1. 2016年12月04日 19:27:01 : Dsx7PxuDAU : Bqotb0HOnfg[1]
一極構造が多くの人・人々を死に至らしめた揚げ句、未完のまま頓挫した。
合掌。
英語を使用言語とし話しながらも、あたかもバベルの塔の崩壊とは此の事かと思わんばかりの惨状となっている。
いかに使用言語である英語が討論可能なレベルにまで個々人に行きわたろうとも、意思疎通は表面的であって、各地域にはそれぞれ磁場とも形容すべきものが存在しており、ブルドーザーで平らかにするのは不可能なことなのであろう。(あえて地場なる語を選択し文化なり歴史なり宗教なり民族なりの他の語を採らないことにする)
一国の中にそのような磁場を複数有することを理解し、国家運営をとりあえず、さばいている国はどこであろうか?
UKはバッキンガム宮殿があればと思っているだろうし、USは弱者・少数者の擁護を掲げブルドーザーを駆使し、単一の地場が形成可能と思っている。(性的少数者でなく女性でない多数の白人といわれる人々はアイデンティテーを失い浮遊を強いられている) EU諸国はポーランド高官の盗聴記録が象徴的に示すように、USに百八をし続け磁場をシールドしている。
さて、ロシアは一極後の世界で二極を望むだろううか?或いは己が一極たらんと欲するであろうか?
自国が多極の磁場を有しているからには、一極なり二極なりの世界構造は自国には不利になろう。なんとなれば、特定の磁場への干渉によって国を分裂したいと考えるものが外からも内からもあらわれるであろうから。であるならば彼らは自国に多極をかかえつつ世界の多極構造の中での生存を望むに違いない。
多極構造の中で、この構造のバランスを崩すことなく、自国の利益の最大化を求め、互恵的な関係をのぞむであろう。