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DbsSfawrpEw コメント履歴 No: 100045
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[昼休み52] 意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領 富山誠
34. 中川隆[-6372] koaQ7Jey 2017年9月19日 09:49:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.18
デリゾールの孤立状況を解消させたシリア政府軍はユーフラテス川を渡り、クルドと衝突する可能性


シリアの戦況は新たな段階へ入った。戦略的に重要な場所と認識されているデリゾールはこれまでも政府軍が押さえていたが、周囲をダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)に囲まれていた。その孤立した状況が解消されたのである。アメリカはシリアやイラクにいるダーイッシュの戦闘員をデリゾールへ集中させていたので、ここでの敗北は決定的だと言えるだろう。今後、政府軍/ロシア軍とクルド勢力/アメリカ軍が対峙する展開になる。

アメリカもデリゾールを重要だと考えていた。昨年9月17日、アメリカ主導軍のF-16戦闘機2機とA-10対地攻撃機2機がデリゾールでシリア政府軍を攻撃、80名以上の政府軍兵士を殺害した理由もそこにあるのだろう。「誤爆」ではない。

アメリカ軍が空爆した7分後にダーイッシュの部隊が地上でシリア政府軍に対する攻撃を開始していることから、両者は連携していた可能性が高い。その後、28日には2つの橋を、30日にも別の橋2つをそれぞれ爆撃、シリア政府軍がユーフラテス川を渡る手段を破壊した。

当時、ロシア政府のマリア・ザハロワ広報官はデリゾールでの空爆について「ホワイトハウスはダーイッシュを守っているのだ。疑いようがない。」と語っているが、その通りである。そのダーイッシュが使い物にならなくなったことからクルド系戦闘集団のSDFへ切り替えたのだ。勿論、アル・カイダ系武装勢力やダーイッシュは「タグ」にすぎず、クルド系の戦闘集団SDFにも合流している可能性がある。

この頃、バラク・オバマ政権は特殊部隊をシリア北部にある7つの基地へ派遣、今年に入って第11海兵遠征部隊がシリアで戦闘態勢を整えたと報道されているほか、アメリカの特殊部隊がクルド軍とラッカへ入ったとも言われている。トルコ政府によると、アメリカはシリア領内に10カ所以上の軍事基地を建設済みだという。

国家安全保障補佐官のH. R. マクマスターはネオコンとして有名で、ヒラリー・クリントンにも近いデビッド・ペトレイアスの子分だ。そのマクマスターはユーフラテス川の周辺へ数万人とも15万人とも言われる規模の軍隊を送り込もうとしていたと言われている。ネオコンはシリア、イラク、イラン、トルコをまたぐクルドの「満州国」をでっち上げるつもりだろう。

今年5月18日、6月6日、そして6月8日にシリア南部のアル・タンフでアメリカ主導軍はシリア政府軍を攻撃、6月18日にシリアの要衝ラッカ近くでシリア政府軍のSasyuracom-22戦闘爆撃機がアメリカ主導軍のF/A-18E戦闘機に撃墜されている。こうしたシリア政府軍側に対する攻撃にもかかわらず、ダーイッシュの敗北は確定的。アメリカ軍はデリゾールにいた反シリア政府軍の幹部をヘリコプターで何度か運び去ったとも伝えられている。態勢立て直しのためだけでなく、その中にはアメリカが知られたくない人々も含まれているのだろう。

イラクにもクルド系の武装勢力が存在しているが、この勢力とシリアのクルドは別だと考えられている。イラクのクルドは1960年代からイスラエルの勢力下へ入り、サダム・フセイン体制を揺さぶる道具として機能してきた。

アメリカ軍はイラクの北部もクルド勢力を使って居座るつもりで、サウジアラビアもクルドの支配地に影響力を及ぼそうとしている。イラクの前首相で現在は副大統領を務めているノウリ・アル・マリキはイラク北部に「第2のイスラエル」が出現することを許さないと語っている。

しかし、シリアのクルドもアメリカの影響下に入った。シリアでは政府軍がユーフラテス川を渡り、北からトルコ軍が攻め込んでくることも予想される。クルドの「満州国」をアメリカ軍は守りたいだろうが、彼らにとってロシア軍の空爆や巡航ミサイルのカリバルは脅威。建設済みの基地は破壊されてしまうと見られている。そうした中、アメリカ軍はロシア軍がSDFを空爆していると主張しているが、これは自分たちが行ったことを相手にぶつけるというアメリカの得意技だ。ロシアの姿勢を和らげるために「交渉」、つまり、また騙そうとしているのだろうが、ロシア軍はアメリカ側の主張を否定、最近、SDFとダーイッシュは戦っていないとも指摘している。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709170000/
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c34

[近代史02] 中国人がみんな日本に来たがる理由 中川隆
36. 中川隆[-6371] koaQ7Jey 2017年9月19日 09:55:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月19日
中国の環境汚染進む 大気汚染と河川の汚染

川は赤青ピンクと毎日色が変わるという。
こうした川から取水し飲料水にしている
引用:http://img.recordchina.co.jp/thumbs/m720/201611/20161121-04667329.jpg

中国の大気汚染

中国の環境汚染は度々問題になっていたが最近は報道量が少なくなり、収まった観がある。

だが実際には中国の環境汚染は沈静化するどころか、近年ますます悪化しているのが分かりました。

シカゴ大学などの研究によるとハルビン市など東北部の都市では、大気汚染で平均寿命が6.9年短くなっていた。

          
工場などから排出される粒子状物質は、心臓病や脳卒中、肺がんなどを引き起こす原因になっている。

中国全体では大気汚染によって寿命が3.5年縮んでいて、世界保健機関(WHO)の基準を満たす工業都市はほとんど無かった。

中国では毎年、110万人が大気汚染によって亡くなっていると言われており、黄海に面する河北省は特に深刻です。


中国の大気汚染レベル上位5都市はすべて河北省で、北京の風上に位置しているので、北京の大気汚染の原因といわれている。

大気汚染の原因は工場ばかりではなく、石炭による冬季の暖房で、冬の大気汚染が特にひどい。

製鉄や発電所は中国重工業の根幹だが、残念な事に大気を汚染する石炭が最もコストが安い。


中国が世界の工場と呼ばれていた時より工業は弱くなったが、環境対策でコスト増になったのも原因の一つとされている。

中国はパリの地球温暖化会議でCO2削減を約束したが、実は言葉の遊びであって、CO2を今後50%「増やす」事になっている。

中国が減らすと言ったのはGDPあたりのCO2排出量で、GDPが増える限りCO2も増やせる事になっている。


年に数日しか太陽が見えないとされる汚染地域で、青い空が見れるようになるのは、当分先でしょう。


工業都市や風下では、年間数日しか太陽が見えない
2016-12-16T_CHINA-POLLUTION-thumb-720xauto
引用:http://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2016/12/2016-12-16T_CHINA-POLLUTION-thumb-720xauto.jpg

中国の水の汚染

水は人間の生活に必ず必要だが、中国では汚染されていない水を手に入れるのは、ほとんど不可能です。

輸入したミネラルウォーターで風呂を沸かせば安全かも知れないが、バカバカしすぎる。

大半の河川には汚染物質が垂れ流されていて、赤い川や緑の川になっているのは、現在も改善されていない。


赤や緑の川から水をくみ上げて、ろ過して飲料水にしているのだが、汚染物質をすべて除去しているとは考えられない。

汚染しきった水を完全にろ過するには莫大な費用が掛かるし、そんなお金を掛けるくらいなら、最初から排出させないでしょう。

浙江省長興県では最近、300トンもの大量の病死したブタを焼却せず山に埋め、その山から流れている川から取水していた。


同じ浙江省長興県の夾浦鎮では、水源地である川沿いの繊維工場がベンゼンなどの化学物質を垂れ流し、川は赤い色に染まっている。

この川から取水した飲料水を飲んでいたが、町民の1割がガンになり、半数は既に亡くなっていた。

沿岸部の発展した都市の全てがこうであり、川の色はその日の汚染物質によって、赤青ピンク緑と色が変わる。


地下水の汚染も進んでいて、安全な地下水はどこにもなくなってしまった。
http://www.thutmosev.com/archives/72656839.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/292.html#c36

[政治・選挙・NHK232] 前原誠司民進党代表 / 「共産党とは連立を組めない」  赤かぶ
1. 中川隆[-6370] koaQ7Jey 2017年9月19日 10:28:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
共産党とは連立を組めない理由

米支配層の意向に沿い、前原を党代表に選ぶ民進党の厚顔無恥


前原誠司が民進党の代表に選ばれたそうだ。
野田佳彦幹事長と同じ松下政経塾の出身で、考え方は似ている。

経済問題は新自由主義(ニューリベラル)、国際問題は新保守(ネオコンサーバティブ/ネオコン)。

リベラルとコンサーバティブは正反対のようだが、実態は同じで、強者総取り、巨大資本が世界を支配する体制の構築を目標にしている。

こうした人物を党代表にしたり幹事長にする政党が庶民の利益を考えているわけがない。有権者もその程度のことは理解しているだろう。

前原は鳩山由起夫内閣と菅直人内閣で国土交通大臣(2009年9月〜10年9月)、菅内閣で外務大臣(2010年9月〜11年3月)などを、野田は菅内閣で財務大臣(2010年6月〜11年9月)、そして内閣総理大臣(2011年9月〜12年12月)を務めた。2011年12月に野田は炉心溶融という大事故を引き起こし、全く機能していない東京電力福島第1原子力発電所の原子炉が冷温停止状態を達成したという戯言を主張、11年12月には内閣総辞職して安倍晋三政権誕生への道を作った。その間、菅直人政権はTPPへの参加を、また野田政権は消費税増税を打ち出している。いずれも弱者から搾り取り、強者を裕福にする政策で、日米の支配層が望んでいたものだ。

1991年12月にソ連が消滅、西側支配層の傀儡、ボリス・エリツィンがロシア大統領として新自由主義経済を導入、ロシア国民の資産を西側巨大資本とその手先が略奪する手助けをするようになると、中国脅威論が唱えられ始めた。国防総省のシンクタンクONA(ネット評価室)で室長を務めていたアンドリュー・マーシャルが発信源だ。

マーシャルは中国の地対地ミサイルなどが東アジアの基地や空母にとって脅威になるとしてミサイル防衛の必要性を強調、中国脅威論を主張した。ジョージ・W・ブッシュ政権で国防長官を務めたドナルド・ラムズフェルドが軍再編の見直しを任せた人物はこのマーシャルである。

冷戦時代、マーシャルはソ連脅威論を主張、それを正当化するために偽情報を流していたのがCIA内に設置され、ジョージ・H・W・ブッシュが長官だった時期に活動したチームB(あるいはBチーム)。このチームの中心には後にネオコンと呼ばれる人物がいた。

中国を締め上げる最前線は言うまでもなく日本。両国の間には尖閣諸島の領有権問題があるのだが、これは1970年代に田中角栄と周恩来とが「棚上げ」で合意していた。この問題を棚上げにして両国の友好を推進、経済関係を強めようとしたわけだ。この問題を棚から引きずり下ろしたのが民主党の菅直人政権だった。

2010年9月、菅政権の時に海上保安庁は尖閣諸島付近で操業していた中国の漁船を取り締まり、漁船の船長を逮捕しているが、これは「日中漁業協定」を無視する行為。当然、海上保安庁は協定を熟知しているはず。海上保安庁は国土交通省の外局で、その当時の国土交通大臣は前原。大臣の意思がなければ不可能な行為だ。つまり、前原は田中と周による棚上げ合意を壊し、日本と中国との関係悪化を図ったのである。

実際、この逮捕で日本と中国との関係は悪化するが、2011年3月11日に東北の太平洋側で巨大地震が起こり、日本と中国の対立は緩和されそうになる。そうした雰囲気を消し去って関係悪化の方向へ戻したのが石原親子だ。

2011年12月に​石原伸晃​が「ハドソン研究所で講演、尖閣諸島を公的な管理下に置いて自衛隊を常駐させ、軍事予算を大きく増やすと発言した。この背後にはネオコンの大物でポール・ウォルフォウィッツの弟子にあたるI・ルイス・リビーがいたと言われている。リビーはハドソン研究所の上級副所長だった。さらに、2012年4月に石原伸晃の父親、​石原慎太郎​知事(当時)が「ヘリテージ財団」主催のシンポジウムで尖閣諸島の魚釣島、北小島、南児島を東京都が買い取る意向を示して中国との関係は決定的に悪くなる。安倍晋三もハドソン研究所と関係が深いが、そのつながりを築いたのもリビーだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709010000/

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/514.html#c1

[政治・選挙・NHK232] 9月19日(火) 安倍首相の自己都合による「モリ」「カケ」疑惑隠し解散で返り討ちを(五十嵐仁の転成仁語) gataro
1. 中川隆[-6369] koaQ7Jey 2017年9月19日 10:31:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。

米中密約の内容

1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない

この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。

___

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。


外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html

日本も今すぐ核保有を宣言して大量の核兵器を所有すべきだ


北朝鮮がなぜ日本側に向けてミサイルを撃つのか。もちろん日本が「最も弱い周辺国」だからだ。韓国がなぜ日本に常に謝罪と賠償を上から目線で要求するのか。もちろん日本が「最も弱い周辺国」だからだ。

日本が今のような状況になっているのは、報復外交を行わず、さらにミサイルを撃たれても撃ち返さず、先制攻撃も行わず、その能力すらもないからだ。

現実を見ると、日本は「最も弱い周辺国」なのである。だから、日本は足元を見透かされて、中国・韓国・北朝鮮に狙われている。

自然界は常に自分が生き延びるために「最も弱い個体」を狙う。たとえば野生のライオンがシマウマの群れを襲うとき、どの個体をターゲットにするのか。

それは、シマウマの中で「最も弱い個体」である。怪我をしていたり、子供だったり、老いて走るのが遅かったり、群れから外れていたり、妊娠して動きが鈍い個体を選ぶ。

なぜか。こういった個体は「弱いから、仕留めやすい」という単純な理由に過ぎない。

百獣の王だから、群れの中で最も若く強いシマウマと一騎打ちするようなフェアプレイなどない。最小の努力で、獲物を手に入れる。だから、最初から「最も弱い個体」を選ぶ。


理不尽な暴力に対する「抑止力」とは何か?

野生は常に「最も弱い個体」を選ぶ。百獣の王ライオンでさえ、戦う時は弱い個体を選ぶ。子供のシマウマが弱ければ、当然それを狙う。

そこに「子供だから可哀想」だとか「残酷」という発想はない。野生の世界では、「強い者がより弱い存在を仕留める」という冷徹な法則がそこにある。

「弱肉強食」という言葉はそれを意味している。

動物の世界だけがそうではない。たとえば、強盗がいたとする。この強盗が誰かを襲う計画を立てたとき、平和を愛する丸腰の人と、筋骨隆々で武器を持った人がいたとしたら、どちらをターゲットにするだろうか。

もちろん、丸腰の人を襲うだろう。最初から「最も弱いターゲット」を選ぶのだ。

そのターゲットが平和主義かどうか、憲法第九条を信奉しているのかどうかなどまったく関係ない。襲っている最中に相手が「私は平和主義だ、憲法第九条を守れ、暴力反対」と叫んでも関係がない。

襲いかかる側の強盗にとって、相手の主義主張など興味がない。ターゲットが弱く、単に「襲いやすい」から襲うのである。

「弱いターゲット」を襲うのは、相手が自分よりも弱ければ、確実に相手を仕留められるからだ。

では、強盗がうようよしているような場所で、身を守るにはどうしたらいいのか。治安の悪い場所に身を置かざるを得ない場合、多くの人は「自衛のために武器を持つ」と言うだろう。

武器を持つ……。

もちろん、それが正解だ。武器を持つことによって、相手を牽制することができる。そして、被害を抑止することが可能になる。つまり、武器を持つことは、理不尽な暴力に対する「抑止力」になるのである。


日本はどの角度から見ても「最も弱い国」なのだ

国と国の関係でも同じだ。日本のまわりには中国・韓国・北朝鮮のような野蛮で暴力的で恫喝外交を好む危険な国が存在している。

北朝鮮に至っては警告もなくミサイルを飛ばし、核実験を繰り返し、ついに核兵器を持とうとしている。では、北朝鮮がさらに暴走して核を落とすとしたら中国を狙うのか、アメリカを狙うのか、日本を狙うのか。

もちろん、攻撃しても反撃できない弱い国「日本」をターゲットにするに決まっている。

北朝鮮は当初「グアムに向けて弾道ミサイルを発射する」と言っていたが、それをせずに日本の上空を横切るようにミサイルを発射した。

なぜグアムを狙わなかったのか。分かりきった話だ。「グアムを狙ったら報復する」とアメリカのトランプ大統領ははっきり明言していた。そして、アメリカは本当に北朝鮮を壊滅的打撃を与える軍事的能力を持ち合わせている。

アメリカは反撃できる強い国なのである。北朝鮮は中国を狙うこともまったくないが、これも中国を狙ったら完全に報復されるからである。

だから北朝鮮は「最も弱い個体」を狙った。それが日本だったのである。日本なら何をやっても報復してこない。「遺憾の意」だか何だかで抗議するのが関の山だ。

さらに国民の中には「みんな仲良く」「北朝鮮と対話しろ」というお花畑の勢力が未だに存在していて、中国・韓国・北朝鮮のプロパガンダ紙みたいになってしまっているマスコミが、そうした声だけしか取り上げない。

日本はどの角度から見ても「最も弱い国」なのだ。だから北朝鮮は「弱いから、仕留めやすい」という単純な理由で、まずは弱い国「日本」を血祭りに上げようとしている。

日本は完全に舐められている。日本は外向的な問題が起きるとすぐに謝罪と賠償をして、それでも解決できなければ問題を先延ばしし、その過程で問題をうやむやにして事なかれ主義でやってきた。そのツケが返っている。

叩き潰しておくべき国を放置して、問題が巨大化して為す術もなく右往左往している。未だに報復外交もできなければ、防衛のための核兵器を検討もしない。こんな「弱い国」は見たことがない。


日本も「防衛のために核を保有する」と宣言せよ

人間の歴史は戦争の歴史だ。これが現実だ。私たちは誰もが平和主義でありたいと願うが、自分だけが平和主義であってもまわりが暴力主義なのであれば平和になり得ない。

世の中には暴力が渦巻いている。

中東では超暴力テロリスト集団ISISが残虐な暴力で広大な地を破壊し、アフリカでも中南米でも血みどろの暴力が各地を覆い尽くしている。

そして、東アジアでも中国が膨張主義を取るようになっていて、チベット、新疆ウイグル自治区、モンゴル、インド、ミャンマー、ベトナム、フィリピン、台湾、香港、日本と、次々と衝突するようになっている。

そして、北朝鮮が凄まじい勢いでミサイルを飛ばし、核保有に向けて邁進している。

すでに、世界は対立と衝突が渦巻くようになっており、グローバル化が加速することによってこの傾向はさらに広範囲に広がっていく。

何しろ「世界はつながってしまった」のだ。世界が暴力化したら、70年以上も平和ボケしていた日本もこの暴力の渦に巻き込まれれるのは必然だ。

そうであれば、日本が何をすべきなのかは明白だ。

日本は襲われないように「抑止力」を持たなければならないのである。抑止力とは、言うまでもなく「敵を攻撃し得る軍隊」のことであり「防衛のための核兵器」のことである。

「日本を攻めたら、自分たちも無傷でいられない」
「日本を攻めたら、自分たちがやられる」

「弱い個体」は真っ先に襲われる。これは、小学生にも分かる簡単な論理だ。だから日本はこれから「北朝鮮が核を保有するというのであれば、日本もまた防衛のために核を保有する」と宣言しなければならない。

座してやられるわけにはいかない。

核に対抗できるのは核しかないのだから、日本も今すぐ核保有を宣言し、北朝鮮を10回でも20回でも石器時代に戻せるくらいの核兵器を所有すべきである。

「最も弱い個体」はやられるのだから、日本は核武装で「強い個体」にならなければならない。そうしなければやられるのだから何を躊躇しているのか。日本の政治家は国民を守る気持ちが本当にあるのか?

日本人は現実をよく認識し、これから「防衛のための核保有」を訴え、核保有の世論を盛り上げ、政治家に「早く核を持て」と突き上げる必要がある。


核に対抗できるのは核しかないのだから、日本も今すぐ核保有を宣言し、北朝鮮を10回でも20回でも石器時代に戻せるくらいの核兵器を所有すべきである。「最も弱い個体」はやられるのだから、日本は核武装で「強い個体」にならなければならないのである。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170905T1659170900.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/513.html#c1

[番外地6] 中国人客急増で“性病”大流行 日本の風俗業界に猛威 中川隆
19. 中川隆[-6368] koaQ7Jey 2017年9月19日 12:31:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「危機的状況」九州でエイズ感染急増 16年福岡は61%増 佐賀、熊本過去最多

9/19(火) 9:43配信 西日本新聞


 福岡県を中心に、九州でエイズ患者やエイズウイルス(HIV)感染者が増えている。東京や大阪など都市部を含めて全国的には減少か横ばい傾向にあるだけに、九州の増加が目立つ。専門家は、感染者の多いアジアとの往来が増えてウイルスが持ち込まれるケースや、予防啓発活動の不十分さが一因とみており「危機的状況で、より効果的な予防啓発が必要だ」と警鐘を鳴らしている。


 国のエイズ発生動向調査によると、2016年の福岡県のHIV感染者、エイズ患者の新規報告者数は、いずれも46人で計92人と過去最多。15年と比べて61%増えており、特に40代や50歳以上が増加している。佐賀計9人、熊本計19人も過去最多となった。16年の地域別では九州が計169人で32%増。これに対し、関東・甲信越は695人で4%増と横ばい、近畿は265人で11%減など、5地域は前年より減少していた(福岡県以外は速報値)。

 新規報告者数(15年)で全国の感染者・患者の内訳は、日本人男性が約9割、感染原因は同性間性的接触が最多の約6割だった。福岡県も全国と同様の傾向だが、患者が3割程度の全国データに対して、福岡県の患者比率はほぼ半数で、発症してから報告されるケースが際立っている。

 エイズ治療の九州ブロック拠点病院、国立病院機構九州医療センター(福岡市)のAIDS/HIV総合治療センターの山本政弘部長は「福岡での感染の広がりが九州全体に広がっている印象。患者の比率から、実際の感染者は報告よりもかなり多いはずだ」と指摘する。

 各自治体では無料検査を定期的に実施。山本部長は「感染、発症が分かっても、今は薬でウイルスの増殖を抑えられる。検査を受けて早期に発見・治療できれば、感染者自身の健康も維持でき、感染拡大のリスクも減らせる。心当たりがある人は早く検査に行ってほしい」と呼び掛けている。

=2017/09/19付 西日本新聞朝刊=

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/565.html#c19

[リバイバル3] 日本人は金髪美女に弱い _ 小布施からセーラ・カミングスの姿が消えた 中川隆
128. 中川隆[-6370] koaQ7Jey 2017年9月19日 18:21:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月19日
日本を植民地にする簡単な方法 心を支配し服従させる

徳川幕府が行った踏み絵は、日本の植民地化を防ぐ役割があった。
引用:http://db.nichibun.ac.jp/region/d/GAI/info/GE017/item/198/image/thumb/0/thmb.001.jpeg

キリシタン弾圧の理由

その昔キリシタン弾圧というのがあり、キリシタンを捕まえては『踏み絵』をさせて、踏めない者は逆さ磔(はりつけ)などにしていました。

踏み絵というのはキリシタン容疑者を連行してきて、イエスとかマリアの絵を描いた板を地面に置き、踏ませる事でキリシタンではないと証明する事です。

多くの人は命が惜しいので形だけ踏んでこっそり信仰を続けたが、多くの信者から尊敬を集めている指導者はそうは行きません。



幕府は見せしめの為にリーダーに踏み絵をさせ、キリスト教の権威を失墜させようとするが、最後まで踏まない人は殉教者になります。

役人が無理やり押さえつけて踏ませようとするが、それでも頑として踏み絵を拒否した信者も居たとされています。

そこまでして徳川幕府がキリスト教を嫌った理由は、キリスト教の狙いが日本の植民地化にあると疑っていたからでした。


当時はアメリカ合衆国はまだなく、スペインやポルトガルの全盛期で、アメリカ大陸やアジア、アフリカを次々に植民地化していました。

植民地というとある日軍隊が乗り込んできて戦争になって征服するイメージですが、そういう単純な事は滅多に起きません。

植民地にしてやろうと狙っている国はまず、宗教家とか探検家、研究者や慈善家、商人など平和的な連中を送り込みます。


中でも宗教家つまりキリスト教宣教師は重要な役割を担っていて、原住民を精神的な隷属状態に置きます。

例えとしてアレだが、例えばフィリピンはスペインの植民地で、フィリピン人はキリスト教を信仰しています。

フィリピン人にとっての神様はキリストで、ローマやスペインの教会の神父とかが、宗教上のリーダーです。


軍隊に征服される前にフィリピン人はキリスト教に征服されてしまい、「ありがたやありがたや」と喜んで支配を受け入れたのです。

欧米の植民地になった多くの国がまず宗教的支配を受け、言語は西洋の言葉になり、西洋の価値観や資本主義を受け入れて行きました。

こうなるともう名目上は独立を保っていても、「植民地」以外の何物でもありません。

スイスが警戒する「国家乗っ取り」

スイスは永世中立国として有名だが、中立を保つのは日本の左翼が言うほど簡単ではありません。

中立を保つという事はいかなる大国が侵略してきても、全国民が玉砕覚悟で戦って、独立を保つという事です。

中立とは実は平和とは正反対で、非常に好戦的で戦争を厭わない覚悟が無い国にはできません。


スイスは人口837万人の小国に過ぎず、ここに例えば人口13億人の中国人と、14億人のインド人の0.1%が移住しただけで、25%を占めてしまいます。

隣りのドイツ人やフランス人が少し移住しただけでもう過半数が移住者になってしまい、あっけなく植民地になります。

スイスは国家乗っ取りを警戒し、乗っ取り防止マニュアルなるものも作成しています。


第一段階は政府の中枢に工作員を送り込む。最近ニュージーランドの国会議員に中国諜報部で訓練を受けたスパイが居るのが分かり、大騒ぎしています。

第二段階はマスコミを掌握し大衆を誘導する。フジテレビ、NHK、テレビ朝日などは韓国や中国に不都合なニュースを絶対に放送しないようにしています。

第三段階は教育に浸透し、国家意識を破壊する。「愛国心はナチズムや帝国主義だ」等というのが常套手段です。


第四段階は抵抗意識の破壊で、平和主義や平等などの概念を植えつける。心が弱い人間ほど「平和を支持します」などの言葉に弱い。

第五段階はメディアによって考える力を奪う。東京都民はなぜか、テレビで人気キャスターが褒めている候補者に投票し、自分で考えていません。

最終段階は狙った国の人々が無抵抗になったのを見計らい、大量に移住し植民地にする。


西洋帝国主義や中国王朝などは数千年に渡って、こうして狙った国を植民地にしてきました。
http://www.thutmosev.com/archives/72673897.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/444.html#c128

[近代史02] 中国人がみんな日本に来たがる理由 中川隆
37. 中川隆[-6369] koaQ7Jey 2017年9月19日 18:26:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

スイスが警戒する「国家乗っ取り」

スイスは永世中立国として有名だが、中立を保つのは日本の左翼が言うほど簡単ではありません。

中立を保つという事はいかなる大国が侵略してきても、全国民が玉砕覚悟で戦って、独立を保つという事です。

中立とは実は平和とは正反対で、非常に好戦的で戦争を厭わない覚悟が無い国にはできません。


スイスは人口837万人の小国に過ぎず、ここに例えば人口13億人の中国人と、14億人のインド人の0.1%が移住しただけで、25%を占めてしまいます。

隣りのドイツ人やフランス人が少し移住しただけでもう過半数が移住者になってしまい、あっけなく植民地になります。

スイスは国家乗っ取りを警戒し、乗っ取り防止マニュアルなるものも作成しています。


第一段階は政府の中枢に工作員を送り込む。最近ニュージーランドの国会議員に中国諜報部で訓練を受けたスパイが居るのが分かり、大騒ぎしています。

第二段階はマスコミを掌握し大衆を誘導する。フジテレビ、NHK、テレビ朝日などは韓国や中国に不都合なニュースを絶対に放送しないようにしています。

第三段階は教育に浸透し、国家意識を破壊する。「愛国心はナチズムや帝国主義だ」等というのが常套手段です。


第四段階は抵抗意識の破壊で、平和主義や平等などの概念を植えつける。心が弱い人間ほど「平和を支持します」などの言葉に弱い。

第五段階はメディアによって考える力を奪う。東京都民はなぜか、テレビで人気キャスターが褒めている候補者に投票し、自分で考えていません。

最終段階は狙った国の人々が無抵抗になったのを見計らい、大量に移住し植民地にする。


西洋帝国主義や中国王朝などは数千年に渡って、こうして狙った国を植民地にしてきました。
http://www.thutmosev.com/archives/72673897.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/292.html#c37

[番外地7] 中国・韓国・北朝鮮の工作員がマスコミを押さえてしまった 中川隆
2. 中川隆[-6368] koaQ7Jey 2017年9月19日 18:30:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

スイスが警戒する「国家乗っ取り」

スイスは永世中立国として有名だが、中立を保つのは日本の左翼が言うほど簡単ではありません。

中立を保つという事はいかなる大国が侵略してきても、全国民が玉砕覚悟で戦って、独立を保つという事です。

中立とは実は平和とは正反対で、非常に好戦的で戦争を厭わない覚悟が無い国にはできません。


スイスは人口837万人の小国に過ぎず、ここに例えば人口13億人の中国人と、14億人のインド人の0.1%が移住しただけで、25%を占めてしまいます。

隣りのドイツ人やフランス人が少し移住しただけでもう過半数が移住者になってしまい、あっけなく植民地になります。

スイスは国家乗っ取りを警戒し、乗っ取り防止マニュアルなるものも作成しています。


第一段階は政府の中枢に工作員を送り込む。最近ニュージーランドの国会議員に中国諜報部で訓練を受けたスパイが居るのが分かり、大騒ぎしています。

第二段階はマスコミを掌握し大衆を誘導する。フジテレビ、NHK、テレビ朝日などは韓国や中国に不都合なニュースを絶対に放送しないようにしています。

第三段階は教育に浸透し、国家意識を破壊する。「愛国心はナチズムや帝国主義だ」等というのが常套手段です。


第四段階は抵抗意識の破壊で、平和主義や平等などの概念を植えつける。心が弱い人間ほど「平和を支持します」などの言葉に弱い。

第五段階はメディアによって考える力を奪う。東京都民はなぜか、テレビで人気キャスターが褒めている候補者に投票し、自分で考えていません。

最終段階は狙った国の人々が無抵抗になったのを見計らい、大量に移住し植民地にする。


西洋帝国主義や中国王朝などは数千年に渡って、こうして狙った国を植民地にしてきました。
http://www.thutmosev.com/archives/72673897.html

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/280.html#c2

[リバイバル3] 「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? 中川隆
115. 中川隆[-6367] koaQ7Jey 2017年9月19日 21:16:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

住宅ローン「金利の低さ」で選んだら、人生失敗する可能性 低金利には恐ろしいリスクが潜んでいる(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/685.html
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52885
2017.09.19 山下 和之  現代ビジネス


住宅ローンには、3つの金利タイプがある。市中の金利変化によって適用金利が変わる「固定期間選択型」、一定期間は固定型だが、その後は変化する「固定期間選択型」、そして完済まで金利が変わらない「全期間固定金利型」だ。

金利は、変動金利型や固定期間選択型の固定期間の短いタイプの金利が一番低く、固定期間選択型の固定期間の長いタイプはやや高くなり、全期間固定金利型が最も高い。

金利は毎月頭に見直されるが、2017年9月のメガバンクの金利をみると、変動金利型は金利引下げ制度によって0.625%から利用できるし、固定期間選択型のなかには、それ以下で利用できるローンもある。それに対して、全期間固定金利型の金利は1.00%を超えるのが一般的だ。

この金利の低さから変動金利型や固定期間選択型を利用する人が多いのだが、しかし、その金利の低さの裏側には恐ろしいリスクが潜んでいる。

超低金利ということは、借り入れてから金利が下がる確率は低く、上がる可能性のほうがはるかに高い。そうなったときなにが起きるのか。それを理解しておかないと後悔することになりかねない。

金利が低いのはなぜ…?

住宅ローンにとっては金利が値段のようなものだが、どんな分野であれ、安いには安い理由がある。つまり、金利が低いには低いなりの理由がある。わけありだからこそ安くできると言ってもいい。

たとえば、スーパーで売られている安い野菜には、形や色が悪い、味がいまひとつといった理由がある。そんな欠点をカバーするために、あえて価格を安くしているわけだ。買う側も、安いのだからと、見栄えの悪さや味が落ちるのをある程度承知で買っているだろう。

住宅ローンの場合の「わけ」とはなにか。

変動金利型や固定期間選択型の当初の金利は低いのだが、その金利が将来にわたって保証されるものではなく、借入後に市中の金利が上がれば、適用金利も上がって、返済額が増えるといったリスクが潜んでいるのだ。

銀行からすれば、市中の金利が上がれば、住宅ローンの適用金利も引き上げることができるので、常に一定の利ざやを確保できる。銀行にとってはリスクがないからこそ、低い金利で貸し出すことができる。

では、誰がリスクを取るのかといえば、利用者である消費者ということになる。少し表現は悪いかもしれないが、利用者にリスクを押しつけることで、金利を低くしているわけだ。だから、利用するなら、先に紹介した値段の安い野菜と同様に、欠点があることを承知で利用しなければならない。

リスクを承知しておきなさい

3000万円を35年元利均等・ボーナス返済なしで利用した場合の返済額を比較してみよう。2017年9月現在、変動金利型の金利はメガバンクで0.625%だが、その場合の毎月返済額は7万9544円になる。

それに対して、完済までの金利が確定している全期間固定金利型の代表格であるフラット35は1.08%。毎月返済額をみると、変動金利型は8万円を切るに対して、フラット35は8万5808円。毎月にして6264円、年間では7万5168円もの差があるのだから、変動金利型を使いたくなるのも当然のことだろう。

だが、それだけを見ていてはダメ。借入後に適用金利が上がったときには、返済額も増加することを頭に入れておかねばならないのだ。

6年目からの返済額は最大25%増加する

では、実際どれくらい返済額が増えるリスクがあるのか。

2017年9月現在、メガバンクの変動金利型の店頭表示金利は2.475%だが、そんな高い金利で借りる人はまずいない。金利引下げ制度によって、最大1.850%引下げられて、0.625%から利用できるようになっている。

これで3000万円、返済期間35年で借りると、先にみたように毎月返済額は7万9544円になる。しかし、この返済額が確定しているのは、当初の5年間だけで、借入額は店頭表示金利の動きに応じて、適用金利が半年に1回見直されることになる。

ただ、こんなに頻繁に返済額が変わると返済の計画を立てにくいだろうということで、返済額の見直しは5年に1回とし、その間の金利変化については、返済額は変えずに、元金と利息分の配分を見直すことで対応することになっている。

同時に、5年後に金利の上昇によって、返済額が増加する場合には、増額率を25%までに抑える、いわゆる“25%ルール”というものがある。5年あれば収入も増えるだろうから、25%増なら問題ないというわけだろうということで作られた制度だ。

しかし、5年で25%の収入増は、最近ではかなり難しくなっているし、家庭によっては、教育費の増大などで、むしろ、家計が厳しくなる可能性もある。

「未払い利息」発生リスクも!

それ以上に恐ろしいのが、“未払い利息”である。

5年の間に急激に金利が上がった場合、利息分だけで毎月返済額を上回ってしまい、未払い利息が残り、約定通りに返済しているのに、実質的に元金が増えてしまうという恐ろしい事態のことだ。

たとえば、借入額3000万円、金利0.625%、35年元利均等・ボーナス返済なしの場合、毎月の返済額は7万9544円で、2年経過後のローン残高は約2846万円。その時点で適用金利が3.00%上がって、3.625%になると、次の月の利息は、

2864万円×0.03625(3.625%)÷12(月)

で8万6516円に達する。

つまり利息返済分だけで毎月返済額7万9544円を上回り、6972円不足する。これが、未払い利息と呼ばれるもので、毎月キチンと返済しているのに、元金が減ることはなく、反対に6972円ずつ未払い利息が積み重なって、実質的に残高が増えてしまうわけだ。

6年目からが恐ろしい

2年後にそこまで金利が上がることはないだろう――そう考える人が多いかもしれないが、そんな恐ろしい事態は回避できたとしても、5年経過後の返済額増額はまず避けられない。6年目からの返済額がどうなるのか、金利変化に応じて試算してみよう。

6年目以降も店頭表示金利から1.85%引き下げた金利が適用されるので、図表1にあるように、現在と変わらない2.475%の店頭表示金利なら、適用金利も0.625%で変わらず、返済額も7万9544円のままだ。仮に、5年後の金利が0.50%下がったときには、適用金利は0.125%と限りなくゼロに近づき、返済額は7.6%減って7万3886円になるが、まずこれは考えにくい。

反対に、店頭表示金利が2.975%と現在より0.50%上がったときには、毎月返済額は8万5472円で、7.6%の増額。1.00%のアップで、適用金利が1.625%になると、返済額は9万1668円と当初5年に比べて15.2%の増加になる。

さらに、1.50%のアップでは9万1668円で、15.2%の増加、そして2.00%のアップだと、計算上は10万4852円になるが、これだと31.8%の増加で、“25%ルール”に反してしまう。このため実際には、25%増の9万9430円に抑えられるが、その分、元金の減り方が遅くなってしまうので、25%までに抑えられると喜んでいる場合ではない。

3割、4割の増加もある!

変動金利の恐ろしさがわかったと思うが、実はさらにやっかいなのが、固定期間選択型だ。なぜなら、固定期間選択型の場合には変動金利型の“25%ルール”は適用されない。借入後に金利が大幅にアップしたときには、25%以上、3割、4割と上がる可能性もある。上限は青天井という恐ろしい仕組みなのだ。

図表2は2017年9月段階のあるメガバンクの固定期間選択型の固定期間3年の例で3年後の返済額の変化を試算したもの。現在の店頭表示金利は3.00%で、当初の3年間はそこから2.45%引き下げられて、0.55%で利用できるようになっている。期間限定のキャンペーン商品として、思い切った引下げが実施されている。

しかし、3年の固定期間が終了すると、金利引下げ幅は当初3年間の2.45%から1.85%になる。つまり、3年後の店頭表示金利が3.00%で変わらなかったとしても、適用金利はそこから1.85%引いた1.15%になる。

金利は変わらないのに適用金利はそれまでの0.55%から0.60%も上がってしまう計算で、4年目からの返済額は8万6095円と9.6%も増えてしまう。当初の返済額は7万8540円と変動金利型より少なくてすむ半面、返済額の増額リスクがより大きくなってしまうわけだ。

金利2.00%の上昇で返済額は45.6%増加

仮に、4年目の店頭表示金利が2.50%と、現在より0.50%下がったとしても、適用金利は0.65%と若干高くなって、返済額も増える。

反対に、金利が1.00%上がると適用金利は2.15%になって、返済額は9万9650円。増加率は26.9%と、変動金利型の上限である25%をあっさりと超えてしまう。さらに、2.00%上がっていた場合には、11万4373円になり、増額率は何と45.6%。5割近くも返済額が増えるわけで、当初から相当なゆとりを持った返済計画にしておかないと、とても耐えられないだろう。

では、住宅ローンを利用している人が、こうしたリスクをどれだけ理解しているのだろうか。

現実には図表3にあるように、変動金利型や固定期間選択型を利用した人たちの住宅ローンの商品特性や金利リスクの理解は必ずしも十分とはいえない。

これは変動金利型を利用している人の場合だが、「適用金利や返済額の見直しルール」について、「十分理解している」「ほぼ理解している」の合計は6割弱で、残りの4割強は「理解しているか不安」「よく理解していない」「全く理解していない」ということになる。

なかでも、「将来の金利上昇にともなう返済額増加への対応策」に至っては、半数以上の人が理解していないという結果だった。これは、もう住宅ローン破たん予備軍といわざるを得ない。

その上、返済額の増額によって1回でも延滞が発生すると、優遇金利の適用ルール上は翌月から金利優遇がなくなり、店頭表示金利が適用されてしまう。固定期間選択型3年で、3年後の店頭表示が2.00%上がって5.00%になっていれば、それが適用されると返済額は12万7760円と、当初3年に比べて62.7%の増額になる。

そんな優遇金利の適用ルールまで含めて、住宅ローンの商品特性や金利リスクを十分に理解して利用しないと、たいへんな事態に陥ってしまう。だからこそ、金利が1.00%台になるのを我慢して全期間固定金利型の金利リスクのない住宅ローンにしておくのが一番無難だ。

安全策を講じておくべき

とはいえ、せっかくの超低金利なのだから、やはり変動金利型や固定期間選択型の金利は捨て難いという人もいるかもしれない。ここまで金利が上がったら、という仮定の話をしてきたが、それがいつ訪れるかは誰にもわからない。だったら、目先の低金利のルリットを享受したいと考えるのも合理的だ。

その場合には、何より返済計画に十分に余裕をもたせて、金利上昇が発生してもあわてなくてすむ返済計画を立ててことが大切になってくる。

同時に、変動金利型などの利用で返済額が少なくなる分、貯蓄を増やして、一定額に達したら繰上げ返済して、できるだけ早く残高を減らしていく手もある。残高を減らして、返済期間を短くしていけば、それだけリスクは小さくなる。

また、変動金利型と全期間固定金利型を組み合わせたミックスプランの利用も考えられる。たとえば借入額3000万円なら、変動金利型と全期間固定金利型を1500万円ずつにする、あるいは2000万円と1000万円にすることも可能だ。変動金利型などの金利の低さと、全期間固定金利型の安心感をそれなりに享受することができる。

いずれにしても、目先の金利だけではなく、シッカリと将来を見据えて、確実な資金計画、返済計画を考えておくことが重要だ。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c115

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
2. 中川隆[-6366] koaQ7Jey 2017年9月19日 21:20:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.18
デリゾールの孤立状況を解消させたシリア政府軍はユーフラテス川を渡り、クルドと衝突する可能性
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709180000/

シリアの戦況は新たな段階へ入った。戦略的に重要な場所と認識されているデリゾールはこれまでも政府軍が押さえていたが、周囲をダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)に囲まれていた。その孤立した状況が解消されたのである。アメリカはシリアやイラクにいるダーイッシュの戦闘員をデリゾールへ集中させていたので、ここでの敗北は決定的だと言えるだろう。今後、政府軍/ロシア軍とクルド勢力/アメリカ軍が対峙する展開になる。

アメリカもデリゾールを重要だと考えていた。昨年9月17日、アメリカ主導軍のF-16戦闘機2機とA-10対地攻撃機2機がデリゾールでシリア政府軍を攻撃、80名以上の政府軍兵士を殺害した理由もそこにあるのだろう。「誤爆」ではない。

アメリカ軍が空爆した7分後にダーイッシュの部隊が地上でシリア政府軍に対する攻撃を開始していることから、両者は連携していた可能性が高い。その後、28日には2つの橋を、30日にも別の橋2つをそれぞれ爆撃、シリア政府軍がユーフラテス川を渡る手段を破壊した。

当時、ロシア政府のマリア・ザハロワ広報官はデリゾールでの空爆について「ホワイトハウスはダーイッシュを守っているのだ。疑いようがない。」と語っているが、その通りである。そのダーイッシュが使い物にならなくなったことからクルド系戦闘集団のSDFへ切り替えたのだ。勿論、アル・カイダ系武装勢力やダーイッシュは「タグ」にすぎず、クルド系の戦闘集団SDFにも合流している可能性がある。

この頃、バラク・オバマ政権は特殊部隊をシリア北部にある7つの基地へ派遣、今年に入って第11海兵遠征部隊がシリアで戦闘態勢を整えたと報道されているほか、アメリカの特殊部隊がクルド軍とラッカへ入ったとも言われている。トルコ政府によると、アメリカはシリア領内に10カ所以上の軍事基地を建設済みだという。

国家安全保障補佐官のH. R. マクマスターはネオコンとして有名で、ヒラリー・クリントンにも近いデビッド・ペトレイアスの子分だ。そのマクマスターはユーフラテス川の周辺へ数万人とも15万人とも言われる規模の軍隊を送り込もうとしていたと言われている。ネオコンはシリア、イラク、イラン、トルコをまたぐクルドの「満州国」をでっち上げるつもりだろう。

今年5月18日、6月6日、そして6月8日にシリア南部のアル・タンフでアメリカ主導軍はシリア政府軍を攻撃、6月18日にシリアの要衝ラッカ近くでシリア政府軍のSasyuracom-22戦闘爆撃機がアメリカ主導軍のF/A-18E戦闘機に撃墜されている。こうしたシリア政府軍側に対する攻撃にもかかわらず、ダーイッシュの敗北は確定的。アメリカ軍はデリゾールにいた反シリア政府軍の幹部をヘリコプターで何度か運び去ったとも伝えられている。態勢立て直しのためだけでなく、その中にはアメリカが知られたくない人々も含まれているのだろう。

イラクにもクルド系の武装勢力が存在しているが、この勢力とシリアのクルドは別だと考えられている。イラクのクルドは1960年代からイスラエルの勢力下へ入り、サダム・フセイン体制を揺さぶる道具として機能してきた。

アメリカ軍はイラクの北部もクルド勢力を使って居座るつもりで、サウジアラビアもクルドの支配地に影響力を及ぼそうとしている。イラクの前首相で現在は副大統領を務めているノウリ・アル・マリキはイラク北部に「第2のイスラエル」が出現することを許さないと語っている。

しかし、シリアのクルドもアメリカの影響下に入った。シリアでは政府軍がユーフラテス川を渡り、北からトルコ軍が攻め込んでくることも予想される。クルドの「満州国」をアメリカ軍は守りたいだろうが、彼らにとってロシア軍の空爆や巡航ミサイルのカリバルは脅威。建設済みの基地は破壊されてしまうと見られている。そうした中、アメリカ軍はロシア軍がSDFを空爆していると主張しているが、これは自分たちが行ったことを相手にぶつけるというアメリカの得意技だ。ロシアの姿勢を和らげるために「交渉」、つまり、また騙そうとしているのだろうが、ロシア軍はアメリカ側の主張を否定、最近、SDFとダーイッシュは戦っていないとも指摘している。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c2

[政治・選挙・NHK232] 米韓合同演習は「事実上の戦争」という見方がある 日本は名実ともに米国の傭兵国家に(日刊ゲンダイ) :戦争板リンク  赤かぶ
1. 中川隆[-6365] koaQ7Jey 2017年9月19日 21:37:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅の住民みたいなアホを騙すのは簡単なんだな


2017.09.15 2度目のJアラート。北朝鮮とアメリカ債務上限引き上げ
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-us-debt-ceiling.html


ったく。
またJアラートですか。


なんたる迷惑でしょうか。

さっきまた血相変えてワタスの妻が階段を駆け上ってきましたよ。
こっちはビットコイン暴落で股間をもみほぐしてる最中だったのに。

あなたミサイルが。。
ぇあ?なにやってるの?

いえ。その。。ワタスのミサイルの調子はどうかなと。。

とかなんとか。

くほほほほ。
くほほほ。

まぁ、皆さん慣れてしまいますたね。
ちゃんちゃん。

ちなみに個人的に思ってるだけのことですが、以下のニュース。
米国の債務上限の引き上げ決定。


http://news.mynavi.jp/column/economytsubo/090/

米国議会の上院と下院は先週、連邦政府の債務上限を3か月間引き上げる法案とハリケーン災害対策予算を可決しました。これにより、懸念されていた米国債のデフォルト(債務不履行)と政府機関閉鎖は回避され、世界の市場に安心感が広がりました。債務上限問題が短期間で決着したのは、トランプ大統領と野党・民主党が意外なことに電撃的に合意したためで、逆にトランプ大統領と与党・共和党の関係が悪化するという複雑な展開となっています。

3カ月間の債務上限凍結・ハリケーン対策で電撃合意

まず債務上限問題について説明しておきましょう。米国では政府がむやみに債務を膨張させないように法律で上限を定めています。しかし現実にはこれまで財政赤字の拡大と国債発行増加によって債務残高(借金の残高)も年々膨れ上がっています。それにつれて債務上限も毎年のように引き上げられてきましたが、今年の春には債務残高が上限の19兆8000億ドル(約2160兆円)に達していました。


米政府の債務残高


米政府はこの数カ月間、資金のやり繰りでしのいできましたが、9月末にはそれも限界という状況になっていました。そのため9月末までに債務上限を引き上げて、新たに借金(国債を発行)する必要があったのです。もし9月末までに債務上限の引き上げができなければ、過去に発行した国債の償還や金利支払いができなくなり、デフォルトに陥るおそれがあったわけです。

しかし先週までは、債務上限の引き上げを認める代わりに歳出の大幅削減を条件にすべきと主張する議員も多く、激しい与野党対立や共和党内の足並みもあって、議会での協議は期限ぎりぎりの9月末まで難航するというのが大半の予想でした。


米の財政収支


ところが急転直下、野党・民主党が(1) 債務上限を12月8日までの3カ月間凍結する(つまり事実上の引き上げ)(2) ハリケーンの災害復旧・被災者支援の予算を編成する―― の2点を一体化した案を示し、トランプ大統領が受け入れました。

はい。
皆様も同じ事を考えていたことでしょう。

アメリカの債務上限問題と北朝鮮ミサイルは完全に連動してますね。

以下は米国長期金利のグラフです。
今年になって北朝鮮がミサイルを撃ち始めてから金利が下がり始めた。

これは


デフォルトまじかの米国債など誰も買わない。

だから値段が下がる。

金利が上がる。


今までこうなってたのに、


北朝鮮問題勃発

米国債買われる。

金利下がる。

うま〜。


こうなったからです。

そして、また直近9月になって、ちょびっと上がり始めてしまったのでまた打った。

北朝鮮ミサイルとは、すなわち、日本からアメリカさんに送金しますよ〜。
その合図のことです。
アメリカさんを助けるためには口実が必要なのです。

現段階で総額8兆円のプレゼント。
以下は日刊ゲンダイさんより


https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213317/3

次は巡航ミサイル 米の兵器押し売りで血税8兆円が消える
:
そもそも日本は、向こう5年越しでF35戦闘機42機(1兆2000億円)、オスプレイ17機(3600億円)、イージス艦2隻(1800億円)など総額2兆円の武器を米国から買う約束をしている。トータルで8兆円だ。“バイ・アメリカン”のために日本人の血税が米国にむしり取られようとしている。
:

8兆円どうぞお使い下さい。

そのため3ヶ月延命。そしてアメリカのデフォルトはまた持ち越し。


米国債などサウジアラビアや中国は売り払ってる。

だから金利はまた上がる。

金利がちょっと上がってきたらまた打つ。


そういう繰り返しなのでしょう。

ちゃんちゃん。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-us-debt-ceiling.html


2017.08.31 北朝鮮ミサイル予知 Jアラートより株式相場を見よう
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-stock-market.html

さて、この野郎。。

朝っぱらから肝をつぶすサイレン。
一昨日から全国各地、Jアラートに怒り心頭の声が多数上がっているようです。


初めてのJアラート 2017.08.29 558 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=9pARDj_xGXg


これは、その様子を載せた動画。
初めてのJアラートという動画でした。


ったく、このような気持こ悪い音が朝っぱらから鳴り響いてみなさい。
質実剛健が信条のワタスの妻だって血相変えるというものです。

以下、早朝Jアラートのおかげで事故になってしまったとか。

なんて迷惑なんだ。

以下のように風の谷のナウシカのクロトワさんも突っ込んでいます。

ったく、ヤラセ芝居はやるなら昼間にやって欲しい。

以下のように、もうかなりの割合でヤラセというのがばれて来てるのです。

なぜ安倍ちゃんはミサイル発射前日だけ官邸にお泊りするんですか?!
国会で野党議員さんが突っ込んでますた。


「安倍総理が公邸に泊まった翌日がミサイル発射って、バレバレじゃないですか」民進・後藤議員が追及
https://abematimes.com/posts/2874915?categoryIds=70273

後藤祐一「今回非常に早くJアラートを鳴らした。あるいは総理指示が3分後だった。非常に早く対応したことは評価したと思いますが、何でこんなに早くできたんですか?実は撃つ前から分かっていたのではないか?様々な諸情報から予め分かるということは素晴らしいことです。予め分かっていたんでしょうか?」

西村康稔内閣官房副長官「万全の対応を期せるように、日頃から緊張感を持って、もちろん様々な情報収集・分析等も行っております。その上で緊張案を持って対応している。その一つの結果だ」

後藤祐一「安倍総理は8月の中で総理公邸に宿泊したのはミサイル発射の前日だけなんです。これは分かっていたということではありませんか?」

副長官「様々な判断で公邸に泊まられているということだと思います」

後藤祐一「様々な判断というのは非常に含蓄のある答弁でございますが…。
まぁ分かっていたというふうに見えますよね。良いことなんです。
ただバレバレになっちゃいますから普段から公邸に泊まったほうがいいと思いますよ。バレバレじゃないですか。
もうちょっと公邸に泊まられることを推薦します。」

バレバレじゃないですか。
そう。もうちょっとうまくやった方が良いのです。

以下は発射直後にワタスも張ったのですが。
虎ノ門ニュースでも指摘してますね。

為替がなぜ発射の直前に動くんだ?
ミサイル発射が分かってないとできない動きだろう。
経済評論家の上念司氏が突っ込んでました。


以下のチャートのように

Jアラートが鳴ったのは6:02。
それなのに、もう既に5:30頃にはなぜか為替が円高に動き始めてます。
(1ドル109.35円から→1ドル109.25円へ)

そして6:00頃には横ばいになって静かになってから、6:02のJアラートで一気に円高に行ってます。
これはおかしいでしょう。

誰かが予期して爆上げする前に円を猛烈に買ったに違いないのです。
これだけ為替相場を動かせるのは巨額のマネーを動かせる連中なのです。

他にこんな指摘をしている情報もありますた。


http://netgeek.biz/archives/102036

サイル発射前に戦争(防衛)関連株が大量に買われていたことが分かった。
値上がり率ランキングを見ると、トップ10に2社がランクインしている。

・細谷火工は自衛隊向け照明弾など火薬を使用した商品が主力。売上高の約半分が防衛省向け

・石川製作所は軍需産業に関連があり機雷の製造を手がけている

まぁ、というわけで、今後は、

・安倍ちゃんがなぜか官邸に泊まる。
・いきなり為替が円高に振れる。
・なぜか防衛関連銘柄が上がる。

これでミサイル発射が分かると言うものです。
そっちを見てる方がJアラートよりよっぽど早くて正確というものです。

ちゃんちゃん。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-stock-market.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/541.html#c1

[戦争b21] 米韓合同演習は「事実上の戦争」という見方がある 日本は名実ともに米国の傭兵国家に(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 中川隆[-6364] koaQ7Jey 2017年9月19日 21:42:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
阿修羅の住民みたいなアホを騙すのは簡単なんだな

刈上げ君は金稼ぐのが上手なだけさ

2017.09.15 2度目のJアラート。北朝鮮とアメリカ債務上限引き上げ
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-us-debt-ceiling.html


ったく。
またJアラートですか。


なんたる迷惑でしょうか。

さっきまた血相変えてワタスの妻が階段を駆け上ってきましたよ。
こっちはビットコイン暴落で股間をもみほぐしてる最中だったのに。

あなたミサイルが。。
ぇあ?なにやってるの?

いえ。その。。ワタスのミサイルの調子はどうかなと。。

とかなんとか。

くほほほほ。
くほほほ。

まぁ、皆さん慣れてしまいますたね。
ちゃんちゃん。

ちなみに個人的に思ってるだけのことですが、以下のニュース。
米国の債務上限の引き上げ決定。


http://news.mynavi.jp/column/economytsubo/090/

米国議会の上院と下院は先週、連邦政府の債務上限を3か月間引き上げる法案とハリケーン災害対策予算を可決しました。これにより、懸念されていた米国債のデフォルト(債務不履行)と政府機関閉鎖は回避され、世界の市場に安心感が広がりました。債務上限問題が短期間で決着したのは、トランプ大統領と野党・民主党が意外なことに電撃的に合意したためで、逆にトランプ大統領と与党・共和党の関係が悪化するという複雑な展開となっています。

3カ月間の債務上限凍結・ハリケーン対策で電撃合意

まず債務上限問題について説明しておきましょう。米国では政府がむやみに債務を膨張させないように法律で上限を定めています。しかし現実にはこれまで財政赤字の拡大と国債発行増加によって債務残高(借金の残高)も年々膨れ上がっています。それにつれて債務上限も毎年のように引き上げられてきましたが、今年の春には債務残高が上限の19兆8000億ドル(約2160兆円)に達していました。

米政府の債務残高


米政府はこの数カ月間、資金のやり繰りでしのいできましたが、9月末にはそれも限界という状況になっていました。そのため9月末までに債務上限を引き上げて、新たに借金(国債を発行)する必要があったのです。もし9月末までに債務上限の引き上げができなければ、過去に発行した国債の償還や金利支払いができなくなり、デフォルトに陥るおそれがあったわけです。

しかし先週までは、債務上限の引き上げを認める代わりに歳出の大幅削減を条件にすべきと主張する議員も多く、激しい与野党対立や共和党内の足並みもあって、議会での協議は期限ぎりぎりの9月末まで難航するというのが大半の予想でした。

米の財政収支


ところが急転直下、野党・民主党が(1) 債務上限を12月8日までの3カ月間凍結する(つまり事実上の引き上げ)(2) ハリケーンの災害復旧・被災者支援の予算を編成する―― の2点を一体化した案を示し、トランプ大統領が受け入れました。

はい。
皆様も同じ事を考えていたことでしょう。

アメリカの債務上限問題と北朝鮮ミサイルは完全に連動してますね。

以下は米国長期金利のグラフです。
今年になって北朝鮮がミサイルを撃ち始めてから金利が下がり始めた。

これは


デフォルトまじかの米国債など誰も買わない。

だから値段が下がる。

金利が上がる。


今までこうなってたのに、


北朝鮮問題勃発

米国債買われる。

金利下がる。

うま〜。


こうなったからです。

そして、また直近9月になって、ちょびっと上がり始めてしまったのでまた打った。

北朝鮮ミサイルとは、すなわち、日本からアメリカさんに送金しますよ〜。
その合図のことです。
アメリカさんを助けるためには口実が必要なのです。

現段階で総額8兆円のプレゼント。
以下は日刊ゲンダイさんより


https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213317/3

次は巡航ミサイル 米の兵器押し売りで血税8兆円が消える
:
そもそも日本は、向こう5年越しでF35戦闘機42機(1兆2000億円)、オスプレイ17機(3600億円)、イージス艦2隻(1800億円)など総額2兆円の武器を米国から買う約束をしている。トータルで8兆円だ。“バイ・アメリカン”のために日本人の血税が米国にむしり取られようとしている。
:

8兆円どうぞお使い下さい。

そのため3ヶ月延命。そしてアメリカのデフォルトはまた持ち越し。


米国債などサウジアラビアや中国は売り払ってる。

だから金利はまた上がる。

金利がちょっと上がってきたらまた打つ。


そういう繰り返しなのでしょう。

ちゃんちゃん。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-us-debt-ceiling.html


2017.08.31 北朝鮮ミサイル予知 Jアラートより株式相場を見よう
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-stock-market.html


さて、この野郎。。

朝っぱらから肝をつぶすサイレン。
一昨日から全国各地、Jアラートに怒り心頭の声が多数上がっているようです。


初めてのJアラート 2017.08.29 558 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=9pARDj_xGXg


これは、その様子を載せた動画。
初めてのJアラートという動画でした。


ったく、このような気持こ悪い音が朝っぱらから鳴り響いてみなさい。
質実剛健が信条のワタスの妻だって血相変えるというものです。

以下、早朝Jアラートのおかげで事故になってしまったとか。

なんて迷惑なんだ。

以下のように風の谷のナウシカのクロトワさんも突っ込んでいます。


ったく、ヤラセ芝居はやるなら昼間にやって欲しい。


以下のように、もうかなりの割合でヤラセというのがばれて来てるのです。

なぜ安倍ちゃんはミサイル発射前日だけ官邸にお泊りするんですか?!
国会で野党議員さんが突っ込んでますた。


「安倍総理が公邸に泊まった翌日がミサイル発射って、バレバレじゃないですか」民進・後藤議員が追及
https://abematimes.com/posts/2874915?categoryIds=70273

後藤祐一「今回非常に早くJアラートを鳴らした。あるいは総理指示が3分後だった。非常に早く対応したことは評価したと思いますが、何でこんなに早くできたんですか?実は撃つ前から分かっていたのではないか?様々な諸情報から予め分かるということは素晴らしいことです。予め分かっていたんでしょうか?」

西村康稔内閣官房副長官「万全の対応を期せるように、日頃から緊張感を持って、もちろん様々な情報収集・分析等も行っております。その上で緊張案を持って対応している。その一つの結果だ」

後藤祐一「安倍総理は8月の中で総理公邸に宿泊したのはミサイル発射の前日だけなんです。これは分かっていたということではありませんか?」

副長官「様々な判断で公邸に泊まられているということだと思います」

後藤祐一「様々な判断というのは非常に含蓄のある答弁でございますが…。
まぁ分かっていたというふうに見えますよね。良いことなんです。
ただバレバレになっちゃいますから普段から公邸に泊まったほうがいいと思いますよ。バレバレじゃないですか。
もうちょっと公邸に泊まられることを推薦します。」

バレバレじゃないですか。
そう。もうちょっとうまくやった方が良いのです。

以下は発射直後にワタスも張ったのですが。
虎ノ門ニュースでも指摘してますね。


為替がなぜ発射の直前に動くんだ?
ミサイル発射が分かってないとできない動きだろう。
経済評論家の上念司氏が突っ込んでました。


以下のチャートのように

Jアラートが鳴ったのは6:02。
それなのに、もう既に5:30頃にはなぜか為替が円高に動き始めてます。
(1ドル109.35円から→1ドル109.25円へ)

そして6:00頃には横ばいになって静かになってから、6:02のJアラートで一気に円高に行ってます。
これはおかしいでしょう。

誰かが予期して爆上げする前に円を猛烈に買ったに違いないのです。
これだけ為替相場を動かせるのは巨額のマネーを動かせる連中なのです。

他にこんな指摘をしている情報もありますた。


http://netgeek.biz/archives/102036

サイル発射前に戦争(防衛)関連株が大量に買われていたことが分かった。
値上がり率ランキングを見ると、トップ10に2社がランクインしている。

・細谷火工は自衛隊向け照明弾など火薬を使用した商品が主力。売上高の約半分が防衛省向け

・石川製作所は軍需産業に関連があり機雷の製造を手がけている

まぁ、というわけで、今後は、

・安倍ちゃんがなぜか官邸に泊まる。
・いきなり為替が円高に振れる。
・なぜか防衛関連銘柄が上がる。

これでミサイル発射が分かると言うものです。
そっちを見てる方がJアラートよりよっぽど早くて正確というものです。

ちゃんちゃん。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-stock-market.html

http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/155.html#c1

[政治・選挙・NHK232] 「森友、加計」は「そんな小さな問題」という政治に、鉄槌を下さなければならない。(かっちの言い分) 笑坊
1. 中川隆[-6363] koaQ7Jey 2017年9月19日 21:58:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。
本当に恐ろしい世の中です。
既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。
まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。
これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。

本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。

官僚とマスコミの流す嘘に騙されるな

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
NHKはアメリカの指示で護憲反核番組を作った


日本では自前の核武装が、国内の権力構造の根本的な転覆につながる。

戦後日本の権力を握ってきたのは官僚機構であるが、彼らは、本来なら自分たちより上位なはずの政治家(国会)を牛耳るため、対米従属(日米安保体制)の国家戦略を必要としている(日本の官僚機構が勝手に米国=お上の意志を代弁して日本を支配する構図)。

日本が核武装すると、米国は、日本を核の傘から外して対米自立させるので、官僚が権力を詐取し続けられなくなり、政治家(国会)に権力が移る。

対米従属による権力維持の永続を望む官僚機構は、日本独自の核武装に反対している。

対米従属型の官僚独裁を主導してきた日本外務省とその傀儡「専門家」たちは、核武装論になると、急に平和主義者として振る舞い、核武装に強く反対する。
https://tanakanews.com/170910japan.htm
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/542.html#c1

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
4. 中川隆[-6362] koaQ7Jey 2017年9月19日 22:06:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.05.30
アフガニスタンでアル・カイダの仕組みを作り、地上に破壊と殺戮を広めたブレジンスキーが死亡

ズビグネフ・ブレジンスキーが5月26日に死んだ。1928年3月28日にポーランドのワルシャワで外交官の息子として誕生したが、一族の出身地はガリツィアのブレザニー(現在はウクライナ)だという。1938年に父親の仕事でカナダのモントリオールで生活を始め、1953年にはハーバード大学で博士号を取得、後にコロンビア大学で教えるようになる。このころかCIAと関係ができたと見られているが、その一方でデイビッド・ロックフェラーと親しくなる。

ベトナム戦争への本格的な軍事介入に反対、ソ連との平和共存を売ったいていたジョン・F・ケネディ大統領、ベトナム戦争へ反対していたマーチン・ルーサー・キング牧師、ケネディ大統領の弟でキング牧師と親しかったロバート・ケネディーが暗殺される一方、アメリカは戦争へとのめり込むが、国内では反戦運動が活発化、1972年の大統領選挙で民主党の候補は反戦の意思を明確にしていたジョージ・マクガバンが選ばれた。しかも、共和党のリチャード・ニクソンもデタント(緊張緩和)を考えていた。ブレジンスキーはマクガバンやニクソンに敵対する。

選挙戦の最中、民主党の内部ではヘンリー・ジャクソン上院議員を中心に反マクガバン派がCDMを結成している。ジャクソン議員のオフィスは後にネオコンの幹部になる人たちが送り込まれ、教育の場になっていた。その中にはポール・ウォルフォウィッツ、リチャード・パール、ダグラス・フェイスも含まれていた。

ニクソン失脚後にジェラルド・フォードが大統領になるとデタント派が粛清され、CIA長官はウィリアム・コルビーからジョージ・H・W・ブッシュへ、国防長官はジェームズ・シュレシンジャーからドナルド・ラムズフェルドへ交代になる。また、リチャード・チェイニーが大統領首席補佐官に就任、ウォルフォウィッツやジャクソン議員の顧問だったリチャード・パイプスはCIAの内部でソ連脅威論を正当化するための偽情報を発信するチームBのメンバーに選ばれている。

1976年の大統領選挙で勝ったジミー・カーターはブレジンスキーとデイビッド・ロックフェラーが後ろ盾になっていた人物。ブレジンスキーはその政権で安全保障補佐官に就任した。

1978年にCIAとイランの情報機関SAVAKはエージェントをアフガニスタンへ派遣、軍内部の左派将校を排除し、左翼政党を弾圧するように工作(Diego Cordovez and Selig S. Harrison, “Out of Afghanistan”, Oxford University Press, 1995)、79年4月にはNSC(国家安全保障会議)でアフガニスタンの「未熟な抵抗グループ」に対する同情を訴え、CIAはゲリラへの支援プログラムを開始している。5月にはCIAイスタンブール支局長がアフガニスタンのリーダーたちと会談している。

こうした工作が功を奏し、1979年12月にソ連の機甲部隊がブレジンスキーの思惑通りに軍事介入してくる。そのソ連軍と戦わせるために彼はCIAに戦闘員を訓練させているが、その戦闘員を雇っていたのがサウジアラビア。CIAは対戦車ミサイルのTOWや携帯型地対空ミサイルのスティンガーを供給している。

サウジアラビアで教鞭を執っていたアブドゥラ・アッザムが戦闘員を集める工作を始めるのだが、そのアッザムの教え子のひとりがオサマ・ビン・ラディン。ふたりは1984年にパキスタンへ行き、そこでMAK(礼拝事務局)を創設する。アル・カイダの前身になる団体だ。

このアル・カイダを戦闘集団だと誤解している人もいるようだが、実際は違う。ロビン・クック元英外相が指摘しているように、CIAから軍事訓練を受けた「ムジャヒディン」のコンピュータ・ファイル、つまり傭兵の登録リスト。ちなみにアル・カイダはアラビア語でベースを意味し、データベースの訳語としても使われている。

 アル・カイダに登録されている戦闘員を中心に武装集団を編成、さまざまなタグをつけて侵略の手先にするという仕組みを作り上げたのはブレジンスキーだということ。後にフランスのヌーベル・オプセルヴァトゥール誌からブレジンスキーはインタビューを受け、こうした戦闘集団を作り、戦乱を広めたことを後悔していないかと聞かれているが、それに対して後悔はしていないとした上で、「秘密工作はすばらしいアイデアだった」と答えている。(Le Nouvel Observateur, January 15-21, 1998)

ブレジンスキーは地上に破壊と殺戮を広めたひとりだった。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201705300000/


2017.08.19 露軍によって手先のダーイッシュが崩壊寸前に追い込まれた米国は地上軍を侵攻させ、占領を続ける

シリアにおけるアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)の壊滅は時間の問題だと見られている。アメリカ政府も「ダーイッシュ後」の準備を進めている。ユーフラテス川の北へアメリカ軍が侵攻、イスラエルの影響下にあるクルド勢力と連携して「数十年」の間、占領すると伝えられている。いわば「満州国」の樹立だ。

本ブログでは繰り返し書いてきたが、シリアの戦乱は「内戦」でなく「侵略」だ。侵略の黒幕はアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの3国同盟が中心で、イギリス、フランス、トルコ、カタール、ヨルダンなどが協力する布陣。こうした国々が侵略の先兵として送り込んだのがアル・カイダ系の武装集団。リビアでアル・カイダ系武装集団とNATOの連携が明確になったこともあり、2014年からダーイッシュが前面に出てきた。

「民主主義を望むシリア市民が独裁者の打倒を目指して蜂起した」という一般受けしそうなシナリオを侵略国の支配者は配下のメディアを使って宣伝していたが、その嘘は早い段階から明らかにされている。

2011年10月にリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制が倒され、カダフィ自身は惨殺されているが、その後、CIAは国務省の協力を得てアル・カイダ系武装集団を武器/兵器と一緒にシリアへ運んだ。

輸送拠点のひとつがベンガジのアメリカ領事館で、クリストファー・スティーブンス大使も関係、2012年9月10日に大使は領事館でCIAの工作責任者と会談、その翌日には海運会社の代表と会っている。その直後に領事館が襲撃され、大使は殺された。その当時、CIA長官だったのがデイビッド・ペトレイアスで、国務長官がヒラリー・クリントン。このふたりがこうした工作を知らなかったとは思えない。

シリア政府を倒すために戦闘員や武器/兵器が送り込まれている最中、西側の有力メディア「市民の蜂起」というおとぎ話を宣伝していた。そうした宣伝の「情報源」とされたのがシリア系イギリス人のダニー・デイエムやSOHR(シリア人権監視所)。シリア政府の弾圧を訴え、外国勢力の介入を求める発言を続けていた。

しかし、2012年3月1日にダニーや彼の仲間が「シリア軍の攻撃」を演出する様子を含む映像が流出し、彼の情報がインチキだということが判明する。が、CNNを含む西側メディアはこうした事実を無視、偽情報を大々的に「報道」しつづけた。

そして2012年5月、ホムスで住民が虐殺される。反政府勢力や西側の政府やメディアはシリア政府軍が実行したと宣伝、これを口実にしてNATOは軍事侵攻を企んだが、宣伝内容は事実と符合せず、すぐに嘘だとばれてしまう。その嘘を明らかにしたひとりが現地を調査した東方カトリックの修道院長だった。その修道院長の報告をローマ教皇庁の通信社が掲載したが、その中で反政府軍のサラフィ主義者や外国人傭兵が住民を殺したとしている。

その修道院長は「もし、全ての人が真実を語るならば、シリアに平和をもたらすことができる。1年にわたる戦闘の後、西側メディアの押しつける偽情報が描く情景は地上の真実と全く違っている。」と語っている。また、現地で宗教活動を続けてきたキリスト教の聖職者、マザー・アグネス・マリアムも外国からの干渉が事態を悪化させていると批判していた。その後もシリアで戦闘が続き、侵略軍が優勢になる理由のひとつは、西側の有力メディアが真実を語らなかったことにあると言えるだろう。

2012年にはアメリカ軍の情報機関DIA(国防情報局)が反シリア政府軍の主力はサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心に編成された戦闘集団だと指摘する報告書をホワイトハウスに提出している。報告書の中で、東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告されている。この警告は2014年、ダーイッシュという形で現実になった。

ダーイッシュの出現を口実にしてアメリカは2014年9月に連合軍を組織、アサド体制の打倒を目指す。連合軍に参加したのはサウジアラビア、カタール、バーレーン、アラブ首長国連合のペルシャ湾岸産油国、ヨルダン、トルコ、さらにイギリス、オーストラリア、オランダ、デンマーク、ベルギー、フランス、ドイツなど。

この連合軍は2014年9月23日に攻撃を始めるが、その様子を取材したCNNのアーワ・デイモンは翌朝、最初の攻撃で破壊されたビルはその15から20日前から蛻の殻だったと伝えている。その後、アル・ヌスラやダーイッシュはシリアで勢力を拡大していくが、その理由は連合軍が本気で攻撃していなかったからだ。主なターゲットはシリアのインフラや市民だったようである。その後、アル・カイダ系武装集団やダーイッシュは支配地を拡大していく。

そうした流れを変えたのが2015年9月30日に始まったロシア軍の空爆。アメリカ主導軍と違い、ロシア軍はシリア政府の要請に基づいての軍事介入だった。そして戦況は一変、侵略軍は押され始め、今では崩壊寸前になっている。そこでアメリカは地上軍を軍事侵攻させざるをえなくなった。

イスラエルはモサド(対外情報機関)の長官、アマン(軍の情報機関)の長官、国防省の高官をワシントンへ派遣、国家安全保障担当補佐官のH・R・マクマスター、副補佐官のダイナ・パウエル、そしてジェイソン・グリーブラットと会談するというが、「ダーイッシュ後」のシリアについても話し合うだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708190000/




2017-08-18
世界を動かす12の原理-8〜アメリカのイラン、シリア攻撃に関する「大ウソ」〜
http://www.kanekashi.com/blog/2017/08/5407.html

イラン攻撃オバマ悩みシリア攻撃

「国家のウソ」とそこから見える「本音」と「建前」の続きです。

今回は、イラン戦争とシリア攻撃についてです。

イラン戦争は以前も扱ったことや、「本音」についてもかなり世間一般に周知されていることもあり、端的にまとめました。

シリア攻撃については、中身がやや複雑で「本音」の背景が、非常に興味深い内容です。アメリカによるマッチポンプの様相があったり、また、結果的には自分で自分の首を絞めることになったりと、それまで通用していた「本音」の部分が、ネットによる暴露→拡散の影響もあって、通用しなくなっています。

化学兵器に関しては、以前当ブログでも紹介したクライシス・アクター(アクトレス)等を使った捏造等も絡んで、これまでの「建前」では、世論の共認形成がし難くなっていることが伺えます。

以下、「クレムリン・メソッド」〜世界を動かす11の原理〜(北野幸伯著)

からの紹介です。

****************************

■アメリカがイランを叩く理由は「核兵器開発」であるという「大ウソ」

(ここでは本文から抽出した「本音」と「建前」をまとめました)

アメリカのイラン攻撃の「建前」の理由は、イランが「核兵器を開発しているから」

基本的な事実は以下

@イランは核兵器を開発する意向を一度も示したことがない。

Aアメリカも数年前まで、イランには「核兵器を開発する意図がない」ことを認めていた

B核兵器開発が「戦争」の理由であるならば、真っ先に攻撃されるべきはイランではない。

@について

・「核開発」は「原発用」だとしています。

Aについて

・「国家情報評価」(NIE)は、「イランは2003年秋に核兵器開発計画を停止させた」と分析していた。

・「国際原子力機関」(IAEA)のトップ、日本人・天野之弥氏は、2009年12月就任直前に「イランは核兵器開発を目指していない」と断言している。

Bについて

・イラン攻撃の可能性を何百回も公言しているアメリカは「北朝鮮は攻撃しない」と断言している。

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アメリカのイラン攻撃の「本音」の理由は、

1 ドル体制防衛

・前回触れました

2 石油、ガス

FRBのグリーンスパン元議長が「米軍によるイラク開戦の動機は石油利権だったと曝露」したように、イラン攻撃も同様。

イランの原油埋蔵量は、1570億バレルで世界4位。天然ガス埋蔵量は33.6兆立方メートルで世界1位。世界有数の資源大国。

3 イスラエル防衛

イランが、アメリカと非常に近いイスラエルを敵視していることも理由の一つと考えられます。

4 中国封じ込め

米中「派遣」争奪戦の観点から見ると、アメリカにとって、イランは非常に重要です。

中東産油国の民衆は、イスラム教徒で概して反米。

しかし、トップは、おおむねアメリカと良好な関係を築いています。

とはいえ、中東産油国で反米の国もあります。その代表がイラクとイランでした。

しかし、アメリカはイラクを攻撃し、傀儡政権をつくった。

残るはイランです。

これは非常に重要なのですが、アメリカがイランに親米反中傀儡政権をつくれれば、ほぼ「中東支配」は完了したとえます。するとどうなるか?米中関係がいざ悪化してきたとき、中東産油国を脅して中国に原油を売らせないようにすることができる。中国の方にもそういう危機感があります。

■米英仏がシリア攻撃を回避したのは、その根拠が「大ウソ」だったから

2013年、アメリカのオバマ大統領は、「シリアと戦争する!」と宣言した。ところがしばらくすると、今度は「やっぱ戦争やめた」といい、世界を驚かせました。

この理由は、以下二つの「絶対的定説」:「建前」があります。

@アメリカがシリア攻撃を検討したのは、アサド大統領の軍が、「化学兵器を使ったから」である。

Aアサド大統領は、「独裁者で悪」である。反アサド派は、「民主主義者で善」である。

どうでしょう?

ほとんど全ての人が、「そのとおりじゃないか!」と思っていることでしょう。

しかし、この二つの「ウソ」が暴露された。

中東シリアは、1971年から現在に至るまで、40年以上「アサド家」が支配しています。

1971年から2000年までは、ハフィズ・アサドが大統領だった。

2000年にハフィズが亡くなり、息子のバシャル・アサドが大統領になりました。

ですから、アメリカが「アサドは独裁者だ!」と非難するとき、それを否定する人はいません。この点で、アメリカは正しいのです。

中東・北アフリカでは、2010年末から「民主化」「反政府」運動(いわゆる「アラブの春」)が起こってきます。

2010年1月ごろから、シリアにもその影響がおよんできました。

はじめは小さな「反アサド・デモ」でしたが、徐々に規模が大きくなっていきます。3月には、既に数千人規模の大規模でもが全国で起こるようになった。

4月、デモは暴力を伴うようになってきた。各地で数万人規模のデモ参加者が、治安部隊と争うようようなります。

さて、内戦は激しさを増し、アメリカは2013年8月、「シリアを攻撃する!」と発表した。

理由は、既述のように、「アサドが化学兵器を使った!」というのです。

米英仏は、「アサドが化学兵器を使った!」ことを理由に、「戦争」を開始しようとしたのです。

この三ヶ月前に、国連はどんな報告をだしていたか?

国連が調査した結果、化学兵器を使っていたのは、「アサド派」ではなく、「反アサド派だ!」というのです。

もちろん、私も、「アサド派が化学兵器を使った可能性」を排除しません。

つまり、可能性は二つです。

@「アサド派」も「反アサド派」も化学兵器を使った。

A化学兵器を使ったのは、「反アサド派」だけである。

Aについて、「国連は『反体制派が化学兵器を使った』と報告しているが、『確定』ではないのでは?」という意見もあるでしょう。

そのとおりです。

しかし、だからといって、米英仏がこの調査結果を「完全無視」し、「アサド派だけ使った!」と強弁するのも、かなり無理があります。

化学兵器を「アサド派」も「反アサド派」も使ったのなら、米英仏は、「アサド派を攻撃」し、「反アサド派も攻撃」しなければならない。

そういうことでしょう?

しかし、米英仏は、「国連の調査で『化学兵器を使った』とされる、『反体制派』」を支援している。

これは、どう見てもおかしいですね?

これで、シリアに関する絶対的定説の一つが崩れました。

■「シリア反体制派は民主主義者で善である」という欧米の主張の「大ウソ」

シリア問題については、オバマが「戦争宣言」をする二ヶ月前の2013年6月、G8で協議されています。

このとき、いわゆるG7は、「好戦的なムード」だった。

ただ一人プーチン・ロシアだけが「反戦」だったのです。

では、プーチンは何を根拠に、アサドを守ったのか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

16日、キャメロン英首相との会談後の会見でプーチン大統領は、シリア反体制派が政権側軍人の遺体を食べる映像を公表したことに言及し、「殺害した敵の内臓を食べる人たちを支援するのか」と欧米を批判。

G8議長のキャメロン首相は、シリア問題で譲歩しないロシアを外し「G7」での声明を出すことも検討したと伝えられた。(毎日新聞配信)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プーチンが、「人肉を食べる人たちを支援するのは嫌だ!」と反対したら、「じゃあ、ロシアをG8からはずそう!」となった。

さらに、プーチンは,「化学兵器を使ったのは、『アサド派』ではなく、『反アサド派』だ!」と国連と同じ主張をします。

■シリアの「反体制派」内に、「イスラム国」というアルカイダ系がいる「真実」

さて、もう一つ、超重要な事実があります。

「反アサド派」「反体制派」といっても、いろいろな勢力がある。

彼らが、「内輪もめをした」ことを、AFP(フランス通信社)と時事通信が報じています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シリア北部の町占領、反体制派とアルカイダ系勢力対立の背景

とることの国境沿いにあるシリア北部アレッポ県の町、アザズで18日に戦闘になったシリア反体制派「自由シリア軍」と国際テロ組織アルカイダ系武力勢力「イラク・レバントのイスラム国(ISIS)」が停戦に合意したと、イギリスを拠点とするNGO「シリア人権監視団」が20日、明らかにした。

(AFP=時事)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

同じ反体制派内の「自由シリア軍」と「イラク・レバントのイスラム国(ISIS)」が仲間割れして、戦闘になったと。

そして、この「イラク・レバントのイスラム国」は、「アルカイダ系武力勢力」である、とはっきり書いてあります。

いったい彼らは、なぜアルカイダと共闘していたのか?

先の記事は、こう解説しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シリア反体制各派は、安定的な兵器の供給を受けて支配地域を拡大し「政府軍に匹敵する」ともされる残忍さを示すISISに怒りを募らせて折り、個々数ヶ月、反体制派がその大半を支配下において入るシリア北部を中心に反体制各派とISISの間で緊張が高まっていた。(同前)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シリア国民連合の内部にアルカイダがいるにもかかわらず、アメリカ、イギリス、フランスは、支持を表明した。

理屈は、「われわれが支援するのは、『自由シリア軍』でアルカイダじゃない」です。

これに関して、二つの問題があります。

一つが、米英仏が「自由シリア軍」に武器を与えた。しかし「自由シリア軍」と「アルカイダ系」は、同じ「シリア国民連合」に属している。

つまり、米英仏は、「間接的にアルカイダに武器を供与する」ことになる。

もう一つは、もしシリア国民連合が、アサド政権を打倒したとしましょう。

そうなれば、シリア国民連合は、新政府を組織する。

そのとき、大活躍したアルカイダ系勢力を、新政府から排除することができるだろうか?常識的に考えれば、難しいでしょう。

そうなれば、アメリカは、「9.11を起こした犯人たちが新シリア政府をつくるのを、全面的に支援した」結果になります。

このことをアメリカ国民が広く知れば、どうなるか?

結局、オバマは、「シリア戦争」を「ドタキャン」しました。

ちなみに、「反アサド派」でアルカイダ系の「イラク・レバントのイスラム国(ISIS)」は、現在「イスラム国」と名を変えています。

そして、2014年10月現在、「イスラム国」は、イラク現政権(アメリカの傀儡)と激しく対立している。

アメリカは、

自分で樹立したイラク政権を守るために、自ら支援して育てた「イスラム国」に空爆を繰り返すという「マヌケな」結果になっている。
http://www.kanekashi.com/blog/2017/08/5407.html


http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c4

[経世済民123] 「中国経済崩壊論」は暴論だった!=10年後には名実ともに米国抜き、世界一に―米欧アジアを“吸引”、勢い止まらず 赤かぶ
1. 中川隆[-6361] koaQ7Jey 2017年9月20日 00:15:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
10年後には中国は無人の砂漠になってるからね:

【石平の中国対談】このままだと20年後、中国は人が住めなくなる
2017.08.29 450 by 石平『石平の中国深層ニュース』
http://www.mag2.com/p/news/262031
 

近年、急成長を遂げた中国は、日本にも深刻な影響を及ぼしているPM2.5などの環境問題が世界的な課題となっています。中国は今後、こうした課題に対してどのような落とし前をつけるつもりなのでしょうか?

今回、メルマガ『石平の中国深層ニュース』の著者で中国を誰よりも良く知る男として著名な評論家・石平(せきへい)氏と、環境学の権威である東京大学生産技術研究所名誉教授の山本良一氏との対談が実現。

経済成長と人口増加を続ける中国の数々の問題点や近い未来について、大いに語っていただきました。


人間中心主義を乗り越えなければいけない

山本良一氏(以下、山本):これから20〜30年は活躍してもらわなければいけない石平さんですから、今日は言いたいことがあるのです。

1992年にトウ小平が南巡講和で経済の近代化を訴えた時、国際社会はリオで地球環境サミットを開催しています。地球環境サミットの結論は「人間中心主義を乗り越えなければいけない」、つまり世界の資源とか環境をすべて人間のために使うのはもう許されない、抑制しなければいけない、そうでないと地球生態系を破壊してしまうと。

我々は歴史的に氏族主義、民族主義、国家主義、植民地主義を乗り越えてきているわけです。そして、1992年は世界にとっては人間中心主義を乗り越えることを約束した年です。ところが、中国は歴史的に最後のチャンスとばかりにケ小平が経済発展を大号令し、見事に成功を収めることになりました。しかし中国も、世界の認識に追いつかなければいけないのではないでしょうか。


21世紀、我々は認識を大転換させなければいけない。21世紀は人間の時代だと言われています。それは良い意味でも悪い意味でも両方があるのですが……、「生存空間」の話で言えば、もう人間が多すぎで、ものすごく環境を汚染し、地球温暖化を引き起こし、生物を絶滅に追い込んでいるのです。

ちょうど本日8月2日は、「アース・オーバーシュート・デー」、つまり世界が環境収容能力を超える日です。1年間に植物が増える量、つまり再生可能な資源、それでどれだけやっていけるかは決まっています。1年分の環境収容能力を全人類は元旦から8月2日までで使い切ってしまったのです。残りの日々はどうするかと言うと、例えば森林など蓄積されたものを利用することになる、つまり貯金を切り崩しているわけです。

石平:子孫の財産を明日から我々が食いつぶすことになるのですね。

山本:この「アース・オーバーシュート・デー」がだんだん早まっています。もう15年くらい、国際シンクタンク「グローバル・フットプリント・ネットワーク(GFN)」がそれを算出しているのです。

そして、科学者は2040年までには地球温暖化地獄に突入し、相当数の世界の民衆が酷い目にあうという予言をしています。ですから、もう中国、朝鮮、日本とか国レベルの問題ではなく、この地球生命圏を問題にして欲しいのです。つまり「宇宙船地球号」をどのようにうまく運転するか、と世界の知識人は考えているのです。「宇宙船地球号」の運転席に誰が座るのか、どういう運転をするのか、というところが最大のテーマなわけです。


石平:先生のおっしゃっていることがすごく大きな、非常に重要な問題提起であることはよく分かります。

では、中国のエリートたちはどう考えているのかというと、私の知る限りでは、「こうなったのは、我々の責任ではない」という一言です。

「あなたたち日本、アメリカ、西洋が率先し近代化して、美味い成果を得て満足した。そのツケはあなたたちが作った。このツケは我々が払うべきではない。あなた達が謳歌した繁栄を今度は我々も謳歌したい」

「例えば日本人もアメリカ人もみんな車を持っている。我々14億もそれを持つ権利がある。それは誰も剥奪することはできない。地球環境問題は、この問題を起こしたあなた達が考えてください。我々には関係ない。我々はこれから手に入れたいものを手に入れていく」、こういう考えが集いあっているのです。

山本:だけど、その考えは修正せざるをえないのです。中国自体が環境問題で苦しんでいるのですから。

中国共産党にとって経済成長は絶対命題

石平:ケ小平の時代に高度成長し大衆消費社会をつくりましたが、彼らもこのシステムは分かっています。みんなが車を買うと車産業が繁栄する。そうすると、鉄鋼や、車に関わるいろんな産業も繁栄し、経済全体が成長できる。そうすれば、人々の収入が増えて、さらに車を買うようになる。良い意味での循環ですね。しかし誰も考えないことは、中国人14億みんなが車を持つことになったら、その石油はどこにあるのか? ということです。

もう一つ、産業化した結果、今一番の被害者は中国人です。中国は水資源が乏しいのに、水が完全に汚染されています。


山本:大気汚染も酷いでしょう。

石平:PM2.5による健康被害も深刻です。人々の意識も高まっているのですが、大半の人々が繁栄するためには、環境を一時的に犠牲にしてもやむをえない、将来豊かになってからいずれ取り組もうと考えているわけです。

山本:しかし、それは許されない。2040年には北極の氷は夏はすべて溶けてしまうのです。

石平:もう一つ、中国独特の問題、とくにケ小平の改革開放以来、天安門事件以来、経済成長すれば中国共産党の統治が正しいという証明になっているのです。

山本:しかし貧富の格差は、北京大学の調査では250倍になっているとか……。


石平:それでも、中国共産党にとって経済成長が絶対の命題なのです。貧富の格差が拡大する中で、もし経済成長が止まってしまえば何億もの貧困層が生活できなくなり、場合によっては大変な政治動乱が起こります。

PM2.5の問題にしても、本気になれば解決できることをすでに証明しています。北京でAPEC(アジア太平洋経済協力)が開催された時、周辺の工場の操業を一斉に止めさせたら、すぐ北京に青空が現れました。みんな「APECブルー」と呼んだそうです。しかし、APECが終わるとすべての工場が再開し、元に戻ってしまいました。

こういうことも2ヶ月はできたとしても、1年は無理でしょう。工場が完全に閉鎖されたら何千万人の失業者が溢れることになってしまいます。それだけで大変な政治動乱になるでしょう。

山本:貧乏な人が増えて1億人がキリスト教徒になったという話も聞きました。


石平:そうです。そういう状況の中で、中国のエリートや共産党政権も頭では分かっています。このまま産業化を継続し環境を破壊すれば20年後、中国に人が住めなくなるかもしれない。分かっていながら、政策の転回ができないのです。
http://www.mag2.com/p/news/262031




36. 中川隆[-6371] koaQ7Jey 2017年9月19日 09:55:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

▲△▽▼

2017年09月19日
中国の環境汚染進む 大気汚染と河川の汚染

川は赤青ピンクと毎日色が変わるという。
こうした川から取水し飲料水にしている
引用:http://img.recordchina.co.jp/thumbs/m720/201611/20161121-04667329.jpg


中国の大気汚染

中国の環境汚染は度々問題になっていたが最近は報道量が少なくなり、収まった観がある。

だが実際には中国の環境汚染は沈静化するどころか、近年ますます悪化しているのが分かりました。

シカゴ大学などの研究によるとハルビン市など東北部の都市では、大気汚染で平均寿命が6.9年短くなっていた。

          
工場などから排出される粒子状物質は、心臓病や脳卒中、肺がんなどを引き起こす原因になっている。

中国全体では大気汚染によって寿命が3.5年縮んでいて、世界保健機関(WHO)の基準を満たす工業都市はほとんど無かった。

中国では毎年、110万人が大気汚染によって亡くなっていると言われており、黄海に面する河北省は特に深刻です。


中国の大気汚染レベル上位5都市はすべて河北省で、北京の風上に位置しているので、北京の大気汚染の原因といわれている。

大気汚染の原因は工場ばかりではなく、石炭による冬季の暖房で、冬の大気汚染が特にひどい。

製鉄や発電所は中国重工業の根幹だが、残念な事に大気を汚染する石炭が最もコストが安い。


中国が世界の工場と呼ばれていた時より工業は弱くなったが、環境対策でコスト増になったのも原因の一つとされている。

中国はパリの地球温暖化会議でCO2削減を約束したが、実は言葉の遊びであって、CO2を今後50%「増やす」事になっている。

中国が減らすと言ったのはGDPあたりのCO2排出量で、GDPが増える限りCO2も増やせる事になっている。


年に数日しか太陽が見えないとされる汚染地域で、青い空が見れるようになるのは、当分先でしょう。


工業都市や風下では、年間数日しか太陽が見えない
2016-12-16T_CHINA-POLLUTION-thumb-720xauto
引用:http://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2016/12/2016-12-16T_CHINA-POLLUTION-thumb-720xauto.jpg


中国の水の汚染

水は人間の生活に必ず必要だが、中国では汚染されていない水を手に入れるのは、ほとんど不可能です。

輸入したミネラルウォーターで風呂を沸かせば安全かも知れないが、バカバカしすぎる。

大半の河川には汚染物質が垂れ流されていて、赤い川や緑の川になっているのは、現在も改善されていない。


赤や緑の川から水をくみ上げて、ろ過して飲料水にしているのだが、汚染物質をすべて除去しているとは考えられない。

汚染しきった水を完全にろ過するには莫大な費用が掛かるし、そんなお金を掛けるくらいなら、最初から排出させないでしょう。

浙江省長興県では最近、300トンもの大量の病死したブタを焼却せず山に埋め、その山から流れている川から取水していた。


同じ浙江省長興県の夾浦鎮では、水源地である川沿いの繊維工場がベンゼンなどの化学物質を垂れ流し、川は赤い色に染まっている。

この川から取水した飲料水を飲んでいたが、町民の1割がガンになり、半数は既に亡くなっていた。

沿岸部の発展した都市の全てがこうであり、川の色はその日の汚染物質によって、赤青ピンク緑と色が変わる。


地下水の汚染も進んでいて、安全な地下水はどこにもなくなってしまった。
http://www.thutmosev.com/archives/72656839.html


http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/686.html#c1

[中国12] 日本人の道徳の高さをうらやんだり、自らを卑下する必要はもうない―中国メディア 赤かぶ
1. 中川隆[-6360] koaQ7Jey 2017年9月20日 00:20:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月19日
中国の環境汚染進む 大気汚染と河川の汚染

川は赤青ピンクと毎日色が変わるという。
こうした川から取水し飲料水にしている
引用:http://img.recordchina.co.jp/thumbs/m720/201611/20161121-04667329.jpg


中国の大気汚染

中国の環境汚染は度々問題になっていたが最近は報道量が少なくなり、収まった観がある。

だが実際には中国の環境汚染は沈静化するどころか、近年ますます悪化しているのが分かりました。

シカゴ大学などの研究によるとハルビン市など東北部の都市では、大気汚染で平均寿命が6.9年短くなっていた。

          
工場などから排出される粒子状物質は、心臓病や脳卒中、肺がんなどを引き起こす原因になっている。

中国全体では大気汚染によって寿命が3.5年縮んでいて、世界保健機関(WHO)の基準を満たす工業都市はほとんど無かった。

中国では毎年、110万人が大気汚染によって亡くなっていると言われており、黄海に面する河北省は特に深刻です。


中国の大気汚染レベル上位5都市はすべて河北省で、北京の風上に位置しているので、北京の大気汚染の原因といわれている。

大気汚染の原因は工場ばかりではなく、石炭による冬季の暖房で、冬の大気汚染が特にひどい。

製鉄や発電所は中国重工業の根幹だが、残念な事に大気を汚染する石炭が最もコストが安い。


中国が世界の工場と呼ばれていた時より工業は弱くなったが、環境対策でコスト増になったのも原因の一つとされている。

中国はパリの地球温暖化会議でCO2削減を約束したが、実は言葉の遊びであって、CO2を今後50%「増やす」事になっている。

中国が減らすと言ったのはGDPあたりのCO2排出量で、GDPが増える限りCO2も増やせる事になっている。


年に数日しか太陽が見えないとされる汚染地域で、青い空が見れるようになるのは、当分先でしょう。


工業都市や風下では、年間数日しか太陽が見えない
2016-12-16T_CHINA-POLLUTION-thumb-720xauto
引用:http://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2016/12/2016-12-16T_CHINA-POLLUTION-thumb-720xauto.jpg


中国の水の汚染

水は人間の生活に必ず必要だが、中国では汚染されていない水を手に入れるのは、ほとんど不可能です。

輸入したミネラルウォーターで風呂を沸かせば安全かも知れないが、バカバカしすぎる。

大半の河川には汚染物質が垂れ流されていて、赤い川や緑の川になっているのは、現在も改善されていない。


赤や緑の川から水をくみ上げて、ろ過して飲料水にしているのだが、汚染物質をすべて除去しているとは考えられない。

汚染しきった水を完全にろ過するには莫大な費用が掛かるし、そんなお金を掛けるくらいなら、最初から排出させないでしょう。

浙江省長興県では最近、300トンもの大量の病死したブタを焼却せず山に埋め、その山から流れている川から取水していた。


同じ浙江省長興県の夾浦鎮では、水源地である川沿いの繊維工場がベンゼンなどの化学物質を垂れ流し、川は赤い色に染まっている。

この川から取水した飲料水を飲んでいたが、町民の1割がガンになり、半数は既に亡くなっていた。

沿岸部の発展した都市の全てがこうであり、川の色はその日の汚染物質によって、赤青ピンク緑と色が変わる。


地下水の汚染も進んでいて、安全な地下水はどこにもなくなってしまった。
http://www.thutmosev.com/archives/72656839.html


http://www.asyura2.com/17/china12/msg/160.html#c1

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
443. 中川隆[-6367] koaQ7Jey 2017年9月20日 08:36:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月20日
FRBが挑むバブル沈静化 資産縮小へ

1990年ごろからの米株上昇は、誰が見てもバブル
「アップル製品は素晴らしい」とかでは説明できない
引用:http://nightwalker.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2015/08/18/201508181.png

バブルは崩壊するまで気づかない

バブルはそれが崩壊するまで誰もバブルと気づかないので、バブル退治は必ず手遅れになるという法則がある。

日本のバブルが崩壊するまで誰もバブルと思っていなかったし、リーマンショックが起きるまで「健全な成長だ」と言っていた。

そして今、アメリカ経済がバブルかどうか分からないまま、米中央銀行FRBはバブル退治を始めようとしている。


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アメリカ経済はリーマンショック後の2009年から8年間もの間、空前の好景気を続けてきました。

この間にアップル、グーグル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックは全世界の株式総額トップ5社になった。

5社はそれぞれの分野で市場を独占し、支配力を強め、新たな参入業者を全力で潰している。


NYダウ平均は2017年に入って毎月毎週のように史上最高値を更新し、現在は2万2300ドル台で推移している。

先々代のFRB議長グリーンスパンが1996年12月5日に「米株は根拠なき熱狂」だと指摘した。

グリーンスパンの予言どおりにアジア通貨危機が発生したが、その後も米ITバブル、住宅バブル、そして再びITバブルが起きた。


冷戦崩壊し日本がバブル崩壊した1990年、NYダウ平均はたった2600ドルだったが、グリーンスパンが警告した1996年には6400ドルになっていた。

サブプライムショックが始まった2007年には1万3000ドル、現在は2万2000ドルで、このペースなら簡単に3万ドルを突破するでしょう。

実は1999年にダウ平均は1万1400ドルだったのが、2008年にはリーマンショックで8700ドルまで下げていました。

お金は世界を巡りバブルを起こした

その後バーナンキFRB議長がアメリカを破産から救うために空前の緩和政策をはじめ、現在も継続されています。

金融緩和はお金を増やすことなので、増えたお金は全世界を駆け巡ってバブルを起こし、またアメリカに循環して株価を上昇させました。

「世界の投資家がアメリカに投資している」というが、そのお金は元々はFRBが世界にばら撒いたものでした。


アメリカも欧州も日本も緩和政策をやった結果、地球規模でバブル経済が発生し、あらゆる国で(日本以外で)高度成長や株価上昇が起きた。

だが米IT企業「ビッグ5」の株価が度を越しているのは明らかで、アップルの時価総額は8000億ドル(約91兆円)と日本の政府予算に匹敵する。

「アップルは素晴らしい企業だから株価が上昇している」という見方もあるが、それを含めて「お釈迦様の掌の上」なのです。


西遊記では孫悟空という猿が世界で暴れまわるが、実は世界とはお釈迦様の掌の上に過ぎなかったという寓話があります。

アップルやアマゾンの膨大な売上げや株価は実は、FRBや日銀がペラペラペラと発行したお金が一ヶ所に溜まり淀んだという事です。

FRBがお金をばら撒いて株価が上がり景気が良くなったのだから、このままばら撒いておけば良いという意見もあります。


だがもしお金ばら撒き状態で次の経済ショックが起きたら、FRBはさらに大量にお金をばら撒かなくてはなりません。

金融緩和やお金ばらまき政策は最初は大きな効果があるものの、規模を拡大するほど効果がなくなってきます。

甘いものを食べ続けると、だんだん甘く感じなくなり、もっと甘いものが欲しくなるのにも似ています。


そうならないようにFRBは次の経済危機が発生する前に、ばら撒いたお金を回収して、金融縮小しなくてはならないのです。

ところが金融緩和で景気が良くなるのだから逆に言うと、金融縮小では景気が悪化し、株価も下がると予想されます。

これが今後起きるかもしれない「FRBショック」で、ゆっくり進むか急激に進むか分からないものの、世界経済には悪い影響を与えます。


アメリカや日本もこの影響から逃れることはできないでしょう。

FRBは9月20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、資産縮小を発表すると見られています。
http://www.thutmosev.com/archives/72683431.html

本当はこれからは空売りやデイトレで儲けるのが理に適っているのですが、最近は 中央銀行による株価操作と AI売買で相場が動く時代になり空売りやデイトレが極端に難しくなったのが問題なのですね。

ファンダメンタルズ分析では相場予測はできない

板読みスキャルピングではAI売買に対抗できない

移動平均線やオシレーターはダマシが多くて使い物にならない


これからの時代に個人投資家が儲けるには

現物株買いだけに特化して底値買い、損切りしないで長期保有するしかないのです

要は、騰落レシオが70以上では一切動かず、騰落レシオが70以下になったらナンピンで現物買いを始めればいいのです。

損切りは絶対に NG

利食うタイミングはエリオット波動と P&F で判断します。

テクニカル分析で役に立つのはエリオット波動と P&F の二つだけです。

間違っても一目均衡表とか移動平均線、ボリンジャーバンド、オシレーターなんかは参考にしない様にしましょう。


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c443

[政治・選挙・NHK232] 「安倍夫妻の犯罪追及解散」一点で民共共闘すれば大逆転できる  天木直人 赤かぶ
2. 中川隆[-6366] koaQ7Jey 2017年9月20日 08:57:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。

最近では日韓合意がありますが、これも密約のようなものですが正式な外交条約ではない。だから守らなくてもいいのですが紳士協定のようなものであり、日本は密約を守る国であり韓国は密約を守らないというだけの事だ。外交的に難しい交渉をする時には表向きの条約と裏側の密約とに分かれていることが多く、国民には密約は公開されない。

外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html


http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/564.html#c2

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
444. 中川隆[-6366] koaQ7Jey 2017年9月20日 09:19:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

会社を65歳で退職してから株売買を始めても うまくいかない理由

脳が劣化する現実を見据え、継続的に買う銘柄を私は決めた


すべての人は歳を取り、身体的能力と共に知的能力も低下していく。これは誰にも避けられない現実である。どんな金持ちでも若さを金で買うことはできない。老いは必ずやってくる。

脳の処理スピードは18歳でピークを迎える。五感に情報が飛び込んで来たとき、それを瞬時に理解するためのスピードは18歳が最も素早いのである。以後は坂道を突き落とされたように落ちていく。

言うまでもないが、歳を取れば取るほど脳の処理スピードは衰え、50代になると18歳の頃の2分の1となる。そして60代に入ると、脳はさらにスローになり、物事の判断には一呼吸必要なほど衰える。

加齢に逆らえる人はいない。

転がり落ちるのは処理スピードだけではない。推論する力も、記憶する力も、空間認知も、知覚速度も、数的処理も、ありとあらゆるものが年齢が行くと共に衰える。

これらのすべてが、急激に落ちていくのは何歳か。国立長寿医療研究センタの西田裕紀子氏が出している論文『中高年者の知能の加齢変化』によると、60歳からとなっている。

多少の個体差はあるとは言えども、加齢と共に衰えるというのは避けられないので、遅かれ早かれ60代のどこかで知能は劣化するということを覚悟しなければならない。

将来の劣化する自分のために保有銘柄を2つ増やす

ちなみに40歳から60歳までは、よほど脳にダメージを与える問題がなければ、能力が低下するスピードはなだらかになることが統計で見て取れる。

つまり、40歳から60歳までは空間認知・知覚速度・数的処理等の重要な能力はほぼ変わらない。ただ、問題は「60歳を過ぎてから」だ。

ここからはすべての能力が、まるで崖から落ちるように一気に転がり落ちていく。

60歳を過ぎた後は、自分の知的能力が今と同じであるとは絶対に考えてはいけないのだ。すべてにおいて「今よりも劣る」と覚悟しなければならない。

それだけではない。劣るスピードが急加速していく。何をどうやっても、知的能力の衰えを回復させることはできない。それが「老い」の現実である。

総合的に考えると、60歳以後は新しいことにうまく適応できない。稀にできる人はいるかもしれないが全員がそうではない。まして、自分がそうかどうかは分からない。

60歳を過ぎても知的な分野で何ら問題なく活躍している人は、若い頃からやってきた世界から離れず、同じ仕事の延長線上で生きて経験を持っているからだ。

つまり、老いて劣化していく知的能力をカバーして生き残るには、長い経験を利用しなければならないということだ。投資に関してもそれが言える。

劣化していく自分を見据えて、同じ手法や銘柄を扱うことで知的能力の劣化をカバーする。

私自身は60歳はまだ遠い先のような気持ちだが、生きていればどのみちそこに到達するのは間違いない。

本当は早い段階でエイズで死ぬか、交通事故で死ぬか、女性に刺されて死ぬか、のたれ死にするかのいずれかだと思っていたが、そうならなかった。

そうであれば、60歳を過ぎて以後も生き残っているかもしれないということだ。だから将来の劣化する自分のために、私は保有銘柄を2つ増やすことに決めた。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170917T0359400900.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c444

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
445. 中川隆[-6365] koaQ7Jey 2017年9月20日 09:29:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

相場をやるなら酒を飲んではいけない


「節度ある」飲酒も脳に悪い? 流ちょうさに影響も 研究
2017年06月07日 13:12 発信地:パリ/フランス


【6月7日 AFP】節度ある適度な飲酒であっても、脳の損傷や知的技能のわずかな低下につながるとの研究論文が7日、発表された。多くの国が定める飲酒ガイドラインに異議を唱える内容だ。

 英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に掲載された論文によると、1週間に14〜21杯の飲酒を数十年にわたり続けた男女は一切飲酒をしない人と比べて、海馬が萎縮する可能性が2〜3倍高まるという。海馬は記憶や自らの位置の把握などを司る脳領域。

 飲酒1杯(1ユニット)は、10ミリリットル(8グラム)の純アルコールを含む量と定義された。大きなグラスのワイン1杯、アルコール5%のビール1パイント(約500ミリリットル)、ウイスキーやウオッカなどショットグラスに1杯がこれに相当する。

 過度の飲酒が脳にもたらす悪影響については十分に実証されているが、これまで「適度」とされてきた1日平均2〜3杯の飲酒の潜在的悪影響についての研究は少なく、結論に達していない。

 さらに深く研究を行うために、英国のオックスフォード大学(University of Oxford)とユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究チームは、いわゆるホワイトホール研究II(Whitehall II)の一環として30年間モニターされた男女550人のデータを精査した。被験者は飲酒習慣について定期的に報告するとともに、一定の間隔で脳検査を受けた。調査開始時にはアルコール依存症患者はいなかった。

 その結果、14〜21ユニットのアルコールが海馬に与える影響が、撮像技術によって明瞭に示された。一方、知的能力試験ではそこまで決定的な結果は得られず、明らかな影響を示したのは言葉の流ちょうさだけで、その他の試験では脳機能の低下は見られなかった。

 今回の研究は実験ではなく観察に基づくものであるため、因果関係について確固たる結論を引き出すことはできない。さらに論文の執筆者らは、標本数が小さいことも認めている。
 
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2017年07月09日 350ml缶ビールを週に9本以上飲むと脳の海馬が萎縮する? 英研究

 ほどほどにお酒を飲むだけでも、脳の一部が縮小してしまうなど悪影響が見られることがイギリスの研究により明らかとなっている。大量の飲酒は健康に害があるのが周知の事実であった一方で、ほどほどであればアルコールの摂取は健康にむしろいいものとも思われてきた。同研究はそうした見方を覆すものとなっており、飲酒による脳への悪影響についてこれまで以上に注意喚起している。


◆多量の飲酒は脳の萎縮を招く

 英医師会誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ))の発表された論文において、アルコールの消費が脳の構造と機能に関してどのような影響をもつかが調査されている。調査では、550人の男女が対象となり、一週間のアルコールの摂取量が計られ、30年間(1985年〜2015年)に渡る脳の認識機能が継続的に計測された。

 お酒を多量に飲む人については予想通りの結果が観測された。計測された30年間に渡りアルコールの消費量が高かった者(一週間に30ユニット以上の飲酒量)には、海馬の萎縮が高い確率で起こったのである。なお、お酒の1ユニットは、純アルコールの10ミリリットルもしくは8グラムを意味するといい、標準的なアルコール度数5%のビールであれば、200ミリリットルに当たる。海馬とは脳の記憶や空間学習能力に関わる部位である。また、海馬の萎縮に加え、言葉の流暢さにも衰えが早く観測されたという。


◆ほどほどでも脳に悪影響をもたらす?

 ただ海馬の萎縮は驚くべきことに適量を守って飲酒する人の場合でも同様に観測されたのである。この研究では適量を守って飲んだ人は一週間に14〜21ユニットの飲酒量とされているが、全く飲まない人と比較すると3倍もの確率で海馬の萎縮が起こったのだという。

 こうした研究結果によると、どうやらこれまで適量と思われていた量を飲んでいても、アルコールの脳への悪影響は避けられないようだ。一方で、イギリス紙のガーディアンの取材に答えた英のブリストル大学で認知症の神経学を教えるエリザベス・クルサード氏は、この研究はアルコールが脳に損害を与えるということを証明するものではないと警告している。


◆アルコールとのつき合い方

 アルコールの脳への悪影響が事実であるならば、我々のライフスタイルも再考を迫られるだろう。イギリスの保健医療省が発表した

「新アルコールガイドライン」
https://www.nhs.uk/oneyou/drinking

は男女両方に対して、毎週最高でも 14ユニット以下の飲酒を提言している。
この量は350ミリリットルのビール 8缶に相当する。

パブ文化が盛んなイギリスにおいてこの量は非現実的とも見えるかもしれないが、BMJの発表した論文はこのガイドラインの妥当性を裏付けているだろう。

 こうした研究結果は、毎日お酒を飲む習慣がある人にはショックな結果だろう。これからは大酒飲みだけでなく、習慣的に飲酒をする者も自身の脳の健康に気をつけて飲酒量に注意したいものだ。
http://blogos.com/article/233546/

「酒は少量でも脳に影響」英オックスフォード大による研究の衝撃 2017.07.25
http://www.mag2.com/p/news/258145

これまでの常識として「少量の飲酒であれば身体に良い」とされてきたことは周知の事実ですが、最新の研究で「お酒は少量でも脳に悪影響が出る」という驚きの結果が出ました。今回のメルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』では、この英オックスフォード大学で研究・発表された、飲酒による脳への悪影響について現役医師(総合診療医)の徳田先生が詳しく解説しています。

J型曲線のピットフォール(落とし穴)

お酒は脳を不健康にする。そんな研究結果が最近英国のオックスフォード大学から出ました。適量でも長期間継続的に飲酒していた人は、全く飲まない人やほぼ飲まない人に比べて、脳に異常が出てくることがわかったのです。記憶を司る海馬という脳の大切な部位が、お酒を飲むとその飲酒量に相関して萎縮していたのです。すなわち、お酒を飲めば飲むほど記憶力が低下するリスクが高くなるのです。

飲酒と健康についての昔の疫学研究はJ型曲線を示していました。アルコールの消費量を横軸にし、健康アウトカムを縦軸にしたグラフでの結果です。健康アウトカムとして心筋梗塞と脳梗塞をとると、全く飲まない人に比べて、適量の飲酒者は、それらの病気になりにくいという結果を示していました。そのグラフの形がJ型だったのです。

しかしながらこれらの疫学研究にはピットフォールがありました。原因と結果が逆転していたのです。体力が弱って病気の人はお酒も飲めなくなりますね。そのような人々も含めてグラフにするともともと病気の人が非飲酒者群に含まれてしまうことになります。

このような原因と結果が逆転してしまうような現象を取り除いて分析してみるとJ型の形は消失し、正の相関を示す直線となったのです。すなわち少量の飲酒でも心筋梗塞や脳梗塞になりやすくなるということが判明しました。お酒はまた、クモ膜下出血や脳出血のリスクでもあります。

アルコールは発がん物質

心臓血管系の病気だけではありません。世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関(IARC)は、アルコールをグループ1(確実な)発がん物質とみなしています。このグループには、タバコやアスベスト、ヒ素、マスタードガスなども含まれています。明らかな発がん作用があるこれらの物質とアルコールは、発がん作用のリスクについて同じグループとみなされているのです。

飲酒とがんとの関係も正の相関があります。全く飲まない人と比べて少量でもがんのリスクが高まります。特に体質的にがんになりやすい人は要注意です。乳がん、咽頭がん、口腔がん、食道がん、肝がん、膵がん、などです。乳がんの家系のある女性は飲酒は控えた方が良いと思います。

飲酒による脳の構造と機能の変化

飲酒と脳の健康に関しても以前はJ型が示唆されていました。少量の酒は脳には良いとされていたのです。認知症についてもそのようにいわれていました。そこで出てきたのが今回の研究結果です。イギリスで行われたこの研究対象はお役所の労働者550人でした。真面目な人たちなので、30年間もきちんとデータを残し検査も受けていました。

そしてその30年経った結果が公表されたのです。全く飲まない人または1週間に6ユニットまでの飲酒者に比べて、1週間に7から21ユニットの飲酒者では、海馬が萎縮するリスクが3倍まで増えていました。また、適量の飲酒でも、脳の白質の構造が破綻していました。そして実際にも、1週間14ユニット以上の飲酒者では、語彙力や高次脳機能が低下していました。

1ユニットはアルコール10グラムに相当します。アルコール5%で350mlの缶ビールなら1缶あたり1.75ユニットとなり、4缶で7ユニットです。750ml入りのワイン(13.5%)は約10ユニット、175mlのグラスワインでは約3杯分で7ユニットです。ウィスキー(40%)で25ml、焼酎(25%)で40ml、日本酒(15%)で67mlが1ユニットです。

脳を萎縮させない飲み方

脳を萎縮させたくない場合、1週間に飲酒を、1日1ユニット未満または1週間に6ユニットまでに制限した方が良いことになります。1週間に、350mlのビールなら3缶まで、グラスワインなら2杯まで、ウイスキーなら150mlまで、焼酎なら240mlまで、日本酒なら400mlまで、となります。

臨床的にも、アルコール依存症は認知症の強い危険因子です。若年性認知症の10%はアルコール関連脳障害が原因と言われています。また、施設に入所中の認知症患者さんの20%もアルコール関連脳障害を持っているものと推定されています。

認知症で多い原因はアルツハイマー病と脳血管障害ですが、多くのケースでアルコールはこれら病態に追加的に寄与しているものと考えられています。そしてかなりの大量長期飲酒者は、それ単独でも認知症のリスクが高いと言うことになります。

文献 Topiwala A et al, Moderate alcohol consumption as risk factor for adverse brain outcomes and cognitive decline: longitudinal cohort study. BMJ 2017; 357 (Published 06 June 2017)


生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響する
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100015/032000006/

『酒は百薬の長』という諺(ことわざ)にもあるように、アルコールは脳にとって、何かしらの健康効果は期待できるのだろうか。

お酒の飲み過ぎによる脳への影響は、前回ご紹介した「感情のコントロール」「長期記憶」「平衡感覚」といった酔っ払いならではの“奇行”だけにはとどまらないことが分かった。

自然科学研究機構生理学研究所の教授で、医学博士の柿木隆介教授に話を聞いた。

 人の名前が思い出せない、ごく簡単な漢字が書けない、今、何をしようとしたか忘れてしまった…など、加齢に伴って、日常的に起こるちょっとした物忘れ。酒を飲む習慣があまりない人にとっては「良くあること」と流してしまうことだったとしても、左党にとっては一抹の不安をかきたてられることはないだろうか。その不安とは、「酒の飲み過ぎで、脳の機能が低下しているのではないか?」ということだ。

 普段の言動をコントロールしている理性、すなわち脳内の前頭葉によって抑えられている感情や思いを解き放ち、幸せな気分を増幅させる酒は、まさに「人類の至宝!」ともいえる存在(「どうして酔っ払いは同じ話を繰り返すのか?」)。だが、その一方で気になるのが酒の飲み過ぎによる脳自体への“健康被害”である。


左党にとって、心底まで酔えるのはかけがえのない幸せではあるが、飲酒量が増えるにつれて「脳」の萎縮も進むことがわかっている。(©ximagination-123rf)


 アルコールはくも膜下出血、脳梗塞、認知症といった脳疾患を誘因する危険性はやはり高いのだろうか? こうした疑問について、前回に引き続き、ヒトの体と脳について研究をしている自然科学研究機構生理学研究所の教授で、医学博士の柿木隆介氏に話を聞いた。

酒好きは脳が小さくなりやすい!

 「アルコールの過剰摂取に起因する生活習慣病が引き金となった脳梗塞などの血管リスク、日常的に大量の飲酒をすることで起こるアルコール依存症などを除けば、脳への直接的なリスクは、適量であればそれほど高くないと考えられています。しかしお酒を頻繁に飲む人の脳を調べると、あまり飲まない人に比べ、年齢以上に萎縮している傾向が見られます」と柿木教授。

 つまり、アルコールによって脳が“縮んでいる”というのだ!

 一般的に脳の萎縮は、30歳を過ぎた頃から始まるとされている避けられない加齢現象の一つだ。主に、脳内の白質と呼ばれる神経線維が集まる領域が死滅し、脳が小さくなっていくために起こる。


萎縮による代表的な自覚症状の一つが記憶力の低下で、急速に進むと認知症にまで進展してしまうこともある。ただでさえ加齢とともに脳は萎縮していくわけだが、「アルコールが加わるとかなり進むと考えられています。同じ年代でお酒を『飲む人』と『飲まない人』の脳をMRI(核磁気共鳴画像法)の画像で比べると、前者の脳は後者に比べ10〜20%ほど萎縮していることが多い。特に目立つのが、大脳で対になっていて、脳脊髄液で満たされている側脳室(そくのうしつ)が大きくなっていることです。これは脳全体が小さくなったことによって、側脳室が広がったことを示しています」と柿木教授は話す。ではアルコールは具体的に、脳のどの部分に強い影響を与えるのだろうか?

縮んだ脳は二度と元には戻らない!?

 「例えば、脳の萎縮が原因の一つとされる認知症、アルツハイマー病は、記憶を司る海馬や、理性をコントロールする前頭葉、言語認識や視聴覚を担う側頭葉前方の萎縮が特有なのに対し、アルコールは脳全体を萎縮させます。

最近では飲酒量と脳の萎縮の程度は正の相関にあり、飲酒歴が長い人ほど進行が早いとの研究も発表されています。

“休肝日”の有無など飲酒の頻度や、蒸留酒、醸造酒といった酒の種類とは関係がなく、『生涯のうちに飲むアルコールの総量』が強く影響していると考えられており、つまり、酒を飲めば飲むほど萎縮が早く進むということです。

恐ろしいことに、脳内の神経細胞は、一度死滅すると、そのほかの臓器に備わる幹細胞のように再生することはなく、元の大きさに戻ることは二度とないとされています」(柿木教授)


脳の萎縮は避けられない加齢現象の1つ


写真は25歳、78歳の男性の脳を比較したもの。写真中央部にある脳側室が大きくなり、全体的に小さくなっていることがわかる。脳は30歳前後をピークとして、萎縮が始まるとされる。1日およそ約10万もの神経細胞が減少するとされ、60〜65歳ごろにはMRIの画像を見ても、萎縮していることが明らかになってくる。


(写真:公益財団 長寿科学振興財団 健康長寿ネット「脳の形態の変化」)
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100015/032000006/?SS=imgview&FD=723670982


 さらに柿木教授によると、「日常的にアルコールを大量に飲んでいた高齢男性を調査した研究によれば、あまり飲まない男性に比べて認知症の危険性が4.6倍にもなり、うつ病のリスクも3.7倍になったとの報告もある」。

生涯のアルコール総摂取量と萎縮の程度の関係について、学術的な結論はまだ出ていないとのことだが、飲み過ぎが脳疾患のリスクを何かしら高めてしまう可能性はやはり否定できない。


「アルコールで脳を鍛えられる術があれば、左党の私が知りたい(笑)」

 飲み過ぎれば認知症やうつ病のリスクを高めることを知ってもなお、酒を止められないのが左党というもの。以前、この連載で、「日常的に酒を飲むことで、ADH(アルコール脱水素酵素)活性が高まる可能性がある」(「鍛えれば酒に強くなるは迷信!?」)という話を紹介したが、脳に関しても、同様の“トレーニング効果”は期待できないのだろうか。柿木教授に問うてみた。

 「残念ながら、脳科学者の立場から言うと、飲酒の機会を増やしたとしても、肝臓のように、アルコールで脳を鍛えることはできません。もし鍛えられる術があれば、左党の一人でもある私も知りたいです(笑)。脳にとってアルコールは、生理学の観点から言っても、そもそも毒なのですから」

 “毒”とまで言われてしまうと、一瞬ひるんでしまうが、科学的に合成された薬も毒の一種であることに違いはない。また、日本には、古来から「酒は百薬の長」という言葉もある。脳に対する酒の効用は、全くないのか。


 すがるような思いの左党にとって、“一筋の光”となるかもしれないグラフを下に紹介する。

飲酒量とによる認知症のリスクの関係を調べたある研究では、ほどほどの量(週にビール350mlを1〜6本)を飲んでいる人が、認知症のリスクが最も低くなるとの結果が出ている。つまり、毒と薬は紙一重? さじ加減さえ間違えなければ、酒は脳にとっても“百薬の長”となる可能性が示唆されている。


適度な飲酒は「認知症」のリスクが最も小さくなる


65歳以上の男女3660人を対象に、米国4地域で行われた「飲酒と認知症のリスク」を調べたコホート研究。対象者は1992〜94年の間にMRI検査を受け、その後、1998〜99年に再び同じ検査を受けた。

結果、1週間あたりビール350ml、1〜6本相当の適度な飲酒は、「全く飲まない人」と1.0として比べたときに、最も認知症のリスクが低くなることがわかった。


(出典:JAMA;289.(11),1405-1413, 2003)
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100015/032000006/?SS=imgview&FD=-1174796919


脳の委縮は少し進むが、あまり心配する必要はなし

 「アルコールは脳を確かに萎縮させますが、記憶に関わる『海馬』や身体のバランス機能を担う『小脳』のように、脳内でも重要な領域が急激に変化しない限り、日常生活に支障を来たすことはありません。飲み過ぎない、適量を守るというルールを決めれば、脳の委縮が少し進むこと以外、あまり心配する必要はありません」(柿木教授)

 自身も大酒飲みだと自称する柿木教授は、飲み過ぎ対策として、「時間を決めて、家族に車で迎えに来てもらうことがある」という。家族がわざわざ迎えに来たら、「もう少し」と思っていても、やはり帰らざるを得ないからだ。健康をキープしながら、大好きな酒を生涯飲み続けるためにも、「もう一杯飲みたいな」と感じたところで盃を置く理性をキープする。これこそが脳、身体にとっても負担がない飲み方なのだ。
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100015/032000006/

どうして酔っ払いは同じ話を繰り返すのか?
アルコールは「前頭葉」「小脳」「海馬」を麻痺させる
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100015/022300005/?ST=food&P=1

業務中ではしっかりしている人でも、ひとたび酒が入ると違った一面が見えてくるもの。その原因は一体何なのだろうか?

 酔っ払いの行動は滑稽で突飛(とっぴ)だ。杯を重ねるにつれ、あきれるほど同じ話を繰り返したり、電車で帰ればいいものを、わざわざ歩いて帰ってみたり…。こうした特有の行動の裏側に、実は脳とアルコールの不思議な関係がある。アルコールによる脳の影響について、ヒトのからだと脳の働きを研究している自然科学研究機構生理学研究所の教授で、医学博士の柿木隆介先生に話を聞いた。

 「脳には、脳にとって有害な物質をブロックする『血液脳関門』があります。いわば脳のバリア機能を果たす器官で、分子量500以下のものや、脂溶性の物質に限って通過することができます。この2つの条件を満たすアルコール(エタノールの分子量は46.07)は、脳関門をやすやすと通過し、脳全体の機能を一時的に“麻痺(まひ)”させるため、さまざまな行動を引き起こすのです」(柿木先生)

 柿木先生によると「アルコールによる影響が出やすいのは前頭葉、小脳、海馬の3つ。前頭葉は人間の思考や理性の制御、小脳は運動機能の調節、海馬は記憶の保存を司っています。しらふでは到底考えもつかない、酔っ払いならではの奇行は、これらの部位の機能低下によって引き起こされる」という。


図1◎ アルコールによって麻痺しやすい「前頭葉」「小脳」「海馬」の位置と機
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100015/022300005/?SS=imgview&FD=-654642772


アルコールは脳全体の機能を麻痺(機能低下)させる。中でも前頭葉、小脳、海馬の影響が最も表れやすい。


前頭葉が麻痺すると出てくるのが「ここだけの話…」

 「正常時、脳は“理性のガードマン”とも言える前頭葉によって、理性的な行動が保たれています。しかし一旦アルコールが入ると、前頭葉は徐々にガードマン的な役割から解き放たれ、結果的にコントロール機能が低下します。ほろ酔いになってくると、例えば、悪口や秘密、自慢話を言いたがる人がいるでしょう? 初期段階では『ドーパミンやアドレナリンなどの脳内ホルモンによる興奮作用がそうさせる』という説もありますが、普段なら絶対に言わないことをしゃべり始めるのは、前頭葉が麻痺し始めた典型的な状態なのです」と柿木先生は明かす。
 
 行動は人によってさまざまだが、やたら大きな声でしゃべる、下ネタを話す、遠い距離でも歩いて帰ろうとする―なども、前頭葉が麻痺することが原因。酔いが深まるにつれて、前頭葉の理性を抑制する力は徐々に弱まってゆくそうだ。酒の席でよくありがちな「ここだけの話…」もまさにこれ。アルコールによって“解放された”前頭葉は、どこまでも人をおしゃべりにさせる。


千鳥足の原因は小脳の麻痺


アルコールで小脳が麻痺すると、スマホの操作など細かな作業が難しくなる。(©ratchanida thippayos-123rf)

 しかし、悪口や自慢話を言っているうちはまだ軽度。さらに酔いが進むと、ますます挙動にも影響を及ぼしてくる。こうしたことに関与しているのが小脳だ。

 小脳は平衡感覚、精緻な運動や行動(細かい動き)、知覚情報などを司る部位。「アルコールによって小脳の機能が低下してくると、運動のスムーズさや正確さが保てなくなる。そのため、 千鳥足になる、呂律(ろれつ)がまわらなくなる、スマホを操作するなど指先を使った細かい動作ができなくなるといった、一見して誰もが“酔っ払い”と認識できる状態になります」(柿木先生)。

ひどく酔っ払っても家に帰れるのは長期記憶のおかげ

 多くの酒飲みが経験している「記憶の忘却」。翌朝、「二次会の店でお金を支払っただろうか?」と、振り返って不安になる。一緒に飲んでいた人に聞いてみると、「きちんと会話していたし、お金も払っていたよ」と言われ、胸をなで下ろすものの、当の本人は全くといっていいほど記憶がない。その謎を解く鍵は海馬が握っていた。

 「海馬は短期記憶を残し、それを長期記憶に変えるという2つの役割があります。短期記憶とは、新たなことを一時的に記憶するだけで、覚えていられる時間はごくわずか。例えて言うなら、パソコンにキーボードでデータを入力して、それをセーブせずに電源を切ってしまうようなもの。酔っ払いが何度も同じ話をしたり、きちんと精算を済ませたかを覚えていないのは、『1度話をした』という記憶をセーブしていないからです」(柿木先生)。だから、酔っぱらいは同じ話を何度も繰り返す。

 だが、どんな会話をしたか覚えていなくとも、カーナビで自宅を目的地設定したかのように家に帰りつけるのはなぜだろう。「それは長期記憶のおかげ」と柿木先生は明かす。

 「長期記憶は“思い出記憶”“エピソード記憶”ともいわれ、脳に長く留まる記憶です。帰宅するまでの道のりは、毎日同じ道を繰り返し通ることで、長期記憶として固定化されます。日々記憶の格納庫から記憶を取り出しているので、酔っていても容易に記憶を取り出すことができます。ほとんど意識がない状態でも家に帰ることができるのはそのためです」(柿木先生)。例えば、旅先や出張先などで酔いつぶれてしまうと宿泊先に戻れなくなるという珍事も、経路が長期記憶として定着していないことと関係している。

 こうしてアルコールと脳の関係性をひもといていくと、酔っ払いの全ての奇行に説明がつく。だが「酒の席だから」と笑っていられるのは、かなり酔っ払った本人だけ。さほど酔っ払っていない人は、常に冷静な目で酔っ払いを観察している。心当たりのある方は、評判を落とさぬよう、今一度、酒との付き合い方を見直してはいかがだろうか。
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100015/022300005/?ST=food&P=1


ワインを毎日飲んでる女性は全員 癌になってるし、脳はスカスカになるし

お酒だけは止めといた方がいいです。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c445

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
6. 中川隆[-6364] koaQ7Jey 2017年9月20日 09:49:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.20
シリア政府軍がユーフラテス川を渡り、米軍とクルド軍が支配する地域でダーイッシュと戦闘を開始


デリゾールを制圧することにほぼ成功したシリア政府軍はユーフラテス川を渡り、対岸のダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)に対する攻撃を始めた。シリア政府軍がユーフラテス川を渡ったことでアメリカとロシアは難しい決断を迫られようとしている。

16日にその地域をロシア軍は空爆している。その攻撃で指揮下にある戦闘員(クルド系戦闘集団SDF)が負傷したとアメリカ軍は主張しているが、ロシア軍によると、ダーイッシュをピンポイントで攻撃、その際にダーイッシュとSDFは交戦状態になかった。

それに対し、アメリカ軍主導軍は昨年9月17日、F-16戦闘機2機とA-10対地攻撃機2機を使ってデリゾールでダーイッシュを攻撃する準備をしていたシリア政府軍を空爆、80名以上の政府軍兵士を殺害している。空爆から7分後にダーイッシュの部隊が地上でシリア政府軍に対する攻撃を開始していることから、両者は連携していた可能性が高い。つまりアメリカ側が主張するような「誤爆」ではなかった可能性が高い。その後、9月28日にアメリカ主導軍は2つの橋を、30日にも別の橋2つをそれぞれ爆撃しているが、その目的はシリア政府軍の渡河を妨害することにあったのだろう。

2006年にアメリカ軍のラルフ・ピータース中佐はシリア、トルコ、イラクをまたぐ地域にクルド系国家(クルディスタン)を作るという計画を明らかにしている。中東に「満州国」を作ろうということだろう。イラクのクルドは冷戦時代からイスラエルの傀儡となり、最近ではシリアやトルコのクルドもアメリカの影響下に入ったようだ。

アメリカ軍はクルド勢力を使ってシリアやイラクの北部に居座るつもりで、サウジアラビアもクルドの支配地に影響力を及ぼそうとしている。イラクの前首相で現在は副大統領を務めているノウリ・アル・マリキはイラク北部に「第2のイスラエル」が出現することを許さないと語り、シリアやイランとの連携を強めている。

バラク・オバマ政権は特殊部隊をシリア北部にある7つの基地へ派遣、トルコ政府によると、アメリカはクルドが支配している地域に10カ所以上の軍事基地を建設済みだという。シリア政府軍やロシア軍に対する威嚇のつもりだろうが、政府軍の進撃を止められるかどうかは不明。

トルコも北から攻めてくる可能性があるのだが、トルコはNATO加盟国。そのトルコがロシアから防空システムS-400を購入することで契約が成立したと伝えられているが、このシステムが「クルドの空軍」、つまりアメリカ主導軍に対して使われてNATOが揺らぐ可能性もある。NATOはヨーロッパを支配するためにアメリカが創設した仕組みであり、これが揺らぐことは避けたいだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709200000/
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c6

[リバイバル3] ケーブル(電線)の世界 中川隆
1. 中川隆[-6363] koaQ7Jey 2017年9月20日 10:25:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

出て来る音の半分は「ケーブルの音」 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2017年09月20日

「音質追求」を続けて行くと、機器だけでは片付けられない問題に突き当たる。

¥50万円のアンプを¥100万円のアンプに変えても、音は変わる事は変わるが「激変」レベルのサウンドにはならない。

自分も初めは「ケーブル」に対しては懐疑的で有ったが、一度その効能を知るともう後戻りは出来ないほどの「激変」の連続で有った。

初めはラインケーブルから交換したが、「質感」がまるで変ってくれた。

次にSPケーブルで「表現力」が「激変」した。

この時点で完全に「電線病」に感染した様だ。

しかし、「電線病」と片付けるのは簡単だが、ステレオシステムの今までの盲点である事も事実。「基礎的部分」と捉えられる重要な部分だと気付いた。

以後、電源ケーブルやアイソレーショントランスの内部配線、SP箱内配線、アンプ内配線と全てを同じグレードのケーブルに統一した時の出てきたサウンドの完成度の高さに驚かされた。このサウンドを聴くと他所では「捻じ曲げられた音」を感じてしまう。

ステレオシステムから出て来る半分の音は「電線」が支配している・・・と実感した次第。

以後は「いかにもっと優秀なケーブル」を作れないか?と模索して来た。その為に大掛かりなケーブル交換も5〜6回以上経験して来た。当然「階段を一歩一歩上がる」様に着実に音質グレードを上げて来た。地道な作業と時間と費用をかけて来た。現在でもまだ上を目指せばもっと良いケーブルは作れると思っているが、現在のサウンドでもかなり満足度は高いので、ここらで止めても良いかな?と言う心境になっている。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/f5e01de4e651bd4965cb3208a29bcedd
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c1

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
7. 中川隆[-6362] koaQ7Jey 2017年9月20日 12:52:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2017.02.01
米主導の侵略戦争で発生した難民問題でEUは今でも混乱しているが、新たに米国も混乱の原因に

移民や難民が問題になっている。ドナルド・トランプ米大統領はそうした人びとのアメリカへの流入を規制しようとしているのだが、それをネオコンなど反トランプ派は「人権問題」だとして激しく批判、大統領の命令を無視したとして司法長官代理が解任される事態に発展した。これに対し、トランプ大統領はツイッターで、32万5000人のうち109名が引き留められて質問を受けただけであり、空港で生じた大きな問題の原因はデルタのコンピュータ、抗議活動、そしてシュマー上院議員の涙だとしている。

 バラク・オバマ政権の時代にはEUへ「難民」が殺到して大混乱になった。西側の有力メディアが大きく取り上げるようになったのは2015年9月。トルコ政府が難民のヨーロッパ行きを認めたことが引き金になったと言われている。その難民を生み出した最大の要因はアメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルといった国々が始めたリビアやシリアに対する侵略戦争だ。

 西側メディアは海岸に横たわる3歳の子どもの遺体の写った画像を利用して難民受け入れをEUに迫った。この子どもが乗っていた船が沈没、溺死して遺体が流れ着いたとされたが、身体の位置が海岸線と垂直の方向になっていることから誰かによって置かれたのではないかとも指摘されていた。後の子どもの父親が難民の密航を助ける仕事をしていたという話も出てくる。ユーゴスタビア攻撃の前、1990年代に西側のメディアは侵略を正当かするために偽報道を続けてきた。これは本ブログで繰り返し、書いてきたことだ。

 この地域における違法難民の問題は2015年4月にECIPS(情報政策安全保障欧州センター)が警鐘を鳴らしていたが、西側の政府やメディアはそれを無視していた。このEUにおける難民問題は解決されていない。

 難民の中には戦闘訓練を受けたダーイッシュ(IS、ISIS、ISILなどとも表記)の戦闘員が潜り込んでいるとする情報も流れていた。難民を送り出しているトルコはアル・カイダ系武装集団やダーイッシュの拠点があり、トルコ政府からの支援を受けていた。

 2005年7月8日付けのガーディアン紙でロビン・クック元英外相が明らかにしたように、「アル・カイダ」とはCIAから訓練を受けた「ムジャヒディン」のコンピュータ・ファイル。1970年代の終盤にズビグネフ・ブレジンスキー国家安全保障担当補佐官(当時)が計画した秘密工作に基づいて編成された武装集団の戦闘員を供給するための仕組みとして作られた。

 ユーゴスラビア、アフガニスタン、イラクはアメリカ軍やNATO軍が先制攻撃したが、イラクで行き詰まってしまう。そこで、オバマ大統領は自分の師匠にあたるブレジンスキーの手口を真似し、アル・カイダ系武装集団をリビアやシリアでは投入した。

 リビアではNATOとアル・カイダ系のLIFGの連携がうまくいったが、シリアでは失敗する。アル・カイダ系武装集団を危険視していたマーチン・デンプシー大将が統合参謀本部議長を辞めた5日後、2015年9月30日にロシア軍はシリア政府の要請を受けて空爆を始めた。デンプシーが議長を辞め、ロシアが空爆を始める直前に難民問題が急浮上したことになる。オバマ政府は難民の原因をシリア政府に押しつけ、軍事介入するつもりだった可能性もあるが、そうだったなら、ロシア軍の介入で難しくなった。

 移民や難民を利用して意に沿わない体制を揺さぶるのはネオコンの常套手段だと言えるだろう。当然、その中には自分たちが訓練した戦闘員が紛れ込んでいる。中東や北アフリカで侵略軍の末端で戦っている兵士はサウジアラビアなどの資金で雇われているのだが、兵士になる大きな理由のひとつは、アメリカによる破壊と殺戮で中東/北アフリカの経済が破綻したことにある。稼ごうと思ったら、戦闘員になるか国外へ移り住むしかない。そうした原因を作ったネオコンの後始末をトランプは押しつけられているとも言えるだろう。

 ちなみに、今回、入国を禁止された難民の出身国はシリア、イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンというネオコンに破壊された国々。「テロリスト」の黒幕的な存在であるサウジアラビアが含まれていない。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201702010000/

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c7

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
8. 中川隆[-6361] koaQ7Jey 2017年9月20日 12:57:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2016.12.11
トランプがビジネス関係を解消したサウジアラビアはクリントン周辺と深く結びついている可能性
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612110000/

 ドナルド・トランプ次期大統領は選挙後、サウジアラビアでのビジネスに幕を引いたようだ。サウジアラビアは「スンニ派テロリスト」、つまりアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を支援している主要国のひとつであり、当然のことだろう。

 トランプが大統領に就任した後、安全保障担当補佐官に就任すると見られているマイケル・フリン元DIA局長はそうした武装集団の危険性を訴えてバラク・オバマ大統領から解任されたと言われているだけに、この問題には神経質になっているはずだ。トランプ政権ではサウジアラビアが国際問題の焦点になるかもしれない。

 サウジアラビアと「スンニ派テロリスト」との関係はオバマ政権も知っていた。2009年12月30日にアメリカの国務省が出した通信文には、サウジアラビアの資金提供者が全世界に展開する「スンニ派テロリスト」への最も重要な資金源を構成していると書かれている。当時の国務長官はヒラリー・クリントンであり、当然、この事実を彼女も知っていたはずだ。

 その2年前、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュはニューヨーカー誌にアメリカ、サウジアラビア、イスラエルの秘密工作について書いている。シリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラをターゲットにした秘密工作を始めたというのだ。その手先はサラフ主義者(ワッハーブ派)やムスリム同胞団。こうした情報の少なくとも一部を国務省は認めていたことになる。

 2014年8月にクリントンが選挙キャンペーンの責任者だったジョン・ポデスタへ送った電子メールにはサウジアラビアとカタールについて、ダーイッシュや他のスンニ派過激派に対する資金や物資を秘密裏に供給していると書いている。

 今年6月にはヨルダンの通信社ペトロ・ニュースはサウジアラビアの副皇太子で国防相でもあるモハンマド・ビン・サルマンの話として、民主党の有力候補が受け取った寄付金の20%はサウジアラビアからのものだと伝えた。その直後、通信社のサイトがハッキングされ、嘘の記事が掲載されたという訂正文が掲載されたのだが、この訂正が正しいかどうかも不明だ。このビン・サルマンはサウジアラビア王家の中で武装集団と最も強く結びついている人物だと言われ、トルコのクーデター未遂にも関係したとする情報もある。

 タイムズ・オブ・イスラエル紙によると、クリントンの高額寄付者の上位5位まで、トランプは上位2位までがユダヤ系。両者ともイスラエル・ロビー団体のAIPACで演説、イスラエル支持を表明している。

 こうしてみるとユダヤ系の富豪はクリントン側に寄っているように見えるが、11月13日に放送された番組の中でロシア外務省の広報担当者、マリア・ザハロバは興味深い話を口にしている。9月にニューヨークで会ったユダヤ系の人物から、自分たちはクリントンに寄付しているが、その倍をトランプに提供していることを明らかにしたというのだ。

 もし、ユダヤ系の資金がトランプへ多く流れたとするなら、その穴埋めをサウジアラビアに求めたとしても不思議ではなく、ヨルダンでの報道は無視できない。そのサウジアラビアが「スンニ派テロリスト」のスポンサーだということをクリントンは熟知しているわけで、この問題を掘り下げていくと困る人はクリントンだけに留まらないだろう。

 トランプは2001年9月11日の攻撃について関心を持っているようで、これもサウジアラビアと結びつけて語る人がいる。もし、トランプを支配層がコントロールできなくなった場合、アメリカに激震が走ることは間違いない。フリン中将の存在は不気味だろう。

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c8

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
9. 中川隆[-6360] koaQ7Jey 2017年9月20日 12:57:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2016.12.20
トルコで露大使が射殺される前、米大統領、元CIA長官、元CIA副長官はロシアに対する報復を口に

トルコ駐在のロシア大使、アンドレイ・カルロフが12月19日にアンカラで射殺された。美術展覧会でスピーチした後、非番の警察官に撃たれたと伝えられている。ロシア軍の支援を受けたシリア政府軍がアレッポを奪還したことに対する報復であるかのようなことを銃撃犯は口にしていたようだ。

 シリアでの戦闘はリビアと同様、外国勢力に送り込まれた武装集団によって2011年春に始められた。戦闘員の主体はサウジアラビアなどペルシャ湾岸産油国に雇われたサラフ主義者/ワッハーブ派やムスリム同胞団で、アメリカなどが戦闘員を訓練し、携帯型の防空システムMANPADや対戦車ミサイルTOWを含む武器や兵器を供給してきた。「反体制派」や「内戦」といった用語を使うことは間違い、あるいは嘘だ。

 こうした侵略作戦は昨年9月末にロシア軍がシリア政府の要請で空爆を始めてから崩れていく。途中、アメリカ政府は停戦を持ちかけて時間を稼ぎ、体勢を立て直そうとしたものの、思惑通りには進んでいない。そして要衝アレッポが政府軍に奪還された。

 アル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を利用してシリアやリビアを軍事的に破壊しようとした勢力はアメリカ大統領選で民主党のヒラリー・クリントンを担いでいた。2009年1月から13年2月まで国務長官を務めたクリントンは中東/北アフリカにおける軍事侵略に深く関係、11年10月20日にリビアのムアンマル・アル・カダフィが惨殺された事実をCBSのインタビュー中に知らされた際、彼女は「来た、見た、死んだ」と口にして喜んでいる。

 リビア攻撃では重要な事実、アメリカ/NATOがアル・カイダ系武装集団LIFGと連携していることが広く知られるようになる。LIFGの幹部がそうした事実を認めただけではなく、体制転覆後、反カダフィ勢力の拠点だったベンガジでは裁判所の建物にアル・カイダの旗が掲げられ、その映像がYouTubeにアップロードされ、イギリスのデイリー・メイル紙も伝えたのだ。

 そのリビアから戦闘員と武器/兵器がシリアへ移動したことは早い段階から指摘され、マークを消したNATOの輸送機が武器をリビアからトルコの基地まで運んだとも伝えられていた。おそらく、クリントンはシリアのバシャール・アル・アサドも血祭りに上げようとしたのだろう。

 後に調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュは戦闘員や武器/兵器を運ぶ拠点がベンガジにあるCIAの拠点で、アメリカ国務省はそうした活動を黙認していたことを明らかにした。ベンガジにあるアメリカ領事館もそうした活動の舞台だったが、2012年9月11日に襲撃され、クリストファー・スティーブンス大使も殺される。

 ハーシュによると、領事館が襲撃される前日、大使は武器輸送の責任者だったCIAの人間と会談、襲撃の当日には武器を輸送する海運会社の人間と会っていた。ということは、スティーブンスの上司にあたるクリントン長官も承知していた可能性が高い。2012年11月にCIA長官を辞めたデイビッド・ペトレイアスはヒラリー・クリントンと緊密な関係にある人物で、このルートからもシリアでの工作を知らされていたはずだ。

 ペトレイアスは12月16日、ロシアに対する「報復」について語っている。ロシアが民主党の電子メールなどをハッキングしていないことは彼も承知しているはずであり、実際に「報復」するなら別の出来事に対するものだ。

 それはともかく、「彼らに対してわれわれができ、彼らがわかり、われわれが行ったことを彼らが98%理解するが、名誉のために応じなければならないほど明白ではないようなことはないだろうか?」とペトレイアスは口にしたという。同じ日にバラク・オバマ大統領は、ロシアに対する「懲罰と抑止」としてロシアへ明確のメッセージを送ることを誓ったともいう。

 要するに、自分たちが世界の支配者になるという野望の実現を妨害するロシアに対して報復したいということなのだろうが、それだけ彼らが追い詰められているとも言える。

 ヒラリー・クリントンを支援するため、2013年8月にCIA副長官を辞めた(12年11月から13年3月まで長官代理)マイク・モレルは今年8月8日、ロシア人はイラン人に代償を払わせるべきだと語った。司会者のチャーリー・ローズからロシア人とイラン人を殺すという意味かと問われ、その通りだと答えている。わからないように殺すというのだ。

 ヒラリー・クリントンの周辺は公然とロシア人を殺すべきだと語っている。それがいかに深刻なことなのか、西側の政府や有力メディアは考えていないようだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612200000/

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c9

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
10. 中川隆[-6359] koaQ7Jey 2017年9月20日 12:59:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.01.31
背後で石油産業が見え隠れしているトランプ大統領が金融資本と戦争産業のヒラリーと戦う(下)


1970年代の終盤から80年代にかけてアメリカは「スンニ派過激派」をアフガニスタンに集め、戦闘集団を編成してソ連軍と戦わせていた。ソ連軍をアフガニスタンへ誘い込んで武装集団と戦わせるというブレジンスキーの戦略で始まった戦争だ。資金を出し、戦闘員を送り込んだのがサウジアラビア、アメリカは対戦車ミサイルTOWや携帯型地対空ミサイルのスティンガーを含む武器を供給し、戦闘員を訓練した。イスラエルやパキスタンも工作に協力している。1997年から2001年までイギリスの外相を務めたロビン・クックが明らかにしたように、そうしたCIAの訓練を受けた戦闘員のコンピュータ・ファイルがアル・カイダだ。アラビア語でアル・カイダとは「ベース」を意味し、「データベース」の訳として使われる。

 2003年にイラクを先制攻撃で破壊したアメリカ軍だが、その数年後には行き詰まり、1980年代に成功した戦略を使おうとしたのがハーシュの指摘した秘密工作だろう。そして2011年春にリビアやシリアは戦乱に巻き込まれる。「民主派に対する独裁者の弾圧」で始まったわけでないことは明確になっている。本ブログでも繰り返し書いてきたが、リビアではNATOがアル・カイダ系武装集団LIFGと連携、そこから戦闘員や武器をCIAがシリアへ運んだことも発覚している。

 この連携に危機感を持ったロシアはシリアに対するNATOの軍事介入を阻止する。それでもアメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルといった国々は戦闘員を送り込み、武器/弾薬を供給してバシャール・アル・アサド体制の打倒を目指す。特殊部隊も送り込んだ。

 しかし、アメリカ国内にもアル・カイダ系武装集団を使うことを懸念する人はいた。そのひとりがトランプ大統領が国家安全保障担当補佐官に選んだマイケル・フリン。アメリカ軍の情報機関DIA(国防情報局)は2012年8月にシリア情勢に関する文書を作成、オバマ政権へ提出しているが、その中でシリアにおける反乱の主力をサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてAQI(アル・カイダ系武装集団)だと指摘、西側、湾岸諸国、そしてトルコからの支援を受けているともしている。DIAはアメリカ政府が方針を変えなければシリア東部にサラフ主義の支配地が作られると予測していたが、これはダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)という形で現実になった。

 アル・カイダ系武装集団、あるいはダーイッシュを危険な存在と考えるか、アサド体制を倒す手先と考えるかでフリンとオバマ周辺は対立、2014年8月7日にフリンはDIA長官を辞めることになる。

 退役後、この文書についてアル・ジャジーラの番組で質問されたフリン中将は自分たちの任務は提出される情報の正確さをできるだけ高めることにあるとした上で、そうした情報に基づいて政策を決定するのはオバマ大統領が行うことだと答えている。つまり、オバマ政権の決定がダーイッシュの勢力を拡大させたというわけだ。これは正しい。その流れを強化しようとしたのがヒラリーであり、それを支援してきたのが西側の有力メディアである。

 軍隊の内部にはフリンと同じ考えの人物が存在、そのひとりがマーチン・デンプシー大将。2011年10月から統合参謀本部議長を務めていたが、ハーシュによると、デンプシーを含むグループはオバマ政権の政策を懸念、2013年秋からダーイッシュやアル・カイダ系武装集団に関する情報をホワイトハウスの許可を得ず、シリア政府へ伝え始めたという。

 2013年2月から国防長官を務めたチャック・ヘーゲルも武力によるアサド政権転覆には消極的な姿勢を見せていたのだが、15年2月に好戦派のアシュトン・カーターと交代させられ、9月25日にはデンプシーも辞めさせらる。後任はロシアをアメリカにとって最大の脅威だと発言していたジョセフ・ダンフォードだ。

 デンプシーが退任した3日後、9月28日に国連の一般討論演説でプーチン露大統領は西側の姿勢を批判する。北アフリカ/中東やウクライナを戦乱で破壊、死体の山を築くようなことをした人びと、つまりネオコンをはじめとする西側指導者やサウジアラビアなどペルシャ湾岸産油国、トルコ、イスラエルといった国々の政府に対し、プーチンは「自分がしでかしたことを理解しているのか?」という強い言葉を浴びせた。

 そして9月30日にロシア軍はシリアでアル・カイダ系武装集団やダーイッシュに対する空爆を開始する。ウォルフォウィッツが1991年にイラク、シリア、イランを殲滅すると口にしたとき、アメリカが軍事行動に出てもソ連は出てこられないと言っていた。アメリカが単独で先制攻撃してもロシアは文句を言えないという認識だったのだが、この空爆でネオコンはショックを受ける。ロシアの空爆は本島にアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュを攻撃するもので、戦況は一変した。世界を軍事力で制圧するというネオコンの戦略はロシアとの核戦争に発展してしまう。

 それでもウォルフォウィッツ・ドクトリンを推進しようというのがヒラリーであり、当然、支配層の内部にもそれを懸念する人が増えただろう。そして2016年2月のキッシンジャーによるロシア訪問だ。

 キッシンジャーは石油産業と関係が深い。1973年に石油価格が大幅に上昇、石油危機と呼ばれる事態になった。その直接的な原因は第4次中東戦争だが、この戦争を演出したのはキッシンジャーだと言われている。エジプトのアンワール・サダト大統領をアラブ世界の英雄に仕立て上げ、同時にイスラエルへ和平交渉に応じるようプレッシャーをかけようとしたというのだ。

 サウジアラビアのファイサル国王の腹心で、その当時に石油鉱物資源相を務めたシェイク・ヤマニによると、1973年5月にスウェーデンで開かれた秘密会議でアメリカとイギリスの代表が400%の原油値上げを要求、オイル・ショックにつながったとしている。その秘密会議がビルダーバーグ・グループの会合だったことは確認されている。値上げはキッシンジャーから提案されたのだという。

 トランプ大統領は国務長官として巨大石油会社エクソンモービルの会長兼CEOだったレックス・ティラーソンを選んだ。ロシアのプーチン大統領と友好的な関係にあることが注目されているが、その前に石油産業の人間だということを忘れてはならない。現在、窮地に陥っているサウジアラビアだが、何らかの形で救済しようとするだろう。

 それに対し、ヒラリーを担いでいたのは金融資本に近い人びと。歴史的にCIAはウォール街と近い。例えば、CIAの前進であるOSSの長官はウォール街の弁護士だったウィリアム・ドノバン、破壊工作を指揮、CIAのドンになるアレン・ダレスもウォール街の弁護士であり、極秘の破壊工作機関OPCを指揮したフランク・ウィズナーもウォール街の弁護士だ。ダレスの側近でCIA長官になるリチャード・ヘルムズの母方の祖父、ゲイツ・マクガラーは国際的な銀行家。CIA人脈が実行した報道統制プロジェクトのモッキンバードにはワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハムの義理の父にあたるユージン・メーヤーは世界銀行の初代総裁だ。ヒラリーは金融資本にも近く、必然的にCIAと結びつき、有力メディアも仲間だ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701310001/

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c10

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
11. 中川隆[-6358] koaQ7Jey 2017年9月20日 13:00:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.03.05
アル・カイダ系武装集団の資金源になっているサウジの国王がアジア大陸東岸を歴訪する不気味
サウジアラビアのサルマン・ビン・アブドゥルアジズ・アル・サウド国王が2月下旬からアジア大陸東岸の国々を歴訪している。マレーシア、インドネシア、ブルネイ、日本、中国、モルディブの6カ国だ。

 このサウジアラビアはサラフ主義者/ワッハーブ派やムスリム同胞団と関係が深く、そうした勢力が主力になっているのがリビアやシリアを侵略しているアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)。そこにチェチェンや新疆ウイグル自治区などからの戦闘員が加わっている。

 こうした武装集団の資金源がサウジアラビアをはじめとするペルシャ湾岸産油国だが、モルディブも資金を提供していると言われている。インドネシアは世界で最も多いイスラム教徒を抱えている国であり、新疆ウイグル自治区は中国。

 当初、侵略は成功するかに見えたのだが、2015年9月末にロシア軍がシリアで空爆を始めてから戦況が一変、アル・カイダ系武装集団やダーイッシュは劣勢になっている。イラクに親イスラエル/サウジアラビアの傀儡国家を作ることに失敗した後、シリア東部からイラク西部にかけての地域をダーイッシュが支配していたが、これはバラク・オバマ政権が望むところだった。

 これはアメリカ軍の情報機関DIA(国防情報局)が2012年8月に作成した報告書が指摘していた。東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフ主義者の支配国が作られる可能性があり、それこそがシーア派拡大(イラクやイラン)の戦略的なカギを握っているシリアの体制を孤立化させると分析、それは反対勢力を支援している国々(アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルなど)が望んでいることだとしている。

 2009年12月30日にアメリカ国務省が出した電子メールには、サウジアラビアの寄付者が全世界のスンニ系テロリスト集団に対する最も重要な資金供給源だと書かれ、2014年8月19日にヒラリー・クリントンが出したものには、秘密裏に資金や物資をその地域にいるISIL(ダーイシュ)や他のスンニ系過激派へ供給しているカタールやサウジアラビアという表現がある。アル・カイダ系武装集団やダーイッシュのスポンサーはサウジアラビアなどペルシャ湾岸産油国だとヒラリーは認識していたということだ。

 シリアより1カ月早く、2011年2月に政権転覆を目的とした軍事侵略が始まったリビアではNATOの航空兵力とアル・カイダ系武装集団LIFGを主力とする地上軍の連携でムアンマル・アル・カダフィ体制は2011年10月に倒された。

 リビアでの目的を達成した戦闘員は武器/兵器と一緒にトルコ経由でシリアへ入るが、その拠点になったのはベンガジにあったCIAの施設。そうした工作をアメリカの国務省は黙認していた。その際、マークを消したNATOの輸送機が武器をリビアからトルコの基地まで運んだとも伝えられている。

 ベンガジにはアメリカの領事館があるのだが、そこが2012年9月11日に襲撃され、クリストファー・スティーブンス大使も殺された。領事館が襲撃される前日、大使は武器輸送の責任者だったCIAの人間と会談、襲撃の当日には武器を輸送する海運会社の人間と会っていた。

 この時、リビアの武器庫から兵器が持ち出されてシリアの反政府軍、つまりアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュへ渡された。その武器庫には化学兵器も保管されていたわけで、化学兵器もシリアへ持ち込まれた可能性は高い。その輸送をCIA、そしてヒラリー・クリントン国務長官(当時)が承認していたと考えても良いだろう。

 何度も書いてきたことだが、2013年3月にシリアでは化学兵器が使われたと言われている。まず政府が反政府(侵略)軍の化学兵器使用を発表、それに対して反政府軍も政府軍が実行した主張する。

 これについてイスラエルのハーレツ紙は攻撃されたのがシリア政府軍の検問所であり、死亡したのはシリア軍の兵士だということから反政府軍が使ったと推測、国連独立調査委員会メンバーのカーラ・デル・ポンテも反政府軍が化学兵器を使用した疑いは濃厚だと発言した。

 その5カ月後、つまり2013年8月にダマスカスの近くで化学兵器が使われ、西側の政府や有力メディアはシリア政府が実行したと叫びはじめ、シリアに対する軍事侵攻を正当化しようと宣伝をはじめるが、この宣伝が嘘だということはさまざまな形で指摘されていることは本ブログで書いてきた。(今回は割愛する。)

 トルコの国会議員エレン・エルデムらは捜査記録などに基づき、トルコ政府の責任を追及している。化学兵器の材料になる物質はトルコからシリアへ運び込まれ、そこでダーイッシュが調合して使ったというのだ。この事実を公表した後、エルデム議員らは起訴の脅しをかけられている。

 中東、北アフリカ、チェチェン、新疆ウイグル自治区などで活動している武装集団の背後にはサウジアラビアがいて、化学兵器の使用にも関係している。さまざまなタグがつけられているが、こうした集団はアメリカなど西側支配層が侵略のために雇っている傭兵集団だ。

 侵略戦争が泥沼化しているだけでなく、原油価格の低迷で財政赤字が深刻化しているサウジアラビアは東南アジアや東アジアへ「転進」するつもりかもしれない。サウジアラビア国王のアジア歴訪は不吉だ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201703050000/

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c11

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
12. 中川隆[-6357] koaQ7Jey 2017年9月20日 13:00:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.04.11
反シリア政府の武装集団に穏健派はいないとDIAが報告したその月にオバマ大統領は化学兵器話
シリアのイドリブで毒ガスが4月4日に漏れたと言われている。アメリカ政府は証拠を示すことなく、調査もせず、シリア政府軍が化学兵器を使ったと叫びながら7日にはホムスにあるシリア軍の航空基地をトマホーク巡航ミサイルを攻撃した。59発のミサイルが2隻の駆逐艦、ポーターとロスから発射され、ロシア側の主張によると、23発が目標に到達したという。

2013年にもアメリカ政府はシリア軍による化学兵器の使用を口実にして直接的な軍事介入を目論んでいる。アメリカ/NATOとアル・カイダ系武装集団の連携で体制を転覆させるというシナリオで、9月3日には地中海からシリアへ向かって2発のミサイルが発射されている。そのミサイルは途中で海中へ落下、後にイスラエル国防省はアメリカと合同で行ったミサイル発射実験だったと主張したが、実際に攻撃を始めたとも見られている。事前に通告はなく、発射実験だとする主張に説得力がないからだ。ジャミングなど何らかの手段で落とされたと推測する人もいる。

今回、アメリカ軍は59発のミサイルをほぼ一斉に発射している。ロシアの説明が正しいならば、その半数以上が目標に到達できなかったわけだ。2013年の反省から、シリア側の防空システムをかいくぐるため、60発近いミサイルを一気に発射した可能性がある。

かつてシリア軍も化学兵器を保有していたが、2013年に廃棄したことは国連の査察官も認めていること。それ以降、シリアで化学兵器を保有しているのはアメリカ/NATO、サウジアラビア/ペルシャ湾岸産油国、イスラエル、トルコなどが支援してきたアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)。

アル・カイダ系武装集団やダーイッシュの戦闘員の主体はワッハーブ派/サラフ主義者やムスリム同胞団だが、シリア政府軍と戦っている相手はこうした集団だとする報告書をマイケル・フリンが局長だった時代のDIAはホワイトハウスへ報告している。2012年8月のことだ。

2013年12月に公表された調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュの記事によると、反シリア政府軍(国外から侵入した戦闘集団)はサリンの製造能力を持ち、実際に使った可能性があるとしている。

それだけでなく、2011年10月にリビアでムアンマル・アル・カダフィ体制が倒された後、戦闘員だけでなく武器/兵器がトルコ経由でシリアへ運び込まれたとハーシュは報告している。その工作の拠点がベンガジにあったCIAの施設で、クリストファー・スティーブンス大使も工作に参加していた。2012年9月11日にベンガジのアメリカ領事館が襲撃され、大使も殺されているが、その前日にスティーブンスは武器輸送の責任者だったCIAの人間と会談、襲撃の当日には武器を輸送する海運会社の人間と会っていたという。その当時、CIA長官だったのがデイビッド・ペトレイアスであり、国務長官はヒラリー・クリントンだ。

ペトレイアスもクリントンも化学兵器が反シリア政府軍の手に渡ったことを知っていたはずで、オバマも自分たちが支援している戦闘集団がアル・カイダ系武装集団やダーイッシュだということを2012年8月に知らされていた。そのオバマは2012年8月20日、シリアに対する直接的な軍事介入のレッド・ラインは生物化学兵器の使用だと発言している。その年の12月5日にクリントンは、自暴自棄になったシリアのバシャール・アル・アサド大統領が化学兵器を使う可能性があると主張している。

そして2013年1月29日、イギリスのデイリー・メール紙は興味深い記事を掲載している。シリアで化学兵器を攻撃に使い、その責任を政府軍になすりつけ、国際的な軍事行動に拍車をかける作戦はホワイトハウスは承認したというのだ。これはイギリスを拠点とするブリタム防衛なる会社のデイビッド・グールディング部長から同社を創設したフィリップ・ダウティへ宛てた電子メールの中に書かれていたという。そして同年3月と8月に西側の政府やメディアはシリアで化学兵器が使用されたと宣伝、その嘘が暴露されたわけだ。この辺の事情は本ブログでも採算書いてきたので、今回は割愛する。

それから4年、アメリカは同じことを繰り返したように見える。ただ、修正した点はあるようだ。シリア政府軍側で使わず、ロシア側に衛星写真を撮られてしまうので自分たちのミサイルは使わっていない。

それでもアメリカ側の主張に説得力はない。この問題に少しでも興味のある人なら、アメリカ側の説明を信じないだろう。それでも強行した。そうした行動に駆り立てた一員はリビア情勢にあるかもしれない。

イラクを先制攻撃する口実に大量破壊兵器(核兵器)という作り話が使われたが、今回は化学兵器だ。そうした演出をするのは、自分たち(アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルなど)が編成、訓練し、武器や資金を提供してきたアル・カイダ系武装集団やダーイッシュでは体制を転覆させられないからだ。イラクは勿論だが、ウクライナと同様、リビアもシリアもアメリカなどの侵略であり、これを「内戦」と表現すること自体が犯罪的である。

2017年4月5日、リベラル派の権威、あるいはスターとして知られているノーム・チョムスキーのインタビューをデモクラシー・ナウは流したが、その中で彼はアサド体制は道徳的に不健全だとしたうえで、彼らは恐ろしいことを行い、ロシアが手を貸していると主張した。カタールやサウジアラビアが「聖戦グループ」を支援していることには触れたが、アメリカやイスラエルなどとの関係は語らない。つまり戦争の本質から目をそらしていた

チョムスキーが振らなかった侵略の黒幕はシリアをリビアと同じような状態にしようとしている。そのリビアはカダフィ体制が破壊されてから破綻国家になり、ダーイッシュが跋扈している。

そうした中、リビアのカリファ・ハフター司令官はロシアを訪問、ダーイッシュと戦うための支援を要請、今年の3月にはロシア軍の特殊部隊がエジプトのリビアに近い地域に派遣されたと伝えられた。カダフィ体制の破壊に成功したと思っていたリビアでロシアが影響力を強める可能性が出てきたのだ。強引であろうと、ロシアの動きを止めなければならないとアメリカの支配層が考えたとしても不思議ではない。アメリカの支配層は追い詰められているとも言える。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704100001/

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c12

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
13. 中川隆[-6356] koaQ7Jey 2017年9月20日 13:02:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.08.04
FBIや警察の報告では民主党のメールは同党スタッフがリーク、露は無関係だと有名ジャーナリスト
調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュが民主党全国委員会(DNC)から漏れた電子メールについて電話で語った音声がインターネット上で公開されている。彼はワシントンDC警察やFBIの報告書を見たとしたうえで、電子メールをWikiLeaksへ渡したのはDNCのコンピュータ担当スタッフだったセス・リッチだとしている。また、その漏洩した電子メールはロシア政府がハッキングしたとする偽情報を流し、ロシアとアメリカとの関係悪化を目論んだのはCIA長官だったジョン・ブレナンだとも語っている。


同じ趣旨のことはリッチの両親が雇った元殺人課刑事の私立探偵リッチ・ウィーラーも主張していた。この探偵はセスがWikiLeaksと連絡を取り合い、DNC幹部の間で2015年1月から16年5月までの期間に遣り取りされた4万4053通の電子メールと1万7761通の添付ファイルがセスからWikiLeaksへ渡されているとしていた。

WikiLeaks以外のルートでも電子メールは漏れているが、そうした中には、2015年5月26日の時点で民主党幹部たちがヒラリー・クリントンを候補者にすると決めていたことを示唆している電子メールの存在している。

その年の6月11日から14日かけてオーストリアで開かれたビルダーバーグ・グループの会合にヒラリーの旧友であるジム・メッシナが参加していたことから欧米支配層はバラク・オバマの次はヒラリーを大統領すると決めたと推測されていたが、その推測と符合する。

電子メールの扱いに関し、国務長官だったヒラリー・クリントンは機密情報の取り扱いに関する法規に批判した可能性があり、またそうした情報をきわめて軽率に扱っていたことをFBIのジェームズ・コミー長官は認めている。それにもかかわらず、FBIは彼女を不起訴にしたわけだ。

サウジアラビアやカタールはともにダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)やほかのスンニ系過激派(アル・カイダ系武装集団)を資金や物資の秘密援助をしてきたが、この事実をヒラリーが2014年8月の時点で知っていたことを示すメールもある。ヒラリーの件にメスを入れると、リビアやシリアへの軍事侵攻、あるいはホンジュラスのクーデターに関連した情報が噴出してくる可能性がある。

WikiLeaksがクリントンに関した電子メールを公開した後、セス・リッチは2016年7月10日、背中を2度撃たれて死亡している。この殺人事件の捜査を担当したのがワシントンDC警察だが、ウィーラーによると、捜査は途中で打ち切られている。その当時のワシントンDC警察長、キャシー・ラニエーは8月16日、9月で辞職してナショナル・フットボール・リーグの保安責任者に就任すると発表、実際に転職している。

ウィーラーがそうした話を記者にした直後、セス・リッチの遺族からウィーラーや話を伝えたFOXニュースへ抗議があり、ウォーラーは発言を撤回する。遺族のスポークスパーソンに就任したブラッド・バウマンの発表だが、この危機コンサルタントが所属するPR会社のパストラム・グループは民主党も顧客だ。

事件の翌月、WikiLeaksのジュリアン・アッサンジはリッチについてDNCの電子メールを提供した人物だと示唆、射殺事件に関する情報提供者に2万ドルを提供するとツイッターに書き込んでいる。今回、WikiLeaksはハーシュの発言をツイッターで紹介、事実上、電子メールをWikiLeaksへ渡したのはセス・リッチだと認めている。

1991年12月にはソ連が消滅するとネオコンたちはアメリカが「唯一の超大国」になったと思い込み、目前に「パクスアメリカーナ」の時代があると認識、自立した「雑魚」を潰しにかかる。その基本プランが1992年2月に国防総省で作成されたDPGの草案、いわゆるウォルフォウィッツ・ドクトリン。そのドクトリンに基づき、アメリカはイラク、シリア、イランを殲滅しようとしてきた。

そのドクトリンに基づき、サラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とする傭兵集団、つまりアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を使って中東/北アフリカを侵略、ネオ・ナチを使ってウクライナでクーデターを実施してきたアメリカの好戦派だが、いずれも成功とは言い難い。ロシアや中国を武力で脅して屈服させるという目論見も失敗だ。そんなことでロシアや中国が屈服するはずがないのだが。それを好戦派は理解していなかったのだろう。

そして現在、好戦派はロシアを「悪魔化」して描くプロパガンダを展開、かつての封じ込め政策を真似しようとしているが、それによってEUは苦境に陥り、アメリカ離れの動きを見せている。中国とも経済戦争を始めると言われているが、そうしたことはアメリカにとって自殺行為だ。生産活動を弱体化させ、基軸通貨のドルを発行する特権だけで生き延びているのがアメリカ。

発行したドルを回収するためにペトロダラーの仕組みを作り、吸収するために投機の規制を大幅に緩和させているが、これもドルが基軸通貨として認められているので機能してきただけ。ドルが基軸通貨の地位から陥落すれば、アメリカの支配システムは崩壊する。

新封じ込め政策を実施する口実として「ロシアゲート事件」をでっち上げたわけだが、それによってロシアや中国との核戦争が勃発する危険性が高まった。それでも彼らは軍事力を使ってロシアや中国を屈服させ、世界制覇を実現しようともがいている。その計画を実現できなかった場合、自分たちの支配システムは崩壊、これまでの悪事の責任をとらされる可能性がある。それだけは避けたいだろう。電子メールの話も封印しなければならない。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708040000/

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c13

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
14. 中川隆[-6355] koaQ7Jey 2017年9月20日 13:02:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.06
トランプ大統領の政策を支えるはずだった人びとがホワイトハウスから排除され、本人は軟禁の噂

アメリカで​ドナルド・トランプ大統領が軟禁状態になっているという噂​が流れている。これが事実かどうかは不明だが、2015年の段階でヒラリー・クリントンの大統領就任を内定していた勢力がトランプの周辺を固めたことは間違いないだろう。

トランプに信頼され、ロシアとの関係改善を主張していたマイケル・フリン国家安全保障補佐官は2月に政府から追い出され、8月には朝鮮半島の核問題で「軍事的な解決はない。忘れろ」と発言したステファン・バノンも首席戦略官を辞めさせられた。フリンが辞めさせられた時点でトランプは死に体になっていたが、バノンがいなくなったことで政権は完全に乗っ取られたと見る人もいる。

2016年の大統領選でクリントンを勝たせることを支配層が決めたと言われた理由のひとつは、15年6月11日から14日かけてオーストリアで開かれた​ビルダーバーグ・グループの会合​にヒラリーの旧友であるジム・メッシナが参加していたこと。​2015年5月26日の時点​で民主党幹部たちがヒラリー・クリントンを候補者にすると決めていたことを示唆している電子メールも存在している。

ビルダーバーグ・グループは欧米支配層の利害調整機関とも言われているが、その歴史をたどると、1922年に作られたPEU(汎ヨーロッパ連合)までさかのぼることができるだろう。ウィンストン・チャーチルやオットー・フォン・ハプスブルクなどが中心的な存在だった。

第2次世界大戦後、アメリカはヨーロッパを支配する目的でACUE(ヨーロッパ連合に関するアメリカ委員会)を設置するが、その中核にはチャーチル、OSS長官だったウィリアム・ドノバン、ドノバンと同じウォール街の弁護士でCIAを動かすことになるアレン・ダレス、あるいはポーランド出身のヨセフ・レティンガーがいる。ビルダーバーグ・グループはACUEの関連組織。EUもこの流れの中で生まれた。

WikiLeaks以外のルートでも電子メールは漏れているが、そうした中には、2015年5月26日の時点で民主党幹部たちがヒラリー・クリントンを候補者にすると決めていたことを示唆している電子メールの存在している。

こうした勢力の描く道筋が大統領選では壊れ、トランプが大統領に就任する。国家安全保障補佐官に就任したフリンは元DIA(国防情報局)局長で、局長時代の2012年にDIAは​反シリア政府軍の主力はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団​であり、バラク・オバマ政権が宣伝していた「穏健派」は存在しないとする報告書をホワイトハウスへ提出している。その中で東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告されている。実際、その警告通りになった。フリンも言っているように、オバマ大統領の政策がダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)の勢力を拡大させたのだ。

そのダーイッシュは2015年9月30日にシリア政府の要請でロシア軍が介入してから劣勢になり、崩壊状態。つまり、アル・カイダ系武装勢力やダーイッシュ(タグの違いだけで中身は大差がない)をシリアの体制を転覆させるために送り込んだアメリカ、イスラエル、サウジアラビアなどにとっても深刻な事態。破壊と殺戮の舞台をアフガニスタンや東/東南アジアへ移動させようとしている。リビアへ逃げ込んだ戦闘員も少なくないと言われている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709050001/

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c14

[文化2] 女は東大出でも思考力・判断力・知性すべてゼロ _ 通産官僚 宗像直子は何故こんなにアホなの? 中川隆
84. 中川隆[-6354] koaQ7Jey 2017年9月20日 13:18:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「夫に死んでほしい妻たち」が急増中
離婚より未亡人がお得だわ、と妻・それに気づかない夫 2017.4.7
http://forzastyle.com/articles/-/49416


夫に「死ね!」「いなくなれ!」妻たちの実態と、死んでほしい夫にならない方法とは!?


「未亡人になりたい」。

世の中の「妻」のなかには、「夫に死んでほしい」あるいは「死ね」「いなくなればいいのに」と思っている人がいることをご存知でしょうか? 「うちは夫婦円満だから」なんて、甘い。


「夫に死んでほしい妻たち」
https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%AB%E3%81%AB%E6%AD%BB%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%BB%E3%81%97%E3%81%84%E5%A6%BB%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B0%8F%E6%9E%97-%E7%BE%8E%E5%B8%8C/dp/4022736615


の著者・小林美希さんによる取材によれば、ほとんどの夫が「妻の夫に対する殺意(もしくは未亡人願望)」に気づいていないというのですから、FORZA読者の皆様、他人事ではありませんよ。

Google検索で「夫」と検索すると恐ろしい結果に!?


夫 - Google 検索
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&q=%E5%A4%AB&oq=%E5%A4%AB&gs_l=psy-ab.3..0i131k1l2j0l3j0i3k1j0l2.2267.2267.0.2550.1.1.0.0.0.0.90.90.1.1.0....0...1..64.psy-ab..0.1.90....0.OzUCGc3it7w


Google検索で「夫」と検索すると、検索予測機能で横に表示される文字は「夫 ストレス」「夫 イライラ」「夫 死ね」など、ネガティブなものばかり。対して「妻」と検索すると「妻 プレゼント」「妻 誕生日」など、ポジティブなものばかり。

Google検索結果を見るだけでも、妻と夫の間には、埋まることのないであろう大きな溝があることが伺えます。ちなみに、「嫁」と検索すると、「嫁 ブス」「嫁 うざい」と表示されるという結果に。要は、「妻」と表現しているうちは愛があり、「嫁」と表現し始めると愛が薄れるということなのでしょうか。これは、女性にとっても少し怖いことであります。ちなみに、妻が夫を「アイツ」と裏で呼び出したら、それはもう「離婚の危機だ」と思って間違いないのだとか。

今回は、著者・小林美希さんにインタビュー。恐ろしいお話の数々、そして、「どうやったら妻に『死ね』と思われずにすむのか」をお伺いしました。

西内悠子(以下、西内):本日はよろしくお願いいたします。「夫に死んでほしい妻たち」、タイトルの時点で苦笑してしまいました。目次を見れば「リビングルームで芽生える殺意」などなど、シュールすぎます。本当に恐ろしい話ですよね。

小林美希(以下、小林):「はじめに」でふれた事件からして、実に恐ろしいです。要介護状態になった79歳の夫を、30年以上前の不貞を理由に、70歳の妻が殴って死なせてしまったというのですから...。夫は「もう時効だ」と思うようなことでも、妻は文字通り「恨み骨髄」というか、忘れることはないのですね。確かに罪を犯すほどの妻は例外でしょう。でも、色々な方をインタビューしていると、「どの夫婦にも、こんな事件が起こる可能性が秘められているのかもしれない」と思いました。

夫に死んでほしい妻は沢山存在する!?

西内:本気で「夫に死んでほしい」と思っている妻が、世の中には沢山存在しているということですか?

小林:実際に殺意を抱くとまではいかずとも、「死んだらいいのにな」「子供がいるだけの生活がしたい」「離婚するのは大変だから、早く夫に死んでもらって未亡人になりたい」と思っている妻って、実は多いということが取材を通して分かりました。

西内:恋愛結婚でもともと愛していたのにも関わらず、死んでほしいと思うようになるんですか?

1/4のカップルが妊娠期から愛し合っていない!?

小林:ベネッセ次世代育成研究所が夫婦300組に聞いた調査があります。それによると、「配偶者といると、本当に愛していると実感する」割合が、妊娠期では夫婦ともに74.3%で並んでいるのですが、2歳時期では夫の51.7%に対して、妻は34%にまで落ちこんでいるんですね(「第1回 妊娠出産子育て基本調査・フォローアップ調査速報版」)。これは「産後クライシス現象」とも呼ばれている現象です。

西内:そもそも4分の1もの夫婦が、「愛情がない」というのは、どういうことでしょう?

小林:女性の場合、子どもが欲しかったりすると、どうしてもタイムリミットを考えてしまいますから、焦りもあって「ほどほどの相手」と結婚したりすると、そうなってしまうかもしれません。

西内:そうなんですね...。私もアラサーなので、焦りで結婚するのだけはやめようと思いました。そして、そもそも結婚願望はとくにないのですが、余計になくなりました。

小林:西内さんのように、「この本のせいで結婚したくなくなった」という人の声もありました。この間知り合ったマスコミ業界の男性は、「結婚を予定しているんですが、本を読んで怖くなったので、考え直したくなりました」と言っていて(笑)。本の編集者によると、「結婚生活の幻想を打ち砕いて、日本の少子化を進めようとする陰謀だ!」という意見までネットで出ているそうです。もちろん、ずっと円満な家庭もありますよ。どのくらいいるか分かりませんが。

西内:でも、著書では「夫に死んでほしい」と思っていても「子供は好き」という妻がほとんどですよね。要は、結婚せずに妊娠し、子供を一人で産むことができるのならハッピーになるのでしょうか。

小林:まだ今の日本では、社会制度だったり、職場の環境だったり、あるいは周りの視線だったりと、シングルマザーには厳しい状況です。仮にそういったものが改善できたとしたら、そのほうが幸せということにもなり得ますね。

西内:でも、なぜ好きで結婚したはずの夫を「死んでほしい」とまで思ってしまうのでしょうか?

なぜ妻は夫に死んでほしいのか!?

小林:相性と言ってしまったらそれまでですが、私はやはり雇用や社会制度の問題が大きいと思っています。というのも、家庭内での力関係は、実は妻のほうが夫より上である場合が多いのですが、社会はまだまだ男性優位です。たとえば共働きの夫婦では、子どもができたときに育休をとらなければならないのは基本的に女性ですし、それどころか、妊娠や出産を理由に退職を強要されたり、職場復帰しても元の部署から外されてしまったりします。まだまだこの社会は、女性が妊娠出産後もバリバリ働ける社会にはなってないんです。キャリアを断絶させられた女性からすれば「仕事をしたいのに、女だからという理由だけで当然のように休んで育児をしている。なのに、夫は男というだけで存分に仕事ができて不公平だ」と、不満と恨みを溜め込んでいくのも無理はありません。

西内:確かにその気持ちも分かるのですが、私は未婚で働いているので、どちらかというと男性的な立場に立って考えてしまうんです。「そりゃ男性も、平日働いて土日育児はキツイでしょ」と思うのですが...。

小林:未婚の女性はそのように思われる方も多いかもしれませんね。ただ、実際にそのような働く女性が結婚して子どもができると「仕事は自分の努力でなんとかなったけど、子供はまったくコントロールが効かない! 寝たい時に寝られないし、育児って本当に大変! 仕事のほうがよっぽどラクだったわ!」と思うようになるんです。なので、夫に対しては「あんたは仕事だけしてればいいなんて、ラクで良いわよね......。死ね!」という気持ちになってしまうようですね。

子育てより仕事の方が楽だった、と妻

西内:「仕事のほうがラク」という視点はありませんでした。でも、たしかに子供は思うように言う事を聞いてくれませんもんね。ちなみに、夫に殺意が芽生えている妻たちは、皆さん声に出して「死ね!」と言うんですか?

小林:言いますね。それから口には出さないけれど、心の中で思っているという人もいます。あるいは少し表現をやわらかくして、「いなくなればいいのに」と言う人も多いですね(笑)。

西内:でも、実際に夫がいなくなったら、寂しいんじゃないですか?

小林:ところが、本当にそうでもないらしいのが怖いところなんです。離婚した人に話を聞くと、皆さん晴れ晴れとした顔で「一人って最高!」と言うんです。また、年配の方で夫を亡くされた方も、楽しく習い事をしたりして、人生を謳歌されていますね。

西内:それなら、結婚なんてしなければいいのに! と思ってしまいます(笑)。

小林:そうではあるのですが、やはりまだまだ植えつけられた常識の中で生きていると「子どもを産むには、結婚しなければならない」という義務感と焦りに駆り立てられてしまうようですね。経済的に自立できる女性なら、離婚という選択肢があるのでまだ救いがあるのですが、そうでない女性は「離婚はできない、ならばいっそのこと、夫が死んでくれれば...」と思うようになるわけです。

西内:著書に、「離婚するより死んでくれるほうがお得」と、恐ろしいことが書かれていましたよね(笑)。

離婚より死んでもらう方がお得!?

小林:事実、「離婚は損だから夫が死ぬのを待っている」という女性も多いです。というのも、住宅ローンを夫の名義に一本化していれば、夫が死んだときに団体信用生命保険で清算できますし、条件が揃えば遺族年金の支給額が月々10万円にもなる場合があります。シングルマザーが働いても思うような収入を得られないとはいえ、家賃がいらず、遺族年金が加わるなら、生きていくことはできますよね。だから、その生活に憧れている主婦がいるのは確かです。

西内:恐ろしいです...! また、夫のことを「人手」よばわりしている奥様もいらっしゃるのには笑ってしまいました。

小林:そうですね。インタビューすると、「離婚したいけど、人手が足りなくなるから、一応夫はいたほうがいい」というような表現をする人は多いです。夫のことを「人手」「人材」としか考えられなくなってしまっているんですね。

西内:でも、いくら憎らしい夫だとしても、「人手」「人材」と考えれば「人件費もかからない」し、「外で稼いでくる」し...、なかなか条件の良い「人手」ですよね。

夫は「人手」である

小林:言われてみればそうですね(笑)。

西内:でも、そんな妻たちも、「夫の浮気は許さない」という人が多いと思うのですが、それって、「夫が他の女性と良い関係になるなんて、嫉妬する!」という意味ではないんですかね?

小林:おそらく違うでしょうね。そこに愛が残っていれば嫉妬になるのでしょうが、私がインタビューした感触では、「こっちは忙しく家事や育児をしてるのに、何一人で遊んでるんだ!!」という恨みの感情だと思います。

西内:家事さえなければ自分も浮気したいと思っている妻は多いんでしょうね。

小林:本にも書きましたが、彼氏を作ることが当面の目標だとおっしゃる方もいましたね。

西内:でも、今の女性は自立しているから「夫死ね!」と思えるわけで、今の60代以降の「亭主関白世代」の女性は、「夫死ね!」なんて思わなかったんじゃないですか?

小林:それが、逆なんです。かつては女性が今よりずっと弱い立場にあったので、口に出して「死ね!」と言えなかっただけなんだと思います。我慢していた分、恨みの度合いは団塊世代の妻たちの方が大きく、より強く夫に「死んでしまえ!」と思っていても不思議はありません。

亭主関白世代の女性こそ殺意を持っている

西内:だから熟年離婚も多いんですか?

小林:昔は亭主関白だったという男性に聞くと、「定年退職してからというもの、妻に捨てられたら大変だと思い始め、妻に何かを言われたら『 おっしゃる通りです!』と言うようになりました」と言っていました。

西内:亭主関白だった夫への、妻の逆襲...怖いですね。

小林:まさに逆襲ですね。こうしたケースはわりと多く、団塊世代くらい妻は、「そんなに私の言うことを聞くようになって、昔よっぽど後ろめたいことでもしていたのね!」と、かえって逆上したりすることも。立場が逆転するわけですね。

西内:背筋が凍るようなお話ですね。もしかすると、恨み合ってこそ、夫婦なのでしょうか...(笑)。そんなこんなも含め、一人の人とそれほどまでに濃密な関係性を体験することは夫婦以外ではできないと思うと、ある意味では夫婦も人間関係の一つの形として、興味深く、素敵なものとも言えるのかもしれませんね。

小林:そうかもしれません。「生まれ変わっても今の夫/妻と結婚したいですか?」というアンケート調査はよく目にしますが、どれを見ても夫が「はい」と答えることが多い反面、妻は「いいえ」と答えることの方が多いというのは、とても興味深いところです。

西内:妻って、夫のことが嫌いな生き物なんですね。

小林:でも、西内さん含め、読んでくださった読者の方には結婚に希望を失わないでほしいとも思うんです。本に登場していただいた方が言っていました。「『死ね!』と思える間は、まだ愛情がある証拠。愛情がなくなればそれすら思わず無視するようになる」と。

「死ね」は愛情がまだある証拠!?

西内:ギリギリの愛情ですね...!

小林:はい。慰めになるかどうかは分かりませんが、「死ね!」は愛情表現という考え方もあるということを忘れずに、結婚に希望を捨てないでいただけると幸いです。結婚するかしないか、どちらが幸せかは、もちろん皆様次第ですが...。

西内:では、最後に、世の中の妻の多くが「夫に死んで欲しい」と持っている中、それでも夫婦仲が良い方もいらっしゃると思うんです。「妻に死んでほしいと思われていない夫」の特徴をお教えいただいてもよろしいでしょうか?


妻に死ねと思われないためには!?

小林:夫が常に妻への感謝の気持ちを忘れず、さらに、その感謝を言葉にしていると、うまくいく場合が多いようです。結局は夫婦間であっても言葉にしないと想いが伝わらないものなんですよね。それを理解している夫が、妻に「死ね!」と思われずに済んでいるように思います。もちろん夫にしてみれば、仕事でストレスを抱えて大変なのでしょうが、それでも「妻も大変なんだ」ということを忘れずに、ねぎらいの言葉をかけること。それができる夫が、「死ね!」と思われずに、家庭内で生き延びることができるようです。

感謝を伝える事が大切

西内:「感謝を言葉で表現することが大切」...これは、すべての人間関係において言えることですね。

小林:そうですね。付け加えると、夫が妻よりも低収入だと、うまくいくこともあるようです。家事や育児をきちんと分担する意識があって積極的にする人が比較的、目立っているように思います。

西内:夫が低所得な方が、中途半端に稼ぎがあったり大金持ちだったりするよりも、実は愛情に満ちた家庭になり、幸せ度が高いのかもしれませんね。

小林:自分が大黒柱だと思うプライドが邪魔をするのかどうか分かりませんが、稼いでいる夫ほど、妻にねぎらいの言葉をかけるのを疎かにしがちだったりしますよね。本の最後に「全国亭主関白協会」という団体を紹介したところ、思わぬ反響をいただきました。何やら名前だけ聞くと、妻から見た死んでほしい夫の集まりみたいに思えますが(笑)、彼らに言わせると「真の亭主関白とは、妻をチヤホヤともてなし補佐する役目」だそうです。彼らが夫の取るべき行動の原則を掲げているので、世の男性の方々にはそれも参考にしていただきたいですね。本書を読んで、夫婦円満に過ごすためのヒントを受け取っていただけたなら、とてもうれしいです。

「死んでほしい夫」にならない方法

「愛の三原則」
「ありがとう」をためらわずに言おう
「ごめんなさい」を恐れずに言おう
「愛してる」と照れずに言おう

「非勝三原則」
勝たない
勝てない
勝ちたくない
〜戦わないことが、真の勇者であり、勝者なのだ〜

(全国亭主関白協会ホームページより)

【禁句】夫が絶対言ってはいけないNGワード3選

「おれが養ってやってる」
「協力してる」
「家族サービス」


...いかがでしたでしょうか。「愛の三原則」からも見てとれるように、やはり夫婦間に最も大切なのは、言葉をつかったコミュニケーションなのかもしれません。もちろんそれは、妻にとっても同じこと。おそらく「嫌なことを嫌だと口に出さずに我慢すること」がストレスの原因となり、それが積もり積もって「死ね!」という感情や、殺意に変わるのでしょう。「思ったことは常に言う、互いに話し合いの姿勢を持つ、コミュニケーションをとる、我慢しない」。これらを意識して、「死ね!」と妻に思われない、そして、「死ね!」と夫に思わなくても良いような夫婦関係を皆様が築けることを、願ってやみません。

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/544.html#c84

[リバイバル3] ケーブル(電線)の世界 中川隆
2. 中川隆[-6353] koaQ7Jey 2017年9月20日 13:53:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

インフラノイズ (ブランド名 ORTHO SPECTRUM) HP
http://www.infranoise.net/about-us/
http://www.infranoise.net/products/


音楽と音の匠が語る 目指せ! 耳の達人 (ONTOMO MOOK) ムック – 2013/4/19
宇野 功芳 (著), 山之内 正 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E3%81%A8%E9%9F%B3%E3%81%AE%E5%8C%A0%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8B-%E7%9B%AE%E6%8C%87%E3%81%9B-%E8%80%B3%E3%81%AE%E9%81%94%E4%BA%BA-ONTOMO-MOOK/dp/4276962277

山之内 正の週刊 AVラボラトリー
音楽評論家・宇野功芳氏の試聴室再訪 − 音が激変した理由とは?
2013年 07月 17日 (水曜日)
http://www.infranoise.net/%E9%9B%91%E8%AA%8C%E6%8E%B2%E8%BC%89%E8%A8%98%E4%BA%8B/


先日、音楽評論家 宇野功芳氏の自宅試聴室を再訪した。

宇野氏と私の共著『音楽と音の匠が語る目指せ! 耳の達人 』(音楽之友社刊)の企画で互いの試聴室を訪ねたのは昨年の秋だったと思う。 ところが、

「最近、再生システムの音がガラリと変わったので、山之内さん、ぜひもう一度聴きに来て!」

とレコード芸術最新号の誌面でご指名があった。それを読んだ私がディスクを何枚か持参し、9ヶ月ぶりに訪問したのである。

宇野功芳氏の愛用システムは数十年変わっていないが、今回プレーヤーとプリアンプ間のラインケーブルを交換した宇野氏の再生システムはどの製品も使用歴数十年以上と、年季が入っている。

マランツ#7、Quard II、ワーフェデールという組み合わせはアナログレコード時代から不変で、CD登場後にスチューダーのD730とラックスマンのD7を追加。

ワーフェデール製ユニットを収めたスピーカーは途中でミッドレンジをグッドマンに変えるなど小さな変更はあるが、こちらは半世紀以上愛用しているという。

再生音については前掲の本に詳しいが、全帯域で分解能が高く、音の速さもよく揃っているので、演奏のニュアンスがよく伝わり、低音と高音のバランスも良好。

空間表現は最新のシステムほど得意ではないが、音数や基本的な情報量では遜色がなく、演奏評にはとても適していると思う。

前回の訪問時に唯一気になったのは、D730 では中高域がやや硬めの音色になることで、それが目立ちにくいラックスマンの D7 をメインにすることをお薦めした。

「音がガラリと変わった」という冒頭の感想は、機器を入れ替えたためではない。

D730 と #7 の間のラインケーブルをインフラノイズの LIBERAMENTE に変え、D730につないでいた同社のクロックジェネレーター GPS-777 との配線も LIBERAMENTE のクロックケーブルに入れ替えたら、音が大きく変わったのだという。

D730 にはインフラノイズのクロックジェネレーター GPS-777 がつながっている。

クロック用ケーブルもインフラノイズの LIBERAMENTE に新調


「以前はD730の音を長時間聴いていると疲れやすく、ある種のうるささがありましたが、ケーブルを変えたらそれが気にならなくなりました」

と宇野氏は説明する。また、システム導入以来ずっと #7 のトーンコントロール機能で低音を 1ステップ下げて聴いていたのが、ケーブルを交換した後はノーマルの位置でちょうど良いバランスになったという。これも実に興味深い話だ。

#7 のトーンコントロールが数十年ぶりにノーマル位置に戻った。

これまでは1ステップ絞った位置で聴いていたという実際にケーブル変更後のシステムで CDを再生してみた。

宇野氏が大阪フィルを振った《フィガロの結婚》序曲(EXTON OVCL-107)を聴くと、以前は硬さが気になっていたオーボエが他の楽器と自然に溶け合う音色に変わり、低弦の旋律と内声のリズムは以前よりも明快な音で耳に届き、細部まで動きがクリアだ。

トーンコントロールをノーマルの位置に戻したことで低音の量感は増しているはずなのだが、中低音はこもるどころか、前よりもすっきりとした響きを獲得している。これはたしかに大きな変化である。

佐藤久成のヴァイオリン独奏(『オード・エロティーク』 Years & Years Classics YYC 0004)は、以前聴いたときに感じた余分な圧力が一掃され、本来の自然なアタックが蘇っている。ブレースやフレージングが以前よりなめらかに感じられるのもその影響だろうか。


次に、最近私が試聴会などで使っている優秀録音盤のなかから何枚か試聴。

まずはレーゼルのピアノ独奏によるモーツァルトのピアノ協奏曲(モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番&第27番 KING RECORD KIGC12)を聴いた。ドレスデンのルカ教会で収録された注目の新録音で、上方に抜ける柔らかい残響と、力みのない音色で緊密な響きを作り出すピアノとオケの見事なアンサンブルが聴きどころだ。

演奏の特徴を忠実に引き出すだけでなく、録音会場の広々とした空間など、立体感の表現にも開放的な伸びやかさが感じられる。

同じシステムなのに以前とはかなり印象が変わった。


次に、グールドが演奏する《ゴールドベルク変奏曲》の石英ガラス CD(StereoSound SGCD02)を聴いた。

数え切れないほど聴いた演奏なのに、いま初めて聴くような鮮度の高い音が澄んだ音色で浸透し、グールドのハミングはもちろん、ブレスまでもリアルに再現、スピーカーの奥にグールドが座っているような臨場感がある。宇野氏も

「これまでは彼の声がない方がいいと思っていたけど、これで聴くと嫌じゃないね。演奏のニュアンスもとてもよくわかる」

と感心していた。


そのほか、ムラヴィンスキー&レニングラードフィルのチャイコフスキー《悲愴》など数枚のディスクを聴き、以前に比べて中高域のきつさが影をひそめる一方、明らかに音色がクリアになっていることを確認した。


「いまのバランスが凄く気に入っている」

という宇野氏の目下の心配事は、「これ以上音が良くなったら困る!」ということ。

なんとも贅沢な悩みだが、その気持ちはよく理解できる。

音の基準が変わったら演奏の評価基準にも影響が及ぶのは避けられないからだ。

しばらくは機材やケーブルを変えず、いまのバランスを維持した方が良いのでは?というのが私のお薦めだ。
http://www.infranoise.net/%E9%9B%91%E8%AA%8C%E6%8E%B2%E8%BC%89%E8%A8%98%E4%BA%8B/

音楽評論家 宇野功芳が 50年間ずっと使い続けている装置


スピーカー

Wharfedale スーパー3
Wharfedale スーパー15
Goodmans AXIOM80

エンクロージャー : テレビ音響製9立方フィートマルチホール型


プリアンプ : 米マランツ♯7
パワーアンプ : 英クォードU型モノーラル用2台


宇野功芳

上のアンプとスピーカーは いずれもモノーラル時代あるいはステレオ初期の名品である。 今のものに比べると、周波数レンジは狭いし分解能も悪いが、中音域の美しさ、豊かさ、気品は最高で、使用年数は実に五十年を超える。

他のプリアンプと聴き比べたが、マランツ♯7の音は冷たい位の気品が他のプリアンプとはまるで違う。 清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったが、それが正解だった

QUAD II の音質の暖かさと柔らかさは無類である

QUAD II を QUAD のトランジスター・アンプに変えると、最初は楽器の細部のニュアンスが良く聞き取れて愉しめたが、すぐにうるさくなってしまう。 QUAD IIの暗く沈んだ音は何時間聴いても飽きない、疲れない。


青木周三
Marantz とマッキントッシュの真空管式パワーアンプは音が硬くて音楽を聴くのには向かない。メインアンプは QUADII以外には考えられない

Axiom80 は JBL の 30cmウーハーと組み合わせて、大型のエンクロージャーに入れると真価を発揮する。


>宇野功芳のオーディオの"主治医"の青木周三と言う人は
「分割の良すぎる音より、演奏会場の一番いい席で聴こえる音、実演に近い音」を目指す人だという。

>分離が良くない、つまり各声部の音がお団子状に固まって聴こえると言うことはどの様な音楽にとってもプラスの条件ではない、


つまり、宇野功芳さんはフルトヴェングラーやブルーノ・ワルターが指揮する19世紀のドイツ音楽にしか合わない装置を特に選んで使っているという事なのですね:


クラシックの核心: バッハからグールドまで 片山 杜秀 (著)

「1970年代以降、マーラーの人気を押し上げた要因の一つは音響機器の発展があずかって大きいが、フルトヴェングラーに限っては解像度の低い音、つまり『音がだんごになって』聴こえることが重要だ。

フルトヴェングラーの求めていたサウンドは、解析可能な音ではなくて分離不能な有機的な音、いわばオーケストラのすべての楽器が溶け合って、一つの音の塊りとなって聴こえる、いわばドイツの森のような鬱蒼としたサウンドだ。したがって彼にはSP時代の音質が合っている。」


___


『「音楽」と「音」の匠が語る 目指せ!耳の達人』 宇野功芳・山之内正 共著 (2013.6.21)

音楽評論家=宇野功芳さんとオーディオ評論家=山之内正さんの2人が、クラシック音楽をより深く楽しむ、というテーマの対談だ。

宇野さんは音楽評論家として半世紀を超えて活躍してきた。

フルトヴェングラーとかクナッパーツブッシュへの偏愛はご存じの通り。

山之内さんは、雑誌『Stereo』などで活躍している。

お互いのリスニング・ルームを訪問するのも楽屋話的な面白さ。

宇野さんの装置について、山之内さんが「年季の入ったものだが、古びた音ではない」と言うのも、なかなか人柄を感じさせますね。


宇野によれば、演奏の良し悪しは最初の30秒を聞けばわかるという。

鑑定人が陶器をぱっと見たときに価値がわかるという感覚だ。

録音が良いというのと、音楽の本質が伝わるかどうかは、別の話。

音のバランスが良ければ、音楽も演奏も十分伝わる。

演奏家の個性もわかるし、もちろん曲の良さもわかる。

昔の旧式なラジオで聴いても十分満足できて感動できたのだから。


山之内は、録音や再生に共通する目的は、ただの音ではなくて演奏であり、その向こうにある作品を聴くことだと言う。

実際には、録音や再生でゆがめられてしまったり、指揮者や演奏家が前面に出てきて、作品にたどり着けない要素がある。

それらを超えて、本来の作品の姿が聞こえてくるのが理想だと。


オーケストラの響きは耳だけで聴いているわけではない。床や椅子からの振動を骨伝導によって身体全体で音を聴いている。耳では聴こえないような低い音(暗騒音)から空間の大きさや遠近感を無意識に感じ取っているのだ。

音から伝わる情報の量と質は再生装置や環境によって大きく変わる。

音域ごとに音の大きさが揃わないという問題がある。

もうひとつは音色や応答性の問題だ。

音色を忠実に再現できない装置でオーケストラを聴くと、フルートやオーボエなど特定の楽器の音色がきつくなったり、逆に沈みがちになってしまう。

応答性(音の立ち上がりと減衰)に問題があると、消えるはずの音が余分に残ってしまう。


再生装置を評価するとき、山之内はまずバランスを聴くそうだ。

オーケストラでいえば、弦楽器と管・打楽器、弦の中では低弦と高弦のバランスを重視する。

ハーモニーが聞こえて来ないと音楽はわからない。

ひとつひとつの音がすべてクリアに出てくるというのは、コンサートで体験する現実の響きとは違うと。


さらに、空間表現がどれだけリアルかということ。

音像の大きさや距離感などが、コンサートホールで聴いているような感覚になるかどうか。

スピーカーが置いてあっても、もっと奥から音が出て、その存在が感じられないこと。

音の立ち上がりが大事。

周波数的に盛り上がっていても、音の立ち上がりが鈍いと、よく聞こえない。

楽器の音色というのは、音の立ち上がりの部分で判別される。


録音技術は飛躍的に進化したが、特に空間再現という点では、実演と録音の間のギャップはまだまだ大きい。

実際の演奏会場では聴き手の周囲すべての方向から残響が耳に届き、楽器の響きや空間の大きさを感じさせる。

聞き取れるかどうかの限界に近い弱音とかオケのフォルティシモの大音圧、どちらも家庭では再現が難しいものだ。
http://www21.ocn.ne.jp/~smart/Mimi-130621.htm

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c2

[リバイバル3] ケーブル(電線)の世界 中川隆
3. 中川隆[-6352] koaQ7Jey 2017年9月20日 13:57:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

武藤製作所「オーグライン」
http://aug-line.com/products/hjr
http://aug-line.com/

Amazon.co.jp: オーグライン Horusジョイントケーブル RCA 家電・カメラ
http://www.amazon.co.jp/AUG-LINE-Horus-Joint-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3-Horus%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB/dp/B00MYS0NXU

オーグラインの通販・ネットショッピング - 価格.com
http://kakaku.com/search_results/%83I%81%5B%83O%83%89%83C%83%93/


オーグライン Horus ジョイントケーブル XLR 20cm 日本 ¥65,000 ペア
オーグライン Horus ジョイントケーブル RCA 20cm 日本 ¥65,000 ペア


音場全体に綺麗で上品な"余韻"が乗ってくる。

エレクトリック・イントゥルメントのパーカッションはキラキラした輝きに装飾される。

基本的に銀ベースである事を感じさせる音だが、銀特有の温度感の低さや余韻の豊かさが特徴で、透明感がある。

表現力の問題でパワー感だとか、エネルギッシュという方向性ではないが、楽器音の生々しさ、リアリティーが素晴らしい。高域の繊細さ(精細さ)が凄い、サラサラとどこまでも分解し尽くして聴かせるかのようだ。

オーグラインは夢見心地の雰囲気を創出する演出系のケーブルである。

繋いだ瞬間音が僅かに劣化するのが感じられたが、聴きこむ内に気にならなくなる。音楽性の高さ、性能の高さ、(音楽を大変美しく、心地よく聴かせる) 変化の大きさが顕著で、存在価値は非常に高い。

本当に素晴らしい製品である。エージングも必要なので導入されたら(特に新品)しばらくは我慢して使い込んでほしい。かならずやここに書かれているような音質効果は感じ取れる筈である。

ただ、総人口の約4%の人間は音を聴き分ける能力が無いので万人に評価される製品は残念ながら存在しないし、好みの違いも大きいと注釈はしておく。

クラシック、女性ヴォーカルにお薦めしたい。

Cello にはまさにピッタリで、Counterpoint の製品にも相性が良さそうだ。
一桁ムンドを連想させる音である。

オーグライン■武藤製作所■継ぎ足し

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/14(火) 18:15:37 ID:medhGTGv

継ぎ足しケーブルって、どう考えても音悪くなりそうだけど・・・


18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/23(木) 05:00:16 ID:GYsmhzpL

接点は少ない方が良いだろ。

継ぎ足す位ならやらない方がマシ。 じゃなきゃ全部換える。


19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/23(木) 07:22:39 ID:xP00bnRl
>>18
だからずっと昔からいわれてる事なんだって。継ぎ足し。

誰も理論的な説明は出来ないが、何故か本当に良くなるんだよ。
この板のどこかにもスレたってるだろ。

俺の独自の見解では、劣化する事で特性がフラットになり、飛び出していた部分が引っ込むことで起る現象だと思っている。

つまり高域が消えて中域が鮮明になり、低域のぼわつきやびびりが消える。

元々狭い部屋で聞いてる人間がほとんどだから、今の高性能の機器はそもそもがオーバースペックなんだろう。
ようするにイコラインジングみたいなものじゃないかな?


20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/23(木) 07:40:07 ID:xP00bnRl

ついでに

オーグの使ってる線材のプラチナも、昔から良いという人と駄目だという人の両極だよね。

これも同じ現象だと思う。プラチナは導体効率は悪いし通電すると発熱するぐらいだから線材に向いてる訳ない。

否定派はその部分とプラシーボを絡めて、「高級素材だから良い音だと思い込んでるだけだ」という。 しかし、銅の6Nと7Nの差と違ってプラチナは本当に、音に明確に違いがでるほど抵抗が増す。

この抵抗が、一種のイコライジングになってるんだと思う。

でかいルームチューニングされた部屋でハイエンドをろうろうと聞くんじゃなければ、このやり方はアリだよ。

継ぎ足しと同じ効果を得ようととすれば、イコライザーをいれるか部屋のあちこちに不格好な吸音材をおかなくちゃいけない。


21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/23(木) 10:48:05 ID:dD4XX+7C

プラチナが良質かどうかはさておいて、良質でノイズに強いケーブルを使った場合、ケーブルが長くなればなるほど音が良くなる(静かになり微弱音がよく聞こえる)というのはよく知られてるよね。フィルター効果もあるかも


29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/28(火) 01:28:30 ID:+KfTDdtm

音の純度はそこまで重要じゃない。
ある一定のレベルをクリアしてれば多少純度が低くなっても何ら問題ない。

大切なのはバランスだよ。

今回のステサンに面白い記事が載ってた。
タンノイオートグラフという骨董品とも言えるスピーカーが部屋の特性によって最新機種と同等の再生能力を偶然手に入れたという測定結果の記事だ。

これはオーディオという物が性能ではなくバランスによって成り立っている事を端的に表している。

純度のいい音がいい音だと思っているうちは素人。
ケーブルに純粋性を求めてるうちも素人。


34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/28(火) 10:50:51 ID:ZQiH8bi

Z最初は半信半疑でしたが繋いでビックリ
理屈抜きでいい(・ω・

継ぎ足しがダメなやつらは半田もダメだろ
トランジスタと基盤つなげた時点で継ぎ足しだし
オーディオなんて継ぎ足しの寄せ集めだし

30万円の組み合わせで20センチ6万円出せない奴らには無理だろうが


94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/16(土) 16:27:56 ID:xyNdgilK

高音の透明感が増す感じだね。ホルスの継ぎ足し。

プラチナ素材は大体そういう傾向があるけど。

俺は蔵ばっかだけど、弦から弓を外す瞬間のかすかなプンっていう、あのライブでしか聞こえない音まで聞こえるようになったよ。

まあ、この値段でここまで変わればお買い得だよ。
ただ、モンスターケーブルとかみたいな張り出しやパワーを求める人には全く不向き。
音源をやや選ぶと思う。


55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/03(日) 21:56:25 ID:YiUtz1DF

ここの良さが解る奴はケーブル肯定派でもかなりマニアックだと思うよ。
特にホルスの継ぎ足しはね。

まあ、やってみれば誰でも驚くと思うんだけどねえ・・・
かくいう俺も初めはむしろ馬鹿にしてたんだが、試してみて我が耳を疑ったくちだから。

俺はノードストのヴァルハラがメインのケーブルだけど
今はスピーカーケーブルもオーグにしとけばよかったって後悔してるよ。
ヴァルハラの半額だしな。


56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/03(日) 23:25:28 ID:u5Dk7vOj
>>55
何となく言いたい事はわかるかも。

俺もヴァルハラやPADドミナスやら聴いたけど
ヴァルハラは繊細で綺麗何だけどパワー面が不満だった。
打楽器とかキツかったなぁ。

ドミナスはパワー面の心配は無かったんだけど中の液のせいか角が取れすぎた音って感じたわ。

その癖オーグは継ぎ足しの影響なのか楽器の音は生々しくて気持ちがよい。

電気工学上継ぎ足しは悪くなるのは理解出来るが
それと音の良し悪しとは違う次元の話だと思う。

個人的にハイパワーなMITのケーブルも好きだけどもね。


106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/17(日) 01:07:03 ID:mPSe6CKC

常識と違つてケーブルは長くなればなるほど音がいいんだな


148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 20:06:26.36 ID:bAiiMvDe

オーグは中高域、+PTは中域〜中低域の質感が変わるね。
ここが気に入る人も多いと思う。

但し、パワー感はあまり感じない。
それから、最低域が弱いので、ズンドコズンドコ鳴らしたい人には、ちょっちゅねー。


173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/18(日) 10:24:06.49 ID:MuM9uDSj

そうか、オーグは低域が弱いのか・・・・
でも、中高域の独特の心地よい甘さが魅力なんだよね

プラチナプラスタイプも低域、弱いの?


174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/18(日) 12:29:22.94 ID:vrW74C8h
>>173
プラチナの方は、中低域が甘めで、ボーカルがいい感じ。
しかし、重低音はでない。


154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 11:29:50.87 ID:j6qRK5n/

HORUS Joint をプリ → パワーアンプ側 と DAC → プリ側 に付けてるけど
中低域の音がフワッとなるから個人的には有りだと思う。


178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/26(月) 07:11:15.46 ID:7CS5IyEk

ムンドは回路はいじらずに一本数百円の出力端子でムンドの音を作っていると言われていたが

実際に別売の端子をつけるとどんな安メーカーのアンプもムンドっぽい音になる、らしい。

まあ、アレを思い出したな。


207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/24(月) 03:21:04.53 ID:5qCbqaBQ

ここのケーブルのエージング前の音ほど悲惨な音はない。

「ケーブルにエージングなんて存在するの?」という人に是非オススメしたい。


208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/24(月) 04:13:54.10 ID:9hYnWtH

yああ、確かに最初は暫く酷い音が出るね


210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/25(火) 22:58:58.00 ID:vVYjZ1b0

酷い状態は2〜3時間程度で脱するがじわじわ変化が続くのは50時間ってところ


211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/27(木) 17:53:28.02 ID:yqVbjpDr

このケーブル面白いね。
聴けば聴くほど音に変化があらわれる。
確かにこれはエージングアンチに聴かせるべきだわ
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1284271514/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c3

[政治・選挙・NHK232] 前原「今の野党が低迷している理由の一つは、共産党が統一政権を呼びかけていること。共産党は白アリみたいなもの。前原「今の野 gataro
3. 中川隆[-6351] koaQ7Jey 2017年9月20日 14:03:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

米支配層の意向に沿い、前原を党代表に選ぶ民進党の厚顔無恥


前原誠司が民進党の代表に選ばれたそうだ。
野田佳彦幹事長と同じ松下政経塾の出身で、考え方は似ている。

経済問題は新自由主義(ニューリベラル)、国際問題は新保守(ネオコンサーバティブ/ネオコン)。

リベラルとコンサーバティブは正反対のようだが、実態は同じで、強者総取り、巨大資本が世界を支配する体制の構築を目標にしている。

こうした人物を党代表にしたり幹事長にする政党が庶民の利益を考えているわけがない。有権者もその程度のことは理解しているだろう。

前原は鳩山由起夫内閣と菅直人内閣で国土交通大臣(2009年9月〜10年9月)、菅内閣で外務大臣(2010年9月〜11年3月)などを、野田は菅内閣で財務大臣(2010年6月〜11年9月)、そして内閣総理大臣(2011年9月〜12年12月)を務めた。2011年12月に野田は炉心溶融という大事故を引き起こし、全く機能していない東京電力福島第1原子力発電所の原子炉が冷温停止状態を達成したという戯言を主張、11年12月には内閣総辞職して安倍晋三政権誕生への道を作った。その間、菅直人政権はTPPへの参加を、また野田政権は消費税増税を打ち出している。いずれも弱者から搾り取り、強者を裕福にする政策で、日米の支配層が望んでいたものだ。

1991年12月にソ連が消滅、西側支配層の傀儡、ボリス・エリツィンがロシア大統領として新自由主義経済を導入、ロシア国民の資産を西側巨大資本とその手先が略奪する手助けをするようになると、中国脅威論が唱えられ始めた。国防総省のシンクタンクONA(ネット評価室)で室長を務めていたアンドリュー・マーシャルが発信源だ。

マーシャルは中国の地対地ミサイルなどが東アジアの基地や空母にとって脅威になるとしてミサイル防衛の必要性を強調、中国脅威論を主張した。ジョージ・W・ブッシュ政権で国防長官を務めたドナルド・ラムズフェルドが軍再編の見直しを任せた人物はこのマーシャルである。

冷戦時代、マーシャルはソ連脅威論を主張、それを正当化するために偽情報を流していたのがCIA内に設置され、ジョージ・H・W・ブッシュが長官だった時期に活動したチームB(あるいはBチーム)。このチームの中心には後にネオコンと呼ばれる人物がいた。

中国を締め上げる最前線は言うまでもなく日本。両国の間には尖閣諸島の領有権問題があるのだが、これは1970年代に田中角栄と周恩来とが「棚上げ」で合意していた。この問題を棚上げにして両国の友好を推進、経済関係を強めようとしたわけだ。この問題を棚から引きずり下ろしたのが民主党の菅直人政権だった。

2010年9月、菅政権の時に海上保安庁は尖閣諸島付近で操業していた中国の漁船を取り締まり、漁船の船長を逮捕しているが、これは「日中漁業協定」を無視する行為。当然、海上保安庁は協定を熟知しているはず。海上保安庁は国土交通省の外局で、その当時の国土交通大臣は前原。大臣の意思がなければ不可能な行為だ。つまり、前原は田中と周による棚上げ合意を壊し、日本と中国との関係悪化を図ったのである。

実際、この逮捕で日本と中国との関係は悪化するが、2011年3月11日に東北の太平洋側で巨大地震が起こり、日本と中国の対立は緩和されそうになる。そうした雰囲気を消し去って関係悪化の方向へ戻したのが石原親子だ。

2011年12月に​石原伸晃​が「ハドソン研究所で講演、尖閣諸島を公的な管理下に置いて自衛隊を常駐させ、軍事予算を大きく増やすと発言した。この背後にはネオコンの大物でポール・ウォルフォウィッツの弟子にあたるI・ルイス・リビーがいたと言われている。リビーはハドソン研究所の上級副所長だった。さらに、2012年4月に石原伸晃の父親、​石原慎太郎​知事(当時)が「ヘリテージ財団」主催のシンポジウムで尖閣諸島の魚釣島、北小島、南児島を東京都が買い取る意向を示して中国との関係は決定的に悪くなる。安倍晋三もハドソン研究所と関係が深いが、そのつながりを築いたのもリビーだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709010000/
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/568.html#c3

[政治・選挙・NHK232] 原発新設が必要と経団連会長の榊原定征! :原発板リンク 赤かぶ
1. 中川隆[-6350] koaQ7Jey 2017年9月20日 14:43:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

そんなの当たり前だろ


必要なのは風力発電やソーラーパネルではなく原子力発電
 サンジーンによるとインドでは未だに水力発電が50%を占めており石炭火力を中心に火力発電が48%という。原子力発電は現状わずか数パーセント。

安定した電力供給体制を作るためにはフランス並みに原子力発電を拡大するべきという。ドイツのように再生エネルギー依存を増やすのはインド経済には負担が大きすぎると批判的だ。

 彼の村でも政府から補助金をもらってソーラー発電を試行してみたが供給が不安定で実用化を断念した経緯があるという。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10601?page=2


反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html

反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/570.html#c1

[原発・フッ素48] 原発新設が必要と経団連会長の榊原定征!  赤かぶ
6. 中川隆[-6349] koaQ7Jey 2017年9月20日 14:44:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
そんなの当たり前だろ

必要なのは風力発電やソーラーパネルではなく原子力発電
 サンジーンによるとインドでは未だに水力発電が50%を占めており石炭火力を中心に火力発電が48%という。原子力発電は現状わずか数パーセント。

安定した電力供給体制を作るためにはフランス並みに原子力発電を拡大するべきという。ドイツのように再生エネルギー依存を増やすのはインド経済には負担が大きすぎると批判的だ。

 彼の村でも政府から補助金をもらってソーラー発電を試行してみたが供給が不安定で実用化を断念した経緯があるという。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10601?page=2


反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html

反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/697.html#c6

[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚 中川隆
6. 中川隆[-6348] koaQ7Jey 2017年9月20日 14:54:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

チェリビダッケ語録


セルジュ・チェリビダッケはルーマニア出身の指揮者で、第2次世界大戦終戦後、フルトヴェングラーが一時演奏活動を禁止されて混乱の極みにあったベルリン・フィルの再建に尽力した男。しかし後に不和となり、世界のオケに客演を繰り返す。最後はミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督となった。録音を嫌ったことで有名。

それでは、チェリビダッケの毒舌語録をどうぞ^^


トスカニーニ→無知蒙昧な指揮者


サヴァリッシュ→高校の校長がいいところ。音楽家ではなく、メゾフォルテのマラソンのスペシャリスト

クナッパーツブッシュ→じゃがいも袋

オーマンディー→あんな凡庸な楽長が、なぜストコフスキーの後継者になれたのか。

ベーム→ありゃ、くだらん。これまでただの1小節も音楽を指揮したことがない男。ドンゴロス野郎。

カラヤン→コカ・コーラだな

クーベリック→優れた音楽家だが、指揮者としては小物だ。誰もが肩を並べられる唯一の指揮者。

ブーレーズ→リズムを機械的な者と理解すれば、それがブーレーズ

ムーティ→才能はあるが恐ろしく無知な指揮者

マゼール→カントについて語る2歳児。無能なだけでなく、オーケストラにとって有害きわまりない指揮者

アバド→まったく才能のない指揮者。ヤツのコンサートを1時間聞けば心筋梗塞を起こす。

カルロス・クライバー→私にとって我慢ならない指揮者。彼は音楽が何であるかを経験したことがない。

フルトヴェングラー→いい時に死んだ。晩年は耳も聞こえなくなってまともな音楽が出来ていなかった(この言をフルトヴェングラーの死の直後に、彼の墓前で新聞記者に語った)

マーラー→彼の交響曲第5番の第1楽章を理解したなどという者はほら吹きで詐欺師。マーラーなんぞいなくなってもまったく気にならない。マーラーは音楽史の中で最も痛ましい現象の一つ。

シェーンベルク→まったくどうしようもない愚鈍な作曲家

ストラヴィンスキー→ディレッタントの天才

ベートーヴェン→「運命」の第4楽章は最悪の作品で、間違った転調に満ちている。「第九」の第4楽章の合唱はサラダ、それもぞっとするサラダ。「エロイカ」の最終楽章はひどいジョークだ。

オペラ→内容空疎で間違った芸術のならず者。オペラの指揮など不純な振る舞い

ウィーン→ウィーンで生まれ育った者や文化だけが最高と思い込んでいる最悪の街。私の生涯最悪のブルックナーの演奏はウィーンのオーケストラを指揮したものだ。

ちなみにチェリビダッケが褒め称えている演奏家や作曲家は

クララ・ハスキル
アルトゥール・ベネディッティ・ミケランジェリ
レオポルド・ストコフスキー
ピョートル・チャイコフスキー
アントン・ブルックナー(最大級に褒め称えています)


チェリビダッケ語録 2


来日記者会見で、

「カラヤンは聾だ」

いや、瞽、否、カラヤン押しです、自分(笑)。

「クリュイタンスは表面的だ」

当たり前じゃん?

バカか(笑)。
何を求めてんだ?
表面的でないラヴェルとは何ぞ?
魂?
ロンサール?笑

でも、藝大の講義で「マメールロワ」のある箇所の転調について熱く語っていた。
散々ゴネて、

「理屈ではなく、ラヴェルは当然そうした方が美しいと考えたから、そうした」
んだって!笑
やはり、バカか(笑)。

作曲家なら当たり前、当たり前だのクラシック!

70年代にして早々にチェリビダッケは見限りましたね。
で、80年代でサヨーナラー。
禅ではなくZEN。

ヤツの人生や演奏と同じく逃げ道を見付けるに必死。
つまり、ZENZEN、全然、自分も表面的(笑)。

最近、チェリビダッケ人気も、やっと下火に。
コントラバスからのチュウニーは面白そうでしたが。
ヒマとお金が…

_________


オットー・クレンペラーも毒舌で有名。

ある金持ちのご婦人と同衾中に突然帰宅したその夫に殴られた。翌日、顔を腫らしたままオペラを指揮していると、事情を知っている観客からブーイングが飛ぶ。振り向いたクレンペラーは

「オレの音楽が聴きたくないやつは出て行け!」

カラヤンがたしかマタイ受難曲を指揮している時、

「悪くないぞカラヤン、みんなが言うほど悪くないぞ!」

観客は爆笑し、コンサートはメチャクチャになったという。


若き日のロリン・マゼールはクレンペラーを自らが指揮するマーラー「復活」のリハーサルに招いた。リハーサル後に感想を伺いに来たマゼールに対し

「君は非常に才能に恵まれているがな、君の振ったのはどこもかしこも間違っているな」

コンサート開演前、小用を催したクレンペラーは男性用トイレを探したが見つからない。目の前には女性用トイレがある。クレンペラーは女性用トイレに駆け込み、用を足した。トイレを出ようとすると、妙齢の美女がトイレに入ってきた。悲鳴を上げた女性はクレンペラーに叫んだ。「ここは女性用ですよ!」

クレンペラーは股間の一物を指さしていった。
「これも女性用ですぞ!」


自らが指揮していたフィルハーモニア管弦楽団が、スポンサーのウォルター・レッグから解散を命じられた。呆然として悲嘆に暮れる団員たちに演奏させたのはモーツァルトのモテット「喜べ、踊れ、幸いなる魂よ」

グレン・グールドと競演した時のこと。椅子の高さの調整に余念がなく、なかなか演奏を始めようとしないグールドに対し一言。

「グールドくん、君がその椅子の脚を切ってしまえば、演奏が始められるのだがね」


カラヤンにもこんなのがあります。

ベルリン・フィルとの練習中、身振りの大きい若手団員に対して

「君、はしごをかければ天まで手が届くよ」

アルプス交響曲のリハーサル中。彼の要求するp(ピアノ)がうまく出せないトランペット群に対して

「もしできなければそれでやめにして、音を出さないでおきなさい。そうすれば私の言うピアノになる」


>グレン・グールドと競演した時のこと。椅子の高さの調整に余念がなく、なかなか演奏を始めようとしないグールドに対し一言。

「グールドくん、君がその椅子の脚を切ってしまえば、演奏が始められるのだがね」

ジョージ・セルもグールドが椅子の高さの調整に余念がないことにいらいらして、演奏を始める前に一言いいました

「君の尻の世話は終わったのかね?」

※「尻の世話」・・・ホモセクシャルどうしの行為のこと。あるいはその準備や行為後の後始末の事。

N響を何度も指揮しているある日本人指揮者名ですが、山下一史氏がベルリンフィルでベートーヴェンの第九を指揮した「事件」があった直後に、わたしの前でこう言いました。

「ベートーヴェンの第九なんてテンポが変わる部分はほんと数か所でしょ?だれでも振れるよ!」

なんて醜い、とわたしは思いました。

ある日本人指揮者がわたしが参加していたオーケストラの練習中に指揮台でこう言いました

「今どきあんな大時代かかったモーツァルトを演奏するなんて信じられない」

どうやら、朝比奈御大のことを言ってたらしいです。

どんな演奏しようがその人の勝手で指揮者は自分が信じる音楽をやればいいだけだし、客はいろいろな演奏を楽しむ権利があるわけで、練習中にこんなことを言うこの指揮者がわたしは大嫌いになりました。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html#c6

[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚 中川隆
7. 中川隆[-6347] koaQ7Jey 2017年9月20日 14:58:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

Die Zauberflote, K. 620 - Overture - Toscanini; VPO - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=d7lCfXFTVaw

Die Zauberflote - Overture
Arturo Toscanini; Vienna Philharmonic Orchestra
Salzburg Festival, 1937


モーツァルト 魔笛
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮、ウィーン・・フィルハーモニー管弦楽団

ウィーン国立歌劇場合唱団、演出ヘルベルト・グラーフ

ザラストロ(アレグザンダー・キプニス)
夜の女王(ユリア・オスヴァート)
パミーナ(ヤルミラ・ノヴォトナ)
タミーノ(ヘルゲ・ロスヴェンゲ)
パパゲーノ(ヴィリー・ドムグラーフ・ファスベンダー)
パパゲーナ(ドーラ・コマレク)

第一の侍女(ヒルデ・コネツニ)、第二の侍女(ステファニア・フラトニコヴァ)、第三の侍女(ケルスティン・トルボルク)

三人の童子(クルト・ペッヒ、アルバート・フュエル、フリッツ・マーシャ)

弁者(アルフレート・イェルガー)、モノスタトス(ウィリアム・ウェルニク)、司祭(リヒャルト・サラバ)、二人の武装した男(アントン・デルモータ、カール・ビッスティ)


1937年7月30日、ザルツブルグ音楽祭。NAXOSのHistorical。


▼付録のライナー・ノーツの音源の記録(英語)から:1937年にザルツブルグ音楽祭で制作された6つのオペラは8mmセレノフォン・フィルムで録音された。

6作とは、トスカニーニの『フィデリオ』『ファルスタッフ』『マイスタージンガー』『魔笛』とワルターの『ドン・ジョヴァンニ』『フィガロの結婚』である。

NBCはコピーを申請したが、事務員のタイプ・ミスで『フィデリオ』が落ちてしまったため、それは送られず、結局戦争で消失してしまった。他の録音はディスクに移された。この『魔笛』のテープはガードナー・コレクション(彼はトスカニーニが好んだ録音技師の一人)にあったもので、彼のトスカニーニの録音は1965年と1983年にリチャード・カニエルに遺贈された。


▼リチャード・カニエルのライナー・ノーツ"A full measure of magic" Toscanini and The Magic Flute(英語)から:ロンドンの「タイムズ」の音楽時評は1937年8月14日のコラムでこう述べていた。

「トスカニーニの『魔笛』の再創造はヘルベルト・グラーフの舞台と共に、“魔法でいっぱい”であった。

トスカニーニ師はモーツアルトには水晶の明晰さがあるという見方を取った。

彼は『魔笛』のフリーメーソンの詩句のすべては厳粛に、序曲の冒頭から終幕の合唱まで、印象的な幅と威厳をもたらしただけでなく、すべてにおいてクリアであった。

明晰なテクスチュアが最も音楽的な効果を生み出した。

特にパパゲーノの歌はもちろん、モノスタトスの“誰でも恋をする”でさえ、想像力豊かな音楽となった。

夜の女王の第2のアリアは凄い速さで、人間の声の美しさと音楽的な能力の拡充の成果となった。・・・その効果は驚くべき美しさだった」


▼宇野功芳の評価

 「史上最悪の《魔笛》だな。こんなの聴いたことないよ。

 まず序曲ですね。癇癪もちのモーツアルト。速くて、せっかちで、モーツアルトではなくて完全にトスカニーニの音楽になっているね。

 序曲が終わって、大蛇に追われながらタミーノが登場します。このタミーノが大時代的なんだよ。「俺は英雄だ」っていっているようだね。

三人の侍女がそろいもそろってみんなずり上げ専門。

ぼくにはとうていモーツアルトとは思えない。ひどいよ。フォルテも強くてベートーヴェンのようだしね。


 第三曲、タミーノのアリアも表情をつけすぎ、語りすぎ、歌いすぎです。

 第五曲、五重唱、「フム、フム、フム・・・」は元気がよすぎる。音楽を汚しちゃているんだよね。

元気良く歌えばモーツアルトになるという、ひとつのパターンがあって、不必要に元気のいい表情をつけてしまう。だからしゃべりすぎてメロディーがわからないんですよ。五人全員が表情をつけすぎ、活発すぎ、そしてずり上げる。それから変なところで音がはずむ。それがモーツアルトだと思っているからね。

 第六曲ではモノスタトスが出てくるんだけれど。どういう音楽だかさっぱりわからないですよ。メロディーを崩してしまっているから。

パパゲーノと「フー」「フー」といい合うところは、ふざけすぎ。音程をなくしちゃってるんだ。ただ奇声をあげているだけ。

音程をなくしてどうします。ハーモニーになるところもあるんだからね。
しかも、最後にアッチェレランドまでかけるんだ。


 第七曲の『愛を知るものは』というパミーナとパパゲーノの二重唱ですが、音楽の美しさがまるでわからないですね。

奴隷たちが出てきてパパゲーノが鈴を振る。この鈴の音がひどい。

チンドン屋です。音を硬くし、しかも音程を狂わせているんだな。

これはほんとうにひどいです。
トスカニーニは音楽を破壊するためにやっているようなものですよ。


 三人の童子はウィーン少年合唱団が歌っています。これが出て来るとホッとするんだ。さすがに少年はずり上げないですよ。そこだけまともな音楽という感じがする。


 第ニ幕に入ってきて、第十四曲、夜の女王のアリアは細かい音程がいい加減ですね。

 第十五曲、ザラストロはいかにも偉そう。
「俺は偉いんだぞ」といっているようです。タミーノと同じで大時代的。

 第十七曲、パミーナのアリアは、悲しみによよと泣き崩れるようですな。まあそれはそれでいいと思いましたよ。


 許せないのは第二十曲、パパゲーノのアリアの合間に聞かれる鍵盤付きグロッケンシュピールだ(鍵盤付きの鉄琴)。

歌と音程が違うんですよね。半音くらい低いんですよ。違う調がなるんだ。

ほんと、腹立たしくなって、CDを叩き壊したくなったよ。

パパゲーノが「恋人が欲しい」と哀れっぽく歌うんだけれど。
これが泣いているんだか、笑っているんだかわからないんですよ。
表情をたくさんつければいいと思っているんですよねえ。


 面白いと思ったのは、超一流の指揮者で、しかもオペラの悪しき慣習を改革していったトスカニーニと、天下のウィーンフィルが、こういう音程のずれた音楽をわざわざ求めているということですね。

ぼくだったら怒りますよ。ぼくが聴衆だったらブーイングだし、指揮者だったらそんなことはさせない。

ということはぼくが日本人だからかな、とも思った。

本場の人はそういうのは超越しちゃうのかな、

トスカニーニやウィーンフィルみたいに、あんな耳のいい連中が怒らないでやっているわけでしょ。こっちは気持ち悪くてCDを叩き壊してやりたいと思っているのに、これは面白い現象だと思った。

 とにかく、このパパゲーノのアリアをみんなに聞いて欲しいな。

日本人はみんな癪にさわると思うよ。

今のウィーンの人たちにもこれを聴かせたいね。それでどう思うのか聞いてみたい。とても耐えられないというかもしれないしね。


 第二幕の最後に大合唱があるでしょう。コーラスが全員ずり上げるんですよ。

馬鹿じゃないかと思うね。だいたいモーツアルトの演奏というのは、基本が清潔でないと駄目なんですよ。その清潔さの中で気持ちをこめていかないと。みんなでずり上げたんじゃぶち壊しですよ」
http://homepage3.nifty.com/akiraikeda/music/magiccd.htm

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html#c7

[政治・選挙・NHK232] 自民党幹事長「森友・加計は小さな問題」。これが自民党の感覚。最悪な政権を倒すため全力を尽くす。 小沢一郎(事務所) 赤かぶ
1. 中川隆[-6346] koaQ7Jey 2017年9月20日 17:25:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。

本当に恐ろしい世の中です。

既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。

まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。

これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。

本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。


安部先生は反安部運動の黒幕が CIA と官僚だというのがわかっているからね。

官僚の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう:


注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。


官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない

スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/575.html#c1

[リバイバル3] ケーブル(電線)の世界 中川隆
4. 中川隆[-6348] koaQ7Jey 2017年9月20日 17:38:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


ウエスタンのシステムをオリジナルの状態のコンビネーションで使用するというのは、ある意味で正解である。ウエスタンは、まさにその状態でバランスをとっている。

ウエスタンのスピーカーのリード線などを見ても、こんなところに細くて純度の低い銅線を何故使用するのだろうかと思うが、実はそれでもってバランスをとっている。6Nや7Nを使用すると破綻することがある。594Aのダイヤフラムのリード線も細い。オリジナルのWE755Aのリードも初期は細い。

アルテック以降の755Aでは、"良い"銅線が使用されている。バランスというものの本質が分かっていない後期の設計者が、抵抗値が低ければよい音になるだろうと思って、変えてしまったものかも知れない。いずれにしろ、ALTEC 755Aは、外見も仕様も全く同じだが、Western 755Aの音はしないのである。http://homepage3.nifty.com/western/audio/nazo2/nazo2.htm


スピーカーケーブルの長さで音が変わる  

WE755Aは、8インチの秀作、不世出のフルレンジ・ユニットである。このスピーカーは、高能率で実に細かい音を再現するに長けているが、ボイスコイルのインピーダンスが4オームと低く(ごく普通のスピーカー・ケーブルでは特に顕著だ)、アンプとの接続が全長1メートルくらいでは20センチ程度の長さの差があると音に出てしまう。むっとして、ケーブルを短く切るが、短ければ短いほどによい。理論的にも現実的にもケーブルは無いのが理想的である。

  低いインピーダンスのスピーカーは、ケーブルの影響を受けやすい。SPケーブルが長い場合、ケーブル自体の抵抗が多くなり、アンプ側からみると、ボイス・コイルを駆動しているのか途中の配線を駆動しているのか、訳がわからなくなる。
http://homepage3.nifty.com/western/audio/sp_cable/sp_cable.htm


常識的にはスピーカケーブルの抵抗値は低い方が良いのですがそうでもないことが多いことは皆さんもよく御承知のことと存じます。とくにこの Goodmans Axiom80 はその最たるものでしょう。ラウザーユニットとは異なってインピーダンス変動が大きく、常識が通用しないことは驚くべきものがあります。
http://www.audio-maestro.com/ma2.html

デッカ「デコラ」で使われているスピーカーコードを古い単線に換えてみました。
ところがどうでしょう、高音がきつく、堅くてうるさい音になってしまいました。

換えた理由はオリジナルがビニール被膜だったからです。ビニール被膜のコードは音が良くない!と頭で決めた先入感があって、いつかは換えてみたいと思っていました。しかし結果は全く裏目に出ました。安心して音を聴いていられないのは、落ち着かないことこの上なしです。

さらに悪いことに、オリジナルのコードを捨ててしまったのです。ああなんということを、と思っても時既に遅し。覆水盆に返らずです。そんなこんなで居ても立ってもいられず、取り敢えず単線は外し、布被膜の撚り線にしてみましたが、多少の改善は見られたものの、「デコラ」オリジナルの音には復しません。

ビンティージ・オーディオはそれが創り出された当時の完成度が、コード一本によって歪められ、バランスが崩れてしまう、ということが本当によくわかりました。オーディオはトータルバランス。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/4989053.html


2010年12月24日 鳴り過ぎないオーディオ

開店以来13年間、十分満足にこれといった不足もなく聴いてきたバドのオーディオなのですが・・。 時に、人間は欲という魔が差すことも、そして僕もしかり。

前に書いたとおり、デコラのスピーカーコード交換は大失敗。
音質は向上しましたが、音色・音味が馴染めなく落ち着かないという結果でした。

同様にメインスピーカーのヴァイタボックスもスピーカーコードを交換してみようと。
動機は単純、もっと良くなる(よく鳴る)んじゃないかという欲から出たこと。

では、こちらの結果はどうだったかというと、交換前と比べシンバルとベースの響きがよく聞こえるようになりました。つまり、音域の情報量が増え、さらに音がぐっと前に出てきたのです。

こう書くとよいこと尽くめのようですが然に非ず。この音が意外にも耳にうるさい、と感じてしまう結果に。

ヴァイタの音は抜けよく長時間聴いても疲れないスッピンの良さが特徴。
元通りのさりげない音に戻し、もういじるのはやめることにしました。

元に戻ってホッと安心し落ち着きましたよ。
音は鳴り過ぎるとうるさく疲れますね。

今回のコード交換は、欲がほどよいバランスを崩し、平常心を乱す格好の例となったようです。

何事も欲張らず「過ぎたるは及ばざるがごとし」でいきましょう。

A-7の箱にヴァイタボックスのホーンドライバーS2・ウーハーはAK156。
ネットワークはウェスタンのオイルコンとトランス。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/4991115.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c4

[リバイバル3] ケーブル(電線)の世界 中川隆
5. 中川隆[-6347] koaQ7Jey 2017年9月20日 17:52:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「音楽&オーディオ」の小部屋

たった一枚のCDが巻き起こした大騒動


Arve Tellefsen - Temaer fra Limelight - YouTube 動画
From the album "Intermezzo"
https://www.youtube.com/watch?v=UJzreQAztu4


「北欧のリリシズム」という形容がふさわしいヴァイオリニスト「アルベ・テレフセン」(ノルウェー)の「Intermezzo」。

12曲の小曲が収められているが、このうちの第2トラックの「ライムライト」(チャップリンの映画のテーマ曲)が絶品だ。

この世のものとは思えないような優雅でむせび泣くようなヴァイオリンの音色が美しい旋律とともに音響空間にフワッと広がって漂う様にただただウットリした記憶がある。ジャケットの画像から見てヴァイオリンはおそらく「ストラディヴァリ」ではなかろうか。

さあ、ヴァイオリンとくれば当然のごとく「AXIOM80」の出番だ。

ワクワクしながら耳を澄まして聴いてみるとこれがガッカリ。ヴィオリンの音色が濡れるどころかキンキンしてとても聴けたものではない。

こんなに再生が難しいCDだったかなあ?これでは昔のシステムの方が良かったぞ〜!(笑)

以前と違ってシステムの周波数レンジが広がったことにも一因があるのかもしれない。

それにしてもあまりにも極端なので、何か対策を講じなくては。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/83cbb6a0e826d85ab2b5767bb66291b7


今回は、我が家が抱えている課題についてYさんのご意見をぜひ参考にさせてもらおうという魂胆である。


「どうしてもAXIOM80がうまく鳴ってくれないので困ってますよ」と泣きついたわけだが、しばらく耳を澄ましておられたYさんが次のように述べられた。

「たしかにサ行(サシスセソ)がちょっとキツイですね。

これはSPケーブルに原因があるような気がします。

何しろ古いユニットですし、製作当時の平凡な撚り線の方が合っているような気がしますよ。」

つい最近のブログでも述べたように「AXIOM80」ほどデリケートなユニットは滅多にない。駆動するアンプはもちろんRCAコードからSPケーブルまでありとあらゆるものにケチをつけてくるのにはほんとうに参ってしまう(笑)。

対策として4つほど手立てを講じて「万策尽きた」と勝手に思っていたわけだが、Yさんのご指摘で、エッ、まだあったんだと驚いた!

先入感がない白紙状態からの他人の意見は完全な盲点を突いてくる!

現在SPケーブルに使っているのは「LANケーブル」だが、JBL「D123」の口径30センチでは完璧といっていいほどの鳴りっぷりなので、その性能を露ほども疑わなかったが、そういえば独特の構造とツクリを持つ古典派タイプの「AXIOM80」には合わないのかもしれない。

思いたったが吉日で、Yさんの目前でごく普通の「撚り線」ケーブルを引っ張り出して接続してみたところ、何と見事にサ行のキツさが低減したのである。

点数にたとえるとこれまで70点だったのが80点まで向上した感じで、これには心の底から驚いた。

と同時に、ナ〜ンダと自分の考えの至らなさに、もうガックリ(笑)。

ただし、後日、この「撚り線」ケーブルでJBLの「D123」を聴いたところ音がやや籠った印象を受けてサッパリだった。試しに「LANケーブル」に代えてみたところ、クリアで輝きのある音に大変身で断然こちらの方がいい。LANケーブルがもたらす鮮度はやっぱり凄い。

結局「AXIOM80」と、「JBL」とでSPケーブルを使い分けすることにしたが、面倒だけど仕方がない。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/353e2793bde158d05ccd32652bc36cfc
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c5

[番外地6] 東芝を破綻寸前に追い込んだ「日本の病」 _ 米国に足元を見られる理由とは? 中川隆
8. 中川隆[-6346] koaQ7Jey 2017年9月20日 18:21:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月20日
大塚家具久美子社長は『罵倒女王』 ガラス張りの部屋で叱責


本社ビル6階のガラス張りの「罵倒室」に嫌いな社員を呼び出しては、「まだ生きてたの?」などと叱責しているという
引用:http://affi-convert.com/wp-content/uploads/2016/11/1-a7385.jpg

経営悪化する大塚家具

お家騒動の末に父親から大塚家具を乗っ取った娘の久美子社長が、幹部社員に暴言を吐きまくっていると話題になっています。

一部報道によると久美子社長は自分の2倍も年長で創業以来の幹部たちにも「あんたバカなの?」と罵倒しているという。

それもたまにではなく毎日、「一言言うと100倍仕返しされる」ほど喋り捲って相手を侮辱するのだという。



大塚家具で親子のお家騒動があったのは2015年で、売上高は年間580億円だった。

売上高は2016年に2割減少し、2017年前半はさらに1割減少し、後半も同じペースが予想されています。

たった2年で3割か4割も売上げが減少し、2年連続で40億円から60億円以上の赤字が見込まれている。


大塚家具は勝久氏が会員制高級家具店として成功したが、2007年に赤字になり、2009年に14億円の赤字を出して久美子社長が就任した。

2014年に久美子社長でも赤字になり、2014年7月に勝久氏が再び社長に復帰しました。

だが久美子氏は納得せず、主要株主を説得して自分を支持するよう働きかけ、2015年3月の株主総会で久美子社長が再復帰した。


久美子社長は会員制を廃止してイケアやニトリのような大衆化路線を取ると説明し、株主らは満場一致に近い形で支持しました。

会員制を辞めた最初のセールは賑わったが、これは会員制高級家具を捨て値で処分したから、客が集まっただけでした。

その後は閑古鳥が鳴き、会員制時代の客は離れてしまい、新たな客を獲得できていない。

トップとしての資質に疑問

大衆化路線の間違いはニトリやイケアという成功企業が既に存在するのに、小さな大塚家具が安売りしようとした事にあります。

家具は家電と違って売れるまでに半年から1年以上掛かる商品なので、在庫コストがかさみ、値引きできない商品です。

イケアやニトリは製造段階から2流品を製造し、低価格で販売する大量消費戦略を取っています。


同じ事を大塚家具がやろうとしても販売数が少ないので製造業者から相手にされず、高いコストの2流品になってしまいます。

大塚家具は会員制高級家具に合わせて、都会の一等地に小さな店舗を構えていて、ホームセンターのような店舗を持っていません。

久美子社長は最初の段階から戦略を間違えていたのであり、大衆化路線は今後も上手く行かないでしょう。


父親の勝久氏は「匠大塚」を立ち上げて大塚家具から離脱した社員を受け入れたのも、大塚家具には打撃でした。

久美子社長はこれを引き抜きと受け取り、匠大塚に移籍しそうな社員を通報する、密告制度を作ったと言われています。

勝久時代からの社員たちと久美子氏の関係は険悪なものになり、久美子社長は業績低迷を社員のせいにしているとされています。


久美子氏は海外経験から英語を使う事が多いが、業績低迷は「社員のオペレーションに問題がある」と再三口にしています。

業績悪化は社員の働き方が悪いからだと言いたいのだが、それは社員には伝わっていない。

オペレーション、コンプライアンス、コミット、スキル、ネゴシエーションなど年配社員には分かりくい言葉を多用する。


ガラスの部屋の罵倒女王

理解できないと「あんたバカなの?」「なんで分からないの」と社長室で罵倒を繰り返し、ガラス張りなので外から丸見えだという。

久美子社長の言葉の汚さは有名なようで、テレビに映るときと普段では、態度や言葉使いが違うという。

久美子社長が特に毛嫌いしているのが勝久時代から働いている40代以上の中年社員で、「追い出し部屋」と呼ぶ外回り営業に配置転換した。


本社勤務でせいぜい来店客の対応しか経験がない社員に飛び込み営業をやらせて、「あんたまだ居たの?」とパワハラを繰り返していると言われている。

「あんたまだ生きてたの?」「同じ空気を吸いたくないから出て行って」「あんた本当に人間なの?」と机を叩きながら毎日叱責しているという。

社員が一言言い返すと100倍以上罵倒するとされていて、相手の言い分は一切認めず、完全に叩きのめすまで罵倒を辞めない。


一方で自分より若い、自分に忠実な男性社員にはそれほどでもなく、彼らには優しくしている。

叱るだけ、怒るだけ、しかも自分が決定し指示した事でも社員のせいにし、謝罪しても絶対に許さず、給料から賠償させる。

社長室はなぜかガラス張りなので、社員を叱る様子は丸見えで、「自分に逆らえばこうなるぞ」という見せしめになっている。


株主らは久美子社長の資質に疑問を投げかけているが、彼女を満場一致で社長に支持したのはその株主達でした。
http://www.thutmosev.com/archives/72704400.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/774.html#c8

[政治・選挙・NHK232] 舐めたらあかんぜよ!  赤かぶ
1. 中川隆[-6345] koaQ7Jey 2017年9月20日 18:28:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。
本当に恐ろしい世の中です。

既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。

まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。

これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。

本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。


安部先生は反安部運動の黒幕が CIA と官僚だというのがわかっているからね。

官僚の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう:


注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。


官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない

スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。


http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/577.html#c1

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
15. 中川隆[-6344] koaQ7Jey 2017年9月20日 18:33:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

現在、アメリカ支配層はロシアと中国の封じ込めに躍起である。1991年12月にソ連が消滅、ロシアは傀儡のボリス・エリツィンを大統領に据えて属国化、中国は1980年代からエリート層を懐柔しているつもりで、残された「雑魚」を潰していけば良いとネオコンは考えた。​国務次官だったポール・ウォルフォウィッツが1991年、シリア、イラン、イラクを殲滅すると口にした​のは、そうした理由からだ。そうした計画を1992年2月、ウォルフォウィッツたちは国防総省のDPG草案という形で文書化した。

2003年にアメリカはイラクを先制攻撃してサダム・フセイン体制を倒し、リビアやシリアはサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を主力とする傭兵集団を侵略軍として送り込んでいる。アル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)だ。


この計画を狂わせたのがロシアのウラジミル・プーチン。アメリカの属国担ったはずのロシアを再独立させ、国力も回復させてしまったのである。そのロシアをもう一度つぶすためにウクライナでネオナチを使ったクーデターを実行、原油相場を急落させて経済的に圧力を加えようとしたのだが、クーデターでクリミアを制圧することに失敗、ロシアと中国を戦略的同盟国にしてしまった。原油相場の急落はアメリカと同盟関係にあるサウジアラビアを苦境に陥れ、アメリカのシェール・ガス/オイル業界にも大きなダメージを与えることになった。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709070000/

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c15

[リバイバル3] 中川隆 _ オーディオ関係投稿リンク 中川隆
104. 2017年9月20日 18:53:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アンプはハンダで音が激変する
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/758.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/451.html#c104
[リバイバル3] アンプはハンダで音が激変する 中川隆
1. 中川隆[-6343] koaQ7Jey 2017年9月20日 18:57:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

オール・ウエスタン・エレクトリック

VT2(WE205シリーズ軍用管)プッシュプル古典球・真空管アンプ

濃密な小出力 真空管アンプ

私は特に3極管が好きで何台も作ってきましたが、オール直熱3極管をまだ作っていませんでした。UTCのトランスでインターステージにS8、出力にS15、ウエスタン・エレクトリックのWE−VT1、WE−216A、VT2等の珍しい球が入手出来たので、滅多に作れない古典アンプの設計をしました。

初段にVT1と216A、出力段にVT2のプッシュプル・アンプでステレオ・パワーアンプなので、WEの古典球8本と同じくWEの整流管の計9本も使用した超贅沢なアンプが完成しました。 

前段はVT1と216Aの2段構成で中間トランスにUTCのS8、VT2のPPアンプでOPTはUTCのS15を使った全段直熱3極管仕様で、これも小型送信管アンプと言えるでしょう。 

配線の線材はWE製、銀ハンダで製作。 

最近変な趣味になってきたかな〜とも思いながら、音質の追求よりも珍しい物で、他の人が簡単には真似の出来ない物を作るのも自作の楽しみかたですか・・・・。 
適当なアンプを作っていくと10台に1台位は、目の覚めるような音が出ることがありますが、この古い球とUTCのトランスたち、現代の高価な物より良い音を出していると思います。

配線の線材はWE製、銀ハンダで製作。

配線はWE製です。AWG22ですがAWG18が有れば良いのですが探せませんでした。メッキ線ですので、ハンダの「のり」は良く皮膜をカットする工具等を使い作業は早く終わりました。

単線は音が中域に寄り、撚り線はワイドレンジになるのが特徴のようです・・。

線材が少し細めなので、シンプルに見えます。ヒーター用のトランスを1個追加しました。厚みが30mmなので作業がしやすく、配線は楽にできました。参考までに線材は全長で約12m、銀ハンダは0.8mmで約5m使いました。

今回のアンプは、世界最高峰のWE製の単線のケーブルで配線してみました。

この線材は、AWG22ですので、太い線では有りません。
現代の常識からは、とても細い線です。詳しいことは分かりませんが、メッキ線の外側に布の様な物が巻かれています。これは帯磁を防ぐ為の様です。本来はAWG16のメッキ線のヨリ線等がスピーカー・ケーブルに有名の様です。

時々WEの電話線は駄目と言っている方がいますが、そんな話しは無いと思いますので、有ったら使ってみて下さい。有名なJBL、アルテックのスピーカやネットワーク等の中には、この線が使われているのは、この線の方が音が良いと言う計算の元に使われている様で、むやみに太い線に交換しても良い事は有りません。線材1つ取っても奥が深いですね・・・

ハンダ付けも銀製の物があるので、それを使ってみました。

煙の匂いが違うものの、使用感は変わり有りませんでした。雑誌を見ていて、完成品のプリント基板のハンダを除去して、銀ハンダで付け直して音が良くなった記事を見ましたが、感度の良い方はそれが分かるそうです。 
http://www.anc-tv.ne.jp/~suzuki3/amp_vt1_216a/a_vt1_216a.htm

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/758.html#c1

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
51. 中川隆[-6342] koaQ7Jey 2017年9月20日 19:06:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アメリカの左翼活動? 北朝鮮を密かに支える米国人専門家集団たち=浜田和幸 2017年9月19日
http://www.mag2.com/p/money/302377


トランプ政権は北朝鮮への非難をエスカレートさせているが、その一方で、70名ほどの米国人専門家を平壌科学技術大学に派遣し、最先端の科学技術を伝授している。


アメリカが支える「北朝鮮の科学技術」常時200人ほどが人道支援

トランプ政権、非難の裏で北朝鮮をサポート

ぶっちゃけ、アメリカの二枚舌はここに極まれりだ。

トランプ政権は北朝鮮への経済制裁を強めるべく、国連の安保理をはじめ、あらゆる場面で北朝鮮への非難をエスカレートさせている。

しかし、ピョンヤンにある平壌科学技術大学には70人ほどのアメリカ人の教授やスタッフが毎学期ごと派遣されていることには触れようとしない。こうしたアメリカ人専門家たちは、最先端の科学技術を北朝鮮に伝授しているのである。

いわば、間接的に金正恩体制を支えているといっても過言ではない。

他にも、アメリカの元国連大使ビル・リチャードソン氏によれば、「アメリカの人道支援活動家や医療チーム、宗教ボランティアが北朝鮮のために親身になって働いている」とのこと。

実は、キリスト教のエバンジェリカル派がピョンヤン市内で運営する学校では、600人の北朝鮮の子供たちが英語で授業を受けている。

こうしたエリート校で学べるのは、北朝鮮の教育省が選んだ生徒に限られていることは言うまでもない。朝鮮労働党の幹部の子弟が中心である。

ほとんど外部に知られていない、アメリカ流の「対北朝鮮外交」の一端と言えよう。こうした活動には常時200人ほどのアメリカ人が関わっている。

平壌医科大学病院にはアメリカ人医師も常駐し、北朝鮮の市民へ医療サービスを提供。これまで20年以上に渡り、北朝鮮での活動を継続しているのである。


宗教団体が中心になって支援

特に、1990年代半ばに発生した洪水や飢饉を受け、アメリカの宗教団体が中心となり、地道な人道支援活動を強化してきた。

食糧援助に止まらず、農業技術の移転や水路管理をはじめ、健康や教育関連のサービスなどを年々充実させてきている。今年に入ってからも新たに5台の救急車が贈呈された。

朝鮮キリスト友の会などアメリカ、韓国が立ち上げた北朝鮮支援グループは、直接、専門家やボランティアを毎年のように送り込んでいるのである。

アメリカ人の訪朝制限も「人道支援」分野は例外に

確かに、北朝鮮によるミサイル発射や地下核実験の影響で、本年9月1日からアメリカ国務省はアメリカ人の北朝鮮訪問には制限を課すようになった。しかし、人道支援の分野に関しては例外を設けているようだ。

危機的状況が最悪の事態に陥らないように、最後の頼みのチャンネルを維持しようとの深慮遠謀と思われる。


とはいえ、平壌科学技術大学での仕事を終え、帰国しようとしたアメリカ人専門家2人が空港で拘束され、囚われの身となってしまった。ぶっちゃけ、先の読めない北朝鮮情勢が続いているのだ。


トランプ大統領の家族中心主義の落とし穴

ぶっちゃけ、トランプ大統領の言動には呆れることが多い。ある時は「金正恩とワシントンでハンバーガーを一緒に食べたい」と笑顔で語る。ところが、次の瞬間には「堪忍袋の緒が切れた。経済、軍事問わず、あらゆる選択肢の中から、北朝鮮に目にもの見せてやる」と怒りを露わにする。自らの見通しの甘さを反省せず、相手の悪口をツイッターでばらまくことに血眼になる。


http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c51

[政治・選挙・NHK232] 改憲を争点にすれば野党は負ける。いい加減学習しよう。(反戦な家づくり) 赤かぶ
1. 中川隆[-6341] koaQ7Jey 2017年9月20日 22:02:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。
本当に恐ろしい世の中です。
既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。
まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。

これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。

本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。


安部先生は反安部運動の黒幕が CIA と官僚だというのがわかっているからね。

官僚の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう:


注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。


官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない

スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。


____


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
モリカケ問題で安倍降ろしが始まっていますが、マスコミにも北朝鮮や中国の工作員が入り込んで工作している。石破茂というムンジェインのような受け皿も用意されたようだ。石破氏は自民党を離党したり合流したりと謎の人物だ。中国は石破氏を首相にすれば、情報は中国に筒抜けになる。


詳細は

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/584.html#c1

[政治・選挙・NHK232] <解散総選挙>安倍自民圧勝 それでも加計で攻め立てれば改憲は阻止できる(田中龍作ジャーナル) 赤かぶ
1. 中川隆[-6346] koaQ7Jey 2017年9月21日 01:52:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。
本当に恐ろしい世の中です。

既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。
まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。
これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。

本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。


安部先生は反安部運動の黒幕が CIA と官僚だというのがわかっているからね。

官僚の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。
人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう:


注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。


官僚はCIAの指示通りに動いただけだから黒幕はCIAなんだ

アメリカは安部さんを解任したいから、スキャンダル情報を官僚に流してマスコミを使って日本人を操作したんだ

官僚は安部さんに都合の悪い自民党のスキャンダルをマスコミに流させた

都民はマスコミに扇動されて官僚の流した嘘を信じた

安部さんは官僚とそのバックのCIAとの闘争に負けた

アホ日本人にはそういう背景が全くわからない

スキャンダル情報はCIAが官僚とマスコミに流していた:


日本のジャーナリズムを監視する米軍組織

 神奈川県の座間キャンプ内にある、米軍第500軍事情報旅団「アジア研究分遣隊」Asian Studies Detachmentでは、日本国内で刊行される書物・雑誌等々を網羅的に「チェック」し、米国の政策に反対する人間、反米の思想家・評論家を監視している。


____


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
モリカケ問題で安倍降ろしが始まっていますが、マスコミにも北朝鮮や中国の工作員が入り込んで工作している。石破茂というムンジェインのような受け皿も用意されたようだ。石破氏は自民党を離党したり合流したりと謎の人物だ。中国は石破氏を首相にすれば、情報は中国に筒抜けになる。


http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/598.html#c1

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
446. 中川隆[-6346] koaQ7Jey 2017年9月21日 07:52:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

酒を飲むとバカになる _ アルコールが7種のガンの直接的要因であることが判明
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/723.html#c1
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c446
[リバイバル3] 中川隆 _ オーディオ関係投稿リンク 中川隆
105. 2017年9月21日 08:13:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「マイ電柱」は効果が有るのか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/759.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/451.html#c105
[番外地6] 「日本のホワイトカラーは生産性が低い」という都市伝説に騙されるな 中川隆
7. 中川隆[-6345] koaQ7Jey 2017年9月21日 08:44:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月21日
働き方改革で日本の生産性がさらに悪化する


多くの業種で現在より長時間残業が合法になり、日本の生産性はもっと悪化する
引用:http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170329000405_comm.jpg

安倍首相は同じ手で2度騙す

日本政府は「働き方改革」というものを進めていて、日本人の働き方を改善すると言っています。

日本人の働き方と言えばワXミに象徴されるように、「死ぬまで働け、働けるだけで感謝しろ」というものでした。

経済が悪化し失業率上昇とともに労働環境は悪化し、2000年代には残業代を払わずに無制限で残業をさせるのが当たり前に成りました。



2015年ごろから景気回復が顕著になり(というよりそれまでは酷すぎて、今は当たり前程度になった)、こうした無制限残業は減少した。

求人件数が増えたために、労働者はサービス残業を毎日10時間要求するような会社で、働かずに辞めるようになりました。

働き方改革はこれをさらに改善する事なのかと思いきや、再び元通りにサービス残業を復活させようという試みです。


長時間無償残業を引き起こしたのは1990年代に政府が言い出した「成果主義」で導入するまでは素晴らしい事のように言っていました。

労働時間を束縛されるのではなく、自分の仕事を早く終えれば早く帰宅できると言っていたが、実際は逆だった。

成果つまりノルマを際限なく増やされて、時間給ではなく成果給だと言って、残業代を出さなくなりました。


安倍首相の働き方改革で、またこの「成果主義」が復活し、「脱時間給制度」と言い換えています。

宣伝文句も90年代と同じで、「仕事を終わったら早く帰れるようになる」と言っています。

他にも正規と非正規の格差をなくし、非正規の労働条件を改善するとしている。

改革したらGDPが縮小

働き方改革では『高度プロフェッショナル制度』が導入され、年収約1000万円の人は労働基準法の例外扱いになります。

いままでは年収に関係なく労働者の残業は月45時間以内(罰則がなく守られていないが)1日8時間、週40時間などの制限がなくなります。

6時間ごとに45分、8時間ごとに1時間の休憩義務もなくなり、なんと6日間一睡もさせずに労働させても合法になります。


年一ヶ月は残業100時間まで可、月平均45時間までだった平均残業時間は80時間まで可、年間残業時間は720時間まで可となっています。

対象になるのは平均年収の3倍以上、年収1075万円以上専門性の高い職業の人とされています。

大多数の人には関係がないので、どうでも良いんじゃないかとも思えますが、日本経済への悪影響が懸念されています。


先日大和総研は働き方改革の試算をした結果、日本のGDPが8.5兆円減少すると発表しました。

なぜ働き方改革でGDPが減るのかについてはGDPとは国民総所得なので、全国民の年収を合計したものがGDPになります。(正確には少し違う)

企業は残業代の支出を8.5兆円減らすので、そのまんまGDPも8.5兆円減るのです。


思い出して欲しいのは90年代から2000年代のデフレで、労働者の給料が減り続けた間、日本のGDPも減り続けました。

日本政府はトヨタやユニクロやワタミの人件費を圧縮し優遇したが、労働者の給料を減らせば減らすほど、日本のGDPも減るのです。

「国滅んでトヨタあり」という状況になり、トヨタは世界一のメーカーになったが、日本の労働者はドレイ同然になった。


日本の生産性が悪いという事が言われてきましたが、生産性とは『労働者が生み出す価値÷労働時間』なので、労働時間を増やして給料を払わなければ、生産性は悪化します。

働き方改革をした結果、日本の生産性は先進国最低からさらに悪化し、世界最低になると予想されます。

対象は最初は高収入の専門職ですが、すぐに一般労働者や非正規労働者にも拡大されるでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/72700447.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/756.html#c7

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
18. 中川隆[-6344] koaQ7Jey 2017年9月21日 08:55:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.21
嘘と暴力で世界を支配しようとしている実態が知られていることを承知で嘘と恫喝を続ける米国


ドナルド・トランプ米大統領は国連で朝鮮を壊滅させると恫喝、ハリウッドで成功したアフリカ系俳優のモーガン・フリーマンはアメリカがロシアと戦争状態にあると宣伝した。トランプによると、アメリカは7000億ドルの軍事予算を投入するらしい。それだけドルを発行するということだが、ドルが基軸通貨の地位から陥落すれば、全てがのしかかってくる。

トランプ政権で首席戦略官を務めていたステファン・バノンは朝鮮の核問題で「軍事的な解決はない。忘れろ」と発言、ソウルに住む1000万人が開戦から最初の30分で死なないことを示されない限り軍事作戦には賛成しないという姿勢を示した直後に解任された。

国家安全保障担当補佐官だったマイケル・フリンが局長を務めていた2012年にDIA(国防情報局)は2012年8月、シリアで政府軍と戦っているのはサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQI(DIAはアル・ヌスラと実態は同じだとしている)だと指摘していた。つまり、バラク・オバマ大統領が言うところの「穏健派」は存在しないということであり、オバマ政権の政策が継続されると東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告していた。退役後、この問題をアル・ジャジーラの番組で問われたフリン中将は、ダーイッシュの勢力が拡大したのはオバマ政権が決めた政策によると語っている。

本ブログでは何度も指摘してきたが、この警告は2014年1月、ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)がファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言して現実になった。その年の6月にモスルを制圧したが、その際にトヨタ製の真新しい小型トラック「ハイラックス」を連ねた「パレード」を行い、その様子を撮影した写真が配信されたことも有名になった。言うまでもなくパレードを含め、ダーイッシュの行動をアメリカの軍や情報機関はスパイ衛星、偵察機、通信傍受、人から情報を把握していたはずだが、静観していた。

トランプはフリンから「テロリスト」の正体を詳しく聞き、アメリカ、サウジアラビア、イスラエルを中心とする勢力がリビアやシリアを制圧するために送り込んだ傭兵集団だということを理解しているはずである。

もしフリンか聞かなかったとしても、2007年3月5日付けのニューヨーカー誌に掲載されたシーモア・ハーシュの記事を読めば、今、中東で起きていることの本質は推測できるだろう。アメリカがイランとシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラをターゲットにした秘密工作を開始、イスラエルとサウジアラビアが工作に参加しているとハーシュは指摘している。

この工作の中心的なグループにはリチャード・チェイニー副大統領(当時。以下同じ)、ネオコンのエリオット・エイブラムズ国家安全保障問題担当次席補佐官、ザルメイ・ハリルザド、そしてサウジアラビアのバンダル・ビン・スルタン国家安全保障問題担当顧問(元アメリカ駐在大使、後に総合情報庁長官)だとしている。

そのうえ、「サウジは相当な金融資産があり、ムスリム同胞団やサラフ主義者と深い関係があ」り、「サウジは最悪のイスラム過激派を動員することができた。一旦、その箱を開けて彼らを外へ出したなら、2度と戻すことはできない。」とするバリ・ナスルの発言を引用している。この人物はジョンズホプキンス大学高等国際関係大学院のディーンで、外交問題評議会の終身メンバーでもある。つまり、この工作を懸念する人がアメリカ支配層の内部にもいたということだ。

2016年の大統領選挙が始まる前、支配層による投票数の操作疑惑が膨らみ、イスラエル・ロビーによる選挙介入が問題になっていた。買収や恫喝が行われていると疑っている人は少なくない。その仕組みが昨年、ネオコンが計画したようには機能しなかった。そこで選挙結果を思惑通りに軌道修正しようと形振りを構わずに行動している。その道具が有力メディアやハリウッドだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709210000/
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c18

[リバイバル3] 中川隆 _ 欧米文化関係投稿リンク 中川隆
24. 中川隆[-6343] koaQ7Jey 2017年9月21日 08:57:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している
へのコメント
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/464.html#c24
[リバイバル3] 中川隆 _ オーディオ関係投稿リンク 中川隆
106. 2017年9月21日 10:00:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アンプの音はトランスで殆ど決まってしまう
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/760.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/451.html#c106
[政治・選挙・NHK232] 前川喜平・前文科事務次官が告発「首相の“お友達案件”の世界遺産登録は、日韓関係悪化の火種となる」(ハーバー・ビジネス) 赤かぶ
1. 中川隆[-6342] koaQ7Jey 2017年9月21日 10:41:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ロリコン詐欺師 前川喜平がやっていた事
加計騒動とは 内閣人事局を巡る官僚と首相の人事権闘争


加計騒動を支援している「闇の天皇」

安倍首相周辺と加計学園を巡る騒動は一向に治まる気配が無く、7月2日の東京都議会選でも惨敗が予想されている。

前川前文部科学次官がマスコミにしゃべっている間は「怪文書」だと言っていたが、文部科学省の内部調査で同じ文書が出てきた。

文書は日付や作成者の署名がない匿名で、これでは公式文書ではないが、萩生田官房副長官が安倍首相の名前を出して働きかけをしていた。

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萩生田氏は事実無根だとしていたが、今度は萩生田氏と文部官僚との録音テープなるものが出てくると言われている。

仮にこれらが事実だとすると一連の出来事が一つにつながり、その出所は萩生田官房副長官だった事になる。

まず萩生田氏が文部科学省に押しかけて家計学園獣医学部の新設を認可するよう働きかけ「総理の意向だ」と言って期日を区切って要求した。


萩生田氏の要請に基づいて恐らく文部科学省の次官か局長が、『官邸の最高レベル』からの要請だというメールを作成し送信した。

『総理は平成30年(2018年)4月開学とおしりを切っていた』という文面があり、文部省では今年8月までに認可の判断を行う。

加計学園獣医学部は戦略特区制度によって愛媛県今治市が新設を希望し、用地を無償で提供した上、認可を強く希望している。


いったい四国の田舎の獣医学校の何が重要なのか、どうでも良いような気がするが、前川前次官と文部省にとっては重大事件だった。

加計学園騒動が始まる半年前の2017年2月に文部科学省の天下りが発覚し、前川喜平次官が責任を取らされて辞任した。

前川氏と文部官僚はこの懲罰を不満に思って官邸と全面戦争を始めるのだが、その背後には「闇の天皇」と呼ばれる財務省の後押しがあった。


本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。

____


最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。

本当に恐ろしい世の中です。

既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。

まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。

これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。

本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。


事務次官とは何か、前川前次官で注目エリート集団

この人が騒いでいる本当の理由は、「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事です。
引用:http://blogc.fujitv.co.jp/simg/blogimg/6db29/90119/537660_pcl.jpg


総理より地位が高い事務次官

加計学園をめぐる「忖度」騒動は前川喜平・前文部科学事務次官の告発から騒動が広まった。

なぜ前川氏はこのように安倍首相を憎み、敵愾心を露にして噛み付くのか、事務次官という身分階級を知らないとわかり難い。

各省庁の事務次官は「次官」なので文字を読んだだけでは「2番目の事務員」かなと思うが、実際には省庁の大統領のような地位にある。

         

事務次官は表向きの法律では大臣を補佐する役割だが、実際には大臣を上回る最高権威です。

大臣と事務次官の関係については、2001年に小泉内閣で外務大臣を(9ヶ月だけ)勤めた田中眞紀子議員が良く喋っていた。(喋りすぎた)

その前に田中眞紀子が外務大臣に選ばれた理由を説明すると、2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎を当選させた功労者だった。


超不人気だった森首相が退陣し、次の首相は橋本龍太郎で決まりと言われていて、国民は「またあのバカ総理か」と失望していた。

小泉純一郎は出馬しても負けそうなので立候補するつもりはなかったが、当時人気絶頂だった田中眞紀子が「あんた出なさいよ」とけしかけたと言われている。

人気者の眞紀子に後押しされて小泉旋風が吹き、めでたく総理大臣になり田中眞紀子は論功行賞で外務大臣になった。


欧米メディアは「次の総理は田中眞紀子」「初の女性総理誕生へ」と報道し、小泉自身より人気が高かったほどだった。

その大功労者が些細なことで外務官僚と対立して、クビになったのは田中眞紀子大臣の方だった。

日本政府の方針と異なる発言を、外相として勝手に発言したり、外相会談のドタキャンなど様々な出来事があった。


官僚を激怒させた安倍首相の行為

だが一番の対立点は「外務大臣と事務次官のどちらに人事権があるか」という事で、眞紀子大臣は自分に逆らう事務次官の更迭を小泉首相に要求した。

結果は書いたとおり、クビになったのは大臣のほうだったので、大臣の人事権は事務次官が握っているが、逆はありえない。

法律はどうであれ大臣より事務次官のほうが地位が上なのが日本の制度であり、主要な省の事務次官となると総理大臣より地位が上である。


ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されたが、事務次官は決して逮捕されず、責任を取らされたりもしない。

思い出して欲しいがあらゆる政治スキャンダルで責任を取るのは大臣と総理だけで、事務次官や官僚はマスコミから責任の追求すらされない。

もし事務次官が責任を取らされるような事が起きれば、明治以来の大事件であり、絶対に有り得ない筈だった。


朝日新聞は平気で天皇や総理大臣の悪口を書くが、それでいて事務次官の悪口を絶対に書かず、官僚は神聖にして汚すべからずを貫いている。

朝日新聞も日本の最高権力者が怖いのであり、許認可権から逮捕権、裁判権まで握っている官僚たちには逆らいません。(最高裁判官も官僚)

その有り得ないはずの事が森友、加計騒動の根源である文部科学省で起きていて、事務次官がクビになっていました。


「キXXX」の言い分

前川喜平前事務次官は退職した文部官僚が民間機関に天下りする仲介役をしていて、2017年1月20日に辞職した。

2017年3月に懲戒免職になる予定だったが、文部省側は猛反発しして自主退職になったうえ、退職金5000万円以上が支払われた。

軽い処分で済んで助かったように見えるが、官僚目線では「どうして上司である事務次官が部下である総理大臣から追放されるのか」という事になる。


ニュースを見ていると異常な事件で犯人が意味不明な事をしゃべる場合があるが、「キXXX」の言い分は彼らにしか分からない。

前川喜平と官僚たちには「総理大臣風情がでかい面しやがって」「今に見ておれ小僧」という恨みだけが残ったようです。

そして文部科学省は自分のスキャンダルである森友、加計を暴露する事で安倍首相を糾弾するという捨て身の戦法に出た。


過去の政治スキャンダルで責任を問われたのは政治家だけで、官僚が罪に問われた事は無いので、こうした戦法は実は良く行われている。

大阪地検や東京地検は森友加計を捜査しているが、検察官僚の身内である文部官僚は決して捜査対象にならない。

うまく行けば前川喜平前事務次官は高給で天下りできるだろうし、それどころか政治家として権力を握る事もできる。


突き詰めると官僚と総理のどちらが上か、どちらが日本の権力者かという対立です。
http://www.thutmosev.com/archives/71597964.html


天下り官僚に翻弄される私大の悲惨

文部科学省の前事務次官の前川喜平がどのようなことをしてクビになったかを記事を読めばわかりますが、天下り官僚を引き受けた私立大学がどんな食い物にされているかがわかります。天下り官僚は悪知恵だけが働く悪賢い人材の集団であり、文部科学省ではそれが組織化されていた。

最近になって少子化で大学進学者が減っていくのに大学だけはどんどん新設されてきたのは、天下り官僚の引受先だからだ。大学教授や理事に天下るわけですが、天下り官僚を引き受ければお土産がついてくる。それが全国の大学にばらまかれるわけですが、それが天下り官僚の懐に入る。

日本全国に大量に作られた新設大学は、Fラン大学となり学生集めにも苦労することになる。都心にある一流有名大学なら学生集めも苦労しないでしょうが、一時は都心のキャンパスを売り払って郊外に移転する大学が相次ぎましたが、大学生の評判が悪くてまた都心に戻ってくる大学が多くなりました。

地方では大学生集めに苦労して、中国やベトナムなどからの留学生の引受先になっている。留学生といってもアルバイトに出稼ぎに来ている留学生であり、どのような勉強をしているのだろうか。私がいた頃もそうなのですが、大学は学問の墓場であり、大学という産業で学生たちを食い物にしている。

昔は利口だから大学に進学しましたが、今では利口でないから大学を出て学歴で就職に有利にしようとしている。腐敗堕落しきった大学に行って何を学ぼうとしているのでしょうか。腐敗した大学教授から学べば腐敗した大学生になるだけであり、そんな大学なら進学しないほうがいい。

大伽藍に名僧無しと言いますが、大キャンパスに名教授無しであり、主だった大学のポストは天下り教授に占拠されて、いいように食い物にされてしまう。週に一コマ程度の講義をするだけで年収は2500万円だ。5年勤めて退職金が3000万円だそうですが、いくつもの大学を渡り歩けば5億円もの収入だ。

つまり大学に進学して、霞ヶ関の官僚になり、天下って私のような人物になれと大学生に教育しているのだろうか。中にはやり手の天下り官僚もいて、大学の移転絡みで建設費用から数億円抜いた天下り官僚もいたようだ。森友騒動でも校舎建設で建設補助金がピンはねされて事件になりましたが、このような話はいくらでもあるのだろう。

年々大学の授業料が高騰してきていますが、学生たちは奨学金ローンを借りて学費を払っている。大学を卒業するまでには最低500万円はかかるからそれだけ借金を抱えて卒業する。そこまでして払った学費は天下り官僚の懐に入っていく。有意義な講義をしてくれれなそれでいいのでしょうが、天下り官僚にそれほどの学識があるわけない。
http://2013tora.jp/kabu391.html


2017.8.18 天下り官僚に翻弄される私大の悲惨


日本の学歴ヒエラルキーの頂点に立つ東京大学。官僚などが大学で教鞭をとる形などでの天下りは有名だが、官僚の天下り問題や、旧帝大から私大への天下り的な再就職に批判を続けている元大学教授に話を聞いた。(フリーライター 光浦晋三)


私大を渡り歩いて5億円を荒稼ぎ!
天下り官僚に食い物にされる私大

 元東大教授よりも破壊力が強いのが官僚だ。官僚時代は数百億円の予算を動かしていただけに金銭感覚がズレすぎているという。私大には文科省、経済産業省、財務省など多くの官僚が天下りし、教授の座に収まっている。

「“渡り鳥稼業”の天下り役人は会議の欠席はザラなうえ、仕事の知識もない。仕事は部下に任せてゴロゴロしているだけ。それでも年俸は最低2500万円。さらに5年勤めて退職金が3000万円。これで3〜5つの大学を渡り歩いて計5億円は稼ぎます」

 もっとも何もしないのならマシな部類で、元官僚と悪徳教授が手を組み、大学を食い物にするケースも多々あるそうだ。濱野氏がいた都内の女子大では40億円が消えたこともあったという。

「彼らが株式や投資信託を駆使してマネーロンダリングをやったようですが、証拠が出なかった。また、翌年に取り壊しが決定していた校舎の大規模修繕に3億をつぎ込み、さらに塗装で1億2000万円と、計4億2000万円を無駄遣いしたことも。すぐに跡地に新しいビルを建てるところまで計画済みで、旧ビルでどんなインチキがあったのかはウヤムヤになってしまった。巧妙に証拠が残らない工作だけは一流のため、追跡調査もできなかった。もちろん大学の事務職などは真相を知っていましたが、黙殺したまま。ヘタに口にしようものなら簡単に左遷されてしまいますからね」

 別の学校ではこんなケースも。

「もっとひどいのは、研究業績が大学院生ほどもないクズ教授を学長に仕立て、自分は定年のない常務理事のポストに就いた天下り官僚がいました。さらに、部課長などの大学の要職を、仲間や部下で固め、付属の建物の増改築で稼ぐなど好き放題だった。さらに、法人側の私立学校法違反事項を目ざとく見つけると、理事長選で教授会をけしかけ、当主を追い出し自分が理事長の座に座り、そのまま学園を乗っ取ったヤツもいた。都内有数の伝統校でしたが、その後は、学問はそっちのけとなり、今では生徒の確保にも困るほど疲弊してしまいました」

 悪質な実例はまだまだあるという。

「今時、わざとド田舎にキャンパスを購入し、引っ越さなくてもいい学部の建物まで建てて都内一等地のキャンパスを売却し、その取り壊しとキャンパス移転で数十億を着服する天下りもいました。ゼネコンのリベートで稼いだんです。その大学は生徒集めに窮し、今は中国やベトナムからの留学生で細々と命脈を保っていますが、近々、倒産の噂も聞こえてきます。もちろん、天下り役人はその前にいなくなるでしょうね」

 悪徳教授や官僚を受け入れる私学の側にも落ち度があるとの指摘もあるが、濱野氏はそれは違うという。

「教授会が天下り官僚は採りたくないと考えていても、彼らは巧妙に法人側の上席ポストを占めてしまう。そうなれば、自動的にかつての役所の部下を雇いこむルートができてしまうんです。大学が悪いのではなく、行列を作って乗っ取りに来る方が悪いんです」

 今年3月、松野博一・文部科学大臣は、省庁退職者が許認可や補助金の支出対象である大学や財団に再就職することを当面自粛すると明らかにしたが、果たして実効力がどれだけあるのか。はなはだ疑問と言わざるを得ない。
http://diamond.jp/articles/-/137283

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/609.html#c1

[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚 中川隆
8. 中川隆[-6341] koaQ7Jey 2017年9月21日 11:08:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

アルトゥーロ・トスカニーニについて:同時代の指揮者・演奏家の批評から ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
http://sergejo.seesaa.net/article/114490526.html


トスカニーニについて語っている同時代の指揮者・演奏家の批評を幾つかご紹介しようと思います。


三人の人物の著作を取り上げますが、指揮者のヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ウィーン・フィルで長らく楽団長を務めたオットー・シュトラッサー、そして、再び指揮者からオットー・クレンペラー。それぞれ、さまざま温度差はありますが、コンサート用作品に関してはその解釈に疑問はあるけれど、オペラにはもっと長所を感じ、何はともあれ、音色や響きには感心を示していたのが面白いことでした。

こういった領域は、きちっと楽譜を開いて・・・開いても「録音はこの音がはずれている」と間違い探しだけでは詮無い事で、楽譜が一体どういう類いのどんな校訂のものか理解して、その上で、きちっと楽譜が音楽的に読めていないと、上の三人の批評も手前勝手に(文学的な)言葉で判断してしまい兼ねないものでしょう。音楽的に読むといっても、これまたややこしい世界です。

弊ブログには荷が重いですし、そこまでは足を踏み入れたくない領域。

しかし、トスカニーニもプロとアンチそれぞれが強い意見を主張しておりますし、どちらでもない方は、一体なんなんだろうとなんだか迷うことがあるのでは?

細かい内容はところどころ判らずとも、少なくともプロの音楽家の中にも全否定・全肯定とはっきりさせずに、部分的に善し悪しを判断していた方が居たのだな、、、などと知っておくのは良い事かも知れません。そう思っておけば、自分と違う意見を見つけても、そうカッカとなることもないでしょう。

音楽家が音楽的に話をしているのを読んで、「ここは自分は判らないなぁ」と気づかされれば、(文学的)言葉だけを使った、

「ベートーヴェンが判っている/判ってない」
「作品○○の精神・本質を理解している/していない」

などの議論からは身を引いて、せめて自分の感じた音の印象に忠実に・・・といった程度に収まるものかと。呑んで音楽好きな仲間と話でもしていると、判らないなりにも虎の威を借りて「誰がこういっている」なんて引用したいこともままあるのですが、その時もちょっとは控えめになれるかと思います。

勿論、音楽の素養がある方なら、それぞれの言葉からいろいろお分かりになることがあるのでしょう。

◎ フルトヴェングラーによるトスカニーニ評:『フルトヴェングラーの手記』


W.フルトヴェングラー著『フルトヴェングラーの手記』
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560037345/look4asyuracom-22/ref=nosim/


本日は、指揮者のヴィルヘルム・フルトヴェングラーによる評価を簡単にご紹介致します。W.フルトヴェングラー著『フルトヴェングラーの手記』のP.70からの小論文『ドイツにおけるトスカニーニ』にあります。もうお読みになった方も多いのでは?

1930年の論文で、すでにこの時、フルトヴェングラーは44歳でベルリンフィルの主席指揮者になって8年目、

指揮者としてのトスカニーニは、オーケストラと指揮者の国ドイツにおいて、かつて他の外国芸術家にはほとんど例がないほどの成功を収めた。この成功の根拠を探り、その純正さ、影響、意義を見当することは無駄ではない。

と文章ははじまります。

私自身はトスカニーニをミラノとチューリヒ、ニューヨークならびにベルリンで聞いた事があり、しかも一、二度に限ったことではなく、数多くの試演にも立ち会っている。

と書いて居りますから、以前から関心があったことが伺えます。取り上げる三人の中では、多分、読む前から想像がつくように、もっとも手厳しい意見。トスカニーニ・ファンの方にも、フルトヴェングラーだったらそう言いそうだ・・・とお腹立て無からんことを!

1930年、トスカニーニはニューヨーク・フィルを連れて欧州に公演に行って居りますから、その時の、できごとでしょうか?

ハイドンの交響曲第101番 ニ長調 《時計》の演奏を聴いて、第一楽章ですが

(トゥッティが)対立物を真に音楽的・心理学的に結びつけようとする僅かな試みすらも彼によってなされたわけでないことが歴然とした

と。ベートーヴェンの交響曲《英雄》では、

ベートーヴェンの音楽の本来の内容を決定するすべてのもの、すなわち有機的なものとか、一つのものが別のものに移行する経過とかは、トスカニーニにとって存在しない。(中略)

だがわれわれは、その際、彼がかなりの年齢にいたるまでイタリアのオペラ指揮者にほかならなかったこと、絶えずイタリア・オペラ音楽の諸形式の枠内で思考し、彼にとっては一方ではトゥッテイが、他方では純粋にホモフォニー的なアリアが音楽の基本概念であったということを思い起こす。

この他、記述は詳細に及び、曲のどの部分か、時にはどの楽器の音かまで確認できる書き方をしておりますので、詳細は本書でご確認くださることを。トスカニーニ評を書きながら、フルトヴェングラー自らの音楽観の表出でもあって、観察結果は観察者に影響される・・・と思ったりも致します。この書籍、p.379と厚いものですが、判らないなりに読んでもフルトヴェングラーそして音楽そのものを考えさせられる小論・断章ばかりですから、ご興味あればぜひ。

さて、そんなフルトヴェングラーが疑問を感じてばかりかと言うと、上述のハイドンの第一楽章の総評ですが、

いずれにせよ、トゥッティよりも本質的に印象に残っていたものが、繊細なカンタービレの部分であった。この部分は、ややテンポを緩め、それによって惹起されたいささか意識的な感じを与える印象にもかかわらず、トスカニーニのオーケストラの響きの主要特質、すなわちすべてのカンタービレの部分で聞かれる漂うような優美さと軽快さを実に見事に響かせていた。

と賞賛。クライマックスのトスカニーニ一流の壮大さにも留保付きで感心した旨の記述がありましたが、一番フルトヴェングラーに訴えたのは、この繊細なカンタービレの響きであったようです。

*****


オットー・シュトラッサー著『栄光のウィーン・フィル―前楽団長が綴る半世紀の歴史』
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4276217806/look4asyuracom-22/ref=nosim/


トスカニーニとフルトヴェングラーの二人の指揮者と長く仕事を共にしたウィーン・フィルの楽団長オットー・シュトラッサー。その自著『栄光のウィーン・フィル―前楽団長が綴る半世紀の歴史』の中には、二人を並列している記述が幾度かでてきます。

トスカニーニは正確さ、音色の美しさに気を配り、フルトヴェングラーは表現力、豊富な力の迸りに心がけ、このようにして、互いに対立しながらしかも互いに相補うこの二人の巨匠の影響力は私たちの上に著しい効果を及ぼし、双方の優れた特徴が一つになり、目に見えて、私たちに最高のフォルムを現出してくれた。

演奏者側から見ても、対照的な二人であったようです。 この部分だけ見ても、上のフルトヴェングラーのトスカニーニ評とほとんど同じ見方をしていたと伺えます。

オットー・シュトラッサーは、上の著書でトスカニーニについてはわざわざ一章を割いて記述。これが音楽的な話は勿論、怒りっぽいイタリア人をなだめる、呑気なウィーンっ子というステレオタイプにうまくはまる(はめた!?)内輪話が多くて、ゆる〜い私は時には声を出して笑いながら、両者に好感を抱いた覚えがあります。
http://sergejo.seesaa.net/article/114490526.html


アルトゥーロ・トスカニーニについて:同時代の指揮者・演奏家の批評から 元ウィーン・フィル楽団長 オットー・シュトラッサー
http://sergejo.seesaa.net/article/114538115.html


引き続き、往年の名指揮者トスカニーニについて。昨日から、音楽家がどんな風に感じて、ものを評価するかの些細な実例紹介も兼ねて、トスカニーニに関する同時代の音楽家の評価から三人の文章を取り上げて居ります。

世間的には、手放しの賞賛、さもなくば坊主憎けりゃの類いの全否定が結構多いと感じます。しかし、絶賛を浴びた指揮者も、部分部分善し悪し双方を評価している声もあると見れば、「いい」のか、「わるい」のか迷っている方も、ちょっとホッとするものかと(わたくし自身の経験がそうだった・・・というまでであります)。


本日は、ウィーン・フィルで長らく楽団長を務めたオットー・シュトラッサーのトスカニーニ評。シュトラッサーの回顧録『栄光のウィーン・フィル―前楽団長が綴る半世紀の歴史』の中に、一章を割いての記述があります。

この著作、古本でしか手に入らないのが残念ですが、ウィーン・フィルの活動の模様はもちろんのこと、一見、八方丸く収めた記述の中に、共演した指揮者の特質、シュトラッサーによる評価が示されております。トスカニーニやフルトヴェングラーのほか、クナッパーツブッシュ、ベーム、カラヤン、フリッチャイその他、大勢の指揮者が登場。自分の好みの指揮者を見つけるにも中々の好著と存じます。

◎ 元ウィーン・フィル楽団長 オットー・シュトラッサーのトスカニーニ評:『栄光のウィーン・フィル―前楽団長が綴る半世紀の歴史』

件の章は、第九章 アルトゥーロ・トスカニーニ −大人物の光輝(p.124〜)で、冒頭、当時のトスカニーニの名声の高さを描写します。

 私の若い時代に、トスカニーニほど、完璧さと確実さの後光に包まれていた音楽家は世界に存在しなかったと思う。人々は彼についてただ最上級でのみ話した。(略)

 彼が二回ウィーンに来た時、私たちは初めて自身の判断を下すことができた。(中略)また私たちの同僚の二人は、バイロイトにおける彼の《トリスタン》上演で共演し、私たちが彼のウィーン登場によって味わったと同様に、そこでの体験に大いに感激していた。

 ミラノ・スカラ座の監督、ニューヨーク・フィルハーモニーとニューヨークのメトロポリタン歌劇場、およびバイロイトにおける指揮者として、トスカニーニはとじ世界の大きな音楽中心地の各所に活躍して居り、指揮者中の最も優れた人とは言わない迄も、少なくとも最も重要な巨匠の一人たるに相応しい人物だった。

出会いの時は1933年。この後、トスカニーニのウィーン・フィル客演は1937年迄続きますが、そういった年表・コンサート演目詳細は、例えば、下のwebsiteなどをどうぞ。

http://www.toscaninionline.com/timeline.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~toshome/main/maestro/V/MT-VPOfrm.html

さて、最初に楽団が気遣ったのは、当時の楽団長ブルクハウザー主導の下での、怒りっぽいトスカニーニに怒られない対策案!この章この手の内輪話が山ほどありますが、よほど「後から思い出すと良い思い出」だったのでしょう。

ブルクハウザーは、トスカニーニの仕事のやり方や普段の習慣などについてよく情報を得ていて私たちに示し、私たちのとるべき態度について規則を幾つか拵えておいたので、彼の尽力により衝突の可能性が最小限に抑えられた。

会社の接待とでもいいますか、下手すれば新しい担任の先生の噂をする小学生のような姿も浮かんできます。

準備万端の上、いよいよトスカニーニとの初のリハーサル。

私たちがすぐに感じ取った、絶対に妥協を許さない意志は、彼の顔の鋭い輪廓からうかがい知れた。(中略)最初から私たちは、立派に稽古をつけることを心得ている、そして信じ難いほどの集中力とエネルギーを以てしかも能率的に仕事をすることを弁えている、一人の芸術家を前にしていることを悟った。

最初の印象からして、既に立派な芸術家たる風貌を感じさせたのでした。


トスカニーニとの練習風景の仔細はぜひ本書にお確かめを。輪を描く指揮や、大事なところで指揮棒をふらない術など、トスカニーニ由来ではないかとちらっと示唆されて居ります。重要なことは、トスカニーニが

「すべての音楽は歌うことに由来する」

と常々言っていたことかと思います。

読んでいて笑ってしまうのが、怒りっぽいイタリア人と呑気なウィーンっ子という見事な典型的図式での練習中の騒動。楽団員が肝を冷やしているところ、第一ヴァイオリンの古老アルノルト・ロゼェが所謂逆ギレ気味になり、そんなロゼェにさすがのトスカニーニも気をつかったり、と殆どコメディのような状況。

しかし、段々団員も対応に慣れて来て、傑作なのは、ヴェルディの《ファルスタッフ》の練習中のできごとで、オーボエのグループが(多分、意図的に)慣れない代理奏者を第一オーボエに据えて、

何とマエストロが爆発する箇所の小節番号の数で賭けをし、それで儲けたのだ!

欧州の古都の百戦錬磨の楽団員だけあって、狸だな・・・と感心致します。もう一つ練習中のことで、記憶に残った記述は、

彼は音楽の事柄に関しては、決して専制君主であったことはない。彼は支持を与えたが、ソロを弾いている同僚を圧迫したりはせず、それぞれにその人独自の音楽の道を行かせ、誰をも決して神経質にしなかった。普通のオーケストラの楽員の生活では本当に滅多にないことだが、そのうちには私たちの側から、余分にリハーサルをしてくれるように彼に頼むようにさえなった。

でした。

◎ ウィーン・フィル元学団長シュトラッサーによるトスカニーニおすすめ名盤(CD)


さて、そんなシュトラッサーがトスカーニーニとの共演で上手く行った曲として挙げているのが、例えば、モーツァルト:交響曲第35番ニ長調K.385、ブラームスのハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 Op.56a。

ザルツブルグ音楽祭では、ヴェルディ:歌劇《ファルスタッフ》、ベートーヴェン:歌劇《フィデリオ》、ワグナー:《ニュルンベルクのマイスタージンガー》。どういう美しい表現で、これらの良い公演の記述をしているか、、、これもぜひ本書でお確かめのほどを。

逆に、今ひとつだと感じたものとしては、ベートーヴェンやブルックナーの交響曲に、モーツァルトの《魔笛》を挙げて居りました。

ウィーン・フィルとの録音はみつけられませんでしたが、ザルツブルグ公演は録音が出ております。上の写真やリンクがそれにあたります。

*****

前回の末尾に、トスカニーニとフルトヴェングラーの両者を比較したシュトラッサーの言葉を引用しました。

トスカニーニは正確さ、音色の美しさに気を配り、フルトヴェングラーは表現力、豊富な力の迸りに心がけ、このようにして、互いに対立しながらしかも互いに相補うこの二人の巨匠の影響力は私たちの上に著しい効果を及ぼし、双方の優れた特徴が一つになり、目に見えて、私たちに最高のフォルムを現出してくれた。

本日は、もう一つ別の比較で締めくくろうと思います。トスカニーニへの評価としてよく言われる「作品に忠実」に関するもの。

人々は当時トスカニーニを、「作品に忠実」という主義、すなわち、スコアから認め得る作曲者の意図にのみ従うという解釈の方法−の代表者と見なしていた。事実、彼の演奏には、楽譜が表しているものによって許されないような、如何なる変更もデュナーミク上のニュアンスも存在しなかった。当然、様々な解釈が可能と思われる諸問題は未解決にされていた。(略)

 これに反してフルトヴェングラーは、私の思うに、楽譜に示されているものの全く独自な解釈に努めた。彼は、“楽譜の背後”にあるもの、すなわち、情緒の充溢とか盛り上がり−それは楽譜ではただ不完全にしか伝えられないが−を、先ず何よりも読み取ろうと努力した。
前掲書 P.142
http://sergejo.seesaa.net/article/114538115.html

アルトゥーロ・トスカニーニ:同時代の指揮者・演奏家の批評から 指揮者オットー・クレンペラー
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引き続き、往年の名指揮者トスカニーニについての同時代の指揮者・演奏家の言葉をご紹介しながら、「プロの方もこういう見方をするのか・・・」、「いろいろなものの見方があるなぁ・・・」と体感する企画です。


英書Conversation with Klemperer
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本日は指揮者オットー・クレンペラー(Otto Klemperer 1885-1973)がトスカニーニをどう判断したか。それは邦訳で、ピーターヘイワース編『クレンペラーとの対話』にありますが、リンク先ご覧の通り、現時点では、中古のみにしてその値付けが・・・。何十年と神田の古書街をあるいた小生としては、はなはだ疑問な価格です。

英語版のPeter Heyworth ed., Conversations with Klempererもあって、これが存外読み易いので、お手に取られる際はこちらもご一考を。小生も英語版しか読んで居らず、ページ数などもすべて英語版に従って居ります。

◎ 指揮者クレンペラによるトスカニーニ評:『クレンペラーとの対話』

最初にトスカニーニの話が出てくるのは、指揮者兼作曲家のグスタフ・マーラーがトスカニーニを聞いた感想の話。アルマ・マーラーから伝え聞いた由。

マーラーがニューヨークはメトロポリタン歌劇場(MET)にデビューしたのは、1908年。演目はワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》でした。そして、すぐ後に、METに招聘されたトスカニーニも《トリスタン》を公演。通常、同じ演目は時期が近いうちは取り上げないのですが、《トリスタン》でなければ振らないという条件がトスカニーニから出されていたそうです。

そのトスカニーニの公演を聞いたマーラーの感想が、

これは僕らの《トリスタン》じゃない。でも、この指揮者は自分がなにをしたいのかよく判っているね。


だったと(前掲書 p.32)。

この書籍、1969年当時、スイスはチューリヒに居を構えていた最晩年のクレンペラーにインタビューしたもので、インタビューの言葉は、英語とドイツ語双方でなされたそうです。自伝的な事柄から音楽観、作曲家はもちろん、同時期の指揮者・演奏家の感想も語って貰うという主旨で、この時代の大きなfigureだったトスカニーニも、幾度も言及されて居ります。その中でも一番まとまっていて、しかも、一番ユニークと思われる見方は、19世紀末から20世紀にかけてのドイツの大指揮者 アルトゥール・二キシュ Arthur Nikischと同系列の指揮者として、論じている部分かと思います。

ニキシュは、ハンス・フォン・ビューローの後にベルリン・フィルを率い、後、その後任となるフルトヴェングラーも若き日にリハーサルや公演に通って、多くを学んだという人物。

引用は拙訳にて、各種不備はご容赦を(前掲書 p.115〜116。)

指揮者に関して、わたしが強く考えている区別は、自分で作曲もする指揮者と、指揮のみをする指揮者というものです。そして、ニキシュは作曲をしない指揮者の典型でした。彼は大変なヴィルトゥオーゾでしたよ。R.シュトラウスも高く評価しておりました。しかし、私見では、ニキシュは音楽家であるよりも、良い指揮者であったのです。シューマンの交響曲を素晴らしく指揮しました、それと、ワーグナーに、R.シュトラウス。格別に見事だったのは、《タンホイザー》の序曲。そして、なによりも、チャイコフスキーの悲愴交響曲、圧巻でした。音響の非常な美しさ。コントロールされていて、それでいて、決して情熱を失う事がない。いやはや、ニキシュは素晴らしいものでしたよ。(略)

マーラーと比較して、ニキシュの音楽へのアプローチは非常に違ったものでした。ニキシュは、「私が指揮ができるのは、音楽を心で感じた時だけだ」と常々いっておりました。その通りだったと思います。彼の音楽に対する姿勢は大変ロマンティックでした。お分かりでしょう?R.シュトラウスやマーラーを一方において、もう一方にニキシュを置いた時のその違い、それは、シュトラウスやマーラーは作曲家であり、ニキシュはただ指揮者であるということです。甚だ優れた指揮者でしたが。

ロマンテックという言葉も、さまざまに使われるので、私などには一体なんなのか・・・音楽だけでも随分ロマンティックと言われるものの印象が異なってなにがなんだかです。

シュレーゲル『ロマン派文学論』
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4572001170/look4asyuracom-22/ref=nosim/


元々は文学から来た言葉だしと、ノヴァーリスやホフマンを読んだり、理論系でシュレーゲル『ロマン派文学論』やジャン・パウルの『美学入門』を読んだものですが、読めば読んだでまたややこしく、幻想的な想像力の飛翔に、皮肉な態度があるとか、ないとか、、、取りあえずは、情感に溢れ・こちらに様々なイメージを膨らませるとか、時には感傷的ということも視野に入れて、、、などとそんなことを思っておけば良いかと思います。

上の発言で大事なのは、自ら非感傷派と位置づけたR.シュトラウスと、聴くものも自らも耽溺したいわれるマーラーを一緒のグループとして、ニキシュと対比している事。この間にあるものが、作曲をしているものなら判る音楽へのあるアプローチであること。後で、引用する部分を読んでも、作曲するかしないのかによる差は、ロマンティックか否かとは違う差であることは確かです。

ここで、質問者ヘイワースが話を「トスカニーニはいかがでしたか?」と話題を振ります。

並外れた音響感覚と記憶力をもった素晴らしい指揮者でしたよ。根っこのところでは、言葉の最上の意味でナイーヴな。彼もまた作曲をしない指揮者でした。彼は自分の望む所を正確にしり、それを如何に実現させるかしっていました。彼が望む所にいつも、納得したわけではありませんが、大変高く評価します。幾つものリハーサルに行きましたが、あの格別な音を彼がいかにものにしたかは不思議なこと(miracle)でした。彼の指揮の身振りと関係があるとは思えなかったのです。

クレンペラーはトスカニーニをニキシュと同じ系列にいれます。この「作曲をするか/しないか」に由来するとクレンペラーが感じている差が、作曲をしない聞き手のわれわれにも判るものなのか・・・

◎ 指揮者クレンペラーによるトスカニーニのおすすめ

クレンペラーはこの後、あれは良い、これは今ひとつと、トスカニーニの公演を思い出します(クレンペラーが聴いたものとは異なりますが、各種録音が出ている曲はリンクしておきました)。

ハイドンの時計交響曲、良かったですね。その頃、レスピーギのなにかも指揮しました − 確か《ローマの松》という名前だったような。酷い作品だと思うのですが、トスカニーニ指揮の演奏は目を見張るものでした。それに、彼のワーグナーは、非常に、非常に良かった。ミラノで《マイスタージンガー》を聴きましたが、それは素晴らしいものでした。(略)

ベートーヴェンの交響曲第1番は素晴らしかった−クリアーで非ロマンティックでした。しかし、例えば、第7番のトリオは大変早過ぎた。私が知る限り、これは古いオーストリアの巡礼者の歌、アヴェ・マリアをもとにしています。トスカニーニはこれを知らなかったのでしょう。テンポを遅くとってはじめて意味をなします。スケルツォに対照的になるべきですから。

間に、暗譜の問題を挟んで、ヴェルディのオペラは手放しで賞賛。

1929年、彼はスカラ座の歌手とオーケストラをベルリンに率いて指揮をし、《イル・トロヴァトーレ》、《ファルスタッフ》そして《ランメルモールのルクレチア》は忘れる事のできない公演でしたよ。

序でながら、暗譜の問題ですが、クレンペラーは自分は使うし、なぜ暗譜をするのか判らないという立場。クレンペラーの世代には、そもそも暗譜の必要性が、不思議なこととも思いますが、これは最近でも、まだまだ必須とされていることなのでしょうか?

*****

さて、三回にわたって,ご紹介した同時代の指揮者・演奏家によるトスカニーニ評。

細部では指摘するポイントや取り上げる題材が異なるものの、音の響きをみな賞賛し、特にヴェルディとワーグナーのオペラを素晴らしいと思っていたところでは一致しておりました。

細部で指摘する部分がまた面白かったりしますし、それぞれ、トスカニーニ以外の話題も豊富な読み応えのある書籍ですから、ぜひお手に取ってご覧になられることを!

結局のところ、感想は自分で素直に感じるしかない・・・伝記的な事実や世間の評価も考慮にいれるべき時もありましょうが、やはり、素直に自分で感じてみる、これが根幹だと思います。

わたしも当然録音でしかトスカニーニを聴かない世代ですが、この三回で取り上げた各々が感銘を受けた音の響きの素晴らしさは、今でもコンサート・ホールでの良い公演でしか体験できない響きだったのだろうな、少なくとも実演を聴いたら大変違う感想があったろうな、、、と想像致します。トスカニーニに限らずの話で、録音物で心底感銘を受けることが確かにありながら、やはり、録音物ではなかなか再現が難しい響きがあるということでしょう。(一言!オペラものに関しては、コンサートホール形式よりも、音は悪くても実況ものが良いと思います。)

では!
http://sergejo.seesaa.net/article/114595867.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html#c8

[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚 中川隆
9. 2017年9月21日 11:15:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

《トスカニーニとの会話》と《トスカニーニのワーグナー》:2009年2月16日放送
http://sergejo.seesaa.net/article/114432710.html

16日(月曜)の0:40分から、感覚的には日曜の深夜に、NHK BS2で放送されたイタリアの往年の指揮者アルトゥーロ・トスカニーニ(Arturo Toscanini 1867-1957)のドキュメントはご覧になりましたか?しかし、あらためて1867年生まれと考えると、作曲家であり大指揮者だったマーラーが1860年生まれなので、それだけでなんだか感心してしまいます。

◎ BH2で放送されたトスカニーニのドキュメント:《トスカニーニとの会話》と《トスカニーニのワーグナー》

Hevey Sachs篇『The Letters of Arturo Toscanini』の商品写真さて、ドキュメントというからには、さまざま音楽関係者・共演者のインタビューがふんだんにあって、「一体、トスカニーニのユニークさはなんだったのか?」を音楽的に考える・・・というものを期待しておりましたが、そうでもありませんでした。そこはかなり残念なところ。

第一部:トスカニーニとの会話と第二部:トスカニーニのワーグナー という二部構成。

それぞれ製作は、フランスのIdéale Audience と カナダのFoundry Films、同じくIdéale AudienceとドイツのWDRとなってましたが、クラシックのドキュメントに過去良作の多いIdéale Audienceが主導していたのでしょうか?

第一部:トスカニーニとの会話は、70分ほどの長さ。俳優さんが、大晦日に家族と語らうトスカニーニ一家を芝居しながら、基本的な伝記的事実と逸話を紹介するというもの。途中途中には、プライヴェートフィルムや演奏風景、写真が織り込まれます。放送は日本語への吹き替えでしたが、元の言葉は、俳優の国籍から考えても吹き替えの後ろに聴こえていた台詞からも英語で作られたようす。

俳優さんが・・・となると、どこまで脚本家の創作なのか、、、と身構えてしまいますが、原題は、フランス語でToscanini Par Lui-Même(彼自身によるトスカニーニ)、英語でToscanini in His Own Words(自身の言葉によるトスカニーニ)。

冒頭の説明とエンドロールによれば、息子が隠し撮りしていた150分にも亘る会話と手紙や手記を元にしたとあるので、そこは忠実と思って良い様です。(ちなみに上の写真は、トスカニーニの手紙集 Hevey Sachs篇『The Letters of Arturo Toscanini』)

内容的には目新しいことはなくて、折角だったら、録音された音声をそのまま使って欲しかったと思います。もっと、いろいろ興味深い発言もあったと思うのですが・・・

第二部:トスカニーニのワーグナーは、1時間ほどで、ドキュメントといっても解説は冒頭に少々あるのみで、後はトスカニーニのワーグナーの演奏映像とヴェルディの『諸国民の賛歌 』を聞かせるというもの。放送された曲は順に


リヒャルト・ワーグナー

•歌劇《タンホイザー》序曲(1948年12月4日)
•歌劇《ローエングリン》第一幕への前奏曲(1948年3月20日)
•楽劇《トリスタンとイゾルデ》第1幕への前奏曲とイゾルデの愛の死(1951年12月29日)
•楽劇《ワルキューレ》からワルキューレの騎行(1948年3月20日)

ジュゼッペ・ヴェルディ
•諸国民の賛歌(1944年)

諸国民の讃歌については、インターナショナルも入ったフルヴァージョンだったのが、ちょっとめずらしかったでしょうか?

◎ トスカニーニのおすすめ名盤(DVD)


上の二種共に今後、DVDで発売予定のようですが、一般的というか平均的な伝記的事実を知って、幾つか貴重なドキュメント映像を見たいといったことであれば、既に発売されているDVD トスカニーニ~ザ・マエストロ(完全版)で十分と思います。

トスカニーニのCDも再発売だ!秘蔵録音だ!と年々ややこしくなるので、「どんな人かな?自分の好みかな?」とまず見当をつけるなら、このDVD トスカニーニ~ザ・マエストロと末尾の五つのDVDから一本お選び頂くのが、無難な選択でしょうか。

なお、細かい話ですが、このDVD国内盤では小生見て居りませんが、収録の『諸国民の讃歌』は英語版オリジナルのDVDだとカットバージョンながら、国内盤のレビューには全曲収録とありますがどうなのでしょう?(トスカニーニのインターナショナルが聞きたいという強い要望なり、特別な政治信条がなければ、特に気にならないと思いますが・・・)

その他、著作で言うなら、上述の手紙やハーヴェイ・サックス著『トスカニーニの時代』などが、基本的なものになるのでしょう。


演奏模様でしたら、数年前に国内盤で出ていたTV放送演奏集がいまはTestamentの輸入盤で入手可能。

•DVD Arturo Toscanini Television Concerts 1948-52 vol.1

1. ワーグナー:歌劇《ローエングリン》第3幕への前奏曲
2. ワーグナー:歌劇《タンホイザー》序曲とバッカナール
3. ワーグナー:楽劇《ジークフリート》森のささやき
4. ワーグナー:楽劇《神々の黄昏》夜明けとジークフリートのラインへの旅
5. ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》ワルキューレの騎行
6. ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調《合唱》


•DVD Arturo Toscanini Television Concerts 1948-52 vol.2

1. ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102
2. ブラームス:ワルツ集《愛の歌》Op.52
3. ブラームス:ハンガリー舞曲第1番ト短調
4. モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
5. ドヴォルザーク:交響的変奏曲 Op.78
6. ワーグナー:歌劇《タンホイザー》序曲


•DVD Arturo Toscanini Television Concerts 1948-52 vol.3

1. 演奏会形式でのヴェルディ:歌劇《アイーダ》全曲

•DVD Arturo Toscanini Television Concerts 1948-52 vol.4

1. ウェーバー:歌劇《オイリアンテ》序曲
2. ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
3. ワーグナー:歌劇《ローエングリン》第1幕への前奏曲
4. ワーグナー:楽劇《ジークフリート》森のささやき
5. ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》前奏曲と愛の死
6. ワーグナー:楽劇《神々の黄昏》ジークフリートの死と葬送行進曲
7. ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》ワルキューレの騎行


•DVD Arturo Toscanini Television Concerts 1948-52 vol.5

1. フランク:交響詩《贖罪》
2. シベリウス:交響詩《伝説(エン・サガ)》
3. ドビュッシー:夜想曲から 雲と祭り
4. ロッシーニ:歌劇《ウィリアム・テル》序曲
5. ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67《運命》
6. レスピーギ:交響詩《ローマの松》
http://sergejo.seesaa.net/article/114432710.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html#c9

[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚 中川隆
10. 中川隆[-6340] koaQ7Jey 2017年9月21日 11:20:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

トスカニーニRCAコレクション|LAWSON-TICKET & HMV NEWS
http://www.hmv.co.jp/en/news/article/1201070002/


トスカニーニの最晩年の録音にも関わったRCAの名プロデューサー、故ジャック・ファイファーが全面的に監修・プロデュースし、1992年に発売された82枚組のボックスセット「アルトゥーロ・トスカニーニ・コレクション」(当時は12万円以上もしていました)のカップリングを基本的に踏襲、これにCD2枚分となるEMIへのBBC交響楽団との正規セッション録音を追加収録。さらに、トスカニーニの生涯を追ったドキュメンタリーDVD「トスカニーニ〜ザ・マエストロ」の完全版も収められるという大規模な構成。

【トスカニーニについて モーティマー・H・フランク】

このボックスセットは、トスカニーニがNBC交響楽団のみならず、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管、ミラノ・スカラ座管、そしてBBC響と残した正規録音を全て収めたものである。

1920年〜21年にかけてアコースティック録音されたミラノ・スカラ座管との録音に始まり、1954年の引退の年まで、トスカニーニがその後半生でオペラ上演から遠ざかり、演奏会での指揮にほぼ専念することになった約30年間の軌跡をたどることが出来る。

 NBC響とのさまざまな録音を聴けばよく判ることだが、『トスカニーニはいつも同じ演奏をした』という一般的なイメージは大きな誤りである。一例をあげるとすれば、1939年、1949年、そして1953年の3種類の演奏が収録されているベートーヴェンの『英雄』が好適だろう。それぞれの演奏はお互いに少ずつ異なっていて、トスカニーニが同じ作品においても常に自分の演奏解釈を見直していたことを如実に示しているのだ。

1939年の録音はもともと演奏会のライヴ録音であり、SPで発売された時には、音質面では問題があり、ドライで窮屈な音として悪名を馳せた。しかしCD化に当たっては、NBCによる放送用レフェレンス・マスターディスクを使用することで、1950年代のLPを思わせるようなヴィヴィッドな音が蘇っている。

 NBC響との演奏を、ニューヨーク・フィルやフィラデルフィア管との演奏と比べると、その演奏の変化や差異は一層際立ったものになる。つまりトスカニーニはいつも前進していたのである。常にアクティヴに演奏作品を検討し直し、1回1回の演奏に極限の集中力をもって臨んだため、同じ曲を演奏しても二度と同じ演奏にはならなかった。それを味わうのがトスカニーニの録音の醍醐味であり、このボックスセットはその意味で、尽きぬことのない楽しみと満足感を聴く者に不えてくれるのである。

(モーティマー・H・フランクは、ウェイヴ・ヒル・トスカニーニ・コレクション・キュレイターで、トスカニーニとNBC響に関する研究書『アルトゥーロ・トスカニーニNBCイヤーズ』を著したトスカニーニ研究の第一人者)

【収録情報】

Disc1:NBC交響楽団
・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』(1949年11月28日&12月5日, カーネギー・ホール)
・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21 (1951年12月21日, カーネギー・ホール)

Disc2:NBC交響楽団
・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92 (1951年11月9&10日, カーネギー・ホール)
・ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36 (1949年11月7&9日&1951年10月5日, カーネギー・ホール)

Disc3:NBC交響楽団
・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』(1952年1月14日, カーネギー・ホール)
・ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60 (1951年2月3日, カーネギー・ホール)

Disc4:NBC交響楽団
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』(1952年3月22日, カーネギー・ホール)
・ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93 (1952年11月10日, カーネギー・ホール)
・ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番 (1939年11月4日, Studio 8H)

Disc5:NBC交響楽団
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』(1952年3月31日&4月1日, カーネギー・ホール)
 アイリ−ン・ファーレル(Sp), ナン・メリマン(Ms), ジャン・ピアース(T), ノーマン・スコット(Bs), ロバート・ショウ合唱団

Disc6:NBC交響楽団
・ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68 (1951年11月6日, カーネギー・ホール)
・ブラームス:大学祝典序曲 Op.80 (1948年11月6日, Studio 8H)
・ブラームス:ハンガリー舞曲第1, 17, 20, 21番 (1953年2月17日, カーネギー・ホール)

Disc7:NBC交響楽団
・ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73 (1952年2月11日, カーネギー・ホール)
・ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a (1952年2月4日, カーネギー・ホール)
・ブラームス:悲劇的序曲 Op.81 (1953年11月22日, カーネギー・ホール)

Disc8:NBC交響楽団
・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90 (1952年11月4日, カーネギー・ホール)
・ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調 Op.102 (1948年11月13日, Studio 8H)
 ミッシャ・ミシャコフ(Vn),フランク・ミラー(Vc)

Disc9:NBC交響楽団
・ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98 (1951年12月3日, カーネギー・ホール)
・ブラームス:ワルツ集『愛の歌』Op.52 (1948年11月13日, Studio 8H)
・ブラームス:運命の女神たちの歌 Op.89 (1948年11月27日, Studio 8H)

Disc10:NBC交響楽団
・モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』序曲K.492 (1947年11月8日, Studio 8H)
・モーツァルト:交響曲第35番ニ長調K.385『ハフナー』(1946年11月4日, Studio 3A)
・モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調K.191 (1947年11月18日, Studio 8H)
・モーツァルト:ディヴェルティメント第15番変ロ長調K.287 (1947年11月18日, Studio 8H)
 レオナード・シャロウ(Fg)

Disc11:NBC交響楽団
・モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調K.543 (1948年3月6日, Studio 8H)
・モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550 (1938年3月7日&1939年2月27日, Studio 8H)
・モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551『ジュピター』(1945年6月22日&1946年3月11日, カーネギー・ホール)

Disc12:NBC交響楽団
・ハイドン:交響曲第88番ト長調『V字』Hob.I-88 (1938年3月8日, Studio 8H)
・ハイドン:交響曲第94番ト長調『驚愕』Hob.I-94 (1953年1月26日, カーネギー・ホール)
・ハイドン:交響曲第98番変ロ長調Hob.I-98 (1945年5月25日, Studio 8H)

Disc13:NBC交響楽団
・ハイドン:交響曲第101番ニ長調『時計』Hob.I-101 (1946年10月9日&11月6日, 1947年6月12日, Studio 3A)
・ハイドン:交響曲第99番変ホ長調Hob.I-99 (1949年3月12日, Studio 8H)
・ハイドン:協奏交響曲変ロ長調Hob.I-105 (1948年3月6日, Studio 8H )
 ミッシャ・ミシャコフ(Vn), フランク・ミラー(Vc), パオロ・レンツィ(Ob), レナード・シャロウ(Fg)

Disc14:NBC交響楽団
・シューベルト:交響曲第8(7)番ロ短調D.759『未完成』(1950年3月12日&6月2日, Studio 8H )
・シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944『ザ・グレイト』(1953年2月9日, カーネギー・ホール)

Disc15:NBC交響楽団
・シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D.485 (1953年3月17日, カーネギー・ホール)
・シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944『ザ・グレイト』(1947年2月25日, カーネギー・ホール)

Disc16:NBC交響楽団
・シューマン:交響曲第3番変ホ長調 Op.97『ライン』(1949年11月12日, Studio 8H )
・シューマン:劇音楽『マンフレッド』Op.115 (1946年11月11日, カーネギー・ホール)
・ウェーバー:歌劇『オイリアンテ』序曲J.291 (1951年10月29日, カーネギー・ホール)
・ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』序曲J.277 (1952年1月3日, カーネギー・ホール)
・ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲J.306 (1952年8月5日, カーネギー・ホール)

Disc17:NBC交響楽団
・メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調 Op.90『イタリア』(1954年2月26〜28日, カーネギー・ホール)
・メンデルスゾーン:交響曲第5番ニ長調 Op.107『宗教改革』(1953年12月13日, カーネギー・ホール)
・メンデルスゾーン:劇音楽『夏の夜の夢』Op.61〜スケルツォ (1946年11月6日, Studio 3A)
・メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調 Op.20〜スケルツォ (1945年6月1日, Studio 8H)

Disc18:NBC交響楽団
・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』(1947年11月24日, カーネギー・ホール)
・チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』組曲 Op.71a (1951年11月19日, カーネギー・ホール)

Disc19:NBC交響楽団
・チャイコフスキー:交響曲『マンフレッド』Op.58 (1949年12月5日, カーネギー・ホール)
・チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』(1946年4月8日, カーネギー・ホール)

Disc20:NBC交響楽団
・フランク:交響曲ニ短調 (1940年12月14日&1946年3月24日, Studio 8H)
・サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 Op.78『オルガン付き』(1952年11月15日, カーネギー・ホール)

Dics21:NBC交響楽団
・シベリウス:交響曲第2番ニ長調 Op.43 (1940年12月7日, Studio 8H)
・シベリウス:交響詩『ポヒョラの娘』Op.49 (1940年12月7日, Studio 8H)
・シベリウス:トゥオネラの白鳥 Op.22-2 (1944年8月27日, Studio 8H)
・シベリウス:交響詩『フィンランディア』Op.26 (1952年8月5日, カーネギー・ホール)

Dics22:NBC交響楽団
・ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調 Op.60『レニングラード』(1942年7月19日, Studio 8H)

Dics23:NBC交響楽団
・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』(1939年10月28日, Studio 8H)
・ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93 (1939年4月17日, Studio 8H)

Dics24:NBC交響楽団
・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95,B.178『新世界より』(1953年2月2日, カーネギー・ホール)
・コダーイ:組曲『ハーリ・ヤーノシュ』(1947年11月29日, Studio 8H)
・スメタナ:『モルダウ』T.111 (1950年3月19日, Studio 8H)

Dics25:NBC交響楽団
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』(1939年2月27日,3月 1日&29日, Studio 8H)
・ベートーヴェン:七重奏曲変ホ長調 Op.20 (1951年11月26日, カーネギー・ホール)
・ベートーヴェン:劇音楽『エグモント』序曲 Op.84 (1953年1月19日, カーネギー・ホール)

Dics26:NBC交響楽団
・ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68 (1941年3月10日&4月14日,12月11日, カーネギー・ホール)
・ブラームス:セレナード第2番イ長調 Op.16 (1942年12月27日, Studio 8H)

Dics27:NBC交響楽団
・ケルビーニ:交響曲ニ長調 (1952年3月10日, カーネギー・ホール)
・ケルビーニ:歌劇『アリ・ババ』序曲 (1949年12月3日, Studio 8H)
・ケルビーニ:歌劇『アナクレオン)序曲 (1953年3月21日, カーネギー・ホール)
・ケルビーニ:歌劇『メデア』序曲 (1950年2月18日, Studio 8H)
・チマローザ:歌劇『秘密の結婚』序曲 (1943年11月14日, Studio 8H)
・チマローザ:歌劇『計略結婚』序曲 (1949年11月12日, Studio 8H)

Dics28:NBC交響楽団
・プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調『古典交響曲』Op.25 (1951年10月15日, カーネギー・ホール)
・ショスタコーヴィチ:交響曲第1番ヘ短調 Op.10 (1944年3月12日, Studio 8H)
・グリンカ:幻想曲『カマリンスカヤ (1940年12月21日, Studio 8H)
・リャードフ:キキモラ Op.63 (1952年7月29日, カーネギー・ホール)
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1911年版)〜第1場『謝肉祭の市場』/第4場『謝肉祭の市場』夕方) (1940年12月21日, Studio 8H)

Dics29:NBC交響楽団
・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』(1953年12月6日, カーネギー・ホール)
・モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550 (1950年3月12日, Studio 8H)

Dics30:NBC交響楽団
・R・シュトラウス:交響詩『ドン・キホーテ』Op.35 (1953年11月22日, カーネギー・ホール)
・R・シュトラウス:交響詩『死と変容』Op.24 (1952年3月10日, カーネギー・ホール)
 フランク・ミラー(Vc)

Disc31:NBC交響楽団
・R・シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』Op.20 (1951年1月10日, カーネギー・ホール)
・R・シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』Op.28 (1952年11月4日, カーネギー・ホール)
・R・シュトラウス:楽劇『サロメ』Op.54〜7枚のヴェールの踊り』(1939年1月14日, Studio 8H)
・ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』〜夜明けとジークフリートのラインへの旅 (1941年3月17日&5月14日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:ジークフリート牧歌 (1946年3月11日, カーネギー・ホール)

Disc32:NBC交響楽団
・レスピーギ:交響詩『ローマの松』(1953年3月17日, カーネギー・ホール)
・レスピーギ:交響詩『ローマの噴水』(1951年12月17日, カーネギー・ホール)
・レスピーギ:交響詩『ローマの祭り』(1949年12月12日, カーネギー・ホール)

Disc33:NBC交響楽団
・ベルリオーズ:交響曲『イタリアのハロルド』Op.16 (1953年11月28&29日, カーネギー・ホール)
・ベルリオーズ:劇的交響曲『ロメオとジュリエット』Op.17〜第2部 (1947年2月17日, カーネギー・ホール)
 カールトン・クーリー(Va)

Disc34〜35:NBC交響楽団
・ベルリオーズ:劇的交響曲『ロメオとジュリエット』Op.17(全曲) (1947年2月9&16日, Studio 8H)
・ビゼー:『アルルの女』組曲より (1952年8月5日, カーネギー・ホール)
・ビゼー(トスカニーニ編):『カルメン』組曲より (1952年8月5日, カーネギー・ホール)
 グラディス・スウォザート(Ms), ジョン・ガリス(T), ニコラ・モスコーナ(Bs), ピーター・ウィロウスキー合唱団

Disc36:NBC交響楽団
・ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲『展覧会の絵』(1953年1月26日, カーネギー・ホール)
・エルガー:エニグマ変奏曲 Op.36 (1951年12月10日, カーネギー・ホール)

Disc37:NBC交響楽団
・メンデルスゾーン:劇音楽『真夏の夜の夢』Op.21&61〜序曲/間奏曲/夜想曲/スケルツォ/結婚行進曲/終曲 (1947年11月4日, カーネギ
ー・ホール)
・メンデルスゾーン:八重奏曲変ホ長調 Op.20 (1947年3月30日, Studio 8H)

Disc38:NBC交響楽団
・ドビュッシー:交響詩『海』(1950年6月1日, Studio 8H)
・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 (1953年2月13&14日, カーネギー・ホール)
・ドビュッシー:管弦楽のための『映像』〜イベリア (1950年6月2日, Studio 8H)
・ドビュッシー:夜想曲〜雲/祭り (1948年3月27日, カーネギー・ホール)

Disc39:NBC交響楽団
・ガーシュイン:パリのアメリカ人 (1945年5月18日, Studio 8H)
・スーザ:カピタン行進曲 (1945年5月18日, Studio 8H)
・グローフェ:組曲『大峡谷』(1945年9月10日, カーネギー・ホール)
・バーバー:弦楽のためのアダージョ Op.11 (1942年3月19日, カーネギー・ホール)
・スーザ:星条旗よ永遠なれ (1945年5月18日, Studio 8H)
・スミス(トスカニーニ編):星条旗 (1942年3月19日, カーネギー・ホール)

Disc40:NBC交響楽団
・ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』第2組曲 (1949年11月21日, カーネギー・ホール)
・フランク:交響詩『プシュケ』〜第4曲『プシュケとエロス』(1952年1月7日, カーネギー・ホール)
・デュカス:『魔法使いの弟子』(1950年3月19日, Studio 8H)
・サン=サーンス:『死の舞踏』Op.40 (1950年6月1日, Studio 8H)
・ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』Op.9 (1953年1月19日, カーネギー・ホール)
・ベルリオーズ:劇的交響曲『ロメオとジュリエット』Op.17〜マブ女王のスケルツォ (1951年11月10日, カーネギー・ホール)
・ベルリオーズ:劇的物語『ファウストの劫罰』Op.24〜ラコッツィ行進曲 (1945年9月2日, Studio 8H)
・トマ:歌劇『ミニョン』序曲 (1952年7月29日, カーネギー・ホール)

Disc41:NBC交響楽団
・ワルトトイフェル:『スケーターズ・ワルツ』 (1945年6月28日, カーネギー・ホール)
・L.モーツァルト:『おもちゃの交響曲』 (1941年2月15日, Studio 8H)
・J.シュトラウスII世:『トリッチ・トラッチ・ポルカ』 Op.214 (1941年5月6日, カーネギー・ホール)
・J.シュトラウスII世:『美しく青きドナウ』 (1941年12月11日&1942年3月19日, カーネギー・ホール)
・スッペ:『詩人と農夫』序曲 (1943年7月18日, Studio 8H)
・ポンキエルリ:歌劇『ジョコンダ』〜時の踊り (1952年7月29日, カーネギー・ホール)
・パガニーニ:常動曲 Op.11 (1939年4月17日, Studio 8H)
・J.S.バッハ:G線上のアリア (1946年4月8日, カーネギー・ホール)
・ウェーバー:舞踏への招待 Op.65 (1951年9月28日, カーネギー・ホール)
・グリンカ:スペイン序曲第1番『ホタ・アラゴネーサ』 (1950年3月4日, Studio 8H)

Disc42:NBC交響楽団
・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61 (1940年3月11日, Studio 8H)
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37 (1944年10月29日, Studio 8H)
 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn), アルトゥール・ルービンシュタイン(P)

Disc43:NBC交響楽団
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58 (1944年11月26日, Studio 8H)
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15 (1945年8月9日, カーネギー・ホール)
 ルドルフ・ゼルキン(P:4番), アニア・ドーフマン(P:1番)

Disc44:NBC交響楽団
・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83 (1940年5月9日, カーネギー・ホール)
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23 (1941年5月6&14日, カーネギー・ホール)
 ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P)

Disc45:NBC交響楽団
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23 (1943年4月25日, カーネギー・ホール)
・ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』 (ピアノ版) (1951年4月23日, カーネギー・ホール)
 ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P)

Disc46:NBC交響楽団
・ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番 (1945年6月1日, Studio 8H)
・ベートーヴェン:序曲『献堂式』Op.124 (1947年12月16日, Studio 8H)
・ベートーヴェン:序曲『コリオラン』Op.62 (1945年6月1日, Studio 8H)
・ベートーヴェン:劇音楽『エグモント』序曲 Op.84 (1939年11月18日, Studio 8H)
・ベートーヴェン:『プロメテウスの創造物』序曲 Op.43 (1944年12月18日, Studio 8H)
・ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第2番 (1939年11月25日, Studio 8H)
・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135〜第3楽章、第2楽章 (1938年3月8&18日, Studio 8H)

Disc47:NBC交響楽団
・グルック:歌劇『アウリスのイフィゲニア』序曲 (1952年11月21&22日, カーネギー・ホール)
・グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕 (1952年11月20~22日, カーネギー・ホール)
・グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕〜精霊の踊り (1946年11月4日, Studio 3A)
・ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』第1幕〜悪者よ、どこへ急ぐのだ (1945年6月14日, カーネギー・ホール)
 バーバラ・ギブソン(Sp), ナン・メリマン(Ms), ローズ・バンプトン(Sp), ロバート・ショウ合唱団

Disc48:NBC交響楽団
・ロッシーニ:歌劇『アルジェのイタリア女』序曲 (1950年4月14日, カーネギー・ホール)
・ロッシーニ:歌劇『ブルスキーノ氏』序曲 (1945年6月8日, カーネギー・ホール)
・ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』序曲 (1945年6月28日, カーネギー・ホール)
・ロッシーニ:歌劇『シンデレラ(チェネレントラ)』序曲 (1945年6月8日, カーネギー・ホール)
・ロッシーニ:歌劇『どろぼうかささぎ』序曲 (1945年6月28日, カーネギー・ホール)
・ロッシーニ:歌劇『コリントの包囲』序曲 (1945年6月14日, カーネギー・ホール)
・ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』序曲 (1951年9月28日, カーネギー・ホール)
・ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』序曲 (1953年1月19日, カーネギー・ホール)

Disc49:NBC交響楽団
・ワーグナー:歌劇『ローエングリン』〜第1幕への前奏曲 (1951年2月22日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:歌劇『ローエングリン』〜第3幕への前奏曲 (1951年10月22日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』〜第1幕への前奏曲 (1946年3月11日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』〜第3幕への前奏曲 (1951年11月26日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:舞台神聖祝典劇『パルジファル』〜第1幕への前奏曲 (1949年12月22日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:舞台神聖祝典劇『パルジファル』〜聖金曜日の音楽 (1949年12月22日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:序曲『ファウスト』(1946年11月11日, カーネギー・ホール)

Disc50:NBC交響楽団
・ワーグナー:歌劇『タンホイザー (パリ版)〜序曲とヴェヌスベルクの音楽 (1952年11月8日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:歌劇『ローエングリン』〜第1幕への前奏曲 (1941年3月17日&5月6日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』〜愛の死 (1942年3月19日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』〜ワルキューレの騎行 (1946年3月11日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』〜夜明けとジークフリートのラインへの旅 (1949年12月22日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』〜ジークフリートの死と葬送行進曲 (1952年1月3日, カーネギー・ホール)

Disc51:NBC交響楽団
・モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲 (1941年2月15日, Studio 8H)
・ドニゼッティ:歌劇『ドン・パスクァーレ』序曲 (1951年10月5日, カーネギー・ホール)
・ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』〜6人の踊り (1945年6月8日, カーネギー・ホール)
・カタラーニ:歌劇『ワリー』〜第4幕への前奏曲 (1952年8月5日, カーネギー・ホール)
・カタラーニ:歌劇『ローレライ』〜水の精の踊り (1952年8月5日, カーネギー・ホール)
・プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』〜間奏曲 (1949年12月10日, Studio 8H)
・ヴェルディ:歌劇『ルイザ・ミラー』序曲 (1943年7月25日, Studio 8H)
・ヴェルディ:歌劇『椿姫』〜第1幕への前奏曲 (1941年3月10日, カーネギー・ホール)
・ヴェルディ:歌劇『椿姫』〜第3幕への前奏曲 (1941年3月10日, カーネギー・ホール)
・ヴェルディ:歌劇『シチリア島の夕べの祈り』序曲 (1942年1月24日, Studio 8H)
・ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲 (1952年11月10日, カーネギー・ホール)
・ヴェルディ:歌劇『オテロ』〜バレエ音楽 (1948年3月13日, Studio 8H)

Disc52:NBC交響楽団
・エロール:歌劇『ザンパ』序曲 (1952年8月5日, カーネギー・ホール)
・フンパーディンク:歌劇『ヘンゼルとグレーテル』前奏曲 (1952年8月5日, カーネギー・ホール)
・カバレフスキー歌劇『コラ・ブルニョン』序曲 (1946年4月8日, カーネギー・ホール)
・モーツァルト:歌劇『魔笛』序曲K.620 (1949年11月26日, Studio 8H)
・ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』序曲 (1939年4月1&29日, Studio 8H)
・スメタナ:歌劇『売られた花嫁』序曲 (1946年11月17日, Studio 8H)
・トマ:歌劇『ミニョン』序曲 (1942年3月19日, カーネギー・ホール)
・ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲 (1945年6月28日, カーネギー・ホール)
・ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』序曲 (1945年5月25日, Studio 8H)

Disc53:NBC交響楽団
・ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』第1幕〜第3場 (1941年2月22日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』第3幕〜ワルキューレの騎行 (1952年1月3日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:ジークフリート牧歌 (1952年7月29日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』〜前奏曲と愛の死 (1952年1月7日, カーネギー・ホール)
 ヘレン・トローベル(Sp), ラウリッツ・メルヒオール(T)

Disc54:NBC交響楽団
・ワーグナー:楽劇『ジークフリート』〜森のささやき (1951年10月29日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』〜夜明け (1941年2月24日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』〜ブリュンヒルデとジークフリートの二重唱 (1941年2月, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』〜ジークフリートのラインへの旅 (1941年2月22日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』〜ジークフリートの死と葬送行進曲 (1941年5月14日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』〜ブリュンヒルデの自己犠牲 (1941年2月, カーネギー・ホール)

Disc55〜56:NBC交響楽団
・ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』Op.72(全曲) (1944年12月10&17日, Studio 8H)
 ローズ・バンプトン(Sp), エリナー・スティーバー(Sp), ジャン・ピアース(T), ジョセフ・レイドルート(T), シドール・ベラルスキー(Bs), ハーバート・ジャ
ンセン(Bs), ニコラ・モスコーナ(Bs), ピーター・ウィロウスキー合唱団

Disc57〜58:NBC交響楽団
・プッチーニ:歌劇『ボエーム』(全曲) (1946年2月3&10日, Studio 8H)
 リチア・アルバネーゼ(Sp), アン・マックナイト(Sp), ジャン・ピアース(T), フランチェスコ・ヴァレンティーノ(T), ジョージ・チェハノフスキー(Br), ニコラ・モスコーナ(Bs), サルヴァトーレ・バッカローニ(Bs)

Disc59〜61:NBC交響楽団
・ヴェルディ:歌劇『アイーダ』(全曲)(1949年3月26日&4月2日, Studio 8H)
 ヘルヴァ・ネルリ(Sp), エヴァ・ギュスターブソン(Ms), リチャード・タッカー(T), ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Br), ロバート・ショウ合唱団

Disc62〜63:NBC交響楽団
・ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』(全曲) (1950年4月1&8日, Studio 8H)
 ヘルヴァ・ネルリ(Sp), クローエ・エルモ(Ms), アントニオ・マダーシ(T), ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Br), ロバート・ショウ合唱団

Disc64〜65:NBC交響楽団
・ヴェルディ:歌劇『オテロ』(全曲) (1947年12月4〜13日, Studio 8H)
 ヘルヴァ・ネルリ(Sp), ナン・メリマン(Ms), ラモン・ヴィナイ(T), ヴィルジニオ・アッサンドリ(T), レスリー・チャベイ(T), ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Bs), アーサー・ニューマン(Br), ニコラ・モスコーナ(Bs)

Disc66〜67:NBC交響楽団
・ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』(全曲) (1954年1月17&24日, カーネギー・ホール)
 ヘルヴァ・ネルリ(Sp), ヴァージニア・ハスキンス(Sp), クララーメ・ターナー(Ms), ジャン・ピアース(T), ジョン・カーメン・ロッシ(T), ロバート・メリル(Br), ジョージ・チェハノフスキー(Br), ニコラ・モスコーナ(Bs), ノーマン・スコット(Bs), ロバート・ショウ合唱団

Disc68〜69:NBC交響楽団
・ヴェルディ:歌劇『椿姫』(全曲) (1946年12月1&8日, Studio 8H)
 リチア・バネーゼ(Sp), マクシーヌ・ステルマン(Ms), ジャン・ピアース(T), ジョン・ガリス(T), ロバート・メリル(Br), ジョージ・チェハノフスキー(Br), ポール・デニス(Bs), アーサー・ニューマン(Bs), ピーター・ウィロウスキー合唱団

Disc70〜71:NBC交響楽団
・ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123 (1953年3月30日〜4月2日, カーネギー・ホール)
・ケルビーニ:レクィエム ハ短調 (1950年2月18日, Studio 8H)
 ロイス・マーシャル(Sp), ナン・メリマン(Ms), ユージン・コンリー(T), ジェローム・ハインズ(Bs), ロバート・ショウ合唱団

Disc72:NBC交響楽団(&ニューヨーク・フィル*)
・ボイト:歌劇『メフィストーフェレ』〜プロローグ (1954年3月14日, カーネギー・ホール)
・ヴェルディ:歌劇『十字軍のロンバルディア人』〜ここに体を休めよ (1943年1月31日, Studio 8H)
・ヴェルディ:歌劇『リゴレット』〜第3幕』*(1944年5月25日, マディソン・スクェア・ガーデン)

Disc73〜74:NBC交響楽団
・ヴェルディ:テ・デウム (1954年3月14日, カーネギー・ホール)
・ヴェルディ:レクィエム (1951年1月27日, カーネギー・ホール)
・ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』〜合唱『行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って (1943年1月31日, Studio 8H)
・ヴェルディ:歌劇『ルイザ・ミラー』〜アリア『穏やかな夜には (1943年7月25日, Studio 8H)
・ヴェルディ:カンタータ『諸国民の賛歌』(1943年12月8&12日, Studio 8H)

Disc75:ニューヨーク・フィル
・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92 (1936年4月9&10日, カーネギー・ホール)
・ハイドン:交響曲第101番ニ長調『時計』Hob.I-101 (1929年3月29&30日, カーネギー・ホール)
・メンデルスゾーン:劇音楽『真夏の夜の夢』Op.61〜スケルツォ (1926年2月4日, カーネギー・ホール)

Disc76:ニューヨーク・フィル
・モーツァルト:交響曲第35番ニ長調K.385『ハフナー』(1929年3月30, 4月4&5日, カーネギー・ホール)
・メンデルスゾーン:劇音楽『真夏の夜の夢』Op.61〜スケルツォ(1926年2月4日, カーネギー・ホール)
・ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a (1936年4月9&10日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:ジークフリート牧歌(1936年2月8日&4月9日, カーネギー・ホール)
・デュカス:交響詩『魔法使いの弟子』(1929年3月18日, カーネギー・ホール)

Disc77:ニューヨーク・フィル
・グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』〜精霊の踊り (1929年11月20〜22日, カーネギー・ホール)
・ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』序曲 (1929年11月21日, カーネギー・ホール)
・ロッシーニ:歌劇『アルジェのイタリア女』序曲 (1936年4月10日, カーネギー・ホール)
・ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』序曲 (1936年4月10日, カーネギー・ホール)
・ヴェルディ:歌劇『椿姫』〜第1幕への前奏曲 (1929年3月18日, カーネギー・ホール)
・ヴェルディ:歌劇『椿姫』〜第3幕への前奏曲 (1929年3月18日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー(トスカニーニ編)楽劇『神々のたそがれ』〜夜明けとジークフリートのラインへの旅 (1936年2月8日&4月9日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:歌劇『ローエングリン』〜第1幕への前奏曲 (1936年2月8日&4月9日, カーネギー・ホール)
・ワーグナー:歌劇『ローエングリン』〜第3幕への前奏曲 (1936年2月8日&4月9日, カーネギー・ホール)

Disc78:フィラデルフィア管弦楽団
・ドビュッシー:交響詩『海 (1942年2月8&9日, アカデミー・オブ・ミュージック)
・ドビュッシー:管弦楽のための映像〜イベリア (1941年11月18日, アカデミー・オブ・ミュージック)
・レスピーギ:交響詩『ローマの祭り (1941年11月19日, アカデミー・オブ・ミュージック)

Disc79:フィラデルフィア管弦楽団
・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』(1942年2月8日, アカデミー・オブ・ミュージック)
・R・シュトラウス:交響詩『死と変容』Op.24 (1942年1月11日, アカデミー・オブ・ミュージック)

Disc80:フィラデルフィア管弦楽団
・シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944『ザ・グレイト』 (1941年11月16日, アカデミー・オブ・ミュージック)

Disc81:フィラデルフィア管弦楽団
・メンデルスゾーン:劇音楽『真夏の夜の夢』Op.21&61〜序曲/間奏曲/夜想曲/歌と合唱/結婚行進曲/スケルツォ/終曲 (1942年1月
11&12日, アカデミー・オブ・ミュージック)
・ベルリオーズ:劇的交響曲『ロメオとジュリエット』〜マブ女王のスケルツォ (1942年2月9日, アカデミー・オブ・ミュージック)
[エドウィナ・エウスティス(Sp), フローレンス・カーク(Sp), ペンシルヴァニア大学グリークラブ女声合唱団]

Disc82:ミラノ・スカラ座管弦楽団
・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21〜第4楽章 (1921年3月30日, ニュージャージー、カムデン、トリ二ティ・チャーチ・スタジオ)
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67〜第4楽章 (1920年12月24日, ニュージャージー、カムデン、トリ二ティ・チャーチ・スタジオ)
・ベルリオーズ:劇的物語『ファウストの劫罰』Op.24〜ラコッツィ行進曲』(1920年12月24日, ニュージャージー、カムデン、トリ二ティ・チャーチ・スタ
ジオ)
・ビゼー:『アルルの女』第2組曲〜ファランドール』(1921年3月11日, ニュージャージー、カムデン、トリ二ティ・チャーチ・スタジオ)
・ビゼー:歌劇『カルメン』〜アラゴネーズ (1921年3月31日, ニュージャージー、カムデン、トリ二ティ・チャーチ・スタジオ)
・ドニゼッティ:歌劇『ドン・パスクワーレ』序曲 (1921年3月29&30日, ニュージャージー、カムデン、トリ二ティ・チャーチ・スタジオ)
・レスピーギ:『リュートのための古風な舞曲とアリア』第1組曲〜ガリアルダ (1920年12月18日, ニュージャージー、カムデン、トリ二ティ・チャーチ・スタ
ジオ)
・マスネ:組曲『絵のような風景』〜ジプシーの祭り (1921年3月31日, ニュージャージー、カムデン、トリ二ティ・チャーチ・スタジオ)
・メンデルスゾーン:劇音楽『真夏の夜の夢』〜スケルツォと結婚行進曲 (1921年3月11日, ニュージャージー、カムデン、トリ二ティ・チャーチ・スタジ
オ)
・モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調K.543〜第3&4楽章 (1920年12月18&21日, ニュージャージー、カムデン、トリ二ティ・チャーチ・スタジオ)
・ピッツェッティ:組曲『ピサの少女』〜ファマグストの岸壁 (1920年12月21日, ニュージャージー、カムデン、トリ二ティ・チャーチ・スタジオ)
・ヴォルフ=フェラーリ:歌劇『スザンナの秘密』序曲 (1921年3月10日, ニュージャージー、カムデン、トリ二ティ・チャーチ・スタジオ)

Disc83:BBC交響楽団
・ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60 (1939年6月1日, クィーンズ・ホール)
・ベートーヴェン:序曲『レオノーレ』第1番(1939年1月6日、クイーンズ・ホール)
・モーツァルト:歌劇『魔笛』序曲(1938年2月6日、クイーンズ・ホール)
・ロッシーニ:歌劇『絹のはしご』序曲(1938年6月13日、クイーンズ・ホール)
・ウェーバー〜ベルリオーズ編:『舞踏への勧誘』(1938年1月6日、クイーンズ・ホール)

Disc84 BBC交響楽団
・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』(1937年6月22日, 10月21&22日, クィーンズ・ホール)
・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21 (1939年10月28日, クィーンズ・ホール)
・ブラームス:『悲劇手序曲』Op.81(1937年10月25日、クイーンズ・ホール)

Disc85:トスカニーニ〜ザ・マエストロ(完全版)(DVD)
当DVDは、波瀾に満ちたトスカニーニの生涯を、貴重な演奏風景の映像、写真、トスカニーニ家のプライヴェート映像をはじめ、ロバート・メリル、ヤルミラ・ノヴォートナ、ヘルヴァ・ネッリ、リチア・アルバネーゼなどトスカニーニと共演を重ねた名歌手たち、そしてNBC交響楽団やニューヨーク・フィルの元楽員、孫のワルフレードへのインタビューなどで構成した1988年制作のドキュメンタリー。案内役としてジェームズ・レヴァインが出演しています。

制作は、クラシック音楽のドキュメンタリー制作者として名高いピーター・ローゼン。脚本はトスカニーニやルービンシュタインの伝記、トスカニーニの書簡集などの作・編者として知られるハーヴェイ・サックスです。

 約83分のドキュメンタリー部分に加えて、第2次大戦中の1943年にアメリカの国威高揚のために制作された『諸国民の賛歌』全曲の映像(約16分/ソ連の国家『インターナショナル』部分は削除されたもの)が収録されています。海外では2004年に、日本では2005年にDVD化されています。

[演奏シーンの収録映像]
・ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲(抜粋)[1943年]
・ベートーヴェン:交響曲第5番〜第1楽章(抜粋)[1952年]
・ヴェルディ:歌劇『アイーダ』第1幕・第4幕(抜粋)[1949年]
・ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』〜愛の死(抜粋)[1951年]
・ブラームス:交響曲第1番〜第4楽章[1951年]
・ワーグナー:ワルキューレの騎行(全曲)[1948年]
・ヴェルディ:カンタータ「諸国民の賛歌」(全曲)[1943年]

 制作:ピーター・ローゼン(1988年制作)
 アドヴァイサー:ワルフレード・トスカニーニ
 台本:ハーヴェイ・サックス
 出演:ジェームズ・レヴァイン(案内人)、ロバート・メリル、ヤルミラ・ノヴォートナ、ヘルヴァ・ネッリ、リチア・アルバネーゼほか

 収録時間:約97分(ドキュメンタリー:約83分/諸国民の賛歌:約14分)
 画面:4:3、カラー(モノクロ映像含む)
 音声:ドルビー・デジタル2chステレオ(一部モノラル)

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html#c10

[政治・選挙・NHK232] 日本を毒する諸悪の根源が「世襲議員」だ!  赤かぶ
1. 中川隆[-6340] koaQ7Jey 2017年9月21日 13:03:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「世襲議員」の中でこいつが一番悪質な売国奴だった


石原慎太郎都知事「アメリカの犬 小沢一郎の正体」を暴く
https://www.youtube.com/watch?v=MERTrcik8CU


小沢一郎

政治家小沢佐重喜の長男として東京府東京市下谷区(現在の東京都台東区)御徒町に生まれた。

父・佐重喜は当時東京府議会議員をしていた。

母・みちは元千葉県議会議員荒木儀助の四女である

1969年(昭和44年)、父・佐重喜の急死に伴い第32回衆議院選挙に旧岩手2区から自由民主党公認で立候補し、27歳の若さで当選した。

5.22小沢に怯える岩手県民[桜H22/5/24]
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10845403?via=thumb_watch


■小沢一郎が当選する理由。岩手県の徹底言論弾圧


小沢一郎
選挙区は岩手県水沢市。

日本じゅうの大迷惑なコイツを選出してるってどんな人ら?!って思うよね


この地区は『徹底的な言論弾圧』が行われてるorz


○○町で、○人が小沢一郎に投票しなかった。

連帯責任でそれなりの制裁が来る


○○が小沢一郎に投票しなかった

旦那の勤務先の会社が倒産する
http://000hime.blog74.fc2.com/blog-entry-84.html


小沢にロスチャイルドが指示したのは日本に中国人移民を二億人入れる事
もう中国は人間が住めない国になってしまったからどうしても日本に中国人を最低でも5億人は受け入れさせないと困るんだな。

子供手当てと外国人参政権と道州制はそのためにどうしても必要なんだな。

取り合えず中国人移民を1000万人入れれば、家族を呼び寄せてすぐに3000万人になる。

子供手当てを貰って一家庭当たり子供を10人づつ作ればすぐに二億人まで増える。

日本の農業が壊滅すれば、東京以外のブロックは中国人しか住まないから、外国人参政権を認めれば政治家も中国人ばかりになる。

独立運動が起きると殆んどの州は中国小日本省になる。

独立したら更に中国人を数億人呼び寄せられる。


小沢が何故中国と朝鮮ばかり重視しているかわかるだろ。


50年後の日本地図 (日本人は放射能汚染された東日本に押し込められる)
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/ee6e8a91af4cf1c9b0adb452f1667b7e

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/613.html#c1

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
52. 中川隆[-6339] koaQ7Jey 2017年9月21日 13:29:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

見たことのないリアル平壌 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=o79a5k02how

2017.09.21 北朝鮮は実は景気が良い?
http://golden-tamatama.com/blog-entry-movie-real-northkorea.html


おほぉ?

以下は、たまたま見た動画なだけなんですが。

北朝鮮は貧乏国家だ。
ミサイル作るお金もないんだ。

そう思うのは昔のことで、最近は逆に景気が良いという動画です。ちょっと見てみて下さい。


見たことのないリアル平壌 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=o79a5k02how

これはこの動画に写される平壌市内の夜景

これが昼間の風景

うーん。これを見ると意外に発展しているように見えるんですが。

こんなサイトもありましたがどうも裕福そうです。


北朝鮮の「いま」を写した35枚の写真
2017年7月末に撮影された。
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/nkorea-lifestyle2?utm_term=.foaDKb0NA#.vpXnEVYPB

ただ、裏通りはそうでもないようですが。


外国人が絶対に見られない平壌の裏通り (1/47)
http://www.asiapress.org/apn/gallery_nk_3/

どっちなのかはわからない。

以下の話を読むとどうも本当に景気がよさそうです。
新富裕層はブランドものを着てると載ってます。


http://diamond.jp/articles/-/131694北朝鮮経済が制裁強化でも容易に破綻しない理由

最近、平壌の若い女性の間では世界的なファッションブランドのエル(ELLE)が、男性の間ではアディダス、ナイキが流行っているそうだ。一般の若者たちは、ドルに換算すると10ドルに満たない給料しかもらっていない中で、こうした贅沢品を手に入れられるのは、各種の利権を持つ党や政府の幹部の子女のほか、「住民経済」の恩恵を被って新富裕層にのし上がった人たちの子どもだ。

韓国国家情報院の資料によれば、北朝鮮の人口の約1%に相当する24万人が新興富裕層という。北朝鮮では現在1000万ドル以上の財産を保有する資産家が100人を超え、それ以上の資産家(北朝鮮では“王銭主”)も10人以上いる(2016年12月4日、韓国文化放送の報道)という。銭主の多くはいまや民間銀行の役割を担い、中国企業と組んで、国家事業を請け負うまでになっている。

その象徴が、平壌市中心部の金日成広場からほどちかい大同江(テドンガン)沿いのチャンジョン街から未来科学者街に作られた、40階から50階のタワーマンションだ。

“銭主”と中国資本の共同事業で、今年の4月13日、金正恩氏が鼻高々に竣工式のテープカットを行った「黎明通り」の超高層マンションにも、銭主の資本が投入されている。ピョンヤン市内などの新築高級マンションの3分の2は銭主と中国資本の所有と言われる。

どうも、全文を読むとこういう流れのようです。


1990年代は配給経済が破綻してしまった。

そのせいで餓死者続出 一説によると300万人以上の餓死者が出た。

国民は生き残るために闇市場を発達させた。

闇市が徐々に発達し、あらゆるものが手に入るようになった。

今では地域市場(チャンマダン)と呼ぶ市場になっている。

チャマダンでの成功者は、主に中国華僑など海外資本とつながりがあり
資金の貸主として不動産業やマンション建設等をやってる。

政府は最初は統制を試みたものの、徐々に利用する方向に方針転換している。

今では全産業が発展しつつある。

結局のところ、チャマダン(独自市場)が発達して押さえきれず、
中国のように改革開放路線になっちゃったようです。

以下、北朝鮮は資本主義化を止められないと言ってます。


http://diamond.jp/articles/-/139000
北朝鮮がミサイル発射のため「資本主義化」を止められないジレンマ

韓国シンクタンクの推計によると、人口2500万の北朝鮮で、市場での仕事に従事している人が110万人にのぼり、当局の許可を得たものだけでも404ヵ所の市場が存在する。この市場から「管理費」という名目で北朝鮮当局が1日に得る額は、日本円にして約1738万円から約2217万円に達する。

もちろん、この管理費全てが北朝鮮の核・ミサイルの開発資金に充てられてるわけではないだろうが、金正恩体制が市場から相当な資金を得ていることがわかる。
「北朝鮮に核・ミサイルを開発する資金などあるわけがない」というのは、既に過去の話なのだ。

いや、驚いたなぁ。もう。
北朝鮮はむしろ景気が良いのか。

そりゃ金正恩さんも踊るわけだわ。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-movie-real-northkorea.html


金正恩さんはミサイル発射や核実験の度にインサイダー情報を使って為替で何兆円も稼いでいるもんね。

金は打ち出の小槌から いくらでも出て来るんだ
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c52

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
44. 中川隆[-6338] koaQ7Jey 2017年9月21日 16:39:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2010年12月24日 鳴り過ぎないオーディオ


開店以来13年間、十分満足にこれといった不足もなく聴いてきたバドのオーディオなのですが・・。 時に、人間は欲という魔が差すことも、そして僕もしかり。

前に書いたとおり、デコラのスピーカーコード交換は大失敗。
音質は向上しましたが、音色・音味が馴染めなく落ち着かないという結果でした。

同様にメインスピーカーのヴァイタボックスもスピーカーコードを交換してみようと。
動機は単純、もっと良くなる(よく鳴る)んじゃないかという欲から出たこと。

では、こちらの結果はどうだったかというと、交換前と比べシンバルとベースの響きがよく聞こえるようになりました。つまり、音域の情報量が増え、さらに音がぐっと前に出てきたのです。

こう書くとよいこと尽くめのようですが然に非ず。この音が意外にも耳にうるさい、と感じてしまう結果に。

ヴァイタの音は抜けよく長時間聴いても疲れないスッピンの良さが特徴。
元通りのさりげない音に戻し、もういじるのはやめることにしました。

元に戻ってホッと安心し落ち着きましたよ。
音は鳴り過ぎるとうるさく疲れますね。

今回のコード交換は、欲がほどよいバランスを崩し、平常心を乱す格好の例となったようです。

何事も欲張らず「過ぎたるは及ばざるがごとし」でいきましょう。

A-7の箱にヴァイタボックスのホーンドライバーS2・ウーハーはAK156。
ネットワークはウェスタンのオイルコンとトランス。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/4991115.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c44

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
45. 中川隆[-6337] koaQ7Jey 2017年9月21日 16:45:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

デッカ「デコラ」で使われているスピーカーコードを古い単線に換えてみました。
ところがどうでしょう、高音がきつく、堅くてうるさい音になってしまいました。

換えた理由はオリジナルがビニール被膜だったからです。ビニール被膜のコードは音が良くない!と頭で決めた先入感があって、いつかは換えてみたいと思っていました。しかし結果は全く裏目に出ました。安心して音を聴いていられないのは、落ち着かないことこの上なしです。

さらに悪いことに、オリジナルのコードを捨ててしまったのです。ああなんということを、と思っても時既に遅し。覆水盆に返らずです。そんなこんなで居ても立ってもいられず、取り敢えず単線は外し、布被膜の撚り線にしてみましたが、多少の改善は見られたものの、「デコラ」オリジナルの音には復しません。

ビンティージ・オーディオはそれが創り出された当時の完成度が、コード一本によって歪められ、バランスが崩れてしまう、ということが本当によくわかりました。オーディオはトータルバランス。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/4989053.html


「音楽&オーディオ」の小部屋
たった一枚のCDが巻き起こした大騒動


Arve Tellefsen - Temaer fra Limelight - YouTube 動画
From the album "Intermezzo"
https://www.youtube.com/watch?v=UJzreQAztu4

「北欧のリリシズム」という形容がふさわしいヴァイオリニスト「アルベ・テレフセン」(ノルウェー)の「Intermezzo」。

12曲の小曲が収められているが、このうちの第2トラックの「ライムライト」(チャップリンの映画のテーマ曲)が絶品だ。

この世のものとは思えないような優雅でむせび泣くようなヴァイオリンの音色が美しい旋律とともに音響空間にフワッと広がって漂う様にただただウットリした記憶がある。ジャケットの画像から見てヴァイオリンはおそらく「ストラディヴァリ」ではなかろうか。

さあ、ヴァイオリンとくれば当然のごとく「AXIOM80」の出番だ。

ワクワクしながら耳を澄まして聴いてみるとこれがガッカリ。ヴィオリンの音色が濡れるどころかキンキンしてとても聴けたものではない。

こんなに再生が難しいCDだったかなあ?これでは昔のシステムの方が良かったぞ〜!(笑)

以前と違ってシステムの周波数レンジが広がったことにも一因があるのかもしれない。

それにしてもあまりにも極端なので、何か対策を講じなくては。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/83cbb6a0e826d85ab2b5767bb66291b7

今回は、我が家が抱えている課題についてYさんのご意見をぜひ参考にさせてもらおうという魂胆である。


「どうしてもAXIOM80がうまく鳴ってくれないので困ってますよ」と泣きついたわけだが、しばらく耳を澄ましておられたYさんが次のように述べられた。

「たしかにサ行(サシスセソ)がちょっとキツイですね。

これはSPケーブルに原因があるような気がします。

何しろ古いユニットですし、製作当時の平凡な撚り線の方が合っているような気がしますよ。」

つい最近のブログでも述べたように「AXIOM80」ほどデリケートなユニットは滅多にない。駆動するアンプはもちろんRCAコードからSPケーブルまでありとあらゆるものにケチをつけてくるのにはほんとうに参ってしまう(笑)。

対策として4つほど手立てを講じて「万策尽きた」と勝手に思っていたわけだが、Yさんのご指摘で、エッ、まだあったんだと驚いた!

先入感がない白紙状態からの他人の意見は完全な盲点を突いてくる!

現在SPケーブルに使っているのは「LANケーブル」だが、JBL「D123」の口径30センチでは完璧といっていいほどの鳴りっぷりなので、その性能を露ほども疑わなかったが、そういえば独特の構造とツクリを持つ古典派タイプの「AXIOM80」には合わないのかもしれない。

思いたったが吉日で、Yさんの目前でごく普通の「撚り線」ケーブルを引っ張り出して接続してみたところ、何と見事にサ行のキツさが低減したのである。

点数にたとえるとこれまで70点だったのが80点まで向上した感じで、これには心の底から驚いた。

と同時に、ナ〜ンダと自分の考えの至らなさに、もうガックリ(笑)。

ただし、後日、この「撚り線」ケーブルでJBLの「D123」を聴いたところ音がやや籠った印象を受けてサッパリだった。試しに「LANケーブル」に代えてみたところ、クリアで輝きのある音に大変身で断然こちらの方がいい。LANケーブルがもたらす鮮度はやっぱり凄い。

結局「AXIOM80」と、「JBL」とでSPケーブルを使い分けすることにしたが、面倒だけど仕方がない。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/353e2793bde158d05ccd32652bc36cfc

ウエスタンのシステムをオリジナルの状態のコンビネーションで使用するというのは、ある意味で正解である。ウエスタンは、まさにその状態でバランスをとっている。

ウエスタンのスピーカーのリード線などを見ても、こんなところに細くて純度の低い銅線を何故使用するのだろうかと思うが、実はそれでもってバランスをとっている。6Nや7Nを使用すると破綻することがある。594Aのダイヤフラムのリード線も細い。オリジナルのWE755Aのリードも初期は細い。

アルテック以降の755Aでは、"良い"銅線が使用されている。バランスというものの本質が分かっていない後期の設計者が、抵抗値が低ければよい音になるだろうと思って、変えてしまったものかも知れない。いずれにしろ、ALTEC 755Aは、外見も仕様も全く同じだが、Western 755Aの音はしないのである。http://homepage3.nifty.com/western/audio/nazo2/nazo2.htm


スピーカーケーブルの長さで音が変わる  

WE755Aは、8インチの秀作、不世出のフルレンジ・ユニットである。このスピーカーは、高能率で実に細かい音を再現するに長けているが、ボイスコイルのインピーダンスが4オームと低く(ごく普通のスピーカー・ケーブルでは特に顕著だ)、アンプとの接続が全長1メートルくらいでは20センチ程度の長さの差があると音に出てしまう。むっとして、ケーブルを短く切るが、短ければ短いほどによい。理論的にも現実的にもケーブルは無いのが理想的である。

  低いインピーダンスのスピーカーは、ケーブルの影響を受けやすい。SPケーブルが長い場合、ケーブル自体の抵抗が多くなり、アンプ側からみると、ボイス・コイルを駆動しているのか途中の配線を駆動しているのか、訳がわからなくなる。
http://homepage3.nifty.com/western/audio/sp_cable/sp_cable.htm

常識的にはスピーカケーブルの抵抗値は低い方が良いのですがそうでもないことが多いことは皆さんもよく御承知のことと存じます。とくにこの Goodmans Axiom80 はその最たるものでしょう。ラウザーユニットとは異なってインピーダンス変動が大きく、常識が通用しないことは驚くべきものがあります。
http://www.audio-maestro.com/ma2.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c45

[リバイバル3] 中川隆 _ オーディオ関係投稿リンク 中川隆
107. 2017年9月21日 17:33:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

CDレンズクリーナー お薦め品
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/761.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/451.html#c107
[経世済民123] 電力小売り自由化、一瞬でブーム終了か…破綻・撤退相次ぐ、「結局は東電」の様相(Business Journal) 赤かぶ
2. 中川隆[-6337] koaQ7Jey 2017年9月22日 05:56:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>1 は無知蒙昧なアホ

電力自由化すると電気代が高くなるのは常識

廃棄費用まで考慮しても原発発電が断然安い
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/716.html#c2

[リバイバル3] 廃墟と化した水上温泉 中川隆
51. 中川隆[-6336] koaQ7Jey 2017年9月22日 06:01:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本に来る外人観光客が増えたのは日本の物価が先進国で一番安いからだった


「東京」が初のトップに!英国人にとってお得な長距離旅行先―英メディア
人民網日本語版 配信日時:2017年9月21日(木) 15時50分


英ロイヤルメール社はある調査報告で、東京がイギリス人にとってもっともリーズナブルな長距離旅行先で、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロが最も高いことが明らかになった。新華社が伝えた。

英ロイヤルメール社はある調査報告で、東京がイギリス人にとってもっともリーズナブルな長距離旅行先で、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロが最も高いことが明らかになった。新華社が伝えた。

この「長距離旅行報告」という名の年度調査はコーヒー1杯、ドリンク1本、コーラ1缶、ワイン1杯、カクテル1杯、板チョコレート1枚、ミネラルウォーター1本、日焼け止めクリーム、虫よけスプレー及びペアのコース料理の10項目のコストにより調査を行っている。

英「デイリーテレグラフ」による調査結果の報道では、東京は10項目の合計が48.9英ポンド(1英ポンドは約151円)で、旅行先30都市のうちトップだった。同調査が開始されてから10年目になるが、東京は初のトップで10項目の費用は去年より23%安くなっており、2012年と比べると60%安くなっている。

トップ10は東京に続き、南アフリカのケープタウン、ケニアのモンバサ、スリランカのコロンボ、ベトナムのハノイ、インドネシアのバリ島、コスタリカのタマリンド、米国のオーランド、マレーシアのペナン島、ドミニカのプンタカナの順となっている。

一方で最も高い旅行先はブラジルのリオ・デ・ジャネイロで10項目合計160英ポンドという結果になった。ペアのコース料理が1食につき107.85英ポンドかかり、ドリンクは1本は平均で4.07英ポンドとなっている。(提供/人民網日本語版・編集TK)

_________


世界各国のビックマック価格

購買力平価という考え方がある。

世界各国の物価水準は摩擦が無く貿易されれば同じ物なら同じ価格になるように為替水準は調整されるはず、という理論だ。

そして世界中で売られているマクドナルドのビックマックを基準に購買力平価を計算したものが「ビックマック指数」だ。

以下の一覧は2015年1月時点で円換算した際の価格だ(1ドル117.77円 56か国)。

1位 スイス      888円 2.4倍
2位 ノルウェー    742円 2.01倍
6位 アメリカ     564円 1.52倍
15位 オーストラリア 509円 1.38倍
18位 ドイツ      501円 1.35倍
38位 日本       370円 

※ルクセンブルクは調査対象外
(世界のビッグマック価格ランキング 世界経済のネタ帳)
http://blogos.com/article/110634/


500円くらいでも日本ではそこそこ満足できる昼ご飯を食べられますが、欧米で5ドルや5ユーロ程度でまともな昼ご飯を食べられるということはまずありません。

私は、今日夜からオーストラリアのシドニーに出張ですが、シドニーでは普通のレストランで昼ご飯を食べても2000円程度はします。まさに「Japan is cheap」です。

私は、米国のビジネススクール(ダートマス大学タック経営大学院)を30年前に卒業し、今では同校のアジア地区のアドバイザリーボードのメンバーをしています。数年前に学校側からあった説明では、授業料が1年で7万ドル近くに上昇しているというのです。2年制の大学院ですからその倍の学費がトータルでかかります。もちろんそれ以外にも生活費がかかりますから、卒業までには最低でも2000万円くらいの費用がかかります。多くの学生はローン(MBAローン)を組むなどして資金をねん出します。

しかし、無事卒業さえできれば、それはすぐに取り戻せるのです。実は、卒業生の卒業後3年目の平均サラリーは18万5千ドル(約1900万円)なのです。これは優秀な人だけの数字ではなく平均です。3年後でこのレベルですから、それ以降はもっと稼ぐ人ももちろん大勢います。中には億円単位で稼ぐ人も少なからず出てくるのです。
http://blogos.com/article/187248/


食事も旅の楽しみの1つですが、スイスでは持ち帰り用のデリでも2,000〜3,000円かかります。

レストランでの食事は、場所にもよりますが、ファミレスのような場所で約2,500円、

雰囲気のよい店舗では最低6,000円は見積もらないといけないでしょう。

さらに良いサービスを受けたときは、10%ほどのチップを支払うのがマナーですので、それも勘定にプラスしなければなりません。

スイスのビックマックセットは12スイスフラン(1,440円)。

ポテトチップスは1袋700円以上します。


物価の高い理由、それはずばり人件費が高いからです。

スイスではファーストフード店でアルバイトした場合でも、時給は2,500円ももらえます。人件費がかかる分、商品の価格が高くなってしまうのです。
http://www.spintheearth.net/travel_switzerland_price/


スイスのチューリッヒは、世界の中でも物価の高い都市として知られる。

駅でミネラルウォーターを買えば4フラン、トイレの使用料に2フラン、つまり水を飲んで用を足すだけで6フラン(約600円)もかかる計算になる。

一説には、高技能職の移民以外は受け入れないために、あえて物価を高くしているとの説もあるほどだ。

一方、スイスの最低賃金は、毎月3500フラン(約35万円)にも上る。

これほどの高賃金だから物価が高くても生活できるわけだが、一般的な経済原則に反して、高賃金にも関わらず失業率も低い。
http://media.yucasee.jp/offshore-news/posts/index/646

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/624.html#c51

[近代史02] 戦争に行ったら こんな事もしてみたい あんな事もやってみたい__わくわく どきどき 中川隆
46. 中川隆[-6335] koaQ7Jey 2017年9月22日 06:05:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国の90年代生まれの若者、日本軍側の戦争史料を基に日本軍の暴行を暴露―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b191129-s10-c10.html
2017年9月20日(水) 21時20分


江紫辰さんは1994年に中国で生まれ、今年の9月に「中国を侵略した日本第6師団の南京戦役及びその暴行に関する実録」という自身初の書籍を出版した。

出版を担当した中国重慶出版社の劉嘉主任は、「これまで出版されてきた抗日戦争の歴史を研究する書籍のほとんどは中国軍の史料を使用し、中国人の視点から抗日戦争を見るものであったが、これに対し、江さんが日本軍の戦争史料を大量に収集し、日本軍史料の角度から日本軍の暴行を暴露したことは、抗日戦争史の研究における空白部分を埋めたといえる」と語った。

▽日本軍の戦争史料で日本軍の暴行を暴露

2009年、当時15歳の江さんはテレビで中国の抗日戦争を語るドキュメンタリーを偶然見て、その見知らぬ戦争や人物に好奇心を持った。彼は一年かけて中国の抗日史料を大量に読み込んだあと、友達に頼んで日本軍の戦争史料を収集・購買し始めた。江さんを激しく憤らせたのは、一部の日本軍の戦争史料が侵略戦争を美化して南京大虐殺の事実を歪曲していたことだ。

1937年の南京戦役の期間中、2万人以上の日本第6師団(熊本師団とも呼ばれる)は谷寿夫団長の許可の下で、南京の数十万人の市民を虐殺した。日本の降伏後、乙級戦犯として南京で裁判を受け銃殺刑に処された谷寿夫だが、1960年代に日本が出版した「熊本兵団戦史」という本の第二巻「熊本兵団戦史―支那事変」は、第6師団や谷寿夫団長が無罪だと指摘した。

南京大虐殺について詳細かつ正確に記録した『揚子江が哭いている ―熊本第六師団大陸出兵の記録』という本で、第6師団第13連隊の真田一介は、「日本軍は南京城を攻め始めてから占領するまで、ほとんど毎日城内外で虐殺をしていた。虐殺とは、すべての住宅を漏らすことなく燃やし、すべての市民を殺すということだ」と回想している。

▽抗日戦争をミクロな視点から考える

江さんがこれらの史料を研究する際に、日本軍の死亡者数を少なめにすることで、日本軍による虐殺の真相を隠し、中国軍の抗日戦争の成果を否定する史料も存在していることに気づいた。

靖国神社が提供する戦没リストを記載している『第47師団史』という本では、第47師団の403人が戦没したとされているが、『弾部隊戦記』という本にある日本軍の兵士が整理して保存したリストによると、第47師団の131連隊だけで625人が戦死した。江さんは、「連隊の死亡者数が師団よりも多いため、靖国神社のデータが明らかに捏造したものだと見られる」としている。

一方、中国軍人が抗日戦争に現れた勇ましい姿に、日本軍さえも感服したという資料もある。『南京作戦の真相―熊本第六師団戦記』には、日本軍は南京戦役後に戦没した中国軍人のために墓碑を立て、さらに、坂井徳太郎が、「敵ではあったが、祖国を守るために戦没した人を尊敬すべきだ」と語ったと記されている。

劉嘉氏は、これまでの抗戦史料では連隊に関するものが不足していたが、江さんが収集した史料は抗日戦争をミクロな視点から考えることを可能にしたと語った。

▽抗日戦争に参加した中国軍人の勇ましさを覚えてもらいたい

2015年、当時21歳だった江さんは友達の呉さんと共に、南京防衛戦に関する本を完成させたが、結局50社ほどの出版社に断られた。ネットユーザーは、「書いた以上は、ほかの中国人に伝えるべきだ。断られても何の損もない。出版される日が必ず来る」と彼らに励ましのコメントを寄せた。

その後、五カ月を経て、32万字の「中国を侵略した日本第6師団の南京戦役及びその暴行に関する実録」が出版された。多くの民間の抗戦史研究者と接触した経験のある劉嘉氏が、この本に隠れた価値を見出した。それは、日本軍の戦争史料を用いて、南京大虐殺への日本右翼勢力の否定を反撃することが、非常に説得力があるということだ。

現在、淞滬会戦と百団大戦の歴史に関して最も全面的に研究された本を出版し、中国人に中国軍人の勇ましい姿を覚えてもらうという大きな夢を抱いている江さん(23)は、数カ月後、「南京防衛戦全史」を出版する予定だ。これで彼は夢に向かって一歩近づくことができたといえる。(提供/人民網日本語版・編集HQ)

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/313.html#c46

[中国12] 大阪人と中国人が似ていると言われる理由―中国メディア 赤かぶ
1. 中川隆[-6335] koaQ7Jey 2017年9月22日 06:47:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

大阪・神戸・京都は在日と部落民ばかりだから特殊なんだよ

日本人だとは思わない方がいい
http://www.asyura2.com/17/china12/msg/168.html#c1

[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚 中川隆
11. 中川隆[-6334] koaQ7Jey 2017年9月22日 07:00:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

トスカニーニは音楽がわからなかった


もしベートーヴェン家のメトロノームが正確だったら


バッハは、テンポの指示をほとんどしていない。それは、バッハのいないところでバッハの作品が演奏されるなんて、全く考えていなかったからだ。だからテンポどころか、他の表記も限りなく少ない。従って、今となっては全て演奏者が決定することにならざるを得ない。

メトロノームが発明されて、ベートーヴェンは大喜び。さっそく全作品にメトロノーム記号を書きいれたけれど、第三交響曲「英雄」のように、全く演奏不可能な指示もある。「これは倍にカウントする」などという珍説も出たが、そうすると非音楽的なので、一般的にこのような場合、記号は無視されている。「ベートーヴェンのメトロノームは壊れていた」こう考えるのは妥当だ。往時の日本の家電製品のように、発明されてしばらくは、よく壊れるのが機械の常識。

時代は下って、ペルルミュテールというフランスのピアニストがNHK教育テレビで語った、師匠ラヴェルの話。


(ラヴェルのソナチネ第2楽章を弾いて)これはメヌエットなのです。メヌエットはこのテンポでなければなりません。速ければワルツに、遅ければサラバンドになってしまいます。

ある時、トスカニーニがボレロを演奏したのです。やや速めのテンポでした(ペルルミュテールは歌った)。会場のお客さんは湧きました。そしてトスカニーニは会場に同席していたラヴェルを紹介しようと手を会場に向けました。しかし、ラヴェルは決して席を立とうとはしなかったのです。なぜならボレロのテンポではなかったから。

確かに、自作自演の録音を聞くと、かなりゆっくりのボレロである。

他にも、例えばドイツの音楽家は「イン・テンポ」を唱えながら、かなりテンポを揺らしたり、「音楽は生きているのです。テンポは毎日変わって当然です。」と言ってオーケストラを動揺させたり、段落の変わり目でテンポが緩むのは常識だったりと、あちらこちらで「幅のあるテンポ設定」が成されている。

一方、フランス人は、書いていないところでテンポを緩めるなんてかっこ悪いと思っている。「彼らはアウトバーンでも、隣町の境を越える度にアクセルを緩めたりするのかね?」と意地悪くドイツ人を見る傾向がある。フランス人は「突っ走る快感」を大事にする人々だ。

などなど、枚挙にいとまがないほど、テンポ感覚の違いについては多くの事例がある。が、全て前述のバッハとラヴェルの例に典型が表れていると言ってよいだろう。

だから、日本人の作曲家でも、フランスの影響が強い方は、テンポ表示が厳密(ラヴェル的)だし、ドイツ系列の教育を受けた方は、割と幅があったり、演奏者任せ(バッハ的)だったりと、この二つの伝統はいつまでも続いているから面白い。

ここで、はたと気づいた。

ベートーヴェン家のメトロノームが正確無比だったら、どうだったか?全て演奏可能な、テンポ表示が全作品についていたとしたら・・・。

続くシューベルト、シューマン、ブラームス、ヴァーグナー、リスト、とベートーヴェンの呪縛から逃れられない作曲家たちは、全作品に詳細なテンポ表記をしたのではないか、ということを想像したのである。こうなると影響は甚大、元々厳格が好きなドイツ人のこと、詳細なテンポ表示が楽譜上にあふれ、それを順守することに命を燃やし続ける・・・か?

そんなことがあり得るか?そうしたらフランス人と同じになるのか?

いやいや、そうなったらフランス人は例によって「バカじゃないの?」と言うに決まっている。「人間なんだからさぁ、テンポなんてその日で違って当然よ」となるだろう。ラヴェルだって、モーツァルトは受け入れているが、ベートーヴェンはあまり好きではなかったらしい。「メヌエットはねぇ、国によって、時代によって少しずつ違うんだから、人によって違うのは当たり前だよ」なんて言ったりして。

厳格なドイツ人と気まぐれなフランス人の方が、本来の姿のように思う(どちらかが優れているという訳ではありませんよ、念のため)。ベートーヴェン家のメトロノーム一個で、その後の音楽史の流れが変わってしまったのではないか、などという想像をしてしまった2010年であった。
http://blog.goo.ne.jp/belloni117/e/fd4483e91b73022577dbd4bdb8308d32
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html#c11

[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚 中川隆
12. 中川隆[-6333] koaQ7Jey 2017年9月22日 07:16:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

Beethoven Sinfonia n.9 op.125 - Toscanini - NBC (1938) - YouTube
Vina Bovy - Kerstin Thorbog - Jan Peerce - Ezio Pinza.
NBC Orchestra and Chorus. (Live rec. 6 Febbraio 1938)
https://www.youtube.com/watch?v=EcR7T_6l9NM


beethoven Symphony No 9 Choral (1939 Recording) Toscanini-3D Sound - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=lp3Wo2ah_R0

「交響曲第9番第1楽章の速度」どんな速度にしたかった?

 ベートーヴェンの、特に交響曲における速度にはメトロノームによる指定があるのは広く知られているが、これが間違っているのではないかという指摘が多くて混乱しているのも周知のこと。たとえば、交響曲第9番の第1楽章の自筆原稿には、冒頭の右上に「108か120、メルツェル」と読めるメモがある。メトロノームの指定(つまり四分音符が108か120)ということになっているが、これでは速すぎる。ちなみに、第2楽章以降には速度の書き込みが1箇所しか無い。
sym9-1-man.jpg (165179 バイト)

下例のショット社の初版(1826年)では、メトロノームの指定は無い。

 この初版の直後に、四分音符=88を指定したそうである。したがって、sym9-1-sh.jpg (47360 バイト)

 現代の印刷譜では下のようになる。この速度で演奏すると13分弱になるが、これでも速すぎると思う。だから皆困っているのだ。というより、世の指揮者たちは自分の思うところの速度で演奏するしかないのだ。ちなみに、現代で容易に聴けるかなり速い演奏では、トスカニーニの指揮による13分30秒という録音が残されている。自分としてはこれが限界だろうと思う。
http://park10.wakwak.com/~naka3/bee_sym9-1.htm


ドクトルじんじんの「第九CD聴き比べ」 トスカニーニ


【指揮者】アルトゥーロ・トスカニーニ

【管弦楽】NBC交響楽団
【ソプラノ】ヤルミラ・ノヴォトナ
【メゾソプラノ】ケルステン・トルボルイ
【テノール】ヤン・ピアース
【バリトン】ニコラ・モスコーナ
【合唱】ウェストミンスター合唱団
【録音年月】1939年12月
【録音状態】下
【レーベル】Music & Arts

【コメント】
20世紀を代表する巨匠のひとりであるイタリア人指揮者、トスカニーニは、一般的にはいわゆる「新即物主義」と言われる芸風で、楽譜に忠実で、演奏者による過度の感情表現を嫌う音楽家と見なされている。ところがここに紹介する第九は、決してそうとばかりも言い切れない。

たしかに全曲を通じてみれば、テンポの採用などは楽譜のメトロノーム指示におおむね忠実で、ライバルであったフルトヴェングラーに見られるようなほとばしるばかりの表現は少ない。淡泊な演奏と言ってよいだろう。

しかし、一方で楽譜の改変はかなり施している。ワーグナーやワインガルトナーによって提唱された改変はほぼすべて取り入れているし、むしろ先人がしていない独自の改変を積極的に行なっている部分すらある。第一楽章のティンパニなどはその例で、この曲におけるティンパニは連続した音型が1小節か2小節、ふと穴が開いたようにとぎれる部分が多々あるが、トスカニーニはそういった箇所でことごとくその穴を埋めるように音符を足して演奏させている。この音型のとぎれを、ベートーヴェンが意識的に作って聴く者に不安感、緊張感を与えようとした、とは解釈せず、単なる書き忘れている部分を埋めた、という態度である。前者を聴き慣れた耳には、トスカニーニのそれはかえって不自然にも聴こえるが、興味深い比較ではある。

また、オペラ指揮者としての血が騒ぐのか、第四楽章になると急に感情移入が激しくなるように感じられるのもおもしろい。終曲近い806小節目と827小節目の二度、合唱がAllegroのテンポでAlle Menschen, alle Menschen, alle Menschen と畳みかけてからAdagioに突入する部分があるが、トスカニーニは二度とも、この最初のAlle Menschenの小節からテンポをガクッと落している。つまり、Adagioを4〜5小節先取りしているのである。「新即物主義」どころか、ずいぶん自由な指揮ぶりに思えるが、ライブならではの感情の高まりであろうか。

ライブと言えば、この録音では痛恨のミスが一か所聴ける。第二楽章のティンパニに、264小節以降20小節にわたってフォルテからフォルテシモで連打する聴かせどころがあるが、なんとこの録音では1小節多く21小節連打したあげく、動揺したのか、今度は6小節休んで290小節から次の連打を再開するべきところ、2小節出遅れて292小節から入っている。この部分は繰り返しで合計三回演奏されるが、これは一回目だけであり、二回目、三回目は楽譜通り演奏されているので、一回目がミスであることは明らかである。いかにライブだとは言え、ティンパニストにとってもっとも活躍できるこの部分でこんな初歩的なミスを犯し、かつ録音によって後世にまで残されたのは、まことに痛恨の極みと言うしかないだろう。

Alle marcia のテノールソロで、Brüder の語の譜割りがすべての場所で楽譜通りないのが、違和感がある。語尾のderが最後の八分音符でだけ発音し、結果的に真ん中のüが長いのだ。これは明らかに楽譜に書かれた譜割りではないが、これはあるいは、611小節のBrüderのリズムがこのような形なので、トスカニーニがそれに統一させたのかも知れない。

同じ時代を共に大指揮者として生きたトスカニーニとフルトヴェングラーは、第二次大戦前にその政治的な立場から相容れない仲となり、ある時路上で遭遇して大喧嘩となった、というエピソードが残る。このエピソードを聞くと、この二人こそがwas die Mode streng geteilt(時代が厳しく引き離した者)だったのだ、と思い知らされる。そして、残念ながら彼らは終生、Deine Zauber binden wieder(神の不思議な力によって再び結び付け)られはしなかった。
http://www.freude.or.jp/?p=1585
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html#c12

[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚 中川隆
13. 中川隆[-6332] koaQ7Jey 2017年9月22日 07:31:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

メトロノームによる指定を守ったトスカニーニは音楽がわからなかった

20世紀にはベートーヴェンが指示したメトロノーム速度は間違っていると信じられて来た。

その考えに異を唱えたのが20世紀後半に台頭して来た古楽器オーケストラの指揮者アーノンクール、ブリュッヘン、ガーディナー、ノリントン、そして延原武春たちである。彼らはベートーヴェンの指示通り演奏可能であり、それこそが作曲家の頭の中に響いた音楽なのだということを示した。

ビブラートの悪魔


小説や映画で悪魔が登場するとき、彼はしばしばヴァイオリンを弾いている。「悪魔のトリル」というヴァイオリン独奏曲があるし、ストラヴィンスキーが作曲した「兵士の物語」でも悪魔はヴァイオリンと共に現れる。

何故悪魔はヴァイオリンを弾くのか?その理由のひとつはあのギーギー擦る音が耳障りであるということと、もう一つはそのビブラートが気色悪いということが関係しているのではないかと僕は推察する(「悪魔のトリル」では音を上下に揺らすダブルストップのトリルが多用されている)。

世の中には絶対音感を持っている人が少数ながらいる。彼らは「バイオリンの音を聴いていると気分が悪くなる」と言う。

ビブラートは音の波である。単音をビブラートで延ばすとその周波数には一定の振幅が出来る。そのゆらぎが絶対音感を持つ人にとっては我慢ならないのだろう。

チェンバロ/オルガン奏者でバッハ・コレギウム・ジャパンの指揮者、鈴木雅明さんは

「終始ビブラートを掛けっぱなしの弦楽四重奏の演奏は頭が痛くなって聴くに堪えない」

という趣旨の発言をされている。恐らく雅明さんも絶対音感を持っていらっしゃるのではないだろうか?

こうして考えてみるとビブラートというのは一種の誤魔化しの行為ともいえるだろう。合奏前のチューニングで多少ピッチがズレていても、ビブラートを掛け続ければあたかも合っているように聴こえるのだ。

音楽の先生はビブラートのことを「音色を豊かにする手段」だと生徒に教える。
でも、果たしてそれは本当だろうか?

バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンの時代、弦楽奏者はビブラートを掛けずに演奏した。現代フルートはビブラートを掛けるが、バロック・フルートであるフラウト・トラヴェルソはノンビブラートで吹く。

ではいつ頃からオーケストラはビブラート演奏を始めたのだろう?

指揮者のロジャー・ノリントンはそれは20世紀初頭だと言う。

ロマ(流浪の民。最近では「ジプシー」という呼称は差別用語とされている)のヴァイオリン奏法を取り入れ、それが急速に広まったのだと主張している。

彼の説が正しいかどうか僕には分からない。しかし、リストの「ハンガリー狂詩曲」が出版されたのが1853年、ブラームスの「ハンガリー舞曲集」が出版されたのが1869年。彼のピアノ協奏曲第2番、第4楽章にもロマの旋律が登場する。さらにドヴォルザークには「ロマの歌」という歌曲集がある。

このように19世紀半ばよりロマの音楽に対する関心が高まり、そのヴァイオリン奏法も次第に取り入れられるようになってきたのではないかと想像する。


今、僕の手元にラフマニノフが自作自演したピアノ協奏曲のCDがある。
録音されたのは1929-41年。

驚くのはそのテンポの速さである。現代では、この疾走するテンポでラフマニノフが演奏されることはない。考えるに、そのロマンティックな文脈を強調するために、時代と共に次第にテンポが落ちて溜めて弾くスタイルへと変化してきたのではないだろうか?

テンポが遅くなると、ひとつの音を延ばす時間も長くなる。
ノンビブラートだと間が持たない。
これこそがビブラートで弾くのが好まれるようになった真の理由なのではなかろうか?

「テンポの遅延とビブラートの多用(乱用)は相関する」
というのが僕の提唱する仮説である。


ベートーヴェンの交響曲のスコアには詳細なメトロノームの指示が明記されている。しかし、フルトヴェングラー、ベーム、カラヤン、バーンスタイン、朝比奈ら20世紀の巨匠達はこれを無視し、はるかに遅いテンポで振ってきた。その理由は、驚くべきことに20世紀にはベートーヴェンが指示したメトロノーム速度は間違っていると信じられて来たからである。

その考えに異を唱えたのが20世紀後半に台頭して来た古楽器オーケストラの指揮者アーノンクール、ブリュッヘン、ガーディナー、ノリントン、そして延原武春たちである。彼らはベートーヴェンの指示通り演奏可能であり、それこそが作曲家の頭の中に響いた音楽なのだということを示した。

そしてその速いテンポで演奏するとき、ビブラートの存在意義は消滅したのである。その潮流は現在、モダン・オーケストラにも押し寄せて来ている。これこそがピリオド・アプローチであり、21世紀の古典派音楽ルネッサンスなのだ

(参考までにベートーベンのメトロノーム指示に対するノリントンの考察をご紹介しておく。こちらからどうぞ)。
http://www.kanzaki.com/norrington/note-sym9.html

20世紀の音楽教育のあり方は正しかったのか?ということが今、問われようとしている。
http://opera-ghost.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_bf7e.html


知られざるヴィブラートの歴史

ルネッサンスからバロック期、そしてハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン(1827年没)の時代に至るまで、装飾音以外で弦楽器や管楽器に恒常的ヴィブラート(伊: vibrato)をかける習慣はなかった(当時の教則本などが根拠となる)。

それを現代でも実践しているのが古楽器オーケストラ、例えば日本で言えばバッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、大阪ではコレギウム・ムジクム・テレマン(テレマン室内管弦楽団)等である。


19世紀半ばになると、ロマ(ジプシー)の音楽に関心が高まる。リスト/ハンガリー狂詩曲(1853)、ブラームス/ハンガリー舞曲(1869)、ビゼー/歌劇「カルメン」(1875)、サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン(1878)等がそれに該当する。

それとともにジプシー・ヴァイオリンのヴィブラートを常時均一にかける奏法(continuous vibrato)が注目されるようになった。これは従来の装飾的ヴィブラートが指でするものだったのに対し、腕ヴィブラートへの変革も意味した。


ここに、continuous (arm) vibratoを強力に推進する名ヴァイオリニストが颯爽と登場する。フリッツ・クライスラー(1875-1962、ウィーン生まれ)である。20世紀に入り急速に普及してきたSPレコードと共に、彼の名は世界的に知られるようになる。

音質が貧弱だったSPレコードに於いて、甘い音色を放つヴィブラートという武器は絶大な威力を発揮した。その”ヴィブラート垂れ流し奏法”と共に弓の弾き方(ボウイング)にも変化が起こる(このあたりの事情はサントリー学芸賞、吉田秀和賞を受賞した

片山杜秀 著/「音盤博物誌」-”さよなら、クライスラー”
http://www.amazon.co.jp/%E7%89%87%E5%B1%B1%E6%9D%9C%E7%A7%80%E3%81%AE%E6%9C%AC-1-%E9%9F%B3%E7%9B%A4%E8%80%83%E7%8F%BE%E5%AD%A6/dp/4903951049/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1368433753&sr=1-1&keywords=%E9%9F%B3%E7%9B%A4%E8%80%83%E7%8F%BE%E5%AD%A6

に詳しく書かれている)。


一方、当時のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団はノン・ヴィブラートを貫いていた(1938年にレコーディングされたワルター/ウィーン・フィルのマーラー/交響曲第9番でもヴィブラートはかけられていない)。

クライスラーはウィーン・フィルの採用試験を受けるが、審査員の一人だったコンサートマスター、アルノルト・ロゼは「そんなにヴァイオリンを啼かせるものではない」と言い、「音楽的に粗野」という理由でクライスラーを失格させた。

しかしマーラーの妹と結婚し、自身もユダヤ人だったロゼはナチスのオーストリア併合直後に国外追放となり、ロンドンへ逃れ客死。娘のアルマはゲシュタポに捕らえられアウシュビッツで亡くなったという

(オットー・シュトラッサー 著/「栄光のウィーン・フィル」音楽之友社)。
http://www.amazon.co.jp/%E6%A0%84%E5%85%89%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E2%80%95%E5%89%8D%E6%A5%BD%E5%9B%A3%E9%95%B7%E3%81%8C%E7%B6%B4%E3%82%8B%E5%8D%8A%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2-%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BC-%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC/dp/4276217806/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1368433848&sr=1-1&keywords=%E6%A0%84%E5%85%89%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB


第2次世界大戦後、1950年代に入りオーケストラは大きな転機を迎える。スチール弦の普及である(これは鈴木秀美さんのエッセイに詳しい)。

それまで弦楽奏者たちは概ね羊の腸を糸状に縒ったガット弦を使用していた(パブロ・カザルスもガット弦でバッハ/無伴奏チェロ組曲をレコーディングしている)。ガット弦よりスチール弦の方が強度に優れ切れにくく、湿度の影響も受けない。おまけに値段も安価である(消耗品だからその方がありがたい)。だから皆、一気に飛びついた。しかし柔らかい音色のガット弦に対し、金属製のスチール弦は硬質な音がする。

ヴィブラートの普及には様々な説があるが、その音質の違和感を緩和するために恒常的ヴィブラート奏法(continuous vibrato)が推奨されるようになったのも、理由の一つに挙げられるだろう。


その過程に於いて、フルートやオーボエなど管楽器にもヴィブラートが普及していった。フルートの場合、以前は木製のトラヴェルソであったが、19世紀半ばからリングキーを採用したベーム式が普及し始め銀製の金管楽器に取って代わられる。故に木管らしからぬ金属的響きを、ヴィブラートによって緩和する目的もあったのではないかと推測される。


ヴィブラートの普及に呼応して、オーケストラの演奏速度は遅延の方向に向かう。速いテンポではヴィブラートを十分に効かせられないからである。

ここに1920年代から40年にかけ、ラフマニノフがオーマンディやストコフスキー/フィラデルフィア管弦楽団と共演した自作自演によるピアノ協奏曲の録音がある。驚くべきは、現代とは比較にならないくらい速いそのテンポ感である。20世紀の間にラフマニノフがロマンティックな文脈で捉えられるよう変化していった過程がそこに垣間見られる。


ベートーヴェンの交響曲も次第にロマン派以降の価値観で解釈されるようになり、遅くなっていった。ベートーヴェンがスコアに指示した極めて速いメトロノーム記号に則して演奏すると、ヴィブラートをかける暇などない。

そこで、

•ベートーヴェンの時代は器具が正確ではなかったのでスコアに記されたメトロノーム表記は必ずしも信用できない。

•耳が聞こえなくなってから、ベートーヴェン本人が考えているテンポより速い表記になっている可能性が高い。


などといった、こじつけにも等しい説が登場した。しかし、考えてみて欲しい。まず作曲者本人を疑うとは何と無礼なことであろうか!
スコアに記されたテンポで十分演奏可能であることは、延原武春、ブランス・ブリュッヘン、ロジャー・ノリントンら古楽系の指揮者たちが既に証明済みである。


こうやってヴィブラートの歴史を見ていくと、現在盛んに行われるようになってきたピリオド奏法(=モダン楽器を使用して古楽器風に演奏すること)は理に適っているのか?という疑問も生じてくる。つまり、

金属的響きのするスチール弦をノン・ヴィブラートで演奏することに果たして意味はあるのだろうか?

という問いである。そういう意味でピリオド奏法をする弦楽奏者達は今一度原点に立ち返り、スチール弦からガット弦に張り替える勇気を持つ必要もあるのではないかという気が僕にはするのだ。

ちなみにダニエル・ハーディングやパーヴォ・ヤルヴィが音楽監督を務めてきたドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンは奏者全員がガット弦だそうである。また名ヴァイオリニスト ヴィクトリア・ムローヴァも、最近ではガット弦を張り、バロック弓を使用している。

ヴィブラートにまみれ、スコアに記されたメトロノーム指示を無視した、遅くて鈍重なベートーヴェンを未だに「ドイツ的で重厚な演奏」と褒め讃える人々がいる。ドイツ的って一体、何?僕には皆目、理解が出来ない。
http://opera-ghost.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/20-7b10.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html#c13

[リバイバル3] アンプの音はトランスで殆ど決まってしまう 中川隆
1. 中川隆[-6331] koaQ7Jey 2017年9月22日 08:01:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ウェスタンのOEMのトランス シカゴトランスを使ったEL34 PPアンプ


Vitavox DU120 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=emtUZgmV9NM

Y下さん宅にてメトロ劇場で使われていた古モノラルアンプを見事にリビルド。
シカゴトランス搭載の EL34PP です。
ヴァイタボックスDU120から出てくるサウンドは他では聞いたことがない!見事です。

Vitavox DU120サウンド + METRO AMP EL34PP - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=WN6CfaaWczQ

Y下さん宅にて。METRO AMP EL34PP

このアンプから奏でられるサウンドは素晴らしい趣のあるとても温かなものです。
Vitavox DU120スピーカの中にアコースティックの楽器が入ってるんじゃないかと勘違いするような心休まるサウンドです。
決め手は Cicago Transでしょうか?
またVitavox DU120との相性も抜群!


西山淳
EL34PPのアンプ、メタリック塗装にピカピカのステンレスプレート、トランスカバーといい素敵ですね!
カートリッジはオルトフォン、ガラスターンテーブルシート、
極めつけはとても珍しいヴァイタボックスの12インチコアキシャルDU120ですね。


________


キット屋コラム「私のオーディオ人生」 by Y下
亡き友のオーディオの遺品

 9月の中旬に他界されたオーディオマニアの友人が使っていたオーディオ関係の真空管とパーツ一式を奥様から譲り受けました、

またレコード盤も数百枚集められていてその中にコラムでご紹介した「小池レコード」も含まれていた、

彼は小池レコード店に通って沢山のレコードを購入した熱心なマニアでもありました。
小池レコードに関してはある程度の年齢の方なら小池レコードの輸入盤の音の良さとそこで鳴らされていたサウンドに多くの方は感動され何時までも脳裏に焼きついていると思う、

小池サウンドとはいったいどんなサウンドで鳴らされていたのかその辺もご報告したい

とんでもないアンプだった

 彼が自作で製作された数多くのアンプがありましたが、

今回ご紹介する自作アンプは見た目は大変汚く、尚且つ内部の半田付けや配線を見ますと汚いのを通り越してこれでも鳴るのかと思えるぐらい酷いアンプですが

使ってあるトランス類は巷ではまず手に入ることのないレアなトランスみたいで

この汚い自作アンプの原器は名古屋駅前にあった有名なメトロ劇場で使われていたアンプらしい、

 劇場用アンプはほとんど一般には手に入りませんがどこで手に入れたのか詳細は不明だ、

又どこのトランスなのか大変気になることだが色々調べて見ますと、当時の劇場アンプは信頼度から云って出力トランス、電源トランス、チョークなどは町のトランス屋で巻いたものとは思えないのと、トランスと云えばラックス、タムラ、山水、タンゴではないはずだ、

   劇場で使われたアンプ類は果たしてどこのメーカーなのか、この件に関して大阪のヴィンテージマニアでRCAアンプやパルメコスピーカーをお持ちの今田氏にお聞きしましたところ詳しい情報を教えていただきました、

 当時の劇場用スピーカー、アンプ類はウェスタンとビクターが沢山の劇場に納入していたらしく、ビクターと云えば馬鹿にしますが本家は米国のRCAになる。

メトロ劇場も米国RCAのスピーカーとアンプが使われていたのではないかと推測できます。

 この点を今田氏にお聞きしますと

RCAのアンプに内蔵されていたトランス類は米国シカゴ製のトランスで、此処のトランスはウェスタン、スタンコア、ランジュバン等から受注して製作されていたらしい、

もし本当ならばとんでもない凄いトランスで音響的には最高のサウンドで鳴るはずだが、本当にメトロ劇場で使われたスクリーン用アンプのトランスなのかは半信半疑だ、

結果は音を聴けば答えは返ってくるから試聴してみることにしたが、使用球は6L6GCだがせっかく手持ちのTelefunken/MAZDAのEL34が4本ありますからPin接続を追加してこれを使えば面白いのでは・・・・・


 スピーカーはヴァイタボックスのフルレンジを使いこのアンプを鳴らす前にWE−300Bを先に試聴してみた、

さすがWE−300Bは音色、音質とも素晴らしいサウンドである。室内楽でとりわけヴァイオリンを聴くと何とも云えない心地よさが感じ取れヴァイタボックスの持ち味が十分堪能できる。やはり個人的には3極管は私好みの音だ、

※この試聴にはアナログレコードでコレルリのヴァイオリンソナタをリファレンスに使用した、

 それに比べて5極管のEL34は過去に使った経験からすると少し大味的な感じと細身な部分があるから、私の好みからすると長く使いたいとは思わない球でほとんど期待していないのだが、果たして今回はどんなEL34の音が出てくるのか期待せずに接続した、

 このアンプは初段、電圧増幅共6SN7GTを使い回路は内部配線やパーツやトランスを見るとウィリアムソン回路を採用しているみたいだが、

こんな商品価値のない汚いトランス類で本当に音が出るのか、

また汚い配線と下手くそな艶のない素人の半田付けでいい音がする道理は無い、

電源投入後にスピーカーから若干ではあるがハム音がでているが試聴位置では気にならないが相当トランスからのリッケージフラックスに伴うノイズが出ているみたい、


何だい!この音は

 早速、同じトラックに針を下ろして鳴り出すのを待った、

出てきた音は「何だい!この音は」にぴったりな表現、

今までのオーディオの概念を覆すほどの特徴を持ったサウンド、

ヴァイタボックスのフルレンジがこんな音で鳴るのは初めての経験、

ジャズ喫茶のDaysを含めて京都のヤマトヤなどで沢山のヴァイタボックスを聴いてきたがこんなヴァイタボックスの音は聴いたことがない、

 私が聴かせていただいた三上先生宅や伊勢市のWEC5、東京のウェスタンサウンドインクで聴いたウェスタンの555のドライバーを使ったスピーカーシステム、WE−755Aとはまったく違う異質な鳴り方だ、

勿論アルテック、JBL、タンノイとはベクトルの違う音で部屋全体に鳴り響くのには脅威を感じた、

ではどんなサウンドの音色、音質かと聞かれても返答に困るのと言葉では言い表せない未体験のサウンドとしか云えない、

 もしこのサウンドを他のマニア宅で聴かされたら私は完全にノックアウトされてしてしまうか、自分のシステムの音を聴く気になれなくなるだろう、

今使用中のロンドンウェスタン直系のスピーカーも良いが、
このアンプを使ったヴァイタボックスは見えない糸に引き付けられる麻薬的な要素を持ったサウンドで一度聴いたら忘れられない音だ、

 このアンプに使用してあるトランスはタムラ、タンゴ、LUX、ファインメットコア、オリエントコアの特性ばかり追っかけた自作マニアが使うトランスでは残念ながらこの音は出てこない、

このトランスは外観こそお粗末だが間違いなしに米国シカゴのトランスと思う、

昔も今も真空管アンプはトランスが一番重要と・・・・・

このサウンドは何処かで聴いたことがあるぞ

 色々聴いていくうちにこのサウンドは遠い昔に何処かで聴いたことがあるぞ、そうだ思い出した!

このサウンドの特徴は小池レコード店で聴かされたサウンドと同じだ、

小池レコードのスピーカーはもう完全に手に入らない1950年代のスピーカーだが、ヴァイタボックスのフルレンジも同じ1950年代に登場したスピーカーであるから音はほとんど共通点を持っていると言うか製造元は同じところで作ったのではと思えるぐらい似ている。

 接続するアンプがWE−300B、PP5/400のアンプを使うと小池サウンドにはならない標準的なヴァイタボックスサウンドになってしまう、

今回初めてこのアンプで鳴らしたサウンドは小池レコードの伝説のサウンドと瓜二つの音だが、遠い〜昔に高校生の頃、小池氏の新幹線と東海道線の話がこのサウンドと共に蘇った気がしてならない、

小池レコード伝説のエピソード

 今になって小池レコードは伝説になってしまったが此処で鳴らすサウンドは誰しも一度聴くと魅了されてしまう音であったのは間違いない、

今でも私の周りにも小池レコード店に通われた方が沢山います。
その方達とお話しますと「あの小池の音は素晴らしかった」と口にする。

 噂では小池レコード店に関西では有名なオーディオマニアでもある落語家がこの店に訪れた、小池氏は黙って一枚のレコードをかけて落語家に聴かせた、落語家は落胆して店を出てから付き添い人に「もうオーディオはやめよう」と洩らしていた、相当ショックを受けたのかもしれない、

 またこの店にタンノイのオートグラフを持っているオーディオマニアが訪れた、小池氏は口論になるとタンノイマニアに一枚のレコードを聴かせた、小池氏は強い口調で「タンノイでこの音が出るか!」と一喝したらしい、

タンノイマニアは黙って店を出て行ったと後から聞かされた、多分あのサウンドとレコードを聴かされて頭の中が真っ白になったかも(このタンノイマニアは私のオーディオ仲間でもあった)


 今回は亡き友人の遺産のパートUになりましたが彼が作った弁当箱を使ったようなシャーシーと高価でもないパーツ、汚いが穴明け加工から組み立てまで考えて製作した努力は自作マニアの中でも大したものだ、

こんな音が出るのならこのアンプをオーバーホールして新しく作り直そう、

 またこのアンプは名古屋の委託販売のショップの棚に置いてあったが誰も見向きもせず埃が被っていた哀れなアンプだった、

彼のために弔い合戦とはいかないが自分のスキルを屈指して新規に作り直そう、

折角作るのであれば真空管アンプでは価格も高く評価の高い新藤ラボラトリーが有名だが新藤ラボラトリーでも真似の出来ないそれ以上のレベルで亡くなった彼のためにY下オリジナルを作ろう、

次回のコラムはシカゴトランスを使ったEL34 PPアンプの製作記事と試聴になります。
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-033.html

 

シカゴトランスを使ったウィリアムソンアンプ
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-034.html

 第34回のブログは彼の作ったアンプを解体して新規に作り直してEL34を使ったウィリアムソンアンプの製作と試聴になります。

ウィリアムソンアンプは1948年に発表された高NFBをかけたアンプでウィリアンソンアンプの原型の出力管は KT−66PP ですが

今回は彼の遺品でもあるドイツMAZDAのEL34を若干ではありますが時定数を変更してウィリアムソンアンプを忠実に再現して製作しましたが、

今回ほど大変苦労をしたアンプはないのと、皆さんの前にお披露目できるものではなく又自慢できる程のアンプはありませんが、音質的には素晴らしいのを持っていましたのでこのコラムで製作と試聴をご報告させて頂きます。


グリーンメタリック塗装を施しY下のお家芸であるステンレスアッパーパネルを採用したEL34−PPモノラルアンプ
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/34_001.jpg


 

ウィリアムソンアンプの製作

 ウィリアムソンアンプは1940年代の終わりごろ英国のウィリアンソン博士が発表した高帰還型アンプでマニアの間では音の良いアンプと云われていました、

 当時発表された真空管構成は 6SN7−6SN7−KT−66を使い、整流管は53KU(コッソー)、トランスはパートリッジです。

既製のアンプではこの回路を採用したアンプはほとんど見かけません。

回路の複雑化と部品点数の多さとそれに見合う良質なトランスがないため本来の良さが発揮されないのかそれとも回路が古すぎて採用しなかったのではと考えられる。

 私が思うには、ウィリアンソンアンプは出力トランスが決め手ですから、自作マニアが国産の既製のトランスを使って回路を真似ても残念ながら本来のウィリアンソンアンプの良さは出てこないと思う、

ウィリアムソンアンプこそ出力トランスが音を決定すると云っても言い過ぎではない、

オリジナルは英国のパートリッジを使っていましたからその良さが引き出されていたと考えられる。

もし私がシカゴトランスを手に入れなければウィリアムソンアンプは作らなかったと思う、

英国パートリッジのトランスの良いのは認めるが、シカゴトランスはパートリッジには負けないウェスタンのOEMのトランスですから作る意欲が出て来るのは当然かも・・・・・・


彼が残したシカゴトランスを使ったウィリアムソンアンプは日本のトランスにはない最高のサウンドを聴かせてくれたが、今回はトランスと一部真空管だけ残してY下アンプの製作になります。まずは写真をご覧ください。


https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/34_003.jpg


これがメトロ劇場で使われていたRCAアンプに内蔵されたシカゴ出力トランス、年代を感じさせるが汚すぎる!


https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/34_004.jpg


 パターン設計から製作したプリント基板で上のボードは電源平滑用で下側のボードはCRボードになります。抵抗はすべてアーレンブラッドレーを使用

今回は予算の関係上あまりお金をかけずに作るのがコンセプトになりますが、これ程苦労して製作したことはありませんが目標は高級マニアの間では有名な新藤ラボラトリーの真空管アンプにすべてを超えるのが目標ですから十分構想を練ってからスタートしました、

アンプ製作の苦労

シャーシーは1.2tの鋼板を使いY下お家芸のステンレスアッパーパネルと
トランスがあまりにも汚いのでトランスカバーも作りました。

1.シャーシーは全て穴加工を自分で行い細かい部分はヤスリを使って仕上げ
  加工を施した、

2.ステンレスのパネルは研磨剤を使って鏡面処理を施しましたが鏡面処理は
  時間と労力だけではステンレスの鏡面にはなりませんからこの部分は失敗が許されないですから大変苦労をした部分であります。

3.内部配線に関してオール手配線を止めてCRボードをプリント基板で作成しました、
  又プリント基板設計はなれていますから回路図を頭に入れれば苦になりません。

4. モノラルアンプですから電源部関係は2倍のコストがかかった、

5. 仕上げ塗装はプラモ用のMrカラーのスプレーを購入してサフェーサーを吹き付けてからペーパーで仕上げてメタリックグリーン塗装にした、
  最後に車用2液ウレタン塗装を吹き付けて仕上げしました、

6. 引き回しワィヤリングは同一色に統一した、
  モノラルの場合は2台とも同じワィヤリングをしないと音に影響を及ぼす

7. ヒーター配線はAC点火ですが今回は真似ては困るのですがヒーター線をツィストペアせずストレート配線を行いましたが完成後のハムの影響がどれだけ出るか、

https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/34_005.jpg


配線前のアンプ内部写真、SPターミナルの所に見えるのがDC,ACバラン
スボリューム、右側が電源トランスになります。


https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/34_006.jpg


  配線及び半田付けがすべて完了、これで完成になります。

 彼のアンプをオーバーホールして再度製作しましたが今迄沢山の真空管アンプ製作の中ではトップクラスの難易度だったが今後アンプ作りは卒業したいが、まだ珍しい名球が2本あるからこれを作って最後にしたいのだけどいつもこれが最後と云いつつあれから何台作ったやら・・・・・・・・

 このアンプも大変苦労をして製作したが前回製作した91B交流点火アンプよりシャーシー構造が複雑と部品配置とワィヤリングが立体のため遥かに作りにくいアンプになった

 またトランスと球があれば出費は少ないと思っていましたら意外や意外パーツだけでも軽く10万以上かかってしまったが見えない部分の費用は予想外でした。
 

アンプの使用パーツと配線

ウィリアムソンアンプに使用したパーツで抵抗はアーレンブラッドレー、カップリングコンデンサーはスプラグのブラックビューティー、真空管ソケットはオムロンの8Pinモールドタイプ、プリント基板はガラスエポキシ、電解コンデンサーは一般市販されている日本ケミカルを使いました。今回も採用しましたスプラグのブラックビューティーはマニア間では最高と評価されています。

このコンデンサーをチェッカーでチェックしましたが容量抜け電流漏れはまったくありませんでした、(ブラックビューティーの購入先はバンテック)です。

引き回しワィヤリングは3次元立体方式を採用したが動作上の問題が生じた為ワィヤリングを変更して組み直したが今回も納得のいく作品ではなかったのが少し残念だ、

ウィリアムソンアンプの音の評価

 使用真空管は初段が日立の6SN7ドライバー管はマツダの6SN7です。

ここの部分に拘りを持ったマニアはRCA,シルバニアなどを使いますが国産球でもヴィンテージ菅は海外の球にも負けず劣らず良い音がします。

出力管はドイツMAZDAのEL34、整流管はザイレックスのGZ32を使いました、(ザイレックスは英国の真空管商社)ザイレックスの場合は実際どこのメーカー球か不明ですが多分球の形状を見ますとSTCと思われます。

 RCAの5U4GBも使いましたが主役のEL34が脇役になるのと直熱整流管ですと+Bの電圧の立ち上がりが早いので球を痛める恐れがあり精神衛生上テストだけで終わりましたのとバランスを考えて却下、アンプの製作日数は構想から45日、約一ヶ月半を要しました、

 出力は3結アンプですから約14.3W、残留雑音は0,8mmVで負帰還量は15dBです。

早速音の評価ですが私1人の評価だと自分が作ったアンプですから悪いとは書けず又最高と書けば自惚れになりますからあえて自己評価はしません。

 またヒーター配線の基本はツィストペアで行いますが今回はストレートでの配線にしましたがハムノイズはほとんど影響なくトランスのリッケージフラックスの問題もトランスカバーを付けた結果心配したハムノイズは生じなかった、この辺はPPアンプの良さかも知れません。

 今回はヴィンテージマニアで大変仲の良い西山氏に同席して頂いて率直な意見を云って頂きました。西山氏にもこのサウンドは一度も聴かせていませんからどんな評価されるのか、

 西山氏曰くバッハのバイオリンを聴くと「木の香りがプンプン漂う一度聴くと忘れられないサウンド」また「小池のじぃちゃんの音」と同じと大変うれしい評価を頂きました、

シカゴトランスを使ったウィリアムソンEL34アンプは期待以上の鳴り方には安心した、

 数日後の日曜日にはJBLのエベレストを上手く料理してクラシックを見事なサウンドを鳴らしている豊橋のオーディオクラブに所属する高橋氏が言うには

このサウンドは他のマニアには聴かせてはならないサウンドで、オーディオマニアが聴けばレッドカードを付き付けられカルチャーショックを受けるからと忠告、

褒めているのか貶しているのかはわかりませんが高橋氏のサウンド評価は二重丸と太鼓判を押して頂きました。

 今回はウィリアムソンアンプの実力を見せつけられたが、シカゴトランスの実力が十分発揮されたのではと思う、

シカゴトランスはウェスタンエレクトリックのOEMメーカーだけはある。

自作マニアが国産のトランスで作ったEL34アンプだとこんな音はまずは出てこないと思う、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-034.html


キット屋コラム「私のオーディオ人生」第37回門外不出!二管流アンプ武蔵誕生
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-037.html


二管流アンプ「武蔵」

WE−300BとVT52刻印の二刀流アンプ


 WE−300Bは巷では最高に人気がありますがVT52は300Bの陰に隠れて評価はイマイチですがWEのVT52刻印は上手く設計して良いパーツを使えば300B以上の音と云われています。

音でVT52とよく似た球は同じウェスタンの300A、205Dがあります。
この3種類の球こそウェスタンサウンドの象徴と云えるかも知れません。

近年VT52はヨーロッパ、中国、ロシアでは生産されていませんからこの球を使った既成アンプはほとんど見かけないのと自作マニアでも300Bは製作してもVT52は作ったこともなくVT52のサウンドはほとんどの方は聴いていないと思います。


  今回の製作に関して真空管アンプの音はトランスが最大のキーパーソンを握っています。

出力管の交換は同等管の場合大きな変化はありませんがトランスを交換しますと劇的な変化が認められます

面白い事にトランスにもお国柄がありこの部分の比較も面白いのではと思います。

  WE−300BとVT52の特性を比較しますと共通点が多く見られますから回路を変更すれば簡単に差し替えは可能です

300BもVT52もソケットは同じですがプレート電圧、プレート電流、ヒーター電圧、ヒーター電流などの違いがありますから一つ間違えると大切な出力管を駄目にしますから一般的にはお薦めできない上級者向けになります。

  今回は製作途中でVT52と300Bも切り換えて聴けるように改造を施しました


ウェスタンのVT52の謎


  ウェスタンのVT52は1940年代の初めごろ軍用機の通信管として開発されたらしくこの球に関しての特性表がありませんが規格の値を守れば超寿命の球の一つです。またヒーター電圧が6,3Vと7,0Vの2種類の規格がありますがどちらも正しいと思われます。

  一説によると航空機で飛行している時は7,0V、地上で待機している時は6,3Vで使われていたと云われていますがヒーター電圧が6,3Vと7,0Vでは必ず音は違うはずです、この部分での比較も考えて報告したいと思います。

VT52は1940年代の初めの頃軍用機の通信システムに搭載されていた、太平洋戦争中に米軍が日本を爆撃する時B−29が無線送信していたのなら好きになれない球ですが多分ヨーロッパ戦線で使用したのでは・・・・・

  自作マニアで特に音に拘りを持っているオーディオの達人なら300BよりVT52のが音は良いといいます。

300A、205Dに良く似た音色はVT52と云われこの球も今後は手の届かない価格になると思います

VT52のウェスタン球のプリントタイプもよく見かけますがどうも偽物臭い感じがあります。


  特にウェスタン球のトップマイカはおむすび型ですからすぐに見分けることが出来ます。

VT52の刻印タイプは音が良いと云われますから刻印タイプを求めれば間違いありません。

同じVT52もシルバニアや他メーカーでも出ていますがやはり本家のVT52刻印を聴きますと他メーカーのVT52は残念ながら音もさることながら価値観や魅力に欠けるがヴィンテージ管をヤフオクなどで購入される場合は特に注意しないと後で痛い目に合いますから気を付けてください。
 

真空管アンプのルックスとワイヤリング


真空管アンプのキーパーソンは出力トランスですからこの部分には特に拘る必要があります。

ましてや使用球がWE製VT52ですから本来はウェスタンを使いますが、今回はドイツのシングルトランスを使いました

このトランスもほとんど市場に出てこない大変レアなトランスでメーカー名はENGELでテレフンケン、ノイマン、シーメンスに納入している実績のあるトランスメーカーです。 

  今回私も初めて使いますがドイツのサウンドはゲルマン民族らしい真面目で几帳面な音が特徴ですが、その点米国のトランスはアメリカ人らしい豪快さがあり多少雑なところを持ち合わせている。

また日本のトランスはビールで云うならコクとキレが薄い、

やはりビールもトランスもドイツに限ります。

これはトランスに使用してあるコアと巻き線技術の差だと思う、

その点ヨーロッパ系のトランスは質の良い鉄鉱石が採掘されていますから鉄鉱石の違いかも、

WEのトランスは音が良いと云われていますがこのトランスもひょっとしたらヨーロッパのコア材を使っているのではと思いますが詳細は不明です。

トランスもお国柄がありどれが最高とは云えませんが自分がどんな音が好みなのか色々試して聴くのも面白い、

使用パーツと回路構成


 今回は最後の自作アンプですから自分なりに拘ったパーツを採用しました、

出力トランス ドイツENGEL社シングル10W

チョークコイル ヒューレットパッカード社の5H250mmH

抵抗 リケンオーディオ抵抗

コンデンサー カップリング スプラグ ブラックビューティー

カソードパスコン スプラグ 銀タンタルコンデンサー

ヒーター整流 東芝ショットキーバリアダイオード

スイッチ類 日本開閉器 トグルスイッチ

ボリューム アーレンブラッドレー

真空管 初段はテレフンケンダイヤマーク ECC−802S

ドライバー管 NEC 12BH7A

出力管 WE−VT52刻印

整流管 WE−274B刻印


 回路構成は簡単なCR結合3段増幅でNFBは5dBの低帰還になります。NFBなしでもテストしましたが無しの場合は低域が多少ボン付く傾向がありますからここは多少でもNFBを掛ける必要があります。

アンプ内部はラグ板を一斉使わず自分で設計を施したパターン化した自作基板を製作しました、本来はラグ板にCR類を並べてオール手配線で製作しますが「武蔵アンプは」プリント基板がメインでラグ板は一斉使っていません。


 アンプの出力は3.5W×3.5Wです。

もう少しIpを上げればPOWERが取れますが球の寿命を考えて低めに抑えて使用、ヒーター電圧VT52は7V、1.18A,300Bは5V,1.2Aの直流点火にしました、

交流点火も考えたのですが7Vの交流点火ではハムが取れません。
また300Bは私の作ったSV−91Bタイプに交流点火がありますからあえて交流点火にはしませんでした、

直流点火にしたWE−300Bは本来の300Bの音とは違いますが、今回のメインはVT52が主役です。遊び心で300Bも使えるようにしただけと金銭的に困った時にWE−300Bを予備球として付属してやればそれなりの価格で売れるのではないか、


WE−300Bを実装
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ウェスタンの刻印VT52を実装
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ウェスタンのVT52とWE300Bの比較、VT52は一回り小さい
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幻の整流管WE−274B刻印
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試聴用システムの紹介


 今回はアナログでの試聴にしました、

アナログ

フォノモーター ヤマハGT−1000

アーム GRACE G−565F

カートリッジ オルトフォン SL−15E

昇圧トランス ウェスタンエレクトリック WE−618B

AWA オーストラリア

ブリアンプ マランツ#7

スピーカー ヴァイタボックス 30cmフルレンジ

試聴用アナログ キースジャレット ケルンコンサート、バッハ、無伴奏チェロの1番

比較アンプ PP5/400シングルアンプ

 すべてのセッティングが終了して早速VT52シングルアンプの電源を立ち上げた、調整中にハムバランサーは最少の位置に設定してありますからスピーカーからはほとんどハムは聞えません。

最初にキースジャレットのケルンコンサートの試聴から開始、出てきた音に愕然、

ピアノの粒立ち奥行感を伴ったホールトーンの響きとスピーカーの存在感が消える素晴らしい空気感のある音、音色もこれがウェスタンを強調するようなサウンドには参った!

これは使ってあるVT52だけでなくトランスがドイツ製だからアメリカ的な明るいサウンドを抑えて伸びやかに音楽を聞かせてくれる。

 このような音になるのは勿論昇圧トランスのWE−618B、テレフンケンECC−802S高信頼管とWE−274B刻印が寄与しているのは間違いない、

次に試聴したマイスキーの無伴奏チェロも奥行感を伴った小ホールで聴く雰囲気たっぷりのあるサウンドになった、
 

WE−VT52は凄い!


 ウェスタンマニアがウェスタンは最高と云っていますがまんざら嘘ではない、

このVT52に対抗できるのは205Dか300Aしかないのでは、

それだけ素晴らしい球なのに情報量が少ないのか音を聴いたことがないのかわからないのか一度体感してみるとその良さがわかるのではないだろうか、

この球こそコクとキレに音楽性をプラスしたサウンドには偽りはない、VT52恐るべき!

VT52とWE−300Bの対決


 「知らぬが仏」と云うことわざがあります。これをオーディオに当てはめると「聴かぬが仏」つまり良いアンプを聴いてしまうと悪いアンプは聴けなくなる。自分のアンプに満足しているのならば聴かない方のが自分の為と思う、

 最初に書きましたように同等管なら差し替えて比較できますが球の種類が違う場合同じ回路同じパーツを使ってこそ球の比較が出来るのですが残念ながらアンプも違えば使ってある出力トランス、回路が別の場合は比較としての意味は持ちません。やはりここは同一パーツと同じ回路を使わない限り正確な答えにはなりません。

 WE−300Bは巷では最高峰の真空管として君臨していますがではVT52と比較したらどんな結果になるのか、今回は私個人の比較試聴とこのアンプを大阪の今田氏宅に持ち込んで聴いて頂いた、

  早速VT52を接続しての試聴です。スピーカーはRCAのLS12フルレンジを使用、このスピーカーは30cmタイプなのに高域が良く伸びています。

出てきた音は空気感を伴った懐の深いサウンド、長時間聴いても疲れにくくトップクラスの音だ、

RCAはアルテック、JBLとは異なる大変渋いサウンドで私が愛用しているヴァイタボックスとは少し表現力が違いますがジャズもボーカルもOKだ、

  VT52を堪能した後300Bに交換して10分後に同じトラックからの試聴開始、

出てきた音は300Bマニアには申し訳ないがVT52と比較しますと300Bは先ほどの深みとコクが薄くなり少し派手やかな明るいサウンドが特徴で音の渋さが後退してしまう、

それに対してVT52は絵画で例えるなら水彩画を見るようなイメージとしっとり感とシルクの肌触りがありオールド的な雰囲気を持ち合わせている。

WE−300Bも決して悪くない球だがVT52を聴いてしまうと興味が薄れてしまう、

  VT52を聴かずに300Bだけで聴いていますとまったく不満がなくさすが300Bは最高の球だと頷けます。これこそ「知らぬが仏」になります。

  ウェスタンフリークは300Bには関心を示さず205Dや300Aしか興味湧か湧かないのが理解できる。

同聴して頂いた今田氏も300Bにはガッカリ、二回と300Bを聴こうとしなかったのが印象に残こった、

今田氏も大変ショックを受けオーディオ仲間に今回のVT52の良さを話したら仲間曰く300Bでは勝ち目がなく対抗できる球は205Dしかないと云っていた、


PP5/400とVT52武蔵との対決


PP5/400シングルアンプは今田氏に譲ったアンプで回路、パーツ類はほぼ同じものを使っていますがトランスだけは台湾のジェームスです。

ジェームスは台湾のメーカーでトランスのコアは日本製のオリエントHi-Bコアを使ったトランスで大変知名度があり自作マニアが良く使うトランスです。

  早速比較の為に接続を変えて試聴開始、出てきた音は甲高なサウンドであまりにもVT52とは違いなさ過ぎて私もショックだった、英国の名出力管がこんなはずではない、

  違うのはトランスと整流管だけですからトランスを変えれば違った意味での良さが出るはずだがこのアンプをVT52に改造するのは簡単ですが肝心の出力トランスがありませんからこのアンプはこれで良しにすべきと思う、

このPP5/400も以前有名なメーカーの845PPと鳴き比べした時、圧倒的な表現力の差が出た良いアンプであったがVT52と比較すると残念ながらその差歴然だ、

  PP5/400は自分が作ったアンプですからどちらが良くても不満はないがメーカー製のアンプや自作アンプとの鳴き比べはご法度であるのとモラルの問題ですから今後は門外不出にして道場破り、他流試合はやらないことにした、


私が製作した名出力管PP5/400とVT52武蔵アンプ
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/img/img37_09.jpg

6.3Vと7.0Vのヒーター電圧の比較


 VT52のヒーター電圧の違いを比較しました、6.3Vでは多少音の潤い感とハリがなくなり7.0Vにしますと「これがウェスタンだ」と云えるサウンドになりました、今後は変更せずに7.0Vで使い切りますが今は武蔵を聴くのがもったいなくて外野席でお休み中です。

 これからは試聴に来られるマニアにはWE−300Bと5U4GBの組み合わせで聴かそう、帰った後こっそりとVT52,274B刻印に戻して自分だけで良いサウンドを楽しもう、マニアには申し訳ないが極上の組み合わせを聴かせるのがもったいない、
https://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-037.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/760.html#c1

[リバイバル3] アンプの音はトランスで殆ど決まってしまう 中川隆
2. 中川隆[-6330] koaQ7Jey 2017年9月22日 09:03:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

真空管の音だと思っているのは、実はトランスの音だった


真空管アンプは音が良いか?(1)

オーディオもやや再燃した感じもする中、真空管アンプの情報が多くなってきました。

ところで、真空管アンプがもてはやされるのは、本当に音が良いからなのでしょうか?

率直に言うと、私は、真空管アンプは音が良いという意見には懐疑的です。

真空管アンプの音の評価は、まろやか、暖かみがあるなどの言葉が多く使ってあります。

本当にそうなのでしょうか?

私は何十年も前から、真空管アンプを製作してきました。
だから、真空管アンプを知り尽くしているとは言いませんが、それでも真空管アンプの音の印象というものには、一定の感触を持っています。

そして、このごろは、実は真空管の音というのは、真空管の音ではないとの印象を強くしています。

と言うと、真空管アンプの音を聞いて真空管アンプの音ではないというのはどういうことかという質問をしたくなる人もいると思います。

ズバリ、多くの人が「真空管(アンプ)の音は・・・」と言っているのは、真空管の音ではなく、トランスの音ではないかと思っています。

その証拠に、トランジスタアンプの終段にトランスをつけて、スピーカーにつなぐと真空管アンプのような音になります。

真空管アンプは、まず、ほとんどトランスを介してスピーカーに接続するようになっています。

そのせいで、真空管アンプの特性(性能)は大部分がトランスの性能に支配されてしまいます。

だから、真空管の音だと思っているのは、実はトランスの音であるという根拠がここにあると思うのです。
http://bestmusic.seesaa.net/article/106623581.html


真空管アンプは音が良いか?(2)

真空管アンプの音作りに大きく影響しているのがトランス(Output Trans)なら、トランスを排除して直接スピーカーに繋げばいいわけです。

しかし、真空管アンプの出力はプレートであり、プレートには通常、数百ボルトの直流電圧がかかっています。

その途中にスピーカーを直接繋ぐことはできません(スピーカーは壊れてしまいます)。

これを回路的に解決するためには、ホイートストーンブリッジという回路を使う方法があります。

左の図がホイートストーンブリッジを使った回路です。

http://bestmusic.seesaa.net/article/106675646.html

ABCDは真空管で、図の真ん中にあるようにスピーカーを繋ぎます。

こういうアンプをBTL(Bridged Trans Less)アンプと言います。

私はこの回路を使った真空管アンプを、昔、製作したことがあります。
ずいぶん大がかりなものになってしまいました。

実際、作ってみるとブリッジにかかる電圧のバランスが不安定で、怖くてなかなかスピーカーを繋ぐことができないという笑い話になってしまいました。

バランスをとるのが難しいのは、真空管の内部抵抗が高い、つまりそれだけ真空管アンプは不安定要素を持っているということでもあります。

最近のトランジスタアンプは2台用意して、簡単にBTLアンプを実現できる製品も見られます。

真空管アンプでBTLアンプを実現すれば、真空管そのものの持つ個性的な音を聞くことができます。

周波数特性や位相などをトランスに制限されることもありません。

しかし、BTLはかなり大がかりなものになってしまいますから、それよりトランスに性能のよいもの使うとか、トランスによって積極的に音作りをするという考えもあります。

アンプの音色は、配線材、抵抗、コンデンサなど、どの回路素子を変えても変わります。

それが、アンプ製作者の主張になるとも言えます。

また、低域から高域まで特性のよいトランスを使うとなると、トランスにかける費用は大きくなります。

そういう点では、トランスを使わないトランジスタアンプが有利とも言えます。
http://bestmusic.seesaa.net/article/106675646.html

真空管アンプは音が良いか?(4)

Triode_vacuum_tube.jpg真空管の模式図

http://bestmusic.seesaa.net/article/107070643.html

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


「真空管アンプは音が良いか?」と題して、真空管アンプの音作りに大きく影響しているのはOUTPUTトランスであると述べた。

だから「真空管の音は・・・だ」という意見の中には、トランスの特徴を指して言っていることが多いのではないかと思うということも述べた。

これは、言い換えると、[真空管アンプの音=トランスの音]と言っているのではない。

真空管アンプにとって、真空管そのものは主役であり、当然、アンプ全体の特徴を表している。

もし、[真空管アンプの音=トランスの音]であるなら、わざわざKT-88やWE-300Bを使わないで、6BM8、6BQ5あたりを使っておけばよいことになる。

問題は、アンプ全体にどの程度影響を与えているかと言うと、トランスの善し悪しが80%を占めると言う人もいる。

そういうトランスの影響だけでなく、私は常々疑問に思い、まだ誰も言及していないのではないか(少なくとも、私は知らない)と思うことがある。

中学生の頃、真空管アンプよく作ったのだが、ある日、スピーカーからは音が出ていないのだが、何やら小さな音で音楽が聞こえてくることに気がついた。

その音の出所をつきとめると、それは真空管であった。
真空管が鳴っているのに驚いた。

それで、真空管は鳴るんだということを知った。

それから以後、オーディオに親しんでいくうちに、鳴るのは真空管ではなくケープルも、いやコンデンサーも・・・いろいろな部品が鳴る(鳴く)ということを知った。

そして、スピーカー以外のものが鳴くということはHIFIとしては有害であるとの説明があることも知った。

だから、オーディオには鳴きを止める対策がいろいろなところにある。

ところが、冒頭の真空管の模式図を見るとわかるように、真空管はガラスのチューブの中に電極があり、これらの電極は足の部分は固定されているものの、大半の部分は宙に浮いた状態で振動はかなり自由である。
(だから、真空管は鳴くのだと思うけど)

振動を抑える対策は、真空管に対しては不可能ではないかと思う。
ここは、真空管をHIFIとして使うための致命的な部分ではないだろうか?
http://bestmusic.seesaa.net/article/107070643.html

真空管アンプは音が良いか?(8)

「音が良いか?」というのは曖昧な表現である。

良いと思うかどうかは個人によって違うからである。
だから良いか悪いかより好きか嫌いかと言った方がよいと思う。

そうすると、真空管の音が良いという人は、真空管の音が好きだということになる。

では、真空管の音とはどんな音なのか?

そういう観点でみると、たいていは、真空管のアンプについての批評はマイルドなとか暖かみのあるという表現が出てくる。

真空管の音は本当にマイルドで暖かいのだろうか?
逆にトランジスタの音はマイルドでなく、暖かくないのだろうか?

いや、トランジスタアンプでマイルドで暖かみのある、つまり真空管の音という先入観を持った音を出すことは可能である。

それは、以前にも書いたが、トランジスタアンプにも出力トランスをつければよい。

もちろん、真空管特有の音はある。


例えば、今でも6BQ5という真空管はよく使われるようだが、私はこの真空管を昔よく使った。
6BQ5のプッシュで、あの有名なスピーカー、ダイヤトーンのP-610を鳴らした時は感動した。

しかし、そのころ東芝が独自に6BQ5によく似た6R-P15という真空管を発売した。
6BQ5とは少し電気的特性が異なっていた。
私はこの6R-P15の音の方がデリケートに感じて好きだった。

真空管はアンプはその性能のほとんどが出力トランスに影響されるものの、アンプ全体のキャラクターには真空管個々の個性は表れる。

昔も、真空管アンプの自作が流行ったが、トランスは山水やLUXが自作マニアにとって憧れで、懐に余裕のある人はそれらを使った。

今日では、真空管アンプとトランジスタアンプの比較論はあまり意味がないと思っている。

それは、比較する土俵が違いすぎるからである。

もちろんこの話は、グレードの高いアンプでの話である。

真空管アンプが論じられるとき、そのパワーは数ワットからせいぜい50ワットどまりぐらいである。

真空管アンプで50Wというと、私は6GB8という真空管を思い出すが、この真空管は昔、学校の校内放送用によく使われていた。
パワーが出るということで使われていたのだが、音質そのものは観賞用には向いていない(と私は思う)。

211Aという真空管はプレート電圧を1000Vぐらいかける大がかりなもので、真空管の好きな人は使った人がいるようである。

かなりおおがかりになり、ヒーターのあかりで新聞が読めると聞いた。
しかし、ここまでやろうとすると、一般家庭ではあまり実用的とは言えない。

問題はやはり出力トランスである。
とてつもないトランスを使うことになる。

最近、6BQ5を使ったアンプを売り出している会社を見たが、パワーは1.5Wで、セットでスピーカーもつけて売ろうとしている広告もあった。

いくら、ドライブ能力はパワーだけではないと言っても、1.5Wで87dBのスピーカーを鳴らすという構想そのものが、いかにも箱庭的であり、部屋の空間を使ってゆったりとオーケストラを聴くという様にはなり得ないと思う。

学習机の上において、近い距離で聴くという感じならいいかも知れない。
それは、イヤースピーカーという感覚に近い。

真空管アンプを作っていたマニアもなんとか出力トランスの影響を廃したいと考え、OTLアンプに挑戦した記事が雑誌に紹介されていたことがある。

今日、数ワット程度のトランジスタアンプはそのほとんどが低価格路線の製品であり、同程度のパワーの真空管アンプとの比較では、真空管アンプ対トランジスタアンプという構図にはなり得ない。

私が実際試聴した感じでは真空管アンプは低域、高域が伸びきっていなくて苦しい。

トランスの特性の限界が現れているように思う。
周波数特性は概してかまぼこ型であり、こういうかまぼこ型の音が好きな人はいるようである。

グレードの高いトランジスタアンプは低域、高域ともストレスなく伸びきっている。

音源(ソース)そのものの素材をダイレクトに現す。
硬い音は硬く、柔らかい音は柔らかくである。

今日のトランジスタアンプでは2000W(1Ω)というパワーを出すものもあるが、これはAccuphaseのM-8000で亡くなった先代の春日社長は「静かな音を聴きたいから開発した」と言ってみえた。

オーディオ用の大出力アンプは、大音量で聴きたいというのではなく、静かに音楽を聴きたいからというのが、多くの経験をしてきた人の考えだと思う。

私もいつかこのAccuphaseのパワーアンプを使ってみたいと思うが、昨年640W(8Ω)のパワーアンプに換えたところ、ヴァイオリンなどの弦楽器の音がきれいになった。

特にアナログのレコードを再生した時、それまでとげとげしくささくれだった音に聞こえていたのが、きれいになったというより、その楽音でない弦をこするような雑音も忠実に余裕をもって再生することにより、耳障りでなくなったというのが実感である。

つまり、非常にするどいパルス状の信号により、アンプに余裕がないと、再生できないために他の音を汚してしまうような気がした。
http://bestmusic.seesaa.net/article/112420633.html


真空管アンプは音が良いか?(7)


左のアンプはEAR-859、特別に開発された真空管を使い、話題になったアンプである。

http://audio-heritage.jp/EAR/amp/ear859.html
https://www.yoshinotrading.jp/products/ear/


トランスも職人が一つずつコイルを巻いて作っていると聞いた。
気になる値段は¥448,000。

この値段が高いか安いかは、個人の関心によって違うだろうが、一般の家電品の値段と比べるとかなり高いだろう。

興味を持った一家の主が買おうとしても、奥さんの理解が得られないかも知れない。
一般サラリーマンの年収が500万ぐらいとすると、その1割近い金額は家計を考えると非常識かも知れない。

筆者はかねがね思っていることに、洗濯から乾燥まで一気にやってくれるドラム式洗濯機があったらどんなに便利だろうと思い、いつか欲しいと思っている。

家電店の展示を見て歩くと、25万ぐらい用意すれば買えると思うのだが、これが高いと感じてしまう。

ところが、EAR-859の¥448,000はそんなことを考えずすぐに買ってしまった。
生活のバランス感覚が狂っていると言われても仕方がないかも知れない。

本題から大分はずれたが、このEAR-859はオークションで売ってしまった。
すぐに売れたところをみると、フアンは多いのだろうと思った。

パラピッチーニの設計とか、先ほどの新開発真空管とか、トランスとかの雑音(?)に惑わされた感もなくはない。

実際に手にしてみると、物量を投入しているところから、価格競争で優位に立とうとした製品ではないこともわかる。

13W×2という出力は、率直に言って小さいと感じる。

だが、真空管アンプの話となると、真空管アンプは小出力でもドライブ能力が高いという話が必ずというぐらい出てくる。

もちろん、ドライブ能力さえあれば数字はどうでもよい。
やたらに馬力の数値だけは高いが、運転してみると実感がないという車もよくないのと似ている。

結論、売ってしまったのはドライブ能力に不満があったからである。
ドライブ能力だけでなく、音質も試してみた。

先入観として、これで高音を再生したらきっときれいだろうなと思っていた。
それで、私のスピーカーはトライワイヤー接続ができるので、高音にこのアンプを持っていった。

中音、低音にはそれぞれ150W×2のトランジスタアンプを使った。

つまり、アンプ3台でドライブしたわけである。
これは、当初、EAR-859だけで試みたが、とてもスピーカーを鳴らしきっているとは感じられなかったからである。

さすが、アンプ3台でのドライブは余裕があった。
ところが、高音がどうしてもきつくなる。
それで、このスピーカーの個性と思ってあきらめていた。

ある日、実験のつもりで、中音域の150W×2のトランジスタアンプと高音域のEAR-859(13W×2)と入れ替えてみたところ、驚いたことに高音がすごくきれいになった。
その上、スピード感が出るようになった。

何台ものアンプを使ってドライブするとき、高音域にはパワーは必要ない、それより高音のきれいなアンプを使うべきとある。
具体的には、高音域は数ワットもあればよいとされている。

しかし、実際に試してみると、アンプの持つパワーは数値だけではわからないドライブ能力を持っていると感じた。

非力なアンプでは高音が汚くなる(音が暴れた感じになる)し、スピード感がない。
不思議なのは、周波数特性を見ると、20KHzを遙かに超えているのに、高音はストレスを感じ窮屈に聞こえる。

結果的に今の装置で浮気は起こらず落ち着いているのだが、最新のアンプを売り払って、いにしえの名器VICTORのM-L10victor_ml10_2.jpgを2台手に入れて中高音用と低音用に分けてバイアンプでドライブすることになった。

PL-10はVICTORのオーディオが一番元気な時に作られた最後の製品で、中をあけてパーツを見ると、VICTORが力を入れた様子がわかる。

VICTORに限らず、この頃のいわゆるオーディオのバブル期には各社の力作があり、その力を発揮させれば現在でも十分ハイクオリティな音を楽しむことができる。
現在でもというより、この頃オーディオは頂点に達したと言ってよいと思う。

だから、あえて、このころの重量級のアンプの中古を買い使っている人もいる。
決して、安くあげたいからではない。

問題は修理体制である。

メーカーに依頼しても、部品がないと言って断られることがほとんどである。
AMP修理センターとかAMP修理工房では、メーカーに修理不能と言われたものでも、オーバーホールや修理を引き受けてくれる。

部品がない場合は代替部品などを使ったり加工したりして、元の性能に復帰させてくれる。
10万円以上かけてここへ依頼している人もいる。

私の使っているM-L10は3台入手して相互に部品を融通して2台にしたものである。
パワーは160W×2で、フラグシップのアンプとしては驚く数値でもない。

だが、アンプのドライブ能力はパワーの数値だけではないということは、現在お休みしているプリメインで、やはりパワーは同等ぐらい出るものと換えてみると、みすぼらしい音になることからはっきりわかる。

違いは何か?

両者を比較して一目瞭然は電源部である。
空けてみると、M-L10は大半がトランスである。

そのトランスを囲むようにして大容量のブロックコンデンサーが囲んでいる。
トランスだけで15Kgありアンプの総重量は30Kgぐらい。

電源が70%ぐらいアンプの性能を支配するというのが、この頃のVICTORの開発部の文献にある。

VICTORに限らず、このころ競った製品としてはDENON、ONKYO、EXCLUSIVE、LO-D、YAMAHA、ACCUPHASE、SONY、SANSUI、Technics、KENWOOD、LUX、Aurex、などなどの製品に修理代を投入してもそれだけの価値があるものも多い。
http://bestmusic.seesaa.net/article/112344376.html


真空管の音が好きなのか?真空管が好きなのか?


やはり、真空管ブームなのですかねえ?

ところで、オーディオ(ステレオ)に真空管アンプを使う場合、真空管の音が好きなのか、真空管アンプが好きなのかどうなんだろうと思う場合があります。
もちろん、両方という場合もあるでしよう。

私は真空管アンプそのものは好きです。
機械としての、あの造形美がいいなあと思います。

しかし、音楽を最も良い状態で聞きたいと思ったら、真空管アンプ、正確に言うとパワーアンプとしての真空管アンプはバツ(×)です。

帯域の狭いものを聴くならなんとか聴けますが、編成の大きいオーケストラなどでは、真空管アンプではだめですね。

これは、スピーカーを鳴らすためのアンプということです。
だから、ヘッドフォンのアンプならいいと思います。

具体的には、6BM8という複合管でいいじゃないかと思います。
現実に、6BM8ではないですが、スタックスのコンデンサーイヤフォンのアンプはトランジスタより真空管の方がよかったです。

真空管アンプのだめなところは、なんと言ってもパワーが足りないことです。
昔の100dBを超えるようなスピーカーならいいかも知れませんが、現代の能率の低いスピーカーを鳴らすには不向きです。

特に小型のスピーカーでは、帯域を広げるために能率が犠牲になっているため、さらに真空管のパワーアンプでは不利になります。

現在、トランジスタアンプは物理的特性において、真空管アンプを遙かに上回っています。

だから、トランジスタアンプで真空管のような音を出すのは容易なのです。
それで、DTMに使うシーケンサーソフトでは、最終的に音を処理するために、真空管をシュミレートするプログラムを持っています。


http://bestmusic.seesaa.net/article/140405373.html


これはシーケンサーソフトSONAR8についている、真空管をシュミレートするプログラムです。

最近EINSTEIN社が出したCDプレーヤーは真空管を使っています。
これを、真空管の音を出したかったからと思う人がいるかも知れませんが、私はそうではないと思っています。

EINSTEIN社は、より性能のよい機器を作ろうとしている会社だと思うからです。
それでは、なぜ真空管を使ったのか、それはダイナミックレンジの広さだと思います。
真空管の有利さはダイナミックレンジの広さだと思うのです。

つまり、信号の入り口が広い。だから、瞬間的な大きな信号に対してもクリップしにくいという有利さがある。

真空管の一つの特徴として、高電圧で動作させるということがあります。
この高電圧が入り口の広さ、ダイナミックレンジの有利さになっていると思うのです。

だから、真空管は初段に有利と言えます。

そういう意味では、プリアンプ(コントロールアンプ)では、優れたアンプも作れるのではないかと思います。
http://bestmusic.seesaa.net/article/140405373.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/760.html#c2

[リバイバル3] ケーブル(電線)の世界 中川隆
6. 中川隆[-6329] koaQ7Jey 2017年9月22日 09:20:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ケーブルによる音の変化
http://bestmusic.seesaa.net/article/191150617.html


ケーブルでオーディオの音は変わらないと言っている人が信じられない。

私は今まで、通常の家電店で売っているケーブルほ使っていたが、プリアンプ〜パワーアンプ間のRCAケーブル(銀を主体としたケーブル)に替えてみて、かなり音質が変わったことを報告した。

プリアンプ〜パワーアンプ間はバイアンプになっているので、RCAケーブルは2ペア(4本)必要であった。

この変化をもう一度記載しておくと。


1.音量が増加した

2.高域がきつくなった

3.情報量が増えて透明感が増した

4.低域の再生限界が伸びたように聞こえた

5.位相が改善された


であった。

予想以上の変化に驚いたのだが、今回はCDプレーヤー〜プリアンプ間のRCAケーブルを交換してみた。

交換したケーブルは Accuphase のL-15Gである。

ここは、もともとそんなに安物ではないと思われるものを使っていたので、そんなに変化は期待していなかった。

ところが、今回も予想以上の変化をした。


1.きつい音がしていた高域が分解され、聴きやすくなった

2.一層透明感が増した


これは、私の家を時々訪れるオーディオの好きな人も、同様に感じている。

今回、交換のAccuphase L-15Gは銅(純度99.99999%)を主体としたもので、0
.08mm(直径)を168本束ねた2芯構造のものである。

1.の意味は、以前、高域がきつく感じられたが、交換してみるときつい部分が歪だったような感じに思えた。

このケーブルは低域から高域までバランスの良いケーブルと感じた。

普通の家電に使うケーブルと比べると高いが、驚くほどの値段ではない(8,400円)ので、音質改善としてはコストパフォーマンスが高いと思う。

ケーブルで音が変わらないと主張する人たちが、信じられない。
http://bestmusic.seesaa.net/article/191150617.html


オーディオを語りたいのなら、電気回路の基本は勉強しておこう
http://bestmusic.seesaa.net/article/231677324.html


■ケーブルは細い方が立ち上がりが良い??

オーディオが一般の家庭電化製品と違うのは、個人の趣向が大きく影響することだろう。

それで、何でも言いたいことが言えるようなところがあり、教祖がいて信者がいるというような構図にもなりかねない。
中には、本当に聞こえているのか?と疑問に感じるものもある。

今回、こういうタイトルで書き始めたのは

「ケーブルは細い方がいい」

と言っている人がいたからである。

細いケーブルに換えてみたら、好みの音になったと言うのなら納得できるのだが、そうではないらしいからちょっと待てと思ったのだ。

この「ケーブルは細い方がいい」と言う人をM氏とすると、M氏の理屈は、水道の蛇口につなぐホースと同じく、ホースを細くすると水が勢いよく出る。これと同じでケーブルも細くした方が電流も勢いよく流れ音の立ち上がりもよいと言うのだ。

ケーブルを細くしたことで、本当に音の立ち上がりがよいと聞き取れたの?と疑いたくなる。

同種の金属のケーブルで、細くして音の立ち上がりがよくなるとは極めて考え難い。
というより「あり得ない」と言った方がよい。
それは、ケーブルを細くすることで抵抗(直流抵抗)が増加するからだ。

2本の並行したケーブルは構造上、キャパシティを含むので直流抵抗の増加は時定数の増加になる。
時定数が大きいということは、立ち上がりが遅くなるということを表す。

だからA氏がケーブルを細くしたことで、音の立上りがよくなったと感じたのは


1.音質が変化してA氏にとって好ましい音質になった

2.ケーブルの金属そのものが別のものになった。例えば銅線から銀線に換わって実は直流抵抗が小さくなった

3.音の変化はわからないのだが、ゴムホースを流れる水流と同じというイメージをしているだけ


と考えられる。

このケーブルを細くするということで、思い出したことがある。
知人がたこ焼きを作って振舞ってくれるというので、楽しみにしてご招待に応じた。

ところが、たこ焼き器なるもののスイッチを入れても、たこ焼きができるほどに、なかなか温度が上がらない。

私がコードをチエックしたら、たこ焼き器からコンセントに行くまでに途中に細いビニルのコード(テーブルタップ)が使ってあった。
原因はこれだと思った。

たこ焼き器となると、少なくとも1000Wぐらいの消費電力はある。
これを使うと、少なくとも10Aの電流が流れることになるのだが、延長のために使ったコードの許容電流が10Aなかった(つまり細い)ので、たこ焼き器はなかなか熱くならなかったのである。

つまり、これはケーブルが細いと立ち上がりが悪くなる、よくわかる例である。

たこ焼き器を壁のコンセントに近づけ、延長に使ったケーブルをやめたら、すぐにたこ焼き器は熱くなった。

ケーブルが細いと立ち上がりが良くなるのなら、電力会社は大いに助かる。
しかし、理論的にも現実にもそんなことはあり得ない。全く正反対である。

■ダンピングファクターが理解できていない

ダンピングファクターとは、スピーカーのインピーダンスをアンプのインピーダンスで割った数値である。

例えば、スピーカーのインピーダンス(Z)を8Ω、アンプのインピーダンス(X)を0.04Ωとすると、ダンピングファクター(D)とすると、

D=8/0.04=200

となり、ダンピングファクターは200ということになる。

ところで、これが実際に何を意味するかと言うと、アンプがスピーカーを駆動する能力を表し、この数値が高いほど駆動能力も高いということになる。
具体的には締まりの良い音、歯切れのよい音になる。

アンプを発電機と考えると、アンプが発電した電力を如何に効率よくスピーカーに伝えられるかということとも言える。

しかし、ケーブルが細くなると、ケーブル分の抵抗が加味されてその分アンプの電力がケーブルの抵抗分に食われることになるので、ケーブルが細くなることは効率を悪くすることになって好ましくない。

ここでもM氏の驚くべき発言は

「コードの直流抵抗分はスピーカーに直列に抵抗が入るだけだから、ほとんど気にする必要がない。抵抗分が多い場合はその分アンプのボリュームを上げればよい」

と言っている。

いかに電気回路を理解していないかがわかる。

ケーブルが長くなるということは、直流抵抗が増えるということだけではない。
インダクタンスやキャパシタンスも増加する。
これは位相のずれに影響してくる。

M氏は交流回路のことが全く頭にないようである。

ケーブルが長くなったら、その影響分だけアンプのボリュームで調節すればよいと考えているのは、単純な電圧降下しか考えていないとみられる。


この記事へのコメント

少しまえのエントリーですが、コメントさせて下さい。

>それは、ケーブルを細くすることで抵抗(直流抵抗)が増加するからだ。
これは全くそのとおりです。

>2本の並行したケーブルは構造上、キャパシティを含むので直流抵抗の増加は時定数の増加になる。
>時定数が大きいということは、立ち上がりが遅くなるということを表す。
これも確かです。

 しかし、だからといって「ケーブルを細くすると、立ち上がりが遅くなる」と結論付けることはできないと思います。なぜなら、ケーブルを細くすることによって生じる他の特性の変化について論じていないからです。
 そして他の要素をいくつかあげたとして、それらがすべてであると確認するためには結局音を聞いて確かめるか、または、もし適切な方法があれば測定によって確認する必要があると思います。


Posted by よんまる at 2012年01月16日 19:33

よんまる さん、コメントありがとうございます。

ケーブルを細くすることの変化は、当然「材質」は同じという条件のもとです。

オーディオでなくても、明らかに認識することができます。

どこかで書きましたが、あるお宅で、たこ焼き器を使った時、なかなかプレートが熱くならなかったので、ケーブルを見たら、たこ焼き器の消費電力が1500Wでったのに対し、ケーブルの許容電流が10Aに満たなかったことが原因です。

太いケーブル(許容電流の大きなテーブルタップ)に変更したら、すぐに温まりました。つまり、電流の立ち上がりが良いということです。
同じ材質で、細くしても電流が増加する金属は存在し得ないと思います。

なお、視聴するというのは「聴感」で高域が目立つ音色のものでは、速いという錯覚を起こす場合もありますから、聴く人の好みならそれでいいと思いますが「あてにならない」ということも言えると思います。

Posted by dolce at 2012年01月16日 21:28

早速のお返事ありがとうございます。
私は電気は素人ですしdolceさんよりも電気についての知識は少ないと思いますがこの点については不十分な議論ではないかと思うのです。

>ケーブルを細くすることの変化は、当然「材質」は同じという条件のもとです。
もちろんそうです。材質も構造も変えないことが比較の前提です。

たこ焼き器の例はおっしゃるとおり許容電流の問題と思われます。
しかし、電流の立ち上がりとは電圧をかけたときにすばやく電流が流れるということであって、電流が多く流せるということとは異なると思います。

電線のある位置において、電圧がかかってから、電流値がオームの法則から求められる大きさになるまでには時間がかかり、その時間は電線の表面からの距離に関係し、表面から遠いほど遅くなります。したがって、この要素によれば太い電線ほど電流の立ち上がりは鈍くなります。副次的に太いケーブルは高音がより大きく減衰し、ややハイ落ちになります。

また、電線が振動すると磁場によって電流が発生するのでケーブルの機械的特性が音に影響を与えますが、電線を同じ材質で細くすれば振動しにくくなって機械的特性上は有利になるように思います。

まだ他の要素があるかもしれません。仮に他の要素が無いかまたは無視できるほど小さい事を示そうと思うと、結局観測するしかないと思います。

Posted by よんまる at 2012年01月16日 23:29

次のサイトの「積分回路」の時定数を参照してください。

http://www.eonet.ne.jp/~hidarite/me2/denki03.html

単純にケーブルを補足することは、直流抵抗と、キャパシティの増加になり、
積分回路となります。

Posted by dolce at 2012年01月17日 12:59

補足

スピーカーから実際に音が出るのは、電流だけでもなく、電圧だけでもありません。

電流×電圧=電力

の式から、如何に電力が速く到達するかで、音が速く出るかが決まります。

この式は変形すると

(電圧の2乗/抵抗)=電力

となりますから、電圧は一定で、ケーブルが細くなるのは抵抗が増加する
ことは電力が小さくなることを示します。
したがって、ケーブルが細いほど電力効率は悪くなるので、スピーカーの
応答は悪くなります。

Posted by dolce at 2012年01月17日 13:10

レスありがとうございます。
私の書き方が悪いのか、よくご理解いただけないようです。

ケーブルを細くすると直流抵抗とキャパシティが増加する。
このことにより時定数が大きくなり応答の悪い回路となる。

これらについては微塵も否定していません。

ただし、ケーブルが細くなると表皮効果が緩和され、電圧の変動に対する電流の変動が早くなる効果があるため、
「ケーブルを細くすると応答が悪くなる」
と言うことが真であると示すためには少なくとも、
ケーブルを細くすることによる表皮効果の緩和の影響は時定数の増加の影響に比べて非常に小さい
ことを説明しないといけないと思います。

また、機械的特性の変化など他の影響についても同様です。

Posted by よんまる at 2012年01月17日 22:05

追記です。
>(電圧の2乗/抵抗)=電力
この式はオームの法則に基づいていますので電圧がかかった直後には成立していません。

Posted by よんまる at 2012年01月17日 22:27

>この式はオームの法則に基づいていますので電圧がかかった直後には成立していません。

意味不明。オームの法則に従わない回路って存在するんですか?

表皮効果とは、
高周波電流が導体を流れるとき、電流密度が導体の表面で高く、表面から離れると低くなる現象のことで、周波数が高くなるほど電流が表面へ集中するので、導体の交流抵抗は高くなります。
今回の問題には関係ありません。

わかりやすく言うと、導線が細くなるということは、車線の狭い道路を走るようなものです。交通渋滞が起きて、車速は遅くなるようなものです。
電流は電子の流れですから、たくさんの電子が狭いところを流れようとすれば遅くなります。

結局、
オシロスコープで測定すれば、よくわかります。
当方もオシロスコープを持っていますので確認済みです。

オーディオのテストには矩形波を使いますが、導線を細くすると、交流抵抗(インピーダンス)が増加して、矩形波が崩れて正弦波に近づきます。これは高周波が減衰していることを示しています。
つまり、音の立ち上がりの悪さを示していることになります。

いずれにしろ、それでも細い導線の方がよいと思われるのは、そのような選択をされたらいいのではないですか。
経済的でいいです。

細い導線の方が電流が速い(応答がよい)なら、電力会社も助かります。


Posted by dolce at 2012年01月18日 21:47

>表皮効果とは、
>高周波電流が導体を流れるとき、電流密度が導体の表面で高く、表面から離れると
>低くなる現象のことで、周波数が高くなるほど電流が表面へ集中するので、導体の
>交流抵抗は高くなります。
これは結果的にそうなるのであって、副次的な効果です。
 電圧がかかっていない電線にある電圧をかけると、電界からの力により電子が電位の高い方に向かって加速し始めます。これが電流です。電圧をかけた瞬間にはまだ電流が流れていません。オームの法則は成り立っていません。
 電圧一定のまま時間が経つと電子が電界から受ける力と抵抗がつりあって速度が一定になります。ここで電流が一定つまりI=E/Rとなります。オームの法則が成り立った状態です。
 ここで導線表面からの距離によって電子の速度が一定になるまでの時間が異なり、表面から深い位置ほど電子の速度が一定になるまでの時間が長くなります。これが表皮効果です。
 したがって太い導線ほど表面から深い部分が多いために電流が電圧/抵抗に達するまで時間がかかることになり、電圧の波形に対し、電流の波形がくずれます。
 このことの結果として電圧の向きが短周期で変化する高周波の場合は電線深部で電流が流れにくくなり、表面に電流が集中するのです。
 ただ私の知識では、導線を細くすることにより電圧の波形の崩れが大きくなることと、電流の波形の崩れが小さくなることのいずれが支配的であるのかはわかりません。
 蛇足になりますが私はスピーカケーブルは極細のものを余分な付帯音がなく高音質と判断して使用していますが、それが表皮効果の緩和によるもかはわかりません。むしろこのケーブルはひょろひょろですので振動しにくいことが高音質の主要因ではないかと予想しています。

Posted by よんまる at 2012年01月18日 23:04

再度申しますが、テスト信号で矩形波を入力して、オシロスコープで見れば一目瞭然です。

それから、表皮効果は高い周波数ほど表面を流れます。
周波数全域にわたって生ずる効果ではありません

細いケーブルほどよく振動します。

でも、あなたがそのケーブルをお好みならそれでいいのではと思います。

Posted by dolce at 2012年01月19日 00:36

>電圧がかかっていない電線にある電圧をかけると、電界からの力により電子が
>電位の高い方に向かって加速し始めます。これが電流です。電圧をかけた瞬間
>にはまだ電流が流れていません。オームの法則は成り立っていません。

これは間違っています。

表皮効果は、高周波ほどが電線の表面に集中し、流れにくくなる現象です。

Posted by dolce at 2012年01月19日 08:39

 おそくなりました。
 電線を細くして立ち上がりが良くなることなどあり得ないとの主張でしたので、
そのしっかりとした根拠をお聞きしたかったのですが。
 オームの法則が常時成立するというような大きな勘違いをされているようです
ので、無駄のようです。
 たとえばこの論文のはじめのページに書いてあります。
www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/9416transient_impedance.pdf
 電圧の波形と電流の波形は同じではありません。電圧に対し遅れます。
 オシロスコープは電圧の波形を測るものですので電力の波形はわかりません。

Posted by よんまる at 2012年01月20日 20:46

オームの法則は「電圧」「電流」「抵抗」の関係です。
E=R・I
ですから、I=0なら、E=0

それから、電流というのは、水道の水の流れのように、電圧がかかると電線の一方の端からもう一方の端にだんだん流れて到達するという概念ではありません。

■直流電圧の場合

電圧と電流の時間差(位相差)はありません。

■交流の場合

・直流抵抗に対して電流の時間差(位相差)はありません。
・容量リアクタンス(コンデンサ)に対しては、電流の時間差(位相)は2π(90度)進みます。
・誘導リアクタンス(コイル)に対しては、電流の時間差(位相)2π(90度)遅れます。

Posted by dolce at 2012年01月20日 23:39

>E=R・I
>ですから、I=0なら、E=0

電圧が変動している場合は一般に正しくありません。
I=0でEが0ではない場合があります。

>・容量リアクタンス(コンデンサ)に対しては、電流の時間差(位相)は2π(90度)進みます。
>・誘導リアクタンス(コイル)に対しては、電流の時間差(位相)2π(90度)遅れます。

これをご存知であればわかると思いますが。
電流と電圧に位相差があればすでにオームの法則の世界ではありません。

>それから、電流というのは、水道の水の流れのように、電圧がかかると電線の一方の端からもう一>方の端にだんだん流れて到達するという概念ではありません。

 そのようなことは一言も言っていません。

 大変失礼ですが、いづれにしてもこの種の議論をしていただくほどの知識をお持ちではないようです。

Posted by よんまる at 2012年01月21日 08:11

まず、電圧は電流が流れなければ発生しません。

交流回路でも、オームの法則は成立します。
交流回路の場合「実効値」で計算します。

Posted by dolce at 2012年01月21日 09:44

 よく読まずにコメントを書いてしまいました。
 返答としては間違ったことを書いてしまいました。
 深くお詫びし訂正いたします。申し訳ありません。

 純粋な抵抗であればたしかに計算上オームの法則どおりです。(電子の質量の問題があるような気がしますが)

>交流回路の場合「実効値」で計算します。
 もとの話題から離れていくので置きます。

 スピーカーやスピーカケーブルは純粋な抵抗ではないためE=RIとはなりませんが、すると、抵抗が大きいほどオームの法則に近づき、電流の立ち上がりが良くなることになりますが。

Posted by よんまる at 2012年01月21日 11:25

言葉足らずかもしれません。

 交流回路において「実効値」で計算する。というのは一定の波形が続き定常状態になっていれば
EとIとRにオームの法則に準じた関係ができるのでそれで計算するということだと思います。
 交流電源の有効電力を算出するときは良いのですが、ここで話題としているのは1周期目なり波形が刻々と変化する場合です。
 コイルやコンデンサは未来の電圧を予知しているわけではありません。
 いかがでしょうか

Posted by よんまる at 2012年01月21日 11:51

変化している場合にもオームの法則は成立しています。

実効値といったのは、例えば家庭に来ている電気(50Hzもしくは60Hz)の場合、
100Vという表示が実効値という計算方法で表しているということです。
最大電圧は100×1.41=140Vということです。

刻々と変化する波形に対して、直流抵抗による電流の時間的ズレはありません。
容量リアクタンスによる電流は位相が90度進みます。
誘導リアクタンスによる電流は位相が90度遅れます。

電圧が生じてから電流が発生するわけではありません。

前に説明したように、電流が流れなければ電圧は発生しません。


Posted by dolce at 2012年01月21日 12:34

 釈迦に説法ですが、ケーブルにはRCLがすべて少しは存在しています。

 L成分により電圧に対し電流が遅れることは参考文献に示したとおりです。
 立ち上がり時間τ=L/Rです。Rが大きいと立ち上がり時間が小さくなります。


Posted by よんまる at 2012年01月21日 13:21

ケーブルを細くすることの変化は
@線間容量の増加(+,-のケーブルの接近による)
A直流抵抗の増加(ケーブルの断面積減少による)
です。
誘導リアクタンスは増加しません。

いずれにしろ、インピーダンスは増加しますから、これはダンピングファクターの低下になります。
ダンピングファクターの低下は、アンプのドライブ能力を低下させますから、実際に音が出る瞬発力(スピード)が低下します。

インピーダンスが増加することは、もう一つ電流を制限する方向に働きます。

何度も言いますが、スピーカーが駆動するのは、コーン紙が振動することですから、コーン紙が重いほどエネルギーが必要です。

電気エネルギーは[電圧]×[電流]×[時間]ですから、電流が小さくなることはエネルギーの伝達が小さくなるので、スピーカーは振動しにくくなります。

重量の大きな車を動かすには、出力の大きなエンジンが必要なのと同じです。

Posted by dolce at 2012年01月21日 18:31

>ケーブルを細くすることの変化は
>@線間容量の増加(+,-のケーブルの接近による)
>A直流抵抗の増加(ケーブルの断面積減少による)

@についてはケーブルの作り次第(離すこともできる)ですので、直接の影響ではないですね。
Aはもちろんそのとおりです。
その他の変化はまあとりあえず考えないとして、

誘導リアクタンスについては、先の書き込みでは(立ち上がり時間)=(L/R)が小さくなることにより電流の立ち上がりが改善すると書きました。
先に引用した文献
www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/9416transient_impedance.pdf
の計算を元にすると周波数に対し立ち上がり時間が比較的長いLとRの回路に対し、矩形波の電圧をかけると電流波形はノコギリのような形状になると思われます。
これを電圧に対し単に位相の遅れた波形ととらえるのはかなり強引な近似に思えます。もっとも実効電力のワット数を算出するだけであればそれでもいいのかもしれませんが。
また、立ち上がり時間が長い場合は1周期、2周期、3周期と波形が多少違ってしまうことも録音でははじめから同じ音が伸びているはずが出だしの音が変化して聞こえることにつながるので、聴感上の音の立ち上がりに影響しそうです。

スピーカーが録音に忠実な音を再生するためには、録音に忠実な波形の電力が入力されなければ不可能です。

供給可能な電力の絶対値は大きいに越したことはないのでしょうが、波形が録音時のものと相似形をなしていることがより重要であると思います。また、ダンピングファクターへの影響等についてはアンプとスピーカーの能力によっても評価が変わってくるところだと思います。

Posted by よんまる at 2012年01月21日 23:40

まず、比較というのは「同条件」のもとでなければ比較になりません。

そこで「ケーブルを細くする」ということについて「同種のケーブル」で比較するわけです。

■ケーブルを細くすることの電気特性の変化

@誘導リアクタンスは変化しません
A直流抵抗が増えます
B容量リアクタンスは増えます・・・容量リアクタンスは電流の位相を90度進めます。

容量リアクタンスの影響を防ぐためには、ケーブルを離せばよいです。
だから、テレビのVHF時代にはアンテナ線にフィーダー線が使われました。

容量リアクタンスの影響を考えなければ、ケーブルを細くすることの変化は、直流抵抗だけです。

■直流抵抗が増えることの影響は

@最大電流の制限が小さくなります
Aダンピングファクターが小さくなります

>ダンピングファクターへの影響等についてはアンプとスピーカーの能力によっ
>ても評価が変わってくるところだと思います。

これがおかしな話です。
ケーブルを細くしたって、アンプやスピーカーの能力は変化しません。
比較というのは、あくまで「同条件」でなければ比較にならないのであって、
話の都合で、この場合アンプやスピーカーを変えてはいけません。

再度言いますが、ケーブルを変えてもアンプやスピーカーの特性は変わりません。

スピーカーは運動エネルギーで振動しています。
だから、一定時間にどれほど電気エネルギーが入力されたかが問題です。

細いケーブルがお好みなら、それをお使いになったらと思います。

髪の毛ぐらいのケーブルを使ったらどうでしょう。
変化がよくわかると思います。

Posted by dolce at 2012年01月22日 11:07

しつこくレスで申し訳ありませんが、またコメントします。
私のほうはこれからしばらくネットにつなぎにくい状態になるので、次のレスをもしするとすれば半月くらい先かもしれません。
ようやくdolceさんのお考えが見えてきました。

>比較というのは、あくまで「同条件」でなければ比較にならないのであって、
>話の都合で、この場合アンプやスピーカーを変えてはいけません。

いえ、そういう意味ではありません。ケーブルと同時にアンプやスピーカーを変えるという趣旨ではなくて、アンプやスピーカーその他使用法によってケーブルに求められる性能が変化してくるという意味です。
電流値の制限が問題とされていますが、スピーカーケーブルには何Aくらいの電流が流れるのでしょうか。ケーブルの径により電流値に制限がかかる状態とは、音質云々以前に、動作に支障が出ている状態ですので、そういう状態が発生する可能性があるのであれば、スピーカーやアンプに注意書きがありそうなものです。このあたりご存知でしたら教えてください。
PA用途で長距離のケーブルを引き、かつ大音量を出す場合は径がそれなりに必要かもしれません。

>だから、一定時間にどれほど電気エネルギーが入力されたかが問題です。

電力の問題が重要と考えられているようです。

交流における実効電力の計算の手法は

1周期あたりの電圧の積分値×1周期あたりの電流の積分値×位相ずれの補正値
  =1周期当たり電力

という計算を行い、単位時間当たりの電力を算出します。
各瞬間においては位相のずれがあれば一般にI=E/Rではありませんが、波形が定常状態になっていれば、
1周期当たりの電流の積分値=1周期当たりの電圧の積分値/抵抗
ですのでこの関係から電流を求めます。
電圧と電流が同じ波形とすれば補正値が計算できますのでそこから電力を計算していきます。
一般の電気を使用する機器の電源についてはある瞬間における電流×電圧は重要ではないのでこの方法で電力を計算して問題ありません。

一方でスピーカーは定常的な動作をする機器ではなく波形を再現するために運動しており、瞬間の電力に基づいて動作しています。供給可能な電力は大きいに越したことはないのでしょうが、ある長さの時間に入力された電力の平均は重要ではありません。
音楽の演奏に例えれば、1曲を演奏し終わった後、「ただいまの演奏の平均音圧は○○でした」と評価されているようなものであり、演奏可能な最大音量は大きい方が良いのでしょうが重要なのは当然演奏の内容です。
したがってスピーカーの場合、1周期をならした電力ではなく、各瞬間(非常に短い時間)における電力が時間軸に乗ってどう変化していてその変化は録音された波形とどれだけ近いかが問題となります。
アンプは録音された波形と相似形となるようにスピーカーに電力を送り出します。
だから、電圧の波形および電流の波形の崩れがどのくらい少ないかが重要です。

Posted by よんまる at 2012年01月22日 12:44

話がずいぶん混乱していますね。
いくつか間違いがあって、これを収拾するのは大変。

>瞬間の電力に基づいて動作しています

これってわけがわからないです。
瞬間って時間の長さがないってことですか?
そういうことなら、電力はゼロです。

人が音色を認識するためには、瞬間では判断できません。
可聴周波数帯域は20Hz〜20KHzと言われていますが。
これは、一秒間に20回〜20Kの振動を繰り返すということです。
一周期の波形を認識するのは、最低でも1/20000秒の時間が必要ということです。

>電力の平均は重要ではありません。

計算ではそうするということであって、起伏の激しい音声信号であるからこそ、
それに追従できる電力供給が必要なのです。
20KHzの高音を遅れることなく、再生するには1/20000秒の時間にそれだけの電力が供給されなければなりません。
ここで瞬間というのは遅滞なく追従できるということです。

スピーカーのコーン紙は質量を持っていますから、このコーン紙を動かすには、それだけの運動エネルギーが必要です。
それを電気エネルギーに換算すると[電流]×[電圧]×[時間]になるわけです。
ここで、[時間]と[電圧]を一定とすると、電流が大きいほど電気エネルギーは
大きいということになります。

ごく短時間にどれだけ大きなエネルギーが供給できるかということが、スピーカーをごく短い時間に駆動できるかということになります。

車で言えば、出足がいいか悪いかは、いかに短い時間に多量のガソリンを供給できるかと同じです。

ガソリンを送るパイプが細いとそれだけ、短い時間に多くのガソリンが供給できません。

■結局、はじめに戻って、太い電線と細い電線ではどちらが早くたこ焼きが焼けるかと同じです。

>アンプやスピーカーその他使用法によってケーブルに求められる性能が変化してくるという意味です。

それは別の話でしょう。
ケーブルを選ぶ話をしているのではなく、同じケーブルでの比較です。

ここでは、同じ材質のケーブルを細くするとどうなのかという話です。

※ 細いケーブルに交換して実験しましたか?

わかりやすいのは、うんと細いケーブルで試すとよくわかります。
できれば髪の毛の太さでのケーブルでスピーカーを鳴らしてみてください。

音の立ち上がりがよくなるでしょうか?

Posted by dolce at 2012年01月22日 19:06

>各瞬間(非常に短い時間)における電力が時間軸に乗ってどう変化していて
>その変化は録音された波形とどれだけ近いかが問題となります。
>アンプは録音された波形と相似形となるようにスピーカーに電力を送り出します。
>だから、電圧の波形および電流の波形の崩れがどのくらい少ないかが重要です。

そうです。
だから、瞬時にも電力が供給できる体制が必要なのです。
そのために、アンプはインピーダンスを低くするわけです。

そこにインピーダンスを増加させるものを直列に繋げば、応答性は悪くなります。

つまり、ダンピングファクターの低下になるわけです。

Posted by dolce at 2012年01月23日 09:31

戻ってきました。
私の書きなぐりに対して大変丁寧なコメントをありがとうございました。

議論の要素は出揃ってきたと思います。
整理したいと思います。

1.何を論じているか。
「ケーブルを細くすると音の立ち上がりが良くなるなどあり得ない」
この命題が真であるか否かです。
対象は元のエントリーには明示されていませんが、スピーカーケーブルとします。
比較の方法は指定されていません。ですのでスピーカーケーブルの変更と同時に他の機材を変更してはいけないことは当然ですし、太さと同時にケーブルの材質や構造を変えてもいけません。
一方で、あらゆる組み合わせのアンプとスピーカー、いろいろな構造のケーブル、いろいろなセッティングにおいてこの命題が真であると説明する必要があります。
ケーブルが細くなると同時に+線と−線の距離が短くなる、アンプのボリュームは一定といった新たな仮定を設けてはいけません。+線と−線がバラになっているケーブルもあります。「ボリューム一定」という場合も同一条件とはいえますが、「音量一定」という条件の定め方もあり、オーディオではこちらが普通だと思いますので、ボリュームを調整したからといって同一条件で比較していないことにはなりません。

2.許容電流
許容電流については私は電線の太さに関連して流せる電流値に電気的な上限があるのだと思っていましたが、間違っていました。
細い電線に大電流を流すと大きく発熱するために皮膜の融解や電線の炎上が生ずる危険の電流という意味でした。発熱すると抵抗が大きくなるので発火まではいかなくても細い電線では電流が流れにくくなるといえます。たこ焼器の事例はそういう現象ではないかと思います。
だとするとスピーカーケーブルで同様の支障が生じるとすると、音を鳴らしているとスピーカーケーブルが加熱してきて、音圧が下がるという症状になると思われますが、そういった症状例がある書いたものを見たことはありませんし、音の立ち上がりが悪いという現象とは違います。スピーカーケーブルの炎上も聞いたことはありません。また、そういった危険があるのであればアンプの説明書きに書いてあるはずです。
したがって、許容電流がスピーカーケーブルにおいて問題になることはないと思います。

3.時定数
ケーブルを細くすると抵抗が大きくなります。
回路の抵抗が大きくなると時定数が大きくなり、応答の悪い回路となります。
この要素について、ケーブルを細くすると音の立ち上がりが悪くなります。

4.抵抗
ケーブルを細くすると抵抗が大きくなります。
抵抗が大きくなると同じ電圧に対し、電流が小さくなります。
したがって、ボリュームを触らなければ、音圧が下がります。
音の立ち上がりについては相似形で小さくなるだけなので、電気信号としては関係がないと思います。
ただし、ご指摘のとおり、質量を持ったコーン紙を駆動することになるため、電力の絶対値も大きいほうが有利ではあると思います。
したがってスピーカーの機械的運動と電力の大きさの関係がどの程度比例関係から外れるのか(比例するなら同じ時間で立ち上がるのですから関係ありません)、明らかにされてはいませんが、この要素について、ケーブルを細くすると音の立ち上がりが悪くなるとはいえるかも知れません。
また、ボリュームをあげて調整した場合の影響について説明する必要があります。これがなされていないため現時点ではこの要素における音の立ち上がりがどうなるかは不明です。

5.立ち上がり時間
抵抗とコイルの回路において電圧0の状態からある一定の電圧をかけた場合、電流値は徐々に上昇して電圧/抵抗の値に近づいていきますが、ほぼ近い電流になるまでの立ち上がり時間はL/Rであり、抵抗が大きくなるとこの立ち上がり時間が短くなる計算を引用しました。
この要素について、ケーブルを細くすると音の立ち上がりが良くなると思います。

6.表皮効果
表皮効果についての議論がまだ終わってはいません。
以前に
>表皮効果とは、
>高周波電流が導体を流れるとき、電流密度が導体の表面で高く、表面から離れると低くなる現象の>ことで、周波数が高くなるほど電流が表面へ集中するので、導体の交流抵抗は高くなります。
>今回の問題には関係ありません。
とのコメントをいただきましたがなぜ関係がないのか書いてありませんでした。
そのときはさらに表皮効果に関するコメントを入れましたが、このときの私の書き方は非常に誤解を招くもので、よくなかったと反省しています。
なぜ、周波数が高いと表面に電流が集中するのかを調べますと電流が変化するときに回りに生じる自己インダクタンスが原因であり、電線の表面では電線の外を流れる電流は小さいために影響は小さく電圧に電流が追従しやすいのに対して、表面からの深さが深いほど外側を流れる電流の自己インダクタンスによる逆起電力を強く受けて電流が変化しにくくなります。
そのことによる結果として電圧の変化が早い高周波は表面に電流が集中することなると理解しています。
一定の電圧が続けば、やがて電流変化が少なくなって自己インダクタンスがなくなり電線内部の電流は均等になります。
太い電線は電圧に対して反応の遅い内部を多く持っているため、電流が遅れて沢山やってくることになります。
この要素について、ケーブルを細くすると音の立ち上がりが良くなると思います。

>だから、瞬時にも電力が供給できる体制が必要なのです。
大きな電力が瞬時に供給されれば有利ではありますが、録音に規定された立ち上がりの時間を超過してさらに電力が増加してはいけません。

>※ 細いケーブルに交換して実験しましたか?
銅のより線ケーブルならば太さを換えて3種類比べたことはあります。
皮膜は白色で似たような材質と思います。
ただし、まったく同じ材質ではないと思いますし、線の数も多少違うと思います。
手触りは同じような感じで、太さなりに、太いものほど硬めになっていました。

細いものほど音量が出にくく、ボリュームをあげる必要がありました。
一方で、太いものは余計な付帯音が感じられるとともに、低音が出すぎに思われました。

Posted by よんまる at 2012年02月05日 12:24

まず、断っておきますが、使用する電力量に対して、ケーブルの許容電流に余裕があれば、細いケーブルでも問題は出ません。

スピーカーのdB値は1.83Vの電圧をかけた時です。
スピーカーのインピーダンスが8Ωの時は、1.83/8=0.23(A)です。
(ケーブルのインピーダンスを無視した場合です)

だから、許容電流がこれ以上のケーブルなら発熱の問題は起きないということです。(発熱がないわけではありません)

しかし、発熱(ジュール熱は)

Q:ジュール熱(cal)、P:電力(W)、E:電圧(V)、I:電流(A)、Z:インピーダンス(Ω)、t:時間(秒)
とすると、

Q=0.24×P×t=0.24×I×I×Z×t(cal)

となります。
理想(もしくは理想に近いアンプ)では電圧は一定で、出力は電流の変化で決まります。
従いまして、ケーブルは電流に対して、十分余裕のある必要があります。

通常スピーカーのインピーダンスは8Ωが多いですが、アンプの負荷としては、常に8Ωがかかっているとは限りません。

それで、いわゆる「いいアンプ」は如何なる負荷に対しても安定に動作するように余裕を持って作ってあります。

ここで、もし負荷のインピーダンスが0.01Ωになったとすると。

I=1.83/0.01=183(A)

と大きな電流が流れるわけです。

これは、家電店で売っている通常のテーブルタップでも耐えられないわけです。たこ焼き器どころではありません。
許容電流15Aですから。
まあ、そうなる前に大抵の家ではブレーカーが落ちますが。

この時、ブレーカーが落ちなかったとしたら、ケーブルはジュール熱によって焼き切れます。

どの程度のアンプを使用してみえるか分かりませんが、こいう状況では、大体、数十万円程度のパワーアンプでは、パワートランジスターが飛んでしまって、その瞬間で音は出なくなります。
だから、ケーブルは大丈夫です。

しかし、具体例として、アキュフェーズのM-6000を例にとると、8Ωで最大出力150Wですが、4Ω-300W、2Ω-600W、1W-1200Wと負荷に対して追従します。http://www.accuphase.co.jp/model/m-6000.html

私が日頃聴いている音量では大きくても1W程度ですが、フルオーケストラの場合、瞬間音量はかなりのもので、瞬間ではその100倍は出ることがあると予想できます。
(マーラーの交響曲8番は演奏者が千人を超えます)

その時にはケーブルには瞬間的に大電流が流れているわけです。

まとまりがなくなりましたが、小さな編成の曲、小音量で聴く場合は、ケーブルも問題にならないということです。

■直流抵抗が増えると、音の立ち上がりがよくなるというのは、誤解もしくは錯覚です

直流抵抗が増えると、誘導リアクタンスの影響が少なくなるので、その分位相が0度に近づくので、計算上立ち上がりがよくなると錯覚しているものと思われます。
もし、直流抵抗の増加で立ち上がりがよくなると思うなら、スピーカーと直列に1KΩ程度の抵抗を入れたらよいと思います。

■ケーブルの周波数特性

ケーブルを太くすると、低音が多くなったなどの音質の変化はケーブルのインピーダンス特性に関わるものと思います。

ケーブル自体がそういうフラットでない特性を持っているかどうかは、ケーブル単独の周波数特性を調べないとわかりません。

ケーブル自体の周波数特性がフラットであったとしても、他の要因、例えば途中で高域の伝達ロスが多いとか、アンプの周波数特性がフラットでないとか、RCAケーブルの特性が出ているなどのことが考えられます。

いずれにしろ、ケーブル自体の直流抵抗が小さくなれば、それだけ伝達ロスは少なくなるので、スピーカーへストレートにエネルギーが伝達される効率は大きくなります。

Posted by dolce at 2012年02月05日 17:52

追伸

表皮効果が関係ないというのは、影響が出るのはマイクロ波領域(300MHz〜300GHz)ぐらいだからです。

Posted by dolce at 2012年02月06日 18:17

>スピーカーのdB値は1.83Vの電圧をかけた時です。
>スピーカーのインピーダンスが8Ωの時は、1.83/8=0.23(A)です。
>(ケーブルのインピーダンスを無視した場合です

 なるほど、勉強になります。ありがとうございます。

>どの程度のアンプを使用してみえるか分かりませんが、
 以前に三重県に住んでいたことがあるので、東海地方の方言も懐かしいです。

 許容電流の話は収束で良いように思います。ただし、どのくらいの太さであれば「十分に余裕
がある」といえるのかといえば、瞬時の大電流では発生する熱量も小さいので、結構細いケーブ
ルで良いのではないかと思います。

前回のコメントで6項目にまとめましたが、重要なことを書いていませんでした。
「7.その他」です。
 ある理屈に基づいて、ケーブルの音質を予測したとしても、他の要素が存在していれば結果は
違います。そのため、ケーブルの音質について、ある要素に基づいて理論的に正しい結論を出そ
うとすると、その他の要素が全く無いことを証明しなければなりません。
 音に影響を与えるケーブルの特性はさまざまなものがあります。そのすべてを把握して定量的
に評価することは困難だと考えます。理論的に高音質になるケーブルが解明できるのであれば、
大体似たようなケーブルばかりが売られているはずです。
 すべての要素が重なり合って、結局どうなるかは音を聞かないと確認できません。最終結果で
ある音を確認しないのは、数学の問題を解いて答え合わせをしないようなものです。できたつも
りになっているだけなのか、正しい答えが導かれているのか区別できません。たまたま理解して
いる理論だけで導いた結論はあてになりません。

 このような観点からすると、
>直流抵抗の増加で立ち上がりがよくなると思うなら、スピーカーと直列に1KΩ程度の抵抗を
>入れたらよいと思います。
 これは重要な示唆を持った良い冗談だと思います。理論から音を推測する時にはこのような状
況と五十歩百歩になってはいないか。常に注意する必要があります。抵抗を下げることがメリッ
トがあるからといって、ではケーブルを単純に超伝導状態にすると良いかというとそれはそれで
弊害があると思われます。

 dolceさんは耳で聞いた感想などは主観や好みが入るのであてにならないとの見解であるようで
す。この問題については音を聞いた「人の評価」が大切になります。音楽信号を聴いて評価する
のであれば、生楽器の音を良く知っている方が本物に近いか否かの観点で評価したのであれば信
頼性があるといえますし、音の好みが特殊であると判断できれば、無視するか、あるいは音の好
みを補正して判断することになります。私がこのブログを見つけたのも耳が信頼できる方の記述
を集積しているからです。

 表皮効果の話をします。

 銅の表皮深さは100Hzで約6.6mm、1kHzで約2.1mm、10KHzでは約0.66mmです。
 電圧が0Vから立ち上がり、一定電圧が続き1/200秒後に0Vにもどる場合を考えます。私は正確な
計算方法を知らないので数値には違いがあると思いますが、傾向は合っていると思います。

 1/20000秒後は、10kHzの半周期分ですから10kHz相当の表皮深さがあるとすると直径φ14mmの
ケーブルでは表皮深さよりも浅く表面に対し4割以上の電流が流れている領域は導線断面積の18%
しかありません。1/2000秒後では49%であり、1/200秒後になるとようやくケーブル全体に電流が
流れ出しますが、中心部ではまだ4割未満の電流しか流れていません。まだ電流が立ち上がりき
っていない状態です。ここで電圧が0Vに戻り、今度は外側から電流が下がっていきます。
 一方でφ0.7mmのケーブルであれば電圧のかかった1/20000秒後であれば表皮深さが直径近くにな
っているため、ほぼ全体に電流が流れ、立ち上がりが完了した状態となると思われます。
 なぜ表皮効果が関係がないといえるのでしょうか。


Posted by よんまる at 2012年02月10日 23:27

> 許容電流の話は収束で良いように思います。ただし、どのくらいの太さであれば
> 「十分に余裕がある」といえるのかといえば、瞬時の大電流では発生する熱量も
> 小さいので、結構細いケーブルで良いのではないかと思います。

これは、ちょっと違いますね。
通常の家庭電化製品を使うのであれば、いいのですが、オーディオの場合は、
瞬間的なピーク値もカバーしなければ、音質は劣化します。
安全度の話になれば、音質を問題にする必要はありません。

> ある理屈に基づいて、ケーブルの音質を予測したとしても、他の要素が存在してい
> れば結果は違います。そのため、ケーブルの音質について、ある要素に基づいて
> 理論的に正しい結論を出そうとすると、その他の要素が全く無いことを証明しな
> ければなりません。

まず、ここでは音質の話はしていないということを断っておきます。
そして、モノとモノを比較するという、根本の理論から言うと、この考えは誤っています。

例えば、あるものの性格を表す変数がX,Y,Zと3っあった場合、この3つ常に変動要素であ
れば永久に比較はできません。
だから、モノを比較する場合は、Xの影響を調べたい時は、Y,Zは定数にします。
(ここでは簡単に、要素を3つにしています)

それをXの比較をしているのに「他の要素(Y,Z)も違えば違ってきます」と言い出したら、
思考論理の問題になってしまいます。

> 音に影響を与えるケーブルの特性はさまざまなものがあります。そのすべてを把握し
>て定量的に評価することは困難だと考えます。理論的に高音質になるケーブルが解明で
>きるのであれば、大体似たようなケーブルばかりが売られているはずです。

この考え方もおかしいですね。
なぜなら「性能」の評価と「趣向」の問題をごっちゃにしているからです。
ある人の好みと別の人の好みが違うということが往々にしてあるわけです。

例えば、私はAccuphaseのアンプを使っていますが、私としてはこれに落ち着いたのですが、
別の人では、このアンプを全く評価しません。
それは、私は一切、付帯音のない装置を目指していますが、別の人は装置が何か音を付加し
てそれが好みの音になる方向を考えているわけですから。

>>直流抵抗の増加で立ち上がりがよくなると思うなら、スピーカーと直列に1KΩ程度の抵抗を
>>入れたらよいと思います。
> これは重要な示唆を持った良い冗談だと思います。理論から音を推測する時にはこのような状
>況と五十歩百歩になってはいないか。常に注意する必要があります。抵抗を下げることがメリッ
>トがあるからといって、ではケーブルを単純に超伝導状態にすると良いかというとそれはそれで
>弊害があると思われます。

ここも論理が混乱していますね。
「直流抵抗が増えたら音が良くなると思っている人に対して」は単純に直流抵抗を増やす設定
をして聴かせてみればいいわけです。
抵抗を0とした音がいいか悪いかは「好みの問題」になります。
抵抗が多い方の音を好む人もいるかも知れません。またその逆もありです。
ここの話は、好みの話をしているのではなく「信号の応答」つまり「立ち上がり」「立下り」
の問題が主題です。この議論に「好み」が入る余地は全くありません。
その音が好みかどうかは別の話です。

> dolceさんは耳で聞いた感想などは主観や好みが入るのであてにならないとの見解である
>ようです。

私は全然そんなことは言っていません。
「好みの問題」と「論理的な問題=純粋に数学的問題」をごっちゃにしたら、話の収集はつかな
いと言っているのです。ここは、純粋に数学的問題です。

>この問題については音を聞いた「人の評価」が大切になります。音楽信号を聴いて評価する
>のであれば、生楽器の音を良く知っている方が本物に近いか否かの観点で評価したのであれば
>信頼性があるといえますし、

耳の良い人でも、好みの違いはあります。だから、どういう音がいいかという話になると、個人
的評価はさまざまになります。その人の好みの音がその人にとってよいということになります。

> 表皮効果の話をします。

> 銅の表皮深さは100Hzで約6.6mm、1kHzで約2.1mm、10KHzでは約0.66mmです。
> 電圧が0Vから立ち上がり、一定電圧が続き1/200秒後に0Vにもどる場合を考えます。私は正確な
>計算方法を知らないので数値には違いがあると思いますが、傾向は合っていると思います。

> 1/20000秒後は、10kHzの半周期分ですから10kHz相当の表皮深さがあるとすると直径φ14mmの
>ケーブルでは表皮深さよりも浅く表面に対し4割以上の電流が流れている領域は導線断面積の18%
>しかありません。1/2000秒後では49%であり、1/200秒後になるとようやくケーブル全体に電流が
>流れ出しますが、中心部ではまだ4割未満の電流しか流れていません。まだ電流が立ち上がりき
>っていない状態です。ここで電圧が0Vに戻り、今度は外側から電流が下がっていきます。
> 一方でφ0.7mmのケーブルであれば電圧のかかった1/20000秒後であれば表皮深さが直径近くにな
>っているため、ほぼ全体に電流が流れ、立ち上がりが完了した状態となると思われます。
> なぜ表皮効果が関係がないといえるのでしょうか。

ケーブルが太い細いと言っても、単線なのか撚り線なのかで事情が違ってきます。
私の場合は太い単線は使っていません。具体的には、屋内配線に使っているような単線は使って
いません。撚り線です。
だから、上記のコメントは当てはまりません。

それより、当初の論理から外れていることが問題です。
「太い」ケーブルの方が、エネルギー伝達効率がよいと私は言っているのであり、家庭電化製品では
周波数を50Hzもしくは60Hzをターゲットにしているのであり、その意味では表皮効果は問題になり
ません。
これは電源ケーブルの問題です。

その他のRCAケーブルなどでは、通常、20Hz〜20KHzをターゲットにしていますから、話は別です
が、太くて直流抵抗の影響を受けないという観点ではエネルギー伝達効率については同じです。
表皮効果というのは、高域に影響するものであり、それは具体的には高域ほど抵抗が大きくなる
という話しであり「直流抵抗」が大きいと立ち上がりがよくなるなどという話を一緒にすると混乱
します。

表皮効果を問題にするのであれば、導線の構造を変えればよい話で、その場合でも、太いほうが
エネルギー伝達においては有利になります。

ただ、その音が好みであるかどうかは別の話です。音の「いい」「悪い」を言い出したら、結論は出ません。

Posted by dolce at 2012年02月11日 11:18

 確認しますが、今議論いているケーブルはスピーカーケーブルを指すと思って書いてきましたが、電源ケーブルの話だったのでしょうか?

元のエントリーには
>しかし、ケーブルが細くなると、ケーブル分の抵抗が加味されてその分アンプの電力がケーブルの>抵抗分に食われることになるので、ケーブルが細くなることは効率を悪くすることになって好まし>くない。

と書かれているので、スピーカーケーブルの話だと思っていましたが、電源ケーブルであれば話は違ってきます。

レスを頂きましたら再度書き込みたいと思います。
ただ、また遅くなるかもしれません。


Posted by よんまる at 2012年02月13日 19:13

ケーブルはみな同じです。
ただ、通過する周波数を考慮しなければいけないということです。

■電源ケーブル→50Hz〜60Hz
■その他のケーブル→20Hz〜20kHz
(余裕を持って20Hz〜100kHzでも可)

Posted by dolce at 2012年02月13日 21:58

趣旨は了解しました。
私は電源ケーブルのことはよくわかりません。
ですので、スピーカーケーブルについて議論を続けたいと思います。

・許容電流について

>通常の家庭電化製品を使うのであれば、いいのですが、オーディオの場合は、
>瞬間的なピーク値もカバーしなければ、音質は劣化します。

その音質の劣化とは何によるのでしょうか?
直流抵抗が増えて・・というのであれば別に議論していますので、できれば一緒にしないでいただきたいと思いますが。

「瞬時許容電流」であれば、0.1秒以内の継続時間という条件で導線断面積が0.2mm2あれば63Aくらいを流すことができます。

・議論の対象について
>まず、ここでは音質の話はしていないということを断っておきます。
そうです。一般的な音質の話を挿入したのはおしゃべりが過ぎました。

>それをXの比較をしているのに「他の要素(Y,Z)も違えば違ってきます」と言い出したら、
>思考論理の問題になってしまいます。

余計なことも書いてしまいましたが、言いたいことはケーブルの太さを変えることによって
変化するさまざまなケーブルの要素、それらをすべてカバーしなければならないということ
です。


・抵抗増加の影響について
>「直流抵抗が増えたら音が良くなると思っている人に対して」は単純に直流抵抗を増やす設定
>をして聴かせてみればいいわけです。

 確かに抵抗の変化に伴ういろいろな変化により、総合的にどうなるかは抵抗を少し増やして見ることは有効かもしれません。

抵抗変化の影響として

3.時定数の増加
4.電流の減少
5.立ち上がり時間の短縮

を列記しました。3つの複合効果を手っ取り早く見られるかも知れません。
また、5.「立ち上がり時間」についてはここでは紛らわしい表現なので、「コイル成分による電流の遅延」とでもしたほうが良いと思います。
抵抗の増加により電流の遅延が小さくなることは勘違いと指摘されました。
もう少し具体的に教えてください。


・表皮効果について

>それより、当初の論理から外れていることが問題です。
>「太い」ケーブルの方が、エネルギー伝達効率がよいと私は言っているのであり

ちょっと意味がわからないのですが、
今議論しているのは「音の立ち上がり」です。
エネルギー効率とイコールではありません。


>ケーブルが太い細いと言っても、単線なのか撚り線なのかで事情が違ってきます。
>私の場合は太い単線は使っていません。具体的には、屋内配線に使っているような単線は使って
>いません。撚り線です。

元のエントリーには

>同種の金属のケーブルで、細くして音の立ち上がりがよくなるとは極めて考え難い。
>というより「あり得ない」と言った方がよい。

と書かれています。今検証しようとしているのはこれです。
ここにはケーブルの構造は指定されていません。
したがって、
「いかなる構造のケーブルにおいても細くすると音の立ち上がりが悪くなる」
ことを説明しないといけません。

>表皮効果というのは、高域に影響するものであり、それは具体的には高域ほど抵抗が大きくなる
>という話しであり「直流抵抗」が大きいと立ち上がりがよくなるなどという話を一緒にすると混乱
>します。

 同一の材料で作ったケーブルであれば、表皮効果はケーブルの直流抵抗とは関係なく太さだけで決まります。直流抵抗の影響とは明確に切り離して書いています。

 「表皮効果は高域ほどインピーダンスが高くなる現象である」
といえば確かにそのとおりですが、その原因は電流の自己インダクタンスによる逆起電力であり、
太い電線では電流の立ち上がりが悪くなる現象だというのが本質だと思います。私は周波数特性の話はしていません。

 表皮効果の緩和と低抵抗の両立を狙ったケーブルに絶縁された複数の細い導体素線を集めて撚合わせたリッツ線があります。これでも普通の撚合では外周部と内部が存在し表皮効果による電流の偏りは残るはずです。さらに解消するためには、組紐状の構造をとる必要があると思いますが、その場合に立ち上がりがどうなるのかはよくわかりません。
 リッツ線を考える場合は表皮効果が弱くなる代わりに同じ原理で生じる「近接効果」を考える必要があります。
 撚り線であれば素線が絶縁されていないため、表皮効果の低減はリッツ線より弱く、リッツ線と単線の中間になるはずです。

Posted by よんまる at 2012年02月15日 19:12

趣旨は了解しました。
私は電源ケーブルのことはよくわかりません。
ですので、スピーカーケーブルについて議論を続けたいと思います。

・許容電流について

>>通常の家庭電化製品を使うのであれば、いいのですが、オーディオの場合は、
>>瞬間的なピーク値もカバーしなければ、音質は劣化します。

>その音質の劣化とは何によるのでしょうか?
>直流抵抗が増えて・・というのであれば別に議論していますので、
>できれば一緒にしないでいただきたいと思いますが。

家庭用の電源の場合は、ピーク値が100×1.414=141.4(V)
ですが、オーディオの信号は、オーケストラが全員で音を出すという場合、かなり大きなピーク値に
なります。ケーブルがそのピーク値に耐えられず、頭打ちになるということです。

>「瞬時許容電流」であれば、0.1秒以内の継続時間という条件で導線断面積が0.2mm2あれば63A
>くらいを流すことができます。

アンプの出力電圧は、1.83Vですから、瞬間的に200W出力の要求があると109Aぐらいになります。
連続出力が1秒以上はざらにあります。

>余計なことも書いてしまいましたが、言いたいことはケーブルの太さを変えることによって
>変化するさまざまなケーブルの要素、それらをすべてカバーしなければならないということ
>です。

太さの比較をするのに、それ以外の要素は変えないと言っていますが、いつも「太さを変える」と言うと
、あなたはいつも「その他の要素」が入ってきてしまうので、それでは比較ができません。
「変数は一つにする」という意味がわかりませんか?


>抵抗変化の影響として

>3.時定数の増加
>4.電流の減少
>5.立ち上がり時間の短縮

>を列記しました。3つの複合効果を手っ取り早く見られるかも知れません。
>また、5.「立ち上がり時間」についてはここでは紛らわしい表現なので、「コイル成分による電流の遅延」
>とでもしたほうが良いと思います。
>抵抗の増加により電流の遅延が小さくなることは勘違いと指摘されました。
>もう少し具体的に教えてください。

立ち上がりは遅くなります。
半導体アンプには、電源部に大容量のコンデンサがありますので、スイッチを入れた瞬間に
コンデンサに突入電流が発生します。これを防ぐために、直列に抵抗を入れます。
直列に抵抗を入れると、電流の流れは遅くなります。それで、コンデンサーに流れ込む電流はゆっくりに
なるので、大電流を防げるのです。

アンプは応答をよくするために、内部インピーダンスを下げるように努力します。
これがダンピングファクターに影響してきます。

>>それより、当初の論理から外れていることが問題です。
>>。ヨ太い」ケーブルの方が、エネルギー伝達効率がよいと私は言っているのであり

>ちょっと意味がわからないのですが、
>今議論しているのは「音の立ち上がり」です。
>エネルギー効率とイコールではありません。

何度も言っていますが、スピーカーが振動するのは、運動エネルギーであり、
電気エネルギーを運動エネルギーに変換する必要があります。
電気エネルギーは、電圧だけてもないし、電流だけでもありません(電圧×電流×時間) 。
瞬時に電気エネルギーが伝わることで、立ち上がりが良くなるわけです。
例えば、車のスタートダッシュがよいのは、強力なトルクのエンジンと、如何に
瞬時にガソリンをエンジンに供給するかです。
強力なエンジンでも、ガソリンが瞬時に供給されないと、力は出ません。
つまり、ガソリンタンクに十分ガソリンがあっても、パイプが細くて流れが遅くなれば
車のダッシュ力は低下するわけです。


>ケーブルが太い細いと言っても、単線なのか撚り線なのかで事情が違ってきます。
>私の場合は太い単線は使っていません。具体的には、屋内配線に使っているような単線は使って
>いません。撚り線です。

>「いかなる構造のケーブルにおいても細くすると音の立ち上がりが悪くなる」
>ことを説明しないといけません。

だから、細くすれば抵抗が増大するので、電流が遅くなるのです。
それで、立ち上がりは遅くなる。

>同一の材料で作ったケーブルであれば、表皮効果はケーブルの直流抵抗とは関係なく太さだけ
>で決まります。直流抵抗の影響とは明確に切り離して書いています。

そういうことではありません。
「表皮効果が出る」ということと「表皮効果の影響」を混同してはいけません。

>「表皮効果は高域ほどインピーダンスが高くなる現象である」
>といえば確かにそのとおりですが、その原因は電流の自己インダクタンスによる逆起電力であり、
>太い電線では電流の立ち上がりが悪くなる現象だというのが本質だと思います。私は周波数特性の話はしていません。

高域とは「高い周波数」のことです。
あなたは「高域ほど・・・」と書いていますが、それは「高い周波数ほど・・・」と同じ意味です。

> 表皮効果の緩和と低抵抗の両立を狙ったケーブルに絶縁された複数の細い導体素線を集めて撚合わせたリッツ
> 線があります。これでも普通の撚合では外周部と内部が存在し表皮効果による電流の偏りは残るはずです。
> さらに解消するためには、組紐状の構造をとる必要があると思いますが、その場合に立ち上がりがどうなる
> のかはよくわかりません。
> リッツ線を考える場合は表皮効果が弱くなる代わりに同じ原理で生じる「近接効果」を考える必要があります。
> 撚り線であれば素線が絶縁されていないため、表皮効果の低減はリッツ線より弱く、リッツ線と単線の中間になるはずです。

他の要素を入れると、話が混乱します。
前にも言いましたが、確かに表皮効果はありますが、それはVHF帯での影響で、可聴周波数(低周波)では関係ないと
いうことをメーカーに問い合わせて確認しました。

それを影響があるとかいろいろ言っている人もいますが、オカルト的な話が入るのもこの世界です。
メーカーでは、測定器を使って検証していますので、その方が確かだと思います。

Posted by dolce at 2012年02月16日 11:33

>アンプの出力電圧は、1.83Vですから、瞬間的に200W出力の要求があると109Aぐらいになります。
>連続出力が1秒以上はざらにあります。

これ以上は具体的なデータをみていかないとわかりません。


>太さの比較をするのに、それ以外の要素は変えないと言っていますが、いつも
>「太さを変える」と>言うと、
>あなたはいつも「その他の要素」が入ってきてしまうので、それでは比較ができません。
>「変数は一つにする」という意味がわかりませんか?

変数は一つです。
「ケーブルの太さ」のみです。話の流れからすると皮膜等は含みません。
ケーブル太さを変えることにより、複数の要素が変化します。
ケーブル太さを変えることにより変化する要素がすべて列記されてはいません。

>瞬時に電気エネルギーが伝わることで、立ち上がりが良くなるわけです。
そのとおりです。

>何度も言っていますが、スピーカーが振動するのは、運動エネルギーであり、
>電気エネルギーを運動エネルギーに変換する必要があります。
>電気エネルギーは、電圧だけてもないし、電流だけでもありません(電圧×電流×時間) 。

dolceさんのいう(電圧×電流×時間) とは
「電圧実効値×電流実効値×単位時間」であり、
十分な数の周期を含んだ平均値について計算されるものです。
スピーカーは
瞬時電圧×瞬時電流×微小時間
によって求められる瞬時の電力の波形をトレースする機器です。
実効電力が大きいことは瞬時の電力が時間通りに供給されることを保障しません。
実効電力が大きいことによりスピーカーが動きやすくなるということは1要素に過ぎません。


>それはVHF帯での影響で、可聴周波数(低周波)では関係ないと
>いうことをメーカーに問い合わせて確認しました。
>メーカーでは、測定器を使って検証していますので、その方が確かだと思います。

 どのような影響を調べる目的で、どのような計測を行ったかが問題です。
 可聴域の周波数特性の問題であれば、常識外のばか太いケーブルや、かなりの長距離転送にならなければ顕著な問題とはなりません。
 また、「立ち上がり」の測定は一般的には困難です。
 
 なぜ影響が無いのか具体的に教えてください。 


Posted by at 2012年02月20日 19:02

追記です。

>立ち上がりは遅くなります。
>半導体アンプには、電源部に大容量のコンデンサがありますので、スイッチを入れた瞬間に
>コンデンサに突入電流が発生します。これを防ぐために、直列に抵抗を入れます。
>直列に抵抗を入れると、電流の流れは遅くなります。それで、コンデンサーに流れ込む電流はゆっ>くりに
>なるので、大電流を防げるのです

これは時定数のみの話では無いのですか。

Posted by at 2012年02月20日 19:16

>変数は一つです。
>「ケーブルの太さ」のみです。話の流れからすると皮膜等は含みません。
>ケーブル太さを変えることにより、複数の要素が変化します。
>ケーブル太さを変えることにより変化する要素がすべて列記されてはいません。

そういうことではなくて、太さ以外の要素は変えないということです。

「太さ以外は変えない」というのに「複数の要素が変化する」というのは
あり得ないじゃないですか?

「太さを変えたことで、何が変わるのか」ということですよ。

太さを変えたことで変わるものは、数学で言えば「従属変数」です。

思考の仕方が変ですね。

例えば、飲み物に砂糖を入れたら甘くなります。
「甘くなった」という要素を「砂糖を入れた以外の要素の変化」とは言いません。

根本的な「ものの考え方がおかしい」です。


Posted by dolce at 2012年02月20日 21:10

>太さを変えたことで変わるものは、数学で言えば「従属変数」です。

であれば、「従属変数」をすべて列記しなければいけません。


Posted by at 2012年02月20日 22:27

>であれば、「従属変数」をすべて列記しなければいけません。

電気回路の要素は、R(純抵抗)、L(誘導リアクタンス)、C(容量リアクタンス)しかありません。

あなたが何を考えて見えるのか、私には意味不明です。

オームの法則は、

E=I・R

で、1つを定数とすれば、残り2つは1つが変数で、もう1つが従属変数です。

簡単な一次式です。中学校で習うと思いますが。


Posted by dolce at 2012年02月21日 00:55

表皮効果

表皮効果については、TADの設計者に聞きました。
私はTADの測定を信頼していますので、それで何も疑問を持ちません。

あなたが、信用できないというのであれば、TADにお聞きなったらどうでしょう。

Posted by dolce at 2012年02月21日 00:58

ここで変化させる変数は
「ケーブルの太さ」です。
「抵抗」ではありません。

今まで話題に出てきた
・許容電流
・時定数
・抵抗
・コイル成分による電流の遅延
・表皮効果
・その他

これらはケーブルの材質等を固定した場合は、すべて太さの従属関数といえます。

なお、時定数とこれまで書いてきたものについて、新たなエントリーで解説をいただいたようです。そちらの御回答により修正します。

Posted by よんまる at 2012年02月21日 11:50

>ここで変化させる変数は
>「ケーブルの太さ」です。
>「抵抗」ではありません。

ものの考え方自体がおかしいです。

太さを変えるということは、回路上では「直流抵抗」が変わるということです。

なたは、電車に乗る時、切符を買いますよね。
でも「私は切符が欲しいのではなく、電車に乗りたいのです」と言いますか?

>これらはケーブルの材質等を固定した場合は、すべて太さの従属関数といえます。

違います。

材質でも形状でも、電気回路に使うものを変えたら、何に影響があるか
と言ったら、それはE、I、Rの3つしかありません。

あなたは次元の違うものを、同列にしています。

このことは、ブログの記事で説明します。

Posted by dolce at 2012年02月21日 12:12
http://bestmusic.seesaa.net/article/231677324.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c6

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
141. 中川隆[-6328] koaQ7Jey 2017年9月22日 09:40:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


養老渓谷に人影無し

もう30年ぶりかもしれない。房総半島の観光名所で知られる、養老渓谷にドライブした。房総半島の数少ない小さな観光地である。小さな滝もある。春は桜、秋には紅葉も。入ったことはないが、黒湯温泉も有名という。多少は遠足気分で、ゆっくりと現地に向かった。小さな温泉旅館や民宿が現れたが、現地に人間がいない。

 旅館の駐車場の多くが、閉鎖されている。活気とは、おおよそ無縁だ。静けさだけが、すばらしい雰囲気を醸し出しているが、やはり場所柄、さびしい。
 数軒の民宿では、布団を太陽にさらしていたが、そこにも人影無し。腰が90度ほど曲がった経営者とおぼしき老婦人が、二階で洗濯物を干していたくらいだ。店を閉じた食堂を数軒見かけた。数百メートルの温泉街を車で走る間、湯に入る利用客が数人いるのを、ようやく発見した。

随一の養老館は廃墟

 かつては老舗旅館だった駐車場に車を止めた。4階か5階の、この辺りで一番規模の大きな養老館の駐車場だったが、まるで周囲のコンクリート外壁は、苔むすありさまで廃墟同然だった。

 駐車場跡地にはゴミが散乱していた。かつては、この辺りが一番の賑わっていた場所であったろう。それにしても、さびれ具合が、半端ではない。時折り、政治屋の選挙ポスターを見かけたが、なんと森友や加計の事件追及のさい、文科大臣として嘘の答弁をしていた人物のようだった。

 一カ所だけ、落葉が散る素晴らしい遊歩道を見つけた。養老川に沿った渓谷美を楽しませてくれる歩道である。川面にたれる樹木は、春には桜、秋はモミジの紅葉を楽しませてくれる場所だ。苔むした岩肌から、染み出る清水から沢ガニ一匹見つけることが出来た。


 哀れ、首都圏の観光地にも、アベノミクスは届いていなかった。

 本当であれば、1%の株屋や金貸しの家族が、いつでも押しかけても不思議ではないと思いたいが、こと養老渓谷は閑古鳥が鳴いているレベルにも達していなかった。
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/653.html


養老渓谷温泉「養老館」/2011年9月閉館
https://blogs.yahoo.co.jp/y_a_g_a_k_i/61621999.html


住所:千葉県夷隅郡大多喜町

千葉県は夷隅郡に、「養老渓谷温泉」があります。紅葉の名所「養老渓谷」を抱える観光地であり、多くの旅館が並ぶ湯郷です。

そんな「養老渓谷温泉」。源泉温度が低いので、9割のお宿で加温循環。しかし1軒だけ、「加温かけ流し」のお宿がありました。それが今回ご紹介する「マボロシ」、「養老館」です。

「養老館」は2011年に旅館としての幕を閉じ、現在はNPO法人の自立支援センターとして利用されています。そのため、一般の入浴は不可(そもそも温泉がまだあるのか不明)となってしまいました。

私自身、かなり前に行きました。だから写真が残っておらず、またまた動画のキャプ画でお届けします。


「養老館」は温泉郷の中でも大きな方でした。

純和風とか、リゾート風とかではなく、コンクリートの建物だったのが印象的です。


こちらがロビー。

重厚感のあるソファーですね。時代を感じます。

ロビーには、温泉の利用状況を掲示していました。

非加水の非循環!! 優秀な湯使いでした。

館内から浴室までは、結構距離があります。地下道みたいなのを通ったり・・・・

池のほとりを渡ったり・・・・。

そして写真の道を右に折れれば浴室です。

浴室は男女別の内湯が1つずつ。

こんな感じでした。

泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉。ツルツルとした触感と、塩気が特徴の良泉です。

温度は大体40℃。お湯が柔らかく、入りやすかったですね。写真のお湯の色を見て、「ん?」と思われた方・・・。

養老渓谷温泉のお湯は「黒湯」です!!! しかも加水とかしないので黒さが濃厚!! コーヒーみたいな感じでした。

黒湯って言うのは、関東の首都圏に多く見られます。神奈川、東京、千葉内房と、いくつか点在していますね。

結局黒さの原因となるのは、地下中の腐葉土と言われています。それらを濾して湧出されるので、すこし「スエた」ような匂いがするんですよね。

今となっては入れない「養老館」の極上黒湯。「マボロシ」となったそんないで湯の、面影偲んでみてください!!
https://blogs.yahoo.co.jp/y_a_g_a_k_i/61621999.html


元祖養老館 - Google マップ
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92298-0267+%E5%8D%83%E8%91%89%E7%9C%8C%E5%A4%B7%E9%9A%85%E9%83%A1%E5%A4%A7%E5%A4%9A%E5%96%9C%E7%94%BA%E8%91%9B%E8%97%A4%EF%BC%97+%E5%85%83%E7%A5%96%E9%A4%8A%E8%80%81%E9%A4%A8/@35.254404,140.1602189,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x6022ae7535c6ad63:0x1493a3d1c3b4683!8m2!3d35.2544852!4d140.162385?hl=ja


元祖養老館 - 廃墟検索地図
https://haikyo.info/s/11140.html


http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c141

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
142. 中川隆[-6327] koaQ7Jey 2017年9月22日 09:54:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

つげ義春に会いに行く養老渓谷温泉『川の家』 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=XIQbNwIYpMQ
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%A4%E3%81%92%E7%BE%A9%E6%98%A5++%E9%A4%8A%E8%80%81++%E5%B7%9D%E3%81%AE%E5%AE%B6


2013.10.5
【大人の遠足】静かで素朴な“別天地” つげ義春「貧困旅行記」の宿 千葉・養老渓谷
http://www.sankei.com/region/news/131005/rgn1310050005-n1.html


 「ねじ式」「無能の人」などで知られる異色漫画家・つげ義春氏は、作風と同様にどこか孤独で懐かしく、素朴な旅を好み、旅行記をつづった。人が集まる場所に行かない旅。日常のしがらみからの逃避のようでもある。

 今回たどるのは「新版貧困旅行記」(新潮文庫)にある千葉県の「養老(年金)鉱泉」の旅だ。著書によると、つげ氏は昭和12年生まれ。40年代の旅行記が多い中、ここへは移住先を探すため63年に訪れた。当初は山梨県を考えたが、「歳とったら寒さはこたえるし、耕作も考えると、気候温暖、地味肥沃(ひよく)の千葉県などが実際的かと思い…」と目的地を変更したのだった。

 ある平日、小湊鉄道の養老渓谷駅で降りた。しばらく歩き、養老川沿いの遊歩道へ。木陰が続き、静かだ。人影はほとんどなく、土を踏む自分の足音と、川のせせらぎを聞きながら歩く。時間がゆっくりと流れている。

 数十分後、眼上に橋が現れ、脇につげ氏が宿泊した旅館「川の家」がぽつんとあった。崖のギリギリに建っており、白く、きれいな外観だ。

 つげ氏は当初、養老に味気なさを感じていたが、ここに至ると「静かな谷間を眺めて、ここは思いがけぬ別天地に映った。古ぼけた宿屋も私好みで景色にしっくり溶け込んでいる」と宿泊を決めた。さらに一夜を過ごすと、「地味で年寄り向きで、養老という名がなるほどと思えた」などと述べ、機嫌がすっかり直っている。川の家の功績は大きい。

約束がないので恐縮しつつ、川の家の女性に「話が聞きたい」と頼むと、外出中のご主人を待つよう言われ、その間に温泉に入浴をさせてもらうことになった。つげ氏が「気に入った」と書いた洞窟風呂である。厚く固められたかまぼこ形の天井と、黒く濁ったお湯。薄暗くて、なぜか落ち着く。

 風呂からあがると、ご主人の鈴木宏和さん(72)が相手をしてくれた。「貧困旅行記」の舞台になったことは、「当時は崩れる寸前だったからね」と意に介していなかった。宿は平成9年に建て替えられ、残念なことに(失礼)、「崩れる寸前」の面影はなく、つげ氏が宿泊した2階の端の部屋も失われた。だが、風呂は当時のままという。

 当時、つげ氏とは言葉を交わしておらず、後日いきなり旅行記が送られてきた。いかにも「人付き合いが苦手」と公言する漫画家らしい。

 宿には、本を読んだ若い男性がしばしば訪れたという。「うれしいですよ」と話す鈴木さんは、私が持ってきた「貧困旅行記」に見入った。客たちに披露しているうち、いつの間にかなくなったのだという。飛び込み取材を受けてくれたお礼のつもりで、本は置いていくことにした。

「貧困旅行記」には養老以外にも大原・富浦(千葉)、奥多摩(東京)、鎌倉(神奈川)など、さまざまな旅がつづられている。都会の慌ただしさに疲れを感じたら、本を片手に歩いてみてはどうだろうか。(芦川雄大、写真も)


 ■養老渓谷と「川の家」 養老渓谷には養老川沿いを中心に「粟又(あわまた)の滝」などがあり、紅葉、温泉の名所として有名。

「川の家」は千葉県大多喜町葛藤932((電)0470・85・0021)。小湊鉄道養老渓谷駅からバスで7分、徒歩で30分。

うなぎの蒲焼きが名物で、1泊2食つき1万500円から。
日帰り入浴は大人1千円。
http://www.sankei.com/region/news/131005/rgn1310050005-n1.html


養老渓谷温泉郷 隠れ湯の宿 川の家【公式サイト】
http://www.kawanoya.net/
https://onsen.nifty.com/ichihara-onsen/onsen010566/

地図
https://www.google.com/maps/place/35%C2%B015'00.3%22N+140%C2%B009'47.2%22E/@35.25007,140.1609313,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x0:0x0!8m2!3d35.25007!4d140.16312
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c142

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
143. 中川隆[-6326] koaQ7Jey 2017年9月22日 10:35:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

つげ義春のような旅


293名無しさん@いい湯だな2012/05/04(金) 23:21:30.35ID:258RaWdyi

養老渓谷に行ってきました。
色々な仕事に追われつつ、ようやく取れた休日、
海外のお客さんからは色々な仕事がふられて
いるんだろうなーとおもいつつ
行った旅館は寂しく、侘しい温泉宿。

連休にも関わらず、客も少なく、
(お客さんも連休に比して更に少ない)平日も
私と同じ時間をここでも共有してると思うと
ギャップがあまりに激しく、
かなり不思議な現実感。

つげさんの漫画が好きな学生さんは
是非、就職して忙しい日々を何年か過ごしてから
侘しい温泉街に行ってみる事、お勧めします。

摩訶不思議なトリップ感覚を味わえると思います。

254名無しさん@いい湯だな2011/11/03(木) 13:24:11.13ID:tNjZPk3y0>>256

アド街で養老渓谷大多喜の温泉宿やったね
小禿げが つげさんのこといったけど誰も興味なさそうだった


256名無しさん@いい湯だな2011/11/13(日) 22:18:50.48ID:OI2dyh+M0
>>254
千葉県人は皆、カネの亡者だよ。
つげさんとは相容れない。
風景は良いんだがね。

275名無しさん@いい湯だな2012/02/06(月) 21:26:26.75ID:iTxi6Yf70

>>256
ハマコー先生に謝りたまえ


281名無しさん@いい湯だな2012/03/01(木) 23:27:40.00ID:iFld7lZV0

千葉や奥多摩は近すぎて旅情を感じないな
30年前はどうか知らないけど。やっぱり東北の温泉だな


276名無しさん@いい湯だな2012/02/07(火) 07:22:26.89ID:Rfo/w3Qk0

AVのヘンリー塚本の世界と共通する。
この監督は千葉県夷隅郡出身だしな。
近親相姦がある所、特有の空気だろう。
別に悪い意味で言っているわけではないよ。


277名無しさん@いい湯だな2012/02/15(水) 21:37:04.49ID:FlY/8RVk0

夷隅郡はユートピア。いつまでもあの風情をとっておいて欲しいです。
平日に半日散歩するのがオススメ。
下手に東北や信州行くより、つげ旅な雰囲気です。

>>276さんへ
ヘンリー塚本で夷隅っぽいのオススメAVってありますか?

278名無しさん@いい湯だな2012/02/21(火) 02:07:45.88ID:guPf6bJO0

「夷隅っぽいの好き」なんかどうですか

279名無しさん@いい湯だな2012/02/21(火) 06:47:29.46ID:es5SwFph0>>282

夷隅のあたりは秘境ではなく田舎だからね

282名無しさん@いい湯だな2012/03/02(金) 18:12:58.80ID:HvpNQRvk0
>>279
もしかしたら車で移動してません?

夷隅は、宮本常一的な視点でゆっくり身舗装路を歩くと異界だよ。
変わった風習も地名もね。場所は明かせないが移動箕直しのような居穴跡も見つけたよ。

一口に田舎と言っても田圃向きじゃないところは被差別、非定住、半農半狩など民俗学的には実に味わい深い。重篤な東北フェチだったが、つげさんを知ってからは夷隅も同じ位好き。


285名無しさん@いい湯だな2012/03/03(土) 19:39:26.11ID:5Y4heol/0

夷隅郡の長者町というところでロケ隊にあったことがある。
観たことがない女優がいて、戦前風のモンペ姿なんだがえらく綺麗だったな。
実はあとで知ったのだが、森野雫と伊藤あずさだったかもしれない。
思えばあれがヘンリー塚本の撮影隊だっんじゃないか。
それにしても二人とも小柄だが、随分清楚で美人だとその印象が今でもある。


286名無しさん@いい湯だな2012/03/11(日) 22:48:45.46ID:TWoz6+Ga0

いすみ村事件じゃないか。
ストーリー性あるAVで、良かった。
いやらしくはないが、考えさせられた。


288名無しさん@いい湯だな2012/03/14(水) 20:36:39.14ID:0hFUZlx80

エロと暴力が入り混じったというより、ましろ社会派の作品だね。
主人公二人の反撃が所を得ていて、女には敵わないと思わさせる。
被災地浪江の今は亡きビジホの有料ビデオで観た作品だが
世間的には受け入れられなかったのかな。


289名無しさん@いい湯だな2012/03/15(木) 22:31:47.63ID:x1+XMlRB0

西部田村事件後日談だ


327名無しさん@いい湯だな2013/03/09(土) 11:24:20.60ID:oxIf5Wwu0

つげさんは福島富岡に居たし、作品は水をモチーフにしたものばかり。
ある種の感慨はあるかもしれない。邪魔したくないので現在の境涯は
遠慮するが、温泉も行ってないし漫画も描いてないだろうね。

328名無しさん@いい湯だな2013/03/11(月) 14:39:49.29ID:WX42UXS60

深層心理では水は出生を表わすらしいですね。川や海、豪雨、温泉と、
水に関する作品が多く、またそういうものが氏の代表作品になっています。

私が未だに不明を恥じるのは、海辺の叙景です。孤独な青年が海辺で出会った
女性を浜辺で待つその描出が実は黒いリボンが左右斜めに張られた葬式写真そのものです。

それは清水某の著作で気が付いたのですがどうせ誰かに教わったのでしょう。
最初に発見された方は2ch風にいえば神なのでしょう。

女が実は亡霊で犠牲となる伴侶を求めて来たのでしょうが、しかしそんな事は気づかず、青年に恋人が出来、明るい家庭を築いていくこれからを期待する能天気なファンもあっていいのだろうと思います。

329名無しさん@いい湯だな2013/03/12(火) 23:53:34.42ID:5B/sYPv10>>332

えーっ

ざわざわするような美しい情景を切り取っただけの作品だと思っていたけど
あの人は亡霊だったの?


330名無しさん@いい湯だな2013/03/15(金) 22:55:45.69ID:3HB3PsVt0

読者を惑わす作品でしょう。悪趣味と言っていい。
ご家族は頻繁にストレスを感じていたのではないか。
作品は毒饅頭のようなものかな。面白がっていても消化しきれない。


333名無しさん@いい湯だな2013/03/20(水) 19:46:59.72ID:fWSlFuXW0>>336

つげさんの作品は怖いね。でも知ってよかった。

清水正氏のつげ義春評論―(2)「海辺の叙景」 工場裏の秘密基地
http://blog.livedoor.jp/std2g/archives/20440580.html


427名無しさん@いい湯だな2015/05/26(火) 00:45:48.52ID:6su0zZlE0

つげ先生や水木先生が描くような風情の温泉なんて今時廃屋以外で有るの?

428名無しさん@いい湯だな2015/05/26(火) 01:00:27.79ID:Mf6LWEFc0>>434

あるところにはある
温泉だけじゃなくて宿から周囲の風景まで全てと言われると数軒しか知らないが
おかみさんや女中さんまで含めたら正直知らん

435名無しさん@いい湯だな2015/05/28(木) 12:30:23.06ID:/eFoapXq0>>436

どんな場所でも意味を見つける。

氏の特技だろう。

紀行文を真に受けて、こんなはずじゃなかった、

嘆くキミ 哀れ

438名無しさん@いい湯だな2015/06/03(水) 02:48:53.31ID:aQo0WXoX0

千葉の太海や養老は昔とあまり変わらないというより昔より寂れている

439名無しさん@いい湯だな2015/06/04(木) 21:21:54.91ID:2rNPMXrn0

千葉や茨城の鉱泉を訪ねてみたらどうでしょうか。
観光地でないだけに、よい雰囲気が味わえると思います。

458名無しさん@いい湯だな2016/06/08(水) 13:40:28.50ID:YaXyefYa0>>459

5月に蒸ノ湯に行って来たけど、つげ義春氏が描いた湯治場もすでに無く・・・
最近、ストリートビューで氏の足跡をたどったりしてるけど、当時の風景はほとんど残っていない。

かつて、NHKの新日本紀行が伝えた日本の姿。かつて、向井潤吉氏が描いた農村風景。そして、つげ義春氏がマンガやエッセイに残した温泉地。

いずれも、訪れるには昭和40年代が最後だった。
訪れるには最後の機会って場所は、今ならどんなところなんだろ。
市場も、すでに時機を逸したような気がするし。

459名無しさん@いい湯だな2016/06/08(水) 15:13:35.56ID:CkdtS6vY0
>>458
マンガの原風景が残ってるのって千葉ぐらいじゃないw
会津の老沢は行った?

468名無しさん@いい湯だな2017/04/27(木) 06:49:26.57ID:aNSv4Y7X0
>>459
千葉はいい情景が結構残ってるね、漫画、西部田村事件に出ていた精神病院の患者が足をはまらせていた穴はそのまままだ残ってた
(杭を引き抜いた後らしく無数に残っていた)
ちかくの川と神社は漫画そのままでよかったな〜

7年位前にバイクで巡ったが今もそのままであってほしいもんです


424名無しさん@いい湯だな2015/05/14(木) 22:10:37.31ID:f9Y+qIbb0

つげさんは今でも旅行をしているのでしょうか?

425名無しさん@いい湯だな2015/05/18(月) 16:45:59.14ID:8xY/n+sX0>>426

家事と息子の世話で一日が終わるって書いてたよ

418名無しさん@いい湯だな2015/05/12(火) 07:03:27.94ID:E/JU4UaZ0>>419

目が悪いからもう漫画は描けないってね


414名無しさん@いい湯だな2015/05/10(日) 06:32:53.98ID:KrDb2jJg0>>415

つげさん 息子さん、あのマンガにも出てた正助さん?引きこもりなんだってね 共感するわ
ひきこもりには単純温泉がいいんだって何かで読んだ 

415名無しさん@いい湯だな2015/05/10(日) 12:59:57.26ID:pCtnCx4y0
>>414
単なる引きこもりじゃない。糖質。
https://matsuri.2ch.net/test/read.cgi/onsen/1284288762/

つげ義春のような旅をしたい - Facebook
https://www.facebook.com/TsugeYoshiharuTabi/

つげ義春幻想紀行 - Facebook
https://www.facebook.com/tsugeyoshiharu/


http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c143

[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
83. 中川隆[-6325] koaQ7Jey 2017年9月22日 11:22:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月22日
アメリカ版、非正規・派遣労働者の実態

机を並べて同じ仕事をしても、正規社員と非正規は天国と地獄ほど違う
引用:https://si.wsj.net/public/resources/images/BN-PX101_GERECR_J_20160919211751.jpg

アメリカの非正規社員とは

日本では非正規労働者が増え続け4割に達し、すぐに半数に達すると予想されています。

デフレで正社員を減らしてパートや派遣を増やした結果、労働者一人当たりの収入は減少しました。

正社員は給与が多い上に福利厚生にもお金が掛かり、ボーナスも出て、解雇するには何重もの規制があります。

         

非正規はほとんど福利厚生がなく、いつでも解雇でき、最初から基本給が少ないので、企業には良い事づくめでした。

最近は失業率が下がって人手不足になり、労働者を確保するために正社員を増やす企業もありますが、いずれ不況になればまた非正規化するでしょう。

アメリカには正社員という制度がなく、フルタイムとパートタイムに別れ、パートタイムは企業が必要な時だけ雇用するバイトのような感じです。


さらに契約社員と派遣社員も存在し、日本と同じように「不要になったら切るための労働者」という位置づけです。

契約社員は企業に直接雇用されるが、継続雇用される可能性はまず無く、いつかは契約を打ち切られます。

報酬は時給で3割から5割低い上、ボーナスと福利厚生がないので、実質半額以下で同じ労働をさせられます。


派遣社員も同じだが、派遣会社を通すので天引きされていると考えられます。

天引きされても派遣会社と契約したほうが、解雇されても継続して仕事を紹介して貰えるので、意外に人気があります。

アメリカには日本のハローワーク(職安)や就職サイトに当たるものが少ないので、職業を紹介してもらうメリットがある。

非正規の壁

契約社員に関する統計はないが、全米で1000万人以上は居ると推測されています。

日本では「200万円の壁」という言葉があり、派遣にしろバイトにしろ正社員以外で年収200万円を超えるのは、実は大変です。

多くの募集は時給であり、時給は1,000円前後、一日8時間を月25日働いて20万円、1年では240万円になります。


正社員なら当然支給される交通費は自己負担、昼食代、税金、保険年金をちゃんと払っていたら、手取り150万円程度でしょう。

だから非正規では納税せず、無保険で年金を支払っていない人が多く、もし全て払ったら生活ができない。

これは正社員だった人が会社を辞めたら誰でもそうなる事で、たとえ部長や課長だった人でも、時給1,000円を大きく超える仕事は滅多にありません。


アメリカでは今後数年で、やはり労働者の過半数が非正規雇用になると予想されています。

そしてアメリカの契約社員の実態として、一度契約社員に「落ちた」人は、人生で2度と正規社員に戻ることはできない。

正規社員の方が圧倒的に高待遇である以上、生存競争は非常に厳しく、出て行った人間を暖かく迎えたりはしない。


シリコンバレーの有名IT企業でも同じ事で、同じ部屋で隣りの机で、ほとんど同じ仕事をしても給料は半分です。

非正規が失敗の責任を負わされるのも日本と同じで、「声が大きい」「臭い」などの理由で非正規だけが叱責される。

日本の楽天で「正社員にしか食堂を使わせない」のが問題になり、楽天は否定したが、毎日がそうした差別の連続だそうです。

一度落ちたら2度と上がれない

社員の子供を招待するときも非正規の子供は招待されず、食事場所や食費補助、送迎や靴箱、ロッカーまで社員とは差がある。

2008年に日本で秋葉原通り魔事件というのがあり、原因の一つは(他にも色々あったが)仕事場で作業着を隠された事でした。

日本でもアメリカでも非正規にはまともなロッカーがなく、他にも社員とはありとあらゆる格差が設けられています。


社員と非正規では入場ゲートの手続きが違ったり、名札の違いで分かるようになっていて、社員はチラッと非正規を見て通り過ぎます。

社員は社員同士としか口を利かず、非正規は非正規だけで固まって行動し、決して交わる事がありません。

そんな場所で「底辺」扱いされていると腐ってくるのも自然な事であり、もし犯人が「正社員」だったら同じ事をしただろうかと感じます。


アメリカはチャンスの国だが最近はそうでもなく、一度非正規になると他の会社でも、絶対に正規社員に雇ってはくれない。

非正規の履歴はマイナスのキャリアなので、どの企業ももう正規社員としての採用はしないのです。

日本では年齢が35歳になると非正規でも採用されにくくなるが、アメリカでも高齢になると求人が減ります。


IT業界のような流れが速い世界では新卒が最も求人が多く、30代40代と求人が減り、50代では非正規でも就職が難しくなる。

年齢による募集は行われていないが、どの企業も年齢によって採用を決めているのは周知の事実です。

大学を卒業して有名IT企業や銀行に就職しても同じで、非正規である限り「マイナスのキャリア」にしかならない。


そして50代でどの会社でも働けなくなるとホームレスになる人が増え、ホームレスの半数が60代以上です。
http://www.thutmosev.com/archives/72724286.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c83

[政治・選挙・NHK91] 日本人を馬鹿にしきったアメリカ人 _ 基地に入れば、日本とアメリカの関係がよくわかる 中川隆
26. 中川隆[-6324] koaQ7Jey 2017年9月22日 12:31:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

書評『米軍基地がやってきたこと』(デイヴィッド・ヴァイン著)
https://www.amazon.co.jp/%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%81%8C%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8-%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3/dp/4562053046


書評・テレビ評2017年9月21日

 デイヴィッド・ヴァイン著『米軍基地がやってきたこと』は、世界70カ国以上に約800の軍事基地を持つアメリカと、基地が置かれた国の政府や現地住民との関係を、歴史的に検証、考察している。ヴァインは人類学を専門とするアメリカン大学の准教授だが、沖縄やグアム(アメリカの属領)にふれて、アメリカ政府や米軍の横暴な振る舞いを浮き彫りにしている。北朝鮮をめぐる情勢とかかわって、グアム島民の米軍基地やアメリカの植民地支配からの脱却を求めるたたかいが伝えられる今、参考になる1冊である。

ケビン・メア「ゆすりたかりの名人」発言の背景

 ヴァインは2010年末アメリカン大学の授業に招いた国務省日本部長のケビン・メアが沖縄県民を見下し、「ゆすりの名人」などと口汚く罵倒したとき、直接現場に居合わせた指導教員である。本書で、当時の事情をあらためて説明している。

 メアを招いた授業は、米軍基地について学ぶ学生たちが、沖縄に研修で訪れる準備のために、ヴァインが企画したものであった。メアは30年にわたる外交官勤めのうち、18年間は沖縄など日本各地を歴任していた。ヴァインによれば、メアは学生たちに地図を見せて、米軍基地が沖縄に集中している理由を次のように語った。

 沖縄は東京との距離よりも北朝鮮や中国に近く、地域の安全を保障するには軍の駐留が欠かせないため、ある意味「地理上の犠牲者」だ。「しかもわれわれは、アメリカ人にとって地の利のいい居場所に“居心地のいいすばらしい施設”を確保している」と。

 メアはさらに、「沖縄の歴史」について、「県内の米軍基地の多くは第2次世界大戦後にアメリカが日本を占領したことに起因する」として、こう続けた。「あそこはいわば日本のプエルトリコだ」。プエルトリコ人のように沖縄県民はほかの日本人より「肌が黒く」「背が低く」「なまりがある」と。ヴァインは学生たちとともに、外交の経験と思慮を持つ人物から飛び出す人種的侮べつに満ちた言葉に驚いたという。

 メアは、「沖縄県民は東京(政府)から金をゆすり取る名人だ」と続けた。基地の大半は、日本政府がアメリカに賃貸する私有地にある。その賃貸契約の更新時期になると沖縄の政治家や何やらが大勢基地の撤去を要求する。しかし、彼らは本気で基地がなくなることを望んでいるわけではない。「それが賃料をつり上げるやり口だから」。

 メアはまた、日本の文化では「賄賂が日常茶飯事」で「沖縄人は名人」、つまり政府からカネをせしめたり、第2次世界大戦中に沖縄の人人が味わった苦しみに対する「罪悪感」を利用したりするのがうまいと語った。そして、沖縄が日本で最も貧しい「理由のひとつには、沖縄が1972年までアメリカに占領」され、日本経済に組みこまれなかったことがあるが、「例の島国根性のせいもある」とつけ加えた。

 「島国根性」のおかげで、県民は昔からサトウキビやゴーヤを植え、あとは収穫頃までただ待つのみ。そして近頃では「怠惰がすぎてそのゴーヤさえ育てられない」。メアは、沖縄県民の離婚率や飲酒運転、家庭内暴力、出生率の高さは、彼らが泡盛好きのせいだといって、講義を締めくくった。

 メアの講義を受けた学生たちはショックを受けて、日本を訪れたときにジャーナリストに、この話を伝えることを確認しあった。ヴァインは学生たちのこの行動を保証すると約束した。学生たちが日本で、メアの大学での公的発言を伝えたことは、沖縄はもとより全国、世界各地で怒りを広げ、アメリカ政府はメアを更迭せざるをえなかった。

沖縄返還と引換えに6億j  返還でなく買取

 ヴァインは本書で、メアの沖縄県民に対する雑言はそのままそっくり、アメリカにはね返ってくることを、次のように明らかにしている。「アメリカ側こそ、米軍の東アジア駐留にさらに手厚い支援金を出すようにと長年、日本政府に迫ってきたのだから」。少なくとも1972年以降、日本は米軍基地と駐留に他のどの受け入れ国よりも多い、何百億jもの金を出してきた。

 普天間飛行場の閉鎖と沖縄からの海兵隊員の移転についてはほとんど何も動いていない。少女暴行事件後の1996年合意のもとで動いたといえるのは、「数数の基地が新設されたこと」だ。具体的には、嘉手納空軍基地の1473世帯とキャンプ・フォスターの1777世帯の移転計画の一環として、日本は米軍住宅の新設に20億jを拠出することにすでに同意していた。

 これは、嘉手納560世帯の集合住宅を大改修し、米軍住宅の駐車場を1世帯当り2・5台分にするという「非常に贅沢な広さに拡張する」こととセットであった。「つまり強姦事件への対応として始まったものが、結果的に大規模な住宅建設計画、つまりアメリカに無償で新築の住宅を提供する話になってしまった」のである。こうしたごまかしで、日本から巨費をかすめ取るやり口は、厚木から核搭載能力を持つ空母艦載機を移転させる岩国などの歴史的経験とも重なって、全国共通の怒りを駆り立ててきた。

 ヴァインは、「日本が米軍基地のために“思いやり予算”やその他支援に巨費をあてていることを考えれば、ケビン・メアが沖縄県民を“ゆすり屋”呼ばわりしたことは、なおさら皮肉というものだ」と、次のように指摘している。

 1972年の沖縄返還協定は一般に「本土復帰」と呼ばれたが、日本側は交渉のなかで、沖縄返還との引き換えに、アメリカへの繊維製品の輸出規定に従うこと、6億8500万j支払うことに密かに同意していた。この金額には、日本に返還される建物やアメリカが整備したインフラの費用と、沖縄から核兵器を撤去する費用が含まれていた。「核兵器の撤去」については、密約によって「緊急時には再び核兵器が持ち込める」ととり決めたおまけもつけて。

 さらに、日本政府は当時のドル安傾向へのテコ入れにも犬馬の労をとり、ニューヨーク連邦準備銀行に1億1200万jを25年間、しかも無利子で預け入れることにも同意していた。またそれとは別に、「基地の維持費と沖縄の防衛費として2億5000万ドルを5年にわたって支払った」。

 日米関係の専門家、ガヴァン・マコーマックが「1972年の“返還”は実際には買い取りであって、日本はその後ずっと莫大な金を払いつづけている。実質的にそれは逆レンタル料であり、家主たる日本が賃借人であるアメリカに金を支払っている」と語った言葉も紹介している。

米軍一人当り一六〇〇万円 再編費用も日本に

 ヴァインは、「現在、日本の思いやり予算は、米軍の駐留に対して軍人ひとりにつき年間15万ドル(約1600万円)ほどを助成している。2011年だけを見ても、日本の納税者は71億ドルすなわち駐留経費全体の4分の3近くを賄っている」ことに注意を向けている。

 そのうえで、「日本政府は普天間基地の閉鎖と海兵隊の県外移転を援助するために60億9000万ドルの支払いを約束したばかりか、沖縄、グアム、北マリアナ諸島、岩国などの大規模な基地再編にむけて、159億ドルを負担することも約束した」ことを明らかにしている。

 米海兵隊のグアム移転は、自衛隊に海兵隊の肩代わりをさせアジア人同士をたたかわせる米戦略の一環である。それは最近、米軍が南シナ海や東シナ海で中国と軍事衝突した場合、米領グアムまで撤退し、「沖縄から台湾、フィリピンを結ぶ軍事戦略上の海上ライン“第一列島線”の防衛を“同盟国の日本”に委ねる」ことを検討していることが報じられたことからも明らかだ。

 在沖米軍の新兵研修でも暴露されたように、メアの思想はなんら特殊なものではない。問題は、在日米軍基地をめぐるこうした屈辱的な関係を直視し、日本の独立と平和を求める国民的な運動をさらに力強く形成していくことにある。 (一)
https://www.chosyu-journal.jp/review/4795
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/566.html#c26

[政治・選挙・NHK91] 日本人を馬鹿にしきったアメリカ人 _ 基地に入れば、日本とアメリカの関係がよくわかる 中川隆
27. 中川隆[-6323] koaQ7Jey 2017年9月22日 12:34:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

『米軍基地がやってきたこと』(デイヴィッド・ヴァイン著)
https://www.amazon.co.jp/%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%81%8C%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8-%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3/dp/4562053046


書評・テレビ評2017年9月21日

 デイヴィッド・ヴァイン著『米軍基地がやってきたこと』は、世界70カ国以上に約800の軍事基地を持つアメリカと、基地が置かれた国の政府や現地住民との関係を、歴史的に検証、考察している。ヴァインは人類学を専門とするアメリカン大学の准教授だが、沖縄やグアム(アメリカの属領)にふれて、アメリカ政府や米軍の横暴な振る舞いを浮き彫りにしている。北朝鮮をめぐる情勢とかかわって、グアム島民の米軍基地やアメリカの植民地支配からの脱却を求めるたたかいが伝えられる今、参考になる1冊である。

ケビン・メア「ゆすりたかりの名人」発言の背景

 ヴァインは2010年末アメリカン大学の授業に招いた国務省日本部長のケビン・メアが沖縄県民を見下し、「ゆすりの名人」などと口汚く罵倒したとき、直接現場に居合わせた指導教員である。本書で、当時の事情をあらためて説明している。

 メアを招いた授業は、米軍基地について学ぶ学生たちが、沖縄に研修で訪れる準備のために、ヴァインが企画したものであった。メアは30年にわたる外交官勤めのうち、18年間は沖縄など日本各地を歴任していた。ヴァインによれば、メアは学生たちに地図を見せて、米軍基地が沖縄に集中している理由を次のように語った。

 沖縄は東京との距離よりも北朝鮮や中国に近く、地域の安全を保障するには軍の駐留が欠かせないため、ある意味「地理上の犠牲者」だ。「しかもわれわれは、アメリカ人にとって地の利のいい居場所に“居心地のいいすばらしい施設”を確保している」と。

 メアはさらに、「沖縄の歴史」について、「県内の米軍基地の多くは第2次世界大戦後にアメリカが日本を占領したことに起因する」として、こう続けた。「あそこはいわば日本のプエルトリコだ」。プエルトリコ人のように沖縄県民はほかの日本人より「肌が黒く」「背が低く」「なまりがある」と。ヴァインは学生たちとともに、外交の経験と思慮を持つ人物から飛び出す人種的侮べつに満ちた言葉に驚いたという。

 メアは、「沖縄県民は東京(政府)から金をゆすり取る名人だ」と続けた。基地の大半は、日本政府がアメリカに賃貸する私有地にある。その賃貸契約の更新時期になると沖縄の政治家や何やらが大勢基地の撤去を要求する。しかし、彼らは本気で基地がなくなることを望んでいるわけではない。「それが賃料をつり上げるやり口だから」。

 メアはまた、日本の文化では「賄賂が日常茶飯事」で「沖縄人は名人」、つまり政府からカネをせしめたり、第2次世界大戦中に沖縄の人人が味わった苦しみに対する「罪悪感」を利用したりするのがうまいと語った。そして、沖縄が日本で最も貧しい「理由のひとつには、沖縄が1972年までアメリカに占領」され、日本経済に組みこまれなかったことがあるが、「例の島国根性のせいもある」とつけ加えた。

 「島国根性」のおかげで、県民は昔からサトウキビやゴーヤを植え、あとは収穫頃までただ待つのみ。そして近頃では「怠惰がすぎてそのゴーヤさえ育てられない」。メアは、沖縄県民の離婚率や飲酒運転、家庭内暴力、出生率の高さは、彼らが泡盛好きのせいだといって、講義を締めくくった。

 メアの講義を受けた学生たちはショックを受けて、日本を訪れたときにジャーナリストに、この話を伝えることを確認しあった。ヴァインは学生たちのこの行動を保証すると約束した。学生たちが日本で、メアの大学での公的発言を伝えたことは、沖縄はもとより全国、世界各地で怒りを広げ、アメリカ政府はメアを更迭せざるをえなかった。

沖縄返還と引換えに6億j  返還でなく買取

 ヴァインは本書で、メアの沖縄県民に対する雑言はそのままそっくり、アメリカにはね返ってくることを、次のように明らかにしている。「アメリカ側こそ、米軍の東アジア駐留にさらに手厚い支援金を出すようにと長年、日本政府に迫ってきたのだから」。少なくとも1972年以降、日本は米軍基地と駐留に他のどの受け入れ国よりも多い、何百億jもの金を出してきた。

 普天間飛行場の閉鎖と沖縄からの海兵隊員の移転についてはほとんど何も動いていない。少女暴行事件後の1996年合意のもとで動いたといえるのは、「数数の基地が新設されたこと」だ。具体的には、嘉手納空軍基地の1473世帯とキャンプ・フォスターの1777世帯の移転計画の一環として、日本は米軍住宅の新設に20億jを拠出することにすでに同意していた。

 これは、嘉手納560世帯の集合住宅を大改修し、米軍住宅の駐車場を1世帯当り2・5台分にするという「非常に贅沢な広さに拡張する」こととセットであった。「つまり強姦事件への対応として始まったものが、結果的に大規模な住宅建設計画、つまりアメリカに無償で新築の住宅を提供する話になってしまった」のである。こうしたごまかしで、日本から巨費をかすめ取るやり口は、厚木から核搭載能力を持つ空母艦載機を移転させる岩国などの歴史的経験とも重なって、全国共通の怒りを駆り立ててきた。

 ヴァインは、「日本が米軍基地のために“思いやり予算”やその他支援に巨費をあてていることを考えれば、ケビン・メアが沖縄県民を“ゆすり屋”呼ばわりしたことは、なおさら皮肉というものだ」と、次のように指摘している。

 1972年の沖縄返還協定は一般に「本土復帰」と呼ばれたが、日本側は交渉のなかで、沖縄返還との引き換えに、アメリカへの繊維製品の輸出規定に従うこと、6億8500万j支払うことに密かに同意していた。この金額には、日本に返還される建物やアメリカが整備したインフラの費用と、沖縄から核兵器を撤去する費用が含まれていた。「核兵器の撤去」については、密約によって「緊急時には再び核兵器が持ち込める」ととり決めたおまけもつけて。

 さらに、日本政府は当時のドル安傾向へのテコ入れにも犬馬の労をとり、ニューヨーク連邦準備銀行に1億1200万jを25年間、しかも無利子で預け入れることにも同意していた。またそれとは別に、「基地の維持費と沖縄の防衛費として2億5000万ドルを5年にわたって支払った」。

 日米関係の専門家、ガヴァン・マコーマックが「1972年の“返還”は実際には買い取りであって、日本はその後ずっと莫大な金を払いつづけている。実質的にそれは逆レンタル料であり、家主たる日本が賃借人であるアメリカに金を支払っている」と語った言葉も紹介している。

米軍一人当り一六〇〇万円 再編費用も日本に

 ヴァインは、「現在、日本の思いやり予算は、米軍の駐留に対して軍人ひとりにつき年間15万ドル(約1600万円)ほどを助成している。2011年だけを見ても、日本の納税者は71億ドルすなわち駐留経費全体の4分の3近くを賄っている」ことに注意を向けている。

 そのうえで、「日本政府は普天間基地の閉鎖と海兵隊の県外移転を援助するために60億9000万ドルの支払いを約束したばかりか、沖縄、グアム、北マリアナ諸島、岩国などの大規模な基地再編にむけて、159億ドルを負担することも約束した」ことを明らかにしている。

 米海兵隊のグアム移転は、自衛隊に海兵隊の肩代わりをさせアジア人同士をたたかわせる米戦略の一環である。それは最近、米軍が南シナ海や東シナ海で中国と軍事衝突した場合、米領グアムまで撤退し、「沖縄から台湾、フィリピンを結ぶ軍事戦略上の海上ライン“第一列島線”の防衛を“同盟国の日本”に委ねる」ことを検討していることが報じられたことからも明らかだ。

 在沖米軍の新兵研修でも暴露されたように、メアの思想はなんら特殊なものではない。問題は、在日米軍基地をめぐるこうした屈辱的な関係を直視し、日本の独立と平和を求める国民的な運動をさらに力強く形成していくことにある。 (一)
https://www.chosyu-journal.jp/review/4795

http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/566.html#c27

[リバイバル3] アホが書いた日本国憲法 _ 護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた 中川隆
31. 中川隆[-6322] koaQ7Jey 2017年9月22日 16:39:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

米国が懸念する日本のプルトニウム大量保有 どうなる日米原子力協定
AERA dot. 9/21(木) 16:00配信


1988年に米国と日本の間で結ばれた核燃料の調達や再処理、資機材・技術の導入などについての取り決めた条約、日米原子力協定。この満期を1年後に控えた9月10日〜15日にワシントンを訪れ、問題を管轄する米国務省や上下院の外交委員会所属の連邦議会議員らと面談した猿田佐世弁護士がレポートする。

*  *  *
「この問題は重要だ。私の方から国務省に質問しておきます」
「一緒にこの問題について発信していきましょう」

 米連邦議会議員やその補佐官からの力強い言葉が続く。

 これまで、沖縄の基地問題やTPPなど日米外交をめぐる様々な分野で米議会への働きかけを続けてきたが、今回ほど手ごたえが感じられるロビーイングもなかった。

 現在私は、超党派の国会議員訪米団に同行してワシントンに来ている。日米原子力協定が来年満期を迎えるにあたり、これを契機に日本の核燃料サイクル、使用済み核燃料の再処理について米国に議論を促すための訪米団である。

 現行の日米原子力協定は、日本に使用済み核燃料の再処理を包括的に認めるものである(「包括的事前同意方式」)が、来年7月に30年の満期を迎える。協定満期後に包括的事前同意方式が継続されないとすれば、日本は再処理政策の見直し、ひいては原発政策全体の見直しを迫られることになる。

 核燃料サイクルはエネルギー資源の少ない日本において、将来にわたって限りなく電力を生み出すシステムとして「夢のサイクル」と言われ、国策とされてきた。もっとも、現在では、ウランの埋蔵量は当初の予測よりはるかに多いことが分かり、また、技術的にも経済的にも、核燃料サイクル構想には致命的な欠陥があることも分かっている。鍵となるはずの高速増殖炉「もんじゅ」は昨年廃炉が決定している。多くのプルサーマル炉の稼働停止が相次いだことも重なり、日本は47トンという膨大なプルトニウム在庫を抱えこんでおり、これは核兵器5000発分以上に相当する。来年に予定されている六ヶ所再処理工場の稼働が実施されれば、あらたに年間最大8トンのプルトニウムが分離され、さらにその在庫は増加していくことになる。

アメリカでは、使用済み核燃料の再処理とプルトニウムの蓄積は、核不拡散政策に反するとして、安全保障の観点から問題視されている。米国自身も、1970年代以降、商業用再処理を行っていない。日本の再処理やプルトニウム大量保有についても、政府高官を含め、米国の多くの専門家が懸念を表明してきた。他国にも保有のインセンティブを与え核不拡散の方針に反するし、中国・韓国といった日本の潜在的核抑止力を脅威と捉えかねない国々との緊張関係も生じうる、というのがその理由である。

 もっとも、であるにもかかわらず、2018年の満期に際し、日米両国のいずれかが改定等を言い出さない限り、協定は自動延長になると規定されており、現在、日米政府は自動延長を前提にしているとみられている。

 米側からも改定交渉を求めず、協定は自動延長となるだろうというのが米専門家の大方の意見である。「日本は重要な同盟国。その日本が死守しようとしている権限を奪おうとして、良好な関係にヒビを入れるべきでない」「日本はアメリカがいくら言っても変えない」というのがその理由であると説明を受ける。「どれだけアメリカに言われても政策を日本が変えない」というのは、我々日本人が普段持っている「米国からの圧力に弱い日本」というイメージと真逆の事象であり大変興味深い。

 とはいえ、日本で再処理に反対する立場からすれば、米国にはそれを援護射撃する人々が数多く存在するため、この人々との連携が極めて重要になる。今回は、米国内にくすぶっている日本のプルトニウム蓄積や再処理政策についての不満を、日本の現実的な政策転換への議論に結び付けられないかとして企画された訪米団であった。

 この問題について知識が全くない人から、日本の原発でどこが再稼働されどこが審査待ちか、といったことまでつぶさに知識を持つ専門家まで、米議会一つ取っても面談を行う相手に濃淡はある。しかし、総じて、日本のプルトニウム大量保有や、六ケ所再処理工場稼働に懸念を示していた。

 果たしてこのまま単純な自動延長によってこの2018年問題を決着させてよいのか。日本の再処理政策についてのオープンな議論が望まれる。(

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html#c31

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
53. 中川隆[-6321] koaQ7Jey 2017年9月22日 17:04:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

森永卓郎氏が解説 北朝鮮危機を煽るトランプ大統領の思惑
マネーポストWEB 9/22(金) 16:00配信


 北朝鮮はミサイル発射や核実験を相次いで実施し、米国や日本、韓国などへの“挑発”のペースを上げている。だが、経済アナリスト・森永卓郎氏は「米国のトランプ大統領はそれを逆手にとって、自国の利益のために利用していると思えてならない」という。いったいどういう意味か。トランプ大統領の真意は何か、森永氏は以下のように分析する。

 * * *
 トランプ大統領と金正恩委員長の激しい非難の応酬を報道で見せられ、しかもどちらも“何をするかわからない人物”という通説から、多くの人が米国と北朝鮮がいつ戦争に突入してもおかしくないと危機感を持つのは当然だろう。

 だが、私の見方は違う。トランプ大統領は、本当は北朝鮮と戦争するつもりなどないのに、わざと危機を煽っているように思えてならないのだ。そう考える理由は、現在のトランプ政権主要ポストの顔ぶれにある。

 イスラム圏からの入国禁止やシリア爆撃など過激な政策を推進したバノン首席戦略官が解任されたことで、現在のトランプ政権はマティス国防長官、ケリー首席補佐官、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)と、トランプ大統領の娘婿・クシュナー上級顧問の4人が支える体制となっている。

 特筆すべきは、クシュナー氏を除いた3人はすべて「将軍」の地位にあった軍人出身ということだ。つまり、現在のトランプ政権は「軍人政権」といっても過言でないのである。米国が戦争に踏み切らないと私が考える理由は、まさにそこにある。実は、軍人というのは誰よりも戦争の痛みがわかっていて、基本的には戦争をやりたがらないからだ。

 さらに、なぜ元軍人を重用した体制を敷いたのかを考えると、トランプ大統領のある“思惑”が見えてくる。トランプ大統領は軍需産業を復活させて、米国経済の再建・活性化を図ろうとしているのではないか。

日本も韓国もトランプ大統領の戦略に乗せられている

 米国の最も重要な産業は鉄鋼や自動車などではなく、実は軍需産業なのだ。軍需産業は航空機から原子力、コンピュータ産業までとてつもなく裾野が広く、なおかつ米国にとって最も強い国際競争力を持つ基幹産業といえるものなのである。しかし、財政が逼迫し、債務上限問題に晒されている米国にとって、自国の軍事費をどんどん拡大していくことは困難だ。

 そこで米国が取り得る最良の戦略としては、北朝鮮との危機を煽ることによって米国以外の国々に米国製兵器を買わせることだ。実際、日本はすでにその戦略にまんまと乗せられている。

 来年度予算の概算要求で防衛省は過去最大の防衛費を要求しているが、その中に米国製の陸上配備型イージス(イージス・アショア)の導入を前提とした分も盛り込まれているのだ。イージス・アショアの導入には最終的にいくらかかるか分からないし、いったん配備すれば後年度負担が続くことになる兵器を米国は日本に売り込むことに成功したといえる。それは日本だけではない。韓国にも高高度ミサイル防衛システム・THAAD(サード)を売り込むことに成功している。

 トランプ大統領が米国経済の中長期の安定を手にする目的で危機を意図的に煽っているとすれば、敏腕ビジネスマンとしての才覚をいかんなく発揮しているといえるだろう。ただし、万が一でもトランプ大統領が狂気の指導者だとすると、現在の軍人を重用している体制は非常に危うい。なぜなら、軍人というのは上官の命令には絶対服従するからだ。もし最高司令官のトランプ大統領が「戦え」といったら、軍人は二言なく戦うのだ。

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c53

[中国12] 大阪人と中国人が似ていると言われる理由―中国メディア 赤かぶ
2. 中川隆[-6320] koaQ7Jey 2017年9月22日 17:09:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

被差別部落出身の有名人は?_ 在日が部落に住んでいる理由
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html#c68
http://www.asyura2.com/17/china12/msg/168.html#c2
[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚 中川隆
14. 中川隆[-6319] koaQ7Jey 2017年9月23日 05:21:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

Arturo Toscanini Symphony No 7 Bruckner - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=jLy68N3CDKU

Symphony No 7 in E Major by Anton Bruckner
New York Philharmonic Orchestra
Arturo Toscanini, conductor
Carnegie Hall New York,
27.I.1935


ブルックナー交響曲第7番ホ長調
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮ニューヨーク交響楽協会交響楽団
35/01/27

 当サイトのどこかのページに(凶暴な演奏が期待できるという理由で)「トスカニーニに演奏して欲しかった」などと書いた記憶があるけれども、まさか本当にブルックナーの録音を残しているとは知らなかった。

J.F.Berky氏(www.abruckner.comのオーナー)が送ってくれたニューズレター(5/27付)に "Toscanini Bruckner 7th recording" に関する情報と入手方法が掲載されていたため、早速ダウンロードしたのがこの音源である。(彼のサイトのEditor's Newsletterコーナーにもリンクが貼ってある。)ただし有形の媒体ではないから番外扱いとする。

 この演奏は、かつてAnsfeldenという英国のレーベルから青裏(ANS-127)としてリリースされたらしい。Berky氏のサイトには "The limited edition CDR appears to be sold out" とあるが、奇遇なことにそれが少し前(5/20)ヤフオクに出品されていたので興味津々成り行きを見守っていたところ、2500円でスタートした品が最終的に11500円まで跳ね上がってしまったのでビックリ仰天! ロハで手に入るというのに・・・・・

 カーネギー・ホールにおけるライヴということだが、さすがに70年以上前の録音だから音質は時代相応である。同年代では他にフルヴェンのベト5番や9番も持っているが、それらよりも劣るという印象である。特にジリパチ雑音が耳に付く。

のみならず第124楽章には欠落まであるということで覚悟の上で再生してみたところ、第1楽章はあと十数秒というところでバッサリ。ガクッと来た。第2楽章はクライマックスの1分少し後に数秒抜けている。そして終楽章は4分49秒で落ちた後、中途半端なところから再開する。これが最もこたえた。

ついでに書くと、同楽章6分44秒でのワープはドロップアウトではなくカットだが、これも意図不明としか言いようがない。

どれもこれも受けたダメージは決して小さくなかったため、最初は別音源を用いた修復も本気で考えた。そうなるとパッチに使用するのはモノーラル音源ということになる。いっそのこと彼の仇敵の録音(同一条件=ライヴ収録ということなら選択肢は51年カイロ盤のみ)を挿入すれば、あの世での和解の手助けになるかもしれないと一瞬アホな妄想まで抱いてしまった。が、音質劣悪の演奏にそこまで手間暇かけるのもバカらしいと思ったので止めた。何にせよ、この点は割り切って演奏評の執筆に取り組まなくてはならないのは当然であろう。

 他に気になったのが使用版である。
"1885 Version with some Modifications by Bruckner. Ed. Albert Gutmann" ということである。

その編者名に馴染みはなかったけれど、遅まきながら7番の改訂(改竄)作業に携わった人物と知った。その名の通り何か良いことをしてくれているのだろうか?

 まず改訂版の常ながら第1楽章の主題提示2巡目の直前(1分02秒)にフライング・ホルンが入る。これは予想通り。だがハ長調に移って盛り上がるところ(4分58秒〜)で突如ティンパニの連打が加わってきたのに意表を衝かれた。これは初耳。

また唯一無傷のスケルツォではティンパニが「ダンッダダン」というリズムを執拗なまでに叩いている。(ついでながら、トリオではデルマンの9番を彷彿させるような呻き声まで聞こえてきた。怖い。)

この打楽器の切る啖呵は終楽章でも何度か確認できたが、それよりも第2主題をトランペットが吹いていたのが実に新鮮だった。

まさに初物ずくしといえるが、おそらく一部はトスカニーニ自身によるアイデアではないかと思われる。

こういうのも当時としては珍しくなかったため、特にクレームが付いたりすることはなかったのだろう。他にも耳を澄ませれば楽器の変更などは聞き出せるとは思うが、実はこれから触れたいことと比べたら些細なのである。

 アダージョの冒頭部分をここまで念入りに演奏している指揮者は他に浮かばない。のみならず、最後の最後まで濃厚なスタイルを貫き通している。オーマンディも顔負けのセカセカ尻軽テンポでサッサと終わってしまうと予想していた私は完全に意表を衝かれた。

トラックタイム21分05秒に欠落部分を加えても決して長いとはいえないはずだが、時間以上に長く感じるのはメリハリを大胆に付けているためである。

トスカニーニといえば、当サイトの「ベートーヴェンのページ」にも記しているように私は「気の短い暴君タイプ」といった印象しか持ち合わせておらず、どんな曲であれインテンポで演奏するしか能がない単細胞野郎だと思い込んでいたこともある。

それが必ずしも正しくないと判ったのはベト5&8番39年盤を聴いた時である。
ともに宇野功芳が自著で褒めていたような。

とはいえ、「アウト!」と言いながらミスを犯した奏者を指さし、そのままクビにしてしまったというような逸話まで残っているため、いくら彼に心酔していた楽員がいたとしても、その冷酷非情なる人間性に疑問符を付けたくなるのは人間の情というものであろう。(今になってみると一体どこまで信用できるのかが定かでないものの、「ショスタコーヴィチの証言」に書かれていたエピソードも負のイメージが定着する原因を作ったかもしれない。)

とにかく「一欠片の情も持ち合わせていない」はずの指揮者がこんな情緒タップリ型演奏を繰り広げていたとは完全に想定外だった。だから、もっと良好な音質で聞かされたら指揮者名を当てることなど絶対無理だったに違いない。

 そういえば

「クラシック名盤&裏名盤ガイド」(洋泉社)
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E5%90%8D%E7%9B%A4-%E8%A3%8F%E5%90%8D%E7%9B%A4%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E6%B4%8B%E6%B3%89%E7%A4%BEMOOK/dp/489691211X

のPART2「名演奏家のコレを聴け!」筆頭に置かれたトスカニーニの項を担当した新田明男は「この指揮者ほど、誤解の罠がしかけられているひともいない」と述べていた。

具体的には、その誤解の元となった(代表盤とされている)1950年代の録音が「功なり名とげた老人の余生の演奏」に過ぎず、指揮者が元気だった70歳まで(第2次世界大戦終了前後まで)の演奏は後年のものと同じく快速テンポながら、その速い進行のなかに大きなカンタービレがあり(以下略)ということである。

(ここでまたしてもコーホー先生を持ち出すと、Gakken Mook「フルトヴェングラー」に収められた彼と佐藤眞との対談「フルトヴェングラー vs トスカニーニ 仁義なき戦い」では、トスカニーニがインテンポ一辺倒であるというのは表面的なばかげた話で全くの誤解だという点で両者は見解の一致を見ている。)

なるほど。ならば指揮者67歳時のこのブルックナーが晩年の彼とは別人によるものと聞こえたとしても何ら不思議はない。

なお、先述したような数々のティンパニ付加は便所の蝿(by 平林直哉)のごとく耳に煩わしく、9番のレーヴェ版といい勝負(目糞鼻糞)といえるから、もしモノーラルでも音がもう少し良かったら(←しつこい)クナの演奏という騙りを誰かに信じ込ませることだって十二分に可能であろう。
http://www.geocities.jp/descanso_sabatical/music/classical/bruckner/conductor/toscanini/toscanini7.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html#c14

[リバイバル3] 錯聴 (auditory illusion) _ 音の錯覚 中川隆
15. 中川隆[-6318] koaQ7Jey 2017年9月23日 05:39:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

トスカニーニ指揮ニューヨーク・フィルによるブルックナー交響曲第7番 
http://okkoclassical.blog.so-net.ne.jp/2016-09-20

1935年1月27日、カーネギーホールでのライブ録音。
オケはニューヨーク・フィルです。

1935年ということを考えれば仕方のないことなのでしょうが、やはりノイズが気になります。

しかし音質は思ったほどひどくはなく、少なくともトスカニーニの意図するところをある程度汲みとることは可能と思います。

ただし欠落箇所が結構あることから、隔靴掻痒の感を強くしますが。

この曲が完成したのは1883年9月のことで、ワーグナーの死去を悼んで第2楽章のアダージョに葬送の音楽(184小節から)を付加したことでも知られています。

何よりも、ブルックナーの交響曲が初演で好評を博す嚆矢となった作品であり、第4番と並んで現在に至るまでも高い人気を保っています。

トスカニーニとブルックナーとは、どうもあまり親和性を感じない部分もあり、実際、晩年にあれほど精力的な演奏活動を共に行ったNBC交響楽団とのコンビによる演奏や録音も見当たりません。

しかし、記録によると、第4番や第7番はしばしば取り上げていたようで、1896年12月には早くも第7番のアダージョの演奏を行っていたそうです(この年の10月にブルックナーは亡くなっておりますから、きっとその追悼という側面もあったのでしょうね)。

また、ブルックナーの故国であるオーストリアとかドイツなどではいざ知らず、遠く海を隔てた米国では、その当時、まだまだブルックナーの音楽に対する理解が深かったとは云えなかったと思われますので、トスカニーニの試みは、今から思えば非常に意義深いものがあったのではないでしょうか。

そのような演奏を、80年を経て聴くことができることを心から喜びたいと思います。

さて、まずは第1楽章です。
情感たっぷりの、遠い世界から光が注いでくるような美しい演奏が始まりました。
24小節のフライング・ホルン(練習番号「A」の一拍前のアウフタクト)は、改訂版のお約束みたいなものですが、原典版を聴きなれた耳にはやはり不自然に聞こえます。

尤も、ハース版が世に出たのは1944年のことですから、それ以前の楽譜では当然の演奏なのですが。

それから、これは後の楽章でも顕著なのですが、ティンパニが様々な形で飛び入りをします。この楽章では練習番号E(a tempo)の前の4小節をトレモロで入ってきます。

その他、第2のエコーが省略されていたり、ホルンに(楽譜には記載のない)フルートが補強されているように聞こえたり、あれれ?と思うような部分もありますが、ノイズによるものか私の聞き間違いなのか判然としません。

ただ、「楽譜に忠実」というある種のトスカニーニの謳い文句とは異なる表情たっぷりの演奏で、オケにはところどころ不満もありますが、聴きほれてしまう部分も多くありました。

しかし、コーダの最後の438小節からあとの6小節が欠落!これは酷い!ざんねーん!
(記している小節や練習番号の表記について、私が所持しているスコアは1980年発行のハース版ですので、楽譜によるズレがあると思われますから、その点についてはご留意のほどを)。

次に第2楽章。
トスカニーニ自身がかなり以前から演奏をしてきた曲ということもあるのでしょうか、抑制された中にも、彼独自のカンタービレが感ぜられる感動的な演奏です。
練習番号W(177小節)から打楽器が付加されていますが、これはハース版以前の演奏形態です。

そして、肝心の葬送の音楽が始まって間もなくの189小節から192小節の4小節が欠落しています。これも酷い!

第3楽章のスケルツォ。この録音の中では唯一欠落がないので安心して聴けました。
こういう音楽ですと、トスカニーニの小気味の良さが功を奏するのか、誠に快調でノリノリです。

先にも書いたティンパニの付加。この楽章は特に顕著で、ハース版の楽譜ではトレモロになっているのにもかかわらず、随所で、金管や木管や弦楽器の付点音型をなぞって補強しています。

原典版を信奉する向きからすればとんでもない改変ですが、なんだかウキウキとさせられるような楽しさを感じてしまいました。
ブルックナーの曲がこんなに面白くていいのだろうか?などとも思ってしまいます。

いよいよフィナーレに突入します。
第7番を聴くとき、第3楽章のスケルツォからフィナーレに至るまでの曲の流れ込みが、私には大変印象的で、少々荒っぽい第3楽章のトゥッティから弦による第一主題までの変遷が何とも云えない心地良さを感じさせてくれます。

この演奏の出だしも非常に快調で、トスカニーニの面目躍如だな、などと思っていると、同じく弦による主題提示のはずの第二主題が金管に取って代わられていました!

これは、練習番号Eにおける第二主題でも同じです。

改訂版も含めてこのような演奏はこれまで聴いたことがありません。これはトスカニーニのな改変なのでしょうか。

これ以降も、楽譜にないの付加が断続的に表れます。それも弦楽器のパートに管楽器を加えて表情をつけるというような感じで、このあたりにトスカニーニの明確な意図の表れを見ることができるようにも思われます。

極めつけは練習番号N(163小節)からのクラリネットの対旋律の追加。

こんな旋律は寡聞にして聴いたこともないので、(個人的な想像ではありますが)トスカニーニが誂えたものではないかと思われます。
それとも何か由来や理由があるのか。

その前の145小節から158小節は録音が欠落しています。

さらに練習番号RからUまで(209小節から256小節まで)の48小節をカット!大胆すぎ!スコアを読んでいて、突然飛んでしまったので、次がどこなのか大いに慌ててページをめくりました。

そして曲の終盤に向けてティンパニを付加し、金管も補強して一気に大団円に向かいます。

何度か聴き込めば、さらに新しい発見があるのかもしれません。

聴いてみて最初に思ったのは、これは、いわゆるブルックナー愛好者には受け入れがたいところが多々あるだろうな、ということです。

しかし、トスカニーニが活躍していた若かりし頃、現役時代のブルックナーとも一部重なっていたことでしょうし、本人や弟子たちによる曲の改訂が半ば当然のように行われていたことを考え合わせると、長大な曲を如何に退屈させずに観客に聴かせるかという観点から手を入れたことは容易に想像できます。

弦楽器のみの主題提示に管楽器を重ねあわせたり、独自の対旋律を入れたりというのも、弦楽器だけでは響きが物足りないと考えたからなのかもしれません。

ブルックナーの音楽においては、こうしたコントラストの存在こそが聴くものに愉悦とカタルシスを与えてくれるのだと思いますが、後期ロマン派の音楽の一つという捉え方の中では、やはり物足りないものを感じたのでしょう。

その意味では、フルトヴェングラーのブルックナーの演奏とともに、如何にも時代を感じさせるものだと思います。

録音による欠落は非常に残念ですが、これはこれで大変貴重な遺産といえるのではないでしょうか。

因みに、ヒンデミットが指揮したニューヨーク・フィルによる第7番もyoutubeにアップされていました。

https://www.youtube.com/watch?v=i6Q2qiSdu44

こういう大曲の演奏が、ほぼ完全なままでネットにアップされ、無料て聴ける。

良い時代なのかもしれませんが、これではわざわざCDやを買う人も少なくなることでしょう。
そんなことが続いて、本当に欲しい名演奏のCDなどが手に入らなくなったらどうしよう、などとちょっと心配になりますね。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/756.html#c15

[リバイバル3] 糖質制限を何年も続けると廃人になる 中川隆
5. 中川隆[-6322] koaQ7Jey 2017年9月23日 06:10:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.15
「炭水化物の摂取量の増加が全死亡率を上げる」という臨床研究が「ランセット」誌に掲載
http://healthpress.jp/2017/09/post-3235.html

 炭水化物(糖質)の摂取過多が、2型糖尿病をはじめとするさまざまな病気の原因であり、糖質摂取を控えるべきということをここでは書いてきました。特に日本糖尿病学会が推奨する60%の糖質摂取+カロリー制限は、食事療法としてはおかしいと私は考えています。

 しかし「エビデンスがな」いというのが、これまで糖質制限に反対する人々の言い分でした。特に「信頼性の高い前向きコホート臨床研究がない」「欧米人を対象にしたデータしかないから日本人ではわからない」と。

 ところが、2017年8月29日に「ランセット」誌のオンライン版に「炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」という大規模研究結果が掲載されました。今回はこの研究について紹介します。

先進国から途上国まで18ヵ国で「糖質」について調査

 「PURE試験」と名付けられたこの研究では、高所得国(カナダ、スウェーデン、アラブ首長国連邦)、中所得国(アルゼンチン、ブラジル、チリ、中国、コロンビア、イラン、マレーシア、パレスチナ自治区、ポーランド、南アフリカ、トルコ)、低所得国(バングラデシュ、インド、パキスタン、ジンバブエ)の計18の国・地域で調査が実施されました。欧米の先進国のみで行われた過去の研究とは異なり、さまざまな経済発展程度の国々で幅広く調査を行ったのが最大の特徴です。

 研究では、これらの国々で、2003年1月1日時点で、35〜70歳の13万5335例を登録し、食事の摂取量を「食事摂取頻度調査票(FFQ)」により調査し、そこから2013年3月31日まで、平均値で7.4年間も追跡調査をしています。

 FFQで検討した栄養素は、糖質(炭水化物)、脂質(総脂質、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸)およびタンパク質の摂取量で、摂取エネルギー比率に分類して検討されました。

 平均摂取量で炭水化物の摂取量は次の5群(46.4%、54.6%、60.8%、67.7%、77.2%)、脂質も5群(10.6%、18.0%、24.2%、29.1%、35.3%)、たんぱく質も5群(10.8%、13.1%、15.0%、16.9%、19.7%)に分類されました。

 その調査結論は、次の通りでした(Associations of fats and carbohydrate intake with cardiovascular disease and mortality in 18 countries from five continents (PURE): a prospective cohort study Lancet (London, England). 2017 Aug 28; pii: S0140-6736(17)32252-3.)。

@炭水化物の摂取量が多いほど全死亡リスクは増加し(60%を超える群では高かった)、逆に脂質の摂取量が増えると全死亡率が低下する相関が見られた。

A脂質は総脂質および種類別のいずれも摂取量が多いほど全死亡リスクは低下した。

B飽和脂肪酸の摂取量が多いほど脳卒中のリスクが低下し、心筋梗塞または冠動脈疾患との関連性は認められなかった。


炭水化物は摂取は少ないほど、脂肪は摂取は多いほど健康に良い

 これまでの医学・栄養学の常識では、以下のように考えられてきました。

 「脂質(特に動物性脂肪である飽和脂肪酸)の摂取がLDLコレステロールを上げ、生活習慣病を生み出す。したがって、総脂肪および飽和脂肪酸の摂取量を減らすことが、生活習慣病の予防につながる。脂質の摂取量を減らした分は炭水化物の摂取量を増やせばよい」

 これは1950〜1960年代に発表された研究報告に基づき作成されたアメリカのマクガバンレポート(1977年に発表された、アメリカ人の食事による改善方法が掲載されたレポート)などでも提唱されています。

 しかし、今回の研究報告は、それを真っ向から覆す内容です。実は今回の研究以前にもマクガバンレポートに合致しない臨床研究はいくつも報告されていますが、規模が小さい、あるいは、特定の国での観察研究であるなどとして信頼度は低いとされてきました。

 しかし今回の追跡研究は、様々な国の人々を長期間にわたって追跡したものです。だからこそ世界で1、2を争う臨床医学のトップジャーナルである「ランセット」誌に掲載されたのです。

 つまり「脂質の摂取を減らして炭水化物の摂取を増やしたら全死亡率と脳卒中のリスクが増える」。これがはっきりと示されたわけです。

炭水化物摂取量60%以上は避けるべきである

 では具体的にはどの程度の炭水化物を摂取したらいいのでしょうか?

 この研究では、炭水化の物摂取量が60.8%以上の群では、死亡率が上昇するという結果が出ています。日本人の多くは、このぐらいの糖質摂取量になっているのではないでしょうか? 「粉もん」が大好きな地域とか、小麦の麺で地域おこしをやっている地方自治体のみなさんなど、大丈夫でしょうか?

 ただし、この研究では46.4%あるいは54.6%の炭水化物摂取率が健康に良いという結果は示されませんでした。このことから研究者らは「糖質摂取量を大きく絞る糖質制限は推奨しない」としています。

 ちょっと笑ってしまいましたが、これはアンケートによる前向きコホート(追跡)研究の限界であるとも言えます。2003年から2013年にかけて普通に生活している人たちの食事内容を分類したものです。糖質制限が実践され始めている2017年の現時点と異なり、20%以下に糖質制限している人々のデータがほとんど存在しません。

飽和脂肪酸摂取量の極端な低下は危険ですらある

 この研究の画期的な点は、脂肪酸の摂取量(特に飽和脂肪酸)の少ない(カロリー比で10%以下)の人々をたくさん含んだ、初めての大規模研究であるということです。

 過去の北米およびヨーロッパ諸国の研究では、参加者の50%がエネルギーの10%以上を飽和脂肪酸で摂取していましたが、今回の研究では参加者の50%がエネルギーの7%以下、75%で見ても10%以下の飽和脂肪酸の摂取量しかなかったのです。

 これによって明らかになったのは「飽和脂肪酸を摂取エネルギーの10%未満に制限するべきである」とする現在の栄養ガイドラインは間違いであるということです。

 さらに低い飽和脂肪酸の摂取量(エネルギーの約7%未満)だと、有害である可能性すらあります(ただし、飽和脂肪酸の摂取量と臨床結果の関連性は非線形であり、ほかの栄養素とのバランスに影響される可能性があります)。

 また、飽和脂肪酸だけでなく、一価不飽和脂肪酸や多価不飽和脂肪酸の摂取量も全死亡率と逆相関し、主要な心血管疾患、心筋梗塞、および心血管疾患との相関はなかったのです。

 これらの結果は、社会経済的状況(教育、家計所得、家計、国の収入レベル、農村部と都市部の細分)を考慮にいれて調整しても変わりませんでした。

炭水化物摂取は60%を超えない、飽和脂肪酸摂取は10%を超えるべき

 長々と説明しましたが、このデータから導き出される結論は、「炭水化物摂取は60%以下にするべきであり、飽和脂肪酸摂取は10%以上摂取するべきである」ということです。

 日本糖尿病学会が推薦し続けている「炭水化物摂取量は必ず60%摂取し、脂質摂取量を減らしてカロリー制限すべきである」という食事指導に真っ向から反対するものです。

 以前にいた職場の2型糖尿病の方のお昼ごはんは「かけそば+稲荷ずし2個」のような炭水化物オンリーの食事内容でした。「なんでそんな危険な食事にするの?」と聞いたら、「カロリー制限を守るにはこのような糖質+糖質の食べ方しかない。動物性脂肪の飽和脂肪酸が体に悪いからできる限り避けるべきだと主治医に言われている」という返事でした。糖質制限を何度もお勧めしたのですが、「主治医と相談したが、せっかくカロリー制限でうまくコントロールできてるのだから、わざわざ危険を冒すべきではないということになった」という返事でした。

 今回のランセットの研究結果を読み、考えを変えてくれたらいいなと期待しております。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/734.html#c5

[リバイバル3] 糖質制限食がダメな理由・・・・・古代人のミイラが語る・・・・ 中川隆
38. 中川隆[-6321] koaQ7Jey 2017年9月23日 06:12:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.15
「炭水化物の摂取量の増加が全死亡率を上げる」という臨床研究が「ランセット」誌に掲載
http://healthpress.jp/2017/09/post-3235.html

 炭水化物(糖質)の摂取過多が、2型糖尿病をはじめとするさまざまな病気の原因であり、糖質摂取を控えるべきということをここでは書いてきました。特に日本糖尿病学会が推奨する60%の糖質摂取+カロリー制限は、食事療法としてはおかしいと私は考えています。

 しかし「エビデンスがな」いというのが、これまで糖質制限に反対する人々の言い分でした。特に「信頼性の高い前向きコホート臨床研究がない」「欧米人を対象にしたデータしかないから日本人ではわからない」と。

 ところが、2017年8月29日に「ランセット」誌のオンライン版に「炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」という大規模研究結果が掲載されました。今回はこの研究について紹介します。

先進国から途上国まで18ヵ国で「糖質」について調査

 「PURE試験」と名付けられたこの研究では、高所得国(カナダ、スウェーデン、アラブ首長国連邦)、中所得国(アルゼンチン、ブラジル、チリ、中国、コロンビア、イラン、マレーシア、パレスチナ自治区、ポーランド、南アフリカ、トルコ)、低所得国(バングラデシュ、インド、パキスタン、ジンバブエ)の計18の国・地域で調査が実施されました。欧米の先進国のみで行われた過去の研究とは異なり、さまざまな経済発展程度の国々で幅広く調査を行ったのが最大の特徴です。

 研究では、これらの国々で、2003年1月1日時点で、35〜70歳の13万5335例を登録し、食事の摂取量を「食事摂取頻度調査票(FFQ)」により調査し、そこから2013年3月31日まで、平均値で7.4年間も追跡調査をしています。

 FFQで検討した栄養素は、糖質(炭水化物)、脂質(総脂質、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸)およびタンパク質の摂取量で、摂取エネルギー比率に分類して検討されました。

 平均摂取量で炭水化物の摂取量は次の5群(46.4%、54.6%、60.8%、67.7%、77.2%)、脂質も5群(10.6%、18.0%、24.2%、29.1%、35.3%)、たんぱく質も5群(10.8%、13.1%、15.0%、16.9%、19.7%)に分類されました。

 その調査結論は、次の通りでした(Associations of fats and carbohydrate intake with cardiovascular disease and mortality in 18 countries from five continents (PURE): a prospective cohort study Lancet (London, England). 2017 Aug 28; pii: S0140-6736(17)32252-3.)。

@炭水化物の摂取量が多いほど全死亡リスクは増加し(60%を超える群では高かった)、逆に脂質の摂取量が増えると全死亡率が低下する相関が見られた。

A脂質は総脂質および種類別のいずれも摂取量が多いほど全死亡リスクは低下した。

B飽和脂肪酸の摂取量が多いほど脳卒中のリスクが低下し、心筋梗塞または冠動脈疾患との関連性は認められなかった。


炭水化物は摂取は少ないほど、脂肪は摂取は多いほど健康に良い

 これまでの医学・栄養学の常識では、以下のように考えられてきました。

 「脂質(特に動物性脂肪である飽和脂肪酸)の摂取がLDLコレステロールを上げ、生活習慣病を生み出す。したがって、総脂肪および飽和脂肪酸の摂取量を減らすことが、生活習慣病の予防につながる。脂質の摂取量を減らした分は炭水化物の摂取量を増やせばよい」

 これは1950〜1960年代に発表された研究報告に基づき作成されたアメリカのマクガバンレポート(1977年に発表された、アメリカ人の食事による改善方法が掲載されたレポート)などでも提唱されています。

 しかし、今回の研究報告は、それを真っ向から覆す内容です。実は今回の研究以前にもマクガバンレポートに合致しない臨床研究はいくつも報告されていますが、規模が小さい、あるいは、特定の国での観察研究であるなどとして信頼度は低いとされてきました。

 しかし今回の追跡研究は、様々な国の人々を長期間にわたって追跡したものです。だからこそ世界で1、2を争う臨床医学のトップジャーナルである「ランセット」誌に掲載されたのです。

 つまり「脂質の摂取を減らして炭水化物の摂取を増やしたら全死亡率と脳卒中のリスクが増える」。これがはっきりと示されたわけです。

炭水化物摂取量60%以上は避けるべきである

 では具体的にはどの程度の炭水化物を摂取したらいいのでしょうか?

 この研究では、炭水化の物摂取量が60.8%以上の群では、死亡率が上昇するという結果が出ています。日本人の多くは、このぐらいの糖質摂取量になっているのではないでしょうか? 「粉もん」が大好きな地域とか、小麦の麺で地域おこしをやっている地方自治体のみなさんなど、大丈夫でしょうか?

 ただし、この研究では46.4%あるいは54.6%の炭水化物摂取率が健康に良いという結果は示されませんでした。このことから研究者らは「糖質摂取量を大きく絞る糖質制限は推奨しない」としています。

 ちょっと笑ってしまいましたが、これはアンケートによる前向きコホート(追跡)研究の限界であるとも言えます。2003年から2013年にかけて普通に生活している人たちの食事内容を分類したものです。糖質制限が実践され始めている2017年の現時点と異なり、20%以下に糖質制限している人々のデータがほとんど存在しません。

飽和脂肪酸摂取量の極端な低下は危険ですらある

 この研究の画期的な点は、脂肪酸の摂取量(特に飽和脂肪酸)の少ない(カロリー比で10%以下)の人々をたくさん含んだ、初めての大規模研究であるということです。

 過去の北米およびヨーロッパ諸国の研究では、参加者の50%がエネルギーの10%以上を飽和脂肪酸で摂取していましたが、今回の研究では参加者の50%がエネルギーの7%以下、75%で見ても10%以下の飽和脂肪酸の摂取量しかなかったのです。

 これによって明らかになったのは「飽和脂肪酸を摂取エネルギーの10%未満に制限するべきである」とする現在の栄養ガイドラインは間違いであるということです。

 さらに低い飽和脂肪酸の摂取量(エネルギーの約7%未満)だと、有害である可能性すらあります(ただし、飽和脂肪酸の摂取量と臨床結果の関連性は非線形であり、ほかの栄養素とのバランスに影響される可能性があります)。

 また、飽和脂肪酸だけでなく、一価不飽和脂肪酸や多価不飽和脂肪酸の摂取量も全死亡率と逆相関し、主要な心血管疾患、心筋梗塞、および心血管疾患との相関はなかったのです。

 これらの結果は、社会経済的状況(教育、家計所得、家計、国の収入レベル、農村部と都市部の細分)を考慮にいれて調整しても変わりませんでした。

炭水化物摂取は60%を超えない、飽和脂肪酸摂取は10%を超えるべき

 長々と説明しましたが、このデータから導き出される結論は、「炭水化物摂取は60%以下にするべきであり、飽和脂肪酸摂取は10%以上摂取するべきである」ということです。

 日本糖尿病学会が推薦し続けている「炭水化物摂取量は必ず60%摂取し、脂質摂取量を減らしてカロリー制限すべきである」という食事指導に真っ向から反対するものです。

 以前にいた職場の2型糖尿病の方のお昼ごはんは「かけそば+稲荷ずし2個」のような炭水化物オンリーの食事内容でした。「なんでそんな危険な食事にするの?」と聞いたら、「カロリー制限を守るにはこのような糖質+糖質の食べ方しかない。動物性脂肪の飽和脂肪酸が体に悪いからできる限り避けるべきだと主治医に言われている」という返事でした。糖質制限を何度もお勧めしたのですが、「主治医と相談したが、せっかくカロリー制限でうまくコントロールできてるのだから、わざわざ危険を冒すべきではないということになった」という返事でした。

 今回のランセットの研究結果を読み、考えを変えてくれたらいいなと期待しております。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/585.html#c38

[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
84. 中川隆[-6320] koaQ7Jey 2017年9月23日 06:48:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

甘い希望など持つな。貧困層の子供はもう抜け出せない現実


政治家の子供たちは大抵が政治家になっている。なぜか。政治家は儲かるからである。

金持ちの子供たちも大抵が金持ちである。遊び狂って財産を散財するだけの息子たちもいるが、こういった息子たちは、金があるから散財できる。

また金持ちの家庭の子供たちは高学歴が普通だ。なぜなら、子供の教育に金を出す余裕もあれば、安心して学業に励める快適な環境もあるからだ。親のコネや人脈で有名大学に入るルートもある。

現に、ハーバード大学やオックスフォード大学は世界各国の権力者の子弟を受け入れている。おまけに大学卒業後も、仕事や役職が約束されている。

端的に言うと、エリートや金持ちや権力者の子供たちというのは、最初から社会的な地位が用意されており、貧困家庭にはない多くのメリットを享受できる。

アメリカでは親の所得が高いほど子供の成績が良いのが確認されているが、その理由は言うまでもなく教育に最適な環境を整備できるからである。

子供が将来、社会的に成功しやすいかどうかというのは、本人の努力が問われる以前に、親の収入も影響する。世の中は公平ではない。それは冷徹な事実である。

極貧の家庭は、常に何らかのトラブルに追われる

これは別に社会学者が統計を出さなくても、普通の人ですら日常を観察してしみじみと思う現象でもある。

収入のある家庭では、子供にいろんな習い事をさせることができる。塾にも行かせることができるし、家庭教師を呼ぶこともできる。

また、親が精神的余裕も経済的余裕もあるので、子供に目をかけやすい。家族の団欒を持てたり、一緒に旅行ができたり、一緒に勉強したり遊んだりすることができる。

もちろん、すべての富裕層がそんな理想的な家庭ばかりではなく、それぞれ複雑な事情を抱えているのも事実だ。何の悩みもない家庭はひとつもない。

しかし一般的な比較で言うと、総じて富裕層は子供に最適な環境を与えることができる。それが、子供の能力を伸ばすので、富裕層の子供に社会的能力の高い子供が多いのは別におかしなことでも何でもない。

では、極貧の家庭で育つ子供たちはどうなのか。彼らは富裕層の子供たちが持つメリットは何もないだけでなく、大きなマイナスをも抱えている。

極貧の家庭は、常に何らかのトラブルに追い込まれている状態であると言ってもいい。親はストレスにまみれ、家庭そのものが破綻していることもある。

経済問題はありとあらゆる問題を先鋭化させるのだ。今を生きていくだけで精一杯であり、子供の教育などはすべて後回しにされる。

習い事をさせる余裕もない。塾や家庭教師など、とんでもない話である。義務教育が終われば、あとは一刻も早く社会に出て金を稼いで欲しいと考える家庭も多い。

そのように口に出して言わなくても、子供たちは親の貧窮ぶりを見て育っているので、悠長に教育を受けるよりも、さっさと社会に出て稼ごうと考える。

環境的に、低学歴で社会に出るしかない。

そうすると結局はそれが仇になって、低収入の仕事に甘んじるしかなくなっていく。もちろん、彼らに人脈やコネがあろうはずがなく、折に触れて助けてくれる人もいない。


貧困家庭に生まれたことから、すべてが始まっている

富裕層の子供たちが多くの良き助言者を持っているのに比して、貧困層の子供たちは多くの悪い友人を持っている。だから、マイナスの方向に引っ張られやすい。

そして、低学歴を余儀なくされた子供たちには、条件の良い仕事はあまりない。

低学歴でもできる収入の良い仕事というのは、極度に体力を使う仕事であったり、極度に危険な仕事であったり、反社会的なものであったりすることが多い。

その仕事に就いていること自体がトラブルの元になり、やがては自分の人生がトラブルによって潰される。しかし、そこから逃れられない。

良い仕事に就きたいと思っても、現実には低収入の仕事しかなく、将来の展望は見えてこない。

貧困家庭に生まれたことから、すべてが始まっている。「経済格差が遺伝する」というのは、こういった現象から言われているものだ。

日本は2000年代に入ってから、極度に格差が広がる社会になった。この「労働者使い捨て時代」に成人して社会に出た人々は今は30代から40代に入ろうとしている。

2017年、厚生労働省は20年間の国民生活基礎調査の家計所得を分析した結果を出した。

これによると「世帯主が40歳代の世帯では、単独世帯やひとり親世帯の増加で総所得が300万円未満の低所得世帯の割合が増加した」と報告している。

今「生活はやや苦しい、大変苦しい」が合わせて62.4%にまで増えた。

将来の展望もなく、低収入を余儀なくされているわけだから、結婚が激減して少子化が加速しても当然だ。しかし、それでも非正規労働のまま結婚し、将来の安定のない中で子供を持つ人たちも、もちろんいる。

重要なのは、こういった貧困を余儀なくされている人たちを社会が救済できなければ、彼らの子供たちもまた貧困層から抜け出せなくなる可能性があるということだ。


貧困層の子供はもう抜け出せない現実を知るべき

「6人に1人の子供が貧困状態にある」とはよく言われるようになっているのだが、この子供たちが助からない。貧困の子供たちを貧困のまま固定化させる現象が日本で生まれている。

2017年9月17日、総務省は65歳以上の高齢者人口が総人口の27.7%になったと報告した。そして90歳以上も初の200万人台に入ったことも合わせて報告している。

少子化も急加速で進んでいるのだが、超高齢化も止まらない。だから人口動態が日本の致命傷になっていくのは、もう結論的に分かっている。

経済大国としての日本は外国に抜かれていき、日本人が豊かになるチャンスも減少していく。内需が消え、社会が萎縮し、イノベーションを生み出す力も衰え、ありつけるパイがどんどん小さくなっていく。

その中で、富の大部分を富裕層がごっそりと持っていき、残りを大勢の貧困層が奪い合うという醜悪な社会になっていく。

いよいよ、そういった社会が見えてきている。

政府も無力になる。財政赤字が膨れ上がり、高齢者を養うために社会保障費の増大に苦しむ政府に余裕などない。余裕がないから、私たちからもっと税金を取り立てて奪ってくる。

隣人が何かしてくれるだろうか。それも期待できない。格差社会は、激烈な競争が生み出したものだからだ。助け合うのではなく、競争し合って他人を蹴落とす。

では、競争に勝つのは誰か。

もちろん最初から恵まれた富裕層の子供たちである。社会はフェアではない。フェアではない競争社会では、最初から何も持たない不利な貧困の子供たちは助からないのだ。

現実を見れば、すでにそんな強烈な社会になっている。そして、この問題は完全に放置されている。

だから、金があるかないかできれいに分離する一種の身分社会になって、ピラミッドの底辺が底辺のまま抜け出せない社会が到来する。

今の社会に甘い希望など持ってはいけない。貧困層の子供はもう抜け出せない現実を見る必要がある。この現実に気付いて危機感を持たないと、すべての日本人が不幸になる。


今の社会に甘い希望など持ってはいけない。貧困層の子供はもう抜け出せない現実を見る必要がある。この現実に気付いて危機感を持たないと、すべての日本人が不幸になる。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170922T1712200900.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c84

[番外地6] 経済格差は知能の格差 中川隆
5. 中川隆[-6319] koaQ7Jey 2017年9月23日 06:54:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

甘い希望など持つな。貧困層の子供はもう抜け出せない現実


政治家の子供たちは大抵が政治家になっている。なぜか。政治家は儲かるからである。

金持ちの子供たちも大抵が金持ちである。遊び狂って財産を散財するだけの息子たちもいるが、こういった息子たちは、金があるから散財できる。

また金持ちの家庭の子供たちは高学歴が普通だ。なぜなら、子供の教育に金を出す余裕もあれば、安心して学業に励める快適な環境もあるからだ。親のコネや人脈で有名大学に入るルートもある。

現に、ハーバード大学やオックスフォード大学は世界各国の権力者の子弟を受け入れている。おまけに大学卒業後も、仕事や役職が約束されている。

端的に言うと、エリートや金持ちや権力者の子供たちというのは、最初から社会的な地位が用意されており、貧困家庭にはない多くのメリットを享受できる。

アメリカでは親の所得が高いほど子供の成績が良いのが確認されているが、その理由は言うまでもなく教育に最適な環境を整備できるからである。

子供が将来、社会的に成功しやすいかどうかというのは、本人の努力が問われる以前に、親の収入も影響する。世の中は公平ではない。それは冷徹な事実である。


極貧の家庭は、常に何らかのトラブルに追われる

これは別に社会学者が統計を出さなくても、普通の人ですら日常を観察してしみじみと思う現象でもある。

収入のある家庭では、子供にいろんな習い事をさせることができる。塾にも行かせることができるし、家庭教師を呼ぶこともできる。

また、親が精神的余裕も経済的余裕もあるので、子供に目をかけやすい。家族の団欒を持てたり、一緒に旅行ができたり、一緒に勉強したり遊んだりすることができる。

もちろん、すべての富裕層がそんな理想的な家庭ばかりではなく、それぞれ複雑な事情を抱えているのも事実だ。何の悩みもない家庭はひとつもない。

しかし一般的な比較で言うと、総じて富裕層は子供に最適な環境を与えることができる。それが、子供の能力を伸ばすので、富裕層の子供に社会的能力の高い子供が多いのは別におかしなことでも何でもない。

では、極貧の家庭で育つ子供たちはどうなのか。彼らは富裕層の子供たちが持つメリットは何もないだけでなく、大きなマイナスをも抱えている。

極貧の家庭は、常に何らかのトラブルに追い込まれている状態であると言ってもいい。親はストレスにまみれ、家庭そのものが破綻していることもある。

経済問題はありとあらゆる問題を先鋭化させるのだ。今を生きていくだけで精一杯であり、子供の教育などはすべて後回しにされる。

習い事をさせる余裕もない。塾や家庭教師など、とんでもない話である。義務教育が終われば、あとは一刻も早く社会に出て金を稼いで欲しいと考える家庭も多い。

そのように口に出して言わなくても、子供たちは親の貧窮ぶりを見て育っているので、悠長に教育を受けるよりも、さっさと社会に出て稼ごうと考える。

環境的に、低学歴で社会に出るしかない。

そうすると結局はそれが仇になって、低収入の仕事に甘んじるしかなくなっていく。もちろん、彼らに人脈やコネがあろうはずがなく、折に触れて助けてくれる人もいない。


貧困家庭に生まれたことから、すべてが始まっている

富裕層の子供たちが多くの良き助言者を持っているのに比して、貧困層の子供たちは多くの悪い友人を持っている。だから、マイナスの方向に引っ張られやすい。

そして、低学歴を余儀なくされた子供たちには、条件の良い仕事はあまりない。

低学歴でもできる収入の良い仕事というのは、極度に体力を使う仕事であったり、極度に危険な仕事であったり、反社会的なものであったりすることが多い。

その仕事に就いていること自体がトラブルの元になり、やがては自分の人生がトラブルによって潰される。しかし、そこから逃れられない。

良い仕事に就きたいと思っても、現実には低収入の仕事しかなく、将来の展望は見えてこない。

貧困家庭に生まれたことから、すべてが始まっている。「経済格差が遺伝する」というのは、こういった現象から言われているものだ。

日本は2000年代に入ってから、極度に格差が広がる社会になった。この「労働者使い捨て時代」に成人して社会に出た人々は今は30代から40代に入ろうとしている。

2017年、厚生労働省は20年間の国民生活基礎調査の家計所得を分析した結果を出した。

これによると「世帯主が40歳代の世帯では、単独世帯やひとり親世帯の増加で総所得が300万円未満の低所得世帯の割合が増加した」と報告している。

今「生活はやや苦しい、大変苦しい」が合わせて62.4%にまで増えた。

将来の展望もなく、低収入を余儀なくされているわけだから、結婚が激減して少子化が加速しても当然だ。しかし、それでも非正規労働のまま結婚し、将来の安定のない中で子供を持つ人たちも、もちろんいる。

重要なのは、こういった貧困を余儀なくされている人たちを社会が救済できなければ、彼らの子供たちもまた貧困層から抜け出せなくなる可能性があるということだ。


貧困層の子供はもう抜け出せない現実を知るべき

「6人に1人の子供が貧困状態にある」とはよく言われるようになっているのだが、この子供たちが助からない。貧困の子供たちを貧困のまま固定化させる現象が日本で生まれている。

2017年9月17日、総務省は65歳以上の高齢者人口が総人口の27.7%になったと報告した。そして90歳以上も初の200万人台に入ったことも合わせて報告している。

少子化も急加速で進んでいるのだが、超高齢化も止まらない。だから人口動態が日本の致命傷になっていくのは、もう結論的に分かっている。

経済大国としての日本は外国に抜かれていき、日本人が豊かになるチャンスも減少していく。内需が消え、社会が萎縮し、イノベーションを生み出す力も衰え、ありつけるパイがどんどん小さくなっていく。

その中で、富の大部分を富裕層がごっそりと持っていき、残りを大勢の貧困層が奪い合うという醜悪な社会になっていく。

いよいよ、そういった社会が見えてきている。

政府も無力になる。財政赤字が膨れ上がり、高齢者を養うために社会保障費の増大に苦しむ政府に余裕などない。余裕がないから、私たちからもっと税金を取り立てて奪ってくる。

隣人が何かしてくれるだろうか。それも期待できない。格差社会は、激烈な競争が生み出したものだからだ。助け合うのではなく、競争し合って他人を蹴落とす。

では、競争に勝つのは誰か。

もちろん最初から恵まれた富裕層の子供たちである。社会はフェアではない。フェアではない競争社会では、最初から何も持たない不利な貧困の子供たちは助からないのだ。

現実を見れば、すでにそんな強烈な社会になっている。そして、この問題は完全に放置されている。

だから、金があるかないかできれいに分離する一種の身分社会になって、ピラミッドの底辺が底辺のまま抜け出せない社会が到来する。

今の社会に甘い希望など持ってはいけない。貧困層の子供はもう抜け出せない現実を見る必要がある。この現実に気付いて危機感を持たないと、すべての日本人が不幸になる。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170922T1712200900.html

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/759.html#c5

[政治・選挙・NHK232] 自分を褒め称えるお友達のためだけの政治をして敵は権力を用いて弾圧。これが安倍政治の本質である。 小沢一郎(事務所) 赤かぶ
1. 中川隆[-6318] koaQ7Jey 2017年9月23日 06:56:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

それは安部だけでなく小沢も橋下も小池も全員同じだよ
それが嫌なら共産党を支持するしかないだろ


甘い希望など持つな。貧困層の子供はもう抜け出せない現実


政治家の子供たちは大抵が政治家になっている。なぜか。政治家は儲かるからである。

金持ちの子供たちも大抵が金持ちである。遊び狂って財産を散財するだけの息子たちもいるが、こういった息子たちは、金があるから散財できる。

また金持ちの家庭の子供たちは高学歴が普通だ。なぜなら、子供の教育に金を出す余裕もあれば、安心して学業に励める快適な環境もあるからだ。親のコネや人脈で有名大学に入るルートもある。

現に、ハーバード大学やオックスフォード大学は世界各国の権力者の子弟を受け入れている。おまけに大学卒業後も、仕事や役職が約束されている。

端的に言うと、エリートや金持ちや権力者の子供たちというのは、最初から社会的な地位が用意されており、貧困家庭にはない多くのメリットを享受できる。

アメリカでは親の所得が高いほど子供の成績が良いのが確認されているが、その理由は言うまでもなく教育に最適な環境を整備できるからである。

子供が将来、社会的に成功しやすいかどうかというのは、本人の努力が問われる以前に、親の収入も影響する。世の中は公平ではない。それは冷徹な事実である。


極貧の家庭は、常に何らかのトラブルに追われる

これは別に社会学者が統計を出さなくても、普通の人ですら日常を観察してしみじみと思う現象でもある。

収入のある家庭では、子供にいろんな習い事をさせることができる。塾にも行かせることができるし、家庭教師を呼ぶこともできる。

また、親が精神的余裕も経済的余裕もあるので、子供に目をかけやすい。家族の団欒を持てたり、一緒に旅行ができたり、一緒に勉強したり遊んだりすることができる。

もちろん、すべての富裕層がそんな理想的な家庭ばかりではなく、それぞれ複雑な事情を抱えているのも事実だ。何の悩みもない家庭はひとつもない。

しかし一般的な比較で言うと、総じて富裕層は子供に最適な環境を与えることができる。それが、子供の能力を伸ばすので、富裕層の子供に社会的能力の高い子供が多いのは別におかしなことでも何でもない。

では、極貧の家庭で育つ子供たちはどうなのか。彼らは富裕層の子供たちが持つメリットは何もないだけでなく、大きなマイナスをも抱えている。

極貧の家庭は、常に何らかのトラブルに追い込まれている状態であると言ってもいい。親はストレスにまみれ、家庭そのものが破綻していることもある。

経済問題はありとあらゆる問題を先鋭化させるのだ。今を生きていくだけで精一杯であり、子供の教育などはすべて後回しにされる。

習い事をさせる余裕もない。塾や家庭教師など、とんでもない話である。義務教育が終われば、あとは一刻も早く社会に出て金を稼いで欲しいと考える家庭も多い。

そのように口に出して言わなくても、子供たちは親の貧窮ぶりを見て育っているので、悠長に教育を受けるよりも、さっさと社会に出て稼ごうと考える。

環境的に、低学歴で社会に出るしかない。

そうすると結局はそれが仇になって、低収入の仕事に甘んじるしかなくなっていく。もちろん、彼らに人脈やコネがあろうはずがなく、折に触れて助けてくれる人もいない。


貧困家庭に生まれたことから、すべてが始まっている

富裕層の子供たちが多くの良き助言者を持っているのに比して、貧困層の子供たちは多くの悪い友人を持っている。だから、マイナスの方向に引っ張られやすい。

そして、低学歴を余儀なくされた子供たちには、条件の良い仕事はあまりない。

低学歴でもできる収入の良い仕事というのは、極度に体力を使う仕事であったり、極度に危険な仕事であったり、反社会的なものであったりすることが多い。

その仕事に就いていること自体がトラブルの元になり、やがては自分の人生がトラブルによって潰される。しかし、そこから逃れられない。

良い仕事に就きたいと思っても、現実には低収入の仕事しかなく、将来の展望は見えてこない。

貧困家庭に生まれたことから、すべてが始まっている。「経済格差が遺伝する」というのは、こういった現象から言われているものだ。

日本は2000年代に入ってから、極度に格差が広がる社会になった。この「労働者使い捨て時代」に成人して社会に出た人々は今は30代から40代に入ろうとしている。

2017年、厚生労働省は20年間の国民生活基礎調査の家計所得を分析した結果を出した。

これによると「世帯主が40歳代の世帯では、単独世帯やひとり親世帯の増加で総所得が300万円未満の低所得世帯の割合が増加した」と報告している。

今「生活はやや苦しい、大変苦しい」が合わせて62.4%にまで増えた。

将来の展望もなく、低収入を余儀なくされているわけだから、結婚が激減して少子化が加速しても当然だ。しかし、それでも非正規労働のまま結婚し、将来の安定のない中で子供を持つ人たちも、もちろんいる。

重要なのは、こういった貧困を余儀なくされている人たちを社会が救済できなければ、彼らの子供たちもまた貧困層から抜け出せなくなる可能性があるということだ。


貧困層の子供はもう抜け出せない現実を知るべき

「6人に1人の子供が貧困状態にある」とはよく言われるようになっているのだが、この子供たちが助からない。貧困の子供たちを貧困のまま固定化させる現象が日本で生まれている。

2017年9月17日、総務省は65歳以上の高齢者人口が総人口の27.7%になったと報告した。そして90歳以上も初の200万人台に入ったことも合わせて報告している。

少子化も急加速で進んでいるのだが、超高齢化も止まらない。だから人口動態が日本の致命傷になっていくのは、もう結論的に分かっている。

経済大国としての日本は外国に抜かれていき、日本人が豊かになるチャンスも減少していく。内需が消え、社会が萎縮し、イノベーションを生み出す力も衰え、ありつけるパイがどんどん小さくなっていく。

その中で、富の大部分を富裕層がごっそりと持っていき、残りを大勢の貧困層が奪い合うという醜悪な社会になっていく。

いよいよ、そういった社会が見えてきている。

政府も無力になる。財政赤字が膨れ上がり、高齢者を養うために社会保障費の増大に苦しむ政府に余裕などない。余裕がないから、私たちからもっと税金を取り立てて奪ってくる。

隣人が何かしてくれるだろうか。それも期待できない。格差社会は、激烈な競争が生み出したものだからだ。助け合うのではなく、競争し合って他人を蹴落とす。

では、競争に勝つのは誰か。

もちろん最初から恵まれた富裕層の子供たちである。社会はフェアではない。フェアではない競争社会では、最初から何も持たない不利な貧困の子供たちは助からないのだ。

現実を見れば、すでにそんな強烈な社会になっている。そして、この問題は完全に放置されている。

だから、金があるかないかできれいに分離する一種の身分社会になって、ピラミッドの底辺が底辺のまま抜け出せない社会が到来する。

今の社会に甘い希望など持ってはいけない。貧困層の子供はもう抜け出せない現実を見る必要がある。この現実に気付いて危機感を持たないと、すべての日本人が不幸になる。

今の社会に甘い希望など持ってはいけない。貧困層の子供はもう抜け出せない現実を見る必要がある。この現実に気付いて危機感を持たないと、すべての日本人が不幸になる。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170922T1712200900.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/691.html#c1

[国際20] 恥を知らない言論の放恣な行為:北朝鮮が米国追随の中国をボロ糞に批判:「北朝鮮危機」は年内(平昌五輪前)に解決へ転換! あっしら
1. 中川隆[-6317] koaQ7Jey 2017年9月23日 07:15:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

みんなグルだと思った方がいいよ:

北朝鮮がFXで大儲け?「将軍直属ディーラー」の噂と金正恩の狙い=今市太郎
2017年9月3日
http://www.mag2.com/p/money/292710

いま巷で出回っている噂として話題なのが、北朝鮮はミサイルを発射すると同時に、マーケットで金やFXの取引を行っているという説です。


「ミサイル発射と同時にFXや金を取引している」との噂は真実か

「将軍様直属ディーラー」の存在

さすがに8/29(火)のNYタイムのドル円やユーロドルの大きな戻しを食らって、多くの市場参加者がそれなりに痛んでしまったようで、8/30(水)の東京タイムの為替はほとんど休日の動きのような方向感のないものに終始してしまいました。どうやら市場ではこの相場の乱高下に巻き込まれてかなり損を食らったトレーダーが多かったようで、典型的な焼け野原相場の様相が展開されました。

米ドル/円 日足(SBI証券提供)
http://www.mag2.com/p/money/292710


そんな今、巷で出回っている噂として話題なのが、北朝鮮はミサイルの発射を行うだけではなく、同時期に金やFXの取引を行っているという説です。

たしかに、自分でしかけているリスクイベントですから、いつ起きるのかもわかっている中でのディールとなれば、かなり利益を出しやすいことは容易に想像できる話です。

果たしてそんなことができるのか?という点で疑問にも思えますが、ただ単に北朝鮮国内から海外の銀行に連絡をとって売買するのではなく、傀儡企業を海外に建てて、そこが主体となって、まったく気づかれないようにやることは確かに可能。真偽のほどは確認のしようがないものの、ありうる話とは言えそうです。

そして、その利益が回りまわってミサイルの資金になっているとすれば、とんだエコシステムが構築されていることになりますが、実際のところはどうなのでしょうか?

東京タイムの前に打ち込むのが最も効果的か?

北のミサイル発射に関する反応を見ていますと、自国の上空を通過するということで、とにく大騒ぎするのが日本であることは明確ですから、東京タイムの前にめがけてことを起こすのはかなり効率的といえます。

また、土日ではなく平日を狙うほうが取引しやすいというのもあるでしょうし、インサイダーの情報を享受しやすいとも思えるわけです。

今回、あえてさまざまな記念日に日程を合わせずにミサイルを発射していることを考えるにつけ、こうした事情が裏にあるからなのかと思うと、妙に腑に落ちるところも出てきてしまいます。この発想が正しかった場合、北朝鮮は9月9日に何かことを起こすよりも、ウィークデーに行動をずらす可能性も考えられそうです。

この話は、どうもまったく架空の話にも思えないところが、非常に気になるところです。この手の話はいくら詮索してみても、まったく儲かるものではありませんが、資金のない北朝鮮がこうした錬金術を行っている話が本当であるとすれば、なかなか機転の効いた考え方をとることができる知恵者がいることに感心させられます。


これで果たして、9日までにさらなるミサイル発射や核実験が行われるのかどうか?前回と同じように、ミサイルが海上に着弾するような内容では、徐々にそのインパクトは薄れ、大きな下落にはならなくなることも考えられます。

逆に日本国内に着弾して被害が出ることになりますと、FX市場では新たな動きが発生することになりそうで、まだまだ注意が必要です。
http://www.mag2.com/p/money/292710


バレバレじゃないですか。
そう。もうちょっとうまくやった方が良いのです。

以下は発射直後にワタスも張ったのですが。
虎ノ門ニュースでも指摘してますね。

為替がなぜ発射の直前に動くんだ?
ミサイル発射が分かってないとできない動きだろう。
経済評論家の上念司氏が突っ込んでました。


以下のチャートのように

Jアラートが鳴ったのは6:02。
それなのに、もう既に5:30頃にはなぜか為替が円高に動き始めてます。
(1ドル109.35円から→1ドル109.25円へ)

そして6:00頃には横ばいになって静かになってから、6:02のJアラートで一気に円高に行ってます。
これはおかしいでしょう。

誰かが予期して爆上げする前に円を猛烈に買ったに違いないのです。
これだけ為替相場を動かせるのは巨額のマネーを動かせる連中なのです。

他にこんな指摘をしている情報もありますた。


http://netgeek.biz/archives/102036

サイル発射前に戦争(防衛)関連株が大量に買われていたことが分かった。
値上がり率ランキングを見ると、トップ10に2社がランクインしている。

・細谷火工は自衛隊向け照明弾など火薬を使用した商品が主力。売上高の約半分が防衛省向け

・石川製作所は軍需産業に関連があり機雷の製造を手がけている

まぁ、というわけで、今後は、

・安倍ちゃんがなぜか官邸に泊まる。
・いきなり為替が円高に振れる。
・なぜか防衛関連銘柄が上がる。

これでミサイル発射が分かると言うものです。
そっちを見てる方がJアラートよりよっぽど早くて正確というものです。

ちゃんちゃん。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-stock-market.html

2017.09.15 2度目のJアラート。北朝鮮とアメリカ債務上限引き上げ
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-us-debt-ceiling.html


ったく。
またJアラートですか。


なんたる迷惑でしょうか。

さっきまた血相変えてワタスの妻が階段を駆け上ってきましたよ。
こっちはビットコイン暴落で股間をもみほぐしてる最中だったのに。

あなたミサイルが。。
ぇあ?なにやってるの?

いえ。その。。ワタスのミサイルの調子はどうかなと。。

とかなんとか。

くほほほほ。
くほほほ。

まぁ、皆さん慣れてしまいますたね。
ちゃんちゃん。

ちなみに個人的に思ってるだけのことですが、以下のニュース。
米国の債務上限の引き上げ決定。


http://news.mynavi.jp/column/economytsubo/090/

米国議会の上院と下院は先週、連邦政府の債務上限を3か月間引き上げる法案とハリケーン災害対策予算を可決しました。これにより、懸念されていた米国債のデフォルト(債務不履行)と政府機関閉鎖は回避され、世界の市場に安心感が広がりました。債務上限問題が短期間で決着したのは、トランプ大統領と野党・民主党が意外なことに電撃的に合意したためで、逆にトランプ大統領と与党・共和党の関係が悪化するという複雑な展開となっています。

3カ月間の債務上限凍結・ハリケーン対策で電撃合意

まず債務上限問題について説明しておきましょう。米国では政府がむやみに債務を膨張させないように法律で上限を定めています。しかし現実にはこれまで財政赤字の拡大と国債発行増加によって債務残高(借金の残高)も年々膨れ上がっています。それにつれて債務上限も毎年のように引き上げられてきましたが、今年の春には債務残高が上限の19兆8000億ドル(約2160兆円)に達していました。


米政府の債務残高


米政府はこの数カ月間、資金のやり繰りでしのいできましたが、9月末にはそれも限界という状況になっていました。そのため9月末までに債務上限を引き上げて、新たに借金(国債を発行)する必要があったのです。もし9月末までに債務上限の引き上げができなければ、過去に発行した国債の償還や金利支払いができなくなり、デフォルトに陥るおそれがあったわけです。

しかし先週までは、債務上限の引き上げを認める代わりに歳出の大幅削減を条件にすべきと主張する議員も多く、激しい与野党対立や共和党内の足並みもあって、議会での協議は期限ぎりぎりの9月末まで難航するというのが大半の予想でした。


米の財政収支


ところが急転直下、野党・民主党が(1) 債務上限を12月8日までの3カ月間凍結する(つまり事実上の引き上げ)(2) ハリケーンの災害復旧・被災者支援の予算を編成する―― の2点を一体化した案を示し、トランプ大統領が受け入れました。

はい。
皆様も同じ事を考えていたことでしょう。

アメリカの債務上限問題と北朝鮮ミサイルは完全に連動してますね。

以下は米国長期金利のグラフです。
今年になって北朝鮮がミサイルを撃ち始めてから金利が下がり始めた。

これは


デフォルトまじかの米国債など誰も買わない。

だから値段が下がる。

金利が上がる。


今までこうなってたのに、


北朝鮮問題勃発

米国債買われる。

金利下がる。

うま〜。


こうなったからです。

そして、また直近9月になって、ちょびっと上がり始めてしまったのでまた打った。

北朝鮮ミサイルとは、すなわち、日本からアメリカさんに送金しますよ〜。
その合図のことです。
アメリカさんを助けるためには口実が必要なのです。

現段階で総額8兆円のプレゼント。
以下は日刊ゲンダイさんより


https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213317/3

次は巡航ミサイル 米の兵器押し売りで血税8兆円が消える
:
そもそも日本は、向こう5年越しでF35戦闘機42機(1兆2000億円)、オスプレイ17機(3600億円)、イージス艦2隻(1800億円)など総額2兆円の武器を米国から買う約束をしている。トータルで8兆円だ。“バイ・アメリカン”のために日本人の血税が米国にむしり取られようとしている。
:

8兆円どうぞお使い下さい。

そのため3ヶ月延命。そしてアメリカのデフォルトはまた持ち越し。


米国債などサウジアラビアや中国は売り払ってる。

だから金利はまた上がる。

金利がちょっと上がってきたらまた打つ。


そういう繰り返しなのでしょう。

ちゃんちゃん。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-us-debt-ceiling.html

森永卓郎氏が解説 北朝鮮危機を煽るトランプ大統領の思惑
マネーポストWEB 9/22(金) 16:00配信

 北朝鮮はミサイル発射や核実験を相次いで実施し、米国や日本、韓国などへの“挑発”のペースを上げている。だが、経済アナリスト・森永卓郎氏は「米国のトランプ大統領はそれを逆手にとって、自国の利益のために利用していると思えてならない」という。いったいどういう意味か。トランプ大統領の真意は何か、森永氏は以下のように分析する。

 * * *
 トランプ大統領と金正恩委員長の激しい非難の応酬を報道で見せられ、しかもどちらも“何をするかわからない人物”という通説から、多くの人が米国と北朝鮮がいつ戦争に突入してもおかしくないと危機感を持つのは当然だろう。

 だが、私の見方は違う。トランプ大統領は、本当は北朝鮮と戦争するつもりなどないのに、わざと危機を煽っているように思えてならないのだ。そう考える理由は、現在のトランプ政権主要ポストの顔ぶれにある。

 イスラム圏からの入国禁止やシリア爆撃など過激な政策を推進したバノン首席戦略官が解任されたことで、現在のトランプ政権はマティス国防長官、ケリー首席補佐官、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)と、トランプ大統領の娘婿・クシュナー上級顧問の4人が支える体制となっている。

 特筆すべきは、クシュナー氏を除いた3人はすべて「将軍」の地位にあった軍人出身ということだ。つまり、現在のトランプ政権は「軍人政権」といっても過言でないのである。米国が戦争に踏み切らないと私が考える理由は、まさにそこにある。実は、軍人というのは誰よりも戦争の痛みがわかっていて、基本的には戦争をやりたがらないからだ。

 さらに、なぜ元軍人を重用した体制を敷いたのかを考えると、トランプ大統領のある“思惑”が見えてくる。トランプ大統領は軍需産業を復活させて、米国経済の再建・活性化を図ろうとしているのではないか。

日本も韓国もトランプ大統領の戦略に乗せられている

 米国の最も重要な産業は鉄鋼や自動車などではなく、実は軍需産業なのだ。軍需産業は航空機から原子力、コンピュータ産業までとてつもなく裾野が広く、なおかつ米国にとって最も強い国際競争力を持つ基幹産業といえるものなのである。しかし、財政が逼迫し、債務上限問題に晒されている米国にとって、自国の軍事費をどんどん拡大していくことは困難だ。

 そこで米国が取り得る最良の戦略としては、北朝鮮との危機を煽ることによって米国以外の国々に米国製兵器を買わせることだ。実際、日本はすでにその戦略にまんまと乗せられている。

 来年度予算の概算要求で防衛省は過去最大の防衛費を要求しているが、その中に米国製の陸上配備型イージス(イージス・アショア)の導入を前提とした分も盛り込まれているのだ。イージス・アショアの導入には最終的にいくらかかるか分からないし、いったん配備すれば後年度負担が続くことになる兵器を米国は日本に売り込むことに成功したといえる。それは日本だけではない。韓国にも高高度ミサイル防衛システム・THAAD(サード)を売り込むことに成功している。

 トランプ大統領が米国経済の中長期の安定を手にする目的で危機を意図的に煽っているとすれば、敏腕ビジネスマンとしての才覚をいかんなく発揮しているといえるだろう。

___

2017年09月17日
安倍首相が衆院解散 圧勝すれば憲法改正、もりかけはチャラ


安倍政権を後押ししたのが北朝鮮で、5月から頻繁に行っていたミサイル発射を、8月からさらに加速させICBM発射や水爆実験を実施しました。

北朝鮮は国際的な大問題になり、軍事的危機が報じられると、安全保障で安倍首相の支持率は上昇しました。

9月の内閣支持率はNHKが44%、読売が51%と7月から10%以上回復しました。


北朝鮮との戦争の危機が高まるほど政権支持率は上昇すると考えられ、危機が沈静化したら支持率は下がるかも知れない。


8月初頭の内閣改造後、もりかけ騒動は新たなネタがなくなり沈静化し、代わって民進党の混乱が表面化した。

蓮舫代表の2重国籍問題が二転三転し、結局は7月27日に辞任し、9月1日に前原誠司代表が就任した。

だが前原代表は就任後に北朝鮮の女性と交際していたとスクープされ、民進党からは小池新党への離党者が相次いでいる。
http://www.thutmosev.com/archives/72649852.html


アメリカの左翼活動? 北朝鮮を密かに支える米国人専門家集団たち=浜田和幸 2017年9月19日
http://www.mag2.com/p/money/302377


トランプ政権は北朝鮮への非難をエスカレートさせているが、その一方で、70名ほどの米国人専門家を平壌科学技術大学に派遣し、最先端の科学技術を伝授している。

アメリカが支える「北朝鮮の科学技術」常時200人ほどが人道支援

トランプ政権、非難の裏で北朝鮮をサポート

ぶっちゃけ、アメリカの二枚舌はここに極まれりだ。

トランプ政権は北朝鮮への経済制裁を強めるべく、国連の安保理をはじめ、あらゆる場面で北朝鮮への非難をエスカレートさせている。

しかし、ピョンヤンにある平壌科学技術大学には70人ほどのアメリカ人の教授やスタッフが毎学期ごと派遣されていることには触れようとしない。こうしたアメリカ人専門家たちは、最先端の科学技術を北朝鮮に伝授しているのである。

いわば、間接的に金正恩体制を支えているといっても過言ではない。

他にも、アメリカの元国連大使ビル・リチャードソン氏によれば、「アメリカの人道支援活動家や医療チーム、宗教ボランティアが北朝鮮のために親身になって働いている」とのこと。

実は、キリスト教のエバンジェリカル派がピョンヤン市内で運営する学校では、600人の北朝鮮の子供たちが英語で授業を受けている。

こうしたエリート校で学べるのは、北朝鮮の教育省が選んだ生徒に限られていることは言うまでもない。朝鮮労働党の幹部の子弟が中心である。

ほとんど外部に知られていない、アメリカ流の「対北朝鮮外交」の一端と言えよう。こうした活動には常時200人ほどのアメリカ人が関わっている。

平壌医科大学病院にはアメリカ人医師も常駐し、北朝鮮の市民へ医療サービスを提供。これまで20年以上に渡り、北朝鮮での活動を継続しているのである。


宗教団体が中心になって支援

特に、1990年代半ばに発生した洪水や飢饉を受け、アメリカの宗教団体が中心となり、地道な人道支援活動を強化してきた。

食糧援助に止まらず、農業技術の移転や水路管理をはじめ、健康や教育関連のサービスなどを年々充実させてきている。今年に入ってからも新たに5台の救急車が贈呈された。

朝鮮キリスト友の会などアメリカ、韓国が立ち上げた北朝鮮支援グループは、直接、専門家やボランティアを毎年のように送り込んでいるのである。

アメリカ人の訪朝制限も「人道支援」分野は例外に

確かに、北朝鮮によるミサイル発射や地下核実験の影響で、本年9月1日からアメリカ国務省はアメリカ人の北朝鮮訪問には制限を課すようになった。しかし、人道支援の分野に関しては例外を設けているようだ。

危機的状況が最悪の事態に陥らないように、最後の頼みのチャンネルを維持しようとの深慮遠謀と思われる。


とはいえ、平壌科学技術大学での仕事を終え、帰国しようとしたアメリカ人専門家2人が空港で拘束され、囚われの身となってしまった。ぶっちゃけ、先の読めない北朝鮮情勢が続いているのだ。


トランプ大統領の家族中心主義の落とし穴

ぶっちゃけ、トランプ大統領の言動には呆れることが多い。ある時は「金正恩とワシントンでハンバーガーを一緒に食べたい」と笑顔で語る。ところが、次の瞬間には「堪忍袋の緒が切れた。経済、軍事問わず、あらゆる選択肢の中から、北朝鮮に目にもの見せてやる」と怒りを露わにする。自らの見通しの甘さを反省せず、相手の悪口をツイッターでばらまくことに血眼になる。

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見たことのないリアル平壌 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=o79a5k02how

2017.09.21 北朝鮮は実は景気が良い?
http://golden-tamatama.com/blog-entry-movie-real-northkorea.html


おほぉ?

以下は、たまたま見た動画なだけなんですが。

北朝鮮は貧乏国家だ。
ミサイル作るお金もないんだ。

そう思うのは昔のことで、最近は逆に景気が良いという動画です。ちょっと見てみて下さい。


見たことのないリアル平壌 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=o79a5k02how


これはこの動画に写される平壌市内の夜景

これが昼間の風景

うーん。これを見ると意外に発展しているように見えるんですが。

こんなサイトもありましたがどうも裕福そうです。


北朝鮮の「いま」を写した35枚の写真
2017年7月末に撮影された。
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/nkorea-lifestyle2?utm_term=.foaDKb0NA#.vpXnEVYPB

ただ、裏通りはそうでもないようですが。


外国人が絶対に見られない平壌の裏通り (1/47)
http://www.asiapress.org/apn/gallery_nk_3/

どっちなのかはわからない。

以下の話を読むとどうも本当に景気がよさそうです。
新富裕層はブランドものを着てると載ってます。


http://diamond.jp/articles/-/131694北朝鮮経済が制裁強化でも容易に破綻しない理由

最近、平壌の若い女性の間では世界的なファッションブランドのエル(ELLE)が、男性の間ではアディダス、ナイキが流行っているそうだ。一般の若者たちは、ドルに換算すると10ドルに満たない給料しかもらっていない中で、こうした贅沢品を手に入れられるのは、各種の利権を持つ党や政府の幹部の子女のほか、「住民経済」の恩恵を被って新富裕層にのし上がった人たちの子どもだ。

韓国国家情報院の資料によれば、北朝鮮の人口の約1%に相当する24万人が新興富裕層という。北朝鮮では現在1000万ドル以上の財産を保有する資産家が100人を超え、それ以上の資産家(北朝鮮では“王銭主”)も10人以上いる(2016年12月4日、韓国文化放送の報道)という。銭主の多くはいまや民間銀行の役割を担い、中国企業と組んで、国家事業を請け負うまでになっている。

その象徴が、平壌市中心部の金日成広場からほどちかい大同江(テドンガン)沿いのチャンジョン街から未来科学者街に作られた、40階から50階のタワーマンションだ。

“銭主”と中国資本の共同事業で、今年の4月13日、金正恩氏が鼻高々に竣工式のテープカットを行った「黎明通り」の超高層マンションにも、銭主の資本が投入されている。ピョンヤン市内などの新築高級マンションの3分の2は銭主と中国資本の所有と言われる。

どうも、全文を読むとこういう流れのようです。


1990年代は配給経済が破綻してしまった。

そのせいで餓死者続出 一説によると300万人以上の餓死者が出た。

国民は生き残るために闇市場を発達させた。

闇市が徐々に発達し、あらゆるものが手に入るようになった。

今では地域市場(チャンマダン)と呼ぶ市場になっている。

チャマダンでの成功者は、主に中国華僑など海外資本とつながりがあり
資金の貸主として不動産業やマンション建設等をやってる。

政府は最初は統制を試みたものの、徐々に利用する方向に方針転換している。

今では全産業が発展しつつある。

結局のところ、チャマダン(独自市場)が発達して押さえきれず、
中国のように改革開放路線になっちゃったようです。

以下、北朝鮮は資本主義化を止められないと言ってます。


http://diamond.jp/articles/-/139000
北朝鮮がミサイル発射のため「資本主義化」を止められないジレンマ

韓国シンクタンクの推計によると、人口2500万の北朝鮮で、市場での仕事に従事している人が110万人にのぼり、当局の許可を得たものだけでも404ヵ所の市場が存在する。この市場から「管理費」という名目で北朝鮮当局が1日に得る額は、日本円にして約1738万円から約2217万円に達する。

もちろん、この管理費全てが北朝鮮の核・ミサイルの開発資金に充てられてるわけではないだろうが、金正恩体制が市場から相当な資金を得ていることがわかる。
「北朝鮮に核・ミサイルを開発する資金などあるわけがない」というのは、既に過去の話なのだ。

いや、驚いたなぁ。もう。
北朝鮮はむしろ景気が良いのか。

そりゃ金正恩さんも踊るわけだわ。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-movie-real-northkorea.html


金正恩さんはミサイル発射や核実験の度にインサイダー情報を使って為替で何兆円も稼いでいるもんね。

金は打ち出の小槌から いくらでも出て来るんだ


http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/675.html#c1

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
503. 中川隆[-6317] koaQ7Jey 2017年9月23日 07:54:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

1970年代から生産を放棄、資金を転がすことで生きながらえているアメリカの生命線は基軸通貨の発行権。ドルが基軸通貨である限り、ドルを発行して回収、つまり循環させることで表面的には豊かに見える。循環のエンジン役がサウジアラビアをはじめとする産油国で、循環し仕組みをペトロダラーと呼ぶことは広く知られている。

発行したドルを回収する別の仕組みが投機市場。投機資金という形で吸い上げるのだが、そのためには相場を上昇させ続ける必要がある。

その点、日銀の功績は大きい。投機資金を提供し、アメリカの財務省証券を購入するという形でドルの回収に協力してきたのである。

アメリカの財政赤字は他の追随を許さないほど膨らんでいるが、多くの人は気づかない振りをしているようだ。

今、その仕組みが揺らいでいる。その震源地は中国とロシア。この2カ国を中心にして、新たな通貨制度が築かれつつあるのだ。アメリカは経済的に破綻しつつある。

帝国の崩壊を防ぐため、彼らは軍事力に頼るしかない。脅して屈服させ、屈服しない国はテロなり、クーデターなり、軍事侵略なりで破壊してきた。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709230000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c503

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
447. 中川隆[-6316] koaQ7Jey 2017年9月23日 08:27:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

>>113, >>429 僕が負け組にデイトレを勧める理由

の続き


自分に投資する(起業する)より多国籍企業に投資した方がギャンブル度は遥かに低い


内藤忍 2017年09月22日 シニア起業で「蕎麦打ち職人になる」のはやめなさい


定年後に起業するというのがブームになりつつあるようです。若いうちにできなかった夢に、引退してからチャレンジしてみる。ワクワクする気持ちはよくわかりますが、そこには大きな罠があることを忘れてはいけません。

銀座でワインバーの経営を始めてからもうすぐ3年になります(写真は最近注文の多いフレンチハイボール)。同じように店舗経営をしたいと思っている同世代の人から、やってみたいと相談を受けることがあります。私のアドバイスは「飲食はやめておいた方が良い」です。

飲食ビジネスとは資金さえあれば参入は簡単ですが、収益を上げるのは極めて難しい。しかも、初期投資額が大きいので、リスクが高いのです。

誰でも好きな食べ物やお気に入りのお店があるものです。そんな自分の好みを素人が商品化しようとしても、プロの世界は甘くありません。プロ野球に草野球のメンバーが参戦するようなもの。結果は明らかです。

それでも、どうしてもやってみたい人はどうしたら良いのでしょうか?

まず、店舗を開店する前に、どこかのお店で修行することです。飲食店の裏側を見ることで、お金を稼ぐことの難しさやコツがどこにあるかを学ぶことができます。仕入れ、仕込み、調理、盛り付け、接客、会計、清掃、人材管理。すべての業務を一通りやってみて、それでも自分のやりたいことがブレなければ、何をやるかを考える次のステージに入っても良いでしょう。

次に、お店のコンセプトです。広さや家賃から必要な売り上げを考え、それに沿って来店数や客単価を想定して、どのような付加価値が提供できるかを決めていく。ここで重要なのは「できるだけ競合しないための差別化」です。

例えば、SHINOBY`S BAR銀座の向かいには300円で飲めるワインバーがありますが、同じワインバーでも客層はまったく競合しません。向かいのお店は通りがかりの人が対象。こちらは、メールマガジンやFacebookを見て来てくれる方がほとんどです。

同じ業態であっても周辺のお店と競合すると、最終的には価格競争になって、個人経営のお店はチェーン店には勝てません。他のお店には無い価値をどうやって作り、それを維持していくのか。どこにでもあるお店では、サステイナビリティのある経営はできません。

そして最後に資金調達です。飲食店の多くは先行投資の資金を回収する前に手持ち資金が底を突いて撤退になってしまいます。自己資金を使ったり金融機関の借入を使うだけでは、リスクが高く負担が重すぎます。

そこで、考えたいのがクラウドファンディングのような新しい資金調達の仕組みです。この手のスキームでは「投資家=お客様」になってくれますから、資金調達のメリットだけではなく集客にもプラスの影響があります。多くの人から広く資金を集めることができれば、それはファンがたくさんいることの裏返しですから、成功の可能性も高くなります。

ここまで考えて、それでもやってみたいという人は私のような経験者にプランを見せてアドバイスを求めるのも良いでしょう。少なくとも、退職金をつぎ込んでいきなり「蕎麦打ち職人になる」のはやめるべきです。
http://blogos.com/article/247678/


飲食店経営に手を出したら、その先には「地獄」が待っている
町中華は残り、あなたの店が潰れる理由 三戸政和
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52348

筆者は前回掲載記事で、退職後の選択肢として、退職金で会社を買うことを薦め、逆に多くの人がやりがちな「退職後の飲食店経営」については否定的に書いた。これには、大きな反響が寄せられた。

(『60過ぎたら、退職金で会社を買いなさい〜500万円で優良企業の社長になる方法』→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51636

(『世の中には500万円で買える会社がこんなにあった!〜500万円で優良企業の社長になる方法』→http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51638

特に、規模を問わず飲食店を経営したことがある人たちからは、本記事を読んでこぞって「その通りだ!」という反応を示してくれた。

それでも、脱サラや退職を機に飲食店をはじめたいと思っている人は、後を絶たない。自分好みに味付けした食事を出す店や居心地の良い空間を作りたいと思い、飲食店経営を安易にはじめてしまう人も減らない。なぜか。飲食店経営の厳しさを語る人がほとんどいないからだ。

飲食業は「勝てないビジネスモデル」

筆者は、ベンチャーキャピタリストとして1000以上のビジネスモデルを見てきたと同時に、自身でも事業のゼロからの立ち上げ、飲食業も含めさまざまな投資案件を見極めている。現在、投資実行している会社の売上合計は60億円で、4億円の営業利益を出している。

この経験から感じたのは、飲食業は「基本的には勝てないビジネスモデル」だということである。これはもう、断言してもいい。


もちろん、飲食店経営に夢を持つのは自由だし、成功しているところだってあるのは事実だ。しかし、ここで述べる事だけは、少なくとも頭に入れておいてほしい。

実際に、日本政策金融公庫が行なっている「新規開業パネル調査」における業種別廃業状況において、調査期間の5年間(2011年から2015年)における全業種の廃業率平均が10.2%であるのに対し、飲食店・宿泊業の廃業率は18.9%となっている。

これは、全業種を通して1番の廃業率だ(ちなみに、2番が情報通信業で15.8%、3番目が小売業の14.5%)。まず、データが飲食店経営の難しさを物語っているのである。

事前の情報・リスク把握をせずに、安易に事業をはじめて過酷な競争環境で負け続け、初期の設備投資で資金が枯渇してしまう…というのが「飲食業の負けパターン」なのだが、今回は具体的に、どのような理由で飲食業が「勝てないビジネスモデル」なのかをお伝えしたいと思う。


なぜ、郊外のさびれた中華店が存続するのか

まず、「上」をみてみよう。外食産業の売上高トップは、すき家やなか卯を運営するゼンショーで、売上高は5400億円。一見大きな数字に見えるが、外食産業の市場規模が25兆円であることを考えると、たったの2.4%のシェアしか有していない。

さらに外食産業のトップ10企業の売上を合計しても2.2兆円、全体の8.7%のシェアにしかならない。独占的な企業がないということは、外食という産業が、毎年毎年、数多くのプレイヤーが新規参入し、競争に敗れながら退出している「レッドオーシャン」であることを示している。

25兆円市場は、参入の余地も多いが、それだけ激しい入れ替わりが起こっているということだ。

さて、ここでひとつクイズを出したい。大手外食チェーンが倒産することもある一方で、あまり美味しいとも思わない中華料理店が、数十年も続いていることもある。みなさんの家の近くにも、いわゆる「町中華」が何店舗か存在するだろう。なぜ、そんな中華料理店が存続するのか?


これには、いくつか理由がある。一番大きいのは、人件費がほとんど掛からないことだ。町中華には、夫婦で切り盛りし、忙しい時間帯には子供も手伝うようなお店が多い。また、自分の店で食事をとれば食費も浮くので、生活にかかる経費を大きく落とすことができる。さらには、店と自宅が共用であれば、家賃負担も大きくならない。

飲食ビジネスの言葉で、FL比率というものがあるのをご存じだろうか。Fはフード(食材原価)、Lはレイバー(人件費)である。これを売上の55%以下に落とさないと、採算が合わなくなり、経営が傾くと言われている。

食材原価を抑えるために、一皿ごとの食材量を細かく計算したり、同じ食材を他に転用できるようにメニューを工夫したり…と涙ぐましい努力を日々行わなければならないのだ。だいたいのお店の日替わりランチメニューが、前日の夜の食材転用であるのは、みなさんご承知の通りである。

また後述するが、人件費の調整は、アルバイトのシフト編成なども絡まって、さらに難しい問題となる。

ここで何が言いたいかといえば、あなたが飲食店を開くことに対して家族の理解があり、家族が手伝うことで人件費・運営費が下げられるなら、まだ可能性がある。逆に、いちから食材コストを管理し、人を雇うということになれば、まずはこの「町中華」に勝たなければならないのだ。

これがいかに難しいかは、あなたの家の周りの飲食店を思い浮かべていただければ分かるだろう。チェーン店は残るが、突然オープンした謎の居酒屋はすぐに姿を消す。一方で、町中華や、中国人が家族で経営する中華料理店は、なぜだか残っていたりする…。ピンとくる方も多いだろう。


「やってみようかな」が誤り

さらに、外食は箱ビジネスであり、立地に左右され、簡単に動くことができないのも、戦いを厳しくする大きな理由の1つである。隣に新しい競合店ができても、その場で戦い続けなければならない。また、その界隈に同様の店が乱立してしまえば、新しいもの好きの人々はそちらに行ってしまうだろう。

一度流行りのイタリアンが出来れば、「この地域はイタリアンが流行る」と評判がたち、似たような店が乱立する…これも思い当たるところがあるだろう。飲食店を作ってしまえば消耗戦が余儀なくされる。

実は、欧州などはこうした過当競争を避けるため、厳格にライセンスビジネス制を敷くなど、行政が参入障壁を作っている。たとえば、ストリートごとにアルコールを提供できる店舗数を決めており、その提供時間なども22時までとか、0時までとか取り決めがある。また、火を使っていい店舗やダメな店舗というライセンスも店舗ごとに付与されている。

飲食店としては、アルコールの提供ができなければ利幅が小さくなるし、火を使えないとメニューの幅が狭くなるので、これらのライセンスが付与されたストリートの場所取りが激しく行われている。

ロンドンやパリでは、この営業権と呼ばれるライセンスの争奪戦が過熱していて、人が集まる繁華街で飲食店を開設しようとすると、数億円を超える営業権を購入しなければならなかったりする。善し悪しあるが、相応の体力がなければ始められないということは、「やってみようかな」という程度の考えの人の参入を防ぐことにつながっている。


一方日本は、このような参入障壁がない上に、コンビニやスーパーの惣菜など、他業界との競合も多いことから、利用者が飲食店に求める味のレベルは高くなり、提供価格は驚くほどに安い。いや、利用者にとってはいいことなのだが、飲食業者にとっては、厳しい条件が2つものしかかってくる。


美味い料理を出しても、流行らない

他業界も含めて、強豪ひしめくなかで勝ち続けるためには、その場の雰囲気や料理やお店のストーリーを大切にしていかなければいけない。例えば、宮崎の地鶏を自社の養鶏場から直送し、中間マージンを排除することで、「いいものを安く食べられる」という触れ込みで店舗を拡大した「塚田農場」を想像いただきたい。

宮崎、地鶏、産直…これらを分かりやすくイメージした「農家風の店舗」というストーリーを利用者に提示し、快進撃を続けてきた。ところが、2012年からモンテローザグループが「山内農場」という、非常に似通ったブランドの店舗を増やしていくなど競合が増加すると、塚田農場の既存店売上高は33ヶ月連続で前年度を下回る形となった。

つまり、お客さまが感動するストーリーやプレゼテーションが集客には必要だが、それらは特許のような形で保護できるものでもないので、模倣されやすい。実は、この模倣こそが飲食店ビジネスの難点なのだ。

また、消費者は基本「新しもの好き」である。新業態のなかでも定着するのはほんのわずかであり、飽きられる前に新業態を展開していかなければならない、という苦しみに追われ続けることになる。

ゲリラ戦のような戦いを強いられる日本の飲食業界だが、これに追い打ちをかけるのが、人材確保の問題だ。

人口減少社会に突入し、全業種において人材確保が難しくなってきているなか、「低賃金」「重労働」などブラックな印象が強くなっている飲食業界は、アルバイトの採用において大きなビハインドを背負っている。

そのようななか、アルバイト代を浮かすために、正社員として採用した従業員をサービス残業で働かせ、FL比率を下げる…というのが業界としての「ならわし」になってきている。それが現実だ。

とはいえ、個人で飲食店を経営する場合、新たに「正社員」を雇う余裕はない。家族や知人が働いてくれればいいが、あなたの店で働いてくれる人が頭の中に何人浮かぶだろうか? 浮かばない場合は求人を出さなければならない。求人を探すコストがどれだけかかるかご存じだろうか…?


外食が一番難しいビジネスモデルである

前述の通り、飲食業は、市場環境をみればゲリラ戦のような状況で、血を血で洗う戦いが繰り広げられている。ビジネスは戦争だというが、最も激しい戦闘が繰り広げられているのが、飲食業界なのだ。


そこで勝ち残るためには、武器となる食材や兵士となるスタッフはもちろん、ノルマンディーを攻略するような見事な作戦…つまりは時流にそったコンセプト作りやストーリー作りが大切なのである。

さらには、どういう形で利益をあげるのか、原価率をどう下げるのかを考え抜いたビジネスモデルの構築も必要な上に、商売の状況は日々移り変わりゆく水商売。ミスのない在庫管理や原価計算などがとても重要である。

設備投資にも多くのカネがかかり、箱ビジネスなので移動することもできないという外部環境に依存することから、自助努力では対応できないリスクもある。

はっきりいおう。飲食業は、経営学の本に載っているフレームワークを全て詰め込んで、ようやく土俵にあがれるような、極めて困難なビジネスなのである。料理に自信があるからといったぐらいのことでは、どうにもならない。

脱サラや退職金で、趣味程度にはじめるような気軽さは許させる余地がないということは、ご理解いただきたいのだ。

今日もまた、全国の各地で飲食店がつぶれ、そして新たな「廃業予備軍」が誕生している。筆者自身、コンサルティング業務を行う中で、そうした悲劇を何度も目にしている。その姿をみるたび、飲食業界の難しさを知り、その実態を伝えていなかければ、と思っている。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52348



飲食店経営に手を出して地獄を見る人の「三つの共通点」
だから止めておけといったのに…
三戸 政和
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52856


飲食業界は「飽和状態」である

前回、飲食店経営に手を出したら、その先には地獄が待っている(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52348)という記事を執筆・公開したところ、多くの反響をいただいた。定年後の生き方が話題になるなか、会社を辞めて飲食店を始めようと考える人が増えているのだろう。加えて、実際に飲食店業を営んでいる方からも「その通り」「手を出すべき業種ではない」と共感の声があがった。

しかし、残念なことに「飲食店は素人が勝てないビジネスであることは分かったが、それでも夢を追いかけたい」という、定年間近の方々のコメントが多くあったのも事実だ。

一体なぜなのか、理解に苦しむ。夢を追いかけることを止めはしない。だが、現実は甘くない。失敗してもいい…あなたはそう思うかもしれない。しかし、妻(夫)や子供たちは、あなたの夢破れたあとどうなるのか。

実際、記事公開から1ヶ月も経たないうちに、私の通勤路にあったラーメン屋が姿を消した。開店したのは、わずか1年前である。オーナーが懸命に貯めてきた資金と長年の夢を、たった1年で取り崩し、消えていったのだろう。

まずはこの図をご覧いただきたい。中小企業調査室が今年4月に発表した、開業と廃業の関係を示したものだ。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52856

宿泊業と並び、飲食業は「高開業」かつ「高廃業」の業種に括られている。これが示すところはひとつ。飲食店は参入障壁は低いが、つぶれる可能性も相当高いということだ。

厚生労働省大臣官房統計情報部が発刊している「衛生行政報告例」を覗いてみると、2009年度時点での全国の飲食店の数は144万店とされており、毎年、16万店ほどの飲食店が新規出店しているという。これは、ほかの業種ではありえない数字だ。この業種の人気の高さがうかがえる。

ところがその5年後、2014年の「衛生行政報告例」を覗くと、飲食店施設数は142万店、と微減していることが分かる。日本の外食市場は、完全に飽和状態にあるのだ。さらに、数が増えていないということは、毎年新規出店と同じだけの数がつぶれていることになる(微減なので、新規出店以上に廃業が多い、ということだ)。

もう一度、声を大にして伝えたい。素人が、飲食店経営に手を出すのはやめなさい。そこには、絶対に地獄が待っています。

今回は、それでも諦めきれないという人のために、飲食店を始めようとする人が陥る「3つの罠」を紹介し、その「地獄」の実態を改めて見せていきたい。

独りよがりの店を作りがち

まずは、「プロダクトアウトの罠」を紹介しよう。多くの飲食店がつぶれる理由は、この罠にかかってしまうことにある。

「マーケットイン」「プロダクトアウト」という概念をご存じだろうか。ごく簡潔にいえば、マーケットインは市場や消費者のニーズからビジネスやサービスを考えることで、プロダクトアウトはサービスを提供する側の発想でビジネスを行うことだ。

会社経営をはじめる際に必要な概念なのだが、会社経営をわかっていない素人がビジネスをスタートする際、必ず「プロダクトアウトの思考」に陥り失敗する、と言われている。そして、特にこの思考に陥りがちなのが、飲食店業を始めようとする人なのだ。

会社を定年退職して、退職金で自分の思うようなカフェやレストランを始めようとした場合、とかく「自分の作りたい料理を提供して、内装にこだわって、使いやすい設備をいれて…」と、考えがちだ。顧客が何を望んでいるかではなく、「自分が何をやりたいか」しか考えない…これがプロダクトアウトの発想だ。

気持ちはよくわかる。だが残念なことに、これが失敗の始まりなのだ。

脱サラでそば屋を始める、というケースが典型だ。自分自身がそば好きで、職人も気取れる。こねて茹でるだけなので簡単にも見え、それなりに美味いそばをつくれば、客が来る…と勘違いしがちだ。

しかし、かけそばは、売値の割に原価が高く、単品ではほとんど利益がでない。トッピングやサイドメニューで利益を出さねばならないのだが、そんなことまで考えている人はほとんどいない。

また、おでん屋をはじめようと考えるのは、愚策中の愚策だ。これもまた「おでん屋でもやろうかな。おでんは好きだし、原価も安そうだし」という、プロダクトアウト型の発想で始めてしまいがちな業種だ。


みなさんは、おでんを年に何回食べるだろうか。カレーやラーメンより多く食べる、という人は少数だろう。おでん業態の顧客の来店頻度は低く、素人ハダシではコンビニのおでんとたいして味の差も出ず、かつ庶民的な食べ物とのイメージが強いため高単価では提供できない。加えて季節商品であることから、夏場は閑古鳥が鳴く。家賃などの固定費の支払いに戦々恐々とする日々が続くことになる。

これらの失敗を避けるためにも、飲食店を始めるなら少なくともマーケットインの発想に立たなければならないのだ。

「いま、世の中にはどういった店(食べ物やスタイル)が求められているのか。出店するならどこがいいのか。そのエリアの競合店舗を考えると、どういった店であれば勝てるのか…」

こんなことを、リサーチしながら延々と考えていく。その結果「この場所でこの業種なら勝てる、生き残れる」という道を見出すことが正解なのだ。

「投資回収」という発想をもたないから

次に問題となるのは、内装や設備などにお金をかけ、初期費用で手持ちの資金が圧迫するという「罠」だ。これを「投資回収の罠」と呼びたい。

ビジネスを始めるときに、「はじまり」を考える人はいても、「終わり」を考える人は少ない。実は、これが大問題なのだ。前回の記事では、飲食店業は戦争と同じだと指摘したが、戦争と同じく、「終わり」を考えないと、地獄への入り口に片足を突っ込むことになる。

「終わり」とはなにか。それは、初期費用にかけたコストを、どれぐらいのスパンで回収するかという計画のことである。

退職金が2000万円あったとしよう。この2000万円を投入する計画を立てるのは簡単だ。だが、「回収」まで考えられる人は少ない。

この目安にもつかえる会計用語に「減価償却」という言葉がある。ほとんどの人が知っているだろうが、簡単にいえば、店を出す際にかかる最初の費用を、経営を続ける年数で「費用」として認識していくということだ。

よくある飲食店のケースで考えてみよう。20坪くらいの小さな店を賃貸で構えようとすると、保証金や礼金、仲介手数料などでまず500万円くらいがかかる。これに加えて、設計内装や厨房機器、POSなどの設置・導入に300万円くらいかかる。また、出店時の広告費(チラシやHP制作)なども考えると、合計で大体1000万円ほどになる。

ここまで考えるのはそう難しくはない。が、この金額を回収する計画を立てられるだろうか。


いったいどのくらいの期間でこの初期投資を回収しなければならいのか。飲食店の流行り廃りや競合店舗の進出などを鑑みると、通常は3年。銀行で初期資金を借りている場合、返済計画を考えても、最低5年以内での回収をしなければならない。

1000万円を5年間で均等割りしていくので、年間200万円、つまり月々17万円ほどを取り返さなければいけない。これが減価償却費の概念だ(あくまで、ごく簡潔に表現したものだが)。銀行への返済金額も、おおよそこのような目安感になってくるはずだ。

これに家賃が坪単価1万円だとして、光熱費などを合わせた月々の支払いが30万円となり減価償却費とあわせて47万円となる。

前回の記事ではFL比率の説明をしたが(食材原価と人件費を売り上げ全体の60%以下にしないと、その店は回らない、ということ)、最低限の利益確保として必要なFL比率を60%、最終的な利益を2%残そうとするだけでも、店を回すには月に240万円は売り上げないといけないことになる。

・売上高(100%) 240万円
・食材原価+人件費(60%) 144万円
・家賃など固定費+減価償却費(20%) 47万円
・消耗品や販促費などその他販売管理費(18%)43万円
・営業利益(2%) 6万円

それだけ売り上げても、なんと利益は6万円しか残らない。恐ろしい話である。


その店、満員に出来ますか?

では、「月に240万円の売上を立てる」。このことが具体的にイメージできるだろうか。

月240万円を売り上げるために考えなければならないのは、「席数」と「満席率」である。まず20坪の店舗面積で、どれだけ客席を取れるかを考える。席数の取り方は、業態や不動産物件によっても変わる。牛丼屋は肩を寄せ合って食べても苦にならないが、割烹料理では個室が求められるから席数は多くとれない。気に入った不動産物件のまん中に柱があれば、うまく席数が配置できずに席数が減ったりする。

「満席率」は、その席数のうち、何席が現実的にうまるのかという数値で、4人がけの席でも2人で使われたら、満席率は50%となる。

これらの席数を、一日(あるいは時間当たり)何回使えるかを示すのが回転率だ。

牛丼屋だとすぐに食べて店を出ていくので、ランチ時なら5回転。20席あれば、一時間で100人をさばける。逆に割烹料理のランチだと、お客は1時間居座って帰らないから、回転率は低い。一日に1回転がやっとで、20席なら一日20人だ。席も広くとるから、満席率は70%程度。結局14人しかさばけないことになる。

客が平均して支払う金額を客単価というが、牛丼屋が500円だとすれば、ランチに100人来て売上5万円。割烹料理のランチが4000円だったとすると、ランチ売上が5万6000円となる。客単価で8倍違えば、回転率の5倍の差は埋められる。

ただ、割烹料理の家賃(牛丼屋よりは広いので、必然高くなる)まで考慮すると、割烹料理のランチ営業は大きく不利となる。だから、割烹料理屋のランチは、ディナーに来てくれる客をつかまえるための「お試し利用」の意味と、前日に余った食材を消費するためにあるのだ。

このかけ算で売上が出来上がっていくのだが、さらに変数は存在している。ランチタイムとディナーでは同じ店でも客単価は異なる。場所によっても、オフィス街であれば土日の客入りは少ないので回転率は低くなり、昼間の住宅街であれば、ランチタイムは回転率を期待することはできないだろう。

飲食店は、装置産業に近い部分もあることから、安定して席を埋めることが重要となる。そのために、朝の喫茶店は、「モーニング」で軽食を提供することで客を呼び、ランチタイムには、ダラダラと居座られないよう「禁煙タイム」を導入する。

一方で、愛煙家を呼び込むために、ランチの時間を過ぎれば、喫煙可とする飲食店も多い(これで喫煙、禁煙両方の客を取り込むことが可能だ)。居酒屋メニューを提供する吉野家のちょい飲みは、牛丼業態で最も弱い、夜の時間に立ち寄ってもらうための打ち手だ。

では、このような計算式をベースに、月240万円を売り上げるには、どのくらいのお客さんを呼ばなければいけないのかを考えたい。

20坪のお店で、26席取れ、満席率が70%で、2回転する業態を想定する。一日に36人が来てくれる計算だ(26席×70%×2回転=36.4)。客単価が2,500円だとすると、一日の売上が9.1万円となる(2500円×26席×2回転×70%=9.1万円)。これで週に一回休むとすれば、月商240万円程度となる(9.1万円×26日)。

つまり、一回で2500円使ってくれるお客が毎日36人くればなんとかなるのだが…あなたが夢みるお店は、平均で2,500円使ってくれるお客さんを毎日36人集めることができるだろうか。

「友達がきてくれる」は、大間違い

ここで、3つ目の罠が登場する。それは、「友達の罠」だ。友達が来てくれれば、店は何とかなる、と思い込んでしまう罠である。

あなたには、何人の友達がいますか。オリコン調べでは、友達の数の平均は、学生で44.8人、20代で21.4人、30代では15.1人と、年齢をかさねるにつれ減っている。悲しいが、これが現実だ。仮に、この友達が全員、毎日あなたの店に来ても、目標売上の半分にしかならない。計算式は割愛するが、売上が半減すれば、いっきに月20万円の赤字となる危険性を秘めている。


逆に尋ねよう。あなたの周りにも、友達あるいは知人がオープンしたお店があるだろう。あなた自身は、そのお店にどのくらいのペースで行っているだろうか。最初の数回足を運んだら、その後は、なんとなく足が遠のいているということがほとんどのはずだ。

一般に、初めてお店に来たお客さんが再訪する率は40%といわれている。2回目に来てもらえる率が32%。3回目に足を運んでくれる割合は、26%となり、4回目も来てくれるようになるには、23%となる。4回来てくれた人は、常連になりやすいともいわれている。つまり、36名の常連客を確保するには、新規で160名が店に訪れなければならない(160名×23%=36名)。

当然、その36名が、毎日店に来るわけではない。「マイボイスコム」の調査では、全ファミリーレストランの来店頻度について、月に1回以上と答えた人が全体の20.0%、月に1回程度が27.4%、数ヶ月に1回程度が52.7%となっている。このデータをもとに考えると、同じ店に2、3ヶ月に1回来てくれたら「御の字」なのである。

仮に常連客が2ヶ月に1回来てくれると考えた場合、月の営業日数が26日だから、52日に1回しか来てくれない。常連客だけで店を回せるようになるには、160名に52日をかけた8320人が新規で来店しなければ、月の利益6万円を達成することができないことになる。

ここで落ち着いて考えて欲しい。あなたの友人知人の数は、8000人を超えていますか(残念ながら、Facebookの友達上限数は、5000人だ)。

自分の店の場合、常連客はもっと増えるし、もっと定期的に増えるはずだ…そう考えるのは自由だが、そうした「希望の屍」が積みあがってできたのが、このデータなのだ。

ひとつの変化で、一気に大赤字

このように「回収」と「集客」がいかに難しいかが、マーケットインの発想を持てばおのずと見えてくるのだ。当然、あなたが競合する外食チェーン店は、これらの数値を緻密に計算し、システム化しながら、日々の係数管理もおこなっているのである。

また、これまで見てきた数値は、仮置きの計算であり、不動産の条件や業態、近隣の競合状況や、人件費の変動などによって、すぐに変わってしまうものである。

さらに前回も少し触れた「人手確保」の問題も出てくる(いうなれば、4つ目の罠だ)。大手外食チェーンであれば、従業員が突然辞めても、近隣の他店舗から緊急で人を派遣することで対応ができたり、正社員とアルバイトで全体の人件費を調整することができる。人材採用も採用センターで一括して行うことから、人材難のご時世でもなんとか人手を確保できる。

一方で、個人経営の飲食店では、手伝ってくれる予定だった奥さんが病気にでもなれば、融通の利く働き手を欠き、人手確保にも奔走しなくてはならない。ここで、アルバイトを雇うとなれば、当然、FL比率が上がってしまい、当初の収支計画が大きく変わってくる。

また、店の料理が職人に依存するような業態であれば、その職人が辞めてしまえば、メニュー構成も変更せざるをえない。これは決して割烹料理などに限らない。たとえば、焼肉における肉の加工などであれば、職人が加工するのと、アルバイトのような素人が加工するのでは、利用できる肉の割合が10%は変わってくる。これは、直ちに、原価率に影響をおよぼす。

このようなことを避けるために、焼肉チェーンの牛角は、セントラルキッチン方式を取り、加工センターで効率的に加工した肉を店舗に送り、店舗では皿に盛り付けるだけという業務改善を行った。

牛角は「人に依存しないビジネスモデル」で勝ちパターンを作りあげたが、個人レベルでここまでできるとは考えにくい。規模の経済が働く、チェーンならではの戦い方なのである。

自分の力ではどうにもならないこと

さて、最近の起業ブームの中で、「ピボット経営」という言葉がよく使われるようになっている。事業の大まかな軸はずらさず、トライアンドエラーでビジネスのあたりをつけ、事業の形を変えながら、収益があがる事業を特定していくという経営手法だ。

消費者の嗜好サイクルの変化が早くなり、ニーズを先読みしてサービスを提供することが必要となってきている時代だ。一つの事業に大きく投資するのではなく、怪我を負わない程度で勝負し、勝てなければ次の事業に挑戦していく…これをバスケットボールのピボットに例えているのだ。

ところが飲食店経営では、このようなピボットを踏むにも、簡単に業態変更はできないうえ、店舗の移動もできない。個人経営の飲食店は資本力もなく、設備投資の大きい飲食店経営で、トライアンドエラーを繰り返しにくい。初打席で初安打を打たなければいけないのだ。そんな「超高校級」の才覚の持ち主はどれだけいるだろうか。

別に夢を持つ人を揶揄したいのではない。30年間立派に会社勤めをした人や、若くて意欲のある人に、飲食店ではなく、ほかにも才能を活かせる道があるはずだ、と伝えたいだけだ。

進むべき道は飲食店だけではないのだから。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52856


という事で、飲食店と Amazon と対抗しないといけない小売り業で起業するのは最悪のギャンブルなのですね。

株の空売りや日経平均のオプション売りの方がまだリスクが低いかな。


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c447

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
448. 中川隆[-6315] koaQ7Jey 2017年9月23日 08:43:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

飲食店と小売り業以外でも、コンビニ経営とアパート経営は絶対に止めておいた方がいいです:

コンビニオーナーは使い捨て
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/776.html

「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? _ 大家さん引退します
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c1
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c448

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
449. 中川隆[-6314] koaQ7Jey 2017年9月23日 09:04:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

農業も止めておいた方がいいです

2016年07月05日 田舎暮らし 農家に転職 ブラック農業の実態


5年間は国が150万くれるが、5年経ったら開拓した農地は地権者に取られてしまう
開拓した農地を取られるとは、5年間の努力がゼロになる事です。


http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/4/c/4c38cc52.jpg

田舎暮らしにあこがれて移住し、農業を始めるのがブームだったが、そうした人たちはその後どうなったのだろうか。

農業で成功した人が居る一方で、やはり上手く行かず都会に「Uターン」する人も多いようです。


田舎暮らしの失敗例

田舎に移住する人の中には農業に憧れて、田舎に引っ越す人が居るが、当然ながら土地を持っていません。

今農業をしている人の多くは親から農地を「タダで」受け継いだ人たちで、親から農業の手ほどきを受けたと思います。

大げさに言うと農業英才教育を受けたエリート達で、そんな人たちですら農業で食べていけないと言っています。

対して田舎に移住する人は若い人は20代も居るが、30代から40代、あるいは50代で農業経験なしという人も居る。

考えただけで前途多難だと思うのだが、最近は地方自治体が農業体験の機会を設けたり、給付金を出したりしています。

農業用地や住む家も、空き家とか耕作放棄地を紹介するなど、都会の人が農業に参加しやすくしています。


最近では政府が就農給付金制度をつくり、農水省が「農業を始めたい皆さんを応援します!」とPRしています。

内容は新たに農業を始める人には、年間150万円をくれるという凄いもので、研修期間も年150万円を助成する。

自治体が農地や住む家も紹介してくれて、何の問題もなく農業を開始できるようになっている。


ところがこれらは皆、始める前の支援なので、田畑を耕したり収穫して売るのは、自分でしなければならない。

農業を始めてから上手く行かずに、結局は撤退する人が多いのが現状だそうです。

まず新たに農業を始める人たちは「農業エリート」と違い、親が農民じゃないし、子供の頃から手ほどきも受けていない


多くの転職者が5年で廃業する理由

家庭菜園とかアウトドアをやった事がある程度なので、大人になって農業の技術を習得するのが難しい。

子供の時から、田んぼや畑で虫を取っていた人とは、やっぱり経験や知識、技術に大差があります。

研修を受けて農地を手に入れて、教えられた通りにやっても、周囲の農家の半分も収穫できないでしょう。


新たに始める人は無農薬とか有機栽培とか、理想的な農業を目指す人も居て、それらは普通の農業よりも難しい。

年間利益は100万円以下なので、給付金150万円を足してやっと生活できる程度です。

それだと農機具とか必要な経費が出ないので、農閑期には都会に出稼ぎに出る事になります。


この調子で5年目を迎えると、多くの人は「辞めて都会に戻ろうかな」と考えます。

農地や空き家を貸している農家も、4年目くらいになると、「そろそろ出て行ってくれないか」と言い出します。

農業でやっていけないのは傍から見て分かるので、給付金が無くなったら家賃や地代を払えなくなるからです。


やっと耕した田んぼや畑が、ようやく収穫できるようになって「出て行け」というのも酷い話ですが、続けたらもっと酷い事になるでしょう。

実際真剣に頑張った挙句、農作業と出稼ぎで身体を壊し、ボロボロになった人も居るようです。

経営的に上手く行っていたとしても、やっぱり5年ほど経つと立ち退かせる例が多く、この「5年間」に秘密があるらしい。


騙され利用される就農者たち

放棄して荒廃した農地を耕して収穫できるようになるのが大体5年で、農地を貸す人は最初からそれ目当てで貸す場合があります。

荒れた農地を耕したら、所有者は農地を取り上げて自分で収穫すれば、面倒な手間を省けるのです。

農業就職支援制度などは国や自治体がやっている事で、農家は必ずしも「よそ者」を歓迎しません。


だいたい農村というのは隣同士ですら仲が悪い事が多く、僅かな事で反目しあっているものです。

隣りから農薬が飛んできたとか、隣から来た虫に作物を食われたとか、争いの種は無数にあり協力的ではない。

まして都会から来た新規就農者は「利用できるだけ使ってやれ」と考えている地主も居るのです。


借地権は30年間有効な筈ですが、正式な契約を交わしていないのか、一方的に立ち退きを宣告されます。

無料で仕える開拓民として利用されたあげく、土地を開墾したら追い出されます。

こうして非常に多くの人が、5年以内に農業を辞めているのでした。

これから農業を始める人は、開墾したら自分の土地になるのか、契約書を良く確かめた方が良いです。
http://thutmose.blog.jp/archives/62900430.html

141219/evt14121908000001-n1.html


ブラック農業、経験者は語る(^◇^;)


今度は茨城の大葉(シソ)農家ですね。

セクハラがあったとか、給料がちゃんと払われてないとか、、、

契約では8時〜17時までだったのがいわれの無い残業があったとか。

昨年には長野県はあのレタスで有名な川上村でもありました。

実は私、農家に転職する年の夏、川上村でレタス作ってました。
もちろん、アルバイトで、、、です。
だから状況はよーくわかってます、はい。


もっとも30年も前のできごとですけどね。(^^;;
しかし、仕事の基本はおそらくほとんど変わっていないと思います。

この仕事、、、

今でいえば、間違いなくブラックでしょうね。

そもそも日本人でこのアルバイトをしてくれる人が いなくなったから外国人を実習生?として雇うしかなかったのだと私は思ってます。

事実、私がアルバイトしていた時もバイトが夜逃げした、、、という話をよく耳にしましたし、毎年のようにバイトが逃げだすことは当たり前のようにあったらしいです。

では、なぜ夜逃げするのでしょう?

答えは簡単で、仕事がきついからです。

実際、私が経験した一日を書きますと、、、

 4:00  起床

〜8:00  レタスの収穫および箱詰め

 8:00〜 畑の現場で朝食

 8:30〜12:00 収穫可能な畑を全て回って収穫、箱詰め、農協に出荷

〜13:00  一度家に帰り昼食

 13:00〜19:00 畑の草取り、農薬散布、新たな苗植えなど

 19:00〜  翌日の出荷のためのダンボール作り

と、ざっとこんな感じです。

ダンボールは200枚から300枚を作り、それで終了

その後、夕食でお風呂に入って寝て、また翌朝4時に起きる

の繰り返しです。

以上は仕事だけの状況を書いてみましたが、これだけじゃぁありません。

色んなことを言われます。

今でいう、パワハラとでも言うんでしょうかね?

まず、JRに乗って(中央線と小海線)信濃川上という駅に着くのですが

さっぱりお世話になる農家の場所がわからないし誰もいないので

仕方なく農家に電話してみると、渋々迎えに来てくれたのですが

ここで第一声が、、、

「迎えに来てくれ!なんて言われたのは初めてだわ!」

と、いきなりの先制パンチです。(^◇^;)

この仕事大変ですねぇ、、、

とか言おうものなら、「今年は全然楽!去年の子はもっと大変だったわ!」

とか、ダンボールが足り無いものなら、

「お前(私のこと)がどこかに落としてきたんだろ!」

とか、嫌味や皮肉のオンパレードですよ。

そのくせして、、、

実は私、7月2日からバイトに入って途中、家族で北海道旅行に行くことになっていたのでお盆過ぎに一度帰る、と申し出たんですが

そうすると、「本当に帰ってくる? ホント、帰ってくる??」

と、何度も何度も確認するように聞いてくるんです。

旅行から帰ってきたらまた来ますよ、と何度も説明してもなかなか信じてくれなかったですね。(^^;;

理由ははっきりしてます。

一度帰してしまっったら、二度と戻ってこないと思ったんでしょうね。

こんな仕事ですもん、それに明らかに虐めてるし。。。

一応、その日までの給料をくれたのは意外でしたけど。

お盆を過ぎて今度は場所もわかったし、車で行きました。

約束通り、復帰しました。

そんなもん、逃げるくらいならもっと早く逃げとるわい!

というのが本音で、そりゃ朝早くから夜まで仕事をして大変ですけど、そんな逃げるほどの仕事かぁ?

というのが私の印象でしたし。。。

なんかね、戻ってきてからというものの、あちらさんの態度が明らかに変わったように感じました。

前半戦に見せたあの嫌味や皮肉が影を潜めたんですね。

なぜなのかは、未だにわかりませんけど。(^^;;

結局、9月の半ばまでそこで働かせてもらいました。

途中中抜けしましたが実質的に2ヶ月ほど働いてきました。

帰る時には車に積みきれないほどの野菜をもらって帰りました。

電車で行ってたらもらえなかったのでラッキー?(^◇^;)

私の場合は、当時100円でしたけ?

書店に売っていた「日刊アルバイトニュース」を見て申し込んだんですが、一日いくらというものでした。

今の中国人研修生と違って途中にブローカーとか、ややこしい中間業者が入っていない分、もめることも無かったんでしょうけど

細かい契約があればあるほど、言った言わない、契約と違うとかちょっとしたことでも揉めるんでしょうね。

正直言って、外国人研修生を雇っているような産地は家族だけでは絶対にできないから必要なんですが、仕事がきつすぎて日本人のバイトはまず集まらない、

そこに現れたのが安い賃金で雇える外国人研修生。

想像ですが、農家も相当な上から目線で仕事をさせていたんじゃないかと思います。

もちろん、農家さんにも色んな人がいるので運の悪い農家に当たってしまった、、、 のかもしれません。

ただし、8時から5時までじゃ途中から仕事に参加して仕事中に帰っちゃうことになるので、これはこれでどうかな?

とは思います。
http://kaerigumo.jimdo.com/2015/06/27/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E8%BE%B2%E6%A5%AD-%E7%B5%8C%E9%A8%93%E8%80%85%E3%81%AF%E8%AA%9E%E3%82%8B/


なんか腹立った、レタス食うのやめる - ネットゲリラ


中国人研修生が日本の農家で働いていて、時々、使用主が殺されたりしているんだが、たいてい調べてみると使用主に原因があるらしいw 

まぁ、百姓は一人でやる仕事なので、他人様をちゃんと使いこなすという事が出来ない。
それでもむかしは大地主がいて、それなりに小作や使用人を使っていたんだが、マッカーサーがブチ壊してしまったので、その伝統はない。

今じゃ、農家は全て、個人経営。他人を使ったことがない、使われた事もない、息子や孫の家族ですら、呆れて出て行ってしまう、もちろん嫁も来ない。

こういう農家でも農繁期にはバイトを雇うんだが、バイトも奴隷のようにコキ使うので有名で、むかしは夏休みの大学生を使っていたんだが、あまりにキツくて誰も来なくなったので、今では中国人奴隷です。
http://blog.shadowcity.jp/my/2013/08/post-3303.html

内田樹 2017年07月31日 地方移住の意味するもの
http://blogos.com/article/237706/


先日、奈良の山奥の集落で、都会から移住してきた若者たちと話し合う機会があった。

都市住民の地方移住は3・11以来途絶えることなく続いているが、メディアはこれを特に重要なことだとは考えていないらしく、ほとんど報道されることがない。総務省も国交省も農水省も、この動きには特段の関心を示していない。そもそも今のところ、地方移住については公式の統計さえ存在しない。

2015年末に毎日新聞が明治大学の研究室と共同調査を行い、2014年度に地方自治体の移住支援策を利用するなどして地方に移住した人が1万1735人であることを報じた。それによると、09年度から5年間で地方移住者は4倍以上に増えたという。ただし、これは自治体の移住支援を受けた移住者だけの数であり、行政の支援を受けずに移住した人たちがおり、アンケート未回答の自治体もあるので、移住の実態は明らかにされないままである。

私はメディアと政府のこの無関心にむしろ興味をそそられる。過疎化・高齢化による「地方消滅」という危機的事態の切迫を考えると、若者の地方移住をどうやって支援するかということは国家的な急務だと私には思われるからである。だが、そのような熱意を政府やメディアから感じとることはない。なぜか。

そのときのトークセッションのテーマは「10年後の地方移住」というものであった。

集まってきた人たち(若者ばかりではない)はそれぞれの仕方で地方移住を果たした人たちである。住民たちと親しくなり、高齢の農業従事者からは「地域の農業文化を絶やす事なく継承して欲しい」と頼られるようになり、それなりに質の高い生活を営めるようになった。

あと数年は「こんな感じ」で暮らしていけるだろう。けれども、10年後にはどうなっているのだろう。今のような生活がこの先10年後も20年後も維持できるのか。それについて意見を聴きたいと言われた。

私の見通しは明るいものではない。だから、こんなふうな話をした。

いま、みなさんが村落共同体のメンバーとして迎え入れられたのは、限界集落化という地方の窮状ゆえである。かつての村落共同体は、都市からやってくる「ニューカマー」たちに対してそれほど宥和的ではなかった。村の閉鎖性が解除されたのは、「このまま人が減り続ければ集落が消滅する」という危機感がリアルなものとなったからである。

だから、当然のことだが、移住者に対して最もフレンドリーなのが70代以上の高齢者で、それより年齢が若くなるほど移住者に対して距離感を持つということが起きる。同じことをいくつかの場所で聞いた。そうだろうと思う。「まだ時間がある」と思えば、見ず知らずの部外者の助力を求めるまでもなく、自力で何とかしようと考える。「もう時間が残されていない」と感じる人は「藁をもつかみ」、「猫の手」も借りたいと思う。閉鎖的な村落共同体の扉が緩んだのは高齢者たちが抱くこの危機感ゆえである。

だが、このような「チャンス」は長くは続かない。というのは、「脱都市」志向は文明史的な出来事だから、これからも続く者が出るだろうが、「限界集落消滅寸前」という事態にはタイムリミットがあるからである。

先日、私がある席で隣り合わせた岐阜県の人は、故郷の村はいま200戸あるが、子どもたちが引き続き村に住むと言っているのは2戸だけだと悲しげに語っていた。おそらくあと20年もすれば彼の故郷はほとんど住む人のない村になるだろう。

まだ集落としての体をなしているうちは移住者の受け入れもできる。だが、ある時点で、受け入れる主体そのものが消えてしまう。だから、地方移住はある意味で時間との競争なのである。このまま高齢化・少子化が進めば、20年後には「地方移住希望者をぜひ受け入れたい」と切望する集落そのものがなくなってしまう。諸君は「村落共同体の扉が一時的に開き、たぶん永遠に閉じる前の、ごく限られた時間帯」に地方移住を果したのである。そういう話をした。

気を付けなければいけないのは、地方の人口はなだらかな曲線を描いて減るのではなく、ある時点で一気に垂直に下降してゼロに近づくということである。先にあげた「200戸の集落が2戸になる」ケースを考えてみればわかる。2戸だけしか住人がいない集落にはもうバスも通らないし、学校もないし、病院もないし、警察もないし、消防署もない。住みたければ住んでもいい。

「そういう生き方」を自己責任で続けたいという人を止めることはできない。だが、同じ地方自治体の他の地域の住民と同じクオリティの住民サービスを行政に期待してはならない。そう告げられるだろう。住民が2戸だけの集落にバスを通したり、ライフラインを維持したりするコストを税金で分担することを、他の地域の住民は拒否するだろう。

だが、家族の中に子どもがいる場合は学校が近くになければ困る。介護看護を要するものがいる場合には病院が近くになければ困る。だから、人口減によって行政サービスが劣化した地域の人々は、生業を捨てて、「地方都市」へ移住することを余儀なくされる。

「コンパクトシティ」構想という国交省のプランは、この「里山から地方都市へ」という人口移動を利用しようとするものだと私は考えている。

たしかに、里山の住人たちを地方都市に呼び集めれば、一時的に地方都市は人口を回復し、消費活動も活発になるだろう。だが、それも一時的なものに終わる。そもそも里山の人口減は高齢化によるものである。高齢者を地方都市へ集めれば、地方都市が高齢化するだけの話である。彼らは年金や貯金の取り崩しによって、しばらくの間はいくばくかの消費活動を行い、介護など高齢者対象の雇用を創出しはするだろう。

だが、里山で営んでいた生業を継続することはもうできないし、新たに起業することも期待できない。そして、何年か経って、消費活動に特化したこの高齢者層が「退場」したあと、「コンパクトシティ」はかつての里山と同じステイタスになる。住民たちは「採算が取れない」という理由で、それまで享受していた交通や通信や上下水道や医療や教育や防災や治安のサービスを打ち切られる。

「採算が合わない行政サービスは廃止すべきだ」というロジックをかつて一度受け入れた以上、二度目も三度目も、受け入れ続けるしかない。かつて里山からコンパクトシティへ移住したように、今度は次の「もう少し大きい地方都市」への移住が促される。でも、やがてそこも人口減になる。すると、今度は「首都圏」への移住が促されるだろう。そして、最終的に首都圏に列島の人口の大部分が集まり、その外には「無住の荒野」が広がる。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c449

[リバイバル3] 日本人は金髪美女に弱い _ 小布施からセーラ・カミングスの姿が消えた 中川隆
129. 中川隆[-6313] koaQ7Jey 2017年9月23日 09:47:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本語も理解できない小学生に英語を習わせるとか、頭おかしいよね


中3の15%、短文も理解困難 教科書や新聞で読解力調査 2017年9月23日 朝刊


中高生の読解力測定について話す国立情報学研究所の新井紀子教授=22日、東京都千代田区で

 短い文章から事実を正しく理解する「基礎的読解力」について、国立情報学研究所の新井紀子教授や名古屋大学などのグループが、全国の小中高校生や大学生、社会人らを調べたところ、多くの中学生の読解力に問題があることが分かった。中学卒業までの読解力が将来に影響するという。


 調査では、中学や高校の教科書や、東京新聞などに掲載された記事など数百の題材をもとに問題を作り、コンピューターで無作為に出題した。


 三十分間でできるだけ多く解いてもらい、内容を正しく把握できているかを調べた。昨年から今年にかけて、全国の約二万四千人に実施した。問題はすべて選択式で、文章の意味が分かれば、知識がなくても解ける。


 その結果、中学三年生の約15%は、主語が分からないなど、文章理解の第一段階もできていなかった。約半数が、推論や二つの文章の異同などを十分に理解していなかった。


 また、基礎的読解力は中学では学年が上がるにつれて緩やかに上昇するが、高校では上昇しなかった。高校の教科書が理解できず、力が伸びていない可能性があるという。基礎的読解力と進学できる高校の偏差値との間には、強い相関があった。


 新井教授は「基礎的な読みができていないと、運転免許など資格の筆記試験にも困難を伴うと予想される。中学卒業までに中学の教科書を読めるようにしなくてはならない」と話した。


 グループは今後も調査を継続し、基礎的読解力に困難を抱える子どもの早期発見や支援策の検討に役立てる。分かりやすい教科書作りなども提言していく。 (小椋由紀子、吉田薫)

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/444.html#c129

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
450. 中川隆[-6312] koaQ7Jey 2017年9月23日 11:16:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ジャズ喫茶や名曲喫茶は道楽でやるもの


Q: ジャズ喫茶の経営って大変ですか?

質問者:Nihao-Annyon
投稿日時:2005/09/27 09:51

数年前からジャズにはまり、月に数回はジャズ喫茶に通うようになりました。

数千枚はあるのではと思うほどたくさんの貴重なレコードがズラリ、オーディオも最高の条件でセッティングされていて、2時間くらいはアッと言う間です。

将来、現役を引退したらこんな店を経営して好きなジャズを毎日聞いていたいなあと思っているんですが、考えれば客の回転は悪いし、単価は低い、おまけに定期的に新アルバムを入れないとマンネリしてしまうし、毎月の家賃やら電気代やらで結構、経営するとなると大変じゃないかなと思うのですが、実際にはどうなんでしょうか?

もしかすると 「思ったほど儲からない」 状態どころか、プラマイ・ゼロを通り越して、毎月赤字状態が続くのかなと思っているんですが ・・

回答

Ans:noname#13890

 ご自身は、そのお店に幾ら投資してるかで判るのではないでしょうか?

 コーヒー1杯400円で2時間、席を占領。

いつも行く店は何人のお客を見ますか?

 ふつーの喫茶店の1日の売り上げは2〜3万円、それ以下になると潰れます。

 ほとんどのお店が毎月赤字でしょう、私の知ってる店も何軒か潰れました、いつ行っても客は2、3人。1日数千円程度の売り上げしか無いのですから、当たり前ですね。

 喫茶をメインとして昼はランチ、朝はモーニングとジャズに関係無い部分で利益を稼がないとやっていくのは無理でしょう


_____

Ans2:Reiher

 儲かりそうにはありませんが、好きでやっている方には「生活できれば問題ない」と考えている方が多いですね。

 それにJASRACというヤクザがショバ代を取り立てに来ますから注意してください。

 JASRACが起こした騒ぎとしてはスワンとジャズママが有名ですね。

ジャズママは潰された挙句

「死ぬまで金を払い続ける(毎月二千円程度ですが)」

「自己破産は許されない」

という刑を受けましたがスワンは何とか営業中です。


ジャズ喫茶スワン
http://www.jazzswan.sakura.ne.jp/


どちらも著作権が浸透していなかった頃からの老舗である為の悲劇ですが、JASRAC任せでは月5万だの10万だのの請求になりかねません。


>ジャズ喫茶包括契約   18900円/月(レコード演奏のみ)
>同規模の喫茶店BGM契約 6000円/年(レコード演奏のみ)
      http://www4.ocn.ne.jp/~swan/jasrac01.html


という状況ですし。

 実際のところはジャズ喫茶のマスターに聞いた方が詳しいと思いますが。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1676138.html


fitnessdd3258さん

Q: 一関の有名なジャズ喫茶について

なぜあんな田舎に出来て、維持もされているのですか?

不思議です。

質問日時:2012/5/16 15:48:52

Ans: won_bow_bowさん


ベイシー詣ではしたことある。

だが土日に地方から客がくるとしてもや、、、

一日10人×土日で20人

×4で一ヶ月80人
×12ヶ月で年間960人

コーヒー一杯500円として×960人で48万


毎週末20人ベイシー詣で客がくるいうんもかなりサバよんでの見積もりやが、どう見積もっても年間50万程の利益にしかならんやろ。


地元常連客もたかが知れた人数やろし、店を維持できるんはほかにも収入あるからつー意見に賛成。


____


Ans2: akid_shinobuさん

ミもフタもない言い方をすれば、ジャズ喫茶というのは資産家が道楽で経営しており、採算や儲けなどは全く度外視しているものです。

東京・吉祥寺の頑固親父オーナーは、他にも多数の飲食店を経営している実業家で、このことは本人も著書等で書いています。

つまり、生活の糧は経営する他店の営業利益であり、ジャズ喫茶の経営のみで暮らしているワケでは決してありません。

『ベイシー』オーナーとは面識もありませんが、『ベイシー』の店舗自体が古文書などを収めた“蔵”であったことが有名です。 岩手の最南端地方で“蔵”を所有する家…相当な資産を有する名家だと想像されます。

結論として、店が赤字であっても、他に収入の道があるから維持していけることが推察されます。

ジャズ喫茶経営は、仮に資産家ではないとしても、少なくとも自身が土地を持ち、その土地の上で店を経営するのが最低条件でしょう。 いわゆるテナントとして入居しているジャズ喫茶というのは、今ではあまり聞いたことがありません。

なぜなら、ジャズ喫茶の利益では、賃料も払えないからです。

ぶっちゃけ、その程度の商売です。


____


Ans3: waterspinksingerさん

「ベイシー」ですか。

店主の菅原さんが一関出身と聞きましたが。

昔からオーディオで超有名で、近隣だけでなく相当な遠隔地からも「ベイシー詣で」があるくらいジャズファンの聖地と化してるようですから、維持どうのこうのというレベルではない別格店でしょうね。

菅原さんは本を何冊も書いてる有名人ですし。

もっとも、利益はほとんどオーディオにつぎ込んでそうですが。

まあ、再生装置なんかに回す金など1円もない我々ビンボージャズファンには無縁な存在ですが、吉祥寺の某店主がメラメラ対抗心を燃やしてるようですね。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1387438033


ジャズ喫茶に来るたび、ジャズ喫茶とは何と良いところだと思います。

まず、ジャズ喫茶の店主で、金儲けを第一に考えジャズ喫茶を経営する店主はいないはずです。ジャズ喫茶などを経営するよりは、お金を稼ぐということだけを観点にするならば、普通にサラリーマンなどをしていた方が余程安定した収入を得られます。

そもそも金儲けを第一に考える人は、無限に続くオーディオの調整、回転率の悪い客に一杯数百円の珈琲を出すような商売はしないでしょう。

 ジャズ喫茶の店主には、おそらく趣味と仕事と人生が一致しているところに、他の仕事ではあまりないものを感じます。私を含め大多数のサラリーマンなど、明日一人、二人、十人程度居なくなったところで、会社なり組織は滞りなく回っていくでしょう。私などのように、逆に居なくなったほうが、良くなったりする場合すらあり得ます。(笑)

しかし、ジャズ喫茶の店主には代わりが居ません。店主と店が運命共同体という、儚い存在であると思います。中には店主が亡くなられても、店が続いていく場合もあるのでしょうが、ほとんどが店主とともにお店も消えてしまいます。

 そして、ジャズ喫茶の店主という仕事は、仕事と同時に趣味であり、"遊び"でもあります。遊びに妥協はありません。仕事、特に会社や組織で働いているサラリーマンは、仕事は食うためにお金を稼ぐ手段と、割り切らなければならないときがあるでしょう。「いや私は自分の信念や信条に一片の妥協もない仕事をしている。」という方もおられるかも知れません。そういう方には心から尊敬いたします。

で、結局何が書きたいのかというと、仕事と割り切れば続く状態も、遊びとなるととことん完璧を求めてしまう。そして遊びなので自分に嘘は付けない状態で、そうなると遊びを続けていると、仕事以上に疲労をためてしまうこともあると実感しています。なので、毎日遊びを仕事にしているジャズ喫茶の店主などは、考えようによっては知らず知らずのうちに疲労を貯めているのではないかと思うのです。
 
 そういえば、私の好きなジャズ喫茶ロストアンドファウンドのブログを読むと、店主が店を休むということが書かれていました。数ヶ月休み無しで毎日営業。早い店主の回復を祈る他ありません。遊びは重要ですが、恐ろしいことのようにも思えてきます。

全国の絶滅危惧のジャズ喫茶の店主様方、お身体大切に
http://exp.bakufu.org/exp070_half-note-02.htm


参考

ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html

アンティーク・オーディオが聴ける店 _ 小布施 JAZZ喫茶 BUD
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/209.html

超絶人気の名曲喫茶ネルケンのマダム _ クラシック・ファンが本当に求めているのは…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/281.html

名古屋 名曲喫茶フィガロ と ジャズ喫茶 Days
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html

日本一の音楽喫茶 阿蘇 オーディオ道場
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/713.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c450

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
451. 中川隆[-6311] koaQ7Jey 2017年9月23日 11:29:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

倉本聰 優しい時間で寺尾聡が営んでいた富良野の喫茶店は儲かっているのか?

倉本聰 優しい時間 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%84%AA%E3%81%97%E3%81%84%E6%99%82%E9%96%93+Yasashii+Jikan+Episode


21年間続いた国民的人気ドラマ「北の国から」の脚本家・倉本聰の2005年作品。
倉本氏が連ドラを書くのは実に15年ぶり。

「北の国から」と同じく北海道・富良野を舞台にし、父と子の絆の再生を描く。

主人公・勇吉(寺尾聡)が営む喫茶店「森の時計」には毎回様々なゲストが訪れる。この喫茶店は撮影のために建てられたもので、倉本氏自ら設計。


原案 - 倉本聰
脚本 - 倉本聰、吉田紀子、田子明弘、小林彰夫


出演者

寺尾聰
二宮和也
大竹しのぶ
長澤まさみ
余貴美子


第1話 2005年1月13日 雪虫 :脚本 倉本聰
第2話 2005年1月20日 拓郎 :脚本 倉本聰
第3話 2005年1月27日 初雪 :脚本 倉本聰
第4話 2005年2月3日 根雪 :脚本 倉本聰
第5話 2005年2月10日 記憶 :脚本 吉田紀子
第6話 2005年2月17日 聖夜 :脚本 吉田紀子
第7話 2005年2月24日 息子 :脚本 田子明弘
第8話 2005年3月3日 吹雪 :脚本 倉本聰
第9話 2005年3月10日 傷痕 :脚本 小林彰夫
第10話 2005年3月17日 刺青 :脚本 倉本聰
最終話 2005年3月24日 雪解け :脚本 倉本聰


ロケ地

@ 北海道富良野市(北の峰地区)
新富良野プリンスホテルに隣接するニングルテラスに、ロケ用の喫茶店
「森の時計」が建てられた。撮影終了後から営業されている。

A北海道美瑛町(白金温泉付近)

B北海道上富良野町
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%84%AA%E3%81%97%E3%81%84%E6%99%82%E9%96%93


珈琲 森の時計 |新富良野プリンスホテル
http://www.alived.com/tblog/2005/03/319.html
http://www.princehotels.co.jp/newfurano/restaurant/morinotokei/

「優しい時間」のメイン舞台である「森の時計」。

このドラマのために実際に富良野の森の中に建てられた喫茶店ですが、
撮影終了後 実際の喫茶店として営業開始しました。

ドラマと同じくコーヒーミルを使って自分で豆を挽けます!


所在地: 北海道富良野市中御料 新富良野プリンスホテルから徒歩3分


アクセス

富良野駅から3,708m
(「新富良野プリンスホテル」と「Soh's Bar」の中間。ホテル進入路から約600m先の右側)
森のガーデンとニングルテラスへ行く分岐点から徒歩3分ほど。


地図
http://tabelog.com/hokkaido/A0104/A010403/1005200/dtlmap/


営業時間: 12:00NOON〜8:45P.M. (ラストオーダー8:00P.M.)


メニュー:

■飲み物
ブレンドコーヒー ¥540
紅茶(ダージリン)¥600
アイスコーヒー ¥600
アイスティー(アールグレイ)¥600
ふらのぶどう果汁 ¥620

■お食事
「森のカレー」     ・カレー&バターライス(辛口) ¥1,030
「雪のシチュー」    ・きのこのシチュー&バターライス¥1,030

■ケーキ¥780
http://tabelog.com/hokkaido/A0104/A010403/1005200/

『2011.10北海道旅行2日目「森の時計(ドラマ優しい時間)」編』
http://4travel.jp/travelogue/10612042


ドラマ「優しい時間」で一番多く登場した「森の時計」にコーヒーを飲みに(正しくはコーヒーの豆を挽きに)行くことに

「ニングルテラス」はこのように、ログハウスのようなものがいくつもあり、それぞれが店舗に

「北の国から」でも「'98時代」と「遺言」で雪子さんが働いていた「森のろうそく屋」は「ニングルテラス」あるそうです(時間がなかったので行けませんでした…)


「ニングルテラス」を歩いていると…
「森の時計」の看板が!

さらに歩くんだ…


それと、その先には「Soh's bar」という倉本聰さんのバーがあるようです

「風のガーデン」でハチ(昆虫の)屋?のお兄ちゃんがルイ(黒木メイサ)をずっと待っていたバーがここみたいです


こんな感じの道をさらに歩いて行きます
本当にあるの?と疑ってしまうくらい普通の森です


右前方にそれらしき建物が!


あった!
…けど、人がいっぱい。。
嫌な予感。。


とりあえず、みんながお店の中へ入った隙に撮った一枚


嫌な予感的中
中はこんな感じで行列です。。

店員さんが「カウンター席とテーブル席、ご希望はございますか?
ちなみにテーブル席だとミルは挽けません」と。


私はコーヒーを飲みに来たというより、ミルを挽きに来たのでカウンター席を希望。後ろから入ってくるお客さんを見て分かりましたが、カウンターだとこの行列、テーブル席だとすんなり入れるみたいでした。。

私は、富良野に来るのが決まってから「優しい時間」を見たので結構リアルタイムな感じでしたが(最終回を見終えたのも2〜3日前)、このドラマって2005年に放送されたみたいで、もう6年も経っているのにこの行列って…すごいですね。。


待っていて暇だったので、カメラをズームにしてカウンター席を撮ってみました
見る限り、あそこのカウンター席は回転が悪いです

「きっとみんな、あそこで豆挽きたいだけなんだから、豆挽いたらテーブル席に移るとかそういうシステムにすればよいのに。。」…と心の中で思っていました。。

待ちに待った、カウンター席へと案内され
ブレンドコーヒーとケーキ―のセットを注文


ずらーっとミルが並んでます


しばらく待つと、こんな感じでミルと豆が出されます
(これだけで5分〜10分は待ったと思います)


ミルに豆をセットして回します
これがやりたかった!


挽いたコーヒーはここに落ちていきます


お店の人がこの器に移し替えてくれて、「コーヒーの香りをお楽しみください」と
コーヒーのほろ苦い香り、癒されます


こんな感じで自分のコーヒーを入れてくれてるのを見ることができます


私のセット
【コーヒーとケーキのセット¥1200】
コーヒーはもちろん、ケーキも美味しかったです


夫のセット
こちらのケーキも味見させてもらいましたが、私のケーキよりもあっさりしていました。
こちらも美味しかったです


後ろを向いて、テーブル席を一枚

帰りがけにもう一枚
ここの席もドラマでよく出ていました。
二人で寄り添ってずーっと動かなかったお客さんとか、こちらの席にいたと思います

ちなみに「森の時計」での待ち時間は約30分・滞在時間も約30分でした☆
http://4travel.jp/travelogue/10612042

2015-03-13
ドラマ「優しい時間」を鑑賞。カフェ経営の理想と現実について考えてみた


「カフェの起業」・・・若い女性を中心に憧れる方も多いでしょう。

調理専門学校でも「カフェ経営科」という課程を見かけます。
定年退職後に趣味を生かして起業したいという年配男性もいるのでは?

「儲けたいから」ではなく、「美味しいコーヒーで人を癒したい」がコンセプトの涌井のお店は、そんな人々の憧れそのもの(「きっかけは妻の死」という辛い事情は別として)。

しかしながら、「森の時計」の経営が成り立っているのは、あくまでもドラマだからということを忘れてはならないのです。

カフェの起業はそんなに甘いモノではありません!


「森の時計」の1日の売上をざっくりと計算してみましょう。

ドラマ内での営業時間は11:00〜20:00くらいのようですが、来店客は日中、地元の顔なじみの男性がポツポツ・・・暗くなってからの来店はほぼありません。

テラス席もあり、やけに広い店内ですが、顔なじみ客は皆、カウンターに着席するため、空席が目立ちます。

お客は各自、ミルで自分のコーヒー豆をひき、その粉を使って涌井マスターがネルドリップでコーヒーを入れてくれるシステムなので、店内滞留時間は軽く1時間は越えるでしょう。

コーヒーは1杯¥520です。

1日の来店客数は、どう見積もっても30人というところ。

メニューにはカレーライスもあるようですが、コーヒー目当てが大部分なので、平均客単価は¥1,000いけばいいところではないでしょうか?

¥1,000×30人=¥30,000

1日の売上は3万円というわけです。

週休1日として毎月25日間の営業ならば、月商75万円。

日によって来店客の増加もあると見越しても、100万円いけば御の字ではないでしょうか?

そして、ここから経費を差し引かねばなりません。


カフェ経営における経費の目安

@材料費:30%
A人件費:30%
B家賃:10%
Cその他:10%(光熱費、雑費、消耗品費など)
D償却:10%(初期費用、改装等に要した費用のローンなど)
E利益:10%


月商100万円では利益はたったの10万円なのです。

でも、元エリートサラリーマンで経済的余裕がある(らしい)涌井マスターは、ガツガツと売上UPや経費節減を意識する様子はありません。

しかし、「森の時計」の人件費を考えると、気が気でないpoohです。

なんせバイトの梓(長澤まさみ)を含めて3人もの女性従業員を雇用しているのですから(驚)

来店客30人に対しスタッフ4人・・・「森の時計」人手かけ過ぎ!

しかも梓、しょっちゅう食器割っているし、無断で外出しちゃうし(苦笑)

スタッフ数が多いのは、店内が広すぎる(屋内31席 屋外16席)のが原因。

涌井マスター、なぜ、こんなに広い店を建てたのでしょう?
カウンターのみ6席もあれば今の客数なら十分だろうに・・・。

実はこれには理由があります。

「森の時計」は、現実の世界でも営業するために創設されたカフェなのです。


参考:新富良野プリンスホテルのオフィシャルHP
http://www.princehotels.co.jp/newfurano/restaurant/morinotokei/


人気観光地のオシャレカフェ、ドラマで認知度もUPさせれば繁盛間違いなしでしょう。

女性グループ観光客なら、ケーキやランチのセットメニューもバンバンオーダーしてくれるはず。

夏の最盛期ならば、入店待ちの行列すら発生するかもしれません。
脱サラ男性の個人経営ではなく、ホテル直営というのも強み。


「ドラマの主人公みたいなステキなカフェを作りたい」

夢を持つことは良いけれど、現実を考えるのも大事です。
カフェの起業には緻密な計画、そして潤沢な資金が必要なのです。
軽〜い気持ちで素人が手を出すのは危険です。

いつものクセで散々電卓を叩いてしまったpoohですが、ドラマはドラマと割り切って「優しい時間」の今後の展開を楽しもうと思います。

Comments

2015-03-13 17:44 いろいろでセカンドライフ No.2826

「新富良野プリンスホテルのオフィシャルHP」を見ると、なんだか都会の人間が憧れるようなログハウスが見えます。

多分、上ものだけで2000〜3000万円はしそうですね(セルフビルドすれば別だけど)。まさかローン組んではいないですよね(組んでたら、自営だからボーナス返済無しで最初の返済が少なめの元利均等返済かな、あ〜もうだめ、貸してくれそうにない)^^

富良野なら土地単価はきわめて安いのでしょうから、地代はあまり心配しなくてよいのでしょう。ただ、固定資産税や、ほぼ2〜3年に一回のログハウス特有の全面塗装の塗り直しとか、その他のメンテも必要でしょう(まあ、一般的な家屋に比べればメンテ費用かからないとか言われるけど)。

おしゃれは諦めて、6畳のログで始めますかww

それじゃ、客が来ないなあ。
息子が働きに出るしかないですね。
宝くじが当たったのかも^^


招き猫の右手 No.2829
飲食店の経営は廃棄率が一番のポイントだそうですよ。

食材がちょっと古くなったらどんどん捨てる、メニューが多ければ滅多に出ないメニューのために食材をそろえて出なければ捨てる、こういうのがかなりのロスです。

なのでカフェ経営者目指している人が言うには、コーヒーだけに特化して食事は出さないのが基本、カレーライスでもやったらヤバイでしょうね、経営的には。
出すとしてもクッキーなどの乾き物だけ。

回転数をあげるためには角地などの立地も必要でしょうね、でもそういうところは高いでしょうけどね。。。


panpi No.2830 [Edit]
実在するカフェに行ったことがあるのですが、夏の最盛期でしたので行列を待って入りました。

カウンターがやはり人気のようでカウンターだともっと長い時間並ばなくてはいけなかったような気がします。

当然、店内は大混雑。

確かにあの喫茶店ですけれども、なんだか違う店のような気がしました。
確かにあんなにお客さんがこないと、経営は難しいですね。
http://pooh2013.blog.fc2.com/blog-entry-557.html


結論として、自分で商売するより株で儲けた方が確実なんですね。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c451

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
452. 中川隆[-6310] koaQ7Jey 2017年9月23日 12:19:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ここは北海道ファンに一番人気の超有名な民宿ですが、何故か10年前から売りに出ていて、全然買い手が見つかりませんね:

民宿 三香温泉
北海道 川上郡 弟子屈町 屈斜路 391-15

【宿 主 紹 介】

 宿 主 : 三上 務
   妻 :   裕美
   母 :    薫


宿主は、所謂、団塊に近い年齢です。
東京、札幌でのサラリーマンを経て、85年35歳で、
ここ弟子屈町屈斜路に移住してきました。

家族は、宿主の母親、妻、娘二人の五人。
当時娘は、1歳と2歳でした。

一部建物はありましたが、改めて営業にこぎつけるまでには、用途変更をしなければならず、届出や改修工事などで、大変な苦労をした思い出があります。

脱サラをし、温泉宿をやる方は、まだ当時珍らしく、よくテレビや雑誌の取材受けたものです。

それから、20余年、が経ってしまいました。
何か、あっ、という間の出来事のように思えます。

まだまだ、素人っぽさが残る宿主ですが、温泉の良さ、この屈斜路の自然の豊かさを、お客様にお伝へしていきたい思います。


** 三香温泉の近況について **

三香温泉は、平成19年の春閉館する旨、ご案内いたしました。

当温泉は、家族3人で切り盛りする小さな宿です。
気がつくと20余年が過ぎ(もう、まだ?)、皆歳をとりました。
現在後継者は無く、また将来に向けて温泉施設を改修する予定もありません。
もちろん家族で営業することの限界や経営上での事情等もあります。

以上の理由から温泉を売却する方向で検討してきましたが、なかなかまとまりません。

たいへん心苦しく身勝手とは存じますが、今後のめどがつくまで、今しばらくは一部営業形態が変わるかも知れませんが温泉を継続していくことと致しました。

何卒宜しくお察し頂けます様お願い申しあげます。

尚、当温泉を含め温泉物件に興味のある方は、「大道開発(だいどうかいはつ)」のホームページをご覧ください。
http://www3.plala.or.jp/sankospa/yoyaku.html#kinkyou

1980年(昭和55年)、民宿「三香温泉」開業。
土地面積 2,653 坪(8,771.00 平方米)
建物面積 132 坪(436.76 平方米)
宿棟:木造亜鉛メッキ鋼板葺2階建、昭和55年完成
居宅棟:鉄骨造亜鉛メッキ鋼板葺2階建、昭和60年完成
1997年(平成9年)改築
2007年(平成19年)より民宿は売却に出されている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%A6%99%E6%B8%A9%E6%B3%89

温泉掘削と温泉付分譲地のディベロッパー 有限会社 大道開発

物件番号 309 (温泉源付き中古温泉宿)
物件名 和琴・温泉宿(わごと・おんせんやど)
所在地 北海道川上郡弟子屈町字屈斜路

売り物件詳細 調査実施日(2007.10.1)

価格 5,500 万円

温泉源付き
大型露天風呂(男女/各脱衣室有り)あり

宿棟1階:客室10帖・8帖/管理人室8帖/トイレ/風呂
宿棟2階:客室12帖・10帖・8帖
居宅棟1階:広間19.5帖/台所/車庫
居宅棟2階:居室6帖×5/食堂・ダイニング/トイレ
http://www.daidou.net/catalogue/no309-0.html


車の姿が見えなくなるまで館主は見送る。
4 室だけの小さな湯宿、館主は、その宿に泊まった人を最後まで見送る。

湖畔を周回する道路から 20分ほど森林の中の道を走る。

何も PR をしているわけでもないのに、この小さな湯宿にやってくる人は少なくない。
木造の家。「三香温泉」の文字と暖簾がなければ気が付かないかもしれない。

館主の三上務さんは脱サラして、この宿を作った。
1975 年(昭和 3 年)、母親が持っていたこの屈斜路湖湖畔の土地をボーリングしたら温泉と出会ったのが、この湯宿の始まり。

1986 年(昭和 3 年)札幌、東京で広告の仕事をしていた三上さんは、仕事をやめ、この温泉地で手作りの宿を始める。

「母親の夢だったんですよ、一緒に住むことがね」と言う。
https://books.google.co.jp/books?id=QRnJ1Rp3R-0C&pg=PA50&lpg=PA50&dq=%E4%B8%89%E4%B8%8A%E3%80%80%E5%8B%99++%E4%B8%89%E9%A6%99%E6%B8%A9%E6%B3%89+%E5%BA%83%E5%91%8A&source=bl&ots=lwNQR88NDd&sig=2hnv_KVnAFI5WBcuykvlMCjuILU&hl=ja&sa=X&ved=0CB8Q6AEwAGoVChMI_JCu0uqbxwIVplKmCh3scQLX#v=onepage&q=%E4%B8%89%E4%B8%8A%E3%80%80%E5%8B%99%20%20%E4%B8%89%E9%A6%99%E6%B8%A9%E6%B3%89%20%E5%BA%83%E5%91%8A&f=false

216 :名無しさん@いい湯だな:2014/08/20(水) 08:53:48.43 ID:jP5iNsG00

三香温泉いいよね
家族経営の小さな宿だけど、温泉、食事、雰囲気どれをとっても最高だよ
宿主さんも気さくで親切、とてもリピーターさんに愛されている宿だね
玄関先では人懐っこい温泉犬キンタが出迎えてくれる
道東方面に行くなら絶対おすすめだな
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/onsen/1338696929/


2007年11月08日
そして、わたくしの悲願の温泉。「三香温泉」に行ってきました。
屈斜路湖畔すぐそばの温泉です。

あぁ以前泊まった時と変わらず、すんばらしい温泉宿だ。。。
常時ため息が出ます。嬉しくて。

あのですね、年内もしくは年明けに閉宿する予定らしいので、皆様何としてでも行った方がいいですよ!
普通の温泉場に行く何十倍もの満足を得られますから。
特に道外の方、行かれたらカルチャーショックですよ、ありゃ。

ムチャクチャ美味しい愛情たっぷりご飯、もちろん源泉100%かけ流しすっげぇいい香り、プラネタリウムのような星空、薪ストーブを囲んでの語らい、エゾリスに出会える露天風呂。。。。

ひ〜!今すぐにでも行きたい!
http://kendikuun.seesaa.net/index-21.html

安いし仕方ない? いえ、そういう問題ではないと思う。
人の感じ方はそれぞれであるが、清潔感というのは誰しもが気持ち良いと感じるものだろう。

峰も、三香温泉も、鹿の谷も、いずれも贅沢なものや華美なものは使っておらず、どちらかというば粗末な部類に属するようなものを使っているけれど、シーツやまくらカバーはほっとする綺麗さで、手足を伸ばした時のあの気持ちよさは、それを用意してくれる人の心遣いを感じられて、なんとも嬉しいものである。

帰る時にそんな心遣いをまた思い出し、そしてああ、また来よう、と思うのであった。
http://www.yuge-marumi.com/index.php?1%E6%9C%884%E3%83%BB5%E6%97%A5%E3%80%80%E5%B3%B0%E3%80%812%E6%9C%8816%E3%83%BB17%E6%97%A5%E3%80%80%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E3%80%80%E9%87%8E%E5%9C%B0%E6%B8%A9%E6%B3%89%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB

まあ、三上さん以外の人がこの民宿を引き継いでも、リピート客は誰も来ないでしょうね。


詳細は

屈斜路湖畔 三香温泉 その人気の秘密
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/589.html



http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c452

[政治・選挙・NHK232] 室井佑月が前川喜平・前文科事務次官にあらためて訊く! 解散でフタをされようとしている加計問題の全貌と本質(リテラ) 赤かぶ
3. 中川隆[-6309] koaQ7Jey 2017年9月23日 16:32:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
詐欺師 前川喜平がやっていた事
加計騒動とは 内閣人事局を巡る官僚と首相の人事権闘争


加計騒動を支援している「闇の天皇」

安倍首相周辺と加計学園を巡る騒動は一向に治まる気配が無く、7月2日の東京都議会選でも惨敗が予想されている。

前川前文部科学次官がマスコミにしゃべっている間は「怪文書」だと言っていたが、文部科学省の内部調査で同じ文書が出てきた。

文書は日付や作成者の署名がない匿名で、これでは公式文書ではないが、萩生田官房副長官が安倍首相の名前を出して働きかけをしていた。

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萩生田氏は事実無根だとしていたが、今度は萩生田氏と文部官僚との録音テープなるものが出てくると言われている。

仮にこれらが事実だとすると一連の出来事が一つにつながり、その出所は萩生田官房副長官だった事になる。

まず萩生田氏が文部科学省に押しかけて家計学園獣医学部の新設を認可するよう働きかけ「総理の意向だ」と言って期日を区切って要求した。


萩生田氏の要請に基づいて恐らく文部科学省の次官か局長が、『官邸の最高レベル』からの要請だというメールを作成し送信した。

『総理は平成30年(2018年)4月開学とおしりを切っていた』という文面があり、文部省では今年8月までに認可の判断を行う。

加計学園獣医学部は戦略特区制度によって愛媛県今治市が新設を希望し、用地を無償で提供した上、認可を強く希望している。


いったい四国の田舎の獣医学校の何が重要なのか、どうでも良いような気がするが、前川前次官と文部省にとっては重大事件だった。

加計学園騒動が始まる半年前の2017年2月に文部科学省の天下りが発覚し、前川喜平次官が責任を取らされて辞任した。

前川氏と文部官僚はこの懲罰を不満に思って官邸と全面戦争を始めるのだが、その背後には「闇の天皇」と呼ばれる財務省の後押しがあった。


本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。

____


最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。

本当に恐ろしい世の中です。

既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。

まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。

これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。

本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。


事務次官とは何か、前川前次官で注目エリート集団

この人が騒いでいる本当の理由は、「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事です。
引用:http://blogc.fujitv.co.jp/simg/blogimg/6db29/90119/537660_pcl.jpg


総理より地位が高い事務次官

加計学園をめぐる「忖度」騒動は前川喜平・前文部科学事務次官の告発から騒動が広まった。

なぜ前川氏はこのように安倍首相を憎み、敵愾心を露にして噛み付くのか、事務次官という身分階級を知らないとわかり難い。

各省庁の事務次官は「次官」なので文字を読んだだけでは「2番目の事務員」かなと思うが、実際には省庁の大統領のような地位にある。

         

事務次官は表向きの法律では大臣を補佐する役割だが、実際には大臣を上回る最高権威です。

大臣と事務次官の関係については、2001年に小泉内閣で外務大臣を(9ヶ月だけ)勤めた田中眞紀子議員が良く喋っていた。(喋りすぎた)

その前に田中眞紀子が外務大臣に選ばれた理由を説明すると、2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎を当選させた功労者だった。


超不人気だった森首相が退陣し、次の首相は橋本龍太郎で決まりと言われていて、国民は「またあのバカ総理か」と失望していた。

小泉純一郎は出馬しても負けそうなので立候補するつもりはなかったが、当時人気絶頂だった田中眞紀子が「あんた出なさいよ」とけしかけたと言われている。

人気者の眞紀子に後押しされて小泉旋風が吹き、めでたく総理大臣になり田中眞紀子は論功行賞で外務大臣になった。


欧米メディアは「次の総理は田中眞紀子」「初の女性総理誕生へ」と報道し、小泉自身より人気が高かったほどだった。

その大功労者が些細なことで外務官僚と対立して、クビになったのは田中眞紀子大臣の方だった。

日本政府の方針と異なる発言を、外相として勝手に発言したり、外相会談のドタキャンなど様々な出来事があった。


官僚を激怒させた安倍首相の行為

だが一番の対立点は「外務大臣と事務次官のどちらに人事権があるか」という事で、眞紀子大臣は自分に逆らう事務次官の更迭を小泉首相に要求した。

結果は書いたとおり、クビになったのは大臣のほうだったので、大臣の人事権は事務次官が握っているが、逆はありえない。

法律はどうであれ大臣より事務次官のほうが地位が上なのが日本の制度であり、主要な省の事務次官となると総理大臣より地位が上である。


ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されたが、事務次官は決して逮捕されず、責任を取らされたりもしない。

思い出して欲しいがあらゆる政治スキャンダルで責任を取るのは大臣と総理だけで、事務次官や官僚はマスコミから責任の追求すらされない。

もし事務次官が責任を取らされるような事が起きれば、明治以来の大事件であり、絶対に有り得ない筈だった。


朝日新聞は平気で天皇や総理大臣の悪口を書くが、それでいて事務次官の悪口を絶対に書かず、官僚は神聖にして汚すべからずを貫いている。

朝日新聞も日本の最高権力者が怖いのであり、許認可権から逮捕権、裁判権まで握っている官僚たちには逆らいません。(最高裁判官も官僚)

その有り得ないはずの事が森友、加計騒動の根源である文部科学省で起きていて、事務次官がクビになっていました。


「キXXX」の言い分

前川喜平前事務次官は退職した文部官僚が民間機関に天下りする仲介役をしていて、2017年1月20日に辞職した。

2017年3月に懲戒免職になる予定だったが、文部省側は猛反発しして自主退職になったうえ、退職金5000万円以上が支払われた。

軽い処分で済んで助かったように見えるが、官僚目線では「どうして上司である事務次官が部下である総理大臣から追放されるのか」という事になる。


ニュースを見ていると異常な事件で犯人が意味不明な事をしゃべる場合があるが、「キXXX」の言い分は彼らにしか分からない。

前川喜平と官僚たちには「総理大臣風情がでかい面しやがって」「今に見ておれ小僧」という恨みだけが残ったようです。

そして文部科学省は自分のスキャンダルである森友、加計を暴露する事で安倍首相を糾弾するという捨て身の戦法に出た。


過去の政治スキャンダルで責任を問われたのは政治家だけで、官僚が罪に問われた事は無いので、こうした戦法は実は良く行われている。

大阪地検や東京地検は森友加計を捜査しているが、検察官僚の身内である文部官僚は決して捜査対象にならない。

うまく行けば前川喜平前事務次官は高給で天下りできるだろうし、それどころか政治家として権力を握る事もできる。


突き詰めると官僚と総理のどちらが上か、どちらが日本の権力者かという対立です。
http://www.thutmosev.com/archives/71597964.html


天下り官僚に翻弄される私大の悲惨

文部科学省の前事務次官の前川喜平がどのようなことをしてクビになったかを記事を読めばわかりますが、天下り官僚を引き受けた私立大学がどんな食い物にされているかがわかります。天下り官僚は悪知恵だけが働く悪賢い人材の集団であり、文部科学省ではそれが組織化されていた。

最近になって少子化で大学進学者が減っていくのに大学だけはどんどん新設されてきたのは、天下り官僚の引受先だからだ。大学教授や理事に天下るわけですが、天下り官僚を引き受ければお土産がついてくる。それが全国の大学にばらまかれるわけですが、それが天下り官僚の懐に入る。

日本全国に大量に作られた新設大学は、Fラン大学となり学生集めにも苦労することになる。都心にある一流有名大学なら学生集めも苦労しないでしょうが、一時は都心のキャンパスを売り払って郊外に移転する大学が相次ぎましたが、大学生の評判が悪くてまた都心に戻ってくる大学が多くなりました。

地方では大学生集めに苦労して、中国やベトナムなどからの留学生の引受先になっている。留学生といってもアルバイトに出稼ぎに来ている留学生であり、どのような勉強をしているのだろうか。私がいた頃もそうなのですが、大学は学問の墓場であり、大学という産業で学生たちを食い物にしている。

昔は利口だから大学に進学しましたが、今では利口でないから大学を出て学歴で就職に有利にしようとしている。腐敗堕落しきった大学に行って何を学ぼうとしているのでしょうか。腐敗した大学教授から学べば腐敗した大学生になるだけであり、そんな大学なら進学しないほうがいい。

大伽藍に名僧無しと言いますが、大キャンパスに名教授無しであり、主だった大学のポストは天下り教授に占拠されて、いいように食い物にされてしまう。週に一コマ程度の講義をするだけで年収は2500万円だ。5年勤めて退職金が3000万円だそうですが、いくつもの大学を渡り歩けば5億円もの収入だ。

つまり大学に進学して、霞ヶ関の官僚になり、天下って私のような人物になれと大学生に教育しているのだろうか。中にはやり手の天下り官僚もいて、大学の移転絡みで建設費用から数億円抜いた天下り官僚もいたようだ。森友騒動でも校舎建設で建設補助金がピンはねされて事件になりましたが、このような話はいくらでもあるのだろう。

年々大学の授業料が高騰してきていますが、学生たちは奨学金ローンを借りて学費を払っている。大学を卒業するまでには最低500万円はかかるからそれだけ借金を抱えて卒業する。そこまでして払った学費は天下り官僚の懐に入っていく。有意義な講義をしてくれれなそれでいいのでしょうが、天下り官僚にそれほどの学識があるわけない。
http://2013tora.jp/kabu391.html


2017.8.18 天下り官僚に翻弄される私大の悲惨


日本の学歴ヒエラルキーの頂点に立つ東京大学。官僚などが大学で教鞭をとる形などでの天下りは有名だが、官僚の天下り問題や、旧帝大から私大への天下り的な再就職に批判を続けている元大学教授に話を聞いた。(フリーライター 光浦晋三)


私大を渡り歩いて5億円を荒稼ぎ!
天下り官僚に食い物にされる私大

 元東大教授よりも破壊力が強いのが官僚だ。官僚時代は数百億円の予算を動かしていただけに金銭感覚がズレすぎているという。私大には文科省、経済産業省、財務省など多くの官僚が天下りし、教授の座に収まっている。

「“渡り鳥稼業”の天下り役人は会議の欠席はザラなうえ、仕事の知識もない。仕事は部下に任せてゴロゴロしているだけ。それでも年俸は最低2500万円。さらに5年勤めて退職金が3000万円。これで3〜5つの大学を渡り歩いて計5億円は稼ぎます」

 もっとも何もしないのならマシな部類で、元官僚と悪徳教授が手を組み、大学を食い物にするケースも多々あるそうだ。濱野氏がいた都内の女子大では40億円が消えたこともあったという。

「彼らが株式や投資信託を駆使してマネーロンダリングをやったようですが、証拠が出なかった。また、翌年に取り壊しが決定していた校舎の大規模修繕に3億をつぎ込み、さらに塗装で1億2000万円と、計4億2000万円を無駄遣いしたことも。すぐに跡地に新しいビルを建てるところまで計画済みで、旧ビルでどんなインチキがあったのかはウヤムヤになってしまった。巧妙に証拠が残らない工作だけは一流のため、追跡調査もできなかった。もちろん大学の事務職などは真相を知っていましたが、黙殺したまま。ヘタに口にしようものなら簡単に左遷されてしまいますからね」

 別の学校ではこんなケースも。

「もっとひどいのは、研究業績が大学院生ほどもないクズ教授を学長に仕立て、自分は定年のない常務理事のポストに就いた天下り官僚がいました。さらに、部課長などの大学の要職を、仲間や部下で固め、付属の建物の増改築で稼ぐなど好き放題だった。さらに、法人側の私立学校法違反事項を目ざとく見つけると、理事長選で教授会をけしかけ、当主を追い出し自分が理事長の座に座り、そのまま学園を乗っ取ったヤツもいた。都内有数の伝統校でしたが、その後は、学問はそっちのけとなり、今では生徒の確保にも困るほど疲弊してしまいました」

 悪質な実例はまだまだあるという。

「今時、わざとド田舎にキャンパスを購入し、引っ越さなくてもいい学部の建物まで建てて都内一等地のキャンパスを売却し、その取り壊しとキャンパス移転で数十億を着服する天下りもいました。ゼネコンのリベートで稼いだんです。その大学は生徒集めに窮し、今は中国やベトナムからの留学生で細々と命脈を保っていますが、近々、倒産の噂も聞こえてきます。もちろん、天下り役人はその前にいなくなるでしょうね」

 悪徳教授や官僚を受け入れる私学の側にも落ち度があるとの指摘もあるが、濱野氏はそれは違うという。

「教授会が天下り官僚は採りたくないと考えていても、彼らは巧妙に法人側の上席ポストを占めてしまう。そうなれば、自動的にかつての役所の部下を雇いこむルートができてしまうんです。大学が悪いのではなく、行列を作って乗っ取りに来る方が悪いんです」

 今年3月、松野博一・文部科学大臣は、省庁退職者が許認可や補助金の支出対象である大学や財団に再就職することを当面自粛すると明らかにしたが、果たして実効力がどれだけあるのか。はなはだ疑問と言わざるを得ない。
http://diamond.jp/articles/-/137283

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/715.html#c3

[政治・選挙・NHK232] 次期衆院選結果予想 天橋立の愚痴人間
1. 中川隆[-6308] koaQ7Jey 2017年9月23日 16:38:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安部も小沢も橋下も小池も新自由主義者なら誰がやっても政策は何も変わらない


それが嫌なら共産党を支持するしかないだろ

甘い希望など持つな。貧困層の子供はもう抜け出せない現実


政治家の子供たちは大抵が政治家になっている。なぜか。政治家は儲かるからである。

金持ちの子供たちも大抵が金持ちである。遊び狂って財産を散財するだけの息子たちもいるが、こういった息子たちは、金があるから散財できる。

また金持ちの家庭の子供たちは高学歴が普通だ。なぜなら、子供の教育に金を出す余裕もあれば、安心して学業に励める快適な環境もあるからだ。親のコネや人脈で有名大学に入るルートもある。

現に、ハーバード大学やオックスフォード大学は世界各国の権力者の子弟を受け入れている。おまけに大学卒業後も、仕事や役職が約束されている。

端的に言うと、エリートや金持ちや権力者の子供たちというのは、最初から社会的な地位が用意されており、貧困家庭にはない多くのメリットを享受できる。

アメリカでは親の所得が高いほど子供の成績が良いのが確認されているが、その理由は言うまでもなく教育に最適な環境を整備できるからである。

子供が将来、社会的に成功しやすいかどうかというのは、本人の努力が問われる以前に、親の収入も影響する。世の中は公平ではない。それは冷徹な事実である。


極貧の家庭は、常に何らかのトラブルに追われる

これは別に社会学者が統計を出さなくても、普通の人ですら日常を観察してしみじみと思う現象でもある。

収入のある家庭では、子供にいろんな習い事をさせることができる。塾にも行かせることができるし、家庭教師を呼ぶこともできる。

また、親が精神的余裕も経済的余裕もあるので、子供に目をかけやすい。家族の団欒を持てたり、一緒に旅行ができたり、一緒に勉強したり遊んだりすることができる。

もちろん、すべての富裕層がそんな理想的な家庭ばかりではなく、それぞれ複雑な事情を抱えているのも事実だ。何の悩みもない家庭はひとつもない。

しかし一般的な比較で言うと、総じて富裕層は子供に最適な環境を与えることができる。それが、子供の能力を伸ばすので、富裕層の子供に社会的能力の高い子供が多いのは別におかしなことでも何でもない。

では、極貧の家庭で育つ子供たちはどうなのか。彼らは富裕層の子供たちが持つメリットは何もないだけでなく、大きなマイナスをも抱えている。

極貧の家庭は、常に何らかのトラブルに追い込まれている状態であると言ってもいい。親はストレスにまみれ、家庭そのものが破綻していることもある。

経済問題はありとあらゆる問題を先鋭化させるのだ。今を生きていくだけで精一杯であり、子供の教育などはすべて後回しにされる。

習い事をさせる余裕もない。塾や家庭教師など、とんでもない話である。義務教育が終われば、あとは一刻も早く社会に出て金を稼いで欲しいと考える家庭も多い。

そのように口に出して言わなくても、子供たちは親の貧窮ぶりを見て育っているので、悠長に教育を受けるよりも、さっさと社会に出て稼ごうと考える。

環境的に、低学歴で社会に出るしかない。

そうすると結局はそれが仇になって、低収入の仕事に甘んじるしかなくなっていく。もちろん、彼らに人脈やコネがあろうはずがなく、折に触れて助けてくれる人もいない。


貧困家庭に生まれたことから、すべてが始まっている

富裕層の子供たちが多くの良き助言者を持っているのに比して、貧困層の子供たちは多くの悪い友人を持っている。だから、マイナスの方向に引っ張られやすい。

そして、低学歴を余儀なくされた子供たちには、条件の良い仕事はあまりない。

低学歴でもできる収入の良い仕事というのは、極度に体力を使う仕事であったり、極度に危険な仕事であったり、反社会的なものであったりすることが多い。

その仕事に就いていること自体がトラブルの元になり、やがては自分の人生がトラブルによって潰される。しかし、そこから逃れられない。

良い仕事に就きたいと思っても、現実には低収入の仕事しかなく、将来の展望は見えてこない。

貧困家庭に生まれたことから、すべてが始まっている。「経済格差が遺伝する」というのは、こういった現象から言われているものだ。

日本は2000年代に入ってから、極度に格差が広がる社会になった。この「労働者使い捨て時代」に成人して社会に出た人々は今は30代から40代に入ろうとしている。

2017年、厚生労働省は20年間の国民生活基礎調査の家計所得を分析した結果を出した。

これによると「世帯主が40歳代の世帯では、単独世帯やひとり親世帯の増加で総所得が300万円未満の低所得世帯の割合が増加した」と報告している。

今「生活はやや苦しい、大変苦しい」が合わせて62.4%にまで増えた。

将来の展望もなく、低収入を余儀なくされているわけだから、結婚が激減して少子化が加速しても当然だ。しかし、それでも非正規労働のまま結婚し、将来の安定のない中で子供を持つ人たちも、もちろんいる。

重要なのは、こういった貧困を余儀なくされている人たちを社会が救済できなければ、彼らの子供たちもまた貧困層から抜け出せなくなる可能性があるということだ。


貧困層の子供はもう抜け出せない現実を知るべき

「6人に1人の子供が貧困状態にある」とはよく言われるようになっているのだが、この子供たちが助からない。貧困の子供たちを貧困のまま固定化させる現象が日本で生まれている。

2017年9月17日、総務省は65歳以上の高齢者人口が総人口の27.7%になったと報告した。そして90歳以上も初の200万人台に入ったことも合わせて報告している。

少子化も急加速で進んでいるのだが、超高齢化も止まらない。だから人口動態が日本の致命傷になっていくのは、もう結論的に分かっている。

経済大国としての日本は外国に抜かれていき、日本人が豊かになるチャンスも減少していく。内需が消え、社会が萎縮し、イノベーションを生み出す力も衰え、ありつけるパイがどんどん小さくなっていく。

その中で、富の大部分を富裕層がごっそりと持っていき、残りを大勢の貧困層が奪い合うという醜悪な社会になっていく。

いよいよ、そういった社会が見えてきている。

政府も無力になる。財政赤字が膨れ上がり、高齢者を養うために社会保障費の増大に苦しむ政府に余裕などない。余裕がないから、私たちからもっと税金を取り立てて奪ってくる。

隣人が何かしてくれるだろうか。それも期待できない。格差社会は、激烈な競争が生み出したものだからだ。助け合うのではなく、競争し合って他人を蹴落とす。

では、競争に勝つのは誰か。

もちろん最初から恵まれた富裕層の子供たちである。社会はフェアではない。フェアではない競争社会では、最初から何も持たない不利な貧困の子供たちは助からないのだ。

現実を見れば、すでにそんな強烈な社会になっている。そして、この問題は完全に放置されている。

だから、金があるかないかできれいに分離する一種の身分社会になって、ピラミッドの底辺が底辺のまま抜け出せない社会が到来する。

今の社会に甘い希望など持ってはいけない。貧困層の子供はもう抜け出せない現実を見る必要がある。この現実に気付いて危機感を持たないと、すべての日本人が不幸になる。


今の社会に甘い希望など持ってはいけない。貧困層の子供はもう抜け出せない現実を見る必要がある。この現実に気付いて危機感を持たないと、すべての日本人が不幸になる。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170922T1712200900.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/718.html#c1

[政治・選挙・NHK232] 次期衆院選結果予想 天橋立の愚痴人間
4. 中川隆[-6313] koaQ7Jey 2017年9月23日 17:00:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>2
>中国もロシアもマルクス主義と決別したと言うのに、何故、出来ないか。


違うよ
マルクスの階級論の正しさが最近明らかになってきたから、マルクス主義と決別する必要が無くなったんだ:

格差の次には「何がくるのか」を日本人は理解しているか?

現代社会では、経済格差がどんどん広がっている。最初は少しの差であった格差は、やがては1000倍も2000倍も、いや1万倍も2万倍も開いて、もはや貧困層がどうあがこうが克服できないものとなる。

そして、この極度なまでの経済格差が定着すると、その後に何が来るのか理解しているだろうか。

それは、もちろん「階級」である。

世界の多くの国では、ひとつの国家が見えない層(レイヤー)で区分けされている。経済格差の層である。この経済格差の上と下とでは生活も文化も考え方も違う。場合によっては話す言葉までもが違ってくる。

メキシコでも、ブラジルでも、アメリカでも、イギリスでも、安全な地域と危険な地域は明確に分離して存在している。

分かりやすく言えば、金持ちたちが集う地域は安全だ。そして貧困層が集う地域は治安が悪い。だから金持ちは貧困層がいる地区には決して足を踏み入れないし、逆に貧困層が金持ち地区に行っても警備員や警察に追い出される。

それが定着すると、世界中どこでも貧困層と富裕層は自然に、明確に、完全に分離し、長い年月を経て同じ民族でも違う文化や生活になってしまうのだ。


何もかもが分離し、お互いに接点が極端になくなる

一億総中流の意識がまだ多少でも残っている日本人から見ると、これは階級、身分、差別があるという認識になる。その通りだ。凄まじい経済格差が定着すると、自然に「階級」が生まれて上と下で分離するのだ。

今の日本はそうではない。確かに経済格差は広がっているが、まだ極端ではない。だから、たとえば金持ちが住む地域の住民がそうでない地区に行かないということはないし、その逆もまた然りだ。

しかし、問題はこれからだ。日本は、今のような平等社会を維持できるのだろうか。経済格差が広がるだけ広がって、それが社会に定着してしまった場合、日本もまた「階級社会」になってもおかしくない。

グローバル化は確実に「格差のある社会」を作り出す。それは間違いない。時間の問題なのだ。だから、将来の日本は今までと違う世界になる可能性がある。

日本人も富裕層と貧困層で分離する。

富裕層と貧困層で分離するというのは、住むところも、通う学校も、付き合う人間も、行きつけの店も、持ち物も、食べる物も、やがては話し方も、すべてが違っていくということだ。

何もかもが分離し、お互いに接点が極端になくなっていく。

教育で言うと、貧困層は親の資金面から安い学校にしか通えなくなり、ここで富裕層と貧困層の子供たちが分離される。富裕層の子供たちは質の良い教育を行う私学に通い、教育に理解のある親と熟練した教師に守られて学力を伸ばす。

一方で貧困層の子供たちは親の理解もなく、給料が安くてやる気のない教師の教育を受けて、教育の質が落ちて学力も低下していくことになる。塾にも通う経済的余裕もない。

公立校ではどんなにやる気のない生徒、問題生徒、非行生徒がいても学校から放逐できないので、しばしば学級崩壊も起きて授業がストップしたりする。

だから、富裕層の子供たちが学力を上げる環境の中で貧困層の子供たちは学力を落とし、名門校にはなかなか入れない構造的な問題が発生する。

気が付けば、学歴で大きなハンディが生まれていく。


富裕層の子供たちが学力を上げる環境の中で貧困層の子供たちは学力を落とし、名門校にはなかなか入れない構造的な問題が発生する。気が付けば、学歴で大きなハンディが生まれていく。


格差を生み出すことになるのは目に見えている

さらに地域で見ると、ある地域に貧困層が多くなっていくと、地価が下がってますます貧困層が流れ込んでいく。そうすると、不動産価格の下落や環境の悪化を嫌って、富裕層が少しずつ、しかし確実に抜けていく。

そうすると、ますます貧困層がその地区を埋め尽くすようになっていく。一方で、富裕層が集まるところは地価が上がって貧困層が住めなくなる。これで人々が分離される。

職業で言うと、富裕層の子弟が卒業する大学卒の勤める職種と、貧困層の勤める職種も違っていく。入れる企業も違い、同じ企業でもエリートクラスと労働者クラスに分かれてこのふたつは交差しなくなる。

この格差は、一度下に落ちると、容易に這い上がれない地獄の格差になっていく。

日本はいずれ、遅かれ早かれそのような社会になる。これについては、多くの社会学者、経済学者、政治家たちが警鐘を鳴らし、危険を訴えている。

誰のせいでこんなことになったのか。全世界がこのようになっているのだとすれば、誰のせいでもなく、現在の社会構造が生み出しているというのが分かるはずだ。

弱肉強食の資本主義が、このような社会現象をどんどん増長させて止まらないのである。強いて言えば、グローバル化を無批判に取り入れた政治家や大企業が悪いということになる。

しかし、日本を鎖国化したら大丈夫なのかというと、それはそれで日本全体が孤立化して北朝鮮のように困窮するだけだ。取り入れても拒絶しても問題が発生するのである。

日本はもうとっくの前にグローバル化を完全に受け入れた。これからも、どんどん受け入れていくことになる。それがさらなる格差を生み出すことになるのは、目に見えている。

もはや、格差が日本国民を分離してしまうのは避けられない事態だ。私たちはどちらかに分けられてしまう。1%の金持ちか、それとも99%の貧困層か。

そして、「階級」の上か下か……。


もはや、格差が日本国民を分離してしまうのは避けられない事態だ。私たちはどちらかに分けられてしまう。1%の金持ちか、それとも99%の貧困層か。そして、「階級」の上か下か……。


日本社会はこれから階級で分離していくことになる

問題は、貧困層に落ちた人は、もはやその子供もまた貧困層になってしまうことだ。個人の努力云々の話ではない。子供たちはスタート時点から極端な差を付けられており、貧困から抜け出せない。

日本がそんな社会になることは、高齢層よりも若年層の方が切実に感じ取れるかもしれない。

日本は若者の自殺が多い国だが、それは就職活動を行っている段階から、多くの企業に断られ続け、自分たちが社会から必要とされていないことを悟ってしまうからでもある。

就職できても生活していくことができないほどの給料だったり、不安定な身分だったりすることも多い。それで必死で働いても、身体を壊して使い捨てされる。

彼らの多くは、自分たちが貧困に生きるしかない現実を突きつけられている。当然、無理して結婚して子供を作っても、子供が貧困で暮らすことになることくらいは容易に想像がつく。

だから、結婚して子供を作るということすらも逡巡する社会と化している。

日本は超少子高齢化となっており、減り続ける子供と増え続ける高齢者のアンバランスで国家の社会保障費に問題が生じているのだ。

これから日本は、過酷な増税、削られる医療費、延長される年金受給年齢などがすべて同時並行で起きて、国民は痩せ細っていく。

国家はない袖を振れない。企業も終身雇用を捨てた。そのため、ごく普通の人が、年々転がり落ちるように貧困化する。

周辺国との軋轢、憎悪の連鎖、グローバル化の加速、格差の定着、若者の貧困化、超少子高齢化……。すべては、弱肉強食の資本主義が生み出したものであり根は一緒なのだ。

これらの問題が最後まで暴走していく中で、日本でも経済格差が「階級」を生み出して、上と下とではまったく違う文化の中で生きることになる。

格差で騒いでいる段階は終わった。次は階級社会に突き進んでいくのを、日本人は理解しておくべきだ。日本社会は階級で分離していくことになる。


日本でも経済格差が「階級」を生み出して、上と下とではまったく違う文化の中で生きることになる。格差で騒いでいる段階は終わった。次は階級社会に突き進んでいくのを、日本人は理解しておくべきだ。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170831T0331260900.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/718.html#c4

[政治・選挙・NHK232] 次期衆院選結果予想 天橋立の愚痴人間
9. 中川隆[-6312] koaQ7Jey 2017年9月23日 17:16:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>8
真理の徒は石もて追われ

というだけさ
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/718.html#c9

[政治・選挙・NHK232] 次期衆院選結果予想 天橋立の愚痴人間
13. 中川隆[-6311] koaQ7Jey 2017年9月23日 19:09:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>10
>経済的理由で人間社会を唯物論で把握できると言う錯覚を起こしたのではないか。


一番肝心な所で見当外れの誤解をしているけど

資本主義はグローバリズム段階まで行くと民主主義が成立しなくなるんだよ

国際条約の方が憲法や国内法より優先されるから、国民が選挙で選んだ議員が何を言おうが国際条約に反する事はできなくなる

国民が食べて行けなくなっても国民の合意では法律や国内の社会体制を変えられなくなる

食べて行けなくなった国民が大人しく餓死か自殺してくれればいいんだけど、そんな人格者は存在しないから、テロや暴動を起こして国家転覆を目指す事になる

反グローバリズム暴動が組織化されたのが共産革命だから、共産革命が民主主義に反している訳じゃないんだ

グローバリズム自体が反民主主義だからね



http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/718.html#c13

[政治・選挙・NHK232] 次期衆院選結果予想 天橋立の愚痴人間
14. 中川隆[-6310] koaQ7Jey 2017年9月23日 19:17:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>12 の佐助氏は何時も見当外れの事ばかり言ってるアホ

そもそも20世紀の自称社会主義国は社会主義じゃないからね

共産主義はグローバリズムの次の段階で出て来るものだから、20世紀の段階では社会主義も共産主義も有り得ないんだよ

例外はバブル以前の日本だけだけど、日本は戦後農地改革と人工的インフレで資産家の財産を完全に再分配したから、階級が存在しない状態になっていたんだ

日本と同じ事をやればどんな国でも共産国家になれる


http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/718.html#c14

[政治・選挙・NHK232] 次期衆院選結果予想 天橋立の愚痴人間
17. 中川隆[-6309] koaQ7Jey 2017年9月23日 19:57:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>何故、マルクスを卒業できない!


アルキメデスやピタゴラスやニュートンを卒業できないのと同じさ

真理は何万年経っても古くならないからね
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/718.html#c17

[昼休み43] 日航ジャンボ123便 生存者の男の子(自分で顔を隠す元気)が自衛隊員により死体置場に運ばれていく様子を記者が見逃さず撮影 愉快通快
141. 中川隆[-6308] koaQ7Jey 2017年9月23日 20:33:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月23日
JALとANAが機体整備を中国に外注 墜落事故の危険も

炎を吹きながら離陸する日航ボーイング777
引用:https://i.ytimg.com/vi/acAiSngY7NA/maxresdefault.jpg

全日空と日航の欠陥整備

最近国内航空会社の飛行中の故障が多発していて、特に大手の全日空と日航で深刻な故障が発生している。

その原因として考えられるのが、この2社は近年、機体整備を中国の会社に外注していた事です。

日航は3割、全日空も機体整備のかなりを中国の工場に外注していると報道されています。


9月21日には全日空ボーイング737が、油圧関係のトラブルで緊急事態を宣言し、伊丹空港に緊急着陸しました。

9月5日にはニューヨーク行きボーイング777のエンジンから、激しい衝撃と共に出火し、やはり緊急事態を宣言して羽田に着陸した。

緊急事態宣言とは機体が制御不能になったり墜落の恐れがある場合に、機長が宣言するもので、最終的な事態に至る直前に出される。


9月5日の日航機はエンジンタービンの羽根222枚が破損し、機長は火災などの危険を感じて、燃料を捨ててから成田に引き返していた。

9月18日には中部空港を離陸したボーイング737の機内に異臭が発生して引き返し、油漏れとみられている。

報道によると日航は機体整備の3割を中国の整備工場に発注し、年間数十件もの不具合を起こし、国交省には報告せず隠している疑いもあるという。


燃料漏れなど燃料系統の不具合が特に多いが、おそらく燃料や油圧油が漏れると外見や匂い、出火でばれてしまうため、隠せないだけではないか。

電気系統や他の機械的な不具合の多くは、報告しなければ誰にも分からないわけで、報告していない不具合が何件あるのか分からない。

全日空も同じで2009年に非常用酸素マスクの不具合を放置して2600回も飛行し、国土交通省から厳重注意を受けた。


手抜き整備で垂直尾翼が吹き飛んだ日航123便。
「墜落しなければ手抜きしてもばれない」という考えが根底にある
引用:http://blog-imgs-12.fc2.com/j/a/l/jal123/20070505224025.jpg

墜落しなければばれないという考え

報道によると日航は機体整備の3割を中国に外注し、他にも外注先があるので半数を人件費の安いアジアで整備していると推測できる。

全日空も同じで、整備費用を安くする為にアジアの安い整備会社に外注し、故障や不具合が続発している。

悪質なのは日航、全日空ともに発生した不具合のほとんどを国交省などに報告していないと考えられる事で、「墜落しなければばれない」の姿勢をうかがえる。


中国やアジアで整備する問題点は、中国人が適当に手抜き整備するというだけでなく、「整備をチェックするのも中国人」である点です。

整備する人も、正しく整備されているかをチェックすのも同じ会社の人で、酷い場合には同じ人が兼任している場合すらある。

世界ではこういういい加減な整備で墜落した例が多くあり、間違った整備が原因で発生した事故は非常に多い。


外国に整備を外注するので日航と全日空は自分の飛行機でどんな整備をしたのか把握しておらず、書類に記入したものしか見ていません。

1985年8月12日に日航123便が御巣鷹山に墜落し、520名がなくなる事故がありました。

事故の原因は「尻もち事故」の修理で手抜きをした事で、ボーイング社が修理したため、日航は機体の状態を把握していませんでした。


日航と全日空は「反省しました」と言いながら30年後にまた同じ事をやり、整備と修理を丸投げにして、機体の状態を把握していません。

仮に中国の整備企業が123便と同じ手抜きをやったら、日航は123便と同じように墜落させるかも知れない。
http://www.thutmosev.com/archives/72741051.html
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak43/msg/329.html#c141

[昼休み41] 日航ジャンボ123便 垂直尾翼にオレンジエアが刺さっていた (カラー写真掲載) 愉快通快
9. 中川隆[-6307] koaQ7Jey 2017年9月23日 20:34:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月23日
JALとANAが機体整備を中国に外注 墜落事故の危険も


1985年8月12日に日航123便が御巣鷹山に墜落し、520名がなくなる事故がありました。

事故の原因は「尻もち事故」の修理で手抜きをした事で、ボーイング社が修理したため、日航は機体の状態を把握していませんでした。


日航と全日空は「反省しました」と言いながら30年後にまた同じ事をやり、整備と修理を丸投げにして、機体の状態を把握していません。

炎を吹きながら離陸する日航ボーイング777
引用:https://i.ytimg.com/vi/acAiSngY7NA/maxresdefault.jpg


全日空と日航の欠陥整備

最近国内航空会社の飛行中の故障が多発していて、特に大手の全日空と日航で深刻な故障が発生している。

その原因として考えられるのが、この2社は近年、機体整備を中国の会社に外注していた事です。

日航は3割、全日空も機体整備のかなりを中国の工場に外注していると報道されています。


9月21日には全日空ボーイング737が、油圧関係のトラブルで緊急事態を宣言し、伊丹空港に緊急着陸しました。

9月5日にはニューヨーク行きボーイング777のエンジンから、激しい衝撃と共に出火し、やはり緊急事態を宣言して羽田に着陸した。

緊急事態宣言とは機体が制御不能になったり墜落の恐れがある場合に、機長が宣言するもので、最終的な事態に至る直前に出される。


9月5日の日航機はエンジンタービンの羽根222枚が破損し、機長は火災などの危険を感じて、燃料を捨ててから成田に引き返していた。

9月18日には中部空港を離陸したボーイング737の機内に異臭が発生して引き返し、油漏れとみられている。

報道によると日航は機体整備の3割を中国の整備工場に発注し、年間数十件もの不具合を起こし、国交省には報告せず隠している疑いもあるという。


燃料漏れなど燃料系統の不具合が特に多いが、おそらく燃料や油圧油が漏れると外見や匂い、出火でばれてしまうため、隠せないだけではないか。

電気系統や他の機械的な不具合の多くは、報告しなければ誰にも分からないわけで、報告していない不具合が何件あるのか分からない。

全日空も同じで2009年に非常用酸素マスクの不具合を放置して2600回も飛行し、国土交通省から厳重注意を受けた。


手抜き整備で垂直尾翼が吹き飛んだ日航123便。
「墜落しなければ手抜きしてもばれない」という考えが根底にある
引用:http://blog-imgs-12.fc2.com/j/a/l/jal123/20070505224025.jpg


墜落しなければばれないという考え

報道によると日航は機体整備の3割を中国に外注し、他にも外注先があるので半数を人件費の安いアジアで整備していると推測できる。

全日空も同じで、整備費用を安くする為にアジアの安い整備会社に外注し、故障や不具合が続発している。

悪質なのは日航、全日空ともに発生した不具合のほとんどを国交省などに報告していないと考えられる事で、「墜落しなければばれない」の姿勢をうかがえる。


中国やアジアで整備する問題点は、中国人が適当に手抜き整備するというだけでなく、「整備をチェックするのも中国人」である点です。

整備する人も、正しく整備されているかをチェックすのも同じ会社の人で、酷い場合には同じ人が兼任している場合すらある。

世界ではこういういい加減な整備で墜落した例が多くあり、間違った整備が原因で発生した事故は非常に多い。


外国に整備を外注するので日航と全日空は自分の飛行機でどんな整備をしたのか把握しておらず、書類に記入したものしか見ていません。

1985年8月12日に日航123便が御巣鷹山に墜落し、520名がなくなる事故がありました。

事故の原因は「尻もち事故」の修理で手抜きをした事で、ボーイング社が修理したため、日航は機体の状態を把握していませんでした。


日航と全日空は「反省しました」と言いながら30年後にまた同じ事をやり、整備と修理を丸投げにして、機体の状態を把握していません。

仮に中国の整備企業が123便と同じ手抜きをやったら、日航は123便と同じように墜落させるかも知れない。
http://www.thutmosev.com/archives/72741051.html

http://www.asyura2.com/10/lunchbreak41/msg/520.html#c9

[昼休み27] 日航ジャンボ123便 生存者は自衛隊員がアーミーナイフで殺害していた 愉快通快
8. 中川隆[-6306] koaQ7Jey 2017年9月23日 20:35:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月23日
JALとANAが機体整備を中国に外注 墜落事故の危険も

1985年8月12日に日航123便が御巣鷹山に墜落し、520名がなくなる事故がありました。

事故の原因は「尻もち事故」の修理で手抜きをした事で、ボーイング社が修理したため、日航は機体の状態を把握していませんでした。


日航と全日空は「反省しました」と言いながら30年後にまた同じ事をやり、整備と修理を丸投げにして、機体の状態を把握していません。


炎を吹きながら離陸する日航ボーイング777
引用:https://i.ytimg.com/vi/acAiSngY7NA/maxresdefault.jpg


全日空と日航の欠陥整備

最近国内航空会社の飛行中の故障が多発していて、特に大手の全日空と日航で深刻な故障が発生している。

その原因として考えられるのが、この2社は近年、機体整備を中国の会社に外注していた事です。

日航は3割、全日空も機体整備のかなりを中国の工場に外注していると報道されています。

9月21日には全日空ボーイング737が、油圧関係のトラブルで緊急事態を宣言し、伊丹空港に緊急着陸しました。

9月5日にはニューヨーク行きボーイング777のエンジンから、激しい衝撃と共に出火し、やはり緊急事態を宣言して羽田に着陸した。

緊急事態宣言とは機体が制御不能になったり墜落の恐れがある場合に、機長が宣言するもので、最終的な事態に至る直前に出される。


9月5日の日航機はエンジンタービンの羽根222枚が破損し、機長は火災などの危険を感じて、燃料を捨ててから成田に引き返していた。

9月18日には中部空港を離陸したボーイング737の機内に異臭が発生して引き返し、油漏れとみられている。

報道によると日航は機体整備の3割を中国の整備工場に発注し、年間数十件もの不具合を起こし、国交省には報告せず隠している疑いもあるという。


燃料漏れなど燃料系統の不具合が特に多いが、おそらく燃料や油圧油が漏れると外見や匂い、出火でばれてしまうため、隠せないだけではないか。

電気系統や他の機械的な不具合の多くは、報告しなければ誰にも分からないわけで、報告していない不具合が何件あるのか分からない。

全日空も同じで2009年に非常用酸素マスクの不具合を放置して2600回も飛行し、国土交通省から厳重注意を受けた。


手抜き整備で垂直尾翼が吹き飛んだ日航123便。
「墜落しなければ手抜きしてもばれない」という考えが根底にある
引用:http://blog-imgs-12.fc2.com/j/a/l/jal123/20070505224025.jpg


墜落しなければばれないという考え

報道によると日航は機体整備の3割を中国に外注し、他にも外注先があるので半数を人件費の安いアジアで整備していると推測できる。

全日空も同じで、整備費用を安くする為にアジアの安い整備会社に外注し、故障や不具合が続発している。

悪質なのは日航、全日空ともに発生した不具合のほとんどを国交省などに報告していないと考えられる事で、「墜落しなければばれない」の姿勢をうかがえる。


中国やアジアで整備する問題点は、中国人が適当に手抜き整備するというだけでなく、「整備をチェックするのも中国人」である点です。

整備する人も、正しく整備されているかをチェックすのも同じ会社の人で、酷い場合には同じ人が兼任している場合すらある。

世界ではこういういい加減な整備で墜落した例が多くあり、間違った整備が原因で発生した事故は非常に多い。


外国に整備を外注するので日航と全日空は自分の飛行機でどんな整備をしたのか把握しておらず、書類に記入したものしか見ていません。

1985年8月12日に日航123便が御巣鷹山に墜落し、520名がなくなる事故がありました。

事故の原因は「尻もち事故」の修理で手抜きをした事で、ボーイング社が修理したため、日航は機体の状態を把握していませんでした。


日航と全日空は「反省しました」と言いながら30年後にまた同じ事をやり、整備と修理を丸投げにして、機体の状態を把握していません。

仮に中国の整備企業が123便と同じ手抜きをやったら、日航は123便と同じように墜落させるかも知れない。
http://www.thutmosev.com/archives/72741051.html

http://www.asyura2.com/09/lunchbreak27/msg/669.html#c8

[昼休み41] 日航ジャンボ123便 。「私は群馬県警察医として千体ほど焼死体を見てきたが、それでも歯は『すす』で黒くても、裏側や一部は 愉快通快
52. 中川隆[-6305] koaQ7Jey 2017年9月23日 20:36:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月23日
JALとANAが機体整備を中国に外注 墜落事故の危険も

1985年8月12日に日航123便が御巣鷹山に墜落し、520名がなくなる事故がありました。

事故の原因は「尻もち事故」の修理で手抜きをした事で、ボーイング社が修理したため、日航は機体の状態を把握していませんでした。


日航と全日空は「反省しました」と言いながら30年後にまた同じ事をやり、整備と修理を丸投げにして、機体の状態を把握していません。


炎を吹きながら離陸する日航ボーイング777
引用:https://i.ytimg.com/vi/acAiSngY7NA/maxresdefault.jpg


全日空と日航の欠陥整備

最近国内航空会社の飛行中の故障が多発していて、特に大手の全日空と日航で深刻な故障が発生している。

その原因として考えられるのが、この2社は近年、機体整備を中国の会社に外注していた事です。

日航は3割、全日空も機体整備のかなりを中国の工場に外注していると報道されています。

9月21日には全日空ボーイング737が、油圧関係のトラブルで緊急事態を宣言し、伊丹空港に緊急着陸しました。

9月5日にはニューヨーク行きボーイング777のエンジンから、激しい衝撃と共に出火し、やはり緊急事態を宣言して羽田に着陸した。

緊急事態宣言とは機体が制御不能になったり墜落の恐れがある場合に、機長が宣言するもので、最終的な事態に至る直前に出される。


9月5日の日航機はエンジンタービンの羽根222枚が破損し、機長は火災などの危険を感じて、燃料を捨ててから成田に引き返していた。

9月18日には中部空港を離陸したボーイング737の機内に異臭が発生して引き返し、油漏れとみられている。

報道によると日航は機体整備の3割を中国の整備工場に発注し、年間数十件もの不具合を起こし、国交省には報告せず隠している疑いもあるという。


燃料漏れなど燃料系統の不具合が特に多いが、おそらく燃料や油圧油が漏れると外見や匂い、出火でばれてしまうため、隠せないだけではないか。

電気系統や他の機械的な不具合の多くは、報告しなければ誰にも分からないわけで、報告していない不具合が何件あるのか分からない。

全日空も同じで2009年に非常用酸素マスクの不具合を放置して2600回も飛行し、国土交通省から厳重注意を受けた。


手抜き整備で垂直尾翼が吹き飛んだ日航123便。
「墜落しなければ手抜きしてもばれない」という考えが根底にある
引用:http://blog-imgs-12.fc2.com/j/a/l/jal123/20070505224025.jpg


墜落しなければばれないという考え

報道によると日航は機体整備の3割を中国に外注し、他にも外注先があるので半数を人件費の安いアジアで整備していると推測できる。

全日空も同じで、整備費用を安くする為にアジアの安い整備会社に外注し、故障や不具合が続発している。

悪質なのは日航、全日空ともに発生した不具合のほとんどを国交省などに報告していないと考えられる事で、「墜落しなければばれない」の姿勢をうかがえる。


中国やアジアで整備する問題点は、中国人が適当に手抜き整備するというだけでなく、「整備をチェックするのも中国人」である点です。

整備する人も、正しく整備されているかをチェックすのも同じ会社の人で、酷い場合には同じ人が兼任している場合すらある。

世界ではこういういい加減な整備で墜落した例が多くあり、間違った整備が原因で発生した事故は非常に多い。


外国に整備を外注するので日航と全日空は自分の飛行機でどんな整備をしたのか把握しておらず、書類に記入したものしか見ていません。

1985年8月12日に日航123便が御巣鷹山に墜落し、520名がなくなる事故がありました。

事故の原因は「尻もち事故」の修理で手抜きをした事で、ボーイング社が修理したため、日航は機体の状態を把握していませんでした。


日航と全日空は「反省しました」と言いながら30年後にまた同じ事をやり、整備と修理を丸投げにして、機体の状態を把握していません。

仮に中国の整備企業が123便と同じ手抜きをやったら、日航は123便と同じように墜落させるかも知れない。
http://www.thutmosev.com/archives/72741051.html

http://www.asyura2.com/10/lunchbreak41/msg/499.html#c52

[昼休み29] Re: 日航ジャンボ123便 岩が乗客の姿になっている 愉快通快
3. 中川隆[-6303] koaQ7Jey 2017年9月23日 20:36:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
10. 中川隆[-6304] koaQ7Jey 2017年9月23日 20:36:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月23日
JALとANAが機体整備を中国に外注 墜落事故の危険も

1985年8月12日に日航123便が御巣鷹山に墜落し、520名がなくなる事故がありました。

事故の原因は「尻もち事故」の修理で手抜きをした事で、ボーイング社が修理したため、日航は機体の状態を把握していませんでした。


日航と全日空は「反省しました」と言いながら30年後にまた同じ事をやり、整備と修理を丸投げにして、機体の状態を把握していません。


炎を吹きながら離陸する日航ボーイング777
引用:https://i.ytimg.com/vi/acAiSngY7NA/maxresdefault.jpg


全日空と日航の欠陥整備

最近国内航空会社の飛行中の故障が多発していて、特に大手の全日空と日航で深刻な故障が発生している。

その原因として考えられるのが、この2社は近年、機体整備を中国の会社に外注していた事です。

日航は3割、全日空も機体整備のかなりを中国の工場に外注していると報道されています。

9月21日には全日空ボーイング737が、油圧関係のトラブルで緊急事態を宣言し、伊丹空港に緊急着陸しました。

9月5日にはニューヨーク行きボーイング777のエンジンから、激しい衝撃と共に出火し、やはり緊急事態を宣言して羽田に着陸した。

緊急事態宣言とは機体が制御不能になったり墜落の恐れがある場合に、機長が宣言するもので、最終的な事態に至る直前に出される。


9月5日の日航機はエンジンタービンの羽根222枚が破損し、機長は火災などの危険を感じて、燃料を捨ててから成田に引き返していた。

9月18日には中部空港を離陸したボーイング737の機内に異臭が発生して引き返し、油漏れとみられている。

報道によると日航は機体整備の3割を中国の整備工場に発注し、年間数十件もの不具合を起こし、国交省には報告せず隠している疑いもあるという。


燃料漏れなど燃料系統の不具合が特に多いが、おそらく燃料や油圧油が漏れると外見や匂い、出火でばれてしまうため、隠せないだけではないか。

電気系統や他の機械的な不具合の多くは、報告しなければ誰にも分からないわけで、報告していない不具合が何件あるのか分からない。

全日空も同じで2009年に非常用酸素マスクの不具合を放置して2600回も飛行し、国土交通省から厳重注意を受けた。


手抜き整備で垂直尾翼が吹き飛んだ日航123便。
「墜落しなければ手抜きしてもばれない」という考えが根底にある
引用:http://blog-imgs-12.fc2.com/j/a/l/jal123/20070505224025.jpg


墜落しなければばれないという考え

報道によると日航は機体整備の3割を中国に外注し、他にも外注先があるので半数を人件費の安いアジアで整備していると推測できる。

全日空も同じで、整備費用を安くする為にアジアの安い整備会社に外注し、故障や不具合が続発している。

悪質なのは日航、全日空ともに発生した不具合のほとんどを国交省などに報告していないと考えられる事で、「墜落しなければばれない」の姿勢をうかがえる。


中国やアジアで整備する問題点は、中国人が適当に手抜き整備するというだけでなく、「整備をチェックするのも中国人」である点です。

整備する人も、正しく整備されているかをチェックすのも同じ会社の人で、酷い場合には同じ人が兼任している場合すらある。

世界ではこういういい加減な整備で墜落した例が多くあり、間違った整備が原因で発生した事故は非常に多い。


外国に整備を外注するので日航と全日空は自分の飛行機でどんな整備をしたのか把握しておらず、書類に記入したものしか見ていません。

1985年8月12日に日航123便が御巣鷹山に墜落し、520名がなくなる事故がありました。

事故の原因は「尻もち事故」の修理で手抜きをした事で、ボーイング社が修理したため、日航は機体の状態を把握していませんでした。


日航と全日空は「反省しました」と言いながら30年後にまた同じ事をやり、整備と修理を丸投げにして、機体の状態を把握していません。

仮に中国の整備企業が123便と同じ手抜きをやったら、日航は123便と同じように墜落させるかも知れない。
http://www.thutmosev.com/archives/72741051.html

http://www.asyura2.com/09/lunchbreak29/msg/841.html#c3

[昼休み27] 日航ジャンボ123便 ソ連軍機ベア〜標的機誤射〜緘口令〜事後処理の為の特殊部隊の編成〜情報撹乱〜ガス〜火炎放射器〜地獄〜 愉快通快
11. 中川隆[-6302] koaQ7Jey 2017年9月23日 20:37:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月23日
JALとANAが機体整備を中国に外注 墜落事故の危険も

1985年8月12日に日航123便が御巣鷹山に墜落し、520名がなくなる事故がありました。

事故の原因は「尻もち事故」の修理で手抜きをした事で、ボーイング社が修理したため、日航は機体の状態を把握していませんでした。


日航と全日空は「反省しました」と言いながら30年後にまた同じ事をやり、整備と修理を丸投げにして、機体の状態を把握していません。


炎を吹きながら離陸する日航ボーイング777
引用:https://i.ytimg.com/vi/acAiSngY7NA/maxresdefault.jpg


全日空と日航の欠陥整備

最近国内航空会社の飛行中の故障が多発していて、特に大手の全日空と日航で深刻な故障が発生している。

その原因として考えられるのが、この2社は近年、機体整備を中国の会社に外注していた事です。

日航は3割、全日空も機体整備のかなりを中国の工場に外注していると報道されています。

9月21日には全日空ボーイング737が、油圧関係のトラブルで緊急事態を宣言し、伊丹空港に緊急着陸しました。

9月5日にはニューヨーク行きボーイング777のエンジンから、激しい衝撃と共に出火し、やはり緊急事態を宣言して羽田に着陸した。

緊急事態宣言とは機体が制御不能になったり墜落の恐れがある場合に、機長が宣言するもので、最終的な事態に至る直前に出される。


9月5日の日航機はエンジンタービンの羽根222枚が破損し、機長は火災などの危険を感じて、燃料を捨ててから成田に引き返していた。

9月18日には中部空港を離陸したボーイング737の機内に異臭が発生して引き返し、油漏れとみられている。

報道によると日航は機体整備の3割を中国の整備工場に発注し、年間数十件もの不具合を起こし、国交省には報告せず隠している疑いもあるという。


燃料漏れなど燃料系統の不具合が特に多いが、おそらく燃料や油圧油が漏れると外見や匂い、出火でばれてしまうため、隠せないだけではないか。

電気系統や他の機械的な不具合の多くは、報告しなければ誰にも分からないわけで、報告していない不具合が何件あるのか分からない。

全日空も同じで2009年に非常用酸素マスクの不具合を放置して2600回も飛行し、国土交通省から厳重注意を受けた。


手抜き整備で垂直尾翼が吹き飛んだ日航123便。
「墜落しなければ手抜きしてもばれない」という考えが根底にある
引用:http://blog-imgs-12.fc2.com/j/a/l/jal123/20070505224025.jpg


墜落しなければばれないという考え

報道によると日航は機体整備の3割を中国に外注し、他にも外注先があるので半数を人件費の安いアジアで整備していると推測できる。

全日空も同じで、整備費用を安くする為にアジアの安い整備会社に外注し、故障や不具合が続発している。

悪質なのは日航、全日空ともに発生した不具合のほとんどを国交省などに報告していないと考えられる事で、「墜落しなければばれない」の姿勢をうかがえる。


中国やアジアで整備する問題点は、中国人が適当に手抜き整備するというだけでなく、「整備をチェックするのも中国人」である点です。

整備する人も、正しく整備されているかをチェックすのも同じ会社の人で、酷い場合には同じ人が兼任している場合すらある。

世界ではこういういい加減な整備で墜落した例が多くあり、間違った整備が原因で発生した事故は非常に多い。


外国に整備を外注するので日航と全日空は自分の飛行機でどんな整備をしたのか把握しておらず、書類に記入したものしか見ていません。

1985年8月12日に日航123便が御巣鷹山に墜落し、520名がなくなる事故がありました。

事故の原因は「尻もち事故」の修理で手抜きをした事で、ボーイング社が修理したため、日航は機体の状態を把握していませんでした。


日航と全日空は「反省しました」と言いながら30年後にまた同じ事をやり、整備と修理を丸投げにして、機体の状態を把握していません。

仮に中国の整備企業が123便と同じ手抜きをやったら、日航は123便と同じように墜落させるかも知れない。
http://www.thutmosev.com/archives/72741051.html

http://www.asyura2.com/09/lunchbreak27/msg/1221.html#c11

[昼休み27] 日航ジャンボ123便 墜落直後に自衛隊が誤報を何発も流し、警察と連携して、地元民による捜索の足を食い止めた。 愉快通快
3. 中川隆[-6301] koaQ7Jey 2017年9月23日 20:37:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月23日
JALとANAが機体整備を中国に外注 墜落事故の危険も

1985年8月12日に日航123便が御巣鷹山に墜落し、520名がなくなる事故がありました。

事故の原因は「尻もち事故」の修理で手抜きをした事で、ボーイング社が修理したため、日航は機体の状態を把握していませんでした。


日航と全日空は「反省しました」と言いながら30年後にまた同じ事をやり、整備と修理を丸投げにして、機体の状態を把握していません。


炎を吹きながら離陸する日航ボーイング777
引用:https://i.ytimg.com/vi/acAiSngY7NA/maxresdefault.jpg


全日空と日航の欠陥整備

最近国内航空会社の飛行中の故障が多発していて、特に大手の全日空と日航で深刻な故障が発生している。

その原因として考えられるのが、この2社は近年、機体整備を中国の会社に外注していた事です。

日航は3割、全日空も機体整備のかなりを中国の工場に外注していると報道されています。

9月21日には全日空ボーイング737が、油圧関係のトラブルで緊急事態を宣言し、伊丹空港に緊急着陸しました。

9月5日にはニューヨーク行きボーイング777のエンジンから、激しい衝撃と共に出火し、やはり緊急事態を宣言して羽田に着陸した。

緊急事態宣言とは機体が制御不能になったり墜落の恐れがある場合に、機長が宣言するもので、最終的な事態に至る直前に出される。


9月5日の日航機はエンジンタービンの羽根222枚が破損し、機長は火災などの危険を感じて、燃料を捨ててから成田に引き返していた。

9月18日には中部空港を離陸したボーイング737の機内に異臭が発生して引き返し、油漏れとみられている。

報道によると日航は機体整備の3割を中国の整備工場に発注し、年間数十件もの不具合を起こし、国交省には報告せず隠している疑いもあるという。


燃料漏れなど燃料系統の不具合が特に多いが、おそらく燃料や油圧油が漏れると外見や匂い、出火でばれてしまうため、隠せないだけではないか。

電気系統や他の機械的な不具合の多くは、報告しなければ誰にも分からないわけで、報告していない不具合が何件あるのか分からない。

全日空も同じで2009年に非常用酸素マスクの不具合を放置して2600回も飛行し、国土交通省から厳重注意を受けた。


手抜き整備で垂直尾翼が吹き飛んだ日航123便。
「墜落しなければ手抜きしてもばれない」という考えが根底にある
引用:http://blog-imgs-12.fc2.com/j/a/l/jal123/20070505224025.jpg


墜落しなければばれないという考え

報道によると日航は機体整備の3割を中国に外注し、他にも外注先があるので半数を人件費の安いアジアで整備していると推測できる。

全日空も同じで、整備費用を安くする為にアジアの安い整備会社に外注し、故障や不具合が続発している。

悪質なのは日航、全日空ともに発生した不具合のほとんどを国交省などに報告していないと考えられる事で、「墜落しなければばれない」の姿勢をうかがえる。


中国やアジアで整備する問題点は、中国人が適当に手抜き整備するというだけでなく、「整備をチェックするのも中国人」である点です。

整備する人も、正しく整備されているかをチェックすのも同じ会社の人で、酷い場合には同じ人が兼任している場合すらある。

世界ではこういういい加減な整備で墜落した例が多くあり、間違った整備が原因で発生した事故は非常に多い。


外国に整備を外注するので日航と全日空は自分の飛行機でどんな整備をしたのか把握しておらず、書類に記入したものしか見ていません。

1985年8月12日に日航123便が御巣鷹山に墜落し、520名がなくなる事故がありました。

事故の原因は「尻もち事故」の修理で手抜きをした事で、ボーイング社が修理したため、日航は機体の状態を把握していませんでした。


日航と全日空は「反省しました」と言いながら30年後にまた同じ事をやり、整備と修理を丸投げにして、機体の状態を把握していません。

仮に中国の整備企業が123便と同じ手抜きをやったら、日航は123便と同じように墜落させるかも知れない。
http://www.thutmosev.com/archives/72741051.html

http://www.asyura2.com/09/lunchbreak27/msg/1222.html#c3

[昼休み53] 千葉県にだけは住んではいけない 中川隆
144. 中川隆[-6300] koaQ7Jey 2017年9月24日 06:29:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>130 千葉県に住むと未来が無くなる理由
>>132 千葉県に住んではいけない理由

の続き


千葉県の様な最貧県で生まれた子供の運命

甘い希望など持つな。貧困層の子供はもう抜け出せない現実

政治家の子供たちは大抵が政治家になっている。なぜか。政治家は儲かるからである。

金持ちの子供たちも大抵が金持ちである。遊び狂って財産を散財するだけの息子たちもいるが、こういった息子たちは、金があるから散財できる。

また金持ちの家庭の子供たちは高学歴が普通だ。なぜなら、子供の教育に金を出す余裕もあれば、安心して学業に励める快適な環境もあるからだ。親のコネや人脈で有名大学に入るルートもある。

現に、ハーバード大学やオックスフォード大学は世界各国の権力者の子弟を受け入れている。おまけに大学卒業後も、仕事や役職が約束されている。

端的に言うと、エリートや金持ちや権力者の子供たちというのは、最初から社会的な地位が用意されており、貧困家庭にはない多くのメリットを享受できる。

アメリカでは親の所得が高いほど子供の成績が良いのが確認されているが、その理由は言うまでもなく教育に最適な環境を整備できるからである。

子供が将来、社会的に成功しやすいかどうかというのは、本人の努力が問われる以前に、親の収入も影響する。世の中は公平ではない。それは冷徹な事実である。


極貧の家庭は、常に何らかのトラブルに追われる

これは別に社会学者が統計を出さなくても、普通の人ですら日常を観察してしみじみと思う現象でもある。

収入のある家庭では、子供にいろんな習い事をさせることができる。塾にも行かせることができるし、家庭教師を呼ぶこともできる。

また、親が精神的余裕も経済的余裕もあるので、子供に目をかけやすい。家族の団欒を持てたり、一緒に旅行ができたり、一緒に勉強したり遊んだりすることができる。

もちろん、すべての富裕層がそんな理想的な家庭ばかりではなく、それぞれ複雑な事情を抱えているのも事実だ。何の悩みもない家庭はひとつもない。

しかし一般的な比較で言うと、総じて富裕層は子供に最適な環境を与えることができる。それが、子供の能力を伸ばすので、富裕層の子供に社会的能力の高い子供が多いのは別におかしなことでも何でもない。

では、極貧の家庭で育つ子供たちはどうなのか。彼らは富裕層の子供たちが持つメリットは何もないだけでなく、大きなマイナスをも抱えている。

極貧の家庭は、常に何らかのトラブルに追い込まれている状態であると言ってもいい。親はストレスにまみれ、家庭そのものが破綻していることもある。

経済問題はありとあらゆる問題を先鋭化させるのだ。今を生きていくだけで精一杯であり、子供の教育などはすべて後回しにされる。

習い事をさせる余裕もない。塾や家庭教師など、とんでもない話である。義務教育が終われば、あとは一刻も早く社会に出て金を稼いで欲しいと考える家庭も多い。

そのように口に出して言わなくても、子供たちは親の貧窮ぶりを見て育っているので、悠長に教育を受けるよりも、さっさと社会に出て稼ごうと考える。

環境的に、低学歴で社会に出るしかない。

そうすると結局はそれが仇になって、低収入の仕事に甘んじるしかなくなっていく。もちろん、彼らに人脈やコネがあろうはずがなく、折に触れて助けてくれる人もいない。


貧困家庭に生まれたことから、すべてが始まっている

富裕層の子供たちが多くの良き助言者を持っているのに比して、貧困層の子供たちは多くの悪い友人を持っている。だから、マイナスの方向に引っ張られやすい。

そして、低学歴を余儀なくされた子供たちには、条件の良い仕事はあまりない。

低学歴でもできる収入の良い仕事というのは、極度に体力を使う仕事であったり、極度に危険な仕事であったり、反社会的なものであったりすることが多い。

その仕事に就いていること自体がトラブルの元になり、やがては自分の人生がトラブルによって潰される。しかし、そこから逃れられない。

良い仕事に就きたいと思っても、現実には低収入の仕事しかなく、将来の展望は見えてこない。

貧困家庭に生まれたことから、すべてが始まっている。「経済格差が遺伝する」というのは、こういった現象から言われているものだ。

日本は2000年代に入ってから、極度に格差が広がる社会になった。この「労働者使い捨て時代」に成人して社会に出た人々は今は30代から40代に入ろうとしている。

2017年、厚生労働省は20年間の国民生活基礎調査の家計所得を分析した結果を出した。

これによると「世帯主が40歳代の世帯では、単独世帯やひとり親世帯の増加で総所得が300万円未満の低所得世帯の割合が増加した」と報告している。

今「生活はやや苦しい、大変苦しい」が合わせて62.4%にまで増えた。

将来の展望もなく、低収入を余儀なくされているわけだから、結婚が激減して少子化が加速しても当然だ。しかし、それでも非正規労働のまま結婚し、将来の安定のない中で子供を持つ人たちも、もちろんいる。

重要なのは、こういった貧困を余儀なくされている人たちを社会が救済できなければ、彼らの子供たちもまた貧困層から抜け出せなくなる可能性があるということだ。


貧困層の子供はもう抜け出せない現実を知るべき

「6人に1人の子供が貧困状態にある」とはよく言われるようになっているのだが、この子供たちが助からない。貧困の子供たちを貧困のまま固定化させる現象が日本で生まれている。

2017年9月17日、総務省は65歳以上の高齢者人口が総人口の27.7%になったと報告した。そして90歳以上も初の200万人台に入ったことも合わせて報告している。

少子化も急加速で進んでいるのだが、超高齢化も止まらない。だから人口動態が日本の致命傷になっていくのは、もう結論的に分かっている。

経済大国としての日本は外国に抜かれていき、日本人が豊かになるチャンスも減少していく。内需が消え、社会が萎縮し、イノベーションを生み出す力も衰え、ありつけるパイがどんどん小さくなっていく。

その中で、富の大部分を富裕層がごっそりと持っていき、残りを大勢の貧困層が奪い合うという醜悪な社会になっていく。

いよいよ、そういった社会が見えてきている。

政府も無力になる。財政赤字が膨れ上がり、高齢者を養うために社会保障費の増大に苦しむ政府に余裕などない。余裕がないから、私たちからもっと税金を取り立てて奪ってくる。

隣人が何かしてくれるだろうか。それも期待できない。格差社会は、激烈な競争が生み出したものだからだ。助け合うのではなく、競争し合って他人を蹴落とす。

では、競争に勝つのは誰か。

もちろん最初から恵まれた富裕層の子供たちである。社会はフェアではない。フェアではない競争社会では、最初から何も持たない不利な貧困の子供たちは助からないのだ。

現実を見れば、すでにそんな強烈な社会になっている。そして、この問題は完全に放置されている。

だから、金があるかないかできれいに分離する一種の身分社会になって、ピラミッドの底辺が底辺のまま抜け出せない社会が到来する。

今の社会に甘い希望など持ってはいけない。貧困層の子供はもう抜け出せない現実を見る必要がある。この現実に気付いて危機感を持たないと、すべての日本人が不幸になる。

今の社会に甘い希望など持ってはいけない。貧困層の子供はもう抜け出せない現実を見る必要がある。この現実に気付いて危機感を持たないと、すべての日本人が不幸になる。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170922T1712200900.html

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c144

[リバイバル3] 「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? 中川隆
116. 中川隆[-6299] koaQ7Jey 2017年9月24日 06:39:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

マンション購入、見た目&利便性で選ぶ愚かさ…タワマン保有=多額費用との際限なき戦い
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20695.html
2017.09.24 文=牧野知弘/オラガ総研代表取締役 Business Journal


 家選びをする際、多くの人が「勘違い」をしていることがある。それは、今買う家が未来永劫存在している、しかも今の形のまま存在しているということを前提にしている人が、あまりにも多いという事実だ。

 不動産の仕事をしていると、いろいろな不動産を取り扱う。新築物件もあれば築数十年もたったような中古物件もある。新築住宅はともかく、築年数が経過した建物については、扱う際の評価が分かれる。

 京都の古民家のように築100年以上が経過しても、建物としての価値が引き出せ、民泊として外国人旅行客に提供できるような物件がある半面、住宅としての役割は現代では到底期待できないような物件も存在する。建物は「有限である」ということが不動産を扱う上では大前提の認識なのだが、日本人の多くが、不動産価値のほとんどを建物に置いているようにみえる。

 典型的な例がタワーマンションだ。タワマン自体は販売価格に占める土地と建物の比率は物件にもよるが、15対85くらいだ。つまり注ぎ込んだおカネの大半が建物に対して支払っていることになる。

 タワマンの多くが容積率(敷地面積に対して建てることができる建物面積の割合)が高く、1000%程度の物件も存在する。したがって広々とした敷地でも、各区分所有者の土地持ち分はせいぜい5坪から7坪程度といったところだ。

 つまりタワマンの価値のほとんどが、有限な構築物である建物だということは、この資産を長く持ち続けることは、建物の経年劣化との戦いに身を委ねることになることを意味している。
 
 しかし、タワマンのような超高層建物は、その維持メンテナンスに非常にお金がかかることを知らない人が多い。

 たとえば、築15年から20年程度で行われる外壁の修繕には足場が組めないために、屋上からゴンドラをつりさげての工事になるが、高層建物ともなれば、上空は常に風が強く、作業日は限られ工期は通常マンションの数倍かかるといわれている。

 多くのタワマンでは大地震等での停電に備え、非常用発電装置が備えられている。いざというとき安心な設備なのだが、これも経年劣化が激しい設備だ。やはり築15年から20年程度で交換するに当たっては、1基数千万円から1億円の負担となる。

 エレベーターも、タワマンのものは超高速で高性能である分、更新する場合には大変な金額となる。普通のマンションのエレベーターがプリウスなら、高層用のものはポルシェのような差があるといえばわかりやすいかもしれない。しかもタワマンは住民数も多いためエレベーターの数もたくさんある。

 このようにタワマンは戸数が多いから、修繕維持積立金は安上がりですみます、というセールストークがあるが、あまり信用しないほうが良い。本当は少し冷静になって考えてみれば、高級車ほどメンテナンスコストが高くなることは常識だ。タワマンのような高級建物が未来永劫、その価値を維持していくためには大変なコストを覚悟しなければならないことは容易に気がつくはずだ。

■問題のない建物はない

 2015年10月に横浜のマンションで発覚した、杭打ちの不具合により建物が傾いた事件は、そうした意味で日本人が持っていた建物信仰を根幹から揺るがす事件だったといえるかもしれない。「日本の建築技術は世界的にも素晴らしく、耐震性も確保され完璧である」と、これまでは多くの人々が信じてきたのだろうが、大手デベロッパーが販売し、名のあるゼネコンが施工した物件でさえ、こうした施工不良が発覚するのである。

 不動産を扱う側の人間から見れば、この事件は別として、建物がすべからく「完璧」なものであるとは誰も思っていないはずだ。もちろん、建物が明らかに傾いている、ましてや床、壁などに亀裂が入るなどというのは論外だが、建物とは、あらかじめなんらか問題を抱えているものだというのが業界の常識だ。

 見方を変えるならば、そんな「有限」で「完璧」ではないものに、多くのお金をつぎ込むというのは、投資の理論からいえば「短期運用」にして、あまり長期間持ち続けないことが肝要ということになる。 

 マンションは買っても長期にわたって所有せずに繰り返し売買していくほうが良い、というのはこのことだ。有限である建物をあまり「信用」してはいけないのだ。

■土地の価値の見極め方

 建物と違って土地は「永遠」だ。建物は壊れてしまうが、基本的に土地はどんなに引っ掻いてもなくなることはない。会計上、建物は減価償却されて年々、その価値が減じるように計算されるが、土地は「減る」ことがない、つまり減価償却の対象とはなり得ないのだ。世の中で価値があるもの、というのは基本、ダイヤモンドや金のような「なくならないもの」だ。

 その伝でいくと、建物は一見して価値のあるようなものに見えるが、年々その価値が劣化していかざるを得ないものなのだ。家を買うということに、財産という価値観を少しでも持ちたいのならば、有限な存在である建物よりも、永遠である土地の価値に目を向けたほうがよい。

 さて問題は、その土地の価値の見極め方だ。

 土地には人間が生きてきた長い歴史が埋め込まれている。古今東西、人類は自然と闘い、そして協調しながら生きてきた。土地を見る際には、こうした地歴をよく調べてみることだ。

 土地には昔どんなものがあったのか、調べるのだ。土地は嘘をつかない。どんなに美しい建物を建てて「見た目」をごまかしても、土地の汚さを覆い隠すことはできない。

 傾いて話題になった横浜のマンションが建っていた土地は、マンションが建つ前は工場があり、その前は田圃だったそうだ。鶴見川という川の氾濫原にあたり、もともとは人が喜んで住むような場所ではなかったというのが、地元に古くから住む住民の証言だ。

 そこに建設技術をもってして、マンションという建物を建ててしまえば、土地の持つ特性を完全に消し去ることができるとでも考えたのだろうが、肝心の杭を地盤に届かせていないのでは、ただでさえ有限である建物を支えることはできなかったのだろう。

 東京、豊洲の新市場問題も、大阪の小学校用地取得問題でも、話題となったのは土壌汚染、廃棄物処理の問題だ。活断層の上にどんなに強固な建物を建てたところで、自然の力を完全に制圧することなど不可能なのだ。土地にはすべて歴史があり、その時代の痕跡を完全に消し去ることは、現代の優れた建設技術をもってしても困難であることをまずは知るべきだ。

■土地の素顔を地道に調べる

 家を選ぶ場合でも、この土地の顔を見ることが非常に大事だ。ところが、多くの人が家選びの際にまっさきに掲げるのが、「駅から○分」という基準だ。
 
 会社員にとって、家選びは「会社」という存在を無視しては考えにくい。会社までの通勤の経路、時間を考え、次に子供の保育所や学校、そして実家との距離などがチェックされていく。ここまでのチェック項目の特徴はすべてが「利便性」だ。

 利便性が家選びの条件になることは、生活を営んでいくためには重要な要素だが、ここで不思議なのが、利便性で選んだはずの人たちが、ついでに資産性も気にすることだ。だが、「利便性」と「資産性」とは必ずしもリンクしない。

 実は不動産としての「資産性」を考える場合の基本は地盤だ。人間は長い歴史の中で何度も天災に遭遇してきた。地震、津波、台風、竜巻、雷などによる災害は、多くの犠牲者を出してきた。人はそうした歴史の中で土地と向かい合ってきている。

 東京エリアで高級住宅地といわれる番町、松濤、麻布、広尾、成城、田園調布など、そのほとんどが高台に位置しているのは、高台は低地に比べて災害に強いからだ。そしてこれらの土地の特徴は、地盤が良いことにつきる。地盤が良ければ、多少の天災に遭遇しても家はしっかりと守られることを、人は経験上よく知っているのだ。

 地盤は、実はインターネットで簡単に調べることができる。自分の住んでいるところはもちろん、これから買おうとしている家の土地を調べることで、土地がどういった状態にあるかを簡単に知ることができる。地歴に関しても、そのエリアの役所や図書館などで古地図を見れば昔どのような建物が建っていたかもわかるはずだ。最近では古地図もネットでの検索がかなりできるようになっている。

 実は家選びにおいては、煌びやかな建物にばかり目を奪われるのではなく、こうした土地の素顔を地道に調べることが肝要だ。なにせ土地はなくなることのない「財産」なのだから。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c116

[リバイバル3] 高層マンションには住んではいけない 中川隆
25. 中川隆[-6298] koaQ7Jey 2017年9月24日 06:40:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

マンション購入、見た目&利便性で選ぶ愚かさ…タワマン保有=多額費用との際限なき戦い
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20695.html
2017.09.24 文=牧野知弘/オラガ総研代表取締役 Business Journal


 家選びをする際、多くの人が「勘違い」をしていることがある。それは、今買う家が未来永劫存在している、しかも今の形のまま存在しているということを前提にしている人が、あまりにも多いという事実だ。

 不動産の仕事をしていると、いろいろな不動産を取り扱う。新築物件もあれば築数十年もたったような中古物件もある。新築住宅はともかく、築年数が経過した建物については、扱う際の評価が分かれる。

 京都の古民家のように築100年以上が経過しても、建物としての価値が引き出せ、民泊として外国人旅行客に提供できるような物件がある半面、住宅としての役割は現代では到底期待できないような物件も存在する。建物は「有限である」ということが不動産を扱う上では大前提の認識なのだが、日本人の多くが、不動産価値のほとんどを建物に置いているようにみえる。

 典型的な例がタワーマンションだ。タワマン自体は販売価格に占める土地と建物の比率は物件にもよるが、15対85くらいだ。つまり注ぎ込んだおカネの大半が建物に対して支払っていることになる。

 タワマンの多くが容積率(敷地面積に対して建てることができる建物面積の割合)が高く、1000%程度の物件も存在する。したがって広々とした敷地でも、各区分所有者の土地持ち分はせいぜい5坪から7坪程度といったところだ。

 つまりタワマンの価値のほとんどが、有限な構築物である建物だということは、この資産を長く持ち続けることは、建物の経年劣化との戦いに身を委ねることになることを意味している。
 
 しかし、タワマンのような超高層建物は、その維持メンテナンスに非常にお金がかかることを知らない人が多い。

 たとえば、築15年から20年程度で行われる外壁の修繕には足場が組めないために、屋上からゴンドラをつりさげての工事になるが、高層建物ともなれば、上空は常に風が強く、作業日は限られ工期は通常マンションの数倍かかるといわれている。

 多くのタワマンでは大地震等での停電に備え、非常用発電装置が備えられている。いざというとき安心な設備なのだが、これも経年劣化が激しい設備だ。やはり築15年から20年程度で交換するに当たっては、1基数千万円から1億円の負担となる。

 エレベーターも、タワマンのものは超高速で高性能である分、更新する場合には大変な金額となる。普通のマンションのエレベーターがプリウスなら、高層用のものはポルシェのような差があるといえばわかりやすいかもしれない。しかもタワマンは住民数も多いためエレベーターの数もたくさんある。

 このようにタワマンは戸数が多いから、修繕維持積立金は安上がりですみます、というセールストークがあるが、あまり信用しないほうが良い。本当は少し冷静になって考えてみれば、高級車ほどメンテナンスコストが高くなることは常識だ。タワマンのような高級建物が未来永劫、その価値を維持していくためには大変なコストを覚悟しなければならないことは容易に気がつくはずだ。

■問題のない建物はない

 2015年10月に横浜のマンションで発覚した、杭打ちの不具合により建物が傾いた事件は、そうした意味で日本人が持っていた建物信仰を根幹から揺るがす事件だったといえるかもしれない。「日本の建築技術は世界的にも素晴らしく、耐震性も確保され完璧である」と、これまでは多くの人々が信じてきたのだろうが、大手デベロッパーが販売し、名のあるゼネコンが施工した物件でさえ、こうした施工不良が発覚するのである。

 不動産を扱う側の人間から見れば、この事件は別として、建物がすべからく「完璧」なものであるとは誰も思っていないはずだ。もちろん、建物が明らかに傾いている、ましてや床、壁などに亀裂が入るなどというのは論外だが、建物とは、あらかじめなんらか問題を抱えているものだというのが業界の常識だ。

 見方を変えるならば、そんな「有限」で「完璧」ではないものに、多くのお金をつぎ込むというのは、投資の理論からいえば「短期運用」にして、あまり長期間持ち続けないことが肝要ということになる。 

 マンションは買っても長期にわたって所有せずに繰り返し売買していくほうが良い、というのはこのことだ。有限である建物をあまり「信用」してはいけないのだ。


 建物と違って土地は「永遠」だ。建物は壊れてしまうが、基本的に土地はどんなに引っ掻いてもなくなることはない。会計上、建物は減価償却されて年々、その価値が減じるように計算されるが、土地は「減る」ことがない、つまり減価償却の対象とはなり得ないのだ。世の中で価値があるもの、というのは基本、ダイヤモンドや金のような「なくならないもの」だ。

 その伝でいくと、建物は一見して価値のあるようなものに見えるが、年々その価値が劣化していかざるを得ないものなのだ。家を買うということに、財産という価値観を少しでも持ちたいのならば、有限な存在である建物よりも、永遠である土地の価値に目を向けたほうがよい。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/654.html#c25

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
19. 中川隆[-6297] koaQ7Jey 2017年9月24日 07:34:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.24
傭兵を使ったシリア侵略に失敗した米国、イスラエル、サウジはクルドで新たな戦争を目論む


イラクのクルド勢力は9月25日に独立の是非を問う住民投票を強行するようだ。アメリカを後ろ盾とするクーデターによって憲法を無視して成立したウクライナのキエフ政権とは違い、イラクの現政権は合法的に成立している。イラクの住民投票は新たな戦争を始める切っ掛けになるかもしれない。その戦争でアメリカ軍とロシア軍が衝突する可能性を否定できない。

そのイラクで住民投票を強行する背景にはアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟が存在することは言うまでもないだろう。イラクのクルド勢力は冷戦時代からイスラエルの影響下にあり、住民投票の後にイスラエルは20万人ほどを移住させ、サウジアラビアは軍事基地を建設する意向をそれぞれ示している。

イスラエルの手先として動いてきたのはイラクのクルドだが、ここにきてシリアのクルドもアメリカの影響下に入り、シリア政府軍との本格的な戦争の準備中。武器/兵器をクルド勢力へ供給されている。すでにバラク・オバマ政権は特殊部隊をシリア北部にある7つの基地へ派遣、トルコ政府によると、アメリカはクルドが支配している地域に10カ所以上の軍事基地を建設済みだという。

イスラエルはこれまでもシリアを何度か空爆しているが、ここにきてダマスカスの空港を攻撃、その際にシリア軍の反撃で戦闘機が撃墜されたとも伝えられている。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は頻繁にロシアを訪問してきたが、8月23日にはロシアのソチでウラジミル・プーチン露大統領に対し、シリアでイランの影響力が拡大していくならバシャール・アル・アサド大統領の官邸を爆破、大統領本人を殺害すると恫喝したが、ロシア側は相手にしなかったとされている。「脅して屈服させる」というイスラエルやアメリカの手口が通用していない。

アメリカなど三国同盟は2011年春からサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とするアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)に攻撃させてきたが、2015年9月30日にシリア政府の要請で軍事介入したロシア軍によって叩きのめされてしまった。そこで三国同盟は侵略軍をクルド勢力へ切り替えたのだが、それに反発したトルコがアメリカと対立、NATO分裂の様相を呈している。

クルド系のSDF(シリア民主軍)はシリア政府軍のユーフラテス川渡河を妨害するためにダムから放水、ハマの北東部ではアメリカを後ろ盾とする武装勢力がシリア政府軍を攻撃して包囲、ロシアの空軍と特殊部隊が反撃するという出来事があった。この反撃でアメリカ側の戦闘員850名が死亡、多くの戦闘車両が破壊されたという情報は本ブログでも伝えた。

アメリカ軍とロシア軍が直接交戦する可能性が高まったわけで、両軍の幹部が中東で差しの話し合いをしたと伝えられている。ロシア外務省は両国の連携を訴えているが、手先のアル・カイダ系武装集団やダーイッシュが崩壊したイスラエルは戦乱を激化させようと必死のようだ。

1991年にアメリカの国防次官だったネオコンのポール・ウォルフォウィッツはイラク、シリア、イランを殲滅すると語ったとウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官は2007年に語っている。(3月、10月)その年の12月にソ連が消滅、ウォルフォウィッツは1992年2月に国防総省のDPG草案という形で世界制覇プランを作成、「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」とも呼ばれている。

そのドクトリンはロシアが21世紀に入って再独立したことで破綻したのだが、ネオコンは強引に計画を進めている。そしてアフガニスタン、イラク、リビア、シリアを破壊したが、支配には成功していない。シリアでは手駒の傭兵が倒されてしまった。ネオコンやイスラエルは「追い詰められたネズミ」のような状態だ。

アメリカと朝鮮との茶番劇よりシリア情勢に注目する必要がある。安倍晋三政権もアメリカから何らかの情報を伝えられているか、あるいは命令を受けているかもしれない。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709230000/
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c19

[議論31] もはや欧米・イがISの黒幕説は破綻していると見るべき〜支配地域も大幅に縮小している 仁王像
20. 中川隆[-6296] koaQ7Jey 2017年9月24日 07:35:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.24
傭兵を使ったシリア侵略に失敗した米国、イスラエル、サウジはクルドで新たな戦争を目論む
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709230000/

イラクのクルド勢力は9月25日に独立の是非を問う住民投票を強行するようだ。アメリカを後ろ盾とするクーデターによって憲法を無視して成立したウクライナのキエフ政権とは違い、イラクの現政権は合法的に成立している。イラクの住民投票は新たな戦争を始める切っ掛けになるかもしれない。その戦争でアメリカ軍とロシア軍が衝突する可能性を否定できない。

そのイラクで住民投票を強行する背景にはアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟が存在することは言うまでもないだろう。イラクのクルド勢力は冷戦時代からイスラエルの影響下にあり、住民投票の後にイスラエルは20万人ほどを移住させ、サウジアラビアは軍事基地を建設する意向をそれぞれ示している。

イスラエルの手先として動いてきたのはイラクのクルドだが、ここにきてシリアのクルドもアメリカの影響下に入り、シリア政府軍との本格的な戦争の準備中。武器/兵器をクルド勢力へ供給されている。すでにバラク・オバマ政権は特殊部隊をシリア北部にある7つの基地へ派遣、トルコ政府によると、アメリカはクルドが支配している地域に10カ所以上の軍事基地を建設済みだという。

イスラエルはこれまでもシリアを何度か空爆しているが、ここにきてダマスカスの空港を攻撃、その際にシリア軍の反撃で戦闘機が撃墜されたとも伝えられている。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は頻繁にロシアを訪問してきたが、8月23日にはロシアのソチでウラジミル・プーチン露大統領に対し、シリアでイランの影響力が拡大していくならバシャール・アル・アサド大統領の官邸を爆破、大統領本人を殺害すると恫喝したが、ロシア側は相手にしなかったとされている。「脅して屈服させる」というイスラエルやアメリカの手口が通用していない。

アメリカなど三国同盟は2011年春からサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とするアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)に攻撃させてきたが、2015年9月30日にシリア政府の要請で軍事介入したロシア軍によって叩きのめされてしまった。そこで三国同盟は侵略軍をクルド勢力へ切り替えたのだが、それに反発したトルコがアメリカと対立、NATO分裂の様相を呈している。

クルド系のSDF(シリア民主軍)はシリア政府軍のユーフラテス川渡河を妨害するためにダムから放水、ハマの北東部ではアメリカを後ろ盾とする武装勢力がシリア政府軍を攻撃して包囲、ロシアの空軍と特殊部隊が反撃するという出来事があった。この反撃でアメリカ側の戦闘員850名が死亡、多くの戦闘車両が破壊されたという情報は本ブログでも伝えた。

アメリカ軍とロシア軍が直接交戦する可能性が高まったわけで、両軍の幹部が中東で差しの話し合いをしたと伝えられている。ロシア外務省は両国の連携を訴えているが、手先のアル・カイダ系武装集団やダーイッシュが崩壊したイスラエルは戦乱を激化させようと必死のようだ。

1991年にアメリカの国防次官だったネオコンのポール・ウォルフォウィッツはイラク、シリア、イランを殲滅すると語ったとウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官は2007年に語っている。(3月、10月)その年の12月にソ連が消滅、ウォルフォウィッツは1992年2月に国防総省のDPG草案という形で世界制覇プランを作成、「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」とも呼ばれている。

そのドクトリンはロシアが21世紀に入って再独立したことで破綻したのだが、ネオコンは強引に計画を進めている。そしてアフガニスタン、イラク、リビア、シリアを破壊したが、支配には成功していない。シリアでは手駒の傭兵が倒されてしまった。ネオコンやイスラエルは「追い詰められたネズミ」のような状態だ。

アメリカと朝鮮との茶番劇よりシリア情勢に注目する必要がある。安倍晋三政権もアメリカから何らかの情報を伝えられているか、あるいは命令を受けているかもしれない。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/520.html#c20

[文化2] 女は東大出でも思考力・判断力・知性すべてゼロ _ 通産官僚 宗像直子は何故こんなにアホなの? 中川隆
85. 中川隆[-6295] koaQ7Jey 2017年9月24日 07:54:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ポルノ大国の先進国で「男子劣化」が深刻な問題になっている理由[橘玲の日々刻々]
http://diamond.jp/articles/-/143137

 今回は、

フィリップ・ジンバルドー、ニキータ・クーロンの『男子劣化社会』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4794969686/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4794969686&linkCode=as2&tag=mailmagazin0asyuracom-22


を紹介したい。

 原題は、イギリス版が『Man Disconnected: How technology has sabotaged what it means to be male(つながらない男:テクノロジーはどのように“男であること”を妨げるのか?)』、アメリカ版が『Man, Interrupted: Why Young Men are Struggling & What We Can Do About It(男はさえぎられている:なぜ若い男たちはもがいているのか? それに対して私たちはなにができるのか?)』だが、『男子劣化社会』は本書のテーマを現わすよい邦題だ。著者たちは、若い男性が現代社会の環境の急速な変化に適応できず、機能不全に陥っていると警告しているのだから。

 著者の一人フィリップ・ジンバルドーはスタンフォード大学心理学名誉教授で、「スタンフォード監獄実験」として知られる(悪名高い)心理実験の責任者であるとともに、その全貌を描いた『ルシファー・エフェクト』で知られている。本書ではそのジンバルドーが、現代アメリカの社会の「男子劣化」の現状を憂いている。

男子生徒が学校から脱落しつつある

 アメリカではいま、感情面で大人になっていない男性や自立できない男性が増えていて、「マン・チャイルド」や「ムードル(マン+プードル)」といった新語も登場したという。

 彼らの特徴は、「成人後も子どもから脱しきれず、女性と同等の人間、友達、パートナー、恋人、ひいては大切な妻としてさえ関わることが困難になっている」ことで、「調査を通して私たちは、今の若い男性の多くが長期的に恋愛を維持することはもとより、結婚にも、父親になることにも、自分の家族を作ることにも興味がないことを発見した」とジンバルドーは述べる。

 すぐわかるようにこれは、日本の「草食化」とよく似た現象だ。実際、この言葉は「herbivore men(草食動物の男)」や「grass-eater men(草を食べる男)」という英語になっている。

 その原因をジンバルドーは、テクノロジー(インターネット、ゲーム、オンラインポルノ)とドラッグ(違法薬物と向精神薬)に求めているのだが、それ以前に、アメリカでは(というか世界的に)男子は教育から脱落しつつある。

 ジンバルドーによれば、いまやアメリカ史上はじめて、少年たちの受ける教育が父親たちより短くなっている。そればかりか、女子生徒が活躍する一方で、男子生徒はますます学校から脱落しつつある。

 アメリカにおいては、女子は小学校から大学まで、すべての学年で男子より成績がよい。13歳と14歳(中学生)で作文や読解が熟達レベルに達している男子は4分の1にも満たないが、女子は41%が作文で、34%が読解で達している。2011年には男子生徒のSAT(大学進学適性試験)の成績は過去40年で最低だった。また、学校が渡す成績表の最低点の70%を男子生徒が占めていた。

 1997年に開始し2012年に終了した、若者を対象にした長期的な調査によると、女性の3人に1人が27歳までに学士号を取得しているのに対し、男性では4人に1人しかいない。2021年までには、アメリカでは学士号の58%、修士号の62%、博士号の54%が女性により取得されると予測されている。

 だが、これはアメリカだけの現象ではない。

 OECDの調査によると、先進国のすべてで男子は女子より成績が悪く、落第する生徒も多く、卒論試験の合格率も低い。スウェーデン、イタリア、ニュージーランド、ポーランドといった国々では、PISAテスト(15歳を対象とした国際学習度到達調査)の読解力部門で女子が男子をはるかに上回り、1学年から1学年半も先を行っているという結果が出た――これでは同い年の男女を同じクラスで教えるのは困難だろう。

 カナダとオーストラリアでは、すでに大卒者の60%が女性だ。イングランドでは大学の入学申込者は女子4人に対し男子は3人以下、ウェールズとスコットランドでは、女子の申し込みが男子より40%も上回り、恵まれない家庭ではこのギャップがよりいっそう大きくなっている。

男児が教育から脱落するのは女児とは発達の仕方が異なるから

 アメリカでは、男子はADHD(注意欠陥・多動性障害)の診断を受ける率が女子の2倍から3倍も高く、小学生のときからリタリンのような向精神薬を処方されている。ちなみにリタリンの分子構造は、アンフェタミン(覚醒剤)と酷似している。

 特別支援学級では生徒の3分の2が男子だが、これはIQの問題ではなく、男子がうまく勉強に向き合えないからだ。こうした男女間のギャップはマイノリティではさらに大きくなり、黒人の学生に授与された学士号のうち、男子は34%しか占めていない。同様に、ヒスパニック系でも男子は39%だ。

 その結果、2000年から2010年の間に、アメリカ人の10代で働いている者の割合は42%減少し、20歳から24歳では17%減少した。イギリスでは、15歳から24歳の失業率は21%だが、これはOECD加盟国の平均より5%ちかく高い。OECDの記録によれば、20代後半から30代前半の男性失業率の世界平均は1970年には2%だったが、2012年には9%と急上昇している。

 リーマンショック後の景気後退のため、アメリカでは男性の失業率が2008年1月から2009年6月の間に倍になった。女性被雇用者が圧倒的に多いヘルスケア産業は比較的影響を免れたが、被雇用者のほとんどが男性の製造業や建設業などでは650万人の職が消失したのだ。介護と訪問看護は今後もっとも急成長が望まれる分野だが、こういった職の大部分を女性が占めると予測されている。

 男児が教育から脱落していくのは、女児とは発達の仕方が異なるからだ。誰もが経験的に知っているように、幼い頃は女児のほうが成長が早く、言葉も先に覚える。

 アメリカの幼稚園は女児に合わせて学習プログラムが組まれているため、集中して本を読むことが苦手な男児は落ちこぼれてしまう。脳がまだ準備のできていない状態で何かを学ぶように強制されると無意識のうちに勉強が嫌いになり、早い段階で学ぶことに抵抗と怒りを覚え、たいていは学校嫌いになる。ミシガン大学の調査によると、1980年以降、学校を嫌いだという男児の数は71%も増加している。

 ジンバルドーは、全米ネット公共放送網(PBS)の論説「学校の何が悪いのか?」が、男児の苦境をうまく要約しているという。日本の現状にも参考になると思うので、紹介しておこう。

(1)学校教育が始まる年齢では、一般的に男児は女児に比べ身体的にはより活発だが、社会性や言語の面では未熟だ。男児は女児よりアクティブなので、長時間じっと座っていることが苦手だ(アメリカの小学校では、子どもたちが体を動かせる時間はほとんど消えてしまった)。

(2)今の子どもたちは幼稚園から読むことを習うが、まだ女児ほど言葉が巧み出ない男児は、成長発達学的にも、女児に比べ読む訓練を受けていない。

(3)平均して女児はもともと男児に比べ言語に強い。ところが小学校の授業の5分の4が言語をベースにしている。したがって、男児は読み書きが下手だと感じ、その自覚した欠陥は、彼らのネガティブな自己認識の一部になる。

(4)男児は体験型の学習を好むが、学校は実際には物を扱う機会を十分に提供していない。さらに学校の教材としては、男児の好きな漫画やSF(サイエンス・フィクション)などより、女児の好きな日記や一人称の物語の方が好まれる。

(5)男子教師は9人に1人未満(イギリスでは5人に1人未満)。小学校教諭に限るとほぼ全員が女性なので、学習を男らしい作業だと教えてくれるポジティブな男性のロールモデルはほとんどいない。高校ではこの状況はさらにひどくなる。

 このようにしてアメリカでは、膨大な数の男子生徒が高校をドロップアウトしていく。

 25歳以上の中退者の健康状態を調べると、収入に関係なく、卒業した生徒より不健康なことがわかっている。さらに中退者は罪を犯す率が高く、全国の死刑囚のなかに不均衡なほど大きな割合を占めている。

 高校の平均的中退者は、納めるべき税金の少なさ、高い犯罪率、社会保障への高い依存度その他を含めると、卒業した者に比べ、生涯で国の経済に一人あたり約24万ドル(約2500万円)もの負担増になるとの試算もある。

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/544.html#c85

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
453. 中川隆[-6294] koaQ7Jey 2017年9月24日 09:14:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

定年退職後の起業は完全なギャンブル

自分に投資する(起業する)より多国籍企業に投資する(現物株を買う)方がギャンブル度は遥かに低い

なぜ将来の自分は劣化する前提で生きなければならないのか


国立がん研究センターによると、2016年から新たに癌(がん)と診断される人が初めて100万人を突破し、今後もさらに癌患者が増えると警鐘を鳴らしていた。

ところで、この癌なのだが、最近は早期発見や医学の発達などによって長く生きられるようになっている。癌になったからと言ってすぐに死ぬわけではない。

これは表向きでは朗報なのだが、手放しで喜ぶ人はひとりもいない。

なぜなら、その後の人生は長い闘病生活に明け暮れることになり、自分の持っている能力を上げられない状況の中で生きなければならないからだ。

癌だけではない。すべての病気は、その人が持っている体力や知力を奪い、本来の能力を生かし切れない過酷な状況に追いやられる。

国民病とも先進国病とも言われているのは糖尿病だ。厚生労働省の国民健康・栄養調査によると糖尿病患者は1000万人に突入し、予備軍も入れると2000万人にもなるという。

この糖尿病もまた個人が持つ能力を奪っていく。どんなに屈強でエネルギッシュな男でも、癌や糖尿病になったりすると、突如として弱い立場になる。

自分が持っている能力を発揮することはできない

肉体的な病気だけではない。精神的な病気になっても人は本来持っているはずの能力がまったく発揮できなくなる。

日本の鬱病患者は治療を受けて鬱病だと診断された人だけで100万人近くいるのだが、治療を受けていない患者も含めると倍以上にのぼる。

精神的な病気は鬱病だけではない。睡眠障害、摂食障害、適応障害、統合失調症、パニック障害、発達障害、認知症と数多くの病気がある。

こうした病気にかかると、どんな人でも自分が持っている能力を発揮することはできない。

それだけではない。さらにアルコール依存、ドラッグ依存、ギャンブル依存のようなものもあるわけで、これらのすべては人間の能力を劣化させ、個人そのものを経済的にも苦境に落としていくことになる。

つまり社会的に「弱い立場」になる。

よくよく考えてみれば、誰もが「弱い立場」に落ちる瞬間がある。強い立場の人間がいつまでも強いわけではなく、必ずどこかで転落する日が来る。

この世は諸行無常である。いつまでも自分が最高の能力を発揮できる環境でいられると思ってはいけない。たった1つの予期していない何かが自分の能力を破壊してしまうのである。

実のところ、人は健康である時や絶頂期にある時は、自分の能力が減退するとか劣化するとか弱体化するということをまったく考えない。

だから多くの人は、気付いた時にはいつしか自分が弱い立場になっていて愕然とするのである。

そうであれば、病気に細心の注意を払い、ストレスにも注意して精神的に追い込まれないようにすれば弱い立場になることはないのか。

いや、それでも弱い立場になるのは時間の問題だ。なぜなら、「老い」が必ずやってくるからだ。


「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」という現実

自分の能力がどこまでも向上すると思うのは幻想だ。それは危険だし現実的ではない。

肉体的な能力は10代から20代の前半がピークであり、それ以後はどんどん衰えていく。

30代に全盛期を迎えているかのように見えるアスリートもいるのだが、それでもピークは20代の前半にあって以後は経験によってパフォーマンスが維持できている状況である。

肉体的な能力はピークを過ぎれば、その後は何をどうやっても若い頃のパフォーマンスを取り戻せない。

超絶的な能力を持っていたアスリートも、やがてはスピードが落ち、キレが落ち、持久力が落ち、回復力が落ちていく。つまり、どんどん弱くなっていく。

楽観主義でいようが、最新精鋭の機材とスタッフを揃えようが、最高の医師のアドバイスを受けようが無駄だ。

まわりをすべて最高にしても、自分の衰えは止められない。そして、遅かれ早かれ競技から脱落していく。

「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」とダグラス・マッカーサーは言った。本来の能力のすべてを生かし切れない状況で、残りの人生を生きるという意味だ。

肉体的なピークを売りにするのはアスリートだけではない。

若い女性も、自らの肉体の美しさを売りにして稼ぐ。しかし、どんなに若くて美しい女性であっても、30代に入れば肉体的な衰えは隠せなくなっていき、40代に入れば脱落する。

どんなに必死に若さを維持しようとしても無駄で、美容整形などであがけばあがくほど、身体に負担をかけて「崩壊」が早まっていく。いくら大金をかけても、老いからは誰も逃れられないのである。

普通の生活をして、普通の仕事をしている人であっても、ある程度の体力は求められるのだが、20代の頃に持っていた体力は30代、40代、50代と年齢が上がれば上がるほど失われていくので無理が効かなくなる。


自分が向上することを前提としてはいけない理由

脳はどうなのか。もちろん、脳も老いれば老いるほど判断力も思考力も集中力も落ちていく。

世の中の変化についていけなくなり、やがては新しい社会現象が分からなくなっていく。

老いても自分の知的能力は劣化しないと思うのは大間違いだ。必ずどこかの段階で知的能力が落ちていき、全盛期に及ばなくなる。

一般的には40代が限界で、以後はなだらかに能力が消え去っていくことになる。

もちろん個人差は大きいので、誰もが40代で目に見えて劣化するわけではない。しかし、いつまでも若々しさを保てる臓器や器官はないので、脳も劣化するのは100%約束されている。

遅いか早いかの違いだけで、物理的に脳も劣化する。それに伴って脳の働きも弱くなっていき、脳が司っている知的能力の部分もまた劣化していく。

だから、将来は自分の体力や知的能力が失われる前提で計画を立てておくのはいつでも正しい。30代を過ぎれば、もう今後は衰える運命だと思わなければならない。

向上するのではない。衰えていくのだ。

特に40代を過ぎると「今後の自分は今の能力が発揮できない状況になる」と発想を転換しなければならない時期になる。

以後は、「より劣化する」というのが自分でも意識できるようになっていくので、将来の自分の能力を過信しないのが重要になっていく。

病気になっても、老いても、能力が発揮できなくなっても、すぐに死ぬわけでない。死ぬのではなく、衰えていくのだ。衰えて弱くなっていく。そして、弱い状態の中で生きなければならなくなっていく。

自分が向上することを前提としてはいけない。それは正しい現実認識ではないからだ。それよりも、劣化することを前提としなければならない。

つまり、肉体と知能のピークを過ぎたと実感した人は、弱くなっていく中でいかに生きるのかという現実主義の人生哲学が必要となっていく。


自分が向上することを前提としてはいけない。それは正しい現実認識ではないからだ。それよりも、劣化することを前提としなければならない。つまり、肉体と知能のピークを過ぎたと実感した人は、弱くなっていく中でいかに生きるのかという現実主義の人生哲学が必要となっていく。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170924T0348510900.html



http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c453

[政治・選挙・NHK232] 「ネトウヨという言い方をやめなさい」?  赤かぶ
5. 中川隆[-6293] koaQ7Jey 2017年9月24日 09:48:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
小沢信者が典型的なネトウヨだよ
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/744.html#c5
[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
85. 中川隆[-6292] koaQ7Jey 2017年9月24日 10:30:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本だけが「AI仕事革命」に乗り遅れる、致命的な欠点が見えた 問題は、雇用制度だった
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52902
2017.09.24 鈴木 貴博  現代ビジネス


AIとロボットの進化で2035年までには仕事の半分が消滅する可能性か高い。そのとき、日本の企業が維持してきた終身雇用という岩盤規制はどう崩壊するのか。また、それに備えて個人はどう生き方を変えるべきなのか。

経営コンサルタントで

『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』
https://www.amazon.co.jp/%E4%BB%95%E4%BA%8B%E6%B6%88%E6%BB%85-AI%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%8D%E6%8A%9C%E3%81%8F%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB-%E3%81%84%E3%81%BE%E7%A7%81%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AB%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE-%CE%B1%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%88%B4%E6%9C%A8/dp/4062729989/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&qid=1505376814&sr=8-1&linkCode=sl1&tag=gendai_asyuracom-22&linkId=13d68fd9f2860eb7fbd572dcdda99127


の著者・鈴木貴博氏と人事コンサルタントの城繁之氏が9月1日東京・八重洲ブックセンターでのトークイベントで激論を戦わせた。

■付加価値の高い仕事が危ない

城 『仕事消滅』はすごく衝撃的な本ですね。帯には生存率51%、つまり49%の仕事がなくなるかもしれない、とあります。これ自体ショッキングですが、それ以上に意外だったのは、付加価値の低い仕事から順にAIに取って代わられると想像していたが、実はそうではないらしい。むしろAIやロボットが一番苦手なのが手や指を使う作業だという指摘でした。

たしかにパテシエのような繊細な仕事は今のロボットには難しいと思うし、もっと言えばマックでパテを焼きながら盛り付けも同時並行的に行うのはロボットやAIにとって簡単ではないだろうな、と。

鈴木 そうなんです、AIは過去の膨大な情報の中から必要なものを取り出して正解を導き出す作業ならなんなくこなせますからね。

城 そこで直感的に思ったのは、今企業の中で既得権益を握っている正社員が抵抗するだろう、ということ。例えば2000年前後、大手製造業では海外移転や自動化で余った製造ラインの職員をシステムエンジニアとして教育しようとした。しかしまったくの畑違いですから、成果が出ませんでした。

なぜそんなことをするのかというと、日本企業はまず人を採用し、それを前提に仕事を作ろうとするんです。企業の体質改善や組織の見直しがうまくいかないのもそのため。アメリカは仕事があって、そのために人を雇うのとでは対極です。

だとすれば、AIで作業が置き換えられたとしても、正社員という既得権益を持つ人たちは死に物狂いの抵抗する可能性が高いのではないでしょうか。

鈴木 経営のコンサルの立場で言えば、既得権を持っている人の立場を守ることはとても重要なんです。私に依頼してくるのは既得権を持っている人たちだから(笑)。その観点で言えば、城さんの指摘に異議はありません。

ただし、その状態は長くないと思っています。例えば、自動運転技術が確立しました→長距離ドライバーとタクシー運転手の仕事を守ろうとする→運転席には必ず人間が座る必要があるという法律ができる、ということですね。ただ、こんなことをしても、世界の他の国はそこをスルーして無人のクルマを走らせた場合、運輸にかかるコストで日本とそれらの国で大きな差が生じる。

こうした事態がさまざまな業界で起きれば、国と国との経済格差が劇的に広がってしまうでしょう。要するに日本の競争力は低下するわけです。

城 それを日本人がどう考えるのか、ということですね。

鈴木 ウーバーという便利なものがあってアメリカはもちろん中国でも急速に普及しています。一度使うとわかるのですが、きわめて便利ですが、日本ではウーバーがちゃんと仕事ができないような法律ができてしまった。

世界の人はAIの恩恵を受けて低コストで快適な暮らしをしているのに、日本だけはタクシー運転手を守るために多くの人はそれを享受できない。それってとても恐ろしい未来ではないでしょうか。

城 雇用を守る代わりに国民全体が不幸になる。ほとんどブラックジョークですね。

■終身雇用のしがらみ

城 AIと終身雇用の関係は大きな課題ですが、いまのお話を聞いてますます疑問が大きくなりました。日本企業の頑固さ、打たれ強さにはほんとうに頭が下がります。ただ、本書に書かれたAIの未来はまさに革命で、それが現実になれば、さすがに変わらざるをえないでしょうね。

日本企業が「いや、担当部長は必要だ」と抵抗し、名前だけは部長を遺すことに成功したとしても、そうしたしがらみや組織文化を持たない外資系企業がこれからはどんどん攻めてくるからです。

彼らとの戦いは日本企業の論理など通用しない無階級サバイバル。いずれどこかで終身雇用のシンギュラリティが起きることになるのでしょう。

鈴木 そうした中で個人がどう生きるかは大変難しい課題ですね。


鈴木氏(左)と城氏

城 そこで私が言いたいのは、一つの企業に長く勤めることによるしがらみやデメリットがあるということ。例えば、雇用を守ってもらうためにはなんでも企業のいうことを聞かなければいけない。転勤、残業。時には違法行為まで。会社の都合を優先することで個人のキャリア形成のチャンスを奪われるとも言えます。

60才定年で平均寿命が80才の時代はよかったかもしれませんが、平均寿命が100才になれば、65才で定年してもその後20年は働かなければいけない。なんのスキルもなければ、第二の人生が非常に暗い物になってしまう。

そうならないためには、東大の柳川先生も提唱していますが、40才時点で自分のキャリアの棚卸しをしてはどうでしょう。本当にやりたいことは何か、できることは何か、足りないものは何かを考え、就職活動をしてみる。

そういう風に人生を考えた方が幸せになれるし、多くの人がそうなれば、終身雇用のシンギュラリティも意外にスムーズに乗り越えられるかもしれない。

鈴木 それが理想ですが、残念ながら私はやや懐疑的なんです。日本社会は古い規制やしがらみを断ち切る必要があることは経営者や政治家もそれはわかっているのですが、できていない。要するに日本は既得権の守り方がいびつで、とてつもなく下手なんです。もっとも顕著な例が年金でしょう。

20代の若者に今真面目に保険料を払えば将来、返ってきますよ、というのはどう考えても嘘なのに、それを言い続けるから何も解決しない。このままいけば今の20代が高齢者になる頃は、年金は90才支給になっている。元本割れどころではありません。だとすれば、年金はネズミ講で、新たな加入者が減れば成り立たない。申し訳ないが嘘をついていました、と謝るべきです(笑)。しかし、それは政治的にできない。

城 たしかにいずれ起こるとわかっていたはずなのに、気づかないふりをして、実際に起きると「想定外でした」で終わり、だれも責任を取らないという話ばかりですね。

終身雇用で言えば、入社した時「65才まで雇うし、給料も上がる」と言った上司はすでに定年していなくなっている。話が違う、と怒っても「そう言われても、当事者がいないので」で終わりで、裁判をしても勝てないでしょう。どこにも「終身雇用します、年功で給料も上げます」と書いた契約書がないから。だとすれば、個人で防衛するしかない、とう結論になるしかないんですかね。

鈴木 老後の生活も年金に頼らず個人で防衛しましょうという意見が最近は多くなっていますが、既得権と思われていたものは「そんなものは知らない」で逃げるのはよくない。やはり守るべきです。

そうしないと日本のために頑張ろうという人がいなくなります。ただし、30年50年という時間軸で守るなど、できもしない嘘はやめるべき。

城 だとすれば、賃金制度を根本から変えて、完全な成果報酬にするしかない。

鈴木 そうなのだけれど、終身雇用の幻想を抱いている人を大量に抱えた会社ではそう簡単ではないでしょう。ではどうなるか。

前にも触れましたが、しがらみを維持して高い人件費を払い続ければ、当然利益が減り、新たな投資もできなくなるから、新興企業に徐々に駆逐される。最終的にはシャープが鴻海に買われたような形で、雇用は守られるけど雇用契約はすべて新たにやり直すというやり方しかない。

そういうと暗い話のようですが、これでしがらみがなくなったことで、シャープの業績が回復しているように、日本経済の活性化する。それは決して悪い話ではないのではないでしょうか。

城 既に目鼻の利く学生はそれに気づいている。東大でも優秀な学生は、いわゆる重厚長大型企業は就職先の候補にも入れていない人は多い。若い連中は、理屈はともかく、感覚としてわかっているし、変わりつつある。

我々大人が心配するよりも、若者はうまくシンギュラリティに対応できるのかも知れませんね。

■創造的な仕事はむしろAIと相性がいい

城 この本で目からうろこだったことのひとつが、クリエーターがAIで仕事を失う可能性がとても高いという主張でした。

しかし、言われてみれば、アーチストやクリエーターと言っても、作品の多くは過去の作品からインスパイアされて生まれている。悪く言えば焼き直しです。だとすれば、そうした作業はAIの一番得意な仕事なんですよね。

鈴木 創造的な仕事ってAIととても相性がいいんです。私が所属しているオスカープロモーションにも人工知能を研究している美人の先生がいて、電気通信大学の坂本真樹教授ですが、彼女が中心になって「仮面女子」の歌詞を人工知能で作る実験を進めています。実際にそうしたやり方で作られた歌詞があるが、けっこういい歌詞なんです。

曲に関しても過去のヒット曲を分析することでどんな曲が支持されるかがわかり、それを元に売れる曲が作れるらしい。人間が作った曲に対しても、これは売れるかどうかが、かなりの確率で判断できるらしく、海外の大手音楽会社ではその判断を参考にプロモーションにどれだけお金をかけるか決めるようになるそうです。

城 AIで作曲される時代も間近ということですね。

鈴木 清水ミチコさんが「だれだれ風の作曲法」というネタをやっているのをご存じですか。いきものがかり風ならいきなり最初にサビから入り、いったんだらだらしたフレーズが来て、再びサビで盛り上げる、みたいなやつ。その手法をAIがマスターすれば桑田佳祐風の曲も作れるらしい。

かりにそれが実現したとして、私が音楽会社の経営者で人間が作曲した曲とAIが作った曲のどちらを採用するかと言えば、AIです。だって売れる確率が高いから。

城 経営的にはそうかもしれませんね。ただ、そうなった時、人間はどんな存在として生きればいいのでしょうか。かなり気持ちが暗くなりますね(笑)

鈴木 数日前の話だけれど、ゴールデンボンバーの歌広場淳さんと会う機会があり、本書でも彼のことを書いているから渡しました。「なにが書いてあるの?」と聞くから「2030年頃に音楽アーチストが絶滅する」と書きましたが同時に「ゴールデンボンバーは生き残る」と本書の中で書いています。

ご存じない方のために説明すると彼らはエアバンド。つまり、演奏をしないんです。歌広場さんはベースで弾くことはできるのだが、ステージでは演奏をしているふりだけをしている。他のメンバーも同じ、楽器演奏のための練習をする時間を使って、どうすれば観客を喜ばせることができるか、それを考えることに100%エネルギーを集中している。結果として彼らのステージはとても楽しく、多くの観客を集めている。

城 パフォーマーとして生き残るのは彼らのようなタイプだとすると、一般のビジネスマンで言えば、頭を使う分野ではなく、器用というか世渡りがうまい人が生き残ると言うことか。

鈴木 それは多分にありますね。その一つの方向として私が注目しているのが、メカトロという考え方。要するにAIと機械が合体した分野です。IT分野で日本がアメリカ企業に牛耳られそうになった時、日本の防波堤になれるのがメカトロ産業だと言われました。プログラムや半導体などはアメリカが強いけど、彼らはメカが苦手なのです。例えばATMの機械はアメリカでは作れない。

それと同じでメカトロ人間がこれからは有望かもしれません。頭を使う部分はAIに頼りその恩恵を受けつつ、そこにプラスして行動力で稼ぐとか、手先を動かして稼ぐ。それができれば、AIでパワーアップされた人間になれるし、それを目指せというのがありなのではないか、と。

城 メカ的な能力とはどんなのものなのですか?

鈴木 医者で言えば内科医ではなく外科医や歯科医。外科医も過去の蓄積から患者の症状を把握して原因がどこにあるかを突き止める必要があり、そこはAIを活用することで精度を高めることができる。誤診も減らせます。

また、誰かが開発した術式の習得もAIを使うことで短期間にマスターできるようになる。そうすることでメカトロ医者としてパワーアップした外科医になれる可能性があるわけです。

城 一般企業の中間管理職で言えば、なんだろう。

鈴木 それが実はなかなか難しい。だから早い段階でAIに取って代わられると考えているのですが(笑)、少なくとも考える部分が自分の強みだ、といった一点張りのやり方には限界が見えています。専門的知識、過去の経験はかなり早い段階でAIに取って代わられるのは間違いありません。

じゃあクリエイティブな発想ができるから大丈夫だという自信を持っている人も2030年から35年には怪しくなる。では、そこで残るのはなにかと言うと、妙に人を動かす魅力があるとか、彼にはついていこうと思わせるカリスマ性があるなど、定量化されていない能力が最後の最後まで価値を維持するのではないでしょうか。

城 最後は信頼感や包容力という人間性が問われるということなのかもしれませんね。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c85

[中国12] 日本人が中国に長く滞在したらやめられなくなってしまう便利な生活の数々―中国ネット 赤かぶ
2. 中川隆[-6291] koaQ7Jey 2017年9月24日 11:05:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

表面しか見ないアホだな

2017年09月19日
中国の環境汚染進む 大気汚染と河川の汚染

川は赤青ピンクと毎日色が変わるという。
こうした川から取水し飲料水にしている
引用:http://img.recordchina.co.jp/thumbs/m720/201611/20161121-04667329.jpg


中国の大気汚染

中国の環境汚染は度々問題になっていたが最近は報道量が少なくなり、収まった観がある。

だが実際には中国の環境汚染は沈静化するどころか、近年ますます悪化しているのが分かりました。

シカゴ大学などの研究によるとハルビン市など東北部の都市では、大気汚染で平均寿命が6.9年短くなっていた。

          
工場などから排出される粒子状物質は、心臓病や脳卒中、肺がんなどを引き起こす原因になっている。

中国全体では大気汚染によって寿命が3.5年縮んでいて、世界保健機関(WHO)の基準を満たす工業都市はほとんど無かった。

中国では毎年、110万人が大気汚染によって亡くなっていると言われており、黄海に面する河北省は特に深刻です。


中国の大気汚染レベル上位5都市はすべて河北省で、北京の風上に位置しているので、北京の大気汚染の原因といわれている。

大気汚染の原因は工場ばかりではなく、石炭による冬季の暖房で、冬の大気汚染が特にひどい。

製鉄や発電所は中国重工業の根幹だが、残念な事に大気を汚染する石炭が最もコストが安い。


中国が世界の工場と呼ばれていた時より工業は弱くなったが、環境対策でコスト増になったのも原因の一つとされている。

中国はパリの地球温暖化会議でCO2削減を約束したが、実は言葉の遊びであって、CO2を今後50%「増やす」事になっている。

中国が減らすと言ったのはGDPあたりのCO2排出量で、GDPが増える限りCO2も増やせる事になっている。


年に数日しか太陽が見えないとされる汚染地域で、青い空が見れるようになるのは、当分先でしょう。


工業都市や風下では、年間数日しか太陽が見えない
2016-12-16T_CHINA-POLLUTION-thumb-720xauto
引用:http://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2016/12/2016-12-16T_CHINA-POLLUTION-thumb-720xauto.jpg


中国の水の汚染

水は人間の生活に必ず必要だが、中国では汚染されていない水を手に入れるのは、ほとんど不可能です。

輸入したミネラルウォーターで風呂を沸かせば安全かも知れないが、バカバカしすぎる。

大半の河川には汚染物質が垂れ流されていて、赤い川や緑の川になっているのは、現在も改善されていない。


赤や緑の川から水をくみ上げて、ろ過して飲料水にしているのだが、汚染物質をすべて除去しているとは考えられない。

汚染しきった水を完全にろ過するには莫大な費用が掛かるし、そんなお金を掛けるくらいなら、最初から排出させないでしょう。

浙江省長興県では最近、300トンもの大量の病死したブタを焼却せず山に埋め、その山から流れている川から取水していた。


同じ浙江省長興県の夾浦鎮では、水源地である川沿いの繊維工場がベンゼンなどの化学物質を垂れ流し、川は赤い色に染まっている。

この川から取水した飲料水を飲んでいたが、町民の1割がガンになり、半数は既に亡くなっていた。

沿岸部の発展した都市の全てがこうであり、川の色はその日の汚染物質によって、赤青ピンク緑と色が変わる。


地下水の汚染も進んでいて、安全な地下水はどこにもなくなってしまった。
http://www.thutmosev.com/archives/72656839.html

http://www.asyura2.com/17/china12/msg/165.html#c2

[中国12] 国際社会から突然「中国脅威論」が減った理由―中国紙 赤かぶ
1. 中川隆[-6290] koaQ7Jey 2017年9月24日 11:17:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
中国はもう終わりだ とみんな思ってるからだろ
http://www.asyura2.com/17/china12/msg/171.html#c1
[議論31] 「北朝鮮危機」は年内(平昌五輪前)に解決へ転換!」は、当たれば下手な鉄砲の類 仁王像
2. 中川隆[-6289] koaQ7Jey 2017年9月24日 11:30:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

みんなグルだと思った方がいいよ:

北朝鮮がFXで大儲け?「将軍直属ディーラー」の噂と金正恩の狙い=今市太郎
2017年9月3日
http://www.mag2.com/p/money/292710

いま巷で出回っている噂として話題なのが、北朝鮮はミサイルを発射すると同時に、マーケットで金やFXの取引を行っているという説です。


「ミサイル発射と同時にFXや金を取引している」との噂は真実か

「将軍様直属ディーラー」の存在

さすがに8/29(火)のNYタイムのドル円やユーロドルの大きな戻しを食らって、多くの市場参加者がそれなりに痛んでしまったようで、8/30(水)の東京タイムの為替はほとんど休日の動きのような方向感のないものに終始してしまいました。どうやら市場ではこの相場の乱高下に巻き込まれてかなり損を食らったトレーダーが多かったようで、典型的な焼け野原相場の様相が展開されました。

米ドル/円 日足(SBI証券提供)
http://www.mag2.com/p/money/292710


そんな今、巷で出回っている噂として話題なのが、北朝鮮はミサイルの発射を行うだけではなく、同時期に金やFXの取引を行っているという説です。

たしかに、自分でしかけているリスクイベントですから、いつ起きるのかもわかっている中でのディールとなれば、かなり利益を出しやすいことは容易に想像できる話です。

果たしてそんなことができるのか?という点で疑問にも思えますが、ただ単に北朝鮮国内から海外の銀行に連絡をとって売買するのではなく、傀儡企業を海外に建てて、そこが主体となって、まったく気づかれないようにやることは確かに可能。真偽のほどは確認のしようがないものの、ありうる話とは言えそうです。

そして、その利益が回りまわってミサイルの資金になっているとすれば、とんだエコシステムが構築されていることになりますが、実際のところはどうなのでしょうか?

東京タイムの前に打ち込むのが最も効果的か?

北のミサイル発射に関する反応を見ていますと、自国の上空を通過するということで、とにく大騒ぎするのが日本であることは明確ですから、東京タイムの前にめがけてことを起こすのはかなり効率的といえます。

また、土日ではなく平日を狙うほうが取引しやすいというのもあるでしょうし、インサイダーの情報を享受しやすいとも思えるわけです。

今回、あえてさまざまな記念日に日程を合わせずにミサイルを発射していることを考えるにつけ、こうした事情が裏にあるからなのかと思うと、妙に腑に落ちるところも出てきてしまいます。この発想が正しかった場合、北朝鮮は9月9日に何かことを起こすよりも、ウィークデーに行動をずらす可能性も考えられそうです。

この話は、どうもまったく架空の話にも思えないところが、非常に気になるところです。この手の話はいくら詮索してみても、まったく儲かるものではありませんが、資金のない北朝鮮がこうした錬金術を行っている話が本当であるとすれば、なかなか機転の効いた考え方をとることができる知恵者がいることに感心させられます。


これで果たして、9日までにさらなるミサイル発射や核実験が行われるのかどうか?前回と同じように、ミサイルが海上に着弾するような内容では、徐々にそのインパクトは薄れ、大きな下落にはならなくなることも考えられます。

逆に日本国内に着弾して被害が出ることになりますと、FX市場では新たな動きが発生することになりそうで、まだまだ注意が必要です。
http://www.mag2.com/p/money/292710

バレバレじゃないですか。
そう。もうちょっとうまくやった方が良いのです。

以下は発射直後にワタスも張ったのですが。
虎ノ門ニュースでも指摘してますね。


為替がなぜ発射の直前に動くんだ?
ミサイル発射が分かってないとできない動きだろう。
経済評論家の上念司氏が突っ込んでました。


以下のチャートのように

Jアラートが鳴ったのは6:02。
それなのに、もう既に5:30頃にはなぜか為替が円高に動き始めてます。
(1ドル109.35円から→1ドル109.25円へ)

そして6:00頃には横ばいになって静かになってから、6:02のJアラートで一気に円高に行ってます。
これはおかしいでしょう。

誰かが予期して爆上げする前に円を猛烈に買ったに違いないのです。
これだけ為替相場を動かせるのは巨額のマネーを動かせる連中なのです。

他にこんな指摘をしている情報もありますた。


http://netgeek.biz/archives/102036

サイル発射前に戦争(防衛)関連株が大量に買われていたことが分かった。
値上がり率ランキングを見ると、トップ10に2社がランクインしている。

・細谷火工は自衛隊向け照明弾など火薬を使用した商品が主力。売上高の約半分が防衛省向け

・石川製作所は軍需産業に関連があり機雷の製造を手がけている

まぁ、というわけで、今後は、

・安倍ちゃんがなぜか官邸に泊まる。
・いきなり為替が円高に振れる。
・なぜか防衛関連銘柄が上がる。

これでミサイル発射が分かると言うものです。
そっちを見てる方がJアラートよりよっぽど早くて正確というものです。

ちゃんちゃん。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-stock-market.html


2017.09.15 2度目のJアラート。北朝鮮とアメリカ債務上限引き上げ
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-us-debt-ceiling.html


ったく。
またJアラートですか。


なんたる迷惑でしょうか。

さっきまた血相変えてワタスの妻が階段を駆け上ってきましたよ。
こっちはビットコイン暴落で股間をもみほぐしてる最中だったのに。

あなたミサイルが。。
ぇあ?なにやってるの?

いえ。その。。ワタスのミサイルの調子はどうかなと。。

とかなんとか。

くほほほほ。
くほほほ。

まぁ、皆さん慣れてしまいますたね。
ちゃんちゃん。

ちなみに個人的に思ってるだけのことですが、以下のニュース。
米国の債務上限の引き上げ決定。


http://news.mynavi.jp/column/economytsubo/090/

米国議会の上院と下院は先週、連邦政府の債務上限を3か月間引き上げる法案とハリケーン災害対策予算を可決しました。これにより、懸念されていた米国債のデフォルト(債務不履行)と政府機関閉鎖は回避され、世界の市場に安心感が広がりました。債務上限問題が短期間で決着したのは、トランプ大統領と野党・民主党が意外なことに電撃的に合意したためで、逆にトランプ大統領と与党・共和党の関係が悪化するという複雑な展開となっています。

3カ月間の債務上限凍結・ハリケーン対策で電撃合意

まず債務上限問題について説明しておきましょう。米国では政府がむやみに債務を膨張させないように法律で上限を定めています。しかし現実にはこれまで財政赤字の拡大と国債発行増加によって債務残高(借金の残高)も年々膨れ上がっています。それにつれて債務上限も毎年のように引き上げられてきましたが、今年の春には債務残高が上限の19兆8000億ドル(約2160兆円)に達していました。

米政府の債務残高


米政府はこの数カ月間、資金のやり繰りでしのいできましたが、9月末にはそれも限界という状況になっていました。そのため9月末までに債務上限を引き上げて、新たに借金(国債を発行)する必要があったのです。もし9月末までに債務上限の引き上げができなければ、過去に発行した国債の償還や金利支払いができなくなり、デフォルトに陥るおそれがあったわけです。

しかし先週までは、債務上限の引き上げを認める代わりに歳出の大幅削減を条件にすべきと主張する議員も多く、激しい与野党対立や共和党内の足並みもあって、議会での協議は期限ぎりぎりの9月末まで難航するというのが大半の予想でした。

米の財政収支


ところが急転直下、野党・民主党が(1) 債務上限を12月8日までの3カ月間凍結する(つまり事実上の引き上げ)(2) ハリケーンの災害復旧・被災者支援の予算を編成する―― の2点を一体化した案を示し、トランプ大統領が受け入れました。

はい。
皆様も同じ事を考えていたことでしょう。

アメリカの債務上限問題と北朝鮮ミサイルは完全に連動してますね。

以下は米国長期金利のグラフです。
今年になって北朝鮮がミサイルを撃ち始めてから金利が下がり始めた。

これは


デフォルトまじかの米国債など誰も買わない。

だから値段が下がる。

金利が上がる。


今までこうなってたのに、


北朝鮮問題勃発

米国債買われる。

金利下がる。

うま〜。


こうなったからです。

そして、また直近9月になって、ちょびっと上がり始めてしまったのでまた打った。

北朝鮮ミサイルとは、すなわち、日本からアメリカさんに送金しますよ〜。
その合図のことです。
アメリカさんを助けるためには口実が必要なのです。

現段階で総額8兆円のプレゼント。
以下は日刊ゲンダイさんより


https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213317/3

次は巡航ミサイル 米の兵器押し売りで血税8兆円が消える
:
そもそも日本は、向こう5年越しでF35戦闘機42機(1兆2000億円)、オスプレイ17機(3600億円)、イージス艦2隻(1800億円)など総額2兆円の武器を米国から買う約束をしている。トータルで8兆円だ。“バイ・アメリカン”のために日本人の血税が米国にむしり取られようとしている。
:

8兆円どうぞお使い下さい。

そのため3ヶ月延命。そしてアメリカのデフォルトはまた持ち越し。


米国債などサウジアラビアや中国は売り払ってる。

だから金利はまた上がる。

金利がちょっと上がってきたらまた打つ。


そういう繰り返しなのでしょう。

ちゃんちゃん。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-us-debt-ceiling.html


森永卓郎氏が解説 北朝鮮危機を煽るトランプ大統領の思惑
マネーポストWEB 9/22(金) 16:00配信

 北朝鮮はミサイル発射や核実験を相次いで実施し、米国や日本、韓国などへの“挑発”のペースを上げている。だが、経済アナリスト・森永卓郎氏は「米国のトランプ大統領はそれを逆手にとって、自国の利益のために利用していると思えてならない」という。いったいどういう意味か。トランプ大統領の真意は何か、森永氏は以下のように分析する。

 * * *
 トランプ大統領と金正恩委員長の激しい非難の応酬を報道で見せられ、しかもどちらも“何をするかわからない人物”という通説から、多くの人が米国と北朝鮮がいつ戦争に突入してもおかしくないと危機感を持つのは当然だろう。

 だが、私の見方は違う。トランプ大統領は、本当は北朝鮮と戦争するつもりなどないのに、わざと危機を煽っているように思えてならないのだ。そう考える理由は、現在のトランプ政権主要ポストの顔ぶれにある。

 イスラム圏からの入国禁止やシリア爆撃など過激な政策を推進したバノン首席戦略官が解任されたことで、現在のトランプ政権はマティス国防長官、ケリー首席補佐官、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)と、トランプ大統領の娘婿・クシュナー上級顧問の4人が支える体制となっている。

 特筆すべきは、クシュナー氏を除いた3人はすべて「将軍」の地位にあった軍人出身ということだ。つまり、現在のトランプ政権は「軍人政権」といっても過言でないのである。米国が戦争に踏み切らないと私が考える理由は、まさにそこにある。実は、軍人というのは誰よりも戦争の痛みがわかっていて、基本的には戦争をやりたがらないからだ。

 さらに、なぜ元軍人を重用した体制を敷いたのかを考えると、トランプ大統領のある“思惑”が見えてくる。トランプ大統領は軍需産業を復活させて、米国経済の再建・活性化を図ろうとしているのではないか。

日本も韓国もトランプ大統領の戦略に乗せられている

 米国の最も重要な産業は鉄鋼や自動車などではなく、実は軍需産業なのだ。軍需産業は航空機から原子力、コンピュータ産業までとてつもなく裾野が広く、なおかつ米国にとって最も強い国際競争力を持つ基幹産業といえるものなのである。しかし、財政が逼迫し、債務上限問題に晒されている米国にとって、自国の軍事費をどんどん拡大していくことは困難だ。

 そこで米国が取り得る最良の戦略としては、北朝鮮との危機を煽ることによって米国以外の国々に米国製兵器を買わせることだ。実際、日本はすでにその戦略にまんまと乗せられている。

 来年度予算の概算要求で防衛省は過去最大の防衛費を要求しているが、その中に米国製の陸上配備型イージス(イージス・アショア)の導入を前提とした分も盛り込まれているのだ。イージス・アショアの導入には最終的にいくらかかるか分からないし、いったん配備すれば後年度負担が続くことになる兵器を米国は日本に売り込むことに成功したといえる。それは日本だけではない。韓国にも高高度ミサイル防衛システム・THAAD(サード)を売り込むことに成功している。

 トランプ大統領が米国経済の中長期の安定を手にする目的で危機を意図的に煽っているとすれば、敏腕ビジネスマンとしての才覚をいかんなく発揮しているといえるだろう。

___

2017年09月17日
安倍首相が衆院解散 圧勝すれば憲法改正、もりかけはチャラ


安倍政権を後押ししたのが北朝鮮で、5月から頻繁に行っていたミサイル発射を、8月からさらに加速させICBM発射や水爆実験を実施しました。

北朝鮮は国際的な大問題になり、軍事的危機が報じられると、安全保障で安倍首相の支持率は上昇しました。

9月の内閣支持率はNHKが44%、読売が51%と7月から10%以上回復しました。


北朝鮮との戦争の危機が高まるほど政権支持率は上昇すると考えられ、危機が沈静化したら支持率は下がるかも知れない。


8月初頭の内閣改造後、もりかけ騒動は新たなネタがなくなり沈静化し、代わって民進党の混乱が表面化した。

蓮舫代表の2重国籍問題が二転三転し、結局は7月27日に辞任し、9月1日に前原誠司代表が就任した。

だが前原代表は就任後に北朝鮮の女性と交際していたとスクープされ、民進党からは小池新党への離党者が相次いでいる。
http://www.thutmosev.com/archives/72649852.html

アメリカの左翼活動? 北朝鮮を密かに支える米国人専門家集団たち=浜田和幸 2017年9月19日
http://www.mag2.com/p/money/302377


トランプ政権は北朝鮮への非難をエスカレートさせているが、その一方で、70名ほどの米国人専門家を平壌科学技術大学に派遣し、最先端の科学技術を伝授している。

アメリカが支える「北朝鮮の科学技術」常時200人ほどが人道支援

トランプ政権、非難の裏で北朝鮮をサポート

ぶっちゃけ、アメリカの二枚舌はここに極まれりだ。

トランプ政権は北朝鮮への経済制裁を強めるべく、国連の安保理をはじめ、あらゆる場面で北朝鮮への非難をエスカレートさせている。

しかし、ピョンヤンにある平壌科学技術大学には70人ほどのアメリカ人の教授やスタッフが毎学期ごと派遣されていることには触れようとしない。こうしたアメリカ人専門家たちは、最先端の科学技術を北朝鮮に伝授しているのである。

いわば、間接的に金正恩体制を支えているといっても過言ではない。

他にも、アメリカの元国連大使ビル・リチャードソン氏によれば、「アメリカの人道支援活動家や医療チーム、宗教ボランティアが北朝鮮のために親身になって働いている」とのこと。

実は、キリスト教のエバンジェリカル派がピョンヤン市内で運営する学校では、600人の北朝鮮の子供たちが英語で授業を受けている。

こうしたエリート校で学べるのは、北朝鮮の教育省が選んだ生徒に限られていることは言うまでもない。朝鮮労働党の幹部の子弟が中心である。

ほとんど外部に知られていない、アメリカ流の「対北朝鮮外交」の一端と言えよう。こうした活動には常時200人ほどのアメリカ人が関わっている。

平壌医科大学病院にはアメリカ人医師も常駐し、北朝鮮の市民へ医療サービスを提供。これまで20年以上に渡り、北朝鮮での活動を継続しているのである。


宗教団体が中心になって支援

特に、1990年代半ばに発生した洪水や飢饉を受け、アメリカの宗教団体が中心となり、地道な人道支援活動を強化してきた。

食糧援助に止まらず、農業技術の移転や水路管理をはじめ、健康や教育関連のサービスなどを年々充実させてきている。今年に入ってからも新たに5台の救急車が贈呈された。

朝鮮キリスト友の会などアメリカ、韓国が立ち上げた北朝鮮支援グループは、直接、専門家やボランティアを毎年のように送り込んでいるのである。

アメリカ人の訪朝制限も「人道支援」分野は例外に

確かに、北朝鮮によるミサイル発射や地下核実験の影響で、本年9月1日からアメリカ国務省はアメリカ人の北朝鮮訪問には制限を課すようになった。しかし、人道支援の分野に関しては例外を設けているようだ。

危機的状況が最悪の事態に陥らないように、最後の頼みのチャンネルを維持しようとの深慮遠謀と思われる。


とはいえ、平壌科学技術大学での仕事を終え、帰国しようとしたアメリカ人専門家2人が空港で拘束され、囚われの身となってしまった。ぶっちゃけ、先の読めない北朝鮮情勢が続いているのだ。


トランプ大統領の家族中心主義の落とし穴

ぶっちゃけ、トランプ大統領の言動には呆れることが多い。ある時は「金正恩とワシントンでハンバーガーを一緒に食べたい」と笑顔で語る。ところが、次の瞬間には「堪忍袋の緒が切れた。経済、軍事問わず、あらゆる選択肢の中から、北朝鮮に目にもの見せてやる」と怒りを露わにする。自らの見通しの甘さを反省せず、相手の悪口をツイッターでばらまくことに血眼になる。

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見たことのないリアル平壌 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=o79a5k02how

2017.09.21 北朝鮮は実は景気が良い?
http://golden-tamatama.com/blog-entry-movie-real-northkorea.html


おほぉ?

以下は、たまたま見た動画なだけなんですが。

北朝鮮は貧乏国家だ。
ミサイル作るお金もないんだ。

そう思うのは昔のことで、最近は逆に景気が良いという動画です。ちょっと見てみて下さい。


見たことのないリアル平壌 - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=o79a5k02how


これはこの動画に写される平壌市内の夜景

これが昼間の風景

うーん。これを見ると意外に発展しているように見えるんですが。

こんなサイトもありましたがどうも裕福そうです。


北朝鮮の「いま」を写した35枚の写真
2017年7月末に撮影された。
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/nkorea-lifestyle2?utm_term=.foaDKb0NA#.vpXnEVYPB

ただ、裏通りはそうでもないようですが。


外国人が絶対に見られない平壌の裏通り (1/47)
http://www.asiapress.org/apn/gallery_nk_3/

どっちなのかはわからない。

以下の話を読むとどうも本当に景気がよさそうです。
新富裕層はブランドものを着てると載ってます。


http://diamond.jp/articles/-/131694北朝鮮経済が制裁強化でも容易に破綻しない理由

最近、平壌の若い女性の間では世界的なファッションブランドのエル(ELLE)が、男性の間ではアディダス、ナイキが流行っているそうだ。一般の若者たちは、ドルに換算すると10ドルに満たない給料しかもらっていない中で、こうした贅沢品を手に入れられるのは、各種の利権を持つ党や政府の幹部の子女のほか、「住民経済」の恩恵を被って新富裕層にのし上がった人たちの子どもだ。

韓国国家情報院の資料によれば、北朝鮮の人口の約1%に相当する24万人が新興富裕層という。北朝鮮では現在1000万ドル以上の財産を保有する資産家が100人を超え、それ以上の資産家(北朝鮮では“王銭主”)も10人以上いる(2016年12月4日、韓国文化放送の報道)という。銭主の多くはいまや民間銀行の役割を担い、中国企業と組んで、国家事業を請け負うまでになっている。

その象徴が、平壌市中心部の金日成広場からほどちかい大同江(テドンガン)沿いのチャンジョン街から未来科学者街に作られた、40階から50階のタワーマンションだ。

“銭主”と中国資本の共同事業で、今年の4月13日、金正恩氏が鼻高々に竣工式のテープカットを行った「黎明通り」の超高層マンションにも、銭主の資本が投入されている。ピョンヤン市内などの新築高級マンションの3分の2は銭主と中国資本の所有と言われる。

どうも、全文を読むとこういう流れのようです。


1990年代は配給経済が破綻してしまった。

そのせいで餓死者続出 一説によると300万人以上の餓死者が出た。

国民は生き残るために闇市場を発達させた。

闇市が徐々に発達し、あらゆるものが手に入るようになった。

今では地域市場(チャンマダン)と呼ぶ市場になっている。

チャマダンでの成功者は、主に中国華僑など海外資本とつながりがあり
資金の貸主として不動産業やマンション建設等をやってる。

政府は最初は統制を試みたものの、徐々に利用する方向に方針転換している。

今では全産業が発展しつつある。

結局のところ、チャマダン(独自市場)が発達して押さえきれず、
中国のように改革開放路線になっちゃったようです。

以下、北朝鮮は資本主義化を止められないと言ってます。


http://diamond.jp/articles/-/139000
北朝鮮がミサイル発射のため「資本主義化」を止められないジレンマ

韓国シンクタンクの推計によると、人口2500万の北朝鮮で、市場での仕事に従事している人が110万人にのぼり、当局の許可を得たものだけでも404ヵ所の市場が存在する。この市場から「管理費」という名目で北朝鮮当局が1日に得る額は、日本円にして約1738万円から約2217万円に達する。

もちろん、この管理費全てが北朝鮮の核・ミサイルの開発資金に充てられてるわけではないだろうが、金正恩体制が市場から相当な資金を得ていることがわかる。
「北朝鮮に核・ミサイルを開発する資金などあるわけがない」というのは、既に過去の話なのだ。

いや、驚いたなぁ。もう。
北朝鮮はむしろ景気が良いのか。

そりゃ金正恩さんも踊るわけだわ。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-movie-real-northkorea.html


金正恩さんはミサイル発射や核実験の度にインサイダー情報を使って為替で何兆円も稼いでいるもんね。

金は打ち出の小槌から いくらでも出て来るんだ

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/526.html#c2

[近代史02] あの名画の舞台となった伊香保温泉は今… _2 中川隆
12. 中川隆[-6288] koaQ7Jey 2017年9月24日 12:18:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


外国人売春強要
なぜなくならない? 伊香保温泉で相次ぐ

毎日新聞 2017年6月8日


カンボジア人女性らが売春をさせられていた建物=群馬県渋川市伊香保町伊香保で


 伊香保温泉などを舞台にした外国人女性の売春強要事件で、出入国管理法違反(不法就労助長)の罪に問われた風俗店経営の男ら3人に有罪判決が言い渡された。群馬県内では過去にも、伊香保温泉を中心に同様の事件が摘発された。人身取引対策の「後進国」と指摘される日本。なぜなくならないのか。事件の背景を探った。【杉直樹】


日本は人身取引対策「後進国」

 「売春を強要された」。今回の事件が発覚したのは、昨年12月、在日カンボジア大使館のフェイスブックに書き込まれた、こんなSOSからだった。

 書き込んだのは、被害に遭ったカンボジア人女性。来日前、母国で「ウエートレスのような仕事で月約30万円稼げる」と勧誘されたが、約束通りの給料が支払われなかったばかりか、売春を強要された。同様の被害に遭ったカンボジア人女性6人とともに、大使館に保護され、1月末までに母国に送還された。大使館は「女性が日本で被害に遭った」という趣旨の声明を出した。

 県警は1月19日、伊香保温泉と沼田市内のスナックで、就労資格のないカンボジア人女性らに売春させたとして、それぞれの経営者(40代の男女)を出入国管理法違反(不法就労助長)容疑で逮捕。さらに、暴力団員の40代の男も同容疑で逮捕された。

   □   □

 逮捕、起訴された3人の法廷での証言などによると、売春計画を持ちかけたのは暴力団員の男。沼田市のスナックに客として出入りするうちに経営者の40代の女から借金を重ね、その額は約70万円に膨らんだ。返済のために提案した計画が次のような内容だった。

 カンボジアから日本に女性を呼び、スナックで売春させ、その売り上げを返済に充てる−−。女はこの提案に同意した。2016年秋のことだった。

 それから約1カ月後の16年11月、暴力団員の男はカンボジア人女性を短期滞在ビザ(90日間)で来日させ、女のスナックに連れてきた。男は自らカンボジアに渡って、現地で女性らに声をかけていたという。

 暴力団員の男は、伊香保温泉でスナックを経営する40代の男にも売春話を持ちかけた。県警の家宅捜索で、タイ人女性3人も売春を強要されていたことが発覚した。スナック経営の男は、女性らに対し「渡航費などとして100万円の借金を負っている」などと威圧し、精神的に束縛していた。

   □   □

 伊香保では12年にも、スナック経営者らによる人身売買事件があった。タイ人女性が「日本で550万円の仕事がある」と誘われ、入国直後にパスポートを取り上げられ、「逃げたら大変なことになる」と脅されて無給で働かされていた。

 群馬は、明治時代に県令(知事)の楫取素彦(かとりもとひこ)が売春婦公認(公娼(こうしょう))制度を廃止する「廃娼令」を全国で初めて出し、注目を浴びた。しかし、今、人身売買の温床になっている。ある捜査関係者は「首都圏からのアクセスの良さと、温泉客からの一定の需要が関係しているのではないか」と推測する。

なぜなくならない? 不法就労、脅し……相談に壁

 政府の「人身取引対策推進会議」(議長・菅義偉官房長官)の年次報告によると、認定された人身取引被害は、2005年の117人をピークに減り続け、13年は17人まで減った。在留資格制度の厳格化で「興行」目的の来日外国人が減少したことが背景にあるとみられるが、14年以降、増加傾向に転じ、16年は50人に上る。

 しかし、これも「氷山の一角」との見方がある。人身取引の被害者支援に取り組むNPO法人「ライトハウス」(東京都)の藤原志帆子代表によると、被害者が外国人の場合、相談には「何重もの壁」があるという。

 第一は「在留資格の壁」。被害者は、就労が認められない「短期滞在」などの資格で入国するケースが最も多い。表面上は違法な立場にあるため、自身が摘発されるリスクを恐れ、公的機関への相談をためらう場合があるという。

 第二の壁は、経営者によるパスポートや預金通帳の取り上げや、監禁、脅しといった身体的・精神的束縛。この他にも言語の壁や、母国との社会通念の違いから「警察に相談する」という発想そのものがないケースもある。

 被害はなぜなくならないのか。藤原代表は「多額の利益が得られるからではないか」とみる。今回の事件で、伊香保のスナック経営の男が女性らに売春をさせて得た報酬は、約半年間で少なくとも約400万円に上る。

軽い刑罰も背景に

 さらに、指摘されているのが、刑罰の軽さだ。人身取引対策の先進国とされる米国の国務省が16年に発表した報告書は、日本について「収監の代替となる罰金刑を規定しており、刑罰が十分に厳格でない」としている。

 政府の年次報告によると、16年中に起訴された43人のうち、17年3月末までに33人の有罪が確定したが、実刑判決は3人。今回の事件でも、▽沼田のスナック経営の女=懲役2年6月、執行猶予5年、罰金50万円▽伊香保のスナック経営の男=懲役3年、執行猶予4年、罰金250万円▽暴力団員の男=懲役2年、執行猶予3年、罰金150万円−−で、いずれも執行猶予付き判決だった。

 一方、米国は00年の国内法で人身取引に関する犯罪を「重罪」と位置づけ、量刑を厳格化した。過去の判例では禁錮刑が最も多く、刑期が10年以上に及ぶケースも少なくない。

人身取引

 「現代の奴隷制」とも呼ばれる人権侵害。国連は(1)労働や売春などの搾取を目的に(2)暴力や脅迫、詐欺などの手段を用いて(3)人を移送したり隠したりすること−−と定義している。日本は人身取引を防止する国連の人身取引議定書を締結していないが、05年の刑法改正で「人身売買罪」が創設され、人身取引に該当する行為は全て犯罪となった。ただ、実際には売春防止法や出入国管理法といった既存の法律で逮捕・起訴されるケースが多く、人身売買罪の成立要件の狭さを指摘する声も出ている。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/356.html#c12

[議論31] 日本人である以上、アジア人である以上、(主に)白人国家においては、人種的な理由で差別は受けるのです 仁王像
19. 中川隆[-6287] koaQ7Jey 2017年9月24日 12:56:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

猿の惑星

Planet of the Apes 1968 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=Planet+of+the+Apes+1968


テイラーたちが不時着した星は、猿が人間を支配する猿の惑星だった。

言葉を話す猿たちと、首輪で繋がれ家畜として扱われる人間たち。

この逆転した世界からなんとか逃げ出したテイラーが最後に見たものとは・・・


出演

テイラー : チャールトン・ヘストン
ノバ :リンダ・ハリソン
中国人 : オランウータン
黒人 : ゴリラ
日本人 : チンパンジー


原作者のピエール・ブールはフランス人ながら英国軍に身を投じて戦い、結局日本軍の捕虜になった悲惨な人。

捕虜時代の恨みつらみをもとに書いたのが「クワイ川の橋」。
また日本人が月一番乗りして、ハラキリするのが「カナシマ博士の月面庭園」
でもって、黄色い連中が世界を支配する未来小説が「猿の惑星」


1 名前: O 投稿日: 02/01/24 15:11 ID:tTH+ej+C

自分はアメリカに住んどるもんなんですが
猿の惑星とは日本人をバカにして作られたということが分かった。

アメリカの知り合いが言うとったよ

「あれは日本人をバカにした映画だよ」

とあっちでは有名らしい。

日本人の前でそんなことは言えないけど俺にだけ話してくれた。

まあアメリカで反日が多かった時代に作られただけにやむおえないことだろう。

で最近新しく放映された「猿の惑星」ももしかしたら・・・

そう考えて改めて見たけど猿が着ている服も確かに日本の侍のように見える。

つまり猿(日本人)の惑星(日本)

そして猿の惑星にでてくる人間はアメリカ人ということです。


あの作品では人間よりも優れていると思いこんだ猿が人間によって人間の方が優れていると証明されますが、それを信じたくない猿との葛藤を描いていますよね?

つまり知恵遅れの猿(日本人)のくせに人間(アメリカ人)に戦争を仕掛けやがって!

という意図が込められているそうです。
http://tv.2ch.net/movie/kako/1011/10118/1011852691.html

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/505.html#c19

[議論31] 日本人である以上、アジア人である以上、(主に)白人国家においては、人種的な理由で差別は受けるのです 仁王像
20. 中川隆[-6286] koaQ7Jey 2017年9月24日 12:57:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

白人美女が見たサル人間の姿


@ t.A.T.u


タトゥーがデンマークのラジオ局のインタビューで日本での騒動について訊ねられて


 「日本は物ばかりが進化していて人間は成長が止まってるのよ。」

 「うん。ステレオタイプの人間が多いのは確かね。」

 「番組の途中で帰ったくらいで騒いでるのよ。笑っちゃうでしょ?」

 「プライベートで日本へ行きたいか?答えはNO!よ。」

 「日本人は不細工ばかり(ぷぷぷ・・・)」


とコメントしてましたね。この話はかなり話題になりました。


ロシアのラジオ局

 「日本はどうでしたか?」

 「街にはゴミが沢山落ちてて汚かったわ」

 「日本人はなんか動物っぽくて嫌ね」

 「全員同じメガネを掛けて、同じファッションでダサい。

それに臭いから好きじゃないわ」


イギリスの雑誌 日本の印象について

 「先進国と思って期待していったらがっかりね、

街に歩く人は全員無表情で気持ち悪い」


 「日本人って歯並び悪いし背も小さいし、かっこいい人が全然いないわ。

環境(空気)が悪いせいかしら 笑」


アメリカのラジオ 日本にこないだ行きましたね

 「行きたくて行ったんじゃないわよ 」

 「騒動って言うけど、あんな下手糞な子供じみた歌番組出れないわ」

 「私たちは一流よ!日本人の2流3流の素人歌手と一緒にされるのが間違いよ」

日本での騒動について

 「あの人達って、工業製品で小型化得意でしょ、だから心も体も小型化してるのよ」

 「だって、みんな唾を飛ばしながら、同じ非難しか言えないでしょ。

知能の無いロボットみたい 」


_________


A ペネロペ・クルス


「あぁ、日本?

勿論、行った事あるわよ映画のプロモでね。

それがなきゃ行かないわ。あんな気持ち悪い国。


男?

アジア人の男って何考えてるかよくわからないわ。

まあまあな容姿の人もいたけど大抵がシャイで無口なんですもの、ちょっと不気味だわ。


女?・・・・・(ため息)ブスだらけだったわ。(大笑)

特にスタイルに至っては、ほとんどギャグとしか言いようが無いわね。

顔は岩みたいに大きくて、体は子供並み。ちんちくりんよね。

足は短くてくねくね曲がってるし、赤ん坊みたいなふらふらした歩き方

あれ可愛いと思ってやってるのかしら?

それに、胸もお尻もどこにあるの?って聞きたかったわ。(苦笑)


ほんと、日本人に生まれなくて本当に良かったと思ってるわ♪」



AVRIL LAVIGNE
「日本人は理由もないのにニコニコしてたりして凄い気持ち悪い。

デビューする前から日本人はエロいとか集団でしか行動できないとか色々知ってたけど日本に来てからは日本人は本当に最低な民族なんだなと断定せざる終えなかった。

大体アイドルって呼ばれてる子の写真みたけど凄い不細工じゃない!

しかも男もかっこ悪いし

絶対日本人なんか死んでも結婚しないわ」


http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/505.html#c20

[議論31] 日本人である以上、アジア人である以上、(主に)白人国家においては、人種的な理由で差別は受けるのです 仁王像
21. 中川隆[-6285] koaQ7Jey 2017年9月24日 13:00:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

西洋人の日本人観

チャーチル 「日本人は中国娘と猿との野合の末に生まれた類人猿のようなもの」
ルーズベルト「日本人は獣である」

「マンハッタン計画」をスタートさせたフランクリン・ルーズベルト大統領は、日本人を“劣等人種”として激しく差別していたことで知られている。

一般のアメリカ人の間にも、日本人に対する人種差別意識が蔓延していた。 当時のアメリカの雑誌にはこう書かれていた。

「アメリカ人はドイツ人を憎むことを学ばなければならないが、日本人に対しては憎しみが自然と湧いてくる。これはかつてインディアンたちと戦ったときと同様に自然なものだ。」


「普通の日本人は知性が低く、無知である。
たぶん人間なのだろうが、人間であることを示すような点はどこにもない。」
 

当時、トマス・ブレーミー将軍も、こう演説していた。

「諸君らが闘っているのは奇妙な人種である。
人間と猿の中間にあると言っていい。
文明存続のために我々は最後まで戦いぬかねばならない。
日本人を根絶しなければならない!」


ウィリアム・ハルゼー海軍元帥

 日本軍との戦闘に際し

「敵を殺せ!敵をもっと殺せ!猿肉をもっと作れ!」

など度々過激な発言を繰り返したことで知られている。
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc700.html#ex15


ハイドパーク協定

1944(昭和19)年9月18日

フランクリン・ルーズベルト米大統領とウィンストン・チャーチル英首相が
米ニューヨーク州ハイドパークで会談し、日本への原爆投下と将来の核管理について
申し合わせた秘密協定

1972(昭和47)年に初めて公開された

ニューヨーク州ハイドパークの大統領私邸でルーズベルトと会談した英国の
ロナルド・キャンベル大使がルーズベルトから「劣等アジア人種」の品種改良と
いうとんでもない提案を受けたと本国に宛てた書簡に書き残している。

「インド系、あるいはユーラシア系とアジア系を、さらにはヨーロッパ人とアジア
人種を交配させ、それによって立派な文明をこの地に生み出していく。

ただ日本人は除外し、もとの島々に隔離して衰えさせる」


ハル・ノート:日本が対米開戦を決断した無理な米国側の要求。

米国に潜伏するソ連スパイが日米を衝突させるために作成した。
http://mikomo.hp.infoseek.co.jp/a-f2.htm#03


トルーマンのカバートへの返事

1945年8月11日

日本人の理解する唯一の言語は、彼らを爆撃することのように思われます。

獣と相対したときは、獣として扱う他はありません。
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/RE_sammuel_1945_8_11.htm


トルーマン回想録

"Japanese are beast. So are treated as"(「日本人は獣だ。だから、そのように扱った」)

アメリカからみると対独戦より対日戦の方が、はるかに「人種戦争」という面が濃厚であった。

ダワー教授によれば、アメリカ側の、日本人に対するステレオタイプの典型は「猿」であり、野蛮人、劣等人間、人間以下、害虫、と続いた。それは、個性もなく次々とわいてくるものであったという。

ところがアメリカのヨーロッパでの敵は、ドイツ人自体ではなくヒトラー一派であり、ジャーナリズムも、日本軍の残虐行為については盛んに報道したという。

ダワー教授は、このような相手を人間以下とみなす発想は、日本人に対して初めてではなく、歴史上繰り返してきた非白人に対する蔑視、具体的にはインディアンと黒人に投げつけてきた表現が噴出したものにすぎないとしている。
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc700.html#ex15

原爆の対日使用は「人体実験」だった。


被爆者治療せず 50年代の米公文書

原爆投下後に広島、長崎に設置された米国の原爆傷害調査委員会(ABCC)をめぐり、米政府が「原爆は特別な兵器ではない」との主張が揺らぐのを避ける意図で、被爆者の治療をさせなかったことが50年代の米公文書で明らかになった。

ABCCは被爆者を検査してデータを収集したが治療はせず、被爆者の間に批判があった。 http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/atomic_bomb.html


「広島・長崎への原爆攻撃の目的は何だったのか。1つには戦後世界でのアメリカ
の覇権確立である。そしてもう1つは、原爆の効果を知るための無数の人間への
『人体実験』である。

だからこそ、占領後にアメリカ軍が行なったことは、第1に、原爆の惨状について
の報道を禁止し、『人体実験』についての情報を独占することだった。

第2に、史上前例のない火傷、放射能障害の治療方法を必死に工夫していた広島・
長崎の医者たちに治療方法の発表と交流を禁止するとともに、死没被爆者の
ケロイドの皮膚や臓器や生存被爆者の血液やカルテを没収することだった。

第3に、日本政府をして国際赤十字からの医薬品の支援申し出を拒否させることだった。たしかに、『実験動物』を治療するのでは『実験』にならない。そこでアメリカ軍は全力を尽くして被爆治療を妨害したのである。


第4に、被爆者を『治療』せず『実験動物』のように観察するABCC

(原爆障害調査委員会と訳されたアメリカ軍施設)を広島・長崎に設置することであった。加害者が被害者を観察するというその目的自体が被爆者への人権蹂躙ではなかったか。」

広島で女学生(14歳)のときに原爆にあい、現在も原爆後遺症で苦しむ詩人の橋爪文さんは、「ABCC」(原爆傷害調査委員会と訳されたアメリカ軍施設)について、次のような恐ろしい事実を述べている。


「私は広島の生き残りのひとりです。 〈中略〉 

ここで、ひとつ触れたいことは『ABCC』についてです。

これは日本でもほとんど知らされていないことですが、戦後広島に進駐してきたアメリカは、すぐに、死の街広島を一望のもとに見下ろす丘の上に『原爆傷害調査委員会』(通称ABCC)を設置して放射能の影響調査に乗り出しました。

そして地を這って生きている私たち生存者を連行し、私たちの身体からなけなしの血液を採り、傷やケロイドの写真、成長期の子どもたちの乳房や体毛の発育状態、また、被爆者が死亡するとその臓器の摘出など、さまざまな調査、記録を行ないました。

その際私たちは人間としてではなく、単なる調査研究用の物体として扱われました。

治療は全く受けませんでした。

そればかりでなく、アメリカはそれら調査、記録を独占するために、外部からの広島、長崎への入市を禁止し、国際的支援も妨害し、一切の原爆報道を禁止しました。日本政府もそれに協力しました。

こうして私たちは内外から隔離された状態の下で、何の援護も受けず放置され、放射能被害の実験対象として調査、監視、記録をされたのでした。

しかもそれは戦争が終わった後で行なわれた事実です。

私たちは焼け跡の草をむしり、雨水を飲んで飢えをしのぎ、傷は自然治癒にまかせるほかありませんでした。

あれから50年、『ABCC』は現在、日米共同の『放射線影響研究所』となっていますが、私たちはいまも追跡調査をされています。
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc700.html


 
英語教育の先生が、今日本でやられている英語教育について書いていたが、南北アメリカ大陸で7000万〜8000万人いたインディアンの皆殺しをやり、残った者は同化政策で、子どもを親から切り離して寄宿舎に入れて英語教育をやり、言葉も歴史も全部奪っていったのにそっくりだと指摘している。

民族の歴史も文化も言葉も奪っていく絶滅作戦だ。

第二次大戦から「イエローモンキー」といって人間扱いではないが、それはインディアンのときから続いている。

民主主義というのは白人の為のもので、黄色人種や褐色人種を従わせるのが民主主義だ、それを受け入れるのが未開の者の務めで、従わない者は殺してもいいという考えだ。

「これは神の明白な運命」というのが、清教徒がアメリカ大陸に渡り、東部から西部に行くうえでの基本理念だ。

それでアメリカ全土のインディアンを皆殺しにし、生き残った者は囲い込む。その後太平洋まで来てハワイ、フィリピン、日本、中国と全部アメリカの基準で支配するのが使命だというのが一貫している。だからフィリピンでも相当殺された。

 この理念でフィリピン人も日本人も遊び感覚で殺しまくる。インディアンのときには「頭皮狩り」といって、戦利品として耳を切りとり、頭蓋骨を集めた者が最も偉大な民主主義者だとやってきた。

第二次大戦でも日本に対して「インディアンと同じようにやれ」とハルゼーなどがかなりやっている。

アメリカの若い兵隊はフロンティア精神とかカウボーイみたいな感覚で、日本の子どもらが逃げまどっているのに、グラマンで笑いながら撃ち殺す。

人道主義というが、ハルゼーも「捕虜はとらなくていい。とにかく殺せ」とやっている。

「死んだインディアンがいいインディアンだ」というのをもじって、

「6カ月前に死んだジャップがいいジャップだ」

といった。

これは単にハルゼー個人の考えではなく、当時アメリカのマスコミや新聞、雑誌などで強烈にやっていたことだ。

戦争体験者がテニアンに行ったときホテルに飾り物として日本人の頭蓋骨が金粉を塗られて飾ってあった。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/genzainitudukunihonminzokuzetumetusakusen.html

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/505.html#c21

[政治・選挙・NHK232] 前川喜平・前文科次官が安倍政権の愛国教育、親学を痛烈批判! 室井佑月に立候補を薦められた前川氏の答えは…(リテラ) 赤かぶ
1. 中川隆[-6284] koaQ7Jey 2017年9月24日 13:04:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
詐欺師 前川喜平がやっていた事
加計騒動とは 内閣人事局を巡る官僚と首相の人事権闘争


加計騒動を支援している「闇の天皇」

安倍首相周辺と加計学園を巡る騒動は一向に治まる気配が無く、7月2日の東京都議会選でも惨敗が予想されている。

前川前文部科学次官がマスコミにしゃべっている間は「怪文書」だと言っていたが、文部科学省の内部調査で同じ文書が出てきた。

文書は日付や作成者の署名がない匿名で、これでは公式文書ではないが、萩生田官房副長官が安倍首相の名前を出して働きかけをしていた。

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萩生田氏は事実無根だとしていたが、今度は萩生田氏と文部官僚との録音テープなるものが出てくると言われている。

仮にこれらが事実だとすると一連の出来事が一つにつながり、その出所は萩生田官房副長官だった事になる。

まず萩生田氏が文部科学省に押しかけて家計学園獣医学部の新設を認可するよう働きかけ「総理の意向だ」と言って期日を区切って要求した。


萩生田氏の要請に基づいて恐らく文部科学省の次官か局長が、『官邸の最高レベル』からの要請だというメールを作成し送信した。

『総理は平成30年(2018年)4月開学とおしりを切っていた』という文面があり、文部省では今年8月までに認可の判断を行う。

加計学園獣医学部は戦略特区制度によって愛媛県今治市が新設を希望し、用地を無償で提供した上、認可を強く希望している。


いったい四国の田舎の獣医学校の何が重要なのか、どうでも良いような気がするが、前川前次官と文部省にとっては重大事件だった。

加計学園騒動が始まる半年前の2017年2月に文部科学省の天下りが発覚し、前川喜平次官が責任を取らされて辞任した。

前川氏と文部官僚はこの懲罰を不満に思って官邸と全面戦争を始めるのだが、その背後には「闇の天皇」と呼ばれる財務省の後押しがあった。


本当の戦いは官僚の人事権

安倍政権は2014年)5月30日に内閣人事局を設置し、それまで各省庁がやっていた官僚人事を、官邸で行う事とした。

つまり今まで官僚の人事は官僚自身が決めていて、総理大臣や国会といえども絶対に口を出す事は出来なかった。

それを今日から総理大臣が官僚人事を決めるとなったので、官僚側は猛反対し財務省を中心に反安倍闘争を展開した。


2015年ごろに安保法制が異様な盛り上がりを見せ、日本中のマスコミが左翼化したかのように(左翼だが)反自衛隊、反米軍キャンペーンを始めた。

日本の全マスコミに対して一斉に指示を出せるのは官僚だけで、反安保闘争を操っていたのは財務省だったと見られる。

財務省はすべての省庁の財政を握っており、クビを横に振れば簡単に干す事ができるからです。


財務省の強大な権限は官僚自身が人事権を握っているからで、人事権が総理に移れば権力も総理に移ってしまいます。

安倍首相が消費増税に反対しているのもあって財務省は安倍政権を潰したくてしょうがなく、加計問題は渡りに船でした。

今冶の山奥の獣医学校は本当はどうでも良く、官僚特に財務官僚と安倍首相との、官僚人事権を巡る闘争なのでした。

____


最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。

本当に恐ろしい世の中です。

既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。

まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。

これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。

本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。


事務次官とは何か、前川前次官で注目エリート集団

この人が騒いでいる本当の理由は、「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事です。
引用:http://blogc.fujitv.co.jp/simg/blogimg/6db29/90119/537660_pcl.jpg


総理より地位が高い事務次官

加計学園をめぐる「忖度」騒動は前川喜平・前文部科学事務次官の告発から騒動が広まった。

なぜ前川氏はこのように安倍首相を憎み、敵愾心を露にして噛み付くのか、事務次官という身分階級を知らないとわかり難い。

各省庁の事務次官は「次官」なので文字を読んだだけでは「2番目の事務員」かなと思うが、実際には省庁の大統領のような地位にある。

         

事務次官は表向きの法律では大臣を補佐する役割だが、実際には大臣を上回る最高権威です。

大臣と事務次官の関係については、2001年に小泉内閣で外務大臣を(9ヶ月だけ)勤めた田中眞紀子議員が良く喋っていた。(喋りすぎた)

その前に田中眞紀子が外務大臣に選ばれた理由を説明すると、2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎を当選させた功労者だった。


超不人気だった森首相が退陣し、次の首相は橋本龍太郎で決まりと言われていて、国民は「またあのバカ総理か」と失望していた。

小泉純一郎は出馬しても負けそうなので立候補するつもりはなかったが、当時人気絶頂だった田中眞紀子が「あんた出なさいよ」とけしかけたと言われている。

人気者の眞紀子に後押しされて小泉旋風が吹き、めでたく総理大臣になり田中眞紀子は論功行賞で外務大臣になった。


欧米メディアは「次の総理は田中眞紀子」「初の女性総理誕生へ」と報道し、小泉自身より人気が高かったほどだった。

その大功労者が些細なことで外務官僚と対立して、クビになったのは田中眞紀子大臣の方だった。

日本政府の方針と異なる発言を、外相として勝手に発言したり、外相会談のドタキャンなど様々な出来事があった。


官僚を激怒させた安倍首相の行為

だが一番の対立点は「外務大臣と事務次官のどちらに人事権があるか」という事で、眞紀子大臣は自分に逆らう事務次官の更迭を小泉首相に要求した。

結果は書いたとおり、クビになったのは大臣のほうだったので、大臣の人事権は事務次官が握っているが、逆はありえない。

法律はどうであれ大臣より事務次官のほうが地位が上なのが日本の制度であり、主要な省の事務次官となると総理大臣より地位が上である。


ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されたが、事務次官は決して逮捕されず、責任を取らされたりもしない。

思い出して欲しいがあらゆる政治スキャンダルで責任を取るのは大臣と総理だけで、事務次官や官僚はマスコミから責任の追求すらされない。

もし事務次官が責任を取らされるような事が起きれば、明治以来の大事件であり、絶対に有り得ない筈だった。


朝日新聞は平気で天皇や総理大臣の悪口を書くが、それでいて事務次官の悪口を絶対に書かず、官僚は神聖にして汚すべからずを貫いている。

朝日新聞も日本の最高権力者が怖いのであり、許認可権から逮捕権、裁判権まで握っている官僚たちには逆らいません。(最高裁判官も官僚)

その有り得ないはずの事が森友、加計騒動の根源である文部科学省で起きていて、事務次官がクビになっていました。


「キXXX」の言い分

前川喜平前事務次官は退職した文部官僚が民間機関に天下りする仲介役をしていて、2017年1月20日に辞職した。

2017年3月に懲戒免職になる予定だったが、文部省側は猛反発しして自主退職になったうえ、退職金5000万円以上が支払われた。

軽い処分で済んで助かったように見えるが、官僚目線では「どうして上司である事務次官が部下である総理大臣から追放されるのか」という事になる。


ニュースを見ていると異常な事件で犯人が意味不明な事をしゃべる場合があるが、「キXXX」の言い分は彼らにしか分からない。

前川喜平と官僚たちには「総理大臣風情がでかい面しやがって」「今に見ておれ小僧」という恨みだけが残ったようです。

そして文部科学省は自分のスキャンダルである森友、加計を暴露する事で安倍首相を糾弾するという捨て身の戦法に出た。


過去の政治スキャンダルで責任を問われたのは政治家だけで、官僚が罪に問われた事は無いので、こうした戦法は実は良く行われている。

大阪地検や東京地検は森友加計を捜査しているが、検察官僚の身内である文部官僚は決して捜査対象にならない。

うまく行けば前川喜平前事務次官は高給で天下りできるだろうし、それどころか政治家として権力を握る事もできる。


突き詰めると官僚と総理のどちらが上か、どちらが日本の権力者かという対立です。
http://www.thutmosev.com/archives/71597964.html


天下り官僚に翻弄される私大の悲惨

文部科学省の前事務次官の前川喜平がどのようなことをしてクビになったかを記事を読めばわかりますが、天下り官僚を引き受けた私立大学がどんな食い物にされているかがわかります。天下り官僚は悪知恵だけが働く悪賢い人材の集団であり、文部科学省ではそれが組織化されていた。

最近になって少子化で大学進学者が減っていくのに大学だけはどんどん新設されてきたのは、天下り官僚の引受先だからだ。大学教授や理事に天下るわけですが、天下り官僚を引き受ければお土産がついてくる。それが全国の大学にばらまかれるわけですが、それが天下り官僚の懐に入る。

日本全国に大量に作られた新設大学は、Fラン大学となり学生集めにも苦労することになる。都心にある一流有名大学なら学生集めも苦労しないでしょうが、一時は都心のキャンパスを売り払って郊外に移転する大学が相次ぎましたが、大学生の評判が悪くてまた都心に戻ってくる大学が多くなりました。

地方では大学生集めに苦労して、中国やベトナムなどからの留学生の引受先になっている。留学生といってもアルバイトに出稼ぎに来ている留学生であり、どのような勉強をしているのだろうか。私がいた頃もそうなのですが、大学は学問の墓場であり、大学という産業で学生たちを食い物にしている。

昔は利口だから大学に進学しましたが、今では利口でないから大学を出て学歴で就職に有利にしようとしている。腐敗堕落しきった大学に行って何を学ぼうとしているのでしょうか。腐敗した大学教授から学べば腐敗した大学生になるだけであり、そんな大学なら進学しないほうがいい。

大伽藍に名僧無しと言いますが、大キャンパスに名教授無しであり、主だった大学のポストは天下り教授に占拠されて、いいように食い物にされてしまう。週に一コマ程度の講義をするだけで年収は2500万円だ。5年勤めて退職金が3000万円だそうですが、いくつもの大学を渡り歩けば5億円もの収入だ。

つまり大学に進学して、霞ヶ関の官僚になり、天下って私のような人物になれと大学生に教育しているのだろうか。中にはやり手の天下り官僚もいて、大学の移転絡みで建設費用から数億円抜いた天下り官僚もいたようだ。森友騒動でも校舎建設で建設補助金がピンはねされて事件になりましたが、このような話はいくらでもあるのだろう。

年々大学の授業料が高騰してきていますが、学生たちは奨学金ローンを借りて学費を払っている。大学を卒業するまでには最低500万円はかかるからそれだけ借金を抱えて卒業する。そこまでして払った学費は天下り官僚の懐に入っていく。有意義な講義をしてくれれなそれでいいのでしょうが、天下り官僚にそれほどの学識があるわけない。
http://2013tora.jp/kabu391.html


2017.8.18 天下り官僚に翻弄される私大の悲惨


日本の学歴ヒエラルキーの頂点に立つ東京大学。官僚などが大学で教鞭をとる形などでの天下りは有名だが、官僚の天下り問題や、旧帝大から私大への天下り的な再就職に批判を続けている元大学教授に話を聞いた。(フリーライター 光浦晋三)


私大を渡り歩いて5億円を荒稼ぎ!
天下り官僚に食い物にされる私大

 元東大教授よりも破壊力が強いのが官僚だ。官僚時代は数百億円の予算を動かしていただけに金銭感覚がズレすぎているという。私大には文科省、経済産業省、財務省など多くの官僚が天下りし、教授の座に収まっている。

「“渡り鳥稼業”の天下り役人は会議の欠席はザラなうえ、仕事の知識もない。仕事は部下に任せてゴロゴロしているだけ。それでも年俸は最低2500万円。さらに5年勤めて退職金が3000万円。これで3〜5つの大学を渡り歩いて計5億円は稼ぎます」

 もっとも何もしないのならマシな部類で、元官僚と悪徳教授が手を組み、大学を食い物にするケースも多々あるそうだ。濱野氏がいた都内の女子大では40億円が消えたこともあったという。

「彼らが株式や投資信託を駆使してマネーロンダリングをやったようですが、証拠が出なかった。また、翌年に取り壊しが決定していた校舎の大規模修繕に3億をつぎ込み、さらに塗装で1億2000万円と、計4億2000万円を無駄遣いしたことも。すぐに跡地に新しいビルを建てるところまで計画済みで、旧ビルでどんなインチキがあったのかはウヤムヤになってしまった。巧妙に証拠が残らない工作だけは一流のため、追跡調査もできなかった。もちろん大学の事務職などは真相を知っていましたが、黙殺したまま。ヘタに口にしようものなら簡単に左遷されてしまいますからね」

 別の学校ではこんなケースも。

「もっとひどいのは、研究業績が大学院生ほどもないクズ教授を学長に仕立て、自分は定年のない常務理事のポストに就いた天下り官僚がいました。さらに、部課長などの大学の要職を、仲間や部下で固め、付属の建物の増改築で稼ぐなど好き放題だった。さらに、法人側の私立学校法違反事項を目ざとく見つけると、理事長選で教授会をけしかけ、当主を追い出し自分が理事長の座に座り、そのまま学園を乗っ取ったヤツもいた。都内有数の伝統校でしたが、その後は、学問はそっちのけとなり、今では生徒の確保にも困るほど疲弊してしまいました」

 悪質な実例はまだまだあるという。

「今時、わざとド田舎にキャンパスを購入し、引っ越さなくてもいい学部の建物まで建てて都内一等地のキャンパスを売却し、その取り壊しとキャンパス移転で数十億を着服する天下りもいました。ゼネコンのリベートで稼いだんです。その大学は生徒集めに窮し、今は中国やベトナムからの留学生で細々と命脈を保っていますが、近々、倒産の噂も聞こえてきます。もちろん、天下り役人はその前にいなくなるでしょうね」

 悪徳教授や官僚を受け入れる私学の側にも落ち度があるとの指摘もあるが、濱野氏はそれは違うという。

「教授会が天下り官僚は採りたくないと考えていても、彼らは巧妙に法人側の上席ポストを占めてしまう。そうなれば、自動的にかつての役所の部下を雇いこむルートができてしまうんです。大学が悪いのではなく、行列を作って乗っ取りに来る方が悪いんです」

 今年3月、松野博一・文部科学大臣は、省庁退職者が許認可や補助金の支出対象である大学や財団に再就職することを当面自粛すると明らかにしたが、果たして実効力がどれだけあるのか。はなはだ疑問と言わざるを得ない。
http://diamond.jp/articles/-/137283

http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/756.html#c1

[議論31] 日本人である以上、アジア人である以上、(主に)白人国家においては、人種的な理由で差別は受けるのです 仁王像
22. 中川隆[-6283] koaQ7Jey 2017年9月24日 13:18:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

フィラデルフィアで林間学校に参加していた16歳の時だった。ラジオで原爆投下を知った。周囲の子どもたちは歓声を上げた。私は我慢できず、一人で森の中に入り数時間戻らなかった。

もっと衝撃を受けたのは、ポルノ映画との触れ込みで50年代にボストンで上映された「ヒロシマ」という題の映画で、被爆者が沸騰した川に飛び込む映像を見ながら、観客が大笑いしていた光景だ。
http://www.asyura2.com/0505/idletalk14/msg/428.html


米国の手による核爆発はすべて「公表された米核実験」としてくくられている。広島、長崎のケースは「第2次世界大戦、実戦使用──広島」などと表記され、その目的も「実戦」と書かれているが、時期別、実験名別のいずれの区分でも「公表された米核実験」の欄の中に分類・記載されている。

「広島・長崎への原爆攻撃の目的は何だったのか。1つには戦後世界でのアメリカ
の覇権確立である。そしてもう1つは、原爆の効果を知るための無数の人間への
『人体実験』である。

占領後にアメリカ軍が行なったことは、第1に、原爆の惨状について
の報道を禁止し、『人体実験』についての情報を独占することだった。

第2に、史上前例のない火傷、放射能障害の治療方法を必死に工夫していた広島・
長崎の医者たちに治療方法の発表と交流を禁止するとともに、死没被爆者の
ケロイドの皮膚や臓器や生存被爆者の血液やカルテを没収することだった。

第3に、日本政府をして国際赤十字からの医薬品の支援申し出を拒否させることだった。

『実験動物』を治療するのでは『実験』にならない。

そこでアメリカ軍は全力を尽くして被爆治療を妨害したのである。

第4に、被爆者を『治療』せず『実験動物』のように観察するABCC
(原爆障害調査委員会と訳されたアメリカ軍施設)を広島・長崎に設置することであった。」

広島で女学生(14歳)のときに原爆にあい、現在も原爆後遺症で苦しむ詩人の 橋爪文さんは、「ABCC」(原爆傷害調査委員会と訳されたアメリカ軍施設)について、次のような恐ろしい事実を述べている。

「私は広島の生き残りのひとりです。 〈中略〉 ここで、ひとつ触れたいことは『ABCC』についてです。これは日本でもほとんど知らされていないことですが、戦後広島に進駐してきたアメリカは、すぐに、死の街広島を一望のもとに見下ろす丘の上に『原爆傷害調査委員会』(通称ABCC)を設置して放射能の影響調査に乗り出しました。

そして地を這って生きている私たち生存者を連行し、私たちの身体からなけなしの血液を採り、傷やケロイドの写真、成長期の子どもたちの乳房や体毛の発育状態、また、被爆者が死亡するとその臓器の摘出など、さまざまな調査、記録を行ないました。

その際私たちは人間としてではなく、単なる調査研究用の物体として扱われました。

治療は全く受けませんでした。

そればかりでなく、アメリカはそれら調査、記録を独占するために、外部からの広島、長崎への入市を禁止し、国際的支援も妨害し、一切の原爆報道を禁止しました。

日本政府もそれに協力しました。こうして私たちは内外から隔離された状態の下で、何の援護も受けず放置され、放射能被害の実験対象として調査、監視、記録をされたのでした。

しかもそれは戦争が終わった後で行なわれた事実です。

私たちは焼け跡の草をむしり、雨水を飲んで飢えをしのぎ、傷は自然治癒にまかせるほかありませんでした。あれから50年、『ABCC』は現在、日米共同の『放射線影響研究所』となっていますが、私たちはいまも追跡調査をされています。
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc700.html


《グレン・グレーの『戦士たち』には、日本兵を一人放ち、その兵士が身の安全を求めて狂ったように逃げ回るのを標的として射撃を楽しんだというはなしが紹介されている。

兵士たちは、逃げ回る日本への様子の滑稽さに、あまり笑いすぎて日本兵に的を絞ることができなかった。しかし、ついに弾が命中すると小隊全体の雰囲気は大いに盛りあがり、数日間はそれを肴にした話題や冗談が続いたと書かれている。》


《一九四三年三月にラバウルからニューギニアのラエに向かった日本の輸送船八隻と駆逐艦四隻を撃沈すると、米豪軍の航空機はいかだや救命ボートに乗っていた3000名近くの遭難者を機銃掃射した。

『タイム』誌(一九四三年三月一五日号)は、

「低空飛行の戦闘機が生き残りのジャップでいっぱいの救命ボートを血の海に変えた。ジャップに浴びせられたこの残忍さは、かつて彼らがしばしば示したものである。今回の攻撃の結果、岸にたどり着くことができたジャップはほとんどゼロに近かった」

と報じた。


また高級紙の『アトランティック・マンスリー』誌(一九四六年二月号)でさえ、

「われわれは捕虜を容赦なく撃ち殺し、病院を破壊し、救命ボートを機銃掃射し、敵の民間人を虐待、殺害し傷ついた敵兵を殺し、まだ息のある者を死体とともに穴に投げ入れ、死体を煮て頭蓋骨をとりわけ、それで置物を作るとか、他の骨でペーパーナイフを作るとかした」

との記事を掲載している。そこには、標的の日本兵がすぐ死ぬことがないように火炎放射器の炎を調節したとも書かれていた。》


《英国人記者のラッセル・スパーは『戦艦大和の運命』で、海面に浮かんでいる大和の乗員を機銃掃射した米軍機の行為を、

「米国人は絶望的になっている敵国人を殺戮することに気が咎めなかった。米国の高官連中は公然と日本人を殺すことはシラミを殺すより悪いことではないと明言していた。」

と書いている。》
(元海上自衛隊海将補平間洋一著『日露戦争が変えた世界史』(芙蓉書房出版)より)


《同校の士官は第一波が上陸に成功してから間もなく到着したのだが、海兵隊は日本軍の投稿をめったに受け付けなかったそうである。激戦であった。わが方も将兵の損害が甚大であった。敵を悉く殺し、捕虜にしないというのが一般的な空気だった。捕虜をとった場合でも、一列に並べ、英語を話せる者はいないかと質問する。英語を話せる者は尋問を受けるために連行され、あとの連中は「ひとりも捕虜にされなかった」という》


(新庄哲夫訳『リンドバーグ第二次大戦日記』下巻(新潮社))
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1237378982

「特攻隊員を処刑するアメリカ軍」
http://www.youtube.com/watch?v=2XfSClIbMh0&feature=related

この動画には、海面を漂う無抵抗な日本兵を砲撃・殺害し、さらにその死体に向かってピストルの銃口を向けている米軍兵の姿が映っています。


醜い戦後 終戦後とはどんな世界だった?
空襲でホームレスになり上野駅に避難した人達
引用:http://livedoor.blogimg.jp/abechan_matome/imgs/3/d/3df4faa4-s.jpg


アメリカはわざと日本人を飢えさせた

テレビや映画や小説では「戦後」は美しいものの同義語で語られていて、まるで理想郷のように描かれている。

そこでは貧しいながらも人々は協力して生き、戦後の復興をなしとげたとされている。

またGHQは困窮した日本人に食料を支給して助け、民主主義を与えたとも言われている。

          
こうした物語は映画やドラマの中だけで十分であり、事実とは程遠いか、正反対だった。

GHQは日本人に食料を与えるどころか奪い取ってわざと飢えさせて、日本人を従わせる手段に用いていた。

戦争前後は食糧難だったのはよく知られているが、戦時中に日本国内で(朝鮮台湾でも)飢えて亡くなった人や、その危険はなかった。


都会の人は空襲で疎開したが、農村には食べるものがあり、十分ではなかったが飢餓状態などではなかった。

それが戦争が終わって平和になり、アメリカ軍が占領したら食料が足りなくなり、「来年は1000万人が食糧不足で亡くなる」と総理大臣が警告する事態になった。

多くの要因があるが最大のものはアメリカ合衆国自体で、戦争の報復としてわざと日本人を飢えさせていました。


占領軍による妨害で日本は食糧の輸入ができなくさせられ、生産活動も制限され、経済破綻しました。

農業も経済の一部なので、国が経済破綻すると農業生産が停止して、食糧不足に陥ります。

終戦の昭和20年から昭和25年まで、日本はほとんどの工業生産を禁止され、前近代社会になりました。


経済破綻するように仕向けた

戦前から存在する設備を更新することは出来ず、農業生産に支障を来たし、外地に出兵した男達は中々帰ってきませんでした。

「戦争が終わって平和になった」と書いたが、そのこと自体が日本経済を破綻させる原因を作り出しました。

戦争中はあらゆる兵器をフル生産していたが、それが8月15日を境に全面停止になり、一切の生産活動が停止した。


困った日本政府は紙幣を印刷して「金融緩和」したが、激しいインフレを引き起こしました。

物を生産していないのにお金だけばらまいたからだが、当時の日本政府は他にどうする事もできなかった。

あらゆる工場が全て操業停止、鉄道は空襲で破壊しつくされ交通網が分断され、労働者たる男達は外地に居るか戦犯として逮捕されていた。


空襲によって東京など都市部の多くの人は家を失ってホームレスになっていて、路上や公園などで生活していました。

この頃アメリカ本国では、日本人のこうした窮状を伝えては「楽しんでいた」のが分かっています。

自分たちが倒した敵が飢えて苦しんでいるのを見て面白がっていたのが、本当の戦後の世界でした。


一例として占領軍は広島や長崎の被爆者を診療したが、治療をせずに「治療するふり」をして、どのように悪化するか観察しました。

生産活動が禁止され輸入も禁止されているので、復興が進まずホームレスが溢れているのも、無論そうなるように仕向けていました。

さらに占領軍は日本人同士が憎み会うように、心を破壊する政策を実行していました。


アメリカは日本人の食料を絞り上げた上で、自分の手で少し援助した。
援助を受け取った人達はアメリカに感謝し日本を憎むよう仕向けられた。
enjo
引用:http://blog.nihon-syakai.net/blog/wp-content/uploads/img2011/enjo.jpg


美しくない戦後

NHKというラジオ放送局(当時唯一のラジオ)で「真相はこうだ」という日本軍や戦前の日本の暴露番組を放送させました。

内容は日本軍がいかにアジア人や欧米人に酷い事をしたかという物だったが、内容は全て嘘だったのが分かっています。

だが当時の日本人はこうした「真相」を信じ、日本人同士で憎みあったり攻撃するようになりました。


愚かなことに「こんな酷い日本を倒してくれて有難う」「原爆を投下してくれて感謝します」とアメリカ軍に感謝する連中すら大勢居た。

人々は最初アメリカ軍を鬼畜だと思っていたが、食料を恵んでくれるので、感謝するようになっていった。

実は占領軍はわざと食料を絞り、日本人を飢えさせてから、犬を手なずけるように「餌」を与えていきました。


学校では子供たちに「日本は悪の国」「アメリカは正義の国」と教え込み、拒否する教師は戦犯として逮捕しました。

じゅうたん爆撃や原爆で数百万人が犠牲になり、本来なら犯人であるアメリカ人を憎むべき所なのだが、次第に日本のせいだと思い込むようになった。

終戦時に外地には日本軍数百万人が存在したが、ソ連や中華民国の捕虜になった日本兵は、洗脳した順番から帰国を許された。


集団学習や反省、謝罪(今日使われるような軽い意味ではない)などで日本は悪の国と教え込み、拒否したものは永遠に帰国できなかった。

アメリカ軍の捕虜になると多少ましだったが、戦犯として裁かれ、やはり徹底して「日本は悪の国」と教え込んだ。

こうして「日本に原爆を落としてくれて有難う」などと言う日本人が大量生産され、この人達が現在の左翼になっていきます。


この状況が1948年まで続き、1950年に朝鮮戦争が勃発して、急にアメリカは日本の工業力や日本軍の軍事力を必要とするようになります。

ここから日本側の発言力が強まって復興へと繋がっていくのだが、戦後数年間の占領が長く日本を蝕むことになります。
http://www.thutmosev.com/archives/72011631.html

戦後沖縄レイプ関係資料
http://www.asyura2.com/0505/war71/msg/759.html


◆各項の末尾に「事後処理」 懲役:不明■
(但し、不適切な箇所等々多々有り)


1945 3.26
沖縄戦で米軍が初めて座間味村に上陸。数カ月後、米兵による強姦事件が発生。拉致してボートで連れ出し、裏海岸で強姦した後、放置。
不明

8.20
祖母と食料探しのため海岸に出た32歳の女性、米兵につかまり強姦される。翌年4月、混血の男児を出産。(玉城村)
不明

8.21
友人2人と、子どもをおぶって薪取りに出かけた31歳の女性、米兵3人に拉致され消息を絶つ。(座間味村)
不明

9.8
子どもをおぶってヨモギを摘んでいた39歳の女性、4人乗りの米兵のジープに拉致され、カーブで道ばたに放り出される。背中の子どもは死亡。(羽地市)
不明

9.24
男性2人と石川の収容所に親戚を訪ねていく途中の19歳の女性、子どもをおぶったまま3人の米兵に拉致される。男性2人は米兵に銃を向けたれ、抵抗不可能。母子は2年後に白骨死体で見つかった。(石川市)
不明

10.24
46歳の女性、道路で米兵2人に襲われそうになり、がけ下に飛び降りて大腿骨折。その後、追ってきた2人に強姦される。(本部町)
不明

10.25
家具を失って岩の下で居住していた35歳の女性、夜トイレからの帰りに米兵2人に強姦される。翌年8月、男児を出産。(知念村)
不明

この年
宜野座米軍野戦病院に収容された重傷の女性を、MPが強姦するのを沖縄人労働者が目撃。
不明

1946 1.21
草刈り作業中の23歳の女性、米兵に森の中に連れ込まれ、ナイフでほおを切られたあと強姦される。その後、妊娠、出産する。(兼城村)
不明

1.
草刈り作業をしていた19歳の女性、米兵にすすき林の中に連れ込まれ、強姦される。混血の女児を出産。(糸満町)
不明

3.10
農作業中の30歳の女性、米兵3人に拉致、強姦される。12月に男児を出産。彼女の姉も、前年、出産直後、寝ていたところを米兵に拉致されそうになったが、住民の騒ぎで未遂に終わった。(具志川村)
不明

7.26
川に選択に出かけた34歳の女性、行方不明になる。8月1日に死体で発見されるが、口にぼろ切れが詰め込まれていたことと、住民の立入禁止地区で発見されたことから、米兵による強姦、殺害と推定された。(北谷村)
不明

8.30
芋の積み込み作業をしていた24歳の女性、米兵に捕まって強姦されそうになったところを抵抗。ナイフで切りつけられ重傷を負う。数人の男性の騒ぎで米兵は逃げてしまう。(具志川村)
不明

10.
農作業中の39歳の女性、米兵3人に山中に連れ込まれて強姦される。(具志川村)
不明

46〜47
本土や海外からの引揚者が収容されていたキャンプのテント村では、米兵が進入して女性を強姦した。乱暴された後、自殺する娘も多かった。母、娘とも強姦されたケースもある。

47 3.
大勢の人たちと農作業をしていた女性、逃げ遅れて3人の米兵に拉致、強姦される。後に赤毛の男児を出産。(具志川村)
不明

5.8
34歳の女性給仕、所用で出かけて戻る途中、米兵に拉致され、浜辺で強姦される。農作業中の人たちに助けを求めたが助けられなかった。
(大宜味村)
不明

8.20
外出から帰ってきた24歳の女性、屋敷に潜んでいたフィリピン兵に強姦されそうになり、抵抗したところをナイフで刺殺される。(コザ市)
不明

9.9
28歳の女性、自宅にピストルを持った米兵が侵入したため、一旦逃げるが、生後6カ月の子どものことが気になり、戻ってきたところを畑に引きずり込まれて強姦され、ピストルで殴打されて死亡。(コザ市)
逮捕されるがその後、不明

10.
畑を階昆虫の42歳の女性、フィリピン兵らに強姦される。(具志川村)
不明

1948 7.
中部農林高校の寄宿舎が台風で破壊されたため、民家に下宿していた女子高生、家主の知り合いの米兵に強姦される。助けようとした家主はナイフで切りつけられる。(具志川村)
不明

8.
フィリピン兵の集団に女性が拉致される。救出に行った地元の男性2人のうち、一人は殺され、一人は負傷。
不明

このころ、米兵が基地のまわりの民家に昼夜なく現れ、片言の日本語で女性の名を呼びながら、うろつく。(沖縄本島中部)
不明

9.14
生後9カ月の赤ちゃんが米兵によって強姦される。
不明

1949 9月
混血児人口450人
(那覇94人、前原50人、コザ73人など)

米国の「タイム」誌(1949.11.28)は、沖縄に駐留する米兵が「米軍の才能のないものや、のけ者のていのよいはきだめになっていた。9月までの6カ月間に米兵は18件の犯罪を犯罪を犯した」と論述する。(抜粋)

12
米軍部隊のメイドとして、働いていた17歳の女性、兵隊宿舎の中で米兵に強姦される。翌年、混血の女児を出産。(具志川村)
不明

1945年の上陸から、この年までの米軍人による沖縄住民に対する強姦、及び致死傷76件(うち強姦致死4人、拉致をおそれて車または崖からの転落死7人)-表沙汰になったもの

1950 2.17
夜11時頃、那覇市内で芝居見物帰りの2人の女性が米兵にカービン銃で脅迫されて去られ、一人の女性は6人の米兵に、またもう一人は8人の米兵に強姦される。
不明

7.5
民家にフィリピン兵が侵入してピストルを乱射。主婦が捕まって強姦される。(具志川村)
不明

この年の朝鮮戦争勃発で沖縄における米軍基地建設はピークに達し、沖縄は朝鮮への発進基地となって米兵があふれる。

1951 5.
戦後6年間の強姦事件は278件

1952 3.25
那覇市内の民家に米兵がCIDと偽って入り込み、21歳の女性を強姦。さらに1時間後に引き返してきて逃げ回る女性を殴りつけ、再び強姦する。米兵はエンジニア部隊所属。
不明

1955 9.3
永山由美子ちゃん(6歳)が、嘉手納高射砲隊所属の米兵に拉致され、強姦された上、惨殺される。(石川市)
死刑判決後、45年の重労働に減刑

9.9
9歳の少女が就寝中に海兵隊所属の一等兵に強姦拉致され、重傷を負う。(具志川村)
終身刑

1956 9.23
特飲街でホステスが海兵隊伍長に惨殺される。変態性欲者の犯罪といわれる。(宜野湾村)
懲役8年

1959 3.17
20歳のハウスメイドが那覇航空隊近くで一等兵に強姦される。
陪審員合議で懲役10年、平籍はく奪

10.28
22歳のホステスが米兵に強姦、絞殺される。死体は全裸で発見される。(コザ市)
懲役3年

1961 7.11
47歳のホステスが部隊を脱走した19歳の海兵隊員によって殺される。
逮捕され、一人は無期懲役

1963 7.3
22歳のホステスが那覇航空隊所属の上等兵に惨殺される。降られた腹いせによるもの。

10.1
20歳のホステス、キャンプ・シュワーブ所属の米兵2人に野原に引き出されて強姦される。犯人はMPに現行犯逮捕される。(久志村)
不明

1965 1.24
28歳の女性のホステス、自宅で殺害される。米兵が容疑者として、取り調べを受ける。(金武村)
不明

1966 7.21
勤め先から帰宅途中の31歳のホステス、米兵に強姦、殺害され、全裸死体となって下水溝で発見される。(金武村)
迷宮入り

1967 1.24
32歳のホステスが18歳の海兵隊員によって絞殺、全裸で発見される。(金武村)
重労働35年の判決

4.2
34歳のホステスが米兵に強姦、絞殺される。(コザ市)
不明

11.20
20歳のホステス、自宅で就寝中に米兵にハンマーで頭を殴られ死亡。(金武町)
迷宮入り

この年、ベトナム戦争からの帰還兵による強盗、ホステス殺しが続発する。

このころ、米兵相手のバーでは、女性が一人でトイレに行くのは自殺行為だと言われた。

1968 3.29
浦添村の米軍施設内に努めていた35歳のメイドが同施設内に勤務する米人女教師に殺される。
米軍当局の許可で本国帰還

5.19
52歳の主婦、自宅前の路上でミサイル基地所属の上等兵に強姦、殺害される。(読谷村)
韓国へ出動させるが沖縄県警の捜査で逮捕。終身刑。

6.20
23歳のホステス、海兵隊MPに強姦される。その後短銃で殴りつけられたため、重体。宜野座村)
逮捕後不明

1969 2.22
21歳のホステス、砲兵連隊所属の二等兵に絞殺、全裸死体で見つかる。(コザ市)
逮捕後不明

3.3
20歳のホステスが死体で発見される。司法解剖の結果から米兵の犯行と断定。(那覇市)
迷宮入り

11.21
アルバイト帰りの25歳の女性を路上で上等兵が強姦。抵抗するたびにナイフで切りつける。(那覇市)
俸給二カ月分の罰金、降等

1970 5.28
出勤途中の21歳の軍雇用女性、米兵に襲われる。(浦添村)
証拠不十分で無罪

5.30
下校途中の女子高生が軍曹に襲われ、腹部、頭などめった刺しにされる。強姦が目的だったようだが、騒がれて未遂。教職員会、女性団体、高校生らの抗議で逮捕。(具志川市)
懲役3年の重労働、降等

この年
朝7時半頃、高校3年の女性とが登校中に、突然体が宙に浮き、上半身裸の3人の米兵に腕を捕まれたままジープで数秒間引きずられた。(宮古)

この頃
バーを経営していた女性が、カウンター内に入り込んで来た米兵に強姦される。その際、足と首に大けがをし、働けなくなる。
犯人は裁判中に配置転換

1971 4.23
22歳の女性ホステスの全裸死体が墓地で見つかる。目撃者の証言で海兵隊所属の伍長が逮捕される。(宜野湾市)
血液型が被害者と同じため証拠不十分で無罪

5.1
41歳の女性が海兵隊二等兵にドライバーで刺殺される。指紋体液の血液型などの証拠で逮捕。(金武村)
不明。本人は否認

5.21
女子中学生が米兵に強姦される。(コザ市)
犯人あがらず

5.23
出勤途中のホステスが米兵に空き家に連れ込まれ、強姦される。(コザ市)
迷宮入り

7.10
自宅前で遊んでいた12歳の精薄児を3人の米兵が輪姦。(宜野湾市)
逮捕後不明

1972 4.10
25歳のホステスを陸軍軍曹が殺害。排水溝に投げ捨てる。(泡瀬ゴルフ場横)
懲役18年

8.4
37歳のホステスが二等兵によって強姦、絞殺される。(宜野湾市)
無期懲役

12.1
22歳のサウナ嬢を海兵隊二等兵が強姦、シミーズのひもで絞殺。(コザ市)
無期懲役

1973 3.18
42歳のホステスが全裸絞殺死体で発見。第二兵たん所属の兵隊の血液型、指紋が現場のものと一致したが、物的証拠がなく、逮捕不可能。地元警察の米軍側への申し入れにも関わらず容疑者は二ヶ月後に除隊し、本国に帰る。(コザ市)
迷宮入り

1974 5.8
叔父と共に農道を歩いていた17歳の少女が、米少年兵3人に全裸にされたうえ輪姦される。叔父が殴られて気絶していたときの犯行で、叔父の訴えにより、犯人が判明。(金武村)
不明

1975 4.19
海水浴に来ていた二人の女子中学生をキャンプ・ハンセン所属の二等兵が石で殴って気絶させ強姦。米軍は容疑者の身柄引き渡しを拒否したが、地元住民、県議会の抗議行動で地元警察に引き渡す。(金武村)
懲役6年

1982 8.1
33歳の女性ホステス、新築工事中の部屋で、上等兵に絞殺される。強姦しようとしたところを抵抗され、殺す。(名護市)
懲役13年

1984 9.30
19歳の米軍一等兵女性、一等兵と二等兵に強姦され、車後と焼かれて死亡。(宜野湾市)
懲役13年

1985 10.29
40代の女性が帰宅途中、キャンプ・ハンセン所属の二等兵と上等兵に拉致・強姦される。(金武町)
現行犯逮捕刑は不明

1993 5.
19歳の女性が陸軍軍曹に拉致、強姦される。被害者は告訴取り下げ。
除隊

1995 5.10
24歳の保健外交員の女性、米兵にハンマーで顔面を殴られ死亡。(宜野湾市)
係争中

9.4
米兵3人による小学生拉致、強姦事件発生
2人懲役7年・1人6.5年


http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/505.html#c22

[議論31] 日本人である以上、アジア人である以上、(主に)白人国家においては、人種的な理由で差別は受けるのです 仁王像
23. 中川隆[-6282] koaQ7Jey 2017年9月24日 13:24:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

『米軍基地がやってきたこと』(デイヴィッド・ヴァイン著)
https://www.amazon.co.jp/%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%81%8C%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8-%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3/dp/4562053046

書評・テレビ評2017年9月21日


 デイヴィッド・ヴァイン著『米軍基地がやってきたこと』は、世界70カ国以上に約800の軍事基地を持つアメリカと、基地が置かれた国の政府や現地住民との関係を、歴史的に検証、考察している。ヴァインは人類学を専門とするアメリカン大学の准教授だが、沖縄やグアム(アメリカの属領)にふれて、アメリカ政府や米軍の横暴な振る舞いを浮き彫りにしている。北朝鮮をめぐる情勢とかかわって、グアム島民の米軍基地やアメリカの植民地支配からの脱却を求めるたたかいが伝えられる今、参考になる1冊である。

ケビン・メア「ゆすりたかりの名人」発言の背景

 ヴァインは2010年末アメリカン大学の授業に招いた国務省日本部長のケビン・メアが沖縄県民を見下し、「ゆすりの名人」などと口汚く罵倒したとき、直接現場に居合わせた指導教員である。本書で、当時の事情をあらためて説明している。

 メアを招いた授業は、米軍基地について学ぶ学生たちが、沖縄に研修で訪れる準備のために、ヴァインが企画したものであった。メアは30年にわたる外交官勤めのうち、18年間は沖縄など日本各地を歴任していた。ヴァインによれば、メアは学生たちに地図を見せて、米軍基地が沖縄に集中している理由を次のように語った。

 沖縄は東京との距離よりも北朝鮮や中国に近く、地域の安全を保障するには軍の駐留が欠かせないため、ある意味「地理上の犠牲者」だ。「しかもわれわれは、アメリカ人にとって地の利のいい居場所に“居心地のいいすばらしい施設”を確保している」と。

 メアはさらに、「沖縄の歴史」について、「県内の米軍基地の多くは第2次世界大戦後にアメリカが日本を占領したことに起因する」として、こう続けた。「あそこはいわば日本のプエルトリコだ」。プエルトリコ人のように沖縄県民はほかの日本人より「肌が黒く」「背が低く」「なまりがある」と。ヴァインは学生たちとともに、外交の経験と思慮を持つ人物から飛び出す人種的侮べつに満ちた言葉に驚いたという。

 メアは、「沖縄県民は東京(政府)から金をゆすり取る名人だ」と続けた。基地の大半は、日本政府がアメリカに賃貸する私有地にある。その賃貸契約の更新時期になると沖縄の政治家や何やらが大勢基地の撤去を要求する。しかし、彼らは本気で基地がなくなることを望んでいるわけではない。「それが賃料をつり上げるやり口だから」。

 メアはまた、日本の文化では「賄賂が日常茶飯事」で「沖縄人は名人」、つまり政府からカネをせしめたり、第2次世界大戦中に沖縄の人人が味わった苦しみに対する「罪悪感」を利用したりするのがうまいと語った。そして、沖縄が日本で最も貧しい「理由のひとつには、沖縄が1972年までアメリカに占領」され、日本経済に組みこまれなかったことがあるが、「例の島国根性のせいもある」とつけ加えた。

 「島国根性」のおかげで、県民は昔からサトウキビやゴーヤを植え、あとは収穫頃までただ待つのみ。そして近頃では「怠惰がすぎてそのゴーヤさえ育てられない」。メアは、沖縄県民の離婚率や飲酒運転、家庭内暴力、出生率の高さは、彼らが泡盛好きのせいだといって、講義を締めくくった。

 メアの講義を受けた学生たちはショックを受けて、日本を訪れたときにジャーナリストに、この話を伝えることを確認しあった。ヴァインは学生たちのこの行動を保証すると約束した。学生たちが日本で、メアの大学での公的発言を伝えたことは、沖縄はもとより全国、世界各地で怒りを広げ、アメリカ政府はメアを更迭せざるをえなかった。

沖縄返還と引換えに6億j  返還でなく買取

 ヴァインは本書で、メアの沖縄県民に対する雑言はそのままそっくり、アメリカにはね返ってくることを、次のように明らかにしている。「アメリカ側こそ、米軍の東アジア駐留にさらに手厚い支援金を出すようにと長年、日本政府に迫ってきたのだから」。少なくとも1972年以降、日本は米軍基地と駐留に他のどの受け入れ国よりも多い、何百億jもの金を出してきた。

 普天間飛行場の閉鎖と沖縄からの海兵隊員の移転についてはほとんど何も動いていない。少女暴行事件後の1996年合意のもとで動いたといえるのは、「数数の基地が新設されたこと」だ。具体的には、嘉手納空軍基地の1473世帯とキャンプ・フォスターの1777世帯の移転計画の一環として、日本は米軍住宅の新設に20億jを拠出することにすでに同意していた。

 これは、嘉手納560世帯の集合住宅を大改修し、米軍住宅の駐車場を1世帯当り2・5台分にするという「非常に贅沢な広さに拡張する」こととセットであった。「つまり強姦事件への対応として始まったものが、結果的に大規模な住宅建設計画、つまりアメリカに無償で新築の住宅を提供する話になってしまった」のである。こうしたごまかしで、日本から巨費をかすめ取るやり口は、厚木から核搭載能力を持つ空母艦載機を移転させる岩国などの歴史的経験とも重なって、全国共通の怒りを駆り立ててきた。

 ヴァインは、「日本が米軍基地のために“思いやり予算”やその他支援に巨費をあてていることを考えれば、ケビン・メアが沖縄県民を“ゆすり屋”呼ばわりしたことは、なおさら皮肉というものだ」と、次のように指摘している。

 1972年の沖縄返還協定は一般に「本土復帰」と呼ばれたが、日本側は交渉のなかで、沖縄返還との引き換えに、アメリカへの繊維製品の輸出規定に従うこと、6億8500万j支払うことに密かに同意していた。この金額には、日本に返還される建物やアメリカが整備したインフラの費用と、沖縄から核兵器を撤去する費用が含まれていた。「核兵器の撤去」については、密約によって「緊急時には再び核兵器が持ち込める」ととり決めたおまけもつけて。

 さらに、日本政府は当時のドル安傾向へのテコ入れにも犬馬の労をとり、ニューヨーク連邦準備銀行に1億1200万jを25年間、しかも無利子で預け入れることにも同意していた。またそれとは別に、「基地の維持費と沖縄の防衛費として2億5000万ドルを5年にわたって支払った」。

 日米関係の専門家、ガヴァン・マコーマックが「1972年の“返還”は実際には買い取りであって、日本はその後ずっと莫大な金を払いつづけている。実質的にそれは逆レンタル料であり、家主たる日本が賃借人であるアメリカに金を支払っている」と語った言葉も紹介している。

米軍一人当り一六〇〇万円 再編費用も日本に

 ヴァインは、「現在、日本の思いやり予算は、米軍の駐留に対して軍人ひとりにつき年間15万ドル(約1600万円)ほどを助成している。2011年だけを見ても、日本の納税者は71億ドルすなわち駐留経費全体の4分の3近くを賄っている」ことに注意を向けている。

 そのうえで、「日本政府は普天間基地の閉鎖と海兵隊の県外移転を援助するために60億9000万ドルの支払いを約束したばかりか、沖縄、グアム、北マリアナ諸島、岩国などの大規模な基地再編にむけて、159億ドルを負担することも約束した」ことを明らかにしている。

 米海兵隊のグアム移転は、自衛隊に海兵隊の肩代わりをさせアジア人同士をたたかわせる米戦略の一環である。それは最近、米軍が南シナ海や東シナ海で中国と軍事衝突した場合、米領グアムまで撤退し、「沖縄から台湾、フィリピンを結ぶ軍事戦略上の海上ライン“第一列島線”の防衛を“同盟国の日本”に委ねる」ことを検討していることが報じられたことからも明らかだ。

 在沖米軍の新兵研修でも暴露されたように、メアの思想はなんら特殊なものではない。問題は、在日米軍基地をめぐるこうした屈辱的な関係を直視し、日本の独立と平和を求める国民的な運動をさらに力強く形成していくことにある。 (一)
https://www.chosyu-journal.jp/review/4795

「基地に入れば、日本とアメリカの関係がよくわかる。

学校では平等とか対等、立派な国と習ってきたが全然違った。

従業員と米兵の関係も、上司と部下というものではなく、都合のいい使用人のような扱い。植民地状態を実感することが多い」と語る。


 そして、「日本人の給料を削るというが、米軍再編には3兆円、思いやり予算は2000億円というし、防衛省の汚職事件のように政治家や業者が好きなだけ儲けている。

グアム移転でも、本当は1軒2000万円もかからない住宅が、政治家とゼネコンが関わると9000万円に跳ね上がったと聞いた。国も無茶だし、マスコミも基地労働者が不当に儲けているようなデマを流す。米軍再編で岩国は兵糧攻めにされているが、同じ問題だ」と話した。

 労働者からは、占領者意識丸出しの米兵の様子、日本の税金を湯水のように使った贅沢ぶりが、基地従業員の給料削減や消費税などの大増税と対比して、憤りを込めて語られる。
「基地の中は、一般の人が驚くようなことばかり。実態を広く知らせてくれ」と話された。


 日本人労働者に対しては、「頭からばかにしきっている者が多い。表面上優しい人物もいるという問題ではなく、根がそうなっている」とか、「学校や親から、“日本は敗戦国、アメリカは戦勝国”と教えられて育っているから抜けることがない。

初めて日本に来た米兵が1番程度が悪く、あまりひどいことをして痛い目にあうと少しおとなしくなる」などが語られる


日本語話させぬ米兵も 悪口言われる事恐れ

 従業員の1人は、

「基地内では日本人同士であっても

“ここは、アメリカの領土だ。日本語をしゃべるな!”

と命令してくる米兵もいる。

そんなことをいっても、仕事にならないし、腹も立つからわざと日本語でしゃべる。最近はフィリピン系の従業員も多い。

米兵は、言葉の意味がわからず、全部悪口をいわれていると思い恐れている」と語る。

「日本にいるなら少しは、日本語の勉強をしろ」と思うが、「米兵には英語で話すのが当たり前」の人間が多いという。

 「使用人・召使い」感覚の米兵もおり、思い通りに仕事が動かなければ、「制裁」といって殴ったり罰を加えたりもする。

「やかましい規則にはめ込んで日本人イジメを楽しんでいる者もいる」という。

また、基地内では家族や退役者も働いているが、

「自分が昇給や昇格しようと思い立つと、邪魔になる日本人従業員はすぐ首にしたり、配置換えをしたりする。人事課も当然のように動かしている」と語られた。


 なかには、「わしらは戦争だけ。それ以外の雑用と金を出すのは、全部日本人で当たり前」といい放つ兵隊もいる。

50代の労働者は「基地内のゴミは、分別ではなく、ビンもペットボトルも、紙もすべて一まとめで袋に入れてある。その分別を日本人がやる。将校クラスは広い庭を持っているがその手入れも日本人。

掃除をした端からゴミを散らかす者もいる。第1、ゴミの量が半端でない。新しい物でもどんどん捨てる。補充は日本の税金でするから気にすることはない」と話した。


日本人労働者への扱いで「象徴的」といわれるのが米軍用建物は立派なものばかりなのに、従業員用のまともな施設はないこと。

「部署によっては、更衣室も休憩するところもない。あっても男女兼用で、着替えに使えない。トイレにロッカーが置いてあり、そこで着替えたり休憩したりしている。“なんでトイレなのか。ふざけるな!”という感じだ」と語られる。

 労働者のなかでは、「腹が立つことも多いが、なにかトラブルになれば異常に時間を取られるし、国はまともに交渉できず、結局日本人の不利益で終わることも多い。大きな事件だとすぐに本国に逃げる。軍務中だと、いっさい責任は問われてない。だからなるべくトラブルを起こさないようにしている」と話された。


 家賃タダで豪邸で生活 電気・暖房つけっ放し

 40代の労働者は、「贅沢三昧も目に余る」と強い口調で語る。

米軍住宅もすべて日本の税金で建設し家賃はタダ、電気・水道・ガスも使いたい放題の状態は以前から指摘されていたが、「家具や電子レンジ、ベッド、冷蔵庫、テレビに至るまで全部が備え付け。第一家が巨大すぎる」という。


 一般米兵の住宅でも、ベッドルームが3つとかトイレが2つとか、リビングルームもダイニングキッチンもある。

少し位が上になると、1人部屋にもそれぞれ、バスルームからキッチン、トイレが付いている。「偉い人たち」になると、1軒7、8000万円かけた豪邸のうえに、広広とした庭が付いている。

最近は、基地外に住む米兵も増えつつあるが、その家賃も光熱費もすべて日本持ち。

「家の構えも豪華」なのだといわれる。


 労働者は、

「電気もエアコンも付けっ放し。

日本人には、節電しろ、節約しろというが自分たちには関係ない。

綺麗な家具なども、新しいのがくるからと、いっせいにブルドーザーでバリバリつぶす。ゴミ置き場は、日本人には買えないような立派な物が捨ててあり、“宝の山”といわれている」と語った。


婦人の1人は、「宿舎や隊舎を回るとき、いつでも“税金・税金”といって電気や暖房を消して回る。でもすぐに付ける。


ひどいのは、運動場を使ってもいないのに、ナイター用のライトや照明を付けっ放しにしている。

住宅のなかには、半分も入居していない所もあるが、そこもガンガンに暖房などを付けている。

自分が払わないから、感覚がないんですよ。生活も成り立たない人もいるのに、基地にはつぎ込まれている」と話した。


 その他にも、「基地内はすべて空調が行き渡るようになっている。それプラス各部屋にエアコンがある。

夏なのに、暖房をかけているし、冬はクーラーや扇風機をつけている。夏にかぜを引く兵隊は多い。

だから思い思いに、“暑い”とか“寒い”とか、空調を担当する日本人に電話で怒鳴ってくる。ばかじゃあないか」。


 「デパートのエスカレーター部分の天井はガラス張りになっている。夏になると、直射日光が当たる。

暑いのは当たり前だが、また怒鳴る。だいたい、入り口の自動ドアも二重になっておらず1枚だから、人が入るとすぐ温度が変わる

当然のことなのに、日本人へ文句をいう」なども語られた。


 また、退役した兵隊のなかには、全部がタダのため日本に住み続ける者もいる。

「それをなんらかの形で国や米軍が雇って、日本が給料を払っている」とも話されていた。


 長年基地に勤めてきた労働者は、


「基地が好きで入った人はほとんどいない。外では、ボーナスはカットだし給料は安い。

生活ができず仕方なく基地従業員になったような人が多い。

みんな働き出して、初めて中身がわかる。

アメリカが、命をかけて日本を守るわけがない。

米軍には金を出し、日本人は苦しめる。

それに私たちは腹を立てているんだ」と語った。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/iwakunikitiroudousyagadai2ha24zikannsutokekkou%20yomigaeruroudousyanozisinn.htm

国がアメリカのいうことに平身低頭だから、米兵もおもしろがって日本人をばかにしている」と話す。


 清掃作業員として基地に入っていたが、

「日本人を見下した態度には腹が立っていけなかった」と語る。

学校の掃除でも、汚すだけは汚して教室も食堂もすべて日本人に片付けをさせる。

自分のミスでカビが生えても、日本人の責任とされる。

掃除が済めば検査があり、ホッチキスの芯1本でも落ちていれば、すべてがやり直しになる。

「一生懸命にあらを探していた。あれは嫌がらせだった」と振り返る。


 そして、「1番かわいそうだったのが、ペリースクールの塗り替えに入っていた業者。

真夏の暑い盛りに、建物すべてのペンキ塗りをさせられて、終わったと思うとなにが気に入らなかったのか、全部やり直し。

作業員は、クーラーのある部屋での休憩もさせてもらえず、日がカンカンに照っているところでひっくり返っていた」という。


 「指示通りに物をつくったり、材料を持って行ったりしても、気に入らないと“ダメだ。もう1度”という。

おもしろがってやっていた。国は、上げ膳下げ膳だから話にならない。

日本人から税金をぶんどってまでアメリカに何千億円も出さなくていい」と語った。


「岩国は、日本人に対してとくに厳しいところといわれている。語学手当を切るというが、今は英語ができない人間にはまともな仕事がない。

基地には段階のある試験制度があり、それに受かるため仕方なく学校に通うなどしていてそのための費用だ。

最近、大卒や留学生など、英語ができる人間の採用を増やしている。できない人は、55歳などで早期退職させている」と話す。


 また、「雇用者は国だが使用者は米軍ということで、管理者の気に入らなければ解雇される。

日本が金を払っているのに、なぜか米兵の奥さんなどが、従業員になっていたりする。

そういうのは余り仕事をせず、日本人にやらせている。

清掃など、業者の入札もひどいダンピングをさせて、金を下げている。おかげで基地に入る業者は儲けにならないと聞く。

日本人の金は削って、なぜ米軍にだけは制限もなく金を払っているのか」といった。


 子どもが基地内で働いているという住民は、

「基地で働こうと思えば、日本人として腹が立つことがあっても割り切らなければいけない。

ショッピングセンターでも、バーでもマンションでも、全部日本の税金でつくっているのに、日本人は立ち入り禁止だ」と語る。


 そして、「テロ事件のあとは、化学兵器攻撃などといって避難訓練をよくやっているが、日本人は米軍を助ける訓練はしても、自分たちや家族は逃げる訓練はない。

消防にいれば、給料はよくても命をかけて米軍を守る。米兵や家族は、飛行機などで逃げていく。狂っている
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/zentyuuroubeigunniwakunikitidesutototunyuu%20minnzokutekinabubetugakihonnni.htm


軍曹とか下っ端の米兵クラスの家にも風呂が2つ、ベッドルームが3つとか高級マンション並み。

電気も水道も使い放題で、クーラーをかけて窓やドアを開けっ放しにしている。

ペリースクールも、夏休みで人がいなくても冷房は入りっ放し。

3カ月近くある休みが終わって湿気のために部屋にカビが生えれば、怒鳴りつけてくるという。


 「子どもを見ていても、日本人をばかにしていることがよくわかる。

スクールの各教室ごとに、電子レンジと冷蔵庫が備えてあるし、物がなくなればすぐに日本人従業員のせいにされる。

掃除をしているとわかっていると、ワザとポップコーンをこぼすし、流し台にはカップラーメンの食べかけなどを山積みしたりする。

日本人は一世一代の買い物で家を建てるのに、はるかに豪華な米軍住宅は数年たつと惜しげもなく建て替える。持って帰りたいと話になるほどだ」といった。


 そして、「米軍は新品同様の物もすぐ捨てるから、それだけで日本人なら十分生活できるぐらい。

ペリースクールも取り壊すというのに、何年か前に建て増しもした。

日本人は、年寄りも若者も貧乏になって生きていけなくなっているのに、アメリカには湯水のようにお金を使っている。

もう1度考え直さないとだめなんです」と話した。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/hirosimakennkeibeiheihikiwatasiseikyuutorisage%20nihonnnokeisatukatosiminnfunngeki.htm
 

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/505.html#c23

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