4. 2017年3月12日 13:30:52 : S04FAH74H6 : CUBze1O8QZA[1]
福島民報英語版は、海水や河川水のトリチウム濃度が、事故以前と、同じ水準か、逆に下がっているとの、論文を紹介している。
> Radioactive tritium in Fukushima sea, rivers same as pre-disaster levels: study 30 October 2015
http://www.fukushimaminponews.com/news.html?id=588
ところが、以下の論文では、トリチウムの濃度が、事故以前と比べて6倍になったことを報告している。
> Tritium levels were much lower (up to 0.15 Bq L−1), representing an increase by about a factor of 6. (放射性セシウムの濃度は、3桁違う。)
そして、北太平洋における海水の放射性物質の組成が、かなり変化したと述べている。
> dry and wet depositions of these radionuclides over the western North Pacific considerably changed their distribution patterns in seawater.
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X16300492
どちらが、嘘をついているか、一目瞭然だ。
トリチウムは、大気上層の窒素に、宇宙線があたることによっても生成する。
トリチウム水は、その三重点の違いによって、地球上の気象現象(彩雲など)に影響を与えていることは、十分考えられる。
雨水に含まれるトリチウムの濃度は、人為的なものに、大きく影響されることは、以下のグラフ(Figure 3. Concentrations of tritium in composite monthly precipitation samplesを参照)から、見て取れる。