49. taked4700[7008] dGFrZWQ0NzAw 2018年4月29日 06:44:12 : oNlA3esrY6 : c811fc6fT_4[1]
>>48
48さん、47ですが、自分は43さんではありません。
まず、
>原子炉級燃料、しかも使用済みの燃料が臨界に達する事や
>蒸発する温度になったりする事は無いってのは普通に解る
この文章の意味が、仮に、「使用済みの燃料が臨界に達する事は無い」ということでしたら、それは事実ではないと思います。核分裂性のウランは減少しますが、核分裂性を持つプルトニウムは増加します。一般に、単に核分裂性ウランが減少するから燃料交換をするのではなく、さまざまな放射線が強くなり、扱いが困難になってしまうため、交換するようです。例えば、中性子線は使用前と使用後では使用後に格段に強くなります。
>定格熱出力運転中に制御棒は全て引き抜き状態だ、それぐらい制御室見れば
>解るやろ
>入れるのは止めるとき抑制するときだけ、なんだ臨界濃度って、そんな言葉は無い
「臨界濃度」という用語が無いというのはよく分かりません。自分は素人であり、決して専門に勉強したわけではないためです。ただ、臨界に達するには、一定以上の濃度で一定以上の体積の核分裂性物質が必要であることは事実であると思います。
また、制御棒は運転中も一定程度使われています。これは、核燃料体が3年物、2年物、1年物の混合であるのが普通であり、全体が均等に「燃える」訳ではないためです。
そもそも、中性子はランダムに全方向へ飛びますから、原子炉という円筒形の中では、中心部は中性子を浴びる確率が高く、周辺部はその確率が格段に小さくなります。そういった不均一を均すために、制御棒が使われているはずです。
よって、使用済み核燃料は状況により臨界に達することは有り得ます。もちろん、100年もたてば、ほぼ完全に臨界にはならないでしょうが。
>臨界とパルス臨界の意味の違いも解らんのね
パルス臨界という言葉は知りませんでした。グーグルで引いてみましたが、スパイク臨界とか言われているもののようですね。あまり正式に用語として定着しているようには思えなかったのですが、ともかく、ごくごく小規模な臨界状態が起こり得るのは明らかだと思います。
ところで、こういった場、つまり、コメント欄での議論で、ついつい、相手をけなしてしまうことを書いてしまいがちですが、本来は、事実は何かを探るための場なのですから、もう少し冷静になって議論をしませんか。
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/612.html#c49