http://www.asyura2.com/acas/d/db/dbs/DbsSfawrpEw/100114.html
7. 中川隆[-12103] koaQ7Jey 2018年5月07日 12:34:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13441]
>>5 は唯の感想で、正しいかどうかもわからないから、書くだけ無駄で無意味なんだ
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/250.html#c7
27. 中川隆[-12105] koaQ7Jey 2018年5月07日 14:02:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13444]
2006年05月03日 B先輩宅試聴会:EAR Acute
EAR Acute先週のことだが、地元オーディオ同好会の会長であるB先輩宅を訪問してきた。「ちょっと遊びに」行ったのだが、オンライン・マガジンでレビューアーを務めるB先輩の家には、いつも何かしら新しい機器やアクセサリーが持ち込まれている。
Avalon Eidolonを始めとする主な機器は昨年9月に訪問したときから変わっておらず、プリアンプはPass LabsのX1、パワーアンプは真空管式のEAR890(KT90を使用)である。
ケーブル類はすべて Harmonic Technology から、Kubala-SosnaのEmotionシリーズに変わっていた。
そして今回の訪問の目玉は、真空管アンプで有名な英国EARの天才エンジニア Tim de Paravicini が初めて開発したというCDプレーヤー"Acute"である。
B先輩をして「SACDを超えるCDプレーヤーがついに現れた!」とかなり興奮させている本機は、Arcam の CDプレーヤーを改造したもの。
イギリス-ARCAM(アーカム)
ARCAM(アーカム)は1972年に英国ケンブリッジに誕生したイギリスで最もメジャーなオーディオ・ビジュアル機器専業メーカーです。エントリークラスからミドルクラスにかけてアンプとCDプレーヤーを中心に多くの機種を抱え、英国内で売れるCDプレーヤーの2台に1台は ARCAM と呼ばれる程、本国ではコンシューマ向けオーディオ市場に於いて確固たる地位を築いています。
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html
ドライヴ・メカニズムやコントロール部、24ビット・192kHzのアップサンプルを行う DAC までは Arcam のプレーヤーそのままで、その後のアナログ部を換骨奪胎。
単なる出力段というよりも「トランスを使った真空管式ラインアンプ」を追加してしまったのである(使用真空管は種類の豊富な6DJ8/6922/ECC88)。
リモコン操作が可能なアナログ・ボリュームを備え、最大出力は5Vと高いので、プリアンプなしでパワーアンプをドライブできる。
「SACDより音が良い」かどうかを検証するため、ハイブリッドSACDからの試聴となった。対象となるSACDプレーヤーは、ソニーの DVD/SACDプレーヤー DVP-NS999ESを改造したもの。
まずクラシックのハイブリッドSACD をいくつか聴いたが、先輩のいうことに誇張はなかった!
ベートーベンのピアノ・トリオでは、通常とは逆に、CDの方が SACDより情報量が多く、きめ細やかな感じなのである。SACDでぎらついていたピアノは、CDではほんの少し丸みを帯びて、より聴きやすく、いうなればより「アナログライク」な再生だ。OrffのCarmina Burana (Telarc)では、広大な空間に広がるエコーの誇張感がなくなり、各楽器の音像がよりピンポイントで定位した。
しかし、僕が持参した2枚では若干異なる結果が出た。まず、ロシアのDSD録音専門レーベルCaro Mitisのモーツァルト"Oboenspitze"では、明らかにSACDの方が情報量が多く、音楽性の高い再生だった。ひょっとしたら、CDフォーマットへのダウンコンバートに問題があるのかもしれない。
また、MA Recordings の Sera Una Noche / La SegundaのオリジナルCDと、最近出たSACDサンプラーに収められた同じ曲を比較したところ、これは微妙な勝負だった。これで、どんな場合でもSACDを上回るとは限らないことが判明した。もっとも、Sera Una Noche の曲は僕の家では SACDの方が圧倒的に良いので、「微妙な勝負」になること自体がAcuteの優秀さを示しているともいえる。
その後同じCDを2台のプレーヤーで再生してみて思ったのだが、ソニーのプレーヤーは全体的に音が「ビッグ」である。音場や音像が大きく、エネルギーに満ちあふれて前に出てくるのに対し、Acuteは音のサイズがほん少し小さめで、音像も少し後ろに下がる。その代わり音場に深みが出て、なんとも魅力的だ。僕の頭に繰り返し浮かんだ言葉は、"liquid"である。日本語でいうと「瑞々しい」ということになろうか。特に中域の質感が細やかで豊かである。
B先輩はこれまで、Acuteの魅力は"additive"、すなわち音に何かをつけ加える方向にあると思っていたようだ。しかし今回、比較的ドライといわれる録音をかけてみると、Acuteで聴く方がドライに感じたので、ふたりで「うーん」としばし唸ってしまった。ドライだけれども、誇張感がなくて魅力的なのだ。僕たちは、Acuteは「真空管らしい艶やかさをつけ加える」というよりも、「ディスクに刻まれている情報をより忠実に引き出している」というほうが当たっているのではないかと考えるようになった。
大変魅力的な、素晴らしいCDプレーヤーだ。瑞々しく、きめ細やかで、正確。エッジを立てず、誇張せず、深いサウンドステージの中で音像を艶やかに描いていく。CDだけの再生で約5500ドルという値段は安くはないけれど、数万ドル規模の再生システムが珍しくない中で、得られる音質を考えればお買い得といえるかもしれない。僕も、数年後にCDPを買い換えることがあれば、その候補の筆頭にあげたいと思う。
この記事へのコメント
1. Posted by voice and breath 2006年05月03日 20:17
うわ〜!聴いてみたい!!
いまだにCDオンリーの私にとっては、とても刺激的なお話です。
お財布はついていきませんが・・・(笑)
>SACDを超えるCDプレーヤーがついに現れた!
>最大出力は5Vと高いので、プリアンプなしでパワーアンプをドライブできる。
並みのSACDを超える情報量のCDですか!わかる様な気がします。
実は私も今年に入ってから同じような体験をしたからです。
メーカーに我侭を言い、試行錯誤を繰り返して3度に渡ってプリ・アンプを特注した際、もっとも解像度・情報量において劇的な変化がおきたのは、最終段階でした。
(つづく)
2. Posted by voice and breath 2006年05月03日 20:18
それは、デュアル・モノの回路だったプリのシャーシを左右に独立させ、今まで左右で共用していたトランスもひとつ追加して完全に独立させた時のことです。
この結果として、設計上は変更を加えていなかったにも係わらず、ゲインが相当に高くなった様です。
電気に素人の私でも、同じボリュームで音がデカくなるのですから、すぐわかります。
その際の感想ですが、「今までもこんな音がCDに入っていたんだ!!」という驚きの連続でした。
(つづく)
3. Posted by voice and breath 2006年05月03日 20:19
どうやらオーディオでは、微細な電力の段階で、相当な情報をロスしているようです。
また三つ子の魂・・・ではないですが、ある程度、音の骨格もこの段階で決ってしまうような気もしました。
以上が私のプリ段での体験でしたが、これを更に上流のCDで行っているのですから、そのすごさは想像がつく次第です。
4. Posted by Roberto 2006年05月04日 09:13
AH!より音がいいですか?
真空管CDP、ほすい〜
LPやFMに慣れて、CDの音の荒さが気になる今日この頃。
5. Posted by JT 2006年05月04日 10:20
パワーアンプ直結は試されましたか?
貴兄は「プリを通した方が音が良い」派らしいですが、このPlyerはどうだったのでしょう?
6. Posted by jazzaudiofan 2006年05月04日 13:41
>voice and breathさん
プリアンプの電源でそれだけ大きな差が出たというのは大変興味深いですね。プリアンプの設計者が電源にこだわるわけです。微少電力の段階で情報が失われてしまうというのも分かる気がします。
>Robertoさん
直接比べてませんが、きっとAH!より数段レベルの高いCDPだと思います。何せB先輩のはうちと比べると雲の上のシステムですから^^。真空管CDPはいいですよ♪ AH!の他にはイタリアのAudio AnalogueやUnison Researchなんかも良さそうです。
>JTさん
今回はSACD Playerとの比較が目的でしたので、パワーアンプ直結は試しませんでした。一度は直結で聴いてみたいですね。
http://blog.livedoor.jp/jazzaudiofan/archives/50522378.html
EAR Acute 2012年02月04日
http://community.phileweb.com/mypage/entry/1750/20120204/28524/
本日、午前にEAR AcuteVが無事届きました。
外箱を外した中身
あとこれにリモコンがつきます(リモコン、しょぼ過ぎw)
さて、少しAcuteの紹介を。
Acute は元々 ARCAM の CDプレーヤーを改造したもので、D/Aコンバータまでを使用し、送り出しの回路をパラビチーニお手製のプリアンプ相当の回路を組み込んだものとなります。
今回購入しましたAcuteVはこの Acute の後継機になります
Acute との最大の違いはデジタルインターフェースが追加され、単体DAC としても使用可能となった点でしょう。
初めて、Acute を聞いた時、EAR869 との組み合わせた時は柔らかく、広がりのある音を奏でていましたが、今回購入の際に EAR834 Custom と聞いた時は EAR としては比較的ストレートな感じでした。
アンプやスピーカーの特徴に合わせてくれるプレーヤーかもしれません(単純に世代間差かもしれません)。とはいえ、EARの特徴の空間の前後感がよく出ており、艶やかさ、肉厚なヴォーカルは他のCDプレーヤーとは一線を画するものです。
電源投入時はヴォーカルが引っ込んでいた印象でしたが、時間が経つにつれて、低域がよく出るようになり、量だけでなく解像度も上がっていきました。当初のヴォーカルの引っ込みもなく、Acute のイメージが段々と表れてます(とはいえ、本領発揮はまだまだ先でしょうが)。
CDだけでなく、試しに USB で PC と繋ぎましたが、PC でも十分な音を奏でてくれます。動画を見た際、キャストの立ち位置が正確に表現され、サラウンドのような感覚を感じました。
今回、CDプレーヤーを購入するに辺り、以下の点で選定しました。
1.自分の感性に合うか
2.デザインは悪くないか
3.単体DACとしても使用可能
4.できたら、SACDも・・・
1については語彙が少ないので、何んともですが、ヴォーカルが気持よく聞けて、中高域が艶やかなものでしょうか。聞いた際に背中がゾクゾクする感じですね。
2については長く愛用したいので、やっぱデザインにも拘りたいです。
AcuteVはクロム仕上げもありますが、ブラックの方が落ち着いていて好印象です(クロムだと指紋が残りそう)。
3にいついてはAcute購入前まで、PCでしか聞くしかなかったのですが、PCの利便性に慣れてしまい、CDを聴くのも週末程度ですので、単体DACとしても使いたいと考えてました。
4について、SACD は PureやPure2 しか持ってませんが、せっかくなら SACDも聴きたいと思ったのですが、今回は縁がありませんでした。
購入するに辺り、検討した器機は以下の通りです。
1.Metronome T2i Signature
私の中で、CDプレーヤーといえばこれがリファレンスです。
このプレーヤーが表現する躍動感は心踊るという表現がぴったりかと。ただデジタル入力がない点と価格的な面から断念。すでに生産完了というのが残念です。また、下位機種に CD One T Signature がありますが、USB入力しかない点と T2i Signature の持っていた濃さというか、艶やかさというか、そういったものが薄まってしまったことがあり、Acute の方がそういった点で優れているのかなと思いました。
解像度といったオーディオ的な基本性能は CD One T Signature の方が勝っているように思いますが。
2.Luxman D-08
実は上記の希望する点全てを網羅するプレーヤーなんです。しっかりとした低域があるにもかかわらず、清々しい気持ちにさせてくれるプレーヤーかと。ただ、SACD/CDどちらも優秀に奏でてくれますが、ことCDプレーヤーとして見たとき、Acuteの方が気持よかったです。
最後に購入経緯を。本当は購入するのはもう少し先かなと思っていたのですが、EARと Confidence C1 Signature との組み合わせを聞いたことはありませんでした。
そのため、サウンドサポート様にお願いをして、試聴しました。聞いた瞬間思わず顔が綻んでしまったのを覚えてます。そして、試聴目的が思わず、ローンの話とか、下取りの話とか・・・(以下略)
こうして、今日AcuteVが届いた次第です。
サウンドサポート様にはご無理をいって、試聴の為にAcuteを借用して頂きありがとうございます。この場を以って、改めてお礼を申し上げます。
今後は憧れの C1 Sigにしようか、アンプにしようか悩みは尽きません。
レス一覧
by我が心の軍曹 at2012-02-04 20:21
ACUTE ですが、随分前にとあるショップで試聴したことがあります。もう記憶が遠いのですが、一言で言えばアナログ的な音色とでもいいましょうか、他にはない存在であると力を込める店主の言葉通りでした。
ユニークな機種なので、永く付き合えるといいですね。
byQ at2012-02-04 23:33
Qさん
仰られるとおり、おそらくパラビチーニはアナログを意識して作られたと思います。ただ、意外とテクノ系もいけます(YMOもいい感じです)。一部違和感を感じたのも確かですが。。。
もちろん、長く愛用して行きたいと思います。
by我が心の軍曹 at2012-02-05 00:23
http://community.phileweb.com/mypage/entry/1750/20120204/28524/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/853.html#c27
28. 中川隆[-12104] koaQ7Jey 2018年5月07日 14:07:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13444]
同じ EAR Yoshino でも英国と日本では販売している製品がだいぶ違っていますね:
EAR Yoshino Hifi Product Range 本国ホームページ
http://www.earyoshino.com/Acute-CD-Player/
EAR Products - ヨシノトレーディング
https://www.yoshinotrading.jp/products/ear/
Yoshinotrading - ホーム Facebook
https://www.facebook.com/Yoshinotrading-478376515530782/
22. 中川隆[-12103] koaQ7Jey 2018年5月07日 14:21:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13444]
2006年05月03日 B先輩宅試聴会:EAR Acute
EAR Acute先週のことだが、地元オーディオ同好会の会長であるB先輩宅を訪問してきた。「ちょっと遊びに」行ったのだが、オンライン・マガジンでレビューアーを務めるB先輩の家には、いつも何かしら新しい機器やアクセサリーが持ち込まれている。
Avalon Eidolonを始めとする主な機器は昨年9月に訪問したときから変わっておらず、プリアンプは Pass LabsのX1、パワーアンプは真空管式のEAR890(KT90を使用)である。
ケーブル類はすべて Harmonic Technology から、Kubala-SosnaのEmotionシリーズに変わっていた。
そして今回の訪問の目玉は、真空管アンプで有名な英国EARの天才エンジニア Tim de Paravicini が初めて開発したというCDプレーヤー"Acute"である。
B先輩をして「SACDを超えるCDプレーヤーがついに現れた!」とかなり興奮させている本機は、Arcam の CDプレーヤーを改造したもの。
イギリス-ARCAM(アーカム)
ARCAM(アーカム)は1972年に英国ケンブリッジに誕生したイギリスで最もメジャーなオーディオ・ビジュアル機器専業メーカーです。エントリークラスからミドルクラスにかけてアンプとCDプレーヤーを中心に多くの機種を抱え、英国内で売れるCDプレーヤーの2台に1台は ARCAM と呼ばれる程、本国ではコンシューマ向けオーディオ市場に於いて確固たる地位を築いています。
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html
ドライヴ・メカニズムやコントロール部、24ビット・192kHzのアップサンプルを行う DAC までは Arcam のプレーヤーそのままで、その後のアナログ部を換骨奪胎。
単なる出力段というよりも「トランスを使った真空管式ラインアンプ」を追加してしまったのである(使用真空管は種類の豊富な6DJ8/6922/ECC88)。
リモコン操作が可能なアナログ・ボリュームを備え、最大出力は5Vと高いので、プリアンプなしでパワーアンプをドライブできる。
「SACDより音が良い」かどうかを検証するため、ハイブリッドSACDからの試聴となった。対象となるSACDプレーヤーは、ソニーの DVD/SACDプレーヤー DVP-NS999ESを改造したもの。
まずクラシックのハイブリッドSACD をいくつか聴いたが、先輩のいうことに誇張はなかった!
ベートーベンのピアノ・トリオでは、通常とは逆に、CDの方が SACDより情報量が多く、きめ細やかな感じなのである。SACDでぎらついていたピアノは、CDではほんの少し丸みを帯びて、より聴きやすく、いうなればより「アナログライク」な再生だ。OrffのCarmina Burana (Telarc)では、広大な空間に広がるエコーの誇張感がなくなり、各楽器の音像がよりピンポイントで定位した。
しかし、僕が持参した2枚では若干異なる結果が出た。まず、ロシアのDSD録音専門レーベルCaro Mitisのモーツァルト"Oboenspitze"では、明らかにSACDの方が情報量が多く、音楽性の高い再生だった。ひょっとしたら、CDフォーマットへのダウンコンバートに問題があるのかもしれない。
また、MA Recordings の Sera Una Noche / La SegundaのオリジナルCDと、最近出たSACDサンプラーに収められた同じ曲を比較したところ、これは微妙な勝負だった。これで、どんな場合でもSACDを上回るとは限らないことが判明した。もっとも、Sera Una Noche の曲は僕の家では SACDの方が圧倒的に良いので、「微妙な勝負」になること自体がAcuteの優秀さを示しているともいえる。
その後同じCDを2台のプレーヤーで再生してみて思ったのだが、ソニーのプレーヤーは全体的に音が「ビッグ」である。音場や音像が大きく、エネルギーに満ちあふれて前に出てくるのに対し、Acuteは音のサイズがほん少し小さめで、音像も少し後ろに下がる。その代わり音場に深みが出て、なんとも魅力的だ。僕の頭に繰り返し浮かんだ言葉は、"liquid"である。日本語でいうと「瑞々しい」ということになろうか。特に中域の質感が細やかで豊かである。
B先輩はこれまで、Acuteの魅力は"additive"、すなわち音に何かをつけ加える方向にあると思っていたようだ。しかし今回、比較的ドライといわれる録音をかけてみると、Acuteで聴く方がドライに感じたので、ふたりで「うーん」としばし唸ってしまった。ドライだけれども、誇張感がなくて魅力的なのだ。僕たちは、Acuteは「真空管らしい艶やかさをつけ加える」というよりも、「ディスクに刻まれている情報をより忠実に引き出している」というほうが当たっているのではないかと考えるようになった。
大変魅力的な、素晴らしいCDプレーヤーだ。瑞々しく、きめ細やかで、正確。エッジを立てず、誇張せず、深いサウンドステージの中で音像を艶やかに描いていく。CDだけの再生で約5500ドルという値段は安くはないけれど、数万ドル規模の再生システムが珍しくない中で、得られる音質を考えればお買い得といえるかもしれない。僕も、数年後にCDPを買い換えることがあれば、その候補の筆頭にあげたいと思う。
この記事へのコメント
1. Posted by voice and breath 2006年05月03日 20:17
うわ〜!聴いてみたい!!
いまだにCDオンリーの私にとっては、とても刺激的なお話です。
お財布はついていきませんが・・・(笑)
>SACDを超えるCDプレーヤーがついに現れた!
>最大出力は5Vと高いので、プリアンプなしでパワーアンプをドライブできる。
並みのSACDを超える情報量のCDですか!わかる様な気がします。
実は私も今年に入ってから同じような体験をしたからです。
メーカーに我侭を言い、試行錯誤を繰り返して3度に渡ってプリ・アンプを特注した際、もっとも解像度・情報量において劇的な変化がおきたのは、最終段階でした。
(つづく)
2. Posted by voice and breath 2006年05月03日 20:18
それは、デュアル・モノの回路だったプリのシャーシを左右に独立させ、今まで左右で共用していたトランスもひとつ追加して完全に独立させた時のことです。
この結果として、設計上は変更を加えていなかったにも係わらず、ゲインが相当に高くなった様です。
電気に素人の私でも、同じボリュームで音がデカくなるのですから、すぐわかります。
その際の感想ですが、「今までもこんな音がCDに入っていたんだ!!」という驚きの連続でした。
(つづく)
3. Posted by voice and breath 2006年05月03日 20:19
どうやらオーディオでは、微細な電力の段階で、相当な情報をロスしているようです。
また三つ子の魂・・・ではないですが、ある程度、音の骨格もこの段階で決ってしまうような気もしました。
以上が私のプリ段での体験でしたが、これを更に上流のCDで行っているのですから、そのすごさは想像がつく次第です。
4. Posted by Roberto 2006年05月04日 09:13
AH!より音がいいですか?
真空管CDP、ほすい〜
LPやFMに慣れて、CDの音の荒さが気になる今日この頃。
5. Posted by JT 2006年05月04日 10:20
パワーアンプ直結は試されましたか?
貴兄は「プリを通した方が音が良い」派らしいですが、このPlyerはどうだったのでしょう?
6. Posted by jazzaudiofan 2006年05月04日 13:41
>voice and breathさん
プリアンプの電源でそれだけ大きな差が出たというのは大変興味深いですね。プリアンプの設計者が電源にこだわるわけです。微少電力の段階で情報が失われてしまうというのも分かる気がします。
>Robertoさん
直接比べてませんが、きっとAH!より数段レベルの高いCDPだと思います。何せB先輩のはうちと比べると雲の上のシステムですから^^。真空管CDPはいいですよ♪ AH!の他にはイタリアのAudio AnalogueやUnison Researchなんかも良さそうです。
>JTさん
今回はSACD Playerとの比較が目的でしたので、パワーアンプ直結は試しませんでした。一度は直結で聴いてみたいですね。
http://blog.livedoor.jp/jazzaudiofan/archives/50522378.html
EAR Acute 2012年02月04日
http://community.phileweb.com/mypage/entry/1750/20120204/28524/
本日、午前にEAR AcuteVが無事届きました。
外箱を外した中身
あとこれにリモコンがつきます(リモコン、しょぼ過ぎw)
さて、少しAcuteの紹介を。
Acute は元々 ARCAM の CDプレーヤーを改造したもので、D/Aコンバータまでを使用し、送り出しの回路をパラビチーニお手製のプリアンプ相当の回路を組み込んだものとなります。
今回購入しましたAcuteVはこの Acute の後継機になります
Acute との最大の違いはデジタルインターフェースが追加され、単体DAC としても使用可能となった点でしょう。
初めて、Acute を聞いた時、EAR869 との組み合わせた時は柔らかく、広がりのある音を奏でていましたが、今回購入の際に EAR834 Custom と聞いた時は EAR としては比較的ストレートな感じでした。
アンプやスピーカーの特徴に合わせてくれるプレーヤーかもしれません(単純に世代間差かもしれません)。とはいえ、EARの特徴の空間の前後感がよく出ており、艶やかさ、肉厚なヴォーカルは他のCDプレーヤーとは一線を画するものです。
電源投入時はヴォーカルが引っ込んでいた印象でしたが、時間が経つにつれて、低域がよく出るようになり、量だけでなく解像度も上がっていきました。当初のヴォーカルの引っ込みもなく、Acute のイメージが段々と表れてます(とはいえ、本領発揮はまだまだ先でしょうが)。
CDだけでなく、試しに USB で PC と繋ぎましたが、PC でも十分な音を奏でてくれます。動画を見た際、キャストの立ち位置が正確に表現され、サラウンドのような感覚を感じました。
今回、CDプレーヤーを購入するに辺り、以下の点で選定しました。
1.自分の感性に合うか
2.デザインは悪くないか
3.単体DACとしても使用可能
4.できたら、SACDも・・・
1については語彙が少ないので、何んともですが、ヴォーカルが気持よく聞けて、中高域が艶やかなものでしょうか。聞いた際に背中がゾクゾクする感じですね。
2については長く愛用したいので、やっぱデザインにも拘りたいです。
AcuteVはクロム仕上げもありますが、ブラックの方が落ち着いていて好印象です(クロムだと指紋が残りそう)。
3にいついてはAcute購入前まで、PCでしか聞くしかなかったのですが、PCの利便性に慣れてしまい、CDを聴くのも週末程度ですので、単体DACとしても使いたいと考えてました。
4について、SACD は PureやPure2 しか持ってませんが、せっかくなら SACDも聴きたいと思ったのですが、今回は縁がありませんでした。
購入するに辺り、検討した器機は以下の通りです。
1.Metronome T2i Signature
私の中で、CDプレーヤーといえばこれがリファレンスです。
このプレーヤーが表現する躍動感は心踊るという表現がぴったりかと。ただデジタル入力がない点と価格的な面から断念。すでに生産完了というのが残念です。また、下位機種に CD One T Signature がありますが、USB入力しかない点と T2i Signature の持っていた濃さというか、艶やかさというか、そういったものが薄まってしまったことがあり、Acute の方がそういった点で優れているのかなと思いました。
解像度といったオーディオ的な基本性能は CD One T Signature の方が勝っているように思いますが。
2.Luxman D-08
実は上記の希望する点全てを網羅するプレーヤーなんです。しっかりとした低域があるにもかかわらず、清々しい気持ちにさせてくれるプレーヤーかと。ただ、SACD/CDどちらも優秀に奏でてくれますが、ことCDプレーヤーとして見たとき、Acuteの方が気持よかったです。
最後に購入経緯を。本当は購入するのはもう少し先かなと思っていたのですが、EARと Confidence C1 Signature との組み合わせを聞いたことはありませんでした。
そのため、サウンドサポート様にお願いをして、試聴しました。聞いた瞬間思わず顔が綻んでしまったのを覚えてます。そして、試聴目的が思わず、ローンの話とか、下取りの話とか・・・(以下略)
こうして、今日AcuteVが届いた次第です。
サウンドサポート様にはご無理をいって、試聴の為にAcuteを借用して頂きありがとうございます。この場を以って、改めてお礼を申し上げます。
今後は憧れの C1 Sigにしようか、アンプにしようか悩みは尽きません。
レス一覧
by我が心の軍曹 at2012-02-04 20:21
ACUTE ですが、随分前にとあるショップで試聴したことがあります。もう記憶が遠いのですが、一言で言えばアナログ的な音色とでもいいましょうか、他にはない存在であると力を込める店主の言葉通りでした。
ユニークな機種なので、永く付き合えるといいですね。
byQ at2012-02-04 23:33
Qさん
仰られるとおり、おそらくパラビチーニはアナログを意識して作られたと思います。ただ、意外とテクノ系もいけます(YMOもいい感じです)。一部違和感を感じたのも確かですが。。。
もちろん、長く愛用して行きたいと思います。
by我が心の軍曹 at2012-02-05 00:23
http://community.phileweb.com/mypage/entry/1750/20120204/28524/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/842.html#c22
23. 中川隆[-12102] koaQ7Jey 2018年5月07日 14:40:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13444]
EAR の 『Acute Classic』は CDP と言うより、CD も掛けられる USB-DAC付、ハイレゾ対応プリアンプだと思った方がいいです。
値段からしても、音質からしても、EARのプリアンプの中で唯一のお薦め品でしょう
E.A.R|禁断のKRELL
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864431.html
EAR 真空管アンプ 逸品館
https://www.ippinkan.com/ear/ear_page1.htm
▲△▽▼
EAR Acute Classic
標準販売価格: 890,000円(クロム仕上げ・税別)・798,000円(ブラック仕上げ・税別)
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/acute-classic/
EAR 912 【 Professional Tube Control Centre 】
標準販売価格:\1,980,000(税別)
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/912/
Paravicini 312 Control Centre
標準販売価格:\2,980,000(税別)
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/312/
EAR 834L 標準販売価格:Deluxe仕様
標準販売価格:¥488,000(税別)
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/834l/
EAR 868PL 標準販売価格:¥980,000(税別){フォノセクション付}
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/868/
EAR 868L 標準販売価格: ¥738,000(税別)
http://www.yoshinotrading.jp/product-detail/868/
▲△▽▼
2017年11月17日
イギリス・EARのCDプレーヤー『Acute Classic』
『CDは既に過去の物となり、打ち捨てられていく物なのか?』
マーケットを見回せば、確かに多くの高級機メーカーがCDプレーヤーの製造を止め、
ファイル再生プレーヤー(ネットワークプレーヤー等)やUSC-DACにシフトしています。
国内メーカーでも、CDプレーヤーの高性能な高級モデルは、
高級機を主体としたブランドとしてはAccuphase、ESOTERIC、LUXMAN、TAD、
中堅価格帯では、DENON、marantz、YAMAHAに、
後はC.E.C.が頑張ってるところ・・・といった状況。
海外ブランドに関しては、正直著名なブランドとしてはMcIntoshが頑張っていますが、
その他は高級機ブランドの少量生産のハイエンドモデルのみというのが実情です。
と言っても、こちらはかなり製品が絞られてきており、
CDプレーヤー時代には有名だったブランドは、もうほとんど残っていません。
でも、思い出してください。CDの登場は1982年。今から35年も前です。
そしてこの35年、パッケージメディアの王者として君臨し、
今なお大きなマーケットを握っているのは、やはりCDなのです。
アナログレコード(LP)を考えてみると、
モノラルの時代は普及したのが1950年代後半と言われていますから、
10年でステレオ盤LPに役目を引き継ぎました。
そのステレオ盤LPでさえも、マーケットを支配したのは、
オーディオシステムで音楽を聞くのが一般家庭に浸透した1960年代から20年程なのです。
しかもその終焉はあっという間で、現在のCDの様に粘り強くマーケットに残りませんでした。
※近年アナログレコードが再評価され、販売枚数を延ばしているとは言え、
(これはすごい事なのですが)現実的には、そのマーケットシェアは2%弱と言われています。
現在でも世界の音楽マーケットの3割以上はパッケージメディア(主にCD)が、
日本においては約8割のマーケットを実質持っているのです(ともに2016年の統計)。
もちろんこれは、その年に支払われた金額ですから、
いままでの35年間の累計を考えると、いかに多くのCDが皆さんの手元にあるかが想像できます。
そして、その中の多くの音楽が未だに配信されておらず、
また今後も配信される見込みの無い物が多く含まれているのです。
ファイル化しているから大丈夫という方も多いかもしれません。
が、そのファイル形式は何ですか?
iTunesも、WindowsMediaplayerも、デフォルト設定のままでは、
AACやWMA、MP3等の圧縮音源として保存されています。
LPをCDの登場に合わせ処分して後悔した先達と、同じ過ちを犯す必要はありません。
CDがアナログレコードに対して、ただ便利なだけのメディアだったら、
こんなにも長い間、多くの音楽ファンに支持され続けたでしょうか?
皆さん、もう一度、そしてもう少し、CDを見直してみませんか?
35年という時間は、CDの再生クオリティを、
発売当時からは考えられないほど高いレベルへと引き上げています。
『今、あなたが所有しているCDは宝物なのです』
という事で、今回の製品です。
イギリスの真空管アンプブランドであり、フォノイコライザー等アナログ再生にこだわる、EARから発売されているCDプレーヤー『Acute Classic』
※EAR Acute Classic USB-DAC機能搭載CDプレーヤー
D/A変換された信号は、真空管(ECC82)を通過した後、
EARの主催者であるティム・パラヴィチーニ氏自身が、
納得を行くまで試行錯誤を繰り返し完成させた、出力トランスを介して出力されます。
アナログ出力は通常より高めの最大5Vrmsに設定されていますので、
フロントのボリュームを介して、パワーアンプを直接ドライブする事も可能です。
デジタル入力を3系統(USB、同軸、光)装備していますので、
デジタル機器専用のコントロールセンターとして使用する事も可能です。
もちろんそれらの出力は、CDと同様にEARこだわりのアナログ回路を介して出力されます。
通電してから30分絶ってからの、充実したボーカルは一聴の価値があります。
また、弾むような低域は他社の製品ではなかなか聴く事の出来ないサウンドです。
よりサンプリング周波数の高い信号の変換を実現する事を優先する、
高解像度感を優先した最新鋭モデルとは一味違うサウンドがこのモデルにはあります。
スピーカーの前面に音楽を押し出すような再現と、
一つ一つの音が有機的につながるような密度感のあるサウンドは、
このモデルでなくては・・・と強く感じられる方が必ずやいらっしゃるはずです。
現代のD/A変換技術と、真空管の組合せによる充実したサウンドを、
ぜひこの機会にご体験頂きたいと思います。
EAR Acute Classic USB-DAC機能搭載CDプレーヤー
定価890,000円(税別) : クロムバージョン
定価798,000円(税別) : ブラックバージョン
使用真空管 : ECC88*2
アナログ出力(可変) : RCA端子*1系統、XLR端子*1系統
アナログ出力インピーダンス : <60Ω
デジタル入力
・USB-B端子*1系統 : PCM系・最大192kHz/24bit
・同軸(RCA端子)*1系統 : 最大192kHz/24bit
・光*1系統 : 最大96kHz/24bit
ヘッドフォン出力 : φ6.3mm*1系統 / 16〜100Ω
サイズ : W435mm*H65mm*D285mm
重量 : 8kg
http://nojima-audiosquare.blogspot.jp/2017/11/earcdacute-classic.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/842.html#c23
24. 中川隆[-12101] koaQ7Jey 2018年5月07日 15:10:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13444]
Acute は元々 ARCAM の CDプレーヤーを改造したもので、D/Aコンバータまでを使用し、送り出しの回路をパラビチーニお手製のプリアンプ相当の回路を組み込んだものとなります。
オーディオの足跡 ARCAM アンプ機器一覧
http://audio-heritage.jp/ARCAM/amp/index.html
ARCAM は一時デノンが販売を取り扱っていましたが、現在は中止しています。
March 10, 2005
"ARCAM"アーカム ブリティッシュサウンドのスタンダード
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html
ARCAM(アーカム)は1972年に英国ケンブリッジに誕生したイギリスで最もメジャーなオーディオ・ビジュアル機器専業メーカーです。エントリークラスからミドルクラスにかけてアンプとCDプレーヤーを中心に多くの機種を抱え、英国内で売れるCDプレーヤーの2台に1台はARCAMと呼ばれる程、本国ではコンシューマ向けオーディオ市場に於いて確固たる地位を築いています。日本国内でも数年前から大手オーディオメーカー"DENON"が輸入代理店を努めることで本国との価格差が縮まり、近年では家電量販店などの店頭でも時折見かけるようになりました。
アーカム_ピュアオーディオアーカム製品の魅力は何と言ってもオーディオ機器としての機械的な自己主張が少ない点です。家具としてスムーズに部屋に溶け込みやすいシンプルでモダンなスタイリングと誰にでも使いやすい快適な操作感、国産機とも肩を並べる手ごろな価格でありながら、ミニコンポでは無く、あくまでピュアオーディオとしての十分なクオリティを感じさせる音質と、優れた感性に裏付けられた音楽性の高さが高い次元でバランスしているのがARCAMの魅力です。
ホワイトシルバーを基調にした現行デザインのアーカムは、オーディオ的な作為を感じさせないプレーンで素直な音質が持ち味。個々のCDに録音されている情報を、多くのピュアオーディオ機器にありがちな機器の作り手側の思い入れという色付けや個性的なバイアスをかける事無く、ありのままの姿を素直に引き出してくれる点が特徴と云えるでしょう。それ故に表面的な音質面でどうかとなると、格別ワイドレンジ・高情報量といったハイファイ性を強調するタイプではなく、分解能・実体感・パワーハンドリング・レンジ感など全てが程々にまとまっていて、虫眼鏡でえぐり出すかの如くオーディオマニア的な聴き方をした場合はやや食い足りない印象が残るかも知れません。
筐体の薄さや軽さも、全体に薄味で穏やかさを伴うやや軽い傾向の音質に拍車をかけているきらいがあり(低価格機種になる程この傾向が目立ってきます)、この点は代理店であるDENON製品の日本的でワイドレンジで重い音調とは180度異なるのが興味深いところです。しかし、押しつけがましさのない穏やかで豊かな音場の広がり方や、長時間聴き続けても違和感を感じない耳当たりの優しさ、CDに刻まれた情報を過不足無く引き出す自然なバランス感覚は、オーディオマニアとしてではなく音楽ファンの再生装置として捉えた場合、これ以上他に何か必要でしょうか?と思わせてしまう懐の深さがあるのも事実です。
こういった書き方をすると、アーカムの音質は悪いと誤解されるかも知れません。しかしそれは大きな間違いです。高音質を強調しない=低音質ではありません。多くの人々が高音質を楽しめるようローエンドにもラインナップを広げている分、音質面で他社上位クラスと比較されて低い評価を受ける傾向があるようですが、ARCAM本来のリファレンスモデルであるFMJシリーズに目を向けてみると、実はミドルクラスの英国系箱庭システムの中でもトップクラスの音質を備えています。FMJの広い音場感を伴う現代的な再現性は、管理人が使っているTAG McLaren F3とも互角以上の音質で良いライバル関係にあると感じます。
特に、現行CDプレーヤー FMJ CD33Tの先代機種にあたるFMJ CD23Tは、ハイエンド製品で名高い dCS と共同開発した24bit Ring DACを搭載し、その音楽性豊かで暖かみのある音色は、イギリス製品の質を理解する音楽愛好家の間で根強いファンを獲得しています。(2008/1追記:最新の後継モデルは FMJ-CD36T になります。)
dcs SACD/CDプレーヤー P-8I
¥1,500,000(税抜) 発売:2005年2月16日
●メカニズム:Dual laser、2channel、CD/SACD compatible
●クロックジェネレーション:Precision VCXO
●PCMデジタル出力:AES3、SPDIF(on RCA)
●PCMデジタル入力:AES3×1、RCA(現在は使用不可)
●ワードクロック入力:BNC×1(現在は使用不可)
●ワードクロック出力:BNC×1
●外形寸法:430W×95H×395Dmm
●質量:12kg
●カラー:シルバー、ブラック
https://www.phileweb.com/ec/index.php?p=11981
アーカムは音楽の持つ楽しさ、表現をスポイルしません。音質を誇張してリスナーの耳を機器の"音質"に向けさせるのではなく、聞き手がいつのまにか音楽に聴き入ってしまう誠実な質感です。その意味で、オーディオ機器は"音楽再生"の黒衣に徹すべきという、本来再生装置がそうあってしかるべき姿に忠実なのです。ARCAMは音楽性をスポイルしないより上質で血の通った再生機を、オーディオマニアに限らず音楽ファン一般に向けて、広く普及させることをポリシーとしているように感じます。ですから音質がどうとかオーディオ的にどう?やれケーブルだアクセサリだといったマニアックな視点ではなく、ライフスタイルの中に真のポリシーや美学を求める上質で洗練された価値観を持つ人々に向けてお薦めしたいブランド、それがARCAMなのです。
ARCAM Solo ¥230,000(2005年発売)
スリムボディにアンプ、CD、FM/AMチューナーを一体化したCDチューナーアンプ。
CDプレイヤーのD/A変換部にはWolfson製 D/Aコンバーターを採用しています。
前面にミニジャックの入力端子を搭載しており、デジタルオーディオプレイヤーを簡単に接続できます。
デジタル出力 オプティカル:1系統
アナログ入力 RCA:4系統
ミニジャック:1系統
外形寸法 幅430x高さ79x奥行355mm
重量 6.7kg
http://audio-heritage.jp/ARCAM/amp/solo.html
ARCAM SOLO(ソロ)を店頭で試聴してみましたが、近年のアーカムサウンドを踏襲するあっさりとしたクセのない大人しめの音色で、音場がふわりと素直に出るタイプです。一体型システムで若干アンプのドライブ力に若干不安はありますが、クセのあるスピーカーと組み合わせるよりも、能率が高めで素直な音色のスピーカーと組み合わせて程々の音量で楽しむのに向いたシステムです。音楽に変な味付けをしないので広く音楽ファンに使ってもらいたい逸品です♪
私が最初にARCAMの製品を手にしたのは10年程前に遡ります。Alpha5plus(α5plus)という、当時アーカムがこだわっていたマルチビットと1ビットのハイブリット型DAコンバーターと、PHILIPSのダイキャスト製スイングアームメカ"CDM9"を搭載したCDプレーヤーです。
この当時のARCAMのサウンドは現行アーカムとはまるで音調が異なり、とにかく元気が良く、音像がクリアに描かれ、ともすると下世話な感じで、ブリティッシュロックのライブ再現の為だけにあるといっても過言ではないような独特の歌い回しと再現性は、正直クラシック聴きには手に負えないシロモノでした(笑) 逆に言えば、この音質を気に入った人には他では絶対代用出来ないリアリティと存在感のあるCDプレーヤーだったと思います。
このメーカーは、80年代、90年代、2000年と外観変更の度に音調がガラリと変わっており、現代アーカムの万人受けする個性の少なさは、当時を考えるとずいぶんと様変わりした様に感じます。《2009/03リンク本文修正》
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html
72. 中川隆[-12100] koaQ7Jey 2018年5月07日 15:13:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13444]
EAR Acute は元々 ARCAM の CDプレーヤーを改造したもので、D/Aコンバータまでを使用し、送り出しの回路をパラビチーニお手製のプリアンプ相当の回路を組み込んだものとなります。
オーディオの足跡 ARCAM アンプ機器一覧
http://audio-heritage.jp/ARCAM/amp/index.html
ARCAM は一時デノンが販売を取り扱っていましたが、現在は中止しています。
March 10, 2005
"ARCAM"アーカム ブリティッシュサウンドのスタンダード
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html
ARCAM(アーカム)は1972年に英国ケンブリッジに誕生したイギリスで最もメジャーなオーディオ・ビジュアル機器専業メーカーです。エントリークラスからミドルクラスにかけてアンプとCDプレーヤーを中心に多くの機種を抱え、英国内で売れるCDプレーヤーの2台に1台はARCAMと呼ばれる程、本国ではコンシューマ向けオーディオ市場に於いて確固たる地位を築いています。日本国内でも数年前から大手オーディオメーカー"DENON"が輸入代理店を努めることで本国との価格差が縮まり、近年では家電量販店などの店頭でも時折見かけるようになりました。
アーカム_ピュアオーディオアーカム製品の魅力は何と言ってもオーディオ機器としての機械的な自己主張が少ない点です。家具としてスムーズに部屋に溶け込みやすいシンプルでモダンなスタイリングと誰にでも使いやすい快適な操作感、国産機とも肩を並べる手ごろな価格でありながら、ミニコンポでは無く、あくまでピュアオーディオとしての十分なクオリティを感じさせる音質と、優れた感性に裏付けられた音楽性の高さが高い次元でバランスしているのがARCAMの魅力です。
ホワイトシルバーを基調にした現行デザインのアーカムは、オーディオ的な作為を感じさせないプレーンで素直な音質が持ち味。個々のCDに録音されている情報を、多くのピュアオーディオ機器にありがちな機器の作り手側の思い入れという色付けや個性的なバイアスをかける事無く、ありのままの姿を素直に引き出してくれる点が特徴と云えるでしょう。それ故に表面的な音質面でどうかとなると、格別ワイドレンジ・高情報量といったハイファイ性を強調するタイプではなく、分解能・実体感・パワーハンドリング・レンジ感など全てが程々にまとまっていて、虫眼鏡でえぐり出すかの如くオーディオマニア的な聴き方をした場合はやや食い足りない印象が残るかも知れません。
筐体の薄さや軽さも、全体に薄味で穏やかさを伴うやや軽い傾向の音質に拍車をかけているきらいがあり(低価格機種になる程この傾向が目立ってきます)、この点は代理店であるDENON製品の日本的でワイドレンジで重い音調とは180度異なるのが興味深いところです。しかし、押しつけがましさのない穏やかで豊かな音場の広がり方や、長時間聴き続けても違和感を感じない耳当たりの優しさ、CDに刻まれた情報を過不足無く引き出す自然なバランス感覚は、オーディオマニアとしてではなく音楽ファンの再生装置として捉えた場合、これ以上他に何か必要でしょうか?と思わせてしまう懐の深さがあるのも事実です。
こういった書き方をすると、アーカムの音質は悪いと誤解されるかも知れません。しかしそれは大きな間違いです。高音質を強調しない=低音質ではありません。多くの人々が高音質を楽しめるようローエンドにもラインナップを広げている分、音質面で他社上位クラスと比較されて低い評価を受ける傾向があるようですが、ARCAM本来のリファレンスモデルであるFMJシリーズに目を向けてみると、実はミドルクラスの英国系箱庭システムの中でもトップクラスの音質を備えています。FMJの広い音場感を伴う現代的な再現性は、管理人が使っているTAG McLaren F3とも互角以上の音質で良いライバル関係にあると感じます。
特に、現行CDプレーヤー FMJ CD33Tの先代機種にあたるFMJ CD23Tは、ハイエンド製品で名高い dCS と共同開発した24bit Ring DACを搭載し、その音楽性豊かで暖かみのある音色は、イギリス製品の質を理解する音楽愛好家の間で根強いファンを獲得しています。(2008/1追記:最新の後継モデルは FMJ-CD36T になります。)
dcs SACD/CDプレーヤー P-8I
¥1,500,000(税抜) 発売:2005年2月16日
●メカニズム:Dual laser、2channel、CD/SACD compatible
●クロックジェネレーション:Precision VCXO
●PCMデジタル出力:AES3、SPDIF(on RCA)
●PCMデジタル入力:AES3×1、RCA(現在は使用不可)
●ワードクロック入力:BNC×1(現在は使用不可)
●ワードクロック出力:BNC×1
●外形寸法:430W×95H×395Dmm
●質量:12kg
●カラー:シルバー、ブラック
https://www.phileweb.com/ec/index.php?p=11981
アーカムは音楽の持つ楽しさ、表現をスポイルしません。音質を誇張してリスナーの耳を機器の"音質"に向けさせるのではなく、聞き手がいつのまにか音楽に聴き入ってしまう誠実な質感です。その意味で、オーディオ機器は"音楽再生"の黒衣に徹すべきという、本来再生装置がそうあってしかるべき姿に忠実なのです。ARCAMは音楽性をスポイルしないより上質で血の通った再生機を、オーディオマニアに限らず音楽ファン一般に向けて、広く普及させることをポリシーとしているように感じます。ですから音質がどうとかオーディオ的にどう?やれケーブルだアクセサリだといったマニアックな視点ではなく、ライフスタイルの中に真のポリシーや美学を求める上質で洗練された価値観を持つ人々に向けてお薦めしたいブランド、それがARCAMなのです。
ARCAM Solo ¥230,000(2005年発売)
スリムボディにアンプ、CD、FM/AMチューナーを一体化したCDチューナーアンプ。
CDプレイヤーのD/A変換部にはWolfson製 D/Aコンバーターを採用しています。
前面にミニジャックの入力端子を搭載しており、デジタルオーディオプレイヤーを簡単に接続できます。
デジタル出力 オプティカル:1系統
アナログ入力 RCA:4系統
ミニジャック:1系統
外形寸法 幅430x高さ79x奥行355mm
重量 6.7kg
http://audio-heritage.jp/ARCAM/amp/solo.html
ARCAM SOLO(ソロ)を店頭で試聴してみましたが、近年のアーカムサウンドを踏襲するあっさりとしたクセのない大人しめの音色で、音場がふわりと素直に出るタイプです。一体型システムで若干アンプのドライブ力に若干不安はありますが、クセのあるスピーカーと組み合わせるよりも、能率が高めで素直な音色のスピーカーと組み合わせて程々の音量で楽しむのに向いたシステムです。音楽に変な味付けをしないので広く音楽ファンに使ってもらいたい逸品です♪
私が最初にARCAMの製品を手にしたのは10年程前に遡ります。Alpha5plus(α5plus)という、当時アーカムがこだわっていたマルチビットと1ビットのハイブリット型DAコンバーターと、PHILIPSのダイキャスト製スイングアームメカ"CDM9"を搭載したCDプレーヤーです。
この当時のARCAMのサウンドは現行アーカムとはまるで音調が異なり、とにかく元気が良く、音像がクリアに描かれ、ともすると下世話な感じで、ブリティッシュロックのライブ再現の為だけにあるといっても過言ではないような独特の歌い回しと再現性は、正直クラシック聴きには手に負えないシロモノでした(笑) 逆に言えば、この音質を気に入った人には他では絶対代用出来ないリアリティと存在感のあるCDプレーヤーだったと思います。
このメーカーは、80年代、90年代、2000年と外観変更の度に音調がガラリと変わっており、現代アーカムの万人受けする個性の少なさは、当時を考えるとずいぶんと様変わりした様に感じます。《2009/03リンク本文修正》
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c72
1. 中川隆[-12099] koaQ7Jey 2018年5月07日 15:49:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13444]
違うだろ
在日米軍の縮小・撤退はつまるところは天皇一族が決めることだ
殺人鬼で未成年女子の海外への人身売買で稼いでいた天皇一族が戦後突如として平和主義に転向して護憲になった理由
昭和天皇が沖縄玉砕を命令した
沖縄返還時に米軍が沖縄から撤退しようとした時に引き止めたのも昭和天皇
天皇一族はアメリカの犬でベトナム戦争に協力したんだろ:
天皇は日本人の敵(天皇一族は元々ソウルの近くを本拠地にしていた漢民族系朝鮮人)
売国奴の天皇一族は戦前はJPモルガンの手先、戦後はロックフェラーの手先になったんだな:
戦前の日本はウォール街、つまりアメリカの巨大資本に支配されていた。
その切っ掛けは1923年の関東大震災。その復興資金を調達するため、日本政府はアメリカの巨大金融資本、JPモルガンに頼ったのだが、それ以降、日本はウォール街の影響下に入り、最近の用語を使うならば、新自由主義を導入する。
その当時、日本で最もJPモルガンと親しくしていたのは井上準之助だと言われている。「適者生存」、つまり弱者切り捨てを主張していた井上がJPモルガンとの関係を深めるのは1920年の対中国借款交渉以降。浜口雄幸内閣と第2次若槻礼次郎内閣で大蔵大臣を務めている。
1932年までの日米関係は基本的に今と同じで、日本政府の新自由主義的政策は不況を深刻化させた。そのころ、東北地方では娘の身売りが増え、欠食児童、争議などが問題になっている。支配層は裕福になり、庶民は貧困化、つまり貧富の差が拡大している。
こうした政策を推進した浜口雄幸首相は1930年11月に東京駅で銃撃されて翌年の8月に死亡し、32年2月には大蔵大臣だった井上準之助が本郷追分の駒本小学校で射殺された。その翌月には三井財閥の大番頭だった団琢磨も殺され、5月には五・一五事件が引き起こされている。そして1936年2月には二・二六事件だ。
ウォール街の戦略に従うならば、攻撃する相手はソ連。1939年に日本軍は中国東北部とモンゴルの国境地域でソ連軍と衝突している。ノモンハン事件だ。参謀本部と陸軍省の意向に反して関東軍が戦闘を拡大したが、ソ連軍の機械化部隊が攻撃で日本軍は壊滅してしまった。このソ連軍との衝突は日清戦争、日露戦争、韓国併合、シベリア派兵、満州事変という流れの中で引き起こされている。
グルー/JPモルガンという座標軸で流れを見るならば、松岡も岸も井上も浜口もウォール街の傀儡にすぎない。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201609040000/
大戦後、1948年6月にNSC(国家安全保障会議)が出したNSC10/2に基づいて破壊活動(テロ)を目的とする極秘機関のOSP(すぐOPCへ名称変更)が創設され、52年8月にはOPCが中核になって計画局が設置された。1953年1月にアイゼンハワーが大統領に就任、2月にはアレン・ダレスがCIA長官に就任した。その後、計画局は1973年3月に名称を作戦局へ変更、2005年10月にはNCS(国家秘密局)になった。
こうした流れの中、日本国憲法は作られたわけだ。大戦前に思想弾圧の中心になった思想検察や特高警察の人脈が戦後も生き残ったのは必然だった。そうした状況を象徴する人物が1932年から41年にかけて駐日アメリカ大使を務めたジョセフ・グルー。
彼のいとこはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアと結婚、また妻は少女時代を日本で過ごし、華族女学校(女子学習院)で九条節子(後の貞明皇后)と親しくなっている。大戦後の日本を築き上げたのジャパンロビーでグルーは中心的な役割を果たしている。つまり、「戦前レジーム」も「戦後レジーム」も本質は同じなのだ。
1946年1月に戦争犯罪を裁くとして極東国際軍事裁判(東京裁判)が設立され、48年11月に判決が言い渡されている。その年の12月23日に東条英機、広田弘毅、松井石根、土肥原賢二、板垣征四郎、木村兵太郎、武藤章が処刑されているが、これは「民主化」を演出するセレモニーにすぎなかった。アメリカのウォール街派はドイツでも日本でも戦前の体制を継続させようとしていた。「国体」は維持されたのだ。その象徴が天皇にほかならない。
日本が降伏した直後、堀田善衛は上海で中国の学生から「あなた方日本の知識人は、あの天皇というものをどうしようと思っているのか?」と「噛みつくような工合に質問」されたという(堀田善衛著『上海にて』)が、同じことを考える人が日本軍と戦った国々には少なくない。新憲法でも東京裁判でも、最大の問題は天皇だった。
大戦後、まず日本を占領したのはアメリカ軍。その中枢はGHQ/SCAP(連合国軍最高司令官総司令部)だが、その中でも多くの将校は天皇を中心とする侵略戦争の象徴である靖国神社の焼却を主張していたという。焼かれなかったのは、ローマ教皇庁が送り込んでいたブルーノ・ビッターが強く反対したからだという。(朝日ソノラマ編集部『マッカーサーの涙』朝日ソノラマ、1973年)ビッターはCIAとの関係が強く疑われている人物で、闇ドル事件にも登場している。
降伏した直後の日本を占領したのはアメリカ軍だが、時間が経過すればそれ以外の国からも関係者がやって来る。そうした人々の多くはハリー・トルーマン政権より天皇には批判的だったはず。のんびりしていると、天皇の戦争責任が問われることは避けられなかっただろう。その前に天皇制を盛り込んだ憲法を作り、「戦争責任」を問うセレモニーを行って天皇を免責する必要もあった。東京裁判で天皇は起訴されず、新憲法の第1条では天皇制の継続が謳われている。
そうした憲法だが、民主的な条項が含まれていることも事実。当時の状況からして、そうしなければ天皇制を維持することが難しかったのだ。天皇制官僚国家は明治維新で長州と薩摩がイギリスを後ろ盾として築いた天皇制カルトという側面がある。そのシステムを使ってイギリスやアメリカは日本に影響力を行使してきた。
そうした実態に不満を持つ人たちの中には血盟団のメンバーや二・二六事件の将校も含まれるだろう。日本が迷走した1930年代から敗戦近くまでアメリカ政府で主導権を握っていたのはウォール街と対立していたニューディール派だ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201805030000/
広島に原爆投下させたのも昭和天皇の直接の指示だった
アメリカのロックフェラー、モルガンという巨大な財閥が戦前の世界金融を支配していた。
ロックフェラーとメロン両財閥は共同作戦をとり、ウラン爆弾の開発に乗り出した。すると少し遅れて、モルガン財閥もデュポンという巨大な化学トラストと組んで、プルトニウム爆弾の製造に着手した。ここに、新しくてしかも巨大な軍需産業が出現したのである。
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/294.html#c3
売国奴の天皇一族は戦前はJPモルガンの手先、戦後はロックフェラーの手先になったんだな:
戦前の日本はウォール街、つまりアメリカの巨大資本に支配されていた。
その切っ掛けは1923年の関東大震災。その復興資金を調達するため、日本政府はアメリカの巨大金融資本、JPモルガンに頼ったのだが、それ以降、日本はウォール街の影響下に入り、最近の用語を使うならば、新自由主義を導入する。
その当時、日本で最もJPモルガンと親しくしていたのは井上準之助だと言われている。「適者生存」、つまり弱者切り捨てを主張していた井上がJPモルガンとの関係を深めるのは1920年の対中国借款交渉以降。浜口雄幸内閣と第2次若槻礼次郎内閣で大蔵大臣を務めている。
1932年までの日米関係は基本的に今と同じで、日本政府の新自由主義的政策は不況を深刻化させた。そのころ、東北地方では娘の身売りが増え、欠食児童、争議などが問題になっている。支配層は裕福になり、庶民は貧困化、つまり貧富の差が拡大している。
こうした政策を推進した浜口雄幸首相は1930年11月に東京駅で銃撃されて翌年の8月に死亡し、32年2月には大蔵大臣だった井上準之助が本郷追分の駒本小学校で射殺された。その翌月には三井財閥の大番頭だった団琢磨も殺され、5月には五・一五事件が引き起こされている。そして1936年2月には二・二六事件だ。
ウォール街の戦略に従うならば、攻撃する相手はソ連。1939年に日本軍は中国東北部とモンゴルの国境地域でソ連軍と衝突している。ノモンハン事件だ。参謀本部と陸軍省の意向に反して関東軍が戦闘を拡大したが、ソ連軍の機械化部隊が攻撃で日本軍は壊滅してしまった。このソ連軍との衝突は日清戦争、日露戦争、韓国併合、シベリア派兵、満州事変という流れの中で引き起こされている。
グルー/JPモルガンという座標軸で流れを見るならば、松岡も岸も井上も浜口もウォール街の傀儡にすぎない。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201609040000/
広島に原爆投下させたのも昭和天皇の直接の指示だった
アメリカのロックフェラー、モルガンという巨大な財閥が戦前の世界金融を支配していた。
ロックフェラーとメロン両財閥は共同作戦をとり、ウラン爆弾の開発に乗り出した。すると少し遅れて、モルガン財閥もデュポンという巨大な化学トラストと組んで、プルトニウム爆弾の製造に着手した。ここに、新しくてしかも巨大な軍需産業が出現したのである。
ウラン爆弾は、ウラン238からウラン235を抽出し、このウラン235を使い原爆を製造する。プルトニウム爆弾は、ウラン238から原子炉を用いてプルトニウム(引用注:に変換後)を抽出し、これを使って原爆を製造する。
ウラン爆弾の製造は一九四五年の春には完成していた。しかし、プルトニウム爆弾の製造は遅れた。しかも、核実験しなければ実用の可能性があやぶまれた。一九四五年七月十六日、プルトニウム爆弾の実験がようやく成功する。時あたかも、トルーマン大統領とチャーチル首相(英国)、スターリン首相(ソ連)がポツダム会談をしていたときであった。
この実験が遅れたために、プルトニウム爆弾の完成が遅れたために、日本の降伏も遅れたと私は書いた。それは、核兵器カルテルのために日本の敗戦が遅れたことを意味するのだと私は結論した。
この原爆製造と投下の総指揮をとったのは、陸軍長官ヘンリー・ステイムソンである。彼はモルガン財閥の一員でもある。 アメリカのみのためではなく、モルガンのために、国際金融寡頭勢力のために、要するに核兵器カルテルのために、スティムソン陸軍長官は原爆投下の総指揮をとったのである。
そのために、スティムソンは日本の「あるルート)」を通して昭和天皇との秘密交渉を続けた。原爆を完成し、これを広島と長崎に落とすまで、天皇に敗北宣言をさせなかったのである。
無条件降伏とは、原爆を落とすために考え出されたアメリカの謀略であった。何も知らない日本人は完全にスティムソンと天皇に騙されたのである:
「あるルート」 = ヘンリー・ステイムソン → ジョセフ・グルー
→ ヨハンセングループ( 吉田茂, 牧野伸顕, 樺山愛輔, 白洲次郎,岡田啓介, 米内光政) → 貞明皇太后 → 昭和天皇
第二次大戦末期、米国そしてロスアラモス研究所は、日本が米国に降伏の準備を行っているのを知りながら広島・長崎に原爆を投下した。
ロスアラモスの目的は、原爆兵器の効果を広島・長崎で「人体実験」する事にあった。
米国は日本に対し戦争で勝つ事は十分に知った上で、人体実験のために広島・長崎に原爆を投下した。 何故ならロスアラモスもFEMAも、新型兵器の効果とそれが「どの位抵抗心を失わせ支配を容易にするか」の実験、研究を元々専門にした機関、つまり「心理戦争局」だったからだ。
http://satehate.exblog.jp/9318506/
アメリカ合衆国ご訪問(平成6年)
天皇皇后両陛下のアメリカ合衆国御訪問について 平成6年3月18日
かねてより,アメリカ合衆国大統領閣下夫妻から,天皇皇后両陛下に対し同国を御訪問になるよう招請があった。
ついては,我が国と同国との友好親善関係にかんがみ,本年夏,両陛下に同国を公式に御訪問願うことといたしたい。
御日程については,今後アメリカ合衆国政府と協議の上決めることとなるが,6月10日東京御出発で,2週間余となる予定である。
天皇皇后両陛下のアメリカ合衆国御訪問の御日程について
主要行事
平成6年6月16日(木)
ロックフェラー家との晩餐会(ロックフェラー邸)
http://www.kunaicho.go.jp/activity/gonittei/01/gaikoku/h06america/eev-h06-america.html
カトリック教徒になろうとした昭和天皇
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/294.html#c1
天皇は憲法のお蔭で地位が保証されているから護憲なんだろ
もともと現行憲法は天皇の地位を保証する為にGHQが急いで作らせたものだしね:
東京を囲むように米軍基地がある。
横須賀に海軍もある。
東京に敵は攻めて来るか?
なら、東京周辺は、何のために?
天皇家を守るために、又ク-デタ-を心配して駐屯しているのだそうだ。
天皇一族は軍人によるクーデターや革命を極度の恐れているので、日本軍を持たないで米軍に皇居の近くに駐留して天皇一族を守ってもらいたいのですね:
革命に恐れおののいていた天皇家の人々
梨本宮伊都子妃の日記
梨本宮伊都子妃の日記が死後発表された。梨本宮伊都子妃は昭和51年まで生き、死後、この日記は発表された。よく発表したもんだと思う。プライベートに書き綴ったものを遺族が発表したのだ。ここまで書いていたら普通なら発表しない。あるいは、この部分は省略するか、あるいは発表する前に破り捨ててしまうか。それをしなかったのは大変な勇気だと思う。
伊都子妃が、「日本ももうだめだ」と考えたのが昭和33年11月27日だ。その4ヶ月前、その皇太子さまも、絶望的な気持ちになっていた。「おことば」はこうだ。
『昭和33年7月14日。
きみ、きっと、これが僕の運命だね。
明仁皇太子』
どんな運命かというと、「暗殺される運命」だ。島田の「解説」には、こうある。
『この日、イラク国王ファイサル二世は、軍部のクーデターと民衆の蜂起により暗殺された。ご学友の橋本明氏がたまたま御所に招かれていて、一緒にお茶を飲んでいると、侍従から報告があったという。
「皇太子はその瞬間、蒼白になり、手にしていた紅茶が入った茶碗を膝の上に落として、数秒だったが、口をおききになれなかった」が、自分を取り戻してこう発言されたそうだ。まだ美智子妃の実家、正田家が婚約を固辞していた頃だ。二十二才で暗殺された国王の不幸を他人事とは思えなかったのだろう』
(3)「浩宮の代で最後になるのだろうか」と悲しいおことばを
昭和33年というのは、1958年だ。60年安保闘争の直前だ。左翼の力が強かった時だ。「天皇制打倒!」を叫ぶ人々も多くいた。そうした日本の風潮も知っていたのだ。そこにイラク国王の暗殺の報だ。
しかし、ご学友が遊びに来てる時にわざわざ、こんな事を報告するなんて、侍従もおかしい。島田はさらにこう続けている。
『のちに、戦後初の国賓として来日し、鴨猟で接待したエチオピア皇帝ハイレ・セラシェも亡くなり、イランのホメイニ革命によりパーレビ王朝も打倒され、アジアからは続々、王制が消えてゆく。
長男浩宮が生まれると、明仁皇太子は学友たちに「浩宮の代で最後になるのだろうか」といったという』
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/2005/shuchou0822.html
脅迫で可決した日本国憲法
マッカーサーはGHQのアルバイト職員に、7日間でで英語の憲法草案を書かせ、日本語に翻訳して新聞社に直接掲載させた。
GHQによる憲法発表が先であって、国会議員や総理大臣は新聞を読んで初めて「GHQ憲法」の存在を知らされた。
ここで駆け引きに使われたのが「昭和天皇処遇と戦争再開」で、GHQ側は公然と、「議会が承認しないならもう一度空襲してやる」と言ったそうです。
ここで日本の国会議員らは、もう一度アメリカと玉砕戦争をするか、それともGHQ憲法を承認するかの二者択一を迫られました、
GHQ憲法は3月7日に発表され、1946年8月24日に衆議院可決、10月6日に貴族院(後の参議院)でも圧倒的多数で可決成立した。
若干の審議と修正がおこなわれたものの、1946年の時点では昭和天皇を初めとして大半の政治家や有力者が、戦犯として裁判に掛けられる恐れがあった。
東京裁判はアメリカ軍側の証拠や証人だけが採用され、被告側の証人や証拠は一切認めないので、最初から有罪が確定していたイカサマ裁判でした。
例えば東京大学(当時唯一の最高学府で最高権威)はGHQ憲法は違法だと主張していたが、GHQは教授らを連行して戦争裁判に掛けると脅迫した。
東大は新憲法容認に立場を変えて「憲法学」という珍妙な学問を考案し、以来日本国憲法を擁護している。
日本国憲法はその成立過程において、民主的な手続きを一切経ておらず、憲法自体が無効だと考えられるが、安倍首相はあくまで正式な改正手続きを踏みたいようです。
リサイクルも良いが、ゴミはゴミ箱に捨てるべきでは無いだろうか。
http://www.thutmosev.com/archives/70762817.html
新憲法が作られるのは早く、1947年5月3日に施行されているが、その理由も東京裁判と同じだ。
当時、日本の支配層は認められるはずのない「大日本国憲法」に執着、時間を浪費していた。
そのため、アメリカ主導で天皇制の継続が謳われた新憲法が作成されたわけである。
「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」と第1条にある。
1937年12月に日本軍は南京を攻略している。
中支那方面軍司令官兼上海派遣軍司令官だった松井石根大将が指揮したことになっているが、事実上のトップは昭和天皇の叔父にあたる上海派遣軍の司令官だった朝香宮鳩彦だった。
そこで何が行われたかをイギリスも知っていたはずだが、その直後、イギリスの支配層でソ連を第1の敵と考える勢力が「日本・アングロ・ファシスト同盟」を結成しようと考えていたという。(Anthony Cave Brown, “"C": The Secret Life of Sir Stewart Graham Menzies”, Macmillan, 1988)
日本の場合、最大の問題になる人物は昭和天皇。日本が降伏した直後、堀田善衛は上海で中国の学生から「あなた方日本の知識人は、あの天皇というものをどうしようと思っているのか?」と「噛みつくような工合に質問」されたという(堀田善衛著『上海にて』)が、同じことを考える人が日本軍と戦った国々、例えばイギリスやオーストラリアには少なくない。ソ連も天皇に厳しい姿勢を示していた。
つまり、そうした人びとの影響力が強まる前にアメリカの支配層は天皇制官僚国家を維持するために手を打とうとする。1946年1月に設立された極東国際軍事裁判(東京裁判)の目的はそこにある。その裁判では厳罰に処せられた人がいる反面、本来なら起訴されるべき人が起訴されていない。
新憲法が作られるのは早く、1947年5月3日に施行されているが、その理由も東京裁判と同じだ。当時、日本の支配層は認められるはずのない「大日本国憲法」に執着、時間を浪費していた。そのため、アメリカ主導で天皇制の継続が謳われた新憲法が作成されたわけである。「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」と第1条にある。
占領時代、アメリカ軍が中心のGHQ/SCAP(連合国軍最高司令官総司令部)の内部でも、多くの将校は天皇を中心とする侵略戦争の象徴である靖国神社の焼却を主張していたという。焼かれなかったのは、ローマ教皇庁が送り込んでいたブルーノ・ビッターが強く反対したからだという。(朝日ソノラマ編集部『マッカーサーの涙』朝日ソノラマ、1973年)
ビッターはニューヨークのフランシス・スペルマン枢機卿の高弟で、この枢機卿はジョバンニ・モンティニ(ローマ教皇パウロ6世)と同様、CIAと教皇庁を結びつける重要人物だった。
月刊誌「真相」の1954年4月号によると、1953年秋に来日したリチャード・ニクソンはバンク・オブ・アメリカ東京支店の副支店長を大使館官邸に呼びつけ、「厳重な帳簿検査と細かい工作指示を与えた」というのだが、この会談では闇資金の運用について話し合われたとされている。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201608070001/
在日米軍の縮小・撤退や対米独立を望むなら
天皇一族を祖国の韓国に引き取って貰うしかないんだよ
6. 中川隆[-12098] koaQ7Jey 2018年5月07日 15:55:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13444]
若者の安倍政権支持の理由
「若年層の右傾化」というマスコミの言い分に、統計的に異議を唱えているのが、元大蔵官僚で経済学者の高橋洋一氏の近著『なぜこの国ではおかしな議論がまかり通るのか』[1]である。
氏は「右傾化」を「外国人排斥」と捉え、その指標として「中国の親しみ度」を用いている。それによれば、「中国に親しみを感じる割合」は、1999年では20代48.7%、60代47.4%とほとんど差がなかった。
しかし2016年11月では、20代31.1%、60代12.8%と、かえって60代の方が「中国の親しみ度」が落ちている。すなわち「外国人排斥」につながるような「右傾化」という意味では、若年層は「右傾化」していない。
弊誌が推察するに、これは若年層ほどバイトや学校で中国人留学生に接する機会が多く、中国人の友人を持つ割合も高いからではないか。マスコミ報道では、反日暴動や尖閣への侵入など、いくら左傾マスコミでも覆いようがないほど、中国の横暴ぶりが報じられている。中国人留学生との接点が少ない年配層ほど、反中感情を持つてしまうのは、当然だと言えよう。
この仮説が正しいとすれば、年配層ほどマスコミに左右され、若年層は実体験や自由なインターネット報道などから、より客観的な現状認識を持っているのではないか、と推察される。これはこれで、大変良い傾向ではある。
高橋氏は、若年層の安倍政権支持は「右傾化」ではなく、アベノミクスの成功が原因だと指摘している。実際、失業率も就業者数も大きく改善している。民主党政権最後の年であった平成24(2012)年の失業率4.33%、就業者数6279万人に対して、昨平成29(2017)年はそれぞれ2.88%、6559万人。人口は減っているのに、就業者数は280万人も増加している。
特に若年層は就職機会の増加、派遣やバイトから正規社員への登用などで最もメリットを受ける年代である。いくら偏向マスコミがアベノミクスの成功を隠しても、自分の経験から、現実を見ているのである。
■3.マスコミの「劣化」
マスコミの左傾ぶりについては、弊誌では何度も論じてきたが、最近の傾向は「左傾化」というよりも「劣化」と言うべきではないか。左翼的思考を持つ記者が、取材の基本を踏まえて事実を述べた上で、自分自身の意見として左翼的な論評を行うのは、一向に構わない。自由な言論社会では、そういう左傾メディアもあってしかるべきだ。
しかし最近のマスコミの報道は、取材の基本を逸脱した意図的な虚偽報道がまかり通っている。たとえば、弊誌1034号「『加計事件』 〜 朝日新聞の謀略報道」[a]では、出所もよくわからない記録文書で、「総理のご意向」という部分にスポットライトを当てて、スクープ記事に仕立て上げていた事例を紹介した。
しかしスポットライトから外れて、よく見えない部分では「総理からの指示に見えるのではないか」という一節が隠されており、総理の指示などなかった事を窺わせていた。ここまでくると新聞報道というより、倒閣のためのプロパガンダである。
朝日のプロパガンダは、すでに長い歴史がある。従軍慰安婦問題も、事実調査という「記者のイロハ」を全くせずに、吉田清治という詐欺師のでっちあげ本を朝日が喧伝して、大きな国際問題に仕立てあげた。朝日のプロパガンダぶりは、年期の入った筋金入りのものである。(後略)
(私のコメント)
ジャーナリズムの主軸が、新聞テレビからネットに移ってきていますが、世代間の違いが浮かび上がってきています。高齢者ほど新聞テレビからの情報に左右されていて、若年層ほどネットによる情報から影響を受けているようだ。新聞テレビで誤報や偏向報道があればネットでそれが指摘されてしまう。
だから朝日新聞などで大キャンペーンをはっても、ネットでその欠陥が指摘されてしまうと逆効果になってしまう。テレビなどではコメンテーターが矢面に立たされますが、台本が出来ており彼らは台本通りに演じているだけだ。自由に喋らせるととんでもないことを言いかねないから始末書を書かなければならない。
新聞にしても誤報があればネットで叩かれるから逆効果になり、新聞の販売部数は落ちていく一方になる。だから新聞記者がいくら高給でも就職先ランキングは落ちていく一方になる。女性記者にしても最初からハニトラまがいの取材を前提とした採用であり、密着取材をさせて特ダネを得ようとしていた。
これはマスコミが左傾化しているというよりもマスコミの劣化であり、売らんがためによりセンセーショナルな記事をでっち上げて記事にしてしまう。テレビもそれを元に番組を盛り上げようというのでしょうが、朝から晩までモリカケ報道では視聴者も飽きてきている。
テレビ朝日では、財務省の福田事務次官を槍玉に上げて辞任に追い込みましたが、1年半も美人記者に密着取材させてきながら、セクハラを訴えてもテレビ朝日側は握りつぶしてきた。言ってみればハニトラ取材させていたのは会社側であり、要するに取材する側も取材される側も腐敗しきっている。
一体世の中で何が起きているのかを知るには、今までならテレビなどで知ってきたのでしょうが、テレビ自体が新聞や週刊誌などからネタを拾ってきて報道している。しかし新聞や週刊誌などはネットからネタを拾っているから、情報の新鮮度から言えばネットが一番情報源となってる。
政治家自身がネットで自ら情報を発信するようになっているから、新聞やテレビといった媒体は不要になってきており、いわば情報の中抜き現象が起きてきている。一番典型的なのはトランプ大統領であり、ツイッターで自ら情報を発信している。日本の政治家ではまだそこまではいっていない。
政治家でやろうと思えば、自ら動画で政策を訴えればと思うのですが、パソコン一台あればできることだ。実際もユーチューバーと言われる人はそれをやっている。文字で政策を訴えることもできるが、画像処理が面倒なら音声だけの配信もできる。
トランプ大統領が、あれだけハチャメチャな政治をしても未だに倒れないのは不思議ですが、ツイッターによる情報発信でもっているのかもしれない。政権のスタッフも入れ替えが激しく、各省庁の人事もまだちゃんとできていない。トランプはマスコミと敵対していますが、まさに常識はずれの大統領であり何をするかわからない大統領だ。
本来ならばとっくに失脚しているはずですが失脚していない。マスコミにそれだけの力がなくなっているからであり、マスコミは信用されていない。同じような事が日本でも起きており、朝日新聞やマスコミがいくら一面で安倍批判を1年間にわたって書き立てても安倍総理は失脚していない。
http://2013tora.jp/kabu408.html
既にモリカケは国民から飽きられており、海外から見れば何が問題なのかといった様子で見られている。政治家は国民の陳情を受けて行政に働きかけるのが仕事であり、それをしたら総理の首が飛ぶというのは理解に苦しむ。
決定的な賄賂などの証拠があれば別だが、モリカケ問題は総理の関与があったかなかったかで一年間も国会がかかりっきりになっている。それで国民もさすがに呆れ始めていますが、朝日新聞が毎回一面トップでモリカケを書き立てているから、野党もそれに飛びついて追求していますが、賄賂などの違法行為がなければ辞任には追い込めない。
朝日新聞が書き立てているのは、官僚などからのリークであり、検察や財務省が安倍内閣の足を引っ張っているのだ。モリカケもその一つであり、大阪地検の女検察官がリーク元になっているようだ。財務省や文科省もメモなどの文書をリークして朝日新聞などに提供して記事を書かせているようですが、もはや新聞やテレビでは総理の首は取れない。
しかし以前にはそれが出来た。第一次安倍内閣でも官僚からのリークで大臣などの首が飛んで安倍総理は辞任に追い込まれた。脇が甘かったからだろう。検察などは政治家のスキャンダルリストを作って官僚がそれをマスコミにリークする。まさに官僚とマスコミが政治を動かしている構図が出来ていた。
しかし最近ではマスコミの政治への影響力が低下してきて、マスコミは一年間にわたってモリカケ問題を書き立てても安倍内閣は政権を保っている。野党もマスコミも堕落しきってしまって、調査報道もできなくなり記事を書ける記者がいなくなってしまったのだろう。だから官僚にニュースネタを求めるようになる。
新聞はもはや通信社の記事を配信しているだけであり、独自の取材力は無いに等しい。専門的な知識もないから独自の切り込みもできず、経済記事も財務省官僚や日銀官僚の受け売りだ。政治の記事も政局ばかりが報道されて、政策提言力もない。だからネットを見ながら記事を書くようになり、最近ではネットブロガーが政治を動かすようになった。
歳川氏の記事でも、アメリカの政治情報誌が安倍総理の三選を予測している事を書いている。朝日新聞などの大手新聞がいくら安倍批判をしても影響力がそれだけ落ちてきているのだ。
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野党や左翼マスコミの安倍政権への攻撃は、とうとう愛媛県職員のメモまで矮小化している。それにしてもメモの「首相案件」という言葉が引っ掛かる。官邸では「首相」ではなく「総理」という言い方をするという。おそらく新たに創られる国家戦略特区の制度では、この議長に首相が就く仕組に変わるという話であったろう。
もちろん新しい制度の元でも、ステップを踏んで物事を決めるのだから首相が決めるという話ではない(むしろ首相の議長としての権限は多分に形式的で、首相は最後に上がってきた案件に承認を与えるだけ)。愛媛県職員は新たに始まる国家戦略特区の制度をよく理解しないまま、このメモを作成した可能性がある。対応者は、親切心で事細かく説明したと思われる(これまで15回も申請をハネられたことに同情し、これにめげず今回も申請してほしいと言いたかった)。
しかし対応者は、自分の説明したことがこのような誤解を招くメモになるとは思わなかったであろう(捉え方によっては首相が全てを決めるといった表現)。しかも最悪なことにこの奇妙なメモを持って愛媛県職員が各省庁に陳情に向かったと思われる。どうもこのメモが加計学園騒動の元になった可能性がある。もしこのストーリが本当なら大笑いである。官僚の総理への忖度といった話などは、まさに的外れなことになる。
成長戦略の中で最重要と位置付けられているのが国家戦略特区である。しかし国家戦略特区の経済効果は極めて小さい。
問題となった今治の獣医学部新設の直接投資額とその波及効果を合算しても経済効果はたった200億円程度にしかならない(筆者の試算)。
そしてこの小さい案件を扱う国家戦略特区諮問会議の議長に総理が就くといった制度設計を行った。しかし総理は形だけのトップであり、最後の判定まで特区の事業者の選定にタッチしないことになっている(特区に申請する事業体を最後に知る形になっている)。ただ総理の名を利用して、岩盤規制とやらに穴を開けるのが推進者達(規制緩和こそ経済成長の源泉と信じる構造改革派の観念論者)の拙い目論みであった。
ところが無関係のはずの安倍総理を忖度して特区の事業者が選定されたという話になり、総理は総攻撃を受けることになった。これは明らかに国家戦略特区の制度上の欠陥である。さらに国家戦略特区の仕組を知らない人々が奇妙な文章(首相案件)を作成したりして、今回の混乱を招いたと筆者は推測する。
結果的に、構造改革派の薄っぺらなアイディアを元にした国家戦略特区制度によって、安倍総理は「地雷原」を歩くはめになったと筆者は考える。そして今治の獣医学部新設が大問題になったため、国家戦略特区は動きが止まったという。
http://www.adpweb.com/eco/
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最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。
本当に恐ろしい世の中です。
既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。
まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。
これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。
本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。
安部先生は反安部運動の黒幕が CIA と官僚だというのがわかっているからね。
官僚の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう:
官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ
アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ
官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた
都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた
安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた
アホ日本人にはそういう背景が全くわからない
スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:
日本のジャーナリズムを監視する米軍組織
神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。
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日本を救った安倍先生の偉大な業績
アベノミクスで日本政府の借金をゼロにした
民主党の超円高政策を超円安政策に変えて輸出企業の業績をバブル期並みにした
安倍は財務省に逆らって、民主党が決めた消費税増税を二回も延期し日本経済壊滅を阻止した
財務省が緊縮財政を押し付けなかったら今頃は疾うにデフレから脱却できてバブル期並みの好景気に沸いていたんだ
財務省は安倍先生が憎くて仕方ないからマスコミを使って安部降ろしを画策したんだ
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●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題も財務省がリークしたと言われています…
●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?
●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?
【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ
◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本
パネリスト:
安藤裕(衆議院議員)
高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
三橋貴明(経世論研究所所長)
渡邉哲也(経済評論家
4. 中川隆[-12109] koaQ7Jey 2018年5月07日 17:50:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
2018年05月07日
ハイレバレッジは結局投資家が損をする 金融庁が規制したい理由
レバレッジ10倍だと報酬は10倍だが、勝つ確率は10分の1以下になる
画像引用:http://www.arzubiyiklioglu.com/wp-content/uploads/2017/07/onyargi.jpg
規制したい金融庁と、されたくない投資家
金融庁は加熱する仮想通貨取引にレバレッジ規制をかけるとか、FX取引のレバレッジ規制を10倍までにする検討をしていると報道されています。
仮想通貨にはレバレッジ規制がないので、無謀な取引で損失を受けるケースがでている。
そのものなぜ金融庁はレバレッジを規制しようとし、ハイレバを辞めさせようとするのでしょうか。
レバレッジ規制に取引業者や投資家は必ず反対し、高いレバレッジを維持しようとします。
金融庁などがいっているように、レバレッジが高い投資家ほど損をしているのは、紛れもない事実です。
投資家が損をしているから、破産を防ぐためにレバレッジを規制するというのが政府の立場です。
ハイレバは損をするなら、投資家はなぜレバレッジ規制に反対するのかという疑問が生じます。
政府はわざわざ親切で投資家が損をしないようにレバレッジ規制をするのに、反対するのは不合理に見えます。
個人投資家にとってハイレバレッジのメリットは「小額で投資できる」「一度に大きな利益を得られる」などがあります。
同じ100万円の投資をするのにレバ100なら1万円で済むが、レバ10では10万円必要になり、レバ2では50万円必要です。
投資した100万円が110万円になったとして、レバ100では1万円が11万円に増えるのに(手数料は引かれる)、レバ2では50万円が60万円になるだけです。
その変わり高いレバレッジでは相場が逆に動いたときに、レバレッジの倍数分だけ、早くお金を失います。
まず生き残れ、儲けるのはそれからだ!
相場が10%逆に動いたとして、レバ2では元金の20%が減るだけですが、レバ100では元金の10倍もの損失を受けます。
証拠金1万円で100万円の投資をして、相場が90万円に値下がりしたら、9万円の借金になります。
これを防ぐために業者はロスカットというシステムを導入していますが、急激な値動きでは作動しないことがあります。
ジョージソロスの格言で「まず生き残れ、儲けるのはそれからだ!」というのがあります。
ソロスにはイングランド銀行を破産させたとか武勇伝が多いが、教訓として無謀な投資を避けろと言っています。
投資した金額の10倍や100倍の負債を背負う可能性があ投資は、間違いなく「無謀な投資」です。
2011年3月の東日本大震災で、30万で先物取引していた人が、1億8000万円もの負債を抱えるできごとがありました。
元金30万円からオプション取引で数千万円まで増やし、大きく勝負したところで地震があり、損失が無限に膨らんでしまいました。
この人は結局業者と和解して大部分を支払わなくて済むことになったが、みんなが幸運なわけではない。
オプション取引とハイレバレッジは損失が無限に拡大する点が共通していて、その代わり当たれば利益も大きい。
だが結局、参加者のトータルでは、ハイリスク投資ほど投資家が負ける可能性が高く、リスクに見合ってはいない。
http://www.thutmosev.com/archives/76058369.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/894.html#c4
29. 中川隆[-12108] koaQ7Jey 2018年5月08日 05:44:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
オーディオ逸品館 製品テストリポート
http://www.ippinkan.com/test_menu.htm
オーディオ逸品館 真空管アンプ聴き比べ アンケート結果 1998年
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage124.htm
真空管アンプ比較テスト。
EAR 859
EAR V20
EAR 834L + 861
ROGERS E20a TUNED BY IPPINKAN
雨後の竹の子のように、次々と真空管アンプが発売されています。何故、今更一度切り捨てられた技術である「真空管アンプ」が生産されたり、挙げ句の果ては「復刻」されたりするのでしょう。それは「音質的に魅力的である」ことに他なりません。
しかし、「音質的に魅力的」であることは、「音楽を楽しむためにはかえって有害」であったり、「特定のジャンルのソフトしか上手く鳴らせない」などの弊害を生むことが多々あります。そこで、4種類の真空管アンプを「公平」に試聴いただいてアンケートにご協力いただきました結果を報告させていただこうと思います。
比較のポイント
1.価格と音質は比例するか?
2.方式(シングル・プッシュ)と音質に関連はあるか?
3.使用真空管と音質に関連はあるか?
使用機材 種別 メーカー 型式番号 標準価格
スピーカー :タンノイ キングダム15 \2,400,000
CDトランスポート : エソテリック P−0 \1,200,000
DAコンバータ : エアボウ DAC−1A \290,000
※今回、イオンツィーターなどの補助スピーカーは使用していません。
比較しようとするアンプ
@ EAR / 859 / ¥448,000
5極管EL519をクラスAエンハンスド・トライオード接続にて使用した「シングル」アンプ。
出力 13W × 2
周波数特性 20Hz−20KHz (±0.5dB)
A EAR / V20 / ¥498,000
出力段に、傍熱3極管ECC83(12AX7)をChあたり10本使用して、出力20Wを得ている前衛的真空管アンプ。
出力 20W × 2
周波数特性 10Hz−100KHz (±0.5dB)
⓷ ROGERS.E20a TUNED BY IPPINKAN
/ ¥290,000
ROGERS/E20aをベースに、電解コンデンサー・カップリングコンデンサー・真空管を「全数交換」してチューンナップされた逸品館オリジナルアンプ。出力管は6L6GのプッシュプルA級増幅。
出力 18W × 2
周波数特性 20Hz−20KHz (±0.5dB)
C EAR / 861 / ¥588,000
EAR / 834L / ¥198,000
861はパワーアンプ、出力管はEL519のプッシュプル。
834LはECC83とECC82を使用したラインレベル・プリアンプ。
出力 32W × 2 (64Wモノラル)
周波数特性 20Hz−20KHz (±0.5dB)
比較試聴に用いたソフトとアンケート結果
試聴に先立って、各アンプの出力を同一に設定(CD最大音量時に6W)。
すべてのアンプは前日より通電し、十分ヒートアップされた状態で試聴開始しました。
1) J.S.BACH:BWV1001-1006
NATHAN MILSTEIN
バイオリンのソロ。演奏と録音が素晴らしく、バイオリンから直接耳に届く音とホールの残響音の区別がハッキリとできるかを聞き取るのが狙い。
アンプの立ち上がりが悪いと、バイオリンに冴えがなくなり、楽器の音が混濁してしまう。
結果:キングダム15との組み合わせでは、[834L+861が平均的に点数が高く」、音質的に優位だと認められたようです。
他の3機種の製品については好みの差程度の差であると判断できそうです。
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage124.htm
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2) ANTON BRUCKNER:No.7
MUSSORGSKY:展覧会の絵
SERGIU CELIBIDACHE
「海賊版/オーディ・オール/AUD-7009-10」・2枚組の内、「展覧会の絵/第一楽章」を試聴しました。
低音から高音、ピアニッシモからフォルテまで非常にレンジが広く、アンプの基本的性能を聞き分けることができます。
結果:交響曲でも、[834L+861の平均点が高く]バイオリン・ソナタのテスト結果とほぼ同じ傾向となりました。
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage124.htm
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3)xrcd/SAMPLER
CDのフォーマットには一切の変更なしに、「マスターテープ再生機器やケーブル、CDプレス機器」の品質にこだわって高音質化をはかったCDソフト。
楽器にマイクを近接させて「明瞭度」を高め、「ミキサーで音場を作り」マルチマイク録音されています。今回は、一曲目を試聴しました。
各アンプの音の癖が、楽器の音にそのまま反映されるため、アンプの音作りを聞き分けることができるはずです。
結果:このテストでは[859]の点数が低くなりましたが、他のアンプと比べて中・低域の厚み(シングルアンプでは限界)が不足した結果だと思われます。サックスの厚みが他の3機種より寂しかったように感じました。
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage124.htm
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4)A Song for You
Chie Ayado
自主制作盤に近いJAZZヴォーカル。録音機材もプアで音質も褒められたものではありませんが、「奏者のハート」が熱く聞こえてきます。
「録音の善し悪し」による「音の善し悪し」ではなく、アンプの持つ「JAZZ的な音楽表現力」を聞き分けるのが目的です。
結果:今まで最も高得点をマークしている[834L+861]と[E20a]が、ほぼ同等の評価を得ています。もちろん、他の2機種もそれに劣らない得点をマークしています。E20aが高音質なパーツを使用していること、「音楽の躍動感」を重視して音造りをを行った結果ではないでしょうか。
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5) TITANIC
ORIGINAL SOUND TRACK
アンプの「歪み」が大きければ「音が変わって聞こえる」ため、「アンプの物理特性」が、「音楽性」に反映され易いソフト。
一曲目を試聴に用いました。
結果:ここでも、[834L+861]と「E20a]が高得点をマークしています。個人的な音の好みが反映しにくいテストで高得点をマークした「この2機種のアンプ」が基本に優れていると考えられそうです。V20の得点がそれらに比べて低いのは「個性的な音のアンプ」であるためでしょう。
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage124.htm
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各アンプの音質評価のアンケート (文章による)
A)
859:音がきれい
V20:859に比べて明るい音
E20a:デザインがいまいち、音は軽い
861:パワー的な余裕を感じる
B)
E20a:個人的にはこれが一番好きだ
機種が多く比較が疲れる、オーディオはデザインも重要だと思うがやはり音質(E20a)の方が重要だと感じた
C)
859:少しざわついたような印象、曇った感じ、低音が弱い
V20:アルトサックスの低音の響きがよい、極低音の響きがわざとらしい
E20a:量感があって良い、歯切れがもう少し欲しい、中域が少しうるさい
861:すっきり感があって良い
評価には、個人的な好みがかなり入っていると思います
D)
859:透明感があり、あっさりしている
V20:他のアンプと表現がまったく異なり、逆相成分を拡大しているように聞こえる
E20a:ノーブルではあるが、キレが良くない、厚みがない
861:厚みがある
E)
859:今回の組み合わせでは一番好き、リラックスできる
V20:アピール度は一番、華やかで低音の押し出しもすごい、癖が強そう
E20a:上手く表現できないが他の3機種とは何か違う、音のきめが粗く感じた
861:859を濃厚にした感じ、傾向としては好きだがこってりしすぎ
大型のフロアスピーカーは低域が分厚くてうらやましい。全身を音で包まれているみたいでとても気持ちがいい。859が良いと感じたのは自分の聞き慣れた音に近いからでしょう。
F)
859:こじんまりとバランスが取れていて良い
V20:音の情報量の多さを感じたが、長く聴いていると疲れるような気がした
E20a:音作りが優しい感じがする
861:高音がすごくきれいで奥行きがある、長時間聴いていても疲れないと感じた
G)
859:滑らかで艶もあるが、レンジ感が狭く平面的に聞こえる場合もある
V20:張りがある、透明感も高く音楽的、タイタニックは音離れが悪かった
E20a:音場が大きい、透明度もある、少し粗い感じがある。
861:エネルギッシュでゆとりがある、音場も広く深い、解像度も高い
今回300Bが聴けなかったのが少し寂しかった。
H)
859:しっとりしていて優しく感じるが、ソースによっては力強さに欠ける場合がある
V20:音に幅がありしっかりしている、メリハリがあるが長時間聴くと疲れるかも
E20a:ソースを選ばずそれなりに聴けるが、これといった特徴がない気もする
861:セパレートなのでもっと力強いかと思ったが、以外と優しい音に感じた
I)
859:真空管アンプらしい暖かく聞き易い音で音楽が楽しめる
V20:真空管アンプらしくない音の立ち上がりの速さ、反応の良さが魅力的
E20a:全帯域を豊潤かつキレの良い感じで音が出て来る感じがする
861:859より空間の透明度が高く、スケールの大きな音が聴けるように感じる
ウッドハム300Bが入ったら聴いてみたい。
J)
859:高音部の声は4台中ベスト、他に比較してやや奥行きがない、低域がやや薄い
V20:サウンドステージが広い、低域がやや出過ぎている、音のバランスがやや悪い
E20a:中域の濃密さが心地よい、バランスがよい、低域の重心がやや高い
861:E20aと近いイメージ、ただし濃密感な帯域が低域よりな感じ、声がやや薄い
アンプの違いもさることながら、ベースの音の良さに驚いた。楽しかったので次回も是非参加したい。
K)
859:音のスケールがやや小さい、硬さがある
V20:丸みがあるが、全体にややぼける
E20a:高音が切れる、やや硬さがある、透明な音質
861:バランスがよい、柔軟な音質
ソフトとの相性でアンプの評価が変わることを初めて知りました。クラシックにおける金管と弦の響きの違いがあることがわかった。このような聴き比べは自分と機器の相性を探る上で適していると感じた。
L)
859:バランスがよく明瞭だが厚みがやや足りない
V20:ゆったりとして厚みがありレンジも広いが、明瞭度が低い
E20a:中域の響きがよい、素直
861:音楽性が大きい
いつも参加でき感謝している
M)
今回のように性格の似ているアンプの比較も面白いが、個性的なアンプの比較も是非行って欲しい。いずれにしても今後も様々な製品の試聴会を行って欲しい。
N)
859:4機種の中では一番標準的
V20:独特の響きの柔らかさが魅力的、ヴォーカルでは力が足りない
E20a:細かな表情が少し欠けるがそれが艶になっている気がする、ヴォーカルはよい
861:音色、響きともに最高
O)
859:全般に質感がある
V20:質感がある
E20a:ヴォーカルは気持ちいい、雰囲気がある
861:情報量は多いと感じる
初めての経験であり評価は難しい。機器の長所と短所の説明は、機器購入に際して参考になると感じた。
P)
大変有意義な会と思っています。毎回参加したいと思います。特に、真空管やアナログ関係の試聴会を希望します。
Q)
859:分離がよく、透明感解像度に優れる。
V20:音の角が丸い、全体にダレた印象
E20a:楷書的、細かな変化に乏しい気がする、オーソドックス
861:開放感があり、力強い、解像度も十分
点数については相対的な評価をしています。[834L+861]の開放感は魅力ですが[859]透明感は捨てがたいものがあります。
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総評
アンケート結果から見て、キングダム15には「834L+861]が最も良い選択であろうと考えられます。実際に私が聴いていても「癖が少なく、音楽をきちんと表現」していることに好感を持てました。
859は、高域の透明感には非常に優れたものがあり、大型スピーカーよりむしろ切れ味の良い小型2WaYスピーカーとの相性がよいのでしょう。小型−中型のスピーカーで小編成の音楽や、バラード系のヴォーカルを聴くには、真空管アンプ中で現時点でもベストアンプであると思います。
V20は、「良くも悪くも個性的なアンプ」であるといえるでしょう。各人のアンケートの点数もばらつきがやや大きいようです。特定の装置や特定のCDソフトを心地よく聴きたい場合や、V20の音質に惚れ込むなら、ベストなアンプだと思います。
[E20a/TUNED BY IPPINKAN]は、他のアンプに比べて半分以下の価格であるにも関わらず、「同等の評価」を得ることができました。キングダムとの組み合わせでは、獲得得点は「第二位」だったのですからりっぱだといえるでしょう。
自画自賛などしたくはありませんが、「逸品館チューン」の有効性が認められたことは嬉しい限りです。外観には癖がありますが、音質は癖が少なく透明感も高く、現在発売されている真空管アンプの中でもベストサウンドな一台であることは間違いないと思います。
追記
98年12月5日に、C.R.D / Woodham 300Bをモノラル接続して試聴する機会を得ました。
結論だけ述べれば、このアンプは「モノラル」で使用すべきです。音質の癖がとれ、帯域は広がり、解像度は上がり、にわかには信じられないほど音質は向上します。また、ステレオで使用する場合でも、プリアンプを併用することで音質はかなり向上するでしょう。
おすすめのプリアンプは、EAR-834L・C.R.D-カルメンタです。
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage124.htm
30. 中川隆[-12107] koaQ7Jey 2018年5月08日 06:26:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
オーディオ逸品館 真空管アンプとトランジスタアンプの音質と性能比較リポート アンケート結果 1998年
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage120.htm
真空管アンプ vs トランジスターアンプ 比較テスト。
C.R.Developments Woodham 300B Classic
EAR V20
EAR 859
LUXMAN C7i/M7i
AURA VA80SE TUNED BY IPPINKAN/Ver.2
アンプはコンポーネントの心臓部。当然、その選択はとても難しく、また楽しいことでしょう。
しかし、アンプはスピーカーと組み合わせたときに、初めてその本当の姿を現すのです。
なぜなら、テストベンチで使われる「負荷」は変動しない抵抗ですが、「スピーカーという負荷」は、音に合わせて常に変動するからなのです。
今回は、実際に使用される状態に近い負荷をかけてテストしました。
使用機材をご紹介いたしましょう。
スピーカー B&W MATRIX 802シリーズ3
CDトランスポート CEC TL−5100.Super
DAC AIRBOW DAC−1A
比較したアンプ
@ C.R.Developments Woodham 300B
精密に復刻された、「ウエスタン300B/レプリカ球」(正規輸入品・完実電気保証付き)を使用した、300Bシングルアンプ。
ドライブ段は、6SN7.A級2段増幅+3段目はカソードフォロアー。
出力トランスに300Bアンプとしては、世界で初めてトロイダルトランスを採用。
直流点火方式により、残留ノイズを低減。(0.3mV以下)
革新的な回路設計で、10KHz−50KHz/0−3dBの広帯域を実現。
完全無帰還回路。
出力は、7W+7W。
価格は¥398,000(40台まで) ¥450,000(41〜80台)
特徴
リンク端子と、リンクケーブル(付属)を使い、スピーカー端子の接続を変えれば、出力12Wのモノラルアンプとして作動。
従来のパラシングル(出力トランスを並列接続)ではなく、完全なパラシングル(出力トランスを直列接続)アンプとして作動。
リンクケーブル
付属のリンクケーブル
A EAR V20
小型双3極管・ECC83を、出力段片チャンネルあたり10本使用した、世界で初めての「大出力ミニチュア管」アンプ。
出力 20W+20W ・ 周波数特性 10Hz−100KHz/0−3dB
価格 ¥498,000(9月現在)
特徴
完全無帰還回路にも関わらず、出力トランス式・真空管アンプとしては異例の周波数特性を実現。
トランジスターアンプ並の「物理特性」を持つ真空管アンプ。
⓷ EAR 859
EL519(5極管)をエンハンスド・トライオード接続により、3極管と同等の動作を実現。
全段DCカップリング接続により、音質劣化の原因となるカップリングコンデンサーを排除。
出力 13W+13W ・ 周波数特性 20Hz−20KHz/0−0.5dB
価格 ¥448,000(9月現在)
特徴
逸品館で一番人気のある真空管アンプ。ベストセラー(50台以上)を記録。
真空管アンプとは信じがたいほどの「濁りのない透明感」と「音の立ち上がりの速さ・明瞭度」
C LUXMAN C7i / M7i
98年にマイナーチェンジを受けた、C7/M7の後継モデル。
プリアンプでさえ、18Kgに及ぶ「高剛性・物量投入」アンプ。
出力 150W+150W(8Ω) ・ 周波数特性 10Hz−100KHz/0−1dB
価格 C7i/¥350,000 M7i/¥350,000
特徴
多機能・価格以上の立派な外観・ロングライフ製品による信頼性・安全性
国産アンプに要求される、品質を低価格で実現。
BTL接続により、460W(8Ω)のモノラルアンプとして使用可能。(M7i)
DAURA VA80SE TUNED BY IPPINKAN Ver2.0
97年に生産を完了した、AURA VA80SE の逸品館オリジナルチューンナップ最終モデル。
10台限りの限定生産。(残り5台・9月8日現在)
MOS−FET・シングルエンドプッシュプル回路による高純度サウンド。
出力 45W+45W ・ 周波数特性 未発表
特徴
AIRBOWの開発で培った「高音質化テクニック」を惜しみなくVA80SEに投入。
通常オーディオ機器には使用されないような高価なコンデンサーを始め高音質パーツを多数投入。
各部コンデンサーの次定数を最適化。S/Nの大幅アップ、低域の充実、透明感の飛躍的向上を実現。
輸入代理店「ユキム」の公認を獲得。無改造品と同等のアフターサービスを実現(メーカーにても修理可能)。
______
低域再現能力テスト
真空管アンプとトランジスターアンプの最も大きな違いは、「アウトプット・トランスの有無」です。
「アウトプット・トランス」とは「磁気結合により信号を伝える」ことを示しますが、この方式では「周波数が低くなればそれに比例して、出力の低下・歪みの増加」が避けられません。
従って、「能率の低い小型スピーカー=アンプの駆動力を必要とするスピーカー」を駆動することが理論的には難しくなります。
しかし、逆に「フィードバックが少ない・あるいは無帰還」回路や、トランス結合による長所として「スピーカーの逆起電力の影響を受けにくい」という長所も合わせ持っています。
低域再現能力は、
真空管シングル(300B/859)<真空管プッシュ(V20)<トランジスタ−(C7i+M7i/VA80)
となるはずです。
まずアンプの出力を一定にするため、CDからホワイトノイズ/−20dBを入力してスピーカーを駆動して(音を出しながら)
交流出力を0.3Vに設定しました。
これで、理論的にはCDのOdB(最大出力)時には交流出力3V=約1.1Wとなりますから、どのアンプの最大出力も越えません。
ずいぶん、小さな音のように感じられるかも知れませんが、CDの録音レベルによっては「静かなリスニングルーム」で時としてボリュームを下げなければ周りが気になる位の音量は出ます。この設定は、通常家庭で使用される程度の音量です。
この表
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage120.htm
は実際に0dBの各周波数の正弦波を入力し、測定したスピーカー端子の交流電圧(単位はV)をテスターで測定した簡易な実験ですが、アンプのスピーカー駆動能力のある程度の傾向はつかめるはずです。また、この程度の実験なら誰でもできる(追試も可能)と思います。
「音源」は、テスト信号が録音されたCDソフトを使用しています。この装置で発生させる「20−20KHz」は、DACの開発時に、きちんしたデーターがとられており、簡易ではあっても「信頼できるテスト音源」になり得ます。
一番上の行にある、「−20dB」は、ホワイトノイズ−20dB入力時の出力電圧です。LUXMANのみ電圧が異なるのは、ボリュームがアッテネーター方式であったため、同一にできなかったものです。
出力電圧は、ほぼ出力音圧(音の大きさ)に比例しているとお考えいただいて差し支えありません。実際の聴感もこの表とほぼ同じでした。
電圧が低いと言うことは出力が小さいと同時に、「歪みも大きい」ことを示しています。
10KHzを越える、高い周波数ではどのアンプも出力電圧が低下していますが、これは「スピーカーのインピーダンスの上昇」によることも大きいと思います。この辺りは「テストベンチ」では、決して再現しない現象です。
ウッドハムの公称・出力周波数特性 10Hz−50KHz(+3dB−3dB)という数字は、ぎりぎりの線だと思われます。ただし、フィードバックをかけない(無帰還)のシングルアンプであることを考えれば納得できます。
低域の再現を他の4台は、だいたいクリアーしています。トランジスターアンプ2台の特性がよいのは当たり前ですが、V20の低域の出力低下の少なさが目を引きます。
_____
実際の低音や音質はどうでしょうか?
テストに際して、すべてのアンプは「5時間以上」ヒートアップされています。ただし「300B」だけが「十分にエージングを完了している」とは言えない状況であったことを前もってお断りしておく必要があると思います。
テスト時点での「300B」の当社における総運転時間は、「約70時間」程度です。メーカーで出荷前にある程度の時間は鳴らされていると思いますが「十分」ではないでしょう。
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1) チェンバロのソロ(エディット・ピヒト・アクセンフェルト/バッハ:パルティータ全集/カメラータ:20CM−464−5)
を再生してみました。
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage120.htm
このテストではアンプの基本的な物理的再現能力が判ります。
各弦の分離/解像度感
直接音とエコーの分離
直接音とエコーバランス
右手と左手の分離
全体のバランス
音の立ち上がり
音の立ち下がり
レンジ感
S/N感
コメント
300B
楽器と空間が一体となって鳴る感じ。
楽器から離れて聞くイメージ
V20
強調感がなく全体のバランスがよい。
独特の艶が乗る。
859
バッハらしく端正な表現。
辛口の音質
C7i/M7i
ややメリハリが強い感じ
VA80
一度でもお聴きいただければ御納得いただけると思います。
____
最初の項目、「各弦の分離」でアンプの解像力が判ります。この項目の評価が高ければ、細かな音が聞こえることになります。
次の項目、「直接音とエコーの分離」で微少信号の分解能が判ります。この項目の評価が高ければ、「交響曲のフォルテ」で十分に音像が広がり、空間が広く取れると判断できます。しかし、組み合わせるスピーカーやCDプレーヤーでこの結果は変わりますのでご注意下さい。
「直接音とエコーのバランス」で「音楽全体への色づけの度合い」を判断できます。
この項目で「◎」がなければ、「個性の強いアンプ」であるといえるでしょう。
「右手と左手の分離」で「低域と高域のバランス」が判ります。この項目の評価が高ければ「全体のバランスがよい」と判断できます。しかし、分離が悪いということは、「ある種独特の一体感」を生むのでポイントにはまれば、非常に魅力的な音作りができるでしょう。
「全体のバランス」。これは個人的なイメージです。評価が高ければ「正しく音楽を聴ける」と判断して下さい。
逆に、「◎」が付いていないと言うことは、「個性的な魅力がある」と判断できるでしょう。
また、このテストは「優劣」の判断基準ではありませんし、テスト結果は「あくまでも感覚的な印象」に基づいています。
雑誌のテストなどでもいえることですが、「この表でアンプの音質の優劣」を判断でませんのでご留意下さい。
_____________________
2) 教会での女性の歌声(アカペラ・ソロ)(カンターテドミノ/PRCD7762の10曲目です)
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage120.htm
コメント
300B
独特の艶があり、リラックスさせてくれる。
V20
EAR独特の艶が濃い。好き嫌いが分かれる。
859
品位が高く、クリアーなサウンド。
C7i/M7i
正確だがやや硬さがある。
VA80
正確で深い。
____
真空管アンプは、それぞれ「独特の艶」がのります。この「艶」が好みの分かれるところです。
しかし、この「独特の艶」こそ真空管アンプの持てるすべてであるといっても過言ではないはずです。時として「刺激過ぎる音」を真空管が和らげ「あたかも包み込むような一体感を音楽に与え」て心地よい世界に誘ってくれるでしょう。緊張感を殺ぎ、一体感をかもし出し、あなたをリラックスさせてくれるでしょう。
コンサートの座席に例えるなら、真空管アンプは「一階席中央から後ろより」ないし「2階席の中央」辺りに例えられるでしょう。音はやや濁るかも知れませんが「ホールとの一体感」が心地よい座席です。
比較してトランジスターアンプは「一階席前より」ないし「二階席・ベランダ席最前列」辺りの音です。楽器のきしみ、いわゆる「松ヤニの飛び散るような音」を出すことができますが、「CDの録音や演奏がまずい」と、その「傷」をカバーしてくれる優しさは持ち合わせていません。
ただし、その「厳しさや正確さ」の中にこそ「音楽の神髄」が隠されているのです。音楽から何かを「強く学び取ろう」とされるなら、良くできたトランジスターアンプが有利です。
リスニングルームを「コンサートホールのどの座席にするか?」
適度に「リラックス」するサウンドを選択するか?
それとも「迫真の気迫」を感じ取るか?
そういう感じでアンプをお選びいただければ、イメージが浮かぶかも知れません。
___________________
3) タイタニック・サウンドトラックより15曲目
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage120.htm
コメント
300B
ナローレンジの中に独特の味わい。一体感がある古典的300Bサウンド。
V20
レンジは思ったほど広くない。独特の艶と混濁感が心地良い。
859
V20よりもストイックな表現。クリアーさが出色。
C7i/M7i
全体的にがっしりしてソリッドな感じ。現代的ラックストーン。
VA80
コンパクトな回路なので、音の純度が高い。
____
最後の締めくくりに、最新版「タイタニック」のサウンドトラックより15曲目を聴いてみました。このサウンドトラックは「PMCのモニター」を使って本当にお金をかけて作ってある音です。また、電子音と人間の肉声、アコースティックな楽器の音がミックスされていますが、それぞれ良く考慮されお互いの良さを引き出すよう作製されています。
このソフトを「心地よく」再現することはさほど難しくありませんが、このソフトを「正確」に再現するには「音の精度=物理特性」も高くないと駄目なのです。
出だしの「低音部」は50Hz以下の「低音再現性」のテストに最適です。B&W802S3ではぎりぎりの線です。
この低音を量感豊かに再現できれば「低音の量」は確保できているといえるのですが「音階・音程」が明瞭に聞き分けられなければ「量があっても歪みが大きい」といえるのです。
V20はその代表例です。
「量は確保」できていますが「低域のダンピングが不十分」で「音階が不明瞭」です。
もっとも再現性が高いのは「ラックス」ですが、このアンプは中高域が「やや粉っぽくなる」という、ハイパワー・トランジスターアンプに共通する欠点をかかえています。
しかし、この結果は「あくまでも、「B&W/802との組み合わせにおけるテスト結果」です。スピーカーを変えれば、結果は変わることもあります。
次に「女性の声が長いエコーを伴って」聞こえてきます。このエコーの長さで「アンプの聴感上のS/N感」が判断できます。
ここで300Bは「独特のエコー感」をかもし出しました。この「品位あるエコー感」こそ「300Bサウンド」といえるのではないでしょうか?
エコーが長いということは「短音のS/N」の良さを示しますが、V20の結果が「カンターテドミノ」の場合と異なっています。これは「生のホールトーン」と「電子エコー」の差であるとお考え下さい。
「生の音」と「電子サウンド」はその再現性が根本的に異なるのです。「生のエコー」はアンプで何らかのエコーがかかれば「時として混濁し短く」なりますが「電子エコー」はアンプでエコーが付加されれば「長く」なります。
つまり、300BとV20はアンプ内で「何らかのエコー」が付加されたとご理解下さい。
しかし、その「エコー」こそ「味わい」だとも言えるのです。
「声の表現」は、そのまま「アンプの色気・艶っぽさ」に通じます。
この項目の評価は、そのアンプの「音楽に対する表現力」であるとお考えいただいて差し支えありません。
もう少し曲が進むと「リード楽器」と「笛の音」が入ってきますが、この二つの音をどれだけ分離できるかで、そのアンプの「異なった音の楽器の分解能」の高さが判ります。なぜなら「どちらの楽器も管で音が共鳴します」がその音波の発声が「根本的に違う」からです。
「リードは鋭い音の成分」が強く「笛は柔らかい成分が多い」のです。
リードと笛の分離が悪いと、アンプの音の立ち上がりが遅く「多くの楽器が重なったとき、音が混濁する可能性が高い」ことを示しています。
このテストで300BとV20の評価が低いのですが、逆に「きつすぎる音を和らげてくれる=音が柔らかい」と評価することもできます。
「バックと笛の分離」の項目は、「似通った楽器の音の分離」を示しています。
この項目での評価が低いと、「楽器の数が増えたとき分解できなくなる可能性」が高くなりがちです。
やはりこの項目での評価が低い300BとV20は、どちらのアンプも「ある種の混濁感」が存在することを示めしています。
しかし、「混濁感が強い」ことは「楽器の響きに一体感がある」と評価することもできるのです。善し悪しの問題ではなく、ステージから「300Bの座席が一番遠く」ついで「V20の座席が遠い」ことを示しているとお考え下さい。
その他の項目はご覧いただいたとおりです。
「全体の抑揚」が大きいと「音楽の躍動感」は大きくなるでしょう。
レンジ感が狭いと「一体感」が生まれるでしょう。
___
総括コメント
今までのすべてのテストは「できるだけ好き嫌いを交えず」公平に行ったつもりです。そして、すべての項目での評価は「アンプの性能や音質を決定付ける」ものではないことをご理解下さい。
評価が高ければ「音や音楽への色づけが少ない」ことは間違いありませんが、評価が低いことは「音が悪い」のではなく「個性的な音作りがなされている」とお考え下さい。
完璧な「再生装置」などあり得ません。また「人によってその完璧=求める音」もまったく違うのです。お皿で料理の味が変わって感じられるように「オーディオ機器も外観の好き嫌いで音が違って聞こえる」かも知れません。
いずれにしても「組み合わせるスピーカー」によっても音は変わるでしょうし、これだけのテストで「ある程度の指標」は示せると思いますが、「実際にアンプをお選びになるときには必ず試聴の上ご確認」を御願いしたいと思います。
「あなたが聴く」ものは、「あなたが選ぶ」それが「趣味」のすべてなのですから。
追記
98年12月5日に、Woodham 300Bを2台使って、「モノラル」での試聴を行うことが出来ました。
結果は、にわかには信じがたいほどの音質向上が実現したのです。
帯域が広がり、繊細さが増し、立ち上がりが早くなり、力感が増し、癖がとれてバランスが良くなり・・・
絶対に同じアンプとは思えないほど、音質は向上しました。
このアンプは、本来「モノラルで使用」することを念頭に設計されているに違いありません。
また、モノラル・ステレオにかかわらず、「プリアンプ」を必要とするようです。
EAR-834LやC.R.D-カルメンタなどのプリアンプと組み合わせることで、音質は明確に向上しました。
2台の販売価格を考えると、手放しではおすすめできませんが、「Woodham-300Bをモノラル」使用すれば、「300Bファン」のあなたの期待を、決して裏切らない、「透明で品位の高いウエスタン300Bの音」を聴かせてくれる「本物の300Bアンプ」であると断言できます。
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage120.htm
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/853.html#c30
31. 中川隆[-12106] koaQ7Jey 2018年5月08日 07:29:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
最近は、300B や PX25 の様な大昔の伝説の出力管を使った真空管アンプが持て囃されていますが、ティム・デ・パラヴィチーニとは設計思想が根本的に違うのですね:
ヨシノトレーディングの Kさんとの対談のなかで、EAR というブランドはオーディオ用途以外の真空管をファイナルに使ったり、Enhanced Triode Mode というある種エキセントリックな動作回路を発明したりされていますが、コンベンショナルな回路や真空管はなぜ使わないんでしょうね、300B や 2A3 というタマは決して EAR からは出てきませんね…
という風に水を向けたところ、Kさんが仰るには
既にあるものを焼き直したり改善して何かを良くするという発想ではなく、パラヴィッチーニさんば常に他にないもの、新しいものを指向しているんです…
と仰っていました。ナルホドそれは素晴らしい!
http://tubeaudio.exblog.jp/25439473/
EARのパラヴィチーニが発言していたことですが、実は真空管はなんでもよく重要なのはトランスだそうです。トランスは市販品では満足できず元々手巻きで自作していたというお話があります。トランスの特性が音を決めるということですね。
トランスの特性で重要なのはアイソレートとLPFを兼ねていることだと思っています。特に現代のDACの場合はどちらの特性も重要です。現代のDAC基板は音声を作り出す源流でもありますが音声帯域外ノイズ源にもなっています。現在ではほとんどのDACが帯域外ノイズを吐き出すデルタシグマ式です。このDACも例外ではなくWM8741を使っています。DAC素子が直接置かれている基板はDACの動作とクロック信号によって汚れています。なので直接この基板にアナログ回路を接続することは帯域外ノイズの音質的影響が無視できません。この帯域外ノイズは配線を接続しただけでGNDにも伝わりますしアナログ信号路にも伝わります。マルチビットDACだと無対策でもこの帯域外ノイズが圧倒的に少ないことが最大の優位性だと考えています。
そこでトランスの出番です。GNDを物理的に分割できる上に周波数特性も制限されるトランスはこの帯域外ノイズをGNDからも音声信号ラインからも除外する役割を果たします。EARの設計は信号伝達の全段にトランスを挟み込むのが特徴ですが、このトランス段を通過する度に帯域外ノイズを遮断し基板間のノイズ伝達を防ぎます。それが結果として広帯域で見ればSNを向上させることになります(帯域内SNは変わらない)。これがEARの音の良さの秘密その1であると考えます。
次に真空管です。よく真空管は特性が悪いが音は良いと言われますが、真空管の最大の音質的優位性はその動作電圧だと考えています。動作電圧と信号電圧が高いということは外来ノイズや抵抗から発生するノイズを見た目上小さくすることが可能です。真空管では電源が300Vで信号が50Vとかが普通にあります。特に抵抗ノイズは音質的影響がかなり大きいですのでこれは重要です。抵抗は値が2倍になってもノイズ発生量は2倍になりません。真空管をつかうと信号レベルを大幅に上げることができるので半導体アンプと比べて伝達中の信号SNの観点で優位性がある、これが音の良い理由だと思います。
以上のようにEARの優位性は多段トランスと真空管の組み合わせによって広帯域SNの向上と信号帯域SNの確保、この2つの要因によって達成されていると思っています。このような設計なら緻密なノイズ対策や部品選定など一切やらなくてもよくなると思います。だからEARの内部は音が良さそうに見えません。
補足ですが、SNという概念で重要なのが音質では実測ノイズフロアだけが支配的ではないところです。オーディオではノイズ成分にも音の善し悪しがあって脳がノイズNを分離処理できるときは同じノイズフロアでも音質は悪化しません。そういうNは音質劣化の小さいNです。なので一見SN性能が同じように見えてもN成分の由来によってそこには音の善し悪しが発生します。人間の脳はNに埋もれた情報を取り出す能力があります。それは下記記事にまとめています。
人間の聴覚と音質について
http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=5214
帯域外ノイズの半導体への影響についてはこちらの記事に記載しました。
オーディオ小ネタあれこれ
http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=8087
要はいかに質の悪いNを排除するか、それが高音質のDAC設計には重要だということです。質の悪いNには帯域外ノイズ成分が含まれることもありますし、帯域外ノイズが半導体によって帯域内に変換されて入り込んでくることもあります。これも重要です。
EAR の設計はこの人間的な要求事項に最適化した設計であるからこそ、測定値が悪くても人間が聞いて高音質に感じるのだと思っています。測定至上主義の無意味さは人間が測定器ではないこと=測定器と原理も方式も違うことが理由です。測定データはメーカーの技術力指標として、まともなものを作っているかどうかの最低限の評価にしかならず、それだけで音はわかりません。
http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=9015
トランスを使用すると低域において時定数を1段、高域においては2段、つまり低域に於いては位相が90度、高域に於いては位相が180度偏移します。R・C結合では、低域の時定数が1段、位相が 90度ズレてしまいます。
そう言う意味では、トランスよりもR・C結合の方が、出来ればカップリング・デヴァイスなど無い方が良いわけなのですが、ところがどっこい、実際に音を聴いてみると、帯域の狭い筈のウエスタンのトランスの奏でる音の、何と伸びやかで聴きやすく落ち着いていることか。
電話の中継トランスとして作られた111Cに至っては、これをライントランスとして使った方が高域も素直に伸びやかで、低域には芯があり、かえって帯域が広く感じられるほどです。本来ならノイズをカットし電話の会話を聴きやすくするために帯域を制限しているトランスの筈なのですが……。
「真空管アンプってのはね、トランスに一番お金をかけなきゃ駄目だよ。マッキントッシュやマランツの音が良いのは、あれはトランスに金がかかっているからだよ」
とおっしゃった大先達の言葉が、今更のように思い出されます。
現代でも音が良いアンプ、EAR861やC.R.ディベロップメンツ、そして国産のウエスギ・アンプにおいても、トランスが十分吟味され、その性能を発揮されているからこそ、あれだけの音が出てくるのだと思います。
http://k-d.jpn.com/audio/audionote.html
現在販売されている真空管アンプの中で EAR の製品だけがノイズが出ない
こんなノイズの酷いアンプは現代では使い物にならない
今 WE91B や マランツ7C の中古品を買うと下記の様なノイズに悩まされる事になります。 オリジナルの回路をそのまま再現したレプリカ・アンプも同様です。
一方、EAR の様な欧米の現代真空管アンプではそういうノイズの対策を完璧に行っています。
やはり ティム・デ・パラヴィチーニの様な天才が作った真空管アンプと日本のオーディオ・オタクが作ったイミテーション・アンプとでは、完成度が天と地 程違うのですね。
半導体アンプに慣れていると、無音時のノイズが気になるかもしれません、特に高能率のスピーカーをお使いなら目立ちます。
サンバレーさんに無音時のノイズを相談しても
「こんなものです」
と断られますのでご注意願います。
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=14678057/
これがノイズ満載の大昔の有名アンプのレプリカを売っている SUNVALLEY AUDIO
SUNVALLEY AUDIO(旧キット屋)[真空管アンプ,オーディオ,スピーカー販売]
https://www.kit-ya.jp/
WE91B型を 10畳以下の部屋で楽しむには?
オリジナルのWE91Bはそのまま一般の家庭の部屋に設置して聴くというのには結構問題が多く 静かに音楽を楽しむためには知識とあきらめ(妥協)が必要になってきます
まぁ簡単に入力低いし
全体ゲインは高いし
は取れないし・・・・
などなど
時にはSPからブーンブーンうるさいくらいになっているのに大きな音を聞かせて
どう 91Bはいい音するでしょう?
みたいなWEフリーク?さんもおられます(-.-)
http://www.audio-collections.com/cgibin/nik/nik.cgi?log=201105&id=1305034755
WE91Bタイプの残留ノイズ対策
WE91Bタイプの残留ノイズが気になっていたが、下手に手を加えて音質が変わってもいけないので、そのままにしていた。しかし、スピーカーが高能率な分、やはり深夜などはどうしても気になる。
手持ちの関係で100Ωのハムバランサーを使用しているが、以前、MJ誌で300Bは100Ωのハムバランサーで問題ないが、2A3は100Ωではハムが取れにくいにで50Ωのハムバランサーを使用すべきだ、というような記事をみたような気がする。
参考に他の300Bsの回路図を見ると100Ωを使用しているのが多いようだが、50Ωを使用しているのもある。案外、50Ωのハムバランサーの方がハムが取れるのではないかと思い込むようになった。
ということで、50Ω2WのVRを手に入れたので、早速取り替えることに。
また、入力VRが中古だったため少しガリがでていたのでこれを新品に交換、
更に入力のシールド線をMIL規格の高級品に変更、
更に更に、310Aのグリッドキャップを中国製からUSA製に変更
となかなかの設備投資をすることになってしまった。
結果、2A3だけでなく300Bでも100Ωよりも50Ωのハムバランサーの方が少しだがハムを低減できることが確認できた。
ハムで悩まれている方、一度ハムバランサーを50Ωに変更されてみてはいかがでしょうか。
http://yuzurin.blog.bbiq.jp/blog/2010/03/we91b-da03.html
Club SUNVALLEY-私のオーディオ人生-第26回 300Bの交流点火
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-026
外装をステンレスパネルに合うように黒色塗装を施したSV−91Bアンプ
300Bの本当の音
名出力管の王様と云えば皆さんもご存じの鳴く子も黙るWE−300Bになります。刻印タイプのWE−300B、オールド管のプリントタイプ、最近まで生産されていたWE−300Bその他に中国製やロシア製、日本製の300Bが沢山あります。
巷で云われている300Bアンプはフィラメントへの供給は直流点火がほとんどで交流点火の300Bは一部を除いてありません。また再生産のWE−300B、中国製、ロシア製の300Bは音が悪いとケチを付ける真空管マニアの方が沢山いますがその様なマニアは直流点火でしか聴いた事の無い音を判断して評価しているのではないだろうか、
オールウェスタンを愛用しているスーパーマニアで小松市にお住まいの中氏に言わせると本来の300Bは交流点火で動作するのが本物の音と力説していますが、この件に関しては私も同感ですが残念ながら交流点火の音を一度も聴いた事がありませんから正直わかりません。
大橋氏の店主日記にヒーターの交流音と直流音の違いの日記が載っていた記憶がある。直流点火は音痩せするが交流点火の場合はゾリゾリ感のある音になるらしい、またハムノイズを嫌ってバッテリー電源でフィラメントを供給すると確かに残留雑音は低下しますが痩せ細った音になるらしい、またすべての300Bアンプを交流点火に変更すれば良いとは云えない、
雑誌の記事で発表している先生方、俺こそは自作アンプの師匠とか達人と豪語しているマニアでも残留雑音の多さに悩まされるのを避けて直流点火の300Bアンプで製作されるのがほとんどだ、
その昔、故浅野勇氏が設計された75−76−300B−274B、伊藤喜多雄先生が発表された6SH7−6SH7−300B−274Bはすべてオール交流点火のアンプです。
かの有名なウェスタンの91Bアンプも交流点火である。確かに300Bアンプを安易に交流点火にすれば膨大なハムに悩まされるのは間違いないと思うが製作の基本を守ってきちんとセオリー通りに組み立てればそれなりに上手くいくのではないだろうか、
私の聴いた300Bはすべて直流点火になりますから交流点火の300Bは聴いたことがありません。一度自分で組立ながら交流点火の音と直流点火の音の比較をこの耳で確かめてみたい好奇心がある。
交流点火の残留雑音
300Bをプッシュプルにして交流点火で行うとハムの打ち消しで残留雑音は少なくなりますがシングルの場合は打ち消しがありませんから一つ間違えるととんでもないハム音に悩まされます。
また直流点火方式は上手く作れば残留雑音は0.5mmV以下に抑えることは可能だが交流点火の場合は下手をすると10mmV以上の膨大なハムに悩まされ音楽を聴くどころの騒ぎではなくなるから自作アンプマニアはハムに悩まされるのを嫌がって簡単な直流点火で逃げてしまう、またこのWE−300Bに限ってと思うがこの球はフィラメントノイズの多い球であるのがわかったのとフィラメント電圧が5Vであるがため難しさが先に来る。回路図も読めない、修理や回路変更、改造も出来ないマニアには絶対無理であるから簡単に交流点火方式に改造することは望ましくない、
今回は自分のノウハウを注ぎ込んでこのWE−300Bを交流点火にして実験を兼ねて挑戦することにした、もし上手く行かなければダイオード、3端子レギュレターを残して何時でも直流点火に戻せば失敗しても気にはならないはずだ、目標としている残留雑音は3mmV以内に抑えれば成功と思う。また比較対象にしているPP5−400シングルアンプは全段交流点火に係わらず残留雑音は1.3mmVに抑えてあるアンプですからこの91Bアンプも全段交流点火方式にすれば完成後に交流点火同士の音の違いを十分比較することができる。
テスター1本と永年のノウハウと耳だけで作る91Bアンプ
本来は周波数発振器、ミリバル、オシロ、歪率計等の測定器を駆使して調整しながら1台のアンプを仕上げるが91Bの回路は決まっていますから今回は測定器にご厄介にならずテスター1本と永年のノウハウと耳だけで作ることにした、
お医者様なら聴診器と永年の感だけで病気を当てて治すようなものと良く似ている。また折角今迄使用してきた91Bアンプだが皆さんは自分で完成されたアンプを再度オーバーホールして作り直す阿呆な方はまずいない、完全にオーバーホールするのには勇気がいるがY下は異端者ですからAC点火のためならオーバーホールも苦にならない、
91B回路の変更点
今回は自分の納得のいくパーツを使うことにした、例えば抵抗器はアーレンブラッドレーに統一、カップリングコンデンサーはスプラグのバンブルビー、カソードパスコンは銀タンタルコンデンサー等である。また配線色は多色を使えば誤配線は少なくなるのをあえて同一の線色にして製作したが誤配線の元になる恐れがあるから真似をしないでほしい、
問題となるフィラメントの供給電圧はSV−91Bの場合は300Bのトランスのタップは7Vですからダイオードブリッジを使って直流に変換後3端子レギュレターで5Vにして供給していますが交流点火にする場合は7Vタップからドロッパー抵抗を入れて5Vに下げないと使えない、また310Aのフィラメント供給電圧は10Vですからこの部分もドロッパー抵抗が必要になってくる。91Bのヒーターのタップはセンタータップが出ていませんからハムバランサーを使わなくてはならないのが少し不利な条件になってくるのと91Bのシャーシースペースが直流点火用の設計であるがため製作は大変困難を要するからパーツ配置、引き回し配線等を十分考慮しないと改造することは難しい、
7回も作り直した91Bアンプ
SV−91Bアンプの回路を変更してフィラメントを交流点火にするのはシャーシースペースが不足しているので無理のような気がする。本来は交流点火にする場合はモノラル2台で作るのが正しいと思う、特に電源部からのノイズの影響もあるので対策を施さずに製作すると失敗してしまう、今回は直流点火に戻したり再度交流点火に変更したり試行錯誤を繰り返して7回も作り直したため人には見せたくない汚い中身になってしまったのだが交流点火には限界があるような気がしてきたがこれが最後と思い電源回路を手配線からプリント基板に作り直すと今迄悩んだハム音が少なくなってきた、
もう少し抑えれば完璧である。最後は皆さんには教えられないマル秘テクニックを使ってテストをしてみたら自分でも納得のいく雑音レベルまで下げる事に成功した、
直流点火方式に戻しても91Bアンプはこの状態で聴いているのには何ら不満はない、スピーカーのそばに耳を近づけても微かなノイズしか聞えない、直流点火の場合は残留雑音の少ない優秀なアンプに仕上がるが交流点火方式にすると確かにスピーカーの近くで微かにブーンとハム音が聞こえてくるが2〜3mぐらい離れたポジションで音楽を聴くにはほとんど気にならないぐらい小さいが今回ほど悪戦苦闘するアンプには苦労を通り越して嫌気が刺したのは偽らざる事実だ、
最後の確認でミリバルを使って雑音レベルの測定をしましたらLチャンネル側は20mmVでRチャンネル側は2.4mmVであった、Rチャンネル側の雑音レベルが高いのは多分電源トランスの磁気の誘導の影響と思われるがこのレベルなら合格である。
電源回路はパターン設計を行い基板で実装、ダイオードが4本実装されているが失敗を考慮して直流点火でも動作させる予定であった、
全体の内部配線と部品実装、7回も改造をしたSV−91B
今回は作り直しが多かったため引き回し配線等は納得いかない
使用機器と音源
同じ300Bでも交流点火にしたプッシュプルとシングルとは根本的に出音の表現力が違いますから一概に絶対この音とは云えないのをご理解して頂きたい、
早速スピーカーに接続して音出しを確認した、使用機器と音源は以下の通りです。
アナログ系は
カートリッジ ELAC EMC−1 MCカートリッジ
デジタル系
CDプレーヤー CEC TL51X
D/Aコンバーター Model2
ライントランス UTC A−21
プリアンプ マランツ#7(改)
スピーカー GOODMANS 3Wayのホーンタイプ、ネットワークは自作、ボックスは米松合板を使った特注品
使用音源は
アナログ盤
ナタリーコール Still Unforgettabie
デジタルCD
マイスキー バッハ無伴奏ソナタ
以上のシステムと音源を使って試聴
≪試聴ソース≫
ナタリーコールの名盤Still UnforgettabieのLPレコードで録音は大変良く一番のお気に入りだ、CDとは違う温かみのあるアナログらしい音、
いつものリファレンス用マイスキーのバッハのチェロ
交流点火と直流点火の音の違い
まずはテスト的に交流点火と直流点火のフィラメントの切り換えは配線を少し変えるだけで分かるように全段交流点火と全段直流点火にした、全段直流点火の音ですが、まったく問題なくいつも聴くWE−300Bらしい音色で中域の厚みと抜けと味わい深い音で油の乗りきった素晴らしいサウンドだ、ナタリーコールの歌声は色気満点で心地よいサウンドでさすがアナログレコードらしく心に響く、
デジタルCDはマイスキーのチェロの胴鳴りが大変心地よく聴かせてくれる。もうこれ以上は望まないと云えるぐらい良い、自分で納得しながら電源を落としてすぐに配線を変更して再度投入、投入後はブーンとハムが聞こえ始めたが時間の経過と共に無くなっていく、15分後に早速マイスキーの無伴奏チェロをトレーに入れて音出し開始である。不安と期待でこの時ほど緊張した事はなかった、
チェロが鳴り始めると先程の音とは別な音質と音色を持っているのがわかる。今迄聴いてきたチェロの響きや音色が違うのが一目瞭然で何とも云えない心地よくゾリゾリ感にふくよかさと奥行き感を伴ってしかも不思議と先程の直流点火と違って暖かい響きが特徴だ、
ナタリーコールは濡れ色的な甘い囁きのある声で男心を燻ぶるのには参った、これがWE−300Bの音なのか今迄聴いてきた音とは違う、直流点火のWE−300Bを交流点火にすると別の300Bに聞こえて来る。WE−300Bの音は交流音と直流音の2種類の系統を持ち合わせている新しい発見でもあった、
直流点火でも不満はないがマニアの間で評価されているWE−300Bや他の300Bの音は直流点火の音を聴いて良い悪いと評価しているが交流点火の音は言葉では言い表せないもっと奥が深い音に変わるがこれこそ本当の300Bの音なのかも知れない、
PP5/400 vs. WE300B
PP5/400はイギリスのEdiswan Mazdaが1920年〜30年代ごろに製造されたオーディオ用の直熱三極管になります。同等管は有名なPX−25があります。このPP5/400も全段交流点火を採用したアンプですからWE−300Bなら相手にとって不足はありません。早速鳴き比べを行いました。使用音源はナタリーコールとマイスキーのバッハのチェロソナタです。
先にPP5/400を聴いてからWE−300Bに切り換えて聴き比べしました。
PP5/400は高域の抜け具合、中域の瑞々しい爽やかな透明感のある素直な音質は大変好感が持てて特にマイスキーのチェロの響きは直熱三極管らしくさすが英国の名出力管の面目躍如で音の押し出し感は見事です。次に300Bと比較しますと300Bは高域の抜けも然ることながら音に粘りがあり低域の安定感のある土台のしっかりした音作りと味のあるサウンドになっている。此処まで来ると正直好みの世界になる。
最近のWE−300Bはオールド管でも新しいタイプでもあまりにも高価になってしまったのでどうしても中国球に頼らざるを得ないが上手く作れば中国球でも十分使えるはずだ、今回はWE−300Bで行ったが中国球で交流点火すれば今迄とは違う顔の表情が出ると思うから一度テストしてみたいものである。PP5/400はウェスタンに負けないヨーロッパの名球の一つでもあるが音質音色これは好みと云えば好みですがこの球も大変希少価値があるのと非常に高価になってしまった、
WE−300Bと比較に使用した自作のPP5/400アンプ
左側がヨーロッパの名出力管PP5/400ナス管、右側はウェスタンのWE−300Bになります。
あとがき
今回のコラムはWE−300B交流点火の音を題材にしましたがWE−310Aを含むすべて交流点火方式を採用した為一概にこれが300B交流点火の音とは断言できないのと前段とドライバー管の310Aのみ直流点火にすれば残留雑音は少なくなるような気がします。
今回は交流点火を試みたが決して直流点火は悪いとは思っていない、300Bは直流点火のSN比の良さで比較すると点交流点火は惨敗だが暖かみのある特徴もあるからこのコラムを鵜呑みにして無闇に改造しないで頂きたい、一つ間違えるとトランスや大切な球を壊す恐れもあります。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-026
こんなノイズの酷いアンプは現代では使い物にならない
今 WE91B や マランツ7C の中古品を買うと下記の様なノイズに悩まされる事になります。 オリジナルの回路をそのまま再現したレプリカ・アンプも同様です。
一方、EAR の様な欧米の現代真空管アンプではそういうノイズの対策を完璧に行っています。
やはり ティム・デ・パラヴィチーニの様な天才が作った真空管アンプと日本のオーディオ・オタクが作ったイミテーション・アンプとでは、完成度が天と地 程違うのですね。
吟醸電源 _ 電源にまとわりつくノイズを退治する話
現代に適したアンプ回路
古い時代に設計されたアンプの回路を見ると、そのシンプルさに驚く。現代では、このような回路では、電源の影響で、音質の劣化が著しいだろう。私は、昔の回路設計が悪いとは思わない、むしろ現代の設計が見習うべきところも多いのではと思っている。私が申し上げているのは、おそらくは、20年前、さらにもっと以前は、オーディオ装置は、同じ装置であっても、もっといい音で鳴っていたに違いないということだ。
これは、AC電源の品質による。現代の家庭用の100Vの電源は、あまりにノイズで汚染されているのだ。特にディジタル装置から発せられるノイズの凄まじさには、おそろしいものがある。ACに乗った高周波のノイズは、電源トランスを貫通し、信号経路に混入し、混変調を発生させ、ひずみの元凶となる。電源雑音による音の違いは、システムのグレードが上がると顕著になる。時間帯により、音質に大きな違いがあるというのは、AC電源品質が時間により変わることが、音に反映しているということであり、システムのグレードがかなり高いという証拠でもある。
真空管アンプがブームであるが、多くは古い時代の回路が基本になっている。これらの回路は、昔、AC電源が”清流”だったころに考案されたもので、当時は、問題なく優れたものだったが、現代の電源事情では、十分な性能を発揮できない。反面、現代に設計された、アンプでは現代の電源事情下で設計されてあり、電源の影響を考慮した回路化が成されている。そのため、昔の名器が、ソリッド・ステートのアンプの音に及ばないこともあり得るのだ。
AC電源の影響を受けにくいアンプ
私の製作した大星夜級のアンプでは、電源に重点を置いている。2A3PPアンプのB電源は、6段のパイ型フィルターで、高圧から、チョーク・インプット経由で所望のB電圧まで落としており、AC電源の影響を受けにくくなっているので、時間による音の違いは少ない。当初パイ型フィルターの段数と次第に増やしていったが、増やせば増やすほど、音質の向上がみられた。まるで、吟醸酒を造るために、精米歩合を上げて、米の外側を削って、糠としてどんどん捨てていくようなものである。
4段までやった段階で、かなり良くなったが、夜9時近辺の時間帯では、やはり音質が劣化する。2003年12月の段階では、総段数6段、最終の3段は、左右独立になっている。当然電解コンデンサーは使用していない。このアンプの詳細は、別のところで述べることにする。(2003年12月に7段に変更、音質の向上より、バランスの取り直しの目的での変更)
アンプの内側で、このような電源対策をしたが、これ以上段数を増やすよりは、AC電源側に、ノイズ・カット・トランスを入れて、アンプに入る前の対策を加えてはどうかと考えた。アンプの回路的には、真空管からは定電流に近いかたちに電源が見えているはずなので、ノイズ・カット・トランスを入れても飛躍的に良くはならないだろうと考えていた。下の写真は、ユニオン電機さんの 100V : 100V 500VAのノイズ・トランス。一次と二次が上下に別々に巻いてある。2000VAのものも購入したが、やはり容量には、重たいが、余裕があったほうが良い。
ところが、予想以上に大星夜性が向上したのである。回路理論の予測以上の音質の向上があったのだ、そこで徹底的にやるタイプの私は、ノイズ・トランスをもう一個作って、2段の構成にしてみた。結果は、驚くことにさらに大星夜性が向上したのである。ただし、私のメインアンプのほうは、それなりに追い込んであるので、バランスが若干崩れ、繊細な音にはなっていったが、音が弱くなるきらいが出てきた。ノイズ・トランスを使用する場合は、それを入れることを前提にした、システム・バランスを取る必要があるだろう。
古典回路とノイズ・トランス
昔のウエスタン・エレクトリックのアンプや、その回路を元に設計されたアンプを使用している方も多いと思うが、これらの回路は、電源にノイズが少なかった時代の設計なので、現代の環境では、その実力を発揮していないだろうと思われる。現代の電源事情を考慮した、回路の設計が必要である。まずは、ノイズ・カット・トランスを(一段でよい)入れてみよう。電源は、清流でなければならない。
2006年現在では、電鍵精機社、ユニオン電機社、サウンド社、ライン・ノイズ・フィルターなど、その他自作のものまで含めて十種類ものノイズ・フィルタリング機器を使用している。但し、あまり多段にフィルタリングをすると音が弱くなることもあるし、雑音も音としての役割があるので、本HPの音の謎のコラムも参照して戴きたい。
http://homepage3.nifty.com/western/audio/noise1/noise1.htm
ノイズ除去装置を作る。導入する。
ノイズ・カット・トランスを作ったり、システムに導入する話
ノイズを減らす装置
トランスというのは、一次側と二次側の巻線の太さと数の比で、電流と電圧を変換するものだ。出力トランスというのは、とても難しい。理由は、広い伝送周波数特性を実現しなければならないからだ。一次側と二次側をただ単純に二層に巻いただけでは、5KHzくらいまでしか周波数特性を得られない。20KHz迄伸ばそうと思うと、複数のサンドイッチ構造で、重ねて巻いていかなければならない。ここでひらめくと、逆に”特性を落とす”のは容易だということである。一次側の雑音成分を二次側に伝えないようにするには、高周波成分の雑音を二次側につたえないように巻くわけだから、どうしたら、周波数特性が落ちるかを考えればよい。
簡単な話では、一次コイルと二次コイルは、離して、別々に巻けばよい。このような巻き方で電源トランスを作ってくれれば、音質のよいトランスができるのに残念である。メーカーは、みんな重ねて巻いている。
簡易ノイズ・トランスの試作
ノイズ・カット・トランスは、結構いい値段がするので、余って、ころがっているトランジスタのメインアンプ用のトランスなどを工夫してノイズ・トランスの実験をしてみることができる。方法は、二次側のタップをシリーズにつないで、合計で一次と同じ電圧になればよい。
注意すべきことは、巻き線の方向を同じに接続しないと電圧が加算されない点だ。シリーズにつないで電圧が下がるようであれば、線の巻き方向が逆になっているので、反対側とつなぎかえればいい。どのくらい電流がとれるかは、二次巻線の容量に依存するから、プリアンプでは1A、2A3PPのメインでは、5Aは欲しいところである。巻き線をシリーズに接続して電圧を稼ぐ場合でも、途中の巻き線に容量が少ないところがあると、その最低容量が全体の性能になり、容量が不足すると発熱したりして危険である。
下の写真は、ジャンクで1000円でころがっていたトランスで作ったノイズ・カット・トランス。二次側のタップをシリーズに接続して100Vの電圧が出るようにしてある。これがまた効果があり、暫く貸し出し先から戻ってこなかったくらいである。1000円程度で試せるならば、とても面白い。効果があれば、なおさら嬉しくなる。ノイズに関しては、非常の広い帯域に渡ってスペクトルが分散しているので、特定のフィルターで雑音をとりきることはできない。雑音吸収スペクトルの異なるものを何段か重ねて使用せざるを得ないのが実態である。ノイズの問題と理論はとても奥が深いので、専門のホームページを熟読することをお勧めする。
外部ノイズと内部ノイズ
ノイズというとACラインから混入する外部ノイズは、すぐに気がつくが、使用しているオーディオ装置自身が発生しているノイズには、気づかないことが多い。実は、CDプレーヤーなどのディジタル機器は、盛大に雑音を発生しており、この雑音が共通のコンセントに差し込まれている他の機器に伝播する。ためしにアナログ・レコードをかけたりして、CDプレーヤーだけの電源を深夜にON/OFFしてみればよろしい。
音がまったくかわらない場合は、とても高性能なCDプレーヤーか、システムがおっとりとしていて、その変化に反応しないか、お聴きなる方の人格が十分に陶冶されているかのいづれかであろう。LINN LP-12のプレーヤーのバルハラ電源でさえ起動時に若干ではあるがノイズを発生する。機器間にノイズ除去装置を入れて、内部で発生した雑音の他の装置への伝播を最小限に抑える必要がある。
http://homepage3.nifty.com/western/audio/noise2/noise2.htm
JBLの#075でヴァイオリンが艶やかに鳴らない場合、まず使っているケーブルに粗悪な物が使われています。アンプやCDPの高価な装置を使っていてもそれらを接続するケーブルが粗悪な物ではその機器の実力の1/10も出していないでしょう。
ケーブルには電源ケーブル、ラインケーブル、SPケーブルが一般的に考えられますがそれだけでしょうか?。私の場合、電源とは壁コンからタップまでとタップから機器までを定格消費電力数の合計で使い分けています。
デジタルだアナログだでは区別はしていません。システムの場合「小信号」を扱う部類とパワーアンプ群の様に比較的大きな電力を食う物と分けてタップとりします。
電源ケーブルは機器の「性能」を決定するばかりか「質感」をも左右します。良い電源ケーブルが必要です。メーカーオリジナル配線の電源ケーブルはほとんど使い物にならないと考えて差し支え有りません。それらのほとんどのケーブルが「ノイズ」を拾っています。古い機器はオリジナル配線も極端に粗悪な物が多いです。
(この頃は電源ケーブルの重要性が理解されていなかったから)・・・マランツの#7、#2、#8b、#9、マッキンのC-22、MX-110やMC30,MC275等も当時は良かったかもしれないけれど今となっては「粗悪」なものの分類のケーブルに入ります。
次にラインケーブルやSPケーブルですがこれも電源ケーブルと同じで「ノイズ」をシャットアウトできるケーブルでないと使えません。いづれの箇所でもノイズ(ハムノイズ)を拾うようでは音が粗くて使い物になりません。
そして皆さんが「盲目的」に何の疑問を示さないのがSP箱内配線です。このユニットへの配線やネットワークへの配線が「とんでもなく粗悪」だと言う事です。
他にもアンプやCDP、チャンデバ内に使ってあるプリント基板や半田材、半田材の材質も粗悪な物が多いです。半田に鉛が入っているだけで電気が流れにくいです。
私の場合アンプの内部配線も手配線ができる管球式を使いたくなります。そしてその配線材も良いものを使い、半田材も鉛なしの銀入り半田、管球も中国製ではなく1940年から1960年代くらいまでの「本物」にこだわっています。
SPユニットにも半田付け部分が有ります。オールドユニットは歴史的に見てまず間違いなく「鉛半田」が使われています。これを交換してやるだけで情報量が「?倍」になりリアクション(応答性・反応)が飛躍的に良くなります。
オーディオ評論家達が「ヒアリングテスト」と称して雑誌の為に色々書いて有りますが、私から言わしめれば「4〜5時間聴いて何が判るのか?」と思います。良いケーブルは「大容量」になります。それらのケーブルは100時間以上のエージング(馴染ませ)が必要で、(ケーブルのバーンイン+機器の馴染み)とてもとっかえひっかえの駆け足評価で判るような代物ではないということです。
「あわてモノの間違い」、「うっかりの間違い」のケアレスミスの塊だと思います。雑誌の評論に振り回されていたのでは真の「良い音」は追求できません。
機器がどんなに優れていてもそれらを繋ぐ「ケーブル」が粗悪な物では使い物にならないサウンドしか出ません。
機器とケーブルの総合力+セッティング術の技術力の差が「出てくるサウンド」の差になります。
ケーブルに求めるのは「瞬時伝送能力」です。そのため「大容量」でないといけません。これにノイズが入れば大容量とはいえなくなります。
伝送容量は水道の配管です。これは大きいほど沢山流せるでしょう。ノイズがこの配管に付くスケールに相当します。このスケールが微量でも有ると水が濁ってしまいます。この濁った音がヴァイオリンが綺麗になってくれない原因です。
http://soundtrail.blogzine.jp/blog/2008/04/jbljazz_8012.html
電源について考えてみる 2008年 12月 22日
商用電源は汚れていると言います。極性も気にする必要があると…
しかしながら、昨日から悩みを告白した
SV-722(マッキントッシュ C22 のイミテーション・アンプ)
SV-722(マランツ7C のイミテーション・アンプ)
https://www.kit-ya.jp/products/list?category_id=10&bland_id=14
のノイズについても実は商用電源の汚れが問題ではないかと考えています。
対策として200V電源を引きステップダウントランスで100Vにすることです。
バランス電源なのでコンセントの極性も気にしなくてよいとか…。
そこで今夜は「電源」について考えてみようかなと。
真空管アンプにしてから電源に非常に敏感な気がする。
メインの方は電源を専用にとっているが、プリ側はデジタル機器と同一コンセントであり「悪い」と知りながら使用している。すると電源のループだろうか、リスニングルームのリビングと接する台所の電源を落とすと軽くノイズが飛び込む。
同じ環境下でトランジスタアンプは問題なかった…。
さらにサンバレーさんのアンプは電源に敏感か気がする。
恐らく回路も相当シンプルで音の鮮度を優先していて、電源などにもろ影響を受ける気がする。
ここに根拠はないので本当なら電源を切り分けるためにまずはタップを購入しデジタル機器と同居するプリの電源を分けるテストをしようとしたが、近所のホームセンターには三極のタップはなかった…テストはおあずけだ。
しかしながら、200Vをステップダウンして100Vにすることが良いことは何度も耳にしており実際にこの目でも見た(変な表現だが)。
SV-722にのるノイズもSV-722自身がもっていると言うより拾っている可能性が高い。
無論、ピンケーブルも購入品と自作での比較もしてみたがピンケーブルの差によるノイズの載りはなさそうだ。
「うーん、やはり…」
手をつけるべくは、電源かな…。
アースも確実にとる必要があるし…。
あまり深入りしたくない内容だが粗悪ガソリンで良いエンジンが回る訳はないし、良いガソリンでエンジンは見違える程伸びるし、改質軽油でないとエミッションをパスするディーゼルは成り立たないし…。
それほどベースのエネルギーは大切なのだ…。
Commented by 103 岡山 at 2009-01-17 02:30
電源のデジ・アナ分離、その後進められましたか? デジタル系は2Pプラグでアースループが出来ないようにされた方が聴感上好結果が得られるようです。 またSV-722の球のグリッド線をシールド線がしっかりした(例えばRCAケーブルを切ったもの)とかに換装されるとグンっとノイズが減る可能性がありますよ。(私はSV-91Bのグリッド線を交換してノイズが皆無になりました)
Commented by rhr_nally at 2009-01-17 07:38
「SV-722の球のグリッド線」がどれになるのか、回路がさっぱり分からない私です。回路図をよーく見ながら挑戦しますね。
Commented by 103 岡山 at 2009-01-17 07:48
12AU7のピン配置は2番、7番になります。
http://www.mizunaga.jp/tubepin.html
まず1本線を作って気になるチャンネル(LorR)側で一箇所取り替えてみる度に試聴されれば対策が早いと思います。
http://homepage.mac.com/elanmiki/SV722/Sites-Pages/Image18.html
透明被覆の配線材かもしれません。
http://rhrsp.exblog.jp/9262286/
シンプルが故の難しさ… 2009年 07月 12日
久しぶりにRHRの音を聴いてみると…
「重い音だなぁ…歯切れが悪いなぁ…梅雨だしなぁ…
おや?なんだこのノイズ…」
曲の音量が下がってくるとリズミカルな「ポッ、ポッ、ポッ…」とノイズが出ているのです。そのノイズは、プリアンプの音量に関係なく一定な音量で出ています。
「…またトラブルかぁ…」
なんとなく
「プリアンプSV-722」が影響しているのではないか?
と予測してプリの電源を切りますと、コンデンサーに残された電荷を吐き出しながら、リズミカルなノイズは消えて行きます。
「やっぱり…」
夜聴くときはこんなことはないのですが(今夜も夜はノイズがのりません)。
いままでこんなことはなく折角の日曜の昼間なのですが…。
シンプルな構造故、外乱に敏感な気がします
前に中途半端なネットワークだったRHRの頃、半導体アンプONKYO P-308をつないだ時、発振して困りました。この時、SV-722(C22)はボンネットを軽く叩くと「ボンボン」とボンネットを叩く音がSPから聴こえるのです。
まるで、レコードプレーヤーのターンテーブルのハウリングの様でした。
この問題を解決するのに、地中アースを取り全ての機器を接続したところ、P-308は激しい発振を起こさず普通に聴ける状態になりました。
しかし、アースは曲者かもしれません。
今回の正体は突き詰めていませんが、722に乗ったノイズはアースを通じて入ったのではないかと推測しています(原因追及前にそのノイズは消えました)。
我が家の商用電源は測定すると100Vをやや下回り97V程度です。
会社のオシロを利用して波形を見てみればいいのですが、おそらく相当なノイズが乗っていると思います。
当然、AUDIOについては極性とデジタル系とアナログ系の音源を分けています。
しかし、どんなにコンセントを分けてもリスニングルームであるリビングの配電盤を見るとブレーカーはひとくくりでした。
これでは、どこからとっても同じ電源だと思います。
200V化を考えているのですが、いい機会なので投入しようかなぁと考えています。
200Vは極性を考えなくてもよいので煩わしさから開放されますし。
我が家は、200V化には有利な環境にあり安い工賃で200V化は可能です、後はどんなステップダウントランスを選択するかなのですが…。
しかし我が家のSV-722を含む真空管機器は構造が単純なせいか「外乱」に非常に弱い気がします、シンプルが故に外乱をそのまま音に反映する、商用電源の汚れやノイズの影響をもろに受けるのではないかと。
トランジスタ機器ではこんなことで悩むことはありませんでした。音の鮮度優先でこの辺のフェイルセイフ(こう言っていいのかなぁ?)が甘いのが良くも悪くもなのでしょうね…
ここらへんは、同じ真空管アンプでもEARはしっかりしていました。
すると真空管アンプや真空管機器を良い音で聴くには電源造りが大切なのではないかと…。
当たり前な結論かもしれませんが、ここを改造するには結構お金がかかりますし…うーむ…。
シンプルが故のハンドリングの難しさ。
真空管アンプを使用している人たちは、皆さん同じような経験がおありなのでしょうか?
(今回の問題が再発した場合、プリのアースを外してみようと考えています)
Commented by きゃーる at 2009-07-12 23:03
実は私もこの間604のユニットにTU-879を繋いだ時、左側から、ポッ、ポッ、ポッと音がしました。
ケーブルを左右入れ替えたらノイズも入れ替わったのでアンプのノイズだと思います。
アート・ペッパーのミーツ・ザ・リズム・セクション(XRCD版)も曲内の音が出てないところでサーノイズがでます。
これは今まで私が持っている最も能率の高いSP(ダイアトーンDS-37B 能率90db)では気づかなかったことでした。
TU-873やSV-722はまだつないでませんがイヤな予感が・・・
高能率SPってシビアなんですね。
私の場合は片CHなのでキットの工作精度っぽいですが、rhr_nallyさんは電源周りですか・・・
「電源の最終回答」なんてうたっているメーカーがありますが、
どうなんでしょうね。怪しすぎますが(汗)
Commented by rhr_nally at 2009-07-12 23:29
もし電源をいじりステップダウントランスを購入するならオヤイデのトランスがいいみたいです。
Commented by 欄太郎 at 2009-07-13 05:12
>どんなにコンセントを分けてもリスニングルームであるリビングの配電盤を見るとブレーカーはひとくくりでした(
私は、2階から1階に移動して、家電周りのノイズをほとんど拾わなく成りました、 rhr_nallyさんのノイズが空中ノイズだとすると電源を分けても効果がありませんよね、私の場合大きいブレーカは1個、小さいブレーカーで8カ所に分かれていて、下の部屋は小分けに分けたブレーカーのせいか、家電から一番遠い、下の部屋のせいか分かりませんが、ノイズは気にならなく成りました。
スピーカーの湿気の影響ですが、ウッドコーンが動きが鈍く、高域の抜けが非常に悪いです、2時間ほど聴いてとそれでも良く成ります、コーンが振動しながら乾燥するのでしょうか(笑)、今使っているスピーカーは3台はマグネシューム系の合金、1台はパークの17pパルプコーン(表面に樹脂製のコーティング有り)全て元気に鳴ります、特にマーク、オーディオのフルレンジは高域の抜けは最高です。
Commented by altum at 2009-07-13 09:25
>高能率SPってシビアなんですね。
高能率のスピーカーで聴いて、異常が認められなければどんなスピーカーに繫いでもOK!・・・最終的な試験機としても使えますよ
特に直熱管シングルのハム音!(笑)
家でも、A7で近くでは若干ハム音は感じますがM8DMT以下他のスピーカーでは傍に居てもウン・・・とも、聴こえて来ません(笑)
Commented by きゃーる at 2009-07-13 11:49
直熱管はもっとやばいのですね(汗)
とりあえず異音がなくなるように処置してみます。
Commented by koba at 2009-07-13 13:53
家のスピーカーも38とホーンで能率が107あるので直熱管が使いづらくなってしまいまして300Bとか使わなくなってしまい遊んでます。EL34でやっと我慢できるかも?
前段のお遊びによる音の変化がよーく出てくることよ
他人の家で僅かな変化しかしなくても家ではびんびんに変化するんですわ。
Commented by 元新潟のU at 2009-07-13 21:58
100Vじゃだめですか?nallyさん。
入力・出力共に100Vの絶縁トランスを使用して、2次側の中点タップをアースすれば同じだと思うのですが・・・
余り見かけないトランスなので2次側50Vのトランスを2台使用する手もあります。
あと、電源プラグを逆に挿すと音が変わりますが如何でしょうか。
Commented by rhr_nally at 2009-07-13 23:03
「直熱感シングルのハム音」…。「グさっ!」と来ました(笑)
今の我が家の一番悩ましいのがこの内容なんです。
2007のハム音がなんだかなぁです。
どこをどうすればいいのか分からないし、何を点検すれば良いのか…ハムバランサーをいじっても…。
Commented by rhr_nally at 2009-07-13 23:06
EAR859は本当にハムノイズのないアンプだったんですよ。
直熱管じゃぁないからですかね…うーむ面白い。
Commented by koba at 2009-07-13 23:08
能率が高いと小出力のアンプでOKなんですが同時に交流点火が×になってしまうんですよ。ハムがしっかり聞こえてしまうんです。泣
Commented by rhr_nally at 2009-07-13 23:14
いや、100Vがだめな訳じゃぁないんですよ。
実は私もきゃーるさんにお知らせした、オヤイデのトランスを知ったのが実はサンバレーさんの試聴室でした。
それ以前は、例の「究極の回答」で有名な(実際はたいしたことないですよ(笑))ショップで盛んに叫んでいる電源を注視していました。
サンバレーさんの評価云々でなく、200Vとこのトランスに注視している方が結構います。
私は、たまたま環境が整っていて(今の家の電源事情はそんなこと意識していませんでした、本当にたまたまです)200Vを2万円以下で工事できそうなんです。
極性を考えなくてよい。200V化で他の電源から切り離される、SV-18Dを調整しても不安定な電源みたいな我が家…なんかを考えると200V化をどこかで必ずしようと考えていたのでまぁいい機会かなぁと。
Commented by altum at 2009-07-14 09:21
>2007のハム音がなんだかなぁです。
これは211と同じ電圧(10V)&電流(3.25A)と思いますので・・・
フィラメントの整流回路にチョーク・コイル&トランスは入っていますか?
コンデンサーの容量は?・・・市販の小さなフィラメント用のチョークを売っています
0.5H/3.5A・・・それにコンデンサーの容量と耐電流10000μF&4A位は必要かと思います・・・私はここに当時販売していたタンゴの専用チョークと業務用コンピュータの電源に使われている大きな姿のブロック形のコンデンサーを使っています
今の2007(845)のケースには入らなくなるかも・・・です
ここまで、書いてかわら版を見ましたチョーク!は無いですね
抵抗0.2Ω/10Wがここにチョークを入れるとかなり改善が期待できますよ
フィラメントの電源にスイッチング電源の12V5A位を使って10Vに調整すれば一番良いとは思いますが・・・電源ユニットケースの後ろ辺りにを背負わなくては・・・
接続箇所は抵抗0.2Ωを出た所のコンデンサーの所・・・
この電解コンデンサーは要らないと思いますよ・・・ユニットは完成品!ですからこれが一番の安上がり!の方法かもチョーク・トランスも結構高いですから(笑)
私も、カレコレ組上げて30年近くになってきてますので、それこそ電解コンデンサーが不安なので、今度はスイッチング電源を使おうかなと思っています・・・省スペースにもなる
http://rhrsp.exblog.jp/10601189/
2009年 04月 04日
722と言うアンプはなかなか面白いアンプです。
失敗の連続でなかなか灯を入れることが出来なかった苦い思い出のアンプなのですが、出てくる音はご機嫌なものです。
SV-722(C22)の嫌いなところは、以前所有していたEARと比較してハムノイズが大きいことです。
これは、最初に722を聴いていれば別に気にしなかったと思いますが、EARを先に聴くとその差が耳につきます。能率の高いSPだと更に耳につくらしいです。
しかしそのハムノイズに目をつぶっても音の鮮度は、EARと比較して目を見張るものがあり私は722を入手しました。722はマッチングバランス(妥協点)で音の鮮度を優先して、このハムノイズをやや犠牲にしたのでしょう。
私の722は、標準の真空管12AX7 SOVTECからμの低い(増幅能率が低い意味らしいです)5751に差替えました。
SV-2(2007)の6SN7GTBのバリエーションでRCA 5672を手にした時「高信頼性管」と言うものの頼もしい作りに惚れ、高信頼性管系統の5751を選びました。
レコードイコライザー部は、東芝の5751でフラットアンプ部は、自衛隊の流出品だと言うGEらしい5751に入れ替えています。
5751にしてμが低くなり(100→70)「大人しい音になる」との話もありましたが、フラットアンプ部にはGEらしい快活な音を出し、フォノイコライザー部はRIAA特性の「精確」な再現を考えて、生真面目な国産らしい東芝の端正な音としてみました。
余談ですが、東芝の5751をフラットアンプ部に入れると真面目過ぎて私の好みではありませんでした。
こんなふうに真空管チューンした722は高域まで伸びた音だと思うのですが、「キーン」とした鋭い伸びでなく私には「マッシブ(塊)」的音に感じます。
但し、「マッシブ」と言っても低分解能な塊ではありません。
その反面マランツタイプは、「キーン」としたタイトな高域のようで非常に興味深く感じています。
ただ、722は音の鮮度を優先するあまり非常に構造がシンプルなのでしょう。
冬場の静電気が帯電した体で触ると「パチッ!」と音を立て、同じ部屋の電気機器のスイッチON/OFFに非常に敏感に反応します。
これだけ電源に敏感に反応すると言うことは、家庭の電源を200V化してステップダウントランスで改善した電気を流すとその鮮度は更に上がるのではないかと期待もしています。
このように、SV-722と言うアンプはチューニングしがいがあり、そのチューニング結果を素直に出すアンプだと感じています。
SV-722を賞讃する反面、
「プリアンプは極力カラー(色)をつけず、ドライブ(CDPやレコード)の信号を正確に再現するのが良いのではないか…」
とも感じています。すなわち、半導体プリ+真空管メインと言う組合せもありではないかと考え込んでいます。
Commented by へうたむ at 2009-04-05 04:12
ハムノイズについては、サンバレーさんのマニュアルに、シャーシ・アース・ポイントなどの説明はあるでしょうから、そのとおりにはされていますよねえ‥‥
管球プリは、アースの引き回し、シャーシのアース・ポイントでずいぶんハムが違ってくるように思います。
Commented by Rocky at 2009-04-05 06:39
私もSV-722(C22)を持っています。Jensen化もしましたが、何とか取り付けました。(手違いで左にある0.22uFも買ってしまい、一緒に交換しています。こちらはあまり効果はないと思いますが、、)
ハムノイズは私もあります。電源コンセントを逆に差し替えたらハムノイズが少しは減ったので、まあいいかと思っています。真空管アンプのボリュームを絞るとノイズは減りますが、音が曇ってしまうので全開で聴いています。
Commented by 103 岡山 at 2009-04-05 11:07
半導体プリ+真空管メインはC-200X改+SV-91Bをちょくちょくやっています。
C-200X改+SV-91Bは 過不足ない というかSX-710との組み合わせに比較すると音のエッジがしっかりしてSV-91Bからズーンと腰の入った低音が聴けます。
これが半導体プリのおかげと言えるのか、C-200X改の個性(良さ)なのかはWE310Aラインアンプとの組み合わせで改めて比較してみます。
Commented by rhr_nally at 2009-04-05 11:08
電源コンセント、すなわち電源極性ですよね。
一時、気合いを入れて合わせていたのですが、色々試聴で機器を出したり入れたりしているとついつい面倒になり…。
アドバイスありがとうございます、検電ドライバーを手に頑張ってみます。
Commented by 103 岡山 at 2009-04-05 13:26 x
半導体プリ+真空管メイン、真空管プリ+真空管メインと比較してどうか?
難しい! です。
WE310Aラインアンプは残留ノイズが少々高目だったのでP-300に比較して91Bはゲインが低目なのでノイズが耳に付き難くなりました。
球(WE310A)同士の接続なので相性は文句なし。音が弾みます。
C-200X改に比べて前後方向が少し向上と言えるかもしれませんが、大きな変化なし。
単純に 球プリ、 半導体プリ と論じられないです。
それぞれの機器の個性で デバイスの差を語れない というのが感想です。
ご期待に添えなくて申し訳ないです。
http://rhrsp.exblog.jp/9980527/
AIR TIGHT ATC-1 〜真空管プリアンプ 世評の罪〜 2010年 08月 19日
サンバレーさんの真空管プリアンプ"SV-722"を手放した後でも真空管プリアンプの音質には強く心惹かれるものがありました。
真空管と言えばノスタルジックな「暖かさ」などが世評ですが、最近の真空管プリアンプは半導体にはない鮮烈さを実感できます。
私の真空管アンプ・キャリアは、プリメインのEAR859に始まりプリアンプではEAR834Lと2台のEARを経験してきました。
EARシリーズは、真空管アンプとは思えない無音時の静粛感、音質は英国アンプらしく華麗で柔和、但し鮮烈さと言う面ではやや弱いです。
そしてサンバレーSVー722は、真空管フォノイコSVー6、真空管パワーアンプSVー2(2007)と言った極めて組立が簡単な(基板1枚をハンダ付けすれば出来上がり)キットを2台組立てただけに過ぎない私のスキルには、あまりに難易度の高いアンプでした。
音が出せるまで何度もハンダや配線をやり直し最終的にギタギタになってしまい「大丈夫か?」と思いましたが、出て来る音の鮮烈さのとりこになってしまいました。
しかし悲しいかな、無音時のノイズは盛大でEARとは比較になりません。
「EARの無音時の静粛性」と「SVー722の鮮烈な音」を組合わせたような真空管プリアンプを探していました。
そこで目にしたのが「AIR TIGHT」ブランドの「ATC-1」と言うプリアンプでした。
AIR TIGHT ATC-1は、EAR834L+SV-722となるのでしょうか?
さて肝心の出て来る音なのですが…
世評では、AIR TIGHT社の社員の方はLUXMANから独立し設立したこと「真空管の良さを残したアンプ」「いや、そんな古いノスタルジィに捕われない音」と色々な世評があります。
私も後者の「ノスタルジィに捕われない音」とSVー722の持つ無音時の不快なノイズが消えていることを期待しました。
ところが様相は少々違ったようです…
電源ONし出て来るノイズは「質」は違いますが「量」はSV-722同等…これには正直がっかりしました。
「熟練工の組立てる完成品」と「素人が失敗しながらなんとか組立てたキット」に大きな差がない…。
また「真空管プリアンプのノイズはこんなものなのか?」と考えてしまいました。
実は12AX7と互換球で低ノイズの5751、しかも東芝の5751に換装したのですが変化は見られませんでした…
ノイズの「質」の違い、
SVー722のノイズは高域の目立つ「シャー」と言う高めのノイズ、
ATC-1のノイズは中低域の目立つ「ズー」と聴こえるノイズ。
そして、このノイズの傾向が不思議なことに音質にも出ています。
ATC-1の音は、中低域を中心とした太い線で描写した押し出しの強い音。
私が期待したのは、やや線の細いシャープな音でしたので、これは全く目論み違いでした。
この「太い線で描く音」が「暖かい音」と支持する人がいるのでしょう。
ヤマハC-2X同等のシャープさで、半導体では得られない真空管の「ガラス」をイメージするような透明度をもったハイスピードな音を期待していました…。
ATC-1は私の期待した
「EAR834Lのノイズレス+SVー722のハイスピード」
とはなりませんでした。
SVー722のシャープでキレの良い音が懐かしいですねぇ…。
私のSV-722は、マッキントッシュC22タイプだったのですが次はマランツ7タイプにトライしてキレの良い音に浸りたいですね。
手放して分かるSVー722の良さ(笑)
SV-192Sにはなんの未練もないのですがSVー722には悔しさが残ります。
自分のスキルが未熟な時に出会ってしまった音楽性の高いアンプ…
もし今2台目を作るとするなら、カウンターポイントやYAMAHA、そしてMFと言った優秀な半導体アンプを手にしていますので焦ることなくじっくり構えて組立できるでしょう…。
今ならアンプマイスターのくまさんがSV-722に新しい「対策・改良」の施し方をブログで記事にされていますので、進化したSV-722に出会えるかもしれません。
Commented by きゃーる at 2010-08-19 01:25
AIR TIGHTといえば、かなり高級な球アンプブランドですよね^^
いい質感ですね。電源部も遮蔽されてますね^^
しかし好みの音質ではなかったですかorz
SV-722手放したんでしたっけ・・・
クマさんチューニングすごそうですよね^^
SV-722はアンチキット屋さんでも一目置くプリのようです。
操作性は・・・ですが音は申し分ないです^^
私のSV-722(マランツ)もいつかSBD化するかなあ・・・
プリといえば、マッキンC22オリジナルの結構程度のいいもの(らしい)が30万台で売られてましたが、買いなんでしょうか?^^;
Commented by へうたむ at 2010-08-19 05:24
アンプのノイズはシステム全体として計算づくで処理すべきものだと思います。かなりの高利得を持たせたプリ(マッキンやマランツなど、過去の名機に倣った回路構成では、どうしてもこうなります)に、ヴォリューム全開のパワーをつなげば、どんな高級品でもホワイトノイズは出ます。
EARは、システム全体でゲインを調整したり、何らかの回路デザインを施していたのでは?
Commented by 元新潟のU at 2010-08-19 05:42
無音時の静寂性を追求するなら半導体では?という気がします。
音楽性で言うなら別ですが…
SV-722 クマさんスペシャルには興味がありますね〜。
Commented by rhr_nally at 2010-08-19 08:25
EARは、システムトータルと言うより、単品のノイズの少なさは極まっていると思います。
私が使用していた時は、当然メインは全開ですよ(メイン全開でないと気がすまないたちです(笑))。パラヴィチーニ氏は、動的な特性もさることながら、静的な良さ「デザイン」「ガジェット」「ノイズ」を上手にコントロールされていたのではないかと考えてます。
Commented by rhr_nally at 2010-08-19 08:31
>無音時の静寂性を追求するなら半導体では?という気がします。
はい、しかしながら世の中には半導体並の無音時の静粛性の高いアンプも存在するんですよ。でも今回の経験で、真空管プリのノイズについて整理出来てきた気がします。
確かaltunmさんはプリの前にトランスを入れて電源の持つノイズを減らすことをされていたのでそれも奥の手と考えていまして、無音時のノイズ対策は色々ありそうですね。
我が家の主力プリは全て半導体なので、無音時のノイズは悩みませんが、SV-722には「音楽の鮮度」と言う面で心惹かれますね(個人的には「アドバンスさん凄い」と感じています(笑))
くまさんスペシャル"SV-722"は、大変参考になるのでもっと色々知りたいところです。
Commented by へうたむ at 2010-08-19 22:16
2ch板ですが、A&Mはノイズの件で送っても何もしてくれない、云々の書き込みを見ました。
ATC-1は、高利得の12AX7を5本使っているということなので、ラインアンプも全部12AX7なのですね。これではやはりノイズ多くなりそう‥‥
ラインアンプは、低利得・低インピーダンスの12AU7や6DJ8を使うのが、近来のプリでは主流ではないか、と…。
お値段的に比べるべくもない感じはしても、TU-875と比べられたでしょうか? たぶん TU-875のほうがローノイズですよ。
ノイズが増えても12AX7を多用して彫りの深い音色を出そう、というのが、むしろマランツやマッキンなど古典プリに学ぶ日本のマニア、技術者の多数かもしれません。もちろん、これはこれでポリシーです。
が、近代的な低雑音を狙うと、また別の回路構成が必要でしょうし、その辺の独創性は、あのパラヴィッチーニのオヤジなんかの独擅場なんでしょうね。
Commented by なめ仙人 at 2010-08-20 16:20
プリアンプは難しいですねぇ〜! 微小信号を取り扱うプリアンプは、ノイズ問題、SN比は大きなウェイトを占めますから。。。 如何に音色感が素晴らしくても、ノイズで微小レベルの信号が消失してしまうのでは意味が有りません。
そのような意味で、タマのプリ選びは非常に難しいでしょうね。カウンターポイントのハイブリッドプリでさえ、石の圧倒的な高SN感(例えばマクレビNo.38SL等)を経験した後だとノイジーに感じましたからね。
しかし、AIR TIGHT ATC-1、見た目は魅かれます。ロゴプレートといい、全体のつくりといい、ラックに置いておきたい雰囲気がありますね。ホント、ノイズの問題さえクリアになれば・・・・ですねぇ〜σ(^_^;
Commented by rhr_nally at 2010-08-22 10:20
利得とμの関係を知らないのですが、12AX7に対してμが70%程度しかない5751でもこの傾向は変わりませんでした。
12AU7や6DJ8のことは、へうたむさんに説明されると頷いてしまいますね(説得力があります)。
TU-875はご指摘の通りです。
電源も別体ですからね、ただTU-875のポテンシャルはもう少し欲しいところです(欲かいてます)
パラヴィヴィチー二氏の回路理論は理解出来ていませんが、独創性は目を見張りますよね。
マランツ7やマッキントッシュC22の回路のオマージュ(嫌いな表現です(笑))的なものではなく「現代真空管回路」的なところで攻めて欲しいものです…勝手な言い分ですけど、そこをAIR TIGHT に私は求めたのだと思います。
Commented by rhr_nally at 2010-08-22 10:33
レビンソンとマッキンなら私はレビンソンの方が雰囲気が好きかなぁ…。
はい「球のプリ」は難しそうですが、なかなか鮮烈ですよ。
AIR TIGHTは「次世代の真空管アンプ」を期待したのですが、パラヴィチー二氏
ほど前衛的ではなかったようです、
AIR TIGHTの人が読まれたら激昂されるかもしれませんが、過去の範疇だった気がします。過去の範疇で良いなら、私はAIR TIGHTは選ばないかな…。
ガジェット的には最高ですけどね(笑)
Commented by merlion at 2010-08-25 07:36
実はATC-1のノイズは先日AvantgardeのDuo Mezzoとの組み合わせで聞いたときに妙に気になったことを思い出しました。私もチューブを使っていますが、「古いノスタルジィに捕われない音」を志向してAudio Research (VT200MK2+LS26)の組み合わせです。ノイズで悩まされたことはなく、ローインピのPL300でもうまくドライブしてくれています。
Commented by rhr_nally at 2010-08-27 08:57
ATC-1は同じ感想を頂け「やはり」と感じています。
また同時に今までの経験ではEARを除いたところの「真空管プリのノイズってこんなものかな」って解釈してます。
http://rhrsp.exblog.jp/13108804/
SUNVALLEY試聴記 〜前編 プリ試聴…2年ぶりです〜 2011年 07月 08日
サンバレーさんで試聴するのも久しぶりですね…2年ぶりかなぁ…。
サンバレーさんの試聴室に出入りしなくなった理由は簡単で「聴きたい機種がなかった」からです。
しかし反面、SV-722(TYPE:C22)を手放した後にあの鋭く伸びる高域と透明感のある音色が忘れられず「チャンスがあったらまた手に入れたいなぁ…」と思っていました。
「真空管プリが欲しい…」と言う思いは強くあるイメージを持ちながら途中、AIR TIGHT ATC-1を手に入れたりしましたが私のイメージと少し違っていました。
あと個人的にEAR 834Lも一時所有していたのでEARも気になるのですが834Lの上のクラスになるとなかなか手が出ません。
そんな時、耳にしたのが「サンバレーさんのSV-310がV型になって復活した」との情報。あのプリアンプは、個性的なプリなのでこれには非常に興味があります、そしてネット上で試聴コメントをなかなか見かけない「SV-192A/D」も興味があります。 そんなこんなで試聴室に出向いたのです…
SV-722(TYPE:M7)
以前私は、C22タイプと呼ばれるものを所有していました。
このプリは、非常に澄んだ音色を聴かせるアンプでした。
この「澄んだ音色」を聴かせる プリアンプは非常に貴重だと思うのです。
音色は真空管のもつイメージの「暖かさ」と言うより「切れ味の鋭いソリッド感」が非常に心地良く私の好きなMALTAのサックスなんか抜群の切れ味。
手放した後に分かる良さですね(笑)
今回は、C22ではなくより高域が冴え渡ると評判のM7タイプを試聴させて頂きました。予想通りの伸びの良さですね…真空管のガラス管の澄んだイメージそのものだと思います。このソリッドな感じがツボに入ると心地良い…私的にはこのプリの出すサックスやトランペットの音色はいいですねぇ…。
タイプとしては「音場型」
広く澄んだステージが広がる感じがなんともいいですね。
このプリの難儀なところは「キット作製」でしょう。
もちろん、完成品もあるので完成品を選ぶ選択肢もあります。
SV-310V
どうです、この個性的なデザイン…ガジェット感にこだわる私の心をグラグラさせます(笑)
他でも出会わない「異様な形状なプリアンプ」ですよね…。
今回私が一番注目しているアンプです。ただ
「音質についてはトランスの支配力が強いのではないか」
と先入観を持ってしまいます。レコードプレイで言うところのMCカートリッジの「フォノイコの音色」と「昇圧トランスを通した音色」的なイメージでしょうか…。
先入観はさておき、実際の音を聴いてみましょう…
これが良い意味で期待を裏切ってくれます。
SV-722対比極端なトランス色がついている訳ではなく、サンバレーさんのプリらしく「透明感のある澄んだ音色」を基礎に「やや温度感のある」トランスの音色を足した感じです。
カートリッジの昇圧トランスの様な音色でなく、このトランスは上品に上手くまとめられていると思います。
ひょっとすると以前のトランスの方が「濃い」音色だったかもしれませんが、V型の橋本電気製トランスは「適度な濃さ」に感じます。
タイプとしては「音像型」ですが、SV-722をやや「音像型」にした程度で「音場」は広いと思います。
これは、見た目も音色もなかなか楽しいプリですね…いや、予想外(笑)
SV-192A/D
このプリの多機能さは、ここでは説明のしようがありません(笑)
さて出てくる音なのですが…
思わず腕組をしてうなってしまいました(笑)
どうして「うなってしまった」のか…このプリは、SV-722との差が見つけにくい…SV-722系の音色です。
透き通り伸びる高域と広がる音場…ただ、よーく聴きこんでみると個人的にどこかSV-722の方が音が「シンプル」に聴こえます…
まぁ、これだけ機能てんこ盛りになりますと回路も複雑ですからね…。
ここは、機能差で選べばいいかと思います。
と久しぶりに3機種ものプリを試聴させて頂きました。
非常に興味深い試聴でしたが一貫して言えるのは、どのプリも「澄んだ音色」がすることでしょうか。
http://rhrsp.exblog.jp/15084601/
22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/02(土) 22:30:32.57 ID:xINzPju6
マッキントッシュMC275に回路がそっくりのアンプあるけど・・・
本物のMC275 :歪率0.5%以下/75W時(保証値)
275のそっくりさん:歪率10.0%/55W時(社内試作時の結果)
いや分ってる。そう・・・、特性なんて関係ない。値段だって全然違うんだ。
そんなこと疑問に思うことが間違いなんだ・・・!
23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/03(日) 12:38:33.51 ID:q3KTU1uR
こういうのってマッキントッシュに許可取ってんの?
24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/03(日) 15:22:25.01 ID:HHyZwMUQ
>>23
取ってない。
この他にもそっくりさん商品多数有り。技術情報等も他所から無断引用多数。
コンプライアンス、モラル無視のデタラメ業者。
25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/03(日) 15:38:34.57 ID:q3KTU1uR
マジで?w
26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/03(日) 16:56:30.56 ID:MZAF2vma
バイファイラー巻きはマッキンに許可取らなくてもよかったと思うよ。
たしか特許の有効期限はとっくに過ぎてる。
模倣するのはいい。取り入れる事は悪いことではない。
本物のスポーツカーを買えない人が、模型を買って愛でるということはある。
おもちゃ相手に熱くなっても仕方ないさ。それはそれで趣味の世界。
27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/03(日) 19:00:52.62 ID:BH7cVKl/
技術が全く無くて中華に丸投げなのに、本家に勝るかのような誇大表現なセールス手法。
中身は当然本家と同じ訳もない粗悪品。
外観と型番をそっくりにし、本家を連想させ期待をさせる詐欺的誇大表現で、
また煽るような売り方を数々行ってきた悪質な業者。
28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/04(月) 05:03:36.65 ID:pHCC/xcK
英国本家QUADUの本物 :歪率0.3%/12W(保証値)
産婆霊のQUADUのソックリさん :歪率 10%/15W
ラジオ技術QUADUレプリカ(非買):歪率0.3%/20W(実測値)
言論の自由は結構ですからね。でもね、特性と音は関係ありませんよ。
批判するなら聞いてからにしてくださいよ。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1334442103/
RE787さん
私は、サンバレーのSV-722(C22)を所有していました。
まず、価格を優先してキットタイプを購入すると制作難易度が結構高いです。特に、6本の真空管と基板から出ている素子の足をハンダ付けするのは、かなり難しいです。
オリジナルマッキンC22もチャンスがあり試聴しましたが、SV-722(C22)とは全く別物です。
オリジナルの様な「熱い」「ネットリとした」音色を求めると外れます。
SV-722はマランツ7タイプとマッキンC22タイプの双方ともにどちらかと言うと澄んだ」「透明度」の高い音色です。
サンバレーブランドですが、中身はアドバンスと言うメーカーの製品です。
ADVANCE AUDIO
http://www.advance-audio.com/
アドバンスカラーの強いプリアンプと理解して下さい。
トーンコントロールは、内部にディプスイッチが付いていて、ON/OFFの2段階で調整できますが、連続可変でないため期待する程のトーン調整が出来るか不明です。
またいちいちボンネットを開けなくてはならず、実用的かと言われれば疑問です。
もし、興味をお持ちなら同じアドバンスさんの08-TEQをお勧めします。
こちらは制作難易度も低い(ブロック枚の基板ハンダ付けする程度)価格もSV-722に近似しておりお求めのトーンコントロールも充実しています。
2012/06/19 22:18 [14701193]
サンバレーは色々なメーカーの寄せ集めですね。
やはりオリジナルのC22を買うしかないなのでしょうかね?
フェイクは近い音にすら届かないのでしょうね?
独自で負けないようなプリアンプはないものでしょうか?
とても参考になりました。ありがとうございました。
2012/06/23 22:33 [14717251]
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=14678057/
エレキットさんのキットアンプは有名でその音質も高い評価を受けている。
アドバンスさんのキットアンプも有名でその音質の評価も高い。
ソフトンさんのDAC MODEL2もその音質の高さとコストパフォーマンスの良さから有名。
そんないずれの商品もサンバレーさんは取り扱っている。
サンバレーさん自身は製造出来る訳でなく、商社機能が中心。ただ、単なる商社でなく一般的な知名度はなくて優秀なアンプメーカーなんかをプロディユースしてサンバレーさんの販路で販売しているのだと思う。
このプロディユースの際、音作りの意向を明確に伝えるのだろう。そこでは、セールスエンジニア的にある程度の技術力がないと話もできない。そして有名ではないが優秀な技術と製造ラインをもつメーカーとタッグを組むもんだからコストパフォーマンスの優れたaudio機器が生産出来るのだろう。
そしてこれは邪推だが、「キット」と言う手法を使うことで商社にとって一番リスクの高い「品質保証」を自己責任にしてクレーム費用を回避するのだと思う。小さな会社(豊田自動織機グループだから決して小さくはないけど)がクレームのリスクを背負うのは非常に厳しい。「作ることの喜び」と「クレーム費用の回避」を上手くミックスした商売だと思う。
http://rhrsp.exblog.jp/9236569/
おかえりなさい… 〜Sunvalley SV-722修理完了&Modefai〜 2010年5月15日
春の武者修行を前に私の真空管キットプリ、サンバレーさんのSV-722が沈黙したことは、レポートさせて頂きました…。
いや、本当に機器の故障とは悲しいものです。
「どないすんねん…こいつ」と呆然とSV-722を眺めていて、ふと…「そうだ!Altumさんに相談しよう」と思いついたのを通り越してAltumさん宅に持ち込んでしまった次第(笑)
Altumさんは、私のド厚かましいお願いに嫌な顔一つもせずSV-722を修理してくれました。
今日、我が家に戻ってきたSV-722に灯を入れてみました。
「おかえり、SV-722…」
でもAltumさんは、ただ修理しただけではなかったのです…。
SV-722について、少しおさらいしておきますと。
この製品は、サンバレーさんのキットアンプですが基本設計・製造は「アドバンス」さんの様です。
マッキントッシュのC22を範としたものと、マランツ7タイプを範としたものの2種類があります。
双方共に共通なのは「澄んだ音」がすることでしょうか。
半導体のプリとは、趣を変えた「鋭い」音がします。
これは、真空管にノスタルジーを求める人には向きません…ね(笑)。
個人的な感想では、
マッキンタイプは、どちらかと言うことコントラストに主眼をおいたタイプ、
マランツ型は「その鋭さ」を伸ばしたタイプでしょうか。
私は、マッキンタイプを選んでいます。
このアンプはハンドリングとノイズに難があります。
そもそも、プリのような繊細な信号を扱うアンプを「キット」として組立てていいのかなぁ…と言う疑問はありました、アクロバティックな配線に焦げそうなリード類。
悪戦苦闘の末、完成し恐る恐る灯を入れてみて、ぐったりとした体に飛び込む鮮度の高い澄んだ音…
「やった!」とほくそえまずにはいられないのです(笑)
しかし…その「音の鮮度」とトレード・オフしてしまった無音時のスピーカーから聴こえる「シャー音」の大きさ、
確実に電源を落とさずにピンケーブルの交換なんぞしようものなら「ボンボン」と共振と言いますか振動音と言いますかSPから出てきて「ぎょっ!」とします、半導体アンプとは大違いです(いや、半導体アンプも電源落とさないといけないんでしょうが、横着効かないですねぇ…)。
もちろん「ガジェット」感を求めてはいけません(笑)
このアンプの一番寂しいのがこの部分です…ね。
プリアンプは、ユーザーにとって操作頻度が一番高く、システムを支配する一番偉い人(笑)。
そんなアイテムには「ガジェット」感は欠かせないと思うのですが…確かに「キット」ですよ…でも二桁万円払う訳ですから…
いえね、マッキンやマークレビンソンに追いつけだの、EARやアルケミストを追い越せなんて絶対言いませんけどメーカーさん…
でもまぁこんなものかも知れませんね(笑)
最近同社から出たプリは、私には業務用機器にしか見えませんから数倍プリらしいか…(やばいやばい(笑))
機能・音質最優先で得たハイスピードで鮮度の高い澄んだ音。
CounterPoint Solid-M8の熟れたオレンジの柑橘系的甘さを含んだ音と対照的な音が聴けるものです。
(これも組合せ次第だと思います、我が家では真空管メインとM8の相性がいいみたいです)
SV-722は、まるで辛口の口に含むと痛いウイルキンソンのジンジャエールみたいな味です。
これがクロックチューンしたTL51X改とサンバレーさんの細身に傾くDAC SV-192Sと合わせると真空管のノスタルジーなんて微塵も感じさせない鋭い突き抜けたモニター調の音が聴ける…なかなかいない個性の持ち主なのです。
でも…「もう少し、無音時のノイズが少ないならなぁ…」
これは、SV-722ユーザーの皆さんの悩み(私だけでしょうか?(笑))のようです。
特に高能率な、TANNOYのユニットとは相性が悪いようです(笑)
そんな手放し難いSV-722がAltum工房にて修理完了し戻ってきました。
測定結果メモ…さすがです…
久しぶりにワクワクして音だしです。
まず一聴して驚いたのが、いつも聴く音量での無音時のノイズの減少です。
「シャー音」が確実に減ってます。
もちろん、ボリュームMaxの状態ではノイズ「シャー」「ブーン」はしますよ、でもいつもの音量ではステップダウントランスの唸りの方が耳につきます(これも最近なんですよ…嫌だなぁ…)。
いやぁ驚きました。Altumさんからは「少し減りましたかね」とのコメントでしたが私には十分過ぎます。
こうなってくるとですよ…
少しでもノイズを減らそうとして装着していた12AX7の互換球5751を元のSOVTEC12AX7-LPSに戻してみようかな?と言う気にさせます。
露球は、個人的にチャイナ球なんかとは違い「鋭さ」や「硬さ」が出せる球だと思うのです。
私が、このSV-722に求めている「澄んだ鋭さ」にまさにジャストミートするのではないかと…。
さて12AX7-LPSに交換してみます。
ここで大活躍するのが、以前ご紹介したテクソルさんで販売しているエレハモ印の「チューブグローブ」です。
SV-722ユーザーになら分かってもらえるのですが、6本の12AX7を交換するのに5分とかからないのですよ!(このグローブを手に入れる前は、ひどい時、1時間は必要としたかもしれません、特にSOVTECは他の12AX7より太いのです)。
これは、もう奇跡としか言いようがないのです(笑)
出てくる音は…
あれぇ…以外ですねぇ…このキットのマッキンらしさが出てしまいました(笑)
中域が厚く、線が太くなるんです…いや当然十分分解していますよ音を…でも5751の時の方が細身な音がしていたと思います。
でもこれが開発者が意図した音でしょうから「元に戻っただけ」なのですが…悪くはないですが、また5751に戻そうかなぁ…(笑)
Altumさんに頂いた東芝製12AX7です。日本の真空管の出来映えはさすがですねぇ…
コメント
Commented by rhr_nally at 2010-05-18 08:42
この記事の後、SV-722の数名のユーザー様よりノイズ低減の打診を受けました。
このプリが抱える共通の悩みですが、店主さまに相談しても極めて丁寧に断られるでしょうから(笑)
みんな悶々としているんでしょうね…。
本当なら、我がSV-722を実験台に提供して徹底的にAltumさんにメスを入れて頂いてもいいのですが…なにせAltumさんの300Bアンプなんて、アルテックの高能率SPを通して、ましてや三極管でシングルとノイズ的に不利にも係わらず、静寂そのものでしたから…。
SV-722も手術次第では生まれ変わるんだと思いますけど…。
でも元の音を維持できるか…ここが何事も難しい「塩梅」ですよね…。
Commented by rhr_nally at 2010-05-18 08:46
初めてメール致します。自分はSV-3を作ったのですが、全く同様にホワイトノイズが至近距離のスピーカーから耳について困っていました。
SV-3をサンバレーに送って店主様にチェックして貰っても、ノイズはおかしくないとの反応。TESLAにしても変らず。
しかし、e-bayで購入したSIEMENSのNOSのE88CC/6922(RCAブランド)に差し替えた途端、急にノイズがほとんど聴こえない状態になりました。
しかも透明感、定位、響きも素晴らしい。球による違いの大きさを実感した次第です。特に小音で聴く夜に違いを感じますね。同じ悩みの方々がいて納得しました。今後ともよろしくお願い致します。
Commented by rhr_nally at 2010-05-24 09:05
このノイズの件ですが私も低ノイズの真空管(5751)に交換してやや薄れました。
そうなんですよね、低音量でクラッシックなんかPPの時に「サーっ」では興ざめします。
サンバレーさんも「現代の真空管アンプ」と言うことで、昔は避けて通れなかったノイズ問題を「PPでもノイズは皆無」みたいなものを売り文句にしてくれれば、「最近の真空管アンプは凄い!」になってインパクトはあるのですが
「問題ないノイズレベルです」
と言われると困りますよね(笑)
そしてそれは「キットだから仕方ないか…自分の自作の腕も低いしね」と言った暗い気分にさせます。トランジスタ世代の私にしてみれば、音質に影響させず、ここはなんとか解消して欲しいところです。「昔の常識」を覆して欲しいものです。
http://rhrsp.exblog.jp/12644806/
32. 中川隆[-12105] koaQ7Jey 2018年5月08日 07:37:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
オーディオ史上で最も評価が高かった真空管アンプは
Lowther(ローサー、ラウザー)の真空管アンプ
http://www.lowthervoigtmuseum.org.uk/lowtheramps.html
真空管アンプは基本的に
1. 真空管アンプの音質や音色は出力トランスで殆ど決まってしまう
2. 真空管アンプは佐久間アンプみたいに高級なトランスを沢山使えばいい音になる
3. 出力管は出力が小さい程音が良い
4. 出力管は製作年代が古い程音が良い
5. 直流点火より交流点火の方が音が良い
6. CR結合よりトランス結合の方が音が良い
日本のガレージメーカーの真空管アンプについては
一番音が良いパワーアンプは VT-52 シングルアンプ?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/440.html
究極の出力管 _ 伝説の DA100
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/441.html
DA30 はあらゆる点で PX25 や WE300B より優れているんだけど…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/446.html
英国の気品 PX4 シングルアンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/443.html
今 大人気の WE101D _ 出力0.6Wのシングル・アンプで鳴らせるスピーカーは?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/445.html
33. 中川隆[-12104] koaQ7Jey 2018年5月08日 07:57:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
EAR は元々安物アンプのメーカーなので、以下で出て来る様な高価な出力管は一切使わないのですね:
ウェスタンエレクトリック伝説
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html
妖女ローサーと佐久間 駿 _ 失われた音を求めて
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/210.html
ドイツの真空管 1 _ RV258
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/463.html
ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html
オーディオ仲間の新年会で WE252A〜Ed まで真空管聴きくらべ
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10210
2010年1月9日に行った、地元長野県を中心とするオーディオ仲間の新年会として行われた「真空管聴きくらべ」のレポートです。
上段左から 210、250、WE300B、WE252A、PX25、DA30
下段左から RE604、LK460、Eb、AD1、Ed新、Ed旧、RV258旧、RV258新、RV239
http://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/102/10210_801.jpg
写真は当日聴いた真空管のうち、わたしが用意したもので、このほかに、
45、71A、WE252Aプリント、WE275Aナス管、4300B、AD1直管、ValvoのEd
を聴きました。ウエスタン・エレクトリックの各種丸管など、さらに多数の真空管を用意してあったのですが、途中で「このままでは肝心のドイツ球にたどり着けない」ということになってしまい、以上の真空管を聴きました。
アンプはバラック作りのユニバーサル機で、6SN7パラレル1段によるトランス・ドライブ、半固定バイアス、直流安定化電源、そして出力トランスはU808という構成でした。
お世辞にも立派なアンプとはいえませんが、これといった見どころが無い代わりに、最近の高性能トランスを使ったアンプのような個性も無く、球の違いがストレートに聴き取れました。
音源は某メーカーの音質評価用CD、スピーカーは Europa Junior KL43004 でした。
意外かもしれませんが、Europa Junior はとなりにあった フィールドの Eurodyn 以上に明瞭、かつ正確に真空管の音のちがいを表現し、比較には最適なスピーカーでした。
はじめに聴いた45は、まさしく中庸で癖のない音でした。意外にひ弱でなくて45と大差の無かった71Aに対し、210は色彩を控えた古風な音で個性的に聴こえました。250もややモノトーンながら、厚みがあって魅力的でした。なお、45と71Aのみ、別のアンプで聴き、続けて71Aを試聴アンプでも聴きました。
ここでおなじみの WE300B をリファレンスとして聴きました。写真では不鮮明ですが、3桁シリアルの1950年代のオールド球でした。繊細でありながら厚みがあって悪い音ではないのですが、ありふれているためか、みなさんの印象は薄いようでした。続いてWE252Aの刻印にしたところ、250をウェスタン風にカラフルにしたような魅力的な音に、みなさんの表情が変わり、「いいね」といった声が数人から出ました。プリントのWE252Aに換えてみると、刻印よりも少しだけ薄味ながら同様にすばらしい音でした。
このあたりで「このペースでは時間が足りない」ということになって、WE275A のナス管でウエスタンを締めくくることにしました。WE300Bを引き締めたような音で、みなさん好ましく感じていました。
ここからイギリス球で、スタートは4300Bでした。300Bを透明で格調高くした雰囲気の音を聴いたみなさんは、オーナー氏の「WE300Bより良い」という説明に納得していました。続いてはDA30で、1本目がエミッションが出ないというトラブルに見舞われましたが、2本目はこれまでの真空管とは格のちがう、スケールの大きさと繊細さを兼ね備えた音を出してくれました。音の色付けの少なさと低域の明瞭さでも優れていました。続いてはPX25で、予想どおりDA30に近い音色でしたが、若干伸びの無い感じで、全体的な印象は思ったよりも異なりました。
ここで宴席に移動してネパール料理を食べたあと、いよいよドイツ球を聴くことになりました。まずはRE604の真鍮ピンで、初期の球です。RE604にはさらに古いトップシールの球もあるそうですが、現物を見たことはありません。イギリス球はアメリカ球に比べて伸びやかな傾向がありますが、ドイツ球はそれに加えて色彩感と厚みがあるように感じます。45よりも鮮明な音でした。つぎのLK460はRE604を少し地味でソフトにした感じで、悪くありませんでした。
中型管に移って直管の Klangfilm のAD1(製造は Valvo)を聴いたところ、これまでのどの真空管とも明らかに違う音でした。みなさんしきりに「透明で癖が無い」と溜息のような感想を漏らしていましたが、そんなに癖が無いと感じるということは、逆説的に個性が強いということになるのでしょうか?そのつぎはValvoのEbで、これぞドイツという感じの厚みがあって雄大な音は、じつに魅力的でした。
AD1は写真のように即席のRV258型ソケット用アダプターを付けて聴きました。Ebよりも引き締まった、緻密な音でした。続くEdシリーズも同様なアダプターで聴きました。ValvoのEdは、たった1本なので確証はありませんが、内部構造、特性、そして音もEbと同じでした。Siemensの新型Edは、これまで聴いた古い球に比べると少し硬質な音で、「やっぱり新しい球の音だ」と、みなさんの評判は良くありませんでした。それに比べて旧型のEdは、EbとTelefunkenのAD1の中間くらいのバランスの良い音でした。ただ、音自体には高価なこの真空管を買うだけのメリットは感じられませんでした。
最後は大型管シリーズで、はじめの旧型RV258は少し硬い音でしたが、「低域がとても良い」という意見がありました。つぎの新型RV258は旧型とは異なって、色彩が豊かに感じられるのに、落ち着きのある魅力的な音でした。最後はバイアスの深いRV239でしたが、PX25とDA30のような差は感じられず、RV258の新型とよく似ていました。深夜0時までかかってドイツ球を聴き終わり、楽しい新年会は幕となりました。
さて、新年会と同じくこの記事も長くなってしまいましたが、みなさんの評価を大雑把に集計すると、直管のAD1が1番、新型RV258が2番、3番以降は意見がまとまらず、といったところでした。45系といえるRE604やLK460と45自身、(一枚プレートの)2A3系といえる300Bや275AとAD1やEdなど、製造国による傾向のちがいを越えた、共通するニュアンスを聴き取れたのも収穫でした。レンズでいえば45〜RE604系がコントラストが良くて明解なテッサー型なら、300B〜AD1系が繊細で解像度の高いガウス型といったところでしょうか。
もちろん、このような短時間の試聴で各真空管の本質的な音が理解できるはずもありませんし、1本だけのサンプルでは不正確でしょうが、ふだんから「どの球を買うべきか?」「どの球でアンプを作るべきか?」と悩める参加者のみなさんは、とても真剣に聴いておられました。もっとも、真空管による音のちがいなんて、アンプ全体からすれば一つの要素に過ぎないのですが、ついつい夢中になってしまった新年会でした。
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10210
真空管聴きくらべパートII(RV258, RV239 編)2010年5月16日
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10212
新年会の真空管聴きくらべで好評だった RV258 系の真空管について、第2ラウンドの試聴会を行いましたのでご報告します。
参加者は会場の都合で突然中止になった、サウンドパーツさんのイベントから流れて来たみなさんです。米国系〜英国系で遍歴を重ね、WE300A や DA30 などの主要球を所有する大ベテランの諸氏ですが、ここに来てドイツ系の球へと切り替えつつあります。
左から古い順に並べた RV258 と P41/800
http://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/102/10212_801.jpg
RV258 は1928年に登場したとされる TELEFUNKEN 製の球です。
古い設計なので、プレート電圧が 700 〜 800 V と高いものの、フィラメントが 7.2 V 1.1 A で 7.9 W なのに対して出力 10 W と、非常に効率が良い球です。グリッド・バイアスも -70 〜 -80 V とちょうど良いレベルで、価格も Ed や Da などのポスト・チューブや AD1 系の球に比べれば安く、とても実用的です。
R は真空管を、V は増幅器を表しますので、RV は増幅器用の真空管という意味になります。RS237 などの RS が通信用の真空管なのに対し、RV が本来のオーディオ管というのは使っていて気分が良いものです。じっさい、211系などの送信管よりも素性の良さを感じます。
300Bが実際のオーディオ用途でそれほど使われなかったのに対し、プロ用の大出力アンプで大成功を納めた RV258/RV239 は、戦前・戦中のドイツ球にしては数多く現存していますが、さすがに最近は入手が難しくなってきました。
RV258 の音は一言でいうとニュートラルです。初期の直熱3極管全般の明るく澄んだ音色に通じるところがり、特別にドイツの音だ!というほどの個性はありません。パワーに余裕があることもあって、音楽のジャンルを選ばない万能選手といえる球です。
AD1 や Ed のように暗いフィラメントの球とはちがって、明るいトリア・コートのタングステン・フィラメントなのが良いのかもしれません。いっぽう、パワーがあっても大型送信管のような鈍い音ではなく、210/VT25 のように古風な音でもありません。ニュートラルなのですが、RV258 を聴いたあとだと、ほかの球はつまらない音に感じてしまうことが多いから不思議です。
試聴は新年会と同じ 6SN7 パラレル+結合トランスのバラック・アンプに EUROPA JUNIOR で行いました。
初めはシリーズIの球で1930年4月の製造でした。TELEFUNKEN のこの系統の球には、エッチングで製造月年の表示があるので、正確な年月がわかります。最古のシリーズという先入観のためか、みなさんは少し渋めの音に感じたようです。もちろん、同じ RV258 の音のなかでの微妙な差ですし、こちらのほうが柔らかくてシリーズIII以後の球より聴きやすいという感想もありました。
2本目はシリーズIIで、1930年10月の製造でした。シリーズIIはIとほぼ同じ構造で、プレートもこの2本は同じ茶色で、シリーズIII以降の灰色とは異なります。また、電極の支持方法が少しだけ改良されています。このプレートの茶色は、純粋なニッケルを高温炉で酸化させたときの色ですので、コーティングなども無い単純なニッケルのプレートかもしれません。音もシリーズIとほとんど同じでした。
3本目はシリーズIIIで、1931年8月の製造でした。プレートの色が変わったということは、材質か表面仕上げが変わったということです。そのせいか音も変わって、非常に良いバランスです。これといった癖もなく、ニュートラルに感じました。
4本目はシリーズIVで、1932年9月の製造でした。ここまでの製造年月はわずか2年ほどで、ごく短期間に改良が進められたことになります。シリーズIIIとの違いはやはり電極の支持方法で、頂部に大きなマイカが使われるようになりました。正直なところ、わたしにはシリーズIIIとIVの間には、ほとんど音の差が無いように感じられました。
プッシュプル用に4本揃えるのは困難になりつつある RV258IV
5本目もシリーズIVですが、ベースが黒から白に変わっています。1934年7月の製造でした。シリーズIVは長期間製造されていて現存する本数も多いので、これがメジャーなモデルということになります。黒ベースのシリーズIIIとIVの差がほとんど無かったのに反して、同じシリーズIVどうしなのに、黒ベースと白ベースでは明らかな差がありました。1本だけでは個体差かも?ということになりますが、写真の物も含めて黒白ともに4本づつあって、この差は明らかでした。ベースの色のように、少し現代的でワイドレンジに感じました。ベースの材質は黒が真鍮、白がアルミです。
6本目はシリーズVで、1940年5月の製造でした。シリーズVになってようやく、1920年代の名残をとどめるトップシールから普通の形状に変わります。ここから戦中の球になりますが、作りはしっかりしており、けっして粗悪品ではありません。音も白ベースのシリーズIVに少しだけ艶を乗せた印象で魅力的でした。
7本目はシリーズVIで、1943年4月の製造でした。大戦が激化したこのころになると、わずかに品質が落ちているように見えますが、シリーズVの音にしっとりとした落ち着きを加えた聴きやすい音で、けっして悪くありませんでした。人によってはもう少しスッキリしたほうが良いと思うかもしれませんが、個人的には一番好きな音かもしれません。
8本目はシリーズVIIで、1952年9月の製造でした。これだけが戦後の球で、構造もかなり変わっています。とくに、プレートの断面が楕円形から8角形になっていて、かなり異なる印象を受ける外観です。品質は非常に高く見えます。音もガラリとちがう雰囲気で、ちょうど新型 Ed の音が旧型 Ed や AD1 よりも良くいえば明瞭で鮮やか、悪くいえば硬くて上ずり気味なのと同様でした。わたしたちの言葉では「新しい球の音」ということになりますが、もちろん微妙な差ですので、この新型管の個性がちょうど良いスパイスになることも多いでしょう。
最後はタングスラム製の RV258 である Tungsram P41/800でした。概観は金色の真鍮ベースに大きな ST管が乗ったような独特の形です。また、この球は普通の酸化物コート・フィラメントで(トリアも酸化トリウムですが)、プレートの形状も含めてナス管の PX25 に近い構造のせいか、音も普通の真空管に近い印象でした。
点灯中の RV258IV(抵抗はヒーターON時のラッシュ・カレント防止用)
以上の結果から、RV258 はどのシリーズも優れた球であって、300B のように製造年代が古いほうが良いということもなく、どれを購入しても損は無いといえます。
シリーズIとII、およびIIIとIVは見た目も音も差が小さいので、ペアで使っても良いと思います。また、シリーズVとVIのペアも許容範囲だと思いますが、シリーズVIIをVI以前とペアにするのは厳しい気がします。
その後、II、IV、VIと偶数シリーズの RV239 も聴きましたが、同じシリーズの RV258 と共通する特徴が聞き取れました。もっとも、同じシリーズなら構造や材質が同じで、ちがうのはグリッド巻き線のピッチだけですから、当然の結果といえます。
また、RV239 は RV258 よりも内部抵抗が若干低いことが音にも表れますが、PX25 と DA30 のような明らかな優劣はなく、-150 〜 -180 V とバイアスの深い RV239 で増幅段が1段増えるばあいには、かえって RV258 のほうが良い音になってしまうかもしれません。
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10212
6. 中川隆[-12103] koaQ7Jey 2018年5月08日 08:28:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
EARのパラヴィチーニが発言していたことですが、実は真空管はなんでもよく重要なのはトランスだそうです。トランスは市販品では満足できず元々手巻きで自作していたというお話があります。トランスの特性が音を決めるということですね。
トランスの特性で重要なのはアイソレートとLPFを兼ねていることだと思っています。特に現代のDACの場合はどちらの特性も重要です。現代のDAC基板は音声を作り出す源流でもありますが音声帯域外ノイズ源にもなっています。現在ではほとんどのDACが帯域外ノイズを吐き出すデルタシグマ式です。このDACも例外ではなくWM8741を使っています。DAC素子が直接置かれている基板はDACの動作とクロック信号によって汚れています。なので直接この基板にアナログ回路を接続することは帯域外ノイズの音質的影響が無視できません。この帯域外ノイズは配線を接続しただけでGNDにも伝わりますしアナログ信号路にも伝わります。マルチビットDACだと無対策でもこの帯域外ノイズが圧倒的に少ないことが最大の優位性だと考えています。
そこでトランスの出番です。GNDを物理的に分割できる上に周波数特性も制限されるトランスはこの帯域外ノイズをGNDからも音声信号ラインからも除外する役割を果たします。EARの設計は信号伝達の全段にトランスを挟み込むのが特徴ですが、このトランス段を通過する度に帯域外ノイズを遮断し基板間のノイズ伝達を防ぎます。それが結果として広帯域で見ればSNを向上させることになります(帯域内SNは変わらない)。これがEARの音の良さの秘密その1であると考えます。
次に真空管です。よく真空管は特性が悪いが音は良いと言われますが、真空管の最大の音質的優位性はその動作電圧だと考えています。動作電圧と信号電圧が高いということは外来ノイズや抵抗から発生するノイズを見た目上小さくすることが可能です。真空管では電源が300Vで信号が50Vとかが普通にあります。特に抵抗ノイズは音質的影響がかなり大きいですのでこれは重要です。抵抗は値が2倍になってもノイズ発生量は2倍になりません。真空管をつかうと信号レベルを大幅に上げることができるので半導体アンプと比べて伝達中の信号SNの観点で優位性がある、これが音の良い理由だと思います。
以上のようにEARの優位性は多段トランスと真空管の組み合わせによって広帯域SNの向上と信号帯域SNの確保、この2つの要因によって達成されていると思っています。このような設計なら緻密なノイズ対策や部品選定など一切やらなくてもよくなると思います。だからEARの内部は音が良さそうに見えません。
補足ですが、SNという概念で重要なのが音質では実測ノイズフロアだけが支配的ではないところです。オーディオではノイズ成分にも音の善し悪しがあって脳がノイズNを分離処理できるときは同じノイズフロアでも音質は悪化しません。そういうNは音質劣化の小さいNです。なので一見SN性能が同じように見えてもN成分の由来によってそこには音の善し悪しが発生します。人間の脳はNに埋もれた情報を取り出す能力があります。それは下記記事にまとめています。
人間の聴覚と音質について
http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=5214
帯域外ノイズの半導体への影響についてはこちらの記事に記載しました。
オーディオ小ネタあれこれ
http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=8087
要はいかに質の悪いNを排除するか、それが高音質のDAC設計には重要だということです。質の悪いNには帯域外ノイズ成分が含まれることもありますし、帯域外ノイズが半導体によって帯域内に変換されて入り込んでくることもあります。これも重要です。
EAR の設計はこの人間的な要求事項に最適化した設計であるからこそ、測定値が悪くても人間が聞いて高音質に感じるのだと思っています。測定至上主義の無意味さは人間が測定器ではないこと=測定器と原理も方式も違うことが理由です。測定データはメーカーの技術力指標として、まともなものを作っているかどうかの最低限の評価にしかならず、それだけで音はわかりません。
http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=9015
トランスを使用すると低域において時定数を1段、高域においては2段、つまり低域に於いては位相が90度、高域に於いては位相が180度偏移します。R・C結合では、低域の時定数が1段、位相が 90度ズレてしまいます。
そう言う意味では、トランスよりもR・C結合の方が、出来ればカップリング・デヴァイスなど無い方が良いわけなのですが、ところがどっこい、実際に音を聴いてみると、帯域の狭い筈のウエスタンのトランスの奏でる音の、何と伸びやかで聴きやすく落ち着いていることか。
電話の中継トランスとして作られた111Cに至っては、これをライントランスとして使った方が高域も素直に伸びやかで、低域には芯があり、かえって帯域が広く感じられるほどです。本来ならノイズをカットし電話の会話を聴きやすくするために帯域を制限しているトランスの筈なのですが……。
「真空管アンプってのはね、トランスに一番お金をかけなきゃ駄目だよ。マッキントッシュやマランツの音が良いのは、あれはトランスに金がかかっているからだよ」
とおっしゃった大先達の言葉が、今更のように思い出されます。
現代でも音が良いアンプ、EAR861やC.R.ディベロップメンツ、そして国産のウエスギ・アンプにおいても、トランスが十分吟味され、その性能を発揮されているからこそ、あれだけの音が出てくるのだと思います。
http://k-d.jpn.com/audio/audionote.html
現在販売されている真空管アンプの中で EAR の製品だけがノイズが出ない
こんなノイズの酷いアンプは現代では使い物にならない
今 WE91B や マランツ7C の中古品を買うと下記の様なノイズに悩まされる事になります。 オリジナルの回路をそのまま再現したレプリカ・アンプも同様です。
一方、EAR の様な欧米の現代真空管アンプではそういうノイズの対策を完璧に行っています。
やはり ティム・デ・パラヴィチーニの様な天才が作った真空管アンプと日本のオーディオ・オタクが作ったイミテーション・アンプとでは、完成度が天と地 程違うのですね。
半導体アンプに慣れていると、無音時のノイズが気になるかもしれません、特に高能率のスピーカーをお使いなら目立ちます。
サンバレーさんに無音時のノイズを相談しても
「こんなものです」
と断られますのでご注意願います。
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=14678057/
これがノイズ満載の大昔の有名アンプのレプリカを売っている SUNVALLEY AUDIO
SUNVALLEY AUDIO(旧キット屋)[真空管アンプ,オーディオ,スピーカー販売]
https://www.kit-ya.jp/
WE91B型を 10畳以下の部屋で楽しむには?
オリジナルのWE91Bはそのまま一般の家庭の部屋に設置して聴くというのには結構問題が多く 静かに音楽を楽しむためには知識とあきらめ(妥協)が必要になってきます
まぁ簡単に入力低いし
全体ゲインは高いし
は取れないし・・・・
などなど
時にはSPからブーンブーンうるさいくらいになっているのに大きな音を聞かせて
どう 91Bはいい音するでしょう?
みたいなWEフリーク?さんもおられます(-.-)
http://www.audio-collections.com/cgibin/nik/nik.cgi?log=201105&id=1305034755
WE91Bタイプの残留ノイズ対策
WE91Bタイプの残留ノイズが気になっていたが、下手に手を加えて音質が変わってもいけないので、そのままにしていた。しかし、スピーカーが高能率な分、やはり深夜などはどうしても気になる。
手持ちの関係で100Ωのハムバランサーを使用しているが、以前、MJ誌で300Bは100Ωのハムバランサーで問題ないが、2A3は100Ωではハムが取れにくいにで50Ωのハムバランサーを使用すべきだ、というような記事をみたような気がする。
参考に他の300Bsの回路図を見ると100Ωを使用しているのが多いようだが、50Ωを使用しているのもある。案外、50Ωのハムバランサーの方がハムが取れるのではないかと思い込むようになった。
ということで、50Ω2WのVRを手に入れたので、早速取り替えることに。
また、入力VRが中古だったため少しガリがでていたのでこれを新品に交換、
更に入力のシールド線をMIL規格の高級品に変更、
更に更に、310Aのグリッドキャップを中国製からUSA製に変更
となかなかの設備投資をすることになってしまった。
結果、2A3だけでなく300Bでも100Ωよりも50Ωのハムバランサーの方が少しだがハムを低減できることが確認できた。
ハムで悩まれている方、一度ハムバランサーを50Ωに変更されてみてはいかがでしょうか。
http://yuzurin.blog.bbiq.jp/blog/2010/03/we91b-da03.html
Club SUNVALLEY-私のオーディオ人生-第26回 300Bの交流点火
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-026
外装をステンレスパネルに合うように黒色塗装を施したSV−91Bアンプ
300Bの本当の音
名出力管の王様と云えば皆さんもご存じの鳴く子も黙るWE−300Bになります。刻印タイプのWE−300B、オールド管のプリントタイプ、最近まで生産されていたWE−300Bその他に中国製やロシア製、日本製の300Bが沢山あります。
巷で云われている300Bアンプはフィラメントへの供給は直流点火がほとんどで交流点火の300Bは一部を除いてありません。また再生産のWE−300B、中国製、ロシア製の300Bは音が悪いとケチを付ける真空管マニアの方が沢山いますがその様なマニアは直流点火でしか聴いた事の無い音を判断して評価しているのではないだろうか、
オールウェスタンを愛用しているスーパーマニアで小松市にお住まいの中氏に言わせると本来の300Bは交流点火で動作するのが本物の音と力説していますが、この件に関しては私も同感ですが残念ながら交流点火の音を一度も聴いた事がありませんから正直わかりません。
大橋氏の店主日記にヒーターの交流音と直流音の違いの日記が載っていた記憶がある。直流点火は音痩せするが交流点火の場合はゾリゾリ感のある音になるらしい、またハムノイズを嫌ってバッテリー電源でフィラメントを供給すると確かに残留雑音は低下しますが痩せ細った音になるらしい、またすべての300Bアンプを交流点火に変更すれば良いとは云えない、
雑誌の記事で発表している先生方、俺こそは自作アンプの師匠とか達人と豪語しているマニアでも残留雑音の多さに悩まされるのを避けて直流点火の300Bアンプで製作されるのがほとんどだ、
その昔、故浅野勇氏が設計された75−76−300B−274B、伊藤喜多雄先生が発表された6SH7−6SH7−300B−274Bはすべてオール交流点火のアンプです。
かの有名なウェスタンの91Bアンプも交流点火である。確かに300Bアンプを安易に交流点火にすれば膨大なハムに悩まされるのは間違いないと思うが製作の基本を守ってきちんとセオリー通りに組み立てればそれなりに上手くいくのではないだろうか、
私の聴いた300Bはすべて直流点火になりますから交流点火の300Bは聴いたことがありません。一度自分で組立ながら交流点火の音と直流点火の音の比較をこの耳で確かめてみたい好奇心がある。
交流点火の残留雑音
300Bをプッシュプルにして交流点火で行うとハムの打ち消しで残留雑音は少なくなりますがシングルの場合は打ち消しがありませんから一つ間違えるととんでもないハム音に悩まされます。
また直流点火方式は上手く作れば残留雑音は0.5mmV以下に抑えることは可能だが交流点火の場合は下手をすると10mmV以上の膨大なハムに悩まされ音楽を聴くどころの騒ぎではなくなるから自作アンプマニアはハムに悩まされるのを嫌がって簡単な直流点火で逃げてしまう、またこのWE−300Bに限ってと思うがこの球はフィラメントノイズの多い球であるのがわかったのとフィラメント電圧が5Vであるがため難しさが先に来る。回路図も読めない、修理や回路変更、改造も出来ないマニアには絶対無理であるから簡単に交流点火方式に改造することは望ましくない、
今回は自分のノウハウを注ぎ込んでこのWE−300Bを交流点火にして実験を兼ねて挑戦することにした、もし上手く行かなければダイオード、3端子レギュレターを残して何時でも直流点火に戻せば失敗しても気にはならないはずだ、目標としている残留雑音は3mmV以内に抑えれば成功と思う。また比較対象にしているPP5−400シングルアンプは全段交流点火に係わらず残留雑音は1.3mmVに抑えてあるアンプですからこの91Bアンプも全段交流点火方式にすれば完成後に交流点火同士の音の違いを十分比較することができる。
テスター1本と永年のノウハウと耳だけで作る91Bアンプ
本来は周波数発振器、ミリバル、オシロ、歪率計等の測定器を駆使して調整しながら1台のアンプを仕上げるが91Bの回路は決まっていますから今回は測定器にご厄介にならずテスター1本と永年のノウハウと耳だけで作ることにした、
お医者様なら聴診器と永年の感だけで病気を当てて治すようなものと良く似ている。また折角今迄使用してきた91Bアンプだが皆さんは自分で完成されたアンプを再度オーバーホールして作り直す阿呆な方はまずいない、完全にオーバーホールするのには勇気がいるがY下は異端者ですからAC点火のためならオーバーホールも苦にならない、
91B回路の変更点
今回は自分の納得のいくパーツを使うことにした、例えば抵抗器はアーレンブラッドレーに統一、カップリングコンデンサーはスプラグのバンブルビー、カソードパスコンは銀タンタルコンデンサー等である。また配線色は多色を使えば誤配線は少なくなるのをあえて同一の線色にして製作したが誤配線の元になる恐れがあるから真似をしないでほしい、
問題となるフィラメントの供給電圧はSV−91Bの場合は300Bのトランスのタップは7Vですからダイオードブリッジを使って直流に変換後3端子レギュレターで5Vにして供給していますが交流点火にする場合は7Vタップからドロッパー抵抗を入れて5Vに下げないと使えない、また310Aのフィラメント供給電圧は10Vですからこの部分もドロッパー抵抗が必要になってくる。91Bのヒーターのタップはセンタータップが出ていませんからハムバランサーを使わなくてはならないのが少し不利な条件になってくるのと91Bのシャーシースペースが直流点火用の設計であるがため製作は大変困難を要するからパーツ配置、引き回し配線等を十分考慮しないと改造することは難しい、
7回も作り直した91Bアンプ
SV−91Bアンプの回路を変更してフィラメントを交流点火にするのはシャーシースペースが不足しているので無理のような気がする。本来は交流点火にする場合はモノラル2台で作るのが正しいと思う、特に電源部からのノイズの影響もあるので対策を施さずに製作すると失敗してしまう、今回は直流点火に戻したり再度交流点火に変更したり試行錯誤を繰り返して7回も作り直したため人には見せたくない汚い中身になってしまったのだが交流点火には限界があるような気がしてきたがこれが最後と思い電源回路を手配線からプリント基板に作り直すと今迄悩んだハム音が少なくなってきた、
もう少し抑えれば完璧である。最後は皆さんには教えられないマル秘テクニックを使ってテストをしてみたら自分でも納得のいく雑音レベルまで下げる事に成功した、
直流点火方式に戻しても91Bアンプはこの状態で聴いているのには何ら不満はない、スピーカーのそばに耳を近づけても微かなノイズしか聞えない、直流点火の場合は残留雑音の少ない優秀なアンプに仕上がるが交流点火方式にすると確かにスピーカーの近くで微かにブーンとハム音が聞こえてくるが2〜3mぐらい離れたポジションで音楽を聴くにはほとんど気にならないぐらい小さいが今回ほど悪戦苦闘するアンプには苦労を通り越して嫌気が刺したのは偽らざる事実だ、
最後の確認でミリバルを使って雑音レベルの測定をしましたらLチャンネル側は20mmVでRチャンネル側は2.4mmVであった、Rチャンネル側の雑音レベルが高いのは多分電源トランスの磁気の誘導の影響と思われるがこのレベルなら合格である。
電源回路はパターン設計を行い基板で実装、ダイオードが4本実装されているが失敗を考慮して直流点火でも動作させる予定であった、
全体の内部配線と部品実装、7回も改造をしたSV−91B
今回は作り直しが多かったため引き回し配線等は納得いかない
使用機器と音源
同じ300Bでも交流点火にしたプッシュプルとシングルとは根本的に出音の表現力が違いますから一概に絶対この音とは云えないのをご理解して頂きたい、
早速スピーカーに接続して音出しを確認した、使用機器と音源は以下の通りです。
アナログ系は
カートリッジ ELAC EMC−1 MCカートリッジ
デジタル系
CDプレーヤー CEC TL51X
D/Aコンバーター Model2
ライントランス UTC A−21
プリアンプ マランツ#7(改)
スピーカー GOODMANS 3Wayのホーンタイプ、ネットワークは自作、ボックスは米松合板を使った特注品
使用音源は
アナログ盤
ナタリーコール Still Unforgettabie
デジタルCD
マイスキー バッハ無伴奏ソナタ
以上のシステムと音源を使って試聴
≪試聴ソース≫
ナタリーコールの名盤Still UnforgettabieのLPレコードで録音は大変良く一番のお気に入りだ、CDとは違う温かみのあるアナログらしい音、
いつものリファレンス用マイスキーのバッハのチェロ
交流点火と直流点火の音の違い
まずはテスト的に交流点火と直流点火のフィラメントの切り換えは配線を少し変えるだけで分かるように全段交流点火と全段直流点火にした、全段直流点火の音ですが、まったく問題なくいつも聴くWE−300Bらしい音色で中域の厚みと抜けと味わい深い音で油の乗りきった素晴らしいサウンドだ、ナタリーコールの歌声は色気満点で心地よいサウンドでさすがアナログレコードらしく心に響く、
デジタルCDはマイスキーのチェロの胴鳴りが大変心地よく聴かせてくれる。もうこれ以上は望まないと云えるぐらい良い、自分で納得しながら電源を落としてすぐに配線を変更して再度投入、投入後はブーンとハムが聞こえ始めたが時間の経過と共に無くなっていく、15分後に早速マイスキーの無伴奏チェロをトレーに入れて音出し開始である。不安と期待でこの時ほど緊張した事はなかった、
チェロが鳴り始めると先程の音とは別な音質と音色を持っているのがわかる。今迄聴いてきたチェロの響きや音色が違うのが一目瞭然で何とも云えない心地よくゾリゾリ感にふくよかさと奥行き感を伴ってしかも不思議と先程の直流点火と違って暖かい響きが特徴だ、
ナタリーコールは濡れ色的な甘い囁きのある声で男心を燻ぶるのには参った、これがWE−300Bの音なのか今迄聴いてきた音とは違う、直流点火のWE−300Bを交流点火にすると別の300Bに聞こえて来る。WE−300Bの音は交流音と直流音の2種類の系統を持ち合わせている新しい発見でもあった、
直流点火でも不満はないがマニアの間で評価されているWE−300Bや他の300Bの音は直流点火の音を聴いて良い悪いと評価しているが交流点火の音は言葉では言い表せないもっと奥が深い音に変わるがこれこそ本当の300Bの音なのかも知れない、
PP5/400 vs. WE300B
PP5/400はイギリスのEdiswan Mazdaが1920年〜30年代ごろに製造されたオーディオ用の直熱三極管になります。同等管は有名なPX−25があります。このPP5/400も全段交流点火を採用したアンプですからWE−300Bなら相手にとって不足はありません。早速鳴き比べを行いました。使用音源はナタリーコールとマイスキーのバッハのチェロソナタです。
先にPP5/400を聴いてからWE−300Bに切り換えて聴き比べしました。
PP5/400は高域の抜け具合、中域の瑞々しい爽やかな透明感のある素直な音質は大変好感が持てて特にマイスキーのチェロの響きは直熱三極管らしくさすが英国の名出力管の面目躍如で音の押し出し感は見事です。次に300Bと比較しますと300Bは高域の抜けも然ることながら音に粘りがあり低域の安定感のある土台のしっかりした音作りと味のあるサウンドになっている。此処まで来ると正直好みの世界になる。
最近のWE−300Bはオールド管でも新しいタイプでもあまりにも高価になってしまったのでどうしても中国球に頼らざるを得ないが上手く作れば中国球でも十分使えるはずだ、今回はWE−300Bで行ったが中国球で交流点火すれば今迄とは違う顔の表情が出ると思うから一度テストしてみたいものである。PP5/400はウェスタンに負けないヨーロッパの名球の一つでもあるが音質音色これは好みと云えば好みですがこの球も大変希少価値があるのと非常に高価になってしまった、
WE−300Bと比較に使用した自作のPP5/400アンプ
左側がヨーロッパの名出力管PP5/400ナス管、右側はウェスタンのWE−300Bになります。
あとがき
今回のコラムはWE−300B交流点火の音を題材にしましたがWE−310Aを含むすべて交流点火方式を採用した為一概にこれが300B交流点火の音とは断言できないのと前段とドライバー管の310Aのみ直流点火にすれば残留雑音は少なくなるような気がします。
今回は交流点火を試みたが決して直流点火は悪いとは思っていない、300Bは直流点火のSN比の良さで比較すると点交流点火は惨敗だが暖かみのある特徴もあるからこのコラムを鵜呑みにして無闇に改造しないで頂きたい、一つ間違えるとトランスや大切な球を壊す恐れもあります。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-026
こんなノイズの酷いアンプは現代では使い物にならない
今 WE91B や マランツ7C の中古品を買うと下記の様なノイズに悩まされる事になります。 オリジナルの回路をそのまま再現したレプリカ・アンプも同様です。
一方、EAR の様な欧米の現代真空管アンプではそういうノイズの対策を完璧に行っています。
やはり ティム・デ・パラヴィチーニの様な天才が作った真空管アンプと日本のオーディオ・オタクが作ったイミテーション・アンプとでは、完成度が天と地 程違うのですね。
吟醸電源 _ 電源にまとわりつくノイズを退治する話
現代に適したアンプ回路
古い時代に設計されたアンプの回路を見ると、そのシンプルさに驚く。現代では、このような回路では、電源の影響で、音質の劣化が著しいだろう。私は、昔の回路設計が悪いとは思わない、むしろ現代の設計が見習うべきところも多いのではと思っている。私が申し上げているのは、おそらくは、20年前、さらにもっと以前は、オーディオ装置は、同じ装置であっても、もっといい音で鳴っていたに違いないということだ。
これは、AC電源の品質による。現代の家庭用の100Vの電源は、あまりにノイズで汚染されているのだ。特にディジタル装置から発せられるノイズの凄まじさには、おそろしいものがある。ACに乗った高周波のノイズは、電源トランスを貫通し、信号経路に混入し、混変調を発生させ、ひずみの元凶となる。電源雑音による音の違いは、システムのグレードが上がると顕著になる。時間帯により、音質に大きな違いがあるというのは、AC電源品質が時間により変わることが、音に反映しているということであり、システムのグレードがかなり高いという証拠でもある。
真空管アンプがブームであるが、多くは古い時代の回路が基本になっている。これらの回路は、昔、AC電源が”清流”だったころに考案されたもので、当時は、問題なく優れたものだったが、現代の電源事情では、十分な性能を発揮できない。反面、現代に設計された、アンプでは現代の電源事情下で設計されてあり、電源の影響を考慮した回路化が成されている。そのため、昔の名器が、ソリッド・ステートのアンプの音に及ばないこともあり得るのだ。
AC電源の影響を受けにくいアンプ
私の製作した大星夜級のアンプでは、電源に重点を置いている。2A3PPアンプのB電源は、6段のパイ型フィルターで、高圧から、チョーク・インプット経由で所望のB電圧まで落としており、AC電源の影響を受けにくくなっているので、時間による音の違いは少ない。当初パイ型フィルターの段数と次第に増やしていったが、増やせば増やすほど、音質の向上がみられた。まるで、吟醸酒を造るために、精米歩合を上げて、米の外側を削って、糠としてどんどん捨てていくようなものである。
4段までやった段階で、かなり良くなったが、夜9時近辺の時間帯では、やはり音質が劣化する。2003年12月の段階では、総段数6段、最終の3段は、左右独立になっている。当然電解コンデンサーは使用していない。このアンプの詳細は、別のところで述べることにする。(2003年12月に7段に変更、音質の向上より、バランスの取り直しの目的での変更)
アンプの内側で、このような電源対策をしたが、これ以上段数を増やすよりは、AC電源側に、ノイズ・カット・トランスを入れて、アンプに入る前の対策を加えてはどうかと考えた。アンプの回路的には、真空管からは定電流に近いかたちに電源が見えているはずなので、ノイズ・カット・トランスを入れても飛躍的に良くはならないだろうと考えていた。下の写真は、ユニオン電機さんの 100V : 100V 500VAのノイズ・トランス。一次と二次が上下に別々に巻いてある。2000VAのものも購入したが、やはり容量には、重たいが、余裕があったほうが良い。
ところが、予想以上に大星夜性が向上したのである。回路理論の予測以上の音質の向上があったのだ、そこで徹底的にやるタイプの私は、ノイズ・トランスをもう一個作って、2段の構成にしてみた。結果は、驚くことにさらに大星夜性が向上したのである。ただし、私のメインアンプのほうは、それなりに追い込んであるので、バランスが若干崩れ、繊細な音にはなっていったが、音が弱くなるきらいが出てきた。ノイズ・トランスを使用する場合は、それを入れることを前提にした、システム・バランスを取る必要があるだろう。
古典回路とノイズ・トランス
昔のウエスタン・エレクトリックのアンプや、その回路を元に設計されたアンプを使用している方も多いと思うが、これらの回路は、電源にノイズが少なかった時代の設計なので、現代の環境では、その実力を発揮していないだろうと思われる。現代の電源事情を考慮した、回路の設計が必要である。まずは、ノイズ・カット・トランスを(一段でよい)入れてみよう。電源は、清流でなければならない。
2006年現在では、電鍵精機社、ユニオン電機社、サウンド社、ライン・ノイズ・フィルターなど、その他自作のものまで含めて十種類ものノイズ・フィルタリング機器を使用している。但し、あまり多段にフィルタリングをすると音が弱くなることもあるし、雑音も音としての役割があるので、本HPの音の謎のコラムも参照して戴きたい。
http://homepage3.nifty.com/western/audio/noise1/noise1.htm
ノイズ除去装置を作る。導入する。
ノイズ・カット・トランスを作ったり、システムに導入する話
ノイズを減らす装置
トランスというのは、一次側と二次側の巻線の太さと数の比で、電流と電圧を変換するものだ。出力トランスというのは、とても難しい。理由は、広い伝送周波数特性を実現しなければならないからだ。一次側と二次側をただ単純に二層に巻いただけでは、5KHzくらいまでしか周波数特性を得られない。20KHz迄伸ばそうと思うと、複数のサンドイッチ構造で、重ねて巻いていかなければならない。ここでひらめくと、逆に”特性を落とす”のは容易だということである。一次側の雑音成分を二次側に伝えないようにするには、高周波成分の雑音を二次側につたえないように巻くわけだから、どうしたら、周波数特性が落ちるかを考えればよい。
簡単な話では、一次コイルと二次コイルは、離して、別々に巻けばよい。このような巻き方で電源トランスを作ってくれれば、音質のよいトランスができるのに残念である。メーカーは、みんな重ねて巻いている。
簡易ノイズ・トランスの試作
ノイズ・カット・トランスは、結構いい値段がするので、余って、ころがっているトランジスタのメインアンプ用のトランスなどを工夫してノイズ・トランスの実験をしてみることができる。方法は、二次側のタップをシリーズにつないで、合計で一次と同じ電圧になればよい。
注意すべきことは、巻き線の方向を同じに接続しないと電圧が加算されない点だ。シリーズにつないで電圧が下がるようであれば、線の巻き方向が逆になっているので、反対側とつなぎかえればいい。どのくらい電流がとれるかは、二次巻線の容量に依存するから、プリアンプでは1A、2A3PPのメインでは、5Aは欲しいところである。巻き線をシリーズに接続して電圧を稼ぐ場合でも、途中の巻き線に容量が少ないところがあると、その最低容量が全体の性能になり、容量が不足すると発熱したりして危険である。
下の写真は、ジャンクで1000円でころがっていたトランスで作ったノイズ・カット・トランス。二次側のタップをシリーズに接続して100Vの電圧が出るようにしてある。これがまた効果があり、暫く貸し出し先から戻ってこなかったくらいである。1000円程度で試せるならば、とても面白い。効果があれば、なおさら嬉しくなる。ノイズに関しては、非常の広い帯域に渡ってスペクトルが分散しているので、特定のフィルターで雑音をとりきることはできない。雑音吸収スペクトルの異なるものを何段か重ねて使用せざるを得ないのが実態である。ノイズの問題と理論はとても奥が深いので、専門のホームページを熟読することをお勧めする。
外部ノイズと内部ノイズ
ノイズというとACラインから混入する外部ノイズは、すぐに気がつくが、使用しているオーディオ装置自身が発生しているノイズには、気づかないことが多い。実は、CDプレーヤーなどのディジタル機器は、盛大に雑音を発生しており、この雑音が共通のコンセントに差し込まれている他の機器に伝播する。ためしにアナログ・レコードをかけたりして、CDプレーヤーだけの電源を深夜にON/OFFしてみればよろしい。
音がまったくかわらない場合は、とても高性能なCDプレーヤーか、システムがおっとりとしていて、その変化に反応しないか、お聴きなる方の人格が十分に陶冶されているかのいづれかであろう。LINN LP-12のプレーヤーのバルハラ電源でさえ起動時に若干ではあるがノイズを発生する。機器間にノイズ除去装置を入れて、内部で発生した雑音の他の装置への伝播を最小限に抑える必要がある。
http://homepage3.nifty.com/western/audio/noise2/noise2.htm
JBLの#075でヴァイオリンが艶やかに鳴らない場合、まず使っているケーブルに粗悪な物が使われています。アンプやCDPの高価な装置を使っていてもそれらを接続するケーブルが粗悪な物ではその機器の実力の1/10も出していないでしょう。
ケーブルには電源ケーブル、ラインケーブル、SPケーブルが一般的に考えられますがそれだけでしょうか?。私の場合、電源とは壁コンからタップまでとタップから機器までを定格消費電力数の合計で使い分けています。
デジタルだアナログだでは区別はしていません。システムの場合「小信号」を扱う部類とパワーアンプ群の様に比較的大きな電力を食う物と分けてタップとりします。
電源ケーブルは機器の「性能」を決定するばかりか「質感」をも左右します。良い電源ケーブルが必要です。メーカーオリジナル配線の電源ケーブルはほとんど使い物にならないと考えて差し支え有りません。それらのほとんどのケーブルが「ノイズ」を拾っています。古い機器はオリジナル配線も極端に粗悪な物が多いです。
(この頃は電源ケーブルの重要性が理解されていなかったから)・・・マランツの#7、#2、#8b、#9、マッキンのC-22、MX-110やMC30,MC275等も当時は良かったかもしれないけれど今となっては「粗悪」なものの分類のケーブルに入ります。
次にラインケーブルやSPケーブルですがこれも電源ケーブルと同じで「ノイズ」をシャットアウトできるケーブルでないと使えません。いづれの箇所でもノイズ(ハムノイズ)を拾うようでは音が粗くて使い物になりません。
そして皆さんが「盲目的」に何の疑問を示さないのがSP箱内配線です。このユニットへの配線やネットワークへの配線が「とんでもなく粗悪」だと言う事です。
他にもアンプやCDP、チャンデバ内に使ってあるプリント基板や半田材、半田材の材質も粗悪な物が多いです。半田に鉛が入っているだけで電気が流れにくいです。
私の場合アンプの内部配線も手配線ができる管球式を使いたくなります。そしてその配線材も良いものを使い、半田材も鉛なしの銀入り半田、管球も中国製ではなく1940年から1960年代くらいまでの「本物」にこだわっています。
SPユニットにも半田付け部分が有ります。オールドユニットは歴史的に見てまず間違いなく「鉛半田」が使われています。これを交換してやるだけで情報量が「?倍」になりリアクション(応答性・反応)が飛躍的に良くなります。
オーディオ評論家達が「ヒアリングテスト」と称して雑誌の為に色々書いて有りますが、私から言わしめれば「4〜5時間聴いて何が判るのか?」と思います。良いケーブルは「大容量」になります。それらのケーブルは100時間以上のエージング(馴染ませ)が必要で、(ケーブルのバーンイン+機器の馴染み)とてもとっかえひっかえの駆け足評価で判るような代物ではないということです。
「あわてモノの間違い」、「うっかりの間違い」のケアレスミスの塊だと思います。雑誌の評論に振り回されていたのでは真の「良い音」は追求できません。
機器がどんなに優れていてもそれらを繋ぐ「ケーブル」が粗悪な物では使い物にならないサウンドしか出ません。
機器とケーブルの総合力+セッティング術の技術力の差が「出てくるサウンド」の差になります。
ケーブルに求めるのは「瞬時伝送能力」です。そのため「大容量」でないといけません。これにノイズが入れば大容量とはいえなくなります。
伝送容量は水道の配管です。これは大きいほど沢山流せるでしょう。ノイズがこの配管に付くスケールに相当します。このスケールが微量でも有ると水が濁ってしまいます。この濁った音がヴァイオリンが綺麗になってくれない原因です。
http://soundtrail.blogzine.jp/blog/2008/04/jbljazz_8012.html
電源について考えてみる 2008年 12月 22日
商用電源は汚れていると言います。極性も気にする必要があると…
しかしながら、昨日から悩みを告白した
SV-722(マッキントッシュ C22 のイミテーション・アンプ)
SV-722(マランツ7C のイミテーション・アンプ)
https://www.kit-ya.jp/products/list?category_id=10&bland_id=14
のノイズについても実は商用電源の汚れが問題ではないかと考えています。
対策として200V電源を引きステップダウントランスで100Vにすることです。
バランス電源なのでコンセントの極性も気にしなくてよいとか…。
そこで今夜は「電源」について考えてみようかなと。
真空管アンプにしてから電源に非常に敏感な気がする。
メインの方は電源を専用にとっているが、プリ側はデジタル機器と同一コンセントであり「悪い」と知りながら使用している。すると電源のループだろうか、リスニングルームのリビングと接する台所の電源を落とすと軽くノイズが飛び込む。
同じ環境下でトランジスタアンプは問題なかった…。
さらにサンバレーさんのアンプは電源に敏感か気がする。
恐らく回路も相当シンプルで音の鮮度を優先していて、電源などにもろ影響を受ける気がする。
ここに根拠はないので本当なら電源を切り分けるためにまずはタップを購入しデジタル機器と同居するプリの電源を分けるテストをしようとしたが、近所のホームセンターには三極のタップはなかった…テストはおあずけだ。
しかしながら、200Vをステップダウンして100Vにすることが良いことは何度も耳にしており実際にこの目でも見た(変な表現だが)。
SV-722にのるノイズもSV-722自身がもっていると言うより拾っている可能性が高い。
無論、ピンケーブルも購入品と自作での比較もしてみたがピンケーブルの差によるノイズの載りはなさそうだ。
「うーん、やはり…」
手をつけるべくは、電源かな…。
アースも確実にとる必要があるし…。
あまり深入りしたくない内容だが粗悪ガソリンで良いエンジンが回る訳はないし、良いガソリンでエンジンは見違える程伸びるし、改質軽油でないとエミッションをパスするディーゼルは成り立たないし…。
それほどベースのエネルギーは大切なのだ…。
Commented by 103 岡山 at 2009-01-17 02:30
電源のデジ・アナ分離、その後進められましたか? デジタル系は2Pプラグでアースループが出来ないようにされた方が聴感上好結果が得られるようです。 またSV-722の球のグリッド線をシールド線がしっかりした(例えばRCAケーブルを切ったもの)とかに換装されるとグンっとノイズが減る可能性がありますよ。(私はSV-91Bのグリッド線を交換してノイズが皆無になりました)
Commented by rhr_nally at 2009-01-17 07:38
「SV-722の球のグリッド線」がどれになるのか、回路がさっぱり分からない私です。回路図をよーく見ながら挑戦しますね。
Commented by 103 岡山 at 2009-01-17 07:48
12AU7のピン配置は2番、7番になります。
http://www.mizunaga.jp/tubepin.html
まず1本線を作って気になるチャンネル(LorR)側で一箇所取り替えてみる度に試聴されれば対策が早いと思います。
http://homepage.mac.com/elanmiki/SV722/Sites-Pages/Image18.html
透明被覆の配線材かもしれません。
http://rhrsp.exblog.jp/9262286/
シンプルが故の難しさ… 2009年 07月 12日
久しぶりにRHRの音を聴いてみると…
「重い音だなぁ…歯切れが悪いなぁ…梅雨だしなぁ…
おや?なんだこのノイズ…」
曲の音量が下がってくるとリズミカルな「ポッ、ポッ、ポッ…」とノイズが出ているのです。そのノイズは、プリアンプの音量に関係なく一定な音量で出ています。
「…またトラブルかぁ…」
なんとなく
「プリアンプSV-722」が影響しているのではないか?
と予測してプリの電源を切りますと、コンデンサーに残された電荷を吐き出しながら、リズミカルなノイズは消えて行きます。
「やっぱり…」
夜聴くときはこんなことはないのですが(今夜も夜はノイズがのりません)。
いままでこんなことはなく折角の日曜の昼間なのですが…。
シンプルな構造故、外乱に敏感な気がします
前に中途半端なネットワークだったRHRの頃、半導体アンプONKYO P-308をつないだ時、発振して困りました。この時、SV-722(C22)はボンネットを軽く叩くと「ボンボン」とボンネットを叩く音がSPから聴こえるのです。
まるで、レコードプレーヤーのターンテーブルのハウリングの様でした。
この問題を解決するのに、地中アースを取り全ての機器を接続したところ、P-308は激しい発振を起こさず普通に聴ける状態になりました。
しかし、アースは曲者かもしれません。
今回の正体は突き詰めていませんが、722に乗ったノイズはアースを通じて入ったのではないかと推測しています(原因追及前にそのノイズは消えました)。
我が家の商用電源は測定すると100Vをやや下回り97V程度です。
会社のオシロを利用して波形を見てみればいいのですが、おそらく相当なノイズが乗っていると思います。
当然、AUDIOについては極性とデジタル系とアナログ系の音源を分けています。
しかし、どんなにコンセントを分けてもリスニングルームであるリビングの配電盤を見るとブレーカーはひとくくりでした。
これでは、どこからとっても同じ電源だと思います。
200V化を考えているのですが、いい機会なので投入しようかなぁと考えています。
200Vは極性を考えなくてもよいので煩わしさから開放されますし。
我が家は、200V化には有利な環境にあり安い工賃で200V化は可能です、後はどんなステップダウントランスを選択するかなのですが…。
しかし我が家のSV-722を含む真空管機器は構造が単純なせいか「外乱」に非常に弱い気がします、シンプルが故に外乱をそのまま音に反映する、商用電源の汚れやノイズの影響をもろに受けるのではないかと。
トランジスタ機器ではこんなことで悩むことはありませんでした。音の鮮度優先でこの辺のフェイルセイフ(こう言っていいのかなぁ?)が甘いのが良くも悪くもなのでしょうね…
ここらへんは、同じ真空管アンプでもEARはしっかりしていました。
すると真空管アンプや真空管機器を良い音で聴くには電源造りが大切なのではないかと…。
当たり前な結論かもしれませんが、ここを改造するには結構お金がかかりますし…うーむ…。
シンプルが故のハンドリングの難しさ。
真空管アンプを使用している人たちは、皆さん同じような経験がおありなのでしょうか?
(今回の問題が再発した場合、プリのアースを外してみようと考えています)
Commented by きゃーる at 2009-07-12 23:03
実は私もこの間604のユニットにTU-879を繋いだ時、左側から、ポッ、ポッ、ポッと音がしました。
ケーブルを左右入れ替えたらノイズも入れ替わったのでアンプのノイズだと思います。
アート・ペッパーのミーツ・ザ・リズム・セクション(XRCD版)も曲内の音が出てないところでサーノイズがでます。
これは今まで私が持っている最も能率の高いSP(ダイアトーンDS-37B 能率90db)では気づかなかったことでした。
TU-873やSV-722はまだつないでませんがイヤな予感が・・・
高能率SPってシビアなんですね。
私の場合は片CHなのでキットの工作精度っぽいですが、rhr_nallyさんは電源周りですか・・・
「電源の最終回答」なんてうたっているメーカーがありますが、
どうなんでしょうね。怪しすぎますが(汗)
Commented by rhr_nally at 2009-07-12 23:29
もし電源をいじりステップダウントランスを購入するならオヤイデのトランスがいいみたいです。
Commented by 欄太郎 at 2009-07-13 05:12
>どんなにコンセントを分けてもリスニングルームであるリビングの配電盤を見るとブレーカーはひとくくりでした(
私は、2階から1階に移動して、家電周りのノイズをほとんど拾わなく成りました、 rhr_nallyさんのノイズが空中ノイズだとすると電源を分けても効果がありませんよね、私の場合大きいブレーカは1個、小さいブレーカーで8カ所に分かれていて、下の部屋は小分けに分けたブレーカーのせいか、家電から一番遠い、下の部屋のせいか分かりませんが、ノイズは気にならなく成りました。
スピーカーの湿気の影響ですが、ウッドコーンが動きが鈍く、高域の抜けが非常に悪いです、2時間ほど聴いてとそれでも良く成ります、コーンが振動しながら乾燥するのでしょうか(笑)、今使っているスピーカーは3台はマグネシューム系の合金、1台はパークの17pパルプコーン(表面に樹脂製のコーティング有り)全て元気に鳴ります、特にマーク、オーディオのフルレンジは高域の抜けは最高です。
Commented by altum at 2009-07-13 09:25
>高能率SPってシビアなんですね。
高能率のスピーカーで聴いて、異常が認められなければどんなスピーカーに繫いでもOK!・・・最終的な試験機としても使えますよ
特に直熱管シングルのハム音!(笑)
家でも、A7で近くでは若干ハム音は感じますがM8DMT以下他のスピーカーでは傍に居てもウン・・・とも、聴こえて来ません(笑)
Commented by きゃーる at 2009-07-13 11:49
直熱管はもっとやばいのですね(汗)
とりあえず異音がなくなるように処置してみます。
Commented by koba at 2009-07-13 13:53
家のスピーカーも38とホーンで能率が107あるので直熱管が使いづらくなってしまいまして300Bとか使わなくなってしまい遊んでます。EL34でやっと我慢できるかも?
前段のお遊びによる音の変化がよーく出てくることよ
他人の家で僅かな変化しかしなくても家ではびんびんに変化するんですわ。
Commented by 元新潟のU at 2009-07-13 21:58
100Vじゃだめですか?nallyさん。
入力・出力共に100Vの絶縁トランスを使用して、2次側の中点タップをアースすれば同じだと思うのですが・・・
余り見かけないトランスなので2次側50Vのトランスを2台使用する手もあります。
あと、電源プラグを逆に挿すと音が変わりますが如何でしょうか。
Commented by rhr_nally at 2009-07-13 23:03
「直熱感シングルのハム音」…。「グさっ!」と来ました(笑)
今の我が家の一番悩ましいのがこの内容なんです。
2007のハム音がなんだかなぁです。
どこをどうすればいいのか分からないし、何を点検すれば良いのか…ハムバランサーをいじっても…。
Commented by rhr_nally at 2009-07-13 23:06
EAR859は本当にハムノイズのないアンプだったんですよ。
直熱管じゃぁないからですかね…うーむ面白い。
Commented by koba at 2009-07-13 23:08
能率が高いと小出力のアンプでOKなんですが同時に交流点火が×になってしまうんですよ。ハムがしっかり聞こえてしまうんです。泣
Commented by rhr_nally at 2009-07-13 23:14
いや、100Vがだめな訳じゃぁないんですよ。
実は私もきゃーるさんにお知らせした、オヤイデのトランスを知ったのが実はサンバレーさんの試聴室でした。
それ以前は、例の「究極の回答」で有名な(実際はたいしたことないですよ(笑))ショップで盛んに叫んでいる電源を注視していました。
サンバレーさんの評価云々でなく、200Vとこのトランスに注視している方が結構います。
私は、たまたま環境が整っていて(今の家の電源事情はそんなこと意識していませんでした、本当にたまたまです)200Vを2万円以下で工事できそうなんです。
極性を考えなくてよい。200V化で他の電源から切り離される、SV-18Dを調整しても不安定な電源みたいな我が家…なんかを考えると200V化をどこかで必ずしようと考えていたのでまぁいい機会かなぁと。
Commented by altum at 2009-07-14 09:21
>2007のハム音がなんだかなぁです。
これは211と同じ電圧(10V)&電流(3.25A)と思いますので・・・
フィラメントの整流回路にチョーク・コイル&トランスは入っていますか?
コンデンサーの容量は?・・・市販の小さなフィラメント用のチョークを売っています
0.5H/3.5A・・・それにコンデンサーの容量と耐電流10000μF&4A位は必要かと思います・・・私はここに当時販売していたタンゴの専用チョークと業務用コンピュータの電源に使われている大きな姿のブロック形のコンデンサーを使っています
今の2007(845)のケースには入らなくなるかも・・・です
ここまで、書いてかわら版を見ましたチョーク!は無いですね
抵抗0.2Ω/10Wがここにチョークを入れるとかなり改善が期待できますよ
フィラメントの電源にスイッチング電源の12V5A位を使って10Vに調整すれば一番良いとは思いますが・・・電源ユニットケースの後ろ辺りにを背負わなくては・・・
接続箇所は抵抗0.2Ωを出た所のコンデンサーの所・・・
この電解コンデンサーは要らないと思いますよ・・・ユニットは完成品!ですからこれが一番の安上がり!の方法かもチョーク・トランスも結構高いですから(笑)
私も、カレコレ組上げて30年近くになってきてますので、それこそ電解コンデンサーが不安なので、今度はスイッチング電源を使おうかなと思っています・・・省スペースにもなる
http://rhrsp.exblog.jp/10601189/
2009年 04月 04日
722と言うアンプはなかなか面白いアンプです。
失敗の連続でなかなか灯を入れることが出来なかった苦い思い出のアンプなのですが、出てくる音はご機嫌なものです。
SV-722(C22)の嫌いなところは、以前所有していたEARと比較してハムノイズが大きいことです。
これは、最初に722を聴いていれば別に気にしなかったと思いますが、EARを先に聴くとその差が耳につきます。能率の高いSPだと更に耳につくらしいです。
しかしそのハムノイズに目をつぶっても音の鮮度は、EARと比較して目を見張るものがあり私は722を入手しました。722はマッチングバランス(妥協点)で音の鮮度を優先して、このハムノイズをやや犠牲にしたのでしょう。
私の722は、標準の真空管12AX7 SOVTECからμの低い(増幅能率が低い意味らしいです)5751に差替えました。
SV-2(2007)の6SN7GTBのバリエーションでRCA 5672を手にした時「高信頼性管」と言うものの頼もしい作りに惚れ、高信頼性管系統の5751を選びました。
レコードイコライザー部は、東芝の5751でフラットアンプ部は、自衛隊の流出品だと言うGEらしい5751に入れ替えています。
5751にしてμが低くなり(100→70)「大人しい音になる」との話もありましたが、フラットアンプ部にはGEらしい快活な音を出し、フォノイコライザー部はRIAA特性の「精確」な再現を考えて、生真面目な国産らしい東芝の端正な音としてみました。
余談ですが、東芝の5751をフラットアンプ部に入れると真面目過ぎて私の好みではありませんでした。
こんなふうに真空管チューンした722は高域まで伸びた音だと思うのですが、「キーン」とした鋭い伸びでなく私には「マッシブ(塊)」的音に感じます。
但し、「マッシブ」と言っても低分解能な塊ではありません。
その反面マランツタイプは、「キーン」としたタイトな高域のようで非常に興味深く感じています。
ただ、722は音の鮮度を優先するあまり非常に構造がシンプルなのでしょう。
冬場の静電気が帯電した体で触ると「パチッ!」と音を立て、同じ部屋の電気機器のスイッチON/OFFに非常に敏感に反応します。
これだけ電源に敏感に反応すると言うことは、家庭の電源を200V化してステップダウントランスで改善した電気を流すとその鮮度は更に上がるのではないかと期待もしています。
このように、SV-722と言うアンプはチューニングしがいがあり、そのチューニング結果を素直に出すアンプだと感じています。
SV-722を賞讃する反面、
「プリアンプは極力カラー(色)をつけず、ドライブ(CDPやレコード)の信号を正確に再現するのが良いのではないか…」
とも感じています。すなわち、半導体プリ+真空管メインと言う組合せもありではないかと考え込んでいます。
Commented by へうたむ at 2009-04-05 04:12
ハムノイズについては、サンバレーさんのマニュアルに、シャーシ・アース・ポイントなどの説明はあるでしょうから、そのとおりにはされていますよねえ‥‥
管球プリは、アースの引き回し、シャーシのアース・ポイントでずいぶんハムが違ってくるように思います。
Commented by Rocky at 2009-04-05 06:39
私もSV-722(C22)を持っています。Jensen化もしましたが、何とか取り付けました。(手違いで左にある0.22uFも買ってしまい、一緒に交換しています。こちらはあまり効果はないと思いますが、、)
ハムノイズは私もあります。電源コンセントを逆に差し替えたらハムノイズが少しは減ったので、まあいいかと思っています。真空管アンプのボリュームを絞るとノイズは減りますが、音が曇ってしまうので全開で聴いています。
Commented by 103 岡山 at 2009-04-05 11:07
半導体プリ+真空管メインはC-200X改+SV-91Bをちょくちょくやっています。
C-200X改+SV-91Bは 過不足ない というかSX-710との組み合わせに比較すると音のエッジがしっかりしてSV-91Bからズーンと腰の入った低音が聴けます。
これが半導体プリのおかげと言えるのか、C-200X改の個性(良さ)なのかはWE310Aラインアンプとの組み合わせで改めて比較してみます。
Commented by rhr_nally at 2009-04-05 11:08
電源コンセント、すなわち電源極性ですよね。
一時、気合いを入れて合わせていたのですが、色々試聴で機器を出したり入れたりしているとついつい面倒になり…。
アドバイスありがとうございます、検電ドライバーを手に頑張ってみます。
Commented by 103 岡山 at 2009-04-05 13:26 x
半導体プリ+真空管メイン、真空管プリ+真空管メインと比較してどうか?
難しい! です。
WE310Aラインアンプは残留ノイズが少々高目だったのでP-300に比較して91Bはゲインが低目なのでノイズが耳に付き難くなりました。
球(WE310A)同士の接続なので相性は文句なし。音が弾みます。
C-200X改に比べて前後方向が少し向上と言えるかもしれませんが、大きな変化なし。
単純に 球プリ、 半導体プリ と論じられないです。
それぞれの機器の個性で デバイスの差を語れない というのが感想です。
ご期待に添えなくて申し訳ないです。
http://rhrsp.exblog.jp/9980527/
AIR TIGHT ATC-1 〜真空管プリアンプ 世評の罪〜 2010年 08月 19日
サンバレーさんの真空管プリアンプ"SV-722"を手放した後でも真空管プリアンプの音質には強く心惹かれるものがありました。
真空管と言えばノスタルジックな「暖かさ」などが世評ですが、最近の真空管プリアンプは半導体にはない鮮烈さを実感できます。
私の真空管アンプ・キャリアは、プリメインのEAR859に始まりプリアンプではEAR834Lと2台のEARを経験してきました。
EARシリーズは、真空管アンプとは思えない無音時の静粛感、音質は英国アンプらしく華麗で柔和、但し鮮烈さと言う面ではやや弱いです。
そしてサンバレーSVー722は、真空管フォノイコSVー6、真空管パワーアンプSVー2(2007)と言った極めて組立が簡単な(基板1枚をハンダ付けすれば出来上がり)キットを2台組立てただけに過ぎない私のスキルには、あまりに難易度の高いアンプでした。
音が出せるまで何度もハンダや配線をやり直し最終的にギタギタになってしまい「大丈夫か?」と思いましたが、出て来る音の鮮烈さのとりこになってしまいました。
しかし悲しいかな、無音時のノイズは盛大でEARとは比較になりません。
「EARの無音時の静粛性」と「SVー722の鮮烈な音」を組合わせたような真空管プリアンプを探していました。
そこで目にしたのが「AIR TIGHT」ブランドの「ATC-1」と言うプリアンプでした。
AIR TIGHT ATC-1は、EAR834L+SV-722となるのでしょうか?
さて肝心の出て来る音なのですが…
世評では、AIR TIGHT社の社員の方はLUXMANから独立し設立したこと「真空管の良さを残したアンプ」「いや、そんな古いノスタルジィに捕われない音」と色々な世評があります。
私も後者の「ノスタルジィに捕われない音」とSVー722の持つ無音時の不快なノイズが消えていることを期待しました。
ところが様相は少々違ったようです…
電源ONし出て来るノイズは「質」は違いますが「量」はSV-722同等…これには正直がっかりしました。
「熟練工の組立てる完成品」と「素人が失敗しながらなんとか組立てたキット」に大きな差がない…。
また「真空管プリアンプのノイズはこんなものなのか?」と考えてしまいました。
実は12AX7と互換球で低ノイズの5751、しかも東芝の5751に換装したのですが変化は見られませんでした…
ノイズの「質」の違い、
SVー722のノイズは高域の目立つ「シャー」と言う高めのノイズ、
ATC-1のノイズは中低域の目立つ「ズー」と聴こえるノイズ。
そして、このノイズの傾向が不思議なことに音質にも出ています。
ATC-1の音は、中低域を中心とした太い線で描写した押し出しの強い音。
私が期待したのは、やや線の細いシャープな音でしたので、これは全く目論み違いでした。
この「太い線で描く音」が「暖かい音」と支持する人がいるのでしょう。
ヤマハC-2X同等のシャープさで、半導体では得られない真空管の「ガラス」をイメージするような透明度をもったハイスピードな音を期待していました…。
ATC-1は私の期待した
「EAR834Lのノイズレス+SVー722のハイスピード」
とはなりませんでした。
SVー722のシャープでキレの良い音が懐かしいですねぇ…。
私のSV-722は、マッキントッシュC22タイプだったのですが次はマランツ7タイプにトライしてキレの良い音に浸りたいですね。
手放して分かるSVー722の良さ(笑)
SV-192Sにはなんの未練もないのですがSVー722には悔しさが残ります。
自分のスキルが未熟な時に出会ってしまった音楽性の高いアンプ…
もし今2台目を作るとするなら、カウンターポイントやYAMAHA、そしてMFと言った優秀な半導体アンプを手にしていますので焦ることなくじっくり構えて組立できるでしょう…。
今ならアンプマイスターのくまさんがSV-722に新しい「対策・改良」の施し方をブログで記事にされていますので、進化したSV-722に出会えるかもしれません。
Commented by きゃーる at 2010-08-19 01:25
AIR TIGHTといえば、かなり高級な球アンプブランドですよね^^
いい質感ですね。電源部も遮蔽されてますね^^
しかし好みの音質ではなかったですかorz
SV-722手放したんでしたっけ・・・
クマさんチューニングすごそうですよね^^
SV-722はアンチキット屋さんでも一目置くプリのようです。
操作性は・・・ですが音は申し分ないです^^
私のSV-722(マランツ)もいつかSBD化するかなあ・・・
プリといえば、マッキンC22オリジナルの結構程度のいいもの(らしい)が30万台で売られてましたが、買いなんでしょうか?^^;
Commented by へうたむ at 2010-08-19 05:24
アンプのノイズはシステム全体として計算づくで処理すべきものだと思います。かなりの高利得を持たせたプリ(マッキンやマランツなど、過去の名機に倣った回路構成では、どうしてもこうなります)に、ヴォリューム全開のパワーをつなげば、どんな高級品でもホワイトノイズは出ます。
EARは、システム全体でゲインを調整したり、何らかの回路デザインを施していたのでは?
Commented by 元新潟のU at 2010-08-19 05:42
無音時の静寂性を追求するなら半導体では?という気がします。
音楽性で言うなら別ですが…
SV-722 クマさんスペシャルには興味がありますね〜。
Commented by rhr_nally at 2010-08-19 08:25
EARは、システムトータルと言うより、単品のノイズの少なさは極まっていると思います。
私が使用していた時は、当然メインは全開ですよ(メイン全開でないと気がすまないたちです(笑))。パラヴィチーニ氏は、動的な特性もさることながら、静的な良さ「デザイン」「ガジェット」「ノイズ」を上手にコントロールされていたのではないかと考えてます。
Commented by rhr_nally at 2010-08-19 08:31
>無音時の静寂性を追求するなら半導体では?という気がします。
はい、しかしながら世の中には半導体並の無音時の静粛性の高いアンプも存在するんですよ。でも今回の経験で、真空管プリのノイズについて整理出来てきた気がします。
確かaltunmさんはプリの前にトランスを入れて電源の持つノイズを減らすことをされていたのでそれも奥の手と考えていまして、無音時のノイズ対策は色々ありそうですね。
我が家の主力プリは全て半導体なので、無音時のノイズは悩みませんが、SV-722には「音楽の鮮度」と言う面で心惹かれますね(個人的には「アドバンスさん凄い」と感じています(笑))
くまさんスペシャル"SV-722"は、大変参考になるのでもっと色々知りたいところです。
Commented by へうたむ at 2010-08-19 22:16
2ch板ですが、A&Mはノイズの件で送っても何もしてくれない、云々の書き込みを見ました。
ATC-1は、高利得の12AX7を5本使っているということなので、ラインアンプも全部12AX7なのですね。これではやはりノイズ多くなりそう‥‥
ラインアンプは、低利得・低インピーダンスの12AU7や6DJ8を使うのが、近来のプリでは主流ではないか、と…。
お値段的に比べるべくもない感じはしても、TU-875と比べられたでしょうか? たぶん TU-875のほうがローノイズですよ。
ノイズが増えても12AX7を多用して彫りの深い音色を出そう、というのが、むしろマランツやマッキンなど古典プリに学ぶ日本のマニア、技術者の多数かもしれません。もちろん、これはこれでポリシーです。
が、近代的な低雑音を狙うと、また別の回路構成が必要でしょうし、その辺の独創性は、あのパラヴィッチーニのオヤジなんかの独擅場なんでしょうね。
Commented by なめ仙人 at 2010-08-20 16:20
プリアンプは難しいですねぇ〜! 微小信号を取り扱うプリアンプは、ノイズ問題、SN比は大きなウェイトを占めますから。。。 如何に音色感が素晴らしくても、ノイズで微小レベルの信号が消失してしまうのでは意味が有りません。
そのような意味で、タマのプリ選びは非常に難しいでしょうね。カウンターポイントのハイブリッドプリでさえ、石の圧倒的な高SN感(例えばマクレビNo.38SL等)を経験した後だとノイジーに感じましたからね。
しかし、AIR TIGHT ATC-1、見た目は魅かれます。ロゴプレートといい、全体のつくりといい、ラックに置いておきたい雰囲気がありますね。ホント、ノイズの問題さえクリアになれば・・・・ですねぇ〜σ(^_^;
Commented by rhr_nally at 2010-08-22 10:20
利得とμの関係を知らないのですが、12AX7に対してμが70%程度しかない5751でもこの傾向は変わりませんでした。
12AU7や6DJ8のことは、へうたむさんに説明されると頷いてしまいますね(説得力があります)。
TU-875はご指摘の通りです。
電源も別体ですからね、ただTU-875のポテンシャルはもう少し欲しいところです(欲かいてます)
パラヴィヴィチー二氏の回路理論は理解出来ていませんが、独創性は目を見張りますよね。
マランツ7やマッキントッシュC22の回路のオマージュ(嫌いな表現です(笑))的なものではなく「現代真空管回路」的なところで攻めて欲しいものです…勝手な言い分ですけど、そこをAIR TIGHT に私は求めたのだと思います。
Commented by rhr_nally at 2010-08-22 10:33
レビンソンとマッキンなら私はレビンソンの方が雰囲気が好きかなぁ…。
はい「球のプリ」は難しそうですが、なかなか鮮烈ですよ。
AIR TIGHTは「次世代の真空管アンプ」を期待したのですが、パラヴィチー二氏
ほど前衛的ではなかったようです、
AIR TIGHTの人が読まれたら激昂されるかもしれませんが、過去の範疇だった気がします。過去の範疇で良いなら、私はAIR TIGHTは選ばないかな…。
ガジェット的には最高ですけどね(笑)
Commented by merlion at 2010-08-25 07:36
実はATC-1のノイズは先日AvantgardeのDuo Mezzoとの組み合わせで聞いたときに妙に気になったことを思い出しました。私もチューブを使っていますが、「古いノスタルジィに捕われない音」を志向してAudio Research (VT200MK2+LS26)の組み合わせです。ノイズで悩まされたことはなく、ローインピのPL300でもうまくドライブしてくれています。
Commented by rhr_nally at 2010-08-27 08:57
ATC-1は同じ感想を頂け「やはり」と感じています。
また同時に今までの経験ではEARを除いたところの「真空管プリのノイズってこんなものかな」って解釈してます。
http://rhrsp.exblog.jp/13108804/
SUNVALLEY試聴記 〜前編 プリ試聴…2年ぶりです〜 2011年 07月 08日
サンバレーさんで試聴するのも久しぶりですね…2年ぶりかなぁ…。
サンバレーさんの試聴室に出入りしなくなった理由は簡単で「聴きたい機種がなかった」からです。
しかし反面、SV-722(TYPE:C22)を手放した後にあの鋭く伸びる高域と透明感のある音色が忘れられず「チャンスがあったらまた手に入れたいなぁ…」と思っていました。
「真空管プリが欲しい…」と言う思いは強くあるイメージを持ちながら途中、AIR TIGHT ATC-1を手に入れたりしましたが私のイメージと少し違っていました。
あと個人的にEAR 834Lも一時所有していたのでEARも気になるのですが834Lの上のクラスになるとなかなか手が出ません。
そんな時、耳にしたのが「サンバレーさんのSV-310がV型になって復活した」との情報。あのプリアンプは、個性的なプリなのでこれには非常に興味があります、そしてネット上で試聴コメントをなかなか見かけない「SV-192A/D」も興味があります。 そんなこんなで試聴室に出向いたのです…
SV-722(TYPE:M7)
以前私は、C22タイプと呼ばれるものを所有していました。
このプリは、非常に澄んだ音色を聴かせるアンプでした。
この「澄んだ音色」を聴かせる プリアンプは非常に貴重だと思うのです。
音色は真空管のもつイメージの「暖かさ」と言うより「切れ味の鋭いソリッド感」が非常に心地良く私の好きなMALTAのサックスなんか抜群の切れ味。
手放した後に分かる良さですね(笑)
今回は、C22ではなくより高域が冴え渡ると評判のM7タイプを試聴させて頂きました。予想通りの伸びの良さですね…真空管のガラス管の澄んだイメージそのものだと思います。このソリッドな感じがツボに入ると心地良い…私的にはこのプリの出すサックスやトランペットの音色はいいですねぇ…。
タイプとしては「音場型」
広く澄んだステージが広がる感じがなんともいいですね。
このプリの難儀なところは「キット作製」でしょう。
もちろん、完成品もあるので完成品を選ぶ選択肢もあります。
SV-310V
どうです、この個性的なデザイン…ガジェット感にこだわる私の心をグラグラさせます(笑)
他でも出会わない「異様な形状なプリアンプ」ですよね…。
今回私が一番注目しているアンプです。ただ
「音質についてはトランスの支配力が強いのではないか」
と先入観を持ってしまいます。レコードプレイで言うところのMCカートリッジの「フォノイコの音色」と「昇圧トランスを通した音色」的なイメージでしょうか…。
先入観はさておき、実際の音を聴いてみましょう…
これが良い意味で期待を裏切ってくれます。
SV-722対比極端なトランス色がついている訳ではなく、サンバレーさんのプリらしく「透明感のある澄んだ音色」を基礎に「やや温度感のある」トランスの音色を足した感じです。
カートリッジの昇圧トランスの様な音色でなく、このトランスは上品に上手くまとめられていると思います。
ひょっとすると以前のトランスの方が「濃い」音色だったかもしれませんが、V型の橋本電気製トランスは「適度な濃さ」に感じます。
タイプとしては「音像型」ですが、SV-722をやや「音像型」にした程度で「音場」は広いと思います。
これは、見た目も音色もなかなか楽しいプリですね…いや、予想外(笑)
SV-192A/D
このプリの多機能さは、ここでは説明のしようがありません(笑)
さて出てくる音なのですが…
思わず腕組をしてうなってしまいました(笑)
どうして「うなってしまった」のか…このプリは、SV-722との差が見つけにくい…SV-722系の音色です。
透き通り伸びる高域と広がる音場…ただ、よーく聴きこんでみると個人的にどこかSV-722の方が音が「シンプル」に聴こえます…
まぁ、これだけ機能てんこ盛りになりますと回路も複雑ですからね…。
ここは、機能差で選べばいいかと思います。
と久しぶりに3機種ものプリを試聴させて頂きました。
非常に興味深い試聴でしたが一貫して言えるのは、どのプリも「澄んだ音色」がすることでしょうか。
http://rhrsp.exblog.jp/15084601/
22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/02(土) 22:30:32.57 ID:xINzPju6
マッキントッシュMC275に回路がそっくりのアンプあるけど・・・
本物のMC275 :歪率0.5%以下/75W時(保証値)
275のそっくりさん:歪率10.0%/55W時(社内試作時の結果)
いや分ってる。そう・・・、特性なんて関係ない。値段だって全然違うんだ。
そんなこと疑問に思うことが間違いなんだ・・・!
23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/03(日) 12:38:33.51 ID:q3KTU1uR
こういうのってマッキントッシュに許可取ってんの?
24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/03(日) 15:22:25.01 ID:HHyZwMUQ
>>23
取ってない。
この他にもそっくりさん商品多数有り。技術情報等も他所から無断引用多数。
コンプライアンス、モラル無視のデタラメ業者。
25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/03(日) 15:38:34.57 ID:q3KTU1uR
マジで?w
26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/03(日) 16:56:30.56 ID:MZAF2vma
バイファイラー巻きはマッキンに許可取らなくてもよかったと思うよ。
たしか特許の有効期限はとっくに過ぎてる。
模倣するのはいい。取り入れる事は悪いことではない。
本物のスポーツカーを買えない人が、模型を買って愛でるということはある。
おもちゃ相手に熱くなっても仕方ないさ。それはそれで趣味の世界。
27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/03(日) 19:00:52.62 ID:BH7cVKl/
技術が全く無くて中華に丸投げなのに、本家に勝るかのような誇大表現なセールス手法。
中身は当然本家と同じ訳もない粗悪品。
外観と型番をそっくりにし、本家を連想させ期待をさせる詐欺的誇大表現で、
また煽るような売り方を数々行ってきた悪質な業者。
28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/04(月) 05:03:36.65 ID:pHCC/xcK
英国本家QUADUの本物 :歪率0.3%/12W(保証値)
産婆霊のQUADUのソックリさん :歪率 10%/15W
ラジオ技術QUADUレプリカ(非買):歪率0.3%/20W(実測値)
言論の自由は結構ですからね。でもね、特性と音は関係ありませんよ。
批判するなら聞いてからにしてくださいよ。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1334442103/
RE787さん
私は、サンバレーのSV-722(C22)を所有していました。
まず、価格を優先してキットタイプを購入すると制作難易度が結構高いです。特に、6本の真空管と基板から出ている素子の足をハンダ付けするのは、かなり難しいです。
オリジナルマッキンC22もチャンスがあり試聴しましたが、SV-722(C22)とは全く別物です。
オリジナルの様な「熱い」「ネットリとした」音色を求めると外れます。
SV-722はマランツ7タイプとマッキンC22タイプの双方ともにどちらかと言うと澄んだ」「透明度」の高い音色です。
サンバレーブランドですが、中身はアドバンスと言うメーカーの製品です。
ADVANCE AUDIO
http://www.advance-audio.com/
アドバンスカラーの強いプリアンプと理解して下さい。
トーンコントロールは、内部にディプスイッチが付いていて、ON/OFFの2段階で調整できますが、連続可変でないため期待する程のトーン調整が出来るか不明です。
またいちいちボンネットを開けなくてはならず、実用的かと言われれば疑問です。
もし、興味をお持ちなら同じアドバンスさんの08-TEQをお勧めします。
こちらは制作難易度も低い(ブロック枚の基板ハンダ付けする程度)価格もSV-722に近似しておりお求めのトーンコントロールも充実しています。
2012/06/19 22:18 [14701193]
サンバレーは色々なメーカーの寄せ集めですね。
やはりオリジナルのC22を買うしかないなのでしょうかね?
フェイクは近い音にすら届かないのでしょうね?
独自で負けないようなプリアンプはないものでしょうか?
とても参考になりました。ありがとうございました。
2012/06/23 22:33 [14717251]
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=14678057/
エレキットさんのキットアンプは有名でその音質も高い評価を受けている。
アドバンスさんのキットアンプも有名でその音質の評価も高い。
ソフトンさんのDAC MODEL2もその音質の高さとコストパフォーマンスの良さから有名。
そんないずれの商品もサンバレーさんは取り扱っている。
サンバレーさん自身は製造出来る訳でなく、商社機能が中心。ただ、単なる商社でなく一般的な知名度はなくて優秀なアンプメーカーなんかをプロディユースしてサンバレーさんの販路で販売しているのだと思う。
このプロディユースの際、音作りの意向を明確に伝えるのだろう。そこでは、セールスエンジニア的にある程度の技術力がないと話もできない。そして有名ではないが優秀な技術と製造ラインをもつメーカーとタッグを組むもんだからコストパフォーマンスの優れたaudio機器が生産出来るのだろう。
そしてこれは邪推だが、「キット」と言う手法を使うことで商社にとって一番リスクの高い「品質保証」を自己責任にしてクレーム費用を回避するのだと思う。小さな会社(豊田自動織機グループだから決して小さくはないけど)がクレームのリスクを背負うのは非常に厳しい。「作ることの喜び」と「クレーム費用の回避」を上手くミックスした商売だと思う。
http://rhrsp.exblog.jp/9236569/
おかえりなさい… 〜Sunvalley SV-722修理完了&Modefai〜 2010年5月15日
春の武者修行を前に私の真空管キットプリ、サンバレーさんのSV-722が沈黙したことは、レポートさせて頂きました…。
いや、本当に機器の故障とは悲しいものです。
「どないすんねん…こいつ」と呆然とSV-722を眺めていて、ふと…「そうだ!Altumさんに相談しよう」と思いついたのを通り越してAltumさん宅に持ち込んでしまった次第(笑)
Altumさんは、私のド厚かましいお願いに嫌な顔一つもせずSV-722を修理してくれました。
今日、我が家に戻ってきたSV-722に灯を入れてみました。
「おかえり、SV-722…」
でもAltumさんは、ただ修理しただけではなかったのです…。
SV-722について、少しおさらいしておきますと。
この製品は、サンバレーさんのキットアンプですが基本設計・製造は「アドバンス」さんの様です。
マッキントッシュのC22を範としたものと、マランツ7タイプを範としたものの2種類があります。
双方共に共通なのは「澄んだ音」がすることでしょうか。
半導体のプリとは、趣を変えた「鋭い」音がします。
これは、真空管にノスタルジーを求める人には向きません…ね(笑)。
個人的な感想では、
マッキンタイプは、どちらかと言うことコントラストに主眼をおいたタイプ、
マランツ型は「その鋭さ」を伸ばしたタイプでしょうか。
私は、マッキンタイプを選んでいます。
このアンプはハンドリングとノイズに難があります。
そもそも、プリのような繊細な信号を扱うアンプを「キット」として組立てていいのかなぁ…と言う疑問はありました、アクロバティックな配線に焦げそうなリード類。
悪戦苦闘の末、完成し恐る恐る灯を入れてみて、ぐったりとした体に飛び込む鮮度の高い澄んだ音…
「やった!」とほくそえまずにはいられないのです(笑)
しかし…その「音の鮮度」とトレード・オフしてしまった無音時のスピーカーから聴こえる「シャー音」の大きさ、
確実に電源を落とさずにピンケーブルの交換なんぞしようものなら「ボンボン」と共振と言いますか振動音と言いますかSPから出てきて「ぎょっ!」とします、半導体アンプとは大違いです(いや、半導体アンプも電源落とさないといけないんでしょうが、横着効かないですねぇ…)。
もちろん「ガジェット」感を求めてはいけません(笑)
このアンプの一番寂しいのがこの部分です…ね。
プリアンプは、ユーザーにとって操作頻度が一番高く、システムを支配する一番偉い人(笑)。
そんなアイテムには「ガジェット」感は欠かせないと思うのですが…確かに「キット」ですよ…でも二桁万円払う訳ですから…
いえね、マッキンやマークレビンソンに追いつけだの、EARやアルケミストを追い越せなんて絶対言いませんけどメーカーさん…
でもまぁこんなものかも知れませんね(笑)
最近同社から出たプリは、私には業務用機器にしか見えませんから数倍プリらしいか…(やばいやばい(笑))
機能・音質最優先で得たハイスピードで鮮度の高い澄んだ音。
CounterPoint Solid-M8の熟れたオレンジの柑橘系的甘さを含んだ音と対照的な音が聴けるものです。
(これも組合せ次第だと思います、我が家では真空管メインとM8の相性がいいみたいです)
SV-722は、まるで辛口の口に含むと痛いウイルキンソンのジンジャエールみたいな味です。
これがクロックチューンしたTL51X改とサンバレーさんの細身に傾くDAC SV-192Sと合わせると真空管のノスタルジーなんて微塵も感じさせない鋭い突き抜けたモニター調の音が聴ける…なかなかいない個性の持ち主なのです。
でも…「もう少し、無音時のノイズが少ないならなぁ…」
これは、SV-722ユーザーの皆さんの悩み(私だけでしょうか?(笑))のようです。
特に高能率な、TANNOYのユニットとは相性が悪いようです(笑)
そんな手放し難いSV-722がAltum工房にて修理完了し戻ってきました。
測定結果メモ…さすがです…
久しぶりにワクワクして音だしです。
まず一聴して驚いたのが、いつも聴く音量での無音時のノイズの減少です。
「シャー音」が確実に減ってます。
もちろん、ボリュームMaxの状態ではノイズ「シャー」「ブーン」はしますよ、でもいつもの音量ではステップダウントランスの唸りの方が耳につきます(これも最近なんですよ…嫌だなぁ…)。
いやぁ驚きました。Altumさんからは「少し減りましたかね」とのコメントでしたが私には十分過ぎます。
こうなってくるとですよ…
少しでもノイズを減らそうとして装着していた12AX7の互換球5751を元のSOVTEC12AX7-LPSに戻してみようかな?と言う気にさせます。
露球は、個人的にチャイナ球なんかとは違い「鋭さ」や「硬さ」が出せる球だと思うのです。
私が、このSV-722に求めている「澄んだ鋭さ」にまさにジャストミートするのではないかと…。
さて12AX7-LPSに交換してみます。
ここで大活躍するのが、以前ご紹介したテクソルさんで販売しているエレハモ印の「チューブグローブ」です。
SV-722ユーザーになら分かってもらえるのですが、6本の12AX7を交換するのに5分とかからないのですよ!(このグローブを手に入れる前は、ひどい時、1時間は必要としたかもしれません、特にSOVTECは他の12AX7より太いのです)。
これは、もう奇跡としか言いようがないのです(笑)
出てくる音は…
あれぇ…以外ですねぇ…このキットのマッキンらしさが出てしまいました(笑)
中域が厚く、線が太くなるんです…いや当然十分分解していますよ音を…でも5751の時の方が細身な音がしていたと思います。
でもこれが開発者が意図した音でしょうから「元に戻っただけ」なのですが…悪くはないですが、また5751に戻そうかなぁ…(笑)
Altumさんに頂いた東芝製12AX7です。日本の真空管の出来映えはさすがですねぇ…
コメント
Commented by rhr_nally at 2010-05-18 08:42
この記事の後、SV-722の数名のユーザー様よりノイズ低減の打診を受けました。
このプリが抱える共通の悩みですが、店主さまに相談しても極めて丁寧に断られるでしょうから(笑)
みんな悶々としているんでしょうね…。
本当なら、我がSV-722を実験台に提供して徹底的にAltumさんにメスを入れて頂いてもいいのですが…なにせAltumさんの300Bアンプなんて、アルテックの高能率SPを通して、ましてや三極管でシングルとノイズ的に不利にも係わらず、静寂そのものでしたから…。
SV-722も手術次第では生まれ変わるんだと思いますけど…。
でも元の音を維持できるか…ここが何事も難しい「塩梅」ですよね…。
Commented by rhr_nally at 2010-05-18 08:46
初めてメール致します。自分はSV-3を作ったのですが、全く同様にホワイトノイズが至近距離のスピーカーから耳について困っていました。
SV-3をサンバレーに送って店主様にチェックして貰っても、ノイズはおかしくないとの反応。TESLAにしても変らず。
しかし、e-bayで購入したSIEMENSのNOSのE88CC/6922(RCAブランド)に差し替えた途端、急にノイズがほとんど聴こえない状態になりました。
しかも透明感、定位、響きも素晴らしい。球による違いの大きさを実感した次第です。特に小音で聴く夜に違いを感じますね。同じ悩みの方々がいて納得しました。今後ともよろしくお願い致します。
Commented by rhr_nally at 2010-05-24 09:05
このノイズの件ですが私も低ノイズの真空管(5751)に交換してやや薄れました。
そうなんですよね、低音量でクラッシックなんかPPの時に「サーっ」では興ざめします。
サンバレーさんも「現代の真空管アンプ」と言うことで、昔は避けて通れなかったノイズ問題を「PPでもノイズは皆無」みたいなものを売り文句にしてくれれば、「最近の真空管アンプは凄い!」になってインパクトはあるのですが
「問題ないノイズレベルです」
と言われると困りますよね(笑)
そしてそれは「キットだから仕方ないか…自分の自作の腕も低いしね」と言った暗い気分にさせます。トランジスタ世代の私にしてみれば、音質に影響させず、ここはなんとか解消して欲しいところです。「昔の常識」を覆して欲しいものです。
http://rhrsp.exblog.jp/12644806/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/770.html#c6
34. 中川隆[-12102] koaQ7Jey 2018年5月08日 08:40:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
管球アンプのブーンと云うノイズについて - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2017年10月19日
管球アンプを自作したり、使って有る処を訪ねてみると、「ブーン」と云うノイズが殆どの所で入っている。
私はこのノイズを出す事を許せない。音楽を楽しむのに邪魔だからだ。
大体ノイズが出る原因は5つ位に原因が有る。複合型ももちろん有る。
1)電源ケーブルでノイズを拾う・・・グレードの低い直出し電源ケーブル自体がノイズを拾う
2)内部配線がノイズを拾う・・・・内部配線のグレードが低いので配線自体がノイズを拾う
3)グランドラインに粗末な配線を使って有る・・・グランドラインにも信号は流れている
4)真空管ソケットと真空管のピンとの馴染みが取れていない・・・クリアランスが有る
5)真空管自体がノイズを発生させている・・・出来の悪い真空管では止まらない
以上がノイズの大きな原因だと自分の経験で知っている。
それぞれに対策が必要で、特に真空管自体がジーっというノイズを出すのはロシア製・中国製に多い。
真空管の場合は致命的だ。他の真空管に変えるべきだ。
手作りの時代の真空管は結構作りが良い。古典管と呼ばれるものはノイズが出ないか少ない傾向にある。合わせて長寿命だ。
キチンと理解し対策を摂ればノイズは皆無に出来るし、¥100万円超のTr型アンプに引けを取らないSN比の管球アンプも作れる。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/55ccf03eae81ba7c1259060fea9393ba
オールドJBLでクラシックもJAZZも - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2008年04月27日
オールドJBLのユニットを使ったシステムでクラシックもJAZZの同時に楽しめるシステムを作っています。
クラシックもJAZZも両極端のサウンドが有りますが、(例えばチェンバロ独奏を観客席で楽しむ聴き方とど迫力のJAZZドラムスを眼前で浴びるような聴き方)を除いて、一般的な範囲での聴き方に対しては同じシステムで可能と思っています。
JBLの#075でヴァイオリンが艶やかに鳴らない場合、まず使っているケーブルに粗悪な物が使われています。アンプやCDPの高価な装置を使っていてもそれらを接続するケーブルが粗悪な物ではその機器の実力の1/10も出していないでしょう。
ケーブルには電源ケーブル、ラインケーブル、SPケーブルが一般的に考えられますがそれだけでしょうか?。私の場合、電源とは壁コンからタップまでとタップから機器までを定格消費電力数の合計で使い分けています。
デジタルだアナログだでは区別はしていません。システムの場合「小信号」を扱う部類とパワーアンプ群の様に比較的大きな電力を食う物と分けてタップとりします。
電源ケーブルは機器の「性能」を決定するばかりか「質感」をも左右します。良い電源ケーブルが必要です。メーカーオリジナル配線の電源ケーブルはほとんど使い物にならないと考えて差し支え有りません。それらのほとんどのケーブルが「ノイズ」を拾っています。古い機器はオリジナル配線も極端に粗悪な物が多いです。(この頃は電源ケーブルの重要性が理解されていなかったから)・・・マランツの#7、#2、#8b、#9、マッキンのC-22、MX-110やMC30,MC275等も当時は良かったかもしれないけれど今となっては「粗悪」なものの分類のケーブルに入ります。
次にラインケーブルやSPケーブルですがこれも電源ケーブルと同じで「ノイズ」をシャットアウトできるケーブルでないと使えません。いづれの箇所でもノイズ(ハムノイズ)を拾うようでは音が粗くて使い物になりません。
そして皆さんが「盲目的」に何の疑問を示さないのがSP箱内配線です。このユニットへの配線やネットワークへの配線が「とんでもなく粗悪」だと言う事です。
他にもアンプやCDP、チャンデバ内に使ってあるプリント基板や半田材、半田材の材質も粗悪な物が多いです。半田に鉛が入っているだけで電気が流れにくいです。
私の場合アンプの内部配線も手配線ができる管球式を使いたくなります。そしてその配線材も良いものを使い、半田材も鉛なしの銀入り半田、管球も中国製ではなく1940年から1960年代くらいまでの「本物」にこだわっています。
SPユニットにも半田付け部分が有ります。オールドユニットは歴史的に見てまず間違いなく「鉛半田」が使われています。これを交換してやるだけで情報量が「?倍」になりリアクション(応答性・反応)が飛躍的に良くなります。
オーディオ評論家達が「ヒアリングテスト」と称して雑誌の為に色々書いて有りますが、私から言わしめれば「4〜5時間聴いて何が判るのか?」と思います。良いケーブルは「大容量」になります。それらのケーブルは100時間以上のエージング(馴染ませ)が必要で、(ケーブルのバーンイン+機器の馴染み)とてもとっかえひっかえの駆け足評価で判るような代物ではないということです。
「あわてモノの間違い」、「うっかりの間違い」のケアレスミスの塊だと思います。雑誌の評論に振り回されていたのでは真の「良い音」は追求できません。
機器がどんなに優れていてもそれらを繋ぐ「ケーブル」が粗悪な物では使い物にならないサウンドしか出ません。
機器とケーブルの総合力+セッティング術の技術力の差が「出てくるサウンド」の差になります。
ケーブルに求めるのは「瞬時伝送能力」です。そのため「大容量」でないといけません。これにノイズが入れば大容量とはいえなくなります。
伝送容量は水道の配管です。これは大きいほど沢山流せるでしょう。ノイズがこの配管に付くスケールに相当します。このスケールが微量でも有ると水が濁ってしまいます。この濁った音がヴァイオリンが綺麗になってくれない原因です。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ba4845002b947f5f36eacb887d33e3c6?fm=entry_awp
ディネッセンのアンプは息子宅行を予定 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2017年11月03日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ddde5ac6ea2ab5fc34428564aaf1f59d
ディネッセンのアンプは最初サブシステム用に考えて購入しましたが、サウンドを聴いて息子宅の低域用に使った方が良いと思いました。
息子宅はWフロントロードRCA箱にD130×2発にオリンパスと同じ中高域ユニットを使って、ホーンのみ「お化けホーン」(HL90・・・古いタイプ)を組合せ、3ウェイマルチアンプでシステムを組んでいます。現在パワーアンプは全て管球式です。
(アンプ・ソース機器部は大幅に変わっています)
当人の希望で、低域はTr型のパワーアンプの方が良いと云っていましたので、丁度良いだろうと思います。(150W/chも有るとサブでは過剰)アンプの入れ替えでGE6550プッシュプルのアンプが出て来ますので、そのアンプをサブシステムに使おうと思います。そのアンプにはゲイン調整が出来る様にしていますので、サブシステムでもプリのボリューム位置を合わせやすいからです。
息子宅も伝送ケーブルはバランス方式で全てXLRケーブルで接続しています。(オリンパスと同じ)今回のアンプはRCA接続になっていますので、ケーブルを1.5mで準備をしました。チャンデバはアキュフェーズF-25を使っていますので、RCAとXLRの切り替えが出来る様になっています。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ddde5ac6ea2ab5fc34428564aaf1f59d
GE6550ppパワーアンプ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2017年12月11日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ed4db22dfbc3e63a51ed066017fa3e4a
息子宅のRCA Wフロントロード箱システムの低域用(D130×2)用のパワーアンプ。当該GE6550ppパワーアンプは「内部配線」を全て最高峰ケーブル材に交換済。
前日まで「ノイズ」に悩まされていたらしいので、ディネッセンのアルタイルパワーアンプと交換して持ってきた。
交換した直後、息子曰く
「三段落ちしたみたいな音だなあ。低域が吹き出してくるような圧力が無い。ドライブ力が違いすぎる・・・」
と非常に辛口なコメントが・・・ディネッセンのアンプに浴びせられた。
個人的にはこのGE6550ppパワーアンプが欲しくてもがいていた。
このアンプには@バランス と Aボリューム が付いているので非常に使い勝手が良いのです。
上述写真の様に「自家製プリ」との組み合わせでは、クラロスタットのボリュームを9時の方向以上で使える。
実際に音出しして確認したがノイズはない。
真空管を抜いて綺麗に掃除をしただけで「ノイズ」は消えてしまった。
息子宅ではXLRプラグで使っていたのに対し、現在はRCAプラグで使っている。内部を開けて配線関係の外れ等を確認したが問題なし。「あのノイズは何だったんだろう???」
多分このままXLRプラグで使ってもノイズは出ないだろう。
(このアンプの入力はXLRとRCAの2系統を装備)出力も20W/ch有ります。来週一旦息子宅に返します。その後、このアンプに見合うTR型アンプを手に入れて交換する予定。
ちなみに隣のアキュフェーズのC200+P300の組合せより、はるかにSN比が良く、音数が多く、音の厚みを感じます。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ed4db22dfbc3e63a51ed066017fa3e4a
息子宅のアンプを元に戻す - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2017年12月17日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/5644c0e5aa28e9e3095bf76a47c1eec7
先週息子宅にディネッセンのパワーアンプを持って行きました。低域のD130×2発をドライブする為に使ってもらっていましたが、「ドライブ力不足・音に力が無い・音の厚みがない・三段落ちの音質・・・」等非常に辛口の評価でした。その後使ってもらっていましたが、パワーを上げるとドライブ力が出て来るとの事でしたが、そうなると中・高域とのバランスが崩れるとの事で使いづらいとの事。
「ブーン」と云うノイズが出ていた自作のGE6550ppパワーアンプも真空管の差し替え(抜き差しのみ)でノイズが消え、静寂の中から音が出て来る本来のサウンドになりました。
RCA接続で確認していましたが、息子宅でXLR接続してもノイズは皆無になりました。
音の厚みやドライブ力がまるっきり違うのが一聴しただけで分かります。GE6550ppパワーアンプのサウンドを聴いてからディネッセンのパワーアンプは聴けませんね。これで息子宅も本来のサウンドになり、仕事の疲労を癒してくれるでしょう。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/5644c0e5aa28e9e3095bf76a47c1eec7
etangailleさん 2014/5/7 12:44:39
真空管アンプで「がさがさごそごそ」という音が、無音溝のときに聞こえるのは、出力管よりも前の段階での球に、老朽劣化があるためだと考えられるでしょうか?
補足
説明不足で済みません。レコード再生時だけでなく、何も音源を接続していないAuxにセレクターを合わせているときでも、ボリュームをゼロにしないときは、聞こえます。それで、メインアンプの初段あたりの真空管の劣化なのかと推理しているのですが、新品に変えても変わらず同じだったら無駄になるので、まずお尋ねしています。
asakaranemui900さん 2014/5/7 16:11:08
真空管の宿命です、プリアンプの最前段12AX7の真空管はヒータ点火A電源のハム雑音が混入するからです
またこの真空管が通電時間とともに劣化エミ減するとプレート電流が流れにくくなり増幅率が悪くなり,そのため内部雑音が無信号時目立つからです、また真空管は手作業で製造するので個体差が出るので、左右の雑音を比べて両チャンネルから同じ雑音が出るときは+B電源回路のデ・カップリング電解コンデンサの容量抜けです
並列に神品のコンデンサをつないで電源を入れて雑音が減ればこのデ・カップリングコンデンサの不良です
左右、違う雑音が出るときは左右の真空管を差し替えてみるとどちらか真空管の劣化かどうか判断できます
真空管アンプの宿命ですので、高性能、高級トランジスタアンプをお薦めします
補足を読んで、おそらくアース配線が不良が考えられる、またはバイパスコンデンサの不良、金属製シャーシを軽く叩いて音がするならアース配線不良
スピーカーのウーハーのコーンが無信号時、動いていたら,これはモータボーティング現象というモータボートのエンジン音に似た低音域で異常発振をしているのです
電源プラグを一度抜いて左右を入れ替えて差し込んで電源を入れて見てください、これで雑音が減るかどうか、減れば電力供給線を通じて近所の電化製品の雑音ガ混入しているかどうか分かります
接続していないAUX端子にはショートピンを接続すれば雑音がでない
uchujin2014さん 2014/5/13 09:47:38
ボリュームそれ以前のところでノイズが出ていると思われます。
ボリュームそのものの場合には、音楽を聴いているときに、ボリュームを回したときに、ガリッという音が聞こえるのが普通です。
ボリュームより前が、真空管回路なのかそれとも半導体回路なのかが気になります。
どちらでも、何等かの微調整用ボリュームや半固定抵抗の接触不良で、ガサゴソという音がでることはあります。真空管そのものの劣化でそういうノイズになることは少ないので、他の原因も考えなくてはなりません。
たとえば、コンデンサ類のリーク電流の増加、高電圧配線の絶縁の劣化。
推測が難しいので、アンプのメーカー名、商品名をお教えいただけると分かるかも知れません。
vwvw8873さん 2014/5/9 15:26:36
>何も音源を接続していないAuxにセレクターを合わせ・・・・
>ボリュームをゼロにしないときは、聞こえます。
この症状は出力管の前というよりは、正確にはボリュームより前の回路の部品に原因があります(ボリュームの回転位置に関係なく聞こえるのであれば、ボリュームより後の回路の部品に原因があるということです)。
ボリュームより前の真空管の劣化と思います、該当するのは2本程度の真空管でしょうから取替したら解決すると思います。
>メインアンプの初段あたりの真空管の劣化なの・・・・
初段であればボリュームより前であり多分そうだと思います、電子の放出・流れが乱れているものと思います。
同規格の真空管があれば差替してテスト・確認だけはできると思います。
tomickyhomepencilさん
ボリュームを絞ると出ないのであれば、ボリュームより前段の故障ではないでしょうか。
おそらく、トーンコントロール回路の真空管の不良と思います。
片チャンネルのみノイズが出るのでしたら、左右の真空管を入れ替えてみればよいんですよ。
真空管の不良なら、ノイズが反対のチャンネルから出るようになりますから。
そのあと、新品の真空管に差し替えれば良いんです。
ただ、私があなたのアンプを拝見させていただいた診断結果ではありませんので、もし、違っていても責任は持てませんよ。
今までの修理経験から述べさせているだけです。
imoanpandaさん
原因がメインアンプであることを前提にお答えしますと(プリアンプが原因ではない)、一番可能性として高いのは初段〜2段目の接触不良です。具体的にはプリント基板を使用していればサーキット間のショート、ハンダ付けのクラック、真空管ソケットの接触不良等を疑ってください。また、症状が具体的ではありませんが、片チャンネルのみの発生であれば左右の前段真空管の差し替えで真空管が原因かどうか分かります。後は入り口から回路を辿って行けば分かると思います。
yh_175さん
「Volumeをゼロにした時は出ない」のでVolumeから前で発生しています。
先ずは初段管抜き差しで接触性障害回復処置、次に初段管交換等で対処して下さい。
グリッド抵抗等が原因の場合もあります。
いずれにしてもかなり絞られていますので根気良く特定し解決して下さい。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10128717725
33. 中川隆[-12101] koaQ7Jey 2018年5月08日 09:05:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
Aria Club Union JP
"For Counterpoint users, music cults and natural sound lovers"
http://ariajp.cocolog-nifty.com/aria_ltd_jp/
本サイトは元Counterpointの社長 兼 チーフデザイナーであった Mike Elliott公認です。
-Aria製品個人輸入サポート、Counterpoint製品の修理アップグレードサポート、情報提供. 詳細は是非お問合わせください。
-Ariaは生涯保障(Limited life time warranty) 付きですから基本的に何年経っても故障の修理は全て無料です。 お問い合せは下のメール送信からご遠慮なくどうぞ。このサイトは趣味で行っているため対応が遅れることがあることをあらかじめお含みおきください。
最近米国の Counterpoint Userからメールを頂く事も多くブログ全体をもう少しオーディオに特化する事にしました。ほとんど変わらないような気もしますが。。。
Since some US Conterpointers have been contacted to me. Then I have decided accepting comments in English. Probably the guys who browse this site are using Web translator and that would be so so ok in mind even would not be like Human does. So Now, English comments are welcomed! Sorry but any posts are in Japanese only so far.
_______
2012-05-25-Fri
■[雑記] Counterpointの終焉
Counterpointのアンプはメーカーの倒産後も人気があり、
薄型のプリアンプ SA-5.0、SA-5.1
http://audio-heritage.jp/COUNTERPOINT/amp/sa-5.html
はデザインの秀逸さもあって特に人気が高い。
真空管アンプであるため、定期的な部品交換で長く使え、かつ、真空管やフィルムコンデンサーの交換で音質の改善の楽しみがある。
メーカーが無くなった後も、設計者の Elliott氏が Counterpoint のアンプの保守とアップグレードを個人ビジネス"Alta Vista Audio"として継続しておこなってきた。アップグレード費用は正直に言ってかなりの高額ではあるが、そこは趣味の世界である。
日本では
”Aria Club Union JP”
http://ariajp.cocolog-nifty.com/aria_ltd_jp/
がアップグレードの取次などもやっておられるようである。
今日、6DJ8で検索しているとAria Club Unionにヒットし、そこでElliott氏が商売を閉じることを知った。
Aria Club Unionさんでリンク紹介されているElliott氏の個人blogにこの数年の経緯が語られている。
Elliott氏はアンプデザイナーではあるが実際の作業はできない人らしく、部品交換などの実作業は雇用している職人さんが行っていたが、現在の場所に移って雇った職人は手が遅く、ようやく熟練して作業速度も速くなり、順調に受注が処理できるようになったとき、この職人さんは事故で亡くなり、急遽Counterpoint時代の職人さんに助けてもらって事業を継続してきたが、この職人さんもパニック障害に罹り仕事が出来なくなった。それにより事業を閉じて引退生活にはいるとのことだ。
このblogが本当なら、今度こそCounterpointの終焉となる。私もいつか程度の良いSA-5.0/5.1が欲しいなあと思っていた。残念。
http://d.hatena.ne.jp/platycerus/20120525/p1
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/832.html#c33
35. 中川隆[-12100] koaQ7Jey 2018年5月08日 09:45:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
真空管アンプの存在 audio identity (designing) Date: 5月 18th, 2009
真空管アンプの存在(その47)
以前書いたように、長島先生は1932年生まれ。菅野先生、山中先生も同年生れ。
岡俊雄先生は1916年、岩崎先生は1928年、井上先生は1931年、瀬川先生は1935年、黒田先生は1938年である。
みなさん、SP時代からレコードで音楽を聴かれている。
SPがモノーラルLPに、そしてステレオLPになり、CD、さらにSACD、DVD-AUDIOと、
それぞれのパッケージメディアを、すべて同時代で経験されてきている。
パッケージメディアの変化は、ノイズの低減の歴史でも有る。
いまでこそSN比といっているが、昔のラジオやSPには、ノイズの方が多くて、
NS比と言いたくなるものもあったと聞いている。
「そんななかで音楽を聴いてきたんだ、ぼくらは」ということを、長島先生からきいたことがあるし、
他の先生から聞いたこともある。
ノイズの中の音楽、弱音に耳をすまして聴き逃すまいと集中してきた経験が、
いまの耳をつくっているとも言われた。
http://audiosharing.com/blog/?p=621
真空管アンプの存在(その48)
最新のコントロールアンプは、フォノイコライザーアンプを搭載していないことも有利に働いて、
マランツ#7よりも、残留ノイズの値は、2桁ほど低いだろう。
最新のアンプのなかでも、残留ノイズの差はあり、1桁くらい異なるときいたことがある。
残留ノイズの測定値が同じアンプが2台あったとしよう。
どちらもノイズフロアー領域でも、微小信号が失われないとなかったとしても、
聴こえ方は、聴感上のSN比は差があるように感じられることもある。
微小信号とノイズの聴こえ方の違いが生じているからだ。
消え入るような音にノイズがまとわりついて聴こえるアンプもあれば、
分離して聴こえるアンプもある。
ノイズの分布の仕方も違う。どこかの周波数帯域に集中しているのか、
それともサーッと拡げて薄めたような感じなのか。
長島先生は、前のめりになって聴かれる。
ピアノの余韻が消え入るようなところでは、どこまでも音が続く限り、
音の気配がわずかでも感じられるかぎり、その音にピントを合わせるため、
息をひそめ聴かれている、そんな印象をいつも受けていた。
http://audiosharing.com/blog/?p=622
真空管アンプの存在(その49)
長島先生が、接点のクリーニング、スピーカーユニットを留めているネジの増し締めについて、
うるさいほど言われるのは、微小な音の明瞭度をすこしでもよくするためである。
長島先生は、試聴レコードに、よくラヴェルを使われた。
モニク・アース(Monique Hass)のレコードは、長島先生に教えてもらい、その魅力を知ることができた。
モニク・アースのレコードは、五味先生の「オーディオ巡礼」の中にも出てくる。
「続オーディオ巡礼(三)」で、ステレオサウンドの原田社長(当時)のリスニングルームを訪問されたとき、
そのとき原田氏がかけられたレコードの1枚が、モニク・アースのラヴェルのパヴァーヌである。
おそらく長島先生が、原田氏に教えられたのだと思う。
「音の色彩がきちんと再現されないと、ラヴェルはつまんなくなるからね」──、
これも、よく言われていた。
長島先生は、よく出来た真空管アンプは「色数が多い」とも言われていたし、
トランジスターアンプは「まだまだ色数が少ない」のが不満だとも、この言葉も何回聞いたことだろう。
http://audiosharing.com/blog/?p=623
真空管アンプの存在(その50)
そういえば、こんなこともあった。
ステレオサウンドで働くようになって、まだそんなに経っていない頃、
ある国産メーカーから、パワーアンプが登場した。
そのメーカー独自の回路を採用しながらも、実験機的な印象は完全に払拭した、
大人の雰囲気を感じさせるアンプで、
編集部のNさんとふたりで、「いい音だなぁ」と盛り上がって聴いていた。
なめらかで純度も高く、パワーを上げていっても、不安定さを感じさせない。
聴いていると、ついついボリュームを上げていることに気がついた。
それにいい音なのに、なぜだか、音楽を聴いた満足感が希薄なことにも気がついた。
翌日も、ひとり試聴室にこもり聴いていた。
それでわかった。
ピアニシモに力が感じられない。だから無意識にボリュームをあげていた。
しばらく経ち、長島先生の試聴があった。
長島先生と会うのは、これが2回目だったと記憶している。
このとき、このアンプが話題になった。
「どう思う?」ときかれた。
http://audiosharing.com/blog/?p=624
真空管アンプの存在(その51)
長島先生とは親子ほど歳が違う(父は長島先生よりも2つ下だ)。
だから本音を隠して、当たり障りのない感想を言ってごまかすなんてことも通用しない。
ストレートに、感じたことを言うしかない。
ピアニシモ(ローレベル)において力を感じないことを伝えた。
「どう思った?」ときかれたときは、やや厳しい表情だったのが、にこりとされて、
「やっぱり、そう感じたか。ちゃんと聴いているな」と言ってくださった。
長島先生も、そのアンプに対して、私と同じ不満を感じておられ、そのため、評価はかなり厳しいものだった。
そのときは、正直、なぜそこまで厳しい評価なのかが、完全には理解できていなかった。
たしかにローレベルの力のなさに不満を感じていたが、良さも、いくつももっているアンプであるのだから。
長島先生の試聴に、2回、3回……と回を重ねていくごとに、
「なぜだったのか」が次第に、自然と理解できてくるようになっていた。
http://audiosharing.com/blog/?p=664
真空管アンプの存在(その52)
「音の色数」「色彩」ということばからもわかるように、長島先生は、音の変化に対して、
鋭敏であるものを好まれていたし、その点を、集中して鋭敏に聴きとろうとされていた。
「オーディオで原音再生はとうてい無理」──、そう長島先生は言われていた。
けれど、ほんのわずかな変化にも鋭敏な音がきちんと出てくれば、
「ぼくは錯覚できる、ナマを感じる」とも言われていた。
音の帯域的なバランスがすこしおかしかろうと、微小レベルの音の変化が出ていれば、
音楽にのめり込んで、聴かれていた。
だからこそ、一見きれいな音を聴かせようが、見事な帯域バランスをもっていようが、
その点に鈍感なものに関しては、手厳しい評価を下されていた。
真空管アンプの存在(その53)
長島先生は、はっきりしておられた。
微小レベルの変化に鈍感なモノは、いくら愛情をもって使いこなそうとも、
鈍感なものは鈍感なままで、決して敏感、鋭敏になることはない。
本質は変らないからだ。
オーディオ機器だけでなく、演奏に関しても、そのことは共通していた。
1980年代後半、ステレオサウンドでも、よく試聴に使っていたエリアフ・インバルによるマーラーの交響曲。
第4番と5番は、なんど聴いたことか。
特集の試聴でも使い、新製品の試聴でも使う。
すべての試聴に立ち会っていた私は、おそらく当時、
もっともインバルのマーラー(一部だけだが)を、聴いた者だっただろう。
正反対のマーラーを聴きたいという欲求がたまりはじめていた。
真空管アンプの存在(その58)
絶対にあり得ないことと、はじめにことわっておくが、もし長島先生が、
バーンスタインよりもインバルのマーラーを高く評価される人だとしたら、
この項の(その50)、(その51)に書いた国産パワーアンプを、高く評価されていただろう。
私にしても、インバルのを好む耳(感性)をもっていたとしたら、
その国産パワーアンプの欠点には気がつかずに、「いい音だ」と満足していただろう。
インバルの演奏(音といいかえてもいいと思う)と、その国産パワーアンプの音には共通するものがある。
先に、ピアニシモの音に力がない、と書いたが、これに通じることでは、
音の消え際をつるんとまるめてしまう、そんな印象をも受ける。
それに力がないから、だらっとしている。消えていくより、なくなっていく。
だから、ちょい聴きでは、「きれいな音」だと感じるが、決して「美しい音」とは、私は感じない。
長島先生も、「美しい」とは感じられないはずだ。
この手の音を、「ぬるい」「もどかしい」と感じるところが私には、どうもあるようだ。
http://audiosharing.com/blog/?p=861
真空管アンプの存在(その59)
「きれいさっぱり」という表現がある。
きれいさっぱりに洗った、という場合には、汚れの落とし忘れもなく、清潔なこと。
きれいさっぱりあきらめた、という使い方もある。
潔くあきらめて、さっぱりしている、という意味だ。
また、何もかも失ってしまったときにも、きれいさっぱり、を使うこともある。
洗濯の例のようによい意味で使われることもあれば、そうでない使い方もある。
バーンスタインのマーラーには、きれいさっぱり、という表現はまったく無縁だ。
インバルのマーラーには、きれいさっぱり、という言葉を使いたくなる、なにかを感じる。
というより、何かがたりないから、そう感じる、といったほうが正しい。
きれいさっぱりな音のアンプ、は、褒め言葉ではない。
そう受けとる人もいるかもしれないが、音の表面的な綺麗さにこだわるあまり、
なにか大事なものまで捨ててしまった音、そんな意味が含まれている。
バーンスタインの感情移入の凄まじさは、ある種のノイズなのかもしれない。
その「ノイズ」は、人によっては、音の汚れとして、または、きわどい音として受けとめるのか……。
バーンスタインのマーラーの第5番を「チンドンヤみたい」と受けとめた編集者にとっては、
バーンスタインの発する「ノイズ」は、単なる汚れにしかすぎなかったのか。
だから、その種の「ノイズ」をきれいさっぱりと洗い流したインバルのマーラーを選ぶのか……。
その一方で、きれいさっぱりなものに物足りなさを感じる者も、またいる。
真空管アンプの存在(その60)
モーツァルトの最後の作品、K.626には、ある種の官能性が感じられる演奏に出逢うときがある。
そういう官能性が希薄な演奏も、また多い。
どちらが優れた演奏なのかは、ここでは語らないが、
私個人としては、官能性が希薄な演奏には惹かれない傾向がある。
官能性といっても、この曲の性格からして、みょうにべとついていては困る。
官能性のうちに、清潔感がなくてはならない、とも思う。
薄汚れてしまっている官能性も困るが、消毒しすぎてしまっては、おわりだ。
ただ、この官能性は、演奏だけの問題にとどまらず、アンプの性格によっても変ってくる。
アンプによっては、官能性をきれいさっぱり洗い流してしまうものがある。
真空管アンプの存在(その61)
昨夜の(その60)を書きながら、タイトルは、
「Noise Control/Noise Designという手法」に変更しようかと迷った。
通常、ブログを書く時は、タイトルを書いて本文を書き始める。
新しいテーマのときは、その逆もあって、本文を書いている途中、書き終えたあとに、
タイトルを考え、つける。
続き物を書いているのに、途中でタイトルを変えることはないにもかかわらず、
昨夜は、どっちにしようかと迷ったし、
あえてほぼ同じ本文を2本書き、それぞれのタイトルをつけて、
最後の数行のみを変えるということも、ちらっと考えた。
モーツァルトのレクィエムにただよう、ある種の官能性を、オーディオ側でなくしてしまうのは、 やはり「ノイズ」とのかかわりのあることだと、書きながら思っていたからだ。 この項(その61)も、その意味では、境界が曖昧なところがある。
真空管アンプ(もちろんよくできたモノにかぎる)の良さ、 そのなかでも、ウェスターン・エレクトリックの真空管(もちろんすべてのモノではない)の独得の味わい、 これらは、ノイズと深く関わっている、と、ここ数年考えるようになってきた。 だから、高S/N比を実現するために、安易にノイズを打ち消すことは、避けるべきこと、と言い切ってしまおう。 長島先生が、ノイズの打消し手法について否定的だったのも、同じ理由からで、まちがいないはずだ。
真空管アンプの存在(その62)
瀬川先生が、こんなことを書かれている。
*
ドルビー(ただし一般的なBタイプでなくプロ用のAタイプ)をはじめとするノイズリダクションシステムを通すと、ヒスノイズを含めてそこにまつわりつく何かよごれっぽい雑音がきれいさっぱりと除かれると共に、極めてわずかながら音の余韻の最後のデリケートな響きをあるレベル以下できっぱり断ち切ってしまうようなところもある。
*
長島先生も、表現は異るものの、同じことをよく言われていた。
アンプ内部には、ドルビーシステムのようなノイズリダクション回路は存在しないが、
トランジスターや真空管といった増幅素子の並列仕様によるノイズの打ち消しにも、こういう面がある。
真空管アンプの場合、S/N比を高めるために、安易にヒーターをDC点火する。
なかには三端子レギュレーターを使い、より低インピーダンス・低リップルの直流点火を行っているものがある。
たしかにハムやノイズは低下する。きれいさっぱりな音になり、S/N比は測定上も、一聴すると聴感上も、向上している。
なにもハムやノイズが盛大に出ているのがいい、と言いたい訳ではない。
もちろんハムは確実に、ノイズもできるかぎり減らしていくべきではある。
けれど安易にノイズを減らすことだけに集中してしまうと、なぜノイズを減らすのかを忘れてしまっている。
そんな印象を受けるアンプがある。
大事なのは微小レベルの音、
瀬川先生の言葉をかりると「音の余韻のデリケートな響き」のきわめてわずかなところを、
どこまでクリアーに聴きとれるようにするか、である。
真空管アンプの存在(その63)
高級なノイズストレッチャー回路を通したような、とてもよく磨かれた汚れのないクリアーなイメージがある。
一種人工的な美しさといったらいいだろうか。
つづけて瀬川先生は、こんなふうに書かれている。あるパワーアンプについての記述である。
こういう音は、清潔感のある音、と表現されることも少なくない。
あるレベル以下の微小レベルの音をなくしてしまっているけれど、
ノイズはそれ以上になくしているから、ノイズという汚れのない、きれいな音であることはまちがいない。
この手の音のアンプは、気配を感じとりにくい。気配の再現力が弱かったりする。
だから、ときに、音楽が、いきなり唐突に鳴ってくる。
それを、静寂の中に音楽のみが現れた、とも表現することはできる。
けれど、私はそういう音に満足できない。
私だけではない、長島先生もそうだった。瀬川先生もそうであろう。
とにかくノイズを聴くのが嫌という人もいる。
ごくごく微小レベルの音が失われても、それ以上にノイズが減って、
耳につかなくなればそのほうが好ましい、とする人。
一方で、ノイズが多少出ていても、できるかぎりどんな微小レベルの音であろうと再現してほしい。
とにかく鳴ってくれれば、ノイズの中に埋もれがちであろうと、
耳を澄ますことで聴きとることができるから、という人。
ノイズの中から音を拾っていく。それは慣れていないと、しんどい。
理想は、ノイズのみがない音である。いっさい微小レベルの、どんなこまかな音も失われない音。
かなり近づきつつあるものの、それでもまだ、一部の高S/N比のアンプと評価をもらっているアンプの中には、
微小レベルの音を、きれいさっぱりなくしてしまっているものがあるように感じている。
もちろん、瀬川先生が書かれた時代からすると、「あるレベル」はずっと低いところにまできているけれど……。
真空管アンプの存在(その64)
真空管アンプは、ソリッドステート(半導体)アンプにくらべて、真空管そのものの構造から、
どうしても物理的なノイズに関しては不利な面がいくつかある。
その代表的なひとつが、ヒーターおよびフィラメントの存在であり、その点火方法であろう。
ときどき、こんな記述をみかける。
「EL34のフィラメントが赤く灯り……」
書いているご本人は、ヒーターと表記せずに、あえてフィラメントとすることで、
言葉の雰囲気に酔われているのかもしれないが、真空管においてヒーターとフィラメントは異る。
フィラメントとは熱電子源である。つまり直熱管においてのみ、フィラメントは存在する。
ヒーターは熱源ではあるが、熱電子源ではない。ヒーターで熱せられたカソードから熱電子が放出されるからだ。
EL34やKT88などは、傍熱管だからヒーターであって、フィラメントは持たない。
ECC82、ECC83といった電圧増幅管も傍熱管だから、フィラメントはない。
これもチョークコイルを、わざわざチョークトランスと呼ぶ人がいるのと同じことなのかもしれない。
トランスは “transformer” であり、”transformer” の意味を調べれば、
チョークはコイルであってトランスではないことはすぐにわかる。
ヒーターよりもフィラメントと、コイルよりもトランスと、とあえて誤記することが、
字面のうえでかっこいい、と思っているのだろうか。
意味さえ通じれば、そんなこまかなことはいいじゃないか、という反論もあろうが、
そういうこまかなことをきちんとせずに、おろそかに取り扱っていたら、それはその人の音に出てしまう。
真空管アンプの存在(その65)
真空管アンプでS/N比を高くするためには、ヒーター、フィラメントの直流点火がもっとも手っとり早い方法である。
けれど、以前から、直流点火よりも交流点火のほうが、ノイズは多いけれど音は良い、という人が少なくなかった。
プッシュプルアンプではハムは打ち消されるものの、シングルアンプでは、交流点火はノイズの増加だけでなく、
ハム対策もめんどうになってくる。
それでも、交流点火にこだわる人たちはいなくならない。
この項の(その25)で使った「遅れてきたガレージメーカー」がつくる管球式コントロールアンプでは、
三端子レギュレーターを使って定電圧の直流点火している。
交流点火よりも非安定化(定電圧回路を使わない)の直流点火、それよりも定電圧電源による直流点火のほうが、
リップル除去率は高くなるし、一見、ノイズは減っているように受けとめられている。
だが昔からの真空管アンプのマニアになればなるほど、三端子レギュレーターによる直流点火は、最悪だという。
最悪なのは、もちろん音に関して、である。
それも直熱管におけるフィラメントの点火だけでなく、傍熱管のヒーターの点火に関しても、
三端子レギュレーターに対して、ひじょうに厳しい。
直熱管における点火方法の違いによる音の変化は実際に試聴したことはないが、
傍熱管(電圧増幅管)では、その機会があった。
たしかに三端子レギュレーターでの直流点火の音は、聴くとがっかりする。
真空管アンプの存在(その66)
ついつい非安定化電源よりも定電圧電源(安定化電源)のほうが、性能(安定度)の高さだけでなく、
使用部品点数も格段に多くなり、音質的にもメリットがあると思いたくなる。
増幅回路のヴァリエーションがじつに多彩なのと同じように、定電圧電源の回路にもいろいろある。
だから、すべての定電圧電源が非安定化電源よりも勝っているわけではないし、
十分に練り上げられた定電圧電源でも、音質面で非安定化電源よりも優れているとは、必ずしもいえない。
それこそじつにさまざまな要素が絡み合ってのことだから、
いまもって結論は出ていない……、私はそう受けとっている。
三端子レギュレーターは、もっとも手軽に定電圧電源がつくれる。
実験用としては便利な部品のひとつである。
けれど、便利だからといって、ただそのまま何の工夫もせずに使ってしまっては、
よりよい音を求めようとしたときには、いくつか問題がある。
要は使い方が大事なのだが、ヒーターなんて直流点火さえしておけば十分、
さらに定電圧化しておけば、もうなにも問題はない、
そんな発想からヒーターの点火回路に三端子レギュレーターを使っているアンプは、
ずいぶんと、真空管アンプの音の特質を損なっている、と私の試聴した経験からいえることだ。
三端子レギュレーターの安易な使用より、
非安定化電源(つまり整流ダイオードと平滑コンデンサー、それに抵抗を組み合わせたπ型フィルター)が、
すっきりとした、清々しい音を聴かせる。
それは、頭の中で、傍熱管であってもヒーターの点火方法は重要なことだとわかっていても、
実際に耳にする音の差には、多くの人が驚くと思う。
そして、誰しもが、直熱管のフィラメントだったら、
もっとこの違いはより大きくはっきりとするのか、と思うはず。
真空管アンプの存在(その67)
いちどでもヒーターの点火方法の違いによる音の差を聴いてしまうと、
三端子レギュレーターなんて、と全面否定したくなるところだが、
それでも安易な使用の三端子レギュレーターとしたのは、もうひとつ別の体験があるからだ。
もうずいぶん前のことだから書いてもいいだろう。
ステレオサウンドでEMTの管球式イコライザーアンプの製作記事を掲載していたときの話だ。
この記事を読まれた方は、カウンターポイントの協力によって、この企画は実現したことを知っておられるだろう。
このときプロトタイプのSA139stのヒーターは、いわゆる安易な三端子レギュレーターの使用だった。
それを長島先生が、カウンターポイントの主宰者マイケル・エリオットに電源に関しても、
じつに細かいアドヴァイスをされて、いくつかのノイズ対策処理をがおこなわれた電源でを聴くことができた。
三端子レギュレーターの使用をやめたわけでなく、小容量のコンデンサーをいくつか後付けを中心とした改良だった。
そこにかかった費用も手間もそれほどのものではない。でも、出てきた音は大きく変化していた。
もちろん長島先生による電源部の改良はヒーター回路だけでなく、高圧のB電源に対しても行なわれていたから、
その音の違いはヒーター回路の違いだけではない。それでも、ヒーター回路への改良がもたらした面も大きいはずだ。
SA139stの製品版の外付け電源の内部を見る機会はなかった。
だから、私が聴いたのと同じことが施されているはずだが、はっきりとしたことはわからない。
http://audiosharing.com/blog/?cat=48&paged=4
36. 中川隆[-12099] koaQ7Jey 2018年5月08日 10:00:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
真空管アンプの存在 audio identity (designing) の全文は
http://audiosharing.com/blog/?cat=48&paged=8
http://audiosharing.com/blog/?cat=48&paged=7
http://audiosharing.com/blog/?cat=48&paged=6
http://audiosharing.com/blog/?cat=48&paged=5
http://audiosharing.com/blog/?cat=48&paged=4
http://audiosharing.com/blog/?cat=48&paged=3
http://audiosharing.com/blog/?cat=48&paged=2
20. 中川隆[-12098] koaQ7Jey 2018年5月08日 11:24:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
2018年05月07日
支那人が居て当り前の時代 / 闇黒大陸の一部となる日本
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68715520.html
「隣は支那人」になった現在
日本は海で朝鮮半島と支那大陸から切り離されている、というのは昔の話だ。交通機関が発達し、チラシ広告のようにビザが発給されている今日では、あっちに支那人、こっちに朝鮮人、お向かいにフィリピン人、後ろに黒人というのが珍しくない。筆者も驚いてしまったが、ある日、東京四谷のコンビニ店に入って会計をしようと思ったら、レジ係がペルシア人(イラン人)男性なので面喰らってしまった。以前、鉄火丼を食べようと本郷の定食屋に入ったら、注文を取りに来た女給が支那人だった、という思い出がある。また別の日、近所を散歩していたら、背後からウルドゥー語が聞こえたので、「何事か?!」と思って振り返ってみたら、三人のパキスタン人が自転車に乗って走っていたのだ。確か、日本の道路を歩いていたはずなのに、「あれっ ! 英国のブラッドフォード(Bradford)にいるのかなぁ ?」と錯覚しそうになった。日本も一等国になったようで、都市部がロンドンのイースト・エンドみたいになっている。でも、墓場の伊藤博文や夏目漱石は喜ばないよねぇ。
Pakistanis in Britain 1Pakistanis 4
(左: 英国に住むパキスタン人 / 右: 西歐人を非難するイスラム教徒)
だいたい日本人は脳天気すぎる。異民族を知らなかった日本人は、日韓併合で下劣な朝鮮人が大量に押し寄せたからビックリ。敗戦で朝鮮を放棄した後も、穢多(エタ)と変わりない賤民が残留し、「第三国人」と称してやりたい放題。不逞鮮人に苦しめられた日本人は結構多いのに、子や孫にその「苦労話」を伝えないから、現在の若者は支那人や朝鮮人に無知なまま暢気に暮らしている。一方、北京政府の改革開放路線で“小金持ち”となった支那人は、歐米諸国はもちろんのこと、近場の日本にも群れを成してやって来た。ディスコだって客を選んで入店させるのに、日本政府は千客万来で支那人の渡航を許してしまうんだから、愚かとしか言いようがない。支那人ってのは欲望全開、道徳最低の銭ゲバ民族である。いくら懐が温かくなろうとも、心は氷点下の冷血動物だ。江戸や京都を歩いても、タバコのポイ捨て、カラ弁の投げ捨て、痰の吐き捨て、ウンコの垂れ流しなんて当り前。犬だって列に並ぶのに、支那人にはそれすら出来ない。昔、アジアの租界で「支那人と犬はお断り」という立て札があったそうだが、盲導犬や麻薬犬に失礼だ。柴犬の「豆助」が近づいてくれば「よしよし」と撫でてやるけど、支那人がホイホイやって来れば、スリッパでその頭を引っぱたきたくなる。「チャンバラトリオ」の南方英二ならハリセンでぶっ叩くし、漫才コンビ「ゆーとぴあ」のホープ師匠なら「ゴムパッチン」だぞ。(だいぶ古いけど、詳しくはネットで調べてね。)
経済発展で支那人が態度を改めるなんて嘘だ、妄想だ、まやかしだ。日本人はポテンシャル(潜在能力)が異常に高く、自分が変化と進化を遂げて良くなるから、多民族もそうなると信じてしまう。ただし、例外はある。長嶋茂雄は現役引退の時、「巨人軍は永遠に不滅です!」と述べたが、今では斜陽の巨人軍は目を蔽いたくなる程の体たらく。プロレス界だって馬場や猪木の頃とは格段に違っている。それでも、日本は全体的に素晴らしい。ところが、支那人ときたら数千年前と変わらぬままだ。秦や漢、唐、宋、元、明、清になっても同じ。日本の知識人は支那が民撰国家(デモクラシー)になれば変わると思っているが、あと四千年経っても支那人は支那人だ。支那の歴史は軍閥・匪賊で分裂し、中原の覇者が現れて統一というのが定石。しかし、暴君や腐敗と戦乱で再び群雄割拠となるから、残忍で冷酷な独裁者が降臨し、再統一というパターンが繰り返される。絵巻物みたいな美しい日本史とは違い、支那の歴史は血塗れで、恐怖と醜悪に満ちたホラー劇。地獄の方がまだマシだ。なぜなら、閻魔大王は一人だけ。支那ときたら、百鬼夜行で魑魅魍魎。ドラキュラ伯爵でも蠅か蛇に過ぎない。悪魔がたじろぐ悪党がウヨウヨいるんだから。
支那人について話し始めるとキリが無いので省略するが、支那人というのは実にうるさい。アヒルみたいにガーガー喋る。比べちゃ悪いけど、オックスブリッジを出た中流階級のイギリス婦人とか、エレガントなフランス人女性は躾が良いのか、話を聞いていて気持ちがいい。例えば、日本でも有名なBBCニューズで、アンカーを務めるフィオナ・ブルース(Fiona Bruce)の話し方は気品があって、そのブリティッシュ・アクセントは耳に心地よい。ちょっと庶民的な司会者のキャット・ディーリー(Cat Deeley)でも、話を聴いていて愉快になる。映画ファンならジミー・キンメルのトーク番組とかで、女優のジリアン・アンダーソン(Gillian Anderson)や男優のヒュー・グラント(Hugh Grant)が話すのを聞いたことがあるだろう。米国の中西部だとアンダーソンのような英語を喋る西歐系女性は多いから、在米日本人のビジネスマンでも気付く。一方、グラントはオックスフォード大卒の珍しい俳優で、会話を聞いていても英国風のユーモアを交えて喋るから、いかにもイギリス人らしい。
Fiona Bruce 3Cat Deeley 3Gillian Anderson 6Hugh Grant 1
(左: フィオナ・ブルース / キャット・ディーリー / ジリアン・アンダーソン / 右: ヒュー・グラント)
今回、支那人の話し方に触れたのは、先月の4月29日、吉祥寺駅で支那人による傷害事件が起きたからだ。被害者になった会社員の土屋英司さん(65歳)は、電車の中で話す二人の支那人がとてもうるさかったので、吉祥寺で降りたとき、彼らに注意したそうだ。すると、酒に酔っていた支那人の代強(だい・きょう)は、叱責されたことで腹を立て、土屋さんに掴み掛かかった。口論が昂じて二人がもみ合いになると、運悪く電車が動きだし、土屋さんは車輌に押しつけられて重傷となる。脳挫傷で病院に搬送された土屋氏は、意識不明のまま、五月に入って息を引き取った。土屋氏の死亡を以て、代の容疑は傷害致死に変わったそうだ。
亡くなった土屋氏は正義感が強く、勇気をもって注意したのだろう。一般的に、支那人は自己中心的でマナーが悪く、周囲の迷惑を顧みない。大声で喋っても、大声だと気がつかないくらい鈍感だ。恥も無いければ、反省も無い。日本語が上手い支那人でも、日本語を話す口調は支那的で、“がさつ”な上に、ぶっきらぼう。しかも、押しの強い喋り方で、機関銃のように言葉を発するから、まともな日本人だと眉を顰めるし、温厚な人でも心の底で「何こいつ !」と呟いてしまう。支那人の態度にはデリカシーのカケラも無いし、繊細な感覚とか、相手を思いやる「気遣い」というものが一切無い。これは支那人家庭の特徴で、子供の躾が我々と根本的に違うからだ。いくら日本の大学に留学し、日本での滞在期間が長くても、「生まれと育ち」から由来するの行動様式は中々変えられないものである。だから、日本人と結婚すると、色々な事で驚く。支那人の男にとって日本人女性は別世界の人間で、可愛らしさと慎ましさが魅力的。柔和な性格を持っていても、その中に芯の強さがある。天真爛漫なのに意外と賢く、亭主と苦楽を共にしてくれる伴侶となるから最高だ。
片や、支那人の女を娶った日本人は、不幸を背負い込んだようなものである。カマキリのような女は、国籍目当てで日本の男に近づくし、隙あらば財産を収奪しようとする。さらに、いつのまにか亭主に多額の生命保険を掛け、チャンスを狙って一攫千金。憐れな旦那は、ハッと気がつくと棺桶の中。年金受給前にあの世へ直行なんて、あゝ無情。支那製の列車に乗ったようなもの。だいたい、支那人を女房にする方が愚かだ。いくら女日照りだからといって、支那人の女房じゃセックス以外に喜びが無い。同僚や友人に自慢できないし、紹介された相手も何となく「馴れ初め」を訊けないし、どんな事を話していいのか分からないから、遠慮がちになる。支那人なら気にしない、ちょっとした“しぐさ”も、日本人にとったら気になる。でも、注意すれば侮辱になるから、素知らぬ振りを決めこんで居眠りするのが一番。やはり、後進国ならぬ最低国から来た劣等民族は、高度な日本社会に同化するなんて無理。(支那人については、拙書『支那人の秘史 朝鮮人の痴史』で詳しく論じたから、そっちを読んでね。笑ってしまうけど、現在でも頷ける支那人の性質が解る。)
再び話が脱線したので元に戻す。支那人に殺された土屋氏の一件は、実に気の毒な暴力事件だけど、問題の核心は、日本のマスコミと支那人の居住を許す政府にある。事件を受けて、各テレビ局は一応「傷害事件」として報道したが、形式的にサラリと流すだけで、事件の本質を追求しようとしなかった。本来なら、「どうして、こんな事態になったのか?!」と特番を組んでもいいのに、酔っ払いの“いざこざ”としか考えていないのだ。下らない福田財務次官のセクハラ事件だと、何日も延々と報道したくせに、兇暴な支那人の犯罪だとチョロッと触れるだけ。ジジイの残尿じゃないんだぞ。淡白すぎるじゃないか。下手人の代強は、埼玉県春日部市に住む“自称”「調理師」であるというが、これって「専門職」の外国人に分類されるんじゃないか?
日本政府は「高度技術の保有者」を優遇しているから、北京料理とか上海料理を得意とする支那人も「専門職」の人材となるのだろう。餃子の皮を素早く作ったり、麵を巧みに引き延ばす支那人なら“大歓迎”となる。でも、そんな基準なら、何億人も該当するので、津波のように支那人が押し寄せるぞ。何せ、支那人は一般人でも料理の達人だ。鶏から豚、熊、蛇、蛙に至るまで、何でも包丁で屠殺できる。道端で野菜クズを拾ってきたら、見事な八宝菜を作ってしまうし、腐った肉でも油で揚げてチンジャオロースとか酢豚にして誤魔化すのが上手だ。世界中に散らばる支那人が先ず始める商売といったら、必ず郷土料理を持ち込む食堂である。したがって、支那人に限って言えば、料理人を「専門職」にしてはならない。コンピューター技師だって怪しいものだし、却って危険な場合もある。機密情報を盗むハッカーにもなるし、偽造クレジット・カードを作る「専門家」にさえなってしまうのだ。ピッキングの空き巣だって「専門職」じゃないか。盗難防止の装置が附いている高級車を盗む手口なんか、実に鮮やかで、その素早さ、正確さ、連携プレーは大したものだ。もし、犯罪オリンピックがあれば、支那人は個人・団体戦を含めて金メダルの独占は間違いない。
china dog 18chinese children 1
(左: 犬の丸焼きを包丁で捌く支那人 / 右: 支那人の子供たち)
支那人や朝鮮人の犯罪が世間の脚光を浴びると、テレビ局は必ず評論家とか藝能人をスタジオに招いて、「全部の支那人や朝鮮人が犯罪者という訳ではない」と語らせる。しかし、こうしたテレビ藝者は腹話術の人形に過ぎず、裏で糸を操っているのは、制作者のディレクターやプロデューサーである。したり顔の九官鳥は「教えられた台本」を喋ってるだけで、熟慮を重ねた上での結論ではない。提灯を掲げた雑誌記者も、お座敷に呼んでくれた「旦那衆」に媚びるのが十八番(おはこ)である。そもそも、俳優とか漫才師が自分で丹念に調査して、根拠のある資料を以て独自の見解を述べるなんてあり得ない。フジテレビは坂上忍を起用して「ご意見番」にしてるけど、彼はベテランの役者だから、制作者の意図を汲んで“期待通り”のキャラクターを演じているだけだ。
最近耳にして驚いたが、藝人の東山紀之がテレ朝の『サンデーLIVE』という番組で、メイン・キャスターを務めているという。もう呆れてしまうが、人気者を採用すれば、彼の固定ファンや若い女性が観てくれる、とでも思ったのだろう。確かに、くたびれた中年のアナウンサーよりも、キリっとした二枚目役者を使う方が、一般の視聴者を洗脳しやすい。(ただし、『必殺仕事人』で中村主水の代役を務めた東山は無惨だった。お客の視線が厳しい演劇は、おちゃらけたワイドショー番組と違って実力がモノを言う。大根役者は三流役者のままで、看板役者にはなれない。たぶん、歌手で零落(おちぶ)れたから、キャスターに転向したんだろう。)
歐米人もそうだが、日本人は率直にモノを言わないから、困った事態に陥ってしまうのだ。嫌なものは「イヤ !」と言うべきである。支那人を排除できないのは、問題の急所を突かないからだろう。つまり、たとえ移民の中に良い支那人がいようとも、国境の前で「支那人はお断り」と撥ね付けるべきなのだ。戦国時代、織田信長は一向宗に手を焼き、それを根絶しようと比叡山延暦寺の焼き討ちを断行し、宗徒や兵僧を皆殺しにしたという。実際、そんな大虐殺があったかどうかは怪しいけど、立派な坊主に生臭坊主がくっついていたことは事実らしい。ここで重要なのは強欲坊主ではなく、そうした僧侶が繁殖する宗教組織の方である。権力と金銭を求める集団は、徹底的に弾圧するしかない。支那人も同じで、本当に勉強したい奴がいても門前払いにすべきなのだ。善良そうな留学生だって、時が経てば“本来”の支那人に戻ってしまうし、北京政府の勧誘を受ければ工作員とか協力者になってしまうのだ。というのも、支那大陸に両親や兄弟、祖父母を残しているから、北京政府がこの血族を人質に取れば、ノンポリの支那人でも忠実なスパイになる。そうじゃなくても、お金に弱い支那人だ。ウキウキして誘いに乗るんじゃないか。
別の例だけど、アクネス・チャンやジュディー・オングを見てみろ。最初は可憐なアイドル歌手を演じていたアグネスも、中年を過ぎると則天武后か宋美齢みたいに、狡猾な支那人に戻っていた。「アフリカの貧しい子供に救いの手を !」と訴えるアグネスは、ベルサイユ宮殿のような豪邸に住んでいる。しかも、北京政府に弾圧され、酷い拷問を受けた末に処刑されるチベット人やウィグル人には冷淡だ。派手な衣装でヒット曲を歌うジュディー・オングも支那人の家系で、彼女の一族は抗日戦線を行っていた華僑らしい。しかし、国共内戦が勃発し、オング一家は大陸から台湾に渡ってきた。1976年だったと思うが、『必殺からくり人』に出演していた頃、ジュディー・オングは初々しく、とても狡猾な支那人には見えなかった。しかし、年を重ねて徐々に変わってきた。まったく、支那人ってのは腹の中にエイリアンを宿しているのか?
Agnes Chang 1Agnes CahngJudy Ongg 2
(左: アグネス・チャン / チャンの豪邸 / 右: 若い頃のジュディー・オング)
そう言えば、千葉県の知事となった森田健作は「仕掛の天平」を演じ、花火玉を相手にの口に入れて殺すという仕掛人の役だった。まさか、「俺は男だ !」と叫んでいた役者が、後に「俺様は県知事だ !」と豪語するなんて。まぁ、意地悪婆さんの青島が都知事となり、横山ノックが府知事で、大橋巨泉が参院議員なったんだから仕方がない。ミュージカルの「アニー」に出演した山尾志桜理は遙かに酷く、子役で舞台デビューを飾っていたが、国会にデビューしたら姦通議員になってしまった。えっ、昼のメロドラマかと思いきや、現実の不倫劇なんだから唖然とする。一方、ジュディー・オングは山田五十鈴が演じる元締めの養女役で、「花乃屋とんぼ」という役名になっていた。ちなみに、ドラマ自体は平凡な作品だったけど、緒形拳が演じる「夢屋時次郎」は印象に残っている。彼が鳥居耀蔵の狙撃に失敗し、顔に火薬を塗って自爆するシーンは壮絶だった。昔の脚本家は斬新で、今では許されない強烈なシーンを描いていた。現在のテレビ時代劇だと、残酷なシーンは企画段階でカットだから、ハードな作品は望めないのかもね。
chinese fight 4chinese tourists 2
(左: 支那の電車内で起こった客同士の喧嘩と流血事件 / 右: 電車内で幼児に排便させる母親)
とにかく、支那人の移民が増えると犯罪も比例して増える。支那人がやって来るということは、日本に支那社会が形成されることを意味する。つまり、我々の国家が支那風に染まって行き、日本に居るのに支那と同じ状況に置かれてしまう、ということだ。なるほど、日本人同士でも酔っ払って喧嘩になることはある。しかし、いくら激昂したからといって、走り出した電車に押しつけるなんて普通は無い。せいぜい、プラットホームで殴り合いか、怒鳴り合うだけだろう。ところが、支那人には後先を考えぬ馬鹿が多く、精神異常者も珍しくない。支那全土で白痴が何パーセントいるのか。評論家の黄文雄によれば、相当な数の狂人がいるらしい。支那大陸には日本人の想像を超えた犯罪者や気違い、破廉恥漢がひしめいている。その一部が既に来日しているにもかかわらず、大半の国民は他人事で聞き流すから実感が伴わない。例えば、日本人の加藤善一郎が犠牲者となった、支那人「インリナ」による替え玉殺人事件とか、山形県母娘殺傷事件のような小さな地方事件から、蛇頭や日支混成組織による数々の犯罪、出稼ぎ人が犯罪をビジネスにする風習、阿漕な日本企業乗っ取りに至るまで、あらゆる罪悪が日本各地に蔓延っている。もう目が眩むような犯罪のオンパレード。それなのに、地上波テレビは相変わらず、藝人のスキャンダルを連日追っ掛け、どうでもいい官僚の不祥事に熱を上げている。
Chinese criminal gangs 3Chinese criminal gangs 2
(左: 支那人のギャング / 右: 逮捕された支那人犯罪者)
結局、深刻な事件は取り上げないということだ。一般国民に被害が及んだとしても、高給を貪るテレビ局職員には関係無し。駅構内で起こった殺人事件など、単なる三面記事に過ぎない。しかし、我々にとったら恐ろしい事態である。ある日突然、父親ないし母親が殺害され、霊安室で号泣する破目になるのだ。また、幼い子供を持つ親は、もっと心配だろう。朝「行ってきます !」と言って元気に登校した子供が、夕方、遺体となって帰宅することも考えられる。死亡でなくても重傷を負えば、その家族は一生不幸だ。もし、半身不随とか、昏睡状態、身体障碍でずっと介護が必要となれば、面倒を見るのは犠牲者の親で、付添人の方が心労で倒れてしまう。また、兄弟も自分の生活を犠牲にして面倒を見ることになりかねない。老齢化した親と身体障碍者の子供を介護施設に送り込めば楽だろうが、その費用は個人と国家が出すことになるので、一般国民の税負担が重くなる。
しかし、傷害事件を犯した支那人は、刑務所の中で悠々自適の生活を送ることができる。日本の「更生施設」は支那の牢獄と違って衛生的だし、食事や風呂も完備している。正月には特別メニューが用意されるし、娯楽として歌謡コンサートが開かれ、健康維持の為に野球を楽しむことができるのだ。しかし、刑務所の維持費は国民負担。一般の日本人は外国人犯罪者のために働き、税金をむしり取られたうえ、恐怖に怯えながら暮らす破目になる。支那人は運悪く逮捕されても、通訳をつけてもらって取り調べ。法廷でも通訳をつけてもらえるし、判事や検事は買収されていないから、公平な裁判を期待できる。人を殺したって死刑にならないし、刑期も驚くほど短い。文明国の刑務所では虐待や拷問が無いので気が楽だ。日本人が支那の刑務所に入ったら、どんな運命が待ち受けているやら。想像しただけでも戦慄が走る。日本人の容疑者なら、たとえ濡れ衣で捕まっても、支那人の裁判官は簡単に死刑を言い渡す。お金で正義を買うことができる支那では、法律はゴム紐のように伸縮自在だ。地獄の沙汰も金次第。賄賂で籠絡できぬ支那人はいない。そう言えば、ドラえもんは世界を破壊できる爆弾を持っていたけど、そのポケットの中に支那人だけを抹殺できる爆弾はないのか? もし、どこかにあるのなら一個譲ってもらいたい。100億円でも安いよね。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68715520.html
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/898.html#c20
1. 中川隆[-12097] koaQ7Jey 2018年5月08日 11:25:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
阿修羅の原発板と自然板には精神分裂病患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html
精神分裂病になると全く何の関係も無い事の間に因果関係が有ると思ってしまうのですね(関係妄想)
精神科救急24時 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91%E6%95%91%E6%80%A524%E6%99%82part
真実を知りたければ:
発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html
原子力発電は本当に危険なのか?
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/148.html
太陽光発電は国家経済を破綻させ環境も破壊する
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/144.html
風力発電は環境を破壊するだけでなく低周波音で風車病・睡眠障害を引き起こす
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/145.html
反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html
ネットの発達により放射線被害妄想は統一化され、同じような被害を訴える統合失調症患者が多くなった。このような患者たちは同じ願いを持っている。
すなわち早く原発や放射能被害から楽になりたいという切実な願いだ。
ここで彼らが病識を持っていたら精神科に行き、それで解決する。だが、残念ながら妄想の統一化と交流により強固な妄想を抱いた彼らが病識を有することは稀で結果として悪質な再生エネルギービジネスに騙されることになる。
認知機能障害などで判断力が鈍っていることもこれらに騙されることを後押ししてしまう。また、あなたがもし実は統合失調症だとして、他人に「あなたは統合失調症だ。治療が必要だ」と言われてもすぐに納得できる方はいないだろう。
狂気は本人では気づかない。よって患者たちは自らの苦痛を削減する手段を精神治療以外の何らかに求めることになる。ここに再生エネルギービジネスは浸けこんでくるわけである。
ネットを通した統合失調症患者同士の交流は、残念ながら放射能被害妄想の強化にしかなっていないのが現状だ。
類は友を呼ぶ、ではないが同じ放射能被害妄想の者同士で集まり、外部からの声を排除してしまっては妄想が強固にならざるをえないのだ。また、妄想の特徴として外部から妄想を否定すればするほど妄想は強固に、複雑になるという厄介な性質がある。
掲示板などで善意で統合失調症患者に「それは妄想だ」と訴える方がいるが、実はそれは逆効果なのである。一番良い方法は とにかく精神科に連れて行く以外にないのだ。
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/717.html#c1
4. 中川隆[-12096] koaQ7Jey 2018年5月08日 11:26:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
阿修羅の原発板と自然板には精神分裂病患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html
精神分裂病になると全く何の関係も無い事の間に因果関係が有ると思ってしまうのですね(関係妄想)
精神科救急24時 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91%E6%95%91%E6%80%A524%E6%99%82part
真実を知りたければ:
発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html
原子力発電は本当に危険なのか?
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/148.html
太陽光発電は国家経済を破綻させ環境も破壊する
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/144.html
風力発電は環境を破壊するだけでなく低周波音で風車病・睡眠障害を引き起こす
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/145.html
反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html
ネットの発達により放射線被害妄想は統一化され、同じような被害を訴える統合失調症患者が多くなった。このような患者たちは同じ願いを持っている。
すなわち早く原発や放射能被害から楽になりたいという切実な願いだ。
ここで彼らが病識を持っていたら精神科に行き、それで解決する。だが、残念ながら妄想の統一化と交流により強固な妄想を抱いた彼らが病識を有することは稀で結果として悪質な再生エネルギービジネスに騙されることになる。
認知機能障害などで判断力が鈍っていることもこれらに騙されることを後押ししてしまう。また、あなたがもし実は統合失調症だとして、他人に「あなたは統合失調症だ。治療が必要だ」と言われてもすぐに納得できる方はいないだろう。
狂気は本人では気づかない。よって患者たちは自らの苦痛を削減する手段を精神治療以外の何らかに求めることになる。ここに再生エネルギービジネスは浸けこんでくるわけである。
ネットを通した統合失調症患者同士の交流は、残念ながら放射能被害妄想の強化にしかなっていないのが現状だ。
類は友を呼ぶ、ではないが同じ放射能被害妄想の者同士で集まり、外部からの声を排除してしまっては妄想が強固にならざるをえないのだ。また、妄想の特徴として外部から妄想を否定すればするほど妄想は強固に、複雑になるという厄介な性質がある。
掲示板などで善意で統合失調症患者に「それは妄想だ」と訴える方がいるが、実はそれは逆効果なのである。一番良い方法は とにかく精神科に連れて行く以外にないのだ。
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/715.html#c4
76. 中川隆[-12101] koaQ7Jey 2018年5月08日 13:11:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
スキー場積雪ランキング 2018年5月8日更新
1. 月山 : 山形 積雪量 720cm
2. 中央アルプス千畳敷 : 長野 積雪量 190cm
3. 中山峠 : 道央 積雪量 140cm
4. かぐら : 新潟 積雪量 130cm
5. 奥只見丸山 : 新潟 積雪量 100cm
6. ロッテアライリゾート : 新潟 積雪量 63cm
7. 天元台高原 : 山形 積雪量 60cm
https://weather.goo.ne.jp/ski/ranking/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/779.html#c76
2. 中川隆[-12100] koaQ7Jey 2018年5月08日 13:12:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
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3. 中川隆[-12099] koaQ7Jey 2018年5月08日 13:13:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
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91. 中川隆[-12098] koaQ7Jey 2018年5月08日 13:14:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
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95. 中川隆[-12097] koaQ7Jey 2018年5月08日 13:35:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
2018.05.08
通算4期目になるプーチン露大統領がロシアの主権を守りたいなら欧米へ接近するなと欧米内の声
ウラジミル・プーチンが5月7日、大統領に就任した。通算4期目になる。まだロシアにはアメリカやEUに接近したがっている勢力が存在するが、そうした方向へ向かわなければ新たな時代を切り開くことができるだろう。
現在、プーチンが圧倒的に支持されているのは、ボリス・エリツィンの一派を手先にした西側支配層に蹂躙されたロシアを回復させた手腕が評価されているからだ。ロシアで西側支配層が甘い汁を吸えなくなったとも言え、西側の政府や有力メディアがプーチンを憎悪する理由になっている。
今でもロシア国内にCIAのネットワークは存在するが、政治を動かすほどの動員力はない。ただ、富裕層の中には西側と連携している勢力は健在だ。今後6年間でそうした勢力に打ち勝つことができるかどうかでロシアの未来は決まる。
ソ連時代、国民の間では閉塞感が広がり、西側への憧れが高まっていた。ハリウッドやメディアを使ったイメージ戦略が成功したとも言える。上層部には牧歌的親欧米派もいたが、ウォール街やシティと手を組めば富豪になれることを理解、ソ連を崩壊させようとした人たちもいた。KGBの将軍たちで、その中にはKGBの頭脳とも呼ばれたフィリップ・ボブコフも含まれていた。
この将軍たちが手を組んだ相手にはCIAの非公然オフィサーである可能性が高いジョージ・H・W・ブッシュ、ローレンス・サマーズ、ポール・ウォルフォウィッツ、ジョージ・ソロス、ジェイコブ・ロスチャイルドが含まれる。CIAのネットワークとKGBの中枢がソ連の富を奪うために手を組んだのだ。
そうしたグループにピックアップされた若者の中には、ボリス・エリツィン、アナトリー・チュバイス、エゴール・ガイダル、ボリス・ベレゾフスキー、ミハイル・ホドルコフスキーらが含まれている。
1991年7月にロンドンで開かれたG7首脳会議に出席したミハイル・ゴルバチョフは西側の首脳から新自由主義の導入を迫られたが、受け入れなかった。そこでエリツィンが登場してくるのだが、ゴルバチョフからエリツィンへの交代は1991年8月の「クーデター未遂」が利用された。これは偽クーデターだったと言われている。
そして実権を握ったエリツィンは1991年12月、ベラルーシにあるベロベーシの森にベラルーシとウクライナのトップを呼び、勝手いにソ連を消滅させてしまった。その後の10年間、エリツィンの周辺に集まったクレムリンの腐敗勢力はベレゾフスキーたちと国民の財産が奪うことになる。当然、そうした人々は巨万の富を築き、その一方で庶民は貧困化した。新自由主義を導入した国で共通して見られる現象だ。
生産力は大きく低下、軍事的にもアメリカに対抗できそうもなくなった。CFR(外交問題評議会)が発行しているフォーリン・アフェアーズ誌の2006年3/4月号に掲載されたキール・リーバーとダリル・プレスの論文では、アメリカ軍の先制第1撃でロシアと中国の長距離核兵器を破壊できるようになる日は近いと主張されている。
しかし、これはエリツィン時代を念頭に置いての分析。2008年8月に北京オリンピックの開会式にジョージアは南オセチアを奇襲攻撃、ロシア軍の反撃で惨敗している。
ジョージアの奇襲攻撃を「無謀」だと解説する人もいたが、ジョージア軍は2001年からイスラエルから軍事訓練を受けている。それだけでなく、イスラエルはUAV(無人飛行機)、暗視装置、対航空機装置、砲弾、ロケット、電子システムなどを含む武器/兵器を提供していた。2008年1月から4月にかけてはアメリカの傭兵会社が元特殊部隊員を派遣、同年7月には国務長官だったコンドリーサ・ライスがジョージアを訪問している。アメリカやイスラエルは少なくとも7年間を準備に費やしている。「勝てる」と思っていたのだろう。ロシア攻撃の予行演習のつもりだったかもしれない。それが失敗に終わったわけだ。その3年後、アメリカなどはジハード傭兵を使ってリビアやシリアへの侵略戦争を始めた。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201805080000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c95
116. 中川隆[-12096] koaQ7Jey 2018年5月08日 13:44:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
米国が画策する「北朝鮮の非核化」は、カダフィー大佐とそっくり 2018.05.08
by 北野幸伯『ロシア政治経済ジャーナル』
http://www.mag2.com/p/news/358323
先日行われた南北朝鮮首脳会談で高らかに謳われた、朝鮮半島の非核化。この「非核化」についてトランプ陣営が、「リビア方式」を検討しているとの報道がなされました。
今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、かつてアメリカが当時のカダフィ政権に取った「リビア方式」について解説するとともに、同方式が日本に与える影響等を紹介。さらに読者から寄せられた在沖米軍の気になる動きについても記しています。
米、北朝鮮の非核化は【リビア方式で】の真意は???
南北首脳会談が終わり、いよいよ今度は米中首脳会談ですね。どうなるのでしょうか?
金正恩の意図は、前号「金正恩の狙い通り。北の大勝利に終わった南北会談の驚くべき作戦」で解説しました。少し引用してみましょう。
さて「板門店宣言」には何が書かれていたのでしょうか? ポイントは、「平和な時代が開かれた」と宣言されている。それに伴い、南北の人的、経済的交流が活性化し、結果として「経済制裁が無力化される」可能性がでてきた。
一方、世界が注目している「非核化」については「北の非核化」ではなく、「朝鮮半島の非核化」とすることで、問題を拡大させました。これはなんでしょうか? 金日成、金正日と同じ作戦だと思われます。
•南北雪解けにより、北朝鮮は、制裁を無力化し、経済的利益を得る
•一方、「朝鮮半島の完全非核化を目指す」とすることで、交渉を長引かせ、実質的に核兵器とICBMを保有しつづける
時は流れ、北朝鮮は、核兵器をもちつづけながら、経済的利益も得てしまう。まあ、「板門店宣言」の意味は、こういうことになります。すべて金正恩の狙いどおりに進んでいます。
これが金正恩の作戦。
一方、トランプ陣営はどうでるのでしょうか? 蓋を開けるまでわかりませんが、少し情報が出てきました。「リビア方式」でいくことが検討されているそうです。「リビア方式」ってなんですか〜?????????
リビア方式とは????
こちらをごらんください。
北朝鮮の非核化へ「リビア方式」検討、専門家は危険を指摘
CNN.co.jp 5/1(火)11:16配信
ボルトン米大統領補佐官は北朝鮮の非核化に向けて「リビア」方式を検討していることを明らかにした
(CNN)米政府は北朝鮮の非核化に向けた交渉について、「リビア方式」で対応に当たることを検討している。ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)が4月29日に明らかにした。
記事はこの後「リビア方式とは?」の解説がつづきます。
リビアのカダフィ大佐は2000年代初め、制裁解除と引き換えに核開発計画を放棄することに合意した。
(同上)
もう少し詳しく。
03年は、イラク戦争がはじまった年として知られています。この年の12月、リビアのカダフィ大佐は、「核兵器を開発していた」事実を認め、「無条件の破棄」を宣言しました。結果、欧米諸国との関係が、大いに改善された。06年には、「テロ支援国家」指定が解除されました。
「お〜、『リビア方式』というのは、要するに金正恩に核兵器を廃棄させ、制裁を解除し、体制を保証する。なんともWIN−WINなやり方なのですね????」
いえいえ。この話には、つづきがあるのです。CNNの記事を読んでみましょう。
それから数年のうちに、カダフィ政権は崩壊し、米政府が支援する反体制派によってカダフィ大佐は殺害された。
(同上)
これは、なんでしょうか? 2010年から中東、北アフリカで「アラブの春」と呼ばれる「民主化運動」が流行しました。リビアでも民主化運動が起こり、内戦に発展していった。この時、カダフィと和解したアメリカは、どうしたのでしょうか? なんと、「反カダフィ派」を支援したのです!
2011年3月、NATO軍がカダフィ陣営を攻撃。同年10月、カダフィは、欧米が支援する反カダフィ派につかまり殺されました。その時、血まみれのカダフィの映像が全世界に流された。衝撃を受けた人も多かったことでしょう。
「リビア方式」。アメリカからすると、大勝利ですね。交渉で核開発を放棄させた。しばらく仲よくしていたが、8年後に殺した。アメリからすると大勝利ですが、金正恩からすると、カダフィは、「反面教師」です。金から見ると、カダフィは、「狡猾なアメリカを信じたナイーブなバカ!」ということでしょう。
北朝鮮情勢に詳しい研究者によると、北朝鮮はカダフィ大佐の事例を引き合いに、金正恩(キムジョンウン)体制を存続させるためには、核兵器のみが米国に対する長期的な抑止力になると主張してきたという。
(同上)
北朝鮮側から見ると、当然です。もしカダフィに核兵器があれば、「わが国を攻撃すれば、イスラエルや欧州に核ミサイルを撃ち込むぞ!」と脅すことができたはず。アメリカも、リビアを攻撃できず、カダフィは生き残っていたでしょう。
リビア方式、日本にとっては?
リビア方式、日本にとってはどうなのでしょうか?
日本が恐れているのは、アメリカが過去の失敗を繰り返すことです。「過去の失敗」とは、
•日米韓は、北朝鮮を経済援助している
•その一方で、北は核開発をつづけている
状態になること。実際、南北会談の結果、人的、経済的交流を活性化することが宣言された。このままでは、韓国から北に金が流れはじめ、経済制裁が無力化します。韓国にアメリカがつづけば、北朝鮮は、
•制裁を解除され
•経済支援を受け
•核兵器については、長〜〜〜い交渉中(こっそり開発をつづける)
という過去の繰り返しになってしまうでしょう。しかし、アメリカが「リビア方式」に言及しているということは、「過去の過ちは繰り返さない」ということなのでしょう。日本は、「アメリカはだまされるのではないか?」と心配している。現状、「大丈夫そうだ」といえます。
しかしそうなると、「交渉決裂」→「戦争」という流れになる可能性も出てきます。思いだしてみましょう。金は1月、「アメリカ本土を攻撃できる核ICMBが完成した!」と宣言しました。しかし、アメリカ国防総省は、「まだ完成していないが、年内には完成する可能性が高い」としている。つまり、「戦争するならアメリカ本土を攻撃できない今しかない」となります。これに関連して、沖縄の読者Tさんから興味深いメールをいただきました。
北野幸伯様
RPEジャーナル毎回楽しく拝読しております。沖縄の事をいつも気遣ってくださりありがとうございます。最近の朝鮮半島の急激な情勢変化について個人的に感じている事をお伝えしたくてメール致しました。
経済制裁が効いてて北朝鮮が態度を変えてきた等と言われていますが、それも一理あるかもしれませんけれども、北朝鮮の態度の変化は、ICBMと核兵器の完成宣言によって、アメリカが北朝鮮に対する攻撃を本気で考えており、北朝鮮も含め東アジア諸国が慌てて戦争を回避するために状況が変化しているのではと私は感じてなりません。
なぜかと言いますと、私は沖縄本島在住ですが、私の自宅周辺は米軍航空機の騒音被害がほとんどない地域でしたけれども、今年に入ってから戦闘機の騒音がひどくなってきているからです。早朝から戦闘機の爆音が鳴り響いていますし、深夜までオスプレイの騒音が聞こえています。そのことから、米軍は戦争に備えて訓練を増やしているのではないかと思えてなりません。戦争は反対ですけれども、北朝鮮やアメリカの態度の変化と米軍の活発な活動をどうしても結びついてしまいます。
沖縄の米軍の状況が大きく変わってきているので思い切ってメール致しました。拙い文章ですが、読んでくだされば幸いです。
どうなのでしょうか?私としては、金が「リビア方式」を受け入れることを願います。しかし、彼が「カダフィのようにならない保証」も必要でしょう。そのためには、金体制存続を願う中国、ロシア、そして国連などの関与が不可欠になってきます。
57. 中川隆[-12095] koaQ7Jey 2018年5月08日 14:02:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
2018年05月07日
支那人が居て当り前の時代 / 闇黒大陸の一部となる日本
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68715520.html
「隣は支那人」になった現在
日本は海で朝鮮半島と支那大陸から切り離されている、というのは昔の話だ。交通機関が発達し、チラシ広告のようにビザが発給されている今日では、あっちに支那人、こっちに朝鮮人、お向かいにフィリピン人、後ろに黒人というのが珍しくない。筆者も驚いてしまったが、ある日、東京四谷のコンビニ店に入って会計をしようと思ったら、レジ係がペルシア人(イラン人)男性なので面喰らってしまった。以前、鉄火丼を食べようと本郷の定食屋に入ったら、注文を取りに来た女給が支那人だった、という思い出がある。また別の日、近所を散歩していたら、背後からウルドゥー語が聞こえたので、「何事か?!」と思って振り返ってみたら、三人のパキスタン人が自転車に乗って走っていたのだ。確か、日本の道路を歩いていたはずなのに、「あれっ ! 英国のブラッドフォード(Bradford)にいるのかなぁ ?」と錯覚しそうになった。日本も一等国になったようで、都市部がロンドンのイースト・エンドみたいになっている。でも、墓場の伊藤博文や夏目漱石は喜ばないよねぇ。
Pakistanis in Britain 1Pakistanis 4
(左: 英国に住むパキスタン人 / 右: 西歐人を非難するイスラム教徒)
だいたい日本人は脳天気すぎる。異民族を知らなかった日本人は、日韓併合で下劣な朝鮮人が大量に押し寄せたからビックリ。敗戦で朝鮮を放棄した後も、穢多(エタ)と変わりない賤民が残留し、「第三国人」と称してやりたい放題。不逞鮮人に苦しめられた日本人は結構多いのに、子や孫にその「苦労話」を伝えないから、現在の若者は支那人や朝鮮人に無知なまま暢気に暮らしている。一方、北京政府の改革開放路線で“小金持ち”となった支那人は、歐米諸国はもちろんのこと、近場の日本にも群れを成してやって来た。ディスコだって客を選んで入店させるのに、日本政府は千客万来で支那人の渡航を許してしまうんだから、愚かとしか言いようがない。支那人ってのは欲望全開、道徳最低の銭ゲバ民族である。いくら懐が温かくなろうとも、心は氷点下の冷血動物だ。江戸や京都を歩いても、タバコのポイ捨て、カラ弁の投げ捨て、痰の吐き捨て、ウンコの垂れ流しなんて当り前。犬だって列に並ぶのに、支那人にはそれすら出来ない。昔、アジアの租界で「支那人と犬はお断り」という立て札があったそうだが、盲導犬や麻薬犬に失礼だ。柴犬の「豆助」が近づいてくれば「よしよし」と撫でてやるけど、支那人がホイホイやって来れば、スリッパでその頭を引っぱたきたくなる。「チャンバラトリオ」の南方英二ならハリセンでぶっ叩くし、漫才コンビ「ゆーとぴあ」のホープ師匠なら「ゴムパッチン」だぞ。(だいぶ古いけど、詳しくはネットで調べてね。)
経済発展で支那人が態度を改めるなんて嘘だ、妄想だ、まやかしだ。日本人はポテンシャル(潜在能力)が異常に高く、自分が変化と進化を遂げて良くなるから、多民族もそうなると信じてしまう。ただし、例外はある。長嶋茂雄は現役引退の時、「巨人軍は永遠に不滅です!」と述べたが、今では斜陽の巨人軍は目を蔽いたくなる程の体たらく。プロレス界だって馬場や猪木の頃とは格段に違っている。それでも、日本は全体的に素晴らしい。ところが、支那人ときたら数千年前と変わらぬままだ。秦や漢、唐、宋、元、明、清になっても同じ。日本の知識人は支那が民撰国家(デモクラシー)になれば変わると思っているが、あと四千年経っても支那人は支那人だ。支那の歴史は軍閥・匪賊で分裂し、中原の覇者が現れて統一というのが定石。しかし、暴君や腐敗と戦乱で再び群雄割拠となるから、残忍で冷酷な独裁者が降臨し、再統一というパターンが繰り返される。絵巻物みたいな美しい日本史とは違い、支那の歴史は血塗れで、恐怖と醜悪に満ちたホラー劇。地獄の方がまだマシだ。なぜなら、閻魔大王は一人だけ。支那ときたら、百鬼夜行で魑魅魍魎。ドラキュラ伯爵でも蠅か蛇に過ぎない。悪魔がたじろぐ悪党がウヨウヨいるんだから。
支那人について話し始めるとキリが無いので省略するが、支那人というのは実にうるさい。アヒルみたいにガーガー喋る。比べちゃ悪いけど、オックスブリッジを出た中流階級のイギリス婦人とか、エレガントなフランス人女性は躾が良いのか、話を聞いていて気持ちがいい。例えば、日本でも有名なBBCニューズで、アンカーを務めるフィオナ・ブルース(Fiona Bruce)の話し方は気品があって、そのブリティッシュ・アクセントは耳に心地よい。ちょっと庶民的な司会者のキャット・ディーリー(Cat Deeley)でも、話を聴いていて愉快になる。映画ファンならジミー・キンメルのトーク番組とかで、女優のジリアン・アンダーソン(Gillian Anderson)や男優のヒュー・グラント(Hugh Grant)が話すのを聞いたことがあるだろう。米国の中西部だとアンダーソンのような英語を喋る西歐系女性は多いから、在米日本人のビジネスマンでも気付く。一方、グラントはオックスフォード大卒の珍しい俳優で、会話を聞いていても英国風のユーモアを交えて喋るから、いかにもイギリス人らしい。
Fiona Bruce 3Cat Deeley 3Gillian Anderson 6Hugh Grant 1
(左: フィオナ・ブルース / キャット・ディーリー / ジリアン・アンダーソン / 右: ヒュー・グラント)
今回、支那人の話し方に触れたのは、先月の4月29日、吉祥寺駅で支那人による傷害事件が起きたからだ。被害者になった会社員の土屋英司さん(65歳)は、電車の中で話す二人の支那人がとてもうるさかったので、吉祥寺で降りたとき、彼らに注意したそうだ。すると、酒に酔っていた支那人の代強(だい・きょう)は、叱責されたことで腹を立て、土屋さんに掴み掛かかった。口論が昂じて二人がもみ合いになると、運悪く電車が動きだし、土屋さんは車輌に押しつけられて重傷となる。脳挫傷で病院に搬送された土屋氏は、意識不明のまま、五月に入って息を引き取った。土屋氏の死亡を以て、代の容疑は傷害致死に変わったそうだ。
亡くなった土屋氏は正義感が強く、勇気をもって注意したのだろう。一般的に、支那人は自己中心的でマナーが悪く、周囲の迷惑を顧みない。大声で喋っても、大声だと気がつかないくらい鈍感だ。恥も無いければ、反省も無い。日本語が上手い支那人でも、日本語を話す口調は支那的で、“がさつ”な上に、ぶっきらぼう。しかも、押しの強い喋り方で、機関銃のように言葉を発するから、まともな日本人だと眉を顰めるし、温厚な人でも心の底で「何こいつ !」と呟いてしまう。支那人の態度にはデリカシーのカケラも無いし、繊細な感覚とか、相手を思いやる「気遣い」というものが一切無い。これは支那人家庭の特徴で、子供の躾が我々と根本的に違うからだ。いくら日本の大学に留学し、日本での滞在期間が長くても、「生まれと育ち」から由来するの行動様式は中々変えられないものである。だから、日本人と結婚すると、色々な事で驚く。支那人の男にとって日本人女性は別世界の人間で、可愛らしさと慎ましさが魅力的。柔和な性格を持っていても、その中に芯の強さがある。天真爛漫なのに意外と賢く、亭主と苦楽を共にしてくれる伴侶となるから最高だ。
片や、支那人の女を娶った日本人は、不幸を背負い込んだようなものである。カマキリのような女は、国籍目当てで日本の男に近づくし、隙あらば財産を収奪しようとする。さらに、いつのまにか亭主に多額の生命保険を掛け、チャンスを狙って一攫千金。憐れな旦那は、ハッと気がつくと棺桶の中。年金受給前にあの世へ直行なんて、あゝ無情。支那製の列車に乗ったようなもの。だいたい、支那人を女房にする方が愚かだ。いくら女日照りだからといって、支那人の女房じゃセックス以外に喜びが無い。同僚や友人に自慢できないし、紹介された相手も何となく「馴れ初め」を訊けないし、どんな事を話していいのか分からないから、遠慮がちになる。支那人なら気にしない、ちょっとした“しぐさ”も、日本人にとったら気になる。でも、注意すれば侮辱になるから、素知らぬ振りを決めこんで居眠りするのが一番。やはり、後進国ならぬ最低国から来た劣等民族は、高度な日本社会に同化するなんて無理。(支那人については、拙書『支那人の秘史 朝鮮人の痴史』で詳しく論じたから、そっちを読んでね。笑ってしまうけど、現在でも頷ける支那人の性質が解る。)
再び話が脱線したので元に戻す。支那人に殺された土屋氏の一件は、実に気の毒な暴力事件だけど、問題の核心は、日本のマスコミと支那人の居住を許す政府にある。事件を受けて、各テレビ局は一応「傷害事件」として報道したが、形式的にサラリと流すだけで、事件の本質を追求しようとしなかった。本来なら、「どうして、こんな事態になったのか?!」と特番を組んでもいいのに、酔っ払いの“いざこざ”としか考えていないのだ。下らない福田財務次官のセクハラ事件だと、何日も延々と報道したくせに、兇暴な支那人の犯罪だとチョロッと触れるだけ。ジジイの残尿じゃないんだぞ。淡白すぎるじゃないか。下手人の代強は、埼玉県春日部市に住む“自称”「調理師」であるというが、これって「専門職」の外国人に分類されるんじゃないか?
日本政府は「高度技術の保有者」を優遇しているから、北京料理とか上海料理を得意とする支那人も「専門職」の人材となるのだろう。餃子の皮を素早く作ったり、麵を巧みに引き延ばす支那人なら“大歓迎”となる。でも、そんな基準なら、何億人も該当するので、津波のように支那人が押し寄せるぞ。何せ、支那人は一般人でも料理の達人だ。鶏から豚、熊、蛇、蛙に至るまで、何でも包丁で屠殺できる。道端で野菜クズを拾ってきたら、見事な八宝菜を作ってしまうし、腐った肉でも油で揚げてチンジャオロースとか酢豚にして誤魔化すのが上手だ。世界中に散らばる支那人が先ず始める商売といったら、必ず郷土料理を持ち込む食堂である。したがって、支那人に限って言えば、料理人を「専門職」にしてはならない。コンピューター技師だって怪しいものだし、却って危険な場合もある。機密情報を盗むハッカーにもなるし、偽造クレジット・カードを作る「専門家」にさえなってしまうのだ。ピッキングの空き巣だって「専門職」じゃないか。盗難防止の装置が附いている高級車を盗む手口なんか、実に鮮やかで、その素早さ、正確さ、連携プレーは大したものだ。もし、犯罪オリンピックがあれば、支那人は個人・団体戦を含めて金メダルの独占は間違いない。
china dog 18chinese children 1
(左: 犬の丸焼きを包丁で捌く支那人 / 右: 支那人の子供たち)
支那人や朝鮮人の犯罪が世間の脚光を浴びると、テレビ局は必ず評論家とか藝能人をスタジオに招いて、「全部の支那人や朝鮮人が犯罪者という訳ではない」と語らせる。しかし、こうしたテレビ藝者は腹話術の人形に過ぎず、裏で糸を操っているのは、制作者のディレクターやプロデューサーである。したり顔の九官鳥は「教えられた台本」を喋ってるだけで、熟慮を重ねた上での結論ではない。提灯を掲げた雑誌記者も、お座敷に呼んでくれた「旦那衆」に媚びるのが十八番(おはこ)である。そもそも、俳優とか漫才師が自分で丹念に調査して、根拠のある資料を以て独自の見解を述べるなんてあり得ない。フジテレビは坂上忍を起用して「ご意見番」にしてるけど、彼はベテランの役者だから、制作者の意図を汲んで“期待通り”のキャラクターを演じているだけだ。
最近耳にして驚いたが、藝人の東山紀之がテレ朝の『サンデーLIVE』という番組で、メイン・キャスターを務めているという。もう呆れてしまうが、人気者を採用すれば、彼の固定ファンや若い女性が観てくれる、とでも思ったのだろう。確かに、くたびれた中年のアナウンサーよりも、キリっとした二枚目役者を使う方が、一般の視聴者を洗脳しやすい。(ただし、『必殺仕事人』で中村主水の代役を務めた東山は無惨だった。お客の視線が厳しい演劇は、おちゃらけたワイドショー番組と違って実力がモノを言う。大根役者は三流役者のままで、看板役者にはなれない。たぶん、歌手で零落(おちぶ)れたから、キャスターに転向したんだろう。)
歐米人もそうだが、日本人は率直にモノを言わないから、困った事態に陥ってしまうのだ。嫌なものは「イヤ !」と言うべきである。支那人を排除できないのは、問題の急所を突かないからだろう。つまり、たとえ移民の中に良い支那人がいようとも、国境の前で「支那人はお断り」と撥ね付けるべきなのだ。戦国時代、織田信長は一向宗に手を焼き、それを根絶しようと比叡山延暦寺の焼き討ちを断行し、宗徒や兵僧を皆殺しにしたという。実際、そんな大虐殺があったかどうかは怪しいけど、立派な坊主に生臭坊主がくっついていたことは事実らしい。ここで重要なのは強欲坊主ではなく、そうした僧侶が繁殖する宗教組織の方である。権力と金銭を求める集団は、徹底的に弾圧するしかない。支那人も同じで、本当に勉強したい奴がいても門前払いにすべきなのだ。善良そうな留学生だって、時が経てば“本来”の支那人に戻ってしまうし、北京政府の勧誘を受ければ工作員とか協力者になってしまうのだ。というのも、支那大陸に両親や兄弟、祖父母を残しているから、北京政府がこの血族を人質に取れば、ノンポリの支那人でも忠実なスパイになる。そうじゃなくても、お金に弱い支那人だ。ウキウキして誘いに乗るんじゃないか。
別の例だけど、アクネス・チャンやジュディー・オングを見てみろ。最初は可憐なアイドル歌手を演じていたアグネスも、中年を過ぎると則天武后か宋美齢みたいに、狡猾な支那人に戻っていた。「アフリカの貧しい子供に救いの手を !」と訴えるアグネスは、ベルサイユ宮殿のような豪邸に住んでいる。しかも、北京政府に弾圧され、酷い拷問を受けた末に処刑されるチベット人やウィグル人には冷淡だ。派手な衣装でヒット曲を歌うジュディー・オングも支那人の家系で、彼女の一族は抗日戦線を行っていた華僑らしい。しかし、国共内戦が勃発し、オング一家は大陸から台湾に渡ってきた。1976年だったと思うが、『必殺からくり人』に出演していた頃、ジュディー・オングは初々しく、とても狡猾な支那人には見えなかった。しかし、年を重ねて徐々に変わってきた。まったく、支那人ってのは腹の中にエイリアンを宿しているのか?
Agnes Chang 1Agnes CahngJudy Ongg 2
(左: アグネス・チャン / チャンの豪邸 / 右: 若い頃のジュディー・オング)
そう言えば、千葉県の知事となった森田健作は「仕掛の天平」を演じ、花火玉を相手にの口に入れて殺すという仕掛人の役だった。まさか、「俺は男だ !」と叫んでいた役者が、後に「俺様は県知事だ !」と豪語するなんて。まぁ、意地悪婆さんの青島が都知事となり、横山ノックが府知事で、大橋巨泉が参院議員なったんだから仕方がない。ミュージカルの「アニー」に出演した山尾志桜理は遙かに酷く、子役で舞台デビューを飾っていたが、国会にデビューしたら姦通議員になってしまった。えっ、昼のメロドラマかと思いきや、現実の不倫劇なんだから唖然とする。一方、ジュディー・オングは山田五十鈴が演じる元締めの養女役で、「花乃屋とんぼ」という役名になっていた。ちなみに、ドラマ自体は平凡な作品だったけど、緒形拳が演じる「夢屋時次郎」は印象に残っている。彼が鳥居耀蔵の狙撃に失敗し、顔に火薬を塗って自爆するシーンは壮絶だった。昔の脚本家は斬新で、今では許されない強烈なシーンを描いていた。現在のテレビ時代劇だと、残酷なシーンは企画段階でカットだから、ハードな作品は望めないのかもね。
chinese fight 4chinese tourists 2
(左: 支那の電車内で起こった客同士の喧嘩と流血事件 / 右: 電車内で幼児に排便させる母親)
とにかく、支那人の移民が増えると犯罪も比例して増える。支那人がやって来るということは、日本に支那社会が形成されることを意味する。つまり、我々の国家が支那風に染まって行き、日本に居るのに支那と同じ状況に置かれてしまう、ということだ。なるほど、日本人同士でも酔っ払って喧嘩になることはある。しかし、いくら激昂したからといって、走り出した電車に押しつけるなんて普通は無い。せいぜい、プラットホームで殴り合いか、怒鳴り合うだけだろう。ところが、支那人には後先を考えぬ馬鹿が多く、精神異常者も珍しくない。支那全土で白痴が何パーセントいるのか。評論家の黄文雄によれば、相当な数の狂人がいるらしい。支那大陸には日本人の想像を超えた犯罪者や気違い、破廉恥漢がひしめいている。その一部が既に来日しているにもかかわらず、大半の国民は他人事で聞き流すから実感が伴わない。例えば、日本人の加藤善一郎が犠牲者となった、支那人「インリナ」による替え玉殺人事件とか、山形県母娘殺傷事件のような小さな地方事件から、蛇頭や日支混成組織による数々の犯罪、出稼ぎ人が犯罪をビジネスにする風習、阿漕な日本企業乗っ取りに至るまで、あらゆる罪悪が日本各地に蔓延っている。もう目が眩むような犯罪のオンパレード。それなのに、地上波テレビは相変わらず、藝人のスキャンダルを連日追っ掛け、どうでもいい官僚の不祥事に熱を上げている。
Chinese criminal gangs 3Chinese criminal gangs 2
(左: 支那人のギャング / 右: 逮捕された支那人犯罪者)
結局、深刻な事件は取り上げないということだ。一般国民に被害が及んだとしても、高給を貪るテレビ局職員には関係無し。駅構内で起こった殺人事件など、単なる三面記事に過ぎない。しかし、我々にとったら恐ろしい事態である。ある日突然、父親ないし母親が殺害され、霊安室で号泣する破目になるのだ。また、幼い子供を持つ親は、もっと心配だろう。朝「行ってきます !」と言って元気に登校した子供が、夕方、遺体となって帰宅することも考えられる。死亡でなくても重傷を負えば、その家族は一生不幸だ。もし、半身不随とか、昏睡状態、身体障碍でずっと介護が必要となれば、面倒を見るのは犠牲者の親で、付添人の方が心労で倒れてしまう。また、兄弟も自分の生活を犠牲にして面倒を見ることになりかねない。老齢化した親と身体障碍者の子供を介護施設に送り込めば楽だろうが、その費用は個人と国家が出すことになるので、一般国民の税負担が重くなる。
しかし、傷害事件を犯した支那人は、刑務所の中で悠々自適の生活を送ることができる。日本の「更生施設」は支那の牢獄と違って衛生的だし、食事や風呂も完備している。正月には特別メニューが用意されるし、娯楽として歌謡コンサートが開かれ、健康維持の為に野球を楽しむことができるのだ。しかし、刑務所の維持費は国民負担。一般の日本人は外国人犯罪者のために働き、税金をむしり取られたうえ、恐怖に怯えながら暮らす破目になる。支那人は運悪く逮捕されても、通訳をつけてもらって取り調べ。法廷でも通訳をつけてもらえるし、判事や検事は買収されていないから、公平な裁判を期待できる。人を殺したって死刑にならないし、刑期も驚くほど短い。文明国の刑務所では虐待や拷問が無いので気が楽だ。日本人が支那の刑務所に入ったら、どんな運命が待ち受けているやら。想像しただけでも戦慄が走る。日本人の容疑者なら、たとえ濡れ衣で捕まっても、支那人の裁判官は簡単に死刑を言い渡す。お金で正義を買うことができる支那では、法律はゴム紐のように伸縮自在だ。地獄の沙汰も金次第。賄賂で籠絡できぬ支那人はいない。そう言えば、ドラえもんは世界を破壊できる爆弾を持っていたけど、そのポケットの中に支那人だけを抹殺できる爆弾はないのか? もし、どこかにあるのなら一個譲ってもらいたい。100億円でも安いよね。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68715520.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/105.html#c57
3. 中川隆[-12094] koaQ7Jey 2018年5月08日 15:27:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13456]
政府の緊縮財政や移民政策を追及すれば安倍くらいすぐに潰せるよ
野党がそれを絶対にやらないというのは、野党の財政政策や移民政策が安倍と何も変わらないという事だ
それじゃあ野党が政権を取っても更に悪くなるだけだ:
『財政赤字、GDPの3%以内…政府が新たな目標
政府は、2021年度の財政収支の赤字額を名目国内総生産(GDP)の3%以内にすることを新たな財政再建目標として掲げる検討に入った。
目標達成へ向け、高齢化による社会保障費の伸び(自然増)を19年度から21年度まで毎年5000億円程度ずつ、計1・5兆円程度に抑える方向だ。
6月にもまとめる「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に盛り込む。
財政収支の赤字額には、過去に発行した国債(借金)の利払い費も含まれている。内閣府によると、18年度の財政赤字額は対GDP比で4・4%程度になる見通しだ。欧州連合(EU)は加盟国に、GDPに対する財政赤字の比率を3%以下にするよう求めており、日本も同水準の目標を掲げることにした。』
経済状況を無視し、3%と枠をはめる。
安倍政権は、 「何とか、緊縮路線を維持しよう」 としている。
PB黒字化だろうが、財政赤字対GDP比3%だろうが、国家の予算に枠をはめ、「国民の繁栄のために必須の支出」よりも「財政均衡」を優先しようという、過去二十年の日本を苦しめてきた緊縮路線の継続であるという点には、何ら変わりはありません。
これはPB黒字化に対する批判が高まってきたことを受け、新たな「財政赤字対GDP比率3%」という縛りを提示し、批判をかわしつつ、緊縮財政を推進しようとしているのではないでしょうか。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12374325892.html
2018年05月07日
支那人が居て当り前の時代 / 闇黒大陸の一部となる日本
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68715520.html
「隣は支那人」になった現在
日本は海で朝鮮半島と支那大陸から切り離されている、というのは昔の話だ。交通機関が発達し、チラシ広告のようにビザが発給されている今日では、あっちに支那人、こっちに朝鮮人、お向かいにフィリピン人、後ろに黒人というのが珍しくない。筆者も驚いてしまったが、ある日、東京四谷のコンビニ店に入って会計をしようと思ったら、レジ係がペルシア人(イラン人)男性なので面喰らってしまった。以前、鉄火丼を食べようと本郷の定食屋に入ったら、注文を取りに来た女給が支那人だった、という思い出がある。また別の日、近所を散歩していたら、背後からウルドゥー語が聞こえたので、「何事か?!」と思って振り返ってみたら、三人のパキスタン人が自転車に乗って走っていたのだ。確か、日本の道路を歩いていたはずなのに、「あれっ ! 英国のブラッドフォード(Bradford)にいるのかなぁ ?」と錯覚しそうになった。日本も一等国になったようで、都市部がロンドンのイースト・エンドみたいになっている。でも、墓場の伊藤博文や夏目漱石は喜ばないよねぇ。
Pakistanis in Britain 1Pakistanis 4
(左: 英国に住むパキスタン人 / 右: 西歐人を非難するイスラム教徒)
だいたい日本人は脳天気すぎる。異民族を知らなかった日本人は、日韓併合で下劣な朝鮮人が大量に押し寄せたからビックリ。敗戦で朝鮮を放棄した後も、穢多(エタ)と変わりない賤民が残留し、「第三国人」と称してやりたい放題。不逞鮮人に苦しめられた日本人は結構多いのに、子や孫にその「苦労話」を伝えないから、現在の若者は支那人や朝鮮人に無知なまま暢気に暮らしている。一方、北京政府の改革開放路線で“小金持ち”となった支那人は、歐米諸国はもちろんのこと、近場の日本にも群れを成してやって来た。ディスコだって客を選んで入店させるのに、日本政府は千客万来で支那人の渡航を許してしまうんだから、愚かとしか言いようがない。支那人ってのは欲望全開、道徳最低の銭ゲバ民族である。いくら懐が温かくなろうとも、心は氷点下の冷血動物だ。江戸や京都を歩いても、タバコのポイ捨て、カラ弁の投げ捨て、痰の吐き捨て、ウンコの垂れ流しなんて当り前。犬だって列に並ぶのに、支那人にはそれすら出来ない。昔、アジアの租界で「支那人と犬はお断り」という立て札があったそうだが、盲導犬や麻薬犬に失礼だ。柴犬の「豆助」が近づいてくれば「よしよし」と撫でてやるけど、支那人がホイホイやって来れば、スリッパでその頭を引っぱたきたくなる。「チャンバラトリオ」の南方英二ならハリセンでぶっ叩くし、漫才コンビ「ゆーとぴあ」のホープ師匠なら「ゴムパッチン」だぞ。(だいぶ古いけど、詳しくはネットで調べてね。)
経済発展で支那人が態度を改めるなんて嘘だ、妄想だ、まやかしだ。日本人はポテンシャル(潜在能力)が異常に高く、自分が変化と進化を遂げて良くなるから、多民族もそうなると信じてしまう。ただし、例外はある。長嶋茂雄は現役引退の時、「巨人軍は永遠に不滅です!」と述べたが、今では斜陽の巨人軍は目を蔽いたくなる程の体たらく。プロレス界だって馬場や猪木の頃とは格段に違っている。それでも、日本は全体的に素晴らしい。ところが、支那人ときたら数千年前と変わらぬままだ。秦や漢、唐、宋、元、明、清になっても同じ。日本の知識人は支那が民撰国家(デモクラシー)になれば変わると思っているが、あと四千年経っても支那人は支那人だ。支那の歴史は軍閥・匪賊で分裂し、中原の覇者が現れて統一というのが定石。しかし、暴君や腐敗と戦乱で再び群雄割拠となるから、残忍で冷酷な独裁者が降臨し、再統一というパターンが繰り返される。絵巻物みたいな美しい日本史とは違い、支那の歴史は血塗れで、恐怖と醜悪に満ちたホラー劇。地獄の方がまだマシだ。なぜなら、閻魔大王は一人だけ。支那ときたら、百鬼夜行で魑魅魍魎。ドラキュラ伯爵でも蠅か蛇に過ぎない。悪魔がたじろぐ悪党がウヨウヨいるんだから。
支那人について話し始めるとキリが無いので省略するが、支那人というのは実にうるさい。アヒルみたいにガーガー喋る。比べちゃ悪いけど、オックスブリッジを出た中流階級のイギリス婦人とか、エレガントなフランス人女性は躾が良いのか、話を聞いていて気持ちがいい。例えば、日本でも有名なBBCニューズで、アンカーを務めるフィオナ・ブルース(Fiona Bruce)の話し方は気品があって、そのブリティッシュ・アクセントは耳に心地よい。ちょっと庶民的な司会者のキャット・ディーリー(Cat Deeley)でも、話を聴いていて愉快になる。映画ファンならジミー・キンメルのトーク番組とかで、女優のジリアン・アンダーソン(Gillian Anderson)や男優のヒュー・グラント(Hugh Grant)が話すのを聞いたことがあるだろう。米国の中西部だとアンダーソンのような英語を喋る西歐系女性は多いから、在米日本人のビジネスマンでも気付く。一方、グラントはオックスフォード大卒の珍しい俳優で、会話を聞いていても英国風のユーモアを交えて喋るから、いかにもイギリス人らしい。
Fiona Bruce 3Cat Deeley 3Gillian Anderson 6Hugh Grant 1
(左: フィオナ・ブルース / キャット・ディーリー / ジリアン・アンダーソン / 右: ヒュー・グラント)
今回、支那人の話し方に触れたのは、先月の4月29日、吉祥寺駅で支那人による傷害事件が起きたからだ。被害者になった会社員の土屋英司さん(65歳)は、電車の中で話す二人の支那人がとてもうるさかったので、吉祥寺で降りたとき、彼らに注意したそうだ。すると、酒に酔っていた支那人の代強(だい・きょう)は、叱責されたことで腹を立て、土屋さんに掴み掛かかった。口論が昂じて二人がもみ合いになると、運悪く電車が動きだし、土屋さんは車輌に押しつけられて重傷となる。脳挫傷で病院に搬送された土屋氏は、意識不明のまま、五月に入って息を引き取った。土屋氏の死亡を以て、代の容疑は傷害致死に変わったそうだ。
亡くなった土屋氏は正義感が強く、勇気をもって注意したのだろう。一般的に、支那人は自己中心的でマナーが悪く、周囲の迷惑を顧みない。大声で喋っても、大声だと気がつかないくらい鈍感だ。恥も無いければ、反省も無い。日本語が上手い支那人でも、日本語を話す口調は支那的で、“がさつ”な上に、ぶっきらぼう。しかも、押しの強い喋り方で、機関銃のように言葉を発するから、まともな日本人だと眉を顰めるし、温厚な人でも心の底で「何こいつ !」と呟いてしまう。支那人の態度にはデリカシーのカケラも無いし、繊細な感覚とか、相手を思いやる「気遣い」というものが一切無い。これは支那人家庭の特徴で、子供の躾が我々と根本的に違うからだ。いくら日本の大学に留学し、日本での滞在期間が長くても、「生まれと育ち」から由来するの行動様式は中々変えられないものである。だから、日本人と結婚すると、色々な事で驚く。支那人の男にとって日本人女性は別世界の人間で、可愛らしさと慎ましさが魅力的。柔和な性格を持っていても、その中に芯の強さがある。天真爛漫なのに意外と賢く、亭主と苦楽を共にしてくれる伴侶となるから最高だ。
片や、支那人の女を娶った日本人は、不幸を背負い込んだようなものである。カマキリのような女は、国籍目当てで日本の男に近づくし、隙あらば財産を収奪しようとする。さらに、いつのまにか亭主に多額の生命保険を掛け、チャンスを狙って一攫千金。憐れな旦那は、ハッと気がつくと棺桶の中。年金受給前にあの世へ直行なんて、あゝ無情。支那製の列車に乗ったようなもの。だいたい、支那人を女房にする方が愚かだ。いくら女日照りだからといって、支那人の女房じゃセックス以外に喜びが無い。同僚や友人に自慢できないし、紹介された相手も何となく「馴れ初め」を訊けないし、どんな事を話していいのか分からないから、遠慮がちになる。支那人なら気にしない、ちょっとした“しぐさ”も、日本人にとったら気になる。でも、注意すれば侮辱になるから、素知らぬ振りを決めこんで居眠りするのが一番。やはり、後進国ならぬ最低国から来た劣等民族は、高度な日本社会に同化するなんて無理。(支那人については、拙書『支那人の秘史 朝鮮人の痴史』で詳しく論じたから、そっちを読んでね。笑ってしまうけど、現在でも頷ける支那人の性質が解る。)
再び話が脱線したので元に戻す。支那人に殺された土屋氏の一件は、実に気の毒な暴力事件だけど、問題の核心は、日本のマスコミと支那人の居住を許す政府にある。事件を受けて、各テレビ局は一応「傷害事件」として報道したが、形式的にサラリと流すだけで、事件の本質を追求しようとしなかった。本来なら、「どうして、こんな事態になったのか?!」と特番を組んでもいいのに、酔っ払いの“いざこざ”としか考えていないのだ。下らない福田財務次官のセクハラ事件だと、何日も延々と報道したくせに、兇暴な支那人の犯罪だとチョロッと触れるだけ。ジジイの残尿じゃないんだぞ。淡白すぎるじゃないか。下手人の代強は、埼玉県春日部市に住む“自称”「調理師」であるというが、これって「専門職」の外国人に分類されるんじゃないか?
日本政府は「高度技術の保有者」を優遇しているから、北京料理とか上海料理を得意とする支那人も「専門職」の人材となるのだろう。餃子の皮を素早く作ったり、麵を巧みに引き延ばす支那人なら“大歓迎”となる。でも、そんな基準なら、何億人も該当するので、津波のように支那人が押し寄せるぞ。何せ、支那人は一般人でも料理の達人だ。鶏から豚、熊、蛇、蛙に至るまで、何でも包丁で屠殺できる。道端で野菜クズを拾ってきたら、見事な八宝菜を作ってしまうし、腐った肉でも油で揚げてチンジャオロースとか酢豚にして誤魔化すのが上手だ。世界中に散らばる支那人が先ず始める商売といったら、必ず郷土料理を持ち込む食堂である。したがって、支那人に限って言えば、料理人を「専門職」にしてはならない。コンピューター技師だって怪しいものだし、却って危険な場合もある。機密情報を盗むハッカーにもなるし、偽造クレジット・カードを作る「専門家」にさえなってしまうのだ。ピッキングの空き巣だって「専門職」じゃないか。盗難防止の装置が附いている高級車を盗む手口なんか、実に鮮やかで、その素早さ、正確さ、連携プレーは大したものだ。もし、犯罪オリンピックがあれば、支那人は個人・団体戦を含めて金メダルの独占は間違いない。
china dog 18chinese children 1
(左: 犬の丸焼きを包丁で捌く支那人 / 右: 支那人の子供たち)
支那人や朝鮮人の犯罪が世間の脚光を浴びると、テレビ局は必ず評論家とか藝能人をスタジオに招いて、「全部の支那人や朝鮮人が犯罪者という訳ではない」と語らせる。しかし、こうしたテレビ藝者は腹話術の人形に過ぎず、裏で糸を操っているのは、制作者のディレクターやプロデューサーである。したり顔の九官鳥は「教えられた台本」を喋ってるだけで、熟慮を重ねた上での結論ではない。提灯を掲げた雑誌記者も、お座敷に呼んでくれた「旦那衆」に媚びるのが十八番(おはこ)である。そもそも、俳優とか漫才師が自分で丹念に調査して、根拠のある資料を以て独自の見解を述べるなんてあり得ない。フジテレビは坂上忍を起用して「ご意見番」にしてるけど、彼はベテランの役者だから、制作者の意図を汲んで“期待通り”のキャラクターを演じているだけだ。
最近耳にして驚いたが、藝人の東山紀之がテレ朝の『サンデーLIVE』という番組で、メイン・キャスターを務めているという。もう呆れてしまうが、人気者を採用すれば、彼の固定ファンや若い女性が観てくれる、とでも思ったのだろう。確かに、くたびれた中年のアナウンサーよりも、キリっとした二枚目役者を使う方が、一般の視聴者を洗脳しやすい。(ただし、『必殺仕事人』で中村主水の代役を務めた東山は無惨だった。お客の視線が厳しい演劇は、おちゃらけたワイドショー番組と違って実力がモノを言う。大根役者は三流役者のままで、看板役者にはなれない。たぶん、歌手で零落(おちぶ)れたから、キャスターに転向したんだろう。)
歐米人もそうだが、日本人は率直にモノを言わないから、困った事態に陥ってしまうのだ。嫌なものは「イヤ !」と言うべきである。支那人を排除できないのは、問題の急所を突かないからだろう。つまり、たとえ移民の中に良い支那人がいようとも、国境の前で「支那人はお断り」と撥ね付けるべきなのだ。戦国時代、織田信長は一向宗に手を焼き、それを根絶しようと比叡山延暦寺の焼き討ちを断行し、宗徒や兵僧を皆殺しにしたという。実際、そんな大虐殺があったかどうかは怪しいけど、立派な坊主に生臭坊主がくっついていたことは事実らしい。ここで重要なのは強欲坊主ではなく、そうした僧侶が繁殖する宗教組織の方である。権力と金銭を求める集団は、徹底的に弾圧するしかない。支那人も同じで、本当に勉強したい奴がいても門前払いにすべきなのだ。善良そうな留学生だって、時が経てば“本来”の支那人に戻ってしまうし、北京政府の勧誘を受ければ工作員とか協力者になってしまうのだ。というのも、支那大陸に両親や兄弟、祖父母を残しているから、北京政府がこの血族を人質に取れば、ノンポリの支那人でも忠実なスパイになる。そうじゃなくても、お金に弱い支那人だ。ウキウキして誘いに乗るんじゃないか。
別の例だけど、アクネス・チャンやジュディー・オングを見てみろ。最初は可憐なアイドル歌手を演じていたアグネスも、中年を過ぎると則天武后か宋美齢みたいに、狡猾な支那人に戻っていた。「アフリカの貧しい子供に救いの手を !」と訴えるアグネスは、ベルサイユ宮殿のような豪邸に住んでいる。しかも、北京政府に弾圧され、酷い拷問を受けた末に処刑されるチベット人やウィグル人には冷淡だ。派手な衣装でヒット曲を歌うジュディー・オングも支那人の家系で、彼女の一族は抗日戦線を行っていた華僑らしい。しかし、国共内戦が勃発し、オング一家は大陸から台湾に渡ってきた。1976年だったと思うが、『必殺からくり人』に出演していた頃、ジュディー・オングは初々しく、とても狡猾な支那人には見えなかった。しかし、年を重ねて徐々に変わってきた。まったく、支那人ってのは腹の中にエイリアンを宿しているのか?
Agnes Chang 1Agnes CahngJudy Ongg 2
(左: アグネス・チャン / チャンの豪邸 / 右: 若い頃のジュディー・オング)
そう言えば、千葉県の知事となった森田健作は「仕掛の天平」を演じ、花火玉を相手にの口に入れて殺すという仕掛人の役だった。まさか、「俺は男だ !」と叫んでいた役者が、後に「俺様は県知事だ !」と豪語するなんて。まぁ、意地悪婆さんの青島が都知事となり、横山ノックが府知事で、大橋巨泉が参院議員なったんだから仕方がない。ミュージカルの「アニー」に出演した山尾志桜理は遙かに酷く、子役で舞台デビューを飾っていたが、国会にデビューしたら姦通議員になってしまった。えっ、昼のメロドラマかと思いきや、現実の不倫劇なんだから唖然とする。一方、ジュディー・オングは山田五十鈴が演じる元締めの養女役で、「花乃屋とんぼ」という役名になっていた。ちなみに、ドラマ自体は平凡な作品だったけど、緒形拳が演じる「夢屋時次郎」は印象に残っている。彼が鳥居耀蔵の狙撃に失敗し、顔に火薬を塗って自爆するシーンは壮絶だった。昔の脚本家は斬新で、今では許されない強烈なシーンを描いていた。現在のテレビ時代劇だと、残酷なシーンは企画段階でカットだから、ハードな作品は望めないのかもね。
chinese fight 4chinese tourists 2
(左: 支那の電車内で起こった客同士の喧嘩と流血事件 / 右: 電車内で幼児に排便させる母親)
とにかく、支那人の移民が増えると犯罪も比例して増える。支那人がやって来るということは、日本に支那社会が形成されることを意味する。つまり、我々の国家が支那風に染まって行き、日本に居るのに支那と同じ状況に置かれてしまう、ということだ。なるほど、日本人同士でも酔っ払って喧嘩になることはある。しかし、いくら激昂したからといって、走り出した電車に押しつけるなんて普通は無い。せいぜい、プラットホームで殴り合いか、怒鳴り合うだけだろう。ところが、支那人には後先を考えぬ馬鹿が多く、精神異常者も珍しくない。支那全土で白痴が何パーセントいるのか。評論家の黄文雄によれば、相当な数の狂人がいるらしい。支那大陸には日本人の想像を超えた犯罪者や気違い、破廉恥漢がひしめいている。その一部が既に来日しているにもかかわらず、大半の国民は他人事で聞き流すから実感が伴わない。例えば、日本人の加藤善一郎が犠牲者となった、支那人「インリナ」による替え玉殺人事件とか、山形県母娘殺傷事件のような小さな地方事件から、蛇頭や日支混成組織による数々の犯罪、出稼ぎ人が犯罪をビジネスにする風習、阿漕な日本企業乗っ取りに至るまで、あらゆる罪悪が日本各地に蔓延っている。もう目が眩むような犯罪のオンパレード。それなのに、地上波テレビは相変わらず、藝人のスキャンダルを連日追っ掛け、どうでもいい官僚の不祥事に熱を上げている。
Chinese criminal gangs 3Chinese criminal gangs 2
(左: 支那人のギャング / 右: 逮捕された支那人犯罪者)
結局、深刻な事件は取り上げないということだ。一般国民に被害が及んだとしても、高給を貪るテレビ局職員には関係無し。駅構内で起こった殺人事件など、単なる三面記事に過ぎない。しかし、我々にとったら恐ろしい事態である。ある日突然、父親ないし母親が殺害され、霊安室で号泣する破目になるのだ。また、幼い子供を持つ親は、もっと心配だろう。朝「行ってきます !」と言って元気に登校した子供が、夕方、遺体となって帰宅することも考えられる。死亡でなくても重傷を負えば、その家族は一生不幸だ。もし、半身不随とか、昏睡状態、身体障碍でずっと介護が必要となれば、面倒を見るのは犠牲者の親で、付添人の方が心労で倒れてしまう。また、兄弟も自分の生活を犠牲にして面倒を見ることになりかねない。老齢化した親と身体障碍者の子供を介護施設に送り込めば楽だろうが、その費用は個人と国家が出すことになるので、一般国民の税負担が重くなる。
しかし、傷害事件を犯した支那人は、刑務所の中で悠々自適の生活を送ることができる。日本の「更生施設」は支那の牢獄と違って衛生的だし、食事や風呂も完備している。正月には特別メニューが用意されるし、娯楽として歌謡コンサートが開かれ、健康維持の為に野球を楽しむことができるのだ。しかし、刑務所の維持費は国民負担。一般の日本人は外国人犯罪者のために働き、税金をむしり取られたうえ、恐怖に怯えながら暮らす破目になる。支那人は運悪く逮捕されても、通訳をつけてもらって取り調べ。法廷でも通訳をつけてもらえるし、判事や検事は買収されていないから、公平な裁判を期待できる。人を殺したって死刑にならないし、刑期も驚くほど短い。文明国の刑務所では虐待や拷問が無いので気が楽だ。日本人が支那の刑務所に入ったら、どんな運命が待ち受けているやら。想像しただけでも戦慄が走る。日本人の容疑者なら、たとえ濡れ衣で捕まっても、支那人の裁判官は簡単に死刑を言い渡す。お金で正義を買うことができる支那では、法律はゴム紐のように伸縮自在だ。地獄の沙汰も金次第。賄賂で籠絡できぬ支那人はいない。そう言えば、ドラえもんは世界を破壊できる爆弾を持っていたけど、そのポケットの中に支那人だけを抹殺できる爆弾はないのか? もし、どこかにあるのなら一個譲ってもらいたい。100億円でも安いよね。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68715520.html
1. 中川隆[-12099] koaQ7Jey 2018年5月08日 17:32:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13462]
政府の緊縮財政や移民政策を追及すれば安倍くらいすぐに潰せるよ
野党がそれを絶対にやらないというのは、野党の財政政策や移民政策が安倍と何も変わらないという事だ
それじゃあ野党が政権を取っても更に悪くなるだけだ:
『財政赤字、GDPの3%以内…政府が新たな目標
政府は、2021年度の財政収支の赤字額を名目国内総生産(GDP)の3%以内にすることを新たな財政再建目標として掲げる検討に入った。
目標達成へ向け、高齢化による社会保障費の伸び(自然増)を19年度から21年度まで毎年5000億円程度ずつ、計1・5兆円程度に抑える方向だ。
6月にもまとめる「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に盛り込む。
財政収支の赤字額には、過去に発行した国債(借金)の利払い費も含まれている。内閣府によると、18年度の財政赤字額は対GDP比で4・4%程度になる見通しだ。欧州連合(EU)は加盟国に、GDPに対する財政赤字の比率を3%以下にするよう求めており、日本も同水準の目標を掲げることにした。』
経済状況を無視し、3%と枠をはめる。
安倍政権は、 「何とか、緊縮路線を維持しよう」 としている。
PB黒字化だろうが、財政赤字対GDP比3%だろうが、国家の予算に枠をはめ、「国民の繁栄のために必須の支出」よりも「財政均衡」を優先しようという、過去二十年の日本を苦しめてきた緊縮路線の継続であるという点には、何ら変わりはありません。
これはPB黒字化に対する批判が高まってきたことを受け、新たな「財政赤字対GDP比率3%」という縛りを提示し、批判をかわしつつ、緊縮財政を推進しようとしているのではないでしょうか。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12374325892.html
2018年05月07日
支那人が居て当り前の時代 / 闇黒大陸の一部となる日本
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68715520.html
「隣は支那人」になった現在
日本は海で朝鮮半島と支那大陸から切り離されている、というのは昔の話だ。交通機関が発達し、チラシ広告のようにビザが発給されている今日では、あっちに支那人、こっちに朝鮮人、お向かいにフィリピン人、後ろに黒人というのが珍しくない。筆者も驚いてしまったが、ある日、東京四谷のコンビニ店に入って会計をしようと思ったら、レジ係がペルシア人(イラン人)男性なので面喰らってしまった。以前、鉄火丼を食べようと本郷の定食屋に入ったら、注文を取りに来た女給が支那人だった、という思い出がある。また別の日、近所を散歩していたら、背後からウルドゥー語が聞こえたので、「何事か?!」と思って振り返ってみたら、三人のパキスタン人が自転車に乗って走っていたのだ。確か、日本の道路を歩いていたはずなのに、「あれっ ! 英国のブラッドフォード(Bradford)にいるのかなぁ ?」と錯覚しそうになった。日本も一等国になったようで、都市部がロンドンのイースト・エンドみたいになっている。でも、墓場の伊藤博文や夏目漱石は喜ばないよねぇ。
Pakistanis in Britain 1Pakistanis 4
(左: 英国に住むパキスタン人 / 右: 西歐人を非難するイスラム教徒)
だいたい日本人は脳天気すぎる。異民族を知らなかった日本人は、日韓併合で下劣な朝鮮人が大量に押し寄せたからビックリ。敗戦で朝鮮を放棄した後も、穢多(エタ)と変わりない賤民が残留し、「第三国人」と称してやりたい放題。不逞鮮人に苦しめられた日本人は結構多いのに、子や孫にその「苦労話」を伝えないから、現在の若者は支那人や朝鮮人に無知なまま暢気に暮らしている。一方、北京政府の改革開放路線で“小金持ち”となった支那人は、歐米諸国はもちろんのこと、近場の日本にも群れを成してやって来た。ディスコだって客を選んで入店させるのに、日本政府は千客万来で支那人の渡航を許してしまうんだから、愚かとしか言いようがない。支那人ってのは欲望全開、道徳最低の銭ゲバ民族である。いくら懐が温かくなろうとも、心は氷点下の冷血動物だ。江戸や京都を歩いても、タバコのポイ捨て、カラ弁の投げ捨て、痰の吐き捨て、ウンコの垂れ流しなんて当り前。犬だって列に並ぶのに、支那人にはそれすら出来ない。昔、アジアの租界で「支那人と犬はお断り」という立て札があったそうだが、盲導犬や麻薬犬に失礼だ。柴犬の「豆助」が近づいてくれば「よしよし」と撫でてやるけど、支那人がホイホイやって来れば、スリッパでその頭を引っぱたきたくなる。「チャンバラトリオ」の南方英二ならハリセンでぶっ叩くし、漫才コンビ「ゆーとぴあ」のホープ師匠なら「ゴムパッチン」だぞ。(だいぶ古いけど、詳しくはネットで調べてね。)
経済発展で支那人が態度を改めるなんて嘘だ、妄想だ、まやかしだ。日本人はポテンシャル(潜在能力)が異常に高く、自分が変化と進化を遂げて良くなるから、多民族もそうなると信じてしまう。ただし、例外はある。長嶋茂雄は現役引退の時、「巨人軍は永遠に不滅です!」と述べたが、今では斜陽の巨人軍は目を蔽いたくなる程の体たらく。プロレス界だって馬場や猪木の頃とは格段に違っている。それでも、日本は全体的に素晴らしい。ところが、支那人ときたら数千年前と変わらぬままだ。秦や漢、唐、宋、元、明、清になっても同じ。日本の知識人は支那が民撰国家(デモクラシー)になれば変わると思っているが、あと四千年経っても支那人は支那人だ。支那の歴史は軍閥・匪賊で分裂し、中原の覇者が現れて統一というのが定石。しかし、暴君や腐敗と戦乱で再び群雄割拠となるから、残忍で冷酷な独裁者が降臨し、再統一というパターンが繰り返される。絵巻物みたいな美しい日本史とは違い、支那の歴史は血塗れで、恐怖と醜悪に満ちたホラー劇。地獄の方がまだマシだ。なぜなら、閻魔大王は一人だけ。支那ときたら、百鬼夜行で魑魅魍魎。ドラキュラ伯爵でも蠅か蛇に過ぎない。悪魔がたじろぐ悪党がウヨウヨいるんだから。
支那人について話し始めるとキリが無いので省略するが、支那人というのは実にうるさい。アヒルみたいにガーガー喋る。比べちゃ悪いけど、オックスブリッジを出た中流階級のイギリス婦人とか、エレガントなフランス人女性は躾が良いのか、話を聞いていて気持ちがいい。例えば、日本でも有名なBBCニューズで、アンカーを務めるフィオナ・ブルース(Fiona Bruce)の話し方は気品があって、そのブリティッシュ・アクセントは耳に心地よい。ちょっと庶民的な司会者のキャット・ディーリー(Cat Deeley)でも、話を聴いていて愉快になる。映画ファンならジミー・キンメルのトーク番組とかで、女優のジリアン・アンダーソン(Gillian Anderson)や男優のヒュー・グラント(Hugh Grant)が話すのを聞いたことがあるだろう。米国の中西部だとアンダーソンのような英語を喋る西歐系女性は多いから、在米日本人のビジネスマンでも気付く。一方、グラントはオックスフォード大卒の珍しい俳優で、会話を聞いていても英国風のユーモアを交えて喋るから、いかにもイギリス人らしい。
Fiona Bruce 3Cat Deeley 3Gillian Anderson 6Hugh Grant 1
(左: フィオナ・ブルース / キャット・ディーリー / ジリアン・アンダーソン / 右: ヒュー・グラント)
今回、支那人の話し方に触れたのは、先月の4月29日、吉祥寺駅で支那人による傷害事件が起きたからだ。被害者になった会社員の土屋英司さん(65歳)は、電車の中で話す二人の支那人がとてもうるさかったので、吉祥寺で降りたとき、彼らに注意したそうだ。すると、酒に酔っていた支那人の代強(だい・きょう)は、叱責されたことで腹を立て、土屋さんに掴み掛かかった。口論が昂じて二人がもみ合いになると、運悪く電車が動きだし、土屋さんは車輌に押しつけられて重傷となる。脳挫傷で病院に搬送された土屋氏は、意識不明のまま、五月に入って息を引き取った。土屋氏の死亡を以て、代の容疑は傷害致死に変わったそうだ。
亡くなった土屋氏は正義感が強く、勇気をもって注意したのだろう。一般的に、支那人は自己中心的でマナーが悪く、周囲の迷惑を顧みない。大声で喋っても、大声だと気がつかないくらい鈍感だ。恥も無いければ、反省も無い。日本語が上手い支那人でも、日本語を話す口調は支那的で、“がさつ”な上に、ぶっきらぼう。しかも、押しの強い喋り方で、機関銃のように言葉を発するから、まともな日本人だと眉を顰めるし、温厚な人でも心の底で「何こいつ !」と呟いてしまう。支那人の態度にはデリカシーのカケラも無いし、繊細な感覚とか、相手を思いやる「気遣い」というものが一切無い。これは支那人家庭の特徴で、子供の躾が我々と根本的に違うからだ。いくら日本の大学に留学し、日本での滞在期間が長くても、「生まれと育ち」から由来するの行動様式は中々変えられないものである。だから、日本人と結婚すると、色々な事で驚く。支那人の男にとって日本人女性は別世界の人間で、可愛らしさと慎ましさが魅力的。柔和な性格を持っていても、その中に芯の強さがある。天真爛漫なのに意外と賢く、亭主と苦楽を共にしてくれる伴侶となるから最高だ。
片や、支那人の女を娶った日本人は、不幸を背負い込んだようなものである。カマキリのような女は、国籍目当てで日本の男に近づくし、隙あらば財産を収奪しようとする。さらに、いつのまにか亭主に多額の生命保険を掛け、チャンスを狙って一攫千金。憐れな旦那は、ハッと気がつくと棺桶の中。年金受給前にあの世へ直行なんて、あゝ無情。支那製の列車に乗ったようなもの。だいたい、支那人を女房にする方が愚かだ。いくら女日照りだからといって、支那人の女房じゃセックス以外に喜びが無い。同僚や友人に自慢できないし、紹介された相手も何となく「馴れ初め」を訊けないし、どんな事を話していいのか分からないから、遠慮がちになる。支那人なら気にしない、ちょっとした“しぐさ”も、日本人にとったら気になる。でも、注意すれば侮辱になるから、素知らぬ振りを決めこんで居眠りするのが一番。やはり、後進国ならぬ最低国から来た劣等民族は、高度な日本社会に同化するなんて無理。(支那人については、拙書『支那人の秘史 朝鮮人の痴史』で詳しく論じたから、そっちを読んでね。笑ってしまうけど、現在でも頷ける支那人の性質が解る。)
再び話が脱線したので元に戻す。支那人に殺された土屋氏の一件は、実に気の毒な暴力事件だけど、問題の核心は、日本のマスコミと支那人の居住を許す政府にある。事件を受けて、各テレビ局は一応「傷害事件」として報道したが、形式的にサラリと流すだけで、事件の本質を追求しようとしなかった。本来なら、「どうして、こんな事態になったのか?!」と特番を組んでもいいのに、酔っ払いの“いざこざ”としか考えていないのだ。下らない福田財務次官のセクハラ事件だと、何日も延々と報道したくせに、兇暴な支那人の犯罪だとチョロッと触れるだけ。ジジイの残尿じゃないんだぞ。淡白すぎるじゃないか。下手人の代強は、埼玉県春日部市に住む“自称”「調理師」であるというが、これって「専門職」の外国人に分類されるんじゃないか?
日本政府は「高度技術の保有者」を優遇しているから、北京料理とか上海料理を得意とする支那人も「専門職」の人材となるのだろう。餃子の皮を素早く作ったり、麵を巧みに引き延ばす支那人なら“大歓迎”となる。でも、そんな基準なら、何億人も該当するので、津波のように支那人が押し寄せるぞ。何せ、支那人は一般人でも料理の達人だ。鶏から豚、熊、蛇、蛙に至るまで、何でも包丁で屠殺できる。道端で野菜クズを拾ってきたら、見事な八宝菜を作ってしまうし、腐った肉でも油で揚げてチンジャオロースとか酢豚にして誤魔化すのが上手だ。世界中に散らばる支那人が先ず始める商売といったら、必ず郷土料理を持ち込む食堂である。したがって、支那人に限って言えば、料理人を「専門職」にしてはならない。コンピューター技師だって怪しいものだし、却って危険な場合もある。機密情報を盗むハッカーにもなるし、偽造クレジット・カードを作る「専門家」にさえなってしまうのだ。ピッキングの空き巣だって「専門職」じゃないか。盗難防止の装置が附いている高級車を盗む手口なんか、実に鮮やかで、その素早さ、正確さ、連携プレーは大したものだ。もし、犯罪オリンピックがあれば、支那人は個人・団体戦を含めて金メダルの独占は間違いない。
china dog 18chinese children 1
(左: 犬の丸焼きを包丁で捌く支那人 / 右: 支那人の子供たち)
支那人や朝鮮人の犯罪が世間の脚光を浴びると、テレビ局は必ず評論家とか藝能人をスタジオに招いて、「全部の支那人や朝鮮人が犯罪者という訳ではない」と語らせる。しかし、こうしたテレビ藝者は腹話術の人形に過ぎず、裏で糸を操っているのは、制作者のディレクターやプロデューサーである。したり顔の九官鳥は「教えられた台本」を喋ってるだけで、熟慮を重ねた上での結論ではない。提灯を掲げた雑誌記者も、お座敷に呼んでくれた「旦那衆」に媚びるのが十八番(おはこ)である。そもそも、俳優とか漫才師が自分で丹念に調査して、根拠のある資料を以て独自の見解を述べるなんてあり得ない。フジテレビは坂上忍を起用して「ご意見番」にしてるけど、彼はベテランの役者だから、制作者の意図を汲んで“期待通り”のキャラクターを演じているだけだ。
最近耳にして驚いたが、藝人の東山紀之がテレ朝の『サンデーLIVE』という番組で、メイン・キャスターを務めているという。もう呆れてしまうが、人気者を採用すれば、彼の固定ファンや若い女性が観てくれる、とでも思ったのだろう。確かに、くたびれた中年のアナウンサーよりも、キリっとした二枚目役者を使う方が、一般の視聴者を洗脳しやすい。(ただし、『必殺仕事人』で中村主水の代役を務めた東山は無惨だった。お客の視線が厳しい演劇は、おちゃらけたワイドショー番組と違って実力がモノを言う。大根役者は三流役者のままで、看板役者にはなれない。たぶん、歌手で零落(おちぶ)れたから、キャスターに転向したんだろう。)
歐米人もそうだが、日本人は率直にモノを言わないから、困った事態に陥ってしまうのだ。嫌なものは「イヤ !」と言うべきである。支那人を排除できないのは、問題の急所を突かないからだろう。つまり、たとえ移民の中に良い支那人がいようとも、国境の前で「支那人はお断り」と撥ね付けるべきなのだ。戦国時代、織田信長は一向宗に手を焼き、それを根絶しようと比叡山延暦寺の焼き討ちを断行し、宗徒や兵僧を皆殺しにしたという。実際、そんな大虐殺があったかどうかは怪しいけど、立派な坊主に生臭坊主がくっついていたことは事実らしい。ここで重要なのは強欲坊主ではなく、そうした僧侶が繁殖する宗教組織の方である。権力と金銭を求める集団は、徹底的に弾圧するしかない。支那人も同じで、本当に勉強したい奴がいても門前払いにすべきなのだ。善良そうな留学生だって、時が経てば“本来”の支那人に戻ってしまうし、北京政府の勧誘を受ければ工作員とか協力者になってしまうのだ。というのも、支那大陸に両親や兄弟、祖父母を残しているから、北京政府がこの血族を人質に取れば、ノンポリの支那人でも忠実なスパイになる。そうじゃなくても、お金に弱い支那人だ。ウキウキして誘いに乗るんじゃないか。
別の例だけど、アクネス・チャンやジュディー・オングを見てみろ。最初は可憐なアイドル歌手を演じていたアグネスも、中年を過ぎると則天武后か宋美齢みたいに、狡猾な支那人に戻っていた。「アフリカの貧しい子供に救いの手を !」と訴えるアグネスは、ベルサイユ宮殿のような豪邸に住んでいる。しかも、北京政府に弾圧され、酷い拷問を受けた末に処刑されるチベット人やウィグル人には冷淡だ。派手な衣装でヒット曲を歌うジュディー・オングも支那人の家系で、彼女の一族は抗日戦線を行っていた華僑らしい。しかし、国共内戦が勃発し、オング一家は大陸から台湾に渡ってきた。1976年だったと思うが、『必殺からくり人』に出演していた頃、ジュディー・オングは初々しく、とても狡猾な支那人には見えなかった。しかし、年を重ねて徐々に変わってきた。まったく、支那人ってのは腹の中にエイリアンを宿しているのか?
Agnes Chang 1Agnes CahngJudy Ongg 2
(左: アグネス・チャン / チャンの豪邸 / 右: 若い頃のジュディー・オング)
そう言えば、千葉県の知事となった森田健作は「仕掛の天平」を演じ、花火玉を相手にの口に入れて殺すという仕掛人の役だった。まさか、「俺は男だ !」と叫んでいた役者が、後に「俺様は県知事だ !」と豪語するなんて。まぁ、意地悪婆さんの青島が都知事となり、横山ノックが府知事で、大橋巨泉が参院議員なったんだから仕方がない。ミュージカルの「アニー」に出演した山尾志桜理は遙かに酷く、子役で舞台デビューを飾っていたが、国会にデビューしたら姦通議員になってしまった。えっ、昼のメロドラマかと思いきや、現実の不倫劇なんだから唖然とする。一方、ジュディー・オングは山田五十鈴が演じる元締めの養女役で、「花乃屋とんぼ」という役名になっていた。ちなみに、ドラマ自体は平凡な作品だったけど、緒形拳が演じる「夢屋時次郎」は印象に残っている。彼が鳥居耀蔵の狙撃に失敗し、顔に火薬を塗って自爆するシーンは壮絶だった。昔の脚本家は斬新で、今では許されない強烈なシーンを描いていた。現在のテレビ時代劇だと、残酷なシーンは企画段階でカットだから、ハードな作品は望めないのかもね。
chinese fight 4chinese tourists 2
(左: 支那の電車内で起こった客同士の喧嘩と流血事件 / 右: 電車内で幼児に排便させる母親)
とにかく、支那人の移民が増えると犯罪も比例して増える。支那人がやって来るということは、日本に支那社会が形成されることを意味する。つまり、我々の国家が支那風に染まって行き、日本に居るのに支那と同じ状況に置かれてしまう、ということだ。なるほど、日本人同士でも酔っ払って喧嘩になることはある。しかし、いくら激昂したからといって、走り出した電車に押しつけるなんて普通は無い。せいぜい、プラットホームで殴り合いか、怒鳴り合うだけだろう。ところが、支那人には後先を考えぬ馬鹿が多く、精神異常者も珍しくない。支那全土で白痴が何パーセントいるのか。評論家の黄文雄によれば、相当な数の狂人がいるらしい。支那大陸には日本人の想像を超えた犯罪者や気違い、破廉恥漢がひしめいている。その一部が既に来日しているにもかかわらず、大半の国民は他人事で聞き流すから実感が伴わない。例えば、日本人の加藤善一郎が犠牲者となった、支那人「インリナ」による替え玉殺人事件とか、山形県母娘殺傷事件のような小さな地方事件から、蛇頭や日支混成組織による数々の犯罪、出稼ぎ人が犯罪をビジネスにする風習、阿漕な日本企業乗っ取りに至るまで、あらゆる罪悪が日本各地に蔓延っている。もう目が眩むような犯罪のオンパレード。それなのに、地上波テレビは相変わらず、藝人のスキャンダルを連日追っ掛け、どうでもいい官僚の不祥事に熱を上げている。
Chinese criminal gangs 3Chinese criminal gangs 2
(左: 支那人のギャング / 右: 逮捕された支那人犯罪者)
結局、深刻な事件は取り上げないということだ。一般国民に被害が及んだとしても、高給を貪るテレビ局職員には関係無し。駅構内で起こった殺人事件など、単なる三面記事に過ぎない。しかし、我々にとったら恐ろしい事態である。ある日突然、父親ないし母親が殺害され、霊安室で号泣する破目になるのだ。また、幼い子供を持つ親は、もっと心配だろう。朝「行ってきます !」と言って元気に登校した子供が、夕方、遺体となって帰宅することも考えられる。死亡でなくても重傷を負えば、その家族は一生不幸だ。もし、半身不随とか、昏睡状態、身体障碍でずっと介護が必要となれば、面倒を見るのは犠牲者の親で、付添人の方が心労で倒れてしまう。また、兄弟も自分の生活を犠牲にして面倒を見ることになりかねない。老齢化した親と身体障碍者の子供を介護施設に送り込めば楽だろうが、その費用は個人と国家が出すことになるので、一般国民の税負担が重くなる。
しかし、傷害事件を犯した支那人は、刑務所の中で悠々自適の生活を送ることができる。日本の「更生施設」は支那の牢獄と違って衛生的だし、食事や風呂も完備している。正月には特別メニューが用意されるし、娯楽として歌謡コンサートが開かれ、健康維持の為に野球を楽しむことができるのだ。しかし、刑務所の維持費は国民負担。一般の日本人は外国人犯罪者のために働き、税金をむしり取られたうえ、恐怖に怯えながら暮らす破目になる。支那人は運悪く逮捕されても、通訳をつけてもらって取り調べ。法廷でも通訳をつけてもらえるし、判事や検事は買収されていないから、公平な裁判を期待できる。人を殺したって死刑にならないし、刑期も驚くほど短い。文明国の刑務所では虐待や拷問が無いので気が楽だ。日本人が支那の刑務所に入ったら、どんな運命が待ち受けているやら。想像しただけでも戦慄が走る。日本人の容疑者なら、たとえ濡れ衣で捕まっても、支那人の裁判官は簡単に死刑を言い渡す。お金で正義を買うことができる支那では、法律はゴム紐のように伸縮自在だ。地獄の沙汰も金次第。賄賂で籠絡できぬ支那人はいない。そう言えば、ドラえもんは世界を破壊できる爆弾を持っていたけど、そのポケットの中に支那人だけを抹殺できる爆弾はないのか? もし、どこかにあるのなら一個譲ってもらいたい。100億円でも安いよね。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68715520.html
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/300.html#c1
1. 中川隆[-12098] koaQ7Jey 2018年5月08日 17:33:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13462]
政府の緊縮財政や移民政策を追及すれば安倍くらいすぐに潰せるよ
野党がそれを絶対にやらないというのは、野党の財政政策や移民政策が安倍と何も変わらないという事だ
それじゃあ野党が政権を取っても更に悪くなるだけだ:
『財政赤字、GDPの3%以内…政府が新たな目標
政府は、2021年度の財政収支の赤字額を名目国内総生産(GDP)の3%以内にすることを新たな財政再建目標として掲げる検討に入った。
目標達成へ向け、高齢化による社会保障費の伸び(自然増)を19年度から21年度まで毎年5000億円程度ずつ、計1・5兆円程度に抑える方向だ。
6月にもまとめる「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に盛り込む。
財政収支の赤字額には、過去に発行した国債(借金)の利払い費も含まれている。内閣府によると、18年度の財政赤字額は対GDP比で4・4%程度になる見通しだ。欧州連合(EU)は加盟国に、GDPに対する財政赤字の比率を3%以下にするよう求めており、日本も同水準の目標を掲げることにした。』
経済状況を無視し、3%と枠をはめる。
安倍政権は、 「何とか、緊縮路線を維持しよう」 としている。
PB黒字化だろうが、財政赤字対GDP比3%だろうが、国家の予算に枠をはめ、「国民の繁栄のために必須の支出」よりも「財政均衡」を優先しようという、過去二十年の日本を苦しめてきた緊縮路線の継続であるという点には、何ら変わりはありません。
これはPB黒字化に対する批判が高まってきたことを受け、新たな「財政赤字対GDP比率3%」という縛りを提示し、批判をかわしつつ、緊縮財政を推進しようとしているのではないでしょうか。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12374325892.html
2018年05月07日
支那人が居て当り前の時代 / 闇黒大陸の一部となる日本
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68715520.html
「隣は支那人」になった現在
日本は海で朝鮮半島と支那大陸から切り離されている、というのは昔の話だ。交通機関が発達し、チラシ広告のようにビザが発給されている今日では、あっちに支那人、こっちに朝鮮人、お向かいにフィリピン人、後ろに黒人というのが珍しくない。筆者も驚いてしまったが、ある日、東京四谷のコンビニ店に入って会計をしようと思ったら、レジ係がペルシア人(イラン人)男性なので面喰らってしまった。以前、鉄火丼を食べようと本郷の定食屋に入ったら、注文を取りに来た女給が支那人だった、という思い出がある。また別の日、近所を散歩していたら、背後からウルドゥー語が聞こえたので、「何事か?!」と思って振り返ってみたら、三人のパキスタン人が自転車に乗って走っていたのだ。確か、日本の道路を歩いていたはずなのに、「あれっ ! 英国のブラッドフォード(Bradford)にいるのかなぁ ?」と錯覚しそうになった。日本も一等国になったようで、都市部がロンドンのイースト・エンドみたいになっている。でも、墓場の伊藤博文や夏目漱石は喜ばないよねぇ。
Pakistanis in Britain 1Pakistanis 4
(左: 英国に住むパキスタン人 / 右: 西歐人を非難するイスラム教徒)
だいたい日本人は脳天気すぎる。異民族を知らなかった日本人は、日韓併合で下劣な朝鮮人が大量に押し寄せたからビックリ。敗戦で朝鮮を放棄した後も、穢多(エタ)と変わりない賤民が残留し、「第三国人」と称してやりたい放題。不逞鮮人に苦しめられた日本人は結構多いのに、子や孫にその「苦労話」を伝えないから、現在の若者は支那人や朝鮮人に無知なまま暢気に暮らしている。一方、北京政府の改革開放路線で“小金持ち”となった支那人は、歐米諸国はもちろんのこと、近場の日本にも群れを成してやって来た。ディスコだって客を選んで入店させるのに、日本政府は千客万来で支那人の渡航を許してしまうんだから、愚かとしか言いようがない。支那人ってのは欲望全開、道徳最低の銭ゲバ民族である。いくら懐が温かくなろうとも、心は氷点下の冷血動物だ。江戸や京都を歩いても、タバコのポイ捨て、カラ弁の投げ捨て、痰の吐き捨て、ウンコの垂れ流しなんて当り前。犬だって列に並ぶのに、支那人にはそれすら出来ない。昔、アジアの租界で「支那人と犬はお断り」という立て札があったそうだが、盲導犬や麻薬犬に失礼だ。柴犬の「豆助」が近づいてくれば「よしよし」と撫でてやるけど、支那人がホイホイやって来れば、スリッパでその頭を引っぱたきたくなる。「チャンバラトリオ」の南方英二ならハリセンでぶっ叩くし、漫才コンビ「ゆーとぴあ」のホープ師匠なら「ゴムパッチン」だぞ。(だいぶ古いけど、詳しくはネットで調べてね。)
経済発展で支那人が態度を改めるなんて嘘だ、妄想だ、まやかしだ。日本人はポテンシャル(潜在能力)が異常に高く、自分が変化と進化を遂げて良くなるから、多民族もそうなると信じてしまう。ただし、例外はある。長嶋茂雄は現役引退の時、「巨人軍は永遠に不滅です!」と述べたが、今では斜陽の巨人軍は目を蔽いたくなる程の体たらく。プロレス界だって馬場や猪木の頃とは格段に違っている。それでも、日本は全体的に素晴らしい。ところが、支那人ときたら数千年前と変わらぬままだ。秦や漢、唐、宋、元、明、清になっても同じ。日本の知識人は支那が民撰国家(デモクラシー)になれば変わると思っているが、あと四千年経っても支那人は支那人だ。支那の歴史は軍閥・匪賊で分裂し、中原の覇者が現れて統一というのが定石。しかし、暴君や腐敗と戦乱で再び群雄割拠となるから、残忍で冷酷な独裁者が降臨し、再統一というパターンが繰り返される。絵巻物みたいな美しい日本史とは違い、支那の歴史は血塗れで、恐怖と醜悪に満ちたホラー劇。地獄の方がまだマシだ。なぜなら、閻魔大王は一人だけ。支那ときたら、百鬼夜行で魑魅魍魎。ドラキュラ伯爵でも蠅か蛇に過ぎない。悪魔がたじろぐ悪党がウヨウヨいるんだから。
支那人について話し始めるとキリが無いので省略するが、支那人というのは実にうるさい。アヒルみたいにガーガー喋る。比べちゃ悪いけど、オックスブリッジを出た中流階級のイギリス婦人とか、エレガントなフランス人女性は躾が良いのか、話を聞いていて気持ちがいい。例えば、日本でも有名なBBCニューズで、アンカーを務めるフィオナ・ブルース(Fiona Bruce)の話し方は気品があって、そのブリティッシュ・アクセントは耳に心地よい。ちょっと庶民的な司会者のキャット・ディーリー(Cat Deeley)でも、話を聴いていて愉快になる。映画ファンならジミー・キンメルのトーク番組とかで、女優のジリアン・アンダーソン(Gillian Anderson)や男優のヒュー・グラント(Hugh Grant)が話すのを聞いたことがあるだろう。米国の中西部だとアンダーソンのような英語を喋る西歐系女性は多いから、在米日本人のビジネスマンでも気付く。一方、グラントはオックスフォード大卒の珍しい俳優で、会話を聞いていても英国風のユーモアを交えて喋るから、いかにもイギリス人らしい。
Fiona Bruce 3Cat Deeley 3Gillian Anderson 6Hugh Grant 1
(左: フィオナ・ブルース / キャット・ディーリー / ジリアン・アンダーソン / 右: ヒュー・グラント)
今回、支那人の話し方に触れたのは、先月の4月29日、吉祥寺駅で支那人による傷害事件が起きたからだ。被害者になった会社員の土屋英司さん(65歳)は、電車の中で話す二人の支那人がとてもうるさかったので、吉祥寺で降りたとき、彼らに注意したそうだ。すると、酒に酔っていた支那人の代強(だい・きょう)は、叱責されたことで腹を立て、土屋さんに掴み掛かかった。口論が昂じて二人がもみ合いになると、運悪く電車が動きだし、土屋さんは車輌に押しつけられて重傷となる。脳挫傷で病院に搬送された土屋氏は、意識不明のまま、五月に入って息を引き取った。土屋氏の死亡を以て、代の容疑は傷害致死に変わったそうだ。
亡くなった土屋氏は正義感が強く、勇気をもって注意したのだろう。一般的に、支那人は自己中心的でマナーが悪く、周囲の迷惑を顧みない。大声で喋っても、大声だと気がつかないくらい鈍感だ。恥も無いければ、反省も無い。日本語が上手い支那人でも、日本語を話す口調は支那的で、“がさつ”な上に、ぶっきらぼう。しかも、押しの強い喋り方で、機関銃のように言葉を発するから、まともな日本人だと眉を顰めるし、温厚な人でも心の底で「何こいつ !」と呟いてしまう。支那人の態度にはデリカシーのカケラも無いし、繊細な感覚とか、相手を思いやる「気遣い」というものが一切無い。これは支那人家庭の特徴で、子供の躾が我々と根本的に違うからだ。いくら日本の大学に留学し、日本での滞在期間が長くても、「生まれと育ち」から由来するの行動様式は中々変えられないものである。だから、日本人と結婚すると、色々な事で驚く。支那人の男にとって日本人女性は別世界の人間で、可愛らしさと慎ましさが魅力的。柔和な性格を持っていても、その中に芯の強さがある。天真爛漫なのに意外と賢く、亭主と苦楽を共にしてくれる伴侶となるから最高だ。
片や、支那人の女を娶った日本人は、不幸を背負い込んだようなものである。カマキリのような女は、国籍目当てで日本の男に近づくし、隙あらば財産を収奪しようとする。さらに、いつのまにか亭主に多額の生命保険を掛け、チャンスを狙って一攫千金。憐れな旦那は、ハッと気がつくと棺桶の中。年金受給前にあの世へ直行なんて、あゝ無情。支那製の列車に乗ったようなもの。だいたい、支那人を女房にする方が愚かだ。いくら女日照りだからといって、支那人の女房じゃセックス以外に喜びが無い。同僚や友人に自慢できないし、紹介された相手も何となく「馴れ初め」を訊けないし、どんな事を話していいのか分からないから、遠慮がちになる。支那人なら気にしない、ちょっとした“しぐさ”も、日本人にとったら気になる。でも、注意すれば侮辱になるから、素知らぬ振りを決めこんで居眠りするのが一番。やはり、後進国ならぬ最低国から来た劣等民族は、高度な日本社会に同化するなんて無理。(支那人については、拙書『支那人の秘史 朝鮮人の痴史』で詳しく論じたから、そっちを読んでね。笑ってしまうけど、現在でも頷ける支那人の性質が解る。)
再び話が脱線したので元に戻す。支那人に殺された土屋氏の一件は、実に気の毒な暴力事件だけど、問題の核心は、日本のマスコミと支那人の居住を許す政府にある。事件を受けて、各テレビ局は一応「傷害事件」として報道したが、形式的にサラリと流すだけで、事件の本質を追求しようとしなかった。本来なら、「どうして、こんな事態になったのか?!」と特番を組んでもいいのに、酔っ払いの“いざこざ”としか考えていないのだ。下らない福田財務次官のセクハラ事件だと、何日も延々と報道したくせに、兇暴な支那人の犯罪だとチョロッと触れるだけ。ジジイの残尿じゃないんだぞ。淡白すぎるじゃないか。下手人の代強は、埼玉県春日部市に住む“自称”「調理師」であるというが、これって「専門職」の外国人に分類されるんじゃないか?
日本政府は「高度技術の保有者」を優遇しているから、北京料理とか上海料理を得意とする支那人も「専門職」の人材となるのだろう。餃子の皮を素早く作ったり、麵を巧みに引き延ばす支那人なら“大歓迎”となる。でも、そんな基準なら、何億人も該当するので、津波のように支那人が押し寄せるぞ。何せ、支那人は一般人でも料理の達人だ。鶏から豚、熊、蛇、蛙に至るまで、何でも包丁で屠殺できる。道端で野菜クズを拾ってきたら、見事な八宝菜を作ってしまうし、腐った肉でも油で揚げてチンジャオロースとか酢豚にして誤魔化すのが上手だ。世界中に散らばる支那人が先ず始める商売といったら、必ず郷土料理を持ち込む食堂である。したがって、支那人に限って言えば、料理人を「専門職」にしてはならない。コンピューター技師だって怪しいものだし、却って危険な場合もある。機密情報を盗むハッカーにもなるし、偽造クレジット・カードを作る「専門家」にさえなってしまうのだ。ピッキングの空き巣だって「専門職」じゃないか。盗難防止の装置が附いている高級車を盗む手口なんか、実に鮮やかで、その素早さ、正確さ、連携プレーは大したものだ。もし、犯罪オリンピックがあれば、支那人は個人・団体戦を含めて金メダルの独占は間違いない。
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(左: 犬の丸焼きを包丁で捌く支那人 / 右: 支那人の子供たち)
支那人や朝鮮人の犯罪が世間の脚光を浴びると、テレビ局は必ず評論家とか藝能人をスタジオに招いて、「全部の支那人や朝鮮人が犯罪者という訳ではない」と語らせる。しかし、こうしたテレビ藝者は腹話術の人形に過ぎず、裏で糸を操っているのは、制作者のディレクターやプロデューサーである。したり顔の九官鳥は「教えられた台本」を喋ってるだけで、熟慮を重ねた上での結論ではない。提灯を掲げた雑誌記者も、お座敷に呼んでくれた「旦那衆」に媚びるのが十八番(おはこ)である。そもそも、俳優とか漫才師が自分で丹念に調査して、根拠のある資料を以て独自の見解を述べるなんてあり得ない。フジテレビは坂上忍を起用して「ご意見番」にしてるけど、彼はベテランの役者だから、制作者の意図を汲んで“期待通り”のキャラクターを演じているだけだ。
最近耳にして驚いたが、藝人の東山紀之がテレ朝の『サンデーLIVE』という番組で、メイン・キャスターを務めているという。もう呆れてしまうが、人気者を採用すれば、彼の固定ファンや若い女性が観てくれる、とでも思ったのだろう。確かに、くたびれた中年のアナウンサーよりも、キリっとした二枚目役者を使う方が、一般の視聴者を洗脳しやすい。(ただし、『必殺仕事人』で中村主水の代役を務めた東山は無惨だった。お客の視線が厳しい演劇は、おちゃらけたワイドショー番組と違って実力がモノを言う。大根役者は三流役者のままで、看板役者にはなれない。たぶん、歌手で零落(おちぶ)れたから、キャスターに転向したんだろう。)
歐米人もそうだが、日本人は率直にモノを言わないから、困った事態に陥ってしまうのだ。嫌なものは「イヤ !」と言うべきである。支那人を排除できないのは、問題の急所を突かないからだろう。つまり、たとえ移民の中に良い支那人がいようとも、国境の前で「支那人はお断り」と撥ね付けるべきなのだ。戦国時代、織田信長は一向宗に手を焼き、それを根絶しようと比叡山延暦寺の焼き討ちを断行し、宗徒や兵僧を皆殺しにしたという。実際、そんな大虐殺があったかどうかは怪しいけど、立派な坊主に生臭坊主がくっついていたことは事実らしい。ここで重要なのは強欲坊主ではなく、そうした僧侶が繁殖する宗教組織の方である。権力と金銭を求める集団は、徹底的に弾圧するしかない。支那人も同じで、本当に勉強したい奴がいても門前払いにすべきなのだ。善良そうな留学生だって、時が経てば“本来”の支那人に戻ってしまうし、北京政府の勧誘を受ければ工作員とか協力者になってしまうのだ。というのも、支那大陸に両親や兄弟、祖父母を残しているから、北京政府がこの血族を人質に取れば、ノンポリの支那人でも忠実なスパイになる。そうじゃなくても、お金に弱い支那人だ。ウキウキして誘いに乗るんじゃないか。
別の例だけど、アクネス・チャンやジュディー・オングを見てみろ。最初は可憐なアイドル歌手を演じていたアグネスも、中年を過ぎると則天武后か宋美齢みたいに、狡猾な支那人に戻っていた。「アフリカの貧しい子供に救いの手を !」と訴えるアグネスは、ベルサイユ宮殿のような豪邸に住んでいる。しかも、北京政府に弾圧され、酷い拷問を受けた末に処刑されるチベット人やウィグル人には冷淡だ。派手な衣装でヒット曲を歌うジュディー・オングも支那人の家系で、彼女の一族は抗日戦線を行っていた華僑らしい。しかし、国共内戦が勃発し、オング一家は大陸から台湾に渡ってきた。1976年だったと思うが、『必殺からくり人』に出演していた頃、ジュディー・オングは初々しく、とても狡猾な支那人には見えなかった。しかし、年を重ねて徐々に変わってきた。まったく、支那人ってのは腹の中にエイリアンを宿しているのか?
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(左: アグネス・チャン / チャンの豪邸 / 右: 若い頃のジュディー・オング)
そう言えば、千葉県の知事となった森田健作は「仕掛の天平」を演じ、花火玉を相手にの口に入れて殺すという仕掛人の役だった。まさか、「俺は男だ !」と叫んでいた役者が、後に「俺様は県知事だ !」と豪語するなんて。まぁ、意地悪婆さんの青島が都知事となり、横山ノックが府知事で、大橋巨泉が参院議員なったんだから仕方がない。ミュージカルの「アニー」に出演した山尾志桜理は遙かに酷く、子役で舞台デビューを飾っていたが、国会にデビューしたら姦通議員になってしまった。えっ、昼のメロドラマかと思いきや、現実の不倫劇なんだから唖然とする。一方、ジュディー・オングは山田五十鈴が演じる元締めの養女役で、「花乃屋とんぼ」という役名になっていた。ちなみに、ドラマ自体は平凡な作品だったけど、緒形拳が演じる「夢屋時次郎」は印象に残っている。彼が鳥居耀蔵の狙撃に失敗し、顔に火薬を塗って自爆するシーンは壮絶だった。昔の脚本家は斬新で、今では許されない強烈なシーンを描いていた。現在のテレビ時代劇だと、残酷なシーンは企画段階でカットだから、ハードな作品は望めないのかもね。
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(左: 支那の電車内で起こった客同士の喧嘩と流血事件 / 右: 電車内で幼児に排便させる母親)
とにかく、支那人の移民が増えると犯罪も比例して増える。支那人がやって来るということは、日本に支那社会が形成されることを意味する。つまり、我々の国家が支那風に染まって行き、日本に居るのに支那と同じ状況に置かれてしまう、ということだ。なるほど、日本人同士でも酔っ払って喧嘩になることはある。しかし、いくら激昂したからといって、走り出した電車に押しつけるなんて普通は無い。せいぜい、プラットホームで殴り合いか、怒鳴り合うだけだろう。ところが、支那人には後先を考えぬ馬鹿が多く、精神異常者も珍しくない。支那全土で白痴が何パーセントいるのか。評論家の黄文雄によれば、相当な数の狂人がいるらしい。支那大陸には日本人の想像を超えた犯罪者や気違い、破廉恥漢がひしめいている。その一部が既に来日しているにもかかわらず、大半の国民は他人事で聞き流すから実感が伴わない。例えば、日本人の加藤善一郎が犠牲者となった、支那人「インリナ」による替え玉殺人事件とか、山形県母娘殺傷事件のような小さな地方事件から、蛇頭や日支混成組織による数々の犯罪、出稼ぎ人が犯罪をビジネスにする風習、阿漕な日本企業乗っ取りに至るまで、あらゆる罪悪が日本各地に蔓延っている。もう目が眩むような犯罪のオンパレード。それなのに、地上波テレビは相変わらず、藝人のスキャンダルを連日追っ掛け、どうでもいい官僚の不祥事に熱を上げている。
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(左: 支那人のギャング / 右: 逮捕された支那人犯罪者)
結局、深刻な事件は取り上げないということだ。一般国民に被害が及んだとしても、高給を貪るテレビ局職員には関係無し。駅構内で起こった殺人事件など、単なる三面記事に過ぎない。しかし、我々にとったら恐ろしい事態である。ある日突然、父親ないし母親が殺害され、霊安室で号泣する破目になるのだ。また、幼い子供を持つ親は、もっと心配だろう。朝「行ってきます !」と言って元気に登校した子供が、夕方、遺体となって帰宅することも考えられる。死亡でなくても重傷を負えば、その家族は一生不幸だ。もし、半身不随とか、昏睡状態、身体障碍でずっと介護が必要となれば、面倒を見るのは犠牲者の親で、付添人の方が心労で倒れてしまう。また、兄弟も自分の生活を犠牲にして面倒を見ることになりかねない。老齢化した親と身体障碍者の子供を介護施設に送り込めば楽だろうが、その費用は個人と国家が出すことになるので、一般国民の税負担が重くなる。
しかし、傷害事件を犯した支那人は、刑務所の中で悠々自適の生活を送ることができる。日本の「更生施設」は支那の牢獄と違って衛生的だし、食事や風呂も完備している。正月には特別メニューが用意されるし、娯楽として歌謡コンサートが開かれ、健康維持の為に野球を楽しむことができるのだ。しかし、刑務所の維持費は国民負担。一般の日本人は外国人犯罪者のために働き、税金をむしり取られたうえ、恐怖に怯えながら暮らす破目になる。支那人は運悪く逮捕されても、通訳をつけてもらって取り調べ。法廷でも通訳をつけてもらえるし、判事や検事は買収されていないから、公平な裁判を期待できる。人を殺したって死刑にならないし、刑期も驚くほど短い。文明国の刑務所では虐待や拷問が無いので気が楽だ。日本人が支那の刑務所に入ったら、どんな運命が待ち受けているやら。想像しただけでも戦慄が走る。日本人の容疑者なら、たとえ濡れ衣で捕まっても、支那人の裁判官は簡単に死刑を言い渡す。お金で正義を買うことができる支那では、法律はゴム紐のように伸縮自在だ。地獄の沙汰も金次第。賄賂で籠絡できぬ支那人はいない。そう言えば、ドラえもんは世界を破壊できる爆弾を持っていたけど、そのポケットの中に支那人だけを抹殺できる爆弾はないのか? もし、どこかにあるのなら一個譲ってもらいたい。100億円でも安いよね。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68715520.html
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/298.html#c1
3. 中川隆[-12097] koaQ7Jey 2018年5月08日 17:35:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13462]
安倍のやってる緊縮財政や移民政策を追及すれば安倍くらいすぐに潰せるよ
自民党議員がそれを絶対にやらないというのは、自民党の財政政策や移民政策が安倍が今やってるのと何も変わらないという事だ
それじゃあ安倍をやめさせても更に悪くなるだけだ:
『財政赤字、GDPの3%以内…政府が新たな目標
政府は、2021年度の財政収支の赤字額を名目国内総生産(GDP)の3%以内にすることを新たな財政再建目標として掲げる検討に入った。
目標達成へ向け、高齢化による社会保障費の伸び(自然増)を19年度から21年度まで毎年5000億円程度ずつ、計1・5兆円程度に抑える方向だ。
6月にもまとめる「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に盛り込む。
財政収支の赤字額には、過去に発行した国債(借金)の利払い費も含まれている。内閣府によると、18年度の財政赤字額は対GDP比で4・4%程度になる見通しだ。欧州連合(EU)は加盟国に、GDPに対する財政赤字の比率を3%以下にするよう求めており、日本も同水準の目標を掲げることにした。』
経済状況を無視し、3%と枠をはめる。
安倍政権は、 「何とか、緊縮路線を維持しよう」 としている。
PB黒字化だろうが、財政赤字対GDP比3%だろうが、国家の予算に枠をはめ、「国民の繁栄のために必須の支出」よりも「財政均衡」を優先しようという、過去二十年の日本を苦しめてきた緊縮路線の継続であるという点には、何ら変わりはありません。
これはPB黒字化に対する批判が高まってきたことを受け、新たな「財政赤字対GDP比率3%」という縛りを提示し、批判をかわしつつ、緊縮財政を推進しようとしているのではないでしょうか。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12374325892.html
2018年05月07日
支那人が居て当り前の時代 / 闇黒大陸の一部となる日本
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68715520.html
「隣は支那人」になった現在
日本は海で朝鮮半島と支那大陸から切り離されている、というのは昔の話だ。交通機関が発達し、チラシ広告のようにビザが発給されている今日では、あっちに支那人、こっちに朝鮮人、お向かいにフィリピン人、後ろに黒人というのが珍しくない。筆者も驚いてしまったが、ある日、東京四谷のコンビニ店に入って会計をしようと思ったら、レジ係がペルシア人(イラン人)男性なので面喰らってしまった。以前、鉄火丼を食べようと本郷の定食屋に入ったら、注文を取りに来た女給が支那人だった、という思い出がある。また別の日、近所を散歩していたら、背後からウルドゥー語が聞こえたので、「何事か?!」と思って振り返ってみたら、三人のパキスタン人が自転車に乗って走っていたのだ。確か、日本の道路を歩いていたはずなのに、「あれっ ! 英国のブラッドフォード(Bradford)にいるのかなぁ ?」と錯覚しそうになった。日本も一等国になったようで、都市部がロンドンのイースト・エンドみたいになっている。でも、墓場の伊藤博文や夏目漱石は喜ばないよねぇ。
Pakistanis in Britain 1Pakistanis 4
(左: 英国に住むパキスタン人 / 右: 西歐人を非難するイスラム教徒)
だいたい日本人は脳天気すぎる。異民族を知らなかった日本人は、日韓併合で下劣な朝鮮人が大量に押し寄せたからビックリ。敗戦で朝鮮を放棄した後も、穢多(エタ)と変わりない賤民が残留し、「第三国人」と称してやりたい放題。不逞鮮人に苦しめられた日本人は結構多いのに、子や孫にその「苦労話」を伝えないから、現在の若者は支那人や朝鮮人に無知なまま暢気に暮らしている。一方、北京政府の改革開放路線で“小金持ち”となった支那人は、歐米諸国はもちろんのこと、近場の日本にも群れを成してやって来た。ディスコだって客を選んで入店させるのに、日本政府は千客万来で支那人の渡航を許してしまうんだから、愚かとしか言いようがない。支那人ってのは欲望全開、道徳最低の銭ゲバ民族である。いくら懐が温かくなろうとも、心は氷点下の冷血動物だ。江戸や京都を歩いても、タバコのポイ捨て、カラ弁の投げ捨て、痰の吐き捨て、ウンコの垂れ流しなんて当り前。犬だって列に並ぶのに、支那人にはそれすら出来ない。昔、アジアの租界で「支那人と犬はお断り」という立て札があったそうだが、盲導犬や麻薬犬に失礼だ。柴犬の「豆助」が近づいてくれば「よしよし」と撫でてやるけど、支那人がホイホイやって来れば、スリッパでその頭を引っぱたきたくなる。「チャンバラトリオ」の南方英二ならハリセンでぶっ叩くし、漫才コンビ「ゆーとぴあ」のホープ師匠なら「ゴムパッチン」だぞ。(だいぶ古いけど、詳しくはネットで調べてね。)
経済発展で支那人が態度を改めるなんて嘘だ、妄想だ、まやかしだ。日本人はポテンシャル(潜在能力)が異常に高く、自分が変化と進化を遂げて良くなるから、多民族もそうなると信じてしまう。ただし、例外はある。長嶋茂雄は現役引退の時、「巨人軍は永遠に不滅です!」と述べたが、今では斜陽の巨人軍は目を蔽いたくなる程の体たらく。プロレス界だって馬場や猪木の頃とは格段に違っている。それでも、日本は全体的に素晴らしい。ところが、支那人ときたら数千年前と変わらぬままだ。秦や漢、唐、宋、元、明、清になっても同じ。日本の知識人は支那が民撰国家(デモクラシー)になれば変わると思っているが、あと四千年経っても支那人は支那人だ。支那の歴史は軍閥・匪賊で分裂し、中原の覇者が現れて統一というのが定石。しかし、暴君や腐敗と戦乱で再び群雄割拠となるから、残忍で冷酷な独裁者が降臨し、再統一というパターンが繰り返される。絵巻物みたいな美しい日本史とは違い、支那の歴史は血塗れで、恐怖と醜悪に満ちたホラー劇。地獄の方がまだマシだ。なぜなら、閻魔大王は一人だけ。支那ときたら、百鬼夜行で魑魅魍魎。ドラキュラ伯爵でも蠅か蛇に過ぎない。悪魔がたじろぐ悪党がウヨウヨいるんだから。
支那人について話し始めるとキリが無いので省略するが、支那人というのは実にうるさい。アヒルみたいにガーガー喋る。比べちゃ悪いけど、オックスブリッジを出た中流階級のイギリス婦人とか、エレガントなフランス人女性は躾が良いのか、話を聞いていて気持ちがいい。例えば、日本でも有名なBBCニューズで、アンカーを務めるフィオナ・ブルース(Fiona Bruce)の話し方は気品があって、そのブリティッシュ・アクセントは耳に心地よい。ちょっと庶民的な司会者のキャット・ディーリー(Cat Deeley)でも、話を聴いていて愉快になる。映画ファンならジミー・キンメルのトーク番組とかで、女優のジリアン・アンダーソン(Gillian Anderson)や男優のヒュー・グラント(Hugh Grant)が話すのを聞いたことがあるだろう。米国の中西部だとアンダーソンのような英語を喋る西歐系女性は多いから、在米日本人のビジネスマンでも気付く。一方、グラントはオックスフォード大卒の珍しい俳優で、会話を聞いていても英国風のユーモアを交えて喋るから、いかにもイギリス人らしい。
Fiona Bruce 3Cat Deeley 3Gillian Anderson 6Hugh Grant 1
(左: フィオナ・ブルース / キャット・ディーリー / ジリアン・アンダーソン / 右: ヒュー・グラント)
今回、支那人の話し方に触れたのは、先月の4月29日、吉祥寺駅で支那人による傷害事件が起きたからだ。被害者になった会社員の土屋英司さん(65歳)は、電車の中で話す二人の支那人がとてもうるさかったので、吉祥寺で降りたとき、彼らに注意したそうだ。すると、酒に酔っていた支那人の代強(だい・きょう)は、叱責されたことで腹を立て、土屋さんに掴み掛かかった。口論が昂じて二人がもみ合いになると、運悪く電車が動きだし、土屋さんは車輌に押しつけられて重傷となる。脳挫傷で病院に搬送された土屋氏は、意識不明のまま、五月に入って息を引き取った。土屋氏の死亡を以て、代の容疑は傷害致死に変わったそうだ。
亡くなった土屋氏は正義感が強く、勇気をもって注意したのだろう。一般的に、支那人は自己中心的でマナーが悪く、周囲の迷惑を顧みない。大声で喋っても、大声だと気がつかないくらい鈍感だ。恥も無いければ、反省も無い。日本語が上手い支那人でも、日本語を話す口調は支那的で、“がさつ”な上に、ぶっきらぼう。しかも、押しの強い喋り方で、機関銃のように言葉を発するから、まともな日本人だと眉を顰めるし、温厚な人でも心の底で「何こいつ !」と呟いてしまう。支那人の態度にはデリカシーのカケラも無いし、繊細な感覚とか、相手を思いやる「気遣い」というものが一切無い。これは支那人家庭の特徴で、子供の躾が我々と根本的に違うからだ。いくら日本の大学に留学し、日本での滞在期間が長くても、「生まれと育ち」から由来するの行動様式は中々変えられないものである。だから、日本人と結婚すると、色々な事で驚く。支那人の男にとって日本人女性は別世界の人間で、可愛らしさと慎ましさが魅力的。柔和な性格を持っていても、その中に芯の強さがある。天真爛漫なのに意外と賢く、亭主と苦楽を共にしてくれる伴侶となるから最高だ。
片や、支那人の女を娶った日本人は、不幸を背負い込んだようなものである。カマキリのような女は、国籍目当てで日本の男に近づくし、隙あらば財産を収奪しようとする。さらに、いつのまにか亭主に多額の生命保険を掛け、チャンスを狙って一攫千金。憐れな旦那は、ハッと気がつくと棺桶の中。年金受給前にあの世へ直行なんて、あゝ無情。支那製の列車に乗ったようなもの。だいたい、支那人を女房にする方が愚かだ。いくら女日照りだからといって、支那人の女房じゃセックス以外に喜びが無い。同僚や友人に自慢できないし、紹介された相手も何となく「馴れ初め」を訊けないし、どんな事を話していいのか分からないから、遠慮がちになる。支那人なら気にしない、ちょっとした“しぐさ”も、日本人にとったら気になる。でも、注意すれば侮辱になるから、素知らぬ振りを決めこんで居眠りするのが一番。やはり、後進国ならぬ最低国から来た劣等民族は、高度な日本社会に同化するなんて無理。(支那人については、拙書『支那人の秘史 朝鮮人の痴史』で詳しく論じたから、そっちを読んでね。笑ってしまうけど、現在でも頷ける支那人の性質が解る。)
再び話が脱線したので元に戻す。支那人に殺された土屋氏の一件は、実に気の毒な暴力事件だけど、問題の核心は、日本のマスコミと支那人の居住を許す政府にある。事件を受けて、各テレビ局は一応「傷害事件」として報道したが、形式的にサラリと流すだけで、事件の本質を追求しようとしなかった。本来なら、「どうして、こんな事態になったのか?!」と特番を組んでもいいのに、酔っ払いの“いざこざ”としか考えていないのだ。下らない福田財務次官のセクハラ事件だと、何日も延々と報道したくせに、兇暴な支那人の犯罪だとチョロッと触れるだけ。ジジイの残尿じゃないんだぞ。淡白すぎるじゃないか。下手人の代強は、埼玉県春日部市に住む“自称”「調理師」であるというが、これって「専門職」の外国人に分類されるんじゃないか?
日本政府は「高度技術の保有者」を優遇しているから、北京料理とか上海料理を得意とする支那人も「専門職」の人材となるのだろう。餃子の皮を素早く作ったり、麵を巧みに引き延ばす支那人なら“大歓迎”となる。でも、そんな基準なら、何億人も該当するので、津波のように支那人が押し寄せるぞ。何せ、支那人は一般人でも料理の達人だ。鶏から豚、熊、蛇、蛙に至るまで、何でも包丁で屠殺できる。道端で野菜クズを拾ってきたら、見事な八宝菜を作ってしまうし、腐った肉でも油で揚げてチンジャオロースとか酢豚にして誤魔化すのが上手だ。世界中に散らばる支那人が先ず始める商売といったら、必ず郷土料理を持ち込む食堂である。したがって、支那人に限って言えば、料理人を「専門職」にしてはならない。コンピューター技師だって怪しいものだし、却って危険な場合もある。機密情報を盗むハッカーにもなるし、偽造クレジット・カードを作る「専門家」にさえなってしまうのだ。ピッキングの空き巣だって「専門職」じゃないか。盗難防止の装置が附いている高級車を盗む手口なんか、実に鮮やかで、その素早さ、正確さ、連携プレーは大したものだ。もし、犯罪オリンピックがあれば、支那人は個人・団体戦を含めて金メダルの独占は間違いない。
china dog 18chinese children 1
(左: 犬の丸焼きを包丁で捌く支那人 / 右: 支那人の子供たち)
支那人や朝鮮人の犯罪が世間の脚光を浴びると、テレビ局は必ず評論家とか藝能人をスタジオに招いて、「全部の支那人や朝鮮人が犯罪者という訳ではない」と語らせる。しかし、こうしたテレビ藝者は腹話術の人形に過ぎず、裏で糸を操っているのは、制作者のディレクターやプロデューサーである。したり顔の九官鳥は「教えられた台本」を喋ってるだけで、熟慮を重ねた上での結論ではない。提灯を掲げた雑誌記者も、お座敷に呼んでくれた「旦那衆」に媚びるのが十八番(おはこ)である。そもそも、俳優とか漫才師が自分で丹念に調査して、根拠のある資料を以て独自の見解を述べるなんてあり得ない。フジテレビは坂上忍を起用して「ご意見番」にしてるけど、彼はベテランの役者だから、制作者の意図を汲んで“期待通り”のキャラクターを演じているだけだ。
最近耳にして驚いたが、藝人の東山紀之がテレ朝の『サンデーLIVE』という番組で、メイン・キャスターを務めているという。もう呆れてしまうが、人気者を採用すれば、彼の固定ファンや若い女性が観てくれる、とでも思ったのだろう。確かに、くたびれた中年のアナウンサーよりも、キリっとした二枚目役者を使う方が、一般の視聴者を洗脳しやすい。(ただし、『必殺仕事人』で中村主水の代役を務めた東山は無惨だった。お客の視線が厳しい演劇は、おちゃらけたワイドショー番組と違って実力がモノを言う。大根役者は三流役者のままで、看板役者にはなれない。たぶん、歌手で零落(おちぶ)れたから、キャスターに転向したんだろう。)
歐米人もそうだが、日本人は率直にモノを言わないから、困った事態に陥ってしまうのだ。嫌なものは「イヤ !」と言うべきである。支那人を排除できないのは、問題の急所を突かないからだろう。つまり、たとえ移民の中に良い支那人がいようとも、国境の前で「支那人はお断り」と撥ね付けるべきなのだ。戦国時代、織田信長は一向宗に手を焼き、それを根絶しようと比叡山延暦寺の焼き討ちを断行し、宗徒や兵僧を皆殺しにしたという。実際、そんな大虐殺があったかどうかは怪しいけど、立派な坊主に生臭坊主がくっついていたことは事実らしい。ここで重要なのは強欲坊主ではなく、そうした僧侶が繁殖する宗教組織の方である。権力と金銭を求める集団は、徹底的に弾圧するしかない。支那人も同じで、本当に勉強したい奴がいても門前払いにすべきなのだ。善良そうな留学生だって、時が経てば“本来”の支那人に戻ってしまうし、北京政府の勧誘を受ければ工作員とか協力者になってしまうのだ。というのも、支那大陸に両親や兄弟、祖父母を残しているから、北京政府がこの血族を人質に取れば、ノンポリの支那人でも忠実なスパイになる。そうじゃなくても、お金に弱い支那人だ。ウキウキして誘いに乗るんじゃないか。
別の例だけど、アクネス・チャンやジュディー・オングを見てみろ。最初は可憐なアイドル歌手を演じていたアグネスも、中年を過ぎると則天武后か宋美齢みたいに、狡猾な支那人に戻っていた。「アフリカの貧しい子供に救いの手を !」と訴えるアグネスは、ベルサイユ宮殿のような豪邸に住んでいる。しかも、北京政府に弾圧され、酷い拷問を受けた末に処刑されるチベット人やウィグル人には冷淡だ。派手な衣装でヒット曲を歌うジュディー・オングも支那人の家系で、彼女の一族は抗日戦線を行っていた華僑らしい。しかし、国共内戦が勃発し、オング一家は大陸から台湾に渡ってきた。1976年だったと思うが、『必殺からくり人』に出演していた頃、ジュディー・オングは初々しく、とても狡猾な支那人には見えなかった。しかし、年を重ねて徐々に変わってきた。まったく、支那人ってのは腹の中にエイリアンを宿しているのか?
Agnes Chang 1Agnes CahngJudy Ongg 2
(左: アグネス・チャン / チャンの豪邸 / 右: 若い頃のジュディー・オング)
そう言えば、千葉県の知事となった森田健作は「仕掛の天平」を演じ、花火玉を相手にの口に入れて殺すという仕掛人の役だった。まさか、「俺は男だ !」と叫んでいた役者が、後に「俺様は県知事だ !」と豪語するなんて。まぁ、意地悪婆さんの青島が都知事となり、横山ノックが府知事で、大橋巨泉が参院議員なったんだから仕方がない。ミュージカルの「アニー」に出演した山尾志桜理は遙かに酷く、子役で舞台デビューを飾っていたが、国会にデビューしたら姦通議員になってしまった。えっ、昼のメロドラマかと思いきや、現実の不倫劇なんだから唖然とする。一方、ジュディー・オングは山田五十鈴が演じる元締めの養女役で、「花乃屋とんぼ」という役名になっていた。ちなみに、ドラマ自体は平凡な作品だったけど、緒形拳が演じる「夢屋時次郎」は印象に残っている。彼が鳥居耀蔵の狙撃に失敗し、顔に火薬を塗って自爆するシーンは壮絶だった。昔の脚本家は斬新で、今では許されない強烈なシーンを描いていた。現在のテレビ時代劇だと、残酷なシーンは企画段階でカットだから、ハードな作品は望めないのかもね。
chinese fight 4chinese tourists 2
(左: 支那の電車内で起こった客同士の喧嘩と流血事件 / 右: 電車内で幼児に排便させる母親)
とにかく、支那人の移民が増えると犯罪も比例して増える。支那人がやって来るということは、日本に支那社会が形成されることを意味する。つまり、我々の国家が支那風に染まって行き、日本に居るのに支那と同じ状況に置かれてしまう、ということだ。なるほど、日本人同士でも酔っ払って喧嘩になることはある。しかし、いくら激昂したからといって、走り出した電車に押しつけるなんて普通は無い。せいぜい、プラットホームで殴り合いか、怒鳴り合うだけだろう。ところが、支那人には後先を考えぬ馬鹿が多く、精神異常者も珍しくない。支那全土で白痴が何パーセントいるのか。評論家の黄文雄によれば、相当な数の狂人がいるらしい。支那大陸には日本人の想像を超えた犯罪者や気違い、破廉恥漢がひしめいている。その一部が既に来日しているにもかかわらず、大半の国民は他人事で聞き流すから実感が伴わない。例えば、日本人の加藤善一郎が犠牲者となった、支那人「インリナ」による替え玉殺人事件とか、山形県母娘殺傷事件のような小さな地方事件から、蛇頭や日支混成組織による数々の犯罪、出稼ぎ人が犯罪をビジネスにする風習、阿漕な日本企業乗っ取りに至るまで、あらゆる罪悪が日本各地に蔓延っている。もう目が眩むような犯罪のオンパレード。それなのに、地上波テレビは相変わらず、藝人のスキャンダルを連日追っ掛け、どうでもいい官僚の不祥事に熱を上げている。
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(左: 支那人のギャング / 右: 逮捕された支那人犯罪者)
結局、深刻な事件は取り上げないということだ。一般国民に被害が及んだとしても、高給を貪るテレビ局職員には関係無し。駅構内で起こった殺人事件など、単なる三面記事に過ぎない。しかし、我々にとったら恐ろしい事態である。ある日突然、父親ないし母親が殺害され、霊安室で号泣する破目になるのだ。また、幼い子供を持つ親は、もっと心配だろう。朝「行ってきます !」と言って元気に登校した子供が、夕方、遺体となって帰宅することも考えられる。死亡でなくても重傷を負えば、その家族は一生不幸だ。もし、半身不随とか、昏睡状態、身体障碍でずっと介護が必要となれば、面倒を見るのは犠牲者の親で、付添人の方が心労で倒れてしまう。また、兄弟も自分の生活を犠牲にして面倒を見ることになりかねない。老齢化した親と身体障碍者の子供を介護施設に送り込めば楽だろうが、その費用は個人と国家が出すことになるので、一般国民の税負担が重くなる。
しかし、傷害事件を犯した支那人は、刑務所の中で悠々自適の生活を送ることができる。日本の「更生施設」は支那の牢獄と違って衛生的だし、食事や風呂も完備している。正月には特別メニューが用意されるし、娯楽として歌謡コンサートが開かれ、健康維持の為に野球を楽しむことができるのだ。しかし、刑務所の維持費は国民負担。一般の日本人は外国人犯罪者のために働き、税金をむしり取られたうえ、恐怖に怯えながら暮らす破目になる。支那人は運悪く逮捕されても、通訳をつけてもらって取り調べ。法廷でも通訳をつけてもらえるし、判事や検事は買収されていないから、公平な裁判を期待できる。人を殺したって死刑にならないし、刑期も驚くほど短い。文明国の刑務所では虐待や拷問が無いので気が楽だ。日本人が支那の刑務所に入ったら、どんな運命が待ち受けているやら。想像しただけでも戦慄が走る。日本人の容疑者なら、たとえ濡れ衣で捕まっても、支那人の裁判官は簡単に死刑を言い渡す。お金で正義を買うことができる支那では、法律はゴム紐のように伸縮自在だ。地獄の沙汰も金次第。賄賂で籠絡できぬ支那人はいない。そう言えば、ドラえもんは世界を破壊できる爆弾を持っていたけど、そのポケットの中に支那人だけを抹殺できる爆弾はないのか? もし、どこかにあるのなら一個譲ってもらいたい。100億円でも安いよね。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68715520.html
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/297.html#c3
37. 中川隆[-12114] koaQ7Jey 2018年5月08日 18:19:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13480]
元来、イギリス人はケチ(倹約家)なので高価なオーディオ機器を買わない。TANNOYや B&W の大型スピーカは日本向けに特別に作っているものなんですね。
イギリスの音楽ファンに人気があるアンプや CD は ARCAM みたいな上品だけど廉価なものだけです:
オーディオの足跡 ARCAM アンプ機器一覧
http://audio-heritage.jp/ARCAM/amp/index.html
March 10, 2005
"ARCAM"アーカム ブリティッシュサウンドのスタンダード
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html
ARCAM(アーカム)は1972年に英国ケンブリッジに誕生したイギリスで最もメジャーなオーディオ・ビジュアル機器専業メーカーです。エントリークラスからミドルクラスにかけてアンプとCDプレーヤーを中心に多くの機種を抱え、英国内で売れるCDプレーヤーの2台に1台はARCAMと呼ばれる程、本国ではコンシューマ向けオーディオ市場に於いて確固たる地位を築いています。
アーカム_ピュアオーディオアーカム製品の魅力は何と言ってもオーディオ機器としての機械的な自己主張が少ない点です。家具としてスムーズに部屋に溶け込みやすいシンプルでモダンなスタイリングと誰にでも使いやすい快適な操作感、国産機とも肩を並べる手ごろな価格でありながら、ミニコンポでは無く、あくまでピュアオーディオとしての十分なクオリティを感じさせる音質と、優れた感性に裏付けられた音楽性の高さが高い次元でバランスしているのが ARCAM の魅力です。
ホワイトシルバーを基調にした現行デザインのアーカムは、オーディオ的な作為を感じさせないプレーンで素直な音質が持ち味。個々のCDに録音されている情報を、多くのピュアオーディオ機器にありがちな機器の作り手側の思い入れという色付けや個性的なバイアスをかける事無く、ありのままの姿を素直に引き出してくれる点が特徴と云えるでしょう。それ故に表面的な音質面でどうかとなると、格別ワイドレンジ・高情報量といったハイファイ性を強調するタイプではなく、分解能・実体感・パワーハンドリング・レンジ感など全てが程々にまとまっていて、虫眼鏡でえぐり出すかの如くオーディオマニア的な聴き方をした場合はやや食い足りない印象が残るかも知れません。
筐体の薄さや軽さも、全体に薄味で穏やかさを伴うやや軽い傾向の音質に拍車をかけているきらいがあり(低価格機種になる程この傾向が目立ってきます)、この点は代理店であるDENON製品の日本的でワイドレンジで重い音調とは180度異なるのが興味深いところです。しかし、押しつけがましさのない穏やかで豊かな音場の広がり方や、長時間聴き続けても違和感を感じない耳当たりの優しさ、CDに刻まれた情報を過不足無く引き出す自然なバランス感覚は、オーディオマニアとしてではなく音楽ファンの再生装置として捉えた場合、これ以上他に何か必要でしょうか?と思わせてしまう懐の深さがあるのも事実です。
こういった書き方をすると、アーカムの音質は悪いと誤解されるかも知れません。しかしそれは大きな間違いです。高音質を強調しない=低音質ではありません。多くの人々が高音質を楽しめるようローエンドにもラインナップを広げている分、音質面で他社上位クラスと比較されて低い評価を受ける傾向があるようですが、ARCAM本来のリファレンスモデルであるFMJシリーズに目を向けてみると、実はミドルクラスの英国系箱庭システムの中でもトップクラスの音質を備えています。FMJの広い音場感を伴う現代的な再現性は、管理人が使っているTAG McLaren F3とも互角以上の音質で良いライバル関係にあると感じます。
特に、現行CDプレーヤー FMJ CD33Tの先代機種にあたるFMJ CD23Tは、ハイエンド製品で名高い dCS と共同開発した24bit Ring DACを搭載し、その音楽性豊かで暖かみのある音色は、イギリス製品の質を理解する音楽愛好家の間で根強いファンを獲得しています。(2008/1追記:最新の後継モデルは FMJ-CD36T になります。)
アーカムは音楽の持つ楽しさ、表現をスポイルしません。音質を誇張してリスナーの耳を機器の"音質"に向けさせるのではなく、聞き手がいつのまにか音楽に聴き入ってしまう誠実な質感です。その意味で、オーディオ機器は"音楽再生"の黒衣に徹すべきという、本来再生装置がそうあってしかるべき姿に忠実なのです。ARCAMは音楽性をスポイルしないより上質で血の通った再生機を、オーディオマニアに限らず音楽ファン一般に向けて、広く普及させることをポリシーとしているように感じます。ですから音質がどうとかオーディオ的にどう?やれケーブルだアクセサリだといったマニアックな視点ではなく、ライフスタイルの中に真のポリシーや美学を求める上質で洗練された価値観を持つ人々に向けてお薦めしたいブランド、それがARCAMなのです。
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html
EAR の現在の値付けは超円安なのを考慮しても、日本のガレージメーカーの同等品と比べて高過ぎます。
EARは元々は安物部品だけを使った廉価アンプのメーカーだったのですね。
従って、EAR は基本的には値段が安いハーベス、スペンドール、ロジャース等の BBC Monitor 系小型スピーカーと QUAD の昔の静電型スピーカー(イギリスでは安く売っていた)にしか合わないのですね。
EAR が使用を想定しているスピーカー
QUAD ESL-57, QUAD ESL-63
ROGERS LS3/5A, SPENDOR BC-II, HARBETH HLCompact
TANNOY IIILZ, TANNOY Super Red Monitor
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1) QUAD ESL-57 1953年発売
3つのエレメントを使い、うち2つを低域、1つを中高域と高域の 2Wayとして使用して、 全体としては 3Wayスピーカーとしていました。
許容入力:定格15W
出力音圧レベル:100dB(0.0002dyens/cm2、70〜7,000Hz)
93dB(0.0002dyens/cm2、50〜10,000Hz 、2m軸上)
周波数特性:45Hz〜18,000Hz(両端は18dB/8Ve)
インピーダンス
100Hz:28Ω
1kHz:12Ω
6.3kHz:10Ω
外形寸法:W×880 D×265 H×790mm
重量:18Kg
http://audio-heritage.jp/QUAD/speaker/esl.html
http://vintage-audio.jp/?p=499
ティム デ パラビッチーニは自宅では QUAD ESL57 を使っているという。
そして、雑誌のインタビューでも EAR の製品と組み合わせる推奨スピーカーとしてQUAD ESL57をあげている。
EAR と QUAD はなかなか良い組合せのようである。
http://moon.ap.teacup.com/tao7637/1182.html
投稿者:K 2009/5/11 23:58
うちにも QUAD ESL57 がありますが、EAR859, EAR864L+QUAD405-2 を使用しています。
ご存知かもしれませんが、EAR のパラビッチーニは、以前 QUAD ESL57 を良く鳴るスピーカーと管球王国のインタビューに答えていました。
859は10年以上に渡り、トラブルフリーですので、試聴されてみてはどうでしょうか?
http://moon.ap.teacup.com/tao7637/1162.html
▲△▽▼
2) QUAD ESL-63 1981年発売 ¥430,000(1台、1986年頃)
片チャンネル4枚のエレメントで出来ています。
エレメントは4枚ですが、同軸ユニットの様に動作するように、同心円上に、 電気的に8分割されていて、球面波が出るようになっています。 (リングの外周になるにしたがって、高域成分を落とす工夫をしているので、 ESL-57 は 3WAYだが ESL-63はフルレンジという表現は、必ずしも正しくないように思います。)
2つの保護回路を内蔵しており、不慮のアクシデントにも対応しています。
過大入力により壊れやすかった ESL-57 と比べて、保護回路を徹底することにより、相対的に壊れにくいスピーカーとして仕上がっています。
搭載しているのは入力電圧を制限するリミッターと、異常な入力信号や瞬間的なショートを検出してスピーカーに流さない回路となっています。
ESL-63 は ESL57 と違いSWオンですぐに最大音圧が得られます。
通電時 5000V掛かっていますので、空気清浄機の如く部屋の埃を吸い寄せます。試聴中以外の通電は百害有って一理無しとご理解下さい。
型式 コンデンサー方式・フロア型
出力音圧レベル 86dB/W/m
最大入力 100W(8Ω、ピーク)
最大許容入力:55V
公称インピーダンス 8Ω
再生周波数帯域 35Hz〜20kHz
(35Hzで-6dB、20kHzで-6dB)
外形寸法 幅660x高さ925x奥行270mm(150mmの底板を含む)
重量 18.7kg
http://audio-heritage.jp/QUAD/speaker/esl-63.html
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/esl63.htm
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3) ROGERS LS3/5A ¥89,000(1台、1980年頃)
BBC仕様のポータブルモニタースピーカーシステム。
低域には10cmベクストレンコーン型ウーファーであるKEF B110を搭載し、高域には2.0cmドーム型ツィーターであるKEF T27 SP1032を搭載しています。
これらのユニットはBBCの厳密な規格に応えるため、入念に選ばれたものをペアマッチで仕様しています。
ネットワーク部にも厳選されたパーツを使用しています。
エンクロージャーにはピアノ材としても有名な英国北部産の樺材を使用しています。
型式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
出力音圧レベル 82.5dB/W/m
最大許容入力 25W
使用ユニット
低域用:10cmコーン型(KEF B110)
高域用:2.0cmドーム型(KEF T27 SP1032)
再生周波数帯域 70Hz〜20kHz ±3dB
入力インピーダンス 15Ω(BBC規格)
クロスオーバー周波数 3kHz(BBC規格、FL6/23)
外形寸法 幅185x高さ305x奥行160mm
重量 5.3kg
http://audio-heritage.jp/ROGERS/speaker/ls3-5a.html
▲△▽▼
4) SPENDOR BC-II 価格不明(1台、1973年発売) ¥138,000(1台、1980年代後半頃)
スペンドールの代表的なスピーカーシステム。
低域には20cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットには世界的特許の真空成形工法によって作られたベクストレンコーンを採用しています。
高域には3.8cmドーム型トゥイーターであるHF-1300を搭載しており、超高域にはドーム型スーパートゥイーター4001Gを搭載しています。
エンクロージャーはバスレフ方式を採用しています。
また、外観の仕上げにはチークやウォルナットなどの複数の仕上げがありました。
別売で専用に設計されたキャスター付きスタンドがありました。
方式 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
最大入力 50W
使用ユニット
低域用:20cmコーン型
高域用:3.8cmドーム型(HF-1300)
超高域用:ドーム型(4001G)
周波数特性 40Hz〜20kHz
インピーダンス 8Ω
クロスオーバー 3kHz、13kHz
外形寸法 幅305x高さ635x奥行298mm
重量 14kg
http://audio-heritage.jp/SPENDOR/speaker/bc-ii.html
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5) HARBETH HLCompact ¥118,000(1台、1987年発売)
アラン・ショーが、ダドリー・ハーウッドからハーベス社を受け継ぎ最初に開発したスピーカーシステム。
低域には、コーンに新素材TPXを採用した20cmコーン型ウーファーを採用しています。
HL TypeIVにも採用されたこの素材は、セルフダンピングに優れた軽量の熱可塑性物質で、加工が困難なのが難点でしたが、これを克服し、コーン紙に採用しています。
ユニット中央には、長い突起状の音響レンズが取り付けられています。
高域にはアルミドームを採用した2.5cmドーム型ユニットを採用しています。
右ユニットと左ユニット、ウーファーとトゥイーターなど、HLコンパクトを組みあげるプロセスで、一つ一つの特性をチェックし、ベスト・マッチングするものとペアを組ませています。
エンクロージャーには、コンピューター解析を駆使したバスレフ・ポートを設計・採用しています。
また外装は、ナチュラル・チーク材による仕上げとなっています。
スピーカー端子はバイ・ワイヤリングに対応しています。
別売りで専用スタンドがありました。
方式 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
出力音圧レベル 87dB/W/m
使用ユニット
低域用:20cmコーン型
高域用:2.5cmドーム型
再生周波数帯域 60Hz〜20kHz±3dB
インピーダンス 8Ω
外形寸法 幅273x高さ525x奥行287mm
重量 13kg
http://audio-heritage.jp/HARBETH/speaker/hlcompact.html
▲△▽▼
6) TANNOY IIILZ in Cabinet mkII ¥87,500(1台、1967年発売)
IIILZ Monitor Goldを組み込んだブックシェルフ型スピーカーシステム。
エンクロージャーはバスレフ型となっています。
型式 2ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
最大入力 15W
使用ユニット 10inch同軸2ウェイ(IIILZ Monitor Gold)
周波数特性 30Hz〜20kHz
クロスオーバー周波数 1.3kHz(メカニカル)
インピーダンス 8Ω
外形寸法 幅380x高さ583x奥行240mm
重量 13kg
http://audio-heritage.jp/TANNOY/speaker/iiilzmkii.html
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7) TANNOY Super Red Monitor SRM10B ¥150,000(1台、1980年発売)
Super Red Monitorシリーズの小型ブックシェルフ型スピーカーシステム。
ユニットには10inch(25cm)の同軸型2ウェイスピーカーユニットを採用しています。
クロスオーバーネットワークを内蔵しており、前面から調整が可能です。
方式 2ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
使用ユニット 全帯域用:10inch(25cm)同軸型(2558)
許容入力
70Hz〜1kHz: 80W(連続), 300W(ピーク)
1kHz〜20kHz: 50W(連続), 100W(ピーク)
出力音圧レベル
90dB/W/m(55Hz〜20kHz)
110dB/100W/m(70Hz〜20kHz)
115dB/300W/m(ピーク)
公称インピーダンス 8Ω(5.5Ω最小)
クロスオーバー周波数 1.2kHz(12dB/oct)
内容積 35L
外形寸法 幅350x高さ524x奥行270mm
重量 18kg
http://audio-heritage.jp/TANNOY/speaker/srm10b.html
38. 中川隆[-12113] koaQ7Jey 2018年5月08日 18:25:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13480]
EAR が一番輝いていた時代のアンプはアメリカの有名なアンプと比べると信じられない位安かったですね:
Michaelson & Austin TVA-1 ¥590,000(1979年発売)
Michaelson & Austinが最初に発表した管球式ステレオパワーアンプ。
出力管には選りぬかれたGEC製KT-88を採用しています。このKT-88の良さを最大限生かしつつ欠点を補うため、特別注文の巨大な出力トランスを搭載しています。
回路構成はAB1クラスとしNFBは14dB以下に抑えられています。
型式 管球式ステレオパワーアンプ
実効出力 70W+70W
外形寸法 幅457x高さ190x奥行280mm
重量 32kg
http://audio-heritage.jp/MICHAELSONandAUSTIN/amp/tva-1.html
▲△▽▼
Musical Fidelity A1 1984年発売 ¥128,000(1990年頃)
小出力ながら多くのユーザーに好評を得てロングランとなったらプリメインアンプ。
全段純Aクラス動作となっています。
電源部には大型トロイダルトランスと40,000μFの電解コンデンサーを搭載しています。
MCヘッドアンプを搭載しています。
型式 プリメインアンプ
定格出力 20W+20W(8Ω)
入力感度/インピーダンス Phono MC:200μV/120Ω
Phono MM:2mV/47kΩ
CD、Tuner、Aux、Tape:200mV/47kΩ
外形寸法 幅408x高さ60x奥行249mm
重量 5.5kg
http://audio-heritage.jp/MUSICALFIDELITY/amp/a1.html
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EAR859 ¥380,000(1996年頃)
Tim de Paravicini(ティム デ パラビッチーニ)氏が設計したインテグレーテッドアンプ。
純三極管の音質と信頼性を確保した新開発 EL519エンハンストライオードモードを採用しています。
新開発の前段DCカップリングにより、音質を損なうコンデンサーを段間から排除しています。
出力トランスには、Tim de Paravicini氏自身が数10年に渡り開発してきたスペシャルトランスを彼自ら巻き上げて使用しています。
入力は5系統設けられており、インテグレーテッドアンプとしてもパワーアンプとしても使用が可能です。
型式 プリメインアンプ
出力 13W+13W(8Ω)
出力管 EL519(プロ用)エンハンスシングルエンドクラスA
外形寸法 幅400x高さ150x奥行400mm
重量 19kg
http://audio-heritage.jp/EAR/amp/ear859.html
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EAR834L 1996年 ¥198,000
ティム・デ・パラヴィッチーニ氏の設計・開発による真空管式コントロールアンプ。
3極管クラスA3段増幅回路を採用。プリアウト2系統装備し、パワーアンプを2台使用してのバイアンプ駆動も可能。
同社パワーアンプEAR859とのマッチングが図られたデザインで同アンプとの組み合わせにも最適です。
●使用真空管: ECC83×1/ECC82×2
●最大出力: 20V
●ライン入力: RCAx5系統
テープ/モニター切換え、PhonoEQは別売。
●ライン出力: 2系統
●サイズ: W245 × D335 × H108mm
●重量: 5.6kg
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/834l/
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EAR 861 発売 1996年12月 ¥588,000
出力管にEL519(プロ)を使用。クラスAエンハンスシングルプッシュプル構成。高精度なゲインコントロールを装備。
■パワーアンプ クラスA級 パラレルプッシュプル
●出力: 32W/ch(8Ω)、64W(8Ω)モノ
●入力端子: RCAアンバランス1系統、XLRバランス1系統
●使用真空管: ECC83x2、PCC88x6、EL309x4
●サイズ: W400×D420×H150(mm)
●重量: 29kg
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/ear-861/
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EAR V20 発売時期 1997年10月 ¥498,000
同社20周年記念モデルとして登場した、双3極管ECC83/12AX7を20本使用した管球式プリメインアンプ。
片チャンネル10本のプッシュプルにより20Wの出力を得ている。
本機に採用のECC83は、同氏とユーゴの真空管メーカーとの共同開発によるスペシャル版。
管球式プリメインアンプ
■実効出力:20W+20W(4Ω、8Ω/A級動作時)
■使用真空管:ECC82×4、ECC83×26
■入力端子:RCA×5
■TAPE出力端子:RCA×1
サイズ W(幅) : 427 mmH(高さ) : 139 mmD(奥行) : 426 mm
重量 21 kg
http://www.audiounion.jp/ct/detail/used/49643/
2. 中川隆[-12112] koaQ7Jey 2018年5月08日 19:05:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13480]
政府の緊縮財政や移民政策を追及すれば安倍くらいすぐに潰せるよ
野党がそれを絶対にやらないというのは、野党の財政政策や移民政策が安倍と何も変わらないという事だ
それじゃあ野党が政権を取っても更に悪くなるだけだ:
『財政赤字、GDPの3%以内…政府が新たな目標
政府は、2021年度の財政収支の赤字額を名目国内総生産(GDP)の3%以内にすることを新たな財政再建目標として掲げる検討に入った。
目標達成へ向け、高齢化による社会保障費の伸び(自然増)を19年度から21年度まで毎年5000億円程度ずつ、計1・5兆円程度に抑える方向だ。
6月にもまとめる「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に盛り込む。
財政収支の赤字額には、過去に発行した国債(借金)の利払い費も含まれている。内閣府によると、18年度の財政赤字額は対GDP比で4・4%程度になる見通しだ。欧州連合(EU)は加盟国に、GDPに対する財政赤字の比率を3%以下にするよう求めており、日本も同水準の目標を掲げることにした。』
経済状況を無視し、3%と枠をはめる。
安倍政権は、 「何とか、緊縮路線を維持しよう」 としている。
PB黒字化だろうが、財政赤字対GDP比3%だろうが、国家の予算に枠をはめ、「国民の繁栄のために必須の支出」よりも「財政均衡」を優先しようという、過去二十年の日本を苦しめてきた緊縮路線の継続であるという点には、何ら変わりはありません。
これはPB黒字化に対する批判が高まってきたことを受け、新たな「財政赤字対GDP比率3%」という縛りを提示し、批判をかわしつつ、緊縮財政を推進しようとしているのではないでしょうか。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12374325892.html
2018年05月07日
支那人が居て当り前の時代 / 闇黒大陸の一部となる日本
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68715520.html
「隣は支那人」になった現在
日本は海で朝鮮半島と支那大陸から切り離されている、というのは昔の話だ。交通機関が発達し、チラシ広告のようにビザが発給されている今日では、あっちに支那人、こっちに朝鮮人、お向かいにフィリピン人、後ろに黒人というのが珍しくない。筆者も驚いてしまったが、ある日、東京四谷のコンビニ店に入って会計をしようと思ったら、レジ係がペルシア人(イラン人)男性なので面喰らってしまった。以前、鉄火丼を食べようと本郷の定食屋に入ったら、注文を取りに来た女給が支那人だった、という思い出がある。また別の日、近所を散歩していたら、背後からウルドゥー語が聞こえたので、「何事か?!」と思って振り返ってみたら、三人のパキスタン人が自転車に乗って走っていたのだ。確か、日本の道路を歩いていたはずなのに、「あれっ ! 英国のブラッドフォード(Bradford)にいるのかなぁ ?」と錯覚しそうになった。日本も一等国になったようで、都市部がロンドンのイースト・エンドみたいになっている。でも、墓場の伊藤博文や夏目漱石は喜ばないよねぇ。
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(左: 英国に住むパキスタン人 / 右: 西歐人を非難するイスラム教徒)
だいたい日本人は脳天気すぎる。異民族を知らなかった日本人は、日韓併合で下劣な朝鮮人が大量に押し寄せたからビックリ。敗戦で朝鮮を放棄した後も、穢多(エタ)と変わりない賤民が残留し、「第三国人」と称してやりたい放題。不逞鮮人に苦しめられた日本人は結構多いのに、子や孫にその「苦労話」を伝えないから、現在の若者は支那人や朝鮮人に無知なまま暢気に暮らしている。一方、北京政府の改革開放路線で“小金持ち”となった支那人は、歐米諸国はもちろんのこと、近場の日本にも群れを成してやって来た。ディスコだって客を選んで入店させるのに、日本政府は千客万来で支那人の渡航を許してしまうんだから、愚かとしか言いようがない。支那人ってのは欲望全開、道徳最低の銭ゲバ民族である。いくら懐が温かくなろうとも、心は氷点下の冷血動物だ。江戸や京都を歩いても、タバコのポイ捨て、カラ弁の投げ捨て、痰の吐き捨て、ウンコの垂れ流しなんて当り前。犬だって列に並ぶのに、支那人にはそれすら出来ない。昔、アジアの租界で「支那人と犬はお断り」という立て札があったそうだが、盲導犬や麻薬犬に失礼だ。柴犬の「豆助」が近づいてくれば「よしよし」と撫でてやるけど、支那人がホイホイやって来れば、スリッパでその頭を引っぱたきたくなる。「チャンバラトリオ」の南方英二ならハリセンでぶっ叩くし、漫才コンビ「ゆーとぴあ」のホープ師匠なら「ゴムパッチン」だぞ。(だいぶ古いけど、詳しくはネットで調べてね。)
経済発展で支那人が態度を改めるなんて嘘だ、妄想だ、まやかしだ。日本人はポテンシャル(潜在能力)が異常に高く、自分が変化と進化を遂げて良くなるから、多民族もそうなると信じてしまう。ただし、例外はある。長嶋茂雄は現役引退の時、「巨人軍は永遠に不滅です!」と述べたが、今では斜陽の巨人軍は目を蔽いたくなる程の体たらく。プロレス界だって馬場や猪木の頃とは格段に違っている。それでも、日本は全体的に素晴らしい。ところが、支那人ときたら数千年前と変わらぬままだ。秦や漢、唐、宋、元、明、清になっても同じ。日本の知識人は支那が民撰国家(デモクラシー)になれば変わると思っているが、あと四千年経っても支那人は支那人だ。支那の歴史は軍閥・匪賊で分裂し、中原の覇者が現れて統一というのが定石。しかし、暴君や腐敗と戦乱で再び群雄割拠となるから、残忍で冷酷な独裁者が降臨し、再統一というパターンが繰り返される。絵巻物みたいな美しい日本史とは違い、支那の歴史は血塗れで、恐怖と醜悪に満ちたホラー劇。地獄の方がまだマシだ。なぜなら、閻魔大王は一人だけ。支那ときたら、百鬼夜行で魑魅魍魎。ドラキュラ伯爵でも蠅か蛇に過ぎない。悪魔がたじろぐ悪党がウヨウヨいるんだから。
支那人について話し始めるとキリが無いので省略するが、支那人というのは実にうるさい。アヒルみたいにガーガー喋る。比べちゃ悪いけど、オックスブリッジを出た中流階級のイギリス婦人とか、エレガントなフランス人女性は躾が良いのか、話を聞いていて気持ちがいい。例えば、日本でも有名なBBCニューズで、アンカーを務めるフィオナ・ブルース(Fiona Bruce)の話し方は気品があって、そのブリティッシュ・アクセントは耳に心地よい。ちょっと庶民的な司会者のキャット・ディーリー(Cat Deeley)でも、話を聴いていて愉快になる。映画ファンならジミー・キンメルのトーク番組とかで、女優のジリアン・アンダーソン(Gillian Anderson)や男優のヒュー・グラント(Hugh Grant)が話すのを聞いたことがあるだろう。米国の中西部だとアンダーソンのような英語を喋る西歐系女性は多いから、在米日本人のビジネスマンでも気付く。一方、グラントはオックスフォード大卒の珍しい俳優で、会話を聞いていても英国風のユーモアを交えて喋るから、いかにもイギリス人らしい。
Fiona Bruce 3Cat Deeley 3Gillian Anderson 6Hugh Grant 1
(左: フィオナ・ブルース / キャット・ディーリー / ジリアン・アンダーソン / 右: ヒュー・グラント)
今回、支那人の話し方に触れたのは、先月の4月29日、吉祥寺駅で支那人による傷害事件が起きたからだ。被害者になった会社員の土屋英司さん(65歳)は、電車の中で話す二人の支那人がとてもうるさかったので、吉祥寺で降りたとき、彼らに注意したそうだ。すると、酒に酔っていた支那人の代強(だい・きょう)は、叱責されたことで腹を立て、土屋さんに掴み掛かかった。口論が昂じて二人がもみ合いになると、運悪く電車が動きだし、土屋さんは車輌に押しつけられて重傷となる。脳挫傷で病院に搬送された土屋氏は、意識不明のまま、五月に入って息を引き取った。土屋氏の死亡を以て、代の容疑は傷害致死に変わったそうだ。
亡くなった土屋氏は正義感が強く、勇気をもって注意したのだろう。一般的に、支那人は自己中心的でマナーが悪く、周囲の迷惑を顧みない。大声で喋っても、大声だと気がつかないくらい鈍感だ。恥も無いければ、反省も無い。日本語が上手い支那人でも、日本語を話す口調は支那的で、“がさつ”な上に、ぶっきらぼう。しかも、押しの強い喋り方で、機関銃のように言葉を発するから、まともな日本人だと眉を顰めるし、温厚な人でも心の底で「何こいつ !」と呟いてしまう。支那人の態度にはデリカシーのカケラも無いし、繊細な感覚とか、相手を思いやる「気遣い」というものが一切無い。これは支那人家庭の特徴で、子供の躾が我々と根本的に違うからだ。いくら日本の大学に留学し、日本での滞在期間が長くても、「生まれと育ち」から由来するの行動様式は中々変えられないものである。だから、日本人と結婚すると、色々な事で驚く。支那人の男にとって日本人女性は別世界の人間で、可愛らしさと慎ましさが魅力的。柔和な性格を持っていても、その中に芯の強さがある。天真爛漫なのに意外と賢く、亭主と苦楽を共にしてくれる伴侶となるから最高だ。
片や、支那人の女を娶った日本人は、不幸を背負い込んだようなものである。カマキリのような女は、国籍目当てで日本の男に近づくし、隙あらば財産を収奪しようとする。さらに、いつのまにか亭主に多額の生命保険を掛け、チャンスを狙って一攫千金。憐れな旦那は、ハッと気がつくと棺桶の中。年金受給前にあの世へ直行なんて、あゝ無情。支那製の列車に乗ったようなもの。だいたい、支那人を女房にする方が愚かだ。いくら女日照りだからといって、支那人の女房じゃセックス以外に喜びが無い。同僚や友人に自慢できないし、紹介された相手も何となく「馴れ初め」を訊けないし、どんな事を話していいのか分からないから、遠慮がちになる。支那人なら気にしない、ちょっとした“しぐさ”も、日本人にとったら気になる。でも、注意すれば侮辱になるから、素知らぬ振りを決めこんで居眠りするのが一番。やはり、後進国ならぬ最低国から来た劣等民族は、高度な日本社会に同化するなんて無理。(支那人については、拙書『支那人の秘史 朝鮮人の痴史』で詳しく論じたから、そっちを読んでね。笑ってしまうけど、現在でも頷ける支那人の性質が解る。)
再び話が脱線したので元に戻す。支那人に殺された土屋氏の一件は、実に気の毒な暴力事件だけど、問題の核心は、日本のマスコミと支那人の居住を許す政府にある。事件を受けて、各テレビ局は一応「傷害事件」として報道したが、形式的にサラリと流すだけで、事件の本質を追求しようとしなかった。本来なら、「どうして、こんな事態になったのか?!」と特番を組んでもいいのに、酔っ払いの“いざこざ”としか考えていないのだ。下らない福田財務次官のセクハラ事件だと、何日も延々と報道したくせに、兇暴な支那人の犯罪だとチョロッと触れるだけ。ジジイの残尿じゃないんだぞ。淡白すぎるじゃないか。下手人の代強は、埼玉県春日部市に住む“自称”「調理師」であるというが、これって「専門職」の外国人に分類されるんじゃないか?
日本政府は「高度技術の保有者」を優遇しているから、北京料理とか上海料理を得意とする支那人も「専門職」の人材となるのだろう。餃子の皮を素早く作ったり、麵を巧みに引き延ばす支那人なら“大歓迎”となる。でも、そんな基準なら、何億人も該当するので、津波のように支那人が押し寄せるぞ。何せ、支那人は一般人でも料理の達人だ。鶏から豚、熊、蛇、蛙に至るまで、何でも包丁で屠殺できる。道端で野菜クズを拾ってきたら、見事な八宝菜を作ってしまうし、腐った肉でも油で揚げてチンジャオロースとか酢豚にして誤魔化すのが上手だ。世界中に散らばる支那人が先ず始める商売といったら、必ず郷土料理を持ち込む食堂である。したがって、支那人に限って言えば、料理人を「専門職」にしてはならない。コンピューター技師だって怪しいものだし、却って危険な場合もある。機密情報を盗むハッカーにもなるし、偽造クレジット・カードを作る「専門家」にさえなってしまうのだ。ピッキングの空き巣だって「専門職」じゃないか。盗難防止の装置が附いている高級車を盗む手口なんか、実に鮮やかで、その素早さ、正確さ、連携プレーは大したものだ。もし、犯罪オリンピックがあれば、支那人は個人・団体戦を含めて金メダルの独占は間違いない。
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(左: 犬の丸焼きを包丁で捌く支那人 / 右: 支那人の子供たち)
支那人や朝鮮人の犯罪が世間の脚光を浴びると、テレビ局は必ず評論家とか藝能人をスタジオに招いて、「全部の支那人や朝鮮人が犯罪者という訳ではない」と語らせる。しかし、こうしたテレビ藝者は腹話術の人形に過ぎず、裏で糸を操っているのは、制作者のディレクターやプロデューサーである。したり顔の九官鳥は「教えられた台本」を喋ってるだけで、熟慮を重ねた上での結論ではない。提灯を掲げた雑誌記者も、お座敷に呼んでくれた「旦那衆」に媚びるのが十八番(おはこ)である。そもそも、俳優とか漫才師が自分で丹念に調査して、根拠のある資料を以て独自の見解を述べるなんてあり得ない。フジテレビは坂上忍を起用して「ご意見番」にしてるけど、彼はベテランの役者だから、制作者の意図を汲んで“期待通り”のキャラクターを演じているだけだ。
最近耳にして驚いたが、藝人の東山紀之がテレ朝の『サンデーLIVE』という番組で、メイン・キャスターを務めているという。もう呆れてしまうが、人気者を採用すれば、彼の固定ファンや若い女性が観てくれる、とでも思ったのだろう。確かに、くたびれた中年のアナウンサーよりも、キリっとした二枚目役者を使う方が、一般の視聴者を洗脳しやすい。(ただし、『必殺仕事人』で中村主水の代役を務めた東山は無惨だった。お客の視線が厳しい演劇は、おちゃらけたワイドショー番組と違って実力がモノを言う。大根役者は三流役者のままで、看板役者にはなれない。たぶん、歌手で零落(おちぶ)れたから、キャスターに転向したんだろう。)
歐米人もそうだが、日本人は率直にモノを言わないから、困った事態に陥ってしまうのだ。嫌なものは「イヤ !」と言うべきである。支那人を排除できないのは、問題の急所を突かないからだろう。つまり、たとえ移民の中に良い支那人がいようとも、国境の前で「支那人はお断り」と撥ね付けるべきなのだ。戦国時代、織田信長は一向宗に手を焼き、それを根絶しようと比叡山延暦寺の焼き討ちを断行し、宗徒や兵僧を皆殺しにしたという。実際、そんな大虐殺があったかどうかは怪しいけど、立派な坊主に生臭坊主がくっついていたことは事実らしい。ここで重要なのは強欲坊主ではなく、そうした僧侶が繁殖する宗教組織の方である。権力と金銭を求める集団は、徹底的に弾圧するしかない。支那人も同じで、本当に勉強したい奴がいても門前払いにすべきなのだ。善良そうな留学生だって、時が経てば“本来”の支那人に戻ってしまうし、北京政府の勧誘を受ければ工作員とか協力者になってしまうのだ。というのも、支那大陸に両親や兄弟、祖父母を残しているから、北京政府がこの血族を人質に取れば、ノンポリの支那人でも忠実なスパイになる。そうじゃなくても、お金に弱い支那人だ。ウキウキして誘いに乗るんじゃないか。
別の例だけど、アクネス・チャンやジュディー・オングを見てみろ。最初は可憐なアイドル歌手を演じていたアグネスも、中年を過ぎると則天武后か宋美齢みたいに、狡猾な支那人に戻っていた。「アフリカの貧しい子供に救いの手を !」と訴えるアグネスは、ベルサイユ宮殿のような豪邸に住んでいる。しかも、北京政府に弾圧され、酷い拷問を受けた末に処刑されるチベット人やウィグル人には冷淡だ。派手な衣装でヒット曲を歌うジュディー・オングも支那人の家系で、彼女の一族は抗日戦線を行っていた華僑らしい。しかし、国共内戦が勃発し、オング一家は大陸から台湾に渡ってきた。1976年だったと思うが、『必殺からくり人』に出演していた頃、ジュディー・オングは初々しく、とても狡猾な支那人には見えなかった。しかし、年を重ねて徐々に変わってきた。まったく、支那人ってのは腹の中にエイリアンを宿しているのか?
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(左: アグネス・チャン / チャンの豪邸 / 右: 若い頃のジュディー・オング)
そう言えば、千葉県の知事となった森田健作は「仕掛の天平」を演じ、花火玉を相手にの口に入れて殺すという仕掛人の役だった。まさか、「俺は男だ !」と叫んでいた役者が、後に「俺様は県知事だ !」と豪語するなんて。まぁ、意地悪婆さんの青島が都知事となり、横山ノックが府知事で、大橋巨泉が参院議員なったんだから仕方がない。ミュージカルの「アニー」に出演した山尾志桜理は遙かに酷く、子役で舞台デビューを飾っていたが、国会にデビューしたら姦通議員になってしまった。えっ、昼のメロドラマかと思いきや、現実の不倫劇なんだから唖然とする。一方、ジュディー・オングは山田五十鈴が演じる元締めの養女役で、「花乃屋とんぼ」という役名になっていた。ちなみに、ドラマ自体は平凡な作品だったけど、緒形拳が演じる「夢屋時次郎」は印象に残っている。彼が鳥居耀蔵の狙撃に失敗し、顔に火薬を塗って自爆するシーンは壮絶だった。昔の脚本家は斬新で、今では許されない強烈なシーンを描いていた。現在のテレビ時代劇だと、残酷なシーンは企画段階でカットだから、ハードな作品は望めないのかもね。
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(左: 支那の電車内で起こった客同士の喧嘩と流血事件 / 右: 電車内で幼児に排便させる母親)
とにかく、支那人の移民が増えると犯罪も比例して増える。支那人がやって来るということは、日本に支那社会が形成されることを意味する。つまり、我々の国家が支那風に染まって行き、日本に居るのに支那と同じ状況に置かれてしまう、ということだ。なるほど、日本人同士でも酔っ払って喧嘩になることはある。しかし、いくら激昂したからといって、走り出した電車に押しつけるなんて普通は無い。せいぜい、プラットホームで殴り合いか、怒鳴り合うだけだろう。ところが、支那人には後先を考えぬ馬鹿が多く、精神異常者も珍しくない。支那全土で白痴が何パーセントいるのか。評論家の黄文雄によれば、相当な数の狂人がいるらしい。支那大陸には日本人の想像を超えた犯罪者や気違い、破廉恥漢がひしめいている。その一部が既に来日しているにもかかわらず、大半の国民は他人事で聞き流すから実感が伴わない。例えば、日本人の加藤善一郎が犠牲者となった、支那人「インリナ」による替え玉殺人事件とか、山形県母娘殺傷事件のような小さな地方事件から、蛇頭や日支混成組織による数々の犯罪、出稼ぎ人が犯罪をビジネスにする風習、阿漕な日本企業乗っ取りに至るまで、あらゆる罪悪が日本各地に蔓延っている。もう目が眩むような犯罪のオンパレード。それなのに、地上波テレビは相変わらず、藝人のスキャンダルを連日追っ掛け、どうでもいい官僚の不祥事に熱を上げている。
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(左: 支那人のギャング / 右: 逮捕された支那人犯罪者)
結局、深刻な事件は取り上げないということだ。一般国民に被害が及んだとしても、高給を貪るテレビ局職員には関係無し。駅構内で起こった殺人事件など、単なる三面記事に過ぎない。しかし、我々にとったら恐ろしい事態である。ある日突然、父親ないし母親が殺害され、霊安室で号泣する破目になるのだ。また、幼い子供を持つ親は、もっと心配だろう。朝「行ってきます !」と言って元気に登校した子供が、夕方、遺体となって帰宅することも考えられる。死亡でなくても重傷を負えば、その家族は一生不幸だ。もし、半身不随とか、昏睡状態、身体障碍でずっと介護が必要となれば、面倒を見るのは犠牲者の親で、付添人の方が心労で倒れてしまう。また、兄弟も自分の生活を犠牲にして面倒を見ることになりかねない。老齢化した親と身体障碍者の子供を介護施設に送り込めば楽だろうが、その費用は個人と国家が出すことになるので、一般国民の税負担が重くなる。
しかし、傷害事件を犯した支那人は、刑務所の中で悠々自適の生活を送ることができる。日本の「更生施設」は支那の牢獄と違って衛生的だし、食事や風呂も完備している。正月には特別メニューが用意されるし、娯楽として歌謡コンサートが開かれ、健康維持の為に野球を楽しむことができるのだ。しかし、刑務所の維持費は国民負担。一般の日本人は外国人犯罪者のために働き、税金をむしり取られたうえ、恐怖に怯えながら暮らす破目になる。支那人は運悪く逮捕されても、通訳をつけてもらって取り調べ。法廷でも通訳をつけてもらえるし、判事や検事は買収されていないから、公平な裁判を期待できる。人を殺したって死刑にならないし、刑期も驚くほど短い。文明国の刑務所では虐待や拷問が無いので気が楽だ。日本人が支那の刑務所に入ったら、どんな運命が待ち受けているやら。想像しただけでも戦慄が走る。日本人の容疑者なら、たとえ濡れ衣で捕まっても、支那人の裁判官は簡単に死刑を言い渡す。お金で正義を買うことができる支那では、法律はゴム紐のように伸縮自在だ。地獄の沙汰も金次第。賄賂で籠絡できぬ支那人はいない。そう言えば、ドラえもんは世界を破壊できる爆弾を持っていたけど、そのポケットの中に支那人だけを抹殺できる爆弾はないのか? もし、どこかにあるのなら一個譲ってもらいたい。100億円でも安いよね。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68715520.html
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/304.html#c2
6. 中川隆[-12111] koaQ7Jey 2018年5月08日 19:07:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13480]
既にモリカケは国民から飽きられており、海外から見れば何が問題なのかといった様子で見られている。政治家は国民の陳情を受けて行政に働きかけるのが仕事であり、それをしたら総理の首が飛ぶというのは理解に苦しむ。
決定的な賄賂などの証拠があれば別だが、モリカケ問題は総理の関与があったかなかったかで一年間も国会がかかりっきりになっている。それで国民もさすがに呆れ始めていますが、朝日新聞が毎回一面トップでモリカケを書き立てているから、野党もそれに飛びついて追求していますが、賄賂などの違法行為がなければ辞任には追い込めない。
朝日新聞が書き立てているのは、官僚などからのリークであり、検察や財務省が安倍内閣の足を引っ張っているのだ。モリカケもその一つであり、大阪地検の女検察官がリーク元になっているようだ。財務省や文科省もメモなどの文書をリークして朝日新聞などに提供して記事を書かせているようですが、もはや新聞やテレビでは総理の首は取れない。
しかし以前にはそれが出来た。第一次安倍内閣でも官僚からのリークで大臣などの首が飛んで安倍総理は辞任に追い込まれた。脇が甘かったからだろう。検察などは政治家のスキャンダルリストを作って官僚がそれをマスコミにリークする。まさに官僚とマスコミが政治を動かしている構図が出来ていた。
しかし最近ではマスコミの政治への影響力が低下してきて、マスコミは一年間にわたってモリカケ問題を書き立てても安倍内閣は政権を保っている。野党もマスコミも堕落しきってしまって、調査報道もできなくなり記事を書ける記者がいなくなってしまったのだろう。だから官僚にニュースネタを求めるようになる。
新聞はもはや通信社の記事を配信しているだけであり、独自の取材力は無いに等しい。専門的な知識もないから独自の切り込みもできず、経済記事も財務省官僚や日銀官僚の受け売りだ。政治の記事も政局ばかりが報道されて、政策提言力もない。だからネットを見ながら記事を書くようになり、最近ではネットブロガーが政治を動かすようになった。
歳川氏の記事でも、アメリカの政治情報誌が安倍総理の三選を予測している事を書いている。朝日新聞などの大手新聞がいくら安倍批判をしても影響力がそれだけ落ちてきているのだ。
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野党や左翼マスコミの安倍政権への攻撃は、とうとう愛媛県職員のメモまで矮小化している。それにしてもメモの「首相案件」という言葉が引っ掛かる。官邸では「首相」ではなく「総理」という言い方をするという。おそらく新たに創られる国家戦略特区の制度では、この議長に首相が就く仕組に変わるという話であったろう。
もちろん新しい制度の元でも、ステップを踏んで物事を決めるのだから首相が決めるという話ではない(むしろ首相の議長としての権限は多分に形式的で、首相は最後に上がってきた案件に承認を与えるだけ)。愛媛県職員は新たに始まる国家戦略特区の制度をよく理解しないまま、このメモを作成した可能性がある。対応者は、親切心で事細かく説明したと思われる(これまで15回も申請をハネられたことに同情し、これにめげず今回も申請してほしいと言いたかった)。
しかし対応者は、自分の説明したことがこのような誤解を招くメモになるとは思わなかったであろう(捉え方によっては首相が全てを決めるといった表現)。しかも最悪なことにこの奇妙なメモを持って愛媛県職員が各省庁に陳情に向かったと思われる。どうもこのメモが加計学園騒動の元になった可能性がある。もしこのストーリが本当なら大笑いである。官僚の総理への忖度といった話などは、まさに的外れなことになる。
成長戦略の中で最重要と位置付けられているのが国家戦略特区である。しかし国家戦略特区の経済効果は極めて小さい。
問題となった今治の獣医学部新設の直接投資額とその波及効果を合算しても経済効果はたった200億円程度にしかならない(筆者の試算)。
そしてこの小さい案件を扱う国家戦略特区諮問会議の議長に総理が就くといった制度設計を行った。しかし総理は形だけのトップであり、最後の判定まで特区の事業者の選定にタッチしないことになっている(特区に申請する事業体を最後に知る形になっている)。ただ総理の名を利用して、岩盤規制とやらに穴を開けるのが推進者達(規制緩和こそ経済成長の源泉と信じる構造改革派の観念論者)の拙い目論みであった。
ところが無関係のはずの安倍総理を忖度して特区の事業者が選定されたという話になり、総理は総攻撃を受けることになった。これは明らかに国家戦略特区の制度上の欠陥である。さらに国家戦略特区の仕組を知らない人々が奇妙な文章(首相案件)を作成したりして、今回の混乱を招いたと筆者は推測する。
結果的に、構造改革派の薄っぺらなアイディアを元にした国家戦略特区制度によって、安倍総理は「地雷原」を歩くはめになったと筆者は考える。そして今治の獣医学部新設が大問題になったため、国家戦略特区は動きが止まったという。
http://www.adpweb.com/eco/
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最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。
本当に恐ろしい世の中です。
既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。
まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。
これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。
本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。
安部先生は反安部運動の黒幕が CIA と官僚だというのがわかっているからね。
官僚の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう:
官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ
アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ
官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた
都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた
安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた
アホ日本人にはそういう背景が全くわからない
スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:
日本のジャーナリズムを監視する米軍組織
神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。
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日本を救った安倍先生の偉大な業績
アベノミクスで日本政府の借金をゼロにした
民主党の超円高政策を超円安政策に変えて輸出企業の業績をバブル期並みにした
安倍は財務省に逆らって、民主党が決めた消費税増税を二回も延期し日本経済壊滅を阻止した
財務省が緊縮財政を押し付けなかったら今頃は疾うにデフレから脱却できてバブル期並みの好景気に沸いていたんだ
財務省は安倍先生が憎くて仕方ないからマスコミを使って安部降ろしを画策したんだ
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●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題も財務省がリークしたと言われています…
●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?
●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?
【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ
◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本
パネリスト:
安藤裕(衆議院議員)
高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
三橋貴明(経世論研究所所長)
渡邉哲也(経済評論家
2. 中川隆[-12110] koaQ7Jey 2018年5月08日 19:10:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13480]
キチガイ病院に行けよ
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/719.html#c2
77. 中川隆[-12124] koaQ7Jey 2018年5月08日 19:44:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13492]
【お客さまへご案内】2018年5月8日(火)
ここ最近の気温上昇・雨天による融雪が進んでおり、雪および安全確保のため
「みつまたファミリーコースおよびゴンドラライン」につきましては、
かぐらエリアへの連絡用コースとさせていただきます。
お客さまには大変ご不便をお掛けいたしますが、滑走はかぐらエリアでお楽しみくださいませ。
(※みつまた第1高速リフトは下り乗車もご利用いただけます。)
かぐらパノラマコースはコースコンディション不良のため閉鎖となります。
融雪に伴い、カフェ&レストラン スノーマンおよびレストランみつまたは5月6日をもちまして営業終了いたします。
なお、カフェ&レストラン スノーマンのトイレはご利用いただけます。
営業案内【2017-2018 冬季スキーシーズン】
かぐら・みつまたエリア : 2017年11月23日(木・祝)〜2018年5月27日(日)
田代エリア : 2017年12月9日(土)〜5月6日(日)
■5月6日(日)をもちまして、田代エリアの営業を終了させていただきました。
2018年5月8日(火)
ゴンドラコース 滑走可
かぐらメインゲレンデ 滑走可
テクニカルコース 滑走可
ジャイアントコース 滑走可
パノラマコース 滑走不可 閉鎖
林間エキスパートコース 滑走不可 閉鎖
【2018年 夏季サマーゲレンデ営業】
2018年7月7日(土)〜10月28日(日)の土・日・休日
※2018年7月28日(土)〜9月2日(日)は毎日営業
http://www.princehotels.co.jp/ski/kagura/
スキー・ボード キャリーサービス開始
無料
○スノーマットゲレンデを滑走するのが苦手な方
○初級者で急斜面滑走できない方
○水に濡れるのが嫌な方に朗報です
みつまたロープウェー山頂駅からかぐらゴンドラ間、リフト乗車と徒歩にて移動する場合、スキー・ボードをお預かりして、ロープウェー山頂駅又はゴンドラまで運搬するサービスとなっています。
お預けいただいた方は、リフト乗車と徒歩での移動となりますが、手ぶらでラクラク移動いただけます。
https://www.facebook.com/pg/snowkagura/services/
98名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/08(火) 17:18:51.36>>103
月山みたいにスキーキャリーサービスやるのか
ピスラボなんかやらなければよかったのにな
来年はバス復活しろ
99名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/08(火) 17:26:38.44>>100
月山では朝一だから使ったことないが
成人であんなの使うのは障害者やカタワとしか思えない
103名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/08(火) 18:29:34.11
>>98
ボーダーだがかぐらフェイスブックみた
まるでユーザー側が悪いみたいに「苦手 できない 嫌だ」を赤文字で協調してるのが不愉快だな
ピスラボなんてまともにエッジ掛けてカービングする速度で滑った日にはカラダの後ろ側すべて泥しぶきでやられる
そしてソールは溶けて剥離する
104名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/08(火) 18:33:14.07
スキーブーツだと板担いでのゲレンデ徒歩下りは辛いんでキャリーサービスはありがたい
でも月山みたいに自分が先に着いて板到着待ちがあるようだと板担いで歩くかも・・・
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/ski/1525601513/l50
178. 中川隆[-12123] koaQ7Jey 2018年5月08日 19:49:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13492]
イギリスは全世界の広大な植民地を支配した歴史を持つ国家だった。この国は世界を征服した。その頃、歴史家にして経済学者だったデイビッド・ヒュームが言っていたのはこうだ。
「政府は、国民(被支配者)の屈従を確実にするために、ますます意見を支配することが必要となる」
「統治される者は同意する権利を持つが、それだけである。同意以上の権利はない。人民は観客であることはできるが、参加者にはなれない」
「一般民衆は経済の場からは完全に排除されなければならない。経済の場こそ社会で起きることがおおむね決定される場所だからだ」
誰もが知っていることだが、政治も経済も、ほんの一部の人間が膨大な人数を支配することで成り立っている。
だから、支配に関わっている人たちは、どのように膨大な人間の群れを支配するかを、ずっと考えてきた。
特に18世紀頃の世界中に植民地を持つイギリスにはそれが重要な課題であり、国を左右する大きな問題でもあった。
「国民の意見を支配する」とは、要するに国民の意見を画一化させて、それを統治者の都合の良い方向に導くということだ。
「国民を観客にさせる」というのは、政治で決まる重要な案件に国民を関与させないということだ。観客であることは許すが、参加は許さないということである。
「経済の場」から排除するというのは、金利の上げ下げ、国債の発行権、通貨の供給に関しても関与させないし、必要以上の情報も与えないということだ。
それによって、一見自由に見えて、実は自由でも何でもない「自由主義」という名の欺瞞が生まれている。自由を与えているように見えながら、肝心な情報を隠しているのだから、その自由はもちろん偽りの自由でもある。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/05/20180508T0842140900.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c178
78. 中川隆[-12122] koaQ7Jey 2018年5月08日 20:06:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13492]
雪日記 雪が無くなるまで遊び尽くす成田道場。
http://golgo13zilch.jp/blog-entry-3310.html
5/8(火) かぐらスキー場でスノーボード。
一晩中降り続いた雨は上がりました。
みつまたの連絡路ではピスラボの整備をする神楽魂が…。
一気に融けてしまいました。
週末までは厳しいかも!?
ゴンドララインは大丈夫。
もうちょっとだけ雪上移動出来そうです。
H氏はすっかりスノースケートにハマっております。
かぐらのコブがお気に入り。
N先生の華麗なお滑り。
ネトロン祭り!?
こんな細かいのはスノーボードでは厳しいかなと思いましたが、
果敢に攻めるスノーボーダーを発見!
乗鞍でお世話になった月山コブチャンプではないか!
春のかぐらは先生がいっぱいです。
テクの下段はさすがにもうダメかなと思われますが、
ギリギリ、神楽魂ロードが繋がっています。
成田道場はこーいうとこが大好き(笑)
雪が無くなるまで遊び尽くします。
下の方にはしっかりコブもありました。
ジャイアントは上部と下部の途切れそうな場所に、
しっかりと雪付けしてあり、中段のまだまだ豊富なコブが滑れます。
本日の3ロマ降り場。
ファミリーコース上部までは問題ないのですが、
下部がかなり厳しくなってきました。
今夜も雨予報…、さすがにもう限界かなぁ。
と思っていたら、
http://golgo13zilch.jp/blog-entry-3310.html
明日からスキーキャリーサービスが始まるようです。
ピスラボ滑走せずに徒歩移動する場合、
スキーやスノーボードをスタッフが運んで下さるようで。
色々試行錯誤されていますね。
みつまた内の徒歩移動はとても楽しいのですが、板が邪魔。
これはとてもありがたいサービスです。
板は神楽魂に預けて山菜でも採りながらみつまたをお散歩。
雪が少ないのは寂しいけど、雪が多かったら出来ない遊びもあるのです。
ロープウェイ山頂駅にも板洗い場が設置されました。
ありがとうございます!
スキー場発表積雪量
かぐらエリア:130cm
みつまたエリア:30cm
使用板:LIBTECH / WORLD'S GREENEST BOARD
ビンディング:FLOW / NEXUS FUSION
ブーツ:BURTON / ION
http://golgo13zilch.jp/blog-entry-3310.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/779.html#c78
1. 中川隆[-12121] koaQ7Jey 2018年5月08日 20:16:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13492]
既にモリカケは国民から飽きられており、海外から見れば何が問題なのかといった様子で見られている。政治家は国民の陳情を受けて行政に働きかけるのが仕事であり、それをしたら総理の首が飛ぶというのは理解に苦しむ。
決定的な賄賂などの証拠があれば別だが、モリカケ問題は総理の関与があったかなかったかで一年間も国会がかかりっきりになっている。それで国民もさすがに呆れ始めていますが、朝日新聞が毎回一面トップでモリカケを書き立てているから、野党もそれに飛びついて追求していますが、賄賂などの違法行為がなければ辞任には追い込めない。
朝日新聞が書き立てているのは、官僚などからのリークであり、検察や財務省が安倍内閣の足を引っ張っているのだ。モリカケもその一つであり、大阪地検の女検察官がリーク元になっているようだ。財務省や文科省もメモなどの文書をリークして朝日新聞などに提供して記事を書かせているようですが、もはや新聞やテレビでは総理の首は取れない。
しかし以前にはそれが出来た。第一次安倍内閣でも官僚からのリークで大臣などの首が飛んで安倍総理は辞任に追い込まれた。脇が甘かったからだろう。検察などは政治家のスキャンダルリストを作って官僚がそれをマスコミにリークする。まさに官僚とマスコミが政治を動かしている構図が出来ていた。
しかし最近ではマスコミの政治への影響力が低下してきて、マスコミは一年間にわたってモリカケ問題を書き立てても安倍内閣は政権を保っている。野党もマスコミも堕落しきってしまって、調査報道もできなくなり記事を書ける記者がいなくなってしまったのだろう。だから官僚にニュースネタを求めるようになる。
新聞はもはや通信社の記事を配信しているだけであり、独自の取材力は無いに等しい。専門的な知識もないから独自の切り込みもできず、経済記事も財務省官僚や日銀官僚の受け売りだ。政治の記事も政局ばかりが報道されて、政策提言力もない。だからネットを見ながら記事を書くようになり、最近ではネットブロガーが政治を動かすようになった。
歳川氏の記事でも、アメリカの政治情報誌が安倍総理の三選を予測している事を書いている。朝日新聞などの大手新聞がいくら安倍批判をしても影響力がそれだけ落ちてきているのだ。
____
野党や左翼マスコミの安倍政権への攻撃は、とうとう愛媛県職員のメモまで矮小化している。それにしてもメモの「首相案件」という言葉が引っ掛かる。官邸では「首相」ではなく「総理」という言い方をするという。おそらく新たに創られる国家戦略特区の制度では、この議長に首相が就く仕組に変わるという話であったろう。
もちろん新しい制度の元でも、ステップを踏んで物事を決めるのだから首相が決めるという話ではない(むしろ首相の議長としての権限は多分に形式的で、首相は最後に上がってきた案件に承認を与えるだけ)。愛媛県職員は新たに始まる国家戦略特区の制度をよく理解しないまま、このメモを作成した可能性がある。対応者は、親切心で事細かく説明したと思われる(これまで15回も申請をハネられたことに同情し、これにめげず今回も申請してほしいと言いたかった)。
しかし対応者は、自分の説明したことがこのような誤解を招くメモになるとは思わなかったであろう(捉え方によっては首相が全てを決めるといった表現)。しかも最悪なことにこの奇妙なメモを持って愛媛県職員が各省庁に陳情に向かったと思われる。どうもこのメモが加計学園騒動の元になった可能性がある。もしこのストーリが本当なら大笑いである。官僚の総理への忖度といった話などは、まさに的外れなことになる。
成長戦略の中で最重要と位置付けられているのが国家戦略特区である。しかし国家戦略特区の経済効果は極めて小さい。
問題となった今治の獣医学部新設の直接投資額とその波及効果を合算しても経済効果はたった200億円程度にしかならない(筆者の試算)。
そしてこの小さい案件を扱う国家戦略特区諮問会議の議長に総理が就くといった制度設計を行った。しかし総理は形だけのトップであり、最後の判定まで特区の事業者の選定にタッチしないことになっている(特区に申請する事業体を最後に知る形になっている)。ただ総理の名を利用して、岩盤規制とやらに穴を開けるのが推進者達(規制緩和こそ経済成長の源泉と信じる構造改革派の観念論者)の拙い目論みであった。
ところが無関係のはずの安倍総理を忖度して特区の事業者が選定されたという話になり、総理は総攻撃を受けることになった。これは明らかに国家戦略特区の制度上の欠陥である。さらに国家戦略特区の仕組を知らない人々が奇妙な文章(首相案件)を作成したりして、今回の混乱を招いたと筆者は推測する。
結果的に、構造改革派の薄っぺらなアイディアを元にした国家戦略特区制度によって、安倍総理は「地雷原」を歩くはめになったと筆者は考える。そして今治の獣医学部新設が大問題になったため、国家戦略特区は動きが止まったという。
http://www.adpweb.com/eco/
____
最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。
本当に恐ろしい世の中です。
既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。
まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。
これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。
本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。
安部先生は反安部運動の黒幕が CIA と官僚だというのがわかっているからね。
官僚の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう:
官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ
アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ
官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた
都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた
安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた
アホ日本人にはそういう背景が全くわからない
スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:
日本のジャーナリズムを監視する米軍組織
神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。
____
日本を救った安倍先生の偉大な業績
アベノミクスで日本政府の借金をゼロにした
民主党の超円高政策を超円安政策に変えて輸出企業の業績をバブル期並みにした
安倍は財務省に逆らって、民主党が決めた消費税増税を二回も延期し日本経済壊滅を阻止した
財務省が緊縮財政を押し付けなかったら今頃は疾うにデフレから脱却できてバブル期並みの好景気に沸いていたんだ
財務省は安倍先生が憎くて仕方ないからマスコミを使って安部降ろしを画策したんだ
____
●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題も財務省がリークしたと言われています…
●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?
●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?
【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ
◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本
パネリスト:
安藤裕(衆議院議員)
高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
三橋貴明(経世論研究所所長)
渡邉哲也(経済評論家
1. 中川隆[-12126] koaQ7Jey 2018年5月08日 21:08:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13498]
イヌはネコより賢い? 科学が出した答えとは
イヌの大脳皮質にあるニューロンの数は、ネコの約2倍と判明 2017.12.06
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/120500472/
これまでさまざまな議論を呼んできた“ある問題”に、答えが出たのかもしれない。イヌの大脳皮質にあるニューロンの数は、ネコに比べて約2倍であることがわかったのだ。このことは、イヌがネコの2倍の知力があることを示唆している。
(参考記事:「動物は何を考えているのか?」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/8957/
この発見に関する論文は、近く学術サイト「Frontiers in Neuroanatomy」に掲載される。研究には米国、ブラジル、デンマーク、南アフリカの6大学の研究者が携わっている。
論文の執筆者の一人で、米ヴァンダービルト大学教授の神経科学者、スザーナ・エルクラーノ=アウゼル氏は、10年前から人間と動物の認知機能に関する研究を続けている。動物の知性をできる限り正確に測るために同氏が採用しているのが、ニューロンの数を調べるという手法だ。ニューロンは、脳内で情報の伝達を担う神経細胞である。
(参考記事:「赤ちゃんの脳の構造はほとんど完成している」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20141224/429791/
「まずは脳を溶かしてスープ状にします」。ニューロンを数える方法について、エルクラーノ=アウゼル氏はそう説明する。脳をスープ状にしたうえで、その中に漂っているニューロン細胞の核の数を数えれば、脳内にあるニューロンの数を推定できるというわけだ。
「ニューロンは情報処理を担う基本ユニットです。この基本ユニットを脳内にたくさん持っているほど、その動物は認知能力が高いということになります」
ニューロンの数を調べる
同氏の言う「脳のスープ」を作る際、研究チームが使用したのは、脳の外側を覆うしわだらけの層「大脳皮質」の一部だ。視覚や触覚といった外部刺激は、脳のさまざまな部位で処理されるが、大脳皮質はこれらの刺激をまとめて、意思決定や問題解決などを行う機能を担う。「大脳皮質は、脳に複雑さや柔軟性を与えています」と同氏は話す。
(参考記事:「イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか」を参照)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/062700244/
イヌとネコが一般にどれだけの数のニューロンを持っているかを調べるために、研究チームは今回、3つの脳を使用した。1つ目はネコ、2つ目はゴールデンレトリバーというイヌ、3つ目は雑種の小型犬のものだ。イヌの脳を2つ使ったのは、イヌは個体によって体のサイズが大きく異なるためだ。
【参考動画】イヌは人間に見られると表情を変えることが明らかになった。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/120500472/?P=2
(解説は英語です。記事本文は
「犬は人が見ると「悲しげな子犬の顔」をすると判明」を参照)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/102500411/
2匹のイヌは体の大きさに差があったものの、どちらの脳からもおよそ5億個のニューロンが見つかった。この数は、ネコの脳から見つかった2億5000万個の倍以上だ。ニューロンの数を基準に考えると、イヌはアライグマやライオンと同程度の知性があり、ネコはクマと同程度ということになる。
(参考記事:「ネコが人の口をふさぎ、イヌが人の妊娠を悟る理由」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/082200316/
ちなみに、ヒトの大脳皮質にあるニューロンの数は160億個と、イヌやネコよりもはるかに多い。人類に最も近い親戚であるオランウータンやゴリラは80〜90億個、チンパンジーは60〜70億個だ。
研究チームがこれまで調査した中で、霊長類以外の動物で最も知性が高いのはゾウであり、彼らは56億個のニューロンを持っている。ゾウはまた、運動機能をつかさどる小脳にも、一般的な動物よりも多くのニューロンを持っている。彼らが重たい鼻を器用に操れるのは、そのおかげなのかもしれない。
(参考記事:「【動画】子ゾウが溺れる!! 母親ゾウが必死の救出」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/070500254/
知性をどうやって測るか
今回の研究は、知性を数値で測る基準としてニューロンを使おうという、大規模な試みの一環として行われた。過去に採用されてきた知性を測る手法は、脳の大きさや構造の複雑さを基準とするもので、ときには異論が出ることもあった。
米ワイオミング大学動物行動・認識研究所のサラ・ベンソン=アムラム氏は、脳の大きい肉食動物は問題解決能力も高いという仮説の裏付けをいくつか発見している。しかし同氏によると、脳が大きいほうが常に知性が高いといえるかどうかについては、ほとんど証明されていないという。「多様な動物群において、脳の大きさが知性の基準としてどれだけ有効なのかを明確に示すためには、まだ多くの研究が必要です」
エルクラーノ=アウゼル氏もまた、ニューロンの数を調べるという自分の手法は最も有効と考えられるものの、知性を測る手法の一つにすぎないと語る。「体が大きいからといって、ニューロンの数が多いわけではありません。脳の大きさが同程度の動物でも、ニューロンの数はまるで違うということがあります」
(参考記事:「タコのニューロン(神経細胞)はいくつあるでしょう?」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/330261/111700138/
研究チームはこれまで肉食の陸生動物を対象としてきたが、将来的には海の哺乳類も研究したいとしている。
(参考記事:「動物たちも「戦争」をするのか?」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/020200038/
文=Sarah Gibbens/訳=北村京子
1. 中川隆[-12125] koaQ7Jey 2018年5月09日 05:15:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13498]
阿修羅の原発板と自然板には精神分裂病患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html
精神分裂病になると全く何の関係も無い事の間に因果関係が有ると思ってしまうのですね(関係妄想)
精神科救急24時 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91%E6%95%91%E6%80%A524%E6%99%82part
真実を知りたければ:
発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html
原子力発電は本当に危険なのか?
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/148.html
太陽光発電は国家経済を破綻させ環境も破壊する
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/144.html
風力発電は環境を破壊するだけでなく低周波音で風車病・睡眠障害を引き起こす
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/145.html
反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html
ネットの発達により放射線被害妄想は統一化され、同じような被害を訴える統合失調症患者が多くなった。このような患者たちは同じ願いを持っている。
すなわち早く原発や放射能被害から楽になりたいという切実な願いだ。
ここで彼らが病識を持っていたら精神科に行き、それで解決する。だが、残念ながら妄想の統一化と交流により強固な妄想を抱いた彼らが病識を有することは稀で結果として悪質な再生エネルギービジネスに騙されることになる。
認知機能障害などで判断力が鈍っていることもこれらに騙されることを後押ししてしまう。また、あなたがもし実は統合失調症だとして、他人に「あなたは統合失調症だ。治療が必要だ」と言われてもすぐに納得できる方はいないだろう。
狂気は本人では気づかない。よって患者たちは自らの苦痛を削減する手段を精神治療以外の何らかに求めることになる。ここに再生エネルギービジネスは浸けこんでくるわけである。
ネットを通した統合失調症患者同士の交流は、残念ながら放射能被害妄想の強化にしかなっていないのが現状だ。
類は友を呼ぶ、ではないが同じ放射能被害妄想の者同士で集まり、外部からの声を排除してしまっては妄想が強固にならざるをえないのだ。また、妄想の特徴として外部から妄想を否定すればするほど妄想は強固に、複雑になるという厄介な性質がある。
掲示板などで善意で統合失調症患者に「それは妄想だ」と訴える方がいるが、実はそれは逆効果なのである。一番良い方法は とにかく精神科に連れて行く以外にないのだ。
1. 中川隆[-12124] koaQ7Jey 2018年5月09日 05:17:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13498]
既にモリカケは国民から飽きられており、海外から見れば何が問題なのかといった様子で見られている。政治家は国民の陳情を受けて行政に働きかけるのが仕事であり、それをしたら総理の首が飛ぶというのは理解に苦しむ。
決定的な賄賂などの証拠があれば別だが、モリカケ問題は総理の関与があったかなかったかで一年間も国会がかかりっきりになっている。それで国民もさすがに呆れ始めていますが、朝日新聞が毎回一面トップでモリカケを書き立てているから、野党もそれに飛びついて追求していますが、賄賂などの違法行為がなければ辞任には追い込めない。
朝日新聞が書き立てているのは、官僚などからのリークであり、検察や財務省が安倍内閣の足を引っ張っているのだ。モリカケもその一つであり、大阪地検の女検察官がリーク元になっているようだ。財務省や文科省もメモなどの文書をリークして朝日新聞などに提供して記事を書かせているようですが、もはや新聞やテレビでは総理の首は取れない。
しかし以前にはそれが出来た。第一次安倍内閣でも官僚からのリークで大臣などの首が飛んで安倍総理は辞任に追い込まれた。脇が甘かったからだろう。検察などは政治家のスキャンダルリストを作って官僚がそれをマスコミにリークする。まさに官僚とマスコミが政治を動かしている構図が出来ていた。
しかし最近ではマスコミの政治への影響力が低下してきて、マスコミは一年間にわたってモリカケ問題を書き立てても安倍内閣は政権を保っている。野党もマスコミも堕落しきってしまって、調査報道もできなくなり記事を書ける記者がいなくなってしまったのだろう。だから官僚にニュースネタを求めるようになる。
新聞はもはや通信社の記事を配信しているだけであり、独自の取材力は無いに等しい。専門的な知識もないから独自の切り込みもできず、経済記事も財務省官僚や日銀官僚の受け売りだ。政治の記事も政局ばかりが報道されて、政策提言力もない。だからネットを見ながら記事を書くようになり、最近ではネットブロガーが政治を動かすようになった。
歳川氏の記事でも、アメリカの政治情報誌が安倍総理の三選を予測している事を書いている。朝日新聞などの大手新聞がいくら安倍批判をしても影響力がそれだけ落ちてきているのだ。
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野党や左翼マスコミの安倍政権への攻撃は、とうとう愛媛県職員のメモまで矮小化している。それにしてもメモの「首相案件」という言葉が引っ掛かる。官邸では「首相」ではなく「総理」という言い方をするという。おそらく新たに創られる国家戦略特区の制度では、この議長に首相が就く仕組に変わるという話であったろう。
もちろん新しい制度の元でも、ステップを踏んで物事を決めるのだから首相が決めるという話ではない(むしろ首相の議長としての権限は多分に形式的で、首相は最後に上がってきた案件に承認を与えるだけ)。愛媛県職員は新たに始まる国家戦略特区の制度をよく理解しないまま、このメモを作成した可能性がある。対応者は、親切心で事細かく説明したと思われる(これまで15回も申請をハネられたことに同情し、これにめげず今回も申請してほしいと言いたかった)。
しかし対応者は、自分の説明したことがこのような誤解を招くメモになるとは思わなかったであろう(捉え方によっては首相が全てを決めるといった表現)。しかも最悪なことにこの奇妙なメモを持って愛媛県職員が各省庁に陳情に向かったと思われる。どうもこのメモが加計学園騒動の元になった可能性がある。もしこのストーリが本当なら大笑いである。官僚の総理への忖度といった話などは、まさに的外れなことになる。
成長戦略の中で最重要と位置付けられているのが国家戦略特区である。しかし国家戦略特区の経済効果は極めて小さい。
問題となった今治の獣医学部新設の直接投資額とその波及効果を合算しても経済効果はたった200億円程度にしかならない(筆者の試算)。
そしてこの小さい案件を扱う国家戦略特区諮問会議の議長に総理が就くといった制度設計を行った。しかし総理は形だけのトップであり、最後の判定まで特区の事業者の選定にタッチしないことになっている(特区に申請する事業体を最後に知る形になっている)。ただ総理の名を利用して、岩盤規制とやらに穴を開けるのが推進者達(規制緩和こそ経済成長の源泉と信じる構造改革派の観念論者)の拙い目論みであった。
ところが無関係のはずの安倍総理を忖度して特区の事業者が選定されたという話になり、総理は総攻撃を受けることになった。これは明らかに国家戦略特区の制度上の欠陥である。さらに国家戦略特区の仕組を知らない人々が奇妙な文章(首相案件)を作成したりして、今回の混乱を招いたと筆者は推測する。
結果的に、構造改革派の薄っぺらなアイディアを元にした国家戦略特区制度によって、安倍総理は「地雷原」を歩くはめになったと筆者は考える。そして今治の獣医学部新設が大問題になったため、国家戦略特区は動きが止まったという。
http://www.adpweb.com/eco/
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最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。
本当に恐ろしい世の中です。
既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。
まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。
これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。
本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。
安部先生は反安部運動の黒幕が CIA と官僚だというのがわかっているからね。
官僚の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう:
官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ
アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ
官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた
都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた
安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた
アホ日本人にはそういう背景が全くわからない
スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:
日本のジャーナリズムを監視する米軍組織
神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。
____
日本を救った安倍先生の偉大な業績
アベノミクスで日本政府の借金をゼロにした
民主党の超円高政策を超円安政策に変えて輸出企業の業績をバブル期並みにした
安倍は財務省に逆らって、民主党が決めた消費税増税を二回も延期し日本経済壊滅を阻止した
財務省が緊縮財政を押し付けなかったら今頃は疾うにデフレから脱却できてバブル期並みの好景気に沸いていたんだ
財務省は安倍先生が憎くて仕方ないからマスコミを使って安部降ろしを画策したんだ
____
●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題も財務省がリークしたと言われています…
●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?
●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?
【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ
◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本
パネリスト:
安藤裕(衆議院議員)
高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
三橋貴明(経世論研究所所長)
渡邉哲也(経済評論家
1. 中川隆[-12123] koaQ7Jey 2018年5月09日 05:17:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13498]
既にモリカケは国民から飽きられており、海外から見れば何が問題なのかといった様子で見られている。政治家は国民の陳情を受けて行政に働きかけるのが仕事であり、それをしたら総理の首が飛ぶというのは理解に苦しむ。
決定的な賄賂などの証拠があれば別だが、モリカケ問題は総理の関与があったかなかったかで一年間も国会がかかりっきりになっている。それで国民もさすがに呆れ始めていますが、朝日新聞が毎回一面トップでモリカケを書き立てているから、野党もそれに飛びついて追求していますが、賄賂などの違法行為がなければ辞任には追い込めない。
朝日新聞が書き立てているのは、官僚などからのリークであり、検察や財務省が安倍内閣の足を引っ張っているのだ。モリカケもその一つであり、大阪地検の女検察官がリーク元になっているようだ。財務省や文科省もメモなどの文書をリークして朝日新聞などに提供して記事を書かせているようですが、もはや新聞やテレビでは総理の首は取れない。
しかし以前にはそれが出来た。第一次安倍内閣でも官僚からのリークで大臣などの首が飛んで安倍総理は辞任に追い込まれた。脇が甘かったからだろう。検察などは政治家のスキャンダルリストを作って官僚がそれをマスコミにリークする。まさに官僚とマスコミが政治を動かしている構図が出来ていた。
しかし最近ではマスコミの政治への影響力が低下してきて、マスコミは一年間にわたってモリカケ問題を書き立てても安倍内閣は政権を保っている。野党もマスコミも堕落しきってしまって、調査報道もできなくなり記事を書ける記者がいなくなってしまったのだろう。だから官僚にニュースネタを求めるようになる。
新聞はもはや通信社の記事を配信しているだけであり、独自の取材力は無いに等しい。専門的な知識もないから独自の切り込みもできず、経済記事も財務省官僚や日銀官僚の受け売りだ。政治の記事も政局ばかりが報道されて、政策提言力もない。だからネットを見ながら記事を書くようになり、最近ではネットブロガーが政治を動かすようになった。
歳川氏の記事でも、アメリカの政治情報誌が安倍総理の三選を予測している事を書いている。朝日新聞などの大手新聞がいくら安倍批判をしても影響力がそれだけ落ちてきているのだ。
____
野党や左翼マスコミの安倍政権への攻撃は、とうとう愛媛県職員のメモまで矮小化している。それにしてもメモの「首相案件」という言葉が引っ掛かる。官邸では「首相」ではなく「総理」という言い方をするという。おそらく新たに創られる国家戦略特区の制度では、この議長に首相が就く仕組に変わるという話であったろう。
もちろん新しい制度の元でも、ステップを踏んで物事を決めるのだから首相が決めるという話ではない(むしろ首相の議長としての権限は多分に形式的で、首相は最後に上がってきた案件に承認を与えるだけ)。愛媛県職員は新たに始まる国家戦略特区の制度をよく理解しないまま、このメモを作成した可能性がある。対応者は、親切心で事細かく説明したと思われる(これまで15回も申請をハネられたことに同情し、これにめげず今回も申請してほしいと言いたかった)。
しかし対応者は、自分の説明したことがこのような誤解を招くメモになるとは思わなかったであろう(捉え方によっては首相が全てを決めるといった表現)。しかも最悪なことにこの奇妙なメモを持って愛媛県職員が各省庁に陳情に向かったと思われる。どうもこのメモが加計学園騒動の元になった可能性がある。もしこのストーリが本当なら大笑いである。官僚の総理への忖度といった話などは、まさに的外れなことになる。
成長戦略の中で最重要と位置付けられているのが国家戦略特区である。しかし国家戦略特区の経済効果は極めて小さい。
問題となった今治の獣医学部新設の直接投資額とその波及効果を合算しても経済効果はたった200億円程度にしかならない(筆者の試算)。
そしてこの小さい案件を扱う国家戦略特区諮問会議の議長に総理が就くといった制度設計を行った。しかし総理は形だけのトップであり、最後の判定まで特区の事業者の選定にタッチしないことになっている(特区に申請する事業体を最後に知る形になっている)。ただ総理の名を利用して、岩盤規制とやらに穴を開けるのが推進者達(規制緩和こそ経済成長の源泉と信じる構造改革派の観念論者)の拙い目論みであった。
ところが無関係のはずの安倍総理を忖度して特区の事業者が選定されたという話になり、総理は総攻撃を受けることになった。これは明らかに国家戦略特区の制度上の欠陥である。さらに国家戦略特区の仕組を知らない人々が奇妙な文章(首相案件)を作成したりして、今回の混乱を招いたと筆者は推測する。
結果的に、構造改革派の薄っぺらなアイディアを元にした国家戦略特区制度によって、安倍総理は「地雷原」を歩くはめになったと筆者は考える。そして今治の獣医学部新設が大問題になったため、国家戦略特区は動きが止まったという。
http://www.adpweb.com/eco/
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最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。
本当に恐ろしい世の中です。
既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。
まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。
これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。
本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。
安部先生は反安部運動の黒幕が CIA と官僚だというのがわかっているからね。
官僚の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう:
官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ
アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ
官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた
都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた
安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた
アホ日本人にはそういう背景が全くわからない
スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:
日本のジャーナリズムを監視する米軍組織
神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。
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日本を救った安倍先生の偉大な業績
アベノミクスで日本政府の借金をゼロにした
民主党の超円高政策を超円安政策に変えて輸出企業の業績をバブル期並みにした
安倍は財務省に逆らって、民主党が決めた消費税増税を二回も延期し日本経済壊滅を阻止した
財務省が緊縮財政を押し付けなかったら今頃は疾うにデフレから脱却できてバブル期並みの好景気に沸いていたんだ
財務省は安倍先生が憎くて仕方ないからマスコミを使って安部降ろしを画策したんだ
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●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題も財務省がリークしたと言われています…
●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?
●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?
【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ
◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本
パネリスト:
安藤裕(衆議院議員)
高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
三橋貴明(経世論研究所所長)
渡邉哲也(経済評論家
2. 中川隆[-12122] koaQ7Jey 2018年5月09日 05:19:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13498]
電通とCIAが反安倍工作の黒幕
マスコミや官僚、政治家はCIA支配下の在日勢力に乗っ取られている。
中国や朝鮮は日本の再軍備を一番恐れているから、必死で護憲運動をやっているんだ:
電通=マスコミや官僚、政治家は既に在日勢力に乗っ取られていて反安倍工作をやっている。
中国や朝鮮は日本の再軍備を一番恐れているから、必死で護憲運動をやっているんだ:
金王朝のトップは日本にも揺さぶりを掛けているようだ。報道によると、南鮮大統領の文在寅は、金正恩との仲介役になり、27日の南北首脳会談で金が口にした、「いつでも日本と対話を行う用意がある」という文言を明らかにした。また、文は南北会談で日本人の拉致問題を提起し、安倍首相の考えを伝えたそうだ。(「金正恩氏『いつでも日本と対話行う用意』 文在寅大統領明かす」2018年4月29日附「産経新聞」) 一方、金正恩はマイク・ポンペオCIA長官との交渉を行い、全面戦争を回避したから、おそらく米国との裏取引に応じたのだろう。次に行うトランプ大統領との会談は、表に出せない取り決めの確認となるから、今後の標的として金正恩は日本の「支援金」を狙ってくる。
案の定、北鮮の機関紙である労働新聞は4月29日に仕掛けてきた。同紙は、安倍首相がトランプ大統領に拉致問題を取り上げるよう求めた一件で、日本政府を激しく非難したそうだ。曰わく、「安倍は『拉致』問題まで持ち出し、制裁・圧迫を哀願した」のでケシカラン! 「今のように振る舞うなら、平壌に通じる道に自ら高い壁を築く結果を招く」ぞ、と脅したらしい。(「正恩氏、日本の“カネ”意識 制裁網の崩壊も狙う」2018年4月29日附産経新聞) 日本には「盗っ人猛々しい」という言葉があるが、朝鮮では悪党が居直って説教するみたいだ。支那大陸と朝鮮半島は共に「あべこべの世界」である。例えば、街中で包丁を振り回すシャブ中にとって、通行人は殺気に満ちたゴロツキに映り、自分を攻撃しかねない敵となる。だから、この麻薬中毒者が一般人を刺し殺しても正当防衛が成り立つ。殺人鬼には悪意がなく、単に刃物を振り回したら人に当たっただけ。非難されるのは道端を歩いていた被害者の方だ。不注意で迂闊だから刺された、となる。ちゃんと避けなきゃ。泥棒だって同じ理屈をこねる。強盗は銀行を襲うけど、それは行員がお金を貯めているからで、金庫を保有していると宣伝する頭取が悪い。つまり、強盗を誘惑した銀行側に「非」がある。
普通の日本人なら、「何を馬鹿な !」と呆れ返るだろう。だが、北鮮人と日本の左翼はそう思わない。大切な米鮮首脳会談の席に、「横槍」を入れる安倍首相の方が悪い。反日勢力は安倍首相が「因縁」をつけていると解釈する。しかし、人攫(さら)いをした北鮮が居丈高に我が国を非難するなど笑止千万。もし、日本が正常な国家なら、北鮮を空爆してもおかしくはない。ところが、北鮮人は安心しきっている。なぜなら、彼らには強い味方がいるからだ。例えば、真っ赤に染まった日本の大学教授とか、大手マスコミに潜む親北朝鮮勢力、金王朝の臣下となって利益を貪る政治家、学生運動崩れのテレビ局員、北鮮のスパイに協力する土台人など、日本各地に棲息している反日分子を見れば分かるじゃないか。日本政府が北鮮に対し強硬姿勢を取れば、テレ朝の「スーパーモーニング」で玉川徹がギァアギァアわめくし、TBSにチャンネルを変えれば、金平茂紀が「報道特集」に出演し、「したり顔」で批判する。フジテレビだと安藤優子に喋らせ、「新報道2001」でダメ押しだ。NHKはもっと狡猾で、冷静沈着なキャスターを据えて、“客観的”な報道を装う。その他のメディアも御用藝人を動員し、「経済制裁は抜け穴だらけだから効果が無い」とか、「軍事的な対決より“対話”を重視せよ」、「日本は経済支援を送り、北鮮の態度を和らげるべき」、「北鮮をクラッシュさせるより、ソフト・ランディングさせる方がいい」と日本の国益よりも北鮮の安全を忖度する。在日鮮人の獲得に狂奔する公明党も北鮮擁護で目白押し。こうした発言の裏で北鮮工作員が動いているのは明らかだ。
そもそも、日本が北鮮を支援するなんて馬鹿げている。いくら米鮮間で合意がなされたからといって、我が国の拉致被害者が帰還できた訳じゃないし、日本に届く核兵器は温存されているのだ。だいたい、交渉に応じた北鮮への経済援助なんて驚天動地の背信である。日本の女子供を攫った北鮮が報復を受けず、それどころか却って恩賞を受けるなんて許せない。たとえ、北鮮が拉致被害者全員を解放しても、我が国には攻撃を行う権利がある。もし、北鮮がアメリカ国民を100名以上拉致したら、一体どんなことが起きるのか? 仮に、奪還作戦を聞きつけ、慌てて返却しても、アメリカ軍による無慈悲な空爆は免れない。たぶん、金正恩は地下施設に隠れても、バンカー・バスターで抹殺されるだろう。アメリカ国民を一人でも拉致するということは自殺を意味する。いくら極悪人でも、金日成がこうした指令を下すことはない。
しかし、日本に対してならOKだ。金日成は日本政府が動かないことを確信していた。1970年代は左翼の黄金期だったから、北鮮に対する疑惑でさえもタブー。どの国会議員も尻込みする。ちょっとでも拉致の可能性を触れただけで、その議員は即アウトだ。NHKや朝日新聞を始めとするマスコミから波状攻撃を受ければ、撃沈、落選、追放も確実。北鮮の手先だった土井たか子らが、「民族差別は許せなぁぁぁ〜い」と奇声を発し、国会の審議を拒否したり、左翼勢力と組んでデモ活動を行うことだって有り得る。新聞やテレビは連日連夜「不適切発言」を槍玉に上げるから、愛国的な議員の方が謝罪する破目になってしまうのだ。学校で赤く染まったインテリ層とパチンコ資金で籠絡された売国議員が手を組めば、どんな有力議員だって抹殺できる。今では考えられないけど、自民党のドンと呼ばれた金丸信は、金日成に会って感動したし、ついでに金塊をもらって喜んでいた。社会党の議員はもっと酷く、高沢虎男なんかは朝鮮総連の代理人で、日本の国益なんて一顧だにしなかった。官房長官になった同党の五十嵐広三も売国奴で、こっちはソ連のスパイとして悪名高い。かつて社会党に投票していた高齢者は反省すべきだ。こういう連中は未だに健在で、立憲民主党や共産党に投票して過ちを繰り返している。
お礼に税金を献上する日本政府
見るからに図々しい金正恩は、日本政府を強請って経済援助を引き出そうとする。正常な国民なら「この不逞鮮人め !」とか「腐れ下郎が!」と憤慨するけど、北鮮の人民は「なるほど、将軍様は本当にすごかった」と感心するだろう。というのも、憎い日本人を懲らしめた上に、お金まで巻き上げたんだから。まさしく、パルチザンの将軍様は朝鮮民族のヒーローだ。翻って我が日本を見ると、これまた北鮮贔屓の連中がうじゃうじゃいる。金日成は拉致犯の親玉なのに、日本のマスコミは「テロリストの頭目」と呼ばず、「金日成主席」と仰いでいた。今でもマスコミは金正恩を「暴力団のボス」とか「匪賊の親分」と見なさず、西歐諸国の首脳と同列の「国家主席」扱い。これがトランプ大統領だと、ぶっきらぼうに「トランプ」と呼び捨てるくせに、支那人や朝鮮人の政治家になると妙に恭しい。日頃、粋がっている田原総一朗や関口宏は、金正恩を非難するとき、「あの金が・・・」と呼び捨てにするのか? 本当に、日本の主要メディアは異常である。一般の日本国民はマスコミに毒されているから、肝心な点に気付いていないのだ。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68714529.html
これが今起きていること。
@マスコミが倒閣を扇動
A野党が動員
B日本語のおかしい活動家が騒ぐ
マスコミと野党と活動家が三位一体となって日本の破壊に動いている。朝から晩まで安倍政権の攻撃だけしかやっていない。自分たちが倒閣工作をしているのに「市民の総意だ」とすり替え。
マスコミはすでに中国・韓国・北朝鮮の反日勢力に乗っ取られているのだが、そうであればマスコミが気に入らない政権は「国益を考える政権」であり、逆に気に入る政権は「売国する政権」であるのは自明の理だ。
だから、マスコミは売国する政治家ばかりを賞賛して国益を考える政治家を叩きのめすことになる。意図的にそのようにしている。朝から晩まで、そのような傾向の記事を大量に流す。そして、世論を誘導したり操作したりする。
今までマスコミはやりたい放題だった。だから、第一次安倍政権はマスコミの連日の世論誘導によって破壊されてしまったし、そのしばらく後に日本史上最悪の政党「民主党」が政権を取るというところにまでエスカレートした。
マスコミは今も世論誘導に明け暮れている。安倍政権に対する激しい攻撃や倒閣工作はその一例だ。
マスコミがアジビラを発行して扇動を行い、反日野党がそれに乗って倒閣デモの人間どもを動員し、反日工作員とそのシンパがデモでわめく。
それをマスコミが取り上げて人数を誇張して「安倍政権は駄目だ、終わりだ」と報道する。偏向した報道を通して世論を歪め、支持率を無理やり引き下げている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/04/20180417T1510050900.html
マスコミのバックには財務省とCIA, アメリカ金融資本がいるんだ
日本を救った安倍先生の偉大な業績
アベノミクスで日本政府の借金をゼロにした
民主党の超円高政策を超円安政策に変えて輸出企業の業績をバブル期並みにした
安倍は財務省に逆らって、民主党が決めた消費税増税を二回も延期し日本経済壊滅を阻止した
財務省が緊縮財政を押し付けなかったら今頃は疾うにデフレから脱却できてバブル期並みの好景気に沸いていたんだ
財務省は安倍先生が憎くて仕方ないからマスコミを使って安部降ろしを画策したんだ
____
●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題もその省 庁がリークしたと言われています…
●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?
●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?
【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ
◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本
パネリスト:
安藤裕(衆議院議員)
高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
三橋貴明(経世論研究所所長)
渡邉哲也(経済評論家)
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/329.html#c2
2. 中川隆[-12121] koaQ7Jey 2018年5月09日 05:42:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13498]
イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか
80件を超える事例から傾向と対策を探る 2017.06.28
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/062700244/
1997年、ドイツ、ベルリンの科学捜査官が、ある珍しい事件に関する論文を学術誌「Forensic Science International」に投稿した。
事件の夜、31歳の男性が母親の家の裏庭にある、物置を改装した小屋にこもっていた。彼はそこで飼いイヌのジャーマン・シェパードと一緒に暮らしていた。
午後8時15分頃、小屋のほうで銃声が鳴ったのを、近隣の人々が耳にした。
45分後、その男性が拳銃で口を撃ち抜いて死んでいるところを母親と隣人たちが発見した。男性の手にはワルサーの拳銃が、テーブルの上には遺書が置かれていた。つらく悲しい出来事ではあるものの、ここまでは特別に珍しいことでもない。ほかと明らかに違っていたのは亡きがらの状態だ。彼の顔と首の大半は消え失せ、傷の縁には歯型が付いていた。床には、半分まで餌が入ったイヌ用の皿が置かれていた。
(参考記事:「真犯人を追う 科学捜査」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/16/062000011/062100001/
ジャーマン・シェパードは落ち着いた様子で、警察官の指示にもきちんと反応した。動物保護施設へ向かう途中、シェパードは飼い主の体の組織を吐き戻し、その中にはひと目でヒゲとわかる毛の生えた皮膚も含まれていた。
(参考記事:「ヒトの死体の骨を食べるシカ、はじめて観察」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/051000176/
ペットが死んだ飼い主の体を食べるという事件は、どのくらいの頻度で起こっているのだろうか。それを追跡調査した記録はないが、科学捜査関連の学術誌には、そうしたケースが過去20年ほどの間に数十件報告されている。これらの記録からは、ひとりで死んで飼いイヌに食べられるという、人間にとってはぞっとするような状況がどのように発生するのか、その実態が見えてくる。
(参考記事:「遺体の腐敗状況を研究する「死体農場」」)
http://tocana.jp/2016/02/post_8855_entry.html
今回の記事では、学術誌に掲載された20件ほどのケースに加え、屋内で起こった63件のケースをまとめた2015年の研究を精査し、イヌが死んだ飼い主を食べる理由を探った。
ネコのケース
ネコという動物は、隙あらば飼い主を食べたがっているという、いわれのない非難を受けることがよくある。また、確実な情報ではないものの、救急の現場で働く人々からは、そうしたケースは実際に珍しくないという声も聞かれる。英ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(UCL)の法医人類学者カロリン・ランドー氏によると、現実の事件においてネコが飼い主を食べる場合、彼らは顔、特に鼻や唇といった柔らかい部分を選ぶ傾向にあるという。
(参考記事:「ネコは自ら家畜化した、遺伝子ほぼ不変、最新研究」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/062100235/
「私もネコを飼っていますが、ネコのそうした行動を意外とは思いません」と彼女は言う。「人が寝ているとき、ネコはこちらの顔をパシパシと叩いて起こそうとしますから」
(参考記事:「ネコの尻尾は何を伝える?」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/062000093/
一方で、学術誌「Journal of Forensic and Legal Medicine」には、2010年にこんなケースが掲載されている。ある女性が動脈瘤で亡くなり、翌朝、浴室の床に倒れているところを発見された。法医学検査によって明らかになったのは、飼いイヌが彼女の顔の大半を食べたこと、そして2匹の飼いネコは、飼い主には一切手を付けなかったことだった。
法医学の専門誌に掲載されているケースのうち、人間を食べた動物としてもっとも頻繁に登場するのはイヌだ。とはいえ、これはイヌのそうした行動を目にした法医学者が、他の動物の場合よりも大きな衝撃を受けることも理由のひとつだろうと考えられる。
原因は空腹?それとも…
「イヌは狼の子孫です」。イヌに関するテレビ番組の司会や書籍の執筆をしている心理学者のスタンリー・コーレン氏はそう語る。「もし飼い主が亡くなり、そこに食べるものが何もなかったとしたら、彼らはどうするでしょうか。近くにある肉を、それがなんであれ食べようとするはずです」
(参考記事:「犬がテレビに夢中になる理由」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20150115/431867/
いくつかのケースでは、動物たちは明らかに生き延びるために飼い主を食べていた。2007年に提出されたある報告には、チャウチャウとラブラドールのミックス(雑種)が、飼い主の死骸を食べて約1カ月間生き延びたとある。飼い主の体は、頭蓋骨の上部と、バラバラの骨のかけらしか残っていなかった。
しかし冒頭に紹介した1997年のケースでは、ジャーマン・シェパードは飼い主が死んだ後、すぐにその死骸を食べはじめている。
「本来は行儀のよいペットが、空腹でもないのに、なぜそれほどすぐに飼い主の死骸を食べようとするのか、その理由は考察に値する」。科学捜査官のマーカス・ロスチャイルド氏の論文にはそうある。
2015年の研究で対象とされたケース(関わった動物はすべてイヌ)のうち24パーセントでは、体の一部を食べられた死骸が発見されるまでに、1日もたっていなかった。しかも一部のケースでは、イヌがアクセスできるところに普段から食べている餌があり、そちらには手が付けられていなかった。
また、イヌが人間の死骸を食べる際の行動パターンは、野生のイヌ科動物の摂食行動とも一致しない。屋内でイヌが死んだ飼い主の体を食べる場合、そのうち73パーセントのケースでは顔を食べている一方で、腹部を食べたものは15パーセントにとどまっている。
(参考記事:「イヌ属で150年ぶりの新種見つかる」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/b/080400024/
これとは対照的なのが野生のイヌ科の行動パターンで、彼らはまず胸部と腹部を開いて栄養豊富な内臓を食べ、その後から四肢へと進む。野生の仲間の場合、頭部に傷をつけるケースは全体の10パーセントしかない。
人間を食べるのは「悪いイヌ」か
イヌと深い絆で結ばれ、イヌを大切に扱っていたなら、たとえ自分が死んだとしても彼らに食べられることはないだろう。そう思いたい人もいるかもしれない。
(参考記事:「犬は飼い主の言葉を理解している、脳研究で判明」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/083100325/
しかしイヌの行動は、それほど単純なものではない。今回調べたケースにおいては、飼い主が過去にイヌを虐待していたことを示す証拠は一切見つかっていない。それどころか、いくつかのケースでは、友人や近隣の人たちが、飼い主はイヌと非常に良好な関係にあったと証言している。
(参考記事:「カリスマ ドッグトレーナー、シーザー・ミランに聞いてみた」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/360768/052000003/
ここで注目すべきはペットの心理状態だ。「ああした行動の説明としてひとつ考えられるのは、ペットが意識を失った飼い主を助けようとしている、というものだ」とロスチャイルド氏は書いている。「動物は最初、顔を舐めたり、そっと押してみたりするが、それでも事態が変わらない場合、彼らは逆上してパニックになり、それが噛むという行動に繋がっている可能性がある」
「噛む」が「食べる」へと変化するのは、そう難しいことではないとランドー氏は言う。「必ずしもイヌが食べたがっているわけではなくても、血の味に刺激されて、食べるという行為が促されるわけです」
(参考記事:「絶滅と考えられていた犬、半世紀ぶり見つかる」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/040400123/
犬種による違いは?
イヌは種類によって気質が異なり、それが飼い主の死に対する反応に影響をおよぼす可能性があるとランドー氏は言う。とはいえ、飼い主を食べたケースを扱った法医学論文にはさまざまな犬種が登場し、その中にはいかにも愛らしいラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーも含まれている。
(参考記事:「犬の遺伝子を科学する」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120120/296833/
今回参照したケースの中にも、雑種もいれば、狩猟犬や職業犬もいる。全体として見ると、イヌの大きさは概ね中型から大型で、もっとも小さい犬種はビーグルだった。ただし、体が大きく力が強いイヌほど死骸に大きな損傷を与えやすくなるため、そうしたケースの方が人の注意を引きやすい傾向にあるというのも否定できない。
(参考記事:「戦場で兵士を守る犬たち」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140521/398334/
たとえば、頭が切り離されるほど飼い主の死骸が食べられた例が別々に3件あり、そのすべてがジャーマン・シェパードによるものだった。しかしおそらくは、ポメラニアンやチワワであっても、もしもっと力があれば人間の首を落とすのではないだろうか。
ランドー氏は、重要なのはあるいは、犬種よりも個々のイヌの気質ではないかと考えている。飼い主と離れることに対して常に不安を感じているような、自信のない臆病なイヌが、パニックに陥って飼い主を舐め、それが齧ったり食べたりといった行動にエスカレートしやすいと考えられるためだ。
飼い主にできる対策は?
あなたが死んだときに、ペットが絶対にあなたを食べないようにするには、ペットを飼わない以外に方法がない。ハムスターや鳥でさえ、人間を食べた記録がある。
(参考記事:「風変わりなペットたち」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140318/388551/
飼い主が講じられる最善の対策は、あなたの姿がしばらく見えなかったときに、様子を見に来てくれる人を確保しておくことだとランドー氏は言う。そして、もしあなたの近所に高齢者や病気の人がいるなら、定期的に顔を見にいくようにすべきだろう。
「こうした対策を心がけることは、周りの人々と関わるためのちょうどよいきっかけになるでしょう。歳を重ねた人が社会の活動に参加するのは、誰にとっても益があることです」
文=Erika Engelhaupt/訳=北村京子
463. 中川隆[-12120] koaQ7Jey 2018年5月09日 05:43:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13498]
イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか
80件を超える事例から傾向と対策を探る 2017.06.28
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/062700244/
1997年、ドイツ、ベルリンの科学捜査官が、ある珍しい事件に関する論文を学術誌「Forensic Science International」に投稿した。
事件の夜、31歳の男性が母親の家の裏庭にある、物置を改装した小屋にこもっていた。彼はそこで飼いイヌのジャーマン・シェパードと一緒に暮らしていた。
午後8時15分頃、小屋のほうで銃声が鳴ったのを、近隣の人々が耳にした。
45分後、その男性が拳銃で口を撃ち抜いて死んでいるところを母親と隣人たちが発見した。男性の手にはワルサーの拳銃が、テーブルの上には遺書が置かれていた。つらく悲しい出来事ではあるものの、ここまでは特別に珍しいことでもない。ほかと明らかに違っていたのは亡きがらの状態だ。彼の顔と首の大半は消え失せ、傷の縁には歯型が付いていた。床には、半分まで餌が入ったイヌ用の皿が置かれていた。
(参考記事:「真犯人を追う 科学捜査」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/16/062000011/062100001/
ジャーマン・シェパードは落ち着いた様子で、警察官の指示にもきちんと反応した。動物保護施設へ向かう途中、シェパードは飼い主の体の組織を吐き戻し、その中にはひと目でヒゲとわかる毛の生えた皮膚も含まれていた。
(参考記事:「ヒトの死体の骨を食べるシカ、はじめて観察」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/051000176/
ペットが死んだ飼い主の体を食べるという事件は、どのくらいの頻度で起こっているのだろうか。それを追跡調査した記録はないが、科学捜査関連の学術誌には、そうしたケースが過去20年ほどの間に数十件報告されている。これらの記録からは、ひとりで死んで飼いイヌに食べられるという、人間にとってはぞっとするような状況がどのように発生するのか、その実態が見えてくる。
(参考記事:「遺体の腐敗状況を研究する「死体農場」」)
http://tocana.jp/2016/02/post_8855_entry.html
今回の記事では、学術誌に掲載された20件ほどのケースに加え、屋内で起こった63件のケースをまとめた2015年の研究を精査し、イヌが死んだ飼い主を食べる理由を探った。
ネコのケース
ネコという動物は、隙あらば飼い主を食べたがっているという、いわれのない非難を受けることがよくある。また、確実な情報ではないものの、救急の現場で働く人々からは、そうしたケースは実際に珍しくないという声も聞かれる。英ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(UCL)の法医人類学者カロリン・ランドー氏によると、現実の事件においてネコが飼い主を食べる場合、彼らは顔、特に鼻や唇といった柔らかい部分を選ぶ傾向にあるという。
(参考記事:「ネコは自ら家畜化した、遺伝子ほぼ不変、最新研究」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/062100235/
「私もネコを飼っていますが、ネコのそうした行動を意外とは思いません」と彼女は言う。「人が寝ているとき、ネコはこちらの顔をパシパシと叩いて起こそうとしますから」
(参考記事:「ネコの尻尾は何を伝える?」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/062000093/
一方で、学術誌「Journal of Forensic and Legal Medicine」には、2010年にこんなケースが掲載されている。ある女性が動脈瘤で亡くなり、翌朝、浴室の床に倒れているところを発見された。法医学検査によって明らかになったのは、飼いイヌが彼女の顔の大半を食べたこと、そして2匹の飼いネコは、飼い主には一切手を付けなかったことだった。
法医学の専門誌に掲載されているケースのうち、人間を食べた動物としてもっとも頻繁に登場するのはイヌだ。とはいえ、これはイヌのそうした行動を目にした法医学者が、他の動物の場合よりも大きな衝撃を受けることも理由のひとつだろうと考えられる。
原因は空腹?それとも…
「イヌは狼の子孫です」。イヌに関するテレビ番組の司会や書籍の執筆をしている心理学者のスタンリー・コーレン氏はそう語る。「もし飼い主が亡くなり、そこに食べるものが何もなかったとしたら、彼らはどうするでしょうか。近くにある肉を、それがなんであれ食べようとするはずです」
(参考記事:「犬がテレビに夢中になる理由」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20150115/431867/
いくつかのケースでは、動物たちは明らかに生き延びるために飼い主を食べていた。2007年に提出されたある報告には、チャウチャウとラブラドールのミックス(雑種)が、飼い主の死骸を食べて約1カ月間生き延びたとある。飼い主の体は、頭蓋骨の上部と、バラバラの骨のかけらしか残っていなかった。
しかし冒頭に紹介した1997年のケースでは、ジャーマン・シェパードは飼い主が死んだ後、すぐにその死骸を食べはじめている。
「本来は行儀のよいペットが、空腹でもないのに、なぜそれほどすぐに飼い主の死骸を食べようとするのか、その理由は考察に値する」。科学捜査官のマーカス・ロスチャイルド氏の論文にはそうある。
2015年の研究で対象とされたケース(関わった動物はすべてイヌ)のうち24パーセントでは、体の一部を食べられた死骸が発見されるまでに、1日もたっていなかった。しかも一部のケースでは、イヌがアクセスできるところに普段から食べている餌があり、そちらには手が付けられていなかった。
また、イヌが人間の死骸を食べる際の行動パターンは、野生のイヌ科動物の摂食行動とも一致しない。屋内でイヌが死んだ飼い主の体を食べる場合、そのうち73パーセントのケースでは顔を食べている一方で、腹部を食べたものは15パーセントにとどまっている。
(参考記事:「イヌ属で150年ぶりの新種見つかる」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/b/080400024/
これとは対照的なのが野生のイヌ科の行動パターンで、彼らはまず胸部と腹部を開いて栄養豊富な内臓を食べ、その後から四肢へと進む。野生の仲間の場合、頭部に傷をつけるケースは全体の10パーセントしかない。
人間を食べるのは「悪いイヌ」か
イヌと深い絆で結ばれ、イヌを大切に扱っていたなら、たとえ自分が死んだとしても彼らに食べられることはないだろう。そう思いたい人もいるかもしれない。
(参考記事:「犬は飼い主の言葉を理解している、脳研究で判明」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/083100325/
しかしイヌの行動は、それほど単純なものではない。今回調べたケースにおいては、飼い主が過去にイヌを虐待していたことを示す証拠は一切見つかっていない。それどころか、いくつかのケースでは、友人や近隣の人たちが、飼い主はイヌと非常に良好な関係にあったと証言している。
(参考記事:「カリスマ ドッグトレーナー、シーザー・ミランに聞いてみた」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/360768/052000003/
ここで注目すべきはペットの心理状態だ。「ああした行動の説明としてひとつ考えられるのは、ペットが意識を失った飼い主を助けようとしている、というものだ」とロスチャイルド氏は書いている。「動物は最初、顔を舐めたり、そっと押してみたりするが、それでも事態が変わらない場合、彼らは逆上してパニックになり、それが噛むという行動に繋がっている可能性がある」
「噛む」が「食べる」へと変化するのは、そう難しいことではないとランドー氏は言う。「必ずしもイヌが食べたがっているわけではなくても、血の味に刺激されて、食べるという行為が促されるわけです」
(参考記事:「絶滅と考えられていた犬、半世紀ぶり見つかる」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/040400123/
犬種による違いは?
イヌは種類によって気質が異なり、それが飼い主の死に対する反応に影響をおよぼす可能性があるとランドー氏は言う。とはいえ、飼い主を食べたケースを扱った法医学論文にはさまざまな犬種が登場し、その中にはいかにも愛らしいラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーも含まれている。
(参考記事:「犬の遺伝子を科学する」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120120/296833/
今回参照したケースの中にも、雑種もいれば、狩猟犬や職業犬もいる。全体として見ると、イヌの大きさは概ね中型から大型で、もっとも小さい犬種はビーグルだった。ただし、体が大きく力が強いイヌほど死骸に大きな損傷を与えやすくなるため、そうしたケースの方が人の注意を引きやすい傾向にあるというのも否定できない。
(参考記事:「戦場で兵士を守る犬たち」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140521/398334/
たとえば、頭が切り離されるほど飼い主の死骸が食べられた例が別々に3件あり、そのすべてがジャーマン・シェパードによるものだった。しかしおそらくは、ポメラニアンやチワワであっても、もしもっと力があれば人間の首を落とすのではないだろうか。
ランドー氏は、重要なのはあるいは、犬種よりも個々のイヌの気質ではないかと考えている。飼い主と離れることに対して常に不安を感じているような、自信のない臆病なイヌが、パニックに陥って飼い主を舐め、それが齧ったり食べたりといった行動にエスカレートしやすいと考えられるためだ。
飼い主にできる対策は?
あなたが死んだときに、ペットが絶対にあなたを食べないようにするには、ペットを飼わない以外に方法がない。ハムスターや鳥でさえ、人間を食べた記録がある。
(参考記事:「風変わりなペットたち」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140318/388551/
飼い主が講じられる最善の対策は、あなたの姿がしばらく見えなかったときに、様子を見に来てくれる人を確保しておくことだとランドー氏は言う。そして、もしあなたの近所に高齢者や病気の人がいるなら、定期的に顔を見にいくようにすべきだろう。
「こうした対策を心がけることは、周りの人々と関わるためのちょうどよいきっかけになるでしょう。歳を重ねた人が社会の活動に参加するのは、誰にとっても益があることです」
文=Erika Engelhaupt/訳=北村京子
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c463
56. 中川隆[-12119] koaQ7Jey 2018年5月09日 05:57:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13498]
電話が鳴れば知らない人間が「安全な投資のお話があります」と何か持ちかけてくるし、メールを開けば「未公開株を買いませんか?」と勧めてくる。
インターネットを見れば、胡散臭いサイトを見なくても広告で「大儲けできる」「一攫千金が可能」「絶対に損はしない」「安心確実です」「1年で投資資金が2倍になります」と、ひっきりなしに誘っている。
「誰でも簡単に安全で手っ取り早く儲かる」という話がこの世の中にあるはずがない。
なぜ、こうした宣伝に騙される人間がいるのかというと、誰もが「金が欲しい、手っ取り早く手に入れたい」という鬱屈とした気持ちが心の中にあって、その弱みに付け込まれるからであるとしか言いようがない。
何度も何度も宣伝を見せられているうちに、潜在的な感情をくすぐられて、魔が差したように乗せられてしまう。
動機は別にして、とにかく金が欲しくてたまらないという強い欲望があって、それを刺激されたら合理的判断もできなくなって熱に浮かされたように騙されていくのだ。
「世の中にはうまい儲け話はない」というのは誰もが知っているのだが、空腹で知能が鈍っていたり、金に対する渇望で判断力が曇っていたりすると、「この話だけは特別だ」という気になっていく。
胡散臭いと心の底で引っかかっても「こんなうまい話を逃すのは馬鹿だ」という気持ちが勝って、どうしても自分が止められない。
こうした話を見聞きして「信じる方が馬鹿だ」という人もいるのだが、そういう人も当たりもしない宝くじを何十年も買っていたりする。
勝率50%の丁半博打でも破産する人がいるのに、宝くじの勝率は0.000000001%とか、そんな世界なのである。
通常、ハイリスク・ハイリターンは、ハイリターンが得られる前にハイリスクで自滅する。また一時的に巨大な成功を手に入れても、やはりハイリスクで墓穴を掘る。
このようなことを総合的に考えると、ひとつの結論が導かれるのが分かるはずだ。
相場はハイリスク・ハイリターンが渦巻く世界だ。しかし結局のところ、相場で最後まで生き残れるのは、ハイリスク・ハイリターンを極力排した人間である。
狂気の世界でも、まともな感覚を持ち続けられた人が最後まで生き残れる。
https://blackasia.net/?p=6911
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c56
5. 中川隆[-12118] koaQ7Jey 2018年5月09日 05:58:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13498]
電話が鳴れば知らない人間が「安全な投資のお話があります」と何か持ちかけてくるし、メールを開けば「未公開株を買いませんか?」と勧めてくる。
インターネットを見れば、胡散臭いサイトを見なくても広告で「大儲けできる」「一攫千金が可能」「絶対に損はしない」「安心確実です」「1年で投資資金が2倍になります」と、ひっきりなしに誘っている。
「誰でも簡単に安全で手っ取り早く儲かる」という話がこの世の中にあるはずがない。
なぜ、こうした宣伝に騙される人間がいるのかというと、誰もが「金が欲しい、手っ取り早く手に入れたい」という鬱屈とした気持ちが心の中にあって、その弱みに付け込まれるからであるとしか言いようがない。
何度も何度も宣伝を見せられているうちに、潜在的な感情をくすぐられて、魔が差したように乗せられてしまう。
動機は別にして、とにかく金が欲しくてたまらないという強い欲望があって、それを刺激されたら合理的判断もできなくなって熱に浮かされたように騙されていくのだ。
「世の中にはうまい儲け話はない」というのは誰もが知っているのだが、空腹で知能が鈍っていたり、金に対する渇望で判断力が曇っていたりすると、「この話だけは特別だ」という気になっていく。
胡散臭いと心の底で引っかかっても「こんなうまい話を逃すのは馬鹿だ」という気持ちが勝って、どうしても自分が止められない。
こうした話を見聞きして「信じる方が馬鹿だ」という人もいるのだが、そういう人も当たりもしない宝くじを何十年も買っていたりする。
勝率50%の丁半博打でも破産する人がいるのに、宝くじの勝率は0.000000001%とか、そんな世界なのである。
通常、ハイリスク・ハイリターンは、ハイリターンが得られる前にハイリスクで自滅する。また一時的に巨大な成功を手に入れても、やはりハイリスクで墓穴を掘る。
このようなことを総合的に考えると、ひとつの結論が導かれるのが分かるはずだ。
相場はハイリスク・ハイリターンが渦巻く世界だ。しかし結局のところ、相場で最後まで生き残れるのは、ハイリスク・ハイリターンを極力排した人間である。
狂気の世界でも、まともな感覚を持ち続けられた人が最後まで生き残れる。
https://blackasia.net/?p=6911
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/894.html#c5
176. 中川隆[-12117] koaQ7Jey 2018年5月09日 06:01:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13498]
電話が鳴れば知らない人間が「安全な不動産投資のお話があります」と何か持ちかけてくるし、メールを開けば「マンションを買いませんか?」と勧めてくる。
インターネットを見れば、胡散臭いサイトを見なくても広告で「大儲けできる」「一攫千金が可能」「絶対に損はしない」「安心確実です」「1年で投資資金が2倍になります」と、ひっきりなしに誘っている。
「誰でも簡単に安全で手っ取り早く儲かる」という話がこの世の中にあるはずがない。
なぜ、こうした宣伝に騙される人間がいるのかというと、誰もが「金が欲しい、手っ取り早く手に入れたい」という鬱屈とした気持ちが心の中にあって、その弱みに付け込まれるからであるとしか言いようがない。
何度も何度も宣伝を見せられているうちに、潜在的な感情をくすぐられて、魔が差したように乗せられてしまう。
動機は別にして、とにかく金が欲しくてたまらないという強い欲望があって、それを刺激されたら合理的判断もできなくなって熱に浮かされたように騙されていくのだ。
「世の中にはうまい儲け話はない」というのは誰もが知っているのだが、空腹で知能が鈍っていたり、金に対する渇望で判断力が曇っていたりすると、「この話だけは特別だ」という気になっていく。
胡散臭いと心の底で引っかかっても「こんなうまい話を逃すのは馬鹿だ」という気持ちが勝って、どうしても自分が止められない。
こうした話を見聞きして「信じる方が馬鹿だ」という人もいるのだが、そういう人も当たりもしない宝くじを何十年も買っていたりする。
勝率50%の丁半博打でも破産する人がいるのに、宝くじの勝率は0.000000001%とか、そんな世界なのである。
通常、ハイリスク・ハイリターンは、ハイリターンが得られる前にハイリスクで自滅する。また一時的に巨大な成功を手に入れても、やはりハイリスクで墓穴を掘る。
このようなことを総合的に考えると、ひとつの結論が導かれるのが分かるはずだ。
投資はハイリスク・ハイリターンが渦巻く世界だ。しかし結局のところ、投資で最後まで生き残れるのは、ハイリスク・ハイリターンを極力排した人間である。
狂気の世界でも、まともな感覚を持ち続けられた人が最後まで生き残れる。
https://blackasia.net/?p=6911
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c176
39. 中川隆[-12137] koaQ7Jey 2018年5月09日 08:41:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13516]
今、世界で最も評価が高い真空管アンプメーカーは イギリスの EAR, ドイツの OCTAVE, イタリアの UNISON RESEARCH の御三家ですが、
EAR
http://www.earyoshino.com/products/
https://www.yoshinotrading.jp/products/ear/
https://www.facebook.com/Yoshinotrading-478376515530782/
https://www.ippinkan.com/ear/ear_page1.htm
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864431.html
OCTAVE
http://www.fuhlen.jp/octave/philosopy.html
http://www.fuhlen.jp/octave/news.html
https://ameblo.jp/507576/theme-10103088288.html
UNISON RESEARCH
http://www.unisonresearch.com/en/home.html
http://ippinkan.jp/shopbrand/BC016500/
http://audio-heritage.jp/UNISONRESEARCH/index.html
1960年代に御三家だった イギリスの QUAD 、アメリカの Marantz、McIntosh も伝説になっている昔の真空管アンプのレプリカや後継機を出しています。
一方、1950年代に一番評価が高かったイギリスの LOWTHER と LEAK はステレオ時代を生き残れなかったのですね。
1980年代に評価が高かったアメリカの Counterpoint と conrad-johnson も何時の間にか名前を聞かなくなってしまいました。
Marantz
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/635.html
McIntosh
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/627.html
QUAD
http://www.soundbox.co.jp/QUAD/QD-II.htm
http://www.soundbox.co.jp/QUAD/japanese_1.htm
http://www.rocky-international.co.jp/quad_index.html#q2
http://www.quad-hifi.co.uk/index.php
Counterpoint
http://ariajp.cocolog-nifty.com/aria_ltd_jp/
http://audio-heritage.jp/COUNTERPOINT/index.html
https://ameblo.jp/507576/theme-10097864426.html
conrad-johnson
http://www.conrad-johnson.jp/
日本にも真空管アンプのマニアックなガレージメーカーは沢山有りますが、どこも 300B や PX25 等の伝説の出力管を使った 20ワット以下のアンプしか作っていないので、何時まで経ってもマイナーのままなのですね:
Shindo Laboratory , Inc.
http://www.shindo-laboratory.co.jp/Front/indexj.html
真空管アンプ「カトレア」
http://www.cattlea.jp/
サウンドパーツ
http://www.soundparts.server-shared.com/index.html
チューブ オーディオ ラボ
http://shinkuukan2.web.fc2.com/
イシノラボ
https://www.ishinolab.com/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/853.html#c39
40. 中川隆[-12136] koaQ7Jey 2018年5月09日 09:46:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13516]
>>39 の日本のメーカーに オーディオテクネ も追記
オーディオテクネ
http://www.audiotekne.com/index.html
ここは超高級トランスを使ったハイエンド真空管メーカーですが、欧米で人気なのですね。
ティム・デ・パラヴィチーニの様に自分でトランスを巻けば安くなるのですが、オーディオテクネみたいに外注すると 300万円、400万円するパワーアンプになってしまいます。
イタリアではたいへん有名なAudioTekne社。
同社の代表今井清昭氏は、イタリアのオーディオ誌『AUDIOPHILE』の表紙を飾るほどです。
オーディオテクネ社の球パワーモノラルアンプであるTM-8501PCは、300Bを使用したオールトランス結合で、 重量35kgです。
1987年当時、定価\350万しました。
音色が非常に自然で、いわゆる「オーディオ的」には鳴りません。
それほどに自然に聞こえます。
その本来の音質を引き出すためには、 同社のプリアンプ/TP-8601PC(定価\250万)が必要となります。プリ+パワーで¥600万近い品物です。
http://www.auduo-1.com/trivia/visit/Audiotekne/TM-8501pc_visit/TM-8501pc_visit.html
高級オーディオ機器製造のマエストロ 今井清昭さん(68歳)
http://www.jeed.or.jp/data/elderly/elder/download/2011_04-03.txt
オーディオテクネ.若者よ 本物を知れ!!
http://hachioji.mypl.net/mp/work_hachioji/?sid=3740
オーディオテクネ インコーポレイテッド
我々が目指すこと・・・それは『原音の探求』
http://www.cyber-silkroad.jp/2003/02/25/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8D%E3%80%80%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89/
「工房で試聴して気に入ったお客さんだけに買ってもらえればいい」
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/lcs/20091013/1029599/?P=2
オーディオテクネ訪問
http://www5b.biglobe.ne.jp/~keina/Audio/AudioTekne/AudioTekne.html
トランス結合プリアンプの導入
トランス結合のプリアンプ+トランス結合のメインアンプの完成
20年以上に渡り、私のアンプは、マッキントッシュC−22+トランス結合のWEの300Bシングルアンプを使ってきました。
私の装置の要は、音楽性豊かなパーロイトランスで作られたカンノ製作所の300Bのシングルアンプです。このアンプだけの持つ、やさしく上品であり、質の高い再生音に見せられてきました。
どんなトランジスタのプリアンプを持ってきてもうまくいきませんでした。
これにあうカンノ製トランス結合のプリアンプは、70万円もして、私の手にははいりませんでした。C−22を使いながら、いつかは、メインアンプと同じパーマロイのトランスを使ったプリアンプが欲しいと長年望んでいました。
しかし、手頃な価格では、なかなかトランス結合アンプには、巡りあえませんでした。20年が過ぎ、全くの偶然ですが、トランス結合のアンプが1台手頃な価格で出ていました。思い切って、今回の最後の取り組みだと自分を言い聞かせて、オーディオテクネのTP−8202というトランス結合のプリアンプを手にしました。
写真では、よくわかりませんでしたが、品物が自宅に届いてみると、何とパーマロイトランス7個が並んだ、見事なデザインのアンプでした。300Bの横に並べても、まったく見劣りがしません。プリとして堂々たるものでした。オークションでの小さな写真だけで判断し、衝動買いしていたので不安も大きいでした。オークションで買ったのは、自己責任なので覚悟して落札しました。予算もこれで底をつきました。最後の賭けでした。
さて、このプリアンプをC−22からオーディオテクネのTP−8202に変えました。20年前にこのプリアンプで出会いたかった。
QUADの33、66、マッキントッシュのC−26、C−22それから数台のプリと色々と取り替えてきました。このアンプに出会っていれば、プリを交換することは、なかっただろうと思います。今回、直感的にこれだと思い導入しました。
まず、とても自然な音作りです。少し物足りなく感じます。
しかしじっくりと聞き込む内に、段々と印象が変化してきました。
この自然な音が、本当の音ではないか。
今まで、かなり癖のある高域や低域で個性的なプリで音作りをしてきたようだと気づきました。
さらにTP−8202+300Bのオールトランス結合のアンプは、ローレベルの音がバランスがとれていて素晴らしいことが、わかってきました。
この組み合わせで、はじめて空間が広がり、オーケストラの重心が下がります。また、楽器の音色が正しく出てくるのです。疲れない音であり、固定バイアスによってさらに音の立ち上がりが良くなりました。オーケストラでフォルテで音が詰まらず広がるのが、私の装置から初めて聴けました。
長年求め続けていた、楽器のハーモニー、音色というコンサートホールの再現が表現できるまで成長してきました。
このTP−8202に出会い、最初に良いプリアンプを買う必要がある。後ろに接続される機器の性能が、優れていればいるほど、性能を発揮してくれるようになるからです。改めてプリアンプのしめる音楽再生の大切さを感じています。
http://www.geocities.jp/fuku25252/018.html
オーディオテクネ ライントランス
LT-8310, CDライントランス
CDの音がアナログに近付く
このライントランスを各々の機器の間に接続しますと、聴感上歪が減少して奥行き、広がり、響きのある原音に近付きます。聴感上歪が改善される為、特に高音域の刺激音が無くなり、高音が無くなったように感じます。その理由は、聴感上歪により、高音域が伸びているように錯覚しているからです。
初めて使用された時に余りにも音質改善される為に、迫力がなく、物足りない音に聞こえますが、長時間お聴き頂きますと、歪の少ない自然な音に気が付きます。試しに、取外しますとうるさい音に聞こえる事に気が付きます。
LT-4181はより音質改善を求めるために、LT-8310のコアーを大きくしたもので、更に LT-4818はLow(-12dB)とHigh(-6dB)の出力端子あります。S/Nのよいアンプを御使用の場合はLow出力を御使用下されば、より一層の音質改善されます。
LT-8310
USA 1インチ スーパーパーマロイコアー使用
15kΩ:3.75kΩ(2:1)
周波数特性 10Hz〜50KHz ±1dB以内
重量 750g
外形寸法 W10.0×D5.0×H8.0cm
LT-4818
大型スーパーパーマロイコアー使用
15kΩ:3.75kΩ(2:1),940Ω(4:1)
周波数特性 10Hz〜50KHz ±1dB以内
重量 1.9kg
外形寸法 W13.0×D7.0×H11.5cm
※特注大型ライントランスあります。
非損失巻線比型ATT組込み、5系統入力セレクター付き
LT-9701 LT-9501
http://www.audiotekne.com/products_lt-8310.html
ALT-8905 ACライントランス
AC100Vライン入力に、ALT-8905セパレート型ACライントランスを使用しますと、想像を遥かに超えたS/N比、聴感上歪が改善され、全帯域、自然な音になります。
今現在、かなりうるさい音でお困りの方には、特にお使いになる事を御奨め致します。
LT-8310 CDライントランス(マッチングライントランス)
CDとプリアンプ、チューナーとプリアンプ、プリアンプとメインアンプ等、機器と機器の間に、CDライントランス(マッチングライントランス)を接続してください。S/N比、聴感上歪が改善され、奥行き、広がり、響きの再生が豊かになります。特に、トランジスターアンプを使用されている方は、絶大な効果が得られると自負しております。
LT-8310以外に、比損失巻き線型ATT、5系統入力セレクター付き、特注モデルLT-9701、LT-9501があります。
http://www.audiotekne.com/policy_4.html
ALT-8905 AC ライントランス
聴感上歪が大幅に改善
各々の機器の電源をこのライントランスに接続しますと、驚くほど聴感上歪が減少して、奥行き、広がり、響きのある原音に近付きます。聴感上歪が改善される事により、機器を取り替えたような錯覚を感じます。
初めて御使用頂いたとき、余りにも音質改善される為、物足りない音に聞えますが、長時間使用いただきますと聴感上歪の改善された自然な音に気付きます。試しに取外しますと、うるさい音になることに気が付きます。
大型カットレース使用
このライントランスをCDデッキとアンプ系に別々に使用しますと、更に音質改善され、その威力は想像を遥かに越えるものです。
AC100V AC100V
出力 550VA ACアウトレッ6個
重量 11Kg
外形寸法 W22.0×D11.8×H30.0cm
その他 USA ACパワーコー 1.5m
http://www.audiotekne.com/products_alt-8905.html
オーディオテクネはどうよ
1 3P田中クンニ==2001/06/08(金) 14:01
ここの真空管アンプ、海外で人気らしいがどうよ。
2 親父==2001/06/08(金) 23:07
八王子カルトショップ筆頭、クサカベ、ムラウチはまだ普通。
3 名無しさん@お腹いっぱい。==2001/06/08(金) 23:49
価格がとにかく異常
数百万するものが多買ったと思う
4 名無しさん@お腹いっぱい。==2001/06/09(土) 03:42
かーぼんふぇち。とらんすふぇち。おっさんのかねもうけ。
6 ふらふら==2001/06/09(土) 16:50
カーボン・ブロックは結構使えるな。
http://like2ch.com/ag/ebi/pav/991976513/1-
オーディオテクネってどうよ?
1 : 名無しさん@お腹いっぱい。[age] 投稿日:04/12/17 18:38:15 ID:wsw7pN07 [1/1回]
ダイヤトーンの16センチフルレンジで原音再生って
言ってるけど、現実問題どうよ?イタリアで評判高いって言うけど、値段も高いが、カルトの教祖か?
97 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2005/04/28(木) 07:20:10 ID:UAYNayCr [1/1回]
昔、トランスだらけのアンプだったと記憶してるが...。
3 : 名無しさん@お腹いっぱい。[age] 投稿日:04/12/18 19:07:09 ID:NfIuqdoL [1/3回]
高域も低域も出てないんじゃねえの?
5 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:04/12/18 21:15:08 ID:3bUSb0zW [1/3回]
ここのカーボンインシュレータを使ってます。
市販のSPには効果大かと。
私の場合はFSKの信者(笑)なのでカーボンインシュレータはSPや機器には使用せず床との振動遮断に使用してます。
ここの音は聴かせていただきましたが、フラットで聴きやすい、市販のハイエンドよりは良い音でした。
ただ個人的には、FSKと比較して音楽が持つ躍動感、瑞々しさが足りない...ですけどね。
11 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:04/12/19 14:38:19 ID:QO6aj+cT [1/1回]
元ビクター社員だっけ?
12 : 名無しさん@お腹いっぱい。[age] 投稿日:04/12/19 22:56:39 ID:DzyOKdvo [1/1回]
そうだよ。
13 : 名無しさん@お腹いっぱい。[age] 投稿日:04/12/20 00:43:41 ID:9iVdWYg7 [1/1回]
テクネのカーボンエンクロージャーの90万のフルレンジシステムで
ビートルズのア・デイ・イン・ザ・ライフを聴いたが、迫力がなく、
スカスカの音だったのは何故?あれが原音再生?
14 : 名無しさん@お腹いっぱい。[age] 投稿日:04/12/20 09:04:56 ID:E5gC7o4x [1/1回]
オーディオテクネの世界は解脱ですか?
130 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2006/01/31(火) 22:11:09 ID:0M+RwhtH [1/1回]
ここのインターコネクトケーブルはいいよ。
高くないし。いちどためしてごらん。
30 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:05/02/18 17:00:16 ID:T/FsEAj4 [1/1回]
ここのカーボンインシュ使ってますけど悪くないと思う
固有の付帯音みたいなのは少ないように感じます
キレの悪い低域は改善され音場はあるていど整理されるようです
ただし値段はボッタクリでしょう
同じモノ安く入手できる人いるんじゃないのかな?
31 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:05/02/18 17:59:38 ID:a29uSObf [1/1回]
ローゼンクランツと比べりゃ安いもんでしょ。
104 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2005/05/29(日) 18:09:07 ID:kvBT76+u [1/1回]
高杉ない?
105 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2005/06/02(木) 10:09:12 ID:bYBajL03 [1/1回]
昨日友達に話したらボッタクリだって言っていたよ
37 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:05/02/19 13:29:10 ID:ToZxlN1V [1/1回]
音は悪いもんじゃないよ。
ただ割高なのはそれで食うためだからしょうがないのかね
63 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:05/03/18 20:45:28 ID:QKCFai4F [1/3回]
せめて今の半分の価格設定なら納得も行くし、食指も動くのだか・・
64 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:05/03/18 20:55:28 ID:i8N/2p65 [1/3回]
半分の値付けじゃ、親子3人食っていけないのかね?
102 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2005/05/14(土) 14:51:49 ID:8p5kw6qw [1/1回]
原音再生って言ってもいろいろあるでね。
118 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2005/07/22(金) 21:49:38 ID:XZUS21nE [1/1回]
テクネの音はシーメンス オイロダインを使っている人が
「ありゃ眠くなる。全く生に近くない。」
と言っていた。
120 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2005/07/29(金) 21:25:47 ID:0XID0DzE [1/3回]
>>118
確かにあの音は眠くなる罠。
もともと高域が伸びていないダイヤトーンのフルレンジにカーボンなんか塗るから余計にそうなるのでは?
生のコンサート行って比較してみたが、生はもっとダイナミックだったぞ。
もちろん聴く席にもよると思うが。
121 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2005/07/29(金) 21:26:57 ID:0XID0DzE [2/3回]
あと、テクネの真空管アンプって、相当寝ぼけた音しかしないのでは?
123 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2005/08/02(火) 21:54:40 ID:0PzhQdoX [1/1回]
眠くなるってことは、α波が出て癒されるってこと?
それだけ音が良いってこと?
129 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2005/12/10(土) 16:42:34 ID:ycvdNzaz [1/1回]
本当にα波が出て眠くなるならいいんですがだるくなるだけ。
波形変わり過ぎ。ある意味佐久間のお友達?
http://www.logsoku.com/r/pav/1103276295/
うーん、オーディオテクネの話を聞いてこれを思い出してしまいました:
高域がまったく出てない音を、まろやかと勘違いしている。
湯布院のアーデンという喫茶店にタクシーで直行。
装置は午前中はTANNOY、午後はパラゴン。
レビンソン、マッキン、WadiaのDACと、まあ、客を呼ぶ材料はそろっている。
で、音は悪い^^
品のいい女性がやってるから悪口を書く気は毛頭ない。ただ、俺は妥協はしない、そーゆうオトコ・
癒しの音楽だ、聴きやすい音楽だ、なんていうならBOSE301と90年代の国産アナログプリメインで充分。けれども、これだけの装置をそろえて、HPを開いて、東京在住のみっちゃんにまで宣伝をしてるってことは、それだけの自負心、気概、プライドがあると、俺は思う。
だとしたら、少なくとも無量塔あたりに足を運んで、他店の音をチェックすべきだろう。
石野の声はドーマ声だし、エリックドルフィーのバスクラは何の刺激も与えない木管奏。これではパラゴンが泣く。
パラゴンは70年代以前のソフト用、中高音が強いので、倍音を響かせた鳴らせ方をしないと聴くに耐えない音になる。だから、真空管マッキンとトーン回路が必需品。
ハイを微妙に調整する。
プリにレビンソンをもってきたら、高域がキツくなるからATTで絞るしかない。
高域がまったく出てない音を、まろやかと勘違いして聴くことになる。
あのダルイ音は、バックがコンクリか石だったので、低域がかぶっているのかもしれない。
TANNOYの下にはTAOCと思われる鉄の台が置いてあったようだが、あれもダメ。
TANNOYの低域はそもそもユルイ。
それを締めるために鉄の台を置くというのは、邪道、音が死んでしまう。
せめて置くなら堅い木か、銅板のカマシ。
アタイクラスになると、畳とか、ソファーを置く。
まあ、日本で10人もいないね、畳なんて天才的な発想は、ばははは・
俺が調整したら1週間で、西日本最高の音になるんだけど、仕方がない。
もし、このblogを読む機会があったら、怒る前にぜひ装置を再設定してちょーだい。また、聴きにいくから。。
http://sniperfon.exblog.jp/7719098/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/853.html#c40
41. 中川隆[-12135] koaQ7Jey 2018年5月09日 10:36:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13516]
オーディオテクネに比べれば EAR のハイエンド機は超お買い得ですね:
EAR 912 2012年発売 \1,980,000(税別)
Professional Tube Control Centre
真空管ートランスカップリングの技巧が全ての音楽に艶と潤いを与える。パラヴィチーニの集大成とも呼ぶべき最高級プロ仕様プリアンプ。
「EAR 912 / Professional Tube Control Centre」は、半世紀近くに及ぶティム・デ・パラヴィチーニのプロスタジオワークの経験に基づいたノウハウが結晶した、音楽再生装置の集大成とも言える最高級管球式プリアンプ(コントロールアンプ)としてデザインされています。
アナログレコードファン、また最新のマルチソースラインシステムにおいても、最高音質が楽しめるように、パラヴィチーニサウンドの奥義とも言える「真空管ートランスカップリング」の技巧がサーキット全編に渡って散りばめられています。
この「真空管ートランスカップリング」の可能性を全て引き出すために、トランスフォーマーのドライブ側とフィードバック側にそれぞれ独立したワインディングが施され、ハイクオリティー、ハイパフォーマンスなサーキットがここに完成しました。
特に高いヘッドルームとローノイズを実現させるために、最大限の配慮がなされ、最高級管球式プリアンプ(コントロールセンター)として考えうる音質と豊富な機能を有します。
内部回路を可能な限り短くして音質劣化を防ぐ配慮がなされ、ヴォリュームコントロールも最高品質のパーツが使用されています。
使用される真空管は、豊富な供給量を誇る双三極管:PCC88(7DJ8)が、フォノステージに3本、ラインステージに2本使用され「真空管ートランスカップリング」サーキットの一翼を担います。
アウトプットステージにおいても、「真空管ートランスカップリング」のスペシャル技法が採用されています。
「EAR 912」にはそれぞれフォノとXLRステージの出力段に、特性に合わせて個別にワインディングされた出力トランスを持ちます。出力トランスの1次側は最終段の双三極管:PCC88のアノードサーキットへ、そして2次側はそれぞれ2系統づつ設けられたバランス(XLR)とアンバランス(RCA)のアウトプットへ接続され、ハムのループをも排除しています。
パラヴィチーニがリファインを重ね、進化を続けてきた「真空管ートランスカップリング」というオリジナルのスペシャル回路がふんだんに使われた「EAR 912」。
驚異的な静寂性は、かすかな音の瞬きをも逃さず捉え、楽器の持つ固有のアタックを瞬間的に豊かな音圧で発音し、倍音を艶やかに、豊かに響かせながらナチュラルに減衰してゆくサスティーンを追い続け、さらには減衰しながら耳に届く残響や反射音、自然なリバーブ感やエコー感が、その音楽が録音された時の部屋の様子までをも目の前に描き出します。
サウンドステージは、あくまでもナチュラルに横方向と縦方向へのパノラマ感を映し出しながらも、圧倒的な奥行きを感じさせるパラヴィチーニ/EARならではの立体的な3Dサウンドが、いつもの愛聴盤から新たな喜びを感じさせてくれることでしょう。
世界最高峰の耳を持つ音のプロフェッショナル達が探し求め、そして録音された超一流の音楽を、ナチュラルに、艶やかに、そしてドラマチックに再生する「EAR 912」。
美しい音楽を、さらに美しく、感動的な音色を、さらに感動的に。
新たな音楽からの衝撃を体感したいミュージックエンスージアストの方々へ贈るパラヴィチーニ渾身の作品です。
スペック:
使用真空管: PCC88 (7DJ8) x 5またはECC88(6DJ8)x 5
フォノ入力:RCAx2系統
ライン入力:RCAx3系統、XLRx2系統
テープアウト:テープモニターx1 系統
出力:RCAx2系統、XLRx2系統 フォノセクション: 入力2系統(MM / MC)
重量: 13.5kg
サイズ: W485 x H145 x D300mm
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/912/
http://www.dynamicaudio.jp/5555/5/osusume_hard_29.html
https://www.ippinkan.com/ear_912.htm
http://kodo-alma.blogspot.jp/2014/02/ear-912-4.html
EAR 509 II 1978年発売 ¥1,890,000(モノラル・ペア・税別)
鬼才パラビッチーニ氏がEAR社創立当時に開発したパワーアンプ「EAR509」は、当時どのアンプにも使用されていないハイグレードなキャパシティバルブを使用しており、その正確でシンプルなセルフバイアスの素晴らしさは実証されていました。
その後、様々な管球式アンプを発表しましたが、彼を満足させるには「EAR509」でしかなく、中古市場でこのアンプを探し続ける人々のためにも、今ここに「EAR509U」を発表しました。
パラヴィチーニ/EARの名を世に知らしめたプロスタジオ仕様パワーアンプの歴史的傑作。プロ録音現場が生んだウルトラナチュラルな音世界。
1978年、ティム・デ・パラヴィチーニは自らが主宰するEAR社を英国に設立しました。 そのEARブランドの顔となるべく、満を持して発表されたプロフェッショナル仕様 100Wモノブロック パワーアンプが「EAR 509」です。
この業務用パワーアンプは、世界中のプロ録音スタジオやプロエンジニア、更にはオーディオファイル達の間でもビッグヒットとなり、瞬く間にEAR/パラヴィチーニの名前を世に広めることとなりました。
パラヴィチーニ自身が「最も愛しい作品」と語るほどに、彼の情熱と天才的な感性と技巧が結晶した製品で、発表以来、Mk.I、Mk.II とリファインされながら、実に30年以上に渡ってEARエンスージアスト達から羨望の眼差しで見続けられるロングセラーモデルです。
パラヴィチーニ/EARサウンドの源泉となる出力トランスと真空管をカップリングしたパラヴィチーニオリジナルの特別回路「バランス・ブリッジ・モード」をここに採用しました。
これはアノードとカソードをそれぞれ2重巻きの出力トランスの捲線へ50/50の比率でキャパシターと併せてクロスカップリングし、常にスイッチオン側のデバイスが、反対側のスイッチオフデバイスに作用するようにして、アノードとカソードが同一のインピーダンスで反応しあうという斬新なデザインになっています。
また、パラヴィチーニのトレードマークでもあるネガティブフィードバックを掛けないという大胆な回路設計により、パワーバンドは 9Hz - 85KHz (-3dB)までに及び、同時に真空管の音は決して「レトロ」ではなく、現代的な素晴らしい音楽を再生する能力に長けている事を実証する事にもなりました。
伝統的な真空管アンプの回路デザインでは、トランスの能力が適切でない限り、ハイフリークエンシー時におけるプッシュプル動作が追従しきれなくなり、また同時にハイフリークエンシー時には出力トランスからインプットへ掛けられたネガティブフィードバックが、出力トランスのディレイ(遅れ)により、ややポジティブ側へ振れてしまう事が多々あります。
これによりアウトプットダンピングファクターや歪率が悪化し、クリアーな高域を再生することが困難になってしまうのです。
「EAR 509 II」はパラヴィチーニがデザインした”機械独自の音を持たない” 、まさにプロフェッショナル仕様のパワーアンプです。
多くの真空管アンプが先に述べた構造的な理由から高域が伸びないために「温かい/ウォームな」という言葉で表現されますが、「EAR 509 II」はその言葉の範疇に収まらない、特筆すべきクリアーさと高い透明度、そしてリアルなベースとナチュラルなトップを持ち、音楽のディテールと生命感を力強く伝えてくれることでしょう。
プロスタジオの現場で培われたパラヴィチーニの最先端の技術と感性が結晶した「EAR 509 II」。全てのパラヴィチーニ/EAR製品の起源は、まさにここにあるのです。
パラヴィチーニのデビュー作でもある EAR509 パワーアンプに1978年当時、テレビ管のみに使用されていた PL519 をオーディオ出力管として世界で初めて採用したことで、オーディオ界に衝撃を与えました。
Specifications:
■パワーアンプ クラスAB級 プッシュプル
●入力端子: バランス1系統
●出力: 100W(モノ)
●出力ダンピングファクター: 20(0.4Ω+ 4uH)
●使用真空管:
PL509/PL519(40KG6)または EL509/EL519(40KG6 )x2 、ECC83 x 2, ECC85 x 1
●重量: 14.8kg (ペア29.6kg)
●サイズ: W320 x D255 x H167mm
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/ear-509/
EARのファーストモデルにして今でもリファレンスとして君臨するEAR 509。スタジオユースのために設計されたPL519のモノラルPP(100W/ch)です。PL519は元々TV用の水平出力管。私もこのアンプを聴くの初めてだったので興味津々でしたが、この509は他のEARアンプとは全く違った表情を見せました。
暖炉の前で人々が集うようなリラックスを感じさせるEARのイメージとは一線を画すシャープでハイディフィニッションな音。
低域の締まり具合も他のモデルとは全く異なります。
スタジオでのモニター用途というだけあって他のモデルよりかなり客観性のある表現で、V12や890からは聴こえてこなかった音のエッジも現代スピーカーとのマッチング上、有利といえます。
初めて Marantz9を聴いた時のことを思い出しました。そんなリリシズムを感じさせる表現です。
https://tubeaudio.exblog.jp/25439473/
EAR の中で最高潮であり、唯一のモノラルパワーアンプ EAR 509U
何と小さいと思います。かなり小型ですね
となりの通常の大きさのEAR 861と比べると以下に小型かわかると思います
モノラル構造を上手く使った最高級パワーアンプです。
サイズも小型でありながら設置もしやすく非常に好感度が増すアンプですね
そしてこの509Uですが、何とパラヴィッチーニが EAR設立年からの設計という事ですから何と30年以上のロングランなのです!!
そしてその間にMK1→MK2などに変更されていますが、これはパラヴィッチーニのやりたいことを具現化した唯一のモデルなのです
ですからモデルチェンジの必要性がないのです。こういった方向性においてがこれが完成だ、と言わしめるのです。非常に潔く安心できるものです。
パラヴィッチーニいわく一番好きなアンプと言わしめるアンプです
実際に鳴らしてみるとこれが良く鳴るのです!
鳴りっぷりがよく、気持ちよいのです
AB級で100Wですから、MAGICO Q3 でも十分ですし今までの EAR の音色はそのままに更にパワー感を兼ね備えた特徴です。
EAR でここまでパワー感を持ったのも初めて体験するものです。
やはりその過程を聞くと、世の中にはかなり低能率なSPも多くありますので、それらを十分に駆動するためにでもあるのです。(もちろんこれまでの 861や 890でもフロアのSPは十分鳴りますが)
ですからあえて純Aクラスに拘らず、ABクラスとしてこれまでの真空管の良さに加えてパワーを持たせたのです。パラヴィッチーニが表現する 100Wのパワーは凄いですね
そしてこのサイズですからね。やはり只者ではないパラヴィッチーニです!
しかしこの音楽の説得力や奥深さはEARの独壇場ですね!!!
ハィファイさやレンジ云々ではなく音楽を音楽として空気のように浸透する魅力ですね!
ここがEARの最大の特徴であり魅力です!!
https://ameblo.jp/5555-5f/entry-11436147358.html
19. 中川隆[-12134] koaQ7Jey 2018年5月09日 12:06:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13516]
2018年5月9日
注意報:「財政規律」を巡る攻防でいま、「デマ」が横行しています
From 藤井聡@内閣官房参与(京都大学大学院教授)
https://38news.jp/economy/11915
6月に閣議決定される、
次年度以降の経済財政方針を決める
「骨太の方針」、
その中のプライマリーバランス(以下、PB)についての記述は、
今後5〜10年程度の財政の「枠」を決める、
超重要なものです。
そして、それに向けて今、様々な議論・調整が重ねられ、
それはまさに、経済安全保障上の「国防」のための
超重要な攻防戦なのです―――というお話は、
これまで何度か申し上げた通りです。
https://38news.jp/economy/11786
折りしも今、政府からは、
「プライマリーバランス黒字化を2025年度にする方向」
という「観測気球」とも受け取れるような
情報が発信されています。
さらには、PB制約だけでなく、
「財政赤字」制約についても、閣議決定しようという動きが
報道されています。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6281695
財政赤字、というのは、
PBという「基礎的財政収支」にさらに、
「国債の利払い費」や「国債の償還費」を加えた「収支」。
今、これを3%以下にしよう、としている訳ですから、
場合によっては、
PBよりもさらに激しく財政を抑制する制約、
となり得るものです!
このように、「緊縮派」からの攻撃が、
日に日に「激化」しつつある今日この頃なのですが、
その攻防戦で飛び交っているのは、
もちろん鉄砲や大砲の弾ではありません。
それはあくまでも「情報戦」であり、
そして彼らの最大の武器は、「デマ」なのです。
このお話は、先週の「週刊ラジオ表現者」でも、
『「日本の借金」のウソが、日本を滅ぼします。』
と題して詳しく取り上げたのですが・・・
https://the-criterion.jp/radio/20180507-2/
要するにこれは、
2015年の「大阪都構想」の住民投票を巡る
「デマvs真実」という情報戦と、
同じ様相を呈しているものなのです!
例えば今、そんな「デマ」という実弾が、
「朝日新聞」から大々的に発射されています。
朝日新聞と言えば、
「反政府的」なメディアと思われがちですが、
不思議な事に、こと「財政問題」については、
政府を動かす最強官庁である財政当局の
「プロパガンダ機関」かと疑う程の情報を配信しています。
具体的に説明しましょう。
5月6日の記事
『財政悪化、重い政治の責任 有識者10⼈、どう総括』
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13481630.html?rm=150
は、「財政に詳しい有識者10人」の意見という体裁をとり、
そのうちの8名もが、
次のような意見を述べたと報じるものでした。
「確かに財政再建はずっと大きな政治課題だったが、そうと知りつつ多くの政権は増税を先送りした。バブル崩壊後にはたびたび財政出動もして歳出を拡大させた。その責任は大きい。同時にそれを許した「国民世論」(6人)、「財務省(旧大蔵省)」(4人)にも責任はある、という指摘も少なくなかった。」
これに続いて次のような声を紹介します。
「柳沢伯夫・元厚生労働相(は)『消費税率を上げても歳出がザルでは、水はたまらない』と、歳出削減の必要性を訴える。」
「出口治明・立命館アジア太平洋大学長は『少子高齢化が進む中で福祉水準を維持するには、欧州並みの消費税率が必要』と言う。」
「神津里季生(りきお)・連合会長は・・・社会保障を守るのに消費増税は必要だが・・」
・・・
要するに、ほとんどの財政に詳しい専門家が、
・財政政策をやってから、財政が悪化した。
・それを許した国民や財務省も悪い。
・だから、消費増税を待ったなしだ。
・それに加えて、もっと社会保障の負担率も上げよ、
・さらには、もっと歳出をカットせよ。
と主張している、という記事です。
したがって、これらの意見を踏まえるなら、
「今年の6月の骨太の方針でも、
厳しいPB黒字化目標をたてるべきだ!
(加えて国債費を含む財政赤字規律も!)」
という、政府財政当局が喜びそうな帰結が、
自ずと得られるようになっているわけです。
しかし、この記事に紹介された情報は、
完全なる「デマ」と言わざるを得ないものです。
そもそもこの10人の「財政に詳しい有識者」達は皆、
財政政策→経済成長→税収増
という、明らかに存在する因果プロセスを無視
(ないしは軽視)しているようです。
ちなみに、この因果プロセスは逆に言えば、
・消費増税&支出カット→デフレ継続→税収減
というものと同じプロセスなのですが・・・
(詳しくは、拙著『プライマリーバランス亡国論』を参照ください。
https://www.amazon.co.jp/dp/4594077323)
この因果プロセスは、
経済財政を誠実に考える上で最も重要な要素です。
なぜといって、この因果プロセスを想定すれば、
「財政再建には、
緊縮と積極のいずれかを、
状況にあわせて選択していこう」
という、至って穏やかな理性的結論が導かれるのですが、
この因果プロセスを無視すれば、
「財政再建には、積極なんてもっての他、緊縮しかない!!」
という極端な話に、必然的になってしまうからです。
だから、「財出→税収増」という
厳然と存在する因果プロセスを考えるかどうかは、
財政政策のあり方を考える上で、
何にもまして最も重要な決定的要素となっているのです。
にも拘わらず、それを無視するということは、
これらの人々は「財政に詳しい有識者」どころか、
「財政について重要事項を知らない人々」
に過ぎない、と考えざるを得ません。
(ちなみにこの「偏った」というのは、
「少数派」ということではなく、
「真実からの乖離が大きい」という意味です)
具体的に言うなら、
歳出削減の必要性を訴えた柳沢元厚生労働相は、
「歳出削減」が成長を滞らせ、
かえって「財政を悪化」させてきた、
という実態を理解しておられないようですし、
https://38news.jp/economy/11822
「福祉水準を維持するには、欧州並みの消費税率が必要」
とおっしゃった出口立命館アジア太平洋大学長や、
「社会保障を守るのに消費増税は必要」
とおっしゃった神津連合会長は、
消費増税によって成長が滞り、税収も減る、という、
理論的・実証的に明らかに予想され、
しかも、過去に繰り返されてきた「歴史」
をご存じないようなのです。
https://38news.jp/economy/11863
ちなみに、これを書いた「編集委員」は、
「原真人」という方なのですが・・・
この方は要するに、
「財政に詳しい」という体裁をとりながら、
「特定の偏った意見」を持った人々だけを対象として、
しかも、「アンケート」という体裁までとって、
「真理の力」でなく「数の力」で特定意見に、
世論を誘導しようとしている、
という可能性が激しく疑われるわけです。
・・・
ここで紹介したデマは、
日々、大量に配信されているデマのごく一部に過ぎません。
今年の骨太以降もこうした情報戦は続いていきますが、
あと一ヶ月間は、特に重要な攻防戦となっています。
本メルマガを購読されている
一般国民の方はもちろんのこと、
マスコミや官僚や政治家におかれましても、
こうした状況認識をしっかりしていただき、
適切な情報を発信頂ければ幸いです。
どうぞ、よろしく御願い致します。
追伸1:
こうした「デマ」「ウソ」の横行の背景に、
どういう社会構造があるのか・・・については、
「表現者クライテリオン」であれこれと論じています。
是非、ご購読下さい!
https://the-criterion.jp/category/backnumber/
追伸2:
また、今週の「表現者メルマガ」では、
憲法問題なども含めて、あれこれ論じています。
(例えば、https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180507/)
ご関心の方は是非、下記よりご登録下さい!
https://the-criterion.jp/category/mail-magazine/
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/104.html#c19
20. 中川隆[-12133] koaQ7Jey 2018年5月09日 12:11:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13516]
【藤井聡】「日本人の野蛮化」を防ぐには、「戦力の保持」が絶対条件です。2018.05.07
From 藤井 聡(表現者criterion編集長・京都大学教授)
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180507/
「憲法改正」が具体的に論じられる昨今、
「憲法記念日」には、
普段にもまして憲法が様々に議論されました。
当方がコメント差し上げているあるラジオ番組でも、
「藤井さん、憲法問題というと何が一番大切だと思いますか?」
というご質問をいただきました。
https://www.facebook.com/Prof.Satoshi.FUJII/posts/1335718566529083
ついてはその折りに、当方の見解を
簡潔にお話差し上げましたので、
改めて下記にご紹介したいと思います。
(1)戦力を放棄した日本は、野蛮化する
当方の九条を巡る見解は、
簡潔に以下の9段階で解説できます。
1)
当方が憲法問題で一番関心があるのは、
やはり、「9条」問題。
2)
第一項の「戦争放棄」は、
国際的にも「当たり前」の条項であり、
さして問題は無い。
3)
ただし、「戦力を持たない」という第二項は、
大いなる問題がある。
4)
なぜなら、「戦力を持たない」のなら、
「侵略」された場合にも、
「自身を守る」事が具体的に出来なくなるから。
5)
結果、本当に「戦力を放棄」し続けるのなら、
「日本は自分で自分を守る事ができない」
という国となる。
6)
結果、
「自分の国を守る」ための、
軍事的な「危機」への対処については、
「外国に依存」することが「絶対条件」
になってしまっている。
7)
一方、「自分の事を、自分で守る」のでなく、
「危機(ヤバイ事)については兎に角全て、
他者に頼って生きて行く」
という存在は、
男でも女でも、組織でも国家でも、
「確実に、倫理的・道徳的に腐敗する」。
8)
したがって、「憲法九条第二項」における
「あらゆる戦力の放棄」の条項が有効である限り、
日本人の「倫理性・独特性」は確実に腐敗し、
日本人の品性は喪失し、野蛮化する事は避けられない。
9)
以上より、今日の日本におけるあらゆる
「腐敗」「劣化」そして「野蛮化」の重大な原因が、
「憲法九条第二項」に明記された
「戦力の不保持」であるという大局が浮かび上がることとなる。
(2)自分の事を自分で守れない者は、確実に野蛮化する
以上の1)〜9)をラジオでお話したのですが、
時間の都合で、
「なぜ、自分の事を自分で守れない者は、
確実に腐敗し、野蛮化するのか?」
については十分に解説できませんでした。
ついてはここで改めて、
その理由をお話したいと思います。
そもそも、私達は、自分の命以外の、
様々なものを「守ろう」としながら生きています。
家族や恋人、友人、同胞の命や幸せ「守ろう」とする人もいれば、
自らが引き継いだ「伝統」を「守ろう」とする人も、そして、
自分や家族の「誇り」を「守ろう」とする人もいます。
時に、そんな「守ろうとするもの」を守るために、
自らの生命を投げ出すことすらあります。
そんな命の投げ出し方ができるのは、
おそらくは人間だけなのであり、
それこそが、「人間らしさ」の究極の形であり、
そんな「人間らしさ」故に、わたしたちは、倫理やモラル、そして、
人間としての「品位」を得ているのです。
煎じ詰めて言えば、
全力を賭して(時に自らの命まで投げ捨て)、
「自分の力」で「守るべきものを守る」のだという「態度」こそが
人間の品位の唯一の源泉、
なわけです。ところが・・・
「赤の他人に頼って生きている」ような人間は、
この「態度」を根本的に喪失した人間
ということになります。
(ちなみに、こうした人間は、
家族や恋人同士や組織内で支え合って生きている人達とは、
根本的に異なるのですが・・・
それについてはまた別の機会があればお話したいと思います)。
仮に、そんな人が、
「『伝統』を俺が守る!」
「『家族』を俺が守る!」
「『自らの死』を賭しても『守るべきもの』を俺が守る!」
なぞとエラソーに立て板に水でまくし立てていたとしても、
信用できる筈もありません。
なぜといって、それだけエラソーに言うのなら、
「守るべきものを守る」ために必要不可欠な、
「自分の命」を「自分で守る」必要がある―――
にも関わらずそうせず、他人に任せているのなら、
結局は「○○を俺が守る!」というエラソーな言葉は、一つ残らず
「ウソ」
だという事になるからです。
つまり「自分で自分の身すら守れない輩」は、
結局は、「何ものをも守ろうとしない輩」なわけす。
そうなれば、もう彼は、
嫁や娘が陵辱されようが、
自分の故郷が蹂躙されようが、
自分の誇りがどれだけ汚されようが、
「別にいいですよ」と言ってのけてるに等しいわけです。
だからそんな輩は(極端に言うなら)
人の形をした「畜生」以外の何者でもないわけです。
かくして、今の「戦力不保持」を前提とする日本は、
「国家存続の危機」に陥ったとしても、
「自分では何もしない」わけですから、
結局はどれだけ口先で「○○を守る!」と言っていたとしても、
それは全部「ウソだ」ということになるわけです。
だから、
我が国が、自らを守る「戦力」を放棄し続ける限り、
自らの力で「何かを守ろう」とする態度を
失い続けているのであり、
結局は、美しいものや良きものなんて、
どこにも「無い」という前提で生きさらばえているだけの、
情けない、不道徳な、品性のカケラも無い、
野蛮な国家になってしまう他無い―――
ということになるわけです。
(※、以上がもし、分かりづらいとお感じになった方は是非、
以上の(2)だけでも、もう一度お読み下さい)
そうである以上、
今、ありとあらゆるところで、進行している
「日本人の野蛮化」
を防ぐには、「戦力の保持」が絶対条件なのです。
したがって、筆者は、「戦力の保持」が可能となる憲法改正が
必要不可欠だと―――考えている次第です。
(なお具体的には、条文の修正を伴わない「解釈改憲」でも、
第九条第二項削除でも、第九条二項の修文でも、
どれでも構わないと思います。
後は、政治的なプロセス論を加味しながら、
必要な改正を行えばよい、と考えます。)
以上の筆者の見解が、
本メルマガ読者の日本国民の憲法観の形成に、
貢献し得ることを祈念しつつ、
今週のお話は終えたいと思います。
追伸1:
こうした情報配信にご関心の方は是非、
適宜、下記facebookをご参照・ご登録下さい。
https://www.facebook.com/Prof.Satoshi.FUJII
追伸2:
日本の「経済財政」の分野では、まさに今、
「経済安全保障」を巡る戦いが激しく展開されています。
是非、下記のメルマガも適宜、ご参照・ご登録ください。
https://38news.jp/economy/11786
追伸3:
今日のお話は、「週刊ラジオ表現者」でお話した
「奴隷くん」とも随分関係するようです。
是非、一度お聴きください。
https://the-criterion.jp/radio/20180312-2/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/613.html#c20
18. 中川隆[-12132] koaQ7Jey 2018年5月09日 12:19:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13516]
2018年05月09日
ファーウェイ・ZTEがアメリカで取引禁止に 大統領令発動へ
アメリカで中国IT規制が広がる
米国防総省は5月はじめ、全世界の米軍基地内でファーウェイとZTEのスマホ販売を禁止するよう指示すると表明しました。
国防省は、中国政府が端末に「バックドア」を仕掛けて兵士の居場所や行動を監視する可能性があると説明しました。
今のところ個人的な利用を禁止していないが、将来は兵士の所有にも制限を課す可能性がある。
2018年1月に米議会で、政府契約企業にファーウェイとZTEの使用を禁ずる法案が提出され、現在検討されている。
2018年2月にはFBIとCIAの高官らが、ファーウェイとZTEのサービスおよび製品を利用すべきでないと報告書を出した。
家電量販では最大手のベストバイは、店頭からファーウェイとZTE製品を撤去しました。
ZTEに制裁を課した国務省と米国産業安全保障局(BIS)は、現在ファーウェイへの調査をしており、制裁が課せられる可能性がある。
米政府から制裁を課せられると、米国製品はもとより、米国のITサービスからもはじき出される。
たとえばOSのアンドロイドやウィンドウズといった基本ソフトの使用も「取引」と判断され使用を禁止される可能性が出てくる。
中国IT企業への米政府の対応は、米中貿易摩擦も関係して、今後厳しさを増すでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/76069165.html
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/582.html#c18
21. 中川隆[-12131] koaQ7Jey 2018年5月09日 12:34:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13516]
増え続ける外国人労働者 少子化解決せずに外国人に寄生する本末転倒 2018年5月7日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/7952
少子高齢化を背景にした人手不足を追い風にして、国内企業で外国人労働者の導入が急速に広がっている。2012年から毎年過去最高を更新し、2017年10月末現在で前年比18%増の約127万9000人(5年間で60万人増)となった。「技能実習生」として来日する若者に加え、近年増加しているのが「語学留学」の名目で日本に出稼ぎに来る若者たちだ。「留学生30万人計画」のもと、なかでもベトナムからの留学生が増加しており、建設業、製造業、サービス業など幅広い分野で労働力となっている。24時間営業の飲食チェーンの深夜バイト、コンビニの食品製造工場など、彼らがいなければ成り立たない現場も増えている。下関市や山口県内でも増え続けている外国人労働者について、その実態はどうなっているのか、記者座談会を持って論議してみた。
A 最近、下関市内でも外国人が働く姿は珍しくなくなってきた。もともと水産加工に韓国や中国などの実習生が働いていたが、ここ数年でコンビニやチェーンの飲食店、居酒屋など個人の飲食店、造船関連の鉄工所などでも増えていて、出身国もベトナムやミャンマー、インドネシア、スリランカなど多彩になってきている。「なんだか最近多くなってきたな…」と思っているうちに急速に国際化が進んだ。10人とか20人が会社と寮の行き帰りだろうか、自転車で走っている姿を見かけるのも日常だ。下関市内の中小企業は人手不足が深刻で、水産加工にしても鉄工業や建設業などにしても人手不足による廃業や倒産の危機を技能実習生などの外国人労働力導入でなんとか回避している実情がある。
B 農漁業地域でも人手不足を補うために外国人労働者を雇うところが増えている。県内のある農家は、若い人材がいないため何年も人手不足が続いてきたが、ついに外国人労働者を入れることになった。ベトナム人の20代の男性だ。念願の労働力だが、経営者は「単純労働だから覚えさえすれば日本語が少少できなくても大丈夫。でも彼らは3年たてば帰ってしまう。とりあえず目の前の仕事を回すために人を入れることができたというだけで、数年先は見えない」と厳しさを語っていた。日本人の若手の確保・育成の困難さが解決されるわけではないので、多くの中小企業が外国人労働力に頼りながら、同時に倒産の危機を感じている。
ある鉄工関係の中小企業は何年も前から外国人労働者を雇用している。現地にも工場があり、当初は現地工場との連携もできたが、最近は日本側が高齢化して外国人労働者が貴重な労働力になっているという。「よく働くし覚えはいいが、小さな企業では実習生を受け入れる体制がきつい。定期的に仲介業者が見回りに来るし、毎日報告書を出さなくてはならない。実習生だから資格もとらせないといけない。片言の日本語しか話せない若者に一生懸命教えても、日本にいるのは3〜5年で、やっと覚えた頃になって帰国してしまう。現場には年をとった技術者が残されるだけだ。会社を担う人材が育たないのでは意味がなく、なんのために外国人労働者を受け入れるのかわからない。結局、外国人の方が給料が安いからというだけではないか。外国人で労働力を補うようなことをしていたら、その企業はだめになってしまう」と複雑な感情を伴って問題意識を語っていた。将来的に会社を担う人材を育てられるかどうかが企業存続の分かれ目になっていると指摘する人もいて、実習生を受け入れつつも、これでいいのかと疑問を感じている。
C 技能実習生は27万人をこえるが、その受け入れ先を見ると77職種のうちもっとも多いのが食品製造関係、ついで機械・金属関係、建設関係だ。人手不足が深刻になっている建設関係の実習生はここ3年ほどで約2倍になっている。食品製造関係は14年の約7000人が17年には約1万7000人と2倍以上に増加している。実習実施機関の半数以上が従業員19人以下の零細企業だ。制度の建前は日本の企業で修得した技能や技術、知識を母国の経済発展に役立ててもらうというもので、「開発途上国の経済発展を担う人づくりに寄与する」ことをうたっている。しかし人手の足りない現場に外国人労働者を補充し、かつ人件費抑制の最終手段になっているのが実態だ。
B 今年に入って福島第一原発で外国人技能実習生を除染作業などに従事させていたことが立て続けに発覚した。岩手県の建設会社で実習中の24歳のベトナム人男性が15〜16年に郡山市で除染作業に従事していたほか、郡山市内の土木関連会社などで型枠工や鉄筋工の実習生として働いていた24〜34歳のベトナム人男性が16年4月から18年3月にわたって道路などの除染作業に従事していた。
さらに今月、第一原発敷地内で6人の外国人技能実習生がガレキなどを処理する廃棄物焼却施設の建設作業に従事していたことが判明した。施設内は線量が低い管理区域外だったため、放射線防護に関する教育もおこなわれず、線量計の装着も義務づけられていない。東京電力は「第一原発施設内で実習生を働かせない」と発表していたが建前に過ぎず、日本人が集まらない労働現場に、何もわからないまま連れてこられた途上国の若者たちが働かされている。
A 不思議なのが、下関市内で実習生を受け入れている中小企業に聞くと、どこも「日本人と同じかそれ以上に経費がかかる」ということだ。実習生は最低賃金が多いので、その点では安い労働力には違いないのだが、その他に監理団体と呼ばれる実習生を斡旋する機関や出身国の送り出し機関など、間にマージンをとる機関が存在していることが関係しているようだ。結局、実習生の月の手どりは10万円ほどとなり、悪質な企業になるとまともに支払っていなかったり、むちゃくちゃな就労を強いていることが社会問題にもなっている。失踪して不法就労に走る実習生も昨年、一昨年と2年連続で5000人以上にのぼっている。賃金の不払いや長時間労働など、受け入れ先の中小企業による「人権侵害」も問題になっている。中小企業の方も立ち入った話をしたくないという空気もある。10年にわたり外国人労働者を取材してきたジャーナリストの出井康博氏は、そうした中小企業の「人権侵害」よりも、官僚もかかわったピンハネ構造が失踪や不法就労をひき起こしていると技能研修制度のいびつさを指摘しているが、そうした構造的な問題を明らかにしなければならない。
D 下関の実習生の変遷を見ていると、南風泊の水産加工団地が走りだった。当初は中国の都市部から若い女性たちが来ていて、研修を経て母国に帰り、それなりの地位につく場合も多かったという。だが経済発展し始めると都市部はだんだん賃金も上がっていき、農村部の子たちにかわってきた。農村部出身の子たちは、来てすぐは珍しいのか、菓子パンなどをたくさん買い込んで来るから地域の人にもわかるのだという。今も子どもを持つ30代の母親など中国人もいるが、最近はそれよりもベトナム人が増えてきているという。漁業関係はインドネシアの若者たちだ。ミャンマーから人材を送り込もうとしている人たちもいて、途上国のなかでもより賃金の安い地域へとシフトしている。
多額の借金抱えて留学 国内外に存在する日本語学校
A 実習生に加えて、最近増えてきたのが「留学生」として入国してくる若者たちだ。「留学生30万人計画」が始まってから急激に増えていき、30万人達成目前になっている。それにともなって日本語学校も急増し、現在600校以上と私立大学並みになっている。下関で見かけるベトナムやスリランカの人たちも日本語学校に留学してきた学生たちだ。
ある日本語学校の寮の近くに住んでいる人は、「数年前までは全員中国人だったのに、ある年突然、全員ベトナム人に入れ替わった」と話していた。朝早くから白い作業服を着て自転車で出かけていく学生がいたり、みんなでご飯をつくって食べる賑やかな声が聞こえてきたりと毎日何かしら見かけるが、中国人よりも言葉が通じないので話すことはほとんどなくなったという。
B 山口県内にある某コンビニの弁当やおにぎりを製造する工場では1、2年前からベトナム人が急増していて、日本人パートと同数かそれ以上になっているという。製造現場のどこを見てもベトナム人であふれ、ベトナムの言葉が飛びかっている。ネパール人やスリランカ人、イスラエル人などもいて国際的な職場だ。彼らは下関市や萩市にある日本語学校や大学、山口市内の専門学校などからマイクロバスに乗って集団でやってくるのだという。午後3時半〜午後11時半の組、午前1時〜午前6時までの組があるようだ。仕事に慣れるまでは決まりごとが守れず混乱をもたらすことも多いようだが、慣れてくると日本人とかわらず仕事量をこなす。
この工場も1年ほど前には「人手不足」だった。ベテランパートも残業で12〜15時間労働になることがしばしばで、5時間労働の派遣社員も早出をしたり2〜3時間の残業をしながら対応していたのだという。コンビニが店舗数を増やしていき、生産量は増えるのに労働者の方は定員割れ状態だったようだ。1年ほど前に物量がさらに増えることを見込んで日本語学校の学生を集団で働かせるようになり、人手不足はほぼ解消されたという。一方その余波で、日本人を送り込んでいた派遣会社の仕事が減るという事態も起こったようだ。24時間、商品が欠けることなく陳列されて便利なコンビニだが、その生産現場を支えているのは外国人留学生たちになっている。「留学生」とは名ばかりで、労働力として使われているだけにも見える。
D 下関は若者の流出が大きく、飲食店でもアルバイトが集まらず困っている。和食の店に入るとスリランカの店員が働いているからびっくりするが、そうとうな分野で外国人労働者が増えている。ある有名居酒屋は庶民的な味と価格で人気を博していたが、注文を受けたり配膳していた日本人女性スタッフがゴソッと外国人に入れ替わってしまい、最近は注文しても食べ物がなかなか来ないとか、素人がひいたような刺身が出てくることから、「板さんまで外国人になったのか?」と評判が広がっている。人件費を抑えるといっても常連客が逃げていったのでは元も子もないだろうにとその変化が話題になっている。
C 某日本語学校の場合、授業料が2年で120万〜130万円。それに入学金や斡旋会社への手数料なども必要だ。多くの途上国の留学生は「日本に行けば稼げる」と思って、母国で借金をして費用をつくって来日している。ベトナムの場合、一般国民の月収がおおよそ2万円といわれているから相当な借金だ。しかし留学生の場合、アルバイトは週28時間までしか許可されていないうえ、最低賃金だから法律を守っていると借金返済はもちろん、仕送りなどできない。実情を知る人は、「朝から働いて夕方は大衆食堂、深夜は飲み屋街の飲食店と2つ、3つのアルバイトをかけ持ちしている学生もいる」と話していた。3月に福岡県のラーメン店「一蘭」が留学生を週28時間をこえて働かせていたということで書類送検された事件がニュースになったが、そんなことは氷山の一角だ。
A 日本語学校の学生と製造ラインで一緒に働いていた人が話していたが、ネパール人の2年生に「ネパールに帰ったら何するの?」と聞くと、「帰ったら寝る。2年間寝てない」といっていたという。借金して来日した学生たちは働きづめでしんどくても、途中で帰国すると家族ごと破産してしまう。翌年分の学費と借金返済分と、さらに仕送り分を稼ぎ出すためにアルバイトをかけ持ちするようだ。日本語学校に在籍できるのは2年間なので、その後専門学校や大学などに進学するのだが、そうした留学生たちを少子化で学生数確保に悩む大学が受け入れていく。外国人留学生の実態を聞いていると、日本の大学生たちが奨学金という多額の借金を背負って社会に出て行く姿と重なってくる。彼らはさらに低賃金の日本人が集まらない現場を担っているともいえる。
C 日本社会は少子高齢化が深刻だが、外国人労働者の拡大は、それとセットで進んでいる。「技能実習生」とか「留学生」など国際貢献をしているような体裁で、その実、体のいい低賃金労働力になっている現実がある。少子化は日本の若者が子どもを産み育てることのできない社会にしてきた結末だが、そうして労働力が確保できなくなると、国境をこえて安い労働力を求めていく流れになっている。技能を本国に持ち帰るといっても、コンビニやチェーン店で働く「技能」が、その後の彼らの人生にとってどれほどの技能になるのか? 建前と現実はまるで異なる。
A 根本的な問題として少子化を解決しなければどうにもならないことははっきりしている。本来ならば、この深刻なる人手不足を解消するためには、子どもを産み育てられる社会にしなければならないのに、「女性活躍社会」などといってさらに女性を労働力として動員していく方向だ。働き方改革などの動きを見ても、さらに労働法を改悪して強烈な搾取社会にしていこうとしている。この1億総貧困化政策のもとで、外国人労働者は低賃金のアンカーとして機能しているのが現実だ。
先進国のなかでも少子高齢化の進行が著しいことは早くからわかっていたことだ。しかし、この解決方向は「ならば外国人を連れてきて解決しましょう」が政財界の導き出した答えだった。当初は多民族国家などを唱えていた。いま目の前でくり広げられているのは、海外の若者を3年なり5年引っ張ってきて、困っている自分たちの国の労働力として使い、彼らの人生を消費しているような構造だ。綺麗事の建前を剥がすとそういうことになる。本当に多民族国家でいくというのなら、きっちりと法整備もして外国人労働者の諸権利も定めなければならないが、そうはなっていない。きわめて中途半端かつずるい形で、社会全体に広がっている。
B 少子高齢化がすごいことになっているが、それは労働力の再生産を許さない社会になってしまっていることをあらわしている。資本にとっても、本来ならば搾取する相手がいてはじめて利潤があり、人口は国力であったり市場規模そのものとしても捉えられる。ところが、目先の利益ばかり追いかけてみずからが搾取する対象をも減らし、市場規模を縮小させ、社会そのものの存立基盤をぶっ壊してしまった。市場原理とか新自由主義というのは目先の利潤追及に汲汲として、広く社会全体のことであったりを心配するという脳味噌を持ち合わせていない。一言でいえば単細胞的な特徴がある。これが深刻なる人口減少に直面してなお、「それなら海外に進出しよう」「海外から労働力を引っ張ってこよう」と都合よく事を動かしている。
A 衰退国家にしてしまった原因を解決することなく、むしろ誤魔化すためにアジア諸国の若者を巻き添えにして、たいへん都合よく依存している。裏返すと、外国人実習生の力なしには社会が機能しないほど深刻な実態なのだということがわかる。中小零細企業が頼みの綱にしなければならないほど人手がおらず、また不景気で若者に満足いく給料を払えるほど体力もないという現実のなかで、急速に広がりを見せている。衰退国家がアジア諸国に寄生して、社会的機能を回そうとしている関係だ。
黒人奴隷の歴史を見てもそうだが、いつの時代も植民地から最底辺の労働力を調達してくるという暴力的なやり方がおこなわれる。前近代的であるか否かの違いこそあるが、まるで同じことをやっている。いま日本社会に在日朝鮮人がたくさん暮らしているのも、元はといえば労働力として引っ張ってきたのが原因だ。そして、ヘイトスピーチなどを浴びせているのだからひどい話だ。「外国人労働者が増えるのはけしからん」とかの単純な話ではなくて、どのような日本社会にしていくのか、もっと構造的な問題として捉える必要があるのではないか。
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/7952
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/898.html#c21
1. 中川隆[-12130] koaQ7Jey 2018年5月09日 13:21:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13516]
】「日本人の野蛮化」を防ぐには、「戦力の保持」が絶対条件です。2018.05.07
From 藤井 聡(表現者criterion編集長・京都大学教授)
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180507/
「憲法改正」が具体的に論じられる昨今、
「憲法記念日」には、
普段にもまして憲法が様々に議論されました。
当方がコメント差し上げているあるラジオ番組でも、
「藤井さん、憲法問題というと何が一番大切だと思いますか?」
というご質問をいただきました。
https://www.facebook.com/Prof.Satoshi.FUJII/posts/1335718566529083
ついてはその折りに、当方の見解を
簡潔にお話差し上げましたので、
改めて下記にご紹介したいと思います。
(1)戦力を放棄した日本は、野蛮化する
当方の九条を巡る見解は、
簡潔に以下の9段階で解説できます。
1)
当方が憲法問題で一番関心があるのは、
やはり、「9条」問題。
2)
第一項の「戦争放棄」は、
国際的にも「当たり前」の条項であり、
さして問題は無い。
3)
ただし、「戦力を持たない」という第二項は、
大いなる問題がある。
4)
なぜなら、「戦力を持たない」のなら、
「侵略」された場合にも、
「自身を守る」事が具体的に出来なくなるから。
5)
結果、本当に「戦力を放棄」し続けるのなら、
「日本は自分で自分を守る事ができない」
という国となる。
6)
結果、
「自分の国を守る」ための、
軍事的な「危機」への対処については、
「外国に依存」することが「絶対条件」
になってしまっている。
7)
一方、「自分の事を、自分で守る」のでなく、
「危機(ヤバイ事)については兎に角全て、
他者に頼って生きて行く」
という存在は、
男でも女でも、組織でも国家でも、
「確実に、倫理的・道徳的に腐敗する」。
8)
したがって、「憲法九条第二項」における
「あらゆる戦力の放棄」の条項が有効である限り、
日本人の「倫理性・独特性」は確実に腐敗し、
日本人の品性は喪失し、野蛮化する事は避けられない。
9)
以上より、今日の日本におけるあらゆる
「腐敗」「劣化」そして「野蛮化」の重大な原因が、
「憲法九条第二項」に明記された
「戦力の不保持」であるという大局が浮かび上がることとなる。
(2)自分の事を自分で守れない者は、確実に野蛮化する
以上の1)〜9)をラジオでお話したのですが、
時間の都合で、
「なぜ、自分の事を自分で守れない者は、
確実に腐敗し、野蛮化するのか?」
については十分に解説できませんでした。
ついてはここで改めて、
その理由をお話したいと思います。
そもそも、私達は、自分の命以外の、
様々なものを「守ろう」としながら生きています。
家族や恋人、友人、同胞の命や幸せ「守ろう」とする人もいれば、
自らが引き継いだ「伝統」を「守ろう」とする人も、そして、
自分や家族の「誇り」を「守ろう」とする人もいます。
時に、そんな「守ろうとするもの」を守るために、
自らの生命を投げ出すことすらあります。
そんな命の投げ出し方ができるのは、
おそらくは人間だけなのであり、
それこそが、「人間らしさ」の究極の形であり、
そんな「人間らしさ」故に、わたしたちは、倫理やモラル、そして、
人間としての「品位」を得ているのです。
煎じ詰めて言えば、
全力を賭して(時に自らの命まで投げ捨て)、
「自分の力」で「守るべきものを守る」のだという「態度」こそが
人間の品位の唯一の源泉、
なわけです。ところが・・・
「赤の他人に頼って生きている」ような人間は、
この「態度」を根本的に喪失した人間
ということになります。
(ちなみに、こうした人間は、
家族や恋人同士や組織内で支え合って生きている人達とは、
根本的に異なるのですが・・・
それについてはまた別の機会があればお話したいと思います)。
仮に、そんな人が、
「『伝統』を俺が守る!」
「『家族』を俺が守る!」
「『自らの死』を賭しても『守るべきもの』を俺が守る!」
なぞとエラソーに立て板に水でまくし立てていたとしても、
信用できる筈もありません。
なぜといって、それだけエラソーに言うのなら、
「守るべきものを守る」ために必要不可欠な、
「自分の命」を「自分で守る」必要がある―――
にも関わらずそうせず、他人に任せているのなら、
結局は「○○を俺が守る!」というエラソーな言葉は、一つ残らず
「ウソ」
だという事になるからです。
つまり「自分で自分の身すら守れない輩」は、
結局は、「何ものをも守ろうとしない輩」なわけす。
そうなれば、もう彼は、
嫁や娘が陵辱されようが、
自分の故郷が蹂躙されようが、
自分の誇りがどれだけ汚されようが、
「別にいいですよ」と言ってのけてるに等しいわけです。
だからそんな輩は(極端に言うなら)
人の形をした「畜生」以外の何者でもないわけです。
かくして、今の「戦力不保持」を前提とする日本は、
「国家存続の危機」に陥ったとしても、
「自分では何もしない」わけですから、
結局はどれだけ口先で「○○を守る!」と言っていたとしても、
それは全部「ウソだ」ということになるわけです。
だから、
我が国が、自らを守る「戦力」を放棄し続ける限り、
自らの力で「何かを守ろう」とする態度を
失い続けているのであり、
結局は、美しいものや良きものなんて、
どこにも「無い」という前提で生きさらばえているだけの、
情けない、不道徳な、品性のカケラも無い、
野蛮な国家になってしまう他無い―――
ということになるわけです。
(※、以上がもし、分かりづらいとお感じになった方は是非、
以上の(2)だけでも、もう一度お読み下さい)
そうである以上、
今、ありとあらゆるところで、進行している
「日本人の野蛮化」
を防ぐには、「戦力の保持」が絶対条件なのです。
したがって、筆者は、「戦力の保持」が可能となる憲法改正が
必要不可欠だと―――考えている次第です。
(なお具体的には、条文の修正を伴わない「解釈改憲」でも、
第九条第二項削除でも、第九条二項の修文でも、
どれでも構わないと思います。
後は、政治的なプロセス論を加味しながら、
必要な改正を行えばよい、と考えます。)
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/347.html#c1
1. 中川隆[-12135] koaQ7Jey 2018年5月09日 14:22:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13522]
阿修羅掲示板は中国・朝鮮の工作活動が酷過ぎるな
独裁国家はスパイや工作員を民主国家に送り込んで様々な工作活動をさせている。日本にはスパイ防止法がないようにスパイ天国であり、米朝戦争が起きれば日本国内の北朝鮮の工作員たちが破壊活動を行うだろう。それ以外にも国会やマスコミにも工作員を送り込んで世論工作を行っている。
アメリカにしても同じようなものであり、アメリカのマスコミや議会内部にもかなりの工作員がいるようだ。だから国務省を通じて外交を行えば情報が筒抜けであり、アメリカの外交が必ずしも上手く行っていないのは国務省に問題があるからだ。だからトランプ大統領は国務省を目の敵にしている。
アメリカなどもスパイや工作員を、ロシアや中国などに送り込んでいるのでしょうが、独裁国家はスパイの取締が厳しくてなかなか送り込めない。それにたいして民主国家では政治家は選挙があって金がかかるから、買収しやすくてクリントン夫妻なども中国から金をもらっていた。
独裁国家は外国の政治家やマスコミを買収する事は常識であり、日本の政治家もかなり買収されている。国民が厳しく監視していればある程度は防げますが、スパイの疑いのある政治家を排除するには選挙で落とす必要がある。トランプ大統領が国務省を無視するのも情報漏れを防ぐためなのだろう。
金正恩が何度も中国を訪れるのも情報漏れを防ぐためであり、ポンぺオ長官が度々北朝鮮を訪れるのも情報漏れを防ぐためだ。これでは国務省が外務省の立つ瀬がありませんが、最高機密は口伝てで伝えるしかない。問題の焦点は非核化の問題ですが、リビア方式か段階的かの問題になる。それらを決めるのは米朝ではなく米中の問題だ。
日本の外務省もスパイの巣窟であり、秘密を守るには安倍総理一人で外交を行わなければ秘密が保てない。以前のように総理が毎年のように代わるようでは外交はできない。外交は外務省任せで財政は財務省任せのような政治ではスパイたちがやりたいようになってしまう。
従軍慰安婦問題にしてもスパイ政治家とスパイマスコミの成果であり、拉致問題もスパイ政治家と北朝鮮の工作員との連携で出来た事であり、日本にはこのようなスパイを取り締まる法律がない。自民党議員がスパイ防止法に反対しているからだ。もしできれば自分たち自身が捕まってしまうからだ。
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/350.html#c1
1. 中川隆[-12140] koaQ7Jey 2018年5月09日 14:52:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13528]
電通とCIAが反安倍工作の黒幕
マスコミや官僚、政治家はCIA支配下の在日勢力に乗っ取られている。
中国や朝鮮は日本の再軍備を一番恐れているから、必死で護憲運動をやっているんだ:
電通=マスコミや官僚、政治家は既に在日勢力に乗っ取られていて反安倍工作をやっている。
中国や朝鮮は日本の再軍備を一番恐れているから、必死で護憲運動をやっているんだ:
金王朝のトップは日本にも揺さぶりを掛けているようだ。報道によると、南鮮大統領の文在寅は、金正恩との仲介役になり、27日の南北首脳会談で金が口にした、「いつでも日本と対話を行う用意がある」という文言を明らかにした。また、文は南北会談で日本人の拉致問題を提起し、安倍首相の考えを伝えたそうだ。(「金正恩氏『いつでも日本と対話行う用意』 文在寅大統領明かす」2018年4月29日附「産経新聞」) 一方、金正恩はマイク・ポンペオCIA長官との交渉を行い、全面戦争を回避したから、おそらく米国との裏取引に応じたのだろう。次に行うトランプ大統領との会談は、表に出せない取り決めの確認となるから、今後の標的として金正恩は日本の「支援金」を狙ってくる。
案の定、北鮮の機関紙である労働新聞は4月29日に仕掛けてきた。同紙は、安倍首相がトランプ大統領に拉致問題を取り上げるよう求めた一件で、日本政府を激しく非難したそうだ。曰わく、「安倍は『拉致』問題まで持ち出し、制裁・圧迫を哀願した」のでケシカラン! 「今のように振る舞うなら、平壌に通じる道に自ら高い壁を築く結果を招く」ぞ、と脅したらしい。(「正恩氏、日本の“カネ”意識 制裁網の崩壊も狙う」2018年4月29日附産経新聞) 日本には「盗っ人猛々しい」という言葉があるが、朝鮮では悪党が居直って説教するみたいだ。支那大陸と朝鮮半島は共に「あべこべの世界」である。例えば、街中で包丁を振り回すシャブ中にとって、通行人は殺気に満ちたゴロツキに映り、自分を攻撃しかねない敵となる。だから、この麻薬中毒者が一般人を刺し殺しても正当防衛が成り立つ。殺人鬼には悪意がなく、単に刃物を振り回したら人に当たっただけ。非難されるのは道端を歩いていた被害者の方だ。不注意で迂闊だから刺された、となる。ちゃんと避けなきゃ。泥棒だって同じ理屈をこねる。強盗は銀行を襲うけど、それは行員がお金を貯めているからで、金庫を保有していると宣伝する頭取が悪い。つまり、強盗を誘惑した銀行側に「非」がある。
普通の日本人なら、「何を馬鹿な !」と呆れ返るだろう。だが、北鮮人と日本の左翼はそう思わない。大切な米鮮首脳会談の席に、「横槍」を入れる安倍首相の方が悪い。反日勢力は安倍首相が「因縁」をつけていると解釈する。しかし、人攫(さら)いをした北鮮が居丈高に我が国を非難するなど笑止千万。もし、日本が正常な国家なら、北鮮を空爆してもおかしくはない。ところが、北鮮人は安心しきっている。なぜなら、彼らには強い味方がいるからだ。例えば、真っ赤に染まった日本の大学教授とか、大手マスコミに潜む親北朝鮮勢力、金王朝の臣下となって利益を貪る政治家、学生運動崩れのテレビ局員、北鮮のスパイに協力する土台人など、日本各地に棲息している反日分子を見れば分かるじゃないか。日本政府が北鮮に対し強硬姿勢を取れば、テレ朝の「スーパーモーニング」で玉川徹がギァアギァアわめくし、TBSにチャンネルを変えれば、金平茂紀が「報道特集」に出演し、「したり顔」で批判する。フジテレビだと安藤優子に喋らせ、「新報道2001」でダメ押しだ。NHKはもっと狡猾で、冷静沈着なキャスターを据えて、“客観的”な報道を装う。その他のメディアも御用藝人を動員し、「経済制裁は抜け穴だらけだから効果が無い」とか、「軍事的な対決より“対話”を重視せよ」、「日本は経済支援を送り、北鮮の態度を和らげるべき」、「北鮮をクラッシュさせるより、ソフト・ランディングさせる方がいい」と日本の国益よりも北鮮の安全を忖度する。在日鮮人の獲得に狂奔する公明党も北鮮擁護で目白押し。こうした発言の裏で北鮮工作員が動いているのは明らかだ。
そもそも、日本が北鮮を支援するなんて馬鹿げている。いくら米鮮間で合意がなされたからといって、我が国の拉致被害者が帰還できた訳じゃないし、日本に届く核兵器は温存されているのだ。だいたい、交渉に応じた北鮮への経済援助なんて驚天動地の背信である。日本の女子供を攫った北鮮が報復を受けず、それどころか却って恩賞を受けるなんて許せない。たとえ、北鮮が拉致被害者全員を解放しても、我が国には攻撃を行う権利がある。もし、北鮮がアメリカ国民を100名以上拉致したら、一体どんなことが起きるのか? 仮に、奪還作戦を聞きつけ、慌てて返却しても、アメリカ軍による無慈悲な空爆は免れない。たぶん、金正恩は地下施設に隠れても、バンカー・バスターで抹殺されるだろう。アメリカ国民を一人でも拉致するということは自殺を意味する。いくら極悪人でも、金日成がこうした指令を下すことはない。
しかし、日本に対してならOKだ。金日成は日本政府が動かないことを確信していた。1970年代は左翼の黄金期だったから、北鮮に対する疑惑でさえもタブー。どの国会議員も尻込みする。ちょっとでも拉致の可能性を触れただけで、その議員は即アウトだ。NHKや朝日新聞を始めとするマスコミから波状攻撃を受ければ、撃沈、落選、追放も確実。北鮮の手先だった土井たか子らが、「民族差別は許せなぁぁぁ〜い」と奇声を発し、国会の審議を拒否したり、左翼勢力と組んでデモ活動を行うことだって有り得る。新聞やテレビは連日連夜「不適切発言」を槍玉に上げるから、愛国的な議員の方が謝罪する破目になってしまうのだ。学校で赤く染まったインテリ層とパチンコ資金で籠絡された売国議員が手を組めば、どんな有力議員だって抹殺できる。今では考えられないけど、自民党のドンと呼ばれた金丸信は、金日成に会って感動したし、ついでに金塊をもらって喜んでいた。社会党の議員はもっと酷く、高沢虎男なんかは朝鮮総連の代理人で、日本の国益なんて一顧だにしなかった。官房長官になった同党の五十嵐広三も売国奴で、こっちはソ連のスパイとして悪名高い。かつて社会党に投票していた高齢者は反省すべきだ。こういう連中は未だに健在で、立憲民主党や共産党に投票して過ちを繰り返している。
お礼に税金を献上する日本政府
見るからに図々しい金正恩は、日本政府を強請って経済援助を引き出そうとする。正常な国民なら「この不逞鮮人め !」とか「腐れ下郎が!」と憤慨するけど、北鮮の人民は「なるほど、将軍様は本当にすごかった」と感心するだろう。というのも、憎い日本人を懲らしめた上に、お金まで巻き上げたんだから。まさしく、パルチザンの将軍様は朝鮮民族のヒーローだ。翻って我が日本を見ると、これまた北鮮贔屓の連中がうじゃうじゃいる。金日成は拉致犯の親玉なのに、日本のマスコミは「テロリストの頭目」と呼ばず、「金日成主席」と仰いでいた。今でもマスコミは金正恩を「暴力団のボス」とか「匪賊の親分」と見なさず、西歐諸国の首脳と同列の「国家主席」扱い。これがトランプ大統領だと、ぶっきらぼうに「トランプ」と呼び捨てるくせに、支那人や朝鮮人の政治家になると妙に恭しい。日頃、粋がっている田原総一朗や関口宏は、金正恩を非難するとき、「あの金が・・・」と呼び捨てにするのか? 本当に、日本の主要メディアは異常である。一般の日本国民はマスコミに毒されているから、肝心な点に気付いていないのだ。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68714529.html
これが今起きていること。
@マスコミが倒閣を扇動
A野党が動員
B日本語のおかしい活動家が騒ぐ
マスコミと野党と活動家が三位一体となって日本の破壊に動いている。朝から晩まで安倍政権の攻撃だけしかやっていない。自分たちが倒閣工作をしているのに「市民の総意だ」とすり替え。
マスコミはすでに中国・韓国・北朝鮮の反日勢力に乗っ取られているのだが、そうであればマスコミが気に入らない政権は「国益を考える政権」であり、逆に気に入る政権は「売国する政権」であるのは自明の理だ。
だから、マスコミは売国する政治家ばかりを賞賛して国益を考える政治家を叩きのめすことになる。意図的にそのようにしている。朝から晩まで、そのような傾向の記事を大量に流す。そして、世論を誘導したり操作したりする。
今までマスコミはやりたい放題だった。だから、第一次安倍政権はマスコミの連日の世論誘導によって破壊されてしまったし、そのしばらく後に日本史上最悪の政党「民主党」が政権を取るというところにまでエスカレートした。
マスコミは今も世論誘導に明け暮れている。安倍政権に対する激しい攻撃や倒閣工作はその一例だ。
マスコミがアジビラを発行して扇動を行い、反日野党がそれに乗って倒閣デモの人間どもを動員し、反日工作員とそのシンパがデモでわめく。
それをマスコミが取り上げて人数を誇張して「安倍政権は駄目だ、終わりだ」と報道する。偏向した報道を通して世論を歪め、支持率を無理やり引き下げている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/04/20180417T1510050900.html
マスコミのバックには財務省とCIA, アメリカ金融資本がいるんだ
日本を救った安倍先生の偉大な業績
アベノミクスで日本政府の借金をゼロにした
民主党の超円高政策を超円安政策に変えて輸出企業の業績をバブル期並みにした
安倍は財務省に逆らって、民主党が決めた消費税増税を二回も延期し日本経済壊滅を阻止した
財務省が緊縮財政を押し付けなかったら今頃は疾うにデフレから脱却できてバブル期並みの好景気に沸いていたんだ
財務省は安倍先生が憎くて仕方ないからマスコミを使って安部降ろしを画策したんだ
____
●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題もその省 庁がリークしたと言われています…
●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?
●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?
【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ
◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本
パネリスト:
安藤裕(衆議院議員)
高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
三橋貴明(経世論研究所所長)
渡邉哲也(経済評論家)
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/351.html#c1
92. 中川隆[-12145] koaQ7Jey 2018年5月09日 15:18:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13534]
全国 スキー場積雪天気情報 ‐ SURF&SNOW
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山形県 月山スキー場(積雪・天気) 05/09(WED)
積雪深(平均) 710
ゲレンデ状況 滑走可
オープン予定日 2018/04/08
クローズ予定日 2018/07/下旬
https://snow.gnavi.co.jp/guide/htm/r0747we.htm
長野県 中央アルプス千畳敷スキー場(積雪・天気) 05/09(WED)
積雪深(平均) 190
ゲレンデ状況 滑走可
オープン予定日 2018/04/下旬
クローズ予定日 2018/05/下旬
https://snow.gnavi.co.jp/search/list/spl_snow.php?sort=snow
新潟県 かぐらスキー場(積雪・天気) 05/09(WED)
積雪深(平均) 130
ゲレンデ状況 一部滑走可
オープン予定日 2017/11/23
クローズ予定日 2018/05/27
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北海道 中山峠スキー場(積雪・天気) 05/09(WED)
積雪深(平均) 130
ゲレンデ状況 滑走可
オープン予定日 2017/11/19
クローズ予定日 2018/05/13
https://snow.gnavi.co.jp/search/list/spl_snow.php?sort=snow
新潟県 奥只見丸山スキー場(積雪・天気) 05/09(WED)
積雪深(平均) 95
ゲレンデ状況 滑走可
オープン予定日 2017/11/25
クローズ予定日 2018/05/13
https://snow.gnavi.co.jp/search/list/spl_snow.php?sort=snow
山形県 天元台高原(積雪・天気) 05/09(WED)
積雪深(平均) 60
ゲレンデ状況 滑走可
オープン予定日 2017/12/01
クローズ予定日 2018/05/13
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79. 中川隆[-12144] koaQ7Jey 2018年5月09日 15:21:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13534]
全国 スキー場積雪天気情報 ‐ SURF&SNOW
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山形県 月山スキー場(積雪・天気) 05/09(WED)
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オープン予定日 2018/04/08
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長野県 中央アルプス千畳敷スキー場(積雪・天気) 05/09(WED)
積雪深(平均) 190
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オープン予定日 2018/04/下旬
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新潟県 かぐらスキー場(積雪・天気) 05/09(WED)
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3. 中川隆[-12143] koaQ7Jey 2018年5月09日 15:22:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13534]
全国 スキー場積雪天気情報 ‐ SURF&SNOW
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4. 中川隆[-12142] koaQ7Jey 2018年5月09日 15:23:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13534]
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http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/839.html#c4
1. 中川隆[-12141] koaQ7Jey 2018年5月09日 15:44:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13534]
既にモリカケは国民から飽きられており、海外から見れば何が問題なのかといった様子で見られている。政治家は国民の陳情を受けて行政に働きかけるのが仕事であり、それをしたら総理の首が飛ぶというのは理解に苦しむ。
決定的な賄賂などの証拠があれば別だが、モリカケ問題は総理の関与があったかなかったかで一年間も国会がかかりっきりになっている。それで国民もさすがに呆れ始めていますが、朝日新聞が毎回一面トップでモリカケを書き立てているから、野党もそれに飛びついて追求していますが、賄賂などの違法行為がなければ辞任には追い込めない。
朝日新聞が書き立てているのは、官僚などからのリークであり、検察や財務省が安倍内閣の足を引っ張っているのだ。モリカケもその一つであり、大阪地検の女検察官がリーク元になっているようだ。財務省や文科省もメモなどの文書をリークして朝日新聞などに提供して記事を書かせているようですが、もはや新聞やテレビでは総理の首は取れない。
しかし以前にはそれが出来た。第一次安倍内閣でも官僚からのリークで大臣などの首が飛んで安倍総理は辞任に追い込まれた。脇が甘かったからだろう。検察などは政治家のスキャンダルリストを作って官僚がそれをマスコミにリークする。まさに官僚とマスコミが政治を動かしている構図が出来ていた。
しかし最近ではマスコミの政治への影響力が低下してきて、マスコミは一年間にわたってモリカケ問題を書き立てても安倍内閣は政権を保っている。野党もマスコミも堕落しきってしまって、調査報道もできなくなり記事を書ける記者がいなくなってしまったのだろう。だから官僚にニュースネタを求めるようになる。
新聞はもはや通信社の記事を配信しているだけであり、独自の取材力は無いに等しい。専門的な知識もないから独自の切り込みもできず、経済記事も財務省官僚や日銀官僚の受け売りだ。政治の記事も政局ばかりが報道されて、政策提言力もない。だからネットを見ながら記事を書くようになり、最近ではネットブロガーが政治を動かすようになった。
歳川氏の記事でも、アメリカの政治情報誌が安倍総理の三選を予測している事を書いている。朝日新聞などの大手新聞がいくら安倍批判をしても影響力がそれだけ落ちてきているのだ。
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野党や左翼マスコミの安倍政権への攻撃は、とうとう愛媛県職員のメモまで矮小化している。それにしてもメモの「首相案件」という言葉が引っ掛かる。官邸では「首相」ではなく「総理」という言い方をするという。おそらく新たに創られる国家戦略特区の制度では、この議長に首相が就く仕組に変わるという話であったろう。
もちろん新しい制度の元でも、ステップを踏んで物事を決めるのだから首相が決めるという話ではない(むしろ首相の議長としての権限は多分に形式的で、首相は最後に上がってきた案件に承認を与えるだけ)。愛媛県職員は新たに始まる国家戦略特区の制度をよく理解しないまま、このメモを作成した可能性がある。対応者は、親切心で事細かく説明したと思われる(これまで15回も申請をハネられたことに同情し、これにめげず今回も申請してほしいと言いたかった)。
しかし対応者は、自分の説明したことがこのような誤解を招くメモになるとは思わなかったであろう(捉え方によっては首相が全てを決めるといった表現)。しかも最悪なことにこの奇妙なメモを持って愛媛県職員が各省庁に陳情に向かったと思われる。どうもこのメモが加計学園騒動の元になった可能性がある。もしこのストーリが本当なら大笑いである。官僚の総理への忖度といった話などは、まさに的外れなことになる。
成長戦略の中で最重要と位置付けられているのが国家戦略特区である。しかし国家戦略特区の経済効果は極めて小さい。
問題となった今治の獣医学部新設の直接投資額とその波及効果を合算しても経済効果はたった200億円程度にしかならない(筆者の試算)。
そしてこの小さい案件を扱う国家戦略特区諮問会議の議長に総理が就くといった制度設計を行った。しかし総理は形だけのトップであり、最後の判定まで特区の事業者の選定にタッチしないことになっている(特区に申請する事業体を最後に知る形になっている)。ただ総理の名を利用して、岩盤規制とやらに穴を開けるのが推進者達(規制緩和こそ経済成長の源泉と信じる構造改革派の観念論者)の拙い目論みであった。
ところが無関係のはずの安倍総理を忖度して特区の事業者が選定されたという話になり、総理は総攻撃を受けることになった。これは明らかに国家戦略特区の制度上の欠陥である。さらに国家戦略特区の仕組を知らない人々が奇妙な文章(首相案件)を作成したりして、今回の混乱を招いたと筆者は推測する。
結果的に、構造改革派の薄っぺらなアイディアを元にした国家戦略特区制度によって、安倍総理は「地雷原」を歩くはめになったと筆者は考える。そして今治の獣医学部新設が大問題になったため、国家戦略特区は動きが止まったという。
http://www.adpweb.com/eco/
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最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。
本当に恐ろしい世の中です。
既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。
まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。
これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。
本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。
安部先生は反安部運動の黒幕が CIA と官僚だというのがわかっているからね。
官僚の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう:
官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ
アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ
官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた
都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた
安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた
アホ日本人にはそういう背景が全くわからない
スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:
日本のジャーナリズムを監視する米軍組織
神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。
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日本を救った安倍先生の偉大な業績
アベノミクスで日本政府の借金をゼロにした
民主党の超円高政策を超円安政策に変えて輸出企業の業績をバブル期並みにした
安倍は財務省に逆らって、民主党が決めた消費税増税を二回も延期し日本経済壊滅を阻止した
財務省が緊縮財政を押し付けなかったら今頃は疾うにデフレから脱却できてバブル期並みの好景気に沸いていたんだ
財務省は安倍先生が憎くて仕方ないからマスコミを使って安部降ろしを画策したんだ
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●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題も財務省がリークしたと言われています…
●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?
●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?
【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ
◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本
パネリスト:
安藤裕(衆議院議員)
高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
三橋貴明(経世論研究所所長)
渡邉哲也(経済評論家
1. 中川隆[-12143] koaQ7Jey 2018年5月09日 15:49:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13534]
官僚はアメリカの手先で、安倍の仇敵なんだな:
経済コラムマガジン 2018/4/30(984号)
「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件の顛末
財務官僚は反安倍勢力
文書改竄に続き、事務次官のセクハラ事件が起り財務省は世間の批難を受けている。しかし筆者は、財務省に関しては別の方向での批難があってしかるべきと思い今週号を書いている。ただ話を進める前に、安倍総理を攻撃する勢力について述べる必要がある。
安倍総理を攻撃する勢力の一つは、安保法制改定に反対し憲法改正を警戒する人々である。端的に言えば左翼である。左翼系メディアや労働組合など野党を支持する勢力である。これまで安倍政権は、野党の猛反対にも拘らず安保法制の改定など安保関連の法改正を着々と実現してきた。またこれらを実現しなが高い支持率を維持し、国政選挙でも連続して勝ってきた。左翼勢力は、ついに本丸である憲法が改正されると危機感を持ち、安倍総理への攻撃を最大限に高めている。
もう一つの反安倍勢力は、財政再建派とか財政規律派と呼ばれる人々である。消費税の再増税を2度も安倍総理に阻止され、彼等の総理個人への反感は最高潮に達している。
17/7/24(第948号)「加計問題と日本のマスコミ」
http://www.adpweb.com/eco/eco948.html
で取上げたように、自民党の中の反安倍と目される全ての政治家は、財務省に繋がっている財政規律派と見て良いであろう。またポスト安倍と見なされている政治家もほぼ全員財政規律派である。
このように役所の中ではっきりと反安倍のスタンスなのが財務省である。消費税の再増税を阻止され、総理に対しては恨み骨髄と思われる。しかし組織の上では総理は上司であり、財務官僚も表向きには総理に従っている。いわゆる面従腹背という接し方を行っている。
財務官僚の反安倍を示す信じられない話が伝わっている。以前、財務官僚数名が評論家の屋山太郎氏を訪れ「アベノミクスに反対してくれ」と申入れたという(4月14日付ZAKZAK)。これが本当ならとんでもない話であるが、十分有りうると思われる(もちろんアベノミクスが万全ではなく、問題があることは筆者も承知しているが)。筆者は、この前代未聞の出来事は文書改竄やセクハラよりずっと大きな問題と見なす。
ところが今日の財務官僚の一連の不祥事を、安倍政権の責任と日本のメディアは報道する。財務官僚が強硬な反安倍勢力であることを指摘するのは一部のメディアに限られる。ほとんどのメディアはこのことを承知しながら、卑怯にも今日のような偏向報道を続けているのである。
筆者は、昔から大蔵省や財務省、そしてこれらの官僚を動きをずっと観察してきた。時には
16/3/14(第883号)「信用を完全に失った財務省」
http://www.adpweb.com/eco/eco883.html
で述べたたように、元大蔵事務次官の相沢英之衆議院議員(当時)のような有力な大蔵官僚OBの何名かに直接お会いし話をしたこともある。この結果を元に、筆者は大蔵官僚と財務官僚は考え方が違う二つのグループに別れると認識するに到った。
一つが「柔軟派」であり、もう一つが「規律派」である。「柔軟派」は財政だけでなく銀行行政にも柔軟に対処する官僚であり、財政に関しても必要に応じ積極財政を是認する柔軟性を持ち合わせている。後者の「規律派」は、今日の財政規律派と見てもらって良い(銀行行政が金融庁に移管したので、規律と言えば財政に関する規律)。大蔵省時代の官僚は、これら二つのグループに別れる。ただ福田赳夫総理のように、大蔵大臣時代は「規律派」と目されていたのに、総理になって積極財政派(柔軟派)に転向するケースもあった。
しかしこれは大蔵省時代の話であり、今日の財務官僚には「柔軟派」がいない。今日の財務官僚は全員が「規律派」である。それは98年に大蔵省接待汚職事件が起り、「柔軟派」の有力官僚のほとんどが大蔵省を去ったからである。大蔵省と財務省の決定的な違いは、大蔵省では「柔軟派」と「規律派」が対抗勢力として省内で拮抗していたのに対し、財務省では「規律派」の独裁体制になったことである。
ただし追出された「柔軟派」の有力官僚の全てが汚職事件に関与したのではない。しかし汚職事件の捜査の過程で、これらの官僚が過剰な接待を受けていたことが問題になったのである。特に「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待が話題になり、一連の出来事を「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件と一括りにされている。しかしこれは適切な表現ではないと筆者は思っている。ましてやこれが今日のセクハラ事件と同じ扱いを受けていることは完全に間違っていると見る。
追出された柔軟派の官僚
「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待が問題になり大蔵省を退官した官僚の言い訳を筆者は聞いたことがあり、以下、これを記す。たしかに「ノーパンしゃぶしゃぶ」で接待されたが、これは仕事の合間を抜けて陳情を聞くためだったという。当時、目立たないところで陳情を受けながら食事(夜食)するとしたなら、この「ノーパンしゃぶしゃぶ」みたいな所しかなかったと言う。陳情を聞きながらの食事が終わると、さっさと役所に戻り朝まで仕事を続ける毎日であったという。この官僚の言い分を信じるかどうかは読者の方にお任せする(筆者は信じても良いと感じる)。
陳情していたのは銀行のMOF担(大蔵省担当)だったと思われる。当時、不良債権が社会問題になり検査官の検査がどんどん厳しくなっていた。マスコミの論調はおかしくなり、不良債権が大きく悪い銀行は潰せという「空気」を作っていた。しかし問題の根源は土地などの資産価格が下がり続けていることであった。
たしかに平時なら、問題の金融機関の検査を厳しくすることは意味がある。しかし当時はバブル崩壊後、担保に取っていた土地の価格が下がり続けていた異常な時代であった。ましてや橋本政権の緊縮財政(消費増税など)で経済がマイナス成長に転落したこともあった。また構造改革派の観念論者が跋扈し、この非常時に企業の株の持合いを禁止したり、時価会計まで導入した。地価下落は一旦止まりそうになった場面もあったが(橋本緊縮財政の直前)、これらによって資産(土地や株)の投売りは止まらなくなった。
それにも拘らず、銀行の検査は強化され続けた。検査マニュアルは現実離れしたほど厳しいものに改定された。検査を強化し、銀行が隠している不良債権をあぶり出し、悪い銀行を破綻に追込むことが正義という風潮が作られた。
この「空気」を作ったのは、日経新聞など大蔵省の規律派の息の掛ったメディアと筆者は認識している。銀行を追詰めそこに公的資金を注ぎ込むことによって金融機関の健全化を行うという発想である。当然、これを警戒する銀行で貸し渋りや貸し剥がしが起り、銀行から融資を受けていた企業は資産(土地や株)を安値で売り急ぐことになった。
銀行に対する甘い対応は否定され、検査が異常に強化された。検査先の銀行で出されたお茶を飲むことさえ憚れ、自分でポットにお茶を用意してくる検査官がもて囃されたといった笑い話のようなことになった。結果的に、不良債権を巧みに隠した銀行だけが生残ることになった。
このため資産(土地・株)価格は下がり続け、適正価格を大きく下回るケースが出てきた。収益力がある土地にも買手が現れないので、資産価格は極限まで下がった。それらを買ったのが外資である。外資は、10分の1まで下がった銀座の一等地を買ったり、また企業の株の持ち合い解消に伴い放出された安値の株や、これによって連れ安した株を大量に買った。この頃から外資が日本の株式市場での売買の過半を支配するようになった。
銀行にとって、この危機的状況で頼るのは現場をよく知っている柔軟派の大蔵官僚だけになった。この官僚は仕事の合間に「ノーパンしゃぶしゃぶ」に呼び出され、陳情を聞くことになった。しかし結果的に、このような銀行に甘い官僚や閣僚は追出された。
ところが銀行局が金融庁に変わって10年以上が経ち、今日、銀行行政は様変わりしている。リスクを取らず貸出しが伸びない銀行の方が、むしろ指導を受けるという風になった。金融庁は立上がってしばらくは規律派の天下であった。しかし今日に到り、金融庁は現実を重視した柔軟派に転向したと言える。ただ昔の貸し渋りや貸し剥がしを知っている企業は、簡単には銀行からの借入を増やそうとはしない。
ちなみに「ノーパンしゃぶしゃぶ」で接待を受けたとされる柔軟派の官僚は、夜中に仕事をする時は自分の机を廊下に出しそこで仕事をしていたという。それは盗聴を恐れたからである。仮に盗聴器がないとしても「盗聴されているのではないか」と感じられることがプレッシヤーになったという。
筆者は、当時、日米が保険で揉めていたことがこれに関係しているのではないかと憶測する。日本の国益を守るため盗聴を警戒していた柔軟派の大蔵官僚と、籠池氏や女性記者に簡単に会話を録音されている今日の規律派の財務官僚とは好対照である。
http://www.adpweb.com/eco/
「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か
6/22(木) 7:03配信 時事通信
学校法人「加計学園」をめぐる文部科学省の内部文書が次々に明らかになった背景には、人事権を握り、締め付けを強めてきた首相官邸に対する中央官庁の不満もあるようだ。
「面従腹背」に見える霞が関の動きに疑心を募らせる官邸は、政府の内部文書管理の在り方を見直す方針を打ち出したが、効果は見えない。
2014年の国家公務員制度改革関連法成立を受け、安倍政権は官邸が中央省庁の幹部人事を一元管理する内閣人事局を創設。審議官級以上約600人の異動について、菅義偉官房長官らが目を光らせてきた。
実際、政府関係者によると、菅氏は官僚ごとに仕事や言動をチェック。「独自の情報網から『あれは駄目、これも駄目』とバツをつけてきた」という。人事を握られ、官邸の意向に逆らえない風潮が強まり、省庁からは「役所の権限で今までできていた仕事ができなくなった」「官邸の監視の下でびくびくしているのが現実」と嘆く声が漏れていた。
そうした中で発生した「加計」文書問題。民進党が入手した文科省の内部文書について、菅氏は「怪文書」と片付けていたが、前川喜平前事務次官が「本物」と認め、現役の文科省関係者が報道機関の取材に応じて追随。政府は存在を認める事態に追い込まれた。
文科省は天下りあっせん問題で前川氏らが処分を受け、加計学園の獣医学部新設問題では官邸から「抵抗勢力」と位置付けられている。前川氏の座右の銘は「面従腹背」。内部文書発覚の動きについて、政府関係者は「文科省の抵抗のあらわれ」と解説する。
菅氏は19日の記者会見で、文科省の文書が報じられる理由を問われ「私が聞きたい」といら立ちを隠さなかったが、官邸関係者の一人は「反旗を翻す動きが続けば政権の終わりの始まりになる」と危機感を強める。「文書管理の新たなルールをつくっても『ざる』になるだけ」。ある文科省職員はこう語った。
2017年07月02日
事務次官とは何か、前川前次官で注目エリート集団
この人が騒いでいる本当の理由は、「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事です。
引用:http://blogc.fujitv.co.jp/simg/blogimg/6db29/90119/537660_pcl.jpg
総理より地位が高い事務次官
加計学園をめぐる「忖度」騒動は前川喜平・前文部科学事務次官の告発から騒動が広まった。
なぜ前川氏はこのように安倍首相を憎み、敵愾心を露にして噛み付くのか、事務次官という身分階級を知らないとわかり難い。
各省庁の事務次官は「次官」なので文字を読んだだけでは「2番目の事務員」かなと思うが、実際には省庁の大統領のような地位にある。
事務次官は表向きの法律では大臣を補佐する役割だが、実際には大臣を上回る最高権威です。
大臣と事務次官の関係については、2001年に小泉内閣で外務大臣を(9ヶ月だけ)勤めた田中眞紀子議員が良く喋っていた。(喋りすぎた)
その前に田中眞紀子が外務大臣に選ばれた理由を説明すると、2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎を当選させた功労者だった。
超不人気だった森首相が退陣し、次の首相は橋本龍太郎で決まりと言われていて、国民は「またあのバカ総理か」と失望していた。
小泉純一郎は出馬しても負けそうなので立候補するつもりはなかったが、当時人気絶頂だった田中眞紀子が「あんた出なさいよ」とけしかけたと言われている。
人気者の眞紀子に後押しされて小泉旋風が吹き、めでたく総理大臣になり田中眞紀子は論功行賞で外務大臣になった。
欧米メディアは「次の総理は田中眞紀子」「初の女性総理誕生へ」と報道し、小泉自身より人気が高かったほどだった。
その大功労者が些細なことで外務官僚と対立して、クビになったのは田中眞紀子大臣の方だった。
日本政府の方針と異なる発言を、外相として勝手に発言したり、外相会談のドタキャンなど様々な出来事があった。
官僚を激怒させた安倍首相の行為
だが一番の対立点は「外務大臣と事務次官のどちらに人事権があるか」という事で、眞紀子大臣は自分に逆らう事務次官の更迭を小泉首相に要求した。
結果は書いたとおり、クビになったのは大臣のほうだったので、大臣の人事権は事務次官が握っているが、逆はありえない。
法律はどうであれ大臣より事務次官のほうが地位が上なのが日本の制度であり、主要な省の事務次官となると総理大臣より地位が上である。
ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されたが、事務次官は決して逮捕されず、責任を取らされたりもしない。
思い出して欲しいがあらゆる政治スキャンダルで責任を取るのは大臣と総理だけで、事務次官や官僚はマスコミから責任の追求すらされない。
もし事務次官が責任を取らされるような事が起きれば、明治以来の大事件であり、絶対に有り得ない筈だった。
朝日新聞は平気で天皇や総理大臣の悪口を書くが、それでいて事務次官の悪口を絶対に書かず、官僚は神聖にして汚すべからずを貫いている。
朝日新聞も日本の最高権力者が怖いのであり、許認可権から逮捕権、裁判権まで握っている官僚たちには逆らいません。(最高裁判官も官僚)
その有り得ないはずの事が森友、加計騒動の根源である文部科学省で起きていて、事務次官がクビになっていました。
「キXXX」の言い分
前川喜平前事務次官は退職した文部官僚が民間機関に天下りする仲介役をしていて、2017年1月20日に辞職した。
2017年3月に懲戒免職になる予定だったが、文部省側は猛反発しして自主退職になったうえ、退職金5000万円以上が支払われた。
軽い処分で済んで助かったように見えるが、官僚目線では「どうして上司である事務次官が部下である総理大臣から追放されるのか」という事になる。
ニュースを見ていると異常な事件で犯人が意味不明な事をしゃべる場合があるが、「キXXX」の言い分は彼らにしか分からない。
前川喜平と官僚たちには「総理大臣風情がでかい面しやがって」「今に見ておれ小僧」という恨みだけが残ったようです。
そして文部科学省は自分のスキャンダルである森友、加計を暴露する事で安倍首相を糾弾するという捨て身の戦法に出た。
過去の政治スキャンダルで責任を問われたのは政治家だけで、官僚が罪に問われた事は無いので、こうした戦法は実は良く行われている。
大阪地検や東京地検は森友加計を捜査しているが、検察官僚の身内である文部官僚は決して捜査対象にならない。
うまく行けば前川喜平前事務次官は高給で天下りできるだろうし、それどころか政治家として権力を握る事もできる。
突き詰めると官僚と総理のどちらが上か、どちらが日本の権力者かという対立です。
http://www.thutmosev.com/archives/71597964.html
▲△▽▼
2017年06月29日
加計騒動とは 内閣人事局を巡る官僚と首相の人事権闘争
官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。
引用:http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201405/__icsFiles/afieldfile/2014/05/30/30jinjikyoku1.jpg
加計騒動を支援している「闇の天皇」
安倍首相周辺と加計学園を巡る騒動は一向に治まる気配が無く、7月2日の東京都議会選でも惨敗が予想されている。
前川前文部科学次官がマスコミにしゃべっている間は「怪文書」だと言っていたが、文部科学省の内部調査で同じ文書が出てきた。
文書は日付や作成者の署名がない匿名で、これでは公式文書ではないが、萩生田官房副長官が安倍首相の名前を出して働きかけをしていた。
萩生田氏は事実無根だとしていたが、今度は萩生田氏と文部官僚との録音テープなるものが出てくると言われている。
仮にこれらが事実だとすると一連の出来事が一つにつながり、その出所は萩生田官房副長官だった事になる。
まず萩生田氏が文部科学省に押しかけて家計学園獣医学部の新設を認可するよう働きかけ「総理の意向だ」と言って期日を区切って要求した。
萩生田氏の要請に基づいて恐らく文部科学省の次官か局長が、『官邸の最高レベル』からの要請だというメールを作成し送信した。
『総理は平成30年(2018年)4月開学とおしりを切っていた』という文面があり、文部省では今年8月までに認可の判断を行う。
加計学園獣医学部は戦略特区制度によって愛媛県今治市が新設を希望し、用地を無償で提供した上、認可を強く希望している。
いったい四国の田舎の獣医学校の何が重要なのか、どうでも良いような気がするが、前川前次官と文部省にとっては重大事件だった。
加計学園騒動が始まる半年前の2017年2月に文部科学省の天下りが発覚し、前川喜平次官が責任を取らされて辞任した。
前川氏と文部官僚はこの懲罰を不満に思って官邸と全面戦争を始めるのだが、その背後には「闇の天皇」と呼ばれる財務省の後押しがあった。
本当の戦いは官僚の人事権
安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。
つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。
それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。
2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。
日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。
財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。
財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。
安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。
今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。
そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。
石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。
こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/71561248.html
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安部首相より文部省次官の方が偉い理由
日本の官僚に指示を与えて動かしている日米合同委員会とは
日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。
それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。
そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。
さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。
今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。
そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。
ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。
日本はなぜ帰途と原発を止められないか
「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。
しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。
とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」
日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。
米側代表は在日米軍司令部副司令官である。
代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。
日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である
代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。
これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。
そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。
また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。
日米合同委員会1日米合同委員会2
下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。
<参考資料>
(*週プレNews 2014年12月16日より)
「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!
矢部宏治
鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論
<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊
『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897
の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。
このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>
首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体
―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?
鳩山 正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。
もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。
ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。
矢部 鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?
鳩山 物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。
しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。
矢部 在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?
鳩山 お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。
私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。
矢部 日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。
なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。
しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。
鳩山 それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。
矢部 ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。
―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。
鳩山 日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。
ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。
矢部 このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?
鳩山 私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。
それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。
つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。
この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。
日本全土が「米軍の基地」という現実
矢部 「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。
鳩山 私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。
しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。
矢部 飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。
この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。
結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。
旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない
鳩山 矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。
矢部 そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。
ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。
米軍の占領状況を米国民に訴えろ!
鳩山 矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。
それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。
矢部 情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。
あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。
鳩山 そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。
ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。
*2015.03.16 NEWSポストセブンより
「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」
東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。
入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。
在日米軍関係者は、
「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」
と説明する。
日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。
※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。
そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。
かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。
日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。
日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。
ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。
「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」
関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。
だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。
同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。
元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。
「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」
※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。
「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」
必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991
▲△▽▼
内田樹の研究室 日本の覚醒のために
僕の眼にはいま日本のさまざまなシステムが劇的な劣化局面にあるように見えます。
僕が直接に見聞して、事情を熟知しているのは大学教育ですけれども、これはもう「手が付けられない」というくらいにひどいことになっています。昨年の10月にはアメリカの政治外交研究誌である『フォーリン・アフェアーズ』が、今年の3月にはイギリスの科学誌『ネイチャー』が、相次いで「日本の大学教育の失敗」についての特集を組みました。
21世紀に入ってからの日本の学術的発信力の劣化は、先進国唯一の事例であり、海外メディアの研究対象になるほどに例外的なものなのです。
でも、文科省もメディアもこれを無視しています。「それは違う、日本の高等教育は成功している」と思っていればきちんと反論すべきですし、「ご指摘の通りである」というのであれば、過去の教育政策の何が悪かったのかを自己点検し、修正すべきものを修正すべきでしょう。でも、どちらもしなかった。
現に失敗しており、それを当事者たちも知っているのだけれど、失敗を認めず、引き続き失敗の「上塗り」をしている。それが大学教育について僕が知っていることです。こんなことがもうしばらく続けば、日本の学校教育のインフラは破壊され、教育研究のレベルが20世紀末の水準に復活することはもうないでしょう。
こういう劣化現象はシステムの局所に単発的・例外的に発生するものではないはずです。おそらく政治経済学術を含めてシステム全体が壊死し始めている。そう診立てた方がいい。 ご存じの通り「失敗を認めず、失敗を検証せず、失敗を重ねた」というのは大日本帝国戦争指導部の「失敗」の構造そのものです。そのせいで、日本人は国家主権を失い、国土を失い、国民的な誇りを失った。その失敗から戦後日本は重要な教訓を得たはずでした。でも、今の日本を見ていると、この歴史的経験から学んだようには見えません。
現に、敗戦に至る政治過程の失敗を「失敗」と認めない人たちが政権の中枢を占めている。敗戦という近代日本最大の惨禍を正しく受け止め、なぜこれほどひどい失敗を犯したのかその理由を吟味し、二度と同じ失敗をしないようにシステムを補正するという作業を拒否する人たちが日本の国の方針を決定する立場にある。そこに僕は大日本帝国の破局的失敗から何一つ学ぶまいという強固な意思のようなものを感じます。
僕の考える「国を愛する」というのは、現代日本についてなら、
「国家主権を回復する」
「国土に外国軍隊を常駐させない」
「不平等条約である日米地位協定を平等で双務的なものに改定する」
といった散文的な課題を一つひとつこつこつと仕上げてゆくことに他なりません。日本は過去一度も失敗なんかしたことがないし、昔も今も世界中から敬愛されているというような夜郎自大な自己評価にしがみつくことでも、目を血走らせて「非国民」探しをすることでもありません。でも、主権国家として当然のこれらの重い政治課題を何よりも先に解決しようという強い意欲を今の日本人からは僕は感じることができません。
みんなはどうする気なのでしょう。
選ぶことのできる道は二つです。
一つは「日本はアメリカの属国である」という痛苦な現実をまっすぐ受け止めて、その上で、どうやって国家主権を回復し、国土を回復するかという困難な課題にクールかつリアルに取り組むという道。
もう一つは「日本はアメリカの属国である」という現実から眼を背け、国家主権の回復も国土の回復も諦めて、国家主権を持たないのに主権国家のようなふりをし、二流国なのに政治大国のような顔をするというファンタジーと自己欺瞞のうちで眠り込むという道です。
現代日本を見ていると、どうやら日本人の過半は「ファンタジーと自己欺瞞の道」を選ぼうとしているように見えます。それは「国家主権と国土を回復する」という国家目標があまりに重く、困難であり、とても今の日本の国力では担えそうにないという気がしているからです。達成目標があまりに困難なので、「私たちには達成すべき目標なんか、ないよ」というしかたで仕事をニグレクトしようとしている。外の世界を直視したくないので、頭からふとんをかぶってふて寝しているような感じです。
この本のメッセージは一言で言えば、「もう起きなよ」という呼びかけです。ふて寝しててもしかたがないでしょう。そんなこといつまで続けていても、いいことは何も起きないよ。誰もあなたの代わりに学校に行って勉強したり、仕事に行って生計の道を立てたり、家の中を掃除したり、洗濯したり、ご飯を作ってくれたりはしません。そういうことは面倒でも自分でやるしかない。
「主権の回復」という日本の国家的課題は、日本人の代わりに誰かがしてくれるというような仕事ではありません。僕たちが身銭を切ってやるしかない。72年かけてじりじりと失っていった主権なんだから、今さら起死回生の大逆転というようなシンプルで劇的なソリューションがあるはずもない。
僕たち日本人は長い時間をかけて、日々のたゆみない実践を通じて、こんな「主権のない国」を作りあげてしまった。だから、主権を回復するためには、それと同じだけの時間をかけて、同じような日々のたゆみない実践を通じて働くしかない。毎日の平凡で、散文的な努力を通じてしか目標は達成されない。それが面倒だという人たちが
「日本はもうとっくの昔から主権国家なのである。だから、主権回復のための努力なんか不要だし、ありえない」
という夢想を語っている。
彼らの眼には「日本が属国である」という現実がどうしても見えてこないようです。
自分たちが日米合同委員会や年次改革要望書やジャパン・ハンドラーたちからのレポートを一字一句たがえずに実現していることについても、
「これは命令されてやっているんじゃなくて、自分で『そうしたい』から主体的にやっているのだ」
というふうに人に説明し、自分にも言い聞かせている。
沖縄に米軍基地があるのも、首都上空に米軍主権の空域が広がっているのも
「『日本の安全保障のために必要』と日本政府が判断して、こちらからアメリカに要望してそうしてもらっているのだ」
というふうに説明し、自分にも言い聞かせている。
宗主国から属国に命じられてきたことを、一つひとつ「自分の意思でしていること」に書き換えるという手間のかかる詐術を通じて、彼らは「目覚める」ことを先送りしている。
http://blog.tatsuru.com/
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経済コラムマガジン 17/7/3(945号)官邸への報復
加戸守行前愛媛県知事の証言
加計学園の獣医学部新設が問題になっているが、メディア主導で変な方向に向かっている。前川という前文科省事務次官が、行政が歪められたと官邸を告発した。しかし実態を調べると、むしろ正反対の話がどんどん出て来る。
最近の産経新聞や日テレニュースだけがその正しいと思われる経緯を少し伝えている。しかし主要な新聞やテレビはこれらのことをどういう理由か伝えない(調べれることは簡単に分ることばかり)。まず今治における獣医学部新設は、加戸守行前愛媛県知事達が10年以上前に立ち上げた四国4県(四国は獣医師不足が深刻)のプロジェクトであった。しかし加戸氏が獣医学部新設で先頭に立って奔走したが、獣医師会や自民党の獣医師議員連盟が猛烈に反対し実現が難しかった。ところが民主党政権が発足し局面が変わった。地元選出の民主党の白石洋一衆議院議員が獣医学部新設に取組み始めたのである。ところで当初から獣医学部新設に積極的だったのは加計学園であり、加計が学部新設するものと想定されていた。民主党・鳩山政権の終盤には構造改革特区で「対応不可」から「実施に向け検討」に格上げされた。
また先週号で述べたように、加計学園の地元である岡山選出の民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問などもこの案件を積極的に押し進めた。このように加計学園の獣医学部新設は、自民党ではなく元々は民主党・民進党の案件であった。ところが新設が実現する寸前になって、今度は民主党の中にこれに反対する獣医師議員連盟ができた。安倍総理と加計学園の理事長の仲を国会で追求した玉木雄一郎民進党幹事長代理などは、この民主党獣医師議員連盟の事務局長であり獣医師会から政治献金を受けていた(父と弟は獣医師)。
日本のメディアは、安倍総理と加計理事長が友人だからの獣医学部新設が実現したというストーリを作っている。そのため安倍総理と加計理事長が一緒に写っている写真は何回となく放送されてる。しかしこのような報道は明らかに印象操作である。要するに安倍総理が友人のために行政を曲げて、獣医学部新設を実現したという事実とは異なる話を作り上げることが目的である。
安倍総理は、国会でこのストーリを何回も否定している。しかし作り上げられた嘘話を否定することは難しい。特に反安倍の報道機関がこぞってこのストーリを毎日流し続けているため、世間の人々はこの嘘話を半分以上信じている。
加戸前愛媛県知事はこの話を即座に否定している。またテロ等準備罪(共謀罪)がなければ、獣医学部新設は話題にもなっていなかったと感想を述べている。つまりテロ等準備罪(共謀罪)の法案成立を阻止したいメディアが、一斉に加計学園問題に飛びついて安倍総理を攻撃したと述べている。筆者も同感である。
加戸氏は文科省の官僚OBで、偶然にも前川前文科省事務次官の上司であった。加戸氏は「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」と言っている。また驚くことに加戸氏は安倍総理と加計理事長が昔からの友人だったことは全く知らなかったという。
ちなみに加計理事長は安倍総理と昔からの知り合いであるが、一方で獣医学部新設で動いてくれている民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問とも親しい。両者と加計理事長が一緒に写っている写真を筆者はネットで一度見たことがある。どうも加計理事長は自民党だけでなく民進党も強く支援してきたと見られる。
次に考えることは、前川前文科省事務次官が「官邸によって行政が歪められた」「加計ありきでことが進んだ」と告発した目的である。反安倍のメディアは、前川氏の告発を「正義の告発」「硬骨漢の元官僚が官邸に立ち向かっている」という話に仕立てている。これは前川氏の狙い通りであった。また前川氏の思惑通り、加計学園疑惑は連日報道され野党を巻込み大騒ぎになった。
前川氏は森友学園問題が「総理への忖度」ということで大騒ぎになっているのを見て、部下が作った「官邸の意向」という文言のある文章をマスコミに送ったと筆者は考える。朝日新聞や週刊文春は情報元を隠しているが、文章は前川氏が送ったものと一般には見られている。どうも問題の文章をマスコミ各社が受取ったが、新聞の中で取上げのは朝日だけだったようだ。ただし前日夜にNHKもこれを流したが「官邸の意向」という部分は伏せられていたという話である。
天下り斡旋、出会い系バー、新国立競技場
「官邸によって行政が歪められた」という前川氏の言い分はもちろんマスコミ向けであり、真相ではないと筆者は言いたい。どう見ても文科省の天下り問題が発覚し、就任からわずか6ヶ月で事務次官職を辞任するよう官邸に迫られたことへの「報復」と見るのが妥当である。これは永田町・霞ヶ関では常識になっていると思われるが、マスコミは分っていてもほとんどこれに触れない。「正義の告発者」という自分達が勝手に作ったストーリを壊したくないのである。ちなみに「官邸の意向」といった文言は、加戸前愛媛県知事が現役の文科省官僚時代にもよく使ったという。
文科省は組織的に天下りの斡旋を行っていた。昔はこのようなことを他の官庁でも行っていたが、これが禁止されてからは組織的にやっていたのは文科省だけであった。このことは天下り斡旋禁止令を作った張本人である高橋洋一氏がテレビで指摘している。高橋氏は「こんな法律に引っ掛かるなんて文科省は本当にアホだ」と言っていた(他の官庁はもっと巧妙にやっているのであろう)。しかもその中心人物が前川事務次官だったという話も出ている。
「出会い系バー」への出入りも、当然、辞任に関係していると思われる。前川氏は昨年9月頃に杉田副官房長官からこの件で叱責されている。この「出会い系バー」は暴力団関係者が経営しており、常に警察にマークされていた。警察庁出身の杉田官房副長官にこの情報が届いたと見られる。官邸は読売新聞が報道するまでこの話を知らなかったと言っているが、おそらく前から知らされていたと筆者は見ている。
天下りの斡旋の話に戻れば、何かと官邸に反抗していた文科省の局長がある大学に斡旋され天下っていたことを官邸が見つけ腹を立てたという。この違法な天下り斡旋が発覚し、官邸は前川事務次官に斡旋に関わった文科省幹部への処分案を作るよう命じた。前川氏はこれに応じ処分案を作成し官邸に持って行った。ところがこの処分案の中に、なんと前川事務次官自身の名がなかったという(前川氏は斡旋の中心人物と目されているのに)。さすがにこれに官邸は立腹し前川氏にとうとう辞任を迫ったようである。菅官房長官の「前川事務次官は自分の地位に恋々としていた」というセリフはこのような経緯があったからと考える。
「官邸によって行政が歪められた」うんぬんのセリフは明らかにマスコミ向けであり、官邸告発の真相とは関係がないと筆者は考える。そもそも前川氏は獣医学部新設に関心はなかったと筆者は見ている(上司であった加戸守行前愛媛県知事の「前川君は地方の獣医師不足の実状を全く知らないのだろう」発言でも明らか)。実際、月間文芸春秋7月号に前川氏の手記が掲載されているが、そこでも加計学園の獣医学部新設に自分は関わってこなかったと述べている。当然、6ヶ月で事務次官を辞めさせられたことが原因と考える。たまたま「官邸の意向」という告発に都合の良い文章(部下が言い訳のために作った嘘と本当が混じった)が手元にあったと見るのが自然であろう。
辞任を迫られた前川氏は「天下りの斡旋は他の省庁でもやっている」と反論したという話がある。ところが最近の2回目の記者会見では「天下り斡旋が禁止されていることを知らなかった」と言い方を変えていると高橋洋一氏が指摘している。しかし前川氏を持上げているマスコミは、このような点を全く追求しない。
前川氏が深く関わっていたのは新国立競技場の建設であった。しかし旧競技場の解体費用が異常に増えたり、設計に無理があり期限までに完成するか不安視されていた。政府は建築の素人である文科省に任せておく訳には行かないと判断し、急遽、競技場建設の主体を国交省に変更し設計のコンペをやり直した。この時動いたのが国交省出身の和泉首相補佐官と言われている。前川氏の口からよく和泉首相補佐官の話が出るのは、このことが影響していると筆者は見ている。
国民の7割が加計学園問題の真相が分らず何かを政府が隠していると思っていると言う。しかしそれは大々的に問題を取上げている大手メディア(一部を除く)が、本誌の先週・今週号で述べたような本当と思われることに全く触れないからである。本誌の先週号と今週号の内容は、新聞・テレビで見聞きしネットで調べたことに筆者の若干の憶測を加えたものである。しかし個人的な特別ルートで得たような情報は一切含まれていない。要するにちょっと調べれば全て分ることばかりである。
http://www.adpweb.com/eco/
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経済コラムマガジン 17/6/26(944号)
加計学園の獣医学部新設騒動
民主党政権が進めた案件
マスコミや野党は加計学園の獣医学部新設認可が問題と騒ぎ立てている。次から次と新しいことが出て来て、マスコミと野党はこれらを材料に安倍政権を攻撃している。森友学園問題を含めここ半年近く、安倍政権というより安倍総理個人や総理周辺を狙った追求が連日国会で繰り広げられてきた。
疑惑は、安倍総理が友人である加計学園理事長に便宜を図ったということである。もちろん官邸サイドはこれを否定している。これは安倍総理周辺の関与を臭わせる文科省役人が作成した文章が朝日新聞に掲載されたことが発端である。また前川前文科省事務次官がこれらは本物と週刊誌に明かし騒動が大きくなった。これに対する官邸サイドの説明が一転するなどして、さらに混乱は大きくなった。
しかし客観的に見て、総理の直接指示によって新設認可が出たとは考えにくい。愛媛県・今治市と加計学園はこれまで何度となく獣医学部新設の申請を行って来たのである。もし総理の威光が有効でこれが働くものならば、とうの昔に学部新設は実現していたはずである。また加計学園理事長が安倍総理に近いことを承知していたからこそ、むしろ総理周辺はなお一層慎重に事を進めて来たと考える。また安倍総理自身もなるべく獣医学部新設の件に近付かないようにしていたと筆者は推測する。
17/5/22(第939号)「半島有事への日本の備え」
http://www.adpweb.com/eco/eco939.html
で述べたように、そもそも加計学園の獣医学部新設は、民進党の高井崇志衆院議員や江田五月最高顧問などが民主党政権時代から押し進めてきた案件である。これらの事実を踏まえれば、どうして安倍政権がこの獣医学部新設認可問題で攻撃されているのかまことに奇妙である。またマスコミや野党の追求が効き、安倍内閣の支持率が下がったとしたなら由々しきことである。
マスコミや野党は、文科省から出た文章やメールを元に疑惑に対する官邸の説明が不十分と騒いでいる。これに対し官邸は文章やメールに書かれていることには事実と異なる点が多いと反論している。しかしマスコミと野党はこれに満足せず「真相隠し」と反発している。
色々な政治評論家(主にマスコミ出身)などが、加計学園問題について発言しているが、ほとんどは出演するメディアの意向(つまり台本)に沿うものである。彼等の論評を聞いていては、真相がますます分らなくのが現実である。そんな中で筆者が一番納得するのは高橋洋一氏の説明である。さすがに官僚や内閣参事官としてこれまで政策決定現場に深く関わってきただけに、官僚や政治家の行動パターンの解説は適確である。
高橋氏によれば、4条件を付け獣医学部新設認可の方針を閣議決定したのが2015年6月である。これに伴い新設に反対する文科省に対しては、4条件の一つである将来の獣医師の「需要見通し」を作成することを求めた。ところで獣医学部新設認可など複数の省庁に関係する案件については、ほとんどが課長レベルの会議で方針を決定するという(話がこじれ局長以上(事務次官、大臣)のレベルまで行くケースは稀)。閣議決定から9ヶ月後の16年3月にこの担当課長レベル(文科、農水、内閣府)の会議が行われた。
本来ならここで方針が決定し話は終わる予定であった。ところが文科省は約束の「需要見通し」(新設に反対する文科省であるから将来獣医師は余るといった需要見通しになろう)を用意できなかった。そこで文科省は各省に決定を半年延期してもらうよう懇願したようだ。ところで文科省の不手際によるこの延期は、開校準備を急いでいた加計学園にとってスケジュールを厳しくしたと筆者は考える。ところが半年後、16年9月16日の2回目の課長レベル会議で、またしても文科省は「需要見通し」が用意できなかったのである。文科省が有効な反論ができなかったので、獣医学部新設認可の基本方針はここで決まったのである(要するに文科省はこの政策論争で負けた)。
担当課長レベルの会議は正式なもので議事録も残っていると高橋氏は言う。しかし何故か民進党などの野党やマスコミはこの議事録については触れない。また筆者は「需要見通し」が作成できなかったのは、逆に獣医師が決定的に不足している現実があるからと考える(特に公務員獣医師の不足は深刻)。文科省OBの愛媛県知事が獣医学部を新設するよう文科省に陳情しているくらいである。
高橋洋一氏が明かす官僚の実態
16年9月16日の課長レベルの2回目会議の結論を踏まえ、加計学園の獣医学部新設は16年12月22日に内閣特命担当相、文科相、農水相の間で正式に合意された。(ここからまた高橋の話)問題の文章やメールは、全て16年9月の2回目の課長レベル会議からこの12月22日までの間に作成されている。議論に負けて獣医学部新設を容認せざるを得なかった担当課長やその周辺が、局長以上の上層部への説明のためにこれらを作成したものと見られる。この目的が文科省上層部への言い訳であるから、「有ること」「無いこと」が混在した文章を作った可能性が強い。
そもそも課長レベルの会議で物事が決定するのだから、安倍総理がこの程度の会議に具体的な指示を出すはずがない。せいぜい内閣府の課長が「総理も特区の規制改革は強力に進めろと言っている」といったハッタリをかますくらいであろう。さらに「総理の意向」うんぬんの話が出ているが、議事録があるのだからこれを読めばはっきりするはずである。
筆者が知っている限りでは、高橋洋一氏は6月18日「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ系・・東京では放送されず)と6月19日「橋下×羽鳥の番組」(テレビ朝日系)に出演してこの話をしている。両番組には他の元官僚が出演していたが、高橋氏の一連の発言に反論する者はいなかった。むしろ高橋氏の説明を補強するような話が次々と出た。特に「そこまで言って委員会NP」には8人くらいの元官僚が出演し、その中には元文科官僚もいたと筆者は記憶する。この番組ではほぼ出演者の全員が「文科省はどうしようもない役所」という声を上げていた。また高橋氏の説明はZAKZAK(夕刊フジのインターネット版)に何回か掲載されている。
つまり高橋氏の説明では、前川前事務次官は部下の言い訳の文章(「有ること」「無いこと」が書かれている)を信じたようである(むしろ筆者は信じたことにしたと考える・・薄々嘘が混じっていることは承知)。要するに文章の内容がどれだけ正確なのか確かめてはいないと見られる。もし課長レベルの会議議事録でも取り寄せれば、部下がどの程度の嘘を言っているかはっきりしたはずである。
テレビ番組に出演した元官僚によれば、上司にこのような言い訳めいた報告書(時には嘘が混じる)を提出することはよくあると言う。しかし前川氏やその周辺者のように文章のことを外部に漏らす者がいないので、他の省庁ではこれらのことが表沙汰になっていないだけと言う。
ここからは高橋氏の説明を踏まえた筆者の憶測である。会議に出席した文科省の担当課長は、バックに獣医師会が控える農水省も反対するものと想定したと筆者は見る。したがって農水省が「将来獣医師は不足しない・・したがって獣医学部新設は不要」といった需要見通しを作って来るものと、文科省は勝手に思い込んでいたと考える(たしかこのセリフは獣医学部新設が問題となった最初の頃に聞いた)。ところがおそらく農水省は賛成しないまでも、反対はしなかったのであろう。したがって農水省がそのような需要見通しを用意するはずはなかった。
おそらく農水省とは一校新設で話がついていた(水面下で)と筆者は推測する。もちろん獣医師会はこれを否定している(おそらく表向きであろう)。またこの話は霞ヶ関や永田町ではある程度知られていたと思われる。ただ情報に疎く空気を読めない文科官僚だけが知らなかった可能性が強い。高橋氏はテレビ番組で文科省を「アホ官庁」と言い、他の元官僚は「三流官庁」と言っていたが筆者もこれらの表現に納得が行く。
52年間も新設学部が認められなかったため(しかも申請は全て門前払い)、安倍政権はわざわざ特区まで作り獣医学部新設を政策の目玉に据えたのである。また日本の獣医学部の8割は東日本に集中し、西日本の獣医師不足ははっきりしている。空気を読んだ農水省が「ゼロ回答」はまずいと考えても不思議はない。「アホ」だったのが最後まで抵抗した文科省と見て良いであろう。
先日(6月23日)、前川前事務次官は2回目の記者会見を行ったが、発言を微妙に変えている。問題は「30年4月開校と期限を切られたこと」であると言い始めたのである。しかし課長レベル会議での決定を半年延期してもらいたいと懇願したのは文科省である。しかもその半年の間に需要見通しさえ作成できなかったのである。この半年が本当に無駄だったのだから、期限を切られとしても当然と筆者は考える。それどころか文科省がモタモタしている間に、想定外にも京都産業大が獣医学部新設を申請して来るなど事態の収拾が困難な状況が出てきたのである。
http://www.adpweb.com/eco/eco944.html
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官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。
2017年6月29日
「株式日記」では、森友学園問題や加計学園問題は、官僚と安倍総理との権力闘争であると書いてきました。官僚たちは人事権を事務次官が持つことによって政治家には介入させなかった。それが内閣人事局が人事権を持つことによって、官僚の権力の源泉が失われて、これが官僚には面白くないことだった。
だから官僚たちにとっては、安倍総理は敵であり、第一次安倍内閣は官僚たちによるマスコミへのスキャンダルリーク作戦で退陣に追い込んだ。それがまさかの第二次安倍内閣の発足によって、官僚たちへの「内閣人事局」による報復が始まった。文科省の天下り問題はその一例に過ぎない。
組織の論理から言えば、官僚の人事は行政のトップである総理大臣や各省の大臣が持つのが当たり前ですが、以前は各省の事務次官が人事権を持っていた。だから官僚たちは、内閣の言うことよりも事務次官の言うことを聞いて、内閣総理大臣の言うことは面従腹背だった。
それが「内閣人事局」ができたことで、内閣総理大臣の権力は非常に大きくなった。それが官僚たちには面白くない。だからまたしてのスキャンダルリーク作戦で安倍総理の足を引っ張り出した。政治家のスキャンダルは警察や検察庁の官僚が握って持っている。豊田真由子議員もそうだし、中川俊直議員もそれでやられている。
いずれも二回生議員で安倍チルドレンとマスコミは呼んでいる。安倍総理がどこまで巻き返せるかは国民の支持率次第ですが、マスコミは連日安倍ネガティブキャンペーンを張っている。やらせているのが財務省官僚たちであり、籠池騒動の元は財務省官僚の安倍総理への裏切りにある。
このような官僚たちの裏切り行為に対して、安倍総理が「内閣人事局」を使っての報復人事が行われるだろう。まさに中堅官僚にとっては安倍総理につくか事務次官につくかの選択を迫られる事態となっている。安倍総理が踏ん張りきれれば官僚のスキャンダルリーク作戦も収まるのでしょうが、マスコミも官邸につくか官僚につくかで分かれている。
もっとも、政界でも反安倍の動きが有り、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部の動きが怪しくなっている。ここでも反安倍に舵を切った石破氏もいれば、安倍政権を支えるかで処遇も違ってくるだろう。問題は安倍政権への支持率であり、共謀罪強行採決では大きく支持率を下げた。
文科省の前川前次官が告発の記者会見を開いて抵抗しているのも、官僚と官邸との権力闘争が主体であり、人事権を取り上げられた官僚の抵抗は続くだろう。しかし安倍政権が長期化すれば官僚への人権発動で、反安倍の官僚たちは飛ばされるから官僚たちも必死だ。
http://2013tora.jp/kabu387.html
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CNNといえば、選挙期間中からトランプ政権を執拗に叩いていたので
すが、なんとそれが視聴率のため、金儲けのためだったと暴露された
2017年7月2日
最近のテレビはモリカケ報道に終始していますが、印象操作が露骨になってきました。このようにしているのは官邸と官僚との権力闘争で、財務官僚などが安倍追い落しのためにスキャンダルをリークしているのでしょう。
第一次安倍内閣はそれで辞任に追い込まれましたが、今は当時とだんだん状況が似てきた。稲田防衛大臣の失言もタイミングよく出ましたが、安倍総理もなんとか手を打たないと自身に火の粉が回ってきます。豊田真由子議員のパワハラ問題もタイミングよく出ましたが、女性活躍社会と旗を振ってもなかなかうまくいかないようだ。
アメリカのメディアもトランプのロシアスキャンダルで追い込めると思ってのキャンペーンなのでしょうが、国民自身は冷めた目で見ているようだ。国民のメディアリテラシーがあるかどうかが試されますが、ネットを読まない人はテレビの印象報道に騙されてしまう。だから安倍内閣の支持率もネットを見る若い人ほど安倍内閣の支持率が高い。
日本のモリカケ報道も違反行為をしていなければ辞任に追い込むのは無理だ。これは政治家と官僚とマスコミの権力闘争であり、以前なら官僚とマスコミとで政治家を動かせたのでしょうが、今は官邸が官僚の人事を決めるようになった。マスコミにしても安部総理を辞任に追い込められなければ報復が待っているだろう。
テレビや新聞といったマスコミがプロパガンダを垂れ流す機関となってしまったのは、ネットの登場によって批判する側から批判される側になったからでしょう。日本でも朝日新聞などが誤報記事で社内処分されたことがありましたが、カネを稼ぐためには商売のために誤報記事を垂れ流します。
広告宣伝料が新聞やテレビからネットにシフトしているから、新聞やテレビ業界は営業に必死なのです。このことは日本にアメリカも変わりがなく、CNNでもその実態が明らかにされました。それでCNNの記者が3人クビになりました。記者が言うには商売のためにフェイクニュースを垂れ流している。
日本ではまだ新聞やテレビの報道を真に受ける人が多いのですが、多くがプロパガンダであり、特に選挙が近くなると溜め込んでいたスキャンダルを垂れ流します。そのようなニュースを毎月3000円〜4000円も支払って購読している。だけどだんだんと新聞の購読者も減ってきてテレビの視聴率も落ちてきている。
最近では週刊誌がスキャンダルを暴露していますが、新聞やテレビはそれらを後追いしているだけだ。それらの記事が本当かどうかはネットなどが検証していますが、新聞やテレビが報道しても読者や視聴者は以前のように真に受けなくなってきた。だからトランプ大統領もCNNをフェイクニュースと批判した。
http://2013tora.jp/kabu388.html
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世論は無視できても…中曽根大勲位と米国を敵に回した安倍官邸の誤算=斎藤満
2017年6月20日
http://www.mag2.com/p/money/246663
安倍政権は加計学園問題の対応を間違えました。理由として、中曽根康弘元首相の存在と、背後に控える米国の意向が誤算を招いた可能性があります。
アメリカのお墨付き?支持率急落で加速する「ポスト安倍」機運
浮き足立つ官邸
いわゆる「共謀罪」が15日朝、参議院法務委員会の採決を省略して強行採決され、可決成立しました。会期延長できない事情のもとで、米国からの催促もあり、とにかく急いで片づける必要があったようです。
この会期延長の障害となったのが加計学園問題で、安倍政権はこの問題をほじくり返されないうちに国会を閉会したかったものと見られます。
しかし安倍政権は、この加計学園問題のハンドリングを間違えた可能性があります。これまでメディアや野党議員を抑え込んで、何とか総理の先輩が経営する加計学園に獣医学部設置で便宜を図ろうとしたのが、内情が暴露され、思わぬ世間の批判を招いてしまいました。
もともと森友学園問題よりも大きな危険性をはらんでいただけに、官邸も浮足立ってきた感があります。
象徴的だったのが、先々週末の菅官房長官の会見です。女性記者(編注:東京新聞の望月衣塑子記者)からこの問題を執拗に質問され、「同じ問題ばかり質問しないように」と表向きは穏やかに言っていましたが、記者から「国民が納得するようなお答えをいただけないから何度も質問する」と言われ、天下の官房長官としては珍しく動揺の色を隠せませんでした。
「アンダーコントロール」に失敗
この加計学園問題、もともと大きな問題をはらんでいました。
市場評価が37億円もする国有財産としての土地を、総理の先輩、親友とされる加計理事長が経営する加計学園に無償で譲渡し、さらに運営費まで何十億という税金をつぎ込み、支援するだけの「大義」を説明すること自体が困難で、不自然な利益供与、行政の歪み、官邸の関与が疑われました。
このため、当初から野党議員やメディアに対して様々な形で「圧力」をかけ、表ざたにしないようにしてきたのですが、一部の週刊誌などから次第に情報が漏れ始めました。
そしてついに関係省庁である文科省、内閣府の関与情報が「資料」の形で出現し、官邸や担当大臣が「知らぬ存ぜぬ」を通し、「怪文書」の調査は不要、の姿勢を貫きました。
ところが、かつての現場のトップであった前川喜平前文科省事務次官が資料の存在を認めたことから、「事件」は広がりました。
官邸は森友学園問題で籠池理事長夫妻を「信用ならぬ人物」に祭り上げ、抹殺したのと同じ作戦で、前川氏を陥れようとしました。読売新聞に誰が書かせたかはともかく、前川氏は出会い系のバーに出入りするいい加減な人物で信用できない、としました。
中曽根康弘元首相という「誤算」
しかし、前川氏はこの政府の仕打ちにひるまず、「黒を白とは言えない」と頑張り通しました。その裏には、官邸が読み違えた大きな力が働いていた可能性があります。
1つは、元首相である中曽根康弘大勲位の存在です。
中曽根元首相、文科相、財務省の「反安倍連合」
前川氏の上の妹は、中曽根大勲位の息子で元文部大臣、外務大臣の中曽根弘文氏の夫人にあたります。つまり前川氏は親戚になります。
官邸がその前川叩きをしたことで、大勲位が反安倍に動く可能性があります。
そしてもう1つの力が、文科省の多くの職員が前川前次官を支援していることで、資料の存在を現場の職員が認める結果となり、もはや前川氏個人の「作り事」では片づけられなくなったことです。
この文科省の背後で、財務省が後押ししているとの見方もあります。
米国ネオコンにとって安倍政権は「用済み」
さらに、中曽根大勲位や財務省の後ろには米国がついています。
中曽根大勲位と関係省庁、財務省を敵に回すだけでもかなりの労力を要し、足をすくわれるリスクがありますが、これに米国の後ろ盾がつけば、安倍政権も楽観を許されなくなります。
米国のネオコンが安倍総理を支援し、利用しているのは確かですが、彼らは安倍総理に代わる人間を利用することもできます。
こうした状況から、安倍政権のおしりに火がつき、安倍一強長期政権の前提が揺らぎ始めました。
共謀罪のように、なかなか国民の理解が得られず、内外から批判の多い法案については、本来、国会を延長してでも審議を尽くし、国民の理解を得る努力が必要です。
ところが、国会を開けておくと加計学園問題を攻められるので、早々に採決して国会を閉会してしまいたかった、これが野党の反発を呼びましたが、ついには与党内にも安倍総理の暴走にクレームをつける人が現れるようになりました。
「安倍降ろし」はアメリカのお墨付きか?
口火を切ったのが石破元防衛相。
安倍総理の憲法改正の進め方について、「私の趣味ではない」と批判しました。9条の1,2項を残して自衛隊を合法化する項を追加する「加憲」は公明党を取り込むためで、高等教育の無償化は維新を取り込むためと批判しました。さらに――
[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理
2. 2018年4月29日 09:57:20 : lgl3WEkGtY : _5VzPByU0bA[5]
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中川隆=大川隆法=幸福の科学
安倍晋三=文鮮明の勝共連合 日本会議 統一教会
公明党=創価学会
日本を亡ぼす朝鮮系の反日宗教団体
3. 2018年4月29日 09:57:50 : xVlABeqbuM : Ig59HbXaxV0[7]
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1の投稿は長すぎる。
読む気はしない。
4. 2018年4月29日 10:54:50 : 45qP55FaI2 : 6VuA8Te7WTo[221]
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内閣最悪人事局と言いながら、与野党ともに一向に廃止に向けての意見は出ない。
与党も機能不全、野党も乱視。東大官僚も頭は認知症。日銀総裁も夢遊病者。
この国はそろそろ終焉に向かっていると思われる。
5. 2018年4月29日 12:35:27 : 1Ffvmn43Hw : BWvtiGc3W7s[367]
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>>3. さん
読まなくて正解です。
バカガワの洗脳文ですから。
つまり洗脳する為のまさにまさにいわばいわばお経みたいなものですから。
6. 中川隆[-11468] koaQ7Jey 2018年4月29日 12:42:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-12523]
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経済コラムマガジン 2018/4/30(984号)
「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件の顛末
財務官僚は反安倍勢力
文書改竄に続き、事務次官のセクハラ事件が起り財務省は世間の批難を受けている。しかし筆者は、財務省に関しては別の方向での批難があってしかるべきと思い今週号を書いている。ただ話を進める前に、安倍総理を攻撃する勢力について述べる必要がある。
安倍総理を攻撃する勢力の一つは、安保法制改定に反対し憲法改正を警戒する人々である。端的に言えば左翼である。左翼系メディアや労働組合など野党を支持する勢力である。これまで安倍政権は、野党の猛反対にも拘らず安保法制の改定など安保関連の法改正を着々と実現してきた。またこれらを実現しなが高い支持率を維持し、国政選挙でも連続して勝ってきた。左翼勢力は、ついに本丸である憲法が改正されると危機感を持ち、安倍総理への攻撃を最大限に高めている。
もう一つの反安倍勢力は、財政再建派とか財政規律派と呼ばれる人々である。消費税の再増税を2度も安倍総理に阻止され、彼等の総理個人への反感は最高潮に達している。
17/7/24(第948号)「加計問題と日本のマスコミ」
http://www.adpweb.com/eco/eco948.html
で取上げたように、自民党の中の反安倍と目される全ての政治家は、財務省に繋がっている財政規律派と見て良いであろう。またポスト安倍と見なされている政治家もほぼ全員財政規律派である。
このように役所の中ではっきりと反安倍のスタンスなのが財務省である。消費税の再増税を阻止され、総理に対しては恨み骨髄と思われる。しかし組織の上では総理は上司であり、財務官僚も表向きには総理に従っている。いわゆる面従腹背という接し方を行っている。
財務官僚の反安倍を示す信じられない話が伝わっている。以前、財務官僚数名が評論家の屋山太郎氏を訪れ「アベノミクスに反対してくれ」と申入れたという(4月14日付ZAKZAK)。これが本当ならとんでもない話であるが、十分有りうると思われる(もちろんアベノミクスが万全ではなく、問題があることは筆者も承知しているが)。筆者は、この前代未聞の出来事は文書改竄やセクハラよりずっと大きな問題と見なす。
ところが今日の財務官僚の一連の不祥事を、安倍政権の責任と日本のメディアは報道する。財務官僚が強硬な反安倍勢力であることを指摘するのは一部のメディアに限られる。ほとんどのメディアはこのことを承知しながら、卑怯にも今日のような偏向報道を続けているのである。
筆者は、昔から大蔵省や財務省、そしてこれらの官僚を動きをずっと観察してきた。時には
16/3/14(第883号)「信用を完全に失った財務省」
http://www.adpweb.com/eco/eco883.html
で述べたたように、元大蔵事務次官の相沢英之衆議院議員(当時)のような有力な大蔵官僚OBの何名かに直接お会いし話をしたこともある。この結果を元に、筆者は大蔵官僚と財務官僚は考え方が違う二つのグループに別れると認識するに到った。
一つが「柔軟派」であり、もう一つが「規律派」である。「柔軟派」は財政だけでなく銀行行政にも柔軟に対処する官僚であり、財政に関しても必要に応じ積極財政を是認する柔軟性を持ち合わせている。後者の「規律派」は、今日の財政規律派と見てもらって良い(銀行行政が金融庁に移管したので、規律と言えば財政に関する規律)。大蔵省時代の官僚は、これら二つのグループに別れる。ただ福田赳夫総理のように、大蔵大臣時代は「規律派」と目されていたのに、総理になって積極財政派(柔軟派)に転向するケースもあった。
しかしこれは大蔵省時代の話であり、今日の財務官僚には「柔軟派」がいない。今日の財務官僚は全員が「規律派」である。それは98年に大蔵省接待汚職事件が起り、「柔軟派」の有力官僚のほとんどが大蔵省を去ったからである。大蔵省と財務省の決定的な違いは、大蔵省では「柔軟派」と「規律派」が対抗勢力として省内で拮抗していたのに対し、財務省では「規律派」の独裁体制になったことである。
ただし追出された「柔軟派」の有力官僚の全てが汚職事件に関与したのではない。しかし汚職事件の捜査の過程で、これらの官僚が過剰な接待を受けていたことが問題になったのである。特に「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待が話題になり、一連の出来事を「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件と一括りにされている。しかしこれは適切な表現ではないと筆者は思っている。ましてやこれが今日のセクハラ事件と同じ扱いを受けていることは完全に間違っていると見る。
追出された柔軟派の官僚
「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待が問題になり大蔵省を退官した官僚の言い訳を筆者は聞いたことがあり、以下、これを記す。たしかに「ノーパンしゃぶしゃぶ」で接待されたが、これは仕事の合間を抜けて陳情を聞くためだったという。当時、目立たないところで陳情を受けながら食事(夜食)するとしたなら、この「ノーパンしゃぶしゃぶ」みたいな所しかなかったと言う。陳情を聞きながらの食事が終わると、さっさと役所に戻り朝まで仕事を続ける毎日であったという。この官僚の言い分を信じるかどうかは読者の方にお任せする(筆者は信じても良いと感じる)。
陳情していたのは銀行のMOF担(大蔵省担当)だったと思われる。当時、不良債権が社会問題になり検査官の検査がどんどん厳しくなっていた。マスコミの論調はおかしくなり、不良債権が大きく悪い銀行は潰せという「空気」を作っていた。しかし問題の根源は土地などの資産価格が下がり続けていることであった。
たしかに平時なら、問題の金融機関の検査を厳しくすることは意味がある。しかし当時はバブル崩壊後、担保に取っていた土地の価格が下がり続けていた異常な時代であった。ましてや橋本政権の緊縮財政(消費増税など)で経済がマイナス成長に転落したこともあった。また構造改革派の観念論者が跋扈し、この非常時に企業の株の持合いを禁止したり、時価会計まで導入した。地価下落は一旦止まりそうになった場面もあったが(橋本緊縮財政の直前)、これらによって資産(土地や株)の投売りは止まらなくなった。
それにも拘らず、銀行の検査は強化され続けた。検査マニュアルは現実離れしたほど厳しいものに改定された。検査を強化し、銀行が隠している不良債権をあぶり出し、悪い銀行を破綻に追込むことが正義という風潮が作られた。
この「空気」を作ったのは、日経新聞など大蔵省の規律派の息の掛ったメディアと筆者は認識している。銀行を追詰めそこに公的資金を注ぎ込むことによって金融機関の健全化を行うという発想である。当然、これを警戒する銀行で貸し渋りや貸し剥がしが起り、銀行から融資を受けていた企業は資産(土地や株)を安値で売り急ぐことになった。
銀行に対する甘い対応は否定され、検査が異常に強化された。検査先の銀行で出されたお茶を飲むことさえ憚れ、自分でポットにお茶を用意してくる検査官がもて囃されたといった笑い話のようなことになった。結果的に、不良債権を巧みに隠した銀行だけが生残ることになった。
このため資産(土地・株)価格は下がり続け、適正価格を大きく下回るケースが出てきた。収益力がある土地にも買手が現れないので、資産価格は極限まで下がった。それらを買ったのが外資である。外資は、10分の1まで下がった銀座の一等地を買ったり、また企業の株の持ち合い解消に伴い放出された安値の株や、これによって連れ安した株を大量に買った。この頃から外資が日本の株式市場での売買の過半を支配するようになった。
銀行にとって、この危機的状況で頼るのは現場をよく知っている柔軟派の大蔵官僚だけになった。この官僚は仕事の合間に「ノーパンしゃぶしゃぶ」に呼び出され、陳情を聞くことになった。しかし結果的に、このような銀行に甘い官僚や閣僚は追出された。
ところが銀行局が金融庁に変わって10年以上が経ち、今日、銀行行政は様変わりしている。リスクを取らず貸出しが伸びない銀行の方が、むしろ指導を受けるという風になった。金融庁は立上がってしばらくは規律派の天下であった。しかし今日に到り、金融庁は現実を重視した柔軟派に転向したと言える。ただ昔の貸し渋りや貸し剥がしを知っている企業は、簡単には銀行からの借入を増やそうとはしない。
ちなみに「ノーパンしゃぶしゃぶ」で接待を受けたとされる柔軟派の官僚は、夜中に仕事をする時は自分の机を廊下に出しそこで仕事をしていたという。それは盗聴を恐れたからである。仮に盗聴器がないとしても「盗聴されているのではないか」と感じられることがプレッシヤーになったという。
筆者は、当時、日米が保険で揉めていたことがこれに関係しているのではないかと憶測する。日本の国益を守るため盗聴を警戒していた柔軟派の大蔵官僚と、籠池氏や女性記者に簡単に会話を録音されている今日の規律派の財務官僚とは好対照である。
http://www.adpweb.com/eco/
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/173.html#c1
1. 中川隆[-12148] koaQ7Jey 2018年5月09日 19:01:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13540]
既にモリカケは国民から飽きられており、海外から見れば何が問題なのかといった様子で見られている。政治家は国民の陳情を受けて行政に働きかけるのが仕事であり、それをしたら総理の首が飛ぶというのは理解に苦しむ。
決定的な賄賂などの証拠があれば別だが、モリカケ問題は総理の関与があったかなかったかで一年間も国会がかかりっきりになっている。それで国民もさすがに呆れ始めていますが、朝日新聞が毎回一面トップでモリカケを書き立てているから、野党もそれに飛びついて追求していますが、賄賂などの違法行為がなければ辞任には追い込めない。
朝日新聞が書き立てているのは、官僚などからのリークであり、検察や財務省が安倍内閣の足を引っ張っているのだ。モリカケもその一つであり、大阪地検の女検察官がリーク元になっているようだ。財務省や文科省もメモなどの文書をリークして朝日新聞などに提供して記事を書かせているようですが、もはや新聞やテレビでは総理の首は取れない。
しかし以前にはそれが出来た。第一次安倍内閣でも官僚からのリークで大臣などの首が飛んで安倍総理は辞任に追い込まれた。脇が甘かったからだろう。検察などは政治家のスキャンダルリストを作って官僚がそれをマスコミにリークする。まさに官僚とマスコミが政治を動かしている構図が出来ていた。
しかし最近ではマスコミの政治への影響力が低下してきて、マスコミは一年間にわたってモリカケ問題を書き立てても安倍内閣は政権を保っている。野党もマスコミも堕落しきってしまって、調査報道もできなくなり記事を書ける記者がいなくなってしまったのだろう。だから官僚にニュースネタを求めるようになる。
新聞はもはや通信社の記事を配信しているだけであり、独自の取材力は無いに等しい。専門的な知識もないから独自の切り込みもできず、経済記事も財務省官僚や日銀官僚の受け売りだ。政治の記事も政局ばかりが報道されて、政策提言力もない。だからネットを見ながら記事を書くようになり、最近ではネットブロガーが政治を動かすようになった。
歳川氏の記事でも、アメリカの政治情報誌が安倍総理の三選を予測している事を書いている。朝日新聞などの大手新聞がいくら安倍批判をしても影響力がそれだけ落ちてきているのだ。
____
野党や左翼マスコミの安倍政権への攻撃は、とうとう愛媛県職員のメモまで矮小化している。それにしてもメモの「首相案件」という言葉が引っ掛かる。官邸では「首相」ではなく「総理」という言い方をするという。おそらく新たに創られる国家戦略特区の制度では、この議長に首相が就く仕組に変わるという話であったろう。
もちろん新しい制度の元でも、ステップを踏んで物事を決めるのだから首相が決めるという話ではない(むしろ首相の議長としての権限は多分に形式的で、首相は最後に上がってきた案件に承認を与えるだけ)。愛媛県職員は新たに始まる国家戦略特区の制度をよく理解しないまま、このメモを作成した可能性がある。対応者は、親切心で事細かく説明したと思われる(これまで15回も申請をハネられたことに同情し、これにめげず今回も申請してほしいと言いたかった)。
しかし対応者は、自分の説明したことがこのような誤解を招くメモになるとは思わなかったであろう(捉え方によっては首相が全てを決めるといった表現)。しかも最悪なことにこの奇妙なメモを持って愛媛県職員が各省庁に陳情に向かったと思われる。どうもこのメモが加計学園騒動の元になった可能性がある。もしこのストーリが本当なら大笑いである。官僚の総理への忖度といった話などは、まさに的外れなことになる。
成長戦略の中で最重要と位置付けられているのが国家戦略特区である。しかし国家戦略特区の経済効果は極めて小さい。
問題となった今治の獣医学部新設の直接投資額とその波及効果を合算しても経済効果はたった200億円程度にしかならない(筆者の試算)。
そしてこの小さい案件を扱う国家戦略特区諮問会議の議長に総理が就くといった制度設計を行った。しかし総理は形だけのトップであり、最後の判定まで特区の事業者の選定にタッチしないことになっている(特区に申請する事業体を最後に知る形になっている)。ただ総理の名を利用して、岩盤規制とやらに穴を開けるのが推進者達(規制緩和こそ経済成長の源泉と信じる構造改革派の観念論者)の拙い目論みであった。
ところが無関係のはずの安倍総理を忖度して特区の事業者が選定されたという話になり、総理は総攻撃を受けることになった。これは明らかに国家戦略特区の制度上の欠陥である。さらに国家戦略特区の仕組を知らない人々が奇妙な文章(首相案件)を作成したりして、今回の混乱を招いたと筆者は推測する。
結果的に、構造改革派の薄っぺらなアイディアを元にした国家戦略特区制度によって、安倍総理は「地雷原」を歩くはめになったと筆者は考える。そして今治の獣医学部新設が大問題になったため、国家戦略特区は動きが止まったという。
http://www.adpweb.com/eco/
____
最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。
本当に恐ろしい世の中です。
既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。
まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。
これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。
本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。
安部先生は反安部運動の黒幕が CIA と官僚だというのがわかっているからね。
官僚の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう:
官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ
アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ
官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた
都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた
安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた
アホ日本人にはそういう背景が全くわからない
スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:
日本のジャーナリズムを監視する米軍組織
神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。
____
日本を救った安倍先生の偉大な業績
アベノミクスで日本政府の借金をゼロにした
民主党の超円高政策を超円安政策に変えて輸出企業の業績をバブル期並みにした
安倍は財務省に逆らって、民主党が決めた消費税増税を二回も延期し日本経済壊滅を阻止した
財務省が緊縮財政を押し付けなかったら今頃は疾うにデフレから脱却できてバブル期並みの好景気に沸いていたんだ
財務省は安倍先生が憎くて仕方ないからマスコミを使って安部降ろしを画策したんだ
____
●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題も財務省がリークしたと言われています…
●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?
●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?
【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ
◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本
パネリスト:
安藤裕(衆議院議員)
高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
三橋貴明(経世論研究所所長)
渡邉哲也(経済評論家
15. 中川隆[-12147] koaQ7Jey 2018年5月09日 19:04:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13540]
>>3
>中川隆は本当に安倍信者なのか?
>安倍信者は安部さんと誤った漢字を使うな。
Fラン大出の知恵遅れ人間の名前が正しくても正しくなくても大した問題じゃないだろ
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/352.html#c15
177. 中川隆[-12158] koaQ7Jey 2018年5月09日 19:23:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13552]
2018年05月09日
オリンピック後に不動産価格が下落し購入のチャンスか
空き家が増えた地域は不動産が安く買えると予想できる
画像引用:株式注意情報.jp http://kabu-caution.jp/wp-content/uploads/2018/05/img_4fb9f96c727b479d0340f4ea7b438812103412.jpg
空前の土地余り時代
現在の日本は不動産価格が上昇していて、不動産投資をしたり住居用物件を購入する人が多い。
だが良く考えるとこれは利に合わない行動で、高いときに買うと多くの費用がかかる。
地価が下落し低迷しているときに買えば、購入費用が安く抑えられます。
例えば夏用の商品は冬に、冬用の商品は夏に買っておけば、半額程度になっている場合もあります。
地価が上昇しているときは「土地ブーム」なので、メディアや広告では「今買わないともっと値上がりする」と意欲を煽ります。
すると将来土地や家を買う予定の人は「今買わないといけない」と思い、高値で買ってしまいます。
日本の人口減少で日本の空き家率は、2020年に20%、2030年に30%に上昇すると予想されています。 (総務省土地統計調査)
2014年の空き家率は13.5%だったので短期間に空き家が急速に増え、土地余り、家余りの時代が来ます。
都心や都市部では空き家に新たな買い手がつくが、地方や田舎ほど買い手がなく、地価は下落するでしょう。
不動産を買いたい人にはチャンス
地価は水物の要素が強いが、都心などを除けば2020年を境に日本の土地価格は下がっていくでしょう。
経済には良くないことだが土地や家を買いたい人にはチャンス到来で、高値の時の半額になるかも知れません。
今は高くて手が出なくても、5年後には郊外の魅力的な土地が値下がりしている可能性が高いです。
言うまでもなく利便性が高い場所ほど価格は下がりにくく、不便な場所ほど空き家が多いので下落率も高まります。
マンションや賃貸住宅も同様で、都市部の便利な場所は満室だが、不便な場所はがら空きになります。
昭和型の夫婦と子供で住む郊外の家族型マンションは入居者が減り、空室率が高まります。
すると大家さんや不動産屋は大変だが、良い物件に安い家賃で住めるようになるかも知れません。
ただし空室率が高いマンションは修繕積立金が不足するので、老朽化しても修理ができなくなります。
したがって空室が多いマンション購入はお勧めできず、マンションを買うなら利便性が高い都市部の人気物件がお勧めです。
都会から少し離れているが不便ではない場所で、空き家を購入してリフォームして住むのも、良いのではないだろうか。
http://www.thutmosev.com/archives/76083093.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c177
25. 中川隆[-12157] koaQ7Jey 2018年5月09日 19:30:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13552]
2017年のビットコインの上昇は中国人が外貨獲得のためにビットコインを買いまくっていたから
通貨についても、アメリカは中国を激しく批判している。
「中国は為替操作国家であり、不正国家である」とドナルド・トランプ大統領も、ピーター・ナヴァロ氏も、そして他の閣僚も、すべて中国を批判して止まない。
当初、ドナルド・トランプは「就任初日に中国を為替操作国指定にする」と言っていたが、就任初日の大混乱を避けてそれを見送っている。
しかし、中国が為替を有利に操作しているというトランプ政権の怒りは継続しており、中国は人民元のコントロールをそのうちに失う確率が高い。
中国が人民元のコントロールを失うというのは、まぎれもなく中国の政治経済の崩壊が始まることを意味する。
中国は今も経済成長していると見せかけて人民元には価値があるかのように振る舞っている。
しかし、すでに中国の経済成長を示すGDP(国内総生産)は粉飾した数字で当てにならず、実態はひどいことになっていることを当の中国人も知っている。
中国政府は人民元の防衛のために外貨準備を取り崩す必要があるが、そうなるとさらに人民元に対する裏付けが消えていくわけで、結果的に人民元の防衛には限度がある。
こうした状況の中で、中国政府は必死になって資金の海外流出を防止しようとしているのだが、中国の愛国心の欠片もない富裕層は逆に必死になって人民元を売って外貨にエクスチェンジしている。
この人民元売りの闇ルートのひとつが、ビットコインだった。2017年のビットコインの上昇は中国人が外貨の獲得のためにビットコインを買いまくっていたからだ。中国政府がその穴をふさぐと、ビットコインの価格は暴落していった。
これは、中国人自身が紙くずになるかもしれない人民元を必死になって売っているということだ。
アメリカとの対立で中国が不利になっていくと、愛国心の欠片もない中国人はどのみちキャピタルフライトする動き大々的に繰り広げる。中国政府はそこでも追い込まれる。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/05/20180509T0319000900.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/314.html#c25
58. 中川隆[-12156] koaQ7Jey 2018年5月09日 19:33:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13552]
今まで中国は世界中から投資資金を呼び込んで、他人の金で経済成長を成し遂げてきた。中国に大量の投資を行っていたのはアメリカの多国籍企業だった。
バラック・オバマ前大統領は、その中国とより深い関係を結ぼうとして、当初は中国に媚びるように「G2」を提唱していた。
しかし、中国が傲慢になってやがてアメリカをも見下すようになると、さすがの無能の極みだったオバマも中国に見切りを付けるしかなくなった。
中国は貿易でダンピング攻勢を行い、アメリカにハッキング攻撃を仕掛け、南沙諸島で勝手に軍事拠点を作り上げた。やりたい放題だったと言っても過言ではない。
しかし、中国は虎の尾を踏んだ。アメリカを激怒させたのはAIIB(アジア・インフラ投資銀行)の設立だった。
これはドル通貨基軸による挑戦である。アメリカにとってはドル通貨基軸こそが世界支配の中核だったので、これに挑戦する中国は敵でしかない。
アメリカは、2015年には中国を明確に「敵である」という認識をするようになっている。そのため、アメリカはAIIBに賛同していたEU(欧州連合)を揺さぶりにかけるようになった。
2016年にはイギリスがEUを離脱し、ドイツはVWグループが排ガス不正でアメリカに糾弾され、さらにメルケル首相が難民政策で急激に求心力を失うという流れがあった。
この一連の流れは、その裏にアメリカによるEUへの報復があった。イギリスもドイツもAIIBに賛同した国家である。これらの国家が急に政治的動乱に見舞われた。
さらにAIIBであからさまに中国になびいた韓国も、政権が吹き飛ぶという波乱に見舞われている。
アメリカの覇権の中核にあるのはドル通貨基軸である。この部分に関しての挑戦をアメリカは決して許さない。中国はこの部分に侵食してきている。
とすれば、この次に起きるのは「本丸」である中国の破壊でしかない。
「中国は敵だ」という認識ができて、ドナルド・トランプという強硬派の政権が誕生した以上、中国がこのまま無傷でいられると考えるのは根拠のない楽観論だ。
中国は貿易でも、軍事でも、為替でも追い詰められていく。中国の破壊は仕掛けられている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/05/20180509T0319000900.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/105.html#c58
39. 中川隆[-12155] koaQ7Jey 2018年5月09日 19:52:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13552]
「なぜ日本が変化に対応できないのか」という疑問は長年私の中にありますが、その大きな原因になっているのが、日本の官僚システムだと私は見ています。
米国では、政治家が法案を作るし、政権が変わるたびに官僚のトップクラスがすべて入れ替わるし、政治家が思い切った政策の変更をすることが可能です。
それに対して、日本では、法案を作るのは政治家ではなく官僚だし、政権が変わっても官僚は入れ替わらないため、政策の継続性がとても高いのです。さらに悪いのは、官僚組織をピラミット型に保つためには天下り先が不可欠で、その天下り先が変化への抵抗勢力となってしまう点です。
私が以前から指摘している「ゼネコンスタイルのソフトウェア作り」がいつまでたってもなくならない一番の理由は、日本のIT産業がIBMと戦っていた頃の「公共投資を使ったIT産業の育成」という時代遅れの政策が未だに続いており、そこで甘い汁を吸い続けているゼネコン企業にまっとうな進化圧がかからない点にあると私は思います。
つまり、ますますソフトウェアが重要になっていくこの世の中で、日本企業の国際競争力を上げるには、霞ヶ関とITゼネコンの癒着・依存体制を破壊し、正しい形の進化圧をソフトウェア産業にかけて企業の新陳代謝を高めるしかないと私は考えています。
もちろん、霞ヶ関の官僚自身は決してそんな政策は提言して来ないので、政治家がリーダーシップを持って痛みを伴う改革をしなければならないので、そこが一番難しいかも知れません。
http://www.mag2.com/p/news/358046
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/103.html#c39
42. 中川隆[-12154] koaQ7Jey 2018年5月09日 20:59:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13552]
EAR フラッグシップモデル試聴会予告編 - YouTube動画
EAR 912、509MK2、V12、Acute3 試聴会予告編
https://www.youtube.com/watch?v=J78c0bhv83E
EAR 912と864、509Mark2 の説明 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=oHC3gVZO_PA
EAR 868L , 912 真空管プリアンプ音質比較試聴 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=fcSTzf1f_n4
2016年12月 marantz SA10 と EAR Acute Classic 音質比較 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=CvEMKdasY34
EAR912 と EAR509 II は Kubala・Sosna ケーブルを介して Sonus Faber Stradivari Homage を鳴らすと、実にエロティック、 デカダンスの極みのサウンドを聴かせてくれます。
バッハ(Johann Sebastian Bach)のヴァイオリン・ソナタや教会音楽、中でも女性2声による Couperin 'Motets' には 高貴さを通り越して、禁断の香りが漂います。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/audiohistory/AudioSystem2017/audiohistory20171230.html
EAR912 はフォノイコライザー付きプリアンプ
EAR Acute Classic は CD も掛けられる USB-DAC付プリアンプ
という位置付けです。
EAR Acute Classic のプリアンプ部は EAR912 と同じです。
デジタルソースを聴く場合は EAR912 を通さず、EAR Acute Classic を直接パワーアンプに繋ぐだけで OK です。
Acute Classic 2016年発売
890,000円(クロム仕上げ・税別)・798,000円(ブラック仕上げ・税別)
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/acute-classic/
EAR 912 2012年発売
\1,980,000(税別)
https://www.yoshinotrading.jp/product-details/912/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/853.html#c42
43. 中川隆[-12153] koaQ7Jey 2018年5月09日 21:27:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13552]
Sonus Faber を EAR で鳴らす場合は
大型のストラディヴァリ・オマージュには EAR912 + EAR509 II
小型のミニマ、エレクタ・アマトール、ガルネリには EAR V20
の組み合わせが一番いい音になります:
21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/27(水) 20:02:44.75 ID:Ft8kG6Bh
かつて、九州のソナス遣いのお宅にお邪魔した時、エレクタ・アマトールに
EAR V20を組み合わせ聴かせていただいたが、色気ムンムンで、弦の艶っぽい
響きにたまげたことがあった。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1339161872/
因みに、ソナス・ファベールでは ガルネリ・オマージュが最高傑作です。
詳細は
ソナス・ファベール「オマージュ・シリーズ」
http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/HOMAGE.html
Sonus faber アンプ-スピーカーシステム一覧
http://audio-heritage.jp/SONUSFABER/speaker/index.html
伝説の ソナス ファベール ガルネリ・オマージュ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/684.html
44. 中川隆[-12152] koaQ7Jey 2018年5月09日 21:41:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13552]
EAR V20 はスペック上の実行出力は 20wだが、所有していた友人の話では草が生えるほど非力で「本当に 20wあるのかこれ?」という製品仕様だったそうです。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/853.html#c44
1. 中川隆[-12151] koaQ7Jey 2018年5月09日 21:47:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13552]
マンションで民泊を認めると
・玄関やサロンや駐車場に毎日24時間酔っぱらった中国人が屯して大声で会話
・隣室で夜遅くまでドンチャン騒ぎされて、文句を言っても言葉が通じないから相手にされない
・戸締りをしないで部屋を出られなくなる、廊下や玄関に荷物を短時間でも置いておくとすぐに無くなる
・若い女性はしつこくストーカーされる
・女性は危なくて夜外出できなくなる
・廊下や駐車場にタバコの吸い殻やごみをポイ捨てされる
・ゴミの分別を一切やらないからゴミ捨て場が滅茶苦茶になる
・部屋に麻薬を持ち込んでアヘン窟みたいになる
・マンションの部屋で殺人事件が起きると事故物件として
大島てる CAVEAT EMPTOR 事故物件公示サイト
http://www.oshimaland.co.jp/
に登録されて、マンションを売ろうと思っても絶対に売れなくなる。
_________
私たち日本人は清潔で安全な国に暮らしている。どこの都市も夜になっても歩けるし、強盗や殺人に怯えながら過ごす必要もない。
行政もしっかりしており、生ゴミが捨てられたままになっていることもない。交通機関も時間通り運行している。多くの日本人はこれが当たり前のように思っているのだが、世界は「当たり前」が通用しない国が多い。
国外の多くの都市は「あそこには行くな」と言われる危険地区があちこちに存在する。それは欧米先進国でも同じだ。ニューヨークでもパリでもロンドンでも「迂闊に入ってはいけない犯罪多発地帯」がある。
そこに入ると「脅され、盗まれ、レイプされ、殺されても仕方がない」と思われるような場所がある。
日本の安全な都市に住んでいる私たちは「運が良かった」と言える。もっとも、いつまでこの運の良さが続くのかは分からないが……。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180413T0125510900.html#Qp1pT65.google_plusone_ninja_m
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民泊マンションで覚醒剤作った疑い 米国人を再逮捕
3/27(火) 11:47配信 朝日新聞デジタル
民泊として使われていたマンションで覚醒剤を作ったとして、警視庁は、米国籍で住所、職業いずれも不詳のホアン・マシュー容疑者(25)を覚醒剤取締法違反(営利目的製造)の疑いで再逮捕し、27日発表した。黙秘しているという。
組織犯罪対策5課によると、逮捕容疑は昨年12月6〜13日、東京都大田区と港区の民泊の部屋で、鍋やフライパンなどを使ってフェニルメチルアミノプロパン塩酸塩を含む結晶を精製して純度を高め、覚醒剤を製造したというもの。この部屋はホアン容疑者以外の人の名義で借りられていた。
ホアン容疑者は複数人と共謀し、本人名義で借りた豊島区の民泊マンションに昨年12月、覚醒剤12・7キロを密輸しようとしたとして、同法違反(営利目的輸入)などの罪で1月下旬に起訴されている。同課によると、ホアン容疑者宛ての覚醒剤はこれまでに計78キロ(末端価格50億円相当)が押収されているという。
_____
2018年03月13日
民泊が犯罪拠点になっている実態
続々と発生する民泊事件
引用:https://reset-lifestyle.xyz/wp-content/uploads/2018/02/20180223-194347.png
警告されていた危険性
民泊が犯罪に利用される事件が多発し、特に外国人が犯罪の場に悪用した例が注目を集めている。
2月には大阪、京都の民泊を拠点にしていた米国籍の男と接触した日本女性が行方不明になり、なくなっていたのが判明した。
仲介サイトで予約した民泊を移動し、ネットアプリで女性と知り合ったという、いかにも現代的な事件でした。
容疑者が宿泊した大阪市東成区の民泊と西成区の民泊は、いずれも無許可で無認定で営業されていました。
大阪には1万とも数万とも言われる民泊が存在するが、ほとんどが遺法民泊で、認可を受けている施設はほぼ存在しない。
大阪人気質なのか住民はあまり気に留めず、たまたま「騒音が煩い」など警察に苦情がきたものが、例外的に摘発されている。
もともとが遺法民泊なので宿泊者の確認はしておらず、ネットで予約して支払いもネットで済ませている。
民泊所有者が宿泊者と顔も合わせないなど日常茶飯事で、こうした事が犯罪拠点に利用しやすくなっている。
法律では外国人宿泊者にパスポートの提示とコピーの保管を義務づけているが、、当然行っていませんでした。
野放しの遺法民泊
大阪市には2018年1月までに、遺法民泊の通報が4129件あったが、摘発はほとんど行われていない。
合法民泊への移行期間として大阪府警が意図的に見逃しているという見方もあり、事実上野放しにされている。
大阪市によると最近は民泊予約サイトに詳細な地図が表示されず、予約者にだけ場所が分かるようになっている。
予約サイトでは場所が分からないため、市職員は調査できないとしている。
遺法民泊の通報を受けても、物件所有者に連絡がつかないことが多く、調査は困難だとしている。
2015年から16年にかけてフランスやベルギーでテロが多発したが、犯行グループはいずれも民泊を渡り歩いて警察を巻いていた。
欧州では民泊営業は登録が不要で、宿泊者の記録も取っていないので、恰好の隠れ蓑になった。
3月9日には東京世田谷でアジア系外国人がなくなっているのが見つかったが、やはり遺法民泊で身分証を確認していなかった。
3月7日には台湾人グループが民泊を拠点に偽造クレジットカードを製造したとして逮捕されています。
今後もこうした事件は増加が予想されます。
http://www.thutmosev.com/archives/75290506.html
【社会】都内の高級タワーマンションで民泊中国人がドンチャン騒ぎ、翌日はゴミだらけ…住民との間でトラブル相次ぐ©2ch.net
http://daily.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1462967283/
1 :いちごパンツちゃん ★ 転載ダメ©2ch.net:2016/05/11(水) 20:48:03.94 ID:CAP_USER*
昨今日本国内でも盛り上がりを見せている「民泊」について、
都内の高級タワーマンションに住む40代男性が怒りを露わにする。
「マンション内の居住者専用の歓談スペースで、中国人グループが夜な夜なドンチャン騒ぎを繰り広げている。
飲酒禁止なのに明らかに酔っ払っているうえに、後片付けもしないから翌日はゴミだらけ。
靴の空き箱が10箱も捨てられていたこともあった。何より厄介なのは、彼らがマンションの住人じゃないことです。
『民泊』で一時的に宿泊している観光客だから日本語が通じず、苦情を言っても無駄。本当に勘弁してほしい」
「民泊」とは、民家やマンションの1室をホテル代わりにして宿泊できるサービスのこと。
主にネット仲介が主流で、仲介の世界最大手企業であるエアビーアンドビー(Airbnb)の日本法人によると、
日本国内でも昨年までに宿泊件数が100万を突破。
訪日外国人の急増と宿泊施設の不足を解消する新たな手段として注目を集め、
政府も2020年に控える東京五輪を見越して民泊に関する法的整備や規制緩和に向けて動き出している。
その中で利用客が際だって多いのが、いまや訪日外国人の4分の1を占める中国人観光客である。
利用数が多いことに加え、もともと中国人観光客のマナーが問題視されてきたこともあり、
「民泊」する中国人とマンション住民との間でトラブルが相次いでいるのだ。
※週刊ポスト2016年5月20日号
http://www.news-postseven.com/archives/20160511_410071.html
タワマンでも民泊トラブルが増加中(イメージ)
http://parts.news-postseven.com/picture/2016/04/mansion_image.jpg
民泊の話じゃないけど、この前トマム行ったら、中華系の男の子がお風呂場で立ちションしてた
あんなの見ちゃうと、そのリゾートのイメージ全体が悪くなっちゃうよな。しかも、区分所有してるマンションの大浴場でやられた日にゃ
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/176.html#c1
18. 中川隆[-12156] koaQ7Jey 2018年5月10日 08:26:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13558]
2011年03月17日
ケーブルによる音の変化
http://bestmusic.seesaa.net/article/191150617.html
ケーブルでオーディオの音は変わらないと言っている人が信じられない。
私は今まで、通常の家電店で売っているケーブルほ使っていたが、プリアンプ〜パワーアンプ間のRCAケーブル(銀を主体としたケーブル)に替えてみて、かなり音質が変わったことを報告した。
プリアンプ〜パワーアンプ間はバイアンプになっているので、RCAケーブルは2ペア(4本)必要であった。
この変化をもう一度記載しておくと。
1.音量が増加した
2.高域がきつくなった
3.情報量が増えて透明感が増した
4.低域の再生限界が伸びたように聞こえた
5.位相が改善された
であった。
予想以上の変化に驚いたのだが、今回はCDプレーヤー〜プリアンプ間のRCAケーブルを交換してみた。
交換したケーブルは AccuphaseのL-15Gである。
ここは、もともとそんなに安物ではないと思われるものを使っていたので、そんなに変化は期待していなかった。
ところが、今回も予想以上の変化をした。
1.きつい音がしていた高域が分解され、聴きやすくなった
2.一層透明感が増した
これは、私の家を時々訪れるオーディオの好きな人も、同様に感じている。
今回、交換のAccuphase L-15Gは銅(純度99.99999%)を主体としたもので、0
.08mm(直径)を168本束ねた2芯構造のものである。
1.の意味は、以前、高域がきつく感じられたが、交換してみるときつい部分が歪だったような感じに思えた。
このケーブルは低域から高域までバランスの良いケーブルと感じた。
普通の家電に使うケーブルと比べると高いが、驚くほどの値段ではない(8,400円)ので、音質改善としてはコストパフォーマンスが高いと思う。
ケーブルで音が変わらないと主張する人たちが、信じられない。
http://bestmusic.seesaa.net/article/191150617.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c18
115. 中川隆[-12155] koaQ7Jey 2018年5月10日 08:29:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13558]
タンノイが変わった
http://bestmusic.seesaa.net/article/184575378.html 02月06日
2010年8月、タンノイ社は KINGDOM ROYAL というスピーカーを発売した。
このスピーカーの発売によって、タンノイは伝統のスピーカー、音をわずかに残しながら、大きくこれまでの方向を変えたと言える。
従来のタンノイは家具調で、エンクロージャーは弦楽器の胴のように積極的に鳴らしてきた。
壁や床を利用し低音を稼ぐという設計であったとも言える。
しかし、近代的なスピーカーはむしろ壁から離し、床から離すか振動を伝えないという方向である。
それは、トランジスタアンプになってから、アンプの駆動力は大きくなり、壁や床を利用することなく、スピーカー単体でアンプ強力な駆動力を背景に低音再生も可能になったからだと言える。
オーディオファンには様々な傾向の人がいるが、昔の音を懐古的に楽しむ人から、より生音に近くという人までいる中で、生音、リアル感を求める人が多くなってきたと思う。
それは、メーカーの主力製品をみることでもわかる。
タンノイやJBLは日本人のファンに受け入れられ、一時代を作ってきたと思うが、タンノイはクラシック向きでジャズを聴くスピーカーではないとか、JBLは反対にジャズ向きで、クラシックには向かないとされてきたのが大多数の人が認めるところであろう。
しかし、近代的なスピーカーはジャズ向き、クラシック向きではなく、何でもソースを忠実に再現するという方向に変わってきた。
JBLはエヴェレストというスピーカーを発売し、タンノイはKINGDOM ROYALによって何でも忠実にこなすスピーカーに舵を切ったと思う。
http://bestmusic.seesaa.net/article/184575378.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c115
116. 中川隆[-12154] koaQ7Jey 2018年5月10日 08:35:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13558]
Tannoy Kingdom Royal @ 2010 High End Munich - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=dStBwz9BqCk
耳に馴染んだ音 2011年10月13日
http://bestmusic.seesaa.net/article/230252960.html
俗に「おふくろの味」という、それぞれの家庭の料理の味があるように、これと似たような「馴染みの音」があると思う。
私がはじめてFIFI用スピーカーを手にしたのが、PIONEERのPAX-20Aだったということは、前に述べた。
pax20a1.gifこのスピーカーを手に入れた時、私は裸のままで使っていた。
それは、スピーカーのボックス(エンクロージャー)まで用意する余裕がなかったからである。
どんなに良いスピーカーでも、指定箱に入れないと真価を発揮しないということは、雑誌で知った。
それからは、何か適当な箱はないかと探しまわった。
タダで手に入るのは、八百屋さんでもらえるリンゴ箱だった。
それでも裸での使用とは違う。
密閉するのがよいらしいとわかったので、空気の漏れないように、隙間を塞ぐということはやってみた。
リンゴ箱だから薄っぺらいものだから、箱自体が振動する。
でも、スピーカーの箱は振動するものだと思っていた。
友人も、多分そう思っていただろう。
だから、スピーカーの振動が箱に伝わって、響きが止まらないようにしなければならないと思っていた。
ところが、オーディオの雑誌を読むと、板は重く厚いほうが良いとあった。
そりゃあ、振動しにくいのではと思った。
やっとの思いで、ラワンの20mmほどの1枚板が手に入った。
苦労して、糸鋸でスピカー穴を切り抜いた。
期待を込めて、スピーカーを取り付けて鳴らしてみた。
これが、さっぱり良くなかった。
なんだか寂しい音になったようだ。
ガッカリしたものの、やっと手に入れたものだからと思って、そのままにした。
ある日、またなんとなく鳴らしてみた。
「まてよ、これはいい音ではないのか?」
という気がした。
そういえば、ヴァイオリンの音はきれいだ。
現実の弓で弾いたような音がする。
中音が出ないのは、・・・もともと音源に音がないのだ。
と次第に聴き方が変わっていった。
「いやいや、これがいい音なのだ」
と気がつき始めた。
これが正直なところだ。
インスタントラーメンに慣れていて、有名なラーメン店の味がわからないようなものと言えるか。
そういえば、ある親から
「うちの子ども、ラーメン店に連れて行ってやったら、インスタントラーメンの方がいいと言うんですよ」
という話を聞いたことがある。
■その人の馴染んでいる音からは離れにくい
オーディオに関心のある人の装置の音を聴かせてもらうと、それぞれである。
「いい音」と言うのだが、私としてはちっともそうは感じないということがある。
レンジが狭くて古臭いまどろっこしい音。
そういう人の性格をみると、やはり古い骨董的なものに関心が高いように思う。
やさしい性格の人は、刺激のない音を好む。
というようなことで、それぞれの趣向で、装置は、どんなソースであろうとその人好みの音にしてしまうような傾向がある。
これが、私から言うと「おふくろの味」ならぬ「馴染みの音」ということになる。
■私の求める音の方向
オーディオの評価で「いい音」というのは誤解を生むおそれがある。
それを考慮して言うなら、私の求める音は「ソースに忠実な音」である。
だから、振動は抑える方向である。
私のスピーカーは黒いピアノの塗装と同じ塗装がしてある。
それを知ったある人は「ピアノ塗装すると、音が響かなくなってしまいます」と言った。
「いや、塗装することによって共鳴を防いでいるのです」
と言ったら、その人は沈黙してしまった。
今の装置は、かけるCDによってみな違う音になるという方向になってしまったので、どれがこの装置の音(キャラクター)なのかわからなくなってきた。
あるCDをかけた時
「あれ、装置のどこか具合が悪いのか」
と思ったりすることもある。
だいたい、どのメーカーも共振を止めることに工夫を凝らしているようだが、例外としてはタンノイがある。
タンノイは箱がまるで楽器のようで、弦楽器の胴を想像させるところがある。
ある、タンノイの所有者は
「タンノイは良いも悪いも、すべての音をタンノイ色に染めてしまう」
誠に、短い言葉でタンノイの特徴を表していると思う。
そのタンノイも KINGDOM ROYAL を最近発売して、従来のタンノイの音から脱却しつつあると感じた。
http://bestmusic.seesaa.net/article/230252960.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c116
6. 中川隆[-12153] koaQ7Jey 2018年5月10日 09:27:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13558]
本文もコメントもすべて見当外れだな
日本の出生率を下げるのはアメリカの指示でやっている事だ
日本語は非関税障壁で、日本語を使っている限り、外資が日本企業を買っても、欧米人経営者には運営できない。
それでアメリカ金融資本は日本人を減らして英語ができる中国人移民に置き換えたいんだ
45. 中川隆[-12158] koaQ7Jey 2018年5月10日 10:00:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13564]
EAR アンプのドライブ力
EAR は元々、安物部品だけを使った廉価品アンプのメーカーで、ハーベス、スペンドール、ロジャース等の BBC Monitor 系小型スピーカーを鳴らす事を想定しています。
従って、タンノイ や JBL の38cm ウーハーを使った大型スピーカーを駆動できる程のドライブ力は有りません。
EAR で大型スピーカーに使えるのは プロ用アンプの EAR912 + EAR509 II だけでしょう:
EAR-859 は音が良いか? 2009年01月08日
http://bestmusic.seesaa.net/article/112344376.html
左のアンプは EAR-859、特別に開発された真空管を使い、話題になったアンプである。
トランスも職人が一つずつコイルを巻いて作っていると聞いた。
気になる値段は ¥448,000。
この値段が高いか安いかは、個人の関心によって違うだろうが、一般の家電品の値段と比べるとかなり高いだろう。
興味を持った一家の主が買おうとしても、奥さんの理解が得られないかも知れない。
一般サラリーマンの年収が500万ぐらいとすると、その1割近い金額は家計を考えると非常識かも知れない。
筆者はかねがね思っていることに、洗濯から乾燥まで一気にやってくれるドラム式洗濯機があったらどんなに便利だろうと思い、いつか欲しいと思っている。
家電店の展示を見て歩くと、25万ぐらい用意すれば買えると思うのだが、これが高いと感じてしまう。
ところが、EAR-859 の ¥448,000 はそんなことを考えずすぐに買ってしまった。
生活のバランス感覚が狂っていると言われても仕方がないかも知れない。
本題から大分はずれたが、このEAR-859 はオークションで売ってしまった。
すぐに売れたところをみると、フアンは多いのだろうと思った。
パラピッチーニの設計とか、先ほどの新開発真空管とか、トランスとかの雑音(?)に惑わされた感もなくはない。
実際に手にしてみると、物量を投入しているところから、価格競争で優位に立とうとした製品ではないこともわかる。
13W×2という出力は、率直に言って小さいと感じる。
だが、真空管アンプの話となると、真空管アンプは小出力でもドライブ能力が高いという話が必ずというぐらい出てくる。
もちろん、ドライブ能力さえあれば数字はどうでもよい。
やたらに馬力の数値だけは高いが、運転してみると実感がないという車もよくないのと似ている。
結論、売ってしまったのはドライブ能力に不満があったからである。
ドライブ能力だけでなく、音質も試してみた。
先入観として、これで高音を再生したらきっときれいだろうなと思っていた。
それで、私のスピーカーはトライワイヤー接続ができるので、高音にこのアンプを持っていった。
中音、低音にはそれぞれ150W×2のトランジスタアンプを使った。
つまり、アンプ3台でドライブしたわけである。
これは、当初、EAR-859だけで試みたが、とてもスピーカーを鳴らしきっているとは感じられなかったからである。
さすが、アンプ3台でのドライブは余裕があった。
ところが、高音がどうしてもきつくなる。
それで、このスピーカーの個性と思ってあきらめていた。
ある日、実験のつもりで、中音域の150W×2のトランジスタアンプと高音域のEAR-859(13W×2)と入れ替えてみたところ、驚いたことに高音がすごくきれいになった。
その上、スピード感が出るようになった。
何台ものアンプを使ってドライブするとき、高音域にはパワーは必要ない、それより高音のきれいなアンプを使うべきとある。
具体的には、高音域は数ワットもあればよいとされている。
しかし、実際に試してみると、アンプの持つパワーは数値だけではわからないドライブ能力を持っていると感じた。
非力なアンプでは高音が汚くなる(音が暴れた感じになる)し、スピード感がない。
不思議なのは、周波数特性を見ると、20KHzを遙かに超えているのに、高音はストレスを感じ窮屈に聞こえる。
結果的に今の装置で浮気は起こらず落ち着いているのだが、最新のアンプを売り払って、いにしえの名器VICTORのM-L10victor_ml10_2.jpgを2台手に入れて中高音用と低音用に分けてバイアンプでドライブすることになった。
PL-10はVICTORのオーディオが一番元気な時に作られた最後の製品で、中をあけてパーツを見ると、VICTORが力を入れた様子がわかる。
VICTORに限らず、この頃のいわゆるオーディオのバブル期には各社の力作があり、その力を発揮させれば現在でも十分ハイクオリティな音を楽しむことができる。
現在でもというより、この頃オーディオは頂点に達したと言ってよいと思う。
だから、あえて、このころの重量級のアンプの中古を買い使っている人もいる。
決して、安くあげたいからではない。
問題は修理体制である。
メーカーに依頼しても、部品がないと言って断られることがほとんどである。
AMP修理センターとかAMP修理工房では、メーカーに修理不能と言われたものでも、オーバーホールや修理を引き受けてくれる。
部品がない場合は代替部品などを使ったり加工したりして、元の性能に復帰させてくれる。
10万円以上かけてここへ依頼している人もいる。
私の使っているM-L10は3台入手して相互に部品を融通して2台にしたものである。
パワーは160W×2で、フラグシップのアンプとしては驚く数値でもない。
だが、アンプのドライブ能力はパワーの数値だけではないということは、現在お休みしているプリメインで、やはりパワーは同等ぐらい出るものと換えてみると、みすぼらしい音になることからはっきりわかる。
違いは何か?
両者を比較して一目瞭然は電源部である。
空けてみると、M-L10は大半がトランスである。
そのトランスを囲むようにして大容量のブロックコンデンサーが囲んでいる。
トランスだけで15Kgありアンプの総重量は30Kgぐらい。
電源が70%ぐらいアンプの性能を支配するというのが、この頃のVICTORの開発部の文献にある。
VICTORに限らず、このころ競った製品としてはDENON、ONKYO、EXCLUSIVE、LO-D、YAMAHA、ACCUPHASE、SONY、SANSUI、Technics、KENWOOD、LUX、Aurex、などなどの製品に修理代を投入してもそれだけの価値があるものも多い。
これらはオーディオ懐古録というサイトが参考になる。
オーディオ懐古録掲示板
https://jbbs.shitaraba.net/music/11602/
この記事へのコメント
すみません、45万ですか? いまなら半値でもっと優秀なアンプが購入できますよ
そうですVintageです真空管アンプは新品を買ってはダメです!
アンプを買うと思っちゃダメです、巨大なトランスを買おうと思うのです、
50年前の真空管全盛時代50年代〜60年代のアメリカ製管球アンプがお勧めです。
e-bayにたくさん出ていますよ。あ、アンプの自作修理の出来ない人は手を出してはダメです、先生になれとは言いませんが、生徒なら誰でもなれるはず、がんばってください。
Posted by 管球マニア at 2011年02月27日 15:41
管球マニア 様
>すみません、45万ですか? いまなら半値でもっと優秀なアンプが購入できますよ
具体的にはどんなアンプですか?
真空管がおすすめなのですか?
ドライブ能力で難点があると思っていますが、いかがでしょう?
現代のスピーカーでは、ドライブしきれないと思っていますが。
Posted by dolce at 2011年02月28日 15:45
http://bestmusic.seesaa.net/article/112344376.html
▲△▽▼
大型スピーカーはいくら能率が高くても 50W 以下の真空管アンプではドライブできない 1
たこ焼きとオーディオ 2012年03月06日
http://bestmusic.seesaa.net/article/256045958.html
下の写真は、パワーアンプの電源部である。
http://bestmusic.seesaa.net/article/256045958.html
前面に見える円柱状のものが、ブロックコンデンサーで、その奥の四角な箱のようなものが電源トランスである。
この電源トランスだけで15Kgある。
コンデンサーは15000μFの容量のものが4本。
http://bestmusic.seesaa.net/article/256045958.html
この強力な電源がアンプの良し悪しの大半を左右する。
ところで、このようなアンプの電源スイッチを入れると、この大きなコンデンサーにためるための大電流が流れる。この電流を突入電流と言い、このままでは何百Aという電流で端子が溶けてしまうほどになったりする。
そこで、徐々にコンデンサーへ電気をためるようにしなければならない。
つまり、いきなり大電流が流れないようにするわけである。
そして、ゆっくり電気をためた後に回路が動作するようにするわけである。
この説明は、以前に回路図を用いて説明した。
http://bestmusic.seesaa.net/article/256045958.html
アンプのスイッチを入れても、すぐに起動しないのは、電気がたまるのを待っているからである。
徐々に電気をためるためには、回路図にあるように直列に抵抗を入れる。
言い方を変えれば、抵抗が直列に入ることにより電流は小さくなり、動作は遅くなるということだ。
これは、電気回路としては「たこ焼き器」も同じだ。
たこ焼き器にはコンデンサーは使ってないが、消費電力はおよそ1000Wぐらいである。
これは、電源が100Vであるから10Aの電流が流れることになる。
たこ焼き器を電源につなぐと、たこ焼き器は10A要求するわけである。
だから、10Aを瞬時に供給できれば、たこ焼き器はすぐに加熱されるわけであるが、10Aも流せない細いコード(ケーブル)を使うと、ケーブルの抵抗が大きいので、電流は小さくなりあたたまり方は遅くなる。
結局、これはケーブルが細いと、スピーカーからの音の出だしが遅くなるのと同じである。
http://bestmusic.seesaa.net/article/256045958.html
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大型スピーカーはいくら能率が高くても 50W 以下の真空管アンプではドライブできない 2
オーディオ訪問記〜2017・6・8〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e16281b44609e98769590adb619fce87
オーディオを長くやっていると誰しも一つや二つぐらいは「想い出の音」というのがあるはず。
自分の場合は以前のブログにも記載したことがあるが、たしか30代の頃だったと思うが、フラリと入ったオーディオショップで聴いた「CN191コーナーホーン」の音がそれだった。まるで宝石をちりばめたようなキラキラ光る音が音響空間のすべてを埋め尽くしているみたいで、思わず茫然として立ちすくんだ。
「なんていい音なんだろう!」
駆動しているアンプは忘れもしないパイオニアのA級アンプ「M5」(モノ×2台)だった。
もちろん当時は安サラリーマンの身なので、「CN191」は当然のごとく「高嶺の花」だったが、とうとう現在に至るまで縁がなく手に入らず仕舞いだった。しかし、今でも「想い出の音」として脳裡に深〜く刻み込まれている。
そして、このほどようやくその「初恋の人」に巡り会った。
奥に鎮座しているのが、その「CN191コーナーホーン」(ヴァイタボックス:オリジナル)である。
しかも、組み合わせられている機器が凄かった。
まずプレイヤーが「927ST」(EMT)。「930ST」ならよく見かけるが1ランク上の「927ST」となると極めて珍しい。中古の相場をググってみると450万円なり(笑)。
そして駆動しているアンプはプリアンプがマッキントッシュの「MC22」で、パワーアンプが「MC275」。もちろん、いずれもオリジナル。
カーティス・フラーの「ブルースェット」を聴かせていただいたがサックスのふてぶてしい音にぶったまげた!
日頃から「フルレンジ」スピーカーのミニチュア的で端正な音の世界に慣れ親しんでいる人間にとっては出てくる音のすべてがカルチャーショック以外の何物でもなかった。
低音から高音までレンジが広くて密度がメチャ濃い感じ。この音ならスーパーウーファーもツィーターもまったく必要ない。
ウ〜ン、参った!
一般的に「いい音」の判断材料とされる「音像定位」とか「奥行き感」とか、「音の艶」などがやたらにチマチマしたものに思えてきて、まるでそういうものを吹き飛ばすかのような「野太さと力感」の勢いにまったく言葉を失ってしまった。
「低音なんか二の次、三の次でいい」と、豪語していたのはいったい誰だ!(笑)
それにしても「MC22」と「MC275」のコンビのオリジナルの純正品を聴くのは初めてだったが、有名なアンプなのでこれまでいろんな噂を耳にしてきている。
どちらかといえば否定的な評価が多かったが、実際に聴いてみるとこの弩迫力はこのコンビしか出せない音だと感心した。その昔、このコンビを称して「ネス湖の怪物だ」(「ステレオ サウンド」誌)と記載されていたが、成る程とようやく合点がいった。
持ち主さんによると、八方手を尽くしてこのアンプを手に入れたものの、音質に不満があったので開けてみたら内部のコンデンサーに国産のものが使ってあってガッカリ。以後、海外も含めてオリジナルのコンデンサーを時間をかけて手に入れすべて入れ替えられたそうでようやく現在の音に辿りつかれた由。
出力管「KT88」についても今や稀少管となった「ゴールド モナーク」ブランドを4ペア完備されているとのこと。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e16281b44609e98769590adb619fce87
可愛い子供を旅に出してはみたものの・・・ - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2017年06月30日
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi
昔から憧れのスピーカーだった「CN191コーナーホーン」(ヴァイタボックス)を使っておられるUさん。
大のレコード愛好家で使用されているプレイヤーが「927ST」(EMT)、プリアンプがマッキントッシュの「MC22」、パワーアンプが同じくマッキンの「MC275」という豪華メンバーだ。
そのUさんが先日我が家にお見えになったときに、「AXIOM80」の繊細なヴァイオリンの音がいたく気に入られたご様子なので、「よろしかったら71系のアンプが遊んでますので1台お貸ししてもいいですよ。マッキンのアンプにはない音が期待できるかもしれませんね。」と、持ちかけたところ「それはありがたいですね。ぜひお願いします。」というわけで、めでたく話が成立。
この5月に「WE300Bシングル」が1年2か月ぶりに戻ってきたので、随分と71系アンプの出番が減ってしまったのも水を向けた理由の一つ(笑)。
さあ、どのアンプをお貸ししようか。71系アンプは3台あって「171シングル」をはじめ「71Aシングル」、そして「71Aプッシュプル」(ナス管4本使用)といろいろある。
「いずれアヤメかカキツバタ」といったところだが、相手が大物の「CN191コーナーホーン」となると選抜も厳しくなる。
散々迷った挙句、結局「171シングル」を持って帰っていただくことになった。とてもいい音色だし、使ってある真空管は1940年代前後の製造の滅多に手に入らない古典管ばかり使ってあって、何だか最愛の子供を旅に出すような気分だ(笑)。
初段管がMH4(マルコーニ:メッシュプレート仕様)、出力管が171(トリタン仕様)、整流管が480(SPARTON)、インター・ステージ・トランス入り(UTC:アメリカ)というシンプルな構成。
さて、2週間ほど経過してから「お返しします。」とUさんがアンプを我が家に持参されたのは去る25日(日)のことだった。
興味津々で「どうでしたか?」
すると、「ヴァイオリンは良かったのですが、どうしても(音を)押し出す力が弱くてイマイチでした。」との率直なご返事。
「そうですか・・・」とうれしさ半分、悲しさ半分といったところかな(笑)〜。
実を言うと、Uさんの使っておられる出力が70ワット近くあるアンプと比べると、力感上ではたかだか出力1ワット前後のアンプが太刀打ちできるはずはないのだが、繊細さと音色の美しさで勝負できるかもしれないと淡い期待を抱いていた。
あのタンノイあたりの焦点のぼやけた低音ならうまくいきそうな気もするが、CN191の引き締まった音とは相性が悪かったようだ。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi
S. Mcintosh MC275 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 管球式ステレオパワーアンプ MC275
定格出力 Stereo=75W+75W(4Ω、8Ω、16Ω)
Mono= 150W(2Ω、4Ω、8Ω)
周波数特性 16Hz〜60kHz/−0,5dB
使用真空管
電圧増幅・ドライバー管=12AZ7、12BH7、12AU7、12AX7
出力管 =KT88×4
スピーカー出力端子 1系統×3=4Ω/8Ω/16Ω
入力端子 RCA=3系統
最大外形寸法 幅311mm×高さ203mm×奥行438mm
重量 30.5kg
http://amp8.com/vv-amp/mcintosh/mc275-5.htm
音機館ジャズ|オーディオ史に残る名器、マッキントッシュMC275 (文 葛西唯史) 2016/07/11
http://onkikan.com/mcintosh/
今回はオーディオ史に残る名器として、マッキントッシュのMC275を取り上げたいと思います。
MC275以外にも少々触れますが、これらのビンテージ真空管アンプ時代のマッキントッシュを考察すれば、
トランジスター・アンプになってからのマッキントッシュの総体も見えて参ります。
1・マッキントッシュMC275登場の背景
McIntosh275_01
http://onkikan.com/mcintosh/
マッキントッシュは大出力を誇る真空管アンプとして、マランツの#2、#9共々に、1950年代後半から
アメリカ国内を中心に注目をされていました。
1950年代の後半にマッキントッシュ社は、出力管に6L6GCを用いたMC30、6550を用いたMC60を開発、販売していましたが、
その2機種は、群を抜くスピーカーのドライブ能力を有していました。
当時のスピーカーは、オール・ホーン型のものが多く、高能率のスピーカーも多かったのですが、
例えばイギリスのタンノイ・オートグラフ、アメリカにおけるエレクトロ・ボイスのパトリシアン600の様な大きなスピーカーもあり、
そうした巨大なスピーカーを十分に鳴らしきる為には、スピーカーを「箱鳴り」させる必要がありました。
それを踏まえますと、小出力のパワー・アンプでは、「箱鳴り」をさせることができず、スピーカーから
出てきた音楽に生命力を宿すことが不可能でした。
そうしたことから、マッキントッシュ社は巨大なオール・ホーン型のスピーカーを十分に鳴らすことを目的として、
MC30やMC60の様な、高いドライブ能力をもったパワー・アンプを開発し、販売していました。
されど、1960年代に入ってから、スピーカー・メーカーにもアンプ・メーカーにも「コスト」という概念が定着しました。
コストを度外視して製品を作っていたのでは、会社の存在自体が危うくなります。
そうしたことから、製造コストが高いオール・ホーン型のスピーカーは徐々に消え去っていきました。
アンプ・メーカーであるマッキントッシュ社も例外ではなく、コストを度外視して作ったMC30とMC60に代わる
パワー・アンプを開発せざるを得なかったのです。
そこで、マッキントッシュ社はステレオ型のパワー・アンプの開発、販売に踏み切りました。
そして、MC275やMC240と言ったステレオ型のパワー・アンプが登場しました(MC75、MC40という
モノラル機もありましたが、その生産台数は少なかったのです)。
マッキントッシュのライバルであるマランツは、#8(B)を除けばモノラル型を堅持していましたが、
コスト高の為に、会社が行き詰まってしまいました。
2・マッキントッシュ真空管アンプの大いなる遺産
McIntosh275_02
http://onkikan.com/mcintosh/
筆者はMC275を愛器とし、MC30もMC60も使用していたから解るのですが、MC275の方が、スピーカーのドライブ能力は
MC30とMC60より低いのです。
また、整流管を用いたMC30とMC60の方が、音が瑞々しくて良いと思います。
ですが、マッキントッシュ社は、スピーカーのドライブ能力が落ちようとも、音質が落ちようとも、
なかば強引にステレオ・パワー・アンプに切り替えました。
ただ、マッキントッシュ社には、それでも十分なドライブ能力と音質の良さを併せ持った技術があったのです。
それが、ユニティ・カップルド・サーキットという回路なのです。
このユニティ・カップルド・サーキットは未だにその全てが解明されてはおらず、筆者自身もユニティ・カップルド・サーキットに
関するウンチクを語る術がありません。
オーディオ評論家の弁も当てにはならず、多分、ユニティ・カップルド・サーキットを一番解明している人は、
極めて優秀な一握りのビンテージ・マッキントッシュの修理屋さんでしょう。
しかし、これだけは断言できます。ユニティ・カップルド・サーキットとは、極めて効率よく(短時間で)音楽信号を流せる回路である、と。
このユニティ・カップルド・サーキットが、MC275、MC240、MC225と言ったステレオ機にも搭載可能であったことにより、
後のマッキントッシュのアンプづくりにおける大きな遺産となったのです。
3・トランジスター・アンプにおけるマッキントッシュ
McIntosh275_03
http://onkikan.com/mcintosh/
時代は変わり、大方が真空管アンプからトランジスター・アンプへと変更されていきました。
ですが、真空管アンプからトランジスター・アンプへ巧く切り替えられたのは、クォードもありますが、
何と言ってもマッキントッシュになるでしょう。
マッキントッシュ社はMC2300の開発に当たって、ユニティ・カップルド・サーキットにアレンジを施した回路を搭載しました。
すなわち、大出力を保証し、極めて効率よく(短時間で)音楽信号を流せる回路です。
現に、マッキントッシュのトランジスター・パワー・アンプは、他社のパワー・アンプに比べるとNFBを余りかけられていないのです。
また、マッキントッシュがトランジスター・アンプになってもアウトプット・トランスを搭載している理由を簡単に述べます。
マッキントッシュ社のゴードン・J・ガウ氏が言ったように、「音が良いから」、ということがあるのかも知れません。
ただ、某オーディオ評論家の弁による、「アウトプット・トランスを搭載しているから、如何なるインピーダンスにおいても
同一の出力を保証する」、というものは真空管アンプならOTLのものを除けば当然のことであって、的を射ていません。
最大の理由は、NFBを余りかけることなく、大出力と共に極めて効率よく(短時間で)音楽信号を流せる回路を搭載している以上、
アウトプット・トランスにより動作を安定させることを目的としていることにあります。
これが現在までのマッキントッシュのトランジスター・パワー・アンプに受け継がれています。
筆者は、音楽を聴く際に、MC275をよく見ますが、MC275を見る度に、マッキントッシュ社への尊敬の念を覚えずにはいられません。
http://onkikan.com/mcintosh/
VITAVOX CN-191 Corner Horn エンクロージャー:¥483,000(1台、1970年代前半頃)
通称”クリプッシュホーン・リプロデューサー”で知られる最高級コーナー型スピーカーシステム。
クリプッシュ氏の原設計になる音響的にきわめて優れたコーナー型ホールデッド(折り曲げ)・ホーン・エンクロージャーにAK-157、S-2を組み合わせた2ウェイ構成となっています。
低域には38cmコーン型ウーファーAK-157を搭載しています。
大型の強力な磁気回路とキャストフレームに良質繊維をハードプレスしたコーン・アッセンブリーを組合せ、過渡特性の良い低音再生を実現しています。
高域にはドライバーユニットS-2とホーンを組み合わせたトゥイーターユニットを搭載しています。
音質と優美なデザインのエンクロージャーは、熟練した木工技術者による丹念な手仕上げによるものでで、最高級品にふさわしい美しさを誇っています。
方式 2ウェイ・2スピーカー・オールホーン方式・コーナー型
キャビネット コーナー型・ホールデット・ホーンエンクロージャー
使用ユニット 初期 後期
低域用: 38cmコーン型(AK-155) 38cmコーン型(AK-157)
高域用: ホーン型(S-2+CN-157) ホーン型(S-2+CN-481)
その他: ネットワーク(NW-500)
出力音圧レベル(未公表) 100dB/1m 程度
定格インピーダンス 15Ω
再生周波数帯域 20Hz〜20kHz
クロスオーバー周波数 500Hz
最大入力
80W(初期)
100W(後期)
外形寸法 幅760x高さ1,300x奥行684x684mm
重量 115kg
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/cn-191.html
http://audiosharing.com/review/?cat=88
CN-191 CLASSIC “Corner Horn” 復刻版
英国製オリジナル・キャビネット 現行復刻版 販売価格 ¥8,000,000
http://www.imaico.co.jp/
https://audiodripper.jp/vitavox-cn191-used
▲△▽▼
大型スピーカーはいくら能率が高くても 50W 以下の真空管アンプではドライブできない 3
B&W Signature 800 \3,600,000(2台1組、2001年11月発売)
B&W創立35周年記念モデルとして開発されたNautilus800のスペシャルバージョンであるフロア型スピーカーシステム。
方式 3ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・フロア型
ユニット
低域用:25cmコーン型×2
中域用:16cmコーン型
高域用:2.5cmドーム型
出力音圧レベル 91dB/2.83V/m
公称インピーダンス 8Ω(最低3.0Ω)
クロスオーバー周波数 350Hz、4kHz
推奨パワーアンプ出力 50W〜1,000W
外形寸法 幅450×高さ1,197×奥行645mm
重量 125kg
http://audio-heritage.jp/BandW/speaker/signature800.html
49.オーディオ/音楽・ネタ / 蔵 2011/10/25(Tue) 09:05
しかし昔のアルテックやJBL、エレボイの技術力は高かったですよね。
局長曰く
「JBLとアルテックはWEの直系、子どもだから」
だそうです。それに比べると ウィルソンやB&W、アヴァロンなどはゴミに等しいとも言われましたが、同感ですね。
と、嘗て一時期JBLを離れ、B&Wの800シグネイチュアーに走った私は語ります。いえ、それを使ったが為、逆にJBLやアルテックの素晴らしさを再認識した次第です。
1: テツオ 2011/10/25(Tue) 09:16
>蔵さん
ダメですよ、800シグネイチュアーに走っては。(笑)
きんどーさんが
「アンプ依存症のスピーカーなんて欠陥商品だ」
と明言しましたが、その通りだと思います。
http://ppp.atbbs.jp/jbl4344jp1623/mode/all/49/0
6: 蔵 2011/11/15(Tue) 08:45
友人宅へ。何でも94年に690万円で発売されていたクレルのKASを導入した為です。その友人は私が譲ったB&W800シグネイチュアーを使っていますが、そのKASで真価を発揮。
しかしA級動作、8Ωで350Wのモンスター・アンプでやっと真価を発揮するスピーカーって何か解せません。
7: テツオ 2011/11/15(Tue) 09:23
B&Wの800シグネイチュアーですか。
記憶違いでなければ、ノーチラス801が出た頃、アビーロード・スタジオでノーチラス801を鳴らすアンプとして、クラッセのオミクロンが大量にあったのを覚えています。
ああいう超弩級のアンプでしか鳴らないものなのか、とびっくりしたものです。
こういうスピーカーは果たして本当に正しいスピーカーなのか疑問ですね。ウィルソンもですが。
http://ppp.atbbs.jp/jbl4344jp1623/page/35
54.音楽&オーディオ・ネタ / きんどーちゃん 2011/11/15(Tue) 21:33
>蔵さん
蔵さんはいつも800シグネイチュアーの話になると話題を変えようとしますよね(笑)。
何かトラウマでも?
蔵さんは800にパスのX600やクラッセのオミクロンMKUを使用なさったそうですが、それでもご不満だったようですね。
クレルのKASで鳴ったのですか。これは、そういうスピーカーは欠陥商品としか言いようがないですね。
2: 蔵 2011/11/16(Wed) 09:18
いえ、何と言ったら良いのか。やはりトラウマでしょうか。
800シグネイチュアー。(苦笑)
800シグネイチュアーを鳴らしきる為に、クラッセのオミクロンMK2まで導入しました。
それでなる鳴るようになったのですが、クラッセ、私の嫌いな音でした。(笑)
それで完全に鳴らなくともいいや、と思いレビンソンの336Lに換え、数年後、こちらに来た次第です。
それまではアルテックの自作スピーカー、JBLの4435のマルチと来て、何故、B&Wに走ったのか、自分でもよく解りません。
多分、新鮮な音に聞こえたんでしょうね。
でも紆余曲折を経て、今のJBLとオートグラフに出会え、嬉しく思っています。
3: マロン 2011/11/17(Thu) 07:57
>蔵さん
クラッセのオミクロンMK2って、評論家の三浦某が使っていた重量100キロ以上のアンプですよね。
すごいですね。
5: 蔵 2011/11/18(Fri) 09:42
>マロンさん
そうです。ただ三浦某氏がウィルソンを鳴らしていたのはMK2化される前のモデルですが。
800シグネイチュアーか・・・・・。私のオーディオ・ライフにおける最大の汚点だな。
http://ppp.atbbs.jp/jbl4344jp1623/page/30
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/853.html#c45
3. 中川隆[-12157] koaQ7Jey 2018年5月10日 10:55:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13564]
阿修羅の原発板と自然板には精神分裂病患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html
精神分裂病になると全く何の関係も無い事の間に因果関係が有ると思ってしまうのですね(関係妄想)
精神科救急24時 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91%E6%95%91%E6%80%A524%E6%99%82part
真実を知りたければ:
発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html
原子力発電は本当に危険なのか?
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/148.html
太陽光発電は国家経済を破綻させ環境も破壊する
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/144.html
風力発電は環境を破壊するだけでなく低周波音で風車病・睡眠障害を引き起こす
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/145.html
反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html
ネットの発達により放射線被害妄想は統一化され、同じような被害を訴える統合失調症患者が多くなった。このような患者たちは同じ願いを持っている。
すなわち早く原発や放射能被害から楽になりたいという切実な願いだ。
ここで彼らが病識を持っていたら精神科に行き、それで解決する。だが、残念ながら妄想の統一化と交流により強固な妄想を抱いた彼らが病識を有することは稀で結果として悪質な再生エネルギービジネスに騙されることになる。
認知機能障害などで判断力が鈍っていることもこれらに騙されることを後押ししてしまう。また、あなたがもし実は統合失調症だとして、他人に「あなたは統合失調症だ。治療が必要だ」と言われてもすぐに納得できる方はいないだろう。
狂気は本人では気づかない。よって患者たちは自らの苦痛を削減する手段を精神治療以外の何らかに求めることになる。ここに再生エネルギービジネスは浸けこんでくるわけである。
ネットを通した統合失調症患者同士の交流は、残念ながら放射能被害妄想の強化にしかなっていないのが現状だ。
類は友を呼ぶ、ではないが同じ放射能被害妄想の者同士で集まり、外部からの声を排除してしまっては妄想が強固にならざるをえないのだ。また、妄想の特徴として外部から妄想を否定すればするほど妄想は強固に、複雑になるという厄介な性質がある。
掲示板などで善意で統合失調症患者に「それは妄想だ」と訴える方がいるが、実はそれは逆効果なのである。一番良い方法は とにかく精神科に連れて行く以外にないのだ。
3. 中川隆[-12156] koaQ7Jey 2018年5月10日 10:55:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13564]
阿修羅の原発板と自然板には精神分裂病患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html
精神分裂病になると全く何の関係も無い事の間に因果関係が有ると思ってしまうのですね(関係妄想)
精神科救急24時 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91%E6%95%91%E6%80%A524%E6%99%82part
真実を知りたければ:
発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html
原子力発電は本当に危険なのか?
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/148.html
太陽光発電は国家経済を破綻させ環境も破壊する
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/144.html
風力発電は環境を破壊するだけでなく低周波音で風車病・睡眠障害を引き起こす
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/145.html
反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html
ネットの発達により放射線被害妄想は統一化され、同じような被害を訴える統合失調症患者が多くなった。このような患者たちは同じ願いを持っている。
すなわち早く原発や放射能被害から楽になりたいという切実な願いだ。
ここで彼らが病識を持っていたら精神科に行き、それで解決する。だが、残念ながら妄想の統一化と交流により強固な妄想を抱いた彼らが病識を有することは稀で結果として悪質な再生エネルギービジネスに騙されることになる。
認知機能障害などで判断力が鈍っていることもこれらに騙されることを後押ししてしまう。また、あなたがもし実は統合失調症だとして、他人に「あなたは統合失調症だ。治療が必要だ」と言われてもすぐに納得できる方はいないだろう。
狂気は本人では気づかない。よって患者たちは自らの苦痛を削減する手段を精神治療以外の何らかに求めることになる。ここに再生エネルギービジネスは浸けこんでくるわけである。
ネットを通した統合失調症患者同士の交流は、残念ながら放射能被害妄想の強化にしかなっていないのが現状だ。
類は友を呼ぶ、ではないが同じ放射能被害妄想の者同士で集まり、外部からの声を排除してしまっては妄想が強固にならざるをえないのだ。また、妄想の特徴として外部から妄想を否定すればするほど妄想は強固に、複雑になるという厄介な性質がある。
掲示板などで善意で統合失調症患者に「それは妄想だ」と訴える方がいるが、実はそれは逆効果なのである。一番良い方法は とにかく精神科に連れて行く以外にないのだ。
16. 2018年5月10日 11:09:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13576]
木村好夫 ギター名演集
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/323.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/450.html#c16
19. 中川隆[-12167] koaQ7Jey 2018年5月10日 11:16:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13576]
イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか
80件を超える事例から傾向と対策を探る 2017.06.28
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/062700244/
1997年、ドイツ、ベルリンの科学捜査官が、ある珍しい事件に関する論文を学術誌「Forensic Science International」に投稿した。
事件の夜、31歳の男性が母親の家の裏庭にある、物置を改装した小屋にこもっていた。彼はそこで飼いイヌのジャーマン・シェパードと一緒に暮らしていた。
午後8時15分頃、小屋のほうで銃声が鳴ったのを、近隣の人々が耳にした。
45分後、その男性が拳銃で口を撃ち抜いて死んでいるところを母親と隣人たちが発見した。男性の手にはワルサーの拳銃が、テーブルの上には遺書が置かれていた。つらく悲しい出来事ではあるものの、ここまでは特別に珍しいことでもない。ほかと明らかに違っていたのは亡きがらの状態だ。彼の顔と首の大半は消え失せ、傷の縁には歯型が付いていた。床には、半分まで餌が入ったイヌ用の皿が置かれていた。
(参考記事:「真犯人を追う 科学捜査」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/16/062000011/062100001/
ジャーマン・シェパードは落ち着いた様子で、警察官の指示にもきちんと反応した。動物保護施設へ向かう途中、シェパードは飼い主の体の組織を吐き戻し、その中にはひと目でヒゲとわかる毛の生えた皮膚も含まれていた。
(参考記事:「ヒトの死体の骨を食べるシカ、はじめて観察」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/051000176/
ペットが死んだ飼い主の体を食べるという事件は、どのくらいの頻度で起こっているのだろうか。それを追跡調査した記録はないが、科学捜査関連の学術誌には、そうしたケースが過去20年ほどの間に数十件報告されている。これらの記録からは、ひとりで死んで飼いイヌに食べられるという、人間にとってはぞっとするような状況がどのように発生するのか、その実態が見えてくる。
(参考記事:「遺体の腐敗状況を研究する「死体農場」」)
http://tocana.jp/2016/02/post_8855_entry.html
今回の記事では、学術誌に掲載された20件ほどのケースに加え、屋内で起こった63件のケースをまとめた2015年の研究を精査し、イヌが死んだ飼い主を食べる理由を探った。
ネコのケース
ネコという動物は、隙あらば飼い主を食べたがっているという、いわれのない非難を受けることがよくある。また、確実な情報ではないものの、救急の現場で働く人々からは、そうしたケースは実際に珍しくないという声も聞かれる。英ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(UCL)の法医人類学者カロリン・ランドー氏によると、現実の事件においてネコが飼い主を食べる場合、彼らは顔、特に鼻や唇といった柔らかい部分を選ぶ傾向にあるという。
(参考記事:「ネコは自ら家畜化した、遺伝子ほぼ不変、最新研究」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/062100235/
「私もネコを飼っていますが、ネコのそうした行動を意外とは思いません」と彼女は言う。「人が寝ているとき、ネコはこちらの顔をパシパシと叩いて起こそうとしますから」
(参考記事:「ネコの尻尾は何を伝える?」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/062000093/
一方で、学術誌「Journal of Forensic and Legal Medicine」には、2010年にこんなケースが掲載されている。ある女性が動脈瘤で亡くなり、翌朝、浴室の床に倒れているところを発見された。法医学検査によって明らかになったのは、飼いイヌが彼女の顔の大半を食べたこと、そして2匹の飼いネコは、飼い主には一切手を付けなかったことだった。
法医学の専門誌に掲載されているケースのうち、人間を食べた動物としてもっとも頻繁に登場するのはイヌだ。とはいえ、これはイヌのそうした行動を目にした法医学者が、他の動物の場合よりも大きな衝撃を受けることも理由のひとつだろうと考えられる。
原因は空腹?それとも…
「イヌは狼の子孫です」。イヌに関するテレビ番組の司会や書籍の執筆をしている心理学者のスタンリー・コーレン氏はそう語る。「もし飼い主が亡くなり、そこに食べるものが何もなかったとしたら、彼らはどうするでしょうか。近くにある肉を、それがなんであれ食べようとするはずです」
(参考記事:「犬がテレビに夢中になる理由」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20150115/431867/
いくつかのケースでは、動物たちは明らかに生き延びるために飼い主を食べていた。2007年に提出されたある報告には、チャウチャウとラブラドールのミックス(雑種)が、飼い主の死骸を食べて約1カ月間生き延びたとある。飼い主の体は、頭蓋骨の上部と、バラバラの骨のかけらしか残っていなかった。
しかし冒頭に紹介した1997年のケースでは、ジャーマン・シェパードは飼い主が死んだ後、すぐにその死骸を食べはじめている。
「本来は行儀のよいペットが、空腹でもないのに、なぜそれほどすぐに飼い主の死骸を食べようとするのか、その理由は考察に値する」。科学捜査官のマーカス・ロスチャイルド氏の論文にはそうある。
2015年の研究で対象とされたケース(関わった動物はすべてイヌ)のうち24パーセントでは、体の一部を食べられた死骸が発見されるまでに、1日もたっていなかった。しかも一部のケースでは、イヌがアクセスできるところに普段から食べている餌があり、そちらには手が付けられていなかった。
また、イヌが人間の死骸を食べる際の行動パターンは、野生のイヌ科動物の摂食行動とも一致しない。屋内でイヌが死んだ飼い主の体を食べる場合、そのうち73パーセントのケースでは顔を食べている一方で、腹部を食べたものは15パーセントにとどまっている。
(参考記事:「イヌ属で150年ぶりの新種見つかる」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/b/080400024/
これとは対照的なのが野生のイヌ科の行動パターンで、彼らはまず胸部と腹部を開いて栄養豊富な内臓を食べ、その後から四肢へと進む。野生の仲間の場合、頭部に傷をつけるケースは全体の10パーセントしかない。
人間を食べるのは「悪いイヌ」か
イヌと深い絆で結ばれ、イヌを大切に扱っていたなら、たとえ自分が死んだとしても彼らに食べられることはないだろう。そう思いたい人もいるかもしれない。
(参考記事:「犬は飼い主の言葉を理解している、脳研究で判明」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/083100325/
しかしイヌの行動は、それほど単純なものではない。今回調べたケースにおいては、飼い主が過去にイヌを虐待していたことを示す証拠は一切見つかっていない。それどころか、いくつかのケースでは、友人や近隣の人たちが、飼い主はイヌと非常に良好な関係にあったと証言している。
(参考記事:「カリスマ ドッグトレーナー、シーザー・ミランに聞いてみた」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/360768/052000003/
ここで注目すべきはペットの心理状態だ。「ああした行動の説明としてひとつ考えられるのは、ペットが意識を失った飼い主を助けようとしている、というものだ」とロスチャイルド氏は書いている。「動物は最初、顔を舐めたり、そっと押してみたりするが、それでも事態が変わらない場合、彼らは逆上してパニックになり、それが噛むという行動に繋がっている可能性がある」
「噛む」が「食べる」へと変化するのは、そう難しいことではないとランドー氏は言う。「必ずしもイヌが食べたがっているわけではなくても、血の味に刺激されて、食べるという行為が促されるわけです」
(参考記事:「絶滅と考えられていた犬、半世紀ぶり見つかる」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/040400123/
犬種による違いは?
イヌは種類によって気質が異なり、それが飼い主の死に対する反応に影響をおよぼす可能性があるとランドー氏は言う。とはいえ、飼い主を食べたケースを扱った法医学論文にはさまざまな犬種が登場し、その中にはいかにも愛らしいラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーも含まれている。
(参考記事:「犬の遺伝子を科学する」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120120/296833/
今回参照したケースの中にも、雑種もいれば、狩猟犬や職業犬もいる。全体として見ると、イヌの大きさは概ね中型から大型で、もっとも小さい犬種はビーグルだった。ただし、体が大きく力が強いイヌほど死骸に大きな損傷を与えやすくなるため、そうしたケースの方が人の注意を引きやすい傾向にあるというのも否定できない。
(参考記事:「戦場で兵士を守る犬たち」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140521/398334/
たとえば、頭が切り離されるほど飼い主の死骸が食べられた例が別々に3件あり、そのすべてがジャーマン・シェパードによるものだった。しかしおそらくは、ポメラニアンやチワワであっても、もしもっと力があれば人間の首を落とすのではないだろうか。
ランドー氏は、重要なのはあるいは、犬種よりも個々のイヌの気質ではないかと考えている。飼い主と離れることに対して常に不安を感じているような、自信のない臆病なイヌが、パニックに陥って飼い主を舐め、それが齧ったり食べたりといった行動にエスカレートしやすいと考えられるためだ。
飼い主にできる対策は?
あなたが死んだときに、ペットが絶対にあなたを食べないようにするには、ペットを飼わない以外に方法がない。ハムスターや鳥でさえ、人間を食べた記録がある。
(参考記事:「風変わりなペットたち」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140318/388551/
飼い主が講じられる最善の対策は、あなたの姿がしばらく見えなかったときに、様子を見に来てくれる人を確保しておくことだとランドー氏は言う。そして、もしあなたの近所に高齢者や病気の人がいるなら、定期的に顔を見にいくようにすべきだろう。
「こうした対策を心がけることは、周りの人々と関わるためのちょうどよいきっかけになるでしょう。歳を重ねた人が社会の活動に参加するのは、誰にとっても益があることです」
文=Erika Engelhaupt/訳=北村京子
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/662.html#c19
1. 中川隆[-12166] koaQ7Jey 2018年5月10日 12:07:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13576]
安倍の北朝鮮中国脅威論はあくまでも建前で、本当に敵国だと思ってるのはアメリカだよ
軍隊が無いとアメリカから独立できないんだ
永遠に植民地として搾取され続けたくないだろ
日本を独立させて、またアメリカと戦争できるフツーの国にするのが安倍先生の目的なんだ
しかし、現代は核武装していなければイラク、シリアやリビアみたいに人間の住めない国にされる時代だ
虐殺する側はアメリカ軍
虐殺される側はイラク、シリア、リビア、それから核放棄した北朝鮮とアメリカから独立した日本
日本を人間が住めない土地にされたくなかったら改憲して核兵器を持つしかないんだ
「日本人の野蛮化」を防ぐには、「戦力の保持」が絶対条件です。2018.05.07
From 藤井 聡(表現者criterion編集長・京都大学教授)
https://the-criterion.jp/mail-magazine/20180507/
「憲法改正」が具体的に論じられる昨今、
「憲法記念日」には、
普段にもまして憲法が様々に議論されました。
当方がコメント差し上げているあるラジオ番組でも、
「藤井さん、憲法問題というと何が一番大切だと思いますか?」
というご質問をいただきました。
https://www.facebook.com/Prof.Satoshi.FUJII/posts/1335718566529083
ついてはその折りに、当方の見解を
簡潔にお話差し上げましたので、
改めて下記にご紹介したいと思います。
(1)戦力を放棄した日本は、野蛮化する
当方の九条を巡る見解は、
簡潔に以下の9段階で解説できます。
1)
当方が憲法問題で一番関心があるのは、
やはり、「9条」問題。
2)
第一項の「戦争放棄」は、
国際的にも「当たり前」の条項であり、
さして問題は無い。
3)
ただし、「戦力を持たない」という第二項は、
大いなる問題がある。
4)
なぜなら、「戦力を持たない」のなら、
「侵略」された場合にも、
「自身を守る」事が具体的に出来なくなるから。
5)
結果、本当に「戦力を放棄」し続けるのなら、
「日本は自分で自分を守る事ができない」
という国となる。
6)
結果、
「自分の国を守る」ための、
軍事的な「危機」への対処については、
「外国に依存」することが「絶対条件」
になってしまっている。
7)
一方、「自分の事を、自分で守る」のでなく、
「危機(ヤバイ事)については兎に角全て、
他者に頼って生きて行く」
という存在は、
男でも女でも、組織でも国家でも、
「確実に、倫理的・道徳的に腐敗する」。
8)
したがって、「憲法九条第二項」における
「あらゆる戦力の放棄」の条項が有効である限り、
日本人の「倫理性・独特性」は確実に腐敗し、
日本人の品性は喪失し、野蛮化する事は避けられない。
9)
以上より、今日の日本におけるあらゆる
「腐敗」「劣化」そして「野蛮化」の重大な原因が、
「憲法九条第二項」に明記された
「戦力の不保持」であるという大局が浮かび上がることとなる。
(2)自分の事を自分で守れない者は、確実に野蛮化する
以上の1)〜9)をラジオでお話したのですが、
時間の都合で、
「なぜ、自分の事を自分で守れない者は、
確実に腐敗し、野蛮化するのか?」
については十分に解説できませんでした。
ついてはここで改めて、
その理由をお話したいと思います。
そもそも、私達は、自分の命以外の、
様々なものを「守ろう」としながら生きています。
家族や恋人、友人、同胞の命や幸せ「守ろう」とする人もいれば、
自らが引き継いだ「伝統」を「守ろう」とする人も、そして、
自分や家族の「誇り」を「守ろう」とする人もいます。
時に、そんな「守ろうとするもの」を守るために、
自らの生命を投げ出すことすらあります。
そんな命の投げ出し方ができるのは、
おそらくは人間だけなのであり、
それこそが、「人間らしさ」の究極の形であり、
そんな「人間らしさ」故に、わたしたちは、倫理やモラル、そして、
人間としての「品位」を得ているのです。
煎じ詰めて言えば、
全力を賭して(時に自らの命まで投げ捨て)、
「自分の力」で「守るべきものを守る」のだという「態度」こそが
人間の品位の唯一の源泉、
なわけです。ところが・・・
「赤の他人に頼って生きている」ような人間は、
この「態度」を根本的に喪失した人間
ということになります。
(ちなみに、こうした人間は、
家族や恋人同士や組織内で支え合って生きている人達とは、
根本的に異なるのですが・・・
それについてはまた別の機会があればお話したいと思います)。
仮に、そんな人が、
「『伝統』を俺が守る!」
「『家族』を俺が守る!」
「『自らの死』を賭しても『守るべきもの』を俺が守る!」
なぞとエラソーに立て板に水でまくし立てていたとしても、
信用できる筈もありません。
なぜといって、それだけエラソーに言うのなら、
「守るべきものを守る」ために必要不可欠な、
「自分の命」を「自分で守る」必要がある―――
にも関わらずそうせず、他人に任せているのなら、
結局は「○○を俺が守る!」というエラソーな言葉は、一つ残らず
「ウソ」
だという事になるからです。
つまり「自分で自分の身すら守れない輩」は、
結局は、「何ものをも守ろうとしない輩」なわけす。
そうなれば、もう彼は、
嫁や娘が陵辱されようが、
自分の故郷が蹂躙されようが、
自分の誇りがどれだけ汚されようが、
「別にいいですよ」と言ってのけてるに等しいわけです。
だからそんな輩は(極端に言うなら)
人の形をした「畜生」以外の何者でもないわけです。
かくして、今の「戦力不保持」を前提とする日本は、
「国家存続の危機」に陥ったとしても、
「自分では何もしない」わけですから、
結局はどれだけ口先で「○○を守る!」と言っていたとしても、
それは全部「ウソだ」ということになるわけです。
だから、
我が国が、自らを守る「戦力」を放棄し続ける限り、
自らの力で「何かを守ろう」とする態度を
失い続けているのであり、
結局は、美しいものや良きものなんて、
どこにも「無い」という前提で生きさらばえているだけの、
情けない、不道徳な、品性のカケラも無い、
野蛮な国家になってしまう他無い―――
ということになるわけです。
(※、以上がもし、分かりづらいとお感じになった方は是非、
以上の(2)だけでも、もう一度お読み下さい)
そうである以上、
今、ありとあらゆるところで、進行している
「日本人の野蛮化」
を防ぐには、「戦力の保持」が絶対条件なのです。
したがって、筆者は、「戦力の保持」が可能となる憲法改正が
必要不可欠だと―――考えている次第です。
(なお具体的には、条文の修正を伴わない「解釈改憲」でも、
第九条第二項削除でも、第九条二項の修文でも、
どれでも構わないと思います。
後は、政治的なプロセス論を加味しながら、
必要な改正を行えばよい、と考えます。)
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/385.html#c1
46. 中川隆[-12171] koaQ7Jey 2018年5月10日 12:16:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13582]
ケーブル作りして疑問に思う事? - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年05月10日
ケーブルの断面積や材質を変えて「音質アップ」をして来たが、疑問に思う事が有る。それは、
1)機器はどれだけ「情報」を出しているんだろうか?
2)ケーブルの太さは何処まで出来るのか?
3)電気信号がどれだけ「音変換」されているのか?
4)セッティング(主にスピーカー)による音の表情とスピーカーの性能?
まだまだ疑問点は有るが主な処を上げて見た。
¥10万円の機器と¥100万円の機器・¥500万円の機器と作りと価格で差別化されているが、情報量の読み取り性能や送り出し性能はどれくらい差があるのか「指標」がない。
・・・個人的な考えであるが、実は10万円の機器でも本当はもの凄い情報量を送り出している可能性が有る。
何故なら、CDPを例に出して説明すると、「CDピックアップ」は10万円の機器も500万円の機器も同じものが使われている可能性が有る。
ピックアップを作っているメーカーはそんなに多くはない。金額差もそう大きくないはずだからだ。だから「読み取り性能」に大差はないと思っている。
その読み取った情報を、その機器がそのまま送り出しているとすればとんでもない情報量を出している事になる。
信号ラインとしては、
@CDP〜プリアンプ間
Aプリアンプ〜パワーアンプ間
Bパワーアンプ〜SP端子間(SPケーブル)
CSP端子〜SPユニット間(SP箱内配線)
が有るが、どの部分のケーブルを太くしても「大幅な情報量アップ」をする。
・・・どこまで太く出来るのか?・・・を非常に感じている。
RCA・XLR・BNCプラグ等は本当にそれで良いのか?・・・と非常に疑問に思う。
BNC端子など細いケーブルしか使えないので、オーディオ用としては論外である。
残るRCAプラグやXLRプラグでも・・・「これで良いのか?」と素朴な疑問が出て来る。
RCAやXLRプラグももう50年以上前に開発されたもので、現在では更に別な「接続方式」を採用する必要性に迫られていると思う。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/71e0350019cf036449b6256fc6765482
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/853.html#c46
47. 中川隆[-12170] koaQ7Jey 2018年5月10日 13:12:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13582]
ウェスタン・エレクトリックのアンプは小出力でも駆動力は最高だけど…
振動系は軽く帯域を欲張っていないスピーカーが良い
部屋の大きさやスピーカーの能率によって必要なアンプの出力が違ってくることは当然です(スピーカーの能率が10dB/m違えば、同じ音量を得るのにアンプの出力は10倍違う)
昔のスピーカーは、振動系が軽く、低音を出すためには大きなエンクロジャーに入れないといけないようなものが多かったのですが、同じ口径のユニットであっても、今日のユニットは振動系を重くしてボイスコイルのインピーダンスを下げること、ストロークを大きく取ることで、小容積のエンクロジャーでも、ある程度しっかりした低音が出てくるような設計が多くなっています。
その結果、アンプの駆動力に寄りかかるようなスピーカーが多くなりました。まず、能率が低いこと、インピーダンスが低いこと、ネットワークが複雑化しその結果、周波数−インピーダンス曲線のうねりの大きいものが増えて、ダンピング・ファクタが大きくても10程度で出力が10W程度の管球シングルアンプでは充分にドライブしきれず、スカスカの音でしか鳴ってくれないものがあり、大出力で低インピーダンス負荷に強く、ダンピングファクタも大きなソリッドステートアンプの方が鳴りっぷりが良いスピーカーが多くなっています。
アルテック604−8Gのような古いユニットでは、低音を充分伸ばすためにはバスレフでもかなり大きな箱が必要で、38cm口径のユニットが入るエンクロジャーも必然的に大型となります。
自作620Aもどきに入ったアルテック604−8Gウーレイ仕様
ミスマッチの状態では、良い音は得られない
管球アンプが好きでいろいろおやりになっているのに、使っているスピーカーが管球アンプに不向きな機種だったら、それこそ泥沼です。でも、そういう人をみかけます。アンプとスピーカーのマッチングは重要です。アルテック/ウーレイ604−8Gの入った620Aもどきのスピーカーは、わずか2W程度の出力しかない6EM7ロフティン・ホワイトアンプでも充分な音量が得られ、もっとグレードの高いアンプと聴き比べさえしなければ、結構満足のいく音で鳴ります。
しかし、この6EM7ロフティン・ホワイトアンプは、能率が90dB/mもないソナス・ファベール コンチェルティーノを充分に鳴らすことはできません。ソナス・ファベール コンチェルティーノは、もっとドライヴ能力があって出力の大きなアンプが欲しいです。
10W弱の出力の自作300Bシングルで何とか鳴る感じで、30W程度の出力がある三栄無線845シングルや自作F2a11プッシュプルだとそのウーハーが一回り口径が大きくなったような低音が出て、かなり鳴りっぷりが良くなります。
逆に、アルテック/ウーレイ604−8Gの入った620Aもどきのスピーカーは能率が高いので、出力が小さくてもS/Nが良く高品位な音のするアンプのほうがマッチングが良く、残留雑音が2mV程度ある三栄無線845シングルでは、深夜に至近距離で聴くのにはハムが気になって音楽を楽しめません。
アルテック/ウーレイ604−8Gの入った620Aもどきでは、至近距離で使う場合にはアンプの残留雑音の許容は0.7mVぐらいまででしょう。
http://www.geocities.jp/asd2251sxl2001sax2251/speakerfortubeamp.htm
スピーカーの能率
■能率の低いスピーカーは鈍感でボロいものしかありませんから、騙されてはなりません。
■80dB台の低能率の「ボロい」スピーカーなどに数十万円も支払っていてはなりません!
■高能率スピーカーはレンジが狭いなどというデタラメがあちこちに書き込まれています(要注意!)。
■スピーカーの能率(最重要・基本中の基本)
スピーカーの能率は、オーディオの最も重要な基本事項であって、まず最初に知るべきことです。スピーカーには、「能率」という表示がされています。それは、「dB」という単位で表示されています。
ごく普通の能率のスピーカーは、その能率は、90dBくらいでしょう。ヤマハのNS1000MやNS10Mあたりのスピーカーで、能率90dBです。
年齢50代以上の経験豊かなマニアのかたの大半は、スピーカーの能率につきましては、知っておられます。30代以下のかたのほどんどは、その逆で、何も知らないことが大半であることが分かりました。ごく初歩の基本すら知らないということは、非常に危険です。
■スピーカーの能率の計算方法(最重要)
能率が3dB違いますと、音量が、2倍違います。87dBの能率のスピーカーは、能率90dBの、NS1000Mに比べて、同じワット数を入れても半分の音量しか出ません。逆に、能率93dBのスピーカーは、同じワット数を入れても、能率90dBのYAMAHA NS1000Mあたりのスピーカーの、2倍の音量が出ます。
さて、ここから先が重要です。能率が6dB違っていますと、2×2=4倍違います。9dB違いますと、2×2×2=8倍の音量の差になります。
アルテック(Altec)A7、A5というような往年のプロ用スピーカーを例にします。世界中のコンサートホール、映画館用のスピーカーで、今も、あちこちのホールで使われているものです。アルテックA7、A5の能率は、105dBにも及びます。90dBと比較すると、15dBも違いますから、3dBが5回分です。能率90dBのスピーカーとの音量差は、32倍です。能率の計算は、2×2×2×2×2です。
32倍も音量が違うということは、能率90dBのスピーカー、YAMAHA NS1000Mで、100Wのアンプを使わなければ鳴らせなかった場所でも、能率105dBのスピーカーさえあれば、たったの3W程度で、同じ音量で鳴るということを意味します。
スピーカーの品質、能率は、時代とともに、どんどん落ちているかのようです。ひどいスピーカーですと、能率がたったの84dBしかない小さなスピーカーが、50万円や100万円近い値段であったりします。その84dBという能率と、105dBという能率で、再計算してみます。
2×2×2×2×2×2×2=128倍の音量差です。
能率84dBのスピーカーで普通に聞くのに、50Wのアンプが必要だとします。能率105dBのアルテック A7、A5というようなスピーカーには、たったの、0.4Wのアンプがあれば十分です。1Wもいらないです。
さて、この話には先があって、さらに面白くなります。1930年代頃のWE(ウェスタンエレクトリック)の38センチや46センチ口径などのフィールドスピーカーというような類のスピーカーの能率は、実に、115dBもあります。こればかりは、あまり知られていません。
115dBー84dB=31dBの能率差です。
2を10回かけた数字より上ですから、1024倍よりも上で、1200倍くらいでしょうか。仮に、3万ワット×2のステレオアンプがなければ、84dBのスピーカーでは、武道館でのコンサートは出来なかったとします。しかし、能率115dBのフィールドスピーカーを持ってくれば、たったの25W×2のステレオアンプで、つまり、クラウンD45で、武道館ですら鳴らせるということを意味しています。コンサートホールだから大きなアンプが必要なわけではなく、スピーカー次第、全くもって、スピーカーの能率次第です。
数字が大きすぎて分かりにくいかもしれません。能率84dBのスピーカーに100Wのアンプをあてがうとします。115dBのフィールドスピーカーに、0.083Wのアンプをあてがうのと、全く同じ音量です。0.1Wもいらないことになります。
このことを知っているか知らないかによって、アンプの選択は、根底から変わってしまうと思います。スピーカー次第で音量が簡単に100倍以上、場合によっては、1000倍以上も違ってしまうのですから、50Wのアンプか100Wのアンプかなどという選択など、まったく無意味であることは、誰にでも分かることです。
また、能率90dBのスピーカー、ヤマハのNS1000Mなどで10Wもあれば十分過ぎるほど十分な爆音が出ます。したがって家庭での使用に300Wや500Wなどのアンプなどは、全く不要であり、音も悪いので、使う意味があるとは思えません。
ただし、能率115dBというような、WE(ウェスタンエレクトリック)のフィールドスピーカーの本物は、あまりにも高性能過ぎて、非常に危険なものであるうえ、非常に高額です(誰が本物のF1マシンを運転できましょうか?)。絶対に近づかないでください。あまりにも鋭く敏感であるゆえ、セッティングできるはずがありません。この種のものを使い切るには、クラウンD45など、プロ用の中でも、小型の、超高性能アンプが、まず第一に必要ですが、それだけでうまくいくとは思えません。近づかないほうが無難です。
オーディオやスタジオモニターには、100dBくらいの超高性能ではあるが、危険というほどでもないという程度のスピーカー、100dBというのは、そのギリギリのラインですが、そのあたりこそが理想的でしょう。
ボロくて高額というようでは、お話にならないのです!!
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これより先は、「お客様の声」とします。
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Aさんのコメント: WE社の本当の技術力!
Subject: WE社の技術力
貴社のサイト上にて度々紹介されている「ウエスタン・エレクトリック」という会社がいかなるものか、非常に興味が出て来た為に調べてみましたら○○○○○○○で以下の様な記述を発見致しました。
「1929年ごろ、ウェスタン・エレクトリックは映画館の音響システムの製造も行っていた。ウェスタン・エレクトリックの Universal Base は、サイレントの映写機しかない映画館でトーキーを上映できるようにするシステムであった。また、映画館用広音域ホーン・スピーカーも設計している。これは効率が高く、3ワットのアンプで映画館全体に音を響かせることができた。当時、高出力のオーディオ用真空管はほとんどなかったため、この開発は重要だった。」
・・・ハッとしました。
「3ワットのアンプで、映画館全体に音を響かせることができた」
ウエスタン・エレクトリック社のスピーカーの能率がいかに高かったものか、心底思い知らされました。また、それと共にプロケーブル様がおっしゃる「スピーカーの能率の重要性」が「基本中の基本」であるかも再認識致しました。「まったくもってスピーカーの能率次第」・・・まさにおっしゃる通りです。
現状のオーディオメーカー各社のホームページにてどのスピーカーを調べても、せいぜい高くて能率は90dB程度にとどまっています。
それに対し、貴社のサイト上で見かける記述では「ウエスタン・エレクトリックのスピーカー能率は115dB」(アルテック?間違いでしたらすいません)音量差は500倍以上です。
アンプの増幅デバイスが真空管からトランジスタへと変わり出力ワット数が飛躍的に高まりました。本来それはそれとしてスピーカーの能率は下げるべきでは無かった所を、アンプの高出力化=アンプの高性能化という「勘違い」もしくは「メーカーにとっての、都合の良い解釈」により、コストダウンの為スピーカーの能率は下げられてしまったとしか考えられません。
結果、高額なだけの「ボロいゴミスピーカー」ばかりが溢れかえってしまっているのが現代なのでしょうね。
「デジタルは音質劣化が無い」という文句と同等に、「アンプは出力が高ければ高いほど性能が良い」という様な文句もオーディオメーカー内では「邪教の念仏」としてはびこってしまっているのではないかと推測している次第です。
「アンプのワット数の違い=使用用途の違い」であり、アンプのクオリティの差では無いという事をメーカー各社は再認識すべきではないかと考えます。
耳に届く音量は能率の高い低い関係無く同じにする事は出来るかと思いますが、その出音の「内容」はやはり能率が高い方が有利なのでしょうね。
プロケーブル注:)素晴らしいコメントをいただきました。まさにこの通りです。
90dBと115dB、この数字はおそらく300倍くらいと思います。
80と115ですと、もうとんでもない事になって、3000倍!くらいの違いになります。
1Wのアンプと3000Wのアンプで同じ音量??
誰だって、「ふざけるな!!」とまで言いたくなるような、そこまでの事でしょう。
しかし同時に他のページでも書かせていただいている通り、能率の高過ぎるスピーカーは扱うのが非常に危険でデリケートです。そこまで高くては普通は扱えませんので、多くとも100dB前後を限度にしたほうが安全と感じています。アルテックともなると100を完全に越えますので、すでに完全なる危険領域です。
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Aさん再登場!:
Subject: サイト掲載御礼
我々の世代は、自分で金銭を稼いで自分でオーディオ機材を買える様になった頃、アンプの増幅デバイスは既にトランジスタ全盛。アンプの高出力化をいい事に民生オーディオメーカーがスピーカーの性能を既に下げてしまった時代です。
私個人の見解としては真空管はごく一部のもの好き(失敬)な人向けの物くらいの認識でした。
またアンプの出力は2ケタワットで当たり前、スピーカーの性能は再生可能な周波数範囲で決まる、という価値基準でした。それらを高らかに謳っているオーディオメーカーのカタログしか見た事なければ、誰もが間違いなく同じ様な認識となって しまう事は無理の無い事かと。これがまさしく、知識のない消費者へのメーカーによる「洗脳」ですね。
プロケーブル様が推奨される「SR用スピーカー」ですが、以前お伝えした様に私は かつてバンド活動を盛んに行っておりまして、ライブハウスなんかではその類のスピーカーを良く目にしており、また、その出音も知っていたつもりでした。
「音楽を流していない時は常に「サー」という音がする、ノイズの多いスピーカー」
と捉えていました。 今にして思えば、スピーカーの個体差もあったかも知れませんが、この様なノイズは
「感度が高い故に、わずかな電気信号のノイズまでも耳に届くレベルにまで拡大していた」
という事なのでしょうね。もちろん、その他の機材のアナログケーブル・電源ケーブルから伝わってくるノイズなど複合的要因の結果が「サー」音の原因と思われますが。
だからこそ、オーディオにはまずもって「電源」「電源ケーブル」が大事という事であると今では認識しております。電源類の重要性は「電気信号を忠実に再生する、性能の高いスピーカー(言わば、スピーカーとしての本来あるべき役割を果たせるスピーカー)」・・・高額なだけのオモチャではない「真のスピーカー」に対してこそ、 活きてくる事でありましょう。
能率の低いスピーカーでは「わずかな」電気信号のノイズを感知する事自体が夢の また夢で至難の業=音声信号に対しても鈍感、なのですね。
プロケーブル注:)ミキサーの使い方を一つ間違えると、コンサートホールやライブハウスなど大音量で鳴らす場所では、このかたの言われるような「サーッ」というノイズが入ります。結局、SN比が悪い場合です。このかたの言われている要因もあるでしょうが、まずは、SN比です。
これはミキサーの0dB管理を徹底して行う事により、かなり静かになります。
が、家庭ではそこまで大音量にしませんので、SN比が悪くとも気付かないケースが多いのです。で、最良の音になっていないケースが発生します。ミキサーを購入されたかたは、まずは説明書を読まれて、0dB管理、つまりミキサーに付いているメーターの使い方をしっかり覚えられてください。
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プロの中のプロのレコーディングエンジニアが低能率スピーカーを斬る!
これは鬼門コーナー61番、マイクの使い方の最終回答(検証中に)登場してこられた熟練のレコーディングエンジニア、関井さんというかたから低能率スピーカーをモニターに使った際の現象などの実例を報告いただいたものです。
プロケーブル様
○○○のスピーカーはモニターには不適切です。
音の輪郭は出ていますが音楽の表現が薄い状態です。
理由は簡単で能率が88dbのスピーカーでは音楽の微妙なニュアンスは表現出来ておりません。
その具体的な例を書きます。
高能率のスピーカーでは例えばリバーブの消えて行く様子が最後まで聞き取れますが、低能率のSPではあるレベルまで小さく成るとストンと消えてしまいます。
そうとう大きな音で再生しなければ繊細で微妙な弱音まで聴こえず、大きな音は部屋の影響も大きく、多くのその他の問題が生じます。
○○○の持ち主は皆さん大きな音で聴いています。
決して悪い物ではありませんが、値段を考えると、全面的に無条件に相談を受けた場合に推薦するとは限りません
個人的な意見としては私はモニターとして使用しません
ただニアフィールドモニターはあまり能率にこだわる必要はありません、距離が近いので解像力が高ければ能率が低くても上記の問題は生じません。
今回、貴殿に送ったCD「b-flat」高能率のSPと低能率のSPでは聴こえ方が全く違います。ぜひ同じ音量で聞き比べして下さい。
Moon Cold Studio 関井久夫
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Bさんのコメント: 能率88dBのスピーかーでは、本当にダメだった!
メールのタイトル:「能率の違い」これほどとは…。
実は、小型スピーカーを「○○○○sch ○○-51?」に買い替えまして能率の違いに驚いているところです。
今までは88dbでしたが、今度は92db。
その差は4db。
音量の差もさることながら音の濃さが全然違う。
88dbでは「リバーブが消える。」と書いてあった記憶がありましたが、まさにそうですね。
ネットで見た「スピーかーの能率の差」という事で面白かったのが、低能率のスピーカーでは「さっきの音は無かった事にしておこう。」とありました。
つまり、その情報に音として反応出来ない。
低能率スピーカーはまさに鬼門ですね。
聞き比べると、全く面白くない。全然音楽じゃないです。ゴミというのがよくわかります。
スピーカーの能率が90dbを超えないとアンプの性能の比較は出来ないんじゃないでしょうか?
88dbという低い能率のスピーカーですと音が薄くて判別が難しい。92dbあると細かい音がよく出ます。
非常にリアルで、分解能力にアンプの限界すら感じます。
個人的には「○○○○sch ○○-51?」は良いスピーカーのように思えます。
と言うのも、慣らし(エージング)が2.3時間も鳴らせば十分だからです。とにかくウーファーが軽い。
とにかく、出てくる音が段違いで楽しいです。
これは非常に貴重な体験でした。
○○ ○○
プロケーブル注:)当店もスピーカーの性能差を分ける基準は、90dB以上か、未満か、というところで、ラインを引いています。そのあたりが、高性能とゴミとを分ける基準でしょう。
ただ、小型スピーかーのところで、当店が記述している通り、音楽というのは、ラジカセ的、AMラジオ的に楽しむということが、本当に貴重な体験として、貴重な趣味として、あるのです。むしろそのほうが良かったりもするくらいですので、分かっていたうえで、88dBのスピーかーを使われるには、それでいいでしょう。
http://www.procable.jp/setting/03.html
エジソンが出た直後から米国には、「WE」(ウェスタン・エレクトリック)という会社が登場しています。途中で社名をルーセント・テクノロジーに変えており、米国では、一種の謎めいた、帝国的な存在になってしまいましたが、今もそれは伝説的に、「WE」(ウェスタン・エレクトリック)と呼ばれています。
50年も60年も前の「WE」(ウェスタン・エレクトリック)の真空管アンプは、とてもタフで、今も映画館などで現役で使用されており、それが放出されると、200万円だの、状態の良いものですと、それ以上の値段で取引されている代物です。勿論、音が素晴らしく良いから、その値段が付くものですが、60年前の骨董品のようなプロ用アンプに、民生用のどれを持って来ても、到底かなわないという事実が、面白いと思います。それは、スピーカーケーブル一つとっても、全く同じ現象が起きています。
http://www.procable.jp/products/replica_we18.html
■WE(ウェスタンエレクトリック)の、最高峰の真空管アンプにつきまして
60年から70年前の、WEの真空管アンプが、今でも、どのような民生用アンプをも越えていることは事実です。なぜそうなのかは、それが往年のプロ用のアンプだったからに他なりませんが、その後トランジスタアンプが出現し、最初にそれを使ったプロのかたがたは、トランジスタのものは使えないと、結論づけてしまいました。
「WE」(ウェスタン・エレクトリック)の音とはなんぞや、ということについては、実態が良く分からないかたもおられると思います。
それは、ハイエンドオーディオの世界とは全く別の次元の世界であり、レースで言えば、F1級の世界であり、そこにおられるかたがたは、まさしく「僧侶の修行」というような様子を呈しておられるかたがたが多いと、証言させていただきます。それは悟りにも近い世界であるがゆえ、我々凡人では、まかり間違うと、人格さえ崩壊しかねない世界ですので、その種の次元のかたにしか存在できない世界であると言えます。したがって、おおざっぱではありますが、どなたにでも、こう言えます。
「WEの世界には近づかないほうがいいです。」。
それは刀で言えば、戦国時代の妖刀さながらの危険なものです。「妖刀」は、使い手次第では、己自身を斬ってしまいます。
「フィールドスピーカー」というWEの1930年頃のスピーカーは骨董品どころか、現代のスピーカーなど、おもちゃ同然で全く問題にもならないほどの、F1級のものです。スピーカーだけは、昔のもののほうが圧倒して優れていて、能力が、「月とすっぽん」というほどに、高いのです。このことは、どなたも知っておかれたほうがいい事実です。ただしそれはスピーカーだけです。
アルテックのオールドスピーカーあたりから先が「F1」の世界であり、それを鳴らすには、とんでもないレベルのアンプが必要です。
オーディオ界で名機と呼ばれているアンプはいくらでもあります。プレミアムが付いているほど、非常に高額なものもあります。しかし、「名機」では、妖刀クラスのスピーカーは扱いきれません。力不足もはなはだしいのです。このことこそが、アルテックやWEのスピーカーを(アルテックはWEの技術部門が独立して出来たメーカーですのでWEの一部と言えます)、一生涯かけてもオーディオマニアのかたが鳴らしきれず、「泥沼」に陥ってしまわれる最大の理由です。
「名機」と、それらのアンプとでは、実力があまりにも遠く、隔たっています。その距離感、隔たりの度合いが分かりにくいです。「名機」のアンプを使って「化け物」を鳴らすことが、どういうことを意味しているのか、分かりやすく、極めて正確に表現するよう、言葉を選びます。
「F1マシンに、ゴーカートのエンジンを乗せて、無理矢理走らせようとする、愚行」
驚かれるかたもみえるかもしれません。「実態」は、その表現で、適正です。
ですから、生涯にわたってそれを続けても、得られるものは何もないことは明らかです。それどころか、F1マシンが走らない理由も分からず、次々に高額でぼろい「名機」ばかり買い集めなくてはなりません。それは泥沼です。
これは「オーディオ地獄」の最も代表的なものであり、あちこちで、非常に多く見受けられるパターンの一つです。悩み抜いても打つ手が分からなければ、巷で聞く噂、デタラメの真似ごとに終始するしかなく、それこそ「フランケンシュタイン症候群」の重度障害になってしまいます。
したがって、WEチームのかたがWEレベルのアンプを必要とされているのは当たり前のことであって、いたって自然なことです。
そうかといって、それでは、F1のエンジンを乗せたF1マシンが、ここにあるとします。そんな大それた代物を、誰がいったい操れましょうか。それができるのはプロフェッショナルだけです。
アンプがいかに優れていても、いや、優れていればこそ、それは本物のF1になってしまいますから、我々は、やはりそのような化け物には、近づかないほうがいいのです。
さて、「化け物」「妖刀」などという表現をしなくてはならない種類のスピーカーとはうってかわって、WEのアンプのほうは、全く違う顔を持っています。とても優しい顔をしているうえ、高性能スピーカーが秘めている危険性とは180度違って、非常に安全です。それは文字通り「刀」ではありません。
■理想のパワーアンプ
自宅利用で、理想のパワーアンプは、スピーカーの能率さえ高ければ、25W〜50Wほどのアンプです。真空管アンプをお使いのかたは、このあたりの事情は良く分かっておられると思います。
シングルエンド回路の3Wのアンプ、5Wのアンプ、プッシュプルでも8W 程度のアンプこそが、最も音が良いことを、体で理解されてきておられることと思います。
アンプというものは、最大出力の60%ほどを出している時こそが、最も性能を発揮します。最大が5Wのアンプの、3Wを使えば(自宅ではせいぜい3Wくらいの使用です)最も良い音になるという事実、このことは、メーカーのエンジニア、電気に詳しいエンジニアのかたならば、誰でも知っている周知の事実です。
パワーが大きいほうが余裕がある・・・・、そのような真っ赤なデタラメが、呪文のように繰り返されて、価格だけが、どんどん吊り上がっていったということです。
プロ用には、とことん大きなアンプも存在します。1000W×2などというものもありますが、それは、屋外ホール、野球ドームなどを鳴らさなければならないからであって、音の良さのためのものではありませんので、家庭使用には全く不向きです。レコーディングスタジオとて、それは全く無意味どころか逆効果で、最近の1000Wのアンプ内蔵モニターなどというものではいけません。
能率90dBのスピーカーで、爆音で鳴らして、約10W使用です。それを基準にされてください。その10Wの爆音は耳が痛いほどであり、近所の苦情が集中するほどであり、普段は、オーディオの場合、2Wか3Wしか出していないのが、実態です。
http://www.procable.jp/products/s_75.html
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ウエスタン・エレクトリックという迷路
欧米のハイエンド製品を手にしても満足が得られなかったユーザーは、次に禁断の世界に入り込みます。
ご承知の通り米国の頂点、ウエスタン・エレクトリック(WE)の扉を開くことになります。
この時、この道を歩む人は冷静さを失っていました。なぜならば、WEの機器を使用している環境や背景を全く考慮していなかったからです。
この時代の米国には優れた業務用の機材がたくさんあります。1920年以降米国の優れたエンジニアは通信や映画産業に関わりをもちます。その結果WEのみならずRCAやランシング、アルテック等がすばらしい製品を生み出しました。しかしこれらのポテンシャルが如何に優れていても映画館や大きいホールで発揮されるものです。
少なくとも50畳以上の部屋があればある程度本来の能力を発揮するとは思いますが、こうした恵まれたリスニングルームを所有できる人は例外中の例外ではないでしょうか?
私もかつては、音楽再生ではWE594Aを上回る最高級ドライバーといわれるランシングのドライバーに、ウーファーの最高傑作の一つであるRCAのユニットをダブルで使用しました(もちろんフィールド型ユニットです)。 ベートーベンのシンフォニーをかけると30m離れた隣地のテニスコートで、街の雑音に打ち消されることなく明確に聞こえ驚きました(駆動アンプは300Bシングルで最大出力は7Wです)。
なんと家の中よりはるか離れた外の方がしっかり聞こえるのです。ここにWEの業務用機器の本質があるのではないでしょうか?
多量の空気があって初めて素晴らしく聞こえるのです。
また、現存するこれらの機器で良品は少なく、その上相当高額です。家一軒分をつぎこんでも多くの人はオーディオのターミナル(終着駅)とは感じないようです。 日本人特有の舶来信奉とWEという究極のブランドがそうさせるのかも知れません。
http://www.rrltd.co.jp/rrplaza/episode/vol04.html
個々の機器は小さな原子核反応炉のようなものであり、それが相互に結びつくと、大きな反応体として動作していると想像してみてください。 私自身の体験からいって、反応炉どうしが反応し合わなければ、いかに大型フロアスピーカーでも、ラジカセ並みの音しか出ません。
デッカアーク型スピーカーを例に挙げてみましょう。 キャビネットに組み込まれているグッドマン社製20cmフルレンジユニットのマグネットは、500円硬貨より少し大きい位で一見非力なスピーカー。 それに極めて小さな出力(1Wそこそこ)のパイ社製ブラックボックスアンプリファイアーを接続すると、50畳あまりのオフィスいっぱいに良質な再生音で満たされるます。 それを一度聴いていただければ、たちどころに反応力というものを理解していただけます。 現代の数百ワット出力アンプリファイアーを使用して低能率スピーカーを駆動するのとは、まったく異なったスタイルで動作しているとしか考えられません。
ここに電気信号再生の本質的な問題の根源があります。 ヴィンテージオーディオの時代、電気信号の伝達に使われる電流の量は、質的なものを伝える為だけ有れば十分でした。 電気信号という船を浮かべ進めるだけの水量があれば、それ以上必要はなく、それ以上あると、かえって反応力を損なってしまうのでした。 それゆえにむやみな大出力アンプは製造されませんでしたし、必要もなく、当時のスピーカーに接続しても良い成果は決して得られません。 例をあげてみましょう。 今日のヴィンテージオーディオファンであればどなたでも御存じである、WEのトーキー用スピーカーで説明してみます。
WEシアターサプライスピーカーは、基本的に低域、高域にホーンロードをかけています。 そのため巨大なものになり、初期の555レシーバーをフルレンジに使ったシステムでも長大なホーンロードと開口部が必要です。 のちのTA4181Aと594A型ユニットを搭載したミラフォニックシステムは、さらに巨大な仕掛けのものになります。
スピーカーは大きいのに、アンプリファイアーの出力はとりわけ大きなものではなく、555レシーバー専用アンプリファイアーであった41、42、43アンプリファイアーでも、今日のトランシスターアンプ出力から考えれば、特別大きな出力ではありません。 そうした比較的小出力で劇場での使用に耐え、なおかつ効果的な広告が可能です。
WEのトーキーシステムの中で働いている、電気信号自体の性質が、現代のオーディオとは全く別の力を保持しているのです。 それこそが核反応的な連鎖であり圧縮、拡張と言うやり取りの後に、再生結果として提示されるのです。 ただアンプリファイアーが連結して圧縮、拡張を行っていっても、そのままでは核反応を発生させることは出来ません。 問題は電気信号の圧縮と拡張が、何のために行われているかです。
今日のオーディオでは、この圧縮と拡張は利得を得る為であるとか、アンプリファイアーの出力の増大として解釈されていますが、この時代のシアターシステムはそうではありません。 それは電気信号の加工に使われたのです。 加工され、可変された電気信号は、アンプリファイアーの出力という船に乗って、スピーカーに送り届けられ確実に爆発します。 しかしこれだけでは核反応爆発力を長続きさせることは難しい。 確実に誘爆させ、それを連続的爆発に導くには、スピーカーを臨界に保ち、いったん電気信号が入ったらそのまま臨界点に達する様にしなければなりません。
そこでコンシューマーユースホームオーディオとは、全く別の仕掛けを持った機材が必要になってきます。 WEのアンプリファイアーがその大きさの割に出力が小さいのは、ここに仕掛けが施されているからです。 出力より反応力の方に重きを置いたアンプリファイアーだったのです。 アンプリファイアーに限らず、光学式サウンドトラックフィルムの入力から、終段のスピーカーシステムに到るまで、あらゆる個所に反応する仕掛けが仕込んであります。 つまりWEのトーキーシステム全体が反応体の固まりであり、そのシステムブロックの一個一個が原子核反応炉みたいなものです。 こうした仕掛けがあるからこそ、小さな出力であっても大規模な拡声が可能です。 逆にいえばWEのスピーカーシステムの優秀さの証しでもあります。
およそWEのトーキーシステム全体を見渡し、その反応力の値を考えた場合、もっとも強力な力を示すのはスピーカーです。 WEに関わらずRCAやヴァイタヴォックス、BTH、アルティック等のシアターシステムのスピーカー能率は大変高く、標準的には1W入力あたり105〜110 dbほどになります。 これはコンシューマーユースのものと比べればかなりの高能率であり、音圧も出るのですが、それはあくまで1W入力時の話です。 劇場で使用する際は、もちろん1Wで済むはずがありません。 当然もっと多くの入力信号を送ることになりますが、さて、ここで能率と音圧の秘密をお話ししなければなりません。
WEのトーキースピーカーは、入力信号の上昇に対してリニアに追従して働きます。 入った分だけ音圧が大きくなるのです。 なんだそれは当り前ではないかと思われるかもしれませんが、失礼ですがそう思う方は真のトーキー用スピーカーの何たるかを知らず、ちゃんと聴いたことが無い方です。 何故ならWEだけでなく真のトーキー用システムが、圧縮、拡張、反応力の三つの力を総動員して、核反応力を発生させたなら、人間はそのすさまじい音圧にリスニングルームに座っていることすら不可能です。 トーキーシステムとはその様なものです。
スピーカー自体の入力信号に対する変換効率、能率がコンシューマーユースのものとはまったく別物であることを意味しています。 WEトーキーシステムにとってスピーカーの能率とは、再生音における最低保証値であり、1W入力−105/110dbという値は、アイドリング時のエンジン回転数と同じ状態にあるのです。
ところがこの値はコンシューマーユースにあってはこの値はむしろ、最大音圧レベルに近いものであり、これを考えると両者のIW入力−105−110dbという値は業務用の場合は最低値を示し、コンシューマーユースは最高値であると言うことになります。 そして反応力という立場からみると、両者の能率、音圧レベル特性値とは、1W入力に対する反応力の値であるということに思い当たります。 これがマジックです。
私達はこのことを知らずに来てしまった。
確かに能率という面から見ればシアター用スピーカーは1Wでも鳴ります。 しかしそれは反応力がなければ、ただ鳴っているだけです。 シアタースピーカーシステムを鳴らすには、たとえ1Wでも確実に核反応を発生させるアンプリファイアーでなくては、シアタースピーカーの真の能力を示すことは出来ません。 しかしシアタースピーカーを家庭で使用する場合、そのほとんどが核反応力が殺されているのが現実です。 そうでなければ、すさまじい音圧レヴェルでレコードを鑑賞することになり、これは劇場かそれに準じるスペースを確保されている方にのみ許されることです。
たとえ、そうした空間で映画を上演するならまだしも、レコードを再生するとなると、それは家庭で鑑賞するために制作されたレコード本来の音質とは程遠いものであるのは、ユーザーご自身が良くわかっていることでしょう。 それでは反応力で動くスピーカーが、他の様式で動作して生み出される再生音は、どうでしょうか。
シアターサプライ用システムを開発した会社は、家庭での音楽の繊細な表現に用いるためのコンシューマーユースも研究開発しました。 シアターシステムを家庭でそのままレコード再生に使用するとなると単なるPAにすぎなくなり、ホームユースオーディオシステム全体が難聴患者のための拡声機となってしまいます。 したがって転用するにあたって、シアター用とはまた異なる仕掛けが必要になってきます。 特にフォノイコライザーとその後のラインプリに重きを置き、多種多様な可変機能を付属させていきます。 それはレコードという音楽媒体に対して反応させるものです。 一時流行した入力信号を可変させないプリアンプが、大出力パワーアンプと組み合わされた時、拡声機的な再生音となることを思い出していただきたいのです。
こうした拡声器的再生音は、ヴィンテージ時代のハイフィデリティではまずありえないものでした。 信号とは可変されるもの、というのがポリシーだったからです。
それではここでシアターシステムスピーカーを汎用転用して、ホームユースとして製造されたモデルについて書いてみましょう。 これらの品は生まれはPAですが、ホームユース品として販売され、なおかつ評判も良いスピーカーシステムです。 米国JBL・ハーツフィールド、パラゴン、エレクトロヴォイス・パトリシアン、英国ヴァイタヴォックスコーナーホーン型等がざっと思い当たります。 アルテック、A7、A5を入れなかったのは、これらは完全なPAであるためです。 又独オイロダインもPAの部類に入るので書きません。
上記のスピーカーシステム群における共通点は、クリップシュ型の変形コーナーホーンを採用していることです(パラゴンはフロントロードですが。 これらのスピーカーシステムは、一見1Wあたりの入力をコンパクトなボディで、シアターシステム並の音圧レベルを得る為のものにみえますが、実際にPAとして使うと問題が生じます。 PAにとって必要欠かさざる音の到達距離がより短いのです。 確かに家庭用としては他の形式のものより、格段に音は飛びます。 しかし、純粋なシアターPAと比べるとかなり落ちるのです。
私はこれを試したことがあります。 アルテック1570Bアンプリファイアーで音圧レベルは小さな劇場並みで実験したのですが、10mまではヴァイタヴォックスコーナーホーンもロンドン・ウエストレックスホーンシステムも、音圧と浸透力いずれも変わりません。
15mを過ぎると途端にヴァイタヴォックスの方が落ちてきて、20mを過ぎると完全にウエストレックスによる再生音が到達してきます。 これは1570Bの入力ボリューム目盛6くらいのポジションでのことで、ゲインをもっと開放するとその差はさらに広がります。 これがクリップッシュ型コーナーホーンの特性で、ハーツフィールド、EVパトリシアン、英ヴァイタヴォックス各社が、コーナー型クリップッシュホーンを用いたのは、業務用機のPA臭を取り除き、ホームユース用に仕立てる為、絶妙なる仕掛けを仕込んだからです。
これらはいずれもコーナー型である為、中高音用ホーンがリスナー正面に向くことはなく、中高域を反射させてきつくなるのを避けています。 それでもコンプレッションドライバーの再生音は、他のコンシューマーユースのモデルと比較すれば相当エネルギーは強いのです。 そこで製作者は、中高音ホーンをキャビネットでカバーしたのです。
ヴァイタヴォックスコーナーホーンや、EVパトリシアンの中高音ホーンがキャビネットに内蔵されているのは、ただ全体としてのデザインを考慮しただけではなく、それなりの理由があります。 ヴァイタヴォックスコーナーホーンの中高音カバーを取り去ると、再生音は途端にPAくさくなります。 そして低音ホーン開口部面積と、中高音ホーンの開口面積比率にも念入りに計算された意味があります。 中高音ホーン開口面積に対し、低音ホーンの開口面積はかなり大きくなっており、それはとりもなおさず、ホームユース的に豊かな低音再生を狙ったがゆえなのです。
反応力という観点から見れば、反応力自体をコントロールしていることにもなります。
それは事実であり必要なことでもあります。 ホームユースは最大音圧というものが限定されているからです。 それは慎重に製作者側の意図する所によって音響デザインされており、シアター用スピーカーをホームユースに使われる方がしばしば陥る音優先のシステムとは異なるのです。 なぜなら、これらのスピーカー群はレコード再生に必要な音色とゆたかな音楽性を備えています。 全ては有能なエンジニア達が音楽の為に考案製造したシステムであり、反応力の抑制は音楽の女神へ捧げられた供え物でもあったのです。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51748646.html
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749181.html
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749261.html
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我が、蹉跌のオーディオファイル#01. 現装置 ヴァイタボックス・システム にたどり着くまで
終戦直後、まだ音楽など聴く余裕は我々国民には無かったが、当時レコードといえばSP、若い諸君にはピンと来ないかもしれないが、78回転でぶんぶん回るレコード盤に竹や鉄の針で音を拾い、ザーザーいう雑音の中から音楽を聴き分ける。超アナログの世界しかなかった。
片面の演奏時間はせいぜい5分だから、頻繁に裏返したりレコードを換えたり、とてもじゃないが落ち着いて音楽を聴いては居られないのだが、この時代にはこれしかないのだから、それを特に不便とも煩わしいとも思わず、音楽鑑賞の妨げになるものは何も感じなかった。適応とはそういうもので、より便利なものを知りさえしなければかなりラフな 環境にも人間はちゃんと順応するように出来ている。
アマゾンやボルネオの密林深く住み着いた人々を不幸と思うのは文明(と云っても多寡が知れているが)の中に居る我々 の思い上がりと勘違いでしかない。
我家にも数枚のSPと電蓄があった。
ワインガルトナー指揮する第9もその中にあり、8枚組だから第9一曲聴き終わるまでに16回立ったり座ったりしなければならなかった。
だから滅多に聴くことはなく、その分聴いたときの感動は何時も新鮮だった事を覚えている。
その後 SP から LP時代に移行した
レコードは一気にステレオの世界に突入した。
巷ではコンソール型ステレオが発売され、やがてコンポーネントステレオで自由に機器を組み合わせることが出来るよう になった頃から今迄は極限られた少数の音キチという奇妙な人種が次第に一般化し始め、互いの持ち物に羨望の眼差しを向け合い、電機メーカーと提灯持ちのオー ディオ評論家達の巧みな話術に乗せられ、悲惨な出費をする者が多発した。僕がこの人たちに担がれてこの世界に巻き込まれたのは昭和48年だった。
オーディオ評論家を信用しなくなったのは彼らが異口同音に誉めちぎる JBL のがさつな音に起因するが、それはさておき、その1年後にはVITAVOX(ヴァイタヴォック ス)CN191、Machintosh(マッキントッシュ)C-22、MC-275、MARANTZ(マランツ)10B,TEACのオープンデッキに換わった。
昼はレストランで御飯だけ頼み、塩をかけて食べた。
やがてマッキンのブワブワした音が気になり始め、色々物色したけれども、これといったものに当たらず、ものは試に本郷の小さな新藤ラボラトリーに飛び込んで実情を話すと、答えは明快で、C-22 と MC-275はそういう音なのだと云う。
VITAVOX CN191もオリジナルその儘では低音がぶわつく傾向がある。
「だからお前は悩むべくして悩んでおるのだ。お気のどくなことだ」だと。
そう云うかい。ならば買おうじゃないか。ということになってこの新藤ラボラトリーの アンプを買った。
それにプレイヤー装置は Garrard(ガラード) 301とOrtofon(オルトフォン)RMG309と SPU-A。
ご飯が小盛りになった。それから35年このシステムを持ち続けた。
このシステムで鳴らすレコードの音は一つの完成をみている事は確かで、大概何処の音を聴いても羨ましいと思ったことは無かった。
この35年の間に、オーディオ界はデジタル時代に突入していて今やレコードなどはすっかりCDに駆逐された。しかし断言してもよいが、その現在にあってまだ、CDの音はレコードの音に遠く及ばない。
我家にあったSPの第九をCD化したものがあったので過日買い求めたが、雑音だらけのSPの方が 遥かに音楽的なのに吃驚したことがある。それ以来CDはずっと敬遠してきた。
http://audio-file.jugem.jp/?month=201007
僕がヴァイタボックス・コーナーホーン(Vitavox CN-191)を見付けたのは、当時良く通っていたオーディオ店の小部屋であった。まるで隠すように置いてあったのを目敏く見付け「これを聴かせて欲しい」と云ったら何となく渋っていた。
値段を聴いたら156万円だとどういう訳か渋々答え、「買う」と云うと値が張るのでローン会社の信用がつくかどうか、とまた渋った。
僕の誤解かもしれないが、余り売りたくない様子が見て取れ、ローン会社の信用が付くととても残念そうだった。どうしてだか解らなかったが、このVitavox CN-191は最後のUKオリジナル品と後でわかった。
が、兎も角このVitavox CN-191が僕の部屋に安置された。
素晴らしい音だ、とは残念ながら云えなかった。原因がこのスピーカーを鳴らすアンプやカートリッジその他のレベルが低すぎるところに有ることは解っていた。
色々探した結果、最終的に選んだのはマッキン(Mcintosh C22、MC275)だった。当時最高のアンプだと各誌が誉め讃え、評論家も挙ってこれ以上のアンプは無いと絶賛しているから間違いは無かろうと思ったのである。当時の趨勢はとっくにトランジスタに換わっていたのと、このアンプを手放す人が少なかったのか市場には殆ど出回る事が無く、探すのには時間が掛ったが。
何とか見付けて欣喜雀躍音を出したがそれは酷いものだった。
LAXの真空管アンプよりはスケールが大きかったが音質は大差ない。
僕が評論家に疑問を持ったのはこの時である。
プレイヤーはこれも彼らが絶賛するトーレンス(THORENS TD124)。
アームは矢張り先生方ご推薦のSME3012,
カートリッジはエンパイア(EMPIRE 1000ZEX)。
低音がぶかぶかで、音は出たが音楽にならなかった。
プレイヤーが悪いかと思ってマイクロの、巨大なターンテーブルを空気で浮かし、糸で回す奴に買い替えたが、これは一段と酷い物で空気が漏れてターンテーブルが傾きシャーシーに触れて一周毎にゴトゴト音がした。アフターサービスも最悪で新品の欠陥品は結局治らないまま、正常なものとの交換も無かった。当時力は滅法あったので海に投げ込んだ。売るにも売れないし、付け物は家では付けて居なかったし、バーベルなら持っていたのでもういらない。第一見るのも嫌だった。
だが、音の悪い原因がプレイヤーに有る訳ではなかった様だから、ならば原因はアンプしかない事になる。買ったばかりのマッキンを買い替えねばならんとは不愉快の極みだが駄目なんだから仕方あるまい。
とは云うもののどんなアンプがあるか知っているわけではないし、当てがあるわけでもなかった。しょうがないから当時出版されていたオーディオ機器の総目録を隅から隅まで読んだ。巻末のスペック集は論評なしだったから、そこばかり何回も読み直したが、本から音が出る訳でなし決定打が打てる筈も無かったが、藁おも掴む思いで印象に残ったものを拾い出し、それを何回も見比べて最後に残ったものの音を聴いて確認することにした。
最後に残ったのは「RA1474」 とメインアンプの「124D」だった。
メーカーは新藤ラボラトリーとある。聞いたことが無い。
どうせ碌でも無かろうが音が悪けりゃ買わなければいい。
兎も角行ってみることにした。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=4
救世主、新藤ラボ
新藤ラボラトリー
http://www.shindo-laboratory.co.jp/Front/indexj.html
小さな扉を見付けるのに苦労し、やっと探し当てて開けると狭い階段があって、登り切った所が新藤ラボだった。
音が鳴った。素晴らしかった。
RA1474はフォノ専用のイコライザーアンプ。
124DはWE-350Bプッシュプルのメインアンプで迫力満点、加えて繊細でもあるからVitavox CN-191を鳴らすのには理想的だろうとこの時半ば確信していた。
数日後再度新藤ラボを訪ねた時、体中の全ての輪郭が猛烈にはっきりした人物が入ってきた。その人が新藤さんだった。
新藤さんは好人物であった。嘘を言わず、云った事はやり、出来ない事は云わない人だった。この時の印象は35年たった今でも変わることは無い。メーカーや販売店に有り勝ちな虚飾が一切なく、右だと云ったら左でも中間でもなく徹底して右だから解り易くもあった。
Mcintosh C22,MC275に関してはぼろ糞で、そもそも音全体に締りのないアンプだから、音のバランスを期待する方が間違っている。
「あそう、買っちゃったの」・・・・
「お気の毒」・・・
の一言でちょん。もう少しやさしい言葉はねーのかい。ねーんだなこれが。
RA1474 と124Dはキットで買うことになり週2度程此処に来て自分で組み立てることになった。キットと云っても部品は既に取り付けられており、配線だけすれば良い状態だったから不器用な僕にも出来たのだが、半田鏝と机が用意され、それから一ヶ月半程通った間新藤さんとは随分色々な話をした。
常に明快な人だから解りやすく、物事に対する考え方は良く理解できて、音造りと云うのは要するに人柄だということがこの時良くわかった。
僕は写真をやるが、写真は撮り手の性格が出る。怖いほど出る。
撮った被写体の影に自分が映っているのである。
音造りもやはり造り手の音が鳴っているものだ。
日本人の美に対する感覚は欧米人とはちょっと違って、音でいえば水琴窟や鼓、といった単音に感じ入る様な繊細さを持っている。反面グランドキャニオンの巨大な静けさやナイアガラの爆音の様なスケール感に欠けるところがある。
環境が違うから当り前のことだが、音楽にはこの二つの要素が必要で、新藤さんの音はそれに近かった。最近では新藤アンプは寧ろ海外で注目されているというところが、何やらこんなところにも国情が反映されているようで悲しい。65年の間に我々日本民族が失ったのは、こうした無形の心に拘わる感性ではなかったか。
Vitavox CN-191は見違えるような音で鳴り出した。
結構僕は満足していたが、新藤さんはVitavox CN-191の欠陥を二つばかり挙げ、これだけは直しておこうという事になった。
中高音用S-2ドライバーの裏蓋がプラスティックなので此処で音が死んでいる、従ってこれをステンの削り出しで造り直す。
ネットワークがチャチでここでも音が死んでいるのでしっかりしたものに造り直す。
という2点だった。特性のコイルとオイルコンデンサーを使って造り直し、この2か所の改良で夢の様な音に変身した。
序にスピーカーの内部配線も良質の物に換えた。
これで僕は充分満足だった。有難うを僕は連発したが、まだあった。
これはスピーカーの欠陥ではなく、我家の普請の問題だった。
このスピーカーは部屋のコーナーに嵌めこむように造られていて、裏から見るとだから骨組みだけでがらんどうである。
従って壁が低音ホーンの一部を代用するように出来ているので、理想的な低音を出すには壁がしっかりしている必要がある。我家は2×4の安普請だから、建てるときに気を使って壁に木の板を張り付けていたが充分ではないとのことで、裏蓋を付ける事になった。
これで低音はぐっと締りが付いて、音全体のバランスがぴったりとれた。
序にウーハーを外し、エッジに何やら塗り、乾くとこれで孫の代までエッジがへ垂れることは無いという。
Vitavox CN-191に施した改良は以上である。おそらくこれでVitavox CN-191コーナーホーンの持つ可能性の殆ど全てを引き出すことに成功したと僕は思っている。
新藤さんは何も言わなかったが、おそらく同様に思っていることだろう。それ以降スピーカーについては発言が無い。
これをRA1474と124Dで鳴らし、プレイヤーはGarrard 301のセンタスピンドルを改良してでかいターンテーブルを乗せ、アームにOrtofon RF297に厳選したSPU-Aをチューンアップした眼も眩むようなカートリッジ, という組み合わせが出来上がった。
それから35年僕はこのシステムで音楽を聴いた。オーディオには幾つか頂点があるが、このシステムも一つの頂点だったと思っている。
当然、これ以上の音が存在することを僕は知っているが、果たして家庭に持ち込むに相応しいかどうか聴いてみて疑問を感じたことがあった。
ウェスタンの15Aホーン である。
某所で聴いたがこれは凄かった。
ピアノがピアノよりピアノらしかった。もう桁違いで比較対象の問題ではなかった。
15Aホーンは御承知の通り劇場や映画館用であり、客席は20〜50メートル以上離れたところにあり、且つ天井はビルの数階分の高さがあることを想定して、観客に如何に心地よくしかも巨大なスケール感を味あわせるかという事がコンセプトだったろうから桁違いは寧ろ当然の性能と云ってよいが、それをこの時は距離約4メートル程、天井高2.5メートル程の所で聴いたのだから、それは腰も抜けよう凄まじさだった。
この時ハスキルは正しく男だった。「げー」と僕はのけ反った。僕の大好きなハスキルが。
家に帰っていそいそと僕は同じレコードをVitavox CN-191で聴いた。
紛れもなくハスキル はエレガントな女流ピアニストだった。
ハスキルのモーツアルト、これ程無心で典雅な音楽は無い。Vitavox CN-191ならずともこれがちゃんと聴けるなら、スピーカーは何だっていい。
新藤ラボの音造りは要するにハスキルのピアノをハスキルのピアノで聴かせてくれるのである。
この人に出会わなかったら、僕は未だに迷い続けていただろう。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=5
ウェスタンサウンドは人の声が良い
今まで沢山のウェスタンサウンドを聴いてきましたがどのサウンドも一つの共通点がありました、
ウェスタンの音は一言で云うなら音にコクと味が少なくしかも奥に展開するサウンドにはならない、
聴いていると味のない食パンを食べているようなサウンドだ、
また劇場用のサウンドは観客席に攻めてくるサウンドが特徴ですが、以前有名な方がウェスタンの594を持ち込んで試聴会を開いたことがありましたが、ウェスタン特有の音の浸透力に乏しくこのサウンドには魅力を感じなかったのが残念であったが人の声だけは良かった、
ウェスタンのシステムを採用した劇場を調べますとピンク映画館が多いのがわかった、
なぜならピンク映画館の女性の声は生々しく聞こえないとしらけますね、
特に人気のあった日活ロマンポルノあれは良かった!
ウェスタンで聴かされる大事な場面での彼女達の声に色気があった、
今思うとウェスタンサウンドは人の声は素晴らしい!
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-036.html
AD-1アンプの調整を続けている間は、久しぶりにZeissのアンプを繋ぎました。
さて、これが何とも色気と風格(あるいは古格)のある音で、確かにシングル三極管の爽やかさや切れの良さも捨てがたいものはありますが、長年現場で評価を得てきた名器の色香にすっかり酔わされてしまいました。
このアンプは1950年頃の製造と思われますが、使われている部品は当時の最高級のモノがフンダンに投入されており、半世紀を過ぎた今でも交換すべき部品はカソードのバイパスCが5個(2台で)だけでした。
夏頃に、前段のカソードから取り出すところのコンデンサが抜けているようでしたので、間に合わせの部品を取り付けつつ、純正の部品を取り寄せておりました。
今日は音の良さに気を良くしてこのコンデンサの交換に及びます。
http://blog-imgs-38.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02559.jpg
本来の規格は4μFですが、同じものが無く、2μFのキャンタイプに2.2μFのチューブラーを足して使っていました。
なんだか、もっさりとした音で、Zeissらしい都会的な感じが出なかった。
そして・・
http://blog-imgs-38.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02561.jpg
こちらがBoschの4μF MPコンデンサ。やっぱりスッキリと収まりがいい。
アンプ好きは、こんな肢体を見ただけで感動したり、素晴らしい音を想像できる類稀な(おめでたいとも言う)人種ですね
もう1枚、あまり見ることの無い、プリアンプの写真を載せておきます。
http://blog-imgs-38.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02565.jpg
これもカッコいいなあ。
RIAAも取れるそうなんですが、怖くて(ノイズが)触れたことがありません。老後の楽しみに取っておきましょう。
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-119.html
ドイツのアンプの音を特徴付けている MPコンデンサ
http://blog-imgs-30.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02242.jpg
写真上がSIEMENSのもの。右はRFTのアンプで使われていた抵抗です。左はある人が「ドイツのアンプの音を特徴付けている」と言っていたMPコンデンサです。
今回の一件は私に、以前、遠来の客人に訪ねて頂いた時のことを思い出させました。その時は、Zeissのアンプに不備があり低音が薄く、高音で刺激的な音が出ていたと思います。遠路来て頂き、全く申し訳ないことをしたと今思い出しても赤面の至りです。
その方は、所謂「凄耳」といえるタイプの方で、帰りしなに、控えめにアンプの不備を指摘され(凄すぎる!)
「300Bを使ったアンプなどいかがだろうか」
とご提案を頂きました。大人の振る舞いと、的確なご指摘に深く感謝をしましたが、当面アンプを代える心算も、経済的余裕もありませんでした。そして、今回の抵抗事件でその時の自分の気持ちがはっきりしたように思います。
バイオリンを例に取ると、教育を受けた先生の系列でボウイングの仕方に個性があるように感じます。ドイツではK・フレッシュやクーレンカンプに代表されるような、高音が若干丸くなる、というかくすんだ感じを受けます。
オーケストラになってもその個性は発揮され、各地域の楽団の特徴を形作っているようです。
英国のオケのバイオリンは「サーーー」と流れるように弾かれます。
(しかし近年、地球が狭くなりオケの個性が消えたと嘆かれています。なんとウィーンフィルに女性がいた!!!)
今回米国の抵抗から、ドイツの抵抗に換えたことでドイツのボウイングの音を取り戻すことになりました。
確かに、300B(知人のご指名は WE91B アンプ)はたいそう立派なアンプで、その素晴らしさは充分に存じております。我が家の幾つかあるアンプよりも、多くの面で勝っているかもしれません。
しかしながら、どれ程素晴らしい「音」に成ったとしても、バンベルグ響のボウイングが英国や米国、その他の地域の楽団のように聴こえてしまっては、私にとってはとても困ったことになってしまいます。
私は、一流の社の物であれば、部品や製品に優劣は無いと思っています。
使う人間が何を求めるかによって、選択をするだけのことです。
「A」という製品はずば抜けて良い。などという表現は全くおかしなことで、
「B」から「A」に代えることによって、得る物もありますが同じだけ失う物もあることを知らなければなりません。
ドイツの抵抗に変えることによって、金属の強さを得た代わりに木目の暖かさを失ったのです。
米国の抵抗が劣っているのでも、優れているのでもなく、私の個性が逆の物を選択したに過ぎません。
オーディオのマーケットやジャーナリズムに溢れている「最高」や「理論的に優れている」という台詞に振り回されてはいけません。以前は自身がそちら側にいたことに自戒の念も含めて書き止めておきます。
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-98.html
「フルトヴェングラー」の章では「音は悪くてかまわない」と、小見出しがあって次のような記述があった。(137頁)
「1970年代以降、マーラーの人気を押し上げた要因の一つは音響機器の発展があずかって大きいが、フルトヴェングラーに限っては解像度の低い音、つまり『音がだんごになって』聴こえることが重要だ。
フルトヴェングラーの求めていたサウンドは、解析可能な音ではなくて分離不能な有機的な音、いわばオーケストラのすべての楽器が溶け合って、一つの音の塊りとなって聴こえる、いわばドイツの森のような鬱蒼としたサウンドだ。したがって彼にはSP時代の音質が合っている。」
オーディオ的にみて興味のある話で、そういえば明晰な音を出すのが得意の我が家の JBLシステムでフルトヴェングラーをまったく聴く気にならないのもそういうところに原因があるのかもしれない。
通常「いい音」とされているのは、端的に言えば
「分解能があって奥行き感のある音」
が通り相場だが、指揮者や演奏家によっては、そういう音が必ずしもベストとは限らないわけで、そういう意味ではその昔、中低音域の「ぼやけた音」が不満で遠ざけたタンノイさんだが、逆に捨てがたい味があるのかもしれないと思った。
「いい音とは」について、改めて考えさせられた。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9426791e31fc7636d184b63f894b6d3f
2012.12.13
やはり、ヨーロッパの装置で聴けるクラシックというのは、アメリカの装置で聴くクラシックとは何かが違っている。ほとんど苦労しないで、ちゃんとクラシックが聴けるというところで、最初から全くレベルが違う。
アメリカ製品を使い始めて、濃厚な感じにどっぷりと嵌ってきたので、久々にこういう音を聴くと、こっちも必要だと思うようになった。
最初はちょっと物足りない感じがしたが、次第にこの方が正しいのじゃないか?と思い始めた。
前に、ムジークフェラインの1階のど真ん中で聴いたときに、ずいぶんと物足りなさを感じた。
ああ、実際は、こんな音だったんだ・・・と思ったのを覚えている。
どこから音がとんできているのか、さっぱりわからないくらいに、音がブレンドされまくっていて、その響きがまさにムジークフェラインのホールの特質というか、美点というのか、だろう。
オーディオで聴くような、セパレーションの良い音なんて、全くのウソっぱちだった。
じゃー、アメリカの音響製品は、ウソっぽいのか?ということになる。
デフォルメされた音、メリハリのきいた音は、面白くないかというと、ものすごく面白く感じるわけで、実際の音に迫る必要がないというところに立てば、全くのエンターテイメントであっていいわけで。
そこらへんは、マッキンアンプは実に上手いと思う。
家庭での音楽の楽しみ方というものを、実に上手く提示してくれる。
それは全くのウソっぱちの音だとしても。
http://blogs.yahoo.co.jp/gonta4350a/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=2
低音欠乏症からの脱皮 2012年10月08日
http://bestmusic.seesaa.net/article/296346494.html
昔はボンボンとかドンドンという低音(?)に憧れていた時代がありました。
しかし、オーディオ歴が長くなるにつれ「なんだか変だぞ」という気持ちになってきました。
それは「実際、演奏でそんな音が出ているの?」という疑問が湧いてきたからです。
いくら低音が好きと言っても、実際に存在しない音が聴こえてくるのは邪魔なのです。
音楽を聴く上では、邪魔です。
つまり、オーディオへの関心とともに、音楽を聴く方向が強くなっていったのだと思います。
ある高級車を買った人が、カーオーディオに不満を抱いていました。
「低音が出ない」という不満でした。
その車のオーディオのブランドは「マーク・レビンソン」でした。
マーク・レビンソンの名前だけ車のメーカーが買ったのかも知れませんが、それでもその名前を入れるにあたっては、マーク・レビンソンが全く関与していないということはないでしょう。
そうすると、それは「ない音は出さない」という方向であると想像できます。
某高級オーディオ店で偶然、耳に入っていた話ですが、年の頃20代の男の人が、店員に「Accuphase・・・全然おもしろくない」と言っていました。
Accuphase におもしろさを期待するのは疑問です。
だって、Accuphase は創業以来の会社のポリシーが、春日社長の言う「アンプは太い導線でなければいけない」なわけですから。
Accuphase のアンプは何も足さない、何も引かないというアンプで、忠実に信号を増幅することを目標にしているわけですから、アンプを通すことにより何かおもしろい音が出てくると期待する方が間違っているでしょう。
Accuphase に変えたら低音が出なくなったと嘆く人がいるかも知れません。
それに、今日の高級スピーカーをつないだら、ますます低音が出ないと感じるでしょうね。
■ウーファーの難しさ
純粋な低音を再生するのはかなり難しいことだと思います。
多くの人は低音でないものを低音と思って聴いているフシがあります。
例えば、コントラバスの音ですが、低音と言っても多くはその倍音や高調波を聴いているのだと想像されます。
だから、コントラバスを生々しく再生するにはスーパートゥイーターもあった方がよいのです。
四弦のコントラバスの最低音は40Hzです。
http://bestmusic.seesaa.net/article/296346494.html
しかし、この音を弾いても40Hzの正弦波だけが聴こえるわけではありません。
オシロスコープを通して見るとわかりますが、基音である40Hzの正弦波に細かくギザギザに見える波形が含まれていることがわかります。(写真のオシロスコープは、フリー百科事典「ウィキペディア」より)
倍音と倍音ではない周波数の音が混じって、コントラバスの音色を作っているわけです。
40Hzの音はコントラバスの最低音であることからわかるように、大変低い音です。
このような低い音は振幅も大きいので、エネルギーが必要です。
アンプもパワーが必要だということですが、今日のアンプでは必要なパワーを出すことは難しいことではありません。
http://bestmusic.seesaa.net/article/296346494.html
問題は、その大きなエネルギーで揺れたスピーカーのコーンを止める時です。
大きな車体の車は動かすときにもエネルギーが必要ですが、止めようとする時は惰性でなかなかすぐには止められないのと同じです。
つまり、実際に音はないのに動いているのは、スピーカーでは余計な音を出していることになります。
右の図にその様子を表します。
http://bestmusic.seesaa.net/article/296346494.html
入力信号は、瞬間的なものでも、一度揺れたコーンはなかなか止まりません。
大きなスピーカー(ウーファー)は、重いので惰性で動く分が多いのです。
それで、再生波形は下の図のようになってしまいます。
このことをもう少し詳しく説明したのが、下の図です。
http://bestmusic.seesaa.net/article/296346494.html
オーディオは時代とともに、原音を忠実に再生しようという方向がより強くなり、録音にない音を出さないようになってきています。
(スピーカーを小型化しているのも、スピーカーの余計な振動を止めやすくするためとも言えます)
高級路線がそうであると言えます。
あの、箱を鳴らしていたタンノイでさえ方向は転換しています。
高級オーディオショーで紹介された、タンノイのTANNOY KINGDOM ROYALは新しい行き方のタンノイです。
しかし、オーディオ使って、体が揺れるような原音にはない低音を好む人を否定するものではありません。
それは、個人の好みですから。
気をつけることは、誰それがいいと言ったとしても、その好みに注意しないと、自分には合わないかも知れないということです。
http://bestmusic.seesaa.net/article/296346494.html
96. 中川隆[-12169] koaQ7Jey 2018年5月10日 13:49:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13582]
2018.05.09
露大統領の就任式直後に米大統領はイラン核合意から離脱を宣言(その1)
ドナルド・トランプ米首相は5月8日、JCPOA(包括的共同作業計画)からの一方的な離脱を宣言した。イランにたいする「経済制裁」も予定しているという。アメリカにイランを攻撃させたがっていたイスラエルやサウジアラビアの政府はこの決定を歓迎している。この両国からの要求にトランプ大統領は応えたということだろう。この発表があった直後、イスラエルがダマスカスをミサイルで攻撃したと伝えられている。
イランの経済や金融は今でも西側の巨大金融資本と結びついた勢力が主導権を握っているようで、最近はアメリカが仕掛けた通貨戦争でイランは厳しい状況に陥っているとも言われている。トランプ政権はもう一押しを狙っているのだろうが、これはイランをロシアや中国の方へさらに追いやることになりかねない。
イスラエルの軍事侵略を受けてきたレバノンで5月6日に行われた議会選挙でイランを後ろ盾とするヒズボラが勝利した。サウジアラビアがイスラエルとの同盟関係を隠さなくなったが、イスラエルと対峙、シリアではアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟やイギリスとフランスのサイクス-ピコ協定コンビなどが送り込んだジハード傭兵と戦っているイランの支持は広がっている。かつての力関係ならイスラエル軍がレバノンに侵攻するのだろうが、今はそれだけの力がなく、アメリカを引き込むしかない。
アメリカでは大統領だけでなく議会の大半もイスラエル・ロビーの支配下にある。例えば、アメリカには「1995年エルサレム大使館法」という法律がある。エルサレムをイスラエルの首都だと承認し、エルサレムにアメリカ大使館を設置すべきだとしているのだが、昨年6月5日に上院はその法律を再確認する決議を賛成90、棄権10で採択している。この決議ではバーニー・サンダースも賛成した。トランプ大統領だけがエルサレムにアメリカ大使館を移すべきだと言っているわけではない。
ところで、JCPOAは2015年7月に発表され、翌年の1月に発効した。当時のアメリカ大統領、バラク・オバマは2011年春にリビアとシリアに対するジハード傭兵を使った侵略戦争を開始したが、シリア政府を悪魔化して見せるプロパガンダの仕組みが発覚、2012年8月にアメリカ軍の情報機関であるDIA(国防情報局)がホワイトハウスへ提出した報告書の中で、反シリア政府軍の主力はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQI(DIAはAQIとアル・ヌスラの実態は同じだと正しく指摘している)で、オバマ政権が主張するところの「穏健派」は事実上、存在しないとしている。
つまり、オバマ政権の「穏健派」に対する支援はサラフィー主義者(ワッハーブ主義者やタクフィール主義者と渾然一体)やムスリム同胞団、そうした集団のメンバーを主力とするアル・カイダ系武装集団を強大化させることになり、シリアの東部(ハサカやデリゾール)にはそうした勢力の支配国が作られる可能性があるとも警告していた。それは2014年にダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)という形で現実のものになる。その当時のDIA局長がマイケル・フリン中将。トランプ大統領が最初に国家安全保障補佐官にした人物であり、だからこそ早い段階で排除された。
2012年の段階でオバマ大統領やヒラリー・クリントン国務長官は化学兵器話を口実にしてシリアを直接攻撃すると示唆、翌年の初めにはイギリスのデイリー・メール紙がアメリカ政府による化学兵器話を利用した偽旗作戦の存在を伝えた。
報道から2カ月後の2013年3月にアレッポで化学兵器が使われ、西側はシリア政府を非難する。ところがこの主張に対する疑問が噴出、5月には国連の調査官だったカーラ・デル・ポンテが化学兵器を使用したのは反政府軍だと語っている。
この年には8月にも化学兵器話が流され、オバマ政権は調査が進んで事実が明らかにされる前にシリアを攻撃しようと目論む。シリア沖にはアメリカ軍の艦隊が集結、それに対してロシア軍も艦船を配置した。
9月の初めには攻撃が始まると見られていたが、オバマ大統領は方針を変更して議会の承認を求める。責任が自分に集中することをさけたかったのだろう。そして9月3日に地中海の方からシリアへ向かって2機のミサイルが発射されるのだが、途中で海に落下してしまう。その後もリビアのようなNATO軍の空爆はなかった。このミサイル発射についてイスラエルはテストだったとしているが、事前に警告はなく、攻撃を始めたが失敗したと推測されている。ロシア軍がECM(電子対抗手段)を使ったと見る人もいる。イランとP5+1(国連安保理常任理事国5カ国とドイツ)がジュネーブ暫定合意に達したのはその年の11月だ。9月上旬にシリアが攻撃されなかったことを残念がる人もいたが、そのまま開戦になった場合、アメリカ軍は惨憺たることになっていた可能性が高い。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201805080000/
2018.05.10
露大統領の就任式直後に米大統領はイラン核合意から離脱を宣言(その2)
シリア防衛を含め、ロシアはアメリカなどによる侵略を阻止しようとしてきたが、この国には弱点がある。ウラジミル・プーチン露大統領は5月7日から通算4期目に入ったが、経済や金融の部門はまだ西側の巨大資本と結びついた勢力に握られているのだ。
それだけでなく、ボリス・エリツィンを使ってソ連を消滅させ、ロシアを西側巨大資本の属国にしたKGBの将軍たちは健在。その中にはKGBの頭脳とも呼ばれたフィリップ・ボブコフも含まれ、そのネットワークはプーチンも無視できないだろう。そうした力関係を象徴するのがドミートリー・メドベージェフの首相再任。
本ブログでも指摘したことがあるように、この人物もロシアを西側の巨大資本に従属させようとしている「第5列」のひとりと見なされている。これをプーチンの裏切り行為だという考えが国民の間に広がっているようだ。アメリカやEUの「仲間」になりたがっている勢力を排除できればロシアに未来が見えてくるが、メドベージェフの再任はそれが難しいことを示している。
現在、プーチンが圧倒的に支持されているのは、ボリス・エリツィンの一派を手先にした西側支配層に蹂躙されたロシアを回復させた手腕が評価されているからにほかならない。ロシアで西側支配層が甘い汁を吸えなくなったとも言え、西側の政府や有力メディアがプーチンを憎悪する理由になっているのだが、プーチンが西側の支配層に手をつけられないの見て国民が離反する可能性がある。
少なくとも結果として、ドナルド・トランプ大統領はメドベージェフの首相再任を見てJCPOAからの離脱を宣言した。これによって軍事的な緊張が高まることは必至だが、ロシア政府は強硬策に出ないと感じても不思議ではない。
大統領選挙でトランプのライバルだったヒラリー・クリントンの周辺は戦争ビジネス、巨大金融資本、そしてネオコンに固められていた。それに対し、トランプ大統領はベンヤミン・ネタニヤフと近いシェルドン・アデルソンから多額の資金を得ていた。以前にも何度か書いたが、ネタニヤフ首相の父親、ベンシオン・ネタニヤフはニューヨークでウラジミール・ジャボチンスキーの秘書として働いていた人物。ジャボチンスキーは1925年に「修正主義シオニスト世界連合」を創設、リクードはその流れの中から生まれた。クリントンもトランプも背後にはシオニストがいるのだが、同じではない。
トランプは大統領に就任した直後の2017年2月にフリン国家安全保障補佐官を解任、その年の4月6日にシリアをミサイル攻撃している。地中海にいたアメリカ海軍の2駆逐艦、ポーターとロスから巡航ミサイル(トマホーク)59機をシリアのシャイラット空軍基地に向けて発射した。数機では対応されてしまうと考えたのかこれだけのミサイルを発射したのだが、目標に到達したのは23発にすぐなかったとされている。この時の経験から短距離用の防空システムパーンツィリ-S1の配備を進めたようだ。
その1年後、今年の4月14日にアメリカ、イギリス、フランスの3カ国は再びシリアをミサイル攻撃した。アメリカ軍によると、発射された巡航ミサイルは紅海にいたモンテレイから30機、ラブーンから7機、ペルシャワンにいたヒギンズから23機、地中海にいたジョン・ウァーナーから6機、フランスのロングドークから3機、B-1B爆撃機から19機、イギリスのタイフーンやトルネード戦闘機から8機、フランスのラフェルやミラージュから9機で合計105機。ターゲットはバルザー化学兵器研究開発センター(76機)、ヒム・シンシャー化学兵器貯蔵施設(22機)、ヒム・シンシャー化学兵器(7機)だったという。さほど大きくない施設に大量のミサイルを撃ち込んだことになる。
それに対してロシア国防省は違った説明をしている。攻撃されたのはダマスカス国際空港(4機。全て撃墜)、アル・ドゥマイル軍用空港(12機。全て撃墜)、バリー軍用空港(18機。全て撃墜)、サヤラト軍用空港(12機。全て撃墜)、メゼー軍用空港(9機。うち5機を撃墜)、ホムス軍用空港(16機。うち13機を撃墜)、バザーやジャラマニの地域(30機。うち7機を撃墜)だという。攻撃に使われたミサイルの約7割を撃墜したというわけだ。
アメリカ軍とロシア軍が衝突した場合、アメリカ軍は厳しい戦いを強いられることになる。通常兵器の戦いで劣勢になり、アメリカが核戦争へ移行すれば世界は終末の時を迎えかねない。メドベージェフの再任は世界を危険な方向へ向かわせる節目になった可能性がある。(了)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201805090000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c96
40. 中川隆[-12168] koaQ7Jey 2018年5月10日 15:12:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13582]
2018年05月10日
財務省解体が現実味 官僚が政治を支配する不合理
すべての始まりは内閣人事局で、不可侵の「聖域」を奪われた財務官僚の恨みだった
画像引用:アゴラhttp://agora-web.jp/cms/wp-content/uploads/2018/03/30jinjikyoku1.jpg
財務官僚は日本を滅ぼしかねない
複数の報道によると、安倍政権と自民党内から、あいつぐ財務省不祥事に対して財務省を解体すべきだという意見が強まっている。
財務省解体論は評論家などから提言されたことはあったが、自民党や政府で公に語られることはなかった。
安倍政権をゆるがした森友・加計騒動では、財務省内の権力闘争がはじまりだったといわれている。
安倍首相きもいりで2014年に内閣人事局が創設され、それまで官僚の人事は官僚が決めていたが、内閣が奪い取った。
これで不利益を被った財務省内の不満勢力が、森友・加計をマスコミや野党にリークした、とも言われている。
森友・加計で責任を問われたのは安倍首相が抜擢した佐川、柳瀬だけで、他の財務官僚は無関係を装っている。
財務官僚は予算を通じて全省庁に影響力を持ち、大阪地検特捜部に「安倍つぶし」を要請したのだとも報道されている。
ことの発端は財務官僚の出世の順番でしかなく、クラスの席替えに不満だとかいうレベルの話でしかない。
だが官僚にかかると出世の順番は最大の重大事であり、国家そのものよりも大事だと考える。
この行動原理は戦前の日本陸軍と同じで、戦前の官僚も国の利益より自分の出世を優先した。
財務官僚と安倍政権の対立
このまま財務省を放置したり権力を拡大させると、彼らは自分の出世や利益のためなら、日本国そのものすら滅ぼしかねません。
一例は消費税であり、バブル崩壊を招いたのが消費税創設、その後も消費増税のたびに不況が悪化し税収は減少した。
消費税が財政悪化とGDP縮小を招いたのは明白なのに、失敗を認めず誰一人責任を問われていない。
自民党の甘利明氏が中心になって、秋の総裁選までに新たな省庁再編案を出してくると推測されている。
人事に干渉した安倍首相を財務官僚が「森友・加計」で辞任に追い込もうとし、安倍首相側は財務省解体に踏み切ろうとしている。
財務省と安倍政権の全面対決の様相を呈し、来年の消費増税の是非もからんでくる。
もし安倍首相が秋の総裁選にあわせて「諸悪の根源財務省を解体」「増税凍結」「省庁再編」を打ち出したら財務省は打撃をうける。
思い出すのは小泉政権の郵政民営化と郵政選挙で、小泉自民が圧勝して郵政3事業は解体され民営化した。
安倍首相は追い込まれるほど、財務省解体総選挙の誘惑に駆られるはずで、解散で大勝利を狙う切り札になりえる。
また解散しなくても、財務省に責任を取らせて分割というカードを、秋の総裁選では切ってくる可能性が高い。
http://www.thutmosev.com/archives/76083796.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/103.html#c40
28. 中川隆[-12167] koaQ7Jey 2018年5月10日 15:28:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13582]
2018年05月10日
財務省解体が現実味 官僚が政治を支配する不合理
すべての始まりは内閣人事局で、不可侵の「聖域」を奪われた財務官僚の恨みだった
画像引用:アゴラhttp://agora-web.jp/cms/wp-content/uploads/2018/03/30jinjikyoku1.jpg
財務官僚は日本を滅ぼしかねない
複数の報道によると、安倍政権と自民党内から、あいつぐ財務省不祥事に対して財務省を解体すべきだという意見が強まっている。
財務省解体論は評論家などから提言されたことはあったが、自民党や政府で公に語られることはなかった。
安倍政権をゆるがした森友・加計騒動では、財務省内の権力闘争がはじまりだったといわれている。
安倍首相きもいりで2014年に内閣人事局が創設され、それまで官僚の人事は官僚が決めていたが、内閣が奪い取った。
これで不利益を被った財務省内の不満勢力が、森友・加計をマスコミや野党にリークした、とも言われている。
森友・加計で責任を問われたのは安倍首相が抜擢した佐川、柳瀬だけで、他の財務官僚は無関係を装っている。
財務官僚は予算を通じて全省庁に影響力を持ち、大阪地検特捜部に「安倍つぶし」を要請したのだとも報道されている。
ことの発端は財務官僚の出世の順番でしかなく、クラスの席替えに不満だとかいうレベルの話でしかない。
だが官僚にかかると出世の順番は最大の重大事であり、国家そのものよりも大事だと考える。
この行動原理は戦前の日本陸軍と同じで、戦前の官僚も国の利益より自分の出世を優先した。
財務官僚と安倍政権の対立
このまま財務省を放置したり権力を拡大させると、彼らは自分の出世や利益のためなら、日本国そのものすら滅ぼしかねません。
一例は消費税であり、バブル崩壊を招いたのが消費税創設、その後も消費増税のたびに不況が悪化し税収は減少した。
消費税が財政悪化とGDP縮小を招いたのは明白なのに、失敗を認めず誰一人責任を問われていない。
自民党の甘利明氏が中心になって、秋の総裁選までに新たな省庁再編案を出してくると推測されている。
人事に干渉した安倍首相を財務官僚が「森友・加計」で辞任に追い込もうとし、安倍首相側は財務省解体に踏み切ろうとしている。
財務省と安倍政権の全面対決の様相を呈し、来年の消費増税の是非もからんでくる。
もし安倍首相が秋の総裁選にあわせて「諸悪の根源財務省を解体」「増税凍結」「省庁再編」を打ち出したら財務省は打撃をうける。
思い出すのは小泉政権の郵政民営化と郵政選挙で、小泉自民が圧勝して郵政3事業は解体され民営化した。
安倍首相は追い込まれるほど、財務省解体総選挙の誘惑に駆られるはずで、解散で大勝利を狙う切り札になりえる。
また解散しなくても、財務省に責任を取らせて分割というカードを、秋の総裁選では切ってくる可能性が高い。
http://www.thutmosev.com/archives/76083796.html
2. 中川隆[-12166] koaQ7Jey 2018年5月10日 15:31:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13582]
すべての黒幕は財務省だった
2018年05月10日
財務省解体が現実味 官僚が政治を支配する不合理
すべての始まりは内閣人事局で、不可侵の「聖域」を奪われた財務官僚の恨みだった
画像引用:アゴラhttp://agora-web.jp/cms/wp-content/uploads/2018/03/30jinjikyoku1.jpg
財務官僚は日本を滅ぼしかねない
複数の報道によると、安倍政権と自民党内から、あいつぐ財務省不祥事に対して財務省を解体すべきだという意見が強まっている。
財務省解体論は評論家などから提言されたことはあったが、自民党や政府で公に語られることはなかった。
安倍政権をゆるがした森友・加計騒動では、財務省内の権力闘争がはじまりだったといわれている。
安倍首相きもいりで2014年に内閣人事局が創設され、それまで官僚の人事は官僚が決めていたが、内閣が奪い取った。
これで不利益を被った財務省内の不満勢力が、森友・加計をマスコミや野党にリークした、とも言われている。
森友・加計で責任を問われたのは安倍首相が抜擢した佐川、柳瀬だけで、他の財務官僚は無関係を装っている。
財務官僚は予算を通じて全省庁に影響力を持ち、大阪地検特捜部に「安倍つぶし」を要請したのだとも報道されている。
ことの発端は財務官僚の出世の順番でしかなく、クラスの席替えに不満だとかいうレベルの話でしかない。
だが官僚にかかると出世の順番は最大の重大事であり、国家そのものよりも大事だと考える。
この行動原理は戦前の日本陸軍と同じで、戦前の官僚も国の利益より自分の出世を優先した。
財務官僚と安倍政権の対立
このまま財務省を放置したり権力を拡大させると、彼らは自分の出世や利益のためなら、日本国そのものすら滅ぼしかねません。
一例は消費税であり、バブル崩壊を招いたのが消費税創設、その後も消費増税のたびに不況が悪化し税収は減少した。
消費税が財政悪化とGDP縮小を招いたのは明白なのに、失敗を認めず誰一人責任を問われていない。
自民党の甘利明氏が中心になって、秋の総裁選までに新たな省庁再編案を出してくると推測されている。
人事に干渉した安倍首相を財務官僚が「森友・加計」で辞任に追い込もうとし、安倍首相側は財務省解体に踏み切ろうとしている。
財務省と安倍政権の全面対決の様相を呈し、来年の消費増税の是非もからんでくる。
もし安倍首相が秋の総裁選にあわせて「諸悪の根源財務省を解体」「増税凍結」「省庁再編」を打ち出したら財務省は打撃をうける。
思い出すのは小泉政権の郵政民営化と郵政選挙で、小泉自民が圧勝して郵政3事業は解体され民営化した。
安倍首相は追い込まれるほど、財務省解体総選挙の誘惑に駆られるはずで、解散で大勝利を狙う切り札になりえる。
また解散しなくても、財務省に責任を取らせて分割というカードを、秋の総裁選では切ってくる可能性が高い。
http://www.thutmosev.com/archives/76083796.html
「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か
6/22(木) 7:03配信 時事通信
学校法人「加計学園」をめぐる文部科学省の内部文書が次々に明らかになった背景には、人事権を握り、締め付けを強めてきた首相官邸に対する中央官庁の不満もあるようだ。
「面従腹背」に見える霞が関の動きに疑心を募らせる官邸は、政府の内部文書管理の在り方を見直す方針を打ち出したが、効果は見えない。
2014年の国家公務員制度改革関連法成立を受け、安倍政権は官邸が中央省庁の幹部人事を一元管理する内閣人事局を創設。審議官級以上約600人の異動について、菅義偉官房長官らが目を光らせてきた。
実際、政府関係者によると、菅氏は官僚ごとに仕事や言動をチェック。「独自の情報網から『あれは駄目、これも駄目』とバツをつけてきた」という。人事を握られ、官邸の意向に逆らえない風潮が強まり、省庁からは「役所の権限で今までできていた仕事ができなくなった」「官邸の監視の下でびくびくしているのが現実」と嘆く声が漏れていた。
そうした中で発生した「加計」文書問題。民進党が入手した文科省の内部文書について、菅氏は「怪文書」と片付けていたが、前川喜平前事務次官が「本物」と認め、現役の文科省関係者が報道機関の取材に応じて追随。政府は存在を認める事態に追い込まれた。
文科省は天下りあっせん問題で前川氏らが処分を受け、加計学園の獣医学部新設問題では官邸から「抵抗勢力」と位置付けられている。前川氏の座右の銘は「面従腹背」。内部文書発覚の動きについて、政府関係者は「文科省の抵抗のあらわれ」と解説する。
菅氏は19日の記者会見で、文科省の文書が報じられる理由を問われ「私が聞きたい」といら立ちを隠さなかったが、官邸関係者の一人は「反旗を翻す動きが続けば政権の終わりの始まりになる」と危機感を強める。「文書管理の新たなルールをつくっても『ざる』になるだけ」。ある文科省職員はこう語った。
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2017年07月02日
事務次官とは何か、前川前次官で注目エリート集団
この人が騒いでいる本当の理由は、「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事です。
引用:http://blogc.fujitv.co.jp/simg/blogimg/6db29/90119/537660_pcl.jpg
総理より地位が高い事務次官
加計学園をめぐる「忖度」騒動は前川喜平・前文部科学事務次官の告発から騒動が広まった。
なぜ前川氏はこのように安倍首相を憎み、敵愾心を露にして噛み付くのか、事務次官という身分階級を知らないとわかり難い。
各省庁の事務次官は「次官」なので文字を読んだだけでは「2番目の事務員」かなと思うが、実際には省庁の大統領のような地位にある。
事務次官は表向きの法律では大臣を補佐する役割だが、実際には大臣を上回る最高権威です。
大臣と事務次官の関係については、2001年に小泉内閣で外務大臣を(9ヶ月だけ)勤めた田中眞紀子議員が良く喋っていた。(喋りすぎた)
その前に田中眞紀子が外務大臣に選ばれた理由を説明すると、2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎を当選させた功労者だった。
超不人気だった森首相が退陣し、次の首相は橋本龍太郎で決まりと言われていて、国民は「またあのバカ総理か」と失望していた。
小泉純一郎は出馬しても負けそうなので立候補するつもりはなかったが、当時人気絶頂だった田中眞紀子が「あんた出なさいよ」とけしかけたと言われている。
人気者の眞紀子に後押しされて小泉旋風が吹き、めでたく総理大臣になり田中眞紀子は論功行賞で外務大臣になった。
欧米メディアは「次の総理は田中眞紀子」「初の女性総理誕生へ」と報道し、小泉自身より人気が高かったほどだった。
その大功労者が些細なことで外務官僚と対立して、クビになったのは田中眞紀子大臣の方だった。
日本政府の方針と異なる発言を、外相として勝手に発言したり、外相会談のドタキャンなど様々な出来事があった。
官僚を激怒させた安倍首相の行為
だが一番の対立点は「外務大臣と事務次官のどちらに人事権があるか」という事で、眞紀子大臣は自分に逆らう事務次官の更迭を小泉首相に要求した。
結果は書いたとおり、クビになったのは大臣のほうだったので、大臣の人事権は事務次官が握っているが、逆はありえない。
法律はどうであれ大臣より事務次官のほうが地位が上なのが日本の制度であり、主要な省の事務次官となると総理大臣より地位が上である。
ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されたが、事務次官は決して逮捕されず、責任を取らされたりもしない。
思い出して欲しいがあらゆる政治スキャンダルで責任を取るのは大臣と総理だけで、事務次官や官僚はマスコミから責任の追求すらされない。
もし事務次官が責任を取らされるような事が起きれば、明治以来の大事件であり、絶対に有り得ない筈だった。
朝日新聞は平気で天皇や総理大臣の悪口を書くが、それでいて事務次官の悪口を絶対に書かず、官僚は神聖にして汚すべからずを貫いている。
朝日新聞も日本の最高権力者が怖いのであり、許認可権から逮捕権、裁判権まで握っている官僚たちには逆らいません。(最高裁判官も官僚)
その有り得ないはずの事が森友、加計騒動の根源である文部科学省で起きていて、事務次官がクビになっていました。
「キXXX」の言い分
前川喜平前事務次官は退職した文部官僚が民間機関に天下りする仲介役をしていて、2017年1月20日に辞職した。
2017年3月に懲戒免職になる予定だったが、文部省側は猛反発しして自主退職になったうえ、退職金5000万円以上が支払われた。
軽い処分で済んで助かったように見えるが、官僚目線では「どうして上司である事務次官が部下である総理大臣から追放されるのか」という事になる。
ニュースを見ていると異常な事件で犯人が意味不明な事をしゃべる場合があるが、「キXXX」の言い分は彼らにしか分からない。
前川喜平と官僚たちには「総理大臣風情がでかい面しやがって」「今に見ておれ小僧」という恨みだけが残ったようです。
そして文部科学省は自分のスキャンダルである森友、加計を暴露する事で安倍首相を糾弾するという捨て身の戦法に出た。
過去の政治スキャンダルで責任を問われたのは政治家だけで、官僚が罪に問われた事は無いので、こうした戦法は実は良く行われている。
大阪地検や東京地検は森友加計を捜査しているが、検察官僚の身内である文部官僚は決して捜査対象にならない。
うまく行けば前川喜平前事務次官は高給で天下りできるだろうし、それどころか政治家として権力を握る事もできる。
突き詰めると官僚と総理のどちらが上か、どちらが日本の権力者かという対立です。
http://www.thutmosev.com/archives/71597964.html
2017年06月29日
加計騒動とは 内閣人事局を巡る官僚と首相の人事権闘争
官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。
引用:http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201405/__icsFiles/afieldfile/2014/05/30/30jinjikyoku1.jpg
加計騒動を支援している「闇の天皇」
安倍首相周辺と加計学園を巡る騒動は一向に治まる気配が無く、7月2日の東京都議会選でも惨敗が予想されている。
前川前文部科学次官がマスコミにしゃべっている間は「怪文書」だと言っていたが、文部科学省の内部調査で同じ文書が出てきた。
文書は日付や作成者の署名がない匿名で、これでは公式文書ではないが、萩生田官房副長官が安倍首相の名前を出して働きかけをしていた。
萩生田氏は事実無根だとしていたが、今度は萩生田氏と文部官僚との録音テープなるものが出てくると言われている。
仮にこれらが事実だとすると一連の出来事が一つにつながり、その出所は萩生田官房副長官だった事になる。
まず萩生田氏が文部科学省に押しかけて家計学園獣医学部の新設を認可するよう働きかけ「総理の意向だ」と言って期日を区切って要求した。
萩生田氏の要請に基づいて恐らく文部科学省の次官か局長が、『官邸の最高レベル』からの要請だというメールを作成し送信した。
『総理は平成30年(2018年)4月開学とおしりを切っていた』という文面があり、文部省では今年8月までに認可の判断を行う。
加計学園獣医学部は戦略特区制度によって愛媛県今治市が新設を希望し、用地を無償で提供した上、認可を強く希望している。
いったい四国の田舎の獣医学校の何が重要なのか、どうでも良いような気がするが、前川前次官と文部省にとっては重大事件だった。
加計学園騒動が始まる半年前の2017年2月に文部科学省の天下りが発覚し、前川喜平次官が責任を取らされて辞任した。
前川氏と文部官僚はこの懲罰を不満に思って官邸と全面戦争を始めるのだが、その背後には「闇の天皇」と呼ばれる財務省の後押しがあった。
本当の戦いは官僚の人事権
安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。
つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。
それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。
2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。
日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。
財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。
財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。
安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。
今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。
そこに乗っかって安倍首相を退陣に追い込んで自分が総理になろうとしているのが、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部たちで、必ずしも安倍首相の味方ではない。
石破氏ははっきりと野党に加勢して安倍首相を退陣に追い込む姿勢を見せていて、狙いは次期総理です。
こうした「安倍包囲網」に乗っかっているのが野党や小池勢力で、都議会選挙は小池新党に有利だといわれています。
http://www.thutmosev.com/archives/71561248.html
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安部首相より文部省次官の方が偉い理由
日本の官僚に指示を与えて動かしている日米合同委員会とは
日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。
それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。
そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。
さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。
今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。
そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。
ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。
日本はなぜ帰途と原発を止められないか
「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。
しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。
とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」
日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。
米側代表は在日米軍司令部副司令官である。
代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。
日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である
代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。
これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。
そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。
また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。
日米合同委員会1日米合同委員会2
下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。
<参考資料>
(*週プレNews 2014年12月16日より)
「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!
矢部宏治
鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論
<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊
『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897
の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。
このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>
首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体
―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?
鳩山 正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。
もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。
ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。
矢部 鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?
鳩山 物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。
しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。
矢部 在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?
鳩山 お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。
私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。
矢部 日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。
なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。
しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。
鳩山 それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。
矢部 ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。
―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。
鳩山 日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。
ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。
矢部 このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?
鳩山 私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。
それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。
つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。
この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。
日本全土が「米軍の基地」という現実
矢部 「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。
鳩山 私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。
しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。
矢部 飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。
この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。
結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。
旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない
鳩山 矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。
矢部 そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。
ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。
米軍の占領状況を米国民に訴えろ!
鳩山 矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。
それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。
矢部 情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。
あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。
鳩山 そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。
ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。
*2015.03.16 NEWSポストセブンより
「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」
東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。
入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。
在日米軍関係者は、
「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」
と説明する。
日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。
※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。
そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。
かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。
日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。
日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。
ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。
「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」
関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。
だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。
同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。
元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。
「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」
※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。
「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」
必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
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