19. 中川隆[-10944] koaQ7Jey 2018年4月22日 09:44:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-11800]
特高警察と蜜月関係だった創価学会の正体
http://kenpo9.com/archives/3602
2018-04-22 天木直人のブログ
きのうの日刊ゲンダイ(4月23日号)の書評欄で衝撃的な本が紹介されていた。
それは
「創価学会秘史」(高橋篤史著 講談社)
https://www.amazon.co.jp/%E5%89%B5%E4%BE%A1%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E7%A7%98%E5%8F%B2-%E9%AB%98%E6%A9%8B-%E7%AF%A4%E5%8F%B2/dp/4062209578
という本だ。
選者は佐高信氏であり、その書評を次のように書いている。
創価学会は反戦・平和の団体であるとされているがその「神話」をひっくり返すような本であると。
なにしろ創価学会の前身である創価教育学会は共産主義弾圧で転向し、心に深い傷を負った者たちを、特高警察と緊密に連絡を取りながら折伏していった過去があるというのだと。
初代会長の牧口常三郎は共産主義青年の一人にこう問いかけたというのだ。
「君はマルクス主義によって世の中が救えると考えているそうだね。私は法華経の修行者です。法華経によって世の中を救おうと思っています。法華経が勝つか、マルクス主義が勝つか、大いに議論しよう。もしマルクス主義が勝ったらわしは君の弟子になろう。もし法華経が勝ったら君は私の弟子になって、世の中につくしましょう」と。
特高と蜜月であった牧口はなぜ治安維持法違反・不敬罪で逮捕・獄死しなければならなかったのか。
それは国家神道ではなく日蓮正宗こそが唯一絶対に正い教えであることを強調するため、「天皇も凡夫だ」と言ったり、「伊勢神宮など拝む必要はない」と訴えたためだと。
牧口は反戦平和の理想を持っていたのではなく、「日本があげて日蓮正宗に帰依さえすれば戦局がたちまち好転する教えていたのではないか」と著者は喝破していると。
また創価教育学会には実業家が多く集まっていたと。
「損よりは得を、害よりは利を、悪よりは善を、醜よりは美を」と牧口は説いて、いわば現世利益主義宣言をしていると。
それを受けて実業家グループの一人で金融業に携わっていた者が「信仰は事業のバロメーターなり、信仰強盛ならば、即ち事業盛んなり」と発言していると。
佐高氏はその書評をこう締めくくっている。
「いま、自民党と手を結んで政治を腐敗させている芽は発足の頃からあったのである、まさに自民党に天罰を!公明党に仏罰を!である」と。
この本を読めば、同時にまた、公明党と共産党の天敵関係の芽は、創価学会の発足時からあったと納得できる(了)
創価学会と特高警察の蜜月関係を突きつける一冊 週末オススメ本ミシュラン
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/227712
2018年4月22日 日刊ゲンダイ
「創価学会秘史」高橋篤史著/講談社
創価学会は「反戦・平和の団体」であり、その伝統をもっているという“神話”をひっくり返す強烈な本である。著者は創価学会がひた隠す戦前・戦中の機関紙誌「新教」と「価値創造」を発掘し、特高警察と蜜月関係にあった事実を突きつける。
1933年に起きた「長野県小学校教員赤化事件」で多くの教師たちが逮捕され、投獄された。そのほとんどが転向して、心に深い傷を負った。彼らを、創価学会の前身である創価教育学会は特高の元締である内務省警保局と緊密に連絡を取りながら折伏する。
初代会長の牧口常三郎は赤化青年のひとりにこう問いかけた。
「君はマルクス主義によって世の中が救えると考えているそうだね。わしは法華経の修行者です。法華経によって世を救おうと思っています。法華経が勝つか、マルクス主義が勝つか、大いに議論しよう。もしマルクス主義が勝ったらわしは君の弟子になろう。もし法華経が勝ったら君はわしの弟子になって、世のためにつくしましょう」
そして議論を重ね、日蓮正宗に入信させた。
「価値創造」ではヒトラーの「我が闘争」を否定的ではなく、肯定的に紹介している。
では、なぜ牧口は治安維持法違反・不敬罪で逮捕され、獄死しなければならなかったのか? それは国家神道ではなく日蓮正宗こそが唯一絶対に正しい教えであることを強調するため、「天皇も凡夫だ」と言ったり、「伊勢神宮など拝む必要はない」と訴えたためだった。
だから、牧口は反戦平和の思想を持っていたわけではなく、「それ以前の言動を踏まえると、日本があげて日蓮正宗に帰依さえすれば戦局がたちまち好転すると、牧口は考えていたのではないか」と著者は指摘する。
また、初期から創価教育学会には実業家が多く集まっていたというのも見逃せない。
「価値創造」の創刊号に「損よりは得を、害よりは利を、悪よりは善を、醜よりは美を」と牧口は書いて、いわば現世利益主義宣言をしている。それを受けて実業家グループのひとりで金融業に携わっていた者が「信仰は事業のバロメーターなり、信仰強盛ならば、即ち事業盛んなり」と発言している。
いま、自民党と手を結んで政治を腐敗させている芽は発足のころからあったのである。まさに「自民党に天罰を! 公明党(創価学会)に仏罰を!」だ。 ★★★(選者・佐高信)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/215.html#c19