9. 2017年9月07日 09:34:48 : G22G8IEIs6 : Cw0yBRRLq2E[1]
リビアだって壊滅させるのにNATOによる二万回の爆撃が必要だったのだ。もちろん、「独裁者ガタフイ」とその取り巻きだけではなく、国際社会がその「独裁者」から救うはずだった多くの市民も犠牲になったはずだが、NATOはそれについてはしらを切り続けている。
北朝鮮と違って、核こそ持たなかったものの、豊かな石油資源でアフリカ大陸一の福祉国家となり、欧米や日本と同じく、イスラム法によらない、男女平等の「世俗主義」の近代国家を目指した国が消滅し、アルカイダ、後にはISとなるようなイスラム原理主義者のグループが跋扈する世界になってしまった。そのことに関して、国際社会は誰も責任など取ろうとしないし、シリア難民の話はしても、彼らとともに欧州になだれ込んでいるはずのリビア難民の話はマスコミも取り上げない。
戦争が「ポチッとな」で終わるわけはないし、やられる側の国民がどうなるのかにも思いが至らない。今時、高校生だって考えるようなことすら考えられない中年男が「知識人」としてテレビに登場する異常。
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