2. 2018年7月04日 21:47:07 : FVkfAflFio : a2@L0WyfpnY[1]
MEKはM16からも支援を受けており、今では頓挫したかに見える、シリア、イラク内のクルド勢力の独立、クルド独立国を足掛かりとした対イラン軍事攻撃の中核となるべく育成されている。
シリア侵略、その成果として、シリア分割支配の一部としてのクルド独立、そしてイラン政権転覆、親米政権の成立、このような構想であったろうと想像する。
現状は?
シリア南西部は国際的、即ち、USにおいてもテロリスト認定されている勢力が跋扈し、反政府勢力がまじりあっている、ロシア・シリア両軍は大軍をもって、地域支配層と交渉・協力し反政府勢力の追い出しにかかっているのが現状であろう。
USの対イラン強硬姿勢には無関係にシリア南西部は政府軍が解放の手を緩めはず、淡々と軍事行動をすすめるだろう。強硬策の具合によっては、ヒズボラがゴラン高原に進出する可能性が高い。USの政策は自身の計画というよりはイスラエルの計画といったほうが適切であろうから、イランサイドからの一つの対抗策となろう。
イラククルド勢力は彼らの石油をトルコを通じて売るとの計画がトルコとの間で成立している。二つの読みが可能で、一つは単なる経済活動、一つはイラン産の石油がクルド産の石油と混ざり合ってトルコに流れ、トルコが石油輸出国になるというものである。どちらなのか?この件とは別にUSがイラン産の石油輸出をゼロにするとの思惑を自慢げに表明しているが、商いの本質を理解してないように思える。
アメリカ人は自分らの軍隊がイスラエル国家の傭兵部隊化しているのに気づいていないのではないだろうか?
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