7. 2016年12月20日 13:58:23 : 1NMPiEZirw : @TgPV3I7qMQ[1]
不時着か墜落か?
自衛隊のあるヘリコプターパイロットは「残骸は1カ所に固まっており、狙ったところに着陸した証拠だ。『墜落』ならバラバラになる」と証言する。
不時着の原因?
米軍は不時着の原因として、オスプレイがMC130特殊作戦機から空中給油を受けていた際に乱気流が発生し、オスプレイのプロペラが給油ホースと接触して損傷したと説明している。
今回の事故は、空中給油訓練中のMC130特殊作戦機の給油ホースと接触したオスプレイのプロペラが損傷し、飛行困難となったことが原因だ。米軍は「搭載システム、機械系統、機体構造を原因とするものではない」と説明している。
飛行再開は拙速?
2016年12月13日の事故発生から6日後の飛行再開だが、民主党政権時代の2012年7月に北海道沖で墜落したF16戦闘機は3日後、2013年年5月に沖縄県沖で墜落したF15戦闘機は2日後に飛行再開した。今回の飛行停止期間が特別短いわけではない。
米側は飛行再開の理由として「機体自体の安全は確認された。即応態勢を維持するためにも飛行再開が必要だ」と説明しているという。
稲田朋美防衛相は2016年12月19日、記者団に飛行再開について「理解できる。防衛省・自衛隊の専門的見地、経験則などから合理性がある」と述べた。
しかも、事故原因となった空中給油は引き続き停止する、という。
反基地派が飛行再開を「拙速」と判断する根拠は弱く、反基地派から米軍の説明に対する合理的な説得力のある反論は聞こえてこない。
事故率が上昇した?
防衛省によると、米海兵隊のMV22オスプレイの10万飛行時間あたりの事故件数を示す「事故率」は、米軍普天間飛行場への配備前の2012年9月時点は1.65だったが、最新の15年9月時点で2.64と上がっている。ただし、この数字は米海兵隊全体の平均事故率と同じ数値で、他の米軍機と比べて突出しているわけではない。
オスプレイ配備に反対する反基地派へ
反基地派は「反対」「検証ができていない」「説明をうのみにして米軍の考えを最優先」ぐらいしか言えない。反基地派はオスプレイ自体に「これこれの欠陥がある」と具体的に説明できない(もちろんそんなものはない)。だから全く説得力がない。反基地派にはたいした知識も情報もないため、合理的な説得力のある説明ができないのだろう。これが反基地派のレベルであり実態だ。
ここに厳然たる事実がある。それは
<オスプレイが沖縄県内に配備されたのは2012年だが、以後4年間2016年12月12日まで1件の人身事故も起こしていない。
2016年12月13日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)所属の新型輸送機オスプレイ1機が米軍キャンプ・シュワブ沖の浅瀬に不時着したが、搭乗していた乗組員5人は全員救助された。
沖縄県議会で又吉清義県議(自民党)の質問に答えた池田克史沖縄県警本部長によると、高江周辺の県道では2011年以降、今年2016年8月までに死亡事故6件、重傷事故14件が発生しており「他の県道に比べて事故率が非常に高い」という。
少なくとも数字だけを見れば、高江へのオスプレイ飛来より、県道を漫然と車で走行することのほうが、よっぽど死の危険を招くことになる。>
この厳然たる事実を反基地派はどう受け止めるのか?
もし本当にオスプレイに重大な構造的欠陥があるのであれば「4年以上人身事故ゼロ」などということが可能であろうか?
そもそも反基地派はもし本当にオスプレイに重大な構造的欠陥があるのであれば、米軍がそれを放置してそのまま乗り続けるとでも思っているのだろうか?
オスプレイ飛行再開 空中給油は停止
産経新聞 12/20(火) 7:55配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161220-00000066-san-pol
在日米海兵隊は19日、海面への不時着を受けて飛行停止していた垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの運用を再開した。事故原因となった空中給油は引き続き停止する。
稲田朋美防衛相は同日、記者団に飛行再開について「理解できる。防衛省・自衛隊の専門的見地、経験則などから合理性がある」と述べた。
オスプレイは13日に沖縄県名護市沖に不時着し、飛行停止していた。防衛省によると、米軍は16日に飛行再開を打診。米側は飛行再開の理由として「機体自体の安全は確認された。即応態勢を維持するためにも飛行再開が必要だ」と説明しているという。
米軍は不時着の原因として、オスプレイがMC130特殊作戦機から空中給油を受けていた際に乱気流が発生し、オスプレイのプロペラが給油ホースと接触して損傷したと説明している。
空中給油時の事故に関してはさらに詳細な調査を続けるため、空中給油の一時停止は継続する。
米軍は今後、集合教育、手順の確認、地上シミュレーションなどの手順が完了した後に空中給油訓練を再開する方針だ。ただ、空中給油の停止は在日米軍所属機に限定している。
2016.12.20 08:04更新
【オスプレイ不時着】
「オスプレイ危険」イメージ先行 事故原因は給油ホース接触 固まった残骸が不時着証明
http://www.sankei.com/politics/news/161220/plt1612200007-n1.html
米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの飛行再開を受け、民進党など野党や沖縄県側は19日、「拙速な飛行再開は沖縄県民の気持ちに寄り添っていない」(大串博志民進党政調会長)などと、飛行再開に理解を示す政権への攻撃材料とする構えを見せた。だが「拙速」と判断する根拠は弱く、「オスプレイは危険」というイメージばかりが先行している。
13日の事故発生から6日後の飛行再開だが、民主党政権時代の平成24年7月に北海道沖で墜落したF16戦闘機は3日後、25年5月に沖縄県沖で墜落したF15戦闘機は2日後に飛行再開した。今回の飛行停止期間が特別短いわけではない。
そもそもオスプレイが24年10月に米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備された際、同機の安全性を強調したのはほかならぬ民主党政権だった。オスプレイの10万時間当たりの事故率は昨年9月時点で2・64で、他の海兵隊機も含めた平均値と変わりがない。
今回の事故は、空中給油訓練中のMC130特殊作戦機の給油ホースと接触したオスプレイのプロペラが損傷し、飛行困難となったことが原因だ。米軍は「搭載システム、機械系統、機体構造を原因とするものではない」と説明している。
沖縄県の翁長雄志知事は、政府が飛行再開を「合理的」だと理解を示したことに対し、「説明をうのみにして米軍の考えを最優先とし、極めて県民不在」と批判した。ただ、米軍の説明に対する説得力ある反論は聞こえてこない。
翁長氏らは、今回の事故が「不時着」ではなく「墜落」だと主張し、重大な事故と印象づけようともしている。だが、自衛隊のあるヘリコプターパイロットは「残骸は1カ所に固まっており、狙ったところに着陸した証拠だ。『墜落』ならバラバラになる」と証言する。(杉本康士)
<オスプレイ>事故率2.64に上昇 15年9月時点
毎日新聞 12/14(水) 19:59配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161214-00000076-mai-soci
防衛省によると、米海兵隊のMV22オスプレイの10万飛行時間あたりの事故件数を示す「事故率」は、米軍普天間飛行場への配備前の2012年9月時点は1.65だったが、最新の15年9月時点で2.64と上がっている。ただし、この数字は米海兵隊全体の平均事故率と同じ数値で、他の米軍機と比べて突出しているわけではない。
オスプレイは機動力に優れ航続距離も長い。陸上自衛隊は18年度までに17機取得する予定。19年度以降、佐賀空港の隣接地に配備する方針で、地元自治体などと調整している。防衛省は中国の海洋進出を念頭に沖縄県の尖閣諸島を守る「南西シフト」を進めており、隊員輸送など離島防衛での活用を中心に考えている。
オスプレイの特殊性は、ヘリコプターのように垂直方向に離着陸できる回転翼モードと、スピードが出る固定翼モードを兼ねている点にある。今後は両方の操縦技術にたけたパイロットの養成が必要になる。
自衛隊幹部は「事故は他の航空機でもゼロではない。事故はあってはならないことだが、これでオスプレイはまた『危ない』という見方をされることになる」と声を落とした。【町田徳丈】
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/812.html#c7