1. taked4700[6616] dGFrZWQ0NzAw 2017年11月13日 18:08:01 : EfktJbD3js : 7dW66T0AIDg[1]
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>今回のイラクM7.3の震源付近で起きた地震が直接的に日本国内の地震に影響を与えていると考えるのは勿論早計だが、過去のデータからは4回中3回において日本海側での地震が観測うされていたというのは多少の参考にはなるだろう。
多分、今回は前回とは違い、日本海側での比較的大きな地震は起きません。理由は1950年代から60年代は、日本海溝からの太平洋プレートの東日本の陸域の地下への沈み込みがほとんど止まっていた期間であり、現在はその逆で沈み込みがどんどんと起こっている時期だからです。
日本海で地震が起こる理屈はアムールプレートへのインド大陸北上による圧力増加が日本海溝からの太平洋プレートの西向き圧力で受け止められてしまうからのはずで、現在は太平洋プレートの沈み込みがどんどんと起こっているので、アムールプレートへ働く西向き圧力は減少しているはずだからです。
>もうひとつ、気になる点がある。今回の震源周辺では地震があまり発生してこなかったことについては前述した通りだが、少ない事例が1957年から1967年の間に集中していたことだ。
>当時、1960年には観測史上最大のチリ地震(M9.5)が起きていた他、これまでに発生してきた巨大地震ベスト10のうち、1957年から1967年の間に観測されていたのは「1960年チリ地震(M9.5)」「1964年アラスカ地震(M9.2)」「1957年アリューシャン地震(M9.1)」「1965年アリューシャン地震(M8.7)」と4つを数える。
>こうした点からは世界で巨大地震が頻発する際に地震が起きていたイラク周辺で今回再び強い地震が発生したとも言えるが、果たしてこれは今後の世界的な地震を示唆しているのだろうか。
インド・オーストラリアプレートの動きがこの10年程度かなり活発化しているのは、2004年スマトラ沖M9の発生でも分かる通りで、
>今後の世界的な
大地震続発を示唆しているのは明らか。
なお、
https://www.emsc-csem.org/Earthquake/world/M8/
でM8以上地震の2004年以降の一覧が出ます。
これを見ると、311の前に、太平洋プレートの西側の日本海溝の南北でM8が起こっていたのが分かります。
現在は、太平洋プレートの東側で起こっていて、ちょうどアメリカ合衆国西岸を挟んで南北でM8が起こっているので、次のM9はアメリカ西岸の可能性が高い。
http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/288.html#c1