが正解でした。
シングルとデュアルとはやはり違いがあり
デュアル構成のものはES9018の個性をより引き出していると思います。
音に厚みがあり音の出方に余裕があります。
ソース入力の方法選択でも音に違いが出てきますが
以外にもUSB入力(I2S)が素晴らしく気に入ってますが
これから色々試してみます。
2014/04/14 AM 05:01:32
● 試聴感想73
DACを試聴された方の感想です。
滑らかであるにもかかわらず、鈍るところがなく、SNの良さから来る上下奥行き
の空間表現がとてもよく思えました。
また高域が気持ちよく伸びて抜けるにもかかわらず、中低域の厚みもあり薄くな
るようなことはなかったと思います。
低域は良く弾み、沈み込みも十分でスピード感もあり活発な表現です。
DSDは基本的にワイドレンジになり、空間の透明度が増し、音に芯が出るような
印象を受けました。
個人的には何でも違和感なく楽しく聞けるPCMかより克明なDSD128が気に入りま
した。
2014/04/08 PM 02:52:22
● 試聴感想72
DACキット購入された方の感想です。木製のケースの様です。
やっと木製ケースも完成し、本格的に音楽鑑賞できそうです。
ケース作成は、思った以上に難儀しました。木の箱を作るだけ
なので高をくくっていましたが、まっすぐに切れない、垂直に
切れない、従って角が合わない、隙間ができる等々散々な目に
あいました。カンナやパテでごまかしながら、箱らしきものが
ようやく完成。
各スイッチ類もノミやキリを使いなんとか装着。ご指示どおり
アルミ板を敷き、スペーサーをかましました。下が木なので木
ネジを使い、そのまま固定しました。
初めての音出しは、到着日に基板のまま光接続で行いました。
曲は、TVドラマの主題歌にもなった鬼塚ちひろの「月光」で
す。静かなイントロ部分からいつもと違う雰囲気。彼女の澄ん
だ声が出た途端、「うーん」と唸ってしまいました。器機が全く
暖気されていないにも関わらず、彼女の声がこれまでで最もリ
アル。私の使用してきたDACの廃業が決まりました。
音の印象を一言でいうと、濃密でパワフル。高音から低音まで
過不足なく滑らかな音の微粒子に満たされます。特に女性ボー
カルでは、従来サビの高音部でどうしても声が歪み勝ちで不満
がありました。ところがこのDACでは澄んだ声がどこまでも伸
びて実に気持ちがよいのです。八神純子の声などは、まさに天
を切り裂く神々しさです。
最初は、ご推薦のrealtimeDSDで聴いていましたが、途中でPCM
に戻したところ、さらに声がリアルでストレートに変化。この
違いはけっこう大きく、一聴してわかります。、私は、パンチが
あり、タイトで芯のあるPCMの音が好みですが、少し潤いと奥
行きがあり、ソフトな印象のDSDを好む方も多いでしょう。J
ポップ、ジャズ、ロック系はパンチの利いたPCM、ホール感や響
きが重視されるクラシックはDSDといった使い分けもお好み次第。
なお、光と同軸の違いは、ほとんど感じられず、どちらも素晴ら
しい音でした。
DACの交換だけで、これだけあっさりと音質が向上すると、趣味
とはいえこれまでの試行錯誤や投資が何かむなしいのも事実。一
応、これで当面は上がりの状態です。
巷の評判を信じて、試聴もせずに思い切って注文して本当に良か
ったと思います。いろいろと無理な相談にも応じていただき感謝
申し上げます。
2014/03/25 PM 09:50:23
● 試聴感想71
DACとPREを同時に試聴された方の感想です。
これまで試聴した方々の感想とほとんど同じですが、DAC、プリともに緻密な音像をパノラマ的に展開してくれる所が一番の特徴だと感じました。
強力な電源に支えられた比類なき再生能力に感心し、その発する音楽を1週間楽しませて頂ました。
余分なものはまったくないのではと感じられるサウンドですが、とくにDACはオーケストラのトゥイッテイでもまったく音像の崩れはなく、安心して聴くことができました。
私は弦楽器の合奏が好きで良く聴きますが、コンサートで聴くバイオリンの合奏がそのまま我が家にやって来た印象です。総じてクラシック、ジャズ、ポピュラーいずれでもその音の印象は変わる事はありませんでした。
私のシステムではケーブルの変化に敏感に反応した所が以外とえば以外でしたが試聴機の実力を100%発揮していたかはわかりません。
2014/03/23 PM 09:08:25
● 試聴感想70
DAC購入者様の感想です。
以前の職業では音響屋の現場組だったのでホールの音は熟知しております。
前のDA-06からAITさんのDACに変えると私たちが作っていた音がながれてきます。
これは凄い事で私たちは億単位の機材で奏でていた音です。
それが家庭で聴けるとなるとホールからは足が遠のくのでは無いかと思うほどの臨場感。
自分の時間が出来た時にS席で聴けるのですから。
特徴としては他の方とかぶるのですが、
サ行が刺さらない。
音量をいくらあげてもうるさく感じない(音量に注意しないといけませんね)
分解能が凄く全ての音を拾って出してくれる。
リアルタイムDSDによって44.1に臨場感が出てくる。
一番はコンサートホールで聴いている感覚に陥るでしょうか。
2014/02/22 AM 02:18:48
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=150
● 試聴感想69
キットを購入された方の感想です。
()で注釈を付けています。
2010年に起きていたデジタルオーディオ維新、
デジタルオーディオが新たなる地平に到達したと思いました。
オーディオ人生21年間で最大のビッグインパクトです。
出音を聴いた瞬間、驚天動地の衝撃。
音の凄さは三秒で分かります。
「異次元のサウンドレベル」
現行の最新モデルの高級SACDプレイヤーが、
「30年間倉庫で放置して劣化した古ぼけたカセットデッキ」なら、
AIT LABO DACの音は
「最高級SACDプレイヤー」
手持ちCDディスク、16BIT 44.1kHの音源のすべてが蘇る。
AIT DAC の登場で(約23〜28万) dCS Elgar plus(218万)が完全に玩具と化した。(本当!)
革命的製品 DAC版「Mark levinson 32L」 (TOS LINK 光入力) ※同軸入力は大分インパクトが相当薄れる。
超写実的、スーパーハイエンド、ハイパーリアリズムの世界観、ダイナミクスに溢れるウルトラクリアサウンド。(大音量推奨)
初体験の「薄気味悪いほど」信じがたい分解能(解像度)
非常に鮮明、非常に鮮烈、前に出る音。
躍動的で弾むような量感のある低音。
「オーディオマインド」を強烈に刺激する音。音楽に感動できる音。決してつまらない音ではない。
超ワイドレンジなのに厚みが一切薄くならない
搭載DACチップES9018の特性である驚異的S/N特性
非常に密度感が高い
音の分離の凄さ
音楽鑑賞で「満足できる音」
かつて聴いたことがない、レーザーメスのように非常に精細でかつてない正確さと極限の切れ味の
音像エッジが透明な音場空間を光速で切り裂く。
視聴中やや無機的に聴こえる瞬間はあったが、すぐ気にならなくなる。
ヴォーカルのリアルさと実在感、声と楽器のセパレーション(音の分離)は今までに聴いたことがない水準
音場を浮遊する"空気感"の表現力が凄い!!未経験の世界。
この革命的DACチップは使いこなしが難しい、同じES9018でも機種によって雲泥の差
今まで三桁台数以上販売して初期不良は結構多いものの"故障は皆無"らしいです。
アフターサポートは角田さん自身がお元気なうちは責任もって対応してくださるそうです。
もともとDACは殆ど壊れない製品ですから、神経質になる必要はないかなと思います。
最高音質で使用するためには、ディップスイッチを1、3、7をON あとはOFF
液晶表示なし 同軸1系統、光1系統入力の標準仕様でお支払い金額は22万5千円だった。
USB入力追加は+12000円だが、 標準の二系統よりも入力を増やすと液晶表示が必須になる。
液晶表示追加は+20000円、同軸と光入力は+5000円 光入力の増設をお勧めします。
ハンダ付けが出来れば組み立ては誰にでも可能。15ヵ所程度?の入出力端子
ACインレットのハンダ付けとコネクターを差し込む作業、ステンレスケース(アルミです、ハンダ付け作業が不要なオプションもあります)の組立。
液晶パネルなどの数か所の接着があるのみ。
必要な物 ハンダコテ ハンダ プラスドライバー(小) 2液エポキシ接着剤(ホームセンターで600円強)
リード線被膜剥き ニッパ―
エポキシは液晶パネル、LED表示の接着に使う。液晶を付けたときはLED表示は当然存在し無い。
LED表示に関しては接着なしでも問題ない??(輸送時は振動で落下するかも)
LED仕様の場合エポキシは買わなくてもいける。ハンダ作業委託でさらにLED仕様のとき必須になる物はプラスドライバーのみ。
この場合後はケース組み立て コネクターの差し込み ボルトの固定だけ、説明書が付属。
神奈川県横浜市(AIT研究所)から関西地域(当方自宅)までお借りした試聴機は片道送料1370円(ヤマト120サイズ)
往復三千円弱、貸出納期約一ヶ月(当方の時のケース)でこの驚異的体験が可能。
(申し込み時期に依って変わります)
DACの貸出試聴機は二機あるそうです。
他のメーカーも本腰を入れつつある2014年初頭、AIT DACは今も小改良を続けていて、当方が組み立てたDAC(2013/2/6)は、借り受けた試聴機よりブラッシュアップされて洗練度を高めた音質に感じられました。
※現在のDACは試聴機からclock周波数と供給方法を変更したそうです。
2014/02/07 PM 10:03:06
● 試聴感想68
DACを購入、PREを試聴された方の感想です。
音楽専用分電盤
SACDプレーヤーからDSDのビットストリーム、同軸デジタルアウト
また、パソコンから光アウト
AIT DAC
AIT PRE(視聴機)
ROTEL 1592TM2
モニターオーディオGR60
今回はAIT PREをお借りしての視聴です。電圧伝送のみです。
AIT PREは、DACと同じ傾向と私も感じました。みなさんの感想と同じです。
プリアンプの存在を感じさせない、DACの音がそのまま出ているといった印象です。
相変わらず低域の解像度の素晴らしさには舌を巻きます。
ティンパニやドラム、ベースやギターが気持ちいい!
一般的な言葉でいえば、上から下までワイドレンジで超高解像度。
どこにも強調感もなくとても自然。
音は左右、そして後方、そして上方にも展開する。そしてとても大きい。
しかし、音は全く薄くならない。これだけ音を分離しても、とても濃い。そして滑らか。
音に変なツヤがのったりはしない、素のままでてくる、そんな音。
そして、何といってもSNが抜群にいい。ほんとに静か。
最初に聞いたときは余りの静かさに違和感を感じたほど。何か音をわざと消しているような、、、
背景が静かになれば自ずと埋もれたいた音が聞こえるようになる。
これが抜群の空気感の表現につながっていると思います。
DACの時もCDの音に驚いたが、PREもCDの音が素晴らしくいい。
とにかく滑らか、解像度もCDとは思えないし、音の広がりも素晴らしい。空間が凄く大きいのに音が濃い。そして帯域のバランスが秀逸で今までのスッキリ系から中域が出るようになりボーカルが生きてくる。
CDもPCからのデジタル再生も全部いい。聞き比べた訳ではないがPCからの再生(光ケーブル)が一番いいかもしれない。PCからのハイビットレートも文句ないし、DSF再生は表情豊か。
今度是非PCからのDSDダイレクト再生に挑戦してみたい。
もちろんSACDからのDSDのダイレクト再生ももちろん良い。これを聴いたらやっぱりSACD欲しくなる。ソースによって音が充満して今までと違って聞こえてくるものもあった。
オーケストラ物を聴くとたいがいSPの後方にきれいに定位するのだが、音が厚くてまるでオケピットの中で聴いているような音が前にでるというか音場そのものを感じた。かなりのボリュームで聞いているが一切音楽は破綻しない、
音像と音場が一緒になったような、なんというかオーケストラと一体になれるようなそんな音の出方をした。ちょっとした快感、、、
正直、プリアンプの聞き比べはやったことがないのでAIT PREの実力がどれほどのものかの評価は私には分からない。
ただ、間違いなく一つの方向性のかなり高いところにありそうと感じる。
音が正確になると(時間軸も含めて)虫眼鏡で見るように音がはっきりと見えてくる。結果、リズムも明確になり、ゆったりもアンプテンポも
自在に表現できてくる(伝わってくる)これが音楽の躍動感につながっている。だから楽しく気持ちよくそしてノレる!
そういう意味も含めての解像度=正確性は素晴らしく、それは単にカタログスペック的なモノを狙っての事ではなく、真摯に回路と設計を丹念にやった結果もたらされた必然であり、そしてその必然は音楽家(演奏家)が表現したかった音であり音楽であり
そして、それを余すところなく表現し切れることで、当然に素晴らしい情緒あふれる音楽を体験できる、という帰結になっている。
他にも良い機器はあるのだろうと思うし、音の好き嫌いもあろうとは思いますが、AIT DACとAIT PREの素晴らしいところは上記のように演奏者(音楽家)の息遣いを
感じれる事だと思いました。
ほんとに音楽が染み入ります。
リレーの切り替わるカチカチ音、最祖違和感を感じましたが、使っているうちにクセになってきて、個人的にコレ好きです。
2014/02/01 PM 09:46:51
● 試聴感想67
試聴された方の感想です。
◎再生システム
(1) Cubox(エルサウンド製アナログ電源) → Fiedlix製USB noise filter → UDA基板(Dop版) → S/Pdif(同軸) → aitlabo DAC
(2) SDTrans384(Fiedlix製電源) → S/Pdif(同軸) → aitlabo DAC
<総評>
今回始めてaitlabo DAC試聴で本機の「実力と技術力」いうものを改めて感じさせられるものでした。
現在は「Mytek192 DSD-DAC」を使っていますので音質はこのMytekとの比較になります。
御存知の様にこのMytekに使われているDAC chipはaitlabo DAC製同様ESS社の「Sabre ES9016」というchipを使っていますが当然の如くES9018に比較すれば下位に位置する仕様故,最初から勝負にならないとは薄々感じてはいました。
総じてこのDACの特筆すべき点は五点程あるかと思います。
(1) 兎に角音の分解能が高く音の粒子がきめ細かいにも係わらず音膜が損なわれない。
(2) そして聴き疲れがありません。いつも傍らで聴いていますかみさんが五月蠅くなく本当に柔らかい音質と言う位ですので御想像が付くかと思います。(特にVocal系の音質は特筆すべきものがあります)
(3) 普通に何もする事なく「Lowest」のLock状態で聴けると言うことの凄さを改めて感じます。
(4) これは全般に共通するのですが音全体に深みを感じます。抽象的で表現が難しいのですが・・・・。
(5) 音源で特に音質の良いHigh Resを再生しますと音場感が立体的になる場合もあります。
mytek DACもなかなか侮れない音質なのですが,aitlabo DACは音の粒子と言いますか音像の繊細さの空間表現がやはり勝負にならないと思います。
音域全体「Silky sound」と呼ぶにふさわしい音質です。正にjitter対策の肝ではないかと感じた次第です。
2014/01/17 PM 08:46:46
● 試聴感想66
昨年末に購入された方の感想です。
年末年始でDACを100時間程度鳴らした後の感想ですが、受けた印象は試聴感想にて他の方がおっしゃっていた通りの物でした。
・超低域から高域までリニアに伸びていく感覚は圧巻。
・歪み感が極めて少なく、音量を上げても不自然な感じがしない。
・細かい音まで徹底的に分解しきっていますが、それが耳につくことがなく、さりげない形で影現できている。
・圧倒的な分解能と情報量のおかげでダイナミック型ヘッドホンでも静電型ヘッドホン並の繊細さが出ます。
全てにおいて文句の付け所がない程に優れている印象ですが、個人的に独自のジッタ抑圧機能が特に優れていると感じました。
ES9018純正のジッタ抑圧機能も画期的な機能と効果だと思いましたが、この独自のジッタ抑圧機能はそれ以上です。
オーディオ用のDDCではないDVDプレーヤーの光出力でも唸るほどの音楽再生をしてくれたことはまさに驚異です。
環境
iFi Audio iUSBPower
Audiophilleo1
AITLABO ES9018 DAC(S/PDIF専用)
ニューオプト KH-05N
FOSTEX TH900
ULTRASONE SignaturePRO
2014/01/14 AM 05:01:32
● 試聴感想65
DACの試聴感想です。
簡単ですが、DACの試聴記をご報告します。
DAC入力はNWプレイヤN-50(音楽データは大容量USB収納)からのSPDIF出力。
アンプ:LUX L-509S、SP:B&W MARIX-802 S2
音楽ソースはステレオ録音がもっとも熱かった時代、1950年代末〜1960年代に吹き込まれた管弦楽曲。
先ず、S/Nが良く、オケの楽器の数も増えたことにびっくりします。まるで別のCDをかけているようです。
高音もですが、今までと比較して良く伸びてくれる緻密な低音が音楽を楽しく聞かせてくれます。
ここで印象を確かめるために、従来品のDAC(20年位前のCDPのDAC)と同じ所を何遍も聞き比べました。
正直、20年目の製品との比較というの失礼かもしれませんが、これでも当時はこのCDP、20万超の製品で、
十分実用に堪えるレベルに達していると思っています。
しかし、一番違ったのはのはピアノの音、鍵盤の立ち上がりに僅かに聞こえていた付随音が消えました。
測定器は持ち合わせていませんが、ジッターが極めて小さいところまで抑えられているのがよく分かります。
オペラも聞きました。ステージというか、当時の録音スタジオの雰囲気も良く伝わります。
この性能でC/Pは非常に高いと思います。
とにかく今後どうするかしばらく悩むでしょう。
2014/01/05 AM 06:32:39
● 試聴感想64
当方PREの試聴感想です。
AITDACを購入されています。
試聴環境は以前の報告時と変わらず(AIT-DAC⇒Cello Duet350パワー⇒ATC SCM150Psl)、
プリのみ入れ替え、PCからAmanero DDC経由での再生で試聴しました。
一聴、やはり、モノ造りには人(メーカー)が出る、
紛うかたなきAIT-LABO(角田さん)の音と聞きました。
具体的には、非常な細部までの再現性、どんな信号も細大漏らさず音にするといった感じ、
ソースの音はすべて聞き取れるという印象です。
また、再生周波数のレンジ、ダイナミックレンジも大変広大で、オルガンのペダル鍵盤演奏時の
音階の確かさと量感、絶え入るようなpppから突然のトゥッティのfffの安定・余裕感など、まあ、見事なものです。
特にAIT-DACとの相乗で、図太い・野放図とさえ言いたいほどの低音再生は強烈です。
これらの再生が、何の脚色も無く、当たり前のこととして、いとも簡単・普通に行われるところが、
私が上でAIT-LABOの音と評した所以で、
何か聞き逃している・聞き落としているのではないか、という心配は皆無でしょう。
なんにせよ、DAC同様、大変なCPのプリで、プリを選択する際には必ず聞くべきものであり、
個人的には、これもDACと同じく、数倍以上する有名プリアンプと互角に渡り合える、
あるいは凌駕する実力ではなかろうかと感じた次第です。
2014/01/05 AM 06:41:09
● 試聴感想63
引き続き試聴した方の感想です。
年末年始で、特別長くお借りしましたが、正直もう手放せない状態です。
試聴機の音は、最初の印象が「静か」でS/N感が上がる感じでした。
JAZZの生ベースの超低音感が下に延びて、いい感じでした。
私の音源は、昔ながらのCDとNHKFMです。NAS構築もしていますが、正直CD
がまだ上のようにとらえています(ネットワークオーディオプレーヤーのグレードかも)。
じっくり聞いての感想は、まずFMのアナウンスの声が自然となりよりリアリティが上がったこと。
よって、ボーカルの声質も良くなる。大編成の音楽も小編成の音楽もどれもグレードが上がり
音がクリアで明確になりながらも、聞き易く自然な感じとなることですね。
以前、CDプレーヤーのデジアウトにAITさんでは無い単独DACを繋ぎ、アナログアウトとの切替比較をした時は、
正直音の差が判りませんでした。その後デジタルDEQでDA変換し、別のDACで音の差が有るのを知り、今に
至っていますが、パワーアンプの音の差よりもDACの方が大きいし、好みの問題ではなく10人中9人は良い悪いの
判断が出来るレベルかもしれません。そういう中で、AITさんのDACを入れる事での質の向上にびっくりしています。
PCM−DSD変換の音ばかり聞きましたが、PCMアウトはややかっちりしている感があるようです。但し、あまり
差は感じず、違うかな?という程度です。
2014/01/03 AM 06:56:26
● 試聴感想62
新年になりましたが、本年もよろしく御願いします。
早速今年の試聴感想を掲載します。
昨年キット購入された方です。
今回、試聴機を今のシステムで聴いた時の第一印象は あぁ自分が求めていたのはこういう音だったんだ という感動と満足感でした。
いつも聴いているはずのお気に入りのトランスで不覚にも涙を流してしまいました。
絵画や音楽、彫刻といった芸術で深く感動する時、作者が心の奥深くから真実を純粋に追及して作品をつくりあげ、それが鑑賞者の心の琴線に共鳴して感動を感じるのだと私は思っています。
角田様の作品であるこのDACも同じではないかと感じました。
実は以前にも一度試聴機をお借りして以前のシステムで聴いていたのですが、その時のDAC. soulnoteのDC1.0と比較してとても繊細できれいな音だけれども少し線が細い印象があり購入までは至りませんでした。
今回視聴環境、システムともに一新し改めて聴いてみまして初めて真価を理解した感じです。
細かい描写については他の方がわかりやすく説明されている通りだと思いますが、もしまだ聴かれていないのなら是非貸し出し試聴をお勧めします。
より大型のシステムの方が私の場合、真価が理解しやすかったです。
以前のシステム
CDP sulnote sc1.0
DAC soulnote dc1.0
pre 吉田苑オリジナル 光ボリューム
AMP Nnode XPM10
SP dynaudio C1
現在のシステム
電源 psaudio powerplant10
CDP psaudio pwt光接続
またはエルサウンドアナログ電源 SDtrans384 HDMI接続
DAC AIT amanero搭載 mck変更 DSD
premain SHARP smsx300改
または光ボリューム
goldmund mimesis9
SP dynaudio saphaia
またはATC scm100tsl
またはATC scm12sl
2014/01/03 AM 05:23:30
● 試聴感想61
今週お買いあげ頂いた方の評価です。SACDPとHDMIケーブルで接続し主にSACD(=DSD64)を鑑賞されています
再生音の第一印象なんですが、
音の「分解能力」は極めて高く、今までのレベルとは丸きり違うのは確か、重なって不鮮明だった幾つかの音がきちんと分かれて聴こえる。第九のコーラスはぞくぞくっと来ました。
低域がひ弱だったのが難点のSACD、CDと引けを取らない力強さ、ジャズの弾けるパワー感が出てきた。
僕の目標だった、SACDの情報量と最新のハイスピードかつ高分解能力を持つスピーカーとの良さがやっと味わえた気がします。
ブラスの楽器の音がやや硬質、木管も硬い、これは仰ってた「通電エイジング」により柔らかくなるものかな、と思っています。
安定してきて、分解能力までが今以上に向上するとしたら驚くまでの結果ですね。はやりDAコンバーターはデジタル再生の命ですね、アンプは本来ただの増幅器でありDACが良ければ普通の製品で十分良い音、音楽が再生できる、と思えます。
2013/12/25 PM 09:50:23
● 試聴感想60
キット購入者様の感想です。2名の方から頂きました。
1名の方
DACですが、いつも音楽をかけると、家族からうるさい、止めろと言われていましたが、このDACだと言われなくなり、好評です。
以下は別の方からの感想です。
ケースへの組み込みは、電話にてご回答いただいた後の数時間の作業で完了しました。
DIPスイッチの設定も送付時のままです。気に入った設定があれば変えようかとも思いますが、何の不都合も感じないので1か月以上経過してもそのままです。
実は、本機はこれまで購入したものの中(除く自宅・自動車)で一番高価な買い物であったこと、また基板の大きさがこじんまり(すみません)としていたため、音を聞くまで少々不安でした。ですが、音を聞いて安心しました。
感想を一言で表現するのであれば、(良い意味で)不思議なDACです。
・音量の大小に関わらず、同じように心地よい音に聞こえる
・CD製作者(レコーディング、ミキサー)の意図がわかってしまう気がする。
・つまらないと思っていた古いCDが楽しく聞ける。
また、音自体皆さんが言われる通り素晴らしい。(としかいいようがない)
音を言葉で表現することは不可能なので、関心ある方はとにかく聞いてみることをお勧めします。百文は一聞に如かず。ただ聞いてしまうと購入したくなる可能性が高くなるので、試聴前に購入資金を準備したほうが良いと思います。
2013/12/08 PM 02:52:22
● 試聴感想59
DAC購入頂いた方の感想です。
SACDPにLVDS送信基板を取付けHDMIケーブルでDACに接続しDSD64としても再生できる仕様になっています。
DACが我が家に来てから、二週間になります。
最初の印象は、音の厚みと綺麗さでしたが、此処に至って、落ち着いてきて、本当に良い音で再生してくれていますので印象を箇条書きします。
・ 音がとにかくスムーズ。
・ 響きが豊かで、音の厚みがスゴイ。
・ 高音が凄く綺麗に再現される、特にピアノのアタックやシンバルの響きが格別。
・ 音像の芯がはっきりとして、音の分離が凄く良い。
・ 低音が良く出ているが、ブーミーになることは無く、歯切れが良く、音程もしっかりと再現出来、その結果として、再生音の厚みが凄く良く出る。
・ 残響音の再生が良く、音の消え方綺麗。
・ 定位・音場感とも非常に良く、演奏者の存在感がスゴイ。
・ 女性ボーカル等で音がきつくなる事が無く、本当に綺麗に再生してくれる。
・ 今まで、録音が悪く聴く気に成れなかったCDでも、かなりの割合でよい音で再生してくれる。
・ 音数が増えて、月並みな表現ですが、『こんな音が入ってたんだ!』と感じる事が多い。
・ 16Bit/44kHzの音源でのPCM→DSDの変換については、OFF→128→256と換えていくに従って、より、音の芯がはっきりとして且つクリアーで綺麗な再生音になると思います。
・ DSDの音源でも、同じ様な傾向ですが、録音によっては、OFFの方がパンチが有ってよく感じる場合も有ります。DSDの場合は元々かなりクウォリティが高いので、256ですとスムーズになり過ぎて、おとなしく感じてしまう場合もありました。
・ S/PDIFでの入力ですが、同軸よりもTOSリンクの方がスッキリとした感じで好きです。
・ SACDP(MARANTZ SA-11/S3)でのSACD再生と同じディスクのCD層をリッピングして、CuBox+hiFace Evo+AIT DACで再生した場合、音数や定位ではSACD再生の方が良い場合も有
るが、再生音のスムーズさや歪感の少なさは、後者の方が良い。総合的に見れば、遜色が無く、CuBox+hiFace Evo+AIT DACの組み合わせは、恐ろしいくらいの再生能力です。
・ 以前使用していた、SACDPを改造して頂き、SACDをDSD出力で取り出しHDMIでDACに入力して再生した場合、とにかく自然な音の一言に尽きます。SA-11/S3を手放そうかと本気で考えています。
こんな感じですが、まとめて見ると、とにかく何処かのコマーシャルみたいですが、
『何も足さない、何も引かない、只忠実にデジタル信号をアナログに変換する。』
そんな感じのDACです、録音の良し悪しがそのまま出てきます、音場の広い録音では、部屋中に音が広がって、まさに音に包まれる感じになります。
一方、スピーカーの間に小さな音場が再現されて、その中に沢山の音が再現される物も有ります。CDの中の音がそのまま出てきます。
とにかく、素晴らしいDACだと思います。
ネット上では、色々意見のある外観ですが、自分はシンプルさが凄く気に入ってます。
音のコンセプトと外観が凄くマッチしていると思います。
2013/12/02 PM 10:04:01
● 試聴感想58
DAC機の試聴環境は以下の様になっており、その後購入した結果を続けて掲載します。
試聴時
現在使 用中のDACはdCS Elgar Plus 1394で、送り出しはUDA3(DSD-SPDF3オプション)
とdCS Verli La Scalaです。
他に、Zodiac Gold、MSB Platunum DACがあります。
今のとこ ろ、BeagleBone Blackのmpd-0.17.6-rtopt(yan) からUDA3経由の
SPDIF or SDIF3でElgarに至 る組み合わせで、最良の結果が得 られています。
購入後
夜にはキットの組み上げを終え、慣らし運転に入っています。
この状態でも、dCSが逃げ出すほどの再生能力。素晴らしい。
角田さんが開発されたプリアンプも頒布されていると聞きました。
試聴機もあるとのことで、早速予約したいと思います。
視聴するまでもなく良いプリだろうと確信していますが、やはり
確認してからにしたいと思います。
2013/11/26 PM 09:14:49
● 試聴感想57
最近購入された方の感想です。
amaneroCOMBO384を搭載しPCM/DSDも入力できる仕様です。前視聴感想でDSD→PCM切り替え時にポップノイズ発生があるようでしたが、対策し効果があったようです。
DACはとても快調に動作しております。
以前使っていたDACに比較して非常に滑らかで、音が立体的に聴こえます。
また、以前のDACだとサ行が若干耳障りだったのが、AITDACだとそういう感じもなく自然な感じです。
既にサイトで多くの方が絶賛されていらっしゃるとおりだと思います。
DSD音源についても問題なく再生できてます。
とても気に入りました。良いものを有難うございました。今後も愛用していきたいと思います。
2013/11/17 PM 08:46:46
● 試聴感想56
当方DACを購入して暫く経ち、新しいDDC(COMBO384)を導入した後の感想です。当方DACオプションでCOMBO384も接続できますが、この方に紹介頂き最初に搭載していますので、若干の課題があるようです。今後改善する予定です。
結論から言いますと、十分以上・期待以上の性能で、
特に価格対比で考えますと、圧倒的お買い得といったところです。
Win7 64bit、i5-4core CPUのPCからプレーヤーはfoobar2000(v.1.2.9)、
3m弱 ノーブランドのごく一般的USBケーブルを使って再生しました。
まず外付けHDDの音源をそのまま再生したところ、
ほんのわずかにノイズが乗る感じ(SNの悪化・鮮度感の後退)があり、
メモリーをRAMdisk化しそこに音源を置き、foobarのバッファーを150ms程度まで小さくして再生してみると、上記問題は全くと言っていい程に解消・改善されました。
ただこの状態でも、PD-70やSDtransからの再生と比較しますと、個々の音には差を感じませんが、
音楽全体のたたずまいが(抽象的ですみません)、やや引く、躍動感に劣る、冷めている、
といった感じがあり、思わず2〜3クリックヴォリュームをあげてしまいます。
(これでもうるさくはならず、SNに問題なしの証左でもありますね)
この問題は、上記設定・環境での話であり、
オーディオ好きの方ならすぐに思い付く対策(バスパワー供給方法の改善、
USBケーブルの交換やノイズ対策、プレーヤーソフトの選択、等)で、
更には、Cubox等の専用化したPCからの再生で
大幅に改善されるであろうことは容易に想像がつき、根本的な問題にはならないと思われます。
その他、現時点での基本動作・注意としては、
1.再生開始時、DAC側で認識しているファイル形式(PCM, DSD)、サンプリング周波数と異なったものが
入力されると、ポップノイズが発生する。
2.再生中、同一ファイル形式の場合は、サンプリング周波数の変更時にはノイズはほとんど発生しない。
3.再生中、PCM→DSDに切り替わる際は、ごく小さなノイズが発生する(ほとんど気にならない)。
DSD→PCM切り替え時には、ポップノイズが発生する。
4.嬉しい発見で、上記環境・設定で(ほかに特に設定もせず)完全なギャップレス再生が可能。
Amaneroは、以前は外国への直接発注しか方法が無かったようですが、
今は国内販売の代理店も決まり、非常に入手しやすくなり、
さらにこの性能ならば、敢えて他のDDCを考慮する必要はないのではないでしょうか。
(Amaneroが別のDDC(DAC)ボードを出すとまた話は別ですが)
最後に、AIT-DACについて、ここまで使用してきて最近特に強く感じていることを述べたいと思います。
以前にも書きましたが、このDACは、ほとんどの要素でずば抜けた性能であるわけですが、
特にその定位(感)の素晴らしさにホトホト感心させられています。
これまで一般に、良く、音場の再生に長けている、とか逆に音像の再生に長けている、とかいった評価がされ、
言われた側も暗黙の了解で、このような傾向の音だな、といった判断が可能でした。
また、この二つはある程度背反な関係にあったと思います。
しかし、AIT-DACは、これを完全に超えましたね。
つまり、音場、音像という二元要素があり、それぞれを評価・判断するのではなく、
音像があって音場が意識される、あるいは、音場の中のあるべき位置に音像が意識されるわけです。
私の場合、聞く音楽はほぼ100%クラシックなのですが、これまでに経験したことのないほど精緻な音像から
発せられる響きの広がり・減衰から、その場(広さや高さや奥行きなど)を意識・感じさせられるという体験に
陶然としています。
これは生の演奏では当然なことなのですが、なかなか再生の場では得られない感覚で、
これまでの多くの機器でも経験がありません。
特にオーケストラの再生は鳥肌モノで、両スピーカーの外・後方から、それぞれの楽器があるべき位置から
響いてくる(実にしまった音像で)様は、
実際の会場では、逆にこのように聞こえることはあり得ないのですが、
再生(ヴァーチャル)体験の喜びの真骨頂と思います。
これまで、録音年月は新しいのに、やはりオケの自主録音ではこの程度かと思っていた、
チェリ/ミュンヘン・フィルのEMI版CDやヴァンスカ/ラハティ響のBIS版(これは元々好録音ですが)CD
など目から鱗の新体験でした。
2013/11/12 PM 10:48:07
● 試聴感想55
試聴された方の感想です。
3連休、お蔭様で、音楽を堪能することができました。
通常のシステムは、DACがないので、
-CuBox-->UDA--->OLASONNIC NANOCOMPO-UA1 --->BRILON
ですが、久しぶりに、アンプに、しばらく使っていなかったMusical Fidelityを使いました。
-CuBox-->UDA--->AITLABO DAC--->Musical Fildelity A1---->BRILON
に、切り替えると、見違えるようになりました。
分解能が、すごく良く、旅行中の家族に電話越しに音を聞いてもらっても、違いがわかる程です。
特に、低音のドラム、ベースの音が、一塊ではなく、粒になって、音圧もしっかりと前に、イキイキと出てくるのは、すばらしかったです。
こんなに、低音がでるのは??とびっくりしました。 まるで、生演奏をスタジオで聞いているような、錯覚に陥りました。
いつも、洋楽、ジャズを中心に、聴くのですが、久しぶりに、J−POPを聞きましたが(通常、音が塊になっていて、あまり、好きではないのですが)、
いい音になったので、気持ちよく、懐かしく聞けました。
また、聴き疲れが、まったくしないのがいいです。 CDは、これが、本来のCD製作者が、意図して、吹き込んでいる音なのでは??と思いました。
DSD、PCMですが、私のシステムでは、どちらがいいというわけではなく、曲、音源によって、使い分ければいいのではと思いました。
アンプも今回変えたので、DACの完全比較には、なりませんでしたが、システムのグレードが、数段階あがったこと、
バックノイズが、静か、音圧があがり、音が生き生きする、音の粒のシャワーがスピーカーから、放たれるようになった。
そして何よりも、音楽が、楽しく気持ちよく(感情移入される)聞けるようになったということが、分かったの成果でした。
宅急便屋さんが、視聴機を運んでいった後は、少し寂しくなってしまいました。。。。。
2013/11/05 AM 06:41:09
● 試聴感想54
キット購入者様の感想です。
今のところMac(ソフト:Audirvana plus)で曲を再生し、ifi社製DDCを介してspdif接続で利用しています。
このDDCにはジッター低減機能?がついるらしく、一応onとoffで試してみたのですがこのDACでは全く差異は感じません。このような点でもDAC側のジッター抑制機能の堅牢さを感じた次第です。
空気感、解像度、奥行きは試聴させていただいた当時のままですが、クロック変更の影響かリアルタイムDSDが試聴時よりも好印象でした。
特に128と256では256の方が音数が増し、音の厚みが出てきます。
一概に256の方が良いともいえず、曲のソースによりPCMと切り替えて利用していきたいと思います。
あと、作って下さった方も音がスーッと出る、自然な音の出るDACですねと仰っていました。
角田さまにアドバイスいただいた基板配置とケースのサイズ修正を実施し、ケースにもAIT LABOとロゴ印刷致しました。
今回ネイティブDSD対応は見送りましたが、HDMI用のケース穴を設け、端子も仮付けしましたので先々も安心です。ネイティブDSD機能付加の際はよろしくお願いします。
2013/10/31 AM 05:11:02
● 試聴感想53
PREの試聴感想です。この方はAITDAC購入されています。
確かに解像度が凄いと気づきました。
JEFFROWLANDのCONCERTO(プリメイン)
は色付けも無くかなり気に入ってましたが、まだ
分解能に先が有るのだと思い知らされました。
鮫島有美子のCD「ます」で、SPはHB1
JEFFのプリメインで何の不満も無かったのですが
AITプリで聞くと、鮫島さんがキリッと立つのですね
伴奏のピアノのコロコロした響きが気持ちよい
鮫島有美子が若返った感じです。
そしてボーカルとピアノが3次元空間に定位します。
JEFFに、にじみがまだ有ったのかと気づきました。
湯船のほんのりとした薄けむりみたいな・・・
CDに記録されていた情報がノイズ無く色付けも無く
そのまま再生されている。
CDによってはあからさまになり過ぎてしまうのも
有るみたいですね^^
2013/10/25 PM 09:50:23
● 試聴感想52
購入者樣の到着直後の感想です。この方は当方DAC購入前はF社改造DAC機とHDMI接続しDSD等を再生していたようです。
とりあえず、同軸、TOS、UDA、I2S(HDMI)すべての入力で正常動作することを確認しました。
音についてはまだ出したばかりなので評価できる状況ではないですが、脚色がなく非常に無色透明な音だと感じました。
入力による差ですが、
I2S(HDMI)>同軸、TOS>UDAに感じます。
UDAのクロックがまだ本領を発揮していないのかもしれません。
また、MCLKを追加していただいたHiFaceEVOには外部マスタークロックジェネレータをつけているのでそのせいかもしれません。HiFaceEVOから同軸やTOSを入れて実験しました。
他にもPS3もTOSで繋いでみましたがなかなかいい音で鳴りました。
この文章を書いている間にもどんどん音が滑らかになってきているので今後の変化が楽しみです。
2013/10/11 AM 07:12:32
● 試聴感想51
試聴感想です。
お借りしたDACは音響環境が全く整っていないうえに,高額品でもない私のシステムであってもその良さがはっきりと聞き取ることができました。
具体的には大編成のオーケストラのライブで,ヴァイオリンが細かく弦をこすりながら音を重ねていっているところが極めてはっきりと聞き取れたこと,金管楽器の位置とその遠近もある程度,聞き取れるよう再現したこと,また,ギターのように聞こえていたウクレレの弦をはじく音が明らかにウクレレであることをとてもはっきりと聞き取れたことなど,色々な発見がありました。
加えて,ディスクの録音の良し悪しもとても明確に提示するように思いました。
PCの接続による音源再生はやはりCDプレーヤーによる再生には敵わないそれなりの音でした。
感想の概略はざっとこのようなものです。DACの機能としては,まさに期待以上の働きを見せたと思いますが,一方で我が家のシステムの弱点をさらけ出されたという感じがしています。具体にはやはり音を正確に再現する力の不足,言ってみればプリアンプ機能の不足(ボリュームの精度という側面もあるかと思います。)という部分があるかと思います。
2013/10/11 AM 01:28:16
● 試聴感想50
最近購入された方の感想です。入力はS/PDIFと共にUSB、HDMIケーブル接続によるDSD/I2S再生が可能な仕様となっています。一部伏せ字にしています。
昨日、今日といろいろ聴かせていただいています。
とても満足しています。
再生音の素晴らしさは当然ですが、私にとっては
一台のDACでPCM、DSDどちらも手軽に聴ける使い勝手の
良さがとても嬉しいです。
DSD仕様CAxxxxxではDSDのみの再生、SCD-XE800と
UDA基板では左右が逆になる、PCMはI2S仕様CAxxxxxが
必要等々、ソースでセッティングに苦労していた事
から解放され音楽を聴くと言うことに集中できて
更に楽しくなっています。
再生される音もDSD、PCMともに静けさの中からくっきりと
音像が再生されるのには正直驚きました。CAxxxxxでも
満足していたのですがレベルが違いました。
短時間のエージングでも十分判りました(個人的には
オーディオ機器でエージングの影響は少ないと
思っていますが、、、)
PCM→DSDはOFFとDSD128を比較しましたがDSD128の
方がやや音がまろやかになるように感じましたが
どちらで聴くかは好みだと思えました。
2013/09/24 PM 10:58:22
● 試聴感想49
DACのmclkを45.1584M/49.142Mに変更した方の経過報告です。当方製mulitiolyingDAC方式PRE(現在頒布は、より高音質が期待できるATT方式のみです)も試聴しています。
当初音質は???状態でしたが、1月半程かけて落ち着きました。
皆さん仰るとおりですが、
音色は自然に、情報量が更に増えて、背景はより静かになり、
修正お願いして本当に良かったと思います。ありがとうございます。
当方近況ですが、
DAC 音質が落ち着きましたので、今週からアンプ自宅試聴を再開しています。
今回は
・Ayre KX-R & MX-R
・DarTZeel NHB-18 NS & NHB-108 model one(Pre→Power 電流伝送)
・LINN KLIMAX KONTROL & KLIMAX SOLO
を順番に借用できることになり、本日 Ayre を返却し、DarTZeel を聴き始めました。
Ayre は高級機らしいキレイな音で、音場の立体感や、低音の余裕もなかなかのものでしたが
どんな音源を聴いてもうっすらと Ayre の音がのり、
こういう音が好きな人は居るだろうということは理解しつつ、
BGM とは言い過ぎですが、ちょっとよそよそしくて音楽に没入しきれない面もあって
個人的には受け付けませんでした。
それと Power の片方が数時間経つと勝手に休止してしまうのも困りました。
販売店の方は、デモ機で酷使されたためかもと仰っていましたが
目の前で故障されてしまうと信頼性に懸念を持たざるを得ません。
先ほどから聴き始めた DarTZeel は
アクの強い独特な外観に似合わず、Ayre に比べて自然な音色で色付けは少なく
DAC からの音をかなりの割合でストレートに出している感じはあって、なかなか好印象ですが
低音の一部でオーディオ的な心地よさを感じるので、狙って作っているのかも知れません。
1日くらい経つと音は変わるとのことなので、楽しみにしています。
来週の Linn は音作りは相当上手そうですが、
ストレートさはちょっと劣るのでは?と予想しています。
他、せっかくの機会と思い、
http://www.audiolabo.co.jp/
のパワーアンプPM8CTも借用中ですが
今のところ情報量、低音の迫力、音全体の品位などだいぶ劣っていて、全く感心しない状態です。
日曜からプリpp-5も借用できることになりましたので、本来の組み合わせでどうなるか?
といったところです。
ということで、絞り込めた時点で改めて確認したいとは思いますが
DAC mclk 修正の効果およびATT音量制御方式での改善を考慮すると
現時点のプリアンプ本命は、やはり御社になるかと思います。
(凄いですね!)
2013/09/09 AM 02:06:21
● 試聴感想48
ヘッドフォンで試聴された方の感想です。
貸出機が到着してからは、毎日仕事が終わって直ぐに帰宅し深夜までいろいろなCDを聴いて楽しみました。
試聴環境は、CDTにエソテリックのP-0S(VUK)を使用し同軸デジタル出力を2系統出してAIT DACと私が所有している約13年前の国産A社のデジタルプリアンプにそれぞれ繋ぎました。その出力をラックスマンのヘッドホンアンプP-700uに繋ぎゼンハイザーHD800(バランスケーブルに変更済)で聴きました。アンプの入力切替スイッチにより約1秒のタイムラグで比べることができるようにして試聴しました。
最初、1曲目を聴いた時「音が細い。痩せている」と感じたのですが、あれっ、もしかしてと思い2曲目聴きながらスイッチを切り替え比べると気づいてしまいました。AIT DACの方が断然生の楽器の音に近い、基本の音と倍音がきれい、また全体にベールが一枚掛かっていたのが剥がれた感じです。私のデジプリは、一聴では迫力を感じるのですが少し団子状態で横一列でこちらに向かってきている。
最初の2日は、スイッチを切り替えながら比較したのですが、その後は返却までAIT DACで音楽を堪能しました。私の感覚ではJAZZ、ROCKはDSD128又はPCM、クラッシク、ボーカル等はDSD256が好みでした。
返却前にAIT DACを導入しない理由をいろいろ考えたのですが(「ヘッドホンであれば今でも十分」「1,2年待てばさらに良くなる」等々)あの音を知ってしまったので戻れません。購入します。パイオニアPD-70も別途購入してその改造を含めて完成品の形でお願いします。さらに細部の仕様で詰めなければならない点があれば教えてください。
2013/09/08 PM 02:52:22
● 試聴感想47
DACとPREを同時に試聴された方の感想です。
他の方の評価の通り、非常に音源に忠実で、目を瞠るほどの
性能があると思いました。
・とにかく分解能が高い。(一切混濁が無いと言ったほうがよいかも知れません)
・それでいて音色のクセといったものが殆ど見受けられない。
・よって、音源本来の姿や特質が限りなく引き出される。
・S/Nが非常に良い。
・全帯域、どこも突出したり大人し過ぎたりせず、程よく厚みがある。
とまあ、正直これだけなのですが、非常に高い次元で達成されていると思いました。
ただ、不思議なのは他の方の評価では絶賛されているPCM→DSDリアルタイム変換ですが私には正直合いませんでした。
録音があまり宜しくない音源に関しては音の厚みが増えて良いかな…?
というくらいで、ほぼどの音源でも他の方が言うように見通しがよくなったり、
分解能が上がった感じがするといったことはありませんでした。
VCXO modeにつきましてはHOLDが一番音が前に出てパワーが感じられ、好印象でした。ただ、どのmodeも空気感の違いがあり、音源によって選ぶのが良いかなと思いました。
2013/09/02 PM 10:04:01
● 試聴感想46
DACの試聴感想です。
これまで単体のCDプレーヤーのみで音楽を楽しんできましたが、
AIT-DACを経由させると、音数の増加や空気感の向上を感じることが出来ました。
女性ボーカルも輪郭がハッキリとしながらも聴きやすさが両立され、ヴェールが一枚取れたように感じました。
特にPCM→DSDでは倍音の響きも含めて音が一段と美しくなり、ピアノのアタックでは空気感が一層強調されたように感じ、
特に好みの音でした。
私はトランス・テクノ等のクラブミュージック等も聞きますが、分厚いシンセリードが明確に立体感のある音として前に出ており新鮮でした。
ジッタの低減された音はこのようなリアリティある音に変わるのかと、半ば目の醒める思いでした。
2013/09/01 PM 09:46:51
● PREAMP購入者樣の感想
購入者がご自分で改造し、ケース組込を行っています。
Pre Ampの続報です。長文です。最初にお断りしておきますがベタほめになりますのでそう言うのが嫌いな方は読まない方が宜しいかと。
2週間経ちました。中低域は未だ柔らかくなっている最中ですが、略水平飛行に近くなった印象です。私にはDACの時よりPre の方が衝撃的に感じます。
エージングが落ち着くと音楽が部屋中に充ち満ちてあたかもサラウンドの如き臨場感が出てきます。回路を見る限り、音楽信号が流れるのは抵抗とリレーとオペアンプ2ヶだけで他に何もありませんから、シンプルそのもの。特性的には何も足さず、何も引いていないと思われますが、実際出て来る音は情報量がワッと増える感じ、繊細且つ豊穣。ボリューム位置に関係無しに同じ音が相似形で歪み無しに出て来ます。高域が細めになるようなことも有りません。今使っている真空管式のプリも並大抵の鳴り方では無いので正直これは可成りショックです。
CDやSACDにはこのような表情豊かな情報が元々入っていて能動素子の増幅で音量調節するPreはこの音を実は歪ませていたんだということに気付かされます(飽くまで私の知っているPreの範囲です)。DACでも同じ事を感じましたが、DACが略まともになった後Preを詰めていったらアナログで延々と歴史がある筈のPre Ampでも同じ事が起きたという衝撃的な経験です。
私見で思うに、素晴らしい結果が出た理由の半分は、特性や操作性を全く犠牲にする事無しに音楽信号経路は極限のシンプルさまで到達したこと。残りの半分は電流伝送によるものだと思います。
私のDACにはPreに入っているV/I 変換回路と同じ回路が入っていて(量産の一つ前ver)、DACから信号を電流源で送り出し、XLRケーブルを経由してPreの終端抵抗300Ωの所までこの信号電流が流れていきます。このPreはバイアンプ駆動出来るように出力が2系統出せますから300Ωの両端に出て来る信号電圧をV/I変換回路を通して2回路同時出力できます。電流伝送で2系統のパワーアンプを経由してSPを2way駆動で鳴らしています。
実験の為電圧駆動でも鳴らしましたが、電流の方が明らかに低域が引き締まり音の分解能が上がります。SPの動きも軽やかになります。
色々書いても良いことしか出て来ないのでここまで読むと却って反感を持たれる向きも多いと思います。音はいくらご託を並べても一聴にしかずです。試聴できるのですから是非試聴されることをお勧めします。尚、電流伝送の効果はその大小で言えば、DAC-Pre間よりPre-Power間の方がはるかに大きいです。
使いこなしに関わることですが、出力のところの4pin DIP SWが2セットあって、直感と違う処があるので、これの設定を今の説明書きだけですんなり設定できる人は少ないのではないかと思います(除く回路を読める人)。老婆心ながら説明の所に詳細な絵を付けて出力端子と1対1対応取るべきだと(8pin 全てに)思う次第です。ここの設定をミスると音が眠くなったり死んだりします(経験者語る^^; )。電流伝送は意外な落とし穴が結構あると思います。
完成品売りのデザインは多くの方が言及しておられるとおり、毎日拝むにはちょっと厳しいものがあります。基板で購入し安くなった分でメーカーでは出来ないような自分の気に入るケースを用意できるので却ってラッキーと考える方が前向きになれるのではないでしょうか。私は自分の趣味に合わせて自作しました。デザイン的なバランスを考えてボリュームと同じツマミをSelector用にフロントパネルに欲しいと思い、そのような機能変更を角田氏にお願いしました。
写真を見ればお分かりになると思いますがSelector用のロータリーSWの隣 5mmの処に電源トランスが来ています。従来の因習的なオーディオ常識に頭をやられていると、とてもこんな配置は出来ないのですがこのPreでは何の問題もありません。夜中に音量Maxにして38cm Wooferに耳をくっつけても全く、微塵も、一切ハムの如きものは出て来ません。
リモコンが使えますが私はVolumeのツマミをゆっくり回す時のチャラチャラという感触が気に入って専らマニュアル操作しています。将来デジタルチャンデバを角田氏が製品化してくださった暁には、DAC → プリ → パワー → SPと言うセットをCH数だけ並べてリモコンで一括コントロールが出来ると言うことは考えていますが、角田氏はチャンデバを作る気は目下ないようです。(ちなみにプリに関しても回路的にはあんまり面白くないので本人は大々的にはやりたくないと述べておられました。)
以上使いこなしも含めて感想を述べてみました。内部の関係者ではないかと疑いをもたれるかも知れませんが、お金を払って製品を購入している1ユーザーです。作り出される作品の優秀さが世に知られず埋もれてしまうようなことがあっては人類の損失だという思いから肯定的な感想をちらほら述べております次第です。そのうち筆の立つ方が現れて広く啓蒙して下さる事態が出来するのを期待しつつ。買わなくても良いので何処かで是非その音を経験して知って頂きたいと思います。
2013/08/27 AM 01:21:07
● 試聴感想45
DAC購入者樣の感想です。
今まではLuxmanのDA-XXというAIT DACと同じ価格帯のものを使用していました。
鳴らし始めたばかりなのにエージング済みのDA-XXとは比べ物にならない音にただただ唖然としております。
音数、解像度、音の広がり全てにおいて圧倒的な差で、ベールが何枚も一気に剥がれた感じです。
あまりにも聴くことが楽しく今まで時間を忘れておりました。
一瞬でDA-XXを手放す決心が出来ました。
もっと前にAIT DACのことを知っていれば無駄な出費をせずに済んだことが悔やまれます。
2013/08/17 PM 08:46:46
● PREAMP試聴感想6
PREを試聴頂いた方(当方DAC購入者)の感想です。
聴かせていただいた感想ですが、派手さが無く音楽に変化を加えるようなところがありません。実直で丁寧な音だと感じました。
解像感を強調したようなキツさは全く無くて、耳当たりが柔らかいと言えるのですが
それでいてセパレーションと定位の良さを感じられたのが印象的でした。
DACもそうでしたが、音源を選ばない万能型のプリアンプではないでしょうか。
2013/08/11 AM 01:28:16
● PREキット組立報告
PREAMPキットを購入頂きた方の完成報告です。
当方所定から変更されていますので、当方のキットとは異なる箇所があります。
実装していく段階で回路を追っかけていくと、増幅素子が最後のVI変換回路以外に入っていない事もさりながら、
『オーディオ業界で設計してきた人間では出来ない設計だろうな』と感心すること多々ありました。
今迄と同じ条件で比較する為、Wooferは電圧系で鳴らしていますがそれ以外は電流受け/電流出しです。
音は只者ではないです。歪みが全く感じられないのでストレスが全くないです。
12V電源をTPS7A4700 2段スタック強化してOSコンを多数入れているので音がまともになるのは1〜2週間掛かるはずですが、30分の時点で明らかに別次元です。
美しいとか楽しいとか言う感覚とは違う『懐かしい』、『いとおしい』、そういう
感覚があって、何の変哲もないリュートのソロ曲を聴いていて心の底から込み上げてくるものがあります。音質に関してはエージングが終わってから改めて感想を述べますが取り敢えず音出し開始して1時間での感想です。
2013/08/10 PM 09:19:19
● PREAMP試聴感想5
PREAMPの試聴感想です。
ようやく頒布できるようになりました。詳しくは問い合わせ願います。
他の方も書いていらしたと思いますが、DACと同方向で、ソフトの音をそのまま再現するアンプだと感じました。現在使用しているアンプも、色付けが少ないと思っておりましたが、比較すると、オーディオとして心地良く聞こえるような調整がなされていることに気が付きました。梅干しに例えると、現在使用しているアンプは蜂蜜入りで、AIT LABOのアンプは塩だけで漬けたものといった印象です。
また、定位が非常によく、音が出ている場所をはっきり指差せるくらいでした。
2013/07/31 AM 05:11:02
● 試聴感想44
試聴感想です。
早速Audirvana PlusをインストールしたMacMiniからオルソ・スペクトラムのUSB-201を通して取り出したデジタル信号のDA変換に使用すべく設置いたしました。出力はAccuphase C-2410から A-45を通して自作スピーカー(Fostex FE208-ES-R使用バックロードホーン)から音出ししました。
試聴機から出てきた音は、これぞハイエンド・サウンドというべき、豊かで繊細な響きと深々とした音場感に満ちた申し分のないものでした。試聴機は、当然のことながら、使用するソフトの質を敏感に反映しますので、出来の悪いソフトの音を美音に変えることは不可能でしたが、古いモノラル録音のソフトで、これまでは味わいに乏しくて聞く気にならなかったソフトが、試聴機を通すと、立体感を伴って実に新鮮な響きを放ち、十分に価値あるソフトとして楽しめたことは、うれしい驚きでした。
土曜日は食事もそこそこに夜遅くまで、日曜は早朝から午後まで、ほとんどぶっ通しで手持ちの多様なソフトを試聴機で聞き続けました。
2013/07/29 PM 09:42:41
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=180
● 試聴感想43
最近購入された方の感想です。問い合わせ頂いた翌日に購入されました。
DACの方は日に日に音が落ち着いてきました。
ざっくりした感想と致しましては
思っていた以上に奥行き感が面白いほどでており、
導入の後悔は全くしておりません。
また、音は勢いで押し切ったりせず極めて冷静というのが
このDACの持ち味だという感想を持ちました。
間違いなくこの価格帯でこれだけの性能を有しているDACは皆無と
言っても過言ではないと思われます。
そのため音を聴く度に顔がにやけてしまっています。
まだ、ケース組み込みに至っておりませんが早いところケースに収納し、
じっくり堪能したく思っております。
2013/07/28 PM 08:38:10
● PREAMP試聴感想4
PREAMP試聴感想です。当方DAC機を購入されています。
低特性インピーダンス(300Ω)の定抵抗アッテネータの効果かも知れません。
実は、現有プリは結構、気に入っており購入の予定は無かったのです。
なにせ、古いとはいえ、かの高城氏も愛用していた往年のSONYの最高機種TA−E900 です。色つけがなく自然で、分解能の鋭さは現代高級アンプと比較してもなんら劣るものでもなく素晴らしい音楽を聴かせてくれます。
・・・と思っておりました。
ところがです。AIT PRE は、一聽して 嗚呼、気持の良い音だなと感じさせます。
それは、何なのか、得てして、私を含め、オーデイオマニアは、高音の伸びが如何か、抜けが良いとか、音場が、音像がどうだ、低音の分解能が優れているとか、細部を聴き取り、>ありとあらゆる言葉でスピーカから出てくる音を、表現し、評価しがちです。
AIT PRE は、そのような表現が不要なほど、自然な音とでも言いましょうか、何方かが生命感にあふれた音という表現を用いておりましたが、私は、躍動感に溢れ、音楽を聴いて楽しくなるような音というのが、私の最初に感じたことであり、一週間の間、試聴を重ねてもその印象は変わりませんでした。
ずっと、音楽に浸っていたくなるような音とでもいいましょうか。
ただ、残念な点は、やはりオーデイオは趣味性が強く、所持する喜び、満足感も欲しいもの、音楽を聴いている間も機材を目にする訳ですから、もう少し見た目も大切・・
(好みが分かれますが)まあ、だからこそ、これだけの性能がありながら、廉価で提供できるのでしょうが・・・・。
ケースは、気は重いのですが、自作で行きたいと思います。自作なら、少々不細工なつくりでも、諦めがつきます。以上が私のつたない感想です。
いろいろ、機能もいろいろ選択が可能だし、中身的には素晴らしいプリだと思います。
2013/07/22 AM 02:18:48
● 試聴感想42
最近購入された方の感想です、以前試聴機も貸し出しし、感想を当方ブログに掲載しています。
私のオーディオ環境は、Celloのアンコール1MLとデュエット350という老兵のプリ・パワーに、
ATCのSCM150Pslを繋ぎ、エソテリックのP0sにWadia15という入力でCDを再生すると云うものでしたが、
近年のハイレゾ・DSDファイルの再生に衝撃を受け、
これらも再生可能なシステムとすべく、色々と考慮・実験の結果、
AIT DACの導入となりました。
DACの仕様は、入力は当初、PCからの再生を考え、通常入力(SPDIF, AES/EBU)の他に
USB入力基板の内蔵を考えていましたが、角田さんからのアドヴァイスもあり、
HDMIケーブルを使ったLVDS伝送の入力を2系統設置に変更しました。
一つにはSDtrans384を繋ぎ、もう一つには市販のSACD/CDプレーヤーを改造して繋ぎます。
mclkは、45/49MHz固定。
ケースは、制振等を考え、HTPC.jpさんのものを流用しました。
(半田ごての使えない私は、穴明け加工・基板組付けを行った後、配線・動作確認を
角田さんにお願いしました。もちろん、SACD/CDプレーヤーの改造も。)
結果としてこの入力変更は大正解でした。
インターフェースの変更により、AIT DACの性能が十全に発揮され、
大手メーカー製のエントリー/ミドルクラスのSACD/CDプレーヤーから
これだけの高音質を引き出せるなら、あえてPCからの再生にこだわらなくても良いのではないか、
ネットワーク再生をメインとしている場合はまだしも、
オーディオ暦が長く、PCからの直接再生の環境はあるが、円盤を回す方にむしろ馴染みがある、
と云った方には、躊躇無くこの方法をお勧めしたいと思います。
PCからのノイズ対策に腐心・苦心することから解放されることだけでも有り難いです。
(友人宅でのP0sからのSPDIF/同軸での再生も、大変に満足の行くものであったことも付記しておきます。)
さて、肝心の音質ですが、これは素晴らしいの一言につきます。
1年ほど前の試聴機(視聴評価22)よりも逞しく、押し出しの強い音と感じられ、
ほぼ100%クラシックしか聞かない私には、正直、試聴機のあの繊細さも好ましくもあるのですが、
ステージの再現性や音数に不足があるわけではなく、
システム全体でチューンすべきもののように思われます。
他の方も評価されている通り、音源に含まれている全ての音が再生されている印象です。
一聴、高解像度を感じさせる機器でも、音の色数(音のパレット)が多い機種は少なく
(高価な機器にも多数存在)、弦楽器や金管の音色を描き分けられないのですが、
AIT DACは、正にその楽器の音色で、あるべき位置から響いてくるのに興奮させられます。
豊かでありつつソリッドな低音も魅力で、ステレオサウンド社から出ている
菅野沖彦氏のBest Sound SelectionのSACDで、バッハのオルガン小曲集からのコラールが、
ちょっと野蛮とも思えるレコーディングですが、きっちりと最低域まで音階を踏みながら下がっていき、
決して茫洋とした音の固まりにならず、これまでほとんど目にしたことの無い、ATCの15インチウーファーが
ブルブルと震えるさまを見るのは、何とも単純なオーディオ的愉悦です。
総じてDSD(PCMのリアルタイム変換を含む)の再生は、瞠目の水準で、
定位、音像の絞り込まれ方、音色の鮮明さ、広大な空間表現 等、
ハイレゾを含むPCM再生(大変高品位ですが)より一段格上と私には思われます。
CDソースのDSD128と256のリアルタイム変換の差は、測定上は、ほとんど違いが無いようですが、
聴感では、やはり256の方が若干しなやかで瑞々しく感じ、こちらの方を選択してしまいます。
いずれにしても私の場合は、今後CDをDSD変換せずに聞くことは無いでしょう。
AFPC, APC, HOLDのジッター抑圧モードは、音源によって少しずつ聞こえ方が違い、
どれがベストかは、まだ決めかねています。
その都度気分で変えても良いのかも知れませんし、エイヤッとどれかに決めてしまっても
正解かもしれません。
ただ、どのモードの場合も、ES9018の内部ジッター・リデューサーは、OFFの方が良いようです。
少なくとも私にはそう聞こえます。
素晴らしいAIT DACですが、今の私のシステムの中では浮いてしまっています。
明らかに他とのバランスを欠き、
まずまずのバランスでそれなりのレベルの乗り味を楽しんでいた愛車に、
突然カリカリのハイチューンのエンジンを載せてしまったような感じです。
でもこれは、当然の良い結果に違いないと私は思っています。
経験から、ポテンシャルのあるものほど、すぐには全体に馴染まないし
(もちろんそういう場合もあるでしょうが)、その新来の駿馬をいかに乗りこなして行くかに
オーディオの面白さがあると思っています。
多分これからは、このDACを中心にシステムが回って行くことになるのでしょう。
長くなってしまいましたが、あと二つ書かせてください。
一つは、SDtransからの再生について。
操作性の悪さは当然で、これに目を瞑れば、AIT DACと接続することで、
オーディオ的な評価項目の全ての点で、最高と呼べるものを手に入れることが出来ます。
特にe-onkyoからのDSD5.6MHz音源や、
CDソースから自製する(ソニーのDSD-directによる変換)DSD256ファイルの再生は、
驚愕の新体験となることは保証します。
もう一つは、SACD/CDプレーヤーの使い方で、私だけの事情かもしれませんが、
音量を上げたままsacdの出し入れをすると、その都度結構大きなポップノイズが発生し、
ドキッとさせられます。
(CDの出し入れの際には問題ありません。)
精神衛生上からも、sacdの出し入れの際には、必ずヴォリュームを絞っておくことをおすすめします。
2013/07/21 AM 07:32:52
● mclk周波数変更後の試聴感想2
マスタークロック周波数を45.1584M/49.152MHzに変更した方の感想です。この方以外にも同様な感想を頂いておりますので、予想していたより効果が大きいようです。
本日、mclk変更改造機 受け取りました。
早速、聴いてみましたが、明らかに情報量が増してます。
ここ数ヶ月、USBケーブル、LANケーブル、。。アイソレーターなど試してきましたが、本機のmclk改造は激変レベルのプラス効果でした。
改造費用と効果を考えると、素晴らしいコストパホーマンスであると思います。
AITDAC購入して良かったです。
2013/07/18 AM 12:02:25
● PREAMP試聴感想3
PREAMPの試聴感想です、公表に先立って購入頂きました。
multiplyingDAC式音量調節については前ブログに記載していますので、この記事は主にATT方式音量調節とPHNO EQの評価になります。
PHONO EQはMC対応ですが、昇圧トランス無し、カップリングコンデンサ無し回路としています。
以下が感想です。
フォノ・イコライザー視聴は、LPプレーヤーはラックスマンPD121
+FR64Sアーム+FR1mkUの組み合わせ、LPはCDと同じ音源のLPレコードの他にボーカルを数枚加えました。
なお、前回借用した視聴機との同時比較ではないので記憶にある印象で書かせて頂きます。
1.ATTとmultipling方式の違い
同時比較ではないので自信はありませんが、やはりATT式の方が音のデフィニッションが明確になります。
特に今まで気になりませんでしたが、ATT式の場合は「人の声」が音量を絞ってもクッキリと聴こえます。
やはり、ATT式にして正解でした。
動作音は殆ど気になりません。蓋を開けて耳を澄ますとカチャカチャいう小さい音が聴こえてご愛嬌です
2.電圧/電流方式の違い
前回同様、やはり電流式のほうが音に力感があるとともにしなやかさがあるように聴こえました。
所謂「グルーブ感」とでもいうのでしょうか?こちらの方が私の好みです。この印象は音楽の傾向によっても
変わる可能性はありそうです(ジャズは電圧式の方が好みの方もあるかも・・・)
次のグレードアップとして、角田様にDACを電流式に変更することをお願いしたいと考え始めました。
3.細部の設計変更点
リモコン・左右独立バランス変更などを追加して頂きましたが、まったく快調です。左右独立バランス変更は
私自身の耳も左右アンバランスになり始めていることと音源によってはバランス調整が必要であり必需品です。
4.プリ・アンプの音の傾向
既に何人かの方々が視聴記で書かれていますが、AITプリ・アンプの音の傾向ははDACと殆ど同じく脚色
がまったく感じられないという結果です。この2機の音色は私の好みに完全にフィットしており不満を感じません。
5.フォノ・イコライザーの視聴
ご本人は、「フォノ・イコライザーはおまけ」とおっしゃっていますが、私の視聴結果では「デジタル時代の新しい
アナログ・イコライザー(雑音レベルが圧倒的に低い、暗騒音が殆ど聴こえない等)」という感を強くしました。
昇圧トランスなし・カップリング・コンデンサなしの設計ですが、 カートリッジの抵抗を3・10Ωで製作して頂い
たので手持ちのFR1mkUとの相性もよく心地よくアナログが聴けます。最新のオペ・アンプの威力は凄いの一言です。
フォノ・イコライザーの音の傾向は、DAC・プリ・アンプと殆ど同じで脚色を感じません。ご本人は音は殆ど聴かず、
データで判断するとおっしゃいますが、AIT製品がここまで統一された音の傾向を示すことの不思議さを感じます。
特に、フォノ・イコライザーは製作者の音作りの要素が強く感じられ、RIAAカーブを忠実に補正するAITの音には抵抗感
を感じる方もあるかもしれません。(カートリッジ&イコライザーで「ドンシャリ」を楽しんできた方、イコラーザーの音色に 興味
を感じてきた方等・・)
蛇足ですが、フォノ・イコライザーはプリの電流出力で聴いたほうがしなやかさが勝るような印象を受けました。
2013/07/16 AM 02:58:52
● 試聴感想41
試聴感想です。
ESS Saber DAC搭載機は複数種類を購入したり試聴したりしてきましたが、
試聴機を使用して上には上があるということを知る事ができました。
高性能なESS Saberとは言え、
オーディオ的な音の心地よさと、モニター的な音の正確性は排他的なもので、
両立は無理だと思っていましたが、今回お借りしたDACは、
リスニング用にもモニター用にも使える完成度のかなり高いモデルだと思います。
音が滲むことが無く細かい音もしっかり聞き分ける事が可能で、
心地よい音場の広さや定位の正確性も感じられる理想に近い音でした。
味付けによる音の鮮やかさだとか、このモデル特有の癖のようなものが無い点が
欠点と言えるかもしれませんが、いかにも作ったような感じの味付が無いのがこのモデルの良さなのだと思います。
トランスポート側の変更も同時に検討しているため、
組み合わせ等の関係で即購入を決めることはできませんが、
購入候補として検討させていただきます。
2013/06/22 AM 02:18:48
● PREAMP試聴感想2
試作段階のPREAMPを試聴して頂きました。音量調整方式がmultiplyingDAC方式です。ATT方式も開発しており知り合いの評価ではより音質劣化が少ないようです。
電流伝送は、専用ケーブルを用いれば通常のアンプ入力に接続でき、電圧/電流伝送がSWで切り換えられます。
今月中には試聴機として貸し出せるようになります。
以下は感想です。
DAC−パワーアンプ直結と比べ、音が滑らかで静かなことにまず気付きました。
音色としてはプリの存在感は全くないのですが、音の情報量、リアリティ、迫力、説得力は増して以前の試聴感想と同じく、不思議なことに音楽のテンポはゆったりと感じられます。
同時試聴していたパッシブプリには脚色が感じられ、ジャンルによっては厳しい結果となりましたがDACと同じように音を正確に出しつつ、どの音源でも煩くならず気持ちよく聴けたことはAITプリの大きな特徴と思います。
(音源:Jazz、Classic、World、Rock、Pops/PCM(44.1、48、96kHz)、DSD)
電流/電圧伝送の違いに関してですが
電流伝送は音の立ち上がり下がりのシャープさ、鮮度、透明感に優れ、ソリッド、タイトになるといった傾向は以前の方と同じですが、
私の環境では両者の違いは明確で、電流伝送でしか体験出来ない世界はあると感じました。
これは環境の違いの他に、私が楽器やVocalのリアリティ、実在感を重視していることもあるかと思います。
機能的にはリモコンVolumeのmuteが便利に使えました。
今回は初めて聞こえる音が新鮮といったオーディオ的な醍醐味だけでなく自然と音楽の世界にトリップできて、非常に楽しい試聴体験となりました。
DAC電流出力と合わせ、完成を楽しみにしております。
唯一気になることは、製品版で追加される予定の入出力切り替え(に伴う音質劣化の可能性)です。
基本的にセレクターが入って音質的にプラスになることはないでしょうし、技術的に異なるとはいえDAC mclkの例もありますので
どうしても必要でない機能はoptionで省くことも出来ると嬉しいです。
(私の音源は最終的にすべてAIT DACを通りますので、現状プリの入力切り替えは不要です)
2013/06/05 AM 06:41:09
● 試聴感想40
試聴感想です。
ヘッドホンAH−D5000、ぺるけ式 FET式差動ヘッドホンアンプ、DAC、SDtrans384という試聴環境で、CDをリッピングした44khzから、DLサイトの192khz音源まで色々聞きましたが、当方使用中のDAC(AK4399を8個使用の個人製作機をコンデンサ、抵抗、OPアンプ交換)と比>較して、音の広がりや低音の解像度では当方のも捨てたものではないと思いますが、音の近さというか鮮度と細部の解像度は試聴機の方が一聴して高いと思いました。
数日試聴して慣れてしまいましたが、特に、シンバルの響きやスネアのブラッシング、タムやバスドラムの皮が振動する感じ等のドラムスの音の解像度の高さは今まで
聞いたことがないほど生々しいと思いました。
2013/06/03 AM 05:23:30
● mclk45MHzの効果
ES9018のmclkをFPGAを介さず45.1584M/49.152MHzを直接ES9018に供給した場合の音質評価報告です。
2名の方を掲載しますが、これ以外の方々の評価も同様です。想定以上の効果になりました。
A氏
DACのmclk改造後の結果と個人的感想ですが、良い意味で驚かされました。
結果として今回のmclk改造はとてもコストパフォーマンスが高いと言えます。
特に私の環境ではCDPからのS/PDIF入力が、際立ってクリアで力強く感じます。
今まで聞いていたCDから見えないベールを2枚くらい剥がされたように聞こえます。
再びCDには、こんなにも高音質なデータが記録されていた事に気付かされました。
B氏
・音が濃くなり密度が上がった。
・スムースになり滑かさに磨きが掛かった。
・音の分離感が更に上がった。
・ダイナミックレンジが向上した。
前のバージョンと同時比較できないので違いが分かるか不安でしたが
一聴して杞憂だったと悟りました。
まるで別のDACのような変貌ぶりです。
完全かと思っていたAIT-DACですが、更にグレードアップする余地があったとは驚きでした。
2013/05/30 PM 08:50:21
● 試聴感想39
試聴して頂いた方の感想です。
全体的な印象を一言で申しますと、「DACの存在を感じさせない」という言葉がふさわしいかと思います。
高域がどう、解像度がどう、といった分析的な聞き方をするまでもなく、
これですべての音が正しく鳴っていると感じさせるため、あとは音楽に気持ちよく身を任せたくなります。
音出しした瞬間から、元の音が鳴っていた空間がそのまま出現したように感じさせるため、DACがどのような働きをしているか、どうしたらより性能を発揮させることができるかということに思いが至らなくなります。ちょうど、臓器に問題がない時は、その臓器の存在を忘れているようなものでしょうか。
PCMモードからDSDモードに変更しますと、音楽が瑞々しくなり、いっそうの生命力が宿ります。
PCMモードを昔ながらの固いドライプルーンとしますと、DSDモードは最近見かける半生タイプのものといったところでしょうか。
PCMモードでも、情報量、定位、音色等にまったく不満は感じませんが、DSDモードでは、さらに個々の音と音の関係性を明確に聞き取ることができます。
ライブ音源では、プレーヤー達がお互いの演奏に触発されて、興奮や集中力が高まっていく様子が手に取るように分かります。
ピアノ独奏曲のフォルテ部分では、残響があるうちに次の音が鳴らされ、ホール中が音で満たされる様子を感じ取ることができます。これはコンサートでよく体験することです。
2013/05/26 PM 09:14:49
● 完成報告
キット購入者に組立後の感想を送って頂きました。
AIT DACの出力をA/D→DSP処理→D/Aで聴いていますのでストレートではないのですが、AIT DACの良さは充分に感じます。
雑味を感じさせない純度の高い音で、音が立体的で音そのものの表情が良くわかります。
音の質感も自然で、音の厚みも充分に感じます。
そのため、演奏のニュアンスが良く分かり、音楽に引き込まれます。
個人的には、解像度が高く(特に、低域)、きつさを感じないPCM=>DSD 256の音が好みです。
ES9018、AK4399のDACも保有しており(自作機)、これらは強力電源を搭載していることもあり、ある意味ドスの効いた音がしますが、AIT DACと比べると、雑味が多く、品の無い音に聴こえてしまいます。
他の方の試聴結果に書かれていることを実感できました。
素晴らしいDACだと思います。
2013/05/24 PM 10:58:22
● 電流駆動の評価
本日掲載しました、PREAMP試聴感想と同じ方の電流駆動についての感想です。
まず、一聴して分かるのが静寂感(s/nとDレンジ)の向上で、
スピード感が増し、音離れは良くなります。
音としては、よりDAC→パワーアンプ直結の音に近くなり、
「正確性が増す」という印象です。
通常、アンプは電圧駆動に比べて、
電流駆動の音はソリッド・タイトになりますが、
AITプリも同じようにその傾向が出ます。
電圧駆動に比べ、音は前へ展開します。
聴感上のDレンジが向上するようですので、
音のアタック感は増し、スピーカー駆動もマッシブになる傾向です。
もちろん音のフォーカスもシャープになります。
音の細部までピントが合うイメージで、
今まで埋もれていた音も前に出て来ます。
電圧駆動でも充分な音質ですが、
環境によって音にソリッド感を出したい場合などに
電流駆動は重宝しそうだと感じました。
2013/05/20 PM 10:58:06
● PREAMP試聴感想
仮組したPREAMPを試聴して頂き、その感想です。
試聴機の機能は単にレベルの調整のみですが、現在設計している基板の場合、感想記事にあるように次の様な機能を追加する予定です。
入力はバランス又はアンバランス4系統、
出力はバランス2系統若しくは各1系統、
電流駆動対応
汎用リモコンによる制御(入力切り替え,音量,L/Rbalance,CHmemory)
LCD表示
ATTとDAC方式選択可能(試聴感想はDAC方式レベル制御)
以下が試聴感想記事です。
「完璧に正確な音」と言って構わないと思います。
AIT-DAC同様、色づけは全く無く、非常に高精度です。
音数や描写力は、拙宅で使用中のC-3800と殆ど変わりません。
メリハリクッキリ、全ての音を正確に刻んでいる印象です。
違うのは、C-3800にはオーディオ的脚色がある、という点です。
芳醇な響きを加えてあり、音圧、音色、音場は
ソースよりも若干、大げさになります。
AIT-PREAMPには、この脚色が全くありません。
余計な主張がない分、よりソースに忠実で、
非常に聞きやすいです。
音色的には、業務用の高精度アクティブボリュームコントローラに近いです。
違いは、その精度がより正確で、s/nも高く駆動がより正確であるという点です。
ほとんど、「空気」のようになり、存在を感じさせません。
恐らく同価格帯では業務用アクティブ・パッシブ問わず、
AIT-PREAMPに性能で勝るものは、市場に無いと思います。
AIT-PREAMPには脚色が全くなく、音に鮮度を求められる場合に
確実な改善があると思われます。
また、プレーヤーからパワーアンプ直結をされている場合などでも、
音色に余計な色が乗りませんから、追加導入する価値があると思います。
本製造版は、マルチ入出力や、リモコン対応なども今後可能という事で、
プリアンプの性能として文句なしですね。
お目見えするのを楽しみにしております。
以上となります。
プリアンプは精度もさることながら、
音色付けが無いという点でも、非常に導入しやすいと感じました。
完成を楽しみにしております。
2013/05/20 AM 03:21:18
● mclk周波数変更後の試聴感想
前回ブログに記載した9018のmclk周波数変更した方の感想です。
まず、「やってよかった!」というのが第一印象です。
以前のバージョンでも問題など全く感じない出音でしたが、
以下の点が確実に向上していると感じました。
・音の肉感(密度・圧)が増した
・音の分離と定位が良くなった
・PCM→DSDリアルタイム変換の効果が向上
特に感じましたのは、
・音の滑らかさが増し、雑味がない
という点です。
響きがフワッと柔らかくなった印象です。
「より正確な変換になる」という事でしたが、
その意味がよく分かりました。
これまでも音の密度や分離や滑らかさという点で、
ハイエンドプレーヤーやDACに優っていると感じてましたが、
今回の換装で頭一つ分抜きんでたのではないでしょうか?
mclkが固定化されてしまいますが、
それでも余りある恩恵を得られたと感じています。
2013/05/20 AM 05:52:29
● 試聴感想38
最近購入された方の感想です。
購入後、ほぼ毎日聴き続けています。音もほぐれてきた感じです。
条件は電源オン直後の推奨設定で使っています。これまで様々な
ジャンルの音源を聴いていますが、全体的に感じるのは
・音の立ち上がり、下がりのリアルさが増す
・空間的な配置が明確になり、広がりも増す
ことです。音源に入っている情報がそのまま正確に音になって
いる印象を持ちます。その分、録音の粗が露わになるという、
痛し痒しの面もありますが。このDACを通じて、より演奏者や
ヴォーカルが身近に感じられるようになりました。私は組み立て
を自分でやるタイプを選んだこともあり、ディスプレイの配線
を外したり、LEDの照明を外したり、気軽に試しています。
素晴らしいDACをありがとございました。
2013/05/09 AM 02:06:21
● 試聴感想37
DAC機を購入され、試聴感想19,21に記載した方が当方製プリアンプを接続しての感想です。
プリアンプの音量調整はmultiplyingDAC方式型です。
(定抵抗方ATT方式もありますが、別途評価では同様の様です)
出力の伝送方法が電圧と電流駆動に即時切り換えられます。
以下が報告です。
今回のプリ・アンプ試聴は微細な比較となりますので、単なるコメントだけでは具合が悪いと思いますので
参考までに使用音楽ソース・機器を記載いたしました。
(なお、PCM&DSDともCD・SACDからリッピングしてWAV・DSDファイル化後SDカードにコピーしています)
1.使用音楽ソース(作曲者、曲名、演奏者、録音年、視聴曲名の順に表示)
(PCM)
@モーツアルト:クラリネット五重奏曲(CL:レオポルド・ウラッハ、ウイーン・コンツエルトハウスSQ、1951年モーツアルト
クラリネット五重奏曲第1楽章、モノーラル)
Aベートーベン:ピアノ協奏曲第1番(P:バックハウス、シュミット・イッシェルシュテット指揮・ウイーンフィル、第1楽章
1959年)
Bシューベルト:ピアノ・ソナタ第21番(P:ウイリアム・ケンプ、録音年1950年代?、第1楽章)
Cイギリス諸島の歌:ブリン・ターフェル(録音年?ロッホ・ローモンド)
Dちあきなおみ:virtual2005(録音年?、冬隣)
E深碧のラヴェル:(P:大崎結真、2011年、水の戯れ)
Fチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(VN:庄司紗矢香、ミュンフン指揮、フランス国立管、2005年、第1楽章)
(DSD)
Fベートーベン:弦楽四重奏曲「大フーガ」(スメタナSQ、1965年)
Gヘンデル・アリア集:麗しき瞳よ(SP:森麻季、2009年、涙の流れるままに)
Hブラームス:ヴァイオリン協奏曲ピアノ版(P:ラツィック、スパーノ指揮、アトランタ響、2009年、第1楽章)
Iバッハ:ゴルトベルク変奏曲(CEM:曽根麻矢子、2008年、アリア)
Jシューベルト:ピアノ五重奏曲「鱒」(P:田部京子、カルミナSQ、2008年、第1楽章)
Kテレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集(フライブルク・バロック・オーケストラ、2006年、協奏曲イ長調第1楽章)
Lベートーベン:七重奏曲作品20(ベルリン・フィル八重奏団、2008年、第1楽章)
2.使用機器
・トラポ:SDtrans384(バッテリー電源:パナソニックQE-QL301、バイパス・キャパシタ追加、LCD用ジャンパピンオフ)
・ヘッドフォン:逸品館AIRBOW SR-SC21(スタックスSR507相当製品のクライオ処理版)
・ヘッドフォンアンプ:スタックスSRM-007TA(プリ接続は、本機のメインボリュームをMAX位置で固定)
・DAC:AITDAC(I2S端子追加機、なお今回の視聴半ばにマスタクロックを45.1MHz直接供給に変更)
・接続ケーブル:トラポ〜DAC:HDMI(オヤイデHD-PSW1.0)、DAC〜AITプリ:バランスケーブル(オヤイデ TUNAMI
TERZOXX1.0m)、AITプリ〜ヘッドフォンアンプ:AIT特性電圧・電流兼用バランスケーブル
3.試聴結果
1)AITプリの接続効果
プリ無しの試聴と比較すると、プリ追加により以下のような顕著な効果があるようです。
@聴感上の音の力感増加
不思議なことですが、どの音楽ソースを聴いていずれも音に「タメ」が効いた感じとなり音の抑揚と起伏が鮮やかに聴き
取れます。AITプリは減衰機能だけなのに音が増幅されたように聴こえます。昔から、プリは「straight wire with gain」が
理想とされ、私もそのように信じてきました。AITプリは「straight wire with reinforcement」のような印象で単なるアッテネ
ータ機能に止まらない機器のように感じました。増幅機能があるのではと思い、視聴中に電話で角田さんに「gain1:1」
であることを確認したほど。不思議です。
A聴感上の音の分解能の向上
二つ目に不思議なことは、現有の接続に比較して音の分解能が遥かに向上したように聴こえます。ピュアな接続という意
味では現有のほうが遥かに単純だと思うのですが、信じられない思いです。ここからは想像ですが、ヘッドフォンアンプの
ショボいヴォリュームを通さずにAITプリのアッテネータにより音量調整をしたことから解像度が飛躍的に上がったのではな
いかと受け止めています。アンプのヴォリュームのクロストーク等が悪戯していたのでは?今までパッシヴ型のアッテネー
タもいろいろ試してきましたがパッシヴ型は大抵が音に力がなくヴォリュームを上げなければ解像度が判別できないことが
多かったように思います。システム的には伝送回路が増えたのに解像度が上がるとは・・・・。理屈を超えた現象に戸惑い
ながらプリの難しさを痛感させられました。
Bゆったりとした音楽のテンポ
今までの拙い経験では、音楽の分解能(特に中・低音部)が向上すると聴いている音楽のテンポがゆったりと感じることが多か
ったのですが、今回の視聴でもそれを感じました。ゆっくりしたテンポと分解能が向上したおかげでしょうか、視聴した歌手(C、D、
G)のディクションが明確に聞き取れるようになり歌を聴くのが一層楽しくなりました。ちあきなみの「冬隣」を聴きながら、彼女が
亡夫を偲んで歌っているようでジーンとしてしまいました。またターフェルの胸の厚そうなこと!森さんのお顔きれいで素敵ですが
、ソプラノの澄んだ声もうっとりします。
CリアルタイムDSD変換なしでもPCMが楽しめる
AITDACのDSDリアルタイム変換は大きな魅力ですが、AITプリを追加すると分解能が向上したせいでしょうかPCMそのものを
聴いても細かいニュアンスが楽しめるようになりました。
(角田様に失礼ですが、AITプリの解像度がよすぎて、リアルタイムDSD化により音数が増えた結果これに纏わる「産毛」のような
部分が聴き取れてプリとDACが喧嘩しているような感じに聴こえてしまいました*)
*この感想は、マスタクロックを45.1MHz直接供給に変更前のDACでの視聴結果です。変更後は、それまで感じられた「産毛」の
ような部分が無くなり、DACとプリがお互いを高めあってDSDリアルタイム変換が一層ニュアンス豊かに聴こえるようになりました。
また、音源の@〜BはLPレコードの音源をCD化されたものですが、発売時のころ聴いて音がキンキンして長時間の演奏に耐えら
れずにお蔵入りしたままでした。今回の視聴で当時のアナログ録音が極めて高いレベルにありCDにもチャンと記録されていたこと
を実感しました。これからお蔵入りしたままの古いCDをも一度聴きなおすことになりそうです。
(今思うと友人に譲渡するなど処分してしまったCDの中には優秀な録音があったろうにと反省しきりです)
以上の視聴印象はDSDリアルタイム変換音源を中心としたものですが、DSD生ソース再生は解像度・音の立体感などが一層鮮
やかに表現されています。DSD生ソースの表現のすごさは改めてくどくどと書く必要は無いと思いますのでコメントは省略したほう
が賢明と思います。ただ一言、AITプリの凄みを改めて実感しました。
2)AITプリの電流/電圧方式の違い
・AITプリの音質は極めて高いレベルであり、両方式の微妙な違いを表現しようとすると強調気味になり誤解を与える虞がありますが、
あえて針小棒大な表現をすると以下のような違いを感じました。
なお、この違いは視聴した音楽ソースとも関連するように思います。ジャズなど生々しい直接的な音像を聴く場合、打楽器系の音源の
場合の評価は逆転するかも知れませんので予めおことわりしておきます。
@電流方式のほうが音の鮮度感・透明性を感じる
WAV、DSDいずれのファイルも電流式で聴いたほうが鮮度感・透明性が僅かながら向上するように思いました。2方式の違いを上手く表現
しにくいのですが、家内が「2つとも水底の石が見えるきれいな湧き水を覗き込んでいるみたい。でも、電圧式は水底の小石の数を数え
ようとすると水がかげろうのように揺らいで数えにくいけど、電流式は揺らぎが無く小石が幾つあるか数えられるみたいな感じ・・・」と表現
していました。電流式が揺らぎの無い澄んだ水という表現は独特ですが、感覚的に分かるような気もします。
A電流式のほうが音の押し出しを強く感じる
電流式で聴くと、電圧式よりも聴感上の音の力感を強く意識します。特に音の抑揚と起伏が大きい大編成曲でこれを感じます。古くからの
アナログファンの私は、電流・電圧方式比較となるとカートリッジのMC/MMの聴感上の違いを連想して、ついつい強い電流式のMCに肩を
入れしがちですが・・・・・素人の偏見です。ご容赦ください。
3)追記
昨年末のAITDACと同じように、家族でワイガヤ試聴会を開催し皆満足して終了しました。
(プリ以降の再生装置は、35年間付き合ってくれているパイオニア・エクスクルーシブM4a、ロジャースLS3-5Aの組み合わせ。寄る年波で解像力
はにぶりましたが、人の声はBBCモニターらしく素直)
以下は、その時の皆の反応です。
・家内):普段は音に気難しいのにニコニコしながら終始楽しそうに聴いていました。視聴会終了後、学生時代の名誉演奏指導者であったケンプ
老師のLPレコードを何枚か取り出し、LPプレーヤでかけて欲しそうな表情でした。試聴で何か感じるところがあったのだと思います。
・娘):歌謡曲然とした ちあきなおみ 今まであまり好きじゃなかったけど、彼女のファルセット風の声、いいね。上手い!
・娘婿):昨年購入したアキュフェーズC3800の音がご自慢でしたが、AITプリを視聴してショックを感じた様子です。私は、トラポ・DAC・プリ・メイン
とアキュフェーズで統一してるから一貫した音になるのでベストじゃないの?と慰めておきましたが・・・・・
・堕耳の私):娘婿の反応を見ながら慰めたり、内心「してやったり!」の表情を隠すのに苦労の連続
2013/05/03 AM 05:23:30
● 試聴感想36
本日頂いた試聴感想です。
まず感じたことはどっしりとした落ち着いた音だなってことです。
そして音数は増えステージが広がりました。
DAC単体での脚色がないと感じました。それが良い方向に作用しているようです。
ジャンルによる相性は余り感じませんでした。強いて言うならばクラシックとの相性が他より良い。特に古い録音のものにはかなりの効果があると思います。迫力と響きが全然違いました。
総評としてはAVからCDまで幅広く効果が感じられたうえにこの値段。非常に魅力的なDACであると思います。今ある機器から余計な色づけなしに更なるいい音を目指したいならベストの選択ではないでしょうか。
2013/04/21 AM 07:32:52
● 試聴感想35
キット購入され組立直後の感想です。
取り敢えずレベルですが組立が完了し、基板に通電しまして
初期設定にて音出しをしてみました。問題無く動作しております。
私のDAC基板はエージンクされていたのでしょうか?
最初から厚みのある音がしています。エネルギーが完全に違いますね。
もしこのレベルがエージング前なら、予想を軽く超えています。
私の経験では、良いものは視聴一発目から凄みがありますから。
火入れ直後の感想でした。やはりAIT研究所DACにして、大正解です。
2013/04/16 AM 02:58:52
● 試聴感想34
最近購入された方の感想です。
あれから毎日AITさんのDACで音楽を聴いています。
背景がとても静かで、一つ一つの音の輪郭が非常にはっきりしています。
音圧も上がった気がします。
お世辞にもよいとはいえない音楽ソースでも結構きれいに聞こえます。
またメニューの操作も思ったよりは操作しやすいです。
文章力、語彙、知識の無さでなかなか感動を伝えられませんが、
低所得の私が貯金すっからかんにする覚悟で29万という買い物をして、
それでも後悔の無い、出費を遥かに超えるだけの価値のある買い物をできたと思っています。
最後になりますが、私の知識、理解力の無さで今回はたいそうお手数をおかけしました。
ずっと根気よく付き合っていただき非常に感謝しております。
これからも優れたオーディオ製品を作っていただけることと思います。
キット販売中心と言うことでなかなか僕には手を出しずらいのですが、チェックはして行こうと思っています。
今回は本当にありがとうございました。
2013/04/10 PM 09:19:19
● 試聴感想32
試聴感想30の方の追加報告です。
このDACは本当に素晴らしいですね。
jitterの処理が巧くいくと、ここ迄の逸品が出来ると思うと、大手メーカーは何をしているのと言う感が拭えません。
今迄外部クロックでコントロールすると、すべてのデジタル機器於いて良化を経験したのですが、このAIT DACをCRV555で外部クロックを通して音だししてみると、音は確かに立体感が増すのですが、S/Nの低下をみ、音が少し後退するような印象を受けました。
手持ちの演歌のCDは石川さゆりのみですが、”天城越え”は3社のものがあります。
拙宅のDACを通して聞いた印象は、A≪B<Cの順に音数が増え、また音楽が豊かになって行きます。AITのDACで聞くと、いとも簡単にB盤が既存のDACで聴くC盤を軽く追い越しました。またC盤をAIT DACで聞くとPCMでB盤DSDを追い越し、C盤DSDで聴く音楽の実在感、情炎は恐ろしいものがありました。
概ね貴社の推奨する環境で良いと思われましたが、JAZZではPCMの方が楽器のごり押し感が感じられ小生的には好みでした。
また、打ち込み系や石川さゆりの盤ではSLOWで、音の張り出し、奥行き感が感じられました。
しかし、これらは好みの範疇に入るものでしょうね。
ES9018 jitter onではS/Nが低下する様に感じましたが、ES9018 jitter on,offの意味合いが理解しかねています。
2013/03/24 PM 11:42:08
● 試聴感想31
試聴された方の感想です。
私の耳はそんなによくありませんが、少しでも参考になればと思い、感想を書かせていただきます。
私は、ハイエンドモードを基本に、DSD128、mclk45(?)の組み合わせがいいように感じました。
PCM→DSD変換をすると、音の芯がより強くなり、すっきりした音に。ピアノの倍音も気持ちよく響きます。PCMは溌剌とした元気のいい音で、音楽に合わせて、使い分けるのは楽しそうです。
大音量にすると、CDプレーヤーからのアナログ出力の場合に背景にノイズが含まれるように感じますが、光でデジタル信号を受けたAITのDACを使うとノイズレベルが下がるのがよく分かります。
私の使用するスピーカーは入門機なので、AITの良さを十二分に発揮するまではいかなかったのかもしれません。メーンに据える予定のスピーカーで聞かせていただければ、また違った結果になっていたと思います。DACの良さを生かすにはそれなりの環境が必要でしょうが、私のつたない環境でも、DACを使って音楽を楽しめました。
2013/03/24 PM 10:58:22
● 試聴感想30
試聴頂いた方の感想です。4名の方と一緒に試聴されていますが同様の評価のようです。
近くのオーディオ仲間3人にも集まって頂いての試聴でした。
再生環境は送り出しにEso Pos-VUKとUX-1Limitedを使用し、比較DACとしてはEso D-70VUとUX-1内蔵DACです。
これらをML 32LからMcIntosh 2102に導きExclusive 2402を駆動しています。
このDACは一聴して音の沈み込み、情報量、低域の締まり、定位、音場、どれをとっても既存のDACとは比較になりません。加えて音数が2〜3倍増えている様ですね。
DSD変換に関しては、低域の締まり、音の立ち上がり、下がりが素晴らしいですね。
DSDの漠然としたイメージでは、情報量が増える代わりに、エネルギー感が減少し線が細くなると言うイメージだったのですが、認識を新たにしなければならない程エネルギー感が増し、線が太くなっていました。
音の輪郭は少し丸くなる感じがし、JAZZの楽器のゴリゴリ感はPCMの方が良く出ている感じがしました。
クラッシック、ボーカル等ではDSDが良いですね。
以上の印象は4人が共有出来ました。
2013/03/21 AM 07:32:52
● 視聴感想29
視聴された方の感想です。
試聴機が到着し、早速聴いてみました。
こちらの部屋と機器のセッティングが万全ではないので、細かなところまで
指摘できませんが、聴きなれた音源では違いがよくわかりました。
私には音数(倍音)が増える印象です。それに伴って空間表現が豊かになって、
楽器と楽器の間がただの空白ではなくなります。
いままであまり録音が良くないと思っていた音源でピアノのタッチが繊細に聴こえ
ましたので、あまり聴きつけないけれど人に勧められていたクラシックのピアノを
聴いてみたところ、非常に楽しめました。
こちらのセッティングが悪く、思ったような低音が出ない環境なのですが、それでも
低音のボリュームが上がったように感じられました。
何より、楽しく聴ける音でした。あら探しができるようになるということではなく、
演奏家の表現したいことがちゃんと伝わる音になっていると思います。
なかなか思ったように試聴時間が取れないのですが、返却まで色々聴いてみたいと
思います。とても嬉しいです。貸し出しいただき有り難うございます。
2013/03/10 PM 09:19:19
● 視聴感想28
購入者様の感想です。
今日届き、借り配線ですが午前・午後ずっと聞いています。
無理言ってQA660用にHDMIケーブル受けを作って頂き
さっそくハイレゾWAV音源を次々に聴いております。
とても満足です。
ところが、もう処分しようと思っていたSONYのNAC−HD1
これはSONYの○○さんにSD05用にリメイクして頂いた
HDDディスクプレイヤーですが、光でつなぎ44.1kHzの
PCM音源をDSD128で聞き流していましたら、これが良かった。
とても背景が静かで、全然刺激的な音がしなくてハイレゾ音源に
劣らない位に良い音で再生できています。
これではNAC−HD1は処分できません。それほど素敵な再生
プレイヤーになりました。古いクラッシクのCDをたくさん入れて
おりましたが、ハイレゾ音源必要なしと思うほど良い音質です。
本当に購入して良かったです。
2013/03/01 PM 09:46:51
● 視聴感想27
購入者様の視聴評価です。
入力ソースは、@DSD生信号、AI2SによるPCM、BSPDIFによるPCMの3種類。また、mclkは追加して頂いた45.15MHzで統一して聴いております。
1.電源部増強(コンデンサの容量アップ)効果
・3種類の入力ソースすべて電源部増強の効果が出てきたように聴き取れました。
その違いを的確に表現するのは難しいのですが、低音部に余裕が出たためかどの曲もテンポがユッタリしたような感じになり、中低音の奥行きが出てきたイメージ。
抽象的ですが「懐が深くなった」ような音に感じました。
・また、低音部が今まで以上に腰が据わった効果なのかDSDの低音部がいっそう自然な感じになりDSD特有の突き抜けるような繊細な高音部とのバランスが良くなりました。
従来機でのDSDの低音はゴリッとしたイメージでしたがこれにしなやかさが加わった感じです。)
この効果は、中低音部のメロディーが聴かせ所のブラームスの交響曲のような曲にはっきり出るようです。
・同時切替の試聴ではないので、プラシーボ効果もあるかもしれませんが、やはり電源部の充実は大切だな・・・・と今更ながら実感しました。
2.mclkの選択肢
・今回FPGAファームウエア変更で複数のmclkをチョイスできるようになりましたが、
推奨の45.15MHzではDSD生信号では雑音も一切発生せず安定しています。
これからDSD生信号、PCM、PCM⇒DSDリアルタイム変換ごとに幾つかのmclkを試してその変化を聴き比べてみたいと思っています。
3.トランスポート毎の試聴印象
・以下、
@SDTrans384Sync基板+○○○SyncDAC基板の完全シンクロセット
(DSD生信号・PCM)、
APSオーディオトランスポート(PCM)、
BAITDAC+SDTrans384(DSD生信号・PCM)の3種類のトラポでの試聴印象です。
接続は、全てHDMIケーブルです。
@SDTrans384Sync基板+○○○:同一チップのためか音の基本的傾向は似てい
ますが、○○○の高音側に一種の「癖」(=言い換えれば高音部の色付け)を感じます。
この辺りは製作者の音色の好みを反映したものか?と感じます。AITDACは「何も足さない・何も引かない」といった音のようでオリジナルの音に素直に反応している感じです。
むしろ、両者の大きな違いは、音場感(音の前後・上下・左右の広がり、奥行き)と音像の確かさにあるように感じます。
違いはPCMでも感じ取れますが、DSDソースで一層はっきりと聴き分けられると感じます。
AITDACですとDSDの音場・音像の広がりが手に取るように聴けるのですが、○○○では音場がこじんまりと纏まってしまいます。(悪く言うとオダンゴ状態の音場で臨場感が薄れる。)
この違いは、ES9018のPLLに依存したジッター削減(○○○)とFPGAのファームウエアーの工夫によるジッター削減方式のAITDACとの設計方針の違いに行き着くのでは?と思います。
また、PCMでのロックはずれがまったく心配ないAITDACの機能は、技術情報開示が不十分な素子に対する角田さんの技術的チャレンジの成果だと理解でき始めました。
APSオーディオトランスポート:今回試聴で一番実感したことは、PSaudioトラポでの長時間PCM試聴が苦痛にならなくなったことです。同トラポはピックアップした信号を内臓のバッファーメモリに一旦蓄積しクロックを打ち変えてジッターを減らしてDACに信号を送り込んでいるようですが、高音が耳に付いて疲れましたがそれが感じなくなりました。
むしろ同機の特徴であるDVDROMに焼いたハイレゾPCM音源を演奏できるためことから
AITDACでのPCM⇒DSDリアル変換に有利なトラポになるという嬉し結果になりました。
BAITDAC+SDTrans384:SDTrans384のメリット(回転系がないことによる音像の安定性と静粛性、PCM・DSDのシームレス演奏可能)が際立った形で試聴できました。
基板そのものはむき出しで汎用性に欠けますが、このトラポ+AITDACの組み合わせはDSDの生信号・PCMがシームレスに演奏可能であり、現在のオーディオ市場でこのような>高性能を発揮できる機器は少ない(あっても超弩級の価格レベル)と思います。
4.FPGAハードウエアのグレードアップ
・角田さんは、ユーザの希望に合せてFPGAのハードウエアのグレードアップを試みてくださり(DSD、I2Sのノンシーム演奏、mclkの複数選択肢の付加等)、標準仕様のないDSDとI2Sの複数機器への対応にトライしてくださるなどユーザー・フレンドリーな対応は頭が下がります。
AITDACのPCM⇒DSDリアルタイム変換も出色ですが、DSD生信号の演奏を最終目標としている私にはAITDACが他にかけがえのないDACになりました。
現在、dCS、プレイバック・デザイン、マイトナー等DSD再生をを指向する海外高級機が次第に増えているようですが、DoPによらないDSD生信号再生が可能なAITDACの機能と多様性は今後一層DSD愛好家の注目を浴びる存在となると思います。
2013/02/23 PM 09:08:25
● 視聴感想26
視聴感想です。
PCM同士ではお互い同じチップで兄弟みたいな似た音質です。
○○○にはHDMI/I2Sでつないでいますが、しいて違いを上げれば視聴機の方が音像が若干小さくなる感じがする程度です。
ただ、DSD変換の音を聞くと違いが出てきます。
JazzはPCMで聞くほうがメリハリが有って良いですが、女性ボーカルが入るとPCMでは声のザラツキ感が感じられDSD128の方がより滑らかな質感になり凄く良いです。
しかしDSD256までする必要性はあまり感じられませんね、Jazzの刺激的な楽器の質も大切ですから。
クラシックで聞き比べました。スピーカーを中低音よりのT4に切り替えて聞きました。
このSPはピラミッド型の再生音で、部屋の中央に設置しSPのはるか奥にサウンドステージが来るようにしています。
クラシックでは俄然DSD256が良かったです。
この視聴機を聞くまではPCMで不満は無かったのですが、弦楽器群の高域のハーモニーはDSDはキツサが無くなり弦の響きの美しさが聞けますね。DSD256が良かったです。
あと全体的に気づいたことは、楽器等の付帯音が少なくなって定位の見通しが良くなるようです。
2013/02/22 AM 02:18:48
● 視聴感想25
視聴感想です。
第一報。
やはり試聴感想で多くの方が書いておられるように、素晴らしい音ですね。
私はかねてよりオーディオで音のリアリティを追い求めてきましたが、理想の音により近づいた感があります。現状の再生環境は以前のメールに書いた 通りですが、現在使用中のDAC(RME Fireface UC)と比較しても、音の透明感、存在感は上回っていると思われます。
DIPSWは、PCM=DSD OFF以外出荷時の設定にしています。PCM=DSD ONでは、特にアコースティックな音源で間接成分が豊かに なった感じがありますが、先ずはPCMでの音をしっかり聴かせてもらおうと思います。
以下は続報です。
平日は夜間の試聴だったため、音量を控え目にしていましたが、休日に入り、家族の留守中に音量を少し上げてみたところ、DSD変換の効果を実 感できました。
音源にもよりますが、各パートの分離が鮮明になった印象を受けました。それとヴォーカルのリアリティが向上した感じです。
2013/02/11 AM 01:28:16
● 視聴感想24
視聴された方の感想です。
AK4399型とES9018型を同時に貸し出しました。AK4399型はPCM=>DSD変換はありませんが、DACチップ以外は殆ど同じです。
【入力】
Fireface UFX(AES/EBU 同軸、S/PDIF 光)および
CuBox (S/PDIF 光)の3つを比較した結果、CuBox は音に力強さが無いため Fireface UFX 同軸を選択。
(CuBox は現状付属の電源のまま& おまけ光出力 CS42l51 チップの相乗効果のようです。
また Fireface UFX の AES/EBU 同軸と S/PDIF 光は殆ど同じでした。)
音源は 44.1kHz/16bit をメインに、ハイレゾからインターネットラジオ、FM ラジオまで(DSDなし)
【出力】
バランスを使用(同一ケーブルを繋ぎ替え)
【スピーカー】
SONY SS-AR2
【試聴結果】
とにかく、今まで聴いたことのない音に驚きました。
(レベルはAK4399PCM<ES9018PCM<<ES9018DSD)
特にES9018DSDで、歪みが極めて少なく、瑞々しく、透明感に溢れ、音像は小さく、音場は立体的であることが印象に残りました。
また、ソースそのままストレートに音を出しつつ、Volume を上げても嫌な音が殆どしないのも特徴的です。
Vocal では滑舌がよくなったかのように歌詞がよく聞き取れるので、自然と曲に入り込めます。
CD 音源が相当よくなるのはみなさん仰るとおりですが、程度は録音状態に依るようです。
同様に、インターネットラジオでもソースによってはビックリするくらい良い音で聴けますし
FMラジオでも生録とかはスタジオの空気感までわかって、笑ってしまうくらい。
Audio的にとても新鮮な体験でしたが、
気持ちよさについつい Volume が上がりすぎる点は、要注意ですね(笑)。
他社DACのレベルは超えた上でのかなり細かい点ですが、気になった点は以下の通りです。
・ES9018
@チップの素性でしょうか、音に微かに加工された作り物感があります。良く出来た CG の様。
これだけキレイなら騙されても良いかと思わせるレベルですが。
A立体感や歪み感とのトレードオフかも知れませんが、音が全体に奥に引っ込んで
ちょっと元気がないところは若干気になりました。
(実際、同じ Volume のまま繋ぎ替えると、音量は UFX >> AK4399 > ES9018 の順)
ただこれに関しては私の慣れの問題もありそうですし、他で調整出来そうな感触も掴めたため、最終的には恐らく大丈夫かと思います。
・AK4399
ES9018PCMと比べると僅かに透明感に欠け、音像が膨らみ、音場は狭い。
音が自然でストレートなのは魅力的ですが、ES9018機と比べてしまうとちょっとつらい感じです。
なお、ES9018機は電源状態にも敏感な様子です。
壁コンセント直結と絶縁トランス経由でAK4399機は比較的差が少ないのに対し、
ES9018機はまるで音が変わりました(優劣が逆転するくらい)。
当たり前ですが、テスターでのシャシー電位チェックはMustですね!
繊細な美女と素朴で元気な野良娘?
2013/02/05 AM 06:41:09
● 比較視聴4
購入者様の比較視聴報告です。機種名は一部匿名にしております
比較試聴に、A社のZ***GOLDを借りました。
新鋭のDACで、音質に定評があります。
もともと、AIT-DACを知らない時に、第一候補で購入する予定でした。
価格的には専用電源込みで45万円くらいします。
A社の思想は、高精度クロックジェネレータを販売している事からも、ジッタに対してシビアに考えて設計しているようです。
Z***GOLDは事前に通電を数時間行い、万全の準備をしました。
貸出機は箱も若干ボロボロで、かなり使い込んでいる様子から、機器のエージングという点では完了しているとみて間違いないです。
しかし、最初の音出しからAIT-DACの圧勝です。
どこかのブログで○○○ースと比較した際に「瞬殺KO」と表現されていましたが、まさに同じような事を言えます。
最もそう感じる理由は、音質やスペック云々ではなくて、パッと楽曲が耳に入った際の「音楽としてどうか?」の一点に尽きます。
音像、音場、定位感、密度、輪郭や骨格、音離れや深み、ジッタ制御による音数の多さ、さらには音楽としてのリアリティ含めて、AIT-DACに軍配です。
私は基本的に、人の好みもありますから優劣は決めない主義です。
しかし、私の好みのうえでの勝ち負けで言えば、Z***GOLDに買い換える理由はひとつもありませんでした。
2013/02/03 AM 05:23:30
● 視聴感想23
購入された方の報告です。
DAC受け取りました。
ただ今、音だしエージング中です。
時間とともに音が良くなって行くのが判ります。
特にDSD音源は、今までmr-2000sで聞いていた音とは現段階でも別次元です。
皆様方と違い文章で上手く音の表現が出来ませんが、私の耳にはPCM、PCMリアルタイムDSDと明らかに違って聞こえます。
しかも、DSD音源は44.1kHzのCDリッピングデータをAudioGateで変換したものです。
御社DACのおかげでDSD音源のすばらしさを体験できたこと大変うれしく思います。
2013/01/27 AM 01:21:07
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=210
● 視聴感想22
購入頂いた方の第一報です。
A****は国産高級機メーカーでES9018使用DACです
USBからのPCM再生での評価です。
以前、A****も貸出機で自宅試聴しましたが、評判通りAIT-DACの方が音のレベルを超えております。
理由に、A****は「全ての音の情報を出し切れていない」と感じ、その音の雑味を消すために、濃いデジタルフィルターを使っているような印象です。
(音像がぼけ、輪郭は強調され、音場は広がりますが、アナログエフェクターのような音です。パッと聴きで、一般受けする芳醇サウンドですね。)
対しまして、AIT-DACは「全ての音の情報を出し切っている」印象で、一言でアナログレコードを一切の歪み無く再生しているような雰囲気です。
かといって、アナログの歪みや飽和感はありませんから、全帯域に渡り、澄み切ってスッキリしております。
一言で、「聴いたことがない音」の部類に入ります。
「ああ、今まで音源データの全てを、耳にしていたわけではないんだな…」と感じました。
今まで感じていた「雑味」は、D/Aの質にあったんだなと気づかされました。
私は元サウンドエンジニアですから、この音が好きです。
情報欠落を誤魔化すための味付けや色づけが一切ありません。
“モニター的”な緻密さがありながらも、モニターほど音が硬くない。
つまり、“オーディオ的にも非常に聴きやすい”、類い希なるモニター音質です。
全てのデジタルデータを正確にアナログデータへ解放したら、アナログチックな誤魔化しや味付けは不要であった、という最終結論を見せつけられたような気になっております。
スペックと情報だけで選びましたが、不安など微塵もなく、最初の音出しの瞬間から、「やはり貸出機試聴は不要であった」と感じました。
2013/01/25 PM 09:50:23
● 試聴感想21
試聴感想19の方です。
この時はI2Sの場合LRの位相が1/fs=23μs異なっていました。
理由はLVDS伝送時当方製送信位相と他社製が逆になっていたためです。他社製は受信で再度逆になるためこの現象は発生しません。
またLCD表示有無で音質が変化すると言う評価は初めてです。
1.試聴印象
@フェーズテックUDIF7でのI2 S接続試聴
・変更後の高音部が滑らかになったような印象。角田様のお話では測定値で高域の位相違いが出るが聴感上は判らないかもしれないとのことでしたが、妻は「高域のピアノタッチが優しくなったみたい」とのこと。私も高域が聴きやすくなったと受け止めました。
やはり、純正の送・受信基板に変更していただいて正解だったようです。
AパイオニアPD70でのDSDディスク試聴
・手持ちのDSDファイルをオーディオ・ゲートでDVDに焼くつけて試聴しました。DACでのPCM→DSD変換による音も凄いですが、DSD生信号を直接DACに繋いだ時の音は一層新鮮になり低音・高音とも突き抜けるような印象です。DSDですので高音は本当に綺麗に響きますが、低音が今までのPCMの出方とは違ってゴリッとしたタイトな音になり、暫く戸惑いました。
妻もフレディ・ケンプの「シャコンヌ・ピアノ版」をDSDで聴いて、彼の背筋と上腕筋は物凄いと思うと独特の表現をしていました。
おそらく低音部が生に近い音と受け止めた故ではないかと思います。
やはり、角田様のDACでDSD生信号を入れたら・・・との想像は大正解で大満足です。改めてこのDACの実力を体感いたしました。
蛇足ですが、PCM→DSD変換では気付きませんでしたがDSDの時にはフロントのLCD表示を消したときの変化がかなりあるようです。やはりDSD生信号は繊細なのでしょね。
また、SDTrans-Sync基板+C****の完全ロック同期とも比較して試聴してみました。高低音の傾向はほぼ同じですが、低音の音像、前後・左右の音場の広がりは角田様DACの方が優れていると感じました。
(私見ですが、トラポの性能はSDTrans・パノオニアPD70ほぼ互角またはややSDTransが上、DAC性能はAIT DAC>C****の感じで、トラポのハンデキャップをDACで盛り返した・・・という印象です。)
2013/01/19 PM 08:52:37
● 購入者様の感想
キットで購入された方の感想です。
小生はある方の基板を利用して9018DACで楽しんでおりましたが、貴方のセットを導入して聴いている音の質が一変しました。PCM→DSDは、他の方々も感じておられるようにSNが非常によいと感じています。DSD128で十分です。S/PDIFによる信号の質がここまでよくなるとは驚きです。演奏されている空間のなかに自分がいるようで、雰囲気のある音楽が楽しめています。小生がこれまで経験したどのDACにもないすばらしいものです。
2013/01/18 AM 12:02:25
● 視聴評価20
試聴された方の感想です。
はじめサブシステムで聴いてその後メインシステムに組み入れて
視聴しました。
メインシステム
DENON DCD−SA1→本機DAC→自作コントロールAMP → 6dBチャンネルデバイダー 自作メインアンプ4WAY(金田式)→ オンケン4WAYマルチアンプシステム
感想をいくつか、
・サブのCDプレイヤーは古いものでBGM代わりに聴いていましたが、本機DACに変ると音楽に引き込まれてしまいBGMとしては聴けなくなりました。
・周波数レンジが広い感じで低音部は低音の中に一本心棒がはいり、音程が正確になります。
・高音部もよく伸びていてピアノの余韻など心地よく響きます。
・女性ボーカルでは声を出すまえに息を吸い込む感じがよくわかり口元がみえるようです。
・大型システム(オンケン)では低音がすこし膨らみ過ぎの部分がありますが、
これは私のシステムがLPレコードにあわせてチューニングしてあるからだと思います。
・SDカードプレイヤー QA-550でも視聴しましたが、いい感じでした。
2013/01/15 AM 12:37:45
● 試聴感想19
試聴後、購入頂いた方の感想です。
この方家族は全員音楽家の様です。****は記載しませんが、国産高級機メーカーでES9018使用DACです。
年末年始に親子4人でaitlaboDACを試聴した時の4人の感想です。年末にDACに加工して頂いたI2S端子にトラポを繋ぎi2s&spdif、PCM&DSD交互切替で演奏したものです。
各人の感想をワイガヤ風の生の声です。私は駄耳ですが、音を聴き分ける聴力は、
妻>>娘=娘婿>>私の順と思います。
皆で楽しみましたので大晦日恒例の「紅白歌合戦と年越しそば」は取り止めという
おまけがつきました。
1.各人の感想
(妻:小さな音まで聴き取る地獄耳の持ち主)
・ピアノのフェルトハンマーが弦に当たって離れる瞬間が手に取るように聴き取れる
・ピアノの直接音と反響板に当たって響く音、録音場の壁からの反射音が聴き分けできる
・ピアノの直接音と間接反射音が巧くブレンドされており、録音マイクの位置がイメージできる
・演奏しているピアノがベーゼンドルファーであることが良く判る(スタインウエイと比べて高音・低音の2つのピアノの音の違いが良く判る)
・学生時代に大学の名誉顧問として来日し、記念演奏して頂いたウィルヘルム・ケンプ先生演奏のベートーベン・ハンマークラヴィーア第3楽章を聴いているうちに先生のピアノタッチを思い出してジーンとしてしまった。音数が一塊でなく分解して聴けるので先生のタッチがイメージできる
・(角田さんがDACを測定だけでお造りになり、購入者の音楽ファンの感想を求めておられるとの説明に対し)音楽ヒヤ抜きでの作品とは信じられない。
色々な演奏者の意見ということであれば演奏者と楽器の距離と位置によって意見も変わると思う。演奏楽器との距離を考えるとヴァイオリン>チェロ・ギター>指揮者の順に離れるのでそれぞれの演奏者に感想をお聞きになるといいのじゃないか(ピアノではこの音は最高。他の楽器では直接音と間接音の耳への入り方・タイミングのズレが違うから別の意見があるかも・・・・)
・2つの接続による音の違いは音楽を楽しむ人ならそんなに違いを感じないと思う。でも演奏者は自分の演奏した楽器の音が耳に入る音に近いかがポイント。
私にはI2Sの方がなじみやすい。また、i2sの方が自分から聴きにいって音を分解して聴ける。コントラプンクト(対位法)演奏に関心持つ音楽ファンにはこの違いは大きいのかも・・・・。spdifはシェフのお勧め料理風で安心して聴ける。
・お父さんが最近チコンキ(=LPプレーヤーのことを妻はこう言います)弄らなった気持ちが判る様な気がする
娘:子供時代にピアノのお稽古、でも今では・・・)
・手嶋葵の声が本当に生々しい。彼女はウイスパーシンガーだけど、音を大きくしなくても彼女の息遣いと口の動きが手に取るように聴き取れる(やっぱりシスコンじゃ出ない音ね)
・(妻の聴いたブルグミュラーの練習曲をそばで聴いて)ピアノの練習で嫌々なが ら弾いた練習曲がこんなにニュアンスのある曲だったとは、演奏者の腕も良いけど機械も・・・・・
・(12月に急遽入手したDACを評して)お父さんの久しぶりのヒット作だね
娘婿:趣味はギター演奏)
・(村治佳織のギターを聴いて)彼女の弾いているギターが名器だということが良くわかる
・弦を爪弾き押さえる指先の動きと弦から出た音が胴に響く様子が巧くミックスされ音が出ている
・PCMだと僕の****のトラポ+DACの方がいい音だが、DSD変換するとこちらのほうがギターの直接音と間接音が良くわかるし、音数が多くなり僕の装置より上。帰ってからDSD変換ファイルにトライしたい
2.私(駄耳の40年来のアナログ信奉者)の感想
・今まで一気に聴き通すことが無かったフィデリオを年始に初めて一気に聴きとおして大満足
・音量を絞っても歌手の立ち位置・動き、ディクションが手に取るように聴き取れ、DVDで見なくても歌劇を楽しめる。次はワグナーにトライするか!
・楽器/オーケストラの音とこれを取り囲む演奏の場の空気感が、音の大小にあわせ て膨らんだり・縮じんだりする透明な風船のように変化する。
弦楽四重奏曲の渋みを左右するビオラとチェロパートの音が明快に分解されて、4挺の弦楽器が作り出す音と音の空間が見えるような感じ
・一つのDACで音楽の内容・聴きたい箇所に焦点を合せてi2s・spdifの入力方式とPCM・DSDを瞬時に切り替え可能なDACはこれしかない。
PCMリアルタイム変換によるDSDがこれほどのレベルならば、最終目標であるDSD生信号をDACに入れた時の音はさぞやと思うとわくわくする
2013/01/08 PM 02:52:22
● 試聴感想18
試聴感想です。
簡単ですが感想です。
まず非常に解像度が高く驚きました。そして楽器が生々しく聞こえました。
音場や定位も良く、良いスピーカーで聞いたら目の前に居るかの様に感じるかと思いました。
私の環境ではスピーカーは使えなくヘッドホンで聞いているのでスピーカーで聞いたら素晴らしいだろうと思いました。
非常に素晴らしく魅力的ですが、やっぱり先に上流を整えたいと思います。
上流を整え、より良く再生出来る環境で聞いたらもっとDACの凄さが分かると思いました。
2012/12/25 PM 09:50:23
● 比較視聴3
基板のみキットを組み立てた方の感想です。文中の抵抗はI/V用ではありませんが、他素子を変更すれば若干の音質変更は可能です。また当方DACはオーバサンプリング、デジタルフィルターの欠点(デジタル的な音になる)を解消しております。
お陰様で無事動作しました。まだ箱に入れておらず、送付して頂いた箱の上に繋いでのせただけの仮配線ですが、これまで使っていた47研究所のDACを改造した物を全ての点で上回っているようです。
47研究所のDACもかなり特徴がある物でノンオーバサンプリング、デジタルフィルターレスと言う物で改造してそれなりに満足していたのですが、AITが素晴らしすぎると言うことだと思います。細かい音もはっきりしていながらも繊細さがあり特に、ピアノ、チェロの響きと余韻が自然で驚きました。他の方の試聴結果にある、若干明るい傾向の音とのことですが、私もそれについては同じ感想です。基板の中で目立つ大きな抵抗が2本ありましたが、i/v用の抵抗でしょうか。47研究所のDACはi/vの抵抗をビシェイのz201に交換しておりまして、私の好みなので、i/v用なのであれば交換してみたいと思います。回路は完成されており部品の品質に余り頼ることなく、この音が実現したのが素晴らしいのですが、音質を余り損わない範囲で、他の方のAITと違う個性や好みを反映させてみたいと思いますが、対応を間違えれば、簡単に改造ならぬ改悪となりそうですね。そう思わせるだけの完成度ですね。
2012/12/24 PM 10:58:22
● 視聴評価17
引き続いて試聴感想です。試聴機が2台ですのでほぼ同時に報告されることがあります。
素晴らしい音ですね!低域から高域まで癖無く素直に延びてます
私に、技術が有れば、celloのDACの電源を使ってこのDACに活かしたいですね!
この音は、市販DACだと100万超でないと購入出来ないですね!
もう少し試聴させて頂きます
2012/12/17 PM 11:08:35
● 視聴評価16
試聴された方の報告です。
視聴させていただいた感想として、まず一番に感じましたことは、ストレス無くクリアな音だと感じました。
あまりにもスムーズな感じなので、正直に申しまして、聞いた当初は感心7割・拍子ぬけ3割といった感じでした。
しかし、何日か試聴している内に、このノイズ感のないクリアな鳴り方が、いい意味での、本当の意味での、いわゆる「スタンダート」なのかもしれないという思いがしてくるようになりました。デジタル音声とは本来このような水準で記録・再生できるのだ、ということのひとつの基準になりうるDACだと思いました。
また、当方、DSD対応DACを所持していなかったので、DSD音源の凄さも実感できたいい機会となりました。
2012/12/17 PM 08:46:46
● 視聴評価15
PCM=>DSDrealtime変換機能付きを視聴された方の感想です。
お借りしたPCM・DSD変換機、いい音でした。
これまでPCMで聴いていた音が豊かなスケールが大きい音に変わり驚かされました。
PCオーディオで聴いていますので、ソースはCDをリッピングしたものですが、DSDに変換された音を聴いて元のPCMに戻しますと何だかプアな感じで音がさびしくなります。倍音が出ていないと言うことなんでしょうか。
長く聴いていると戻れなくなりそうです。
この音を聴きますとCDプレイヤーもそのうちにDSDに変換して音を出す形に変わるのではないかと思いました。
2012/12/11 AM 01:28:16
● 視聴評価14
視聴感されている方の感想です。
当方はこの方の言うように、古いCDでも音質が劣化させない事を目標の一つとしております。
素晴らしいDACですね。
最近は比較的新しく録音の良いもの選んで聴くことが多かったのですが
このDACでは古いCDでも音が良く聴こえてしまい、少し戸惑っています。
2012/11/29 PM 09:42:41
● 視聴評価13
視聴評価です。この方は他社製ES9018使用DACを所有しています。PCM=DSDrealtime変換対応機です
他社製ES9018使用DACと比較して解像度が高く、全ての音がハッキリ聴こえ、アンプやスピーカーを上位機種にレベルアップさせたような錯覚になりました。
前向きに購入を検討していますが、
視聴機の仕様で価格を教えていただけますでしょうか。
また、トラポの電源強化は効果がありますか。
高さはホームページにある、5pくらいも可能なんでしょうか。
2012/11/23 PM 09:08:25
● 視聴評価12
視聴された方の感想です。この視聴機はPCM=>DSDrealtime変換機能を搭載しています。
当方所有のAK4399パラレルPP構成のDACと比較視聴させて頂きました。
24bit192kHz音源では、それほど大きな差はなかったのですが、総合的にみてAIT機の方が音質は優れていたと思います。
特に高域の情報量の面で顕著でした。ただ音のキャラクターの面では、AIT機はやや硬い感じの音でアタックがきつく
感じる部分があったのに対し、AK4399機は甘く艶っぽい感じの音で、ソースによって評価が割れるかなという気がしました。
16bit44kHz音源では、音のキャラクター云々を超えた差が感じられ、情報量、定位、音場の広がりといった面で、明確に
AIT機の方にアドバンテージがありました。
総じてAIT機は評判どおりとても素晴らしいDACだと思います。
2012/11/16 AM 02:58:52
● DSD変換後の音質5
視聴結果と、質問へ回答です。
ハンダ付けはSW、RCA、XLRへの接続となりますが、希望によっては予めハンダ付けします。
DACの納期は2週間を目標としています。
素晴らしい音質でした。
特にDSDリアルタイム変換での繊細かつ広がりのある音には感動しました。
筐体も含めた全てのパーツのキットは組み立てにハンダ付けは必要でしょうか?
当方PCの自作までなら経験があるのですが。
注文させていただいた場合の納期はどれほどでしょうか。
2012/10/24 PM 10:58:22
● DSD変換後の音質4
PCM=>DSDrealtime 変換を追加された方の視聴結果です。
PCM=>DSD、REAL TIME変換後の感想について報告します。
他の報告にもありますように、私の試聴環境でも大きな変化を感じました。
変換前の音とは、まったく別物とでも言えるほどの違いがあると思います。
もちろん、良くなったということでです。細かい、違いは他の方たちと若干の
表現の違いはあるが、おしなべてそのようだと思います。
ほとんど、他の試聴されたかたと同じですが、しいて申せば、私の環境では、
音場がスピーカーの外まで広がります。そして音像は小さくなり、立体感が増し
ます。
奥行き感の増大も特筆していいでしょう。
ソースによっては突き刺さるような(良い表現が見つかりません。)感があり、立体的な音がします。
いろんな楽器が目前に散らばり、とても気持ちが良いもので。
AIT DAC は、どんどん進化しているようです。また新たな楽しみが増えました。
2012/10/15 AM 12:37:45
● DSD変換後の音質3
PCM=>DSDrealtime 変換の視聴結果です。
私はオーディオに興味を持ち始めてまだ1年程度なもので、あまり参考にはならないかと思いますが、取り敢えず。
今回視聴を申し込んだのは、うちのPCオーディオ環境でグレードアップを体感できるのではないかと思ったからです。
普段、私はポップス・fusion・ロックを聴いている為、今回の視聴もこれらの分野から好きな曲を取り止めなく再生しました。
先ずは、DSD変換された音を聴いてみたのですが、正直に申しますと、私には余り合わなかった感じがしました。
以前、PCMを自分でアップサンプリングして聴いた時も同じように
感じたのですが、音楽の乗りが少し淡白になったような気がしました。
ただ、そんな中でも聴き続けると、1曲だけ今まで聴いた事無い様なサウンドステージが形成されたものがあり、ぞくっとしました。
(何故にその曲だけがはまったのか理由は解りませんでしたが)
通常のPCM再生に関しては、音の左右方向の広がりを体感できました。
因みに奥行きや上下方向は、スピーカーセッティングがまだ突き詰められていない状況なので(真ん中にTVがおいてあったり、天井が低かったりするので^^)敢えて無視しました。
また、今まで変にエッジがかかっているように感じて聴こえていた音が改善されたり、音に芯が感じられるようになり、音の沈み込みも素晴らしいですね。
私のような素人でも体感できるレベルで変化を感じ取れました。
2012/10/09 AM 02:06:21
● DSD変換後の音質2
昨日に続きPCM=>DSDrealtime変換を追加した方の感想です。
DSDモードは非常に音が良く満足しております。
・歪みっぽさが無くなる。
・余韻がクリアになる。
・バックでやってることが明白に。
・低域が締まり、音階が判りやすくなる。
・高域が滑らかになる。
ざっと挙げてもこんなにあります、、、、
2012/10/02 PM 10:04:01
● DSD変換後の音質
PCM=>DSDrealtime変換機能を追加された方の感想です。
昨日DAC機受領いたしました。
とりあえずポピュラー系の曲をリピートさせ、PCMとDSD変換を切換ながら聞いてみましたが、DSD変換は一聴して音のなめらかさが感じられ、また、一部の楽器(トラック)の音像がクッと奥に広がり、緻密なサウンドステージが広がります。
ファーストインプレッションとしてはこのDSDリアルタイム変換は、大変好ましく感じられました。
引き続きいろいろなジャンルで比較しながら楽しんでみたいと思います。
2012/10/01 PM 09:46:51
● PCM=>DSD、REAL TIME変換の評価
PCM-DSD変換機能追加を行った方の感想を一部転載します。
PCM→DSD Real Time変換で聴くと目の前の霧がぱーっと晴れて音楽が生き生きと弾むようになります。所謂ハイエンドモードはその効果が目覚ましいものがある事を実感。
Real Time変換再生を他の人に聴かせればその時点で満足してしまうとは思います。
今回のヴァージョンアップは大正解でした。
2012/09/21 AM 07:32:52
● 視聴評価25
以下はdualAK4399(DAC chip以外はES9018型と同じです)を視聴された方の感想です。ジッター抑圧は当方方式のみです。
それまで大好きだったあるバリトンのリーダークライスは、声楽的な体力が追いつかず、
小手先のテクニックでなんとか歌いこなしているという様子が手に取るように分かってしまい、
がっかりしてしまいました。一言で言うと、窮屈でつまらない演奏でした。
Airmac Expressで聞いていたときは、静と動、ダイナミクス、音楽の解釈、テクニックの全てが素晴らしく、
その歌唱力にうっとりしていたのに、あまりの違いに愕然としました。。。
また、これとは全く逆に、それまで何とも思ってなかったCDが素晴らしい演奏だと分かり、
釘付けになってしまったというものもあります。
ある生録音の弦などは、Airmac Expressのアナログ出力に戻した瞬間、
ビニール製の弓(そんなものはありませんが)で演奏しているのかと思うほど
響きが薄っぺらく、おもちゃを演奏しているように感じてしまいました。
これらのように、微小な演奏のニュアンスや楽器の響きが生々しく記録されているCDについては、
昼夜を問わず、暗騒音の大小に関わらず、聞き流しているときも、注意深く聞いているときも、
音楽から受ける感動は全く別物になってしまいました。
他の方の感想として、「奥行きが深くなった」というご意見が多かったのでこの点にも期待しておりましたが、
拙宅での奥行き方向の変化は僅かでした。
(もともと、壁の奥に展開する音場は距離感が不鮮明で、部屋の完成度が低い状態でしたので、
DACをAITに固定して、セッティングを詰めていくのも面白そうだと思いました。)
総じて、エントリークラスの機器との組み合わせでも十分なレベルアップを体験させてくれる
素晴らしいDACだと感じました。
2012/08/27 AM 01:21:07
● 視聴評価24
視聴され、結果購入となった方の感想です。一部他社機名を消去しています。
第一報
昨日無事受け取り、試聴させて頂いております。
スピーカーの入れ替え途中で、オラソニックのデスクトップSPでの試聴となってしまっているのが残念ですが、それでも、ボーカル曲のリアル感が際立っており、音色も、○○○ー○より断然好みです。
解像度、定位感も当然に素晴らしいですが、音量を絞っても音痩せしにくく、気持ち良く聴けるところが今までにない不思議な感覚です。
設定を変えていくと音質が変るような気がしますが、まだ細かくは試せていません。
ネットで話題の「ハイエンド・モード」なる設定で試聴していますが、返却までに色々と試してみようと思います。
第二報
また、お礼が遅れて恐縮ですが、試聴機の貸し出しの方もありがとうございました。
一万円強のアンプ付きSPから、今までにない実体感のある音が出てきて驚きました。
本命SPが届き、貴社DACで鳴らすとどんな凄い音が出るのか、今から興奮しております。
2012/08/22 AM 02:18:48
● 視聴評価23
昨日の評価記事を閲覧した当方DAC機購入者の方が、改めて感想を当方ブログに掲載希望ありましたので以下にお知らせします。記事中の「基盤」は「基板」となります。
僅かに明るい音色というのが 好みであれば、 おそらく 無敵の基盤でしょう!!
ブログでは、 「100万級超えるぜっっ!!」なんて、 書いてますが 嘘でも 冗談でもありません。
ここまでの基盤の出来ですと、 違いは筐体の設計・コストくらいなものです。
宣伝代など含め、 投資金額・コストを 差し引いた、 会社の儲け込が 高級DACの お値段なのですから。
ホント、 DACの定価なんて アテにならないです。
頭にきて、 叩いたこともあります。(反省)
ただ、 筐体に関しては 試聴評価22の方と同じで、 褒められるものでは ありません。
自作派だけでなく、 多くのオーディオ愛好家が 注目しているDACで、 これは ないでしょう!?
ですが、 ご安心ください。 私は セパレートのケースを 設計中でございます。
出来が良ければですが、 手作り電源コード付きで AITで頒布してもらおうかと考えてます。
今月末には、 電源基盤用ケースが できますので、 みなさん お楽しみに。
2012/08/16 AM 02:58:52
● 視聴評価22
久しぶりに視聴された方(静岡県在住)の評価コメントをお知らせします。
まず、試聴環境ですが、
再生場所は、友人宅のオーディオ・ルーム、軽度の音響処理を施した20畳洋間で、
天井高は3.3m、多くのラスクパーティションを配置して実効部屋容量を確保した、
大変に条件の良い部屋です。
プリ・パワーは、チェロ(オーディオ・スイート+アンコール・モノ150×2)
SPは、ATC150。
この構成に、一部ノイズ対策済みのウインドウズPC+Foobar2000から
ハイフェース・エヴォDDC(ミューテックのクロックを付加の場合もあり)、
また、現状ではCD再生のみの環境の別の仲間のために、エソテリックP0sトランスポート
というフロント・エンドからの再生です。
今回は、環境整備不足のため、DSDの再生は出来ず、PCMのみの試聴となりましたが、
これまでの経験から、PCM再生での印象・感想は、リニアにDSD再生にも当てはまると思われ、
判断に間違いはないと確信しております。
まず総評ですが、お世辞抜きで、素晴らしいDACです。
とてもこの価格で入手出来るものとは思われません。
国内外の、いわゆる高級・最高級DACと十分比肩し得るのではないでしょうか。
非常にSN感に優れ、ケバ立ち、滲みのない音像や声の確かさに加え、
羽二重を触感させるような弦楽の艶、そして、音量を絞っても痩せることのない
音そのものの充溢感からもたらされる、染み入るような強い浸透力の弱音など、
実に見事なものです。
また、P0sからのCD再生、いわば素のままのPCM(CD)の音が期待以上の良さで、
PCオーディオに馴染めない、音楽・オーディオ愛好家にも最適ではないでしょうか。
さらには、スピーカー奥へと深く広がる音場に精緻に並ぶ音像と云う、
ある意味静的なプレゼンスでありながら、程好い温度感が保持され、
ゆったりとしつつインティメートな雰囲気が醸成されるのも、非常に好印象です。
実は、この点がこれまで聞いたES901*チップ搭載の他のDACに共通する最大の不満点で、
確かに解像度の高い、繊細な音ではありますが、何とも薄い、冷え冷えとした触感、
貧血気味といった印象で、これではとても受け入れられないと思っておりました。
それが、AIT LABOさんのDACでは、見事に解消されており、大変に感心した次第です。
上記の懸念から、AK4399搭載機もお借りしたわけですが、
結果としてはまったくの杞憂で終わり、私個人の感想としては、
上に述べましたような全ての点でES9018機の方がAK4399機を上回り、好印象でした。
ただ、AK4399機の名誉のために、以下の点は明記しておきたいのですが、それは、
1.ES9018機の方が諸要素で上回るといってもその差は僅かであり、
個人の好みの違いといってよいほどで、ほとんど同一といって良いほどの出音である。
2.音像の押し出し、SPより前への展開傾向は、AK4399機の方が顕著である。
3.AK4399機の方がザックリとした肌触り、いわば生成りの服地のような風合いで、
これに比べるとES9018機の音は、やや人工美、化粧めかした印象かも知れず、
AK4399機の音を好まれる方も多いのではないか。
と云った点です。
いずれにしましても、DACチップの違いをほとんど感じさせない見事な統一感は、
まさに角田さんの回路設計、スキルの見事さの紛れもない証左ということではないでしょうか。
最後に、これも正直に申し上げ、大変失礼になりますので、あらかじめお詫び申し上げますが、
角田さんの金属加工の技術は、あまり褒められないようです。(スミマセン)
内容が勝負、あくまで仮の入れ物であるし、ケース自作の方が多いから、
と云った理由からだと思いますが、やはりファースト・インプレッション、コスメティクスというのも
大事ではないでしょうか。
2012/08/15 AM 12:37:45
● 視聴評価21
視聴された方の報告です。
前提: 普段はクラシックのSACDを聞くことがほとんどです。
物心ついたときにはCDに切り替わった世代なので、アナログをベンチマークとしていません。
深夜にリビングで聞くスタイルのため、音量は小さめ。
トランスポート: Esoteric SA50
プリ: トランス式のパッシブプリ
メイン: First watt J2
スピーカー:B&W Signature diamond
試聴対象: クラシックのCDとSACDのCD層中心
設定: メカはからきしなので、送られてきたままでした。
感想:
元の状態でCDを聴くのにくらべ、一聴して弦楽器の繊細さに気が付きました。
アンサンブルの細かい違いなどがよくわかります。
音のにじみがなくなり、結果として引き締まる感じです。金管の音が相対的に前に出てくる感じです。
また、おそらく静寂さの向上により、奥行きがよりわかるようになりました。
特に新しいライブ録音において、そのメリットが最大限に引き出されていたように思います。
一方、音のふくらみによって広がりやきもちよさが演出されるようなソフトにおいては、
こじんまりとしたな、という印象を受けるかもしれません。が、おそらく忠実であるということかと思います。
総合的な感想としては、リビングで比較的小さい音で聞いている自分にとっては、
非常にありがたい忠実度、細やかさをもったDACと思いました。
CDを聴いていても、SACDに近いクオリティになると評価できます。
是非、DSDについても聞いてみたいところです。
2012/07/27 AM 01:21:07
● 評価ブログ
2012/07/08当方ブログで紹介したケース込み組立キットを購入された方のブログを紹介します。
ホームページ記載ケースより、高さを70mmと薄くしており、
UDA、LVDS伝送等のインターフェース基板を搭載できる配置にしています。
ケースは部品取付穴は全て加工済み、配線材を支給とすれば容易に組立できます。
このブログの写真と同様外観になります。
2012/07/26 PM 09:14:49
● 視聴評価20
昨日に続き視聴された方の感想です。この方はLCD表示機を貸し出しております。
当方の現行視聴環境は下記の通りです。
TEAC製VRDS-25Xのデジタル出力→accuphase製DC-61(DAC)→accuphase製C-290V(プリ)→accuphase製P-1000(メイン)→B&W製MATRIX801S3
トランスポートとして使っているプレイヤーには光と同軸のふたつのデジタル出力があるので、片方は現用のDACに、もう片方は視聴機に送り、プリアンプでふたつのDACの出力を切り替えて比較視聴しました。プリとの接続はいずれもバランスです。
すぐに気がつくのは、視聴機(ES9018仕様)が楽器のもつ複雑な倍音を極めて素直に出してくれることです。ともすれば壊れたピアノのようになりがちのピアノフォルテの音が、細かい弦の振動も含んで高い周波数成分を持っていることがよく分かります。
抽象的な表現ですが、小編成の室内楽や弦楽四重奏では、演奏者と演奏者の間に誰もいない空間があることが感じられました。臨場感が増すということでしょう。
音がふくらんで丸くなった感じで聞こえていたコントラバスの音が、弦の「ふるえ」も含んで非常にリアルに聞こえました。アンプが大型のウーファーをしっかり制動している雰囲気です。
サンサーンスの3番のオルガンなどでも同じような傾向が聞き取れます。ただ単にモワモワとふくらんでいた音がクリアになり、極めて低い周波数の領域までしっかり聞き取ることができます。音量を上げてもうるさくならず楽しめました。
2012/07/19 PM 08:52:37
● 視聴評価19
視聴頂いた方の感想です。貸し出した視聴機はES9018のjitter reduction機能をOFFできませんでした。
どこまでも明瞭で見通しが良く、極めて高いS/N比によるものと思いますが
とても静かに感じました。これらは、過去に使用してきたDACやCDP(下記)でナンバー1だと感じました。
(主だったものは、Wadia2000S、Levinson No.35L、soulnote dc1.0、dCS Elgar2、ベリンガー SRC2496、ESOTERIC DV-50s、メトロノームテクノロジー CD3 Signature、LUXMAN D-08、STUDER D730mk2)
AITさまのHPはわからないなりに全てを拝見しましたが
ジッター対策が高精度クロック(ルビジウム)導入以上の効果となって現れているものと思えました。
情報量は過去最高であり、ブレのない正確な音が最大の魅力でした。
以下は、当方の好みと組合せによるものが大きいのですが、今後さらに良くなるのでは?との期待が高いため、物足りなく感じたところを挙げさせていただきますと
音の傾向が若干硬質で単調に感じられ、潤い感が不足気味に感じました。
2012/07/18 AM 12:02:25
● AK4399とES9018の比較試聴
ES9018DAC機を購入された方がAK4399機を比較試聴した報告です。これらはDACチップ以外は殆ど同じ回路としていますのでチップの音質差になると思います。尚AK4399はFPGAによるジッター抑圧となります。
dualAK4399fullballance はes9018dualdacに勝るとも劣らない素晴らしいdacだと思います。
聴くジャンルによって、両機は評価が異なるように思います。
音の解像度といいますが、分解能は両機とも素晴らしいものがあり甲乙つけられません。また、楽器と楽器の間の空間がはっきりと感じられ、その静寂間も素晴らしく静かで音楽のみが聞こえてきます。
私の駄耳では、多くの違いは感じ取れられませんでした。ほんの僅かではありますが、両機の差は好みの違いのレベルだと思います。
しいてあげれば、ak4399は、クラシックや女性ボーカルが落ち着いた雰囲気で鳴り、やわらかく自然で耳ざわりな音がしません。
一方、es9018は、時として、鋭い生々しく切れこんだ音が出たりします。
この方が、生音に近いように感じますが。少しきつく感じる場合があります。
jazzなどの打撃音が主な音楽では、es9018はその素晴らしい実力を発揮します。
特に、音像の立体感、遠近感、左右の広がりなどの描写に優れていると感じました。
何よりも、音楽を聴いていて楽しく感じることです。
ak4399はヴァイオリン等の弦の音や、女性ボーカルが滑らかで、自然に感じます。
聴き疲れもなく何時までも聞いていたい衝動を感じます。
オーデイオに何を求めるかによって評価は変わるかもしれません。
いずれにしても、両機はとても素晴らしいできばえだと思います。
私としましては、オーデイオマニアの性と言いましょうか、es9018の良さを再認識することとなりました。ただ、たまには、ak4399のような自然な音楽に浸るのも良いと思います。
2012/07/09 AM 02:06:21
● 購入者様報告
ケースキット込みで購入された方の報告です。
配線材、取付穴加工済みケースを全て購入頂いておりますので(組立済み機より20%程度安価です)、組立は1日で完了したようです。
今組み上がりました。
取り敢えずVoyage MPD〜内蔵DoP版UDA〜ES9018の経路でテストしています。
PCMは44.1kHzから192kHzまでLowestで問題なくロックしています。
DSDの再生も問題ありません。
出てくる音は、静かですね。
ジッタを低減させたDACに共通する感触です。
最低域から最高域までストレス無く滲みなく澄み渡って伸びています。
この辺りES9018のキャラクタか、I/V以降のアナログ段のキャラクタなのかは判りませんが気持ちがいいですね。
明日は他の入力等もテストしようと思います。
このDACを手に入れられた方は満足されること間違いなしだと思います。
2012/07/08 PM 02:52:22
● JITTER REDUCTIONと音質
先日ちゃまダンナ様 のブログでES9018内蔵のJITTER REDUCTION機能を使用せず、当方開発のJITTER抑圧機能のみの方が高音質になると言う記事が紹介されました。
開発当初、どちらを用いるか悩んだのですが、二重に作動させても問題ないだろうと考え、余り評価せずON/OFF機能をLCD対応機にだけは採用していました。
ちゃまダンナ様の評価を当方として再評価していましすが、余韻、躍動感が増加し改善効果があるようです。
以下は2台購入(#1は4IV型、#2は8IV型です)された方の比較試聴した結果です。
尚、APCモードにした理由は次回お知らせします。(S/PDIF入力時はAFPCです)
ここで#1はJITTER REDUCTION=OFF 4IV型、
#2はJITTER REDUCTION=ON 8IV型と考えて下さい。
自分の耳には余り自信ありませんがプラシーボモードで素直に感じたまま多少大げさに表現すれば下記の様になります。
#1のAPCの方が音がスッキリして100〜200Hz辺りの音が締まってきます。更に低音部は下の方に伸びていきます。今日1日色々な曲をAPC EXT 90MHz設定で44.1kHzのPCMを聴きましたが、
#2でのDSD256より歪みはない、というより#1のAPC JTR OFFではCDに入っている情報を全て漏らさず正しく拾っているということでしょうね。高域は華やかに最高域のピリッとしたニュアンスもあります。
ただ、20kHzでスパッと切れたCDを忠実に再生しているという意味でハイレゾのPCMやDSDと較べるとこの部分が違うのかなと。
44.1kHzのPCMからDSD256に変換した#2再生は所詮データを弄って作っている訳ですから箇所によっては歪みが聴こえたりするのですがオーバートーンの部分だけはDSD256の方に部があると思います。これは1日中聴いているとPCM44.1kHzの方は疲れるという部分があり、DSDと違うところだと思います。
しかし、現時点では44.1kHzからDSD256に時間を掛けて変換するだけの意味はなくなりましたね。44.1kHzについてはAPC JTR OFFの方が総合的に上だと思います。
ソースの段階からハイレゾのものは別ということは付け加えておきます。
今#2の方はJTR OFFに設定できませんが、このSWを追加してDSDで再生出来る様になれば、又音が飛躍するのが期待されるのでしょうか?
いやあ、ES9018という石はモンスターだと思いますが、それをねじ伏せているAIT DAC も偉いもんです。
不思議なのは何故30年もかかって他のメーカーが出来ないのかということですが。
下はこの方より提供頂いたDAC機紹介用写真です
>
2012/06/30 PM 08:50:21
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=240
● 試聴評価18
本日送られた試聴評価です。
試聴の感想ですが、まず分解能が高く、細かいところまで見えるような鳴り方であることと、奥行きのある音場に演奏者との距離感が感じられるところが特徴的で、特にクラシックの大編成での再生で顕著に感じられました。
また、音に滑らかさがあり低音もよく伸びているので細やかなのに線が細い感じがしないところも好ましく、アナログ的とも言えると思いました。
自分のシステムではエネルギーバランスが低域寄りになり、一部打ち込み系のベースでは若干低音過多になりましたが、元が低域ブースト気味の設定だったので、ブーストする必要がなくバランスがフラットになったということだと思います。
2012/06/27 AM 01:21:07
● 試聴評価17
試聴された方の感想です。
A様
試聴環境
当方のシステムは3WayマルチチャンネルSPになっています。
チャンネルデバイダーにアキュフェーズのDF-45を使用しておりDF-45でAD/DAされた状態での試聴という事になります。
当方の所有DACのソウルノートのdc1.0というジッタ対策に非同期Digital Audio レシーバーを搭載したモデルと比較試聴しました。
まずつなぎ換えての第一印象は聴感上のS/Nが良いと感じました。
試聴ソフトはJAZZのCD、フォープレイ、女性ボーカル等を聴きました。
低域はdc1.0に比較してAITDACは明らかにベースの音程や低域の伸びがよくなり非常に良い感じです。
中域はほぼ同等で多少AITDACの方が細かい音が出ているように感じられました。
高域は分解能が高い感じがしますが、多少線が細い様に聴こえました。
このあたりはどちらのDACが良い悪いでは無く好みの問題ですね。
あと音場は奥行き感がAITDACの方が広く聴こえます。
総合的にみてとても魅力的とDACと思います。
B様
生々しさを感じさせる非常に素晴らしい音質でした。
SACDのCD層の44.1kHz16bit音源をこのDACで再生したのですが他社のプレーヤーでSACD層を再生した時の音より良いと感じましたもし、このDACでSACDをデコードしたらどれほど、、、という興味が猛烈に湧きます。
そこで、DACにI2S(LVDS)の入力とSACDプレーヤーにI2Sの出力を付ける費用について教えていただけないでしょうか?
改造実績があるのはソニーのプレーヤー以外にありますか?
2012/06/20 AM 05:52:29
● 評価結果
当方製dualES9018型DACを購入された方のPhile-webコミュニティを紹介します。当方へメールでも頂いていますが、購入された方ご本人の感想です。
ちゃまダンナ様
カクタスシティ様
dreamweaver様
2012/06/12 PM 10:48:07
● 試聴評価16
本日届いた試聴感想です。
女性ボーカルでは、細かなニュアンスをよく表現してくれていたように思います。
分析的に書いてしまいましたが、最初聴いた時、本当にびっくりしました。
バイオリンは音の透明感や伸びがすばらしと思いました。誇張感がないと言えばいいのでしょうか。
多くの方が自然な音と言われるのが分かった気がします。
うちのDACはこのDACに比べるとかなりうるさく感じました。
総じて、音の密度が高く透明で柔らかさがあるように感じました。
このDAC本当に素晴らしいと思います。
ちょっとこのままうちのDACを聴き続けるのはつらいかもしれません。
2012/06/07 AM 01:21:51
● 試聴評価15
以下は試聴結果です。
今回は貴重な機会を頂きまして誠にありがとうございました。
情報量・静粛性・位相等どこをとっこも素晴らしく音楽を聞かせてくれる音質でした。
聞き慣れたソフトにまだまだこんな音が入っていたのかと驚かれされました。
直接の比較試聴ではないのですが少しまえにソウルノートのSD2.0とPSオーディオのPWDを借りる機械がございましたがこれらの機種よりもその音色は好ましいものでした。
それでも敢えてもう一発欲しい部分を申し上げさせて頂きますとさらなるち上がりの反応の速さと生音っぽい音色の煌きのようなものがあればこれ以上ない最高のDACになるのではないかなと思います。
いずれにせよすばらしいDACでしてこちらのDACで音楽を楽しませていただきたいという思いも強くしばらく悩ませていただくことになりそうです。
またその際はどうぞよろしくお願い致します。
2012/06/04 AM 06:30:36
● 試聴評価14
先月末に貸し出した方の試聴感想です。
感想のほうも、少しだけですが書かせていただきます。
ヘッドフォンでの試聴、また、基本的には現在使用しているCapriceとの比較となります。
最初に聴いた時、曲のテンポがゆっくりになったように感じました。
こう感じるときは大体、音が滑らかに、かつ、響きや余韻がしっかりと出ている場合に感じるので、自分にとっては良い変化です。
高域はCapriceよりも綺麗にでています。Capriceも、Ver.2.0になった時に以前よりも歪みっぽさが無くなったように感じていましたが、聴き比べると差がありますね。
こちらのDACのほうが、綺麗で細かい音まで潰れることなくしっかりとでています。
また、音一つ一つに芯がある感じで、意識しなくとも細かい音までしっかりと聴き取る事ができます。
ヴォーカルは、Capriceよりも奥に定位する感じです。個人的には歌手の口が必要以上に大きく感じられるのはマイナスなので、やはりこちらのDACのほうが好みです。
それと変な表現なのですが、こちらのDACで聴いたほうが、歌手が丁寧に歌っているように感じました。どうしてそう感じるのかは分からないのですが、ゆっくりとした曲を聴くと特にそう感じます(柴田淳とか中島美嘉など)。
音の拡がりは、Capriceはヴォーカルが前に定位し、他の音がその後ろに平面的に左右に拡がる感じなのですが、こちらのDACは左右の拡がりはそんなに変わらないのですが、奥行きがだいぶ違います。
ヘッドフォン独特の音場だと思うのですが、Capriceはただ左右に拡がっているのみ。対してこちらのDACは球体のように前後左右、さらに上下にも拡がっていく感じです。
それと、こちらのDACは音と音の間の空間もスカスカにならず、しっかりと感じられます。SNが悪いとかではなく、空間いっぱいに音がびっしり詰まっている感じです。比べてしまうと、Capriceは少しスカスカに感じてしまいます。
また、左右の分離や定位などもこちらのほうが上ですね。特に音が左右に動く場合、Capriceだと少し動きが曖昧になってしまうのですが、こちらのDACですと、しっかりと音を追うことができます。
以前、スピーカーを少し使っていたとき、音場は広大に、音像はコンパクトに、でも空間はスカスカにならないように、というのを心掛けて調整していましたが、こちらのDACのほうがその辺りは上手く表現できているように感じました(今はスピーカーを使用しておりませんので、あくまで想像ですが)
低音は、こちらのほうがギュッと凝縮されて立ち上がりの早さや重みが感じられます。対してCapriceは軽いですし、若干、ゆるくも感じられます。
この辺りは電源の差なのでしょうか?わかりませんが、結構差がありますね。
色々と書きましたが、簡単に書いてしまうと、バランスの良い自然な音かと思います。
変に強調された部分がないので、何を聞いても気持ち良く聴く事ができます。
どこか一部分を変に強調すると、最初はそこに耳がいってインパクトはあるのですが、いざ気に入って購入しても、長く使っているとその部分が耳障りになったり飽きてしまうこともありますが、こちらのDACはそんな事はないのではないかと思います。
反面、パッと聴いてのインパクトは、申し訳ないですが、正直薄いですね。
色々と聴いていくとその良さが分かりますが、少し聴いただけですと面白みのない音と思われる方もいるかもしれません。
また、必要以上にスピード感や透明感や音の切れ、もしくは少しドンシャリっぽい迫力のある音を求める方には、別の選択肢があるのではないかとも思いました。
2012/06/03 AM 05:23:30
● 試聴評価13
試聴報告です。
殆どの方が同様な評価ですので、ほぼ正しいのではないかと思います。
1 ヘッドフォンで試聴の方です。
早速、数曲だけですが聴いてみました。
なるほどという感じです(変な表現ですが)
Capriceで聴いていた時は、他にもいくつか試聴してもうこれで十分だと思っていたのですが、今回はちょっと驚きました。
細かいことは省かせていただきますが、Capriceの音が何となく安っぽく感じてしまいました。
僕はヘッドフォンでの試聴ですので、他のスピーカーで聴く方々とは感じ方が違うのかもしれませんが。
2 埼玉の方
このDACの紡ぎだす音は
自然で音楽に浸れる素晴らしさを感じました。
音の可能性、音楽の可能性をとても感じました。
また、普通の人が購入できる価格になっているところがほんとに嬉しいです。
大手が作ったらいくらになるのでしょう。
難しくなさそうなので自作してみたいと思います。
この価格は、ほんとうに有難いです。
私は熱狂的なオーディオマニアではありませんのでちょっとした差をああだ、こうだというつもりもなく
ただ良い音楽を再現性の高い音で聞きたいだけですが、その再現性がずっと得られなくて
ある種の限界(再現性を高める為には尋常じゃない投資が必要)を感じていましたが
自分で試している方法との併用で、相当満足できる音が再現できました。
今年に入りきちんとしたアンプを買おうと実売100万位までの
アンプを自宅視聴、ショップ視聴含め、散々いろいろな音に触れてきました。
100万出すとさすがに説得力のある音になるけど、、、、正直コスパ悪いな、、、と思っておりました。
それを考えるとこの価格で、DACのこの性能は素晴らしいと思いました。
DACそのものの比較はしておりませんが、ショップにおいて最高級のCDPを使った音そのものを
嫌というほど聞いてきていますので、全く迷いはありません。
CDの情報量と滑らかさは既に良質のアナログシステムを上回っているのではと思います。
それにしてもCD(16ビット)でも十分な滑らかさ(諧調感)解像度がある事にびっくりです。左右よりも奥が特に深く音源までの距離も推測できるほどですね、、、定位も素晴らしいです。
いつものようにCDをセットして接続に問題ないか確認し、
サウンドオブサイレンスのイントロが始まりボーカルが聞こえた瞬間に衝撃を受けました。
懐かしい30年前の匂いを感じました。
ずっと出したくても出せなかった音、記憶の底にしか存在していなかった音がそこに確かに聞こえ
当時のクオリティを完全に上回って再現されていました。
それからは 他の方がされるようにもう次から次へと、、、CDを、、、
CDにこれだけ情報がつまっていたのかと、、、今まで聴いてきた音は一体何だったのだろうと初めて心の底から思いました。
ハイビットになって少しはマシになったと思っていましたが、このDACの音は好き嫌いを超えて
多くの人に是非聞いてもらいたいです。音楽そのものに触れることができると思います。
ビートルズとか、サイモン&ガーファンクル、ブルーススプリングスティーン、日本のフォークや、かつてのCDが素晴らしい表現力と滑らかさをもって再現されるのは、ちょっとした驚きです。聞くのが楽しくて仕方ありません。
録音の質の良しあしも笑っちゃうくらいそのままさらけ出しますが、出てくる音がとにかく自然で柔らかくひき込まれます。
古いCDでも、これだけ高いクオリティで再現してくれる、いやできる、という事がわかった事実は音楽を趣味とする人間にとって
とても幸せな事です。古い中古のCDなんて二束三文で売っていますから!
そして良い音がしないのはほとんど全てDACに原因があった、という事も分かりました。
(高級CDPはますます存在意義が薄くなりますね、、、)
低域の再現性が悪いのはSPやアンプじゃなくてDACが一番のキモだと理解しました。
CDの登場以来、やっとここでアナログを超えたと思える音を聞くことができました。
アンプも変えればさらに音質は向上すると思いますが、とりあえずは十分です。
感じたオーディオ的特性は、空間がとにかく広い。拡散という意味ではなくて、音源から音が自然に空間に広がっている様子を
再現できるという意味です。その為には実際の音量に近い音量を出す必要がありますが、そうすると尚の事それを感じる事ができました。
結果、どうしてもボリュームが上がりすぎてしまいますね、、、
普通は空間が広くなると音が薄くなる事がありますが全くそういう悪癖がない。むしろ広すぎて部屋(空間)を広げないと本領を発揮できない印象。
解像度、空気感、正確な音場。自然な高域、素晴らしい解像度と再現性の高い低域。(相当低いところまで安定して再現されている)と
思います。特に生録系の空気感の表現は秀逸です。
言い方が正しいかどうか不明ですが、ヘッドフォンよりも音がしっかり聞こえます。
ギラギラした感じは全く感じません、しかし全く滲みない音は素晴らしく切れこみます。特にハイレゾの切れこみはカミソリです。
音のバランスも強調されている音域がないように思います。よって自然、自然過ぎて
刺激が足りない?と思われがちですが全く逆で、聴いてて聞きいってしまいます。
それから不思議なのは、良い音を聞いていると眠くなることが多いですが、それがないんです。初めてですね、、、
もちろん聞いていて疲れると言うこともありませんでした。それほど自然と言うことなんでしょうか?良く分かりません。
2012/05/25 PM 09:50:23
● 試聴評価12
試聴された方の感想追加です。
まず、よりシンプルな伝送系で差を明確にするため金田式プリアンプをパスしてDAC出力を直接チャンネルデバイダーに入力しました。音量はチャンネルデバイダーで調整しました。先月国内有名メーカーでリジッドなトランスポートで有名なSACDプレーヤーを借りて視聴しました。
50万円くらいですが100万以上の音に匹敵する改良が施されているというものです。それなりに音はいいのですが明るい色付けが感じられ楽器が太ってしまりない感じになります。リファレンスの改造中道CDPからこれに変更するとかえって音が悪くなってしまいます。
一方AITのDACは出だしからすばらしくピアノの音は張りのある低音から芯のある高音域までストレートに再生します。低音も最低音域までしまった音できっちり再生されすべての楽器が正確に再現されています。どこかのウイスキーのように何も足さない何も引かない恐ろしく正確に再生されていると思われます。古いソースはそのときの情報を正確に最新録音ではすべての音を引っ張りだしてきます。
ここから中道改造機と比較視聴に入ります。
中道改造機のアナログ出力を金田式プリにつなぎ、デジタルOUTをAITにつなぎAITのアナログアウトを金田式プリにつなぎ瞬時に2台の切り替えができるようにしました。あらゆるソースで3日間比較しました。再生中の瞬間切り替えでの情報量の比較もしました。結果からいうと私の駄耳では2台の聞き分けができません。
微妙に差があるのでしょうが、ブラインドテストをしたら違いの有意差はないでしょう。ちなみに知人のピアノニストにも音の差があるかブラインド視聴させましたが違いはないという結論です。
ちなみにトランスポートをケンウッドにしても差はわかりませんでした。
点数にしたら
KENWOOD DPF-7002(未改造)アナログ出力 3点
某社貸出機 アナログ出力 7点
AIT,中道改造機 9.8−10.0
といったところでしょうか。
私のプアーなCDトランスポート環境での視聴ですのこのような結果に
なったのかもしれません。
AITのよさを引き出せていない可能性は高いと考えています。
システムを見直したほうがよさそうです。
すごく差のわかる方はバランス接続をされているようですし。
音質についての印象は以下のとおりです。
・濃い音で滑らかである。
・広帯域ではあるが、音色が薄くなったりしない。
・高解像ではあるが、ヒリ付いたり温度感が低いようなこともない。
・ホールトーンなど間接音をしっかり再生できており、よりクラシックに向く。
・高音質盤と普通盤との音質の差が少なく、普通盤のほうが音質の改善幅が大きい。
・24ビットDACを導入した時より変化が大きく、一聴しただけで高い質感が分かり、音質全体を大きく支配する。
・インシュレーター・デジタルケーブルで音質が大きく変わる。
・ピアノの音色が若干であるがキンつくところがある。タイトに感じることがある。
最後の点ですが、ごくごく僅かではあると思いますが、PCM1704チップに長く馴染んできたせいかもしれません。悩ましいところです。繰り返しになりますが貸し視聴の機会を下さりありがとうございました。
2012/05/22 AM 02:18:48
● 視聴評価11
以下は貸し出した方の感想です。
昨夜、通電4時間後、早速、試聴させていただきました。
静粛性やLRの分離も良く、QBDより明るめないい音してますね。
とてもいい基板と印象を得ました。
お貸し出しの機器ですが、新型AKURATE DSの単体
およびDS→QBD76→Jeff→LINN KLIMAX Solo→
KLIMAX 350P(添付)QBD76より、いい音でした。
特にAKURATE DSの8741Dualとの比較では、
ほんの少しやわらかい、ウォーム系にて、艶がある
音が気に入りました。
2012/05/20 AM 03:21:18
● 御購入者評価
当方DACを購入された方の感想の一部を紹介します。
Aさん (この時の視聴機はバージョンが少し古かったのですが現在はAさん購入機と同じ最新にしています)
なんか、よく分かりませんが、先だっての試聴機より良い音に、聞こえますが、気のせいでしょうか?音楽が、楽しく聞こえます。
大変、満足いたしております。私の機器は結構古い機種なんですが、ほんとに、古さを感じさせません。
デジタルの世界は恐ろしく進化したと思いますが、アンプやスピーカーはどうなんでしょうか?私のアンプは1972年製造ですが、まだ現役です。オーデイオは分からないことだらけです。
しばらくは、dacでの悩みは解消できそうです。
今回、ほんとに、素晴らしいdacを手にすることができました。
ありがとうございました。
Bさん(DSD対応機購入した方です)
五嶋みどりのシングルレイヤーのSACDが抜群の安定感で奏でています。以前 ベテランの方の自作した力作のDSDDACで、PCからのデータで何度も聞きましたが高域の抜けがPCMに比べて抜けなくて、全体にざらつく傾向にあったのですが、その方も、毎回毎改良を重ねて最近は素晴らしい出来なのです。
本機は最初からそういった心配なく全帯域がバランスよく音が出ていると思います。
Cさん(お住まいが、当方に近いため来所して頂きました)
先週は、シャーシを持ち込み、
配線の指導などしていただき、ありがとうございました。
おかげさまで、希望のDDC基板と一体化した装置を完成することができ、とても喜んでおります。
連休中のシャーシ加工は大変でしたが、今はとても満足しています。
さっそく、毎日4時間ぐらいずつ聞いて楽しんでいます。PCの静音化のため、SSDドライブのPCの筐体をオープンにして、電源とCPUの冷却ファンだけの状態にしています。数年前、RMEのFireface400(Firewire接続)を導入したときに、PCがCDPよりも圧倒的に音の解像度や瞬発力が高くなることを体感し、感動しました。
今回は、特にDSDにまでソースを広げたくて、貴殿AITLABOのDACを購入させていただきましたが、本日、PCM音源について、既存システムと切り替えつつ聴いてみました。
現在、PCからFireface400のSPDIFまたはADAT(光)経由でAitlabo殿のDACに接続しています。
ピアノの音がキンキンと響き過ぎず、ほどよく響いて、しっとりと、しかし、くっきりと、立ち上がりの良い音を奏でています。ーカッションや弦をはじいたり、弦をはらう音も同様です。一弦一弦が明瞭にわかります。さまざまな楽器から構成される音が、それぞれきちんと定位して、バランスよく存在感を示しています。
プレーヤも、いろいろ試して楽しんでいます。
SPDIF接続もADAT接続もどちらも同様に素晴らしい。
DSD音源に関しては、既存システムと比較はできませんが、ElektrArt殿のUDA基板(標準版)のシリアル出力を接続して、楽しませていただいています。これで対応できる音源の幅が広がり、楽しみも広がりそうです。
2012/05/20 AM 05:52:29
● 視聴ブログ
今まで、購入又は視聴された方々のブログを紹介します。
(記載されたブログ所有者には御了承御願いします)
尚LINKはしませんのでコピーして貼り付けて下さい。
http://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/1862698.html
http://am-izu.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/aitlabo-5eb3.html
http://otoaudio.blogspot.jp/
http://blogs.yahoo.co.jp/hachioji_japan/9224499.html
http://higenasi.jimdo.com/2012/05/02/テスト/
2012/05/07 PM 10:03:06
● 視聴評価10
DSD/I2S対応DAC基板を購入し、ケースに組み込んだ方の評価です。この基板はDSD256迄再生できます。
以下は文面をそのまま転載しています。
AIT基板は、大変素晴らしいです。
英国CHORD社のQBD74HDを所有しておりますが、
全く相手になりません。
ジッター、ノイズ、電源、オペアンプなどに起因する
音質劣化の諸要因を徹底的に排除することで、こんな
にリアリティのある音になるのですね。
音の高さ感、奥行き感は中々出ないものですが、
滑らかで広い音場は心をリラックスさせてくれます。
音の立ち上がりが早いので、ピアノや打楽器の音がきつく
ならないです。興味深いのは、音が悪いと言われている
音源やSP復刻版などがとてもふつうに愉しめることです。
価格も大変良心的ですし、知人にも是非勧めさせていただきます。
2012/04/22 AM 02:18:48
● 視聴評価9
先日貸し出しした、北海道の方の評価ブログを紹介します。
この方へお送りした、説明書がLCD機用でなかったため操作に大分手間取り迷惑をかけてしまいました。それにも拘わらずご発注頂き、大変感謝しています。
詳しくはこの方のブログを参照して下さい。
2012/04/17 PM 08:46:46
● 視聴報告
当方製DACの評価のなかで古い若しくは安価なCDPを用いても、音質が改善され、見違えるようになった、と言うような感想が多くあります。これは私が設計目標にした事が一つ達成できた様に思っています。
大きな要因はジッターの抑圧の様ですが、これだけではES9018を使用した他社機と変わらない事になります。
当方DACの場合ES9018の駆動方法に加え、高性能なアナログ信号の処理、電源供給、GND接続法等に工夫したことが功を奏した様です。
しかしこれらは全て従来からある技術です、それを再度理論計算、シミュレーションした後プリント基板を含めて一人で設計したので思った通りの性能が発揮できたのだろうと推測しています。
従来の方式を最新のデバイスで設計すると思いもかけない高性能が実現できることがあり、まさに温故知新です。
2012/04/12 PM 10:48:07
● 視聴評価8
新しく聞いて頂いた方(音質評価では評判の方のようです)
詳しくはこのブログを参照して下さい。
2012/03/30 PM 08:50:21
● 視聴評価7
貸し出し機を視聴された方の評価です。
一音一音の力強さが段違いです。濃いと言っても暑苦しい濃さではない。(爆)曲間のノイズの少なさは特筆モノですね。
音がしっかりして輪郭がハッキリしているのはLowestの対策が出来ているからなのでしょうか。粒立ちが凄く良いです。
詳しくはこの方のブログを参照して下さい。
2012/03/26 PM 09:14:49
● 視聴評価6
前回と同じ方のI2S接続での再評価です。当方基板はI2S時でもSPDIFと同様にジッター抑圧動作が可能です。以下はdualES9018のDPLL BW=Lowestでの評価です。
S/PDIFとI2Sの音の差は各信号を送り出す基板が異なった為に音質差が出た様です。
両方を送り出せる同じ機器を2台用意し、DAC基板への入力端子を変えながら実験した所、接続法がどちらなのか聞いて当てる事が出来ませんでした。
両方の入力をジッタ抑圧回路を有効化した状態で音質比較しました。
無効化すると差が出ました。そういったわけでこのDACは最近悪く言われる事の多いS/PDIF接続をI2S接続と同等の音質に改善可能な事も判りました。
PLLを使わない低ジッタクロック内蔵基板からI2S直接入力した時と比較しても音質が全く劣らないS/PDIF入力に本当に驚きました。
2012/03/22 AM 02:18:48
● 視聴評価5
最新型dualES90181DACのI2SとS/PDIF接続での音質評価結果です。
ジッタに無防備な普通のDACであれば、I2S基板にマスタークロックが付いていてS/PDIFのDIRから開放されるので「良い」変化なのでしょうが、AIT LABOのDACはS/PDIF入力が高性能なので変化幅が僅差です。
聞いていてホッとするのはS/PDIFです。
前に出てくるのはI2Sで、奥行きと高さはS/PDIFの方がより感じます。
歪が多いと前に出てくる、ジッタが多いと平面的になる感じを受けるので変化しているのかもしれません。
AITLABOのDACだと変化具合が微かなので悪くない程度に収まっているだけとか…粒立ちはいいです。
2012/03/20 AM 05:52:29
● 音質評価報告
本日購入(4トランスdualES9018)された方の感想が届きました。
1 筐体組み込み機を購入された方の感想
正直驚きました。
特に低域の再現が素晴らしい!
伸びる高音と溶けるような低域
AUDIO-GDのes9018も所有しているのですが硬さが気になりお蔵入りしてしまいました。
2 I2S/DSD対応基板を購入し組み立てた方の感想
『超低域の音がちゃんと出てくるのでピラミッド型に構築される音がとても素晴らしい。良質な低域が出て来ると音楽全体に血が通って表情が変わる。温度感が高く生き生きした音だと思う。ジャンルは選ばない。』
この方の組み立てた写真です、電源とDACを別個の筐体にしています。176.4kHz再生とのことです
2012/02/21 AM 07:32:52
● 4トランス型の視聴2
4トランス型の視聴報告です。
「1トランスの時も演奏の細かい部分まで良く見えるDACだった、4トランスでメリハリが付いた事で更に表現が豊かになった」
「古いデジタル機器の音とは全く異なり、キツくないのにとても細かい所まで描く。細かいが線が細い事も無い。」
「オペアンプとかディスクリートとかマルチビットとか中身の事を忘れてこれで没頭出来る」
との事でした。
2012/01/15 AM 12:37:45
● 4トランス型の視聴
DAC_L/R,LPF_L/R,FPGAの各電源を完全に分離した4トランス型dualES9018DACの視聴して頂いた方の評価です。
1トランス時よりメリハリ(力強さ)が出てジャズを聞いていて気持ち良いようです。
1トランスの時も十分素晴らしい出来でしたが、微妙におとなしい部分も有って、好みのレベルではあるけれどクラシック向きに感じたそうなので、今回の変化は大きいようです。
クラシックを聞いても以前よりどっしりとしたスケール感が有りました。音が澄んでいて混濁しない様はそのまま引き継いでいていてこの感じはとても良いようです。
この方以外に、今までの不十分な箇所が全て改善されている、との評価もありました。
2012/01/12 PM 10:48:07
● 4トランス対応DAC
前回UPしましたブログ記載の視聴評価は、dualES9018ですが電源は1トランス型で各電圧の分離は十分ではありません。それでも高い評価を頂いきましたので、当方の設計方法は間違えていないと満足しています。
また今までの視聴評価から推測すると、ACを含み電源経由の雑音?、共通インピーダンスによるクロストーク?が音質を劣化させるようですので、ホームページ記載の4トランス型にし、各電圧を分離し専用に供給できるDACを作成しました。DACとLPF(OPA)はL/R完全分離、他にFPGA用も専用です。
視聴評価は後日お知らせしますが、事前評価では十分改善されているようです。
2012/01/10 PM 09:19:19
● 新年
新年あけましておめでとうございます。
本年も御拝読御よろしく願いします。
昨年末、DACを比較視聴して頂いた方々のブログを紹介します。
dualES9018が最良の評価ですが、ブログを参照願います
2012/01/04 AM 06:30:36
● 比較視聴2
前回の比較視聴での、ピアノの引きずり感は、ES9018使用DAC評価ブログ記載QA550と同様にTP(esotericP-50)に原因があったようでした。QA550の音質改善と同様対策を実施し大幅に改善しました。また知人からもこのTPの問題点として情報をいただき、対策法と照合しても間違いないと思われます。
大きな金属の塊は大きなコンデンサを形成します、従って機器内部の雑音は見かけ上低減します(不要輻射は小さくなる)が、これと接続された場合は雑音を低減しにくくなります。簡単に言えばグランドがゆれていることです。このような場合の対策は、完全に接続するか、完全に絶縁するか、どちらかになります。S/PDIF接続コードで音質が変化する、と言う事も、真の原因を把握すれば別のより良い方法があるように思います。
参考
地球は現在実現できる最大のコンデンサなので、アース,GNDと言います。人間は約200pFのコンデンサと等価です。
2011/11/27 AM 01:21:07
● 比較視聴
一昨日、友人宅(HPの視聴環境)でDAC購入者様と共に3人でDACの比較視聴を行いました。ES9018DACの評価は音の力強さ、解像度等が大きいと言う点では共通していました。
esotericP-50のSPDIFをES9018DAC入力にした時、ピアノの強打音に引きずる感じが僅かにありました。TP、SP、アンプによっても感じ方は変わります。
この原因を想定しますと
1 GND電位の不安定によって雑音が混入している
2 DIGITAL FILTER等による線形歪
3 このように録音されている
等が考えられ、今後継続調査したいと思っています。
2011/11/25 PM 09:50:23
● 視聴評価4
先週、貸し出しした方の評価をそのまま記載します。
「接続してみて愕然としたのが、情報量の多さでした。ヘッドホンで聴いている時にしか聴こえないような埋もれがちな音もしっかりとスピーカーから鳴っていることに凄く感動しました。
804Sから出ているとは思えないほどの低域の量感。無理に鳴らしているといった感じも無く、非常にリアルな低音を初めて自宅で聴いた気がします。
D-06もかなり低音を出せる機器なのですがこのDACを聴いてしまった後だと、ぼやけた感じの音で不自然さを感じます。
総じてどの帯域も原音再生の傾向が現れていて、目の前で演奏しているような臨場感がありました。ボーカルもマイクを介さずそのまま歌っているような感じでした。
普段聴いている音はマイクを介して音を少し反響するような聴こえ方になっています。これは自分が好んで選んだシステムでの音だったので、ボーカルに関しては少し物足りなさを感じました。」
2011/11/11 AM 01:28:16
● ES9018使用DAC評価
ホームページにも記載してます、dualES9018DACの視聴評価です。
2個使いの特徴と思われる低音の力強さは十分発揮できているようです。AK4399型と比較しますと、音の華やかさ?があり、私には音が大きくなったような感じがしました。表現力が大きいともいえますが、一方派手な音ともいえるようです(私の友人曰く)
FULLBALLANCEの場合LPFの特性を十分吟味し、メインアンプとの接続も正確に(同相除去等)しないと効果は得られませんでした。
通常使用ではUNBALLANCE接続の方が良い結果を得られるようです。当基板は両方対応していますので、好みの接続を選択できます。
昨日ES9018DACを購入された方を訪問し、視聴感想等伺ってきました。
システムはfeastrex nf-5ex、HK-17(300B真空管)を用い、BDP-95(OPPO製dualES9018DAC)とAIT製singleES9018DACを同一コンテンツで比較視聴しましたが、AIT製が勝っているとの評価でした。
ただしOPPOはCD再生、AIT_DACはSDカードを、QA550のSPDIF接続再生です。(この方所有のQA550は私が調査し、音質改善対策を施していますので、そのままではOPPOの方がよいかも知れません)
下はこの方の視聴環境です。これ以外にJBL4341、タンノイVLZ、AXIOM80、UV211、LUX505u等所有していましたが全て破棄したそうです。
2011/11/04 AM 06:30:36
● 視聴評価3
2011/07/19 の視聴評価と同様メンバーによるES9018型の評価結果です。浜松という土地柄、音楽にはうるさい人間が非常に多いです様です。
以下はご報告者の感想抜粋です。
今回も音響メーカー、オーディオマニア、ソフトマニア混在で聞いてもらいました。
・非常に分解能があって細かい音がよくわかる
・非常に静かな感じである
・歪感が少ない
・高域に厚みがある
・帯域が広すぎる為に中域の厚みがやや薄く感じる
・超低ジッターの為かおとなしい傾向である
・やや平面的な音で楽器の響きが少なめである(高NFBアンプに通じる音)
・ソースの主人公が見えてこない(全体がよく出すぎている為)
ハイエンド機材のようなミクロの世界をのぞくような音質を求めるオーディオマニアの方々であればかなりの評価が得られると思います。まさしくハイエンド越え!!です。素晴らしいと思います。
AK4399と比べてES9018版のものの方が音楽性が高いと私は感じています。
2011/08/24 PM 10:58:22
● 視聴評価2
(A) ES9018基板を入手されたピュアオーディオマニアの方評価です。
当機は音切れしませんので、BWは常にLowest固定です。
混濁感が一番少なく一つ一つの音がとても綺麗です。
ジッタが多くてもそれなりに音が出てしまうから今まで野放しだったのかなと思いますが、
一度AFPCモードやHOLDモードを聞いてしまうと他との差が凄いです。
AFPCやHOLDモードは高域の情報量がこれ程有るのに耳に付く硬い音が無いのは物凄い事です。
一方、ES9018に直接SPDIF入力はザラザラした感じを受け、雲泥の差でした。
既にかなり凄い音質なのですが、欲が出てきました。
U1,U6、U3,U8にOPA2211(OPA211の2回路版)を使ってみようと思いました。
(B) 次に普通のオーディオマニア(汎用のTP、SP使用)のAK4399型評価です。
かすれたような音が変わった。
今まで聞こえなかった音が聞こえるようになった。
小音時のS/Nが良くなった。
と言う結果ですのでJITTER REDUCERの効果は、一般性があること示す事と考えます。
2011/08/23 PM 09:08:25
● 2DACの音
2011/7/15ブログで1DACより2DACにした方が音質良いようだ?と記載しましたが、やはり低音部の威力がさらに増加した音の様です。
電源は完全に分離していますので、ICで考えられるのはVSS(=GND)経由で何らかのXtalkが発生?しているのでは無いかと想像しています。SPDIF接続線種でも変化するようであり、他にも原因があるかも知れませんので継続調査したいと思っています。
2011/07/25 PM 09:50:23
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=270
● 試聴評価
先日AK4399×2型DACを貸し出した方よりの評価結果です。
A 氏(真空管オーディオマニア)
・低域の解像度が高い
・高域の押出しがある
・残留ノイズが測定器(-120dbv)の限界以下
B 氏(オーディオ設計関係者)
・高域の情報量がとてもある
・低域の切れが良い
・スピード感のある音質
・既存のDACでは最高峰のものに近いと感じる
・低ジッター、低ノイズではあるが、動作時の静粛感があまり感じられない
C 氏(生楽器の音に非常に詳しい方)
・高域の情報量はあるが音質が硬めである
・音質ではなく音楽を聴いたうえでは音楽性にやや欠ける
・WADIAのハイエンド機の音と近い音質
となりました。
概ね期待の結果になったようです。
視聴頂いた方々に感謝します。
2011/07/19 PM 08:52:37
● 音質評価
先週、友人宅を訪問した時、さらに驚いたことがあった。
今までは、十分音質は良くなっているので、DACを2個使いしてもさして効果は無いだろうと、暗黙の了解で確認をしてこなかった。
ES9018搭載基板の視聴後、訳あって、貸し出し用のAK4399を2個使いにした基板を試しに視聴した所、即座に低音の切れが?良くなったと伝えられた。私にはあまり分からなかったが、よく分かるのなーと感心した。
結局友人は2個使い基板を採用することとなり、当方の追加作業が発生することになった。
測定データでは-100dB以下でxtalkらしきゴミが変化することは確認しているが、やはりこのオーダーのレベルが音質に影響しているのではないかと再認識している。これを参考にDAC供給seial dataのL/Rを完全に分離(LdacにはLのみのdata、RdacにはRのみのdata)して送るようにFPGAを修正した。結果はどうなるか??
2011/07/15 AM 12:37:45
● 音質評価とJITTER
先日、ホームページ記載の友人宅を訪問し新基板の視聴後、音質について講義を頂いた。
1 本物の音(コンサート)に近い音を良いと考える。
2 JITTERが無くなると、低音はまとまり小さく聞こえ、強調されることは無く、静かになる。
実際コンサートでも同様だよ!。
3 50Hz以下は可聴帯域であるが、その周波数を基本波として演奏できるのはパイプオルガンしか無い、殆どの人は高調波を聞いている。体で感じる部分が多いのではないか。
4 人は音声の位相には鈍感、一方周波数、特に音色を支配する倍音には非常に敏感であると思う。
5 しかし、それぞれの人が全て原音を希望するとは限らない、自分が良いと思えば、それに意見する必要は無い。
というような内容でした。
製作DACの感想は期待に近くなりつつあり、楽器の位置が分かるようになったと評価。
また他に視聴している某氏からは、CDRに書き込んだ状態でも劣化せず、楽器の音が多くなったとの評価もあります。
2011/07/13 PM 08:36:30
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=300