3. taked4700[5868] dGFrZWQ0NzAw 2016年12月17日 19:19:52 : nAYCNUfoWI : _ROixT8KqKI[1]
>トランプ米次期大統領の離脱表明で、発効が絶望的になったTPP協定
全く報道がないのですが、TPPは関係国が全て署名済みです。あとは、それぞれの国で議会の承認を待つだけであり、アメリカは「離脱」と言っていますが、離脱についての規定はなく、現実的に離脱はできません。ただし、議会の承認をいつまでにやればいいかの規定もなく、トランプ氏は当分、TPPの発効を遅らせるだけ遅らせることをやると思われます。
トランプ氏がTPP反対を言っているのは本心ではないでしょう。本心なら、ツイッターで米国内の企業の海外移転に対する妨害というか、脅しはしないでしょう。つまり、本気でTPP反対と言うことなら、例えば、制度的に米国内企業の工場立地を優遇する政策を実施しようとするはずです。彼が一般労働者の味方ではないことは、閣僚の人選にも明らかに表れています。トランプ氏はアメリカ軍産複合体の代弁をしているのであって、自分の意志で動いているのではないと思います。
今、TPP反対を言っているのは、それなりの実質的な利害があるからでしょう。
1.オバマ大統領のもとで作られたTPPよりもよりアメリカ企業に有利に条約を作り変えたい。
2.TPPの多くの国はアメリカにとり、あまり、意味のない経済規模の小さい国なので、TPPはこのまま塩漬けにして、二国間交渉でよりアメリカに有利な条約に持ち込みたい。
3.関係国の多くで大地震が今後予測され、TPPが発行してしまうとそれを知らない資本家が投資をして大損をすることになるので、様子見をしている。
多分、2の理由が一番のはず。
しかし、トランプさん、資産も地位もあるのだから、もう少し横綱相撲を取っていただきたい。資産も地位もない自分たちはなかなか自分の希望通りの行動はできませんが、トランプ氏は十分にできるのだから、正攻法に徹していただきたいものです。
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