6. 2017年4月11日 14:51:51 : iJ37GNdxI2 : _Is7eT3yApY[1]
しかしながら、Web of Scienceに付随する分析ツール、InCitesTMを使ったデータでは、依然として日本には世
界レベルの研究者が多くいることがわかります。過去10年間にわたって日本の総論文数に対するTop10%論文の
割合は安定しており、 また、Top1%論文の割合は2000年から比較すると1.25倍になっています。
クラリベイトが毎年発表する「引用栄誉賞(ノーベル賞予測)」には、日本人も多く選出されています。 北川進
氏(京都大学)の多孔性金属-有機骨格に関する研究、十倉好紀氏(東京大学)のマルチフェロイック、および超
伝導化合物の発見を含む強相関電子酸化物に関する研究、春田正毅氏(首都大学東京)の金の触媒作用に関する
研究などは、著しく被引用数が高く、ノーベル賞クラスの研究として本賞に選出されており、日本が世界をけん
引する研究分野といえるでしょう。