18. 2018年9月07日 20:47:43 : Giqk15V5iU : bwgK29GXfsQ[2]
>>6、>>15、>>16諸氏
地位協定問題。それが重要であることに異存はない。だが
「その時点」における大局的見方が不十分だ。
大局的な見方とは、
1.「今おかれてる状況」が、全体に影響を及ぼす
最大の問題点を見定め、
2.それぞれの人・集団・勢力の主張の意図や思惑を
把握したうえで、
3.1.の是正をするための具体的核心を列挙し、最
優先事項を認識するとともに取り組む優先順位を
決める。
このなかでもっとも重要なのは1.である。
ここをしっかり押さえておかないと、その後の主張や論理が、
問題の本質から逸れたものや、行き当たりばったりのいい加
減なものになる。
そういう的外れな思考で作られる日本は、産業技術の発展以
外は、社会・文化・政治・生活環境は決して改善されない。
それどころか益々悪くなる。
相も変わらず、95%の国民は給与や消費生活で搾取され続け
る現代版奴隷ため、個人の尊厳も人生の喜びも誇れるものも
何も無いままで終わる。
政治屋(政治家でない)にとって「今おかれてる状況」とは
国難でもなんでもなく「己ら」の「選挙」である。「今おか
れてる」どころか政治「屋」にとっては頭の中は1年中「選挙
のみ」である。
上に書いた2.の「意図・思惑の把握」で玉木の意図を考え
れば、玉木は地位協定を旗印にすることを共闘の条件と主張
してるわけであり、「共闘とは選挙以外の何者でもない」か
ら玉木のはもちろん「選挙」用に他ならない。
以前から玉木が政治信条として「地位協定改定」と主張してき
たという話しなど皆無である。共闘話しを前にして突然「地位
協定!!!」だから選挙用なのは自明である。本音でも信条で
も何でもない。そのとき選挙用に愚民受けする話題用語をかざ
してるだけである。
そして「地位協定」を共闘の条件ということは、上の1.の
「今おかれてる状況の問題点」に沿って3.で掲げた優先順位、
すなわち>>10で挙げた、昨今の重要問題としてほとんどの国民
が共有しており誰しも否定しないであろう1〜6を、選挙の争
点にさせないあるいは論点を逸らす、紛らす意図であるのは容
易に想像できる。なぜなら、他の野党が皆叫んでいる1〜6の
最低3つ4つにさえ旗を揚げないからである。
繰り返すが、地位協定問題は極めて重要なのは違いないが、今
おかれてる日本の命運を左右する問題とはいささか異なる。
今はまず下痢ゾーと>10で1〜6に挙げたその暴政の排除である。
それが出来て、地位協定も玉虫色でない健全な改定ができるの
だ。
重要な行動や事案であればあるほどほど、いかがわしい者や勢
力の主張は、安易に賛同したり取り込んだりしないことが肝要
である。
ケネディーも、国民さえうなづく様なもっともらしくキューバ
侵攻を説くタカ派の主張を、信頼の置ける極少数のブレーンの
もと毅然として退けたから第三次大戦になるのを防げたのだ。
(過去の政権で常に対ソ連の専門家としていた老練なディーン・
アチソンをケネディーらは信頼してキューバ対策会議に呼んだが、
アチソンの強硬意見を聞いて唖然とし、アチソンを排除した)