4. 2017年2月03日 16:57:06 : GEfnzgwC8k : 6V9EM9@QWBg[1]
ペデスタル床にでかい穴が開いてるなんて2011年5月の時点でとっくに判ってる。
燃料が落ちた床面がコンクリだろうが鉄のグレーチングだろうが関係ない。
コンクリも鉄も1500℃で溶けるからな。
調べるまでもなくペデスタルに落ちたことが判った時点で大穴決定さ。
さらに、デブリは地球に逃げ出したのも100%確実なのさ。
デブリの熱は、注水が来ない場合コンクリなど1時間に17〜20cm(米国アルゴンヌ国立研究所ACE実験)26〜30cm(米国サンディア国立研究所(SURC実験))浸食するのは、シュミレーションでなく2400℃の模擬燃料による実物実験で判ってるんだからな。実験中に注水をデブリに正確に当てかつ安定的に行った場合でも注水により厚いクラスト(殻)が出来て冷却効果が損なわれてしまうため浸食速度は毎時6cm(米国サンディア国立研究所SWISS実験)で継続してしまう。
これらの実験は管理された装置内で行われたものだから、水の放水面や量も理想的に計画されていて現実の事故ではこの通りにいくハズはない。
福1の場合、給水の遅れやペデスタルまで20mの高さからの毎秒ヤカン1杯ていどのメクラかつ霧吹き状態の給水やドタバタ状態などを考えても、贔屓目にみても浸食速度は毎時10〜15cmは下らないだろう。
格納容器を支えるコンクリ(土台)は、格納容器から基礎底面まで続く巨大な塊でその高さは7mある。格納容器はフラスコとまったく同じ形状で、格納容器の床であるペデスタルのコンクリはちょうどフラスコに少し水を入れた三日月状断面でその最深部(圧力釜直下部)は約2.5mだ。つまり燃料が落ちたペデスタル床から基礎底面までのコンクリの高さは、7+2.5=9.5mだ。
デブリによるコンクリ浸食速度は上記の通り毎時10〜15cmとすれば、燃料が基礎底面を貫通するまでの時間は950p÷10cm(15cm)/時=95時間(64時間)だ。ペデスタルに落ちた瞬間からたったの3〜4日だ。
つまり燃料はいずれの号機も、2011年3月18日頃までには地球に逃げ出してしまってるのさ。