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DbsSfawrpEw コメント履歴 No: 100009
http://www.asyura2.com/acas/d/db/dbs/DbsSfawrpEw/100009.html
[番外地6] 牧野田 彩(AYA)が AV に出演させられた理由とは 中川隆
28. 中川隆[6599] koaQ7Jey 2017年2月08日 21:34:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7056]

AV出演、モデル契約が… 相次ぐ強要被害、自殺女性も 2016年3月3日



 国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ(HRN)は3日、タレントやモデルとしてスカウトされた若い女性が、アダルトビデオ(AV)への出演を強要されている被害が国内で相次いでいるとする調査報告書を公表した。AV出演をめぐる相談が約3年で72件寄せられ、相談後に自殺した女性もいたという。

 調査では、支援団体「ポルノ被害と性暴力を考える会」に寄せられた相談内容を分析した。その結果、「モデルなどに勧誘されたのにAVに出演させられた」が21件、「過去の出演AVの流通を止めたい」20件、「出演を強要された」13件などの内容だった。

 ある女性は20歳の時、「グラビアモデル」の事務所と契約したつもりが、撮影直前にAVだったことが発覚。断ったが、「高額の違約金が発生する」などと脅されて出演を余儀なくされた。

その後も違約金で脅されて出演を続けることを強要され、避妊具なしで複数の人との性行為や、12リットル以上の水を飲まされたこともあった。

暴力的な撮影で性感染症や心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したという。

 別の女性はスカウトマンに説得されて出演したが、直後に悔やんだ。やめたかったが、半年にわたって複数のAVに出演させられた。販売が続いて耐えられず、首をつって自殺した。

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/190.html#c28

[リバイバル3] 苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった 中川隆
381. 中川隆[6600] koaQ7Jey 2017年2月08日 22:37:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7057]

ファミールヴィラ苗場タワーの掲示板 続き2


>無題) 投稿者:5 投稿日:2017年 2月 8日(水)09時27分45秒

>関東住まいの人に、交通の便の悪い北海道とかさ、冷静に考えてどうかとおもわんのかねえ?

>リゾートマンションには、管理人もいたり除雪等も楽だったりするメリットはあるし、戸建てだったら好き勝手できるし、いろいろあるはずなんだろうけどよ。

>特に湯沢・苗場の付近のマンションは全体的にみて 供給過剰でここまでお買い得な物件は日本国内見てもまずないとおもうけどな。使うのであれば買っちゃうのは悪くないと思うよ。

>このマンションに限らず、多くのマンションでは、ひまわりとか不動産屋に掲載されていない管理組合所有の部屋で売却できそうな部屋があったりするから、管理人室へ電話してみるといいことあるかもしれないよ。
http://8601.teacup.com/naebatower/bbs/1076

>関東住まいの人に、交通の便の悪い北海道とかさ、冷静に考えてどうかとおもわんのかねえ?
投稿者:中川隆 投稿日:2017年 2月 8日(水)09時42分50秒  


これからは賃貸住宅やリゾートマンション・別荘を何軒か持って


仕事は東京で

冬は沖縄で避寒 または ニセコ、富良野、白馬、妙高や志賀高原でスキー

それ以外は北海道か蓼科・八ヶ岳で自然を愉しむ

( 湯沢・苗場のスキー場は地球温暖化で雪質最悪だし、見るべき風景も まともな温泉も無いので NG )


という使い方が一般的になるからね。

それに今は

格安航空券
http://skyticket.jp/area_hokkaido
http://www.airtown.jp/

を使えば、東京-大阪を新幹線で通うより 東京-札幌を飛行機で通った方が交通費が安いし、時間も掛からないんだよ

まあ、沖縄は食べ物が不味いし、まともな温泉が一つも無いし、住んでる人も逝かれてるので 僕は行きたいとすら思わないけどね。

投稿文の続きのリンクは

http://8601.teacup.com/naebatower/bbs/1077



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c381

[政治・選挙・NHK220] 小沢 一郎 「次の選挙はどんでん返しでまた逆になりますから,期待してください」(銅のはしご) 赤かぶ
1. 中川隆[6601] koaQ7Jey 2017年2月08日 23:26:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7058]
小沢は前は奥の院から民主党壊滅を指示されていた
今度は共産党壊滅を指示されてんだ

それで山本太郎に共産党が喜びそうな事を言わせたんだな

奥の院は一人にすべて任せないで、一つの任務が終わったら次の人間を総理に付けるんだ

小沢には湾岸戦争に大金を出させ、滅茶苦茶な財政出動をしてバブル経済にし、小選挙区制を導入させて自民党の派閥を壊滅、日本を超円高にして日本経済を崩壊、民主党の評判を落として反自民党勢力を壊滅させて任務完了

小泉・竹中には人材派遣制度を導入、累進課税を形骸化させ、企業間の株式持合いを止めさせ株価を大暴落させ、日本株を底値で外資に買い取らせる、郵政民営化させて任務完了

野田にはTPP推進、消費税増税の法律作らせて任務完了

安倍にはTPP締結、安保法案を導入させて任務完了予定


一人にすべてやらせるといくらアホ日本人でも背後の勢力の存在に気付いてしまうからね。

この中では小沢のやった事が一番酷かった、日本経済を壊滅させたのが小沢の業績だったんだ

小沢がごり押しした小選挙区制は自民党と第二自民党が交互に政権を取って、アメリカの犬を代わる代わる首相につける制度

誰が総理になっても奥の院の指示通りにしか動かないから同じ事なんだけど
阿修羅の住人みたいなアホ日本人の目眩ましにはなるからな


小沢一郎は毎年ロンドンやフランクフルトのロスチャの所に御用聞きに行ってる
つまり小沢せんせは奥の院の指示通りに動いているだけ

日本を中国小日本省にするのが小沢せんせの最終目標

こういう売国奴を放置しておくから日本が中国に乗っ取られるんだ


石原慎太郎都知事「アメリカの犬 小沢一郎の正体」を暴く
https://www.youtube.com/watch?v=MERTrcik8CU

50年後の日本地図 (日本人は放射能汚染された東日本に押し込められる)
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/ee6e8a91af4cf1c9b0adb452f1667b7e

小沢せんせの最後の御奉公が日本共産党の壊滅なんだな
http://www.asyura2.com/17/senkyo220/msg/416.html#c1

[近代史02] アメリカ・アングロサクソンの凶暴性・アメリカインディアンが絶滅寸前に追い込まれた仮説 sagakara
34. 中川隆[6602] koaQ7Jey 2017年2月09日 08:41:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7059]

2017.02.09
米支配層は支配の戦術として住民皆殺しを採用、ベトナム、中南米、中東/北アフリカなどでも実行


アメリカにはロシアや中国との戦争に向かっている勢力が存在する。アメリカが「自由で民主的で平和的」だということはない。これは歴史が示している。もしアメリカが中国やイランとの軍事的な緊張を今以上に高めたなら、ほんのチョットした切っ掛けで全面核戦争に発展するだろう。ドナルド・トランプが大統領になったからそうした事態になっているわけではない。ヒラリー・クリントンはトランプより遥かに危険な好戦派だ。

 タスによると、ロシア軍は必要ならイランの航空基地を利用するとイラン駐在ロシア大使は語ったという。すでに昨年8月にはロシア軍機がイランの基地を使っているが、この発言はアメリカがイランに対して圧力を強めていることに対する警告のようにも見える。

 そのアメリカだが、ロシアとの関係を改善したいというトランプ大統領の意思は変化していないようだ。前にも書いたように、Foxニュースの政治コメンテーターであるビル・オライリーはドナルド・トランプ大統領にインタビューした際、ウラジミル・プーチンを「人殺し」と表現、それに対してトランプは「人殺しはたくさんいる。われわれは多くの人殺しを抱えている。われわれの国がそれほど罪がないとあなたは考えているのか?」と応じた。勿論、トランプの主張は正しい。

 少なくとも第2次世界大戦後、アメリカは「人殺し」を戦術の軸に据えてきた。戦争の末期に編成されたジェドバラの人脈で極秘の破壊工作機関OPCが作られ、1951年にCIAへもぐ込んで計画局の核になった。この人脈がNATOの秘密部隊を編成、対キューバ工作を実行、ベトナムではフェニックス・プログラムで人びとを殺した。

 フェニックス・プログラムでは2万6000人から4万1000人が殺されたと言われ、その中には504名の村民が殺されたソンミ(ミライ)事件やボブ・ケリー元上院議員による非武装民の虐殺も含まれている。

 ケリーの場合、18名の女性や子どもを含む20名以上の武装していないタンフォンの村民を惨殺したのだが、報告では21名の南ベトナム解放民族戦線の兵士を殺したことになっていた。その「功績」で彼は青銅星章を授与されている。

 2001年にケリーが指揮していた部隊による虐殺が明るみに出ると彼を弁護する声が相次ぎ、その中には著名な「ジャーナリスト」のデイビッド・ハルバースタムはタンフォンを「最も純粋なゲリラ地域」で、1969年までそこに住む全員が第3世代の「ベトコン」だったと弁護している。アメリカは侵略軍にほかならず、その侵略軍を非戦闘員も敵視するのは当然。そうした感情を持つ人びとを殺すのは当然だとハルバースタムは主張しているのだ。

 村民皆殺しの目的はいくつか考えられる。まず共同体を破壊して組織的な抵抗を弱めること、ゲリラに対する食糧などの支援を断つこと、そして恐怖でアメリカに屈服させることなどだ。この戦術はラテン・アメリカでも使われ、「死の部隊」が編成されている。ズビグネフ・ブレジンスキーはサラフ主義者/ワッハーブ派やムスリム同胞団を中心に戦闘集団を組織、対戦車ミサイルTOWや携帯型地対空ミサイルのスティンガーを含む武器を供給し、戦闘員を訓練した。

 1997年から2001年までイギリスの外相を務めたロビン・クックによると、そうした戦闘員のコンピュータ・ファイルがアル・カイダである。アラビア語で「アル・カイダ」とは「ベース」を意味し、「データベース」の訳として使われる。

 2003年にアメリカはイラクを先制攻撃してサダム・フセイン体制を倒し、建造物を破壊、100万人とも推計されているイラク国民を殺した。その際、アメリカが投入した121機動部隊はフェニックス・プログラムの殺人部隊やラテン・アメリカの死の部隊と同じ役割を演じた。2011年春にアメリカはリビアやシリアの体制転覆に乗り出すが、ここで使われたアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)も目的は同じ。だからこそ、こうした武装集団の危険性を訴えたマーティン・デンプシー統合参謀本部議長やマイケル・フリンDIA局長は任を解かれたわけだ。

 2001年9月11日の攻撃を利用してジョージ・W・ブッシュ政権は1992年にネオコンが作成した世界制覇プランを実行に移したが、1980年代から準備が進められていたCOGプロジェクトも始動している。COGとは「Continuity of Government」のイニシャル。

 核戦争が勃発した際、本来の政府の機能を秘密政府へ移す計画で、1979年に設立されたFEMA(連邦緊急事態庁)もその計画から生まれた。COGは1982年に創設され、88年には大統領令12656によって、その対象は核戦争から「国家安全保障上の緊急事態」に変更されている。この変更の結果、2001年9月11日にCOGは始動、「愛国者法」がすぐに施行され、憲法の機能が停止させられたわけだ。

 アメリカ国内のファシズム化や国外での侵略戦争は9/11を切っ掛けにして本格化、フェニックス的な作戦も実行しつつあるのではないかと言われている。その9/11は政府の自作自演だという指摘は納まる気配を見せていない。トランプ大統領もそうした疑問を口にしているひとりであり、安全保障担当補佐官に就任したフリンやジェームズ・マティス国防長官などはCOGにも反対していると言われている。トランプ政権にはさまざまな側面があるが、支配層、特に9/11を利用してきたグループにとって非常に危険な要素を持っていると言えるだろう。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201702080000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/367.html#c34

[国際17] まさかが現実になる!? トランプの日本口撃が怖すぎる 驚くべき知的水準…(週刊現代) 赤かぶ
2. 中川隆[6603] koaQ7Jey 2017年2月09日 14:06:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7060]
国際金融資本が流したデマだろ

真実は:

あと2年。短期決戦を目論むトランプ大統領が繰り出す「10の戦術」=藤井まり子 2017年2月5日
http://www.mag2.com/p/money/32643

トランプ政権の経済政策の中身が明らかになってきましたが、想像以上に優秀なのでビックリです。外交政策や支持率アップのための減税など想定される10の戦術を解説します。


経済ニュースだけではわからない、トランプ新政権「10の戦術」

投資家はトランプ大統領の暴言を真に受けてはいけない

トランプ新大統領は、人格的に問題のある人物です。ですが、頭はすこぶる良い人らしいです。デキるビジネスマンによく見られる傾向ですが、「信頼できる人の意見やアドバイス」もよく聞くらしい。「間違えた!」と思えば、意地を張らずに軌道修正ができる人でもあるようです。

「ディール(=ビジネス上の取り引き)」を好み、通商政策においても安全保障や外交においても、先手必勝で相手の一番痛いところを突きながら、相手をびびらせ驚かせ、その後に「落としどろを探る」といった手法を好むようです。


もっと具体的に分かりやすく説明すると、不動産取引などで「市場価格6,000万円」くらいの物件を、その物件をとても欲しがっている顧客に向かっては、不動産会社は最初に「1億円」くらいの高値をふっかけ、まずはその「欲しがっている顧客」をびびらせてから交渉をはじめるといった、例の「あれ」です。その後で徐々に値引きして、最終的には落としどころ「8,000万円」くらいで決着する。そうすると、顧客も2,000万円くらいは相手に譲歩してもらって得をしたような錯覚を得られるし、不動産会社の方はまるまる2,000万円は丸儲けできるわけです。

ですから、通商政策においても、トランプはTPPなどの多国間交渉を嫌います。ディールを使って、アメリカに有利には運べないからです。というわけで、彼は2国間交渉をとても好むわけです。

トランプがEUを嫌う理由は、「EUが官僚主義に陥っていて、機動性をまるっきり失っていること」が一番の理由でしょう。ですが、それとともに、EU相手だと多国間交渉をしなければならない「じれったさ」がトランプにはあるからでしょう。

今後もトランプは、彼のメイン支持層(プア・ホワイト、白人低所得者層。特徴としてプロレスファンが多い)が喜ぶような「意味不明の罵詈雑言」をツイッター上では続けることでしょう。けれども、それは彼の本心ではないでしょう。「大衆向けのリップサービス」ですから、私たち投資家はこれらの暴言を真に受けてはいけません。


トランプの狙いは「短期決戦」だ。これから想定される10の戦術を解説

トランプの本心は、「瓢箪(ひょうたん)から駒」で大統領になったので、目下は「短期決戦」にあります。トランプ新政権の目下の目標(=本心)は、「2年後の中間選挙でも民主党に圧勝する」こと。射程距離、以外と短いですね!彼は、この短期決戦(短期戦略)に勝つためには、どんな手(戦術)でも使ってくることでしょう。

戦術1

まず第一の戦術は、イエレンFRBに金融引き締めを思いとどまってもらって、金融緩和を継続させること。そのための、日英米の三国通貨同盟(詳細はメルマガバックナンバー)だったわけですね。

戦術2

できることならば、財源をなんとか捻出して、財政刺激的な財政出動をいくばくか行なうこと。

戦術3

(戦術1と戦術2の結果)インフレ目標を3〜4%に引き上げて、株高・不動産高の中で、なんとか向こう2年くらいはアメリカの高圧経済を維持する。

高圧経済では、アメリカ経済の実質GDPの大きなトレンドは変わらないでしょうが、株高・不動産高が維持できれば、資産効果でいくばくかアメリカの実質経済成長率を高められるかもしれません。高圧経済を維持すれば、労働参加率を高めることで、労働のスラッグ(たるみ)を減らせる。そして支持率が上昇します。

高圧経済を維持して「労働参加率の上昇」「労働スラッグの解消」を「落としどころ」とすれば、イエレンFRBの協力(=金融緩和策への大転換)がとても得やすいでしょう。

戦術4

ミクロで自動車産業などに国内で超近代的な工場を造らせる。雇用創出効果はとても少ないけれども、象徴的な意味で、地方都市の人々の支持率は上がるでしょう。

戦術5

中小零細企業の設備投資を増やす。後述するように、今現在の中小零細企業は、企業減税には大歓迎で、彼らのセンチメントはすこぶる良い、彼らが設備投資意欲を高めてくれるならば、実質経済成長率の上昇は、いくばくか可能になるかもしれません。そのための企業減税と所得減税。

さらに走りながら、「支持率アップ」のための手段、大衆受けするような対策を次々と打ってくることでしょう。


怪物トランプ流「支持率アップ」のための戦術6〜8

戦術6

折しも、人気に陰りに見えてきた行き過ぎたグローバリゼーションの流れを、一見は保護主義的と誤解されそうな政策で、一旦は止めること。

グローバリゼーションが行き過ぎてしまって「産業の空洞化」に苦しんでいるのは、アメリカばかりではありません。あの中国でも、労働集約的な軽産業では、バングラデシュやカンボジア、ベトナムと言った国々に追い上げられて、苦しんでいるんですね。ユニクロの中国工場は、中国国内の人件費が高くなったので中国からは出て行って、これら中国周辺国に工場進出しているのは有名ですよね。

自動車・電気などの付加価値の高い産業では、超近代的な人工知能やロボットを全面導入した「異常に生産性の高い工場」を建設したならば、今は先進国のどこで生産しても、国際競争力は十分に維持できるんです。

戦術7

大衆受けするように、行き過ぎたマネーゲームの流れを止めること。すなわち、ドル高政策をしない。アンチ・ウォールストリート戦術です。

「強いドルは国益」のもとで推進してきた金融立国には、もう重点を置かない。すなわち、ウォールストリートに厳しい政策を行なう。大手投資銀行に厳しい金融政策を行なって、そのかわり、中小の地場の貯蓄銀行などが貸し付けを行ないやすいような「簡素で分かりやすい金融規制」を行なう。トランプ政権というか共和党議員たちの「金融規制緩和」の中身は、大手投資銀行にはとても厳しい内容になりそうです。大手投資銀行は従来よりマネーゲームがしにくくなるかもしれません。

その代わり、地方の弱小の貯蓄銀行(日本で言えば、信用金庫とか弱小の地銀などなど)は、今よりもっと簡単に住宅ローンを貸し付けられるようにするようです。

アメリカの「普通に人々」にとっては、持ち家(マイホーム)こそが貯蓄の柱です。オバマ政権時代には、金融規制が厳しくって、信用が低いせいで住宅ローンを借りられなかった人々が、これからは借りられるようになるようです。これは、教育ローンやオートローンにも言えることかもしれません(将来は、1980年代にアメリカで巻き起きたような不動産バブルが巻き起こって「貯蓄銀行危機」が起きることでしょう)。

戦術8

国境税を導入すること。

国境税は、共和党が長らく温めてきた保護主義と誤解されそうな政策です。今のアメリカ株式市場は、「国境税が実現するようだ!」と、マーケットがそれを保護主義的な政策と誤解して嫌って調整し始めると、すかさずトランプ新政権が「円安はけしからん!ユーロ安はけしからん!」との批判を繰り返して下落を食い止めようとしています。

国境税は、『アメリカの輸入品には20%の「国境税という関税のようなもの」をかけるけれど、アメリカからの輸出品に20%の「国境税という関税のようなもの」をかけない』とするシステムです。

「保護主義的な政策」と言うことで、この国境税をマスコミは激しく批判しています。ですが、実はアメリカ以外の国(ユーロ圏や日本)では、付加価値税や消費税といった間接税を使って、すでに国境税と同じようなことをしています。EUや日本でも行なっていることなのです。ですから、国境税を導入することで「アメリカの輸出産業は、やっと他の国と同じ土俵に立った」ということになります。

中間層、富裕層に取り入るための「減税」戦術9〜10

戦術9

国境税からの税収で、中間層に優しい大型減税を行なうこと。

国境税導入では、新しくアメリカの国庫はおよそ1兆ドルの税収増しになるようです。この1兆ドルを使って、共和党議会は、企業減税・得減税などを行なうつもりのようです。大型減税の規模は、大方の予想を遙かに下回る1兆ドルちょっとではないでしょうか?

企業減税は、35%から20%へ引き下げるようです。国境をまたいでグローバルに活躍する大企業の場合は、すでにいろいろな「国際税法上の抜け穴」を使って、実行税率は20%前後に下がっています。ですから、グローバル企業にとってはこの企業減税の恩恵はほとんどありません。

一方、中小零細企業にとっては、この企業減税はすこぶる恩恵があります。その結果、今現在のアメリカでは、中小零細企業とその従業員たちのセンチメントがすこぶる良いんですね。中小零細企業の設備投資意欲が強くなっているんです。

所得減税においては、富裕層や超富裕層の場合は、減税と同時に様々な複雑怪奇な控除対象の数々がほとんど「廃止」になるようです。ですから、彼らの実効税率には、変化はなし。所得減税の一番恩恵にあずかれるのは、ここ20年近く「忘れ去られて見捨てられていた」中間所得層です。

戦術10

超富裕層や富裕層への懐柔策も念入りに行うこと。

新大統領は、収入格差は是正しても資産格差は固定します。マスメディアはあまり報道しませんが、トランプ大統領も共和党議会も、「相続税の廃止」を予定しています。

これはなにを意味しているかと言えば、超富裕層や富裕層に向けて、「資産格差は固定するから、安心してください。あなたがグローバル化時代に営々と築いた財産を国は奪いません。『ストックとしての富』の『階級社会』は、国家が固定・保証します。そのかわり『フローとしての所得』面では、これからは中間層に手厚い税制に切り替えます。ここらあたりは富裕層も協力してください」という意味です。

その他の戦術

さて、国境税は実現すると、アメリカ国内の物価を押し上げます。1〜2年のタイムラグを伴って、アメリカ経済を「物価高が原因で起きる消費不振(いくばくかの経済失速)」に落とし込む可能性があります。こういった事態が起きた場合、中央銀行であるFRBが利下げを行なえば、経済は失速しません。

共和党議会が打ち出す「数々の規制緩和」は、2年から3年後あたりから、アメリカ経済の生産性を上昇させてアメリカ経済の繁栄を導き出す可能性はあります。

かくして、トランプ新政権の経済政策の中身が、徐々に明らかになってきました。トラ様、想像以上に優秀なのでビックリポンよ♪

http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/878.html#c2

[不安と不健康18] 自律神経と癌のただならぬ関係(その1) BRIAN ENO
1. 中川隆[6604] koaQ7Jey 2017年2月09日 14:07:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7061]
デマはもういいよ
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/386.html#c1
[政治・選挙・NHK220] 小沢一郎代表は、自民党、民進党の各派閥の領袖、公明党の半数を口説いて、「自由党」に吸収しようとしている(板垣 英憲) 笑坊
1. 中川隆[6605] koaQ7Jey 2017年2月09日 15:24:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7062]
トランプならどんな事が有っても絶対に公約を果たそうと努力するけど、小沢とか最初からそんな気が全く無いからね:

幹事長だった小沢のもとで作成されたマニフェストも、小沢自身によって破られる始末

「ガソリン値下げ隊」まで作り、ガソリン暫定税率廃止をマニフェストに記載してまで当時幹事長だった小沢一郎が国民に約束したにもかかわらず、マニフェストは反故にされました。

なんと小沢自身が官邸に乗り込んで、ガソリン暫定税率維持を首相に押し込んだのです。


そもそも小沢と民主党は、マニフェストを前面に打ち出して2009年に政権の座についたのに、そのマニフェストはまったく実行されなかった。「マニフェストは国民との契約」と言っていたにもっかかわらずそうなのである。

国債を発行しないも嘘だった。増税しないも嘘だった。高速道路無料化も嘘だった。最低賃金を上げるも嘘だった。埋蔵金を発掘して財源とするというのも嘘だった。天下りを許さないというのも嘘だった。暫定税率を廃止するというのも嘘だった。内需拡大して景気回復するというのも嘘だった。ガソリン税廃止するというのも嘘だった。

それでいて、朝鮮人学校無償化、人権侵害救済法案、外国人住民基本法、夫婦別姓、外国人地方参政権等には真剣に取り組み、野田佳彦に至っては福島復興をおざなりにしながら2011年10月19日には韓国との通貨スワップを5兆円に拡大していた。

小沢の様な日本をないがしろにして売国する政治家に国民は我慢の限界に達しており、2012年12月の解散総選挙で民主党は政権の座から転落した。


まあ、小沢の師匠は竹中平蔵なんだから当然だけどね


石原慎太郎都知事「アメリカの犬 小沢一郎の正体」を暴く
https://www.youtube.com/watch?v=MERTrcik8CU
http://www.asyura2.com/17/senkyo220/msg/440.html#c1

[お知らせ・管理21] 2017年2月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
15. 2017年2月09日 15:29:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7063]
>こんな掲示板がある事をもう少し世の中にアピールしたが良くないか?と思い


阿修羅は原発板とか政治板とかキチガイに占領されているから世間ではまともな掲示板だと見なしてくれないんだよ

2ちゃん に阿修羅へのリンクを貼ると投稿できなくなるしね

まず、原発板からアホ陰謀論者を追い出すのが解決策かな


http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/476.html#c15

[番外地6] 中川隆 阿修羅番外地 相場・経済・社会関係投稿集 中川隆
61. 2017年2月09日 16:25:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7064]

起業家の半数が1年で廃業し収入はバイト以下
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/763.html

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/571.html#c61
[中国10] <中国人観光客が見た日本>同じ仏教でもこんなに違う!高野山で感じた真の清らかさと安らぎ 赤かぶ
1. 中川隆[6606] koaQ7Jey 2017年2月09日 16:32:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7065]

アホには高野山がどういう所か見当も付かないというだけさ


芥子の花


ふ〜しょう♪ふ〜めつ♪ふ〜くう〜♪ふ〜じょう♪〜

読経は続いている。焼香の煙が静かに漂い流れてくる。

私の実家は阿波の国、土佐との国境で、海底で堆積し褶曲された山々がある所では隆起しある所では黒潮が流れる青い海へと没した海辺に開けたのどかな土地にある。

宗派は真言、それで弘法大師いわれの話しがここかしこに言い伝えられている。


大師さんが休み、杖をついたところ、そこから清水が湧いてきたとか、ちょうど大石が落ちてきた時、弁当に使っていた箸を地面に突き刺すと忽ち箸は大木の杉の木になって大石の落下をくい止めたとか、小さな頃から法事がある度に先代のおじゅっさんから先祖の逸話を聞くと伴に大師さんにまつわる話しを数多く聞いてきた。

・・・ないし♪むろし♪やくむろしじん♪・・・


遠い声を聞く様に清んだ先代のおじゅっさんの話し声が重なって聞こえてくる。


裏山に住む狸の話をしてくれた事や椎の大木の陰に潜む天狗が夜な夜な空を飛ぶ話しとか、そんな幾つかの話しの中にあって、ことさら不思議と胸の内にわだかまった話し


「大きな声では言えないがね寺の裏山には終戦頃まで芥子の花が咲みだれていてね・・・」


何か咲きみだれる見知らない花々が秘密めいて思い出されてくる。

これは我が母校の校章となっているからだろうか?

焼香の匂いが一層強く漂い私はさらに静かにゆっくりと夢想の翼が開いていく様に感じられてきた。 月の青い光が降り注ぐ裏山に白い花びらの芥子の花が青白く濡れている。 これは梶井基次郎が書いた『櫻の木の下に死体が埋まっている』より尚妖艶ではないだろうか?

芥子の花の下には骨が埋まっているのに違い無いのでは。


空海さんはさすが博学やったんやな〜と思ってしまう。 真言密教の片田舎の末寺に芥子の花が咲き乱れていたと言う事は日本各地の数多くの寺々では芥子が植えられ使われていたのではないだろうか?

さても、古く真言密教の儀式において護摩火に芥子も焼香のひとつとして投げ入れる秘儀が常時おこなわられていたのでは?・・・

かの時代なら十分うなずけれることなのでは。


薄暗い堂内に掲げられた曼荼羅に昇る火と立ち込める煙、それと伴に強い香を焚けば祈りを捧げる人々、 みんな酩酊しないわけが無いのではないだろうか。

人々の眼前に現れるのは極楽浄土だったのではないだろうか。


夢想する私の耳には空海さんが唐国から船で帰るさい墨染めの衣の袖の下には身毒(インド)渡りの芥子坊主を忍ばせた・・・・

サラサラと芥子坊主の中の乾いた実の音が聞こえてくる。

そしてその音はサラサラ サラサラと木霊し流れ来て私の脳内の神経節の一部にエンドルフィン、エンケファリンとして反応し点滅している様に感じられてくる。

それはランニングハイのような高揚なのだろうか?

いやいやそれは今まさに私の脳内で芥子坊主から滲み出した黒く変色した果汁が翼を開ける様に広がっている高揚なのではないだろうか?


・・・ぎゃあ〜てい♪ぎゃあ〜てい♪はらさそ〜うぎゃあ〜てい♪・・・・


読経は尚も続いている。

ああ・・・またもや何処か人知れない廃寺の裏山でひっそりと月の光に濡れながら青白く咲く芥子の花と唄う様に揺れる芥子坊主の姿が私の頭の中で映像として結びだしてきた。
http://plaza.rakuten.co.jp/maeno7547/diary/200901310000/


真言密教立川流と後醍醐天皇の子沢山

文観弘真(もんかんこうしん)僧正の真言密教立川流に心酔した後醍醐天皇は、教義に添って多くの子を為すのだが、この「後醍醐天皇の子沢山」は、後の出来事を思うと「歴史の必然だった」のかも知しれない。

後醍醐天皇のお相手と成った女妾、女官も数多く、皇子・皇女と認められただけで十六人に及ぶ親王(しんのう/皇子)、内親王(ないしんのう/皇女)を設けられている。

正直、一頃の親王(しんのう/皇子)・内親王(ないしんのう/皇女)の誕生時期が重なるほど後醍醐帝の子創りがお盛んだった為、どなたが何番目のお子なのか不明なくらいだった。

南北朝期の初期、中央の畿内では北朝方・足利尊氏が南朝の本拠地・吉野山周辺を残してほぼ制圧を果たし、戦が義良親王(のりながしんのう /後村上天皇・ごむらかみてんのう )を頂いた東北地方と懐良(かねなが)親王を頂いた九州にその主戦場が移って居て居た。

その他に中国・四国を中心に活躍した第十一皇子・満良親王(みつながしんのう)、越後・越中・信濃で活躍した宗良親王(むねながしんのう)、新田義顕(にったよしあき)と共に戦い越前国金ヶ崎に散った尊良親王(たかながしんのう)など、帝の意を受けて戦った多くの皇子がいた。

千三百八十二年(元中九年/明徳三年)の「南北朝合一(明徳の和談)」まで南北朝の抗争が六十年間続いたのは、多くの親王が各地で抵抗したからである。

つまり真言密教立川流に心酔した後醍醐帝の「子沢山」が「歴史の必然だった」と思えるほど、南朝方は「皇統を繋ぐには親王(しんのう)が多いに越した事は無い」と言う事態に見舞われたのだ。
http://jiyodan.exblog.jp/18745248/

インドにおける密教は変容し、性欲崇拝の濃厚なものになり、やがてチベットに伝わり、ラマ教になるのだが、ラマ教は密教という点では空海が遺した真言密教との違いはないといっていいであろう。

しかしながら両者は神秘性の表現においてははなはだ異なっている。

ラマ教は、インドで衰弱段階に入った後の左道密教といわれるものに相似し、性交をもって宇宙的な原理を表現することに於いて強烈で得あるが、空海がもたらした密教はそういう思想を内蔵しつつも教義全体の論理的筋肉がまだ若々しく、活動がなお旺盛で、性欲崇拝へ傾斜するような傾向は外部からは窺いにくい。

しかし空海の没後、数百年を出ずして彼の密教も左道化した。

「真言立川流」 と呼ばれる密教解釈が、平安末期から室町期にかけて密教界に瀰漫し、とくに南北朝時代にはその宗の指導者である文観(もんかん) が後醍醐天皇の崇敬を受け、立川流が密教の正統であるかのような座を占めたことなどを見ても、空海の体系には、性欲崇拝を顕在化させる危険が十分内在したというべきであろう。
http://singetu.ddo.jp/kuukai_huukei/56.htm

ヨガの起源はインドにおける「尸林(しりん)の宗教」にあります。「尸林」とは中世インドの葬儀場のことで、大きな都市に隣接してこの尸林が存在していました。死者の遺骸は都市部から尸林に運ばれ、荼毘にふされるかそのまま放置されて鳥獣の貪り食うにまかせられました。しばしば尸林は処刑場を兼ねており、斬首されたり、串刺しにされた罪人の死骸が晒されていました。


これらはまともな神経の人間には実に恐ろしい場所であり、実際に野獣が跋扈する危険な場所であり、しばしば魑魅魍魎が徘徊する場所として恐れられていました。

 この尸林では、「尸林の宗教」といったものがあり、墓場に女神が祀られ、女神に仕える巫女が住み、死体や血液を用いる黒魔術的な秘儀を行なっていたのです。
尸林の土着の女神たちは、それぞれの尸林を管理する教団によって、ヒンドゥー教か仏教の女神として崇拝されていました。それぞれの尸林の女神の祠(ほこら)には巫女が仕え、女神を供養する傍ら、呪術を生業としていました。

その巫女は苦行母(茶吉尼・ダーキニー)または、瑜伽女(ヨーギニー)と言いました。シヴァ神の神妃サティーの暗黒面を表象するドゥルガー女神に彼女たちは侍女兼巫女として仕えていたのです。

その聖地(墓場)に土着の女性たちは、多くはアウト・カースト(日本で言う穢多非人)の出身で、昼間は牧畜や工芸等の底辺労働に従事し、夜間は(アウト・カーストの女性に特有の)妖術を使うとみなされていました。彼女等は1年の特定の祭日、又は月の特定の祭日に尸林に集まり、人肉や排泄物を含む反日常的な食物、つまりは聖なる食物として食し、酒を飲み、歌舞音曲を楽しむというオルギア(秘教的儀式)を行ないました。

 この尸林におけるオルギアの中核をなすのは、ガナチャクラと呼ばれる性魔術儀式です。ガナチャクラとは仏教行者の行なう修法の一種であり、修法を構成する儀礼は曼荼羅制作、護摩、観相(瞑想)法、飲食、歌舞、供犠、性瑜伽(ヨガ)などです。


 ガナチャクラの構成員は9名であり、破壊神シヴァの最も凶暴な姿を具現した神、パイラヴァを召喚した男性行者が1名がアジャリとなり、その周囲を円形に囲む女神を召喚した女性行者が8名の計9名で行なう儀礼です。


天体の運行を模す形で周囲の女性が位置を変え、順番に中央の男性と瑜伽(性行為・読み方はヨガ、ヨガのポーズはこの性行為の秘儀が元になっています。)します。この位置変換を「瑜伽(ヨガ)女の転移)(サンチャーラ)と言います。
女性行者が8名に臨時のメンバー(行者でない女性)を1名加えた9名と言う説もあります。その場合は中央の歓喜仏の姿勢で交合する男女1組に対して、円形に8名の女性が並び、曼荼羅が常時成立することになります。この結果、中央の男性行者はすべての女性行者と平等に和合することになります。

 この儀式はインドの古代神話世界において、ヴィシュヌ神が金輪剣(チャクラ)を用いてシヴァの神妃サティーをばらばらに切断し、地上に落としたあと、サティー女神が復活し、シヴァ神と再結合を果たした説話をかたどっています。ちなみに切断された女神の遺体が落下した場所が前出の聖地です。


星辰の回転を象徴しながら、都合8回(1対8)の性的和合により発生する宇宙的快楽は「大楽(マハースーカ)」と呼ばれ、子の大楽が行者を「梵我一如」の境地に連れ去ると言われているようです。 梵字はこの瑜伽(ヨガ)のポーズを記号化したものであることから、ヨガのポーズや梵字には多くの憑依霊や狐などの動物靈を呼び寄せる大変危険なものなのです。


 上記の尸林に集まる巫女の内、ダーキニーと呼ばれた人たちは、空海が日本に密教を持ち込んだ時に茶吉尼天(ダキニテン)という女神として現在の稲荷神社に祀ってしまいました。稲荷神社でキツネを眷族として祀っているのは、このダキニテンからきています。


 というのは、もともとダキニテンはインドの墓場、尸林で性行為を伴う黒魔術をおこなっていたダーキニーであり、インドでは人肉を食らいながら裸で踊り狂い、左手には人の腎臓(もしくは心臓)、右手には人からもぎ取った手足を持っている姿で描かれていますが、何と日本の稲荷神社で茶吉尼天となったダーキニーは優しい姿で左手には宝玉、右手には剣を持って描かれています。

 そして、何故キツネかと言えば、もともとダーキニーは夜になると死肉をあさるゴールデンジャッカルの変身した姿だと言われていたり、ゴールデンジャッカルを人食い女神の眷族(けんぞく・使いっ走り)として使っていた、と言うことから来ていますが、日本にはジャッカルが存在しないため、ダーキニーとジャッカルのコンビが茶吉尼天とキツネのコンビに変容してしてしまったようです。 
http://www2.tba.t-com.ne.jp/onmyoukai/newpage109.html

父母や先祖の髑髏に漆を塗って祭壇に祀る。

そしてへールカと呼ばれる中央の男性とダーキニーと呼ばれた女性行者が9名とその前で契りを交わし、その和合水を髑髏に塗り付ける。


髑髏の「建立」

髑髏をそのままにして、頤(おとがい)と舌をつくって髑髏にしつらえ、また歯をつけて、髑髏全体に生身の肉がついているかように見えるまで、何度も漆を念入りに塗ったあと、箱の中に納めておく。

続いて,地面に血を用いて曼荼羅を描き中心に指導者がそのパートナーと座し,その周囲に円形に8人の容姿端麗な美女を配置する. 天体の運行を模す形で周囲の女性が位置を変え、順番に中央の男性と和合を行なう。

中央の歓喜仏の姿勢で交合する男女1組に対して、円形に8名の女性が並び、曼荼羅が常時成立する様にする。 中央の男性行者はすべての女性行者と平等に和合し,それを5日間続ける.

そしてその和合水(淫水=男性の精液と女性の愛液)をこの髑髏に百二十回塗り重ねる。 それから毎夜子丑の刻(午前零時と午前二時)に反魂香を焚いて髑髏を薫染する。 反魂香を焚けば死者の姿が煙のなかに現れる。

その一方で反魂の真言を千回唱える。そうすれば死者の魂が戻る。

このような修法を行ったのち、髑髏の中に種々の相応物や秘密の符を書いて納め、頭頂に銀箔と金箔をそれぞれ三重につけ、その上に曼荼羅を書き、その上に金銀箔をおす。 さらにその上に曼荼羅を書き、銀箔と金箔をおし重ねてはりつける。


このような曼荼羅画を交えた箔おしの所作を略式では五重か六重、通式では十三重、最高では百二十重とする。曼荼羅を書く染料はすべて男女の交合の二H(和合水)を厳守する。

舌や唇には朱をさし、歯には銀箔をおし、目には絵の具で若々しく綺麗に彩色するが、義眼に用いる玉を入れてもよい。 顔にはお白いを塗り、紅をつけて、美女のように化粧する。

こうして髑髏が完成したら、それを壇上に祭り、山海の珍味を供え、反魂香を焚き、子、丑、寅の三刻に祭祀を行う。 そして卯の刻になったら、七重の錦の袋に入れる。

こうして、行者はその袋に入った髑髏本尊を、夜は行者が肌で抱いてあたため、昼は壇に据えて山海の珍味を備えて供養する。


これを7年間続けるのである。


 そして、8年目になると、髑髏本尊はその位階に応じて3種類の験力を現す。

下位ではあらゆる望みをかなえ、中位では夢でお告げを与え、上位のものでは言葉を発して三千世界の全ての真理を語る。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~occultyo/tachikawa/dokurohonzon.htm

髑髏の「建立」。

用意した髑髏を加工して組み立てる。 これには大頭、小頭、月輪形の三種類の制作法がある。

大頭とは、髑髏をそのままにして、頤(おとがい)と舌をつくって髑髏にしつらえ、また歯をつけて、髑髏全体に生身の肉がついているかように見えるまで、何度も漆を念入りに塗ったあと、箱の中に納めておく。

つづいてすでに訳知りの容姿端麗な美女と性交し、その和合水(淫水=男性の精液と女性の愛液)をこの髑髏に百二十回塗り重ねるのである。

髑髏を守っているという七魄(人間の魂は三魂七魄からなるとされる)に和合水(三魂の象徴)を三魂七魄の本尊としての準備が整うわけである。

それから毎夜子丑の刻(午前零時と午前二時)に反魂香を焚いて髑髏を薫染する。 反魂香とは、漢の孝武帝が李夫人の死後も恋しくてならず、方士に香を造らせ、それを焚いて夫人の面影を見たという故事にちなむもので、それを焚けば死者の姿が煙のなかに現れるとされる香である。

その一方で反魂の真言を千回唱える。そうすれば死者の魂が戻るというのである。

このようなず修法を行ったのち、髑髏の中に種々の相応物や秘密の符を書いて納め、頭頂に銀箔と金箔をそれぞれ三重につけ、その上に曼荼羅を書き、その上に金銀箔をおす。さらにその上に曼荼羅を書き、銀箔と金箔をおし重ねてはりつける。
このような曼荼羅画を交えた箔おしの所作を略式では五重か六重、通式では十三重、最高では百二十重とする。


曼荼羅を書く染料はすべて男女の交合の二H(和合水)を厳守する。舌や唇には朱をさし、歯には銀箔をおし、目には絵の具で若々しく綺麗に彩色するが、義眼に用いる玉を入れてもよい。

顔にはお白いを塗り、紅をつけて、美女か、童子(美少年)のように化粧する。
その際、表情は貧相にせず、笑みをたたえ、決して怒ったような顔つきにしないことが大切である。
http://park8.wakwak.com/~kasa/Religion/shingontatekawa.html

「真言立川流」を始めたのは見蓮と言う人物で、陰陽師を習得した真言宗の僧侶兼陰陽師だった。

北斗・北辰妙見信仰に始まる「交合に寄る歓喜行」は、日本の信仰史上に連綿と続いた呪詛巫女の神行であるから、真言宗の僧侶兼陰陽師だった見蓮が創始した八百万の神・陰陽修験と陀羅尼真言密教の習合教義である真言密教立川流に、その奥義が取り入れられていても「自然な流れ」と言える。

この真言立川流、今の時代ではとても理解されないが、当時、素朴な民衆を矛盾無く導く為に、性に対していたずらに禁欲をさせるより、「肯定した上で民意をリードしよう」と言う考え方があった。

真言密教立川流の始祖と言われ、立川流開祖見連に奥義を授けた仁寛僧正は、伊豆の大仁に住まいし真言宗の僧侶で、陰陽師だった見蓮に、真言密教の秘伝「歓喜法」を授けた者である。

仁寛に限らず高野山系の僧達の多くも、鎌倉時代末期近くまではこの男女交合の「秘術」を理念としていた。

仁寛は、鳥羽天皇の暗殺を謀ったとして、捕らえられて、「伊豆大仁」に流されていた。言わば、政治犯の流人である。 そこで陰陽師修行中の見蓮に出会い、醍醐三宝院流秘伝の奥義を伝授されたのだ。

現代人の宗教観とは合致しないであろうが、本来、いずれの宗教も「現世利益」が基本である。 つまり他人の事はどうでも良く、祈る者だけに「利を与える」のが元々の教義だった。 本来、信者の本音で言えば「現世利益」が無い信仰など魅力がある訳が無い。

近・現代に於いて「教えが改善された」と言えばその通りだが、元々の信仰はそんなに立派なものではなく、自分の「利」の為に祈るもので、呪詛的には「相手を呪い殺す願い」をも受け入れる事が「信仰(宗教)の実態」と言って良かったのである。 この辺りを理解すると、個人の「現世利益」の考え方から、極楽浄土に「性的な境地」が結び付く教義「真言密教立川流」に、現実感が出て来ても不思議ではないのである。


常識的に見て密教経典の意味解釈は、解釈する側の意志で加工が可能である。弘法大師(空海)が日本にもたらせた密教は、やがて日本で加工されて行ったが、その原点に近いものがインド・ジャンム・カシミール州最大の地方「ラダック(Ladakh)」に残っている。

このラダック地方の土着宗教がタントラ教の影響を受けた密教で、いわゆるチベット仏教である。 ラダックには多数の仏教寺院、ゴンパがあり、全人口が敬けんな仏教徒である。

釈迦生誕の地に近く、「真言・天台両宗の源流」とも言える「敬けんな仏教徒の地ラダック地方」には、つい近代の英領インド時代に禁止されるまで「一妻多夫」の習慣があり、一人の妻を兄弟で共有していたが、それはチベット仏教においては「けっして教えには背いては居ない」のである。

つまり密教において、性はかなり「おおらかな扱い」であり、現在の日本人が意識する厳しい戒律は「無かった」のである。

元来性行為と言うものは、単に「男女が交われば良い」と言う即物的なものではない。 そこには精神的感情が介在する。 それも複雑で、一口に「愛」とばかりにかたずけられない。

性交の本質は、想像力をたくましくして、被虐心、加虐心、羞恥心に触覚、聴覚、視覚を駆使して、初めて上等な性感を得る。 つまり【右脳域】の本能的無意識の境地に入る為の「行」として捉えるのである。

人間の感性は複雑で、あらゆる情報を脳で処理する事で、結論を導きだす。従って、性的快感も単純ではなく、それに拠る精神的癒し効果も認められる。

つまり、性と精神はリンクしていて、人格の形成にも関与する重大事項と言えるのだが、これを「無理やり離して考えよう」と言う間違った傾向がある。 喜怒哀楽は人間の基本的な感性で、【右脳域】の思考である。 その内の「喜」を以って「楽」を為すのが、密教における性交呪詛所謂「歓喜法」に拠る「極楽浄土」の境地である。


人間は、性行為や食事、音楽や映像鑑賞の際に「ベータ・エンドロフィン」と呼ばれる快感ホルモン物質を分泌させ快感を得る。 言うなれば、宗教行為と性行為、音楽の演奏などは、ある意味同質の目的、快感ホルモン物質の分泌を促す為にある。

宗教に陶酔したり、音楽に聞き惚れたり、視覚、嗅覚、五感の刺激がこの快感ホルモン物質の分泌を促すのなら、人は神の教えで救われても不思議はない。 それを経験的に学習しているから、いかなる宗教にも音楽や雰囲気創りの演出は付き物で、そのトリップ状態は、けして否定すべき物でもない。

言うなれば、宗教行為と性行為が合体した真言密教立川流は、「究極の奥義」だったのではないだろうか?

この快感ホルモン物質がモルヒネと同じ作用を持つ「脳内麻薬」で、精神的ストレスの解消と肉体的老化防止の特効薬であり、必要なホルモン物質なので、健康な性行為の抑制は必ずしも人間の為にはならない。 当然の事ながら、気の持ち様で「自然治癒力が増す」などの奇蹟は現に症例が多いから、宗教の奇蹟も存在する。 真言密教では、この生物反応的効能を肯定して、「修験道に活用しよう」と考えた。


快感ホルモン物質が大量に分泌されると、人間はトリップ状態になる。

従ってかがり火の燃え盛る呪詛の場で、陀羅尼・呪文(オンマニ・ペドフム)が流れる荘厳な雰囲気の中、激しい性行為を繰り返す事によって、常人には無い激しい反応を見せる。 それが呪詛の効果で、真言密教で言う所の「極楽浄土」である。

その状態が「呪術の効果をもたらす為に必要だ」としていたから、立川流は成立した。 それにしても、呪詛の為に身体を提供して「歓喜法」を体現する呪詛巫女の存在は、現在の感覚では理解が難しい。

しかし、密教の教えの詰まる所は「空」である。 空に私心は無い。

有にしても無にしても、そこには私心が介在するから、空に成れば、如何なる行を求められても、それを不条理と思う事は無い。 実は、「気」も、奇跡と扱うには「ペテン染みた」物理現象である。 言わば、思い込み(既成概念)と言う物差しを外した所に奇跡とも思えるパワー現象が生じる。 しかし、そこに到達するには、「空」が要求されるのである。 その「空」に、成りおおせないのがまた、人間である。


行を施され、呪詛巫女が空に及ぶには、その行の厳しさに相応の覚悟が要る。女性の身体は不思議なもので、縛り上げて三日ほど変わる変わる攻め立てれば「脳で考える気持ち」とは別に、身体が性交の快感を覚えてしまう。

つまりそちらの感性は【右脳域】の本能的無意識が覚醒するからである。 そうなればしめたもので、女性から呪詛(性交)に応じる様になり、滞りなく行える呪詛巫女が完成する。 当初の呪詛巫女の仕込み方は大方そんな処である。

呪詛巫女の確保については多くの方法がある。 その一つが、前述した律令制における被差別階級として賤民の利用である。

奴婢として地方の豪族が所有し、基本的に家畜と同じ所有物扱いの私奴婢と呼ばれる身分の者の中から「婢」の身分の女性奴隷を選び出し、執拗に性交を施して極楽浄土を体現させ、呪詛巫女に仕立て上げた。

八百六年(大同元年)、ちょうど桓武天皇が崩御し、第一皇子が平城天皇として即位(八百六年)の準備をしていた頃、唐から帰国した空海(弘法大師)は高野山(和歌山県伊都郡高野町)に真言宗・総本山金剛峰寺を開山する。

仏教の発祥はご存知インドであるが、実を言うとインドには「密教」と呼ぶ言葉や宗派はない。 金剛乗(ヴァジュラヤーナ)、或るいは大乗(マハーヤーナ)等が相当しそうだが、厳密には意味がかなり異なっていて「伝播の途中で変化したものと」考えられる。

大陸での修行を終えた空海(弘法大師)は、持ち帰った経典に重さを付ける為に「密教呪法」の存在を強調し、その呪法効果を期待させる事に成功する。 当時の日本の指導階層は血統を重んじる氏族で、世継ぎを得る為には多くの妾を抱える社会だったから凡そ禁欲的な教えでは受け入れられない。

空海(弘法大師)の教えは、その教義の中で「人の世界の理性的な原因の世界」を肯定し、然る後に

「密教呪法」に拠り身に印契を結び(両手の指を様々に組み合わせる)、
口に真言(真実の言葉)陀羅尼を唱え、
心に本尊(大日如来)を念ずる

事により、仏の不思議な力で「煩悩にまみれた生身のまま成仏(即身成仏)出切る」としている。 その教えを秘密仏教、即ち「密教」と称し、教理と行に呪術的かつ具象的表現を伴う教義を成立させ、「潅頂」と言う入門の密教儀式をしていない者に師の許しなく真言や行の内容を軽々しく教えを説き伝える事を禁止してこれに反する行為は大罪としてその自戒を三昧耶と呼んでいる。

密教とは、「深遠な秘密の教え」の意味で日本では主として真言宗(東密)、天台宗(台密)と結び付いて発展した。 手に印を結び(手の指で種々の形をつくること)、口に真言・陀羅尼を唱え、心に本尊(大日如来)を念ずる事によって、仏の不思議な力により「煩悩にまみれた生身のまま成仏(即身成仏)できる」とされている。つまり本能(煩悩)で汚れた人々を、「真言・陀羅尼を唱える事で救う」と言う教えである。

この真言宗の教えの中の密教と日本古来の山岳信仰・神道などが結びついて、修験者が生まれている。修験者とは、修験道を修行する人で、山伏とも言い、修験道とは高山などで修行し、呪術(呪詛・まじないの力)を体得しようとする宗教である。

当然の事ながら、陰陽修験は呪詛を使う。 呪詛の目的は、それを行なう事に拠ってあらゆるものを操ろうとするものである。

修験道には、役小角を祖とし天台宗の本山派(天台山伏)、真言宗の当山派(真言山伏)などがある。 弘法大師(空海)、伝教大師(最澄)達が、我が国にもたらした密教は、強力な「現世利益の秘法」であったのだ。 本来の仏教は祈りによる現世利益で、まずは手っ取り早く長生きや裕福と言った幸せを願う物だった。

この現世利益については、現在の中国式寺院にその面影を見る。 お金に見立てた寺院発行の紙の束を、供え物として火にくべ、金持ちに成る様、先祖に祈るのだ。 そうした教えが、真言宗の密教として伝えられ、日本古来の山岳信仰・神道などが結びついて、陰陽修験の呪詛を使う真言密教・立川流が成立した。


真言密教立川流は陰陽修験の呪詛を使い、あらゆるものを操ろうとしてその呪詛の手段に性交の行を採用した。 立川流の教義は、真言宗の


「即身成仏・即事而真(そくじにしん・物そのものが真実)」、

「当相即道(とうそうそくどう)」


の意味は、「ありがたちそのままが理想」と言うであり、つまり「自然の欲望(煩悩)は自然な事である」としている。


「本有平等(ほんぬびょうどう)」の意味は

「本来もっているものが皆同じく真実を宿す」という真言を、男女二根の交会、

淫欲成就の妙境をそのまま「即身成仏の意味」

に解したもので、ごく自然な人間の命の営みを、素直に容認したものである。


この教義の根拠として「首拐厳経」、「理趣経」などが用いられて、なかでも「理趣経」の十七清浄句の、「欲望は浄らかなり〈大楽の法門〉」と言うその教えは「一切の法は清浄なり」と言う句門であった。この時点で、愛欲に対する罪悪の考え方はまったく存在しない。

「一切の法(手段)は清浄なり」を「男女の性交も清浄なり」と解すれば、良いのである。


如来は十七の清浄なる菩薩の境地を挙げて、男女交合の「妙適なる恍惚境」も、
欲望、箭の飛ぶ様に速く激しく働くのも、男女の触れ合いも異性を愛し堅くい抱き、男女相抱いて「縛(しば)ごう」と満足するも世の一切に自由である。

男女相抱いて「縛(しば)ごう」と満足するも世の一切に自由とは、解釈の仕方では現代で言うSM的な行為まで性愛の形として肯定している。 つまり、欲望に身をゆだねて「恍惚境」に入る事を、真言密教は教義として肯定しているのである。

それはそうだろう。 禁欲主義は生き物としての最も基本的な「種の保存本能」に矛盾している。


「全ての主である様な心地となる事」、
「欲心をもって異性を見る事」

も、また、

男女交合して「適悦なる快感を味わう事」、男女の愛、これらの全てを身に受けて生ずる「自慢の心」も、ものを荘厳る事、全て思うにまかせ「意滋沢ばしき事」、
満ち足りて光明に輝く事も、身体の快楽も、この世の色も、香も、ものの味もまた清浄なる菩薩の境地である。


と、立川流では、全てのものをその本質において積極的に肯定している。つまり色欲の煩悩を含めて、人間の存在が完全に清浄なもの、菩薩のものとして肯定されており、性欲肯定の句として知られている処である。

何が故に、これらの欲望の全てが「清浄なる菩薩の境地」となるのであろうか。

それは、菩薩が人々の【右脳域】に存在し、これらの欲望を始め世の一切の法は、「その本性は清浄なものだからである」と、自然に存在する性的欲望を菩薩のものとして肯定しているからである。

故にもし、真実を見る智慧の眼を開いて、これら全てを「あるがままに眺める」ならば、人は真実なる智慧の境地に到達し、全てに於いて「清浄ならざるはない境地」に至るのである。


真言宗開祖・弘法大師(空海)は、仏教とは異教である儒教を廃してその禁欲思想に攻撃こそすれ認めてはいない。 現代人の感覚では理解し難いかも知れないが、弘法大師・空海が日本に持ち帰った経典の中にインド・ヒンドゥー教の影響を受けた経典が多数含まれていた事も事実で、日本の初期密教の成立にヒンドゥー教の生命への畏怖を根源とした性的な教義が混ざっていて当たり前である。

つまり真言密教・立川流に拠ると、弘法大師・空海が持ち帰った真言密教の教義解釈は「性交に拠って穢れが浄化される」 と言う解釈なのである。


儒教の抑制的な考え方は人間の本質と矛盾する教えであるから、現実に起こり得る様々な事象を闇に葬るばかりで結果的に「在る事」を「無い」と建前で覆い隠すに過ぎず、何ら解決には至らないからである。

ところが、後世の真言宗僧侶達は時の権力におもねり、開祖・弘法大師(空海)の教えを翻して儒教の抑制的な考え方を取り入れて真言密教の王道たる立川流を「淫邪教」と廃し始め、弾圧の挙句その存在まで闇に葬った。

愛欲は生きる事の一部であり、後世に血脈を引き継ぐ原点である。

開祖・弘法大師(空海)が「あるがままに眺める」とした真言宗の抑制的改宗は、信念とは別の御都合主義の為せる業で教義を変節したのであり、人間の本質として必ず「在る事」を「無い」と建前で覆い隠して対処を放置する事こそ、現実に正面から向き合わない「邪教」ではないのか?


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3) 立川流の呪詛様式


立川流の経典は理趣経を習している。 そして呪詛を使い、あらゆるものを操ろうとしてその呪詛の手段に性交の行「歓喜行」を採用した。 邪神とされる荼枳尼天(だきにてん)を拝し、特に髑髏を本尊とする為、世間から邪教と解される原因と成っている。

確かに、髑髏の存在は「死と言う現実」を見せ付けられるものであり、並みの人間で有ればそれだけでも不快に感じるのは事実である。また、髑髏には生前のその持ち主の魂が宿っていそうで、精神的には犯すべからぬ畏怖の対象であるから、その辺りの抵抗感が存在して、違和感が生じても不思議はない。

にも関わらず、真言立川流が髑髏を本尊としたには、こうした精神的な意識に元付く既成概念そのものを、共通して一気に変革させる狙いを試みていたのではないのだろうか?

真言密教立川流の髑髏本尊は大頭、小頭、月輪行などの種類があり、この建立に使われる髑髏は、王や親などの貴人の髑髏、縫合線の全く無い髑髏、千頂と一千人の髑髏の上部を集めたもの、「法界髏(ほうかいろ)」と言う儀式を行って選ばれた髑髏を用いなければならない。

その様に選ばれた髑髏の表面に、女人の協力を得て、性交の際の和合水(精液と愛液の混ざった液)を幾千回も塗り、それを糊として金箔や銀箔を貼り、更に髑髏の内部に呪符を入れ、曼荼羅を書き、肉付けし、山海の珍味を供える。

しかもその七日七晩に及ぶ壮絶な「歓喜行」の間絶え間なく本尊の前で性交し、真言を唱えていなければならない。 こうして約七年間もの歳月を「歓喜行」に費やして作られた立川流の髑髏本尊はその位階に応じて「三種類の験力を現す」と言う。

下位ではあらゆる望みをかなえ、中位では夢でお告げを与え、上位のものでは言葉を発して「三千世界の全ての真理を語る」と言う強烈な現世利益の本尊である。


真言密教立川流の真髄は性交によって男女が真言宗の本尊、「大日如来と一体になる事」である。 立川流の金剛杵は特殊な金剛杵であり、片方が三鈷杵(さんこしょ)、もう片方が二鈷杵(にこしょ)になっている。 この金剛杵を割五鈷杵(わりごこしょ)と言う。

本堂のお勤め場所の周りに星型の結界が、蝋燭としめ縄で張られる。 しめ縄はいわば神の「結界占地」を標示するもで、神域に張られる事になっている。

蝋燭の炎は、「歓喜行」の間絶やす事は無い。

反言真言を唱え、星形の結界(五芒星)は陰陽師家、安倍晴明の判紋である。

格子状のしめ縄の結界は、九字紋と同じ形状であり、九字紋は横五本縦四本の線からなる格子形(九字護身法によってできる図形)をしている。 九字結界は、「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」を星型に配置し、その間を結んで五芒星(晴明判紋)となす。 安倍晴明判紋は晴明桔梗とも呼ばれ、五芒星と同じ形をしている。五芒星(九字護身法に拠って出来る図形)の意味は、一筆書きで元の位置に戻る事から、「生きて帰ってくる」と言う意味でもある。


「歓喜行」はこのしめ縄の結界の中で全ての障害を排して執り行うのである。呪法に使う髑髏にも、それなりの確りした仕度がいる。

亡なって間もない人頭を、丁寧に洗い清めて、真言を唱えながら漆を塗る。朱色を出すには「辰砂(水銀)」を使う。水銀と硫黄からなる硫化水銀鉱が、「辰砂」であり、細かく砕くと水銀朱の朱が取れる。

この「辰砂(水銀)」、弘法大師(空海)が多用していた事で知られている。

真言密教立川流に取って、朱は血の色であり、活力と蘇生の呪術には欠かせない。 仕上がったら、よく乾燥させ、上等な桐箱に収めて置く。

そして七日七晩に及ぶ壮絶な「歓喜行」を行い、八日目の朝、「開眼供養を迎える」と言う荒行である。

この本格的な「歓喜行」は、真言密教立川流の僧正が呪詛を用いる為に強力な呪力を有する淫液に塗れた髑髏本尊を会得させる為の物だった。これが、「髑髏本尊・歓喜法」と言う秘術である。

立会いの僧正や男女の信者達は、願主が「歓喜行」を行うを、眼前にて見守りながら「反魂真言」を絶やさず唱える。 一度達しても、茶吉尼(だきに)天の妖力の色香は強烈で、男はすぐにまた活気を取り戻す。

願主は真言密教秘伝の強壮の秘薬と食べ物をとりながら、和合と髑髏に和合水の塗布を続けて、七日目の深夜「結願」を迎える。


いよいよ「結願」を迎えた八日目に入った深夜十二時を過ぎからは、「開眼供養」を夜明けまで行う。 和合水と反魂香にまみれた髑髏の頭部に、金箔を幾重にも重ねて張り、口に紅、歯に銀箔を施し、作り物の眼球を入れて、最後に化粧するのだ。 その後、錦の袋に入れて七年間、願主が毎夜抱いて寝る。 願主が歓喜行をする時は傍らに捧げ、仮本尊となす。

八年目に、ようやく「髑髏本尊」が完成する。 この本尊に妖力が宿り、「呪詛祈願の達成効果を保持する」としていた。 陀羅尼・呪文(オンマニ・ペドフム)や反魂真言を唱えて、性交を繰り返す「歓喜行」は多分に異様である。

しかしこの淫靡な儀式の奥には、別の真実が隠れている。

理趣経は、「本来男性と女性の真の陰陽があって初めて物事が成る」と説いている。 この儀式に七年もの歳月がかかるのは、その過程で僧侶とその伴侶の女性が「大日如来」の導きで、悟りを得る事がその目的だからであり、何の事は無い互いの情が移る年月である。 そうなれば髑髏本尊は、単なるシンボリックな物に成ってしまうのである。


何故こうした信仰が成立するのか、種明かしをして置く。

人間は「恐怖心や高揚心、羞恥心」と言った興奮を背景にすると、普段の判断とは全く違う感覚で物事を受け止める。こうした興奮の心理的な影響は極論理的なものであるが、当事者は意外と「興奮に影響されている」とは思い到らずに「自分の正常な判断」と結論着けてしまう。 その興奮に影響される判断が、興奮が覚めても「正常な判断」と確信されて残る所に所謂「洗脳状態」に陥る状態が、信仰などに利用される心理的な手段である。


真言密教立川流、その教義は、遠く印度の仏教に遡る。 印度の仏教の教えの中に、白い狐に乗り移った茶吉尼天と言う魔女が、大日如来の教えで、「仏法諸天の仲間入りをした」と言うのがある。

これが日本では、後に稲荷神社に成る。 財産や福徳をもたらすとして信仰され、老舗の商家の奥庭に、祭られたりしていた。

当時の商人の考え方は、「商は長くやるもの」であり、家業、商売を代々繁栄させるのが使命であるため、老舗跡の跡継ぎの確保は重要だった。 その為には跡継ぎに困らない様に妾を持つほどの艶福家で無ければならず、性的パワーのある稲荷の社を祭ったのである。

つまり、幸せにしてくれる神様で、その茶吉尼天が、真言立川流の御本尊である。 茶吉尼天の法力を高める秘法が、密教の儀式である。 茶吉尼天の法力を高める為には、男女和合の性エネルギーのパワーが必要で有る。

つまり初期の仏教は、信じればご利益があると言う「現世利益」の教えで有ったものが、時代とともに変遷して、道徳教育的な目的から「悪行を積むと地獄に落ちる」と言う死後の利益に変わって行った。

一方で修験道師が村々に分け入って布教し、植え付けて行った矛盾とも取れる「おおらかな性意識」は、庶民の中で生き続けていた。

真言密教立川流の本尊・荼枳尼天(だきに天)は、元々はインドのヒンドゥー教の女神で、「荼枳尼天」は梵語のダーキニー(英字:Dakini)を音訳したもので、ヒンドゥー教ではカーリー(インド神話の女神/仏教・大黒天女)の眷属とされる。

このヒンドゥー教の女神が仏教に取り入れられ、荼枳尼天は仏教の神となる。元々は農業神であったが、インドの後期密教においては、タントラやシャクティ信仰の影響で、 荼枳尼天は裸体像で髑髏などを抱えもつ女神の姿で描かれるようになって、後に性や愛欲を司る神とされ、さらには人肉、もしくは生きた人間の心臓を食らう夜叉神とされるようになった。


荼枳尼天は、自由自在の通力を有し、六ヶ月前に人の死を知り、その人の心臓をとってこれを食べると言われたが、その荼枳尼天が、大日如来が化身した大黒天によって調伏されて、仏教神となって「死者の心臓であれば食べる事を許された」とされる。

日本では鎌倉時代から南北朝時代にかけて、荼枳尼天は、性愛を司る神と解釈された為、その男女の和合で「法力を得る」とする真言密教立川流と言う密教の一派が形成され、荼枳尼天を祀り、髑髏を本尊とし性交の儀式を以って即身成仏を体現したとされる流派が興隆を極めた。


真言密教と陰陽道を究めた人物に仁海(じんかい)僧正がいる。醍醐寺隨心院は、九百九十一年(平安時代中期・正暦二年)に雨僧正と呼ばれていた仁海僧正によって建立され、千二百二十九に門跡寺院となった真言宗善通寺派の大本山である。「雨僧正」と呼ばれ、占術の祈祷で「祈雨祈願に成功した」とされる仁海僧正は和泉国の小豪族の家に生まれ、七歳で高野山に上る。 そこで、占星術を身につけ、学僧としても、知られるようになる。

仁海はしばしば五行の考えに基づく易を使う。安倍晴明より少し後の時代に活躍した仁海は、しばしば五行の考えに基づく易を使う。 このことは当時の僧侶が仏教の経典だけではなく、中国の「易経」のような中国特有の古典にも通じていたことを示している。 仁海僧正の私生活を「生臭坊主であった」とする評があるが、それは当時の僧を後世の常識感覚で評するからである。

そもそも、日本の神官や僧侶は、長い事氏族が武士や官僚と兼務していたもので、勢力争いもするし女性も抱く。 高僧と言えども例外ではないから、正妻を置いたかどうかを問わなければ、江戸期以前の僧侶は全て「生臭坊主」である。 と言うよりも、「女性との交わりを呪詛パワーの源」と言う解釈が、密教に於いては為されていたのである。


陰陽師の見蓮に、仁寛が密教の秘術を伝授して、かれこれ百年に成ろうとする頃、北条(平)政子が心血を注いで礎を作った流石の鎌倉幕府執権・北条得宗家も、代を重ねて落日を迎えようとしていた。 鎌倉幕府が弱体化していた頃、敵対していた勘解由小路(賀茂)家と土御門(安倍)家の両家は天皇の皇統護持の為に和解している。


◆真言密教立川流・南北朝との関わり

北条(平)政子が心血を注いで築きあげた「鎌倉幕府執権・北条得宗家」も、体制百三十年余りを数えて独裁への反感も膨れ上がり、流石に屋台骨が揺らぎ、「時節到来」と倒幕の機運も、静かに盛り上がりつつあった。

そんな時に、皇位に目覚めた後醍醐天皇(第九十六代)が、突如現れた。 それは取りも直さず、地に潜っていた「勘解由小路党」を、そして幕府御家人衆に甘んじていた「源氏の血筋」を目覚めさせる事となった。

この後醍醐天皇(第九十六代)、まさしく密教の申し子だったのである。

京都醍醐寺は、皇統・大覚寺統(後の南朝)を護持する為の寺であり、後醍醐天皇の支えだった。その醍醐寺は、真言密教の教義を支持していた。 従って後醍醐天皇は、真言密教を信奉していたのである。


本来、男女の交合は尊い物である。男女の陰陽を現世の基本として、人々の生活の向上、平和と幸福を願う呪詛(法力)の為のエネルギーの源が、男女交合の歓喜パワーであり、密教理念としていた。 この教義を後醍醐天皇が信奉した事は、彼がしごく「人間的であった」と言う事である。

真言密教の理念は、けして浮ついた邪教ではない。 至極まじめで、日本に入って来た初期の頃の真言宗の教えの一部として、間違いなく存在した。

それはそうだろう、武器を携えて破壊と殺戮に行くよりよほど良い。 精神的な愛に於いて、性交はあってもなくても良い。そして独占欲はそれも愛情で有るが、それが愛情の全てではない。 その違いが判らないと、大人の対応は出来ない。

全てに拘束を欲する愛情もあれば、全てを赦す愛情もある。 難しい所で有るが、愛し方はそれぞれで、自分と違うからと言って、愛が無いとも言いきれない。

空海(弘法大師)が唐から伝えた経典では、何よりも性に対する位置づけが「生命力パワー」と言う前向きな思想からなっている。 真言密教でも、その「生命力パワー」は認められていた。


京都醍醐寺に文観弘真と言う僧侶がいた。彼は先人で有る仁寛僧正を信奉し、その弟子が興した見蓮の真言密教立川流を継承していた。

勿論同じ醍醐寺に、文観弘真に対立する勢力もある。後醍醐天皇(第九十六代)と文観弘真僧正が結び付けば、当然反対派もまた結び付くのが世の習いである。


話は、鎌倉時代末期の事である。

後宇多上皇(第九一代)の皇子・尊治親王(後醍醐天皇)は宋学者の玄恵や文観から宋学の講義を受け、宋学の提唱する大義名分論に心酔し、鎌倉幕府の倒幕を目指し、宋の様な専制国家の樹立を志した。

千三百十七年の文保の御和談に於いて花園天皇から譲位され践祚(せんそ)した尊治親王(後醍醐天皇)は野心満々で、平安時代の聖代(延喜帝・醍醐天皇や天暦帝・村上天皇の政治)のような復古的天皇親政を行うべく、当時の醍醐天皇(第六十代)に肖って自ら後醍醐天皇(第九十六代)と名乗り、手初めに父である後宇多上皇が行っていた院政を停止させ、天皇としての実権を確立した。


鎌倉時代末期、北条寺の僧・道順から真言密教立川流の奥義を学んだ文観は、「験力無双の仁」との評判を得ていた。 これを耳にした後醍醐天皇は彼を召し抱え、自身の護持僧とした。 文観僧正は、後醍醐天皇に真言密教立川流を直伝する。

茶吉尼天のイメージが演出され、衣服の透ける様な美女姿を宮中に現し、天皇は絶倫になる。 退屈な宮中生活にあって、これが「楽しくない」筈はない。

若き天皇は好色でこの教えを痛く気に入り、自ら実践する事で極楽浄土を体感し、教義は宮中に広がった。 後醍醐天皇の相手と成った女妾、女官も数多く、皇子・皇女と認められただけで、十六人に及ぶ親王、内親王を設けている。

つまり、「皇統を繋ぐには親王が多いに越した事は無い」と言う事態に見舞われたのだ。 「勘解由小路党の女人(白拍子)」も天皇相手に、歓喜の行で大活躍したのかも知しれないが、詳しい記述はない。 唯、夜な夜な「おごそかな歓喜儀式が、宮中で盛大に執り行われた」と、想像にするに難くない。

「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」は、九字呪法である。 そして男女による「歓喜法」で「極楽浄土」を体現する。 その強烈なパワーを持って、四方に幸せをもたらす。

この教えに傾倒した後醍醐天皇は真言密教立川流を保護し、文観を政務の補佐役にする。 文観の権力は強くなり、一時、日本中に真言立川流は広がって行った。


この辺から、雲行きが怪しくなる。

真言立川流が、余りの隆盛を見せた事で、真言宗右派(禁欲派)が嫉妬し、文観の立川流(左派)から、宗派の最高権力を奪取すべく行動を起こす「きつかけ」と成った。 右派が、後醍醐天皇の対立相手、大覚寺(持明院統方)と組んだのである。 これは、宗教上の権力争いで、醍醐寺統(後醍醐天皇)と左派(真言立川流)連合が勝っていれば、その後の日本の宗教観は変わっていたかも知れない。 「菩薩の境地」が、精神的抵抗無く庶民のものに成っていたかも知れないのだ。

だが、醍醐党が破れ真言立川流は衰退して行った。 つまり、負けた方が「弾圧された」のである。 そこに至る経過が、南北朝並立の争いとリンクしていた。


文観は、当時としては珍しく、八十歳と言う長寿を全うしたそうである。 文観は死期を迎える僅か前まで、村娘を相手に日々のお勤めを欠かさず、真言密教立川流を守っていたのだ。

真言密教立川流(真言宗左派)は、対立する宗教勢力(真言宗右派)と結び付いた政治勢力(北朝方)が、南朝方に勝利すると、倫理観を前面に出して「淫邪教」の烙印を押されてしまった。

所が、本来の立川流の教義の形成経緯は、密教の命の持つ力(パワー)に対する純粋な信仰心と土着の呪術・占術を一体化した修験密教の教義を、誓約(うけい)の概念をも含めて理論武装し、再構築したもので、ただ単に淫蕩な目的の宗教では無いのである。

真言宗右派(反立川流禁欲派)と北朝(持明院統・光明天皇)、足利尊氏派が、真言宗左派(密教立川流・文観弘真僧正)と南朝(大覚寺統・後醍醐帝)、新田義貞・北畠顕家派に勝利し、文観僧正に拠って頂点を極めた真言密教立川流は、急速に衰えて行く。

元々、仏教と儒教は異なる宗教であるから、仏教・真言宗の開祖・弘法大師(空海)が儒教を否定した。 その開祖・弘法大師否定した儒教思想を、主流と成った真言宗右派は、チャッカリ教義に取り入れて真言密教立川流を邪教とし禁欲の教義を広めた為、安土地桃山期には立川流はほとんど無くなり、江戸初期には完全に消滅してしまった。

後醍醐天皇が吉野へ逃れ、足利氏と持明院統(北朝)が勢力を拡大すると、醍醐寺大覚寺統の「真言密教立川流」は徹底的に弾圧されて先細りと成り、やがて衰退して消滅している。

弘法大師(空海)がもたらした真言密教の、鎌倉初期に封印された教えには、性は「生きる為の活力の元」と書いてある経典も数多くあった。真言密教に大きく影響を及ぼした理趣経の経典は、その基礎に大陸での「妙見信仰」がある。

実はこの妙見信仰は弘法大師・空海が経典として持ち帰る前に、既に大陸からの移住者(渡来人)達に拠って先行して伝来し普及していた。 そして列島独自の原始宗教と習合し、陰陽修験道として集成していたのである。 そうした経緯から、弘法大師・空海の真言密教は陰陽修験道とは一体化の道を辿り、総本山金剛峰寺は修験道の修行の地と成るのである。

さて妙見信仰の伝来当初は、渡来人の多い南河内など辺りでの信仰であった様だが、次第に畿内などに広まって行った。 しかし朝廷の統制下にない信仰であった為、統治者としての統制が取れない。 神の威光で統治する朝廷にとって、庶民の間で勝手に広がった「妙見信仰」は危険な存在だった。

七百九十六年(延暦十五年・平安遷都直後)に妙見信仰最大の行事「北辰祭(妙見祭)」を禁止した。表だった理由は「風紀の乱れ」であった。

これは何を意味するのか?

庶民の間に、男女の交わりを指す隠語として「お祭りをする。」と言う用法がある。 本来、信心深いはずの庶民の間で、神の罰当たりも恐れず使われていたこの言葉の意味は、何故なのだろうか?

命を繋ぐこの行為を、「ふしだらなもの」ではなく、「神聖なもの」と捉えられていたからに他ならない。 元々「生み出す」と言う行為は神の成せる業で、それを願う行為が「お祭り(性交)」なのである。

気が付くと、神前で挙げる結婚の原点が此処に垣間見れる。 日本における所謂庶民参加の祭り行事のルーツは、北斗妙見(明星)信仰が源であり、陰陽修験の犬神信仰の影響を受けているから大抵その本質は「乱交闇祭り文化」である。

つまり、建前(本音はただの性欲のはけ口かも知れないが?)子供(命)を授かる事が豊作を祈る神事であるからだ。

例えば、京都・宇治の「暗闇祭り」、今でこそ暗闇で御輿を担ぐ程度であるが、昔は暗闇で、相手構わず男女が情を通ずる為の場だった。 京都府宇治の県神社の「くらやみ祭り」は、明治維新まで無礼講の祭りだったのである。

こうした事例は何も珍しい事ではなく、日本全国で普通に存在する事である。


◆【私の愛した日本の性文化】


当時の庶民感覚は、元々「性」に対しておおらかだった。 信仰が庶民に浸透して行くには、それなりの現世利益が必要で、「北辰祭(妙見祭)」は、当時の庶民が日頃の憂さをおおっぴらに晴らす有り難い行事として、「大いに支持された」と言う事だろう。 そこまで行かなくても、若い男女がめぐり合う数少ないチャンスが、「祭り」の闇で有った事は否定出来ない。


朝廷の「北辰祭(妙見祭)」禁止から十年、八百六年(大同元年)唐から帰国した空海(弘法大師)は高野山(和歌山県伊都郡高野町)に真言宗・総本山金剛峰寺を開山する。 空海(弘法大師)が信徒獲得の為に目を付けたのが、北辰祭(妙見祭)禁止に対する「庶民の不満」である。


空海の教えは、

身に印契を結び(両手の指を様々に組み合わせる事)、
口に真(真実の言葉)を唱え、心に本尊(大日如来)を念ずる事

により「即身成仏(煩悩にまみれた生身のままでも救われる)に成る事が出来る。」として「性」を積極的に肯定している。

この妙見信仰や、修験道と結び付いた弘法大師(空海)の真言密教は庶民にも浸透して行った。

そもそも密教には、人間は「汚れたものではない」と言う「自性清浄(本覚思想)」と言う考えがある。 真言立川流が弘法大師(空海)の「東密(真言密教)の流れを汲む」とされるのに対し、
伝教大師(最澄)の台密(天台宗の密教)でも男女の性交を以って成仏とし、摩多羅神を本尊とする「玄旨帰命壇」と言う一派があった事からも、性交を通じて即身成仏に至ろうとする解釈が密教中に存在したのは確かである。
http://jiyodan.exblog.jp/7936468/

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/883.html#c1

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
336. 中川隆[6607] koaQ7Jey 2017年2月10日 07:25:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7066]

個人投資家は今のマーケットに参加する必要なし
市場は「晴れ、ときどき台風」晴れ間があってもいまは「冬」
2017年2月10日 居林 通

トランプ米大統領の登場を、市場はまずは前向きに受け止めました。それを受けて前回(「投資は“トランプ旋風”に乗るか、逃げるか?」)お話をお聞きしたのですが、居林さんは「乗らない。風は吹いているが、北風だ」とおっしゃいました。

 国内最優先の路線が支持されて大統領になるトランプ氏は、世界が不景気になっても自国の景気を優先するでしょう。具体的にはドル安政策であり、自国製品優先主義になると見ます。
居林:はい。「ここまで言って外したら大恥ですけどね。恥をかくリスクはあるけれど、言わないのは罪だと思うので」申し上げました。

 今回お話ししたいことは2つ。「市場を一つの見方だけで見るのは危険だ」ということ、そして「個人投資家の方は、株式市場に参加しなくてよい時がある」ということです。

ダウ平均株価が2万ドルを超えて、市場はまだまだ強気のように見えます。「理屈ではおかしい。けれど、ここで買わないのはもったいないのでは」と、投資家ならば考えたくなる局面では。

居林:2つの理由から、個人投資家の人は今のマーケットに参加する必要がないと思います。第1は、前回にも指摘しましたが、現在の日本株マーケットは「トランプ大統領がアメリカの景気を良くするので、円安になる」という期待値でできていることです。

 トランプ大統領の政策がアメリカ経済にとって良いことだとしても、日本経済、日本の企業収益に良いことかどうかは大いに疑問が残ります。つまり、株価が上がるシナリオに疑念を持っています。第二に、これが今回のメインポイントですが、マーケットが良いニュースをフルに織り込んでいる(PERが16倍程度になっている)時に、さらなる上値を追いかける必要はないのではないかと思う点です。

PERが16倍、ということは、居林さんのセオリー(PERは13〜14倍が適正、詳しくは「或るプライベートバンカーの株価の読み方」)からいくと、かなり上回ってきた。

居林:はい。ということは、多くの投資家が期待していることは、すでに株価に織り込まれているのではないでしょうか? そうなると、リスクとリターンを考えると、リスクが大きいのではないでしょうか? そんな風に私は考えます。

 一方、個人投資家には休む自由があるのです。機関投資家と個人投資家の一番の違いはここです。個人投資家が情報量で勝る機関投資家に勝つためには、無駄な勝負をしないことです。

上昇局面ではどう考える?

 去年はマーケットに参加するタイミングが2、3回ありました。年初の原油の急落時、BREXIT(ブリクジット、英国が国民投票でEU離脱を決定)の時、そして102円まで円高に振れた時です。まさに、「本当に株価は戻るのか?」と、胃薬を飲みながらがんばって買う状況でした。

 今はみなさん「もう大丈夫だよね」と胃薬を薬箱にしまって、喜んでいるところでしょうか。でも、こういう時こそ、少なくともトレーディングのポジションは利益を確定して、マーケットのセンチメントの変化を注視するときなのだと思います。ここは胃薬ではなく、投資哲学が必要なところです。

「相場が高すぎたら売り、低すぎたら買う」の前者の局面にいると。

居林:「株価は企業業績の関数で、適正水準はPERで判断できる」というのが私の考えで、そこから上でも下でも大きく離れたときは、投資のチャンスです。ブリクジットやトランプ政権誕生などで株価は大きく動きますが、政治が株価に与えるインパクトはどんなに大きくても一時的です。誰かが悲鳴を上げたら、利益が期待できるチャンスと考えるべき。「パニックで株価が下がった時はリスク対リターンのコストパフォーマンスがいい。頑張って買おう。胃薬を握りしめて」です。

現状のような、上昇相場の局面ではどう考えますか。

居林:今は大切な時期です。市場がユーフォリア(多幸感)の中にいる。そういうときにはどうするか。株価が上がる可能性があれば買いたくなりますよね。しかし、市場に影響を及ぼすリスク要因は引き続き存在しているのです。

あ。そりゃそうか。

居林:リスクが無くなったから株価が上がっている、というわけではなく、市場参加者がリスクが減ったと「感じている」だけなのです。よって株価もPERが上がっていくわけですが、もし上がったとしても、その株価上昇から得られるリターンはリスクを多めに負担していることになります。私の見方では「コスパが悪い投資」ということになります。

 休むも投資なのだと思います。株式投資というのはスポーツと違って、全員勝者になる時期もあれば、全員敗者にもなり得ます。上値があって下値が少ないのが良い投資環境であって、下値があって上値が少ない投資環境だと思ったら引き下がることも必要だと思います。

なるほど。

上がる週と下がる週の数は同じ

居林:ひとつ図を見て頂きましょう。

過去10年間の日経平均(週次)のプラスマイナスの分布

居林:上の図は過去10年間の日経平均の週次のプラスマイナスを示したものです。プラスの週とマイナスの週は見事に半分ずつ、なおかつきれいに正規分布しています。

本当だ。上がる週と下がる週の数は対象形なんですね。

居林:しかし、我々投資家は、下がり続けると「もう上がらないのではないか」とか、上がり続けていると「来週も上がるだろう」とか考えてしまいがちです。結局は上がる週と下がる週の数が同じ、という事実を受け入れて、下がりすぎなのか、上がりすぎなのかを自分で判断するツールを用意すべきなのです。それが、投資哲学であり、胃薬と同時に投資家には必要不可欠なものだと思います。

 ただ、投資哲学(と胃薬)を持つ上でいちばん難しいのは、投資は詰まるところ行動だ、という点にあります。

え?

居林:人間はいつも目先のものごとを大きく捉えます。そして、それに基づいて行動したくなるんです。今、相場が上昇局面にある。理屈ではおかしい。でも、自分もその波に乗りたくてたまらない。まさしく「わかっちゃいるけど、やめられない」です。

 でも、投資を趣味ではなく仕事として行うのであれば、目先ではなく、自分の哲学、信念、意思を優先させねばなりません。そして、自分の行動を、自分の信念や意思と同一にできるのは偉大な人です。これがどんなに難しいのかは、ダイエット、マラソン、英語学習などなどを考えてみればわかります。 これらを達成するために、ほかの人が何をやっているのかは、あまり、いやほとんど関係がありません。 

わかっちゃいるけどやってしまう

…たしかに、意思は現実に負けやすい。投資もそうだとは思いませんでした。

居林:株式投資も一緒ですよ。「わかっちゃいるけど、やめられない」を、やめなければいけない。

 今は皆さん株式を買いたくなっていますよね。株価はまだ上がりそうだと。でも、企業業績が好調だったにも関わらず、ブリクジットで安くなった時はなかなか手が出なかった。原油もそうです。一時は1バレルあたり26ドルでした。今は55ドルになっています。26ドルのころも、平均採掘コストは40ドルだったのに。利益を期待するなら、そういう時、つまり「リスクが安く買えるとき」に買うべきです。

リスクが安く買える、ですか。それが「コスパがいい時」ですね。

居林:そうです。ついでに言いますと、株式を買うことに「所有する喜び」はありません。

仕事柄、買ったことがないので分かりませんが、そういうものなんですか。

居林:「クルマを持っていると、コスパが悪い」といわれて「所有する喜びがあるじゃないか」という反論がありますよね。でも、投資家ならば問うべきなのです。「そう? では、所有する喜びはいくらになるの? 例えばレンタル料金よりいくら上乗せするの?」と。

あああ。なるほど。

株は「リスクを買う」ものだ

居林:REIT(不動産投資信託)はちょっと別かもしれませんけれど、基本的に私は、株を買うとは「リスクを買う」ことだと思います。投資家にとって、株式投資で得るものは「リスク」と「リターン」の可能性です。ほとんどの個人投資家にとつて株価は「リスク」「将来のリターン」の値段であって、会社の一部を所有することの対価ではありませんよね。損するかもしれないリスクを負って、リターンを得ようと参戦する。そこに「所有する喜び」のような定性的な意味を持ち込むと、理屈で割り切れず、迷いが生じます。

 投資家は、まず自分の行動原理を決める。それは自分の哲学によって決める。私の場合はそれが「株価は企業業績の関数で、それ以外は中長期的には一時的な作用」というわけです。

 今の市場環境について私と同じ意見でなくてもまったく構いません。しかし、せっかくこの連載を読んで下さっている方には、「周りの人がみんな買いだと言っているから、私も株を買う」という行動はとってほしくないのです。

「リスクを買う」とのことですが、株価は変動しますが、リスクの量も増減するんじゃないでしょうか。先ほどおっしゃった、「政治リスクは一時的」というのは「本当かな」と思うんですが。

居林:「投資リスクは常にある。そして、その量はほぼ一定」くらいに考えた方がいいと思います。歴史を振り返れば、同じようなリスクを前にも経験し、吸収していることがほとんどだからです。例えば英国のEU離脱(=ブリクジット)の際の経緯と市場の反応は、1998年のEU創設のためのマーストリヒト条約への、英国の批准をめぐる騒ぎとそっくりです。

「買わない=幸せを逃がしている」

面白いですね。ということは「史上初だ」とみんなが思っている出来事には、ちょっと眉唾だと見たほうがいいのかな。

居林:でも、乗せられてしまうのですよ。

 たとえば今日は冬にしては暖かい、気温が20度になりそうな日ですね。ジャケット一枚で外を歩ける。「じゃ、明日はもっと温かくなるな」と、Tシャツで出社しますか?

風邪を引きます。

居林:そう。誰もそんな馬鹿なことはしない。「たまたま温かくなっただけ」と判断する。季節が冬だと理解しているからですね。「2月に夏は来ない」と。ところが、季節が目に見えない相場では、暖かい日が数日続くと「夏が来るのか!」と、Tシャツを着る人が出てくる。株価は(何度も申し上げているように)意外に少数の市場参加者の動向で動くので、「あれ? Tシャツを着たほうがいいのかな?」とダウンジャケットを脱ぐ人が出てきた。

吹雪がきたら全員風邪を引く、と。じゃあ、いまは「夏気分」の人がTシャツになって、それを「どうしようかな」と様子見している人が現れている、そんな感じでしょうか。

居林:ためらい、それでも「このまま夏になったらどうしよう」と思うわけです。

居林:天気ならば分かりやすくても、相場は、みんながハッピーになっていると「自分だけ乗り遅れているのではないか?」となって、自らの哲学で決めた通りに行動するのが難しい。

 それに、株価が上がっていると売り急がない。なぜか。幸せな気分が続き、そこに「所有する喜び」が生まれてしまうんです。これが下げ始めてから売るときは逆になって、「こんな株、持っていなければよかった」となって、一部の人が売ると、他の人が引っ張られ「人より先に売ろう」になるのですけれどね。

そこから解脱して、哲学で判断するには。

居林:繰り返しになりますけど、株式は、「リスクという代金を払って将来のリターンを買う」ゲームに参加するためのチケットだと考えることでしょうか。なぜ参加したのかと言えば「この程度のリスクを負うが、ここまでのリターンが期待できるから」ですよね。

リスクまで計算して買うのが正しい

あっ、「儲かるから」じゃダメなんですか?

居林:買うときに、リスクとリターンがどの程度なのか考えないのは、「真冬にTシャツ」ですよ。

 「XX%のリターンを期待できる、なぜならばこれらの理由が」ということはみんな言えるのです。でも、「それにどんなリスクがあるの? うまくいかないとどの程度の損になるの?」を言う人はまずいない。たとえば「配当があるから株価が下がってもマイナスXX%で済みます」などと言えれば、これは「下値がなくて上値がある」よい投資なんです。リスクとリターンを買う、というのは、上値だけでなく下値まで考えて買うことです。

なるほど…。ところで、いまの市場は春夏秋冬のどこでしょう?

居林:要するに、その時期の下値と上値が分かれば季節が分かります。もちろんどこかに書いてあるわけではなくて、そこを自分の哲学、私の場合は、企業業績をみて季節を予測するわけですが。

 今は、冬に向かっていると思います。企業業績のトレンドに大きな変化がない状況で、トランプ政権による米国自国主義の台頭は世界経済にとってマイナス要素にもなりかねない、と私は考えているからです。従って、いかに暖かい日があっても、ダウンを脱いでTシャツになってはダメです。

 前回の繰り返しになりますが、トランプ氏は米国の景気を最優先する、いや、せざるを得ない大統領です。たしかに米国景気はよくなるだろうけれど、そのために世界経済は大きなダメージを受け可能性がある。米国金利上昇による円安を期待する方もいますけれど、金利を上げれば米国の景気が冷えますから、トランプ政権はそちらには向きにくい。

 いまダウンを脱いでいる方は、トランプ政権が(米国の)景気を良くすることを過剰評価し、それしか目に入っていないんです。もっと大きな視点で見れば、米国は景気回復が10年つづくスーパーサイクルの中にあります。結構なことですが、株価が上がっているということは、リスクの値段が高くなり続けている、とも言えますね。

じゃ、下がる前に売れば?

つい、上昇局面だと悪いことが起きないような気がしますが…。

居林:みんながハッピーになっているときにこそ、起こり得るリスクを見なければいけません。「起こり得るリスクの可能性は大きく変わらない」のです。低下しているように見えるのは感覚によるマジック、簡単に言えば慣れです。

 聞いた話ですが、釣り堀で釣られたお魚は、元に戻してもしばらくは懲りて餌を食べないそうです。ところが、2週間もするとまた釣られるんだとか。

ああ、よく分かります。

居林:というわけで、現在の市場では少数派になりますが、私の判断は「利益確定」。少なくとも買いではない。

ひとつお聞きしたいのですが、ここまで聴いて「下がるから買うな、というけれど、下がる前に売ればいいじゃないか」と思う方も多いのではないでしょうか。

居林:おっしゃるとおりです。高いときに買って、もっと高いところで売る短期トレーダー的な手法ももちろんあります。長年この世界にいますので、信じられないくらいの才能を持つ、まさに天才を何人か目にしました。「株価が上昇し始めたところで乗って、天井につく前に降りればいい」という理屈も正しい。できる、と思うならどうぞ、わたしにはそういう才能がないのでやれません、他の方にも勧めません、というお話です。

 私のようなバリュー投資か、グロースか。「長期的に生き残れるのは全員バリュービレッジの出身だ」とウォーレン・バフェットが言ってまして、私の好きな言葉なんです(笑)。

 別の分け方をすると、投資哲学として、コントラリアン(逆張り)、波乗り(順張り)、両方(スイッチ)という分け方もあります。運用会社で25年の経験がありますが、長い目で見ると、私はコントラリアンですね。それも、強い馬のオッズがいいときに賭けている。懐かしの「クイズダービー」で言えば、はらたいらさんがたまたま調子が悪くて、倍率が上がったときに賭ける、みたいな。

篠沢教授が20倍、には?

居林:絶対行きません。冷静に考えれば当然ですよね。でも、「投資は行動」なので、目の前の20倍に釣られるのです。そこで釣られないために哲学がいる。

投資は10年単位の勝ち残り戦

なるほど。ところで「長期的に生き残れるのは」という、長期とは何年くらいですか?

居林:私は、長期というのは10年単位だと思っています。株式投資を仕事としてやるなら10年勝ち続けねばならない勝ち残り戦。参戦自体にコストがかかるので、それを上回る利益を上げられるかどうか。10年平均して勝ち続けないと意味がない。

 先ほど見て頂きましたが、日経平均のヒストグラムを長期で取ると、きれいに正規分布になるんですよ。過去10年、266週でプラスマイナス。きれいに対象形になります。もちろん、時には行きすぎたブラックスワンの日もあり、そこだけをみんなが覚えている。1998年に破綻したLTCMもその点では正しかった。

ロシア通貨危機が短期で収まると見越して投資したんでしたっけ。

居林:はい、長期的には正しい予測でしたが、レバレッジをかけ過ぎて予測が実現する前に破綻してしまいました。統計的異常値に注意し、逆張りしてもいいが全力でかけず、アベレージの世界に住んでいることを忘れずに、というのが教訓でしょうか。マーケットは明日もある。「今日は撤退でいい」と決めるのが大切です。

そういえば、居林さんの「撤退」についてのお話はまだお聞きしていませんね。

居林:撤退、利食い、損切りをどうするのか、は大きなテーマです。昨年は、いつマーケットに入るのか、の話を良くしました。この後は出方ですね。どう出口戦略を執行すべきか、そして我慢するべきか。次回にお話ししましょうか。最後に一言。売った後も上がるともう一回買い直したくなるんだけど、そこはぐっとこらえてください。


このコラムについて

市場は「晴れ、ときどき台風」
いわゆる「アナリスト」や「経済評論家」ではなく、「実際に売買の現場にいる人」が書く、市場の動きと未来予測です。筆者はUBS証券ウェルス・マネジメント本部日本株リサーチヘッドの居林通さん。そのときそのときの相場の動きと、金融市場全体に通底する考え方の両面から、「パニックに流されず、パニックを利用する」手法を学んでいきましょう。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/020500004/020900010/?P=1 

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c336

[お知らせ・管理21] 2017年2月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
16. 中川隆[6608] koaQ7Jey 2017年2月10日 07:45:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7067]
中川隆です。 何時もお世話になります。

私のオーディオ関係の投稿で引用元からクレームが付きました:

2. Re:無題

>阿修羅掲示板 中川隆さん

削除依頼はしましたが

なんとかして消して下さい

なんとかして消してください。勝手に乗せられたら困ります。訴訟も考えています

irony 2017-02-10 00:07:21
http://ameblo.jp/507576/entry-12246149673.html#cbox


つきましては、以下のスレをスレごと削除して頂けないでしょうか:


JBL や マッキントッシュ を使っていると音楽も音もわからなくなる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/449.html

old JBL の世界 _ JBL に憧れるのは日本人だけ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/421.html

90dB以下の低能率スピーカーを使っていると音楽も音もわからなくなる
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/436.html

高級アンプの世界 _ 元祖オーディオ・オタク マーク・レヴィンソン
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/491.html

オールド マークレビンソン (Mark Levinson)
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/653.html

カウンターポイント (COUNTER POINT )
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/652.html


宜しくお願い致します
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/476.html#c16

[お知らせ・管理21] 2017年2月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
17. 中川隆[6609] koaQ7Jey 2017年2月10日 08:11:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7068]

追記

これも削除して下さい:

ティム デ パラビッチーニの世界  
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/404.html


色々お手数をお掛けして申し訳ございません

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/476.html#c17

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18. 中川隆[6610] koaQ7Jey 2017年2月10日 08:17:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7069]

再追記


現在・過去を通して、原音を遥かに上回る霊妙な音を奏でたスピーカーは QUAD ESL63 だけだが…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/216.html


も削除して下さい
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/476.html#c18

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19. 中川隆[6611] koaQ7Jey 2017年2月10日 08:24:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7070]

大昔の伝説のプリアンプは絶対に買ってはいけない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/626.html

プリアンプは必要か?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/625.html

も削除して下さい
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/476.html#c19

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20. 中川隆[6612] koaQ7Jey 2017年2月10日 09:49:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7071]

アンティーク オーディオの世界 _ オーディオ・メーカはなぜ堕落してゆくのか?
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/483.html

スピーカの最高峰 B&W Original Nautilus _ 音響は完璧でも…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/202.html

B&W は音楽を聴く為のスピーカーではない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/206.html


も完全削除して下さい


>>16, >>17, >>18, >>19 の削除理由は以下の通りだそうです:


6. Re:このスレも阿修羅掲示板に削除依頼を出しておきました

>阿修羅掲示板 中川隆さん

いや、最近色々とまずいことになっているんですよ。

正直リンク先とリンク先のブログ名の引用がないならそれほど問題ではないのですが、後になって問題になってはまずいから消している記事が多いのですが、ずっと残ると逆に困るんです。引用先など書かないでおいてくれた方が良かったんです。
irony 2017-02-10 08:50:45
http://ameblo.jp/507576/entry-12246149673.html#cbox



http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/476.html#c20

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21. 中川隆[6613] koaQ7Jey 2017年2月10日 10:13:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7072]

次の二つも完全削除して下さい

真空管聴きくらべ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/442.html

山中湖 ペンション すももの木 _ 3極管シングルアンプの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/425.html


お手数お掛けして申し訳ありません



http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/476.html#c21

[リバイバル3] 「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? 中川隆
71. 中川隆[6614] koaQ7Jey 2017年2月10日 14:35:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7073]

2017年02月10日
サラリーマン大家の9割は赤字 成功者はセミプロ

頑張って経営して、数年後に計算したら赤字という事がよくある

サラリーマン大家の9割は赤字で終える

2011年の地震で底値をつけた不動産価格は上昇し続け、素人オーナーブームで多くの人が参入しました。

だが結局、そうした素人オーナーやサラリーマン大家の9割が赤字を抱えているという。

複数のアパートを経営し、家賃収入数千万円を誇示する人が多く居ますが、彼らも利益を得ているかは分からない。


不動産投資を現金でする人はおらず、土地の値上がり率を除けばアパート経営は利益率が低いビジネスだからです。

ほとんどの賃貸アパートやマンションの利益率は、税金や手数料や経費を差し引くと5%以下で、プラスなら御の字というところです。

赤字になる原因の大きな部分が建物で、土地は腐らないが建物は日々腐っていきます。


日本の税制評価ではどんな建物も20年で無価値になり、取り壊し費用分を差し引かないと売れなくなります。

賃貸物件だと入居者に貸し出せる状態なら価値が出るが、年々家賃を下げないと空室率が上昇していきます。

家賃を下げると入居者は集まるが、そうすると「ガラが悪い人」や面倒くさい人が集まってきます。


古くなるにつれて修繕が必要になり、みすぼらしいままだと入居者がつかず、空室率が増えていきます。

入居者を集める為には、入居時の敷金礼金保証金手数料などを思い切って下げるが、さらに利益率を下げる。

それでも不動産会社が「捨てた」物件を一般の人が購入して素人オーナーになっているが、重要な要素を見逃す事が多い。

不動産で成功する人は1割

アパート経営には定期的に巡回したり交渉したり、何かと手間が掛かり、管理会社に丸投げすると高い管理費を取られます。

プロの不動産業者は自分の人件費が出ない物件を手放すが、一般の人はそこまでは考えない。

入居者トラブル、設備の故障、資金繰りなどアパートオーナーは意外に苦労が絶えない。


一念発起してアパート経営者になり、数年後にローンを払い終わって計算したら、結局赤字だったという例が非常に多い。

アパートの建物は老朽化するので、手放すときの価格は購入価格よりもかなり低いはずで、売買手数料を含めると儲かるとは限りません。

だから本職の不動産屋が買わなかった訳で、もし自分の人件費を時給で含めたら確実に赤字になるでしょう。


一般の人の不動産投資は、実に9割が失敗に終わり、成功する人は1割だとされています。

株式投資などでも、結局生涯通算してプラスで終える人は1割程度だといわれていて、ほとんどボランティア活動です。

不動産投資は値下がりしていく物件の価値や経費や税金を、家賃収入で補って利益をえるモデルで、最終的にはオバケ屋敷になって終わります。


金融庁によると不動産融資は過剰融資になっていて、物件の供給数もこれからは過剰になっていくと考えられています。

正確にいうと「良い場所のマンション」は今後も不足するが、「不便なアパート」は既に飽和状態になっています。

「サラリーマン大家」で誰でも何もせず儲かると投資を煽ったが、そんな上手い話はどこにも無かった筈でした。


成功した人は居るものの、彼らはセミプロのように取り組んでいて、交渉やリフォームなど簡単に真似出来ないような武器を持っていました。
http://thutmose.blog.jp/archives/69236981.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c71

[政治・選挙・NHK220] 小沢 一郎 「次の選挙はどんでん返しでまた逆になりますから,期待してください」(銅のはしご) 赤かぶ
32. 中川隆[6615] koaQ7Jey 2017年2月10日 14:46:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7074]
>>31

トランプ氏を担ぎだした、米国を裏で仕切る新勢力の正体

トランプ氏の政治的背景


今週は、いよいよ本命視されてきたドナルド・トランプ共和党大統領候補の政治的背景につきまして、お話ししたいと思います。

政策もほとんど語らず、その場しのぎのポピュリストであると言われているドナルド・トランプの政治母体は、選挙対策本部のほとんどが、AFP出身者であることから、実は明確です。AFPは、「アメリカン・フォー・プロスペリティ」という草の根団体ですが、実際は違います。このAFPを事実上運営しているのは、全世界最大の非公開企業コーク一族(いちぞく)なのです。

コーク一族は、反ホワイトハウス、反ワシントン・システムを掲げるリバタリアンで、近年では、ティーパーティー運動の仕掛け人としても、名前が大きく挙がりました。コーク一族は非公開企業であるゆえ(兄弟で10兆円を超える資産を保有しています)、ウォール街との関係も大きくなく、反ウォール街的な意味合いも強く持っています。

そして、コーク一族は今までに何度もハッキリと「共和党を乗っ取る」と公言していました。そのコーク一族による「共和党乗っ取り計画」の神輿がドナルド・トランプだ、と言いたいところですが、事実はもう少し複雑です。

ここで、近年の米国共和党主流派の変遷を見直したいと思います。2001年時点での米国共和党は、ブッシュ政権で保守エスタブリッシュメント+宗教右派でしたが、そこをネオコンが乗っ取り、戦争へと突入しました。その後、2010年を前後してティーパーティが乗っ取りを試み、ここで共和党は多様化しました。この時点の共和党は、保守エスタブリッシュメント=やや衰退、宗教右派=変わらず、ネオコン(軍産複合体)=かなり衰退、そしてティーパーティ=大きく勢力拡大と、かなり複雑化することになり、新旧勢力の交代も行われることになります。

同じように米国共和党と呼応する日本の自民党は、ブッシュの保守エスタブリッシュメント+ネオコンのブッシュ=小泉政権、そして遅れてきたネオコンの安倍政権と引き継がれますが、現在、主力になりつつあるティーパーティや新興リバタリアン勢力に呼応する政権がありません。ティーパーティは、その存在意義からしても日本の呼応を求めていないものとも考えられますが、もちろん、米国民主党と呼応する日本の政権もないのが現状ですので、今後日米関係が良くなるわけがありません。

さて、2016年共和党大統領候補は、旧主力派だった保守エスタブリッシュメントからジェブ・ブッシュ、宗教右派からテッド・クルーズ、ネオコンからマルコ・ルビオ、リバタリアンからスコット・ウォーカーと候補が立ちましたが、現在、共和党の新主力派であるティーパーティーが、ふたつに分派しました。そのひとつの勢力で、コーク兄弟と袂を分かち合った一群が担ぎ出したのが、ドナルド・トランプなのです。

それゆえ、元々ティーパーティーの基盤だったAFPから、トランプの選挙対策チームが形成されることになりました。ここには、「大金を投じて草の根を演出する」別名「人工芝」チームが多くいます。この「人工芝」チームが、現在のトランプ旋風を全米で巻き起こしているのです。

彼らの戦術は実に巧みで、最新のテクノロジーを駆使し、常に市場を分析しています。特に相手候補を打ち負かす広告投入手法は見事で、2014年の中間選挙では、AFPが資金投じた候補の95%を当選させました。現在のトランプは、AFP同様反ワシントン・システム、反ウォール街、反エスタブリッシュメントであり、それゆえ選対幹部にはエスタブリッシュメントの基盤であるアイビーリーグ出身者がひとりもいません。この点では、民主党から出馬しているサンダースと近いものがあります。これを日本に置き換えれば、東大法学部が作った霞が関システムに対して、トランプもサンダースも大きく反対の狼煙を上げていると言えるでしょう。

もし、今年の2016年米国大統領選挙でトランプが勝たなくとも、4年後まで、このままのウォール街とエスタブリッシュメントによる「アメリカ式システム」が維持できるとは考えられません。

米国は、言うならばOSを、全面的に入れ替えようとしているのです。それゆえ米国に近しい国家、または個人は、米国同様にOSを入れ替えるか、大きなアップデートが今後急速に必要だと思われます。なぜなら、もし今回の選挙でトランプが負けるとしても、4年後に必ず大きなチェンジに直面するからです。それは、「政治家による政治」の終焉を意味するのです。

なるほどティーパーティーの裏には反ウォール街、反エスタブリッシュメントのコーク一族がいた。
そしてそこから枝分かれした人工芝チーム。
人工知能などのテクノロジーを駆使する一派がトランプさんを支えてる。

しかし、ワタスはかなり前から奴らの一族は研究してる方ですが、コーク一族など知りませんでした。

こんな本も出てるようです。

アメリカの真の支配者 コーク一族

posted with カエレバ

ダニエル・シュルマン 講談社 2015-12-09


Amazon

現代版ロックフェラー、アメリカの真の支配者?

以下、世界の長者番付(フォーブス誌2016年版)です。
http://memorva.jp/ranking/forbes/forbes_world_billionaires_2016_world.php

世界
順位 名前 名前(読み) 関連 国籍 年齢 資産
(10億$) 資産
(兆円)
1 Bill Gates ビル・ゲイツ マイクロソフト アメリカ 60 75.0 8.48
2 Amancio Ortega アマンシオ・オルテガ ザラ スペイン 79 67.0 7.57
3 Warren Buffett ウォーレン・バフェット バークシャー・ハサウェイ アメリカ 85 60.8 6.87
4 Carlos Slim Helu カルロス・スリム テレフォノス・デ・メヒコ メキシコ 76 50.0 5.65
5 Jeff Bezos ジェフ・ベゾス アマゾン アメリカ 52 45.2 5.11
6 Mark Zuckerberg マーク・ザッカーバーグ フェイスブック アメリカ 31 44.6 5.04
7 Larry Ellison ラリー・エリソン オラクル アメリカ 71 43.6 4.93
8 Michael Bloomberg マイケル・ブルームバーグ ブルームバーグ アメリカ 74 40.0 4.52
9 Charles Koch チャールズ・コーク コーク・インダストリーズ アメリカ 80 39.6 4.47
9 David Koch デイヴィッド・コーク コーク・インダストリーズ アメリカ 75 39.6 4.47
11 Liliane Bettencourt リリアンヌ・ベッタンクール ロレアル フランス 93 36.1 4.08
12 Larry Page ラリー・ペイジ グーグル アメリカ 42 35.2 3.98

これを見ると9位にコーク兄弟が入ってます。

ただ兄弟合わせて資産10兆円。
ビルゲイツさんよりは上ですが、ロスチャイルドとかロックフェラーさんなどに比べれば吹けば飛ぶレベルです。

調べるとコークさんはあの化学会社デュポンを買収したりしてますが、
真の支配者というには規模が小さ過ぎます。

以下はコーク一族のネットワーク図のようです。

このネットワーク図にはケイトー研究所というのがあります。

これはコーク一族が作ったリバタリアン系シンクタンクですね。
で、他に関係するシンクタンクがないか見たら、上のネットワーク図にHeritage Foundation(ヘリテージ財団)が入ってます。

ヘリテージ財団か。
と思って、いろいろ調べたところどうもコーク一族の裏は、メロン財閥がいるようです。

なるほど。コーク一族=メロン財閥。

メロン財閥というのはアメリカ4大財閥の一つです。
アメリカ4大財閥とは、メロン財閥、デュポン財閥、モルガン財閥、ロックフェラー財閥です。

メロン財閥はあのカーネーギー・メロン大学を作り、
銀行で言うとバンク・オブ・ニューヨーク・メロンがあり軍需産業でいうとグラマン等々があります。

日本の陰謀論者はなぜかロックフェラーばかり取り上げるのですが、
メロン財閥はロックフェラーも上回ると言われているのです。

で、以下は、メロン財閥当主のリチャード・メロン・スカイフさんです。


ただ、この人は2014年に癌で死亡してます。
なんと、あのロックフェラー財閥のリチャード・ロックフェラーさん(飛行機の墜落事故で死亡)と同時期に死んでます。
なぜ時期が一緒なのか。
もしかしてロックフェラーVSメロンで潰しあった?

2014年2月頃というのは銀行家が大量死している時期でした。
その昔、ワタスはこんな記事を書いてました。


銀行家が大勢死んでいるようです
http://golden-tamatama.com/blog-entry-1366.html

リチャード・メロン・スカイフさんはどうも暗殺されてしまったようですた。

で、ティーパーティーが分派しはじめてるのもどうもその頃からのようです。
メロン財閥がコントロールできなくなってティーパーティーが分派した。
で、コーク兄弟と袂を分かち合った一群がドナルド・トランプさんを担ぎだしているように見える。

確かにトランプさんを担いでるのはロックフェラーでもないし、メロンでもないように見える。
なにか、アメリカでは既存の財閥と全然関係ないグループが出てきているように見えます。
http://www.asyura2.com/17/senkyo220/msg/416.html#c32

[番外地6] 米ネオコンとは? 中川隆
6. 中川隆[6616] koaQ7Jey 2017年2月10日 15:38:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7075]
2017.02.10
トランプ政権の国務副長官候補として名前の挙がっているエイブラムズは犯罪に手を染めたネオコン


ロシアとの関係改善を嫌う勢力、つまりヒラリー・クリントンを担いでいた人びとはドナルド・トランプ政権の国務副長官にネオコンのエリオット・エイブラムズを押し込もうとしているとする情報が流れている。

 若い頃、エイブラムズはネオコンのゆりかご的な存在だったヘンリー・スクープ・ジャクソン上院議員の事務所で働いているが、その事務所の顧問だった人物がCIAの内部でソ連に関する偽情報を発信していたチームBを率いていたハーバード大学のリチャード・パイプス教授。そこにはリチャード・パール、ダグラス・フェイス、エイブラム・シュルスキーなど、後にネオコンの中核メンバーを形成する人びとも所属していた。

 ロナルド・レーガン政権になるとエイブラムズは国務次官補に就任、イラン・コントラ事件(イランへの武器密輸とニカラグアの反政府ゲリラに対する違法な支援)に連座することになった。次のジョージ・H・W・ブッシュ政権では大統領特別補佐官、その息子のジョージ・W・ブッシュ政権では中東問題担当の主席顧問を務めている。レーガン政権でエイブラムズはロバート・ケーガンらと一緒に情報操作のテクニックを学んでいるが、その師にあたる人物がCIAのウォルター・レイモンド。

 ビル・クリントン政権ではネオコンの影響力が低下、戦争にも消極的になる。その中で好戦的な姿勢を維持していたマデリン・オルブライト(ズビグネフ・ブレジンスキーの教え子)やネオコンのビクトリア・ヌランド(ロバート・ケーガンの妻)を政権内へ引き入れ、大統領を戦争へと導く役割を果たしたと言われているのがビルの妻、ヒラリーだ。

 クリントン政権が戦争へと傾く切っ掛けは国務長官の交代。1997年にウォーレン・クリストファーからオルブライトへ替わり、好戦的な雰囲気が強まった。その翌年、ネオコン系シンクタンクのPNACはイラクが大量破壊兵器を使えないようにし、サダム・フセインを排除するべきだとする内容の手紙をクリントン大統領へ送っている。その手紙にサインしたひとりがエイブラムズだ。

 ブッシュ・ジュニアが大統領になり、ニューヨークの世界貿易センターやバージニア州アーリントンにある国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃された翌年、2002年にベネズエラのウゴ・チャベス大統領を排除することを目的としたクーデターが試みられた。

 そのクーデターの黒幕として名前が挙がっているのは、オットー・ライク、ジョン・ネグロポンテ、そしてエイブラムズだ。アメリカの武官、例えばジェームズ・ロジャーズ中佐の関与も指摘されている。クーデターの際、アメリカ海軍がベネズエラ沖で待機、新政権は実業家のペドロ・カルモナを中心に組閣されることになっていたという。

 エイブラムズをどのように扱うかは、トランプ政権がどの程度ネオコンに浸食されているかを判断する材料になる。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201702100000/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/751.html#c6

[お知らせ・管理21] 2017年2月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
24. 中川隆[6617] koaQ7Jey 2017年2月10日 17:15:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7076]
阿修羅管理人様

中川隆です。

>>16, >>17, >>18, >>19,>>20, >>21 の削除依頼、早速の対応ありがとうございました

今後共宜しくお願い致します。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/476.html#c24

[近代史02] 中国人のこういう所が大好き 中川隆
73. 中川隆[6618] koaQ7Jey 2017年2月10日 19:27:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7077]

2017年02月10日
中国造船業 赤字で生産し輸出世界一

共産主義は最大限の生産をするシステムで、減産はできないようになっている
20160920-06260670
引用:http://img.recordchina.co.jp/thumbs/m720/201609/20160920-06260670.jpg


日中韓造船業の苦戦振り

かつて日中韓が造船大国世界一の座をかけて争っていたが、この1年で様相が激変しています。

2016年9月に韓国最大のの韓進(ハンジン)海運が経営破たんし、海運業の苦境が表面化しました。

2016年にジェトロが発表した世界貿易統計では、2015年の貿易額は12.7%減の16兆ドルでした。

          


2016年の世界貿易はまだ出ていないものの、中国の貿易総額が6.8%減、アメリカも4%減(推定)、日本は11%減などとなっている。

世界経済の悪化を背景に貿易額が減少している上に、物の貿易が減少しサービスの割合が増えている。

石油や自動車は減少し、ソフトウェアやアニメなど輸送する必要がない商品の取引金額が増加した。


韓国の造船業はサムスン、大宇、ヒュンダイの「御三家」が安い人件費を背景に日本から受注を奪ったが、今では倒産や合併が囁かれている。

国家破綻して通貨のウォンが暴落したのを良い事に、低価格を武器に1999年から日本を受注額で上回っていました。

だが2016年末の受注残高は日本は2006万4千トン(835隻)、韓国1989万トン(473隻)で日本が上回りました。


受注残高は受注したがまだ引き渡していない数で、今後の業績を予想でき、2017年以降は日本の総受注数が韓国を上回る可能性が高い。

2016年の総受注数は中国351万3千トン、韓国157万2千トン、日本111万5千トンという順位になった。

だが世界一の順位競争より重要なのは3カ国の大手造船企業がどれも赤字経営な事で、大赤字を出して世界一を取っても意味がない。

共産主義の造船所とは

韓国は3位の大宇造船が倒産寸前、ヒュンダイは親会社の現代グループは既に存在せず、支援を受けられない。

サムスンもスマホの出火騒動などで今後の情勢が厳しくなると予想され、造船部門は赤字経営を続けています。

韓国の造船会社は経費削減のためにリストラや設備縮小、賃金の未払いなどを行っていて、韓国の雇用悪化に一役買っている。


その韓国を倒して世界一になった中国の造船業だが、他の産業と同じく過剰設備、過剰生産、過剰輸出で市場を崩壊させました。

共産主義制度では「増産」だけが評価され「減産」するとマイナスどころか犯罪行為で、工場長が共産党に無断で減産したら逮捕されます。

北朝鮮の工場を連想すると分かるが、増産は表彰され減産は処罰されるので、何でも最大限過剰生産します。


この国家体制は世界大戦の時には機能し、ソ連はドイツを物量で圧倒したが、増やしたものを減産する制度は存在しないのです。

だから中国は必ず船でも鉄鋼でも自動車でも何でも、限界まで生産して市場が崩壊し、工場が破綻するまで増産し続けます。

レアアースは今でも中国が世界の9割を生産しているのに、減産ができないので密輸品が世界に溢れて価格が暴落したままです。


中国の大手造船所は全て国営か元国営、あるいは共産党が経営に関与する準国営企業になっています。

他に小さい造船所が無数に存在し、過剰生産の原因になっていて、政府は生産調整を奨励している。

2015年のピーク時から生産能力を半減させる予定だが、実現してもまだ生産能力が余りまくっています。
http://thutmose.blog.jp/archives/69249929.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/289.html#c73

[文化2] アンティーク オーディオの世界 _ オーディオ・メーカはなぜ堕落してゆくのか? 中川隆
6. 中川隆[6619] koaQ7Jey 2017年2月10日 20:29:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7078]

上記スレの大部分は削除して新スレを建てる事にしました。


最初はスピーカー史上で最高の音質を誇る奇跡のスピーカー


伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/745.html#c6

[文化2] アンティーク オーディオの世界 _ オーディオ・メーカはなぜ堕落してゆくのか? 中川隆
7. 中川隆[6620] koaQ7Jey 2017年2月10日 21:45:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7079]

伝説のデッカ デコラ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/683.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/745.html#c7
[文化2] アンティーク オーディオの世界 _ オーディオ・メーカはなぜ堕落してゆくのか? 中川隆
8. 中川隆[6621] koaQ7Jey 2017年2月10日 22:06:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7080]

伝説の ソナス ファベール ガルネリ・オマージュ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/684.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/745.html#c8
[リバイバル3] 伝説のデッカ デコラ 中川隆
1. 中川隆[6622] koaQ7Jey 2017年2月10日 22:35:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7081]

オーディオ・マエストロ デコラと電蓄 2009年9月記
http://www.audio-maestro.com/luochi_sui_shii.html

2ウェイ、3ウェイスピーカではウーハやツィータそれぞれに適した信号を入れる必要があります。これをマルチウェイスピーカシステムといいますがこの方式は古くから存在したようです。

おそくても1930年までにはあったようでイギリス時代のハートレーは一般家庭用として1931年には46センチウーハと25センチウーハによる2ウェイスピーカを発表していました。ウエスタンに代表されるトーキーサウンド用途には無論それ以前から取り入れられていました。


マルチウェイスピーカは一台のアンプの信号をネットワークで分離するのですがそれにはコイル(L)とコンデンサー(C)を使うのです。コイルは低音域では抵抗値が少なく高音域では増えるという性質があります。コンデンサはその逆の性質をもちます。コイルとコンデンサーを用いたLCネットワークではその性質を利用して高音域と低音域をわけるのです。


Lを一つ、Cを一つ使ってスピーカーと組み合わせた場合を考えましょう。スピーカに直列にLを入れると高音になるに従ってLの抵抗値は増えていきます。するとスピーカに加わる電圧は高音になればなるほど下がるので音量は低下します。Cを入れれば低音ではCの抵抗値は高いので音量は少なく、高音になればなるほど増大します。


LをウーハにつなぎCをツィータにつなぐとこれでマルチウェイスピーカとして動作するわけですが、LやCの素子が一つだと1オクターブで6dBの変化が生じるわけです。


1オクターブの変化量は6dB 、12dB 、18dBが普通ですが稀に24dB 型も存在します。例えばケリ−のリボンツィータは24dB型ですし一部のスーパーウーハなどにもあります。不要な帯域を鋭く遮断するには変化量を大きくすればいいのですがそのためにはLやCの数を増やさないといけません。それは音質劣化に繋がることが多いのです。でもそうしないと帯域外の音が悪影響を及ぼしたりスピーカそのものが破損する可能性が高いので、やむをえずそうしないといけない時もあります。たとえばリボンツィータでは遮断カーブを緩やかにすると遮断周波数を高くしないかぎり直ちにリボンが破損するのです。


さてクロスオーバ周波数という言葉は御存知でしょう。ウーハやツィータをクロスさせる周波数をそういうのですがそれぞれのレベルが3dB下がったところを一致させて、そこをクロスオーバポイントといいます。そこから以降をオクターブ6dBで変化させるものを6db型、18dBで変化させるものを18dB型といいます。前述のように英ワイアレスワールドをはじめ戦前の「無線と実験」などにも以上のことは出ていますし一部の超マニアの間やWE などではこれは常識でもあったようです。


日本でも一部のスーパマニアは1930年代から楽しんでいたようです。一般書の記述としては白州正子氏の青山二郎伝記書が目を引きます。氏によると太平洋戦争前にすでに青山二郎は伊豆にあった別邸で低音高音に多数(おそらく10個程度)のスピーカを並べた大型システムを聴いていたようです。

白州正子が指摘しているように戦後書かれた小林秀雄のモオツァルトはこの壮大なマルチウエイの青山電蓄を聴いてその音に触発されたことが切っ掛けの一つになったことは間違いありません。小林秀雄は戦前からのオーディオファンであり五味康祐や瀬川冬樹に多大な影響を与えたことは良く知られています。

小林秀雄全集にも収録されている評論「蓄音機」では五味の狂人ぶりを優しくからかっており、そのことを五味は大層光栄に思ったようです。小林は五味のことをバスタオルと渾名し「この種の狂人は嫌いではない」と書いていて、戦中戦後のある時期骨董に狂った自分に五味を重ねて見ていたようです。大先生に誉められたことがよほど五味は嬉しかったのでしょうかSS誌に書かれた文章には時折そのことに触れておられます。その経緯を知らないと気付きにくく読んでも何のことか分からない書き方ではありますが。


瀬川冬樹は創刊まもない頃のSS誌で、ゴッホ美術館で手持ちの複製画の本物を見た時その本物は所蔵の複製画の複製に見えた、という小林秀雄の有名な一文を引いてオーディオ論を展開していました。今日眺めても極めて優れたオーディオ論で、瀬川畢生の名論文だとおもいます。

蛇足ながら小林秀雄は評論「蓄音機」でオーディオ趣味が壊滅しつつある50数年後の今を、途中の隆盛の時期を含めてほぼ正確に予想していてその鋭い推論推察に全く脱帽せずは居られません。瀬川冬樹も五味康祐も自分が滅んだ後にはいずれそうなると分かっていたとおもいます。


脇道にそれると思いますが瀬川冬樹氏の名論文は1960年頃のラジオ技術誌の「私のリスニングルーム」、しばらくあとの「M夫人のクレオさん」(クレデンザのこと、M夫人は福岡で御健在)、1960年代半ばのラ技連載の一連の「これからのステレオ装置」などであり、個人的には1970年代の瀬川さんは抜け殻としか思えないのです。それは瀬川さんも分かっていたようです。

お亡くなりになる直前のことですが倉敷在住のIさんに、ぼくはもうだめなんだ、体もだめだしオーデイオも堕落してしまったんだ、今一度昔に帰りたい、45とアキシオム80に戻りたい、そのために80は8本用意しているんだが、、、と述懐されたそうです。

瀬川さんのピークはJBLの蜂の巣ホーンをお使いになられたマルチアンプ時代の頃まででしょう。Iさんからその話を伺った時、なぜか太宰治を想いました。氏が癌に侵されていることはそのころは既に衆知のことでした。しばらくしてお亡くなりになったのですが大村一郎としてはS字状結腸にできた腫瘍で亡くなったとしても瀬川冬樹としてはそうではないと思ったものです。


五味康祐もそうかもしれません。五味のオーディオのピークは1950年代半ばの芸術新潮連載「五味康祐LP帳」のころです。その時代に散々し尽したからこそ1963年に始まったあの「西方の音」(これは西方浄土からきてきるのでサイホウと読む)では達観の境地に達しているわけです。

オートグラフが最高と仰るのは散々道楽をして来たから言えることでオートグラフはいわば釣り道楽の「ふな釣り」に相当するのではありませんか。「西方の音」P21にある京都「四明岳」での詩人Yさんの話は、「五味康祐LP帳」では自分のこととしてもっと生々しく赤裸々にお書きになられていました。東大泉のリスニングルームの「浄」という書はむろん浄土からきているものですが、LP帳からの10年ほどの歳月がいかほどのものかが偲ばれます。あのリスニングルームは五味にとって西方浄土の地であったのでしょう。

連載が始まってしばらく経った頃あの不幸な交通事故があったのです。その頃中学生だった私はなぜかそれを伝えるニュースを覚えています。たしか日曜日の昼のNHKニュースでした。氏愛用のいすゞヒルマンミンクスのブレーキはとても効きにくいという後日談もなぜか記憶にあります。あの事故で連載は一時中断されました。そして事故前と事故後は明らかに変わってきています。事故前はオーディオ的であり事故後は音楽的哲学的であるのです。

単行本「西方の音」は芸術新潮に数年に渡り連載されたものを要約してまとめたもので巻頭はあの「シュワンのカタログ」であります。でも芸術新潮連載第一回目はテレフンケンS8のことでした。そのことでもお分かりのように単行本では再編集や要約はかなり為されています。連載の初期はオーディオの側面が強く、単行本では文学的に昇華しているようです。ですから1963年から65年までの芸術新潮を図書館などで御覧になられたらオーディオ的には新たな大きな発見があるのではと思います。LP帳は単行本化されていません。


「西方の音」で一番どこが五味さんらしいところか、別の言い方をすると、どこが「バスタオル」的かといえばここでしょう。こういう五味のひたむきで純粋な打ち込み方を小林秀雄はするどく見抜き、評価していたのだと思います。P178


ー白状すると、あの交通事故以来、私の経済状態でアンプに四十万円の出費は苦しい。売るものは蔵書しかない。文学を売るにひとしい。それでも格段に音が良ければ買わざるを得ないのだ。そういう打ち込み方を、つまり、生き方を今日まで私はして来た人間だ。文学に音楽が必要ないなら、そういう文学は私に必要なかったまでのことだ。ー


お亡くなりになる数年前に某青年のことを、気になる点がないではないがと評されたことがあります。文学に音楽が必要ないなら、そういう文学は私に必要なかったまでのことだ。ぼくはそういう生き方をしてきた。君にそういう覚悟はあるのか と言いたかったのでしょう。音楽を捨てて文学に走る人だと見たに違いありません。某人の部屋の写真をみると文庫本が山のごとく写っていました。

誤解してほしくはありませんが文庫本を否定するものではありません。私も大抵は文庫本ですが、でもこれは人に見せるものではありません。取材時は隠すものです。文庫本を売ってもジーメンスは買えませんがジーメンスを売ると本物の本は買えます。でもジーメンスを売ったお金で彼は優れた文学が書けたのでしょうか。日本文学、つきつめれば純文学というものは生半可なことでは書けないことを教えたかったのでしょう。


ほとんど最晩年になりますが、芸術新潮に太宰治のことを書いた文が一部の太宰ファンの間でおおきな問題になったことがあります。同情と愛情を込めた文であることは明らかですが、神聖視するファンにとってはこれは許し難いことだったのかもしれません。

わたくしは文士達の文学修行の厳しさをそこに見ました。今でもそういう苦労をされている方は多いようです。もう20年近く前になりますがSS社でライターの仕事をしておられた方が見事に芥川賞を取られたことがあります。HiVi編集人だったある人がことのほか喜ばれ、とても新潮社には及ばないが我が社も一流出版社のハシクレになったと言っていたことが印象に残りました。芥川賞をとってそれで終わりとなる作家は多いのですがその人は社会現象を捉えた本が大ベストセラーになり流行語にもなって隆々と御活躍です。


さて小林秀雄は1950年代末にはパイオニアの無指向性スピーカと思われるものを使っていてその後はテレフンケンの電蓄(S8ではなくオーパス)を買い、晩年にはタンノイ3LZをQUADとEMTで鳴らされていました。

小林がテレフンケン電蓄を買った時、文学仲間の大岡昇平が負けじと同じものを買い1963年頃の芸術新潮に「わがテレフンケン」というエッセイを書いていました。

蛇足ながら白州正子氏は女性ながらデッカステレオデコラをお持ちになられていました。入手にあたっては奔走したそうで、青山が付けた渾名の「韋駄天お正」にふさわしいものでしょう。今それは湘南にお住まいのエンスージャストの手元にあります。

女性ではチェンバリストK女史もお持ちだったそうです。これはアメリカから運んできたそうで送料が高かったと聞き及びますがコラーロは60Hz仕様だったのでしょうか?。

60Hz用コラーロはわたくしも所蔵していますから多分そうだったと思いますが。新潮社の重鎮S氏が数年前にお亡くなりになられたとき芸術新潮の追悼記事に伝説のそのデコラの全貌が出ていたので実機の様子や部屋の光景を御覧の方も多いでしょう。プレーヤは相当以前にコラーロから別のものに代わっているのが残念です。

この辺りの芸術新潮はまだ古書店でも入手が容易ですし大抵の図書館でも閲覧可能です。五味の骨折りでS氏入手の後、新品のデコラは5台入ったようです。コラーロ装備のものは全100台製造ですが白州正子所蔵のものはコラーロ付きです。でもこれがその五台の中の一台かどうかは知りません。

ずいぶん古いSS誌別冊には五十嵐さんが「デコラに御辞儀をする」を書かれています。これがデコラをさらに有名にしたのでしょう。でも記事中の写真の機械は五十嵐さん所有のものではありません。これは記事用にSS社が入手したものですがプレーヤは除外されています。

デッカは100台製造したあとにも少し作ったのでこれはその時期のものです。でも100台外のものではプレーヤはコラーロ以外のものが多いようでガラード301やガラードオートチェンジャがついているようでした。それでは純正デコラとはいい難いので外して撮影した、と聞き及びます。これは数年前までSS社の倉庫にあったそうですがいまは某人の手元にあると聞きます。

五十嵐所蔵品だったデッカステレオデコラ。新品として到来した最初の5台の中の1台

デッカステレオデコラの弱点はコラーロの耐久性とプリアンプ初段の真空管8D8にあります。

8D8をEF-86や6267で代用することは大いに問題があります。どうしてかといいますとヒータが6.3V/0.15Aの8D8をEF-86(6.3V/0.2A)で置き換えると出力管EL34のバイアス回路が適切に動かないからです。

デコラではヒータの直流点火回路はEL-34のバイアス回路と共用になっているのです。そこでバイアス回路の都合にあわせるとこんどは EF-86のヒータ電圧が不足するので本来のデコラの音はしません。

8D8は英STC社(ブランド名ブライマ)だけが作った真空管でもはや市場では入手が極めて困難です。五十嵐さんは英ベントレーエレクトリックに100本特注したことがあるそうですがノイズの点などで全数使えなかったそうでした。でもそのベントレー社の8D8は、そのことを聞き付けた東京大学宇宙航空研究所が欣喜雀躍として全部持っていったそうでした。プリアンプ初段部用途以外では使えたのです。

基準を緩めればあるいは全数良品の部類に入っていたのかも知れません。白州正子由来のステレオデコラは今はヒータ電源部を別にしているそうです。そうするとEF-86でもなんとか使用できます。

音色はどうしても異なるのですがいくら8D8でもノイズが出ると使うことは出来ませんからこればかりは仕方がありません。

カメラ研究家としても高名なオーナはラジオ技術誌でも活躍した方ですのでこの辺りの工夫はお手のものだったと思います。この先達もデコラ以前はオールホーンシステムでした。

それぞれ時期が異なる3つの8D8。ブライマのカタログから消えたのは1970年代初期。


左側は最後期だが右側の最初期と比べてもプリント文字以外はほとんど差はない。


でも同時期のムラードEF-86と比較すると内部構造は相当異なる。本来の用途はわからないが極めて低雑音なのが特徴。音質はまったく無類。お勧めしないがQUAD22には挿して使うことが出来る。

五十嵐さんはSさんを中心とした五味さん、小林さん、西条卓夫さん、などの交流の生き証人であります。また大村一郎氏の上司でもありました。つまり瀬川冬樹の育ての親です。

1950年代初頭に横浜在住の英国人銀行家がデッカデコラを日本に持ち込んだ時それを取材してラジオ技術誌で紹介しておられました。これは新潮社のS氏と盛んに交流していた時期でもあります。

知られていないことですが、氏によれば五味さんはS家の住込み書生だった時期があったそうです。そういえばSS誌などにも、輸入LPをいち早く聴ける環境にいたことは幸せだった、との記述があったと思います。五十嵐君、LPがきたから一緒に聴かないかと誘われて家に行くと、うやうやしく五味さんが斉藤さんを出迎えたそうでした。ずうっと後になっても、Sさんのことに話が及ぶと、斉藤家は、というのが五味さんの口癖だったそうです。

モノラルデコラを日本人として初めて聞いた人の一人が五十嵐さんですがその話はリアルタイムにSさんや五味さんの耳に入ったことは想像に難くありません。五十嵐さんはデコラを入手するまでマルチアンプ駆動のオールホーンスピーカでした。NHKの「美の壺」というテレビ番組で紹介されていましたからHMVロイヤルという機械式蓄音機を御存知の方も居られるでしょう。

クレデンザなどは下々のものでいわば大衆機、HMV202や203こそがSP再生の極致であるとは某エンスージャストの言ですがロイヤルは203や202とは全く比較にならない名器だそうです。

英王室に一台、EMIに一台の世界にたった二つの品です。

そのどちらかが20年以上前に銀座某社経由で日本にもたらされ、五十嵐所蔵品になりました。いまどなたが御所有かは知りません。五十嵐さんはさまざまなペンネームを駆使されておられます。またそれすらもペンネームでもありますがS氏同様に表には全然出てこられません。御健在の間にさまざまなお話を語られたら、と切に願います。

蛇足ながら日本オーディオ協会の初代会長はフランス文学者の中島健蔵です。中島健蔵は東大仏文で小林秀雄と同期(あるいは前後していたかもしれない)で音楽仲間、オーディオ仲間であったようです。JASの設立時のくわしい経緯を御存知なのはいまでは五十嵐さんくらいではないでしょうか。

さて高城重躬、藤田不二共著(オーディオは高城、LPは藤田)の「LP辞典」1953年)などをみると昭和28年にはアンプやスピーカなどほとんど今日と同じオーディオ環境が出来ていたことが見て取れます。特にスピーカはウエスタンやタンノイ、アルテック、JBL、ワ−フデール、グッドマン等、今日と何一つ変りません。


部品定価表は壮観です。ウエスタンに例を取ると下記の様になっています。


728B--12インチ---30W--4Ω--60〜10000--35.7ドル


756A--10インチ---20W--4Ω--60〜10000--38.55ドル


755A--8インチ---8W--4Ω--70〜13000--24.6ドル


713C--トゥイータドライバー--25W--4Ω--800〜15000--97.2ドル


KS-12027--ホーン--67.62ドル


702A-ネットワーク--97.46ドル


757A スピーカシステム  275.09ドル


JBLでは


D130--15インチ---25W--16Ω--50〜12000--70.4ドル


途中機種は省略


175DLH--トゥイータ--25W--16Ω--1200〜  --114ドル


N1200--ネットワーク--16Ω-33ドル


になっていてこれがすべてのメーカに渡って詳述されています。WEがJBLと比較して意外に安価なのが驚きです。


さて戦後マルチアンプという方式が登場してきました。LやCを使ってパワーアンプの出力信号を分離するのではなくパワーアンプに入る前に分けてしまう方法です。むろん戦前から知られていたやり方なのですが広く一般化されるのは第二次世界大戦の終結を待たねばならなかったのです。

これは主としてアメリカで発達してきました。米マランツは1950年代にマルチチャンネルデバイダ-モデル3を発売していますし日本でも1960年代始めには「NF回路設計ブロック」社が製品化しました。これはGTソケットを利用したプラグイン型で周波数の変更はユニットの差し換え交換で行うものです。

高名なオーディオ研究家、加藤秀夫氏などは1950年台半ばには自作オールホーンスピーカシステムをマルチアンプで駆動されていて来日したマッキントッシュ社のマッキントッシュ氏が驚嘆したことは有名な話であります。


ホーンスピーカをマルチアンプで駆動することはまことに理にかなったことです。ホーンスピーカはホーンで適切な負荷が掛かった帯域以外はできるだけ急峻に遮断することが大事ですから正確な遮断特性が得られにくいLCネットワークは問題を生じやすいのです。


1960年代半ばにはこの方式は絶頂期を迎えました。各社からチャンネルデバイダーアンプが発売され普通のステレオ電蓄にも搭載されたことがあります。それに伴い理論的にもいろいろ研究が進みました。

なかでも山根/山中(当時、東京工大機械工学科の学生だった山中文吉氏のこと)論争は有名です。伝達関数1という命題を巡っての論争でした。デバイダで分けられた信号をスピーカで再生し、もとの波形に戻るかどうかという論争です。

むろんLCネットワークでもこの問題は発生するのですが、もともといい加減で杜撰なカーブのLC型では論争の対象にすらならない論題でした。伝達関数は一素子の6dB型では1になりますがそれ以外ではなかなか難しいことで、特にホーン型スピーカでは諸問題を円満に満たすことが困難で、結局そのことは決着をみなかったのです。


さてマルチチャンネルアンプの究極の形はトリオサプリーム1アンプに見ることができます。プリアンプとデバイダアンプ、それに3組のパワーアンプを組み込んだ3チャンネルマルチアンプでした。音はともかくとしても形は秀逸で瀬川冬樹デザインの最高傑作だと考えます。

私はトリオの営業所でボザークスピーカと組み合わせた音しかしりません。厚手のビロードカーテンで吸音された環境で能率が低いボザークですから幾らマルチアンプとはいえ出力不足でした。低中高それぞれ30W20W10Wですから仕方がありません。これと相性が良いと思われるJBLはサンスイが輸入していました。これは1967年発売ですが理念としてはこの時点でほとんどいきなり終着点が示されていたわけです。思想的にこれがなぜ到達点なのかは別項の一体型マルチチャンネルアンプの試作の稿でお話したいと思います。


当時はトリオに限らずソニーにはプリメンアンプTA-1120を中心として大規模なマルチシステムがありましたし、山水電気にも管球機CA303、BA303、BA202を組み合わせた大掛かりなシステムがあったほどです。でも問題は各社ともチャネルフィルタにありました。


チャンネルデバイダは大きく二つに分類されます。パッシブ型とアクティブ型です。


増幅部を持たないパッシブ型にはCR型とLC型があります。

CR型は抵抗とコンデンサーだけで構成するもので遮断カーブはふつう6dBで、12dBが限度です。

インダクタを用いたLC型では12dBになります。それを使うためにはプリアンプはできる限り低インピーダンスで低負荷に耐える強力なものが必要です。

またパワーアンプはできれば500KΩ以上の入力インピーダンスが必要でしょう。つまり半導体プリアンプと真空管パワーアンプの組み合わせが適するのです。


遮断カーブを急峻にするとスピーカのためには良い場合が多く、また不要な音がかぶりにくいので好まれるのですが遮断点付近で鋭いピークが出やすいので一筋縄ではいきません。ピーク発生は負帰還型などのアクティブ形式だけの現象と思われがちですがそうではありません。LC型でも発生するのです。


増幅素子を使ったアクティブ形はCR型と負帰還を利用したNF型にわかれますがそれぞれに増幅素子に真空管と半導体を使ったものがあります。

1 CR型


真空管回路CR型は出力インピーダンスが低く入力インピーダンスが高いカソードフォロア回路などでCR回路を駆動するのですがこれを2つ重ねれば12dBカーブが得られます。どうようにこれを半導体に置き換えれば半導体形CR型デバイダになります。


2 NF型


真空管カソードホロア回路の信号ループ内に2素子で構成されたCRを入れると12dBカーブで急峻な遮断特性が得られます。またこれにパッシブ回路でCR素子を追加すると18dBカーブが実現できるので真空管を使用したチャンネルフィルターは主にこの形式を持つものが多く、古くはラックスやオーディオリサーチなどから発売されていました。


またトランジスタ回路ではエミッタフォロア回路内にCRを挿入し同様に12dBカーブや18dBカーブを持たせていました。


こういう構成をNF型というのですが遮断点近辺でピークが出やすくまた12dBカーブでの最大減衰量は素子自体の利得で決まるので真空管回路では問題が出やすいものでした。


さてアキュフェーズ社は連綿とマルチアンプ思想を受け継いでいてPA機器メーカ以外ではほとんど唯一といってよいものです。近年に至ってすべてデジタル処理したフィルターアンプを発売しています。デジタルフィルタこそマルチチャンネルアンプの理想でしょう。いかなるデジタル嫌いの人間でもデバイダーアンプに限っていえばデジタルを拒絶することは出来ません。


そのことはデバイダアンプを作ってその実体を見れば理解できることなのです。アナログ回路にとってフィルター回路は困難を極めた鬼門であり遮断特性は無論のこと低雑音低歪み高音質というオーディオアンプに求められる性能を満足させることが大変難しいのです。

特にシンプルイズベストという命題は絶対に実現不可能でありマルチチャンネルシステムの進歩発達が1970年あたりで止まったことが納得できます。世のオーディオシステムの主流からゴトーユニットやYLが外れ、マルチシステムに適したJBLユニット群もやがて廃れていきました。

今のオーディオ文化は自力でシステムを作り上げる、あるいはどこかに依頼して自分の理想のシステムを作り上げることをすっかり忘れているようで、かろうじてWE趣味にその残照があるのみです。


高城氏のオールホーンシステムはデジタルチャンネルフィルタで、やっとその本来の性能が発揮できるでしょう。またYLの、超大型ドライバを用いた8m、10mホーンは時間遅延が自由に設定できるデジタルフィルタでないとその片鱗すら垣間見ることは不可能です。それらの性能が十分に発揮できる今日それに適したユニットがないとはまことに皮肉なことで先人達の不幸に思いを馳せずに居られません。

たとえば五味康祐に例を取るとまだモノラルだった1950年代末頃の芸術新潮にこんな話がでています。高城さんの指導でコンクリートホーンを作ったが低音が全然でない、部屋の片隅のホーンの近くに行くと盛大な低音が聞こえるが普段聴く位置では出ない、こんな阿呆な話があるか、と。また私が30年以上前にはじめて小倉の菅野邸で音を聞かせていただいた時、10mホーンから低音がまったく出ていないのです。

菅野さんのお話では低音ホーンだけ鳴らすと凄い音がするが555や597を鳴らすと消えてしまうとのことでした。次にお伺いした時4181ウーハにされていましたが、イスの近くに置かれた4181は素晴らしく朗々とした音を響かせていたものです。低音は近くで鳴らした方が良いとも仰っていました。

普通どの装置でも低音は少し早めに鳴らした方が良く、とりわけ長い低音ホーンを使った装置では中高音を低音ホーンの長さ分遅らせることが大事なのです。10mホーンでは1/34秒ほど遅らせないといけません。これは伝達関数以前の問題であります。このことを実現するにはデジタルチャンネルデバイダの出現を待つ以外に方法はありませんでした。


デジタル方式の利点は時間遅延の自由度のほかにカミソリで切るがごとき急峻な遮断特性が得られることに尽きます。伝達関数のことは実際の音響空間ではほとんど意味をなさないことかもしれません。


50年のあいだにオーデイオ文化が変化変質していくことは仕方がないでしょう。小林秀雄の指摘通り極限まで便利になり意識せずとも良い音が手に入る時代になると失うものが多いのでしょう。大事な視点を見落としていてもそれなりの音はでるものです。

そういう思いに至ったのは最近ハートレーユニットをマルチアンプで鳴らすようになったためです。これは今までなにをやっていたのかと思う素晴らしさで1970年代中頃にマークレビンソンがHQDシステム(ハートレー、クワード、デッカ)を完成させ、これを自社のフラグシップシステムとしていたことが痛切に理解できました。それと併用するLNC-2チャンネルデバイダもたいそう魅力がありました。いかにも理想主義者マークレビンソンです。でも特性はそれなりのものでしょう。


さて今どきのオーディオマニアの楽しみ方の一つにケーブル交換があります。確かに本質的な改善も期待できますが単に音のバランスを変えるために大枚を注ぎ込んでされる方も多くて、なんと無駄なことかと思うことが多いものです。

アンプ交換もそうでしょう。低音不足や高域の過剰感を修正するためだけにアンプを変えるかたも多いのです。本質的な改善ではなく単に音のバランスを変えるためにアンプを交換することくらい馬鹿げたことはありません。

マルチアンプシステムはセンスがよいオーディオフアンが取り組むもので、アンプ交換100万円、ケーブル交換10万円くらいの変化はボリウム一つで簡単に出来るのです。反面で音楽や理論が良く分からない初心者が不用意に取り組むと無残なことになるでしょう。

ここ30年ほどはマルチアンプシステムは下火でありますが、それはネコも杓子もマルチアンプに走った過去の反動でしょうか。グラフィックイコライザの活用も最近一部で見直されていますが本当に良いものは皆無だと言うことを肝に銘ずるべきです。グラフィックイコライザの使用はパワーアンプにとって大きな負担になることもあるので乱用はいけません。でも個人的には、音質にダメージを与えることは明らかですがチェロ社のパレットには別の意味で魅力があります。


デジタルデバイダを使うことが前提ですが、オーディオ趣味に法外な出費が掛かるいまこそオーディオ趣味の本質を取り戻すために再びマルチチャンネルアンプシステムに取り組むことをお勧めするのです。小林秀雄いうところの「歴史を取り戻す」取り組みの一つであることは間違いありません。
http://www.audio-maestro.com/luochi_sui_shii.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/683.html#c1

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
1. 中川隆[6623] koaQ7Jey 2017年2月10日 22:53:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7082]

クラシックファンの大多数を占める(筈?)の音場ファンの為にお話したいのですが、いろいろな常識を自ら覆さないと面白い世界には到達できないようです。

今週末に京都人さんとご一緒に来られるkikiさんのブログを拝見していて驚くべき写真を見つけました。

よく見ると、ESL57が対向に置かれています。


http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=26492781&i=201610%2F20%2F99%2Ff0108399_12195555.jpg


そして、この状態だと平面スピーカー特有のフラットな音場、というより音質主義用のSPから、三次元的な音場が出現すると書かれていました。

今までやった事はなかったので想像もつきません。ESL57は茅野の家においてあります。
昨日は、大阪にいましたが、夕方から意を決して、茅野まで戻ってきました。
ぐっすり寝て、少し元気になったので早速実験してみました。

これは新鮮な音です。角度によって全く音が変わります。

音が至る所に広がり、部屋の右置くに行くと左側のヴァイオリンが反射して鳴っています。

コンサートホールの様にホログラム的になるのです。

平面スピーカーでこのような音が出るなんて、実験をした事が無くわかりませんでした。面白いですね〜。

いろいろ角度を測ったり、部屋のどこに置くとどのようになるかを実験して行きました。

三角関数表をインターネットで探し、角度と置き方を探って行きます。
75度〜85度の範囲で変化させて見ました。
これはと思ったところで、精密に音をあわせて行くと、SPが消えて行きます。


http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=26492781&i=201610%2F20%2F99%2Ff0108399_12524767.jpg


ホログラフィな音が出てきました。

驚きです。周辺で再度調整して行きました。

モノラルにして厳密にあわせます。部屋の三分の一が演奏会場に鳴りました。

音が上に向いているのがコツのようです。
音は、SPの回りに漂い始め、部屋の上方にあがって行きます。
後ろへまわると、P席の上のような音です
http://tannoy.exblog.jp/26492781/

再度、ESL57の対向法に挑戦です。
左右の間隔を170ミリに合わせ、角度の調整と前後の位置も厳密に合わせました。


http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=26821055&i=201611%2F11%2F99%2Ff0108399_1053228.jpg


モノラル音源で中央に正確に来るのを確認してから、ステレオ音源にすると、様々なところから音が聞こえてきます。まだ完全な音場には鳴っていないのでしょうが、片鱗は出て来ています。

今週末に発案者のkikiさんのところで、実際の音を聴かせていただくつもりです。
http://tannoy.exblog.jp/26821055/



Commented by 京都人 at 2016-11-11 22:20 x
kiki氏のESLは電源部の劣化によるものかパネルの劣化によるものかノイズが出ているようです。
一応音は鳴るようですが万全の状態とは言えません。

Commented by I love HH & LL at 2016-11-12 15:06 x
SS誌 80 1986 にフィリップスのモニタールームサウンドで聴く という記事があり、ここでは、QUAD のESL63PROをフィリップス社モニタールームの置き方で使っています。

これがかなりの内向き配置で、壁から1m離し、スピーカー間が概略 外側前で2.2m、内側後ろが3.5mです。

そこでは、スピーカーの奥に音場、ステージが展開すると書かれています。


Commented by TANNOY-GRF at 2016-11-13 00:47
ESL63はユニットが同心円上に配置され、タイムディレーが掛かっていて、奥行き感を出しています。その場合は、交差法です。

ESL57は平面スピーカーです。そこで音場が出るのが、わくわくですね。


Commented by 京都人 at 2016-11-13 10:01 x
私もスキャンダイナ A-25、 ロジャーズ LS3/5A、 スペンドール BCU、タンノイ スーパーレッドモニター、Apogee Caliper signatureおよび Diva などを使ってきましたし、シロクマも手に入れています。何か驚くほど共通部分が多いですね。

ご紹介のフィリップスのモニター室のセッティングは承知しておりましたのでうちの ESL63pro でやってみたことがあります。

確かに奥に音場が展開します。ただ、クラシック以外のソースでは平行法の方が鮮度が出ますのでそのセッティングでも十分に楽しめます。

我々が言っている3D音場(真の音場)は Apogee が出してくる音場とは少し違います。Apogee でもセンターの一点で聴いていると立体感は出てきますが、部屋のどこから聴いても音場音像が崩れないというのが真の音場であると解釈しております。


Commented by ミーハー at 2016-11-14 09:16 x
私も8年くらい前まで ESL57 を愛用していました。
オーディオバブルの後、久しくオーディオも休んでいた頃、何の気なしに覗いた
h○○○フに置いてあり、懐かしさで衝動買いしてしまいました。
GRFさんが言われる通り、アンプの違いにも敏感で聞けば聞くほど音楽ジャンルを問わず無限の可能性を実感しました。
その後、程度が悪化した為に手放してしまいましたが、あの佇まいは忘れられません。


Commented by TANNOY-GRF at 2016-11-14 14:37
ESLは比較的安価で音楽が楽しめるSPです。
また縁があったらぜひ手に入れてください。まだまだ知らない世界が開けてきます。
http://tannoy.exblog.jp/26821055/

kikiさんの『真の音場』を体験 GRFのある部屋 2016年 11月 13日

日曜日は、いよいよkikiさんのお宅に『真の音場』を聴きに行く日です。『真の音場』というと、どこか誤解されそうですが、通常の場合は、本当の音場がでていないので、それと区別するために使われているようです。それらは、本当の「音場」ではないので、『真』をとってただの「音場」で良いと思います(笑)。

『音場』がでないソースも沢山ありますから、SP のセッティングが合って「再生時に一番ロスの少ない音」と説明した方が解りやすいかも知れません。

元の音が完全に再生されないから、微少な信号である音場の情報が欠落して、音場が再現出来無いのです。

狭い部屋では、音の反射が大きくある程度以上の音量では音が飽和してしまいます。

kikiさんは、部屋の中の音の行方を解析して、一番部屋の中で自然に音が減衰する点を探しておられました。その結果、思いもしなかった角度でSPを置くと、部屋の影響を一番受けないことを発見しました。

部屋のは、主にクラシックを聴かれる ESL57 とジャズを楽しまれるアンサンブル社のアニマータが置かれていました。BGM用には、Brilon1.0 がテレビの横に置かれています。

http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=26864372&i=201611%2F14%2F99%2Ff0108399_1135248.jpg


部屋は、六畳強です。

そこに永年使って来た様々なアンプ類も置かれています。部屋の長手方向の真ん中にテレビが置かれ、それを囲むようにESLが平行に対峙しています。

これが驚きですね。このお話を聴いて、茅野の家でもいろいろと向きを変えて実験しましたが、後方からでている逆相の音の処理はどうされているのだろうと思っていました。

kikiさんお宅では、その後方の音を塞いで、前方だけに出しておられました。
普通のSPと同じ感じですね。幾分、ESL57の自由度が無くなる気もしましたが、これはこれで追試験が必要でしょう。


http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=26864372&i=201611%2F13%2F99%2Ff0108399_23213886.jpg


メインのSPはアニマータだそうです。

対向して、上を向いています。そうすると、どこで聴いてもぶれない音場が現れます。壁も無くなくなってきます。6畳間で充分という福音ですね。

正面を向かないと不安でしょうが、実際の生の音を知っていれば、納得される音です。
聴きながら、そわそわしました。家に帰って実験をしようと思ったからです。


戻って来て、すぐにT4を持ち出し早速実験です。

調整は微妙です。私は音場の音になれていましたから、すぐに出ましたが、なれないと少し手間取るかも知れませんね。勇気が要るでしょうが、でも、音場がでると6畳で充分だと言い切りましょう(爆)。

 
kikiさんが、来られた時驚かれたユニコーンで再生されている音場感と同じ音がしてきます。

音場がでるとどのような SPを使っていても同じ音がします。
元の音が同じだからでしょう。
本当の意味のHiFi(ハイ・フィデリティー/高忠実度)ですね。

どのようなSPでも同じ様に鳴るかは、追実験が必要ですが、これは面白いです。


Commented by S.Y at 2016-11-14 11:52 x
ハハハ。なんか教科書に書かれている、やっちゃいけないことのてんこ盛りですね。(爆)
我が家のスピーカーのウーハーも半分は45度後ろ向きに出ているという変則的なものですね。
色々と面白いことになってきましたね。果敢な挑戦で常識を打破、でしょうか。

先日、サラウンドで上映されている映画を観ました。サントラの一部で手拍子が客席の真ん中から聞こえてきて困りました。
どうしても無粋なお客が曲に合わせて手拍子を打っているように聞こえるのです。
「やめろよ!」と声を出しそうになりました。
音場を知っている者の悲劇でしょうか。(笑)

Commented by 京都人 at 2016-11-14 19:02 x
kiki氏のメインスピーカーはアマティ(これであればまた別の意味で楽しいですが)ではなく、アンサンブル社のアニマータです。ドイツグーリッヒ社製の独自のウーファユニットが特徴です。

kiki氏の真骨頂はこれを使用した時の音場の精度ですが、現状は片側のユニットの調子が悪く、同じものを調達準備中でしたが今回は間に合わなかったようです。


Commented by Bellwood at 2016-11-14 23:53 x
面白い試みですね。GRFさんの既成概念に囚われない貪欲な好奇心もすごいです。
音がよくなれば何でもありで、いろいろな実験のアリですし、方法もアリだと思います。
ただ「真の」というのが何なのかが気になります。他はみんな「ニセの」と言うわけですからね。「真」と「偽」の音場の違いはどんなものでしたか?

Commented by TANNOY-GRF at 2016-11-15 16:27
Bellwoodさんが引っかかっているのはその『真』という言葉だと思います。
その反対語は『偽』になりますからね。

私の解釈では、ステレオの中央に座らなければ、見えない舞台の紙に書いた薄っぺらい背景が、前後に重なるように見えてい情景ではなく、どこから聴いても音像がぶれない音場を、区別するために『真』という言葉を使っているのだと思われます。

ですから、我々の聴いている「音場」はその『真の音場」ですから『真」をとっても差し支えないのではと思いました。でも言葉はともかく、実際の音を聴かなければその音場は解りませんね。


Commented by TANNOY-GRF at 2016-11-15 17:02
昨日は、雨の中、茅野の家まで行きました。
その後、ESL57の対向法をいろいろ実験しましたが、アニマーターのような小型のSPの方が向いていると思いました。


Commented by kiki at 2016-11-15 18:01 x
360deg放射でないSPは、パラメータが多く最良点を見つけるのが困難な分、楽しめます^_^


Commented by kiki at 2016-11-15 18:11 x
また、ESLの音場は背面を開放した状態で完成させています。

ANIMATAのようなはらに突き刺さるドラムを再現しようとして、昨年に色々と施した結果ですが、この部屋では音場には影響ない様にしてあります。


Commented by GRF at 2016-11-15 18:53 x
昨日は三時間ほど、ESLの調整に費やしました。
近くで聞く場合は、そこそこ良いのですが、3~4メートル離れると、後ろの音がまとまりません。時間切れでした。また挑戦しますね。

Commented by kiki at 2016-11-15 21:57 x
ESLは、とにかくやりにくい相手です。初めにそれを制することができたので、ANIMATAは早くに高得点を得て、更に上を目指せたのかと思います。
しかし、上手くいった時の音は格別なものがあるので、止められませんね。

Commented by TANNOY-GRF at 2016-11-16 15:57
和室でのT4は大変うまくいっています。後ろのユニコーンと同じ間隔に並べて、引けを取っていません。そちらはいいのですが、、ESL はまた次回の挑戦です。
次回は、アンプを QUAD からいろいろ変えて挑戦です。

Commented by kiki at 2016-11-16 20:02 x
和室でT4が UNICORN に肉薄しているとのこと。楽しみでもあり複雑な気持ちでは。
成功すれば、UNICORN の存在はいかに。

Commented by TANNOY-GRF at 2016-11-16 21:14
kikiさんご心配なく。低音は肉薄していてもやはり音の質は違います。
今日も、T4の制作者が来られて、二人で首をかしげました。オーディオは面白いですね。二つのいいとこ取りを考えています。


Commented by kki at 2016-11-16 22:14 x
以前、ESL と BRILON の両方を鳴らす良いとこ取りの SYSTEM X というのをやっていたことがあります。音場が成立しているとそういう合成が成り立つのです。過去記事にアップしたのを、捜してみます。

Commented by リウー at 2016-11-17 00:59 x
写真を参考に、ESLを壁まで寄せてみました。
かなり良い感じがしますが、40cmほど前に出していた時との違いが、わかるかというと、微妙です。

実際、この辺が、私の耳の限界かもしれません。
部屋が広くないので、平行法で、目前に壁があるのに比べると、圧迫感がないのは、良いです。


Commented by TANNOY-GRF at 2016-11-17 09:34
ESLは大変微妙ですが、音場が出るのは驚きでした。

kikiさんは垂直に立てられていましたが、私は、仰角のある方がより広い部屋に対応すると思いました。

昨晩、大山さんに来ていただき、T4での実験を重ねてみました。いろいろなことが解ってきました。Troubadour40 にこの経験を活かそうと思います。
http://tannoy.exblog.jp/26864372/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c1

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
2. 中川隆[6624] koaQ7Jey 2017年2月10日 23:13:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7083]

Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)


我が家のローレゾ・デジタルシステム(恥)2013年05月22日

もう長いことスピーカーは1台でおりましたが、昨年の秋口に何を思ったのか突然数年ぶりに新しいスピーカーを購入しました。

CDを聴くに際して、あちこちの電源を入れて回らなければ音の出ないEuropaを使うのがめんどくさいと思ったことと、状態の良いQUAD-ESLがあったので一念発起してCD専用のシステムを組もうと思ったのです。

ESLを選んだのにはもう一つ理由があって、使う予定のアンプがESLにはマッチするだろうと踏んでいたからです。

ESLはP・ウォーカーさんの個人的な想いから出発して1954年に開発され発売に際してはわざわざ専用のアンプQUADU型まで開発してこの荒唐無稽なスピーカーを世に問うたのです。

私は以前Vitavoxの可搬モニターをQUADU型で使っていた時に手持ちのアンプと特性が似ているなあと思っていました。それが上の写真の隙間から覗いています、Zeiss Ikonのドミナールと言うアンプです。

VitavoxとQUADU型は手放してしまいましたがZeissのアンプは残っていたのでESLを買ってみる気になりました。

お店で一昼夜ESLのコンデンサーをチャージしておいてもらいノイズ等の不具合がないことを確認し契約成立です。
この状態で音楽信号は入力できないのでその後、五昼夜ほどかけてチャージを続けました。

購入決定から1週間ほど後に初めての音だしですが、はじめから高いクオリティを発揮し以来半年ほど経ちますがコーンやホーンのスピーカーほどいわゆるエイジングによる変化は大きくありませんでした。

やはり、エッジらしきものは無い極軽量の膜構造の特徴かと思います。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/1805/20130522/

「すぴーかー」買ったった。 2012/09/21

新しい時代のホンモノに触れたおかげで、まさに「触発」されて新しいスピーカーが欲しくなった。ということを前回の記事に書いてからアチコチと探してみていた。

しかし、色々な条件=当然ながら金額であったり大きさや内容であったり。が、ぴりりとフィットする物件はそんなに簡単に見つかる訳も無く・・・
少し前の記事で

「今から新規にセットを組むなら」
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-323.html


という文を書いていたから本来的にはそのまま実現させるのがブログ主としての「良心」なんだけれど、QUADの新品は高すぎるし、中古のESLやESL-63は不良続出らしくて流石に腰が引ける。

そんな訳で、Europaの邪魔にならない大きさでEuropaに聴き劣りしないスピーカーを探すなんてミッションは殆ど頓挫して今回は諦めよう。気配が濃厚になったある日、昔なじみの元オーディオ店・今別業種の店舗に顔を出してみた。


そして、それはそこにあった。

これまで見てきたどの個体よりも状態が良く、心配なノイズ不良も現在のところ皆無だそうだ。

ただし、さすがに完動・美品ともなるとしゃれにならない値段が付いてる。
その場は早々に退散して帰宅後、メンテの方法や部品の手配についてググッてみたら何とか成りそうな気配。

次の日に、なじみの看板娘に冗談ぽく聞いて見た。

「これ買うときには、少しは手心加えてくれる?」
「○○○○○○○○○」(ご迷惑がかかるといけないので伏字)

「・・・(なんと)・・・悪いけど今からチャージしておいてくれる?
明日また来るからね。問題無ければ買うね」

といって数分で商談成立。
一晩たってノイズの確認に行ったら、大丈夫だったのでお支払いをして持って帰った。

http://blog-imgs-55.fc2.com/k/a/o/kaorin27/PICT1592.jpg

と言うことで、現在我が家でチャージ続行中。今日の夜には、音出しができそうだ。
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-367.html

QUAD ESL スノビッシュな気分 2012/09/26

一言で申して変わったスピーカーである。
まずは見た目が変だ。
イームズだかバウハウスとかの高度成長時代ぽい外見だ。実のところこの機械の持つややスノビッシュな空気感があまり好きではなかった。

がっつりオーディオに向き合わずに「すかしてやんな」って思っていたから。
でも、その成り立ちなどを知る内に、これは充分肉食なスピーカーだと知って気持ちに変化がでてきたわけ。

このESL57はその名前からも伝わるように、まだモノラルレコードが全盛の時代に産み落とされた「異相の木」であり何十年間も時代を先取りした「ぶっ飛んだ」スピーカーだったことと思う。そのせいだろう、いにしえの時代より数々の逸話を身にまとっている。

風説はそれこそ山のように語られているけれど、他人の話と言うのは実際に見てみないことにはどうにも信用のおけないものだ。そこで、雑誌などで伝え聞いた逸話が我が家でもその通りだったのか当って見ようと思う。

ただし、まだ3日目だし、自分自身何も掴んではいないので初見の印象と言うことで(今後手のひらを返すかもしれないが)ご勘弁頂きたい。


まずは違った事・その1

まず始めにESLタイプは、チリチリと繊細な音をたてて小編成やギター、チェンバロの音がきれい。ってやつ。よく見聞きしますね。

今日現在我が家で聴ける音は、ビックリのピラミッドバランス!
逞しいマッチョな音なんです。
今はZeissのアンプ(周波数特性はかなりフラット)を使ってCDを聴いているのでこれはスピーカーの性格が強いと考えられる。

しかし、聴き始めた直後は世評通りの印象も無きにしも非ずだった。
その後、簡単にだけどメンテっぽい事をしたり、電源の取り方を考えたりした末にマッチョな感想につながる音になってきた。したがってこの世に存在する全てのESLにはマッチョという印象は当てはまらないかも知れない。


http://blog-imgs-55.fc2.com/k/a/o/kaorin27/PICT1595.jpg
見事な意匠の前面パネル。ストーブと揶揄される由縁だ。


違った事・その2

駆動するパワーアンプに厳しい!・・・・ちっとも!!

ESL57のマニュアルにある接続図のイラストには、ハッキリそれと分かるQUADU型パワーアンプに繋がっている様子が書かれている。U型はKT-66ppで15W 程の出力を持つかわいらしい真空管アンプだ。

現用のZeissも14W(CP)程で、またAD1シングル(4W弱)でも特段問題なく使用できる。

実はこの点が初代ESL-57を特徴付け、ESL-63を始めとして他のメーカーのも含めた後続のコンデンサー型と決定的に異なる点であり、最終的にESL-57を選択した最大の理由。能率が96dB/mwもあるんです。これを知った時には本当にビックリした。

しかもZ=15Ωだから相当数の現行スピーカーよりアンプにとって(スペック上)はイージィな条件なのである。

ちょうど同郷のWestrex.Londonのトランジスタ型があったので凄く期待して繋いでみたが、負荷の変化に敏感なようで磐石な相性とはならなかった。
やはり出力トランスを背負ったアンプの方があきらかにマッチするようだ。
(言葉足らずなのでちょっと追加。QUADの50型や303型で使われている環境は多いと思うがこれは実験していない。できたらその実験もしたいと思っている)

(OPT付きの)U型のアンプに繋ぐ前提で96dB が担保できる設計だとすると実に巧妙だし英知を感じると共に、スピーカーとパワーはセットで考えるべき。という持論を支持されたような気がしてうれしくもあった。

http://blog-imgs-55.fc2.com/k/a/o/kaorin27/PICT1599.jpg


コメント

へ〜
部屋の中に粗野で大きなスピ=カーを入れる事に抵抗があります。すかしたスピーカーにずっと憧れて来ました。ブリブリと言うよりは弦の奇麗な華奢な音と思い込んでいました。

何より驚いたのは96dbの能率です。何度か見かけましたが、金色のグリルがへこんでいたり、ブツブツ音がしたりでした。外観と音が揃ってミントコンディションとは羨ましい。色んなご報告楽しみにしています。
2012/09/27(木) 23:49 | URL | kawa #EnGitwzo[ 編集]


>粗野で大きなスピ=カーを入れる事に抵抗があります。

自分もそんな気分は良く分かるんです。音の出る家具はDeccaのデコラとか、このESLと蓄音器だけ置いてあとはお気に入りの家具を揃えてもう少し内装を徹底したい・・・
でも、結果は「D-51」機関車みたいな黒くてゴツイのが幅を利かせている・・・涙・・・お互いに(笑)

それはさておき、「ブリブリ」もソースに入っていいれば出します。
そんなことは実は当たり前ですが、この姿を見ていると「そよそよ」した音がでるだろうと勝手にイメージを付けて聴いてきたんでしょうね。世評とはそんな感じがします。

昔のSF映画でタコみたいな火星人は地球侵略を狙う悪者面だけど実は友好的で。
絶世の美女の姿をした金星人は歓迎されるけど実はこっちが悪かった。 人類の性ですね・・・再び涙


Author:kaorin27
今から70年も前のスピーカーを使って、当時の音を再現しようというのがライフワークになってしまいました。
数多のオーディオファイルからすると「ひどい音だなあ」ということになりましょうが、当人はいたってどこ吹く風。これがいいんだからしようがあんめえ!と、わが道を行っているわけです。
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-368.html

QUAD ESL 雄弁なジョンブル 2012/09/28

ESL-57ともう一週間ほど付き合ってみて、前記事の世評と異なる見解に引き続き今回は「やっぱりそうか」という項目について書いていこう。

世評通りだったこと その1

たぶん、だけれど使い方は難しいと言うのか、要素の変化に過敏な為に自分をしっかり持って取り組まなければふんわりとした音の印象に終始してしまうかも知れない。

先年惜しまれつつ夭逝された評論家の浅沼予史宏先生は編集子時代にこのESL-57をお使いになっていた時期があり、その当時のことを後年振り返って

「ESLを使うという事は、まるでMr.ピーター・ウォーカーとチェスをしているようだった」という名言と共に語られたそうだ。

こうしたら・・・そうくるか・・・おっとこう来やがったな・・・これでどうだ!


ちょっと使っただけなので決して偉そうなことは言えないが、けだし名言だと思う。

現在はマニュアルに沿って一辺2.5mの正三角形の一方の頂点に自分を置き、後の壁からは4mほど離している。(途中にEuropaあり)
そんな「フリースタンディング」丸出しの設置環境なのに1cmの前後で驚異的に印象が変わる。

詳細は後述するが、波形の特質で指向性が悪いので設置角度のわずかなズレが再生音の品位にダイレクトに悪影響を及ぼす。

また、スピーカー自体では響きが少ない(箱無いし)のは当然として、少しでも室内全体に響を行渡らせようと思ってちょっと上げてみたらテキメンに豊かに唄いだした。もう少し何とか成るかな?

http://blog-imgs-55.fc2.com/k/a/o/kaorin27/PICT1648.jpg


世評通りだったこと、その2

ブレナー型スピーカーはそよそよとスピーカーの奥深くに音像が定位して・・・云々かんぬん・・・まあ、こんなイメージだろうか。
しかし、昔からESL-57は音が前に出るよ!と言われていた。>>これは、全くその通り!!

一説には平面フィルムから放出される音波は「平面波」であり、これは奥行きを表現し難い(出来ない?)んだそうだ。
QUADもその点は気にかけていたようで次期作のESL-63からはなんだか難しいディレイ回路を入れて電気的に球面波を作り出すことに腐心した跡が伺える。

これまでの記事の通り、奥行きを表現する事に狂信的?に取組んできた僕としては、知識はあったけれどさすがにこんな近くでステージを感じる事は稀なので大層面食らった。

こんな性格も、器楽曲や室内楽に向いているという世評の根拠かもしれない。
確かにチェンバロの軽々しく発音する様や、ヴォーカルの唇の内側までの湿度を感じるような表情は評判通りだった。

一方、演者が多く音の重なりが複雑で、かつ発音エリアの広大なオペラは苦手なのではと思っていたが・・・
Europaでは楽しく再生できなかった名演が実によく聴こえる。

http://blog-imgs-55.fc2.com/k/a/o/kaorin27/PICT1649.jpg

我らがチュートン期待のティーレマンが2009年のバイロイトで振ったリング。
たしかにステージまでの距離は近い事は近いんだけど会場のほの暗さ、ステージ上の明るさの対比までも感じられるよう。


大好きな「ジークフリート」のDisc4まで来た。スピーカーの個性が増えることで愛聴盤が増えたなあ。

ありがたいことだ。


コメント

Re: タイトルなし
ESLには噂はたくさんありますが、使ってみてなるほどと思うことはあまりなかった ですね。
Jazz(っぽいもの)がCDで少しあります、はEuropaではカーネギーホールで聞くようでまったく「っぽく」ありません。

その点ESLは音が前に出ていい感じです。(いわゆる程度問題ですが・・・)
2012/10/05(金) 09:13 | URL | kaorin27
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-369.html


CDを聴くためのシステム 2013/02/15

現在CDを聴いているスピーカーは昨年購入したQUADのESL型です。

ESLを買う以前はEuropa1台だけだったのでCDも繋いでいました。購入後聴いてみて、これならいいだろうとCDは現在のラインに独立させました。

皆さんご存知の通り、QUADの創業者であるピーター・ウォーカーさんは1950年ころ、当時のスピーカーに満足せず密かに?静電型スピーカーを開発してこのESLを商品化し、合わせてこれに組み合わせるアンプを刷新しました。

QC-U型プリアンプとU型パワーアンプです。時は未だモノラル時代でした。

ESLを使うなら本来フィッティングされたU型アンプであれば文句なしですが、先立つものも寂しい状況です。

しかし自分としてはESLの購入を検討した段階でZeissのアンプを使うと決めていました。むしろ、手元にこのアンプがあったからESLを買う決断をしたと言えます。
と言うのもZeissのアンプがU型アンプと近しい特徴を持ち合わせていたからです。

その結果は大変に満足しています。1950年代の大英帝国の威光は減じたかもしれませんが広いレンジとダイナミズムを獲得しより広範囲なソースに対応できるように思います。

http://blog-imgs-42.fc2.com/k/a/o/kaorin27/PICT2077_convert_20130214164518.jpg

少し脇にそれますが、ESLに関する世評は賛美と否定が相半ばのように感じます。

古い世代の英国のスピーカーは全ての音をはっきり、くっきり描くことは苦手と言っていいでしょう。楽器で言うと現代ギターの音ではなくリュートのようにくすんだ表現を得意とします。そんな癖?特徴?美点?をどのように感じるかで賛否相分かれるということでしょうね。

http://blog-imgs-42.fc2.com/k/a/o/kaorin27/PICT2078_convert_20130214164617.jpg

CDPは変わりなく
EMT 981
外部クロックはMUTECだったと思います。

981の出力は600Ωなので、ZeissIkonのフェーダーでゲインをセットした後、Zeissと同郷のVBEの入力トランスでステップアップした信号をパワーアンプに入れています。

今後はLP再生も視野に入れてQC-Uプリアンプを2台買ってあります。前後してDeccaの針とGarrardも来ましたので順次組み上げて行こうと考えて居るところです。
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-396.html

Logeさんのマイルーム

小劇場のような空間を目指してます

スピーカーは Klangfilm Kl-43006 の1台だけです。

コメント

はじめまして、まさに劇場ですね。
シーメンス クラングフィルム オイロダイン憧れます。
byVOTTA7 at2013-04-11 00:31

オイロダインは昔、会社で処分品があり欲しかったのですが、当時置き場所も無く断念。(後悔してます)
 
手前はQUADでしょうか?  

静電型は(ホーン型と似て)リアルで繊細なので、前回の輸入オーディオショーでも別次元の音に聞き惚れました。所で、(日本で問題となる)湿気とかは大丈夫ですか? 
byナショナルキッド at2013-05-15 06:52

QUADのESLは世間で最も誤解を受けている物の一つではないかと思っています。

能率は高く鳴らし易いですし、機械の事情を分かってあげて使う分には耐久性も例えばウレタンエッジなどに比べても相当丈夫だと思います。

ただし、長野は比較的高地の気候なので海岸沿いなどでは若干変わるかもしれませんね。
by Loge at2013-05-15 15:09
http://community.phileweb.com/mypage/entry/1805/20130411/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c2

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
3. 中川隆[6624] koaQ7Jey 2017年2月10日 23:28:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7083]

2009/5/30 ティム デ パラビッチーニ  


 CEC TL-3・・・ベルトドライブ駆動という独自の方式を採用するCDトランスポート。そのデザインも異次元的。

 MUSICAL FIDELITY TUBAROG・・・真空管式のDAコンバーター。ティム デ パラビッチーニの設計である。

 EAR 859・・・鬼才ティム デ パラビッチーニの設計で、EARを代表するプリメインアンプ。クロームと金メッキを使い独自の質感表現がなされている。
出力 13W+13W


 QUAD ESL57・・・コンデンサー式のスピーカー。ピーター・ウォーカーの設計による孤高の存在である。

許容入力:定格15W

出力音圧レベル:100dB−70〜7,000Hz
         93dB−50〜10,000Hz

 これらはK氏のお宅のオーディオ・ラインナップ。その顔ぶれを一瞥しただけで何かしら一筋縄ではいかない「こだわり」を感じさせてくれる。構成メンバーの全てが一癖あるのである。

 K氏のお宅に着いたのは夕方の5時を少しばかりまわっていた。まずはESLが目に入る。なんとパネルの色はブラック。一般的なブロンズとは違い、この色はかなりめずらしいのでは・・・受ける印象も結構違う。

 そして駆動系は上記のような独自のラインナップ。この駆動系でESLがどのように鳴るのか、興味深々である。

 さて、その音の印象は・・・自然な質感の音像であるが、我が家のESLと比べるとより鮮明でその実体感が高い。

 真空管アンプらしい音の表面の滑らかさや艶やかさはあるが、音の土台が実にしっかりしている。「やわ」な感じはない。その土台の堅牢さは「ソリッドステート」をも感じさせる。何かしら両者の良いとこ取りをしたような音の質感である。EARは当然ティム デ パラビッチーニの設計。ティム デ パラビッチーニの指向する音がこのEAR859には端的に表れているような気がした。

 ティム デ パラビッチーニは自宅ではQUAD ESL57 を使っているという。そして、雑誌のインタビューでもEARの製品と組み合わせる推奨スピーカーとしてQUAD ESL57をあげている。EARとQUADはなかなか良い組合せのようである。

 この組合せによると、中高域の鮮度感は損なわれることなくクリアで透明度も充分。それでいて音像に不自然な隈取がない。

 EAR & QUADのコンビ・・・真空管アンプとコンデンサー型スピーカーとの組合せからイメージする幽玄な雰囲気よりもより地に足の着いた正確さが印象的な組合せであった。
http://moon.ap.teacup.com/tao7637/1182.html

55 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2007/03/19(月) 07:44:59 ID:/QjZ7nym [1/2回発言]

ESLはアンプ次第っていう話ですが、玉系はどうなんでしょうか?
純正は玉ですが、話題のトライオードとかユニゾンRとかの相性が気になります


56 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2007/03/19(月) 14:34:35 ID:TSlv/83K [1/1回発言]
>>55
 EARのパラビッチーニはアンプ設計で想定しているスピーカーとして、
 ESLの初期型をあげていたのを見たとおもう。
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1171701565/


投稿者:K 2009/5/11 23:58

 うちにもQUAD ESL57がありますが、EAR859, EAR864L+QUAD405-2 を使用しています。

 ご存知かもしれませんが、EAR のパラビッチーニは、以前 QUAD ESL57 を良く鳴るスピーカーと管球王国のインタビューに答えていました。 859は10年以上に渡り、トラブルフリーですので、試聴されてみてはどうでしょうか?
http://moon.ap.teacup.com/tao7637/1162.html

Q: papageno1121さん 2009/8/11 18:29:11

英国のティム・デ・パラヴィチーニの設計した EAR 8L6 というプリメインで QUAD の静電型 スピーカー ESL57 を鳴らしてます。これに EAR のプリ、834Lを繋いだら音質向上しますか?

EAR アンプの濃厚、芳醇、メロウでクリーミーな方向が大変気に入っていますが、EAR8L6は切換えスイッチでプリメインにもパワーアンプにもなるので、今はプリメインとして使っています。

ただ一般的に、別のプリを噛ませると表現に繊細さ、緻密さが加わるのは他で経験済みなので、これがEARのケースにも当てはまるのかどうか? 経験豊富なオーディオ愛好家諸氏の見解をお聞かせください。


ベストアンサーに選ばれた回答
kazumyclassさん

間違いなくワンランクあがりますね。音像が一回り大きくクッキリなり低〜高域迄の伸びが変わります。個人的には EAR のプリはシンプル過ぎて他メーカーの方が真空管らしさが出るような気がしますが EAR の音が気に入ってるなら満足すると思いますよ。
回答日時:2009/8/11 21:56:48
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1029316630


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c3

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
4. 中川隆[6623] koaQ7Jey 2017年2月10日 23:46:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7082]

QUAD ESL57 + パラビッチーニ EAR


狭い部屋でなってます。
直ぐ後ろは壁です。

劣悪な環境下でも裏切ることなく素直な音を奏でます。

以前から気になっている ESL57 の SPジャックの緩みガタを直すべく分解を決意しました。

ディープなマニアが2段にして使っていた上の段に使われていた個体です。
足などは自作です、今回少し強化しました。

今回の問題のガタは黒い方です。

多くの木ビスを外して大事になっちゃいました。
左側樹脂部が割れています、もう駄目じゃん、樹脂で固められたコードも危なかった。
お店を広げて何日も置いておく場所もないので早急に頭働かせて直す事にします。

ひらめいたっとロシアの2ピンソケットの半分を切断して押し込んで使う事にしました。
ほんの気持ち穴が小さいのでリーマーで一なめします。

半分にバチンと切断ヤスリで成型も早々に持っている助手の手もしびれてきたようで・・
グルーガンで固定して一件落着ちょっと形が違うのはご愛敬

そんな事より。。。。フィルムが裂けてるジャン!!!!!

裏側のフィルムは電極にホコリが混入しないようにしているような物なのでテープで修復してホコリが入らないようにペタペタと幅広テープを貼り見なかった事に・
3本の足のメンテをして後ろの1本足の強化をしてネットを付けて終わりました。

音出しも正常何も変わりませんが気分もスッキリです。

普段は自作の布カバー(シーツ改造)をかぶせてタバコ吸っています。

狭い部屋に20畳対応の空気清浄機もフル稼働しています。

ESL 動作時は禁煙です、まぁ ESL がスイングしているとそれだけで楽しくタバコを吸う暇もないくらい充実した時間を過ごせます。

軽く聴きたいときは秘密の自作平面バッフル2ウエイSPを使っています。

50年代初期の速度系高効率SPです。

パラビッチーニ EAR V20
ハンチングトン Yoshino Ltd


エンハンスドトライオード回路とか使ってる。

そんな事よりパラビッチーニデザインのトランスが EARワールドを築いている感じ
おいおい! 未だビニールがかぶってるじゃん! びりびりっと剥がしてね。
エージングとか講釈抜きで直ぐ音出しましょう。

何でも地べたで作業するので敷いてある安物じゅうたんが写り込んじゃってます。
EAR V20 サウンドを堪能するためにプリとか入れません
効率が良く速度型のビンテージ平面バッフルスピーカーで鳴らします。

ピカピカの厚みのあるクロームメッキでしょうか?つまみはゴールド全く傷など有りません。

トランスを止めているネジ類も金メッキされています、とても厚いメッキなのか
組み立て時のスレなども全くありません。

ずらっと並んだ可愛い見た事有る球達のヒーターが点灯しています。
放熱、発熱がとても少なく頬ずりできます。

ソロボーカルからメジャーなJazz、モノ収録のピアノやバイオリン
そして冨田でしょ!

完璧な明るい明瞭系、解像度も高く速度感も良い、全ての音が完璧に出ているその上に・・・・
パラビッチーニが薄笑いしている音です。

美音系なのでしょうかね?? 
解像度を上げるだけ上げてクッキリ系にしたら味も素っ気も無い

だからといって美音を加えるとオペアンプの音が前に出てきてホームセンターで売っているコンポの音になっちゃいます、安い日本製コンポを批判しているわけでは有りません。

表現出来ない域を美音と味で誤魔化していないんです、全て出して更にその上にパラビッチーニが脳を刺激し無限の広がりといつまでも聴いていたい味付け?何かを加えています。

120%の音なんです、20%がパラビッチーノの腕なんですね。
トランスは自分で巻いているという噂も本当だね。

何かが加味された音って病みつきになります、マークレビンソンの音を聞いたときと同じ感動です

決してブランド信仰じゃないんですが偶然体質に合う音でした。
球は音とは関係無しにブランド信仰が先走りしていますけどね。


相も変わらず全く表現力に欠けます、そんな球露屋は自己満足です。
理論や計算は詳しい方にお任せします。

自分が楽しければそれでオーライ そんな調子で迷走中です。
計算や理論など好きな方には鳥肌が立つほど不快なページです。
ココまで見てしまったそんな方にはお詫び致します。
楽しくオーディオしちゃってる余裕な貴殿に見て笑ってもらえれば嬉しいです!
http://www.tamaroya.com/sugoude/V20/EAR_V20.html


無限の宇宙感(観)に腰を抜かす EAR V20 Amp

パラビッチーニの世界を注入


EAR834L がやってきた


EAR V20でパラビッチーニの世界を知ってしまった。
ESL57 をフル制動させる KRELL とパラビッチーニのコラボが目的

バイアンプ仕様の出力も有るのでピオニールアンプも 834L を使えるようにしました。

回路は3段構成の真空管プリ、12AU7 は某有名先生が大推薦大推奨する師と球露屋で探し当てた超優れ球に換装済みピアノの音が研ぎ澄まされてます、数秒でわかるもの凄さ

先生も感動した球だけ有りました。

情報が漏れて一時期某ショップが売ってたけど実際に音出ししてなきゃ格好悪いですね。

球露屋は実際愛用アンプに最高の状態でその球が使われています。
師と球露屋で調査入手した球と同じロット品を 834L に使いました。
ビューグルボーイの12AX7にも換装しましたが全然音は変わらす馬鹿に高いだけ
美音を聞いていない証拠かな、球の響きは不要です。


大げさに高低音を強調することなく繊細な伸びる高音は間違いなく Paravicini

強力な KRELL で駆動される ESL57 からは目を瞑っても Paravicini とわかる高音に高精度な低音から湧き出る音は間違いなく初期 KRELL サウンドだった、目論み通りな感じ

強力な制動力で締まる音を ESL から出す事には成功かな

簡単な構成のプリだけど何か秘密があるのでしょう、繊細でいてボリューム感もあり情報量の欠落どころか増えてるような・・

ピオニールも平面バッフルから出る音に更に締まりが出てタバコ噴かしながら繊細な中高音を楽しむお気楽セットとなりました。

聞き入るのも束の間・・こいつの出番で VR移植改造を行いました。
音が悪ければ戻しますけどね。

結果は見えてるんですね、クリアーさが更にさえました。
パラビッチーニサウンドを消さないために抵抗、コンデンサは変えません。

無限の宇宙感?宇宙観?を感じるパラビッチーニを消さないためです。

マイクロフォニクス対策も何気に施されています、ブチルテープで元に戻して完了です。

今後は球自体のマイクロフォニクス対策をする予定。
その予定は後にしてコンデンサ交換改造が先になりました。

その前に色々球を変えて検聴してからの作業になります。

シンプルなのに皆が認める音がする・・

デ・チューンにならないように注意して・・

左からイギリス製MKP、ロシア製の緑と白のポリコン

以前から素な音を出すロシアのミリタリコンデンサ、気持ちウエット感があり素晴らしいとプロからも評価をもらっているコンデンサ達

猿まねではないのですが。。本当に艶やかに奥行きも更に増し一皮むけたEAR834Lになりました。

もう修理も不可能かな?でも部品パーツは分けてくれるでしょ!
そんな事怖がっていてはパイロットランプ割ったり出来ません(汗)

こんな滅茶苦茶重い一枚物のパネルにも秘密有るかな?
ツマミも削り出しのずっしりした物でした。


気休めお呪いアップグレード

業務用プロ仕様のシリコン製真空管ダンパーを付けました。
音が落ち着いてるのか?換えたコンデンサが正解だったのか??
つけて置いても適度な力で止まっているダンパーは良い事はあっても悪さはしないと思い付けておく事にしました。

大きなMKPをグルーガンで付けちゃいました・・

ついでにダブルクラウンを付けたDACの音も聴きました。

ダブル王冠は伊達じゃないですね、王冠無しでも全く不満はありませんが聴いてしまうと繊細な所が出ている事に気が付き全体的に静寂感が増しています。
でも次期DACは違う物で照準は合っていますロックオン。
検聴が済み愛用の OPAMP無しの DACに戻して

球露屋にはあわないって・・それはないでしょ!
デュトワ指揮 ラ・メール(読み方わからん)を聴いちゃいましょう。
ドビュッシーの再起をかけた威信作見事ですね・あっそうだ

8パラDAC の音も聴いてみました。

全部の楽器が一同に前に迫り出しています、特に低音が凄いです。
好きな人にはたまらない迫力です。

自分にはポスターを連想させるような音で何となく綺麗にペターッという感じ
音達が水彩画していないんです?
引くところは引いて出る時は出てと言う感じが欲しいです。

そんなわけで元の DACに戻して再検聴

まだ余熱で熱いグルーガンの上でわざわざ寝なくても良いでしょ!
結構な音量で聞き比べしていても良い音が出てるとそこで寝ちゃいます
これ以上の邪魔は無いと言うところでゴロゴロ言いながら寝てしまいます。
良い検聴スタッフです。
音にうるさい球露屋のロゴにもなっている超老猫は元気です。

どこにでもあるDACだと思い置いてあったDACもEAR834Lが調子が良いので
聞き比べする事にしました。

何だかなぁ〜 艶っぽくて独特な。。。好きな音

IVをトランス処理した奴じゃんタムラの小型トランスが付いています。
良い部品使ってるし音いいわけね。

続いて LITEの真空管バッファー付き DACは球露屋スペシャル!
と言っても球露屋の球にしただけど・・・音の違いが凄すぎです。
十分高級機に迫る繊細な音に”使える”感触

球露屋の球で一皮剥けた可愛い奴になりました。

オペアンプが見えませんね(秘)

フルエンシーDAC FN1242を搭載した"EMISUKE"氏デザインのDACの音を聴いてみました。
EMISUKEさんって凄いね! 数多くの楽しい完成度の高いPCBの配布本当にありがたかったですね。

今は配布を止めている様で残念です、何かあったのでしょうね?何となくわかる気もします。

フルエンシー理論とかそれに準じたデジタルフィルター回路等々
20Kcから上の所を補正している感じなんでしょうかね? 
レコード耳をお持ちの方に良いとか言われていた様な記憶があります。
講釈は技術のある方にお任せして先へ

おなじみのケースにギッシリとレイアウトされてます。
勿論フタもあり放熱フィン一体型のようなしっかりしたケースに収められています。
同軸入力か光り入力かは基盤上のSWで切り換えます

音は、重厚でウエット感があり艶やかとかそんな感じではなく軽快です。
軽やかで爽快な音でした。
音の違いがしっかり出るDACですね。
好き嫌いはあるでしょうが機会が有れば聞いてみても楽しいDACですよ。

つづいては”お気楽DAC”とか何かそんな愛称が付いている可愛い奴
TDA1545が2発付いたコンパクトなDACです。

EMISUKEさんの物とは違う作りのケースに収められています。

光りは無しの同軸入力のみです。

電源は小型でも電流が流せるスイッチング電源です。
全くノイズとか有りませんよ。

TDA1545のパラとオペアンプはOPA2134のシングルですね。

球露屋のメインDACと少しOUTレベルが低くてあわないのですが聞いた感じは軽い音です。
明瞭感は有りますが奥行き感とか重厚さは余り感じませんがデッキから直接出した
アナログ信号より断然解像度は上だと思います。
正しく愛称通りのお気楽DACでした。

偉そうな事言わせて頂くとDACから出た信号の処理がどれも同じようなんですね。
音の傾向が同じようなのはそんなところからも来ているのかも知れません。
完成度の高い音を出す役目をOPAMPに委ねた事で再現性が格段にアップし手軽に
上質な音を楽しめる様になった事は本当に感謝と敬意を表したいと思います。


アンプとスピーカーが接近してても100円均一の RCAケーブルでも良いじゃないですか
楽しければそれでオーライ
大会に出るわけでもないし・自分も楽しく装置も楽しく喜ぶそんな使い方をすれば
性能以上の音を出してくれますよ。
理論もあるでしょうが球露屋には到底分かりません!

理屈抜きで遊んでいます理屈好きな方理論的な方には不向きな球露屋ページです。
http://www.tamaroya.com/sugoude/EAR834L/EAR834L.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c4

[文化2] アンティーク オーディオの世界 _ オーディオ・メーカはなぜ堕落してゆくのか? 中川隆
9. 2017年2月11日 00:17:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7083]

魔性の歌姫 Lowther
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/685.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/745.html#c9
[政治・選挙・NHK220] <小沢自由党代表>共産を除く野党「都議選全滅も」 赤かぶ
1. 中川隆[6624] koaQ7Jey 2017年2月11日 00:44:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7084]
小沢は前は奥の院から民主党壊滅を指示されていた
今度は共産党壊滅を指示されてんだ
それで山本太郎に共産党が喜びそうな事を言わせたんだな

奥の院は一人にすべて任せないで、一つの任務が終わったら次の人間を総理に付けるんだ

小沢には湾岸戦争に大金を出させ、滅茶苦茶な財政出動をしてバブル経済にし、小選挙区制を導入させて自民党の派閥を壊滅、日本を超円高にして日本経済を崩壊、民主党の評判を落として反自民党勢力を壊滅させて任務完了

小泉・竹中には人材派遣制度を導入、累進課税を形骸化させ、企業間の株式持合いを止めさせ株価を大暴落させ、日本株を底値で外資に買い取らせる、郵政民営化させて任務完了

野田にはTPP推進、消費税増税の法律作らせて任務完了

安倍にはTPP締結、移民受入れ・英語の公用語化の準備、安保法案を導入させて任務完了予定


一人にすべてやらせるといくらアホ日本人でも背後の勢力の存在に気付いてしまうからね。

この中では小沢のやった事が一番酷かった、日本経済を壊滅させたのが小沢の業績だったんだ

小沢がごり押しした小選挙区制は自民党と第二自民党が交互に政権を取って、アメリカの犬を代わる代わる首相につける制度

誰が総理になっても奥の院の指示通りにしか動かないから同じ事なんだけど
阿修羅の住人みたいなアホ日本人の目眩ましにはなるからな
http://www.asyura2.com/17/senkyo220/msg/512.html#c1

[お知らせ・管理21] 2017年2月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
28. 中川隆[6625] koaQ7Jey 2017年2月11日 09:48:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7085]

阿修羅管理人様

中川隆です。

何度も申し訳ございません。

このスレも完全削除して下さい:

90dB以下の低能率スピーカーを使っていると音楽も音もわからなくなる 2
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/437.html
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/476.html#c28

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
337. 中川隆[6626] koaQ7Jey 2017年2月11日 10:16:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7086]

2017年02月09日
最近、少し気になる動きはトランプ政権に出身者を多くおくりだすゴールドマンサックスが、やたらTOPIX先物を買い溜めている点です。

2月のマイナーSQ前のポジション整理、とは思えない。明晩の日米首脳会談で、何かでてくるとの期待なのか。それとも現物のポジションを落とし、先物を買う動きなのか、日銀の指値オペをうけての債券絡みの動きなのか、ポジションをもつことがリスクとされる中なので、やや気になる部分ではあります。

しかもこのゴールドマンサックス、トレーディング部門はもう人手いらず、600人いた従業員はすでに2人、とされます。つまりもうAIが取引の主体であり、完全AIの投資ファンドが話題になりましたが、すでに市場はアルゴリズム取引が大半を占めている、といってもよいのかもしれません。

そのアルゴリズム取引で、日本では円売り、株買いを仕掛けてきた。そのヘッジがどう利いているのか? もし失敗していたら、反動売買の動きも大きくなる。それは安倍ノミクスへの失望が広がっていた、昨年11月までの動きにもどるのかもしれません。


2017年02月10日
昨日、ゴールドマンサックスがTOPIX先物を買い溜めていると書きましたが、なるほどトランプ米大統領が昨晩に減税について言及、市場は爆騰しました。

ゴールドマンサックスは米政府にも人を送り込んでいることから、官製証券会社ともいわれ、米政府の動きを逐一くみとっている、とされます。

予算教書もでてくる折ではありますが、わざわざ2、3週間のうちにだす情報を昨晩だしてきたところをみても、市場が織りこむ前に仕込んでおき、利益を得るという動きだったのでしょう。今後もこうしたことが増えるのかもしれません。
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c337

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
5. 中川隆[6627] koaQ7Jey 2017年2月11日 10:29:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7087]

QUADU は ESL専用アンプ

TANNOY(タンノイ) スピーカーに組合わせるパワーアンプは、QUADUではありませんよ。

通常は LEAK TL-12plus あたりが適当です。

TANNOY に QUADU という組み合わせが国内では常識化されていますが、QUADU は ESL専用アンプと考える方が普通でしょう。

ESLはコンデンサー型スピーカーでその発音構造から考えても(勿論試聴しても)わかりますが、繊細ではあるけどダイナミック型スピーカーと比較すれば全くエネルギーバランスが異なります。

スピーカーとアンプの組み合わせでは、それぞれのメリットとデメリットを補いあいマッチングを取るのですが、ESL の過度な線の細さや押し出し感の無さをQUADUは補うような音質(バランス)で作られているのですから、TANNOY の様なダイナミック型スピーカーに組合わせるとボケ気味の音になって正常なのです。

しかも、TANNOYは当時の英国系の中でも、どちらかと言えば荒い音質のスピーカーに分類されるのですから・・・余計にボケて荒い音になります。

そこで、まぁ一般的に使えるのがLEAKとなります。こだわるならモニターシルバー時代であればTANNOYのアンプやその他HiFi系のアンプとなり、いろいろ選択肢はありますが、QUADUだけは違いますよ。

どうしてもQUADと言われるなら、QUADT型が良いでしょう。

QUADTは「コーナーリボン」というGoodmansの12インチウーファーにリボントィーターを組み合わせたアコースチィカル社(QUAD社)のオリジナルスピーカーシステム用のアンプで、こちらは通常のダイナミック型スピーカー使用なので良いのです。
http://vintage-audio.jp/?p=450

QUAD(クォード) ESL-57 静電型スピーカーシステムを上手く使用するには、一般的な広さのライブな部屋でスピーカーの背面を壁から適度に離し、リスナーはスピーカーに極めて近い距離で小音量で限定的なソースを楽しむということになります。

組合わせるアンプは ESL53、ESL-57 では管球式の QUADU が最もマッチングが取れています。

スピーカーの過度に敏感な所をアンプ側でぼかす事でマッチングが取れます。

LEAK等のHiFi系のアンプを組合わせると、繊細さばかりが強調されたサウンドになり、コンデンサー型ヘッドホンで聴いているようなサウンドになってしまいます。

オーディオサウンドは機材のマッチング(纏め上げ)が重要なのです。
http://vintage-audio.jp/?p=499


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c5

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
6. 中川隆[6628] koaQ7Jey 2017年2月11日 10:33:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7088]

Vintage Audio(ヴィンテージ オーディオ) 1950年代のHiFi Audio販売・修理・レコード販売

QUAD(クォード) ESL-57 静電型スピーカーシステム2010年5月5日


■ESL-57の規格
———————————-
周波数特性:45Hz〜18,000Hz

全高調波歪   
100Hz:0.5%
1kHz:0.4%
6.3kHz:0.4%

インピーダンス 
100Hz:28Ω
1kHz:12Ω
6.3kHz:10Ω

指向特性:水平70° 垂直15°

電源:100〜250V

電源周波数:50Hz/60Hz

外形寸法:W×880 D×265 H×790mm

重量:18Kg
———————————-

皆さん勘違いされている方も多いようですが、よくESL-57 は 1957年に世界で初めてフルレンジの静電型(Electro Static Loudspeaker)として発売されたとありますが、実は ESL-57は 1957年にマイナーチェンジを受け、ESL-57 になっただけであって原型のモデルはそれ以前に存在していますので、「57が世界で初めて・・・」ではありません。

原型は ESL-53 まで遡ります。つまり1950年頃に「コーナーリボン+QUADT(1953年生産終了)」のセットがモデルチェンジされ「ESL-53+QUADU(1953年発売)」となり、ダイナミック型スピーカーシステムから静電型(ESL)スピーカーシステムにアコースティカル社(現QUAD社)は舵をきる訳です。


アコースティカル社 コーナーリボン

確かにESLは理論的に言えば理想的な構造のスピーカーだろうと思いますが、理想を簡単に具現化出来るほど甘くはないというのが現実です。BBC技術研究所の主任研究員だったD.E.Lショーターの論文中にも「全帯域 ESL はまだ開発されたばかりだから、最大再生音圧レベルの制限など、いろいろ問題はあるが、モニタースピーカーとしての可能性は大いに持っている」と記しているようです。小音量時の分解能や独特の透明感のある音色はまさにそれですね。ソースも限定しますが、上手くソースとマッチしたESLは魅力的なサウンドを聴かせてくれます。

ESLを上手く使用するには、一般的な広さのライブな部屋でスピーカーの背面を壁から適度に離し、リスナーはスピーカーに極めて近い距離で小音量で限定的なソースを楽しむということになります。組合わせるアンプは ESL53、ESL-57 では管球式のQUADU が最もマッチングが取れています。スピーカーの過度に敏感な所をアンプ側でぼかす事でマッチングが取れます。LEAK等の HiFi系のアンプを組合わせると、繊細さばかりが強調されたサウンドになり、コンデンサー型ヘッドホンで聴いているようなサウンドになってしまいます。オーディオサウンドは機材のマッチング(纏め上げ)が重要なのです。

それから、話しはそれますが。。。QUADU は出力段に KT66 を使用しています。このアンプはオリジナルの回路定数であれば、出力管をオーバーロードの状態で使用しており出力管に厳しい動作をさせています。その為、出力管をセレクトせずに使用すると故障の原因になりますので、ご注意下さい。KT66の製造期やコンディション等十分にセレクトしなければ使えないのです。
http://vintage-audio.jp/?p=499
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c6

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
7. 中川隆[6629] koaQ7Jey 2017年2月11日 10:50:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7089]

Q: 最高に音の良いスピーカー教えて下さい。 2012/2/15 rollingcyukunさん

最高に音の良いスピーカー教えて下さい。
音の良し悪しは個人差があると思いますがあなた様が良いと思うスピーカーを教えて下さい

A: papageno_eulenspiegelさん
クラシックを聴く場合に限定すれば、QUADのコンデンサー型を超えるものはまだ存在しないと思っています。

数ミクロンという極薄の振動膜に数千ボルトの高電圧をかけたうえ、それを挟む形の電極板に+と―の音楽信号を与えて振動膜を震わせ音を発生させる仕組みで、一般的な、ラッパを箱に取り付ける形式と違って、音楽信号に固有音の色付けがされる要素を極限まで排除したスピーカーです。

拙宅では現在、旧いタンノイのGRF(モニターゴールド)、最近導入したハーベスのHL-P3ESRを含めて3種類をおいていますが、結局、ほとんどQUADのESL57しか使わなくなってしまいました。

ESL57は1957年頃に発売され、’80年代半ばごろに生産終了となったいわば骨董品ですが、世界中に根強いファンがいて、リストアして使い続けている人たちが大勢います。

ドイツの QUAD代理店では、振動膜を枠に張る機械を英国のQUADから買取って、「新品」を供給しているので(金属製のグリルだけは中古品を塗りなおしたものですが)、ドイツに住んでいたころにわざわざコブレンツに近いQUAD代理店まで行って買ってきました。外観のデザインも大変気が利いていますので、グリルをくすんだ緑色に塗装してもらった我が家のセットは私の最も愛するオーディオ・コンポーネントです。

ドイツQUADでは、ESL57 の改良型である ESL63 の新品も、さらに現在も QUAD本社が量産している ESL2805/2905 も販売していましたが、じっくり聴き比べたところ、音そのものの魅力ではやはり原点である ESL57を超えられていないと思います。改良型では音像の定位や空間表現を改善する措置が加えられているのですが、やはりそのために音質への影響が避けられなかったのでしょう。

QUAD のコンデンサー・スピーカーの唯一の問題点は、その発音方式に必然的に起因する低音の不足と言われてきました(私自身は、主に聴く音楽の種類からあまりそう感じていませんでしたが)。ところがドイツ QUAD では最近、ESL63、ESL57 向けにそれぞれ専用のサブウーファーを独自に開発したとのこと。従来は、既存のサブウーファーをQUADのコンデンサー・スピーカーとうまくマッチさせる事は不可能と言われてきましたが、このESL57専用サブウーファーをドイツに注文してみようかと、近頃悩ましい日々を送っております(きっと近々注文しちゃうんだろうなァ〜〜)。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1181575751

QUAD
http://www.quad-hifi.co.uk/

QUAD 代理店 ROCKY international
http://www.rocky-international.co.jp/quad_index.html

ドイツ QUAD (QUAD Musikwiedergabe by Manfred Stein)
http://www.audiencejapan.com/QUADMusikwiedergabebyManfredStein.html
http://www.soundbox.co.jp/QUAD/japanese_1.htm

ドイツ QUAD の代理店 サウンドボックス
http://www.soundbox.co.jp/

QUAD ESLスピーカーの修理で定評あるサウンドポイント55
http://www.geocities.jp/soundpoint55/index.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c7

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
8. 中川隆[6630] koaQ7Jey 2017年2月11日 10:58:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7090]

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/21(金) 12:00:54.26 ID:I5mBnGRd

ESL はドイツ製?と旧いイギリス製では音がちがうの?


388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/03/23(日) 00:53:00.64 ID:wNJTbXdg

違いますね。 変な音になっちゃいました。

イギリス製の頃は JAZZ でも思いのほかHOTに聴けたけど今のドイツのは
冷めちゃいます。

全部ドイツ製で新貼りの 57 も聴いたけどハイが出るようになっただけで、ただの細みな煩いSPになってた。

本来 ESL-57 の持ってる熱気みたいな物が全く無くってただ綺麗に鳴ってったよ。
その代わり直ぐに音圧は出るよ。


389 :387:2014/03/23(日) 11:43:55.55 ID:sqsJIrls

足の長いドイツ製は、格好良い感じなんですが。イギリス製を大事にしよう。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1303158619/l50


48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/09(日) 03:27:48.81 ID:J6r5nMxk

大きな音を出せないコンデンサー型だけど、家庭で聴く分には十分すぎる。

日本人には人気が無いため、新製品が出ず、買い替えせずに10年以上たった。
恒例のハイエンド行ってるけど、我が家のコンデンサー型の優秀さを確認することになってしまう。


49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/09(日) 18:38:38.53 ID:cRlGP+CH

QUAD の ESL2805 は繊細感がないように感じた

安くて薄っぺらい ESL988 の方がコンデンサー型らしい爽快な音だった

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/13(木) 00:11:34.23 ID:ZwGdLKL0
>>48
そのとおりですね。

>>49
ESL-63PRO の方がよりいいよ。
ドイツのは何か違う。


52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/13(木) 09:15:56.33 ID:ib4724v3

ドイツ QUADの ESL57 はどうよ


53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/13(木) 16:18:21.89 ID:FdAhO73j

直接の再生産品は聴いたこと無いけど全ユニットをサウンドボックスでドイツのに交換した奴なら聴いたよ。

6枚全部ユニット交換して約¥50万だと。

出て来た音はオリジナルとは似ても似つかないやたらハイだけ良く出る
煩いSPになってたよ。
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1412663235/l50

79 : ジークフリート 2014/08/01(金) 18:02:17 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp

明日は ESL57(ブロンズ)を聴きに行く予定。
ステレオラより良かったらどーしよう?(なぁーんて、実はジョーダンワッツ ステレオラに使われているパンチングメタルと「ブロンズ」のパンチングメタルの質感の比較をしたいだけとか)

80 : 薬漬け 2014/08/01(金) 19:28:07 HOST:west22-p165.eaccess.hi-ho.ne.jp

ブロンズは確か希少種ですね。音の質感が通常のものと違うのでしょうかね。

81 : ジークフリート 2014/08/01(金) 21:28:10 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp
>>80
希少種
薬漬け先輩。初期のブロンズの後は塗装仕上げでブロンズほどキレイじゃないんですよね。

ただ、塗装ものでも既に健全な個体が少なさそうですから、今となっちゃ「ブロンズじゃなきゃ・・・」てなこと言ってる場合じゃないかもしれません。

今回の個体は、まだとりあえず振動幕は大丈夫みたいですけど、ESLのように磁性体を振動幕に塗装しただけではないマーチンローガン(磁性体は打ち込み)でさえ既にヤバイ状態ですから・・・

82 : すってんてん 2014/08/01(金) 21:34:28 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp

英国の音響製品(ラジオ含む)に使われているパンチングメタルは
量産品、普通に流通しているものでつ。

86 : ジークフリート 2014/08/02(土) 17:47:45 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp
>>81
ESL57 を見て来ました。ブロンズ未だ色褪せず!

ジョーダンワッツ ステレオラのパンチングメタルと並べると網目のパターンは同じデザインですが、目の大きさが違いました。
そして、ステレオラはブロンズじゃなく、もう少しゴールドに近い色。

87 : すってんてん 2014/08/02(土) 19:24:44 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp

約30年昔の記憶が確かなら ESL もゴールドに近かった、

ふと、そんな気がすて。でつ。

ゴールドムンド・・・・・ヤッパシ

179 : ジークフリート 2014/09/07(日) 20:09:40 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp

本日はESL57ブロンズの試聴。

右チャンネルの音圧が低くて左右のバランスを調節してみたものの、やはり右側の抜けは悪いわ高域は出ないわで、もはやジャンク品。

暇つぶしに・・・元ソニー技術者が発売する5wアンプとかシンプルなUSBダックが良いらしいとか・・・◯枝クンの本音やらアンプやらについて地元ならではの考察とかで話しに花が咲く。

ESL57 を防塵フィルム無しで聴いてみたい願望が叶うのはいつの日か?

ESL63 の防塵フィルム無しは、一度だけ聴きましたか、やはりこれも草臥れていて却下。
(あ〜、マーチンローガンが在ったらなぁー、と今更後悔ではありませんが・・)

180 : くろねき 2014/09/07(日) 20:28:39 HOST:wb92proxy10.ezweb.ne.jp

>ESL57ブロンズ・・・やはり右側の抜けは悪いわ高域は出ないわ


不調の右側は振動膜が弛んでいるか、
あるいは汚れでも付いてるのかもしれませんね。

ESL型では、電極板と振動膜の間に塵があるとノイズが出るのは知られていると思いますが、 膜の表面に油脂などが付いていると静電気が弱まって、音が小さくなることがあるようです。

ESL型は、空気のキレイなところで使ったほうが良いのかも?

181 : くろねき 2014/09/07(日) 20:45:02 HOST:wb92proxy09.ezweb.ne.jp

↑あ、それと振動膜のバイアス電源関係にも怪しい箇所があるかもしれませんね。


183 : 薬漬け 2014/09/08(月) 19:28:22 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp
>>179
ESL57の防塵フィルムは“とるべき”ものなのでしょうかね?

日本のスピーカーは確かにユニットストレートの状態で「音作り」がなされていますが、海外製は概ねサランネットを介した状態で音作りをしていると仄聞します。

してみると、ESL57の音は「防塵フィルム込みの音」ではないのかな、と…。

188 : ジークフリート 2014/09/13(土) 15:41:18 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp
>>180 ゴミでもついて

あのESL57は電気系に問題があるようですが、よくあるケースは、振動膜に塗布した磁性体の剥離とか、絶縁不良とか。

マーチンローガンなら、ゴミがついても電極ごと水洗いできますけど、ESL57じゃ、そんな乱暴なことは無理でしょうねぇ。

189 : ジークフリート 2014/09/13(土) 16:02:58 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp
>>183 フィルムはとるべきか?

個人的にはフツウのスピーカーでもサランネットは外したくない方でして・・・

しかし、クオードESLの場合、サランネットどころか、ビニールハウスの中で振動膜が鳴っているような状態で、直接音は全く聴けない。

キレイな言い方をすれば?、オブラートで包んだ音を聴いてるようなもの。
(これもESLらしさの基になっているハズですが)

折角の繊細さがオブラートに包まれている?・・・と、一旦オツムにこびりついてしまうと、一度はあのベールを剥がしてみたいという願望がフツフツと。
(ビニールハウスがヘロヘロしてるのが視覚的にも気になりますし)

(クロスビー オーディオワークスというところが、ESL63のビニールハウスを取り除いたものを販売していたことがあって、実際聴いて見ましたけど、残念ながら不調で、その実力は未だ味わえず。)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1405668065/



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c8

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
9. 中川隆[6631] koaQ7Jey 2017年2月11日 11:22:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7091]

クウォードのESL スピーカー - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2016年08月17日


私が20歳頃の思い出話。当時マイクロ#711+グレース8L・サンスイ:AU-9500・JBL:L-100(センチュリー)のラインナップで初めて、コンポを組んで悦に行っていた頃、このシステムをプランニングしてくれたオーディオ販売店のKさんの自宅「オーディオルーム」に呼んでいただいた。

お使いのSPはタンノイ:レクタンギュラ― GRFとクウォード:ESL。

どちらも当時初めて聴いたSPです。

ご実家の離れを「オーディオ専用」の部屋にされて居られ、寮住まいの私からは信じられないくらい「うらやましい」環境でした。レクタンギュラ―GRFは当時国産アンプの最高峰で有ったケンソニックの C200+P300 で鳴らされていた。素晴らしいSN比と力強く、厚みのある音に非常に感銘を受けました。

また ESLは LUXの MB88を使った管球アンプでドライブされていた。
その「フワーッとした柔らかい」サウンドには「麻薬の響き」みたいなものを感じました。

以来、この2種のSPは常に頭の隅に有りました。しかし、現実的には「大きな部屋の確保」が未だできず、入手する事は出来ていません。

クウォードの「静電型SP」は非常に魅力の有るサウンドがします。「質感」は非常に好ましく思っています。

現在自分が鳴らしているシステム(メイン×3セット・サブ1セット)の音は、メインユニットとして JBLを使っているけれど、質感はクウォードの静電型 SPの質感によく似ていると思います。

数年前に同じクウォードの#2805?だったと記憶しているが、オーディオショップの開いたオーディオフェアで DD66000 や B&W#801 等と一緒にクウォードの最新の静電型 SP を聴いた。当日の収穫はこのクウォードの静電型 SPのみに「食指」が動いた。

個人的には是非クウォードの静電型 SP、それも最新型の SPの出来が非常に良いと感じているので、手元で鳴らして見たいのだが、既に SPやシステムは十分に持っているし、似た様な「質感」を出しているのでどうしても躊躇ってしまう。チャンスが有ればぜひ自分の部屋で使って見たいSPで有る。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/2362e0439d716d4359502510d8cc2e02?fm=entry_awp


まだ手を出せないでいるSPが有る - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2017年01月21日

沢山のSP遍歴をして来たが、まだ「音は聴いた事が有る」が手を出せないでいるSPが有る。それは「コンデンサー型SP」。

20歳頃クウォードの ESL-57 を聴いた時「なんて柔らかい音がするSPが有るもんだ」と感心した事が有る。当時のオーディオの師匠であるオーディオ販売店の方のお宅訪問で聴かせていただいた。それ以来気にかかっていたSPである。

その後、スタックスやKLH、マーチンローガン等の静電型SPも聴く機会もなく、久しぶりにクウォード社の比較的新しい ESL-2805 を聴く機会が有った。ESL-57 のサウンドから遥かに進化していて「自分好み」のサウンドで有った。肌理が細かくて、みずみずしくて艶やかで、それでいて押しつけがましくなくて・・・。

オリンパスシステムの中高域はその様なイメージで作って来た。それがそのまますぐに手に入る様なSPなのだから「気になるSP」である事は間違いない。

しかし、コンデンサー型SPを入れるにはもっと大きな部屋が要る。それに「もっと落ち着いて音楽を聴く心境」にならないと手を出せないと思っている。何時かは手に入れたいSPである。金銭面でいえば買えない訳ではないが、今一つ躊躇してしまう処が有る。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/818b5b2e1f75f9f7d710b25f5a48875e


QUAD の新い静電スピーカESL2805/ESL2905 はあれはダメだとおもいます。

えらくひずんで waltsu for debeu がクリップしていたが?なんで、こんなんけ?
というもの

説明員は、それがわかって、「CDが悪いとか?」

うそつくな

静電は正直に音が出るので、ひずみまで再現しすぎる??とか、

「置き場所によってシステムの音は変わるものと考えてください?」

でたらめな説明には、閉口。直ぐに出る。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1301612344/


ESL ファンESL ファン 2014/01/20 23:06

世の中にはESLファンがやっぱりいるんですね。

僕も57を8組持ってます、仕事場、住宅などに。それは故障品を自分でレストアしました。レストアからいろいろ学びました。

この会社の事を。1950年代によくぞこうい物を設計して売ろうとした英国人に感服しました。

レストアの過程で設計問題がわかりそれを改善しましたので放電問題はもう起きません。

使えば使うほどに、このESLの音の良さがわかります、先人に感謝です。

kk 2014/02/12 23:06

ESLファンさん。私も、ESL57を使っていますが、

低音ユニットから、パチパチ音がするようになりました。

やはり、湿気によって、パチパチの頻度が変わりますが、もし、よろしければ、改善点を御教示ください。

ESLファンESLファン 2014/03/03 01:10

音がパチパチと乾いた音か、あるいはボツボツとかポツポツ音で故障の原因が違います。

前者ですと、振動膜の破れです。

後者ですと固定電極が固定枠から外れて浮いています。

ともに4分割されたパネルの不良です。

日本の修理代行店にたのんでも直らないです、修理代だけが高くて。

lotuscalifornialotuscalifornia 2014/03/04 21:15

ESLファンさん、もっとはやくにお会いできていたら良かったのにと思います。
いつかまた手に入れたときにはいろいろ教えてくださいね。

僕は、もう少し広い家が手に入ったら(夢ですが)10帖くらいの寝室のベッドの足下にポンとESLをおいて、朝おきたらそのやさしい音でゆっくりと目を覚ましたいと夢みていますW

ESLファンESLファン 2014/03/05 03:02

もう一点重要なポイントです。

ESL57は床から50cm以上あげて聞くともっと素直な低音〜高音が聴けます。

高さのポイントは、ご自身の耳の高さまでESLを上げることです。

私の場合はやく65cmにしました。

ちなみにオランダ・フィリップス社、英国BBCでは、いまだこのESLをモニターで使ってます。

ESLファンESLファン 2014/03/05 03:23
http://community.phileweb.com/mypage/2796/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c9

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
10. 中川隆[6632] koaQ7Jey 2017年2月11日 11:36:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7092]

QUAD トランジスター・アンプ : 抵抗を一本入れないとスピーカーを壊す


9 :お尋ねします:2006/11/09(木) 14:53:00 HOST:i220-109-7-124.s02.a020.ap.plala.or.jp

ESL57 と別れたあと直ぐ ESL63 が発売され試聴したが繊細さもなく緩くてヒドイかったなぁ。

やはり孤高の ESL57 と言いたいね。


12 :フォックス:2006/12/10(日) 00:45:53 HOST:server12.janis.or.jp

ESL57、今でも使っています。購入してから 30年はたっていますが、今でも時々ならしていますが、独特の音には魅了されますね。

このスピーカーはセッティングやアンプをかなり選びますので使いこなしは難しい事がありますが、きちんとしたセッティングで定位置で聞くと引き込まれてしまいます。

まずアンプですが、QUADでは当時405を推奨していました、このアンプは通常100WですがESL57を使用する時には抵抗を一本入れて50Wにして使うように指示しています。

これはオーバーパワーを防いでESL57を壊さないための使い方です。

現在は 405が不調のため LUXの BM88で鳴らしていますがオーバーパワーには神経を使います。

これで聞く音楽は小編成の室内楽などが最高です。ESL57 購入当時は JBLのL26でJAZZを中心に聞いていましたが、2セット置くには部屋が狭かったので JBLは友人の家に、、、

このスピーカーで聞く弦の音やボーカルは最高です。


15 :お尋ねします:2006/12/10(日) 18:08:36 HOST:i220-109-5-215.s02.a020.ap.plala.or.jp

ESL-2805 が賞を取ったと書き込みがありましたが ちょっと聴いて来ましたがパワーも入りレンジも広く殆んど皆さん良くなったと言ってましたが過去に使用していた時の音とは違います。
現代的になっちゃいましたよ。

今ESL独特な可憐さが非常に懐かしく思い起こされます。


16 :フォックス:2006/12/11(月) 00:48:54 HOST:server12.janis.or.jp

ESL は平面放射で背面にも同じに放射しているのでバックスペースをかなり必要としますので場所を工夫するのが大変ですね。後ろから出る音をうまくコントロールして定位が合うと音に包まれるような音場感が得られます。ボーカルも結構聞けるようです。


19 :タンノイおやじ:2006/12/26(火) 00:01:06 HOST:softbank219015152123.bbtec.net

15年以上前ですが使用していました。片方がバチバチ音がして時たま火花ばみえましたので怖いので処分しました。
特にチェンバロがいい音で鳴っていたのを思い出します。ときたまヤフオクで見かけますが本当に音が出るのかどうかアヤシイので入札はしません。

20 :フォックス:2006/12/27(水) 20:50:58 HOST:server12.janis.or.jp

>片方がバチバチ音がして時たま火花ばみえました。

これは過大入力のためフィルム(ここがコンデンサースピーカーのコンデンサーの由来ですが)ショートしたためです。ショートするとフィルムが接着して火花が出ます。


私が購入した頃は ESL推奨のアンプは405でしたが、405は100W出ますので ESLを使用する時は抵抗を1本入れて50Wに抑えて使うよう指示されていました。


ESLはデリケートなので過大入力は絶対に禁物です。もし修理が必要な場合は「サウンドボックス」で出来るそうですので検索して下さい。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/11602/1162875343/l50


2008/11/24 KM氏邸訪問記 (迎えてくれたQUAD達)


さて、昨日は、KM氏のオーディオルームに到着したところまでお話しましたが、いよいよ、たくさんのQUAD達と対面のときがやってきました。 階段を上がり、めっちゃ広いオーディオルームに入ると、KM氏が、この上なく暖かい満面の笑顔で迎えてくださいました。 まずは、本日の主役・・・・

【QUAD ESL(57)】

続いては、本日ESLをサポートしてくれるアンプたちです・・・・

まずは、プリ君


【QUADの歴代プリアンプと66CD】

手前から、前回も登場の送り出し標準機のQUAD 66CD、次の上のが22モノ、下が22のステレオ、奥後ろが33、手前が44と、歴代のQUADのプリアンプが勢揃いです。 なお、44だけは、AcousticTaoさんがお持ちいただいたものです。

何れも、非常に個性のある、粋なデザインですね。 持つなら、さりげなくリビングに、22モノのデザインが好みですね。


続いては、同じくパワーアンプ君たち

【QUADの歴代パワーアンプ】

手前から、QUAD II(16Ω)、真ん中のベージュ系のが303、その奥隣がQUAD II(8Ω)、一列奥のヒートシンクつきのが405−2となります。やはりIIのチャーミングなデザインが秀逸に思えます。

で、これらを全て240Xにて駆動します。(404のみ100V)

画像上部に2台と一番手前に1台の青いボックスが、電源の要、240Vへのステップアップトランスです。 そして、いきなり、本日のメイン構成での試聴です。

1) 66CD→22→II→ESL57の試聴から・・・・・・

何とやわらかく、暖かく、濃い音がするのでしょうか!!

すんごく、熱く、濃い音です!!

下も上も十分出ているのですが、それとは比べ物にならない中音域の充実感、艶かしさは、たまらん物がありそうです。

HiFiって何?そんなのいるの?という声が聞こえてきそうです。(^^;


2) 続いて、66CD→33→303→ESL57の試聴から・・・・・・

非常に繊細な感じが強くなり、同時に何となくカチッとした印象

ホールエコーも良く聞こえ、ボーカルやピアノの艶がなんとも言えません。自然な空間感が感じられ、ポット音が浮かぶ感じがします。

3) 続きましては、66CD→44→405−2→ESL57の試聴から・・・・・・

何となく、ハイファイ的になってきたような気がします。これまでのアンプと比べると、なんかCDみたいな感じで、艶っぽさや響きのようなものが、少し後退した感じがします。

さて、ここまで、最初からの印象では、57の表現は、一種独特の広がり感、空間感を出し、何ともやわらかに広がる印象が中心でしたが、それを改善してみましょうという事になりました。

っと、おもむろに、KM氏が引き出しから何やら取り出してきた。

【黒檀の延長足】

そして、後方にスラントした57を、おもむろに直立に起し、後ろの足の下に黒檀の延長足をかませた。 そして、試聴。

何と、何と!JAZZが前に飛んでくる!!

素晴らしく、ダイナミックに前に押し出してくる!

凄い!
これは、まさしく言いたい放題だが・・・・・・この熱い音は強烈でした!

いやはや、こんなにも違うものか!!

さて、これで、一応、一通りのアンプ郡を聞いてきたのですが、いかがでしたでしょうか。

バランスの素晴らしさからすると、σ(^^;は、33と303に惹かれますが、じっくり聞き込むには、その音の熱さを感じた44と405−2が、オーディオ的快感が感じられていいかなあ?と言ったところでしょうか。

でも、何といっても、22とIIの組み合わせは、現代の製品にはない独特の音で、その中域の濃さと艶が何とも言えませんでした。
http://mtt2.blog60.fc2.com/blog-entry-147.html


5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/13(月) 14:41:05.32 ID:QfHp18yI

静電型では高域にかけて1Ωぐらいにインピーダンスが下がる。

応答性が高い、歪率がアンプ並みに低い、後ろに音が放射される。

この問題を避けるため、スピーカーケーブルをモノアンプを使って実質なくすとか。

低インダクタンスのものを出来るだけ短くステレオアンプにつなぐとか。
くそ馬力のあるクレルとかマークレビンソンのアンプを使うとか。

部屋は最低でも10畳は要るとか。


9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/15(水) 19:17:43.67 ID:huguTXA
>>5
クォードは球アンの22とUでESLの開発をしたんじゃなかったのか?
あれ、30Wもでないだろ


11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/16(木) 02:05:30.39 ID:IiDRjUM+
>>9
57 はね。
Uは12W。
あれに 405とか繋いでみんな高域ユニット焦がしてるよ。

57スタックで使ってたレビンソンは ML-2(8Ω時25W)を造ったわけだ。
2台パラに25Wね。


63は違うよ。
保護回路も付いたしピークで50V入る。
何Wかって? 計算してみろよ。

高域でインピーダンス下がるからOTLのトラアンプだと盛大にハイ上がりになる。

この辺が評価の分かれる所と言うかクラ向けとか室内楽向けとか誤解される所以。

だからプロはアウトプットトランス使ったトラアンプで鳴らしてる。

BBCもフィリップスも。

球で100Wオーバーって結構厳しいからね。
63は鳴らしきるアンプが無いってのもこの辺の問題。
SPの歪率無茶苦茶低いからアンプの性能もろだしね。
QUADはHiFi過ぎるんだ。

マーティンローガンなんか分厚い振動板使ってハイ出ないようにして
アンプで持ち上がって行って来いにしてる。
ゆえにQUADほどセンシティブに追従しない。
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1412663235/l50

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c10

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
11. 中川隆[6633] koaQ7Jey 2017年2月11日 11:59:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7093]

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/23(月) 01:09:40 ID:WX1pFLhH

OUADU買っちゃいました。 パワーがどうかなとか思ってたんですが繋いだとたんにそんな事どうでも良くなりました。

低音緩いのかなって想像してたのも全く問題なし。
オーディオの進歩って何なのでしょう?

流石にBCUに繋ぐと低音気持ち緩いかなって思いますけどそんな事どうでもいいくらいこっちでも見通しのいい音になります。 405じゃ絶対に出なかった音です。 正直おんなじクォードこんなに音が違うとは・・・

OUADUってESL用だと思ってましたが ESL-63にもばっちりです。
流石に22までは手を出す気にはなれませんがOUADUは凄いです。

ピン入力に改造したのを買いました。 今までセットでしか見た事がなく単品では使えないものと思ってましたがこれはいけます。 何よりESL-63の音の凄いところであるリアリティーに磨きが掛かります。気持ち悪いくらいにリアルな立体感ある音像が浮かび上がります。 トランジスターじゃこういう音って出ないのかな?

ここまでくれば ESL-57 聴いてみたくなりました。


446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 00:16:43 ID:GI5HCua7

22+U×2の純正組み合わせのも試聴させて頂いたんですが正直22は今一でした。
CDではボケます。同時に比較したリピーターにパッシブアッテネーター入れた物に比べると鮮度がドンと落ちました。
イコライザーも箱庭的になりました。

基本的にセットで使われるアンプですのでUの評価が不当に低いって店の人は言ってましたね。私もそう思います。

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 10:09:03 ID:E+V0bXeB

コンデンサSP は真空管というよりOPTとの相性が良い。

コンデンサSP を通常の TR AMP で鳴らすのはかなり難しく米国のアンプは、コンデンサSP をターゲットにしだしてからモンスター化が進行したがさすがに QUAD は小型AMPでも十分に駆動力があるのは凄い。

オリジナル22はコンストラクションの問題からコンデンサがほぼ確実に劣化しているので問題がなさそうなものでも本来の音質ではないので注意が必要。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1171701565/

579 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/10(水) 21:33:55 ID:VqM32ILC [1/1回発言]

QUAD は英国製じゃないんだよね、もはや


861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/03(木) 00:38:44 ID:osrmmdbQ

会社自体は息子が売っちゃってるんで全く別物になってるよ。
要は名前が同じってだけ。

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/03(木) 07:04:28 ID:of8YDidE

それを言ったらマランツだってJBLだって
タンノイだってデノンだってレヴィンソンだって
昔とは全く別の会社で名前が同じだけ。
どうしてクオードだけそんなにそれにこだわるのか。


864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/09(水) 04:20:09 ID:SxnK4tz0

別にクオードだけに拘ってるわけじゃない。
マランツは日本製に成り下がってるし、タンノイも昔の面影は無くゴールドで終わってるし、レビンソンはただのマドリガルのブランドになっちゃってる。

どれも名前だけの会社だよ。 その証拠にこれらのメーカー品でマニアに評価されるのは昔のオリジナルの頃のだけだよ。

QUADも同様ってだけ。


520 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 16:25:19 ID:ZvsFF3+G [1/3回発言]

QUADがブランド売って別の会社になってるって知らない人が居るんだ。

ESL も海外の修理サイト(業者)とかを見ると分かるけど、評価、修理等されてるのは本国製の63PROまでだよ。
以降の物は話にも出てこない。

ESL の製造機材もドイツに売られて現在修理もドイツだしね。
ESL2905 に高額出して買う意味があるとは思えないなぁ。

521 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 22:58:53 ID:oUeACMTE [1/1回発言]

ドイツの QUAD Musikwiedergabe が独自にやってるビジネスと QUAD本社の仕事を混同していると思う。

ESLの修理は今でもハンチンドンでできる。
ドイツの修理とどっちを選ぶかは趣味の問題
たしかに事業はIAGに買収されたがサービス部門の信頼性は前とそれほど変わらない。
いまでも33や44のパーツは普通に用立ててくれる。


522 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 23:02:44 ID:ZvsFF3+G [2/3回発言]

今の QUAD は QUAD に有らず、ブランド売った先が勝手に作ってる。
QUAD社は ALTEC同様既に潰れてます。


523 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/19(金) 23:15:26 ID:ZvsFF3+G [3/3回発言]

ストックの修理パーツも全部QUAD Musikwiedergabeに売却してます。
今はブランド維持の為新会社が修理再開してるだけ。
昔のESLの製造機はドイツに有ります。

中華製のスピーカー売ってる会社が本家クオード?
一時アメリカに身売りしブランド買い戻して再出発してるTANNOYと似たようなもの。
今のTANNOYとかQUADを認めるかどうかは???


526 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/20(土) 10:40:30 ID:cGB8ZMme [1/1回発言]

中国資本になっても、雲散霧消してしまうより遥かにいいとおも。
で、新品のESL2905なんかはどこで作ってるんだろう。やっぱ中国か?


527 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/20(土) 16:07:33 ID:UaZC8H/I [2/2回発言]

買収されようが中国になろうが,現に33や44のパーツを送れと言えば送ってくれる。
本体を送れば修理もしてくれる。

ずっと同族でやってるくせに修理も受け付けない国内メーカーよりは格段にまし。


528 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/21(日) 05:41:06 ID:RhM0w8Hy [1/1回発言]

オリジナルと全然違うパーツが来るね。

「英国QUAD社ではこのESLの部品供給をやめてしまいました」

とサウンドボックスのホームページにあるが?

ハンチンドンでもQUAD Musikwiedergabeのリビルトパーツを使うって事かな?

529 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/21(日) 19:11:37 ID:tXZl2xHi [1/1回発言]

もともとQUADには「オリジナルと全く同じパーツでなければダメ」という発想はない。ロスの時代(買収される前)でもごく当たり前に互換パーツを送ってきたし,そもそも新品のアンプでもロットによって全然違うパーツを使っていたりする。

「定数が同じで品質が良ければ出てくる音は同じ」というのがウォーカー爺の考え方だったと思う。

530 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/22(月) 05:58:51 ID:cHL9uLBS [1/2回発言]

本当にそうなら国産パーツで直せばいいんだけど、実際には違うよね。
それにステサンだったか管球王国だったかの試聴で絶賛されたのはオリジナルパーツをいいとこどりで完全復刻されたサウンドパーツの試聴用だよね。 リビルトとは全く違うアンプって事だったと思うが。

ESL の修理にしたってハーマンで直したとこ、他のユニットより先にまた壊れるって有名なんだけど。 ロッキーはどうなんだろう?


532 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/09/22(月) 23:45:43 ID:cHL9uLBS [2/2回発言]

ごめん、トラの QUADに興味無いんだ。
でも音が悪くなった理由が解るね。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1171701565/


764 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/01/08(金) 23:30:06 ID:A95vB/0V [1/1回発言]

QUAD llの歴史をおしえてくれ

765 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/01/12(火) 05:04:54 ID:EHATOM0j [1/1回発言]

1953年発売、1967年没。

766 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/09(火) 19:58:30 ID:PxqJ3L48 [1/1回発言]

今度のプリメインなんかいい。80万は高いけど

767 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/09(火) 21:26:21 ID:WqLA/L0B [1/1回発言]

 最近、QUADはパラビッチーニへ委託してるみたいだけど、音の傾向は、QUADらしいの?それとも、EARに似てるの?

768 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/10(水) 10:49:44 ID:cyGYtjUF [1/3回発言]

英国のQUADは実際にはもう潰れて無い会社だし、今は名前を使って再編した会社が有るだけだから何でもいいんじゃないの。


769 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/10(水) 21:24:31 ID:JYFNJnIF [1/1回発言]

QUADは潰れたこともなくなったこともない。ただ会社ごとIAGに売却されただけ。
会社も工場も昔と同じハンティンドンにあるし古い製品の補修部品もきちんと持っている。 昔と同じ純正修理もできる。


770 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/10(水) 22:57:11 ID:cyGYtjUF [2/3回発言]

会社ごとIAGに売却された段階で昔のユニットの製造機等も海外流出して従業員も辞めてる。

社屋と名前が売られただけ。 昔のQUADは存在しないよ。
それ以降の製品(部品)は殆ど中華製に成り下がってる。

774 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/11(木) 10:31:18 ID:A7Y0Wtn5 [1/2回発言]
>>770
実際に連絡取ってみるとサービス部門には20年前と同じ人も働いている。
50年前の22の修理だってちゃんとできる。

従業員は年を取るわけだし会社が売却されればリストラもあっただろうけど,社名と社屋が同じ町にそのまま存在して,同じブランドのオーディオ製品の製造販売や旧製品のサポートが継続しているなら「潰れてなくなった」とは言わないだろうという話。

あなたの論だとラックスもケンウッドもデンオンもコロムビアも「潰れてなくなった」ことになる。


771 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/10(水) 23:05:16 ID:PMQVup95 [1/1回発言]

流出した機材を使っているのがドイツの例の会社なのですか?


772 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/10(水) 23:30:25 ID:cyGYtjUF [3/3回発言]

ドイツとスエーデンに売られました。

775 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/11(木) 10:53:50 ID:r30YqZht [1/1回発言]

LUXもDENONも身売りしてるね。 昔とは違う。
QUADを含め少なくともそのメーカーの音決めをしていたブレーンや設計者は残ってないよ。


780 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/12(金) 13:51:25 ID:lHvPL1xd [1/1回発言]

LUXもサンスイも中華系資本にブランド名、一回売ってるよね。
LUXの設計者はその次点でトップはリタイアし下はみんな独立した。

QUADもESLの製造機売ってしまってる段階でほり出したって事でしょ。
一時期何年か修理不能の時期があったし。

ブランド名継承した以上はアンプなんか回路図有るわけだから部品供給も修理も同等品でなら可能だけど、ESLの新型はドイツからの逆輸入だったし。 最近また自社用にもまた設備したのかな?

特にSPなんかESLしか造らなかった会社が身売り後中国製のユニットでただのブックシェルフSP作ってブランドイメージ落としてる。 明らかに志向の違う別会社だってわかるだろう。


776 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/11(木) 12:11:05 ID:18eNO1K1 [1/1回発言]

旧製品のサポートを続けてくれるのはありがたいことだよ。


782 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/13(土) 15:30:08 ID:jiuGcNfm [1/1回発言]

 QUADは出来た頃から、かなり完成度が高いものを出していて、結局、 買い替えよりも、修理等で維持するユーザーが多くなり、売上げが減った。  というのが、問題だったのでは?

 ユーザーとしては、非常に良いのだけれど、企業としては、厳しかったと。
 で、身売りする前の製品を使っている者が多い気がする。


 
783 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/13(土) 17:53:51 ID:jHHd070y [1/1回発言]

修理でちゃんと収益の出るビジネスモデルってありえないのかねえ。


784 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/13(土) 22:44:28 ID:Uo9TDfYH [1/1回発言]

修理部門を維持するだけで莫大な費用がかかります。
結局その分だけ製品に上乗せせねばならず買う人がそれを評価するかどうかにかかってきます。


785 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/14(日) 11:42:28 ID:DhxGFWGs [1/1回発言]

つか、かかるコストを修理代で回収できるかどうかだろ。
他人の修理代まで新品の価格に上乗せされたんじゃかなわん。
そんな価格の付け方したら競争力があるわけない。


787 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/14(日) 12:46:44 ID:gOLiX8+y [1/1回発言]
>>785
>他人の修理代まで新品の価格に上乗せされたんじゃかなわん。

実際昔はそうやって価格設定してたんだよ。 だから何年経っても修理ができた。


>そんな価格の付け方したら競争力があるわけない。

だからすべて使い捨てになった。 そういう時代にはそもそも趣味のオーディオなど成り立たない。

みんな古い製品を探して買うようになってオーディオ業界はますます衰退。
他の業界もそうだけど,価格破壊は蟻地獄だよ。


788 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/14(日) 17:24:43 ID:LVU9YlAt [1/1回発言]

大メーカーがコスト削減できたのは主要機能部品の供給を製造終了後8年と法律で制限をつけてくれたおかげで

つまり8年もてばあとは後は諦めろと言える様になった事が大きい。実際部品も保有をミニマムに押さえ8年経過後は破棄される場合もけっこうある。 それ以上でも修理してくれるという場合も可能なのは汎用部品に問題がある場合だけで特殊部品に問題が発生した場合は修理不可能となる。

これでも日本はまだましなほうで価格競争で新興国に負けているがこれらの国では専用部品を交換しなければならない修理可能期間はもっと短くクレームをつけてくる客には新製品を割安で売ることで代替としているケースが多い。 (この場合でも卸売り価格以上の値段を付けているのでメーカーとしては逆に儲けが増える)

一度購入すれば修理を行いつつ数十年使い続ける方がユーザーとすれば得なのだがそういう発想は薄れとにかく1円でも安ければ良いという風潮が強くなっている。 あらゆる条件が同じでただ安いだけのものなど滅多になく
安い物にはそれなりに理由がある場合が多いのでそれをしっかり弁えた上でなにを購入するか考える必要がある。

781 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/13(土) 14:49:02 ID:PMazBJ6O [1/1回発言]

ブックシェルフでイメージ落ちたか?


789 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/24(水) 00:14:00 ID:tFEbWIB1 [1/1回発言]
>>781
思いっきり落ちたね。

昔は1機種ずつしか造らなかった会社だったのに(新しいの出した時しばらくのみ被って2機種存続)、並みのメーカーに成り下がった。


790 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/24(水) 00:49:43 ID:t2IZhUdb [1/2回発言]
>>789
成り下がったはちょっと酷い言い方。

時間をかけて開発し丁寧に作り寿命が長くしかも価格も一般の人が買える範囲に収まる。 まさに家庭の中で使って本当に価値あるオーディオ製品を目指し努力を続け本当に良い製品を生み出してきたが それだからこそ経営が破綻した。

かってのQUADになんらミスは無くただそんな存在を市場が拒絶したから破綻した。 市場が求めるのは壊れたら使い捨てでもかまわないからひたすら安い製品か普通の人が買えないような無意味に金をかけた無茶苦茶高価な製品で適度な値段で寿命の長いオーディオなど求めなかった。

いまやっている安いSP路線も加味して企業を存続させながら99シリーズのように本来のQUADらしい製品を維持し続けている事は賞賛こそすれ非難するのはあまりに酷いと思う。


793 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/24(水) 06:19:06 ID:5zLo/gTm [2/2回発言]
>>790
>それだからこそ経営が破綻した。

QUADは経営破綻して身売りしたわけではない。
創業者の息子が会社を高値で売却して悠々自適の生活に入ったというお話。

794 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/24(水) 12:11:24 ID:t2IZhUdb [2/2回発言]
>>793
売却したのは事実だが売れ行きが思わしくなく身売りか破綻の択一だった。

リペアパーツ製造用の機械や保有していたリペア用部品を高値でドイツのディーラーに売ったのも赤字削減および経費圧縮を迫られたからで身売り当時の英国の論調でも仕方ないが一般的だった。


795 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/28(日) 22:41:24 ID:4HJDHxUA [1/1回発言]

昔のQUADを知ってる者にとって今の QUADは QUADであって QUADじゃない。

そういう意味では QUADの理念は LINNが引き継いでるのかも知れない。
英国風シスコン(高級)という意味ではね。

かつてのQUAD社は斬新な技術を形にして他に無い物を完璧な形で自社提供してきた。 今のQUADは良くも悪くも普通のオーディオメーカーになった。

良い物を求めるのに中古を求めて悪い事は無いでしょう。
残念ながら99シリーズも含めて後世に残るような物は現行品には全く無いと思います。

797 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/03/04(木) 00:02:39 ID:Q+CRLdkz [1/1回発言]

ま、今も悪くはないのかも知れんが、昔が素晴らしすぎたのかもな。。
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1171701565/701-800


443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/23(月) 12:34:53 ID:WP8hNXpH

質問! 復刻版のII-classicとオリジナルでは音は違うんでしょうか。


444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/23(月) 13:12:31 ID:xyLcv8Wh

オリジナルの程度のよいのが22とセットでももっと安く買えるのに classicを買う理由は
「なにがなんでも新品でないとイヤ」以外ない。


446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 00:16:43 ID:GI5HCua7

22+U×2の純正組み合わせのも同時試聴させて頂いたんですが正直22は今一でした。

CDではボケます。同時に比較したリピーターにパッシブアッテネーター入れた物に比べると鮮度がドンと落ちました。
イコライザーも箱庭的になりました。

基本的にセットで使われるアンプですのでUの評価が不当に低いって店の人は言ってましたね。私もそう思います。

U-classicは中国製でしょ。付いてる球も酷い。

昔金ぴかのありましたよね。それ聴いた時は何だこんな物かと思ってました。
それがUに出会うのが遅れた原因の一つですね。


451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 10:09:03 ID:E+V0bXeB

コンデンサSPは真空管というよりOPTとの相性が良い。

コンデンサSPを通常のTRAMPで鳴らすのはかなり難しく米国のアンプは、コンデンサSPをターゲットにしだしてからモンスター化が進行したがさすがにQUADは小型AMPでも十分に駆動力があるのは凄い。

オリジナル22はコンストラクションの問題からコンデンサがほぼ確実に劣化しているので問題がなさそうなものでも本来の音質ではないので注意が必要。

ステレオサウンドが輸入しているリビルド版22は、本来QUAD本社が保有していた保守用設備及びパーツを使用しているので チャンスがあったら一度聴いてみる事をお勧めする。

(QUADの経営体制が変わった時に手放したものをその国の輸入総代理店が一括して購入した)

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/01(火) 23:23:27 ID:cGCJ21Qs

クオードはコンデンサーよりも抵抗の数値変質の方が大きいよ。
でもリビルト22でオリジナルのコンデションの良い奴の音は出ないぞ。
肝のパーツが違うんだろ。


461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 09:39:01 ID:9zuVFJ93
>>453
いくらベストコンディションでも40年以上使われたものと未使用パーツで作られたものが同じ音がする方がおかしい。
現代のわれわれはむしろ劣化したパーツの音を22の音だと思ってる可能性だってある。


462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 02:34:56 ID:9elmHkoV

未使用パーツって違うパーツって事だろ。 昔のパーツは殆ど無いよ。 あくまで修理用の代替え品。
それにドイツで造られたのとイギリスで造られたのが同じ音がする筈もなく。
特に新造のUは酷いよ。 どう違うのかは内部写真見りゃ一目瞭然。

ESLの修理もMusikwiedergabe GmbHは下手だよ。
ハーマンの63の修理なんてすぐまた壊れる。

同じく旧クオードの製造器買った北欧の会社の方が上手くって安い。

今までに好きで22を5台程とQCUを7台レストアーしたけど音質の個体差はそんなに無いよ。もちろん悪い所を直しての話だけど。

ま、22なんてどうでもいいよ。QCU×2が良いな。
リビルト22が良いならせいぜいサウンドボックスに御奉仕してくれ。
おおっと、関係者かな? 箕口氏に儲け過ぎだと言っといてくれ。


463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 07:31:09 ID:nq5hEeFf
>>462
クオードはパーツでコロコロ音が変わったりしないのが美点なんだと思うけどな。実際あなたも

>音質の個体差はそんなに無いよ。

と書いてるのがそういうことだと思うしウオーカー爺さんも「パーツの定数が同じなら音も同じ」と喝破してたでしょう(まあこれは自分の設計を自慢してるので文字通りは受け取れないとは思うが)。

いろいろ使うと差に敏感になるのはしかたないけど全然違う,こっちはすごい,あっちは糞というのだけが「わかってる」ということではないでしょう。


464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 10:34:22 ID:9elmHkoV

わかってるのはリビルトの22がオリジナルの22とは音が違うって事。
それで十分なんじゃない。

確かに多少修理で違うコンデンサーや抵抗が入ってもそんなには変わらないって意味で書いたんだがすっくりパーツの違うリビルト物は直ぐにわかる。

Uはトランスも違うし音に多大な影響をする電界コンが違う。 全く別のアンプとして買えばいい。
でもあの値段出して買う香具師の気は知れん。


466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 20:37:55 ID:uCw8WfRM

今本屋に出ている「往年の真空管アンプ大研究」でQUADの歴代真空管アンプの比較試聴があるけど、発売された雑誌の文章では、編集と再構成によりあまり気づかないけど、現行機種は評者3人とも全くお気に召さなかったらしい。

あの試聴で使用したQUAD22とQUADUはSOUNDBOXが用意し、ドイツの再整備ではなく、良く手入れされたオリジナルらしいが、別格の音の良さだったそうで、QUAD22とUを何台も聴いている某氏も驚いたらしい。

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 21:05:41 ID:K4X5n+Gu

22とUが、最高でつ!!!


468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 02:08:55 ID:GG+1IdFs

QCU×2+U×2の方が断然いいって。

結局よく整備されたオリジナルが良いって販売元も認めてるって事だろ。
程度の良いオリジナル持って来て目を旧型機に行かせてリビルトの方が安心して使えますしオリジナルのミントコンディションと同等ですよって売るわけだ。 でなきゃ幾ら程度が良いって言っても中古にリビルトの値段以上付けて売るのは難しいものな。


469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 21:08:38 ID:w8cl5Ri/
>>462
同じく旧クオードの製造器買った北欧の会社の方が上手くって安い。

これってどこですか。教えて欲しいです。


470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 04:32:43 ID:Sn1nHb7A

よい修理屋はむやみに他人に教えない,が基本だ。
素人客が増えると必ずトラブルが増えて技術レベルが下がったり最悪の場合廃業しちゃったりするから。


474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 23:32:09 ID:dFm0FSBf
>>469
教えてもいいけどスエーデンまで送るの?

日本でちゃんと治してくれるところもあるぞ。
そこの供給パーツ使って。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1171701565/


124 名前:くわど :03/10/15 20:13 ID:GH30dikf

再生品のクオードはオリジナルに比べてかなり音がシャープでふくよかさに欠ける
真空管がチャイナのせいかもしれない。

タマを英国製に替えると結構いいかもしれない。
http://hifi.denpark.net/1065539700.html

571 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/07(日) 22:00:14 ID:OGDhD9Uf [1/1回発言]

QUADUクラシックを買おうと思ってるんだが、持ってる人レポよろ

本当は往年のQUADUのオリジナルが欲しいけど、ないモノねだりしても仕方ない
それともクラシック買うくらいならまだレプリカの方がいいのか・・・?


572 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/07(日) 22:24:37 ID:zXsPj041 [2/2回発言]
>>571
クラッシックとフォーティと復刻記念版と有るが昔のQUAD IIにはかなわないらしいとさ。中古も20〜30万円台でQUAD22付きで買えて幸せになれるよ。

てか、目的もなくTwentyfour持ってる漏れは馬鹿だが(w
いや、逸品館にQUAD II Gold復刻記念版があるんでそれ買おうと思い先にPre買ったら、株暴落で買えなくなっちゃった(w(w(w orz...


603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 06:46:36 ID:X+MQ8PqI
>>571
クラッシックとフォーティと復刻記念版と有るが昔のQUAD IIには かなわないらしいとさ。中古も20〜30万円台でQUAD22付きで買えて幸せになれるよ。

それはオリジナルのGEC KT66、ムラードがついての話ですか?
オリジナルは高いし、KT66を新品で探すのであれば何もいまさら、QUADにこだわる必要はないかなあと思ってます。

真空管を新しい代替品に変えて聴いている人どうですか?


604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 07:03:31 ID:FAT86ynP

今の人は実際に聴いてみる前にネット情報とかで頭がいっぱいになっちゃってるからかわいそうだね。

ロシア管で鳴らしたってちゃんとQUADはQUADの音がするよ。


605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/08(木) 12:27:59 ID:tyv4jNol
>>603
そもそも、単にKT66アンプが欲しいだけならワザワザこのスレには来ないと思うが?
QUADの音が好きだから買うんじゃないの


>>604
前半はその通りだと思うが、後半は賛同しかねる

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/16(金) 23:30:50 ID:z9tlAk4O

QUADが好きとか言うよりもKT-66(6L6系の球アンプ)の中で対コストが抜群にリーズナブルなのがQUADUの魅力。
クラッシックとフォーティと復刻記念版じゃ対コスト悪過ぎ。

でもなんでオリジナルのQUADUが高い?なんて言ってるの?
GECやマルコーニのKT66の新品なんてまだいっぱい有るし、、、わからん???


573 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/07(日) 23:46:35 ID:EV85Wj8O [1/1回発言]

レプリカもやめた方がいいよ。 パーツの品質が悪過ぎ。


574 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 00:10:05 ID:PrAiliH2 [1/1回発言]
>>572-573
 やっぱオクしかないか・・・数万程度なら泣き寝入りですむレベルだけど、
数十万でオクはさすがに怖いんだよなぁ・・・レプリカ買うくらいならclassicの方がいいんかね


575 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 06:40:49 ID:cVNSoOI8 [1/2回発言]

まだレプリカの方がましじゃない。


576 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 08:07:02 ID:61lqE7pD [1/1回発言]
>>574
オクなんかで買うよりオーディオショップや中古販売店であるって。ググるとハイハイ堂とか引っ掛かるし。

577 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 12:19:10 ID:DGo7rNQf [1/1回発言]
>>575
故障すると数ヵ月放置で、数十万の出費だよ。 新品買い直すのと同じくらいかかるから。

578 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/12/08(月) 22:14:56 ID:cVNSoOI8 [2/2回発言]

甘いなぁ。
クラシックだって中国製でトランス切れたら法外な値段と時間掛かるって以前にレス有ったでしょ。
トランス切れで¥17万だっけ。

まだオリジナルの方が部品取りやリビルトパーツ扱ってる店が多いので早く安く直るよ。

数ヵ月放置で、数十万の出費ってよっぽどまともな店知らないんだね。
ボッタのサウンドボックスでもそんなにや取らないし時間も掛からないよ。

ついでに、ハイハイ堂の商品がヤフオクよりまともとはとっても思えないけど一応保障らしきものは有るんだろうね。
物はどっこいでしょ。

売るだけの中古店より球アンプの修理とかしてるとこで買った方が良いんじゃない。
ヤフオクで買ってレストアに持って行っても知れてるでしょ。
ちゃんと診断して本当に必要な場合のみ直してくれる店も有るよ。
オリジナルならアウト切れたって¥5万も掛からず交換修理してくれるよ。
みんなよっぽど酷い店に騙されてるんだ。
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1171701565/501-600


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c11

[番外地7] 「しょぼくれたアメリカ」への怒りが より過激なトランプ新大統領を生み出した 中川隆
16. 中川隆[6634] koaQ7Jey 2017年2月11日 12:38:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7094]

2017年02月11日
習近平に「謝罪外交」したトランプの腰抜けぶり

強そうに振る舞っていたが習近平との電話で簡単に謝罪した。
この男は信用できない。
引用:http://i2.cdn.cnn.com/cnnnext/dam/assets/161215111807-trump-xi-jinping-slipt-getty-live-video.jpg

腰抜けほど強そうに振る舞う?

2月8日に南シナ海で米海軍の哨戒機にKJ-200早期警戒機が異常接近し、新大統領になって始めての挑発行為が発生した。

2日後の2月10日にトランプと習近平は初の電話会談を行い、トランプは「一つの中国」を尊重すると伝えた。

トランプは就任前の12月2日に台湾の蔡英文総統と電話会談し、「米国は一つの中国には縛られない」と正反対の事をいっていた。

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要するにトランプは南シナ海の中国軍が挑発し、「アメリカが挑発を止めないと戦争になる」といういつもの中国の主張に対して、事実上謝罪した。

トランプは選挙中から中国を倒すとか色々言っていたのだが、中国から「ワン」と吼えられたら簡単に腹を見せて従う姿勢を見せた。

これで習近平とトランプの力関係は決定し、今後中国が主導権を握る事になるでしょう。


その見掛け倒しのライオン(トランプ)と会いに訪米しているのが安倍首相で、日米同盟の親密さを再確認したいとしている。

トランプ政権では中国に強硬策を取るという見方もあったが、最初の電話会談から子犬のように尻尾を振られては同盟相手としても不安がある。

日中対立していざ戦争という時になって、またトランプの腰が抜けて「中国に謝罪するから許してください」などと言い出したら、日本は両側から挟み撃ちにされてしまう。


強そうに振る舞うが、いざという時に手のひらを返す親分についていくと、子分は裏切られて孤立してしまいます。

メキシコ相手には居丈高に振る舞えるが、相手が中国だとおしっこちびって逃げ出す大統領では、日本としては信用できない。

その程度の相手なら、日本としてもその程度に相手をする必要が出てくる。

トランプはライオンか猫か

トランプはライオンか子猫かはもう少し様子を観察する必要があるが、今のところたてがみを生やした猫の可能性が高い。

安倍首相はトランプが所有するフロリダの別荘に招待され、ゴルフをしたり親交を深めるようです。

日本としてはトランプの口から直接、「尖閣諸島は日米安保に含まれる」という発言をどうしても引き出したい。


新政権の国防長官は既に「尖閣諸島は日米安保に含まれる」と発言しているが、新大統領が発言する事で中国をけん制できる。

日本が米軍から守ってもらうには「貢ぎ物」や「お土産」が必要なので、安倍首相からこうした発言が出てくるでしょう。

トランプがオバマから引き継いだアメリカ合衆国は、世界のあらゆる国から狙われています。


中国とロシアは隙あらばアメリカに代わる超大国にならんとしているし、ドイツもアメリカに代わる西側のリーダーになりたいと考えている。

北朝鮮とイランは核ミサイルを開発してアメリカと対等になろうとしているし、韓国やフィリピンも「アメリカより中国に従おう」と言っています。

日本は自民党政権が続く限り日米同盟に依存し、米軍の核の傘の中に居たいと考えている。


アメリカは中国とロシア、日本と中国のような隣国同士を競争させて有利な条件を引き出す外交を得意としています。

日本と日米安保を結ぶ一方で、中国と国交を結び常任理事国にしたことなどが代表例で、天秤に掛けて両方を操ります。

日米貿易摩擦が起きるとアメリカは中国に味方して「南京事件や中国侵略で日本は謝罪しなさい」と突然言い出すのです。


同じ事を日韓や日露、中露などでも行って、裏切ってはアメリカの利益になるようにもって行きます。

こういう事をするので日本はアメリカ一辺倒にはなれず、いつ裏切られても良いように、逃げ道を確保しておく必要があります。

トランプが「一緒に中国と戦おう」と言ったとしても、実は中国と密約があり、日本を売るかも知れないのです。
http://thutmose.blog.jp/archives/69257403.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/105.html#c16

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
12. 中川隆[6635] koaQ7Jey 2017年2月11日 13:13:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7095]

GRFのある部屋 2017年 01月 14日

http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=27443534&i=201701%2F14%2F99%2Ff0108399_1074684.jpg

ESL57は何時聴いても良い音です。

すがすがしく、ひょっとしたらCDを一番自然に聴かせてくれるSPかも知れません。

外連味のない爽やかな空間がSPのところが窓になって出現します。

狭い部屋ではなく大きめの部屋で小さな音量で聴くと雰囲気も最高です。

この音でハードディスクと小さなMacを持って来て、テープのファイルをDSDで聴けるようにしたいです。
http://tannoy.exblog.jp/27443534/


茅野の朝 2015年 08月 19日

日本では、真空管のアンプの方が、有名だし人気もあるのですが、ESL57やタンノイのSPを使われるのなら、断然、44 + 405II の組み合わせをお薦めします。

もちろん、66 + 605も音が柔らかく良いのですが、価格が倍ぐらいしています。市場に出回っている量が違うからでしょうね。


QUAD System の完成 2010年 10月 22日
http://tannoy.exblog.jp/14831189/

三十数年前、QUADを購入する筈が途中でGRFに出会った話は、当ブログを初めた頃書きましたが、
http://tannoy.exblog.jp/1642502/


昨年、クオードの愛好会に呼ばれて久しぶりに57と63を聴かせていただき、当初の思いが甦ってきました。

私のGRFの音を聴いてクオード的な音がすると何人の方からも指摘を受けていました。

最初にDYNAUDIOに出会った時も、ドーム型なのにとてもQuad的な響きに驚いた事を思い出します。

この音が、イギリス的な音の原点なのかもしれません。
いや、イギリス人が好む音を、ピーター・ウォーカーが実現したのでしょう。

Consequenceが戻ってきてから、寂しい思いをしていたのは ESL-57 です。

音場型のSPと同じ部屋に置くと微妙な音場情報をフィルムが共振して吸い取ってしまいます。見事に細かい音が無くなるのです。それで、T4を聴く場合は、同じ部屋には置けないので隣の和室に置くことになります。

畳6枚の部屋に置くと、ESLは思ったより大きいのに驚きます。後ろに傾斜している分奥行きを取るのです。二枚重ねておくと畳み半分は埋まってしまいます。六畳の入り口を塞いでしまい、困っていました。

Quadといえば、茅野の家には、44と405IIが、JBLの箱に入ったタンノイIIILZ/ 10inch Monitor Goldを鳴らしています。

405では力があり過ぎて、タンノイと組み合わせると低音過剰になってしまい、低域を減らして鳴らしているのです。

このIIILZは友人から預かったまま40年以上経ちます。さすがに寄る年波には勝てないのか、高域が若干落ちてきました。分解して直せば問題なく動くはずなのですが、、、。JBL用の樺桜製の格子の付いた美しい箱は、若干タンノイには重い音になるようです。


そのQuadのコンビで鳴らしたいと願っていましたので、置き場所を兼ねて茅野まで運んでみました。しばらく鳴らしていない装置ですから、接点の掃除等入念に行い、新しいSPケーブル(量販店の5m一組で800円)に繋ぎ変えて早速音出しです。CDはバーンスタイン・NYフィルのマーラー3番を聴いてみました。

いや〜驚きました。さすがに純正の組み合わせです。家では230Vにf圧しなければ弱かったESLが水を得た魚のように水みずしく、また力強くなったのです。後ろもそんなに空けていません。それでまったく過不足のない音がするのです。


送り出しのMaranz 80は少しだけ手が入っていますが、今となっては20年以上前のプレーヤーですが、まったく不満は有りません。なぜ、このようなCDサウンドが普通しないのでしょうか?レコードとの両立を考えないで、CDに特化して考えた方が良いのでしょう。

この組み合わせで良くなる理由として第一に考えられるのは、振動系の軽さでしょう。Quadのフィルムは軽いのですが、面積は大きいです。その大面積から充分以上な低音が聴こえています。405のワイルドな音が組合わさると平面スピーカーがまったく違う次元の音になるのです。

バーンスタインが最後に録音したタングルウッドでのボストンシンフォニーのベートーヴェンの7番も聴いてみました。

すごい低音です。会場いっぱいに広がっていくのが手を取る様にわかります。

今なら、このシステムは全部で30万ぐらいで買えるでしょう。seiboさんにぜひお聞かせしたいと思いました。少なくとも音楽を聴くのに何の不足も感じません。東京からCDだけを持ってきても一夏、いや一冬過ごせるだけの素晴らしい音です。何よりも私のどの装置より低音がゆたかですから。


Commented by seibo at 2010-10-23 00:14 x

私もLOWTHERの時に33と405を使ったことがあります。

ちょっと重くてズンズンするような気がしてすぐやめました。

ESLファンの方が以前言っていましたが、ダイナコのパワーアンプとも相性が良いそうです。ある程度元気のあるパワーアンプが合うのですね、

きっと。ESLの音は間違いなく私好みなのですが、(TAOさんのESLもとても良い音がしていました)なんと言っても場所を取ること、壊れやすいこと(我が家は夏でもほとんどクーラー無しです、湿気に弱いと聞いてます)などで、はなから諦めてます。


Commented by UNICORN at 2010-10-23 10:13
最近さる方がMIXI日記にかって保有していたESL63の思い出話をかいていました・・・

もう少し低い領域とダイナミックレンジが稼げれば・・・。

小生が過去1年間に経験した複数のESL57の再生音は全くそのような不満を感じさせなかったものでした、やはり過去のマスコミの記事に洗脳されが、初めから諦めているような気がします。

惚れたら、途中でおっ放り出すような事をしたら終わりですね。


Commented by TANNOY-GRF at 2010-10-23 18:19
今までの家の傾向の音ではなく、オーケストラが轟然と鳴ります!
驚きました。その分細かい音は少なくなりますが、オーケストラ好きの私にとっては本当に驚きでした。

Commented by TANNOY-GRF at 2010-10-24 20:14
CDプレーヤーはあの時代には無かったので、今なっている音を、ほとんどの方が聴いておられないのではと思います。皆さん、最初からCDは鳴らないと思われているようで残念ですね。

GRFの部屋にあった時とはまったく正反対の音がするのも、57がいかにHiFIかを証明しています。
問題は、入力の質と部屋との相性なのです。


Commented by SEED at 2010-10-25 20:18
東京にいるころはよく聴きました そのころはフィリップスが新盤紹介のためにイベントを組んでおり、そこのメインでした。新宿の珈琲屋でも火事の前にはこれを使っていました。
スタックで使って力強く シングルで使って品のいい音 凄いスピーカーですね でもこの時代なかなか要求には答えてくれないですね 
このような個性的なスピーカー もう出ないでしょうね
宝物ですね♪


Commented by GRFの部屋 at 2010-10-26 02:24
>>問題は、入力の質と部屋との相性なのです。
>ここに総ての鍵が有りそうですね。

オーディオのすべてがここにあるといえますね。
入力の質は、最後まで良くなるという事は有りませんから、そこが一番大事です。また、部屋との相性は、部屋の中でならす以上切っても切れない宿命です。
高いアクセサリーを買うまえにどうして、動かしてみないのでしょう?
動かせないという声もありますが、そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。

Commented by (Y) at 2010-10-26 13:27
>そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。

うちのことですね、すみません(笑)。
でも大きなSPにはあらがえない魅力が有るんですよねー。
特に能率の良い大型SPは反応もシビアだし、取り扱いが極めて難しいのですが、音の軽さ(特に低音)が魅力なんです。

Commented by GRFの部屋 at 2010-10-26 19:34
>そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。
これは家の事です(笑)
>取り扱いが極めて難しいのですが、音の軽さ(特に低音)が魅力なんです。


そうですね、高能率のSPは音のでの軽さが信条です。
低音が重くないと低音だと思わない重症患者(私でした)が多いので、オーディオ産業が成り立っているのでしょう(爆)
http://tannoy.exblog.jp/14831189/

アンプが暖まってきたので、久しぶりに Quad の ESL57 を繋いで見ました。

最初から良い音がします。私の装置は TANNOYやユニコーンでさえ、Quad的な音がするとゴローさんに言われました。この音を聴くと、私の装置は、皆、このESL的な音がしているなと改めて思いました。

このSPは何時も言っていますが、左右のSPの前後をピッタリ合わせると、途端に目覚めます。眠い音がしていたら、ただSPの位置がずれていると思って下さい。

T4でも、SPのコーン紙の厚みの差で、音の焦点が合うか合わないかが解ります。ラップと同じ厚さの膜が少しでもずれているとその音の差はすぐ解るのが怖いし、合うときの喜びも大きいですね。

狭い部屋でも広い部屋でも、位置が合ってしまえばどこで聴いていてもバランスは合います。狭い部屋では、真ん中で聴かないで、端の方で聴いた方が、実在感が増すこともあります。

でも、まずは位置調整です。ちなみに、大体目分量で位置を水平にして、どちらでも良いですから、1mmぐらい前後に動かしてみて下さい。ピントが合うという実感が解ると思います。ESL57は、軽いから移動が楽です。実験をされるには格好のSPなのです。

まだ朝なので、小さな音でカラヤンのシェーンベルグを聴いています。小さな音でも、低弦が押し寄せてきます。そこがESL57の良いところですね。
http://tannoy.exblog.jp/24379608/


2016年 09月 11日
特徴ある音と言えば、やはり QUAD の ESL-57 の音場です。

平面スピーカー特有の余裕のある低音再現能力と、軽い振動板から送り出されるスピード早い音。

スピードの速い音というと、切れ味が鋭い音というイメージを持たれる方もおられるでしょうが、空気の振動に忠実なスピードの速い音は自然で柔らかい音がするのです。ESL-57をいかにも、切れ味良くチェンバロの再生音を得意にされている方は、やはりどこかで音が変質しているのだと思います。

茅野の家で、タンノイのR.GRFとならしていましたが、どちらがなっているのか解らないほど深々として、ダイナミックな音がするのが、このスピーカーの身上です。

問題は、振動板が前後に鳴っていて、位相が反対の音が前後に放射されています。
その為、後方に音場は展開せず、質は高いけれど、コンサートホールの奥行きは再現しないのです。

それを改善したのが、ESL-63です。

57と63はコンセプトがまったく違います。

音場の再現には点音源の音をディレーで再現した63でなければ鳴りません。

57はあくまでも音の質の追求です。その意味では、Hartleyと似ているのかも知れません。

ESL57の音は、振動板が楽器の音の発生源のようになります。

勿論、収録された音には残響も録音されていますから、会場で聞くような音には似かよるのですが、音場が出ているわけではありません。音が忠実ですから会場の雰囲気は出るのです。そこが難しいところですね。

平面型のスピーカーは、振動板の面積が大きいので、低音は比較的楽に出て来ます。ところが、振動板の位置が揃ってるが故に音場の再生は難しさが出て来ます。アポジーやマーティン・ローガンもその傾向にあります。平面スピーカーの良いところはその自然な低音の出方にあると思います。
http://tannoy.exblog.jp/25784731/


2016年 09月 14日
京都人さんの日記から

『先日のGRFさんとの語らいの中でいろいろ考えさせられることがありました。

私の個人的な考えですが、音像音場再現にはいろいろな段階があると思っております。


第一段階は、適当に置かれたペアスピーカーによるもので、確かに左右から別々の音が鳴ったり、音の広がりのようなものも感じさせますが、空間再生を語るレベルではありません。


第二段階は、指向性のあるスピーカーをある程度きちんと(cmレベルの精度)セットして鳴らしたもので、いわゆる世間で言われているような音像定位(5点定位のようなもの)は問題なくクリアしますが、音像の前後上下などの再現には問題が残されていることが多いです。


第三段階は、フルレンジコンデンサースピーカーを厳密な精度でセッティングした場合の音場で、まるで立体写真を見るように音像音場が展開されてきます。

しかしながら、音像が平面的でボディ感を感じ取りにくいのと、頭を少しでも動かすと音像音場が崩れてしまうと言う欠点があります。これは立体写真の場合においても、画像の中の人物などがそれぞれの空間的前後関係はわかるものの、個々の像そのものは切り紙細工のように平面的であること、また視線を少しでも変えると立体感が失われてしまうことと通じています。

第四段階は、スピーカーから出る音波が部屋の中につくりだしてくる疎密波の分布を整えることで、元音源の音像音場をそのままの形で部屋の中に再現させようというものです。

これが私が言っている所の「真の音場」というもので、立体ホログラフィーのようにどの位置から聴いても音像音場の形は崩れませんし、音像そのものの立体感も出てきます。ここにいたって初めて演奏会場で鳴っている音がそのままの形で生々しく自分の部屋に再現されるようになります。

ただし、このレベルを実現させるためには、スピーカー同士の位置関係を本当に厳密に合わせていく必要があります。これは映像の世界で3管式のプロジェクターのRGBの各ビームのコンバージェンスをきちんと合わせなければピントが合った画像が得られないのと同じで、ほんのわずかのズレが出来上がりを大きく左右するため、よほどの根気がない限り実現させることは極めて困難です。

特に指向性の強いスピーカーでこれを行うことは困難の極みで、特に2つのスピーカーのなす角度の調整に気の遠くなるような微妙な取り組みを続けなくてはなりません。そのような理由からこの状態の再生音はなかなか体験する機会がなく、そのような音像音場があることを知っている人も極めてわずかでしかありませんでした。

ここにDDDユニットをはじめとする360度水平方向無指向性のスピーカーがいろいろ出現し、この角度調整をスキップすることが可能になりました。通常のスピーカーの場合ですと数ヶ月かかっていたセッティングの手間暇が随分省略できるため、わずかの調整で「真の音場」の一端に触れることが可能になってきたと感じています。』


* * * * * * * * * * * * * * * * * * *


さすがに音場の再現を追求されてきた方のご説明は、解りやすく整理されておられると感心致しました。

第三段階のフルレンジ型のコンデンサースピーカーというところですが、後面から逆相で音が出ている平面スピーカーの再生は、やはり大きな部屋を必要とします。

また、全くの同じ位置から低音と高音が出ているESL-57では、この様に聞こえたことはありません。ESL57は音場が出ないSPだと認識しています。

この経験に一番近いのは、Hartley の後面開放型と密閉型の中音・高音SPの水平配置です。

SPの中央に座った人だけが、書き割りで書かれた平面の背景が前後に並んで見える、昔のディズニーの映画の奥行き感に近い感覚です。昔のステレオ写真の様ですね。

しかし、ESL57もHartleyもその立体感は出なくとも、音質は抜群です。


京都人さんが仰る第四段階の音場が、私も目指すところです。

それは、よほどの偶然でもなければ、なかなかその音場は出現しません。
角度を持たした配置ですと、ますます難しくなりますし、壁に近いセッティングからは、三次元の立体音響は出ないからです。

その45度配置の GRFは、部屋のコーナーに置かれます。その為、前方には音は立体的に展開しますが、後方の音は、壁に反射されますから後方には奥行きを持って展開しません。私が簡単に音場を出す方法で推奨しているのは、部屋の中央になるべく出してきた、平行法の配置です。厳密に平行を出し、モノラル音源で、左右のズレを微妙に調整しますと、ある瞬間、大空間が出現します。それは、魔法のような瞬間です。

京都人さんのお宅では、50畳は有ろうかと思われる大空間の中央に、45度配置された小型SPが理想的な音場を構成しています。音場情報が入っている音源でしたら、そこは、コンサートホールにワープするのです。交差法の部屋の中央配置が、前ではなく、元のソースに入っている後方展開の音場を出している初めての経験でした。この様な大空間でなければ出現しない音だとおどろき感心致しました。

小型SPですから、低音の迫力は有りませんが、この様な音場が交差法(クロス方法)で出現する事が驚きです。出現した音像定位は、聞く場所を変えても変わりません。家でGerman PhysiksのDDDユニットが動かない定位を再現しているのと同じです。360度放射のユニットは、最初から角度の調整をする必要はなく、行うのは、SPの間隔を合わせる調整だけです。左右の間隔を、本当に0.1mm単位で動かしても音はガラガラ変わります。1mm動いたら全く別なバランスになるのです。トントン、コツコツといわれている微調整が、その音場の入り口を発見する手段なのです。


今回の訪問は、はじめてピッタリと調整された音に出会いました。 ユニコーンを導入されたプー博士のお宅ででたあの驚きの音場です。それが、三次元の音響空間=3Dステレオの世界です。勿論、装置の質やクロストークの少なさも影響されますが、どこの部屋でも出ると言っても過言ではないのです。ほとんどの場合は、制約を自分に課しているだけです。オーディオを趣味されるのなら、京都人さんの様に徹底してやらなければ、ゴールにたどり着けないとの思いを新たにしました。

Commented by ボロトレーン at 2016-09-14 21:09

私は4段階をまったく逆のスピーカーで実現しています。

細密再生の出来るホーンスピーカーでしかも指向性の狭いホーンを使い、全てのホーンを左のホーンは左の耳に向け、右のホーンは右の耳に向け、出来るだけ左右の音が混じらない様に工夫し、ホーンのそれぞれの位相も調整して、初めて、音場が出現します。

少し、皆さんとは違う手法ですが鮮明で確かな音場が出ています。

Commented by 京都人 at 2016-09-14 22:07 x

いやあ、このようなことを本音で語り合える方がおられるということはまことに嬉しい限りです。
来月のGRFさん宅への訪問が本当に楽しみです。

共にお邪魔するkiki氏も、ある意味私よりもしつこくこのテーマに取り組んでいる人間です。

彼は水平面の角度のみならず仰角の調整というファクターを加えて、狭い6畳間の部屋をある時はコンサートホール、ある時は録音スタジオ、ある時は鳥が飛び交う高原、ある時は夏の夜の田園風景に変えてしまいます。

彼の執念はついにあの ESL57 を第四段階のステージに引き上げてしまいました。

ご存知のように ESL57 は裏側にフェルトや植物の繊維のようなものがぎっしりと貼り詰められていて振動板の前後の条件が全く異なっています。
コンデンサー型スピーカーとしては極めて例外的です。

この理由としてはモノーラル時代に開発された製品であって部屋のコーナーあるいは壁際に置かれることが多かったことから、裏から出てくる逆相の音を何とか減らそうとしたのではないかと考えられます。

しかしながらステレオ時代になってその後各社から出された製品では振動板の前後の条件はかなり揃えられたものになっています。(裏の吸音はしなくても低音は十分に出るということが分かってきたのだと思います。)

私は例えばクラブサンの音の余韻が伸びやかに最後の最後まで減衰していく感じを重視して、裏の吸音材を全て除去してしまいました。この音の違いは絶大で、その後手に入れたSTAXの製品でも振動板の裏側の固定極に貼り付けられていた薄い吸音材を我慢できずに除去して聴いております。
kiki氏も私の勧めでそのように改変を加えています。

Commented by 京都人 at 2016-09-14 22:08 x

ESL57 の欠点は古い製品であるためか寸法精度が大らかなことです。3本の足なども左右できちんと角度が揃っておりません。

またスピーカー本体にちょっと力を加えたりするときしみ音と共に簡単に仰角が変わってしまいます。

これを使って三次元音場作りのために角度の微調整に取り組んでいると精度が出せないためイライラさせられることが多く、私は途中で放り出してしまいました。

しかしながらkiki氏は所有スピーカーがこれだけだったこともあり、10年以上かけてこつこつと角度、仰角の調整に取り組んだ結果、狭い部屋の中についに三次元音場を出現させたのでした。

彼の部屋では ESL57 が一般の常識からはとんでもない角度でほぼ向かい合わせとなるように設置されています。

こんなことに長く取り組んでいる人間が4人も一同に会して実際の音を聴きながらいろいろ語り合えるというのは得がたい体験になりそうです。

Commented by 京都人 at 2016-09-14 22:19 x

ボロトレーンさんに一言

我々が言っている第四段階の空間表現では、リスナーが部屋の中を動き回っても部屋の中央付近に出来上がった音像音場は崩れないという特徴があります。

仰っておられる手法は部屋の空間というオープンフィールドの中で良質のヘッドフォン聴取と同じものをつくりあげようというものと察しますが、恐らく頭を動かしてしまうと音像音場は崩れるのではありませんか。

Commented by ボロトレーン at 2016-09-14 22:47 x

京都人さん、こんばんは。

おっしゃる通りです、
リスニングポジションの1点のみの空間が出来ます。

リスナーが部屋の中を動き回っても変わらない、との対局に有ります。

でも、明らかに情報量は多いです、
左右のセンターから外れた場所では、左右の位相差が出来ます、
その位相差が容認出来れば幸せです。
http://tannoy.exblog.jp/25898145/

2016年 09月 18日
ESL57用のパワーアンプ QUAD405II の聞き比べを行いました。
当然ながら、個体の違いや、使っている電源コンデンサーの音の差も出て来ます。

しかし、ESL57 の場合は、振動板のフィルム一枚の位置の差が音に出て来ます。

また、足の精度によるのでしょうか、仰角の差も左右の音が合わない原因になります。

モノラル音源をつかって厳密に合わせるのは、使い方のコツですね。

そして合った時の音の深さ、細かさ、低音の雄大さは素晴らしい音が出て来ます。

近くで、聞くのではなく、4〜5メートル離れて聞かれると良いと思います。
http://tannoy.exblog.jp/25940674/

オーディオが趣味ならば GRFのある部屋 2016年 10月 21日

長年オーディオをやってきてわかった事があります。それは、聞く方によって千差万別のゴールがあるという事です。だから人にこの聞き方が正しいとは言い切れないのでのですが、あえて言いましょう!オーディオをするなら専用の部屋を確保する事です。

地方にお住まいの方は問題は無いでしょう。都会にお住まいの方で、お子さんがおられる方はやはり困難だとおもいます。しかし、お子さん達はいつかは巣立って行きます。すると、部屋の中に子供部屋が余ってきますね。つなぎの部屋が二つ余ったような場合は、チャンスです。二つつなげてリスニングルームができます。リヴィングルームではありませんよ!そこで妥協したら永遠に理想にはたどり着きません。甲斐性の見せ所です(爆)。長年、家族の為にがんばってきたご主人(なんと言う響きのいい言葉だろう)の為に、余っている部屋の一つや二つは使ってもいいはずです。

オーディオは千差万別と言いましたが、大別すると、音色主義と音場主義の二つに分かれると思います。私は、音場主義になってきましたが、最初は音色主義でした。HiFiサウンドですね。クラシックファンで、それも良くコンサートホールに行かれる人以外は、ほとんど、音色主義と行ってもいいでしょう。大迫力で、低音から高音まで再生するのを生き甲斐にしています。ひずみの少ない音を求めて、オールホーン型にした時も、若い頃は全盛でした。低音ホーンや中音ホーンが家から突き出ていたものです。

それに比べると、昨今のマニアは、楽になったものです。大多数のオーディオファンは、依然として音色・音質ファンアのです。最近は、アナログレコードの復刻が多くなってきました。CDの音が面白くないから、アナログに戻る、アナログの方が音が絶対良いと言われる若い方も増えてきました。政治と同じでまた戦前への道をさかのぼっているような感じがするもします。レコードは、音場を聞いているのではありません。聞きやすく調整されたアナログサウンドがわかりやすく、再生してくれるのです。レコードには必要なRIAAのイコライザーも音色に貢献しています。何よりも、アナログの面白さ、または難しさは、その調整方法にあります。CDはほとんど触れませんから、アームの調整やカートリッジの交換等、楽しみが沢山あります。CDではインシュレーターを触るぐらいしか楽しみが無いのです。

もちろん、アナログレコードでも、リニアトラッキングのアームを使ったり昨今のトラッキングエラーの無いアームを使えば、左右のクロストークが少なくなり、今まで聞こえていなかった音場情報も拾えて新しい音の展開になります。しかし、我々のような、数十年もその進化の道とともに歩んできたものには、アナログレコードの枠の中だけではなく、クロストークも内周の音の劣化も無いテープの世界に行くのは必然です。そして、そのマスターテープの大容量を飲み込める情報量を持ったDSDへと移行している時代なのです。

オーディオが音楽を聴く手段ならば、それらの発展とともにメディアも進化して行くべきなのですが、そこには、古いものへの愛着と言う歴史を捨てられない、もったいない意識も当然生まれてきます。また遅れて生まれてきたという意識が常にどこかにあり、数十年目のプロ用の道具に憧れたりしている訳です。確かに昔のプロ用の道具は、精度や正確さと何よりも耐久性を求めて、膨大な時間と費用をかけて開発されています。そして、本質的なものを求めていますから、年月が経っても色あせないのです。映画館の装置を部屋の持ち込んだいる方も全国的には沢山おられます。そしてみないい音がしているのです。

しかし、都会の普通の部屋の大きさでは、それらは持ち込めません。普通の大きさとはどのくらいの事をさすのでしょう。私の考えでは六畳強から、十八畳ぐらいが最適だと思います。それより大きな部屋になりますと、やはり大型の装置が必要となります。体積ですから少しだけ大きくとも容積はがらりと変わります。アンプの出力やSPの効率を問われるのです。

音質派であれ、音場派であれ、部屋の三分の一ぐらいまでSPを出して設置できればどれほど音の追求が楽になるでしょう。普通の家庭内だと家族の反対があります。特に奥さんの追求が一番です。私のように家庭内別居?をできる年齢になれば、楽なのですが。昨今は自立する前に定年が来て、チャンスをつかみ損なう方もおられます。でも、オーディオがその方の本当の趣味ならば、一生の趣味ならば、究極は、やはり専用のオーディオルームを持つ事が一生の夢ですね!

Boys be ambitious!


それはさておき、クラシックファンの大多数を占める(筈?)の音場ファンの為にお話したいのですが、いろいろな常識を自ら覆さないと面白い世界には到達できないようです。今週末に京都人さんとご一緒に来られるkikiさんのブログを拝見していて驚くべき写真を見つけました。

よく見ると、ESL57が対向に置かれています。


http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=26492781&i=201610%2F20%2F99%2Ff0108399_12195555.jpg


そして、この状態だと平面スピーカー特有のフラットな音場、というより音質主義用のSPから、三次元的な音場が出現すると書かれていました。

今までやった事はなかったので想像もつきません。ESL57は茅野の家においてあります。
昨日は、大阪にいましたが、夕方から意を決して、茅野まで戻ってきました。
ぐっすり寝て、少し元気になったので早速実験してみました。

これは新鮮な音です。角度によって全く音が変わります。

音が至る所に広がり、部屋の右置くに行くと左側のヴァイオリンが反射して鳴っています。

コンサートホールの様にホログラム的になるのです。

平面スピーカーでこのような音が出るなんて、実験をした事が無くわかりませんでした。面白いですね〜。

いろいろ角度を測ったり、部屋のどこに置くとどのようになるかを実験して行きました。

三角関数表をインターネットで探し、角度と置き方を探って行きます。
75度〜85度の範囲で変化させて見ました。
これはと思ったところで、精密に音をあわせて行くと、SPが消えて行きます。


http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=26492781&i=201610%2F20%2F99%2Ff0108399_12524767.jpg


ホログラフィな音が出てきました。

驚きです。周辺で再度調整して行きました。

モノラルにして厳密にあわせます。部屋の三分の一が演奏会場に鳴りました。

音が上に向いているのがコツのようです。
音は、SPの回りに漂い始め、部屋の上方にあがって行きます。
後ろへまわると、P席の上のような音です
http://tannoy.exblog.jp/26492781/


2016年 11月 11日
再度、ESL57の対向法に挑戦です。
左右の間隔を170ミリに合わせ、角度の調整と前後の位置も厳密に合わせました。


http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=26821055&i=201611%2F11%2F99%2Ff0108399_1053228.jpg


モノラル音源で中央に正確に来るのを確認してから、ステレオ音源にすると、様々なところから音が聞こえてきます。まだ完全な音場には鳴っていないのでしょうが、片鱗は出て来ています。

今週末に発案者のkikiさんのところで、実際の音を聴かせていただくつもりです。
http://tannoy.exblog.jp/26821055/

Commented by 京都人 at 2016-11-11 22:20 x
kiki氏のESLは電源部の劣化によるものかパネルの劣化によるものかノイズが出ているようです。
一応音は鳴るようですが万全の状態とは言えません。


Commented by I love HH & LL at 2016-11-12 15:06 x
SS誌 80 1986 にフィリップスのモニタールームサウンドで聴く という記事があり、ここでは、QUAD のESL63PROをフィリップス社モニタールームの置き方で使っています。

これがかなりの内向き配置で、壁から1m離し、スピーカー間が概略 外側前で2.2m、内側後ろが3.5mです。

そこでは、スピーカーの奥に音場、ステージが展開すると書かれています。

Commented by TANNOY-GRF at 2016-11-13 00:47
ESL63はユニットが同心円上に配置され、タイムディレーが掛かっていて、奥行き感を出しています。その場合は、交差法です。

ESL57は平面スピーカーです。そこで音場が出るのが、わくわくですね。


Commented by 京都人 at 2016-11-13 10:01 x
私もスキャンダイナ A-25、 ロジャーズ LS3/5A、 スペンドール BCU、タンノイ スーパーレッドモニター、Apogee Caliper signatureおよび Diva などを使ってきましたし、シロクマも手に入れています。何か驚くほど共通部分が多いですね。

ご紹介のフィリップスのモニター室のセッティングは承知しておりましたのでうちの ESL63pro でやってみたことがあります。

確かに奥に音場が展開します。ただ、クラシック以外のソースでは平行法の方が鮮度が出ますのでそのセッティングでも十分に楽しめます。

我々が言っている3D音場(真の音場)は Apogee が出してくる音場とは少し違います。Apogee でもセンターの一点で聴いていると立体感は出てきますが、部屋のどこから聴いても音場音像が崩れないというのが真の音場であると解釈しております。


Commented by ミーハー at 2016-11-14 09:16 x
私も8年くらい前まで ESL57 を愛用していました。
オーディオバブルの後、久しくオーディオも休んでいた頃、何の気なしに覗いた
h○○○フに置いてあり、懐かしさで衝動買いしてしまいました。
GRFさんが言われる通り、アンプの違いにも敏感で聞けば聞くほど音楽ジャンルを問わず無限の可能性を実感しました。
その後、程度が悪化した為に手放してしまいましたが、あの佇まいは忘れられません。


Commented by TANNOY-GRF at 2016-11-14 14:37
ESLは比較的安価で音楽が楽しめるSPです。
また縁があったらぜひ手に入れてください。まだまだ知らない世界が開けてきます。
http://tannoy.exblog.jp/26821055/


kikiさんの『真の音場』を体験 GRFのある部屋 2016年 11月 13日

日曜日は、いよいよkikiさんのお宅に『真の音場』を聴きに行く日です。『真の音場』というと、どこか誤解されそうですが、通常の場合は、本当の音場がでていないので、それと区別するために使われているようです。それらは、本当の「音場」ではないので、『真』をとってただの「音場」で良いと思います(笑)。

『音場』がでないソースも沢山ありますから、SP のセッティングが合って「再生時に一番ロスの少ない音」と説明した方が解りやすいかも知れません。

元の音が完全に再生されないから、微少な信号である音場の情報が欠落して、音場が再現出来無いのです。

狭い部屋では、音の反射が大きくある程度以上の音量では音が飽和してしまいます。

kikiさんは、部屋の中の音の行方を解析して、一番部屋の中で自然に音が減衰する点を探しておられました。その結果、思いもしなかった角度でSPを置くと、部屋の影響を一番受けないことを発見しました。

部屋のは、主にクラシックを聴かれる ESL57 とジャズを楽しまれるアンサンブル社のアニマータが置かれていました。BGM用には、Brilon1.0 がテレビの横に置かれています。

http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=26864372&i=201611%2F14%2F99%2Ff0108399_1135248.jpg


部屋は、六畳強です。

そこに永年使って来た様々なアンプ類も置かれています。部屋の長手方向の真ん中にテレビが置かれ、それを囲むようにESLが平行に対峙しています。

これが驚きですね。このお話を聴いて、茅野の家でもいろいろと向きを変えて実験しましたが、後方からでている逆相の音の処理はどうされているのだろうと思っていました。

kikiさんお宅では、その後方の音を塞いで、前方だけに出しておられました。
普通のSPと同じ感じですね。幾分、ESL57の自由度が無くなる気もしましたが、これはこれで追試験が必要でしょう。


http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=26864372&i=201611%2F13%2F99%2Ff0108399_23213886.jpg


メインのSPはアニマータだそうです。

対向して、上を向いています。そうすると、どこで聴いてもぶれない音場が現れます。壁も無くなくなってきます。6畳間で充分という福音ですね。

正面を向かないと不安でしょうが、実際の生の音を知っていれば、納得される音です。
聴きながら、そわそわしました。家に帰って実験をしようと思ったからです。


戻って来て、すぐにT4を持ち出し早速実験です。

調整は微妙です。私は音場の音になれていましたから、すぐに出ましたが、なれないと少し手間取るかも知れませんね。勇気が要るでしょうが、でも、音場がでると6畳で充分だと言い切りましょう(爆)。

 
kikiさんが、来られた時驚かれたユニコーンで再生されている音場感と同じ音がしてきます。

音場がでるとどのような SPを使っていても同じ音がします。
元の音が同じだからでしょう。
本当の意味のHiFi(ハイ・フィデリティー/高忠実度)ですね。

どのようなSPでも同じ様に鳴るかは、追実験が必要ですが、これは面白いです。

Commented by S.Y at 2016-11-14 11:52 x
ハハハ。なんか教科書に書かれている、やっちゃいけないことのてんこ盛りですね。(爆)
我が家のスピーカーのウーハーも半分は45度後ろ向きに出ているという変則的なものですね。
色々と面白いことになってきましたね。果敢な挑戦で常識を打破、でしょうか。

先日、サラウンドで上映されている映画を観ました。サントラの一部で手拍子が客席の真ん中から聞こえてきて困りました。
どうしても無粋なお客が曲に合わせて手拍子を打っているように聞こえるのです。
「やめろよ!」と声を出しそうになりました。
音場を知っている者の悲劇でしょうか。(笑)


Commented by 京都人 at 2016-11-14 19:02 x
kiki氏のメインスピーカーはアマティ(これであればまた別の意味で楽しいですが)ではなく、アンサンブル社のアニマータです。ドイツグーリッヒ社製の独自のウーファユニットが特徴です。

kiki氏の真骨頂はこれを使用した時の音場の精度ですが、現状は片側のユニットの調子が悪く、同じものを調達準備中でしたが今回は間に合わなかったようです。


Commented by Bellwood at 2016-11-14 23:53 x
面白い試みですね。GRFさんの既成概念に囚われない貪欲な好奇心もすごいです。
音がよくなれば何でもありで、いろいろな実験のアリですし、方法もアリだと思います。
ただ「真の」というのが何なのかが気になります。他はみんな「ニセの」と言うわけですからね。「真」と「偽」の音場の違いはどんなものでしたか?


Commented by TANNOY-GRF at 2016-11-15 16:27
Bellwoodさんが引っかかっているのはその『真』という言葉だと思います。
その反対語は『偽』になりますからね。

私の解釈では、ステレオの中央に座らなければ、見えない舞台の紙に書いた薄っぺらい背景が、前後に重なるように見えてい情景ではなく、どこから聴いても音像がぶれない音場を、区別するために『真』という言葉を使っているのだと思われます。

ですから、我々の聴いている「音場」はその『真の音場」ですから『真」をとっても差し支えないのではと思いました。でも言葉はともかく、実際の音を聴かなければその音場は解りませんね。

Commented by TANNOY-GRF at 2016-11-15 17:02
昨日は、雨の中、茅野の家まで行きました。
その後、ESL57の対向法をいろいろ実験しましたが、アニマーターのような小型のSPの方が向いていると思いました。


Commented by kiki at 2016-11-15 18:01 x
360deg放射でないSPは、パラメータが多く最良点を見つけるのが困難な分、楽しめます^_^


Commented by kiki at 2016-11-15 18:11 x
また、ESLの音場は背面を開放した状態で完成させています。

ANIMATAのようなはらに突き刺さるドラムを再現しようとして、昨年に色々と施した結果ですが、この部屋では音場には影響ない様にしてあります。


Commented by GRF at 2016-11-15 18:53 x
昨日は三時間ほど、ESLの調整に費やしました。
近くで聞く場合は、そこそこ良いのですが、3~4メートル離れると、後ろの音がまとまりません。時間切れでした。また挑戦しますね。


Commented by kiki at 2016-11-15 21:57 x
ESLは、とにかくやりにくい相手です。初めにそれを制することができたので、ANIMATAは早くに高得点を得て、更に上を目指せたのかと思います。
しかし、上手くいった時の音は格別なものがあるので、止められませんね。


Commented by TANNOY-GRF at 2016-11-16 15:57
和室でのT4は大変うまくいっています。後ろのユニコーンと同じ間隔に並べて、引けを取っていません。そちらはいいのですが、、ESL はまた次回の挑戦です。
次回は、アンプを QUAD からいろいろ変えて挑戦です。


Commented by kiki at 2016-11-16 20:02 x
和室でT4が UNICORN に肉薄しているとのこと。楽しみでもあり複雑な気持ちでは。
成功すれば、UNICORN の存在はいかに。


Commented by TANNOY-GRF at 2016-11-16 21:14
kikiさんご心配なく。低音は肉薄していてもやはり音の質は違います。
今日も、T4の制作者が来られて、二人で首をかしげました。オーディオは面白いですね。二つのいいとこ取りを考えています。


Commented by kki at 2016-11-16 22:14 x
以前、ESL と BRILON の両方を鳴らす良いとこ取りの SYSTEM X というのをやっていたことがあります。音場が成立しているとそういう合成が成り立つのです。過去記事にアップしたのを、捜してみます。


Commented by リウー at 2016-11-17 00:59 x
写真を参考に、ESLを壁まで寄せてみました。
かなり良い感じがしますが、40cmほど前に出していた時との違いが、わかるかというと、微妙です。

実際、この辺が、私の耳の限界かもしれません。
部屋が広くないので、平行法で、目前に壁があるのに比べると、圧迫感がないのは、良いです。


Commented by TANNOY-GRF at 2016-11-17 09:34
ESLは大変微妙ですが、音場が出るのは驚きでした。

kikiさんは垂直に立てられていましたが、私は、仰角のある方がより広い部屋に対応すると思いました。

昨晩、大山さんに来ていただき、T4での実験を重ねてみました。いろいろなことが解ってきました。Troubadour40 にこの経験を活かそうと思います。
http://tannoy.exblog.jp/26864372/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c12

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
13. 中川隆[6636] koaQ7Jey 2017年2月11日 13:26:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7096]

QUAD ESL 989 988の購入


1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/25(金) 23:53:14.27 ID:x57tBlxX

QUAD ESL 989 988の購入を考えています。
室内楽、アンビエント、民族音楽、クラブミュージックもこれで聴くつもりといったらみなさんに怒られると思いますが。
アンプ、プレーヤー等これに合うものはありますか?

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/26(土) 09:45:14.80 ID:pUtZwChL

海外のサイトだとペアで30万の時ありますよ。 新品で。
日本だと100万越え。

ぜひお知恵を貸してください。
オーディオを揃えるのは初めての初心者ですが、
旧モデルを試聴してあまりにも感動したもので、
QUADありきで組み立てようと思っています。


11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/21(木) 13:10:21.22 ID:ONVz/aUT
>>1>>6
旧モデルを試聴して感動したのならどうして旧モデル買わないのですか?

ESLは新でも旧でも中身はほぼ同じで現在のはドイツで造られてる。
違ってるのは保護回路とかマッチングトランス。
マッチングトランスが違うのが結構大きいのよね。

英国とドイツ、音違うよ。

整備した物売ってる店も有るんで63買った方が賢いと思いますよ。

アンプはアウトプットトランス積んだ物がいいです。
でないと負荷に対応出来ないのもあるけど通常の電流駆動アンプだと
ハイ上がりな特性になっちゃいます。

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/27(水) 01:15:49.95 ID:Yp/X5J0B

旧quadは57に尽きる。63じゃ話にならない。いまのは知らん( ー`дー´)

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/27(水) 17:53:06.53 ID:o8S4VYLo

そりゃ、まともに63聴いた事ない人の思い込みだろ。

57 は丈夫で独特のプレゼンスあるけど技術的にも音質的にも63の方が明らかに進歩してるよ。
57で6μと12μだった振動板も3μに進歩してる。

反応シビアー過ぎてドライブしきれるアンプが大変だってのはあるけどね。
だから現行品も中身のユニット全く同じだし。
ある意味完成形。

でも57も好きだけどね。
サービスエリアが限定され巨大ヘッドホーンみたいなパーソナル的な
使い方しなけりゃならないけどね。
性格違うんで比べて優劣付けるような物じゃないと思うよ。

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/20(金) 21:24:16.05 ID:DAB0PPtD

63proと989を比べると、低域の伸びが圧倒的に違う

スピーカー背面壁の吸音は重要
弦、ピアノ、ロックのいずれも充分
アンプ、ケーブル全体に低域の駆動力が大切

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/17(金) 02:49:57.28 ID:IQ8odzaX
989は低音ユニットが4枚だからってだけでしょ。
低音6枚にした63スタック聴いたらぶっ飛ぶよ。


16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/25(火) 14:12:20.01 ID:P4nhk6lb
>>12
Quad57は電蓄みたいな音だったぞ。

Quad63も普通タイプには?が付いた。
Quad63Proは非常に良い音だったが、湿気の高い日本ではパチパチノイズが出る。

日本にはコンデンサー型スピーカは合わないんじゃないか、と感じる。


17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/25(火) 18:13:04.50 ID:+AmDmDaC

まず、Quad57はサービスエリアの凄く狭いSPです。
正面で聴かないと高音は聴こえません。
低音は現存の多くが高圧電源不良で電圧が下がり低音が出ないのが殆どです。

それ故に小編成のクラシック用などと言われますが本当は凄く低音も出ます。
当然ちょい聴きでは電蓄みたいに聴こえるでしょうね。

Quad63とQuad63Proは中身全くいっしょ。
網の形状以外差異はありません。
同条件で聴いてますか?

パチパチノイズは湿気で出るもんじゃありません。
あくまで不良(故障)です。
湿気で出るのは耳をユニットに近付けてほんの小さなサワサワかピーという
空中放電の音だけです。昼は分からないような本当に小さな小さな音です。

湿気の多い環境でユニット内に湿気の多い空気が充満した時や冬に結露状態の
時に起こる程度です。

パチパチ音は電極や振動板が外れて近付いた時に起こるスポット放電音。
もしくはダストカバーが破れ埃が入ってそれが放電で焼ける音です。

ジャーは電極と振動板が接触した放電音です。

全て不良品です。

ESLは英国のSPです。
霧のロンドン、日本と変わらぬ湿気の多い国のSPです。
正常状態であれば全く日本での使用に差し支えあるものではないですよ。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1337957594/l50

QUAD ESL63 の故障時の処理


QUAD ESLスピーカーの修理で定評あるサウンドポイント55
http://www.geocities.jp/soundpoint55/index.html


「サウンドポイント55」の三村さんからアドバイス


使用上の注意点はあまり頻繁な移動は厳禁で、デリケートな扱いが求められる。
二人で筐体にひねりを加えないように扱うのが良い。

注意点は再生音に異常が出たら即座に使用を中止して修理工房に連絡すること、
これだと修理代は2万〜3万程度で済む、

「音は出ているから、そのうち直るだろう」とそのまま使い続けると致命的な故障に発展し、高額な費用がかかることになる。

したがって、何十年も放置していたものは大抵の場合修理費用がかさむわけである。

「正しく使い続ければメンテナンスフリーで使い続けられるのか?」

と問われますと、そういうわけにはいかず、内部の接着剤の剥離などの小さな補修が必要である。

10年間単位でみると、途中で1回前後、2〜3万円程度の補修(片側)が必要になる
だろうという目安です。

クォード ESL63 と 63PRO の修理価格ですが、過去の修理歴とかノイズが出だしてからの使用状況等により様々のようです。

ESLの取り扱いに力を入れているサウンドポイント55さんでお聞きしたところ、過去に依頼された修理品の平均という事で言いますと、大体ペアーで10万から12万円位というのが一番多いそうです。ですから、単純に片方ですと5〜6万という事になるようです。

最大となりますとまず無いケースですが、多分片方15万円位という事になると思います。サウンドポイントさんでレストアした物であればノイズが出だして直ぐに連絡すれば、普通掛かっても2〜3万円以内で直るものと言っておられました。先の見積もりはあくまで放ったらかし、または過去幾度かのメーカー修理の場合のケースなのだそうです。


寒い時期に移送した場合、到着後暖かい部屋で直ぐにスイッチを入れると結露で壊れる可能性があるので、冬場は機械が冷え切って届くと思うので、部屋の温度に馴染んでからの電源投入を厳守すること。

これが使用に当たっての唯一の注意点です。

部屋の寒いところに放置されがちな日本では急な部屋の暖気による結露が一番ESLには問題となります。冬場のご使用にだけ御注意下さい。


それから ESL-63 は ESL57 と違いSWオンですぐに最大音圧が得られます。

通電時 5000V掛かっていますので、空気清浄機の如く部屋の埃を吸い寄せます。
試聴中以外の通電は百害有って一理無しとご理解下さい。

Q:   ESL63ですが、連続通電24時間で壊れると聞きましたが、連続通電時間は
何時間程度までがよろしいですか?また、長時間の連続通電後は、何時間休ませれば、再度の使用がスピーカーに負担なく可能ですか?


A:   連続通電24時間で壊れるというのは全くのデタラメです。
24時間通電(常時点けっぱなし)だと壊れるというのが間違って伝えられてるだけだと思います。人によっては数年点けっ放しでお使いの方も居られます。

でもそういう使い方だと空気清浄機として働いて部屋の埃を吸い寄せ続けるので内部に埃が入ってスポット放電し振動板を破るリスクが上がるという事です。

電気的には点けっ放しでも何ら問題ないです。消費電力も5Wほどです。

ダストカバーは付いておりますが、63 の場合完全密閉というわけではないので多少空気の行き来はありますのでリスクが上がるわけです。
(57はテープによるユニットごとの完全密閉です)

何らかのショックや経年でダストカバーが破れたり隙間が出来た時にはよりそのリスクは上がります。そういった事もあり常時通電は避け、鳴らす時だけ通電して下さいという事を申し上げている次第です。

当方でも普通に2〜3日の点けっ放しはしょっちゅう致しております。
ですから、再度の使用もいつでも出来ます。SPに負担など一切ありません。

本体の高さは92.5cm、日本には輸入されなかった鉄フレームの専用台は高さが21.5cmある。ネジ止めで強固にセッティングが可能であり、転倒防止にもなる。

合計すると全高は114cmとなり椅子に座った状態でリスニングに最適な高さが得られる。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c13

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
14. 中川隆[6637] koaQ7Jey 2017年2月11日 13:37:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7097]

2012年 01月 15日
QUAD修理で判明したとんでもない新事実

ESL-63につきものの、ボツボツ音がするトラブルに見舞われたが、修理費用がべらぼうなので躊躇し、休眠状態になっていたが、よさそうな修理工房を見つけて、ようやく修理が終わり、後は到着を待つだけとなった。

年末ギリギリに運び込んでから約2週間と、修理期間もすごく短いし、何しろ今まで知り得なかったことをご教示頂き、かなり勉強にもなった。

将来の予防的メンテを含めての修理総額は、今ある2つの修理店の4分の1位だと思う。
ここではその修理メンテ内容の詳細はお示ししないが、2台共にカナリ細かくチェックした上で修理していただいたことだけ申し述べておくことにする。

後は到着し、エージングをしながら音の状態をレポートしていく予定だ。
何故エージングが必要かということも含め、この間において意外な、そして空恐ろしいことが明らかになった。

これを書くか書くまいか相当迷ったのだが、こういうことが闇から闇に消えて行くのは良くないと思い切った。

小生がこのESL-を購入したのは1984か5年、発売開始してから数年後のことで、名古屋の大須にある棒オーディオ店だった。

この店の店長と思しきS浦という人は、ESL-63の音に惚れて、店のハイエンドオーディオ客に、かなり積極的に薦めていたから、おそらく全国的にも一番多くESL-63を販売したのではないだろうか。

店にはその頃の輸入代理店「ハーマンインターナショナル」の人間がいつも出入りしていた記億がある。

小生はハイエンドオーディオ人間では全くないが、店内で音を聴いてから家で聞くYAMAHA NS1000の音と、あまりにも・・次元の違う音なので驚き、そして使ってみたいという気持ちが強くなってきた。

しばらくしていざ購入という時に、アンプは何を使っているかと聽かれ、その頃小生はLUXのB-12という方チャン150Wモノラルアンプを2台で使用していたから、そのように告げると、それではダメ、よく鳴らないと無気な言葉を返し、このアンプならまだ良く鳴るといって示したのが、ハーマンカードンのhk-870だった。

およそデザイン感覚があるとは言えない全身黒尽くめの箱が、良い音で鳴るとは思ってなかったので、出力を訊くと100W×2だという。
それなら所有のLUXのほうが性能が良いのではというと、何やら難しげなことを説明したがよく分からなかったが、今思えば低インピーダンス負荷時の供給能力が問われるということだ。

それでも問題ないだろうと購入したESL-63をつないで聴き始めたが、音量が高くなると、アンプのヒューズが飛びまくってしまい、聴きものにならなくなった。

それで仕方なく入手する羽目になったのが先のhk-870。
これでそうやすやすとアンプがクラッシュすることは少なくなったが、それでもたまにあるので、今度はもう1台追加し、擬似ブリッジ仕様にした。
こうすると供給能力は約3倍ほどに増えるから、今度はアンプも十分耐えてはくれたが、通常ではあまり目立つことのなかったものも増幅されるから、1台の時のほうが良い音がした。

それからアンプ遍歴が始まり、ひょっとしたことで今の、インナーサウンド社のE-300に落ち着いたのだが、このアンプは堀出しもので、静電型SPを鳴らすための工夫がいたるところで、されているアンプであった。

しかし我が家にやってきたESL-63は、どうも因縁のSPのようで、こんな話からスタートする。

丁度マイナーチェンジを控えた時に購入したから、小生に届けられるものは、SPコード接続端子が従来の差込式からバナナプラグ兼用になったものが運ばれる予定で、店のS浦氏もハッキリそう言っていた。
しかし到着したものは従来のタイプだった。

どちらでも大して差はないのだと思うが、予定の商品とは違うものが到着したからには、クレームを入れると、数日後にNEWタイプが届いた。
しかし届いたのは良いのだけれど、次の朝片方のSPからボツボツ音が出ているではないか。

新商品、しかも相当高額で購入した次の朝にはもうトラブルだから、そして最初に搬入されたものが旧機種だったこともあり、相当頭に来たが、音に惚れていたからには仕方なく、再度機械交換(したと思っていた)することになった。

そしてその後は先に書いたようにアンプ選定に力を注いできたというわけだが、使用して4年経った時また片方からノイズが出るようになった。

実はその前からどうも音の調子が良くないので、ハーマンに点検させようと送ったことがあったが、何をどういじったかは説明なしに戻され、おまけにSPサイドのカバーが破れていたので、電話するとはじめから破れていましたという。

自然に破れるわけはなく、相当無理してSPを持ちあげない限り破れることは絶対ないはずだ。
(今回の修理で判明したが、裏側で2ヶ所補修テープで止めた後があったが、収縮しなかったため、たるみが生じているとのこと)

新品を購入し、まだ1年経ってないものが、自然にカバーが破れるはずがないが、確固とした原因が不明なため仕方なくほつれ破れの補修をすることになった。(補修の仕方がプロの仕事とは思えない)

これがけちの付き始めの2番目いや3番目になる。
1番は旧タイプ搬入。2番は交換したSPが翌朝にトラブル。3番はなんだか出てくる音がにごり気味、4番は点検に出すもカバー破損し戻ったこと。
点検の結果問題なしということだったが、以前音がにごり気味。

アンプのせいだということにして、アンプを探すことに専念することになった。

結果インナーサウンドのE-300というアンプを見つけ持込テストの結果、現状より数段良好だったから、購入することにした。

この結果静電型SPがダイナミックSPのように鳴ってくれることになり、音楽を選ばずに済むことにつながった。
以前より相当良くなてはいたが、あのESL-63の音は美しものとは決して言えなかったが、そうこうするうちに片方のSPの音量が少し小さいことに気づいた。

点検の結果問題なしということなので、セッティングの問題だろうと思い、バランサーで調整して聴いているうちに、今度は違う片方から、あのノイズが発生。

2001年の事、修理業者を当たるが、ハーマンはすでに撤退していて、見知らぬオーディオ販売店が修理を引き受けることを知った。

リビルト品を使うから安くできるというのでお願いすることにした。
ユニット交換料金は1つ60000万円、ESL-63は全部で4枚のユニットがあり、全て交換となると24万円プラス工賃で30万以上になる。

もう少しで新品が入手できる価格だから躊躇したが、まずは見積もりを取るためにSPを修理工場のある静岡に送ることにした。

そんなに遠くでもないから車で運ぼうとしたが、運送屋に頼んで運んでくれという。
そして両方運ぶからチェックして欲しいというと、ブツブツ音が出ている側だけで良いと、オーディオエンジニアとしては信じられないようなことを言うではないか。
何故だろうと思ったが、仕方なく運送屋に依頼するために元箱が必要となり、購入先のオーディオ店で箱を借りた。

送ってしばらくし、見積もりの連絡があり、その時電話に出て応対したのは社長という人物。
見積もり額は15万以内だから思ったよりは少額であったが、問題はその時の電話である。

オーディオ店から借りた元箱には送り状が貼られていて、送り主はハーマン、送り先には借りたオーディオ店の名前が貼ってあったのだ。(これは通常のことだ)

東京の店にいるその社長は、静岡の工房の誰かからその話を聴き、小生をてっきりオーディオ店の人間だと思い込んだらしい。

全国でおそらくトップのESL-63の実績の箱の持ち主の店に対して、よく思っていなかったのか、「売るだけ売っておいて、修理は他の業者に任せるとは・・・」と凄い剣幕で罵られてしまい、違うと何度説明しても嘘をつくなの一点張りだった。

30分以上も文句を言われ電話を切った3日後、その社長から電話があって、あの時はどうもすみませんでした、そばで聴いていた女性の事務員からたしなめられました、苦労して修理技術を会得し、資格を取得したもので、思わず興奮してしまいました・・・そんなお詫びの電話であった。

このことが静岡に伝わった・・・元は静岡からの連絡が発端だったろうから、お詫びの印なのか、ユニット3枚交換したが、2枚分の修理代を請求してきたので10数万円で良いことになった。
(最後に記述するが、ところがこれが、あってはならない凄い結果を生むことになるのだ)

修理の時に、小生はもう1台のSPも点検して欲しいというと、雑音が出rてなければ問題ないから必要なしと言われてしまい、多分忙しいからだろうとおもっていた。
使用して15年近く立つSP、両方点検したほうが良いだろうとは、誰しも考えることなのだが、この工房では必要なしという。

戻ってきた修理品と問題無の方では音質の違いが散見されたが、他の要因だと解釈していた。
しかしたまたま遊びに来たオーディオに無知な若い女性から、左右の音がだいぶ違いますね、それに音の大きさも違う・・・と言われ、やはりそうなのか、SP自体の原因ではないか、そう思い始めたが、時は流れ3年前の2009年片方からノイズが出るようになったのを切っ掛けに、修理費も更に高額になっていることもあって、ESL-63とお去らばすることにし、部屋の片隅におしやったが、どうしてもあの音が忘れられずにいたところ、偶然今回の修理工房にめぐり合ったというわけだった。

ここから本日の核心となる。
今回面倒を見てもらった工房の主人が言うには
このシリアルナンバーの機械は旧製品:すなわちSP接続が差込式のはず、それが何故バナナプラグ兼用タイプになっているのか不思議なことだというコメントがあった。

このことから推測できることは、最初搬入された旧機種が返品されたので、SP接続部分だけを交換し、ニュータイプに仕立て上げた。このためシリアルナンバーが旧タイプの番号のままになっていた。

あるいはSPの上部だけをソックリ入れ替えた可能性も否定できない。
調子がおかしいとハーマンに送ったときに、SPの下部はそのままにし、上部だけを交換した可能性があり、というのはこのSP修理交換の実績も知らされてないのに、今回の修理点検で、ユニットが2枚交換してあったことが判明し、新旧でユニットの幅が若干違うから、必ず見合ったものにしなければならないのに、規格でないものが無理やり取り付けられていて、その結果フレームが反り返っていて電極が剥がれていたということでしたから、ハーマンが実施した隠れメンテナンスと言うより機械交換したものがそういう状態の傷物であったということになる。

古い機械でろくに状態を確かめもせずに販売するという姿勢は、あり得ることだし、こっそりと交換してしまうことも十分あり得ること。新製品販売前に旧製品の在庫を何としても履きたかったのだろう。

いずれもが絶対にばれない、そう思って実施した行為、本来ならば企業生命をおびやかすほど大問題となるだろうがもう時遅し。

誰が小生等の購買者を騙す結果にしたのかは定かではないが、旧製品の在庫をなくすことが至上命令だった可能性は否定できない。
残れば永久に売れ残るか、安く買い叩かれるかどちらかで、高級外車同様高額商品であるが故に、モデルチェンジの時には苦労するようだ。

このような行為に及んだのがハーマンの営業そしてエンジニアだとすると、知見のないままにやってしまったという事になるが、この頃は・・・今でもまだソウなのだが海外製品に対するメンテ知見は相当厳しい物があったようで、ESL-63のような非ポピュラーな機械では特にそういう傾向が強かったと思われる。

音は確かに良いからオーディオを職業にしていた人間は、こぞって絶賛し、推奨したが、まさか経年で接着剤の劣化が起こりそれが主な原因で様々なトラブルが出ることなど、イfギリス本国でも情報がなかったのだろうから致し方ないことでもあった。

使用してから15年ぐらい経つとそれが起こるから、最近では富にトラブルが増えていて修理代がべらぼうだから、手放す人が多くなってきた。
オークションではまともな機械が出品された試しがなく、リビルトし、保証も有るものだと新品購入価格に近い値段がしてしまう。

因縁の話はこれで終わりだと思われるかも知れないが、更に続きがある。
先ほどのことは修理が必要なボツボツ音の出る方からのもので、中を開けて見ることによって驚くべき過去の経緯が明らかになってしまった。

一方正常と思っていたほうだが、小生が音量が少し小さいと感じていた理由がハッキリした。
このSPは静岡の工房に運んだもので、ユニット3枚交換して帰ってきたものだった。

しかし中を点検チェックしてもらうと、またもやとんでもないことが発覚したのであった。
全パネルユニット4枚中、生きているのは交換してない1枚だけで、交換した3枚は死んだ状態だという。

パネルには導電塗料を塗布するのだが、それを忘れたのか、あるいは57という別の機械のものを塗布したのか、全く導電体として機能してないから音がでない状態であったらしい。
修理交換してない1枚だけが生きていて音が出ていたから、道理で音量が小さかったわけだ。

塗装しなおしし、導電リボンを交換、更に電源ユニット交換でようやく正常な状態になったらしい。
しかしこれは明らかに手術ミスであり、訴訟されても仕方がない事例である。
小生も音が少し小さいと思っただけで、通常の3分の1しか出てなかったことは気が付かなかった。

というのはのこのSPは構造上、裏側からも音が出て、ソレが混合すると、3分の1の音量なのに少しという感覚認識となってしまったからだ。
SPが4つ有るのとほぼ同じ状態で音が混合されて聴こえてくるから、両方いっぺんに聴くと、ほんの些細な事のようにしか聴こえて来なかった。

音など感覚の世界は実に恐ろしいものだ。

修理に出したもbのが、以前より悪くなって戻ってくることは、医療の世界と同じような頻度があるかも知れない。
だからユーザーはひたすら良い医者を見つけることが必要とされる。

今回そのような過去の事実があからさまになって、これで今まで漠然と抱えていたこのSPに対するマイナスイメージが現実となり、今回それに対してできる限りの手を打っていただいた。
まだ音を聞いてないが、これで30年かかってようやくまともな音に返り咲いたのではないかと期待している。

更に今回の徹底修理メンテで、過去からまとわりついてきたこのSPの亡霊たちがいなくなる禊ができたのではないかとも期待する。
そして10年以上通電されなかった、動いていないパネルが3枚あるということは、今後のエージングの楽しみもある。

目の玉が飛び出すような修理代金を請求しながら、改悪されていたという悲劇はあってはならないことだ。
輸入代理店、販売店、メンテナンスサイド、雑誌や評論はもちろん、更にはユーザー自体が知見を持つことが必要なことと改めて認識した。

今回の総点検および修理で初めて分かったことにも仰天したが、30年経ってようやくこのSPから厄が消え禊となったたような気持ちになれた。

最初音を聞いたときに「何かおかしい」と思ったのは事実であった。
その原因も複数であることも今回でようやくわかった。

それにしても、今まで修理点検に携わった人たち、いったい何をしていたのか、機械だからまさに機械的なことしかやらなかったのか。

SPは音楽を聴くための道具という基本概念をすっかり忘れてしまったのか、実に嘆かわしい。
問題大有りのものを問題なし・・・・テスターなどで測ればすぐに判明するものをやらずに問題なしといったと推測されることなど。

思い出したのが今の家に移るとき、TV・FMアンテナ工事もあわせてお願いした。
電波状態があまりよくないと聴いていたので、業者の担当者に、結果はどうだったか訊くと、バッチリ写ってますから大丈夫ですという答え。
引越し後TV設置し、電源を入れるも雑音だけで何も映らない。
ちゃんと映ると言っていたから、アンテナは大丈夫という前提で、TVのチェックを始め様々時間を欠けてやったがダメだったので、最寄りの電気屋に来てもらうと、一発でアンテナが死んでいるとのこと。

屋根に上がってチェックすると、なんとあり得ない初歩的ミスが発覚。
同軸ケーブルが皮膜を剥がさずにそのまま接続されていた。

あり得ないことであるし、見もせずにチャント映っていると言い切った奴もやつ。
集団で猿芝居をされてしまったことがあった。(業者もまさかこんなミスが有るとは夢にも思わなかっただろう)

これからもそういう直感、熟成された感性、そして勘を大事にしていこうと強く思っている。
http://dracdrac.exblog.jp/15273611/

2012年 01月 17日
ESL-63復活

もう使うことはないだろうと諦めていたESL-63が修理を終えて無事帰ってきた。
京都は八瀬のオーディオ職人の手であらゆる問題がクリアになった。

過去の病歴までわかってしまうのはさすがに名医である。
QUADからライセンスを得たという業者の1つに10年ほど前依頼したが、個々は散々であった。

交換はされていたが交換したものが動いてないという診断で、そういえば戻ってきた後どうもおかしいので、サイド見てもらったが、問題なしで戻された経緯があったが、この時小生の耳は確かで、なにかおかしいと感じたのだったが、2度のチェックデ問題なしと言われ、他の要因があるのかとおもっていたのだった。

しかし4つ有るユニットのうち交換した3つが全く動いていないのだから、おかしいに決まっている。
業者は本当にチェックしたのだろうかと非常に疑わしい。

原因は前回修理業者の導電塗料の塗り忘れ、あるいは前任機種ESL-57の塗料を流用してしまったかどちらかのミスであるということが今回の診断で判明した。

このSPは因縁がついていたのか、その他にも修理のミスによる影響をまともに受け続けたのであった。
このあたりは前回書いたが、どうしてもまだ脳裏から消えないのでまた書いてしまった。

一番不可思議なことは、初期のモデルのシリアルナンバーであるにもかかわらず、シリアルナンバーはそのままで、マイナーチェンジサれたものになっていたということだった。
色々なことが考えられるが、これは衝撃の事実であった。

しかし今回の外科的内科的大手術で、過去の信じられないような多くの不幸な因縁も多分消えてくれたと思う。

先ほど到着し、厳重な梱包を解いてしばらく通電、3時間ほどたってから、バナナプラグ接続しようとしたが、この日のために取っておいた物が見つからず、やむなく通常接続にした。

最初の音を確認しなければならないので、切り替えスイッチを使わずに、NS-1000のケーブルを外し繋ぎかえることにした。

NS-1000の欠点はSPケーブル入力端子がプアーで、細いコードか、ターミネートしたものしか入らないことだ。

最初だからどうしても動作が慎重になる。
音楽を聞く前にしばらく通電するなんていうことは金輪際したことがないのに。

取り出したCDは最近の愛聴盤、シモーネのERAT録音でマンドリン協奏曲ヴァイオリン協奏曲集である。
2つのマンドリンの音色の違いと位置、そして奏法の若干の違い、奏者の息遣いのようなものの雰囲気が出ているかなどチェックポイントは多い。

心配事はルームチューニングをNS-1000に徹底して合わせたこと、本来ライブナ部屋だが、相当デッドになっているから、ESL-63がどのように反応するか。

後方を片付けなくてはならないが・・・

昔と少しセッティングを変えてESLのバックにカナリ余裕をもたせ、コーナーからの対角線距離1.8mを確保することにしたのと、SPの角度を鋭角にして内向きのしたこと。多分45度はある思う。
これですぐにベストポジションとは行かないのはわかっているが、調整のための基本としておかねばならない。床に目印をつけることにした。

さて初めての音はどうだったか。

弦楽器が明るい。
繊細な演奏の雰囲気がよく出ている。
音が拡散するためか、定在波の影響がない。

当たり前だが低音はNS-1000に比べ強くでない。
マンドリンの強弱の奏法がとても良く掴めるし、等身大だ。
バックのオケの弦が少しきつく思って接続を調べると逆相接続になっていて低音が拡散されたのか、中域に影響があったようだ。

接続を正規にすると落ち着いた音になった。(通常のダイナミックSPでは位相が違っても大した音の違いはなかったようだ)
CDだがLPの持つ音が出る予感が漂いそして音が消えるときの余韻がすごく出るのには驚いた。
(こういう所が静電型SPを愛好する人の共感を呼ぶのではないか)
新品同様のユニットが3つ内蔵されているので、しばらくはエージングが必要だが、そのうち更に音が変化してくると思われる。

ファーストインプレッションは非常に高いレベルの満足度である。
音圧も以前よりは相当高くなっていて、アンプのヴォリュームは2目盛ほど少なくて済むのはオドロp機だが、多分これは電源ユニットを2台ともソックリ交換したことによるのかも知れない。

また片方のSPが交換した3枚が働いてなあ買ったから、音圧が出なくて当たりませなのだが、ESL-63は後方にも音を放出するからどちらのSPが良くないのか1台づつ切り離して聴かないとわからないことと知った。

さあて、明日から調整だ。
今月末には相当素晴らしい音色を聴かせてくれることだろう。

ESL-63を久しぶりに聞いて、面白い事に気がついた。
調整してきたNS-1000の音がESL-63にかなり近い音になっていたということだ。
やはりESL-63の音が染み付いていたのだろうか。
http://dracdrac.exblog.jp/15285906/
http://dracdrac.exblog.jp/15293509/


2012年 01月 23日
ESL調整中:美しい音になりつつ有るようです

調整中のESLでああるが、耳の高さより中心部がやや低いから、やはり少し持ちあげたい。
台になるものを物色したが、多分一番良くマッチングすると考えられる木製の、しかも黒檀、紫檀のブロックの適当なものがない。

10p角だと相当の金額を投資しなければならないことになるが、もし失敗するととんでもなくもったいない。
それでもう現有品ではなくなったが、二種類あった専用台のいずれかがオークションか中古で出たらあてがおうと決めた。

何時の事になるかわからないので、繋ぎとしてやれることをやってみようと思い、手始めにSPを仰角設置することを思いついて実行にうつした。

どのくらいの角度が良いのかは志向作顔、と言うよりあまり上げ過ぎるとSPが後ろに倒れる危険性があるから、ほんの少し、という訳で角度は不明である。

SPの前2つの脚に昔のTAOC製のインシュレーターを挟み込ムのだが、平面SPのため一人の作業は結構難しい。

それでもようやく仰角に設置ができ、只今慣らし運転中。
それと付属の電源ケーブルを、太くて短いものに交換してみた。

極端に変化があるものではなかったが、(壁の中の電気ケーブルには現状で使える1番太いものを使用してあり、壁コンセントから電源供給していたから、多分もともと電源の影響は受けにくかったのかも知れない)

結果として、以前よりボリューム感が出て低音が締まってきた。
中音域に艶が乗ってきた。
反面音の定位感は少し甘くなったような気がする。
左右の角度は変えてないので何れコレもベストを捜さねばならない。
コニサーソサエティ録音のワンダ・ウィウコミルスカがバイオリンを弾いたブラームスのソナタが以前とは違う趣を見せ、テクニックの未熟さをがまともに見えてくる反面、バイオリンノ音色はクレモナの銘器を彷彿とさせる音で聞こえてきた。

古いDECCA録音、カラヤン/VPOのドヴォ8はVPOの弦の美音がとてもよくわかる。
今まで音の影に隠れてしまっていた音楽以外の様々な音(つぶやく、うなり、掛け声、楽譜をめくる音、息継ぎの音、呼吸音などなど)がよく聞こえ、一層の雰囲気を出すことにつながってる。

こういう所がESLにのめり込む要素の1つであることは間違い無いだろう。
音がリアリティがありライブ感がある、ソレがESLだといって過言ではないと思う。

まだまだどんどん日がな良くなっていくことを期待するものである。
http://dracdrac.exblog.jp/15316802/

227 :ESL-63が欲すぃ。:2012/03/05(月) 21:59:18.44 ID:+Fl1b7w+QUAD 
ESL-63の振動板フイルムに穴が開き雑音が発生し、修理は振動板フイルム交換〜1枚何万円とか書き込みが有るけど、穴が開いた個所に上から穴より大きいフイルムを接着剤で張り付けて導電性塗料を塗れば元に戻らないのかしらん?。


228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/06(火) 22:52:52.07 ID:X3kY/voQ
>>227
程度問題ですが小さな穴ならセメダインででも直せます。
あまりに酷いとその重量も関係するので音に変化出るでしょうが低音ユニットならまず判別不可能。

でも穴開いた原因から直さないと。
穴が開いたから雑音が発生するんじゃなくって、電極や振動板の剥がれで放電して穴が開いてしまったんだから。


229 :ESL-63が欲すぃ。:2012/03/06(火) 23:36:57.11 ID:nlUPqEST

ESL-63の振動板寿命がQUADのサイトで云々されていますが
一部の人は振動板の寿命が短いので無く、接着剤の寿命が短いのだと
発言していますた。これは本当でせうか?。


238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/09(金) 22:50:12.34 ID:vRGgudel
>>229
本当だよ。
ちなみに張り替えてないもしくは補強して無い限り100%ESL-63のユニットは壊れてます。もしくは風前の灯状態。
1ユニット逝かれてれば他の3ユニットもほぼ同じ。
嘘だと思うなら自分で開けて指で押してごらん。
セメダインなんて全く用を成してないから。

245 :ESL-63が欲すぃ。:2012/03/16(金) 09:35:38.74 ID:fQM5Y+FM

ESL-63が欲すぃ〜 とゅ〜訳で念願のESL63PRO購入しますた。
漏れのオデヲライフの中でアンポ製作以上の最大のチャレンジングが始まります。
先ずは漏れの所有しているアンポを接続してどのアンポが適合するのか見極める必要が有りますが、SP本体は多分長い間使用されて無いと放電していて電極に電荷が無い状態だと思われます。
コンデンサー型イヤースピカの経験は有りますが、スピカは初めてです。
ESL63のチャージングにはどの位時間が必要なのでせうか?。


256 :ESL-63が欲すぃ。:2012/03/17(土) 22:17:10.02 ID:OK8QVNTu

ESL-63PROに約6時間LOVE注入後、国産純A級動作のアンポを接続しCD再生しますた。
このスピカ前後共サランネットが有り前後に音が出る。
ブラインドで聴くと入出力端子/電源コネクターが有る方を前に向けても判らない
こんなスピカ初めてです。
願わくば漏れが逝く時まで今のコンデイションを維持して欲すぃのです。

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/16(金) 23:06:38.29 ID:zVWW0+Jh

ほら、その知識じゃ無理だって。
63は57と違うんでユニットにチャージは必要ないし電極に電荷なんか57でも貯まらんよ。


248 :ESL-63が欲すぃ。:2012/03/16(金) 23:16:50.89 ID:fQM5Y+FM

んな馬鹿な!?。
故Mr.山中氏はステサンで消費電力なんて微々たるモンだから常時通電を推奨してましたけど。
それではAC電源は何の為?。
漏れの知る限りコンデンサー型でAC電源が不要なモンはSTAXのELS-8XBB位じゃないの?。

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/17(土) 11:58:07.84 ID:k/ZwLNro

私の経験では、ESL63は静電気を利用しているためか、電源を切ってから長時間経過すると自然放電で振動膜が緩んでしまうようです。
このため、休止の後は通電して一週間くらい経たないと元のように本領を発揮してくれません。
これは、永年愛用し「改造版」まで作ったアコースタットの「M3」も同じでした。
恐らく振動膜と固定極の間に電荷が溜まり安定するのに時間が掛かるのでしょう。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/18(日) 01:15:49.06 ID:5Nzn/k+w
>>248
全く言ってる事が理解出来てないようですね。


AC電源じゃなくDC電圧ですが勿論要りますよ。
電位を得る為です。電荷は必要ない。
振動板を5000Vに帯電するためです。
音楽信号は振動板に流れるんじゃなく前後の電極にPPで印加されます。
帯電した振動板がそれに引っ張られて動くから発音するんです。

57は導電塗料じゃなく逐電塗料のため振動板が正規電圧になるのに
逐電時間が掛かる。
63では通電即5000Vになるだけです。

>>249の言う「自然放電で振動膜が緩んでしまうようです。」
全くありえません。構造を全く把握してないのでは?
放電しようが帯電しようが振動板のテンションは同じです。

長期通電のメリットは内部の湿気が飛んでほんの少し空中放電が減る事です。
長期間通電お休みだと保管状況にによりますが一番怖いのは結露です。
結露も含めた内部の湿気が飛ぶのに時間が掛かりそれまでは本調子とは
いかないという事はあります。


342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/05/27(月) 12:30:31.48 ID:+qQaPHAN

ESLは分割振動しているのか、していなのか気になる。


343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/06(木) 16:07:41.18 ID:0sG87qPU

振動板に強度が無いから分割振動はしてないよ。
動作原理自体が全面駆動だしね。


344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/07(金) 17:20:15.63 ID:bflPLV+4

高域の指向性の狭さは、分割振動が原因かと思ったけど、
してないなら、いつか買う。


345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/07(金) 18:56:02.02 ID:Okdv42iR ?

2BP(3)高域の指向性の "狭さ" と言うより "高さ" だが,単に駆動面積が広いからでは?


346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 21:29:33.26 ID:3/coXle3

いや、57の方なら平面駆動で平面派しか出ないからユニットの正面でないと高音は聴こえないよ。
振動板が縦に長いから横幅以上の波長の信号は多少志向性あるけど、縦方向の志向性は全く無いに等しいよ。

つまり、あいつは巨大ヘッドホーン。
パーソナルSPさ。

63は遅延回路で球面派造ってるからずいぶん普通のSPに近づいてると思うよ。
それでも作用点は無いんで分割振動って物は無いよ。


320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/02/16(土) 01:39:06.90 ID:F468iNUN

Quad33ユーザーです。フォノイコが故障したので、ロッキーに電話すると近くに代理店がないという理由で東京のオーディオショップを紹介してもらい修理してもらいました。
抵抗の交換と劣化ハンダの修理で約2万円でした。
到着が楽しみです。


325 :320:2013/02/22(金) 00:06:06.32 ID:P/atlX47

Quad33が修理から無事に帰ってきました。快調に動作してます。古いアンプなので定期的にメンテナンスしてもらいながら大切に長く使いたいです。


234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/08(木) 01:48:40.14 ID:58QLIRVC

ちなみに33と405は昨年しかるべきところでちゃんとしたメンテをしてもらいました。
スッキリした現代的な音になって感激したのですが、何か本質的なものが失われてしまったのも事実で、それでも・・・・。


どーしよー!!!

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/08(木) 13:31:36.77 ID:Il6XSo5i
>>234
>ちなみに33と405は昨年しかるべきところでちゃんとしたメンテをしてもらいました。
>スッキリした現代的な音になって >何か本質的なものが失われてしまったのも事実

しかるべきところってどこ?
開けてみてオーディオ用コンデンサが入ってたらダウトだと思うけど


237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/09(金) 01:29:54.48 ID:a3eo0FHQ
>>235
>オーディオ用コンデンサが入ってたらダウト

あるある
ブラックゲートのオーディオグレードに交換、とか奥で値段上げようとして
悪徳リサイクルオーディオ屋の常套手段

ついこないだまでオリジナルだったが、ついに606はスイッチを交換してしまった。
まだ44, 66, もう一台の606はオリジナルのまま。

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/07/05(金) NY:AN:NY.AN ID:JEL7pCkf

22とQC-2の修理を徹夜でやってしまいました。
古いんで色んなとこが逝かれてますね。
いざやってみると結構大変。
これだと売ってるのでちゃんとメンテしてあるのなんてないんだろうなと
思います。
QUADのパーツは経年変化が物凄く大きいですね。
熱持つ抵抗はみんな大きく変異してました。

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/03(木) 07:39:38.33 ID:1yNSiqQp

QUADは、買うところ気をつけないとね。


355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/03(木) 21:42:53.89 ID:ba5zOFtV

あ、言えてる。


356 :351:2013/10/03(木) 21:49:16.22 ID:3uMNwYNH

ちゃんとショップでメンテナンスしてある、もしくは動作保証のある機体を買いましょうという事ですね?


357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/03(木) 23:29:07.94 ID:XVFaU/7P

ショップって言っても色々有るからね。
まず自分のところで直せないようなところだとヤフオク以下の商品のとこ一杯有るよ。
リサイクル系の中古屋は全く駄目だよ。


358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/04(金) 08:30:13.75 ID:nwhQmpta

ヴィンテージの33や44がいまだに愛用する人間が多いが
これらを超えるアンプをつくらないQUADの責任は大きいな

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/01/15(火) 22:00:27.89 ID:WHH0gn+h

最近この店ではこの手の中古44が増えてきた
この値段じゃ出自や修理明細を確認しないと怖くて買えない
2年保証だが正直高すぎ

http://www.hifido.co.jp/KW/G--/P/A10/J/0-10/S0/M0/C11-58353-08032-00/

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/04(金) 21:46:09.92 ID:Tong212F

ハイファイ堂のメンテは本当に酷い。
音出りゃいいって感じ。

QUADはすでに一回潰れた(身売りした)会社でブランド継承してるだけの
会社だじゃらしょうがないよ。

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/04(火) 02:34:43.36 ID:RNKLwGLf

専門店というのが眉唾ですね。
電気知識の無い売るだけど店が多いですからね。
関西なら何度も修理に出しても直らないビンテージの駆け込み寺みたいなところが一軒ありますよ。
部品だけも分けてくれますし修理のしかたも教ええくれます。
簡単な故障は自分で直せって言われます。
ご迷惑になりますから名前は伏せておきます。

でも購入4ヶ月なら買ったとこでクレーム効きません?


129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/04(火) 09:12:34.64 ID:oO//gC7w
>127
困ったことに保証一ヶ月で……。
他所のビンテージ専門店で買うつもりが一向に連絡が返って来ず、飛びついたのが運の尽き。
今を思えば保証一ヶ月はリスキー過ぎる。
一部の部品交換はしてあったけど、QUAD22の方でQUADIIはあまり手が入っている印象は無かった。
球系のヴィンテージは初めてなもので、適切な対応が出来ず情けない。

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/04(火) 07:23:19.03 ID:WBKvpKy8

スマイルオーディオ. 042-497-1533. 東京都清瀬市中里5丁目2-8-709

これがQUADの正規の修理業者です。


129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/04(火) 09:12:34.64 ID:oO//gC7w
>128
ライフプラネットからそちらに変わったとか。
QUADII以前の物はサウンドボックス等の方がいいのかな?


132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/05(水) 02:56:37.74 ID:5j/5PVZ7
>>129
サウンドボックスは自分のところでは出来ず修理丸投げだから高いよ。


339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/13(土) 23:22:14.95 ID:WwR1rIGr

サウンドボックスは酷い修理が叩かれてるんでお困りでしょうね。


361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/05(土) 12:25:01.63 ID:dxeVlkft

現行QUADの修理委託業者に旧製品がまともに直せる保障は無いよ。
一応正規って気休めにはなるけどね。


362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/05(土) 12:26:18.45 ID:dxeVlkft

ESLの修理なんかハーマンとかロッキーとか酷かったもの。

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/05(土) 12:30:34.38 ID:ArIkkEy4
>>361
そうは言ってもマニュアルと純正部品を持ってるし、群馬の某よりはるかにいい


364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/05(土) 22:30:16.79 ID:IiDA1Y9k

そこそこ新しい製品ならね。
22とか33の時代の純正品ってもう無いよ。

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/17(木) 00:49:33.97 ID:qKHdG2eY

QUADに限らず海外製品や国産の旧製品の修理にみんな正規の代理店って言うけど正直これほどいい加減なものは無いよ。

海外製品の日本代理店の修理って殆どが修理業者に丸投げで現行であってもオリジナルのパーツが使われる事の方が稀だよ。
国産メーカーの修理だってちょっと古いとパーツは代わってしまって直した方と直さない方の部品が違って左右の音が違うようになって帰ってくるって極々当たり前なんだよね。

だから修理帰りの機器が直ぐにオクとかに良く出てるわけ。
私も過去に何度もこういう経験しました。
それ以来修理後修理箇所を検証し変わってる部品をオリジナルに近い物に改めて置き換えるようになりました。

無い場合は少なくとも左右で同じ物に交換してます。
日本におけるオーディオ製品の修理って鳴る様になりさえすればOKって事だと
思います。

ただ救いは稀に機器により無茶苦茶精通してるお店もあるってことです。
どれもなんて無理ですので偶々自分の使ってる物に精通してるとこに巡り合えるのは奇跡に近いですけど。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1303158619/l50


548 :私の息子はEL34:2012/09/06(木) 15:14:18.94 ID:05BCOqMe

今年の春に5万5千円で買った漏れのQUAD ESL-63PROが今年の梅雨を無事過ごすことが出来ますた。


549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/17(月) 22:40:12.16 ID:Iycz899N

ESLに梅雨は関係ないですって。
一度開けて電極の具合を見てみる事です。
剥がれてからでは遅いです。


550 :私の息子はEL34:2012/09/18(火) 08:20:03.67 ID:MrMyx9Rb

漏れのESL63-PROは未だ大丈夫ですが、その時に備えて補修パーツを準備しています。
オリジナルより少し薄い振動膜は入手出来ますた。
接着剤と導電性塗料は入手出来ませんか?

以前、京都のSHOPに自身でリペアするので譲ってくれないか?と問い合わせると断られますた。


551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/18(火) 19:47:13.32 ID:aT0kPyDf

当たり外れがあるのではないでしょうか
昔63PRO買った当初からチリチリいってまして、クレームつけて交換してもらいました
鳴るのが仕様だとかふざけたこといってましたが
担当はハーマンの久間だったかな
交換後は7〜8年問題ありませんでした
あとDCIは微かに鳴っていましたね

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/18(火) 20:34:16.72 ID:GIQTSLtN

ハーマンで売った新品に結構修理品ユニットが入っていたのも事実ですね。
57のように密閉してるわけではないので湿気が多き時は微かなノイズは出る事も有りますがそれで故障には至りません。

埃っぽい部屋だと空気清浄機として働く懸念はあるでしょうけど。
最初からのチリチリは修理時のセメダインの塗り過ぎ?

>>550
そりゃ余剰分が無い時に聞いたんじゃない?
待てば取り寄せてくれるけど貴方には張替え出来そうもないと思いますが。
まず、振動板の前に電極のセメダインの劣化具合の確認ですって。
でないと本当に張り替える必要に迫られます。
壊れぬ前の対処ですって。


553 :私の息子はEL34:2012/09/18(火) 20:52:55.36 ID:MrMyx9Rb

中古で購入した63だから、接着剤の劣化確認する為にバラしたらいっそのこと張り替えた方が良いのでは?。
それに自身で張り替えを行なっても1度や2度で成功するとは思っても御座いません・・・・。


557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/18(火) 22:04:19.63 ID:GIQTSLtN
>>553
そういう覚悟があるならやってみてもいいでしょうね。
ブログで情報開示されてるのは一番簡単な故障の部分とか肝心の部分は伏せての失敗誘導のようなものだけです。

でも通常振動板は全く劣化なんかしてません。
鳴ってる物を張り替えるのは全くの無駄です。

埃が入ってスポット放電で焦げたり小穴は開いてるかも知れませんが、それを確認する為に前後を外そうとした段階で経年でへばり付いてるので振動板を破ってしまうでしょう。

接着剤の劣化は初期段階なら補強で済みますから触らぬ神に祟り無しです。
それから埃が入らないように保護幕の破れと剥がれの確認です。

両面テープで貼ってあるだけですのでパリパリになってたりネチャネチャになって剥がれて隙間が出来てる場合が殆どです。

埃が入ると放電で破れの原因となります。

ユニット自体の分解はノイズが出てからにした方が良いと思います。
もしも貴方が本当にSPのコーン紙の張替えなど朝飯前の器用な方なら表ユニットに振動板が接着してありますからその境目に振動板自体の剥がれ防止の為に超低粘度の接着剤をぐるり一周流し込んでおく事です。
ユニット外して空中で回しながらしか出来ない作業ですが。


558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/18(火) 22:08:09.17 ID:T2UuwSmZ
>>552
質問だがQUADはセメダイン使っているって本当?
(アジアだけだと思っていたが・・・)


559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/18(火) 22:22:50.38 ID:GIQTSLtN

QUADに限らずSPユニットには接着剤多用されてますが?
残念ながらQUADの使っていた接着剤は寿命が短かったんです。
紙を貼るんじゃなくプラスチックとプリント基板を貼ってるから接着剤の種類に限りがあったんでしょう。

まあある程度の時期で壊れるようにコントロールしていたのかも知れません。

ちなみに57も振動板はセメダインで止めてありますが電極はベークに塗った塗料ですので剥がれはしません。 その代わり木枠がビニールの粘着テープで密封してある信じられないようなレトロな構造です。
パリパリに乾いて効用をなしてない物があります。


566 :私の息子はEL34:2012/09/19(水) 07:23:19.53 ID:mEG3cAQL

ESL63に用いられている接着剤は透明の液体で準速乾性ですよね。


567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/19(水) 11:32:55.90 ID:JL7FG2wg

茶色い色してると思うけど??
ボンドG-17みたいな色ね。
一杯はみ出てるから見りゃ直ぐ分かるよ。

触るとポロポロ取れるので効用を成してないのが良く分かると思いますよ。
逆に取れない奴はまだ効用有りで大丈夫って事ですね。
振動板をとめてるのは別の種類です。も少し透明に近いかな?
同じQUADでも年代で少し違うみたい。


568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/22(土) 15:22:17.29 ID:hPOqoekY

クヲードに限らずアポジーなんかも結構手作りでひどいと何処かのブログで読んだな。
大量生産品とは言い難いから、パートのおばちゃん集めて作ったんだろうな、当時は。


387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/05(月) 16:57:38.80 ID:oTS0oKFp

セメダイン劣化して直ぐボイスコイル剥がれますけど?
開けてみるとパリパリだよ。
折り返しのカーブでボイスコイル腐食して粉吹いてて良く切れるし。

まあ寿命10年ちょいかな?
QUADもマグネパンもセメダインの寿命に尽きるね。


390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/07(水) 02:00:29.52 ID:rHzSAtjH
>>387
今の接着剤って昔のと比べて凄く進歩してるけどそれでも駄目なの?
15年程は持って欲しい。


391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/07(水) 08:16:15.22 ID:oDZwm6sW
>>390
最新構造の奴なら耐久性全然違うと思う。


579 :私の息子はEL34:2012/10/17(水) 22:16:37.82 ID:zPOYcs2u

今日漏れのQUAD ESL-63PROの電源SWをONすると一瞬振動フイルムが動く様な音が出ていることに気付きますた。
これは振動フイルムが剥げ掛かっている(一部剥げている)証拠でせうか?。
漏れは小音量派なので通常の視聴時にはビビリ音やバリバリノイズは聴き取れまへん。

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/19(金) 20:23:18.39 ID:jkPnbOKh

多分ダストカバーが緩々なんでしょうね。
多分代理店のいい加減な修理がしてあってユニット交換後にダストカバーの熱収縮してない奴でしょう。
天板外してネット捲って見ればすぐに確認出来ます。


振動フイルムが剥げ掛かっている(一部剥げている)場合はポツポツ音になります。

電極が端から剥げてる場合はジャージャー音。

電極の一部が剥がれてる場合もポツポツ音。

バリバリは振動板と電極の接触。多分破れてます。

416 :私の電極は5000ボルト:2012/03/24(土) 09:32:30.97 ID:EC8LkWsn

QUAD ESL-63PROのオーナーに成りますた。
コンデンサー型スピカの使いこなしのアドバイスお願い致します。


1)付属の長く貧弱なSPケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

2)付属の長く貧弱な電源ケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

3)常時通電する。

4)大音量で再生しない。

5)再生する音楽のジャンルを吟味する。

6)雨の日や湿度の高い時はエアコンを入れる。

7)SPベースを設置し床から持ち上げる。

8)SPの転倒防止処置(正面側)を講ずる。

9)SPの背後は充分なスペースを確保する。

10)駆動するアンポは馬鹿デカイ出力の物は敬遠する。


他に何か注意すべき点が有れば御教授願います。


417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/24(土) 16:14:08.80 ID:hCN6RETm
>>416
嫁、子供、ネコを部屋に入れない

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/25(日) 00:06:52.33 ID:ji8+evKz

ネコに倒されてお釈迦だぜ


419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/25(日) 08:51:08.03 ID:1OYYUbPZ
音を出さず飾り物か弄ってジャンクゴミのどちらかだな。


805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/11/24(日) 22:47:56.72 ID:KgbA6b1H

俺なら嫁とネコ捨てるけどな


420 :私の電極は5000ボルト:2012/03/25(日) 08:52:32.42 ID:hMUqRFYH

>>417 セフレは3人扶養していますが嫁、ネコ/子供はいませんから大丈夫です。
>>418 前側に転倒し易いので広いベースにESLを固定し後にパワーアンポを乗せ
   重量バランスに配慮しています。


421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/25(日) 10:00:12.66 ID:Sr6nTEDQ

30年ぶりかでモデルチェンジしたのに、なんで古いモデルの導入話になるのかが分からん。湿気に弱い割に長持ちするのかね?
>>ESL-63PRO


425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/27(火) 16:01:01.67 ID:BdCVkcDc

ESL-63は現行モデルも中身の構造全くは同じ、トランスがドイツ製になったくらい。
それ故にESL-63は整備がしてあれば無茶苦茶コストパーフォーマンスは高いよ。
それに湿気には弱くはないですよ。
元々イギリス製。霧のロンドンでも大丈夫。

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/27(火) 16:20:03.65 ID:BdCVkcDc

>>私の電極は5000ボルト


1)付属の長く貧弱なSPケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

2)付属の長く貧弱な電源ケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

3)常時通電する。

4)大音量で再生しない。

5)再生する音楽のジャンルを吟味する。

6)雨の日や湿度の高い時はエアコンを入れる。

7)SPベースを設置し床から持ち上げる。

8)SPの転倒防止処置(正面側)を講ずる。

9)SPの背後は充分なスペースを確保する。

10)駆動するアンポは馬鹿デカイ出力の物は敬遠する。

1)は元々付いてないでしょ。

2)意味無しです。

3)必要なし。

4)保護回路でクリップします。

5)これこそ必要なし。

6)気休めです。

7)試聴位置にもよりますが持ち上げると低音が減ります。

8)そんなに倒れやすくはないので普通のSP同様でOKでは?
 マグネパンみたいに倒れやすくないです。

9)スペースも必要ですが如何に反射を抑えるかです。
 後ろの吸音処理で音が変わります。

10)100W以上のアンプは繋いでも意味ないって書いてありますが保護回路が
 入力制限するので別に壊れる事はないです。


インピーダンスカーブが通常のダイナミック型SPと違うのでアウトプットトランスを積んだアンプの方が相性はいいです。 BBCでもフィリップスでもESL-63PROにはアウトプット付きのトラアンプを
使ってました。


427 :私の電極は5000ボルト :2012/03/27(火) 21:12:37.68 ID:A2xppK2M
>>426


1)付属の長く貧弱なSPケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

2)付属の長く貧弱な電源ケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

3)常時通電する。

4)大音量で再生しない。

5)再生する音楽のジャンルを吟味する。

6)雨の日や湿度の高い時はエアコンを入れる。

7)SPベースを設置し床から持ち上げる。

8)SPの転倒防止処置(正面側)を講ずる。

9)SPの背後は充分なスペースを確保する。

10)駆動するアンポは馬鹿デカイ出力の物は敬遠する。

1)漏れの63PROはSP端子がスピコン端子とデイバイデイングポストでは無く何故か4ピンのキャノンジャックとバナナジャックで。バナナプラグ付きSPケーブル(4m)と予備のバナナプラクが2組付属していましたので手持ちのSPケーブルを適正な長さでバナナプラグに接続し使用しています。

2)漏れの63PROを駆動するアンポはモノラルアンポでスピカの脇に設置していて、そのアンポのサービスコンセントからESL63PROに給電していますので電源ケーブルが長杉なのです。

3)評論家の故Mr.山中敬三氏はESLの消費電力なんぞ僅かなモンだから常時電源ONに汁!とSS誌に貝鳥ますた。

4)大音量で再生しないと優香、電極タッチが怖くてヴォリューム揚げられまへん。

5)打楽器/ベースをフイチャーした音楽は再生を避けています。

6)別スレでESLの最大の敵は結露とカキコしていた香具師がいましたが・・・

7)ESL63純正?のスタンドはかなり持ち上げているようですが・・・

8)漏れのESL63PROは和室の畳なので、ベースの上に角材を置きその上に設置していますが特に手前に倒れ易いのです。

9)SPの背後は窓ですので音場パネルは設置出来まへん。背後は60cm位です。

10)コンデンサー型スピカは超高域でインピーダンスが1Ω程度に下がる物が有るのでDC成分が発生した時は保護回路が働くので漏れのパワーアンポのメーカーはAC/DC切替SWをAC側(コンデンサーが挿入されている)にしてアンポとスピカの間に1〜2Ω(30W型)を挿入汁!とインストラクションマニュアルに書いて有りますが、音質劣化を招くので信号系統に直列にLC等を挿入したく無いのです。
 後OPTを搭載した真空管アンポが2種類有るので、後日テストする予定です。


431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/28(水) 22:05:02.00 ID:/k9spGsG
>>私の電極は5000ボルト


1)付属の長く貧弱なSPケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

2)付属の長く貧弱な電源ケーブルは高品質な物に換え、適正な長さに切り詰める。

3)常時通電する。

4)大音量で再生しない。

5)再生する音楽のジャンルを吟味する。

6)雨の日や湿度の高い時はエアコンを入れる。

7)SPベースを設置し床から持ち上げる。

8)SPの転倒防止処置(正面側)を講ずる。

9)SPの背後は充分なスペースを確保する。

10)駆動するアンポは馬鹿デカイ出力の物は敬遠する。


1)63PROの初期(半数)はそのコネクターです。ケーブルは後付け品。純正はありません。

2)短くするのはいいですが、太くしても意味無しという事です。

3)ESL57の場合でしょ。
 5000V掛かると下手な空気清浄機より埃を吸い付けます。
 常時通電は中にゴミの入る危険度が増します。
 直に立ち上がりますから長持ちさせたいなら63では常時通電はお勧め出来ません。

4)だから保護回路が働いて頭打ちで電極タッチは絶対に起こりえません。

5)OTLのトラアンプを繋ぐから低音が出ないと思うんです。
 電源が劣化してない限り63はパルシブな低音も楽に出ます。
 結構量的にも出ます。
 トランジェントが良いので低能率な小型SPの重い音に慣れた耳には軽く感じるかも知れないですが、実際には凄く立ち上がりの早い低音が出ます。
 打楽器/ベース共凄く得意というか一番正確な音が出るはずです。


6)私です。
 結露は大敵ですが通電してても関係ないです。
 部屋の温度が問題なんです。冬に急に部屋を暖めた時に結露します。
 部屋の温度に本体が馴染むまで通電してはいけません。
 梅雨に湿気が多いくらいはチリチリ空中放電音がする事はあっても壊れたりはしません。

7)純正は22cm持ち上げますがこれを使うと低音が減ります。
 社外品でチルト出来るベースが出てましたがこちらの方がいいです。

8)下が軟いと低音が出ないですね。振動板面積が広く本体が重くないので逃げますね。
 固定すべきでしょう。

9)音場パネルは余計悪くなるので要らないでしょうが、何かで吸音もしくは拡散等をするように考えた方が良いかと思います。
 少なくとも壁と並行には置かない事です。


10)確かに安物のアンプだと音量上げるとリレーが働く物があります。
 そういうアンプは使わない事です。
 球アンプはちゃんとした物でないとボケますよ。
 誤魔化しの利かないSPですのでアンプの音もろに出します。

ちなみに63はUでは上手く鳴りません。
 


434 :私の電極は5000ボルト :2012/03/28(水) 23:17:32.84 ID:imbcmc1A
>>432様 有難う御座居ます。

1)私の製品は初期型なのですね。因みにシリアルはNo.23741/23742です。
 箱に'88年2月3日TOKYOの手書きサインが有りますた。

2)既にオーデイオデバイス社のPCOCCの電源ケーブルに交換しますた。オデヲは見栄えが一番ですw。

3)いいえ、ESL63です。漏れはSTAX社のコンデンサー型のヘッドフオンを使用し鳥ますが、新品で箱を開けて電源投入中に電荷が全く無い状態から〜電荷が溜まる迄に音質が激変する経験をしますた。雑誌STEREOでも編集部に届いた視聴用の ESL63が全くの新品で電源投入中に同じ症状を示したとの記事を読んだ記憶が有ります。  
 ESL63にはビニールのダストカバーが有る筈ですが、塵をシャットアウト出来ないのでしょうか?。

4)判りますた。でも振動膜(Melinex3.5μ)と電極の隙間がたった2.5mmは狭いですね。

5)漏れは昼間大音量や打楽器/ベースをフイチャーした音楽の再生はコーン/コンプレッションドライバーのシステムに任せて、ESLは夜間にストリングス/ボーカル再生を慎ましく聴くことにしています。

6)何処かのブログでESLユーザーが梅雨時に不調になったとのカキコを複数みましたので・・・。

7)8)9)何処かのブログでESLの前側ベースの下にスペーサーを挟んで後方にスラントしている香具師を見ますた。
ヒントに成りますが、転倒防止策が漏れの急務です。

10)今ESLに接続しているのはコンセントの関係で石の純A級動作の90W出力モノラルアンポですが、ほぼ同じ出力の3極管PPと自作の3極管接続PPのアンポが有りますので選択する予定です。


436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/30(金) 22:38:08.40 ID:UA8reOcl

3)止めませんがダストカバーはモールで嵌め込んであるだけで57のようにテープで封印してあるわけでは無いので四隅が隙間だらです。
湿気も空気が出入り出来るので梅雨は湿気るわけです。
57では密封されてるので破れや剥がれが起こって無い限りユニットの中に外気は入りません。
63では外気が入ります。ダストカバーが有るおかげで逆に中の湿気や結露がなかなか解消され難いんです。
初期に音が極端に変わるのは電子部品や振動板自体のエージングの所為の方が大です。
電位だけですが多少は空中放電で熱も発生するので湿気も抜けて音も全く変わらないという事はないですが通常聴いても解らない程度です。
30分もすれば全く問題無しです。
空気清浄機としての長時間運転はあまりにリスクが高過ぎます。
壊れても寿命が短くなっても良いというならどうぞ常時通電で使って下さい。


5)多分メインシステムより低音もいいはずです。
打楽器のインパクト音とかベースのピッチカートの切れとか。
ドーンと尾を引かないのは振動板が軽く前面駆動で正確に止まるからです。
フィールドマグネットの軽量コーンの低音がかなり近い感じですね。


437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/30(金) 22:53:54.98 ID:UA8reOcl

6)電極が端から剥がれかけている状態で湿気が多いとノイズが出だすからです。
一度スポット放電すると穴が開き、破れに至ります。
ユニットが正常であればチリチリという空中放電の音はしてもスポット放電はしません。

9)スラントすると後ろの壁面と上下も平行でなくなるのでよりいいです。
前に倒れ難くもなります。

10)球のアンプは低音の緩くなる物が多いです。
今のアンプにマッチングトランス付けるのがベストではないでしょうか?

438 :私の電極は5000ボルト :2012/03/31(土) 19:49:09.18 ID:eX0b/QPb
>>437様 毎度有難う御座居ます。

3)明日から4月です前半の2週間を使用時のみ電源ON、後半の2週間を常時電源ONにして比較致します。

5)昨夜BEATLESのCD3枚再生してこのスピカがバーサタイルな性能を持っていることに驚きますた。

6)SPを設置している部屋は常時人が居ることは無いのでエアコンのON-OFF位しか急激な温度変化は起こらないと思いますが、ESLの電源投入は部屋の温度が安定してからと言うことで了解致しました。

9)アンポ〜SP間に挿入するマッチングトランスは過去の雑誌を調べるとTANGO社にFT-200やFU-60等が有ったことが判りますた。入手出来るか問題ですが探します。


439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/31(土) 20:51:42.92 ID:qkF0Ptjd

6)逆にリビングとかの方がいつも人が生活してるので温度変化が少ないのです。
偶に人が入るオーディオルームの方が冬場に良く結露を起こすのでご用心を。


10)TANGOは使い物になら無いでしょう。
 別にマッチングトランスと銘打って発売されてる物でなくとも球用のアウトプットの2時側だけ使ってもいいですしALTECやRCA他業務用のマッチングトランスも多数発売されてました。70Vライン用のマッチングトランスの2時側使用でもOKです。
 マッキンのガラクタから流用って手もあります。
 球アンプお持ちなら一度そのアウトで実験されてみては?

この辺肝ですし、アンプが良くなれば幾らでも追従するSPです。
それ故に活かすも殺すもアンプ次第。
前にどなたかの引用サイトに100%ドライブ出来るアンプが無いって行がありましたがまさにそうかもしれません。
頑張って伴侶を見つけてやって下さい。


440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/02(月) 22:27:01.37 ID:xmj9hQpa

イシイラボのアウトプットトランス、お勧め。


572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/25(火) 00:12:33.31 ID:+AmDmDaC

マグネパン3機種、アポジーのカリシグ持ってましたけど結局QUADになっちゃいました。
アポジーは一時期でかいの買おうかとしたんだけど音像のでかさに腰引けちゃった。
うちのカリシグリボン無傷の良品だったけど18万にしか売れなかった。
この傷もん高いと思うんだけど最近また人気出て来てるの?


573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/25(火) 21:40:17.79 ID:u3VKTphf

両方やってみて、MG3.7にしてますがカリパーシグの程度良しは、鳴らしずらかったけど、一度なるとたまらん音を出してたように思う。
小音量時はQUADに勝るものはないでしょう〜。
夜中にQUADで弦聴くと別世界になるのは、わかります。


453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/17(火) 22:52:51.64 ID:NLzal3Pv

マグネパンも丸線の旧型の方が明らかに音良いよ。 切れの良い音も出せた。
ティンパニーとか凄かったよ。
現行で20年前のモデルの音出ないでしょうね。
ここでは業者さんの売り込みレスが多いので新しい物しか買わないってレス多いんだけど、マグネパンですら旧型の方が良い。
当然QUADも。


456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/18(水) 00:48:44.64 ID:FJ/zv6qa

若かった20年前の方が耳が良かったってオチじゃね?


457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/18(水) 00:58:55.71 ID:lw+7v/OK
>>456
あーそれマジで思いますねえ ずっとそうじゃないかと思いながら聴いてる


458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/19(木) 01:20:06.55 ID:ZYvJWa8j

昔のものの方が音が良いと感じるのは幻想。
平面型のスピーカーとゴールドムントの音は全く合わないから気を付けろ、
ただでさえ低音が出ないのに、すっかすかにぎゃんぎゃんになると思う。
アポジーも低音がダメ、リボンがぐしゃぐしゃいうだけだから買うな

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/19(木) 13:58:52.18 ID:2rp6zxKw

マグネパンは各年代持ってるけど明らかに昔のモデルの方が独特の味がある。
オーディオリサーチが売ってた頃のが一番いい。
ムンドで鳴らないのは元々ムンドがそういう傾向の音だから。
普通のSP鳴らしても大した事ないアンプだよ。
低音鈍重いB&Wとかに合わせて音作りしてるんだろ。
同じスイスでもFMとかとはレベルが違うよ。


460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/20(金) 22:49:39.87 ID:SH0MHJVq

ムンドで低音出ないって感じるのはのは耳が悪いだけ。カリパー使ってたけど出まくる。
超低音の入ったテストCDとかかけると確かにぐしゃる。音楽ソフトでそうなることはない。
ムンドの空気感は他のアンプで代用できない。FMは聞いたことはあるが所有したことないから知らん。


461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/21(土) 21:06:39.63 ID:Wse2ynJ+
>>460
ムンドの空気感とは?
嫌味ではなく
2万円を140万円で売るメーカーでしょ?
例え金があったとしても怖くて買えないな


462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/22(日) 01:38:54.89 ID:f380dXVu
πはもっと高く売らないとダメなのに2万円で売るから会社が傾いたんだろ。


464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/24(火) 03:45:42.42 ID:XV0It2ga
>>460
ムンド、ジェッフ、B&Wは初心者受けはするけど直ぐに卒業すると思うな。


465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/26(木) 17:57:21.73 ID:uTqRFP4c

すごい初心者だなw


466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/27(金) 02:02:41.46 ID:27Tue0+1

雑誌の評判しか情報が無くって踊らされてる初心者ね。
まあみんな一度は評論家に騙されるんだけどね。
奴らは金の出る現行品しか褒めないからね。


444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/14(土) 13:31:59.51 ID:MQFF+KINMagnepan

MG1.7 先日到着、いま馴らし中です
20年前アメリカでここの平面スピーカ聞いて高音のきれいさでずっとほしかったんですが、ちょっと広いスペースが確保できたので思い切った。
いままでは HarbethHLcompact 使用、むかしの riverside の JAZZ は Harbeth のほうが向いてるようなw


445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/14(土) 16:22:49.28 ID:g3eefD79

仮に高音が綺麗にでてもHLコンパクトにかなう訳がない。
ジャズ聴きたいならCDとかアンプ替えるのではなくアポジーのカリパーシグネチュア以上のものを買ったほうがいいよ。


470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/28(土) 16:42:23.42 ID:IYV4Dgzh

いや、あらためてHLコンパクトはいいスピーカやなあと思ってますよ。
なによりも、すごく「楽しげに」鳴る。
プレーナースピーカのスレで何書いてるんだという感じですが。


471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/28(土) 21:21:46.83 ID:KfsSSxm7

ESL-63にしなかったのが間違いですね。
HLコンパクトもHL5もお払い箱に出来たのにね。


472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/28(土) 22:40:56.37 ID:N/vcHxbx

やっぱりeslー63が王様ですか?

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/28(土) 22:49:57.19 ID:l90OL/CI

王様はAPOGEEだろ。


474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/29(日) 03:03:25.26 ID:ag75wi8f

APOGEEは持ってたけど特別どうとか言う物では無かったですよ。
マグネパン、マーティンローガンに比べるとずっと対応範囲の広い鮮明な鳴り方をする普通のSPだったですけどね。
音像がでかくって迫力はあるんだけどかなりの口お化けで歌物は頂けなかったですね。
私の持ってたカリシグですらですからもっとでかいのはミニシアターサイズの音像でした。
それをリアルと思われる方も居られるのでしょうが私にはちょっと辛かった。

ESL-63は聴いた事ある人なら解るだろうけど見た目よりずっと普通の音します。
球面波のおかげでピンスポットに定位もします。
反応の速さ正確さでは他の追従を許さない王様と言えると思います。
ただし壊れなければです。

趣味的には57の方が面白いですが並べて聴けば進化の凄さが理解出来ると思います。
57も大好きではあるんですがあくまで巨大コンデンサーヘッドホーンと言う感じですね。


475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/30(月) 00:14:32.19 ID:3Kqr+tb4

昔何気に入ったオーディオ屋さんでマーチンローガンが鳴っていた。
初プレーナーだったのだが、聞こえた瞬間まさに目を見開いてしまった。

空中にポッカリ浮かぶ音像
ゆったり、ゆっくり流れるのだけどすごい緻密感
エロい声

今思い出しても衝撃的な経験だった。
最近箱型スピーカーに疲れてきた。。。

買い替えたい。金欲しい。。。


477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/01(火) 09:24:38.57 ID:3aIdCCU4
>>471
だからせめて現行商品で書いてくれとw
ESLシリーズの現行品、ヨドのHPにも出てるけど、あれ1本の値段ですよね。
まあ手前にゃ無理な代物と。

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/16(月) 20:35:24.36 ID:dq6uz5Wz

ハイエンドショウでquad聞いてきたけどよくなかった。
八畳位の部屋で演奏してたけどセッティングが悪かったのかな?


847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/22(水) 20:04:35.14 ID:5PXz/ERd

年末のハイエンドショー行ったけどpiegaが狭い部屋にも関わらず一番いい音だしてたよ。
quadは酷かった。


849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/26(日) 11:02:48.52 ID:T1u0yphp
>>847
クオードはいつも変な音な気がする


831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/20(金) 00:41:18.37 ID:RgQDCkZ7

ロッキーじゃなー
今のQUADのアンプじゃESLは上手く鳴らんでしょ。


478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/01(火) 10:54:19.99 ID:YNqq6Juv
>>476
私も持ってたのはカリパーシグネイチャーでした。
マーティンの方はCLSU。
どちらも去年処分しましたが。

確かにCLSUに比べればカリパーシグネイチャーはずっとまとも。
怖いほどの音像。壁の向こうに歌姫は我が家ではメインのホーンシステムの方が上でした。
比べればカリパーシグネイチャーは全体からウワーッと音が出てきて散漫な印象でしたね。
同じ包まれる感じならマグネパンのティンパニーの方がよりエネルギッシュ。

>>477
ESLは基本中身全く変わって無いんで現行品には何の魅力も感じませんし、高過ぎて馬鹿かと思います。
ドイツ製になってマッチングトランスの違いか色合いも減ってます。
お店の方で無い限りESLの現行推す意味は全くないと思います。

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/01(火) 18:13:26.85 ID:brWvhAdz

カリパーって入門機みたいな物だからね、低音はでないしダイナミックレンジもいまいち。
あれを聞いてアポジーを判断してもらっては困る。

やはりデュエッタ〜ビッグアポジーが凄いのよ、とくにシンティラ!
今は亡き黒田恭一氏が死ぬまでべた惚れだったディーバも凄いけど。

アンプにも死ぬ程お金をかけないと本領を発揮しない。駆動力の無いアンプで鳴らすと、定位もわるく、リボン全体がワ〜ンと鳴いてしまうので、なおさら誤解を受けやすいSPなんだよ。


480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/01(火) 19:47:06.92 ID:YNqq6Juv
持っていたのはカリシグですがシンテイラは友人が持ってましたので良く聴いてましたがそんなに言うほどの差は無かったですよ。
確かに音量は上がりますがどだいうちではこの手のSPに音量求めませんでしたので。
アンプは当時パネル物にはスレッショルドとFMでした。
それと金田。
駆動力不足はなかっと思います。


481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/01(火) 20:23:01.65 ID:4iewrrKX

金田は知らないけど、スレッショルドは低インピーダンス駆動は苦手ですよ。
つまりアポジーとは良くないです。
FMって駆動力があるイメージじゃないけどなあ
やはり、当時純正とも言えるクレルあたりで聞いて欲しいです。

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/02(水) 22:37:09.87 ID:Hjqf8vXj

クレルはKSA-50なら同時に持ってましたが一番低音が緩くってパネル物には合わせてませんでした。当然パワー感も不足で。
スレッショルドが1オクターブ下まで出るような鳴り方をします。
低インピーダンス駆動は苦手??
出力トラ18パラとかの奴ですよ?
FMに比べれば表情のやさしい鳴り方ですが低音の駆動力は私の所有したアンプの中では歴代1番です。
まだ現役で今も有ります。

ちなみにシンテイラはジェフローランドの#7だったと思います。
鳴き比べした時スレッショルドの1オクターブ延びるような音を聴いて友人はしばらくしてアンプ変えてましたが直ぐにシテイラも首になってました。


483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/02(水) 23:12:32.64 ID:xjF6W7Lm
ほう、なかなか経験豊富な方ですね。
スレッショルドはアポジーとの組み合わせで何度か事件を起こしています。
駆動力というよりは保護回路の問題かもしれませんね。
で、シンティラを首にしたスピーカーってなんなんですか?そっちが気になるな〜


486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/03(木) 16:22:58.53 ID:QMF/XcB2

確かにスレッショルドは出力段アホほどパラってますので経年でトラブルも起こったって話は良く聞きますし、丈夫とは言えないのかもませんね。
それでもFMに比べればトラブル少ないので我が家では述べ6台使いましたが1台電解の容量抜け起こしたのとパワーSWが焼けたの位です。
RFでコンデンサー変えたら見事に腐った音になった経験はあります。

シンテイラの後は何だったかな?
ウイルソンだったかレッドロース何とかだったか?
今は宗旨替えしてクラングフィルムですね。
うちがWE系なんで。


487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/03(木) 17:47:54.25 ID:89ot+Xed

オイロダインですか!これはまあ・・・
しかし貴方はよっぽど凝り性な人ですねw
でもアポジーからオイロダインとかA5に変える人って意外と多いんじゃないかな?
アポジーって低音の音質だけなら世界最高なんだけど、さきの定位の問題やダイナミックレンジの問題でみんな手放してしまうんですよね、かといって4343みたいな重苦しい低音や、無駄に大口径のダブルウーファーの愚鈍な低音には耐えきれず、結局5〜60年代の軽いコーン紙から出てくる軽やかな低音に魅了される。
洗練されたホーンは音離れも良いし聞いてて楽しい。


488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/03(木) 18:03:49.86 ID:QMF/XcB2

クラングフィルムは友人の方です。


590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/03(土) 18:23:43.78 ID:wm5AHfpD

自分はリボン型はどちらかと言えば弦楽器だと思っている
コーン&ドーム型は打楽器 ホーンは木管金管楽器
コンデンサ型はスピーカー理想だと思うけど、現実大音量にできないし、ゴミがたまる。


593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/03(土) 19:33:23.42 ID:AEDYnzVz
>>590
女性ボーカルは?
A7で聴いてるけどもっと良いのある?


596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/03(土) 20:07:19.06 ID:FTi348us
>>593
我が家もメインはWE系のホーンシステムなんだけど、A-7クラスの声は通りはいいとは思うけどQUADにゃ逆立ちしても勝てないよ。
QUADの情報量は半端ないよ。

特にボーカル系のピンスポットな定位と口の中の唾まで見えるような繊細さは WEを持ってしてもそんなに簡単には出せないですね。
真逆なSPだと思われるかも知れませんがリッファレンスになる存在ですよ。
ただしソースやアンプ類の粗も見事に出しますのでA-7みたいにごまかしは効かないと思います。


591 :おっぱいゴルフア〜:2012/11/03(土) 18:25:38.23 ID:AkBCqYYl

下記の漏れの貧弱アンポでESL63-PROに合うのはどれでせぅ?。

1)純A級80WのコンデンサーSPメーカーの石アンポ
2)3極管接続の自作6CA7/EL34PPの10Wアンポ
3)3極管80WのPPのLUX社製アンポ
4)雑誌付録の5W?デジアンポ(このアンポでESL63を駆動したことは未だ一度も無い)

因みにESLの電源は今迄CDPやD/Aコンに使用していたCSEの電源装置から給電し聴きますた。


594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/03(土) 19:45:20.77 ID:FTi348us

ESL-63って能率86dBだから今のSPと比べてそんなに変わらんはずだけど?
もっとも50Wまでしか入らないしそれ以上は繋いでも無駄ってカタログにも書いてたと思うよ。 もしももっと大きな最大音圧が欲しいならダブルとかスタックとかにするかあっさりべつの物にすべきなんじゃない。


1はスタックスだよね。

2,3は前に見せてもらったがLUXのアウトプット積んだ奴だよね。

正直どれも駄目。

コンデンサー型ってインピーダンスカーブが高域で下がるから普通の電流駆動型のアンプじゃハイ上がりになる。
アウトプット積んだ電圧駆動が良いんだけどLUXじゃ緩過ぎる。
一度マッキンのアンプでもどこかで借りて繋いでみれば?
マッキンが良いって言ってるんじゃないよ。
アウトプット載ってるってだけ。

良質のマッチングトランスをトラアンプに付けるかパワーの出る良質な球アンプ探すべき。
そういう意味じゃQUADの50D,Eがコストパーフォーマンスいいよ。

そんからコンデンサー型の電源て倍倍倍倍、、整流で電位得てるだけだからクリーン電源の意味分からんのだけど?
CSEって何に入れても音貧相になるよね。
http://www.hibino-intersound.co.jp/bryston/



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c14

[文化2] アンティーク オーディオの世界 _ オーディオ・メーカはなぜ堕落してゆくのか? 中川隆
10. 中川隆[6638] koaQ7Jey 2017年2月11日 15:21:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7098]

酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/745.html#c10
[リバイバル3] 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 中川隆
1. 中川隆[6639] koaQ7Jey 2017年2月11日 15:45:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7099]

Goodman AXIOM-80  2013 12/19  

 スピーカーの概念を根底から覆えされたAXIOM-80
 (1970年台中期)

 スピーカーより初めて瞬間を体験、
 以後、バスレフ(共振)とホーン(残響)に決別。


 高速応答の速さは比類がない

 この様な高性能は未来の未知の形態であって然るべきであるが、古い時代のフルレンジという似つかわしくない機構に驚く。

 性質は振動系の動作が速度形であり、通常の使用方法は通用しない、駆動するアンプは内部抵抗の低い高性能でないと真の価値は引き出せない。


 
 構造的にはフリーエッジ、フリーダンパー、であり、エッジ&ダンパー部分にはそれぞれ3点のベーグライト製カンチレバーで吊られている、そのカンチレバーは板バネ状にセットされ、前後ストローク方向にバイアスがかかっている、バイアスは中点位置でバランスが保たれる構造。

 磁束密度は強力で17,000ガウスを誇り、当時としては製造可能な最大限の値であろう、振動系のコーン紙は軽量かつ硬質であり、その先端は強度アップのためR状に整形されている、その特異な構造のため軽量コーンにもかかわらず共振周波数(f0 )は20Hzと低い。
 

 このスピーカーの異例とも言える特徴は、約800Hzより低い周波数はoct/-6dBで降下している事です、また800Hzより高い周波数特性はピークディプの連続でやや高域上昇の傾向にあります。

 この特異な特性はお世辞にも良いとは言えません、このままではあたかもLPレコードのRIAA補正無しの如く、低音の全く出ない状態です、歴代このスピーカーのオーナーを最も悩ませた要因であります。

 低域不足を補うため、誰しも考える事はバスレフの様に共鳴箱を用いたり、ホーンロードを低い周波数までかけレベルアップを行ったり致しましたが、ことごとく無残な結果となっております。

 実はこの800Hzより低い周波数のoct/-6dB領域、この帯域は振動系の動作は速度型であり、過度特性は大変優秀であります、したがって800Hzより降下していると言うより、速度型が800Hzの高い周波数までカバーできている、っと解釈するのが適切です、これが実現できているスピーカーはまさに恐るべき高性能と言っていいでしょう。

 AXIOM-80をベストに鳴らすためには、この良質の速度型領域をバスレフ(共振箱)やホーン(残響)で劣化させてはいけません、エンクロージャーは共振がなく、振動系に空気負荷がかからない状態でなければなりません、具体的には無限大バッフル、次いでJIS箱の様に超大型の箱、になります、低音が出ないといってアコースティクな小技は最終的に最悪の結果となります。

 AXIOM-80の指定エンクロージャーに、Goodman社は有限エンクロージャーにARU(アコースティク・レジスター・ユニット)を装備した物があります。

 このARU、設計は当時Goodman社の E・J・ジョーダンです、動作はあまり知られていない様なので解説いたします。

 前面に開口があり一見バスレスの変形の様に見えますが、動作はバスレフの要素は無く、仮想無限大バッフルもしくは背圧のかからない仮想大型密閉箱となっております、開口に付けたARUはその開口が共振周波数を持たない構造となっております、インピーダンスもfoのピーク1つのみであります、具体的な構造は前面に全体に金網に覆われ、中央部分は金網そのままです、このままでは共振してしまいますが、その淵には通気性のある繊維が貼られていて、開口であってもそれはおぼろげな開口で共振を上手に逃げております。

 かって【ラジオ技術誌】で発表された「フェルト箱」とも一脈通じるところがあり、こちらは箱自身が共振点を持ちません、試聴結果はさすがに良く似た音色です。

 結果有限の箱でありながら、振動系から見るとあたかも無限大バッフルの如くの動作となります、ただしバスレフの要素がありませんから低域の増加は全く期待できません、800Hzよりoct/-6dBの下降そのままであります。

  速度型領域の補正

 さて、ここまではAXIOM-80の解説で御座いましたが、これよりは私流の鳴らし方をご披露いたします、ただし、この試みは約30年以上以前で、未だ音楽ソースの主流はLPだった頃で現在ではサブソニック等の配慮は軽度でよろしいでしょう。

 まず速度型領域の補正を行います、スピーカーが800Hzよりoct/-6dBで降下しておりますから、RIAAの様にoct/+6dBの補正回路を挿入しイコライジングを行います、これで初めてフラットな再生が可能となります。

 このままでは超低域まで補正が効いておりますから、50Hz近辺よりoct/-18dBのサブソニックフィルターを設けます、AXIOM-80は電気信号の追従性群を抜いて優れております、カートリッジの数Hzの揺らぎも完全に追従いたします、これを避けるためにフィルターは不可欠です、50Hz以下の信号は補正のoct/+6dBとフィルターのoct/-18dBで最終的にスピーカーは■色の通り50Hzよりoct/-12dBで降下いたします、現在はデジタル時代であるためサブソニックは極少でありoct/-6dBでも大きな問題にはならないでしょう。

 この状態で初めてバランスの取れた音質となります、速度型領域に共振も残響もありません、あれだけヒステリックだった音質も、透明度の高い澄んだ音質の中での高速応答の小気味良さは比類がありません。

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AXIOM-80 その生い立ち

 AXIOM-80、その生い立ち、詳細は不明であります、文献によると第二次世界大戦中にはすでに存在しておりました、やがて終戦となりGoodman社より販売される様になった訳ですが、このAXIOM-80だけがGoodmanの製品群の中でも異質な存在です、したがって設計製作社は全く記録がありません、昔の大戦中にこれだけ立派な製品が完成されていた事が脅威であります。

 実は私の推測で確かな証拠は無いのですが、このスピーカー用途は潜水艦のソナーのモニター用ではなかったか?、っと思う節があります、と言いますのも、二アフィールド的に耳元にセットし、真空管アンプの電源を入れますと、真空管のヒーターが温まり、真空管内部の電極が熱膨張で伸びてゆく金属音が克明に聞こえます、それもかすかにでは無く、自分があたかも真空管の内部に居るが如く明瞭に聞こえるのです、もしソナーのモニターが用途ならば、特異な周波数特性も高速高感度も納得ゆきます。

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AXIOM-80 迷信?


 AXIOM-80は誕生が古いのですが、決して骨董品の類ではありません、現在でも通用するのは勿論の事、なかなかこれを凌ぐ代物にはお目にかかれません、比較的類似の物を探しますと、次項のESL-57とかリボン型スピーカーの様に付帯音が着かない構造の物が似ております、それだけ高性能であります。

 ところが世評では駆動するアンプに、WE300B等直熱三極管シングル無帰還の様なアンプがベスト、という評価となっております、確かに嫌な音のしないこれ等のアンプは聴き易い音質となるのは確かです、しかし内部抵抗の高いアンプは低音が膨らみ気味でよく響くのですが、AXIOM-80の優秀な電磁制動を妨げる方向にあります、AXIOM-80に関する限り心情的なノスタルチックは捨てなければなりません。

 小手先の誤魔化しは総て白日のもとに音として表現してしまいます。


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その後のAXIOM-80

 AXIOM-80は1970年末期再生産のレプリカが発売されました、しかしこのレプリカはオリジナルと比べ相当異なった製品となってしまいました。

 最も異なる部分は速度型領域の周波数が800Hz近辺まで確保されていたものが200Hzまで低下した事です、考えられる原因として、第一に磁束密度の低下、第二に支持系の抵抗増大、第三に振動系質量の増大、等でAXIOM-80が持っていた大きな特徴が著しく損なわれております、実際現物を調べたところ、ベーグライトのカンチレバーも厚みの大きなボテッとした材料に変わり、デリケートなフリーエッジ・ダンパーの特徴は損なわれております、振動系のコーン紙も周辺の一体R形成では無く円錐状の切りぱなしとなっております、磁束密度の差はこの時期未だガウスメーターを持っていなかったので不明ですが、その他の手抜きを見る限り怪しいものです。

 その変わりと言っては何ですが、裸のままの特性は速度型領域が800Hzが200Hzに低下したため、一寸聴きには聴き易くなりました、要するに極普通のスピーカー近くなり、あの高速高感度の特徴は大部分失われております。

 AXIOM-80を我が物とし、鳴らし方も満足し、安定した状態を保っておりました、もうこれ以上を望んでも一般市販のスピーカーではいくらお金を出してもこれに適う物はありません。

 そんな時良からぬ考えが頭をよぎります、この驚異的ともいえる速度型領域である800Hzの周波数を更に高い周波数まで上げ、更に高速度に対応したらどうなるのか?、ここから先は前人未踏の領域であります、


  
QUAD ESL-57

 コンデンサスピーカの古典です。
 英QUAD社 ESL-57

 大音量は不可能ですが写実的な音像は貴重
 過度特性が優秀で固有の付帯音極少

 能率は極めて悪く、まことに贅沢なスピーカー
 AXIOM-80が上手く鳴らせた場合、音質は酷似してくる。

 性質は周波数が高くなる程インピーダンスが下がり、最終は短絡状態となる、駆動するアンプ泣かせの代物で、真空管アンプでこのスピーカーが鳴らせれば合格でしょう。

 かってマークレビンソンが3パラとしスコーカーとして使用(HQDシステム)したのは有名  
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/b158e5faac8b1985deb4140fdcb4222a 
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/18813f52fedf348c5aef9b4ad60700a1
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/5b2009da8b3e01a0f0826d0ff67f62fb

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c1

[リバイバル3] 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 中川隆
2. 中川隆[6640] koaQ7Jey 2017年2月11日 16:48:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7100]

銚子の散歩道 2011年05月09日
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51882378.html

こんなの作っちゃいました 壱

英デッカ・アーク型エンクロージャー・アキシオム80用
http://livedoor.blogimg.jp/thorens/imgs/e/9/e9c81cfe.jpg


この英デッカ社のラボラトリで制作されたエンクロージャーを以前紹介したことがありました。 今回のものはこのエンクロージャーをたたき台として、これを製作した技術者の意図を私なりに押し画って作り直したものです。 オリジナル品はプロトタイプそのもので、あちらこちら音響的に未処理な部位があり、それを新たに設計した人が目指したであろう所を、私なりに推測し完成したものです。 

このオリジナルエンクロージャーに関しては、直接これを買い付けた(正確に言えば押し売りされた!!)阿部氏によれば、このエンクロージャーにアキシオム80を入れると素晴らしい音がする等と英国人がのたもうたそうですが、アキシオム80どころか、エッジを不当に改悪されたラウザーPM6がついていたのは何故か、本当にそうなら何故入れていないのか、私としては「何故だ!!」と突っ込みを入れたくなります。 

しかし英国人の話もあながちウソッパチではなく、グッドマン社のアキシオム80用のエンクロージャーは、このアーク型をモデファイしたと思われる型をしています。 

異なる所は、アーク型が1回折り返しのバックロードホーンであるのに対して、グッドマン社のものは、ARUを用いている所とユニットの取り付け位置が逆であること、又バッフル面が傾斜していないことであります。 

だが読者の皆様は当然、アキシオム80を、オリジナルアーク型エンクロージャーに入れた方が良いのではと、考えられると思いますが、私がこのエンクロージャーをつぶさに調べた所、これは無理であると判断を下しました。 

これはプロトタイプであり、実験的な作品で、必ずしもアキシオム80専用というものではなく、ワーフェデール Super 8又は、現在入っているグッドマンの20cmフルレンジ又は、他社のユニットを入れてテストしてみようと思って作られたものであると考えられるからです。 

更にこちらの方がもっと重要なのですが、このエンクロージャー自体作られてから 50年以上経っており、既にかなりヤレていて、アキシオム80の強力なエネルギーを受け止めるだけの強度は既に失われているのが明らかでしたので、新たにアキシオム80用に作り直すことにしたのです。 

このエンクロージャーの真の目的とは何だったのでしょう。 

内部の空気を共鳴させて、エンクロージャー自体を全共振させ、音圧レベルと音楽的再現力を上げるということにつきます。 

すなわち内も外も全共振させることは、アキシオム80に何らストレスを与えないことになるのです。 

単純に考えてみると、キャビネット内部の空気そのものが、空気柱となって共鳴するのです。 当然その空気柱の総容量はかなりのものになります。


 全体の量としては、ヴァイタヴォックス社製コーナーホーンの開口面積に匹敵するでしょう。 ということはアキシオム80に、15インチウーファーがプラスされていると思ってもらえれば良いのですが、振動するのが空気そのものなので、大口径ウーファーにありがちな小出力におけるボケ音は皆無で、ピックアップ性に優れています。 

このエンクロージャー自体、CWホーン(通称バックロードホーン)型式を採用しています。 特有の癖やポンつきが発生しやすいのが弱点なのは当然考えられます。 
この問題を英デッカ・ラボラトリのエンジニアたちは絶妙なアイデアで解決していました。 

エンクロージャー内部の空気を極力動かさないという手法です。

これは本機の開口部を見れば直ちに理解でき、通常のバックロード型は、ホーン開口(フレアー)を音楽的にも理論的な面からも、問題が無い様にする為、自然な形で外部の空気と馴染むようなだらかに作りますが、本機の場合、この開口部に背板と直角に一枚板を設けており、音道からの音圧を一端ためて、それからユニット側にぶつけております。 

こうすると音圧は直接床にぶつからず拡散するようになります。 

従って床からのキャビネット本体の高さと言うのが重要になってきます。 
オリジナルの場合は6cmのキャスターが付けられていますが、これはワーフェデールSuper 8用であり、アキシオム80の場合はSuper 8に比べてエネルギーが強い為、もう少し開けた方が良いと思い、10cm程持ち上げてあります。 

これに高さ調整用の足が付くので、実際は12.5cmほど床から上がっていることになります。 この高さは重要で、あまり空間が無いとここの部分の空気の動きが制限されてしまい、音が圧縮されたままのような聴感に悩まされるはずです。 

ワーフェデール創業者、ブリックス氏の本にもこれと似たようなエンクロージャーの図面が載っています。 

こちらの方は前面に音が放出するように設計されています。
従ってエンクロージャーは床に直置されています。 

これは9mmという比較的薄手の合板を指定しているので、CWホーン特有のポンつきが更に強まってしまうはずです。 こうした問題を防止しているのが本機の基本設計であるエンクロージャーの完全モノコック思想で、ポンつきを発生させる共振(板と空気圧)を六角形という形で防いでいます。 

無論、ただエンクロージャーが変則形だからといって、定在波や空気圧による放射インピータンスの乱れが防げるものではありません。 これを可能にしているのが効果的に配置された補強材で(各板の連結)で、寸法は長さ6cm×25mmの三角形をしています。 


http://livedoor.blogimg.jp/thorens/imgs/d/4/d437b6fa.jpg

何かしらの角材(四角形)を用いるより格段に空気圧の抵抗値が上がることにより、エンクロージャー内部の空気圧をコントロールすることが可能になります。 

三角材は響棒も兼ねているので、使用する木材は吟味しなくてはなりません。 

本機に使用したのは、レッドシーダー材の柾目を使いました(板目だと音が止まってしまう)さらに注目すべきは本機の下部において、エンクロージャー自体の板材がそのまま伸ばされていることです。 

これによりエンクロージャーの板すべての響きが何の障害も無く、ストレートに音場空間へと放出されていきます。


つづく  以上T氏

英国製のスピーカーキャビネットはオリジナルに限るという方も多い。 

僕も其の通りだと思っている一人だが、T氏によれば、ほとんどのキャビネットはもう寿命が来ているという(合板の場合)。

事実、彼の作ったキャビネットに古いスピーカーを取り付けて聴くと、音が活きている。

この違いはなんなんだろう。 

オリジナル崇拝も、英国のスピーカーキャビネットに限って言えば、当てはまらないケースが実に多い。 まして音色やハーモニクス、それに色気を再生してしまうユニットに、朽ちかけたキャビネットでは可哀相な音しか出ないのはたしかだと、この頃は思い知らされている。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51882378.html

銚子の散歩道 2011年05月12日 こんなの作っちゃいました 弐

アーク型エンクロージャーのモノコック構造

本機のモノコック構造の真の意味する所、それは過去から現在に到る、エンクロージャーの設計思想の全否定であります。 

読者の皆様はスピーカーエンクロージャーとは、全てがっちりと強固に作るべきだと思われているかもしれませんが、世に言われる、名器といわれるスピーカーユニットを使う場合、この思想は過ちです。 

この思想が流布した理由は簡単です。 

がっちりと強固に作った方が作りやすいからです。 本機の例を上げれば9mmと言う板厚は、釘もネジも効きません。


幸いフィニッシュという便利な機械があるので作り上げることが出来ましたが、当時は大変な作業だったろうと思います。 これがこのエンクローシャーがあまり作られなかった理由でもあるのです。 

製作の面倒くささと難易度はかなりのもので、GRFやオートグラフの方がずっと作りやすいとも言えるほどです。 何しろ組み上げているにしても、頼るべき骨格が無く、板を空中で組み上げなければならないのですから。 従って製作中は全力で手を抜くという、相反する技術が要求されます。 

さてエンクロージャーも完成し、いよいよユニットを組み込む段に行く前に、本機に入れるアキシオム80の云われについて述べておくことに致します。 

一個は1948年〜9年に発売された最初のモデルであり、これは前の持ち主がブリッグス氏の勧めにより購入したもの、

もう一個はステレオ時代1958年にステレオ化するため買ったもの、

これら二個は夏のバカンスのためのスウェーデンのサマーハウスに置かれていたそうです。 

いずれも状態の良いもので、個々10年間の開きがありますが、初期型の方がやや音が低音に寄っている位のもので、この位はユニットの個体差の許容範囲にあります。 

再生音について

本機の再生音は、天衣無放の一言です。 何処にもストレスが掛らず、伸びやかに軽々となり刺激的な音が全く出ません。

特にパイプオルガンは室内全体の空気を揺する位のエネルギーを持ち合わせています。 パイプオルガンとオーケストラ、合唱という、オーディオ装置にとって最も手ごわい宗教曲を再生すると、濁らず明確かつ精澄な音が出るのには驚かされます。 ボーカルの立体感からソリストの人間性や音楽に対する取り組み方まであらわにしてしまいます。 

ジャズを再生してみると、品格という言葉が最も形となって現れたかのような再生音が得られますが、この様な曲の場合、ユニット開発者の若さが出てきて、リズムの弾みが推進力を生み、重さを感じさせません。 

ガーシュウィンのラプソディインブルー等の生命力あふれる表現力は大変素晴らしいものです。 

この様な再生音が可能なのは、ひとえにエンクロージャー内の空気が共鳴しているからで、その振動面積は、エレクトロボイスの30w(76cmウーファ)に匹敵するのではと私は思いました。 

さらに本機の再生音を聴いて気付くことは、時々クォードのコンデンサー型スピーカーと似た音が出ると言うことです。 

だがこの様な音の傾向は、後述する英サウンドセールス社のスピーカーユニットや、バーカー・デュオドでも聴くことが出来ます。 

そうすると我々がコンデンサースピーカーに対する認識が、改められなければならないかもしれません。 すなわちクォードのコンデンサースピーカーを固有のものと認識するのが定説でしたが、実はこうした音の好みは古き英国人の中に脈々とながれていたように思えるのです。 

クォード社はそうした好みを明確に表すため、コンデンサースピーカーを開発したのではないか? こう考えればアキシム80や、サウンドセールス社やデュオド、或いはプレッシー社のユニットがきちんとした英国風の流儀にのっとって再生すると、上質なコンデンサースピーカーと共通項にある再生音として出現する理由も判ります。 

アキシオム80の都市伝説

アキシオム80は以前に高名な評論家が、一生苦労したければ使えとか、キャンつくキーキー言ってまるで音にならず、昔はこんな音を良いとしつつ聴いていた等と述べておられるが、こうした記述については兼ねてより私は疑問に思っていました。

 これらの方々の言われるように、本当にアキシオム80はその様な品であるか? 

そうではないはずです。 

まずアキシオム80は他のスピーカーユニットと形はやや異なっているけれど、サウンドセールス社のユニットやデュオド程にはヘンテコリンな形状ではありません。
 いや、それらと比べるとオーソドクスにさえ見えてきます。 

繰り返しますが、アキシオム80はただのダイナミック型フルレンジスピーカーであります。 

強固な磁気回路とフラフラコーンを採用してはいるが、これが理由で鳴らないと言うのであれば、JBLやアルテックのコンプレッションドライバーはさらに鳴らないことになる。

そんなはずは無い。 

原因としてはどうしようもないコンディションのアキシオム80を掴まされたか、又はレコードプレイヤーやアンプリファイアがひっかからないものを使っていたからです。 

おそらく後者が原因ではないかと私は考えておりますが、アキシオム80を鳴らすには、まず最上級のレコードプレイヤーを用いなければなりません。 

EMT等を持ってきたら、アキシオム80はとたんに機嫌を損ねます。 

ベルトドライブやダイレクトドライブも不的確で、TD124 又は英国コニサー社のプレイヤーを持ってこなければ実力を発揮させることは出来ません。 

アンプリファイアも又然りで、アメリカ製のマッキントッシュやマランツではアキシオム80 はひきつけを起こしてしまいます。 

6L6 や KT88等の球を作ったアンプリファイアも出力的にも音楽的にもマッチしません。 

英国のしかるべき小出力アンプでドライブするのがベストであります。 

良いプレイヤーとアンプリファイア(欧州製)があれば、アキシオム80 は勝手に鳴ってくれます。 

アキシオム80は、繊細なユニットですが決してエキセントリックではなく、大変自然な音色を持つスピーカーユニットなのです。 

以上T氏
http://blog.livedoor.jp/thorens/tag/AXIOM80

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c2

[リバイバル3] 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 中川隆
3. 中川隆[6641] koaQ7Jey 2017年2月11日 16:56:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7101]

銚子の散歩道 2010年12月06日 AXIOM 80 エンクロージャ
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51736304.html

先週、T氏が作業場からオフィスに運んできた。 

http://livedoor.blogimg.jp/thorens/imgs/e/0/e08beb04.jpg

これから、あと数回塗料を塗り重ねる。 かたちは以前紹介したこともある英 DECCAのラボラトリにあったアーク型エンクロージャの試作品をそのまま複製している。 

何しろ、二十年ほど前の英国で、この試作品を買う羽目になったとき、彼の地の老オーディオ狂が

『これにAXIOM 80 を組み込めば、君はミューズのヘヴンに降りられるぞ』

と脅すように売りつけられたのを思い出す。 

T氏は板を慎重に吟味して半年近く、やっと良い合板を見つけ、作業場にこもること1週間、複雑な内部構造や板の合わせの微妙な具合まで入念に仕上げている。 T氏は『オートグラフよりも面倒くさい』と音を上げながらも、熱中してとうとうこしらえてしまった。 英DECCA社が本格的に製品化できなかったのも、複雑な作業工程のせいか。 何しろ日本の職人でさえ、難儀したのだから。

『厚い板で頑丈にするなら、誰でも出来るけれど、それでは AXIOM が死ぬ。 響きのたちの良い薄い板でこさえるから難しい。』


http://livedoor.blogimg.jp/thorens/imgs/0/b/0b077fb5.jpg


10インチユニットにしては、やたら重いので、サブ・バッフルに取り付けてから、本体に据える予定。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51736304.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c3

[リバイバル3] 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 中川隆
4. 中川隆[6642] koaQ7Jey 2017年2月11日 17:06:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7102]
フルレンジSPに戻った方!!!

1) Axiom80 レプリカは紛い物

691 :ジークフリート:2009/12/13(日) 07:52:16 HOST:wb56proxy03.ezweb.ne.jp

どこかの4本システムとは!?・・・アンプ製作の大先生?がやってるアレですかね?

あの先生にかかると、当方のアキショムなんぞは、復刻版だしARU使ってないし、ケチョンケチョンにやられそうです。(実は近所!)


Audio Maestro.com 是枝重治
http://www.audio-maestro.com/su_dina_zhuang_zhi_2.html


575:elmarit9 2011/02/28(月) 20:46:47HOST:p2244-

先日、復刻版(in1本指定箱)を300で鳴らしているものを試聴しました。弦は評判通り?と思わせるところありましたが、ピアノの音が手持ちのものと差が無いようで、期待し過ぎだったかと思った次第です。

オリジナルでないと80の音は出ないのでしょうか?

山本の45で鳴らすには高能率のフルレンジを、と探して、80のことを知らず、アメリカのオメガという小さなところから4.5インチ (93dB) を勧められそれを輸入して1年くらい聴いております。最近調子が良くなってきましたが、小さなアパートの一室で聞くには”あの”80が丁度良いかと思いまして、できれば入手したかったのですが。。

576:ジークフリート 2011/02/28(月) 21:24:39HOST:wb56proxy01.ezweb.ne.jp

アキショム80は、先ずは箱が命ですね〜。
(指定箱よりもバックロードホーン等で低音域を補いたい。)

私が試したのは、845シングル、45シングル、245シングル、山水AU9500、スペクトラルDMA80ですが…
80一本に僅か 2W の45シングルでは若干パワー不足でした。

577:elmarit9 2011/02/28(月) 21:56:32HOST:p2244-

45ではパワー不足ですか。。パワーとは単純に音量だけをおっしゃっているのではないと拝察しますが、何しろ都会の小さなアパートなので、小音量でもバランスが崩れないというAXIOMの惹句は魅力的に聞こえました。
秋葉原のヒノ・オーディオにある2本入りも聴かせていただいたことあるのですが、これが神格化された音?とぴんときませんでした。
指定箱に入れれば良いというものではない、との意見も時に目にしますが、そうなるとぽっと出には敷居が高くなるばかりです。。

578:ジークフリート 2011/02/28(月) 22:38:33HOST:wb56proxy05.ezweb.ne.jp
>>577
80ユニットは右肩上がりの周波数特性になっていますから、箱で低音域を補うのが前提の設計です。
(いわゆる指定箱はスペースの都合でバックロードが使えない時にと考えられたもののようです)

それから、指向特性も、真面目から30度くらいそれた辺りが周波数バランスが良くなる作りになっています。
80の複数使用か3ウェイのスコーカーに使うのも余裕があって楽しいと思いますが、古レンヂファンとしては、左右一発づつで勝負したいところですねぇ。

579:elmarit9 2011/02/28(月) 23:15:13HOST:p2244-

そうですか、できればバックロードで組むのが良いのですね。
兎小屋では条件が厳しいかもしれません。
ユートピアの箱は多少そんな設計でしたでしょうか。いずれ労力をかけずに出来合いの物で間に合わせようという怠け者向きではないのでしょうね。ここに棲息していらっしゃるようような彼岸の方々でないと手に負えないというところでしょか。


581:ジークフリート 2011/03/01(火) 22:59:38HOST:wb56proxy08.ezweb.ne.jp
>>579
私は出来合いの箱を使いましたョ。


582:elmarit9 2011/03/01(火) 23:19:52HOST:p2244-

ジークフリートさん、そうですか。あきらめず、もう少し探してみます。
オリジナルもたまには出てくるようですね。
可能なら聴いてみたいと思います。

607:薬漬け 2011/06/02(木) 16:33:29HOST:proxybg063.docomo.ne.jp

前からチビチビと画策してはいまして…いつかは、と思っていたんですが。
ついに入ってきちゃいました。AXIOM80。

二段ロケット計画でして、いま入ってるのは、エンクロージャー(トラック?オーディオ製)にレプリカユニット。これを、オリジナルユニットに換装しようという魂胆。
やはり「麻薬・魔性」はオリジナルにあり…。
程なく着くはずです。(SPターミナルが貧相なので半田づけがコワイ…(汗))

608:ジークフリート 2011/06/02(木) 21:52:28HOST:wb56proxy10.ezweb.ne.jp
>>607
片チャン2本て手も?
耐入力6Wというのも、米国表示ならその2倍ですから、案外音量は出ますけど、音像・音場サイズが1本ではややこぢんまりしがち‥‥ただ、箱の御利益がどの程度かによるのでしょうけど。

609:薬漬け 2011/06/02(木) 22:29:32HOST:zaq3a5517f5.zaq.ne.jp

一つの箱に2ユニットとして、耐入力を上げるということですね。
手法としてはあるみたいですが(グッドマンの指定もありますし、東京のヒノ・オーディオさんも別の形で製作しておられますね。そういえばご近所に、4ユニットの強者がおられたかと…)、
音が、どうも変わるみたいですね。

実はヒノ・オーディオさんの縦配列の個体が近所のお店にあったことがあり(ただユニットが上がレプリカ、下がオリジナルの混成部隊だったか?)、音を聴いていますと、どうも昔聴いたAXIOM80の風情じゃないんですよね。

端的には音が普通っぽい。
逆に、昔よくAXIOM80を聴いたオーディオ喫茶が、場所を変えて営業しておられて、そこで今もAXIOM80の1本バージョン(ユニットはオリジナル)を聴くことができますが、結構出力も出ますし(マスターは昔、80シングル箱で鬼太鼓座(!)を演奏してましたから…)、何より音色が、あの魔性的な要素をたたえていました。結構スケール感も出ますし。
(ちなみにそのとき聴いたのは、ショルティの「神々の黄昏」のフィナーレでした。)
こうしてみると、シングル箱でトライしてみたいなーというのが現状です。サテどうなるか。


音楽Cafe と audio販売 サワダオーディオ
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Tel & Fax 0721-28-1617
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http://sawada-audio.jugem.jp/


610:ジークフリート 2011/06/02(木) 23:01:03HOST:wb56proxy06.ezweb.ne.jp
>>609
まぁ、古レンヂの楽しみは、制約の(限られた)範囲内で如何に上手くやるかだと思いますから、片チャン2本も既に邪道かもしれませんね。
4本だと、邪道も二倍とか?


621:ゴルフ13 2011/06/21(火) 12:09:09HOST:OFSfb-01p4-77.ppp11.odn.ad.jp

フルレンジ複数ユニットの使い方で気を付けなければイケナイことは
コイルを並列接続にすると、各ユニットの個性がそれぞれ主張され音の纏まりが悪くなる。
直列接続ではこの影響が少なくなる。

纏まりのない音になっているだけなのに、困ったことに音場が広がったと喜ぶマニアが大多数です。この様な事を、単に好みで括ることは避けましょう。


617:薬漬け 2011/06/20(月) 10:14:19HOST:proxy20042.docomo.ne.jp

先般来、AXIOM80を何とか鳴らすべく、夜も寝ずに(昼寝して)調整してますが、やはりというべきか、そう易々とは言うことを聞いてはくれません。

セッティングとか、オーソドックスな詰め方でまずは攻めてますが…(といいつつ、現状の置き方がそもそも無茶苦茶ではあるのですが…(汗))

救いは、現状がそうワヤクチャな音ではないこと。これで高域がもう少し透明に抜けてくれ、そしてあの“独特な”質感が載ってくれれば面白くなってくるんですが…。ある意味、ここが一番難しいところかも。

唯一構造で気になっているのは、ARUが純正でないこと。これがタタっているのか?!
それとも大勢に影響はないのか…?ハテ。

618:ハーゲン 2011/06/20(月) 21:09:39HOST:KD106159066206.au-net.ne.jp
>薬さま
Axiom80ってそんなにスケール感が出るのですか!
ショルティの黄昏ってニルソンの熱唱と、SEとサンダーマシーンのぐるんぐるんなサウンドですよね。
あのスケール感がでるとは、、、、
レプリカなら物置に買い置きがあったはずだが、、、


619:薬漬け 2011/06/20(月) 23:46:21HOST:zaq3a551c80.zaq.ne.jp

出ます、というか、出てました。私のところのではありません。(涙)
上にありますとおり、拙宅から比較的近くの「オーディオ喫茶」というか…。最近は生演奏もよくやりますが、昔、堺市内で営業していた時には相当有名だったと思います。
某SS誌の広告常連でもありましたし…。(これ以上言うとマスターに叱られそうなので。)

こちらのマスターが80の達人でして、あのK枝さんのHPにもイニシャルが登場します。
今は同じオーディオでも別のことに大変でして(何かは企業秘密)、なかなか80の面倒とはいかないようですが、前に何曲か聴かせてもらった中に、「神々の黄昏」がありました。
今は少し模様替えしておられますが、当時そこにはタンノイの自作箱システムと、くだんの80(ユニットはオリジナル)がありまして、タンノイはエジンバラ級?の大きさでしたが、この両者が十分にスケール感で競演するのですね。タンノイは押しで、80は空間を満たすプレゼンスで、それぞれ聴かせました。特に80の清明かつ妖艶な、あの音空間…。
もちろんあのユニットのこと、腹にズン!とくる低音がでる訳ではないのですが、何と言うか…。
“力感を押し出すことなく、スケール感を出す”と申し上げたら、イメージしていただけるでしょうか。
「いいですねー!SACD?」
「いえ、これはウン百円の雑誌についてた付録のCDですよ。」
泣きたくなりました。(涙)

この音を何とか出したい!と思っているのですが、名人とトーシロの違いは大きすぎた…。
白旗あげて、今度体調のいい時に、教えを請いに行こうと思ってます。
ちなみにマスターは

「オリジナルにも、レプリカにも、それぞれいい面はあるんですよ」

と仰っておられますが、拙宅のレプリカはキャンついて往生したのでお蔵入りです。(汗)
…出来る人には、出来るんですねえ。(大涙)

620:D-150 2011/06/21(火) 11:45:58HOST:p3113-

一流メーカーの自社レプリカは全く同じではないとしても悪い物はないと思います。
悪ければそのメーカの技術力に対する信用がなくなります。
一度、レプリカのユニットを裸で超近接(ニアヘッドフォン)で聴いてみたらいかがでしょうか? 凄くスッキリして良かったり?

しかし、今ではレプリカを発売することすら遠い昔の話になってしまった。
残念なことです。

623:RW-2 2011/06/21(火) 14:56:32HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp

>>オリジナルにも、レプリカにも、それぞれいい面はある
>>レプリカは全く同じではないとしても悪い物はない

仰る通りでしょう。ただしオリジナルを堪能した方はどうしても勝ち負けをつけたがる。
マランツ#7あたりはかなり違うようですけどね。
パイオニアのユニット(PE-16AやPE-101A)は復刻モデルと称した(実態的に再生産に近い)ので賞賛あれど嘆きや苦情はあまり聞きません。

627:薬漬け 2011/06/22(水) 00:42:27HOST:zaq3a551c80.zaq.ne.jp

AXIOM80に関する限り、オリジナルとレプリカとは、勝った負けた、良い悪いではなくて、少し路線が違っていると思うのですよ。是枝氏の「似て非さるもの」とまでは言いませんが…。

まず間違いなく変わっているのは、コーン紙の材質、そしてサスペンション(ベークライト)の厚みですね。これだけで結構キャラクターが変化しています。

端的には、サスペンションが強化されたことに伴い、レプリカの方が耐入力が上がっていること。
その結果かどうか、オリジナルは中高域寄りの中でも中域が充実しているのに対し、レプリカは中域は薄く、代わりにワイドレンジ化されていると。なので知人等の曰くは

「使用するアンプも、シングルでもオリジナルなら2A3、レプリカなら300B がそれぞれ適性になる」と。

兄弟ではなく二卵性双生児みたいですね。実際、付け替えて、「ここまで変化するか」と呆れましたから。

これらの特徴を活かすとなると、どうしても先ずは、使用者としてどちらの音を採用するか?というところから始まります。ここから、オリジナルになるのか、レプリカの方が有利かが分かれることになるのでしょう。最後は「好き好き」となるのでしょうね。

それにしても諸要素にシビアなユニットです。試しに
マランツ7からQUADUにダイレクトに繋ぎ、これを80に繋いでみたら…!
それまでは音に“紙っぽさ”が少々混じっていたのが、「らしい音」になってきました。ある種豹変。
ただシビアな音です。もうすこし丸みとコク、妖艶さが欲しい。
でも、どうやら箱をいじる前にアンプで悩む余地はあることが判明した次第。


748:RW-2 2011/08/05(金) 23:58:13HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp

ローサーでしょうか。あれもAXIOM80同様、今のモノは昔のモノとだいぶ違いますね。
25年くらい前はP&Cさんにオリジナルがゴロゴロ転がってましたよ。
当時は大鑑巨砲
主義だったので見向きもしてませんでした。

750:ジークフリート 2011/08/06(土) 09:59:40HOST:wb56proxy08.ezweb.ne.jp

>>748 昔の四角いフレームのユニットがイイですね。

ボイスコイルがビビり易いとか‥使い難さはありますが、上手く鳴らせば大鑑巨砲よりまともな音がします。もしかしてコーラル辺りがもっとまともとか‥(その気になって聞いてないので判りませんけど)

842:薬漬け 2011/11/20(日) 01:19:52HOST:zaq77189016.zaq.ne.jp

昔行っていた80の達人の喫茶店は、80シングルで「鬼太鼓座」(!)までかけてましたが(なにせ、ベークライトがしなって?コーンがフレームに当たってましたから(汗)。マスターは涼しい顔で曰く
「だーいじょうぶですよ」。
されど、ちょっと私にはそこまでやる度胸はありません。

しかし、ワーグナーあたりならちょうどいいかも?
(「ブリュンヒルデの自己犠牲」から終曲までとか。明日やってみよっと。)

847:薬漬け 2011/11/20(日) 21:28:45HOST:zaqdb734c9b.zaq.ne.jp

80でワーグナーはやはり無茶な部類に入りますかね?
ちなみに、上記のマスターは所を代えて今もオーディオ喫茶をしていて、タンノイと共に80もドライブしていますが、一昨年でしたか、まだ私が体調不良の折、ちょっと除いた時に、80 でショルティ=VPOのワーグナーのスペシャル盤を、“しかるべき音量で”聴かせてもらいましたが、それが私の80への思いに改めて火をつけて、そして今に至っています。あれは凄かった…。
やはりこれは腕の違いとして、諦めたほうがいいのやらどうやら…ハテ。

855:薬漬け 2011/11/23(水) 02:08:44HOST:zaq7ac411ba.zaq.ne.jp

80で大編成の誘惑に耐えられず、ワーグナーは置いておくとして、マーラーならどうかと。
(影の声:大差あるかい!!)で、5番を、夜遅いこととてそこそこの音量で再生してみました。

ニアフィールドリスニングはあまりしたことはないですが、ある程度距離を置いて、やや小ぶりのスケール感で聴くとの前提なら、これはと思える綺麗な5番でした。(もともと微弱に逆オルソンに置くような間隔なので、音は中抜けにはなりません)。高域が冴えた独特の弦の質感が、やはり唸るに足りるものでした。まだまだ調整途上ではありますけど、先が楽しみになってきました。

でも、皆さんのせっかくのご助言。過大入力を放り込んで、ベークライトを吹っ飛ばしたらそれこそ百叩きになりそうな(汗)。それだけは気をつけないと…。


858:ジークフリート 2011/11/23(水) 21:16:01HOST:wb56proxy05.ezweb.ne.jp

>>855 アキショム80の許容入力6Wというのは英国表示で、米国表示なら12Wですから、あまり遠慮しながら使わなきゃならないほどではありませんが‥‥80の魅力というのは音色と緻密さなんですよねぇ。

ワーグナーが堂々と鳴らなくたって、80の魅力が活きる聴き方で聴ければ、それでよろしいんじゃないでしょうか。

個人的には、当時フランスものが好きで、クリュイタンスやミュンシュのラベルとかドビュッシーを80で聴きますと、万華鏡を覗いたような楽しさでした。こういうのって、あまり音量関係ないんですよね。

859:薬漬け 2011/11/23(水) 23:46:31HOST:zaqdb7346ea.zaq.ne.jp
>>858
ジークさん、まさにそうなんですが、若い頃から80でワーグナーでもブルックナーでも第9でも、80の名人に機嫌よく聴かせてもらってたものですから、どうもその癖が…。(汗)
本当は、ウィーン・コンツェルトハウスSQの「アイネクライネ」やブダペストSQのモツ・クインテット6番あたりを、それなりの音量で楽しむぐらいが一番相応しいとは思うんですが…。
でも、音は確かに「万華鏡」…言い得て妙ですね。そしてあの独特の高域。80で聴いてしまうと、同じ曲がウエストミンスターはともかく、4333でも地味に聴こえますから。


865:薬漬け 2011/11/25(金) 01:19:36HOST:zaq7ac41512.zaq.ne.jp

昔、マスターのAXIOM80で一番聴いたのがブルックナー、特に4・7・8・9番でした。
4番の、力感を押し出すことなしに、空間を全て音場に変えてしまう、あの魔術…。そして7番の、第一楽章の気が遠くなるような美しさ…。これだけを担当してくれるだけでも、以て瞑すべし、というべきでしょうか。(全てベーム盤での印象記です。)

こういう、力感より弦のユニゾンの美が主体の曲には、相性がいいようです。
金管は、力感を求めると難しくなるのでしょうが、上に書いたように、ちょっと力感を抑えて、プレゼンスを中心に聴くようにするならば、ワーグナーもありかなと。

867:sat-in 2011/12/01(木)

AXIOM80でテナーでもバリトンでもサックス聴くと良いんですけどね。
クリフォードブラウンのペットも突き刺さります。
唾がかかりそうなほどリアルに鳴らす数少ないユニットです。


869:ジークフリート 2011/12/04(日) 08:49:16HOST:wb56proxy03.ezweb.ne.jp

80でサックス…ゲッツ等のクール系とかチャリパカ辺りを聴きたいですねぇ。
トランペットなら…チェットかアート辺りの柔らかく広がるタイプ?
ブロウ系はD130にお任せを。(いずれにせよフュージョン系サックスは遠慮したい。ロリンズよ、お前もか!)


870:SAT-IN 2011/12/04(日

要するに楽器の持つ帯域が80の美味しいところにスクイズするのでしょうね。

871:薬漬け 2011/12/04(日) 15:24:29HOST:zaqdb7345ce.zaq.ne.jp

金管の帯域が、80の“得意帯域”にちょうど重なるのかも知れませんね。
マーラーの第5の、第5楽章の金管の咆哮合戦など、非常に感動的な音が聴けます。
(皆さんのご警告に関わらず、ワーグナーのフィナーレが聴きたくてウズウズしている私…。)
Sat-inさん、やはり80は、「リアル」を語りえる数少ないユニットだと思いますよ。

873:RW-2 2011/12/06(火) 16:01:53HOST:138.116.150.220.ap.yournet.ne.jp
>>。ヨリアル」を語りえる数少ないユニット

その「リアルさ」を科学的物理的に申せば'分割振動と非直線歪の発生器'なんですけどね(略)


874:SAT-IN 2011/12/06(火) 19:59:53HOST:s1408145.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
>'分割振動と非直線歪の発生器'

秘孔を突いてきましたね。\(__)"/アヒッ!!

930:薬漬け 2012/05/24(木) 15:28:44HOST:proxybg049.docomo.ne.jp

SPユニットで、プロダクトデザインとして見てて飽きないのがAXIOM80。
合理性とケッタイさのバランスが実にいいです。(何のコッチャ)

その80、最近はランカスターに忙しくて相手してなかったので、久方にワーグナーを。
(前に「80にワーグナーはご法度」と言われてますが…やっぱ魔力には勝てない(汗))
ベーム=バイロイトの「神々の黄昏」の最終面、ブリュンヒルデの自己犠牲〜終曲。
ただスピーカー間隔がまるで無いので、割り切って軽い逆オルソン設置にしてます。

これで聴くブリュンヒルデ(ソプラノ)は、最初こそ80の高域のテンションが聴きたくてそのままにしていましたが、流石に延々聴くにはちと厳しい。もう少し丸くならないか?
SP移動は無理、コード交換も不調で、次に試したのがパワーアンプ(ATC:AM1047)のRCA:6LS7をムラードCV1985にチェンジ。(ちなみに出力球はこれも店長の勘で?6L6GからSTC:CV1947に代わってます)。

さて鳴らしてみると、これが結構イケる。やや高域にアクセントを置きつつも、ソプラノに“らしさ”が出てきました。流石にトータルバランスのとれたウエストミンスターとはまだまだ比較する訳にはいきませんが、私的にはちと面白くなってきました。
これならワーグナーもブルックナーもイケるんではないかと。(低域セッションの分厚いマーラーはご遠慮申し上げるとして?(大汗))


931:前期高齢者 2012/05/24(木) 19:26:45HOST:h220-215-168-

蜂丸は魅力的なルックスですね。でも音を聴くと・・・・・
箱だけでなくアンプも含めてあれほど気難しい代物は他になさそうです。

932:薬漬け 2012/05/24(木) 21:04:49HOST:proxy20011.docomo.ne.jp
>>931
80の高域がピーキーなのは原型が軍用(命令を明瞭に伝達するため)だったからというのは前に書いたような気がしますが、考えてみると、そんな帯域的に不均衡で、オリジンが音楽再生用でもないユニットを、皆さんが(私もだった(汗))愛用しているというのは、何やら不思議な気がしますね。

それとも英国にもヘソ曲がりがいて、「鳴らぬなら鳴らしてみしょう何とやら」で悪戦苦闘するうちに、ウイリアムソン・アンプよろしく「俺なら鳴らせるもんね」という手合いが続出?!その様子を見た日本人が「そんなに凄いユニットか?!」と手を出したのが始まり…かどうか全く知りませんが。(大汗)

936:RW-2 2012/05/26(土) 10:23:25HOST:253.69.134.27.ap.yournet.ne.jp

>80の高域がピーキーなのは原型が軍用
※(Hi-Fiの進歩はたいがい軍事技術の利用・対Uボートのソナー聴音、伝令etc)
開発目的がはっきりしている分、音楽用としてはソフトを選ぶのは仕方ないでしょね。


937:ジークフリート 2012/05/26(土)

〉930 ハチマル逆オルソンでワーグナー?

近頃ワーグナーしか聴かないと言う例の大先生のやぶにらみな四つ目スピーカーと何だか似た雰囲気じゃア〜リマセンカ?
(もう作れないとかいうアノ箱は、そこら辺の家具屋に作らせたもの。おおかた家具屋にヘソでも曲げられたんでしょうが・・)
それにしても、青木周三氏がその解説の中で、45度方向で周波数特性が整うと書いていたくらいですから、45度の逆オルソンのつもりがホントはちょうど真正面とか?


938:前期高齢者 2012/05/26(土) 16:56:19HOST:h116-0-245-218.catv02.itscom.jp

蜂丸は一つ目小僧にしか会ったことありませんが、日本製の古レンジでも複数個使用すると低音が豊かになってバランスがよくなりますから大先生の四つ目小僧はいい音しそうですね。一度聴いてみたいがいかんせん遠すぎます。


939:薬漬け 2012/05/27(日) 18:27:02HOST:proxy20050.docomo.ne.jp
>>937 >>938
いやー、45度とかそこまでのダイナミックな逆オルソンにはしていないんですよ。
もう真正面からほんの数度、外向きにしているだけ…。
(それでも、その数度が1度変わるかどうかのレベルでスピーカーを動かしても、低域の質感が敏感に変わりますから。げに厄介なSPではあります。(汗))

例の是枝大先生の箱も確かグッドマン社の公式マニュアルに載っていたものだと思いますが、マルチユニットによる低域改善もでしょうし、あの鋭い指向性を分散させる構造なのかも知れませんね。ご近所の家具屋さん御謹製のキャビネットの具合は知るところではありませんが…。


940:前期高齢者 2012/05/27(日) 19:03:10HOST:h116-0-245-218.catv02.itscom.jp
>>939
まさに充実したオーディオ(音楽)生活のようで羨ましい限りです。
是枝先生は天才だと思います。単に技術力があるだけでなく芸術に高い造詣があると理解します。
彼が作られた全段PPで負帰還なしの300B-pp ampぐらい見事な音のアンプを聞いたことはありません。市販品であれに匹敵する音は「猫」ぐらいでしょう。


941:薬漬け 2012/05/27(日) 20:43:41HOST:west11-p7.eaccess.hi-ho.ne.jp
>>940
是枝先生は特にQUAD22+Uにお詳しいようで、利用者としてはいろいろとご高説を紙上でですが拝聴しています。
先生のご自作のアンプは拝聴する機会に未だ恵まれていませんが、興味はありますね。
80についても現用されているだけに、かなりの一家言はおもちで、先生はオリジナルに対して、レプリカを「似て非ざるもの」としておられるようですね。(ちなみに私の近所の80の名人…
この人、是枝先生のブログにもちょこっと出てきますが、この名人は「オリジナルもレプリカも各々いいところがあるよ」との立場。オーソリティ同士でもなかなか難しいものです。)


942:前期高齢者 2012/05/27(日) 21:01:42HOST:h116-0-245-218.catv02.itscom.jp
>>941
あの音は同じ真空管アンプでも西部の対極にあるように感じました。
かたや深いNFBをかけて安定動作、どんなスピーカでも自分の支配下におくような音。一方はスピーカの持てる力をとことん発揮させてやるような自由奔放な響き。是枝アンプで蜂○を駆動したらどんな音がするのか?


943:薬漬け 2012/05/28(月) 10:16:01HOST:proxy20019.docomo.ne.jp
>>942 
古レンジをうまくドライブしてくれるアンプは、意外に難しいのかも知れませんね。
「西部」電気だと古いタイプ… WE86B とか WE91B になるのでしょうが(といいつつ、この両者、相当音の傾向は違うらしいですが)、なかなか個体がないですねえ…。

これと是枝アンプとなら…?どんな対決になるのか、聴いてみたい気はしますね。

80は、あのフラフラなコーンがきちんと音を出せるように、レスポンスの優れた
アンプが良いような気がします。
なので、今はIPC(STC1947シングル)をつないでますが、一度レビンソンML-2Lで鳴らしてやったらどうなるか?!などと画策中です。
(陰の声:過大入力でベークライト飛ばしたりして?!
アノネ、縁起でもないこと言わないの!(汗))

804:薬漬け 2011/10/28(金) 12:27:40HOST:proxy20002.docomo.ne.jp

“古”レンヂはおニューでない分、体調不良になるのも早いようです。(汗)

アキシオム80の片方の音が、僅か「はてな…」と思い出したのが一週間前。
ネットを開けて、恐る恐るコーン紙を押してみると、マグネット部あたりで「ザリ!」(大汗)。接触か、何か金属性ゴミでも吸着したか。

何れにせよ、トーシロの私の触れるユニットでなし、あっさりドック入りを決意。
ただ、これがまた外すのが一苦労で…(汗)。
ランカスターばかりいじっていたら、古レンヂ同士スネ合ったかな?

805:ゴルフ13 2011/10/29(土) 10:01:00HOST:OFSfb-21p2-217.ppp11.odn.ad.jp

80の様なベークダンパーは長期間同じ姿勢にしていると、変形してコイルタッチを起こしやすいのです。
保存しておくときも、上向きや伏せた状態では致命的ですね。
一度変形したら元に戻すのは至難の業です。

824:薬漬け 2011/11/12(土) 02:30:07HOST:zaq7ac4185a.zaq.ne.jp
>>804
でちょっと書きました、片方のザリザリ言っているアキシオム80をどうにかスベエと、思いつつも、当人がガス欠で(汗)、なかなかできずにいたら段々とズボラになってきまして。
再度コーン紙を動かしてみると、マグネットをこするポイントとそうでないポイントがある。ハテ。悪友曰く

「それは微妙にセンターがずれているんだろ。しかし神経質なユニットだから、あんまりあちこち旅をさせるのもどうかと思うから、ここはニュートンの出番と言うことでどうだ?」

つまり、隙間の狭い箇所を上にして、地球の重力で補正しようというわけです。
ズボラな私はすぐのりました(大汗)。ユニットをボードから外し、左90度回して、とりあえず固定。
音を鳴らしてみると、何とか艶やかに鳴ってくれました。当面はこれで様子見ようかなと。
まさに>>805でゴルフ13さんが仰ったように、こまめにテンションのかかり方を変えていく必要があるようですね。

80はダブルコーンだから、セミマルチウェイになりますかね??

829:ゴルフ13 2011/11/12(土) 21:31:54HOST:softbank126114227069.bbtec.net

このユニットの磁気回路のギャップは0.2〜3ミリで、ほんの少しのダンパーの変形で、コイルタッチを起こします。

AX80のコイルコイルタッチを起こします。ダンパーのネジ調整で直りますが、またそのうちに症状が再発します。1〜2回調整してダメなときはお先が暗い・・・

ダンパーがベークライトなのでギッチりと締め付けると割れます。

構造的にみても大きな音を出すユニットではないでしょうね。再生産品はまだ良いのですがオリジナルはコーンがフラフラ。フッと吹いただけでコーン紙が行ったり来たりストロークしましたから。


832:ジークフリート 2011/11/13(日) 08:32:17HOST:wb56proxy18.ezweb.ne.jp
>>831
アレがタイヘンなのはユニットごとの振動板のテンションを揃えること。 複数使用だと往生しまっせ〜。タッチを調整する荒業です。
タッチしていると思われるボビンに近いダンパーを止めているネジを緩め動く範囲でずらし、ネジを軽く締めタッチの有無を確認します。
ユニットによっては、2本有るネジの1本のネジを緩ませるとタッチが無くなることも有ります。
この辺りはケースバイケースです。ネジは1本がしっかり締まっていれば調整後にタッチはしません。
コーンの変形によりボビンが変形した場合、この荒業は使えません。


830:薬漬け 2011/11/12(土) 22:30:08HOST:west71-p2.eaccess.hi-ho.ne.jp
>>829 
まさに荒技ですね。手先の不器用を通り越して「無器用」な私には、到底度胸がありません。(汗)
あのベークライトだけは、触ろうという気になりませんね。(知り合いのお店に言わせても、
「あれだけは触ったが最後、そこからが地獄の始まり」。

元に戻すのにノイローゼになるよ、との意だったような。)

831:RW-2 2011/11/13(日) 04:57:32HOST:138.116.150.220.ap.yournet.ne.jp

オーディオニックスが販売した再生産品はTRアンプも可仕様ですからそうとう大きな音が出せます。ので、鳴らし運転しているうちに、早くもベークライトダンパーがヨタって


833:たそがれ 2011/11/13(日) 09:39:07HOST:FL1-110-233-56-230.myg.mesh.ad.jp
>>830
割れたベークを瞬間接着剤で貼りつけたり、そうこうしているうちに、収拾がつかなくなったり、触らぬ神に祟りなし、お店も触りたく無いのが本音かも?
失敗している人は少なくありません。
角度変えは正解かも、他のウーハーでもその手でOKの場合もあるので良い方法です。

840:薬漬け 2011/11/19(土) 01:24:46HOST:zaqdb735405.zaq.ne.jp

一週間前に、マグネットタッチを起こして取り付け位置を90度回転させたアキシオム80。
しばし放置してましたが、さてニュートンの法則の具合はいかに??というわけで、今日、ちょっと駆動してみました。

サブソニックフィルターが要らないように、とりあえずCD。時節柄…というには少し早いけど、山下達郎の「クリスマス・イブ」で。
甘酸っぱい音色がユニットから。重力とのコラボ?は、まあ何とかなってくれているようです。
そういえば今日は寒かった…。もう冬…。


302:ジークフリート 2010/08/14(土) 12:32:55HOST:wb56proxy08.ezweb.ne.jp

以前、SAT−INさんが触れておられたアキショム80のカンチレバー先端のビスですが・・・

昔、左右で計4発使用していた人が、ある日振動系のコンプライアンスが4発まちまちなことに気付いてしまいまして、調整しようと弄りましたら、収拾がつかなくなってしまいました。

結局、某オーディオ店主が1日がかりでコンプライアンスだけは揃えたんですが、アノ二股カンチレバーてのはワザワザ左右でテンション変えてありますから、果たして所定のテンションが得られたのかどうか?

そー言えば、故井上卓也氏も

「テンション調整は熟練を要すので不用意に触ってはならない」

と書いておられました。 今時、熟練者なんていないのではないでしょうかね。

303:SATーIN 2010/08/14(土) 13:43:46HOST:re0414.pfst.jig.jp

関係者から聞いた話では当時の代理店が輸入したものは輸送状態が悪かったのかズレた物が多く、販売にあたって再調整に熟練者も居ない為難儀したそうです。
それを某オーディオが引き取り自分のところで調整し直して売ったという話です。

304:ジークフリート 2010/08/14(土) 14:16:18HOST:wb56proxy08.ezweb.ne.jp

SAT−INさん。当時といいますと、オーディオニックスの頃ですか?
オリジナルをヤマハが輸入していた頃には、交換用振動系も輸入されていましたから・・・まさか、ブツはありますが、交換は出来ません!てな商売だったとか・・・

305:SATーIN 2010/08/14(土) 14:48:28HOST:re0414.pfst.jig.jp

ジークフリートさん 復刻版の頃です。
「交換は出来ません」は流石にないでしょうから、なんとかやってたんじゃないですか?多分!
選別して良品だけ売るにしても歩留まりが悪かったのでしょうかね。
時計やカメラでも代理店で修理せず本国送りの例もありますけど、効率良いのか悪いのか?…

306:ジークフリート 2010/08/15(日) 08:38:38HOST:wb56proxy10.ezweb.ne.jp

振動系交換のサービス体制を整えると、JBLのように、新品ユニットが買えるくらいの値段になってしまうのでしょうね〜。
(機械式時計の分解清掃代しかり。
十数本持っていた腕時計も、3針式4本のみに整理しました!)

_________

2)周波数レンジを伸ばすと音に こくが無くなる


80:もみじ饅頭@広島 2008/01/12(土) 11:37:15HOST:74.43.183.58.megaegg.ne.jp

 フルレンジでも帯域が100〜10000Hz程度で、中域の情報伝達が優れているものでしたら、どんなジャンルの音楽でもそつ無く再生できると思いますよ。
ボイスコイル径は1インチ(25ミリ)のものが濃厚な音が出て真空管アンプと合いますが、耐入力が小さいので大きい音は出せません。
手元の SIEMENS 6W はボイスコイル径は22ミリのため、許容入力は僅か6Wしかありませんが大変濃厚な音がします。
 
 つまり、JBL−8TなどVCの大きいユニットの場合、耐入力は大きいものの、ツイーターが必須となりフルレンジとしての魅力に欠けますね。

519:ジークフリート 2009/05/03(日) 13:47:10HOST:wb56proxy03.ezweb.ne.jp

能率が高ければ耐入力5wは許せますが、ワイドレンジを狙うと濃厚な音色は期待できないかもしれませんね。


212:愚か者 2008/06/29(日) 07:06:36HOST:wacc3s2.ezweb.ne.jp

高域側を制限して、使用帯域を欲張らないことで、より濃厚な音が得られるというメリットもあるんですね。


273:ジークフリート 2008/08/25(月) 13:48:27HOST:wb56proxy05.ezweb.ne.jp

ウーハーの高域側・・・フルレンジ的に使うとヴォーカルやサックスなんかが濃厚で味わい深くなるんですよね。
反面、透明感が幾分犠牲になったり、聴き手の好みと合う合わないなんてあたりで随分違いが出て来てますけど・・・面白さと危うさを兼ね備えているといいましょうか、まあ、そこら辺りが非常に面白いんではないでしょうか。

614:ジークフリート 2009/10/08(木) 12:51:16HOST:wb56proxy06.ezweb.ne.jp

古レンヂも帯域が広いと濃厚さが薄らぐんですョ。
ローサーPM−6やアキショム80辺りなら個人的に不足は感じませんが、パンケーキほどの味わい深さはナカナカ得られません。(ウチではヴォーカル聴くならランサー101、クラシックならアキショム80がメインスピーカーです)
エラ・フィッツジェラルド用にパンケーキ欲しいんですがね〜。

515:ジークフリート 2009/05/02(土) 08:08:59HOST:wb56proxy17.ezweb.ne.jp

ローサーPM6やアキショム80辺りでしたら左右一発で十分メインシステムたり得る音楽を聴かせてくれますが、悲しいかな、そんな音を奏でているのを聴いたことがある人は多くなさそうですね〜。

個人的には、ローサーもウレタンエッヂ+ウレタンダンパーじゃなきゃ手に入れたいところですが・・・ま、しかし、「ドライブユニット」て言うくらいですから、ホーンロードかけるのが所定の使い方で、どんな箱と組み合わせるかも悩ましい。

メインシステムたり得るフルレンジスピーカー(シングルボイスコイル)て、外にもあるんでしょうが、未だ良い出逢いがありません。(一時期憧れたWE755Aも、もう少し高域に余裕があれば・・・しかし、50万と言う相場は異常としか思えんネ。)


716 :RW-2:2009/12/24(木) 22:06:53 HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

アキショムは感度グンバツですので2Wあればベートーベンの交響曲をエレキジャズ聴かないかぎり十分でしょね。グレンミラーも愉しめやんす。
拙者はPA稼業おやってましたんで爆音派ではありますが家内ぢゃ能率高いSPですと0.03〜1Wくらいでやんすよ。85dBなら100W喰いますけど。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1186306900/


447:あらい 2010/12/05(日) 09:45:16HOST:p135.net219126028.tnc.ne.jp

フルレンジは、それにあった設計がなされているのでレンジを伸ばしても返って音色が薄まったように感じるのはその為ではないですかね。
ジャズのハイハットのなり方が出てきても、なんか不自然に変わってしまったりするならそのままで聴くほうが良いと思えました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1267522956/


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2) フルレンジ・スピーカーには後面開放箱・平面バッフルがベスト

678 :551:2009/12/10(木) 17:57:14

最近、アルテック604Aをお蔵入りにし、ステレオはすべてアキシオム80(旧型)で聴いてます。ネットワークの入ってないスピーカーは聴いてて気持ちいいもんです。その中でアキシオム80とラウザーPM4は格別ではないかと思っております。

ただ、PM4は新型を1本TP-1Dの箱に入れ、モノーラルで鳴らしていただけですが、20センチ前後の口径でアキシオムに勝てるユニットがあるとすれば、これだけかなぁなんて思っております
(角フレーム旧ユニットを十分乾いたホーンシステムエンクロージャーに入れた場合)。

PM6Aは旧タイプでも新タイプでも、ダブルコーンのクセがあるし、雰囲気はいいですが、ディテールの生々しさがアキシオム80にはっきり劣ると私は感じております。
(ちなみに、PM6AはバックロードじゃなくてVoigt pipeという三角の箱に入れた方が素直な音がすると思ってます。)

687 :551:2009/12/12(土) 17:37:07 HOST:pc27102.amigo2.ne.jp

それから、アキシオム80の設計者のあのジョーダンさんが作った「モジュールユニット」ってやつ。学生時代、アキシオムが買えないので、代わりに使っていたのですが、神経質じゃないけど面白いユニットの一つです。

裸で鳴らしたり、ハコに入れると、アルミ臭い不鮮明な悪い音ですが、ジョーダンさんが意図していた通り、壁に埋め込んだり、平面バッフルに取り付けると、アルミ臭さが消え、印象がガラリと変わります。

たいていの所謂BBCモニター系より良い音です。チェロなんかが力強く、すばらしいです。もちろん、アキシオムにはかないませんが。


545:ハーゲン 2011/01/10(月) 21:56:41HOST:97.26.112.219.ap.yournet.ne.jp

アルペアは、香港のマークオーディオのものですが、ジョーダン氏と親交があり、JX92Sなんかの発展形ときいています。
拙宅ではJX92Sを使っていますが、小さいわりに低音もよく出るバランスのいいユニットです。メタルということはほとんど意識しません。
ふるいジョーダンワッツのモジュ–ルのほうが高域は伸びないのですが、中音域は濃いように思います。
モジュールの上をリボンで補ったシステムも試してみたいですね。確かジョーダンワッツのオリジナルはソフトドームだったような気がしますが、、、

553:ハーゲン 2011/01/12(水) 21:15:49HOST:97.26.112.219.ap.yournet.ne.jp

最初WATTを聴いた時には
「なんて高価なスピーカーだろう。でもユニットはたいしたことなさそう」
という印象でした。その後実際届いた時はいろいろビックリすることがありました。
とんでもなく重く、あの小さなWATTでも木箱から一人で取り出すのはかなりたいへんでした。
ネットワークもお弁当箱のように全体をアラルダイトで固めてあるのです。兎も角も偏執狂のようになんでもカチカチです。WATTはもう30年以上まえの設計ですから回顧録に出てもいいと思うのですが、いまでもある意味では最先端というイメージですね。

「正確ではあるけど味も素っ気もない」
という感じです。拙宅ではオールドレビンソンと組み合わせており、少し味付けを意識しています。
ヒラメの刺身は美味いのですが、安いカレイのほうが少し味があってこれのほうが美味いと感じる時もある、とか、越の寒梅や上善水の如しは淡麗すぎ、麒麟山とか〆張鶴あたりのほうが少し味があってこのほうが優しい感じがする、、そんな感じを目指しています。


573:ジークフリート 2009/08/30(日) 09:48:03HOST:wb56proxy03.ezweb.ne.jp
箱に入れない低音は開放的で気持ちいいですからね。
B&Wなんかは、箱の中の不要な音が洩れないようにとウーハーのコーンの厚みが1cmもあったりしますが、平面バッフルや後面開放箱ですとユニットが発する音を全てしゃぶり尽くすって感じでしょうかね。


575:RW-2 2009/10/01(木) 11:18:14HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp
>>場所はありませんが・・・
 小さな平面バッフルに取り付けて至近距離(卓上)で聴けば宜しいんだす。
 近距離で聴くとけっこう低域も感じられますからね。

471:ジークフリート 2010/12/15(水) 00:49:28HOST:wb56proxy16.ezweb.ne.jp

しかし、今時WE755Aが70万超で売られてたりしますから・・・
(管球キングダムと結託か)

473:RW-2 2010/12/15(水) 02:41:48HOST:215.96.0.110.ap.yournet.ne.jp

755については、元来スピーチレンジでしょ。駅とかの構内壁埋め込み用。
ユニットが浅いのはユニット設置の際の制限によるもの。
コーンが浅いと指向性も良くなりやんす。

あのユニットを良く見るとフレーム形状も特殊でやんしょ。
コーン裏のフレーム開口部が取り付けのために開けられた壁の穴との空隙でスリットが出来る。そのスリットにて生まれた気流抵抗が生コーンをダンプするようになってるんぢゃないかと。

WEはベル研究所も持ってましたから、何から何まで実験して解ってたんだと思いやんすよ。

だとするとバッフル裏からユニットを取りつけたんぢゃ本来の使い方にはならない。皆さんたいがい裏から付けてやんすね。755はホントはコンプレッションユニットぢゃないのかなんて考えたりしておりまっせ。

474:SAT-IN 2010/12/15(水) 11:55:06HOST:re0201.pfst.jig.jp

最近755用にセンタードーム(ボイスコイルも)の無いリコーン紙が出品されてたりしますが、オリジナルコーンは一体プレスの筈。
オリジナルから切り取って貼付けるんでしょうかね?
どうすんのかちょっと不思議です。

476:SAT-IN 2010/12/15(水) 13:14:40HOST:re0201.pfst.jig.jp

おそらく穴はセンタードームがスッポリ嵌まる径なのでしょうね。
オリジナルのドームの縁を少し残したまま古いコーンを切り取り、その上から被せる!?
そうするとコイルもダンパーに付いたままなので調整の必要がないという算段ですね。

475:ジークフリート 2010/12/15(水) 12:51:29HOST:wb56proxy12.ezweb.ne.jp

故伊藤喜多男氏が、755は客船や列車でお客様を慰めるためのものと言っておられましたから、ごく僅かなバックキャビティ想定の設計かもしれませんね。その方がコーンの暴れも抑制できそうです。

しかし、一体プレスのあのコーン紙・・・
センタードームの縁の折り返し(ちょうどヴォイスコイルがハマっている)の再現が難しいんでしょうね〜。
(最上電機に頼めば出来るかナ?)


688:ジークフリート 2009/12/12(土) 19:26:27HOST:wb56proxy14.ezweb.ne.jp

755は後面開放にすれば気持ち良い低音が得られるますが、総合的には英国勢に及びませんね。

689 :551:2009/12/12(土) 21:04:48 HOST:pc24003.amigo2.ne.jp

私もベストの状態のアキシオム80やローサーPM4(4にこだわってすみません)はベストの状態の755に勝つと思います。
アキシオム80だって、どこかでやっている4本システムにしたらどうなるか?なんて考えるとやはり恐いですが。
http://www.audio-maestro.com/su_dina_zhuang_zhi_2.html

384:RW-2 2010/11/11(木) 10:14:46HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

ホテルのロビーとか病院の待合室とかの天井のSP。びっくりするくらい音が良かったりしやんすね。BGMは小音量ですが素晴らしい音ですし、アナウンスはきわめて明瞭。

TOAとかの業務用フルレンジが内蔵されてると思いますが、いわば無限大バフル状態ですので低域も宜しいのだす。

64:RW-2 2010/04/20(火) 16:03:50HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

能率の低いダイレクトラジエター型は、どう転んでもどうやってもホーン型のようにグッと溜めてバッと吐き出すよな音風情にゃなりやせんからね。
音が180度に展開しやんすからコンプレッションが掛からない。だから逆に音波が正確だともいえるわけで。まぁ能率が低いと音ヌケが悪く感じるのは事実だすね。

今また平面バフルいろいろやっております。94dBのユニットをパラで使うと97dB。さらに背面の音も加わりますから100dBに近くなりやんす。
SX−3あたりで程よく聴いてて、こっちに切り替えますと爆音でひっくり返りやんすよ。音のデカもさることながら浸透力がまるで違う。それでいてあっちもHi−Fiスピーカー、こっちもHi−Fiスピーカー(だははは)


199:甘木 2010/06/22(火) 21:45:01HOST:s199108.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp

箱で言えば、フルレンジ愛好家にもピンキリありますわな。
箱が小さい方はほぼNG.
ロクハン程度のフルレンジでもまともに鳴らそうとするとやっぱり箱は60〜100リッター程度は必要ですからな。


392:RW-2 2010/11/13(土) 03:56:48HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

アンプ出力に忠実な音という観点から言えばダイレクトラジエターでしょね。
=コーン型(ソフトドーム、リボン系を含む)。ぢゃァホーン型はどうなのと申せば、視聴エリアを限定して音を遠くまで飛ばすのが本来の目的でしょう。
校庭備え付けや選挙カーのトランペット型と一緒にするのは気が退けやんすが、エリアを狭めればその範囲では音がデカくなるのは応援メガホンでも一緒だす。

百円ライタァをカチカチ鳴らしながらホーンを被せるとカチカチがコチコチに変わりやんす。そういう意味ではオールホーン型というのは原音再生にゃ一番遠いところにあるとも言えるわけです。!様に怒られやんすね(だははは)

部屋が4畳半や6畳間なら6半か8インチフルレンジでイイだろと思われますが、まともな音で鳴らそうと思えば箱がデカくなるんですよね。三菱の推奨箱は60L。
LE-8Tを鳴らすにゃ80L。FLAT8で40Hzまで再生させるにゃ90L必要でやんした。

拙者の平面バフルなんざ底面積と高さにて箱換算すれば180Lでっせ。
上記のディナウディオの2ウェイは25Lくらいですからねェ。

フルレンジちゅうのは取っ付きやすい割にはなかなか鳴らし難い面もあるんですョ。

393:ジークフリート 2010/11/13(土) 08:31:00HOST:wb56proxy16.ezweb.ne.jp
>>392
ホーンと言っても80年代頃から中高域用としては、コンスタントダイレクティビティホーンの類が増えて、「飛ばすため」と言うよりも「均等に広げる」目的が強くなってきておりますが・・・まぁ、囲い込んでることに違い無し・・・

それから、ラッパ問題とは別に、「コンプレッションドライバーを使わない爽やかさ」なんてのもありますねぇ。(私はアキショム80を聴いてTADを棄てました)

412:ジークフリート 2010/11/22(月) 12:51:19HOST:wb56proxy11.ezweb.ne.jp

後面開放箱では低音域は爽やかで開放的な鳴り方にはなりますが、制動が効かないと言いましょうか、「張り」が減退するんですね。

紙エッヂ等のローコンプライアンスタイプでしたら、振動系自体元々制動が効いてますから、後面開放も結構イケますが、ハイコンプライアンスタイプではより制動が効き難いのでしょうね。
バスドラのキレ具合もですが、ジャズではスネアがパッカーンと弾けないと、致命的かもしれません。
JBL社製のLE8T入りシステムでは、箱の奥行きが浅くなっていますが、それはキレ味を稼ぐための対策だと思いますョ。(この場合のデメリットは低音の深みが出難い)

12:ジークフリート 2010/03/07(日) 09:41:37HOST:wb56proxy09.ezweb.ne.jp

今、我が家で鳴っているのは、45シングルで駆動する箱無しスピーカーでして、この爽やかさに慣れてしまうと箱入りに戻れるかナ?と心配になってまいりました。(家具職人に依頼した後面開放箱が届くまでのつもりですが・・・)

23:ジークフリート 2010/03/20(土) 14:49:17HOST:wb56proxy12.ezweb.ne.jp

テレフンケン用の箱が届きまして、ちょっと鳴らしてみましたら、低音が籠もり気味。如何にも箱の音!
とりあえず側面に補強でも入れてみようと思います。固め過ぎないように。

24:RW-2 2010/03/20(土) 15:16:46HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

左右側面をハの字型に開きやんしたか。
上手くいかんかったら側面板取りはらって平面バッフルだす(がはは)

26:ジークフリート 2010/03/21(日) 17:35:47HOST:wb56proxy17.ezweb.ne.jp

後面開放箱入りテレフンケンの古レンヂをパラゴン風に横長にセッティング(テレゴン?なんちゃって)してみましたら、スケール感タップリ!周波数帯域の広さもまずまず。
僅か2Wの45シングルアンプでも朗々と鳴ってくれます・・・しかし、このアンプではかなりカマボコ特性になるのと、高域が暴れ気味になってしまいます。
RW−2さんに教わったVT−52への換装を検討してみます!

45:ジークフリート 2010/04/04(日) 16:20:21HOST:wb56proxy06.ezweb.ne.jp

テレフンケンの古レンヂをラジオ並みの簡単な箱に入れて、ラジオ球?の45シングルで駆動してみようと始めた今回のプロジェクト?・・・どんな音楽が似合うかナといろいろ聴いてみましたが、案外聴けたのがカンターテドミノ(音の広がりが楽しい)。
一番似合ったのは、昔の白人向け低俗流行歌。(アン・リチャーズ「アン,マン!」とかジョニ・ジェームス「ジョニ・スゥイングス・スイート」辺り)
スピーカーが繊細過ぎないところが、流行歌でも当たり障り無く、テキトーに聴かせてくれているのでしょう。

ほわ〜んとした懐かしい音で、聴き疲れなさそうですが、元JBL党の私には似合わないみたい。
聴き終わった後の達成感が無いといいましょうか、「それで?」という残尿感みたいな感じが・・・これにて本プロジェクトを終了し、45シングルをまた16Ω仕様(アキショム用)に戻して、ナス管でも試食してみようかと思います。


46:ジークフリート 2010/04/05(月) 01:22:36HOST:wb56proxy19.ezweb.ne.jp

早速ナス管セット(カニンガム245+280)が届きました!
RCA/カニンガム45+ナショナルユニオン80よりも濃厚で、テレフンケンの古レンヂもちょっとイイ感じになりました。


54:RW-2 2010/04/14(水) 01:30:13HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

アキシオム80 なんかは音を聴くメカニック。もともと検聴用ですし。
テレフンケンやシーメンスのシングルコーンは実用品であって放送用。

オーディオマニアが細部漏らさず音を聴くなら前者。音楽を愉しむなら後者
なんて言えるのかも知れやせんね。

55:ジークフリート 2010/04/17(土) 00:10:35HOST:wb56proxy09.ezweb.ne.jp

ハチマルは・・・シングルボイスコイル3ウェイの音なんすョ。
シングルコーンと同じ「フルレンジ」に分類したくないんですが・・・

10:ジークフリート 2010/03/03(水) 19:44:44HOST:wb56proxy07.ezweb.ne.jp

まぁ、フルレンジ一発でも、サブコーンやメタルドーム付きのものなんかは、昔はメカニカル2ウェイと言ったくらいですから。
ダブルコーンなんかは、サブコーンの音があからさまに聞こえると、やはりシングルコーンが本流かナ?って感じもしますョ。


11:世直し奉行 2010/03/04(木) 14:47:55HOST:p2147-

↑ダブルコーンは裏ワザ!です。

13:RW-2 2010/03/08(月) 11:52:56HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

拙者発注のバフル。未だ連絡無し。
カンナ掛け過ぎて鰹節のようになってたりして(だはは)

15:RW-2 2010/03/08(月) 18:24:52HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

φ丸穴だけじゃなくて、フレーム部の落し込み用ザグリまでお願いしたんでやんす。
ザグリ径でぶち抜いてしまって・・・。
「おおっ、ヤベェ。間違えた。同じような板を探さにゃならん」
な〜んてことになってなきゃ宜しいのだすが(だははは)


16:ジークフリート 2010/03/10(水) 08:24:00HOST:wb56proxy11.ezweb.ne.jp

RW−2さんの平面バッフルって高級な作りみたいですね〜。
足や補強も厳重なんですかね?
(当方の安普請の箱はテレフンケンのスピーカーシステムに習ってオンボロに)


17:RW-2 2010/03/10(水) 15:15:22HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

厚い無垢一枚板ですのでヘタな補強はせずに響きを愉しむ所存で御座いやす。
脚は松かスプルース角材に少し斜めにホゾを切って差し込むだけの予定だす。

ユニット穴2個はバフル板の中心かつ上下1/3の場所に開けやんす。上下左右対称。
これで縦置きでの上下逆転も横置きでの左右逆転でもまったくシンメトリカルに
ステレオ配置できやんす。手ぐすね引いて待っとるんですが音沙汰無し(でへへ)


27:RW-2 2010/03/23(火) 17:22:38HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

彫刻所から電話が入りやんした。ついに拙者のバフルの工作が終わったようです。
削いだらエラく素晴らしい肥松の一枚板(樹齢300年の和赤松)だったようで、
入手先を何度も訊かれやんした。教えやせん(だははは)


28:RW-2 2010/03/24(水) 15:47:02HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

バフルを引き取ってまいりやんした。
厚さ3cm。寸法は60cm×75cm。
もっとデカく切り出せたのだすが設置場所との兼ね合いでこのサイズに決定。

高々骨董の8インチフルレンジ用に豪華なバフル。ちと豪勢過ぎやんした。
さすがプロの工作。裁断やらフランジ落とし込み用ザグリやら完璧だす。


29:ジークフリート 2010/03/25(木) 02:50:33HOST:wb56proxy10.ezweb.ne.jp

立派な平面バッフルですね〜。塗装等で誤魔化さずとも、そのままイケますね!
入力端子も一工夫されるんでしょう。
当方なんかユニットから出た電線に端子がぶら下がった状態でござんす。
(飴色キャップだけに?モニターレッドを見習いました!なんちゃって。)

30:RW-2 2010/03/25(木) 23:28:34HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

300年の邂逅から解放されて現生に噴出されたやんした松ヤニ。
抜群の板目の美しさではありやんすが、やはり樹木とは生き物でありますねェ。
シーラーで抑えれば簡単なんでやんすが、その後のオイル仕上げが出来ません。
ここはじっくりと丹念にアルコールで松ヤニをふき取っておりやんす。

JBLもALTECもタンノイも板材はチップボード(ホモゲン)/合板なのは判っておりやんす。今更そんなものはパスだす。肥松の無垢材なぞ無駄に贅沢したわけでありますが、再度またこの手の物を造り直す時間は年齢的にありやせんからイッテン豪華主義でやんす。
そうでなければフラッグシップのイントラ直3シングル無帰還アンプが泣きやんす。

近所の塗料店に仕上げ用のオイルも今日取り寄せ頼みやんした。こう御期待でっせ(だはは)

31:ジークフリート 2010/03/26(金) 07:59:27HOST:wb56proxy17.ezweb.ne.jp

松脂が出たスピーカーでレスピーギでも聴きながら、琥珀色の液体をクイッとヤリたいもんですな〜。
当方の後面開放箱は見栄えがよろしくありませんから、そろそろラッカースプレーにてコテコテに塗ろうかナと考えておりますョ。

32:RW-2 2010/03/26(金) 22:52:52HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

白木のままですと煙草のヤニやら手垢やら猫のシッコやらで、後々悲惨な状態になりやんすのでオイル仕上げといたします。ラッカーやニス系は天然木の板目を塞いでしまいますので木をコロします。スティン着色も無しの呼吸仕上げだす。

ワトコのナチュラルにちょこっとマホガニーを混ぜてみやんした。木目を生かすも殺すもこの配合塩梅で決まります。板表面はあまり滑沢にしますと仕上げ後テカりますのでほどほどが宜しい。とかイイながらすべてテキトーでやんす(がははは)


33:RW-2 2010/03/28(日) 13:17:54HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

あっという間に完成しやんした。脚は角材一本。定在波防止と耳の位置に合わせて若干傾斜をつけました。オイルはナチュラル:マホガニーで4:1の割合だす。

userimg.teacup.com/userimg/535.teacup.com/knisi/img/bbs/0004572.jpg


非常に高能率。小さな細かい音も明瞭です。危惧した低音は2発使ったためか大変良く出ております。重圧で音場感抜群だす。この辺は平面型の真骨頂でしょ。
音量上げても西海岸勢のようにパッピーイケイケにならないのはお国柄でありましょう。ビバルディの四季「夏」楽章を聴いてみやんしたが、スリリングでスピード感があります。音源はピンポイントで定まりますが音場は広々と出現しやんす。

アンプは#7と無帰還シングル。1枚板ですからSPシステムというよりも楽器に近い。50年以上前のブリキのユニットであっても素晴らしい美音が聴けやした。


34:ジークフリート 2010/03/28(日) 16:49:30HOST:wb56proxy19.ezweb.ne.jp

完成早いですね〜。オイル仕上げ後はヤニも出にくくなるんでしょうか。
メインスピーカーになるほど完成度が高くなるといいですね。

当方のテレフンケンは、古レンヂにしては低音もよく出てバランス良いナ〜と感心はするもののアキショムほどの品位は感じられませんし、音の完成度30点といったところ。
ポテンシャルや聴く意味がありそうなら、仕上げもちゃんとしてやろうかなと思います。(駄目ならテレビ用又は処分か?)


35:前期高齢者 2010/03/28(日) 18:54:49HOST:h219-110-201-

RW-2さん 素晴らしい出来栄えですね!
音を聴かなくても見るだけでいい音がすると感じます。
たいそうなチャンデバかましたマルチアンプの 4Way の一方で、こういう素朴(?)なシステムが凄い音を出すことがあるんですよね。
この歳(年齢は内緒!)になってオーディオの本質とは何か?と思うことがあります。

44:RW-2 2010/04/03(土) 15:05:32HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

2〜3日連続して鳴らし続けていたら大変イイ感じになってきやんしたよ。
ガシャガシャとこうるさいユニットと思っておりましたが、さすがに3cm厚のバフルに縋り付いたためか、板と一体で揺らぎますので裸単体よりかなり聴きやすく余韻も綺麗に出やんす。大音響は無理ですがスモールコンボや小編成のクラシック/弦楽等に長がありやんすね。しばらくは聴き続けてみやんす。

Qoの高い8インチユニットは手元に数種ありますので今後の愉しみだす。
PE−20を2発もしくはPE−20とPIM−20の2連も可能です。


47:RW-2 2010/04/11(日) 00:21:32HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

シーメンスフルレンジ2発の平面バフル。思いがけない場面でも活躍だす。
まず映画。セリフがまったく自然でSPの存在が消えます。
それに縦に2発のため音像が移動しやせん。マルチの3ウェイなどになると音像が上下移動して画面と違和感が出ます。

野球中継。後面が解放されているためエセ臨場感で音場が広々〜。サラウンド効果?抜群。レコードやCDのライブ盤も広さが出やんすし、小編成の弦楽も雰囲気グンバツだす。
この平面。今や完全に自分の場所を確保。居座っております(だははは)

48:ジークフリート 2010/04/11(日) 08:09:08HOST:wb56proxy19.ezweb.ne.jp

スピーカー自体に吸音材を使わないところも良いみたいですね。
吸音材を使うと美味しいとこまで吸い取られるように思います。

49:前期高齢者 2010/04/11(日) 12:00:30HOST:h219-110-201-

RW-2さん 古錬地システム成功おめでとうございます。
2way 3way マルチアンプと経験されてたどり着いた枯淡(?)の境地!
この場合板の材質が良いのでしょうね。
DIYショップでベニヤ板買って真似しても上手くいかないかと。


50:RW-2 2010/04/11(日) 14:13:22HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

>>枯淡(?)の境地

まさに。男50にしてなんとやら(だははは)
球シングルにてシミジミと。とは言っても能率が高いのでそうとうな音量も出やんす。

寡黙過ぎず多弁過ぎない。緘黙過ぎず饒舌過ぎない。また、原音再生などというものの正反対に位置する機械ですが、分相応をわきまえた鳴り方でありやんして、こんな機械であっても音楽のエッセンスは十分伝達してくれるもんだすね。


51:RW-2 2010/04/11(日) 14:59:24HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

合板、ランバーコア、集成材等は接着剤が入りますが、一枚板は潔し。
松の古木は反り割れにも強いらしいです。厚さを30mmに取りましたし、油分が多いので重量もありますが、上手い具合に鳴いて(振動して)おりやんす。
今回の組み立てにはネジ・釘を一本も使っておりやせん。板に対する敬意だす。

88:RW-2 2010/04/23(金) 10:43:25HOST:125.173.203.61.ap.yournet.ne.jp

くだんの平面バフルは開口φ185mmフランジざぐりφ205mmに空けておりやんすのでたいがいの古い8インチ(20cm)ユニットは装着できます。

162:RW-2 2010/06/09(水) 02:34:45HOST:65.173.150.119.ap.yournet.ne.jp

球アンプにて平面バフルのフルレンジでカザルスの無伴奏チェロなんかしみじみ聴くとイイっす。一枚板のバフルなんてそれこそ楽器みたいなもんだすからねぇ。

163:ビックリマスダ 2010/06/09(水) 11:25:05HOST:p5218-

良さそうですねー、スピーカーは8インチ位が良いですかね?

164:RW-2 2010/06/09(水) 15:56:02HOST:65.173.150.119.ap.yournet.ne.jp

シングルコーン、Wコーンなら8インチか10インチでしょうね。
6半ですと低域が弱いので楽器の胴鳴りとかの感じが出ませんし、12インチですと高域が物足りない。アンプのトーンで多少増強は出来ますが。

ユニットのQoが小さいと逆に低音が出にくくなるので球アンプ時代に設計されたものが宜しいようで。昔リチャード・アレンの10Tを平面バッフルに付けて聴いてましたがジャズなんかゴキゲンでやんしたよ。


314:RW-2 2010/08/26(木) 14:56:32HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.

くだんの平面システム
userimg.teacup.com/userimg/535.teacup.com/knisi/img/bbs/0004572_3.jpg

SPの存在を消し去ることに成功しやんした〜。
存在が消えたどころか超絶的サラウンド風情に成功。こりゃスゴいっす。顛末は↓

315:RW-2 2010/08/26(木) 14:57:06HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

平面バフルを視聴位置に向かって逆ハノ字に設置します。上から見ると\ /
ってな感じですね。バフル左右に別のSPシステムを置きます。□ \ / □
ってな感じ。□までは各1m。□のさらに左右1m外側に部屋壁があります。

まず平面バフルシステムの直接音。
両バフルの間からモノラル合成化した後面放射音。
□システムの箱に当たった反射音。2次音源。
壁、床、天井に当たった反射音。3次、4次・・・音源。

これらが入り混じってなんとまあ広大な音場が出現します。まるでセンターSPを置いたサラウンドのような効果があります。SPの存在が消え、どこから音が出ているのか不思議な感覚でやんすがちゃんとステレオ感は残ります。

このシステムのツボは、バフルが10度ばかり傾斜しているのとユニットが縦に2発なのが効いておりやんすね。壁との反射距離(時間差)が膨大に発生するんでやんしょ。
直立衝立のユニット1発の一般的な平面システムではおそらくこの感じは出ないでしょね。

316:RW-2 2010/08/26(木) 15:06:46HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

といってもソフトは選びやんす。クラシックはバツグンだす。
あとハードロック。グランド・ファンク・レイルロードあたりはLIVE感覚100%!
スペクタクル映画も宜しい。大戦モノなんかは戦場にいるような感覚(怖ろしや)

317:RW-2 2010/08/28(土) 22:46:22HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

けふは↑の平面バフルにて映画「硫黄島からの手紙」堪能しやんした。
音響効果バツグンだす。SP5本も6本も要りません。2本で十分。
イイ映画ですね。ジャーニーズのなんとか君だけがキャストミス?お察しを。

次いで「クリムゾンキングの宮殿」聴きやんしたよ〜。スゴいっす。音の洪水。
ホールトーン効果の中でめまぐるしく展開。幻想的だす。お香でも焚いて聴きまするとまるでハイミナール喰らったがごとし。マサカ!(だはは)

281:RW-2 2010/07/25(日) 14:03:42HOST:109.170.203.61.ap.yournet.ne.jp

くだんの平面バッフル。このところ毎夜、BSのスター・ウォーズで大活躍しやんした。
セリフの明瞭度と定位、効果音の左右上下、縦横無尽。音場は宇宙のごとく果てなく広い。
5.1チャンネルなんて必要ありやせん。

「エニグマ」にてパッと箱スピーカーに切換えやんすと宇宙の広さが体育館くらいに(ありゃりゃ)


342:RW-2 2010/10/28(木) 03:16:54HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

くだんのミニワイドアングル(平面バッフル)ますます好調でっせ。
パラ駆動でやんすから能率2倍。
板の響きに、背面の音も捨ててませんからさらに能率UP。
100dBあるでしょ。定位は決まるし音場もグンバツ。
一般の2ウェイ、3ウェイ機ぢゃ再現できない大らかさ伸びやかさが吉だす。


344:ジークフリート 2010/10/28(木) 12:12:54HOST:wb56proxy11.ezweb.ne.jp

RW−2さんのドイツ製古レンヂは、どんなガスケットが付いてるんですか?
バッフル鳴きやユニット間の干渉をある程度加減しようという思いなのか、ガッツリ鳴らそうという考えなのか、ガスケットだけ見てもメーカーの狙いが判るようで面白いですね〜。

346:RW-2 2010/10/28(木) 13:17:50HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

お決まりの貧弱なフェルトでやんすよ。ユニットは板の裏側からギリギリに削った落し込み穴にねじ込んでやんすので貧弱なフレームの鳴きがまんまバッフルに伝わりやんす。ほぼ楽器だす(だはは)

349:ジークフリート 2010/10/28(木) 18:10:41HOST:wb56proxy03.ezweb.ne.jp

RW−2さん。
フェルト等で浮かせた状態にすると、音はキレイになりますが、上澄みを聴いているようなよそよそしさも・・・痛し痒しでしょうか。
755も、若干浮かせれば高域はキレイになるかもしれませんね〜・・・ツイーターが欲しいというのは、伸ばすためじゃなく、滑らかにしたいナという意味です。

355:トーシロー 2010/10/29(金) 10:24:12HOST:p13219

昔FMファンか週間FMに載ってました、U字こうを(側溝)使った後面開放型がありましたが、LE8Tて後面開放また平面バッフルて合わないのでしょうか?
RW−2様の平面バッフルを見て綺麗で、これもありだなて考えてます。
問題はあれだけの板が手に入るか?


356:ジークフリート 2010/10/29(金) 12:44:49HOST:wb56proxy04.ezweb.ne.jp

後面開放箱等も当然アリですョ。
その場合、逆相の音が背後の壁に反射して聞こえてきますから、独特の音場感が味わえます。(試しに、ダンボール平面バッフルを作って、味見されるのも良いかもしれません)
当方の後面開放箱は、近所の箱メーカーに頼んでペア2万円でしたが、見栄えが・・・(もしデザインにもこだわられるようでしたら、有名箱メーカーが作っているC36ヴァイカウントをお薦めしようかナと考えておりました。)


361:RW-2 2010/10/31(日) 11:34:05HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

トーシロー様
昨今はユニット探すよっかデカイ単板探すほうが難しいのでやんす。
拙者は2〜3の家屋解体業者さんや工務店にブツが見つかったら連絡をもらうようにしております。古い御屋敷の板戸や敷き板などから幅3尺くらいの赤松一枚板が見つかることもありまっせ。樹齢300年物だす。

ヒノキなら入手が簡単なんですけど、強度がなく質量も軽いのでスワリがイマイチなんですよね。
拙者が使ったのは赤松の1枚板で厚さ30mmに削って、ユニット落し込み分裏から15mmザグりやんした。
1枚板ですと集成材や合板のように接着剤が入りませんので板鳴きも素直です。
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362:トーシロー 2010/11/01(月) 09:31:10HOST:p13219-

それにしても、素晴らしい板ですね!
これだけの物を手にするには時間がそして、運が必要でしょね・・・!
羨ましいです。

わたしも、知っている宮大工・工務店など連絡(お願い)してみます。
大きさは○○センチ×○○センチですか、是非教えて下さい。


363:RW-2 2010/11/01(月) 10:49:38HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

大きさは 75cm×60cmでやんす。
もっとデカく切りだせたんですけど、複数組SPシステムを置いておりますので他のSPにカブらない程度に採寸しやんした。
このくらいのサイズですと縦置き、横置き、自由自在です。
なお、板は大きい方が低音が伸びますが床板に直置きしますので十分です。


369:トーシロー 2010/11/02(火) 09:31:10HOST:p13219-

探すのにどのくらいの時間かかりましたでしょうか?
また、バッフルを立てるのにどのように立てられたのかご教授下さい。

370:RW-2 2010/11/02(火) 12:07:08HOST:113.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

急ぐのであればオークションで探すのもありでしょね。

住まい、インテリア→工具、DIY用品→材料、素材→木材→板 

とたどってみてはどうでしょ。


>>バッフルを立てるのにどのように立てられたのか

松の角材1本勝負でやんすよ。至極簡単。
脚をガッチリさせますと振動がまたバフルとユニットに戻ってきてストレスを与えますのでリジットにしない方が得策と思います。座りが不安定に見えますがバフルが傾斜されているため問題ありやせん。

バフルの傾斜は定在波防止とユニット中心を耳に合わすためです。
古いシーメンスの22aと22cのシリーズで8Ωとなっておりやんす。
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372:トーシロー 2010/11/02(火) 12:31:14HOST:p13219-

赤松!本当に良い目ですね・・・きれいです。
やはり木目ですね!!

424:トーシロー 2010/11/26(金) 10:45:06HOST:p13219-


BC工房・きらきら工房行ってきました!
http://www.bc-kobo.co.jp/index.html

ケアキ・トチ・セン・アンゴラチーク・マホガニ、といろいろ拝見してきましたが肝心の赤松無垢ありませんね、RW−2様の苦労があらためてわかりました。
イヤーここにいるとテーブル買いそうで、そうそうに引き上げてきましたよ。


425:RW-2 2010/11/26(金) 18:20:27HOST:215.96.0.110.ap.yournet.ne.jp

>>」ツ」テ工房・きらきら工房行ってきました

拙者もネットで覘いてみやんした。いやはや、やはり一枚板って高価ですね〜。

知人がくだんのバッフルを売ってくれと言っておるのですが、工房さんのテーブル価格を見たので50万円と吹っ掛けようかと(だははは)。

ユニットは簡単に取っかえ引っかえ出来やんすので永〜く遊ぶことができやんす。
天然無垢素材ちゅうのはイイもんだす。部屋のオブジェとしても味がありまっせ。


611:RW-2 2011/06/03(金) 02:58:36HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp

くだんの平面バッフル。知人の絵画ギャラリーにBGM用として貸し出ししておりました。白壁に衝立。造形がウケるのか売り物と間違えられ、交渉あまたで知人困惑。撤収してまいりました。
8"ユニットもシーメンス、テスラ、ビクター、ホクトーン、パイオニア等々変遷を重ねてきました。
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今回の組み合わせは、今までの変遷が吹っ飛ぶくらいの大衝撃でした。聴かないと想像がつかないような超絶サウンドです。巨大なマグネットを背負ったフォステクスの咆哮。
このユニットはBH以外ではまったく低音が出ませんが、PE-20がウーファーの役目をし低域がカブらないのが功を奏しました。2発使うとたいがいは低音が出過ぎるのです。

板の響鳴や背面音の廻込み等での広大で独特な音場の中に、エッジの立ったスリリングで 鮮烈な音階が展開します。霊験あらたか。次々にレコードを聴いています。

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パラレル駆動ですから能率6dBアップ。背面の音も捨ててませんからさらに上昇。能率は100dBをゆうに超えます。高効率は今の節電/省エネ時勢にもマッチします。


615:RW-2 2011/06/10(金) 17:55:17HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp

振動系の質量が小さくて巨大な磁気回路を背負ったユニットはオーバーダンピングでQoが0.2とか0.3と小さく、平面バッフルだと低音が出ないんですよね。

太古のユニットはQoが0.7〜1.2なんて感じですから、大型密閉箱に入れないと低音が出ない。ところがそんなユニットの方が平面バッフルで低音の量感が出るのです。科学的理屈は判りませんけどね。出たトコ勝負でいろいろ遊んでるわけなんです。


616:あらい 2011/06/10(金) 22:16:41HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
RW-2さん
ユニットのQゼロの値で、共振は機械的な構造にも影響しているのですか。
昔のユニットはボデー剛性を薄い鉄板やアルミで作ってあるのはその為なのかとも思います。
シーメンスのユニットなんかキャシャなつくりはその辺りのノウハウがあるのか
Qo1あれば良いとされているみたいですが、
自分のテレフンケンは30年くらいのモノです。


758:薬漬け 2011/08/15(月) 20:31:59HOST:zaq3a551c80.zaq.ne.jp

前から気にはなっているのですが、一度平面バッフルはトライしたいですね。
この間、オリジナルが入った関係で外した80のレプリカがそのまま残っているし、80を平面バッフルでドライブしたらどういう音になるのか?少々興味はあります。
(最高の問題は置き場所なり(汗)。そういえば某SS誌など、テスト用のバッフルなど2×2mだったからなあ…(大汗))


760:ジークフリート 2011/08/16(火) 11:11:05HOST:wb56proxy05.ezweb.ne.jp
>>758
RW-2さんのような良質の単板が手に入るといいですねぇ。
瀬川冬樹も、80の頃は箱の材質を色々試して、結果、桜材の単板がお気に入りだったとのこと。(たぶん平面バッフルではなかったですよね。)

そういえば、瀬川冬樹の本に、箱の材質や構造について書かれた記事があって、多分私はアレに影響されている‥‥
80の箱を選んだ際も、青木周三と瀬川冬樹の記事を参考に決めたようなものです。

763:薬漬け 2011/08/17(水) 00:26:04HOST:zaq3a551c80.zaq.ne.jp
>>760 
箱の素材の影響を受けたというのは、何となくわかります。
素材の音差など、そうそう実験はできませんものね。
私の場合、拙宅の機器の「ザブトン」が檜が多いのは江川三郎氏の影響が大です。ステージに多用されている、カーネギーホールなども檜だったというのが「人任せ」採用理由でした。(汗)
ただ、一部桜と黒檀もあったとは思いますが…。
瀬川氏の80の箱はどうだったんだろう…?また、資料探索してみます。

764:RW-2 2011/08/17(水) 11:43:05HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp

ヒノキは軽いでしょう。
板材を持った感じでは、桐よりは重いけど松やケヤキよりはそうとう軽い。
杉と同じくらいですかね。桐、ケヤキは軽量で加工しやすく経年の狂いが少ないので色々な場で重宝されてますね。香りもまた宜しい。
SP箱や脚(スタンド)とかには比重がないので向いてるとは思えませんけど。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1267522956/

 

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c4

[リバイバル3] 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 中川隆
5. 中川隆[6643] koaQ7Jey 2017年2月11日 17:09:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7103]

90:薬漬け 2013/02/21(木) 15:44:29HOST:proxy20027.docomo.ne.jp

ヒ○オーディオさんは倒れたみたいですね。確かに少し前からHPは繋がりませんでした。
今使用中のAxiom80のエンクロージャーは実はここ製なんですよね。ちょっと哀愁…。

しかし、結構日本中のオーディオショップに与えた影響は大きいようです。
「あそこが?!」という感じで。


94:ディラン 2013/02/21(木) 21:55:25HOST:FL1-118-110-163-168.kyt.mesh.ad.jp

ヒノさんの地下でパラゴン、オートグラフ、銀箱、Axiom80のダブル聴かせて貰いました。
残念、寂しいです。


95:SAT-IN 2013/02/21(木)

最近までと言っても、3~4年は経つかな…
あそこに Axiom80 のリコーン・アッセンブリーが有ったのですが、どうなっちゃったか・・・


96:薬漬け 2013/02/22(金) 09:46:04HOST:proxybg048.docomo.ne.jp

本当にお世話になったな、と思います。
何を隠そう(隠すことでもないけど)、拙宅のAxiom80 はこちらでお世話になったものです。

また、モニターゴールドのマグネットカバーの止めネジが一本散逸しているのが判ったとき(注:悪友のチョンボ)、いろいろ探して頂いて(ネジ一本なのに!)丁寧に送って頂いたことも。
(タンノイのカバービスはピッチの切り方が日本と異なるため、純正品でないと合わないので、慌てました)

「そのうち体が良くなったらお邪魔しますね」と笑い合っていたんですが…。
時代は移ろいでいきます…。

431:薬漬け 2013/07/03(水) 12:47:16HOST:zaq77189080.zaq.ne.jp

今でこそタンノイ連合を使っていますけど、昔昔その昔、若かりし時はやはりモニター機に憧れたものでした。JBL4350、4355あたりですね。バイアンプの意味も知らずに。(汗)
(しかし現実に音を聴くことができたのは、ウエストミンスターやAXIOM80 が先で、JBLはその後に聴けた格好だったのは歴史の皮肉と言うか、後々の予兆だったというか。)

若いときは機械キカイしたものが好きだったのでしょうね。4355のあの機能美には憧れました。音も、最初はJBLならではのあの明晰さに惹かれました。

逆にウエストミンスターを最初に聴いた時は、お店の鳴らし方の問題もあって、余りに古風な鳴り方についていけませんでした。

しかし、やがてザ・シンフォニーホールやフェスティバルホールへの出入りが増えるにつれ、「現実の音はこうも明晰か?」という疑問みたいなものが頭をもたげます。やがてその疑問は私をタンノイやAXIOM80へと誘うことになります。

決定的だったのは AXIOM80 の名人と出会えたこと、そして「古風な鳴り方についていけなかった」ウエストミンスターを見事に鳴らしきった場に遭遇できたことでしょう。それが今日に至る潮流を形成したことになります。

どちらの音をメインにするか?というのは聴く音楽や環境によって相当左右されるでしょう。
たまたまタンノイもJBLもモニター上がりですが、必ずしもモニター機をプライオリティにするというものでもありません。
オートグラフについては、かつてモニターゴールドのオリジナルを聴いて一歩引いた経緯がありますが、それでもタンノイの常用者として、何時かはモニターレッドを“聴いてみたい”衝動はありました。そしてその機会が訪れ、(強情なユニットだけに)何とか鳴らし込もうと上のような強引な手法もとったりした訳です。しかし仰るとおりロックが鳴って欲しい訳ではなく、やはりオールドや近現代(ウエストミンスター)の音の色香を十全に出す道程だったと。

されど、どこまでいっても個性の強いSPだけに、時折4333で「セカンドオピニオン」を聴いている、という状態が現状、と言うことになるのでしょうね。
おそらくは「モニタースピーカーの中立志向性と明晰性」と、「タンノイの、リアリティ以上のリアリティを心象に刻み込むデフォルメ音の色香」の間で何時までも揺れているのでしょう。

461:SAT-IN 2013/07/05(金)

高価格の部類に入るかどうかはチョッと微妙ですがAXOM80なんかは、願望的可能性を秘めたユニットだけに、なかなか見切れない部分がありますね。


462:薬漬け 2013/07/05(金)

タンノイ同様同軸ではあるものの、性格はまるで違いますからね。
「飼い主の言うことを聞かない点」ではタンノイ以上との説も。
(陰の声:お前が使いこなせないことをスピーカーのせいにすな!
いや、一概にそうともいいきれないところが…(汗))


463:SAT-IN 2013/07/05(金)

一目見て判る、いかにもなクセモノ構造。これは充分言い訳になります。
なんせフレームとコーンの間が隙間ですから、杉良太郎アニキもビックリ(^^;)


466:RW-2 2013/07/05(金) 14:05:57HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

>タンノイ同様同軸ではあるものの

グッドマンのAXIOM-80はボイスコイルがシングルなので同軸と言うには苦しい。
ロイーネのダブルコーンはそれぞれにボイスコイルを持っておりましたが。
2つのユニットが円中心に複合されてるかどうかですね。


468:薬漬け 2013/07/05(金)

それにしても、両機とも「こう鳴らしたい」という思い入れが強い点ではピカイチ?の存在と言いますか。

タンノイはニュートラルな鳴らし方もありですけど、やはり「いぶし銀」と言われる渋い音調をどこかに残して鳴らしたいという思いを断ちがたいですし。

またAXIOM80 も、同様にニュートラルに鳴らしは出来ましょうが、やはりあの“魔性の高域”を聴きたい…。
歪みの除去された音よりも、「美味しい歪み」がメープルシロップのようにトロリとかかった音を聴きたい…。そのまま異空の世界へ誘われるような快感を味わいたい…。
どうしてもそちらに走ってしまうのは私の天の邪鬼?!(汗)


469:RW-2 2013/07/05(金) 14:23:21HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

にしても10cmや20cmフルレンジの発する音の奥深さ(滑らかさだったり、クリアさだったり、音源距離の正確さだったり、高低絶妙のバランスだったり・・・)には家庭内オーディオの根本がありますね〜。マルチ止めてもうこれでイイやってな気分にもしばしば。

AXIOM-80と2A3シングルでビバルディとかモーツァルトのヴァイオリン・ソナタなんか聴いたらタマランでしょ。


470: SAT-IN 2013/07/05(金)

>AXIOM-80と2A3シングルでビバルディとかモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ

それがうちではモンクのピアノやゴルソンのテナー、ある時はペッパーだったりベン・ウェブスターになっちゃうんですよ。
節操がないと言うかなんと言うか・・・
80がエリカ様よろしく「別に・・・」と嘯いたかとか嘯かなかったとか(省)


471: SAT-IN 2013/07/05(金)

そもそも復刻を似非指定箱に入れている拙者が80を語るには、ちと限界があります。
現役使用中の他のオーナーの方々は御容赦くださいませ。


473:RW-2 2013/07/06(土) 00:55:19HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

>そもそも復刻を似非指定箱に入れている

オーディオニックスが復刻版を出したのは拙者が妻と一緒になった時でした。
それでも早30年。今も元気現役で語られてるAXIOM-80はたいがい復刻版でしょ。
50〜60年代の完全オリジナルがあったとしても、残念ながらまずヨタってます。
ベークダンパー含めもともとクリチカルで弱っちいユニットでしたから。
復刻版はTRアンプ用にコーンもダンパーも強化、パワーも入りますからジャズもイイ線いきます。とは言ってもフォステクスのように100Wは突っ込めませんけど(略)


475: SAT-IN 2013/07/06(土)

世の中には復刻は似て非なるモノだと言う人もいらっしゃいますので、一言断りを入れた訳です。
オリジナルも含めて語るのが正しいのでしょうけど、あいにくと当方は復刻版しか知らないのです。
薬漬けさんは確か両方お使いの様子ですので、明らかな違いが有れば判断可能かと思います。


474:薬漬け 2013/07/06(土) 01:19:48HOST:zaq77189080.zaq.ne.jp

>>50〜60年代の完全オリジナルがあったとしても、残念ながらまずヨタってます
>>ベークダンパー含めもともとクリチカルで弱っちいユニットでしたから。

…でもないですよ。古レンジスレで時折書き込む拙宅の80は60年代系のオリジナルですが、それでも大入力さえ望まなければ、ワーグナーでもブルックナーでも十分な音量と臨場感で鳴ります。どの程度の音量かは個人差があるとは思いますが…。
ただ、かつて80を私に教えた名人がやっていたような「鬼太鼓座」を大音量で再生するまでは度胸はありませんが(苦笑)。あの時はベークライトが前後運動でフレームに当たっている音まで聴こえていました。(オソロシヤ?)

なお、私の場合、駆動アンプは6L6シングルをKT66に替えてしようしています。
(ちなみに拙宅のエンクロージャーも国産です。というか、このスピーカーユニットに関する限りGoodman社指定の“設計図”はありますが、タンノイのようにGoodman社が「作った」エンクロージャーが存在するのか、疑問なんですが。)

それとも、拙宅のユニットがたまたま「当たり」だったのかも知れませんね。
とは言うものの、リスクヘッジでもう一組、予備ユニットは一応用意はしていますが。(汗)


477: SAT-IN 2013/07/06(土)

あっ!薬漬けさんのは復刻でなくオリジナルだけでしたか、失礼しました。


478:薬漬け 2013/07/06(土) 01:47:32HOST:zaq77189080.zaq.ne.jp
>>475
うーん、なるほどですね。
もっとも上記では私の関心事は「ユニットの衰弱度」だったのですが…。
ちなみに現在では復刻版は使用していませんが、エンクロージャーに付いてきたため一番最初に使用した時の印象としては、>>473でRW-2さんが書かれているような感じだったと思います。


481:RW-2 2013/07/06(土) 03:02:29HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp

弱っちい原因は英国製のベークライトは日本環境で使用するにはモロいのと、家屋の反射/吸音性の違いで日本では英国での3倍パワーを入れられて鳴らされてしまうからでしょね。
元来、耳を欹てて聞く機械が海を渡ってこれ見よがしにドカンボカンやらされ不憫です。
この手のユニットはシーメンスあたりもそうですが、ニアリスニングで沁み染みと琴線触れで聴きたいものですね〜。ボビンが底着きするほどの音楽なら他のSPを使えば良いだけで。


482:ジークフリート 2013/07/06(土)

80で音量が欲しい時は複数使うとか、サブウーハーを追加すれば良いワケですが、先ずはホーンタイプの箱ですね。80は箱が命です。
3ウェイのスコーカーに使えばガンガン鳴りますけど、音色的に・・やはり小音量でクラシック聴くのが80には似合っていますね。ジャズならローサーかな?


486:薬漬け 2013/07/06(土) 09:48:43HOST:zaq77189080.zaq.ne.jp
>>481
いや、そこは仰る通りなんですよ。
80の名人にしても常時そういう使い方をしていた訳ではなくて、ユニットのポテンシャルを私に見せるために「こういうこともできる」として見せただけで、爆音再生がプライオリティではありませんでしたから。
構造上見て分かるとおり、酷使よりはいたわって使用するのが相応しいユニットでしょう。

ただ、ニアフィールドリスニングだけかというと、そうでもないようでして…。
その名人の所では各種ユニット(タンノイ・アルテック・80ほか)に対するオリジナル・エンクロージャーを造っていましたが、80は他のユニット用と見られる100kg以上の大容量エンクロージャーにシングルで(!)装着されていました。ジーク大先輩の仰るようなホーン型ではなかった…通常のバスレフだったように思います。

ここから鳴る音が私の80開眼でした。
爆音ではないにせよ、然るべき音量で鳴らしていたのですが、その音は「力感を前面に出さずに壮大なプレゼンスを眼前に展開する」趣のあるものでした。私はおのが給料を呪いました。お金がほしい…。(当時20台前中半の洟垂小僧でした。)


493:SAT-IN 2013/07/06(土)

結局のところアイデンティティーと言うかシンパシーと言うか、自分の心情を託す為の機種みたいなところが有ると思うのです。
自分の場合は昔A7(途中で諦めた)でその後AXIOMでした。
鳴る鳴らない以前に、その佇まいが好きなんでしょうね。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1359120136/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c5

[リバイバル3] 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 中川隆
6. 中川隆[6644] koaQ7Jey 2017年2月11日 17:12:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7104]

名器は何? - オーディオ懐古録掲示板


112 :ジークフリート:2010/01/10(日) 12:10:52 HOST:wb56proxy01.ezweb.ne.jp

アキショム80なんてのは特殊スピーカーですから、高感度という意味では「名機」に値するかもしれませんが、まともに鳴らすのはナカナカ難しいですからどうでしょうか?

名機マニアやコレクターの方にはお薦めできませんね。(鳴らさず眺めるだけならいいかも?)

113 :V-LZ:2010/01/10(日) 14:26:04 HOST:server121.janis.or.jp

ジャガーXJ13は解りませんがアキショム80ならお金さえ出せば購入できます。
両方ともにもし手に入れても自分の実力に相当自身がなければ使いこなせません。
使いこなせて何ぼでしょう?

このレスは自分の部屋にある名器はなににすれば架空の話にならずおもしろいのでは?
高性能な自動車はお金さえ出せば自分の物に成りますが自分の手足のように使いこなしている方を私は知りません。

115 :555:2010/01/10(日) 14:47:37 HOST:220-152-26-55.rev.home.ne.jp

>112 アキショム80なんてのは特殊スピーカーですから・・・

アキショム80を使っている仲間が2名いますが
個性が強すぎるかな?
極端すぎる?

>113
高性能な自動車はお金さえ出せば自分の物に成りますが
自分の手足のように使いこなしている方を私は知りません。
オーディオでも同じ事が言えるのでしょうね
パラゴン買っても、まともに鳴ってない場合が多い

121 :ジークフリート:2010/01/10(日) 16:31:57 HOST:wb56proxy01.ezweb.ne.jp

555さん。アキショム80が個性的で極端な音に聴こえましたか?
当方が特殊スピーカーと書いたのは、その構造と使い方のことでして、ちゃんと使い方が解っていればさほどおかしな音にはなりませんョ。

紙やカンチレバー、金属フレームの音も幾分混入しますし、TADやJBLみたいなふてぶてしい低音は物理的に無理ですけど、楽器の音触や場の雰囲気等を結構克明に聴かせてくれるんですがね〜。

私の80はオリジナルよりも評判の良くない復刻版で、特にサブコーンの縁に折り返しがなく高域が神経質になりがちなんですが、これも使い方次第ですね。

ご承知のようにオーディオてのは立派なキカイを揃えただけじゃ上手くいかないってところが、私のような一般庶民でも取り組み甲斐があるところではないかナと考えております。

123 :555:2010/01/10(日) 17:30:26 HOST:220-152-26-55.rev.home.ne.jp
>121 アキショム80が個性的で極端な音に聴こえましたか?

オーナーが改造している為

125 :551:2010/01/10(日) 19:08:13 HOST:pc21179.amigo2.ne.jp

アキシオム80も普通に器楽曲などをシングルアンプで普通の音量で聴くなら、そんなに鳴らしにくいスピーカーではないと思います。

ジャズをバンバンということになったら、限界走行かもしくは限界を超えた走行となるでしょう。それはそれで面白いでしょうが… 

車と違って、事故って死ぬことはないので。スピーカーは死ぬかもしれませんが…

126 :世直し奉行:2010/01/10(日) 19:26:24 HOST:p2147-ipbfp1601kobeminato.hyogo.ocn.ne.jp

アキシオム80は30年昔、阪急岡本駅スグソコ!の名曲喫茶で拝聴しました。
綺麗で清楚な、音の記憶が・・・・・

モダンJAZZやPOPなジャンルは無理が???多分!
室内楽を静かに楽しむには、VL−Zと共に好相性でしょう。品?が有ります。


127 :SATIN:2010/01/10(日) 19:56:45 HOST:br1031.jig.jp

アキシム80(現在休眠中)一本で約10年JAZZ聞いてました。

エッジが無くフレームとコーンに5mm位隙間が有り、低域の音圧が掛からない為に逆RIAAを通したような特性です。

JAZZをバンバン鳴らしても別に死にはしませんがベークライトのカンチレバーが共振する事はあります。

密閉や指定箱モドキでは充分な低音が得られませんが、そこは脳内補正で補っておりました。

おかげで後から普通のブックシェルフを入れたら暫く低音肥大に聞こえてました。
本格的に使うなら複数個使うかホーンと組み合わせたらよろしいかと。


128 :555:2010/01/10(日) 20:16:35 HOST:220-152-26-55.rev.home.ne.jp

私の知り合いは、アキシム80を4本計画をしています
もう1人の方は最初は、箱に入れてましたが箱の音が嫌いなようで段々無くなってきました
今ではバッフル板もありません


130 :551:2010/01/10(日) 20:59:14 HOST:pc21179.amigo2.ne.jp

>だんだん箱がなくなってきました

その気持ちよくわかります。しかし、箱はだんだん大きくなって行くこともあります。
この気持ちもよくわかります。励磁型だと、そのどちらかにころぶ傾向があります。


131 :ジークフリート:2010/01/10(日) 21:36:43 HOST:wb56proxy06.ezweb.ne.jp

アキショム80といいますとARU付き指定箱が有名ですが、あれはスペースや予算に配慮した「苦肉の策」ですから、本来ならばバックロードホーンやかなり大きな箱に入れて低音を稼ぎたいところですね。

音量が足りない場合は本数を増やす。(限界を超えて鳴らすのは意味がありません)

昔メーカーが発売していた劇場用のシステムで、アキショム80が横並びに4本バックロードホーンに取り付けられたものなんかもありましたが、家庭のフツーの部屋で音楽を楽しむには、まぁせいぜいバックロードホーンに片チャン2本程度で間に合うんじゃないでしょうか。
(右肩上がりの周波数特性も、箱で低音を稼ぐのを前提にメーカーがワザワザそういう作りにしています。)

指向性も真正面ではなく45度辺りで周波数特性が整うように作られていますから、フツウのスピーカーとはちと異なるところですね。
(この辺りは、4本使いの枝大先生?のウンチクもまんざらでもないかナ)


132 :551:2010/01/10(日) 22:21:33 HOST:pc21179.amigo2.ne.jp

4本使いはいいでしょうけど、今アキシオム80を4本(ステレオで8本)揃えるのは大変です。枝大先生のあの箱を作るか、作ってもらうのもまた大変です。何十苦にもなるイバラの道です。しかし、このユニットはそこまでしたい気持ちにさせる何かがあります。そこが名機の名機たる所以かもしれません。

イバラの道が嫌な私としては、そんなことをするよりLowther PM4を一発使いで迷路みたいな箱に入れる道を選びます。こちらの方が高そうに見えて、結果的にはアキシオムより安くつきます。

それにしても、アキシオムは大変高くなっております。それに、なかなか出て来ません。あと20年ぐらいすると「幻の名機」と呼ばれるようになるかも…


133 :ジークフリート:2010/01/10(日) 23:05:39 HOST:wb56proxy14.ezweb.ne.jp

売りに出されるよりも、価値を知らない人が粗大ゴミに出す方が多いとかね。


134 :551:2010/01/10(日) 23:31:27 HOST:pc21179.amigo2.ne.jp

ちょっと前までは、高音がビリつき出すと、ヤフオクに出すならわしでしたが…
そういうのは安くなっており、狙い目でした。ビリつきは簡単になおるので。
だから、粗大ゴミには出さないでください! 安くてもペアで30万ぐらいでは売れますので。

似たようなことがウエスタン211という真空管にもありました。ダメになっているように見えてもダメになっていなかった!
 
それをタダでもらって歩いた人を知ってます。
「死んだフリをする真空管」なんてオツなもんです。


135 :SATIN:2010/01/11(月) 00:12:18 HOST:br1031.jig.jp

かつての取扱店の話では、某商社が輸入したもののクリティカルなカンチレバーやダンパーの位置決めにズレが出ており、引き取って調整し直し販売したとの事。
ある程度鳴らし込むと稀?にボイスコイル位置が前に出て来る現象もあり、調整が必要になるらしい。

手持ちの個体も一時ポールとコイルのクリアランスに難がありビビりが出て、オシレータから信号を入れながら微調整しました。

オリジナルと復刻の見た目の違いは折り返しコーンとコルゲーションの有無ですが、コーンの剛性が違い似て非なる物と言う人もいます。
しかし並べて測定したりブラインドテストで比較された例を知りません。


136 :ジークフリート:2010/01/11(月) 00:41:46 HOST:wb56proxy09.ezweb.ne.jp

大先輩が新旧両方使ってまして、違いがよく判らないと言うので聴きに行ってみましたが、双方とも酷い音で目一杯のボリューム。
比較以前の問題でした。

139 :551:2010/01/11(月) 08:00:27

アキシオム80はどうかわかりませんが、Lowther PM6Aは新旧で音が違います。
ジェンセンA12も初期型(ハカマ付)と後期型(ハカマなし)では音が違います。
そういう音の違いについて「微妙な違い」と言う人もいれば、「全くの別物」と言う人もいます。

「細かいことは気にしない」のがいいのか「細かいことにこだわる」のがいいのか、これもまた難しい問題だと思います…


296 :551:2010/01/26(火) 12:05:21

私はオーケストラや宗教曲やピアノはほとんど聴かず、オペラは全く聴きません。
ヴァイオリンはジャック・ティボー、エネスコ、クライスラーとかその他古いマイナー中のマイナーが好きです。

そういったソースはモノで聴きますが(モノでしか聴けませんが)、新しい?器楽曲やヴォーカルはAxiom 80で十分です。

オーボエとクラリネットは、同時に鳴った場合、定位が悪く解像度の低いスピーカーでは区別しにくいことが多々あります。チェロとガンバは同時に鳴ることがまずないので安心です。


611 :551:2010/03/06(土) 19:36:05 HOST:pc20196.amigo2.ne.jp

私が聴く音楽の8割前後は1950年以前の録音です。
そういうソースだと、戦前の励磁スピーカーはまさにピッタリです。

最初はWE555から入って行ったのですが、今は549や551にストレートホーン(11A)を付け、低音はTA4151A、高音は597に受け持たせております。
もちろん、モノで、スピーカーは1組です。

ステレオはウエスタン754とAxiom 80で聴いてます。
角フレームPM-6Aもまだ持ってます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/11602/1261060674/

名器は何? 2器目


17:SATーIN 2010/08/08(日)

エレガのモニター用ヘッドホーンDRー631Cなんかは一般的リスニング目的に沿うかというと難しい。
しかし一度目にするとぜひ手に入れたくなる、あのクラシカルな機能美に造りの良さ。
息の永い名品と思います。


18:SATーIN 2010/08/08(日)

↑AXIOM80に少々通じるものがあるかと思います。
頑丈そうなフレームに強力なアルニコ磁石、クリティカルにコーンを支持するベークライト製カンチレバー等。

どんな音が出るのか現物を手にする前から想像を膨らませていましたが、実際に聴いたら想像したような音だったので失望はしませんでした。

この種の物はアバタもエクボのお宝自慢にならないようにしないと、贔屓の引き倒しに成り兼ねませんね。

25:薬漬け 2010/08/08(日)

>あれを生録で使ったらカッコイイかななんて思って買いました、カタチから入るタイプです

カタチからというのは、上にも書きましたが、ホントよく判ります。
私もそうなんですよ。
見た目のオーラが結構な影響を与えるというか。

仰るとおり、AXIOM80などその典型…初めて雑誌で見た時には「ナンジャコリャ?」という感じでしたが、お店で見た時には何か心臓がガタガタガタ…。
そして聴くに至って、「参りました、降参!」という感じでした。

名は体を表し、体は音を表す…。

このスピーカーに関しては、ホント、皆さんのご感想はどうなのでしょうね。
キャリアの有り余っていそうな方がドッサリおられそうな気がするのですが、反応が余り無いところをみると、やはり「触らず祟らず」の感じなのですかねえ…。
オーディオ界の「ニーベルングの指輪」の如し…。サワルトタタル…。


26:前期高齢者 2010/08/08(日)

ハチマルは所有したことはありませんがいろいろな場所で聴かせていただいて箱次第で恐ろしく音色が変わるという印象です。
ホーンロードをかけた凝った箱に入れるとバランスがとれますが、それは本来の姿ではないのかもしれません。
とにかく気難しいスピーカーというのが率直な印象です。


28:ジョウダン 2010/08/08(日) 14:34:22HOST:softbank221028074152.bbtec.net

箱につきましては英国のARUがたまにeBayに出てますからこれが必要です
日本のARUでは十全に再生するのは難しいようです(簡単なものですが)

本体の箱自体は日本で作られたものでもよろしいようです

フルレンジで鳴らされる場合高域もそれほど伸びていませんが問題は低域です。
私の知人にアキシム使いがいますが8AWGのケーブルを片チャン2本スタッカード接続しています。アンプはシングルが定番ですがその片はウエスギ半改造のプッシュプルを使われてます。

どちらにいたしましてもオーケストラ再生はチョット苦しいものがありますが、チェンバロ、リュート、歌曲などでは正しく本領発揮、これに叶う物は少ないです。

29:ジークフリート 2010/08/08(日) 16:45:12HOST:wb56proxy19.ezweb.ne.jp

個人的には、音楽の基本と言いましょうか、オーディオの基本は「低音」だと思いますので、低音再生を箱に頼るアキショム80の評価は難しいですね〜。

ハチマルは見ての通りメカニカル2ウェイですが、私の場合リアローディングホーンに入れていましたから、3ウェイの音でした。

大音量は期待出来ませんが、小編成より大編成の方が心地良く、ラベルやドビュッシーのオーケストラものを聴くと、まるで万華鏡を覗いているような楽しさでした。

「フルレンヂはボーカルが得意」という定説?が有りますが、ハチマルの場合、ベークライトの鳴きが2khz辺りで乗ってくることと、サブコーンの乾いた紙臭さを如何に処理するかで、かなり結果も異なります。
(制動の効くアンプの方が、この辺りの暴れが抑えられたように思います)

TADを手放した後、短期間ですがハチマル一組だけでクラシックもジャズも聴いていた時期がありまして、片チャンネル2発入なら、未だにメインスピーカーだったかもしれません。

30:前期高齢者 2010/08/08(日) 16:57:07HOST:h219-110-201

こんにちは。ハチマルに関するご高説に全面的に賛成するものです。
ただし片チャン2発というのは聴いた事がないのでわかりません。

31:SATーIN 2010/08/09(月) 00:41:19HOST:re0110.pfst.jig.jp

日野オーディオに直接聞いた話では80は長年使うとダンパーがズレてボイスコイルがポールピースの正常位置から前に出て来る傾向が有り、定期的にチェックして調整が必要とのこと。

自分の80も心なしか出ている気配ですが、調整が厄介なので放置。
日野に頼めば一本10k前後 かかるみたいです(要確認)


33:薬漬け 2010/08/09(月) 12:29:37HOST:proxybg037.docomo.ne.jp

ジョウダンさんの純正ARUのお話と、ジークフリートさんの箱の話は非常に興味深いものでした。箱はタンノイに代表される「オリジナル至上主義」から解放されている一方、やはりキーパーツのARUだけは純正を要求する…。
難しさの一端を垣間見る思いです。

またSAT−INさんの、ユニット管理の神経質さも参考になります。
(あのカンチレバー触るの、度胸要るんですよね…(大汗))

ところで皆様は、あのスピーカーにどういった態度で接しておられるのでしょうか。
お話ではメインの方、サブの方、色々の様ですが。
私は入れた暁には、出来たら両刀使いになってもらいたいと思っている口です。
またアンプのお話もありましたが、お使いになっておられた方々はどんなアンプをお使いになられていたのでしょうか?
一般にはシングルが推奨されるようですが、20〜40Wのプッシュプルで好結果を出されていた方も存じ上げてまして、この辺、再生ソースとの関連も含めて興味があります。

つまるところ、AXIOM80とは、

永遠に使い手に解決困難な難問を突き付け、しかもそれに向かわしめるパワーと魅力を秘めた希代の銘機か、

それとも使い手を惑わし、人生を誤らせるだけの“迷機”か、

答えが見つけられず、調整でイライラして酒が進む“酩機”か、

それとも愛でてあえて触れぬ“仏壇”か??


興味の尽きぬスピーカーです。

34:前期高齢者 2010/08/09(月) 12:56:37HOST:h219-110-201-

悪女に惚れたら地獄まで一緒に、ということですかね。

35:SATーIN 2010/08/09(月) 13:21:29HOST:re0110.pfst.jig.jp

あれは3極管シングルで楚々と鳴らすを善しみたいなイメージが有りますが、自分の場合パワーの有るELー34ppに繋いだほうが低域の押し出しの良さの点で結果が良かった(jazz)

図太い音も繊細な音もアンプを変えればどのようにも…と言えばオカルトになるかも知れませんね。

瞬時切替で比較試聴したりすると違いがハッキリしなかったりするんです。。。
ま、決め撃ちしないでアレコレ繋ぎ変えて楽しめばよかろうもん(^^)

36:世直し奉行 2010/08/09(月) 18:36:38HOST:p4045-

向田邦子の世界かも・・・お察しくだされ。


37:略 2010/08/09(月) 21:27:39HOST:re0205.pfst.jig.jp
>>34
悪女の条件は美形であること!?
たぶん
飽く女じゃ道連れまでは行やせん・・・

38:略 2010/08/09(月) 21:30:36HOST:re0205.pfst.jig.jp

蓼喰う虫も好きずき、ってのもありやした・・・


39:薬漬け 2010/08/10(火) 01:50:10HOST:zaq3a551765.zaq.ne.jp

美形なんでしょうね…いや、美形です。一目ぼれ。
蓼食う虫ではないような。
ただし地獄の1丁目で止まりたい…阿修羅のごとくは御免なれば。(汗)

アンプはまさにいろいろ試すべきでしょうね。


42:薬漬け 2010/08/10(火) 19:09:18HOST:west50-p214.eaccess.hi-ho.ne.jp

美形にして美声。しかし一つ間違うとヒステリックに。
やっぱり悪女かな…。

悪女を淑女にしてしまうと魅力半減だから、ある程度は「悪女性」をそのままにしておきたいですね。

AXIOM80を、そういう状態に置ける、これまた世馴れたアンプとは…ハテ。

43:ジークフリート 2010/08/10(火) 20:45:25HOST:wb56proxy07.ezweb.ne.jp

暫く同居した結果、美女が美女のままでいられるかどうか?

幸い、オーディオの場合、おだてりゃブ女でも美女に見えることも。(ただし、ポテンシャルというものは備えてないとダメですが)

45:薬漬け 2010/08/12(木)

うーん、やはり80に関しては、皆さんのお声の大半は

「まず室内楽、シンフォニーには力不足」

というニュアンスですね。確かに80にJBLと同等の低域を期待しても無理な話なんですが、あのユニットの真骨頂はリニアリティの良さにあり、それを活かしたシンフォニーの空間再現性もスゴイな、と思ったりしているんですよ。

昨年になりますが、さるところで80でショルティの「神々のたそがれ」の終曲を聴いたのですが、ワルハラ落城の音響効果も含めて、どひゃー!と思ったことでした。
どなたか同調してくださる方、いらっしゃいませんかねえ…。(ヒトニタノンデドウスル?!)

ついでで失礼ながら、たそがれさんへ。やっぱりジークフリートさんがおられるのとあわせ、ペアで「神々のたそがれ」さんがいらっしてほしい気はするんですが…。
(ワルキューレとラインゴルトはどこ?と仰らずに…。)


46:ジークフリート 2010/08/12(木)

それにしても、80で低音が不足するのは、やはり箱の問題でしょう。

最低共振周波数が低いユニットですから、くどいようですが、問題は箱で如何にバランスをとるかですよ。(個人的には、ユニットだけ入手されて、テキトーなバックロードでもあてがわれるのが近道かと考えておりますが・・・)

47:たそがれ 2010/08/12(木)

親類の家にあった80は150立位の大きな箱に入ってバランス良く、弾むような低音が魅力だった記憶があります。のちにベークが折れて聴けなくなりました。

久しぶりに神々のたそがれ、レコードで聴いています。6枚組はさすがに、…


48:RW-2 2010/08/12(木)

もともとが検聴用ですからね。

しかしながらfoが20Hzでやんすから箱がデカければそうとう低いところまで出やんすよ。見かけの頼りなさ以上に音圧も十分だす。

といっても高々9インチユニットですので4344のように鳴らすのは無理であって、やはりワビ、サビ的情緒でもって鳴らすのが宜しいかとおもいやんす。


50:SATーIN 2010/08/12(木)

バイオリンもいいけどトランペットやサックスの管楽器がいいんです。
ブラウニーの炸裂ラッパ、ベニー・ゴルソンのズズズー、ううう堪らん


51:ハーゲン 2010/08/12(木)

>薬漬けさん
 こういう大編成でけっこうアクのある音を要求されるソースでもAxiom80っていいのですか!

この夏休みは 鶚LZを鳴らしてみるというのを自由研究の課題にしようと思っていたのですが、ちょっと着手できそうもありません。

じつはAxiom80の(評判の悪い)復刻版もとりあえず発売時に買って熟成させています。この掲示板を読んでいると「こういう箱を用意すれば大丈夫」というものがありそうなので冬休みの自由研究くらいで挑戦してみますか、、、、


94:薬漬け 2010/09/06(月)

「ザ・キング・オブ・フルレンジ」なんてのを選ぶとしたなら、やっぱりP−610あたり、相当上位に来そうでしょうか。
(個人的にはアキシオム80推したいけど、個体数的に一般的でないと
思うので…。)

95:RW-2 2010/09/08(水)

フルレンジの代表的名機はやはりP−610とLE8Tにトドメを刺すでしょね。

名機とはまず数が出ていること。

そして所有した方々が、それぞれに音、性能、形(デザイン)、使い勝手、歴史など各々別々の価値観をもって評価していることが重要でしょう。

松下のゲンコツやD130あたりも差し障りがないでしょね。

Axiom80 あたりになると逸品でしょか。見て触って聴いてる方は少ないでしょ。
それに聴いて好き嫌いがはっきり分かれるユニットでしょうから。

105:薬漬け 2010/09/12(日)

確かにあのユニットは律儀に鳴らすと、それはそれは正確な音を出しますね。

音楽評論家の宇野功芳さんも、検聴システムではミッドレンジに80をお使いのご様子と聞いています。

やはり音色の正確さを出せるとされたのでしょうね。

でも、ひねくれた私はどうも、何らかの歪が乗っかった麻薬音に惹かれます(苦笑)

正確律儀な音を出すユニットは世間様にはある程度の数がありましょうけれども、媚薬的な音を出して人を人生の奈落の底に落とす?ユニットというのは、いかにユニット数あれどたぶんこれぐらいのもの…。

奈落の底に落ちたくはないけれど、覗きたくはあります。(大汗)
カミさんには普通であってほしいけど、たまに会う女性はちょっと小悪魔の方が面白い。(ド大汗)


106:ジークフリート 2010/09/14(火)

ハチマルはかなり細かいところまで再現は出来ますが、正確かと言われればそうでもなくて、やはりコーン紙やベークライトの音が結構出ているんですよね。

ただ、そういった薬か毒か?という部分が全く無くなってしまうと面白くないし、恐らくベークライトの共振音が醸し出している「細密感」?が無くなると、もうハチマルとは言えない。
匙加減一つで毒にも薬にも・・・この辺りがハチマル使いの腕の見せどころかと思いますョ〜。


119:薬漬け 2010/09/19(日)

80の毒気の残り方は、確かに難しいでしょうね。

宇野氏のユニットは80以外はワーフェデール、高域がスーパー3、低域が15らしいですが、このサンドイッチがどういう効果を与えているか?

興味深いところです。

ちなみにアンプは マランツ7+QUADUの由、あまり個性の強い方ではないですから、まさにユニット勝負ですね。


120:ジークフリート 2010/09/20(月)

薬漬けさん、アキショム80を3本縦並びで3ウェイなんて方もおられますよ〜。

個人的には、ワーフデールのウーハーとケリーのリボンツイーター追加の3ウェイは聴いたことがありまして・・・コレはかなりドンパチ型で、ハチマルの面影もありませんでした。

前にも何処かに書きましたが、ハチマルの指向特性を見ると、真正面で高音域過多、30度で高音域がほぼフラット(しかし荒れる)になる性質があります(千hz辺りから上で)から、この辺りも毒の匙加減には活用出来るかもしれませんね。

121:薬漬け 2010/09/20(月) 21:02:33HOST:zaqdb733f72.zaq.ne.jp

その辺の微妙なさじ加減、現実に部屋に入れてからが大変そうですね。

あと、ドライブするアンプも考えなきゃならないんですが、80が16Ωなので、同じ出力インピーダンス設定のQUADUがよさげに思うのですが。

今それでウェストミンスターを鳴らしてますが、本来からするとインピーダンス・ミスマッチなんですが(ミンスターは8Ω)、適当に良く鳴ってくれているので、QUADの内部配線を変えずに16Ωのままで使ってます。

QUADをそちらに持っていってしまうと、ミンスターはどうなるか???
…マランツ9を持ってきたらどうなるか、などと碌でもない幻想?が頭をもたげてます…。アンプはSMEでもマランツ7でもどちらも接続可能ですし。
しかしオリジナルなど夢のまた夢でしょうね…。
ただレプリカはどこか抵抗あるし。
やはり、80を巡ると人生狂いそう。(苦笑)


122:ディラン 2010/09/21(火) 21:15:26HOST:FLH1Adl055.kyt.mesh.ad.jp

8Ωのスピーカーを16Ω出力で繋ぐと8Ωと如何違うんですか?
ボリューム上げないといけませんよね?
どっちか壊れませんか?


123:前期高齢者 2010/09/21(火) 21:22:48HOST:h219-110-201

スピーカのインピーダンス・カーブをみてみないと何とも言えませんが、公称インピなんて全体周波数のほんの一部でしょ?
しかもどの周波数でそれをとるか、というのもアヤシイもので、多くの場合最低インピーダンスをそれに当てているようですが
あまり神経質に考えなくてもいいような・・・・


125:ジークフリート 2010/09/21(火) 22:53:57HOST:wb56proxy15.ezweb.ne.jp
当方も、今度の球(300B似のおフランス産)のアンプでは出力トランスに16Ωのタップが有るか確認してもらっていますが、以前使っていた845シングルや245シングルでは、どちらに繋いでも聴感上特段の支障は感じませんでした。

16Ωのヴァイカウントはトランジスタアンプで駆動中でして、ボリューム上げればよいだけかな?と思っております。(結果良ければ全て良し!?)

126:あらい 2010/09/21(火) 23:41:53HOST:p182.net219126027.tnc.ne.jp

自分も、気にしてましたが、ダミーに繋いだ差は無かったです。
8Ω16Ωスピーカのインピーダンスは、あんまり気にしないで使ってよいと
思います。

自分のリビングのは4Ωでアンプに負担が起きる感じはしません。
反って音は大きくなる分、AVなどのスピーカは低いものが多いようです。
能率を上げられない分、インピーダンス下げてるのか?

ビンテージだと、インピーダンスの標準が無く大きなものはあったようですが、電気的なものより、音の違いを見ればよいかと思ってます。

ケーブルの太さは16オームの方が8Ωの倍伝送速度はあるものでしょうが、普通の家では関係ないと思います。

127:薬漬け 2010/09/22(水) 00:06:12HOST:zaqdb734254.zaq.ne.jp

実は私も、この辺は実にいい加減なんですよ。
まあ具合悪けりゃ、繋いだ途端に判るだろうと。それがわからないぐらいなら
大したことはネェやと。

他では、6ΩのビクターのZeroを、ウエスギアンプの8Ω扱いにしています。
何十年か、このままの状態…。特に問題はありません。
まあ、機械も案外人間と同じで、幅のあるところはそれなりにあるようで…。

128:ディラン 2010/09/22(水) 06:27:23HOST:FLH1Adl055.kyt.mesh.ad.jp

カートリッジの出力はインピーダンスを上げて合わさないと駄目と言うか大切ですがSPは繋いで聴いてみれば良いんですね。

大昔はSPのインピーダンスは表示してあるのを見てああそうですかで全く気にせずアンプのSP端子に繋いでましたましたもんね。

129:MT 2010/09/22(水) 09:49:35HOST:PPPpf39.aichi-ip.dti.ne.jp

シングルコーンですと低域共振部分では最低インピーダンスの5−10倍ものインピーダンスになるし、

マルチウェイの場合も低域共振部分では5−10倍、中域部分でも5倍くらい変動しますね。

B&Wでは8オ−ムと言いながら最低が3オーム、最高が30オーム位になります。

JBLの「4343」のような可変ATTを使用しているスピーカーは5KHz以上は公称インピーダンスより相当低くなるので注意が必要です。

当方の自作スピーカーは調整して
10Hz−100KHz間は5−10オームのインピーダンスにしています。

130:前期高齢者 2010/09/22(水) 11:02:26HOST:h219-110-201-
>>129
>B&Wでは8オ−ムと言いながら最低が3オーム・・・・

こういうのは本当はアンプにとっては迷惑なんですよね。
まあ、最近のアンプはゆとりある設計が多いですから事実上問題はないのでしょうが、アマチュアの自作球アンプなんかは要注意でしょうね。

131:あらい 2010/09/22(水) 12:04:10HOST:fwgw.yamaha.co.jp

お使いのアンプは、半導体ではと思いますが。
foのインピーダンスは、通常かなりあがるみたいですね。

8オームとかいうのは最低の保障基準とかんがえて良いですかね。
大音量で鳴らせば低インピーは問題になると思いますが、通常では、?です。

半導体では帰還を掛けてダンピングを良くできますが
真空管の場合は当方は無帰還でやってます。
(音が鮮度や好みですが)
その場合、低インピーダンスは負担ありますね。

これまた、特性と聴く場合と差があると思いますが
真空管ではダンピング悪くは聴こえないというのも不思議と思ってます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1280755643/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c6

[リバイバル3] 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 中川隆
7. 中川隆[6645] koaQ7Jey 2017年2月11日 17:12:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7105]

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/05(日) 12:32:51 ID:ZwX4iAFy

どなたか Lowther と Axiom-80 を実際に比較された方、情報下さい。


35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/05(日) 14:34:39 ID:Fg6NneSn
>>34
どちらも使ったけど、ウチでは直接音ばかり耳に突いて聴き疲れる。
部屋が広く、直接音と間接音が上手くブレンドするようにしないとダメみたいだ。

47 :あれれのれ:2006/03/09(木) 09:59:00 ID:mm+yXwdT

私はほんのかじりですけれども、アキシオム80も使った事があります。
あれは、良いユニットで、綺麗な音がします。 本当に綺麗な音だと思います。
見かけとは違いますよね。ポンと置いても良い音です。

日野のアキシオム80のコーン紙+フォステクスフルレンジの音も似たような音でしたから、コーン紙の音なのでしょう。繊細ですが、取り立てて細いと言うわけではないと思います。アンプによりますが。

背圧を掛けるとダメなようですので、大きなバスレフが良いのでしょう。 ただ、色々いじってはダメだと思わせるような所があります。 ユニットとしての完成度は高いのでしょう。

ローサーはその点、ガーガー、キャーキャ言ってどうにもならない様な元気良さがあり、何とかしようと思わせるのですね。

TP1−Dなんかは、フロントロードとバックロードのバランスを取って、その上、ユニットの前に、紙か石膏かと言うようなディフィーザ(マスク)まで付けてありますが、良質な箱鳴きと、ロードの掛かった堂々とした音でとても元のユニットと同じとは思えない音になっています。 こんな事は、アキシオム80では、お目にかかった事は無いですね。

ローサーの箱は、響きが大変大切で、十分に乾燥していない重い合板では全然ダメだと思います。

TP1−Dなどは、大きいのですが、大変軽いですよ。 あの本物のTP1−Dを看護婦の下駄箱にしている人がいるからもったいないですよね。

アルテックと較べるなら、ベルサウンドのPM7のシステムでしょう。 繊細感では、当然優れていますし、なりっぷりでも決して負けていないのではないでしょうかね。

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/09(木) 12:35:19 ID:puFSsw+A

私のはTP1-Isis(タイプ3?)というエンクロージャーです。板が薄く、古いので乾燥は十分でやはり軽いです。コーナータイプでコーナーに置かないと低音が十分出ない印象でした。

音は非常にいいのですが、どこか煮え切らない印象で、いろいろやったのですが、諦めました。下駄箱にしている人の気持ちがほんのちょっとわかります。いろいろやったあげくモノにならなかったので頭に来たのではないでしょうか…

アキシオム80はその昔、新ユニットをちょっと聴いただけで、本物の音は知りません。ただ、すごく憧れます。あれだけたくさんの人があれだけたくさん語ったユニットは他にないのではないでしょうか。いつかは買おうと思ってます。でも、最近はすごく高くなってます…

箱入りペアで68万とか… でも、もしかしたらその価値があるのかもしれません。

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/09(木) 19:45:14 ID:dsuCxAWu

ラウザーのオリジナルはウ゛ォイト、これは励磁型。アルニコになってラウザーとなる。

ラウザーユニット全ての機種、ホーンロードを前提の設計。バックロードタイプの極め付けは、神戸に在住していたS氏の作品。それにしてもウ゛ォイトは今聴いても絶品である。

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/08(水) 00:07:52 ID:hdx0KHRf

イギリスのスピーカー全般を見渡す時、パルメコのデュプレックス・タイプからいかにしてロジャースやスペンドールやハーベス方式に移って行ったのか興味があります。アルテック、パルメコ、タンノイ、ロジャースとなるのでしょうか。


74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/03/22(水) 17:34:52 ID:PmJnaqQV
>>41
ロジャースやスペンドールやハーベスは、後にKEFを創立したクック氏が開発したBBCモニターLS1(グットマン オーデオム80+セレッションHF1300×2)の系譜に連なるから、バルメコやタンノイとは無関係。

バルメコはVITAVOXと同じく劇場のPA用メーカー。

タンノイはこれらとは無関係で独立した系譜。


あと、イギリスには、グッドマン、DITTONシリーズ以前のセレッション、ステトリアン、ワーフェデールといった家庭用メーカーもあって高級電蓄みたいな「創った美音」を聞かせてくれてましたね。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1140735976/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c7

[リバイバル3] 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 中川隆
8. 中川隆[6646] koaQ7Jey 2017年2月11日 17:15:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7106]


Commented by Y下です。 at 2011-12-04 19:19 x

ローサは館山の佐久間さんの所で聴きました、渋い音と枯れた音が良かったかな、
ローサは古いタイプですとほとんどリコーンされています。タンノイに限らずリコーンされたユニットは本来の音とは違いますね、ユニットの名器程難しいものはありません、

特に GOODMAS の AXIOM-80 はどうされました?

以前にARUの付いたタイプを聴きましたが高域が暴れていて駄目でしたがアンプとボックスを追求すれば素晴らしく変貌しますね、

ワーフェデールも苦労しましたが今は極上サウンドで鳴るようになりましたがスピーカーほど悩ますものはありません。

何時かは LOWTHER に挑戦しようと思っています。


Commented by いだてん at 2011-12-05 00:29 x

ローサと言えば館山の佐久間さんが有名ですね。私の仲間にもコンコルドまで聴きに行った方がいます。

ご指摘のとおり、ユニットをいかすも殺すも、アンプとボックスですね。私見では、axiom80 も pm6 も quad でドライブすると割とよい結果が得られました。axiom80のboxは、未だに出来あっがて来ません。多分、pm6 の方が鳴らし易いと思います。


Commented by Y下です at 2011-12-05 21:15 x

館山の佐久間さんと私とは音の求める方向性は同じですからお互い仲が良いです。
コンコルドのローサは私が所属している豊橋のクラブの会長が製作したものですが良い作りです。名古屋にもローサのユニットを実装して販売している所がありますが価格がとてつもなく高い、

ローサは良いユニットですから本当の英国サウンドが楽しめますが一つ間違えると哀れな音になってしまう、

英国スピーカーが一番音楽を聴かせてくれますが最近の英国スピーカーは魅力に欠けますね
http://garrard301.exblog.jp/9605392/

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/08(日) 22:49:22.68 ID:UyPJ3JDt

AXIOM80 をダブルからシングルにして、不要な穴を板で塞いでみたら、長年聞こえなかった低音が聞こえるようになった。

大きな容積の箱だが、ダブルは互いのユニットが喧嘩して低音が出なくなるのかも。ダブルは定位も悪いし低音も出にくい。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1350809616/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c8

[文化2] アンティーク オーディオの世界 _ オーディオ・メーカはなぜ堕落してゆくのか? 中川隆
11. 中川隆[6647] koaQ7Jey 2017年2月11日 19:27:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7107]

ハーベスで初代 HLコンパクト唯一つだけ人気が出た理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/687.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/745.html#c11
[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
15. 中川隆[6648] koaQ7Jey 2017年2月11日 19:39:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7108]

ESL63 の音の秘密

16 :10:2011/04/24(日) 13:58:09.42 ID:3Slb6dFJ

ESL の他に ESL63 もお使いとのことですが、63から耐入力を上げた 63PRO は 63 と比べて良いことずくめなんでしょうか?

それとも 63 の良さで失われた部分もあるのでしょうか。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/24(日) 18:20:04.05 ID:VSj0rOtJ

ESL63 と PRO63 は何も変わってないですよ。

ユニットは全く同じで他の電気系統も全く同じです。

違うのは網がアルミから鉄に変わって取っ手が付いただけです。


勿論耐入力も最大音圧レベルも全く同じです。

PRO の最後期にはマッチングトランスの2次側にリミッター基板が追加されてますが元々1次側に保護が回路あり過大入力時には信号が落ちるようになってます。

実際何の為の基板かよく解らないです。 アホな大出力アンプ繋ぐ奴の為に追加されたってとこでしょうか?

生産終了間際の本当に最後期だけですし外しても全く音には関係無しです。


2つの違いとすれば63のアルミ網の方が57みたいなディフェザーのような形状してますので多少障害物となって高域を拡散してるのかハイが落ちるのか多少おとなしく感じる事がある程度です。

微小な差です。 色で選べばいいってだけだと思います。


18 :10:2011/04/24(日) 18:42:59.80 ID:3Slb6dFJ
>>17
63 と 63PRO の違いが良く分かりました。
とても詳しいですね、ありがとうございました。

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/27(水) 19:32:38.58 ID:xvO0a7h5
>>17
>最後期にはマッチングトランスの2次側にリミッター基板が追加
>実際何の為の基板かよく解らないです。

最近のスタジオモニターではごく普通に装備されていますし
リミッター領域に入ってる事をインジケーター(SP前面)で表示する機能までよく使われています。

スタジオモニターは年々大音量で使われるようになっています。
現在では家庭ではまず使われないような大音量で再生されています。
スタジオモニター導入時に家庭では使われませんがもっとも重要な性能項目に最大音圧レベルがあるくらいです。


24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/27(水) 23:36:03.90 ID:Xj5A9Aed

普通のSPに入ってるリミッターとは意味が違うと思いますよ。

過大入力に対するリミッターは元々1次側に入ってますし。
これが電源電圧落すタイプなんで音としては出ないんですが信号は流れるんで巨大な交流信号に対する保護だと思われますね。

元々ESL-63はカタログで35Vrms以上は入れるなってなってます。
元々モニター用途ではPRO63はAM8/11とセットされる以外の使い方はされてないでしょ。

市販で500Wとか1000Wnの巨大出力のトランジスターアンプに繋がれた時に起こりえる振動板の焼け防止の為だと思いますよ。

同じ理由で57用にも同様の基板をイギリスで売ってますね。
勿論社外品ですが。

ESL使ったモニタースタジオで御指摘のような現代の大音量を出す筈がありません。


27 :中川隆 :2011/05/10(火) 21:20:38.81 ID:mQiQ9AMh


本当に聴いた事あるの?

音の柔らかさが全然違うのに、気付かないのかな?(呆れ)

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/11(水) 02:47:01.80 ID:Dam22t0n

網が違うからね。
63はアルミ、PROは鉄、この違いで多少重量と躯体強度が変わる。

ばらしてみれば同じだって解るよ。

ユニット、EHT電源基板、保護回路基板、デュレーユニット、マッチングトランス全て全部同じ物だよ。

EHTユニットと保護回路は年代でバージョンが違うけどね。

同じ時代の63とPRO63は同じだよ。

フレーム、下のプラスチック台部分も材質構造全く同じ。

PROがゴムバンドで網をダンプしてるのに対して63はテープで固定してる。
違いはこのくらい。

違うと思って聴くから全然違う物に聴こえるんだよ。


前にも書いたように網の目の違いで63の方がほんの少しハイが落ちて聴こえるくらい。

人を疑う前に自分で買ってみりゃどうだ。

ついでに言うとCrosby Audio Worksの63も何も変わってない。

結構音が違う感じなんだが電気系、ユニットは全く同じ。

違うのはこれまた網とネット。

初期はこれだけ。

後期は横のフレームに鉄板が内側に貼ってあり、ユニットに行くケーブルがモンスターケーブルになってるだけ。

端子替えて、入力のローカットのコンデンサーが替えてある物もある。
よくまあ、これで凄い金取るよなあって思う。


29 :中川隆 :2011/05/11(水) 19:23:33.64 ID:e2hpOZqp


それはエンジニアの発想なんだよね。


網は残響音を付ける為のもの。

ESL63はロイヤル・アルバートホールの残響3秒のホールトーンを再現する様に作ってあるんだよ。

ESL63proはモニタースピーカだから残響ゼロにしている。

君は音楽で残響がどれ位大事かわからないんだろ?

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/14(土) 01:43:39.85 ID:NCzRxRuS
>>29
妄想も良いけどまず所有したら。

中身は全く同じ、音は拡散するから少し違うって書いてるだろ。

でもロイヤル・アルバートホールの残響3秒のホールトーンは絶対に無いよ。

残響はソースに入ってる物で後で付加する物じゃない。

ESLはそんなタンノイ的な幼稚なレベルで音造りしてないよ。


33 :中川隆 :2011/05/14(土) 03:56:46.35 ID:XUUXZuAV


ピーター・J・ウォーカーがそう言ってるんだよ。

昔大阪に行った時に、日本橋の河口無線の視聴室で残響3秒のホールトーンがするのは確認している。


僕はESL63を持ってたけど、和室だからそういう音は出なかった。

30畳以上の部屋でESL63から4m離れて聴けばわかるよ。

ESL63pro からはホールトーンは全くしなかった。

音楽を愉しむ為のスピーカとしては ESL63の方が断然上だ。

日本橋の河口無線の視聴室ではESL63は安物アンプのQUAD606でもいい音で鳴ってた。

それで、僕もその時まで使っていた QUADUから606に変えたんだけど、遂にあの残響音は出せなかった。

河口無線の視聴室は40畳以上あったし、壁や床や天井の吸音が殆どないから、 ピーター・J・ウォーカーの設定環境に近かったんだね。

8畳の和室で齧り付きで63と63proの比較をしても差が出ないのは当然さ。


因みに僕は、Marantz7C とQUADUでESL63を鳴らしていたけど、ピアニッシモがぼけてESLの音にならなかった。

ESL63は真空管とは合わないんだ。

ダイナミック型スピーカは真空管アンプを使えばホール・トーンが出るけど、

ESL63 では音が濁るだけで、ホール・トーンにはならない。


部屋自体の環境設定で調節するしかないんだ。

但し、ESL63pro ではいくら部屋を変えてもホール・トーンは出ない。


ESL63は振動膜を保護するアルミ網の開口部を工夫して、そこから前後左右上下に音を拡散させているんだ。

そしてその拡散した音波が吸収率が小さい煉瓦や木の壁・床・天井にぶつかって反射して、ロイヤル・アルバートホールの残響3秒のホールトーンを再現する様に設計しているんだよ。

一方、ESL63pro はモニタースピーカとして使うので、振動膜を保護する網をアルミから頑丈な鉄製に代え、開口部もバカでかくして、低音を出る様にしたけどホールトーンは再現できなくなってしまった。


その結果、ESL63proではESL63の一番おいしい所がすべて失なわれてしまったんだ。
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/pav/1303158619/l50

@ ESL57とESL-63の違い。


•ユニット構成


ESL57では3つのエレメントを使い、うち2つを低域、1つを中高域と高域の2Wayとして使用して、 全体としては3Wayスピーカーとしていました。

ESL-63は、エレメントは4枚ですが、同軸ユニットの様に動作するように、同心円上に、 電気的に8分割されていて、球面波が出るようになっています。 (リングの外周になるにしたがって、高域成分を落とす工夫をしているので、 ESL57は3WAYだがESL-63はフルレンジという表現は、必ずしも正しくないように思います。)

ESL57が平面波を発する事に対して、ESL-63は自然界の音に近い、球面波が出るように工夫されているのである。これが、最大の違いであり、設計者のピーター・ウォーカーがもっとも注力した部分である。

• 保護回路の徹底。


過大入力により壊れやすかったES57と比べて、保護回路を徹底することにより、相対的に壊れにくいスピーカーとして仕上がっています。


• 寸法比


横長の ESL57 に対して、縦長の ESL-63 と、部屋の設置条件は随分かわった。 ステレオで部屋の中に2台置くために少しでも設置場所を減らす工夫をしたのではないでしょうか? (ESL57 が発売された時期は、まだ、モノラル時代でしたから、スピーカーは部屋に1個でした。)


_____


A ESL63Pro の ESL-63 からの変更点

Philips の要望で ESL-63 をレコーディングモニターとしてより適した仕様に変更したものが1985年発売の ESL-63Pro です。 私が使用しているのがこちらのタイプです。 私の ESL63Pro には PRO-63 というシールが貼っているので、こちらが本国での呼び名かもしれません。

エレメントを保護するパンチングメタルがアルミからステンレスに変更。強度の向上と共に、パンチングメタルの開口率をアップ。


• フレーム強度の向上、及びキャリー用の取っ手を装備。


• 過大入力時の保護回路を、音をシャットダウンするタイプから、歪ませても音を出すタイプに変更。録音モニターとしては必須の仕様。
http://www013.upp.so-net.ne.jp/rasenkan/audio/esl63.htm
http://user.tninet.se/~vhw129w/mt_audio_design/index.htm

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/15(日) 05:56:43.99 ID:50K7FeTK

ESL57 は振動板12ミクロンと6ミクロン。

ESL63 は3ミクロン。
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/pav/1303158619/l50

ESL57 の特徴は独特な音場構成にあります。残響はとてもよく聴こえるのですが、奥行き感はありません。いわゆるSPが消えると言うT4的な平行配置の音場は出現しないのです。

45度の交差型配置にしても、GRF の様に音が前に飛び出して来ると言う三次元的な音場も構成しません。あたかも、二枚の屏風がまっすぐになっているか、折れ曲がっているかと言う違いはありますが、その屏風の平面で音は鳴っているのです。残響は聴こえますが奥からは聴こえないのです。

この点を改良したのが、20年も研究したESL63なのですね。


だからといってステレオが楽しめないのではないのです。あたかも、コンサートホールに窓を開けてそこから内部の響きが聴こえてくる様に鳴ります。それも極めてリアリティが感じられる音です。

マニュアルをみると1.5メートル以内では聴くなと書いてありました。また、各スピーカーの中心線から左右35度以内がプレゼンスゾーンだとも、上手く鳴った場合は窓枠が無くなりコンサートホールの中にいる様に聴こえるとあります。

部屋の中で一番いい音をするところを探しなさい。前面と後面の両方方向に音が出るので後面の壁にあまり近づけない事、壁と平行にしない事、左右の壁からも離しなさいと。

そうすると余り小さな部屋では鳴らなくなります。だからといって5000 cubic feet(145立方m)=高さ3mとすると30畳以上の部屋で、床も壁も木で出来ている部屋では、残響が大きすぎて直接音が聴こえなくなる恐れが有るそうです。


 コンサートホールでの音を思い出し、そのイメージが出現する場所を探しなさいと書いてあるのです。一見難しい様ですが、結局聴く人の経験で音が決まるのです。コンサートホールに行った事が無い人がそのイメージを膨らませろと言われても無理ですね。いろいろなホールに出かけて自分の好きな音のイメージを作る事が大事なのです。

50年前の ESL57 の説明書に書かれている事がやはりステレオ再生の基本だと思います。

その意味では GRF の音像が結ぶところ、T4の後方イメージが出現する辺りに、ESL57を置くとステージの上にオケが並んできます。左右の間隔は微妙です。5ミリ単位で音の厚みが変ってきます。

そして何よりも角度調整が大事です。平行でも良いのですが、幾分内側に向ける事で音に立体感がでてきます。前の方の席が好きな人は、交差法の中心に来るのが良いでしょう。後方二階席のイメージなら、自分の聴いているポイントより幾分前で左右のSPの中心点が交差する様にすると良い様です。
http://tannoy.exblog.jp/13799252/

ESL57は普通のSPのような音場は出していないのです。前にも後ろにも拡がりはしません。振動膜が音源となってその部屋に音が浸透していくのです。当然その音は、会場の残響も含んでいますから、コンサートホールのような響きはするのですが、部屋の中に音場は浮かび上がらないのです。それでも極めて美しい音質なので、音楽は充分以上楽しめます。


 そのことは、音を聴きながらESL57の間を通り過ぎるとよく分かります。音が出ているのは平面上の二次元空間なのです。この感覚は、どこかで聴いたことがあります。位相の良く合ったSPで聴くモノラルの音と同じです。SPが一つなのに、会場の残響を忠実に再現しますから、ホールの音は聞こえるのです。しかし、その空間の中には入れません。

SPが音源となりステージ上に並んでいるのです。しかし再現されている音は極めて質の高いいい音なのです。同じ事が、ほかの平面型SPでもいえます。アポジーもステージの被り付きで聴いているような臨場感があります。


ESL57はステージは出ません。厚みが無いのです。でも音は前にも後ろにも放射され、音楽が鳴り響きます。不思議です。ステージや舞台は出現しないのですが、臨場感はあるからです。

このユニークな、それでも凄く音の良いSPがもっと普及しないのは不思議です。ESL57は時代を先取りしすぎていたのです。真価が出始めたのは、CD時代に入ってからだと思います。でもその時は、ESL63に変わっていたのです。
http://tannoy.exblog.jp/15534923/

51 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/18 18:25

ケチなイギリス人はQuad ESLは買わない。


52 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/18 18:34
>>51
日本には輸入されていなかったESL63の専用スタンドが欲しくて、イギリスのオーディオショップに連絡したら、大金持ちと間違えられた。

本当に

「ESL63を持っているのに城に住んでいないのか」って感じ。

苦笑する他なかったです。

http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/1002/10025/1002527659.html

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 19:52:54 ID:b5nL46+W
 >>48
 結局、日本の住居環境でESLを使える人はかなり少ないという事なんでしょうね。  うちの場合はスペースもそうだけど、経済的にも厳しい...orz

50 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2007/03/17(土) 20:02:15 ID:To+8D6pr

最低15畳位はないとだめと言うしね。

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 22:49:29 ID:zEfarENw

ニアフィールドで浴びて聴くっていうのはどうなんでしょうかね?
一応洋間フローリングでなんとか12畳はあるんですが。

アンプへの負荷はやっぱりかなりきついんでしょうねえ。
Two-Fortyでのドライブはかなり好印象でしたが、 ソリッドステートとの相性はどうなんでしょうか?

ESLは高周波でのインピーダンス低下で、やっぱりパワーアンプのパワーリニアリティがピュアリニアじゃないときついような感じもするんですが...

52 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2007/03/18(日) 02:57:57 ID:V1v/oOoD

ESLは一度部屋に入れてみたいんだけど、壁から離さないといけないのと、コンセントが必要ってので、なかなか手が出しにくいだよな。。。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 07:01:07 ID:ToJAi65g>>52
確かにそうですね。両面放射なので部屋の音響特性もかなり受けそうですし。
ESL自体の高い昇圧にかかわってくるので、引いてくる電気のクオリティも気を使いそう。

下手するとブレーカーや屋内配線や壁コンまで手がかかりそうな...
金食い虫ですな。

85 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2007/04/04(水) 22:52:40 ID:Ycpkizsa

車庫をもっていないのに高級車を買う馬鹿

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/05(木) 00:12:33 ID:Jbj62jPm

確かに車庫が青空駐車ではESLは無理かもしれない

いわば車庫は部屋のアコースティックと同じだから車庫すら持たない、洗車も一切しない人がESLを持つのは不幸かもしれない
ESLはカローラじゃないんだから

カローラが悪いという意味ではなく望む目的をどこに持つかってこと
しょせん、オーディオなんて趣味なんだから なくたって暮らせるわけだし
クルマみたいに人に自慢するもんでもないしね
しょせん自分で自己完結する世界なんだよね

88 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2007/04/05(木) 11:20:14 ID:OcVqL5Fp
>>86
ESLを(無理はあるけど)車に例えれば、大昔のジャガーって感じだか?
初代ESLの時代なら製品として許されただろうけど、今時どうかと思うyo。

361 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2008/03/24(月) 19:32:34 ID:eyDAxnT5

英国の普通の部屋は日本の倍ぐらいあるよ。
そこで静電型を鳴らすにはさらに大きな部屋が要る。

Quadは基本的に小さな部屋を対象にしてない。

英国のhifiショウではQuadが一番大きな部屋でデモるのが通例だった。

小さな部屋では生きないQuadの宿命だから。


366 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2008/03/25(火) 09:00:52 ID:uYYCdoFf

俺も最近迄3年住んでたけど、ロンドンのフラットはそんなに広くないのが多い。
ただ天井が高い(特にグラウンドフロアー)、壁が漆喰やレンガベースで硬い、床のフローリングも本物の厚いハードウッド、など材料が日本のぺこぺこ住宅とはまったく違う。

響きがいいので小型スピーカーや、能率の低いスピーカーでも十分な音量感が得られたよ。

367 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2008/03/25(火) 11:25:40 ID:55Q51kaH

英国は靴で歩く床だもんな
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1171701565/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c15

[リバイバル3] 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 中川隆
9. 中川隆[6649] koaQ7Jey 2017年2月11日 19:43:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7109]

印象に残ったシステム。

Goodmans AXIOM80一発

これは、某ハイエンドオーディオ店の店長さんの自宅システムで、(見た目は)平面バッフルに近いものでした。プリ、パワーともに真空管、そして赤ん坊用の棺のようなレコードプレイヤーがありました。

ヴェーグsq のベートーヴェン、ケイトブッシュのデビューアルバム、及びライブ盤に非常に感動しました。特にケイトブッシュには頭をハンマーでぶち抜かれるほどの衝撃を受けました。歌の女神が天から降りてくる幻覚を見ました。そして、ヴェーグsqの異様な深さは、音が出た瞬間にわかるほどのものでした。

生では、演奏家の凄さというのは、ほぼ音が出た瞬間にわかるものですが(音が出た瞬間にわかる凄さがその演奏家の力量の全てという意味ではないが)、それに近い体験でした。

特性的に劣るといわれるフルレンジ、真空管、レコードの組み合わせでなぜあれほど心に浸透する音が軽々と出るのか不思議です。私個人は、オーディオは徹底的に特性を追求すればよいと割り切った考えですが、追求しても意味のない特性があるのかもしれません。当たり前のことですが。


オールホーンシステム 〜 ハーツフィールド


はじめて聞くオールホーンシステム(ハーツフィールド)でしたが、最も印象に残ったのは、カザルスのベートーヴェンです(Philips; ホルショフスキーとやった1958年の録音)。 このCDは普通に聞くと録音がなんとも薄い音で、カザルスの音が針金のように聞こえます。

一言でいうと、音色の表現力が物凄いです。はっきり言って、このCDがこんな音で鳴るとは、完全に想像の範囲外の音でした。カザルスは凄い演奏家だと思っていましたが、このシステムで聞いたカザルスの凄さというのは言葉で表現するのは不可能です。迫力ではなく、音の表現力の幅です。

市販のハイエンドスピーカーには、クラシック向けと称する、小奇麗な音を出すしか能のないようなスピーカーがたくさんありますが、私の印象では、このホーンシステムこそクラシック向きです。バイオリン協奏曲を聞きましたが、バイオリンの音は、奏者の力量を裸にするようなシビアな(正確な)再生だと思いました。

本来、ホールの演奏では、奏者は裸になってしまうものです。以前から、(普通のシステムで)録音-再生という過程を経ると、なにか生でしか伝わらない音楽的な何かが欠落してしまうと感じていましたが、そういう欠落しやすい部分を再生する印象でした。また、ボーカル物を聞くと、歌手がマイクを通じて歌っているということが、はっきり伝わります。

さらに、どれを聞いても感じましたが、f(フォルテ)から、p(ピアノ)に変化したとき、pが本当にpらしく聞こえます。pになっても音が途切れず、浸透力がある感じです。

生とオーディオの感動


これは知り合いの楽器職人の方に聞いた話ですが、その職人さんの知人に尋常ならざるLPマニア兼オーディオマニアの方がいらっしゃるそうです。シゲティのLPを求めてヨーロッパにまで足を運ぶような方です。オーディオにかけた金額も1000万円を超えており、その職人さんはことあるごとに「うちの家で聞いてください」と誘われて困っていたというお話でした。

で、あるとき、そのマニアの方が職人さんの工房に訪れたらしいのです。そのときはちょうどヴァイオリニストが工房で楽器を試奏しているところでした。それを聞いたマニアの方が曰く、

「うわあー、ヴァイオリンって、こんな音がするんだ。初めて生で聞きました」

上に述べたハーツフィールドを聞く前は、正直言って、オーディオ再生で感動を求めるということに何か屈折したものを感じていました。 感覚的に言えば、オーディオで聞く音楽で別に感動はいらない、オーディオは既に世の中にいない歴史的演奏家の一端を「知る」ための手段にすぎないということです。

が、ハーツフィールドで、カザルスに非常に感動したのですが、絶対に実像のわからない過去の演奏家の、原寸大での「真実らしきもの」を追究し、結果として聞いていて、つまらない音になるぐらいだったら、多少の癖があろうとも、あるいは仮に実像より誇張されたものである可能性があっても、音楽的な感動を伴うシステムのほうがよほど価値があるという気がしました。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/3384/audio/favorite.html

本物のわかる人が選んだスピーカー


クォードの響き

久しぶりに家族そろって、大分の由布院に出かけました。女房の友人のB夫妻に誘われての、日曜日の日帰りの旅です。由布院にはいると、すぐ目の前に薄く雪化粧をした由布岳がそびえて、私達を出迎えてくれました。


竹細工作家であるNさんの仕事場を見学に行くことになりました。仕事場は空想の森の手前にあり、山々に囲まれた自然の中にありました。


その仕事場の前方の一番良い場所にクォードのスピーカーが置いてあり、自作の木枠に二段スタックになっており、渋く金色に輝いています。


真空管アンプに灯がともり静かにレコードがプレイヤーの上にのり、バッハの音楽の捧げものがクォードのスピーカーから鳴りだした。


この由布院の冬の激しさの中にそびえる由布岳のようにきりりとした中に、さわやかな香りを帯びた音楽の響きに心が震えた。久しぶりのバッハである。この由布院にも偶然にもイギリスのスピーカーであるクォードに出会い、そして私の好きなバッハに巡り会いました。

曲はフルートの調べからチェンバロにかわった。実に雰囲気が出ている。ヨーロッパの雰囲気が出ている。聴きながら今度の旅は、この音楽に出会っただけで、大きな収穫であった。Nさんの作る味わいのある竹と和紙で作った照明の作品には、繊細でかつ雄大な響きを併せ持つ、クォードと共通するやさしさとデリケートさが感じられ、とても豊かな気持ちになった。

この、由布院に来てはじめて、しみじみと日本の美しさを発見し、私達家族にとっても、この由布院は、これからも必ず大切な心のよりどころになる場所になる「予感がしています。
http://www.geocities.jp/fuku25252/013.html


日曜日、友人のBさんを通して、湯布院のO院長より、K画伯を紹介していただいたので、夫婦で訪問しました。K画伯は、湯布院を愛し60年間もの間、由布岳に魅せられキャンバスに由布岳を描き続けてきました。若いときより、音楽を友として生きてこられた、素晴らしい人物ということです。そういう方なので、簡単には会ってもらえず、今回は特別にO先生の紹介ということで、連絡をとっていただき、私にとってとても心に残る訪問となりました。

K画伯のアトリエは、湯布院の金鱗湖のほとりに、自然にとけ込んで立っていました。アトリエに通されると、私は、あっとびっくりしました。K画伯の多くの絵に囲まれ、愛情こめて調整されたオーディオが静かに置いてありました。


まず一番に感動したのは、百才にならんとする画伯が、まさに年齢を感じさせず、きびきびと自分の主張を私達に話され、特に頭は百才になっても、ますます冴えてきているという堂々たる人生観を持っておられることです。この画伯の生き方を拝見し、まだ画伯の半分も生きていない自分に、50才では、まだまだこれからである。今後迷わず前向きに人生を生きようと、強く勇気ずけられました。

そして、絵についての話題になり、今このアトリエの正面にかかっている絵は、私の99才の時の作品である。絵は絵の具の上に絵の具を塗りつけていったら困る。色を重ねては、本物の色は出てこない。考え抜いた上で重ねる場合は良い。ゴッホは100年に一人しか出てこない。ゴッホ以後ゴッホを超える画家は今も出てきていない。

天才は、努力してできるものではない。それは、その人物のもって生まれたものである。ものを見る目とはそういうものである。次に音楽をお願いすると、自分でレコードをかけられ、そして静かに話された。イギリスは素晴らしい。音楽に関しては、100年の歴史がある。日本やアメリカでは、わずか半分であろう。それでは、本物の音楽は生まれない。


そしてイギリスのグッドマンのアキシオム80で、ウィンフィルのモーツアルトを聴かせていただきました。


K画伯の音はまさに、西欧の香りを伴い、聴く者に深いものを与えました。最後に、


SPで名器クレザンデを聴かせようと、


自分でゼンマイをまかれ、SPを置き、針をおろされると、このアトリエが、何と雄大で、かつ電気で色づけされず、こころの中に音楽の感動が溢れてきました。まさに画伯と共に生きてきた音の歴史を感じました。
http://www.geocities.jp/fuku25252/012.html

小松先生 湯布院に隠棲する百歳の画家 2007-09-01-Sat


東海大学の学長をしておられた 松前重義氏の名前がでた(松前武道センター)ので 松前氏の熊本大学の大先輩(松前氏も畏怖されていた)小松先生についての思い出を.....

十数年前のことであるが、湯布院の玉の湯の昔の敷地ないに 山重という小さな温泉宿があった。何日か逗留しているうちに 宿の主人 山重氏と親しくなった僕は彼につれられて すぐ近くにお住まいだった 湯布院の伝説の画家小松誠二先生のお宅にお伺いした。

九州のある大きな会社の経営者の一族であられた小松先生は仕事をリタイアされたあと確か66歳から絵を始められた。すぐに二科に入選されたが その後絵を発表されることもなく三十余年描き続けておられた。

僕は小学高高学年のころから 書画骨董を見るのが好きで 審美眼にはいささかの自負心を持っている。

由布岳 静物 を描かれる先生は (私が画家として認めるのはゴッホとセザンヌ だけだね) と言っておられたが。。。。

宝石のようにきらきら輝く先生の絵は 僕から見て 決して セザンヌ・ゴッホ に見劣りするものではなく、品格では彼らの絵を超えていたようにすら思う。


(死ぬ前に すべての絵を焼き捨ててしぬつもりだよ)

お茶を飲みながら言っておられた先生はもう鬼籍にはいられた。先生のことだから実行されたに違いない。あの宝石のような絵画は全て由布岳の煙のように空に消えてしまった。
http://kafuka36.blog104.fc2.com/blog-entry-31.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c9

[不安と不健康18] 「低糖質・低インスリン・高ケトン・活性酸素フリー」が人類を覚醒させる! BRIAN ENO
2. 中川隆[6650] koaQ7Jey 2017年2月11日 19:53:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7110]
糖質制限すると脳がやられて知恵遅れになるんだよな

「ケトン体」は正確には脂肪は糖分にはなりません。

糖分に似た働きのケトン体というものに、肝臓で変換された後、脳へ運ばれ、エネルギーをつくりだすのに利用されます。


マヌケな投稿者 BRIAN ENO のために教えて差し上げましょう。


お前が言っているケトン体だが、このケトン体は人で言えばほぼ極限状態(飢餓状態)の時や、糖が利用されない(糖尿病)の時に、脂肪から分解された脂肪酸が、肝臓におけるβ酸化という過程によって作られる。

そしてこれが、心臓や脳に運ばれる。

つまりケトン体によるエネルギーの産生は、糖尿病によってインスリンが分泌されず糖が利用できない場合などを除き、健常人では飢餓状態(絶食状態)という、他にどうしようもない時に産生されるわけだ。

そしてお前のもう一つバカなところは、

このケトン体、非常に生命を脅かす危険な物質で、糖尿病患者では有名な、糖尿病性ケトアシドーシスと呼ばれる、体内の血液pHが酸性に傾き、昏睡状態に陥る病態の原因物質である。

ということを知らないことだ。

つまり、ケトン体をエネルギー源にするような状況では、生命自体が非常に危険な状態と言える。


他にも説明したいことは山ほどあるが、こんなことも知らないで、よくもほざけたもんだな。

どっちが「無知」だったかわかったか?

お前のその足りない脳みそで、もっとよく勉強してから非難するんだな!
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14149485104;_ylt=A2RAqaaG8s9WADwAjfLaaAB8


胎児は栄養源の多くを胎盤を通って供給される「血糖」に依存しています。
妊娠中、母親のからだは血糖を胎児に優先的に送ろうとするので、自分自身のエネルギーを補うために脂肪を分解して遊離脂肪酸を作る働きが、普段よりも活発になります。その結果、ケトン体が増えます。

 また、妊娠の初期にはつわりのために食事量が減ったり、脱水状態になりやすくなり、それらもケトーシス、ケトアシドーシスを促す原因です。


妊娠糖尿病が妊婦にもたらす合併症の中でも、もっとも重篤とされるのが「糖尿病性ケトアシドーシス」です。どのような病気で、母体と胎児にどのようなリスクをもたらすのか。詳しく解説します。

糖尿病性ケトアシドーシスが危険な合併症とされる理由

糖尿病性ケトアシドーシスは「糖尿病性昏睡」の1つで、早期に適切な治療が施されないと死亡率がおよそ10%にも及ぶ危険な合併症です。また、妊娠中に発症すると、胎児死亡が22〜35%の頻度で起こるため、十分な注意が必要です。


ケトアシドーシスとは

すい臓から分泌される「インスリン」というホルモンが不足すると、血液中のブドウ糖(血糖)がうまく利用されず、高血糖状態になります。ブドウ糖は全身のエネルギー源として使われる物質なので、体はブドウ糖を利用できないと、代わりに脂肪を分解してエネルギーをつくり出します。その際に「ケトン体」という副産物が生産されます。

通常、ケトン体は尿などから徐々に排泄されますが、量が多いと血液中に溜まってしまいます。このように、血液中にケトン体が多くなっている状態を「ケトーシス」と言います。

ケトン体は酸性の物質なので、ケトーシスになると、本来はアルカリ性の血液が酸性に傾いてしまいます。血液が酸性になっている状態を「アシドーシス」と言い、その原因がケトーシスの場合を「ケトアシドーシス」と言います。


糖尿病性ケトアシドーシスの症状

ケトアシドーシスの状態が強くなると、口渇(こうかつ)、多飲、多尿、脱水症状による頻脈や低血圧などの症状が現れます。さらに悪化すると、呼吸困難、速く深い呼吸(クルマウル呼吸)、嘔吐、強い腹痛などの症状を経て、昏睡状態に陥ります。適切な処置が遅れると死に至ることもあるので、少しでもおかしいと感じたら、一刻も早く医療措置をとることが大切になります。


妊娠中の糖尿病性ケトアシドーシスを防ぐために

妊娠中のケトアシドーシスを防ぐためには、高血糖をできるだけ防ぐとともに、食事の間隔が開きすぎないようにして、空腹の時間帯を減らすことが大切です。というのも、妊娠中は、空腹時は母体の血糖が胎児のエネルギー源として優先的に使われるため、母親自身は脂肪を分解してエネルギーをつくり出さなくてはならず、ケトン体の産生が増加しやすいためです。

よって、1日の総摂取エネルギー(kcal)を朝・昼・晩の3回ではなく、6回くらいに分けて食べるとよいとされています。また、ケトーシスが起こりやすいのは朝食前なので、夕食から翌日の朝食までの時間が長い場合は、夜食として乳製品など、血糖値をゆっくり上昇させるものを食べるようにしましょう。
http://www.skincare-univ.com/article/011356/

http://www.asyura2.com/16/health18/msg/393.html#c2

[リバイバル3] ハーベスで初代 HLコンパクト唯一つだけ人気が出た理由 中川隆
1. 中川隆[6651] koaQ7Jey 2017年2月11日 21:48:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7111]

HARBETH HL-COMPACT とベスト・マッチのアンプは EAR V20

楠 薫さん

EAR V12 はまだ買ったばかりですが元、EAR V20 所有者です。

現在、福岡在住で、まだ購入したばかりですが、V12 はとても良いプリメインアンプだと思います。

http://k-d.jpn.com/audio/audioindex.html

に詳細を記していますが、アンプの支配力が高くて、スピーカーをEAR V12 色に染めてしまいます。

中でもソナスファベールと HARBETH との相性は良いようで、他のアンプではなかなか聴くことのできない色気のあるサウンドは、見事です。

ただ、解像度や空間分解能を追い求める方には、ちょっと方向性が違うように思います。

その場合は、First Watt 等の製品が良いかも知れません。
2014/02/08 20:07 
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000385643/SortID=16358115/


EAR V1 2と HARBETH HLCompact 7ES-3 の相性


by 楠 薫 2014年2月08日(土) 04:06

V20とHARBETH Compact 7 の時もそうでしたが、EAR V12って、HARBETH HLCompact 7ES-3 と相性、良いですね。

低域の伸びやかさも、一歩間違えると、モッコリ寸詰まり音になるところを、ギリギリのところで止めて、いかにもローエンドが鳴っているような響きの良さを聴かせてくれます。

たぶん、実際の周波数帯域は、そこまで出ていないのでしょうが、らしく聴かせてくれます。

中高域は十分伸びているのにうるさくなく、みずみずしさに透明感もあって、V20 の時のような、ややこぢんまりした感じでは無く、等身大の色気を感じさせます。


Re: EAR V12 by 楠 薫 2014年2月09日(日) 10:31

EAR V12 で鳴らす HARBETH HLCompact 7ES-3 と Sonus Faber Stradivari Homage。

意外にも、その差は EAR V12 色に染まってしまって、値段ほどには感じません。

First Watt SIT-1で鳴らすHARBETH HLCompact 7ES-3 と Sonus Faber Stradivari Homage では、その解像度と空間描写能の圧倒的な差を感じさせて、Sonus Faber Stradivari Homage にすぐ軍配が上がったのですが・・・・・・。

Sonus Faber Stradivari Homage と First Watt SIT-1 の組み合わせは、超高解像度のせいもあって、まるで指揮者の立ち位置で細かな音の一つ一つをチェックしているような感じ。

一方、HARBETH HLCompact 7ES-3 と EAR V12 の組み合わせは、細かな音の一つ一つよりも、響きの良さを楽しむと言うか、やや残響の多い極上のホールで音に包まれて聴いている感じです。

HARBETH HLCompact 7ES-3 の箱を程よく鳴らして低域の量感を出し、いかにも低域が出ているような、そう、タンノイのスターリングの時にも感じた、音像型のスピーカーの良さをうまく引き出しているように思います。

中高域の色気については、さすがの First Watt SIT-1もEAR V12 には敵いません。

ステレオサウンドなどでは、HARBETH HLCompact 7ES-3 と First Watt J2 の組み合わせが絶賛されていましたし、私も以前はその組み合わせが HARBETH HLCompact 7ES-3 を一番よく鳴らす組み合わせと思っていましたが、頑張ってもうちょっとお金を出して、EAR V12を入手する方が、ゆくゆくは余計な出費を控えて、音楽を心から楽しめる組み合わせかと思った次第。

p.s.
 EAR V12 と Sonus Faber Stradivari Homage の組み合わせは、某中二病患者に言わせると「エロい音」だそうです。(^^;

 中学生でも、音の違いがわかるくらいですから、EAR V12って、本当に凄いものです。

 「それはいいけど、ちゃんと受験勉強、しろよな」と言ったら、
 「うち、中高一貫だから、今の成績なら余裕」だと。まるで凸守みたいなヤツだな。

 姉は大学受験で大変な時期に、自分はそれを横目に遊んでいるとは・・・・・・。

EAR V12 & HARBETH HLCompact 7ES-3 by 楠 薫 2014年2月12日(水) 00:32

今、EAR V12 & HARBETH HLCompact 7ES-3 の組み合わせで、シノーポリのブルックナーを聴きながらこれを書いています。

ブルックナーの交響曲は音の饗宴みたいな部分があって、インバルのようにそれを豪華絢爛に鳴り響かせてくれるのも良いのですが、チェリビダッケのように思索的に聴かせてくれたりするのも、一つの手法だとは思いますが、シノーポリはカラヤン顔負けの美しさと色彩感、細部の練り上げ方も見事で、EAR V12 & HARBETH HLCompact 7ES-3 の色気のある美しいサウンドは、ドレスデン・シュターツカペレの響きの良さをうまく引き出してくれるようです。

Re: EAR V12 by Grand Chariot 2014年3月02日(日) 12:43

いやぁ、同じハーベスES-3ユーザーにしてみれば心穏やかならず!
イヤなアンプ買いましたね(^_^;)。

あんなふうにどんなふうになるか、おおよそ想像がつくところが実にイヤらしい(笑)

僕が進行性膵癌にでもなったら、こんな麻薬パッチ貼って頂戴!

Re: EAR V12 by 楠 薫 2014年3月03日(月) 19:04

ども、です、Grand Chariot さん。

>いやぁ、同じハーベスES-3ユーザーにしてみれば心穏やかならず!
でしょ、でしょ。

>イヤなアンプ買いましたね(^_^;)。
イヤなことはないですよ。ちょっとエッチっぽい音ですが。(^^;

>こんな麻薬パッチ貼って頂戴!
エロ・パッチですね。了解しました。(^^)/

それにしても驚いたのが、ソナスで聴く音と、HARBETH HLCompact 7ES-3 で聴く音の差があまりないこと。

よっぽど、EAR V12の支配力が強いのでしょうね。

Re: EAR V12 by 楠 薫 2014年3月14日(金) 19:10

なんだか最近、EAR V12 と HARBETH HLCompact 7ES-3でしか聴いていないような気が・・・・・・(^^;

エージングが効いてきて、実に伸びやかに色っぽく、男心をくすぐるツボを心得た鳴り方、してくれます。

特に女性ボーカルの、ブレスの瞬間の息づかいのバリエーション、ここまで違うとは驚きでした。

改めて、坂本真綾さまの発生時の舌の使い方に、脱帽でございます。
http://f-av.info/bbs/viewtopic.php?f=3&t=103&sid=fcb3e203464562f9233a90bad4e05b6e

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/687.html#c1

[リバイバル3] 伝説の ソナス ファベール ガルネリ・オマージュ 中川隆
1. 中川隆[6652] koaQ7Jey 2017年2月11日 22:04:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7112]

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/16(日) 22:47:28.85 ID:TLoX7Yqb

ガルネリ メメントは良いの?

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/17(月) 07:59:13.50 ID:4pu7hICw

とても濃厚で響きがたっぷりとした、とっても幻想的な音色
音色はアッコルドに一番近いけど、アッコルドはすっきり系でどちらを好むかってとこかな
ストラディバリ直属の部下ってとこだね。

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/11(土) 07:46:19.59 ID:cPM5AumS

2006年に発売したメメント

その時の雑誌「ステレオサウンド159」でコンパクトスピーカー聴き比べ特集で33台の中でダントツトップと位置づけられたスピーカー

それから、メメントが馬鹿売れを起こした。


996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/11(土) 13:08:56.88 ID:cPM5AumS

ソナスはSNや拡がりなどではなく、音楽的に鳴らすという面で群を抜いていたみたい
緻密さ色艶の良さ芳醇さ新鮮さ等などとにかく聴き心地が良いってことを全面的に言ってる


997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/11(土) 13:51:23.12 ID:fkBT2jLt

大抵二作目三作目は駄作になるって言われるけど
二作目でそこまで評価されるのは凄いね
まさにセルブリンマジック!


450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/14(月) 13:24:18.61 ID:NDpBxCBI

ソナスだと、ピアノ再生がウィークポイント。

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/04(土) 15:27:07.35 ID:bY/z9plA

本当に理解できてる奴はソナスでバックハウスは絶対聴かない


740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/11(水) 12:05:24.96 ID:fIDYomCj

ぶっちゃけちゃうと、フランコさん最後までピアノはそれほど得意じゃなかったよね
普通には鳴るけど、やっぱり弦でしょ


131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/17(月) 15:09:38.55 ID:jZEReA9q

根本的にピアノはソナスは向かないよ

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/10/14(月) 17:15:51.12 ID:o+Nj8imC

それはしょうがないじゃん
ソナスやダリみたいな、雰囲気もりもりスピーカーはもともと打楽器が苦手


127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/17(月) 08:00:08.40 ID:4pu7hICw

まさにバイオリンと美声は天下一品


284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/26(月) NY:AN:NY.AN ID:6o7jDaW4

要するに弦楽器しか聴けないんだろ

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/11(水) 14:13:05.15 ID:C+VoXWgt

弦でもコントラバスやチェロは不得手


742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/11(水) 15:24:33.30 ID:x5GCvCWP

その為のストラド


147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/26(水) 12:04:19.05 ID:I5d8sZh5

エヴォが高いからオマージュかメメント?

オマージュは弦のみ
メメントは弦、美声、美音
エヴォは何でもあり


149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/26(水) 14:15:47.67 ID:M/JVvDqU

何でも有りとは
ソコソコ鳴るが中途半端と言う意味では無いですね?


150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/26(水) 17:28:40.36 ID:I5d8sZh5

何でもありはソコソコ鳴るってことです
当然、それに特化した sp程ではないです

が、弦だけならオマージュには敵いません
美声はメメントには敵いません

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/26(水) 18:04:35.11 ID:I5d8sZh5

「が」は余計でした(--;)
ただ、オマージュやメメントはそれ以外のジャンルを鳴らすとソコソコ以下です(人の好みにもよります)

オマージュの弦の毒々しい響きは一度きいたら病み付きになるでしょう
メメントの清んだ佇まいとたっぷりとした響きは弦や美声が天からの贈り物といった感じです

しかし、この個性的な響きでジャズや激しい曲をならしたら、響きが目立ち甘い音色が邪魔して聴けたものではないです

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/08(日) 09:29:53.61 ID:DyJef8UE

メメント聴き続けて7年、以前から響きがたっぷりしてるな〜

とは思っていたが、その奥の官能的に響かせる深みというものに七年経った今になった今もなお、気付かされる部分がある

流石フランコ、人生経験を積んでいただけのことはある、淡々と鳴らせる世の中のスピーカーには無いフランコが伝えたかった音

人生経験の浅い自分なんかがフランコの音を理解するなんてまだまだだろう、この箱の中にはまだ気がつけていないであろう部分があると思う
生涯このスピーカーーを聴き続けたいと思う。

ただ、メメントを知れば知るほど、フランコが最後に残したスピーカー、アッコルドも欲しくなってしまう。

フランコもアッコルドが最後の作品になることは年齢からしておそらく分かっていたと思う宮崎駿のように

その最後の作品に何を残したのか、いつの日か手に入れてみたい。


911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/12/31(火) 01:24:45.53 ID:/rxzicJq

フランコ・セルブリンはソナスに会社を乗っ取られたから自らフランコ・セルブリンを起ち上げた。


84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 23:27:27.91 ID:JpN/HgdG

ソナスが数千万のSPを販売できたのもみ〜んなフランコのお陰
ただ、フランコは分かってた、こうなるのが

フランコがソナスだけで終わったらこう思ったのではないだろうか

「私の生きた証(生み出したSP)が無くなってしまうのではないか・・・」

今まさにその状況となっている、クレモナの存在も危うくなった今、ストラドも肩身の狭い存在となっている、消されるのも時間の問題

そして、出した決断が、自分自身の名をブランドとし、クテマをだし、そしてフランコの最後の力を振り絞りフランコの元々のコンセプトでもあったコンパクトSPのアッコルドを残し命をたった

フランコセルブリンは最初からこの2モデルだけ残すつもりで立ち上げたと考えられる


85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/06/11(火) 23:35:42.29 ID:JpN/HgdG

価格帯もそんな感じに思うそれなりに高額のクテマと、頑張れば手の届くアッコルド、妥協はしたくないが多くの人に聴いてもらいたいという考えが感じられる。

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/25(日) NY:AN:NY.AN ID:AleHAGOg

フランコ時代のスピーカーは弦を鳴らしたら右に出るものは無いと言われていた
オマージュシリーズがそれを物語っている、「スピーカーは楽器である」と言われていたとおりフランコの目的はスピーカーとしての性能というよりも、音の響き方に重点をおいて制作していた

現状フランコ以外のスピーカーにその響きを表現できるスピーカーは他には無い ことだけは確かだ。


30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/04/19(金) 13:08:29.05 ID:4e8euVCj

先月アマティを買ったもんだけど、最近、ヴァイオリンのCDばっか聴いてる。

バッハの無伴奏ソナタとパルティータ

前から好きな曲ではあったけど、こんなにいいとは思わなかった。

音楽って曲がどうのこうのというのももちろんあるけど音がいいってのがかなり利くんだな
改めて分かった。

今はアンプはアキュのプリメインだけど A-65あたりにするともっといいんだろうな
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1365318378/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/684.html#c1

[リバイバル3] 伝説の ソナス ファベール ガルネリ・オマージュ 中川隆
2. 中川隆[6653] koaQ7Jey 2017年2月11日 22:15:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7113]

ガルネリ・メメント 2006年10月30日 07:10


「ガルネリ・オマージュ」が発売されたのが1994年、「ガルネリ・メメント」が2006年


●ガルネリ・メメントの得意な音楽ジャンルとは?●

絵の具でいえばオレンジ色のように音色は暖かく濃密で、響きがたっぷりとしている。それでいて晴れやかな音場感が提示される。

このスピーカーで弦楽合奏を聴かないでほかに何を聴くのだ?晴れやかなソプラノの歌声を聴かずしてどうする?

 本機はガルネリ・オマージュ後13年ぶりに登場したマーク2版であり、ガルネリ・オマージュよりも音が現代版となっており、弦楽器専用ではなくなって、さまざまな音楽へ対応が広がっている。

●ガルネリ・メメントの長所と短所●

電子音でさえウッディに聴こえてくる本機の音色の濃さ、響きのたっぷりとした厚みが、この小型スピーカーから鳴ってくるとはなかなか信じられない。

スピーカーの大きさのわりには耐入力は高い。

激しい音を入力しても簡単には音は割れない。

つまりスピーカーの基本的な造りがしっかりとしている。

敢えて短所は、美しすぎてインテリアから浮かないようにするのは難しい。黒いグラファイト仕上げもある。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1025550&id=7857118


Sonus faber Guarneri Memento 試聴記 2010年1月17日 (日)


・Sonus faber Guarneri Memento, Cremona M, Minima Vintage, McIntosh MA7000 & Wadia 581se を試聴


前日

「もし、Guarneri Memento が、あまり良くなかったら、Tannoy Stirling HW & Luxman L-560 の中古でもいいや!」

という考えが私にひらめいていました。つまり

「やっぱり、Stirling HW & L-560 に勝るものはなかった」

ということになりそうな予感があったのです。そして、その場合は、ヤフーオークションで、Stirling HW & L-560 を入手しようと考えました。ヤフーを見ると(表向きだけですが)状態の良さそうな物件が安く出品されていたので、それに目を付けてました。中古で Lux L-560 と Tannoy Stirling HW を買う場合の値段と、新品の高級機を買う場合の値段の差を私は念頭に置いてました。そういうことが頭にあったので、余裕を持って、本日の試聴に臨めました。

そして、今日、最初に聴いたのが、

Sonus Minima Vintage, McIntosh MA7000 & Wadia 581se

の組み合わせでした。

Sonus Minima Vintage は期待通りでした。
軽量・小型・安価でありながら、低音がよく鳴るスピーカでした。

ジンマンのマーラー5番/SACD の荒々しい録音を、よく鳴らし、うまくまとめあげているし、音場もまっとうだったので「さすが、ソナスだ」と思ったのでした。

それで、耳慣らしに、Minima Vintage を一通り聴いて、Guarneri Memento に期待をもって臨みました。

ところが、こけました。

Guarneri Memento のほうが不安定な感じがありましたね。しかしそれは

「現在の私の嗜好にあわないためであるか、または、システム(アンプ、CD プレーヤ)との相性の悪さからくるかも知れない」

と慎重になりました。ところが決定的だったのは、ムローヴァとユリア・フィッシャーの無伴奏でしたね。その二つの音は、特に美しくなかったですね。言い直せば

「Minima Vintage との差を感じない」


そのとき私は、アートクルーの店主さんに

「アマトールに似ているのは、Minima Vintage ですか?」

と尋ねた。店主さんはそれを肯定しました。私は「サウンド谷口(熊本県八代)」というショップと私との長い付き合いや、谷口さんと私との因縁(22年前に、谷口さんのお薦めで Lux L-560, Stirling HW を試聴なしで購入したこと。22年後の現在、谷口さんが私に薦めているのはアマトールであること、など)を店主さんに話しました。その上で、念を押して

「アマトールに似ているのは、Minima Vintage か?」

と彼に聞くと、やはり、同じ答えが返ってくる。そこで私は、谷口さんがすすめた音は、Guarneri Memento ではなく、Minima Vintage であるという仮定にたどり着きました。


Guarneri Memento はアマトールにあらずという前提で、もう一度、Memento を聴き直しました。

ラグナ・シルマーのヘンデルは、なんとなく力不足に聞こえる(値段が値段だけにもうちょっと力があっていいはず)。

そして、再度、ムローヴァとユリア・フィッシャーを試聴。

しかし味がない。ここで、もう、その後は聞き流しましたね。

コリン・デイヴィスのメサイア [SACD] は、きれいに鳴りました。でも、その音なら、Tannoy Stirling HW & Lux L-560 でも聴ける、いやむしろ、Tannoy Stirling HW & Lux L-560 のほうが面白かったような気がする。


つぎに、Cremona M を聴きました。

これは、ジンマンのマーラー5番の第2楽章の頭だけ聴いて終わり。私は、

「Cremona M は格下。Cremona M は Amati anniversario の廉価品」

という先入観を捨てて聞いたつもりです。その先入観をくつがえてくれと願いながら聴いたのでした。しかし、その先入観をくつがえてくれない音、個性のない音だったと思います。

Cremona M は、ジンマンのマーラー5番の第2楽章の冒頭だけ聴いて、やめちまいました。

私は個性が強いスピーカが好きなのです。

Cremona M は格下というより、Guarneri Memento の個性に相当するものが皆無だと、即座に判断しました。

それは、軽率な判断だったのか。いやそうではないと思います。

Guarneri Memento には、それなりの個性・魅力があるのに対し、Cremona M には、それがない。それは事前に予想してましたが

「Cremona M も、そんなに安くないのであるから(1,360,000円)、強烈な個性・魅力がないのはダメ!」

という理由から、選択肢から外しました。繰り返しますが、私は個性が強いスピーカを求めて、試聴に臨んだのです。しかも、強烈な個性です。


強烈な個性を、私は Guarneri Memento に求めました。

今日の試聴のメインは、Guarneri Memento だったわけで、私は私の感官を覚醒させ、神経を集中し、音楽に対して私が持つ感性と感覚及び私の想像力を傾注し、Guarneri Memento の音から、その良さと美点を見いださんとしました。そして、もし仮に、私のその集中力が不十分ではあったとしても、Guarneri Memento が「とてつもない名器」であったなら、もしそうなら、Guarneri Memento は、私をして一目惚れさせる、そのぐらいの魅力があってもいいはずです。

ところが、実際には、私は、Guarneri Memento に、1,750,000円という価格の半分にも満たない魅力しか見いだしえませんでした。


タバコ休憩を挟んで、約2時間。それは短いと言えば短い時間です。しかし数日前、吉田苑でディナウディオ Dynaudio を試聴したのが、よい予行練習になっていたので、今日の試聴はポイントをうまく押さえることができたと思うし、2時間という時間は十分だったと私は判断してます。


Guarneri Memento で試聴した音源は、ジンマンのマーラー5番の第2楽章、デイヴィスのメサイア、フィッシャー&ムローヴァの無伴奏(ソナタ1番の第1楽章。ムローヴァのはシャコンヌも聴いた)、マーラー3番の第1楽章の冒頭(ジンマン)、シルマーのヘンデル(HWV 428 の第2楽章 Allegro の5声のフーガ)、アシュケナージの平均律第2番嬰ヘ短調のフーガ(3主題、3声ですよね。たしか)。


アシュケナージの平均律第2巻嬰ヘ短調のフーガ(3主題、3声)は、昔、福岡で開催されたのオーディオ・ショーで、McIntosh のセパレートで鳴らしてもらったとき、引き込まれるような超名演に思えるような不思議な経験を持つので(本当にアシュケナージがうまいのかどうかは知りませんが)とにかく、

そのアシュケナージの3主題、3声を Guarneri Memento で聴いても、あまり、ピンとこなかった

のは意外でした(本来なら、面白い音を出してくれてもいいのだが・・・。値段が値段だけに)。


Guarneri Memento に足りないのは、おそらく「熱」と「空気感」ですね。

とくに「熱」がなかった。

そして「Guarneri Homage」を聴いた人が言うところの「ヒステリックなヴァイオリンの音の再現性・・・」。

Guarneri Memento には、それもなかった。

熱とか空気感とかは、主観的なものかも知れませんが「まるで、目の前でヴァイオリンを弾いているのを聴いているような錯覚」というような音は、Guarneri を名乗るスピーカなら、あってもよさそうですが、私はそれを感じませんでしたね。それは、主観ではないと思います。


ある人が言うには同じ「Guarneri」でも「Guarneri Homage」のほうは「ドライでハードなタッチでバイオリンの音を再現」するスピーカであったということです。

それを失った Guarneri Memento は、私にとって、セールスポイントを探すのが難しいスピーカでした。

私は、Guarneri Memento を、さらに長時間聴き続けたらどうだろうか、ということも空想しながら聴きました。私が逃げようとしても、私を引き止める魔力を Guarneri Memento に期待しました。

ところがです。私の耳には、Guarneri Memento の魔力は、ローエングリンのオルトルートの魔力以下か、皆無にしか聞こえなかった。

とにかく、Guarneri Memento には、Stirling HW を圧倒的に打ち負かす魔力は無しと判断。


それからタバコ休憩を取ったと思います(自分の車の中で)。

そのあとは、もう、Tannoy Stirling HW & Lux L-560 につなげるCDプレーヤ探しに目標を変更。


再度、Minima Vintage を試聴。

これが一番素直な音で、聴きやすいし、小さいくせに、マーラーの大編成を必要かつ十分に鳴らすし、ヴァイオリンもピアノも悪くない。私が、店主さんに

「一番安い機種が一番良いと感じる私は変ですかね」

と言うと、彼は

「好きな音が一番いいのです。値段じゃありませんよ」

と応対してくれました。 店主さんに、

「もう Tannoy Stirling HW & Lux L-560 の中古を買うから、CDプレーヤを見つくろって下さい」

と、私は頼んだ。私は、Wadia 581se にも特に魅力を感じなかった。そこで、ドイツのメーカー、Lindemann の CDプレーヤを聴かせてもらいましたが、これもピンときませんでした。これ以上のクラスになると、dCS Puccini になるので、それも取り寄せてもらって聴いてみようかと思いましたが、店主さんが

「Puccini は、Wadia の延長線上」

と言ったから、ここでストップ。ちなみに、dCS Puccini は、2,625,000円也。


・まとめ

1. 私は、高いワインの味は分からないし飲みたくない(私は貧乏性なのです)。

2. 「ソナスは、昔はよかったけど、いまはダメ!」少なくとも私の中ではそうです。

3. マンションに帰宅後、他のショップの人に、電話で上記の試聴結果を報告すると「あなたは、Tannoy Stirling HW & Lux L-560 の方向性を捨てない限り、他のシステムとの良い出会いは実現しない」という主旨のことを言われ納得。


あと、高い買い物なので、過度に慎重になっていたことが、今回の試聴において、Guarneri Memento への私の低い評価につながったのかも知れません。
http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/3-278a-1.html


AccordoとGuarneri mementoとCenya 2012-01-25


先日、気になっている Accordo と Sonus faber Guarneri memento と Penaudio Cenyaを比較試聴しました。


AMP:Einstein The Absolute Tune U
CDP:EMM Labs CDSA SE

試聴順:Penaudio Cenya → Accordo → Sonus faber Guarneri memento


Penaudio Cenya

まずは肩慣らしでw
なんだかEinsteinとの相性も良く、クラシックのオーケストラ、ピアノ、Jazz、JPOPまで個人的にはALL OK。

クラシックのドラムの音がちゃんと空気が震える感じまで再現。箱鳴りのスピーカの良さが出てますね。

ただし、試聴時には気づきませんでしたが、後の2つを聴いて分かったのは、
高域、低域の極端な部分、まあ超高域とか超低域に近いレンジの部分だと音がしぼむ感じです。

そういう部分は欲張らないで、うまく音作りをしてまとめ上げてるのでしょう、このSPは。

こういう比較試聴しないと分からないので普段聴いていると分からないと思います。

(導入したとして耳の肥えた人に聴かれるのは嫌かも知れませんねw)
それとサービスエリア(指向性)が狭い(低い)感じです。いわゆるスイートスポットとそれ以外の格差があります(曲によってですが)。

結果的には値段の割には大健闘で管楽器は一番良かったと思います。

Accordo

2回目の試聴です。CDPだけ前回のGoldMundからEMM Labsに変わっています。

うーん、最初の時に感じた素晴らしさが感じられませんでした。

2回目だから慣れてしまった(えっ、2回目でw)、ううむAccordoに限らずですが、他のSPでも感じたのでおそらく、恐れ多くもEMM Labs CDSA SEの音作りが私には合っていないようです。

どうも奥行き感が出る半面、SPより前方への音像の定位感、躍動感、瑞々しさに欠ける印象です。
(私はAtoll/Soulnoteサウンドが好きなように、前のめりになるような前倒しな音像が好みです)

音の分解能、実在感、描き分けは相変わらず素晴らしかったです。
ただし、音色自体はAccordoでしか出せない音色ではないと思います。

オーケストラの演奏で感じるのですが、各楽器の音色の方向性がピタと同じ向きに揃うのこそ、このSPの真骨頂ではないかと個人的には思います。

欧州価格の6000ユーロとまでは言いませんが、70-80万が質感からするとちょうど良い気がしますので、定価販売だと少し割高感があると感じるのは贅沢でしょうかw

Sonus faber Guarneri memento

Evolutionでなく敢えてmementoでw

外見がこの中で1番好きですw そしてEvolutionより好きです。

生産終了モデルなんで、最後には実勢価格がAccordo並みになってくれることに淡い期待を寄せつつmementoを候補?にして聴きました。

3つの中で一番サービスエリア(指向性)が広く(高く)、SPの横を超えて音場が広がり、音像も大きいです。

おそらくオーディオ特性はこの3つの中で一番高い感じがしました。(まあ価格が価格のSPですし(^^ゞ)

ただ、管楽器の音がイマイチだったり、オーケストラでは1つ1つ分解された各楽器の音像が大きさのあまりぶつかってしまうように聴こえました。

そのためか音楽性と言いますか、個人的にCDを次々取り替えて聴きたくなるようなワクワク感が持つまで至りませんでした。

定価が高いのでつい「どうせ凄いんだろ」と無意識に身構えて聴いてしまったからかもしれません。

しかし、それにも拘わらず思わず唸らせるような音を期待してしまいますよね、このSPにはw

あと、SPの横に立っても音像が定位している様に聴こえる音像の定位感は凄いです。

いろいろ姿勢を変えたり、部屋の中を動き回って聴いたりする自分にはニーズが凄く合ってるポイントです。


三者三様で、敢えて個人的に順位を付けるならば

バランス良く減点が少ないAccordo、コスパのCenya、自宅での視聴スタイルにぴったりのmementoも捨てがたい 

の順でしょうか。うーん どれも欲しいですwww
http://blog.goo.ne.jp/bourbon0307/e/998e520c9da5a4e9512571cf1e97ec40

ブックシェルフ・スピーカー 2009年 12月 28日


馴染みの店員に頼んでソナスファベールの Guarneri Memento(ガルネリ・メメント)に重点を置いて色々と聴いてみた。

何故このモデルに興味を持ったのかと言うと、日本で大人気を博しているモデルだけにじっくり聴いてみようと思ったのだ。

Guarneri Mementoはご存じの通りソナスファベールを代表する作品のひとつで、ブックシェルフ型だがそのゴージャスな専用スタンドと組み合わせるとトールボーイ並みの大きさになる。

音は暗めで好きな人は大好きになる音だが、好きではないという人もいる音作りだ。

格下のAuditor Mと比較すると、聴く人を選ぶスピーカーという印象。

個人的には巷で言われるようにボーカルが良かった。弦楽器はバイオリンやビオラ辺りは素晴らしい音がするが、チェロやコントラバスは響きや低域が足りず中途半端な音だという印象を持った。

編成の大きいシンフォニーなどは、やはりブックシェルフの小さい箱で鳴らしている為にミニチュア感があり、入り込めない。


上の写真はエリプサとガルネリの比較図。

スタンドを取り除くと一目瞭然だが、ブックシェルフスピーカーというのはどうしても物理的にキャビネットの容積が足りないので、それだけで様々な制約を持つ事になる。

ガルネリの場合はボーカルはオーディオ的には良かったが、それでも上半身像が喉から歌っている感じがしてとても腹の底から歌っているようには聞こえなかった。ただこの「オーディオ的」満足感はガルネリの得意とする部分じゃないかと思う。

チェロやコントラバス、大編成のオーケストラはキャビネットを見れば分かる通りブックシェルフには厳しすぎる。

本物の楽器を見ればその広い表板(ハーモニックプレーン)から音が放射される様子が想像できるが、ガルネリのように狭いバッフルと小さい容積しか持たないスピーカーでは物理的限界があるのは自明の理である。

従って、オーケストラを聴くのであればブックシェルフは考慮せずに大きめのフロア型に行くべきだと相談されれば答えるようにしている。

ブックシェルフ型は本来文字通りブックシェルフに置くべきで、スタンドを使うならフロア型と設置面積は変わらない。ブックシェルフは場所に制約がある場合に買えば良いと思うが、それ以外では特に選ぶ理由が見あたらない。
http://vacuumtube.exblog.jp/12572936/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/684.html#c2

[リバイバル3] 伝説の ソナス ファベール ガルネリ・オマージュ 中川隆
3. 中川隆[6654] koaQ7Jey 2017年2月11日 22:24:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7114]

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/06/06(金) 20:08:36.93 ID:f9bGXnXV

B&Wのシグネチャーダイヤモンドとガルネリを比較された方おります?

性質はまったく違うのだろうけど どっちもボーカル系に色艶があると評判ですよね


23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/06/09(月) 00:28:56.51 ID:V7Zp7Lf/
>>22
シグは3日で飽きる
パリッとしてメリハリのあるのは良いんだけど、それだけ。
濃厚で幾多にも様を変えるガルネリには及ばない


24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/06/09(月) 19:14:12.37 ID:9zUvSOCd
>>23
ありがとうございます。自分は sonus と B&W 両方使ってるのですが、確かに B&Wはそういうところありますよね…。

求めるものが違うといえばそれまでですが、ニュアンスはよくわかり参考になりました。

おそらく空間の広がりのようなものはシグのほうがあるのかもしれませんが音色が美しいのはガルネリということなのかもしれませんね。

近い将来ガルネリを入手したいと思ってます。


612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/14(火) 01:46:09.08 ID:7Ba7IVtE

ガルネリオマージュ売ってる店ないかなあ


613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/14(火) 06:53:39.42 ID:NGR7Sxfp

ずっと見張ってるしかないよ
出るときはまとめて出る。
なぜかw
あ!もしかすると和歌山のショップにまだあるかもしれんよ
全体的に白濁ありとかだけど


614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/14(火) 06:56:56.99 ID:NGR7Sxfp

さすがになかったわw
最初にみたのは1年以上まえだもんな
でも、最近まであったよ。

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/06/22(日) 20:48:36.04 ID:pZ7O6Kla

自分はメメントが欲しい。
天才フランコの作品をずらり並べたい。。

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/27(月) 22:05:55.84 ID:m040deo

ガルネリメメント中古また来たな
ターミナルが腐ってるけど


627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/28(火) 19:51:46.94 ID:mBGgCq/4

2年ぐらい前はメメント中古で80万ぐらいだったよね。相場が上がるってのも珍しいな。


628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/10/28(火) 21:18:12.97 ID:47F2kKnC

現行のソナスが売れないからだろ

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/18(木) 12:07:46.60 ID:i92ivGMz

表面も傷だらけ、ツイーターは潰れ、正規代理店経由か不明で修理すら受けれるか
わからない、動作保障もないガルネリオマージュがスタンド込でオクで税込50万
で落札されてたな。

安けりゃだめ元とも考えてたが、50万であんなリスク物を買う奴の気がしれない。


678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/24(月) 15:44:33.58 ID:4urCul2i

もう終わったメーカーのスピーカーなんて、わざわざ中古で買うなよ

ツィーターが逝ったりしてもろくなサポート受けれないような製品買ってどーすんだ?

特に今までビンテージオーディオやって来てない奴
パーツ取り寄せて自分で交換とかも出来ないんだろ?

止めとけって
ソナスなんて、もう終わったメーカーだよ

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/20(木) 19:29:41.53 ID:lX3n7XEg

クレモナユーザーから言わせてもらうと、グァルネリユーザーは変態度高いと思うわ。
クレモナは足元にも及ばん。メメントほしいなぁ。


676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/24(月) 15:24:20.58 ID:fURv463B

変態になりたくないのでエリプサで我慢する


677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/24(月) 15:36:43.70 ID:DNS6M2+d

れっきとした変態さんですね
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1401421634/


278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/25(日) NY:AN:NY.AN ID:AleHAGOg

フランコ時代のスピーカーは弦を鳴らしたら右に出るものは無いと言われていた

オマージュシリーズがそれを物語っている、

「スピーカーは楽器である」と言われていたとおりフランコの目的はスピーカーとしての性能というよりも、音の響き方に重点をおいて制作していた

現状フランコ以外のスピーカーにその響きを表現できるスピーカーは他には無いことだけは確かだ。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1365318378/

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/11(金) 18:37:24.49 ID:ozCCjuaL

ガルネリは部屋全体を天国の様な世界に変えてくれるからね(*´ω`*)
天国の疑似体験w
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1389451447/


883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/06(火) 19:10:27.90 ID:6qde986/

無垢材を丹念に組み合わせ時間を掛けて磨き上げる

個体ひとつ一つの鳴きをチューニングし箱の響きを整える。

その行程がバイオリンを作る職人の技と重なり楽器と言われる所以となる。

圧縮合板もガラスもメタル削りだしもパフ仕上げも人造石も要らん。

充分枯れた無垢材さえあればそれでいい。少量生産も止むを得まい。

それと引き換えに多くは望まない。

アコースティックな楽器のみしか再生しないことで良しとしよう。

チェロ、バイオリン、ガットギターのそれも独奏ではどうだろう。

艶のあるサスティン、自然なディケイ、2オクターブ以上に再現される倍音。

それ以外のジャンルはこの際切り捨てても後悔はしない。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1389451447/

ソナスのスピーカーは、「弦と女声ボーカルは最高、それ以外は最低」との2chでの評価です。正にその通りだと思います。

ものすごく癖のある音で、よく言えば色っぽい、悪く言えばどろどろした、濃い音が出ます。最近の透明な音とは正反対。

女性ボーカルを物凄くエロく鳴らすので、気に入ったらこれしかないです。
弦の音も、色っぽすぎです。

ただ、低域にスピードが無く、余りにもソースを選びすぎます。その上、セッティングがかなり難しそうです。試聴しないで買う人がいたら神です。
http://www.atbaba.com/bonus/hometheater/preview.php


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/684.html#c3

[リバイバル3] 伝説の ソナス ファベール ガルネリ・オマージュ 中川隆
4. 中川隆[6655] koaQ7Jey 2017年2月11日 22:29:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7115]

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/30(金) 19:17:16.55 ID:Jrclxn+x

今までガルネリ・メメントをリスニングポジションに向けてたけど、以前話してた様にいくらか内側に向けてみたところ メメントの上品な響きがより官能的になった。

素晴らしすぎる、メメントを購入してから数年経つがまさか今になって更にその魅力に気付かされるとは

フランコ・セルブリンの音は色々と賛否両論分かれるところだが、反対側は音がハッキリしない等の不評を漏らしてるが、この素晴らしい響きをちゃんと理解した上で話しているのだろうか

言えることは、高中低域や柔らかい硬い奥行き云々拡がり等々、音に関する感覚が色々あるがこの官能的な響きは脳の普段刺激されない感覚を刺激してくれる、正にセルブリンマジックと言われたのにも納得がいく

今となってはその音は一部の作品となってしまった。

ソナスファベールを世に広めた音が絶滅の危機となりかけているのが本当に悔やまれる

おそらく私はメメントを一生ものの宝物にするだろう。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1401421634/l50


316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/09/08(日) 09:29:53.61 ID:DyJef8UE

メメント聴き続けて7年、以前から響きがたっぷりしてるな〜

とは思っていたが、その奥の官能的に響かせる深みというものに七年経った今になった今もなお、気付かされる部分がある

流石フランコ、人生経験を積んでいただけのことはある、淡々と鳴らせる世の中のスピーカーには無いフランコが伝えたかった音

人生経験の浅い自分なんかがフランコの音を理解するなんてまだまだだろう、この箱の中にはまだ気がつけていないであろう部分があると思う
生涯このスピーカーーを聴き続けたいと思う。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1365318378/


21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/27(水) 20:02:44.75 ID:Ft8kG6Bh
かつて、九州のソナス遣いのお宅にお邪魔した時、エレクタ・アマトールに EAR V20 を組み合わせ聴かせていただいたが、色気ムンムンで、弦の艶っぽい響きにたまげた。

今はEAR V12となっているようだが、これなんかはいかが?

EAR V12
http://www.yoshinotrading.jp/product-detail/v12/


122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/12(日) 01:45:19.60 ID:fkcq2HWc

プリメインだけど、一度、EAR V12を聴いてみる、よろし。
そして、垂涎モノの色気とやらを味わってみる、よろし。


126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/12(日) 12:32:54.41 ID:ztCqBqxc
>>122
V12は聴いた事がないけど890での組み合わせは聴いた事がある。

求める方向は少し違ったものの、トロンとした色気の音は凄く良かった。
あれが欲しい人は一発でハマるだろうね。


130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/13(月) 11:25:40.38 ID:7s7sLMqr

EAR890 と V12 の比較では、V12の方が線が細くならずに色気もあって、きちんと音に芯があるのが見事だと思います。

さらに、吐息が耳元で漏れるようなゾクッとさせる音作り。

あれはいったいどうやったら出来るのやら。
きっと設計者は、よっぽどの好き者なのかと。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1339161872/


37 :ヤフオクの詐欺師、denden95でございます。:2008/06/07(土) 16:44:45 ID:w+QT+D9P
EAR はイギリス人のティムが日本人スチュワーデス吉野をなんぱして、手篭めにしああげく女房にして立ち上げた管球オーディオブランドなのです。

造るやつがエロいので、音のほうもエロいんですが内部の真空管がロシア製なので、エロいアンプが台無しです。それで試行錯誤した挙句、このスレにたどり着きました。


45 :仙人短 ◆TANPanX3xc :2008/06/07(土) 17:12:21 ID:UbVbvxUd
>>37
エロいので〜

オーディオにエロさが無くなれば、それはよもや、オーディオではない。

僕等がそれに注目出来る訳は、そこに、理(タナトス)ではなく。感情(エロス)と見ているからです。

魔王「あんたの話も、ようワカランが。つまり?」

閻魔「エロい方が、むしろ正解。オーディオ的には、だけど・・・」
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1212015207/


42:名無しさん@お腹いっぱい。[] 2009/04/12(日) 11:41:11 ID:rneVO6dA

ミニマなんであんなに高くなったのよ。
ていうか初代アマトールとか、今の金満オーディオ時代から見ると、異常に安かったな。


425 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2009/06/07(日) 02:54:43 ID:+Vb73jHZ

ミニマで聴いてるけど、美音だけど、現実味が失われるね。緊迫感が薄れる。
リアルじゃないから糞という訳ではないけれど。


426:初代は最高![sage] 2009/06/07(日) 13:33:39 ID:ib41LUNv
>>425
現実味が失われる程の美音だったら
それはそれで凄い、って感じがするけど


177 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2009/04/23(木) 17:50:19 ID:ZGegsMLl

うちのミニマは音楽性というか、何でもエロく再生するんだが、
やはり耳や人生観が悪いのだろうか?


179:名無しさん@お腹いっぱい。[] 2009/04/23(木) 18:21:46 ID:qE8iyl6V
>>177
それは、ミニマがよいSPだからです。

クラッシクにも、官能的なエロスを表わすことに主眼を置いた曲があります。
ある学者は、音楽の深層にはすべて、エロスがあるといいます。

たとえば、女性ヴォーカルから色気を感じるSP、すばらしいではないでしょうか!!


185 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2009/04/24(金) 02:58:19 ID:7KpHY+qA

そういう本質的なエロスというより、ストリップ小屋の下品なライティングの様な、 全てがストリップ小屋のステージで演奏されている様な。
本当に特殊なスピーカー。


186:名無しさん@お腹いっぱい[sage] 2009/04/24(金) 11:19:31 ID:gY/YOPoR

森崎東の喜劇・女シリーズみたいでいい感じだな。
同監督の『時代屋の女房』で夏目雅子がもってたかもね、アマトール。
ところで草g剛が正しい綴り。『黄泉がえり』の草gはよかった。


188:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2009/04/24(金) 11:41:43 ID:LTQDwmf0

草g剛はソナスじゃなくて、ストリップ嬢がソナスってことでOK?
まあ脚色の塊みたいなSPだし、そこに惚れて使うもんだな。


191 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2009/04/25(土) 06:57:08 ID:e3DbK7hc
>>185
サンタナの「哀愁のヨーロッパ」は、ムジカとアマトールで聞くとエロくて最高ですw
http://www.logsoku.com/r/pav/1239290761/

348 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2009/05/19(火) 15:40:48 ID:Q/18LkOm

概してソナスは、ピアノが苦手な気がする?


233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/15(木) NY:AN:NY.AN ID:XmvpTUpN

エレクタアマトールって最初どうしても欲しくて買ったけど聞ける音楽も決まってる上にすぐ飽きるんだよね、それでメイン機として他のシリーズも買うんだけど、殆ど聴かなくなって結局売っちゃうんだよ

多分、比較的オクで出やすいのはそういう考えの人が多いからだと思う。
古い割によく見かけるからね。


232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:NgJrtQ1w

Electa AmatorとElecta Amator IIを所有してるけどIIの方が好みなんだよな

Electa Amatorはマ○コが緩いけど喘ぎ声が艶めかしい熟女
Electa Amator IIはマ○コの締りは良いけど喘ぎ声が淡白な小娘

といった感じ
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1365318378/

ソナースファーベルは結局、エレクタ・アマトール、ミニマ、 そして最初のリファレンス ガルネリ・オマージュで終わった。
http://ameblo.jp/507576/entry-10568118553.html


508:名無しさん@お腹いっぱい。[] 2009/07/07(火) 07:02:56 ID:Lnj7WQXw

セルブリンが理想を追ったソナス・ファベールはガルネリ・オマージュまでだ。
あとはもうね
http://www.logsoku.com/r/pav/1239290761/


912 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2009/11/05(木) 19:11:01 ID:uGusIhmg

メメント は オマージュのコスト削減、単なる劣化版。

聴いた事無いまま メメント買った人が可哀相。

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 11:18:59 ID:FzUDIfm9

初代ガルネリまでだな.リングツィータ採用の前後からなんか変


885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 14:11:38 ID:PtMbQdUD
>>884
初代コンチェルト・ラインは、安くてもマトモだった。

(シルクドームTW)コンチェルティーノ、コンチェルト、コンチェルト・グランドピアノ

コンチェルトホーム・ラインから変になってきた。(ゴム?のドームTW)

アマティ以降はクソだな。


886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 14:24:16 ID:mZWEYRM6

マトモというか変だった
変なのがマトモというか、なんと言うかw
http://read2ch.net/pav/1239290761/

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/06(火) 14:04:44.28 ID:FwLDDb8l

要はここの住人はフランコの音を欲してるんだよ。

マトモなスピーカーが欲しいんじゃない。フランコのスピーカーが欲しいんだ。

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/06(火) 14:24:28.32 ID:FwLDDb8l

気持ちはわかるんだよ。なぜなら俺はフランコの音に・・・
オーディオのことを何も考えず、心からクラシックに浸れるような彼のスピーカーに惚れてオーディオを始めたから。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1389451447/


958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/22(木) 13:05:39.27 ID:jtg7P83D

セルブリンの音に誤解が生まれてるようだ

柔らかく艶のある音と言うのは後半の作品で

エレクタアマトールやミニマ、ガルネリオマージュ等は硬質的な音だよ

逆にクレモナシリーズやガルネリメメントなど後期は柔らかく艶っぽくなった

ただ、どちらにも言えることは上級機になるほどに響きが増えて音が濃厚なこと
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1389451447/




125. 2015年1月04日 15:46:44 : eQVzWTI8D6

スピーカーカルトに洗脳されてるアホか



126. 2015年1月06日 08:03:16 : b5JdkWvGxs

聴いたこと無い人にはわからないだろうな。

Sonus faber ELECTA AMATOR

ラテン語で「選びぬかれた愛人」と名づけられたスピーカー

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/24(金) 23:24:01.03 ID:0s/j5tUl

アメリカの雑誌のレヴューで

「セックスよりすばらしい。 寝室から優しい誘いがあっても気付かないだろう」

とあり、その通りと思いました
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1389451447/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/684.html#c4

[リバイバル3] 伝説の ソナス ファベール ガルネリ・オマージュ 中川隆
5. 中川隆[6656] koaQ7Jey 2017年2月11日 22:31:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7116]

ソナス・ファベールのスピーカーの中古品を買うと…


「ガルネリ・オマージュ」は現在極希に中古で安く出ることがあるようだが状態があまり良くないようだ。

つまり「ガルネリ・オマージュ」は本物のヴァイオリンと同じ製法を用いて作られているので、楽器同様湿度を嫌うのだろう。

15年前のスピーカーでしかも完全天然製法で作られた故にスピーカーグリルのゴム、エンクロージャーの木や接着剤のニカワなどが劣化してきているだろう。

「ガルネリ・オマージュ」はガルネリ・メメントと進化し現在も販売されているらしい。価格は非常に高価であるし、再生ジャンルが限られる。
http://mcintosh.exblog.jp/15412961


854 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/09/20(日) 23:08:37 ID:QLpDjo+B [1/1回]

ハイファイ堂 AMATI Homage
http://www.hifido.co.jp/KW/G/P0/A10/J/0-10/S0/C09-47220-32526-00/


これ・・・・あれじゃね??


856 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 00:29:49 ID:4aF8LClz [1/1回]
>>854
傷がなくキャビが白濁だから違う。
しかしこの白濁はかなり酷い。 180万とか絶対ねーわ。


861 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 12:37:38 ID:e3mnfRTE [1/1回]
>>854
え・・・ソナスって経年劣化でこんなに白濁になるの?
現行のアマティも同様?


888 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/15(木) 15:45:23 ID:4Hlwgh2R [1/1回]
>>854
この180万の白濁アマティもスコーカーボコボコやね。
これって湿気が多いと起きる自然現象なのかな?
P割のがボコボコなのは雑巾で拭いたからだと思ってたよ。

しかし、ハイファイ堂笑っちゃうぐらいボッタクリ価格だな。
これの仕入れ60万ぐらいじゃないかw


862 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 16:30:01 ID:8b3bO657 [1/1回]

ガルネリも経年でこうなるのか ((;゚Д゚)ガクガクブルブル


863 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 16:58:22 ID:hihO/NOu [1/1回]

昔のは日本の気候だと白濁しちゃうんで、今は塗装変更してんじゃなかったっけ?


864 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/09/21(月) 21:35:25 ID:Cj71LTq4 [1/1回]

日本製だとリコール対象だよな


865 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/09/22(火) 08:13:36 ID:CCwA4gAJ [1/1回]

あの白濁問題は初期のAmati Homage特有の問題。
需要が予想以上で塗装の工程を短縮した事が原因だと読んだことある。
具体的には下塗りが乾く前にコーティングを施したからだってさ。
後期のモデルや現行の機種にはこうした問題は出ないらしいけど、オマージュ持ってないから知らない。


967 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/12/18(金) 11:17:19 ID:uRMwawSL [1/1回]

http://www.hifido.co.jp/KW/G0201/P0/A10/J/10-10/S0/C09-47220-32526-00/

何年でここまで真っ白になるのですか?

970 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/12/18(金) 23:24:02 ID:xU9smajI [1/1回]

みなさんのスピーカーもこうなるかも。
真っ白で美しいですね。


971 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/12/19(土) 00:27:32 ID:DVbubUeW [1/1回]

むしろ真っ白になってくれたほうがマシ
実際は染みみたいできちゃない


972 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/12/19(土) 09:14:14 ID:guCXtmvU [1/1回]

ギターとかの塗装してる所に持ち込めば、はがして再塗装してくれるのかね。
いくらかかるか知らんが。


973 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/12/19(土) 09:20:03 ID:cVTEDPxk [1/1回]

家具補修してる工房に頼めば直るな


974 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/12/19(土) 23:10:06 ID:RgjX7M9i [1/1回]
>>972
ピアノの修理工が対応してくれたという話を聞いたことある。
仕上がりは完璧らしい、んが、ガルネリHで40万だと。
尼ティだと幾らになるのか恐ろしくて考えたくもないな。

977 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/12/20(日) 07:53:03 ID:eLDtHeSU [1/1回]

白濁は一部のロットの問題らしいよ。
ってか光沢あり過ぎるとプラに見えるから
クレモナくらいがちょうど良い気がする。


978 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/12/20(日) 08:40:11 ID:b0yQBfS4 [1/1回]

日本の湿気にニスが合わないんだな。

979 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/12/20(日) 13:01:30 ID:yPnDZLR7 [1/2回]

白濁はオマージュシリーズのニス仕上げの時期に見られて
日本向けにはある時期からラッカー仕上げに変更されているとか。

寄木の木目も日本向けには木目が整っているものを選んだ
という伝説も聞いた。木目が通ってないと嫌がられるって。

984 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/12/20(日) 16:09:31 ID:34hKqYg3 [1/1回]

ガルネリって今でも安ければ買う価値アリ?


985 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/12/20(日) 22:20:41 ID:da21ro9T [1/4回]

300万出して真っ白か

下取りは10万か?

本革が使ってあるので価値があるとか、どんだけイタリヤにあこがれてるんだか

本革とか思ってる人がほとんどなんだろうな

あなたのスピーカーも真っ白になるかもよ?


998 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/12/23(水) 12:44:19 ID:M7osGSNi [1/1回]

すだれって何年くらい持つの?


999 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/12/23(水) 14:02:50 ID:AJeqKGHw [1/1回]

10年経っても保つことは保つ。
ただゴムが伸びてくるので調整は必要かな。
http://www.logsoku.com/r/pav/1239290761/

549 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/07/10(金) 22:48:22 ID:KbGzaExe [1/1回]

あと、これね
音には影響少ないかもしれないけど
実際見ると湿気でコーン紙の表面劣化が進んでる
たぶん加湿器使ってたんじゃないかな。


551 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 02:56:33 ID:bQc6sWSn [1/4回]
>>549
そのユニット朽ちてるねー
もって後1年かな


552 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 08:25:09 ID:boWMrzGi [1/1回]

エッジが変色している・・・


553 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/07/11(土) 11:32:14 ID:bQc6sWSn [2/4回]

ソナスってやはり日本の気候は合わないのかね?
白濁するし、コーンもエッジは数年で劣化


554 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 11:49:41 ID:5KgmkbX2 [1/2回]

高温多湿な上に今の日本の家屋は風通しが悪く湿気が篭り易いからな。
不在の時もエアコンで除湿とかしてないと駄目なんじゃね?


558 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/07/11(土) 13:47:29 ID:qRT2aJ8K [1/1回]
>>553
白化は樹脂の劣化現象に違いはないが、音質含めて使用上無問題というのが欧米の考え。
日本ではその点についての要求は厳しい。オーディオ製品に限らずね。

561 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 18:35:14 ID:l5gWiSzT [1/1回]

買ってくれるのハイファイ堂だけじゃね?


562 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/07/11(土) 19:35:00 ID:bQc6sWSn [4/4回]

ハイファイ堂はジャンクでもOKだしなw


563 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 19:38:02 ID:lBaBlg3y [1/1回]

不良品でも平気で売ってるしなw

565 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/07/11(土) 20:24:37 ID:eMHx69K1 [1/3回]


みなさんが話題にしてるそのスピーカー
明日、見に行くって言ってるもんです


最近引っ越したんで良いオーディオ買おうと オーディオ屋のおっさんに訊いたらソナスってスピーカー勧められたんだけど、値段が400万とかふざけたことぬかすんで オク見たら半額以下であったんでね。

ソナスで検索したら、おれの買おうと思ってるスピーカーが 絶賛話題沸騰中でわろたwww


でー   ぶっちゃけ、これってどうっすか?お得なの?

566 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 20:30:53 ID:XH/vSlIq [1/2回]

俺は10万なら塗装し直して、ユニット入れ替えること前提で買うかもしれない


567 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/07/11(土) 20:39:39 ID:eMHx69K1 [2/3回]

塗装は昔ボードとか塗ってたんで自分でできるんですけど
ユニットっての入れ替えたら高いっすか?


568 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 20:50:29 ID:XH/vSlIq [2/2回]

まぁ、同じユニットは手に入らないだろうから、別物になっちゃうけどね。


572 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/07/12(日) 13:22:51 ID:MiFV7qub [1/2回]

P割のユニット酷いなw
いくらソナスのコーンは日本の気候に合わないっていても普通に使ってればこんなふうにはならないだろ
なにしたんだよ?こいつは


573 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/07/12(日) 13:41:02 ID:XLcPoJmE [1/1回]

写真みたけどユニットのコーンにぶつぶつが出来てるように見えるんですが…
経年劣化だとしても普通こうなるのかなぁ…色んなSP見て来たけどこれういうのは初めてです

子供がひっかいたり、上で書いていたように鼻水手で触ったりなのか?
まさかな


581 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/12(日) 19:29:19 ID:MNBuTV+2 [1/1回]

ネタかと思ってユニットの写真を見たら本当に酷かった。


583 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/12(日) 20:13:32 ID:IzD8ZroI [1/1回]

エッジの変色はひどかったなぁ
言い訳出来ないレベル


597 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/07/14(火) 02:47:04 ID:O6Ri9vni [1/1回]

あのユニットはないわー 腐ってるじゃん
隠して出品するってとこがまさに非道
ユニット全交換でざっと100万くらいか?


600 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/14(火) 15:37:46 ID:NIRxEyyk [1/1回]

あの劣化したウーハーのぷりぷりした表面、ナメクジが這ってるみたいでキモすぎる。
ユニット交換必須じゃないか。ほとんどジャンク品だよ。
修理代に30万はかかるとして、手間考えたら50万以上じゃ買えないな。


610 : 名無しさん@お腹いっぱい。[age] 投稿日:2009/07/16(木) 11:20:49 ID:XC2KlWdB [1/2回]

今回はウーファー痛みを隠してるからトラブル申告が多いね


621 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/17(金) 03:04:59 ID:ZYAOQ5Cs [1/1回]

元々低かったAmatiのイメージが今回の件で、ムンドのCDプレイヤー並みに落ちたかもしれない。
少なくともオレは全く欲しいとは思わなくなったな。


623 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/17(金) 04:56:23 ID:woihQQZy [1/3回]
>>621
俺は個人取引の危ない点を再度考えさせられた・・・
オクはこういうのが気にいらん

656 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/21(火) 10:08:23 ID:4UI18y6N [1/1回]

ヤフオクで処分するのはもうムリっていい加減気がつけよ・・・


657 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/07/21(火) 12:56:02 ID:4QAf/ZcL [2/2回]

買取だと売りたい値段の半額ですから、それはもう必死ですwww


751 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 17:14:32 ID:XAbx96J0 [1/1回]

何で必死に売り急いだんだろう
相当な資金難で困ってんのかな

752 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 17:25:54 ID:rAhBbkrl [1/1回]

 たぶんユニットの劣化に気がついたから、売り急いだんでは。


753 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 18:18:38 ID:JsnMQi/0 [1/3回]

ソナスは湿気の多い日本だと
遅かれ早かれユニットボコボコになるの?

754 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 20:03:55 ID:Hoytn08x [1/1回]

なるね。気が付かないうちにエンクロージャーの中がカビだらけとか怖い。


755 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 23:15:38 ID:JsnMQi/0 [2/3回]

((( ;゚Д゚)))まじですか?!
150万円で買っても、カビでほぼ価値無しになるんじゃ
こわくて買えないよ〜


761 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 11:38:37 ID:nnR9Ydp4 [1/1回]

我が家のがルネリちゃんのゴムのビラビラがそろそろ限界なんだけど
代理店に張り替えて貰うといくら掛かるか知ってる人いない?
http://www.logsoku.com/r/pav/1239290761/

ソナス・ファベール ガルネリ・オマージュのウーハー交換 2013年07月02日


案外ONKYOでもソナスファベールのガルネリ・オマージュでもソフトドームツイーターの寿命は短かった。


表面に塗布してある、ベタベタしたダンプ剤が乾燥? 酸化?変質したり、リビング、キッチンからの生活煙 タバコのヤニが付着、太陽光ら紫外線で変質


あるいは、長年の振動での劣化などがあるよう。


ハードドームなら?はどうなんだろうか? アルミらの金属類の表面にダンプ剤が塗布されていることも多いから。


こういうタイプのツイーターが装着の10年経過したような中古スピーカーは正直怖いと思う。


輸入代理店やメーカーに先に補修部品としてツイーターがあるか確認して取り寄せたり交換をお願いするともしかしたら見違える繊細さに・・・


ではウーハーはどうかと試したのが今回。


ガルネリのウーハー交換


ついでにツイーターも保守部品として購入。


振動板の透明度が上がって、バックチャンバーがお椀から茶筒タイプに。

モデルチェンジしてかなり経過するが、不断のマイナーチェンジは、メルセデスらドイツ車のよう。

ウーハーはもくねじ4個で取り付けてある。

しかし、このもくねじを外しても、革のバッフルからウーハーのフレームが離れない。


ここが今回一番苦労したところで、マイナスドライバーでこじ開け。


一部のバッフル革とフレームが傷いてしまった。


指もフレームで切ってぼたぼたと血がしたたり落ちた。


さて、ウーハーは


想像よりもフレームもマグネットもしっかりしていて安心。


新旧ウーハーを並べる。2本で14万だったか。


エッジのゴムが10年で変質したのか色が違う。


こうなればダンパーだってやれていると想像される。


ついでに内部ケーブルや、ネットワーク 箱の内側をチェック。


内部ケーブルはソナスファベールとの表示あったので特注のよう。


箱はフロントバッフルはおがくず板のMDF

その他は48個のピースだかの1枚木のようだ。

ネットワークは振動防止から、ネバネバしたゴム状のもので固定されていてわからない。


端子はファストン型で半田付け。

友人にウーハーを押さえてもらって、半田ごてを当ててケーブルを外す。


新しいウーハーにプラスの黄色 マイナスの黒とユニットのそれを間違えないように半田付け 


キースターの半田は流れよくツイーターの和光テクニカルの銀入り半田とは段違いに流れがいい。


4つのねじで取り付け


ついでに横になった状態だとやりやすい&ワックスで筐体のニスをきれいに磨く


元の状態に戻して試聴。


エージングスタートなので、まだまだだのようだが、S/Nは上がったか。


ただ、ツイーター交換での劇的向上に比べると矮小。

レス一覧

私もちょうど新品で購入してから10年になるAmati Homageを愛用しているので、参考になりました。我が家では常に専用室で使用してきたので、生活環境とは切り離されていますが、形あるものは須らく壊れるので、保守を考える必要がありますね。ちなみにこれまでユニットの増し締めは何回かしています。
http://www.hifi-notes.com/sonusfaberamatifabrikage-nl.htm

こちらのページにAmatiの製造工程が載っていますが、ネットワークのケーブルはバンデンフル製で、回路はレジンで密封されているようです。

私はSonusは初代Homageシリーズがやはり血の濃さという意味で最高で、その中でもGuarneliが原型として貴重な存在だと思うので、末永くお使いになれると良いですね。
by元住ブレーメン at2013-07-02 17:04

元住のブレーメンさん こんにちは。レスありがとうございます。
ツイーター交換は圧倒的な差が出ました。
こうしてユニットを新しくすれば、その都度新品時の状態が維持されるのはありがたいです。
輸入元から直接ユニットだけ購入できました。
by平蔵 at2013-07-03 10:00
http://community.phileweb.com/mypage/entry/1966/20130702/38097/

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/12/18(木) 12:07:46.60 ID:i92ivGMz

表面も傷だらけ、ツイーターは潰れ、正規代理店経由か不明で修理すら受けれるか わからない、動作保障もないガルネリオマージュがスタンド込でオクで税込50万で落札されてたな。

安けりゃだめ元とも考えてたが、50万であんなリスク物を買う奴の気がしれない。


678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/11/24(月) 15:44:33.58 ID:4urCul2i

もう終わったメーカーのスピーカーなんて、わざわざ中古で買うなよ

ツィーターが逝ったりしてもろくなサポート受けれないような製品買ってどーすんだ?

特に今までビンテージオーディオやって来てない奴
パーツ取り寄せて自分で交換とかも出来ないんだろ?

止めとけって
ソナスなんて、もう終わったメーカーだよ
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1401421634/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/684.html#c5

[お知らせ・管理21] 2017年2月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
29. 中川隆[6657] koaQ7Jey 2017年2月12日 07:34:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7117]
阿修羅管理人様

中川隆です。

>>28 の削除ありがとうございました

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/476.html#c29

[リバイバル3] ハーベスで初代 HLコンパクト唯一つだけ人気が出た理由 中川隆
2. 中川隆[6658] koaQ7Jey 2017年2月12日 07:57:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7118]


EARのV20 1998年4月

 以前、ダイナミックオーディオ・サウンドハウスで試聴し、好感を持っていたので、さっそくこれも自宅試聴することになりました。

 一聴して、伸びやかな低域と高域、独特の色気と艶、そしてプレゼンスの見事さに引き込まれてしまいました。

 回路に詳しい友人達は、片チャンネルに10本も12AX7を使って、しかも元々、出力管でない真空管をこのように使うこと自体、無理があり、良い音になるはずは無い、と言うことなのですが、あの音を聴いてしまっては、そんな言葉も空虚に聞こえてしまいます。

 このサウンドを一言で喩えるなら、「デカダンス」でしょう。

 かつての名女優デートリッヒの、ちょっとけだるくタバコをくゆらす姿が浮かんでくる様です。

 制作者パラピービッチーニ氏は、きっとこの「デカダンス」がわかるアンプ制作者ではないでしょうか?
http://www.kusunoki.jp.net/audio/audiohistory/history99.html


EAR V12は V20の後継機とのことですが、EARでも特異なV20独特な妖艶さは薄れました。

願わくば、V20の独特な艶のある中高域と890のような歯切れのいい低域、861のような濃厚さをを兼ね揃えたパワーアンプを出してほしいです。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3260/20120126/28305/

■ EAR V20 ■
http://www.kusunoki.jp.net/audio/EAR/V20.html

EARの名を一躍有名にしたのは、同社を主催するティム・ディ・パラビッチーニが1980年に ピンク・フロイドのプライベート・スタジオに同社のプロ用パワーアンプが入ったのに続き、 ポール・マッカートニー所有の STUDER のデッキをチューンしたあたりからでしょう。

知る人ぞ知る、1977年に颯爽と登場した Michaelson&Austin の TVA-1 の回路設計も彼が手がけています。

EAR(エソテリック・オーディオ・リサーチ)は1979年ケンブリッジ近郊のハンティングトンに 設立。日本には1995年発売されたテレビの水平偏向出力管であるEL519/6KG6という真空管を 使用した EAR859 で初登場となります。

技術的にはエンハンス・トライオードモードという回路を使用しているのが特徴。
その彼がお気に入りの真空管 12AX7(ECC83) を片チャンネルあたり10本使って作り上げたのが V20。 日本では1997年年末に初めて紹介されています。

プレート損失1Wのハイμ小型三極管の12AX7を10本パラレルで使用し、プレート損失10W、 プラスグリッド・ドライブのプッシュプル動作として20Wの出力となっています。

出力トランスにはプレート巻線とカソード巻線が同一インピーダンスで4巻線設けてあり、 プレート負荷、カソード負荷を同時に出力トランスに送り込む「バランスト・プッシュプル・サー キット」なる回路技術で作り上げた、正面から見るとミッキーマウスの顔の様で、愛嬌もあり、 見た目にも美しいアンプの一つだと思います。

ちょっと線が細くて、力強さはあまり感じませんが、浮遊感の描写にも長けた、艶やかでしなやか、 美音の極値を聴くことが出来る、数少ないアンプの一つであることは間違いありません。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/EAR/V20.html


■ EAR V12 ■
http://www.kusunoki.jp.net/audio/EAR/EAR_V12.html

拙宅にEAR V12がやって来ました。
これ、試聴機ではなく、発作が起きて、購入してしまったシロモノです。


入力はRCAアンバランス入力が系統5。今やほとんど使わなくなってしまったTAPE OUTもあります。

使用真空管はECC88(12AX7) 10本、EL84 12本。

入力段にECC88を片チャンネル2本使用し、さらに3本のECC88で位相反転し、出力段に送られ、V20とは違って、片チャンネル6本のEL84と EARオリジナルのスペシャルトランスの組み合わせで、50Wの出力を叩き出します。

V20のような細身ではなく、中低域は実に分厚く濃厚です。

V20では高域がやや荒く、僅かに歪みっぽさがありましたが、V12はボリュームを上げていってもまったくそのような感じがありません。

それでいて繊細さに加え、透明感もV20を遙かに凌駕しています。

幼い頃は膝上にだっこして一緒に音楽を聴いたりしていた遠縁の親戚の子が久しぶりに姿を見せたと思ったら、アニメ顔負けの はちきれんばかりの胸元Yラインの見事な美少女に成長していて、「こんなに大きくなっちゃったら、だっこしてエスカフローネを聴かせて、 なんて、もう、言えないね」と、ソファーに並んで座って、鼻が触れ合うくらいの距離、吐息が頬を撫でていく近さでニッコリ微笑まれ、 しどろもどろになってしまう感じ、と言いましょうか(あ、これ、今年のお正月の実話です)、 元V20遣いとしては、いやはや本当にビックリ、目を見張るほどの音です。

First Watt SIT 1の解像度抜群、透明感、空間描写能抜群の音には、そりゃぁ、敵わないでしょう。

おそらく音を聴かせたら、10人中8人は、First Watt SIT 1の方が良い音、正しい音、と答えると思います。

でも、個人的には、何かよそよそしいというか、距離感を感じていました。

昨秋には、EAR paravicini 312 や、EAR912 の試聴機をわざわざ取り寄せ、Paravicini氏には申し訳ないことに、プリアンプの購入には至りませんでした。

しかも、一度、V12は拙宅で試聴機を貸し出してもらって拙宅で試聴しているにもかかわらず、その時には解像度、空間分解能抜群、 切れ味抜群のFirst Watt SIT-1に軍配を上げたはずなのに、今回はまったく結果が違ってしまいました。

いったい、あの時と何が違っているのか?

答えは、AETのEvidence ACの電源プラグをフルテックに交換したこと、です。

実は、フルテックの電源プラグに換えて、一時、気になっていた高域の一部の帯域のエネルギー感がおさまったと同時に、ローエンドも、 高域も伸びやかになって、ストレスのない音を奏でるようになってしまって、驚きを禁じえませんでした。

かつてのV20の音も好きだったのですが、ああ、やっぱり、僕はこういった音が好きなんだ。

良い音と好きな音は違うということを、改めて実感した次第です。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/EAR/EAR_V12.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/687.html#c2

[リバイバル3] ハーベスで初代 HLコンパクト唯一つだけ人気が出た理由 中川隆
3. 中川隆[6659] koaQ7Jey 2017年2月12日 08:02:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7119]

ハーベスに合うアンプ

1. EAR V20, V12, 861

2. PRIMARE 928 

3. NAIM

4. QUAD405, QUAD405-2, QUAD606


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/687.html#c3

[リバイバル3] ハーベスで初代 HLコンパクト唯一つだけ人気が出た理由 中川隆
4. 中川隆[6660] koaQ7Jey 2017年2月12日 08:03:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7120]


ハーウッドとアラン、師弟の絆 中矢一義


ハーベス・アコースティックスといえばどうしても創業者のダドリー・ハーウッドの顔が思い起こされてくる。長年BBCモニター研究所で開発に関わってきた優秀なエンジニアであるが、かなりの変人だった。筆者がロンドンに住んでいたもう十五年近くも昔の事だ。(雑誌発刊が1994年の為、1980年頃) ある雑誌の取材の為に、彼に取材を申し込んだことがあった。写真を撮られるのは嫌いだから断る。

製品についてなにか質問があればこの電話で答えると、そっけない返答だった。
こちらもついカーッときて、それなら結構と電話を切ったのだが、後日、某オーディオ評論家がロンドンに来た折り、ハーベスに同行する羽目になった。

ロンドン南のクロイドンにあったハーベス社を訪ねて、びっくりした。外注のユニットとキャビネットがいくつかころがった猫の額ほどの作業場でしかない。普段彼がそこで細々とアッセンブルにとりくんでいるという。その対応振りは、まさに質問に答えるだけ、自ら進んで話すことは全くない。だが、しばらくするうちに、その無愛想さが内気さにほかならないことを実感した。

社名は、ハーウッドという姓と奥さんの名前のエリザベスを合体させてできたものか、という当方の質問に応じたときの、はにかんだ微笑みは実に印象的だった。写真が嫌いだそうだが、とこちらが皮肉交じりにカメラを構えた時も、柔和な笑みで応じてくれた。外見と違って好人物だと気が付いたのだ。


それから数年後、英国NECの社員だったアラン・ショー氏が、クロイドンにあった
ハーベス社を訪ねて、高名なエンジニアの工房がガレージでしかないことにショックを受けるとともに、ハーウッド氏の後継者となる夢を抱くことになる。


暇を見つけては、押しかけ徒弟としてハーウッド氏のもとに通った。ショー氏の二心のない真摯な態度、研究熱心な姿勢は、内気なハーウッド氏の心をひらくに十分な物だったろう。少年時代からBBCモニターに強い関心を抱いていた氏は、師匠との出会いの段階ですでに彼の研究論文を全て読みこなしていた。

弟子の質問に師匠が手短に答える。まるで禅問答のような形で、スピーカー作りの
秘伝は伝えられていったと想像される。

HLコンパクトはアラン・ショー氏の作品の第一作だった。

市場に出されるやいなや、激戦区の価格帯の製品にも関わらず、たちまち高い評価を受けてわが国でも長年に渡ってトップの人気を誇り、一説には約8,000セットが売れたとも伝えられる。

拙宅にあるコンパクトはシリアル1,000番台だが、6,000番台の個体を見たことが有る。ショー氏が継承したハーベス社は、ロンドン郊外の町へイワースヒーズに立派な工場を建設するほどの発展をもたらした。

HLコンパクトは、基本的にはハーウッド氏の発想になる。いわば師匠と弟子との合作ともいえる存在であり、HLコンパクト、そしてHL5はダドリー・ハーウッドの遺した最後の作品となったのだ。

かれはヴェクストレーン、ポリプロピレン(PP)コーン、TPXなどの新素材を生み出してきた開拓者でもある。



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/687.html#c4

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
437. 中川隆[6661] koaQ7Jey 2017年2月12日 09:16:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7121]

ビル・グロス氏: ECBと日銀の量的緩和が止まれば米国経済はリセッション入り 2017年2月11日


債券王と呼ばれるビル・グロス氏の相場観について、久々に報じてみようと思う。

債券投資家のものとしては最近はガントラック氏のものが興味深かったため、そちらばかり報じていた。彼の「金価格の短期的上昇」予想は見事に当たっている。
•ガントラック氏: ドルは下落する、金利上昇は限界、金価格は短期的に上昇する(2016/12/2)

今回はJanus Capitalの発行するグロス氏の月間レポート(原文英語)を取り上げたい。

永遠の量的緩和

以前からのここの読者には周知の通り、債券投資家であるグロス氏は低金利に批判的である。以下の記事にグロス氏のマイナス金利への批判を纏めてある。

•債券王ビル・グロス氏がマイナス金利の悪影響を批判する

一方で、グロス氏は金融市場は金融緩和によってかろうじて支えられており、中央銀行の人為的な支えがなければ株式市場も債券市場も崩壊すると予想している。彼は以下のように書いている。


市場のボラティリティを制御可能にするために、そして資産価格の底上げを続けるために、中央銀行は永遠の量的緩和サイクルに足を踏み入れている可能性がある。そうしなければ世界的に金融市場が機能しないからである。

グロス氏はいつものように低金利政策を批判しているが、もう少し具体的に金利の話をしよう。アメリカ大統領選挙以前、アメリカの長期金利(10年物国債の金利)は1.8%程度だったが、市場がトランプ政権の経済政策でインフレと経済成長を織り込もうとしたことから2%半ばまで急騰した。


http://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2017/02/2017-2-11-us-10-year-treasury-note-yield-chart.png

アメリカの金利上昇には、Fed(連邦準備制度)による量的緩和が既に終了しているという事実も影響している。

しかし、グロス氏はこの上昇後の金利水準も、今なお続いているECB(ヨーロッパ中央銀行)と日銀の量的緩和が間接的に影響を及ぼした結果、低位に抑えられているものであると主張する。


アメリカの10年物国債の金利が2.45%程度の低水準で推移していられるのは、ECBと日銀が毎月1,500億ドルもの量の債券を買っているからであり、金利が0.1%の日本国債と0.45%のドイツ国債から2.45%の米国債へと資金が流れてくるわけである。

こうした金融緩和という麻薬の効果がなければ、債券市場も株式市場も多大な混乱を避けられないだろう。ECBと日銀が量的緩和を止める時、アメリカの長期金利は3.5%まで跳ね上がり、アメリカ経済は景気後退に突入すると推測しても大袈裟ではないだろう。

3.5%というのはマクロ経済学的にはアメリカ経済のGDPを大幅に削り、これまで低金利によって支えられてきた株価水準の底上げ分を取り去ってしまう数字である。

トランプ相場でアメリカの金利は大幅に上がっているが、ガントラック氏は長期金利が3%を超えれば高金利による問題が表面化してくると主張している。

•ガントラック氏: 長期金利3%でジャンク債暴落、米国株も下落へ

わたしも以下の記事で2.7-3.0%辺りの水準が「臨界点」となると分析した。

•トランプ相場で株価高騰、量的緩和バブルはいつ崩壊するのか?

細かな数字の違いはあれ、多くの機関投資家がこの辺りの水準を気にしている。グロス氏の言う3.5%はそうした水準をかなり上回るものだが、しかしユーロ圏の量的緩和が無くなれば、アメリカの金利もそうした水準まですぐに上がってゆくことになるだろう。日本国債と米国債の間の連動は微妙だが、米国債とドイツ国債は確実に影響を与え合っている。

結論

要するにすべては金利次第である。トランプ相場についてはこれまで多くのファンドマネージャーの意見と、そしてわたしの意見とをここで共有してきたが、今後金利や株価、ドルの水準、そして金価格などがどういう方向に進んでゆくのかということは、主に以下の論題によって決定されることになる。


1.トランプ政権の経済政策は実質経済成長率をどれだけ押し上げるか?

2.トランプ政権の保護貿易は実質経済成長率にどう影響するか?

3.高金利による消費の減速、投資の後退は実質経済成長率をどれだけ押し下げるか?

4.トランプ政権はFedのイエレン議長の後釜にハト派の人物を選ぶのか?


こうしたテーマに対して、ここでは出来るだけ早く回答を与えてきた。
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5511
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c437

[近代史02] 命を賭して悪の帝国と闘ったサダム・フセイン (小沢先生もこれ位カッコ良ければなあ) 中川隆
51. 中川隆[6662] koaQ7Jey 2017年2月12日 10:00:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7122]

2017.02.12
ネオコンのエイブラムズを国務副長官にする話は消えたようだが、トランプの娘のラインは残る


エリオット・エイブラムズを国務副長官にするという話はドナルド・トランプ大統領が拒否したようだ。前にも書いたようにエイブラムズはネオコンの中心グループに含まれている人物で、イラン・コントラ事件(イランへの武器密輸とニカラグアの反政府ゲリラに対する違法な支援)にも連座している。

 とりあえずネオコンの影響力がこれ以上強まることは避けられたが、影響を受けていないわけではない。トランプの娘、イバンカが結婚したジャレド・クシュナーはニューヨーク・オブザーバー紙を発行しているオブザーバー・メディアの創業者で、現在は大統領の顧問を務めている。ジャレドの父親であるチャールズもトランプやジャレドと同じ不動産開発業者で、現在は大統領の上級顧問だ。チャールズの両親はナチスによるユダヤ人迫害を経験しているとも言われている。こうした背景があるため、クシュナー親子は親イスラエルで、ネオコンに近いとも考えられる。

 ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)の出現と勢力拡大をDIAが2012年の時点でバラク・オバマ政権に警告していたことは本ブログで紹介してきたが、その当時のDIA局長、マイケル・フリン中将は昨年、選挙キャンペーン中に「ラディカル・イスラムとその同盟者」との戦いをテーマにした本を出しているのだが、問題は共著者のマイケル・リディーン。この人物はイスラエルの情報機関と緊密な関係にあると言われ、1970年代の半ばにイタリアのイル・ジョルナレ・ヌオボ紙でジャーナリストとして働いていた際には「アカの脅威」を盛んに宣伝していた。

 当時、リディーンと親しくしていたイタリアの情報機関SISMIのフランチェスコ・パチエンザによると、リディーンもSISMIのエージェント。1980年のアメリカ大統領選挙ではジミー・カーターの再選を阻止するため、盛んにスキャンダルを流していた。パチエンザは非公然結社P2と結びつき、グラディオと呼ばれるNATOの秘密部隊でも活動していた。(Edward S. Herman & Noam Chomsky, "Manufacturing Consent," Pantheon, 1988)

 トランプ政権内でクシュナー親子を含む人びとはイランを敵だとしている。テロリズムの黒幕だというのだが、フリンはその黒幕がサウジアラビアだということを熟知しているはず。アル・カイダ系武装勢力やダーイッシュのような存在を本気で潰すつもりなら、サウジアラビアを相手にしなければならないが、トランプを支える柱のひとつで石油産業もそれは受け入れられないだろう。

 イランを潰すとポール・ウォルフォウィッツは1991年の時点で口にしていた。その当時、国防次官だったウォルフォウィッツはイラク、シリア、イランを5年から10年で殲滅すると言っていたのだ。

 その年の1月16日にアメリカが主導する連合軍はイラクへ軍事侵攻、2月末に停戦するのだが、その際にサダム・フセインをジョージ・H・W・ブッシュ政権は排除しない。それが不満でウォルフォウィッツはそうした発言をしたようだが、その際、彼はアメリカが何をしてもソ連は動かないと信じることになる。

 ソ連消滅後、ウォルフォウィッツを含むネオコンはロシアに対して同じ見方をするようになる。「唯一の超大国」になったアメリカが軍事侵略してもロシアは傍観すると信じたのだ。それだけに、2015年9月末にロシア軍がシリアで空爆を始めたことがショックだっただろう。

 そうした思い込みに基づき、1992年2月には国防総省のDPG草案として世界制覇計画を作成した。ライバルだったソ連が消滅した後、残された雑魚を整理し、潜在的なライバルを潰すことを決めたのだ。これがいわゆるウォルフォウィッツ・ドクトリンである。

 2001年9月11日の攻撃を利用し、その攻撃とは無関係のイラクをジョージ・W・ブッシュ政権は先制攻撃、今度はフセインを排除した。当初、2002年には攻撃したかったようだが、統合参謀本部の反対で約1年間遅れたと言われている。

 イラク攻撃の口実に使われたのは「大量破壊兵器」。アメリカをはじめとする西側の有力メディアは攻撃を後押しする報道を続けたが、中でもニューヨーク・タイムズ紙のジュディス・ミラーは有名。偽報道を続け、イラク国土を破壊、約100万人とも言われるイラク人を殺す道を整備したのだ。

 2005年にミラーはニューヨーク・タイムズ紙を辞めてからFoxニューズで働き、政策研究マンハッタン研究所なるシンクタンクの特別研究員になるが、この研究所の共同創設者のひとりはウィリアム・ケイシー。1981年1月から87年1月にかけて、ロナルド・レーガン政権でCIA長官を務めた人物だ。

 その後、ミラーはニュマックスなるメディアで働くようになる。このメディアを創設したのはクリストファー・ルディーで、資金を提供したグループにはケイシーのほか、メロン財閥の中心的な存在で情報機関と密接な関係にあり、ビル・クリントン大統領を攻撃するキャンペーンのスポンサーでもあったリチャード・メロン・スケイフも含まれていた。ルディーはスケイフの下で働いていたことがある。

 ネオコンのネットワークは政府内だけでなく、議会、有力メディア、あるいはハリウッドにも張り巡らされ、その背後では巨大金融資本や戦争ビジネスが蠢いている。ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されて以降、この仕組みには向かった大統領はいない。

 コンドリーサ・ライス元国務長官はFOXニュースのインタビューで、控えめで穏やかに話すアメリカの言うことを聞く人はいないと語ったが、世界にはアメリカを快く思っていない人は少なくないということだ。各国の首脳たちはアメリカのカネに目が眩んでいるのか、暴力を恐れている。そうした中、公然とアメリカ支配層をロシアのウラジミル・プーチンは批判、ロシア軍の戦闘能力が高いことも見せつけた。アメリカ国内からプーチンと手を組もうと考える人が出てきても不思議ではない。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201702110001/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html#c51

[文化2] 真空管アンプの世界 (リバイバル板へのリンク) 中川隆
1. 中川隆[6663] koaQ7Jey 2017年2月12日 12:15:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7123]

上記スレの幾つかを都合で削除して代わりの新スレを建てる事にしました。 最初は


超お買い得パワーアンプ : チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルアンプ 1.8W×2
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/688.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/747.html#c1

[リバイバル3] 超お買い得パワーアンプ : チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルアンプ 1.8W×2 中川隆
1. 中川隆[6664] koaQ7Jey 2017年2月12日 12:20:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7124]

投稿後に価格変更が有りました:

チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルステレオアンプ 出力 1.8W×2


真空管含む、税抜き 120,000円 → 150,000円


13FD7シングル真空管アンプ

チューブオーディオラボ様の独自の回路・パーツ選定、13FD7の潜在能力、優秀な出力トランス。これらが見事に合わさり、2Wの出力ながら高能率のスピーカーを下から上まで鳴らしきる能力を秘めています。

大反響につき、注文が殺到しています。真空管も徐々に貴重になりつつある為、資材調達・製作を兼ね、納期を頂いております。

6FD7が密かにブームとなっておりますが、板橋商会では同じ音のする13FD7のアンプをご用意いたします。

真空管や部材の高騰により価格を上げました。申し訳ございませんがご了承下さい。

市場から 6FD7 や 13FD7 の良いものがなくなりつつありますが、板橋商会では予備をご用意しておりますので、長期に渡ってご利用頂けます。
(真空管含む、税抜き150,000円)
http://www.arisan58.com/product.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/688.html#c1

[リバイバル3] 超お買い得パワーアンプ : チューブ オーディオ ラボ 6FD7 シングルアンプ 1.8W×2 中川隆
2. 中川隆[6665] koaQ7Jey 2017年2月12日 12:23:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7125]

テレビ用出力管「6FD7」

6FD7/13FD7 はTV用垂直発振回路に開発され、内部抵抗の低い(2A3並)3極管です。 


「6FD7」 - Google 画像検索
https://www.google.co.jp/search?q=%EF%BC%96%EF%BC%A6%EF%BC%A4%EF%BC%97&hl=ja&biw=1066&bih=635&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0ahUKEwiLrKWoyN3RAhWKvrwKHf7vCxwQsAQIIA&dpr=1

「6FD7」規格表データベース
http://tubedata.jp/index.php?M=search&word=6FD7

6FD7 - 球球コレクション 2012/3/3

掘り出し球の第1号は6FD7です。

http://blogs.yahoo.co.jp/d404f203/GALLERY/show_image.html?id=3363254&no=0
http://blogs.yahoo.co.jp/d404f203/GALLERY/show_image.html?id=3363254&no=1


2A3並みの出力三極管と6SL7相当の電圧増幅用三極管の不等双三極管です。

これは9T9というMT9ピンでバルブの太さがGT管並みという中々バランスの取れたスタイルをしていて結構お気に入りです。

ITTの元箱入り新品で入手しましたが、製造はシルバニアあたりのようです。

コレ1本でロフチンホワイトアンプが作れます。

4本でPPステレオが可能でコンパクトアンプに最適です。

コンパクトアンプ用の球の代名詞と言えば6BM8ですが、純三極管でコンパクトに作ろうと思えば6FD7が最右翼と思います。

球のピンに近い部分のガラスが絞られていて不恰好な6FD7もあるので要注意です。

アメリカの業者から@5ドルで入手。
http://blogs.yahoo.co.jp/d404f203/3363254.html

6FD7その2 - 球球コレクション 2016/11/24

以前掘り出し球の書庫で6FD7を紹介したが、今回改めて6FD7を取り上げようと思う。

http://blogs.yahoo.co.jp/d404f203/GALLERY/show_image.html?id=13453588&no=0


前回はSYLVANIA製6FD7の写真を掲載したが、今回はRCA製の写真を掲載します。

6FD7アンプの製作例はWEBで数件見られますが、球の入手に難があるためか思ったほど普及していません。

6FD7のGTバージョンの6EM7/6EA7の方が知名度が高いためこちらの方が普及していると思いきやそうでもないようです。


古典管でなければオーディオ用には不向きとの固定観念が蔓延しているようで、テレビ球は一部の愛好家を除いて不遇の身を囲っている。

そんな中、新潟のチューブオーディオラボさんが真空管オーディオフェアに6FD7シングルアンプを出展したことをきっかけに密かなブームを呼びつつあるようだ。

この6FD7アンプは、古典管オンリーの現状に一石を投じようとチューブオーディオラボさんに私が持ちかけて製作されたものです。

極めて単純な2段増幅アンプですが、その単純さがこのアンプの最大の良さでもあります。

6FD7の入手は少々困難ですが、同じような規格の同類球が多数存在しますので追試は容易です。

次回の真空管オーディオフェアには別のテレビ球で挑戦すべく構想を練り始めています。
http://blogs.yahoo.co.jp/d404f203/13453588.html


6FD7その3 - 球球コレクション 2016/11/27

今回は6FD7のグレープレートの写真を掲載しよう

http://blogs.yahoo.co.jp/d404f203/GALLERY/show_image.html?id=13457811&no=0

RCA製のようです。

6FD7はシングル動作でもPPアンプを凌駕するほど低音再生に優れた球なのですが、そのために帯域バランスが低域に寄りになりがちです。

この辺をうまく料理できれば300Bを凌駕することも可能です。

夜な夜な回路定数を変更して好みの音にチューニングするのは楽しいものです。

一方、ローサー、AXIOM80等の低域ダラ下がりの中高域寄りのスピーカーには6FD7の低域寄りのバランスが功を奏します。

現在、真空管オーディオフェアに出展された6FD7アンプは、チューブオーディオラボ様のご好意により試聴貸し出しされているのですが、低域の再生に問題を抱えている方には特に好評のようです。

ご自分でアンプの定数を変更してチューニングが出来る人にはイジリ甲斐のある球ですが、工房等に依頼して制作してもらう人は、御使用の再生環境に合わてチューニングしてもらえる所(チューニングスキルを持っている)を選びましょう。
http://blogs.yahoo.co.jp/d404f203/13457811.html


6FD7その4 ( オーディオ ) - 球球コレクション 2016/11/28

6FD7のメーカー純正フェイクチューブを紹介しよう

http://blogs.yahoo.co.jp/d404f203/GALLERY/show_image.html?id=13461735&no=0


写真の6FD7はRCAが6DR7を6FD7とマーキングして出荷したもので細管と呼ばれているタイプです。

6DR7は6FD7の出力部ユニットを小型にしたような球で、6FD7で設計したアンプに挿入すると6FD7より内部抵抗が高いため設計どおりにIpが流れず出力が小さく歪が大きくなります。

なぜこのような事が罷り通るのかといいますと、垂直偏向管として用いる場合寿命を考えなければ問題なくリプレイスできるのです。

垂直偏向管は差し替えた場合必ず振幅と直線性の調整を行いますので、多少特性が異なっても調整範囲に収まれば使用可能なのです。

真空管式カラーテレビの末期には保守用球の製造合理化を行い、安価に供給するためにこのような事が行われたものと想像しています。

オーディオ用として6FD7の真価を堪能したい方には、是非ともオリジナル(太管)の6FD7をオススメします。
http://blogs.yahoo.co.jp/d404f203/13461735.html



真空管 Matched Pair 6BM8 と 6FD7 のヒーター電圧違い!2016-08-17
http://blog.goo.ne.jp/44gs/e/02bdf2f13782b54fc1470355a6493d18

今回作る真空管アンプは格安の真空管 6FD7 のヒーター電圧違いの13FD7!
ヒーター電圧が違うだけで激安!
初めて見る 13FD7 はMT管でありながら太さがGT管並で見た目が良いです、こんなMT管が有ったとは知りませんでした。
2A3並みの出力三極管と6SL7相当の電圧増幅用三極管の不等双三極管これ1本でOK。

ペアーの球を2セットと後で作り替えで楽しむために人気の6BM8のこれまたヒーター電圧違いの8B8も2セット入手しました、箱はくたびれていますがいずれも未使用ストック品です。

秋葉原で求めれば8本で1万円は下らない価格も地方の通販球屋さんで求め半額くらいか?
メーカは13FD7がGE、8B8がアンペックスです。
http://blog.goo.ne.jp/44gs/e/02bdf2f13782b54fc1470355a6493d18

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/688.html#c2

[文化2] プリアンプは必要か? (リバイバル板へのリンク) 中川隆
5. 中川隆[6666] koaQ7Jey 2017年2月12日 13:14:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7126]

都合で上記スレの幾つかを削除して、新スレに変える事にしました。 最初は


超お買い得 イシノラボのトランス式パッシブ・プリアンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/689.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/748.html#c5

[近代史02] LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ _ 2流オケの音もウイーン・フィルの響きに変える奇跡 中川隆
102. 中川隆[6667] koaQ7Jey 2017年2月12日 15:15:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7127]

上杉アンプだけは絶対に買ってはいけない

真空管アンプの上杉研究所 UESUGI
http://www.uesugilab.co.jp/


マッキントッシュのボロいパワーアンプや、上杉のボロいプリアンプこそが、アルテックを鳴らせない原因であった!

この度は、t.amps.S-75mk2、アレン&ヒースのxone:62、重鉄タップ、ベルデンのspコード購入させていただきました三重の○です。


まずt.amp、S-75mk2を注文し、届いてすぐ聴いた所、クセのないフラットな音にビックリ。思わずイナバウアーしてしまいました。

A7からこんな音が出る今までの音はなんやったんやろ。

もうオーバーホールなんかしてる場合と違うと思い、今まで使っていた上杉のプリアンプ、マッキントッシュパワーを買取に出した金額の半値で xone62 を購入しました。

上杉のプリでは、まったく分からななかった奥行き感、ピアノのタッチ感、そしてヴォーカル盤を聴くと目の前で歌っているようです。
http://www.procable.jp/setting/pa_speaker.html

300Bってそんなに音がいいとは _ 上杉アンプ

63 名無しさん@お腹いっぱい。 02/11/05 20:21 ID:???

プッシュプルの出力管の一方を抜くと、劇的に音が良くなることがあるらしい?!


64 名無しさん@お腹いっぱい。age02/11/05 21:56 ID:???
>>63
おいおい、ネタもいいかげんにしないと玉ヲタクはドキュソが多いから本気でやっちゃう奴が湧いて出てきちゃうゾ(w


66帝都電蓄堂sage02/11/06 00:09 ID:???
>>64
 確かに球アンプ、というか自作派は、えてして電気の知識がない方が多いですな。

 某管球**の上杉などはその典型例かと。まぁ、**は地獄とでも入れておくか。

 ああいう方には去って頂いて、正しい知識のある方に色々と記事を書いていただきたい。  
あんな不逞な輩が記事を書いているから、自作派は、インチキ呼ばわりされつづける。


68 名無しさん@お腹いっぱい。sage02/11/06 03:12 ID:???

上杉などはその典型例とは?本当にそんなでたらめ記事書いてんの?


69帝都電蓄堂sage02/11/07 22:30 ID:???
>>68
 定格を無視し、時代背景を無視し、安全性を無視し、読者に誤った知識をすりこんでゆく。

 これらを無視することは、最後には製作した方の財産や安全を危険にさらすことになります。
電気の知識を与えないで、またその知識を学ぶ必要を明示しないで製作記事を載せ、「初心者にも楽に作れる」とは言語道断であります。

 この電気の知識を軽視した態度は、ゆくゆくは音質改善の知識を失わせ、読者に不利益を与えるものであります。 きちんと正しい知識を普及啓蒙するべき出版社・執筆者が、この有様とはまったくもって情けない。

 まぁ、正しい知識をもたれると、何かとまずいことでもあるのでしょう。

 まず、あのような古典的な球にはそれなりの使い方があるのです。時代時代の回路の変遷があるのです。これをまずはできるだけ正確に理解せねばなりません。

 また、その回路で組まれた機械の使用部品にも、配線方法にも、配置にも、全て意味があります。

 それらの真意を汲み取り、設計に活かさないことには、いい結果が取り出せるわけがありません。

 技術は積み重ねです。基礎が出来ないうちに応用をやるのは無理です。デッサンが出来ない人にきちんとした絵がかけないのも同様です。きちんと理解したらあとは自分の解釈というのがあります。これには何十年も掛かることでしょう。

 私は、あえて上杉のアンプが好きな人を否定しません。主観が入りますから。

 その人は「今」その音色が好きなだけであって、その機械が好きなだけであって、世界の一級品に触れれば、一回正しい整備状況の音を聞けば、固定観念や妄想にとらわれ、あるいは余程に音楽センスがない方でない限り、私の言っていることが判ると考えるからです。
http://hifi.denpark.net/1033302255.html


もう故人となられた某管球アンプメーカーのアンプの内部配線を自分なりに考えて見ると、材料(ケーブル・半田材等)については全くのど素人だと感じました。

「何も疑問を持たない電気技術者」を地で行っている様に感じた。

具体的に、アンプ内部の「グランドライン」は綺麗に見せる為に、むき出しの単線を多用されている。

しかし、材料や方法の分野ではほとんどど素人状態である。

何も実験をしなかったのか?疑問に思わなかったのか?・・・技術者の基本が出来ていないと感じる。

そんな方の作ったアンプが雑誌でもてはやされ、高額な値段で取引されている。

名も無い方の非常に考えて作られたアンプの方がよっぽどましだと「管球アンプ」を触っていた時に思った。

一つの機械を作る時は、4M(マン・マシン・メソード・マテリアル)で考えるのが鉄則である。その鉄則を守らない技術者がいくら見かけの良いモノを作っても「本質」は良く成らない。

オーディオの本質は「音質」である。「音質」に目標グレードを置いて開発しなければ無意味な機器を生産する事になる。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/8daa45309d2187061973c9c764ceb058


上杉佳郎さんは全然気付いていなかった様ですけど、ビンティージ・オーディオは半田やリード線も徹底的に吟味して選んでいるので、コード 1本で音ががらっと変わってしまうのですね:

デッカ「デコラ」は BUD の宝物。古いSPから新しいレコードまで(但しモノ)なんでもよく鳴ります。

つい最近使われているスピーカーコードを古い単線に換えてみました。

ところがどうでしょう、高音がきつく、堅くてうるさい音になってしまいました。

換えた理由はオリジナルがビニール被膜だったからです。ビニール被膜のコードは音が良くない!と頭で決めた先入感があって、いつかは換えてみたいと思っていました。しかし結果は全く裏目に出ました。安心して音を聴いていられないのは、落ち着かないことこの上なしです。

さらに悪いことに、オリジナルのコードを捨ててしまったのです。ああなんということを、と思っても時既に遅し。覆水盆に返らずです。そんなこんなで居ても立ってもいられず、取り敢えず単線は外し、布被膜の撚り線にしてみましたが、多少の改善は見られたものの、「デコラ」オリジナルの音には復しません。

ビンティージ・オーディオはそれが創り出された当時の完成度が、コード一本によって歪められ、バランスが崩れてしまう、ということが本当によくわかりました。オーディオはトータルバランス。
http://bud-jazz.dreamlog.jp/archives/4989053.html

ウエスタンのシステムをオリジナルの状態のコンビネーションで使用するというのは、ある意味で正解である。ウエスタンは、まさにその状態でバランスをとっている。

ウエスタンのスピーカーのリード線などを見ても、こんなところに細くて純度の低い銅線を何故使用するのだろうかと思うが、実はそれでもってバランスをとっている。6Nや7Nを使用すると破綻することがある。594Aのダイヤフラムのリード線も細い。オリジナルのWE755Aのリードも初期は細い。

アルテック以降の 755A では、"良い"銅線が使用されている。バランスというものの本質が分かっていない後期の設計者が、抵抗値が低ければよい音になるだろうと思って、変えてしまったものかも知れない。

いずれにしろ、ALTEC 755Aは、外見も仕様も全く同じだが、Western 755A の音はしないのである。
http://homepage3.nifty.com/western/audio/nazo2/nazo2.htm


以前古いウェスタン製のアンプを修繕したことがありますがソックリそのまま復元したのに肝心の音の方が蘇りません。

原因は使うハンダにありました。 NASSAU です。

もう市販はされていませんので昔買い込んだものを大切に使っています。古いアンプでも回路はそのままで結線の箇所をこの NASSAU ハンダに入れ替えるだけで音が激変しますよ。


爾来、古いアンプを修繕するときは可能な限り使用されているハンダを吸い取ってそのまま使用することにしています。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/268f28bacb0f04cf1c580a3ace03d11e

WE のものは真空管は当然のこととして配線材からコンデンサ,トランス類まで全て『WE の音』というものを持っています。

配線の仕方や部品の配置ひとつ取ってみましても,WE と WE を真似たものでは音が全然違うのです!

真空管に WE のものを使用して,回路を真似たからといっても WE の音は絶対に出ません。

星の数ほどある WE 風のアンプとは違うのです。

オリジナルのみが持つこの音に魅せられたら最後,他のどんなアンプを持ってきても満足することはできなくなってしまうでしょう。

【Western Electricのオリジナル】以外では絶対に聴くことができない音があります。
新旧アンプの全てを持ってきてもこんなに魅力的な音を出してくれるアンプは見つからないのではないでしょうか。
http://homepage2.nifty.com/jazz_audio/audio-5.html


オーディオ雑誌について


オーディオ教でも述べたが,最近のオーディオ雑誌は,単なる「怪しい読み物」と化している.

清く正しいマニアは,決して記事をそのまま,まねをすべきではない.

鵜呑みにすると,膨大で無駄な出費と,その後に来る無力感と怒りに打ちのめされることになる.ほとんど信ずるに足りぬ記事が結構多い.

また,現存するオーディオ用の球がどんどん無くなっているため,なぜ「こんな駄球」を記事にするのか?と疑問が生ずるようなものが多々見受けられる.どこかの業者が大量に駄球を輸入したため,その販売を手助けし,手数料を貰うための目的で,読者を騙しているのかと勘ぐりたくなる.

とは言っても,何か参考にしたい資料が欲しい.そこで,信ずるに足ると思われる製作例の著者を極私的に示したい.


球に対する深い愛情がにじみ出ていて,示されたデータも全く妥当と思われるのは,武末数馬氏と浅野勇氏である.

このご両人の製作例は,そのままコピー機を作れば,まず間違いなく,記事と同じ性能・特性のアンプが造れる.

所長も,いくつかはコピーしたが,公表データとほぼ同じであった.ご両人の設計方針は全く異なると言っても良い.どちらを選択するかは,自らの好みで決めればよい.


このご両人に続く著者では,安斉勝太郎氏,上杉佳郎氏や森川忠勇氏も,その発表データは信頼できるが,如何せん,商売気がプンプン感じられて,今ひとつと言った感じである.

最も,これらの人にも生活があるから仕方ないとも言えるが.


とにかく,オーディオ以外に生業を持っていて,趣味で製作記事を書いていた昔の人は,信じても良いようである.

国内で大量に真空管が製造されていた時期,1965年以前の製作例も,理論は別として,大いに役立つ.


この時期の著者は正直である.それに引き替え,最近の常連の雑誌執筆者,特に専門的に書いている連中はひどい!

明らかに間違った,あるいはとても推奨できないと思われる内容まであるのではないだろうか.

真空管回路は,もはや出尽くしていると言っても良い.後は,基本的な諸注意に気をつければ,アンプ製作の問題は起こらない.

しかし,シカシ,しかし,最近の著者は,何を考えてんの???
気は確かですか!
http://triodeamp.web5.jp/talk/magazine.html

uesugi ウエスギ上杉★★★★

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/19 23:05:45 ID:qP/oaMos

上杉って、大昔のエロイカ電子工業時代から技術的進歩はあるのだろうか。
全然変わっていないように思うのは私だけか?


19 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/21 16:41:53 ID:T8UNgCuH

上杉さんのアンプ、

@壊れない
AとにかくSNだけは良い

この2点のみが長所と聞いていましたが・・・


81 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/05 23:49:58 ID:6/8ktWJg

植えすぎさんはまじめ過ぎて、作り込みすぎて結果音の勢いが生ぬるくなるんだな


85 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/12 11:35:46 ID:7Uro4r0d

上杉さんのアンプって以外に物理的特性がよくないんですよね・・・。


129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/26(火) 20:17:07 ID:024uct7

上杉は音がきついと聞くがどうか?


130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/04/26(火) 20:44:57 ID:d5pNIPw/

部品が安物だから仕方ないだろう


134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/05(木) 01:38:43 ID:OasfY9Yx
>>129
きついというより、エージングに時間がかかる。

時間が経てばたつ程よくなるが、それまではちょっとつらい。
使っている部品が安物とはいえ精度が高いものを使っているからだと思う。
海外製のものの音の良さって、腐る寸前の部品を使った絶妙な味という気がする。


136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/06(金) 21:28:41 ID:x3I2SSKq
>>134
ウエスギのフイルムコンは松下のポリエステルフイルムのECQEですよね、
これって市販のものは鉄リードなんですが、
ウエスギアンプで使ってるのは、やはり銅線リードで特注してるのかな?
ウエスギアンプ持ってる人、磁石で検証してみてほしいな。


137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/08(日) 15:07:21 ID:FpcjhoaX
>>136
飢えすぎさんは、かつて管球王国で「場所によっては鉄線を使っている」と書いていた。
ひょっとしたら、このことカモ。


138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/11(水) 19:44:47 ID:R5cDOONB

それだと、安物の一般産業用部品を使ってるのに、利益優先をカムフラージュする為、 「あえて使っている」と無理やり正当化しようとしているだけにしか思えんな。

音質チューニングに鉄線を使用するなら、CやR同様にパーツの一つとして実装すべきだよな。

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/05/11(水) 22:38:31 ID:R5cDOONB

何故か信者が多いウエスギの音にはそれほど魅せられるものがあるのか気になったので、 教祖が絶賛する 6CA7 を使った U-BROS 24 を以前買ったことがあったけど、信者になれなかった。

残留ノイズが低い以外に取り分け優れた特徴は無くつまらなかったので直ぐに手放した。
売る前に鉄線の検証しとけばよかったと後悔してます。

しかし、実際のところ、鉄線使うと音質はどう変化するのかな?
キツイ音になるという人もいるみたいだけど、
漏れは、むしろモワッとすると思うんだけど。
電気的に考えても抵抗が大きい素材なので音の鈍る方向に傾くと考えるのが自然だよね。

ウエスギは安いパーツのキツイ音を鉄線で鈍らして相殺してるのかな?
「塩入れすぎ→砂糖入れとけ」みたいな酷い料理。


147 :MJエロオヤジ ◆0iPjWE.9no :2005/05/12(木) 22:34:14 ID:UWnhMNZ0
マイド
↑杉ampの鉄線って、パーツのリードはともかく、
アースなんかに使用している錫メッキ線のことを示すのでは?。

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/26 17:22:52 ID:pnl4Dewn

SNは回路と猛烈に関係するな。
それと、部品配置や配線の取り回しにも影響を受ける。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 15:31:11 ID:7SsuKWhr

上杉アンプの配線の美しさはもう芸術の域に行っている。
あれ見ちゃうと、高くてもしかたなかんべと思う。


59 :名無しさん@お腹いっぱい:05/01/30 16:52:55 ID:0J7f5XMZ

uesugiの製品は少なくても抵抗とカップリングコン及び端子、ワイヤー
セレクターSW & ボリュームはオデオ用高級品とは思えんけど。(多分 CR類は松下製品でひょ?。)

60 :最強スピーカ作る1:05/01/30 16:59:13 ID:ZoXQaf4u

uesugiと比較するとオーデオ戦禍の方が高級部品。


オーディオ専科
http://www.audiopro.co.jp/

森川忠勇 著書一覧
https://www.amazon.co.jp/森川-忠勇/e/B004LT22CK/ref=sr_ntt_srch_lnk_1?qid=1485761362&sr=1-1

61 :名無しさん@お腹いっぱい:05/01/30 17:16:18 ID:0J7f5XMZ

但し、オデオ戦火のampはDEAD COPY出来ないように
真空管1本は必ず入手出来難い物を使用している。

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 14:47:27 ID:8i/ikYKx

UESUGIのアンプのトランス タムラ製でしょ
しかも市販モデルと同じですよ
ケースと塗装が違うだけですよー

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/30 22:53:59 ID:CdXyu+1O>>56

「 UESUGIのアンプのトランス タムラ製でしょ
しかも市販モデルと同じですよ 」 

は正確に言えば市販品ではない。
殆どの出力トランスは市販トランスにはないインピーダンスを特注している。

植過は昔から特注品が好きだった。
昔私が学生だった頃友人がオーディオ店の社長と植過邸に挨拶に行ったとき
発表回路に特注品が多い理由を聞いたとき 

「 簡単に回路を真似して製作し、記事の発表通りの性能に成らないとかいった電話が多く特注品を使用することにより素人が製作しにくくしている。 」

と聞いてきたといっていた。

配線技術は上手な方だが、森川社長の方が数段上ですよ。


67 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/31 08:32:00 ID:yX6nf5Fu

だから全部市販モデルだって
F700シリーズですよ
EL34 6L6系など在り来たりな6.6k
まー6.6Kだったら 8Kでも使えるし5Kでも使えるユニバーサル型ですから


69 :名無しさん@お腹いっぱい:05/01/31 12:35:52 ID:GmrKBdY1

↑杉ampのPT,CH,OPTの外観は
TAMURAのアモルフアスシリーズの物
ではないか?。


113 :300B:2005/03/21(月) 11:32:51 ID:Hg/rAmrM
>>67さん
上杉は市販品と同じコア、巻き線ではありません。全て特注です。
ケースは異常にでかいですが100Wクラスに見えても中のコアは35Wクラスです。
(これは想像ですが見栄え重視でしょうか。)

以上はタムラの設計者から私が直接聞きましたので間違いないです。
ちなみに20年以上前は個人でもタムラに10個ロットで特注できましたので特注は特殊なことではありません。


114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/03/21(月) 11:51:17 ID:y2o1BF7b
>>113
飢えすぎさんは、出力トランスには、出力に見合った適正な大きさのコアボリュームがある、というのが持論じゃなかったっけ。
ケースが大きいのは、デザイン上の都合かな。それを「見栄え重視」と言っても同じだろうけど。


70 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/31 22:54:38 ID:t/10JILG

新忠篤センセは回路はともかく配線はいけません
人様に見せられた物ではありません
WE信者の作例の少ないお金持ちが作ったアンプの様です

最近のアンプ製作者は、伊藤・浅野・安西が居なくなり
森川センセもお年で往年の迫力がなくお店に引きこもってしまい、
苦言を言う先達が居ないせいか雑な作りの作例が多いのは悲しい限りです

最近はデザイン・回路・配線の参考例が少ないですね

氏家さんは若い頃の植杉さんと同じで商業的になってきましたね
デザイン・配線は綺麗です。参考になります


71 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/01 09:10:50 ID:0ysybbP

+森川先生・・・・。
確かに、引きこもっている。
なにやら、店の奥で(秋葉原店じゃないよ)
勝手なことやっているみたい。

でも、元気だよ。
ビデオを録画してくれたり、
配線見て「うーん、半田が足りないな・・・」
「ほら、これ見なよ!」とか言って
教えてくれるよ。

私が言うと失礼になりますが・・・
森川先生の秋葉原店の息子さんは、配線上手ですよ。
先生と二人の息子さんの中で一番うまい。

それから、「オーディオ真空管アンプ製作テクニックという本」に
掲載されている写真は、ほとんど別の人が作ったと思われます。

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/01 11:14:31 ID:sL8byZ4Q

ティアックとのコラボアンプってどうなの?


75 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/02 17:31:32 ID:Rxd5JtKI
>>72
ティアックコラボは植の6L6PPの事だよね
過去のMJの記事に内部の写真がありますよ
電源コンデンサーがショボイし配線が髪の毛の様にほそい

でもMJのライターの評価は高い ・・・・・・・ ベテラン管球製作者(植杉)に気兼ねしているのがありあり

植杉信者と金持ちの素人しか買わんだろう 音は聞いたことはないがあの程度に30数万は打線!


87 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/12 12:25:32 ID:4mmQQIAJ

飢え過ぎのカクカク配線ってうまいのか。


88 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/12 14:01:40 ID:ZOXXysdy
>>87
ヘタではないが、青一色の配線では点検時面倒臭い

 昔(三〇年ほど前)は、五色・十色配線を先輩からきつく言われた

 一度、偶々手に入った配線のしやすい黄色の高級線材で製作した KT88PPアンプを
 見せたら、裏蓋を開ける成り何も言わずにそのまま裏蓋を締められてしまった事がある

 少なくとも、電源・ヒーター・音声信号系・その他ぐらいは分けたいね・・・・

 上杉さんは昔から商売が絡むと、回路・デザインを回路図も読めないアマチュア(ユーザー)に真似をされるのを嫌います。

 管球王国のアンプキット作例の単色配線は上記の様にど素人に真似され、挙げ句に問い合わせの電話を受けたくないからだと思います。

 早い話がキットを買え・ついでに球も自分のところから買えと言っております。
 
上杉さんから買わなくてもソブテックやスベトラーナはどこから買っても五十歩百歩。全てエージング不足。
 購入したら定格の70%ぐらいで2〜3日成らし運転すればOK

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/22 20:25:11 ID:pNRzVTlo

タンノイも録に売れていないから、そろそろクローズも近いんじゃ?
まあ充分に儲けたろうから、いいんじゃないの。


96 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/25 09:44:34 ID:YrJp+Vnv

儲け杉


97 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/26 09:11:50 ID:pFZv+lZe

森川先生にはまだまだ達者でいてほしい。あそこのアンプは何故だか初段SRPPで無帰還or低帰還設計のものが多い。

前者は特性稼ぎとユニット余し防止のためなのかな。

無帰還or低帰還はOPTの性能が高帰還に追いつかないためなんだろか。

専科印のニチコンゴールドがディスコンになったけど、これからどうするのかな。

OPTはいつアイエスオーに乗り換えるのだろうか。もしOPTの銘柄が変ったら、もういちどキットを組んでみようと思ってる。


98 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/26 09:27:15 ID:pFZv+lZe

専科のマニュアルは大胆そうに見えて結構実直だ。
傑作なのは同社のキットはほとんどパワーアンプなんだが、MT管のセンターピンは抜いてしまえ、という指導。

実際アースも取っての比較で、抜いても変化なしというのが現実だそうだ。
ここの設計はSRPPとかムラード型反転とか、ソケット上をジャンパー線が
行き交うから、もっともだけどね。

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/02/26 10:54:18 ID:fjocHcd8

専科の昔のキットは直結二段差動型回路が多かったけれど、初段SRPPムラード型が多くなったのは、現在容易に手に入る双三極管の両ユニットのアンバランスが大きいこともあるだろう。

昔に比べて両ユニットの特性が揃った球が入手しにくくなっているからね。 

自分のアンプ1台作るだけなら、球を選別すればいいだけだが、商売としてキット化するとなると選別による手間と球のロスが大きいからやってられんのだろう。

昔のムラード型の初段には12AX7とかEF86のようなμの大きな球を用いてゲインを稼ぎ、NFBを深くかける設計のものが多かった。またその場合初段の球の内部抵抗が高く高インピーダンス回路になるので、高域ポールは、初段が一番低い周波数となる。

現在の専科の初段SRPPムラード型キットは、最初から低帰還で良い音になるように設計されているみたい。

最近良く使っているECC84などはもμはそれほど大きくなくNFマージンを大きく稼ぐことは出来ないし内部抵抗も低い球なので、初段の高域特性はSRPPになっていれば相当に上の帯域まで伸びているだろうから、一番低い高域ポールは出力段になるだろうね。

だから>>97がいう

>無帰還or低帰還はOPTの性能が高帰還に追いつかないため

じゃないというのが漏れの見解。
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/pav/1103364906/


最高の真空管アンプを語るスレ

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 00:18:09 ID:u0wcCxZc

とりあえず日本で3強は、ウエスギ、エアータイト、ラックスで決まりだろ。

ウエスギ おそらく耐久性は世界最高。音はまったり。

エアータイト コロコロモデルチェンジしない完成度の高さ。音は現代的。

ラックス 生産、販売共にダントツの一位。修理、トラブルなど、あらゆる情報が蓄積されている。音は上品。


309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 01:13:20 ID:9AHbaVf

>ウエスギ おそらく耐久性は世界最高。音はまったり。


本当かね。部品が超安物なのは間違いないけどね


313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 12:33:14 ID:q9z1qFES

Leben は?


315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 14:07:24 ID:oArlS2g1
>>309
>本当かね。部品が超安物なのは間違いないけどね

オレが使った限り20年ノーメンテでほったらかし、ノートラブル。ガリも何もなかった。
真空管はビンテージデッド物、高価なもの使ってたよ。

>>313
>Leben は?

レーベン、やまもと、かんの、はらだ、トライ、あたりは第2グループかな。
だいたい一人でやってるから、音がワンマン。けどどこもまあまあちゃんとした音。

エアータイトが成功したのは、技術と営業二人いたから、
やっぱりダメだしする人いないと、すごいワンマンな音になる。

ラックスなんか技術の抜群の自身作がボロクソけなされたりする。

自作派はダメだしする人いないからすごい独特の音。
まあ楽しそうだしそれはそれでいい。


316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 14:57:14 ID:oArlS2g1
>>315
レーベン、エアータイト共、元ラックス。
後、マックトンとグヤトーンあったね。


310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 09:08:53 ID:uER1urlF

日本の3強は音悪いね

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/18(月) 03:42:05 ID:P7zVLo8u

上杉は聞いたけど何となく古くさい音ですね。

144 :筋肉質:2006/09/18(月) 09:10:24 ID:rNINiZVV

上杉アンプは派手な音はしないんだよね。球が温まらないと古臭い音がします。

音は中庸でおだやかです。オーディオ店では目立ち(耳立ち)ません:でも周りの条件が揃えば結構ゴージャスな音もします。
それに壊れない。

マッキンは一口に言えば、米国の金持ち用、と思っています。
でもあのガラスの装飾は見事ですよ。


145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/18(月) 11:27:00 ID:vpwQcf0j

上杉の部品をよく見てみよう
中庸というより安物の音だわ
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/pav/1144560573/


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c102

[文化2] 真空管アンプの世界 (リバイバル板へのリンク) 中川隆
2. 中川隆[6668] koaQ7Jey 2017年2月12日 15:18:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7128]

上杉アンプだけは絶対に買ってはいけない
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c102
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/747.html#c2
[文化2] 真空管アンプの世界 (リバイバル板へのリンク) 中川隆
3. 中川隆[6669] koaQ7Jey 2017年2月12日 15:31:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7129]

ウェスタンエレクトリック伝説
真空管アンプはハンダで音が変わる! _ 伝説のヴィンテージハンダ NASSAU
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c70
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/747.html#c3
[文化2] アンティーク オーディオの世界 _ オーディオ・メーカはなぜ堕落してゆくのか? 中川隆
12. 中川隆[6670] koaQ7Jey 2017年2月12日 15:33:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7130]
>>5 はここに移転:


LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ
_ 上杉アンプだけは絶対に買ってはいけない
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c102
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/745.html#c12

[文化2] アンティーク オーディオの世界 _ オーディオ・メーカはなぜ堕落してゆくのか? 中川隆
13. 中川隆[6671] koaQ7Jey 2017年2月12日 17:30:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7131]

ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が…
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/745.html#c13
[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
1. 中川隆[6672] koaQ7Jey 2017年2月12日 17:48:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7132]

3. サウンドトレール Trail仕様 スペンドールBC‐U

サウンドトレール
http://soundtrail.co.jp/index.html

Mr.トレイルのオーディオ回り道 2010/07/20
Trail仕様(内部配線ルシファー)のSPの販売をします。
対象機種はALTEC#620AとスペンドールBC‐Uになります。SPのみです。

スペンドールBC‐Uはオリジナルでは「くぐもった様な音」で「枯れた音」とたとえられていますが、それは内部配線が「伝送ロスの塊」で有ったからで、エネルギー感の少ないサウンドでした。内部配線を「ルシファー化」して見ますと、JBLのモニターSP並みにエネルギーが出て来て音が前にも飛び出して来ます。

このSPの特徴は「弦楽器」の質感に有ると思います。全体のエネルギー感を上げた上でボーカルや弦楽器の質感が「さざめく」様に出て来ます。 価格はお問い合わせください。セットで5万円ほどです。

SP端子はフルテック製最高級ロジウムメッキ品に交換。
このSPは「趣味」で「ルシファー配線」で作ったものですが(一般的には作る事が難しい)JBLとはまた違った英国の音色でエネルギー感を出してくれます。

元々「音楽表現」の上手いSPにエネルギー感が付加されますとサブスピーカーではなくなります。
38cmクラスのSPと対等なメインSPとしてお使いいただけます。
http://soundtrail.co.jp/p04.html

スペンドール BC‐Uと云うSP - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2016年08月14日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/94d7c57b826dcf28c6d9f9c815e0c020

私は大きいスピーカーも好きだけど、20pウーハーを使った小型スピーカーも好きです。メインのオリンパスシステムが有っても常に小型のスピーカーを合わせて持っていました。現在でもJBL#D208システムをそばに置いています。ウーハーが20p以下になると低域の再現で物足りなくなるので20p以上にしています。8p、10p、12p、16pのSPも自作して使って見ましたが、あくまでも「おもちゃ」ですね。

10年以上前から「スペンドール:BC‐U」と云うスピーカーを使っていた。他にはタンノイ#VLZ(25pモニターゴールド)自作箱や、ALTEC#408自作箱・サンスイ:SP-LE8T ハーベスHL-MK3等と色々なSPを集めては、聴き比べて楽しんでいました。小型のブックシェルフサイズのSPを好んで使います。あくまでもサブ用として・・・。

サブSPとしてこの10年で一番長く手元に置いていたSPがBC-Uで有った。クラシックの弦楽合奏を小音量で夜中に楽しむ為に使っていました。ヴォーカルも非常に良かったですね。音色的に「艶やかな」質感をユニットが出してくれる処が気に入っていました。ユニット自体は「セレッション社」のユニットでしたが・・・。

特に気に入っていたのが「音楽が聴ける」と云う点です。もっともメーカーオリジナルの状態では個人的に使い物にならないので、内部配線をグレードの高い配線に交換していました。最終ヴァージョンではないが、下記の様な極太配線で鳴らしていた時も有ります。

この配線は、一般に「ブラックスーナー」と呼ばれているモノですが、半田材やSP端子をグレードの高いモノに交換して使っていました。この状態でも非常に良いサウンドを出してくれていました。完実電機の福岡営業所の所長さんが昔販売していた事の有るSPらしくて、私の処のBC-Uを聴かれて、「これ本当にBC-Uですか?」と云われた事を思い出します。メーカーオリジナルの状態では、内部配線がショボすぎて音が前に出て来ませんが、私のBC-Uは音が前に出て来るし、音数が全く違うSPくらいに多いのでビックリされていました。その後もっとグレードの高い配線を開発したのでそちらに内部配線を交換しておりました。

ただこのSPは「耐入力」が低いので「中音量」までしか出ません。サトリのミニアンプで鳴らしてもボリューム10時の方向でツィーターがクリップしてしまいます。いざ本気になって聴こうとするとどうしても「音量不足」で力不足を感じました。

現在当該SPは東北大震災で大型SPや超高級システムを無くされた方が、貸出試聴でこのSPを自宅で聴かれて、「音楽が聴ける」と喜ばれそのまま帰って来ませんでした。


コメント

コメント日が
私の原点です (SEED)2016-08-15 09:08:50
私の原点のスピーカーです
素晴らしいスピーカーですね〜
いまこの音に回帰してシステムを構築しています♪


BC-U (しき(トレイル))2016-08-15 09:23:25
「枯淡の音」として有名なSPですね。でもオリジナルでは物足りません。
自分仕様に作り上げて見ると良いと思います。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/94d7c57b826dcf28c6d9f9c815e0c020

HARBETH H.L.MONITOR MK3 とスペンドールBC-U - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2016年08月15日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/84630a08864eba72fe41c42bd2d86408

先日のスペンドールBC-Uに続き、英国製のハーベス(HARBETH) H.L.MONITOR MK3と云うSPの思い出話。

20pウーハーがスケルトンで透けて見えます。
箱の作りは非常に丁寧に良い材料で作られています。この辺はBC-Uと遜色有りません。

内部の作りは上述の写真の様になっています。内部配線はオリジナル状態です。
BC-Uも似たような内部配線でした。
ネットワークも丁寧に作って有り、CRパーツが整然と並んでいました。この写真を撮ってから内部配線とSP端子を交換しました。

オリジナルの状態では、内部配線がこの細さですから音数的にはまったく満足できませんでした。しかし、バランスの良いサウンドで、2ウェイながら高域が良く伸びていました。

BC-Uに比べると、パワーが結構ぶち込めて結構な音量で楽しむことが出来ます。
生演奏の雰囲気はこのサイズですから難しいですが、国産の30p3ウェイのSPシステムよりまともな音がしていました。

オーディオを始めたばかりの方は、SPのウーハーサイズが大きい方が良い、2ウェイより3ウェイが良いと思いがちですが、「音楽性」と云う観点で選べば、国産の30pウーハーを持ったシステムより、はるかに高い性能を持っています。聴いて見れば納得できます。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/84630a08864eba72fe41c42bd2d86408


2007/06/21
アンプとSPが入荷しました。VT-62PP(10W)モノーラル×2台とスペンドールBC-USPです。
オリジナルの状態(素材)でヒアリングして見ました。

まずSP-Uのサウンド。「枯れた音」とか表現されていますが、情報量が足りません。SP内部で相当音が「伝送ロス」しているようです。フォステクスの10cmユニット1発(Trail仕様品)に負けています。

音色は艶やかそうで良い感じです。穏かな音にも聴こえますがこのままでは私は欲求不満になってしまいます
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/ae44e0fd5ab6bbc3160fe3ea21b2668c


スペンドールBC-Uは、古い雑誌で「枯淡のサウンドの名機」と言われていたのを記憶していて、どんなサウンドかと大変期待していましたが、オリジナルの状態で出てきたサウンドは「ショボイ」サウンドで何処が名機なのかサッパリ判らないのが感想です。 国産の10万円クラスの「どうでも良い」サウンドと殆ど変わらない。このサウンドを「名機」と読んだ評論家はどんな耳をしているんだろう。

外観の作りは確かに上品なつくりで良い感じはする。ユニットの作りも良さそうに見える。リアバッフルを開けて中を見たとたん

「なんだこの極細配線は・・・」。

ネットワークも整然と綺麗なつくりでは有るが、ぎぼしの様な差込式の接続、ボイスコイルへの配線の劣悪なこと。
正直言って「まやかしのSP」だと思う。こんなSPでも自分の技術で何とか1級品のサウンドに出来ないかと、部品と配線を交換してみたが、わずかに改善が見られただけ・・・。どうしようもないSPは対策してもどうしようもないサウンドにしかならない。

JBLのLE8Tやアルテック409、タンノイVLZは素晴らしい潜在能力で、「激変」とも云える変化をして1級品のサウンドに化けてくれましたが、このBC-Uはユニットにもたいした潜在能力は無いようです。 自宅でDVD再生専用に使おうかと考えて購入しましたが、サイズ以外は「不合格」でとても私が満足できるレベルでは有りません。音質的にはVLZを持って来たいのだが、スペース的に入らないのです。困った???。
どんなに良い「音質改善」の技術を持ってしても、ユニット自体の再生能力が無い物はどうしようもないことが理解できました。良い勉強になりました。 良いSPの基本は「良いSPユニット」を使って有るシステムでないと良くはならないということです。サウンドの決め手はやはりSPですね。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/0183620edf067fc84144165017ee3a8f


2007/07/24
現在のBC-Uの音を聴くたびに「不満」が噴出す。音数が圧倒的に足りないのだ。

メインの
マッキンC40+自作EL34pp(ムラード球)
+707J箱+D130(16Ω)
+375+H5039
+175DLH
+2405+デッカリボン(#3160+#3105)

の自宅メインシステムと比較してはいけないけれど、私の耳が「メインシステム」の音を基準に判断するので、どうしても「不満」な点が多い。BC-Uも自分なりにオリジナルより遙か上のサウンドが出るように手を加えているのだがまだ足りない。

本当はSP内配線に「化け物ケーブル」を使いたかったのだが、端子類が弱くSK-5のクラスしか使えなかったのだ。今回「化け物クラス」のケーブルが使えるように工夫をして見たい。また現状手を付けていないネットワークにも手を付けてみたいと考えている。


BC-Uからもっと「音数」と「こもりのないサウンド」(詰まった様に感じるのだ)を排除したい。

現在組み合わせているアンプ(サトリのプリ+パワー)も含め手持ちの管球アンプをヒアリングして使ってみようと思案している。どんなにあがいてもメインのシステムには適わないのは判っているが「同傾向」のサウンドに出来ないか(BC-Uの可能性を引き出す)にトライしてみたいと思う。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/fc49b67192d4fa8cc9dd75c8dac194b7

2007/06/22
昨日来たスペンドールBC-Uを本日じっくりと聴き込んでいます。

全くのオリジナル状態での試聴です。昨日着いたばかりの頃のサウンドは音数が少なくてチョッと物足りなかったのですが、1日中鳴らしっぱなしにして聴いていますと、かなりの情報量と独特の質感が有ります。特にクラシックのオーケストラ(モーツァルトのシンフォニー)はなかなか聴かせてくれます。

全く刺激的な音がしなくて弦のさえずりが心地良く つい うとうとしてしまいます。「枯れた音」の意味が少しづつ判ってきました。この質感でこれだけ出せれば通常のマニアの方は充分でしょうね。前のオーナーが大切に使っていたんでしょう。1日鳴らしこんだだけでこんなにも歌いだすんですから。

昨日SPBOXの裏バッフルを開けて内部配線やユニットの作り、ネットワーク、吸音材等をチェックしていまして、何処をどうすればもっと良くなるかは判っていますが、あえてしばらくはオリジナルにこだわって鳴らしたいと思います。SPボックス内の配線の何と細いこと、これでコンだけのサウンドを出しているんですから驚き。またSP端子の貧弱な事が将来の改善対象になります。


このSPにはミニアンプシステムが似合います。肩肘張らずにスーッと「音楽」を聴く事には入れますね。聴き疲れしないことが良いですね。それでいて物足りなさが少ない。それこそ1日中聴き続けられるサウンドです。分解能や活きの良さではフォステクスの10cmフルレンジが上ですが、サイズ的にどうしても物足りませんがこれならかなり満足できます。

このSPももう25年以上立つのですね。古いけどいいSPです。当時1台¥112000円もしていました。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/966f34e4517a9025821931b48bd2ad0f

BC-Uの鳴らし込み 2007/06/29


昨日までは散々BC-Uの不出来を感じていましたが、本日自宅にセットして鳴らし込みに入っています。スペース的なことも有ったのですが、自宅にセットして良かったと思います。

このSPにはJBLやアルテックのSPに求めるサウンドと同一の物を求めてはいけないのだと思います。聴きやすく耽美な音色はこれはこれで良いと感じ始めています。原音再生とは違いますがなかなか品位が高く、鳴らしこむにつれ音数も増えてきています。

BC-Uの音の世界も一つのオーディオの世界です。じっくりとこのSPの良さを引き出して使いこなしたいと思いはじめました。全ての音の角が取れてまろやかに響く様は私にとって新鮮な世界に見えます。くつろいでゆったりと音楽に浸れそうです。自宅のサブ機としてメインとは正反対のサウンドを楽しみたいと思います。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/6afbdd1baea9aa041afa4a497d3d1e2d


BC-Uをひたすら鳴らし続けています。非常に面白い音の出方をするSPだと思う。中音のみが抜け出ているんですね。人の声は飛び出してくるんですが上下の音は奥の方にに引っ込んでいます。
BGMとしては抜群ですね。まず嫌な音がしません。しかしどこか詰まったような感覚はいただけませんがボーカルは良いですよ。
まだ鳴らし始めて3日目ですので音質の評価をするのは早計かもしれません。 メインSPと比較すると能力的には到底及びませんが、及ばないところが良いと云う不思議なサウンドです。矛盾しているようで矛盾しない音の世界です。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/9a2e135c4b467a9183fdd9975c83eb5b

不思議な魅力のSP BC-U 2007/08/03


スペンドールのBC-Uを自宅で使い始めて約1ヶ月。不思議な魅力のSPだと思う。

ワイドレンジでもなくレスポンスも早い訳でもなく、音数も・・・・と不満な所がいっぱいなのに、ついつい「まーいいか・・」と聴きこんでしまう。

このSPは「なんともいえない甘い音色」(この手の音色に私は弱いのだ)といい加減なソースをかけてもうまく鳴らしてしまう点だ。メインSPで「録音が悪い」と片隅に追いやったCDがそれなりに聞けてしまう。なんとも不思議なSPだ。

こんなSPは喫茶店なんかに使ったらとても活きるのではないだろうか?
嫌な音を出さないから「お客に優しい」SPだと思う。


BC-Uの最終チェーンナップ 2007/08/08

BC-Uの雰囲気の良いサウンドに浸りながら不満鬱々たる気分を一掃すべく、中途半端なチェーンナップを最終系のチェーンナップに変更した。ネットワークの端子類の強度が心配で大きく重いケーブルを使うことを躊躇っていたのです。しかし、どうしても我慢できなくて行き着くところまでやりました。現在に処これ以上の対策は有りません。

さて、出てきたサウンドは・・・・!!!!。にっこりです。

BC-Uの潜在能力をほぼ引き出しているでしょう。SPの外側に大きく音場が広がります。低音も鈍いながらレンジも伸びて弾みます。中域・高域も充分にのびやかに歌います。詰まった感じがなくなりました。

おかげでヘレンメリルは歌っているスタジオの空気感も感じられるようになりました。また最新録音のソースをかけると「音数」が素晴らしいです。低音の量感を除けばJBL4343が負けてしまいそうです。専用の新型トレールに設置していますので使い勝手も音質も申し分有りません。

それでも自宅メインのSP-707Jシステムの足元にも及びませんが気楽に音楽が楽しめます。707Jシステムは聴く側にも「真剣に聴く」事を要求するような所があります。気力が充実している時はそれでも良いのですが毎日となるとそう云う訳にはいきません。うるささはまったく無いのですが、演奏家と面と向かい合って聴いているような錯覚になるリアリティが有りますので・・・。

その点BC-Uは気楽に聴けます。それでJBL4343と同等以上のサウンドですから。

多分このプログを呼んでいる人は「まさか???」の3連発でしょうが事実です。そもそもオーディオの進化の中でおざなりにされてきた箇所が有ります。しかもその箇所が「音質」の最重要なキーパーソンなんです。SPは50年前に完成の域に有ります。アンプも30年前に達しています。ADやCDPも20年前に達しています。

完成の域に有る商品に手を加えるのは「コストダウン」と「見てくれデザイン」で使い勝手を上げる事くらいです。

私が実施しているのは「基礎技術」の見直しです。「本当にこれでいいのか?」と云う素朴な疑問を検証して行った中で発見したものです。目先を変えた技術(音を追加する装置等)や開発途上の商品には興味は有りません。根本的な「基礎技術」のリファイン(常識が間違っていた)をしているのです。ですから「革新的」な変化をします。

BCUにこの革新的な技術を適用しました。


Mr.トレイルのオーディオ回り道 6
BC-Uのその後 2007/08/13


最終系チェーンナップを完了して馴染んできたみたいです。音数もメインと比較しても聴き劣りしなくなりました。低音から高音までシームレスに繋がっています。反応の早さもいい感じです。

段々メインを聴かなくなりつつ有ります。メインはダイナミックレンジや周波数レンジが広いので使い方を選びます。いつも夜中の11時から12時・1時と聞きますので「ささやくような」音量で聴く時が有ります。こんな時はどうしてもボリュームを絞りますのでメインSPでは小さい音が聴き取りにくくなります。

こんな時はBC-Uの出番です。小さい音量にしても「演奏の姿」が崩れずに聴けます。BBCモニターを手がけていたスペンドールですのでこの辺はさすがです。アンプ等のシステムもサトリのプリ+パワーですので小型で場所も取らずイージーに扱えます。本当に気軽に高性能なサウンドが聴けます。

実際にこのBC-Uのサウンドを聴かれたら一瞬固まってしまうのでは・・・?

BC-Uを過去に使ったことのある方に今度聴いて頂きます。果たしてどんな反応が来るのでしょう?

BC-Uの「音質改善」対策完了 2007/08/31

スペンドールBC-Uの「音質改善対策」が完了しました。 外観はほとんど変わりません。SP端子を大きい物に交換したくらいです。最後まで残っていたウーハーへの対策を完了しました。

さて、出てきたサウンドはと言うと、「低音から高音まで質感と情報量」がそろいました。今までは「低音の鈍さ」が若干気になっていたのですが、ほぼ解消したようです。伸びも良くなっています。

BC-Uの持つ良いところ・・・「バランスの良さと刺激音のないサウンド」はそのままに、「眠たくなるような薄目を開けたサウンド」から「目をパッチリ開いたサウンド」に変わりました。これならLE8Tと遜色ないサウンドです。別の言い方をしますと「厚いベールを被った音からベールが無くなった音」へ変わっています。

これくらい出てきますと私のBGM用に使えると思います。下手なマニアの手の届かないレベルのサウンドになるでしょうか。

何をしたかは秘密です。サウンドを聴いていただくだけです。BC-Uを過去に使った事のある方なら「愕然」とするはずです。「なんで?・・・」と。それくらい良い音が出ています。

私はメーカーを神様の様には考えていません。メーカーに足りない物が判ります。少し手を加えてあげるだけで「激変」します。

サンバレーの「樽アンプ」です。キットを組んで作成しました。ただオリジナルでは低音が膨らみおまけに情報量が足りません。そこで、当社の技術を注入して有ります。サウンドは「別物」クラスに上がっています。

このアンプはプリメインアンプですので「伝送ロス対策」には理想的な形をしています。欲を言えばプリアンプ部も管球式にして欲しかったんですが・・・。

現在樽アンプとBC-Uの組み合わせにSD-9200でセットを組み鳴らしていますがとても品位が高く緻密な情報量と空間再現性をもって朗々と鳴っています。BC-Uで朗々となどとは普通では考えられないでしょうが現実に目の前でなっています。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/m/200708


スペンドール BC-UTrail仕様  2007/09/12

スペンドールBC-Uの為にサウンドトレール第6番目のパテントを具現化しました。

チョッと細身のスタンドなので(LS5/3Aを想定したデザイン)BC-Uのサイズまでが限界のようです。低音はSTM型に負けますが、他は変わらない程度に出してくれます。

現在自宅にはサンスイSP707Jシステム(Trail仕様)とBC-Uの二つのシステムが有りますが、2つのシステム共に同じように2つの新製品を投入して有ります。おかげでBC-Uの出番が多くなっています。アンプもサトリで充分いけます。取り扱いがイージーで気楽に超高音質が堪能できます。メインシステムに聴き劣りしません。

が・・これが有ればメインは要らない?・・・と言う訳には行きません。表現の次元が違います。
メインには圧倒的な緻密な情報量と音色が有ります、スケール感も桁違いですから・・・。

BC-Uからメイン、メインからBC-Uと切り替えるとその差が判りますが、単体で聴くとBC-Uの方が普通の方には判り易いかも知れません。そんな訳でもっぱらBC-Uにべったりです。でも音量をいくらでも上げれる訳では有りません。意外とボリュームの位置に制限が有ります。ユニットの能力がJBLのユニットには及びません。

ドーム型のユニットを使ったシステムで、小音量で音楽を楽しむように設計されているようですので「真夜中」の小音量再生に力を発揮します。音量を絞っても音痩せしませんし、音色が妙なる音色ですので聴き疲れしません。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/m/200709

BC-UのSP端子交換 2009/03/17

スペンドールBC-UのSP端子をフルテックの音質改善品に交換しました。本当はアンプの方も一緒にやりたかったのですが、長さが合わず断念。来月に持ち越し。交換前と交換後では「別物」くらいにパワー感や音数が違います。たった20pクラスの低音とは思えないほど「ズン」と響きます。

音の広がり感も非常に拡大しています。オリンパスに挟まれて中央に固まった位置ですが、音の広がりは前面いっぱいに広がります。まるでHL88の所から音が出ている様に感じます。アンプへの対策が完了すればこれで結構遊べそうです。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/m/200903/1

BC-Uシステムの電源強化 2009/05/11

オリンパスシステムの中にセットしているスペンドールBC-Uシステムで歌謡曲やクラシックの小編成ものを楽しんでいますが、オリンパスやRCA箱システム、D130システムと比べると「音質差」を感じましたので「電源の強化」をして見ました。

内容はすべて「化け物シリーズ」のケーブルですが、機器に接続するのはSCE-43にしていましたが、今日は壁コン〜タップまでのケーブルを旧SCE-44(レビトンL型)からSCE-43にグレードアップしたのと電源タップをオヤイデのR1を使い内部配線を「ルシファー仕様」にした物に交換しました。

結果はてき面で、BC-Uとは信じられない「重低音」と「音の厚み」を獲得しました。これなら安心して聴けるかと思います。普通の家庭(マニア以外)ではメインシステムとして使えます。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/m/200905/2


BC-Uシステムの仕上げ 2009/05/12


BC-Uシステムは

CDP + SD-9200 + 自作マランツタイプ2球プリ + 6L6Gシングルパワーアンプ +BC‐U 

で出来ています。 今日はパワーアンプのSPターミナルをフルテックのFP-800B(R)に交換しました。これでパーツ類の交換も完了です。既に内部配線やRCA・XLRソケットはTrail仕様です。ノイズは聴き取れません。


音のキレ・ヌケや音数が格段に上がっていますね。寺島JAZZをかけていますがシンバルのキレや音の伸び等今までこのSPから聴いた事のないサウンドが出ています。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/m/200905/2


2010/04/02

今一番のビックリサウンドは「スペンドール BC‐U」(Trail仕様)です。

このSPのオリジナル状態でのサウンドを知っている方がいたら、現在鳴っているサウンドを聴いたら「信じられない!!!」と思われるでしょう。となりの「RCA箱システム」が鳴っていると錯覚します。

20cm口径の低域ユニットとは信じられない程の低音と、コンプレッションドライバーでないと出ない様なシンバルの質感が出ています。それも小音量ではなく「爆音クラス」の音量で使えてしまいます。ケーブル類はCDP・アンプ周りはルシファー系を使っていますが、SPケーブルはWEの14GAです。自分でもちょっと信じられないサウンドです。ここまでこのSPの潜在能力が有ったのかと感心しています。JBL顔負けの低音と音が前に出て来ます。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/m/201004/3
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c1

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
2. 中川隆[6673] koaQ7Jey 2017年2月12日 17:56:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7133]

4. スペンドールBCU はトランジスター・アンプや小出力の真空管アンプでは鳴らない


スペンドール BC-U
許容入力 100W(Max)
出力音圧レベル 90db
http://audio-heritage.jp/SPENDOR/speaker/bc-ii.html


BCIIはスケールの大きな音ではなく、どちらかといえば音量もほどほどにおさえて、まさにコンサートホールで音楽を鑑賞する感じ、というひとつの枠の中で楽しむスピーカーといえる。

 けれど、このスピーカーは、もう少し出力の大きい高級アンプで鳴らせば、こういうサイズの、こういう価格にしては、意外とも思える堂々としたスケールの大きさを楽しむこともできるし、ホールいっぱいに響き渡るオーケストラのフォルティシモの感じに近い音量が出せなくもない。(ステレオサウンド別冊・1979年秋発行)
http://www.audiosharing.com/review/2009/06/-bcii-4.html


1) BCUはトランジスター・アンプや小出力の真空管アンプでは鳴らせない


spendorについて (スペンV) 2011-07-15 21:42:32

BCUは、英国のBBCモニタースピーカーの中においても、傑作中の傑作です。
ただ、アンプをものすごく選び、まず石のアンプでは『絶対』にまともに鳴りませんし、管も選びます。

EL34のプッシュプルアンプが相性が良いようです。
これがKT88になると、大雑把な音になってしまいます。

40年前のスピーカーですが、電源やケーブルにも敏感で、きっちり詰める事が出来ればピアノのペダル音やボーカルの口唇内音まで再生します。友人にB&WN801をジェフ・ローランドのシナジーとS8で鳴らしている人がいますが弱音再生に関してはひけをとりません。

ATCと並んで、最も鳴らしにくいスピーカーの1つですが、鳴らせれば清水が湧き出るような瑞々しさと生命感が手に入ります。

http://blog.goo.ne.jp/typhoon_1956/e/e6d15c4f89cad5c90f844415772ba4c4

スペンドールBC-Uは、真空管アンプとの相性がとても良く、Voice Audio Fukuokaのパワーアンプ(出力管はテレフンケンEL-34)で素晴らしい音楽が聴けました。BBCモニターとして開発されたBC-Uは、当初、英国でEL-34を使ったアンプで駆動されていた様に記憶しています。

投稿: william_kapell | 2007年12月31日 (月) 09時01分

http://ariajp.cocolog-nifty.com/free_discussion/2007/12/spendor_bcii_0adc.html


スペンドールBC-U、懐かしいです。実は、昔、使っていたことがあるんです。英国紳士的な音、特にチェンバロの音など好ましい再現でした。確かツイーターがITTで、ミッドレンジがセレッション、ウーファーはスペンドールのオリジナルでしたか・・・?専用のアンプも出ていましたね。
投稿: william_kapell | 2007年12月30日 (日) 08時58分


スペンドールBC-Uは、真空管アンプとの相性がとても良く、Voice Audio Fukuokaのパワーアンプ(出力管はテレフンケンEL-34)で素晴らしい音楽が聴けました。BBCモニターとして開発されたBC-Uは、当初、英国でEL-34を使ったアンプで駆動されていた様に記憶していますが、間違っていますでしょうか?
投稿: william_kapell | 2007年12月31日 (月) 09時01分


球アンプとの相性は本当によさそうですね。 実は居間用に小出力の真空管アンプを捜しはじめてます。笑
BBCでBCIIにEL34アンプが使われていた事は知りませんでした.^^;
投稿: vin | 2008年1月 1日 (火) 23時06分
http://ariajp.cocolog-nifty.com/free_discussion/2007/12/spendor_bcii_0adc.html


166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 10:51:40.03 ID:icI+rjl0

以前BCUの修理で戸塚に在るSHOPへ持っていった。
そこの店主は真空管好きでトライオードとスペンを強く勧められた。
http://www1.ttmy.ne.jp/audio-koubou/
オーディオ工房というところです。

175 :165:2011/02/26(土) 19:24:28.22 ID:foRInzAJ
>>166
スペンと球アンプ。非常に良いですよ。プリが石ですが、球の濃厚さを味わうことができます。


178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/28(月) 22:29:46.34 ID:YAwHwvBQ

>スペンと球アンプ
yahooのスペンドールグループでも、球アンプ、例えばleakとか、がとっても合うという話題あったぞ。


335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/31(日) 13:52:52.85 ID:5CtUi392

↑こんな喧騒をよそに、今日も300BドライブでBCUを聴いている俺様は勝組。
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1287149747/


897 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/01(水) 04:07:08 ID:abcjCuVn [1/3回発言]

スペンでピアノならすなら真空管アンプで最低30Wないときつい


898 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/01(水) 17:32:28 ID:YTRRotPO [2/2回発言]

30Wなんて必要ないだろ。3Wで十分。
一般的な音量でも0.5Wくらいしか使わないのに。

899 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/01(水) 20:50:53 ID:abcjCuVn [2/3回発言]
>>898
技術やさんにもそう言われて馬鹿にされたことがある。 でもピアノの音を知ってる人ならわかると思うけど、
低域のドロドロしたスピードの速い輝かしい音や高域のチョピンという音の再現はフォルテシモでなくても、30Wのパワーがなくてはできないと考える。
25Wでは割れて聴こえるし 15Wではそもそも音が薄くなってピアノの音がしない。

あくまでぼくの経験と聴感上の話なので、測定器の話で対抗されてもこまるが。
ちなみに、25wで音が割れるところを他人に聞かせたとき、そのひとはわからなかった。

ちなみにわたしは深夜小音量再生派です


903 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/02(木) 23:05:24 ID:04dkL3/o [1/1回発言]
>>899 同感です。
私も小音量再生派なので、80W→100W→150Wときてようやく満足することができました。
立ち上がりの早いシンバルの音、パイプオルガンの低音などに違いが出てきますね。


904 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/03(金) 22:40:37 ID:xtU9KAIx [1/1回発言]
>>899
高ワットのアンプのほうが電源トランスにお金が掛かってるからそんな違いがでてしまうのでは?
良質のトランスを搭載してA級動作にすればワット数は必要ないと思うけどね。

905 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/04(土) 01:22:15 ID:Xa0Stdhh [1/2回発言]
>>904
俺はA級、B級関係ないと思う。位相特性(特に低域)と余力が重要だと思う。


908 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/06(月) 01:37:23 ID:E6taDDxl [1/1回発言]

英国のスピーカーって低能率だから、出力は要るよね。
高能率スピーカーしか使った事ない人は、LS3/5a鳴らしてみるといいよ。
アンプがクリップするのをみれる。

周波数特性を計ってもらった事あるけど、15Hzまでフラットなはずのスピーカーなのに波うってた。
アンプのパワーが足らない場合は、スピーカーのインピーダンスカーブに引きずられて 周波数特性は、インピーダンスカーブの逆相似形になると本に書いてあってなるほどと思った次第。

低能率スピーカーは出力あんまり低いと、まともに再生すら出来ないそうですよ。
LS3/5aや現代だとATCのスピーカーなどを使い、低出力のアンプを繋いで特性を計るか他のスピーカーと繋ぎかえたりして、レベルメーター見れば解るかと


909 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/06(月) 13:59:58 ID:iH82e+YE [1/2回発言]

もともとはSP3/1R2の話題だったと思うが、SP3/1R2は別に低能率じゃない。どんなスピーカー鳴らすのにも30W必要という話なら理解できる。903氏に至っては 100Wでも満足できなかったとのことだがW数とは違う要因でしょ。


910 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/06(月) 21:46:32 ID:azNvE5lt [1/2回発言]
>>909
>>903氏はトランジスタと思われ


911 : 903 : 2010/09/06(月) 21:58:30 ID:MpXqvX+3 [1/1回発言]
>>909
>>910
あ、すみません。トランジスタです。
いまは、BAT VK-250 withBAT-PAKにしています。


912 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/06(月) 22:28:54 ID:iH82e+YE [2/2回発言]

じゃあお二人の話を総合すると

「スペンドールでピアノ鳴らすなら」
「真空管で30W、トランジスタで150Wは必要」

となるが、ほんとかなあ。 「スペンドール」がとりわけそう言う性質を持っているのか、それとも一般的にそれだけのパワーが必要なのか。


914 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/06(月) 22:36:10 ID:azNvE5lt [2/2回発言]
能率90db以下の低能率スピーカーなら一般的でしょ。

http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/


625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/05(月) 22:15:42.06 ID:jw2nzkj6

確かにBCUの音はキレや分解能では古いけど、女性ボーカルの唾液の濡れた感じや耳元で囁かれた時の様に実際に背中がぞくぞくっとするスピーカーは他に経験した事がないからいまだにメインで聞いてる。

浅薄な計算では生まれない、官能を直接刺激する音だよね。
上杉佳郎氏が「世界に数多のスピーカーがある中で最も美しい音」といった音色だけは今も色あせていないと思う。

アンプの吟味は当然だけど ネットの透過率が悪いから外さないと本当の潤いや透明感は出ない。
それだと音が濡れ過ぎと言う人もいるかも知れないけど。


626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/08(木) 20:43:55.21 ID:2YSJ0afa

>確かにBCUの音はキレや分解能では古いけど
ぼくもそう思ってた。でもアンプを奢ったらそういう認識が払拭された


627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/09(金) 10:43:00.25 ID:5hkV+FLk
↑同意。
安易に、英国製のビンテージや真空管アンプを組み合わせてるのが多い。


542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/17(木) 21:41:53.10 ID:dIXCGO3y

真空管じゃないと鳴らないは、思い込み。
スペンドールが一番よく鳴ると言われたアンプはトランジスター式のスペンドールD40

SPENDOR D40(1970年代頃)
ハイパワー化を追求せず、音質重視の設計を貫いたプリメインアンプ。大型のトロイダルトランスを採用しています。パワー段には特性の良く揃ったトランジスタを使用しています。
http://audio-heritage.jp/SPENDOR/amp/d40.html


8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/03(月) 00:54:42.78 ID:DcMFk7X5

SPNEDORのBCUを鳴らしたら絶品!と言われたアンプのD40です。
落札者がSPENDORスレにいたので、そのうちレポ宜しく!をしときました。

SPENDOR プリメインアンプD40 落札価格 43,000 円


9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/03(月) 02:48:29.21 ID:+3pztueA
D-40を落とした本人です(笑)。そもそもD-40に興味が向いたのは、LS3/5A専用にBBCが作ったアンプHH AM8/12を入手して鳴らしたとき、LS3/5Aが驚異的な解像度とトランジェントで歌い出したからです。
あまりHH AM8/12は、日本では知られていませんがたまにebayに出ています。
どうも当時のアンプ技術には、特有のスピーカーに対して 少しトリッキーなチューニングを施す算段があったようです。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1317539913/l50


102 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 03/07/22 17:08 ID:???

どんなアンプが合うの?


103 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 03/07/22 17:44 ID:???

>>102
俺的には、クオード。


104 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 03/07/23 01:16 ID:yfPyWfOh

しっとりしたミュージカルフィディリティやすがすがしいネイムもまちがいのないところ。
また、これらイギリス製はボーカルが中心に点定位し、一般に日本製は広がりやすい。

やってみたい組み合わせはゴールドムンドゥ。こじんてきに。

また、最初のうちはツィーターやベクストレンコーンがなじまず、はっきりいって相当ひどい音で鳴る。 よってそういう「困った意味での刺激」は多かった。エージングが進んだ後でもスーパーツイーターは結構神経質なので、アンプと音楽を選ぶ。

むかーし、ロジャースのスタジオワンと大いに迷ったが、ロジャースはもっと鳴らしやすく、しなやかだった思いがある。結局、困難そうなBCUを選んだのは音の渋さを予感したからだったような・・・正解だったと、おもう。


105 名前: 101 投稿日: 03/07/23 11:00 ID:???
>>104
そうですね。でも私的には、あまり音楽を選ぶSPには聴こえません。
アンプはメチャクチャ選びますけどね・・・

私もBCUは使ってます。過去スレにありましたが、「鼻つまり」の様な低域が、独特のハーモニー感を生み出し、それが大きなプラスへと変貌し、長年ファンを引き付けているようにみえます。

自分自身が、就職試験の面接官のように、相手(SP)にドシンと構えていると、このSPの魅力はなかなかわかりません。 こちらから聴きに行く姿勢が必要です。そういう意味では、JBL、B&W なんかとは正反対ですね。

http://mimizun.com/log/2ch/pav/1055511858/


317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/02(土) 12:29:38.73 ID:Hev2S5TB

quad33と405でBCUを鳴らしてる。 しばらくはこれでいいな。33かわいい!

LUXMAN L-570ZS 使ってたこともあった。
演出過多な感じだった。化粧が濃い女、みたいな。 悪くはなかったよ・・。

http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1287149747/

BCUやタンノイなど、英国色の濃いスピーカーとQUADのアンプの相性は定評のあるところですが、我が家ではそのセオリーが適用されないようです。

BCUにはユニットが3つ(3ウェイではなく、2ウェイ+スーパーツィーター)付いていますが、QUADで鳴らすと、スーパーツィーターでない方の高域ユニットが鳴り切っていないような印象で音の豊麗さが不足です。
http://blogs.yahoo.co.jp/tatupulin/38506774.html


437 :432:2008/06/21(土) 11:43:52 ID:ix8o1ahk

QUAD 405Uは以前持ってました。BC-VU繋いでましたがあんまりぱっとしませんね。
ALTEC用の球の128Aってアンプもあるのですがそっち繋いでみると割と良いのですが
音像が大きくなり粗さを感じてしまいます。何より音楽性が合わない気が。


440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/23(月) 01:09:40 ID:WX1pFLhH

OUADU買っちゃいました。
パワーがどうかなとか思ってたんですが繋いだとたんにそんな事どうでも良くなりました。
低音緩いのかなって想像してたのも全く問題なし。
オーディオの進歩って何なのでしょう?

流石にBCV繋ぐと低音気持ち緩いかなって思いますけどそんな事どうでもいいくらいこっちでも見通しのいい音になります。 405じゃ絶対に出なかった音です。 正直おんなじクォードこんなに音が違うとは・・・

http://mimizun.com/log/2ch/pav/1171701565/


____________


3) 真空管アンプとトランジスターアンプの音はなぜ違っているか?


@ 増幅素子の強度(響き)の違い。

トランジスターは、個体の金属が増幅素子に使われていますので振動に強く容易には共振しませんが、真空管は金属板と金属線がガラスの筒に納められていますので外部(内部)からの振動に弱く共振します。増幅素子の共振が信号により多くの「響き」を付加する真空管アンプは、音楽(再生音)にエコーをかけたような変調(歪み)が生じます。この響きの多さが真空管アンプ独特の「艶」を生み出します。


A 発生する歪みの違い。

楽器の音は、基音と倍音から構成されます。基音とは音程を司る基本の周波数で、倍音はその倍数(オクターブ)の響きです。倍音が多くなると楽器の音には艶と響きが生まれますが、

奇数次の倍音(1、3、5・・・)が多くなりすぎると音は鋭く(ガラスをひっかくような音)耳障りになります。

逆に

偶数次の倍音(2、4、6・・・)が多くなると、音はまろやかに暖かくなります。

真空管アンプの歪み(高調波歪み)は、偶数次が大きく奇数次が小さいので増幅された音は「まろやか」に感じられます。トランジスターアンプは偶数次よりも奇数次の歪みが多くなりやすく、真空管方式に比べると音が硬くざらついて感じられることがあります。ただし、どちらの方式でも歪みが少なくなれば再生される音は生音のバランスに近づき、方式の違いによる音の差もどんどん小さくなり、突き詰めると差が分からなくなります。


B アウトプット・トランスの存在。

真空管方式のアンプでは特殊な例(OTL方式アンプ)を除いて出力にインピーダンスマッチングトランス(出力トランス)が使われます。出力トランスはその特性上、超低域と超高域を再生出来ません。そのため真空管アンプの周波数特性は、トランジスターアンプよりも劣ります。しかし、同時にアウトプットトランスはフィルターとして働き、可聴帯域以外のノイズを遮断します。また、アウトプットトランス自体の「響き」も再生音に付加され、響きが多く柔らかく暖かい音を生み出します。


トランジスターアンプの長所

真空管アンプには@〜B のようにトランジスターアンプに比べると音質的なメリットがあります。ではなぜ現在、アンプはトランジスター方式が主流になっているのでしょう?


@ 発熱が小さく効率が高い。

真空管アンプは素子を加熱するためのヒーターが必要な上、増幅効率も悪く消費電力と発熱が非常に大きくなります。この問題が軽薄短小に向かう家電製品の進化で切り捨てられる原因となりました。また出力に比例して消費電力と発熱に加え、サイズや重量まで恐ろしいほど大きくなる真空管方式は大出力アンプにも向いていません。トランジスターアンプにも純A級など発熱が悪く低効率の製品も存在しますが、最新のデジタルアンプは非常に効率が高く消費電力も発熱も驚くほど小さくなっています。今後一般的なアンプは、デジタル方式に変わってゆくでしょう。


A ダンピングファクターが高い。

ダンピングファクターとは、アンプに負荷を掛けているときと掛けていないときの出力の差を比率にした数字です。一般的にダンピングファクターが大きい方が、スピーカーのインピーダンス変動(逆起電力)による歪みが小さくウーファーの駆動力・制動力が高いと考えられています。

トランジスターアンプのダンピングファクターは100〜1000が普通ですが、
真空管アンプはそれよりも遙かに低くほとんどが10以下です。

そのためB&Wなどのネットワークが複雑でユニットの慣性質量が大きい(重いコーンを使ったウーファーを搭載)スピーカーは、ダンピングファクターの低い真空管アンプではウーファーの動きに歪みが発生しやすく鳴らしにくいと考えられます。ただし絶対に駄目というわけではなく、相性が良ければトランジスターアンプより良い音が出ることもあります。


B 低音が出る。

アウトプットトランスを搭載せず、DC(直流=0Hz)から再生可能なトランジスターアンプに比べ、アウトプットトランスの変換効率の限界で真空管アンプは周波数が低くなると出力が低下します。特に1〜10Hzのような可聴帯域以下の周波数は、真空管アンプではほとんど再現されません。これが原因で「真空管アンプは低音が出ない」とされています。

確かにアウトプットトランスのサイズが小さいアンプ(価格の安い製品に多い)は、実際に低音が出ないことが多いようですが、良質で大型のアウトプットトランスを搭載する真空管アンプは十分な低音が出ます。

ただし、その低音はトランジスターアンプのような「重厚で密度が高く前に出る低音」ではなく、「ふわりと部屋いっぱいに広がるような低音」として感じられます。真空管アンプは低音が出ないのではなく、真空管アンプとトランジスターアンプは「低音の出方が違う」と考えて下さい。


真空管アンプの音色は何によって決まるのか?

真空管アンプは真空管の種類で分けられます。わかりやすい分類ですが、音質的には間違った分類です。それを説明します。 @、A、B では、トランジスターアンプには発生しない「真空管アンプ特有の響き」について書きましたが、この中で Aは回路や使われるパーツに固有の響きです。B はアウトプットトランスで発生する響きです。残った @ が真空管のそのものでアンプの音が変わる原因です。つまり、真空管アンプは真空管の種類だけが原因で音が変わるのではなかったのです。


@ 真空管で音が変わる理由。

真空管は、カソードとプレート、そしてグリッドから構成されています。真空管で音が変わるのは、真空管そのものの響きが再生音に響き(エコー)として付加されることが原因です。

真空管は、カソードとプレートという「二つの板(筒)状の電極」の間に「グリッド」という「網目状の電極」が入った構造になっています。真空管の増幅(音作り)は、音声信号を「グリッド」に流し「カソードからプレートに流れる電子をグリッドで物理的(電気的)に制御」することで行われます。

このとき、「グリッド」が物理的な作用を受けて「振動」すれば、その振動はそのまま「音声として増幅」されるのです。これを実験で確かめるためには、プリアンプの真空管を指ではじけば「スピーカーからコンコン」と増幅された音が聞こえることでわかります。

つまり、真空管はその「強度」と「振動モード(鳴きの音)」が「そのままその球の音(持ち味)」として、聞き取れる、非常にわかりやすい「物理的なエコーチャンバー(物理的なエコー発生器)」で、振動に対しマイクのように働くことがあるのです。真空管を交換すると、この「真空管で付加される響きが変わる」ため「電源ケーブルの交換などに比べて音が大きく変わる」のです。
http://www.ippinkan.com/unison_research_unico2.htm

真空管が原因で付加される響き(音色)は、真空管のサイズや種類で変わりますが、大体の場合

大型の真空管(大型出力管)は響きが太く長い傾向があり、
小型の場合は響きが高く短い傾向があります。

また、

茄子型(中央が太い)真空管は中域が太くねっとりした音で、
直管型真空管は癖のないさらりとした音の傾向を持っています。

多くの真空管マニアは「300B / KT88 / EL34」など真空管の形式と音質の特徴を直接結びつけて考えますがそれは間違いです。いくつかの真空管を例に挙げて説明しましょう。

KT-88は作られる年代やメーカーによって真空管の形状やサイズが全く異なるため、それぞれの響きが違うことは容易に想像できます。

300Bの場合、見た目のサイズや形状は似ていますがガラスの厚さと材質プレート/カソード/グリッドの材質や構造がやはり年代やメーカーによって全く異なるため、同じ音がするのは特定メーカーの特定時期(特定工場)でつくられた同一ロットに限られます。

300Bが特別扱いされるのはWestern Electricが製造していた300Bを使って作られた真空管アンプにずば抜けて音が良い製品が存在したためと考えられます。

真空管アンプを真空管の形式で分類する習慣によって300Bを使ったアンプは音が良いと誤解され、その結果300Bを使ったアンプは「高くても売れる」製品になったのです。この300B神話が今も残り、300Bを使ったアンプは儲かるので種類が多いのです。しかし、300Bを使っているからといってそれらの音が「良い」という根拠はまったくありません。


A 真空管以外の要因で音が変わる理由。

すでに書いたように(A.回路とパーツ)や(Bアウトプットトランス)でもアンプの音は大きく変わります。私は真空管アンプを自作し製品化した経験がありますが、その経験から

同じ真空管や回路を使っていても、パーツ(特にアウトプットトランス)の質でアンプの音は全く別物のように変わる

ことを知っています。また、回路の種類(帰還、無帰還、三極管接続、UL接続)が同じでも、パーツ(真空管を含む)の選び方でアンプの音は別物になりますから、回路の種類や形式でアンプの音を分類することも間違っています。

真空管アンプを総合的にみた場合、真空管によって音が変わる割合は「1/3」程度でしかありません。また回路構成やパーツも同じでそれが製品の音を決定しているのではありません。どのようなオーディオ製品選びにも通じることですが、「実際に聞いてみなければ分からない」それが真実です。アンプは、聞いて選ぶことが大切です。
http://www.ippinkan.com/2011_08_tubeamplifire_test.htm

要するにトランジスター・アンプや小出力の真空管アンプでは、音量を上げた時にBCUの音が歪んだり、濁ったりしてしまうので、サランネットを外したり、セッティングを工夫したり等の試みが色々となされてきたのでしょうね。

例え、それで音量が少し大きくできる様になったとしても、設計者が意図したBCU 本来の音色は消えて、フツーのスピーカーになってしまうのですけどね:


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5. スペンドールBC-Uは まやかしのSP?

合わないアンプを使うとこういう評価になってしまう


87 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2011/04/30(土) 22:33:35.44 ID:SPW6wS+B

俺はスペンドールとJBLを持っているが、透明感、ハイスピード、高解像力と音場の広さ、中低域の厚さ、緻密さ繊細さ、どれをとってもJBLの圧勝

スペンドールの勝っているのはクラシックに合いそうだという一般的なイメージだけ

世間評なんて所詮はそんなものだ


98 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2011/04/30(土) 23:40:17.18 ID:SPW6wS+B

俺のは不朽の名機とか言われ、瀬川さんとか菅野さんとか 著名な評論家が絶賛していたBCUだけど、まさしく雰囲気だけのスピーカーだ

こういうのがクラシックに合うなんてのは自分で楽器も弾かなきゃ、コンサートにも行ったこともない連中だよ

霞がかかってなんか遠くから品は良さそうだけどガサガサした音が聞こえてくる
これが「クラシックに合う」という形容の意味するものだと思ったよ

正直TANNOYもそれに近いと思っているけどね

http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1303652121/


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1) サランネットを外すとBCUの音にならないんだけど


47 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/10/18(土) 08:58:10 ID:hWSYKV6A [1/1回発言] >>46

純正のネットはかなり凝ったもので、オリジナルの音は、このネット込みと考えるべきです。
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/


BCUはネットの透過率が悪いから外さないと本当の潤いや透明感は出ない。
それだと音が濡れ過ぎと言う人もいるかも知れないけど。
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1287149747/

34 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/10/14(火) 15:52:18 ID:o+9Xi8Qj [1/2回発言]

今度、BCUを購入しました。
サランネットの取り外し方が分かりません。
どなたか、ご教授願います。


35 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/10/14(火) 17:46:27 ID:lRBujb8H [2/2回発言]

サランネットは、

1.パイプ差込式
2.マジックテープ式 

の2通りあります。 2は外すのが難しい。というか外すことを前提として作られていない気がします。
無理に外そうとして、ネットの骨組み(バルサ材?)を折ってしまったというトラブルも良く聞きます。

どうしても外してたいときは、金尺を差し入るなどして、ゆっくり、傷つけたりネットを折ったりしないよう慎重に外してください。 で、何度も脱着すると、確実にネットを壊します。ですから、出来ることなら 外さない。
それでも毎回脱着して使いたい人は、絶縁テープかなにかをマジックテープの上に張るなどマジックテープを効かなくするなど工夫したほうがよいでしょう。


37 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/10/14(火) 23:55:08 ID:5oljzCwV [1/1回発言]

マジックテープ式は最初の頃(70年代いっぱいぐらいか?)で、日本の中古のほとんどはパイプ差込式だと思っているんだけど、あってるかな?


38 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/10/15(水) 00:17:24 ID:9/6yT75k [1/2回発言]

いや。うちのは11000番台、たしか89年頃のものだけどマジックテープだぜ


39 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/10/15(水) 00:19:49 ID:sf7OUUtr [1/1回発言]

サランネットの枠と箱がキチキチで、金尺とか入りそうにありません。
何を差し込んだらいいでしょうか?
他になにかありますでしょうか。


41 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/10/15(水) 00:50:50 ID:9/6yT75k [2/2回発言]
>>39
上下は余裕ないけど、横は余裕あるんじゃない?
マイナスドライバーとか。 本体に傷つけないようにね。


43 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/10/15(水) 02:14:41 ID:6NFydLma [1/1回発言]
>>34
うちのはイボ穴にピンが刺さるタイプだが、70年代のもの。簡単にはずせる。
ネットの裏にリボンを付けて、次にすぐはずせるようにしている。
最初期のものは、マジックテープだったような気がする。


45 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/10/15(水) 20:13:52 ID:m+9MbLLG [1/1回発言]

俺もたいがい確認するんだが、BCUはあまりに硬くて諦めたよ。
ネット壊してしまっては元も子もないし。


47 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/10/18(土) 08:58:10 ID:hWSYKV6A [1/1回発言] >>46
それはあとからネットを交換して、エンブレムをくっつけたんでしょうね。
純正のネットはかなり凝ったもので、オリジナルの音は、このネット込みと考えるべきです。

http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/


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2) 改造したらBCUの音にならないんだけど


雑誌で評判だったスペンドールBC-U(新品同様)は30年前に私の物になった。しかし自宅に持ち帰り、音を聴いて正直がっかりした。

      こんな音を「充実した中音域」というのか ?  
この音で「高分解能」 ?
      この音が「気品のヨーロッパサウンド」 ?    
「バランスが良い」?

彼のリスニングルームで聴いた時、評判の魅力ある音とは「違う」ということは確認していた。しかし、自分ならばきっともっと上手く鳴らせるハズだと思ったし、なによりスペンドールBC-Uブランドが欲しかったので譲ってもらったのだった。

やはり自分でも鳴らせなかった。彼も評判どうりに鳴らす事ができなかったから、手放したのだ。

私は鳴かないなら、鳴かせてみせると、強引にもエンクロージャのド素人改造。

   設計者の意図 (ブレーシングを排し、瀝青でダンプニングするなど) を拒否。


エンクロージャの裏板を外し、内部の分厚いスポンジの吸音材を取り去ると、その下にスペンドールBC-Uの美しい姿からは想像すら出来ないグロテスクなベトベトした状態の真っ黒な瀝青(アスファルト)が10ミリの厚さで貼り付けられている。  キャビネットの振動はこの醜い瀝青がダンプニングしていたのだ。このベトベト粘着する瀝青の剥がし作業はとにかく難かしい大仕事だった。

   吸音材と瀝青ダンプ材を取り去ったエンクロージャは、たった9ミリ厚の合板だけで造られていた。
   バッフル面でさえも薄い9ミリ厚の合板だけだ。
   補強材が全くない箱なのでよく響く、響き過ぎる軽い箱。 
   私にだって簡単に作れる、呆れるほどの薄い9ミリ合板の何の芸もないただの箱。

   響きすぎるこのエンクロージャを、弦楽器の胴体響板にみたてることにした。
      
   エンクロージャの振動抑制,共振点の分散を図るためのブレーシング(力木)をほどほどに取り付ける。  響きを殺さないようにと念じながら。頼りはド素人の感だけ。弦楽器の魂柱をヒントに、エンクロージャの側板、左板と右板との間に注意深く「魂柱」を固定する。

   なんとしてもストラディウ゛ァリウスのように豊かで深く艶やかな音色を奏でてほしいという想い、スピーカーも楽器であるとの想いを「ブレーシング」と「魂柱」に託した。 「ブレーシング」、「魂柱」の素材は針葉樹でとてもよい香りのするヒバ材。 ヒバ材をきれいに仕上げてから丁寧に取り付けた。

   吸音材なしのままで音を出してみる。 凄くよい、この伸びやかで豊かで繊細な音はオリジナルには出せなかった音だ。  期待出きる、しかしキャビネットが響き過ぎる。

   吸音材には音のエネルギーを殺さない和紙、障子紙とする。 障子紙を細い筒状にして各面にびっしりと貼り、試聴を繰り返し和紙筒の量を決める。

   オリジナルのサランネットは厚い目の詰まった生地なので、極薄い生地に貼り変える。 聴くときは、極薄い生地でも、やはりサランネットを外す。 サランネットなしで、ユニットからの音エネルギーを直接に空間に放射し、 活き活きとした臨場感を体験することができるからだ。

   サランネットをはずしたスペンドールBC−Uのバッフル面は、合板の品質が余りにも粗悪、継ぎ接ぎ跡などがあり醜い。 バッフル面を黒く塗装した。塗装を3回繰り返しても合板素地が粗悪なため、綺麗に仕上がらない。

    完了。  外観はオリジナルのままだが、内部は弦楽器の胴体の様に軽快になっている。

         
   
若かったからやっちゃったのです。ただド素人の感だけでこんな無謀なことを、今思うと馬鹿かと思います。

しかし大成功でした。  オリジナルの音にはなかったぞ。この鮮度感、明るく弾む低音、瑞々しい音、美しい磨かれた音、優しくでしゃばらず上品なキメの細やかな音。
  
これが、30年来の永きにわたり使用している愛器スペンドールBC-Uの改造です。

それにしても、このスピーカーキャビネットが、真っ黒なベトベト粘着したアスファルトによってダンブニングされているのを知ったとき、それと薄い合板だけで造られていたことを知らされたとき、呆れ驚ろいたことを今でも思い出します。


「魂柱」
楽器の表裏板に、固定せずにつっかい棒のように入れるのが魂柱であり、
私の「魂柱」は、裏板を開閉するために表裏板にではなく、左右板に内側から木ネジと接着剤で固定している。 
スペンドールBC-Uは縦長で奥行もあり、側板につっかい棒「魂柱」が効果的であるとの感である。

以上は30年前のことですが、改造メモが残っていますので、つい最近のことのように思い出せました。

スピーカーシステムの心臓部 ネットワークは勿論オリジナルのままです。
スピーカー端子は、金メッキのバナナプラグ型に付け替えました。
スピーカースタンドは、スピーカーシステムを乗せてツィーターが耳の高さになるように、針葉樹で自作。
スタンドに取付けたピンにスピーカーがはまって、双方が振動でズレて動かないように工夫してあります。
演奏中のスペンドールBC−U(改)キャビネットのハンパではない振動をもろにスタンドに伝え、
大地に直結した床にグランディングするように工夫しました。

スピーカーセッティングは後ろと横の壁から離した「フリースタンディング」にします。

コサートホールの演奏会から帰り、演目と同じベートーベンの交響曲をBC−U(改)で再生すると、
ホールの空間の豊かな響感がエレガントにリスニングルームに奏でられます。

現在はサンバレーmodel2 SV−310U SV−91BU SV−mini300Uなどのサンバレー真空管キット自作ラインナップにドライブされ、相棒はいつも ムラタES−105Asuonoです。
特にスペンドールBC−U(改)をSV−91Bで、 suonoをSV−mini300Uでドライブ(バイアンプドライブと言うのかな)するときは最高の贅沢です。 
サンバレーさんの製品には、誠にお世話になっています。


その後 バッフル面にお化粧板を工作して取り付けました やはり綺麗なスピーカーで 美しい音楽を聴きたいものです (2012年2月13-14日に工作しています)
http://blogs.yahoo.co.jp/kisokyoku459/1609314.html


始めまして BCU愛用者64歳、東京住まいです。

私はBCUのオリジナル吸音材を取り去りました。スポンジを剥がそうとしたら、その下にアスファルトが1cmくらい張り付けられ、なかなか取り去る事が出来ませんでしたが、吸音材なしのBCUは、ビックリするほど軽快な音でしたが、余りに響き過ぎます。新たにバッフル・側板・裏板などに補強材と、和紙を工夫した吸音材を入れました。何度も試聴しては補正を繰り返して完成した新BCUはオリジナルとは全く別のフレッシュな英国の音を奏でています。

スポンジとアスファルトの吸音材には呆れました。音の勢いエネルギーを殺してしまいます。

薄い9ミリ板厚のキャビネットも疑問ですがスタイルは好みです。またサランネットも厚くて音を殺し、外した姿も惨めで寂しい姿なので、極薄い布に張替え、それもユニットの影が布越しに綺麗になるように工夫し、もう25年も愛用しています。一生手放せません。

アンプはサンバレーSV−310,SV−91B他を愛用。スピーカーは他にも所有し、曲や気分で切換ます。

2009/12/17(木) 午後 8:07 [ kiki ]
http://blogs.yahoo.co.jp/nao_torachan/57159685.html


SV-310III
形式:トランス出力プリアンプ
使用真空管:LM310A*2,GD/5U4G*1 (LM310Aは曙光製別注品【国内当社専売品】)
http://www.kit-ya.jp/product_info.php?cPath=86_87&products_id=668


SV-91BIII
形式:300Bシングルパワーアンプ
※使用トランスは全て橋本電気製
使用真空管:LM310A*4, Prime300Bver.4*2, GD/274B
定格出力:10W+10W(8Ω、THD:10%)
サイズ(突起部・球含む):W400×D300×H220 , 重量kg:23kg
http://www.kit-ya.jp/product_info.php?cPath=86_87&products_id=667


要するに、10W のアンプではBCUを鳴らすのは無理だというだけでしょうね。


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3) ほんのちょっとした事でもBCUの音ではなくなってしまう


399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 04:44:00 ID:uQhrbNBG

余談ですが、息子のわたしもBC2の音が忘れられず、オークションで89年製のBC2を大事に保管していたと称するマニアから落札とたところ、説明どおりの超美個体。

おー。当たりだったと喜んで音ををだしてびっくり。

「なんだこれ?この寝ぼけた音は・・」

家で鳴っていた すかっと抜けた音とほど遠いこもった音でがっかり。ツイーターでも壊れてるのかとテストCDをかけるがちゃんと音が出ている。こんな音だったかなぁと途方にくれ、念のため売主のメールを確認すると、なになに・・?

「使用頻度は1週間に1回小さく音を出す程度、定期的にチークオイルを塗って美観を維持しておりました・・」

チークオイル?家具と間違えてんじゃ・・?
とりあえずセーム皮でオイルをふき取り、乾燥させること・・しばし。
ようやく聴きなれた音が鳴りはじめました。
楽器に変なもの塗るなよ!!(怒)


400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 07:10:43 ID:gJ4wNtyo

Ls3/5aの英語取説にはキャビネットはチークオイル等で手入れしろって書いてありましたから
あながち間違いではないのでは?


404 :398 399:2009/03/31(火) 00:13:34 ID:zDKpRv0S
>>400
そうでしょうね。と言ったらあんなこと書き散らして無責任な、と怒られそうですがw
あくまで我が家でのはなしですが、湿気が楽器やこの種の箱が唄うスピーカーに及ぼす影響が大きいことは経験しております。ピアノの響きは、気候によって大きく違いますし、スピーカーもそうでした。湿度40%以下が最適。ヨーロッパでは湿度30%なんて珍しくないようですね。 私は願い下げですが・・。

湿度とオイルを一緒にできるかどうかわかりませんが、ピアノをシリコンクロスで拭くと途端に音がぼけたという経験もありますので、表面にごく薄い皮膜が形成されるだけでも無視できない影響があるのではないかと思います。

別に痛めるわけではないので、一度だまされたと思ってスピーカー表面(背面や底面も)を柔らかいクロスでよく拭いて音を比較してみてください。
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1151035118/


260 名前:パルジファル 投稿日: 2005/11/08(火) 13:15:25 [ cf01.pref.okayama.jp ]

 昔憧れたスピーカー、スペンドールBCUに昨晩出会った。

 四半世紀前に聴いて以来ずっと憧れだった。 その時は、ハーベスHLと比較試聴したが、どちらも箱の響きを上手く活かした柔らかい音で、小音量で聴くクラシック音楽に惚れ込んだものだ。

 ハーベスは2ウエイ、スペンドールは3ウエイ・・・というか2ウエイ+スーパーツイーターの構成からか、スペンドールの方がより広がり感があり好ましいものだった。

 今回は幸いにもハーベス(HLコンパクト7)も試聴できたので、25年前の記憶が更に鮮明によみがえるようだ。 新しいハーベスはウーハーコーンにアルミが含有されており、昔よりも中域に張りがあり低音のキレもよくなった様子。がしかし、低音の柔らかく豊かな感じはこのタイプ特有のものがある。

 しかし、肝心のBCUを聴くと・・・えらくメリハリよくツイーターの音がシャープ。思わず、

「これは、BCUじゃないね。」

と言ってしまった。 聴くところによると、このBCUは、専門店で一度分解〜調整〜組み立て直されたという。

 スピーカなんてものはネジの締まり具合でその鳴り方も大きく異なるもの。おおかた、ネジの締めすぎがシャープ過ぎる音の原因だろう。 自分にもう少し余裕があれば・・・自室で(ネジを適度にゆるめて)柔らかく鳴らせばどんなに幸せだろう・・・と、叶わぬ思いを抱きながらその場を去りましたよ。
http://blogs.yahoo.co.jp/nao_torachan/57159685.html
復刻版のBCUはツイーターがオリジナルと違いますから、復刻版を聴いたのかも知れませんね。


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4) BCUを鳴らすのは難しい


91 : 89 : 2009/01/04(日) 10:13:53 ID:KYy3treG [1/1回発言]

BCIIのマニュアルには置き方によって、聴取位置での周波数特性の乱れが起きることをグラフ入りで詳しく 説明しています。「壁や床から離せ」というのが基本です。

これを受けた今井商事(当時の代理店)の説明書では

「ウーファーと床、壁面との距離が各々等しいような場所に設置しますと、スピーカーからの直接音と壁からの反射音が干渉し合って、周波数特性を大きく凹凸にする恐れがあります。」

との記述がありました。
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/

15 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/10/11(土) 09:41:40 ID:X1T6dtQY [1/1回発言]

うちのBCUは、買ってから20年たって、ようやく本格的に鳴るようになってきた。
なんせ1〜2週間に1回、2〜3時間しか鳴らさないから。

セッティングで気をつけてるのは、底板からの低音をいかに殺さずに響かせるか。
トロリーのついた純正スタンドは確かにいいけど、ちょっと背が低すぎて、デッドな日本の部屋では低域が緩んだり逆に不足したりしてしまう。

このへんは、石やフローリング(というより角材)の床と畳やベニアの床という住宅事情の相違なのかも。部屋の広さや天井高、壁の材質なんかの違いも大きそうだ。

あと、部屋の乾燥具合で音がぜんぜん違う。これにはもっと早く気がついていれば 良かった。という独り言
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/

今回入手して、スターリング用にも使え、たいへん重宝しているビクターのスタンドに乗せ換えると、張り替えた黒のサランネットも調和して、美しく決まります。高さが増して床からの反射が減り、足元ががっちりした分、音が整理されて、一二歩、現代オーディオに近づきました。持ち味であるスーパーツィーターの繊細な高域表現はそのまま生きていて、悪くないバランスです。

元のスチールパイプの台だと、床に近づく分スケール雄大で、オーケストラ向きにたっぷりと鳴る印象になります。底面の2点と背面上部の2点が支点になり、発売当時何度か聴いている純正の台より、いっそうフリーな感じです。

ハーベスのHLコンパクトの純正スタンドも細い木枠のような構造ですが、このタイプのスピーカーは高剛性追求より、きれいに振動させるというのが本来の音なのでしょう。同じスピーカーでも2パターンの音を出せることが確認できました。

新スタンドでの現状で高さ930mm。高さがわずかに耳の位置より低いので、人工大理石のインシュレーターで仰角を与えると、明るさとキレが向上。キレといっても、間もなく40年目を迎えようかというスピーカーなので、刺激感はまったくありません。(ヘタっているという見方もできますが。(^^; )

印象を変えたBCUは、新しいスピーカーを手に入れたような新鮮な喜びをもたらします。オーディオというのは、いくらでもやることがあるということですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/tatupulin/52070773.html


どうもBCUのあの独特の艶のある高域が、歪に変化してきます。 心地よさが、反対に気になり、心地悪くなってくるのです。 はやり歪んでいるのだと思います。 それで、もうかなり古いスピーカーですので、内部配線を交換することにしました。

 オーディオの部材の中で、ケーブルは安価なものでも、かなり進化していると、先日インターナショナルオーディオショーで評論家の方が言っていましたので、それではちょっと試してみるか、と思い交換しました。

 それも、スーパーツイーター、高域、低域 それからネットワークからスピーカー端子までの4箇所を全て一度に変えるのではなく、面倒でも一つづつ交換しました。

 高域だけの場合は、あまり変わりません。もう少し独特の艶が消えるのかと思っていましたが、そのようなことにはなりませんでした。

 もしかすると、これはスーパーツイーターではなく、ツイーターが悪さをしているのだと思い、次にこれを交換しました。 少し高域に透明度が出て、良くなった感じがします。 間違いなく少しは良くなったのでしょうが、基本的な鳴り方に変わりはありませんでした。

 これは困ったという感じです。

  ネットワークに問題があるのでは?という次のことが見えてきました。

  しかし、低域も変えてみる価値はありそうですので、やってみました。

  これが驚くことに一番の変化になりました。低域の解像度がよくなったのは当然ですが、全ての繋がりが良くなり、高域の艶というか、歪みが少しはありますが、以前とは比べ物にならないくらいに全体観の雰囲気のグレードがあがりました。

  それから最後、ネットワークからスピーカー端子まてのところを交換しました。これも思った以上に空気感がアップしました。 奥行き感も以前よりかなり出るようになりました。奥行き感はあまり期待していなかったのですが、期待以上で、シンフォニーのホールトーンも少しは感じれるようになりました。

   今回の一番の成果は、各ユニット間の繋がりがよくなることで、音がなめらかになったことが一番です。それが高域の歪を低減させたことと大いに繋がりがありそうです。これを一週間聴きこんでも、いやな音が耳につかなくなったらそれは本物でしょう。

  ちなみにスピーカーの内部配線用のケーブルはモンスターケーブルです。

  メーター2,000円台のものです。3mでちょうど交換できしまた。 買値で6,000円弱でこれだけ良くなるのですから、試してみる価値はあります。

http://blogs.yahoo.co.jp/nao_torachan/57159685.html

514名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/01/23 00:03:48 ID:MyhtLNfJ(1)

SPENDOR BCIIだけど、ソルボセインをステンレスでサンドイッチしたインシュの上にセラボールを4点支持でいれている。黒檀も含めいろいろ試してみたけど、箱鳴りを生かすには、いまのところこれがよいと思っている。
なお、ベースは高さ20センチの合板の台を使用。
http://desktop2ch.net/pav/1241957934/


453 :カラジャン:2011/11/03(木) 17:44:11.45 ID:E4oexGma

BCUを購入したのは平成12年9月。
仕事で単身赴任していたアパートでメインスピーカーとして使用。
転勤で自宅に戻ってきたて、マーチンローガンSL-3のサブとなり、SL-3を売却してメインに復帰したのが今年の9月24日。 最終的なセッティングが決まったのが昨日11月5日ですから、かなりの時間を割いて決まったことになります。
特に重視したのは、生演奏の雰囲気をどこまで引き出せるかです。 だから、厳しい音も出てもらわなくてはいけない。
これまで聞いてきた経験から、BCUなら可能だと確信しました。 ただ耳障りの良い音を良しとしません。 保守的な聴き方はせず、BCUの限界点を引き出だせるよう心がけました。


スーパーウーハーを探していたのですが、ヤフオクにて購入、¥5250−。
本日、デンオン(デノン)のスーパーウーハー、DSW-101(15センチユニット×2、周波数特性20Hz〜200Hz、アンプ内蔵55W)が到着し、セッティングしました。

ウエイトとして乗せるTGメタル FG-10(純鉛12Kg)はまだ到着していません。
様々なジャンルのCDをかけて、レヴェルのセッティング中です。
設置場所は、パワーアンプを後ろに下げて、リスニングポジション中央にあえて横倒しで設置。
クロスオーバー周波数50Hz、暫定レヴェルは時計の短針で言う12時半。
重低音の支えがあると、やはり立派に聞こえますね〜。

このBCUの設置角度をいろいろと試してみた。
まっすぐに向けると、ステージが広々とし、中ぬけもしないのは流石だが、高音の落ち込みが気になる。
リスニングポジションに向かって角度を内側に向けると、凝縮感は出るが、ステージが小さく感じられ、広々としたスケールもダウン。
そこで、その中間の角度にすると、これがちょうどよい。 ステージも広いし、凝縮感もある。
これに、前面のバッフル面下に防振ゴムを敷き仰角を付け、スピーカー1本につき天板にTGメタルの2.5Kg×2本をウエイトとして置いている。 どんのように設置されてますか?
これが最終設定。

スピーカーBCUをやや内向きに変更し天板にTGメタル2.5Kgを2本、スーパーウーハーの上にはTGメタルのインゴット(純鉛)12kgを設置。
スーパーウーハーのボリューム位置は12時半とした。
BCUを、ややうち向けに設置することで、密度感UP。
TGメタルを置くことで、再生音の安定・・特に低音に置いて顕著。
スーパーウーハも同様にTGメタルを置くことで、安定感を獲得。
大きな再生音に置いて、効果を発揮している。
http://fx-pininfarina.seesaa.net/


496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/07(月) 18:17:45.28 ID:GQxJFv+B

涙なくては見ておれん。 ちなみに、泣き所はみっつ。

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/06(日) 17:16:17.25 ID:ERFYFs+V
いいと思っている人を、BCU原理主義者が虐めるスレはここですか?


499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/10(木) 20:08:16.25 ID:Ed9r1MZR

使い方を残念に思ってるだけで、別に誰も批判してないと思いますよ。
ガチガチに固めるなら別のスピーカーでしょ?
と思っても敢えて言わない。 ご自分のものだからご勝手にということで・・

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/11(金) 07:45:08.83 ID:O2/5UTJa

「虐められる方にも問題がある」
悲しいけど、私にも分かった。


517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/12(土) 21:34:09.22 ID:83oTwJ03

方向は違ってもスペンを愛する仲間 仲良くしませう 
他の方の鳴らし方に興味があります 

うちはインシュレーターはアルミナ焼成の振動開放系かなぁ
bcA純正の鉄ローリー足に鉛極小球を詰めて使ってます。
低重心になり安定が良くて地震対策にも一石二鳥

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/13(日) 13:35:04.64 ID:+nMtufQ2
>>517
台がしっかりとしていると、木の響きが引き立ちますね。
うまい使い方だと思います。

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/13(日) 16:11:55.35 ID:Zd8FDvqy
>>517
専用足は底板の響きを活かす優れた足だと思います。
ハーベスにも同じような考えの専用の木製脚がありますよね

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/13(日) 16:29:07.50 ID:NKCj+j8z

TGメタルから急に木の響きに変わったw

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/13(日) 21:00:58.49 ID:+nMtufQ2

TGメタルを設置したのは、木の響きを引き出すためです。
見た目で判断してはいけません。

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/14(月) 17:14:03.20 ID:cA5tUP6R

昔某スレで見かけた積層ドーナツ盤(T=30mm以上)をスピーカーの下に敷くというの効くよ
100hz以下が綺麗に無理なく出る


526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/14(月) 20:10:00.42 ID:BydP0TiP

BCUの台として、ハーベースの木製脚を使用しています。
直に置くとベッタリと着いて、底部の木の響きが損なわれますので、フロント面には防振ゴムを2個、裏側はベルベット状の生地を小さく切って2箇所置き、四隅で支えて底部を浮かしています。

ハーベースの台は、スピーカーを揺するとぐらつくほど”やわ”です。
防振ゴムとベルベット生地でさらにソフトランディングしていますので、これらを密着させ、スピーカーから発せられるエネルギーをしっかりと出して、BCUのキャビネットの木の響きを引き出すために、TGメタルをスピーカー1本につき2.5Kg×2本を防振ゴムで四隅で抑えています。
いろいろ試しましたが、この方法が、一番スピーカーの響きが美しかったです。
なんとかとハサミは使いよう。
TGメタルを使っているからといって、ガチに固めているのではありません。
要は、使い方、テクニックの問題です。
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1287149747/

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/14(金) 00:39:06 ID:RKlxeUIO

CM1の音聴いて、もうBCUは過去のスピーカーだと思った。
その後アンプとセッティングを変えたら、やはりBCUのほうがいいと思った。
でもそこまでいくのに200万かかった

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/20(木) 00:41:15 ID:SQDWDB3M

あえていうなら振動開放と電気的歪みの排除がミソ。
べつにspenにかぎったことではないですが


66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/21(金) 18:06:33 ID:ZoJeE6xm

定在波対策で、いまどきのスピーカー真っ青のハイハイに化ける


49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/21(火) 23:18:26 ID:FdfJb6U+

BCU使っているけど、インシュをセラボールにして、250Wの強力なパワーアンプを奢ったら
解像度がぐんと上がり、締まった低音が出てきて、現代的なスピーカーに変身した。

スーパーツィーターつき3WAYは、古いからといってあなどれない能力がある。
これが10万以下なんて安い。


64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/20(木) 22:13:14 ID:B03EbId8
>>63
そうですね。
ceraballやserapucなどの定評のあるインシュで4点支持するだけでずいぶんちがいますね。
(いままで、制振ゴム、木片各種、e.t.cといろいろ試してみました)

あと能率が低いので、パワーアンプを強力なものを使うと、音の鮮度がよくなります。
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1287149747/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c2

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
3. 中川隆[6674] koaQ7Jey 2017年2月12日 17:58:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7134]

6. BCIIと他のスピーカとの比較


1) JBL、アルテック と スペンドールBCU


「このBCUは、ちょっと他に類をみないほどの、気品とみずみずしさの魅力を備えていると思います。これほどみずみずしい音を聴かせてくれるスピーカーは、高価格帯のものにもほとんど見当たらないほどです。

私は自宅で、もう何十年にも渡ってあれこれ苦労して鳴らしこんできたJBLの大きな3ウェイのシステムを置いていますが、その点では残念ながらこのBCUにかなわないんですよ(笑)
http://blogs.yahoo.co.jp/tatupulin/40174404.html


20世紀を代表するSPといえば、JBL 4343という人が多いと思うが、クラシックファンなら KEF 104AB や SPENDOR BCU をあげる人もいると思う。いくら 4343 が素晴らしくても、音色の美しさではこの二つにはかなわないだろう。

 私が試聴した限りではどちらも美しい音には違いないが、KEF はオールラウンドでオーケストラも何とか鳴るが、BCU は小編成向きだと思う。

KEF は大きな音で低音を鳴らすと、下のドロンコーンがバタバタいって音が濁った。おまけにトゥイーターについているヒューズがよく切れたので、怖くて大きい音で鳴らせなかった。
 
SPENDOR BCUはソロ楽器から弦楽合奏くらいの室内楽を聴くためのSPだと思う。

KEF はまだJAZZでも上品に鳴るが、BCU はダメだ。ハイハットの音なんかショボくてつまらない。

特殊なSPだが弦楽器を再現させたら今でも史上最高だと思っている。BCUを手放してから何年か後に、その音を求めて HARBETH LS3/5A を買ったが、BCUより小さい分、奥行きと余韻が出ない。BCUの方が少々暗めだが艶やかで甘い音がしていた。
http://www.dolcecane.com/opera/kaikoroku%20104.html

うちの近所の、日頃何にもないリサイクルショップに行ったら、あったんですスペンドールBCU。
別に何の思い入れがあったわけではないのだが、当時スタンド付きで30万はしたこのSPが、¥23800円。
いくら何でもかわいそうになって引き取ってきたのでした。期待もせずに。

わしらはいま小金はあるのでこういう愚挙にはいとまがないのである。

そんで空いていたテクニクスにつないで音を出したらビツクリクリビツ。

私は驚いた。今まで作った真空管アンプとアルテック604の組み合わせはなんだったの?。
NYPとメータのマーラー#5、別に録音がいいと思っていなかったのに、すごいすごい。はじめて家で弦バスセクションの存在を明確に聴き取ることができた。
http://herosia.blog.so-net.ne.jp/2005-08-13


_____________


2) タンノイ と スペンドールBCU

タンノイ BerkeleyUをしばらくの間 スペンドールBCUと併用した。

38cmユニットの威力で、低音は良く出たが、ボックスの奥行きが浅いせいか、音場の深さ(奥行き)に乏しい印象で、本当には満足できなかった。

弦楽器の高音の繊細な衣擦れ感もスペンドールBCUに及ばなかった。
http://blogs.yahoo.co.jp/tatupulin/56818396.html


BCUは元々が、BC-1というBBCモニター機を民生用にマイナーチェンジしたものなので、柔らかな中にも優れた分解能を見せます。こりゃ、B&Wは要らないな〜という感想。

女性ヴォーカルは繊細に艶めいて、どこか厳格なスターリングより、こちらで聴きたくなります。ホールトーンの余韻はきめ細かく散乱して消えていきます。

反面、音量を絞ると明瞭さはやや後退。深夜モードでも音が立っているスターリングに一歩ゆずります。
http://blogs.yahoo.co.jp/tatupulin/52070773.html

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 21:31:40 ID:6YDyLcKW

タンノイVLZモニ金(まあ、赤ってそう無いだろうから)そんなに究極なのか?

漏れの20年選手スペンドールBC-Uは、弦ではこれを超える音を聴いたことがない。
NHK-FMのベストオブクラシックなど背筋ゾクゾク。
少なくとも漏れにはウェスタンの電磁コイル型やジーメンスの同軸とかの上を行く。
といってポップ系の打ち物がダメって訳でもない。ロンドンウェスタンのスーパーツィーター積んでるせいかハイハット抜け切ってるし、MISIAやノラ・ジョーンズも艶やかに逝ける。ただし音像は肥大気味w

でもVLZも昔から気になっている。VLZはBCUとどう違うのか、漏れは満足できるだろうか?マジレスを頼〜む。


380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 09:25:47 ID:r0XQlGQE

マジレ酢するけど。
Vlzなんて、BCUの足元にもおよばない。
今が幸せなら、そのまま行くが吉。


ほんとに、マジレ酢すると。 半信半疑で買わないでくれ。
ただれさえも、良い個体が激減中。
VLzは、すでに何かのめぐり合いで入手するもの
だれかに進められて、ましてや2chで聞いて買うSPではないよ。

それでなくても、馬鹿が鹿皮張って取り返しのつかない固体を最近良く見る・・・・
これは>379氏とは関係ないけどね。 チラ裏御免


382 :379 :2009/03/27(金) 01:14:06 ID:p+bZ0TJL

購入時にイートンとも比較したが、中音域の特に木管楽器が明るくて良い響きと、微弱音が綺麗だった以外は、低域の締り、高域の抜け、特に打楽器のアタック感などBC-Uが上だった。

だがHPD搭載のイートンじゃVLZとは似ても似つかんと言うし。ティアック箱というのも全然違うだろ。
それにタイコ持ち評論家なんかよりちゃねらーには少ないが信用できる人もいるし。 そこんとこヨロシク。


384 :380:2009/03/27(金) 11:57:56 ID:2jULEJiF

イートンとBCUは所有歴なし、中古屋でBCUは購入するか迷った事あり。
MGのVlzとHPD295のVlz Chevening どちらもオリジナル箱入り現有。 

並べて聴いたわけではないのと、BCUは制作期間が長いので何時の物か不明という前提で・・・

BCUの高域は私には合わなかった。あと聴く位置(高さ)がVlzより限定される感があった。 
これは視覚的影響もあるかも。

イートンとHPD入りVlzは比較的近いかもしれないが、MG入りはやはり違うよ。   
ただしいずれも「オリジナル箱」でのお話。
社外箱については、良いとも悪いとも言えない。その箱を聴いたわけではないので・・・
SPENDORもよいSPなので、わざわざVlzに浮気せず、我が道を行けばいかが?


396 :379:2009/03/29(日) 22:58:24 ID:BL1nleud
>>384
パチモン国産箱とは進工舎とかユートピアのこと?
多分VlzオリジナルはBCUと同じような樺材+米松だろう。

一度BCUのウーハー取外して国産中級システムのMDF箱に入れたらまるで死んだ音だった。


386 :341:2009/03/28(土) 09:22:11 ID:VJqbfNzU
>>379
現有レベル差の有る国産箱VLZは、37年前友人の結婚祝いに用意したもの。
それまで彼はワーフデールのスーパー8を使用していた。
しばらくVLZで悩んでいたらしく数年後選んだのがBCUだった。
以上、俺の評価では無いのだが。


388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 12:20:00 ID:aioYTMJ9

ここで言ってしまうとなんだかだが、IIILZなんてパチもんいかないで、ちゃんとコーナーヨーク行こうね。15インチのMG/MRはIIILZなんかとは別次元だよ。

BCIIからアップグレードするなら、12インチか、15インチ以上を御勧めする。


396 :379:2009/03/29(日) 22:58:24 ID:BL1nleud

>>388
アーデンも聴いたけど男性アナウンサーの声が低域と高域に分離して聞こえる。
ボーカル聴く漏れにはこれがダメ。JBL4344もエクス3401とか15インチはみんなそう。
いつも小音量だからスピーカーに音像が貼りつくのもNGだな。
低中域のスケールは小さいし、コセコセした音になるがBC-Uやイートンにはこれがない。
つながりが良いんだな。


390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 14:42:30 ID:aioYTMJ9

IIILZは、普及用廉価版ってこと。値段が格安+小口径ってこと。
10インチユニットはちょっとね・・・・。

確かに、IIILZのキャビネット(エンクロージャ)に12インチが入ってるものもあるにはるのですけど、あの小さい箱に12インチ
というと、音はどうだろうか?

IIILZだと、BCIIからのステップアップにはなりそうにないよね。


391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 15:00:15 ID:BGE0v/H9

大口径コーンと小さいラッパの同軸タンノイの特徴
ゆるゆるだぶだぶ低音
もこもこ不明瞭中音
キンキンギラギラ高音


398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 04:07:22 ID:uQhrbNBG
むー
3LZスレでBC2讃を聞こうとは・・。
うちの親父は、30年前、3LZからBC2に買いなおしたから、BC2でいいんでないですか。
因みにBC2が逝った後は、B&W聴いてますよ。

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 23:03:35 ID:gopBemHU
>>398
うむ。'50年代イギリス最大のレコード会社デッカとEMIのモニタはコーナーヨーク
(銀15インチ)だったが、
ネ申プロデューサー
デッカのジョン・カルショー、EMIのウォルター・レッグ共にタンノイにダメ出し。
解像力の甘さ、ステージ奥行きの表現力の不足、パワーを入れるとすぐサチる当りらしい。
その後EMIはレッグの命令で複合楕円コーンのDLS529などを自社開発し、
デッカはBBCモニターを導入した。その直系がBCUであり、その後B&Wはデッカに正式採用。
これらはタンノイの欠点がほぼ解消されていたのだ。


404 :398 399:2009/03/31(火) 00:13:34 ID:zDKpRv0S
>>402
ああ。むべなるかなですね。3lz〜bc2〜B&Wの方向でどんどんにじみが無くなって行った記憶があります。
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1151035118/

______________


3) ハーベス と スペンドールBCU


33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/27(土) 13:27:42 ID:YZm72goV

今ハーベス使ってるんだけど、スペンドールの音ってザックリ言って、
ハーベスが春夏だとしたら、スペンドールは秋冬というイメージでOK?
何かもう少しウォームな方向に持っていきたいんだよね
アンプはMFかQUAD。


35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/28(日) 08:30:29 ID:OxcDp65K

ハーベスも、どのモデルのことを言っているのかは不明ですが、現行のHLーコンパクトはけっこう温度感は低いですよ、初代に比べて。
箱鳴りは相変わらずですが。自分が聞いたときは、スペンの方がホットでしたので、2/3R2を買ったことがあります。真空管アンプが合っているのでは?


55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/28(火) 17:21:37 ID:4tvxplbU

この先生き残るのはスペン?それともハーベス?
ま、BCUとHL−4両方持っているからどうでも良いが。


86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 23:00:52 ID:ag1kUefd

ハーベスももちろん非常に良質なSPですよ。
でも、奏でる音の場全体にオレンジ色のような色彩が付いてしまい、特に極地的な瞬間を持つ曲を聴くと違和感を覚える。

スペンは比較すると確かに少し鈍い。 ただ、音の場の色彩的な偏りはずっと少ないので、傾向として似たもの同士だけど、ハーベスではなくスペンを選んで使っている。


88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/04(金) 23:10:31 ID:3GBi9BA7
>>86
オレンジ色かどうかはともかく、言わんとしていることはよくわかる。
全体的に豊潤で、まろやかな音。
一方、スペンは「くすんだ音」とよく言われるけど、ハーベスに比べると、音はピュアというか澄んでいるように聞こえる。 どちらも味のある良い音だと思う。
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1287149747/

558名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日:2010/02/19 07:55:35 ID:hAWrw1Rh(2)
BCUはHL Compactとくらべてどうよ?


559名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/02/19 20:55:04 ID:SdZ3Wuu7(1)

ちょいすっきりで、深い。
http://desktop2ch.net/pav/1241957934/


350 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2008/11/04(火) 14:32:59 ID:MdQtEv4/
無印コンパクトとSPENDOR BC2持ってる。
BC2は上品で音が柔らかいよ。
これはこれで良いスピーカー。
http://unkar.org/r/pav/1223102523


296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/26(月) 00:46:53 ID:1yhup42O

ハーベスのHLとスペンのBCUを持っています。
HL:暖色系 肉付きの良さ
BCU:寒色系 切れ味良し
甲乙付け難し。


141 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2009/02/04(水) 11:03:52 ID:xRY4KtVB [1/1回発言]
ハーベスは中高域が華やかななだけって印象深みはないね
スペンドールはバランスが良くて深みがある。
聴き比べたらハッキリ好みがでるんじゃないかなあ、でも店頭効果はハーベスの方が意識してる感じがする。


922 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/13(月) 01:41:37 ID:EoBQ9cqH [1/1回発言]

あたたかな音のハーベスよりも翳りを表現するスペンドールの方が好き


926 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/14(火) 00:19:35 ID:102yOVyg [1/1回発言]

ハーベスは、ピアノでも弦でも肉声でもまろやかな音で余韻がたなびくが、
スペンはあまりに素っ気無く、様々な音のコントラストがはっきり聴こえる感じ。
それが明るいハーベス、翳りのあるスペンという表現になるのでは。


927 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/14(火) 02:09:45 ID:t8QBYyvi [1/1回発言]

ところが弦の美しさは天下一品ときたもんだ。悲しみの表現は素晴らしいよ。
S3/5,SP3/1P,SP2/3R2持ってる俺の感想。


928 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/14(火) 09:48:58 ID:jAK6pRRw [1/1回発言]
同感。
小音量でバロック聴いてて通奏低音の中にまぎれているリュートの音がはっきり聞こえる。 ピアノは苦手と言ってもギーゼキングやハスキルの古いMONO録音が典雅に鳴ってくれるし、イーグルスもしっとり聞ける。


930 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/15(水) 00:22:18 ID:agvL2ZJK [1/2回発言]

密閉型3/5がこれまたいい。空気に溶け込んでいくかのような女性ボーカルが素敵。
これできくとしんみり泣けます。


932 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/15(水) 20:48:26 ID:agvL2ZJK [2/2回発言]

スペンドールで聴くピアノの音はダイヤのきらめきではなくて、真珠のそれだと誰かが言っていたのを思い出し、たしかにそうかと。


929 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/14(火) 12:17:46 ID:VzePN/kd [1/1回発言]

SP3/1R2所有
購入時にハーベスとじっくり比較検討しました。 上記レスには全く同感ですね。

ロッシーニの「弦楽ソナタ」、これはハーベスの方が良いと思いました。
でも、モーツァルト晩年の作品に漂う陽気な悲しさ、 シュトラウスが超絶技巧で隠蔽した滅びへの恐れ、
これはスペンの方がひしひしと感じられました。

あと、もう一つの大きな購入理由はサイズですね。 ハーベスにはなぜかこのサイズのSPがありません。


950 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/25(土) 08:40:17 ID:H3FI7kct [2/3回発言]

スペンドールはちょっと曇った詰まったような音がする。

鋼製スタンドにスパイク前一点後ろ二点で内振りにセットし、ニアで聴いてみてごらん。
完全にスピーカーから音が分離して目の前に小さなステージが見事に展開する。

ちょっと曇った音が優しい包み込むような表現をすることも理解できるはず。

ハーベスの高音は嫌に耳につくことがあるけど、スペンはそれがない。
この良さは実際に目の前で聴いているものにしか分からないだろうなあ。


933 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/15(水) 23:44:15 ID:XljaeOXV [1/1回発言]

音量を上げて聴くと、スペンドールは実力を発揮することを3年前に発見した。
かなりお勧めですよー


934 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/09/16(木) 03:52:52 ID:eSECQFuV [1/1回発言]

すかっと鳴るよね。あと湿度40%以下にすると尚よろしい

http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/


ハーベス Hlモニター MKV がやって来ました。1990年前後の商品のようです。

楽しみにしていた音出し確認です。スペンドールBC‐Uを持っていますので違いがどの辺になるのかを非常に楽しみにしていました。SPのサイズがほとんどBC‐Uと変わりません。

出てきたサウンドは非常によく似たものでした。ただこちらの方が低域の量感が豊かで高域はそんなには伸びていないようです。

でもオリジナルのBC‐Uよりは数段上をいく音質と思います。音のバランスが良い。


本日ハーベス HLモニター Mk‐VのTrail仕様化が完了しました。このSPはうまく箱鳴りを利用している為か低音の量感が非常に多いです。オリジナルの状態なら文句なくBC‐Uより聴きやすいバランスと音数をしています。

ただ、オリジナルの状態ではユニットの潜在能力を出し切っているとは言えないので、Trail仕様にして聴き比べたいと思っています。ユニットが少ない分配線もネットワークもシンプルで改造しやすいと思ったのですが、ネットワークの配線の取り出しが非常に細く、ひと工夫致しました。これでしっかりした端子受けを作り「化け物ケーブル」で内部配線を完了しました。

内部配線を交換してまず最初に感じたのは「非常に澄み切ったキレとヌケのあるサウンド」になったと感じました。シンバルの打音も余韻まできちんと出せるようになっています。音数はオリジナルとは比べ物にならないほど増えています。やっと鳴らし始めですのでまだ本来の性能は出ていないと思います。これから2週間くらいはじっくりと可愛がってあげないと「良いサウンド」は出してくれません。

個人的にはBC-Uの高域の「艶」とバランスの方を好みますね。ハーベスは可もなく不可もなくの「音色」でBC-Uの様な「トピック」がない様に思います。ユニットが少ない分お金もかかっていないように感じます。

ハーベスはソースに低音が入っていなくても鳴っているような?それに対してBC-Uはソースの情報に正確に反応していて、低音が入っていれば即座に反応し、入っていなければ出てこない。SPとしての「つくり」は文句なしにBC-Uの方が上ですね。


ハーベスのチューニングですが、基本的に障る処は有りませんが不満なのは「低域の過大な量感とゆるい音」ですので、ここは吸音材を使って対策するしかありません。ウーハー部分が隠れるくらいの吸音材をダクトから入れて完了。
たったこれだけで「締まった低音」になり、かなり満足いく質感になりました。低域の量感が減少したため奥まっていた高域とのつながりやバランスも良くなり、個人的には一応使える範疇に調整できました。
同じハーベスを持って居られる方が聴いたら、音の粒立ちは繊細でいてスケール感が大きく、高域の伸びも一回り伸びていますので「別物」のSPに聴こえることでしょう。
http://soundtrail.blogzine.jp/blog/2008/08/hlmk_85c6.html


12 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/10/10(金) 21:50:05 ID:9x1RrI3E [1/2回発言]

昔、BCIIとHarbethのHL(HLIII)で迷ったあげく、HLを購入したオサーンですよ。
その後SP2/3と、SP3/1Pも入手。
ほかにもフロアタイプの大型機を含めていろいろ使ったんですが、
結局HarbethとSpendorに帰ってきます。


13 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/10/10(金) 22:04:51 ID:s8xdqrgU [1/1回発言]
>>12
それは一生の不覚でしたね、BCUを選べなかったのは。


14 : 12 : 2008/10/10(金) 22:55:07 ID:9x1RrI3E [2/2回発言] そう言われるとつらいw

当時はオペラばっかり聴いていて、それでHLにしたんですよ。
もちろん、BCIIのオペラがダメだと言うわけじゃないんですが、女声などちょっと可愛くなりすぎてしまうと思えたんですね。
いまはSpendorでは室内楽中心に聴いています。
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/

260 名前:パルジファル 投稿日: 2005/11/08(火) 13:15:25 [ cf01.pref.okayama.jp ]

 昔憧れたスピーカー、スペンドールBCUに昨晩出会った。

 四半世紀前に聴いて以来ずっと憧れだった。その時は、ハーベスHLと比較試聴したが、どちらも箱の響きを上手く活かした柔らかい音で、小音量で聴くクラシック音楽に惚れ込んだものだ。

 ハーベスは2ウエイ、スペンドールは3ウエイ・・・というか2ウエイ+スーパーツイーターの構成からか、スペンドールの方がより広がり感があり好ましいものだった。

__________


913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 22:48:28 ID:JZXTIlJq

ハーベスは、スペンドールと比べるとぱっと聴きにはいいが よく聴くとちゃらちゃらしてて深みに乏しい飽きる音
かといって805ほど研ぎ澄まされた感触もない


916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 23:17:47 ID:e5q3lwZG

スペンドールはたしかに深く陰りのある音がするが、ほとんどクラシック専門SP。
ハーベスは、オールラウンドプレーヤー。
クラシックはもちろん、JAZZもロックもいける。特にボーカルは女声、男声問わず絶品。

805はどのモデルを指してるのか知らないけど、どのモデルも共通して明晰だけど腰高。
ダイヤモンドツイータ搭載モデルと比べると、高域に独特のキツさと繊細感がある。
805とES3ならES3を選ぶね。

と、802Dユーザーでもある俺が言ってみる。
疲れてる時は、802Dは聴く気にならないんだよなあ。そういう時はやっぱHarbeth。


919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 00:10:06 ID:rcWiu7z0

>ハーベスはオールラウンドプレーヤー。
丸3年くらい使っていて、そのとおりと思う。
ハーベスのコンセプトは、聴き疲れしない音、人の声が素直に感じれる音、だと思う。
スピーカーによる音の色づけを楽しむなら、スペンドールは面白い選択だろうけど。


920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 10:44:07 ID:3LVCptQy

ハーベスの方が高域伸ばして色づけしてる感があるけどな
スペンドールは本当に音作りがうまい。そして流行に流されないポリシーがある。
まあどっちでも好みで選んで損はないスピーカー。


345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/03(月) 23:44:23 ID:EgzE5F7W

店頭での視聴結果として、

ハーベスは、化粧っけはないけど、ぶっきらぼうでもない、丁寧な音。アクが強くないので、オールマイティに使える。私的には、モニターオーディオの音よりも惹かれる部分があった。

スペンドールは、陰鬱、重い、暗い、おどろおどろ、など、いかにも英国のイメージそのままの音。
部屋を暗くして、ウイスキーを飲みながら聞くには、はまる人がいるかも。


350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/04(火) 14:32:59 ID:MdQtEv4/

無印コンパクトとSPENDOR BCU持ってる。
BCUは上品で音が柔らかいよ。 これはこれで良いスピーカー。
http://logsoku.com/thread/gimpo.2ch.net/pav/1223102523/

9 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2009/05/15(金) 19:05:21 ID:De3xkHsq

Harbethは高級感のために高域を落としてある。
低域は弱いのでナローレンジスピーカだと思う。
同じ英吉利製ならセレッションSL700の方がよいと思う。
今ならスペンドールの方が良い。 ロックには向かない。

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/15(金) 23:18:45 ID:zj7H4uHg

確かに今ならスペンドールのほうがいい
B&Wを意識しすぎなのか、ハーベスは中途半端にまっしぐら


12 :8:2009/05/16(土) 01:17:23 ID:cD7FOAsM

>>9古いHarbethはナロウらしいですが、ES3は決してそんな事ありませんよ。
しかし、それ故に昔からの個性は薄らいだ、というのが前スレまででの結論のようです。

B&Wとの比較でいうと(高級機器は別、CMシリーズや805S)、ES3の方が、あたりが柔らかく、低音感は805なんかの方が上ですが、オケなんかは広がらず(室内楽は広がる)、ES3の方が空間が出る分イメージが出る感じ。
さっぱり系だけど、やや中高域が張り出して、いろんな音楽を楽しく聴かせてくれる感じです。


13 :名無しさん@お腹いっぱい。[age]:2009/05/16(土) 06:03:14 ID:dvkiEb0h

Harbethは癒し系だからねぇ

最近思うんだけど、ドラムの音はへたくそだなって思います
もっと乾いたドラムの音が出れば・・・って思ったりします


114 :110:2009/07/11(土) 23:21:01 ID:rCLtldIE

最近のAVスピーカーはだいたいアルミホイル色を連想させる音
一方、B&Wの上級機種は優秀で、変な色付けを厳しく退けているようだけど 何となく上質な乾燥竹材のような色がわずかに感じられる
ES3の色はすごく魅力、だけどソースにより邪魔になることがある

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 00:08:35 ID:VlvR7cVl

ハーベスとスペンドールだと、どっちが曇り空の音を出してくれますか?

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 10:10:21 ID:Ls5Uanzn

曇り空はスペンドールかな。晴れならハーベス。

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/12(日) 13:00:31 ID:n4XcrN/u

ならばスペン買いますか。

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/22(土) 00:25:43 ID:rYUKOJMA

ハーベスは麗らかな春の木漏れ日の音。
スペンドールは陽の傾きかけた秋の木漏れ日の音。
どっちも聴きたい俺は大変態。

159 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2009/08/22(土) 11:28:19 ID:znO8/AA/

ハーベスの初代HLを聞いた時に英国製とは思えなかった。
音が明るいんだよね。でも節度があり、しなやかさもある。
歪っぽさや粗さは殆んど感じないが、ボケた音でもない。

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/23(日) 01:06:09 ID:wpGm6puD

スペンと聴き比べたんだけど6対4でスペンに傾いた俺。
スペンは2台買っちまった。スッペンペン。

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/08(火) 20:55:37 ID:2xhOpf9a
スペンドールも試聴してみて音は良かったけど、ハーベスと比べて、音が軽やかって感じがしたので、僕の好みの、音の厚みと太さのあるハーベスにしようと思ったわけです。

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/08(火) 21:35:33 ID:U5azvL33
スペンよりハーベスの方が音が軽やかだったよ。
スペンは陰翳と締まりがあってロジャースは不思議な浮遊感がある。
どちらも中高音の美しさにうっとりする。
俺はスペン(SP3/1P)とロジャース(スタジオ5)を譲ってもらった。
スピーカーに恵まれてるのでハーベスは必要ない。

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/08(火) 23:35:23 ID:2xhOpf9a
SP2/3Rを試聴したんだけど、ハーベスのMONITOR30のほうが、音にパンチがあって、ピアノの芯の厚みも勝ってた。
うっとり美しさはスペンのほうが感じる。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/08(火) 23:42:35 ID:U5azvL33
俺がくらべたのはSP2/3RとHLコンパクト。
スペンの方が音が重厚で締まっていた。

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/09(水) 01:32:04 ID:ytaPvpEh
スペンドールとかロジャースとかハーベスなどの密閉型はブリティッシュロックが合いますよ。
ピアノとかギターの爪弾きとか、ハッとする煌めきも出せるし。
俺はスペンの密閉使ってるけど、ポールのベースがボンボン聴こえて楽しいよ。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/10(木) 22:30:49 ID:kj1Zz2pt
わたしゃ アキュフェーズ E-350とスペンの SP3/1 ですが、前のB&Wよりずっといいと思ってますね。
ホールトーンが軽やかに広がりつつ、音像が明瞭に感じられる様は、このアンプでは初めての体験だけどね。

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 23:04:29 ID:K9oPb9NF
スペンは締まった感じの音がするというのが一般論ですな。
ロジャースはゆるやかな雰囲気がある。
ハーベスはその中間とか誰かから聴いた気がするな。
どこかのサイトだったかな?
俺はロジャースも持ってるからロジャースがゆるやかというのは間違いないな。


360 :名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]:2009/10/14(水) 04:11:41 ID:t3I2RvZV

ロジャースはゆるやかなの?

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 07:23:05 ID:RIgtVKe9

そうだよ。

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/14(水) 08:29:22 ID:fAONyZMO

スペンはすっきり端正で、ロジャースはおっとり上品。ハーベスはその中間。

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 10:16:45 ID:c3nSiIBo

コンパクトの音は糞と言ってるくせに7ES-3とか最近のスペンドールはいいとか言ってる馬鹿の戯言など参考にならん

誰が製作に関わってるとかで音の良し悪し判断するとかスペック厨以下だわ
スタンド替えたらハーベスのよさが全くでないとか分かってるようなこと言っちゃってるくせにグリル込みで完成した音になるということに気付かずむき出し状態で何年も聴いてるし笑っちゃうね

ハーベスの音は薄い板だからとか半田付けしてるからいい音なんじゃなくて耳で音作りしてるから言い音なの
昔のナローレンジと最新のワイドレンジで音は違うけど音楽性は共通するものがある
昔の物にも良さがあるし最新の物にも良さがある。それがハーベスの偉大なところ

最近のハーベスに見所ないとか平気で書けるということがHL4の本当の良さを理解できてないという証拠
最新のデバイスでチャレンジしながらも伝統を耳での調整で引き継いでるアランショーは立派だよ
http://unkar.org/r/pav/1241957934


__________________


4) スペンドールBCU とイギリスの他のスピーカー


正確な音、端正な音ということなら、KEF104の方が上ではないでしょうか。BCUは、より豊潤な音です。
http://blogs.yahoo.co.jp/tatupulin/40174404.html


405 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2009/07/01(水) 23:11:28 ID:YpZ9joY8 [3/3回発言]
ハーベ、ロジャー、スペンのどれも持っているけど、一応音は違うね。雰囲気は同じ。

407 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2009/07/02(木) 17:29:56 ID:aq6bpFY1 [1/1回発言]
雰囲気で楽しむスピーカー達ですから
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/


54 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 03/06/29 13:15 ID:??? [38/133回発言]  

確かにハーベスと比べ、いや他のすべてのどのSPと比べても、スペンドールは高域は細〜く、中域は薄過ぎ、低域にいたっては分解能無さ過ぎで、おまけにコモった感じ(鼻ずまりの様な)なんだけど なぜか、それらが一緒になるとなんともいえない高貴なブレンド感を醸し出す。

職人が数字や物理特性だけに捉われず、「耳で追い込んだ音」をこれだけ実感させてくれるのは、他にそうは多くない。


18 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 03/06/23 16:40 ID:hRUDlaIy [1/1回発言]

HARBETH KEFと比べてSPENDORってどんな傾向なの?


19 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 03/06/23 22:33 ID:??? [14/133回発言]

KEF=32歳
Rogers=36歳
HARBETH=40歳
SPENDOR=55歳
http://logsoku.com/thread/hobby5.2ch.net/pav/1119109947/

サンスイ LE8Tに夢中だった頃、あちこちに出かけては高級スピーカーを聴き歩いていた時期があった。
聴いたのはタンノイGRF、JBL4331、JBL4343、アルテックA5、A7、等々

聴かせてもらったのは裕福な友人の実家だったり、ジャズ喫茶だったり、日本橋のオーディオ専門店だったり。そして、名機と呼ばれる高価なスピーカーが必ずしも良い音を出すわけではないことを知った。

その中で印象に残っているのはJBL2397という扁平なホーン。たしか4560との組み合わせだったと思うが、骨太ながらJBL特有の押し出しの強さを感じさせず、落ち着いたピアノを聴かせていた。エキセントリックな形状も相俟って、欲しい!!と思ったけど、JBLのプロ用2インチドライバとのセットなど買えるわけもなく、夢に終わった。

そんなある日、日本橋のオーディオ専門店で中年のおっさんが小型ブックシェルフスピーカー3機種をとっかえひっかえしてクラシックを試聴している場面に遭遇した。タンノイを除いて初めて聞くメーカーだった。さっそく私も無断で便乗させてもらって背後で聴いていたのだが...

1機種目はタンノイのブックシェルフ。弦の音色がシャリシャリしていまひとつ。

KEF LS3/5Aは、バイオリンに関しては最もコントラストの強い美音を聴かせたのだけど、中低音が弱くてバランスが高音に偏った感じ

Spendor BCUは外形が一回り大きいせいか全体にバランスが良く、いちばん気に入った。


ベースの躍動感や打楽器のリアリティはJBLの足元にも及ばないのだけど、この時聞いた美しい弦の音色は絶対にLE8Tからは出ない。JBLとは違う世界がそこにあった。

そして思った。

『イギリスのスピーカー、侮り難し!』

この時から私の中でヨーロッパ製ドライバ、特にツイータに対する畏敬の念が生まれたのでした。私のSEAS Excel Projectの原点はこの時だったのかも知れません。

http://iridium17.blog96.fc2.com/?mode=m&no=157


199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/07(月) 09:24:45.62 ID:/obwCo2k

このHF1300搭載のセットはディットンもロジャースもB&Wでも全部この音がする。
「擦り物」弦楽器ではオールドタンノイも敵わない濡れた艶。


211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/09(水) 22:21:56.70 ID:1zmEiSXF

俺も弦楽器にはBCUに勝るものは無い、と思う一人なんだが、
やっぱりツィーターの役割が大きいと思うね。タンノイの昔のものよりいい。


212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/09(水) 23:08:42.74 ID:UsD2X9mV

そう、BCIIの弦楽と声楽は最高だね。


179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/02(水) 01:54:37.84 ID:yrn7Rzll

あぁ、ゆったり静かに浸れるヨーロピアンサウンドがほしい。
気品に満ちた陰影のある鳴りかたを「ヌケがわるいマッタリ音だ」と毛嫌いしてたのに、、


236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/30(土) 19:49:46.47 ID:TN3MBvpv

BCUを美化しすぎてる人が何と多いことか?

http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1303652121/


142 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2009/02/06(金) 08:03:53 ID:fJGeyi3f [1/1回発言]

B&Wの正確で解像度抜群の音聴くと、BCUの甘くて鈍い音なんか一昔も二昔も前のもんだとしみじみ思います。その差はショックですらあって、しばらくBCUを聴くのが嫌になったりします。
でも得意の弦楽器を奏でさせると、こりゃ他に変えられんと思ってしまう。
そんなこんなで今年でちょうど20年・・たぶんこのまま買い換えないと思う。
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/


141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/19(土) 09:54:25 ID:20M0WYsP

スペンの音はみんな詰まってる。コンサートホールの糞席のような音。BCUも同じ。
エージング(劣化)すると音は丸くなって余計に詰まった音に聴こえる。
それがスペンのいいところなのでアンプよりその糞耳を取り替えたほうがいい。


247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/02(月) 06:19:42.47 ID:gfHZF7CS

BCUの評価が分かれるのはあの独特の鼻つまみ音が好きか否かだろ?
それだってアンプ次第でかなり変わるし、いまどきの音じゃないと言われればそのとおりだしw

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 21:18:22.50 ID:6i8UKKJB
>>247
BCUの評価が分かれるのはあの独特の鼻つまみ音が好きか否かだろ
オルガントーンですよね
スペンはロジャースより品が良いよね!


655 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/07(土) 19:53:15.20 ID:saPHLeUh

オケならロジャース LS5/9
室内樂声楽ならBCU


125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/15(火) 13:27:11 ID:NS7EMgKY

BCU「擦り物」弦楽器はこれ以上ないと言われてるらしいがそうだな。
これ聴くと、オールド丹乃胆はバイオリンが胴間声w
しかし燻し銀とか言われてる通り、音が暗く引込み気味で欝になる。
J-popやらメタルも聴く漏れは、中高域は全く同じで大きさも構成も似てるのに明るくて前に出気味のRogersにしてるが。

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/19(土) 22:55:55.83 ID:z5mwA/OR

それにしても英国の分厚い層は本当にびっくりするな。
スペンドール、ハーベス、B&W、KEF(資本はともかく)、セレッション・・略、
とにかくSPが大好きな国民なのだろう。

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/19(土) 23:24:37.00 ID:79IxvzQs
>>592
イギリスは音楽の「消費」に関しては世界一の国なんだよ


298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 09:59:22.52 ID:bW6jUduN

スペンはコンサートホールの後ろのほう。その位置から考えるとバランスがいい。
ハーベスはもっと前のほう。ボーカルや室内楽の弦がリアルに聞こえる。
ロジャースはスペンより前だけど比較的近い。分厚い高音にふにゃふにゃな低音。
ケフは少し焦点が甘く聞こえる。セレッションは意外とはっきりした音も出せる。
タンノイは高音が酷すぎ。干からびた婆さん。
B&Wは貧乏な家で出されたカルピスの味。
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1303652121/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c3

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
4. 中川隆[6675] koaQ7Jey 2017年2月12日 17:59:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7135]

7. BCUの音の秘密


スペンドール BC-U 発売年月 1975年頃

型式 バスレフ インピーダンス 8Ω
価格 \124,000 (1台)
許容入力 100W(Max)

使用ユニット
[スーパートゥイーター] ドーム(STC-4001G)×1
[トゥイーター] 3.8cmドーム(HF-1300)×1
[ウーファー] 20cm特殊コーン×1

周波数特性 40〜20,000Hz
クロスオーバー 3,000/13,000Hz
出力音圧レベル 90db
寸  法 W305×H635×D298mm
重  量 14kg
http://audio-heritage.jp/SPENDOR/speaker/bc-ii.html


●BC-IIはBBCがBCU/8MKIIと呼んでいた20cmのベクストレーン製コーン型ウーハーにセレッションの3.8cmドーム型16ΩトゥイータHF-1300が搭載されていて、これにColesの1.9cmドーム型スーパートゥイータ4001G(これも16Ω)が追加された3ウェイとなっています。

4001GはITT(International Telegraph Companyといって1925年にATTが通信機器を譲渡した会社)傘下だったSTC社製STC-4001スーパートゥイータで、ColesはSTCの製造委託会社のことです。これを3kHzと13kHzでクロスさせています。f特は40〜20kHzとなっています。

 635x300x300oと割と大きめのエンクロージャですが、板厚が薄いのが特徴で、箱鳴りを積極的に取り込んでいますが、適度に減衰させるための工夫がされています。

バッフルとバックパネルは12.3mm厚のバルトプライという材質、側板は10.5mmでバーチ材突き板仕上げが施されており、内部には10mmの軽量アスファルトを染み込ませたパネルが装着されており、これで適度な減衰が得られるようになっています。

発表は1973年で、このBC-IIが日本でも大ヒットで20年の超ロングセラーモデルとなりました、1996年には復刻版も出ています。そこで1975年には30cm口径のベクストレン・コーン型ウーファーを追加して一回り大きくしたBC-IIIが発表となるわけです。
http://audioagent.wordpress.com/2010/07/31/spendor-bc-ii/

最近 居間用にSpendor のBCII 最初期型(おそらく70年代モノ)を購入しました。
BCIIは90年代まで変更を繰り返しながら約20年間生産されたロングセラーです。

Spendor BCIIを購入する時に もう一台かなり後期に製造されたBCIIも同時に売られていてウーハーやバスレフダクトのチューニングも異なる ため店で試聴させてもらいました。その感じでは後期型は低域、高域とも音の出という点ではこれよりは良かった気がします。。音色はまた別の話で私はこの初期型のほうが変に音作りをしていないというか無理をしていない感じの音質で好ましかったで す。。

まあ たたずまいが好きでしたし この年代のUKのスピーカーは独特の個性があった気がして。ゆったり とクラシックをBGMとして聴くには良いかなーと思いまして何気なく気がついたら買っていましたが、たしかに雰囲気がいいですねー。そして聴き込んで行く と思ったより聴き応えもあって、昔はこれに限らず見た目も音も個性的なスピーカーもあって面白かったなーと記憶がよみがえってきました。。。。。個性が強 い=完成度という点では低い のかもしれませんが。。音のたたずまいや味というものが強く残っていた気も致します。ただし16センチウーハーの3wayに しては大きいので邪魔になると家族には不評でしたが。 確かに現代の製品では30センチ3way位の大きさはありますね。笑

ちなみにこのころのUKのスピーカーはB&WではDMシリーズ、RogersではStudio シリーズ、SpendorのBCシリーズがあり ユニットメーカーがKEFしかなくどのメーカーも同じユニットを使っていたと思います。

このころのKEF のウーハーはある帯域でピークが出るため(多分共振するといわれていたような?)ダンプ材を塗っていたと記憶しています。

しかし作りはかなり荒いですねー。。。バッフルはベニアをくりぬいて黒を吹きかけただけだし。。。笑


コメント
スペンドールBC-U、懐かしいです。実は、昔、使っていたことがあるんです。英国紳士的な音、特にチェンバロの音など好ましい再現でした。確かツイーターがITTで、ミッドレンジがセレッション、ウーファーはスペンドールのオリジナルでしたか・・・?専用のアンプも出ていましたね。
投稿: william_kapell | 2007年12月30日 (日) 08時58分
http://ariajp.cocolog-nifty.com/free_discussion/2007/12/spendor_bcii_0adc.html


89 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2009/01/03(土) 13:53:36 ID:GVy4F3Tp [1/1回発言]
1980年代に購入したBCIIをいまだに鳴らしています。 中高音の響きがとてもよいので、手放せません。

手元にあったマニュアルによりますと
L.F.Units Spendor200mm(40mm voice coil,plastic cone)
H.F.Units Celestion TypeHF1300 and Coles Type 4001G
とあり、クロスオーバー周波数3KHz,13KHz。
Frequency Range 45Hz-25KHz
Frequency Response ±3dB,60Hz-14KHz
Sensitivity 77dB spl@1metre,1V input
Max.Sound Pressure Level 103dBA
といった内容です。

たぶんH.F.UnitsのツイーターHF1300とスーパーツイーター4001Gが倍音をならしているのと、
3KHzという耳に敏感な周波数帯域でのクロスオーバーがなめらがにつながり、3wayが一体の音源として聞こえること、がBCIIの大きな特徴ではないかと思います。 重低音や大音量には対応しませんが、家庭で聴く音楽装置としては過不足のないものと感じております。
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/


さすがの特性、BBCモニターテーマ: spendor BCU
BBCモニターに使用されるだけあって流石フラットな特性。ユニットは初期のRogersと同じ。
弦楽器の響きが良く、高域は澄み切った感じがします。
ミッドレンジにはアルニコマグネットのユニットで、振動版はフェノールを使用しています。BOXは板厚が薄いぶん内部には共振止めの茶色の樹脂のような物が貼ってあります(写真中央)
http://ameblo.jp/sp3/archive2-200804.html


009/12/1(火) 午後 6:22 [ nao_torachan ]

BCUのオリジナル吸音材を取り去りました。スポンジを剥がそうとしたら、その下にアスファルトが1cmくらい張り付けられ、なかなか取り去る事が出来ませんでしたが、吸音材なしのBCUは、ビックリするほど軽快な音でしたが、余りに響き過ぎます。新たにバッフル・側板・裏板などに補強材と、和紙を工夫した吸音材を入れました。何度も試聴しては補正を繰り返して完成した新BCUはオリジナルとは全く別のフレッシュな英国の音を奏でています。

スポンジとアスファルトの吸音材には呆れました。音の勢いエネルギーを殺してしまいます。

薄い9ミリ板厚のキャビネットも疑問ですがスタイルは好みです。またサランネットも厚くて音を殺し、外した姿も惨めで寂しい姿なので、極薄い布に張替え、それもユニットの影が布越しに綺麗になるように工夫し、もう25年も愛用しています。

http://blogs.yahoo.co.jp/nao_torachan/57159685.html


BCUはネットの透過率が悪いから外さないと本当の潤いや透明感は出ない。
それだと音が濡れ過ぎと言う人もいるかも知れないけど。
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1287149747/


16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/17(土) 13:07:37.92 ID:AArQndG+
昔のBC2もネットが外れなかった。これはネット外すなと言うメッセージか?(´・ω・`)ヾ


17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/17(土) 14:48:34.03 ID:GZIJeQ1C
ネット付けたまま聴くのがデフォだからね。着脱前提の設計になってない。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1330906898/


47 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/10/18(土) 08:58:10 ID:hWSYKV6A [1/1回発言] >>46

純正のネットはかなり凝ったもので、オリジナルの音は、このネット込みと考えるべきです。
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/


サランネットをつけて聴くと、スペンドールは一層芳醇に鳴っているが、クオードとマークレビンソンアンプで鳴らせば、一瞬心臓の停まるようなよい音であった。
http://blog.goo.ne.jp/royce7799/

344 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2009/06/24(水) 23:31:19 ID:u9sRlIF3 [1/1回発言]

スペンの音はあくまでも聴き疲れない自然な音。
ナローレンジも箱鳴りも低解像度もすべてこの音作りのため。
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/


223 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2009/05/31(日) 09:03:23 ID:V+abCX2U [1/1回発言]

VnやVcではBCIIを超える音を聴いたことがない。 反面、大出力、大編成音源では混濁の原因になる。
しかし新素材や金属でガチガチに固めると味や艶はサッパリ消える。
ただし、味や艶は国産のダイヤやフォスでは絶対に出せない。


224 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2009/05/31(日) 10:35:29 ID:cg7rtBSO [1/1回発言]

側板をたたけばボソボソと音がする。 箱の響きを綿密にコントロールした音作りで大音量には向かない。
インシュなんて別になくてもいい設計だと思う。それよりも左右の距離や内向きのセッティングを煮詰めるほうが大事。
カチコチの日本人の感性では絶対にこういった音は作れない。


229 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2009/06/01(月) 20:48:27 ID:85ikhM/S [1/1回発言]

BCUのバッフルボード叩くと、まるで楽器みたいに乾いた軽い音がする。
同じ樺材でも国産のかちんかちんの硬い音とは全然違う。


238 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2009/06/02(火) 23:21:01 ID:djYe4h/o [1/1回発言]
箱鳴りをたっぷり計算に入れてるSPの場合、エンクロの木材の品質確保が命。
木材価格の急騰は衆知、良質な木は激減、大型ほど品質管理が難しくなる。


225 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2009/05/31(日) 17:35:11 ID:bkGRN7lL [1/1回発言]

良質な木材の供給がこれからどんどん先細りになっている今 セールス云々ではなくクラシックシリーズの将来は暗い
このようなタイプのSPは、安価な大量生産品としては早晩供給できなくなる
弦楽器みたいに高価な少数手作りになるか、ブランドだけ残した粗悪品になるか

http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/06(日) 08:05:55.74 ID:MN30DxMS

スペンの良さはポリコ−ンとソフトドームの組み合わせにあると思う。


198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/07(月) 01:58:02.89 ID:Q1B8AGma

いいえHF1300に尽きます>>195


199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/07(月) 09:24:45.62 ID:/obwCo2k
>>198 
そう、不思議だな。
このTW搭載のセットはディットンもロジャースもB&Wでも全部この音がする。
「擦り物」弦楽器ではオールドタンノイも敵わない濡れた艶。

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/09(水) 22:21:56.70 ID:1zmEiSXF

俺も弦楽器にはBCUに勝るものは無い、と思う一人なんだが、
やっぱりツィーターの役割が大きいと思うね。タンノイの昔のものよりいい。

http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1303652121/


126 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2009/01/18(日) 00:23:46 ID:ZPAVrqAO [1/1回発言]

古いスペンドールの音の秘密は、セレッションHF1300にあります。
BC1→SP1まではHF1300が入手できたのですが、SP1/2からはそれができなくなりました。

独特の中高音は、HF1300を使用しているBCシリーズおよびSP1,SP1Aでのみ聞くことが可能です。
なお、HF1300を使用したスピーカーはDittonシリーズなどにもあります。
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/


Super Tweeter は心地良い音を創り出すものではなく、十中八九の楽曲に対しては心地悪い音を創り出します・・・十中一二は目的の音が聞こえて感動したりもするのですが、普段は結線を外していました(笑)。

私の場合は BC-II と同じく 13kHz の Cross Over で使っていたのですが、13kHz と言うと楽音の基音限界に対して 4 倍の高さとなり、この辺りの音となると Cymbals の Sizzle 音ぐらいしかありません。

しかも Cross Over Point の 13kHz では Super Tweeter とその下を受け持つ Unit (Tweeter) とが半分ずつ受け持っていますので、13kHz という音自体が非常に小さな音でしかないこともあって Super Tweeter は殆ど鳴っていないと言えます。

13kHz Cross Over の Super Tweeter が威力を発揮するのは 17kHz 前後辺りなのですが、この辺りはほぼ可聴限界になりますので、Super Tweeter 単独で鳴らしても音は聞こえません。

更に高周波は指向性が鋭く、僅かな障害物にも大きく反応して周波数特性が乱れに乱れますので、Recording Studio のように Super Tweeter から聴収位置まで十分な距離 (直接音と間接音が程よく混ざる距離) まで直接音が阻害されず、間接音のバランスも良く吟味する必要があります。

つまり一般家庭では直接音と間接音とのバランスを上手く取ることなど不可能に近いものですので、高周波領域の音があるかないかモニターするために直接音を聴き取るか、超高域の色付けとして乱れた間接音をメインにするかのどちらかしかないわけです。

私の場合は一度直接音を聴いたら後は間接音をメインにするために Super Tweeter をあらぬ方向に向け、それでも嫌な音がする時には結線を外した結果、十中八九は外した状態になっていました。

今では 13kH 以上の音なんて聴こえない歳になってしまいましたので、Super Tweeter は欲しいとは思わず、使うとしても超高域の色付けと言うか空気感の雰囲気創りぐらいでしょうね。


ちなみに STC 社の 4001 は特に有名な Super Tweeter というわけではなく、AT&T 社の技術開発部門が Spin Out して作った会社が設計、Cole 社に製造を委託した Unit を Spendor が採用したというややこしい背景が記憶に残っていただけです(笑)。

有名なのはHF-1300 の方で、これも Spendor 社のものではなくCelestion 社の Unit を採用したものです。

当時は Dome 型 Tweeter の驚異的な特性が注目されていた時代で、日本でも Victor の SX3 や Yamaha NS1000M など Dome Tweeter の全盛期を導いた名器が生まれた時期なのですが、ヨーロッパでは Celestion が HF-1300 が有名になったわけですね。

驚異的なまでに広い周波数域にわたって乱れが少なく広い指向性を保つ特性を示す Dome Tweeter ですが、だからと言って広い周波数域全てを任せてしまっては音色上の粗が出ますので、HF-1300 を最も良い音色で鳴らすためには 13kHz ぐらいから絞った方が良いと判断した Spendor の技術陣が 13kHz 以上を切り捨てるわけにも行かないのでこの領域に特化された数少ない Some 型 Super Tweeter である STC4001 を加えたというのが背景にあるのではないかと思います。

ちなみに Yamaha NS1000M は初めから 3 Way ですし、Victor SX3 も SX5 から 3 Way になりましたから Dome 型とは言え、楽音の倍音域や Sizzle Cymbals 域といった基音域とは異なる音域には Super Tweeter を当てるという手法が当時の技術水準では最良だったのでしょうね。
投稿日時 - 2011-08-25 17:13:05
http://okwave.jp/qa/q6964090.html


636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/14(水) 19:47:04.99 ID:iZQZXN54

HF1300と4001G間の激しいディップで高域の微細なニュアンスが劣るのはどうしようもない。 良くなったと思っても別の優れたSPを聞けば歴然だ。

そこを何とかしようとするとHF1300の分割振動で硬く濁った高音になってしまう。
もちろん良いアンプであまり意識させないレベルにするのは可能だけどね。

同じユニット組み合わせのB&Wは4001Gのカットオフポイントを下げて特性上はほぼ平らにしてるけど
BCU程の艶や味は無いから難しい。


637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/14(水) 21:59:37.69 ID:ojVQNwiF
> HF1300と4001G間の激しいディップで高域の微細なニュアンスが劣るのはどうしようもない。

僕の場合クロスオーバー13000hzはぎりぎり聴こえるレベルだから関係ない┐(´д`)┌
てか、スペンの4001Gって中域の倍音対策が主で、高域はあまり意味が無いんじゃないの?
そもそも、楽器の基音の高域周波数なんて4000hzくらいだし


638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/14(水) 22:26:28.19 ID:YkF/gJ//
>>636
たしかにBCIIでは、無響室で測定すると16kHzと20kHzの間には、5dBほどのディップがあります。
BCIでは、このディップは2.5dB程度になっています。BCIIIでは、13kHzから20 kHz にかけてだら下がりです。
(spendor Technical Manual P.8)

このことから、限度を越えた大入力では、硬く濁った高音ということになるのでしょうね。
確かに、電子楽器の強奏が続くような楽曲の場合、そのような聴きづらい状況になります。

ただ、ダイナミックレンジの広いオーケストラでは、強奏時間が短いためか、あまり気になりません。
よいアンプというのは、楽曲の強弱にあわせて、大電流・小電流を瞬時に流せるものではないかと思います。
626さんがおっしゃっているのは、大出力というよりは、入力に対する追随性に優れたアンプと受け取りました。
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1287149747/


269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/16(月) 23:38:19.35 ID:hn3cNYB8

スペンが情報を全て再現できるSPだなんて皆思ってないつーの。音楽を楽しむSPでんがな


244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/01(日) 11:12:16.75 ID:wMrbLqCO

アナログ時代の年代物のスピーカーだから性能は低いのは事実だ
解像度も透明度も現代水準でのhifiと呼べるものではない
もちろん入力によって良さを引き出すことはできるがそれはどのスピーカーにもあてはまることだし
安いドンシャリモデルよりはBCUの方がましだと付け加えておくよ
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1287149747/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c4

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
5. 中川隆[6676] koaQ7Jey 2017年2月12日 18:02:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7136]

8. スペンドールの歴史

1) BBCモニターに採用されたBC-I とその改良型 BCU

415 名前:K :2001/07/19(木) 16:26
1971年、最初のBBCモニターの称号を手に入れたのは、KEF社。更にスペンドール(BC IIが有名)、ロジャースと続きます。ロジャースは1978年発売の小さなBBCモニターLS3/5Aが有名。これはBBCのピーター・デンビーにジム・ロジャースが協力、開発したものだそうです。

416 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/19(木) 16:34
チャートウェルはロジャースに吸収合併されています。 あと、ハーベスの会社規模はROGERSやSPENDORに並べるには、はるかに小さいです。創立者のハワード氏もBBCモニターの開発には大きな役割をはたしています。

418 名前:K :2001/07/19(木) 16:55
>>416
1979年までは、「チャートウェル」ブランドでLS5/8が輸入されていましたが、そうですか、吸収合併されてしまいましたか。元々、チャートウェルは独自にユニット製造などを手がけていたわけではない様ですし、設計中心のメーカーだった様ですから、さもありなん。ひょっとしたら、社長が交代してしまったのかも知れませんね。
>あと、ハーベスの会社規模はROGERSやSPENDORに並べるには、はるかに小さいです。
確かにそうですね。東京の下町にある町工場みたいだったと、叔父が申しておりました。
「ハーウッドのおっちゃんと奥さん、それに若いのが2人くらいで、届いた部品を取り付けていた」
そうですから、ま、生産量も知れたものでしょう。

>創立者のハワード氏もBBCモニターの開発には大きな役割をはたしています。
何しろ、チャートウェルを設立したデイヴィッド・W・ステビングスの師匠ですからね。スペンドールもロジャースも聴いていますが、やはり私にはハーベースの音のバランスが一番好きです。Monitor HLの箱の鳴らし方は、どこかタンノイのIII LZにも通じるような気がします。
http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/992/992992601.html


Spendor_BC-II 〜ロングセラーの不朽の名作〜


●イーベイUKにて、スペンドールのあのBC-IIを見つけました。当時BBCのエンジニアだったスペンサー・ヒューズ(Spencer Hughes)によって1969年に設立されました。やはりBBCのエンジニアだった息子のデレクさんと奥さんを中心とする小規模な会社で、社名はスペンサー(Spencer)とドロシー(Dorothy)を合わせてスペンドールになったわけで、ハーベスみたいですねぇ(ハーウッド+エリザベス夫人)。

さて、スペンドール社が1969年に設立されたのは、もとは趣味で友人に作ってあげていたスピーカがものすごい性能だったので、回りの人からも注文が殺到し、会社設立となったわけで、このスピーカが名機BC-Iとなり、BBCのモニタとして採用となるわけです。

その後、2001年にフィリップ・スウィフト(Philip Swift)に買収され、伝統的技術に進歩的メーカーの技術がプラスされた現代のスペンドール社に成長することができたという数少ない買収による成功例です。型番のBCというのはスペンサー本人曰く、ウーハーに採用された素材のベクストレーン(Bextrene) のBとトゥイータに採用したユニット供給元のセレッション(Celestion) のCという意味だそうです。

BC-IはBBCモニタースピーカとして有名ですが、残念ながら市販はされていません。市販されたのがBC-IIとなるわけです。英国BBC放送の標準モニターに採用されているスペンドールBC-Iに高分解能バランスの良さや充実した中音域というその持ち味をベースに改良を重ね、改良型にしたのがBC-IIです、さてどんな音色で鳴ってくれるのでしょうか。


●BBCモニタとして有名ですが放送局のモニターとしてだけでなく家庭用としても素晴らしい音楽を提供してくれるスピーカーです。
瀬川さんも大好きだったBC-IIです。菅野氏も、このスピーカーで、とくにクラシックのプログラムソースを、適当な音量で鳴らしたときのすばらしさは比類のないものである、音の粒立ちがよく、それでいてなめらかで、暖かで、艶があって、端正で、そして中音から低音にかけてはたいへん芳醇、と絶賛。弦楽器の再現力は本当にすばらしいものがありますが、私はフルオケには耐えられないなぁという印象を持っています。クラッシックに限らず、ジャズをかけてもその息吹が伝わってくるような味を持ったスピーカーと評価されるあたりはモニタの性格をきちんと踏まえているからでしょう。 ワイドレンジで、全帯域に緊張感がありながら上品な音です。
http://audioagent.wordpress.com/2010/07/31/spendor-bc-ii/


_________


2) スペンドールBCT、BCU 、BCVの違い


BC-IはBBCモニタースピーカとして有名ですが、残念ながら市販はされていません。市販されたのがBC-IIとなるわけです。英国BBC放送の標準モニターに採用されているスペンドールBC-Iに高分解能バランスの良さや充実した中音域というその持ち味をベースに改良を重ね、改良型にしたのがBC-IIです。

BC-IはBBCモニタのため市販されていないのですが、英国にはちゃんとBC-Iとして発売されているものがあります。BC-I、BC-II見た目はまったく同じなんです。違いはというと、ウーハーのボイスコイル径で、BC-Iは26oで、BC-IIが40oとなっています。
http://audioagent.wordpress.com/2010/07/31/spendor-bc-ii/


BC-I は一般市場には販売されていない注文品で、BC-II は BC-I を一般販売化したものです。

見た目は BC-I も BC-II も見分けがつかないのですが、きっと BC-I は 1 本 1 本特性を測って保証書に Spencer Hughes のサインが印刷されていたりするのでしょうね。
http://okwave.jp/qa/q6964090.html

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/27(火) 22:54:41.34 ID:I8RR21MJ

BC1のクロスオーバー。BCUも同じ。
http://www.troelsgravesen.dk/vintageBC1.htm


616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/25(金) 21:26:52.24 ID:DizzzqyM

俺もずっとBCUメインで来てるけど 海外じゃ英国含めて圧倒的にBCTが支持されていてBCUは滅多に見かけない位なのに日本だけちょっとした綾でBCU聖地になってしまったね。

今井商事が輸入開始するに当たって数人の評論家にどちらが良いか試聴してもらった。
そこでBCTはわずかに中域が薄いとの評価があったので輸入しなかったそうだ。
BCUはネットワークでより中域のエネルギーを増してるからね

周知の様にBCTとBCUではウーファユニット、ネットワークとダクトチューニングが異なる。
>>376が同じネットワークと言ってるのは誤り)
BCTはよりワイドレンジ高解像度指向で、スッキリした透明感があるけど
BCUのネットワークに起因する独特のモヤッとしたニュアンス・味わいは少ないので一長一短だね。


618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/27(日) 00:12:42.08 ID:CPiyYIPo

ネットワークは同じ。


619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/27(日) 13:38:14.82 ID:i5MEgf18

海外オクに部品として出品された時BC1/BCU crosspvers等と表示される事があるから
海外掲示板でも両者同じと誤解してる人がいる。

同一基板に大半が同じ部品を使ってるから共用できるというのが本当の意味なんだけどね。
事実は金皮抵抗の数やコンデンサーの容量も一部違う。

同じBC1・BCUでも使われている抵抗やコンデンサーのブランドは時期によりかなり違う。
これは良くない時期の例で音に艶や深みが少ない
http://www.ebay.co.uk/itm/Spendor-BC1-BBC-Speaker-Crossover-Pair-working-condit-Ferrit-Basses-/370559110365?_trksid=p4340.m185&_trkparms=algo%3DDLSL%252BSIC.NPJS%26its%3DI%26itu%3DUCI%252BUA%26otn%3D10%26pmod%3D370531332172%252B370531332172%26po%3D%26ps%3D63%26clkid%3D4482046916256820861


テンプレと比べると良く分かる
http://www.troelsgravesen.dk/vintageBC1.htm

比較的初期ロットでMKTと当時のタンノイ御用達コンデンサーの組み合わせだった頃が最もしっとり艶やかな音を奏でる。


620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/27(日) 16:17:38.13 ID:CPiyYIPo

海外ではBCUがほとんど売られてないだけだよ。
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1287149747/


BC-IIの発表は1973年で、日本でも大ヒットで20年の超ロングセラーモデルとなりました。
そこで1975年には30cm口径のベクストレン・コーン型ウーファーを追加して一回り大きくしたBC-IIIが発表となるわけです。
http://audioagent.wordpress.com/2010/07/31/spendor-bc-ii/


BCU と BCVの違い

BCVは4wayでBCIIの低音を強化したというのが売りだった。 構成上の違いは以下。

機種         BCIII                   BCII
super tweeter  Celestion Type HF2000       Coles Type 4001G
tweeter      Celestion Type HF1300       同左
mid range     Spendor 200mm(plastic cone)   なし
low range     Spendor 305mm(plastic cone)   Spendor 200mm(40mm voice coil,plastic cone)

クロスオーバーは3KHz,13KHzは同じだが、BCIIIは加えて700Hzにもある(4-way)。
注意すべきはBCIIIの入力端子が''XLR''3-pinであること。
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/pav/1223478484/


タンノイと同じ英国で造られたスペンドールBC−Uは、タンノイとまた違った繊細で香気の音を聴かせている。

タンノイの大型装置とは輪郭が違って、ものたりないと思えばV型にするのかもしれないが、それはエンクロージャを大きくしウーハーユニットを加えたもので、やはりU型の音像の延長であり、コントラストが期待の骨太にはならない。

だが、スペンドールの音には、弦のユニゾンやジャズの静かな立体感にゾクッとさせられる。
たまにタンノイを休ませて、隣室でコーヒーでも喫しながらスペンドールを聴いていると、つい聴耳をたてていたりする。

サランネットをつけて聴くと、スペンドールは一層芳醇に鳴っているが、クオードとマークレビンソンアンプで鳴らせば、一瞬心臓の停まるようなよい音であった。
http://blog.goo.ne.jp/royce7799/


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3) BCUの復刻版


 ■名前 : パルジファル
 ■日付 : 06/6/20(火) 19:18
 -------------------------------------------------------------------------
しかし、スペンドールBCII・・・懐かしいですね。昔、ずいぶん憧れたものです。

ところが、このBCII・・・最近、私が住む田舎でも程度の良い美品が売りに出されまして、もう手に入れるつもりで聴いてみたんですが・・・(サランネットが若干日焼けしたような色だナと思いながら) 

25年ほど前の記憶との比較とはいえ、あまりにも音が固すぎる。 お店の人に、思わず

「バラしたときにネジでも締めすぎたんじゃないの?こんなのBCIIの音じゃないよ!」

と言ってしまいましたよ。 そうしますと・・・お店の人曰わく

「実はこれ、違うんですよ。」 
「8〜10年ほど前、サンスイがスペンドールに特別に作らせたもので、中国地方ではウチに1本入っただけなんですが、マークIIでもなく、なぜか同じ名前のままになっちゃったんですよね。」

って。 ガックリでした。


 ───────────────────────────────────────
 ■名前 : KOBA
 ■日付 : 06/6/20(火) 21:11
 -------------------------------------------------------------------------
> ところが、このBCII・・・最近、私が住む田舎でも程度の良い美品が売りに出されまして、もう手に入れるつもりで聴いてみたんですが・・・(サランネットが若干日焼けしたような色だナと思いながら)


デフォルトはゴムネットで、オリジナルはゴムの裏のウレタンがボロボロになっていて、真っ当なネットはないはずです。ネットがきちんと貼られていれば、何かしら後から手に入れたのでしょう。

> 25年ほど前の記憶との比較とはいえ、あまりにも音が固すぎる。
> お店の人に、思わず「バラしたときにネジでも締めすぎたんじゃないの?こんなのBCIIの音じゃないよ!」と言ってしまいましたよ。

硬い音というのはおかしいですね。手持ちの真空管アンプ群でもVIOLAでも硬い音にはなりませんから。たまにボイスコイルが断線しているものなどもあるようです。STWは断線していても、わかりにくいところがありますので、3つのユニットが全て音が出ているのか、ネットを外してもらって確認された方がいいですね。WE等の堅牢さには驚くところではありませんが、ユニットのエッジも張り替えることなく、30年もなろうかとするものが堂々と鳴るあたりは、ユニットの設計から的確であったと思います。同じ音楽をガルネリで聴いた後、BCUで聞くと(その逆も)新たな感慨が生まれることがございます。その意味では中古で10万前後で手には入るとすればハイC/Pには間違いありません。


 ───────────────────────────────────────
 ■名前 : シュウ
 ■日付 : 06/6/20(火) 21:51
 -------------------------------------------------------------------------
> ところが、このBCII・・・最近、私が住む田舎でも程度の良い美品が売りに出されまして、もう手に入れるつもりで聴いてみたんですが・・・(サランネットが若干日焼けしたような色だナと思いながら)都内の某店舗ですので、それと同一じゃないと思います。
> そうしますと・・・お店の人曰わく「実はこれ、違うんですよ。」> 「8〜10年ほど前、サンスイがスペンドールに特別に作らせたもので、中国地方ではウチに1本入っただけなんですが、マークIIでもなく、なぜか同じ名前のままになっちゃったんですよね。」って。


8〜10年前ということだと若干時期が合いませんが、1999年にsansuiからの要望で、復刻版の再生産が行われています。

復刻時のうたい文句では、保守用に保存してあったユニット使って忠実に再生産したとのことであったと記憶しています。sansuiは、同時期にAU-111も復刻版を発売しており、これは元機に極めて忠実な復刻版でした。BCUとまるっきり違う音のものをBCUと言って出したとは考えづらいですが、実際に復刻版のBCUを聞いたことはありませんので、なんとも言えません。いずれにしても年数経過したものであれば、保存や使用の状況で、個体差は非常に大きいものとなります。中古や展示処分品を試聴なしで買う人はいないと思いますが、購入時は試聴は必須ですので念のため。
http://audiofan.net/board/log/tree_992.htm

438 :カラジャン:2011/11/03(木) 08:22:20.18 ID:E7egLGWs

メインスピーカーを、マーチンローガン SL-3から、スペンドールBCUに変えた。 このスピーカーの音は素晴らしい。クラシック専門と言う人もいるが、ロックやブルース、ポップスも素晴らしい音で鳴る。
使用機器はCD-PにラックスマンD-06、プリアンプにアキュフェーズのC-260、パワーアンプはアキュフェーズのP-550。

僕の持ってるBCUは、最終限定生産2000年ミレニアムモデル。大きな音、厳しい音でも難無く出してくる。その点では、マーチンローガンSL-3にも引けを取らない。 ただ、バスレフなので、40Hz以下が急減速して重低音だけが不満点。
BCUは、確かに、マーチンローガンSL-3に比べれば、重量感では劣るが、味わいの深さでは決して引けを取らない。
BCUはバスレフなので、周波数特性は40Hz〜20KHz。

低音は40Hzから下はガタ落ちなので、スーパーウーハーが欲しいのですが、BCUに合うのがあるかどうか?
BCUは、小音量で鳴らす。この固定概念は、このスピーカーの能力を過小評価しすぎていると思います。
このスピーカーは、大きな音でも、立派に鳴るのです。このスピーカーの限界点を見極めたいと思います。
僕はやはり、バランス回路を持ったCD-P、セパレートアンプで、このスピーカーの限界点を見極めたいと思います。

スピーカー背面の銘板によれば、BCUの発売30周年アニバーサリー・モデルとなっていますね。
シリアルNo.は、5,6番。
発売時のカタログによれば、「残された最後の部品を使った最終生産世界限定モデル」と明記されたいます。

カタログより。
―――表面―――
spendor BCU Limited Edition
BBC Monitor System
蘇る銘器”スペンドールBCU”最終生産。
1969−30−1999

Pearl Anniversary
デリック・ヒューズ氏からのメッセージ

スペンドールBCUは父スペンサーが最も気に入っていたスピーカーでした。 今回日本の多くのオーディオ愛好家の方からの強い希望と、当社にストックしてあったオリジナルパーツによって、当時と可能な限り同様な商品として復刻できました。 これは創業30周年を迎える当社にとって意義深いものと思います。
どうぞ、BCUのブリティシュサウンドをお楽しみ(ENJOY)下さい。
ジェリー(JOLLY)!スペンドール(SPENDOR)!
敬愛なる日本のオーディオファイルの皆さんへ 1999 春 デリック・ヒューズ


―――裏面―――
<限定>spendor BCU

英国より不滅の銘器、最終生産。限定74セット到着。
BCU 今蘇る復刻版
・BCUへの系譜・・・以下省略
・優れたテクニカルポイント・・・以下省略

BCU
3ウエイスピーカーシステム
74ペア(日本限定生産)
¥440000(ペア)

BCUST
専用スピーカースタンド・・・以下省略
30ペア(日本限定生産)
¥62000(ペア)

日本総代理店 SANSUI 山水電気株式会社


443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/03(木) 11:01:53.09 ID:3ZXfG8Vo
>僕の持ってるBCUは、最終限定生産2000年ミレニアムモデル。

本当のBCUは、94年終了。
おっさんのは最終生産じゃなくて、再生産限定モデル。
ターミナルがバイワイヤリングになってるだろ?

444 :カラジャン:2011/11/03(木) 12:04:26.54 ID:E4oexGma

ターミナルはバイワイヤリングではありません。
最後の部品を使った、最終生産モデルです。


445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/03(木) 12:34:31.96 ID:QQNA5Gy+

世の中には、知らない方が幸せな事もある。。。
。。。のだが、黙っておられん

希望小売価格¥440,000(税込
販売価格¥139,000 (税込)
BBCモニター『BC1』の改良モデルとして有名な銘器 『BCU』の日本限定復刻モデル。
http://www.audiounion.jp/ct/detail/used/51390/


458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/03(木) 23:17:25.81 ID:AS+CGb31

BCUの最終生産モデルはサランネットの取り付けがマジックテープじゃない。
445のは違う気がする・・・裏のシリアルNo見ればわかるだろうけど。

461 :カラジャン:2011/11/04(金) 18:26:42.04 ID:TotPMmH4
>>458
サランネットはマジックテープではなく、凸凹の差し込み式になっています。

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 01:54:31.67 ID:52GJkHY/
>>438
スタンド込みで50万かぁ。ちょっと高すぎ

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 09:16:43.74 ID:7A+pOm/J

ニセモノにしてはね

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 10:40:38.58 ID:HBIj6wHs

ニセモノは言い過ぎ。
再生産、最終生産品

467 :カラジャン:2011/11/05(土) 10:52:52.18 ID:HBIj6wHs
>>464
BCUの最新版がこの値段で手に入るなら、僕は安いと思い購入しました。
最初に、ビートルズのCDをかけて、その素晴らしいサウンドにビックリしました。
もっと高額なスピーカーは世の中にたくさんありますが、これほど素晴らしい音を奏でるスピーカーは、めったにないと思います。
”スピーカーは値段ではない”を地でゆく夢のスピーカーですね。


531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/15(火) 16:28:51.00 ID:DZ4ZBL0i

山水BCUをホンモノと間違えてる。

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 11:05:59.76 ID:A9UL30j4

そう、この世にBCUの最終生産品など存在しない。
あるのは、復刻版だけだ。。。
それを山水は最終生産と偽って売っている。

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 11:45:49.01 ID:HL7Rm9+H

すでに生産終了していたBCUを、メンテナンス用にとっておいたパーツを使って再生産したんじゃね。
最終生産という言葉はずっと継続して生産していた場合には使えるけどね。
この場合はすでに生産やめてたのだから復刻版が正解。

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 14:42:12.73 ID:A9UL30j4
>>471
>メンテナンス用にとっておいたパーツを使って再生産

それがね、そうでもないんだ。

まずスーパーツィーターは代変わりしているがぎりぎり良いとして、 ツィータのHF4300が苦しい。
1300と中身がまるで違う。フェライトマグネットだけなら良いのだが、振動板がマイラー。

外側のケーシングだけがHF1300のまんま。
本当にセレッションで作ったのか?

ちなみにHF4300はセレッションのスピーカーシステムに使われたことはない。
ウーハーにいたっては、全くの別物。もともとポリプロピレンコーンのウーハーに、ベクトのコーンに変えただけ。

また、ネットワークもツィータのマイラー化により能率が下がったので、タップ式のアッテネッターではない。

これでは、忠実な復刻とはいえないでしょう。言わば「なんちゃってBCU」


625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/05(月) 22:15:42.06 ID:jw2nzkj6

それ当時残っていた補修部品を集めて組んだセットだろうから最悪だとネットワークはこんな感じかもね。
http://www.ebay.co.uk/itm/Spendor-BC1-BBC-Speaker-Crossover-Pair-working-condit-Blue-Alnico-Basses-/370547808748

これだとオリジナルの音は到底出せない。

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/06(日) 02:39:32.09 ID:pZQgpec2

真実とは、残酷なものよのう
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1287149747/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c5

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
438. 中川隆[6677] koaQ7Jey 2017年2月12日 21:07:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7137]

ダウ平均はなぜ最高値を更新し続けるのか?で考える投資のヒント=栫井駿介 2017年2月12日


ダウ平均が史上最高値となる2万ドルを突破しました。
初めて1万ドルを突破した1999年から約18年で2倍になった計算です。

一方で、同期間の日経平均株価の上昇率はダウ平均を大きく下回ります。
しかし、それだけで米国株の方が日本株よりも優位性があると考えるのは早計です。

脳天気でもプリオンでもない、NYダウが上がり続ける本当の理由

インフレ調整後では日本株は米国株を上回る

ダウ平均とは、米国の主要企業から選び抜かれた30銘柄からなる単純平均株価です。単純平均株価は構成銘柄1つ1つの影響が大きく、必ずしも市場全体の優位性を表すものではありません。純粋な市場の実力を見るのであれば、時価総額加重型平均であるS&P500やTOPIXを見るのが適当と言えるでしょう。


1998年末から2016年末までのS&P500(米国株)とTOPIX(日本株)を比較すると、S&P500は82%上昇しているのに対し、TOPIXは40%の上昇にとどまります。単純にこの数字だけ見れば、米国株に優位性があるように見えます。

しかし、ここで考えなければならないのは両国のインフレ率の違いです。インフレが大きい国では、株式の価値が上がらなくても株価は上昇します。通貨が違えば、インフレ率を調整する必要があります。

1998年からの18年間におけるアメリカのインフレ率は年平均2.2%です。一方、日本は−0.02%と、インフレどころかデフレになっています。1年だけ見れば大した違いではないように思われますが、18年経つと50%近く差が出ます。

例えば、1999年に米国で1ドルだったものは、インフレ率に従うと1.47ドルになっていますが、日本で100円ものはほぼ100円のままです。つまり、インフレ率の高い国では、インフレ率以上に株価が上昇しなければ、実質的に損が出てしまうのです。

指標 S&P500 TOPIX ダウ平均 日経平均
1998年12月 1,229.23 1,086.99 9,181.43 13,842.17
2016年12月 2,238.83 1,518.61 19,762.60 19,114.37
上昇率 82.1% 39.7% 115.2% 38.1%
インフレ調整後 23.8% 40.1% 46.3% 38.5%

上の表にあるように、インフレ率調整後のS&P500は24%の上昇に止まる一方、TOPIXは40%の上昇です。インフレ調整後の日本株のパフォーマンスは米国株を上回っているのです。

ダウ平均が強いのは「厳選」かつ「入れ替え」

表を見る限り、ダウ平均はインフレ調整後でもS&P500、TOPIX、日経平均の全てを上回っています。それぞれを株のポートフォリオとして見れば、やはりダウ平均はこの中で最も優秀なポートフォリオと言えます。

ダウ平均はわずか30銘柄で構成され、日経平均の225銘柄、S&P500の500銘柄、TOPIXの約2000銘柄に対して圧倒的に少なくなっています。

30銘柄は米国の超一流企業であり、その構成は数年に一度見直しが行われます。1999年以降で見ても、30銘柄のうち13銘柄が入れ替わっています。

例えば、1999年にインテルやマイクロソフト、2013年にゴールドマン・サックス、2015年にアップルが組み入れ銘柄に採用されています。現在の構成銘柄で当初から採用されているのはGEのみで、そのGEですら出入りを繰り返しています。

つまり、ダウ平均の30銘柄は厳しいふるいにかけられた超優良銘柄ばかりなのです。そこから入れ替えが行われることにより、昔ながらの銘柄だけではなく、ITなどの最近勃興してきた企業も含んでいます。

計算する期間等により一概には言えない部分もありますが、ダウ平均が大きく株価を伸ばしたのは、多くの銘柄を機械的に組み入れるからではなく、銘柄を絞ることで「勝ち組企業」の成長を反映してきたことが理由の一つと言って差し支えないでしょう。

厳選・割安投資で最高のポートフォリオを目指す

この考え方は、個人投資家のポートフォリオにも応用できます。S&P500のようなに玉石混交の銘柄を購入していては大きなリターンを上げることは難しく、厳選銘柄を組み入れていれば、長期的にみて力強い成長力を有する可能性があります。

重要なのは、厳選銘柄のメンテナンスです。落ち目にある企業はポートフォリオから外し、将来に期待が持てる銘柄を購入することをいつも意識しなければなりません。そのために、投資家は社会の動きをチェックしなければならないのです。

ダウ平均の惜しい点は、割安銘柄をポートフォリオに組み入れにくいということです。時価総額などがある程度大きくならなければ採用されないため、安い時に買うのが難しいのです。それでも優良銘柄を組み入れるだけで高いリターンを出せるという事実には目を向けるべきでしょう。

個人投資家のポートフォリオでは、時価総額の制限はありません。そのため、理想のポートフォリオは厳選された優良銘柄を、価格が安い時に購入することです。この2つを遵守することで、より高いパフォーマンスをあげることができるでしょう。

まとめ

◾インフレ調整後では、日本株のリターンは米国株を上回る

◾ダウ平均が強いのは、厳選銘柄で構成され、常に入れ替えが行われているから

◾優良銘柄を割安な時に購入すれば、長期的に高いパフォーマンスが得られる
http://www.mag2.com/p/money/33186
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c438

[近代史02] 株で損した理由教えてあげる 中川隆
439. 中川隆[6678] koaQ7Jey 2017年2月12日 21:24:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7138]

2017年2月12日
地獄を生き延びた超長寿企業30社は今後も充分に投資対象だ

新しくできた企業は、場合によっては大きく成長する可能性があるのだが、逆に資金が尽きて会社が死ぬ可能性もまた高い。時流に乗れば一瞬にして時代の寵児になるのだが、流れが変わると一瞬にして泡(あぶく)と化して弾ける。

2000年前後のITバブルの時に祭り上げられた企業は多くが弾け飛んだ。

その頃に最も注目を浴びていた「ヤフー」は生き延びて定着すると思われたが、17年経った今、米ヤフーは存続ができない状況にまで追い込まれている。

もちろん、新興企業の中から今後も数十年、いや数百年にも渡って生き残る企業も必ず生まれてくる。しかし、どの企業がそうなるのか誰にも分からない。

マイクロソフトがそうなるのか、アップルがそうなるのか、アマゾンがそうなるのか、誰にも予測がつかない。そうなるかもしれないし、ならないかもしれない。

こうした企業に「超長期」で投資して、配当を人為的に10%以上にしながら再投資して資産を膨らます手法を使うには少々、不安がある。

投機ならいいが、何も持たない人間がもがくための投資には向かないのである。では、どうすればいいのか。

この100年を生き残るのは並大抵のことではなかった

「今後もずっと長持ちする企業」を見つける良い方法がある。

「数十年どころか100年以上も長生きして、今もきちんと利益を出し続けている企業を探す」のが最も合理的かつ確率的な解答となる。

今まで100年以上も生き残って利益を出している企業というのは、その事業と経営が時代の荒波をくぐり抜ける体質になっているという確固とした証拠である。

単純に100年と言うが、この100年を生き残るというのは、実際には並大抵のことではなかったはずだ。なぜなら、アメリカだけでも、この100年は激動だったからだ。

考えてみて欲しい。この100年の間、世界大恐慌、第二次世界大戦、スターリン・ショック、キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争敗北、オイルショック、ニクション・ショック、ブラックマンデー……と、数限りない危機が直撃した。

その都度、アメリカのみならず、世界の資本主義が動揺し、企業収益は吹き飛び、先が読めない展開となり、多くの企業が崩壊していった。

世界大恐慌は1929年から1933年まで続いたと言われている。しかし、それ以後は経済成長期に入ったのかと言えばまったく違う。アメリカのみならず、全世界は1930年代は戦争の世紀であり、不況は長く執拗に続いて停滞していたのである。

10年以上、先のない陰鬱な経済停滞が続き、世界情勢の不安や戦争はいつ終わるのかも分からない暗黒の時代だった。100年以上も生き残ってきた企業は、そうした修羅場をくぐり抜けている。

さらにその後も、数々のショックを乗り切って、昨今ではリーマン・ショックの大暴落をもくぐり抜けて利益を出しているのである。その企業体力は並大抵のものではない。

寿命が凄まじく長いのに、今も利益を出し続けている企業は、今後も数十年生き残る確率が高い。

長期に渡って資金を預けるのであれば、わけの分からない新興企業より、地獄を生き延びてきた企業に金を預けるのは何の疑問もない。

当たりもしない評論家の下手な企業分析を聞くより、生き延びた企業の実績を見た方が100倍も確かだ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/02/20170212T1947440900.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c439

[リバイバル3] お金とアレにしか興味が無い大川隆法先生を背後から操っているのは… 中川隆
9. 中川隆[6679] koaQ7Jey 2017年2月13日 06:43:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7139]

因みに、大川隆法先生の様に CIAに目を付けられた人には こういう就職紹介を装った英文メールが送られてくるんだ:

Become our representative.


Greetings!

I am working as a top manager in a large consulting bureau. Our organization
provides law services as well as service on business optimization. Among our
clients there are large and international suppliers. Now, we are recruiting
responsible representatives in Japan. You were advised very much, as a person
who is clever and responsible.

We recommend you to study carefully this offer. You have an opportunity to
become an exclusive representative of different huge and famous groups of
companies. All the companies are our long-time clients. There is no need in
work experience. Before starting the work, you should pass through a
preparatory period, which will last: eighteen working days. During the
traineeship period, you will receive detailed directions. Already during the
training you will earn not less than 3,390 dollars.

After the preparatory period, you will receive a licensed diploma of finishing
the probation. You will also have the right to enter a constant agreement or
refuse the further partnership. Already after 2 months of the partnership,
your income will be 1.370.000YEN per month. In addition, to the fixed salary,
you will receive interests from any transaction performed with your
participation.

If you want to become a representative of a large company, please,
necessarily, write your answer to the e-mail:


CIAに都合が悪い人間にも同様のメールが送られて来るんだけど、お金に目が眩んで連絡するとこういう風に自殺(?)する事になるんだ:


朝日新聞襲撃犯、名乗り出る

週刊新潮で前号に引き続き「犯行告白」した島村征憲氏(65)は今回、阪神支局内で2人の記者に散弾銃を発砲した、とする様子を詳細に表現している。

また、前号で「ある公的な組織」と表現した、犯行を「頼んできた」人物が当時所属していた組織について CIA だとも明かした。

【NEWS引用】1987年5月の朝日新聞阪神支局襲撃事件などを巡って、週刊新潮に掲載した手記で「実行犯」を名乗った島村征憲(まさのり)氏(66)が、4月13日に北海道富良野市内で白骨化した遺体となって発見されていたことが18日、わかった。道警は自殺と見ている。

 島村氏は、「自分が実行犯だ」として昨年1〜2月に4回連載した。しかしその後、証言を翻し週刊新潮も誤報を認めた。

 島村氏は、朝日新聞・小尻記者と犬飼記者2人が殺傷された阪神支局襲撃事件について「自分がやった」とし、朝日新聞東京本社銃撃や静岡支局爆破未遂など3事件についても実行したと強弁していた。

 しかし、当の朝日新聞の検証結果で島村氏の話に真実性なし。連載した週刊新潮も誤報と認めていた。

 遺体は4月13日、富良野市内の資材置き場で見つかった。

島村さんは1月、北海道旭川市内のホテルで手首などを切った状態で見つかり、市内の病院に入院中に行方が分からなくなった。ホテルには

「お父さんはもうだめだ」

などと家族に向けたとみられる遺書らしきものが置かれていた。

 不可解だ。本当に自殺したのだろうか?

しかも、遺体発見から1ヶ月も経ってから発表する道警もおかしい。

白骨化している、なんて。

自殺?他殺?

どちらにしても調査、取材、捜査いずれも追及は困難極まりない。

 大きな闇の勢力が、北の地の果てに葬り去ってしまったのか?

 まさに小説の書き手なら、想像が膨らむばかりだ。

 襲撃した犯人は必ずいるはずで、どこかで、島村氏の死をにんまりと喜んではいないか?
http://blog.goo.ne.jp/gooyuhueriami/e/324980de1615a3a17d458939d6ced3eb

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/218.html#c9

[経世済民119] 「対外純資産が経済論議でも無視」が世界景気低迷の根源 世界のエコノミスト全てが経済音痴と断定できる 公平君
1. 中川隆[6680] koaQ7Jey 2017年2月13日 07:37:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7140]
まず最初に、おまいの言っている対外純資産とかいうものの定義を書けよ

一般人が考えている対外純資産とおまいの妄想してる対外純資産とは全く違うものだからな
http://www.asyura2.com/17/hasan119/msg/122.html#c1

[文化2] 手廻し蓄音機より良い音は絶対に出せない (近代史板へのリンク) 中川隆
2. 中川隆[6681] koaQ7Jey 2017年2月13日 09:22:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7141]

本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/818.html#c2
[リバイバル3] 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 中川隆
1. 中川隆[6682] koaQ7Jey 2017年2月13日 09:57:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7142]

音楽はこういう所で聴くのが理想


”静寂の空間” バング&オルフセン 二子玉川/ホームメディア・AV システム
http://www.houzz.jp/photos/49539201


長野県の別荘にBeoLab5スピーカーをインストール致しました。

オーナー様は別荘を計画されていた7年前からBeoLab5スピーカーの導入をイメージされてました。

リビングは3面、高さ4mのガラス張りの開放的なスペースとなっており
目に入る自然環境を招き入れるような設計意図があります。

窓前に配置したBeoLab5はランドスケープを構成する要素として、これ以上ないほど調和しています。

7年越しの夢を叶えたオーナー様にはBeoLab5の圧倒的なサウンドクオリティと
iPadでの快適な操作をご体感頂き、訪れる頻度が高くなりそうだと仰って頂きました。
http://www.houzz.jp/photos/49539201

ただ、僕なら部屋はこのままで


スピーカーは Bang & Olufsen から QUAD ESL63 (pro でない茶色の方) に
プリアンプは Goldmund の Mimesis 2
パワーアンプ は Goldmund の Mimesis 8.5


に変えますけどね。


ジャズ喫茶では改築前の昔のYAMATOYA が一番センスが良かったですね:

京都 東山 ジャズ喫茶 YAMATOYA
http://blog.goo.ne.jp/kamekutobu_2014/e/1a93368e707937c887865a8ef2614205
http://kyoto-de-diary.seesaa.net/article/186780012.html
http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26001087/
http://jazz-yamatoya.com/


音楽というのは本来こういう調度と雰囲気の中で愉しむものなんですね:


ニセコ外人向け高級別荘 Taiga Niseko
http://www.taigaprojects.com/ja/niseko-real-estate-sales/property
http://www.nisekoizumikyo.com/realestate_jp/izumikyo_interface/tatemono/


一方、こっちが日本のオーディオ・マニアが音楽を聴いている環境:


菅野沖彦さんの部屋
http://ninzaburou.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/blog/images/sugano1.jpg
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/archives/2008/02/15.html

趣味の極道
http://www.gokudo.co.jp/Vanguard/index/
http://www.gokudo.co.jp/index2.htm

HAL4550邸
http://www.gokudo.co.jp/News/n2011Qtr11/index.htm
http://hal4550.exblog.jp/24242202/

楠 薫のオーディオ三昧
http://www.kusunoki.jp.net/audio/audioindex.html

GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/

Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)
http://community.phileweb.com/mypage/myroom/1805/
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-date-201209.html


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                //∨|八i |  | ヒ|乂 /// イ弐示く |     :j: : : . '.
                ///: : i: : : :i i  │∠ : イ//   弋少 刈    //: : :八: :\
                /{:八: : :i/: :八: ∨|八|  |/ :j         `` /    /: : :/ ハ :  \
              /   /: :\ \ \ : : \\////  〈| .  ////// /   / : :  / } : | 、ヽ
               / : : : : \ \ \: :从⌒             ∠/ ///: / ノ.: :リ 〉: 〉
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                :.   i   :.:r';:):::: u         八    し          ′
                 :.     、 ゝ..:.::ノ  u        ′丶              . '
             :.      丶.       し     . '     丶.        . イ


しかし、窓から何も見えないゴミ溜めみたいな密室で高級オーディオに狂ってる爺って異常じゃない?

上記の信州やニセコの別荘みたいな窓から白樺の林が見える部屋で音楽を愉しむのならわかるけど、ゴミ溜めみたいな密室で音だけ聴いてるのは異常。


それから、悪い意味でのオーディオマニアは必ずこういうセンス最悪のゴチャゴチャした部屋にしちゃいますね。こんなゴミ溜めみたいな物置の中で音楽を愉しめるのかな?:


Acoustic Guitar Stream
http://www.nakakitahideki.com/audio/index.html

オーディオ三國無双 猛将伝 U -不死鳥伝説- - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/namechan9999/12549581.html

禁断のKRELL
http://ameblo.jp/507576/entry-12229500323.html
https://www.youtube.com/results?search_query=cello+krell

「音楽&オーディオ」の小部屋
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/14697f542c1bc536cac71f9d4504e410
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c65c9b145ecff342603c6c13d8fb34b2

オーディオ雑記帳
http://more.main.jp/zakkichou08.html


スピーカーが5割でアンプが3割プレーヤーが2割・・・・なんて話を聞きますが

人生から見たらスピーカーは3%くらいでアンプは2%くらいです(これでも多すぎ)
オーディオバカでない人の方が良い音を出しているのは、永遠の謎です
2015/12/06(日) 16:06 | URL | kaorin27
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-466.html


RICHEBOURGさん訪問記 なんてのも書いてみる Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-475.html


RICHEBOURGさんのマイルーム
http://blog-imgs-84.fc2.com/k/a/o/kaorin27/image1_convert_20160323120836.jpg


そうです
わたしが組ませてもらった、英国はパラマウント映画社のアンプとアビーロード・スタジオからぶんどってきた LOCKWOOD モニター(15インチ Tannoy monitor RED入り)の組み合わせを使っている Tさんのお宅へ行ってきました

まず何より、何より素晴らしいのが・・・お分かりでしょうか?

パキスタン製のハンドメイド絨毯ですよねー、アンプよりお高いでしょうねえ、お父上経由で買えたそうです

実物を見ると写真の10倍は見事な質感です、素晴らしい素材と織りの技術。
模様のエッジが立っていて何一つ迷いがありません


はっきり申し上げてわたくし、オーディオマニアさんのお宅へお邪魔するの苦手です

「音さえよければ、見た目なんて関係ねえ」ってお宅に限ってもれなく聞き続けるのに努力を要します


もともと西洋のある種の音楽(クラシックのことね)は、多くの部分で次のような環境の中で育まれてきました

中央集権でなきゃ、ベルサイユ宮殿なんかの豪勢な建物やクラシック音楽が発達するわきゃないよね

文化は国の強さの象徴ですから

http://blog-imgs-84.fc2.com/k/a/o/kaorin27/a-schubert-evening-in-a-vienna-salon-julius-schmid_convert_20160320164045.jpg


ピアノの前に座っているのはシューベルトさんです

音楽が野に下ったのはベートーベンの頃という説もありますが、作曲家にとっては演奏会での興行収入はまだまだわずかなもので、楽譜の売り上げと教師の収入それらよりもパトロンからの援助が大きかったはずです


だってそうでしょう、演奏会なんて博打を打たなくとも援助の方がずっと安定している(笑)

結局、大衆の耳に音楽が届いたのは貴族の力が弱まっていく逆らえない時代の流れのせいであって、嫌々だったでしょうね芸術家からしたら

パリのバスティーユ牢獄襲撃が1789年〜ナポレオンによるクーデターが1799年
ベートーベンが 1827年没ですか、激動の世紀末ですねえ

しかし、世の中が安定するとまたショパンやリストのように時代が下ってもサロンで活躍した音楽家はたくさんいます

西洋は階級社会根強いねえ


そしてこちらは、つい先日の写真です  現代のサロン調の音楽と言っても良いかしら

http://blog-imgs-84.fc2.com/k/a/o/kaorin27/image.jpg

現役のウィーン・フィルのメンバーの私邸(ご自宅)に日本からの参加者を募ってサロンコンサートを開催している様子です

音楽の都では王様から選挙で選ばれた代表者に政治の実権が渡った現代でも(聴衆の方がどうなのかは別にして)音楽のなんたるかを分かっている芸術家がまだちゃんと居る証拠の写真です


Tさんのお宅でラヴェルを聴きながらこんなことを思っていました

この部屋の特徴は20畳を超えるスペースながら、立方体の形状です
オーディオマニアからは嫌われる形ですね、我が家も同じく立方体です

だからこその素晴らしいプレイバックだと思います、詳しくはまた別の機会にあげますが、変形の部屋は言うに及ばず、斜めの天井や壁は少なくともホールでセッション録音されたクラシックの再生としてはどうなのでしょうか

さらにもう一点、こちらのシステムは極めてシンプルです

CDプレーヤー・フェーダー・パワーアンプ・スピーカー・・・・これだけです
アンプの配線とケーブル類は同時代の英国製を主に使いました

電源改良だの、あーすが何おーむだの、インシュレーターの振動がどうしたの、ケーブルを変えてだの、球を差し替えるだの、その他アクセサリーがかゆいだの痛いだの
全くしてません


音の印象を言葉で表すのは、これまで書いてきた通りピントはずれなことだと思うのでしませんが一つ感じたのが「音楽が清潔だな」という思いです。

もちろんただの言葉遊びですが、以下の文との私自身の中での対比の感想です

私自身がこれまで体験してきた良い音、鮮度のある音、色付けのない音を標榜し、たくさんの「オーディオ的対策(自称)」を施したお宅の音を聞いた際の印象がなんと言いますか「音楽の騒々しさ」であったことを思い出すと、今回受けた印象は正反対だったのです

奇しくも実体験で教えられました

「新鮮な刺身」を食べようとして、お魚に長時間触りすぎて鮮度を落としているオーディオがいかに多いか

はじめは上手く感じるけれど、終曲頃には「早く終わらねえかな」と思う腕自慢の若い演奏家諸君のコンサートだったり、一口目は美味く感じるけれど、食べ終わる頃には飽きている流行りの進化系ラーメンのようにです

Tさんのお宅は違いました

プレイエルかエラールか知らないけれど、モニク・アースの弾く軽妙洒脱で乾いたピアノの音がいつまでも耳の奥に残っています

コメント

写真のお部屋、シンプルで良いですね(^^♪
雰囲気を作るのはとても大事なことだと思います。

今の時代、個人が有名な演奏家をプライベートサロンに呼んで演奏を聴くのはまず不可能に近いでしょう。

生の演奏者は呼べないとしても、「パラマウント」や「LOCKWOOD」などの優れた再生装置で音楽を聴くのもまた贅沢なもので羨ましいです。

私も「ALTEC」を使うようになってからは人様を読んだり人様の家に行って音を聴いたり一切なくなりました。

喫茶店や呑みやなどで友達とオーディオ話をするのは好きですが、相手の装置を前にオーディオ話をしたり招いて話をしたり、気が乗ればいいのですが、乗らないとこれほどつらいものはないです。

一曲だけ音を聴いて・・ハイ良かった喫茶店行こう・・なんて言えませんから(笑)
2016/03/25(金) 13:11 | URL | nyann #3CWxtMyM[

Re: こんにちわ
外交手段(笑)として、友好な交流はあってもいいと思いますが、人様のお宅の音に意見を述べたりましてや手出しをするなんてことは絶対にしたくないですね

そのお宅の音はその方の専権事項ですから、内政干渉に繋がる不可侵条約は厳として遵守すべきと考えます
2016/03/27(日) 12:00 | URL | kaorin27

昔オーディオ全盛の頃名立たるオーディオ評論家諸氏の関係みたいですね、お互いの記事に対して絶対に不可侵条約でした。

当時今のようなソーシャルメディアが発達していたら面白いことになったいただろうと思います。

私も若かりし頃はオーディオ界に君臨した長岡大帝国の親衛隊でした(笑)

最近相談に乗ってほしいと頼まれたのですが、
(私の音になるだけで、あなたの音にはならないですよ!

もっとご自分を信じて頑張ってください・・)ってお断りしました。

一度聞きに行くと何かしら意見を言わなくてはならないしそれで解決するとは思えない、とても難儀なので。

昔も今もハイエンド系の機器を導入して悩んでいる方が多いようです。

大枚はたいて買った機械ですから気持ちは解らなくはないのですが、
収入の身の丈と感性の身の丈は必ずしもイコールではないのかなぁ!

ハイエンド機器は個々の機械の主張が大きいので、組み合わせて使いこなすのは大変そうです。
2016/03/28(月) 11:56 | URL | nyann #3CWxtMyM


そうですねえ

ひと様のお宅で何か行えばオーディオだから何をしても音の印象は変わるのは当然なのですがこれまた当たり前のことに、1週間も後に再訪すると見事に元の音に戻っているという体験を何度もしました

ご本人に聞いても「何もいじっていない」とおっしゃる、その通りだと思います。
だから、音は機械が出すのではなく、その人の音でしか鳴らないと思っているのです

若気の至りの頃、いらぬおせっかいをしてわかったことです

そういったことを踏まえて、その人の出す音を、音の個性を認めて楽しませて頂くのであれば交流もまた楽しからずやです
ささやかな経験ではご自身の音に信念をお持ちの方は他人家の音に対して決して悪く言いません

当然といえば当然ですが、その必要がないからです
2016/03/31(木) 01:11 | URL | kaorin27
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-475.html

RICHEBOURGさんのマイルーム

イギリス旧家の様な空間が目標です
今から半世紀前の再生装置を使って、その当時のクラシックを聴いています。

RICHEBOURGさんのシステム構成

CD Player  : REVOX B226
Transformers : TELEFUNKEN Mil.
Fader    : Maihak w66c
PowerAmp   : R.A.F. (distributing agency by Paramount)
Speaker   : AbbeyRoadStudioMonitor(Monitor15(Red))

2014.06
・平行法の模索中
 ベルウッドさん、GRFさんの平行法の音に唖然
 GRFさんの床置きT4は驚愕の一言。
 我が家でもモノラル音源を用いての葛藤の日々が続く。

2014.09
・スピーカーのセッティングをやや内振りに戻す。

2015.04
・AbbeyRoadStudioMonitor(Monitor15(Red))の導入
http://community.phileweb.com/mypage/myroom/2512/


RICHEBOURGさん。
北川は鈴木と押しかけて平行法を押し付け、DACの中古を60万で売りつけ。
音がおかしいので聴きに来てと誘いがあり、私が伺って聴いた音は、「なんじゃこの音は」でしたネ。

簡単に言いますと、たしかに平行法。

しかしどう見てもぼけた「蜃気楼」というか音像がぼやけてしまっている。
ピアノ・コンチェルトのピアノが後方ティンパニーの位置から鳴る、こんなの信じられんです。

また、後日、置いて行ったというDACもメーカー名は「知り合い先の」ということで、「RICHEBOURG」も「???」。そのDACも人工的な音、もしくは半導体の基板の音、現状のラックスCDPのほうが好いのです。

後にDACも返却へ、平行法はその日のうちにやや内ぶりに修正、これで音が活きてきたのです。
http://27415664.at.webry.info/201508/article_16.html


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因みに、ウェスタンエレクトリックとかクラングフィルムの様な映画館用の装置はこういう大広間でないと絶対に無理です:


都城 江夏俊太郎様宅

スピーカーはウェスタンエレクトリックを中心にしたシステム

ウェスタンエレクトリック555 とカールホーン
http://tannoy.exblog.jp/24932912/
http://miyazaki-vtc.sakura.ne.jp/audiokenbunroku.html

JBL HARTSFIELD とか TANNOY Westminster でもこれ位の大きさの部屋は必要:


日本画家 笠青峰さん

アトリエの地下にコンサートホールを作り、国内の一流の音楽家をはじめ、世界最高峰のオーケストラ.ウィーンフィルのメンバーも一年に数回訪れ、そこでコンサートを開くというほどのクラシック愛好家で、今回も、取材に訪ねた前日、その会場で演奏会が催され大盛況だったという。

建物は正八角形で湯布院の町が一望できるパノラマです
地下の音楽ホールです。ワイン頂きながらクラッシック・・・イイッスねぇ
http://diversst.exblog.jp/15788322/

家庭の居間で使うスピーカーのウーハーは最大でも30cm が限界なのですね:


菅野沖彦の演奏家訪問で部屋の広さとスピーカーでマトモに鳴ってるか想像つくよね。

バカ団塊を騙すにはでかい箱がいい。耳ツンボだし、しかもバカ

狭い部屋なのにバカデカいウーファー導入した後で、あのボワボワを聴いて「こりゃ違う参った」と失敗に気付くアホばかりなんだね。

小さい箱に大型ウーファー入れたら量は出るが質が劇的に悪くなるというのを証明したのがJBL43系モニター。

だからプロは他に流れた。

ドスンドスンという懐かしい重低音なんてのも流行ったな。


____


二組のスピーカーを同じ部屋に置くことは造作もないが、ある程度のハイエナジー環境で聴く際には大きなフロア型スピーカーが共振するので、

セオリーを順守するオーディオファイルはひとつの部屋に一組のスピーカーしか置かない。

オーディオ評論家のリスニングルームで、二組のスピーカーが常設されている例は見たことがない。
http://ameblo.jp/507576/entry-12028327146.html


Consequenceが戻ってきてから、寂しい思いをしていたのは ESL-57です。

音場型のSPと同じ部屋に置くと微妙な音場情報をフィルムが共振して吸い取ってしまいます。

見事に細かい音が無くなるのです。

それで、T4を聴く場合は、同じ部屋には置けないので隣の和室に置くことになります。

Quadといえば、茅野の家には、44と405IIが、JBLの箱に入ったタンノイIIILZ/ 10inch Monitor Goldを鳴らしています。

405では力があり過ぎて、タンノイと組み合わせると低音過剰になってしまい、低域を減らして鳴らしているのです。

その Quad のコンビで鳴らしたいと願っていましたので、置き場所を兼ねて茅野まで運んでみました。

いや〜驚きました。さすがに純正の組み合わせです。家では230Vにf圧しなければ弱かった ESL が水を得た魚のように水みずしく、また力強くなったのです。
後ろもそんなに空けていません。それでまったく過不足のない音がするのです。

この組み合わせで良くなる理由として第一に考えられるのは、振動系の軽さでしょう。
Quad のフィルムは軽いのですが、面積は大きいです。その大面積から充分以上な低音が聴こえています。405 のワイルドな音が組合わさると平面スピーカーがまったく違う次元の音になるのです。

バーンスタインが最後に録音したタングルウッドでのボストンシンフォニーのベートーヴェンの7番も聴いてみました。
すごい低音です。会場いっぱいに広がっていくのが手を取る様にわかります。

今なら、このシステムは全部で30万ぐらいで買えるでしょう。
少なくとも音楽を聴くのに何の不足も感じません。
東京から CD だけを持ってきても一夏、いや一冬過ごせるだけの素晴らしい音です。何よりも私のどの装置より低音がゆたかですから。


Commented by UNICORN at 2010-10-23 10:13
最近さる方がMIXI日記にかって保有していたESL63の思い出話をかいていました・・・

もう少し低い領域とダイナミックレンジが稼げれば・・・。

小生が過去1年間に経験した複数の ESL57 の再生音は全くそのような不満を感じさせなかったものでした、やはり過去のマスコミの記事に洗脳されが、初めから諦めているような気がします。

惚れたら、途中でおっ放り出すような事をしたら終わりですね。


Commented by TANNOY-GRF at 2010-10-23 18:19
今までの家の傾向の音ではなく、オーケストラが轟然と鳴ります!
驚きました。その分細かい音は少なくなりますが、オーケストラ好きの私にとっては本当に驚きでした。


Commented by TANNOY-GRF at 2010-10-24 20:14
GRFの部屋にあった時とはまったく正反対の音がするのも、57 がいかにHiFIかを証明しています。
問題は、入力の質と部屋との相性なのです。


Commented by GRFの部屋 at 2010-10-26 02:24
>>問題は、入力の質と部屋との相性なのです。
>ここに総ての鍵が有りそうですね。

オーディオのすべてがここにあるといえますね。
入力の質は、最後まで良くなるという事は有りませんから、そこが一番大事です。また、部屋との相性は、部屋の中でならす以上切っても切れない宿命です。

高いアクセサリーを買うまえにどうして、動かしてみないのでしょう?
動かせないという声もありますが、そんなに大きな SP を持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。


Commented by (Y) at 2010-10-26 13:27
>そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。

うちのことですね、すみません(笑)。
でも大きなSPにはあらがえない魅力が有るんですよねー。
特に能率の良い大型 SP は反応もシビアだし、取り扱いが極めて難しいのですが、音の軽さ(特に低音)が魅力なんです。


Commented by GRFの部屋 at 2010-10-26 19:34
>そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。
これは家の事です(笑)
>取り扱いが極めて難しいのですが、音の軽さ(特に低音)が魅力なんです。


そうですね、高能率の SP は音の出の軽さが信条です。
低音が重くないと低音だと思わない重症患者(私でした)が多いので、オーディオ産業が成り立っているのでしょう(爆)
http://tannoy.exblog.jp/14831189/


かつてタンノイ技術部長だったリビングストンが語った言葉


「スピーカーを作る場合の基本的理念というものを考えてみると、感度とか周波数特性とか歪みなどの数字だけを追求していけば、本当の意味でのスピーカーの製造、開発という理念からはほど遠くなってしまうのではないかと思います。

スピーカーとしては、原音を100%忠実に伝えることは無理にしても、いかに最も近い音を伝えるかというのが、その重要な役割だと思います。…

ある人が先月、あるいは先週コンサートへ行った時の音が耳から離れないという時、まさにその音を再現できるようなものでなければいけないと思うのです。…

コンサートホールで聴き、オペラ劇場で聴いた音に近い、リアルな音楽を再現したいというのが、私どもの理想です。

一種のイリュージョン(幻想)というか、まさに真実のように思えるものを音楽の面でいかにより多く与えられるかということが、最も大事なことだと思うのです。…

本当の意味での音楽、音楽の奥深く潜んでいるものを引き出してくる。それがタンノイの追求している一つの理念でもあるのです。」
(ステレオサウンド「TANNOY」旧版76〜77頁)


284 : RW-2 sage 2015/09/07(月) 12:20:23

>コンサートホールで聴き、オペラ劇場で聴いた音に近い、リアルな音楽を
>再現したいというのが

スピーカーシステムより部屋の大きさでしょね。空間が一番高価。

拙者の拙い経験と感覚では

10cmシステムで10帖。30cmシステムなら20帖。38cmシステムなら40帖は必要です。

システムの後方、LR の壁方向も大きく空けて、且つ試聴距離を取って、後方の空間も必要です。高さもあったほうが宜し。

試聴距離 5m〜8m離れて最大 120dBの音圧を得るとなると、システムが 90dB 程度ですと耐入力も 100〜300wクラスが必要。

パワーアンプも大がかりに。

まともにオーディオやりたいならやはり専用ルームが欲しい。

実際、某ライブハウス(満席100席)に置かれてある A7、某レストランフロア(50帖)に置かれていた 2000年製 GRFのスケールは凄かったです。
天井は吹き抜けですし。

家庭じゃ1000万円のコンポを用意してもあの音は無理でしょね。

288 : 薬漬け 2015/09/07(月) 20:14:32
>>284 
確かにそれなりのスケール感を求めようとすると、その位のエアボリュームは要りそうですね。
(英国では総じてスピーカーシステムが小さいのは、それもあるのでしょう。)

一方で、そんなに大音量でなく、空間に立体画を描くような再生の場合には、総じてシステムは大型が有利なような気もしますが。

加えて、「響きの文化」の象徴である英国の石造りサロンなら反響で、さほど大きなシステムでなくとも十全に鳴るでしょうが、「直接音の文化」の権化?であるデッドな日本家屋だと、あまりこじんまりに纏めてはパワー感(パワー自体でなく)不足を来すのではないかな、とも考えたりしています。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1423704997/

TANNOY(タンノイ) 「Landsdown」12inモニターシルバー搭載スピーカーシステム


スピーカーの高さって、試聴ポイント(通常は椅子に座って耳の位置)より下にユニットがくる様な設計のスピーカーシステムは基本的に家庭用となりますので、このモデルも家庭用高級タイプになります。

通常英国では家庭用スピーカーシステムとしては大型でも12インチ搭載モデルを使用していました。

Tannoy Autograph や GRF などはある意味特殊用途で大きな広間などにおく場合に使われていました。

その場合はキャビネットの構造もバックロードホーン型を採用しています。

一般的な部屋の広さでスピーカーシステムからリスナーまでの距離が近い場合は、低域がリニアに出る、バスレフ型か密閉型なのです。

Tannoy Autograph や GRF などバックロードホーン型は家庭用PAに位置付けられます。

スケール感や音場感には優れますが、リニアリティは無理な要求なのです。
Tannoy AutographやGRFはメーカーのフラッグシップモデルだから良いと言うのは間違いです。

リスナーの用途に応じて機材は選択するべきです。だから、一般の家庭での音楽鑑賞用としては TANNOYであればこの「Landsdown」が最も高級であり適当だと思います。
http://vintage-audio.jp/?p=450

タンノイ創設者の「ガイ・R・ファウンテン(1901年-1977年12月10日)」は一番小さなスピーカーシステムの「イートン」を愛用していた


TANNOY Eaton \80,000(1台、1976年頃)
2ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
使用ユニット 全帯域用:29.5cm同軸
出力音圧レベル(新JIS) 87.5dB/W
外形寸法 幅350×高さ520×奥行250mm 重量 14kg
http://audio-heritage.jp/TANNOY/speaker/eaton.html

彼は家ではほんとうに音楽を愛した人で、クラシック、ライトミュージック、ライトオペラが好きだったようです。

システムユニットとしてはイートンが二つ、ニッコーのレシーバー、それとティアックのカセットです

彼はステータスシンボル的なものはけっして愛さなかったんですね。その代り、自分が好きだと思ったものはとことん愛したわけで、

そのためある時には非常に豪華なヨットを手に入れたり、またある時にはタンノイの最小のスピーカーを使ったりしました。

つまり、気に入ったかどうかが問題なのであって、けっして高価なもの、上等そうにみえるものということは問題にもしなかった。

大掛かりなシステムがいいわけではなく「シンプルな響き」の方が「重厚長大な響き」に勝るという事なのです
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/b93b6d7d42835ea091105bb9a4bb4b4b/


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日本人のオーディオ観を狂わせたのは菅野沖彦とステレオサウンドの成金趣味が原因でしょう。


菅野沖彦

さあ僕とオーディオについて語ろう。ただし


装置総額1000万以上

レコ−ド枚数10万枚以上、

年収5000万以上、

愛人5人以上


でなければ オーディオについて語ってはいけないよ。では始めよう!!

___


五味康祐の視点で診る、オーディオ評論家のシステム


「五味オーディオ教室」という本に、菅野沖彦の音についての感想 が載っています。

菅野沖彦の音については、録音技師の聴く音であって音を響かせようとしておらず、 ステージがない、音の歪のない再生を追及するあまり無機的な音と評価しています。

ただ、だから菅野沖彦の音はだめだというつもりはありません。

音の好みは人それぞれ違いますから、菅野沖彦の音を好む人がいても当然のことと 思います。

しかし、ステサンなどで菅野沖彦の書いた文章を読むと、音に関することばかりで、 作曲家や指揮者、演奏家に対する感想などなく、音楽的教養が、限りなくゼロに近い人間だという事がわかります。
http://6629.teacup.com/fuku25252/bbs/2657


つまり菅野沖彦は音はわかるが、音楽は理解していないということですね。

録音エンジニアだったので周波数特性とか絶対音感は優れているのですが
音楽や音色の価値がわからないんですね。

だからこそ JBLとかマッキントッシュのあの酷い音を平気でずっと聴いていられるという事でしょう

     ∧_∧ ミ ギャーッハッハッハッ! 猫に小判!ブタに真珠!へっぽこ☆オーディオマニア!
 o/⌒(. ;´∀`)つ 
  と_)__つノ  ☆ バンバン


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html#c1

[リバイバル3] 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 中川隆
2. 中川隆[6683] koaQ7Jey 2017年2月13日 10:17:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7143]

元々、ハイエンドオーディオというのは こういう音楽がわからない資産家向けのものなんですね:


Goldmund Telos 5000 mono power amplifiers ¥38,000,000(税別)
http://www.goldmund.co.jp/pro.html

ゴールドムンドジャパン、GOLDMUNDの製品を値上げ
http://www.phileweb.com/news/audio/201303/01/13071.html

GOLDMUND「 Apologue Anniversary 」世界限定25セット \70,000,000(ペア)
http://www.avcat.jp/main/avnews/2013/09/02/goldmund%E3%80%81%E3%80%8C-apologue-anniversary-%E3%80%8D%E5%9B%BD%E5%86%85%E7%99%BB%E5%A0%B4%EF%BC%81%EF%BC%81%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%99%90%E5%AE%9A25%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%82/

ゴールドムンド究極のスピーカーThe Goldmund ProLogos発売。
http://www.stereosound.co.jp/news/article/2014/02/20/28322.html


スマウグの巣穴にて 万策堂の私的オーディオインプレッション
by pansakuu | 2017-01-03 16:28
http://pansaku.exblog.jp/25120472/

この東京には多くの外国人が暮らしている。

都心の低層マンションのワンフロアを借り切って住んでいた彼もその一人である。

http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=25120472&i=201701%2F03%2F28%2Fe0267928_16292832.jpg


見かけは小太りで小柄な老年男性である。客に対する柔らかな物腰と笑顔は多くの日本人の警戒心を何時だって解きほぐしたものだ。お決まりのような外国なまりは多少あったものの、日本語は大変流暢であった。私は事情があって渋々出掛けた集まりで彼に出会い、その場で共通の趣味を持つことを知った。すなわち彼は”自称”オーディオマニアだった。

彼と二人きりで初めて食事をしたのは香港であった。

あの時のことはよく覚えている。

眺めのよいレストランの大窓から見える高層ビルディングの中から、香港ではそこそこ有名なあるホテルを指さして、あれは最近まで私の持ち物だったが、この前の株価の大きな変動で手放さざるをえなくなった、残念ですと彼は言ったのである。彼が自分のカネに関する話をしたのは、その時が最初で最後だったと記憶しているが、その一言だけで、はっきりとその財力の大きさが意識された。

ただ、彼の財力は彼の商売熱心から来たものでも、受け継いだ遺産でもないらしいことも別な人間から聞いて私は知っていた。彼はアフリカや東南アジアで商売はするが、損失も少なくないと聞いていた。また、彼にはこの国には身寄りがいないとも。それらの大切な人間関係を全て本国へ置いてきたのだ。政治的な問題に巻き込まれたらしいのである。

そういう事実上の亡命者である彼の財力は、本国でのかつての政治的立場の高さから来たものだろう。深い事情を知らない者は、そのカネの性質について、これ以上は言うまい。ただ、言っておきたいのは、そういうお金の流れがなければ、物事がまるで回らない国も現実に存在する。彼は好きでそれを貰っていたわけではない。自分の運命に対する諦めと自衛本能がその莫大な蓄財の源泉なのである。
とにかく金持ちには金持ちにしかない悩みがあるのだ。


そういう物凄い財力でオーディオをやる。

一見してそれは私のような貧乏人にとっては大変羨ましいことであった。

私は香港の彼の家に行った。

らせん状にカーブした階段を下りると天井の高い大広間にポツンと GOLDMUND の Full Epilogue と Ultimate シリーズのセットが置いてあった。

ケーブル類やアクセサリーを合わせると総額では一億円に近いラインナップであった。
ポツンと書いたのは、その部屋が広かったのと、家具も少なく人っ気がなかったからである。

ああゆうテニスコートみたいに広くて天井の高い環境でボリュウムをいっぱいに上げて聞く GOLDMUND のフルシステムの威力は凄まじい。

オーディオは部屋だという人がいるが、それは違う。
部屋なんかで鳴らしているうちはまだまだなのだ。

もし、それを言うなら空間だろう。
あれは部屋と呼ぶにはあまりに広かった。天井が高かった。

最高級の GOLDMUND のフルシステムが、ああいう部屋で鳴るからああいう音になる。

日本のショウで似たようなシステムを聞いた覚えもあったが、だいぶ違っていた。

柔らかで清々しい大嵐が部屋中に吹き荒れるような時もあれば、ひたひたと迫る音の洪水に囲まれてリスナーはもう溺死しそうになる時もある。

そんな狂瀾の場の直後にも、小さなクモの足音のような恐ろしく小さな音が聞こえるような静寂が訪れる。

だが、こういう超富裕層の常なのか、彼は良い音で音楽を聞くことを愛したものの、現在、市場にどのような機材が売られているのか、細かい情報はほとんど知らなかった。

この GOLDMUND のフルシステムも、私のように方々に試聴へ行って検討を重ねて購入に踏み切るなどというまわりくどい過程を好まない。知り合いに紹介されたオーディオショップで勧められるままに買ったというだけのようであった。

会った当初、GOLDMUND 以外のメーカーの機材にことを彼はほとんど知らなかった。

そのせいか、私が様々なメーカーのオーディオの話をするのを彼は面白がった。

例えばシステムの全てを一つのメーカーの製品で揃えるのではなく、色々なメーカーが作り出したものを組み合わせて楽しむこと。

海外の金持ちにはそういう視点が完全に欠落している場合がある。

要するにどれとどれを組み合わせるのか、考える暇もないほど忙しく、またそれを面倒と思っているらしい。

お金はだすよ、あとは任せた、うまくやって頂戴。

でもそれじゃオーディオは楽しくないと私は彼に説教した。 身の程もわきまえず。

彼はいつものように、にこやかにうなづいて聞いていた。

しばらくして、また彼の家に行くとステレオサウンドがソファーの上に置かれていた。
聞くと、今まで、こんなに有名な雑誌すら、手にとって読んだことがなかったらしい。

しかし、その後、周知の事情で彼は香港に居られなくなった。実はそれは大昔に結ばれた条約で決まっていたことだった。そして彼の居場所はさしあたり日本に限られることとなった。勢い彼と私は、以前よりは頻繁に会えるようになった。

低層マンションのワンフロアを借り切った彼の東京の棲家には、いわゆる執事ではないが、それに近い役目をする人、独り者の食事の世話等の家事を行う日本人男性が雇われていて、私の自宅から送り迎えをしてくれた。片道40分以上かかるその道行、陽気なその男性は雇い主の話をしてくれることもあった。

意外なことに、その男性が言うには、主人はとにかく一貫して怖いのだと言う。
時には些細なことで、憤怒にかられた竜のように暴力を振るって、女たちを困らせるのだという。

折檻される女か。どこにそんな人がいるのか?
私は少なからず驚いた。一方、その男性は私がこの話を聞いて驚いたことに驚いて、即座にその話をやめてしまった。そっちの方のお仲間だと誤解していたのであろうか。

富豪の中には壁にかけるトロフィー(ハンティングで仕留めた獲物のはく製)のように美しい女性を収集する者がいるが、彼にその趣味はなさそうなどころか、女性の姿や匂い、持ち物を一切、彼の家でみたことがなかった。深く秘められているのだろうか。

オーディオもまた彼が外部に対して秘めている趣味のひとつかもしれないとその時気づいた。私は気に入られていたのかもしれない。オーディオ限定で。


トルーキンの編んだホビットの冒険という本にある、中つ国に棲む竜、第三紀における最強にして最後の竜スマウグを私は思い起こした。


http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=25120472&i=201701%2F03%2F28%2Fe0267928_16292964.jpg


彼は財宝の上に眠り、全てを知る者である。
そして、その怒りと悲しみを受け止められる人間は存在しない。

私はスマウグの巣の中でオーディオを愉しむことを許された、か弱い特殊な人間であった。そして現代の最上のハイエンドオーディオはこういう人間に消費されているのだと私は教わったのである。

これほどハイエンドオーディオが高価格化し、たかが音楽を聴くだけのために払う対価としてはありえないレベルになっているのだが、これをあえて買って聞く人間はやはりどこか普通でない側面を持つ可能性がある。

また彼らのうち少なくとも何割かはオーディオや音楽に深いこだわりをもたないらしい。

これこそ理解に苦しむような気もするが、しかしむしろ腑に落ちるような気もする不思議な側面でもある。

彼と連絡がとりにくくなってからずいぶんになる。
私が油断している隙に東京から退去したのだ。
今はアメリカにいるが、そこも仮の宿なのだろう。
多少、大袈裟な言い方なのかもしれないが、追手が来たと彼は笑う。
国の財産を持ち出した者に仕立てられているとか。

この前、WSJ を読んでいたら、確かにそういうことがあるらしいと書いてあったっけ。
仮に犯罪人引渡協定がある国だとすると、本国に送還されてしまうらしいのだ。

そういう彼は東京に戻ってくることがあるのだろうか。ないかもしれない。

でも個人的な希望としては、オーディオはどこへ行ってもやめないでいただきたい。
そしてステータスシンボルとしてではなく、本当に心からオーディオを好きになってもらいたい。

いつか、どこかの国のオーディオショップでソファーにうずもれて試聴している、小柄な老人の後ろ姿、あの丸い頭のシルエットを私は見かけるかもしれない。
その背後に神秘的な暴竜のオーラを漂わせながら、目を閉じてオーディオに浸る彼の横顔をもう一度拝めるだろうか。 私には分からない。
http://pansaku.exblog.jp/25120472/

黄昏のハイエンドオーディオ:自滅と救済
万策堂の私的オーディオインプレッション
http://pansaku.exblog.jp/20975164/

「ところで、話は難しいのだけれど、ひとついいたいことがあるんですがいいかな」

これから書く話は面白い話ではない。
むしろ“難しい”話である。

不適切な表現、思い過ごしや嘘も含まれるだろう。
無駄な議論に加わらないようにするため、
定義をぼかした言葉をあえて使うかもしれない。
なにしろ“難しい”話なのである。

あるオーディオ雑誌の2013年 冬号に載った、評論家の方のコメントが、私の中にずっと突き刺さっている。

「最近のオーディオ機器は少々高すぎるところがあるように感じるんです。(中略)
やはり高い。普通の人たちが一生懸命に頑張れば買えるような製品に、いいものがもっと増えてくれないと、本当のオーディオ好きがついていけなくなってしまう」

確かに件(くだん)の評論家の方が、この発言に前後して650万円のアナログプレーヤーを購入したことを思う時、この発言内容に若干の違和感を覚えるのは私だけではないだろう。しかし、かく言う私もAir force Oneのほぼ半額に過ぎないが、350万円もする高価なフォノイコライザーを買ってしまっている。つまり生粋のオーディオファイルにはこのような側面がある。

気に入ったオーディオ機器に関しては、価格を度外視し、音楽しか聞けない装置に支出できる限界を忘れることを志向し続ける。私のような人間はそうやって常識から離れ堕落していけばよい。だが、そういう少数の極道だけで、ハイエンドオーディオ界全体を支え続けることはできないと思うし、盛り上げるというレベルにいたっては不可能とさえ思える。

私がハイエンドオーディオの機器に高価なものが増えてきたという意識を明確に持つに至ったのは、Goldmund が TELOS5000 というパワーアンプを開発し、2008年の東京インターナショナルオーディオショウで披露した時である。私はそのデモに立ち会った。詳しくは述べないが、一言で言えば大変に凄い音が出ていた。万人が良い音と感じるかどうかは別にして、驚異的な音であった。

一方、値段を見るとやはりというか、富豪向きの価格であった。3990万円。モノラルパワーアンプ一組だけで、3990万円である。ローンで家を郊外に買ってカツカツで暮らしているような日本人サラリーマンにはまるで買えない金額である。もともとGoldmundのUlitimateラインは元来ケタ外れに高価なのだが、このTELOS5000は、その遥か上をゆく価格設定であった。


私がこれについて思ったのは、良かれ悪しかれ、こういう音の世界を大勢のオーディオファイルが知っていて損はないだろうとか、そしてこういう音の片鱗を家庭で楽しめれば、幸せだろうとか、そんなことではなかった。問題は音ではない。この価格でも売れてしまったことだ。(日本でも売れた。)つまり音さえ圧倒的に良ければ、どんな値付けのものを作っても売れるということをメーカーに分からせてしまった、実績を作ってしまったということが問題のように思えた。

こういう富豪向けのビジネスモデルが成功すると知れわたったのち、一部のメーカーがそういう方向性へ製品開発の舵を切ることは予想できた。案の定、いくつかのメーカーが、それまでの最高級ラインのさらに上のラインを新設しはじめていた。TELOS5000 ほど高価ではないが、製品の基本構成は変えず、細部を高級化した機材も増えてきた。無論、こういう傾向はレトロスペクティブに見ればTELOS5000の発売以前からあった。世界中にグローバルに活動する富豪たち、超富裕層が散在し、その数を増やしてきたことに呼応する動きだったのである。

TELOS5000は、オーディオの世界で目立ち始めた富豪向けビジネスの一つに過ぎなかった。


普通の人たちにオーディオ機器の値段の話をすると、それなら車が買えるね、と言われ奇異の目で見られることはオーディオを長くやっていると、誰しも一度は経験があろう。

しかし、クルマと一口に言っても、何を指すのか。極端な話をすれば、現代には3億円でも買えない車がある。ランボルギーニのVenenoである。1億円オーバーの車ならば、マクラーレン、ブガッティ、ケーニグゼグ、アストンマーチン、フェラーリなど各社から発売されている。隆盛しつつある富豪向けのビジネス、それは他の世界のおとぎ話であると思っていたが、これほど目立つようになると、それに煽られる他業種のメーカーも、一般の消費者も実は少なくないかもしれない。

私の中での問題、それは富豪向けの価格帯の機器、普通のオーディオファイルにとって完全に絶望的な値付けの機材が増えて困るということではない。むしろ中途半端に高価なものが増えたということである。

具体的には単体で400万、500万、600万円台という機材の増加である。
これはスピーカーとパワーアンプにおいては10年ほど前から認められる傾向である。

またケーブルに関してはワンペア100万円オーバーのスーパーハイエンドの製品が散見されるようになったのも、ここ10年くらいのことだと思う。PADのDOMINUSシリーズが先鞭をつけたものだ。これらは富豪向けの価格帯の機材の増加に煽られた製品開発によるもののようにも私には思える。

アンプやスピーカーについては、以前は500万円近辺の価格帯が事実上の最上位であり、セカンドベストとして300万円台という位置付けだったように思う。その上の価格帯の機器、すなわち800万円〜1000万円台の機器は以前はかなり少なかったのに、最近、このレンジの機器が海外のオーディオショウなどで目立つようになったように思う。住宅事情等があり、日本にはあまり輸入されておらず、ステレオサウンドでも取り上げないのであまり知られていないかもしれないが、超弩級と呼ばれるアンプやスピーカーがその数を増やしているのではないか。海外のショウの写真を見ているとそう感じられる。

そういう超高価な製品の増加の結果、相対的に500万円台がセカンドベストに下がってしまったような感じがある。そもそも単体で400〜500万円というのは普通のオーディオマニアが頑張って買うか買わないかの境界である。ここを越えれば購入をかなり躊躇せざるをえないというか、実際、多少の貯金があってもあきらめる金額だと思う。

こういう状況で、仮に頑張って400〜500万円台の機材を導入しても、さらに上があると知っていれば、どこか落ち着かないだろう。500万円を払っても心の平安は訪れないかもしれないということである。300万円台でもかなり頑張っているつもりの人はなおさらかもしれない。高価なケーブルに関してはワンペア200万を超えるインターコネクトは完全に富豪向けビジネスに煽られているというか、富豪向けの商売そのものと言わざるを得ないが、500万のアンプよりも絶望的な価格ではないので、物好きというか、一点豪華主義で買う一般人もいるようだ。面白い。

なお、金額的にはそれほど高くないところなのだが、高級CDプレーヤー、SACDプレーヤー、DACの値段が、ここ10年で軒並み100万円、200万円以上アップしていることも見逃せない。

10年前はdcsの最高級システムは400万円台であった。今は1000万円台である。海外の高級なシルバーディスクプレーヤーの価格の高騰はもしかするとアンプやスピーカーを上回るのかもしれない。

それでいて過去の製品より、値上がりした全ての製品、より高価な最近の全ての製品の音質が良くなったと言い切れるか?

これ以上は言うまい。


では、実際、どうなのだろう。

試みに2003年のステレオサウンドベストバイと2012年のステレオサウンドベストバイに載った機種数とその価格を簡単に比較してみよう。(ざっくりやっているので細かい数字は間違いがあるかもしれない。あくまで傾向の把握のためにやっている)
例えば、160万円以上の価格帯のスピーカーシステムにおいて。

400万円オーバーのスピーカーは2003年には11機種、2012年は6増えて17機種取り上げられていた。やはり高価なものが増えた印象を受ける。

また、200万円以上の価格帯のパワーアンプにおいて、400万円オーバーのアンプは2003年は8機種、2012年は3増えて11機種取り上げられていた。

さらに、100万円以上の価格帯のデジタルディスクプレーヤーにおいては、200万円オーバーのプレーヤーは2003年は4機種、2012年は何と10増えて14機種取り上げられているのである。PCオーディオの普及によりデジタルプレーヤー離れが急速に進む中で、プレーヤーの価格は逆に著しく上昇している気配である。

デジタルディスクプレーヤーについては中古買い取り価格も最近は驚くほど低く、したがって中古価格も安いので、これではますます新品は売れなくなるのではないかと思う。

加えて、フォノカートリッジ。30万円オーバーのものは2003年には5機種、2012年は6も増えて11機種が取り上げられている。カートはアナログに欠くことのできない要素だが、アナログオーディオも高騰している部分はあるということだろう。

もちろん、大変に大雑把で一面的な捉え方、調べ方なのだが、こういう結果を見ると、やはり約10年の間にオーディオ機器のいくつかの分野で価格が高騰しているらしいというイメージは湧く。

なおプリメインアンプやフォノイコライザー、アナログプレーヤーについては2003年のステレオサウンドベストバイと2012年のステレオサウンドベストバイの差はあまりなく、プリアンプに至っては、むしろ若干安い製品が増えているようである。どの分野もそうなっているとする根拠はないらしい。ただ、アナログプレーヤーについては海外に多数ある超弩級ターンテーブルが日本にほとんど輸入されていないことを考えると本当に据え置きになっているのか分からない。

そういう高価なモノの話をしていると誰かが諺(ことわざ)めいたセリフを吐くものだ。

「足るを知る」とは言うが、だいたい、足るを知っていたなら、オーディオなどという趣味に足を突っ込んだりしないだろう。いつも上を見て、前進するというのがハイエンドオーディオの宿命である。確かに500万円台の機材増えてきたのに、それが買えないからといって、やる気をなくすことはないだろうが、なにかハイエンドオーディオの滋味の真髄が自分の手の届かない場所へ離れてゆくような、どんどん遠くに行ってしまうような気がして、いたたまれないのは間違いない。

Air Force OneやVivaldiシステムが聴かせる音の隔絶した素晴らしさはハイエンドオーディオならではのものである。この音の快楽が世界からなくなって欲しくない以上に、あまりに遠いものになってほしくないという思いが私には強い。

金持ちは不滅だから、ハイエンドオーディオも不滅かもしれないが、多くの機材が手の届かないほど遠い存在になってしまうことは問題である。だが、これはもう現実に起きている。10年前、20年前にはこれほど高価な機器が多いという印象はなかった。こういう価格設定の変化が影響してか、あるいは他の要素か、一般のオーディオファイルの活動が、もしかすると鈍らされているのではと疑う節もある。

インターネットを見渡すと、単体で200万円を超える機材について実際のユーザーから発信される情報は、リーマンショック以降から既に少なくなっており、政権が代わった最近になっても回復しないどころか、未だ寂しい状況と見える。単体500万円を超えるアンプなどのレビューとなると本当に少ない。また、原因は様々と思うが、有名なオーディオのブログもいくつかは閉鎖されたり、開店休業状態におちいったりしている。これもやはりここ数年のことのようである。

一方で、その代替となるハイエンドオーディオに関する活発なレビュー活動や訪問試聴やオフ会を催す、新たなブログはほとんど現れていないように見える。ハイエンドオーディオとは関連が薄いヘッドホンに関するブログやレビューは一時、非常に活発で盛り上がっていたが、それらのブログさえ最近は明らかに更新の勢いが鈍っている。つまり全体に低いところで安定、沈静化している印象なのである。

日本全国におけるオーディオのHPどうしのリンクもハイエンドオーディオのユーザーどうしの個人的つながりもほぼ固定化しつつあり、流動的な要素がやや減っているように思われる。さらに、SACDの長期的な凋落傾向が顕著な例であるが、オーディオをやる動機となる音楽自体が売れていないという世の中の傾向もオーディオをやろうという機運をさらに盛り下げる。

ついでに言えば、オーディオファイルが使う音源の固定化も私には寂しい。本当にクラシックとJAZZだけ聞いていて面白いのか?私にはそうは思えない。そうは言っても、若い人に人気がある新しい音楽としての、アニソンやラップやJpopが、それらの古典的なオーディオファイルご用達の大人音楽の世界を侵食するような、音の良さを発揮していないのも寂しい。

さらに深い視点に立てば、私の周辺に感じられるオーディオの長期的な凋落傾向の深層には、バブル的な購買心理の消失よりも日本人の高齢化と人口減少が影を落としているように思える。これは日本のオーディオの凋落というより、日本の凋落というべきなのかもしれない。

ハイエンドオーディオというものは現在、黄昏(たそがれ)の時代に入りつつあるように私には思われてならない。少なくとも日本にいるとそう感じる。その要因のひとつにハイエンドオーディオ機器の価格の高騰というのが、やはりあると思う。しかし、これはハイエンドオーディオという趣味がマークレビンソンらの手によりアメリカで誕生し、趣味として確立された時から運命付けられていたことなのかもしれない。

そもそもハイエンドオーディオの定義とは先述した評論家の方が言うように、音楽再生への「こころざしの高さ」を意味するものである。高価であることを意味するのではない。しかし、これは同時に高価であることを否定しない意味であることを忘れてはいけない。

ここでは音楽再生への「こころざしの高さ」を実現するためなら、どのような対価も厭わない勢いが見え隠れする。この隠れた勢いによって、ハイエンドオーディオは必然的に高価となり、高価となるにつれて多くの人の手から離れた遠い存在に変わっていったように思われる。こう考えればハイエンドオーディオは成熟するにつれ、自滅する運命にあったと言えるのではないか。

オーディオの風景を形作るのは錚々たるスピーカーやアンプではない。あくまでそれを使いこなす人の姿である。無人の荒野、無人の峰々。オーディオの美を堪能する主体である人間がいない場所に、実はオーディオという趣味はなく、空洞が拡がっているだけである。このように空洞化してゆくハイエンドオーディオには未来はないかもしれない。退廃的な考えだが、ここでの問題は長い黄昏時にいかに美しい花を咲かせるか、いかに美しく滅びるかにかかっているのではないだろうか。

富豪オーディオに奔(はし)る一部のメーカーも、その影響に煽られる他のメーカーもユーザーたちも、その耽美的な自滅への貢献として考えれば、腹も立たない。この黄昏状態が価格の高騰によるものだけではないということを思えば尚更、それに対して怒る気分にもならないのである。


オーディオという趣味を山に喩えてみる。

オーディオという山の成長は止まっていない。本物の山脈と同じく少しずつ高くなる。プレートテクトニクスという言葉はもう古いが、地形も実は変化し続けるものなのである。だから頂上も徐々に高くなる。こうしてハイエンドオーディオと呼ばれる頂上付近の領域、その周辺の空気は山が高くなるにつれ薄くなってゆき、そこに到達できる人の数は少なくなってゆく。

私個人は、いまだに山を登っているのだが、だんだん日が暮れてきて、周りに一緒に頂上を目指す人が少なくなってきたように思う。しかも、まだ上っている人はベテランの、というか高齢のお金持ちの人ばかりになってきていている。ベテランたちのなかにはいくつかのパーティを作って登る人も見受けられるが、そのパーティの数も増えていないようだ。

一方、自分よりも若い人が後から登ってくるのを見ることが少なくなった。彼らは下の方に留まって登ることを考えなくなったり、時には下山したりしている。またヘッドホン・イヤホン山というもっと低い山(というか丘)に上がって、頂上に大勢たむろしている様子も、ここからはよく見える。

山の中腹の売店では少しチャチなPCオーディオ機器やお馴染みのタイトルばかりのハイレゾ、DSDデータを売る者あり、裏道の登山道の途中でヴィンテージのウエスタンやクォードやJBLを並べて渋い商売をしている露店もあり、それなりに面白くはあるが、いくつかある頂上へ向かうルートが閑散としつつあるのは変わらない。

また、頂上付近では富豪と呼ばれる人が、ヘリコプターでてっぺんに舞い降り、悠々とお茶をしてから、また別の頂上目がけて飛び去ってゆくという荒業(あらわざ)も時に目にする。ベテランのオーディオファイルたちは無言で、それを軽蔑する。オーディオは過程を楽しむことも大事なんです、高価なオーディオが、必ずしもいい音とは限りませんよね、とかなんとか。とにかく、なにか言いたげに互いに目配せするのである。私は返事に困って、自分でも意味不明な微笑で返す。

そんなこんなで、まだまだ賑やかな山々ではあるが、確実に黄昏は忍び寄っている。人影は徐々に疎らになっている。登山者たちは老いてゆく。老兵は消え去るのみ、そして補充人員は稀だ。この状況を思わないのは鈍感か、あるいはそちらに目を向けないようにして登山しているかどちらかである。現実を受け入れるか、受け入れないか、これはたかが趣味であるからして、個人の勝手である。もしそうなら、どうせ自滅するなら、とことんまで美しく滅びたいと投げやりに言い放つのも勝手であるはず。誰が悪いわけでもない。以前からそういう流れだったのに気付かなかっただけだ。


救済もないことはない。

まだハイエンドオーディオは売れないと決まったわけではない。CH precisionのD1というSACDプレーヤーはあれだけ高価であるにもかかわらず日本で売れている。この調子なら日本国内で100台近くが稼働することになるであろう。まだまだ、多くの人が最上級のサウンドを愉しみたいと欲し、相応の対価(?)を支払うのである。

やはり、購買層は高齢者に偏っているが、逆に考えれば日本国内のD1の多くは、中古として今後10年のうちに日本中のセカンドオーナー、サードオーナーへと比較的手頃な価格で拡散してゆく運命にあるとも言える。

この最高級単体プレーヤーのオーナー経験者が、時間をかけて倍々に増えていくことは日本のハイエンドオーディオのレベルの底上げに寄与するはず。この高価なプレーヤーがこれほどの台数売れたことに明るい救済の光をひとまず見出すし、ドライブメカが壊れず、ディスプレイも無傷のままに、多くの人のもとへ、この素晴らしいプレーヤーが届いて欲しいとも願う。


そして例のDevialetである。ハイエンドオーディオはもうDevialetの時代だと言った人がいる。この極めて多機能でコンパクトでスタイリッシュ、しかしハイエンドオーディオとしてそれほど高価とは言えないDAC付のインテグレーテッドアンプD-Premierから出てくる音は、現代最高級のサウンドではないにしても、一般のオーディオファイルが苦労して行き着く水準はポン置きで軽々とクリアーしているように聞こえる。

このようなオールインワンに近い優秀なオーディオ機材が、多数の重たい筐体を連ねて、やっとのことで音を出す、旧来の物量投入型のオーディオを駆逐するかもしれない兆しは、新たな時代の到来とも取れる。このDevialetのアンプは美しく小さく、コストパフォーマンスの高いオーディオを、シンプルなインテリアに組み込みたいという新たなオーディオファンを増やすにちがいないし、また重厚長大なオーディオに飽きたベテランのセカンドシテムとして強くアピールすることだろう。Wadiaからも類似した製品wadia intuition 01が出て来ていることもあり、これから盛り上がる分野かもしれないと期待は高まる。


PCオーディオの隆盛も明るい材料と言えるのかもしれない。

10年前のステレオサウンド誌が手元にあるがPCオーディオを思わせる話題は全く載っていない。これは新しい動きなのである。手持ちのPCとDACをUSBケーブルで接続すれば、高額なCDプレーヤーに勝る音質を気軽に実現できるというキャッチに煽られ、老若男女がこのPCオーディオに挑戦している。

日本人は一般にネット上では懐疑の罵声を上げるのだが、結局は煽られやすい。確かに手軽に便利に、そこそこの高音質を与えてくれる安価な手段であり、コストパフォーマンスは高い。自作PCでゲームやアニソンを楽しんでいたオーディオに関心を持たない若い人たちと、オーディオを安く再開したいと願う定年後の団塊世代が、オーディオという趣味に走るきっかけとなった。

ただ、このオーディオの様式にはオーディオについての知識以上にPCに関する知識を要求する側面があり、オーディオをやっているのかPCをいじっているだけなのか、分からなくなるところがあって困るが、とにかく多くのオーディオに無関心な層を、オーディオという趣味の内部へ引き込む役割をしたように見えることは特筆に値する功績である。


特にPCオーディオに関しては明るい材料というだけでなく、従来のパッケージメディアに依存したオーディオ観を突き崩すかのような勢いを感じる。これは救済の名を借りた破壊なのかもしれない。アドルノは「誤謬に満ちた世界で未来像を描いたところで、それは曖昧な代物に過ぎない。建設に先立つ行為は現状では破壊の他にはない」と言ったが、PCオーディオが破壊する旧いオーディオの概念の残骸の上に何かが建設されるというのだろうか。黄昏の向こうにある夜を越えて我々が耳にするオーディオがあるとしたら、それはどのようなものだろう・・・。

こうして拾い上げた明るい欠片たちは、ハイエンドオーディオそのものから派生したものではないという点では共通している。外から来て、ハイエンドオーディオに影響を与えているモノたちである。

残念ながらハイエンドオーディオ自体が内部から変わる兆しは感じない。こうなると、私としてはDevialetはむしろハイエンドの凄味みたいなものに染まらないで欲しいし、PCオーディオはオーディオオタクの趣味というよりパソコンオタクの余技のようなものであって欲しいと思う。ハイエンドオーディオの底なし沼に落ちたが最後、滅亡の道を辿りかねないからだ。

道連れは我々のみでよい。

こうして、いろいろと私的な御託を並べてみたが、永遠と見誤るほど長く甘美な黄昏を味わい続けることは至福そのものである、という私個人の立場、結論に変わりない。これは「ベニスに死す」というヴィスコンティの映画をスローで流している、そんなイメージに近い。昔、この映画をはじめて見たとき、ラストシーンがいつまでも続いて欲しいと願ったことが思い出される。これは醜悪が美を求め焦がれて自滅する映画である。

映画はいつか終わる。
だが、オーディオという趣味は映画ではない。
筋書きはなく、実はラストシーンもないのである。

この世界に富豪たちが増えてゆくかぎり、
ハイエンドオーディオの機器は
どんどん遠い存在となる宿命なのかもしれないが、
オーディオという趣味自体は終わらないはずだ。

これは確かに“難しい”話だが、
過度の心配はしないようにしている。
なにが起ころうとも、
オーディオファイルであることを捨てられない私は、
なにが起ころうとも、
ハイエンドオーディオの行方を追い続けることになるだろう。

ただ、ひたむきに追い続ける所存。
この耳が聞こえるかぎり、
黄昏の果てまでも。

by pansakuu | 2013-08-24 22:08 | その他
http://pansaku.exblog.jp/20975164/



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html#c2

[リバイバル3] 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 中川隆
3. 中川隆[6684] koaQ7Jey 2017年2月13日 10:56:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7144]

AC2 audio&cinema 岡山のオーディオ・ホームシアター専門店
ハイエンド・スピーカー GIYA ギヤ、B&W オリジナルノーチラス
http://www.ac2.jp/tp/au_hispk.html
http://www.ac2.jp/menu.html

スピーカー追求道
http://www.diyloudspeakers.jp/

オーディオの足跡 −オーディオ機器を新旧・性能を問わず何でも紹介−
http://audio-heritage.jp/

オーディオ逸品館ポータルサイト
http://www.ippinkan.co.jp/

B&W
http://www.bowers-wilkins.jp/

Tannoy
http://www.esoteric.jp/products/tannoy/

KEF
http://www.kef.com/html/jp/showroom/flagship_hi-fi_series/muon/fact_sheet/muon_group/muon/index.html
http://www.kef.com/html/jp/showroom/floorstanding/index.html

Avalon Acoustics
http://www.avalonacoustics.com/
http://www.taiyo-international.com/products/avalon/sentinel/
http://www.taiyo-international.com/products/avalon/

Sonus faber
http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/SONUSFABER.html
http://www.noahcorporation.com/sonusfaber/index.html

VIVID audio
http://www.vividaudio.com/
http://www.stellavox-japan.co.jp/02vividaudio/index.html

Wilson Audio
http://www.axiss.co.jp/fWilson.html

GOLDMUND  
http://www.goldmund.com/
http://www.goldmund.co.jp/index_g.html

LINN
http://linn.jp/

JBL
http://www.harman-japan.co.jp/jbl/
http://www.jblpro.com/
http://www.hibino.co.jp/proaudiosales/product/jblpro/index.html

McIntosh
http://www.mcintoshlabs.com/us/Pages/Home.aspx#
http://www.mcintoshlabs.jp/jp/Pages/Home.aspx#

FM ACOUSTICS
http://www.axiss.co.jp/brand/fm-acoustics/fm-acoustics/
http://blog.goo.ne.jp/audiospacecore/e/43bd5f7405b8e84f975aab23f4b7f481
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html#c3

[リバイバル3] 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 中川隆
4. 中川隆[6685] koaQ7Jey 2017年2月13日 11:08:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7145]

「1,600万円のオーディオ装置」 2008.3.28
http://classic.opus-3.net/column/018-2/

先日のブログにも書いたことだが、とある友人の紹介でオーディオ輸入業を仕事とされている方のご自宅を訪問させていただき、ご自慢の装置でいくつか音盤を聴かせていただいた。

何とスピーカーや高性能アンプ、CDプレーヤーなどで正味1,600万円ほどだという。地下1階の防音の効いた30畳ほどのリスニング・ルームにどっしりと鎮座している様は誠に神々しい。

あらゆるジャンルの音楽(J-Popから民族音楽風のもの、Jazz Vocal、クラシック音楽など)を耳にしたが、どうやらこのマシーンはオーケストラを聴くために調整してあるらしく、やはりクラシックのしかも管弦楽曲が抜群の音色で鳴っていた。レヴァイン指揮するサン=サーンスの「オルガン」交響曲第 2楽章冒頭やアバド&ルツェルン祝祭のマーラー「復活」冒頭、ドビュッシーの「海」第3楽章終結などなど、まるで目の前で実際に演奏されているかのごとくめくるめく錯覚をおこすほどの見事さであった。その彼曰く、

「世間の人は生演奏で聴くのが一番いいというじゃないですか。
確かに「実演」がベストです。でも、実演が必ずしも良い演奏とは限りません。先日などは3万円も払ってベルリン・フィルを聴きに行ったところ金管の何某がとちったものだからアンサンブルがガタガタになり、最低だったんですよ。
だから、名演を聴くならしっかり調整された最高のオーディオ装置で聴く方が良い場合が多いんです」と。

なるほど、確かにそう言われればそうかもしれない。ついでに彼が言っていたのは
「それまで名演だと思っていた演奏がこの装置で聴くと、特にオーケストラの良し悪しが手にとるようにわかるようになり、がっかりさせられることも多々ある」
ということ。ゲルギエフの「ハルサイ」などはその典型らしい。
へぇ、そうなんだと感心しながらもちょっと腑に落ちないなと感じる。


僕はSP復刻盤といわれる戦前録音された録音レンジの狭いCDを時折聴く。音質が悪いとはいえ感動させられてしまうのだから音の良し悪しを超越するエネルギーがあるのだろう。メンゲルベルクのチャイコフスキー「悲愴」やフルトヴェングラーのベートーヴェンなどはその際たるもので、今の時代に聴いてもその音楽の素晴らしさは最新録音盤を超える何かが確かにある。

「音」を聴きたいのではなく「音楽」を楽しみたいのである。音がいかに完璧に再生されるかに興味があるのではなく、心が震える感動体験がしたいのである。

確かにCD ラジカセじゃ限界があろう。でも、僕は今もっているオーディオ装置で充分だなと正直思ってしまった。そこそこ優秀な装置があれば音楽は「愉悦」を運んでくれる。そして何といっても、多少の瑕があろうと実演・生演奏のもつ波動が一番だ。

こう書くうちに以前柳田邦男氏が、「人生の1枚のレコード」と題するエッセーでメンゲルベルクの指揮するバッハの「マタイ受難曲」に言及し、その感動的な演奏に対する深い想いを書いておられることを思い出した。その中で「追記」された文章があり、それがとても印象的で、僕の今回の体験と何となく同じようなニュアンスを感じたので、その部分を抜粋させていただく。

-------------------------------------


メンゲルベルク指揮のマタイ受難曲は、心を病んでいた私の次男・洋二郎も何度となく聴いていたレコードだった。1993年夏、自ら命を絶った洋二郎の遺体を病院から引き取って家に帰った時、偶然にもマタイ受難曲のアリア「主よ憐れみたまえ」がテレビから流れた。

「憐れみたまえ、わが神よ」をテーマ曲にしたアンドレイ・タルコフスキーの映画『サクリファイス』が、まさに終わろうとしていたのだった。私は、立ちすくんだ。それ以後、マタイ受難曲は、私にとって人生全体をゆさぶられるような重い曲となっている。

なお、音楽美学やドイツ音楽史の専門家で国立音楽大学教授の礒山雅氏は、詳細な作品研究の著書『マタイ受難曲』(東京書籍)のなかで、メンゲルベルク指揮のこの演奏を、バッハの基本からはずれていて、とくにテンポの伸び縮みがあまりにも恣意的だと、きびしく批判し、

「聴いていて途方に暮れ」
「うんざりする」

とまで書いている。批判は演奏に対してだけでなく、聴き手に対しても向けられ、

「この演奏に感動して涙する若い聴き手がいると聞くのだが、そういう人はどうやって耳の抵抗を克服しているのか、知りたいものである」

と冷笑している。どうやら楽譜を読みこなす力のない私や息子は、マタイ受難曲を聴くには失格らしいのだが、音楽とは人生の状況のなかでの魂の響き合いではないかと考えている私は、「それでもメンゲルベルク指揮のあの演奏は私の魂をゆさぶる」という感覚をいまも抱いている。

「かけがえのない日々」(柳田邦男著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/410124913X/250-8550177-4320268?ie=UTF8&tag=opus3asyuracom-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=410124913X
より


Bach - BWV244 St. Matthew Passion (Willem Mengelberg, 1939, slightly abridged)
https://www.youtube.com/watch?v=zayss_RBkj8
http://www.nicovideo.jp/search/Willem%20Mengelberg%20%5BMatth%C3%A4us-Passion%5D%20disc%20?ref=watch_html5

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html#c4

[リバイバル3] 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 中川隆
5. 中川隆[6686] koaQ7Jey 2017年2月13日 11:33:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7146]

音楽がわかる人はこういう装置を使っている:

音楽評論家 宇野功芳が 50年間ずっと使い続けている装置


スピーカー

Wharfedale スーパー3
Wharfedale スーパー15
Goodmans AXIOM80

エンクロージャー : テレビ音響製9立方フィートマルチホール型


プリアンプ : 米マランツ♯7
パワーアンプ : 英クォードU型モノーラル用2台


宇野功芳

上のアンプとスピーカーは いずれもモノーラル時代あるいはステレオ初期の名品である。 今のものに比べると、周波数レンジは狭いし分解能も悪いが、中音域の美しさ、豊かさ、気品は最高で、使用年数は実に五十年を超える。

他のプリアンプと聴き比べたが、マランツ♯7の音は冷たい位の気品が他のプリアンプとはまるで違う。 清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったが、それが正解だった

QUAD II の音質の暖かさと柔らかさは無類である

QUAD II を QUAD のトランジスター・アンプに変えると、最初は楽器の細部のニュアンスが良く聞き取れて愉しめたが、すぐにうるさくなってしまう。 QUAD IIの暗く沈んだ音は何時間聴いても飽きない、疲れない。


青木周三
Marantz とマッキントッシュの真空管式パワーアンプは音が硬くて音楽を聴くのには向かない。メインアンプは QUADII以外には考えられない

Axiom80 は JBL の 30cmウーハーと組み合わせて、大型のエンクロージャーに入れると真価を発揮する。

____


クラシック音楽の世界に於ける音響的な部分に対する異常とも言える執着は、音楽ホールやオーディオ製品に強く反映している。いづれの場合でも、音楽の核心を確実に聴き手に届けると言うよりも聴き手に"快く感じさせる"ということに重点が置かれる。

音楽評論家であり、指揮者でもある宇野功芳という人は若い人にカリスマ的人気があるらしい。

その人のオーディオの"主治医"の青木周三と言う人は

「分割の良すぎる音より、演奏会場の一番いい席で聴こえる音、実演に近い音」を目指す人だという。

分離が良くない、つまり各声部の音がお団子状に固まって聴こえると言うことはどの様な音楽にとってもプラスの条件ではない、

特に多声的な音楽に対しては致命的なマイナス条件なのだがその様な装置で聴けばゲシュアルトやモンテヴェルディのマドリガルはつまらない曲だと思えるのが当然だ。

しかし元々そんなものは価値のないものだと思っているとすれば自分の装置が真実を伝えて居ないことに気付かずに終わるであろう。


 そして、分離の良すぎない音、つまり、分離の悪い音が良い演奏会場の条件だと言うことになってしまう。

宇野功芳という人は

「名ホールとは演奏を美化する。これが第一条件だ、

舞台上の残響に身を包まれて演奏しているとホールが自分を助けてくれている、という喜びで体を満たしホールに任せる気になる…・・

強い和音が鳴った後に残る長い残響はいつまでもその中に浸っていたいと思う程で……」

と述べている。


私は宇野功芳がクソミソに言う日比谷公会堂や東京宝塚劇場(昔の)でシンフォニー オブ ジ エア、ウィーンフィル、ボストン響、イタリアオペラの数々を聴くことが出来た。

それらの体験は確実に音楽の世界に引き入れてくれたのである。今にして思えば、優れた演奏家は美化される必要がないと言うことだったのだと思う。

美化とは或る意味で歪曲なのだから(それは宇野功芳本人も認めている)なのだ。

昔からタイル張りの風呂場で唄を歌うと、上手になったような気がすると言われてきた。現在のカラオケサウンドもそういう錯覚に基づいているのだ。

残響の長いホールというものは演奏家が自己陶酔に浸る分にはいいのかも知れないが、肝腎の聴衆が音楽の核心を掴むことを妨げる、ということに気付くべきなのではないだろうか。

80年代以降、いわゆる"音響の良いホール"が全国各地に出来たのだが、正にそれに符節を合わせるようにクラシック音楽人気が凋落してきているのは偶然ではないだろう。
http://www.amadeo.jp/kyuukyoku.html


>宇野功芳のオーディオの"主治医"の青木周三と言う人は
「分割の良すぎる音より、演奏会場の一番いい席で聴こえる音、実演に近い音」を目指す人だという。

>分離が良くない、つまり各声部の音がお団子状に固まって聴こえると言うことはどの様な音楽にとってもプラスの条件ではない、


つまり、宇野功芳さんはフルトヴェングラーやブルーノ・ワルターが指揮する19世紀のドイツ音楽にしか合わない装置を特に選んで使っているという事なのですね:


クラシックの核心: バッハからグールドまで 片山 杜秀 (著)

「1970年代以降、マーラーの人気を押し上げた要因の一つは音響機器の発展があずかって大きいが、フルトヴェングラーに限っては解像度の低い音、つまり『音がだんごになって』聴こえることが重要だ。

フルトヴェングラーの求めていたサウンドは、解析可能な音ではなくて分離不能な有機的な音、いわばオーケストラのすべての楽器が溶け合って、一つの音の塊りとなって聴こえる、いわばドイツの森のような鬱蒼としたサウンドだ。したがって彼にはSP時代の音質が合っている。」


______


山之内 正の週刊 AVラボラトリー
音楽評論家・宇野功芳氏の試聴室再訪 − 音が激変した理由とは?
2013年 07月 17日 (水曜日)
http://www.infranoise.net/%E9%9B%91%E8%AA%8C%E6%8E%B2%E8%BC%89%E8%A8%98%E4%BA%8B/


先日、音楽評論家 宇野功芳氏の自宅試聴室を再訪した。

宇野氏と私の共著『音楽と音の匠が語る目指せ! 耳の達人 』(音楽之友社刊)の企画で互いの試聴室を訪ねたのは昨年の秋だったと思う。 ところが、

「最近、再生システムの音がガラリと変わったので、山之内さん、ぜひもう一度聴きに来て!」

とレコード芸術最新号の誌面でご指名があった。それを読んだ私がディスクを何枚か持参し、9ヶ月ぶりに訪問したのである。

宇野功芳氏の愛用システムは数十年変わっていないが、今回プレーヤーとプリアンプ間のラインケーブルを交換した宇野氏の再生システムはどの製品も使用歴数十年以上と、年季が入っている。

マランツ#7、Quard II、ワーフェデールという組み合わせはアナログレコード時代から不変で、CD登場後にスチューダーのD730とラックスマンのD7を追加。

ワーフェデール製ユニットを収めたスピーカーは途中でミッドレンジをグッドマンに変えるなど小さな変更はあるが、こちらは半世紀以上愛用しているという。

再生音については前掲の本に詳しいが、全帯域で分解能が高く、音の速さもよく揃っているので、演奏のニュアンスがよく伝わり、低音と高音のバランスも良好。

空間表現は最新のシステムほど得意ではないが、音数や基本的な情報量では遜色がなく、演奏評にはとても適していると思う。

前回の訪問時に唯一気になったのは、D730 では中高域がやや硬めの音色になることで、それが目立ちにくいラックスマンの D7 をメインにすることをお薦めした。

「音がガラリと変わった」という冒頭の感想は、機器を入れ替えたためではない。

D730 と #7 の間のラインケーブルをインフラノイズの LIBERAMENTE に変え、D730につないでいた同社のクロックジェネレーター GPS-777 との配線も LIBERAMENTE のクロックケーブルに入れ替えたら、音が大きく変わったのだという。

D730 にはインフラノイズのクロックジェネレーター GPS-777 がつながっている。

クロック用ケーブルもインフラノイズの LIBERAMENTE に新調


「以前はD730の音を長時間聴いていると疲れやすく、ある種のうるささがありましたが、ケーブルを変えたらそれが気にならなくなりました」

と宇野氏は説明する。また、システム導入以来ずっと #7 のトーンコントロール機能で低音を 1ステップ下げて聴いていたのが、ケーブルを交換した後はノーマルの位置でちょうど良いバランスになったという。これも実に興味深い話だ。

#7 のトーンコントロールが数十年ぶりにノーマル位置に戻った。

これまでは1ステップ絞った位置で聴いていたという実際にケーブル変更後のシステムで CDを再生してみた。

宇野氏が大阪フィルを振った《フィガロの結婚》序曲(EXTON OVCL-107)を聴くと、以前は硬さが気になっていたオーボエが他の楽器と自然に溶け合う音色に変わり、低弦の旋律と内声のリズムは以前よりも明快な音で耳に届き、細部まで動きがクリアだ。

トーンコントロールをノーマルの位置に戻したことで低音の量感は増しているはずなのだが、中低音はこもるどころか、前よりもすっきりとした響きを獲得している。これはたしかに大きな変化である。

佐藤久成のヴァイオリン独奏(『オード・エロティーク』 Years & Years Classics YYC 0004)は、以前聴いたときに感じた余分な圧力が一掃され、本来の自然なアタックが蘇っている。ブレースやフレージングが以前よりなめらかに感じられるのもその影響だろうか。


次に、最近私が試聴会などで使っている優秀録音盤のなかから何枚か試聴。

まずはレーゼルのピアノ独奏によるモーツァルトのピアノ協奏曲(モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番&第27番 KING RECORD KIGC12)を聴いた。ドレスデンのルカ教会で収録された注目の新録音で、上方に抜ける柔らかい残響と、力みのない音色で緊密な響きを作り出すピアノとオケの見事なアンサンブルが聴きどころだ。

演奏の特徴を忠実に引き出すだけでなく、録音会場の広々とした空間など、立体感の表現にも開放的な伸びやかさが感じられる。

同じシステムなのに以前とはかなり印象が変わった。


次に、グールドが演奏する《ゴールドベルク変奏曲》の石英ガラス CD(StereoSound SGCD02)を聴いた。

数え切れないほど聴いた演奏なのに、いま初めて聴くような鮮度の高い音が澄んだ音色で浸透し、グールドのハミングはもちろん、ブレスまでもリアルに再現、スピーカーの奥にグールドが座っているような臨場感がある。宇野氏も

「これまでは彼の声がない方がいいと思っていたけど、これで聴くと嫌じゃないね。演奏のニュアンスもとてもよくわかる」

と感心していた。


そのほか、ムラヴィンスキー&レニングラードフィルのチャイコフスキー《悲愴》など数枚のディスクを聴き、以前に比べて中高域のきつさが影をひそめる一方、明らかに音色がクリアになっていることを確認した。


「いまのバランスが凄く気に入っている」

という宇野氏の目下の心配事は、「これ以上音が良くなったら困る!」ということ。

なんとも贅沢な悩みだが、その気持ちはよく理解できる。

音の基準が変わったら演奏の評価基準にも影響が及ぶのは避けられないからだ。

しばらくは機材やケーブルを変えず、いまのバランスを維持した方が良いのでは?というのが私のお薦めだ。
http://www.infranoise.net/%E9%9B%91%E8%AA%8C%E6%8E%B2%E8%BC%89%E8%A8%98%E4%BA%8B/


インフラノイズ (ブランド名 ORTHO SPECTRUM) HP
http://www.infranoise.net/about-us/
http://www.infranoise.net/products/

『「音楽」と「音」の匠が語る 目指せ!耳の達人』 宇野功芳・山之内正 共著 (2013.6.21)

音楽評論家=宇野功芳さんとオーディオ評論家=山之内正さんの2人が、クラシック音楽をより深く楽しむ、というテーマの対談だ。

宇野さんは音楽評論家として半世紀を超えて活躍してきた。

フルトヴェングラーとかクナッパーツブッシュへの偏愛はご存じの通り。

山之内さんは、雑誌『Stereo』などで活躍している。

お互いのリスニング・ルームを訪問するのも楽屋話的な面白さ。

宇野さんの装置について、山之内さんが「年季の入ったものだが、古びた音ではない」と言うのも、なかなか人柄を感じさせますね。


宇野によれば、演奏の良し悪しは最初の30秒を聞けばわかるという。

鑑定人が陶器をぱっと見たときに価値がわかるという感覚だ。

録音が良いというのと、音楽の本質が伝わるかどうかは、別の話。

音のバランスが良ければ、音楽も演奏も十分伝わる。

演奏家の個性もわかるし、もちろん曲の良さもわかる。

昔の旧式なラジオで聴いても十分満足できて感動できたのだから。


山之内は、録音や再生に共通する目的は、ただの音ではなくて演奏であり、その向こうにある作品を聴くことだと言う。

実際には、録音や再生でゆがめられてしまったり、指揮者や演奏家が前面に出てきて、作品にたどり着けない要素がある。

それらを超えて、本来の作品の姿が聞こえてくるのが理想だと。


オーケストラの響きは耳だけで聴いているわけではない。床や椅子からの振動を骨伝導によって身体全体で音を聴いている。耳では聴こえないような低い音(暗騒音)から空間の大きさや遠近感を無意識に感じ取っているのだ。

音から伝わる情報の量と質は再生装置や環境によって大きく変わる。

音域ごとに音の大きさが揃わないという問題がある。

もうひとつは音色や応答性の問題だ。

音色を忠実に再現できない装置でオーケストラを聴くと、フルートやオーボエなど特定の楽器の音色がきつくなったり、逆に沈みがちになってしまう。

応答性(音の立ち上がりと減衰)に問題があると、消えるはずの音が余分に残ってしまう。


再生装置を評価するとき、山之内はまずバランスを聴くそうだ。

オーケストラでいえば、弦楽器と管・打楽器、弦の中では低弦と高弦のバランスを重視する。

ハーモニーが聞こえて来ないと音楽はわからない。

ひとつひとつの音がすべてクリアに出てくるというのは、コンサートで体験する現実の響きとは違うと。


さらに、空間表現がどれだけリアルかということ。

音像の大きさや距離感などが、コンサートホールで聴いているような感覚になるかどうか。

スピーカーが置いてあっても、もっと奥から音が出て、その存在が感じられないこと。

音の立ち上がりが大事。

周波数的に盛り上がっていても、音の立ち上がりが鈍いと、よく聞こえない。

楽器の音色というのは、音の立ち上がりの部分で判別される。


録音技術は飛躍的に進化したが、特に空間再現という点では、実演と録音の間のギャップはまだまだ大きい。

実際の演奏会場では聴き手の周囲すべての方向から残響が耳に届き、楽器の響きや空間の大きさを感じさせる。

聞き取れるかどうかの限界に近い弱音とかオケのフォルティシモの大音圧、どちらも家庭では再現が難しいものだ。
http://www21.ocn.ne.jp/~smart/Mimi-130621.htm

再生音はどこを目指すか


私は生の演奏が好きである。様々な音楽をオーディオだけでなく、生でも聴く。ロックや民謡、浪曲から、クラシック、ジャズまで。音楽芸術が好きなのである。

生の音を聞き、自分のオーディオの音とを比べる。

違和感があれば、どこが違うのか追求する。

録音する際、エンジニアによって音は変わっているということは百も承知である。しかし、広く色々な音楽を聞くうちに、何となく基準となるものが出来上がっている。


私が感じる実際の音楽の特徴は次のようなものだ。


1.音量が大きくても、あまりうるさいという感じはしない。

2.音の出方は前では無く、左右後方、上方に広がる。ホールであれば、エコー成分が良く聞こえる。

3.楽器の音は、オーディオでいわれるほど分離感はなく、全体から聞こえる。

4.聞き疲れしない。

5.ホールなどでは、小さな音でも良く聞き取れる

6.意外と刺激的な音はしない。


どうだろう。

もう一つ、マイクを通した音は聞きづらいことがあっても、オペラやクラシックなどマイクを通さない音は意外と聞き取れることを感じたことはないだろうか。

未経験の方は是非クラシックの演奏会へ行ってみてもらいたい。

小さな音でも良く聞き取れるのである。何が違うのか。

私はこれを“聴感上歪”に起因すると考えている。

物理学など、科学によって求められた低歪の現代のオーディオ機器。

本来歪など無いはずなのに、音量を上げるとうるさい、と感じる方は多くいらっしゃるだろう。

私はこれを聴感上歪と呼んでいる。

つまり、オーディオで音楽を聴く場合、音量を上げてもうるさくならない音。

簡単にいえばこれが、一番重要である。

聴感上の歪が無いのである。

高音から低音まで綺麗に再生されて、それでいてうるさくない音。

ある程度の音量でも会話ができ、音は前にではなく、左右後方上方に広がり、エコー成分(または気配など)が綺麗に再生されること。

スピーカーの存在が消えるなど、オーディオのクオリティが上がれば自然にこのようになっていく。


人間の耳はまだまだ未科学である。科学で、絶対と思って作った製品が必ずしも実際の音と同じように聞こえないのは、エンジニアならだれでも分かっているはずである。

1930年代の頃は原音重視であった。アメリカやドイツは国の威信かけて開発していた。

私は、オーディオ機器はこの時点でほぼ完成してしまったと思えるのである。

そして、現代の技術を加えれば、真空管式アンプやフィールド型スピーカーが最も原音に近い再生音が出るというのは私にとって揺るぎが無い事実なのである。
http://omsound.exblog.jp/15834589/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html#c5

[リバイバル3] 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 中川隆
6. 中川隆[6687] koaQ7Jey 2017年2月13日 11:35:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7147]

本物のわかる人が選んだスピーカー


クォードの響き

久しぶりに家族そろって、大分の由布院に出かけました。女房の友人のB夫妻に誘われての、日曜日の日帰りの旅です。由布院にはいると、すぐ目の前に薄く雪化粧をした由布岳がそびえて、私達を出迎えてくれました。


竹細工作家であるNさんの仕事場を見学に行くことになりました。仕事場は空想の森の手前にあり、山々に囲まれた自然の中にありました。


その仕事場の前方の一番良い場所にクォードのスピーカーが置いてあり、自作の木枠に二段スタックになっており、渋く金色に輝いています。


真空管アンプに灯がともり静かにレコードがプレイヤーの上にのり、バッハの音楽の捧げものがクォードのスピーカーから鳴りだした。


この由布院の冬の激しさの中にそびえる由布岳のようにきりりとした中に、さわやかな香りを帯びた音楽の響きに心が震えた。久しぶりのバッハである。この由布院にも偶然にもイギリスのスピーカーであるクォードに出会い、そして私の好きなバッハに巡り会いました。

曲はフルートの調べからチェンバロにかわった。実に雰囲気が出ている。ヨーロッパの雰囲気が出ている。聴きながら今度の旅は、この音楽に出会っただけで、大きな収穫であった。Nさんの作る味わいのある竹と和紙で作った照明の作品には、繊細でかつ雄大な響きを併せ持つ、クォードと共通するやさしさとデリケートさが感じられ、とても豊かな気持ちになった。

この、由布院に来てはじめて、しみじみと日本の美しさを発見し、私達家族にとっても、この由布院は、これからも必ず大切な心のよりどころになる場所になる「予感がしています。
http://www.geocities.jp/fuku25252/013.html

日曜日、友人のBさんを通して、湯布院のO院長より、K画伯を紹介していただいたので、夫婦で訪問しました。K画伯は、湯布院を愛し60年間もの間、由布岳に魅せられキャンバスに由布岳を描き続けてきました。若いときより、音楽を友として生きてこられた、素晴らしい人物ということです。そういう方なので、簡単には会ってもらえず、今回は特別にO先生の紹介ということで、連絡をとっていただき、私にとってとても心に残る訪問となりました。

K画伯のアトリエは、湯布院の金鱗湖のほとりに、自然にとけ込んで立っていました。アトリエに通されると、私は、あっとびっくりしました。K画伯の多くの絵に囲まれ、愛情こめて調整されたオーディオが静かに置いてありました。


まず一番に感動したのは、百才にならんとする画伯が、まさに年齢を感じさせず、きびきびと自分の主張を私達に話され、特に頭は百才になっても、ますます冴えてきているという堂々たる人生観を持っておられることです。この画伯の生き方を拝見し、まだ画伯の半分も生きていない自分に、50才では、まだまだこれからである。今後迷わず前向きに人生を生きようと、強く勇気ずけられました。

そして、絵についての話題になり、今このアトリエの正面にかかっている絵は、私の99才の時の作品である。絵は絵の具の上に絵の具を塗りつけていったら困る。色を重ねては、本物の色は出てこない。考え抜いた上で重ねる場合は良い。ゴッホは100年に一人しか出てこない。ゴッホ以後ゴッホを超える画家は今も出てきていない。

天才は、努力してできるものではない。それは、その人物のもって生まれたものである。ものを見る目とはそういうものである。次に音楽をお願いすると、自分でレコードをかけられ、そして静かに話された。イギリスは素晴らしい。音楽に関しては、100年の歴史がある。日本やアメリカでは、わずか半分であろう。それでは、本物の音楽は生まれない。


そしてイギリスのグッドマンのアキシオム80で、ウィンフィルのモーツアルトを聴かせていただきました。


K画伯の音はまさに、西欧の香りを伴い、聴く者に深いものを与えました。最後に、


SPで名器クレザンデを聴かせようと、


自分でゼンマイをまかれ、SPを置き、針をおろされると、このアトリエが、何と雄大で、かつ電気で色づけされず、こころの中に音楽の感動が溢れてきました。まさに画伯と共に生きてきた音の歴史を感じました。
http://www.geocities.jp/fuku25252/012.html


小松先生 湯布院に隠棲する百歳の画家 2007-09-01-Sat


東海大学の学長をしておられた 松前重義氏の名前がでた(松前武道センター)ので 松前氏の熊本大学の大先輩(松前氏も畏怖されていた)小松先生についての思い出を.....

十数年前のことであるが、湯布院の玉の湯の昔の敷地ないに 山重という小さな温泉宿があった。何日か逗留しているうちに 宿の主人 山重氏と親しくなった僕は彼につれられて すぐ近くにお住まいだった 湯布院の伝説の画家小松誠二先生のお宅にお伺いした。

九州のある大きな会社の経営者の一族であられた小松先生は仕事をリタイアされたあと確か66歳から絵を始められた。すぐに二科に入選されたが その後絵を発表されることもなく三十余年描き続けておられた。

僕は小学高高学年のころから 書画骨董を見るのが好きで 審美眼にはいささかの自負心を持っている。

由布岳 静物 を描かれる先生は (私が画家として認めるのはゴッホとセザンヌ だけだね) と言っておられたが。。。。

宝石のようにきらきら輝く先生の絵は 僕から見て 決して セザンヌ・ゴッホ に見劣りするものではなく、品格では彼らの絵を超えていたようにすら思う。


(死ぬ前に すべての絵を焼き捨ててしぬつもりだよ)

お茶を飲みながら言っておられた先生はもう鬼籍にはいられた。先生のことだから実行されたに違いない。あの宝石のような絵画は全て由布岳の煙のように空に消えてしまった。
http://kafuka36.blog104.fc2.com/blog-entry-31.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html#c6

[リバイバル3] 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 中川隆
7. 中川隆[6688] koaQ7Jey 2017年2月13日 13:30:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7148]

40Hz 以下の低音は聞こえない方がいい


954 名無しの笛の踊り[sage] 投稿日:2013/02/27 23:59:08  ID:WEYSA22W(2)

狭い部屋なのにデカイウーファー導入してしまった際、あのボワボワを聴いて

「こりゃ違う参った」

と失敗に気付く人ばかりなんだね。

アンプ変えようとかそんな無駄なことしなかったみたいだし、メーカーの宣伝や評論家の餌食にならず、さすがクラ板の人達ではあるな。

変な低音聞かされるくらいならない方がよいよなまったく。
http://desktop2ch.info/classical/1283929843/

38cmウーハーのマルチシステムを家庭の居間に入れてもまともに鳴らない


菅野沖彦

「私は幸いなことに、この数十年で、数百人の熱心なオーディオファイルを、日本列島の北から南まで訪ねることができました。 その殆どの方は、その機器の持つ可能性を発揮し得ていなかった...。

そこで得られた現実は、世評の高級なブランドの製品が、その実力に見合った凄い音を出している例は数少なく、皮肉にもその逆が多いということでした。

それよりごく普通の製品を使っているのほうが、熱心に鳴らし込み、素晴らしい音を出しているケースが多かったですね。


技術のない人は、その辺の普通の自動車に乗っていた方がいい。

これは全くオーディオでも同じ事なのです。」
http://2bangai.net/read/05ba12b399b8ea350fcbbec294a7977277fe6b10e0014ef46534d16d3dc2af87/all

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/03(月) 07:00:15.93 ID:8cT11jic

オーディオ機器の 20〜20KHz の可聴域を勘違いし、音楽は、20Hz〜20KHz までの音がまんべんなく再生されると思っている人が多い。

人間が扱う音楽や楽器は、

オペラのソプラノで 6 オクターブの最高高域では 2.8KHz
ピアノで 27.5Hz〜4.2KHz
シンバルで 10KHzが最高高域

でオーディオ装置は倍音などを考慮しなければ 12〜13KHz のフルレンジで超低域を除いて問題ない範囲での周波数でしかない。

2WAY や 3WAY は超高域も再生できるが、実際は 6KHzくらいからの高域の量を
可変増量して、あたかも楽器などの超高域が出てると感じるだけに過ぎない。
TVの垂直発信の 15.75KHz(キーンという)音がほとんどの人には聴こえないのだから。

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/06(木) 11:15:12.67 ID:TNLByYFY

適切なステレオ感を得られる適切な聴取距離というものがある

口径cm×10

というもので、例えば 20cm なら 2m の距離が適切というものである

2m で 2way だとユニット上端から下端の距離で考えてウーファは 13cm 程度、1.5m だと 15cm で 10cm 程度になる

10cm だと流石に 2way は無意味になってくるので、聴取距離 2m 以下ならフルレンジを選ぶべきだろう

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/11(火) 22:07:10.01 ID:bKEZ4kRW

音声帯域から上を再生するだけならスピーカーは小さく作れる。
ただ低音を再生するには大きくするしかない。


120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/16(日) 00:12:46.02 ID:4r9vWEJo

でかくしても有利なのは低音再生のみなんだが、、、
後は全て理論的に悪い方向にしかいかんよ。


133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/16(日) 11:34:11.96 ID:4r9vWEJo

大型にして有利なのは低音だけだから、

低音域だけ大型にして、中高域は、小型の別箱のシステムとかならまだお話は、わかるが、

昔ながらのJBLみたいな大型システムは、余程広い部屋で遠くから聞かないと、定位感は最悪だよ。

ツイーターとか、スコーカーがでかいバッフルについている奴は、最悪なんだよ。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1308134449/

215 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:24:15

JBL のスピーカーって日本専用だったんですか、知らなかった。
日本で最も購買力のある団塊世代向けの音だったんですな。


216 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/13 22:57:30

でかいバッフルスピーカーを壁ペタで使う団塊www


389 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/25 19:20:05

むかしは 6 畳和室に馬鹿でかい SP入れて格闘するマニアの姿を評論家は

美しい、これぞオーディオ道だ、

と持ち上げ


金とやる気さえあれば設置環境など関係ない、調整次第で何とかなる


と推奨してた

売れまくった JBL の 43シリーズは評論家の煽りのおかげ
導入するにふさわしい環境あった人は一握りでしょ
評論家が腐ってたのはむかしからなのね


138 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/04 18:48:54

今の完全日本向けの家庭用スピーカーに「xxモニター」とかまだやってるのが
オモロイ。

そんなに日本人はモニタースピーカーが好きなのか不思議。
高級機種にはあえて日本人受けするホーンが「これでもか!」とばかりに
付いている。モニターとホーンがこんなに売れる国って日本以外にあるの?


953 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/07/18 18:35:41

スタジオでプロが使ってなくても製品筐体に「モニター」とか「プロ」とか書いてると購入しまくる奴がいるのも事実。

スタジオでプロが使っているから「良い」と思って購入しまくる奴がいるのも事実。

そういう人を知っているが、リスニング環境は大体6畳和室。


155 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/08 17:03:45
>138
プロの現場では使われてないのに筐体に「PROFESSIONAL」とか書いてる機器を見ると買いあさる人物も結構いるからね。


156 名無しさん@お腹いっぱい。[sega] 投稿日:2010/05/08 18:58:58
>138
日本人は馬鹿、ブランドとか呼び名にめちゃ弱い。


188 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/10 23:23:54

バカ団塊を騙すにはでかい箱がいい。
耳ツンボだし、しかもバカ


318 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2010/05/19 05:46:08

小さい箱に大型ウーファー入れたら量は出るが質が劇的に悪くなるというのを証明したのが43系モニター。だからプロは他に流れた。

ドスンドスンという懐かしい重低音なんてのも流行ったな。
今のSPは軽い低音ばかりなので希少価値はあるかも?
http://desktop2ch.info/pav/1271554664/

89 名前:”本格”派の菅野沖彦 :2001/06/07(木) 01:08

実は私は今日、アメリカから成田に着いたばかりです。無論エレクトリのはからいであることは言うまでもないと思います。

残念ながら、江川君は「レコード演奏家」とは呼べません。言うなれば彼は、CD再生ガラクタ装置発明家、もしくは、”本格”オーディオ文化破壊者とも呼べるでしょうか。みなさん、これだけは是非守っていただきたいと思うのですが、今後オーディオを語る時は必ず、頭に ”本格” の2文字をつけて下さい。

無論、総価格300万以下の装置の方々は、全くその必要には及びません。そのような、言うなればオモチャのような装置を、江川君のように、砂に埋めようが、青汁に漬けようが、私の感知するところではありません。ただし、今後オーディオを語ることは許されないであろうことは想像にかたくありません。

レコード演奏という限りなく崇高な趣味の追求に際し、たかだか300万の投資の努力も出来ない、というような方は、残念ながら、情熱を持って、真摯な態度で音楽と向き合う「レコード演奏家」とは決して呼べないからです。

  先日、ヤスケンこと安原犬(ケン)君が、B&W 801 を購入し、ついては装置総額300万を超え、私ども「レコード演奏家」の仲間入りを果たしました。これは真に持って歓迎すべきことです。8畳間に、B&W 801 を導入した彼の努力は賞賛して余りあるものです。

今後恐らく、

寝るスペースも殆どなく、低音はどこまでもブーミーになる

ことは必須でしょうが、それでも いい音を引き出すべく日々研鑚する、真摯に向き合う、これこそが正に、「レコード演奏家」と呼べるものであり、今後新たにオーディオを趣味とする方々が歩むべき道だと信じて止みません。

112 名前:安サラリ−マン :2001/06/16(土) 07:02

’本格’派の先生に御報告したいのですが私も 300万を突破致しました。
レコ−ド演奏家を高々に名乗ることをお許し頂けますか?


115 名前:菅野 :2001/06/18(月) 08:39
>>112
装置は、マッキンかJBLだろうね?
それと、車は、ポルシェかフェラーリが必須だよ

65 名前:菅野 沖彦 :2001/03/16(金) 15:47

 あ〜親愛なる童貞諸君、マッキン買いなさいマッキン

5万円以下の製品は、点数つけないからねヨロシク
あ〜なんか暇だな。そうだ朝沼と秋葉にいこう。


68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/03/23(金) 10:38

おめえ、マッキンより女だろ!

菅野の図式は

女>金>車>名誉

じゃねえかよ!老害撒き散らしやがって!

だから日本のオーディオ市場はメタメタになっちまったんだよ!

73 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/20(日) 21:30

菅野さん、自著の中でセクースする時はいつもベートーヴェン第7の終楽章が頭を駆け巡ると書いてたな。リズムの権化なのか。

74 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/21(月) 18:48

菅野先生はスイスウォッチにも凝っておられるようだね。

ステサンに出てくる「レコード演奏家訪問」の写真でも毎回ちがうね。
パテックやバセロンあたり持ってそうね。
知らない人はびっくりするだろうけど、1本2−3百万以上はするんだよ。


82 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/21(月) 20:10
>>74
最近はMen`s Exだったかなんかの時計特集(死ぬほど高いの)にも対談で顔出してたよ

76 名前:>74 :2001/05/21(月) 19:02

そうか。ボクのシステムの数倍の価値がある物がスガーノの左腕に何気なく巻かれているってことね。うーん、エレク鳥ってそんなに儲かるの?

77 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/21(月) 19:07

下らんね。今さらパテックフィリップスなんて。
今なら安くても見栄えの良いワイアードもあるから。精度は勿論クォーツだから上。
http://w-wired.com/

あと住宅地にフェラーリなんて五月蝿いだけだ。
本当に俗物なんだな。嫌になる。

79 名前:>77 :2001/05/21(月) 19:19

フェラーリのオーナー例(現在は知らないけど)


河村隆一・新庄剛志
要はヤンキー系・成り上がり系
菅野→毛並みの良い成金
http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/954/954891753.html


881: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 10:37:54 ID:kjLGDxeQ

菅野沖彦が演奏家を訪問してワンパターンで褒めちぎる記事。
別の機会では「まともな演奏家に出会ったことがない」と本音。

関与する会社の製品はすべてよしと評価。

(友人の徳大寺さんは、どのメーカーでも車種ごとに「よくやった」とか「こんな車要らない」と判別)

収入源は大切にするまっとうな方です。


885: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 15:07:24 ID:gXFhpuhh

ステレオ誌のインタビューで、村井に菅野氏は訪問先でマトモに鳴っているところは 2〜3割もないとか書いてた。 菅野氏はラ技やステレオ、レコ芸の方が面白い。


886: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 16:10:05 ID:NlHtaPNg
>>885
記事になるときは遠慮してるけど講演会だと 2、3% もないになりますよ。

SSだと全部合格です。

887: 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/08/24(月) 19:48:29 ID:13xIkpFt

演奏家訪問で部屋の広さとスピーカーでマトモに鳴ってるか想像つくよね。
まあ、お金持ちが多いんだろうけどステサンはインテリの宗教だね。


449: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/03/23(日) 17:32:25 ID:Wla7JK6e

「この数十年で、数百人の熱心なオーディオファイルを、日本列島の北から南まで訪ねることができました。 その中で半分の方が、何とかその所有する機器に見合った音を出しておられました。そして、残りの半分は、まだまだその機器の持つ可能性を発揮し得ていなかった...。

もちろん訪ねる前には、雑誌で紹介するに値する人であるかどうかを調べてから出かけるわけですが...。それでさえこれが現実です。

そこで得られた現実は、世評の高級なブランドの製品が、その実力に見合った凄い音を出している例は数少なく、皮肉にもその逆が多いということでした。」

     ∧_∧ ミ ギャーッハッハッハッ! 猫に小判!ブタに真珠!へっぽこ☆料理人!
 o/⌒(. ;´∀`)つ 
  と_)__つノ  ☆ バンバン


450: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/03/23(日) 17:37:43 ID:Wla7JK6e

高級ブランド品を自慢して見せびらかすオーヲタの50%は、装置一流、腕前三流という現実。大笑いの恥さらし者ですな。


792: 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/12/16(火) 09:47:17 ID:Je7a/ZAZ

褒めるところがないと、まずは雑談から入るよな

「オーディオはいつ頃から始められましたか?」とかね

気に入ったところだと冒頭から「素晴らしい!」とか「いやぁ!」とか感嘆詞が出るからわかりやすいよな
http://2bangai.net/read/05ba12b399b8ea350fcbbec294a7977277fe6b10e0014ef46534d16d3dc2af87/all


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html#c7

[リバイバル3] 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 中川隆
8. 中川隆[6689] koaQ7Jey 2017年2月13日 13:44:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7149]

オーディオに興味を持ち始めてから約40年程経つが、当初最も欲しかったスピーカーにクラングフィルム(後にシーメンス)オイロダインがある。


引き出しを整理していたらシーメンス当時のカタログが出てきて、オイロダインのスペックが載っていた。ちょっと驚くのは再生周波数で、何と50Hz〜15,000Hzとあった。

今時数万円のスピーカーだって人間の可聴範囲20Hz〜20,000Hz付近をカバーしている。そこで、スピーカーの再生周波数に付いて一寸調べてみたら、どうやらこういう事らしい。

スペックがどの様な数字であるかは兎も角、

「実際にスピーカーから出る低音の60Hz以下は音というよりも風圧として肌で感じるもので、強烈なドラムやベースの唸りの様な低音は大概80Hz〜100Hzくらいである」

という。だから、60Hzが出れば通常僕らが聴いているオーディオの低音に何ら不足を感じるものではなく、まして50Hzが出るなら映画館などの大鉄桟を巨大な大砲の発射音や炸裂音で揺るがすに実は充分な低音が出る事をオイロダインのスペックから読み取る事が出来るのだそうだ。そして高音は

「4KHz〜6KHz以上の純音の音色を判別する事は非常に難しく」

この辺りで音程に対する判断は鈍って来るものらしい。僕らが聴く

「スピーカーの音(無論録音前の原音も)を決定づけるのは純音ではなく倍音であって、倍音は整数倍で膨らんで、大体13〜14KHzほど先からは殆ど聴こえてこない」

ものらしい。だから、オイロダインの50Hz〜15KHzという周波数帯域はこれらの条件を低音で10Hz、高音で1KHzばかり其々上回っており、従ってオイロダインで聴けない音は無いといってもよいという事になるらしい。

だから、2〜3万ながら矢鱈に周波数帯域の優秀なスピーカーが量販店などに出回っているのは、要するに僕ら消費者が悪いという事になるようだ。そういうものでなければ、僕らが買わないから、言い換えるなら、音が良かろうが悪かろうが最低でも20Hz〜20KHz出る事にしなければ買う人が居ないから、メーカーは無理してでもこういうものを造るし、測定の仕方で再生周波数表示などどうとでも云える事でもあるから、何が何でもこれ以下の数字は発表すまいとする。

基より、こんな数字は音質には何の係わりもない事で、それは曲った胡瓜も真っ直ぐな胡瓜も味や栄養価に変わりが無いどころか寧ろひん曲った胡瓜の方が(自然栽培)数段勝るというのと同じ事であるようだ。

従って周波数50Hz〜15KHzのオイロダインのスペックは、実質的に巨大空間における再生音に何の不足もないということを示しているのだが、既に各メーカーの宣伝文句に毒されてしまっている僕らは、この数字に目を疑いそんな程度のものかと吃驚して大したこと無いと見下してしまう。



02. 2013年9月04日 13:33:51 : W18zBTaIM6

でも評判は最高だから、それを僕らが住むマッチ箱の中の更に小さな書斎で鳴らそうと思う人もいる。結果的に手にはしなかったが自分がそうだった。

マッチ箱の中で鳴らすオイロダイン、実際は劇場の体積分の部屋の体積程度の実力も出せないのではあるまいか。

第一天井高が違い過ぎる。一般的な家庭用のスピーカーだって100%の実力を発揮させるには本当は5メートル以上の天井高を必要とするが、我々の住むマッチ箱の天井高は多寡だか2m半程度が通常の高さである。

単なる大音響ならば出そうと思えば出せるのかもしれないが、音楽としてはとても聴けたものではあるまい。今更ながらこんなものを買わなくてよかったと再度カタログを見直してそう思った。

オーディオ関係者の誰もが口をつぐんで決して口外しないのは部屋と音響の関係に付いてである事は知っておいた方が良いだろう。

本当の事を言ってしまうと、メーカーも評論家も雑誌も売れなくなって都合が悪いから口外しないのである。当時本気で購入を考えていた事が「阿呆なことだった」とはそれを知った今だから言うことが出来る。

「クラングフィルム」、ただの社名だそうだが何とも響きがいい。これだけで部屋中に心地よい音楽が広がってくるような錯覚すら覚える素敵な名称である。ドイツの音造りにはイギリス、アメリカとはまた違った如何にもドイツらしい堅めの哲学の様なものを感じさせる。

WEに代表されJBLやアルテックで一般化したアメリカスピーカーも僕らを魅了するに十分な魅力を持っているが、イギリスのタンノイやヴァイタボックスは音の品性に於いて遥かにアメリカ系を上回る

概してアメリカ系のスピーカーはジャズ・ロック系の音楽に適しており、それ程の品性を必要としないのは云ってみればお国柄かもしれない

どうあれ、ドイツスピーカーの胸を張ったようながっちりした且つ繊細な音造りの魅力が正しく紹介されていない事は、オーディオ大国日本として画竜点睛を欠くと云うべきだろう

コメント

部屋とスピーカーの関係をごまかし続けたからオーディオをやる人が減ってしまったのは確かでしょうね。

目先で物を売るために将来を潰してしまった。

その反動か最近はルームチューニングを試みる人が出てきたのは興味深い現象ですね。
とりごん 2013/01/05
http://audio-file.jugem.jp/?eid=34



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html#c8

[リバイバル3] 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 中川隆
9. 中川隆[6690] koaQ7Jey 2017年2月13日 14:34:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7150]

オーディオ雑記帳 8 僕が考える理想のオーディオ部屋 2012/12/10
http://more.main.jp/zakkichou08.html


ステレオサウンド誌がいつ頃かは分からないが『音楽が聞こえない部屋の写真』が載るようになった。マニア紹介でも訪問でも、皆揃ったように誇らしげに高価な機器を並べ立てた部屋で、まるでオーディオショップのようなリビング。最近ではよく恥ずかしくもなく、いい親父が自慢げに載るよとあきれ顔。

オーディオ評論家が音を伝えられない文章を書き始めたのも同時期のような気がする。評論の総括は決まって曖昧な和製英語で語られ、結局何を読者に伝えたいのか?

しばらくして、一流のオーディオ専門誌が二流のオーディオ広告雑誌にみごとに変貌を遂げた。それからというものオーディオ評論家と名刺でも出されると大笑いしてしまう自分がいる


僕は一枚の写真・・・暖炉のそばにデコラが他の家具と一緒に、最初からそこにあったような自然な感じで置かれていた・・・

それは多分イギリスの貴族の部屋だと思うが、こんな部屋で音楽を楽しみたいと長年思っていた。

時の流れを忘れさせてくれる部屋、それが僕の理想となった。

再開発の話が出たときにチャンスだと思った。そしてまだまだ家具などは揃わないが、時間を忘れられるような部屋が出来つつある。

先日、母といっても84歳だが友人を連れてきて部屋を貸してくれというので、デコラから小さな音で音楽を流して部屋を出たら、普段30分もしない間に帰るのに、その日は2時間部屋にいたらしい。

そしてまた遊びにきていい?と友人にとっては非常に心地の良い部屋であったらしい。
すこしは記憶の写真に近づいたかな?と理想の部屋作りは始まったばかりだ。
http://more.main.jp/zakkichou08.html


2005/1/12
今日、デッカ・デコラが運ばれてきた。

ポンと置いただけなのに、僕はこのデコラの音を文章に書けない・・・いや、表現する能力がない・・・

まるで色とりどりの宝石のような音としか表現できないし、デコラ自体まるで(音を聞いた後には)宝石箱のように感じる

2005/1/15
デコラが来て以来、僕のオーディオ感が全く変わってしまった・・・

クラッシック音楽を聴くにはもうこれ一台あれば何もいらない

長年付き合ってきたオーディオたちの音が全てモノトーンに感じられる。オーディオでこんな衝撃的な経験は今まで無いので戸惑っている

デコラを聞いた後レビンソンもマランツもBBCもJBLも困ったことにモノトーンになってしまった

使いこなしとかケーブルとか今までの努力は???自分がバカに思えて笑いがこみ上げてくる

もう少し早く会えば音楽だけを楽しめたのに・・・でも、出会えたことに感謝しなければ
http://more.main.jp/zakkichou03.html


2008/10/21
自宅では1日中デコラを鳴らしている。

蓄音機と言っている僕の母がデコラの音を非常に気に入っていて、Mac に繋げてエンドレスで流している。最近驚いたことだが、耳が少し遠い母が音の善し悪しを判断出来るのだ。

一度デコラではなくロジャースで鳴らしていると台所にいた母が、いつもの音で聞かせてと言ってきたのだ。

人間は可聴範囲が狭くなってきても音質の判断は出来るらしいことが分かった。
これなら、あと30年は音楽が楽しめそうだ。
http://more.main.jp/zakkichou06.html

僕は何故か他人の音に興味は無い。SS誌の「何とか訪問」を見ても聞いてみたいと衝動に駆られる部屋はずいぶんと前から全くなく、デコラで気品がある音質を手に入れからというもの、ますます他人の音が気にならなくなった。

これが40年前の音?と驚く人も多いと思う。聞いてみないと絶対に信じられないだろう。
http://more.main.jp/zakkichou04.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html#c9

[リバイバル3] 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 中川隆
10. 中川隆[6691] koaQ7Jey 2017年2月13日 14:53:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7151]

35年 僕は Vitavox CN-191コーナーホーンと新藤ラボの WE-350B プッシュプル・アンプで音楽を聴いた。

オーディオには幾つか頂点があるが、このシステムも一つの頂点だったと思っている。

当然、これ以上の音が存在することを僕は知っているが、果たして家庭に持ち込むに相応しいかどうか聴いてみて疑問を感じたことがあった。


ウェスタンの15Aホーン である。

某所で聴いたがこれは凄かった。
ピアノがピアノよりピアノらしかった。もう桁違いで比較対象の問題ではなかった。

15Aホーンは御承知の通り劇場や映画館用であり、客席は20〜50メートル以上離れたところにあり、且つ天井はビルの数階分の高さがあることを想定して、観客に如何に心地よくしかも巨大なスケール感を味あわせるかという事がコンセプトだったろうから桁違いは寧ろ当然の性能と云ってよいが、それをこの時は距離約4メートル程、天井高2.5メートル程の所で聴いたのだから、それは腰も抜けよう凄まじさだった。

この時ハスキルは正しく男だった。「げー」と僕はのけ反った。僕の大好きなハスキルが。

家に帰っていそいそと僕は同じレコードを Vitavox CN-191 で聴いた。

紛れもなくハスキル はエレガントな女流ピアニストだった。
ハスキルのモーツアルト、これ程無心で典雅な音楽は無い。

Vitavox CN-191 ならずともこれがちゃんと聴けるなら、スピーカーは何だっていい。

新藤ラボの音造りは要するにハスキルのピアノをハスキルのピアノで聴かせてくれるのである。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=5

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html#c10

[文化2] お金とアレにしか興味が無い大川隆法先生を背後から操っているのは…(リバイバル板へのリンク) 中川隆
1. 中川隆[6692] koaQ7Jey 2017年2月13日 15:39:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7152]

命を賭して悪の帝国(米ネオコン)と闘ったサダム・フセイン
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html

プーチン大統領は神の申し子
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html

米ネオコンとは?
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/751.html

ネオコンの手先 ヒラリー・クリントンの正体
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/719.html

ネオコンの手先 ジョージ・ソロスの正体
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/758.html

誰がケネディーを殺したか?(ロシアメディア)・・福大統領 リンドン・ジョンソンが訴追を懼れ!飛び火を怖れたある勢力?
http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/447.html

「しょぼくれたアメリカ」への怒りが より過激なトランプ新大統領を生み出した
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/105.html

日本解体のシナリオ─ロバート・フェルドマン提案
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/637.html

小沢一郎先生が中国を大好きになった理由
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/294.html

小沢一郎先生を襲った恐怖とは
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/296.html

グローバリズムの世界
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/711.html

奥の院とは誰の事なのか?
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/419.html

ロスチャイルドを奴隷として扱う一族
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/655.html

ベネツィアの黒い貴族
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/677.html

安くて従順な子供を、朝から晩までこき使う資本主義の裏の顔
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/413.html

主要企業・銀行の殆どが外資に乗っ取られてるとこういう社会になる
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/784.html

誰も知らないアメリカ格差社会の実情
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/110.html


 

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/840.html#c1

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