67. 中川隆[6074] koaQ7Jey 2017年1月15日 20:44:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[6520]
7年ぶり急転…「島根女子大生殺人事件」犯人が撮影したおぞましい写真(1)遺品の中に… 2017年1月8日 09:53
7年も前に発生した「島根女子大生バラバラ殺人」が急展開したのは、16年12月17日のこと。犯人は事件発覚2日後に事故死した、前科持ち。男のデジカメには、被害者を“解体”する鬼畜の所業が残っていた──。
09年10月26日夜、島根県立大学1年生の平岡都さん(当時19歳)が、バイト先から帰宅途中、突如として行方不明になった。捜索願を出した家族の願いもむなしく、11日後の11月6日、広島県との県境にある臥龍山山中にて、打ち捨てられた平岡さんの頭部が発見される。殴打され、足で踏みつけられた跡もあった。
「2日後には両手両足のない胴体部分が見つかりました。肋骨が見えるまで乳房がえぐり取られ、性別がわからないほど性器が切り刻まれていました。さらに腹部からは内臓が抜き取られ、直接火をつけられた跡まであった」(社会部デスク)
山中からは、肉が完全に削ぎ落とされた左大腿骨足首などが発見される。
すぐに島根・広島両県警の合同捜査本部が設置され、大がかりな捜査が開始された。激しい遺体の損壊状況から、当初、犯人は平岡さんに恨みを持った知人かと思われていた。
「現場付近を走行していた不審車両や、被害者の交友関係をしらみ潰しに当たったが、確たる証拠は得られなかった。レンタルビデオ店でスプラッター映画を借りた人のリストまで調べ上げました」(社会部記者)
この7年間で動員した捜査員は延べ31万人。しかし、12年には死体損壊・遺棄罪は時効を迎えた。
「今年に入ってから、警察は、当時現場付近に住んでいた人たちの『性犯罪』の経歴を洗い直しました。そこで、矢野富栄(よしはる)容疑者(当時33歳)が浮上したのです」(前出・社会部記者)
矢野容疑者は当時、平岡さんの住む島根県浜田市に隣接する同県益田市に住んでいた。出身地の山口県下関市の住宅設備会社に就職し、現場付近でソーラーパネルの営業をしていた。そしらぬ顔で社会生活を送る矢野容疑者には、前科があった。
「福岡県北九州市や東京都杉並区で3件の事件を起こしていました。通りがかりの女性に刃物を突きつけ行為に及ぼうとし、ケガをさせ、懲役3年6ヶ月の実刑判決が下っています」(前出・社会部記者)
16年夏頃から、下関市内の矢野容疑者の実家に、頻繁に捜査員が訪れるようになる。
地元住民が話す。
「その家には(矢野容疑者の)弟夫婦が住んでいて、そこから容疑者の遺品が押収されたみたいだ」
遺品の中にはデジタルカメラとUSBメモリーがあった。画像が削除されていたが、警察は画像を復元。そこには、おぞましい犯行状況が映し出されていた。
「遺体の切断に使われたと見られる文化包丁や、頭部切断の前後の状況を写した画像だったのです。首を絞めた痕跡も確認できた。撮影場所は矢野容疑者の借家の浴室。1時間半にわたり、遺体を解体して、くまなく撮影していたようです」(前出・社会部記者)
写真の状況から、平岡さんは行方不明直後に殺害され、切断されたと見られている。
http://www.asagei.com/excerpt/73171
7年ぶり急転…「島根女子大生殺人事件」犯人が撮影したおぞましい写真(2)事件報道後「実家に帰る」と…
鬼畜の所業を写真に収めていた矢野容疑者とは、いかなる人物だったのか。中学時代の同級生が明かす。
「おとなしく真面目で、女性と話すのが苦手なタイプ。体格はガッチリしていて筋肉質で、中学では陸上部に所属していた。部の合宿で海に行った時、ウニを踏んでトゲが刺さったことで、付いたアダ名が『ウニ』。そのくらい、いじられキャラな面もあった」
別の同級生によれば、矢野容疑者の父親は地域の柔道クラブで指導をしており、そのため、小学校の頃から柔道もたしなんでいた。成績もよく、北九州市の私立進学高校に進学する。
「高校でも、特に荒れていたような話は聞かないし、目立たないタイプだった。防衛大学校に受かったけど、高校の推薦入学で九州の工業大学に進学したと聞いた」(地元住民男性)
文武両道を地で行くような青年だったが、大学入学後、様子が変わったという。
「ナンパやバンド活動に明け暮れるようになった。結果的に大学は中退した」(前出・地元住民男性)
その後は、アルバイトを転々とする。バンド活動もやめ、上京したこともあった。その頃に強制わいせつ事件を起こしたのだ。
出所後は地元・下関市に戻り、住宅設備会社に就職。益田市でソーラーパネルの営業を始めた。勤務態度はよく、営業成績もよかったという。だが、その頃から不穏な動きはあった。
「平岡さんが行方不明になった前後、客が取れないから担当地域を変えたいと社長へ電話したそうです。遺体発見のニュースが流れた11月6日夜には『実家に帰るので2日間休ませてほしい』と社長へ連絡を入れていた」(社会部記者)
そして休み2日目となる同月8日、矢野容疑者が運転する車は山口県美祢市の中国自動車道下り線でガードレールに衝突。車は炎上し、容疑者本人と同乗者である母親が焼死した。
「実父は事件の2〜3年前に亡くなっていて、山口県萩市のほうにある墓参りからの帰りに起きた事故。ガードレールにぶつかる前から、車から炎が出ていたという目撃証言もあり、母親との無理心中も疑われています」(地方紙記者)
法の裁きを天罰によって逃れた犯人だが、平岡さんの遺族の無念はいかばかりか──。捜査本部を通じ、
〈犯人が見つかったという安堵感はありますが、私たち家族には言葉では表現できない怒り、悲しみ、憎しみ、苦しみをぶつける先がありません〉
とコメントを発表した。遺族を訪ねると、ドアを閉めたまま、すりガラスの向こうから父親らしき人物がこう答えた。
「取材は一切お断りしています。全て警察の方にお任せしていますんで‥‥」
あたりは静まり返っているが、平岡さんがよく散歩させた愛犬の鳴き声だけが闇夜に響いていた──。
http://www.asagei.com/excerpt/73236
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