21. 2019年2月02日 23:50:25 : CL9OcBRAxQ : 7tH1y2Xu8jg[1]
アベノミクスが、いかにも上手くいっているように見せかけるためもこれありで、GPIFは資産の約半分を投機で運用し、株価の買い支えをしてきた。
日銀も同様に日本の株を買い支えている。先日、話がこじれた官民ファンドも95%の税金を株の買い支えに回されるところだった。
日銀がGDPの数値に疑問を持ち、政府にその根拠の開示を迫ったが、政府は断っている。思えば、今回の統計不正とも関連している可能性が考えられる。
https://johosokuhou.com/2018/11/16/10288/
国民の承諾もなく、国会も通さず、年金資産の大半を投機筋で運用することを政府が勝手に決めてしまっている。こんなこと自体、許されていいのだろうか。
それに、何十年か前のグリーンピアの時もそうであったが、役人の共催年金の原資は、安全運用で少しも傷んでいない。
朝日新聞など、「14兆円赤字」と見出しを付けているが、14.8兆なら約15兆と
すべきところ、8千億円も切り捨てた表現で政権に忖度しているようである。
一昨年末は、確か8兆円のプラスとなったことを早々と報じていたが、損にしても得にしても、簿価上のことであり、確定した利益や損失ではない。今回の言い訳では「昨年10月〜12月期では14.8兆円の損失となったが、2001年度以降の累積黒字は56.7兆円にもなり、収益率は2.73%であると言っている。
ここで、株式投資などに明るい人に下記についてその当否をご教示願いたい。
1.この運用赤字・黒字は、その時の株価による帳簿上の計算結果であり、その株価で実際に株を売り、結果として手に入れた、確定した利益ではない。
2.約56.7兆円となっているという累積黒字も、4半期ごとの簿価上の損得を集計した結果であり、これも手に入れて確定した利益ではない。
3.GPIFが投資している株式を売るときには公表する必要があり、大量の株が売られることが分れば、株価は大幅に値下がりしてその株価では売り逃げすることができず、見込んだ通りの利益は当然出ないといわれている。
4.従って、14.8兆円の赤が出たが、これまで約56.7兆円の累積黒字が出ているので、GPIFの運用資産総額は、現在約150.7兆円となっているというが、上記3の通り、実際には確定利益を得られない資産となっており、死金となってしまっているのではないか。